千葉市議会 2020-09-18
令和元年度決算審査特別委員会(第1日目) 本文 開催日: 2020-09-18
副
委員長の
互選
7
◯委員長(
白鳥 誠君) 引き続き、副
委員長の
互選につきましては、
指名推選の
方法によることとし、私から指名いたしたいと思いますが、御
異議ございませんでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
8
◯委員長(
白鳥 誠君) 御
異議ないものと認め、副
委員長には
森山和博委員を指名いたしたいと思いますが、御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
9
◯委員長(
白鳥 誠君)
異議ないものと認め、
森山和博委員が副
委員長に当選されました。
それでは、副
委員長就任の御
挨拶をお願いいたします。
〔副
委員長・
森山和博君
登壇、
拍手〕
10 ◯副
委員長(
森山和博君) ただいま、
委員皆様の御
推挙をいだき、
決算審査特別委員会の副
委員長に就任いたしました。どうぞ、よろしくお願いいたします。
委員長を補佐し、円滑な
委員会運営を図ってまいりたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いします。また、限られた時間での
審査となります。
皆様の御
協力をお願い申し上げまして、御
挨拶にかえさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。(
拍手)
──────────────────────────
委員席の
指定
11
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、
委員席につきましては、ただいまお座りの席を
指定いたします。
──────────────────────────
分科会の
設置
12
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、
議案第119号から第137号までの19
議案の
審査のため、
常任委員会単位の5つの
分科会を
設置することとし、各
常任委員会の
委員定数をもって
構成いたしたいと思いますが、御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
13
◯委員長(
白鳥 誠君) 御
異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
──────────────────────────
分科会委員の
選任
14
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、
分科会委員の
選任につきましては、お
手元に配付の
委員表のとおり指名いたしたいと思いますが、御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
15
◯委員長(
白鳥 誠君) 御
異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
──────────────────────────
分科会主査・副
主査の
互選
16
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、各
分科会の正副
主査につきましては、各
常任委員会の正副
委員長を充てることといたしたいと思いますが、御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
17
◯委員長(
白鳥 誠君) 御
異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
──────────────────────────
理事会の
設置
18
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、
決算審査特別委員会に
理事会を
設置し、
理事会は
議会運営委員会理事会の
構成をもって充てることといたしたいと思いますが、御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
19
◯委員長(
白鳥 誠君) 御
異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
議事の都合により、暫時
休憩いたします。
午後1時23分
休憩
──────────────────────────
午後1時50分
開議
20
◯委員長(
白鳥 誠君)
休憩前に引き続き、
委員会を開きます。
──────────────────────────
総括説明
21
◯委員長(
白鳥 誠君) まず、
令和元
年度一般会計決算及び各
特別会計決算の
総括説明をお願いいたします。
財政局長。
22
◯財政局長(
小池浩和君)
令和元
年度決算の
概要について、
総括説明を申し上げます。
私からは
一般会計及び
特別会計について申し上げ、
企業会計につきましては、
病院事業管理者及び各
所管局長より御
説明を申し上げます。
それでは、お
手元の
令和元
年度主要施策の
成果説明書の目次を御覧ください。
本
説明書は、1から6まで大きく6つの項目に分けて
記載しておりますが、1の
予算執行の
概況につきましては、今
議会冒頭の
提案理由説明で市長より申し上げましたので、省略をさせていただき、本日は、2の
一般会計決算の
概要から4の
特別会計決算の
概要までを御
説明いたします。
5の
決算額状況表につきましては、これらの
基礎数値となっておりますので、適宜御覧いただきたいと存じます。なお、
健全化判断比率及び
資金不足比率につきましては、5の(10)に
記載をしております。また、6の
局別決算状況につきましては、23日からの
分科会で各
所管局より御
説明申し上げます。
それでは、2ページをお願いいたします。
2の
一般会計決算の
概要について申し上げます。
表1を御覧ください。
予算現額4,915億300万円に対しまして、
歳入決算額は4,580億4,300万円、
歳出決算額は4,510億4,700万円となっております。
歳入歳出差引額は69億9,600万円で、翌
年度へ繰り越すべき
財源11億5,600万円を差し引いた
実質収支は、58億4,000万円の黒字となりました。
次に、(1)の
歳入です。
款別の主な
内訳を表2に
記載しております。表の下の
説明欄と併せて御覧ください。
初めに、
市税です。
決算額は2,025億8,400万円、
構成比は44.2%、前
年度に比べ53億8,200万円、2.7%の増となりました。
これは、
個人市民税が
県費負担教職員の
給与負担等の
移譲に伴う
税源移譲や
給与所得者数及び
給与所得の増により
増額となったほか、
固定資産税が家屋の新増築により
増額となったことなどによるものです。
次に、
国庫支出金です。
決算額は798億6,100万円、
構成比は17.4%、前
年度に比べ66億6,800万円、9.1%の増となりました。
これは、
幼児教育、
保育の
無償化に伴い、
子ども・
子育て支援給付費収入や
子育て支援施設等利用給付費収入が
増額となったほか、
プレミアム付商品券の
発行に伴い、
地域住民生活等緊急支援交付金収入が
増額となったことなどによるものです。
次に、
市債です。
決算額は492億8,700万円、
構成比は10.8%、前
年度に比べ91億9,500万円、22.9%の増となりました。
これは、
臨時財政対策債が
減額となったものの、
小中学校の
普通教室への
冷暖房設備設置や
千葉市
美術館の
リニューアルなどに伴い、
建設事業債が
増額となったことなどによるものです。
次に、
県支出金です。
決算額は196億3,900万円、
構成比は4.3%、前
年度に比べ25億4,600万円、14.9%の増となりました。
これは、
幼児教育、
保育の
無償化に伴い、
子ども・
子育て支援給付費収入や
子育て支援施設等利用給付費収入が
増額となったことなどによるものです。
次に、
財産収入です。
決算額は69億5,200万円、
構成比は1.5%、前
年度に比べ47億2,600万円、212.4%の増となりました。
これは、
土地売払収入が
増額となったことなどによるものです。
次に、
地方特例交付金です。
決算額は25億4,200万円、
構成比は0.6%、前
年度に比べ16億500万円、171.3%の増となりました。
これは、
幼児教育、
保育の
無償化に係る
初年度経費を国が負担することに伴い、
子ども・
子育て支援臨時交付金が交付されたことなどによるものです。
以下、主な
歳入は
記載のとおりであります。
次に、4ページをお願いいたします。
(2)の
歳出です。
款別の主な
内訳を表3に
記載しております。表の下の
説明欄と併せて御覧ください。
初めに、
民生費です。
決算額は1,627億9,500万円、
構成比は36.1%、前
年度に比べ67億6,800万円、4.3%の増となりました。
これは、
幼児教育、
保育の
無償化に伴い、
子ども・
子育て支援給付事業費や
子育て支援施設等利用給付事業費が
増額となったことなどによるものです。
次に、
教育費です。
決算額は709億9,300万円、
構成比は15.7%、前
年度に比べ35億3,400万円、5.2%の増となりました。
これは、
小中学校の
普通教室への
冷暖房設備設置に伴い、
小中学校校舎等改修事業費が
増額となったことなどによるものです。
次に、
土木費です。
決算額は475億9,000万円、
構成比は10.6%、前
年度に比べ24億7,000万円、5.5%の増となりました。
これは、
稲毛海浜公園の
リニューアルに係る
経費や
交通安全施設整備事業費が
事業の
進捗に伴い
増額となったことなどによるものです。
次に、
衛生費です。
決算額は345億2,900万円、
構成比は7.7%、前
年度に比べ8億7,100万円、2.6%の増となりました。
これは、
助成件数の増加に伴い
指定難病助成事業費が
増額となったことなどによるものです。
次に、
商工費です。
決算額は321億7,500万円、
構成比は7.1%、前
年度に比べ6億800万円、1.9%の増となりました。
これは、
融資残高の減などに伴い
中小企業資金融資事業費が
減額となったものの、
プレミアム付商品券事業費が
増額となったほか、
ネクストコア千葉誉田の
産業用地整備に伴い
企業立地促進事業費が
増額となったことなどによるものです。
以下、主な
歳出は
記載のとおりであります。
次に、6ページをお願いいたします。
3の
一般会計の
財政構造について申し上げます。
まず、
歳入総額のうち、
自主財源と
依存財源の
状況です。
表4を御覧ください。
内訳の欄にあります
自主財源の
決算額は、2,643億2,500万円、前
年度に比べ64億1,500万円、2.5%の増となりました。
これは、
市税や
財産収入が
増額となったことなどによるものです。
一方、
依存財源の
決算額は1,937億1,800万円、前
年度に比べ183億6,700万円、10.5%の増となりました。
これは、
市債や
国庫支出金が
増額となったことなどによるものです。
これらから、
歳入全体に占める
自主財源の
構成比である
自主財源比率は57.7%となり、前
年度に比べ1.8ポイントの減となっております。
次のページをお願いいたします。
歳出の
性質別の
状況です。
表5を御覧ください。
表の上段、
義務的経費の
決算額は2,549億600万円、
構成比は56.5%、前
年度に比べ48億4,300万円、1.9%の増となりました。
これは、
公債費が15億7,100万円の
減額となったものの、
子ども・
子育て支援給付事業費の増などにより、
扶助費が69億7,200万円の
増額となったことなどによるものです。
表の中ほど、
投資的経費の
決算額は439億6,900万円、
構成比は9.8%、前
年度に比べ121億2,600万円、38.1%の増となりました。
これは、
災害復旧費が27億6,100万円の
増額となったほか、
千葉市
美術館の
リニューアル事業の
進捗などにより、
普通建設事業費の
単独事業費が85億400万円の
増額となったことなどによるものです。
表の下から2段目、その他の
経費の
決算額は1,521億7,200万円、
構成比は33.7%、前
年度に比べ41億3,400万円、2.8%の増となりました。
これは、
プレミアム付商品券の
発行などにより
物件費が
増額となったほか、
公共用地取得事業などへの
繰出金が
増額となったことなどによるものです。
次に、8ページをお願いいたします。
4の
特別会計決算の
概要について申し上げます。
表6を御覧ください。
病院事業、
下水道事業及び
水道事業の
企業会計を除く
特別会計14
会計の
決算額は、一番下の計の欄ですが、
歳入が3,556億1,900万円、
歳出が3,536億6,500万円となりました。
特別会計の主なものについて御
説明いたします。
次の9ページを御覧ください。
初めに、1)の
国民健康保険事業特別会計の
決算額は、
歳入が835億4,600万円、
歳出が827億8,900万円となりました。
歳入の主なものは、
国民健康保険料が190億8,100万円、国・
県支出金が572億2,100万円、
一般会計からの
繰入金が63億4,200万円となっております。
歳出の主なものは、
保険給付費が563億7,300万円、
千葉県へ支払う
国民健康保険事業費納付金が240億7,800万円となっております。
次に、2)の
介護保険事業特別会計の
決算額は、
歳入が686億7,900万円、
歳出が678億4,800万円となりました。
歳入の主なものは、
介護保険料が159億1,700万円、国・
県支出金が244億8,600万円、
社会保険診療報酬支払基金からの
介護給付費等交付金が175億7,400万円、
一般会計からの
繰入金が101億9,300万円となっております。
歳出の主なものは、
保険給付費が630億2,000万円、
地域支援事業費が29億6,300万円、
介護給付準備基金への
積立金が1億400万円となっております。
次に、3)の
後期高齢者医療事業特別会計の
決算額は、
歳入が116億6,400万円、
歳出が116億4,000万円となりました。
歳入の主なものは、
後期高齢者医療保険料が100億7,000万円、
一般会計からの
繰入金が15億1,900万円となっております。
歳出の主なものは、
千葉県
後期高齢者医療広域連合への
納付金が115億6,900万円となっております。
次に、4)の
競輪事業特別会計の
決算額は、
歳入が108億6,700万円、
歳出が107億4,200万円となりました。
歳入の主なものは、
勝者投票券売上げが87億3,100万円となっております。
歳出の主なものは、
開催費が87億6,100万円、
競輪事業施設整備基金積立金が9億3,800万円、
千葉競輪場除却費負担金が9億3,000万円、
一般会計への
繰出金が500万円となっております。
最後に、5)の
公債管理特別会計の
決算額は、
歳入、
歳出それぞれ、1,644億8,700万円となりました。
歳入の主なものは、各
会計等からの
繰入金が1,145億7,100万円、借換債が496億4,100万円となっております。
歳出の主なものは、
元金が1,268億1,300万円、
市債管理基金積立金が283億9,000万円となっております。
最後に、24ページと25ページをお願いいたします。
(8)の各
会計別地方債総括表ですが、これは各
会計の
地方債現在高等の
状況を示した表でございます。
表の一番下の
合計欄を御覧ください。
全
会計では、
平成30
年度末現在高は9,790億円ですが、これに、その右の
令和元
年度発行額を加え、さらにその右の
償還元金を差し引いた元
年度末の現在高は、一番右の9,732億円となり、前
年度に比べ59億円、9年連続で削減したところでございます。
以上が
一般会計及び
特別会計の
総括説明でございます。
令和元
年度におきましても、
財政健全化に向け、全庁を挙げて
歳入の確保を図るとともに、
歳出においても
経費節減等による効率的な
執行に努めてきたところでございます。
来週からの
分科会での御審議につきましてよろしくお願いを申し上げ、
説明を終わらせていただきます。
23
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、
令和元
年度病院事業会計決算の
総括説明をお願いいたします。
病院事業管理者。
24
◯病院事業管理者(寺井 勝君)
令和元
年度の
病院事業会計決算について御
説明いたします。
決算書の15ページをお願いいたします。
初めに、
概況の
総括事項について御
説明いたします。
病院事業は、
平成23
年度に
地方公営企業法の全部適用に移行し、運営しております。
千葉市立病院改革プラン(第4期)を
平成30年4月に策定し、
市民が必要とする安全・安心な
医療を一人でも多くの
市民に
提供すること、及び健全な
病院経営を確立し、
市立病院を持続発展させることを使命として、
救急医療をはじめ、
青葉病院での
血液疾患や
身体合併症を有する
精神疾患、
海浜病院での
小児・周産
期医療や
がん治療などの政策的な
医療に積極的に取り組み、
地域の中核的な
病院として良質な
医療の
提供に努めております。
次に、
病院別の
状況についてです。
青葉病院では、入院を必要とする患者を搬送する
救急車を断らないという
基本方針の下、
平成27年10月から新たに
救急棟を供用開始し、
救急搬送の積極的な受入れを推進しており、
令和元
年度の
救急搬送件数は4,528件となりました。
また、
平成28年4月に
地域医療支援病院として承認されたことに加え、
平成29年4月には
災害拠点病院として
指定され、
地域医療や
救急医療、
災害医療の面でも安全・安心な
医療を
市民に
提供しております。
海浜病院では、
地域小児科センターとして、
救急疾患から
小児一般診療、
小児の
専門治療まで幅広い
診療の
提供を行っています。また、周産
期医療では、
平成29年10月から、リスクの高い妊産婦や新生児への対応の強化を図るため、常態的に満床となっていたNICUを6床増床し、21床といたしました。
令和元年7月からは、救急科を立ち上げ、内科、外科の区分を問わず、あらゆる
救急疾患の初期
診療を行った結果、
令和元
年度の
救急搬送件数は、前
年度より1,210件増加し、4,762件となりました。
次に、決算
状況について御
説明いたします。
2ページ、3ページにお戻りください。
表の金額について、1,000円未満四捨五入で御
説明いたします。
初めに、(1)収益的収入及び支出についてですが、まず収入は、第1款、
病院事業収益の
予算額の合計222億3,849万8,000円に対し、
決算額は216億5,726万1,000円で、5億8,123万7,000円の減となっております。
これは、第2項、医業外収益のうち、他
会計補助金、負担金が医業収支の改善などに伴い見込みを下回ったものでございます。
次に、支出ですが、第1款、
病院事業費用の
予算額合計230億7,185万2,000円に対し、
決算額は217億1,360万8,000円で、不用額は8億7,322万4,000円となっております。
不用額の主な理由は、第1項、医業費用において、給与費などに不用が生じたことによるものです。なお、これらの結果、約6,000万円の損失を計上することとなりました。
4ページ及び5ページをお願いいたします。
(2)資本的収入及び支出ですが、収入は、第1款、資本的収入の
予算額の合計33億8,765万2,000円に対し、
決算額は30億924万円で、3億7,841万2,000円の減となっております。
これは、支出における建設改良費の
財源として予定していた第1項の企業債が減となったものでございます。
次に、支出ですが、第1款、資本的支出の
予算額の合計33億8,765万2,000円に対し、
決算額は30億924万円で、不用額は1億2,082万2,000円となっております。
これは、第1項、建設改良費での施設整備や
医療機器購入に係る契約差金などによるものでございます。
以上が
病院事業会計の決算
状況でございます。よろしくお願いいたします。
25
◯委員長(
白鳥 誠君) 次に、
議案第119号及び
令和元
年度下水道事業会計決算の
総括説明をお願いいたします。建設局長。
26 ◯建設局長(出山利明君)
令和元
年度下水道事業会計決算について御
説明いたします。また、
議案第119号・
令和元
年度千葉市
下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についても、関連しますので併せて
説明させていただきます。
まず、
下水道事業会計決算書の15ページをお願いいたします。
初めに、1、
概況の(1)
総括事項について御
説明いたします。
中ほどのア、
事業実績でございますが、
令和元
年度末の
事業計画面積は1万3,121ヘクタールで、このうち1万2,286ヘクタールが整備済みとなり、整備率は93.6%となりました。
また、行政区域内人口97万3,121人に対し、整備区域内人口は94万7,203人となり、下水道処理人口普及率は97.3%となりました。このうち接続人口については、前
年度より3,144人増加し、94万3,120人となり、接続率は99.6%となりました。
この結果、年間処理水量は1億2,178万3,000立方メートル、1日平均処理水量は33万3,000立方メートルとなっております。
次に、管渠、ポンプ場及び処理場の整備などに係る当
年度の建設改良費の
決算額は94億8,683万8,000円となりました。
主な
事業のうち浸水対策については、局地的な大雨などによる浸水被害を軽減するため、雨水対策重点地区整備
基本方針に基づき、
地域の
状況に応じた効率的な雨水管渠などの整備を行うとともに、引き続き、
市民による防水板
設置の費用を一部助成いたしました。
中央浄化センターでは、良好な水環境保全のため、老朽化対策に併せて高度処理への再構築を進めており、南部浄化センターでは、下水処理過程から発生する汚泥を利活用するための検討を行いました。
汚水管渠整備については、誉田町、鎌取町、辺田町などの面整備を推進した結果、整備面積が4ヘクタール増加いたしました。
また、施設の老朽化や耐震化のための管渠の改築などを行うとともに、大椎ポンプ場などの機械・電気設備の改築工事のほか、防災対策として千城台南中学校などにおいてマンホールトイレ
設置工事を実施いたしました。
次に、決算
状況について御
説明いたします。
戻りまして、
決算書の2ページ、3ページをお願いいたします。
表の金額については、1,000円未満四捨五入で御
説明いたします。
初めに、収益的収入及び支出でございますが、収入は第1款、
下水道事業収益の
予算額合計を御覧ください。
302億9,855万円に対し、
決算額は301億4,644万1,000円で、1億5,210万9,000円の減となっております。
減の主なものですが、第1項、営業収益が2億3,078万6,000円の減で、これは主に
一般会計負担金が繰り入れ対象
経費である維持管理費や企業債利息の減少に伴い
減額となったことなどによるものでございます。
次に、支出は、第1款、
下水道事業費用の
予算額合計293億1,677万3,000円に対し、
決算額は284億9,451万7,000円で、不用額は8億2,225万6,000円となっております。
不用額の主なものですが、第1項、営業費用が4億253万3,000円の減で、これは委託料や資産減耗費などが当初の見込みを下回ったことなどによるものでございます。
また、第2項、営業外費用が4億91万9,000円の減で、これは企業債の借入利率が想定を下回ったことにより、支払利息が
減額となったことなどによるものでございます。
4ページ、5ページをお願いします。
次に、資本的収入及び支出ですが、収入は、第1款、資本的収入の
予算額合計212億4,906万8,000円に対し、
決算額は144億1,728万4,000円で、68億3,178万4,000円の減となっております。
これは主に、第1項、企業債の
発行額が50億3,090万円の
減額となったこと、及び第3項、補助金が17億7,872万9,000円の
減額となったことによるもので、これらは国の補正
予算の
事業が繰り越しになったことなどによるものでございます。
次に、支出は、第1款 資本的支出の
予算額合計323億5,427万4,000円に対し、
決算額は257億7,809万2,000円で、翌
年度繰越額合計61億5,494万3,000円を差し引いた不用額は4億2,124万円となっております。
不用額の主なものですが、第1項、建設改良費が3億9,154万6,000円で、これはポンプ場建設費や処理場建設費が当初の見込みを下回ったことなどによるものです。
なお、表の下、欄外を御覧ください。
資本的収入額が資本的支出額に不足する額、113億6,080万7,000円は、損益勘定留保資金などで補填いたします。
次に、8ページをお願いいたします。
議案第119号・未処分利益剰余金の処分に関する
説明でございます。
下の表の
令和元
年度千葉市
下水道事業剰余金処分計算書を御覧ください。
上から2段目、当
年度末残高の一番右の欄、未処分利益剰余金25億9,214万5,000円の処分について議決をお願いするものでございます。
処分の
内訳ですが、表の上から4段目、減債
積立金の積み立ての一番右側の欄、マイナス11億4,265万3,000円は、
令和元
年度決算における純利益を減債
積立金へ積み立てるものでございます。
次に、その下、資本金への組み入れの一番右側の欄、マイナス14億4,949万1,000円は、
平成30
年度の純利益を
令和元
年度に減債
積立金に積み立て、企業債の償還に使用したもので、資本金に組み入れるものでございます。
以上が
下水道事業会計の決算
状況及び未処分利益剰余金の処分の
説明でございます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
27
◯委員長(
白鳥 誠君)
最後に、
令和元
年度水道事業会計決算の
総括説明をお願いいたします。水道局長。
28 ◯建設局次長兼水道局長(斉藤 平君)
令和元
年度水道事業会計の決算について御
説明いたします。
初めに、
水道事業会計決算書の15ページをお願いいたします。
事業の
概況について
説明いたします。
1、
概況(1)
総括事項の中ほどのアの
事業実績ですが、
令和元
年度末では、計画給水区域内人口5万5,811人に対し、給水人口は4万6,043人で、前
年度と比較して198人の減少となり、普及率は前
年度と変わらず82.5%となりました。
年間総給水量は474万378立方メートルとなり、前
年度と比較して3,107立方メートル、0.1%増加し、年間有収水量は463万6,403立方メートルとなり、前
年度と比較して4万9,155立方メートル、1.0%の減少となりました。その結果、有収率は前
年度と比較して1.1ポイント減少し、97.8%となりました。
次に、イの経営
状況ですが、営業収益は、前
年度と比較して2.2%、2,250万1,000円減少し、10億866万4,000円となりました。これは、水道使用料である給水収益が前
年度と比較して1.4%、1,371万9,000円減少したほか、加入者負担金などのその他の営業収益が前
年度と比較して12.7%、878万2,000円減少したことによるものでございます。
また、営業費用は、前
年度と比較して0.5%、850万8,000円増加し、17億8,733万3,000円となりました。これは、委託料が前
年度と比較して15.6%、2,593万8,000円減少したものの、修繕費が前
年度と比較して63.6%、1,678万4,000円、資産減耗費が前
年度と比較して368.5%、1,016万3,000円、減価償却費が前
年度と比較して1.1%、765万4,000円、それぞれ増加したことなどによるものでございます。
一般会計補助金は、前
年度と比較して36.1%、3億9,996万6,000円減少し、7億885万3,000円となりました。これは、前
年度決算に計上した霞ヶ浦導水
事業からの撤退に伴う特別損失がなくなったことなどにより、補助金が減少したものでございます。
今後も、収益の確保と費用の縮減を図り、効率的かつ効果的な
事業運営に努めてまいります。
次に、決算
状況について御
説明いたします。
ページを戻っていただき、
決算書の2ページ、3ページを見開きで御覧ください。
表の金額については、1,000円未満四捨五入で御
説明いたします。
初めに、(1)収益的収入及び支出ですが、収入は、第1款、
水道事業収益の
予算額の
合計欄、21億3,307万9,000円に対し、
決算額は20億5,279万4,000円で、
予算額に比べ
決算額の増減は8,028万5,000円の減になっております。
減額の主なものとしては、第2項の営業外収益が
予算額に比べ5,356万6,000円の減になっており、これは、修繕費の減や職員給与費の未
執行などに伴い、
一般会計からの補助金が減になったものでございます。
次に、支出は、第1款、
水道事業費の
予算額の
合計欄、21億5,191万9,000円に対し、
決算額は20億5,765万2,000円で、不用額は9,426万7,000円となっております。
不用額の主なものとしては、第1項、営業費用が
予算額に比べ8,083万9,000円の減になっており、これは、修繕費の減や職員給与費の未
執行などによるものでございます。
続いて、4ページ、5ページを見開きで御覧ください。
(2)資本的収入及び支出ですが、収入は、第1款、資本的収入の
予算額の
合計欄、11億7,134万2,000円に対し、
決算額は10億3,977万9,000円で、
予算額に比べ
決算額の増減は、1億3,156万3,000円の減になっております。
減額の主なものとしては、第1項、企業債が
予算額に比べ6,400万円の減になっており、これは、建設改良費のうち工事請負費の
事業費が見込みを下回ったことなどに伴い、企業債借入額が減になったものでございます。
次に、支出は、第1款 資本的支出の
予算額の
合計欄、16億3,697万5,000円に対し、
決算額は15億850万4,000円で、翌
年度繰越額合計4,733万7,000円を差し引いた不用額は8,113万4,000円となっております。
不用額の主なものとしては、第1項、建設改良費が
予算額に比べ8,013万4,000円の減で、これは、退職給付費が未
執行になったことや工事請負費の
事業費が見込みを下回ったことなどによるものでございます。
なお、表の下、欄外に
記載しております資本的収入額が資本的支出額に不足する額、4億6,872万4,000円は、当
年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。
以上が、
水道事業会計の決算でございます。よろしくお願いいたします。
29
◯委員長(
白鳥 誠君) お聞きのとおりでございます。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
次会は、10月6日、本会議散会後に
委員会を開きます。
本日は、これをもって散会といたします。御苦労さまでした。
午後2時22分散会
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千葉市議会
委員会条例第29条の規定により署名する。
決算審査特別委員長 白 鳥 誠
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