川崎市議会 2018-12-13
平成30年 第4回定例会-12月13日-05号
審査の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第192号、平成30年度川崎市
生田緑地ゴルフ場事業特別会計補正予算でありますが、審査の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願について申し上げます。請願第51号、
横浜市営地下鉄3号線の延伸に伴う中間駅の設置に関する請願であります。
委員から、請願第17号及び第41号が趣旨採択となった所感について、3号線延伸による本市のメリット及び利便性の向上における検討状況について、3号線延伸による中間駅の設置条件、市内における設置位置及び設置数の検討状況について、市内に設置される中間駅の工事に関する本市の負担及び負担の考え方について、中間駅に関する都市基盤の整備の検討内容及び防災・減災に対する考え方について、麻生区を含めた北部地区から横浜市方面への移動に対する意向調査及び新百合ヶ丘や柿生からあざみ野方面への市バスの利用状況について、新ゆりグリーンタウン周辺のバスの運行状況及び日本映画大学経由等のバス利用者が多い地域への中間駅の設置の可能性について、中間駅が設置されることによる既存バス路線の見直しに関するバス事業者との協議状況について、ルート案に対する本市からの意向の反映及び横浜市による本市内の調査の報告状況について、事業化判断に向けた地質調査の状況や調査を実施した箇所について、事業化判断前の検討内容及びルート案の公表時期並びに中間駅の設置による人の流れの変化や、まちの活性化に対する本市の考えについて、本市がこれまで検討してきたルート案や中間駅の位置等に関する内容の公表方法について、市民へのルート案や中間駅の位置等の検討経過の説明について、庁内における協議や検討等の連携状況について、コミュニティ交通の取り組み状況及び地域交通の考え方について、白山地域における平成15年当時の交通不便地域、空白地域の考え方及び交通不便地域、空白地域をなくして交通利便性を図るための検討状況について、新百合ヶ丘駅のターミナル機能の強化に向けた基礎的検討の状況について、都市計画マスタープラン麻生区構想の説明会での住民からの意見について、それぞれ質疑がありました。
審査の結果、賛成多数をもってその趣旨を採択すべきものと決しました。
なお、お手元に
審査報告書及び
まちづくり委員会委員長報告資料を配付しておりますので、ごらんいただければと存じます。
以上で、
まちづくり委員会の報告を終わります。(拍手)
○議長(
松原成文) 42番、廣田健一議員。
〔廣田健一登壇、拍手〕
◎42番(廣田健一) 環境委員会に付託となりました諸案件につきまして、委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。(資料編59ページ参照)
初めに、議案第158号、
学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定についての環境局及び上下水道局に関する部分であります。
委員から、今後、首都圏に開設が予定されている専門職大学及び開設場所について質疑がありました。
審査の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第171号、
東扇島堀込部井筒式護岸築造その2
工事請負契約の締結について及び議案第172号、
東扇島堀込部ケーソン製作その1
工事請負契約の締結についてでありますが、これらはいずれも東扇島堀込部土地造成事業における護岸整備に関する内容でありますので、議案2件を一括して審査いたしました。
委員から、護岸整備に関する工事手法について質疑がありました。
審査の結果、議案2件はいずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第180号、川崎市
余熱利用市民施設の
指定管理者の指定についてでありますが、審査の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第181号、川崎市
橘リサイクルコミュニティセンターの
指定管理者の指定についてであります。
委員から、本施設の事業内容について、リサイクル家具を目的とした施設の利用者数の推移について、本施設の利用促進に関する提案内容及び実現に向けた本市の取り組みについて、それぞれ質疑がありました。
審査の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第190号、川崎市
港湾振興会館及び
東扇島中公園の
指定管理者の指定についてでありますが、審査の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、請願の取り下げについて申し上げます。請願第7号、
建設業従事者の
アスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける
意見書提出を求める請願でありますが、
請願代表者から
取り下げ願が提出され、委員会ではこれを承認いたしましたので、御報告いたします。
なお、お手元に
審査報告書及び環境委員会委員長報告資料を配付しておりますので、ごらんいただければと存じます。
以上で、環境委員会の報告を終わります。(拍手)
○議長(
松原成文) 以上をもちまして、各委員長の報告は終わりました。
-------------------
○議長(
松原成文) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑がありましたら発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松原成文) 質疑はないものと認めます。これをもちまして、委員長報告に対する質疑を終結いたします。
-------------------
○議長(
松原成文) これより、日程第1及び日程第3の各案件に対する討論に入ります。なお、日程第2の報告第20号に対する御意見、御要望がありましたら、あわせてお願いいたします。
それでは、発言を願います。20番、押本吉司議員。
〔押本吉司登壇、拍手〕
◆20番(押本吉司) 私は、みらい
川崎市議会議員団を代表して、議案第183号、
南部地域療育センターの
指定管理者の指定について討論します。
今回、川崎市
南部地域療育センターの
指定管理者として、川崎市
社会福祉事業団が再認定されています。この間、川崎市
社会福祉事業団については、運営する柿生学園の職員による横領事件が発覚したことに伴い、昨年の第4回定例会において、当該法人に対し、コンプライアンスの徹底などを求めた附帯決議が議会から付されたところです。しかしながら、その後、当該法人が運営する
南部地域療育センターにおいて、児童発達支援管理責任者が退職し、不在であったにもかかわらず、その届け出をせず、かつ、児童発達支援計画に退職した職員の印を無断で押印し、給付金等を不正に請求していたことが発覚するなど、当該法人が運営する施設において不祥事が続いております。
今回の
南部地域療育センターの募集については、当局が通常よりも応募期間を長く設定し、さらに、周知についても、関係団体に情報提供するほか、広く公募を行い、複数法人の提案を通じた選定を目指しましたが、結果として、応募団体はこの川崎市
社会福祉事業団、1団体となりました。選定においては、最低限の基準点をクリアした点数を踏まえ、学識経験者から成る
指定管理者選定評価委員会においても、前代未聞となる附帯意見がつけられるなど、厳しい指摘があったところです。まず当局へは、今回の
指定管理者選定に当たっての
評価項目の中で最も点数の低かった法令遵守の認識につきまして、今年度、本市の前
健康福祉局長が
社会福祉事業団の理事長に就任したことからも、適切な助言や指導を行い、コンプライアンスについて徹底させることを強く求めておきます。また、たび重なる不祥事の再発防止策を着実に実行させ、運営する施設利用者等からの信頼回復に努めさせることを要望しておきます。さらに、施設の運営に当たっては、透明性の確保と明確な説明責任、人材育成など、積極的な業務改善の取り組みを行わせるよう、強く求めておきます。
以上申し上げた要望事項につきましては、十分配慮されるよう申し入れるとともに、現在も利用者が存在する状況と切れ目のないサービスの提供といった継続性に鑑みて、議案第183号については賛成討論といたします。(拍手)
○議長(
松原成文) 17番、渡辺学議員。
〔渡辺 学登壇、拍手〕
◆17番(渡辺学) 私は、日本共産党を代表して、今議会に提案された諸議案について討論を行います。
議案第160号、川崎市
老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について、議案第161号、川崎市
久末老人デイサービスセンター条例を廃止する条例の制定についてです。発足当時、民間による
老人デイサービスセンターを牽引する形で、公設
老人デイサービスセンターを設置してきましたが、民間で施設も充実してきているほか、質の高いサービスが十分に提供されるようになってきているなどを理由として、公設
老人デイサービスセンターを廃止するというものです。民間の施設が充実してきているからと、全ての利用者がばらばらに移動を余儀なくされるというのは、余りにも乱暴なやり方です。利用している高齢者には、一人一人、さまざまな経過があり、通いやすさ、職員の方も含めて施設になれ親しんで、家族も安心して利用しているのです。さらに、民間で機械浴ができる施設は限られている、車椅子が手放せないなど、介護度が重い利用者にとって、選択はそう簡単ではなく、安易に移動できるものではありません。このたびの公的な
老人デイサービスセンターの廃止は、高齢者に尊厳を持っての対応とは到底思えません。公的だからこそ、民間を牽引していく役割はますます必要だと思います。以上のことから、これら2つの議案には賛成できません。
議案第162号、川崎市
障害者就労支援施設条例の一部を改正する条例の制定についてです。就労移行支援及び就労継続支援は、特別支援学校の卒業生や就労を希望する障害者の日常生活及び社会生活を支援し、一般就労に移行するためにも重要な役割を果たしています。ところが、本議案は、民間で質の高いサービスが十分に提供されているとして、わーくす川崎を民間に貸し付け、わーくす中原は施設の老朽化を理由に廃止するものです。障害者の就労支援充実の中心的な役割を担ってきた公設施設をなくすことは、公的責任、役割を後退させるものであり、賛成できません。
議案第165号、川崎市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてです。昨年6月、都市公園法改正により、Park-PFI――公募設置管理制度の導入が図られ、民間事業者がカフェやレストラン、売店などの収益施設の設置と、公園の整備、管理を一体に行うことができるようになりました。本議案は、この制度を本市に導入しようとするものです。現在の条例では、飲食店、売店などの建築物は、公園面積の2%までしか認められておらず、休養施設や運動施設など限定された施設のみ、さらに10%、合わせて12%の建築が認められています。本議案は、飲食店、売店などの設置管理を行う民間事業者を公募により選定し、得られる利益を公園整備に還元することを条件に、レストランやカフェ、売店なども公園面積の10%まで建蔽率を緩和し、合計12%までの施設を建築できるようにするものです。委員会の質疑では、公共施設である公園が企業の利潤追求の場となり、公園の本来の機能が損なわれるおそれがあること、施設整備が民間主導で進められ、事業者や施設の選定に当たっても、住民の参加が条例上保障されていないこと、さらに、地域商店街への影響も考えられることから、本議案には反対です。また、この条例には、先般、国家戦略特区特例の一般措置として、都市公園に保育所等の設置が可能になったことから、保育園等福祉施設を占用物件として、公園内の整備を認め、その賃料も定めています。しかし、本来、保育園の整備は公園を潰して行うべきではなく、別途確保すべきものです。保育園など福祉施設の公園内への整備は、公園の本来の機能を損ねる可能性があること、また、オープンスペースの持つ防災機能が低下することなどからも、この議案には反対するものです。
議案第167号、川崎市
屋外広告物条例の一部を改正する条例の制定についてです。国の規制緩和により、公共空間を活用した屋外広告物の設置に関する規制を緩和するものです。現行の
屋外広告物条例では、駅前広場や横断歩道橋などが禁止区域、禁止物件に該当していますが、これらの地域で屋外広告物の表示などをするために条例改正するものですが、公共スペースは、案内など、わかりやすく、見えやすく表示されることが好ましく、企業の広告にそのスペースを活用すべきではありません。また、その収益を施設の維持管理に使うとのことですが、広告収入の有無にかかわらず、必要な維持管理には予算を割くことは市としての当然の責務であり、その点からも本議案に賛成することはできません。
議案第171号、
東扇島堀込部井筒式護岸築造その2
工事請負契約の締結について及び議案第172号、
東扇島堀込部ケーソン製作その1
工事請負契約の締結についてです。この議案は、東扇島堀込部土地造成事業の護岸整備において、護岸取りつけ部を井筒式鋼管矢板にて築造、また、ハイブリッドケーソンを製作するというものです。これまでも堀込部の埋立事業については、持ち出された当初の目的は全て破綻しており、理由のない事業には反対していることから、議案第171号及び議案第172号については反対です。
議案第183号、
南部地域療育センターの
指定管理者の指定についてです。療育センターは、利用者にとっては、高度な専門的知見と同時に、スタッフとの信頼が継続されなければなりません。2014年度、直営から
指定管理者制度に移行される際、本制度は期間終了後には公募が行われ、
指定管理者がかわることがあることから、利用者、保護者に不安を繰り返し与えることになるなど、制度上の問題を指摘して、
指定管理制度導入に反対してきました。この立場から、本議案には賛成できません。
請願第50号、
公的年金の毎月支給を求める意見書を国に提出することに関する請願についてです。年金生活者にとって、隔月の年金支給は、冠婚葬祭などの臨時の支出がある場合は、次の年金支給日までは生活費を極力抑える、借金でしのぐ、医療機関にかかることを我慢するなどの実態があります。また、年金が毎月支給されることにより、月ごとの計画的な生活設計が成り立つことなどから、毎月の支給を求めています。国は、政令市からの毎月支給の要望に対して、振り込み手数料などの増加で年間数十億円の増加やシステム改修が必要なことなど、業務面、費用面での課題があるとしていますが、国は年金生活者の願いに応えるべきです。年金の毎月支給を求める意見書を国に提出するよう求めます。
以上の立場から、議案第160号、議案第161号、議案第162号、議案第165号、議案第167号、議案第171号、議案第172号、議案第183号については反対、請願第50号、その他の議案、請願、報告については賛成することを表明して、討論を終わります。(拍手)
○議長(
松原成文) 以上をもちまして、討論を終結いたします。
-------------------
○議長(
松原成文) これより、日程第1及び日程第3の各案件に対する採決に入ります。
まず、日程第1の議案36件中、議案第160号、議案第161号、議案第162号、議案第165号、議案第167号、議案第171号、議案第172号及び議案第183号の議案8件を除く議案28件を起立により一括採決いたします。ただいまの議案28件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
お諮りいたします。ただいまの議案28件につきましては、いずれも原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔局長「総員起立」と報告〕
○議長(
松原成文) 総員起立であります。よって、ただいまの議案28件は、いずれも原案のとおり可決されました。
次に、ただいま除きました議案第160号、議案第161号、議案第162号、議案第165号、議案第167号、議案第171号、議案第172号及び議案第183号の議案8件を起立により一括採決いたします。ただいまの議案8件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
お諮りいたします。ただいまの議案8件につきましては、いずれも原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔局長「起立多数」と報告〕
○議長(
松原成文) 起立多数であります。よって、ただいまの議案8件は、いずれも原案のとおり可決されました。
次に、日程第3の請願5件を起立により採決いたします。
まず、請願第7号、請願第40号及び請願第47号の請願3件を起立により一括採決いたします。
お諮りいたします。ただいまの請願3件につきましては、いずれも委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔局長「総員起立」と報告〕
○議長(
松原成文) 総員起立であります。よって、ただいまの請願3件につきましては、いずれも委員長報告のとおり決しました。
次に、請願第50号を起立により採決いたします。ただいまの請願第50号に対する委員長報告は、不採択であります。
お諮りいたします。ただいまの請願第50号につきましては、採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔局長「起立少数」と報告〕
○議長(
松原成文) 起立少数であります。よって、ただいまの請願第50号は不採択と決しました。
次に、請願第51号を起立により採決いたします。ただいまの請願第51号に対する委員長報告は、採択であります。
お諮りいたします。ただいまの請願第51号につきましては、採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔局長「起立多数」と報告〕
○議長(
松原成文) 起立多数であります。よって、ただいまの請願第51号は採択と決しました。
-------------------
○議長(
松原成文) 次に、
△日程第4の議案第195号、神奈川県
公安委員会委員の推薦についてを議題といたします。
直ちに提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 福田紀彦登壇〕
◎市長(福田紀彦) 議案第195号、神奈川県
公安委員会委員の推薦について御提案申し上げます。
来る12月24日をもちまして草壁悟朗氏の任期が満了となりますので、その後任といたしまして同氏を再度推薦いたしたく、警察法第39条第1項の規定により、御提案申し上げるものでございます。なお、略歴につきましては参考資料を添えてございますので御参照いただき、御審議のほどをよろしくお願い申し上げます。
○議長(
松原成文) 以上で、説明は終わりました。
これより代表質疑を行いたいと思いますが、質疑の申し出がありませんので、これをもちまして代表質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本件につきましては、直ちに起立により採決をいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松原成文) 御異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたしました。
お諮りいたします。議案第195号につきましては、同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔局長「総員起立」と報告〕
○議長(
松原成文) 総員起立であります。よって、議案第195号は同意することに決定いたしました。
-------------------
○議長(
松原成文) 次に、
△日程第5の議案第196号、川崎市
市民オンブズマンの選任についてを議題といたします。
直ちに提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 福田紀彦登壇〕
◎市長(福田紀彦) 議案第196号、川崎市
市民オンブズマンの選任について御提案申し上げます。
来る12月31日をもちまして南敏文氏の任期が満了となりますので、その後任といたしまして富田善範氏を選任いたしたく、川崎市
市民オンブズマン条例第7条第2項の規定により、御提案申し上げるものでございます。なお、略歴につきましては参考資料を添えてございますので御参照いただき、御審議のほどをよろしくお願い申し上げます。
○議長(
松原成文) 以上で、説明は終わりました。
これより代表質疑を行いたいと思いますが、質疑の申し出がありませんので、これをもちまして代表質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本件につきましては、直ちに起立により採決をいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松原成文) 御異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたしました。
お諮りいたします。議案第196号につきましては、同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔局長「総員起立」と報告〕
○議長(
松原成文) 総員起立であります。よって、議案第196号は同意することに決定いたしました。
-------------------
○議長(
松原成文) 次に、
△日程第6の
意見書案を議題といたします。(資料編63ページ参照)
まず、
意見書案第15号、
小児がんの治療等特別な理由で抗体が失われた場合のワクチン再
接種制度の整備を求める意見書、
意見書案第16号、
認知症施策の推進を求める意見書及び
意見書案第17号、
UDタクシー対応乗り場整備への助成拡充及び
ライドシェア導入の慎重な検討を求める意見書、以上、
意見書案3件についてであります。
ただいまの
意見書案第15号につきましては、委員会提出の
意見書案であります。また、
意見書案第16号及び
意見書案第17号の2件につきましては、いずれも各派共同提案の
意見書案であります。
お諮りいたします。ただいまの
意見書案3件は、いずれも各会派一致でありますので、書記朗読等を省略し、直ちに起立により採決をいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松原成文) 御異議ないものと認めます。よって、ただいまの
意見書案3件を起立により採決いたします。
ただいまの
意見書案3件中、まず、
意見書案第15号及び
意見書案第16号の
意見書案2件を起立により一括採決いたします。
お諮りいたします。ただいまの
意見書案2件につきましては、いずれも原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔局長「総員起立」と報告〕
○議長(
松原成文) 総員起立であります。よって、ただいまの
意見書案2件は、いずれも原案のとおり可決されました。
次に、
意見書案第17号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。ただいまの
意見書案第17号につきましては、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔局長「起立多数」と報告〕
○議長(
松原成文) 起立多数であります。よって、ただいまの
意見書案第17号につきましては、原案のとおり可決されました。
次に、
意見書案第18号、休眠預金に係る資金の活用に関する意見書を議題といたします。
本件は、市古映美議員外9人の議員から提出されたものであります。
直ちに提案理由の説明を求めます。16番、宗田裕之議員。
〔宗田裕之登壇、拍手〕
◎16番(宗田裕之) 私は、ただいま議題となりました
意見書案第18号、休眠預金に係る資金の活用に関する意見書につきまして、提案理由の説明を行います。
国は、民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律を来年1月から全部施行し、10年以上放置された休眠預金を民間の団体が行う公益に資する活動の促進に活用することとしています。休眠預金は毎年700億円発生しており、総額約6,000億円、対象は6,000万口座に上る見通しであるが、本人が気づかなければ、預金は金融機関から預金保険機構に移管され、本人に戻らないケースが出てくることとなり、加えて、住所変更や認知症の発症など、対応が困難な場合もあります。休眠預金に係る資金の活用に関して、国会審議でも、子ども及び若者の支援等の3分野に限定するなど、さまざまな問題点が指摘されているが、問題点の第1は、預金保険機構から資金の交付を受ける指定活用団体の権限が極めて大きく、当該団体が行う資金分配団体への資金の助成または貸し付けによっては、市民が行う自由な社会貢献活動を阻害する危険性があること、第2は、小規模で優良な団体が、資金の活用に関して求められる革新性、成果志向、社会的インパクト評価によって排除される危険性があること、第3は、法律に対する国民の認知度が低く、広く一般に認識されているとは言えないことです。よって、国におかれては、市民が行う公益に資する活動の促進に休眠預金が適切に活用されるため、次の事項について特段の措置を講ぜられるよう強く要望するものです。1、小規模な団体や当事者団体の社会における評価を見出し、正当に評価した上で、休眠預金を活用して、それらの活動を支えること、2、社会に散在している諸課題に対応するために、地域性や分野、テーマ、目的などを考慮して、多様な資金分配団体を多数選定すること、3、休眠預金に係る資金の活用について国民へ周知するとともに、金融機関に対し、払い戻しに関する指導を徹底すること、以上3点です。
議員各位におかれましては、
意見書案の趣旨を御理解いただき、御賛同いただきますようお願いをいたしまして、私からの提案理由の説明といたします。(拍手)
○議長(
松原成文) 以上で、
意見書案第18号に対する提案者の説明は終わりました。
お諮りいたします。本件につきましては、この程度にとどめ、直ちに起立により採決をいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松原成文) 御異議ないものと認めます。よって、ただいまの
意見書案第18号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。ただいまの
意見書案第18号につきましては、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔局長「起立少数」と報告〕
○議長(
松原成文) 起立少数であります。よって、ただいまの
意見書案第18号は否決されました。
次に、
意見書案第19号、消費税の増税の中止を求める意見書を議題といたします。
本件は、市古映美議員外9人の議員から提出されたものであります。
直ちに提案理由の説明を求めます。45番、石川建二議員。
〔石川建二登壇、拍手〕
◎45番(石川建二) 私は、ただいま議題となりました
意見書案第19号、消費税の増税の中止を求める意見書につきまして、提案理由を説明いたします。
内閣総理大臣は、本年10月15日に行われた閣議決定において、来年10月から予定どおり消費税を10%に増税することを表明いたしました。本年11月に公表された総務省の家計調査によると、2人以上世帯の実質家計消費は、平成26年4月に消費税の税率が5%から8%へ増税された後、多くの月で前年比マイナスとなっており、消費不況が長期にわたって続く中、5兆円もの増税をすれば、貧困層を拡大させるだけでなく、日本経済に多大な悪影響を与えることは明らかです。政府は、増税の影響を抑えるとして、ポイント還元、プレミアム商品券、複数税率の導入などを検討していますが、いずれも事業者の手続が煩雑になるなど、かえって経済を混乱させるものです。さらに、複数税率の導入に伴い、増税から4年後に導入が予定されているインボイス制度は、中小企業や雇用契約のない請負労働者、建築職人などの500万とも言われる免税事業者が取引から排除されることになるか、納税義務と煩雑な事務負担を伴う課税業者にならざるを得なくなるかを迫られるなどの深刻な問題があり、消費税の増税には賛成している日本商工会議所や中小企業団体、全国商工団体連合会等も、これに反対しています。よって、国におかれましては、日本経済への多大な悪影響を避けるとともに、中小企業等の持続的な営業活動を守るため、消費税の増税を中止されるよう強く要望するものです。
議員各位におかれましては、
意見書案の趣旨を御理解いただき、御賛同いただきますようお願いを申し上げまして、私からの提案理由の説明といたします。(拍手)
○議長(
松原成文) 以上で、
意見書案第19号に対する提案者の説明は終わりました。
お諮りいたします。本件につきましては、この程度にとどめ、直ちに起立により採決をいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松原成文) 御異議ないものと認めます。よって、ただいまの
意見書案第19号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。ただいまの
意見書案第19号につきましては、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔局長「起立少数」と報告〕
○議長(
松原成文) 起立少数であります。よって、ただいまの
意見書案第19号は否決されました。
なお、先ほど議決されました意見書3件の取り扱いにつきましては、本職に御一任を願います。
-------------------
○議長(
松原成文) お諮りいたします。本日はこれをもちまして散会することとし、次回の本会議は明日14日の午前10時より再開し、一般質問を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松原成文) 御異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたしました。
-------------------
○議長(
松原成文) 本日はこれをもちまして散会いたします。
午前11時3分散会...