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平成 3年 予算審査特別委員会-03月05日-04号

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  1. 川崎市議会 1991-03-05
    平成 3年 予算審査特別委員会-03月05日-04号


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    最終取得日: 2019-06-21
    平成 3年 予算審査特別委員会-03月05日-04号平成 3年 予算審査特別委員会                 午前10時2分開会 ○吉沢酉友 副委員長 昨日に引き続き,ただいまより予算審査特別委員会を開催いたします。  本日の日程は,お手元に印刷配付してあるとおりでございます。  直ちに審査に入ります。審査につきましては昨日までの要領により,各会計を一括してお願いいたします。また,ご意見,ご要望等もあわせてお願いをいたします。それでは発言を願います。 ◆小島一也 委員 まず教育長に2点お伺いをいたします。新規事業に橘高校改築基本構想の策定1,300万がありますが,商業高校の整備を終えて現在工業高校の工事が進められております。市立高校の今後の整備計画とこの橘高校の整備の内容,今後のスケジュールについてお伺いをいたします。  次に教職員の研修についてお伺いをいたしますが,予算書を見ますと,1つには,教育総合センターでの教員研修,これが1つございます。それと一般教育研修として1億9,600万計上されております。これは現在教師に求められている期待は非常に大きいですから,予算を大いに惜しむべきではないと思うわけでございますが,研修課題もいろいろあろうかと思います。そこで,現在教職員の研修はどんなところに力点を置いておられるか,この辺のところをお伺いをいたします。  次に都市整備局長にお伺いいたしますが,新規事業に仮称財団法人都市農地活用支援センターの出捐5,000万がございます。これはこのほど建設省と国土庁が設立をする財団法人への出捐であると聞きまするけれども,1つには,この財団の設立をされる理由について。それと2つ目には,各自治体はこれにどのようなメリットを感じているのか,また具体的にどのような事業が行われるのか。3つ目には,その基本財産の額と出捐費,将来の見通し,これについて。なお,この自治体での事業の窓口はどこになるのか。また関連して,同じく新規事業に仮称財団法人区画整理促進機構がありますけれども,この概要についてお示しをいただきたいと思います。以上です。 ◎池田 教育長 市立高校5校の整備計画と橘高校の計画等についてのご質問でございますが,市立高等学校の整備計画といたしましては,商業高校につきましては既に改築が終わっておりますが,現在工業高等学校の全面改築を進めているところでございます。工業高等学校の完成後は,普通高校3校につきまして順次計画的に整備を進めてまいりたいと考えておるところでございます。橘高等学校の改築の基本構想についてでございますが,橘高等学校につきましては,普通高校3校のうち建築後30年以上経過した建物を保有している面積が一番多いので,そのために校舎が老朽化しておりますので,工業高等学校完成後に整備してまいりたいと考えておるところでございます。そのための基本構想,基本計画の策定でございます。具体的内容につきましては今後基本構想委員会を設置いたしまして,体育館を除く校舎棟の改築を中心といたしまして関係者と研究協議してまいりまして,平成3年度末に基本構想をまとめる計画でございます。今後のスケジュールでございますが,基本構想がまとまりました後に基本設計,実施設計,そして工事着工の順で計画を考えておるところでございます。  次に教職員研修についてのご質問でございますが,初めに,総合教育センターにおける教職員研修につきましては,社会的な要請とか今日的課題のもとに教職員のニーズにこたえるような内容を精選しながら,大きく4つの領域に分けて87コース実施しているところでございます。その領域とコース数でございますが,1つには一般教養あるいは教職教養,教育課程など,教育情報,教養に関する研修14コース。2つには,国語科とか英語科教育,道徳や特別活動等の教科等領域に関する研修が33コース。3つには,学校あるいは学級経営,社会教育の施設経営など,教育経営に関する研修が29コース。4つには,障害別指導法あるいは心理検査法など教育相談,障害児教育に関する研修の11コースでございます。また,これらの研修事業を実施する上で特に留意しておりますことは,各コースに新教育課程の内容を積極的に盛り込んでいること。2つには,社会の進展に伴う今日的教育課題を取り入れていること。3つには,国際社会に対応すべく国際理解教育の充実に努めていること。4つには,情報化社会に対応すべくコンピューターに関する教育の充実に努めていることなどでございます。研修実施に当たりましては,講義中心よりも実技とかあるいは実習,演習的内容をできるだけ多く取り入れるよう心がけているところでございます。以上でございます。 ◎西山 技監・都市整備局長 まず,仮称財団法人農地活用支援センターについての幾つかのお尋ねでございますが,初めに,設立の理由ということでございますが,近年,大都市地域におきまして地価の高騰により良質な住宅を確保することが極めて困難になり,住宅宅地化問題は深刻化してございまして,このような中にあって,計画的町づくりが強く望まれているところでございます。このようなことから,農家等地権者自身による計画的な町づくりが現実的かつ重要なこととなってございます。しかしながらこれら農家等地権者は,この種の計画の作成,基盤整備など良好な住宅地の形成,住宅建設に関する十分なノーハウを有しておらず,また,その指導相談に当たるべき体制は現在必ずしも十分ではないので,これを適切に誘導するための公的な支援体制が必要との判断から,財団の設立に至ったということでございます。  次に,各自治体にどのようなメリットがあるかというお尋ねでございますが,市内の農家,地権者が適正な土地利用をするための指導助成,ノーハウの提供及び良好な町づくりに対する計画作成,事業管理,経営指導などの支援体制の確立が考えられます。したがいまして,良好な町づくりに資するものと考えてございます。具体的などのような事業が出てくるのかというお尋ねでございますが,土地区画整理事業,住宅街区整備事業,農住組合制度などの基盤整備及び賃貸住宅の建設等が考えられます。  次に,財団の基本財産の額,将来の見通しというお尋ねでございますが,基本財産の額といたしましては,国,住・都公団,農協及び3大都市圏の都府県,政令指定都市からの出捐合わせて21億8,000万円が予定されておりまして,この出捐金をもとに運営していくと聞いてございます。次に,自治体での事業の窓口についてでございますが,事業手法により手続は現在の窓口で対応することになりますが,農地活用支援センターの窓口は開発担当になると考えてございます。  2点目の,仮称財団法人区画整理促進機構への出捐についてのお尋ねでございますが,ご案内のとおり昨今地価の高騰による住宅,宅地の供給問題や都市基盤の整備が緊急の課題とされている状況の中で,区画整理事業が今日まで良質で多くの宅地等提供してまいりました実績は高く評価されているところでございますが,今後につきましても,区画整理事業の一層の推進が図れるよう求められてございます。そうした状況におきまして,組合等区画整理事業全般にかかわる技術的ノーハウの提供や初動資金に対する債務保証,宅地利用にかかわる人材派遣等,事業目的とします財団法人を設立するものでございます。なお,基本財産は35億円を予定しておると聞いてございますが,本市といたしましても当法人に出捐し,この機構の活用を図ることによりまして,今後の区画整理事業の円滑なる推進に多大な効果が期待できるものと考えてございます。以上でございます。 ◆小島一也 委員 商業高校ですが,1,300万の調査費を使うわけですから,相当な期待があるわけですね,工業高校が80億から100億,商業高校がたしか47億ぐらいだったと思うんですが,そういうことで市立高校が,揺れる高校の中で新神奈川計画の100校計画が終わりましたですね,私学が台頭している。その中で,この市立高校5校の位置づけというか,この辺のところがこれから大きく課題になると私は思うわけでございますが,いずれにいたしましても多額な市費を使うわけでございますが,これからの,これは普通高校,橘は普通高校なんですが,個性化した特色のある高校をつくっていくように検討をしていただきたい,これを要望してこれは結構でございます。  次は教育研修ですけれども,家庭が崩壊している,そして多様化した保護者の価値観の中で,先生方の研修は大変だろうと思うんです。ご苦労が察せられるわけです。きのうもオンブズマンのやりとりの中で,きょうの新聞を見ましていろいろ出ておりまするですけれども,私は,学校が身内意識で事実を過小評価するということはよくないんですけれども,よい意味で,よい意味で教育には力が必要だと思うんですね。イギリスのことわざには「むちを失わば子を失う」と,こういうのもありますですね。スズメの学校は「むちを振り振りチーパッパ」なんですよね。メダカの学校で「だれが生徒か先生か」では,これはやっぱり問題があるんでありまして,要は,指導をする先生がどんな先生かであるかによって,怒るとしかるは違いますから,そういう意味で,どんな先生であるかによって,多少の,多少のたたくことも,しつけにもなるし指導にもなるし暴力にもとりかねない。その辺のところに教師の資質というか,今日的な研修の課題が私はあると思うんです。  ですから,オンブズマンにしても,ああいう勧告をいただく,報告書をお出しになる,そのことが,そのことが,やる気のある先生が,自分の信念を主張しなくなるあるいは指導を手控えてしまう。そういうことの方が私は実は憂うんでありまするけれども,その辺のところ,その辺のところを考えましたときに,それだけ今教師の資質の向上が求められているわけですから,ご答弁のありました社会的要請や今日的課題は,今のようなところに私はあろうかと思いますが,現在,再びお尋ねをいたしますけれども,最も求められている研修は何なのか,そしてそれをどう実践していらっしゃるのか,これをお伺いいたします。  それから都市整備局ですが,財団への出捐2つ,これは生産緑地法や農地の宅地並み課税のようなものが現実に行われておりますと,市街化農地というのは大変変動してくると思うんです。一つの転機を迎えると思いますので,その辺のところよく把握していただきまして,この財団を十分に活用していただくように要望をいたしまして,この点は結構でございます。以上です。 ◎池田 教育長 教職員の質的向上についてのご質問でございますが,教育委員会では人権を尊重する教育を学校教育の基盤に置きまして,児童生徒1人1人に対して愛情と信頼に基づいたきめ細かな指導を行っておるところでございます。そのために,教師の指導力の向上のための研修だけではなくて,教師の資質や教養を高めたりあるいは児童生徒との望ましい人間関係を樹立したりする研修も不可欠であると考えておるところでございます。
     教科領域以外の具体的な研修といたしましては,1つには児童生徒を受容的,共感的に理解し,指導するための研修として児童指導研修講座あるいは児童生徒指導担当者の研修会などでございます。2つ目には,児童生徒1人1人の人権を尊重し差別や偏見のない教育活動を展開するための研修として,人権尊重研修あるいは同和研修などを行っておるところでございます。次に,3つ目には児童生徒の1人1人の個性を伸ばし,望ましい集団生活をつくり出すための研修として,教育相談研修あるいは人間関係行動学研修あるいは学級経営研修などを行っておるところでございます。4つには,外部から講師などを招きまして教師みずから豊かな人間性や教養を高めるための研修として,教職教養研修あるいは教育課題研修などを行っておるところでございます。5つ目には,教師のライフサイクルに立ち教養や指導技術などを高める研修として,新採用教員の研修あるいは経験者研修などを実施しているところでございます。以上でございます。 ◆小島一也 委員 教育の専門職としての先生の資質向上が今日ほど望まれているときはないと思うわけでございまして,今教育長からお答えいただいた,私も立派な教育センターができまして,立派なもので大変な教育の殿堂ができて,いろいろ研修内容を調べさせていただいたんですけれども,今お答えをいただいた――もちろん先生ですから一般教養からいわゆる教育技術から教材研究からコンピューターの指導からあろうかと思うんですけれども,その中で今日的課題というのは今おっしゃったようなそういうテーマが大事なことで,愛情と信頼に基づく人間関係での指導ということで,そういうテーマが当然これにも出ていました。出ていましたですけれども,この内容を見ると最も重要視してやっていかなければいけないテーマは二重丸印なんですね。それで,まあ重要だとするのが1つの丸,普通のテーマは空欄になっているんですね。残念ながら,人間尊重の研修,教師の自己改革,人間関係行動研修,こういうテーマがあるんですけれども二重丸印はつけられていないんです。不思議に思うんですけれども,その辺再度伺っておきます。  それともう1つ,このほど大和市の教育研究所が教師の理想像を求めてという研究発表をなさいました。児童生徒から見た教師像に関する調査研究,こういうものがあるわけですが,これは学校生活の中で子供たちは先生をどう見ているか,このアンケート調査なんですね。教師の赤裸々な告白として注目を浴びている。本市でもこういうアンケートをやってみるお考えはないか,お尋ねをしておきます。以上です。 ◎池田 教育長 教職員研修の内容についてのご質問でございますが,総合教育センターでは運営委員会がございまして,その運営委員会は校長会とかあるいは教育研究会あるいは学識経験者,PTAなどによって構成されておりますが,その方々のご意見や要望を伺いながら,年度ごとに研修テーマや内容について検討し,研修を実施しているところでございます。実施に当たりましては,先ほどもご答弁申し上げましたように社会情勢や学校の要請等勘案しながら,年度ごとに充実するような研修を行っておるところでございます。ご指摘がございました人権尊重とかあるいは教師の価値観の問題,このような問題につきましては今後検討してまいりたいと,このように考えておるところでございます。  次に,生徒が教師をどのように見ているかという子供の意識調査についてのご質問であろうかと思いますけれども,学校生活において1人1人の児童生徒の気持ちを理解して指導を進めていくためには,教師は日常の観察や話し合いなどを通して,愛情と信頼に結ばれた人間関係をつくり上げていくことが大切であると考えておることでございます。その観点に立ちまして,本市では旧教育研究所におきましては子供の意識と行動というあるいは子供の自己形成あるいは子供の価値観,学校観,また現在の総合教育センターでは,教師と児童生徒の人間関係について市内の小中学校を対象にいたしまして研究調査を実施しているところでございます。これらの調査研究を研究報告書として各学校に配布いたしまして,実際の指導に役立てているところでございます。したがいまして,今後は子供の意識調査等も含めまして研究調査をしてまいるよう努めてまいりたいと,このように考えておるところでございます。 ◆小島一也 委員 オンブズマンの勧告第1号が教育であったということは非常に残念なことでありまして,本市の教育の権威を失墜させかねないものがある。しかし,多くの先生は真摯な姿勢で教育に当たっていらっしゃる。もう一握りなんですね。その辺のところが残念なところでありまして,自信を持ってやっていただきたい。そういう意味でみずからの姿勢を評価するという,それは教育にとっては特に大事ではなかろうか。そういう意味では,この大和市さんは大胆な試みをおやりになったというふうに私は思うわけですけれども,そういう姿勢で教育に当たっていただきたい,これをお願いをいたしまして質問を終わります。 ◆菅原敬子 委員 それでは民生局長,教育長そして経済局長にお尋ねをしたいと思います。  最初に民生局長の方にお尋ねをいたします。麻生区には山口台へ麻生老人いこいの家,麻生こども文化センター,そして柿生には柿生こども文化センターの建設が今年度進められておりまして,完成が待たれるところであります。地域では麻生老人いこいの家の運営委員会の設置などに向け,またこども文化センターに併設をされます留守家庭児ホールヘの入所希望など,施設の開所に向けて動き出しているところでございます。以前にも取り上げさせていただきましたが,飛び地であります岡上地区の老人いこいの家,こども文化センターと合築で,中学校ブロックでの設定ですとここにはつくられないということでございますけれども,飛び地ということもありますので,ぜひこの老人いこいの家,こども文化センターをつくっていただきたいという要望を出してまいりましたが,その建設計画の現状と見通しについてお伺いをしたいと思います。2つ目は,柿生地区にこども文化センターが開設されるわけですが,特に老人いこいの家の建設の希望の声が高くなっておりますが,その見通しについてもお伺いをしたいと思います。  次に教育長にお尋ねをいたしますが,企画財政局より長期滞在型保養交流施設でありますシルバービレッジ構想というのが出されておりまして,候補地の確定に向けて具体化が図られるというふうにご提案をされているようでございます。61年に川崎市教育懇談会から出されておりました「いきいきとした川崎の教育をめざして」の答申にあります,自然との触れ合いを目指したふれあい村の創設の提言がここで出されていたと思いますが,この提言の実現についての考え方として,宮崎青少年の家それから黒川の青少年野外活動センター,八ヶ岳少年自然の家のこの3つの施設をリンクすることによって,初めて自然との触れ合い,豊かな経験が可能という立場でこの提言を受けとめ,進めてこられたというふうに思います。現にこの黒川の青少年野外活動センターについても,初めの構想からは随分縮小されたというふうに考えております。今後は建物は建つわけでございますので,より充実した内容のメニューが用意をされるべきだというふうに期待をしているところですが,特により豊富な自然との体験の場とするために,地域の,特に農業経営者との連携が必要と考えますが,そのような内容について今後どのように働きかけていくのか,その点についてお伺いをしたいと思います。  次に経済局長にお尋ねをいたしますが,高度情報化時代の本格的な到来に備えてその動きに積極的な対応を図ろうと,そういう町づくりを目指そうということで,川崎は国際科学文化都市という位置づけを持った施策が進められてきたというふうに思っております。特に,麻生区で言えば芸術,文化,そして科学の調和した緑豊かな新都心というような町づくりを目指そうということで,今回は仮称芸術のまち構想の策定ということとか,今年の1月にオープンをいたしました新百合ヶ丘駅前のトウェンティワンを拠点とする川崎テレトピア計画などの,この事業の推進が一層図られるということになっておるようでございます。  ところで,昭和56年のマイコンシティ構想が発表されて以来,特に麻生のイメージというのは芸術文化という位置づけに加えて,その産業の最先端の情報科学を備えた町づくりというふうに位置づけが変わってといいますか,幅が広がったというふうに考えています。このマイコンシティパートⅡの地域は,61年に計画がされて順調に滑り出して,平成元年末にはこのマイコン関連企業9社が入りまして操業開始をしているわけですが,重要な核として位置づけられておりましたマイコンシティパートⅠは大分おくれておりまして,事業の変更がされたやに聞いておりますが,当初計画からとそれから現状及び今後のスケジュールはどのようになっているのか,その点についてお伺いをしたいと思います。以上です。 ◎川崎 民生局長 柿生中学校区の老人いこいの家等の建設計画についてのご質問でございますが,まず岡上地区の建設用地につきましては取得のめどがつきましたので,平成3年度に用地造成工事を行うものでございます。施設の規模,構造につきましては鉄筋コンクリートづくりで,1階部分が老人いこいの家,2階部分がこども文化センターで,合わせまして約730平米の合築建物を計画いたしております。なお,建物の建設時期につきましては,できるだけ早い時期に建設してまいりたいと存じます。次に柿生地区の老人いこいの家につきましては,現在建設に向けて適地の選定に努めているところでございます。以上でございます。 ◎池田 教育長 黒川青少年野外活動センターの利用についてのご質問でございますが,黒川青少年野外活動センターは自然観察やキャンプなどの野外活動を通して,自然に親しみ,自然を愛する心をはぐくむものでございます。また,農業体験は人と自然のかかわり,人と食文化等を学ぶための体験学習の場として大切なものであると考えておるところでございます。農業を営む方々との連携につきましては,田畑を見学したりあるいは農業への理解を得ることや,あるいは農耕地を借りまして農作業活動などが考えられるところでございます。また,農家の人々と農業体験の話や郷土の歴史などを聞くことが考えられるところでございますので,今後開所までに十分検討してまいりたいと考えておるところでございます。以上でございます。 ◎山口 経済局長 マイコンシティパートⅠの計画についてのご質問でございますが,最初に計画の現状と今後のスケジュールでございますが,土地区画整理事業の事業期間が平成2年8月変更となりまして,当初計画より3年延長ということにいたしました。しかし,進出企業の操業開始の時期は平成6年を予定いたしております。次に今後のスケジュールでございますが,区画整理事業の換地処分が平成6年度に予定されておりますので,進出企業の操業開始はこれに合わせて対応してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ◆菅原敬子 委員 それでは,民生局長には要望申し上げたいと思います。岡上地区への老人いこいの家,こども文化センターの用地の取得のめどがついたということで,今年度はその用地の造成工事が行われるということでございますので,その早い時期の建設については期待をしておきたいと思います。  それから柿生地区の老人いこいの家についてですが,適地の選定に努めているということでございますので,老人いこいの家の建設ということは間違いないかというふうに思いますが,現在王禅寺の地内で造成工事が行われております,鹿島建設,そのほか40名の地権者によって進められております造成がございますが,これは平成3年の12月には完成をするということでございます。このタウンハウスが建設されます場所には,公園が3,215平方メートルそれから公益用地が1,009平方,約300坪がここから生み出されるというふうに伺っておりますが,地元住民の方々からぜひこの場所に老人いこいの家をつくっていただきたいという希望が出されておりますので,この場所については検討をいただきますように要望を申し上げておきます。  それから教育長にでございますが,シルバービレッジ構想とあわせて子供を視点に置いたチャイルドビレッジ構想について,ぜひ検討していただきたいというふうに申し上げます。先ほど申し上げました宮崎それから黒川,八ヶ岳,この3つの施設をリンクした中で触れ合い構想,ふれあい村構想が達成をされるというふうに,初めの構想とは少し検討段階から変わってきたように,私は何度かこの話し合いの中に参加させていただきながら感じてまいりました。この3つの施設のリンクだけで十分か。確かにそれぞれ自然が十分ございますし,施設もいろいろと整ってきておりますから,それはそれなりの意味があるかというふうに思いますが,私の申し上げたいチャイルドビレッジ構想というのは,今地方には村興こし運動が全国でも先進的に取り組んでいるものはたくさんございまして,特に川崎では地方新時代のシンポジウムなども開かれてその中で話し合われているわけですが,川崎の子供を受け入れて,自然に親しみ,ホームステイをすることによって地域の人々との交流を図るという,村ぐるみの契約をする契約型のチャイルドビレッジが可能なのではないかというふうに思っております。これをぜひ今後の課題として位置づけていただきたい,そのことについてのお考えをお聞きをしておきたいと思います。  それから経済局長にでございますが,ご答弁によりますと計画より全体的に今3年おくれているということでございます。特に平成3年から4年にかけては,当初の予定で言いますと土地の分譲が始まるというところまで,3年に土地造成の工事が完成するという状況にあったわけですが,これが今3年おくれているということのようでございます。メカトロニクスなどの先端技術産業は今全国的に誘致合戦というのが大変盛んでございます。例えば横浜市の緑区の白山,それから千葉県の幕張,これも非常に大きな誘致をしたいということでございますし,町田市,そして神奈川県で言えば県央地区,ここにいろいろ複数の都市が計画中でございまして,新聞でも報道されているところでございます。このような中で,進出希望の企業が目標どおり50から60社ということで進めていらっしゃるわけですが確保できるのかどうか,現在までの調査時期それから内容と希望企業の状況についてお伺いをしたいと思います。  それからマイコンシティ構想を成功させるには,核になる企業,それと取り巻く企業いわゆるシステムハウスとかソフトウエアハウスというような企業が数多く集まることが必要だろうというふうに思います。特にソフトウエア開発の企業は,100名以下の小規模,中小規模のところが多いわけで,この中小ソフトウエアハウスのところに対する誘致に対して,助成策を川崎ではどのように考えていられるのか,その点についてもお伺いしたいと思います。以上です。 ◎池田 教育長 子供村構想についてのご質問でございますが,ご案内のように先ほどご指摘いただきましたようにふれあい村構想は教育委員会におきましては構想委員会をつくりまして,構想を作成してまいりました経過がございます。その経過の中で,ご指摘いただきましたように八ヶ岳と宮崎と,それから今度新しくできます黒川野外活動センター,これをネットにして活動していくという考え方でございます。今ご指摘いただきましたいろいろの問題の中で,いわゆるチャイルドビレッジ構想と言われる,これも1つの子供村構想ではなかろうかと考えておるところでございますが,この構想につきましては地域の異なった子供たちやあるいは子供同士が豊かな自然とかあるいは独自の伝統行事などを通しまして,相互に触れ合うことは,友情だとかあるいは信頼,連帯感を芽生えさせ,自立の精神を培うことあるいは心豊かな人間として成長するものと考えておるところでございます。したがいまして,子供村構想につきましては触れ合い体験という,子供だけでなく大人も体験できる施設のあり方も含めまして,今後関係局とも十分協議してまいりたいと考えておるところでございます。以上でございます。 ◎山口 経済局長 マイコンシティパートⅠの計画について幾つかのご質問でございますが,最初にマイコン関連企業の意向調査でございますが,昭和63年に約1,300社を対象として立地希望の有無について調査を行いました。その結果127社からマイコンシティに立地したい旨の回答をいただいております。その後も希望企業からの申し入れがございまして,現在は約160社でございます。次に,企業誘致に対する助成策でございますが,金融面では進出時につきましては新事業開発資金の制度がございます。以上でございます ◆菅原敬子 委員 それでは教育長に要望として申し上げますが,ただいまお聞きをいたしますと,その構想については施設の建設なども含めてというような構想でのお話がありましたが,現に川崎と村ぐるみの交流実践をしているというところもあるわけで,こういう継続的な積み重ねの中からチャイルドビレッジが生まれてくることも期待をしていきたいというふうに思いますし,そういう地域での実践といいますか,交流されているところについては,ぜひ行政からの援助もお願いをしたいというふうに思います。ぜひこのチャイルドビレッジ構想,村と町,川崎との提携契約ができまして,より広く子供たちが参加をできるような方向での検討をして,期待をしたいというふうに思います。  経済局長ですけれども,63年の調査によればその調査対象は約1,300社ということで,希望企業が127社あったと。その後追加があって現在は160社だというふうにお聞きをいたしましたけれども,これは63年の調査でございまして,今あちらこちら,いわゆる近隣県下のあちこちで同じような計画とか構想が打ち出され,この誘致合戦が繰り広げられている状況があるわけで,この数字はどういうふうになるのかなというふうに懸念を持つところでございます。施政方針の中でも,都市間競争が一層激しくなってきて,この川崎はどういうやり方をやっていけばいいのか,時代の最先端の可能性について追求をしたいというような方針を述べられておりましたけれども,これらの動きに乗りおくれるのではないかというふうに懸念が持たれます。川崎のマイコンシティの優位性というものをどういうふうに考えて,その点を含めた今後の具体的なPR活動,そして企業選考に向けての平成3年度の取り組みについて,お伺いをしておきたいと思います。希望企業に対して,特に進行状況は3年おくれているわけでございますので,説明する機会を持つべきだというふうに考えますけれども,その点についてどのようにお考えになっているか,お聞きをしておきたいと思います。 ◎髙橋 市長 マイコンシティパートⅠのことについてのご質問がさっきからございましたんですけれども,これは施政方針でも申し上げましたんですが,早期進捗のための新たな対応の検討も含め重点的な取り組みを進めてまいりますと,大変抽象的に申し上げているんですけれども,やっぱりもう10年たちますので,やるべき時期はやらなくちゃいかぬというような内容でございますので,やっぱりお待たせばかり申し上げてても困りますし,地域でもそういうことを希望しておりますから,一部の方反対の意思を表明されておられますけれども,やっぱりきちっと対応していきたいという意思表明をしておりますので,やっぱり法的な拘束力もあるようにきちっと処置をしたいという意味でございますので,その点はぜひご理解をいただきたいと思います。  もう1つ申し上げますと,チャイルドビレッジ,チルドレンビレッジ,どっちでも構わないんですが,それも比較を含めまして,シルバービレッジと並行的に進めておりまして,お話ございましたような他県の方も視野に入れまして検討をしておると,こういう段階でございますんで,もう少し詰めてまいりましたらまた議会の方にもご報告を申し上げたいと思います。以上でございます。 ◎山口 経済局長 マイコンシティパートⅠの計画について幾つかのご質問でございますが,最初に立地の優位性につきましては,首都東京に隣接している地理的なすぐれた条件と,現在パートⅡが稼働しておりますので,パートⅡと一体となったマイコン関連企業の高度な集積化を積極的にPRをするとともに,平成3年度は市内企業あてにも対応してまいりたいと考えております。次に,平成3年度は立地希望企業の選考に向けて内部作業を進めてまいります。以上でございます。 ◆菅原敬子 委員 平成3年度,来年度は企業の選定ということでの内部作業を進めるということでございますけれども,企業の誘致に対する助成策ということで先ほどお聞きをいたしましたら,平成元年の12月1日から新事業開拓資金制度というのが新しくできたということで,これもこのマイコンシティ対策室の方からお聞きをいたしましたときは,最初は助成策はないというようにご答弁をいただいておりましたが,こういう新しい事業に対する資金融資が平成元年度からはでき上がったということでございまして,融資限度額が1億円ということで,年4.3%,大変低利であるというふうに思いますし,10年間で返すと,1年6ヵ月の据え置き,大変いいものだというふうに思います。これは経済局の中小企業指導センターにおいて設けられたということで,資料もいただきました。大いにこれらをPRをしていただくことが必要だろうというふうに思います。  土地の取得がなされたということでございますが,その土地はマイコンシティセンターの建設に使われるということでございますので,少し申し上げたいと思いますが,このマイコンシティセンターというのはいわゆる中央管理運営を円滑に進めるための場所ということで,立地の企業の相互交流,進出企業従業員の福利厚生を図る,それから地域全体の融和と連帯を進める,こういう目的で大会議室とか中小会議室とか研修室,研修機能とか,コンビニエンスストア,金融機関,レストランなどのサービス機能,診療所,サークル室,アスレチックジムとかというような福利,レクリエーションの機能,地域の協議会事務局,展示ホール,大変中身のあるセンター構想だというふうに思いますが,まあこれはこれで結構なことだというふうに思います。  マイコンシティのその企業進出は,基本的には土地それから施設も自社負担ということで進められるということでございますが,システムハウスとかソフトウエアハウスなどの中小企業の進出にとっては,土地を買って建物を建てるということは相当の負担になるというふうに思います。特に将来性のある企業でも進出を見合わせるというようなこともあるのではないかというふうに考えられます。調査の結果によりますと,自社施設を希望しているという会社も54社で,共同ビルを使いたいという会社も14社というふうにお聞きをしておりますし,溝口にありますケイエスピーのように,貸し事務所,貸しフロアというようなことをやりましてその提供をしていくというようなことも可能なのではないかというふうに考えておりますので,ぜひこのマイコンシティセンターとあわせてですね,この用地の取得はセンター用でございますが,さらに考えていただきまして,このような貸し事務所とか貸しフロアなども提供できるような構想を持っていただけないかどうか,その点についてお聞きをしておきたいと思います。以上です。 ◎山口 経済局長 マイコンセンターの絡みにつきましては今後いろいろと研究してまいりたいというふうに思っておりますので,よろしくお願いいたします。 ◆菅原敬子 委員 わかりました。そういう方向でぜひ検討をしていただきまして,すべてこの自社負担ということでの進出はかなり出おくれが,まあ3年間のおくれの中でどう挽回するかという点では,それぞれのいい条件といいますか,進出しやすい条件というものを今後つくっていく必要があるというふうに考えますので,努力をしていただきたいというふうに思います。以上でございます。ありがとうございました。 ◆志村勝 委員 何点か質問をさせていただきたいと思います。初めに衛生局長でございますが,予防接種について伺いたいと思います。現在川崎市では,麻疹――はしかでございますが,定期予防接種のときに希望者に対して平成元年度よりMMRワクチン――新3種混合と言っていますが,麻疹,おたふく風邪,風疹,この3つを言うわけですけれども,この接種をしているわけであります。この制度が実施される以前の子供たちに,ぜひおたふく風邪の単独のワクチンの予防接種ができないんだろうかと,こういう若いお母さん方から大変希望が多いんですが,この辺についての取り組みを伺っておきたいと思います。  市民局長に伺いますが,昨年の予算特別委員会,ちょうど1年前になりますけれども,公共施設の駐車場の開放について伺ったわけでありますけれども,検討していただけると。その後の検討のその経過,見通しについて伺っておきたいと思います。  次は清掃局長と経済局長になろうかと思いますが,資源の集団回収推進事業,これが今行われているわけでありますが,この拡大についてであります。町内会ですとかPTAが中心的になって進めていただいているわけでございますが,最近商店街等でも資源の再利用ということで真剣にこの取り組みをしていきたい。特に商店街の若い方々で検討委員会等が今持たれているわけでありますけれども,こういう団体等を含めて新たにこの拡大をどんなふうに考えていらっしゃるのか,取り組んでいるのか,伺っておきたいと思います。  そのためにも,いろんな実際にやりたいというときに,ネックとなっていると言いましょうか,課題として,保管場所が欲しいというこういった要望があるわけでありますけれども,今南武線の高架化事業が促進されまして,完成して,利用可能面積が3万平米ある。まあ公共的な利用が1万弱ということで今進めていただいているわけでありますが,この高架下の利用なんかも考えられないのかどうなのか,伺っておきたい。これは都市整備局長さんになりますかね。  それから経済局長,商店街のそういった資源回収事業だけじゃなくてリサイクルということで今いろんな検討がされているわけでありますけれども,商店街等でいろんなリサイクル運動を検討されているわけですが,市としてこの辺について経済局としてどんなことを今まで検討されてきているのか,その辺を明らかにしていただきたいと思います。  次は,等々力緑地内における捨て猫の問題についてでございますが,衛生局長と環境保全局長と教育長になろうかと思いますが,お伺いしたいと思います。大変いろんな問題があって私もずっとかかわってきて残念なことがたくさんあるわけでありますけれども,今この等々力の緑地の中に約50匹いるわけでありますが,大人になっている雄猫が5匹,小猫が10匹,雌猫の大人が20,子猫が15。この20のうち12匹が今不妊手術が済んでいるということでありますけれども。非常にこの猫たちがかわいそうだということで,いろいろ守ってあげたい,そういう活動をしていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。えさや,それからそれが終わった後汚れちゃいけないということで清掃をしている。それから何とか里親,新しい飼い主を探したいということで探していらっしゃる。で,不妊手術を進めていかなければいかぬということで,自分たちの費用で今日までやってきておられる。さらには病気の治療をしなきゃいかぬ。やむを得ない場合には安楽死ということを考えてお医者さんと相談をされている。ぜひこういう捨て猫をもうしないでもらいたいと張り紙の掲示等もやっていらっしゃる。こんな運動を今やっていらっしゃるわけであります。特に今困っているのは,子供たち――大人も含めてですが,こういう猫に対する虐待が非常に多い。捨てる人が後を絶たない。非常にまた,何とか守らなければいかぬということでえさをやっているわけでありますが,きちんと清掃をしていますけれども,余分にあげないで清掃もしているが,なかなか誤解をされて,あなたたちが猫を飼っているんじゃないかというような誤解がされている。非常にそんなことで悩んでいらっしゃる。  そんな中でもう今日まで,くみ取りのトイレの中に子ネコを落として,棒で沈めて小学生が殺してしまったとか,健康な大人の猫がそういったやはり池でもって殺されてしまったとか,もうすごい事件があるわけであります。非常に残虐なそういった中で,特に子供の猫をボール遊びみたいな形で投げっこしたりですね,そんなことで元気な子猫の腰の骨が折れてしまったり,傘でもっていじめてみたり,非常にたくさんの猫が死んでいるわけであります。90年,元気な子猫が死んでおりました。口の中にはもう泥がいっぱい。また,自転車でひかれたり,そのひかれ方もちょっとひどいひかれ方で殺されてしまった。本当にもうとてもじゃないけれども聞いていられない,見ていられない,そんな状況があるわけであります。中でもビニール袋に生まれたばかりの赤ちゃんを何匹も入れて,炎天下に放置されていて死んでいるとか,中にはエアガンでもって子供の猫なり大人の猫を標的にして襲撃をするようなことが6回もあったということです。たまたまそれを見た愛護会の方がやめなさいと言ったところが,その子供が何とその愛護会のお姉さんにエアガンを向けたなんという大変厳しい状況があるわけでありますけれども,こんな状況があります。  そこで伺いますが,等々力緑地内のこの捨て猫問題等,こういった実態についてはどんなふうに環境保全局長はつかんでいらっしゃるのか。また,教育長,学校で動物愛護という面で,この教育としての取り組みをどんなふうに取り組んでいらっしゃるのか。それからエアガンの実態がいろいろ学警連等でも今問題になっているわけでありますが,この辺の実態をどうやって把握していらっしゃるのか。それから衛生局長,捨て猫を減らす運動。前々回の議会で私は去勢と避妊の問題で補助金の,川崎市はもう一時中断してやめてしまったわけですが,復活をすべきだということで提案をさせていただきました。この内容について,本予算の中でどんなふうに具体的に盛り込まれているのか。ぜひこの辺のことについて伺っておきたいと思います。 ◎井澤 衛生局長 まず予防接種の問題ですが,現在本市におきましては,はしかの定期予防接種の際に希望者に対しまして,麻疹とおたふく風邪,風疹,いわゆる先ほどお話がありましたMMRワクチン――3種混合をやっておりますが,この制度が実施される前に,定期予防接種を受けられた方についての,おたふく風邪単独ワクチンの予防接種ができないかというご質問でございますが,予防接種法の中では,麻疹と風疹の予防接種につきましては法的に義務づけられておりますけれども,おたふく風邪の単独ワクチンの予防接種につきましては法に規定がございませんで,任意となってございます。したがいまして,副反応などの事故が起きた場合にも,予防接種法に基づきます健康被害の救済に関します措置が受けられないといったことの問題があることなどから実施はしておりませんので,ご理解を賜りたいと存じます。  また,等々力の捨て猫問題と関係いたしまして,不妊,去勢手術費用の一部補助の問題につきまして,平成3年度から再開ということで,手術費用の一部補助につきまして合計700匹分を予定してございます。以上でございます。 ◎山口 市民局長 公共駐車場の検討経過と見通しについてのご質問でございますが,まず検討に入るに当たりまして,現在の区役所の駐車場及び市民館等の実態調査を行いました。それで宮前区役所,幸区役所,多摩区役所,麻生区役所におきましては,共同利用をしているという関係から,夜間は21時までの土曜,日曜日におきましての開放をしているところでございます。中原区役所は保健所を除きまして,また高津区役所におきましては,駐車場の事故防止や管理上等の問題から開放していないという実情がございました。  この中で問題点でございますけれども,管理の問題としましては,1つには,業務時間外に入場させた場合,車両を利用時間帯を超えて放置した場合の措置をどうするか。また,来庁する市民の方々にご迷惑をかけてしまうのではないだろうか。2つ目としましては,料金体系といたしまして有料にするか無料にするか。3つ目には,無料にした場合の管理体制の問題,それからトラブル等の発生事件等に対する対応の仕方の問題等々。4つ目には,駐車場が建物の内部に入っている場合の構造上の問題がございます。5つ目には,他の公共施設との関連性や整合性の問題等々がございました。  そこで,他都市におけるこういう業務時間外の駐車についての内容をどういうふうに対応しているかについて調べてみますと,政令指定都市11市の状況でございますけれども,本庁舎の駐車場を土曜日の午後,日曜日等の業務時間外に開放しております市といたしましては,札幌市,横浜市,広島市がございます。また,区役所の駐車場では,北九州市が小倉北区など4つの区で,土曜日の午後と日曜日等の夜間を含めまして開放を行っております。また,区役所と文化センターなどの他の公の施設が隣接したりしている,いわゆる合築しているところにつきましての駐車場を開放している市といたしましては,広島市の東区あるいは大阪市の北区,中央区等がございます。また,見通しでございますけれども,県下の状況につきましては,県を初め近隣都市につきましても,今の土地事情と車のあふれている状況等々から開放の方向に向かって制度が進んでおりますので,私どもの方といたしましても,駐車場問題対策会議の中で十分検討させていただきたいと思います。以上でございます。 ◎佐谷 清掃局長 資源集団回収推進事業の拡大につきましてのご質問でございますが,この事業は,従来から町内会等が実施しておりました廃品回収活動が大変低迷していたことから,平成2年度におきまして,ごみの減量化,再資源化を図るために,実施団体に回収量に応じて奨励金を交付する,こういう制度を導入したところでございます。平成2年の12月現在で,実施団体としての登録数は484団体でございます。また,同年4月から9月までの回収実績を申し上げますと,約6,400トンに上っておりまして,相当の成果が上がったものと評価をしておりますけれども,協力世帯数が約47%,こういうことでございますので,今後とも未実施の町内会,PTA等に積極的にPRを行いまして拡大を図ってまいりたい,かように考えているところでございます。以上でございます。 ◎山口 経済局長 商店街におけるリサイクルについてのご質問でございますが,商店街が行い得るリサイクル事業につきましては,その実施方法,規模,そして商業振興としてのかかわり等を勘案しまして,既存の共同事業またはイベント事業の中で対応できるかどうか,今後検討してまいりたいというふうに思っております。以上でございます。 ◎深瀬 環境保全局長 等々力緑地内の捨て猫の実態についてのご質問でございますけれども,私どもで2月の中旬に現地視察をした実態といたしましては,猫が約30匹強ということでございます。その猫が多く集まっている場所といたしましては,公園管理事務所の裏側の植え込み,それから池の西側の植え込み,それから池の北側の出島部分,それから市民ミュージアムの正面入り口,同じく市民ミュージアム裏側の四季公園の植え込み等に多く集まっていたということでございます。以上でございます。 ◎池田 教育長 初めに,学校における動物愛護の教育についてのご質問でございますが,動物愛護の教育につきましては,生命尊重を基盤とする学校教育の基本理念にかかわることでありまして,児童生徒の豊かな人間形成を図る上で大切なことであると認識しておるところでございます。学校教育におきましては,小学校低学年や高学年の児童あるいは中学校や高等学校の生徒に対しまして,その発達段階に応じて指導しておるところでございます。  具体的には,1つには,理科教育の中で鶏やウサギあるいは小鳥などの動物の飼育,アサガオや菊などの植物の栽培,そしてそれらの動植物の成長過程の観察を通して,動植物の生命の尊重や愛護の精神の育成を図っておるところでございます。2つには,道徳教育の中で,身近な自然や動植物に優しい心で接し,自他の生命を尊重する態度を養うとともに,人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念を養っております。3つには,教科外活動の中で,児童会とかあるいは生徒会の委員会活動あるいはクラブ活動,学級会活動の中で,動物の飼育や植物の栽培などの実体験活動を通して動物愛護の精神を養ったり,あるいは愛鳥週間や動物愛護デーなどの社会行事のときに全校集会や学級会等で講話や話し合いを行ったりして,動植物愛護に対する児童生徒の意識啓発に努めておるところでございます。  次に,いわゆるエアガンについてのご質問でございますが,教育委員会といたしましては,児童生徒の所持の状況調査はいたしておりませんが,危険度の高いこれらの玩具等の所持につきましては,学校警察補導連絡協議会や校長会,児童生徒指導担当者研修会などを通して適切な指導を図ってまいったところでございます。以上でございます。 ◎佐谷 清掃局長 それから,鉄道高架下にリサイクルセンターを建設するということについてのご質問でございますが,リサイクルセンターの建設につきましては,廃棄物有効利用推進懇話会及びごみ問題緊急対策策定会議からのご提言もいただいておりますが,現在市民代表,事業者代表の方々でこのご議論をいただいているところでございます。平成3年度に構想がまとまる予定でございます。具体的な建設計画等につきましては,用地の選定が重要となりますが,ご提案の例えば南武線の高架下の利用等につきましては,利用条件等の問題もございまして難しいものではないかと考えられます。ご了承いただきたいと存じます。以上でございます。 ◆志村勝 委員 衛生局長,おたふく風邪の単独ワクチンの予防接種の件ですが,MMRについてはこのおたふくが入っているわけでありますが,風疹については,女の子供さんはこれは妊娠のときには大変なことになってしまうということで,中学生の段階で1,2年でもう1度というチャンスがあるわけですが,おたふくについてはそういったことがないということで,この辺の補完をぜひというお母さん方の要望があるわけです。これちょっとわからないんですが,MMRでは3つ入っているわけですね,おたふく風邪,風疹,さらには麻疹が入っているわけです。それが単独になると,予防接種法の16条に基づいて救済措置を受けられないので実施していないんだと,健康被害のですね。MMRでは大丈夫で単独だとだめだという,この辺が法的な根拠なんだというのがちょっとおかしいなという気がするんです。要するにこの取り組みについて検討していただけるということなんですが,この辺についてもう1回ちょっと教えていただきたい。  それから市民局長,駐車場の公共施設の開放につきましては十分検討していただくということですが,もうこれはお願いにしておきたいと思いますが,大阪市では――私は大阪市の方から資料をいただきました。また北九州市の方からも資料をいただいたわけでありますが,非常に積極的な取り組みをやっていまして,大阪の北区では,最初の30分までが100円,30分を超えて1時間までが100円,1時間を超えて1時間半までが150円,1時間半を超え2時間までが150円,2時間を超える場合30分につき200円を加算するという形でなっているわけです。非常に今もう駐車場がどんどんなくなっている。何とか駐車場,次を探すまでどこか置くところないだろうか。そんなことでやむを得ず違法駐車ということで大変ご迷惑をかけてしまっているということで,責任を感じている市民もたくさんいるわけですね。で,夜は,非常に区役所がそういった点であいていると。ぜひ利用させてくれないかな,有料でもいいんだと,こういう声があるわけです。ぜひ検討をお願いしておきたい。検討だけじゃなくて,積極的な取り組みに向けてぜひお願いをしたいと思います。  それから資源回収につきましては,保管場所,南武線の高架下はちょっと難しいということなんですが,これはJRがあることですから,この辺の都市整備局長の方から答えがなかったんですけれども,ぜひ連携をとっていただいて,この高架下が非常に有効に市民のために利用できるような,ぜひ保管場所,リサイクルセンターとしても取り組みをお願いしておきたいと思います。  それから捨て猫の問題でございますが,ここで捨て猫でない場合にはこういう避妊と去勢ということである程度補助対策できるようになったわけでありますが,捨て猫に対して,これはぜひ不妊手術の費用の助成金を出してほしいといいましょうか,新しい助成制度といいましょうか,この団体の方々に何とか対応を考えていただけないかと,こんなような要望があるわけでありますけれども,この点について伺いたいのと,それからもう1つ,動物の保護を訴えた立て札を公園に設置してほしいと,こういうご要望が非常に強いわけでありまして,ついこの間も私ご一緒に中部公園事務所へ行ってお願いをして,4,5日前に立てさせていただきました。ただ,この立てさせていただいた看板はもう前につくっていただいたやつで,一部ちょっと直しただけなんですけれども,そこにもうちょっと工夫をした,動物の保護を訴えるような中身のぜひそういった看板にしてもらいたい,こんなようなご要望がありますので,ご検討を環境保全局の方でしていただけるかどうか。  それから動物の問題のその相談先ですね,こういうものをつくった資料等があるんですが,ぜひ公園事務所だとかそういったところで――総務庁の方でしょうかね,出されている資料等もあるんですが,ぜひこの動物を守るということで,環境保全局ですとか区役所ですとか保健所ですとかいろんなところにぜひ置かせていただきたい,広報に努力していただきたい,こんなようなことがございます。ぜひお願いしたいと思います。  また,私も今回勉強して,この捨て猫というのは本当に長生きしないんですね。1年未満でほとんどもう小っちゃな赤ちゃんの猫というのは死んでしまう。それはもう1年未満というか,本当に数ヵ月で亡くなってしまうというそういった不幸な状況があります。要するに,この捨て猫を減らす運動としてどういうことをやっていくべきなのかということでは,やれることはもう何でもやろうと,こういうことで運動を今この愛護団体の方々はやっていただいているわけでありますけれども,もう自分たちだけではどうしようもないと,こういうことがありまして,今のようなお願いをしたいということなんです。ぜひ取り組み方をお願いしたいと思います。  それから,市長にこの辺に対してちょっと見解を先に伺っておきたいと思いますが,私もこの問題に今回かかわって,このことを通して思うんですが,猫を捨てる人がどうしてこんなに多いんだろうか。いろいろ聞いて思いました。野良猫は生存期間が短い。捨てる人さえいなければこの野良猫の数は次第に減っていく,これは当たり前なことなんですけれども。追い払ったり処分したり虐待するんではなくて,愛護の精神をもとにして不幸な捨て猫を減らして,不幸な野良猫をふやさないための人道的で合法的なその共存の方法というものを見出していかなきゃいかぬじゃないのかな,こんなふうに思うわけですが,市長の見解を伺っておきたいと思います。  教育長,エアガンの問題ですが,これは私も警察の方へいろいろ聞きました。警察の方でも,また業者の関係があって難しいんだということなんです。私もいろんな今お母さん方ですとかと懇談会をさせていただいて,おたくの子供さんはエアガンを持っていらっしゃるか,大変申しわけないんですがお聞かせいただきますと,必ず何人かいらっしゃいますね,10何人のうちに。それも改造して,なかなか親に見せないでしまっているんだと。絶対使っちゃいけないと,こういうように言っているんですと。こういうことを聞くわけですけれども,実態調査,これはやっぱり私自身がもし子供に返ってそんな物を持っていたら,持っていれば使いたいなという気にもなるんじゃないかなと思いますし,その愛護団体のお姉さんに向けて,撃つぞって,こうやってね。その威力を聞きましたら,本当に缶なんかぶち抜いてしまうような威力があるわけです。本当に恐ろしいなと思うんですが,実態調査をしていただけるかどうか,その辺ちょっと聞かせてください。 ◎髙橋 市長 捨て猫問題につきまして,いろいろのご見解をご質問という形でお伺いをいたしましたんですが,これは私たち専門ではございませんけれども,教育長が申し上げましたとおり,小さいときから動物をかわいがると,こういうような形で取り扱いをするのか,それともお話の数々にございましたような,動物の愛護とは全く正反対な行為をとるという現象になるのかということは,大変小さいときからの教育が大事だというふうに感じておるところでございます。  私たち小さいときは,猫というのはネズミをとるというために大変実用的にも農家等でも大事にされておりまして,ネズミをとらないような猫は飼っていたってだめだというふうな,そういうお年寄りからの話も聞きましたんですが,現在はペット的な取り扱いでございまして,猫がネズミをとらなくなってから大変に何といいましょうか,最初は大変かわいがっておるのに,だんだん子供なんかは飽きてまいりまして捨て猫にしてしまうと。これは動物すべてについてそういう現象があるようでございまして,私たちもやっぱり飼う限りにおいては,お話ございましたとおり人間と共存できるような方法,つまり,子供を産まないという形で,やっぱり獣医さんもこういう都市にはたくさんおいでになりますので,その正しい飼い方について協力をしてもらう,指導してもらうという,そういうことが大変大事じゃないかと思います。環境保全局あるいは衛生局,教育委員会,力を合わせまして,やっぱりこれは根気よく,猫をかわいがっている人たちのお力もかりながら,これからもそういう悲惨なことにならない,逆に動物を愛護するという方向に,子供たちがあるいは大人も向かっていくというふうに善導できるように,一生懸命努力をしてまいりたいと思います。以上でございます。 ◎井澤 衛生局長 おたふく風邪の接種についての問題ですが,先ほど申し上げましたとおり,おたふく風邪と申しますのは,現在予防接種法という法律の中で規定がされていないために任意接種となっているわけでございまして,ちょうど通称3混と言っておりますジフテリア,百日ぜき,破傷風,これを混合した場合に破傷風も予防接種法の中で接種され救済されるわけでございますが,それとまさしくおたふく風邪が法的の位置づけが似たようなものになっておるわけでございます。特に風疹と違いますのは,おたふく風邪の場合は幼児期学童に多い,10歳未満に多いということで,その時期を過ぎてしまえばなかなか後から,風疹と違いましてやる機会は防疫上今の日本では余り必要性が高くないということでございまして,それで3種合わせてやる場合,MMRという形でやる場合に予防接種法に規定がされてなされているということでございますので,まあせっかくのご意見でございますので,私どもにも予防接種専門委員会もございますので,ご意向の趣旨は十分お伝え申し上げ,また県,横浜との会議もございますので,そういうことについて,意を尽くして話し合いの場に臨んでまいりたいと思っております。  次に,捨て猫についての不妊,去勢手術の対応ということでございますが,私ども今平成3年度から計画をしてございますのは,飼い主がおられる,つまり責任を持って犬や猫を飼っておられる方の不妊や去勢手術の費用につきまして,実際の経費の約4分の1から5分の1の経費について一部補助をすると。まあ5,000円とか3,000円とか一部補助をするという考え方で今回制度を再スタートさせていただいたわけでございますので,飼い主のいない猫の場合には,それの4倍なり5倍なりということにもなります。したがいましてどういう方法がいいのか。あとそれからやはり1つは,これは考え方の問題があろうかと思いますが,猫はやはり責任を持って飼っていただくと,生まれてから死ぬまで飼っていただくと,かわいがっていただくというのが原則でございまして,不幸にして捨てられた猫を私どもが収容いたしまして,そこへ不妊手術をしてまた放すという行為は果たしていかがなものか。まあ非常に猫をかわいがられる方もおられますし,非常に猫に問題意識をお持ちの方もいられるというような,非常に価値観の多様性がある猫対応でございます。  そういう意味で,先ほど市長が申し上げましたように,私どもも猫対策というのは非常に大きな問題だというふうにとらまえてございまして,専門の方々にお集まりいただきまして動物保護対策委員会というのをやりまして,そういった不幸な猫の対策の基本的な考え方というのは,まず1番目には,避妊手術や去勢手術ということを勧奨して責任を持っていただくということと,第2点は,苦情相談などがいろいろあるわけです,好きな方,嫌いな方。まあそういった方々への対応として,ボランティアや専門的な方々のお力をかりて適正にしていくと。第3番目は,教育とも関係がございますが,正しい動物の飼い方の啓発活動をいろんな面からやっていかなければいけないだろう。いずれにしろ,責任を持って最後まで飼い続けていくというようなことをやはり市民に理解をしていただかなければいけないんじゃないかなというようなことで,議論を重ねております。そういう趣旨で私どもも今後とも続けてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ◎池田 教育長 エアガンの所持についての実態調査についてのご質問でございますが,エアガン等の危険な遊具の所持についての実態調査につきましては,調査の内容や方法等,関係機関と協議しながら実施に向けて検討してまいりたいと,このように考えております。以上でございます。 ◆志村勝 委員 大体わかりました。衛生局長,ちょっと口が足りなくて申しわけなかったんですが,そういった団体の方々が,自分たちの費用で運動としてやっていらっしゃるわけです。ですから普通よりもさらに上乗せして,少しでもそういったやっていただけるようなことは可能なのかなと,こういうことで,ぜひ検討していただきたいと思います。  非常に犬にしても猫にしても,要するに管理センターの方へ連れていかれると,1週間,2週間,3週間,6週間目には大変残念な結果になってしまうということで,テレビでも報道されておりましたけれども,この犬はもう6週間目になるというともうそういった処理がされてしまうということで,猫もそうですが,大変残念なそういった形にならざるを得ないということもあるのかもしれませんが,元気で動物が生きられる,生命あるものが生きられるということの中で,少しでも守ってあげようという,そういった運動をやっていられる方々のそういった思いをぜひご理解いただきたいと思いますので,市長さん本当によろしく,見解いただいてありがとうございました。  教育長,この問題につきましては,ある小学生がそういったことになった。その子を見ていたら体じゅうが傷だらけで,非常にどうしたのという感じで,まあお兄ちゃんたちにいろいろ傷つけられたという,いろいろやられたんだという話。だから僕たちはこうやって,だれもいじめられないからそういったちっちゃな動物をいじめるんだという,こんなようなことがあった。これから大きくなったら自分たちもちっちゃい子供たちをやっつけてやるんだという,そういうことが会話の中で出てきているような,そういった中から話がありまして,これは本当に恐ろしいな,こういう実感をしているところであります。何しろ21世紀になって本当に子供たち宝ですし,そういった子供たちに本当に動物を守るんだ,かわいがるんだという,生命を大事にするんだという,やはり教育の部分は最も僕は大事だと思いますので,ぜひとも調査もしていただき,またそういったものを売っている団体にもぜひいろんな形で規制をしていくような運動を進めていってもらうとか,取り組み方をお願いして質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ◆前川清治 委員 最初に総務局長に,公文書の年号表記について伺っておきます。公文書に対する役所言葉の見直しと年号の表記について,元号と西暦を併記することで2年前に議会では請願が採択されています。その後の取り組みと改善状況及び新年度における取り組みの内容について,伺っておきます。また,今年度における刊行物とパンフレットの発行件数及び年号表記の実施状況について伺っておきます。加えて,政令指定都市における取り組み状況もあわせてお聞きしておきます。  次は公共下水道の整備促進について,下水道局長にお伺いいたします。文化のバロメーターと言われる公共下水道の整備が急ピッチで進んでおりますが,水洗化普及率が伸び悩んでいるのが現状であります。そこで,水洗化を促進する方策の1つとして,私道に公共下水道管を布設することが求められていますが,政令指定都市での制度化はどのようになっていますか,お聞かせください。また,本市における実施へ向けた取り組みの内容と実施時期など,今後の見通しについて伺っておきます。  次は環境保全局長に,新しい自然遊歩道の設置について伺っておきます。花と緑と史跡を結ぶ自然遊歩道や散歩道も7コースになりました。多くの市民がガイドマップを手に訪れていますが,新しくJR久地駅を出発点にして,緑ヶ丘霊園から県立東高根森林公園,五所塚から高山を経て生田緑地を結び小田急向ヶ丘遊園に至る,新しい自然遊歩道の設置について具体化できないか,お伺いいたします。また,この自然遊歩道や散歩道の,花と緑と史跡などの風景をカラー写真や絵画などで紹介する絵はがきの作成について,市民から広く公募することも含めて新しい取り組みができないか,伺っておきます。  最後は教育長に2つお聞かせいただきます。1つは,日本民家園ガイドブックの作成についてです。野外博物館,日本民家園の本館工事がいよいよ始まりますが,ガイダンスルームも設置されて,本格的な活動体制が整ってまいります。入園すると案内チラシを渡されますけれども,本館の完成を機に,日本民家園ガイドブックを作成すべきではないかと思います。お聞かせください。また,今年度予算で取り組まれている川崎文化財読本の内容と発行見通し,新年度に取り組まれる文化財図鑑の編集内容と刊行時期,それぞれの発行部数と運用や販売方法などについても伺っておきます。  いま1つは向丘小学校の改築計画についてです。市内で最小のプール,校舎,体育館と運動場が分離している向丘小学校の改築計画について,何回か取り上げてまいりました。新年度の予算ではどのような取り組みが行われるのか,伺っておきます。以上です。 ◎森 総務局長 公文書などの役所言葉の見直しとそれから年号表記の際の元号と西暦の併記,こういうことについてのご質問でございますが,役所言葉の見直しの方でございますけれども,これにつきましては,平成元年の7月にプロジェクトチームを発足させましたが,その後検討結果を踏まえまして,平成2年の4月1日から,敬称と文体についての見直しを行ったところでございます。職員には手引書の「きうい」,これは8,000部配布いたしておりまして,わかりやすく,親しみやすい文書づくりを目指しまして,新たに文書事務の研修にも取り組んでいるところでございます。  次に,年号表記の元号と西暦の併記につきましては,昨今の国際化の急速な進展に対応ということもございますし,また,市民生活上の利便性の確保ということもございますので,これまで2度にわたりまして全庁的に通知を出して,市民向けの刊行物あるいはパンフレット等には年号を併記するように努めてまいったわけでございます。次に,今年度の発行の予定件数でございますが,293件となっておりますが,年度中ということもございまして,実態は確定してはいません。しかし,全庁的に周知が図られたということによってかなりの実績が上がるだろうと,そういうふうに考えております。また,他の指定都市の状況でございますけれども,本市のように通知を出すなどの組織的な対応をしているところはないように思っております。以上でございます。 ◎高橋 下水道局長 私道に公共下水道を布設することについてのご質問でございますが,私道の公共下水道布設につきましては,政令指定都市のうち10市がそれぞれ基準を設けて実施をしております。本市の場合,私道への対応は助成金の制度をとっておりますが,水洗化をより一層促進するためには,市民の協力を得て,私道に公共下水道を布設することも有効な方策と考えられます。したがいまして,現在局内におきまして,私道内公共下水道制度の創設に向けて,対象とすべき私道の幅員,道路延長,対象戸数,地権者への対応など,基準の策定について検討を進めておりますので,これをできるだけ早期に完了させて,ことしの秋には制度を発足させたいと考えております。以上でございます。 ◎深瀬 環境保全局長 遊歩道の設置についてのご質問でございますが,遊歩道につきましては,緑豊かな自然とそこに点在するふるさとの史跡などを結び,設置しておりますが,多くの市民の方々に大変喜ばれておるところでございます。ご指摘のコースにつきましては,ご趣旨を踏まえまして,どのコースをどのように通ることが最もよいかなどについて現地を踏査いたしまして,さらには関係局とも協議を図りながら検討してまいりたいと存じます。  次に,現在ございます遊歩道のPRにつきましては,遊歩道ガイドマップによりコースの案内と,豊かな緑と由緒あるお寺さんとかお宮さん,あるいは自然と親しみ憩える場としてのふるさとの森などのコース沿いの名所を紹介しておるところでございます。ご提案の絵はがきにつきましては,今後の検討課題としてまいりたいと存じます。以上でございます。 ◎池田 教育長 初めに,日本民家園のガイドブック等の作成についてのご質問でございますが,日本民家園のガイドブックの作成につきましては,民家園には現在23軒の古民家などが復原されておりまして,学術的にも価値ある施設としてその機能を果たしておるところでございます。したがいまして,個々の古民家の持つ歴史的背景や建築的特徴などを広く市民に学習していただくためにも,易しく解説したガイドブックを作成してまいりたいと考えておるところでございます。  次に,川崎文化財読本についてでございますが,本書は市内に所在する古文書あるいは彫刻,絵画,史跡等の指定文化財や博物館施設などを市民にわかりやすく紹介する図書で,4月中には刊行できるよう,現在編集作業を進めておるところでございます。次に,文化財図鑑についてでございますが,本書は市内に所在する国あるいは県,市の指定文化財111件を学術的に解説する図書で,平成3年度の刊行を予定しております。また,それぞれの発行部数は1,000部程度を予定しておりますが,有償頒布や委託販売等を含めて,市民の方々が入手しやすい方法を検討してまいりたいと考えておるところでございます。  次に,向丘小学校の改築についてのご質問でございますが,向丘小学校の校舎は,昭和33年からの数次にわたる増築校舎でございますので,一部老朽化が進みまして,機能上,管理上支障が生じており,改築対象校として検討の時期に来ているものと考え,本年度は耐力度調査を実施いたしました。したがいまして,平成3年度につきましてはこの結果を踏まえ,引き続き調査してまいりたいと考えておるところでございます。以上でございます。 ◆前川清治 委員 それでは総務局長から,公文書の年号表記の実態についてお聞かせいただきました。この公文書の年号表記については,既に総務局長名と庶務課長名による2回の通知が出されておりますけれども,その中で市民向けの刊行物,パンフレット類の発行の際には,可能な限り元号と西暦を併記すると書かれております。その後,川崎市公用文に関する規程も改正されました。可能な限りではなくて,新年度からは厳格に実施されるように改めて通知を出し,会議を開いて徹底すべきと思いますが,伺っておきます。  次は下水道局長にお伺いをしたいと思います。私道への公共下水道の布設について,本年秋には制度を発足するとの答弁をいただきました。これは大変市民にとってうれしいことであります。そこでいま1つ,昨年度の決算審査特別委員会で,同じく水洗化普及率を高めるために札幌市の事例を挙げまして,助成金と貸付金制度の内容を改善することを質問いたしました。局内での検討とともに,関係局である土木局や清掃局などと十分協議して,改善へ向けて努力することを約束されておりますが,その後の検討内容と条例の改正及び実施時期について伺っておきます。  教育長に伺いました。日本民家園のカイドブックについては具体化されるということで,大変私もうれしいんですけれども,これまで文化財にかかわる「ふるさとかわさきめぐり」という,大変貴重なパンフレットというか冊子が出てまいりましたけれども,あれが途中でなくなったという経過もありますので,これはぜひ多くの市民に利用していただくということは文化を進める上でも非常に大事だと思いますので,そういう点については怠りのないように,1,000部というように限らないで,重版できるような体制も予算化しておいていただきたいと思います。  そこで,向丘小学校の改築計画についてお聞きしましたところ,改築対象校として耐力度調査も実施されたということであります。敷地に段差があって校舎と運動場が分離しているという,学校運営にとっては致命的な支障に及んでいます。新年度の調査では総合的に,私は周辺の土地事情も含めて抜本的な検討が必要だと思います。1年生になった本当にぴかぴかの子供たちがあっという間にもう6年生になってしまうというようなことであっては私はならないと思いますので,今年度はひとつぜひそういう立場からの具体的な取り組みをお願いしたいと思うんですが,お聞かせください。  それから環境保全局長,検討するということで,新しい遊歩道の誕生を期待したいと思いますが,これまではJR線からJR線へ,そして小田急線から小田急線へというようなつながり方で遊歩道の設置が行われたんですけれども,今度新しく私が提案したのは,JR線から今度新しく40年ぶりに開放される生田緑地というものを射程の中に入れて,小田急を結ぶという新しい提起ですので,積極的にひとつ対応して具体化していただくことをお願いしておきたいと思います。 ◎森 総務局長 年号併記に関する新年度の対応というふうなご質問でございますが,文書事務につきましてはそれぞれの市の機関が,文書の取扱規程あるいは公用文に関する規程などに従って事務処理を行っておりますけれども,年号併記の実施は全庁的な実施を図るために,どの機関も歩調を合わせるということが好ましいだろうと考えているわけでございます。また,役所言葉の見直しの実施に伴う印刷物の見直し等には,1年間の暫定期間を設けておりますので,このような点も考慮に入れていたわけでございます。したがいまして,新年度の刊行物,パンフレットの取り扱いにつきましては改めて全庁に通知を出すほか,会議の開催等によってその周知徹底を図ってまいりたい,そのように考えております。以上でございます。 ◎高橋 下水道局長 助成,貸付金制度についてのご質問でございますが,本市の水洗便所設備費にかかわる助成及び貸付金制度は昭和61年度に改定を行っておりますが,それ以後5年を経過して,工事費の単価も年々増高しております。したがいまして,本年度は平成2年度の助成及び貸付金の実績に基づきまして,実態を詳しく分析し,さらに他都市の例を参考にしながら制度の見直しを進めて,助成,貸付金制度の適正化を図り,市民の水洗化工事の促進に努めてまいりたいと考えております。なお,制度の改定につきましては関係局とも調整を図りながら,平成3年度中には改定案を策定するよう努力してまいりたいと思っております。以上でございます。 ◎池田 教育長 向丘小学校の改築についてのご質問でございますが,向丘小学校の敷地につきましては,校舎と運動場が離れていること,また,体育館とプールのある場所も校舎とは段差があるため,校舎,体育館,プールを個々に改築することは現在の敷地形態の中では大変難しい状況にございます。したがいまして,校舎改築につきましては耐力度調査の結果を踏まえ,現在の敷地の中で全体的な配置を考える方法や,現在校舎の上の方にあります運動場に隣接する土地等も考慮しながら,総合的な配置計画を考える方法も含めまして,今後関係機関,学校とも研究,協議してまいりたいと考えておるところでございます。以上でございます。 ◆前川清治 委員 総務局長,公用文の新しい取り組み伺いました。市長の施政方針の中では,市民に優しく,わかりやすい行政を推進していくということが強調されました。年号の表記について,元号と西暦を併記する取り組みも私はその1つではないかと思います。市民と行政を結ぶ刊行物やパンフレットについて,ぜひ新年度は答弁をいただきましたように通知を出し,会議を開いて周知徹底を図っていただきたい,そう思います。特に市長部局のみではなくて,教育委員会を初め関係機関等も含めて広く実施していくということが大変私は大事だと,そう思いますので,総務局だけではなくて,それ以外の取り組みについてもぜひ徹底していただくように,お願いをしておきたいと思います。  教育長に伺いました向丘小学校の改築計画ですけれども,答弁にありますように,抜本的なやはり取り組みがないと子供たちの教育環境が改善されないというのが実態であります。したがいまして,上の運動場に隣接する敷地等も射程に入れて具体化されるように,ぜひ検討を急いでもらいたい,お願いしておきたいと思います。  そこで,公共下水道の問題ですけれども,水洗化普及率をアップするための水洗トイレの設備費に係る助成金と貸付金制度の改定について,下水道局長の答弁では,新年度中に条例改正を含む改正案を検討する方向が明らかにされました。市民の暮らしと町づくりに重点を置いた施策展開が市長の施政方針で強調されております。この4月から下水道料金の改定が行われます。市民生活最優先の立場に立つとするならば,水洗化へ向けて助成金,貸付金の改正についても早期実施が私は必要だと思います。庶民にとって,取られるものは取られる,しかしそれに対して新しい対応が,充実が求められていると思います。  そこで最後に市長に伺いたいと思いますが,下水道局長も条例の改正をしたいというように述べておられますので,これは条例の改正とあわせて新年度中に私はやっぱり実施すべきだと,下水道の料金は上げるけれども,片方はまた1年延ばしと,こういうことがあってはならないと思います。内に厳しく,外に優しいという市政の展開をぜひ期待したいと思いますので,市長のお答えをいただきたいと思います。 ◎髙橋 市長 下水道の問題につきまして,局長がお答えしたとおりでございまして,3年度中なるべく早く実施するようにというご質問かと思いますが,お答えいたしましたとおり,これは条例案と申しましょうか,ご審議をいただくという必要があるものでございますので,ここでぜひご承認をちょうだいいたしまして,できるだけ早く実施をするということに努力をしたいと思いますので,ご理解いただきたいと思います。 ◆前川清治 委員 繰り返しお話をしましたように,条例の改正と予算の問題とはやはり背中合わせの状態で具体化するというように,私今の答弁で受けとめました。ぜひ市民の期待にこたえていただいて,文化のバロメーターである下水道が,いわば水洗化普及率が伸び悩んでいるという状況を十分お考えいただいて,具体化されることをお願いいたしまして,質問を終わります。 ○吉沢酉友 副委員長 お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが,ご異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉沢酉友 副委員長 ご異議なしと認めます。暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。                 午前11時49分休憩                 午後1時2分再開
    ○市村護郎 委員長 休憩前に引き続き,ただいまより委員会を再開いたします。引き続き発言を願います。 ◆雨笠裕治 委員 初めに都市整備局長さんでございますが,小田急線の柿生駅,読売ランド前駅臨時改札口についての質問させていただきましたが,ご答弁をいただきましたので結構でございます。最初に要望だけさせていただきますが,利用者の安全性,利便性を高めるための臨時改札口の終日開設については今までも鉄道事業者に申し入れをしてきていただいたと,小田急さんに対して。これを粘り強く引き続き働きかけていくと。それと同時に,神奈川県の鉄道輸送力増強促進会議を通して要望するということでございますので,粘り強くひとつ交渉していただきたいと思います。両駅ともこれからの町づくりのサブセンター機能を持っていく駅だと思いますので,一層のご努力をいただきたいと思います。  それでは質問に入らせていただきたいと思います。教育長さん。区政推進に対しまして髙橋市長は新たな努力をされ,次々に改革を進めておられます。そのご努力につきましては,行政手腕を含めましてすばらしいと思ってございます。そういう前提を踏まえまして教育長さんにお聞きをいたします。区民意識の高まりをさらに盛り上げるためにも,成人式を各区ごとに実施をすることによって,若い新成人の連帯感,さらには区民としての共存意識を高める必要があると思うわけでございます。さらにこの質問につきましては,先輩議員が熱心におやりになったことも含めて私は今回やらせていただいておるわけでございます。一連の流れの中で,今回特に髙橋市長が推進をされておられます区政推進の意義に関連をいたしまして,成人式のこの質問をさせていただいてございます。  私どもはよく北部の若者の意見を聞きますと,もっと会場が近ければと。会場さえ近ければ別にスターが来なくとも参加をしたいと。会場まで遠くて不便だ,という声を多く聞くわけでございます。そこでお聞きをしますが,北部に住む新成人の参加率が低いわけでございますが,各区ごとのこの際実現についてお答えをいただきたいと思います。以上です。 ◎池田 教育長 成人式の各区開催についてのご質問でございますが,平成3年1月に開催いたしました新成人の参加状況を見ますと,全市で51%の参加がございまして,そのうち北部の多摩,麻生,宮前区の平均参加率は46%でありまして,特に北部の参加率が低くないと考えておるところでございます。かつて昭和52年から54年の3年間に,中原,高津,多摩の3市民館と当時の産業文化会館で成人式を開催いたした経過がございますが,参加率は36%前後でございました。したがいまして,集会設備の状況や青年の興味,関心の動向など諸条件の変化にもよりますが,ここ10年間ほどは全市1ヵ所での開催が定着しておるのが現状でございますので,今後も現在の方法で開催してまいりたいと考えておるところでございます。以上でございます。 ◆雨笠裕治 委員 お答えをいただきました。教育長さん,今のお答えの中で全市で51%の参加があると。その中で北部,特に多摩,麻生,宮前区の平均の参加率は46%。これね,平均の数字から低いところ引いちゃったら比較にならないわけですよね。ですから,この数字については私ちょっと積算をしました。北部に住む新成人の参加率が特別低いような状況ではないとのご答弁。各区の参加率ですね,第1回,川崎,幸区63%。これに対しまして,第3回の高津,多摩,麻生は45%。約20%も開きがあるわけですよ,本当は,実質的には。そこで再度参加率についてはお聞きをしておきます。  さらに,1ヵ所の施設――教育文化会館の開催を見た場合に,1回目1,800人オーバー,収容人員からですね。2回目1,400人オーバー。さらに3回目は2,000人オーバー。収容率にも大変な問題があると思いますが,これもあわせてお聞きをいたします。  3点目といたしましては,今成人式のあり方自体の問題,つまり中身の問題でございます。タレントのみのために集まる風潮は,それ自身本来の成人式の持つ意味から外れていると思いますが,お答えをいただきます。以上です。 ◎池田 教育長 成人式についての幾つかのご質問でございますが,初めに成人式の各回ごとの参加率についてでございますが,その要因といたしましては,午前中の式典に参加し,午後から学校時代の同窓会とかあるいはグループ会など,友人と一緒に過ごすケースが多く見られております。したがいまして,午後の時間帯の参加率が低くなるものと考えておるところでございます。  次に収容人員についてでございますが,教育文化会館の定員は約2,000名でございますが,参加者は非常に行動が多種多様でございまして,待ち合わせ場所として利用したりあるいは友達と話をするなどして,ホールでの行事に参加してない者も見受けられるのが現状でございます。  次に成人式のあり方についてでございますが,現代の若者はリズム感やあるいは開放感のある音楽に強い興味がありまして,テレビや雑誌等と異なりまして,タレントのアクションを目の当たりに見ることによって若者同士の一体感が感じられるのも事実でございます。川崎市の成人式は昭和30年からさまざまの変遷を重ね開催しておりますが,現在のあり方にも一つの時代をつくっているのではなかろうかと考えているところでございます。今後はよりよい成人式を目指しまして,そのあり方についてさらに研究してまいりたいと考えておるところでございます。以上でございます。 ◆雨笠裕治 委員 お答えをいただいておるんですけれども,1点目の午後の時間帯の参加率が低くなるのは,午後を過ぎるともう同窓会などの方に意識が行ってしまうと。つまり式典に出ずに早く飲みに行こうやと,そういうお答えですよね。それならば教育長,第3回目の高津,多摩,麻生を午前中に持ってくれば参加率がよくなるとお考えなんですか。  さらに2点目の収容オーバーのお答えは,集まっても行事に参加していないと,こういうお答えですね。私毎回式典終わった後,中で入れなくて待っている,ロビーとかで集まっている方たちに必ずお話聞くんです。そのときに,どうせ満杯で座れないよと。遠くでタレント見るならばテレビで見れるから別に入らなくてもいいんだと。つまり,中に座席が確保できれば入りたいという気持ちがあるんですよ。  さらに3点目のお答えは,タレントを呼ぶことによって若者同士の一体感を,これを呼ぶということなんですけど,私はこれはただの人集めにすぎないんじゃないかなと思うんですね。成人式の意義を踏まえてこの3点,もう1度きちっとお答えをいただきたいと思います。 ◎池田 教育長 成人式についての幾つかのご質問でございますが,初めに3回目の式典でございますが,北部地区の高津とか多摩とか麻生地区の新成人を午前中にすることにつきましては,今後諸条件を考えまして検討させていただきたいと,このように考えておるところでございます。  次に,参加定数についてのご質問でございますが,成人式の参加数につきましては,先ほどもご答弁申し上げましたように多種多様のケースがございます。また,当日の天候等にも左右されるという流動的な面もございますので,今後成人式のよりよい参加ができるよう関係局とも十分検討させていただきたいと考えております。  次に,成人式の会の持ち方についてでございますが,平成2年度は第1部式典,それから第2部はアトラクションを実施してまいりましたが,来年度以降につきましてはアトラクション等の持ち方も含めまして,今後関係局とも十分検討させていただきたいと考えておるところでございます。以上でございます。 ◆雨笠裕治 委員 私今の最初の質問ですけれども,最初に質問させていただいたところで断っているはずなんですよね。北部地区の高津,多摩,麻生の新成人を午前にすることを考えてくれなんて言ったことはないんですよね。それをやってほんとに参加率が高くなるんですかということをお聞きしているんですね。ですから,そこについてはもう1度お聞かせをいただきたいと思います。  それから成人式の参加者数につきまして,多種多様なケースがあると。確かにそうだと思うんですね。ただ,オーバーしていることに対する対策はどうなんですかとお聞きしているんです。収容人員をはるかにオーバーしてて中に入りたくても入れないよと,こういう人たちがいると。で,実際に私はそういう意見を聞いていると,こういうことについてお答えをいただきたいということですから,これもきちっとお答えをいただきたいと思います。  それから,平成2年度の第1部式典,第2部アトラクションで実施してまいりましたが,次年度以降につきましてはアトラクション等の持ち方を含めまして今後関係局と検討させていただきたいと,どういうふうにこれ検討するんですか。これちょっと随分質問の答えになっていないんですよね。  教育長これちょっと3点目のアトラクションの関係申し上げますと,成人式の現在の状況をあらわす具体例として,参加をしてくださる新成人たちに私ども道でお聞きをするんですよ。ちょうど成人式の皆さんお通りになるところで私どもお祝いをしているもんですからね。お祝いといっても具体的に呼びかけているわけですけれども。その中で参加する皆さん方に,どこから来たんですかと,あなた何区ですかとお聞きしますよね。そうしますと,ことし最も多かったのは横浜ですと。それから港区というのが多いんですね。港区人口少なくなってきているんですけど,横浜市ですとか港区ですとか,他地域からの人も相当来ているわけですね。大体1割ぐらい来ているんじゃないかと。これは現実的に数字とったわけではないですが,こういったご意見は多かったです。なぜかと,タレントを見に来ているんですね,彼らは。それと同時に,同じ学校区で他地域から入っている方もいらっしゃるでしょう。そういう方が同窓会に集まるということもあると。しかし,本質的にはタレントを見に来ていると。入り口の受付は通らずに裏階段を上って入ってしまえば,何のチェックも受けずに通れるんですよ。これ実際私ことしは裏口から入りましたから,時間間に合わなくて。一緒に裏口から入ったら,こうやって手招きしているんですね,こっちこっちって。こっちから来れば受付通らなくて済むよと。  で,教育長これ質問は,それをチェックしろと言っているわけじゃないですよ,別に。裏口から入るのをチェックしてくださいと言っているわけじゃないです。これは裏を返せば,例えば横浜で好きなタレントが出演すればそっちを見に行ってしまうと。そんなところで他都市との熾烈なタレントの引き合い合戦をしてどうするのかなと思うんですね。これが果たして税金の効率的な使い方と,私は思いませんね。行政がタレントの熾烈な引き合い合戦をしている。今教育長こうやって首かしげられましたけれど,これも一つのあり方ですよ,本当に,見方としては。で,教育長これは3点目として,成人式はこのままで本当にいいのですかということを分区のことを含めてお答えください。以上です。 ◎池田 教育長 成人式につきましての再度のご質問でございますが,北部地区の新成人につきましては,諸条件と先ほども申し上げましたけれども,例えば交通上の問題あるいは服装の問題等いろいろございますので,そこいらも含めまして検討してまいりたいとこういうことでございます。  次に,参加収容につきましてでございますけれども,平均50%,少ないとき40何%ぐらい来ますとぎりぎりという感じを持っておりますけれども,先ほど天候の問題を申し上げましたんでございますけれども,少々オーバーしていることは事実でございますけれども,現在ずうっと長い間少しオーバーを承知の上で実施してきたということでございます。  次に会の持ち方でございますけれども,具体的には今音楽関係につきまして,若者向きの音楽関係をお呼びしてアトラクションをやっているわけでございます。例えば講演会をやるとかあるいはクラシックをやるとか,例えば文化庁の場合にはクラシックをやっておりますけど,いろいろ多種多様なアトラクションが考えられるところでありますので,これにつきまして今後検討していきたいと,このように申し上げたところでございます。以上でございます。 ◆雨笠裕治 委員 最初の参加率の問題,これについては私は実際問題として別な見方を持っているんですよ,教育長さん。これね,実際成人式の会場に向かう方たちの服装,年々すごくなってきていますね。男の子でもまるでスターばりの格好で来ますよ。でもそれが悪いことではないんですよ。彼らの世代反映を受けて,目立ちたいとか,高校を卒業して2年たってみんなと集まるときにちょっと格好つけたいよと。これ彼らのやっぱり気持ちなんです。で,特に女の子たちにとってみれば――最近男の子もそうですけれども,随分とそういうファッションショー的な感覚,彼ら持ってるんですね。おお随分いいの着てきたなとか,あなたこれこんな高いの,よくお母さん買ってくれたわねとか。そういう意識がある以上は,私はどんな設定をしてどんな講演会づくりをしたとしたって参加率は低くならない。むしろそういう背景を基本として人が減らないという前提に立って,それよりも区内に在住をしていらっしゃるすばらしい方いらっしゃいます。若者のほんとに気持ちを引きつけるような話をしてくださる方いらっしゃいます。そういう方たちをお招きして,成人の日の旅立ちに意義のある話をしてもらう。これね,区民意識を持つ大事な方向ですよ。市長が今頑張ってやっていらっしゃることの,その実を結ぶことに協力をできる将来に向けての人材を育てていく,最初の戸口で大事なことですよ。  それから2点目の参加者定数ですか,これあんまりオーバーしてないということで資料いただいてます。一番最初申し上げましたけれども,2,000名定員のところ3,748人,第1回目,1,800人オーバー。第2回目,参加者3,341人,1,400名オーバー。第3回,4,097名の参加,約2,097名のオーバー。教育長さんね,これオーバーして,中に入りたくても入れないという人がいるってさっき申し上げてますよね,それについてのお答えいただいてないじゃないですか。若干オーバーしているって,数字ですか。3回目の4,097名というのは2,000名の収容について倍以上ですよ。まあ,アトラクションの問題についてはちょっと市長さんの後ほどご見解を伺いたいと思いますので,この2点だけお聞かせください。  教育長さん,済みません。1点目は,分区に向けて意義ある講演会の内容の開催とか,こういうものについてどうお考えになるかということ。で,2点目はこの参加者定数について,現状はもうぱんぱんでしょうということです。 ◎池田 教育長 成人式につきましての再度のご質問ですけれども,先ほどもご答弁申し上げましたように,アトラクション関係につきまして,講演会だとか,あるいは音楽についても違う音楽がいいんじゃないかということがございますので,その内容につきましては例えば今ご指摘いただきましたように,講演会を開き有意義な講演をしていただくと,このようなことにつきましては今後検討してまいりたいと,このように考えておるところでございます。  それから次の参加者につきましては,先ほどもご答弁申し上げました。確かにオーバーしていることは承知しておるところでございます。今後はこの安全対策を十分にしていきたいと,このように考えております。以上でございます。 ◆雨笠裕治 委員 教育長ね,ちょっとらちが明かないんですね。ちょっと私の質問とやっぱりずれているんですよ。これは理事者側の方といろいろ諸準備をしていただいていろいろレクチャーをしていただきました。その中でもやっぱりかみ合わない,なぜかみ合わないか。みんなわかっているからなんですよ,本質的なところは。で,やらないからかみ合わないんですよ,やろうとしないから。教育長,これ最後にちょっと教育長には最後にお答えをいただきたいと思いますが,区ごとにやっていくつもりはないかどうか,これだけお聞かせください。 ◎池田 教育長 先ほどもご答弁申し上げましたように,昭和30年代からこの成人式をやっておりまして,ここ10年来産業文化会館1ヵ所で実施しておりますので,当面この産業文化会館1ヵ所で実施してまいりたい,このように考えておると。以上でございます。 ◆雨笠裕治 委員 最後って言いましたけど,最後になりません,ごめんなさい。川崎市の成人式,昭和30年からさまざまな変遷を重ねて開催をされておりますと。現在のあり方も一つの時代をつくっていると。でもね,もうそぐわないんですよ,教育長さん。私いろんなご意見いただいているんです,若い方たちから。それでもこれが7区全部でできない理由として,昭和30年からこれは一つの成人式のあり方だから変えられないという理由になるんですか。教育長さん,お答えいただけますか。 ◎池田 教育長 各区開催につきましては先ほどもご答弁申し上げましたように,いっとき4館で実施したこともございます。そして,ここ10年来は1館でやっているということ,それでさらにこれを続けていきたいと,こういうことでございます。 ◆雨笠裕治 委員 教育長さんね,過去これいただきまして,昭和52年から54年の3ヵ年に,中原,高津,多摩の3市民館と当時の産業文化会館で成人式を開催いたした経過ございましたと,参加率は36%でございました。52年から54年,3年間,切りかえましたよと言ってから3年間。たった3年間でそこの平均参加率を見てこの問題を今,当時とは違った今これをまた論じるんですか。ちょっとおかしいじゃありませんか。明確に,どうして成人式が7区で実施することが困難なのか,お答えをいただきます。 ◎池田 教育長 成人式のあり方につきましては,いろいろと私どもも他都市の状況も調査しておりますけれども,神奈川県におきましても横浜市もあれだけの人口の中でアリーナ1ヵ所で実施をしておりますし,県下で今各区開催している市はありませんで全部1ヵ所でやっている。それぞれ各都市でいろいろの事情によりまして実施しているところではなかろうかと考えておるところでございます。私どももこの問題につきましては常々検討しておりますけれども,当面この問題につきまして1ヵ所でやっていきたいと,このように考えているところでございます。 ◆雨笠裕治 委員 教育長,他都市の状況わかりました。他都市1ヵ所ずつやってると。で,川崎は今区民意識の高揚のために市長が先頭になって頑張っていらっしゃるんですよ。すばらしい活躍をされているんです。この時期に市長の政策がそうなっているときになぜ,市長が大きなくわを入れて種をまいたんですよ。そしてその実がなって花が咲くときに協力をいただかなければならない新成人たちのために,今何で教育長,川崎は7区でそれぞれで区民意識を盛り上げるために成人式を開くことはできないんですか。他都市の状況わかりました。1つ1つやってる。それ他都市努力が足りないんじゃないんですか。他都市今のままでいいと思っているんじゃないですか。もう1度市長,あっ,ごめんなさい,教育長,ご答弁いただきます。 ◎池田 教育長 各区で分散してやる方法も1つの方法であろうかと思いますし,川崎の同じ成人が同じところで1ヵ所にまとまってまた連帯意識を持つのも一つの意義あることだと,私はそう考えておるところでございます。以上でございます。 ◆雨笠裕治 委員 教育長,いろんな今議論をいただいたけれども,連帯感,そんなもの持てないでしょう,持てないからもっと持ってもらうためにということで私質問しているんですよ。これ申しわけないですけれども市長にお聞きをしたいんです。今度はほんとの市長さん,済みません,申しわけないです,ごめんなさい,先ほどは教育長さんとお名前間違えまして失礼申し上げました。市長さんにお答えをいただきたいと思うんですが,今の教育長さんとのやりとりをお聞きいただいていたと思うんです。市長のお考えになる成人式のあり方ですね。さらには,区政推進事業を展開していく上で,区政の活性化こそ重要な政策のかなめだと思うんですよ。意識の問題。21世紀を担う若者たちの二十歳のスタートに当たって,自分たちの住んでいる区で成人式を受けることは区民意識を持つ最初のスタートだと思うんです。大人の自覚を持つとき。市長,各区ごとの成人式実現にぜひご英断をいただきたいと思うんですが,ご見解をいただきます。 ◎髙橋 市長 先ほどからご質問と答弁をお聞きしておりまして,やはり教育長は教育長としての遺言があるようでございまして,なかなか譲らないと申しましょうか,信念を持って後の教育長さんにも引き継ぐような勢いでお話ございましたので。  これはご承知のとおり,形式的にはというよりも実質的も教育委員会と選管の方の主催ということになっておりまして,市長が議会で雨笠委員の方の質問にお答えをしたということが記録として残りますといかがなものかと思いますんで,はっきりとはなかなかお答えしにくい問題でございますけれども,やはり一長一短があるということは雨笠さんもご承知のとおりでございまして,教育長が申しているのは,やはり市民意識というのを高揚するためには1ヵ所に集まるということも意義があるんじゃないかと。それから雨笠委員が言われるのも区民意識というものの向上のためにはそれが必要じゃないかと,会場も無理じゃないかというふうなお話でございます。  これはどちらの言い分もごもっともでございまして,問題は会場がないということですけれども,その点はアリーナをつくりまして8,000人が集まるということで,2回ぐらいには分けられると思いますが。しかしそうなりましても,やっぱりその原点へ返るわけですね,市1ヵ所でやるのがいいのか区ごとにやるのがいいのかという。その質問の一番の本質的な問題が残るということになると思います。これは教育委員会もよほど討議をし,今までの経験を見たり他都市を見たりして,それで結論を得たようでございまして,私もそれに異議を唱えるわけにはまいりませんで,やはりこれからも教育委員会と選管のご意向を尊重するという立場にございます。  で,結論的に申し上げますと,やっぱり成人になられたお祝いをみんなでやってあげるということが,どのような形式がいいのか。1番は参加をしないとだめだと。まず出席することによって意義があるわけでございますから,出席を多くするためには必要なんだと。ただ今までの,場所をじゃ提供をしたら出席がいいかということになりますと,選挙の投票所も北の方も南と同じぐらいあるんですけれども,投票の結果はあんまり投票率北の方よくないんですよね。あれを見ましても,つまり市民意識という点においていかがなものかという,そういう批判もなきにしもあらずでございまして,私の選挙のときも北の方はすごく悪いようでございまして,南がいいと。  したがって,そうなったら市民意識をやっぱり高揚するためには,全市的な意識っていうのが必要じゃないかというそういう教育委員会の見解も一理はあるわけですね。ただ同時に,区っていうのは,私なんかも区が大事だということをずうっと唱えておりますから,そういう点から見ると雨笠さんのおっしゃったこともこれはもっともです。したがって,両方の長所短所比較をいたしまして,それで私はやっぱりお祝いをしていただく方に大勢参加をしていただくと。そして有意義な成人式として終わると,こういう大原則。そしてあとは形式の問題,会場の問題ですから,それに照らしておのずからどっちに決めるべきかということを教育委員会でも選管にもお決め願ったら,私はそれに従ってまいります,というふうにお答え申し上げたいと思います。以上でございます。 ◆雨笠裕治 委員 市長さん,お答えいただきました。市長さんの選挙ではそうだったのかもしれませんが,私が第1回目に選挙をさせていただきましたとき,麻生区は何と60%いっておりました。他区は56%平均でございました。それで市長さん,ごもっともでありますけれども,市長さんの場合は,選管に対してはなかなか物を言うということは,非常に私もお立場はわかるんです。ただ,先ほどから教育長さんとお話をしてきました,議論をさせていただきましたのは,今のあり方がそぐわないと。どうですか,タレントを呼ぶことが本当に啓蒙活動になりますか。それが何か区民意識を高揚することになりますか。私はならないと思います。これはその方々のとり方かもしれません。しかしながら私はそうは思われない。そして,市長も今おっしゃいました。有意義にすることが何より大切だと。私,本当にそのとおりだと思います。ですから有意義にしましょうと。そうすると今度は人が集まらないと。だけど今の,私は先ほどの議論から申し上げておりますけれども,今の若い子たちはファッションショー的な感覚を持っているから必ず集まります。参加率は低くはなりません。ですからご検討いただきたいと,こういうふうに申し上げてます。  それで,もしさまざまな経過を踏まえなけりゃいけないとするならば,ぜひこれから新成人を迎える方,それからもしくは新成人を迎え終わった方,二十歳に近い年齢の方たちにアンケートをとっていただきたい。これ市長にお伺いをして質問を終わりたいと思います。市長,いかがでしょうか。 ◎髙橋 市長 選挙も選管の方,一番専門でございますけれども,県会の場合も市会の場合も全市一緒と。それは指定都市以前の問題はそうでございました。それでそういう関係で,こういう問題についてもなるべくかえって1ヵ所で大勢の方が集まってやることがいいじゃないかというご意見の方が多かったようでございますが,現在は区単位でいろんな選出のされ方をしているという状況下にありますんで,直接洗礼を受けられる,そういうお立場から言いますと,やっぱりそれも大事じゃないかというご主張されるということも,私たちもそのお気持ちよくわかります。したがいまして,やっぱり成人の方が喜んで大勢参加していただいて有意義な成人式を迎えるという原則,これに照らして教育委員会の方はやはり結論を出していただきたいと。検討して結論を出していただきたい。教育長がどういう遺言を残すかわかりませんけれども,必ずしもそれにとらわれるとは思いませんので,十分ひとつそういう観点からやっていただきたいと思っております。以上です。 ◆雨笠裕治 委員 済みません,アンケートの問題,いかがでしょうか。 ◎髙橋 市長 アンケートの問題につきましても,これは市長部局で実施をするというような,そういう取り扱いでございませんで,これもまた教育長の方に相談をしましてというよりはそういうご希望があったということが今わかっておりますので,それも含めまして教育委員会が検討をしていくということになると思いますので,また来年をご期待いただきたいと思います。 ◆雨笠裕治 委員 来年があるかどうかわかりませんので。教育長,じゃ,アンケートについてはいかがでしょう,実施していただけますか。 ◎池田 教育長 成人式のアンケートの問題でございますけど,2,3年前に成人式の通知を出しましたときに,その裏に希望がありましたらお書きくださいという,こういうアンケートを出したわけでございます。そのときはほとんど回答がなかったという,こういうことがございまして,今後アンケートの形式等につきましてあるいは実施するかどうかにつきましても教育委員会内部で検討してまいりたいと,このように考えております。 ◆雨笠裕治 委員 教育長,終わりたいんですけどね。アンケート実施すると言ってください。それ,今までのやつアンケートじゃないですね,そんなのは。ご答弁できませんか。 ◎池田 教育長 先ほどもご答弁申し上げましたように,アンケートのことも実施するかどうかについても検討させていただきたい,このように考えております。 ◆雨笠裕治 委員 終わります。 ◆田中和徳 委員 私は,2期8年市会議員を務めさせていただいて,数々な貴重な体験をさせていただきました。私にとってこの議会が市会議員として最後の議会質問となりますので,数点,気にかかることを,バラエティーに富んでおりますけれどお尋ねをいたしますので,遺言という話もありましたけれど,ひとつよろしくお願いしたいと思います。  まず市長にお伺いします。市長の基本的政治姿勢についてでございますけれど,米ソ2大国の冷戦構造は,社会主義,共産主義国家群の体制の崩壊により解消されました。これからの政治家は,国,地方を問わず新しい政治理念をみずから確立して,人類発展のため与えられた職務に邁進をしていかなければなりません。特に激変の時代ゆえに,社会主義,共産主義に立脚した政治家は大変なご苦労があろうと存じます。先日の我が党の代表質問でも確認はさせていただきましたが,その答弁で市長は,自由経済,市場経済の功績を認め,我が国はこれからも今の体制を堅持すべきと述べておられます。これはマルクス・レーニン主義を基調とした今日までの社会主義,共産主義の否定とも受けとめられますが,そのように理解してよいのかお伺いします。  我が自由民主党は,それを党是として今日まで歩いてまいりましたし,国政を担当させていただいておりますが,市長も我が党の考え方に基本的に同調されるのか,自由民主党に対しての率直な感想もお聞かせをいただきたいと思います。  次に,保守,革新の踏み絵とも言うべき天皇制について,日の丸について,君が代について,日米安保体制について,現実に存在する今日,その姿を心からよしとされるのか,お尋ねをしたいと思います。  続きまして,湾岸戦争も一定の終結を見たわけでございますが,これからは真の恒久平和に向けて前進し,この戦争が歴史上最後の流血戦争となりますよう,私も心から念じる次第でございますが,今回の戦争の一番の被害者は,クウェート,イラクの罪のない一般国民であり,その戦争の被害の実情は極度にひどく,目を覆うばかりでございます。先般のソ連への医薬品の供与以上に緊急性があると思いますので,クウェート,イラクの善良な市民に対して人道的な立場から,義援金を広く募金をして送ったりあるいは品物を送るなどの考えはないのか,お伺いをしておきたいと思います。  次に,自衛隊についての認識についてですが,市長は先般の議会答弁で認めるとの見解を示されたように伺いました。また,本市が一朝有事の際は自衛隊の活動に期待される旨の発言もありました。しかし隊員の募集については検討すると言われましたが,その後どのように検討されたのか,結論は出てはいないと思いますけれど,お聞かせをいただきたいと思います。  次に,消費税を本市が平成元年4月1日の施行時よりこの考え方に反対して,消費者に転嫁せず本市財政で肩がわりをしてきた問題についてであります。本市の将来を考えるときに,今日の厳しくなりつつあります景気の動向や税収などを勘案すれば,法律を守るかどうかのことゆえに,市長は早急に決断をされるべきと考えております。だれでも税といえども出費につながることをよしとする人はいません。しかも法の遵守と納税ということになればいろいろと議論があり,国民1人1人の考えはありますけれど義務として受け取っていかなければならない問題でもあります。市が肩がわりをするから違法性がないとの考え方は,法の精神からすればだれが見ても問題が残ります。市長は議会答弁の中でもこの事情を認めながらも,国会の動向を見て政治的解決を図ると述べておられました。不幸にして国会の方は議論が進まず,幸か不幸か国民の中にはこの税が定着した感すら出てまいりました。歳入に消費税を転嫁した場合の本市の影響額は,平成元年が18億2,600万円,平成2年予想で19億3,100万円,平成3年度の予想が21億5,400万円で,日々年々巨額になりますし,本市の財政を圧迫することは必定であります。市長は決断のタイムリミットをどう考えておられるのかお伺いをいたします。  次に,都市計画法と公園に関してお尋ねをいたします。まず,本市の公園で未整備の公園はどの程度あるのか,都市計画決定をされた年度と整備率についてお伺いをいたします。お答えをください。  次に,川崎病院の改築についてでございます。さきの代表質問では,高等看護学院の用地は千年地内から幸区内に変更する考え方が示されました。また三田病院の廃院が決定し,明るい改善に向けても期待がされます。当然のことながら,改築に向けての障害が取り除かれるわけでございますから,改築に弾みがつくことになるわけでございますけれど,地元の住民は心配がここであります。それは,川崎市立体育館が主役を中原区に譲り,川崎球場も幸区にドーム球場計画が発表され,その主役の座を追われそうであります。そういう中に川崎病院も毎日の多数の診察や入院患者のことを勘案すれば,今日の場所では改築は無理で,新鶴見操車場などもっと立地条件のよい場所を求めて移転をするのではないかという声でございます。そこで伺いますが,川崎区民の強い要望であります市立川崎病院の改築は,現有敷地内で進める方針に変化はないのか,確認をさせていただきます。また,現有敷地で全面的な改築をするとなると,一方で診療を継続しながら工事を進めるということになりますが,当然高層化についても検討せざるを得ないものと考えます。改築に向けての全体構想をどのように考えておられるのか,今の時点についてお伺いをさせていただきたいと思います。  最後に,伊藤市長時代に1度議会で取り上げたことがあります,川崎市と千葉側を結ぶ東京湾横断鉄道構想であります。東京湾横断道路は川崎市側でも市民間に賛否両論あり,メリットの大きい千葉側に押し切られた感のある事業決定になりました。首都圏の将来を考えれば,この構想は近い将来,コストの安い大量輸送機関として現実の事業となってくるものと思われます。千葉側や国の中でも真剣な議論が始まりそうですが,また横断道路のときのように,事業が本市抜きで進展,決定して慌てた対応をするよりも,本市側で主導権をとっていくべきと思いますが,本市の考え方についてお伺いをしておきます。以上であります。 ◎髙橋 市長 幾つかのご質問にお答えをしたいと思います。まず最初は,経済体制とかあるいは自由民主党に対する考え方,天皇制,日の丸という,そういう問題でございますけれども,代表質問でもお答えをいたしましたとおりでございまして,我が国の経済体制がこれはどうであるかということを私の立場としては論ずる,そういう立場ではございません。ただ申し上げましたとおり,民主主義に基づく国民の自由と権利の保障された経済体制を維持していくと。これによってこれからも我が国の社会経済が繁栄し,さらに川崎市民の生活向上が図られることを望むということについては,申し上げたとおりでございます。  次に,自由民主党に対する感想でございますが,自由民主党だけではございませんで,日本の政治体制を支える公党につきまして,ここにその感想を述べるというそういう場ではないと考えますので,その点をひとつご理解を賜りたいと思います。  また,天皇制,日の丸,君が代,日米安保体制につきましては,ご承知のとおり我が国の戦後の歴史の中で現実に機能してきた事実を十分認識をしていかなければならないと考えておりますが,とりわけ地方自治体の長の立場といたしましては,そうした問題に対する川崎市民の考え方や意見などを尊重しながら市政を執行していく,市政の展開を図っていくと,これがよろしいのではないかと私は考えているところでございます。  第2点目は湾岸問題について,ソ連に医薬品を送ったけれども,同様の対応をするのかというお尋ねでございますけれども,ソ連への医薬品の緊急援助は,これも前申し上げましたんですが,3都市から具体的な品目についての指定を受けましての支援要請があったものでございます。今回の湾岸戦争とは大変状況が異なっておりますけれども,やはり同じような考えからですが,今後の推移を見きわめながら検討して,そういう方向に動くことがよろしいのではないかと現在考えておるところでございます。  3点目でございますが,自衛官の募集事務についてのお尋ねでございます。自衛隊についての合憲か違憲かという法的決着につきましては,これはご承知のとおり司法審査の範囲から除外をされまして,国民の政治的批判にまつべきであると判示をされておりますので,なかなかこの司法の段階では憲法の判断がされておらないという,難しい点がございます。したがいまして,私たちもこの点では大変現在の段階でも難しい問題で,合理的な根拠を見出すという状況の場合,判断の材料に欠いているわけでございますが,そういうことから,募集事務につきましてもなお少しの時間をいただいて,まだ結論に達しておりませんので内部で検討を続けさせていただきたいと存じます。  最後の4点目の消費税の転嫁の問題でございまして,これはやはり予算議会でございますんで,予算にも大変大きな影響を与えておりまして,具体的には,数字的にももう挙げられておる,大きな負担になっているわけでございます。昨年の第1回の市定例会におきましても,田中委員の方からお尋ねがございまして,私の気持ちも申し上げたとおりでございますんですが,そのときの状況と残念ながらまだ変わっておらないという状況でございます。ただ国におきましても,昨年の6月の26日に消費税問題も包括いたします税制問題等に関する両院合同協議会が発足いたしまして,協議をしておりまして,しかし,お話ございましたとおり合意を見ることができなかったという大変残念な状況にございまして,したがいましてこの消費税問題につきましては,両院合同協議会におきまして今後も合意形成に向けて議論がされるものと私は認識をいたしておりますので,一日も早い決着を願っているという心境でございます。以上でございます。 ◎深瀬 環境保全局長 公園の都市計画決定した年度と整備率についてのご質問でございますが,本市におきます都市計画法に基づき都市計画決定いたしました近隣以上の公園につきましては,戦前の昭和11年に決定されました川崎都市計画第1号富士見公園を初めといたしまして,現在までに35公園となっております。このうち整備が完了しております公園が26公園,これからも整備を必要とする公園といたしましては9公園となっており,その内訳といたしましては,昭和14年から昭和18年にかけて都市計画決定されたものが6公園,その後,昭和47年から昭和60年にかけて決定されたものが3公園となっております。  次に,公園の整備率についてでございますが,35公園の計画決定面積は約347ヘクタールで,都市公園として供用を開始しております面積は約247ヘクタールで,したがいまして整備率としては約71%となっております。以上でございます。 ◎井澤 衛生局長 市立川崎病院の改築は,現有敷地内で進める方針に変わりがないかとのご質問でございますが,これまで川崎病院を早期に改築を図るという観点から,ほかの場所に移築することにつきましても内部的に検討した経過がございます。しかしながら病院用地といたしましては,少なくとも現有地と同程度の面積が必要で,適当な用地が見当たらなかったことなどから,現在の位置で改築することを前提として計画を進めてまいりたいと考えております。  次に,川崎病院の改築におきます全体構想についてのご質問でございますが,改築に当たりましては,昭和50年に完成した1号病棟,1号館がございます。その1号館を除きまして順次改築を進めてまいりたいと考えております。この改築計画の中では,患者や職員の動線を短くし,効率性を確保する必要があることのほか,将来の建てかえを念頭に置いて考えてみますと,ある程度高層化を図らなければならないと思ってございます。そういう意味で,地元の方々の特段のご理解をいただかなければならないものと考えております。いずれにいたしましても,具体的なことにつきましては現在実施しております調査の結果を待って検討してまいりたいと存じます。以上でございます。 ◎西山 技監・都市整備局長 横断道路に鉄道を整備してはどうかというお尋ねでございますが,首都園における業務核都市として広域鉄道網の整備ということは重要なことと考えてございますが,現在工事を進めておられる横断道路には鉄道の計画が位置づけをされてございませんので,今後は国の動向等について注目してまいりたいと,このように考えてございます。以上でございます。 ◆田中和徳 委員 まず最初に,自衛隊のことを含めて,市長の基本的な政治姿勢についての質問についてでございますけれど,マルクス・レーニン主義を信じ,唯一の世界平和,人類の最終的な究極の理念として多くの人々に訴え実践をしてきた人々が,この思想は間違っていたと認め,体制の見直しを余儀なくされる今日の状況は,歴史上でも大変な時期を迎えていると思います。市長の答弁にも,現実を認めながらも,市長自身の今までの政治的なスタンスを考えますときに,複雑な心境がにじみ出たご答弁であったと思います。真に国民,市民を愛し,国を憂う者は,厳しい国際社会の現実を直視し,冷徹な分析と認識による確固たる対応が不可欠であります。我が自由民主党が絶対とは言いませんが,戦後我が国の政治は保革の対立の歴史でありましたが,一定の結論が出てまいったようであります。マルクス・レーニン主義を人類は見捨てたと私は思います。政治上,経済上,またはもろもろの政策や価値観の相違の溝はそういうことで埋まったように考えております。自民党も長洲知事候補を支持する時代であります。市長の今後の政治的にも影響することゆえに,保革の溝は埋まりつつあるという認識について,私はそう思っておりますけれど,市長に再度ご認識についてお伺いをしておきたいと思います。  消費税についてでございますけれど,政治的判断だけでは日々の市民生活をあずかる市長とすれば,問題が残るように思います。受益者の分まで市民が負担をしなければならない。特に工業用水のように企業が業務上利用しているものまで市民が負担することは,どうしても理解ができないことであります。国の動向を見ているうちに,平成3年度末までで59億1,100万円,約60億円もの数字が計上されることになります。この負担は,本市財政にも影響がないと言えばうそになりますし,財政当局者のお気持ちは大変なものがあろうと思いますが,平成3年もずっとこのまま国会が推移をする可能性もあるわけでございますけれど,市長はこの問題についてどう考えておられるのか,決断をしなければならないというお気持ちも当然出てくるだろうと思うわけでございますけれど,市長のお気持ちを確認をさせていただきたいと思っております。  続きまして,次に公園についてでございますけれど,未整備の公園が,ただいまの答弁と資料を拝見してその都市計画決定の時期に驚いているわけでございますけれど,未整備中公園のうち,昭和14年小田公園,昭和15年が夢見ヶ崎公園,昭和16年が等々力緑地,生田緑地,稲田公園,昭和18年が桜川公園と,ほとんど戦前の計画でございます。それを今取り組んでおるわけです。私にとって一番卑近な例を申し上げますけれど,昭和14年の都市計画決定がなされた小田公園は,ここで0.25ヘクタール,計画に沿って工場跡地を公園用地として買収をしております。しかし長い年月の間に,メーンの既に都市公園として利用されている部分との間に道路がありまして,車両も通っておりますし,しかも先般取得した0.25ヘクタールの間にも道路があって分断をされております。地元住民も今さら公園にするとは思っていませんので,川崎市は何を建築をするのだろうかと,しばしば問い合わせがあるのであります。ほかにもこのような事例があると思いますが,用地不足の時代,この市民の大切な財産である市有地を,国と協議をして市民が一番望んでいるコミュニティー施設などの建設用地に転用する手続を,都市計画決定されているんだからもう無理なんだよと,もう何度も繰り返して川崎市当局は述べてこられたわけでございますが,私も先日国の方にちょっと確認をさせていただきましたところ,ケース・バイ・ケースで,もう絶対そうだというもんでもないんだと,このようなニュアンスも受け取ってきたわけでございますけれど,何か国との協議はできないのか,ひとつお伺いをしておきたいと思うんです。また,都市計画決定をされたから仕方がないと,こういうことで用地を買収するということだけでは問題もありますし,激動の半世紀を経た今日,見直しを当然やはりしていかなければならないんじゃないかなと,こういうふうに考えますので,お答えをいただきたいと思っております。  続いて病院についてでございますけれど,現在地での改築を約束されたので,私自身ほっとしておるわけでございますが,高層の計画になるということになれば,当然地元の住民の方々へご協力もいただかなければならないことが多々あろうかと思いますので,できる限りひとつ中間的な報告でも結構ですから,ぜひひとつご説明をしていただいて,実行できるときにスピーディーに速やかに問題なくできるようにお願いをしておきたいと思います。これは要望でございます。  続きまして,最後の東京湾横断鉄道の件でございますけれど,一時期,市内の人口の房総半島への流出がある,このようなことも当然計算が出ておりますし,また川崎駅の一方ではターミナル化や,房総半島を川崎の経済圏に取り入れてヒンターランドの位置づけも可能になりますのでメリットもあるんだと,こういうことでもあります。羽田のアクセス構想もこれからの事業でございまして,一体として検討すべきじゃないのかなと,こういう気持ちがしてなりません。ぜひひとつこの点についても,国の動向をよくひとつ研究したり確認をさせていただくという答弁であったんですけれど,できれば少し積極的に調査などもしておくと,こういう姿勢が本市側にあるかないか,お答えをいただきたいと思っております。 ◎髙橋 市長 2点お答えをいたします。まず第1点目は政治理念についてのお尋ねかと思いますけれども,今日の日本の政治体制,とりわけ地方自治をめぐる状況というのは,基本的には官治集権という形から自治分権という方向に向かっているんじゃないかという認識をいたしております。そういう意味におきまして,従来の保革という政治競争から地域の個性と総合性の回復,これが目標に自治体としてなっておりまして,一番大事なのはやはり政策自立の競争で,どういう政策を立てて市民の方々のために行政を執行していくかということが一番の柱じゃないかというふうに認識をいたしておるところでございます。  第2点目の消費税問題でございますが,先ほどお答え申し上げましたとおり,中央の動きもやっぱり地方でいろいろの複雑な動向があるということで,早く言いますと困っているところもあるという認識は中央でもやっているようでございますので,その動きも見詰めてまいりたいと思いますけれども,同時に議会の方々,市民の代表としてのいろいろなご決議と申しましょうか,ご意向をお示しいただいておりますので,議会の方々ともご相談を申し上げまして,やはり中央と地方で市民の負担が大きくなるという問題の解消のためには,ある人はこれは消費税は廃止すべきだという議論と,それから続けるべき議論と両方あるわけですが,その中間の議論もございますし,あるいはその税制の大きな見直しの中でどのような展開を図るかという議論もなされているようでございますから,それを含めまして私たちも真剣に取り組んで,この消費税問題につきましては一日も早く重い負担,これを解消するために努力をしていきたいと思います。以上でございます。 ◎深瀬 環境保全局長 公園用地を他の公共施設用地に転用できないかとのご質問でございますけれども,都市計画法に基づきまして都市計画決定いたしました公園につきましては,これを他の公共施設に転用するということは大変困難なことと考えております。しかしながら,ご趣旨を踏まえ,また都市計画法及び都市公園法等を十分勘案いたしまして,今後の検討課題とさせていただきたいと存じます。  次に,都市計画公園の見直しについてのご質問でございますが,都市計画公園の見直しにつきましては,一般的には公園区域面積が従前の面積以上となり,かつ公園の機能を向上させる場合でないと,国あるいは県の認可を受けられないのが実情でございます。しかしながら,ご指摘の見直しにつきましては大変難しいこととは存じますが,今後検討してまいりたいと存じます。以上です。 ◎西山 技監・都市整備局長 横断道路へ鉄道というお尋ねでございますが,過去におけるメリット,デメリットということについて,ご指摘のようなことは十分考えられるかと思いますけれども,先ほどお答えいたしましたように広域鉄道網の整備ということは重要なことでもございますので,今後臨海部の再開発の問題等もございますので,また,先ほどお答えいたしましたように国の動向ということ等も見守りながら,今後の検討課題とさせていただきたいと思います。以上でございます。 ◆田中和徳 委員 市長のご答弁いただいて,大体私の考えと少し近いのかなと,こういう感じもさせていただいたわけでございますし,消費税の問題についても近々に解決をしなければいけない問題と,こういうことでご認識を強くしておられるようでございますし,ぜひひとつどちらを選ばれるにしても,一定の結論を市民の前に早くお示しをいただきたいと思っております。  続いて公園の問題なんですけれど,実は私もこの質問する前に全部の未整備公園を調べればよかったんですけれど,大変不勉強でございましてたまたま卑近な例で小田公園を申し上げたんでございますけれど,はっきり言いまして,ご存じのように今の先般取得された朝日クロームの方をとりあえずひとつご整備をいただくということで案を示していただいておりますけれど,道路が間に入って市民から見ればこちらの横にある大きな小田公園と合わせた形の中では何ともちぐはぐで利用勝手がよくないだろうと,こう思うわけでございます。それからもう一方の,後取得をされた方も今日そのままにして,地元の方がゲートボールにお使いいただいておりますのでそれはそれで結構ですけれど,最終的にどのような利用をしていくのかということになりますと,ちょっと相当考えさせられるケースだろうと思うんですね。ほかにも,戦前の計画をそのまま実行しようとすることになれば大変なことがあるのかなと,こう思っております。小田なんかでも,もし用地の面積だけを確保していこうというなら小田公園に隣接した場所がありますから,そちらの土地と換地をした方がより有効利用ができるのかなと,民間の土地の方との換地をですね。  それから,もし国との協議がうまくいくなら,小田地区では万という署名を添えて請願を議会にされて採択をされたケースもあるわけでございまして,できれば市長さんも約束をしておられるコミュニティー施設などにひとつ転用していただくと大変いいのかなと,こういうふうに思っておりますけれど,ぜひひとつそういう趣旨でぜひ国側でひとつ検討していただけるのかどうか,ちょっと最後にご確認をさせていただければと思っております。  それから東京湾の横断鉄道の件は,まさしくまだ海のものとも山のものともわからない中に議論をされていることですから,それ以上の答弁は難しかろうと思うんですけれど,どうしても東京と横浜という間に挟まれている川崎市の浮揚策を考えれば,何かやはり新しい一つの開発方法というものを考えていかなければならない。ただ他の都市がやったことを同じようにまねていっただけではなかなか難しいんではないかと思うんです。私もいろいろと勉強している中に,新宿が大きく発展をしたり,また渋谷,池袋が,さらには隣の横浜市が発展するということを考えるときに,どうしてもやはり乗りかえの駅という,ターミナル駅というんでしょうかね,そういうことがやはりどうしても必要なような気がするんです。房総半島というのは,川崎市域面積の約60倍くらいあるんでしょうかね,そういうことを考えると確かに安い土地を求め,利便性も高いものですから,そうなった場合はあちらに人口は移っていくでしょうけれど,再び川崎市の人口はまた回復すると思いますし,将来のヒンターランドというんでしょうか,商圏に組み込んだり,また乗りかえができるターミナル駅に川崎駅がなっていけば,東京にも横浜にも至近の場所ですから,大変私は川崎市にとっては夢のある構想だなと。ただ,千葉側にいつも威勢よくやられて,どちらかというとこっちが受け身でございますので,できればひとつ川崎市政の今後夢のある柱としてご推進をいただければありがたいと,こんなふうに思っているんでございます。市長さんにその点ひとつちょっと考えをお聞きをして,終わりにさせていただきたいと思うんでございますが,よろしくお願いします。 ◎髙橋 市長 臨海部の開発という問題につきましては,21世紀懇談会でもいろいろな提言がなされておりまして,方向といたしましてはいろいろ確認をいたしているところでございます。ほかの東京湾の臨海部の都市と比較をいたしますと,今ご指摘もございましたんですけれども,川崎の場合には何か特色があるようでない,つまり重工業地帯という形の定義だけで終わっているというところに問題があります。横浜の方はきちっと港もございますし工業地帯もあると,2つ抱えておりますし,東京にいたしましても今都議会で問題になっているようではございますけれども,ああいう開発もまだ残されている。千葉の方はあのように湾岸道路そして横断の道路,両方抱えましてこれからの開発に大変期待をされている。残されたのは,川崎は重工業地帯だけでよろしいのかという,そういう問題だと思います。  したがいまして,私たちもやはりそれでは困るという考え方でございますので,いろいろなご提言の趣旨を私たちも検討すると同時に,あそこに位置しておりますそれぞれの企業の方ともご相談をじっくりいたしまして,やっぱり研究開発型である場合にはそれなりに環境の整備というのが大変大事になってくるということがこれは論をまたないと思いますので,そういうためにもこれからはその開発に向かって,つまり向こう側からこっちに集まってくるほどの魅力のあるそういう場所にするという考え方をこれから展開をしていくために,いろいろの事業もやっていきたいと考えておりますので,また県の方に移られてもひとついろいろな観点からご指導,ご指摘をいただきたいと存じます。以上でございます。 ◎深瀬 環境保全局長 都市計画公園の変更についてでございますが,これまで県及び国へは何回もご相談といいますか,ご協議に行っておることは事実でございます。ただ,先ほど言いましたように面積が今までより大きいとか,公園機能の向上というところでなかなか協議が成立しないといいますか,そういうのが事実でございますけれども,これからも粘り強くご趣旨を踏まえて県及び国と対応してまいりたいと存じます。以上でございます。 ◆田中和徳 委員 終わりに川崎市政,川崎市議会の限りない発展を祈念して,私の質問を終わります。 ◆松島輝雄 委員 残らせていただく1人として,これから質問をさせていただきます。  3項目についてお願いをいたしますが,初めは小杉駅の南口再開発についてでありますが,この事業は昭和59年度より整備構想の作成さらには計画案の作成,地区再生計画作成,B調査,推進調査,測量委託,そして平成2年度においては推進調査ということで,今までに1億4,517万2,000円の事業費がつぎ込まれて,再開発事業の促進を図っているわけでございますが,現在までの進捗状況,問題点,さらには今後の見通しとスケジュール,さらには近隣商店街との話し合い,連携,さらに東横線の複々線化との兼ね合いについてお答えをいただきたいと思います。  次は私道の舗装の助成制度についてでありますが,長年の主張が実りまして新年度から地元の負担割合が今まで20%であったわけでありますが,これを全額公費で新設舗装すると。非常に喜ばしい,市の行政に対しての市民側に立った温かな行政であると,こういうことでいたく喜ばれているわけでありますが,本年度7,500万円が計上されているわけでございますが,この算出根拠についてお答えをいただきたいと思います。  最後は,本市に旅券事務所,パスポートの交付所の支所を誘致することについて,言うまでもなく国際化あるいは海外旅行ブーム,円高であるとか労働時間の短縮等の状況が相まって年々海外渡航者がふえていると,こういう状況の中で本市の市民の動向並びに旅券事務所を本市にも誘致すべきでなかろうか,このように考えますけれども,ご見解をお聞かせいただきたいと思います。以上であります。 ◎西山 技監・都市整備局長 小杉駅南口地区の再開発事業についての何点かのお尋ねでございますが,まず進捗状況ということのお尋ねでございますが,整備構想案に基づきましてこの地区の再開発を進めるということで,過年度に作成いたしました計画案をもとに,権利者で組織してございます小杉駅コアゾーン研究会というのがございまして,毎月1回の定例会合を行ってございます。また,関係行政機関とも協議を行い,基本計画案作成に向けて公共施設及び施設建築物の位置,規模等について現在検討を行っているところでございます。次に今後の見通し等についてのお尋ねでございますが,平成3年度は事業推進を図るとともに,環境影響評価等の調査を実施してまいりたいと考えてございます。その後都市計画決定の手続を進め,早期事業化を図ってまいりたいと考えてございます。  次に事業上の問題点というお尋ねでございますが,1つは東急東横線の複々線化と,こういう問題がございまして,これに伴う小杉駅の改良とこの再開発事業との整合性をどう図っていこうかということ。それから2つ目は,あそこに東京電力の中原変電所がございまして,この問題があると思います。それから3つ目には,再開発事業区域への取りつけ道路というふうに考えてございます。次は,周辺の方々のお話し合いということでございますが,昭和60年度に地元町内会や武蔵小杉駅周辺再開発協議会というのがございますが,ここと川崎市と3者で協議をいたしまして,先ほどご説明いたしました整備構想を作成をしてまいったわけでございます。この構想の中で,早期に整備をする必要があるということで位置づけられました小杉駅南口地区約3.1ヘクタールにつきまして,権利者の組織でありますコアゾーン研究会と現在基本計画案の検討を重ねているとこういう段階でございまして,周辺の方々へはこの検討の段階で節目ごとにご説明しながら,ご理解を得てまいりたいと考えてございます。東急の複々線化との兼ね合いというお尋ねでございますが,昨年東急の方から将来計画といいますか,複々線計画について協議がございまして,それにつきまして現在庁内で協議を進めていると,こういう段階でございます。以上でございます。 ◎佐藤 土木局長 私道舗装助成金についてのご質問でございますが,ご案内のようにこの制度は昭和48年度に発足をし,その後地元負担の軽減等を図る観点から,助成対象あるいは助成率などの改正を行ってきたところでございます。平成3年度からの制度の予算額の算定に当たりましては,過去の引き上げたときの状況等を参考にいたしまして,舗装を新設をする場合の助成率を5分の5に今度改めて引き上げることによります申請件数の増加につきましては,過去の実績なども考慮いたしまして予算を計上したものでございます。以上です。
    ◎小室 市長室長 本市に旅券事務所支所を誘致してはどうかというご質問でございますが,最近確かに我が国の国際化の進展とともに海外に出かける日本人の方々が年々急増しております。川崎市民の方も同様でございまして,ちなみに市民の旅券取得件数を見ましても昭和61年度に約3万9,000件であったものが,平成元年度には約6万2,000件となっておりまして,この3年間に約2万3,000件,59%の増加となっております。このような状況にありまして,現在神奈川県の旅券事務所は横浜市内とその県央支所が厚木市内に設置されておりますが,川崎市民にとりましては交通の乗り継ぎや遠距離等から時間がかかり不便であること,また,世界に開かれた国際交流都市を目指す川崎市にとって有意義な都市施設でもございますので,本市内に旅券事務所が設置されることは利便性や都市イメージの点から,大変望ましいことと考えます。元来旅券の交付事務は外務省に属しており,神奈川県は国の機関委任事務として行っておりますが,本市に旅券事務所支所を誘致するには,利用者の人数や事務所の立地条件,スペースなど難しい問題もあり当面厳しい状況でありますが,ご質問のご趣旨を踏まえまして神奈川県を初め関係機関と協議をし,あわせて要請もしてまいりたいと存じます。以上でございます。 ◆松島輝雄 委員 最初に小杉駅の再開発についてでありますが,問題点としては大きく3点あると,東横線の複々線化に伴う小杉駅の駅の改良の時期との整合性ということでしょうか。2番目が,東京電力の変電所の移設,地下化を含めての問題。3点は,開発地域への連絡道路の取りつけと,こういうことが明らかになっているわけでありますけれども,これらについてはどう具体的に話を関係者とされているのかですね,この見通しをお聞かせいただきたいんですね。もう何度も今までに取り上げさせていただきまして,川崎の中心的な副都心の立場にあるんだと,あるいは比較的3.1ヘクタールの地権者がわずか9人でいらっしゃるという中で,話し合いがしやすいでしょうと,まとまりやすいでしょうと。まさに今後再開発を進めていく上での進め方の,模範的な話し合いのまとめ方のモデルとしての実績をつくるべき地域ではなかろうかと,こういうような立場からも成り行きを見守っていると思うんです。そのわずか9人の地権者のお話し合いがなかなかまとまらない。もちろん川崎市もその中小企業会館等の所有者ということで入っているわけでありますので,どう市が牽引力,リーダーシップをとりながらまとめていくのか,一体いつまでにこれをまとめていくのか。平成3年度においては環境影響の調査をしたいと,アセスをしたいと,こういうところまでこぎつけたいという先ほどお話があったわけですが,今年度の8,983万の予算というのはそういうことを含めた計上だと思うんですが,その内訳と先ほど局長がお答えいただきました問題点への積極的な取り組みをですね,こうしたいんだという具体策をぜひお聞かせいただきたいと思うんです。  それから土木局長から私道舗装の助成制度について,7,500万円は過去の実績でありますと,こういうお答えをいただいたわけであります。過去の実績をいただきますと,過去5年間,最近ですと58件で約6,500万円の――これ5分の4の時点,ということは8,100万円の工事費がかかったけれども,その5分の4ですから6,500万円ですということになりますと,今度100%川崎市負担ということになりますと,7,500万円ではちょっと不足をするんではなかろうかと,こういうことですね。この点が,一番私が心配していますのは,今までは地元の負担が20%あったということで,いろんな権利関係の中で話がまとまらないということであったわけです。今度は,地権者の承諾さえあれば――もちろん条件としては幅員が1.8メートル以上であるとか,行きどまりでも5世帯以上であると条件ありますが,家が建っているからには建築基準法をほとんど満たしているという前提の中でいたしますと,地元負担がないということで,これは一挙に市民の要望が私は噴き出してくるんではなかろうかと。  こういうことで全市に対象私道がどのくらいあって,箇所と面積とメートルがあって,そこから逆算して7,500万になったんですと,こういうことであれば私は納得もさせていただくんですけれども,ちなみに平成2年度の私道舗装をした場合は,3メートルの幅員で1メートルL型側溝をつけてやりますと,これが消費税込みで3万5,638円だと。そうしますと,これを7,500万を割り返ししますと2,104メートル分の工事費ということになるわけでございますけれども,砂利道というのは私も長い間経験があるわけですが,雨が降れば田んぼのようにぬかってしまう。また,晴れればそれこそほこりで窓もあけていられないと,本当に難儀をしているわけでございますが,それが今回は地元の負担がなしで一挙に解決,この市民要望におこたえいただいたということは本当に高く評価されているわけでありますけれども,7,500万で十分なのかどうなのかということを再度,もし足りなくなった場合は市民要望におこたえしていただけるのかどうかと,ここをお聞かせいただきたいわけですので,再度お願いしたいと思います。  それから本市内にパスポートの交付所,発給所をぜひお願いしたいということにつきまして,市長室長の方から世界に開かれた国際都市として有意義な都市施設であると,また,利便性や都市イメージからも大変望ましいと,こういう前向きな,積極的なご答弁をいただいたわけであります。確かに,ここ過去5年の川崎市民の交付件数を見ましても6万2,000件と,神奈川県で交付するうちの15.1%が川崎市民であると,こういう中で申請から交付までに要する期間といえば大体10から11日,そして交付を受けるために事務所に出かける回数は申請時と交付時の2回であると。まさに1日がかりというかこういう状態の中で,これは都道府県の国からの機関委任事務ということでありますが,ぜひとも川崎市民,100万都市ですので川崎市内にこのパスポートの交付場所があれば,どれほど川崎市民が便利であるかわからない。こういうことで室長さんもその意義は認められておりますので,ぜひとも関係機関に積極的な働きかけをして,一日も早い設置をお願いしておきたいと思います。これは結構です。 ◎西山 技監・都市整備局長 小杉駅の南口の再開発についての問題点の対応策の見通しというお尋ねでございますが,1つは先ほどお答えいたしましたように東横線の複々線との問題がございます。実は,地元の方が,東横線の現在土で盛っているといいますか,構造になっているわけでございますけれども,これを高架構造にしてほしいというような,当初計画を立てた段階で強いご要望があったわけですけれども,複々線化することによってこの東横線は高架構造になるということで,地元の期待といいますか,願いどおりの構造にはなってまいると,こういう1つ利点がございます。そういう中で,これを挟んでの再開発ということですので,いわゆる施設建築物の計画を駅というものをある程度前提としながら計画を進めてまいるわけですので,この鉄道の計画と再開発の施設計画の調整,それから事業の調整と,こういうようなことを今後進めていかなければならないわけでございます。  また,変電所につきましては当初いろいろご議論あったわけですけれども,技術的には地下化とかコンパクト,いわゆる小さくするというようなことはある程度可能だというような検討結果も出てございまして,これは地元の方も当初からそういうお願いといいますか,お考えを持っておられておる。そういうことで,研究会の中には権利者として鉄道関係の方それから電力関係の方も当然入っておられるわけですので,条件的には皆さん一応考え方はまとまっているわけですので,早い機会にこれに対しての計画はまとめてまいれるんではないかというふうに考えてございます。  次に,3年度の調査の内訳というお尋ねでございますが,環境影響評価の調査それから市街地再開発事業の推進業務,測量調査などを予定をしてございます。以上でございます。 ◎佐藤 土木局長 制度改正により予算額の不足が生じた場合の対応についてのお尋ねでございますが,市民の方々の要望を取り入れるためにも,関係局と協議を行い,対応してまいりたいと考えております。以上でございます。 ◆松島輝雄 委員 わかりました。私道の舗装助成につきましては,ただいま土木局長さんからお答えいただいたように,市民の要望に期待を裏切ることなく関係局と協議をするということですので,市長さん,担当助役さん,また企画財政局長さんも今のご答弁をお聞きいただいているわけですので,よろしく対応をお願いしたいと思います。以上で終わります。 ◆飯塚双葉 委員 それでは環境保全局長に,川崎南部に釣り堀池の要望をしたいと思います。大師公園は5ヵ年計画の整備がこの3月で終了しますが,かつて大師公園に池がありまして,大人も子供もその池で大変楽しんでいたということで,これがなくなって5年がたちました。川崎の南部の地域に釣り堀池が欲しいという強い要望があります。東京の大田区の六郷橋の上流の河川敷の中に砂場がありまして,そこに水路を利用した調整池というのがあって,実質的にはそこが釣り池になっております。川崎からも大勢の釣り愛好家の人たちが楽しんでおりまして,大田区も私が調べたところによりますと毎年そこに魚を放っておりまして,管理をしていると聞いております。このような釣り池を川崎南部の地域に適切な場所を見つけていただいてぜひつくっていただきたいということで,今回は要望をさせていただきたいと思います。  次は,ホームヘルパー制度について民生局長にお伺いをします。現在ホームヘルパーの登録人員は昨年の末で1,002人,まあ活動ヘルパーは555人ということですが,介護を必要とするお年寄りや家庭がふえていると思われますが,対応は十分なのでしょうか,お伺いをします。次はヘルパーの待遇についてですが,90年度の待遇については家事サービスで780円,それが新年度には1時間870円,介護サービスは1,150円が1,300円ということで引き上げられました。まあ身分の保障が,待遇として引き上げられておりますが,身分保障というのがどのようになっているのかをお尋ねをします。昨年の4月から12月末まで,新規に登録をしたヘルパーが251人です。そのうち登録を辞退した方が73人,29%の方がヘルパーをやめております。その主な原因についてお伺いをします。まあ重介護が求められているケースも多くなってきていますが,ヘルパーの介護技術がこれに見合ったものになっておりますか,お聞きをしておきます。  次は,市民局長にお伺いをします。不時の出費で医療費や差額ベッド代,こういうものの支払いが大変多額になって生活に支障を来す場合や,それから支払う能力がないという,まあその支払い能力を超える場合があります。この対応が求められております。このように予期をせぬ出費に対して低利な貸付金の制度が望まれておりますが,どのような方法があるかお伺いをします。また,定年退職をされた方や配偶者が病気になったためにやむを得ず退職をした,こういう人たちに対しても対策がありますか,お聞きをしておきます。以上です。 ◎川崎 民生局長 ホームヘルプ事業についての幾つかのご質問でございますが,初めに対応についてでございますが,現在ホームヘルプ事業の利用者数から見ますと,活動している登録ヘルパーの約同数の560世帯がその派遣を受けておりますので,当面のところ対応がとれているものと考えております。しかしながら,今後見込まれる利用者の増加に対しましては,基本的には活動していただく登録者を多く確保する必要がありますので,登録者の中の活動していない方や活動回数の少ない方の稼働率を高めていくとともに,広報活動による募集や登録ヘルパーの処遇改善を図ることによってその確保に努めてまいりたいと存じます。  次に身分保障についてでございますが,ホームヘルプ事業の適切な運営のためには,サービスの提供に当たる登録ヘルパーが安心して活動できるよう条件整備を図ることが必要と考えておりますので,万一の事故に備えるため総合保障保険に加入するとともに,定期健康診断による健康管理を行っております。次に辞退についてでございますが,主な理由といたしましては,1つには,本人が病気のため活動ができなくなったこと。2つには,自分の親など家族を介護する必要が出てきたこと。3つには,夫の仕事の都合で市外に転出することになったこと。4つには,本人が高齢となり活動を辞退したことなどが挙げられます。  次に介護技術についてでございますが,ご指摘のように,重介護のケースも含めまして,寝たきりや痴呆性などの要介護老人の介護ニーズはますます複雑多様化してくると考えられます。ヘルパーがこれらの介護ニーズに応じた適切なサービスの提供ができるよう,登録時の研修を初め,家庭看護技術講習会の実施,処遇困難ケースの検討会の開催などを通じまして介護技術の向上に努めているところでございます。以上でございます。 ◎山口 市民局長 不時の医療費等の出費に対する貸付金制度についてのご質問でございますけれども,医療費等の貸し付けにつきましては,川崎市勤労者生活資金貸付制度がございます。この制度は勤労者の生活の向上と安定を図ることを目的としたものでございまして,対象者は市内在住,在勤の勤労者で,信用保証機関の保証が受けられることが条件となっております。貸付限度額は50万円以上200万円以内で,返済は元利均等払いの割賦返済で,ボーナスの払いも併用できることとなっております。現在の貸付利率は年率7.12%でございます。なお,この制度は,前段にも申し上げましたが,対象が市内在住,在勤勤労者,被雇用者となっておりますので,したがいまして,定年退職者等は含んでおりませんので,ご理解をいただきたいと存じます。以上でございます。 ◆飯塚双葉 委員 それでは民生局長に,ホームヘルパー事業について再度お伺いをします。ホームヘルパーの人材確保についてですが,当面は現状で対応ができるということですが,登録をしても活動をしていない人が約半分おります。それからやめる人がいる。こういう状況の中で今後ますます利用者がふえるというふうに思われます。現在でもヘルパーの派遣をお願いしても人手がなくて来てもらえないという方が何人か聞いておりますし,またヘルパーさんからも,行きたくても人手がなくて行かれないんですよという話も聞いております。そういう点で国の高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略というのが示されておりまして,2000年までに10万人のヘルパーを充足をしていく計画になっておりますが,これに対応する本市の計画はどうなっていますか。確保の見通しについてもお伺いをします。  次にヘルパーの身分保障ですが,保障として健康診断と事故に対応する総合保障保険に加入をしているということですけれども,現在はヘルパーの登録をやめたときにも何の保障もないという状況です。登録制というのはパート方式ということで,定着は難しいというふうに思います。大阪の堺市というところでは登録ヘルパーが恒常的に働くということで,週3日福祉事務所に勤務する,市の準職員にするということが報道されておりました。人材確保とそして定着,そしてさらに技術を向上させていくという上からも積極的な対策が必要と思われますが,どのようなお考えがあるのか,お伺いをします。  次は,医療費などで多額な出費の際に,川崎市内の在勤在住の勤労者には勤労者生活資金貸付制度というのがあって利用ができるということですが,そういうことを今市民局長さんからお答えをいただきましたが,定年退職者は含まれていないということです。そこで民生局長にお伺いをしますが,退職者や年金生活者に対する医療費等の支払いに困っている人たちに対する救済方法,まあ低利な貸し付けなどについてお聞きをしておきます。以上です。 ◎川崎 民生局長 まず,ホームヘルプ事業についての再度のご質問でございますが,まず計画につきましては,ホームヘルプ事業の利用者の増加に対応するため,平成5年度までの計画といたしまして登録ヘルパー2,200名の確保を目標としておりますが,利用者の2倍程度を確保すれば適切なサービスの提供ができるものと想定したものでございます。計画の達成のため活動費の増額による処遇改善を行うとともに,市政だよりや新聞広告などの広報活動による募集を行うなど,現在その確保に向け取り組んでいるところでございます。  次に身分保障についてでございますが,登録制度につきましては,一般の主婦などが活動可能な曜日,時間帯などを登録し,その条件に見合う場合に活動することになっておりますので,登録者が都合に合わせて活動ができることもございまして,多くの方に参加していただいているところでございます。また,多くの登録ヘルパーを確保し活動に参加していただくため,活動費の増額など処遇の改善に努めております。今後利用者の増加に対応した安定的なサービスの提供を行うためには人材の確保が不可欠となっておりますが,広く活動できる方を確保する観点から,現行の時間単位の活動のほかに,処遇面で保障された半日あるいは1日単位で活動する多様な形態のヘルパーの導入も考えられますので,検討してまいりたいと存じます。  次に,医療費等に対する貸付制度についてのご質問でございますが,貸付制度といたしましては,現在川崎市社会福祉協議会におきまして,低所得世帯,高齢者世帯等に対し実施しております生活福祉資金貸付制度がございます。この制度は,負傷または疾病の療養に必要な経費として1世帯48万円以内の療養資金と,さらに療養中の生活費といたしまして月額8万8,000円以内の生活資金を合わせて借りられる制度でございます。なお,この貸付制度には所得制限が定められておりますが,高齢者世帯におけるこの制限は比較的緩やかでございますので,多くの方々がご活用いただけるものと存じます。以上でございます。 ◆飯塚双葉 委員 それぞれご答弁をいただきました。民生局長にホームヘルパーの仕事についてですが,相手方から高齢者や障害者であるということで経済的な問題や家庭の悩みやそれから体調など,本当にあらゆる要求やお話が持ち込まれているというふうに思います。在宅福祉というのは公的責任でやらなければならない大事な仕事だと思っております。処遇面で保障された半日または1日単位のヘルパーの導入を新年度に実現されるよう検討されるということですので,これは期待をしておきます。  低所得者や退職者に対しての医療費や生活資金の貸付制度についてですが,今お答えをいただき,負傷または疾病の療養に必要な経費として1世帯48万円以内の療養資金と療養中の生活費につき8万8,000円,合わせて56万8,000円が借りられるという制度がお示しをいただきました。まあ所得制限があると言われておりますけれども,このたびこの問題を調査をした中で,年収約800万円までの人がこの対象になるということです。退職後の収入で800万円というと勤労者の平均収入よりも多いのではないかというふうに思います。ほとんどの人がこういう療養資金というのが借りられるということがわかったわけですが,こういう制度があるということを知らない人がたくさんいるのではないかと思います。私もこの問題を取り上げまして,関係局の幹部の皆さん,課長さんなんかと話し合いをする中でこういうことが明らかになったというそういう状況です。一般市民がなかなか知らない。私も相談を受けましたけれども,いろいろ調査をしてもなかなかわからなかったということです。こういう困っている人たちに対して市民に優しくわかりやすい市政の立場,これを積極的にお示しをくださるよう要望をして質問を終わります。 ○市村護郎 委員長 お諮りいたします。暫時休憩いたしたいと思いますが,ご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○市村護郎 委員長 ご異議なしと認めます。およそ30分休憩いたします。                 午後2時49分休憩                 午後3時20分再開 ○市村護郎 委員長 休憩前に引き続き,ただいまより委員会を再開いたします。引き続き発言を願います。 ◆原修一 委員 まず初めに,市民に対しての情報公開,情報提供についてであります。ことしの予算にも新規事業さらには継続事業と盛り込まれております。特に市長は,施政方針の中にもありますように,市民に優しい,わかりやすい行政の推進とあります。これは休憩前の質問にも,優しい,わかりやすい市政を求める質問がありました。私は総括的にこの優しい,わかりやすい行政の推進について,中身,具体性について伺います。  市長は,施政方針の中で,わかりやすい行政とは,局相互の役割分担を明確にし,それぞれの局が市民に具体的でわかりやすい目標を示し,その着実な達成を図り,その成果を市民の前に明らかにしていくとのことであります。どのような形で市民の前に明らかにしていくのか。今までの今日までの違いと申しましょうか,具体的に伺います。  2つ目は,市政資料コーナー,市政情報コーナーの設置についてであります。これは昨年の予算委員会で,市の考え方,第3庁舎の取り組みについて質問をさせていただきました。当時髙橋市長さんは,ご答弁の中で,第3庁舎の中に1フロアと申しましょうか,相当大きい場所をとりまして,各区役所あるいは必要な箇所とのネットワーク化を図って,そして現在の高度情報化社会に対応できるシステムづくりを検討したいということでした。その後の本市の取り組み,第3庁舎への配置については具体的にどうなのか。どの程度の規模,内容を考えているのか,伺います。一般市民向けはもとより,市職員のためのコーナー設置はどう考えているのか,見解も伺っておきます。この市政資料コーナーの基本的な考え,スタンスについて詳細に伺っておきます。  最後は,川崎市の目玉事業であります法政グラウンド跡地利用計画,国際交流センター建設事業についてであります。これは総事業費約195億円。今年度の予算を見ますと,用地買収,工事費を含めて約145億円。超ビッグプロジェクトの,いわゆる事業のスタートの年であります。この点につきましては事前に何点か伺いました。運営主体,事業主体,今後のスケジュール,細かいことでは外国人の宿泊施設,国際会議場等々何点かにわたって伺いましたが,つまるところ,具体的な内容はいまだに検討中ということでありました。これは完成目途が平成5年度内と決め,まさにことしから着工が始まるには私は余りにもお粗末であると,まず指摘をしておきます。特に今回の進め方は異例とも思います。基本設計,実施設計から着工まで一気に行う手法でありまして,これから住民合意を得ながら当然進めていくわけでございますが,大変気になるところでもあります。事前の調査の中でもよく内容がつかめませんでした。これは当初企画調整局でまとめた基本構想があり,その後市民局へ所管が移管いたしました。この国際交流センターの全体像を果たして市民局が本当に把握しているのどうか,大変疑問に思うのです。そこで,確認を含めて何点か伺いたいと思います。  この国際交流センター構想がスタートしたときに,当時の市長さんもまた担当局も,これは全庁的なプロジェクトとしてこの国際交流センター建設とさらには周辺の環境整備を同じレベルで取り組んでいくと,こんなようなことでのスタートでありました。地元説明会,さらには今までの議会でもいろいろと議論があったところであります。そこでお伺いいたしますが,この事業が完成するいわゆる平成5年度,平成6年3月までに周辺の道路整備,さらには周辺の町づくりについては今の検討委員会でどう考えているのか。何か考えがあるのかどうか,そこらをひとつ詳細に示してください。特にあの周辺は浸水重点地区であります。あの敷地は約1.5ヘクタール,それに対する雨水対策も当然講じるべきと思いますが,ここらの取り組みについても伺っておきます。  最後に,前段申し上げました,いわゆる地域住民との合意の中で事業を進めていくということですが,ここらはどういうふうに今後展開していくのか,そこらもひとつ伺っておきます。以上です。 ◎髙橋 市長 ご質問ございました,市民に優しい,わかりやすいという行政は具体的にはどのようなものかという,そういうご質問でございますけれども,まあ地球に優しいとかいろんな表現が今優しいという言葉で言われておりますが,やっぱり優しいということは容易ということではなしに,温かいという気持ちをこのごろ言い始めるときに,優しい,市民に優しいという形で表現しているというふうに私たちも理解しているわけでございますが,施政方針の中で特に強調いたしましたのは,開かれた市政の確立ということで,まあ大きな柱といたしましては市民自治都市づくりという柱の中の3点目でございますんですけれども,まあご質問,前にも出ましたんですけれども,言葉の表現等の問題でもなるべくわかりやすくというそういうお話もございましたので,それはそれなりに努力をする必要があると思いますが,組織的に申し上げますと,やっぱり区役所等が拠点になりますので,直接市民と接触をするというそういう場所は,市民の方々,区民の方々が戸惑いをしないという第1段目のところで,具体的な形で本当に形の上からもわかっていただけるという,そういう努力をする必要があるんじゃないかと。  今考えておりますのは,ご案内の人を1人ベテランをつけるということもありますけれども,特別やはりその窓口の方には,服装等につきましても川崎市の職員の方の服装というのは一応あるわけでございますけれども,それもやっぱり新しい服装と言いますか,しっかりした服装と申しましょうか,いろいろな銀行とか各商店なんかでもきちっとした服装で感じがいいと申しましょうか,そういう服装がやっぱり好まれておりますし,一番先に,やっぱり形の上からもそういう,ほかの部署はまあお金もかかりますから別ですけれども,そういう一番最初に接触を多くするというところには,そういう服装もやっぱりちょっとお金かかっても意識的にやっていくということが大事じゃないかというふうに,具体的な事例の1つとして申し上げたいと思います。  あと2点目は,広報活動が大変大事なんですが,今移動市役所というのをやっておりますけれども,まあ毎回おいでになる方が決まっているような方がおいでになりまして,それも数におきましても割合に区ごとに多いとき少ないとき,平均しますとそう大きな数ではないと。したがって,それよりはやっぱり市政モニターなんかに携わって広報活動をやっていただいている方々,あるいは区民懇話会なんかでいろいろ懇談をやっている方々,あるいは区の推進会議に参加している方々を対象に,私たちの方で今考えていますこと,それからそちらの皆さんがお考えになっていることを交流するというような,そこで対話をして,そして移動市役所の形をそういう形に改めていくと。なるべく大勢の方々に,しかも市の行政に対しまして相当関心をお持ちになっている方々,その方々が代表してお話をしていただく。その場合には,お時間が許されますならば議員の方々にもご参加をいただいて,お互い同士ご意見を交換していただいて,区民の方々のお持ちになっているご要請というのをじかにお聞きすると。それからこちらの方もそれにおこたえをすると。それからこちらが考えていることをPRもさせていただくという,そういう本当に直接対話というふうな形をとった方がよろしいんじゃないかというようにも考えているわけでございます。まだ幾つかございますけれども,時間もございませんので,2つだけの例で申し上げましたので,ご理解いただきたいと思います。以上です。 ◎山口 市民局長 2点につきましてのお尋ねでございますが,初めに市政情報センターのご質問についてお答えを申し上げます。第3庁舎に予定しております市政情報センターは,仮称川崎市情報プラザということで,市民の情報ニーズにこたえるために,市民生活情報を中心に提供できるようただいま検討中でございます。その検討内容でございますが,第3庁舎の2階のオープンスペース,約270平方メートルになりますが,ここで市政資料コーナーなりあるいはビデオコーナーなど7つ程度のコーナーを考えているところでございます。また,市政情報提供のためのシステム開発につきましては,現在ニューメディアとしてキャプテンシステムや文字放送による情報提供を行っておりますが,さらに一歩進めまして,新しいメディアの選択とあわせまして,区役所など必要な箇所とのネットワーク化のためのシステム開発について検討をしてまいりたいと存じます。  次に,職員の自主的研究の場についてのご質問でございますが,この仮称川崎市情報プラザとも関連がございますが,専用スペースを確保しましてその充実に努めてまいりたいと考えております。  次に,仮称川崎市国際交流センター建設事業についての幾つかのご質問でございますが,まず周辺の町づくりと道路整備のスケジュールでございますが,周辺の町づくりや施設計画を立案していく上で道路の整備は基本的な条件でもありますので,都市計画道路苅宿・小田中線につきましては平成3年度,井田三舞町から法政大学グラウンド前までの約330メートルの区間について事業化を図り,また残りの区間につきましても,事業の実施に向けまして検討を進めていると伺っております。また,周辺道路では,現在一部の歩道環境の整備を進めておりますが,3年度の予定といたしましては,道路環境等の調査を行い,その結果を見ながら近隣住民の方々とも協議をさせていただき,国際交流センターの完成に向けまして景観整備事業を推進する予定と伺っております。さらに,周辺地区全体の町づくりにつきましては,関係局と十分協議をしてまいりたいと存じます。  次に雨水対策の問題でございますが,周辺地域は既に公共下水道整備も完了いたしておりますが,なお浸水地区でもありますので,国際交流センターの土地利用計画を具体的にまとめる時点で,敷地外に影響を及ぼさないよう,関係局と協議しながら雨水抑制施設を配慮するなど,施設計画を進めてまいりたいと存じます。  次に,今後の地元での合意形成についてでございますが,先般建設に当たっての基本的な考え方等について地元にご説明を申し上げましたところ,地域交流施設の運営方法について若干の要望がございましたが,平成2年1月の要望書の趣旨をおおむね計画どおりに取り入れて検討しているということで,現段階では地元の皆様にはご理解いただけるものと考えております。しかし,事業の進捗の節目ごとにご説明を申し上げたいと存じますので,今後とも関係局と一体となってご説明を申し上げ,ご理解,ご協力をいただきながら事業の推進に努めてまいりたいと存じますので,ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。 ◆原修一 委員 市長さんから,市民に優しい,わかりやすいと,こういう考えが今ご答弁をいただきまして,ちょっと私の言いたいことといいますか,よく伝わっていなかったと思うんですけれども,この市民に優しいというのは2通り私はあると思うんです。1つは,やはり区役所の例えばそういう窓口で市民に優しく対応するというのが1つと,やはりもう1つは,今川崎市がどういうことを,何をやっているんだろうと。そしてそういう事業がどの程度進んでいるんだろうかと。そういうのを明確に市民に知らせるのも1つの優しい市政じゃないかなと。そういう観点でどうなんだということでお聞きしたわけでございます。今議会でも,委員会でも,川崎市の重要施策について,目標やらその進捗状況ということについても,各方面からまた各分野からいろいろと質問があったわけでございます。私自身,質問やらまた答弁を聞いていて,なかなかよくわからないわけです。  例えば,高度情報都市づくりの例を見ますと,インテリジェントシティ計画,マイコンシティパートⅠ,パートⅡ,情報化,未来化構想,一体これはどういうふうになっているのか,どういうふうにかかわっているのか,これらの違いとか進捗状況,そういった目標がどうなっているのか。まあ私も今第4委員会にいて,ちょっと委員会の方を外れちゃうとわからない。また,区が違ってしまうとわからない。こういう状況ですから,市民の皆さん方もさらにまだこういう点ではわからないんじゃないかなと。  もう2,3例を挙げてみますと,例えばキャンパス都市構想についても,私自身は自然消減していったなと思っているんですけれど,よくよく聞いて見ますと,地域学習環境整備構想でまだ細々と何か続いているとか。例えば,所管が変わるケースもあるんです。コミュニティプラザを例に挙げますと,当初市民局に所管されて予算化され,事業を実施すべく努力をしているということでしたけれど,途中で教育委員会に所管が変わってしまっていると。また,ふるさと館についても,当初環境保全局に所管が決まって事業が促進する中で,会館の内容がこれまた教育文化施設ということで教育委員会に所管がえが決定してしまっていると。各局が所管する事業が進行する中で変更していく。何か我々から見ますと,その所管した各局がその目標に向かって十分な努力を傾注しているのかと,何か大変疑問に思うわけでございます。すなわち,この間の所管がえの経過等が全く示されず,結果のみが明らかにされるだけで,この間の変遷経緯が明らかでないわけなんです。  以上申し上げましたように,行政目標がその目的達成のためのプランニングが余りにも安易に判断され,そして何か手当てをされているように思うんです。このような状況を見ましても,我々議会の一翼に携わる者といたしましても,市政がわかりやすく,優しさを持って執行されているというのはどうも理解しにくいなと,このように私受けとめているんです。そこで市の重要な施策の実行に当たっては,施行計画の公開はもとより,その実行の進捗についても常に市民の前に明らかにすべきだと私は思うんです。具体的施策について,再度市長さんにこの考え方を伺いたいと思います。  いろいろと今,例えば中期計画だとか総合計画の中で,さらには決算書でも示されていると。これも事前の調査でわかっているんですけれど,この中期計画でさえ何か将来変更できやすいように,悪く言えば肝心なところはぼやかしちゃって目標も掲げてない。さらには進捗率も明確でない。その辺をひとつ市長さんに,考え方を伺いたいと思います。  それから市政情報センターですが,ご答弁で,仮称川崎市情報プラザですか,このような名称で行政情報を市民に積極的に提供していくと,こういう姿勢については理解をいたしました。そこでさらに一歩進めて,行政の情報を市民に提供するだけでなく,その情報に対して市民同士,いわゆる市民間同士が情報の交換ができるような,新たな何かコミュニケーションを発生させるとか,また,新しいシステムを何か考えるべきだと,このように思うんですけれど,ここらもひとつ何か見解がありましたらお示しをください。  市民局長,今国際交流センターについてご答弁いただきました。平成3年度,井田三舞町から法政グラウンド前の330メートルについては事業化を図り,残りの区間については事業実施に向けて検討を進めると。何か大変私は,先ほど前段申し上げた質問の中でも言っているんですけれど,何かこの答弁を聞くと大変おかしいと思うんです。ことしから住民合意形成を得てまさしく事業がスタートしようというときに,道路整備をこれから検討というのは,先ほど申し上げましたように,国際交流館の機能だとか中身についてはこの3月30日ぐらいまでには明らかになるということで,それは理解できても,周辺のいわゆる環境整備,道路整備についてはどうも今の答弁では私納得できないんです。  まあ何回も申し上げますが,国際交流センターと道路整備,いわゆる環境整備とは今までさんざん議会でやってきて同じレベルで進めていくと。いわゆる国際交流センターができるときにはもうできてますよと。できてなくても,少なくともめどがついている。ですから当然私は,国際交流館が平成5年度までにできるんでしたら,それまでに,例えば道路整備だとか周辺の町づくりについてもどういうふうに具体化していくのか。財源的だとか,事業のタイムスケジュールを当然私は出すべきだと思うんです。それよりも私一番今市民局長にお伺いしたいのは,今市民局サイドで検討委員会がありますが,本当にその道路整備だとか周辺の町づくりというのを考えているのかどうか,そこらが大変私疑問に思うんです。先般出されました中間報告ですか,あれを見た限りでも1字も触れられていないと。これは市民局長に聞いてもどうかなとは思うんですけれど,まあ担当助役さん,さらには土木局長さん,どちらでも結構ですけれど。  例えば苅宿・小田中線,都市計画道路を拡張,用地買収していく。果たして用地買収方式だけでできるかというのも,1つはこの事業手法に問題があると思うんです。そういうことを,果たしていろんなケースを考えたのかなと。例えば構造的に計画を変更するとか,極端な例ですけれど,労災病院からあそこの国際交流センターまで全部アンダーで持っていってしまうとか,これはちょっと極端な例ですけれどね。また新しい何か区画整理事業だとか,新しい町づくりのための何かそうした事業手法というのを,市民局とそんなような相談があって今日まで来たのか,その辺ひとつお伺いしたいと思います。  特に苅宿・小田中線の東急寄り,踏切寄りの方は住宅街の真ん中をもうぶち抜いていく計画道路なんです。今測量をしておりますけれど,なかなか住民との,その測量さえ立ち会えないと。大変先行きが見通しが悪いと思うんですけれど。例えば仮に平成5年度あそこが開通できなければ,何か暫定整備でほかのルートだとかそこらまで考えているのかどうか,そこらひとつ土木局長さんに伺いたいと思います。  それと,今もお話ししましたけれど,市民局長,周辺地区の全体の町づくりについては関係局との協議ということですが,先ほど申し上げた3月の末日で,いわゆる基本計画のまとめというのがまとまるというふうに伺っておりますけれど,当然その中に示されるというふうに理解してよいのか,お伺いいたします。  雨水対策についてはわかりました。せめて敷地の範囲の中でも雨水抑制施設を進めていただくようお願いして,これは結構です。以上です。 ◎髙橋 市長 お話しございましたように,市民に優しく,わかりやすいということにつきましては,お説のように総合計画,中期計画,これを目標をはっきりと市民の前に提示をいたしまして,その実行を,成果をきちっとお示しするということがわかりやすいんだと。そのためには行政目標の成果進捗状況,これをやはりわかりやすい方法でお知らせする,その方法をまず検討していかなくちゃいかぬじゃないかと思います。私たちも公共事業の推進会議というのを毎月行っているんですが,まあ目標を決めましてもジグザグがありまして,私たち内部自体でもなかなか把握しにくいという面もあるほどいろんな困難な問題がございますので,まして市民の方々に具体的に示すという場合には相当のいろんな工夫が必要じゃないかと思いますが,なお検討して,考えていきたいと思います。  具体的には,市政概要とか市政だより,そういうような媒体を利用いたしまして,わかりやすく,開かれた市政への確立に向けての一層の努力をしてまいると,こういう考えでございます。また,突然いろいろ大きな問題が起きるという場合もございますので,そのときには計画の変更もしなくちゃいかぬというので,私たち政策調整会議というので真剣に議論をいたしまして,その変更することもあります。その場合にも結果的にお知らせをしなくちゃいかぬというふうに考えておりますので,これからそういう点もご指摘ございましたので,工夫をしてまいりたいと思います。以上でございます。 ◎山口 市民局長 2点についてのご質問でございますけれども,初めに,市民同士の情報交換や新たなシステムの構築に向けて検討すべきとのご質問でございますけれども,情報提供の内容について申し上げますと,刊行物などによる市政資料コーナーやパンフレットコーナー,市民が自由に選択,視聴できるビデオコーナーやニューメディアコーナー,障害者の方が制作した作品の展示コーナーや姉妹都市関連のコーナーのほか,ご指摘の市民同士が情報交換できるサークルの紹介コーナーやリサイクルコーナーなども予定しております。さらに,ご提案いただきました新しいシステムにつきましても,ご趣旨を踏まえまして検討してまいりたいと存じます。  次に,国際交流センターについての検討の内容でございますが,現在調査を進めております基本計画といたしましては,国際交流センターの具体的な目標や方針,展開する事業の内容,そして施設計画などを主な内容としております。これに伴いまして,企業社宅の更新期には,国際化あるいは国際交流に関する施設の内容となるような町づくりを進める程度の内容になろうかと思います。以上でございます。 ◎佐藤 土木局長 国際交流センターに関連いたします幹線道路でございます都市計画道路の苅宿・小田中線の全体の取り組みについてのご質問でございますので,これは私の方からお答えさせていただきます。当路線の未整備区間でございます井田三舞町から東京・丸子・横浜線までの延長約1キロメートルのうち,ただいま市民局長からお答えを申し上げましたとおり,井田三舞町から法政グラウンドまでの間につきましては,平成3年度より事業に着手をしてまいります。また,中央部でございます法政大学グラウンドから小杉・木月線までの約400メートルにつきましては,計画線が現道から外れまして住宅地の中を通過するというため,住民の方々やあるいは地権者の方々のご理解を得るのに相当の日数を要することが考えられます。また,小杉・木月線から東京・丸子・横浜線までの約280メートルにつきましては東横線の複々線計画があることなど,調整に時間を要する問題がございます。したがいまして,地元の皆様のご意向や複々線化計画の動向を総合的に勘案する中で,先ほど申し上げました区間から引き続きまして,事業のための推進を図ってまいりたいと考えております。  また,完成時期までのこのセンター付近の道路につきましては,現在の道路を最大限有効に使うよう,整備を図って対応してまいりたいと考えております。以上でございます。 ◆原修一 委員 市長さんから,市民に優しい,わかりやすい行政の推進ということについてはご答弁をいただき,よく理解いたしました。要望を言わせていただきます。私ども議会人,また市民は,市の重要施策については完成された施設だけを求めているのではなくて,個々の事業が目標設定に向かってどのように進められているのか。当初の計画とどのように変更が加えられたのか。まさしく行政執行のプロセスを強く求められている今日,行政側もこれら要望に対して積極的に行政執行,進捗の公開とか公表について,強い検討を要望しておきます。今市長さんからのご答弁でも,市政だよりだとか市政概要の見直し等々,積極的な意見もありました。どうかひとつ積極的な対応,市民自治を標榜する市長さんに大変強く勉強していただき,せっかくのひとつ努力を要請しておきます。これは結構です。  市政情報センターについてもわかりました。要望させていただきます。これも第3庁舎に情報プラザという形で取り組むということでございます。庁舎完成までにはまだ期間もありますので,ぜひひとつ十分に討議をしていただき,市民に対して情報提供の場にふさわしい施設をひとつ,これも要望しておきます。  国際交流館ですが,もう時間も来ております。最後に市長さんに伺いたいと思います。今市民局長,さらには土木局長からも答弁ありました。大変苦しい答弁と申しますか,先ほど述べておりますように,この計画の決定に至る経緯については,当初地元への説明が本当にもう十分ではなくて,地元住民は請願を議会に提出して,住民への合意形成を強く求めていたところでございます。その中で,国際交流センターを中心とした地域還元施設を含めた計画への変更,さらには周辺の地域にマッチした町づくり及び都市計画道路苅宿・小田中線の整備促進が積極的に実施されるということで,地元との合意形成がされたという経緯は,市長さんも十分よく過去の経緯はわかっていると思います。今までの答弁や事前の説明でも国際交流センターのみがクローズアヅプされて,そうした附帯関連事業,特に住環境整備の熱意というのがどうも受け取れない,このように感じます。  私一番申し上げたいのは,あそこにただ国際交流館を持ってくる,つくるというんではなくて,やはりあそこに国際交流館を持ってきて,ゃはりそれにふさわしい町づくりというのが今求められているんじゃないかなと思っております。先ほども旅券事務所という話もありました。さらにはいろいろとこういう国際交流センターの,いわゆる類する施設といいますか,例えば留学生の施設だとか,もっと大きな希望を言えば,領事館や大使館までがそこに来るようなやはり町づくりというのが,私は今この際一緒になって考える必要があるんじゃないかなと思っております。ちょうど国際交流センターの周辺というのは企業の社宅が幾つかたくさんありまして,もう30年,40年前の社宅でありまして,ちょうど今建てかえ時期に来ているんです。もう何か建てかえが始まっているところもあるんです。私はぜひこの際,そうした企業にもご協力いただいて,いわゆる総合設計制度だとか地区計画だとか,何かそういう開発手法というものを取り入れながら,ぜひひとつ国際交流館をつくっていただきたい,そこらの見解をお伺いいたします。 ◎髙橋 市長 国際交流センターをつくるといいますか,つくることによって,そこを核として,やはり居住環境の改善を含めた町づくりをやるべきじゃないかという,こういうご提案でございますけれども,そのとおりかと思います。ただ余り国際交流センターが,もう早まって建てるものですから,環境改善となかなかマッチしなかったという点は私たちも認めなくちゃいかぬと思っております。したがいまして,今後の問題としまして,関係局でプロジェクトチーム等つくりまして,十分検討いたしまして,これがむしろ核になって居住環境が改善をされていくんだと,前に進むんだという方向が出てくるように努力をしてまいりたいと思います。 ◆原修一 委員 ぜひお願いいたしまして,質問を終わります。 ◆寺田悦子 委員 大変皆さんお疲れのところ,申しわけございません。あと30分ご協力をお願いいたします。  まず最初に,意見,要望を申し上げます。91年度予算案に対し,8年たちましてもすべて十分なチェックはできませんでしたが,長年提案してまいりました市民によるホームヘルプ事業や市民事業にご理解をいただき,相談窓口の開設や助成がなされますこと,また,重度障害児者への入浴援護事業の拡充や広報掲示板の拡充など,市長の言われる生活重視型社会への転換として,一歩前進したことを確認いたしました。  環境保全局長さんに要望ですが,今議会でも公園整備につきまして,さまざまな質問が出されました。市民の意見を反映するという考え方と受けとめましたが,現実にはこの数ヵ月私は数件のトラブルに直面いたしました。多分局長さんのお耳にも入っているとは思いますが,話し合いをして何とかおさめましたけれども,ぜひきめ細かいご指導をお願いいたします。この中でひとつ新しい問題提起ですが,公園整備にダスト舗装が大はやりです。これは担当からお話を聞きますと,管理がしやすいとか排水処理がよいとかのメリットがある反面,自然の土の感触が失われ,転んだときのけがが重いというデメリットもあるということでした。便利なものの裏には必ず失うものも大きいということを改めて気がついたわけですが,全国的にも問題になりつつありますので,ぜひダスト舗装にかわる手法を研究してくださるよう,要望しておきます。  さて質問ですけれど,清掃局長さんに,昨年の6月の本会議で廃食油排出の実態調査の提案をいたしました。新年度の対応をお聞かせください。  次に,企画財政局長さんですが,一般論で結構ですが,本市で施設建設に当たって,単年度予算でするか,次年度,2年にまたがった予算にするかについて特に決まりがありますかどうか。例えば建設規模,何平米までのものは単年度でなければ予算がつけられないとかの基準があるかどうか,お答えいただきたいと思います。  続きまして民生局長さんですが,仮称梶ヶ谷老人いこいの家,在宅障害者デイサービス施設整備について伺います。この用地を取得したのはいつか。また,合築を決めたのはいつなのか,お答えください。  もう1点,代表質問でもありましたので重複を避けて質問いたしますが,宮前区に建設が予定されております療護施設の整備に際して,検討委員会を設置されますかどうか。また,この施設整備について,1986年5月に提言の出されました仮称川崎市重度身体障害者センターの運営,処遇及びその建設計画のあり方を基本として取り入れていかれるかどうか,お答えいただきたいと思います。  続いて土木局長さんに質問をする予定でおりましたが,取り下げます。立場上答弁しにくいとのことでしたので,担当とは確認をとってありますので,後ほど私の口から申し上げます。以上です。 ◎佐谷 清掃局長 実態調査の,平成3年度にどうかという問題でございますけれども,平成3年度に本市内におきます産業廃棄物の排出及び処理処分状況等の実態凋査を実施する予定でございますので,その中で対応を図ってまいる,こういうふうに考えております。以上でございます。 ◎笹田 企画財政局長 施設建設に当たっての建設規模と予算措置の基準についてのご質問でございますが,具体的な事例が定かでございませんので,明確なお答えとなるかどうかわかりませんが,一般論で申し上げさせていただきます。予算措置に当たりましては,単年度予算とするかあるいは年度をまたがっての複数年度の事業とするかにつきましては,おおむね次のようなことをもとに判断をしているところでございます。1つには,建設する施設の工期がどの程度なのか,2つ目には,契約をし執行する時期がいつごろとなるか,などによって判断をいたしております。したがいまして,ケース・バイ・ケースということになろうかと存じます。以上でございます。 ◎川崎 民生局長 仮称梶ヶ谷老人いこいの家等の整備に関連いたしまして,用地の取得の時期でございますが,土地開発公社が社会福祉施設建設用地といたしまして,平成2年5月に取得をいたしてございます。それから,これは障害者のデイサービス施設と合築ということになりますが,その合築を決めた時期はいつかということでございますが,用地の有効利用を図るために,老人いこいの家との併設を平成2年の10月,予算要求時期に決定をいたしました。  それから次に,身体障害者の療護施設についてのご質問でございますが,整備に際しましては,関係団体及び関係機関から成る検討委員会を設置する予定でございます。また,ご指摘の提言につきましては,積極的に取り入れてまいりたいと考えております。以上でございます。 ◆寺田悦子 委員 清掃局長さん,実態調査をしてくださるとのこと,期待します。昨年9月に市民団体が行った一般家庭のアンケート調査によりますと――時間がないので細かいことは省きますけれども,3,613世帯からの回答で,そのうち何と66.6%がごみとして捨てられておりました。一般廃棄物は市としての責任があると思いますし,ごみの減量対策が騒がれているとき,再利用ができる廃食油回収のシステムを確立することが大切だと思います。また,そのアンケート調査の折に聞き込み調査をしましたところ,レストラン等事業所では大量の廃食油が直接マンホールや側溝に流されていることもわかりました。対策を急がなければならないと思います。お考えをお聞かせください。  企画財政局長さん,特に基準がないということでよろしいんですね――はい。ありがとうございました。  民生局長さんですが,療護施設につきましては提言を生かすとのこと,また,ぜひ検討委員会についてはメンバーに幅を持たせて,十分利用者の声が反映するようにご配慮ください。これは要望としておきます。  梶ヶ谷の施設についてですが,昨年5月に用地を取得した際に,なぜ宅地造成の相談をして道路面との段差をなくすことを検討しなかったのでしょう。先ほど土木局の件で申し上げましたけれども,実は何も相談がなかったとのことでした。で,切り土をすれば技術的にも可能であったということですし,今回実はこのことでお話しする中で,民生局の内部で事実確認の不手際が目立ちました。こういうことを本当は言いたくないんですけれども,仕方がないと思います。下水道局からの正式な指導がないものを,下水道局からの指導でこうしなければならないと思い込み――思い込みです。設計変更はできませんというような話も当初ありました。また,先ほど企画財政局長さんにも伺ったんですが,この程度の平米のものは単年度でないと予算をなかなかつけてもらえないのです,というようなこともお話がありました。宅地造成の協議をすると,次年度にまたがって間に合わないので,初めからそういう発想を持たずにやらなかったということです。このことがわかったわけです。  私全く,このことを聞いて,皆さんも初めての言葉かもしれませんが,バリアフリーの理念がないということに気がつきました。これは20年前に建築学会が提唱した町づくりの基本なんです。施設づくりの基本として障壁をなくすということですけれども,スロープをつけさえすればいいということではないんですね。それで,今議会でもいろんな角度から質問が出されておりましたエポックなかはらの件も,また,市営の住宅の中でも,段差をなくしたいという話が出ていたり,車いすに対する問題提起があったと思います。この梶ヶ谷のデイサービスで一番大切な入り口から段差がある。それから長いスロープをつけてしまえばそれで済むという発想に,やり切れない思いをしたのは私1人ではないと思います。いろんな話の中で,非常に工期の問題等言われておりますけれども,やはり当初の計画ということが大変重要かと思います。ぜひ再検討していただきたい思うんですが,この件について,ご答弁をお願いしたいと思います。 ◎佐谷 清掃局長 一般家庭におきます廃食油の回収の問題でございますが,一般家庭から排出される廃食油につきましては,一般的には紙にしみ込ましたり市販の薬剤で固めてごみとして出されていると,こういうのが実態であると思います。しかし,環境保護,資源の有効利用という点からご指摘の点は大変重要でございますので,市としてどのような取り組みができるのか,その辺を含めて十分研究してまいりたいと,かように考えております。  それから,ご指摘のございました事業活動に伴っての問題でございます。これに対する本市の対応でございますけれども,ご指摘の特にレストランなどの事業者の関係でございますけれども,できる限り有効利用を図るよう関係局と協議をいたしまして,積極的な普及あるいは指導を検討してまいりたい,かように考えております。以上でございます。 ◎川崎 民生局長 梶ヶ谷老人いこいの家等の施設整備の再検討についてのご質問でございますが,この施設につきましては,地域のお年寄りや養護学校卒業生の方々が待ちかねている施設でございますし,平成4年3月の完成を目指しているところでございます。施設そのものと施設外のバリアフリーにつきましては,立地条件等を勘案してできる限りの配慮をしてまいりますので,ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。 ◆寺田悦子 委員 清掃局長さんご答弁ありがとうございます。廃食油の分別回収システムが一日も早く実現し,適切な指導啓発が実施されますことを期待しておきます。結構です。  民生局長さんですが,ご答弁をそのまま善意にとりますと,私が提案している施設と敷地の道路との段差も含めて,できる限り配慮していくというふうにもとれますけれども,一方新年度完成を目指しているという答弁で,これまでと内容は一歩も出ていないんではないかなと判断いたします。難しいことはわかっておりますけれども,交渉の中で施設内部の設計については実施設計はこれからなので,バリアフリーの考え方を生かして設計変更も可能だと伺いました。しかし,敷地と道路との段差については,先ほど来経過説明をいたしましたように,当初からその考え方が民生局になかったわけで,今からでは工期に間に合わないということも事実です。待ちかねている方が大勢おられるのは当然で,だからこそ行政として最大限の努力をして,あらゆる手段を尽くし,いいものをつくらなければいけないはずです。  関係者にその経過を説明してご協力をいただいて,例えば民生局としては頭を下げることがあってもそのことの方が大切ですし,卒業生の対応は別途努力することもできるんではないでしょうか。例えばこぶし園のように,計画どおり実施をいたしましても地域住民との交渉の段階で半年おくれております。その間やはり大変ではあったとしても,その対策ができたはずです。いつも急ぐからという理由で不十分なものをつくりがちですが,鉄筋の建物はそう簡単につくりかえられるわけでもありませんし,十分な議論や検討が必要だと考えます。  局長さんにこれ以上無理でしょうから,大変お疲れのところ申しわけございませんけれども,市長さんにお伺いしたいと思います。私の最後の質問の予算審査でこのような条件をつけなければならないというのは大変残念です。先ほどからお話ししているバリアフリーの理念が,どうも川崎の町づくりには十分生かされていなかったと私は思います。これまでにもたくさん出ておりましたけれども,町づくりのすべてに思想を生かすべきですし,何も障害者とかお年寄りのためだけではなくて,すべての人が優しい,温かい町づくりを望んでいるはずです。障壁をなくす,段差をなくすということはスロープで解決することではなく,スロープはどうしてもそれしか手段がないときの手法であってほしいと思います。  梶ヶ谷の場合は切り土にして道路との段差をなくすことは可能だったのです。今からでも再検討すれば,多少工期がおくれるかもしれません,もちろん予算もその分必要かもしれませんけれども,昨年の予算議会でも犬蔵のデイサービスの件で私は意見をつけました。先ほど移動市役所の件も多少出ておりましたけれども,昨年8月21日に宮前区でありました,移動市役所での犬蔵デイサービスに関する住民要望との一件でも,市長さんの思いが実現できないまま終わりました。今度こそ間違いを犯さずに早目に手を打ってほしいものです。梶ヶ谷については市長さんまだ事情をよくご存じないかもしれませんが,調査の上悔いのない施設にしていただきたいと思います。  それからもう1点,先ほど清掃局長さんからお答えいただきましたが,廃食油の再利用についてですけれども,環境保全と資源リサイクルの観点から,川崎市民石けんプラントが稼働を始めて1年が過ぎました。大変順調で,良質な石けんがつくられ市民に喜ばれておりますが,工場で働く方々は大変苦労をされております。大勢の市民に支えられているわけですけれども,障害者の方も4名働いて実績を上げております。川崎市内の廃食油の回収システムが確立され全部回収されるとすると,今あるこの小さな実験の石けん工場では足りません。実験が成功したのでぜひ障害者の授産施設とか,またはリサイクルセンターの1つと位置づけて,拡充の計画を市もともに取り組んでいただきたいと思います。昨今国もモデル事業として,新規に取り組むところは助成をしていくと聞いております。ぜひ本気で取り組んでほしいと思いますので,以上2点,市長さんのお考えをお聞かせください。 ◎髙橋 市長 2点についてお答えを申し上げます。1点目はご要望も兼ねておられると思いますけれども,最後のご要望ということでございますので,県会の方でご活躍をお願いをしたいと思います。  町づくりの中でのバリアフリーの問題でございますけれども,生涯福祉都市づくりということで第1番の目標に私は掲げて市長選と申しましょうか,選挙で公約を申し上げておりますので,この点は目標を外さないように行政を執行していくというのは私の立場でございますので,ちょっとそういう理念が足りないんじゃないかというご指摘もございましたんですが,いろいろな角度からごらんになりまして努力のほどが足りないという場合には,おしかりもいただきたいと思います。  民生局お答えしているのを私も聞いておりまして,やはりなるべく早くしかも予算を効率的にという2つの面から役所というのは考えますので,ご不満のことが往々起こってくるということでございまして,この点は熱意がないとか,バリアフリーというのを無視しているということではないのではないかと思いますので,ただもっといい方法があればもっと市民の方のご意見を聞いて,それでやるべきじゃないかというご意見でございます。そして予算もかかりますし工事日程もちょっと長引く,それでもいいからぜひやってくれというそういうご要望でございまして,現在予算議会でご提示申し上げている段階で,担当局としては大変それはそのとおりですということは言いにくいんじゃないかと。その立場もひとつご理解をいただきまして,私たちも新しいご要望というふうにお聞きをいたしまして,内部でぜひご趣旨の方向で検討して,そして予算の問題でございますから,今ご提示申し上げているのに変えるという,そんな不見識なことをどうしてやるのかというおしかりもあるかと思いますんで,私たちもそういう方向で内部検討させていただき,改めるべきところは改めていくというそういうことをぜひやらせていただきたい。つまり検討課題としてやらせていただきたいというふうにお答えを申し上げたいと思います。  第2点目の,これは障害者施設についての第三セクタ一方式による施設の建設でございますが,これはそのとおりでございまして,そういう廃油等の再生利用の処理施設というのが大変ないという,困難であるという点,これは私たちも認識しておりますんで,ただ実際にそういう施設をつくるのが難しいからなかなかできていないということでございますので,難しい問題ではございますけれどもご提言の趣旨を十分尊重をしてまいりたいと。つまり検討をして,そして難しい問題幾つかそれをこう排除しなくちゃいかぬと思いますので,少し時間もいただいたり予算計上もございますので,前向きに検討させていただきたいと思います。以上でございます。 ◆寺田悦子 委員 ご丁寧なご答弁ありがとうございました。ご検討くださるということで,今議会でも先日このままいなくなるから資料をというお声もありました。私もいなくなるわけですけれども,機会があればというよりも機会をつくって,今度は傍聴席から皆さんの様子もうかがえるかと思っております。また,今お答えいただきましたように,まだまだこれからいろんな問題があろうかと思いますけれども,私がバトンタッチいたします方々で十分議論させていただくということを申し上げて,質問を終わります。ありがとうございました。
    ○市村護郎 委員長 お諮りいたします。この程度をもって各案件に対する質疑を終結したいと思いますが,これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○市村護郎 委員長 異議なしと認めます。よって各案件に対する質疑を終結いたします。  お諮りいたします。質疑の中でご意見,ご要望等もなされておりますので,本来ならばここで採決を行うわけでありますが,慣例によりまして本委員会では採決を行わず,結論は本会議に譲りたいと思いますが,これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○市村護郎 委員長 異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。  以上で,予算審査特別委員会を終了いたしたいと思いますが,委員各位及び理事者の皆様方のご協力によりまして無事大任を果たさせていただきましたことに対し,吉沢副委員長とともに厚く御礼申し上げます。  ありがとうございました。(拍手)  それでは,これをもって予算審査特別委員会を閉会いたします。長時間ご苦労さまでございました。                 午後4時19分閉会...