ツイート シェア
  1. 川崎市議会 2016-05-19
    平成28年  5月議会改革検討委員会−05月19日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    平成28年  5月議会改革検討委員会−05月19日-01号平成28年 5月議会改革検討委員会 議会改革検討委員会記録 平成28年5月19日(木)  午後1時00分 開会                午後1時42分 閉会 場所:601会議室 出席委員:橋本 勝委員長吉岡俊祐委員長青木功雄浜田昌利岩隈千尋勝又光江委員 欠席者:なし 出席理事者小泉議事課長渡邉政策調査課長渡邉議事係長柴田議事課担当係長、       浅野政策調査課書記  1 検討課題協議   (1) 常任委員会所管局見直し   (2) 特別委員会設置  2 その他                午後1時00分開会 ○橋本勝 委員長 ただいまから議会改革検討委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。
     初めに、日程事項に入る前に委員会での服装につきまして報告をさせていただきます。  皆様御承知のとおり、先月4月22日の団長会議におきまして、「昨年度と同様に5月1日から10月31日までのクールビズ実施期間中は、本会議委員会等での職員の服装の取り扱いを、上着・ネクタイの着用をしない夏の軽装とすること。また、本会議及び委員会中の議員の服装についても、軽装を可とすること」が確認されておりますので、御了承をお願いいたします。  それでは、日程第1の検討課題協議といたしまして、(1)常任委員会所管局見直しについて、協議をお願いしたいと思います。  この件につきましては、前回の検討委員会におきまして、民主みらいさんからの御提案ということで、この内容についての資料をきょう御提出いただいております。本当にありがとうございました。  それでは、この資料の御説明を民主みらいの岩隈委員にお願いしたいと思います。 ◆岩隈千尋 委員 委員長、ありがとうございました。先日――先日といっても前年度末ですけれども、皆さん方からいただいていた宿題をペーパーにしてきました。これはあくまで我々の会派からの提案ベースお話でございまして、区の常任委員会設置ということについては、前例となるものが、私も他の自治体もいろいろと調べたんですけれども、全くありません。全くない中で、では、本市としてどういうふうな新しいものを打ち出していけるのかということについて、このペーパーにいたしました。  まず、目的のところ等をざっと説明させていただければ、目的は、一番最初が本市の4月1日から、今年度になってキックオフされました総合計画であったり、行革であったり、そして区役所改革基本方針が大きく示されて、各委員会の中でもいろいろとお話が進められております。その中で物すごく重要な施策として出ているのが、やはり区役所機能の強化とか、区と局間の連携強化、とりわけ区が局よりも下的なイメージ、そしてまた、これまで予算あり方についてもあった中で、今後は対等になっていくよというのがあのペーパーの中に示されていたわけですね。そうした中で、我々議会サイドとしても、区の分権が進む中で、どういうふうにして議会としてきちんとしたチェック機能を働かせていこうかというのがまず主眼です。  そして2番目は、従前のとおり、こちらの委員会でもお話をさせていただきましたけれども、総合区等々のお話地方制度調査会の中からも出る中で、答申の一つとして区のほうに権限等々が行くのであれば、議会としても、市議会内に区選出市議会議員構成員とした常任委員会等々を置くことも検討してもいいのではないかという答申が従前から出されているよと。  以上の1番、2番を含めた中で、我々議会サイドとしても新たな対応が必要ではないですかということで、目的ということで書かせていただいています。  その下ですけれども、ケーススタディとしてというのを書いているんですけれども、設置場所構成メンバー開催頻度、請願・陳情の取り扱い、議案はどうするのかという話も、これまでこの委員会の中で、さわりだけですけれども、ちらっと出ていたので、例えば設置場所であったら各区ごとに置きますよ、構成メンバー区選出議員ですよ、開催頻度については、定例会に1回か2回ぐらいのお話でいかがですかと。請願・陳情については、委員の方からちょっと誘導的になってリクエスト型になって、何でもかんでも区から上がってきた請願・陳情は我々みんなで認めてしまいますよという懸念が出てはということで、現状の常任委員会で取り扱ってはいかがかなと。議案の取り扱いについては、これも議会局に打診して調べていただいたんですが、議案についても現状は区にかかわるところというのがそんなにないわけですね。ただ、今後どういうふうになるのかというのはまだわからない中で、これは本当に実情に合わせた対応をとってはいかがかなということでまとまっています。  先ほど冒頭にお話をしましたように、これは全然前例のないお話ですので、イメージが湧かないという中で、イメージとしてはどういうふうな形かということについて2点、下に書いているんですけれども、現状、我々区の選出議員団区役所等でやっている年2回ぐらいの予算要望を含めた会議がありますね。あれをきちんとした正式な委員会に位置づけるというようなイメージがまず1点。  そしてもう一つは、これも私も従前からお話をさせていただいておりますけれども、では何をやるのかといったところで、各区における事業内容の調査・報告・検証をきちんとやって、そして次なる次年度予算等々につなげていこうという話なんですね。区役所改革基本方針の中にすごくたくさんいろいろ書かれているんですけれども、これまでの区と局との連携事業といったものも今後なくなっていって、そしてまた、区と局が対等な立場でいろいろ予算も含めて取り扱っていくというのがすごく明記をされているわけなんですね。そうしたときに、やはり議会として予算を扱うのであれば、一定程度チェック機能を有していくというところから、第1段階として始まっていってもよいのではないかなというところです。  右側の星マークところを見ていただきたいんですが、我々の会派は、誤解をしてもらってはということでわざわざ特出しで書いているんですが、今、総合区のあり方について各政令市がどういうふうな総合区を設置していこうか、それともいいですよ、別に置く必要はありませんよと言っているところの濃淡が政令市の中であるんですね。例えば大阪であったり、新潟であったり、浜松は総合区を設置していこうかなという考え方もある一方で、ほとんどのところがそうはいっても逆に区同士の間で濃淡が出てきたり、格差が出たりしたら問題ではないかという議論がある中で、あくまで今回我々の会派が求めているというのは、別に総合区を将来的に設置するための布石として区の常任委員会設置しましょうよという考え方ではありません。これだけはしっかり明確にしておきたいんですね。  少なくとも我々の考えとしては、これからは区のほうに分権等々が権限も含めて移譲される中で、そういった議会としてきちんとしたチェック機能を今後有していきましょうよと。そうでないことには、我々が区のことに関して議論するときに、予算のことについて議論する場というのは余りないんですね。一般質問だと区長さんには質問できますけれども、予算のことまで入り込んで質問する場所がないというところも含めて、こういった書き方でまとめさせていただきましたので、委員方たちには大変恐縮なんですけれども、各会派に持ち帰っていただきまして、これは我々の案ですよということでたたき台にしていただきたいと思います。 ○橋本勝 委員長 どうもありがとうございました。今御説明をいただきましたので、今、岩隈委員からあったとおり、それぞれ皆さんお持ち帰りいただいて、民主みらいさんの提案について、それぞれ御議論いただくことになるかと思うんですけれども、この内容について今もし確認されたいことがあれば、ここの場で岩隈委員にぜひお聞きになっていただいて、また、確認事項事務局にもありましたら、それはこの場で今どうぞ御発言をお願いしたいと思います。 ◆青木功雄 委員 うちは結構です。 ○橋本勝 委員長 では、持ち帰るということですね。ほかの皆さんはどうですか。 ◆勝又光江 委員 持ち帰ります。 ◆浜田昌利 委員 陳情・請願の取り扱いについて、いい感じで考えていただいているので。 ◆岩隈千尋 委員 客観性を担保するということを含めてですね。 ◆浜田昌利 委員 各定例会一、二回程度ということなんですね。区政研究会とかやっているような、ああいうのが恒例になるとか。 ◆岩隈千尋 委員 そういうことですね。 ◆浜田昌利 委員 あとは予算要望をまとめるとか、そういうものもこれになってくるということですか。 ◆岩隈千尋 委員 そうですね。そういったふうに位置づけられれば、可かなというところですね。 ◆浜田昌利 委員 それ以外に何かありますか。 ◆岩隈千尋 委員 あとは新規事業をやるに当たって、結構内容について我々が把握している部分というのが、どうしても我々はここで一般質問なり代表質問でやると、答えられるのは局長で局になってしまいますね。そうしたときに、これは例えば地域包括ケアをたまたま一例として出していますけれども、こういったことは実際問題現場でどういうふうに動いているのかというのは、やはり区のほうが当然のことながら情報なり、そして問題点も抱えているわけであって、そうしたときに、実際の区役所のほうから我々が意見なりを聞いたり、そして検証するというのも一つのポイントかなと思ってですね。 ○橋本勝 委員長 各区が今やっていると、我々議員団があって、区長さん以下区役所の職員の方々がいらっしゃって、そういうことで常任委員会形式で言うと事業の説明があったりして、質問があったりする。それを毎定例会ごとに各区役所においてやっていく。議事進行なんかは、それぞれ各区に幹事さんとかがいらっしゃいますから、誰がやってもあれなんでしょうけれどもね。 ◆浜田昌利 委員 報告を受けることなんかも結構ありそうな感じがするんで、そうですね。いい感じかなという印象を受けました。わかりました。 ◆勝又光江 委員 これを持って帰って、私、これを読む程度のことでみんなに話をするだけなんですけれども、それで……。 ○橋本勝 委員長 この内容について、それぞれお持ち帰りいただいて御協議いただきますね。その御協議内容はそれぞれになるとは思うんですが、もしかしたら、この案に少し手を加えて、ああ、いいんじゃないかと思う会派もあるでしょうし、やっぱり区の常任委員会については今のところ時期尚早だから設置をしなくてもいいんじゃないかということもあると思うので、そのことについては次回それぞれ各会派のまとめた御意見をお持ちいただきたいと思いますので、よろしいですか。 ◆勝又光江 委員 わからないから、どなたか来ていただいて説明してもらうとか、そんなことはしないわけですね。 ○橋本勝 委員長 そこら辺は事務局を通してでもやっていただければ。 ◆勝又光江 委員 とりあえず、どう思うかということだけ次に持ってくればいいですね。 ○橋本勝 委員長 岩隈委員は、説明に来いと言えば説明に行くとおっしゃるでしょうから。 ◆岩隈千尋 委員 ただ、先ほどお話ししたように、これはあくまで前例がないんですよ。そうなんですよ。それが困ったところなんですが、ただ、変な話、結果としてどこかが将来的には必ずこういった事案というのは、何年後になるかわかりませんけれども、始められる中で、我々としては、最初のキックオフとしてこういったものを、分権、分権と言うんだったら、議会サイドとしてのきちんとしたチェック機能を果たしていきましょうよというのが主眼なんですね。 ◆勝又光江 委員 いいです。 ○橋本勝 委員長 では、常任委員会所管局見直し内容につきましては以上でよろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○橋本勝 委員長 それでは、次回のときに今申し上げたようなことでそれぞれの各会派の御意見をお持ちいただきますようにお願いいたします。         ───────────────────────── ○橋本勝 委員長 次に、(2)特別委員会設置についての御協議をお願いしたいと思います。  皆様から御意見を伺いたいと思いますけれども、具体的にどういうことをやるかをきょうは持ってきてくださいというような前回の話でありました。公明党さんと民主みらいさんは、地域包括ケア都市基盤整備について、あるいは大都市税財政問題、オリンピックパラリンピックを含めたスポーツ関係と具体的な内容について御発言をいただいておりますので、自民党さんから、まずどういう団の中での話になったか、御意見をお願いいたします。 ◆青木功雄 委員 もうここでも何回か話が出たかなと思うんですけれども、税財政特別委員会ということを前に話をさせていただきました。少し詳しく話をさせていただければと思うのは、今、税財政関係特別委員会委員長会議という政令市の中で国に要望する会議があって、これは今、浜田委員総務委員会委員長をされていますので、川崎市の場合は必ず総務委員会委員長がそこに行って要望書を届けてくださっているというような状況ですね。ちょっと調べさせていただいたら、ほかの都市税財政特別委員会委員長が出席されて、そこで1年間その委員会の中で話し合ったことを持っていくというような話で、きょうも総務委員会でこの説明がありましたけれども、調べたら、札幌、さいたま、横浜、相模原、新潟とずっとあるんですけれども、7割の政令市特別委員会として税財政のことを話し合える仕組みを持っているということなんです。  総務委員会でそれができないのかと言われたら、決してそんなことはないとは思うんですけれども、できれば総務委員会の中で、例えば川崎市は非常に人口がふえているので、人口がふえている問題、いずれ来るであろう人口減少に対応する、一言で言うと少子高齢化問題とかにはなるんでしょうけれども、税財政というと仕組みと出てくるお金の話になると思うんです。その中で、これから川崎市がどんなふうに運営していくのかというような人口の問題ですとか交通基盤の問題も含めて、税財政と一緒に考えていけるようなことを特別委員会でやっていただけると、例えば今回も青本で持っていくときに、国交省にも持っていきますし、羽田連絡道路の話とか、目黒、等々力大橋というんですか、要望書を持っていくときに、結果としてそれを取りまとめて持っていくのは総務委員会委員長ですけれども、意外と総務委員会以外の所管の部分でかかっている議題が多いものを総務委員会委員長が持っていくので、そういう意味では税財政の11月にやる会議に、そうした発言をしに行くのは特別委員会委員長のほうが、他都市もそうしているということもありますし、私たちとしては非常に整理がつくのかなと思っていますので、できれば特別委員会協議をしていただく上では、この委員会一つ設置していただくのはよろしいのではないかと考えています。  もう少し中はあるんですけれども、また質問があれば受けますけれども、ここら辺で終わらせていただきたいと思います。 ○橋本勝 委員長 では、大都市税財政問題ということですね。  共産党さんはいかがでしたか。 ◆勝又光江 委員 うちは、この前出してもらった資料で、ほかのところで随分と特別委員会設置しているんですけれども、前も話が出ていましたけれども、川崎というのは開会中と閉会中の開催日数がほかにところに比べてやたら多いんですけれども、今、話が出ていた特別委員会で、うちのところで開会中と閉会中にずっとやっている常任委員会の中で、例えば大都市行財政委員会とか、公明党さんが出している包括ケアシステムとか都市基盤整備について、これがそれぞれの委員会ところで難しいので特別やるというふうに、どうしてもそうしなければならないものなのかどうかというところは判断がちょっと。今やっている常任委員会よりも、さらにふえてくるので、数の問題ではないんですけれども、ほかのところは、前回も言っていたけれども、常任委員会特別委員会は大体同じぐらいの人数の人が出ていますね。そうすると、最初からそういう両方のものがあって、そういう形でやってきたのかなというのがあるんです。なので、今の川崎常任委員会のやり方も含めて変えていかなきゃいけないものになるのかなというところがちょっとわからないんですけれども。 ○橋本勝 委員長 私も、今の勝又委員内容がよくわからなかったんですけれども……。 ◆勝又光江 委員 失礼いたしました。 ○橋本勝 委員長 開催頻度といいますか、通常の常任委員会開催川崎の場合は一つ政令市の中で比べても基本的には多く開催しているよという中で、簡単に言うと、あえて特別委員会設置する必要があるのかと、共産党さんの中でそういう意見があるということですか。 ◆勝又光江 委員 そうではなくて、特別委員会設置するというのは、今の常任委員会の中でやれないものがあるから、こうやりましょうよと出てくるんだったら私はわかるんですけれども、それができていないから、こういうふうな特別委員会設置したほうがいいというふうに出てきているものなんですかね。 ◆青木功雄 委員 例えば今、私が説明させていただいた税財政特別委員会、ほかが持っているからうちも持つべきだよみたいなことをちらっと言いましたけれども、そのほかにきょう話し合って、例えばきょう青本で国の特別委員会に持っていくんですけれども、30項目ぐらいあるんですよ。そのうちの7項目ぐらいを重点項目というふうに出ていましたね。重点項目重点でないものの違いは何かと民主みらいの堀添議員が聞いたら、重点でも重点でなくても関係ないんですよという答弁を理事者の方がしたんですね。いやいや、それは違うだろうみたいな話で、でも、所管総務委員会なので財政局しかいないので、一つ一つ項目を出してきているほかの所管の役所の方がいないので、これ以上話してもしようがないねみたいなので、何かうやむやで終わったんですよ。  だから、結果として、そのときはもしかしたら税財政特別委員会をつくっておけば、次は所管ところを呼んで、この項目のすり合わせをしましょうかみたいな話はきっとできるんだろうなと思ってきょうは委員会に出ていました。 ○橋本勝 委員長 今のお話だと、今までやっていない、扱っていないものだから特別にやるんですよということだったら話がわかりやすいという勝又委員の話なのかな。確かに、オリンピックパラリンピックなどというのは、この時期にならないとできないものだから、そういう意味ではそういうことはあるかもしれませんが、例えばオリンピックパラリンピックというのはもしかしたらなかった可能性もある中で、何となくイメージとしては、今まで議論してきた方向は今までやってきたことの中でも、今言ったところの例えば税財政であれば、局がまたがるようなことにも特別に委員会の中でそれぞれ担当者に出てきてもらって、青本、白本をまとめるのにも議論ができるよねと、そういうようなイメージで今までは議論をしてきたと私は思うんですね。 ◆浜田昌利 委員 勝又委員が言われたものもあると思うんですね。今言われたオリンピックパラリンピックみたいな、ある程度期間限定かもしれないけれども、今の常任委員会だけでオリンピックパラリンピックはおさまらないのかというと、おさまらなくないかもしれないけれども、新しいテーマがあって、それについては設けましょうというのは一つあると思うんです。  もう一つは、大都市税財政特別委員会というのをつくるとすると、それは今の常任委員会の枠組みから、2つぐらいとか、3つぐらいとかまたがるようなことのテーマがある場合に、それは特別委員会で議論しましょうというのもあるのかなということで特別委員会設置したほうがいいのではないのかなと。  2つのことでね。勝又委員が言った、新しいことが今の5つの常任委員会に当てはまらないことがあるからというのはあると思うんですね。当てはまらなくないかもしれないけれども、さっき言ったオリンピックパラリンピックみたいな通常の5つの常任委員会ではふだん想定していなかったような新しい東京オリンピックがあるんだなということで、特別委員会をやりましょうというのは、勝又委員がおっしゃったような新しいことがあって、5つの常任委員会に当てはまらないからというケースもあると思うんです。  ほかの自治体を見ていると、地下鉄だか何かもあったので、新しい地下鉄7号線延伸事業とかってさいたま市があったりしたから、あっ、そうか、さいたま市で地下鉄7号線延伸事業という新しいことが起きたんだな、それでどこかの常任委員会に当てはまるのかもしれないけれども、それは特別委員会ということで、ある程度期間限定だと思うんですけれども、延伸が終われば、それはそれで特別委員会の役割はある程度終わりだと思うんです。  勝又委員が言ったような新しいテーマがあったのでやるというケースと、幾つかにまたがるから特別委員会を設けたらいいんじゃないかという2つのケースがあるのかなと思うんですけれども。 ○橋本勝 委員長 あと、常任委員会開催仕方云々とか言っていましたけれども、確かに今の段階、今の場合ですと、みんな同日開催になっちゃっていますから、分野がまたがったときには一緒の議論、この間は市民と総務で連合会をやりましたけれども、またがった内容常任委員会でやろうと思っても、一斉に開催してしまっていますから、例えば役所側人たちに同時にそのためだけに来てもらうという物理的なものは難しいことがありますね。そういうものを少し特別委員会でやってみれば、今後どういうふうな流れになるかわからないですけれども、常任委員会と一緒の日の開催にしなければ、向こうのほうにも専門的な知識をちゃんと持っている人たちが、やりとりできる人たちに来てもらって我々も議論ができますね。 ◆青木功雄 委員 青本というんですか、それを提出しに行くときに、政令指定都市が20あって、それぞれ政令指定都市ごとに、どういう立場の人が来ているのかというのは一覧表か何かあるんですか。 ○橋本勝 委員長 それはあります。私も委員長をやらせてもらったときに行ったので、そこで思った部分もあります。ああ、総務委員長というのは、財政所管していますからあれですけれども、それはありましたね。 ◆青木功雄 委員 もしあれだったら、一度資料をいただいてみんなでちょっと。 ○橋本勝 委員長 でも、多分特別委員会税財政問題の委員会を持っているところは、全部そこの人たちが来ているはずです。 ◆青木功雄 委員 なるほどね。 ◆勝又光江 委員 どうしてもというのが出てくるとあれなんですけれども、さっき言っていたように、例えばこのことについて話し合おうといったときに、常任委員会がまたがっている、局がまたがっている場合は、それぞれのところから出ていってもらってやるということもできるんだけれども、そういうことでなくてやらなければいけないものなんですかね。 ◆浜田昌利 委員 そのほうがいいんじゃないのかな。 ◆吉岡俊祐 副委員長 勝又委員、きょうも文教委員会の中で感じたことがあるのね。それはオリンピックパラリンピックの話で、オリンピックパラリンピックのムーブメントという――パブリックコメントをやりました。その報告があって、こうやって取りまとめました。基本、こういう取り組みをまとめましたという話があるんだけれども、オリンピックパラリンピックの話は文教委員会で、施設の話とかスポーツだけの話ではないんじゃないですかという質問が出たときに、理事者側としては答えられないのね。  経済労働局の観光振興というテーマもあるだろうし、まちづくりの中でバリアフリーをどう整備していくかというような話もあるだろうし、さっきの話ではないですけれども、そんないろんなことが絡むようなテーマで、皆さんでいろんな関係局を、今までの常任委員会の枠組みを超えた中で議論していくのが適当ではないかというのも一つこの特別委員会設置の意義じゃないかなと私は思うんですけれども、そういう観点での議論はできないんでしょうかね。  補足すると、多分そういうふうに取りまとめたものをどこの局が中心になってやるかは、今は市民文化局が取りまとめてやっているんだけれども、さっき言った観光振興の項目をどういうふうに振るのかとか、まちづくりの項目をどういうふうに振るのかという話になると、やっぱり各部署の取り組みという部分をきちんと明確にしたものが必要になってくるんじゃないかなという気はしてくるんですね。そんな議論をしたいなというのが私どもの公明党が提案している特別委員会をつくったらという意味合いの一つでもあるんです。 ○橋本勝 委員長 岩隈委員は特によろしいですか。 ◆岩隈千尋 委員 そうですね。委員の方々と全く同じ考えですね。青木委員お話しいただいたように、私も2年間総務委員会に入っている中で、やっぱり所管局に話を聞かないことには――先ほどの青本の話ですね――その先がわからないというんですよ。例えば重点施策の中に社会保障が入ってしまったりとか、都市計画のインフラが入っていたりとか、いろんな項目に分かれている中で、総務の人間とか財政の人間が答えられるというのはあくまで表面上のことで、おのおのの詳しい施策に入っていくと、我々の委員会というのは所管局の中で縦割りで入っていますから、横串を刺すようなところがないので、それはあってもいいんじゃないかなと、うちの会派はあくまでそう思っていますね。 ○橋本勝 委員長 やらないでいい理由を見つけようとすれば、何でもこれはどこかの常任委員会に当てはまるんじゃないですかと言われたら、そこでみんな話が終わっちゃいますからあれなんですけれども、それで、これは皆さんに御提案したいなと思うんですけれども、結局、川崎は今まで決算と予算、議事録を見れば過去には100条委員会設置されたこともあるわけですけれども、基本的に特別委員会設置してきていないわけですので、近場の都市にお願いして、近場の都市特別委員会の状況を、私は、具体的に横浜が近いから横浜市会にお邪魔して、特別委員会について、例えばこういうものは設置しているんだとか、少し話を聞きに行ったらどうなのかなというふうに思っているんですけれども、皆さんがそれでよろしければ、そういう形で思うんですが、いかがですか。よそのまちにお話を聞きに行く。 ◆岩隈千尋 委員 どこで。 ○橋本勝 委員長 ここで。あと、局の皆さんにも少しついてきてもらわなきゃいけないでしょうから。 ◆浜田昌利 委員 いいと思います。 ○橋本勝 委員長 横浜は近いですしと思うんですけれども。 ◆岩隈千尋 委員 先進的な事例をやっているところであれば、遠方でもどこでも行きます。 ◆青木功雄 委員 委員会開催しないで、その分、行くということですね。 ○橋本勝 委員長 そうそうそう。とは思うんですけれどもね。 ◆岩隈千尋 委員 いいんじゃないですか。 ○橋本勝 委員長 どうですか、勝又委員、よろしいですか。 ◆勝又光江 委員 はい、結構です。 ○橋本勝 委員長 では、今、何となく大都市税財政問題というような自民党さん、公明党さん、民主みらいさんの中でというような話にはうまくなってきつつあるのかなと思ったんですけれども、本当にそれにするかどうかはまだ少し先にして、一回よそのまちを視察させていただく、話を聞きに伺うということで進めさせていただきますので、日程等はまた後ほど御協議いただきますが、とりあえず横浜市でよろしいですか。                 ( 異議なし ) ○橋本勝 委員長 では、後ほどそのように事務局皆さんと……。 ◆青木功雄 委員 ちなみに、横浜は公明党さんがおっしゃっているオリンピックパラリンピックみたいな特別委員会もつくっているんですか。 ○橋本勝 委員長 横浜はないか。でも、横浜は幾つかありましたね。3つ4つ特別委員会設置していましたね。もっとあるかな。 ◎小泉 議事課長 6つございます。横浜市の特別委員会設置状況につきましては、前回の特別委員会で私どもの事務局の資料が十分でなかったので、追加という形でお配りをさせていただきましたが、大都市財政制度特別委員会、基地対策特別委員会、減災対策推進特別委員会、孤立を防ぐ地域づくり特別委員会、観光・創造都市・国際戦略特別委員会、健康づくり・スポーツ推進特別委員会、以上6つございます。  ですので、今申し上げましたスポーツ推進特別委員会ところで、横浜市も川崎市と同じように、イギリスとの協定というんですか、オリンピックパラリンピックについて招致するような形にしておりますので、スポーツ推進特別委員会ところオリンピック等々を御協議されているかと存じます。なので、その辺りも含めて横浜市に視察に行くということを前提に、事前に事務局で先ほど出ました税財政の関係とオリンピックの関係、今、実際どういう状況なのかというのをお伺いした上で、また委員の方々にお答えをさせていただければと思います。 ○橋本勝 委員長 では、お手数ですが、そのようによろしくお願いをしたいと思います。  念のため、もう一回確認だけさせていただきたいと思うんですけれども、ここの場では、この特別委員会設置するということで、この検討委員会の方向性をもう一度確認させていただきたいと思いますが、それでよろしいですね。 ◆浜田昌利 委員 特別委員会設置する方向で検討していきませんかという……。 ○橋本勝 委員長 ここで言うと、今、僕の問いかけは勝又委員になるわけですけれども。 ◆勝又光江 委員 特別委員会をつくることは別に私はいいんです。だめというわけではないんですけれども、手引きでやっていいことになっているわけだから別にいいんです。 ○橋本勝 委員長 では、わかりました。 ◆浜田昌利 委員 だから、もしあれだったら、今出ている大都市の行財政制度を調査する特別委員会とか、まずそこからスタートでもいいですけれども、それを受け入れていただけるかどうか。 ◆勝又光江 委員 だから、ちょっと見に行くということですね。 ○橋本勝 委員長 では、特別委員会設置については以上でよろしいですか。
                    ( 異議なし ) ○橋本勝 委員長 それでは、そのようにお願いいたします。         ───────────────────────── ○橋本勝 委員長 その他でございますけれども、前回の検討委員会におきまして、会期のことについては少し先延ばしにしてということで、新たな項目について取り上げる内容皆さんにきょう持ってきていただくということでお願いをさせていただいておりましたが、それぞれいかがでしたでしょうか。別に自民党さんからではなくても。 ◆浜田昌利 委員 うちは委員会資料の事前配付の検討ということに。委員会開催日の1日前か2日前に正副委員長のレクがあったりするので、そのときに正副委員長は資料を見られたりするので、それの後、委員皆さんに資料が事前に配付されてもいいのではないのかという感じです。それを検討したらいいのではないかと思います。 ○橋本勝 委員長 ほかはいかがですか。共産党さん、何かございますか。 ◆勝又光江 委員 うちも同じです。自民党さんから出ている今の委員会資料の事前配付の検討と民主みらいさんから出ている委員会の資料提出のあり方というのは同じようなものでいいんですか。 ◆岩隈千尋 委員 若干異なっているんですけれども、自民党さんからいただいているのも包括しているという話なんですね。もう一点、我々は実はあるんですけれども、その中には2点含まれていて。 ◆勝又光江 委員 それはやってほしいというので、団で皆さん一致しました。 ○橋本勝 委員長 では、公明党さん、共産党さんからも出ましたし、自民党さんも、岩隈委員項目的にはよろしいですか。 ◆岩隈千尋 委員 我々も、自民党さんが書かれている事前配付の資料のあり方については進めていただきたいというのがあるのと、あともう一点、我々が特出しで委員会への資料提出のあり方と書かれている理由は何なのかとお話をすれば、前回の検討委員会のときにもちらっと私は言ったんですけれども、我々の会派としては、従前よりも議会に対する行政サイドからの報告というのが極めて薄いというのと遅いということについて、とりわけ年度末についてお話ししましたね。  前回の委員会が年度末だったので、年度末から新しい年度に変わるときに、委員会もない、ちょうど谷間ですね。そのときに、我々の机の上にぼんと資料だけ提出されて、その間にぼんぼん話が進んでいましたよ、審議する暇もないですよ、報告もありませんよ。例えば今回で言えば、行革の人材育成計画であったり、我々の改選期であった総合教育会議の第1回目であったりというように、挙げれば枚挙にいとまがないわけですね。だから、そういった意味で年度が変わるときにも一定程度の報告なりをきちんとやっていただきたいです。委員会への提出後、例えば年度末で終わるんだったら、それに合わせてきちんとそういった資料も提出してほしい。谷間のときの委員会の資料の提出、それにプラスアルファして自民党さんと全く同意見の事前のところ、この2点なんです。 ○橋本勝 委員長 わかりました。事務局、2つの項目は若干の違いはあっても、一くくりで議論ができそうな感じでありますので、2つの項目を一緒に議論して、項目としては出ているから、報告書は2通りつくっていくということになりますか。1個でいいんですかね。では、委員会資料の事前配付の検討及び委員会への資料提出のあり方をセットで次以降議論していくということでよろしいでしょうか。                 ( 異議なし ) ○橋本勝 委員長 では、そのように決定をさせていただきます。         ───────────────────────── ○橋本勝 委員長 従来ですと、ここで次の回の日程ですけれども、今申し上げたとおり、次は横浜市にというようなことでありますので、向こうとの調整も必要となってきますから、ここでいついつとなかなか決めるわけにもいかないかと思います。いずれにしても、今定例会が終わりますと参議院選挙になりますので、参議院選挙が終わってからということの中で横浜市と調整をさせていただいて開催するということで、皆さん、よろしいですか。特に常任委員会開催日とこだわりますか。そこら辺は別にいいですか。よろしいですか。                 ( 異議なし ) ○橋本勝 委員長 では、そのような形で事務局皆さんには調整をお願いしたいと思います。         ───────────────────────── ○橋本勝 委員長 それでは、以上で本日の検討委員会につきましては協議は終了となりますけれども、そのほか皆様方から何かございますでしょうか。 ◆岩隈千尋 委員 私、前回の本委員会のときに、新しい課題の項目出しについては2点ほどという話だったと思ったんですけれども、私の勘違いかな。2点だと思ったんですけれども、1点で大丈夫ですか。ごめんなさい、私の勘違いみたいでした。 ○橋本勝 委員長 まだ2つ残っていますので、3項目やっていくということでしたから。 ◆岩隈千尋 委員 わかりました。了解です。済みません。 ○橋本勝 委員長 ほかにございますでしょうか。                  ( なし ) ○橋本勝 委員長 それでは、本日の議会改革検討委員会をこれで終了とさせていただきたいと思います。                午後1時42分閉会...