• 市民との合意形成なされていない(/)
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  1. 千葉市議会 2019-12-12
    令和元年第4回定例会(第7日目) 本文 開催日: 2019-12-12


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    ↓ 最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1                  午前10時0分開議 ◯議長(岩井雅夫君) これより会議を開きます。  出席議員は48名、会議は成立いたしおります。          ──────────────────────────  日程第1 会議録署名人選任件 2 ◯議長(岩井雅夫君) 日程第1、会議録署名人選任件を議題いたします。  私より指名いたします。7番・岩井美春議員、8番・小坂さとみ議員両議員にお願いいたします。          ──────────────────────────  日程第2 市政に関する一般質問 3 ◯議長(岩井雅夫君) 日程第2、市政に関する一般質問を行います。  通告順に従い、お願いいたします。31番・宇留間又衛門議員。             〔31番・宇留間又衛門君 登壇、拍手〕 4 ◯31番(宇留間又衛門君) おはようございます。久しぶりに、きょうは傍聴人が非常に多いということで、少しあの辺があいていますけれども、次機会にはもう少し大勢に来いただきたい思います。それでは、自由民主党千葉市議会議員団宇留間又衛門でございます。  台風15号、19号、10月25日大雨自然災害により甚大な被害が発生し、10月25日大雨で発生した土砂崩れにより3名方がお亡くなりにならました。お亡くなりにならた方には御冥福をお祈り、被災さた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。  それでは、通告に従いまして、一般質問を行います。  初めに、商店街街路灯に対する補助制度について伺います。  本市商店街は、平成20年度には94地区あったものが、現在は80地区まで減少しおり、また、各商店街においては、個店経営高齢化や店舗閉店が進み、商店街会員数が減少しているところであります。  本市では、アーケードや街路灯を初めする商店街共同施設設置、修繕費用や街路灯電気代に対する補助事業が実施されていますが、今述べたように、商店街実情から、これら施設維持管理や老朽化が課題なっおり、特に街路灯維持管理に関する意見が多く聞かれるところであります。  そこで、まず、商店街街路灯修理経費について伺います。  街路灯については、平成21年度に環境省地域グリーンニューディール基金を活用し、省エネルギーで10年長寿命言われているLED灯などに変更さました。現在、LED灯電球交換に対しては、補助率が2分の1で、1灯当たり1万5,000円を上限する補助なっおりますが、商店街街路灯については、その形状などから、交換に要する作業経費が高い聞いおります。
     また、LED灯に変更しから10年目に差しかかっていることから、近い将来、その多く修理需要が出くることなります。まとまっ交換する当然、費用も高額なり、対応することが困難な商店街が出くることも予想されているので、市としても電球交換補助率や交換経費増額について再考する時期に来ているのではないでしょうか。  次に、商店街街路灯撤去についてです。  街路灯については、商店街解散に伴い町内自治会に移管できる仕組みなっていることは承知しおりますが、その全てが防犯街灯として必要なるものではなく、一定数については移管できず撤去せざるを得ないことなります。街路灯は、市から補助を受け設置したものであり、商店街が適切に維持管理、処分すべき責任を有していることは十分承知しおります。  しかしながら、街路灯撤去には、その支柱、埋設されている基礎部分を含め撤去することなるため費用が高額なり、商店街厳しい実情を考慮するこれを商店街に全額負担させることは困難考えるところであります。  また、先般台風強風により、街路灯が曲がったり破損したりという話も耳にしおり、老朽化した灯具や支柱安全上観点からも、街路灯撤去に対する補助制度を早急に追加すべき考えます。  そこで、2点伺います。  商店街街路灯電球交換に関する補助率経費上限額見直しについて。  2点目は、商店街街路灯撤去に対する補助金について伺います。  次に、農業振興施策について伺います。  本市では、温暖な気候首都圏近郊に位置する立地を背景に、水稲、露地野菜、施設野菜、果樹などほか、酪農、養鶏、畜産といった多様で豊かな農業が営まれております。農業産出額について、農業県である千葉県にあっも上位に位置している状況にある伺っおります。  しかしながら、日本農業全般に言えることでありますが、本市でも、農業従事者高齢化に伴う担い手不足が深刻さを増していると感じているところであります。  また、今回台風15号、19号に加え、10月25日大雨により、農業被害も甚大でありました。自然猛威による非情なことはいえ、精魂込めつくったものがいとも簡単にやられてしまったことは、どんな強い農業者にとってもショックは大きいものでございます。  私も、農家集落ごとに組織されている農協実行組合長を長年引き受けている中で、地元に限らず、いろいろな農家話を耳にします。特に後継者不足については深刻であり、後継ぎがいるにもかかわらず、収入が低くもうからない農業経営を継がせるは嫌だ、先行きが見えないなど、積極的に後を継がせることをちゅうちょししまう話が印象に残っおります。  そこで、平成30年度千葉市農業概要を見みます、販売金額規模別では、500万円未満が約86%を占めている状況であり、この数字からも、農業収入が低いという農家声にうなずくところであります。ひとえに、農業所得向上がままならないといった課題が大きく影響しているもの考えられるところであり、農業所得を向上させいくには、これまで以上に農業振興施策を講じ、何をどうやっもうけにつなげいくかという方向性を支援することだ思います。  その結果、稼いでいる農業者をより多くふやし、ほか農業者へよき目標なっ、自分もという前向きな気持ちを持っいただき、農業者個々所得向上を図っいくことが重要である思います。  そこで伺います。  これまで、どのような施策を講じ、農業所得向上に取り組んでか、また、課題をどう捉えているのか。  2点目、これまで経緯を踏まえた今後具体的な施策展開をお聞かせください。  次に、中央区諸問題を伺います。  本市玄関口で行われている千葉駅東口地区市街地再開発事業につきましは、組合施行により既存建築物解体工事が進み、現在、再開発ビル基礎工事が進められおり、令和4年竣工予定とのことでございます。また、これにあわせ市において駅前広場JR外房線側歩道やバスターミナル等再整備を行い、歩行環境利便性向上を図っていることで、今後、ますます人集まる魅力的な空間を形成する思わます。  このような中、千葉駅周辺から中心市街地へ人を誘引するため、中央公園付近において多くイベントが行われているようですが、一時的な集客効果は見られるものの、日常には、人もまばらで、残念ながら、にぎわい回復にはつながっていないような感じがいたします。  随分古い話でありますが、かつて、千葉駅前大通り地下街構想というものがあった記憶しおります。今、改めてこの構想を考えます、西銀座周辺再開発動きに合わせ、中央公園まで地下道をつなげれば、まさに千葉駅周辺活性化グランドデザインを掲げている千葉駅中央公園を結ぶシンボルロード形成することができるではない思います。  次に、栄町地区もにぎわいに欠けしまっていると感じている一つであります。  かつては、県下随一歓楽街として栄えていましたが、昭和38年にJR千葉駅が現在位置に移転しからは、当時ようなにぎわいも見られず、関係者などでいろいろな検討がなされていましたが、課題が残っていると考えおります。  市当局において、住民、商店街、大学等連携によるさまざまな活性化策に取り組んできたことは承知しおりますが、最近駅周辺リニューアル動きを好機捉え、何か手を打つことができれば、町が活性化しいくではない期待しおります。  同時に、千葉銀座通りも、平成28年千葉パルコ閉店を機ににぎわいに欠けしまっていると感じている地区一つであります。現在、千葉パルコ跡地では、既存建物解体工事が行われており、今後、どのような建物が建つか気になるところであります。千葉駅から中心市街地へ来街者を回遊させることができれば、これら地区もにぎわいが戻っくるではない期待しているところであります。  一方、千葉駅西エリアですが、今年度末に千葉駅西口地区市街地開発事業B工再開発ビルが竣工予定で、商業、医療、健康づくりなど生活サービス機能などが整備されるとのことであります。平成2年に行われてきた再開発事業ですが、平成26年度に完成したウェストリオや駅前広場合わせ、臨海部玄関口が完成することになりますが、事業完了後も活性化する取り組みを続けることが肝要である考えます。  そして、この事業で使用される旧西口再開発事務所跡地についても、活用次第では、にぎわいあるまちづくりに寄与できるではない期待しているところでございます。  そこで、4点伺います。  1点目は、駅前大通り地下構想についてどう考えるか。  2点目は、栄町地区を今後どのようにしいくか。  3点目は、千葉パルコ跡地現状中心市街地回遊性について。  4点目は、旧西口再開発事務所跡地活用について伺います。  次に、蘇我駅前再開発について伺います。  現在、蘇我駅周辺臨海部は蘇我副都心として位置づけられおり、臨海部においては、アリオを初めする民間商業施設蘇我スポーツ公園が整備さ、商業、アミューズメント、スポーツ町が形成れております。臨海部に買い物などに訪れる人は、年間で2,200万人を超え、にぎわいが増していると感じおります。  スポット的には、蘇我スポーツ公園で5月に開催さたJAPAN JAMでは、昨年約1.7倍約11万人も来場者があり、また、8月には、新たに円形野球場であるフクダ電子スタジアムがオープンいたしました。  JR蘇我駅周辺については、JR京葉線、外房線、内房線が蘇我駅に乗り入れ、重要な交通結節点として、1日約3万4,000人が乗車しおり、本市においても4番目に乗車人員が多く重要な駅であります。駅西口では、これまで駅前広場拡張や臨海部へ訪れるため歩道拡幅整備等なされ、歩行環境利便性向上が図られてきました。  一方、東口については、後背地に広大な市街地を抱えているにもかかわらず、駅前広場は依然として手狭な状態で、路線バスや一般車が交差しおり、大変混雑している状況なっおります。  駅周辺においては、月決め駐車場コインパーキング等低利用地が多く存在しおり、土地利用転換や高度利用など、副都心として都市機能集積が他都心比べる進んでいないと感じおります。  昨年第3回定例会において、JR蘇我駅周辺再整備についてお聞きしたところ、東口駅前広場整備隣接する北側街区再構築を同時に進める市街地再開発事業可能性について検討をしているとの御答弁をいただきました。私は、ぜひとも副都心としてふさわしい風格を兼ね備えた整備を進めもらいたい考えおります。  そこで、2点伺います。  蘇我駅東口市街地再開発事業現在状況についてお聞かせください。  2点目は、今後進め方についてお聞かせください。  続きまし、千葉中央港について伺います。  千葉市千葉港発祥は、鎌倉時代にさかのぼり、亥鼻城を中心した千葉氏船着き場でありました。江戸時代には、江戸との間で米穀、塩等海運が盛んでありましたが、明治6年に千葉県が誕生し県庁が置かたため、港周辺は政治、交通中心として栄えるようになりました。その後は、埋立事業により新たな土地を生み出し、工業発展などに多く恩恵を受けきた経緯があります。  千葉港は、本市を中心に、北は市川市から南は袖ヶ浦市まで6市にまたがり、海岸線延長は約133キロメートルに及び、平成23年には国際拠点港湾に定められ、全国2位貨物量を誇る国内屈指国際貿易港として、名実ともに我が国産業を支える重要な役割を担っおります。  工業港として発展一方で、本市では、県とともに市民や県民が身近に海や港に親しめる親水空間提供を目指し、千葉港初なる旅客桟橋、港湾緑地整備を千葉市中央地区で進め、平成28年4月には港開きが行わ、旅客船運航が開始されております。  千葉港港湾管理者は千葉県なっおりますが、千葉みなと旅客船桟橋港湾施設については、千葉県条例により一部権限を市に移譲さ市が管理しているとのことであります。今後、クルーズ船誘致を初め、港を生かした経済活動を促進させいくためには、千葉市がこれまで以上に港湾行政に主体なっいくべきである考えます。  そこで伺います。  千葉県から一部権限移譲を受けたことによるメリットについて。  2点目、大型クルーズ船誘致に向けた取組状況つい  3点目、千葉県から港湾管理権全て譲渡を受けることについて見解をお聞かせください。  次に、歩道整備について伺います。  中央区塩田町、生浜高校脇を通る市道塩田町16号線などであります。  この道路は、塩田町バス通り交差し、国道357号線抜け道として利用さ、通勤時間帯には交通量が多い道路であります。生浜西小学校児童や生浜高校生徒通学にも利用されておりますが、ガードレールで仕切ら歩道があるものの、幅員は非常に狭く、歩行者すれ違いが困難で、時には歩行者が車道に出歩いている状況も見られます。子供たちが交通事故に巻き込まれることはないか、常に心配しているところであります。  そのため、この道路歩道民地間にある水路にふたをし歩道を整備できないか、地元とともに、私も強く市当局へ求めたところであります。市御尽力により、上流部雨水施設が整備さ、水路面縮小をすることが可能なり、平成30年度から水路内に雨水管を埋設し、歩道を整備する工事に着手さたところであります。地元も喜んでいるところで、一刻も早く完成を願うところであります。  そこで、2点伺います。  整備概要進捗状況について。  2点目、今後予定について伺います。  最後に、雨水対策について伺います。  10月25日集中豪雨では、記録的な雨量を観測し、市内各所において、床上、床下浸水など被害が発生しました。地元蘇我地区においては、昔から大雨が降るたびに冠水が発生し、貯留管など整備により一定対策効果はありましたが、近年異常気象により、再び駅前ロータリー周辺に被害が発生している状況であります。地元では、この状況を何とかしほしいとの声が多くあり、蘇我駅は本市副都心玄関口であり、通勤通学利用者も多く、被害が発生する経済的損失も大きいことから、浸水対策を早期に進めいただくことが重要である考えます。  そこで、JR蘇我駅周辺における浸水対策取り組みについて伺います。  以上で、1回目質問を終わります。(拍手) 5 ◯議長(岩井雅夫君) 答弁願います。市民局長。 6 ◯市民局長(曽我辺 穣君) 商店街街路灯に対する補助制度についてお答えします。  まず、商店街街路灯電球交換に関する補助率経費上限額見直しについてですが、商店街街路灯多くは、既製品ではなく独自デザインが施さたものを設置していることから、電球交換に要する工賃も個々街路灯により異なっおります。電球交換に対する補助については、平成29年度導入開始からまだ間もないこともありますが、実際に過去2年間に申請さた内容を見る本市が定めた基準経費内でほぼおさまる状況なっおります。このため、今後実績を見きわめた上で、補助制度内容について検討する必要がある考えおります。  最後に、商店街街路灯撤去に対する補助についてですが、災害や倒壊事故発生に備えるため、商店街活動中で老朽化した街路灯を撤去することは、来街する市民の安全・安心につながるものでもあるため、商店街街路灯撤去補助導入について検討しまいります。  以上でございます。 7 ◯議長(岩井雅夫君) 経済農政局長。 8 ◯経済農政局長(加瀬秀行君) 農業振興策についてお答えします。  まず、これまで、どのような施策を講じ、農業所得向上に取り組んできたか、また、課題をどう捉えているのかについてですが、国産地パワーアップ事業や本市独自農業生産団地育成事業など、農業機械導入や施設整備に対する補助を実施し、生産効率化や規模拡大を図ることで、意欲ある担い手を育成するとともに、農業所得向上に努めおります。  また、農政センターでも、現場拠点として農作物を安定的に生産できるよう、農家に寄り添った支援を行い、農業所得向上に努めているところです。  具体的には、農家から栽培に関する相談に対応するほか、イチゴ、ワケネギ、ラッキョウなど優良種苗供給や土壌及び養液分析、診断などを実施しおります。  課題としては、農業者個々所得向上を図っいくためには、意欲ある担い手経営改善が不可欠であり、低コストで高収益な生産体制構築などに取り組む必要がある認識しおります。  最後に、これまで経過を踏まえた今後具体的な施策展望についてですが、これからは、消費者視点も取り入れつつ、経営感覚にすぐれた稼げる担い手育成個々農業者ニーズに応えたきめ細かなサポートが必要である考えおります。  先般、既存農家皆様が抱える課題やニーズを把握するため、対面ヒアリングを中心に、個々農業者に対してアンケート調査を行ったところですが、農業者皆様からは、経営や技術習得など、後継者が農業を継ぎたい思える支援をしほしい、農業機械修理やメンテナンスについて教えくれる人やサポート体制があるよい、農業を続けるために既存施設改修や農機具更新に対する補助が必要だ、など、要望を含め、多種多様な御意見をいただきました。  これら農業者皆様から意見を踏まえ、効果的な施策を展開させることにより、稼げる農業者がふえ、後継者が農業を継ぐことを積極的に選択しいくとともに、稼ぐことを目指す若手新規就農者増加も期待できる考えます。  今年度、(仮称)農林業成長アクションプラン策定に向け農業者だけでなく流通事業者や飲食店、消費者に対しても幅広く調査を実施しおります。これら調査を分析、検討した上で、多角的かつ体系的な新しい施策展開や有効な施策充実を図り、農業所得さらなる向上を目指しまいります。  以上でございます。 9 ◯議長(岩井雅夫君) 都市局長。 10 ◯都市局長(佐久間正敏君) 初めに、千葉都心についてお答えします。  まず、駅前大通り地下街構想についてどう考えているかについてですが、平成元年度から、千葉駅前大通り地下空間を有効に活用するため検討を行った経緯があり、内容としては、地下空間に駐車場及び店舗等を整備し、沿道建築物連結するというものでありました。  検討結果としては、事業費に対する効果が見込めないことや、沿道建築物との連結について権利者理解が得られにくいことなどから、具体的な取り組みには至りませんでした。  地下街構想実現は、千葉都心全体まちづくりに大きな影響がある一方、多大な投資が必要なるもの想定さます。これらことを考慮する冷静かつ客観的な判断さらには市民意見などを踏まえることが必要である考えおります。  次に、栄町地区を今後どのようにしいくかについてですが、地区メーン通りである栄町商店街通りについては、平成22年度に地元商店街により、老朽化したアーケード撤去及び装飾街路灯など整備が行わさらに、26年度から本市が電線地中化歩車道再整備を実施し、良好な景観が形成ました。  また、平成21年度に栄町まちづくり再生本部が実施した楽市バザールやノミ市は、現在も地元商店街が主体なり継続されています。このように、町再生には、地元自治会や商店街などによる自主的、継続的な取り組みが大切である考えおり、また、本市としても、当該地区まちづくりなどについて課題を整理する必要があるという認識から、今後、ともに議論しまいりたい考えおります。  次に、千葉パルコ跡地現状中心市街地回遊性についてですが、当該地を取得した新日本建設株式会社により、31階建て、397戸共同住宅建築が計画さ現在、今年度末まで予定で既存建物解体工事が実施されております。この建築計画は、当該地周辺にぎわいある町並み維持、誘導を図るために、平成29年に定めた地区計画に基づき低層階にスーパーなど店舗が入居する計画なっおり、完成後は、居住者や周辺住民生活利便性向上や町にぎわいなどに一定貢献があるもの考えおります。  また、本市としても、平成27年度に策定した千葉駅周辺活性化グランドデザイン実現に向け、千葉市美術館機能拡張や通町公園一部暫定整備などにより魅力を高め、千葉駅周辺から来街者誘引を図ります。さらに、地元商業者にこれらを活用し、商店街等による集客イベントを積極的に開催しいただくなど、さまざまな主体が相互に連携、協働することで中心市街地回遊性を高めまいります。  次に、旧西口再開発事務所跡地活用についてですが、現在、一部土地は再開発事業工事に伴う臨時駐輪場や資材置き場として利用しおります。再開発事業が終了しましたら、公有財産管理について運用基準などに照らし合わせ、千葉駅周辺活性化に資する効果的な活用について、既存建物も含め検討しまいります。  次に、蘇我駅前再開発についてお答えします。  まず、蘇我駅東口市街地再開発事業現在取組状況についてですが、東口駅前広場周辺については、路線バスや一般車等がふくそうし、利便性や安全性に課題があることから、地域拠点として公共交通ネットワーク強化を目的として、駅前広場を再整備しいく方針であります。  この駅前広場再整備については、広場用地を拡張すること、さらには、隣接地権者が所有する建築物が老朽化等により更新時期にあることなどを踏まえ、街区を再編しこれらを一体的に整備する再開発手法について検討を行っているところでございます。  現在は、組合施行による再開発事業を想定し、組合員なる関係権利者方々に事業仕組みや流れなどを理解し、賛同いただくため勉強会設置に向け、取り組んでいるところでございます。  次に、今後進め方についてですが、権利者皆様の合意形成を図るためには、勉強会などにより再開発事業について理解を深め、機運を高めいただくとともに、駅前広場再整備計画や再開発ビル等基本的な計画及び事業費等について調査検討を行っいく必要があります。また、組合施行による再開発事業を前提にしていることから、専門的なアドバイス等が可能な民間事業者事業参画可能性についても、協議、検討を進めまいりたい考えおります。  次に、千葉中央港についてお答えします。  まず、千葉県から一部権限移譲を受けたことによるメリットについてですが、本市千葉県で整備を進めている千葉中央地区港湾施設については、平成28年4月1日に、千葉県知事権限に属する事務処理特例に関する条例一部改正により、千葉県港湾管理条例一部権限が本市に移譲されております。  千葉中央地区港湾緑地や旅客船桟橋など使用許可等権限が移譲さたことにより、本市は港湾緑地や旅客船桟橋を積極的に活用することが可能なり、各種イベント開催や魅力的な企画クルーズ運航などを行える、ターミナル機能を含めた商業施設ケーズハーバー立地につながり、昨年3月には、国土交通省より、ケーズハーバーを含む一連施設が「みなとオアシス千葉みなと」として登録されております。  現在では、年間約67万人が訪れおり、市民の皆様が身近に海を感じ、海に親しめる空間が形成つつあるもの考えおります。  次に、大型クルーズ船誘致に向けた取り組みについてですが、大型クルーズ船寄港地には、経済効果や観光振興が期待されることから、これまで、国や千葉県に対し、クルーズ船受け入れため港湾整備に係る予算確保や整備促進について要望しまいりました。  また、昨年11月には、千葉県が改定した千葉港港湾計画に、千葉中央地区周辺で将来クルーズ需要に対するため岸壁将来構想として、今後、具体化を検討する位置づけられたところであります。
     なお、一定経済効果が期待される一方で、誘致活動や施設整備へ費用負担が発生することも想定されることから、誘致に向け、県連携を図りつつ、他都市状況も参考にしながら検討を進めまいります。  最後に、千葉県から港湾管理権全て移譲を受けることについてですが、港湾管理権を有する港湾管理者については、港湾法において、港湾には一つ港湾管理者しか認められないため、本市が港湾管理者になります現在千葉港区域を3分割する必要がある考えられ、国際的な競争力や広域港湾として一体的な運用効率性や管理運営へ影響が予測さます。  さらに、昨年11月に改定さた港湾計画で、千葉港中央地区における機能強化に向けた岸壁大型化、耐震化整備などが位置づけられおります。  港湾権が移譲さます財政負担や本市内部体制づくりなど、さまざまな課題が生じることから、千葉港あり方やその中で本市役割などについて、関係機関との意見交換を重ねながら、慎重に検討しいく必要がある考えおります。  以上でございます。 11 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 12 ◯建設局長(佐藤寿之君) 初めに、歩道整備についてお答えいたします。  まず、整備概要進捗状況についてですが、水路内に管径約1メートル雨水管を埋設し、幅員2.8メートル歩道を整備するもので、全体延長が約490メートル長いことから、四つ工事区間に分割し、順次整備を行うことおります。  昨年度、通学児童が多い塩田町バス通りから萬徳寺前まで約160メートル区間に雨水管を布設し、その後、本年10月末に歩道整備工事が完成したところであり、現在、生浜高校グラウンド脇、約120メートル区間に雨水管を布設する工事に着手したところでございます。  次に、今後予定についてですが、引き続き、塩田町バス通りから県道千葉鴨川線まで区間については、令和3年度末完成を目途に歩道整備を行っまいります。また、バス通りからJR内房線まで区間については、4年度末までに歩道整備を完成させる予定おります。今後も、早期安全確保に向け、地元調整を図りながら取り組んでまいります。  最後に、雨水対策についてお答えいたします。  JR蘇我駅周辺における浸水対策取り組みについてですが、この地区では、短時間に大量雨が降ることにより、駅前ロータリー周辺などで冠水被害が発生していることから、雨水を一時的に貯留し、緩やかに排出できるよう、昨年度、新たに雨水貯留施設整備を検討したところでございます。  今年度は、貯留施設を整備するため土質調査や設計を行っおり、早期工事着手に向け、関係機関協議、調整を進めまいります。  以上でございます。 13 ◯議長(岩井雅夫君) 宇留間又衛門議員。 14 ◯31番(宇留間又衛門君) 御答弁ありがとうございました。2回目は、意見要望を申し上げます。  初めに、農業振興についてであります。  農業所得向上に向け、これまで経緯を踏まえた上で、ハードソフト面両面から各施策に取り組んでおり、今後、アクションプラン策定中でさらなる施策充実が期待されるところであります。  しかしながら、そもそもところ、農家個々では、つくっているものも違うし考え方もそれぞれ、農業所得向上はそう簡単ではないもの思わます。課題解決には、市職員が、特に農政センター職員が個々農家に出向き、ともに考えいかなければならないと思います。どんなに効果的な施策を打ったとしても、農業所得向上に結びつけることは困難であります。  産業一つとして、農業においてしっかり頑張っいただくためには、私が申し上げるもなんですが、若い力心が必要だ思います。今回台風や大雨被害にも立ち向かっいく農業者がたくさんます。千葉市が農家皆様を受けとめるためにも、現場を熟知する農業技術者が一緒に次世代農業を考えいかなければならない本市農業持続可能性が危ぶまます。ぜひとも、現場拠点である農政センターを活用させ、そこで活躍できる人材確保を要望いたします。  次に、中央区諸問題で、千葉都心については、現在当局が進めている千葉駅周辺活性化グランドデザインに位置づけおりますが、先行整備プログラムだけでは、東エリアにぎわい創出実現には若干不足している部分もある感じおります。  本市には、アーケードや地下街などがありません。アーケードや地下街は、雨が降っもぬれずに移動できるため、天候に左右さずに人流れを生み出す考えます。ぜひ、千葉駅周辺活性化グランドデザインで掲げる千葉駅東エリアかいわい性があるシンボルロードの形成のため、西銀座周辺再開発動きに合わせ、駅前地下駐車場など千葉駅大通り地下街構想を再検討されることを強く要望申し上げます。  また、栄町地区につきましは、電線共同溝や装飾街路灯などが整備さ安全で快適な歩行空間が創出さたことは評価しますが、答弁にもあったとおり、これを契機し、栄町地区将来に向けた地元機運が一層高まるよう、市当局働きかけを期待するところであります。  さらに、旧西口再開発事務所跡地については、中心市街地活性化に向け有効な使い方をさますよう期待をいたします。  次に、蘇我駅前再開発について。  蘇我駅前再開発については、組合施行による市街地再開発事業ということで、地権者の合意形成が必要不可欠であります。地権者方々に事業仕組みなどを知っいただき、よく理解をした上で合意形成を図ることが必要考えおります。  また、この再開発事業を契機に、駅周辺老朽化した建物更新や低利用地土地利用転換、有効な高度利用が促進さ駅周辺にぎわいが創出されることを期待しおります。ぜひ、地権者皆さん御協力を得駅前広場整備一体なり、市街地再開発事業早期事業化に向け取り組んでいただくよう、強く要望いたします。  次に、千葉中央港についであります。  市が主導的に施策展開を行うことで、これまで千葉港工業港としてイメージに変化が生まれ、人々が集い、交流が生まれおります。クルーズ船受け入れ実現に向けも、本市みずから港湾管理を積極的に担うべきであります。  これは、私がなぜクルーズ船いいますあそこには外洋航路を千葉市は持っおります。それは19メートル外洋航路でございますので、多分、日本でもそんなに19メートル掘っある水深はございませんので、そうするバースところが、今、千葉市は12メートルか14メートルぐらいしか掘っございませんので、その辺を直せば、やはり、このクルーズ船を入れるということは、結婚式をやったりパーティーをやったりという、そういう船を私は持っいただきたい言っているんですから、クルーズ船をどんどん、どんどん入れせっかく千葉港でございますので、そういうことで、私は今回質問をしおりますので、お願いいたします。  また、千葉港港湾管理権移譲については、課題も多く慎重な検討が必要であるとのことでありますが、本市固有地域資源である海辺活性化は、本市魅力を高め、市民生活充実や地域経済振興につながるものであり、港を中心したまちづくりは重要な取り組みである考えます。  執行部には、これまで以上に、県任せではなく積極的にかかわりを持つことで、千葉港振興本市発展につなげいただくようお願いをいたします。  最後に、塩田町歩道整備についてです。  令和4年度までに全区間歩道整備完成を目指すとの御答弁でございました。現地では、一部工事が完成し、歩道が整備されており、工事前比較する大きく改善さ安心し通れる歩道ができおります。歩行者安全確保ため、一日も早く完成することを要望するものであります。  また、JR内房線から国道16号線まで市道312号線についても、将来、沿道宅地化が進む可能性があることから、今後課題として、引き続き歩道整備検討をするものであります。  以上で、私一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) 15 ◯議長(岩井雅夫君) 宇留間又衛門議員一般質問を終わります。  一般質問を続けます。29番・向後保雄議員。              〔29番・向後保雄君 登壇、拍手〕 16 ◯29番(向後保雄君) おはようございます。きょう、二人目ということで、自由民主党千葉市議会議員団向後保雄でございます。  まずは、台風15号を初め、10月25日豪雨災害でお亡くなりになった方々御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災さた全て方々にお見舞いを申し上げます。また、災害復旧に当たらた市役所方々及びボランティアに御尽力をさた方々に心より感謝を申し上げます。  それでは、通告に従って質問をさせいただきます。  初めに、台風被害対応対策についてですけれども、既に何人も議員が一般質問を行っおりますので、できるだけ重ならないように質問したい思いますけれども、聞きたいことが恐らく重なることもある思いますので、御勘弁をいただきたい思います。  今回台風15号は、東京湾千葉県寄りを通過したために、台風というは、北半球では左巻き風が吹く進路に向かっ右側が特に強い暴風域なるため、千葉市では最大瞬間風速57.5メートルという観測史上最も強い風が吹きました。その結果、突風による今回台風15号災害で、南房総では電柱そのものが倒れたり、千葉市でも倒木や隣接建物から飛来物による電線切断によって、数日間あるいは数週間停電が発生し、電話が通じず、また携帯電話も電池切れなり、情報取得手段がない特に高齢者被災者に対して、一つ目として、どのように避難所開設情報等を伝達したか、伺います。  また、台風21号が熱帯低気圧なっ10月25日豪雨は、わずか数時間間に1カ月分雨が降るという想定外雨量でしたけれども、この異常気象は、昨年西日本豪雨とともに、地球温暖化が原因である言われており、来年以降も、ことし同じような災害が発生する可能性がある予想ができます。今や想定外ではなくなっおります。  そこで、二つ目に、今後このような台風や豪雨に対してどのように対応しいくか、伺います。  三つ目に、本市では、被災者に対する低利、実質利子補給によって無利息同様、または保証人つき無利息貸し付けや見舞金等、さまざまな被災者支援を行っおりますが、本市では、義援金は言わず、災害支援寄附金というものを募集しおりますが、この災害支援寄附金受け入れは、いつから始まり、今現在どれだけ残高なっているのか、また、これをどのように活用をしいくか、伺います。  次に、小学校プール授業民間企業活用状況についてです。  本年度、経費削減、教員負担軽減、児童泳力向上を目的として、若葉区源小学校花見川区花見川小学校2校を対象に、民間スイミングスクールを活用した水泳学習がモデル事業として実施されています。また、市内小中学校プール修繕や維持管理費が全小中学校で年間約2億5,000万円算定されており、今後、老朽化はますます進んでいくことから、経費削減は重要なもの考えます。  民間プール活用事業を行うことで、防災用等貯水利用のみであれば、修繕やメンテナンスも基本的に不要なる考えます。モデル事業対象校2校で実施したアンケート調査による9割以上児童がスイミングスクールで水泳学習を楽しかった回答し、約8割児童が泳ぎ上達を実感しおり、児童には技術面でよりわかりやすい指導を受けられるメリットがある考えます。また、職員は、水泳指導ほか、プール掃除や水質管理、安全管理等も行っおり、負担軽減も必要であろう考えます。  本年第2回定例会において、我が会派茂手木議員から、天候や気温、水温に左右されない指導を計画的にできる民間スイミングスクール活用を進めほしい旨意見がありましたが、私も、民間スイミングスクールは室内温水プールであることから、通年で水泳学習を実施すべき考えおります。  そこで伺います。  一つ目に、この事業をハード面から見た場合、財政効果はどのくらいあるでしょうか。  二つ目として、ソフト面から見た場合、指導する教員にとって、どのようなメリットがあるでしょうか。  三つ目に、民間スイミングスクール通年活用については、どのようにお考えでしょうか。  四つ目に、本年モデル実施による成果や課題を踏まえ、今後どのようにこの事業を進めいくでしょうか。  以上、四つについてお答えをお願いいたします。  次に、ベイサイドジャズ2019千葉について伺います。  一つに、ことしは昨年違っ天候には恵まれましたが、ベイサイドジャズ2019千葉前夜祭コンサート入場者、ジャズストリート有料会場延べ入場者、無料会場延べ入場者数は、それぞれ何人か。ジャズストリート出演者うち、プロ、アマそれぞれ人数は何人なか。ジャズストリートパスポートチケット販売枚数はどれほどか。昨年との比較でお答えください。  二つに、ジャズクルージングは、ベイサイドジャズ千葉目玉的存在一つになっていると思わことしも盛況だった伺いましたが、昨年比べどうだったか、状況を伺います。  三つに、ジャズにアルコールはつきもの思いますので、私も結構協力させいただきました。前夜祭、翌日ジャズストリート開催時に、文化センターにおいてビール等アルコールやソフトドリンクを販売するブースが設けられおりましたが、これを当局としてはどのように考えるか、伺います。  四つに、ベイサイドジャズ千葉に対しては、毎年400万円補助金が拠出されておりますが、市民が主体なっ実施しいくことを目指しいくべきイベントである考えます。協賛業者数は、個人や企業など、どれくらいあったか、また、協賛金は幾ら集まったか、昨年との比較でお答えください。  五つに、富士見交差点ところから始まる一方通行富士見本通り、いわゆるナンパ通りを歩行者天国にしジャズストリート会場としてジャズ演奏をすることについて見解を伺います。  六つに、ベイサイドジャズ2019千葉を終えての総括について伺います。  最後、七つに、来年ベイサイドジャズ2020千葉プレイベントは、オリンピック・パラリンピック開催期間かぶりますが、今回提出されている議案中に千芸術祭がありましたが、その基本計画中で実施内容を含め、どのように実施するか、改めて伺います。  最後に、公衆浴場におけるプライバシー保護について質問です。  皆さんも、気分転換やストレス解消ため、銭湯やスーパー銭湯などを利用さたことがある思いますが、今回は、そんな中でプライバシー問題について、公衆浴場を指導する観点から、本市見解を伺いたい思います。  先日、市民の方から、スーパー銭湯で出来事として、男性浴室や脱衣場に女性従業員が入っ嫌な思いをした。また、脱衣場に監視カメラが設置されていてのぞかれているようで利用しづらいなど、プライバシーが確保されておらず、何とか規制できないものかとの相談がありました。  清掃など、性別にかかわらず業務に携わるなど労働条件については、公衆衛生は離れたものである認識していますが、公衆浴場を指導する立場にある市として、何かできないものか考えます。女性従業員にとっても、男湯に入っての作業は嫌なものだ思います。  本市公衆浴場法施行条例では、脱衣場及び浴室は、男女別に設け、隔壁で見えないようにすることを求めています。これは、異性裸を見えないようにすることを規定しているものです。確かに、設備基準に関する規定ではありますが、せめてお客様がいる異性による作業を控える措置があっもよいではない考えます。  また、監視カメラ設置に関しては、防犯や突発事故に対応する理由から設置されていることは理解しおります。しかし、脱衣場カメラ設置は、精神的に苦痛に感じる方がいるのも事実です。防犯対策であるならば、鍵つきロッカー利用を徹底させることで済む考えられ、突発的な事故に関しては、市条例でもサウナ室へ非常用ブザー設置が義務づけられていますので、脱衣場等へも設置すれば済むもの考えます。  私も、今回相談を受け、調べましたが、監視カメラを設置することは、その目的から法的な規制は難しい理解しているところですが、心休まる公衆浴場を快適に安心し利用することができるように、公衆衛生を指導する市として、何かできない考えるところであり、今回、質問したところであります。  改めて、男性浴室へ女性従業員入室や脱衣場監視カメラ設置に対する規制についての市民の声に対して、市としてどう対応するか、見解を伺います。  以上で1回目質問を終わります。答弁、よろしくお願いいたします。(拍手) 17 ◯議長(岩井雅夫君) 答弁願います。総務局長。 18 ◯総務局長(山田啓志君) 台風被害対策対応についてうち、所管についてお答えいたします。  まず、台風15号際に、停電発生により情報取得手段がない被災者にどのように避難所開設情報等を伝達したかについてですが、防災行政無線や広報車を活用し放送するとともに、停電が長期化した地区に市職員による訪問活動を行ったほか、町内自治会、民生委員、児童委員皆様方御協力により、各地域に情報を伝達したところでございます。今後も、引き続き、あらゆる伝達手段を活用し情報発信に努めるとともに、市民の皆様には、情報を入手する手段確保や停電時に使用できる蓄電池等備蓄など、みずから安全を確保するために自主的に行動しいただけるよう、周知啓発に努めまいります。  最後に、今後、想定外台風や豪雨に対して、どのように対応しいくかについてですが、想定外降雨に対して、公的施設整備だけでは限界があることから、市民一人一人がみずから命はみずからが守るという自助意識を持っ行動しいただくことが重要になる考えおります。  このため、現在作成している最大規模降雨量を想定したハザードマップ等を活用し、あらゆる機会を捉え周知啓発に努めるとともに、災害時における地域中で情報伝達手段強化など、市民みずから判断で適切に避難行動が行えるよう、自助、共助、公助をそれぞれ強化することで、災害に強いまちづくりを目指しまいります。  以上でございます。 19 ◯議長(岩井雅夫君) 財政局長。 20 ◯財政局長(小池浩和君) 台風被害対策対応についてうち、所管についてお答えします。  本市災害支援寄附金受け入れは、いつから始まり、今現在どれだけ残高なっているのか、また、これをどのように活用しいくかについてですが、本年9月13日にふるさと納税サイト、ふるさとチョイス災害支援緊急寄附サイトに登録を行うとともに、17日に、本市寄附メニューに災害支援を追加し、市ホームページで御案内を行い、11月30日現在、801件、6,513万1,779円寄附をいただいおります。  受け入れた寄附金は、まずは、既存給付制度対象ならない被災者方々へ支援で活用することし、居住する住宅が半壊被害を受けた世帯に対し、生活再建ため支援金として25万円を支給するほか、一部破損被害うち、損害割合が10%以上20%未満世帯に対し、特別見舞金として1万円を支給することおります。  なお、11月末現在申請件数は、支援金が62件、特別見舞金が246件なっおります。  以上でございます。 21 ◯議長(岩井雅夫君) 教育次長。 22 ◯教育次長(神崎広史君) 小学校プール授業民間企業活用状況についてお答えいたします。  まず、ハード面における財政効果についてですが、学校プールを設置し運営する場合、建設費用は、耐用年数40年換算で、年間約350万円、維持管理費用は、施設改修や修繕ほか、循環ろ過機定期点検、水道使用量や消毒用塩素等を合わせ年間約150万円であることから、合計約500万円なります。  これに対し、民間スイミングスクール活用事業委託費は、今年度モデル校においては、1校当たり年間約200万円であり、1年間財政効果は約300万円試算しおります。  次に、ソフト面における指導する教員メリットについてですが、モデル校教員を対象に実施したアンケート調査によるほぼ全て教員から、指導面やプール管理面等において負担が軽減さその時間を他教科授業準備やノート点検などに充てることができたとの声が寄せられおり、本事業は子供たち向き合う時間確保につながるとともに、学校における働き方改革を推進する上で有効な手だて一つになるもの捉えおります。  次に、民間スイミングスクール通年活用についてですが、実施期間を延長することで、児童数がふえた場合でも計画的な授業が実施できる考えおりますが、運動会など学校行事との兼ね合いを考慮する必要があること、スイミングスクールには、繁忙期等都合もあることから、実施時期設定に当たっては、学校スイミングスクールとの個別調整が必要なります。  また、モデル校保護者を対象したアンケート調査において、寒い時期実施は、行き帰り寒さを考える健康面へ影響が心配との声もあることから、よりよい実施時期について、今後、多角的な視点から検討しまいります。  最後に、今後取り組みについてですが、モデル事業費用対効果や実施上課題について検証し、モデル校拡大を検討するとともに、周辺に民間スイミングスクールがない学校もあることから、スイミングスクールインストラクターを学校に派遣することについても検討しまいります。  以上でございます。 23 ◯議長(岩井雅夫君) 市民局長。 24 ◯市民局長(曽我辺 穣君) ベイサイドジャズ2019千葉についてお答えします。  まず、前夜祭コンサート入場者数、ジャズストリートにおける有料会場及び無料会場延べ入場者数、プロ、アマチュア出演者数、パスポートチケット販売枚数についてですが、前夜祭コンサート入場者は247人であり、昨年比べ96人減、ジャズストリートにおける有料会場延べ入場者数は2,692人で286人増、無料会場延べ入場者数は6,668人で3,658人増、プロ、アマチュア出演者数は、プロは75人で8人増、アマチュアは616人で376人増、パスポートチケット販売枚数は325枚で75枚なっおります。  前夜祭コンサートでは、入場者数が減少しているものの、天候に恵まれず、予定していた会場で開催ができなかった昨年比べ、本年は、入場者数やチケット販売数は増加しおり、例年並み入場者数等が確保できたもの考えおります。  次に、ジャズクルージング状況についてですが、ジャズクルージングは、千葉みなと旅客船ターミナルを出航場所し、ベイサイドジャズ千葉特別船であるモナコスタイルクルーザー、オセアンブルー号に乗船し、ジャズ生演奏を楽しみながらクルージングを楽しむ企画として実施しているものであります。本年は、8月31日に、デイタイムサンセットクルーズをそれぞれ1回運航し、各定員は80人なっおります。それぞれ、チケットは、昨年に引き続き完売しおり、人気ある企画である考えおります。
     次に、アルコールなどを会場で販売することについてどのように考えるかについてですが、前夜祭コンサート会場である千葉市文化センターホールホワイエで、アルコールを含む飲食を提供しおり、これは、会場雰囲気づくりに資するもの考えおります。  次に、個人や企業など協賛者数、協賛金は、昨年比べどのような状況かについてですが、協賛者数は62団体、協賛金は153万円で、昨年度同程度なっおります。  次に、富士見本通りを歩行者天国にし、ジャズストリート会場にすることについて見解ですが、ベイサイドジャズ千葉では、通りにある店舗が有料会場一つなっていることや、JR千葉駅から特設ステージある中央公園に至る通り一つでもあることから、一定集客等効果が見込まれるもの考えおります。  しかしながら、歩行者天国実施に伴い警備員を新たに確保する必要があることなどから、主催者である千葉市文化振興財団やベイサイドジャズ千葉実行委員会引き続き協議しまいります。  次に、ベイサイドジャズ2019千葉総括についてですが、ベイサイドジャズ千葉は、本年で22回目を迎え、入場者数は、例年おおむね1万人集客していることから、イベントとして定着し、本市文化振興に寄与しているもの考えおります。  最後に、千芸術祭との関連についてですが、千芸術祭基本計画書において、芸術祭会期中に開催されるベイサイドジャズ千葉などイベントは、文化プログラムとして推進し、芸術祭広報等で連携を図りながら、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に合わせ市内文化芸術魅力を広く発信することおります。  ベイサイドジャズ千葉においても、デモンストレーションとして、ジャズ雰囲気を体感しいただくため、プロやアマチュアによる生演奏を無料で鑑賞する機会を中央地区や海浜幕張地区において、7月から9月にかけて10回程度実施することおります。  以上でございます。 25 ◯議長(岩井雅夫君) 保健福祉局長。 26 ◯保健福祉局長(山元隆司君) 特殊浴場を除く公衆浴場におけるプライバシー保護につきましお答えいたします。  男性浴室へ女性従業員入室や脱衣場における監視カメラ設置規制についてですが、本市では、公衆浴場衛生確保を目的した千葉市公衆浴場法施行条例により必要な基準を設け、営業者へ指導を行っおり、従業員入室や防犯カメラ設置につきましは、規制はできないもの考えおります。  なお、市民の皆様から問い合わせがあった場合は、事業者へ情報提供を行うとともに、千葉市防犯カメラ設置及び運用に関するガイドラインにより、プライバシーへ配慮を促しおります。  以上でございます。 27 ◯議長(岩井雅夫君) 向後保雄議員。 28 ◯29番(向後保雄君) それでは、2回目は要望させいただきます。  まず、初めに台風被害対応対策についてですけれども、御答弁ありがとうございました。  防災行政無線や広報車を活用し情報伝達したとのことですが、先日麻生議員質問にもあったように、防災行政無線届く範囲には限りがありますし、広報車が回った言わましたが、それも功を奏していないと感じおりますので、もっと小まめに回る必要がある思います。例えば、消防団パトロール、消防団はパトロール活動も災害時にやっおりますけれども、パトロールを広報活動に活用しあらゆる手段で広報をすることが重要ではない思います。  今回台風15号暴風被害で、特に問題になったは、インターネット環境がないアナログ世代高齢者がいかに情報を取得するかであった思います。また、ある市民からは、市役所コールセンターに問い合わせみたら、電話が込み合っ全く通じない諦め松ケ丘市民センターに問い合わせみるその場では避難所を教えもらえず、松ケ丘公民館電話番号を告げられた。かけ実際住所は仁戸名町です伝える松ケ丘公民館ではなく星久喜公民館です言わたが、しばらくし星久喜公民館は現在閉鎖されているので、やはり松ケ丘公民館です言わたということです。  右往左往したということなんですけれども、今まで、幸いなことに千葉市は大きな災害がなかったので、行政側としてもスムーズな対応ができなかっ思いますけれども、台風19号以降はしっかりできていでは思います。  今回災害で、盛んに言っていは、命を守る行動をしくださいいうことですが、御答弁にもありましたが、市民一人一人がみずから命はみずから守るという意識づけを持つように、日ごろから啓発活動をしいただくことが重要である思います。来年も発生するかもしれない災害に対して、自助、共助、公助強化が重要である私も感じましたので、当局におかましは、日ごろから目につくように何度も災害対応情報を広報しいただくようにお願いいたします。  災害支援寄附金については、11月30日現在801件で、6,513万1,779円寄附が集まっているということで、これは、まずは既存給付制度対象ならない被災者支援に活用しいくとの御答弁がありましたので理解いたしました。寄附をしいただいた多く方々に感謝を申し上げさせいただきます。  次に、小学校プール授業民間企業活用状況についてです。御答弁ありがとうございます。  一つ目ハード面で財政効果についてですけれども、1校当たりプール建設費用は、耐用年数を40年として年間約350万円、学校プール維持管理費は年間約150万円とのことで、合計約500万円節減に対して、本年度実施校場合、民間スイミングスクール活用事業委託費が1校当たり年間200万円であるとのことで、財政効果は差し引き300万円なりますので、新たにプールを建設する場合には、民間スイミングスクールを活用したほうが明らかに財政効果が高いということになります。  また、既にプールがある本年度実施校では、維持管理費用150万円民間スイミングスクール活用事業委託費200万円との差額、年間50万円支出で実施したということになります。  二つ目ソフト面で指導する教員についてメリットとしては、指導面やプール管理面等において負担が軽減さとの回答を得おり、ほか教科授業準備等時間確保につながったとのことで、本事業は学校における働き方改革を推進する上で有効である考えられますので、ハード、ソフト両面において評価できる考えます。  三つ目民間スイミングスクール通年活用については、確かに民間スイミングスクール繁忙期等は避けなければならないので、各施設との調整が必要であります。また、保護者からアンケート調査において、寒い時期は健康面影響が心配とのことですので、このような課題解決に向け御検討を要望いたします。  四つ目小学校プール授業民間企業活用今後取り組みについては、今回実施しさまざまな課題を検証しつつ、周辺に民間スイミングスクールがない学校については、スイミングスクールインストラクター学校へ派遣、これはことしはなかったので、来年度ということだ思いますけれども、検討を考えながら、モデル校拡大を検討するとの御答弁でありました。  ハード面で財政効果やソフト面で教員働き方改革に資する小学校プール授業民間企業活用モデル事業は、総合的に見評価できる考えますので、この事業拡大に向けさらなる検証、検討を要望いたします。  次に、ベイサイドジャズ2019千葉についてですが、御答弁ありがとうございました。  一つ目二つ目ですが、確かに前夜祭コンサート入場者数は、昨年比べ減少したは、会場にいて私も感じましたが、ジャズストリート有料会場、無料会場とも、大幅にふえおります。昨年は雨であったため少なかったので、天候よかったことしは当然増加したことは、予測できたことではありますが、22回目を数えることしベイサイドジャズ2019千葉は、市民に定着していることが感じられた年であった思います。  また、ベイサイドジャズ千葉目玉なっているジャズクルージングも、デイタイム、サンセット両クルーズとも定員80名を完売したということで、引き続き、来年も実施しいただきたい思います。  三つ目文化センターロビーでアルコール等飲料等販売については、余り利益は出なかっではないかないう気がしますけれども、答弁にあるように、会場雰囲気づくりにはよい思いますので、来年も引き続き実施をお願いいたします。また、ベイサイドジャズ千葉グッズ販売もぜひ提案しおきたい思います。  四つ目協賛者、協賛金についてですが、個人や企業など協賛者は62団体、協賛金が153万円ということで、昨年同程度とのことです。花火大会幕張ビーチフェスタ比べる大分少ないので、どうしたら協賛者、あるいは協賛金がふえるか、御検討をお願いいたします。  五つ目富士見本通り、昔田原屋ところですけれども、ここを歩行者天国にしジャズストリート会場することについてですが、御答弁によれば、一定集客は見込まれるが、歩行者天国にする警備員を確保する必要があるとのことで、人員確保点で検討しなけれとのことです。  ほかから聞くところによる現在行われている土曜日に歩行者天国を実施するは、搬入業者が入れなくなる問題があるとのことですから、前からお話ししているように、遠方より宿泊する来場者が来ることによる経済効果が期待できるように、日曜日に歩行者天国し、夕方早めに終わるというジャズストリート2日間開催を検討いただきたい思います。  六つ目総括については、ベイサイドジャズ千葉が市民に定着しきたとの御答弁でした。私も先ほどお話したように、同じように感じていますので、さらに裾野を広げいくには、いかにし日ごろからジャズに親しむ土壌づくりをしいくかではない考えます。  先日ヨルマチオープニングイベントでも、ジャズ演奏を実施するべきであった思います。日ごろから、ジャズを念頭に、当局におかましは、ジャズ千葉メンバー皆さんや文化振興財団協力しさらなる来場者拡大に向け御検討をよろしくお願いいたします。  ついでに、もう一つ要望ですが、昔はよく見かけたんですけれども、最近は、文化振興課職員皆さん姿をベイサイドジャズ千葉有料会場で見かけません。無料会場では視察されているようですが、ぜひ有料会場にも見に来いただきたい思います。現場を見いただきたい思います。  最後に、千芸術祭ベイサイドジャズ2020千葉プレイベントでコラボレーションについてですが、御答弁による7月から9月にかけて、中央地区や海浜幕張地区においてデモンストレーションを10回程度実施するとのことです。ベイサイドジャズ千葉も姉妹都市であるモントルー・ジャズフェスティバルにちなんで始まったわけですから、世界各国から来場者が来るこの機会を逃すことなくベイサイドジャズ千葉2020を世界に知っもらえるように、10回いわず、もっとたくさん実施しいただくよう要望をいたします。  最後に、特殊浴場を除く公衆浴場におけるプライバシー保護についてですが、御答弁ありがとうございました。  男性浴室へ女性従業員入室や脱衣場における監視カメラ設置規制については、千葉市公衆浴場法施行条例による規制は、公衆衛生上必要な基準による規制ですので、今回問題規制は難しいとのことで理解はしおりますが、この問題については、私が相談を受けた男性話です弁護士ドットコムに相談を投稿したところ、ことし4月に、「男湯に女性従業員、法的には?」というニュースが紹介さそれがヤフーニューストップにも載ったそうです。ヤフーニュースコメント欄に、「これ、本当に不快」とのコメントが一番多く、2万いいねくらい押されていとのことです。  また、監視カメラことについても、大手サイトに取り上げられ、一時はアクセス数がその日1位になったとのことで、こちらも注目する人が多いということでした。また、市長へ手紙には、スーパー銭湯で働く女性従業員からも、男性浴室に入るは抵抗があるので、何とかできないとの相談も来ているとのことで、男女ともに問題意識があるということです。  当局としてできることは、このような問題が出ています事業者へ情報提供をしいただくくらいしかできないとのことですが、事業者対応に任せるしかないということで理解いたしました。  私に相談さた男性も、女性従業員ではなく男性従業員にしほしいとか、監視カメラはプライバシー侵害だから外しほしいということを事業者にお願いし、是正しくれた事業者もあるとのことです。  今回質問では、多様性時代でもあり、大衆浴場男性浴室で、こんな嫌な思いをしている男性や女性従業員がいることを知っもらうために一石を投じたところであります。  以上で、私一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) 29 ◯議長(岩井雅夫君) 向後保雄議員一般質問を終わります。  一般質問を続けます。28番・小松崎文嘉議員。             〔28番・小松崎文嘉君 登壇、拍手〕 30 ◯28番(小松崎文嘉君) 皆さん、こんにちは。自由民主党千葉市議会議員団小松崎文嘉でございます。  令和元年第4回定例会、一般質問を行わせいただきたい思います。  まず、最初に、先ほどから多く方が今回災害についてお話をされております。この災害に遭わた皆様には、心よりお見舞いを申し上げさせいただきたい思います。  それでは、今回質問につきまし意図を説明させいただきますが、インフラを日ごろから管理しているわけでございますけれども、今回、特に台風15号ときに、特別に予算を最終的には講じなければならなかった。18億円かかったんですけれども、国から12億円ぐらい出るわけですけれども、そのうち6億円一部は、日ごろから支出しおいたほうが、市民に不快な思いをさせることもなく停電、そして通行どめなども減ったではないこのようなことをお話しさせいただきたい思います。  それから、ちょうど先ほど、私前に向後議員も質問しましたし、ほかに何人か方も言っていましたが、災害情報伝達、それから医療費ことが前回、議会で出ました。それから、その他稲毛区地域問題についてお話をさせいただきたい思います。  それでは、質問ほうに入らせいただきたい思います。 日ごろインフラ管理電柱、電線について、お話をさせいただきたい思います。  まず、一つ目に、電線地中化が完成している路線数整備延長について聞かせいただきたい思います。  私は電線地中化は余り言ったことが今までなかったんです。景観に対してことが多かったんですけれども、やっぱり通行するところが危ないとか、それから、いろんなことを考えいくちょうど都市建設委員会で金沢市に視察に行きましたので、そのことについて聞かせいただきたい思います。  続きまし樹木については、今回結構樹木が倒れそれら処理を先ほど言ったように事前にしおいたほうがよかったかないうこともありますが、やはり、日ごろにつきましは、市民の皆様いろいろな御意見、木を切ったらかわいそうだとか、そんなこともあったんですけれども、二子玉川で、水害で対策をしおいたほうがよかったというようなことがありました。ですから、今回につきましは、しっかり対策をしたほうがいいではないかという視点から質問をさせいただきたい思います。  それでは、1問目電線地中化が完成している路線数整備延長、そして、2問目、電線にかかる樹木剪定流れはどのようになっているのか、聞かせいただきたい思います。  続きまし道路側溝管理につきましですが、やはり、結構冠水についていろいろお話がありました。そういった意味で、昨年度で結構なんですけれども、側溝清掃、これは外部に委託する場合自分ところ直営職員でやっもらう場合がある思うんですが、それについて昨年度側溝清掃要望件数施行した直営作業外注作業割合について聞かせいただきたい思います。  そして、災害時情報伝達についてですが、携帯電話を持っていない市民避難所開設等災害情報をどのように考えているのか、これは先ほど質問大分重なっしまうんですが、あえてお聞きさせいただきたい思います。  続きまし子ども医療費についてお伺いさせいただきます。  前回議会で、災害もあっ議案質疑もなくなっしまったわけですけれども、それについて改めてお聞きさせいただきますが、今回子ども医療費負担増加理由について聞かせいただきたい思います。  続きまし稲毛区諸問題について、道路整備について聞かせいただきたい思います。  園生町111号線、これは代表質問で磯辺茂呂町線について、我が会派小川議員から質疑があったわけでございますが、磯辺茂呂町線が重複する区間歩行者安全対策進捗状況についてお伺いさせいただきたい思います。  そして、1回目最後ですけれども、雨水対策になりますが、今回はたまたま氾濫しなくてよかったんですが、稲毛小学校近く、付近水路になりますけれども、これは大潮、満潮だやはり危ないんですよね。これらにつきまし水流を滑らかにする工事が行わたわけでございます。それによって今回救わたどうかはわからないんですが、そこところ対策をお聞きしたい思いますので、冠水対策として、今後は部分的に、今は貯留管を使っているただ、長い貯留管をつくるというは、なかなか難しいところもある思うんですけれども、部分的に貯留管を活用し稲毛小学校へ水流なんかをとどめることはできないのか、その可能性についてお聞きしたい思います。  以上で1回目質問を終わらせいただきます。残りは、自席にて行わせいただきます。よろしくお願いします。(拍手) 31 ◯議長(岩井雅夫君) 答弁願います。建設局長。 32 ◯建設局長(佐藤寿之君) 初めに、電線、電柱についてお答えいたします。  まず、電線地中化が完成している路線数整備延長についてですが、本市管理道路におきましては、電線管理者が実施した単独地中化を含め、202路線、約140キロメートル整備が完了しおります。  次に、道路・側溝管理についてお答えいたします。  昨年度側溝清掃要望件数についてですが、1,246件なっおります。また、全作業1,192件うち、1,109件が直営作業で、残る83件が外注なっおり、9対1割合なっおります。  次に、道路整備についてお答えいたします。  園生町111号線磯辺茂呂町線が重複する区間歩行者安全対策進捗状況についてですが、本年11月末に、園生町111号線ヴィルフォーレ稲毛前交差点から40メートル区間について、磯辺茂呂町線整備事業で取得した用地を活用し、車がすれ違えるよう車道を広げるとともに歩行者だまりを設置いたしました。また、今年度、国道16号ヴィルフォーレ稲毛前交差点とのおおむね中間に当たる土地売買契約が成立したことから、2カ所待避所を設置する予定おります。  引き続き、磯辺茂呂町線整備事業で取得した用地を有効利用し、待避所を設置するなど、歩行者や車安全向上を図るよう努めまいります。  最後に、雨水対策についてお答えいたします。  稲毛小学校周辺冠水対策として、部分的に貯留管活用を検討することはないのかについてでございますが、稲毛小学校周辺については、対策を強化する重点地区に位置づけられおり、今年度、昨今大雨を考慮し、既存水路や調整池など施設能力再検証を行い、施設を最大限に有効活用するとともに、水路へ雨水流入量を抑制するため、貯留管を含めた効率的、効果的な対策メニュー検討を進めおります。  以上でございます。 33 ◯議長(岩井雅夫君) 都市局長。 34 ◯都市局長(佐久間正敏君) 樹木についてお答えします。  電線にかかる樹木剪定流れについてですが、街路樹や公園樹木が電線に接触し、送電へ支障が懸念される場合は、電力事業者が本市承諾を得た上で剪定作業を実施しおります。  以上でございます。 35 ◯議長(岩井雅夫君) 総務局長。 36 ◯総務局長(山田啓志君) 災害時情報伝達についてお答えいたします。  携帯電話を持っていない市民避難所開設等災害情報伝達についてですが、防災行政無線、テレビ、ラジオ、広報車による放送や町内自治会、民生委員、児童委員皆様方による戸別訪問に加え、今月から新たに、あらかじめ登録いただいた自宅電話やファクスに、避難勧告等緊急情報を配信するサービスを開始することおり、今後もあらゆる手段を活用し災害情報伝達に努めまいります。  以上でございます。 37 ◯議長(岩井雅夫君) こども未来局長。 38 ◯こども未来局長(峯村政道君) 子ども医療費についてお答えいたします。  子ども医療費助成制度保護者負担増加理由についてですが、子ども医療費助成制度は、地方単独事業として多額財源を要し実施をしていますことから、国に対して、本市独自や指定都市市長会などを通じて、財政措置を含めた全国統一的な制度創設を要望しおります。  しかしながら、国による制度が創設されるまで間、引き続き制度を維持しいく必要があるため、公費負担保護者自己負担見直しを図る観点から、子供健康維持という制度趣旨が損なわれない範囲で、保険調剤に必要最小限御負担をいただくことしたものでございます。  以上でございます。 39 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 40 ◯28番(小松崎文嘉君) 答弁ありがとうございました。  それでは、電線地中化につきまし続けまし御質問させいただきたい思います。  電線を地中化した目的について、1番整備延長などお聞きしましたが、それらについてお聞きしたい思います。 41 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 42 ◯建設局長(佐藤寿之君) 安全で快適な歩行空間確保、都市災害防止、都市景観向上、地域活性化などを目的おります。 43 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 44 ◯28番(小松崎文嘉君) それでは、過去、今度は3年間についてお聞きしたい思います。電線地中化要望件数その目的についてお伺いしたい思います。
    45 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 46 ◯建設局長(佐藤寿之君) 都市災害防止を目的するものが3件、都市景観向上を目的するものが2件、あわせ5件なっおります。また、昨年度に実施した無電柱化推進計画に関する市民アンケートにおいて、無電柱化効果に何を期待するか伺ったところ、回答者数873人うち、都市災害防止が329人で38%、安全で快適な歩行空間確保が276人で32%、都市景観向上が218人で25%という結果が得られおります。 47 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 48 ◯28番(小松崎文嘉君) ありがとうございます。それでは、続きまし一般的な電線共同溝で、地中化したとき電柱方式、これは安価だ思うんですけど、今、ほとんど日本で採用されている方式なんですが、それ価格差をお聞きしたい思います。 49 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 50 ◯建設局長(佐藤寿之君) 一般的な電線共同溝方式整備費は、1キロメートル当たり約5億3,000万円れております。一方、電柱方式は、電線管理者に確認したところ、約2,500万円とのことから、電線共同溝方式電柱方式では約20倍価格差なっおります。 51 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 52 ◯28番(小松崎文嘉君) このあと、この件につきまし日ごろからインフラ管理を非常時比較し確認するためにお伺いいたします。  今回台風15号など、三つ台風で電柱が倒れたり、復旧が必要なほどにぐらついた本数についてお聞きしたい思います。 53 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 54 ◯建設局長(佐藤寿之君) 東京電力及びNTT東日本に確認したところ、台風15号などにより、倒壊または傾斜したため復旧作業を実施した電柱は58本、電話柱は47本なっおります。 55 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 56 ◯28番(小松崎文嘉君) 先ほど申し上げたように、都市建設委員会で金沢市をちょうど見きたわけでございますが、電線だけを地中化し、今までほか管は入っおりますので、電線だけ地中化にし少し浅く入れ、そして、電盤ボックスというんですかね、本当にこの机1個ぐらい大きさがちょっと平べったくなったやつだ思うんですけど、これを置くことによって無電柱化することができます。  ただ、余り短い区間だ効率が悪く、本当にこの20倍でおさまるかどうかという問題もあるんですけれども、私ほうが考えるに、あと、向こうであったが裏配線というがありました。これは、裏配線であれば、表通り、これは景観とかいうではなくて都市災害防止、そして、安全で快適な歩行空間確保という回答があったようですけれども、こちらに重点を置きまし中に電線がくるまれたり、それから、あと、通学路を歩いていて子供たちが電柱をよける道路に出しまう。電柱が逆にガードレール形になっているところもあるんですけれども、電柱移設で解決しない場合もあります。  これは地権者さんが、私は郊外なんですけれども、駅から近いようなところで、地価が高いところだなかなか電柱移設をする場所がないということになります。なかなか、一般的な家庭方で、自分ところに後から電柱を入れるというは難しいですね。ということなので、今裏配線や電盤ボックスを設け対応しもらいたいな思います。  それら課題をしっかり検討しいただきたい思います。  それで、次が樹木についてになりますが、答弁ありがとうございました。市承諾を得た上で、剪定作業を電力会社がしているということがよくわかりました。  続きまし質問させいただきます。  街路樹強剪定を行うことに対する住民意見がどのようになっているか、お聞きしたい思います。 57 ◯議長(岩井雅夫君) 都市局長。 58 ◯都市局長(佐久間正敏君) 街路樹につきましは、空間的な制約がある中で適正な大きさで管理するため、数年に一度、枝を大きく切り詰める強剪定を実施しおりますが、剪定後に住民方からは、見た目がさっぱりしよくなった、落ち葉が減るのでありがたいといった肯定的な意見をいただく一方で、外観が見苦しくなった、木がかわいそうといった否定的な御意見をいただくこともございます。 59 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 60 ◯28番(小松崎文嘉君) これは、結構いろんなところで問題になっているみたいで、せっかくきれいな木をどうしくれるんだとか、そういう御意見もあるは思うんですが、今回ようなことが起こっしまうもう、そんなことを言っていられる場合ではないのかな私も思いました。  ちょうど、そうですね、スポーツセンターというところがあるんですね、あそこがやっぱり、大分、1時間に10本ぐらい走るバス路線なんですが、そこが先日、とまっていたんですね、数日。そのときに木が倒れたということで、しばらく通れなかったんです。私も通らなかったんですが、倒木が処理さたあと、電線かも復旧が終わったということなので、通ったんですが、今までそのスポーツセンターが外道路接するところに、物すごい街路樹大きいが立っていたんですね。それが通ったらすっきりしていました。枝が折れたり、葉っぱが飛んだり、物すごい風が吹いたんだ思います。  ですから、これはやはり、風抵抗が大きい木だやはりバタン倒れしまうんですけれども、そういうことで、すっきりしたことによって倒れなかったということもあったかな思いました。  その上で、次質問に行かせいただきます。  また、今回も、日ごろからインフラ管理非常時比較するために伺います。  三つ台風、15号、19号、21号ですが、三つ台風この後言わせいただきます。三つ台風倒木処理において、電気、通信会社でなければ処理できなかった箇所数をお答えください。 61 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 62 ◯建設局長(佐藤寿之君) 東京電力NTT東日本を合わせ倒木を約600カ所処理した伺っおります。 63 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 64 ◯28番(小松崎文嘉君) 同じく三つ台風において、道路管理者が処理した倒木本数をお聞かせください。 65 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 66 ◯建設局長(佐藤寿之君) 道路管理者が倒木処理した箇所数は、約700カ所で、倒木本数は、約3,300本なっおります。 67 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 68 ◯28番(小松崎文嘉君) この2問を合わせる非常に多く倒木をこの短期間に処理したということについて、本当に頭が下がる思いでございます。従事さた皆様に関しましては、本当に市役所、電力会社皆様、通信会社皆様に感謝を申し上げます。  その上でお伺いいたします。電気、通信会社道路管理者が共同で処理した倒木箇所数どのような形で分担をしているのか、お聞かせください。 69 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 70 ◯建設局長(佐藤寿之君) 電力会社共同で倒木処理した箇所は、8カ所なっおります。  共同作業では、電力会社が電線周り枝や幹を処理した後、道路管理者が根元付近で伐採を行ったほか、電力会社が手配に苦慮していた大型クレーンなど建設機械を用意するとともに、それらを操作できる人員を派遣するなど、共同作業による電線復旧及び道路啓開を実施いたしました。なお、通信会社との共同作業は実施しおりません。 71 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 72 ◯28番(小松崎文嘉君) 通常電線に係る樹木管理も、やはり行っいくべきではないかな改めて思わせいただいたところでございます。  三つ台風において、また、街区公園で発生した倒木本数についてもお伺いします。 73 ◯議長(岩井雅夫君) 都市局長。 74 ◯都市局長(佐久間正敏君) 台風15号、19号及び21号通過により、本市が管理する公園全体では、1,225カ所うち325カ所で、約3,600本倒木が発生しました。このうち、街区公園については、145カ所で約300本倒木が発生しおります。 75 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 76 ◯28番(小松崎文嘉君) これもやはり、かなり本数で、本当に頭下がる思いでございます。  そして、台風15号では、県道、市道が大分、通行どめがありました。その上で、あえて区切らせいただく48時間以上、2日間ということなんですけれども、通行できなかった箇所数についてお伺いします。 77 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 78 ◯建設局長(佐藤寿之君) 道路管理者として把握し、千葉県に報告していた通行どめ箇所は、市道で26カ所、県道ではございませんでした。なお、このうち、電線や電柱に関連する通行どめは、11カ所なっおります。 79 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 80 ◯28番(小松崎文嘉君) 続きまし災害復旧時、人手不足とかいろんなことがあった思うんですけれども、4日以上停電した軒数についてお伺いしたい思います。 81 ◯議長(岩井雅夫君) 総務局長。 82 ◯総務局長(山田啓志君) 発災から4日後、9月13日午前7時時点市内停電件数は、約1万8,800軒であった把握しおります。 83 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 84 ◯28番(小松崎文嘉君) 先ほど質問でもございましたけれども、26カ所中11カ所がやはり電線に絡んでいるところだそして、停電軒数もこれだけ多く確か、私稲毛区でも、これは本当に少ない軒数ではあるんですが、何はざまかわかりませんが、100軒ぐらいが長期にわたり停電を余儀なくさました。  やはり、総論いたしまし樹木につきましは、見ばえが悪くも強剪定すべき、そして、電線うち、これ、高圧が入っているか、入っていないかで、また違う思うんですが、特に高圧を囲っているような、もう木がこうやっ囲っしまっているんですね、電線を。そういうところに関しましては、もう伐採も視野に入れなければいけないのではないかなそれらが停電や通行どめ対策になるということを私ほうから要望しおきます。  それから、側溝につきましは、答弁ありがとうございました。本当にこれ、件数が多いんですけれども、直営方たちが大分やっいただいたということでございます。  側溝は冠水温床でございますので、清掃対応すべき、これは前回議会でも質問をいたしましたけれども、以前は、パトロールをしていてやっくれていたんですね、土木事務所が。それが、今ではパトロールもなかなかできないまた、要望しもできないところがあるということでございますので、先ほども言ったように、後から追加予算を出すぐらいだったら、もうやったほうがいいかなというふうに、改めて思いましたので、直営方をふやすことをしでも、いろんな大迷惑があったり、大迷惑ってどういうことかいいますやはり、建物柱とかが、かびしまうんですね。そうする清掃しもなかなか直らないということになっきます。  それで、市役所方たちも苦情を受けたりし職員方たちも働き方改革ということであれば、大変だ思いますので、そういう対策をしたほうが合理的ではないかな思わせいただきました。  また、平常時、道路冠水し、自動車通行が明らかにできない場合や、コーンや通行できないことを伝える誘導を交通安全協会指導員や市役所職員、自治会役員等の市民が行えるかについて、警察官ではない方ができるかについてお伺いします。 85 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 86 ◯建設局長(佐藤寿之君) 通行禁止や制限を行うことができるは、道路法に基づいた道路監理員に任命されている市職員、あるいは、道路交通法に基づいた警察官なっおります。 87 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 88 ◯28番(小松崎文嘉君) この問題につきましも、やはり、日ごろからインフラ管理非常時確認するために伺います。  三つ台風において、倒木、冠水警察官不足により、市民がコーンを置く等、迂回指導を実際には依頼により行っていた。これは違法なか、お伺いしたい思います。  どういうことかいう倒木したときに、私ところにも電話がかかっきたので、以前から、なかなかこういうは、先ほど質問でわかったですが、市職員で道路監理員に任命されている方はできるということだったので、電話しお願いしよう思ったら、電話がつながらないそれから、警察署にかけてもつながらない  自治会長さんが先頭に立っ20人ぐらいで、大きな道なので誘導していて警察官を呼んでよ言わたんですが、警察官を呼んでも、やはり、もうとてもじゃないけど出られません、やるように言っください私が言われてしまいまし思ったら、白バイさんというか、軽バイクさんいらっしゃっ警察方が来たので、ああ、やっくれる思ったら、あ、よろしくお願いします言っ立ち去らたということですね。実際には、これは頼んでいるわけですよ。ですから、お聞きしたわけでございます。  違法なかどうかも含めお伺いさせいただければな思います。 89 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 90 ◯建設局長(佐藤寿之君) 道路法では、非常災害時、一般交通に著しい支障を及ぼすような危険を防止するため、やむを得ない認められる場合は、現地にある者またはその付近に居住する者を防御に従事させることができることなっおります。 91 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 92 ◯28番(小松崎文嘉君) なかなか、違法かどうかというようなことを言えないみたいでございますので、実際には、これはやっているわけですね。今、防御に当たることができることになっているということなので、私も、これでいろいろな。どういうふうなことができるかな思ったんですが、もう1問だけお聞きさせいただきたい思います。  通常時においても、警察官到着が見込めない場合、警報等が発令さた場合、一定条件下でコーンを置く等、誘導するなどは検討されているのか。 93 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 94 ◯建設局長(佐藤寿之君) 通行禁止や制限を行うことができる者は、法律で規定されていることから、検討は行っおりません。また、交通誘導などには危険が伴いますので、警察官到着が見込めない場合には、管轄する土木事務所に御連絡をいただければ思います。 95 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 96 ◯28番(小松崎文嘉君) 今いろいろな質問について、総合的に私が考えたんですが、市民に依頼するというが難しいということであれば、市民にお手伝いを依頼するということをしたらどうですかね。  例えば、この道路であれば、大体冠水したり、通行どめがされる道というは、多分土木事務所さんも管理されていてわかっているので、直行しいただいているのはよくわかるんですが、何箇所もあるこれは無理ですよね。ですので、そういう案内板をつくっおくということです。この道路は冠水するので通れませんですから、管理するはもちろん道路管理者である方たちなんですが、その上で、例えば倉庫を自治会さんにかり置いおく。置くだけを手伝っもらう。指示をするは市職員であれば、問題ないのではないかな思います。  こういうことについて、全員が協力する必要はないんですけど、こういうことに当たられる自治会で言えば道路部長さんとか、そういう方たち、環境部長さんかいますので、そういう方たち日ごろから、場所だけかし全部持っ回るなかなか、やはり車到着がおくれるということもありますよね。もしかしたら、バイクだったら、ぱっと来られて指示だけをしここここにこれを置いおいてとその上で、これは非常時なので、防御に当たっくださいいうことを言えば、法的には問題ないのかな思います。  大災害だどのみち、市民が対応しています。ですから、備品管理等をお願いしたり、もしも場合に備え準備、訓練等だけ一部方にしお手伝いを頼むということがあれば、問題ないのかな思います。  済みません、向後先生本当に丸かぶりになっしまいましたが、質問を予定しおりましたので、させいただきました。  ただ、やはりファクスというは、もう停電ししまったら難しいですよね。かいっどういう手がとれるかということもございます。  それでは、先ほどからもちょっと出ています防災無線スピーカーを増設する1基当たり幾らかかるか、お伺いします。 97 ◯議長(岩井雅夫君) 総務局長。 98 ◯総務局長(山田啓志君) 建設費用は、1基当たり約500万円なります。 99 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 100 ◯28番(小松崎文嘉君) 避難所開設、危険周知程度ならいいんですけれども、災害になったら、ファクス、電話はやはり難しい。また、大手キャリアだったら十分対応しているんですが、そうでないキャリアを持たれている方もますので、そうする防災情報がなかなか入っないということですね。  ですから、500万円というは安いか高いか、もっと違う形でつくるかというは、いろいろ問題がありますけれども、現状で言ったら今はラジオを、昔、自治会長さんに配ったなんていうことがありますけれども、本当は、昔であればポケベルがあれば、ポケベルで発信するなんていうことが貸し出ししあったんですけど、やめしまいましたので、あれに近いものができないのかなとか、あるいは安価で配れるものがないのか、今、大分安くつくることもできるので、そういうことができないかないうこと検討を要望させいただきます。  そして、続きまし子ども医療費については、もう1本、質問させいただきたい思います。  子育て支援策との整合性についてお伺いします。 101 ◯議長(岩井雅夫君) こども未来局長。 102 ◯こども未来局長(峯村政道君) 本市では、子供を産み育てたい、子供がここで育ちたい思う町、千葉実現を基本理念し、妊娠、出産から子供が成長するまで段階に応じた必要な支援を推進することにより、市内外若い世代から、子育て場として選ばれる環境づくりに努めおります。  子ども医療費助成制度見直しにより生じる財源は、小中学校エアコン整備に係る維持管理経費ほか、子供施策全体充実に活用することおり、子育て支援充実、拡充が必要な新たな需要に的確に対応しいくことで、引き続き、千葉市で産み育てよかった思えるまちづくりに積極的に取り組んでまいります。 103 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 104 ◯28番(小松崎文嘉君) これにつきましは、2億1,000万円ほど、エアコンについてランニングコストがかかるということもありますし、今御説明いただいたとおりでございます。  ただ、我々も賛成をいたしましたし、反対をするものでもございません。ただ、議案質疑機会が、これは半ば強引になくなっしまいました。非常に残念だったので、そのときことで意見も言わなければなりません。あの時間制約では、代替案はなかなか出せないと思います。では、この案を削っこっちにするということはできませんので、これ以上、これについては申し上げるつもりはないですけれども、今後、何かかわるものがあれば、改めることができればお願いしたいということだけ要望しおきます。  それから、道路問題についてですけれども、園生町111号線につきましお伺いしました。  とてもありがたく感じおります。これによって、大分、今は入り口がすっきりしました。この地権者さんたちが、話を聞いから30年目にし初めて、土地が少しは動いた。若干はよくなったということでございますので、このあと、買い取りを希望しているそれから上物がない計画地につきましは、促進をしいただければ、途中まで広がれば、大分、地元方だけでも、あそこをずっと通らなくても、途中から迂回する道が中にはあるんです。だから、地元方が最低でも通れるところができるではないかな思います。また、まだワンズモール側にも、まだ擁壁が1件だけ残っおりますので、これは地権者問題もあり、大変だ思いますが、除却についても努力をしいただくことを要望させいただきたい思います。  そして、雨水対策につきましは、とてもいい答弁をいただいたのでありがたい思います。現状ままだこのまましばらく様子を見るということになるんですけれども、これで大潮、冠水、前回、水門操作を間違えた言っている人たちもましたけれども、これは大きな間違いですので、勘違いはいけません。ですから、こういうことがないということを想定したとしても、やはり、この対策でだめだということであれば、バイパス的な貯留管布設整備を検討しください。
     続きまし最後質問に入りたい思います。  当該地区これは小深町あたりなんですが、稲毛区北部なんですけれども、宇那谷2号排水路について、勝田川改修事業進捗にあわせ、平成28年度より用地買収を進めていますが、延長が長いため、事業完了までには長い期間を要するもの思っおります。これは志津あたり佐倉市最後地権者協力が得られないということで、ぐるっと迂回することになっしまったんですね。  当該地区たび重なる浸水被害を受け、平成30年度に開催し、私も参加した地元自治会都市河川課とのワークショップ中では、抜本的な浸水対策検討も重要であるが、まずは、既存施設改修により流下能力を向上させるなど、短期的な対策について地元は要望しています。  そこでお伺いします。  現在浸水対策進捗状況ですけれども、稲毛区小深町浸水対策進捗状況についてお伺いさせいただきます。 105 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局長。 106 ◯建設局長(佐藤寿之君) 現在、短期的な対策として既存水路流下能力を向上させるため、水路底部改修について、施設構造や施工方法など検討を行っおります。  今後は、検討結果を踏まえ、地元自治会調整を行った上で、来年度以降早期着手に努めまいります。 107 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員。 108 ◯28番(小松崎文嘉君) この小深町では、ちょうど小深町600番地というところになるんですけれども、四街道千葉を区切る線大分細いところが少し残っているんですが、そこから先、小深町600番地から先は、一切冠水していないんです。その手前がなっているわけです。そして、その流下ところ間口は一緒なんですが、出るところが狭くなっているということなので、今回広くしいただくことになっおります。これについては、期待をしおりますので、ぜひ行っいただければ思います。  また、以前、ここについては、貯留槽をつくっ一時的にためなんていう声もありましたけれども、とにかくは、まずはこれを行っいただければ、もしかする抜本的な対策になるやもしれませんので、今回この対策に大きな期待をいたしまし一般質問を終わらせいただきたい思います。御清聴ありがとうございました。(拍手) 109 ◯議長(岩井雅夫君) 小松崎文嘉議員一般質問を終わります。  議事都合により、暫時休憩いたします。                  午後0時0分休憩          ──────────────────────────                  午後1時0分開議 110 ◯議長(岩井雅夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続けます。42番・石井茂隆議員。              〔42番・石井茂隆君 登壇、拍手〕 111 ◯42番(石井茂隆君) 自由民主党千葉市議会議員団石井茂隆でございます。  それでは、通告に従いまして、一般質問をさせいただきます。  初めに、自衛官募集へ対応についてお伺いします。  11月18日産経新聞に、政令指定都市うち、大阪市、京都市、川崎市、熊本市4市のみ、防衛省から自衛官募集ため対象者情報一括提供求めに応じ氏名、年齢、住所など情報を紙媒体または電子媒体で提供しているとの記事が掲載されておりました。  本市は、台風第15号、第19号及び10月25日大雨による甚大な被害をこうむった被災地でありますが、特に25日大雨による緑区土砂災害現場で行方不明者を捜索する際には、千葉県習志野市に駐屯する陸上自衛隊第1空挺団支援を要請する状況なりました。  今般台風等による被害や東日本大震災等甚大な災害が発生した際には、自衛隊支援が必要不可欠なっおります。一方で、少子化進展ほか、近年好調な景気や民間採用状況などにより、自衛官募集環境は厳しい状況にあるとのことで、その担い手は年々少なくなっていると聞いおります。  自衛官募集事務は、市町村長事務として自衛隊法施行令に規定されていることから、これまで災害時支援を考慮する積極的に協力しいくべきもの考えおります。  そこで、募集対象者情報を提供すべき考えるがどうか、見解をお伺いします。  次に、政党新聞購読について、職員個人職場における購読状況についてお伺いいたします。  政党は、それぞれ機関紙を発行しおり、重立ったものとしては、自由民主党自由民主、立憲民主党立憲民主、国民民主党国民民主プレス、公明党公明新聞、日本共産党しんぶん赤旗、社会民主党社会新報、自由党プレス自由といったものがあります。日本国内購読については、その購読は自由であります。対価を支払い購入、購読しているもの、対価を伴わずに講読しているものがあります。  私質問は、千葉市予算で購入しているのかではなく職員がどのような状況中で、職場内で勧誘、承諾、購入、配布されているかについて質問します。  私調査では、特定政党機関紙しんぶん赤旗であります。職場内で勧誘さ購入、購読、現金授受が行われております。  このことについて、2点お伺いします。  1点目は、当局は把握しているか、また、労務管理上どのように捉えているか、お伺いします。  2点目は、千葉市職員うち管理職は何人いるか、お伺いします。  次に、交通網整備についてお伺いします。  鉄道やバス、モノレールなど、本市公共交通網は幾つも交通機関によって形成、通勤や通学、買い物やレジャーなど、多様な目的に利用されており、日常生活に必要不可欠な要素として認識されているところです。  私が住んでいる緑区内でも、複数交通事業者が交通網を形成おりますが、一方で、駅やバス停などから遠く、生活ためには免許返納もままならない高齢者や、学校まで何キロも距離を歩い通学する生徒など話も聞いおります。  今議会我が党代表質問において、当局は、路線バスなど既存公共交通ほか、病院、福祉施設、商業施設など個々民間企業が運行する送迎バスを地域でシェアし、既存公共交通連携させる取り組み検討について答弁されておりましたが、このような企業バスが運行されていない地域では、また別施策が必要になる考えおります。  老後も安心できる町、そして活力ある住みよい町を実現し、緑区バランスとれた発展ためには、地域状況に応じた公共交通網整備が必要感じおります。  そこで、地域公共交通網形成計画策定に向けた検討において、交通不便地域など地域性公共交通網整備に対して考え方についてお伺いします。  次に、小規模治山事業についてお伺いいたします。  初めに、10月25日土砂災害により、お亡くなりになりました緑区誉田3丁目板倉町3名方には心から御冥福をお祈りいたします。  報道によります近隣住民方は土砂災害ことは考えたことがないまさか崩れる言葉を詰まらせていとのことです。私も身近に起こった突然出来事に、土砂災害恐ろしさを改めて認識いたしました。板倉町被害現場は、樹木根や地面を覆う落ち葉や下草によって、雨などによる表土浸食、土砂流出、崩壊による土石流などを防ぐ土砂流出防備保安林に指定されていると伺っていますが、不幸にも、今回土砂崩れが発生ししまいました。このような土砂崩れに対応する小規模な治山事業が必要だ考えます。  そこで、3点お伺いいたします。  1点目は、土砂災害に対する国治山事業は、どのようなものがあるか。  2点目は、千葉市には小規模な地域を対象する治山事業があるか、また、千葉県には同様な事業があるか。  3点目に、今回痛ましい事故を踏まえ、今後対応をどのように考えているのか、お伺いします。  次に、緑区諸問題うち、土気町17号線整備についてお伺いいたします。  この道路は、下大和田町県道誉田停車場中野線から高津戸町緑が丘団地まで延長約2,800メートルを整備区間伺っおります。地元として、平成29年度に工事が9年ぶりに再開さ着実に整備が進むことについては喜ばしいことでありますが、未整備区間には、幅員が狭く、すれ違いが困難な箇所も存在していることから、一層整備推進を望んでいるところです。  そこで、整備進捗状況についてお伺いします。  最後に、土気駅北側周辺道路整備についてお伺いします。  この事業は、千葉大網線土気停車場千葉中線において、交差点改良歩道整備により、渋滞緩和歩行者安全確保を図るもの伺っおります。しかしながら、駅前にもかかわらず、現道には歩道がなく狭い路肩やU字溝上を通っおり、地元皆さんからは、とにかく早く整備しもらいたいとの声が多く寄せられています。  今年度、土気小学校入り口交差点一部歩道を整備しいただきました。小学生を初め、歩行者安全性が向上したことは、地元皆さんも喜んでいるところです。少しずつではありますが、進捗が目に見える状態になっおります。土気駅北口周辺道路整備は、多く住民が待ち望んでおり、地域悲願なっおります。  そこで、事業進捗状況についてお伺いいたします。  以上で、1回目質問を終わります。(拍手) 112 ◯議長(岩井雅夫君) 答弁願います。市民局長。 113 ◯市民局長(曽我辺 穣君) 自衛官募集へ対応についてお答えします。  募集対象者情報を提供すべき考えるがどうかについてですが、国からは、自衛隊法施行令「防衛大臣は、自衛官又は自衛官候補生募集に関し必要がある認めるときは、都道府県知事又は市町村長に対し、必要な報告又は資料提出を求めることができる」との規定に基づき、自衛官等募集、対象者情報紙媒体または電子媒体で提供を依頼されているところですが、提供に当たりましては、本市個人情報保護条例規定に照らし判断する必要がある考えおります。  具体的に、個人情報保護条例では、国等に提供する場合であっ提供を受けるもの所掌する事務遂行に当該個人情報が必要不可欠であり、かつ、当該個人情報を使用することにやむを得ない理由がある認められるときは提供できるするとともに、提供するときは、個人権利利益を不当に侵害することのないようにしなければならないと規定しおります。  これらことから、対象者情報提供については、専門的な知見もとで判断が求められるところであり、有識者意見等を踏まえながら改めて検討しまいります。  以上でございます。 114 ◯議長(岩井雅夫君) 総務局長。 115 ◯総務局長(山田啓志君) 政党新間購読についてお答えします。  まず、職場内における職員政党機関紙購読についてですが、新間購読については、職員個人意思に基づき契約しているもの認識しおりますが、勧誘、配達等態様によっては、庁舎管理上または労務管理上課題が生じることも考えられます。  なお、購読状況については把握しおりません。  次に、本市管理職人数についてですが、平成31年4月1日時点における小中学校、特別支援学校に勤務する職員を除く管理職人数は、872人なっおります。  以上でございます。 116 ◯議長(岩井雅夫君) 都市局長。 117 ◯都市局長(佐久間正敏君) 交通網整備計画についてお答えします。  交通不便地域など地域性公共交通網に対して考え方についてですが、交通不便地域における住民との意見交換によって地域状況や意向を把握し、課題等分析や整理を行った上で、事業性ある持続可能な交通手段やその組み合わせについて具体的に検討を進めまいりたい考えおります。  他市では、予約運行輸送サービスであるデマンド交通ほか、営利に至らない範囲対価でNPO法人などが実施する有償旅客運送や実費負担で地域互助による送迎など事例があることから、このような取り組みについても調査研究を進め、交通不便地域における交通手段一つとして検討をしまいります。  以上でございます。 118 ◯議長(岩井雅夫君) 経済農政局長。 119 ◯経済農政局長(加瀬秀行君) 小規模治山事業についてお答えします。  まず、土砂災害に対応する国治山事業にはどのようなものがあるかについてですが、主なものとしては、森林法に基づく復旧治山事業予防治山事業があります。  復旧治山事業は、山崩れを起こした荒廃地など、荒廃した山地を復旧整備し、災害再発防止を図るため事業です。採択条件は、人家10戸以上、または道路など主要公共施設保護等を必要する場合で、事業費は7,000万円以上が対象で、負担割合は国2分の1、県2分の1になります。  予防治山事業は、山崩れ崩壊危険地など荒廃危険山地崩壊を未然に防止するため事業です。事業費は800万円以上が対象で、そのほかは復旧治山事業同様になります。  次に、小規模な地域を対象する治山事業についてですが、本市には小規模な地域を対象する治山事業はございません。なお、千葉県には、政令指定都市である本市を適用除外する小規模治山緊急整備事業があります。  事業内容は、国庫補助事業には該当しない小規模崩壊地等を市町村が実施主体なり復旧するもので、採択条件は、人家2戸以上、または道路など主要公共施設保護を必要する場合で、事業費は200万円以上が対象で、負担割合は県3分の1、市町村受益者を合わせ3分の2なります。  最後に、今後対応についてですが、崖地崩壊防止工事を自費で行っている方もいらっしゃることから、公平性観点や多大な財源問題など、市民の合意形成も必要であり、関係部局調整を図りながら検討しまいります。  以上でございます。 120 ◯議長(岩井雅夫君) 建設局次長。 121 ◯建設局次長兼水道局長(出山利明君) 土気町17号線整備についてお答えいたします。  整備進捗状況についでございますが、現在、県道誉田停車場中野線から土気駅方面に向かっ約1,200メートル整備が完了しおります。今年度は、整備済み区間から約170メートル区間において、2車線車道両側に歩道及び排水施設を整備することおり、これにより、整備率は49%なる見込みでございます。  また、この整備区間に隣接した下大和田町においては、用地測量を実施しおり、引き続き、整備に向け努めまいります。  最後に、土気駅北口周辺道路整備についてお答えいたします。  事業進捗状況についでございますが、現在、用地取得を行っおり、今年度は土気停車場千葉中線大網側、約370平方メートル用地取得を予定しおります。これにより、大網側用地取得が完了し、取得率は62%なる見込みでございます。歩行者安全性向上ため、この取得した用地を活用し、歩行空間確保を図るため整備を実施しまいります。  以上でございます。 122 ◯議長(岩井雅夫君) 石井茂隆議員。 123 ◯42番(石井茂隆君) 御答弁ありがとうございました。2回目質問をさせいただきます。  政党新聞購読についてです。  管理職が872人おられるということであります。私調査では、そのほとんどは既に購入しているとのことであります。一つ課には、2人いれば2人、3人いれば3人、4人いれば4人、同じ政党機関紙、赤旗を購入しています。ぴったり同じ新聞をお隣同士、読んでいるわけです。いわゆるひな壇におられる方は、皆購入していると思います。  当局は、把握していないとのことですので、これ以上先に進めませんが、答弁がないのですから、見見ぬふりをしているのではない思います。  私からは、その実態について説明しますので、よくお聞きになっいただきたい思います。  当局は、個人意思に基づい契約していると思う。その状況について把握していないとのことです。労務担当者、庁舎管理者は、その職務を遂行しているかどうか、疑問であります。  庁舎内で勧誘することについて許可が必要でないのか、疑問が残ります。この購読契約について、職員自由意思がきちんと担保されているか、疑問でもあります。  議員立場で、職員に対面で勧誘するということは、職員は断りにくい立場ですから、市役所中ではやめさせるべきです。これは、労働管理観点からは心理的強制に該当し、いわゆるパワーハラスメント思われても仕方のないことです。  民間企業で上司が自由意思による契約をさせないで強制させたなれば、労働基準法に抵触することになります。職員は、別に読みたくないけれども、議会で顔を合わせるし、自分所轄案件もあるし、質問で何らかの圧力をかけられるではない心配することもある思います。  対面勧誘は、職員自由意思を担保できません。対面勧誘は避けさせるべきです。例えば、インターネット申し込み等々、働きやすい気持ちよい労働環境をつくっいくべきです。勧誘に際し、自分たち主張を必要以上に唱え、職員に心理的強制を行っていないと思うことは、傲慢です。また、嫌だ言わないから購入契約を了承した思うことも傲慢です。  赤旗新聞にシンパシーを感じている職員もいないとは言えませんが、総じて嫌がっています。毎月、週刊紙代金930円を支払うことは、職場内雰囲気がよくありません。嫌いなものにお金を払わなければならないのですから。
     以上、実態について述べましたが、何かお話がありますか。あればお聞かせ願います。  2問目、以上です。 124 ◯議長(岩井雅夫君) 総務局長。 125 ◯総務局長(山田啓志君) 政党新聞購読についてお答えいたします。  御指摘あったことについては真摯に受けとめるとともに、状況を確認することを検討しまいりたい考えおります。また、庁舎内における政党機関紙に関する対応につきましは、労務管理、庁舎管理観点から適切に対応したい考えおります。  以上でございます。 126 ◯議長(岩井雅夫君) 石井茂隆議員。 127 ◯42番(石井茂隆君) 御答弁ありがとうございました。3回目は、意見要望を申し上げます。  初めに、自衛官募集へ対応についてです。  自衛官募集ため対象者情報一括提供については、本市個人情報保護条例規定に照らし判断する必要があること、有識者意見等を踏まえながら改めて検討しいくとのことでした。自衛隊法、地方自治法並びに自衛隊法施行令に基づい十分な検討をされることを望みます。  近年、我が国を取り巻く安全保障環境は、周辺国軍事力強化や軍事活動活発化などにより、一層厳しさを増しているところでございます。また、先般台風15号、19号、その後に続いた大雨など、近年大規模災害により、各地で甚大な災害が発生し、そのたびに市民生活や経済活動に大きな影響が生じています。  自衛隊は、我が国防衛のみならず、国際平和ため活動ほか、大規模自然災害時人命救助を初めした、数々支援活動に献身的に取り組んでくれおり、その姿勢は、被災地住民方々のみならず、国民目にも大変心強く映っているところでございます。  国民自衛隊に対する理解期待は、従前比較し格段に大きなものになっているところであり、いかなる状況下でも適切に対応することができる人材を確保することがこれまで以上に重要なものなっています。  しかしながら、自衛官募集事務は非常に厳しい状況にあります。国防担い手である自衛隊は、現在、定員に対して2万3,000人隊員が不足し、充足率は9割ほどであり、特に幹部、下士官以下隊員は7割を切っているとれています。充足率低下は、国防のみならず、自治体から要請に基づく自然災害救助へ派遣もままならない深刻な事態をもたらしかねません。  防衛省資料などによります平成29年度に自衛隊法、地方自治法に基づき自衛隊要請に応じ、募集対象者情報を紙やデータで提供を行っている自治体は、632市区町村、全体36%にとどまっています。一方で、自衛隊要請に応じていない自治体は、931市区町村、全体64%に上っおり、そのうち、過疎地で人口少ない自治体を除く53%市区町村では、募集事務に当たる自衛隊員が住民基本台帳法規定に基づき市区町村に足を運んで閲覧を申請し、膨大な資料中から手書きで住所や氏名を書き写しているのが現状です。  このように、募集事務において、自衛隊に大きな負担を強いている状態で、果たして協力していると言えるでしょうか。  自衛隊法施行令は、防衛大臣は自衛官募集に関し、市町村長に対し、必要な資料提出を求めることができる旨規定し、この規定による事務は法定受託事務れていることから、自衛隊から募集対象者情報提供要請に対し、市町村は当然ことながら応じる義務があるはずです。  自衛官募集事務は、我が国防衛、災害救助等任務を果たす人材を確保する上で極めて重要なものであり、また、市区町村協力が必要不可欠なものです。自衛隊本市相互関係をより強固なものいく上でも、ぜひ、本市としても募集対象者情報データベースで提供依頼に応じるように強く要望します。  次に、交通網整備についてです。  近年、ニュースなどにも取り上げられること多くなった人口減少に伴う路線バス乗務員不足などによって、バス事業者が新規路線設定や増便要望に対応できない状況にあることは認識しているところです。一方で、駅やバス停などから遠い地域で交通網整備として、将来的に利用しやすいバス交通を目指すためには、行政積極的な関与が望まれております。  そのため、先ほど御答弁にありました地域状況や意向把握ため住民との意見交換実施は大切なことであります。地域によって、現在移動手段や目的地、また、移動する時間帯などはさまざまですし、望んでいる交通手段や運賃など負担については、個々人事情により考え方も変わっくる思います。  御答弁で説明ありましたデマンド交通やNPO法人による有償旅客運送、地域互助による送迎については、利便性や負担額など面でもそれぞれメリット、デメリットがあるでしょうから、行政ほうで、他市事例も含めしっかり研究し、住民にわかりやすい形で示した上で、地域にとって何が一番よい交通手段なり得るか、利用者である市民の皆さん一緒になっ検討しいただきたい思います。  次に、小規模治山事業についてです。  人口減少が進展する中で、今回板倉町ように採択基準を満たさない危険地域がそのまま状態で放置されることが懸念さます。  千葉県が実施している小規模治山緊急整備事業は、千葉市を対象外ていることから、千葉県に対して、千葉市も対象するように粘り強く要望することを求めます。  次豪雨による土砂災害は、いつ起こるかわかりません。第2、第3被害者を決して出さないために、早急な対応を要望します。  最後に、緑区諸問題うち、土気町17号線整備についてです。  この道路は、まだ半分未整備区間が残されていることから、早期完成を目指し、事業へ取り組むことを強く要望します。  以上で、私一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) 128 ◯議長(岩井雅夫君) 石井茂隆議員一般質問を終わります。  一般質問を続けます。5番・鷲見隆仁議員。              〔5番・鷲見隆仁君 登壇、拍手〕 129 ◯5番(鷲見隆仁君) 皆様、こんにちは。自由民主党千葉市議会議員団鷲見隆仁でございます。  台風15号、19号、10月25日豪雨にて被災さた全て皆様に心よりお見舞いを申し上げます。また、災害対応に携わった全て方々に心より敬意をあらわします。  それでは、通告に従いまして、一般質問に入ります。  まず、児童相談所について質問をいたします。  近年、ニュースにて子供たちに対する虐待ニュースを目にするケースがふえおります。2018年3月、東京目黒区で起きた船戸結愛ちゃん、当時5歳事件、2019年1月、千葉県野田市立小学校4年生栗原心愛さん、当時10歳が自宅で虐待死れる事件、最近では、皆様も記憶に新しい思いますが、福岡県田川市自宅で、昨年11月、三男、当時1歳全身をエアガンで数十カ所撃っ大けがをさせ、この三男はけが直後に肺炎で死亡しおり、虐待死可能性もある捜査されている事件など、そのほかにも多く児童虐待ニュースがあり、子を持つ親として、人として、大変心が痛みます。  このような状況を受け、国においては、平成31年3月19日児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議において、このように述べられおります。  児童虐待については、児童相談所へ虐待相談対応件数は、一貫し増加を続け、2017年度には13万件を超えているまた、2018年3月に目黒区で女児が虐待により死亡する事件が発生するなど、多くかけがえのない子供命が失われている  政府においては、こうした状況を受け、2018年7月20日には、児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議において、児童虐待防止対策強化に向けた緊急総合対策を決定したほか、2018年12月18日には、児童虐待防止対策に関する関係府省庁連絡会議において、児童虐待防止対策体制総合強化プランを策定するなど、児童虐待防止対策に関する取り組みを進めきた。しかしながら、2019年1月には、千葉県野田市において、関係機関がかかわりながら児童虐待による死亡事件が発生するなど、深刻な状態が続いていることを受け、2019年2月8日には、関係閣僚会議において、児童虐待防止対策強化に向けた緊急総合対策さらなる徹底、強化についてを決定した。  こうした状況を深刻に受けとめ、児童虐待防止対策ため制度改正や緊急総合対策を初めした関係閣僚会議における決定等これまで取り組み実施について、改めて徹底するとともに、児童虐待防止対策抜本的な強化を図るため、対策を決定している  本対策を実施するため、児童虐待防止対策を強化するため児童福祉法等改正法案を今国会に提出するとともに、2020年度予算に向け、さらにその具体化を図る書かれており、政府も強い意思を持っこの問題に取り組んでおります。  そこでお伺いいたします。  全国児童虐待対応件数過去3カ年推移についてお伺いします。  残り質問は、自席より質問させいただきます。御答弁ほど、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手) 130 ◯議長(岩井雅夫君) 答弁願います。こども未来局長。 131 ◯こども未来局長(峯村政道君) 全国児童相談所において、児童虐待相談として対応した件数でございますが、平成28年度は12万2,575件、29年度は13万3,778件、30年度は15万9,850件なっおり、2年前比較いたします30.4%なっおります。 132 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 133 ◯5番(鷲見隆仁君) ありがとうございます。全国児童虐待推移について、この表を見みます平成20年度は4万2,664件が、10年後平成30年で15万9,850件、約3.7倍増加しています。また、平成29年度平成30年度を比べ、増加した要因は心理的虐待にかかわる相談対応件数増加であり、平成29年度は7万2,197件、平成30年度は8万8,389件1万6,192件増加しおります。  警察等から通知増加が平成29年度6万6,055件、平成30年度は7万9,150件1万3,095件増加が見られることが主な増加要因として挙げられています。  そこでお伺いします。  千葉市児童虐待対応件数過去3カ年推移についてお伺いします。 134 ◯議長(岩井雅夫君) こども未来局長。 135 ◯こども未来局長(峯村政道君) 本市における児童虐待相談として対応した件数でございますが、平成28年度は1,135件、29年度は1,103件、30年度は1,513件なっおり、2年前比較いたします33.3%なっおります。 136 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 137 ◯5番(鷲見隆仁君) ありがとうございます。千葉市も、全国推移同様に年々増加していることがよくわかりました。  次に、他政令指定都市児童相談所比較した相談対応件数、児童福祉司数、児童福祉司1人当たり受け持ち件数等についてお伺いします。 138 ◯議長(岩井雅夫君) こども未来局長。 139 ◯こども未来局長(峯村政道君) 昨年度全政令指定都市平均では、相談対応件数は2,089件、児童福祉司数は40人、児童福祉司1人当たり受け持ち件数は52件なっおります。  これに対し、本市状況は、相談対応件数が1,513件、児童福祉司数は25人で、児童福祉司1人当たり受け持ち件数は61件なっおります。 140 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 141 ◯5番(鷲見隆仁君) ありがとうございます。本市において、児童虐待相談として対応した件数ですが、平成28年度は1,135件、29年度は1,103件、30年度は1,513件なっおり、2年前比較します33.3%も増加しているとのこと。また、平成30年度全政令指定都市平均では、相談対応件数は2,089件、児童福祉司数40人、児童福祉司1人当たり受け持ち件数は52件。これに対し、本市状況は、相談対応件数1,513件、児童福祉司数25人で、児童福祉司1人当たり受け持ち件数は61件とのこと、他政令指定都市比べ相談対応件数は約500件程度少ないが、児童福祉司数は平均より15人少なく、受け持ち件数も61件多い。  厚生労働省は、児童虐待防止対策体制総合強化プラン中で、児童相談所体制強化、児童福祉司増員をうたっています。児童虐待発生時迅速、的確な対応を確保するとともに、家庭養育推進、市町村相談支援体制強化を図るため、子供、保護者等へ指導等を行う児童福祉司について、次配置標準を児童虐待相談及びそれ以外相談を合わせた児童福祉司1人当たり業務量が50ケース相当から40ケース相当なるよう、そして、児童相談所管轄区域人口を4万人から3万人に見直し、その上、2017年度約3,240人から2022年度までに全国で2,020人程度増員する記載があります。  現在本市児童福祉司受け持ち件数は、1人当たり61件であり、業務量的には、キャパオーバーしおり、児童福祉司負担も大きい考えます。また、児童相談所業務は、養護相談、保健相談、心身障害相談、非行相談、育成相談など、多岐にわたっています。  国示すように児童福祉司を増員することはいいことだ思いますが、虐待対応には、高度な専門性知識、技術が必要になっくる思います。その豊富な経験を得るためには、最低5年から10年かかる言われています。児童福祉司になるには、自治体公務員試験を受け合格、採用されて児童相談所に配置されて初めてなることができます。よって、異動等で配置さた職員がよくわからないまま対応に当たることがある思います。これでは、知識、技術、専門性はともかく、経験がありません。きちんと対応できる児童福祉司を育成し、人数を増員するシステム構築を本市においても強く求めます。  次に、実際に虐待をしている虐待者は、この右平成29年を見ます実母が46.9%、実父が40.7%、実父以外父親が6.1%、実母以外母親が0.6%、その他5.7%であり、実母、実父数が多いが現状です。  しかし、テレビや新聞、マスコミ報道を見おります虐待さた児童が死に至るケースニュースは、印象として継母や継父やひとり親家庭に虐待を受けている印象を強く受けます。  そこで、虐待対応した家庭うち、ひとり親家庭は何件あったか、お伺いします。 142 ◯議長(岩井雅夫君) こども未来局長。 143 ◯こども未来局長(峯村政道君) 昨年度に対応いたしました1,513件うち、ひとり親家庭は343件なっおります。 144 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 145 ◯5番(鷲見隆仁君) はい、ありがとうございます。平成30年度に対応した1,513件うち、ひとり親家庭は343件とのこと、割合にしますひとり親家庭は約22%であり、5件に1人がひとり親家庭ケースであったことがわかります。日本ひとり親家庭特徴として、経済的な面、子育て面もひとりで背負っおり、子供過ごす時間を確保することが難しく、虐待や育児放棄につながりやすいことが考えられます。  この結果からもわかるとおり、実際には、実母、実父から虐待が多いことがわかるが、今後、本市としても家庭背景見地から統計学的に検証し、エビデンスをきちんと出す必要性があるではない考えます。  また、実母や実父から虐待件数を減らすには、親子日ごろからコミュニケーションや子育てで悩んでいる親へさまざまな支援、虐待を受けている子供へ迅速な対応、虐待を気づいあげられるシステムを構築する必要性も求められます。  ここでお伺いいたします。  保護した子供たちケアについてお伺いします。 146 ◯議長(岩井雅夫君) こども未来局長。 147 ◯こども未来局長(峯村政道君) 一時保護所では、まず初めに、暴言や暴力等を受けることのない安全な生活環境であることを伝え、安心感を持っもらうとともに、家族や学校、友人等から切り離さた寂しさや不安感を理解し、その軽減に努めおります。  また、児童心理司が個別に心理面接を行い、子供一人一人心理状況を把握し、虐待によるトラウマ評価心理的ケアなど、子供に寄り添いながら心ケアに丁寧に取り組んでおります。 148 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 149 ◯5番(鷲見隆仁君) 被害児童は、本来、最も愛されるはず家族から虐待を受け深い傷を負っおり、この将来ある児童健全な発達ためには、心ケアを適切かつ十分に行っいくことが極めて重要である思います。  答弁中で、児童心理司が個別に心理面接を行い、子供一人一人心理状況を把握し、虐待によるトラウマ評価心理的ケアなど、子供に寄り添いながら心ケアに丁寧に取り組んでおりますあるが、保護した子供たちには、どのくらい頻度で面接を行い、評価をしているのか、お伺いいたします。 150 ◯議長(岩井雅夫君) こども未来局長。 151 ◯こども未来局長(峯村政道君) 担当児童心理司が保護した直後は週に数回、その後は、子供状況を見ながら週1回程度面接により、子供たちトラウマ評価や心ケアに当たっているところでございます。また、一時保護所にいる心理担当職員が日々子供ケアや生活中で観察を行っおり、担当児童心理司連携しながら、子供ケアに対応しおります。 152 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 153 ◯5番(鷲見隆仁君) ありがとうございます。被害児童ケアを行う場合には、非常に対応が難しく、長期的なケアが必要なるため、支援する側スキルアップスーパーバイザーなどバックアップ体制整備が必要不可欠である考えます。  心に深い傷を負った児童ケアは、その子供その後人生を左右する大切なものです。児童に対する手厚い心ケアができるように、心理療法担当職員や被虐待児童個別対応職員スキルアップため研修など充実等を強く求めます。  では、最後に、虐待再発防止に向けた取り組みについてお伺いします。 154 ◯議長(岩井雅夫君) こども未来局長。 155 ◯こども未来局長(峯村政道君) 虐待通告対応いたしましまず、虐待事実や虐待が生じた家庭内で要因について十分に調査を行い、しつけ一環として行われている暴力や暴言も虐待であることを保護者に説明いたします。その上で、虐待が子供に与える悪影響について保護者共有し、家族や親族、関係機関等話し合いながら、家庭における安全な養育プランを策定いたします。  また、子供自身によるSOS発信は、家族全員へ支援につながるきっかけでもあることから、子供にも相談先や発信方法を確認し、身を守ること意識づけを行っおります。  さらに、地域関係機関との連携により、家庭安全を継続的に見守り支援することで、虐待再発防止に努めているところでございます。 156 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 157 ◯5番(鷲見隆仁君) 御答弁ありがとうございます。児童相談所につきまし最後は、意見要望をいたします。  本市児童相談所において、既に配置されている弁護士や警察官OBなど専門人材活用、職員増員や各種研修による資質向上等取り組みさらなる強化、また、攻撃的な保護者へ対応など複雑困難な事例に対し、立入調査や臨検、捜索等法的対応も活用しつつ、子供安全を第一に、子供安否確認や保護者対応など組織的な対応を強化し、虐待対応能力向上をより一層努めいただきたい思います。  要保護児童対策及びDV防止地域協議会や本市、県、県警で構成する千葉県人身安全関連事案連絡会議活用、平成29年に県警締結した児童虐待事案における情報共有に関する協定書的確な運用などにより、警察や学校など関係機関とのさらなる連携体制強化をお願いします。  本市における児童福祉司1人当たり相談件数、児童虐待相談対応件数が1,513件、児童福祉司数が25人であることから、1人当たり件数は61件なっおり、児童虐待相談については、依然として高い水準で推移していることから、職員過重負担なり、子供たちへ配慮がおろそかになることがないよう、そして、全国で起きているような悲しい児童虐待が少しでも起きない社会をつくるために、より一層体制強化を要望いたします。  次に、ふるさと納税に関して質問をさせいただきます。  この千葉市ふるさと納税ホームページを開きますこのようなページが開きます。ちょっと読んでみます。皆様思いを千葉市へ。本市でも、寄附しいただいた方へお礼品を贈呈しおりますが、市政に対しより関心を持っいただくことや本市魅力を感じ、再発見しいただけるよう、本市特徴的な公共施設や夏風物詩である市民花火大会チケットなどを御用意しおります。さらに、市内障害者就労施設による製品をお礼し、すぐれた品質を実感しいただくことで、障害ある方へ理解を深めいただくとともに、就労支援にもつながる考えおります。高額なお礼品を御用意しているわけではありませんが、単に返礼品を受け取っ得をしたということは違う、意義や価値を感じいただけるもの考えおります。  ところで、ふるさと納税制度によって市外に流出する税額はどれくらいかということが話題になることがあります。現状では、いただく寄附額よりも市外に流出する税額方が多いです。市民サービス貴重な財源である市税が減少することは憂慮すべきことですが、高額な返礼品で寄附を募る、いわゆる返礼品合戦には応じず、皆様からお気持ちを市政発展に生かしいくふるさと納税本来趣旨を重視しおります。
     本市財政状況は、皆様御協力により着実に健全化が進んでいるものの、引き続き財政健全化を進める必要があるもの考えおります。これからも、あらゆる取り組みにより財源を確保しながら、市魅力を高めまいります。  以上ような本市趣意に賛同しくださる皆様、真に千葉市を応援しくれる皆様、どうか千葉市へお気持ちをお寄せください。心よりお待ちしおります。千葉市長熊谷俊人。  次に、総務省ふるさと納税ホームページを開きます。ここに、ふるさと納税理念として、このように書かれています。  ふるさと納税で日本を元気に。地方で生まれ育ち、都会に出きた方には、誰でもふるさとへ恩返ししたい思いがあるではないでしょうか。育てくれた、支えくれた、一人前にしくれた、ふるさとへ。都会で暮らすようになり、仕事につき納税し始める住んでいる自治体に納税することになります。税制を通じてふるさとへ貢献する仕組みができないか。そのような思いもと、ふるさと納税は導入さました。  ふるさと納税には三つ大きな意義があります。第1に、納税者が寄附先を選択する制度であり、選択するからこそ、その使わ方を考えるきっかけなる制度であること。それは、税に対する意識が高まり、納税大切さを自分事として捉える貴重な機会になります。  第2に、生まれ故郷はもちろん、お世話になった地域に、これから応援したい地域へも力になれる制度であること。それは、人を育て、自然を守る、地方環境を育む支援になります。  第3に、自治体が国民に取り組みをアピールすることで、ふるさと納税を呼びかけ、自治体間競争が進むこと。それは、選んでもらうにふさわしい地域あり方を改めて考えるきっかけへつながります。さらに、納税者自治体が互い成長を高める新しい関係を築いいくこと。自治体は納税者志に応えられる施策向上を。一方で、納税者は地方行政へ関心参加意識を高める。いわば、自治体納税者両者がともに高め合う関係です。  一人一人貢献が地方を変え、そして、よりよい未来をつくる。全国さまざまな地域に活力が生まれることを期待しています。  熊谷市長が言われている返戻品合戦がよくないとの御意見も重々、理解することはできますが、国もふるさと納税理念中で、自治体間競争が進むこともうたっているのが事実でございます。  そこで、改めましふるさと納税に関する千葉市考え方をお伺いします。 158 ◯議長(岩井雅夫君) 財政局長。 159 ◯財政局長(小池浩和君) 本市を応援しくださる方々思いをできる限り受けとめ、ふるさと納税本来趣旨を踏まえつつ、いただいた寄附を本市魅力を高めるさまざまな事業に活用しいくため、工夫を凝らし取り組んでおります。  具体的には、寄附使い道について、パラスポーツ競技用具整備、ZOZOマリンスタジアム充実、ひとり親家庭子供たちため教育支援など、27事業メニューを用意し、幅広く寄附を受け入れているほか、本年9月から10月にかけて発生した台風、大雨で被害を受けた方へ支援ため、災害支援寄附金として、市内外皆様からたくさん温かい寄附をいただいおります。 160 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 161 ◯5番(鷲見隆仁君) 千葉市考え方は、大体理解できました。  では、次に、千葉市ホームページに、ところで、ふるさと納税制度によって市外に流出する税額はどれくらいかということが話題になることがあります。現状では、いただく寄附額よりも市外に流出する税額ほうが多いですとの記載がありますが、実際にふるさと納税制度によって市外に流出する税額はどれくらいか、お伺いします。 162 ◯議長(岩井雅夫君) 財政局長。 163 ◯財政局長(小池浩和君) 昨年1月から12月まで個人方から寄附受入額約2,220万円に対し、翌年度税収に影響する寄附金控除額は約24億6,440万円で、その差額は約24億4,220万円なります。  なお、寄附金控除額約75%は交付税として措置されるため、交付税措置を差し引いた実質的な本市へ影響額は、約5億9,470万円なります。 164 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 165 ◯5番(鷲見隆仁君) 答弁にもありましたとおり、平成30年度1月から12月まで個人方から寄附受入額は、この表にありますおり、約2,220万円、この内訳は、市内から市内が約800万円、市外から市内が約1,400万円であります。  税収は、市内から市内約800万円は入っおりますが、市内から市外へは24億5,600万円も税収が外部に流出ししまっおります。現在制度では、ふるさと納税で税収がもし減少したとしても、地方交付税がもらえる自治体であれば、減少した75%が交付税で補填さます。本市も地方交付税措置で75%は、国から交付税が入っくる。実質的な影響額は約5億9,470万円だいうが、この制度も制度ですので、いつ変わるかわかりません。いつまでも、この制度に甘んじているのではなくそれでも約5億9,470万円という市民サービス貴重な財源が流失ししまっている事実向き合うことです。  そこで、私から御提案があります。  本市には、熊谷市長が進めおります、すばらしい都市アイデンティティがございます。加曽利貝塚、オオガハス、千葉氏、海辺です。  ここで、ふるさと納税再度国考え方を示しますが、ちょっとこの表を見ください。  この中で、三つ大きな意義がある国はうたっおります。この中文章を読みますこの中さらに納税者自治体が互い成長を高める新しい関係を築いいくこと。自治体は納税者志に応えられる施策向上を。一方で、納税者は地方行政へ関心参加意識を高める。今千葉市スタンスでは、本来入っくるべき市税まで他市に流れ、自治体納税者両方がともに高め合う関係になっていないと私は考えます。そして、自治体は、納税者志に応えられる施策向上をしていないと思います。  本市では、寄附しいただいた方へお礼品を贈呈しおりますが、市政に対しより関心を持っいただくことや本市魅力を感じ、再発見しいただけるよう、本市特徴的な公共施設や夏風物詩である市民花火大会チケットなどを用意していることも、大変いいことですが、しかしながら、実際にどれだけ本市魅力を感じ、再発見しいただけているのでしょうか。先ほど税収数字を見る限り、甚だ疑問です。  ぜひとも、ふるさと納税考え方を再確認し、もちろん、高額な返礼品合戦は、論外話であり、本市中小企業や地場産業、商店街を盛り上げるため一つ施策として、ふるさと納税という制度を再度見直しいただければ思います。  そこでお伺いいたします。  ふるさと納税を利用した地場産業活性化に関してお伺いします。 166 ◯議長(岩井雅夫君) 財政局長。 167 ◯財政局長(小池浩和君) お礼品として、市内障害者就労施設で製造しているお菓子や木工品などを用意しているほか、今年度、季節ごとに地元千葉産野菜を楽しんでいただける、ちば野菜ソムリエBOXを新たに追加いたしました。  今後も、本市魅力向上や地場産業発展につながる返礼品拡充について検討しまいります。 168 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 169 ◯5番(鷲見隆仁君) 最後に、ふるさと納税に関しまして、意見要望を述べさせいただきます。  ぜひとも、本市が進めている都市アイデンティティー加曽利貝塚、そしてオオガハス、千葉氏、海辺、これをうまく活用し本市中小企業方々や商店街方々、学校、教育機関など、全ての市民の方から広く多くアイデアを募集し、新しい千葉お土産、特産品、例えば、千葉氏まんじゅう、かそりーぬクッキーやオオガハスケーキなどを生み出し、高額でない返礼品、決して本市は関係のない高額なもので寄附を募る返礼品合戦にならない商品を市民の皆様とともに開発し、都市アイデンティティーふるさと納税を通じ、市政に対し、より関心を持っいただくことや本市魅力を感じ、再発見しいただけるような返戻品開発、地場産業活性化を強く要望いたします。  続きまし美浜区諸問題についてです。  国では、平成18年に地域における多文化共生推進プランを策定し、各地方自治体においても、これに基づき地域実情に沿った計画を策定し、多文化共生施策を推進しきました。  本市は、これまで、戦災から復興や高度経済成長期人口増加、政令指定都市移行などを経大都市へ成長し、発展しきました。また、近年は、インバウンド、訪日外国人客観光やMICE取り組みを推進するとともに、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会オリンピック3競技、パラリンピック4競技が幕張メッセで開催されることや産業国際競争力強化及び国際的な経済産業拠点の形成を図るため、国家戦略特区指定を受けたことなどを踏まえ、さらなる活性化ために都市国際性向上を図り、ビジネスや生活場として海外からも選ばれる都市を目指しグローバル化取り組みを進めています。  さらに、平成4年、1992年政令指定都市移行時に約9,000人だった外国人市民も、平成29年、2017年3月には約2万3,000人、総人口に占める割合は2.4%なりました。そのため、さまざまな外国人市民が暮らす国際都市として、国籍や言語、文化など相違を互いに尊重し理解し合い、ともにより楽しく、より豊かに暮らせる多文化共生社会を実現することがまちづくりを進めいく上で、ますます重要になっきました。  そこで、国際都市として本市さらなる発展を目指し多文化共生まちづくりに向けた取り組み方向性をより明確に示し、多様性を都市活力いくため、千葉市多文化共生まちづくり推進指針を策定し、推進していること考えます。  そこで、先日、私は、外国人が全国で1位東京都新宿区4万3,985人、2位東京都江戸川区3万6,888人に次いで、市町村で全国3番目川口市3万6,407人、これは平成30年12月末日現在人数ですが、多文化共生を勉強するため行政視察をしきました。  この表は、今言った人数差異がございますが、平成27年12月末日時点で新宿区、江戸川区、川口市人数を参考に載せあります。  ここで、全国3番目川口市外国人に対する取り組みを説明いたします。  川口市は、平成23年度に川口市多文化共生指針初版を策定し以来、平成26年度改訂を経地域多文化共生を推進しおります。そして、その間にも、川口市外国人住民は年々増加を続け、その数は3万人を超え、人口5%を占めるまでなり、県内一、全国でも3番目になりました。また、平成29年12月21日に総人口が60万人を超え、平成30年4月1日には、中核市としてスタートするなど、さらなる発展に向け歩み続けています。  川口市は、国籍や民族など異なる人々が互い文化的違いを認め合い、対等な関係で共生しいく、いわゆる多文化共生考え方がますます重要になっくるもの考え、平成30年度から34年度まで5年間を計画期間する、第2次川口市多文化共生指針を策定しました。  第2次川口市多文化共生指針では、日本人住民外国人住民多様性を生かした元気な川口まちづくりを基本理念し、これまでは支援対象だった外国人住民を支援する側として捉え直し、そのような外国人住民多様性を生かし元気な川口まちづくりに取り組み、国際交流、多文化共生を推進し誰からも選ばれる実現を目指しているとのことでした。  そこで、千葉市内における外国人居住人数その出身国内訳、また、美浜区内訳についてお伺いいたします。 170 ◯議長(岩井雅夫君) 総務局長。 171 ◯総務局長(山田啓志君) 本年10月末現在本市外国人市民数は約2万8,000人、出身国内訳上位5位は、中国約1万2,l00人、韓国約3,500人、フィリピン約2,700人、ベトナム約2,500人、ネパール約950人なっています。  なお、美浜区内訳ですが、総数は約7,200人、そのうち、中国約5,000人、韓国約480人、ベトナム約330人、フィリピン約280人、アメリカ約l00人なっています。 172 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 173 ◯5番(鷲見隆仁君) ありがとうございます。本市令和元年10月末現在本市外国人市民数は、約2万8,000人、出身国内訳上位5位は、中国約1万2,100人、韓国約3,500人、フィリピン約2,700人、ベトナム約2,500人、ネパール約950人なっおります。  なお、美浜区内訳は、総数7,200人、そのうち、中国人が約5,000人、そして韓国約480人、ベトナム約330人、フィリピン約280人、アメリカ約100人ということで、ありがとうございます。  次に、川口市状況をごらんください。視察した川口市外国人割合出身割合は、平成29年1月1日現在は、川口市では、中国人が1万7,741人外国人全体に占める割合が約60%最も多く、以下、韓国、フィリピン、ベトナム、トルコ続いています。我々千葉市川口市、両市に共通し見えることは、中国人割合が多いということです。特に、西川口駅周辺は、リトルチャイナ呼ばれておりまし私も見学をしきたんですが、多く中国語お店がありました。これは西川口駅でしちょっと歩くだけで、中国語お店がいっぱいあっ行き交う人も中国人ばかりで、日本人よりも中国人ほうがいっぱいました。このように中国お店とかアジアお店がありました。  その中で、芝園団地というが川口市にはありましこの芝園団地というは、世帯数が約2,500世帯あっ約5,000人、そのうち外国人割合が6割であり、その外国人9割が中国人方が居住しているUR団地があります。ここも視察しまいりました。このようなUR、結構立派な建物で、入りますこういう中国飲食店とかがたくさんあります。保育園も何となく、中国っぽい感じ外観でした。こういうふうに、日本語、英語、中国語表記ものが結構置いありました。  この団地自治会長からお話を伺うことができました。この団地は、二十年数年前までは、外国人マナーが悪く、さまざまな問題があったが、近年はそれほど多く問題もないとのことでありました。近年、この団地に住んでいる外国人は、9割が中国人であり、特徴は、すごく若い中国人方、20代から30代が居住しているとのことです。また、都内IT企業などに勤めおり、大変賢く、中級層から富裕層中国人方が多いそうです。  また、近隣もしくは都内に戸建て家を購入しまし約3年から4年で退去するそうです。  しかし、退去したあと部屋には、なかなか日本人は入居せず、新しい中国方が入居するケースが多く、日本人は高齢化し入居者数が減る一方でありますが、新しい日本人入居者もいなく将来的には、大半が外国人団地になっしまうではないかということを大変問題視しおりました。  また、私は、先日、地元美浜区高浜にあります市営住宅を視察いたしました。これは、この表は、あくまで国籍は契約世帯主ものでありまし同居している家族国籍による人数は含まれておりません。  そして、この表を見ます高浜団地も日本人方が8割住んでいるのですが、そのうち約2割は外国人、そして、そのうち約9割が中国人方が住んでいる地域でありまし先ほど芝園団地ている部分がありました。  そこでお伺いいたします。  美浜区内市営住宅における外国人現状課題対策についてお伺いします。 174 ◯議長(岩井雅夫君) 都市局長。 175 ◯都市局長(佐久間正敏君) 美浜区内市営住宅には、本年4月1日現在、高浜第1団地など4団地に、外国人が685人入居しおり、美浜区内全入居者数に占める割合は25.5%なっおります。  課題としましては、ごみ出し方違反や近隣との騒音トラブル、違法駐車問題など、文化や言葉違いから、共同生活ルールについて十分に理解されていないことが挙げられます。  その対策として、入居説明会で英語、中国語版市営住宅しおりを配布するとともに、通訳を介し説明するなどし注意事項周知を図ったところで、入居後トラブルは減少傾向にありますが、いまだに苦情が寄せられていることから、引き続き対応が必要である認識しおります。  そこで、トラブル際には、住宅供給公社職員が迅速に現地に赴き、外国語チラシを配布するとともに、今年度から導入した自動翻訳機を活用し、共同生活ルール説明注意を促すなど訪問指導を行い、さらなるトラブル防止に努めおります。 176 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 177 ◯5番(鷲見隆仁君) ありがとうございます。では、次に、美浜区内千葉市立小中学校における外国人児童生徒現状課題及び対策についてお伺いします。 178 ◯議長(岩井雅夫君) 教育次長。 179 ◯教育次長(神崎広史君) 本年5月1日現在、外国人児童生徒人数は、小学生が395人、全児童生徒数に占める割合は4.9%、中学生は115人で2.7%、合計では510人で、4.2%であり、市内6区中で、最も外国人児童生徒割合が高くなっおります。  また、日本語指導が必要な児童生徒も多い状況であることから、外国人児童生徒指導協力員による日本語指導、面談時通訳、家庭へ連絡文翻訳などを通じて、日本で生活に適応できるよう支援をしているほか、真砂地区に設置している日本語指導通級教室において、日本語で授業に参加できる力が身につくよう指導を行っおります。在留外国人増加に伴い、外国人児童生徒増加及び多国籍化が進んでおり、指導協力員巡回指導回数を十分に確保することや使用言語多様化へ対応が課題なっているため、今年度、外国人児童生徒指導協力員を2人増員し、13人体制したほか、幸町小学校に自動翻訳機を配備し、効果検証を進めているところです。 180 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 181 ◯5番(鷲見隆仁君) ありがとうございます。最後に、意見要望を述べさせいただきます。  この美浜区内市営住宅近隣住民や自治会から寄せられる外国人に対する主な要望いたしまし同郷友人等が遊びにくるとき違法駐車、また、母国教育方針で小さな子供足音や騒ぐ声を注意しないなど騒音問題、また、空きスペースに作物をつくる、団地内敷地で耕作を行うんですね、そういうもの。あと、不法投棄ですね。市営住宅退去時や一時帰国時にスーツケースや大型不燃物を収集場に置いいく。あと、布団や洗濯物を干しているのに上階から水をまく、避難スペースを確保せず物を置くなどベランダ使い方などが寄せられています。  また、視察した際に、高浜市営団地自治会会長及び役員皆様からお話を聞いた中で、問題として、そもそも住んでいる外国人方が日本名を名乗っおり、中国人なか日本人かもわからない現状があるとのことなんですね。日ごろは、流暢に日本語をしゃべっているのに、都合が悪くなる日本語が通じないふりをする。そして、個人情報関係上厳しい思うが、今、入居している出身国を全て教えいただきたいとのことでした。  また、市営住宅に外国人をあっせんしている業者存在も問題とのことでした。業者は、入居手続、あっせんだけを行い、入居後フォローを全くしないため、入居後に問題を起こす外国人も多く、その対応を自治会等で行っおり、自治会役員は疲弊しているとのことでした。  私から対応策いたしましは、団地内各棟にある掲示板にさらなる中国語、英語、日本語注意喚起文さらなる掲示、公社職員による直接訪問指導、自治会長、役員等公社職員で事前打ち合わせを経ての直接訪問指導を行い、問題点共通認識を図る。なるべく、直接訪問指導時は、相手国に応じた通訳者を同伴し、意思疎通を図る。通訳者が同伴できない場合には、翻訳機、ポケトーク等を使い、指導迅速化を図る。また、自治会から借用希望にも迅速に対応できるように、翻訳機数も十分準備することが大切だ考えます。  また、自治会役員方々からは、入居後さらなる説明会開催希望、また、市営住宅に住んでいく中で、規則に従わず集団行動をとれない入居者、これは外国人だけではなく日本人も退去させることができるような市営住宅条例改正を望んでおりました。私からも強く市営住宅条例改正を要望いたします。  また、千葉市立小中学校に関しましては、先日、美浜区内小中学校校長先生たちにお話を伺う機会がありまし共通として外国人児童に関して挙げていた問題は、生徒言葉問題でした。外国人児童生徒指導協力員は、現在、本市に13人おり、内訳として、中国語6人、韓国語2人、スペイン語1人、フィリピン語4人です。この13人にて、市内6区全て学校を回っているのが現状であり、現場先生方は、この外国人児童生徒指導協力員増員を希望していました。私からも、ぜひとも外国人生徒指導協力員増員を要望します。  今後、日本は超高齢化社会に突入し、より一層、人口減少社会に進んでまいります。本市、そして美浜区も例外でなく日本は高齢化が進み、若い世代人口が減り、労働人口も減っいきます。近い将来、外国人方々は、我々、日本人とともに、この社会を支えいっくださる貴重な人材なることでしょう。そうなれるように、我々日本人も外国方々文化に理解を示し、外国人方々も日本に来住んでいるならば、この国法律、文化を勉強しいただき、ともに、この国、そして千葉市を支えいかなければならないと考えます。  次世代ため、将来千葉市ためにも、より一層多文化共生に対する次世代へ教育、市民の方々、外国人方々へ施策を強く求めます。  最後に、台風19号千葉港高潮対策についてです。  新港地区は千葉市を代表する臨海工業集積地で、準工業地域工業専用地域から成り、我が国で最初食品工業団地として食品製造業が集積しおります。特に工業専用地域では、製粉、製糖、製油など、国民生活基盤なる企業が多く、平成13年には、新港地区準工業地域が特別用途地区なり、その後、新港経済振興地域定められた伺っおります。  これら地区は、昼夜を問わず稼働する製造業従業者やマンション等に住む住居者、今後増加することが考えられる集客施設を利用する来訪者など、仕事や暮らし、観光多く人が集まる場所でもあります。経済活動などを行う上では、よりよい地域でありますが、防災上観点から見るいささか脆弱な地域である考えますが、いかがでしょうか。  台風などによる大波や高潮、津波といった被害を防ぐ防潮堤外側に位置していることや黒砂水路、中央水路などに設置さた水門や横引きゲートは、京葉線高架下付近に設置されていることから、災害発生時には取り残される地域であることがわかります。また、東日本大震災時には液状化が起こり、多く事業者に影響を及ぼした地域でもあります。  さらに、避難経路についても課題があります。新港地区は、胸壁や陸閘などで囲また地域であり、特に新港地域においては、避難が必要た場合に、水路沿い道路か、黒砂水路中央水路中間に位置する陸橋を使用する以外にありません。仕事に従事する方や居住者、また、買い物などで訪れる来訪者安全を確保することは、行政責務考えます。  10月12日に台風19号接近に伴い、高潮発生が予想されていましたが、県千葉港湾事務所より、新港地区周辺横引きゲートを閉鎖する旨連絡が当初あった思いますが、そこでお伺いします。  台風19号接近に際し、千葉県千葉港湾事務所からどのような指示があったか、お伺いします。 182 ◯議長(岩井雅夫君) 総務局長。 183 ◯総務局長(山田啓志君) 千葉県千葉港湾事務所からは、台風接近時には千葉港で高潮が発生し、横引きゲートを開鎖する可能性があることから、市民等へ周知及び横引きゲートより海側地域へ出入り規制について、事前に準備を進めるよう、台風接近が予想される4日前10月9日に指示がございました。 184 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 185 ◯5番(鷲見隆仁君) 次に、実際に高潮対策として具体的にどのような対策をしたか、お伺いします。 186 ◯議長(岩井雅夫君) 総務局長。 187 ◯総務局長(山田啓志君) まずは、高潮による浸水被害おそれある横引きゲート内企業代表方々へ連絡を行うとともに、ゲート周辺町内自治会代表者方々も含め、台風19号接近に伴う高潮対策として、ゲート開鎖により交通規制や避難勧告等おそれがあることについて説明を行うとともに、事前に広報車等による周知も行ったところでございます。また、千葉県や千葉県警察、市関係課により、ゲート閉鎖まで交通規制等行動計画や規制場所確認を行いました。  台風19号では、潮位が予測よりも上がらず、ゲート閉鎖には至りませんでしたが、今回経験を生かし引き続き高潮対策推進を図っまいります。 188 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員。 189 ◯5番(鷲見隆仁君) 御答弁ありがとうございました。最後に、意見要望を述べさせいただきます。  日ごろより、高潮による浸水被害おそれがある横引きゲート内企業方々、町内自治会住民皆様へは、台風等災害に伴う高潮対策及び横引きゲート閉鎖、それに伴う交通規制や避難訓練勧告等に関しては、定期的に説明をする機会を設け、いざというときに慌てないように十分理解をしおく必要性がある考えます。
     そして、今後も台風19号を超えるような台風が本市を直撃する可能性も捨て切れません。そのような際に、市民の命を守るためにも、本市も迅速に対応できるように、ぜひとも千葉港湾事務所機能を千葉県から千葉市に移管することを強く要望させいただきます。  以上で私一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手) 190 ◯議長(岩井雅夫君) 鷲見隆仁議員一般質問を終わります。  以上で、本日日程は終了いたしました。  明日は、午後1時から会議を開きます。  本日は、これをもって散会いたします。御苦労さまでした。                  午後2時21分散会          ──────────────────────────            地方自治法第123条第2項規定により署名する。              千葉市議会議長   岩 井 雅 夫              千葉市議会議員   岩 井 美 春              千葉市議会議員   小 坂 さとみ Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページ先頭へ...