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  1. 川崎市議会 2018-11-15
    平成30年 11月総務委員会−11月15日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    平成30年 11月総務委員会−11月15日-01号平成30年 11月総務委員会 総務委員会記録 平成30年11月15日(木) 午前10時00分開会                午前11時26分閉会 場所:502会議室 出席委員山田益男委員長、矢沢孝雄副委員長、大島 明、山崎直史、岩崎善幸、河野ゆかり、      川島雅裕、飯塚正良、露木明美、市古映美斉藤隆司大庭裕子各委員 欠席委員青木功雄委員 出席説明員:(総務企画局唐仁原総務企画局長高橋危機管理監、        三瓶シティプロモーション推進室長関総務部長久万情報管理部長、        小松崎シティプロモーション推進室担当課長宮崎企画調整課長、        中岡企画調整課担当課長蛭川企画調整課担当課長安藤庶務課長、        藤田行政情報課担当課長荒木ICT推進課長三上ICT推進課担当課長、        大村危機管理室担当課長       (経済労働局倉労働雇用部担当課長       (まちづくり局関山建築指導課長       (教育委員会)小林生涯教育推進課担当課長 日 程 1 所管事務の調査(報告)
         (総務企画局)     (1)行政刊行物の販売について     (2)「川崎市個人情報保護条例」の一部改正に向けた考え方(案)に対するパブリックコメントの実施結果について     (3)川崎市官民データ活用推進計画(案)について     (4)川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針(案)の策定について     (5)富士見周辺地区整備推進計画(骨子案)について     (6)公共施設におけるブロック塀等への対応について     2 その他                午前10時00分開会 ○山田益男 委員長 ただいまから総務委員会を開会いたします。  お手元のタブレット端末をごらんください。本日の日程は総務委員会日程のとおりです。  初めに、総務企画局関係所管事務の調査として、「行政刊行物の販売について」の報告を受けます。  それでは理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎唐仁原 総務企画局長 おはようございます。それでは、「行政刊行物の販売について」につきまして御報告をさせていただきます。  詳細につきましては、シティプロモーション推進室担当課長の小松崎から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎小松崎 シティプロモーション推進室担当課長 担当課長の小松崎でございます。よろしくお願いいたします。それでは、「行政刊行物の販売について」御説明をさせていただきます。  タブレット端末の1(1)行政刊行物の販売についてのファイルをお開きいただき、右下のページ番号、2ページ目をごらんください。初めに、1、現在の行政刊行物販売場所でございまが、現在、行政刊行物の販売は、市役所第3庁舎2階にございますかわさき情報プラザ高津区役所1階にございます中部道水路台帳閲覧窓口麻生区役所2階にございます北部道水路台帳閲覧窓口の3カ所で行っております。また、かわさき情報プラザにおいては、郵送による販売も受け付けております。  次に、2、道水路台帳平面図デジタル化に伴う窓口閉鎖及び販売スケジュールでございますが、下段のスケジュール表をごらんください。今回、建設緑政局が所管する中部道水路台帳閲覧窓口及び北部道水路台帳閲覧窓口において、土地の売買や開発行為の事業区域の決定などに使う道水路台帳平面図デジタル化することに伴い、表の最下段に記載の北部窓口につきましては平成31年3月末に、その上の中部窓口については平成32年3月末にそれぞれ窓口が閉鎖されることになりました。これに伴いまして、行政刊行物の販売につきましても、同じスケジュールで北部及び中部窓口での販売を終了し、平成32年4月以降はかわさき情報プラザのみで販売を行うものとし、引き続き郵送販売も受け付けてまいります。  次に、3、現在の販売状況についてでございますが、平成29年度は、取扱件数としまして、情報プラザが郵送も含めまして年間1,242件で全体の74.8%、中部窓口が259件で全体の15.6%、北部窓口が159件で全体の9.6%、合計1,660件となっております。主な販売物としましては、職員録、総合計画統計データブック都市計画図等となっており、最も多く販売されているのは職員録となっております。また、販売冊数につきましては、情報プラザが2,332冊で全体の79.2%、中部窓口が387冊で全体の13.2%、北部窓口が225冊で全体の7.6%で、合計2,944冊となっております。表にはございませんが、1日当たりの平均取扱件数は、年間の取扱件数から試算しますと、中部窓口が約1件、北部窓口が約0.6件となりますので、中部、北部の道水路台帳閲覧窓口の閉鎖に伴い、刊行物の販売業務情報プラザに集約することといたしました。  最後に、4、今後についてでございますが、購入希望者に混乱が生じないよう、行政刊行物購入方法について、市政だよりや市ホームページで販売場所の変更について周知するとともに、各区役所にございます市政資料コーナーでは、販売中の刊行物を一覧化したファイルを設置いたします。さらに、郵送販売の手順等につきましても、市政資料コーナーにわかりやすく表示するなど、行政刊行物の購入を希望する方へ周知を進めてまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。 ○山田益男 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について質問等ございましたらお願いいたします。 ◆川島雅裕 委員 デジタル化になりますと、今まで窓口で買って見ていたようなものがどうなるんですか。 ◎小松崎 シティプロモーション推進室担当課長 デジタル化されるのが、建設緑政局の所管しております道水路台帳平面図でございます。こちらは今、紙の道水路台帳マイラー図というもので870枚所持しておりまして、建設緑政局では、南部閲覧事務所中部閲覧事務所北部閲覧事務所で全市内の道水路台帳が紙ベースで閲覧できるというサービスを行っております。そしてさらに、各区の道路公園センターでも各区の分の道水路台帳マイラー図が見られます。デジタル化されることによりまして、今度はどこの道路公園センターでも全市内の道水路図が見られるというサービスが展開されると聞いております。 ◆川島雅裕 委員 それは例えばコピーとかはできるんですか。 ◎小松崎 シティプロモーション推進室担当課長 閲覧サービスがございまして、閲覧料をお支払いして、それで関係の地図をいただくと。それはコピーもすることができます。 ◆川島雅裕 委員 その閲覧料云々というのは特に変更はないというお考えですか。 ◎小松崎 シティプロモーション推進室担当課長 建設緑政局のお話では、デジタル化することによって、現在、閲覧手数料という形で300円いただいておりますが、それを安価な価格にする予定と聞いております。 ◆川島雅裕 委員 では、スタートに際しましては、またわかりやすい御報告をぜひよろしくお願いします。 ◆市古映美 委員 現在の販売状況ということでお話を伺ったんですけれども、中部と北部で1日1冊とか、0.5冊とかということだったんですが、これを閉鎖するということに対して、今までこういう販売をしていて職員の負担というのはどんなふうにかかっていたんですか。 ◎小松崎 シティプロモーション推進室担当課長 こちらの窓口の業務といたしまして、道水路台帳の閲覧ですとか、相談サービスにプラスして行政刊行物の販売もしていただいていた窓口になります。各職員が北部、中部それぞれ3人おりまして、その業務を行っていただいていたという窓口になります。 ◆市古映美 委員 これだけの件数とか、道水路台帳取り扱いで3人ということですけれども、これだけを見ると3人というのはすごく――ほかの業務も多分されていたんですよね。 ◎小松崎 シティプロモーション推進室担当課長 道水路台帳閲覧業務は、中部窓口で2,190件、北部窓口が1,305件と聞いております。ただし、全市内では南部閲覧窓口で1万7,024件、各道路公園センターでも閲覧窓口を開いておりますが、そこの合計が5,723件ということで、南部と道路公園センターを合わせると、道水路台帳の閲覧に関しましては約9割を占めているという状況があると伺っております。 ◆市古映美 委員 大体わかりました。結構です。 ◆斉藤隆司 委員 道水路台帳の今までの閲覧なんですが、さまざまな苦情が寄せられてきていました。場所が狭いとか、職員との関係でいろいろあったんですけれども、そういった点は改善できるんでしょうか。 ◎小松崎 シティプロモーション推進室担当課長 建設緑政局の所管になるんですけれども、道水路台帳の閲覧にお見えになる方が測量関係の会社をされている方ですとか、あるいは工務店関係の仕事をされている方が多いと伺っております。それで、デジタル化に伴いまして、窓口をそれぞれ時限的に閉めてまいりまして、南部のほうでもシステムで見られるようになりますし、先ほどちょっとお話しさせていただいたんですが、道路公園センターで今の紙媒体ですと、例えば中原区道路公園センターならば中原区の分しか見られなかったものが、全市内のものが見られるようになって、サービスの向上につながると考えております。 ◆斉藤隆司 委員 ちょっと局が違うので大変申しわけないんですけれども、その閲覧場所のイメージとして、今までは机があって、そこでがさがさ見ていたんですけれども、今度はデジタル化によって、そういったことも整理できて、落ちついて見ることができるんでしょうか。落ちついて見られるというか、その辺はどうでしょうか。 ◎小松崎 シティプロモーション推進室担当課長 そこのお話になりましたら、建設緑政局道路管理部管理課が所管しておりますので、所管課から説明をさせていただきたいと思います。 ◆斉藤隆司 委員 では、現場ではそういういろんな意見が出ていますので、紙の時代ではいろいろ混乱があったみたいなので、そちらをきょうからぜひ言ってください。これは要望です。よろしくお願いします。 ◆大庭裕子 委員 先ほど閲覧料が300円で、コピーをして使えるという話でしたけれども、そもそも郵送販売できるということで、これ自身の値段というのは郵送料も含めてお幾らなんでしょうか。 ◎小松崎 シティプロモーション推進室担当課長 大庭委員のお話で、300円というのは道水路台帳閲覧手数料になっております。それで、行政刊行物の郵送に関しましては、今、情報プラザで受け付けておりまして、実際、購入代金購入方法情報プラザで説明をさせていただいて、購入代金、返信用の切手を現金書留でいただいてお相手の方に郵送するというサービスでございます。行政刊行物ですと、閲覧するのにお金を取るということはございません。 ◆大庭裕子 委員 そうすると、刊行物販売ということでは値段は幾らなんですか。 ◎小松崎 シティプロモーション推進室担当課長 今、行政刊行物につきましては、職員録を初め、川崎市総合計画、あるいは統計データブック等、73種類が発行されておりまして、それぞれ金額がございまして、例えば市職員録ですと600円、あるいは統計データブックですと220円とか、それぞれの書籍によって値段が違っております。 ◆大庭裕子 委員 わかりました。先ほど安価でということでお話がありましたけれども、そうすると、こちらに来れば手数料で300円は取るけれども、コピーについても料金はかかるわけですよね。 ◎小松崎 シティプロモーション推進室担当課長 行政刊行物につきましては、手数料というのはいただいておりません。中部窓口北部窓口にお見えになった方が、道水路台帳のここを見たいというような場合に、それをお出しするのに建設緑政局では300円の手数料をいただいていると聞いております。 ◆大庭裕子 委員 では、手数料だけということでいいというわけですね。 ◎小松崎 シティプロモーション推進室担当課長 道水路台帳につきましては、手数料をいただくということになります。 ◆大庭裕子 委員 わかりました。 ○山田益男 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「行政刊行物の販売について」の報告を終わります。  ここで理事者の一部交代をお願いいたします。                ( 理事者一部交代 )         ───────────────────────── ○山田益男 委員長 次に、所管事務の調査として、「「川崎市個人情報保護条例」の一部改正に向けた考え方(案)に対するパブリックコメントの実施結果について」の報告を受けます。  それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎唐仁原 総務企画局長 それでは、「「川崎市個人情報保護条例」の一部改正に向けた考え方(案)に対するパブリックコメントの実施結果について」につきまして御報告させていただきます。  詳細につきましては、行政情報課担当課長の藤田から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎藤田 行政情報課担当課長 それでは、お手元のタブレット端末機の1(2)「「川崎市個人情報保護条例」の一部改正に向けた考え方(案)に対するパブリックコメントの実施結果について」のファイルをお開きいただき、右下のページ番号、2ページ目の資料1をごらんください。  「「川崎市個人情報保護条例」の一部改正に向けた考え方(案)に対するパブリックコメントの実施結果について」御報告いたします。  初めに、1、経過でございますが、7月26日の総務委員会におきまして、今回のパブリックコメント手続の実施について御報告させていただいておりますが、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の改正を踏まえまして、川崎市個人情報保護条例の改正を行うため、その内容について市民意見の募集をいたしました。  次に、2、意見募集の概要でございますが、意見募集の期間は7月27日から8月27日までの32日間でございまして、意見の提出方法、募集の周知方法及び結果の公表方法につきましては、表に記載のとおりでございます。  次に、3、結果の概要でございますが、意見提出数は合計3通、意見総数は5件でございました。  次に、4、意見の内容と対応でございますが、(2)意見の件数と対応区分をごらんください。個人情報保護制度全般に関することが1件、個人識別符号、要配慮個人情報に関することが2件、非識別加工情報に関することが2件でございました。なお、それぞれの御意見に対する市の考え方の区分の結果につきましては、表の下段にございますとおり、Bは3件、Dは2件でございました。  次に、(3)各意見の内容についてでございますが、パブリックコメント手続を実施した結果、適切な個人情報の保護に関する考え方への賛成の意見のほか、非識別加工情報に関する仕組みへの御意見が寄せられましたが、改正に向けた考え方を修正すべきとの御意見はございませんでした。  次のページをごらんください。具体的な御意見の内容といただいた意見に対する市の考え方についてでございます。初めに、ア、個人情報保護制度全般に関することにつきましては、適切な個人情報の保護に関する条例改正の趣旨に沿った御意見でございました。今後も個人情報保護条例に基づきまして、適切に個人情報保護取り組みを進めてまいります。  次に、イ、個人識別符号、要配慮個人情報に関することでございますが、No.1などのように、法改正と同様に条例改正を行い、適切な個人情報保護に努めてもらいたいという条例改正の趣旨に沿った御意見でございました。いただいた御意見の趣旨を踏まえまして、今後の取り組みを着実に推進してまいります。  次に、ウ、非識別加工情報に関することにつきましては、No.1では個人情報の保護を最優先としてほしいとの御意見、また、No.2では情報の漏えい等が起きないように慎重に検討してもらいたいとの御意見でございました。本市といたしましては、非識別加工情報に関しての条例改正は行いませんけれども、個人情報の保護に支障を来さないことが大変重要であると考えてございますので、今後、国等の動向を見ながら慎重に検討してまいりたいと考えております。  次に、(4)意見に対する市の考え方でございますが、今回いただいた御意見については、今後の施策・事業の参考とさせていただくこととし、当初案のとおり条例改正の手続を進めてまいりたいと考えております。  次に、5、今後の予定でございますが、第4回定例会におきまして条例改正について提案をさせていただき、来年4月の施行を目指してまいります。  なお、その次のページにございますけれども、資料2といたしまして、川崎市個人情報保護条例の一部改正に向けた考え方をおつけしてございますので、後ほど御参照いただければと考えております。  以上で、「「川崎市個人情報保護条例」の一部改正に向けた考え方(案)に対するパブリックコメントの実施結果について」説明を終わらせていただきます。 ○山田益男 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について質問等がございましたらお願いいたします。                  ( なし ) ○山田益男 委員長 特にないようでしたら、以上で「「川崎市個人情報保護条例」の一部改正に向けた考え方(案)に対するパブリックコメントの実施結果について」の報告を終わります。         ───────────────────────── ○山田益男 委員長 次に、所管事務の調査として、「川崎市官民データ活用推進計画(案)について」の報告を受けます。  それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎唐仁原 総務企画局長 それでは、「川崎市官民データ活用推進計画(案)について」につきまして御報告させていただきます。  詳細につきましては、ICT推進課担当課長の三上から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎三上 ICT推進課担当課長 それでは、「川崎市官民データ活用推進計画(案)について」御説明をさせていただきます。  初めに、本日お配りしている資料の確認をさせていただきますので、タブレット端末機の本日の委員会フォルダをごらんください。1(3)−1が川崎市官民データ活用推進計画(案)の概要版、1(3)−2が本編、1(3)−3がパブリックコメントの御案内になります。本日は概要版にて御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、1(3)−1、川崎市官民データ活用推進計画(案)概要版のファイルをお開きいただき、右下のページ番号、2ページ目の資料1をごらんください。初めに、資料の左上、01の計画策定の背景でございますが、1つ目の黒丸にお示しのとおり、AIやIoT等の関連技術の開発や活用が促進される中、官民が保有しているさまざまなデータを活用し、急速な少子高齢化の進展における諸課題の解決につなげていくことを目的として、平成28年12月に官民データ活用推進基本法が施行され、2つ目にありますとおり、国が作成した推進計画策定の手引きでは、地域の実情に合わせたスモールスタートでの計画策定を示しておりまして、3つ目のとおり、本市においても同法の趣旨に基づき、本市や民間が所有しているデータの活用推進に向けた基本方針等を示した川崎市官民データ活用推進計画を策定するものでございます。  次に、その下、02の計画の位置付けでございますが、本計画は、ICTの戦略的・計画的な利活用に関する方針を示した川崎市情報化推進プランに掲載されている施策のうち、官民データ活用に関連した施策について目標となる成果指標を設定して、重点的に進める計画として位置づけるものでございます。  次に、資料の右上に参りまして、03の計画期間でございますが、平成31年度から川崎市総合計画における第2期実施計画計画期間の最終年となる平成33年度までの3年間でございます。  その下、04の計画の基本方針でございますが、データのオープン化と活用と、データ活用に向けた基盤づくりの2つの方向性を踏まえながら、下の図にありますとおり、計画に位置づけた個別施策をバランスよく進めることで、本市における官民データ活用の推進を図るものでございます。  次のページをごらんください。05、計画を推進するための個別施策でございますが、個別施策については7つの施策で構成しておりまして、施策1、官民相互のデータ活用に向けたオープンデータ化の推進では、庁内データオープン化や企業や市民と連携したオープンデータ化に向けた取り組み等を推進するものです。成果指標といたしましては、オープンデータデータセット数ダウンロード数を設定しております。  施策2、データを活用した政策形成の推進では、データを活用した政策形成の推進に向けた人材の育成や民間企業データ等の活用などの取り組みを推進するものです。成果指標といたしましては、民間企業のデータを活用し事業実施または業務改善につなげた件数を設定しております。  施策3、行政手続等オンライン化の推進では、効果的・効率的な行政手続等オンライン化やマイナポータルを活用したオンライン化などの取り組みを推進するものです。成果指標といたしましては、電子申請可能な事務手続数電子申請システムの利用件数を設定しております。  施策4、アプリやAI等を活用したデジタル自治体行政の推進では、かわさきアプリを活用した効果的な情報発信やAIやRPAを活用した業務の効率化などの取り組みを推進するものです。成果指標といたしましては、かわさきアプリのダウンロード数やAIやRPAを導入した業務の件数を設定しております。  施策5、利用の機会等の格差是正に向けたデジタルデバイド対策の推進では、ウエブアクセシビリティ確保のための環境や公衆無線LAN環境の整備などの取り組みを推進するものです。成果指標といたしましては、ウエブアクセシビリティに関する団体全体としての取り組みポイント数公衆無線LANによるアクセスポイント数を設定しております。  施策6、マイナンバーカードの普及・活用では、マイナンバーカードの取得促進やカードを活用した市民サービス向上などの取り組みを推進するものです。成果指標といたしましては、マイナンバーカードの交付率を設定しております。  施策7、システム全体最適化等による業務改革の推進では、情報システムの最適化や働き方・仕事の進め方改革を推進するICT基盤の整備などの取り組みを推進するものです。成果指標といたしましては、情報システム全体の経費の抑制やテレビ会議システムを利用した会議数などを設定しております。  次に、06、セキュリティの確保及び個人情報の保護でございますが、1つ目の黒丸にありますとおり、行政情報などのデータの利活用に当たりましては、川崎市情報セキュリティ基準に基づき、重要な情報を扱うシステムについては、ネットワーク分離などハード的対策に加え、情報資産の厳格な管理などソフト的対策を総合的に実施しながら、セキュリティ対策を強化してまいります。2つ目にあります個人情報取り扱いにつきましては、川崎市個人情報保護条例について、現在、より個人情報の厳格な取り扱いが行われるよう改正手続を進めておりますが、当該条例にのっとり、引き続き適正な管理を徹底してまいります。3つ目にあります市が保有するデータにつきましては、データ内の情報単体では個人を特定できなくても、ほかの情報と照合することにより特定の個人を識別できる情報となり得るものもあることから、個人を特定することができないよう統計的な数値に加工したデータとするなど、個人情報の保護に十分な配慮をしてまいります。4つ目にあります個人情報を非識別加工したデータの活用につきましては、現在、国において非識別加工の方法など、民間にデータを提供していく仕組みのあり方について検討が進められておりますことから、その動向を注視しつつ、引き続き検討を進めてまいります。  次に、07、計画の推進に向けてでございますが、計画の推進体制につきましては、川崎市情報化推進本部のもと、本計画等に基づき施策を推進してまいります。また、計画の進行管理につきましては、情報化推進プログラムの中に本計画の取り組みを位置づけ、進行管理を実施してまいります。  次のページをごらんください。08、計画策定の過程と今後のスケジュールでございますが、本計画案につきましては、市民アンケートによる意見や企業等のニーズを把握しつつ、国の動向を踏まえながら取りまとめたものでございまして、11月16日から12月17日までの間、パブリックコメントを実施し、市民の皆様から寄せられました御意見等を反映いたしまして、今年度末の計画策定を予定しているところでございます。これらの詳細な内容につきましては、資料2、川崎市官民データ活用推進計画(案)の本編及び資料3のパブリックコメントの御案内に記載しておりますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。  説明につきましては以上でございます。 ○山田益男 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について質問等がございましたらお願いします。 ◆川島雅裕 委員 資料1の04、計画の基本方針のStep2の部分なんですけれども、企業等が保有しているデータも活用してプラットホームなんかを構築しているということなんですけれども、具体的に企業が保有しているデータを活用しながらどういうふうに生かそうとしているか、まずその方向性を教えてもらいたいんですが。 ◎三上 ICT推進課担当課長 具体的なものというよりも、企業が保有しているデータとして、例えば通信事業者、携帯とかでの位置情報とか、そういったものを活用して人の動きを分析して、データ活用によるまちづくりの推進というところを目指していきたいと考えております。 ◆川島雅裕 委員 わかりました。他都市でもそういうGPSの機能を使って防災とか、そういったまちづくりに活用している取り組みもされていますので、ぜひ川崎でもそういったことで生かしていただければと思いますし、また、介護とか医療とか、そういった福祉分野にぜひ活用していただいて、その成果をぜひ期待しています。
    ◆岩崎善幸 委員 今後、AI、IoTというものはどんどん発展していくと思うんですけれども、実質的に、今、やっぱり川崎市としてそういう活用を具体的に進めていかなきゃいけない、今現実的に私も教えてもらっていますが、結構、各原局ごとにAIを活用するとか、IoTを活用するとかという形の中で、例えば保育のほうではAIを活用したりとか、ことし活用するなんていうことも聞きました。そういったことで、原局でそれぞれAI活用、あるいはIoT活用というような方向性で進んでいますけれども、そういったことがICT推進課のほうでなかなか全部把握ができていないんじゃないかということを私は常々心配しております。そういったことで、確かにこういう計画でこういうふうにやっていきますよということは非常にいいことなんだけれども、今やっている作業も、AIというのはディープラーニングだから、どんどん教え込まなければいけないし、結構時間がかかるわけですよね。その間にどんどん先端を行くところはどんどんやっていってしまうということで、システムの汎用化とかというのもあると思うんだけれども、そういったところをどういうふうに原局をカバーし、そしてそれを次へつなげていくのかということは私は必要だと思うんだけれども、その辺の考え方というのはどうなんですか。 ◎三上 ICT推進課担当課長 これまでも所管課、部署でいろいろ検討しているものを支援しながら我々のほうでも導入に向けて取り組んできたところではございますが、この計画に基づいて他都市の先進的な事例等も情報収集しながら、我々のほうで中心となって所管部局に連携して取り組みを進めていきたいと考えております。 ◆岩崎善幸 委員 結構課長さんに聞いても、実質的に本当に把握しているのかなと疑いを持ってしまうところもあるし、本当に把握して、それでその次につなげていく、ここの原局はこういうAIの活用をしていますよ、ここの原局はこういう形でやっていますよということをICT推進課でしっかりと把握して、そして次に進めていくという考え方じゃないと、てんでんばらばらで川崎市はやっているのかなと思われてしまう。そういう部分はどうなんですか。 ◎三上 ICT推進課担当課長 今後、我々のほうで全庁的にそういった調査をかけまして、取り組みが進むように、我々が中心となってこの取り組みを周知していきたいと考えております。 ◆岩崎善幸 委員 AIも結局勉強させていかなければいけないから、そういった部分を、基本的にはそこだけの部署で使えるものも当然あるかもしれないけれども、全体的に考えれば、これも利活用できる、ほかのところでも活用できるということもかなりあるはずなんです。ですから、そういったことを考えると、やっぱりそういう発想とか、全体的に把握をしながら、そしていろんな形で活用できるんだというデータベースをつくっていかないとなかなか推進できないんじゃないかと私は考えていますので、ぜひその辺のことをしっかりと把握しながら、掌握をしながら、そういう推進の仕方も必要だと思うので、その辺、ぜひ進めてもらいたいと思うんだけれども、どうですか。 ◎三上 ICT推進課担当課長 御指摘のとおり、全庁と連携をとりながら我々が中心となって進めてまいりたいと考えております。 ◆岩崎善幸 委員 ぜひ結果が出るようにお願いします。 ◆河野ゆかり 委員 関連事項で、よく区民の皆様から聞く内容なんですが、05の計画を推進するための個別施策成果指標の中に、例えばかわさきアプリのダウンロード数とするというところで1つ件数が挙がっているんですが、多分市民の皆様方も最初は関心を持たれてダウンロードはどうもしてくださっている様子なんですが、アプリの内容によって、これは使えないとか、情報としてこれはその背景に合っているのかどうか、余り活用できないものなので、ダウンロードはしたけれども、あとは一切見ていませんみたいな御意見も物によっては上がってきているので、ぜひその辺もどれぐらい検索をされているのか、アクセスされているのかというような情報と、あと、その情報の内容についても民間さんとも連携をとりながら、アプリの内容、質の向上についてもぜひ進めていっていただきたいと思います。子育てアプリ等についても、結構民間の皆様方は、子育て世帯は何を求められているかを適切に把握して情報提供されているんですが、かわさきアプリの中の子育て情報については御意見をいただいたり、あと、ごみの分別アプリについても御意見をいただいたりしておりますので、あれも大学との連携で、当初はとてもすばらしい内容と感じたんですが、そのままの内容なので、少し内容も精査していただくような成果指標をつくっていただければと。また、防災アプリ等についても連携をとった質のよいものにと思いますので、どうぞよろしくお願いします。要望です。 ○山田益男 委員長 要望ということでよろしくお願いします。  ほかにないようでしたら、以上で「川崎市官民データ活用推進計画(案)について」の報告を終わります。  ここで理事者の一部交代をお願いいたします。                ( 理事者一部交代 )         ───────────────────────── ○山田益男 委員長 次に、所管事務の調査として、「川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針(案)の策定について」の報告を受けます。  それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎唐仁原 総務企画局長 それでは、「川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針(案)の策定について」につきまして御報告をさせていただきます。  詳細につきましては、企画調整課担当課長の中岡から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎中岡 企画調整課担当課長 それでは、「川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針(案)の策定について」御説明させていただきます。  初めに、本日お配りしております資料の確認をさせていただきますので、タブレット端末機の本日の委員会フォルダをごらんください。1(4)−1が川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針(案)の概要版、1(4)−2が本編、1(4)−3がパブリックコメントの御案内になります。本日は概要版にて御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、1(4)−1川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針(案)の策定についてのファイルをお開きいただき、右下のページ番号、2ページ目の資料1をごらんください。初めに、資料の左側上段、第1章、策定の背景と目的でございます。1、策定の背景、(1)国連における取組でございますが、SDGsは、平成27年9月、国連において国際社会全体の普遍的な目標として採択された2030アジェンダの中で、持続可能な開発目標として17のゴールと169のターゲットが掲げられたものでございます。その下の四角の枠内は、国連が作成いたしました17のゴールのロゴをお示ししたものでございます。  次に、(2)国における取組でございますが、国は内閣総理大臣を本部長としたSDGs推進本部を平成28年5月に設置しております。また、国家戦略としてSDGs実施指針を同年12月に策定し、持続可能で強靱、そして誰一人取り残さない、経済、社会、環境の統合的向上が実現された未来への先駆者を目指すといったビジョンを掲げております。  資料の右上に参りまして、この実施指針においては、地方自治体に対し、SDGs達成に向けた取り組みを促進することを求めているところでございます。  次に、(3)本市のこれまでの取組でございますが、第2期実施計画におきましてSDGsの理念や国の動向等を踏まえながら、各施策・事務事業を実施するとともに、関連の深い分野別計画等との連携を図ることで、SDGs達成に向けた取り組みの推進を担うと位置づけております。  このことを踏まえ、2、策定の目的のとおり、SDGs推進に関する基本的な方針を定めるものでございます。  続きまして、第2章、SDGsの推進に向けた基本的な考え方でございますが、1、方針策定の考え方につきましては、SDGsが総合計画の基本構想に掲げる目指すべき都市像と同様の方向性であることから、総合計画を推進することを基本として連動させた内容で構成し、策定するものでございます。  次に、2、SDGsの推進に向けた姿勢でございますが、黒丸の2番目、全庁を挙げてSDGs達成に寄与する取り組みを推進することや、その下の黒丸、職員一人一人がSDGsの趣旨を十分に理解し、持続可能なまちづくりや誰一人取り残さないことなどを強く意識した取り組みを進めるとともに、多様なステークホルダーとの連携を図ることとしております。  次に、3、方針の期間でございますが、SDGsが2030年を目指した目標であることから、本方針の取り組み期間も同様としております。  次のページをごらんください。4、基本目標と基本的な方向でございますが、(1)基本目標につきましては、下段の四角の枠のとおり総合計画と連動し、安心のふるさとづくり、力強い産業都市づくりとし、(2)基本的な方向につきましては、総合計画の基本計画に定める23の政策としております。  続きまして、第3章、総合計画とSDGsとの対応でございますが、SDGsを的確に捉えるため、総合計画の23の政策、73の施策とSDGsの17のゴール等との対応を表の形でお示ししております。施策名1−1−1、災害・危機事象に備える対策の推進を例にいたしますと、左側、方向性につきましては、第2期実施計画における施策の方向性を、真ん中のゴールとターゲットにつきましては、施策と対応するSDGsのゴールとターゲットを、右側の関連する事務事業につきましては、第2期実施計画の事務事業のうち、左記のゴールやターゲットに関連する事務事業を記載したものでございます。なお、全ての施策についての対応表は、資料2、本編の12ページから38にページかけて、また、ターゲットの内容につきましては、同じく本編の51ページから60ページにかけて掲載しておりますので、恐れ入りますが、後ほど御参照いただければと存じます。  資料の右側、上段に参りまして、第4章、推進方策でございますが、1、推進体制につきましては、市長を本部長とし、全局区長で構成される総合計画策定推進本部会議を活用し、全庁的な取り組みを進めてまいります。  次に、2、取組の推進を図るための方策でございますが、(1)各種計画等への反映といたしまして、計画策定及び改定に当たっては、SDGsの要素を的確に反映し、ゴールとの対応を整理すること、(2)国の取組との連動といたしまして、国の事業等を活用しながら進めること、(3)多様な主体との連携といたしまして、各施策・事務事業を進めるに当たっては、多様な主体と連携して取り組むこと、(4)職員への理解浸透と市民、企業、団体等への普及啓発といたしましては、職員への研修等の実施や関連性が高い事業やイベント等の実施に当たり、SDGsの理念の共有、理解に向けた情報発信・普及啓発に取り組むことを本方針に位置づけ、各取り組みを進めてまいりたいと考えております。  次に、3、進行管理でございますが、これまで御説明いたしましたとおり、本方針の取り組み総合計画を通じて行うため、進行管理は総合計画と一体的に行うものでございます。  今後のスケジュールにつきましては、本委員会終了後に資料を公表いたしまして、パブリックコメントを実施後、来年2月中の方針策定を予定しております。なお、パブリックコメントの詳細につきましては資料3にお示しをしておりますので、恐れ入りますが、後ほど御参照いただければと存じます。  説明は以上でございます。 ○山田益男 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について質問等がございましたらお願いいたします。 ◆川島雅裕 委員 推進方針ができたということですが、今の御説明ですと、基本的には総合計画の目標、数値的なものを持って、それを推進していく中でSDGsのゴールへコミットしていくと、そういうことでよろしいですか。 ◎中岡 企画調整課担当課長 そのとおりでございます。 ◆川島雅裕 委員 計画ができて、これから方針ができて推進していくということになると思うんですけれども、今、国では未来都市というのを選定して、いろんな形でモデル事業を実施されてきます。その中で神奈川県では、神奈川県と横浜市、鎌倉市が選定されました。その中で神奈川県の取り組みにつきましては、本市も少なからず影響があると思いますけれども、県との取り組みとの連携をこの方針の中で進めていく上でそうした連携というものについてどのようなお考えがあるか聞かせてください。 ◎中岡 企画調整課担当課長 神奈川県との連携についてでございますけれども、委員がおっしゃられたとおり、神奈川県はSDGs未来都市に選定されるなど、かなり積極的な取り組みを行っております。私どもも神奈川県の担当者の職員とは情報交換などをしておりますので、県の担う広域的な取り組みと基礎自治体としての取り組み、連携できるところは連携しながら取り組んでまいりたいと考えています。 ◆川島雅裕 委員 今、SDGsは自治体だけじゃなくて、民間も積極的に取り組んでいますので、ぜひ川崎市でもアンテナを張っていただいて、いいものは取り入れていくということで、総合計画に余り縛られるということではなくて、幅広く推進していただけるようにぜひよろしくお願いします。これは要望です。 ○山田益男 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針(案)の策定について」の報告を終わります。  ここで理事者の一部交代をお願いいたします。                ( 理事者一部交代 )         ───────────────────────── ○山田益男 委員長 次に、所管事務の調査として、「富士見周辺地区整備推進計画(骨子案)について」の報告を受けます。  なお、関係理事者として、経済労働局から倉労働雇用部担当課長が、教育委員会事務局から小林生涯学習推進課担当課長がそれぞれ出席しておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎唐仁原 総務企画局長 それでは、「富士見周辺地区整備推進計画(骨子案)について」につきまして御報告をさせていただきます。  詳細につきましては、企画調整課担当課長の蛭川から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎蛭川 企画調整課担当課長 それでは、「富士見周辺地区整備推進計画(骨子案)について」説明させていただきます。  初めに、本日お配りしている資料の確認をさせていただきますので、タブレット端末機の1(5)富士見周辺地区整備推進計画(骨子案)についてのファイルをごらんください。資料1が富士見周辺地区整備推進計画(骨子案)の概要版、資料2が富士見周辺地区整備推進計画(骨子案)の本編、資料3がパブリックコメントの募集案内でございます。本日は、資料1に基づき説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、富士見周辺地区整備推進計画(骨子案)の内容について説明させていただきますので、右下のページ番号、2ページ目の資料1をごらんいただければと思います。  資料の左側上段、1、これまでの経過概要でございますが、富士見周辺地区には、富士見公園を中心にさまざまな施設が集積しており、市民の憩いの場やスポーツ・文化・レクリエーション活動の拠点となっておりますが、緑地や広場が少なく、施設の老朽化などの課題がございました。これらの課題の解決に向け、左側中段でございますが、平成20年3月に富士見周辺地区整備基本計画を策定し、基本的な整備方針を定め、その後、エリア別の整備方針や整備手順などを定めた富士見周辺地区整備実施計画等を策定し、取り組みを進めてまいりました。  資料の右側上段に参りまして、2、事業を取り巻く状況変化でございますが、実施計画の策定後、富士見周辺地区では、(1)県立川崎図書館の移転、(2)教育文化会館の老朽化及び教育文化会館大ホールの閉鎖、また、(3)として、現在の教育文化会館と県立川崎図書館跡地に市民館と複合化し、整備予定であった川崎区役所の移転の緊急性の低下などの状況変化に加え、(4)でございますが、都市公園法の改正などを契機に、本市においても公園における民間活力導入によるまちのにぎわい創出等の取り組みを推進していること、さらに、(5)として、計画策定当初より課題であった富士見中学校のグラウンド面積の確保の視点での教育環境向上の必要性が中学校の生徒数の増加などにより、より一層高まっているところでございます。  これらの状況変化を踏まえ、その下の左側、3、富士見周辺地区における公共施設再編の方向性を昨年度3月に取りまとめ、これまでの方向性を一部見直したところでございます。具体的な内容としましては、(1)富士見公園の整備・管理の方向性につきましては、公園全体のコンセプトは維持し、民間活力の導入を検討するとともに、公園に必要な機能や配置などについて再検討をすることとしております。また、(2)教育文化会館及び県立川崎図書館敷地の活用の方向性につきましては、基本計画で位置づけていた市民館・区役所の複合化の計画を見直し、富士見の顔にふさわしい活用となるよう、多様な活用が可能な市民利用施設の検討を進めること、また、市民利用施設と富士見中学校のグラウンド機能の両立を検討することとしております。  右側に参りまして、4、富士見周辺地区整備推進計画の位置づけでございますが、昨年度の方向性の見直しを踏まえ、これまでの計画を統合・再整理し、富士見周辺地区整備推進計画として改定するものでございます。  次のページをごらんください。資料上段の左側、5、計画対象地域の整備にあたってでございますが、まず、(1)整備推進の基本的な考え方につきましては、富士見周辺地区の課題の解決を図るため、引き続き基本計画からのコンセプトや整備目標などを継承し、取り組みを進めてまいります。  下段の(2)計画対象地域の整備の進め方でございますが、富士見周辺地区整備実施計画で整理した公園整備の基本方針に基づく整備の進め方に富士見周辺地区における公共施設再編の方向性の内容を補完し、再整理しております。具体的には、緑地・広場の確保など、憩い、活動できる空間の創出など、1から5までの考え方につきましては、実施計画の考え方を継承し、6番目の賑わいの創出と効率的・効果的な管理運営につきましては、下から2行目にございますとおり、民間活力の導入を積極的に進め、賑わい機会を効果的に創出するとともに、効率的・効果的な公園の整備・管理運営を目指すなど、民間活力導入の考え方を付加して整理しております。  続きまして、資料の右側上段に参りまして、6、エリア別整備方針でございます。こちらも実施計画で整理した基本的な考え方は踏襲しておりますが、事業を取り巻く状況変化を踏まえた新たな考え方を追加して整理しております。公園の顔づくりとなるエリアとしまして、エントランスゾーンとプロムナードは、実施計画で重点整備エリアとして整理しておりましたが、今回新たに富士見の顔となる恵まれた場所に位置する富士見中学校北側エリアを新たな重点整備エリアとして位置づけております。中段の(2)富士見中学校北側エリアの整備方針でございますが、富士見の顔にふさわしい活用となるよう、多様な活用が可能な市民利用施設とする、富士見中学校のグラウンドとしても活用可能な空間とする、時間的または空間的にシェアすることにより市民利用施設とグラウンド機能を両立するとし、昨年度整理した方向性に沿った方針としております。  続いて、下段の7、各施設の整備方針(概要)でございますが、まず、(1)テニスコート・共用駐車場・児童プール・相撲場につきましては、1つ目として、テニスコートは整備前の12面を維持すること、2つ目としまして、これまでテニスコートの下部への多層化を検討することとしていました共用駐車場については、民間活力の導入検討と連携を図りながら、実現可能性の検討を行うこと、3つ目としまして、児童プールは、管理コストやシーズン以外での有効活用の可能性などを検証しながら、民間活力の導入検討にあわせて再整備について検討を進めること、1つ飛ばさせていただきまして、5つ目としまして、各施設の整備位置や規模について、各施設の連携などに配慮しながら詳細に検討を進めることとしております。続いて、(3)労働会館でございますが、教育文化会館にある市民館機能について、労働会館への移転に向けて検討を進めることとしております。  最後に、8、今後の整備の進め方でございますが、具体的な整備スケジュール、手順については、民間活力の導入検討や、今後、関係局で策定を行う富士見公園再編整備基本計画などの検討状況と連携を図りながら整理することとしております。  富士見周辺地区整備推進計画(骨子案)の内容については以上でございます。なお、11月16日から12月26日までパブリックコメント手続を実施し、市民の皆様からの御意見を踏まえ、今年度中に計画骨子として取りまとめたいと考えております。  説明は以上でございます。 ○山田益男 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について質問等がございましたらお願いいたします。 ◆岩崎善幸 委員 いろいろと検討されていることがよくわかりましたが、基本的には川崎市の顔となる大変有名な公園でもありますし、児童プールがなくなって非常に寂しがっている人もかなりおられます。ですので、プールというと3カ月ぐらいで活用できなくなってしまうという部分もありますが、全体的にオールシーズン使えるような形も、何がしかの工夫もあると思うので、それと民間活用導入とかも含めてやっていただきたいということは当然のことだと思うのでしっかりと――ちょっとこのスケジュール的な部分がまだ明確になっていないので、その辺を早目に明確にしてやってもらいたいと思うんですけれども、8の今後の整備の進め方について、もう少し具体的な間隔というのはどんな感じなんですか。 ◎蛭川 企画調整課担当課長 委員のただいまの御質問でございますけれども、目標としましては、今年度骨子案を策定させていただきまして、来年度中に、基本的な計画につきましては、本推進計画及び関係局で所管しております富士見公園再整備基本計画につきましても、同時に策定を進めていきたいと考えております。 ◆岩崎善幸 委員 期間とかスパンとかというのはなかなか明示されなくて、一つ一つの段階があるので、急げということも言いたいんだけれども、やっぱり余り急いでもしっかりしたものはできないということもよくわかりますし、また新たなことを進めようという気概もこの中に含まれていると思うので、ぜひよく市民の意見も聞きながら、そしてまた、業者側というか、いろんな案件を出したいという人もいるかもしれないので、そういったことも全部やりながらしっかりとまとめていっていただきたい。これは要望ですけれども、よろしくお願いしたいと思います。 ◆飯塚正良 委員 幾つかお伺いします。パブリックコメントは具体的にいつを考えているんでしょうか。 ◎蛭川 企画調整課担当課長 パブリックコメントにつきましては、本委員会終了後、11月16日から12月26日までの期間で考えております。 ◆飯塚正良 委員 あと、多層式の駐車場というのが出ていましたが、これはトータルで何台ぐらいを想定しているんですか。 ◎蛭川 企画調整課担当課長 300台程度を今想定しております。 ◆飯塚正良 委員 300台というと、現状は何台でしょうか。 ◎蛭川 企画調整課担当課長 今現状につきましては、暫定で利用している駐車場台数についてはちょっと失念してしまいまして、明確な数字をつかめていないところがございます。申しわけございません。 ◆飯塚正良 委員 後で結構です。詳細な数字を教えてください。  それで、例えば駐車場の位置については、多層化というのは、一番東側の現状の平面式の駐車場を多層化するというイメージなんでしょうか。 ◎蛭川 企画調整課担当課長 お手元の資料でまいりますと、タブレット端末で表示していただいている資料1の2ページ目になりますけれども、右側の中段のところに地図がございます。地図の中で右側の上のほうになりますけれども、現在はテニスコート10面、駐車場などというふうに書かれた部分の多層化について検討を進めていきたいと考えております。 ◆飯塚正良 委員 そうすると、現状の競輪場の前に駐車場があったり、富士通スタジアムの中にも駐車場があったりしますけれども、そことの関係で何台ぐらいになるのか、アバウトで結構です。 ◎蛭川 企画調整課担当課長 駐車場につきましては、先ほど現在トータルで数字がつかめていないというお話をさせていただいたんですけれども、実際には320台ございますので、それの供用を開始している施設の、今お話がありました長方形競技場の周辺も含めまして再配置の計画を今後検討していきたいと考えております。 ◆飯塚正良 委員 今後の計画の中で必要台数が現状をどれぐらい上回っているのか後で教えていただければと思います。  最後に1つ、教育環境の確保ということについては、担当者が学校のほうにも赴いていろいろヒアリングをされているのも聞いておりますし、ぜひ今後、この基本方針と同時に教育関係者を含めた方々との十分な意思疎通をしていただきたいと思います。これは要望で結構です。 ○山田益男 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「富士見周辺地区整備推進計画(骨子案)について」の報告を終わります。  ここで理事者の一部交代をお願いします。                ( 理事者一部交代 )         ───────────────────────── ○山田益男 委員長 次に、所管事務の調査として、「公共施設におけるブロック塀等への対応について」の報告を受けます。  なお、関係理事者として、まちづくり局から関山建築指導課長が出席しておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎高橋 危機管理監 それでは、「公共施設におけるブロック塀等への対応について」御報告させていただきます。  公共施設におけるブロック塀等への対応につきましては、これまで、7月26日、8月24日の各総務委員会におきまして、主に2.2メートルを超えるブロック塀等への対応について御報告してきたところでございますが、このたび、2.2メートル以下のブロック塀や万年塀への対応につきましても市の対応方針が決まってまいりましたので、今回、改めて御報告させていただくものでございます。  詳細につきましては、危機管理室担当課長の大村から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎大村 危機管理室担当課長 それでは、「公共施設におけるブロック塀等への対応について」御説明させていただきます。  タブレット端末機の1(6)公共施設におけるブロック塀等への対応についてのファイルをお開きいただき、右下のページ番号、2ページ目の資料1をごらんください。初めに、資料の左上、1、調査結果の概要でございますが、6月18日に発生した大阪府北部地震を受け、市立学校を初めとする公共施設に設置されているブロック塀等について調査を進めてまいりました。調査の結果、ブロック塀や万年塀を設置している施設は204施設でございまして、そのうち撤去等の対応が必要な施設は106施設でございました。  次に、2、市の対応方針でございますが、初めに、高さ2.2メートルを超えるブロック塀等につきましては、現行の建築基準法の基準に適合しないため速やかに撤去し、年度内に代替の柵を新設いたします。また、高さ2.2メートル以下のブロック塀及び万年塀につきましては、写真及び現地確認を行った結果、優先度が高いと判断したものについて、複数年度に分け、計画的に撤去し、代替の柵を新設してまいります。なお、高さ2.2メートル以下のブロック塀及び万年塀の撤去に係る優先度の判断等につきましては、後ほど御説明させていただきます。  次に、3、2.2メートル超のブロック塀を有する施設への対応についてでございますが、調査の結果、ブロック塀16施設、投てき板2施設の計18施設でございました。18施設への対応の進捗状況でございますが、15施設につきましては、9月までにブロック塀等の撤去を完了しておりまして、現在は仮囲いを設置し、安全に配慮しているところでございます。また、新設柵の設置につきましても、平成31年3月末を目途に完了する見込みで対応を進めております。なお、18施設のうち3施設につきましては、調査の中で新たに2.2メートルを超えるブロック塀等であることがわかった施設でございまして、ほぼ予定どおり進捗している15施設とあわせまして、平成31年3月末までに対応を完了できるよう、対応を進めているところでございます。  次に、資料の右上に参りまして、4、2.2メートル以下のブロック塀等への対応についてでございますが、優先度の判断につきましては、上から2つ目の丸の判断基準に記載のとおり、1、高さが建築基準法の構造基準が分かれる1.2メートルを超えるものであり、2、外観上、劣化が著しいもので、3、多数の往来がある道路沿いか、もしくは隣地沿いに設置されているものについて、優先度が高いものであると判断しました。  次に、具体的な対応方法でございますが、ただいま御説明いたしました判断基準に全て該当する施設について、今年度から平成32年度までの間に集中的かつ計画的に対応するとともに、対応に当たっては、可能な限り国庫補助の活用や費用の平準化を図ってまいります。その中でも災害時の指定避難所に指定されている市立学校につきましては、さらに優先的に対応することとし、ブロック塀と投てき板につきましては今年度中に撤去、万年塀につきましても平成31年度中には撤去いたします。また、平成32年度までに対応することとしたブロック塀等につきましては、予算、設計・工事監理から進捗管理まで全庁的な体制で対応してまいります。  次に、対応施設数及びスケジュールでございますが、平成32年度までに対応する施設数は88施設でございまして、平成30年度、平成31年度は道路沿いに立地している53施設、平成32年度は隣地沿いに立地している35施設について、それぞれ集中的に対応することといたしました。  88施設の詳細につきましては、資料2に基づいて御説明させていただきますので、次のページをごらんください。こちらは、平成32年度までに対応する施設を一覧にしたものでございまして、表の左から、優先順位グループ、施設番号、施設名、塀の種類、備考となっており、備考には対応年度を記載しております。資料の左上の優先順位グループの1及び1.1のグループは、高さ2.2メートルを超えるブロック塀及び投てき板で、現在対応しているものでございます。その下の1.2のグループは、高さ2.2メートルを超える万年塀で、平成31年度に対応することとしております。その下の優先順位グループ1.3から、資料の右下の7までのグループが高さ2.2メートル以下のブロック塀、投てき板及び万年塀で対応が必要な施設でございます。このうち、資料左側中段の優先順位グループ1.3から、資料右上の4のグループにつきましては平成30年度、平成31年度に、残りの5から7までのグループにつきましては平成32年度にそれぞれ対応してまいります。  資料2の説明は以上でございます。  それでは、ページをお戻りいただきまして、再度、右下のページ番号、2ページ目の資料1をお開きいただき、資料の右下の部分をごらんください。5、3及び4の対象から外れたブロック塀等についてでございますが、施設管理部署による継続的な劣化状況の確認を行い、劣化状況や施設の整備計画など総合的に判断して、建築基準法等に基づいた適切な管理を行っていくことといたします。なお、参考資料1及び2として、7月から8月にかけまして総務委員会で御報告させていただいた資料を添付しておりますので、後ほど御参照いただければと思います。
     「公共施設におけるブロック塀等への対応について」の説明は以上でございます。 ○山田益男 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について質問等がございましたらお願いいたします。 ◆河野ゆかり 委員 今御説明いただきましたそれぞれ全部で合計106カ所につきまして、今現状、緊急的な場所として15カ所については既に撤去されて、次年度内に代替柵の新設という御説明をいただきましたが、現場への表示というのはどのような感じになっていますでしょうか。 ◎大村 危機管理室担当課長 対象のブロック塀、万年塀につきましては、連絡先を明記した注意喚起の掲示を行うとともに、施設管理者から利用者への周知につきましても図ってまいりたいと考えてございます。 ◆河野ゆかり 委員 ありがとうございます。そこは隣接して道路のそばを通る方々とか、特に学校施設等に多いブロック塀ももちろんなんですが、万年塀も真っすぐ立っていないように見える箇所も結構あり、きっとこれはそれぞれ専門の建築士の方が調査をされて、今早急な対応はしなくても大丈夫というような調査結果が出た場所もあるかとは思うんですが、御心配のお声は結構いただいておりますので、ありましたように、何か心配なときはそこにという表示で御案内をしてくださるということでよろしくお願いいたします。  あと、5にありました対象から外れたブロック塀は、ここにありますチェック項目を受けた中で早急な危険度からは外れたという箇所があるかと思うんですが、今後その状況確認というのが施設管理部署によるということは、どなたが通常、定期的なスパンで確認をするとか、年に1度確認するとか、何か期間を設けて誰が確認をされているのかお願いします。 ◎蛭川 企画調整課担当課長 委員の今の御質問でございますけれども、今回、私どもとしましては、ブロック塀全体を調査させていただきまして、判断基準における高さの部分で1.2メートルを超えるものについては対応していくということになっておりますので、今の御質問でいきますと、1.2メートル以下のものがまずは対象になっていると考えております。こちらにつきましても、劣化状況等を写真等で見て判断はしているんですけれども、そういった情報を含めて施設所管課もしくは施設所管局のほうに、こちらの施設ではこれぐらいのボリュームがありますという通知を既にさせていただいているところでございます。そちらの進捗状況、もしくは注意喚起、もしくは維持管理の中で修繕の計画等につきましては、各局の皆さんのほうでやっていただきたいと考えております。ただ、そうは申しましても、それがちゃんと進んでいるかどうかというチェックにつきましては、通年で1年に1回程度照会をかけさせていただきまして、進捗状況の確認を進めてまいりたいと考えております。 ◆河野ゆかり 委員 ということは、1年に1回、施設の管理部署、そこの施設長が確認をするということでしょうか。 ◎蛭川 企画調整課担当課長 一応、そのように今のところ考えております。また、その体制につきましても、今後、関係部署にも周知啓発を図っていきたいと考えております。 ◆河野ゆかり 委員 適正な対応をよろしくお願いします。 ◆川島雅裕 委員 1点だけ確認させてください。最初の調査結果の概要で、ブロック塀や万年塀を設置している施設が204で、うち撤去等の対応が必要な施設が106と、要は撤去の必要がない98施設のブロック塀や万年塀は大丈夫なんですかというお問い合わせがあった場合の模範の解答例を教えてください。 ◎蛭川 企画調整課担当課長 現状につきましては、主な著しい劣化状況等はございませんので、早期の対応は今のところ必要ではないと考えておりますけれども、今後、当然年数がたつにつれて劣化が進んでまいるという状況がございますし、今想定していない地震等も起きる可能性がございますので、施設管理者としては、施設全体の維持修繕のときにあわせまして、トータル的に改修等に取り組んでいきたいと考えております。 ◆川島雅裕 委員 要は2.2メートルを超えないとか、いろいろな条件の中でそういうことだということですね。わかりました。結構です。 ○山田益男 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「公共施設におけるブロック等への対応について」の報告を終わります。  ここで理事者の退室をお願いいたします。                 ( 理事者退室 )         ───────────────────────── ○山田益男 委員長 次に、その他として、今後の委員会日程につきまして、御協議をお願いいたします。   協議の結果、11月21日(水)、22日(木)に開催することとした。         ───────────────────────── ○山田益男 委員長 その他、委員の皆様から何かございますか。                  ( なし ) ○山田益男 委員長 それでは、以上で本日の総務委員会を閉会いたします。                午前11時26分閉会...