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  1. 川崎市議会 2016-05-19
    平成28年  5月文教委員会-05月19日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-09-19
    平成28年  5月文教委員会-05月19日-01号平成28年 5月文教委員会 文教委員会記録 平成28年5月19日(木)  午前10時00分開会                午前11時19分閉会 場所:502会議室 出席委員:松原成文委員長、河野ゆかり副委員長、吉沢章子、矢沢孝雄、菅原 進、      吉岡俊祐、織田勝久、露木明美、石田和子、片柳 進、渡辺あつ子各委員 欠席委員:鏑木茂哉委員 出席説明員:(参考人)川崎市外国人市民代表者会議 セヌー ジョアキム第10期委員長、        オルソン チャールズ 第10期副委員長       (市民文化局唐仁原市民文化局長石川市民生活部長、        鈴木人権・男女共同参画室長原オリンピックパラリンピック推進室長、        和田庶務課長、小川人権・男女共同参画室担当課長、        山本オリンピックパラリンピック推進室担当課長 日 程 1 所管事務の調査(報告)      (市民文化局)     (1)川崎市外国人市民代表者会議2015年度年次報告について     (2)かわさきパラムーブメント推進ビジョンについて
        2 その他                午前10時00分開会 ○松原成文 委員長 ただいまから文教委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のとおりでございますのでどうぞよろしくお願いいたします。  また、先週の委員会視察につきましては、大変な有意義な視察をさせていただきました。ありがとうございました。大変勉強になりました。  本日、傍聴の申し出があるということでございますので、これを許可することに御異議ございませんでしょうか。                 ( 異議なし ) ○松原成文 委員長 それでは傍聴を許可いたします。  初めに、市民文化局関係の所管事務の調査といたしまして、「川崎市外国人市民代表者会議2015年度年次報告について」、川崎市外国人市民代表者会議の第10期正副委員長さんを本委員会の参考人としてお招きをして、年次報告に対する御意見をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、ただいまから川崎市外国人市民代表者会議2015年度年次報告につきまして御意見を拝聴いたしますが、その前に一言、御挨拶を申し上げます。  私は、市民文化局こども未来局教育委員会を所管しております川崎市議会文教委員会委員長の松原成文でございます。隣りが副委員長の河野ゆかり委員でございます。本日、御多忙のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  さて、本日、議題となっております川崎市外国人市民代表者会議2015年度年次報告につきましては、所管局でございます市民文化局の理事者から当委員会で既に説明を受けておりましたが、その際、外国人市民代表者会議正副委員長さんから直接年次報告に対する意見をお伺いしたいということから、参考人として委員会に御出席をいただくことにつきまして、これを全会一致で決定をさせていただいたところでございます。  本日は、セヌー・ジョアキム委員長、そしてオルソン・チャールズ副委員長が外国人市民代表者会議を運営され、年次報告を取りまとめられたことに対しまして敬意をあらわしますとともに、貴重な意見を拝聴させていただき、今後の議会活動の参考にさせていただきたいと考えているところでございます。どうか率直な御意見をお聞かせいただきたいと思っております。  なお、文教委員会の委員の紹介でございますけれども、参考人のお席に文教委員会委員の座席表と委員名簿をお配りしてございますので、省略をさせていただきたいと思います。御了承をお願いいたします。  それでは、御意見を拝聴するに先立ちまして、発言者へお願いがございます。発言時間の目安といたしまして、正副委員長お2人合わせまして、おおむね30分程度でこれをお願いをしたいと思います。また、文教委員から発言者への質問を行わないこと、それから、参考人から文教委員への質問も行わないことになっております。どうぞ御了承をお願いいたします。  なお、発言の範囲は川崎市外国人市民代表者会議2015年度年次報告の範囲を超えないようにお願いいたします。  それでは、よろしくお願いいたします。 ◎セヌー・ジョアキム 第10期委員長 川崎市外国人市民代表者会議第10期委員長のセヌー・ジョアキムです。よろしくお願いします。  私は、ベナンから来まして、ベナンという国は西アフリカなんですけれども、フランス領土で、ナイジェリアとガーナの間にある国です。日本に来て18年になろうとしています。その前は東京に住んでいて、今は川崎市です。川崎市に住んでいて、いいまちだなと思ったところは、多々あります。中でも、代表者会議の活動に参加しないかということもあって、ぜひ私も貢献したいと思って、2期目まで務めました。よろしくお願いします。 ◎オルソン・チャールズ 第10期副委員長 私は、副委員長のオルソン・チャールズです。私は、アメリカのラスベガスに生まれまして、42年前に25歳で日本に来ました。ずっとそのまま住んでいます。ほとんどは、私が愛する多摩川の近くに住んでいます。ほとんどは東京だけれども10年間ぐらい川崎に住んでいます。娘の家族と孫が武蔵小杉に住んでいるから、川崎に深い関係があるから、何か社会とかこの市に、よりわかるようになりながら、何か貢献できるようなことで参加させていただきます。ありがとうございました。 ◎セヌー・ジョアキム 第10期委員長 本日は、第10期外国人市民代表者会議の2015年度の活動について川崎市議会の文教委員会で報告する機会をいただき、ありがとうございます。  市議会議員の皆様に私たち外国人市民の声を直接聞いていただくことで、多文化共生社会への理解がより一層進んでいくだろうと、代表者会議メンバーたちも大変喜んでいます。また本日は、傍聴席にも私たちのほかのメンバーも来ております。  それでは、第10期外国人市民代表者会議の昨年度の活動について、御説明します。  私たち、第10期の外国人市民代表者会議は、2015年度、合計9回の会議日程を終了し、その調査審議の結果をまとめて、市長へ4月20日に報告しました。  私たちは、特定の国や地域の代表としてではなく、川崎市に住む約3万人の外国人市民の代表として、話し合いを行ってきました。今回は、会議や活動内容とともに、2年間の調査審議からまとめた5つの提言を、年次報告書をもとに報告したいと思います。  それでは、年次報告書の4ページをお開きください。  第10期代表者の名簿です。16の国籍、地域の26名の代表者が福祉教育部会社会生活部会に分かれて審議を行ってきました。  6ページをお開きください。会議開催概要になります。2015年4月から2016年2月まで、定例会議を4回開催しました。会議は1回につき2日開き、合計8日間開催しました。また、定例会議のほか、臨時会としてオープン会議を開催し、御意見をたくさんいただくことができました。  10ページからは、それぞれの部会の調査審議で出された意見が載せてあります。  続きまして、15ページをお開きください。ここから23ページまでがオープン会議の記録です。昨年11月15日の日曜日に国際交流センターで開催し、約120人の方に参加いただきました。今回は、会議で話し合っているテーマを紹介した後、地域の拠点づくりをテーマに、ワークショップを行い、6グループに分かれて参加者と意見交換をしました。参加者からのたくさんの御意見やコメンテーターからのコメントは、提言をまとめるに当たって、大変参考になりました。  続いて、25ページをごらんください。ここからは提言です。2年間の調査審議の結果、私たちは5つのテーマを提言としてまとめました。  26ページをお開きください。1つ目の地域の拠点づくりについての提言です。内容は外国人支援と多文化共生の推進を目的とし、市民と行政、また市民同士をつなぐ中間支援組織の役割を果たす地域の拠点づくりを推進するとしまして、1、多文化共生ラウンジ(仮)を市内の複数箇所に設置する。2、川崎市国際交流協会は、行政とも協力しながら、拠点同士の相互連携やネットワークづくりにおいて、主導的な役割を担うよう努めるという内容にまとめました。  28ページからはラウンジ構想のイメージ図と概要を、31ページからはラウンジ構想のポイントをまとめています。今回、私たちは地域の身近なところに場所や居場所となるラウンジをつくることで、多くの課題が改善されるのではないかと考えました。このラウンジには、市民と行政をつないだり、市民同士をつなぐ中間支援の役割を期待しています。  また、31ページの(3)設置についてですが、アクセスの面に配慮していただいた上で、市内の全域をカバーできるように、そして身近な地域で利用できるようにすることが必要だと思います。もし、7つの区で実現すれば、すばらしいことだと思います。ぜひ、外国人支援と多文化共生を推進するための拠点として、ラウンジ設置をお願いしたいと思い、提言としてまとめました。 ◎オルソン・チャールズ 第10期副委員長 次に34ページをお開きください。2つ目の子育て支援についての提言です。内容は、外国人市民が安心して日本で子育てができるよう、出産、子育てに関する多言語情報の提供を促進するとしました。この提言は、外国人保護者が安心して出産、子育てできるような環境をつくりたいという思いでまとめました。  35ページの1をごらんください。外国語版の母子健康手帳は、希望する人に窓口で配付しているそうですが、市の行った調査で、余り知られていないことがわかりましたので、有効に活用されるように窓口での提供と広報、周知を促進していただきたいと思います。  36ページの2をごらんください。各区が作成している子育てガイドブックは、とても充実していますが、外国人向けの配慮が不足していると感じます。川崎区では多言語版も作成されていますので、他の区でもこのような取り組みを進めていただきたいと思い、提言としました。  続いて、38ページをお開きください。3つ目の高校進学についての提言です。内容は、外国につながる子どもたちが、言語の壁によって高等学校への進学を諦めることがないよう、入試制度及び入学後の支援を充実させるとしました。この提言は、2009年度の提言の再提言となります。日本全体での高校への進学率は98%を超えていますが、外国籍生徒の場合、5割程度と言われています。日本の社会では、高校を卒業していることが、自分の将来の希望をかなえるための最低条件となっています。外国につながる子どもたちは、今後も増加していくことが予想されます。川崎市立の高校でも、特別な入試制度を導入していただくとともに、県立高校の在県枠の改善について働きかけをお願いしたいと考え、改めて提言しました。 ◎セヌー・ジョアキム 第10期委員長 43ページをお開きください。4つ目の入居差別についての提言です。内容は、入居差別を解消するための取り組みを推進するとしました。この提言も、1996、1997年度の提言の再提言になります。川崎市では、過去の提言を受けて住宅基本条例が定められ、居住支援制度もつくられました。しかし、外国人市民に対する民間賃貸住宅への入居差別はなくなっていません。  今回、私たちがお願いしたいのは、相談窓口の設置です。住宅基本条例には、入居差別があったときの市の対応について書かれていますが、現状では相談窓口がないため、どこに相談すればよいのかわかりません。条例がしっかりと機能するために、入居差別を受けた人たちの声を受けとめる相談窓口が必要だと思います。  45ページのグラフをごらんください。居住支援制度についても、市の行った調査では78%以上の人が知らないという結果になっています。より多くの人に知っていただいて、利用される制度になればと思い、提言としました。これまでにつくられた制度が十分に周知されていないことについて、私たちは相談窓口を設置することで解消できるのではないかと考えます。さらに、生活する中で気軽に相談できる場所があったらいいなと思っています。  続きまして、46ページをお開きください。5つ目のやさしい日本語についての提言です。内容は、やさしい日本語による情報提供を充実させるとしました。やさしい日本語とは、ふだん使われている日本語をわかりやすくした簡単な日本語のことです。外国人だけでなく、子どもや高齢者、障害者にもわかりやすい言葉とされています。やさしい日本語による情報提供の充実は、翻訳に比べると、すぐに始めることができる取り組みだと思います。外国人市民だけでなく、多くの人にとって意義のあるものだと思いますので、率先して取り組みをしていただきたいと考え、提言としました。  提言についての説明は、以上です。 ◎オルソン・チャールズ 第10期副委員長 続いて、51ページをお開きください。  ここからは、会議以外の代表者の活動です。昨年は2014年度の代表者会議の審議内容について、4月20日に市長に報告し、また、7月21日には本日と同様に、市民委員会へ報告させていただきました。  55ページをお開きください。私たちは、インターナショナル・フェスティバルinカワサキやかわさき市民祭りに参加し、市民の方々と交流するとともに、代表者会議の広報を行いました。  続きまして、58ページをお開きください。代表者の活動状況です。私たち代表者は、成人式企画実施委員会市民祭り実行委員会などの委員を務めたり、日本語の指導が必要な子どもをサポートする日本語指導等協力者として活動するなど、いろいろな場所で、自分たちができることを行いました。こうしたことで、少しでも地域社会に貢献したいと思っています。 ◎セヌー・ジョアキム 第10期委員長 本日は、川崎市外国人市民代表者会議の2015年度の年次報告を説明する機会をいただき、ありがとうございました。皆様におかれましては、外国人市民が置かれている現状について御理解いただくとともに、引き続き、御支援くださいますようお願いいたします。  私たち第10期代表者も、今後の市政を見守りつつ、これからも積極的に地域での活動に参加していきたいと思います。  2015年度の年次報告は以上です。本日はありがとうございました。 ○松原成文 委員長 ありがとうございました。ただいまは、外国人市民代表者会議の2015年度の年次報告について貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。  この報告を受けまして、感じましたことがいろいろありますけれども、社会生活部会福祉教育部会を含めた代表者会議でのさまざまな調査審議、あるいはまたオープン会議開催の様子、市民祭りや成人式への実行委員として参加、また日本語指導等協力者としての活動など、大変活発に活動されているということが大変よくわかりました。  また、この2年間にわたりまして、調査審議に基づいてまとめられました5つの提言でございますけれども、1つが地域の拠点づくり、2つ目が子育て支援、3つ目が高校の進学、4つ目が入居の差別、それから5つ目がやさしい日本語というようなことで、非常に身近な課題が示されているのかなと感じました。特に、拠点づくりについては、具体的に構想のイメージですとか、例えばラウンジをつくることは夢なんだけれども、まだまだ課題がありますよ、というようなこともありました。改善する課題があるんですよ、というようなお話もいただきました。身近に利用できるということで、できれば7つの区にそれぞれ実現できれば、こんなすばらしいことはないですねというようなお話でございました。外国人支援と多文化共生を推進する拠点として、ラウンジの設置という提言をいただいたわけでありますけれども、これもまた各委員の皆様、実現ができるにはどういう方向で進めばいいのかなということについても、またそれぞれお考えをいただければなと、そんな思いもしております。  きょうはこの委員会に先立ちまして、私たち正副委員長、約20分にわたりまして懇談をさせていただきました。私は冒頭、ペナンとベナンを間違えまして、ペナンですか、いや私ベナンですと、丸と点々の違いで大変失礼をいたしまして、また、2020年のオリピックもベナンのほうから選手がお見えになるという話もお聞きしました。特に、地域に何とかいろんな形で貢献をしたいんだという気持ちが非常に強く伝わってきました。いろいろなことをしたいんだけれども、その手順をどうしたらいいのかということ、あるいはまた、その予算も大変でありますけれども、その辺についてもまた委員の皆様、この代表者会議は、20年が過ぎたわけでありますけれども、また21年目ということで、新しい一歩になるのかなと思います。今までのこの会議のあり方、そしてまたそれより一段発展した会議のあり方になるためには、どのような方向でいいのかなということも、またそれぞれこちらのほうから御提言を賜れればなと思っております。河野副委員長が一緒に出席させていただきましたので、何かありましたらお願いします。 ○河野ゆかり 副委員長 先ほどは、懇談ありがとうございました。私のほうからそれぞれ正副委員長のファミリーの様子も聞かせていただいたんですけれども、委員長のセヌー・ジョアキム委員長は、先ほど委員長からあったように、御出身は西アフリカのベナンということなんですが、西アフリカのベナンは、そこでの言葉はフランス語で、その後の経緯で中国語も英語も日本語もお話しになられるという、その中で、御家族では日本語でお話をされるということも伺いました。  そしてまた、副委員長のオルソン・チャールズさんも日本にお見えになって42年なんですけれども、先ほども御紹介がありましたように、もう既にお孫さんがいらっしゃって、市内の保育園では、お孫さんのお友達もあわせて一緒に英語でのコミュケーションの場を持ってくださっているというすてきなお話も伺いました。提言の最初に、川崎市の外国人の市民人口は125の国籍・地域の3万2,975人とあるんだけれども、副委員長のほうからお話があったいわゆる生活の中で広がった全ファミリーも合わすと、この数の倍以上の思いがこの提言には込められているということをわかってくださいというようなお話もありました。懇談の中で、皆さんが川崎市をとても愛してくださり、大切に思って活動されているということを感じさせていただく懇談会となり、また今回の提言になっているんだなということを感じさせていただき、ありがとうございました。 ○松原成文 委員長 本来ならば、委員の皆様お一人お一人にお聞きしたいところではありますけれども、お約束の30分がそろそろということでございます。私もまた、本当に日本語が堪能であるなということで、大変敬服をいたしております。セヌー・ジョアキム委員長、オルソン・チャールズ副委員長におかれましては、代表者会議の運営のほかにも、本日も含めたさまざまな会合に出席をされ、多忙な日々を過ごされていると思われます。今後も本市の多文化共生推進のため、地域などでの御尽力を賜りますようお願いを申し上げます。  本日は大変お忙しい中にもかかわらず御出席をいただきまして、貴重な御意見を頂戴いたしました。文教委員会を代表いたしまして、感謝申し上げます。大変ありがとうございました。  通算2年の委員長、副委員長としてのお仕事に心から敬意を表しまして、お礼の挨拶とさせていただきたいと思います。本当に本日はありがとうございました。お疲れさまでした。  それでは、ここで報告を終わらせていただきますので、どうぞ御退席をお願いいたします。ありがとうございました。                 ( 参考人退室 ) ○松原成文 委員長 ここで理事者の一部交代をお願いいたします。                ( 理事者一部交代 )         ───────────────────────── ○松原成文 委員長 次に、所管事務の調査といたしまして、市民文化局から「かわさきパラムーブメント推進ビジョン」についての報告を受けます。  それでは、理事者の方、よろしくお願いいたします。 ◎唐仁原 市民文化局長 それでは改めまして、おはようございます。よろしくお願いいたします。  かわさきパラムーブメント推進ビジョンにつきまして、この3月に策定をいたしましたので、御報告をさせていただきます。内容につきましては、オリンピックパラリンピック推進室山本担当課長から御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 オリンピックパラリンピック推進室担当課長の山本でございます。  初めに資料の確認をさせていただきます。資料1といたしまして、かわさきパラムーブメント推進ビジョンの概要についてでございます。資料2といたして、かわさきパラムーブメント推進ビジョンでございます。資料3といたしまして、「かわさきパラムーブメント推進ビジョン案」に関する意見募集の実施結果についてでございます。  それでは、説明に入らせていただきます。初めに資料1、かわさきパラムーブメント推進ビジョンの概要をごらんください。  左上の1、策定の目的でございます。東京2020オリンピックパラリンピックを契機とした誰もが暮らしやすいまちづくりを進めていくため、東京大会に向けた本市の取り組みの方向性や目指すべきレガシーを明らかにし、市民の皆様と共有するとともに、計画を進めていくために策定するものでございます。次に、検討経過でございます。昨年2月に2020東京オリンピックパラリンピックかわさきプロジェクト取組方針を策定、公表し、その後庁内の推進体制である部会のほか、昨年10月に立ち上げましたかわさきパラムーブメント推進フォーラムにおける検討等も踏まえまして、取りまとめたものでございます。  次に、2、東京2020大会に向けた本市の基本方向と取り組みの考え方でございます。まず(1)「かわさきパラムーブメント」についてでございますが、その背景と目指すものをお示ししております。1つ目の将来の課題を先取りするでございますが、少子高齢化、人口減少社会の到来を見据え、持続可能なまちづくりを進めていくため、一人一人が尊重され、能力を発揮することができる環境づくりを進めていくことが重要であると考えております。2つ目のパラリンピックに重点を置くということでございます。パラリンピックは、大会を追うごとに参加国とその選手の数がふえております。このパラリンピックを未来につながるダイバーシティインクルージョンの象徴と捉え、パラリンピックに重点を置くという方針を打ち出しております。3つ目の「かわさきパラムーブメント」から市制100周年へでございますが、パラリンピックを応援することにとどまらず、障害のある人が生き生きと暮らす上での障壁となっている、私たちの意識や社会環境のバリアを取り除くことや新しい技術でこれらの課題に立ち向かうことをムーブメントとして展開していくことを目指しています。こうした中で、東京2020大会終了後、さらには2024年の市制100周年につながる実践的な取り組みが進むものと考えております。次に右上に移りまして、かわさきパラムーブメントの5つの方向性及び取り組み推進の考え方でございますが、かわさきパラムーブメントの取り組みを幅広い領域で展開していくため、本市の持つ強みやポテンシャルを捉える5つの方向性、人づくり、スポーツ振興健康づくりまちづくり、都市の魅力向上、先進的な課題解決モデルの発信を設定し、これまでの取り組みをさらに深めるとともに、2020年に向けた加速度的な推進を目指していくものでございます。また、取り組み推進の考え方でございますが、かわさきパラムーブメントをよりよい社会への変革につながる市民を巻き込んだムーブメントとして展開させていくため、①新たな総合計画と連動した本市の取り組み、②推進フォーラム等の提案に基づく多様な主体の連携による取り組みの両輪で推進を図っていくものといたします。  次に(2)の推進ビジョン取り組み期間についてでございますが、2016年度から東京2020大会終了後の2021年度までの6年間を本推進ビジョン取り組み期間としております。また、東京大会に向けた機運の高まりや川崎市総合計画との整合を図るため、6年間に3つのフェーズを設定し、推進ビジョンの見直しを行ってまいります。この3つのフェーズにつきましては、枠囲いの中にお示ししていますように、2016年度、2017年度に当たる第1期取り組み期間では、開催につなげる取り組み期間と位置づけ、第2期推進期間では、大会を成功させる取り組み期間、第3期推進期間では、未来につなげる取り組み期間としているところでございます。  次に2ページ目に参りましして、3、第1期推進期間の主な取り組みでございます。こちらのページにつきましては、5つの方向性ごとに枠囲いの左側に大会後のレガシー、右側にそれに向けた具体的な取り組みをまとめております。  まず、左上のひとづくりにつきましては、ボランティア文化、心のバリアフリー、多文化共生の社会などを目指し、具体的な取り組みとして、ボランティア活動の推進や心のバリアフリーの推進などを進めてまいります。その下段のスポーツ振興健康づくりにつきましては、誰もがスポーツに親しめる環境、また、健康づくりや生きがいにつながるスポーツや運動の習慣などを目指し、具体的な取り組みとして、障害者スポーツの推進を初め、スポーツによる体力向上や健康づくりなどを進めてまいります。その下段のまちづくりにつきましては、ユニバーサル化の進んだ公共空間の創出などに向け、公共交通環境の向上や案内表示の見直しなどを行ってまいります。右上に移りまして、都市の魅力向上につきましては、多言語に対応した観光施設の拠点化、ネットワーク化された観光資源などを目指し、具体的な取り組みとして市内への集客、回遊性の向上や外国人観光客の増加に向けた取り組みを進めてまいります。その下段の先進的な課題解決モデルの発信につきましては、高度な医療ニーズへの対応や低炭素化の推進による地球環境問題の解決への寄与等を目指し、先端技術を世界に向けて発信する取り組みを進めてまいります。  次に、「かわさきパラムーブメント推進フォーラム」の提案に基づくプロジェクトづくりでございます。かわさきパラムーブメント推進フォーラムでは、かわさきパラムーブメントの実践につながるプロジェクトの検討を進めております。本年度から取り組む主なプロジェクトといたしましては、まずアクセシブルシティかわさきでは、飲食店などの商業施設のバリアフリーの状況に関する取材と情報発信を行います。2つ目のパラスポーツやってみるキャラバンでは、小中学校等でパラスポーツを体験する講座を実施いたします。3つ目の誰でも参加!インクルーシブなカワサキハロウィンでは、カワサキハロウィンの老若男女、障害者、健常者全ての人が楽しめる仮装イベントとしてのプロジェクト化を進めてまいります。4つ目の宿泊施設のバリアフリー化促進プロジェクトでは、車椅子利用者を初め、障害のある人に配慮した宿泊施設をふやすための仕組みづくりの検討などを行ってまいります。  また、資料2につきましては、かわさきパラムーブメント推進ビジョンの本編でございます。後ほど御参照いただきますよう、お願いいたします。  次に、資料3「かわさきパラムーブメント推進ビジョン案」に関する意見募集の実施結果をごらんください。  2の意見募集の概要でございますが、2月16日から3月16日までの間、意見募集を実施し、市政だよりやホームページでの周知を初め、かわさき情報プラザ、各区役所、支所・出張所、市民館・図書館などに閲覧用として資料を備えたところでございます。この結果、15通41件の御意見をいただきました。  2ページをごらんください。各項目別に御意見の件数と対応区分を整理してございます。合計欄にお示ししてございますとおり、御意見を踏まえ、当初案に反映したものが4件、御意見の趣旨が案に沿ったものであり、御意見の趣旨を踏まえ、取り組みを推進するものが15件、今後の取り組みの参考とするものが16件、案に対する質問、要望といったものが5件、その他1件となっております。  次に、御意見を踏まえて当初案に反映したものを初め、重立った御意見について御説明させていただきます。4ページをごらんください。項目番号6でございますが、スポーツ振興健康づくりに関する御意見といたしまして、障害のある方がスポーツを楽しめる身近な施設として、各区のスポーツセンター指定管理業務障害者スポーツに関する恒常的な取り組み、指導員配置、用具貸し出し等を位置づけてはどうかという御意見がございました。本市の考え方といたしましては、障害のあるなしにかかわらず、誰もが日常的にスポーツを楽しめる環境づくりはかわさきパラムーブメントを推進する上でも重要なものと本推進ビジョンにも位置づけておりますが、市民に身近なスポーツ施設であるスポーツセンターにおける障害者スポーツの普及促進の方向性を示すため、具体的な取り組み項目として、各区スポーツセンターにおける障害者スポーツの取り組みの推進を追記し、いただいた御意見を反映させたところでございます。  次に、5ページをごらんください。項目番号10番で同じくスポーツ振興健康づくりに関する御意見でございますが、民間施設を活用したパラアスリートへの練習場所の提供について、パラアスリートだけではなく、それを目指す選手を初め、広く市民の利用できる社会資源としての活用を考えてほしいとの御意見がございました。本市では、障害者スポーツを日常的に実施できるよう、民間スポーツクラブのほか、企業や学校のスポーツ施設の活用の御協力をいただいてきたところでございますが、この対象者はトップアスリートに限定するものではないと考えております。いただいた御意見を踏まえまして、その方向性を本推進ビジョンで示すため、具体的な取り組み項目である民間施設を活用したパラアスリートへの練習場所の提供について、障害者スポーツ環境づくりに向けた民間企業等との連携の推進と修正させていただいたところでございます。  そのほかの御意見といたしましては、8ページ、20番をごらんください。まちづくりに関する御意見といたしまして、レストランの点字メニューの普及など、障害のある人に配慮した案内をソフト面での工夫で推進する必要があるとの御意見、また9ページ、25番では、都市の魅力向上に関する御意見として、空港に近いという立地のよさを生かし、羽田空港国際線ターミナルと川崎大師、川崎駅を結ぶバスの試行運行や川崎大師周辺の景観条例の制定、参道の整備などを行い、多くの外国人が訪れる魅力あるまちづくりを進めてほしいといった御意見などをいただいております。  また、かわさきパラムーブメント推進フォーラムの取り組みに関しましては、10ページをごらんください。30番でかわさきパラムーブメントを継続的で全市的なムーブメントとしていくためには、もっと地元を巻き込んでいく必要があるといった意見等がございました。パブリックコメントでいただいた主な意見について御説明をさせていただきましたが、今後は、こうした市民の皆様からの御意見を本市の取り組みに生かしてまいります。  以上で御説明を終わらせていただきます。 ○松原成文 委員長 ありがとうございました。説明は以上のとおりでございます。ただいまの説明につきまして、御質問等がございましたら、お願いをいたします。 ◆織田勝久 委員 ちょっとパブコメも斜め読みであれなんですけれども、よく読むと書いてあるような気もするんだけれども、端的に言うと、パラムーブメント自体を否定するということはもちろんないんだけれども、オリンピックありきと、この中でトップアスリート云々という部分の文言も出てくるけれども、例えば、この間、宮前区の視覚障害者の皆さんと定期的な意見交換のときに、ここにも出ているサウンドテーブルテニス、これはずっと視覚障害者の皆さんから意見があって、そういう環境について機会と場所とを求めているけれども、全然進まないと。そのような既に川崎で生活している障害者のそういう環境というものをまずしっかりと考えてほしいと、そんなような意見も出ているんだけれども、パブコメ総体から見て、そんな意見も出ているような感じはしますけれども、この推進ビジョンの取り組みと、多少今あなたも御説明されたようだけれども、既に生活をされている障害者の皆さんのスポーツ環境の底上げ向上という部分とどういうふうに考えていくのか、そこを端的にもうちょっと説明してくれますか。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 現在の活動状況でございますが、最寄りの市民スポーツセンター、こういった各区にあるスポーツセンターが、やはり市民にとって身近なスポーツ施設でございますので、こうした場所を活用していくに当たっては、先日開催されました館長会議というのがございまして、今お話のございました例えばサウンドテーブルテニスですとか、障害者スポーツを取り組むに当たって、どのようなことをやっていけるのか、また、指定管理者としても積極的に取り組んでいく意向などについて調査を始めたところでございまして、その調査に基づき、地域に身近なスポーツ施設でこうした障害者のためのスポーツを積極的に展開できるよう、平成28年度に取り組みを進めてまいりたいと考えております。 ◆織田勝久 委員 では、その方向でしっかりお願いします。  それから、3ページ目のナンバー2の意見なんだけれども、まさにこのとおりだと思うんだよね。かわさきパラムーブメント推進の前段として、共生社会の実現に向けて誰もが安心・安全に暮らせる環境を整えることが先ではないかと。まさに、オリンピックありきではないだろうという部分なんだけれども、これも区分はDとされちゃっているんだけれども、理念から言えば、Dじゃなくて、私はAにすべきような中身だと思うんだけれども、これは何でDになっちゃっているの。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 この推進ビジョンにお示ししてございます基本的な方向性といたしましては、誰もが暮らしやすい社会の実現に向け、この東京大会につきましては、市制100周年に当たります2024年とのちょうど中間に当たりますので、2020年の東京大会は、本市の飛躍に向けた新たなチャンスという形で捉えております。こういった御意見は、本市の推進ビジョンの内容と合致する御意見でございましたので、今回の区分ではDとさせていただきました。 ◆織田勝久 委員 オリンピックを1つの契機にするというのはいいんだけれども、オリンピックありきというのも、本来おかしな話なんで、レガシーなんていう大上段の表現を使っているけれども、レガシー、遺産というのもごく普通の当たり前のいわゆるバリアフリー、共生社会ということを目指すということで僕はいいと思うんだけれども、それで基本的な考え方、取り組みの中で、3つの柱の一番下のところで、「私たちの意識や社会環境のバリアを取り除くことや」というような表現になっているけれども、この「私たち」というのは誰のことを言っているの。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 こちらに書かさせていただいている内容につきましては、川崎市民全体を指すものでございまして、川崎市の中の一人一人や職員も含め、こうした方向性を目指していこうということで記載させていただいたものでございます。 ◆織田勝久 委員 私たち、川崎市民だって言うんだけれども、基本的には、市民もそうだけれども、主体としては役所だよね。市役所がどうするんだという考え方をしっかり出すというのがやっぱり大事だと思うから、私たちと言われて一般的にするのもいいけれども、基本的に川崎市がどう取り組むんだと。例えば、障害者専門施設なんかもずっと議論になっているけれども、横浜なんかでは、例のラポールみたいな、ある種スポーツだけじゃなく、いわゆる障害者が生活していく上での日常生活に必要なまさに殿堂がしっかりあって、この間も川崎でもああいう施設をつくれないのかという議論をずっとやってきているわけです。そのようなハード的な面は全然考えないの。それはどういうふうになるんですか。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 まず、最初のほうにございました市職員の意識につきましては、研修等の中でこうした考え方を周知する中で市の職員も積極的にこの考え方に沿って行動していていきたいと考えております。  また、ラポールのような専門的な施設に関するところにつきましては、なかなか、施設を整備する上で課題も大きいと認識しておりますので、身近なスポーツ施設でまずはすぐにできるというような環境整備のほうを整えてまいりたいと考えております。 ◆織田勝久 委員 そう簡単に言われちゃうと困るんだけれども、中長期的にはそういう障害者の専用の施設を考えるということは、今は全く考えていないんですか。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 事業所管局のほうでは、これまでも専用施設については、いろいろと検討を進めているところでございますが、課題が多いところがございますので、その部分につきましては引き続き検討させていただきたいと考えております。
    ◆織田勝久 委員 では、そこはぜひ検討していただくようにお願いしたいと思います。それで、誰もがスポーツに親しめる環境ということは大変大切なことだと思うんだけれども、これ本当に障害者だけじゃなくて、健常者もスポーツの施設が足りないというような、これは川崎市の特徴で、特に我が宮前区なんかはその象徴なんだけれども、やっぱり総合的にスポーツ環境をハード面でもしっかり整備していくという考え方も僕は必要なんだろうと思うんだけれども、そこは少し内部的には議論されているんですか。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 既存の施設を上手に活用していくことが何よりも重要と考えておりますが、施設以外に例えば用具ですとか、そういったものがないとスポーツができないといったこともございます。今後はそうした用具の部分につきましても、市民の皆様からのさまざまな御意見をいただいて、スポーツができる環境整備をこの機会を捉えて進めてまいりたいと考えております。 ◆織田勝久 委員 用具もいいんだけれども、やっぱり設備なんだよ、圧倒的に施設が少ないと。例えば、サッカー一つ、野球一つにしたって場所がないと。そういう現状は、ずっとこの間議論してきているし、さまざまな請願、陳情の機会でも議論しているんだから、それはそれでそういう課題があるということは、しっかり認識してもらわなきゃ困ると思うんだけれども、そこは認識があるんですか。そこをはっきりと。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 スポーツを実施するに当たって、場所がないといった御意見は多々お伺いしているところでございまして、そうしたことから民間レベルのスポーツ施設や、場合によっては民間企業が保有している施設を開放していただくといった、本市の中にある資源を使っていくというような活用のほうについてもしっかりとやっていくというようなことで取り組んでまいりたいと考えております。 ◆織田勝久 委員 そうすると健常者、障害者問わず、とにかく川崎市内の民間企業なんかが持っている施設も含めて積極的に開放を求めていくと。これについては今までも議論で当然あったんだんけれども、それもしっかり時限を区切って1つの結果を出す、そういうことでよろしいんですね。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 できるだけ多くの民間企業の皆様や川崎市の公共施設の中でスポーツの場がふえるように、我々としては、そこをしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。 ◆織田勝久 委員 そうすれば、今すぐというのはなかなか大変なのはわかるけれども、ある程度時限的な取り組みのスケジュールを示してもらうのと、あと具体的にどこの企業のどういうものが対象になるのかと、そのリストをつくって委員会に資料として出してください。それはもらえますか。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 本市の資源につきましては、私たちのほうで把握しているものと、それから今後調査が必要なものがあろうかと思いますので、調査をした結果を委員会のほうにも報告してまいりたいと考えております ◆織田勝久 委員 では、それはなるべく早くお願いします。期待しておりますので、結構です。 ○松原成文 委員長 ただいまの中で、民間も結構施設を持っていらっしゃいますから、本市とあわせて民間の状況もうどうなのかということもできればお願いします。学校もいろいろありますので、今織田委員の御指摘等について、局長あるいは部長、特によろしいですか。 ◎唐仁原 市民文化局長 先ほど担当課長のほうから御説明させていただきましたけれども、要は、行政サイドで持っている施設については、すぐ一覧のものができると思いますけれども、さらに例えばテニスコートであるとか、幾つか民間企業、プールも含めてですけれども、お借りしている部分も確かにあります。それ以外のものの一覧となると少しお時間をいただかないと、委員長が言われたようにちょっと時間がかかるのかなと思いますので、お時間をいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ◆吉沢章子 委員 26ページの参考資料なんですけれども、フォーラムの委員の方々のお名前があるんですけれども、やっぱり一番主役になるのは障害者の方々だと思っておりまして、本市の障害者団体ってさまざまあると思うんですけれども、そういう方々のお名前がないなと思っているんです。やはりさまざまな御意見があって、例えばハロウィンに障害者の方々がとかというような御意見もあるんですが、障害者の方々御自身はどう思っていらっしゃるのかとか、その辺が多分一番大事なことであって、そういう御意見の集約、これからこれを進めていくに当たってはどのような形で聞き取りをしていって、反映させていくのかということについて伺いたいと思います。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 かわさきパラムーブメント推進フォーラムの委員につきましては、さまざまな分野の方から推薦して川崎市のほうで委員としておりますけれども、そうした御意見につきましては、例えばですけれども、公益財団法人川崎身体障害者協会、こちらがスポーツ健康分野のほうに入っておりますが、この中に、市障害者スポーツ協会というものを昨年10月に設置して、窓口を設置しておりますので、こうしたところを通じてさまざまな御意見をいただければと考えております。 ◆吉沢章子 委員 やっぱりそういう現場の声というのが本当に一番大事で、先ほど織田委員も言っていましたけれども、レガシーとして残していくということであれば、まさに障害者の方たちが、これからどのように川崎で暮らしていけるかということが、まさにここがターニングポイントになれるというんであれば、それは結構なことだと思うので、ぜひそこはよくそういう方々の御意見を踏まえていただきたいと思います。あと、これは総務委員会のほうにも、前年度は出ていたと思うんですけれども、御指摘があったのは、横文字が多いという話があって、相変わらず舌をかみそうなんですけれども、この辺は修正していただけないんでしょうか、どうなんでしょうか。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 資料2の推進ビジョンの27ページをごらんください。パブリックコメントの前段におきまして、委員の皆様からは、やはり横文字が多い、片仮名表記が多いというような御意見がございました。こうした意見を踏まえまして、用語解説をつけさせていただいております。 ◆吉沢章子 委員 用語解説する前にわかりやすい日本語で表記していただくほうがいいと思うんです。フェーズとかというのも何じゃらほいと思う方もたくさんいるし、本当に日本語を大切にしていただければなと思いますので、今後はお気をつけいただきたいと思います。結構です。 ◆石田和子 委員 今、質疑を通して大分いろんなことがわかってきたんですけれども、この中で人づくり、それからスポーツ振興健康づくりまちづくりとずっとあるわけですけれども、やはり本当に障害者の方々の例えばスポーツの推進組織の強化とか、いろいろ書かれておりますけれども、本当にこういったパラリンピックに参加をしていきたいという障害者の皆さんももちろんいらっしゃるので、そこはきちっとそういった支援をしていく必要もあるでしょうし、日常的にやはりスポーツを本当に楽しんでいくというような方々もたくさんいらっしゃるわけで、そうした障害者の皆さん全体にわたってのスポーツの振興策というのは本当に必要だと思うんです。その辺のタイアップ、しっかり基本的なところを押さえた上で、パラリンピックに臨んでいくというような支援が必要だと思いますし、駅とか道路などにおけるバリアフリー化の推進だとか、2016年度から具体的な検討に入ると言っている中には、先ほど出たような飲食店など商業施設のバリアフリーの状況とか、宿泊施設のバリアフリー化促進プロジェクトだとかということで、日常的な暮らしの中で障害者の人たちが、道路を歩くときにも、それからお店に入るときも、宿泊するときも、鉄道に乗るときも、本当に障壁が取り除かれていく社会をつくっていくというのは本当に大事だと思うんですけれども、これをやっていく上で、障害者差別解消法が施行されておりまして、行政はしっかりとした責務規定がありますし、民間の事業者さんには努力規定があるというところですから、そこの辺の健康福祉局、障害の部局との連携というのは、どのようにしていくのかというのを教えていただきたいんです。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 まず、本市の庁内組織といたしまして、かわさきプロジェクト推進本部というのがございます。こちらは関係局長が委員となっておりますので、情報共有や議論といった場として活用しております。また、その下に各部会を設置しておりまして、健康福祉局の例えば障害福祉課といった課が入っております。こうした部署からは、やはり社会参加型のスポーツの場の提供、あるいは恒常的にスポーツに取り組んでいく習慣づくり、こういったことが何よりも必要であるというようなお話もいただいておりますので、そうしたところにつきましては、やはり身近なスポーツ施設などが一番通いやすい、習慣づけとして継続しやすいというところがありますので、そういったところに力を入れていきたいと考えております。また、まちづくりなどの面につきましては、現在川崎駅の北口の開発などが進められておりますけれども、そういった開発の機会を捉えまして、まちづくりの整備のほうについてもこの機会を上手に捉えていきたいと考えております。 ◆石田和子 委員 わかりました。関係局長が全て入っていて、健康福祉局とも、障害福祉課ともタイアップしてやっていられるということですので、ぜひその辺は、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  あと、もう一つは、例えば、観光資源のところでもいろいろな問題というか、すごく大事な要素だなと思うんですけれども、例えば、経済労働局なんかの中では銭湯の活用なんかも含めて、今、観光の外国の方が日本に来られたときに、日本古来の伝統のある銭湯を活用した取り組みなんかもやっていらっしゃると聞きますし、いろんなことが考えられていくと思いますので、そういったところもぜひ、関係局が全部入っているということですので、その辺はタイアップしてやっていただきたいなと思います。以上で結構です。 ◆吉岡俊祐 委員 発言をやめようかなと思っていたんですけれども、どうしても伺いたいなと思うんです。特に都市の魅力向上策という部分で幾つかピックアップされているんですけれども、今、一般の障害者の方たちが、障害者も高齢者もそうなんですけれども、車椅子の方が使えるトイレがまちなかにほとんどないんです。御存じだと思うんですけれども。こういった、先ほどもお話が出ましたけれども、まちづくりとして、いろんなバリアフリーという観点からきちんとした、もう一回川崎市内をいろんな視点から精査する取り組みが1つ必要じゃないかと思うんですけれども、そこら辺についてはどうお考えなんですか。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 まず、まちなかにおけるいわゆる誰でもトイレといったような施設につきましては、車椅子ユーザーの方が中心に使われているという部分で非常に重要な施設であると考えております。そうしたことを踏まえまして、開発の機会などを捉えて、施設を設置している状況はございますけれども、なかなか数の充足度などについては今後の課題もあるかと思いますので、そういった部分につきましては、我々としても状況をきちっと把握しながら適切に対応していければと考えております。 ◆吉岡俊祐 委員 ぜひ、行政の1つの情報として、そういったことをきちんとアナウンスできる、市民の皆さんの協力、事業者の皆さんの協力も必要ですけれども、そういったことが必要なんじゃないかなと思いますし、現状で前から指摘をさせていただいていますけれども、とどろきアリーナの車椅子利用トイレは各階に1カ所、これで本当に競技をする方と練習する方に対応できると思いますか。車椅子の人たちが来たら、例えば、今現状で年1回障害者の運動会をやっていますけれども、そのときに車椅子の人たちが長蛇の列をつくって、もう競技に参加できないで、トイレに行くために何十分も待つという状況があるというのは、本当に理解しているのかどうか、非常に私としては、どうなのかなと思っちゃいます。さまざま課題もあると聞いていますので、これ以上言いませんけれども、しっかりとした調査と対策を早急に立てていただいて、あと4年しかありませんから、基本的に4年といっても、さまざまな行事等を考えると3年半ぐらいしかありませんので、ぜひ力を入れて調査、対策等について取り組んでいただければと、以上、要望させていただきます。 ◆露木明美 委員 ちょうどこの4月に障害者差別解消法が施行されて、タイミング的には、やっていくというビジョンとしてはいいかなと思うんですけれども、これは、ムーブメントですので、その対象の方だけではなくて、やっぱり社会全体で障害者を支えていく、また、分け隔てなく、どこでも気軽にいろいろなところに参加できるという、全体的な意識啓発などが一番基本だと思うんですけれども、その辺の啓発とかはどんなふうにやっていこうとなさっていらっしゃるのか。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 この3月に策定いたしましたかわさきパラムーブメント推進ビジョン、こちらの冊子につきましては、もうちょっと市民の皆様にわかりやすいものを印刷して配布することや、市のホームページに専用のサイトを作成いたしまして、市民の皆様へのより一層の周知を図ってまいりたいと考えております。また、さまざまなイベントなどでもかわさきパラムーブメントを推進しているという取り組みを情報発信することで、市民の皆様の一人一人に意識がしっかりと定着していけるように、今後私たちのほうでも取り組んでまいりたいと考えております。 ◆露木明美 委員 キャンペーン的に、まちなかにもっと飛び出していくとか、それから全市的にばんっと何か市民に見えるイベントをぜひお願いしたいなと思います。本当に川崎は、今度のオリンピックパラリンピックだけのことではないこのムーブメントですけれども、何をやっているのかと市民の方からも聞かれるんですけれども、川崎はパラリンピックにシフトしてというか、そちらのほうに重きを置いていろいろ活動を進めているというふうに市民の方には言っているんですけれども、では、何をやっているのかというのが見えにくいと思うので、こういった推進をしていこうということは大変すばらしいことですので、ぜひそれを市民の方にもっとアピールするようなことを、啓発やイベントも含めてやっていっていただきたいなと思います。例えば、市政だよりの中にどんなふうに入れるとか、そこら辺の具体的な取り組みを考えていらっしゃると思うんですけれども、しっかり進めていただきたいなと思います。  それから、今、吉岡委員のほうからトイレの話も出たんですけれども、障害のある方がまちなかにどんどん出ていこうとするときに移動手段がやっぱり結構大事で、福祉バスの台数が少ないというのは、結構やっぱり土日に集中しちゃうと思うんです。例えば障害者スポーツをやられる、5月の中旬の日曜日とかにやられると思うときに、福祉バス1台、また2台目は民間のほうからも借りられるんですか。そういった手段なんかも全然足りないと聞いています。その福祉バスはそういったところに使うだけではなくて、それぞれのさまざまな障害者団体の方々がいろいろ外に出ていく活動のときにフルに活用されていらっしゃるんですけれども、そこの辺も結構厳しい、なかなか予約がとれないというお話も聞いておりますので、トイレやまちなかの状況改善とともに、そういう移動手段もぜひ関係局と連携してやっていただきたいと思うんです。その辺の推進の関係などはどうなんですか。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 先ほどからお話ししております庁内の推進体制に健康福祉局の組織が入っておりまして、我々とそれからそういった現状をしっかり把握しております所管局が、庁内でしっかりと情報をとり合うということが重要だと思っております。そうしたことからこのオリンピックパラリンピックの機会をうまく活用して、本市の取り組みを横断的に進めていくように、我々としても検討を進めてまいりたいと思っております。 ◆露木明美 委員 そういったことを含めてしっかり具体的に意見交換をしていただければと思います。  もう1点、民間のスポーツ施設等の活用なんですけれども、これはすばらしい発想だと思うんですけれども、やっぱり障害者差別解消法でも、民間のほうは努力義務になっているわけで、やってくださいと言っても結構お金がかかるわけです。施設の改善とか、用具とか、さまざまな改善をしなきゃいけないところもあるわけですので、そこら辺は予算をきちっとつけてやっていくんだろうと思うんです。その辺の予算立てとかは考えているんですか。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 まずは、民間企業の施設につきましては、積極的に企業のCSRの部分を引き出していくことを念頭に置きながら進めていくことが重要と考えておりますけれども、場合によって川崎市と連携して何かするといった場合につきましては、私たちのほうの予算も場合によっては手当てをするということは考えていければというふうに考えております。 ◆露木明美 委員 こういったムーブメントを推進していくには、どうしてもきちっと予算立てが、裏づけがあれば、なお進むわけですし、民間の方も含めてそういった活動をするときには、より一層進めるためにも予算をしっかりとっていただいて、進めていただきたい。最初は一気にはできないと思うんですけれども、区の中で重点的なところを、モデル的でもいいですから、1カ所ないし2カ所から始めてもいいと思うので、そういうこともきちんと予算立てて、民間との連携も進めていただければと思います。意見です。 ◆渡辺あつ子 委員 先ほど、例えば出かけた先のバリアフリーというお話もありましたけれども、飲食店とか商業施設とかがあるんですけれども、その出かける先までの移動の話もありましたけれども、例えば家から、そこの階段からおりる、そこまでの移動ができない方がやっぱり多いし、スポーツしたいなと思っていらっしゃる方もなかなかそこがクリアできなくて、実際にパラリンピックなんかに参加される方は、それなりに御自分で移動のところは確保されているんですけれども、そうでない障害の方はそこまで進んでいないという部分をこの部会のところで少し話し合われているのかなと思って、そこをお聞きしたいんですけれども。 ◎山本 オリンピックパラリンピック推進室担当課長 今、お話がございましたように、例えば、1つのお店に行きたいといった間に幾つもの公共施設がございます。例えば道路でしたり、そういったところも該当すると思いますし、川崎市の公共施設であったりといったこともございます。そうしたところをきちんと、例えば、車椅子ユーザーの方も動きやすいようなルートはどういったところを通ったら行きやすいのかですとか、そういったことはやはり我々としてもしっかりと調査をして、改善をするということも必要ですが、既にそういったものがあるというような情報があれば、積極的に情報発信をすることで、少しでも外出の機会がふえるような取り組みにつながればいいかなと思っておりますので、そのようなことも調査をしてまいりたいと考えております。 ◆渡辺あつ子 委員 それは、家から出た後です。例えば、マンションの4階にいて、エレベーターがないマンションとかもあるわけで、そこから下におりる手段がなかなか難しいのもあるので、そこも含めて議論していただければと思います。 ○松原成文 委員長 ほかにないようでしたら、以上で「かわさきパラムーブメント推進ビジョンについて」を終わります。  ここで理事者の方は退室をお願いいたします。                 ( 理事者退室 )         ───────────────────────── ○松原成文 委員長 次に、その他といたしまして、今後の委員会日程について御協議をお願いただきます。   協議の結果、5月24日(火)、5月25日(水)に開催することとした。         ───────────────────────── ○松原成文 委員長 そのほか、委員の皆様から何かございますでしょうか。                  ( なし ) ○松原成文 委員長 それでは、以上で本日の文教委員会を閉会いたします。                午前11時19分閉会...