次に17ページに参りまして,議案第92号,
仮称加瀬ごみ中継施設プラント設置工事請負契約の締結についてでございますが,
工事場所は幸区南加瀬4丁目2232番4ほかでございます。契約の方法は
指名競争入札によりまして,
契約金額12億4,630万円,
完成期限平成7年3月31日で,
三菱重工業株式会社と契約を締結するものでございます。
次に19ページに参りまして,議案第93号,
大師橋橋梁整備(上部工)その1
工事請負契約の締結についてでございますが,
工事場所は川崎区大師河原1丁目でございます。契約の方法は
指名競争入札によりまして,
契約金額36億500万円でございます。
完成期限平成8年3月31日で,鋼管・日立・
三菱共同企業体と契約を締結するものでございます。
次に21ページに参りまして,議案第94号,
西御幸小学校校舎改築工事請負契約の締結についてでございますが,
工事場所は幸区小向西町4丁目30番でございます。契約の方法は
指名競争入札によりまして,
契約金額10億2,485万円,
完成期限平成6年11月30日で,山根・
高橋共同企業体と契約を締結するものでございます。
次に25ページに参りまして,議案第95号,
井田中学校校舎改築工事請負契約の締結についてでございますが,
工事場所は中原区井田杉山町467番でございます。契約の方法は
指名競争入札によりまして,
契約金額13億6,990万円,
完成期限平成7年1月31日で,川崎・
井上共同企業体と契約を締結するものでございます。
次に29ページに参りまして,議案第96号,中野島
中学校校舎改築工事請負契約の締結についてでございますが,
工事場所は多摩区中野島1丁目30番1でございます。契約の方法は
指名競争入札によりまして,
契約金額18億3,855万円でございます。
完成期限平成7年2月28日で,大山・
大蔵共同企業体と契約を締結するものでございます。
以上で
工事契約関係の議案の説明を終わらせていただきまして,引き続き
一般会計補正予算についてご説明いたしますので,青い表紙の平成5年度川崎市
一般会計補正予算書の1ページをお開き願います。
議案第99号,平成5年度川崎市
一般会計補正予算でございますが,第1条第1項は
歳入歳出予算の補正で,既定予算の総額に
歳入歳出それぞれ73億4,389万円を追加し,予算の総額を
歳入歳出それぞれ4,975億6,580万2,000円とするものでございます。第2項は
歳入歳出予算の補正の内容でございまして,2ページから5ページにございます第1
表歳入歳出予算補正のとおり定めるものでございます。この内容につきましては,後ほど
歳入歳出補正予算事項別明細書によりましてご説明申し上げます。第2条は継続費の補正,第3条は
債務負担行為の補正,第4条は地方債の補正でございますが,内容につきましては,第2表
継続費補正,第3
表債務負担行為補正,第4
表地方債補正によりまして順次ご説明申し上げます。
次に,6ページをお開き願います。第2表
継続費補正は,変更が1件でございます。これは7款
清掃費4項の仮称新臨港
清掃場建設事業で,総額と継続年度の変更はございませんが,年割額を,平成5年度の年割額131億6,800万円を138億2,800万円に,平成6年度の年割額204億7,200万円を203億5,750万円に,平成7年度の年割額53億6,900万円を48億2,350万円に変更するものでございます。次に8ページをお開き願います。第3
表債務負担行為補正は,追加が6件でございます。期間はいずれも平成6年度でございまして,それぞれ限度額を,川崎府中線道路改良事業費で3,000万円,二ヶ領本川改修事業費で1億4,600万円,五反田川改修事業費で1億7,000万円,港湾工事負担金で1億7,000万円,等々力緑地陸上競技場整備事業費で32億7,000万円,等々力緑地池畔整備事業費で2,500万円とするものでございます。次に10ページをお開き願います。第4
表地方債補正は変更で,
清掃施設建設事業ほか5件でございまして,地方債の補正額は最下欄の地方債総合計にございますように,33億9,600万円の増で,補正後の額は529億5,200万円とするものでございます。この内容につきましては,後ほど
歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明申し上げます。それでは
歳入歳出補正予算の内容につきましてご説明申し上げますので,12ページをお開き願います。
初めに歳入でございますが,12款国庫支出金は4億3,850万円の増となっておりますが,これは2項5目で仮称新臨港
清掃場建設費補助は,平成6年度で予定しておりました国庫補助金が一部前倒し交付される見込みとなったための増,7目で道路整備費補助は,市道改良事業に伴う増,8目で港湾改修費補助は,川崎航路南防波堤築造工事費に伴う増,次に,10日で公園緑地施設整備費補助は,等々力緑地池畔整備事業に伴う増で,これはいずれも国庫補助事業として認証される見込みとなったことによるものでございます。15款寄附金は3,638万5,000円の増となっておりますが,これは1項2目の長寿社会福祉振興基金寄附金でございます。17款繰越金は,平成4年度
一般会計決算における実質収支のうちから,今回の
補正予算の一般財源所要額8億2,450万5,000円を計上するものでございます。18款諸収入は26億4,850万円の増となっておりますが,これは3項6日で川崎市信用保証協会貸付金収入は,
間接融資事業費の預託原資の増に伴うものでございます。次の14ページに参りまして,7項8目で公害対策事業受託収入は,公害健康被害補償予防協会からの委託を受けるものでございます。
19款市債は,33億9,600万円の増となっておりますが,1項5目は
清掃施設建設事業債で,仮称新臨港
清掃場建設事業に伴う増,6目で道路整備事業債は,市道改良事業及び総合的な経済対策に伴う国直轄道路事業負担金の増,また首都高速道路公団出資債は,首都高速道路公団出資金に伴う増でございます。8目で港湾改修事業債は,川崎航路南防波堤築造工事に伴う増,また港湾工事負担債は,東扇島地区国直轄事業負担金に伴う増,10目で公園緑地施設整備事業債は,等々力緑地の陸上競技場整備及び池畔整備事業費の増に伴うものでございます。以上で歳入の説明を終わらせていただきます。次に歳出についてご説明申し上げますので,次の16ページをお願いいたします。
4款民生費は3,638万5,000円の増となっておりますが,これは1項1目社会福祉総務費で,長寿社会福祉振興のための基金に給付金相当分を積み立てるものでございます。6款公害対策費は4,000万円の増となっておりますが,これは1項1目公害対策総務費で,共同輸配送実験調査及び電気自動車急速充電スタンド設置調査研究を公害健康被害補償予防協会から委託を受けて実施するものでございます。7款
清掃費は6億6,000万円の増となっておりますが,これは4項2目施設建設費で,仮称新臨港
清掃場建設事業費の一部を前倒しして執行するものでございます。9款商工費は28億1,500万円の増となっておりますが,2項3目金融対策費で,
間接融資事業費の振興資金,経営安定資金及び緊急経営支援資金の申し込み件数の増加に対応するためのものと,最近の円高で影響を受けている市内輸出関連の
中小企業対策として,円高対策特別資金の融資を実施するものでございます。また信用保証料補助金は,経営安定資金,円高対策特別資金及び緊急経営支援資金の信用保証料の一部を助成するものでございます。
10款土木費は16億225万5,000円の増となっておりますが,これは2項5目道路整備費で,市道改良事業,国直轄道路事業負担金及び首都高速道路公団出資金の増でございます。12款港湾費は8,425万円の増となっておりますが,これは2項2目港湾改修費で,川崎航路南防波堤築造工事の促進を図るためのものと,5目港湾工事負担金で,東扇島地区国直轄事業負担金の増によるものでございます。14款環境保全費で21億600万円の増となっておりますが,これは4項2目公園緑地施設費で,等々力緑地陸上競技場のフィールドとトラック内の改修及びスタンドの増築工事等を行う事業費と池畔整備を行うものでございます。なお,次の22ページから27ページにかけまして,
継続費補正,
債務負担行為補正,地方債補正に関する調書がございますので,後ほどご参照願いたいと存じます。以上で
一般会計補正予算の説明を終わらせていただきます。
次に,報告案件につきご説明申し上げますので,黄色い表紙の報告書の337ページをお願いいたします。
報告第16号,土地の信託の
事務処理状況についてでございますが,これは
地方自治法第243条の3第3項の規定に基づきご報告するものでございます。次のページへ参りまして,まずTの信託の概要でございますが,所在地は麻生区万福寺1丁目2番1及び2番2,地目は宅地,面積は4,200.14平方メートルの土地につきまして,昭和63年4月27日に土地信託契約を締結したものでございます。信託の目的といたしましては,信託土地の上に,鉄骨鉄筋コンクリート造,一部鉄骨造,地上8階,地下4階,延べ床面積2万8,903.03平方メートルの賃貸用事務所ビルを信託財産として建築し,管理運用するものでございます。信託の期間は,土地信託契約の日から建物竣工までと,建物竣工後20年間でございます。信託の受託者は,三菱信託銀行株式会社と株式会社大和銀行の2社の共同受託でございまして,このうち代表受託者は三菱信託銀行株式会社でございます。
次に,Uの平成5年度事業計画の概要でございますが,前年度に引き続きまして,契約管理,収支管理及び建物の総合管理業務を行うものでございます。収支計画書でございますが,収入の部の主なものは,賃貸収入,共益費等でございます。支出の部の主なものは借入金利息,給水光熱費等でございまして,収入の部,支出の部とも同額の14億9,204万5,000円でございます。
次に340ページへ参りまして,Vの平成4年度事業実績の概要でございますが,入居中のテナントについて,契約管理,収支管理及び建物の総合管理業務を行ったものでございます。次に損益計算書でございますが,収益の部の主なものは賃貸収入,共益費等で,費用の部の主なものは借入金利息,給水光熱費等となっており,合計欄は左右同額の14億4,895万2,846円でございます。次に信託利益処分計算書でございますが,当期信託利益金は5億268万7,808円となっております。これは未処分利益でございまして,このうち,まず借入金返済に2億4,774万974円を充当し,次に運転資金留保金に2,358万3,041円,修繕積立金に1,033万694円,敷金返還準備金に5,000万円を積み立てまして,建物勘定に22万4,540円をそれぞれ元本に組み入れたものでございます。したがいまして,信託配当額は1億7,080万8,559円となっております。次に貸借対照表でございますが,資産の部の主なものは建物でございます。また,負債・資本の部の主なものは借入金となっており,合計欄は左右同額の103億792万5,818円となっております。
以上で
企画財政局関係の議案並びに報告の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどをお願いいたします。
○議長(
宮田良辰) 教育長。
〔教育長 大熊辰熊登壇〕
◎教育長(大熊辰熊) 教育委員会関係の議案並びに報告につきましてご説明を申し上げます。初めに,建物の取得に関する議案についてでございます。議案書の33ページをお開きいただきたいと存じます。
議案第97号及び議案第98号の2件についてご説明を申し上げます。これらの議案は,
財団法人川崎市
教育施設整備公社が建設をいたしまして既に使用を開始しております聾学校及び
橘高等学校の建物を,同公社から取得するものでございます。まず議案第97号,聾学校の建物の取得についてでございます。この学校は昭和63年8月に改築いたしましたものでございまして,所在地は中原区上小田中1126番2で,鉄筋コンクリート造4階建て,校舎の全面積5,741.31平方メートルとプール及び附帯設備の一式を25億8,387万1,495円で取得するものでございます。次に,34ページと35ページは位置図と配置図で,35ページの斜線部分が今回の取得予定部分でございます。
次に,37ページの議案第98号,
橘高等学校の建物の取得についてでございます。この体育館は昭和63年8月に改築したものでございまして,所在地は中原区中丸子258番3で,鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て,体育館の全面積4,461.45平方メートルを13億7,290万6,821円で取得するものでございます。次の38ページと39ページは位置図と配置図で,39ページの斜線部分が今回の取得予定部分でございます。続きまして,別冊の黄色い表紙の報告第15号のうち,教育委員会の関係のものについてご説明を申し上げます。報告書の283ページをお開きいただきたいと存じます。
初めに,第25,
財団法人川崎市学校給食会の
経営状況についてご説明申し上げます。まず,平成5年度の事業計画でございますが,学校給食会は,品質のよい物資を安い価格で共同購入することにより,学校給食の充実発展と円滑な運営を図ることを主な目的としております。事業内容は,給食物資の共同購入と給食物資に関する調査でございます。給食予定人員は1日平均7万4,310人,給食予定日数は183日,物資の取扱見込額は23億6,813万1,000円を見込んでおります。次に284ページの平成5年度収支予算書でございますが,収入支出とも8,954万6,000円で,収入の部の主なものは補助金収入及び雑収入で,支出の部の主なものは事業費,管理費でございます。
次に,285ページの平成4年度の決算でございますが,まず実施事業は,学校給食の物資の共同購入と物資に関する調査でございます。給食人員は1日平均7万5,750人,実施日数183日,物資の取扱額は23億1,047万7,135円となっております。次に286ページの収支計算書でございますが,収入の部は補助金収入,雑収入,特定預金取崩収入などで,当期収入合計は1億1,158万8,380円となり,支出の部は事業費,管理費などで,当期支出合計は1億1,560万9,693円となっております。したがいまして,当期収入合計に前期繰越収支差額を加えました収入合計から当期支出合計を差し引きました252万1,086円が次期繰越収支差額となるものでございます。次に287ページの正味財産増減計算書でございますが,増加の部は1,556万4,957円で,減少の部は1,948万7,470円でございます。したがいまして,当期正味財産減少額は392万2,513円となりまして,前期繰越正味財産額からこの減少額を差し引きました516万7,538円が期末正味財産合計額となるものでございます。次に288ページの貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに6,755万5,202円でございます。なお,290ページには財産目録を,また291ページには平成4年度の物資取扱高を載せてございますので,ご参考にしていただければと存じます。
次に,293ページでございますが,第26,
財団法人川崎市
教育施設整備公社の
経営状況についてご説明を申し上げます。まず,平成5年度の事業計画でございますが,教育施設の譲渡事業といたしまして,栗木台小学校ほか3校の建物等を譲渡するものでございます。次に294ページの収支予算書でございますが,収入の部,支出の部ともに合計額は115億3,051万1,000円でございまして,このうち主なものは,収入の部では事業収入及び借入金で,支出の部では借入金償還金及び事業外支出となっております。
次に,295ページの平成4年度の決算についてでございます。教育施設の譲渡事業といたしまして,東桜本小学校ほか2校の建物等でございまして,当期譲渡金額の合計は13億6,035万9,167円となっております。次に296ページの収支計算書でございますが,収入の部では事業収入,借入金及び事業外収入でございまして,当期収入合計は100億7,643万7,066円で,前期繰越収支差額と合わせまして収入合計は103億902万9,912円となっております。支出の部は事業費,管理費,借入金償還金,事業外支出及び前期未払金でございまして,当期支出合計が96億7,201万7,989円で,当期収支差額は4億441万9,077円となりまして,前期繰越収支差額を加えました次期繰越収支差額は6億3,701万1,923円となっております。次に297ページの正味財産増減計算書でございますが,増加の部は資産の増加額と負債の減少額を合わせまして101億5,643万9,386円となっております。減少の部は資産の減少額と負債の増加額を合わせまして101億5,629万456円となっておりまして,当期正味財産増加額は14万8,930円で,前期繰越正味財産と合わせまして期末正味財産の合計額は4,508万871円となっております。次に298ページの貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに60億4,996万6,478円でございます。
次に,301ページでございます。第27,
財団法人川崎市市民ミュージアムの
経営状況につきましてご説明申し上げます。まず平成5年度の事業計画でございますが,当財団が管理運営する施設は,市民ミュージアムのほか,昨年8月から実施しております大山街道ふるさと館,さらに今年度から日本民家園及び青少年科学館を加え,計4施設となっております。事業計画は,これらの施設の管理運営及びこれらの施設で行う事業に関するものでございます。当財団は,博物館関連施設を通しまして,博物館部門,現代美術部門及び映像部門に関する資料,作品を収集し,展示活動,学習活動を行い,市民文化の向上に寄与することを主な目的としております。事業内容といたしましては,常設展,企画展などによる資料の展示,映像資料の上映,講座,講演会の実施,調査,研究及び市民への情報提供などでございます。次に302ページの収支予算書でございますが,
一般会計の収入の部は受託事業収入,補助金収入など合計10億7,257万4,000円で,支出の部は受託事業費,管理費など,当期支出合計は収入合計と同額となるものでございます。次に303ページの
特別会計は,ミュージアムショップの関係でございます。収入の部は事業収入など合計で2,402万2,000円で,支出の部は事業費,管理費など,当期支出合計は収入合計と同額でございます。次に304ページは
一般会計と
特別会計を一覧とした収支予算書の総括表でございますので,参考までにごらんいただきたいと存じます。
次に,305ページの平成4年度決算でございます。まず事業の実績報告でございますが,企画展,学習講座の開催や,306ページのイベントの開催,映画の上映など,市民ミュージアムの活動目的に沿った事業運営を図ってまいりました。次に307ページの
一般会計の収支計算書でございますが,収入の部では受託事業収入,補助金等収入など,当期収入合計は7億7,971万1,218円で,支出の部は受託事業費,管理費など,当期支出合計は7億6,410万9,196円でございます。したがいまして,当期収支差額は1,560万2,022円となりまして,これに前期からの繰越差額を加えました次期繰越収支差額は5,972万2,163円となっております。次に308ページの正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計額1億213万9,789円に対し,減少の部の合計は1,501万1,767円となっておりまして,差し引き当期正味財産は8,712万8,022円の増加となっております。これに前期繰越正味財産を加えました期末正味財産の合計額は2億3,124万8,163円となるものでございます。次に309ページの貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに2億7,094万7,936円でございます。
次に,312ページの
特別会計の収支計算書でございますが,収入の部では事業収入など,当期収入合計は3,329万9,271円で,支出の部は事業費,管理費など,当期支出合計は3,317万247円となっております。したがいまして,当期収支差額は12万9,024円となりまして,これに前期からの繰越差額を加えました次期繰越収支差額は169万5,999円となっております。次に313ページの損益計算書でございますが,事業損益の部の事業利益は108万6,187円で,事業外費用を差し引きました経常利益は12万9,024円となりまして,これに前期繰越利益を加えました当期の未処分利益は169万5,999円となっております。次に314ページの貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに730万9,958円でございます。
次に,321ページでございます。第28,
財団法人川崎市生涯学習振興事業団の
経営状況についてご説明申し上げます。まず平成5年度の事業計画でございますが,当事業団は生涯学習に関する諸事業を行い,市民の学習活動を支援することを目的としております。事業内容といたしましては,各種講座の開催,情報の収集,提供,青少年の学校外活動,コンサートなどのイベント事業など従来の事業のほか,今年度は中高年者を中心とした市民アカデミーの開設,体育館を初めとするスポーツ施設,青少年の家を初めとする青少年施設の運営を受託し,スポーツの振興,青少年の育成に取り組んでおります。次に322ページの収支予算書でございますが,まず
一般会計の収入の部は基本財産運用収入,事業収入,補助金収入,受託事業収入,受託施設運営収入,雑収入及び前期繰越収支差額でございまして,収入合計は9億7,572万2,000円でございます。支出の部は事業費,受託事業費,受託施設事業費,管理費,固定資産取得支出,繰入金支出,特定預金支出及び予備費でございまして,支出合計は収入合計と同額でございます。次に324ページの
特別会計でございますが,収入の部は事業収入,雑収入,繰入金収入でございまして,収入合計は1意372万1,000円でございます。支出の部は事業費及び予備費で,支出合計は収入合計と同額でございます。次の325ページは
一般会計と
特別会計の収支予算を一覧とした総括表でございますので,参考までにごらんいただきたいと存じます。
次に,326ページの平成4年度決算でございます。まず事業の実績報告でございますが,講座関係では資格取得支援講座など15コースを開催いたしました。次に情報提供関係では,生涯学習情報誌StageUpの発行,資料提供,相談などを実施してまいりました。また市民の学習意識調査を行い報告書にまとめ,関係機関等に配付させていただきました。このほかコンサートなどのイベント事業,遊びの広場事業,情報システム事業を受託するとともに,北海道中標津町,岩手県東和町との小中学生の交流事業を実施いたしました。
次に327ページに参りまして,決算書類についてご説明を申し上げます。まず
一般会計でございますが,収支計算書の収入の部は基本財産運用収入,補助金収入,受託事業収入,寄附金収入及び雑収入でございまして,収入合計は4億1,098万5,381円でございます。支出の部は事業費,受託事業費,管理費,固定資産取得支出,特定預金支出でございますが,
特別会計への繰入金支出と合わせまして支出合計は3億6,786万9,366円となり,次期繰越収支差額は4,311万6,015円となるものでございます。次に328ページの正味財産増減計算書でございますが,当期の期末正味財産合計額は3億9,122万6,961円でございます。次に329ページの貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計額はともに4億3,039万2,369円でございます。
次に330ページの中段へ参りまして,
特別会計でございますが,収支計算書の収入の部では事業収入,繰入金収入などで,支出の部では事業費でございまして,収入支出とも合計額は9,458万9,911円となるものでございます。次に331ページの損益計算書でございますが,事業損益の不足額5,740万5,299円を事業外収益の繰入金で補てんしたものでございます。次に332ページの貸借対照表でございますが,
特別会計では資産合計,負債合計とも196億6,915円でございますので,正昧財産はございません。
以上をもちまして教育委員会関係の議案並びに報告について説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(
宮田良辰)
都市整備局長。
〔
都市整備局長 横山隆次登壇〕
◎
都市整備局長(横山隆次) 都市整備局関係の議案についてご説明申し上げますので,青い表紙の
補正予算書の29ページをお開き願います。
議案第100号,平成5年度川崎市溝口駅
北口地区市街地再
開発事業特別会計補正予算でございますが,第1条第1項は
歳入歳出予算の補正でございまして,既定の
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ87億4,241万8,000円を追加し,
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ392億9,544万4,000円とするものでございます。第2項は
歳入歳出予算の補正の内容でございまして,30ページから31ページにございます第1
表歳入歳出予算補正のとおり定めるものでございます。この内容につきましては,後ほど
歳入歳出予算事項別明細書によりご説明申し上げます。第2条は
債務負担行為の補正,第3条は地方債の補正でございますが,内容につきましてはそれぞれ第2
表債務負担行為補正,第3
表地方債補正によりましてご説明をいたします。それでは
債務負担行為の補正についてご説明いたしますので,32ページをお開き願います。
第2
表債務負担行為補正でございますが,これは平成6年度に予定しておりました国庫補助事業の一部が国の総合経済対策により今年度認証されましたことから,限度額を減額するものでございます。次に33ページの第3
表地方債補正でございますが,これは再開発事業債等の増38億7,800万円で,補正後の額を185億1,900万円とするものでございます。それでは
歳入歳出予算の内容につきましてご説明いたしますので,36ページをお開き願います。
初めに歳入でございますが,1款国庫支出金は28億6,441万8,000円の増となっておりますが,これは国の総合経済対策による国庫補助金の増加などによるものでございます。2款財産収入は20億円の増となっておりますが,これは保留床等の処分収入でございます。5款市債は38億7,800万円の増となっておりますが,これは起債対象事業の新たな認定等による増でございます。次に歳出についてご説明いたしますので,38ページをお開き願います。
1款市街地再開発事業費は87億4,241万8,000円の増となっておりますが,これは歳入でご説明いたしました,国の総合経済対策による国庫補助金の増加に伴う施設建築物
建設工事費の増,及び権利者に対する転出補償金の増でございます。なお,40ページから42ページに
債務負担行為補正に関する調書及び地方債補正に関する調書がございますので,後ほどご参照願います。
以上で都市整備局関係の議案の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(
宮田良辰)
下水道局長。
〔
下水道局長 古澤 實登壇〕
◎
下水道局長(古澤實) 下水道局関係の
補正予算議案につきましてご説明申し上げます。今回の
補正予算案は,平成5年度国の総合経済対策の一環として,公共下水道整備事業費の増額に関しましてお願いするものでございます。それでは,
補正予算書43ページをお開き願います。
議案第101号,平成5年度川崎市
下水道事業会計補正予算でございます。第1条は総則でございます。第2条は,業務の予定量のうち(3)の主要な建設改良事業につきまして,既決予定額を37億5,000万円増額し,524億3,216万3,000円と改めるものでございます。第3条は資本的収入及び支出を補正するものでございます。
初めに収入でございますが,第1款は,下水道事業資本的収入の既決予定額を37億5,000万円増額し,補正後の収入合計を548億6,404万2,000円とするものでございます。その内容でございますが,第1項は企業債で26億6,600万円,第3項は国庫補助金で10億8,400万円の増によるものでございます。
次のページに参りまして,支出でございますが,第1款下水道事業資本的支出の既決予定額を37億5,000万円増額し,補正後の支出合計を653億6,441万7,000円とするものでございます。この内容でございますが,第1項の建設改良費で37億5,000万円の増でございます。これは
公共下水道整備費の増によるものでございます。第4条は,補正に伴い企業債の限度額を改めるものでございます。その内容でございますが,1の公共下水道整備事業の限度額を24億4,800万円,2の臨時財政特例債の限度額を2億1,800万円増額し,補正後の企業債の限度額総合計を414億6,858万円とするものでございます。
以上で平成5年度川崎市
下水道事業会計補正予算の説明を終わらせていただきます。なお,詳細につきましては46ページ以降にございます川崎市
下水道事業会計補正予算に関する説明書をご参照いただきたいと存じます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
宮田良辰) 市民局長。
〔市民局長 鈴木慎一郎登壇〕
◎市民局長(鈴木慎一郎) 市民局関係の報告につきましてご説明申し上げますので,別冊の黄色の表紙の報告第15号の3ページをお開き願います。
初めに,
財団法人川崎市
中小企業・婦人会館の
経営状況につきましてご説明申し上げます。まず平成5年度事業計画の概要でございますが,当財団の目的であります市内の
中小企業及び婦人の活動の健全な発展を図るため,必要な援助を行い,日常諸活動の振興を通じて市民生活の向上を図るための諸事業を行うものでございます。
次に,4ページから5ページの収支予算書でございますが,事業の性格上,公益事業会計と収益事業会計に区分してございます。初めに公益事業会計でございますが,収入の部は会館賃貸料収入,講座事業収入,市からの補助金収入など合計は2億6,274万円で,支出の部は事業費,管理費など,当期支出合計は収入合計と同額でございます。次に5ページの収益事業会計でございますが,収入の部は会館賃貸料収入,講座事業収入など,合計は1億7,577万円で,支出の部は事業費,管理費など,当期支出合計は収入合計と同額でございます。
次に7ページに参りまして,平成4年度の
決算状況につきましてご説明申し上げます。初めに事業の実績報告でございますが,市内の
中小企業及び婦人の活動の健全な発展を図るため,研修,文化及び健康講座の開設,暮らし,法律,税務,子供教育などの相談事業を行ってまいりました。次に8ページの公益事業会計の収支計算書でございますが,収入の部の合計は2億9,508万4,704円でございます。当期支出合計は2億5,658万1,373円でございますので,次期繰越収支差額は3,850万3,331円でございます。次に9ページの正味財産増減計算書でございますが,増加額合計が2,551万2,800円に対しまして減少額合計は5,518万5,836円でございますので,当期正味財産減少額は2,967万3,036円となっております。したがいまして,期末正味財産合計額は4,350万3,331円でございます。次に10ページの貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産合計はそれぞれ1億3,985万8,654円でございます。
次に11ページの収益事業会計の収支計算書でございますが,収入の部は会館賃貸料収入,講座事業収入など,当期収入合計は1億6,878万7,437円でございます。支出の部は事業費,管理費など,当期支出合計は収入合計と同額でございます。次に12ページの損益計算書でございますが,事業損益の部の
事業収益が1億4,956万670円に対しまして事業費用が1億6,878万7,437円でございますので,差し引き1,922万6,767円の不足を生じておりますが,これは同額の事業外利益がございますので,当期利益はございません。次に13ページの貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はそれぞれ2,558万7,286円でございます。
続きまして,
財団法人川崎市指定都市記念事業公社の
経営状況につきましてご説明申し上げます。19ページをお開き願います。初めに,平成5年度事業計画の概要でございますが,当財団の目的であります市民の福祉増進と文化の向上を図るための諸事業を行うものでございます。
次に,19ページから20ページの収支予算書でございますが,事業の性格上,公益事業会計と収益事業会計に区分してございます。初めに公益事業会計でございますが,収入の部は市からの補助金収入など,合計は8億3,352万7,000円で,支出の部は事業費,管理費及び収益事業会計への繰入金支出など,当期支出合計は収入合計と同額でございます。次に20ページの収益事業会計でございますが,収入の部は事業収入,公益事業会計からの繰入金収入など,合計は6億481万1,000円で,支出の部は管理費,事業費など,当期支出合計は収入合計と同額でございます。
次に22ページに参りまして,平成4年度の
決算状況につきましてご説明申し上げます。初めに事業の実績報告でございますが,市民の心身の健康の維持向上と市民文化の向上に寄与するための事業及びホール,会議室などの施設の提供を行ってまいりました。次に23ページの公益事業会計の収支計算書でございますが,収入の部は基本財産運用収入,市からの補助金収入などに前期繰越収支差額を加えた収入合計は8億2,130万7,266円でございます。支出の部は事業費,管理費及び繰入金支出など,当期支出合計は7億6,184万1,557円でございます。したがいまして,当期の収支には666万7,790円の不足を生じておりますが,前期繰越収支差額を加えた次期繰越収支差額は5,946万5,709円でございます。次に24ページの正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計が2億3,917万8,380円に対しまして減少の部の合計は1億6,534万3,284円でございますので,差し引き当期正味財産は7,383万5,096円の増加となっております。したがいまして,これに前期繰越正味財産額を加えた期末正味財産合計額は9億2,407万2,741円でございます。次に25ページの貸借対照表でございますが,資産の部,負債及び正味財産の部の合計はそれぞれ16億2,406万4,741円でございます。
次に26ページの収益事業会計の収支計算書でございますが,収入の部は事業収入及び事業外収入でございまして,収入合計は6億2,778万573円で,支出の部は管理費及び事業費でございまして,当期支出合計は収入合計と同額でございます。次に27ページの損益計算書でございますが,
事業収益合計が2億9,724万5,044円に対しまして事業費用合計が6億2,778万573円でございますので,差し引き3億3,053万5,529円の不足を生じておりますが,これは同額の事業外収益がございますので,当期利益はございません。次に28ページの貸借対照表でございますが,資産の部及び負債の部の合計はそれぞれ5,709万3,615円でございます。
引き続きまして,
財団法人川崎市市民自治財団の
経営状況につきましてご説明申し上げます。35ページをお開き願います。初めに,平成5年度事業計画の概要でございますが,当財団の目的であります市民自治活動の健全な発展と振興を図り,市民福祉の向上に寄与するための諸事業を行うものでございます。次に36ページの収支予算書でございますが,収入の部は事業収入,市からの補助金収入など,合計は7,558万4,000円で,支出の部は一般管理費,地域自治施設事業費など,当期支出合計は収入合計と同額でございます。
次に37ページに参りまして,平成4年度の
決算状況につきましてご説明申し上げます。初めに事業の実績報告でございますが,地域自治施設の寄附受け入れ及び貸し付け,講演会の開催など,市民自治活動の健全な発展と振興を図るための諸事業を行ってまいりました。次に収支計算書でございますが,収入の部は事業収入,補助金収入など,当期収入合計は7,007万5,079円で,支出の部は一般管理費,地域自治施設事業費など,当期支出合計は6,535万1,788円でございます。したがいまして,当期収支差額は472万3,291円となっております。これに前期繰越収支差額を加えた次期繰越収支差額は1,779万967円でございます。次に38ページの正味財産増減計算書でございますが,当期正味財産増加額は6,481万7,350円で,これに前期繰越正味財産額9億5,088万4,608円を加えた期末正味財産合計額は10億1,570万1,958円でございます。次に39ページの貸借対照表でございますが,資産の部,負債及び正味財産の部の合計はそれぞれ10億2,351万6,502円でございます。
引き続きまして,
財団法人川崎市文化財団の
経営状況につきましてご説明申し上げます。43ページをお開き願います。初めに,平成5年度事業計画の概要でございますが,当財団の目的であります市民文化の発展と創造を図るための諸事業を行うものでございます。次に44ページから45ページの収支予算書でございますが,事業の性格上,公益事業会計と収益事業会計に区分してございます。初めに公益事業会計でございますが,収入の部は市からの補助金収入など,合計は1億593万円で,支出の部は管理費,事業費,収益事業会計への繰入金支出など,当期支出合計は収入合計と同額でございます。次に45ページの収益事業会計でございますが,収入の部は事業収入,公益事業会計からの繰入金収入など,合計は4,669万3,000円で,支出の部は能楽堂運営費,公演事業費など,当期支出合計は収入合計と同額でございます。
次に47ページに参りまして,平成4年度の
決算状況につきましてご説明申し上げます。初めに事業の実績報告でございますが,市民文化の発展と創造を図るために各種の文化事業を行ってまいりました。次に48ページの公益事業会計の収支計算書でございますが,収入の部は基本財産運用収入,市からの補助金収入などに前期繰越収支差額を加えた収入合計は1億1,960万1,654円でございます。支出の部は管理費,事業費,繰入金支出など,当期支出合計は1億95万4,056円でございます。したがいまして,当期収支差額マイナス301万3,180円を前期繰越収支差額から差し引いた次期繰越収支差額は1,864万7,598円でございます。次に49ページの正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計150万円に対しまして減少の部の合計は465万6,983円でございますので,差し引き当期正味財産は315万6,983円の減少となっております。したがいまして,これに前期繰越正味財産額を加えた期末正味財産合計額は7,715万8,187円でございます。次に50ページの貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産合計はそれぞれ7,811万7円でございます。
次に,51ページの収益事業会計の収支計算書でございますが,収入の部は事業収入,事業外収入,繰入金収入など,当期収入合計は4,695万2,214円で,これから前期繰越収支差額マイナス103万507円を差し引きますと,収入合計は4,592万1,707円でございます。支出の部は事業費で,当期支出合計は収入合計と同額でございます。次に52ページの正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計は103万507円で,前期繰越正味財産額はマイナス103万507円でございます。したがいまして,期末正味財産合計額は0円となっております。次に53ページの貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産合計はそれぞれ52万1,862円でございます。
最後に,
財団法人川崎市国際交流協会の
経営状況につきましてご説明申し上げます。59ページをお開き願います。初めに,平成5年度事業計画の概要でございますが,当財団の目的であります,個性と活力にあふれた国際交流を推進し,市民の国際感覚の育成と国際理解の増進並びに国際友好親善の促進を図るための諸事業を行うものでございます。次に60ページの収支予算書でございますが,収入の部は基本財産利息収入,講座事業収入,市からの補助金収入など,合計は1億2,313万2,000円で,支出の部は事業費,管理費など,当期支出合計は収入合計と同額でございます。次に61ページに参りまして,平成4年度の
決算状況につきましてご説明申し上げます。
初めに,事業の実績報告でございますが,市民の国際理解の増進及び市民と外国人との友好親善の推進を図るため,情報収集及び提供事業,姉妹都市訪問市民交流団の派遣,スポーツ交流会などの国際交流事業,協会設立3周年を記念して,国際平和川崎シンポジウム並びにアジア民族芸能フェスティバルの開催事業,各種語学講座などの研修事業,ボランティア及び民間交流団体の育成などの民間交流活動振興事業,さらには情報誌及び外国人向け生活ガイドブックの発行などの諸事業を行ってまいりました。
次に62ページの収支計算書でございますが,収入の部は基本財産利息収入,講座事業収入,市からの補助金収入及び受託事業収入で,合計1億3,525万6,163円でございます。支出の部は事業費,管理費など,合計は1億3,451万5,149円でございます。したがいまして,当期収支差額74万1,014円に前期繰越収支差額を加えた次期繰越収支差額は94万1,239円でございます。次に63ページの正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計が74万1,014円に対しまして減少の部の資産減少額はございませんので,当期正味財産増加額は74万1,014円でございます。したがいまして,これに前期繰越正味財産額を加えた期末正味財産合計額は3億248万6,239円でございます。次に64ページの貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はそれぞれ3億658万1,992円でございます。
以上をもちまして市民局関係の報告につきましてご説明を終わらせていただきます。
○議長(
宮田良辰) 経済局長。
〔経済局長 池田陽介登壇〕
◎経済局長(池田陽介) 経済局関係の報告についてご説明申し上げますので,黄色い表紙の報告第15号の67ページをお開き願います。
川崎冷蔵株式会社の
経営状況につきましてご説明を申し上げます。平成5年度の事業計画でございますが,今期におきましても,市民の食生活の安定のため,北部市場における生鮮食料品の円滑な流通を図るために,冷蔵保管業務の一層の充実強化に努力してまいります。
次に収支予算書でございますが,収入の部は保管料収入4億5,730万3,000円,凍氷料収入3,350万円など,収入合計は4億9,518万7,000円でございます。一方,支出の部は営業費が4億4,366万2,000円,管理費が5,152万5,000円で,支出合計は収入合計と同額の4億9,518万7,000円でございます。次のページをお開き願います。
平成4年度の
決算状況でございますが,まず事業実績といたしましては,冷蔵部門は入出庫量並びに年間平均在庫量ともほぼ順調に推移いたしまして,その売上高は前年度に比較いたしまして0.2%の増収となっております。また凍氷部門につきましては,需要期である夏季が冷夏と景気の低迷等により販売量が減少し,売上高は前年度に比較いたしまして5.2%の減収となっております。次に損益計算書でございますが,営業損益の部は,保管料売上高と凍氷売上高の合計は4億5,704万583円でございます。一方,売上原価と販売費及び一般管理費は4億5,413万3,985円でございますので,営業利益は290万6,598円でございます。これに営業外損益を含めますと,税引前当期利益は803万4,075円でございます。税引前当期利益から法人税等充当金を差し引き,前期繰越利益を加えました当期未処分利益は810万204円でございます。次のページをお開き願います。
次に貸借対照表でございますが,資産の部は2億2,133万8,819円で,主なものは現金及び預金,売掛金並びに機械装置などでございます。また負債の部と資本の部の合計は資産の部の合計と同額でございまして,負債の部の主なものは未払金と納税充当金などで,資本の部は払込資本金と剰余金でございます。次に利益金処分計算書でございますが,当期未処分利益は810万204円で,全額次期に繰り越しをいたしております。
続きまして,川崎地下街株式会社の
経営状況につきましてご説明申し上げますので,73ページをお開き願います。平成5年度の事業計画でございますが,当期も前期に引き続きまして153店舗のテナントと一体となり,地域商業界と協調して川崎の商業活動に寄与していくとともに,健全経営を確立するため一層の営業成績を上げるよう努力してまいります。また,アゼリア中央広場の空間を効率的に運用し,集客と売り上げに努力する一方,新規事業の開拓に努めてまいります。次のページに参りまして資金計画表でございますが,資金調達につきましては,テナントからの賃貸収入,駐車場収入が主なものでございまして,これらの収入合計は36億円でございます。一方,資金使途は物件費,支払利息などが主なものでございまして,合計25億4,000万円でございます。さらに減価償却10億5,700万円を見込み,300万円を次期に繰り越す予定でございます。
次に,平成4年度の
決算状況でございますが,景気の後退に影響されつつも,ほぼ昨年並みの営業成績を達成することができました。次のページに参りまして損益計算書でございますが,営業収益はテナントからの賃貸収入,駐車場収入が主なものでございまして,31億8,888万4,393円となっております。また営業費用は,不動産管理費,販売費及び一般管理費が主なものでございまして,26億204万6,024円となっており,営業利益は5億8,683万8,369円でございます。次に営業外収益は受取利息が主なものでございまして,2億7,721万1,420円でございます。営業外費用は支払利息が主なものでございまして,7億2,236万3,933円で,経常利益は1億4,168万5,856円でございました。これに特別損益を加え法人税及び住民税を差し引いた当期利益は2億237万9,107円でございました。次に貸借対照表でございますが,資産の部は383億126万2,785円でございます。その主なものは現金及び預金,建物及び建物附属設備でございます。次のページに参りまして,負債の部は352億3,982万6,654円でございます。その主なものは未払金9億7,833万4,074円と長期借入金178億6,982万円でございます。次に資本の部でございますが,払込資本金は前年同様48億7,000万円でございますが,当期未処理損失が18億856万3,869円となりましたため,資本合計は30億6,143万6,131円となっております。次の損失金処理計算書でございますが,前期繰越損失20億1,094万2,976円から当期利益2億237万9,107円を差し引いた18億856万3,869円を次期繰越損失として処理いたしました。
続きまして,
財団法人川崎市産業振興財団の
経営状況につきましてご説明いたしますので,81ページをお開き願います。まず平成5年度の事業計画でございますが,当財団設立の目的であります本市産業の発展と地域経済の活性化を図るための諸事業を行うものでございます。次に82ページから84ページの収支予算書でございますが,当財団の会計は,財団自主事業運営費を
一般会計に,会館の管理受託事業費を
特別会計として区別しております。
初めに,82ページの
一般会計でございますが,収入,支出とも同額で,合計2億399万1,000円でございます。そのうち主なものは,収入の部では事業収入と市からの補助金収入でございます。支出の部では事業費,管理費などでございます。次に
特別会計でございますが,収入,支出とも同額で9,306万8,000円でございます。収入の部は市からの施設管理の受託事業収入で,支出の部は施設管理費でございます。
次に,85ページに参りまして平成4年度の
決算状況でございますが,事業の実績報告書のとおり,本市産業の発展,活性化に寄与するための諸事業を行ってまいりました。次の86ページに参りまして
一般会計収支計算書でございますが,収入の部では基本財産運用収入と事業収入及び市からの補助金収入等が主なもので,当期収入合計は2億996万9,561円でございます。支出の部では事業費,管理費,特定預金支出でございまして,当期支出合計は2億1,235万4,547円でございます。したがいまして,当期収支差額はマイナス238万4,986円となりますが,収入合計は当期収入合計に前期繰越収支差額1,241万1,735円を加え2億2,238万1,296円でございますので,次期繰越収支差額は1,002万6,749円でございます。次の正味財産増減計算書でございますが,当期正味財産減少額が238万4,986円,前期繰越正味財産額が1億1,305万3,735円で,期末正昧財産の合計額は1億1,066万8,749円でございます。88ページに参りまして貸借対照表でございますが,資産の部といたしましては流動資産と固定資産でございまして,資産合計は1億6,464万1,713円でございます。負債,正味財産の部につきましては流動負債と固定負債及び正味財産でございまして,合計額は資産合計と同額でございます。
次に
特別会計収支計算書でございますが,収入の部では受託事業収入の9,297万4,975円でございます。支出の部は受託事業費の管理費で,収入合計額と同額でございます。次に90ページに参りまして貸借対照表でございますが,資産の部といたしましては流動資産でございまして,資産合計は740万4,081円でございます。負債と正味財産の部につきましては流動負債のみでございまして,合計額は資産合計と同額となるものでございます。
以上で経済局関係の説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
宮田良辰)
環境保全局長。
〔
環境保全局長 長谷川陸郎登壇〕
◎
環境保全局長(長谷川陸郎) 環境保全局関係の報告につきましてご説明を申し上げますので,別冊,黄色い表紙の報告第15号の95ページをお開きいただきたいと存じます。
最初に,第9,
財団法人川崎市公園協会の
経営状況につきましてご説明いたします。まず,平成5年度の事業計画の概要でございますが,当財団の設立目的でございます公園,緑地の発展充実を図り,公共の福祉増進に寄与するため,必要な諸事業を行うものでございます。次に収支予算書でございますが,当財団の会計は事業の性格上,
一般会計,公園事業
特別会計,ゴルフ場事業
特別会計の3会計に区分しております。まず
一般会計でございますが,収入の部といたしましては繰入金収入,事業収入など合計いたしまして2億8,816万4,000円,また支出の部といたしましては事業費,管理費などで,収入の部と同額となっております。次に96ページに参りまして公園事業
特別会計でございますが,収入の部といたしましては事業収入,雑収入など合計いたしまして2億8,815万円,また支出の部といたしましては事業費,管理費などで,収入の部と同額となっております。次にゴルフ場事業
特別会計でございますが,収入の部といたしましては事業収入,雑収入など合計いたしまして14億9,075万6,000円,また支出の部といたしましては事業費,管理費などで,収入の部と同額となっております。
次に,99ページに参りまして,平成4年度の
決算状況につきましてご説明を申し上げます。初めに事業の実績報告でございますが,まず自主事業といたしまして,花と緑の市民フェアなどへの協賛及び公園写真コンクールなどの諸行事を開催いたしました。次に運動施設等の受託管理事業といたしまして,公園内運動施設の管理運営等を市からの受託事業として実施いたしました。次に便益施設等の管理運営事業につきましては,駐車場,食堂,売店等の運営を行ったものでございます。またゴルフ場の管理運営事業といたしましては,川崎国際生田緑地ゴルフ場の管理運営を行ったものでございます。
次のページに参りまして,
一般会計の収支計算書でございますが,収入の部といたしましては繰入金収入及び事業収入などで,当期収入合計は1億9,634万4,562円でございます。また支出の部といたしましては事業費及び管理費で,当期支出合計は1億9,633万3,380円でございます。したがいまして,当期収支差額は1万1,182円となり,これに前期繰越収支差額を加えました次期繰越収支差額は1万4,232円でございます。次に正味財産増減計算書でございますが,増加原因の部の合計が1億9,634万4,562円に対しまして,減少原因の部の合計は1億9,633万3,380円でございますので,差し引き当期の正味財産は1万1,182円の増加となり,これに前期繰越正味財産を加えました期末正味財産合計は1億101万4,232円となっております。次のページに参りまして貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに1億649万8,588円でございます。
次に,105ページに参りまして公園事業
特別会計の収支計算書でございますが,収入の部といたしましては事業収入及び雑収入などで,当期収入合計は2億7,721万708円でございます。また支出の部といたしましては事業費及び管理費などで,当期支出合計は2億2,883万769円でございます。したがいまして,当期収支差額は4,837万9,939円となっております。次のページに参りまして損益計算書でございますが,営業損益の部の営業利益は4,983万89円で,営業外損益の部の不足額21万150円及び法人税等充当金を差し引きました当期利益は2,789万7,539円となり,これに前期繰越利益を加えました当期未処分利益は7,331万7,560円となっております。次に貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに1億6,491万3,251円でございます。
次に,110ページに参りましてゴルフ場事業
特別会計の収支計算書でございますが,収入の部といたしましては事業収入及び雑収入などで,当期収入合計は15億903万7,803円でございます。また支出の部といたしましては事業費及び管理費などで,当期支出合計は15億561万3,796円でございます。したがいまして,当期収支差額は342万4,007円となっております。次に損益計算書でございますが,営業損益の部の営業利益は7,769万649円,また営業外損益の部の営業外利益は563万7,213円でございますので,法人税等充当金を差し引きました当期利益は847万3,962円となり,これに前期繰越利益を加えました当期未処分利益は2,068万519円となっております。次のページに参りまして貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに3億2,429万6,079円でございます。
続きまして,第10,
財団法人川崎市緑のまちづくり協会の
経営状況につきましてご説明を申し上げますので,117ページをお開きいただきたいと存じます。初めに,平成5年度の事業計画の概要でございますが,当財団の設立目的であります民有地緑化の推進を図るため,必要な諸事業を行うものでございます。次に収支予算書でございますが,収入の部といたしましては基本財産運用収入,補助金等収入など合計いたしまして8,054万6,000円,また支出の部といたしましては事業費,管理費などで,収入の部と同額となっております。
次のページに参りまして,平成4年度の
決算状況につきましてご説明を申し上げます。初めに事業の実績報告でございますが,まず緑地保全事業といたしまして,緑地保全地区,緑地保全協定地,保存樹林等の管理協定締結者に対し,管理に要する費用の一部を助成いたしました。次に,緑化推進事業といたしまして,生け垣の設置,商店街,学園,
工場などの緑化を図るため,経費の一部助成等を行いました。次に地域緑化推進事業につきましては,市民緑化推進地区を対象に,黒土,プランター,樹木等を配布したものでございます。また普及啓発事業といたしまして,各種の緑化行事等に際し,緑化普及パンフレット,花の種,球根等を配布したほか,緑化ポスター・標語コンクールを開催するなど,緑化の普及啓発に努めたものでございます。
次に,収支計算書でございますが,収入の部といたしましては基本財産運用収入及び補助金収入などで,当期収入合計は7,908万8,163円でございます。また支出の部といたしましては事業費及び管理費で,当期支出合計は7,914万8,989円でございます。したがいまして,当期収支差額はマイナス6万826円となりますが,これに前期繰越収支差額を加えました次期繰越収支差額は838万8,086円でございます。次のページに参りまして正味財産増減計算書でございますが,増加原因の部の合計が7,908万8,163円に対しまして減少原因の部の合計は7,914万8,989円でございますので,差し引き当期の正味財産は6万826円の減少となりますが,これに前期繰越正味財産を加えました期末正味財産合計は4,038万8,086円となっております。次に貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに4,212万4,173円でございます。
以上をもちまして環境保全局関係の報告につきましてご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(
宮田良辰) 衛生局長。
〔衛生局長 齋藤良夫登壇〕
◎衛生局長(齋藤良夫) 衛生局関係の報告につきましてご説明申し上げますので,黄色い表紙の報告第15号の125ページをお開き願います。
財団法人川崎・横浜公害保健センターの
経営状況についてご説明申し上げます。初めに,平成5年度事業計画の概要でございますが,設立目的であります川崎,横浜両市民の公害病被認定者の健康回復と福祉の向上を図るために,医学的諸検査,リハビリテーション,呼吸器疾患の予防のための医学的研究等,必要な諸事業を引き続き行うものでございます。次に126ページをお開き願います。収支予算書でございまして,収入の部では川崎,横浜両市及び神奈川県からの補助金収入など,合計で1億4,018万3,000円,支出の部では事業費,管理費など,収入と同額でございます。
次に,127ページは平成4年度の
決算状況でございますが,合計3,271人について検査,検診を行ったほか,呼吸器疾患の予防と健康回復のための研究事業などを行ってまいりました。次に128ページをお開き願います。収支計算書でございますが,収入の部では事業収入,補助金収入など,当期収入合計1億1,668万1,996円,支出の部は事業費,管理費など,当期支出合計1億1,253万3,553円となっております。したがいまして,当期収支差額は414万8,443円となっており,これに前期からの繰越差額を加えました次期繰越収支差額は2,902万2,101円となっております。次に129ページに参りまして正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計が602万9,813円に対しまして減少の部の合計は6,326万8,000円でございますので,差し引き当期の正味財産は5,723万8,187円の減少となっており,これに前期繰越正味財産を加えた期末正味財産合計は5億6,919万1,593円となっております。続きまして,130ページと131ページは平成4年度末における貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに8億7,450万7,997円でございます。
続きまして,
財団法人川崎市看護婦養成確保事業団の
経営状況につきましてご説明申し上げますので,137ページをお開き願います。当財団法人は,本年3月1日,社団法人川崎市医師会並びに社団法人川崎市病院協会等との提携及び協調のもとに,看護婦の養成並びに看護職員の確保及び資質向上のための諸事業を行うことを目的として設立したものでございます。初めに平成5年度の事業計画の概要についてでございますが,平成7年4月の開校に向けた看護婦養成施設の設置について必要な準備作業を引き続き行うものでございます。次に138ページをお開き願います。平成5年度の収支予算書でございますが,収入の部では川崎市からの補助金収入2,100万円など,合計で2,960万円,また支出の部では事業費,管理費など,収入と同額を見込んでおります。
次に,139ページに参りまして平成4年度の
決算状況でございますが,事業につきましては1ヵ月間だけの実績でございますが,主として看護婦養成施設の設置に向けた準備作業を進めてまいりました。次に収支計算書でございますが,収入の部では財団設立に当たっての基本財産収入として2億円及び川崎市からの補助金収入139万6,000円の合計2億139万6,000円,また支出の部では,事業費,管理費のほか,特定預金支出といたしましてさきの基本財産2億円など,当期支出合計は2億114万5,131円となっております。したがいまして,当期収支差額は25万869円となり,前期繰越収支差額はございませんので,この25万869円が次期への繰越収支差額となっております。次に140ページをお開き願います。正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計が2億25万869円に対しまして減少の部は0でございますので,差し引き当期の正味財産増加額は2億25万869円となっております。前期繰越正味財産は0ですので,期末正味財産合計額は同じく2億25万869円となっております。次に141ページは平成4年度末における貸借対照表でございますが,資産の合計と負債及び正味財産の合計はともに2億78万8,014円となっております。
以上をもちまして衛生局関係の報告についての説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
宮田良辰) お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが,ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
宮田良辰) ご異議ないものと認めます。暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。
午前11時58分休憩
――
――****――――
午後1時2分再開
〔局長「ただいまの出席議員副議長とも57名」と報告〕
○副議長(増子利夫) 休憩前に引き続き,ただいまから会議を開きます。
引き続き理事者に提案理由の説明を求めたいと思いますが,その前に申し上げます。
教育委員長より,本日のこれからの会議は所用のため欠席させていただきたい旨の申し出がありましたので,ご了承を願います。
それでは,提案理由の説明を願います。
清掃局長。
〔
清掃局長 杉本 寛登壇〕
◎
清掃局長(杉本寛)
清掃局関係の報告につきましてご説明申し上げますので,黄色い表紙の報告第15号の145ページをお開き願いたいと存じます。
第13,
財団法人川崎市リサイクル環境公社の
経営状況についてご報告申し上げます。まず平成5年度の事業の概要でございますが,公社設立の目的でございます廃棄物及び余熱の再利用,リサイクルにかかわる情報の収集,提供,調査研究及び市民などのリサイクル活動の支援並びにリサイクル施設の管理運営などの諸事業を行うものでございます。146ページに参りまして収支予算書でございますが,当公社の会計は
一般会計と
特別会計に区分してございます。まず
一般会計でございますが,これは管理運営関係の予算でございまして,収入の部では市からの補助金収入など,合計で4億3,979万9,000円,支出の部につきましても事業費,管理費など,収入と同額でございます。次に147ページに参りまして
特別会計でございますが,これは収益事業関係の予算についてでございまして,収入の部では事業収入など合計で3,095万円,支出の部につきましても事業費,管理費など,収入と同額でございます。
次に,149ページに参りまして平成4年度の
決算状況についてご説明申し上げます。初めに事業実績の概要でございますが,事業の実績報告に記載していますとおり,余熱の有効な活用方法についての情報収集及び普及啓発,リサイクルに関します市民団体への支援及び調査研究,スポーツスクールやカルチャースクールなどの文化活動,温水プールや老人休養施設などの余熱利用市民施設の管理運営などの諸事業を行ってまいりました。
次に,151ページに参りまして
一般会計の収支計算書でございますが,収入の部では市からの補助金収入など,当期収入合計3億8,940万5,376円,支出の部は施設管理運営受託事業費,管理費など,当期支出合計4億1,524万4,811円となってございます。したがいまして,当期収支差額は2,583万9,435円のマイナスになりますが,これに前期からの繰越収支差額を加えました次期繰越収支差額は906万7,192円となってございます。次に152ページに参りまして正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計が65万6,003円に対しまして減少の部の合計は2,649万5,438円でございますので,差し引き当期正味財産は2,583万9,435円の減少となっております。これに前期繰越正味財産を加えました期末正味財産合計は1億1,301万1,652円となってございます。次に153ページに参りまして貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに1億4,522万8,653円でございます。
次に,156ページに参りまして
特別会計の収支計算書でございますが,収入の部では売店経営収入など,当期収入合計2,741万292円,支出の部では事業費,管理費など,当期支出合計3,022万2,811円となってございます。したがいまして,当期収支差額は281万2,519円のマイナスになってございます。これに前期からの繰越差額を加えました次期繰越収支差額は127万2,704円となってございます。次に157ページに参りまして損益計算書でございますが,営業損益は352万712円の営業損失となっており,営業外損益は67万651円の営業外損失となってございます。したがいまして,経常損益は419万1,363円のマイナスとなりますが,これに前期繰越利益を加味いたしました当期未処分利益は379万7,892円となってございます。次に158ページに参りまして貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに576万6,754円でございます。
以上をもちまして
清掃局関係の報告につきまして説明を終わらせていただきます。
○副議長(増子利夫) 民生局長。
〔民生局長 冨田三郎登壇〕
◎民生局長(冨田三郎) 民生局関係の報告につきましてご説明申し上げますので,黄色い表紙の報告第15号の163ページをお開き願いたいと存じます。
初めに,第14,
財団法人川崎市身体障害者福祉団体協議会の
経営状況についてでございます。まず,平成5年度の事業計画に関してでございますが,計画の概要といたしましては,身体障害者の自立更生,福祉の向上及び障害者の社会への完全参加と平等を促進することを目的として,団体に対する組織活動の推進や身体障害者の福祉事業を行うものでございます。次に164ページに参りまして収支予算書でございますが,収入の部では事業収入,補助金等収入などで,合計で1億4,653万5,000円,支出の部では事業費,管理費などで,収入合計と同額でございます。
次に,165ページの平成4年度の決算に関してでございますが,初めに,事業の実績といたしましては,身体障害者の自立更生と福祉向上に寄与するため,障害種別団体の組織強化及び連携強化と,育成指導や在宅障害者の自立更生と社会参加の促進などの事業を行ったところでございます。次に166ページに参りまして
一般会計の収支計算書でございますが,収入の部では事業収入,補助金等収入などで,当期収入合計は1億5,031万2,206円,支出の部では事業費,管理費など,当期支出合計は1億4,638万5,935円となっております。したがいまして,当期収支差額は392万6,271円となっており,これに前期からの繰越差額を加えました次期繰越収支差額は601万7,803円となっております。次に167ページの正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計が650万1,520円に対しまして減少の部の合計は70万円でございますので,差し引き当期の正味財産は580万1,520円の増加となっており,これに前期からの繰越財産額を加えました期末正味財産合計額は4,183万2,148円となっております。次に168ページと169ページに参りまして貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに5,957万3,232円でございます。引き続きまして,173ページをお開き願いたいと存じます。
第15,
財団法人川崎市心身障害者地域福祉協会の
経営状況についてでございます。まず,平成5年度の事業計画に関してでございますが,計画の概要といたしましては,地域福祉活動ホームの拡充や地域福祉活動の活性化を図ることによって,心身障害者とその家族の福祉向上に寄与するため,団体の育成及び助成や,地域福祉活動ホーム及び精神薄弱者生活ホームの運営などの事業を行うものでございます。次に174ページに参りまして収支予算書でございますが,収入の部では補助金等収入,寄付金収入など,合計で3億1,590万6,000円,支出の部では管理費,事業費などで,収入合計と同額でございます。
次に,175ページの平成4年度の決算に関してでございますが,初めに事業の実績といたしましては,心身障害者の社会参加や更生援護にかかわる事業として,関係団体の育成及び助成や,地域福祉活動ホーム6ヵ所及び精神薄弱者生活ホーム20ヵ所の運営などを行ったところでございます。次に176ページに参りまして収支計算書でございますが,収入の部では補助金等収入,寄付金収入等,当期収入合計は2億7,997万3,702円,支出の部では管理費,事業費など,当期支出合計は2億8,470万5,261円となっております。したがいまして,当期収支差額は473万1,559円の支出超過となっておりますので,これを前期からの繰越差額から差し引きました次期繰越収支差額は2,281万248円となっております。次に177ページの正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計が1,777万9,971円に対しまして減少の部の合計は1,019万5,629円でございますので,差し引き当期の正味財産は758万4,342円の増加となっており,これに前期からの繰越財産額を加えました期末正味財産合計額は1億9,624万8,299円となっております。次に178ページと179ページに参りまして貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに2億1,211万2,468円でございます。引き続きまして,183ページをお開き願いたいと存じます。
第16,
財団法人川崎市母子寡婦福祉協議会の
経営状況についてでございます。まず,平成5年度の事業計画に関してでございますが,計画の概要といたしましては,母子家庭及び寡婦の自立の促進と生活の安定を図ることを目的として,生活資金の貸し付けや地区母子寡婦福祉会の育成,物資の販売及び自動販売機の設置などの事業を行うものでございます。次に184ページをお願いいたします。
収支予算書でございますが,この法人は事業の性格上,
一般会計のほかに母子福祉センター
特別会計と収益事業
特別会計及び緊急母子貸付事業
特別会計を設けております。まず
一般会計でございますが,収入の部では事業収入,補助金等収入などで,合計で2,958万9,000円,支出の部では事業費,管理費などで,収入合計と同額でございます。次に185ページの母子福祉センター
特別会計でございますが,収入の部では事業収入などで,合計で1,171万3,000円,支出の部では事業費,管理費などで,収入合計と同額でございます。次に収益事業
特別会計でございますが,収入の部では事業収入など合計で645万1,000円,支出の部では繰入金支出などで,収入合計と同額でございます。次に186ページに参りまして緊急母子貸付事業
特別会計でございますが,収入の部では償還金収入など,合計で234万7,000円,支出の部は事業費で,収入合計と同額でございます。
次に,188ページに参りまして平成4年度の決算に関してでございますが,初めに事業の実績といたしましては,母子家庭及び寡婦の福祉の増進を図るため,自主事業としては地区母子寡婦福祉会の育成や技能習得事業などを,受託事業としては母子家庭等介護人派遣事業などを,また収益事業としては自動販売機による缶飲料の販売などを行ったところでございます。
次に,189ページに参りまして
一般会計の収支計算書でございますが,収入の部では事業収入,補助金等収入など,当期収入合計は1,850万5,937円,支出の部では事業費,管理費など,当期支出合計は1,863万7,166円となっております。したがいまして,当期収支差額は13万1,229円の支出超過となっておりますので,これを前期からの繰越差額から差し引きました次期繰越収支差額は287万6,829円となっております。次に190ページの正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計が50万円に対しまして減少の部の合計は213万1,229円でございますので,前期からの繰越財産額を加えました期末正味財産合計額は3,059万7,426円となっております。次に191ページに参りまして貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに3,071万8,594円でございます。
次に,192ページの収益事業
特別会計の収支計算書でございますが,収入の部では事業収入など,当期収入合計は431万3,522円,支出の部では事業費,繰入金支出など,当期支出合計は330万4,801円となっております。したがいまして,当期収支差額は100万8,721円となっており,これに前期からの繰越差額を加えました次期繰越収支差額は309万4,865円となっております。次に正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計が100万8,721円に対しまして減少の部はございませんので,当期増加額に前期からの繰越財産額を加えました期末正味財産合計額は309万4,865円となっております。次に193ページに参りまして貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに309万4,865円でございます。
次に,194ページの緊急母子貸付事業
特別会計の収支計算書でございますが,収入の部では償還金収入など,当期収入合計は77万669円,支出の部は事業費で,当期支出合計は56万円となっております。したがいまして,当期収支差額は21万669円となっており,これに前期からの繰越差額を加えました次期繰越収支差額は71万2,347円となっております。次に正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計が21万669円に対しまして減少の部の合計は20万8,000円でございますので,差し引き当期の正味財産は2,669円の増加となっております。これに前期からの繰越財産額を加えました期末正味財産合計額は234万6,347円となっております。次に195ページに参りまして貸借対照表でございますが,資産合計と負債及び正味財産の合計はともに234万6,347円でございます。
以上で民生局関係の報告を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○副議長(増子利夫) 土木局長。
〔土木局長 深山壽幸登壇〕
◎土木局長(深山壽幸) 土木局関係の報告についてご説明申し上げますので,別冊,黄色い表紙の報告第15号の201ページをお開き願いたいと存じます。
まず初めに,第17,川崎市土地開発公社の
経営状況につきましてご説明申し上げます。平成5年度の事業計画の概要でございますが,公有地取得事業といたしまして22万1,496平方メートル,造成事業といたしまして7,800平方メートルをそれぞれ計画しております。次に202ページの収支予算書でございますが,収益的収入及び支出につきましては,収入の部では公有地取得
事業収益など合計298億4,882万円,支出の部では公有地取得事業原価など合計297億8,413万8,000円でございます。資本的収入及び支出につきましては,収入の部では長期借入金など合計1,140億円,支出の部では公有地取得事業費,長期借入金償還金など,合計1,428億4,400万円でございます。なお,表の下にありますとおり,収入額が支出額に対して不足する額につきましては,過年度分及び当年度分の損益勘定留保資金で補てんするものといたしております。
右の203ページ,平成4年度の決算の事業の実績報告でございますが,用地等の取得実績は,面積で10万307.78平方メートル,金額で246億6,309万7,704円でございます。また用地等の処分実績は,面積で6万4,824.43平方メートル,金額で194億6,493万8,189円でございます。次の204ページの収支計算書でございますが,収益的収入及び支出につきまして,収入の部では公有地取得
事業収益など合計198億5,264万5,216円,支出の部では公有地取得事業原価など合計195億1,465万7,335円でございます。資本的収入及び支出につきましては,収入の部では長期借入金など合計443億6,000万円,支出の部では公有地取得事業費,長期借入金償還金など,合計655億6,564万3,724円でございます。なお,収入額が支出額に対して不足する額につきましては,過年度分並びに当年度分の損益勘定留保資金及び繰越利益剰余金で補てんいたしました。右の205ページの損益計算書でございますが,当期純利益といたしましては3億3,798万7,881円でございます。次のページに参りまして,206ページから207ページにかけましては貸借対照表でございますが,資産合計は1,161億9,896万9,822円でございます。一方,負債合計は1,135億7,229万4,768円でございまして,これに資本合計を加えた負債・資本合計は左のページの資産合計と同額でございます。
続きまして,第18,
財団法人川崎市建設技術センターの
経営状況につきましてご説明申し上げますので,209ページをお開きください。初めに,平成5年度の事業計画の概要でございますが,本市における建設技術の高揚と市内建設業の振興を図るために,調査研究事業,研修事業,品質管理試験事業及び土質改良プラント管理運営事業を行うものでございます。次の210ページの収支予算書でございますが,
一般会計につきまして,収入の部では補助金収入など合計で2億510万円,支出の部では研修事業費などで,当期支出合計は収入合計と同額でございます。右の211ページの
特別会計につきまして,収入の部では品質管理試験等の事業収入など合計で4億3,220万7,000円,支出の部では品質管理試験事業費などで,当期支出合計は収入合計と同額でございます。
次に,213ページの平成4年度の決算の事業の実績報告でございますが,調査研究事業として,掘削土の利用に関する評価基準の研究及び公共用地隅切り調査を実施いたしました。また各種研修会など研修事業を開催するとともに,瀋陽市建設技術研修生の専門技術研修や品質管理試験事業などについても実施いたしました。
次の214ページの
一般会計の収支計算書でございますが,収入の部では補助金収入等当期収入合計に前期繰越収支差額を加えた合計は2億293万9,826円でございます。支出の部では研修事業費等当期支出合計は1億3,842万3,518円でございますので,次期繰越収支差額は6,451万6,308円でございます。右の215ページの正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計が4,010万6,088円でございまして,減少の部の合計は702万1,624円でございますので,当期正味財産は3,308万4,464円の増加となっており,これに前期繰越正味財産額を加えた期末正味財産合計は1億5,330万8,455円となっております。次の216ページから217ページの貸借対照表でございますが,資産合計は1億6,804万3,803円でございます。一方,負債合計は1,473万5,348円でございまして,これに正味財産の1億5,330万8,455円を加えますと資産合計と同額でございます。
次の218ページの
特別会計の収支計算書でございますが,収入の部では,事業収入等の当期収入合計に前期からの繰越収支差額を加えた収入の合計が3億7,039万6,480円でございます。支出の部では,事業支出等の当期支出合計が3億6,857万8,234円でございますので,次期繰越収支差額は181万8,246円でございます。右の219ページの損益計算書でございますが,事業利益で2,071万4,485円の減となっておりますが,同額の繰入金収入等がございましたので,当期利益はございません。次の220ページの貸借対照表でございますが,資産合計は6,859万4,820円でございます。一方,負債合計は5,899万9,499円でございまして,これに正味財産の959万5,321円を加えますと資産合計と同額でございます。
続きまして,第19,
財団法人川崎市道路整備事業団の
経営状況につきましてご説明申し上げますので,227ページをお開きください。まず,平成5年度の事業計画の概要でございますが,拠点関連道路整備事業として,溝口駅北口地区再開発事業に関連する都市計画道路小杉・菅線の事業化に向け調査を実施してまいります。次に,228ページの収支予算書でございますが,収入の部では補助金収入など合計で2億4,650万円,支出の部では道路整備事業費などで,当期支出合計は収入合計と同額でございます。
右の229ページの平成4年度の決算の事業の実績報告でございますが,幹線道路整備事業として,矢向鹿島田線道路整備事業を実施いたしました。次に230ページの収支計算書でございますが,収入の部では借入金収入など,当期収入合計と前期繰越収支差額の合計で6億1,855万7,184円,支出の部では道路整備事業費など,当期支出合計は6億1,101万72円でございますので,次期繰越収支差額は754万7,112円でございます。右の231ページの正味財産増減計算書でございますが,増加の部の合計が5億3,872万7,883円でございまして,減少の部の合計は5億99万4,168円でございますので,当期の正味財産は3,773万3,715円の増加となっており,これに前期繰越正味財産額を加えた期末正味財産合計は8億6,025万8,790円となっております。次に232ページから233ページの貸借対照表でございますが,資産合計は38億1,914万2,369円でございます。一方,負債合計は29億5,888万3,579円でございまして,これに正味財産の8億6,025万8,790円を加えた負債及び正味財産合計は資産合計と同額でございます。
以上で土木局関係の報告の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○副議長(増子利夫) 建築局長。
〔建築局長 戸田重雄登壇〕
◎建築局長(戸田重雄) 建築局関係の報告についてご説明申し上げますので,黄色い表紙の報告第15号の237ページをお開き願いたいと存じます。
初めに,
財団法人川崎市耐火建築助成公社の
経営状況につきましてご説明申し上げます。平成5年度の事業計画でございますが,民間ビル建設事業といたしまして,宿河原山根第2ビル以下19件を計画しております。次に239ページに参りまして資金計画表でございますが,収入の部といたしまして主なものは金融機関借入金と事業収入でございまして,合計162億2,232万9,000円でございます。支出の部でございますが,主なものは建設費の借入金返済金でございまして,合計は収入合計と同額でございます。
次の240ページに参りまして,平成4年度の
決算状況でございますが,事業実績につきましては,建設が完了したものといたしまして,民間ビルで第2守屋ビル以下計17件と自社ビルの公社中原ビル1件でございます。次に242ページに参りまして建設中のものでございますが,溝ノ口駅前ビル以下,民間ビル計9件でございます。次の243ページに参りまして損益計算書でございますが,事業損益の部といたしましては
事業収益と事業費用でございまして,事業利益は2,278万1,653円でございます。事業外損益の部といたしましては事業外収益と事業外費用でございますが,平成4年度は欠損を生じておりまして,当期欠損金は6,961万9,600円でございます。次の244ページから246ページにかけましては貸借対照表でございますが,資産の部といたしましては流動資産と固定資産でございまして,資産の合計は,次のページに参りまして,295億497万810円でございます。負債並びに正味財産の部といたしましては,流動負債及び固定負債の負債合計に次の246ページの正味財産を加えまして,合計は資産合計と同額でございます。次に剰余金処分計算書でございますが,前期繰越剰余金から当期欠損金を引いた2億6,034万7,798円を全額次期繰り越しとするものでございます。
次に,247ページに参りまして川崎市住宅供給公社の
経営状況につきましてご説明申し上げます。初めに,平成5年度の事業計画でございますが,住宅等建設事業といたしましては,新規の受託事業として,特定優良賃貸住宅の300戸,ファミリー賃貸住宅の40戸並びに宮内職員寮5階建て51戸を計画いたしております。また,継続事業のうち分譲住宅事業といたしましては,宮前区内に南野川住宅12階建て102戸の建設を,さらに受託事業の継続分として,特定優良賃貸住宅を11団地で251戸の事業に着手しております。次に249ページに参りまして,新年度から新たに市営住宅1万3,898戸の管理事業を行っております。次に250ページに参りまして資金計画表でございますが,まず
一般会計の収入の部といたしまして主なものは住宅金融公庫借入金,金融機関借入金でございまして,合計は311億6,078万6,000円でございます。支出の部でございますが,主なものは宅地造成費,受託事業費並びに借入金償還金でございまして,合計は収入合計と同額でございます。次に251ページの市営住宅等管理会計でございますが,収入の部及び支出の部とも同額の17億1,799万5,000円でございます。
次に252ページに参りまして,平成4年度の
決算状況でございますが,事業の実績といたしまして,分譲住宅並びに地域特別賃貸住宅B型の公募状況でございますが,分譲住宅のリエス東百合丘につきましては,平成4年9月に80戸を募集いたしまして,その応募者数は472人でございます。また地域特別賃貸住宅のクレール中原につきましては,平成4年11月に12戸の入居者を募集いたしまして,その応募者数は987人でございました。次に建設状況でございますが,分譲住宅事業といたしましては,リエス東百合丘住宅が平成4年11月に完成しております。また南野川住宅につきましては平成6年12月に完成の予定でございます。次のページの受託事業といたしましては,クレール中原,第二深瀬ビル,南加瀬田辺マンション,第二佐伯ビル並びに原マンションにつきましては,現時点におきまして既に完成しております。また栗谷4丁目マンションにつきましては,平成6年3月に完成の予定でございます。
次に,254ページから256ページにかけましては
一般会計の損益計算書でございますが,事業損益の部といたしましては
事業収益と事業原価でございまして,それぞれ27億9,605万5,804円となっております。次のページの事業外損益の部でございますが,事業外収益と事業外費用でございまして,平成4年度の当期剰余金は,次の256ページに参りまして,209万5,252円でございます。次の257ページから260ページにかけましては貸借対照表でございますが,資産の部といたしましては流動資産と固定資産で,資産合計は,次のページに参りまして,121億3,163万3,242円でございます。次に負債並びに資本の部でございますが,流動負債と次のページの固定負債の負債合計に260ページの資本の額を加えました負債・資本の合計は資産合計と同額でございます。次の剰余金処分計算書でございますが,当期剰余金を全額法定準備金とするものでございます。次の261ページに参りまして積立金会計の損益計算書でございますが,平成4年度当期剰余金は11万3,615円でございます。次の貸借対照表でございますが,資産の部の合計は205万2,447円でございます。また資本の部の合計につきましては,資産合計と同額でございます。次の262ページに参りまして剰余金処分計算書でございますが,当期剰余金を全額法定準備金とするものでございます。
以上で建築局関係の報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○副議長(増子利夫) 港湾局長。
〔港湾局長 高橋宏輔登壇〕
◎港湾局長(高橋宏輔) 港湾局関係の報告についてご説明申し上げますので,別冊の黄色い表紙の報告第15号の263ページをお開き願います。
川崎臨港倉庫株式会社の
経営状況についてご説明申し上げます。平成5年度の事業計画でございますが,貨物の誘致や倉庫など各施設の効率的な運用を図り,業績の向上に努力してまいります。次に収支予算書でございますが,収入といたしましては倉庫収入など合計10億7,363万6,000円を,また支出といたしましては営業費用など合計9億3,369万7,000円をそれぞれ見込んでおります。
次に,264ページをお開き願います。平成4年度の
決算状況でございますが,景気の低迷の中で前年並みの業績を上げることができました。次に265ページの損益計算書でございますが,営業活動などによりまして当期利益9,886万8,186円を上げることができまして,前期からの繰越利益剰余金などを加えました当期未処分利益剰余金は2億1,396万542円でございます。次に266ページをお開き願います。貸借対照表でございますが,資産の部の合計は13億5,776万1,446円でございまして,主なものは現金預金,未収金,建物及び土地などでございます。また負債の部と資本の部の合計は,267ページにありますように資産の部の合計と同額でございまして,負債の部の主なものは法人税等引当金,賞与引当金,退職給与引当金などで,資本の部は資本金,法定準備金並びに剰余金でございます。次に268ページに参りまして利益剰余金処分計算書でございますが,当期未処分利益剰余金から株主配当金,別途積立金などの利益処分をいたしまして,残額1億2,086万542円を次期への繰越利益剰余金とするものでございます。
以上で港湾局関係の説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○副議長(増子利夫)
水道局長。
〔
水道局長 佐藤美好登壇〕
◎
水道局長(佐藤美好) 水道局関係の報告についてご説明をいたしますので,別冊の黄色い表紙の報告第15号の269ページをお開き願います。
第23,
財団法人川崎市水道サービス公社の平成5年度の事業計画についてでございますが,水道水の安全性の確保及び品質向上に係る調査研究,給水設備の点検,広報,公聴等の業務等を行い,公益のサービス向上を図るものでございます。次に270ページの収支予算書でございますが,収入の部といたしましては基本財産運用収入,補助金等収入で,これに前期繰越収支差額を加えますと収入合計は3億768万8,000円でございます。支出の部といたしましては事業費,管理費等で,当期支出合計は2億9,768万8,000円でございます。
次に,271ページに参りまして平成4年度決算に関する事業の実績報告についてでございますが,(1)の水道水の安全性の確保及び品質向上に係る調査研究事業として,市民から水道水に対する意見の聴取を行い,水道行政へ反映させることに努め,また,水道法の適用を受けない給水設備の点検及び適正管理の指導を麻生区,川崎区で3,000余件を実施いたしました。また広報及び公聴等の業務といたしましては,水道施設見学会,水道週間のPR,展示会等を行いました。さらに水道施設等の維持管理業務といたしましては,給水,配水管図の整備等の業務を行ったところでございます。
次に,272ページの平成4年度の収支計算書でございますが,収入の部といたしましては,基本財産運用収入,補助金等収入などに前期繰越収支差額を加えますと収入合計は2億6,191万7,309円でございます。支出の部といたしましては事業費,管理費等で,当期支出合計は2億5,088万1,681円でございます。したがいまして,次期繰越収支差額といたしましては1,103万5,628円でございます。次に273ページの正味財産増減計算書でございますが,まず増加の部といたしまして資産増加額合計は4,500万円,減少の部といたしまして資産減少額合計は8,800万5,791円でございますので,当期正味財産減少額は4,300万5,791円となり,これに前期繰越正味財産額を加えた期末正味財産合計額は2億1,135万2,428円でございます。次に274ページの貸借対照表でございますが,資産合計は2億8,879万7,245円でございます。一方,負債合計は7,744万4,817円でございまして,これに正味財産の2億1,135万2,428円を加えますと,負債及び正味財産合計は資産合計と同額でございます。
以上で報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○副議長(増子利夫) 消防局長。
〔消防局長 石馬 武登壇〕
◎消防局長(石馬武) 消防局関係の報告につきましてご説明を申し上げます。報告第15号の277ページをお開き願います。
第24,
財団法人川崎市消防防災指導公社の
経営状況についてでございますが,この公社の事業概要は,消防防災に関する普及啓発,調査研究並びに防災関係者に対する指導育成等でございます。公社の設立は平成4年12月1日でございますが,事業の開始は平成5年4月1日からでございます。したがいまして,初年度の会計年度は設立日の平成4年12月1日から平成6年3月31日までの16ヵ月となっておりまして,このたびは決算がございませんので,初年度の予算につきましてご報告をさせていただきます。
278ページをお開き願います。
一般会計の収支予算書でございますが,これは管理運営関係と公益事業関係の予算でございまして,収入の部では基本財産運用収入から繰入金収入まで6項目ございまして,合計で1億7,302万4,000円となっております。支出の部につきましては事業費,管理費など5項目ございまして,収入合計と同額でございます。次に279ページに参りまして
特別会計でございますが,これは収益事業関係の予算でございまして,収入の部では事業収入としての消防用設備等の点検及び連結送水管の試験収入など6,201万7,000円でございます。支出の部につきましては事業費,管理費及び
一般会計への繰入金支出など,収入合計と同額でございます。
以上をもちまして消防局関係の報告につきましてご説明を終わらせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
○副議長(増子利夫) 以上で,報告第17号を除く日程第3及び日程第4の各案件に対する理事者の説明は終わりました。
なお,報告第17号は,
地方自治法第180条の規定による市長の専決処分の報告でありますが,この際説明を省略させていただきますので,ご了承をお願いいたします。
――
――****――――
○副議長(増子利夫) 次に,
△日程第5の意見書案第6号,
義務教育費国庫負担制度の堅持及びゆきとどいた教育の保障に関する意見書を議題といたします。
……………………………………
意見書案第6号
義務教育費国庫負担制度の堅持及びゆきとどいた教育の保障に関する意見書
義務教育費国庫負担制度は,教育の機会均等とその水準の維持向上を図る制度として国民に定着しており,現行教育制度の重要な根幹となっている。
しかしながら,政府は厳しい財政事情を理由に,旅費・教材費の国庫負担制度からの適用除外をはじめとする各種費用の負担削減を実施し,地方へ大きな負担転嫁を行ってきている。
さらに政府は,義務教育諸学校の事務職員・学校栄養職員の給与費についても,国庫負担の対象から除外する方向で検討しており,これが実施された場合には,厳しい地方財政がさらに圧迫され,義務教育の円滑な推進に大きな影響を及ぼすことは明らかである。
また,学校週5日制などゆとりある教育が目指されている今日,小学校における専科教員の配置,中学校における免許外教科担当の解消,学級編制基準の改善など児童・生徒を取り巻く学習環境の充実も急務である。
よって政府におかれては,義務教育諸学校の事務職員・学校栄養職員給与費の国庫負担制度を堅持し,併せて今年度から実施された第6次教職員配置改善計画を早期に完結させるとともに,35人学級の実現を目指し,よりゆきとどいた教育の保障を図られるよう強く要望するものである。
以上,
地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
年 月 日
議会議長名
内閣総理大臣
大蔵大臣 あて
文部大臣
自治大臣
……………………………………
○副議長(増子利夫) お諮りいたします。ただいまの意見書案は各派共同提案でありますので,書記朗読等を省略し,直ちに起立により採決をいたしたいと思いますが,ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(増子利夫) ご異議ないものと認めます。よって,意見書案第6号を起立により採決いたします。