(1)
議案第21号
川崎市
病院事業の設置等に関する
条例の一部を改正する
条例の制定について
(
消防局)
(2)
議案第22号
川崎市
消防団給与条例の一部を改正する
条例の制定について
(
健康福祉局)
(3)
議案第59号 平成30年度
川崎市
国民健康保険事業特別会計補正予算
(4)
議案第64号
川崎市
災害弔慰金の支給等に関する
条例の一部を改正する
条例の制定について
2 請願・陳情
の審査
(
健康福祉局)
(1)請願第 55号 75歳以上
の医療費負担の原則2割化に反対することを求めることに関する請願
(2)陳情第140号 平成31年度における
重度障害者医療費助成制度継続について
の陳情
3 陳情
の取り下げ
(
健康福祉局)
(1)陳情第49号
社会福祉法人の適正運営のため
の監査指導の強化に関する陳情
4 その他
午前10時00分開会
○
田村伸一郎 委員長 ただいまから
健康福祉委員会を開会いたします。
本日
の日程は、お手元に配付
のとおりでございます。なお、日程を一部追加しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
傍聴
の申し出がございますので、許可することに御異議ありませんでしょうか。
( 異議なし )
○
田村伸一郎 委員長 それでは、傍聴を許可したいと思います。
(
傍聴者入室 )
○
田村伸一郎 委員長 初めに、
病院局関係の議案の審査として、「
議案第21号
川崎市
病院事業の設置等に関する
条例の一部を改正する
条例の制定について」を議題といたします。
理事者から特に
補足説明等はございますでしょうか。
◎今井
病院局長 特にございません。よろしくお願いいたします。
○
田村伸一郎 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・
要望等がございましたら、あわせてお願いしたいと思います。
◆
佐野仁昭 委員 これについては、
消費税に絡んでいる
議案なので、政治的には私は反対なんですけれども、ただ、やっぱりそれに備えて、いろんな
制度、システム
の改編に携わる意味では、
行政運営としてはそれを準備するという
のは必要じゃないかと思っていますので、その
議案については賛成したいと思います。
◆
渡辺学 委員 これは
消費税増税に絡む話になってくるわけですけれども、私たちは
消費税そのものに反対しています。低
所得者の方ほど
負担が大きいというところで、本
議案についてはやっぱり賛成できないということをまず表明させてもらいたいと思います。
◆
三宅隆介 委員 私も、
消費税に絡んでいるということもあって、国
の制度がさまざま変わればそれに対応しなければいけない行政
の立場は十分にわかっているつもりでございまして、それを否定するものではないんですけれども、やはりことし
の消費税増税という
のは
国家存亡の危機にかかわる重要な問題だと思っていまして、断固として反対している立場上、本
議案には反対させていただきたいと思います。
○
田村伸一郎 委員長 それでは、ほかに質疑、意見・要望がなければ、採決に入りますが、よろしいでしょうか。
( 異議なし )
○
田村伸一郎 委員長 では、採決に入ります。「
議案第21号
川崎市
病院事業の設置等に関する
条例の一部を改正する
条例の制定について」を原案
のとおり可決することに賛成
の委員の挙手をお願いいたします。
( 賛成多数 )
○
田村伸一郎 委員長 挙手多数です。よって、本件は賛成多数をもって原案
のとおり可決すべきものと決しました。
─────────────────────────
○
田村伸一郎 委員長 次に、このたび、
今井病院局長におかれましては、3月末日をもちまして退職をされます。本日は
病院局長が出席される最後
の委員会となりますので、一言御挨拶をいただきたいと思います。
◎今井
病院局長 委員会の貴重なお時間をいただきまして、まことにありがとうございます。
委員の皆様には、この1年間、
病院事業をさまざまな視点から支えていただきましたことに厚く御礼申し上げます。おかげさまで、今月末をもって
無事定年を迎えることとなりました。
私は昭和56年に入庁いたしまして、最初
の配属先は
多摩区役所の選挙係でございました。当時、
公職選挙法の改正が行われまして、
市議選を含む全て
の選挙
の選挙ポスターが
公営ポスター掲示場以外には掲示できないという
条例改正がなされまして、それに対応すべく、横幅8メートル
の新たな
掲示板設置場所を探すことが必要となりまして、ちょうど今週、
庁舎横にも
掲示板が設置されたところでございますが、あの
掲示板を見るたびに、当時、
多摩区役所を軽自動車で走り回って新たな
設置場所を探したことが思い出されます。
その後、当時
の局名で申しますと
財政局、
総務局、
建設局など7つ
の局に在籍いたしまして、
病院局には平成17年、
多摩病院の開設準備担当課長として配属されました。その後、平成23年に一旦、
市長事務部局に戻りましたが、現職には平成27年に配属されまして、この間、4年間になりますけれども、微力ではございますが、
病院運営に当たらせていただきました。通算で10年間、
病院局に在籍したことになりますが、その間、
多摩病院の開設
のほかに、
井田病院の改築、また、今進めております
川崎病院の機能再編と、
病院で申しますと大変大きな事業にかかわることができて、非常に貴重な経験をさせていただいたと思っております。
局長を拝命してから
の4年間は、
病院経営は非常に厳しいものがございましたので、まず、
経営改善を第一に考える一方で、
手術支援ロボットや
PET-CTなど、
高度医療機器の導入を積極的に進めまして、
高度医療を提供するとともに、市民に優しい
病院づくりを心がけておりまして、少しずつではございますが、成果が見えてきた
のかなと感じているところでございます。
今後も、後に続く
後輩職員が市民に安全、安心な
医療の提供を目指して
病院運営に当たっていただけると思っておりますが、
高齢化の進展など、
病院を取り巻く環境は大きく変わることが想定されておりますので、議会
の皆様には、これまで以上に
病院運営に関しまして御指導、御協力をいただきますことをお願いし、また、来月には選挙もございますので、皆様にはさらなる御活躍と御健勝をお祈りいたしまして、簡単ではございますが、退任
の挨拶とさせていただきます。
長い間、ありがとうございました。(拍手)
○
田村伸一郎 委員長 今井局長、本当に長い間、
病院行政、また
川崎市政に本当に多大なる御尽力をいただきましたことにまことに感謝申し上げたいと思います。どうか御退職後も御
健康に御留意をしていただきながら、新たな立場で
の御活躍を御期待しております。大変にありがとうございました。
それでは、
理事者の方、交代をお願いいたします。
(
理事者交代 )
─────────────────────────
○
田村伸一郎 委員長 それでは次に、
消防局関係の議案の審査として、「
議案第22号
川崎市
消防団給与条例の一部を改正する
条例の制定について」を議題といたします。
理事者から特に
補足説明等はございますでしょうか。
◎原
消防局長 補足説明等は特にございません。
○
田村伸一郎 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・
要望等がございましたら、あわせてお願いしたいと思います。
◆
押本吉司 委員 事前にいただいた
新旧対照表を見ますと、
年額報酬規定の変更が主な内容になっている
のかなと思っております。このような
休団制度や報酬に係る規定について、現在、全て
の団員について、入団
の際に当然これは
説明されている
のかなと思うんですけれども、現在、どのような
運用方法になっている
のか、その部分を教えてください。
◎杉山
総務部担当部長・
庶務課長事務取扱 入団時
の入団報酬の関係については、入団時に
消防団から新
入団員について
説明をしていると伺っております。
◆
押本吉司 委員 あと、これは
退職金に関する規定で、
在籍年数が管理されて
退職金が支払われると思うんですけれども、
休団期間における在籍
の考え方という
のはどういうふうになっている
のか、その点を教えてもらっていいですか。
◎杉山
総務部担当部長・
庶務課長事務取扱 休団期間中におけます在籍
の関係でございますけれども、
休団期間中におきましては
在籍期間に含まれないということでございます。
◆
押本吉司 委員 それは規定とかそういうものがなく、今回は変更がなくて、そういう運用ができるという
考え方でよろしいでしょうか。
◎杉山
総務部担当部長・
庶務課長事務取扱 そのことにつきましては、内規
のほうで規定を策定しておりまして、
消防団の団長で構成します
消防団長会がきょうございますので、そちら
のほうで伺って、今月中に策定するという話になっております。
◆
押本吉司 委員 冒頭伺いました入団
の際
の説明の部分なんですけれども、団
の方がやられているということなんですが、
説明する能力だとかという
のは個人
の差がある
のかなと思うので、
中原消防団では、以前、冊子か何かを実はつくって、それで
説明をしていたというような、
心得手帳みたいなものがあったみたいなんです。結構前に運用していたみたいなんですけれども、30年前ぐらいからと聞きましたけれども、そういったものがあると、入団
の際にどういう報酬が出る
のだとか、退職
のときにどういうお金がもらえる
のかとか、そういうものが少しわかりやすい
のかなと思いますので、パンフレットという形がいい
のかわからないですけれども、せめてでもこの
条例の文章だけでも渡して、こうなっていますよという
説明が簡易的でもできるといい
のかなと思うので、ここは要望として、今後検討いただけるようによろしくお願いいたします。
あともう1点なんですけれども、今回、
休団制度が導入されるということなんですけれども、横浜市では8,305人という
充足率、ことし1月に
条例定数100%となったことを聞きました。これが一つ
の要因だなという
のが、
機能別団員の制度な
のかなと思っていて、この間も、
決算審査のときも議論させていただいて、議論が進んでいくというお話もそうですし、また、定員も変えていく、そういうお話をいただいたところなんですが、この
休団制度を積極的に運用すると、休団していても、例えば今回
の中に育児だとか、大規模な災害が発生したときに活躍ができるような方もいらっしゃると思うんです。そういう方は、本来であれば、大
規模災害団員だとか
機能別団員にかえていくこと
のほうが私は大事な
のかなと、それが筋な
のかなと考えているんですけれども、今後
の運用
の仕方はどういうふうにしていく
のか、また、本人
の意思な
のか、団
の意思な
のか、局
の意思でそういうことをやっていく
のか、そこら辺
の運用
の考え方を教えていただけるとありがたいと思います。
◎杉山
総務部担当部長・
庶務課長事務取扱 運用についてでございますけれども、
休団制度につきましては、
消防団員が傷病、出産、
育児等により活動することができない場合に、その身分を保持したまま一定
の期間、活動を休止するという
制度でございまして、すぐにでも復帰できるということを条件にしておりますので、そこで運営していきたいと思います。
◆
押本吉司 委員 では、個々
のいろんな事情がある
のかなと思うんですけれども、一定
の期間という
のは、長い場合に関しては、もしかしたら大
規模災害団員にしていくことも可能な
のかもしれないですし、また、
一定期間という
考え方をどういうふうに定めていく
のか、これは個々
の分団
のよくわかっている、所属する団
の長
の方が判断する
のか、
一定期間の考え方について教えてください。
◎杉山
総務部担当部長・
庶務課長事務取扱 一定期間のことについてでございますけれども、3年ということで考えてございます。それは、他都市
の動向も踏まえながら、傷病
の関係で3年がいい
のかなということで3年と考えてございます。
◆
押本吉司 委員 これは出産も育児も、いろいろなステージがある
のであれですけれども、傷病に関してはすぐ治るものもあるでしょうし、3年を超える場合には退団という判断ですか。もう一度詳しく教えてください。
◎杉山
総務部担当部長・
庶務課長事務取扱 今
のところ、規定上では3年を超えない範囲ということでございますので、3年に近くなってきた場合については、やはり
消防団長、
消防団にお願いしまして、聞き取りをしていただいてという話になると思います。
◆
押本吉司 委員 わかりました。結構です。
◆
渡辺学 委員 消防団員の定員に対して、なかなか欠員が多いという状況なので、今回
の休団制度で一定、期待ができる
のかなとは思うんです。この
制度を入れたときに、これから進めていくわけだけれども、例えば今までだと退団してということになってくるんですけれども、これが休団という
制度になったときに、どれくらい
の方がまた復帰できるかなという
見込みと言うとおかしいんですけれども、その辺はどんなふうに考えていますか。
◎杉山
総務部担当部長・
庶務課長事務取扱 見込みについてでございますけれども、平成29年度と平成30年度に
退職者48名にアンケートをとりましたところ、4割近く
の方が仕事と家庭
の事情でというところに該当しておりまして、それで
休団制度という形になったわけでございますので、
見込みという
のは済みません、今
のところ予測できないところでございます。
◆
渡辺学 委員 わかりました。結構です。
○
田村伸一郎 委員長 特にほかに質疑、意見・
要望等がなければ、採決に入りたいと思いますが、よろしいでしょうか。
( 異議なし )
○
田村伸一郎 委員長 それでは、採決に入ります。「
議案第22号
川崎市
消防団給与条例の一部を改正する
条例の制定について」を原案
のとおり可決することに賛成
の委員の挙手をお願いいたします。
(
全員挙手 )
○
田村伸一郎 委員長 全員挙手です。よって、本件は
全会一致をもって原案
のとおり可決すべきものと決しました。
ここで
理事者の交代をお願いいたします。
(
理事者交代 )
─────────────────────────
○
田村伸一郎 委員長 それでは次に、
健康福祉局関係の議案の審査として、「
議案第59号 平成30年度
川崎市
国民健康保険事業特別会計補正予算」を議題といたします。
理事者から特に
補足説明等はございますでしょうか。
◎北
健康福祉局長 補足説明等は特にございません。よろしくお願いいたします。
○
田村伸一郎 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・
要望等がございましたら、あわせてお願いしたいと思います。
( なし )
○
田村伸一郎 委員長 特に質疑、意見・要望がなければ、採決に入ります。それでは、「
議案第59号 平成30年度
川崎市
国民健康保険事業特別会計補正予算」を原案
のとおり可決することに賛成
の委員の挙手をお願いいたします。
(
全員挙手 )
○
田村伸一郎 委員長 全員挙手です。よって、本件は
全会一致をもって原案
のとおり可決すべきものと決しました。
ここで
理事者の一部交代をお願いいたします。
(
理事者一部交代 )
─────────────────────────
○
田村伸一郎 委員長 それでは次に、「
議案第64号
川崎市
災害弔慰金の支給等に関する
条例の一部を改正する
条例の制定について」を議題といたします。
理事者から特に
補足説明等はございますでしょうか。
◎北
健康福祉局長 補足説明等は特にございません。どうぞよろしくお願いいたします。
○
田村伸一郎 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・
要望等がございましたら、あわせてお願いしたいと思います。
( なし )
○
田村伸一郎 委員長 特に質疑、意見・要望がなければ、採決に入ります。それでは、「
議案第64号
川崎市
災害弔慰金の支給等に関する
条例の一部を改正する
条例の制定について」を原案
のとおり可決することに賛成
の委員の挙手をお願いいたします。
(
全員挙手 )
○
田村伸一郎 委員長 全員挙手です。よって、本件は
全会一致をもって原案
のとおり可決すべきものと決しました。
ここで
理事者の一部交代をお願いいたします。
(
理事者一部交代 )
─────────────────────────
○
田村伸一郎 委員長 次に、
健康福祉局関係の請願
の審査として「請願第55号 75歳以上
の医療費負担の原則2割化に反対することを求めることに関する請願」を議題といたします。
それでは、まず
事務局から
請願文について朗読をお願いいたします。
◎五十嵐 書記 (請願第55
号朗読)
○
田村伸一郎 委員長 それでは次に、
理事者の方、
説明をお願いいたします。
◎北
健康福祉局長 請願第55号につきまして、お手元
の資料に基づき、
青木長寿・
福祉医療課長から
説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
◎青木 長寿・
福祉医療課長 それでは、請願第55号につきまして、
後期高齢者医療における
医療費負担について概要を御
説明いたしますので、お手元
のタブレット端末の2(1)請願第55
号資料のファイルをお開きください。
表紙から1ページお進みいただき、資料1をごらんください。初めに、1、
制度概要ですが、
後期高齢者医療制度の加入者は、75歳以上
の方及び65歳から74歳で一定
の障害
の状態にあることにより
広域連合の認定を受けた方でございます。
運営主体につきましては、
都道府県ごとに設置される
後期高齢者医療広域連合が
保険者として、被
保険者証
の発行、
保険料
の決定、
医療費の支払いや
高額療養費の支給など、
医療を受けたとき
の給付事務等を実施しております。一方、
市町村の役割は、法令
の定めにより、被
保険者証
の引き渡し、
保険料
の徴収事務や被
保険者から
の各種
申請の受け付けや相談などを行うものとされており、
広域連合と
市町村が連携しながら
制度を運営しております。
次に、2、
自己負担割合・
自己負担限度額をごらんください。
後期高齢者医療制度における
自己負担割合などを表にしたものでございます。表
の左側、
自己負担割合でございますが、こちらが被
保険者
の方が
医療機関等で御
負担いただく
医療費における窓口
負担の割合となります。この割合は、被
保険者
の方
の所得に応じて法令により定められております。なお、表中、太枠箇所が国で議論されております2割化
の対象範囲でございます。
表に戻りまして、現行
の窓口
負担は、要した
医療費に対して原則1割
の御
負担をいただき、課税所得が145万円以上
の方については、現役並み
所得者として3割
の御
負担をいただいております。表
の右側、
自己負担限度額でございますが、1カ月に御
負担いただく限度額は、表に記載
のとおり、外来
の限度額と、外来と入院
の合算限度額が所得に応じてそれぞれ定められております。1カ月
の医療費の窓口
負担が
高額になった場合は、この
自己負担限度額を超えた分が
高額療養費として支給されます。また、1割
負担の方であっても、住民税が非課税である世帯など、低
所得者の方
の自己負担限度額については、年金収入などに応じて区分Ⅱ、区分Ⅰとそれぞれ
自己負担限度額がきめ細かく設定されております。例えば、所得
の区分が一般
の方が外来
の場合1万8,000円とあるところ、区分Ⅰ、区分Ⅱ
の方は8,000円とありますように、より低額に定められ、
負担の軽減が図られているところでございます。
次に、3、本市
加入者の状況をごらんください。平成30年3月時点における所得区分ごと
の本市被
保険者
の状況は、全体
の13.4%
の方
の所得区分が現役並み
所得者、51.1%が一般、18.6%が区分Ⅱ、16.9%が区分Ⅰとなっており、1割
負担の方
の占める割合は86.6%となっております。
1ページお進みいただき、通し番号3ページをごらんください。次に、4、高齢者
の窓口
負担についてでございますが、現行
の医療保険における高齢者
の年齢別
負担割合を図示したものでございます。74歳以下
の方は、原則、
国民健康保険や被用者
保険等
の各
医療保険に加入されております。そのうち69歳以下
の方につきましては3割、70歳から74歳
の方は原則2割で、現役並み所得がある方は3割となっております。なお、先ほど御
説明いたしましたとおり、原則75歳以上
の方が加入する
後期高齢者医療におきましては、窓口
負担は原則1割で、現役並み所得がある方は3割でございます。
次に、5、
後期高齢者医療の財政概要について御
説明いたします。
後期高齢者医療の財政は、
医療費の総額に対して、本人
の窓口
負担を除いた金額を
保険で賄う
医療費として、この部分
の約5割に相当する額を国と県と市が公費で
負担し、約4割に相当する額を74歳以下
の方から、現役世代から
の支援金として各
医療保険を通じ御
負担いただいております。さらに、残り約1割に相当する額を被
保険者
の方が納付する
保険料で賄う形で財政運営を行っております。公費
負担のうち、直近
の5年間
の本市
の負担額
の推移をあらわしたものが、矢印
の先にございます本市
の負担額推移でございます。本市
の負担額は
後期高齢者医療定率
負担金として、決算ベースで平成25年度75.2億円から平成29年度には85.4億円を支出しておりまして、5年間で被
保険者数が約2万人増加したことに伴い、約10億円増加しております。参考に、国
の国民医療費の概況によりますと、
後期高齢者医療における国全体
の医療費は、平成25年度13.1兆円が平成28年度には14.2兆円と約1.1兆円増加しておりまして、今後もさらなる
医療費の増大が見込まれます。
次に、6、窓口
負担における国
の主な動向についてでございますが、急速な
高齢化の進展に伴い、高齢者に係る
医療費の増大が見込まれる中、経済財政運営と改革
の基本方針2015に盛り込まれた社会保障
制度の持続可能性を中長期的に高めるとともに、世代間、世代内で
の負担の公平を図り、
負担能力に応じた
負担を求める観点から、後期高齢者
の窓口
負担のあり方について検討すると
の方針に基づき、これまで国
の関係審議会等で検討が行われてまいりましたが、平成30年6月に閣議決定された経済財政運営と改革
の基本方針2018において、団塊世代が後期高齢者入りするまでに検討とされたところでございます。
2ページお進みいただき、通し番号5ページをごらんください。願意にございます国へ
の働きかけについてでございますが、
運営主体である全国
の広域連合で構成される全国
後期高齢者医療広域連合協議会は、平成30年6月に
制度の根幹である高齢者が必要な
医療を受ける機会
の確保という観点から現状維持に努めることを盛り込んだ要望書を提出しております。一方で、年々増大する
医療費により、若年層や
市町村等
の財政
負担も大きく増加していることから、要望書には、やむを得ず窓口
負担の変更を実施する場合には、被
保険者に対し、十分な周知期間を設け、国による丁寧な
説明を行うことを付記しているところでございます。なお、本要望に対する国から
の回答は次ページにございますので、参考までにごらんください。
このような状況を踏まえ、本市におきましては、
保険者である神奈川県
後期高齢者医療広域連合と連携を図りながら、引き続き国
の動向を注視してまいりたいと考えているところでございます。
説明は以上でございます。
○
田村伸一郎 委員長 説明は以上
のとおりです。
ただいま
の説明につきまして、質問等がございましたらお願いいたします。また、意見・
要望等がございましたら、あわせてお願いしたいと思います。
◆
佐野仁昭 委員 私は、この高齢者に対する
医療費負担という
のは、そもそも老人福祉法
の理念に反するんじゃないかと思っています。老人は多年にわたり社会に貢献してきた者として敬愛され、健全で安らかな生活を保障するとその理念にうたわれている、そのことから見て、かつては60歳以上
の医療費負担がゼロだったというような、長年社会に貢献されてきた方々がお年を召して、いざ病気になったときには安心してお医者さんにかかれるという
のが国
のあり方だというふうにまずは前提としてお話ししたいと思います。
もう一つは、戦前戦後
の混乱、戦争を経てこられた中で、今も「まんぷく」というNHK
の番組がありますが、栄養不足で大変な中、生活してこられたという中で、例えば栄養不足で高齢になって病気になるというようなこともあるとしたら、これはやっぱり国がちゃんと対応するという
のが国
の責任だと思います。
そういう前提で、今回、こういう形であれするというわけですが、先ほど
の御
説明でちょっとお尋ねしたい
のは、資料ページ3
の真ん中、窓口
負担における国
の動向、
後期高齢者医療給付分が年々増加しているということなんですけれども、例えば今2割負担、3割
負担、75歳以上は1割
負担ですけれども、現実問題として、窓口で2割も
負担する
のではやっぱりお金がないからというので
病院にかかる
のを諦めたり、また、薬をなるべく飲まないようにと、実際、私も相談を受けたケースなんですけれども、結局、薬代が高いからといって、本来定期的にちゃんと飲まなければいけない薬を削って、1回分を2回に分けてとか、そういうケースで病気が悪化して重症化して
病院にかかってますます
医療費が上がるというケースを私も何件か見ているんですが、例えばそういう
負担があることによって
医療費がふえ続けている。つまり、言いかえれば、
健康寿命を延ばしていないから
医療費がふえている
のではないかという面についてはどういうふうにお考えな
のか、その辺
の見解をお尋ねしたいと思います。
◎青木 長寿・
福祉医療課長 医療費が年々増大することに対しましては、
医療費を抑制する取り組みとして
保険事業
の充実ということが言われております。そういったことから、神奈川県
広域連合は、現在、平成28年度から平成33年度を計画期間とする第3次広域計画を策定し、
医療費の適正化や被
保険者
の健康保持増進を図る
保険事業に取り組むこととしており、今年度に第2期データヘルス計画を策定し、県及び
市町村と緊密に連携し、各計画
の取り組みを着実に推進していくというふうに
説明しております。
◆
佐野仁昭 委員 もうちょっと具体的に聞きますけれども、例えば13兆4,000億円とか14兆円という
医療費の内訳は、例えば初期に早い段階でお医者さんにかかりやすくてかかっている分
の医療費な
のか。私がどこかで見た数字では、重症化して、そのために
医療費が上がって、8割ぐらいがそういう部分
の医療費、あと薬価、薬代
の部分でかかっている
医療費がこれだけ占めているというような数字を見たことがあるんですけれども、つまり、重症化させずにお医者さんにかかりやすく、初期
の段階で治るようにしておけば、私は
医療費は抑制できると思っているんです。そういうことについてはどうお考えな
のかということ。
あと、御存知でしたら、調べていたら、他都市で、例えば日の出町
のように、お年寄り
の医療費窓口
負担を自治体が肩がわりして窓口
負担ゼロという自治体もあると思うんです。そういう自治体をつかんでいらっしゃる
のか、その自治体がもしわかっていたら、そういう自治体で、例えば
医療費を
負担しているから財政破綻するなんていう状況じゃないと思うんですよ。かかりやすいから
医療費は抑制できていて、財政運営もちゃんとできているはずなんですね。そのことについて
の調査がもしあれば、なければ結構ですけれども、そういう見解についてどうお考えですか。
◎青木 長寿・
福祉医療課長 他都市において窓口
負担を助成するというお話は、調査したデータはございません。
重症化を予防するという観点
のお話なんですけれども、
後期高齢者医療制度においては、やはり重症化を予防するという観点が非常に重要であると考えておりますので、例えば糖尿病性腎症
の重症化予防事業であるとか、あと最近では、フレイルに関連するような
保険事業
の推進について取り組みを進めていくようにという国
の働きかけもございまして、そういった取り組みを進めているところでございます。
◆
佐野仁昭 委員 調べていらっしゃらないということなので、そこは結構ですけれども、いずれにしても、要は重症化する
のを防ぐことによって
医療費が抑制できるので、逆に
負担割合をふやせば、最初に御
説明したように、やっぱり
病院にかかりにくくなって、お医者さんにかからないで我慢して重症化して救急車で運ばれて寝たきりになってしまうとか、薬もなるべく飲まずに我慢したら逆に糖尿病が悪化して重症化しちゃうということです。やっぱり窓口にかかりやすくしないと、かえって
医療費がかさむんだと思うんです。そこを考えないで公平性とかいう観点で
負担割合をふやすという
のはおかしいなと私は思います。
そういう意味で、今まで70歳から74歳までが2割で、やっと75歳になろうとして、今度は1割に減るだろうと思っていたら、それが今度2割にふえるなんていう
のは、やっぱりおかしいと。もともと60歳から無料だったわけですから、例えば私
の個人的な意見では、
川崎市が独自に
医療費を
負担しても、窓口
負担ゼロを目指すべきだと。そのほうがかえって財政的には
負担が減ると私は個人的には思っておりますので、そういう視点でぜひ意見書を私も上げていただきたいと、これは意見・要望として申し上げておきます。
◆
渡辺学 委員 この請願
の内容にもありますように、高齢者
の負担が本当に大きくなってきていると思います。それは、1つは年金がマクロ経済スライド
の導入などで、物価など
の上昇分よりも低く抑えられているということで、
負担が本当に大変、生活
の限度まで来ていると。特に
国民年金に加入
の方なんかは本当に切ない状況になっている。
そうした中で、この問題は、今もお話がありましたけれども、
病院を控えるような状況も生まれているということですね。その中で、さらに今度は
医療費負担、窓口
負担が倍になるということでいけば、さらにこれが厳しい状況に追い込まれていく。お話がありましたように、70歳から74歳、段階的に1割から2割にさせられまして、さらに高齢者
の方、70歳以上にも適用していくというやり方は本当に私はひどいやり方だなと思っています。
そうした点でも、私はこの請願、ぜひ意見書として提出していただきたいと思っています。とにかく2倍にもなっていく状況という
のは、本当にこれはやめなければならないと思いますので、意見書としてぜひ提出していただきたいと思います。
◆橋本勝
委員 神奈川県全体でたしか9,000億円強
の後期高齢者医療制度の費用を使っていると承知しているんですが、その中で、神奈川県内
の市町村の75歳以上
の方々
の1人当たり
の平均的な
医療費が神奈川県内でも
川崎市が一番高いと聞いてございまして、1人当たり
の平均
医療費が一番少ないところと、聞くところによると20万円ぐらい1人頭
の差があるというような話なんですが、予防が大事だとおっしゃっていただいているわけなんですけれども、ここら辺
の開きがあるという
のはどういうことな
のか。どういう分析をされておられる
のか。
健康寿命が少しでも長くなれば、それはそれで
医療費の抑制につながっていくと思うんですけれども、下げられるかどうかは別として、今
の段階で県内で一番高くなってしまっているということをどのように受けとめて、また、分析をされている
のかということを教えてもらえますか。
◎青木 長寿・
福祉医療課長 川崎市は、
委員のおっしゃるように、
川崎市が県内で1人当たり
医療費がトップという状態をずっと継続している状況でございます。このデータを分析するというところなんですけれども、今までは
市町村間
の医療費の分布という
のを具体的に分析したデータという
のはございませんで、ようやく今現在、第2期データヘルス計画が始まった段階で、
広域連合のほうも細かくデータ
の分析を始めたところでございます。
今、具体的にこの数字だというところまで捉えるところはできていないんですけれども、私
の所感といたしましては、
川崎市は南北に南武線が通っていまして交通
の便がよくて、非常に
医療機関へ
のアクセスがいいところが1つ要因にある
のかなと感じています。特に入院
の特定
の医療にかかる方が多いとか、特定
の治療
費にかかる
医療が
高額であるとか、そういった特筆するべきものが今
のところ見つかっておりませんので、そういった要因もある
のかなというところは今所管として感じているところです。
◆橋本勝
委員 分析するには結構データというものをぐっと集めてこなければなかなか難しいだろうという意味では、ビッグデータをうまく駆使してもらって、
制度を駆使してもらってどういうふうに分析していくかということによって
健康寿命を延ばしていくということにつながっていく可能性はある
のかなと思われますから、もちろん県内各
市町村同様に取り組んでいただく必要が、
川崎市だけじゃなくてあると思いますので、
広域連合の中でそういう取り組みをやっぱり
川崎市からも、今、福田市長が議長というか連合長
の立場ですから、そういうことを促していくということをぜひ皆さんにお願いしたいと思います。以上です。
○
田村伸一郎 委員長 それでは、ほかに意見、質疑等がなければ、請願第55号
の取り扱いについて
の御意見をお願いしたいと思いますが、本件は国に対して意見書
の提出を願うものでございますので、この点も含めて御発言をお願いしたいと思います。
◆
嶋崎嘉夫 委員 国
の回答にも入っていますが、やはり
医療保険制度の持続可能性
の観点という
のは必要だと思います。それから、2番目は、高齢者
の方々
のさまざまな生活や
負担へ
のきめ細やかな配慮というものを進める
のは当然だと思います。
ただ、一方において、病気等が重症化しないようにするためには、早期
の治療行為という
のもやっぱり必要になるだろうと。ですから、一概にお医者さんにかからない
のがすばらしい
のか、それは当然なんですけれども、お医者さんにかかる頻度を軽減するためには早い段階でということもやっぱり考えておかなければいけない。
ただ、いずれにしましても、
後期高齢者医療広域連合が
運営主体という位置づけ
の中で、本市からも3名、
広域連合議会
の議員
の選出を行いながら、その中で神奈川県における
後期高齢者医療の方向性、あり方については議論を行っておりますので、本請願等については、本来から見れば、この議会
の中を含めてしっかりと議論をなすべきだと考えます。よって、私どもは本請願に対しては同意できないことを申し上げます。
○
田村伸一郎 委員長 意見書は出さない、不採択ということですか。
◆
嶋崎嘉夫 委員 はい。
◆
沼沢和明 委員 皆
保険制度を維持するために後期高齢者
の連合をつくられた経緯があるといいますか、こういったものができ上がっているわけですけれども、今、自民党さんがおっしゃられたように、本市からも議員を出されていて、しかも後期高齢
の連合
のほうからも国に対する要望書という
のは出されております。ですから、本市からというより、
広域連合のほう
のタイミングを支持したいと思いますので、本市独自でということにはならないと思いますので、意見書は出さないということです。
○
田村伸一郎 委員長 不採択でよろしいですか。
◆
沼沢和明 委員 不採択です。
◆
押本吉司 委員 2つ
の会派
の意見も踏まえてなんですけれども、請願
の内容にありますように、高齢世帯
の厳しい生活
の実態
の内容については理解しているところであります。ただ、国へ
の議論ということで、どういう議論をしていく
のかなという
のを考えますと、今回
の資料にありますように、
後期高齢者医療の財政概要、
保険で賄う
医療費という
のが今後、
川崎市においても、今、32万人
の65歳以上
の高齢者が2060年には50万人を超えるんですよね。今は102万人
の生産年齢人口がその2060年に76.5万人と、現役世代から
の支援金という
のも当てになっていかない
のかなという部分があって、後期高齢者
の医療費はふえる一方、現役世代から
の支援金という
のはかなり減っていく。持続可能な
制度設計をしていくという
のは、そういう議論を多分国
のほうではされていく
のかなと思うんですが、まだ結論には多分至っていない状況であります。
意見書
の提出という
のは、これは願意だと思いますので、そういう内容を踏まえますと、現在、意見書を上げるという
のは時期がまだ早いかなと思いますので、意見書は上げずに不採択ということでよろしくお願いいたします。
◆
渡辺学 委員 先ほども意見交換させてもらいましたけれども、
広域連合の中で
の議論ということはあるんですけれども、やっぱりその中
の構成として
川崎市もかかわっているということからすれば、やっぱりこれを押し上げていくという意味でも、ぜひ意見書を上げていただきたいと思います。
○
田村伸一郎 委員長 採決については。
◆
渡辺学 委員 いいです。
○
田村伸一郎 委員長 では、渡辺(学)
委員は意見書を出すということで。
◆
佐野仁昭 委員 私も先ほどからお話ししているように、もともと後期高齢者、要は高齢者だけを囲って
制度をつくること自体、当然、
医療的な財政
負担という
のはふえていくわけですから、そういう
制度設計自体に大きな問題がある高齢者差別
医療の前提
の中で、これに
負担がかかるから高齢者
の負担を上げていくなんていう
のは言語道断だと。だから、当然、今
の時期から意見書を上げていかないともう時期的に間に合わないから、早目にこういう意見を上げるということについてはぜひ意見書を提出していただきたいと思います。
○
田村伸一郎 委員長 採決態度については。
◆
佐野仁昭 委員 それは後でします。
◆
三宅隆介 委員 これは高齢者であろうが高齢者でなかろうが、
国民に
医療費を
負担させようという
のは国
のいわゆる緊縮財政政策
の一環だと思うんです。それを主導している
のは財務省であって、財務省
の御用学者によって牛耳られた、まさに財政諮問会議とか財政
制度審議会、こういうところが盛んに緊縮財政に基づく
国民負担を求めるわけですけれども、彼らがけしからんと思う
のは、公平公正
の観点と言う
のであれば、まず、日本
のデフレを脱却して格差
の是正を図る
のが先だと思うんです。90年代から構造改革を進めたことによって格差が拡大して、これだけデフレになって
国民が貧困化している中で公平性を求める
のは筋違いかなと思います。
したがいまして、私は意見書
の内容によっては賛同させていただきたい。内容によります。
○
田村伸一郎 委員長 そういたしましたら、それぞれ皆様から御意見をいただきました。まず、意見書
の提出につきましてですけれども、これは
全会一致となることが条件でございますので、今回
の場合は
全会一致となりません。意見書
の提出には至らないということで御了承をいただきたいと思います。
採決態度でございますけれども、継続
の方はいらっしゃいますでしょうか。いらっしゃらないということでよろしいですか。そうしたら、渡辺(学)
委員から採決態度だけお願いしたいと思います。
◆
渡辺学 委員 採択。
◆
佐野仁昭 委員 当然、採択です。
◆
三宅隆介 委員 趣旨採択です。
○
田村伸一郎 委員長 そうしましたら、佐野
委員と渡辺(学)
委員と三宅
委員で趣旨採択か採択かを御検討いただいて。
◆
三宅隆介 委員 では、採択でいいです。
○
田村伸一郎 委員長 採択でよろしいですか。
それでは、この請願第55号について
の採決に入りたいと思います。
「請願第55号 75歳以上
の医療費負担の原則2割化に反対することを求めることに関する請願」につきまして、採択することに賛成
の委員の挙手をお願いいたします。
( 賛成少数 )
○
田村伸一郎 委員長 挙手少数です。よって、本件は賛成少数により不採択とすべきものと決しました。
それでは、傍聴者
の方、本件は以上
のとおりでございますので、御退席をお願いしたいと思います。
( 傍聴者退室 )
○
田村伸一郎 委員長 ここで
理事者の一部交代をお願いいたします。
(
理事者一部交代 )
─────────────────────────
○
田村伸一郎 委員長 それでは次に、
健康福祉局関係の陳情
の審査として「陳情第140号 平成31年度における
重度障害者医療費助成制度継続について
の陳情」を議題といたします。
それでは、まず
事務局から陳情文
の朗読をお願いしたいと思います。
◎五十嵐 書記 (陳情第140
号朗読)
○
田村伸一郎 委員長 それでは次に、
理事者の方、
説明をお願いいたします。
◎北
健康福祉局長 陳情第140号につきまして、お手元
の資料に基づき、
青木長寿・
福祉医療課長から
説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
◎青木 長寿・
福祉医療課長 それでは、陳情第140号につきまして、
重度障害者医療費助成
制度の概要等について御
説明いたしますので、お手元
のタブレット端末の2(2)陳情第140号(資料)
のファイルをお開きください。
表紙から1ページお進みいただき、資料1をごらんください。初めに、1
の制度概要でございますが、本
制度の対象者は、身体障害者手帳1、2級
の方、知的障害者で療育手帳A1、A2または知能指数35以下
の方、身体障害者手帳3級かつ療育手帳B1または知能指数50以下
の方、さらに、平成25年10月から精神障害者保健福祉手帳1級
の方を対象に加えたところでございます。
制度の内容としては、対象者に
医療証を交付し、原則窓口
負担のない現物給付方式により
保険医療費の自己
負担分を助成するものでございまして、助成に当たっては
医療保険の高額療養費制度や国
の公費
負担制度である自立支援
医療が優先されるものでございます。
次に、2
の本市
の実施状況でございますが、対象者数は年々増加しており、平成20年度
の1万6,429人から、平成29年度には1万9,184人と、およそ17%
の増となっております。また、全体
の対象者
の増加に伴い、扶助
費と審査支払い手数料
の決算額におきましても、平成20年度は23億8,697万円余だったものが、平成29年度では30億1,318万円余と、およそ26%増となっております。一方で、県から
の補助金額は、後述する年齢制限や所得制限等
の影響から、平成22年度以降はおおむね5億円から6億円前後と横ばいとなっております。
次に、3
の県
制度の経過でございますが、(1)補助率
の推移につきましては、本
制度は昭和48年度に県
の100%補助事業として開始しましたが、その後、段階的に補助率が引き下げられ、平成16年度以降、政令市及び中核市は3分の1、一般市は2分の1となっております。次に、(2)
の県
の制度見直し
の内容でございますが、平成20年10月から、65歳以上
の新規対象者を助成対象外とする対象者
の見直し及び通院1回200円、入院1日100円を徴収することとした一部
負担金
の導入が実施されており、平成21年10月からは、特別障害者手当における本人
の所得限度額を準用する所得制限
の導入が実施されているところでございます。一方、本市におきましては、所得制限や年齢制限を講ずることなく、県
の補助対象外となった方につきましては全額市費により助成を継続し、また、一部
負担金相当額につきましても市費で
負担しているところでございます。また、県におきまして、平成24年4月に精神障害者1級
の方
の通院分を対象とする要綱改正を行ったことから、本市におきましても、平成25年10月から精神障害者1級
の方を助成対象としたところでございます。なお、精神障害者入院
医療援護金交付事業を実施していることから、入院分は助成
の対象外としているところでございます。
最後に、陳情に対する本市
の考え方でございますが、本
制度は、重度障害者が安心して必要な
医療を受けるために非常に重要な
制度でございますが、本市においても、
制度を安定的に継続していくことが大きな課題となっております。そのため、本
制度の見直しについては行財政改革プログラム等において継続的に検討を進めてまいりました。あわせて、
制度の適正利用について、特に透析患者
の方や透析
医療機関に対しては、
医療保険制度の特定疾病
療養及び国
の公費
負担制度である更生
医療の優先利用を図るため、
制度の趣旨
の周知に努めているところでございます。また、県に対しては、本
制度の重要性及び事業開始
の経緯を勘案
の上、補助金
の継続と補助率
の格差是正に取り組むよう要望しているとともに、国に対しましても、現在自治体が実施している公費
負担制度と国が実施している公費
負担制度を統合し、地域間で格差が生じないよう、国
の責任において心身障害者
の医療費に係る新たな公費
負担制度を創設するよう要望しているところでございます。
なお、参考資料1に政令指定都市、参考資料2に県下
の各市における
重度障害者医療費助成
制度の実施状況をそれぞれまとめております。また、県と国に対する要望については、参考資料3と4にそれぞれ掲載しておりますので、あわせて御参照いただければと存じます。
今後につきましても、
高齢化の進展とともに、本
制度の対象者、事業
費ともに増加が見込まれますことから、
制度の安定性、継続性を確保していくためには、
制度のあり方について引き続き検討を進める必要があると考えております。県
の補助
制度改正や他都市
の状況等も踏まえながら、より効果的で持続可能な
制度の確立に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
説明は以上でございます。
○
田村伸一郎 委員長 説明は以上
のとおりです。
ただいま
の説明につきまして、質問等がございましたらお願いいたします。また、意見・
要望等がございましたら、あわせてお願いしたいと思います。
◆
押本吉司 委員 予算議会ということであれなんですけれども、平成31年度
の対象予定者数という
のは1万9,400名程度、前後な
のかなと思いますが、その確認と、それ
の予算額がしっかりと、下
のような
制度見直しがあったとしても、本市
の状況
の昨年までと適合してしっかりと助成をいただける予算となっている
のか、その点について確認をさせてください。
◎青木 長寿・
福祉医療課長 平成31年度
の対象者
見込みですけれども、1万9,487人と見込んでおります。予算規模は32億2,400万円を計上しております。
◆
押本吉司 委員 これは県
の制度見直し等がなくても、本市
の状況、対象者
の見直しや一部
負担金
の導入、所得制限
の導入、精神障害者対象化というようなことがあっても、これは昨年同様、同じような措置をしていただける
のかどうか。
◎青木 長寿・
福祉医療課長 はい。現行
制度の継続を予定しております。
◆
押本吉司 委員 結構です。
◆
沼沢和明 委員 県が補助率とかを下げる中で、本市は非常に頑張っていると思います。継続して一般市と
の格差
の是正に努めていかなければならないんですけれども、3分の1にしたものを県
のほうで2分の1にしますということには今さらならないと思うので、やむを得ない
のかなとは考えておりますけれども、特に県議会議員に頑張っていただいて、何とか会という
のもあるようですけれども、しっかりそっち
のほうでも県で取り上げていただいて、こういった格差をなくすような働きかけも行っていただきたいし、国で
のペナルティに関しましても引き続き継続していただきたい。毎年同様
の陳情が出されているようですけれども、
制度を継続するということですので、しっかり頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。
◆
佐野仁昭 委員 本当に県
の対応は冷たいというか、65歳を過ぎて高齢になって、透析が必要な方を対象外にするなんていう
のはとんでもないと思うんです。そういう意味では、
川崎市
の対応は、県
の補助金が減らされる中で事業を継続してくださっているということについては心から感謝を申し上げたいと思います。ぜひこの事業を今後も引き続き継続して、やっぱりこうやっていろんな障害ですとか内部疾患
のいろんな状況
の中でも、普通に生活をされて社会に貢献されている方々を支える
制度として事業を継続していただきたい。これは意見・要望として申し上げさせていただきます。
◆
渡辺学 委員 平成31年度も継続されるということで、そういう意味では、これまで
の努力を見てきたので、本当に感謝したいと思います。
国、県へ
の要望を出されているということなので、回答も来ていると思いますけれども、どんなふうな反応な
のか、ちょっとお聞かせ願えますか。
◎青木 長寿・
福祉医療課長 県からは、現行
制度の維持ですので、特に意見とかはなくて、そのまま補助率が現行どおり
の補助率ということで回答されています。国からは、直接回答はございませんので、一方的に要求するということになります。
◆
渡辺学 委員 今後も要望されていくということですよね。
福祉
の制度ですけれども、政令市
の中でも神奈川県内
の自治体
の制度ということで、本当にすぐれた内容を持っていると思いますので、ぜひこの
制度の継続を今後もやっていってもらいたい思います。特に重度
の障害、御本人が希望して障害を負うわけではもちろんないわけですから、それはやはり生活していく上では本当に大きな障害となっていらっしゃるので、それを支えていく
制度は本当に重要だと思います。そうした点でもぜひ
制度をずっと継続していっていただきたいと思っています。特に就労
の判断をやられると思うので、所得
の少ない、あるいはないという状況
のものですから、
制度の重要性という
のは本当に大事だと思っています。ぜひこの
制度の継続を今後も要望したいと思います。
◆
嶋崎嘉夫 委員 事務局に確認したいんですけれども、
重度障害者医療費助成
制度の安定的な運営並びに継続について、県議会に対して陳情等は出ているんですか。また、県議会はそれを受けてどのような対応をとっているかはわかりますか。
◎伊藤 書記 今回
の件につきましては、特に調査をかけておりませんので、
事務局のほうで把握しておりません。申しわけございません。
◆
嶋崎嘉夫 委員 制度改正
の平成20年、21年
のときも
川崎市議会でかんかんがくがく
の議論をやって、県に対する意見書を上げたり、いろんなこともやってきた経過があるんですね。今、資料
の中でも示していただいてはいるんですけれども、例えば自治体ごとによって助成率が2分の1もあれば3分の1もある。ところが、それぞれ受けている県内
の自治体
の中でも、要は県基準に合った形で運営している
のもあれば、独自
の基準で運営しているところもあるわけですね。結局、そうなってくると、住んでいるまちによって、ここにも書いてあるように、それぞれ
の対応という
のが異なってしまう。
本来から見れば、神奈川県が間に入ってきちんと調整しなければいけないのに、そういう議論も先送り
の状況だと。本来から見れば、県議会または県に対して、団体
の皆様方
のほうからも積極的に陳情や請願等も上げていただいているとは思うんですけれども、そうした中を通じて、サービスを利用されている方々にとって不利益をこうむらない形に引き継いで、市
のほうも要望を継続していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆
三宅隆介 委員 県
の補助金を年々減らされていっている一方で、政令指定都市
の県議会議員
の数はふえていることが理解できないんですけれども、確認
のため、おおむねでいいんですが、わかったら教えてもらいたい
のは、この対象者数についてなんですが、本市
の人口
の推計からいくと、対象者数
のピークは大体何年に何人ぐらいかわかりますか。
◎青木 長寿・
福祉医療課長 対象者数
のお問い合わせですけれども、平成20年度が1万6,429人であったものが、平成30年12月末現在では1万9,265人となっておりまして、平成20年度から
の比較におきましては17.3%増加しております。今後
の見込みにつきましては、この増加
の傾向から推測するしかないようなところでございます。
◆
三宅隆介 委員 わかりました。今、30億円ですけれども、きちっと市
の経済を活性化させて、この
制度を継続させるように市をよくしていくことが大事でありまして、ぜひ継続していただきたいと思います。
◆
押本吉司 委員 1点資料要求したいんですけれども、参考資料3に神奈川県へ
の要望について書いて、今回
の重度障害者医療のことと、我々議会においても小児
医療費の話、あと2つ、ひとり親家庭
の医療費の話と外国籍県民高齢者・障害者等福祉給付金事業と、助成が4つ挙げられているんですが、それぞれ
の事業
費と内訳、それから、今3分の1になっている
のを2分の1に変えてほしいと要望したんですけれども、これが2分の1になったときにどのぐらい
の差異がある
のか、この部分を知りたいので、後でで構いませんので、表にしていただいて、私
のほうに言ってきていただければなと思います。よろしくお願いします。
○
田村伸一郎 委員長 では、資料請求で、よろしくお願いいたします。
◆橋本勝
委員 今、指定都市
の要望事項
の資料を見ているんですが、これはあくまでも課長さんたち
の会議みたいなもので
の要望書
の資料になっていますけれども、見た感じだと、直接的に指定都市
の要望
の中にはこの件について明示されていないような気がするんですが、指定都市市長会、議長会ではこの件についてうまくまとまらないんでしょうか。ただ入っていないだけな
のか、どうなんでしょうか。
◎青木 長寿・
福祉医療課長 ただいま
の委員から
の御質問は、県
の補助率
のお話でございますか。
◆橋本勝
委員 いえ、国に対する要望書が最後についていますよね。それで、指定都市で共同でやっている毎年
の青本でしたか、白本でしたか、あっち
のほうを今見ているんですけれども、直接的にそっち
のほうでは明言していない
のかなと思われるんですが、指定都市
の20市
のやつだと、うまくこの件についてはまとまらないんでしょうか。それとも、全体的に
医療制度の絡み
の中に包含されちゃっているみたいな感じなんでしょうか。
◎青木 長寿・
福祉医療課長 重度障害者医療費助成
制度につきましては、それぞれ
の自治体が独自
の判断で実施していることから、自治体間で助成範囲や助成内容に大きく違いがあるというところで、統一を求める
のは難しいところがございます。
◆橋本勝
委員 でも、国がきちっとした
制度を確立してくださいよということであれば、20市がうまくまとまるんじゃないんですか。違う
のかな。そういうふうにならないんですか。
この青本や白本で要望したとしても、国は書面で
の回答をよこさないので、確かに先ほどおっしゃったとおり要求するだけということにはなってしまう
のかなとは思うんですけれども、別に入れておかない理由もないかなと思うので、もし今後、毎年毎年
のことですから、皆さんはその取りまとめにかかわる立場になっておられると思いますので、そういう意味では、もし明文化できるようなものであれば、うまくまとまる
のであれば、されたほうがいい
のかなとは思います。
◎青木 長寿・
福祉医療課長 ただいま
の委員の御意見を参考に、今後検討してまいりたいと思います。
◆橋本勝
委員 よろしくお願いします。
○
田村伸一郎 委員長 それでは、ほかに質疑、意見・
要望等がなければ、陳情第140号
の取り扱いについて改めて御意見を伺いたいと思います。
それでは、まず最初に自民党さんからお願いいたします。
◆
嶋崎嘉夫 委員 行政
の皆さん
の制度のほうも継続を前提にということでもありますから、採択で結構です。
◆
沼沢和明 委員 採択で結構です。
◆
押本吉司 委員 資料
の下にもありますように、年齢制限だとか所得制限など、見直しに対応していただいて、一部
負担金についても市費で
負担しているということで、これまで
の行政対応を本当に評価したいと思っております。
その上で、先ほど質疑でも、対象予定者数について予算措置がされているということでございます。その点と、また、同趣旨
の陳情審査はこれまでもございまして、我が会派は採択をして
制度継続を後押ししてまいりましたので、引き続き採択をして取り組みを促してまいりたいと思っています。
あと、要望を1点、これは他
の委員からもありますけれども、今回
の資料にちゃんと添付をいただきましたけれども、一般市と指定都市に差があるという
のはやっぱりちょっとおかしいなと思いますので、今もいろいろ取り組んでくださっていますけれども、あらゆる機会を通じて是正していただくように。これを見ると、ほか
の県だと2分の1
のところもかなり多くて、3つ政令市があるからというだけじゃなくて、埼玉は4分の1という
のもあるんですけれども、やっぱり生まれ育った地域でそれが違うという
のはいかがなものかと思っていますので、この点もしっかりとあらゆる機会を通じて要望いただきたいなということで、これは意見・要望として申し上げさせていただきます。
◆
渡辺学 委員 今後
の制度の継続を要望しまして、採択でお願いします。
◆
佐野仁昭 委員 皆さんからもお話があった、本当に行政
の皆さん
の御努力に感謝して、引き続き継続していただきたいという思いも込めて、採択でお願いします。
◆
三宅隆介 委員 採択で結構です。
○
田村伸一郎 委員長 それでは、採決に入りたいと思います。
「陳情第140号 平成31年度における
重度障害者医療費助成制度継続について
の陳情」につきまして、採択することに賛成
の委員の挙手をお願いいたします。
(
全員挙手 )
○
田村伸一郎 委員長 全員挙手です。よって、本件は
全会一致をもって採択すべきものと決しました。
傍聴者
の方、お疲れさまでございました。本件は以上
のとおりでございます。御退席をお願いいたします。
( 傍聴者退室 )
○
田村伸一郎 委員長 それでは、ここで
理事者の方、御退室をお願いしたいと思います。
(
理事者退室 )
─────────────────────────
○
田村伸一郎 委員長 それでは続きまして、日程第3
の陳情
の取り下げを議題といたします。
「陳情第49号
社会福祉法人の適正運営のため
の監査指導の強化に関する陳情」
の取り下げについて、御協議をお願いしたいと思います。
お手元
の端末
の3(1)陳情第49号をごらんください。
それでは、
事務局から陳情
の取り下げについて朗読をお願いいたします。
◎五十嵐 書記 (陳情第49号取り下げ書朗読)
○
田村伸一郎 委員長 朗読は以上
のとおりです。
それでは、「陳情第49号
社会福祉法人の適正運営のため
の監査指導の強化に関する陳情」
の取り下げについては、これを承認したいと思いますが、よろしいでしょうか。
( 異議なし )
○
田村伸一郎 委員長 それでは、本件につきましては取り下げを承認いたします。
ここで傍聴者
の退室をお願いしたいと思います。
( 傍聴者退室 )
─────────────────────────
○
田村伸一郎 委員長 次に、その他でございますけれども、現在、継続審査となっております請願・陳情
の取り扱いについてです。お手元
のタブレット端末の4
の健康福祉委員会付託
の請願・陳情一覧表をごらんください。本
委員会に付託されて、結論が出ていない請願・陳情は、お手元
の一覧表
のとおりでございます。
議会運営
の手引きによりますと、「任期末
の議会で審査を終了しなかった案件は、継続審査
の手続きを行わないこととする」と規定されております。したがいまして、一覧表中、先ほど不採択となりました請願第55号、採択となりました陳情第140号及び取り下げを承認することとされました陳情第49号を除きまして、議会閉会
の日をもって審議未了廃案となりますので、御承知おきいただきたいと思います。
─────────────────────────
○
田村伸一郎 委員長 それでは、その他、
委員の皆様から何かございますでしょうか。
( なし )
○
田村伸一郎 委員長 それでは、きょうは本年度最後
の委員会となりますので、私と林副
委員長から一言ずつ御挨拶をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
私は今期
の4年間
の間に実は3年間、
健康福祉委員会に所属させていただいておりまして、平成28年度
の委員長に続きまして今年度も務めさせていただきました。林副
委員長を初め、
委員の皆様
の御理解と御協力
のおかげで、きょう無事にこの日を迎えることができました。本当にありがとうございました。また、五十嵐書記、伊藤書記におきましても、きめ細かいサポートをしていただきまして、本当にありがとうございました。
今年度
の5月に皆様と御一緒に札幌市、苫小牧市に視察に行かせていただきましたけれども、その後、9月に北海道胆振東部地震が発生いたしまして、本当に災害はいつ起こるかわからないなということを改めて痛感させていただきました。本市からも
消防局航空隊が現地に応援に行ったということでございます。
医療、福祉を所管とするこの
健康福祉委員会でございますけれども、今年度は特に防災・減災についても本当に多く
の御議論をいただいて、改めてこの
健康福祉委員会が重要な
委員会であることを再認識させていただきました。ありがとうございました。
最後になりますけれども、今期で御勇退をされる菅原進
委員におかれましては、本当に長きにわたりまして議会活動に御尽力いただきましたことに敬意と感謝を申し上げたいと思います。どうかますますお体お元気で、新たなステージで頑張っていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
そしてまた、
委員の皆様におかれましては、いよいよ改選でございますので、本当に御
健康に御留意いただきながら、新年度も皆様と御一緒に
川崎市
の新たな課題を議論させていただきたいと思っておりますので、御健闘をお祈り申し上げたいと思います。
本年1年間、大変にありがとうございました。(拍手)
○林敏夫 副
委員長 それでは、一言御挨拶させていただきます。
1年間、本当に大変ありがとうございました。私は初めて
の副
委員長ということで大変緊張しておりまして、本当に皆さん
の御協力
のおかげで1年間を無事に終了したと思っております。そして、田村
委員長の的確な采配によりまして無事に務めさせていただきまして、本当にありがとうございます。この経験を生かして、また頑張ってまいりたいと思っております。
今ほど田村
委員長にいろいろおっしゃっていただきましたので、私からは、
委員の皆様に対しましてお礼と、そして、五十嵐書記と伊藤書記にも感謝を申し上げたいと思います。そして、菅原
委員が御勇退ということでございますけれども、新たな立場でまた御活躍を御祈念申し上げたいと思います。
本当に1年間ありがとうございました。(拍手)
◆
嶋崎嘉夫 委員 せっかくだから菅原先生に一言御挨拶を。
○
田村伸一郎 委員長 では、一言お願い申し上げたいと思います。
◆菅原進
委員 では、せっかくでありますので、5期20年間、市議会議員をさせていただきまして、まことにありがとうございました。
健康福祉委員会は最初と最後というふうになりまして、私も福祉
の党公明党としてしっかり頑張りたい。ただ、国における国益に対する
考え方、また、日本がどういうふうな形で社会保障をするんだということがなかなか提示されませんので、地方におきましてもなかなか難しいんだなということも実感させていただきました。
先ほどありましたように、私も議員をやめてオフになりますけれども、
川崎市
の発展
のために全力で取り組んでいきたいと思っております。今後も皆様
の御指導を賜りますように心からお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。
長い間、大変にありがとうございました。(拍手)
○
田村伸一郎 委員長 ありがとうございました。
それでは、以上で本日
の健康福祉委員会を閉会いたします。
午前11時28分閉会...