川崎市議会 1991-05-20
平成 3年 第3回臨時会-05月20日-01号
議席の指定
第 3
会期の決定
第 4
議長の選挙
第 5
副議長の選挙
第 6
常任委員会委員の選任
第 7
神奈川県内広域水道企業団議会議員の選挙
第 8
川崎市
農業委員会委員の推薦
第 9
議案第63号 川崎市
市税条例の一部を改正する条例の制定についての市長の
専決処分の承認について
〃 第64号 平成2年度川崎市
一般会計補正予算についての市長の
専決処分の承認について
――――――――――――――――
付 議 事 件
議事日程のとおり
――――――――――――――――
出席議員 (63名)
1番 稲 本 隆 君
2番 竹 間 幸 一 君
3番 宮 崎 光 雄 君
4番 飯 塚 正 良 君
5番 玉 井 信 重 君
6番 小 林 貴美子 君
7番 平 子 瀧 夫 君
8番 本 間 悦 雄 君
9番 潮 田 智 信 君
10番 雨 笠 裕 治 君
11番 薄 衣 敏 則 君
12番 佐 藤 光 一 君
13番 坂 本 茂 君
14番 佐 藤 洋 子 君
15番 猪 股 美 恵 君
16番 千 葉 美佐子 君
17番 斎 藤 隆 司 君
18番 市 古 映 美 君
19番 西 村 英 二 君
20番 佐 藤 忠 君
21番 菅 原 敬 子 君
22番 志 村 勝 君
23番 小 川 秀 明 君
24番 大 場 正 信 君
25番 佐 藤 忠 次 君
26番 近 藤 正 美 君
27番 矢 沢 博 孝 君
28番 高 巖 君
29番 長 瀬 政 義 君
30番 笠 原 勝 利 君
31番 長谷川 泰 弘 君
32番 上 原 國 男 君
33番 宮 原 春 夫 君
34番 飯 塚 双 葉 君
35番 青 山 仁 三 君
36番 立 野 千 秋 君
37番 栄 居 義 則 君
38番 増 子 利 夫 君
39番 松 島 輝 雄 君
40番 深 瀬 浩 由 君
41番 中 川 啓 君
42番 増 渕 榮 一 君
43番 小 泉 昭 男 君
44番 原 修 一 君
45番 小 島 一 也 君
46番 田 辺 美 光 君
47番 中 尾 治 夫 君
48番 小 俣 博 君
49番 市 村 護 郎 君
50番 鈴 木 叡 君
51番 小 島 恵 一 君
52番 山 田 保 君
53番 田 中 浜 男 君
54番 渡 辺 好 雄 君
55番 兼 次 吉 雄 君
56番 水 科 宗一郎 君
57番 山 根 堅 二 君
58番 森 宏 一 君
59番 宮 田 良 辰 君
60番 野 村 敏 行 君
61番 大 島 保 君
63番 原 島 兼 房 君
64番 遠 藤 恭 君
――――――――――――――――
欠席議員 (1名)
62番 市 川 代三郎 君
――――――――――――――――
出席説明員
市長 髙 橋 清 君
助役 田 村 建 夫 君
助役 深 瀬 幹 男 君
収入役 乙 幡 重 治 君
技監 西 山 節 雄 君
総務局長 森 博 君
企画財政局長 笹 田 清 君
市民局長 山 口 信太郎 君
経済局長 山 口 茂 君
環境保全局長 深 瀬 松 雄 君
衛生局長 井 澤 方 宏 君
○
臨時議長(
遠藤恭 君) 選挙の結果を
事務局長をして報告いたさせます。
◎
事務局長(
岡庭英昭 君) 投票総数63票。うち有効投票63票。有効投票中,
野村敏行君62票,
原島兼房君1票。以上でございます。
○
臨時議長(
遠藤恭 君) 選挙の結果はただいまの報告のとおりであります。よって,
野村敏行君が議長に当選されました。ただいま当選されました
野村敏行君が議場におられますので,本席から
会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。
議長に当選されました
野村敏行君のご
あいさつを
お願いいたします。60番,
野村敏行君。
〔
野村敏行君登壇,拍手〕
○議長(
野村敏行 君) 一言ご
あいさつを述べさせていただきます。
ただいま議員各位のご推挙をいただきまして,第29代の
川崎市議会議長の大役を仰せつかりました。まことに光栄に存じておりますと同時に,その責任の重大さを痛感いたしております。今日,川崎市には,高齢社会の到来に向けた地域福祉の充実,地域の特性を生かした都市の基礎づくりなど,21世紀に向けてのさまざまな課題が山積いたしております。これらの課題を1つ1つ解決していくことによって,
市民生活の一層の向上を図ることが求められております。その意味で,市政の一翼を担う市議会への市民の期待はかつてなく大きなものになっております。幸い
川崎市議会には,きめの細かい熱心な議会活動を続けてきたすぐれた伝統がございます。私は,この伝統を引き継ぎ,市民に身近なより開かれた議会,そして公平で円滑な議会の運営を通して,
市民福祉の向上に努めたいと考えております。
若輩な私でございますけれど,力の及ぶ限り一生懸命務めますので,議員各位におかれましては,何とぞよろしくご指導,ご協力を賜りますよう
お願い申し上げます。
簡単ではございますが,議長就任に当たってのご
あいさつとさせていただきたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
○
臨時議長(
遠藤恭 君) これをもちまして,私の
臨時議長としての職務は終わりました。ご協力大変ありがとうございました。(拍手)
それでは野村議長と交代いたします。
〔
臨時議長退席,議長着席〕
――
――****――――
○議長(
野村敏行 君) それでは,次に
△日程第5の副議長の選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔
議場閉鎖〕
○議長(
野村敏行 君) 候補者のご推薦がありましたら発言を願います。54番,
渡辺好雄君。
〔
渡辺好雄君登壇,拍手〕
◆54番(
渡辺好雄 君) お許しをいただきましたので,社会党
議員団を代表いたしまして,同僚
栄居義則議員推薦のご
あいさつを申し上げます。
議員各位におかれましては既にご案内のとおり,
栄居義則議員は昭和54年初当選以来,今期をもちまして4期目を迎えることとなりましたが,持ち前のバイタリティーで今日まで市民市政の展開に鋭意努めてまいりました。この間第4常任
委員長,
川崎縦貫道路等に関する
特別委員会副
委員長,
決算審査特別委員会委員長,
都市計画審議会委員など多くの職を歴任してまいりました。また,私どもの
議員団副団長として,団の取りまとめ,各会派との窓口として健全な議会運営のために努力を重ねてまいりました。川崎市をより発展させ,より安全で快適な住みよい町づくりのため,今後多くの課題と取り組んでいかなければなりません。
栄居義則議員は明朗快活,誠実な性格で,118万市民の負託に十分こたえられるものと確信しているところでございます。
何とぞ議員各位におかれましては,私どもの真意をご理解いただきまして,ご賛同くださるよう
お願いし,推薦の言葉といたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
野村敏行 君) ほかにご推薦の発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野村敏行 君) なければ,これをもって推薦の発言を打ち切ります。
これよりただいまの
出席議員数を確認いたします。
事務局長をして報告いたさせます。
◎
事務局長(
岡庭英昭 君) ただいまの
出席議員議長とも63名。
○議長(
野村敏行 君) ただいまの
出席議員数は,
事務局長の報告のとおりであります。
書記をして
投票用紙を配付いたさせます。
〔
投票用紙配付〕
○議長(
野村敏行 君)
投票用紙の
配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野村敏行 君)
配付漏れなしと認めます。投票箱を改めさせます。
〔
投票箱点検〕
○議長(
野村敏行 君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上,1番議員より順次投票を願います。
〔投票〕
○議長(
野村敏行 君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野村敏行 君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(
野村敏行 君) 開票を行います。
会議規則第30条第2項の規定による開票立会人に,先ほどの3名の諸君を指名したいと思いますが,これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野村敏行 君) ご異議なしと認めます。よって,ただいまの3名の方の立ち会いを
お願いいたします。
投票箱を開き,投票の点検をいたさせます。
〔開票〕
○議長(
野村敏行 君) 選挙の結果を,
事務局長をして報告いたさせます。
◎
事務局長(
岡庭英昭 君) 投票総数63票。うち有効投票63票。有効投票中,
栄居義則君63票。以上でございます。
○議長(
野村敏行 君) 選挙の結果はただいまの報告のとおりであります。よって,
栄居義則君が副議長に当選されました。ただいま当選されました
栄居義則君が議場におられますので,本席から
会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。
副議長に当選されました
栄居義則君のご
あいさつを
お願いいたします。37番,
栄居義則君。
〔
栄居義則君登壇,拍手〕
○副議長(
栄居義則 君) ただいま議員各位のご賛同により,
川崎市議会の第29代副議長に選出されました。浅学非才の私にとりまして,まことに身に余る光栄でありますとともに,その責任の重大さを改めて痛感をしているところでございます。川崎市にとりまして今後の10年間は21世紀の市政を見据える重要な時期であり,議会に課せられた責務もまた極めて重大なものがあると考えます。私は市政の進展と
市民福祉の向上のため,経験豊かな野村議長のもとで微力ではありますが,民主的かつ円滑な議会運営に誠心誠意努力してまいりたいと考えております。
議員各位の温かいご指導,ご鞭撻を
お願い申し上げまして,副議長就任に当たってのご
あいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
――
――****――――
○議長(
野村敏行 君) 次に
△日程第6,
常任委員会委員の選任を議題といたします。
お諮りいたします。
常任委員会委員の選任につきましては,委員会条例第5条第1項の規定によりまして本職よりご指名いたしたいと思いますが,これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野村敏行 君) ご異議なしと認めます。よって,本職よりご指名いたします。
お諮りいたします。
常任委員会委員の選任につきましては,お手元に印刷配付してあります
常任委員会委員名簿のとおり指名したいと思いますが,これにご異議ありせんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野村敏行 君) ご異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしましたとおり,
常任委員会委員に選任することに決定いたしました。
……………………………………
常任委員会委員名簿
┌───────┬────────────────────────────────┐
│委員会名 │委 員 名(議 席 順) │
├───────┼────────────────────────────────┤
│第1委員会 │竹 間 幸 一 小 林 貴美子 潮 田 智 信 薄 衣 敏 則 │
│(14名) │猪 股 美 恵 西 村 英 二 高 巖 青 山 仁 三 │
│ │立 野 千 秋 増 子 利 夫 松 島 輝 雄 小 島 一 也 │
│ │山 根 堅 二 市 川 代三郎 │
├───────┼────────────────────────────────┤
│第2委員会 │本 間 悦 雄 雨 笠 裕 治 坂 本 茂 佐 藤 洋 子 │
│(12名) │佐 藤 忠 長谷川 泰 弘 宮 原 春 夫 飯 塚 双 葉 │
│ │田 辺 美 光 渡 辺 好 雄 水 科 宗一郎 野 村 敏 行 │
├───────┼────────────────────────────────┤
│第3委員会 │稲 本 隆 平 子 瀧 夫 千 葉 美佐子 市 古 映 美 │
│(13名) │菅 原 敬 子 大 場 正 信 近 藤 正 美 矢 沢 博 孝 │
│ │上 原 國 男 中 川 啓 小 島 恵 一 原 島 兼 房 │
│ │遠 藤 恭 │
├───────┼────────────────────────────────┤
│第4委員会 │飯 塚 正 良 佐 藤 光 一 斎 藤 隆 司 志 村 勝 │
│(13名) │佐 藤 忠 次 栄 居 義 則 深 瀬 浩 由 中 尾 治 夫 │
│ │小 俣 博 鈴 木 叡 田 中 浜 男 森 宏 一 │
│ │宮 田 良 辰 │
├───────┼────────────────────────────────┤
│第5委員会 │宮 崎 光 雄 玉 井 信 重 小 川 秀 明 長 瀬 政 義 │
│(12名) │笠 原 勝 利 増 渕 榮 一 小 泉 昭 男 原 修 一 │
│ │市 村 護 郎 山 田 保 兼 次 吉 雄 大 島 保 │
└───────┴────────────────────────────────┘
……………………………………
○議長(
野村敏行 君) なお,ただいまの
常任委員会委員の選任に伴う正副
委員長の互選等のため,本日の本会議散会後に各委員会を開催いたします。第1委員会は第4会議室,第2委員会は第1会議室,第3委員会は第2会議室,第4委員会は第6会議室,第5委員会は第5会議室において,それぞれ開催いたしますので,ご出席くださいますよう
お願い申し上げます。
――
――****――――
○議長(
野村敏行 君) 次に
△日程第7,
神奈川県内広域水道企業団議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては,
地方自治法第118条第2項の規定によりまして,指名推選の方法により本職よりご指名申し上げたいと思いますが,これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野村敏行 君) ご異議なしと認めます。よって,本職よりご指名申し上げます。
神奈川県内広域水道企業団議会議員に,
近藤正美君,
増渕榮一君,
原島兼房君,以上3名の方をご指名申し上げます。
お諮りいたします。ただいまご指名いたしました3名の方を当選人と定めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野村敏行 君) ご異議なしと認めます。よって,
神奈川県内広域水道企業団議会議員に,
近藤正美君,
増渕榮一君,
原島兼房君の3名が当選されました。
なお,ただいま当選されました3名の方が議場におられますので,本席より
会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。
――
――****――――
○議長(
野村敏行 君) 次に
△日程第8,川崎市
農業委員会委員の推薦を議題といたします。
本件は,農業委員会等に関する法律第12条第2項の規定によりまして,議会から4名の委員を推薦するものであります。お諮りいたします。本件につきましては本職より4名の委員を指名いたしたいと思いますが,これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野村敏行 君) ご異議なしと認めます。よって,本職よりご指名を申し上げます。
川崎市
農業委員会委員に,
斎藤隆司君,山田保君,
水科宗一郎君,
市川代三郎君,以上4名の諸君をご指名いたします。ただいまのご指名にご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野村敏行 君) ご異議なしと認めます。よって,川崎市
農業委員会委員にはただいまの4名の諸君を推薦することに決定いたしました。
――
――****――――
○議長(
野村敏行 君) 次に
△日程第9,議案第63号,川崎市
市税条例の一部を改正する条例の制定についての市長の
専決処分の承認について,外1件を一括して議題といたします。
直ちに理事者の提案理由の説明を求めます。
企画財政局長。
〔
企画財政局長 笹田 清君登壇〕
◎
企画財政局長(笹田清 君) 議案第63号並びに議案第64号の議案につきまして,企画財政局よりご説明を申し上げます。初めに
市税条例の議案につきましてご説明を申し上げますので,議案書の1ページをお開き願いたいと存じます。
議案第63号,川崎市
市税条例の一部を改正する条例の制定についての市長の
専決処分の承認についてでございますが,
地方税法等の一部を改正する法律が本年3月30日に公布され,そのうち個人の
市民税にかかわる税率の
適用区分の改正等につきましては4月1日から適用されることになりまして,早急に川崎市
市税条例の一部を改正する条例を制定する必要が生じ,
地方自治法第179条第1項の規定によりまして
専決処分をいたしましたので,ここにご報告申し上げ,ご承認をいただきたく
お願いするものでございます。
改正条例のご説明を申し上げます前に,条例改正のもととなりました平成3年度
地方税法の改正についてご説明を申し上げますと,このたびの改正は,住民の地方税負担に適切に配慮する観点から,本年度の土地評価がえに伴う増収分について,その全額を個人住民税の減税に充てることとされ,個人住民税の税率の
適用区分の見直し及び基礎控除額等の引き上げが行われたほか,土地の評価がえに伴う固定資産税等の負担について新たな調整措置が講ぜられるとともに,土地税制について,土地基本法の理念に従い,土地に関する諸施策を踏まえ,市街化区域農地に対する課税の適正化,特別土地保有税の全般的見直し及び遊休土地に対する課税並びに土地譲渡益に対する負担の適正化など,総合的な見直しが行われ,あわせて特別地方消費税の免税点の引き上げ等の措置が講ぜられたところでございます。このうち
市民税,軽自動車税等につきましては,本年4月1日より施行されるため,
専決処分を行ったものでございます。
それでは,
専決処分いたしました改正条例の内容につきましてご説明申し上げますので,議案書の2ページをお開き願いたいと存じます。中ほどにございます第23条の改正は,個人の
市民税の所得割の税率
適用区分が改正されたことに伴い,本市の個人の
市民税の所得割の税率
適用区分を同様に改めるものでございまして,第23条の表中の120万円を160万円に,500万円を550万円とするものでございます。
次に第64条第1項第1号エの改正は,
地方税法施行規則の一部改正によりまして,平成3年度以後の年度分の軽自動車について,ミニカーのうち側面が構造上開放されている車室を備え,かつ輪距が0.5メートル以下の3輪の原動機付自転車いわゆる屋根つき3輪を除くこととされましたので,所要の改正を行うものでございます。これは屋根つき3輪について,平成3年1月1日から道路交通法上ミニカーから除外されたこと等を勘案し,平成3年度から除くこととされたものでございます。次の同条第2項の改正は,軽自動車のうち営業用のものを定義するに当たって引用しております道路運送法の関係条例が改正されたこと等に伴い,所要の規定の整備を行うものでございます。
次に附則の改正でございますが,附則第15項の改正は,昭和60年2月15日前に取得されましたミニカーにかかわる軽自動車税の税率の軽減措置が廃止されたことに伴い,同項の規定を削除するものでございます。これは,対象となりますミニカーについて,既に耐用年数を経過していること等により平成3年度から廃止することとされたものでございます。次の附則第16項の改正は,電気自動車にかかわる軽自動車税の税率の軽減措置のうち,昭和60年2月15日前に取得されたミニカーにかかわる軽減措置が廃止されたことによりまして,所要の改正を行うとともに,附則第15項を削除する改正に伴い,項を繰り上げる等の整備を行うものでございます。次の附則第17項の改正は,平成2年自動車排出ガス規制に適合する軽自動車にかかわる軽自動車税の税率の軽減措置が廃止されたことに伴い,同項の規定を削除するものでございます。次の附則第18項を附則第16項とし,附則第19項を附則第17項とする改正は,附則第16項を附則第15項とし,附則第17項を削除する改正に伴い,それぞれ項を繰り上げるものでございます。
次に改正附則でございますが,第1項は,施行期日に関する規定でございまして,この条例は平成3年4月1日から施行すると定めるものでございます。第2項は,個人の
市民税に関する経過措置でございまして,第23条の所得割の税率
適用区分の改正につきましては,平成3年度以後の年度分の個人の
市民税から適用すると定めるものでございます。第3項は,軽自動車税に関する経過措置でございまして,改正後の軽自動車税に関する規定につきましては,平成3年度以後の年度分の軽自動車税から適用すると定めるものでございます。
以上で
市税条例関係の説明を終わらせていただきますが,このたびの
地方税法等の改正に伴い,
市税条例の改正を要する事項のうち,ご承認を
お願いしてございます事項以外の,長期営農継続農地制度の廃止あるいは特別土地保有税の強化等に伴う
市税条例の改正につきましては,次の議会にご提案申し上げる予定でございますので,ご了承を賜りたいと存じます。引き続き一般会計の補正予算につきましてご説明申し上げますので,青い表紙の平成2年度川崎市
一般会計補正予算書の1ページをお開き願いたいと存じます。
議案第64号,平成2年度川崎市
一般会計補正予算についての市長の
専決処分の承認についてでございますが,
地方自治法第179条第1項の規定によりまして
専決処分をいたしましたので,ここにご報告を申し上げご承認をいただきたく,
お願いするものでございます。それでは,予算の内容につきましてご説明を申し上げますので,3ページをお開き願いたいと存じます。
第1条は
繰越明許費の補正で,内容につきましては第1表
繰越明許費補正によりましてご説明申し上げますので,4ページをお開き願いたいと存じます。
繰越明許費補正は追加が2件でございまして,10款土木費1項土木管理費,土地対策事業の代替地の造成工事で5,336万円,17款教育費9項教育施設整備費,仮称かわさきふるさと館建設事業で8,000万円,合計1億3,336万円となりまして,いずれも地元調整等に日時を要したため翌年度に繰り越しを
お願いするものでございます。この追加によりまして,
繰越明許費の総合計は既定分と合わせまして,49億7,995万1,000円となります。
以上で議案の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほど
お願いを申し上げます。
○議長(
野村敏行 君) 以上で理事者の説明は終わりました。
――――――――――――――――
○議長(
野村敏行 君) これより質疑に入りたいと思いますが,質疑の申し出がありませんので,これをもって質疑を終結いたします。
――――――――――――――――
○議長(
野村敏行 君) お諮りいたします。
△日程第9の各案件については,この程度をもって直ちに起立により一括採決をいたしたいと思いますが,ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野村敏行 君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定いたしました。
議案2件を起立により一括採決いたします。お諮りいたします。ただいまの議案2件を原案のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔局長「総員起立」と報告〕
○議長(
野村敏行 君) 総員起立であります。よって,ただいまの議案2件につきましては,いずれも原案のとおり承認されました。
――
――****――――
○議長(
野村敏行 君) お諮りいたします。本日はこれをもって散会することとし,次回の本会議は明21日午前10時より再開し,追加議案に対する議事等を行いたいと思いますが,これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野村敏行 君) ご異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。
――
――****――――
○議長(
野村敏行 君) 本日はこれをもって散会いたします。
午前11時5分散会...