• 試掘(/)
ツイート シェア
  1. 川崎市議会 2017-10-02
    平成29年 10月健康福祉委員会-10月02日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    平成29年 10月健康福祉委員会-10月02日-01号平成29年 10月健康福祉委員会 健康福祉委員会記録 平成29年10月2日(水)  午前10時00分開会                午前11時15分閉会 場所:605会議室 出席委員勝又光江委員長、老沼 純副委員長嶋崎嘉夫松原成文花輪孝一浜田昌利、      河野ゆかり市古映美雨笠裕治露木明美吉沢章子渡辺あつ子委員 欠席委員:なし 出席説明員:(健康福祉局成田健康福祉局長西野担当理事総務部長事務取扱、        田崎担当理事保健所長事務取扱吉川地域福祉部長関川長寿社会部長、        馬場庶務課長高岸企画課長堺経営企画課担当課長青木長寿医療課長、        田村介護保険課長古谷野環境保健課長吉岩生活衛生課長       (病院局今井病院局長山田総務部長亀川経営企画室長関庶務課長、        古山庶務課担当課長高橋経営企画室担当課長田中経営企画室担当課長、        瀬川経営企画室担当課長五十嵐経営企画室担当課長       (まちづくり局竹村公共建築担当課長 日 程 1 議案の審査      (健康福祉局
        (1)議案第 93号 動物愛護センター新築工事請負契約の締結について     (2)議案第 97号 川崎市葬祭場指定管理者指定期間の変更について     (3)議案第102号 平成29年度川崎市後期高齢者医療事業特別会計補正予算     (4)議案第103号 平成29年度川崎市公害健康被害補償事業特別会計補正予算     (5)議案第104号 平成29年度川崎市介護保険事業特別会計補正予算     2 所管事務の調査(報告)      (病院局)     (1)井田病院駐車場有料化について     3 閉会中の継続審査及び調査の申し出について     4 その他                午前10時00分開会 ○勝又光江 委員長 ただいまから健康福祉委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のとおりです。  初めに、健康福祉局関係の議案の審査として、「議案第93号 動物愛護センター新築工事請負契約の締結について」を議題といたします。  なお、関係理事者として、まちづくり局から竹村公共建築担当課長が出席しておりますので、御紹介いたします。  それでは、理事者から特に補足説明等ございますでしょうか。 ◎成田 健康福祉局長 補足説明等、特にございません。よろしくお願いいたします。 ○勝又光江 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等もございましたら、あわせてお願いいたします。 ◆河野ゆかり 委員 おはようございます。よろしくお願いします。  この新動物愛護センター新築工事につきましては、動物愛護関係皆様方が切望されている内容で、やっとここまで来たかなというふうにも感じるところではあるんです。ちょっと確認なんですが、今の動物愛護センターさまざま動物愛護の施策に頑張っていただいているんですが、老朽化と見た感じ、いろんな一般市民の方もそこには行かれるんですけれども、狭隘化が進んでいるというイメージが物すごくするんですけれども、この新しい新築をされるセンターは、今の現状から想定してどれぐらい拡充というか、何倍ぐらいになるのか教えていただけますか。 ◎吉岩 生活衛生課長 例えば動物の収容数で申し上げますと、犬は約2倍、猫についても2倍から2.5倍程度の収容が可能になる犬舎、猫舎等を計画しております。それと、新たな機能になりますが、現状足りていない市民交流エリアという部分を設けます。適正飼養啓発室ですとか学習コーナー、それから3階には市民協働室などを設けまして、今後とも市民の方々に来ていただいて、またボランティアの方々と連携して、協働して取り組みができるようにということで計画は進めております。 ◆河野ゆかり 委員 犬も猫も合わせて収容数が2倍以上ということで、今きゅうきゅうとしてできない愛護施策も、新センターになると随分と拡充がなされてできるように、先ほど課長のほうから御説明がありました市民交流エリアで、今後の動物愛護施策の拡充については期待をするところです。  そういった市民交流ということで、動物愛護、今現状でも小学校等に行って動物愛護に対する学習に力を入れてやっていただいているかと思うんですけれども、この新センターにおいても、例えば幼稚園児皆さん方を受け入れてとか、時には小学生の皆さん方をこのセンターに受け入れて、そういった動物愛護学習というのも、先ほど言われた市民交流エリアが3階に設置されている、市民の憩いと集いのエリアというところで実施されると考えていてよろしいんでしょうか。ちょっと具体的に、もし何かあれば教えてください。 ◎吉岩 生活衛生課長 御指摘いただいたとおり、3階の部分には100人程度入れる研修室ですとか、市民協働室、市民の憩いと集いのエリア、猫との集いのエリアを設けます。現在も行っているんですけれども、いのちの教育プログラム、それに参加していただいたりして、市民の方々の学習、参加、協働の場として整備を行ってまいりたいと考えております。 ◆河野ゆかり 委員 ありがとうございます。あわせてこの中では駐車スペースが、どうしても動物を連れて来られる市民の方もあるかとは思うんですが、十数台分が用意されていると設計上あるんですが、駅としても平間駅と――どこだったかな、ちょうど中間点にあり、歩けない距離ではないので、立地的にも悪くはないと思ってはいるんですが、例えば幼稚園児皆さん幼稚園バスでこちらのセンターに来る場合は、そのバスの駐車スペースというのは対応できるようになっていますか。 ◎吉岩 生活衛生課長 一般の駐車場は15台分を確保させていただいているほかに、エントランスの付近に大型のバス1台を停車できるように計画しております。 ◆河野ゆかり 委員 そのスペース、とても大事かなと思いますので、お願いいたします。  あと、それと動物愛護ボランティアの方々等々から、また、市民の皆様方からもここの新センターについて期待が寄せられているのが、1階のスペースにあります野良猫手術室、収容等々、ここで野良猫に対しての不妊・去勢手術というのができるスペースが、今のセンターにはないんですが、新しいこちらの新センターには用意をされているというふうに図面上は思ったんですが、その認識でよろしいでしょうか。 ◎吉岩 生活衛生課長 地域の野良猫問題というのは動物愛護の喫緊の課題となっております。それに対応できるように野良猫手術室というのを設けて、地域でいわゆる地域猫として今後お世話をしていただいて、管理していただける猫という野良猫については、動物愛護センターで不妊・去勢手術を行ってまいりたいと思っております。そのために、衛生管理上、専門の部屋といたしまして、動物病院に準じた設備を設けて手術器具の洗浄とか滅菌等も行ってまいりたいと考えております。 ◆河野ゆかり 委員 今、市民への御案内では、動物愛護センターで不妊・去勢手術を希望して、それに応える場合は1万数千円程度の費用が発生をしているかと思うんですけれども、もちろん助成金は用意されているんですが、この新動物愛護センターにつきまして、獣医師会との医療提携も結ばれているかと思うんですが、その不妊・去勢手術の料金について、今の現時点で何か設定があれば教えていただきたいんですが。 ◎吉岩 生活衛生課長 いわゆる野良猫対策ということで動物愛護センターで行う手術につきましては、獣医師会さんの御協力もいただきながら無料の方向性で考えてはおります。それと両輪ではないんですけれども、現状の不妊・去勢手術補助金についても活用させていただいて、動物愛護センターまで来れないというようなボランティアの方々には補助金での対応も含めて検討しているところでございます。 ◆河野ゆかり 委員 ここ数日の多摩川で新たに野良猫を十数匹発見して、何とかしてくださいなんていう御相談も受けたところではあるんですが、地域の愛護団体さんが不妊・去勢手術地域猫についても実施しながら、できるだけ命を大切にという取り組みをしていただいていますので、新愛護センターにおける地域猫野良猫について、獣医師会先生方との医療提携により無料でという方向に進んでいるのは期待が大きいところかと思いますので、それが実現をするように進めていただきたいと思っております。  先ほど、課長から動物に対する医療処置をしないといけないので、動物病院にある医療設備に準じたものをこちらには設置していくとありました。なかなか行政が設ける医療設備設備機器等の導入のあり方については仕組みがあるかとは思うんですけれども、通常の動物病院医療機器料金設定とか購入の仕方とかというのは、獣医師会先生方がその辺は非常に情報も購入の仕方についても、簡単に言えば安くていいものを導入というお知恵をお持ちかと思いますので、これは要望として、その辺、よく御意見等を聞いていただきながら、限られた料金設定の中だとは思いますので、いいものをいい形になるようにお願いしたいと思います。  あと、代表質問のほうでも要望というか聞いたネーミングライツ等愛称募集等を提案させていただきました。ネーミングライツについては導入を行っている他都市とか、いろんな調査、照会を行って、メリット、課題を整理されながら検討していていただけると思っているんですけれども、ネーミングライツ委員会のほうで京都に伺った際には、あそこはドッグランがありましたので、市民の方が多く利用されるというそのドッグランネーミングライツというのはとても有効的かなと思ったんですが、ここは立地的に、今の現状としてはドッグランというのは厳しい状況かと思うんですが、例えばこの1階から3階の中で、市民の皆様方が一番多く利用され、ネーミングライツを導入するとすれば一番有効的と考えられている、検討に入っているような場所というのがあれば教えてください。 ◎吉岩 生活衛生課長 ネーミングライツに活用できるような部屋といたしましては、3階に設けます猫との集いのエリアですとか、そのような場所について検討を進めてまいりたいと考えております。 ◆河野ゆかり 委員 より有効的な、今、先日も中原区役所を中心に動物愛護フェアが実施されて、一番譲渡会のブースというかお部屋がすごくにぎわって、どの時間帯も、一番最初のオープン時は3列になるぐらいすごく多くの皆様方が集われていたのと、立地的なこともあるのか、中原の立地的だったのか、多くの子どもたち動物愛護フェアに参加してくださって大変盛り上がっていた様子を伺いました。市民の皆様方も関心が高い動物愛護の部門だと思います。  ここにある完成期限については、平成30年12月28日となっておりますので、来年には新しいセンターかというふうに期待も大きいことかと思いますので、そういった市民の期待に添える、また、さらに拡充できるセンターになるように、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆市古映美 委員 当初は衛生面ですとか、猫とか犬の毛が飛散するのではないかとか、においの問題とか、いろいろと近隣から危惧をする声があったんですけれども、それを一つ一つ説明もしてくださったんだと思います。つい最近行われた町内会への説明会の中では、そういう声はほとんど出なかったというところで、私もほっとしているんです。  今、避妊と去勢手術のことが出たんですけれども、地域猫というふうに認定されれば避妊・去勢手術をするということなんですけれども、この辺の、野良猫地域猫との区別をどんなふうにして仕分けしていくのか。あと、京都に行ったときに去勢と避妊手術は生後何カ月と決められていたと思うんですけれども、この辺についても、そちらのほうでお考えのことがあったらばお聞かせ願いたいと思います。  それからもう一点は、そうはいっても、私の地域でもいろいろと猫を大好きな人が餌をやったりふえちゃって、車のボンネットの中に入り込んで、車が大変な状況になったとか、いろいろなトラブルというのが後を絶たないんです。ここができますと、近隣の方やそれ以外の方からも、きっとそういう相談が行くのではないかと思うんですね。ここに交流室だとか学習室があるんですけれども、そういうような相談も受けて、うまくその問題を解決する方向をともに考えるという、そういうセンターになってくださるのかどうか、その辺についてちょっとお聞かせください。 ◎吉岩 生活衛生課長 まず、地域猫野良猫の違いというところなんですけれども、野良猫に対して餌を与え、不妊・去勢手術をして、ただそれだけだということでありますと、管理というものがなければ、やはり地域の方々には御迷惑をかけることになるかとは思っております。  そこで、手術をした後も、ふんの世話ですとか、地域への合意をとるですとか、皆様に御説明をするですとか、そういうところまで御配慮いただけるという猫について、私どもは地域猫であると認識しておりますので、なかなか厳しいところはあるかと思いますが、そこまでの管理についてやりますよと言っていただける猫については、センターで手術していくべき対象かなとは考えているところでございます。  それから、手術を行える月齢につきましては、ひところよりも医療技術獣医療が上がってきて、低い月齢で手術できるようになってきているとは伺っておりますが、そこの具体的な獣医療の部分につきましては、川崎市獣医師会さんの御協力等をいただきながら連携して対応していきたいなとは考えております。  それからもう1つ、猫の相談についてでございますが、現時点でも区役所衛生課及び動物愛護センター、たまには私ども生活衛生課にも御相談のお電話をいただいている現状でございます。今後につきましても、区役所と連携を図りながら、さらに強力な体制が組めるように、動物愛護センターとも対応していきたいなとは考えているところでございます。 ◆市古映美 委員 地域猫野良猫の規定がなかなか、今ちょっと厳しいというお話もあったんですけれども、地域で今後管理していくのも、なかなかそういうふうな合意がとれるかどうかというのも難しいところが現実的にはあるんだろうと思うんです。例えば広場の一角で飼育して責任を持つということで、ただ、ふえないというのは、これはもう大原則ですから、命あるものは命ある限り、私たちはきちんと見守っていかなくてはいけないし、でも、不要な途中で悲惨な目に遭うようなことはさせたくないという思いとあって、ここの地域猫という限定をつくるのは、口でお約束して、やります、大丈夫ですというところで、これが地域猫として規定されるのかどうかというのが、今の答弁だけではいま一つわからなくて、今の答弁ですと、きっと現場では苦労するんじゃないかなと感じるんです。  あと、生後の問題は、これから獣医師さんと相談していきたいということですので、京都なんかはかなり厳しい規定を設けていましたから、あれもいいのかなというところはあるんですよ。ですから、今後、まだ開設まであと1年以上ありますので、そういう点もきちんと明確にしながら市民に広報していかないと、またトラブルのもとになるんじゃないかなということも思いますので、その辺については、ぜひ今後検討して、またわかった時点でお知らせ願えればと思っています。 ◆渡辺あつ子 委員 以前、蟹ケ谷で見せていただいたときにもちょっと質問したんですけれども、今、動物愛護法の中で、業者がペットショップなんかで潰れてしまったり、そういうのは基本、受け入れなくていいですよとなっていて、今の愛護センターでも受け入れていませんと答えて、それはそれでいいと思うんですけれども、例えばこれから新しいところができて、市民交流センターなんかもあって、地域の方からあそこのペットショップの裏にみたいな、そういう相談があったときに、センターや、今も市役所でというお話があったんですけれども、そういう行政指導は引き続きしていくんですか。 ◎吉岩 生活衛生課長 動物愛護法に基づきました動物愛護指導員という者が動物愛護センター及び区役所衛生課におりますので、そういった者たちが現地に出向き、指導をしてまいります。 ◆渡辺あつ子 委員 わかりました。では、その指導員の方に通報があったらば、現地に出向くということで捉えてよろしいんですね。 ◎吉岩 生活衛生課長 そのとおりでございます。 ◆渡辺あつ子 委員 わかりました。ありがとうございました。いいセンターになっていけばいいなと思っていますので、そこら辺は要望しておきます。 ◆花輪孝一 委員 ソフト面についてはるる質問等させていただいたんですが、きょうはまちづくり局の方も見えていますので、ハードのことでちょっと心配な点が1点あります。というのは、最近、こうやって工事締結をすると、実際に基礎工事というか、くい工事等々入ったときに地中埋設物があったりとか、さまざまな要因で工期が延期になったり、工事費が大幅に変わるみたいなことがあるということが危惧されるんです。もちろん事前にボーリング調査等々、種々調査をしたと思うんですけれども、これは実際に設計をし、業者さんに発注する前にやっているとは思うんですけれども、確認の意味で、その辺のところを教えていただければと思います。  それから、先ほど、うちの河野が言っていたように、本当に待ち望んでいる方もいっぱいいらっしゃいますので、工期というものがしっかりととれているとは思うんですけれども、その辺に余り無理のない工期なのかどうかも含めて、そういうハード面を伺いたいと思います。 ◎竹村 まちづくり局公共建築担当課長 最初に、お問い合わせのありました地中障害の件についてですが、まず、本工事につきましては、建物を支持する支持層を把握するために、ボーリング調査を2カ所やってございます。くい工事には支障ないことを確認しております。あと、それ以外に、本件につきましては、たまたま北側に給食センター工事等をやっておりまして、追加で調査することが可能だったこともありまして、基礎の深さが大体2メートル部分につきましては試掘を行いまして、地中埋設物がないことは確認してございます。  また、工期につきましては、今回、標準的な工期を採用しておりますので、請け負った業者、それから実態の工事について、また周辺の方々に対してその辺のしわ寄せがないものと考えてございます。 ◆花輪孝一 委員 要望でございますけれども、やはり地域、近隣の方、給食センターのこともあるんですけれども、この工事等々で御迷惑をかけることも大変多いと思いますので、近隣への配慮という部分は、ぜひ御指導をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆吉沢章子 委員 今の花輪委員の御質問で、地中埋設物に関して試掘をなさったという件、何カ所やられたんですか。 ◎竹村 まちづくり局公共建築担当課長 試掘につきましては8カ所実施してございます。 ◆吉沢章子 委員 試掘の8カ所は、この面積に対しては十分だとお考えですか。 ◎竹村 まちづくり局公共建築担当課長 箇所数について特に基準があるものではございませんが、一般的なボーリング調査に加えてやっておるということを考えまして、十分だと考えてございます。 ◆吉沢章子 委員 花輪委員がおっしゃったとおり、前回、等々力の件で35億円という莫大な数字が出てしまって、これはどこから出すんだというお話が出ていると思うんですよ。これは以前から申し上げているとおりで、この8カ所が少ないとは私は思いませんし、試掘に関しては基準もないし、このことは前からずっと議論を続けている話なんですけれども、この間も要望しようと思ったんですけれども、前もって地中埋設物は予算をとっておいたほうがいいと思うんですよね。35億円をいっぺんに出すのも問題なので、地中埋設物予算というものをしっかりと計上しておいて、昭和40年以前には合法だったんですから、どこを掘っても出てくるのが当たり前だと思いますので、そういう考えで予算計上しておいて、そこから取るというふうにしておかないと、今までは掘れば2億円だとか、3億円というのはよくあったんです。35億円というすごい数字が出てきたなと思ったので、これを機に、ここは8カ所やっていらっしゃるので大丈夫だとは思いますけれども、でも、等々力の場合はやったところ以外のところから出てきたんですよね。たまたまやったところがなくて、それ以外のところに埋設物があったということになりますから、それは何をしてベストかというのはなかなか申し上げられない数字ではありますが、一般的にあの面積で8カ所というのはまあ合法かな、正しいかなと思いますので、ぜひそういうことも検討していただいて、本当に工期が延びたりとか、お待ちになっている方が望んでいるときにできないというような支障がないあり方をぜひ御検討いただきたいと思います。要望です。結構です。 ◆露木明美 委員 1点ちょっと確認しておきたいんですけれども、図面を見ると南武線側に接しているというところで、やはり電車の音というのは結構すると思うんです。そちら側のほうに1日中飼養しておく動物の保管施設がない、反対側のほうになっている設計で、その辺はありがたいと思うんですけれども、やっぱり騒音はある程度あると思うので、普通の建物よりかは、そういったことに何か配慮した点というのはあるんでしょうか。 ◎吉岩 生活衛生課長 今、外側からの音という御質問なんですけれども、逆に中側から、犬を収容しますので、その犬の鳴き声が近隣の方々に迷惑をかけないという観点で施設はつくっております。例えば窓ガラスにしても防音サッシを入れるですとか、躯体についても防音設備が整っているような形での躯体としておりますので、逆に外からの音についても遮ることができるかなとは認識しております。 ◆露木明美 委員 そういったところで中から外へ入るのがあるんですけれども、実際にはその対策をきちっとしておけば、外から中へ入りにくいと思うんです。私は南武線のすぐ近くのお宅が知り合いで、たまたま私なんかは感じなかったんだけれども、そういったところに接している建物は、南武線の電車が走ることによる音というのが毎回かなりすごいんだなと改めて思ったんです。今回は設計上の配慮もあるし、南武線側にはほとんど窓を少なくしているとかあるわけなんですけれども、防音対策をなさっていらっしゃるということなので、よかったなと思います。中から外に一応対策はあるわけですね。では、外から中も少ないんじゃないかと期待しておきます。 ○勝又光江 委員長 ほかにございますでしょうか。                  ( なし ) ○勝又光江 委員長 ほかに質疑、意見・要望がなければ、採決に入りますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○勝又光江 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第93号 動物愛護センター新築工事請負契約の締結について」を原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 ( 全員挙手 ) ○勝又光江 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  ここで理事者の一部交代をお願いいたします。                ( 理事者一部交代 )         ───────────────────────── ○勝又光江 委員長 次に、健康福祉局関係の議案の審査として、「議案第97号 川崎市葬祭場指定管理者指定期間の変更について」を議題といたします。  理事者から特に補足説明等はございますでしょうか。 ◎成田 健康福祉局長 補足説明等、特にございません。よろしくお願いいたします。 ○勝又光江 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。 ◆河野ゆかり 委員 この指定管理者さんについては、特によく私も行かせていただく北部斎苑のほうなんですけれども、こちらについて駐車場の管理も含めた指定管理者さんと思っていてよろしいですか。 ◎吉岩 生活衛生課長 駐車場を含め全ての施設の管理運営について指定管理に委任をしております。 ◆河野ゆかり 委員 この駐車場スペースの確保が難しいので、幾度となく課題に挙がっているところだと思うんですけれども、今回、大規模改修に当たって、火葬棟の横にも50人規模等の新たな式場が拡充されるというふうに伺っていたかなと思うんですけれども、その認識でよろしいですか。 ◎吉岩 生活衛生課長 火葬場の隣に、現状、増築棟という表現をさせていただいておりますが、事務所、それから小規模の斎場、小規模の休憩室、遺体保管庫等の機能を設けた新たな建物を建築している最中でございます。 ◆河野ゆかり 委員 ということは、その拡充とともに、その時々によるとは思うんですが、駐車場の利用者等についてもふえてくるかと思います。時には行かせていただく中で、周辺の駐車場をお持ちの施設と連携をとられた駐車場案内をされている場合もあるんですが、これは利用される方とその指定管理者の方との間でのその時々の対応でそうなっていると思っていてよろしいですか。 ◎吉岩 生活衛生課長 御指摘いただいた周辺の民間の斎場との連携でございますが、これは具体的には現指定管理者と民間の間で、その時々に連携というか話をして、お互い利用できるようにやっていただいているという認識は持っております。 ◆河野ゆかり 委員 これは意見・要望なんですけれども、そのときによって、周辺の商業施設さんの駐車場と連携されている場合、一旦北部斎苑の駐車場に行って、いっぱいだからとめられないので向こうに行ってくださいと、駐車場で立っていらっしゃる警備員の方の案内で行くんですが、そことの連携がとれている場合ととれていない場合があり、もう一度それを戻らないといけない場合というのもあったりするので、例えば事前に連携がとれている場合、本当に斎場を利用される方が、今回の連携でそちらの商業施設の駐車場を使っていいんだという案内のチケットとかを一旦駐車場とかで1回丁寧に案内をされると、わざわざ商業施設のほうにまた新たな案内誘導員の方を立てなくても、またその方がいない場合に案内された方が右往左往しなくてもいいかと思いますので、ちょっと丁寧な対応をしていただけるように、指定管理の方に徹底をしていただければなと思いますので、これは意見・要望で、よろしくお願いします。 ○勝又光江 委員長 ほかにございますでしょうか。  ほかに質疑、意見・要望がなければ、採決に入りますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○勝又光江 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第97号 川崎市葬祭場指定管理者指定期間の変更について」を原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 ( 全員挙手 ) ○勝又光江 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  ここで理事者の一部交代をお願いいたします。                 (理事者一部交代)         ───────────────────────── ○勝又光江 委員長 次に、健康福祉局関係の議案の審査として、「議案第102号 平成29年度川崎市後期高齢者医療事業特別会計補正予算」を議題といたします。  理事者から特に補足説明等はございますでしょうか。 ◎成田 健康福祉局長 補足説明等、特にございません。よろしくお願いいたします。 ○勝又光江 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。                  ( なし )
    勝又光江 委員長 特に質疑、意見・要望がなければ、採決に入りますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○勝又光江 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第102号 平成29年度川崎市後期高齢者医療事業特別会計補正予算」を原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 ( 全員挙手 ) ○勝又光江 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。         ───────────────────────── ○勝又光江 委員長 次に、「議案第103号 平成29年度川崎市公害健康被害補償事業特別会計補正予算」を議題といたします。  理事者から特に補足説明等はございますでしょうか。 ◎成田 健康福祉局長 補足説明等、特にございません。よろしくお願いいたします。 ○勝又光江 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。                  ( なし ) ○勝又光江 委員長 特に質疑、意見・要望がなければ、採決に入りますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○勝又光江 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第103号 平成29年度川崎市公害健康被害補償事業特別会計補正予算」を原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 ( 全員挙手 ) ○勝又光江 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。         ───────────────────────── ○勝又光江 委員長 次に、「議案第104号 平成29年度川崎市介護保険事業特別会計補正予算」を議題といたします。  理事者から特に補足説明等はございますでしょうか。 ◎成田 健康福祉局長 補足説明等、特にございません。よろしくお願いいたします。 ○勝又光江 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。                  ( なし ) ○勝又光江 委員長 特に質疑、意見・要望がなければ、採決に入りますが、よろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○勝又光江 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第104号 平成29年度川崎市介護保険事業特別会計補正予算」を原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                 ( 全員挙手 ) ○勝又光江 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  ここで理事者の交代をお願いいたします。                 ( 理事者交代 )         ───────────────────────── ○勝又光江 委員長 次に、所管事務の調査として、病院局から井田病院駐車場有料化についての報告を受けます。  理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎今井 病院局長 それでは、所管事務の調査といたしまして、市立井田病院駐車場有料化について、高橋経営企画室担当課長から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎高橋 経営企画室担当課長 それでは、市立井田病院駐車場有料化について御説明いたしますので、お手元の資料1をごらんください。  このたび、井田病院に新たな駐車場が本年7月13日に完成し、18日に仮供用を開始いたしました。ついては、この駐車場の民間事業者への貸し付け及び有料化を12月1日から始めますので、その内容をお知らせするものでございます。  1の新たな駐車場の概要についてでございますが、(1)にございますが、本駐車場は自走式の立体駐車場でございまして、4層構造から成るものでございます。次に、(2)駐車台数は153台でございます。次に、(3)の構造は鉄骨造2階建てでございます。次に、(4)開場時間は24時間(365日)となっております。  2ページ目の市立井田病院敷地図面をごらんください。本駐車場は図面中央の濃い色の網かけ部分でございます、井田病院再編整備事業のⅢ期工事の一部として整備したものでございまして、紙面中央にございます黒枠で囲った部分でございます。矢印で車の動線をお示ししておりますが、入り口となっているところの入場ゲートから立体駐車場の最上階に入場し、4層の立体駐車場を自走しながら下っていく構造になっております。出場する際は、最下層の出口のところに精算機があり、このゲートから出場し、駐車場の左側の登り坂を登って敷地外へ出ていくような動線となっております。  なお、参考までに駐車場内のフロアごとの図面につきましても3ページ目にございますので、後ほど御参照ください。  資料の1ページ目にお戻りください。2の運営事業者についてでございますが、運営事業者はタイムズ24株式会社でございます。今回は公募型企画提案方式により業者選定を行ったものでございます。貸付期間は、平成29年12月1日から平成34年3月31日まででございます。契約の手法は行政財産の貸し付けとなっております。  3の貸付料収入についてでございますが、平成29年度は12月から3月までの4カ月間で1,339万2,000円でございまして、30年度以降は年間4,017万6,000円が病院事業会計の収入となるものでございます。  資料の右上をごらんください。4の駐車場利用料についてでございますが、表の1行目の左側の診療を受ける方は、入庫後3時間まで200円、以降1時間100円、当日最大1,000円でございます。表の2行目、面会の方は、入庫後1時間まで410円、以降30分200円、当日最大1,000円でございます。表の3行目、身体障害者等は無料とし、そのほかに、井田病院では外来での人工透析及びがんなどに対する化学療法に力を入れており、これらの治療は長時間になることがあるため、事業者の提案により無料となっております。表の4行目、一般の方、これは病院に営業に来た業者等を想定しておりますが、入庫後1時間まで410円、以降30分200円となっております。その下に参考として川崎市病院事業の設置等に関する条例の規定をお示ししております。  5の駐車場におけるその他のサービスについてでございますが、(1)のクレジットカード、交通系ICカードによる多彩な支払い方法に対応しているほか、(2)の病院のホームページから駐車場の満空状態を確認できる仕組みの導入、(3)のタイムズのポイントカードの利用、(4)のコールセンターによる24時間トラブル対応など、駐車場にかかわるさまざまなサービスを提供されることになっております。  6の有料化に向けた広報でございますが、本委員会での報告後に、市のホームページへの掲載、院内でのポスター掲示やチラシの配布、報道投げ込みを行いまして、10月21日号の市政だよりに掲載し、市民に周知を行ってまいります。既に仮供用開始時に、駐車場有料化について院内掲示及びチラシの配布を始めているところでございます。  資料の説明は以上でございますが、最後に、駐車場有料化についてでございますが、井田病院へのアクセスにつきましては、交通局と連携し、井田病院―小杉駅東口間での大幅増便とともに、急行便の新設や井田営業所からの乗り継ぎ便の増便を行い、さらには、このたびバスロータリーの整備も行い、バス利用者の利便性の向上に努めているところでございます。  このような状況の中で、井田病院への来院の際には、できるだけ公共交通機関を御利用いただくようお願いしておりますが、お車で来院される病院利用者の駐車場も確保する必要があることから、このたび、立体駐車場を整備したもので、供用開始に当たり、受益者負担の原則に基づいて、利用される方には御負担をお願いするとともに、病院利用を目的としない駐車を抑制するなど、適正利用の推進を図ることから、このたびの有料化を行うものでございますので、御理解を賜りたいと存じます。説明は以上でございます。 ○勝又光江 委員長 説明は以上のとおりです。ただいまの説明について質問等がございましたらお願いいたします。 ◆渡辺あつ子 委員 駐車場の利用について説明いただきまして、例えば御利用される方が車椅子なんかで福祉有償運送の車を使って御利用されて、社協の福祉有償運送は玄関前でおろすので、駐車場には入らないんですけれども、NPOとかそういう場合の福祉有償運送の車で行ったときには、患者さん扱いというふうに捉えていいんでしょうか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 そのような場合の利用につきましては、基本的には患者さん扱いということでよろしいかと考えております。 ◆渡辺あつ子 委員 医療機関によっては、事業者さんでしょうと言われる場合もあるので、ちょっと確認させていただきました。ありがとうございました。結構です。 ◆露木明美 委員 1点だけちょっとお聞きしたいんですけれども、1カ月の賃料収入が大体300万円余りということで、これは日中と夜と使用率は違うと思いますけれども、どんなふうな根拠で算定してきているか、稼働率と関係あるんでしょうか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 こちらの貸付料収入につきましては、事業者からの提案を受けて、その提案の中にこの金額が示されたものでございまして、その算定の根拠につきましては、提案した事業者のほうでやっておりますので、私どものほうではその辺の事情はつかみかねているところでございます。 ◆露木明美 委員 根拠は、本当は提案の中に、本来ならこのくらい利用するからという根拠があって示されているのかなと思いましたけれども、なかなかそれは難しい質問で、その辺は本当はとっておくべきだったかなと思います。以上で結構です。 ◆松原成文 委員 2点ありますけれども、P2の障害者の人たちは病院のほうにどういうふうに入られるんですか。P1も含めて、車椅子の表示がありますけれども。 ◎高橋 経営企画室担当課長 車椅子の方につきましては、病院前のロータリーでおりることも可能ですし、また、その後、直接駐車場の中に入って、そこで乗降することも可能となっております。20分までは認証を受ければ無料の扱いとなりますので、その間に駐車場に入った場合も、その間に出ていただければ無料扱いとなります。 ◆松原成文 委員 病院の前で障害者の方がお1人で運転してくることは想定できないということで、車を病院の前でおりて、置いた車はそこに置きっ放しということなんですか。 ◎五十嵐 経営企画室担当課長 今申し上げましたのは送迎ということで、車椅子の方御自身が運転される方ではなく、送迎される方については病院前のロータリーで乗降する。3ページにございますように、駐車場のところに車椅子用の区画を設けてございます。こちらで乗りおりされた方は、3ページ目の図の左上の四角で囲ったところの下側の左側なんですが、ちょうど横断歩道が表示してございますが、こちらから病院側に渡っていく形になります。 ◆松原成文 委員 わかりました。P2の人はどのように下におりるんですかということなんですが。 ◎五十嵐 経営企画室担当課長 こちらの四角の中にエレベーターが設置してございまして、下の階にもエレベーターは、P2というか、エレベーターから上に上がることは可能でございます。 ◆松原成文 委員 わかりました。実際に車椅子でそういった実走実験をされたんでしょうか。 ◎五十嵐 経営企画室担当課長 現在、7月18日から駐車場について仮供用を開始してございまして、その間、乗降場所、病院前ロータリーのところを工事してございまして、車椅子を使用する方もこの駐車場の一番上の層、図面で言いますと、A3のP1の駐車場区画あたりを使いまして、こちらで乗降もしていただいて、こちらから車椅子で病院前まで行っていただくということをしてございました。その中でも大きなトラブルがなかったということで、多少の御不便をおかけしているとは思いますが、承知しているところでございます。 ◆松原成文 委員 わかりました。そういう御説明でありますけれども、やっぱり担当として一度現場を実際に御自分で確認するということも大事かなと。というのも、御自分で車椅子に乗って、そういう経験というか体験をしてみないと、御意見がないから大丈夫ですというようなことではなくて、やっぱり実際、担当としてそれはしっかりと確認されたほうがよろしいと思いますので、これは御要望とさせていただきます。  それと、この駐車場は1カ所だけですと、どう見ても診察を受ける方、面会の方、身体障害者、一般の方となっておるんでありますが、ここで働く方たちについては全員バスで通勤ということでよろしいんですか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 基本的にはバスなどの公共交通機関を使って通勤するということになっております。 ◆松原成文 委員 基本的でない方は、どこか特別に駐車場が用意されているということなんですか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 職員で、どうしても車でないと通勤できないというような場合には、敷地内の場所をどこか確保するなど、それぞれ状況に応じて検討してまいりたいと考えております。 ◎今井 病院局長 ただいまの職員の件ですけれども、現在、日勤帯につきましては、例えば看護師で言うと互助会みたいなものをつくりまして、近隣の月決めの駐車場を借りて、そちらを利用しているような状況でございます。それはあくまでも個人、自己判断で通勤で車を使うということで、近隣の駐車場を使っているということでございますけれども、夜間、救急で呼び出された場合、オンコール等もございますが、そういう場合は院内の敷地内に駐車場がございますので、そちらの利用をお願いしているところでございます。 ◆松原成文 委員 わかりました。その辺は臨機応変に対応していただければよろしいかと思いますが、特に今回のこの駐車場について、職員の方が御利用するときに、割引とか時間貸しではなくて、定期貸しとかそういうことはないということでよろしいんでしょうか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 今のところ、そのようなことはまだ検討しておりません。 ◆松原成文 委員 そうすると、駐車場がいっぱいにならないときは、職員の方たちについても月貸しですとか、月極めですとか、そういうことも今後検討していかなければいけないということになるんでしょうか。 ◎亀川 経営企画室長 今回は事業者にお願いして管理を設定するのと、あと、利用料金も事業者側の提案なんですけれども、当然事業者としての採算性の確保というのはございますので、余り利用が伸びないときには、もう少し収益をというところの相談があった場合には、そういった定期貸しのような、月極めのような利用の仕方も場合によっては出てくるのかなということは想定しておりますけれども、現時点ではまだそういったところまでは話は進んでおりません。 ◆松原成文 委員 わかりました。これからどのような状況になるか、ちょっと確認はできませんけれども、そのときそのときで適切な対応をしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆花輪孝一 委員 有料化という中身そのものは決して反対するわけではないんですけれども、ただ、これは先ほど来御説明いただいた中でちょっと気になることがあったんです。まず、この選定方式なんですけれども、公募型、いわゆるプロポーザル方式でやったということなんですが、これは幾つぐらいのところから応募があって、最終的にこのタイムズに選定されたという経過を簡単で結構ですので、教えていただいてよろしいでしょうか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 公募に当たりましては、2社から応募がありまして、その応募後、選定委員会を行いまして、その選定委員会でプレゼンテーションを行っていただいて、それで評価を行ったものでございます。 ◆花輪孝一 委員 その選定委員会というのは、どのぐらいの方で、どういう立場の方で構成されている委員会でしょうか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 井田病院の職員と、あと財政局の職員にも応援をいただいて選定を行いました。 ◆花輪孝一 委員 それで、この料金は、運営事業者の提案でということなんですけれども、これはあくまでも初めて聞いた印象なんですが、先ほど、一般の方という部分、これは業者等を想定ということなんですけれども、この一般の1時間までの利用と、それから面会に来た方とか、そういう方たちと同じ410円というようなことなんですけれども、これはぱっと見ですと、これは一般の方でも面会の方でも同じなのかなと、正直に言って、そういう印象を受けるんです。これについてはどういうような根拠というか、理由でこういう設定になったんでしょうか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 この辺の根拠につきましては、事業者のほうからの提案ということで、その辺、正確なところはわかりかねるところではございますが、面会の方につきましては病院利用者の方でありますので、当日最大1,000円、また、入庫後20分までは無料といった、一般の方とは異なった料金体系を適用することによって、その辺の差を設けているところと考えております。 ◆花輪孝一 委員 この入庫後20分までは無料という部分なんですが、面会で20分以内とか、あるいは診療を受けに来て20分で終わるというのは到底考えづらいと思うんですが、市民感覚からすると、ええっ、20分まで無料というのはどうなのかな、そのような印象を受けると思うんですけれども、それに対してはいかがでしょうか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 この20分という時間につきましては、車で送迎で送ってこられて、車椅子などに乗られた患者さんを一旦駐車場へ入れておろされて、病院の院内のほうに御案内して、車のほうはすぐに出るというような、そういった場合、通常、病院前のロータリーでもおろせますけれども、そちらがいっぱいであったりとか、そういった事情でほかに回らざるを得なかったようなときにも無料になる、病院前のロータリーと同じ扱いになるように配慮してあるものと考えております。 ◆花輪孝一 委員 いろいろ料金がどうだこうだと言ってもあれなんですけれども、要するに大事なことは、市民感覚というのがとても大事で、やはり井田病院の場合は、当然のことながら紹介等を受けてちゃんと診察していただいたり、検査をしたりとか、あるいはまた来てくださいということで予約をしているわけですけれども、ここに書いてあるように大体3時間程度はかかってしまう。当然バスを使えばいいんですけれども、体調が悪かったり、あるいは家族の付き添いが必要だったりして、一度行って、また帰って、また迎えに行くという、これは近隣の方は別ですけれども、基本的には現実的には少ないと思う。もう少しその辺のところで、今回は別に反対はしないんですけれども、やはりそういうようなことも考えるべきじゃないかなというのが一つ。  先ほど、松原委員からあったように、やはり定期的にここを利用するという方がいらっしゃれば、その都度ごとにお金を払うというのではなく、やはりそういう定期パスみたいなものも、これは状況によっては必要なんじゃないかなと思うんですよね。確かに公共機関を使ってというのはわかるんですけれども、やはり病院というのは、これはなかなか車じゃないと、しかも井田病院さんの場合はちょっと駅から遠いというのもありますから、これはやはり現実的には車での利用というのは非常に多くなると思うんですよね。これは意見ですからお答えは結構なんですけれども、そういうこともこれから十分検討いただいてというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆市古映美 委員 私もそんなふうに思うんですけれども、駅から遠いというだけじゃなくて、立地条件からいって、これは山の上ですから、その意味で、こういう交通機関を使わないとなかなか利用できない。しかも、健康な人が健康診断で行くという方は少ないわけで、慢性疾患の方ですとか、そういう病気の方がいらっしゃるという点では、確かに公共交通機関、今お話しがありましたようにバスの便が増便されて便利になったということは、これはこれでそれはよかったと思うんですけれども、ただ、そういう立地条件の中で、やっぱり川崎市立病院とは違った、少し配慮した料金体系をぜひしていただきたい。前も報告があったときにさせていただいたことがあったんですけれども、私もずうっとこれを見ていて、入庫後20分というのは、面会に行って帰ってくるなんていうことは、とても20分じゃできるわけがないし、送ってきて、そういうことなんだなと思ったんですけれども、余り現実的じゃないですよね。  こういうところでもちょっとした配慮がもう少し必要じゃないかなと思うのと、面会の人と一般の人が同じというのも、これもちょっと。これは業者が提案したということですから、病院局としてこの辺について配慮できないのかなという思いが非常にあるんですけれども、もうこれは全く提案されたからこのままいかざるを得ない、そういった政策的な配慮というのは今後できないものなんでしょうか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 今後につきましては、今後の駐車場の運営状況を見まして、料金体系等について、事業者のほうと協議していくことは可能かと考えております。 ◆市古映美 委員 ぜひそういう立地条件と、それから診療に来る方たちのさまざまな条件を考えて人工透析ですとか化学療法の患者さんが無料になったというのは、これは当然だと思うんですけれども、それ以外につきましても、きょうもこの委員会でも議論があったとおり、病院局のほうとしても、ぜひそういう政策的な判断をしていただきたい、これは強く要望しておきます。 ◆浜田昌利 委員 面会の方と一般の方で入庫後20分まで無料というのは違うんですけれども、また当日最大1,000円とあるんですけれども、これはどういうふうに区別するのかなと。 ◎高橋 経営企画室担当課長 一般の方の場合は認証を受けない利用となります。面会の方の場合には、出庫前に1回認証を受けていただくということで、認証につきましては、1階の玄関を入ったところに認証のコーナーを設けまして、そこに昼間の時間帯は駐車場運営事業者の認証スタッフが1人つくことになっております。それ以外の夜間とか、スタッフのいない時間帯については、警備室のほうで行うことになりますけれども、そちらで一旦認証を受けて、それから出庫していただくということになっております。 ◆浜田昌利 委員 そうすると、面会に来た場合は、面会に来たんですと申し出て、そうすれば認証を受けられるわけですか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 面会の際には、面会受付で面会証を交付しておりますので、その面会証によって確認をすることになっております。 ◆浜田昌利 委員 わかりました。これは参考として書いてありますけれども、川崎病院には面会の方に対する20分までとか、当日最大1,000円とかというのはないわけなんですよね。ただ、川崎病院も同じタイムズさんが運営していたかなと思うんですけれども、これによって川崎病院のほうも見直すなんていうことがあるんでしょうか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 川崎病院のほうは市の直営で運営しておりまして、現在のところはタイムズの運営とはなっておりません。 ◆浜田昌利 委員 なっていないんですか、そうですか、わかりました。  では、直営であっても、これによって面会に対する何か配慮のようなものは、川崎病院は確かにないんだなと私は思っていましたけれども、こういうことを受けて何か考えられるというようなことはあるんでしょうか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 川崎病院におきましては、現在、面会の方は診療を受ける者の分類で料金をいただいております。 ◆浜田昌利 委員 そうすると、面会の場合でも3時間までは200円という意味ですか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 そのような形で運営をしております。 ◆浜田昌利 委員 私は余りそういう認識をしていなかったんですけれども、そうすると、総合受付なりで面会に来ましたと言って、あそこで特に駐車券とか聞いてくれませんよね。帰りの際にも面会証をここに入れてくださといってただボックスがあるだけで、本来はそこで駐車場を利用の方は申し出てくださいと。だったら、そういう案内をしていただきたいなと思うんですけれども、どうなんでしょう。 ◎高橋 経営企画室担当課長 面会の方は、面会受付が総合案内のところに設けられまして、その際に申し出があったときに、そこで認証していると認識しております。 ◆浜田昌利 委員 わかりました。ということは、では、最初に総合受付で面会証をもらうときに、その場でもう駐車券を出してやるということなんですね。では、そのことをもっとわかりやすく案内していただけたらと思います。よろしくお願いします。 ◆河野ゆかり 委員 今、浜田委員から川崎病院のことが出たんですが、気になるのは多摩病院なんです。多摩病院も、あそこはタイムズだったと思うんですけれども、今後認証できるということですね。面会についても多摩病院を教えていただきたいと思います。
    ◎高橋 経営企画室担当課長 多摩病院につきましては、面会の方のうち、御家族についてのみ診療を受ける者としての扱いで料金をいただいております。それから、駐車場の運営事業者につきましてはタイムズではございませんので、基本的に病院で運営をしております。 ◆河野ゆかり 委員 タイムズが入っているように思ったんですが、では、それは病院で経営ということで、多摩病院については、面会は家族のみここにある形で、家族以外の面会というのはそのほかの人と一緒の対応になるということですか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 そうでございます。 ◆河野ゆかり 委員 今後、井田病院のこの内容に合わせて、多摩病院等も変更を検討されるということはありますか。 ◎高橋 経営企画室担当課長 今後の多摩病院の利用の変更等につきましては、まずは井田病院の利用状況等を十分に見て検討して、その上で今後考えていきたいと考えております。 ◆河野ゆかり 委員 市立3病院で、一般市民目線からいくと病院に差があるというのはちょっとあれっという感じになるので、今後検討していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○勝又光江 委員長 ほかにございますでしょうか。                  ( なし ) ○勝又光江 委員長 ほかにないようでしたら、以上で井田病院駐車場有料化についての報告を終わります。  ここで理事者の退室をお願いいたします。お疲れさまでした。                 ( 理事者退室 )         ───────────────────────── ○勝又光江 委員長 次に、「閉会中の継続審査及び調査の申し出について」を議題といたします。  お配りした資料に基づいて事務局に説明させます。 ◎大原 書記 それでは、お手元に配付させていただきました資料につきまして御説明申し上げます。  本日、10月2日現在の健康福祉委員会に付託されております請願第4号、第13号及び陳情第49号、第65号、第72号の合計5件を記載しておりますが、以上の請願・陳情の閉会中の継続審査及び所管事務の調査を議長宛てに申し出ることについて御協議をいただきたいと思います。 ○勝又光江 委員長 ただいまの説明のとおり、議長宛てに申し出ることに御異議ございませんでしょうか。                 ( 異議なし ) ○勝又光江 委員長 それでは、そのように議長宛て申し出をさせていただきます。         ───────────────────────── ○勝又光江 委員長 次に、その他として、委員視察の申し出がございましたので、まず事務局に説明させます。 ◎大原 書記 それでは、委員視察の申し出につきまして御説明いたします。  花輪委員、浜田委員、河野委員から、10月31日(火)から11月1日(水)まで金沢市及び富山県へ、勝又委員長、市古委員から11月14日(火)から15日(水)まで大津市及び広島市へ、本委員会の所掌事務に関する視察の申し出がありました。この件につきまして、委員会として決定をお諮りいただきたいと存じます。 ○勝又光江 委員長 ただいまの説明のとおり、委員会として決定することに御異議ございませんでしょうか。                 ( 異議なし ) ○勝又光江 委員長 それでは、そのように決定いたしました。本職から議長に対し、委員の派遣承認の要求をいたします。         ───────────────────────── ○勝又光江 委員長 次に、その他として、今後の委員会日程でございますが、改めて御相談させていただきたいと思います。なお、詳細につきましては、事務局から連絡をいたします。         ───────────────────────── ○勝又光江 委員長 その他、委員の皆様から何かございますでしょうか。                  ( なし ) ○勝又光江 委員長 それでは、以上で本日の健康福祉委員会を閉会いたします。                午前11時15分閉会...