最後に、議案第56号・千葉市
市税条例の一部改正に係る
専決処分につきましては、
軽自動車税環境性能割の
臨時的軽減に関し、これまで様々な理由により
軽減措置の延長が繰り返されているが、本市としても軽減の効果
をしっかりと把握する必要があるとの意見が述べられ、採決の結果、
全会一致をもって承認すべきものと決しました。
以上で、
委員長報告を終わります。
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令和3年第1回臨時会
保健消防委員会 委員長報告
保健消防委員長 茂手木 直忠
当
委員会に付託されました議案第55号・令和3年度千葉市
一般会計補正予算(第1号)に係る
専決処分中所管につきましては、お手元に配付されております
委員会審査報告書のとおり結論が得られておりますので、以下、主な意見
を中心に
審査の概要について御報告申し上げます。
質疑応答の後、委員より、
新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関し、
高齢者施設等の従事者及び
新規入所者に対する
PCR検査については、未実施の施設が全て受検できるよう
事業者に対し積極的な支援
をするほか、本市で実施した
PCR検査において判明した
陽性者数の
公表方法について見直すとともに、入手した検査結果
を検証し、今後の対策に生かされたいとの意見。
また、
市内全域の接待
を伴う飲食店の従業員に対する
PCR検査については、休業
を避けるため検査に協力しない店舗があると思われることから、
対象店舗に対し丁寧な説明
を行い、検査について理解されるよう努める等、受検率が向上する対策に取り組まれたいとの意見。
さらに、
新型コロナウイルス変異株の感染者が増加していることから、今回検査
を実施する
高齢者施設及び接待
を伴う飲食店のみならず、
検査対象のさらなる拡大
を検討されたいとの意見。
このほか、
新型コロナウイルス感染拡大防止対策については、長期化し非常に逼迫した状況にある中、今後も保健所
を含め
組織一丸となり、必要に応じて
警戒体制を強化されたいとの意見が述べられ、採決の結果、
全会一致をもって承認すべきものと決しました。
以上で、
委員長報告を終わります。
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令和3年第1回臨時会
環境経済委員会 委員長報告
環境経済委員長 亀井 琢磨
当
委員会に付託されました議案2件につきましては、お手元に配付されております
委員会審査報告書のとおり結論が得られておりますので、以下、主な意見
を中心に
審査の概要について御報告申し上げます。
初めに、議案第57号・令和3年度千葉市
一般会計補正予算(第2号)中所管につきましては、委員より、
中小企業者一時支援金に関し、前回の
中小企業者事業継続給付金の課題等
を分析し、再度、市独自の
事業者向け給付金を創設することは一定の評価
をするものであり、今後の
経済状況の見通しが立たない中、一日でも早く支援
を必要としている
事業者に対して支援金が届くよう迅速に取り組まれたいとの意見。
また、
新型コロナウイルスの影響
を受けている
事業者であれば業種
を問わず
給付対象となり得ることから、前回の給付金の受給者に対するアンケート結果等
を踏まえ、より多様な業種の
事業者に情報が届くよう、効果的な周知
を徹底されたいとの意見。
さらに、国の
一時支援金や県の
感染拡大防止対策協力金の
申請条件が複雑であることから、申請に至っていない
事業者も想定されるため、市の
一時支援金の対象外であっても、
事業者向け臨時相談窓口を案内するなど、必要な支援に適切につながるよう尽力されたいとの意見が述べられ、採決の結果、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第58号・
幕張新都心廃棄物空気輸送システムごみ輸送管復旧業務委託に係る
工事委託契約につきましては、委員より、本議案に反対の立場から、住民から
幕張新都心廃棄物空気輸送システム復旧の要望があることは理解するものの、高額な
維持管理費やごみの
分別収集における課題があること、また、ごみの減量や
リサイクルが求められる社会に大きくシフトしていることから、同
システムの将来の方向性
を示すことなく工事
を進めることには賛成しかねるとの意見が述べられたのであります。
一方、本議案に賛成の立場から、
打瀬地区の多くの住民は
幕張新都心廃棄物空気輸送システムの存続
を望んでいることから、住民に寄り添った対応
を求めたいとの意見。
また、今後、同様の損傷が生じないよう工夫するとともに、一日も早く
幕張新都心廃棄物空気輸送システムを復旧し、住民が安心して利用できるよう努められたいとの意見が述べられ、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、
委員長報告を終わります。
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令和3年第1回臨時会
教育未来委員会 委員長報告
教育未来委員長 川村 博章
当
委員会に付託されました議案2件につきましては、お手元に配付されております
委員会審査報告書のとおり結論が得られておりますので、以下、主な意見
を中心に
審査の概要について御報告申し上げます。
初めに、議案第55号・令和3年度千葉市
一般会計補正予算(第1号)に係る
専決処分中所管、及び議案第57号・令和3年度千葉市
一般会計補正予算(第2号)中所管の2議案につきましては、関連がありますので、一括して
審査を行いました。
質疑応答の後、委員より、
子育て世帯生活支援特別給付金(
ひとり親世帯分)
支給事業費に関し、あらゆる手段
を講じて、
情報提供・周知に努め、確実に受給に至るよう取り組まれたいとの意見。
また、成人
を祝う
会代替企画運営経費に関し、対象となる新成人にとっては、同級生と再会する貴重な場であるとともに、一生に一度の
思い出づくりに寄与する機会であることから、企画の
検討段階から意向
を汲み取るため、新成人の参画
を促すよう企画の実施に努められたいとの意見のほか、実施に当たっては、日々状況が変容する
コロナ禍の状況
を適切に捉え、あらゆる
感染症対策を講じられたい等との意見が述べられたのであります。
さらに、
子育て世帯生活支援特別給付金(ふたり親
子育て世帯分)
支給事業費に関し、対象となる全世帯が受給できるよう
周知徹底を図ることはもとより、
当該給付金のみならず、
新型コロナウイルスの影響
を受けた
子育て世帯に対しては、
関係部局と連携し、あらゆる支援策について検討・実施されたいとの意見が述べられ、逐一採決した結果、議案第55号につきましては、
全会一致をもって承認すべきものと決し、また、議案第57号につきましては、
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、
委員長報告を終わります。
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6 ◯議長(
岩井雅夫君) お諮りいたします。各委員長の報告
を書面にて配付いたしましたことから、口頭での報告
を省略することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
7 ◯議長(
岩井雅夫君) 御異議ないものと認め、さよう取り計らいます。
討論の通告が参っておりますので、お願いいたします。15番・
松井佳代子議員。
〔15番・
松井佳代子君 登壇、拍手〕
8 ◯15番(
松井佳代子君)
市民ネットワークの
松井佳代子です。
市長提出議案の全てに賛成の立場から討論
を行います。
3点、意見と要望
を述べます。
1点目は、議案第55号及び第57号、
子育て世帯生活支援特別給付金についてです。今回は
支給対象者が拡大しましたが、
児童扶養手当受給者以外は申請に基づく支給であるため、確実に情報
を届け、
対象者が漏れなく受給できるようにすることが重要です。周知に工夫
をし、スーパーマーケットや小児科など、
対象者が集まりそうな場所や施設と連携するなどの方法
を検討するよう求めます。また、申請に当たっては、書類の書き方など手続の助けになるような案内に努めてください。
なお、直近の一部報道では、ふたり親
子育て世帯を対象とした給付金については、政府が
マイナンバーを活用しての申請は不要とする方針
を固めたとされていますので、動向
を注視し、的確に対応されるよう求めます。
2点目は、議案第55号、高齢・
障害者施設等の
従事者等に対する
PCR検査の実施についてです。4月から6月まで月1回の検査
を実施することになりましたが、
高齢者向けの地域の居場所や
介護保険外のサービス
を行っている事業所、例えば、病院への送迎など
福祉有償運送の従事者は対象外となっています。今後、
事業者の希望に応じて
検査実施対象者を広げるなど、柔軟な対応
を求めます。
また、検査で陽性者が出た場合、
スタッフ不足となり
施設運営に支障が出るかもしれないとの不安から、検査
を受けられないなどの懸念
を聞いています。現場の不安
を軽減し、安心して検査
を受けられるようにするためにも、陽性者が出た際の
バックアップ体制について、県と連携しながら対策
を講じるよう求めます。
最後に、議案第58号、
幕張新都心廃棄物空気輸送システムごみ輸送管復旧工事委託契約についてです。
幕張ベイタウンは、この
システムを前提として整備されたため、建物にごみの
集積場所がなく、現在は
マンション敷地内に積まれたごみ
を通路や歩道に出して、回収車が収集しています。住民からの強い
継続要望もあることから、現時点で
システムの稼働
を停止することは極めて難しいと考え、本契約については賛成します。
しかし、
ごみ処理についての社会の認識も仕組みも変化
を遂げており、将来のことについて検討
を始める必要があると考えています。既に
海浜幕張駅周辺の
タウンセンター地区は、平成20年に
システムから抜けています。長い時間
をかけて話し合うためにも、今から県、市、住民で協議する場
を設けるように求めます。
以上で、
市民ネットワークの討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
9 ◯議長(
岩井雅夫君) 35番・
盛田眞弓議員。
〔35番・
盛田眞弓君 登壇、拍手〕
10 ◯35番(
盛田眞弓君)
日本共産党千葉市議会議員団の
盛田眞弓です。
議案第58号・
工事委託契約について(
幕張新都心廃棄物空気輸送システムごみ輸送管復旧業務委託)に反対の立場から、討論
をいたします。また、議案第55号・
専決処分について、高齢・
障害者施設等の
従事者等に対する
PCR検査の実施について、同じく低所得の
子育て世帯に対する
子育て世帯生活支援特別給付金、
ひとり親世帯分の支給について、議案第57号・令和3年度千葉市
一般会計補正予算、低所得の
子育て世帯に対する
子育て世帯生活支援特別給付金、ふたり親
子育て世帯支援分の支給、及び成人
を祝う
会代替企画について意見
を申し上げます。
初めに、議案第58号・
工事委託契約について(
幕張新都心廃棄物空気輸送システムごみ輸送管復旧業務委託)についてです。
幕張新都心住宅地区において、平成7年から供用開始している
廃棄物空気輸送システムの
ごみ輸送管は、稼働から25年以上経過したことによる
経年劣化に加え、
ごみ輸送管の
右折部分にごみが繰り返し衝突したことで破損し、輸送管に空いた穴から地下水が流入し、
廃棄物空気輸送システムによる
ごみ収集を停止しています。本議案では、12億7,160万円かけて
幕張クリーンセンターの敷地内に新たなルートで
ごみ輸送管を敷設するものです。
廃棄物空気輸送システムについては、導入当初は
大量消費、
大量廃棄型の社会で、画期的な仕組みと言われました。しかし、老朽化で
維持管理費が高額になり、細かな分別もできないことで、専門家からも、時代のニーズに合わなくなった、
ごみ減量と
リサイクルに大きくシフトした時代にはなじまず、廃止はやむを得ないと指摘され、全国12か所で稼働していた
空気輸送システムのうち、7か所は既に廃止しています。また、残り5か所のうち稼働中の兵庫県芦屋市でも、住民と話合い
を続け、粘り強い協議
を行い、令和32年度まで
を限度として、順次
代替収集へと移行するとのことです。
一方、千葉市では、
幕張クリーンセンターの
施設耐用年数を約20年とし、
維持管理を適切に行って、今後30年以上継続して使用するとしており、
空気輸送システムの
分別収集への対応が難しいとの課題
を認めながら、直面する深刻な環境問題の解決
を先送りする姿勢です。
平成28年3月末に千葉県から千葉市へと移管されてから、施設の管理は千葉市が行っていますが、現
システムの
維持管理のための
年間支出は約2億円です。千葉市が車両収集した場合は4,000万円で済むものです。千葉県との
細目協定書により、今回のような
関連施設の不具合や破損した場合の
工事費用は、どんなに高くても
全額千葉県負担となります。
施設改修費や
維持管理費用の多く
を千葉県が負担するからそれでよしとするのではなく、今後、SDGsの取組でさらに求められるごみの削減、分別、再利用など
を踏まえた対応として、千葉市がどう向き合うのか問われています。
ごみ輸送管の
早期復旧を望む住民の皆さんの要望については理解いたしますが、
地元住民と環境問題について丁寧な話合い
を続けるとともに、千葉県に対して、環境に優しくない
廃棄物空気輸送システムの今後について、根本問題の解決のために真剣に協議すること
を強く求めます。
次に、議案第55号・
専決処分について、高齢・
障害者施設等の
従事者等に対する
PCR検査の実施について意見
を申し上げます。
日本共産党千葉市議団は14回にわたり、市長宛の申入れで
高齢者施設をはじめとした
PCR検査拡充を求めてきました。ようやく
高齢者施設の
無料PCR検査が実施され、約2万1,000人
を検査し、11人の感染者の
早期発見につながり、
クラスターを防止できたことは大きな効果があったと評価したいと思います。
一方で、
変異株感染が
千葉県内でも4月19日時点で166例確認されており、
変異株感染拡大の対策と
情報開示をする必要があります。大阪府では、
変異株感染により10代、20代等の若年層の
感染者数が2倍も増加し、また、重症化にもつながりやすいと指摘もされています。
市内の大学生、中高生、教員、保育士が
無料PCR検査を実施した場合は、約5億円程度で可能との試算です。国からの
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、今後13億円の活用が可能なことから、市民の命と暮らし
を守るために、希望者の
無料PCR検査を含めて検査の拡充
を強く求めるものです。
なお、
新型コロナウイルスワクチン接種がスタートしたものの、接種券に
医療機関リストが同封されていないことで、
コールセンターや
医療機関に電話が殺到し、つながらないとのお問合せが増えています。
コールセンターの
体制強化と
医療機関が混乱しないよう、高齢者に適切な
情報提供を行うことも求めておきます。
次に、議案第55号・
専決処分について、低所得の
子育て世帯に対する
子育て生活支援特別給付金、
ひとり親世帯分と議案第57号、ふたり親
子育て世帯分の給付金については、コロナで生活が厳しくなっている
ひとり親世帯に加え、ふたり親
子育て世帯についても対象
を広げて支援
を行うものであり、一歩前進したものとなっています。
対象者への周知については、紙媒体や市のホームページなどでお知らせ
をするほか、学校や保育所とも連携
をして漏れなく申請ができるような手だて
を取ること
を要望します。
最後に、議案第57号、成人
を祝う
会代替企画については、
コロナ禍の下、市が主催するイベントであり、参加者に
PCR検査を実施して、
感染対策を万全にして実施する必要があります。また、
ギャンブルを行う
千葉JPFドームを会場として開催することは、
代替企画を利用した新
ギャンブル場のお披露目であり、新成人が
ギャンブルを肯定的にとらえる機会ともなりかねず、会場
を変更すること
を求め、会派
を代表しての討論
を終わります。(拍手)
11 ◯議長(
岩井雅夫君) 25番・
櫻井崇議員。
〔25番・櫻井 崇君 登壇、拍手〕
12 ◯25番(櫻井 崇君)
千葉市議会自由民主党・無所属の会の櫻井崇です。
会派
を代表いたしまして、本臨時会に提案された議案第55号から第58号の各議案について賛成の立場から討論
を行います。
議案第55号及び第56号の2議案は、
専決処分の承認ですが、
専決処分については、
地方自治法179条第1項に、議会の議決すべき事件については、特に緊急
を要するため議会
を招集する時間的余裕がないことが明らかと認められるときとあり、基本的には、議会
を招集し、議論
を経て決するべきものであります。なぜ
専決処分を行うかという説明につきましては、今後も丁寧に行っていただきたいと、まず要望いたします。
議案第55号・
専決処分についてのうち、約2,000か所の高齢・
障害者施設等の全ての従事者2万7,000人に対する
PCR検査の実施については、これまでの取組において延べ2万4,891人のうち11人が陽性であったとのことで、陽性率は0.1%にも満たない状況ではありますが、感染の
早期発見と
クラスターの発生防止につながったと考えられるもので、一定の評価
をするものであります。
高齢・障害者施設の
新規入所者について行うものについては、前年度受験者数136人で陽性者の発見はなかったとのことですが、感染拡大防止と
クラスター発生防止には効果があったものと考えます。
接待
を伴う飲食店の従業員については、昨年9月から実施しており、中央区繁華街の接待
を伴う飲食店340店舗中133店舗が実施し、陽性者57人、陽性率は2.7%であり、133店舗中20店舗から陽性者が発生し、そのうち
クラスターとなったのは5店舗であったとのことで、
クラスターを発見した事例、
クラスター化する前に陽性患者
を発見できた事例があり、感染拡大に大いに効果があったと言えますので、高く評価
をするとともに、今回の補正予算により、6月までの延長及び
市内全域の拡大についても賛成できるものです。
ただし、接待
を伴う飲食店従業員
を対象とした検査の令和2年度の金額ベースでの予算執行率は80%でしたが、実施店舗ベースの執行率は40%未満で低いので、
クラスター発生の未然防止と感染拡大防止としてのこの事業については、多くの店舗が実施するよう、引き続き行政が積極的に啓発と案内
をするよう要望いたします。
また、検査実施
事業者との随意契約については、経緯、契約金額、実施内容について理解はできるものの、検査結果の正確性
を含め、任せっきりにしないようなチェック体制
を構築すべきものと考えます。
低所得の
子育て世帯に対する
子育て世帯生活支援特別給付金についても、申請不要で速やかな支給
を行わなければならないこと、事務費も妥当であることから、
専決処分について承認できるものであります。
次に、議案第57号・令和3年度千葉市
一般会計補正予算中、低所得の
子育て世帯に対する
子育て世帯生活支援特別給付金については、現在、国において制度設計中であり、支給要件として想定される今年度の住民税の課税状態が6月頃に判明し次第、速やかに支給
を行うため、市民からの問合せに的確に対応するための
コールセンター業務や申請案内の送付、申請書の受付、内容確認、データ入力等
を一括して行う給付金支給事務局の開設などの準備
を進める必要があることから、今議会において補正予算
を提出したことは妥当であると考えます。
一方、事務委託費の主な内訳として、市民からの問合せに対する
コールセンター業務や申請内容のデータ入力業務等で約8,100万円、対象年齢の児童がいる全世帯に申請案内
を送付することも想定した郵送等の費用で約3,200万円、
システム改修費として約1,300万円となっており、その必要性は理解できるものの、やはり事業費全体に占める割合が高いという印象は拭い切れません。
このような各事業における事務費、委託費などの間接経費については、各事業で
システム改修に係る経費や
コールセンター業務に係る経費など
を共有している部分が多いことから、こうした経費
を他の事業でも活用したり、自治体連携下での共同調達
を活用するなど、間接経費
を圧縮する努力
を図ること
を要望します。これは、
中小企業者一時支援金の委託料についても同様です。
次に、成人
を祝う
会代替企画についてです。
令和3年新成人
を祝う会については、全国、県及び市内の感染拡大状況に改善が見られないこと、地域の医療提供体制が逼迫していること、及び20代の感染が拡大している状況であったことなどの理由から、昨年12月22日に式典
中止の判断
を行い、オンラインによる開催となりましたが、参加予定者や父兄などの関係者から代替開催の要望が我々にも寄せられており、趣旨については大いに賛同するところであります。
内容については、現段階では、会場
を千葉JPFドームにし、事前登録受付の状況により、分散開催
をする方向で検討しているとのことですが、答弁では、地域のにぎわい創出の新たな拠点となる施設
を御覧いただき、本市への愛着
をより一層深めていただきたいとのことで、会場ありきの印象があるので、新成人の意向
をしっかり受け止め、企画内容や会場選定についても柔軟に対応するよう要望します。
次に、
中小企業者一時支援金についてです。
昨年度実施された千葉市
中小企業者事業継続給付金は、申請受付期間
を延長し、実績として1,385件の給付
を行い、執行率はそれほど高くないものの、それなりの実績はあったものと考えます。
現在も、コロナウイルスの蔓延により、市内の多くの
事業者が厳しい経営
を強いられております。今回は、前回の20万円と比較して15万円と若干減額となったものの、少しでも市が中小企業の状況
を理解し、引き続き支援していこうという姿勢
を示すことは極めて重要であります。ぜひとも市内の多くの
中小企業者の方々が利用できるような広報、周知の徹底
をお願いするとともに、予算額
を超えての申請があった際も広く門戸
を開き、多くの市内
中小企業者が利用できるよう迅速な対応
を強く要請させていただきます。
最後に、議案第58号、
幕張新都心廃棄物空気輸送システムごみ輸送管復旧業務委託に関しては、
打瀬地区の住民の多くがこの
システムの存続
を望んでおり、我が会派の議員もかねてより要望してきたところであります。
工事の概要、随意契約となった理由、予算額、財源内訳についても精査した結果、我が会派としても理解するところであります。執行部の皆様におかれましては、市民の皆様の気持ちに寄り添った対応
を強く要望いたします。
以上で、自由民主党・無所属の会の討論
を終わります。(拍手)
13 ◯議長(
岩井雅夫君) 46番・米持克彦議員。
〔46番・米持克彦君 登壇、拍手〕
14 ◯46番(米持克彦君) 自由民主党千葉市議会議員団の米持克彦でございます。
会派
を代表いたしまして、本議会に提案されました議案第58号・
工事委託契約について(
幕張新都心廃棄物空気輸送システムごみ輸送管復旧業務委託)について、賛成の立場から討論
を行います。
本
システムについては、
幕張新都心住宅地区の住民からの
早期復旧及び
システム継続への要望も強く、我が会派は、当地区の生活環境の保全及び公衆衛生の向上
を図るためには必要不可欠なインフラであると考えております。
今回の復旧工事については、再稼働
を優先した工事計画とするなど、一日でも早く住民に使っていただけるよう取り組む内容であることが確認できたこと、さらに、今後の
維持管理においても、メンテナンス
を考慮した輸送管ルート及び敷設方式としたことなど、当局の取組
を評価するとともに、迅速かつ適切な工事の遂行
をお願いいたします。
一方、本
システムの
維持管理に係る費用は多額であり、将来的な財源の担保が不可欠であることから、千葉県に修繕引当金的な制度創設
を提案する等、本市の負担にならないよう、今後とも費用負担に係る県との協定の継続
を強く要望するとともに、
システムの
維持管理については、今後も的確な対応
をお願いいたします。
以上で、自由民主党千葉市議会議員団
を代表いたしましての討論
を終わります。議員皆様の御賛同
をよろしくお願いいたします。(拍手)