説明は以上でございます。
7
◯委員長(
松坂吉則君) はい、御質疑等あれば。なければ以上のとおり決定したいと思います。
意見書案について
8
◯委員長(
松坂吉則君) 次に、
意見書案について御協議願います。
お手元に配付してあります一覧表の件名順に検討の結果を御報告願います。
まず、1番の
意見書について、自民党さんからお願いいたします。
9
◯委員(
秋葉忠雄君)
生活保護の引き下げを中止するよう求める
意見書ですけども、
生活保護見直しでは、
厚生労働大臣は低
所得者層の子供の給食費や
学用品代を支給する
就学援助や、
保育料免除など、
生活保護以外の
支援制度への影響が及ばないよう、対応を検討するということを述べております。そういう意味でも、賛同しかねます。
10
◯委員長(
松坂吉則君) はい、次に未来民進さん。
11
◯委員(
亀井琢磨君)
意見書の趣旨には理解するところもありますが、軍拡よりも
国民生活優先という
ところあたりが、非常にその辺は疑義があるという、考え方が異なるということで、賛同いたしかねるという結論になりました。
12
◯委員長(
松坂吉則君) 公明党さん。
13
◯委員(
酒井伸二君)
生活保護基準の見直しについては、公平性の確保が目的であり、減額ありきではないというふうに認識をしております。一方で、ケースによっては生活に大きな影響を与える恐れがあるため、緩和策や子供がいる世帯への一定の配慮がなされているほか、先ほど自民党さんのほうからもございましたが、
就学援助など
生活保護以外の
支援制度への影響が及ばないように対応、検討するというふうにも伺っております。
政府予算を抜本的に見直しという主張とは異なるため、賛同しかねます。
14
◯委員長(
松坂吉則君) 次に2番目に行きます。働き方改革については、未来民進さんから。
15
◯委員(
亀井琢磨君) やはり労働者をしっかり守っていくべきだと思いますので、賛成いたします。
16
◯委員長(
松坂吉則君) 次に、公明党さん。
17
◯委員(
酒井伸二君)
当該関連法案については、長時間労働の是正と合わせて、自由度の高い働き方を可能にして、新しい考え方や
技術革新を促進し、結果的に生産性を上げるといったことが議論されるべき方向性であるというふうに考えております。
労働者保護より
生産性向上を優先であるとか、歴史を逆行させる改革は認められないといった主張は、捉え方が大きく異なるため、反対です。
18
◯委員長(
松坂吉則君) はい、自民党。
19
◯委員(
秋葉忠雄君) 自民党も、先ほどの
一般質問で
小川議員が言ったように、働き方改革はちゃんと議論するべきであって、この意見には賛同しかねます。
20
◯委員長(
松坂吉則君) 次に3番ですが、公明党さん。
21
◯委員(
酒井伸二君) 格差や生きづらさなど、
現代社会特有の様々な問題があることは認識しておりますが、そうした事態を少しでも改善すべく、
現行憲法の理念に基づいて施策がなされていると認識をしておりますので、賛同しかねます。
22
◯委員長(
松坂吉則君) はい、次に自民党さん。
23
◯委員(
秋葉忠雄君) 自民党はこれからも憲法に関しての法案をこれからきちんと出していく予定ですので、これには賛同しかねます。
24
◯委員長(
松坂吉則君) はい、次に未来民進さん。
25
◯委員(
亀井琢磨君) 今こそ
現行憲法が国政に生かされるべきだと思いますので、賛成いたします。
26
◯委員長(
松坂吉則君) 次、4番目ですが、自民党さんから。
27
◯委員(
秋葉忠雄君) 核兵器のない世界へ日本の役割を発揮するよう求める
意見書、これについては自民党、賛成いたします。
28
◯委員長(
松坂吉則君) はい、次に未来民進さん。
29
◯委員(
亀井琢磨君) やはり唯一の被爆国として、世界に向けてやはり核廃絶の先頭に立つべきだと考えておりますので、賛成いたします。
30
◯委員長(
松坂吉則君) はい、次に公明党さん。
31
◯委員(
酒井伸二君) 反対するものではありません。
32
◯委員長(
松坂吉則君) はい、それから5番目行きます。未来民進さん。
33
◯委員(
亀井琢磨君) 本
意見書、基本的には理解するところもあるんですが、基本の考えであるとか、今後の方向性のところで我々とはちょっと見解を異にする部分もありますので、賛成いたしかねるという結論になりました。
34
◯委員長(
松坂吉則君) 次に、公明党さん。
35
◯委員(
酒井伸二君) 教員の
負担軽減について、定数の改善のみが処方箋であるかのような印象を受けました。
カウンセラー等の
専門人材の拡充やチーム、学校の充実、
ICT環境の整備など、諸施策の充実による働き方改革がまずは必要と考えますので、賛同しかねます。
36
◯委員長(
松坂吉則君) はい。自民党。
37
◯委員(
秋葉忠雄君) うちのほうも、教職員の
業務軽減をするために、
部活動指導員や補助員などで7,500名、お金にして20億円規模の
予算計上をしておりますので、これには賛同しかねます。
38
◯委員長(
松坂吉則君) それでは、6番目にいきます。公明党さん。
39
◯委員(
酒井伸二君) 原発に依存しない社会、原発ゼロを目指す立場にありますけれども、再稼働への考え方や、
即時廃止すべきとの考え方が異なるため、賛同しかねます。
40
◯委員長(
松坂吉則君) はい、自民党さん。
41
◯委員(
秋葉忠雄君) これには賛同しかねます。
42
◯委員長(
松坂吉則君) はい、未来民進。
43
◯委員(
亀井琢磨君) 原発の比重は低くして、ほかの
代替エネルギーということは理解するんですけれども、
即時廃止というところはなかなか現実的ではないのかなということで、賛同しかねるとなりました。
44
◯委員長(
松坂吉則君) 次に、7番。自民党から。
45
◯委員(
秋葉忠雄君) 所有者不明の
土地利用は喫緊の課題でありますので、賛同いたします。
46
◯委員長(
松坂吉則君) はい、未来民進さん。
47
◯委員(
亀井琢磨君) こうした土地が非常にふえている状況はありますし、市内でもそういう課題があると認識しておりますので、賛成いたします。
48
◯委員長(
松坂吉則君) 共産党さん。
49
◯委員(
佐々木友樹君) この問題の研究を進めてこられた
所有者不明土地問題研究会の
最終報告が昨年12月にまとめられておりまして、その研究会には弁護士や
司法書士などの専門家も委員として加わっておりまして、その意見が述べられたうえでまとめられているという経過がありまして、国のほうでも
審議会等でこの議論がされてきたわけですが、この研究会のもとでも、一定の
公共的事業のために土地の
一定期間の利用を可能とする制度の創設という中で、この中に
ただし書きとして、
公共事業のための利用にあたっては所有者の権利の保障を十分行う必要があることだとか、筆界が不明確なままでの利用権の設定は将来の
筆界紛争の原因となることから事前に筆界を明確にしておく必要があるということが述べられております。
そしてもう1項目ですが、民間による
都市開発などが円滑に行える制度の検討、この中でも
ただし書きとして、一方でニーズとして、恒久的な利用が想定されることから、憲法により財産権が保障される中、
営利企業を含めた
民間事業者による
恒久的利用によって個人の所有権を制限することに国民の理解が得られるか、また事業者の
倒産リスクにどう対応するのか、慎重な検討が必要であるということが述べられております。
この大もとには、やはり憲法第29条に、財産権は、これを侵してはならないとしていることからも、慎重な対応が求められていることだと思います。
そして、
意見書案の4の
所有者不明土地の
収用手続きの合理化や円滑化を図ることについては、これは審議を省いて、
都道府県知事の裁定で権利取得できるようにするという問題があることや、
意見書案5の収用の対象とならない
所有者不明土地の
公共的事業の利用を促進することについて、
公共的事業という名のもとに、
民間業者も利用でき、最低5年程度の
利用期間を想定しているなど、問題点があるわけです。
所有者不明土地という問題は、前回の議運のときにも解決を図る必要があるということを述べさせていただきましたが、一番の問題は財産権が侵される、侵害されるということでありまして、また、
国民的合意がされていないこと、
リニア新幹線整備でも
所有者不明土地の問題が出ておりますが、
公共的事業としてこれを
周辺住民や国民の理解なしに推し進めることはしてはならないと思います。
以上の理由から、現時点で拙速にこの
意見書案を提出することはすべきでないということから、反対するものでございます。
50
◯委員長(
松坂吉則君) はい、お疲れ様でした。
それでは、今議運に提出されました
意見書案の協議結果について、
事務局より報告いたさせます。どうぞ、
調査課長。
51
◯調査課長 調査課です。協議の結果を報告いたします。
1番の
意見書については、全
会派反対でございます。
2番、3番の
意見書については、未来民進が賛成、自民党、公明党が反対でございます。
4番の
意見書については、全会派が賛成でございます。
5番、6番の
意見書については、全会派が反対でございます。
7番の
意見書については、自民党、未来民進が賛成、共産党が反対でございます。
報告は以上です。
52
◯委員長(
松坂吉則君) それでは、お聞きのとおりであります。
ただいまの結果で、2番の
意見書は
可否同数となりますので、よって、
委員長において裁決いたします。
委員長は、2番の
意見書案については、反対であります。
次に、3番の
意見書案についても
可否同数となります。よって、
委員長において裁決いたします。
委員長は、3番の
意見書案については、反対といたします。
なお、
全会一致が得られました4番につきましては、
議会運営委員会からの提出となりますので、
委員長が提出者ということになります。
また、非
交渉会派及び
無所属議員が反対の場合は、
起立採決でお諮りいたしますので、御了承いただきます。なお、7番は過半数の賛成を得られましたので、提出を行う会派は、
議運終了後に速やかにお願いいたします。
陳情について
53
◯委員長(
松坂吉則君) 次に陳情についてでありますが、2回目の
締め切り分の陳情1件をお手元に配付の
陳情文書表に記載のとおり、
環境経済委員会に議長において付託いたしますので、ご了承願います。
また、閉会中の
継続審査については、明日の本会議で
簡易採決でお諮りいたしますので、あわせてご了承願います。
議事の流れについて
54
◯委員長(
松坂吉則君) 次に、明日の議事の流れについて、
事務局より説明いたさせます。
議会事務局次長。
55
◯議会事務局次長 それでは、3月15日の議事の流れについてをごらんいただきたいと存じます。
明日は、午前10時開議でございます。
まず、諸般の報告につきましては、陳情第1号の
審査報告、陳情第2号の撤回及び、先ほどご了承いただきました陳情第3号の
委員会付託でございます。
次に、日程に入りまして、1番が
会議録署名人選任の件でございます。
続いて、2番、各
委員長報告、討論、採決でございます。
まず、
予算審査特別委員長報告、各
常任委員長報告、次いで平成30年度予算等の
組み替え動議の
提案理由説明でございます。
続きまして、
組み替え動議を含めての討論、採決でございます。採決につきましては、別紙の議案・発議及び請願の採決順序をごらんください。
採決の1回目は、予算の
組み替え動議の採決でございまして、
起立採決でお諮りいたします。
2回目は、議案第2号から記載の31議案につきまして、全会派が賛成でございますので、
簡易採決でお諮りしたいと存じます。
3回目は、議案第1号から記載の23議案につきまして、1会派が反対でございますので、
起立採決でお諮りしたいと存じます。
4回目は、発議第1号につきまして、
委員長報告は原案否決でございますので、原案に賛成の方の
起立採決でお諮りしたいと存じます。反対会派は4会派及び無所属でございます。
5回目は、請願第1号につきまして、
委員長報告は不採択ですので、採択送付に賛成の方の
起立採決でお諮りしたいと存じます。反対会派は4会派及び無所属でございます。
以上、5回に分けて採決いただきたいと存じます。
それでは、議事の流れにお戻りいただきたいと存じます。
続きまして、3番、
追加議案の審議でございます。
先ほど申し上げました
人事案件の審議でございまして、上程、
提案理由説明の後、一旦休憩して
全員協議会での
議案研究、本
会議再開後は
委員会付託を省略し、
全員協議会で決定した方法により採決をお願いしたいと存じます。
続きまして、4番、発議審議、
意見書関係でございます。
審議方法は、明日、別途配付させていただきますが、上程、
提案理由説明の後に、
委員会付託を省略し、採決という流れでございます。
最後に市長発言がございまして、閉会でございます。
説明は以上です。
56
◯委員長(
松坂吉則君) それでは、御質疑等がありますか。
なければ、以上のとおり、議事の流れを決定いたしたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長発言
57
◯委員長(
松坂吉則君) それでは、最後に、議長より、第2回定例会の招集日等について発言したい旨の申し出が参っておりますので、お聞き取り願います。
どうぞ、議長。