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川崎市議会
>
2018-11-22
>
平成30年 11月総務委員会-11月22日-01号
平成30年 11月まちづくり委員会-11月22日-01号
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令和 1年 7月文教委員会−07月25日-01号
平成30年 第1回定例会-02月27日-03号
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川崎市議会 2018-11-22
平成30年 11月総務委員会-11月22日-01号
取得元:
川崎市議会公式サイト
最終取得日: 2021-05-06
平成
30年 11月
総務委員会-
11月22日-01
号平成
30年 11月
総務委員会
総務委員会記録
平成
30年11月22日(金) 午前10時00分開会 午前10時38分閉会 場所:502
会議室
出席委員
:
山田益男委員長
、
矢沢孝雄
副
委員長
、大島 明、
山崎直史
、
青木功雄
、
岩崎善幸
、
河野ゆかり
、
川島雅裕
、
飯塚正良
、
露木明美
、
市古映美
、
斉藤隆司
、
大庭裕子
各
委員
欠席委員
:なし
出席説明員
:(
経済労働局
)
原田経済労働局長
、
草野産業政策部長
、
亀川産業振興部長
、
玉井イノベーション推進室長
、
櫻井庶務課長
、
小沢工業振興課長
、
木村イノベーション推進室担当課長
(
選挙管理委員会事務局
)
浜野選挙管理委員会事務局長
、
川田選挙部長
、
宮川選挙課長
日 程 1
平成
30年第4回
定例会提出予定議案
の
説明
(
選挙管理委員会事務局
) (1)
議案
第169号
川崎市議会議員
及び
川崎市長
の
選挙
における
選挙運動
の
公費負担
に関する
条例
の一部を
改正
する
条例
の制定について (
経済労働局
) (2)
議案
第179号
川崎
市
産業振興会館
の
指定管理者
の
指定
について
2
所管事務
の調査(報告) (
経済労働局
) (1)「(
仮称
)
Kawasaki-NEDO
Innovation
Center
」の
設置
・
運営
について 3 その他 午前10時00分開会 ○
山田益男
委員長
ただいまから
総務委員会
を開会いたします。 お手元の
タブレット端末
をごらんください。本日の日程は
総務委員会日程
のとおりです。 初めに、
選挙管理委員会事務局関係
の「
平成
30年第4回
定例会提出予定議案
の
説明
」を受けます。
理事者
の方、よろしくお願いいたします。 ◎浜野
選挙管理委員会事務局長
おはようございます。
選挙管理委員会事務局
でございます。それでは、今
定例会
に
提出
を
予定
しております「
議案
第169号
川崎市議会議員
及び
川崎市長
の
選挙
における
選挙運動
の
公費負担
に関する
条例
の一部を
改正
する
条例
の制定について」、
宮川選挙課長
から御
説明
させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎宮川
選挙課長
それでは、
議案書
の35
ページ
をお開きいただければと思います。 本件につきましては、ことしの7月19日に開催されました当
委員会
におきまして、
条例改正
と
パブリックコメント
の実施について御報告をしたものでございます。まず、
パブリックコメント
の結果についてでございますが、8月1日から8月31日までの1カ月にわたり
意見募集
を行いましたが、本件に関する意見はございませんでしたので、御報告申し上げます。 それでは、
条例
の
説明
に入らせていただきます。この
条例
は、昨年の6月に
公職選挙法
が一部
改正
され、
平成
31年3月1日に施行されることから、
市議会議員
の
選挙運動用ビラ
の
作成費用
を
公費負担
とするため、制定するものでございます。 恐れ入りますが、まず、
タブレット
の
資料
で
説明
させていただきますので、お手元の
タブレット
の
議案
第169号の
ファイル
をお開きいただきまして、
議案
第169
号関係参考資料
をごらんいただければと存じます。1枚おめくりいただきますと、今回の
条例案
の
新旧対照表
となってございます。
右側
が
改正
前、
左側
が
改正
後の内容となっておりまして、
変更部分
は文字の下に線が引かれてございます。
該当部分
の右と左の
記載
をそれぞれ見比べていただければと存じます。 まず第1条です。これは本
条例
の趣旨に関する
部分
でございまして、
改正
前は
選挙運動用ビラ
における
作成費用
の
公費負担
の
対象
を
市長選挙
の
候補者
に限定した
記載
となっておりましたが、
市議会議員
の
候補者
についても
公費負担
の
対象
とするため、
市長選挙
に限定する
部分
を削除して、それにあわせて
文言
の
調整
を行うものでございます。それではまず、
右側
の欄に
記載
の
改正
前の条文をごらんいただければと思います。第1条の5行目に、「長の
選挙
における」との
記載
がございますが、その同じ行のまま
左側
に目を移していただき、
改正
後の条文をごらんいただきますと、この
文言
を削除したために空欄となってございます。 また、これに伴いまして、
選挙運動用ポスター
に関する
記載
についても
文言
の
調整
が必要となりますので、恐れ入りますが、再度、
右側
の
改正
前の条文に戻っていただきまして、第1条の6行目をごらんいただければと思います。「並びに
議員
及び長の
選挙
における」との
記載
がございますが、これも先ほどと同様に、同じ行のまま目を左に移していただきますと、
左側
の
改正
後の欄に
記載
のとおり「及び」という
文言
に改めるものでございます。 次に、第6条、これは
選挙運動用ビラ
の作成の
公費負担
に関する
部分
でございますが、
改正
前は
市長選挙
の
候補者
に限定した
記載
となっていたことから、その
部分
の
記載
を削除して、
文言
の
調整
を行うものでございます。同じく、
右側
の
改正
前の欄をごらんいただければと思います。第6条の1行目に、「(長の
選挙
における
候補者
に限る。)」との
記載
がございますが、これも先ほどと同様に、
左側
に目を移していただきますと、
文言
を削除したために空欄となってございます。 また、
市議会議員
の
選挙
の場合と
市長選挙
の場合で
公費負担
の
限度枚数
が異なりますことから、
市議会議員
の
選挙
に関する条件を
記載
するため、今度は
左側
の
改正
後の欄を見ていただければと思うんですが、第6条の3行目、「
議員
の
選挙
にあっては8,000枚を超える場合には8,000枚、長の
選挙
にあっては」との
文言
を追加するものでございます。 また、そのほかにも、細かいところではございますが、
文言
の
調整
といたしまして、
右側
の
改正
前の条文の、第6条の4行目の中ごろに
記載
のとおり「70,000枚」の前の「、」についても削除いたします。 次に、第8条、これは
選挙運動用ビラ
の作成の
公費負担額
に関する
部分
でございまして、第6条と同様に
市長選挙
の
候補者
に限定した
記載
であったことから、
市議会議員
の
選挙
に関する条件を
記載
するため、
左側
の
改正
後の条文をごらんいただければと思いますが、第8条の6行目に
記載
のとおり、「
議員
の
選挙
にあっては8,000枚以内、長の
選挙
にあっては」との
文言
を追加するものでございます。 それでは恐れ入りますが、
議案書
にお戻りいただければと思います。
議案書
の36
ページ
をごらんください。上から1行目でございますけれども、この
条例
の
施行期日
につきましては、
公職選挙法
の一部を
改正
する法律の
施行期日
と同日の
平成
31年3月1日とするものでございます。また、
改正
後の
条例
の規定につきましては、この
条例施行
の日以後、その期日を告示される
選挙
について適用し、
施行日
の前日までにその期日を告示された
選挙
については、なお従前の例によるとするものでございます。 以上で、
議案
第169号の
説明
を終わらせていただきます。 ○
山田益男
委員長
説明
は以上のとおりです。本日は
提出予定議案
の
説明
でございますので、この
程度
にとどめたいと思いますが、よろしいでしょうか。 ( 異議なし ) ○
山田益男
委員長
それでは、以上で
選挙管理委員会事務局関係
の
提出予定議案
の
説明
を終わります。 ここで
理事者
の交代をお願いいたします。 (
理事者交代
) ───────────────────────── ○
山田益男
委員長
次に、
経済労働局関係
の「
平成
30年第4回
定例会提出予定議案
の
説明
」を受けます。
理事者
の方、よろしくお願いいたします。 ◎原田
経済労働局長
おはようございます。それでは、
平成
30年第4回
市議会定例会
に
提出
を
予定
しております
経済労働局関係
の案件につきまして御
説明
申し上げます。
議案
といたしまして、「
議案
第179号
川崎
市
産業振興会館
の
指定管理者
の
指定
について」の1件でございます。詳細につきましては、
工業振興課長
の小沢から御
説明
申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎小沢
工業振興課長
それでは、
議案
第179号について御
説明
申し上げます。
議案書
の71
ページ
をお開き願います。「
議案
第179号
川崎
市
産業振興会館
の
指定管理者
の
指定
について」でございます。まず、表中
左側
の
管理
を行わせる
施設
の名称及び
所在地
でございますが、
施設
の名称は
川崎
市
産業振興会館
、
所在地
は
川崎
市幸区堀川町66番地20でございます。 次に、
指定管理者
でございますが、住所は
川崎
市幸区堀川町66番地20、名称は
公益財団法人川崎
市
産業振興財団
・京急
サービス株式会社共同事業体
、
代表者
は
公益財団法人川崎
市
産業振興財団理事長
、
三浦淳
でございます。また、
構成員
は京急
サービス株式会社代表取締役社長
、
樫野敏弘
でございます。 次に、
指定期間
でございますが、
平成
31年4月1日から
平成
36年3月31日までの5年間とするものでございます。 なお、各団体の概要につきましては、次
ページ
の72
ページ
から73
ページ
までの
参考資料
、
公益財団法人川崎
市
産業振興財団
・京急
サービス株式会社共同事業体
の概要を御参照ください。 また、
資料
といたしまして、お手元の
タブレット端末
の1(2)
議案
第179号の
ファイル
をお開きください。
施設
及び
指定管理者
の
概要等
を
記載
した
川崎
市
産業振興会館
の
指定管理者
の選定について及びその別紙として、
指定管理予定者
の選定結果を
記載
した
川崎
市
産業振興会館
の
指定管理予定者
の選定結果についてを後ほど御参照ください。 以上で、
議案
第179号の御
説明
を終わらせていただきます。 ○
山田益男
委員長
説明
は以上のとおりです。本日は
提出予定議案
の
説明
でございますので、この
程度
にとどめたいと思いますが、よろしいでしょうか。 ( 異議なし ) ○
山田益男
委員長
それでは、以上で
経済労働局関係
の
提出予定議案
の
説明
を終わります。 ───────────────────────── ○
山田益男
委員長
次に、
所管事務
の調査として、「『(
仮称
)
Kawasaki-NEDO
Innovation
Center
』の
設置
・
運営
について」の報告を受けます。 それでは、
理事者
の方、よろしくお願いいたします。 ◎原田
経済労働局長
それでは、「「(
仮称
)
Kawasaki-NEDO
Innovation
Center
」の
設置
・
運営
について」につきまして、
イノベーション推進室担当課長
の
木村
から御
説明
申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◎
木村
イノベーション推進室担当課長
それでは、「「(
仮称
)
Kawasaki-NEDO
Innovation
Center
」の
設置
・
運営
について」御
説明
をいたします。お手元の
タブレット端末
の2(1)「「(
仮称
)
Kawasaki-NEDO
Innovation
Center
」の
設置
・
運営
について」の
ファイル
をお開きください。 画面の表紙を1枚おめくりいただきまして、2
ページ
目をごらんください。
資料左
、1、経過・背景でございます。2016年6月に
国立研究開発法人
新エネルギー・
産業技術総合開発機構
――
NEDO
と
ベンチャー企業
の発掘・育成などの
産業推進協定
を締結いたしました。
NEDO
は、
研究開発型ベンチャー
や新
事業
の創出を目指す
起業家
を
対象
に経営・
事業化
の
支援
を実施し、2015年度には
支援拠点
として
NEDO
Incubation
Center
を開設、
運営
しており、さらなる
起業家
の発掘に向けて
相談窓口
の充実を課題としておりました。また、本市は約400の
研究開発機関
の集積に加え、25歳から44歳の
起業希望者
が増加し、有望な
起業家
や
ベンチャー企業
が生まれる
潜在性
が高まっているところでございます。力強い
産業都市
として持続的な
経済成長
を図るため、
イノベーション
を創出する
起業家
を次々と生み出す拠点が必要と考えておりました。このようなことから両者が連携し、それぞれの強みを生かした
支援拠点
を新たに
設置
することで合意いたしまして、2018年5月に、
起業家
や
ベンチャー企業
を創出するための
ワンストップ支援拠点
の
設置
に向けた覚書を締結したところでございます。 次に、2、目的でございます。
研究開発型ベンチャー企業
を初め、幅広い分野の
起業家
や
アーリーステージ
――
起業初期
の
ベンチャー企業
を主な
対象
として、情報、資金の獲得や
事業会社等
との
ネットワーク構築
の
支援
を提供します。これらの
支援
により
成功確率
の向上と
成長スピード
を早めることで
起業家
を次々と生み出す好循環の
仕組み
を構築し、
イノベーション
の創出による
本市経済
の
活性化
や雇用の拡大につなげるものでございます。 次に、3、
施設
でございます。(1)名称は、(
仮称
)
Kawasaki-NEDO
Innovation
Center
――
K-NIC
、(2)場所は、
ミューザ川崎セントラルタワー
の5階にございます、現在
NEDO
が
運営
する
NEDO
Incubation
Center
を一部改修して
設置
するものでございます。なお、
NEDO
Incubation
Center
の現在の状況につきましては、
参考資料
1として添付しております。(3)
運営開始
は2019年3月を
予定
しておりまして、(5)開設時間は13時から21時までとしております。(7)
対象者
は、①の
研究開発系
の
起業家
・
ベンチャー企業
と②幅広い
産業分野
における
起業家
とし、
起業家
に加え、新たな
ビジネスモデル
にチャレンジする既存の
ベンチャー企業
や
中小企業
も
対象
としております。
資料右側
に参りまして、4、
設置
・
運営主体
でございます。(1)
設置主体
は本市と
NEDO
、(2)
運営主体
は本市、
産業振興財団
、
NEDO
の3者としております。 次に、5、
運営主体
における主な役割でございます。(1)本市及び
産業振興財団
は、
起業家
を初め、
人材
、
情報等
が集まり、交流が促進されるよう、広域的な
産学官ネットワーク
や交流・
マッチング機能
を活用し、
起業家
の裾野を拡大してまいります。(2)
運営主体
3者は、おのおのが有する経営から
技術分野
までの幅広い
支援人材
の
ネットワーク
を共有化し、活用してまいります。(3)
産業振興財団
は、
川崎モデル
の
産学官
による顔の見える
ネットワーク
を活用した
マッチング支援
及び
伴走型支援
で
ベンチャー
の成長を加速してまいります。(4)
NEDO
は、
研究開発型ベンチャー
を
対象
に、
NEDO
の
認定人材
を活用した
伴走型支援
で世界展開する
ベンチャー企業
を創出してまいります。次の図は、3者の役割と業務との
関係
を整理したものでございます。 次に、6、
運営体制
でございます。(1)
運営体制
の
考え方
は、
運営主体
3者が連携した
協力体制
のもと、
運営開始
までに3者のより詳細な
業務分担
や
責任分担等
について
協議調整
を行い、適時適切な
人員体制
を構築するものでございます。(2)
運営体制
は、①本市・
NEDO
・
産業振興財団
のほか、
②アドバイザリーボード
として、ア、目的を国内外の
起業家
、
ベンチャー企業等
の動向やニーズを先どりした効果的な
事業展開
と、
情報発信力
、
ブランド力
の
強化
のため、専門的な見地から助言を得ること、イ、
人材
をアカデミアなど
ベンチャービジネス
に知見を有する者を
予定
しております。
③受託事業者
と
④支援人材
を加え、
運営体制
を構成しております。
ページ
をおめくりいただきまして、3
ページ
の7、
業務内容
でございます。(1)
事業運営
につきましては、①の
企画業務
から③の
支援事業強化業務
までを
NEDO
、本市、
産業振興財団
が
役割分担
の上、実施してまいります。(2)
支援事業
につきましては、①の
受付業務
から⑥の
コワーキングスペース運営業務
までを
受託事業者
が実施してまいります。 次に、8、
費用分担
の
考え方
でございます。
K-NIC
を
運営
するために新たに生じる経費につきましては、本市と
NEDO
が同額の
負担
となるよう案分することを基本とするものでございます。 次に、9、
成果指標
でございます。
事業効果
を評価するため、短期、中期、長期それぞれの
成果指標
を設定するものでございます。
総合計画
との整合を図りながら、今後、
NEDO
、
産業振興財団
と具体の
目標数値
などを設定してまいります。
資料右側
に参りまして、10、
機能強化
に向けた
考え方
でございます。(1)
支援機能
の
強化
・充実は、
①発信力
のある
人材
によるICTや
メディア等
を活用したプロモーションの展開など、
②新川崎
・創造のもり地区、殿町「キングスカイフロント」地区の
研究開発拠点
との連携、
③民間企業
や他の地域の
オープンイノベーション拠点
との
ネットワーク化
、④本市及び
財団
が実施する
関連施策
との
調整
、
⑤起業
・
創業支援
を行う
民間企業
との連携に取り組んでまいります。 (2)
事業運営基盤
の
強化
は、①持続的かつ自立的な
運営体制
の構築のほか、②国の
交付金
の活用、
③ベンチャー企業
の成長と併せ、
支援人材
の育成による
起業家
を創出する
仕組み
の構築に取り組んでまいります。 最後に、11、今後の
予定
でございます。(1)当面の
予定
といたしまして、
NEDO
や
産業振興財団
と必要になる覚書を締結してまいります。(2)スケジュールは、
NEDO
、
産業振興財団
との
調整
を踏まえて所要の手続を行うなど、
平成
31年3月の
運営開始
に向けて取り組んでまいります。 なお、次
ページ
以降に、
参考資料
1といたしまして、
NEDO
が現在
運営
しております
NEDO
Incubation
Center
の見取り図、また、
参考資料
2といたしまして、本年5月に
NEDO
と覚書を締結した際の
報道発表資料
を添付しておりますので、後ほど御参照ください。
説明
につきましては、以上でございます。 ○
山田益男
委員長
説明
は以上のとおりです。ただいまの
説明
について
質問等
ございましたらお願いいたします。 ◆
飯塚正良
委員
費用分担
の
考え方
で、財政的な
支援
についてはどの
程度
を考えているのか具体的にお示しください。 ◎
木村
イノベーション推進室担当課長
財政的な
支援
と申しますと、
利用者
に対する
支援
でしょうか。 ◆
飯塚正良
委員
それも含めて。 ◎
木村
イノベーション推進室担当課長
あとは
運営
もですか。 ◆
飯塚正良
委員
はい。 ◎
木村
イノベーション推進室担当課長
まず、
運営
の面に関しましては、
NEDO
が今使っている
Incubation
Center
の
賃料
が5,000万円強となっておりまして、その同額の
負担
でそういった
支援
を展開していくような
イメージ
となっております。
利用者
の援助につきましては、特に無料でお使いいただいて、そこでまたいろんなセミナーなんかのときに有料のものもあるかもしれませんが、基本的には
支援者
への財政的な
負担
というのは特に考えていません。 ◆
飯塚正良
委員
そうすると、その5,000万円を何年これから提供していくのか。一応、その
成果指標
との
関係
で言うと、その都度
企業
の件数を設定して、そこを短期、中期、長期の
成果指標
とするというふうに書いてございますが、この辺の
関係
についてはどう考えていますか。 ◎玉井
イノベーション推進室長
まず、やはりこの
事業
を
NEDO
と行うに当たって、
成果
をきちんと見える化していかなければならないと考えておりますので、短期、中期、長期の
成果指標
はきちんと数量的な形でお示しして、
成果
を達成しているかどうかというのは、私どもとしては効果を創出するという意味では設定させていただきたいと思っています。 今の
賃料
の
部分
との
事業
的な
部分
がございますけれども、やはり真っすぐ1年で、例えば
起業家
が
起業
を実現するといったことはなかなか難しいと思いますので、
一定程度
のお時間をいただいた中で
成果
はきちんと出していきたいと考えています。ですので、新しい
事業
でございますけれども、
NEDO
と
川崎
市
産業振興財団
と一体となって、今まで実は
研究開発型ベンチャー
を相談するような窓口というのは余りなくて、
インキュベーション施設
というのは
新川崎
とかいろんなところにございます。それはあくまで
一定程度ビジネスモデル
は確立して、
賃料負担
ができる
ベンチャー
の方が入居するという状況なので、そこに至る前の方をまずは
アーリーステージ
という
部分
ですけれども、ターゲットにして御相談させていただいて、そういう方をやはり私どもとしても
川崎
市の
インキュベーション施設
なりに入っていただいて、新しい
起業家
、
ベンチャー企業
をどんどん生み出すような形にしていきたいと考えています。 ◆
飯塚正良
委員
先日、
所管事務
の調査で
新川崎
・創造のもりを視察させていただいて、6年前にも視察をしたときに、力の移動のあれを、あのときは本当に立ち上がりだったんですよね。それが6年目にして初めて
企業
化されてというのを見て、やっぱり物すごく時間がかかるなというのはよく実感したんですが、だから、この
成果指標
との
関係
で言うと、どこにその目標を設定して、ずっと
賃料負担
を続けていくのか、ある
程度
めり張りがあってもいいんじゃないのかなというふうにも思うんですが、その辺はどうお考えでしょうか。 ◎玉井
イノベーション推進室長
まず、今現在では
NEDO
さんと一緒にやるということで、現行の
NEDO
Incubation
Center
を改修させていただきまして、
施設運営
をするというふうにします。ただ、未来、将来の中で同じ場所が本当にいいのかというのもございますので、そのような場所の設定につきましては、やる中で時間設定も含めていろいろと試行錯誤の中で一番最適な
部分
を見つけ出していければいいかなと考えているところでございます。一方、やはり
利便性
が
一定程度
高くないと、利用する方からすると難しいかなというところもございますので、なかなか新
川崎地区
でやるとかという
部分
は少し難しいかなとも思っているところでございます。ですので、私どもが力を入れたいというところは
研究開発型ベンチャー
の相談するような場所が今までなかったというところがございますので、
対象者
については幅広く、
研究開発
さん以外も
対象
にしますが、それについては一番力を入れて、将来的に
川崎市内
にこの
ベンチャー
が
インキュベーション施設
に入って、さらには市内に立地していただくという形を何とかうまくつくれるような形の
事業スキーム
にできればと考えております。 ◆
飯塚正良
委員
研究開発型ベンチャー
というのは初めて聞くジャンルなので、今後検討する要素というのはあろうかと思いますので、ぜひしっかりと指導していただくことと、我々もそれを見守らせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。結構です。 ◆
露木明美
委員
今、費用の
部分
もありましたので、それに関連して、国の
交付金
を活用するということだそうですけれども、私どもは先日、
久留米
の
起業家支援施設
を見学してきておりまして、その際にもやっぱり国の
交付金
の活用などもあったわけですけれども、ここで行われるところでは、国の
交付金
は、市の
費用負担
はどのくらいの割合になっているんでしょうか。 ◎
木村
イノベーション推進室担当課長
全体の
事業費
から見ますと、恐らく4分の1となる。その根拠といいますのは、全体が例えば1億円だとしましたところ、半分が市の
負担
というか、案分するという形で考えていまして、その市の
持ち出し分
の半額が国の
交付金
みたいなものを充当するような
イメージ
でございます。 ◆
露木明美
委員
わかりました。市と国が半々ぐらい、
NEDO
と半々ですから、最初に
飯塚委員
がお聞きしたときに、
賃料
については市と
NEDO
で対等、1対1ということですよね。そして、
賃料
以外に全体的に
運営費
なり
人件費
がかかると思うんですけれども、その全体として見ると、国は全体の4分の1というふうに考える、そういったことなんでしょうか。 ◎
木村
イノベーション推進室担当課長
案分をどこの費目でやるかというのはこれから
調整
が必要なんですけれども、国と市という意味で言うと、
NEDO
は国の機関です。
交付金
も予算としまして、それを考えると、4分の1が市の
負担
という
イメージ
でございます。 ◆
露木明美
委員
了解です。本当に先日見てきました
久留米
と比べると、こちらは格段に
川崎
市としての産業に特化して、やっぱり新しい
部分
、紹介以外のマッチングというか、そういった
部分
に非常に力が入っているなという感じがします。 それで、アドバイザリーとして専門的な見地を持った方に担当になっていただくと思うんですけれども、どんな方が何名ぐらい配置されるんでしょうか。 ◎
木村
イノベーション推進室担当課長
分野的には研究者みたいなアカデミアの分野、それから
起業
経験者、あとは実際に
支援
をする専門家のような
人材
、こういった方、人数的には大体4名から5名を考えております。 ◆
露木明美
委員
そういった方々にいろいろ指導といいますか、ナビゲートしていただくわけで、その点については、そういった専門的な知見をお持ちの方も含めて、要するにマッチングをやっていくわけですから、そういう専門的な方プラス、実務的な方もいらっしゃるんですか。総体で四、五名ですか。 ◎玉井
イノベーション推進室長
アドバイザリーボードにつきましては、やはり今現在、海外も含めて
ベンチャー企業
なり
起業家
がどういうニーズを持って、どういう方向で動いているかという動向も含めて知見を私どものほうにいただくような形で考えています。ですので、アドバイザリーボードのメンバーの方が直接、いわゆる
起業希望者
ですとか、
ベンチャー
の方にアドバイスということは、どちらかというと考えていなくて、私どもが進める
事業
のことについて今後どういう展開をしていくと、よりニーズにマッチした
事業
内容になるかといったことを御助言いただくということをまずは役目としてお願いするということを
予定
しております。それで、ふだん
起業希望者
ですとか、
起業家
の方に接するのは、6の
運営体制
のうちの(2)の④の
支援人材
といった方ですとか、
受託事業者
のマネジャーといった方が日常の
起業希望者
、
起業家
の方を対応するという
予定
でございます。 ◆
露木明美
委員
わかりました。そういう
運営体制
のところに書かれているような形の人員を中心にということでいらっしゃいますよね。これはすばらしい
施設
だと思いますので、期待しておりますので、よろしくお願いします。 ◆
岩崎善幸
委員
NEDO
さんが来て大分たつんですけれども、やっぱり国の機関ですから、そういったところで少しずつ協定とか、協業を運んできて大変うれしいなと思っております。また、一段と今回の
部分
について
NEDO
がしっかりと
川崎
市の中に入ってきてもらって、そして
成果
を出してくれるということはすごくいいことじゃないかと現実に思うんですけれども、10、
機能強化
に向けた
考え方
の中に、
支援機能
の
強化
・充実というのがありますね。その一番上のプロモーションの展開とかということについては個人的によくわかるんだけれども、2番目の
新川崎
・創造のもり地区と殿町「キングスカイフロント」地区の
研究開発拠点
との連携というのは、
産業振興財団
が今まではきちんとフォローしながらしっかりやってきたという経緯もありますね。それで、キングスカイフロントの中でも交流を進めよう、いわゆるオープン
イノベーション
を進めようということで今、年に何回かやっておりますよね。それから、
新川崎
・創造のもりも同じような形でオープン
イノベーション
を進めようという形でやってきていますよね。ですから、この中に
NEDO
が入ってくるというと、この文章だけだとちょっと
イメージ
がわからないので、どういう
強化
とか、
支援
体制を考えておられるのか、この
イノベーション
センターができることによってどう変わってくるのか、この辺のところをもうちょっと具体的にお聞きしたい。 ◎玉井
イノベーション推進室長
まず、新
川崎地区
につきましては、
指定管理者
として
川崎
市
産業振興財団
が今業務を行っているところです。そこでは、やはり
インキュベーション施設
としてインキュベーションマネジャーを既に配置していますが、インキュベーションマネジャーもそれほど多くないという
部分
もございますので、その辺のインキュベーションマネジャーだけではフォローができない
部分
については、
インキュベーション施設
に入っている方も、この
K-NIC
は非常に近い場所にございますので利用していただいて、より少しでも早く成長、その
ビジネスモデル
を確立していくといいますか、販路を確立するとか、投資家との政治接点とか、そういうものをより見つけていただいて、少しでも大きく成長していただきたいということがございますので、そういう意味では、
産業振興財団
が
新川崎
の
インキュベーション施設
も担っていますし、今回のこちらの
運営
にも入っていただくということになりますので、この連携によって、より入居者にとってメリットのあるサービス、いろんな業務なんかを提供させていただきたいと思っています。 同じくキングスカイフロントにつきましても、
産業振興財団
はiCONM
事業
とかをやっていますので、iCONMの中には
ベンチャー企業
も新しく生まれつつありますので、そういう形で殿町地区においても
ベンチャー企業
が少しでも早く成長していただくような形の手助けなり、御
説明
はできるだろうと考えているところです。 ◆
岩崎善幸
委員
ということは、要するに、
産業振興財団
のほうでやっている
事業
もさることながら、どっちかというと、先ほどのやりとりである
程度
わかりましたけれども、相談機能というのを
NEDO
さんのほうに、
川崎
市としては非常に期待していると、その中でその
強化
を図っていくという理解でいいですか。 ◎
木村
イノベーション推進室担当課長
もう1点、連携できる点がありまして、
NEDO
はやはり国の機関でございます。全国あるいは海外にも
ネットワーク
を持っている機関になりますので、やはりそこに
ネットワーク
が交流拠点として備わることによって、これまで地元の
産業振興財団
の
ネットワーク
と、
NEDO
の全国の
ネットワーク
あるいは海外の
ネットワーク
をそこで融合することができます。そこでまた新しいものが創造されたときに
新川崎
に誘導したり、キングスカイフロントへ誘導したりといったつながりもできるかと思っております。
産業振興財団
の今までつくってきた
ネットワーク
との融合は、そこでかなり大きな効果が期待できると考えております。 ◆
岩崎善幸
委員
ということは、③のところにかかってくるわけね。他の地域の
オープンイノベーション拠点
、これは基本的には
川崎
市
産業振興財団
だけだとある
程度
決まってしまう。それがやっぱり国の
NEDO
が入ることによってオープン
イノベーション
の全国的なところが掌握をでき、そことの
ネットワーク化
が進められると、こういうことですか。 ◎
木村
イノベーション推進室担当課長
おっしゃるとおりでございまして、やはり民間でいいますと、大
企業
が特に最近、オープン
イノベーション
の取り組みの中でそういった交流拠点を設けております。あるいは、私も今週山形のほうに行ってまいりまして、山形大学でも
起業家
の研修講座をたくさん展開されたりしております。そういったところとのつながりをつくりながら、拠点同士で情報共有をしながら
イノベーション
を推進していくことができると考えております。 ◆
岩崎善幸
委員
川崎
市の取り組みというのは、交流
事業
ということについて我が国にとっても随分注目をされている
部分
もありますので、ぜひ
NEDO
との強力な連携によって、ますます
川崎
の
イノベーション
、あるいはここから発展する新規
事業
が発信できるように頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○
山田益男
委員長
ほかにないようでしたら、以上で「「(
仮称
)
Kawasaki-NEDO
Innovation
Center
」の
設置
・
運営
について」の報告を終わります。 ここで
理事者
の退室をお願いいたします。 (
理事者
退室 ) ───────────────────────── ○
山田益男
委員長
次に、その他でございますが、
委員
の皆様から何かございますでしょうか。 ( なし )
○
山田益男
委員長
それでは、以上で本日の
総務委員会
を閉会いたします。 午前10時38分閉会...
地方議会議事録
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