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  1. 千葉市議会 2018-03-14
    平成30年度予算審査特別委員会(第2日目) 本文 開催日: 2018-03-14


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  午後3時58分開議 ◯委員長米持克彦君) ただいまから予算審査特別委員会を開きます。  出席委員は48名、委員会は成立いたしております。  本日の審査日程につきましては、お手元配付のとおりでございます。          ──────────────────────────  議案自第6号至第23号分科会報告意見表明採決 2 ◯委員長米持克彦君) それでは、議案第6号から第23号までの18議案について、分科会報告意見表明採決を行います。  分科会報告につきましては、お手元配付のとおりでございます。          ────────────────────────── 3 ◯委員長米持克彦君) 意見表明通告が参っておりますので、通告順に従いお願いいたします。川岸俊洋委員。 4 ◯委員川岸俊洋君) 公明党千葉市議会議員団を代表して、平成30年度予算案に対して賛成立場から、意見表明を行います。  新年度予算案審議に当たりましては、市長提案理由説明や我が会派代表質疑に対する答弁、さらには予算審査特別委員会審議等を通じ、各種施策を慎重に検討してまいりました。  その結果、新年度予算案は、厳しい財政見通しの中、歳入確保歳出削減取り組みを進めるとともに、財源対策として財政調整基金からの繰り入れや退職手当債発行などにより、収支の均衡が図られたところであり、依然として厳しいものとなっております。しかしながら、国の補正予算を活用して2月補正と連動した予算編成とし、防災減災対策への取り組みや安全・安心な市民生活に向けての施策推進、そして超高齢社会の到来を踏まえた諸施策拡充子育て支援推進など、市民生活に密着したさまざまな施策推進するとともに、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けた施策拡充地域経済活性化、魅力あるまちづくり推進など、将来を見据えたまちづくりへの取り組みも展開されていることが確認できました。  一方で、財政健全化への取り組みも進められており、さらに、市民意見要望を集約した公明党市議団平成30年度予算編成に関しての要望に対する一定取り組みも認められ、新年度予算案を評価すべきものと判断いたしました。  厳しい財政状況が続く中にあって、人口減少少子高齢社会の進展を見据え、一層の市民福祉向上とともに魅力ある都市としての発展を目指し、全力で取り組まれるよう要望し、公明党千葉市議会議員団意見表明といたします。  以上でございます。 5 ◯委員長米持克彦君) 椛澤洋平委員。 6 ◯委員椛澤洋平君) 日本共産党千葉市議会議員団を代表して、平成30年度予算案に反対する立場から意見表明を行います。  反対する第一の理由は、国の悪政に立ち向かい市民暮らしを守る姿勢が見られないことであります。国の大企業、防衛、公共事業優先で、社会保障抑制、弱者、市民暮らしに冷たい予算についてただしても、市長は期待していると答弁し、貧困と格差広がる市民の実態と乖離しており問題であります。  憲法改正においては、市民生活への影響は大きいにもかかわらず、市民の平和と安全の責任感を放棄するかのような改正手続だけ答弁し、さらに脱・石炭火力をただしても、国の動向を注視すると、傍観者的対応であります。市民暮らしや健康を守る立場に立ち、国の悪政に対する防波堤となって市民生活を守ることが必要です。
     反対する第2の理由は、財政危機打開のため犠牲にしてきた市民への思いやりが欠落しており、福祉の増進に背を向けた予算であるからです。心身障害者福祉手当を引き下げ、在宅高齢者おむつ給付所得制限市民税非課税以下に見直すなど、脱・財政危機宣言解除後、初めての予算編成にもかかわらず、市長の言う真に必要な市民から削り取る冷たい仕打ちをしていることは、福祉の後退であり、認めるわけにはいきません。  反対する第3の理由は、厳しい財政状況としながら、福祉を削る一方で、大型開発を次々と事業化していることです。新庁舎整備競輪場整備などが財政危機宣言解除を待っていたかのように、次々と予算化され、新年度合計約60億円の予算となっています。しかし、子供教室熱中症になっているにもかかわらず、普通教室へのエアコン設置はまたも先送りされ、優先順位が間違った予算編成は、子供を初めとした市民を不幸にするもので、認められません。  反対する第4の理由は、繰り返される不祥事により、市政に対する市民信頼を損ねていることです。官製談合により、緑土木事務所所長が逮捕、起訴された事件は、千葉市政信頼を大きく傷つけました。根本的な改革が求められています。  最後に、市民の願いに寄り添った予算が必要であり、不急の大型開発を見直して、普通教室エアコン整備子どもルーム増設等市民生活優先予算に組み替えることを求めて、意見表明といたします。 7 ◯委員長米持克彦君) 渡辺忍委員。 8 ◯委員渡辺 忍君) 市民ネットワーク渡辺忍です。会派を代表し、平成30年度予算案を初め、全ての予算案賛成立場から意見表明を行います。  一般会計予算規模は4,454億円と、前年度比39億円増で過去最大規模ですが、新たに策定する第3次実施計画初年度として、それぞれの事業費精査など、しっかりと行われていること、再精査が必要な事業は先送りになっていることなどが予算編成過程開示により明らかにされており、納得のできる内容です。  財政健全化プランで示された主要債務総額及び市債残高ともに第2期プランにおける削減目標の達成が見込まれるなど、財政健全化路線運営を着実に走っていると判断し、評価するものです。  懸念されるのは、病院事業会計経営状況です。医業収支が悪化し、平成28年度末では、累積欠損額は69億円と膨らみ、資金不足も発生した病院事業会計は、抜本的な経営改革が必要な状況です。引き続き財政健全化取り組み行政改革推進すること、第3次実施計画事業推進として、将来にわたって持続的に発展を遂げていくための施策に重点的な予算配分が行われており、平成30年度予算には賛成するものです。  個々の施策では、子育て支援に資するものとして、保育施設の質の維持向上のための巡回指導員増員社会的養護子供たちへの対応として、里親委託推進、一時保護所環境改善地域包括支援に資するものとして、生活支援コーディネーター増員として、中央区におけるあんしんケアセンターごとモデル配置、その他、発達障害者支援センターの相談・支援職員小学校拠点配置スクールカウンセラー特別支援教育指導員介助員配置など、一人一人に寄り添って支援を行う各事業における人員配置の増、グリーンツーリズムの推進放課後子供居場所を総合的に検討し、一体的に取り組むための放課後子どもプランの策定など、市民ネットワークで求めてきた事業も盛り込まれており、バランスを考慮した新年度予算を評価するものです。  財政状況危機的状況を脱したとはいえ、少子高齢社会の中で大幅な税収の増額が見込めない中、今後もさらなる地域福祉向上少子化の中でも魅力ある千葉市として選んでもらえるための市政運営は、厳しい状況が続きます。市民一人一人に寄り添う姿勢での市政運営、積極的な情報開示による市民参加協働を求め、市民ネットワーク意見表明といたします。 9 ◯委員長米持克彦君) 石川弘委員。 10 ◯委員石川 弘君) 自由民主党千葉市議会議員団石川弘でございます。  会派を代表いたしまして、平成30年度の予算議案賛成立場から、意見表明をいたします。  今回提案されております新年度予算につきましては、市長提案理由説明代表質疑に対する答弁、さらに予算審査特別委員会における分科会での審議などを通じまして、慎重かつ詳細に検討してまいりました。その結果、地域包括ケアシステムの構築、強化子ども子育て支援新制度の推進学校施設環境整備浸水対策強化など、市民要望に応える施策がおおむね盛り込まれていることが確認できました。  財政健全化については、厳しい財政見通しとなっていた中、新たに策定する第3期財政健全化プラン初年度として、市税などの歳入確保事務事業の見直しなどの歳出削減、計画的な市債発行と適正な残高管理に取り組むなど、財政健全化に向け一定の前進がなされています。  しかしながら、本市の財政状況は、健全化判断比率は他政令市に比べ高い水準であるほか、国民健康保険事業病院事業では累積赤字が残るなど、財政運営上の課題を抱えており、今後も財政健全化が必要な状況にあります。このため、市民の皆様に御理解を得ながら、財政健全化に向けた取り組みを着実に推進するとともに、より豊かな暮らし実現に向けて努力されるようお願いいたしまして、自由民主党千葉市議会議員団意見表明といたします。 11 ◯委員長米持克彦君) 田畑直子委員。 12 ◯委員田畑直子君) 未来民進ちばの田畑直子でございます。  会派を代表いたしまして、平成30年度予算案に対し賛成立場から意見表明を行います。  予算議案及び関係議案について慎重かつ詳細に検討し、我が会派としましては、脱・財政危機宣言を解除された今後も、これまでの財政健全化に向けた取り組みを堅持しつつ、未来発展につながる投資については、適確財政措置を行い、着実に推進することが必要と考えます。  新年度予算においては、第3期財政健全化プランのもと、引き続き、健全化路線を維持されており、昨年度に比べ、建設事業債が増額され、市債が5.8%増加することなど、未来への投資充実させることについては、千葉都心地区活性化や(仮称)千葉公園ドーム整備稲毛海浜公園のリニューアルなど、にぎわいの創出や税源の涵養につながる事業に時期を逃さず取り組まれたものと理解しています。  施策面では、市民の共助の体制強化する防災対策オリパラ教育パラスポーツ推進など、共生社会実現に向けた取り組み都市アイデンティティー確立のためのPR事業、急増する子どもルーム入所希望対応を含む多様な放課後居場所の提供やきめ細やかな保育サービス充実発達障害貧困など困難を抱える子供支援地域包括ケアシステム推進における的確な総合事業への対応認知症在宅医療支援体制充実教育現場ICT利活用環境整備など、我が会派要望もおおむね反映されていることが理解できました。  引き続き、県費教職員移譲に伴う臨財債の発行幼児教育無償化などによる自治体の負担増加にも対応できるよう、緊張感を持ち、少子・超高齢化地方創生に向けて取り組まれ、市民誰もが真に夢と希望を育み、生涯を託していける郷土千葉市を目指し、市政運営に当たられるようお願いします。  以上のような評価、要望をいたしまして、改めて賛成であることを表明し、未来民進ちばを代表しての意見表明といたします。 13 ◯委員長米持克彦君) 以上で、意見表明を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案のうち、議案第10号から第12号まで、第14号、第15号、第17号、第21号、及び第22号の8議案原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯委員長米持克彦君) 御異議ないものと認め、原案のとおり可決されました。  続いてお諮りいたします。議案第6号から第9号まで、第13号、第16号、第18号から第20号まで、及び第23号の10議案原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 15 ◯委員長米持克彦君) 起立多数、よって原案のとおり可決されました。  以上をもちまして、予算審査特別委員会を終了いたします。長時間、慎重審査ありがとうございました。                  午後4時13分散会          ──────────────────────────    千葉市議会委員会条例第29条の規定により署名する。      予算審査特別委員長  米 持 克 彦 Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...