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  1. 千葉市議会 2016-12-07
    平成28年第4回定例会(第5日目) 本文 開催日: 2016-12-07


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-05-30
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  午後1時0分開議 ◯議長(向後保雄君) これより会議を開きます。  出席議員は48名、会議は成立いたしております。         ──────────────────────────  日程第1 会議録署名人選任の件 2 ◯議長(向後保雄君) 日程第1、会議録署名人選任の件を議題といたします。  私より指名いたします。15番・岩井雅夫議員、16番・秋葉忠雄議員の両議員にお願いいたします。         ──────────────────────────  日程第2 市政に関する一般質問 3 ◯議長(向後保雄君) 日程第2、市政に関する一般質問を行います。  通告順に従いお願いいたします。1番・桜井秀夫議員。              〔1番・桜井秀夫君 登壇、拍手〕 4 ◯1番(桜井秀夫君) 皆さん、こんにちは。公明党千葉市議会議員団の桜井秀夫です。本日は、傍聴の皆様、大変ありがとうございます。  それでは、通告に従いまして、一般質問を行います。  初めに、多様性社会へ向けた文化・スポーツ振興施策についてです。  今回は、幅広く文化とスポーツの振興施策について、特に多様性社会構築の面から伺ってまいります。  まず、文化施策についてです。  行政における文化施策というと、各所掌事務ごとに厳格に立て分けた上でかなり限定的な意味合いで用いられることもあるようですが、市民、利用者にとっての文化拠点としては、市民会館、各地域の公民館、学校施設、図書館や美術館、博物館など、さまざまなものがあります。これらの施設について、環境づくりという点からお伺いいたします。  市立美術館においては、その独特の企画ゆえに鑑賞者を絞って想定されているのかもしれませんが、私が議員になる前から感じていたのは、この館内の水を打ったような静けさでは、子供連れで鑑賞するのは到底無理だという印象でした。そもそも、日本においては、美術館に乳幼児を連れてくるべきではないという考えが主流かもしれませんが、私が若かりしころに訪れたヨーロッパの名門美術館では、ディスカッションをしながら鑑賞している光景が普通に見られました。また、さらに、昨年訪れた熊本市の市立現代美術館では、このようにキッズサロンや子供が創作に取り組めるキッズファクトリーが設置されており、2年前には、日本で初めてとなる美術館の中の子育て広場、街なか子育てひろばを常設し、そこではアドバイザーが子育て相談に乗っています。  また、来館者が気軽にディスカッションできるという点では、図書館においても新しい動きを感じます。例えば、こちらは千葉大学の図書館ですが、2階に上がると円卓があって、ホワイトボードをもとに議論できる空間が学生には人気です。その一方で、パソコンのキーボードの入力音もはばかるほど、音を発することが厳重に禁止されている閉鎖空間もあり、正反対のニーズにもそれぞれ対応しております。
     そこでお伺いいたします。  図書館や市立美術館において来館者が会話をしたり、乳幼児を同伴したりすることができるスペースの確保について、本市の見解をお聞かせください。  文化施策について、さらに1点、千葉市の歴史的遺産について伺います。  千葉市の歴史的遺産については、何といっても本年は千葉開府890年であったことから、千葉氏関連の事業が大きく展開された年でもありました。その中の重要な行事であった第1回千葉氏サミットの開催を記念して、千葉一族入門辞典という書籍が刊行されました。このように歴史遺産をわかりやすく提示することは、千葉氏の漫画とあわせて極めて有効であると考えます。  この千葉氏については、本年、議会でもかなり取り上げられて議論されてきましたが、今後、開府900年に向けた取り組みが検討されており、サミット参加都市との連携強化による展開も楽しみでありますが、先ほどのわかりやすく歴史を提示するという意味では、いかんせん見せるものが少ないという印象は拭い切れず、いまだ期待と不安が錯綜しているのが現状ではないかという気がいたします。  そこで、私が提案したいのが、千葉氏を眺める私たち自身の視点の転換です。  世界各地の文化を研究する文化人類学の近年の知見に基づいて、私たちの千葉氏に関する議論を分析すると、私たちが千葉氏を語る際、特に千葉市のアイデンティティーとして語ることへの不安を感じるのは、大河ドラマの主人公になっている織田や豊臣、徳川、武田、源氏などと無意識に比べ、彼らが持っている遺産を無意識に基準にして、こちらには城がない、肖像画がない、あれがない、これがないと嘆いているようです。逆に言うと、それらがないと対外的にアピールできないと私たちが勝手に思い込んでおり、何をもって遺産とするかの選択や、何と比較するかは本来自由なはずなのに、私たちは無意識に縛られているとのことです。しかし、それを戦略的に組みかえることは可能だそうです。  そのように視点を転換する意味でも、今回は多様性社会の視点から、ここでは外国人からの視点、また、外国人への視点を取り入れることを提案したいと思います。訪日外国人の方に千葉氏を説明しても、徳川、武田、伊達などとの違いは余り意味がなく、一くくりに侍、武士として理解し、せいぜい鎌倉時代か江戸時代かの違いを意識する人もいる程度という印象です。  そこでお伺いいたします。  外国人、特に海外からの観光客などの訪日外国人に向けた千葉氏関連の広報活動の現状と取り組みについてお聞かせください。  次は、スポーツ振興施策についてです。  千葉市のスポーツ振興施策については、千葉市スポーツ推進計画により進められておりますが、多様性社会という点から、最初に以下の点についてお伺いいたします。  千葉市スポーツ推進計画が対象としている市民について、その対象年齢、職業、障害の程度、要介護の程度について、どのように想定していますでしょうか。  さらに、千葉市スポーツ推進計画の数値目標の達成に向けた具体的な取り組みについてお聞かせください。  多様性社会におけるスポーツと言えば、真っ先に障害者スポーツが頭に浮かびます。特に2020年東京パラリンピックに向けて、千葉市で障害者スポーツを推進、支援していくこと自体については、千葉市議会において恐らく異論はなく、議論の余地はその進め方であろうと思います。  千葉市における障害者スポーツの推進においては、まず、パラリンピックの千葉市開催の4種目、そして、車椅子スポーツの聖地となるべく、ウィルチェアーラグビーや車椅子バスケットボールを加え、これらを軸に既に取り組んでいただいているものと理解しております。  それらの競技を推進していくことは、その理由も含めて、恐らく多くの市民が納得のいくところであり、行政的にも筋がいい話です。しかし、障害者スポーツと言ってもさまざまな特性があり、初心者がすぐに実践できなくても、多くの観客が観戦するようなイベントに適している競技や教育現場に取り入れることに適している競技、競技というよりもレクリエーションとして幅広く参加できる種目など、それぞれの特性を生かすという観点からの支援を考えてもよいのではと思います。  その意味で、私はボッチャという障害者スポーツの推進、特にさきの推進計画の枠組みで言えば観戦ではなく、実際に行うという点においてその適性に注目しております。その理由は簡単です。  第1には、重度の障害の方から障害がない方も、世代的には子供から大人まで、そして何よりも性別も問わず、同じコート、同じルールで一緒に行える、いや、対等に戦えるといったほうがいいでしょう。この障害者スポーツという枠を超えたインクルーシブなスポーツ、つまり、全ての人が容易に参加できる、戦える、楽しめるスポーツとしてのボッチャの適性です。さきのロンドン視察においては、インクルーシブ、日本語では包摂的とよく訳されますが、この用語が現地では重要なキーワードであったようですが、ボッチャはまさにそれをわかりやすく体現、象徴しております。  第2に、その起源は6世紀のイタリアのようですが、日本では、実はこの千葉が発祥の地であるということです。さきの千葉氏ではありませんが、発祥地であることにはこだわってもいいかと思います。  そして、第3には、道具の制約が最小限度であるということです。障害者スポーツの悩みに競技道具の課題がありますが、ボッチャはこのボッチャボールがあればできますし、ランプスと呼ばれるこの勾配具があれば、自分で投げられない障害者も一緒にできます。レクリエーションであれば、屋外コートで行うことも可能だそうです。  実際に、私も先日の稲毛区民まつりで、千葉ボッチャ協会の宮坂会長の指導のもとで、初めてのボッチャ体験をさせていただきました。この写真のとおり、稲毛区役所のロビーにコートを張って行われました。その際に一抹の不安がよぎりました。これは中年の私にとっては身体的負荷も軽く、頭を使う頭脳戦は奥深く、確かに思わずガッツポーズが出てしまうくらい、大変楽しく感じるものの、この誰でもできるゆっくりとしたスピード感や身体的負荷が軽いということは、子供たちや若い人たちにとっては、逆に非常に物足りない競技となってしまうのではないかという思いでした。  そこで、先月、私は美浜区の磯辺小学校で障害者を理解する教育の一環として行われたボッチャ体験の場面を視察させていただきました。そこで見た光景は衝撃的でした。障害者アスリートである蛯沢選手と児童たちによるいわゆるガチ対決は、歓声や絶叫、そしてやっと勝てるかもしれないと期待した児童たちの淡い願望をたった1投で打ち砕くアスリートの容赦ないスーパープレーへのため息など、児童たちは興奮の絶頂にありましたし、障害者を理解するというより、その瞳はアスリートに対する素直な尊敬の念に満ちあふれておりました。もちろん、勝負は時の運ですし、ボッチャは児童が勝つこともあるようで、なおさら盛り上がるようです。説明が多少長くなりましたが、このようなボッチャの特性を踏まえてお伺いいたします。  2020年東京パラリンピックに向けた障害者スポーツとして、また、インクルーシブなレクリエーションとしてのボッチャの普及について、本市の見解をお聞かせください。  多様性社会へ向けた文化・スポーツ振興施策の最後に、文化・スポーツに共通する環境づくりの課題として、多機能トイレの問題を取り上げます。  障害者を初めとするさまざまな人たちが文化やスポーツを楽しむために外出する際、重要となってくるのがその施設に多機能トイレが整備されているかどうかです。整備する規模とその手法に意見の相違はあっても、この多機能トイレの整備を推進するという点についても、恐らく異論はないものと思われます。  そこでお伺いいたします。  市の公共施設のうち、市民が文化やスポーツを楽しむために利用するスポーツ施設、美術館、図書館、小学校について、車椅子使用者にも利用可能なトイレはどの程度設置されているか、お聞かせください。  次に、介護予防の取り組みについてお伺いいたします。  介護保険法の改正により、要支援認定を受けた高齢者に対する予防給付のうち、訪問介護と通所介護が全国一律から千葉市の事業へと、明年4月から随時移行していくと伺っております。当局におかれましては、現在、その新しい総合事業への移行に向けた準備が鋭意なされているものと考えますが、最前線で介護に携わっている関係者の方々からは、さまざまな不安の声が寄せられています。  そこでお伺いいたします。  いわゆる新しい介護予防・日常生活支援総合事業への移行に向けた準備をどのようになされているのでしょうか。  また、これまでと同様に継続される専門的サービスとは別に、今後、有資格者に限らない新たな担い手によるサービスを受けられる対象者とその人員規模について、さらに、特にデイサービス事業への影響について、本市の見解をお答えください。  私は、先ほど、障害者スポーツのボッチャが重度の障害者もいわゆる健常者も一緒に楽しめる、対等に戦えるスポーツとして紹介しました。それは介護においても応用できる特性です。  先日、既にボッチャを実施している稲毛区内の有料老人ホームに視察に行かせていただきました。そこでは、施設のロビーにビニールテープを張っただけの簡易なコートをみずから作成し、車椅子を利用している高齢者の方々が思い思いの投げ方でボッチャを楽しんでいました。そして、極めて安全なスポーツなので、監督者の負担が少ないことが印象的でした。  これを勝手に、私が仮に介護ボッチャとここで呼ぶことにいたしますが、この介護ボッチャの高齢者への効果についても、既に東京都八王子市で杏林大学が研究に取り組み、発表し始めております。本市においても、ぜひとも取り組んでいただきたいと思います。  そこでお伺いいたします。  この介護ボッチャについて、その介護予防効果については、どのように考え、今後取り組んでいくか、お聞かせください。  新しい総合事業について、最後に伺います。  今回の移行により、多様な担い手が生まれてくることを期待するものではありますが、現在、既に活動している枠組みを発展させることが現実的であり、合理的でもあります。  その意味において、私は昨年から活動が本格的に開始して1年が経過しているシニアリーダーに大変期待しています。シニアリーダーについては、これまでも議会で取り上げられてきたようですが、先月、厚生労働省のホームページにおいても、千葉市のこの取り組みが地域包括ケアの好事例として紹介されたようです。  そこでお伺いいたします。  新しい総合事業における新たな担い手をどのように想定しているか、また、シニアリーダーの現状と新たな総合事業における位置づけをどのように考えているか、お示しください。  最後に、稲毛区の暮らしやすいまちづくりについてです。  稲毛区では多くの大学を有することから、学生用ワンルームのアパート、マンションの建設が多いのも特徴の一つです。新たな建築に対する住民の方々の関心も以前より増している印象です。  そこでお伺いいたします。  このたび発表された千葉市ワンルームマンション建築指導要綱の一部改正の改正趣旨とそれに寄せられたパブリックコメントの結果についてお聞かせください。  住環境の問題に続いて言及したいのは、この地域の公共交通機関の問題、なかんずく中核的ターミナルであるJR稲毛駅に関することです。  まず、JR稲毛駅東口に発着するバスについて、バリアフリーに資するノンステップバスがこれだけ普及しているのに、肝心のJR稲毛駅東口ロータリーでは、それが機能していない場面がかなりあるようです。  私のもとには、このような声が寄せられています。路線バスのノンステップバスがバス停と離れてとまるため、直接乗ることができず、いったん道路におりて、バスに1段上がって乗り込むという状況があると。当然、降車する際も同様です。  そこで伺います。  このようなJR稲毛駅東口ロータリーにおけるノンステップバスの課題について、当局ではどのように理解されていますでしょうか。  最後に、JR稲毛駅を中心に人口がふえているのは、JR線の快速列車によるところが大きいと考えられますが、それを利用していた働く女性のその家族からの残念な声を取り上げます。その女性は東京方面へ通勤していた方でした。この写真は、JR稲毛駅の総武線各駅停車のホームですが、こちらは総武線快速列車の停車ホームです。一目しておわかりいただけますように、快速列車には女性専用車がありません。この女性は快速列車で痴漢被害に頻繁に遭っていたようで、精神的に参ってしまい、千葉市からの通勤を避けるため、勤務先である東京へ引っ越してしまったとのことでした。しかし、一昨年に発表されて話題になった消滅可能性都市の考え方でも明らかなように、働く女性が住みたくない、住めない町になっては絶対いけません。議員になると、東京行きの通勤ラッシュを使うことがほとんどなくなり、私もあの苦痛の感覚を忘れており、議員として反省いたしました。自分自身が毎日両手を上に上げながら、通勤ラッシュの車両で通勤していたころを思い出しますと、格好の悪い話に聞こえるかもしれませんが、女性のためだけでなく、男性としての立場にとっても、家族や社会的信用を一瞬で失いかねない痴漢加害者という冤罪から我が身を守りたいというのも偽らざる本音です。  そこでお伺いいたします。  JR総武線快速における女性専用車の導入について、本市としてもJRに申し入れることについて見解をお聞かせください。  以上で1回目の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。御答弁をよろしくお願いいたします。(拍手) 5 ◯議長(向後保雄君) 答弁願います。教育次長。 6 ◯教育次長(森 雅彦君) 多様性社会へ向けた文化・スポーツ振興施策についてのうち、所管についてお答えいたします。  まず、図書館において来館者が会話をしたり、乳幼児を同伴することができるスペースの確保についてですが、市立図書館は、市民に図書資料を提供するだけでなく、自習室等の設置など学習の場を提供する機能を有しており、誰もが利用しやすい環境づくりを推進していくことは重要であると考えております。  議論や会話ができるスペースについては、中央図書館ではグループで議論等ができる部屋を設置し、貸し出しを行っておりますが、他の図書館はスペースに余裕がないなど、確保ができていない状況です。また、乳幼児を同伴している方には、子供の泣き声等に配慮しつつ、自由に御利用していただいております。  なお、来年3月に開館予定の(仮称)瑞穂情報図書センターでは、多少の話し声を許容するともに、親子でくつろぎながら読書を楽しめる児童書スペース等を設置することとしており、引き続き、市民が利用しやすい読書環境整備に努めてまいります。  次に、図書館等に車椅子使用者も利用可能なトイレはどの程度設置されているのかについてですが、図書館では、併設されているコミュニティセンター等と共用しているものを含め、全14館中、11館に設置しております。また、学校施設については、身体に障害のある児童生徒が在籍または入学予定のある場合及び大規模改造工事を行う場合に、車椅子用トイレを設置することとしており、小学校では、全112校中74校に設置しております。  以上でございます。 7 ◯議長(向後保雄君) 市民局長。 8 ◯市民局長(小池浩和君) 多様性社会へ向けた文化・スポーツ振興施策についてのうち、所管についてお答えします。  まず、美術館において来館者が会話をしたり、乳幼児を同伴したりすることができるスペースの確保についてですが、千葉市美術館の広さなどを考慮すると、そうした専用スペースを確保することは困難であると考えております。美術館では、学芸員やボランティアが展覧会の見どころをわかりやすく解説しながら、来館者とともに展示室で作品をめぐるギャラリー・トークや児童生徒が学芸員やボランティアスタッフとともに鑑賞する小・中・特別支援学校鑑賞教育推進事業を実施するなど、会話をしながらの鑑賞や子供向けの鑑賞の機会を設けていることから、こうした機会をさらに周知してまいります。  次に、千葉市スポーツ推進計画の対象年齢、職業、障害の程度、要介護の程度についてですが、平成28年3月策定の千葉市スポーツ推進計画の基本方針の中で、子供から高齢者まで、また、障害の有無にかかわらず、生涯にわたるライフステージに応じたスポーツ・レクリエーションの推進を図ることとしております。  次に、千葉市スポーツ推進計画の数値目標達成に向けた具体的な取り組みについてですが、数値目標の一つである1週間に1回以上スポーツ・レクリエーションを行う成人の割合を50%以上にするについては、スポーツへの意識・関心の向上及び参加機会の創出、スポーツを継続的に行うための環境づくり、地域資源を生かしたスポーツの推進、スポーツ技術力の向上、学校における体育・運動部活動の充実の5つを事業方針に掲げ、市民参加型スポーツイベントの支援やスポーツ教室の開催、稲毛ヨットハーバーや昭和の森を活用したスポーツ大会、スポーツ競技団体との連携による指導者講習会など、各事業を着実に展開することにより、スポーツする人をふやしてまいります。  数値目標の二つ目の年に1回以上スポーツを実際に観戦する成人の割合を50%以上にするについては、本市にゆかりのあるトップスポーツチームとの連携の推進、観戦機会の充実及び観戦機運の醸成、東京オリンピック・パラリンピックの成功とスポーツ文化の醸成の3つを事業方針に掲げ、本市をホームタウンとする千葉ロッテマリーンズ、ジェフユナイテッド市原・千葉を初めとする、トップスポーツチームやトップアスリートを広く市民にPRするとともに、地域貢献活動を支援してまいります。  また、大規模スポーツ大会の誘致、開催を積極的に行い、トップレベルのスポーツを観戦する機会の醸成に努めるほか、2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技会場都市として、開催7競技の普及啓発を図るなど、各事業の着実な展開によりスポーツを観戦する人をふやしてまいります。  次に、2020年東京パラリンピックに向けた障害者スポーツとして、インクルーシブなレクリエーションとしてのボッチャの普及についてですが、今年度は、パラリンピックの普及啓発と障害者スポーツへの理解を促進するため、パラリンピアンなどによる市内小中学校への学校訪問や障害者スポーツの体験会を開催したところであり、その中でボッチャの体験会を実施いたしました。今後も、障害者アスリートの学校訪問や障害者スポーツの体験会などを継続的に実施し、各競技の普及に努めてまいります。  最後に、スポーツ施設等への車椅子使用者の利用可能なトイレの設置状況についてですが、全市的スポーツ施設、区拠点スポーツ施設、美術館とも、ほぼ全てに多目的トイレを設置しておりますが、今後集約化が予定されております千葉市武道館については、未整備となっております。  以上でございます。 9 ◯議長(向後保雄君) 経済農政局長。 10 ◯経済農政局長(鎌田 栄君) 多様性社会へ向けた文化・スポーツ振興施策についてのうち、所管についてお答えします。  外国人、特に海外からの観光客などの訪日外国人に向けた千葉氏関連の広報活動の現状と取り組みについてですが、これまで、千葉あそび春号2016の中に、外国語対応が可能な千葉氏に関連する3つの体験プランを設定したほか、レッドブル・エアレース千葉2016の開催時に訪日外国人にアピールすることを意識して、エアレースのスピード感あふれるイメージと千葉氏をモチーフにしたシーンを織り込んだ映像を製作し、ホームページへの掲載や都内の屋外ビジョン等で放映したところです。  また、千葉氏を初めとする4つの地域資源等に親しみ、千葉市らしさの魅力に関する都市アイデンティティーの認知度を高めることを目的とした、多言語による体験プラン入り観光ガイドブックを今年度中に作成してまいります。  以上でございます。 11 ◯議長(向後保雄君) 保健福祉局次長。 12 ◯保健福祉局次長(竹川幸夫君) 介護予防の取り組みについてお答えします。  まず、介護予防・日常生活支援総合事業への移行に向けた準備をどのようにしているかとのことですが、これまで、関係事業所向けに説明会を開催するとともに、事業所から本市に寄せられるさまざまな問い合わせに対する回答を市ホームページに逐一掲載するなど、丁寧な対応に努めているところです。  さらに、来月には市民向けの説明会を実施するほか、要支援の認定を受けている方に対しては、事業の内容を掲載した説明文を個別に送付することにより十分な周知を行うなど、事業が円滑に実施できるよう準備を進めてまいります。  次に、有資格者に限らない新たな担い手によるサービスを受けられる対象者と人員規模についてですが、新たな担い手によるサービスの対象者は、要支援の認定を受けている方向けの介護予防訪問介護または通所介護を利用している方のうち、身体介護または機能訓練を伴わない方としており、その人数は最大で約3,500人と想定しております。  次に、デイサービス事業に与える影響についてですが、要支援の認定を受けている方向けのデイサービス事業は、来年4月以降に移行する総合事業では、現行相当サービスまたは緩和基準サービスの2つに分かれます。  このうち、現行相当サービスは、職員配置基準や報酬水準などが現行の介護予防通所介護と同等であるのに対して、緩和基準サービスは、資格職員の配置を緩和することから、報酬水準については、事業者団体の意見を聞きながら現行の約8割に設定したところですが、事業者の中には、経営上不安があるといった声があることも承知しております。このことから、関係事業者に対しては、人員配置基準や報酬体系について懇切丁寧に説明するよう努めるとともに、既に総合事業に移行している自治体における事業所の状況についても確認しながら、今後、必要な対応を図ってまいります。  次に、ボッチャの介護予防効果についてどのように考え、今後取り組んでいくのかとのことですが、ボッチャは、身体に過度な負荷がかからず、ルールも比較的わかりやすいことから、競技経験の有無にかかわらず誰でも楽しめるほか、団体戦の場合にはメンバー間のチームワークが重要となるスポーツ・レクリエーションであることから、介護予防の観点からも効果が期待できるものの一つであると認識しております。  このため、介護予防に向けたサービスを実施している介護保険サービス事業所などに対し、介護予防に効果のある取り組みの例として、関係団体などと連携して情報提供することなどについて検討してまいります。  次に、総合事業における新たな担い手をどのように想定しているかとのことですが、総合事業では、介護保険サービス事業所により提供されるサービスの充実のほか、住民やNPOなど、地域のさまざまな担い手が地域の高齢者に対してさまざまな支援を行うことができるような地域づくりを目指しております。  具体的には、社会福祉協議会地区部会などが行う調理や買い物、掃除といった生活支援活動に対して、必要な情報提供や助言などの支援を行うほか、安定的な運営に資するための助成制度の創設などを通して、地域の担い手が確保できるよう努めてまいります。  最後に、シニアリーダーの現状と新たな総合事業における位置づけをどのように考えているかとのことですが、シニアリーダーは、本市の介護予防事業でありますシニアリーダー講座の修了生であり、各地域で四、五人がチームを組んで地域住民のための体操教室を運営しております。  昨年度から開始した事業ですが、本年11月末現在では、公民館31カ所、自治会館や商業施設など48カ所で活動し、参加者からは自宅近くでの開催はありがたい、本格的な内容でボランティアとは思えないなどの声を聞いております。  新たな総合事業におきましても、住民主体による通いの場として位置づけ、歩いて参加できる集いの場の一つとなるよう展開してまいります。  以上でございます。 13 ◯議長(向後保雄君) 都市局次長。 14 ◯都市局次長(小早川雄司君) 稲毛区の暮らしやすいまちづくりについてお答えします。  まず、千葉市ワンルームマンション建築指導要綱の一部改正の趣旨についてですが、本市では、近年のワンルームマンション建設の増加に伴い、近隣住民からの建設や維持などに関する問い合わせ、要望などが増加していることや居住環境の変化などから、12月1日に千葉市ワンルームマンション建築指導要綱を一部改正しました。  改正の趣旨は、居住環境の変化に合わせ住戸専用面積の最低基準の引き上げを行うほか、標識の設置だけでなく、近隣居住者に対し建築計画を周知することの規定の追加や管理体制の維持などに関する基準を改めました。また、建築主と近隣居住者間での話し合いによる解決がされるよう、あっせんの制度を新たに設けております。  次に、パブリックコメントの結果についてですが、10月1日から1カ月間意見募集を行った結果、27件の意見がございました。主な意見は、駐車場や最低居住面積確保などの建築に関する基準や、市への報告事項や説明会実施などの手続に関する基準に関するものでございました。  なお、この結果の資料につきましては、建築指導課のホームページのほか、各区の地域振興課や図書館などで公表することにより、市民などへの周知に努めてまいります。  次に、JR稲毛駅東口ロータリーにおけるノンステップバスの課題についてですが、バス事業者からは、バス停留所の前後にバスや送迎などの一般車両がとまっている場合には、一部のノンステップバスが停留所に寄せ切れていない状況もあると聞いております。JR稲毛駅東口の駅前広場の大きさに比べ、バス停留所などの数が多いことが要因と考えております。現状においては、バス事業者に可能な限り歩道側に寄せて停車するよう要請してまいります。
     最後に、JR総武線快速における女性専用車の導入についてですが、JR総武緩行線では、平成18年11月から、錦糸町駅を7時20分から9時20分までに発車する三鷹行きの全列車の先頭車両において、千葉駅─御茶ノ水駅間で女性専用車が設定されております。女性専用車の導入につきましては、朝の通勤時間帯など女性専用車に隣接する車両が混み合うこと、また、駅や列車によっては、乗降客が集中する階段付近が女性専用車となってしまうことなどによる不満、苦情などもございます。快速列車での導入には、女性以外の協力や理解が必要とされ、鉄道事業者としては慎重にならざるを得ないと聞いております。  本市としては、他の沿線自治体などの意見を伺いながら対応について検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 15 ◯議長(向後保雄君) 桜井秀夫議員。 16 ◯1番(桜井秀夫君) 御答弁いただきありがとうございました。2回目につきましては、順番を変えて要望と何点かの質問をさせていただきます。  初めに、稲毛区の暮らしやすいまちづくりについてです。  まず、ノンステップバスの課題について。  現状においては、バス会社に極力バス停に近づけてとめるよう要請するとのことですが、そもそもJR稲毛駅の東口駅前ロータリー広場は手狭であることは明白です。駅前広場を含む周辺を再開発したり、区画整理したりするのは多大な費用や時間がかかるので、いつになるのかわかりません。  スロープ板を設置できない状況であれば、例えば、少し工夫していただいて、バスがバス停に寄せやすい形態にするなど知恵を絞っていただいて、JR稲毛駅東口のバスベイが高齢者などが直接ノンステップバスに乗り込むことができるような改良をぜひお願いいたします。バリアフリーを考える上で、文字どおり、わずか一歩の話ですが、特に高齢者や育児世代のこのわずかな一歩を私は今後も注視してまいります。  女性専用車においては、御答弁のとおり、不満、苦情が多いのは事実で、私も体感しております。御答弁のとおり、女性以外の協力や理解が必要で、つまり男性の問題です。しかも、女性の人権や男性への差別などという問題以前に、私は単に犯罪を防止すべきだと考えております。痴漢は犯罪ですから。もちろん、防止策は女性専用車だけではないと思いますが、効果的な方法が現実的にほかになければ、犯罪機会、すなわち犯罪をするチャンス自体を減少させることは、刑事政策上当たり前のことですし、稲毛駅の現場で最後の列車まで観察しますと、確かに女性客のニーズがあることもわかりました。  最後に、犯罪予防ということでは、東京の女子高生によって始まり、昨年来から話題になっている運動を最後に御紹介いたします。このような、私は泣き寝入りしませんなどのバッジを肩につけると被害に遭わなくなったとの報告がなされております。非常に不思議な現象です。大人として、男性として複雑な心境になります。なお、男性側においても、ジャパン少額短期保険株式会社が痴漢冤罪ヘルプコールつき弁護士費用保険というのを昨年9月から発売いたしました。痴漢冤罪保険と呼ばれているものです。今後も、これらの動向を注目してまいりたいと思います。  ワンルームマンション建築指導要綱の一部改正については、ワンルームマンション建設に伴う近隣住民からの要望が増加している中、最低居住面積確保等の問題にも取り組んでいただき、昨年、都市建設委員会に所属していた議員として、委員会での御答弁を誠実に履行していただいたことに、まずもって感謝いたします。今回の改正では、建築そのものの基準とは異なる次元、つまり話し合いの場について改正されているのも印象的でした。  そこでお伺いいたします。  先ほどの御答弁にあった千葉市ワンルームマンション建築指導要綱の一部改正におけるあっせんの内容について、御説明願います。  次に、介護予防の取り組みについてです。  既に介護ボッチャを始めている事業主からは、新たなサービスにおいてボッチャを行うことへの不安とさきの答弁のとおり介護予防効果が期待できて、しかも有資格者でなくとも実施できるというボッチャの特性への期待、これらの不安と期待が入り混じっている状態が見受けられます。  そこでお伺いいたします。  有資格者ではない介護従業者による新たなサービスにおいて、いわゆる介護ボッチャが行われた場合の介護保険の適用可否とその条件についてどのように考えられるか、お聞かせください。  さきの御答弁のように、人員配置基準の緩和は、人件費の抑制、多様な担い手の創出などのさまざまな効果を期待させます。総合事業の新たな担い手を確保するために助成制度の創設がなされるとの御答弁もありましたが、そのような取り組みが後押しになると思います。その一方で、誰でもいいのか、どのような素養を持っている人が担うのか不安だとの声もあり、報道によれば、市では家政士の活用も準備されているとのことですが、そこでお伺いさせていただきます。  有資格者ではない新たな担い手が有すべき一定程度の資質の確保について、どのように考えているか、お聞かせください。  最後に、多様性社会へ向けた文化・スポーツ振興施策についてです。  育児対応や来館者の会話の許容について、図書館については重要性を理解していただき、実際に(仮称)瑞穂情報図書センターでそのような動きの芽があるようですので、今後、利用者の反応等について注視していきたいと思います。  訪日外国人に向けた千葉氏の広報については、今後、4つの地域資源等を生かした多言語による体験プラン入りガイドブックの完成も楽しみです。また、現行では、千葉氏関連で3つの体験プランがあるとのことですが、限られた資源で、この体験プランに行き着くのはある程度妥当であると言えますが、限られた資源であるので妥当ではあるんですが、それを選ぶ必然性やつながり、つまり物語性が決定的に欠けているという印象を持ちました。  先週の12月2日金曜日に、千葉駅前でスタートした千葉市観光情報センターに早速行ってまいりました。とても丁寧に対応していただきましたが、そこでも訪日外国人向けの千葉氏関連の広報については、同様の感想を持ちました。  この点について、千葉氏の花巻系子孫である新渡戸稲造氏が明治32年、1899年に出版した著作、武士道は重要な示唆に富んでおります。千葉氏の子孫にあの高名な新渡戸稲造がいると語るのは、現代の千葉市に住む私たちの文脈です。外国人にとって、その文脈は逆に作用するかもしれません。つまり、世界的に有名な武士道を著した新渡戸稲造氏の先祖が何と侍の起源や武士道の起源に行き着くという文脈です。このことは、武士道の本や新渡戸稲造を知っている人には、運命的なつながりに映るかもしれません。そして、その起源こそが千葉市を開いた千葉氏ですという流れになります。少なくとも時系列は私たちと逆になります。  そこには、確かに歴史的な遺産、目に見えるつながりをあらわすものは少ないかもしれません。残念なことに、武士道の本の中にも、源平の合戦は登場しても千葉氏は登場いたしません。しかし、新渡戸家の家紋があれば、訪日外国人向けの物語としては十分だと、私は考えます。新渡戸家に残る家紋と千葉氏の家紋、そして、私たちの千葉市の紋章がそろえばいいのです。  少しゲーム感覚的に言うと、まるでコインの模様が時代を超えて奇跡的にそろったという感じです。これを入手して、何かの謎や呪文が解けたり、魔法が使えたりすれば言うことはないのですが、冗談を言っているように聞こえるかもしれませんけれども、それくらい武士道の起源からのつながりをミステリアスに演出できれば、事実関係を限定する、文脈や想像力を狭めてしまう歴史的出土品が少ない現状のほうがかえって好都合かもしれません。  これは視察先での話ではなく、海外旅行をイメージしている設定です。外国での観光で、言葉でくどくどと文化を説明されるとかなり疲れますし、時間ももったいなく感じます。このようにパッと見てわかるもので示してほしいのです。そのつながりをイメージしていただければ、後は、歴史的遺物は無尽蔵にあります。なぜなら、この文脈では、千葉氏は徳川や伊達や武田などと比較して、それら有名大名とは別のものとして提示しているのではなく、それらを包含して、それらが集約される起源として提示しているので、見る側が千葉氏から派生して、それらの有名大名をイメージしてくれればよいのです。この文脈では、遺産にはほかの大名も含まれますし、千葉氏が尽力して源頼朝が開いた鎌倉時代の生活全般も当然含まれます。その段階では、千葉氏のかかわりは重要ではなく、訪日外国人が鎌倉時代の生活ぶりを鑑賞したり、体験したりすることができるようになればよいのだと考えます。  日本全国でできそうな一見ありふれたこの体験をする場所が千葉市であること、千葉市で体験したほうがその気になれる、どうせ日本で体験するなら、千葉市でこそ体験しなければならないということの物語性や必然性を提示できれば、素材自体はその程度でいい。逆に、難しくないほうがいいとさえ言えます。そして、新渡戸稲造氏が示してくれたのは、本来、日本のほかの階級、身分と差別化されて説明されるべき武士道を、平安貴族や農民と比較して提示するのではなく、英語でキリスト教文化と徹底的に比較し、欧米文化圏に認めさせ、それが逆輸入されて、日本でそれまで認知されていなかった武士道が国内でも認められたという流れです。さすがは、国連事務局次長や東京女子大学の初代総長をされたすごい国際的なセンスだと思いました。  なお、くぎを刺すわけではありませんが、もし訪日外国人向けの広報が日本語で書かれた日本国内向けの内容をそのまま外国語に翻訳しただけのものであるならば、現代の国際的センスを新渡戸稲造氏に叱られるかもしれません。リテラシー、つまり相手の読解力に合わせる広報が必要です。  最後に、セールスの場所について付言いたします。  今回、千葉への入り口である千葉駅前で千葉市観光情報センターが開設されたことは大変喜ばしいことです。今後は、訪日外国人だけでなく、また、千葉で待つのではなく、何といっても日本の入り口である成田空港まで打って出て、千葉氏ゆかりの佐倉市や酒々井町、東庄町、多古町などと一緒に広報活動ができれば、一層活性化するのではと考えます。  そこでお伺いいたします。  千葉氏の子孫であり海外での知名度が高い新渡戸稲造との関連、武士道、侍の起源、家紋などを素材に千葉氏を西洋文化と比較できる広報を成田空港で訪日外国人向けに行うことについてどのように考えるか、お聞かせください。  先ほどの御答弁で、千葉市のスポーツ推進計画が属性にかかわらず全ての人を対象にしていることがわかりました。当たり前と思うかもしれませんが、決してそうではありません。障害者スポーツの議論は盛んですが、要介護者のスポーツはなかなか語られないという印象です。パラリンピックに向けて機運を上げようとしているときに、水を差すわけではありませんが、超高齢化社会を迎えるに当たり、要介護者抜きに議論をしては、全ての人を対象にしているとは到底言えません。  その一方で、ボッチャの普及について市民局から、その介護予防効果については保健福祉局から前向きな御答弁をいただきました。  そこでお伺いいたします。  千葉市スポーツ推進計画における介護ボッチャの扱いについてどのように考えるか、お聞かせください。  最後に、多様性社会へ向けた文化・スポーツ振興施策を進めるに当たり、その共通の基盤となる多機能トイレについてです。  車椅子利用者が利用可能なトイレや多機能トイレの推進は、今後も進める必要があり、そのことに異論はなく、これまで本議会においても、公園や学校などの公共施設への設置が求められてきました。しかしながら、事は単純ではありません。これまで求められてきた多機能トイレとは具体的に何を指すのか、その内容は定まっておりません。  トイレのバリアフリー化に関する各種法整備とその運用の歴史をたどると、多機能トイレは最初から現在の姿だったわけではなく、1回目の私の質問であえて限定した車椅子使用者用トイレという、その設置義務化から始まり、さらにオストメイト対応、そしておむつがえシートやベビーチェアによる子供連れ対応と、次々と機能が後から追加され、まさに多機能状態になってきたという経緯があります。  その結果、現在はどのような状況かといいますと、平成24年に国土交通省が発表した多機能トイレへの利用集中の実態把握と今後の可能性についてという調査報告書では、障害者だけでなく、子供連れや手すりを当てにした高齢者など、さまざまな人が多機能トイレを使用するために障害者が利用しにくくなっていると、アンケートを通して寄せられた声をもとに問題化しております。  国交省では、次の段階として分散化、つまり育児支援機能は、男性トイレや女性トイレにそれぞれに含める。または、別途別室を設けるという分ける方向へと方針を示しております。ある意味、おむつがえシートなどは性別トイレに戻すということになり、千葉市としても、今後のトイレの設置、改修に当たっては、これらの動向を注視していただきたいと思います。そうしないと、時代おくれのトイレを新たにつくってしまうという目も当てられない状況が生じます。  その点について極めて参考になる例が身近にあります。つい先日、開業したばかりの千葉駅の駅ナカのトイレです。この駅ナカのトイレは、奇抜なものは置いておりませんが、恐らく現在のバリアフリーの動向の最先端を意識していると思われます。さまざまな配慮が随所に施されておりますが、特にここでは2点のみに絞ります。  まずは、先ほどの育児支援機能の分散化です。このベビー休憩室の設置や性別トイレに育児支援機能を加えることです。2点目は、利用が集中しても障害者が使用できるようにするための最もシンプルな方法です。多機能化粧室が2室も並んでいるということだと思います。単純でぜいたくとも言える解決方法です。多機能が2室も並んでいる光景は、私はほかには見た記憶はありません。例えば、こちらの国会関連施設が集まって公共性が高い印象の地下鉄永田町駅のトイレも、かなりゆったりしておりますが、さすがに多機能トイレは1室のみです。  一方、この駅ナカのトイレが現代のトイレの目指すべき終着点なのかと考えると、そうとは言い切れません。国交省というのは、どうしても建築上のバリアフリーを目指す省庁なので、その枠組みでは焦点化されにくい課題が残ります。それが性的少数者、いわゆるLGBTにとってのトイレの課題となります。建築上の機能だけでなく、周囲からの視線やそれによる本人の心理的、内面的な問題が中心ですので、解決策を考えると思わず頭を抱えてしまいます。  私の地元、稲毛区天台にあるTOTOのショールームで、パブリックトイレにおける最新の動向やLGBTへの配慮について学ぶ機会がありました。複雑なLGBTも、理念的には18区分に整理され、単純化してみるとLGBTのうち、身体の性と心の性が一致しないトランスジェンダー、すなわちTの方に、一応、問題は絞られます。もちろん、レズビアン、すなわちLやゲイ、Gの方が性別トイレに苦痛を感じていないとは言えないのですが、トランスジェンダーにおいて特に深刻にあらわれる問題として一応整理できますし、機能的には現行の多機能トイレで対応できそうな見通しが持てます。  すなわち、多機能トイレで分散型を進める一方で、LGBTの方々が使用できる旨の表示がなされれば解決する問題ともいえるため、実際に東京都や大阪の区役所の一部では、LGBTの方々が使用可能である旨のレインボーマークなどを多機能トイレに表示するところもあるようです。それは、本人が望まないカミングアウトをもたらすとの意見もありますが、企業の中では、男女の個室トイレが一つずつある場合は、男性用を男女共用にすれば、トランスジェンダーが気兼ねなく利用できると代替案を提案する会社も出てきているようで、いずれにせよ、まずは、利用可能である旨の表示で解決を模索する方向で進んでいるようです。  そこでお伺いいたします。  本市の文化・スポーツ施設の多機能トイレにおけるLGBTの利用者への表示について、本市の考えをお聞かせください。  以上で2回目を終わります。 17 ◯議長(向後保雄君) 答弁願います。都市局次長。 18 ◯都市局次長(小早川雄司君) 2回目の御質問にお答えします。  稲毛区の暮らしやすいまちづくりについてお答えします。  千葉市ワンルームマンション建築指導要綱の一部改正におけるあっせんの内容についてですが、改正前の要綱では、ワンルームマンションの建設に伴う相隣問題は、当事者同士のみでの話し合いによる解決を図る仕組みでございました。しかし、当事者同士だけでは解決を図れない場合、当事者から市への申し出により、市職員が中立、公平な立場から論点を整理し、容易な問題から一つずつ解決し、残された問題を双方の歩み寄りにより解決を目指すあっせん制度を新たに導入することとしたものでございます。  以上でございます。 19 ◯議長(向後保雄君) 保健福祉局次長。 20 ◯保健福祉局次長(竹川幸夫君) 介護予防の取り組みについてお答えします。  まず、有資格者でない介護従業員による新たなサービスにおいて、介護ボッチャが行われた場合の介護保険の適用可否とその条件についてですが、本市の定める人員配置基準では、ヘルパー資格などの要件を問わないため、例えば、ボッチャを行うための指導員や審判員などを配置することによって基準を満たし、介護保険サービス事業所の指定を受けることも可能となります。  次に、有資格者でない新たな担い手が有すべき一定程度の資質の確保についてですが、来年度から実施する総合事業のサービスの一部では、ヘルパーなどの資格がない者も従事が可能となりますが、一定レベルの資質を有していることが必要であるため、本市が実施する研修の受講を義務づけることとしております。  具体的には、高齢者の疾病の特徴などへの理解を深めるとともに、人権や個人情報保護などに関する知識の習得、利用者及びその家族との接遇やコミュニケーション技術の向上を目的として2日程度の研修を予定しております。  以上でございます。 21 ◯議長(向後保雄君) 経済農政局長。 22 ◯経済農政局長(鎌田 栄君) 多様性社会へ向けた文化・スポーツ振興施策についてのうち、所管についてお答えします。  千葉氏の子孫である新渡戸稲造との関連を素材に千葉氏を西洋文化と比較できる広報を成田空港で訪日外国人向けに行うことについてですが、英文で武士道を著し、その精神を海外に広めた新渡戸稲造は千葉氏の系譜の中でも国内外で著名な人物の一人であると認識しており、千葉氏についてプロモーション活動を行う場合には、一族の中にこのようなすぐれた人物がいることや千葉氏が活躍した鎌倉時代の文化を含めた広報も必要であると考えており、今後は、効果的に発信する場所やそのタイミング等を検討してまいります。  以上でございます。 23 ◯議長(向後保雄君) 市民局長。 24 ◯市民局長(小池浩和君) 多様性社会へ向けた文化・スポーツ振興施策についてのうち、所管についてお答えします。  まず、千葉市スポーツ推進計画における介護ボッチャの扱いについてですが、スポーツ推進計画の普及事業として、ボッチャを重点的に位置づける予定は現段階ではありませんが、子供から高齢者まで、また、障害の有無にかかわらず、それぞれのライフステージに応じたスポーツ・レクリエーションを推進する中でボッチャの普及にも努めてまいります。  次に、多機能トイレにおけるLGBTの利用者への表示についてですが、性的少数者、いわゆるLGBTの方々はさまざまな生活上の困難を抱えており、中には、性別により区分されたトイレを利用する際にも困難やストレスを感じる方がいると言われております。性別にかかわらず利用できる多機能トイレは、性的少数者、とりわけ心の性と身体の性が一致しないトランスジェンダーの方にとって比較的利用しやすいというメリットがあることから、多機能トイレの機能分散化を意識しつつ、文化・スポーツ施設における多機能トイレについて、環境整備の一つとしてLGBTの方々も利用しやすい表示の方法を研究してまいります。  以上でございます。 25 ◯議長(向後保雄君) 桜井秀夫議員。 26 ◯1番(桜井秀夫君) 御答弁いただき、ありがとうございました。3回目につきましては、何点かの要望をさせていただきます。  まずは、稲毛区の暮らしやすいまちづくりについてです。  千葉市ワンルームマンション建築指導要綱の一部改正について、当事者間で解決を目指しながらも、必要に応じて行政が中立的な立場からあっせんをする、そこで整理された論点について当事者双方が歩み寄ると理解いたしました。  写真の天台駅正面に建設中のショッピングセンターに関する住民説明会は、大規模小売店舗立地法に基づいて行われましたので、話題は建築の適否ではなく、主に交通、騒音、廃棄物についてでした。住民の方の不安が大きいことから、開店してからも一定期間の後に、実施状況を踏まえて改めて地域住民との意見交換の場、法律上は義務づけられているわけではありませんが、この意見交換の場を提案し、双方が了承いたしました。ここでも、対話の場を確保しておくことの重要さを痛感いたしました。  突然ですが、地球の裏側のコロンビアでは、50年来の反政府ゲリラとの内戦に終止符を打った大統領がノーベル平和賞を受賞いたしました。対話の力を信じ、合意形成に汗をかくことが世界平和でも、地域生活でも必要だと感じております。  次に、介護予防の取り組みについてです。  家政士さんの活用も報道されておりましたが、先ほどの御答弁にあった市で予定している2日間程度の研修は、訪問介護については必須と言えます。それらの周知により安心する方もいると思います。しかし、通所介護の担い手については、制度の特質上どのように扱うか難しい問題があります。しかも、対象規模は大きいわけです。  私が今回、新たな総合事業の質問なのにシニアリーダーについて唐突に尋ねたのは、担い手について難しい領域が生じる中で頼りがいのある重要な存在だと思うからです。もちろん、本来の枠組みとは異なるシニアリーダーに不適切な期待をしてはいけませんが、それでも一定の行政研修を受けていることは、サービスを受ける側の安心にもつながり、その点で志を確認できている方々は、極めて重要な人材の宝庫だと思いました。つまり、資格を有しないが、行政研修を受講しているシニアリーダーによる新たなサービスの推進も、今後検討すべきではないかと、このように考えます。  例えば、本日、私が専門でないボッチャやシニアリーダー、そして新たな総合事業についてとうとうと語った着想自体もシニアリーダーの方々からいただいたものですし、ボッチャの指導員、ケアマネさん、こういう方々の中には、これらの役割を全て一人でやっていらっしゃる方もいらっしゃいますし、とにかくシニアリーダーの方々とお話をしていると、市民の底力というか、市民力を痛感いたします。今後も、行政で責任を負うべき分野と新たな担い手、市民による担い手によって推進すべき分野を整理して、支える行政であってほしいと思います。  最後に、多様性社会へ向けた文化・スポーツ振興施策についてです。  まずは、多機能トイレにおけるLGBTの利用者への対応です。  私も、この件については、自信を持って自分なりの答えを提案できる段階ではないので、先進事例を参考に、今後ともどもに研究してまいりたいと思っております。これまでの議論を整理しますと、現在求められている多機能トイレとは、隣接する他の一般トイレにおける育児支援機能や高齢者の方が使用する手すりの有無や改築可能性に係るスペースの確保との兼ね合いで、その多機能トイレが保有すべき機能が決まるということです。多機能トイレ単独では決まりません。  そして、LGBTの課題が示してくれたように、機能と同じくらいに大切なのが表示の仕方ということです。実際、今回調べてわかったのは、せっかく後づけで育児支援機能を男性トイレに設置したのに、その入り口に表示されていないケースが散見されました。このような場合、おむつをかえなければいけない、おむつがえをしなければいけない父親は、別のトイレを探します。さらには、国交省が提起した集中使用の問題で明らかなように、機能だけではなく、利用者が多機能トイレ独自のマナーを身に着ける必要もあります。  しかしながら、そんなに多機能トイレ、車椅子利用者用トイレばかり設置してどうすると言われるかもしれませんが、車椅子スポーツの聖地を目指す以上、車椅子利用者用トイレの聖地も目指すべきと考えます。全ての人にわかりやすいレガシーです。もちろん、設置には時間も費用もかかりますので、まずは、現在設置している多機能トイレなどがどこにあるかを官民問わず把握することです。それを考える上で参考になるのが最近出された「ムスリムおもてなしマップin千葉市」です。要は、この内容を多機能トイレ版、車椅子利用者用トイレ版にしたものです。  もちろん、町なかのトイレを探し出す作業を市で行うのは不可能ですし、件数的にも紙ベースになじまないので、ぜひともちばレポなどを活用して、それこそ障害者を初めとする多機能トイレ利用者の力を全面的にかりて、多機能トイレ等のトイレマップ作成に取り組んでいっていただきたいと思います。  千葉氏についてですが、サミット参加地域とのネットワークを強め、基礎研究を深めて、節目で編さん作業を行っていくというオーソドックスな方法が正しいわけですが、観光、広報という面では、千葉氏は新規参入のベンチャー企業のようなものです。当たり前のことをやっていても、その先が見えにくい印象です。  そこで、今回は外国人の視点から考えてみました。2020年の目標のみならず、せっかく外国人向けに千葉氏を売り込むなら、トム・クルーズさんや渡辺謙さんのハリウッド映画「ラスト・サムライ」ならぬ、こちらはファースト・サムライまたはジ・オリジン・オブ・ブシドウみたいな感じで、ほかの有名大名も導入して、ゲームや演劇、小説などでも作品化していただいて、逆輸入するくらいの意気込みでやっていただきたいと思います。  次に、ボッチャの啓発についてです。  こちらも、ここに例示したように、市長杯親子三代ボッチャ大会で、年齢を足して100エイジの部、200エイジの部、ダブルケアの部などを実施したり、また、都庁では、ボッチャの職員チームを結成すると小池都知事が発表しておりましたので、競技開催予定会場に出向いてでも、千葉市役所職員ボッチャチームと都庁職員対抗戦などを行うぐらいの啓発活動に努めていただきたいと思います。  私は、要介護者だけでなく、その要介護者を介護してくださっている介護者やダブルケアをされている方まで、ぜひとも、このスポーツ推進計画の対象となる全員が一生涯にわたって行えるようにしていきたいと思います。そういう陰で御苦労されている方々こそ気楽に一緒にできるスポーツ・レクリエーションのあり方を追求したいと思います。すなわち、障害者のスポーツ、いわゆるアダプティッド・スポーツというよりも、インクルーシブ・スポーツ、そこに障害者が含まれるのは当然のこと、障害者と健常者が一緒に行ったり、障害者の面倒を見ている方も、要介護者も高齢者も、要介護者を見ている介護者も育児世代も、全ての人を誰も置き去りにしないインクルーシブ・スポーツです。  このような枠組みに対して、ぜひとも基金などの財政的基盤の整備、支援をお願いして、私の一般質問を終わります。長時間にわたり御清聴いただき、大変ありがとうございました。(拍手) 27 ◯議長(向後保雄君) 桜井秀夫議員の一般質問を終わります。  一般質問を続けます。39番・三須和夫議員。              〔39番・三須和夫君 登壇、拍手〕 28 ◯39番(三須和夫君) 皆さん、こんにちは。自由民主党千葉市議会議員団、三須和夫でございます。  何かバスがおくれておりましてね。待っているわけにもいきませんので、それでは始めたいと思います。  11月22日午前5時59分ごろ発生いたしました福島県沖のマグニチュード7.4の地震は、5年前の東日本大震災の記憶をよみがえらせ、津波警報やけたたましいサイレンの音で緊張が高まりました。我が家でもちょうど目覚めるときでありましたが、女房が、地震がきた、地震がきた、地震がきたと大騒ぎでしたけれども、大した被害がなくてよかったんですけれどもね。また、過去の経験を教訓に、各地の自治体は相次いで避難所を開設し、住民らは高台に駆け上がり、津波被害から逃れました。課題は、やはり何といっても、高齢者や障害者等の弱者の避難のあり方、そして、また大きな問題は道路渋滞対策であります。これは、千葉市でも、この課題については地域、町会の方々ともどもに真剣に検討すべきではないかと思います。幸い、我が千葉市は今のところ大きな地震も来ませんけれども、油断ができないと思います。  それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
     なお、通告しておりました高齢者施設における事業所ごみ処理料金値上げによる影響については、取りやめさせていただきます。  それでは、まず、農業委員会改革について質問いたします。  私は、農業問題、特に農業委員会改革について質問してきましたが、今回も、本市農業の一層の発展を願い、60年ぶりと言われるこの大改革への本市の取り組みについて質問いたします。  昨年9月に、農業協同組合法の一部を改正する等の法律が公布され、6次産業化、農地の集積、農地利用の最適化等、農政改革が成果を上げ、経済主体等が積極的に活動できる環境を整備していくために、農業協同組合、農業委員会、農業生産法人について見直しが行われました。これにより、ことしの4月から農業委員会等に関する法律も一部改正され、施行されたところでございます。  言うまでもなく、日本の農業は大変厳しい状況にございます。このままでは、さらに衰退が進んでしまいます。さらにTPP問題も、アメリカ大統領がかわることでどうなるかわかりませんけれども、農業者の方々は多くの不安を抱えております。現在の農業の最大の課題は、農地の減少と荒廃化、そして担い手である農業者の大幅な減少、つまり、土地と人であります。昨年、農林水産省の調査によりますと、5年前と比べまして農業者は全国で2割減少し、平均年齢も60代後半、65歳未満の農業者は3割強しかおりません。また、新規就農者も耕作面積を減少しております。  こうした現状に歯どめをかけるカンフル剤として法改正がなされたところですが、実際に本市で効果が上げられるかどうかは、改正された法律の運用次第であります。改正法では、農業委員については、地域の農業をリードする担い手が透明なプロセスを経て確実に農業委員に就任するようにするために、公選制を廃止し、市長が市議会の同意を得て任命する方法に改め、その際、農業委員の過半数は原則として認定農業者でなければならないとされました。  また、新たに、農業委員とは別に、担当区域における農地等の利用の最適化の推進のための現場活動を行う農地利用最適化推進委員が設けられました。本市でも、来年の7月から初めての公募による選任を経て新体制に移行することになります。  そこで質問いたします。  新体制発足まで残り7カ月となりましたが、農業委員等の選任に係るスケジュールはどのように計画しているか。  そして、二つ目には、農業者等には新しい制度がまだ十分に浸透していないように思いますが、農家でない市民の方は、全くと言っていいほど知らされていないと思います。つまり、応募者が余り出てこないことが懸念されますが、法改正の趣旨に沿って幅広く多くの応募者を募るためにどのようなことをやっていくのか。  三つ目に、60年ぶりと言われる今回の大改革ですが、具体的に農業委員会はどのように変わっていくのか、質問します。  今回の改正で、従来の建議は廃止され、かわって意見書の提出が義務づけられましたが、意見書提出に対してどのような対応をしていくのでしょうか。  五つ目に、同じ今回の改正で、農地利用の最適化推進に関する指針の策定も位置づけられたようですが、指針はまたどのようなもので、どのように対応してまいるのでしょうか、質問いたします。  続きまして、緑区の諸問題について質問いたします。  産業用地支援事業について、私は誉田地区を初めとして、緑区の活性化のため長年にわたり力を尽くし、市当局に対してにぎわい創出及び周辺のインフラ整備についての働きかけを行ってまいりました。  今般、我が自民党の産業用地整備支援事業についての代表質問に対して、千葉外房有料道路高田インターチェンジ周辺地区の開発案件として1件の応募があり、現在、審査会からの答申を受けて認定可否を判断しているところとの答弁がありました。この産業用地開発案件が実現した場合には、この誉田地区を初めとした周辺の地区に非常に大きな効果を与えるものであり、私が当選以来、長年にわたって訴えてまいりました地元雇用やにぎわい創出に大いに資するものではないかと期待しているところであります。  そこで質問いたしますが、千葉外房有料道路高田インターチェンジ周辺地区については、その地域特性を鑑み、どのような産業を誘致することがふさわしいとお考えでしょうか。  また、当地区を産業用地として開発することになる場合、地域の方々への説明や周辺環境への配慮が特に必要になるかと思いますが、具体的にどのように進めていくのかを質問いたします。  続きまして、誉田駅南口駅前広場について質問します。これは何回も質問しておりますが、今回も、ひとつ質問いたします。  誉田駅南口駅前広場について、JR誉田駅は、明治の開業以降、鉄道やバスなどの乗りかえ、乗り継ぎなどが行われ、重要な役割を果たしてまいりました。そして、10年前の平成18年3月、初当選以来取り組んでまいりました待望の橋上駅舎にリニューアルし、新たな時代をスタートいたしました。平成20年3月には北口駅前広場が完成し、バス、タクシー並びに一般車スペースとまた自転車駐車場が整い、駅前広場として十分な機能を持ち、駅へのアクセスなど交通環境が改善され、このおかげで今は、高田地区に大きな住宅団地が今は進んでおります。乗降客が今、約1万3,400人を有する駅となりました。  一方、現在の南口駅前広場は、全体として面積が狭く、一般車スペースがないために、朝夕の通勤通学には、バス、タクシー並びに一般車が混在し、車道部を歩行者が通行するなど、動線が重なっている状況であり、いつ事故が起きるのか心配であります。駅前広場としての機能を充実させることが必要であると考えております。  ことしの第2回定例会の私の一般質問において、本年度から駅前広場用地の買収に着手するとの答弁をいただき、これでやっと新しい駅前広場の実現へ第一歩を踏み出したかと、そう感じた次第でございます。  そこで、新たな駅前広場について伺います。  一つに、駅前広場はどのように改善されるのか。  二つに、既存の自転車駐車場は改良されていくのか。  続きまして、この都市計画道路大膳野町誉田町線について質問いたします。  本道路は、市原市ちはら台と大網街道を連絡する幹線街路として、平成11年度に事業着手してから17年が過ぎました。本年度、またようやく、全面開通の予定と聞いていますが、これまでの関係者の皆様方にお礼を申し上げたいと思います。  さて、現在、ちはら台やおゆみ野並びに周辺生活道路から大網方面に向かう交通のほとんどは、大膳野町誉田町線と並行する市道誉田町55号線を経由いたしまして、誉田郵便局前交差点を通過しております。道路が完成すると、これらの車両が大膳野町誉田町線へ流れるものと想定できますが、新たにできる大網街道との交差点と誉田駅前郵便局前交差点との距離はわずか70メートルと短いことから、新たな交通渋滞が発生するのではないかと心配しています。  そこでお尋ねしますけれども、一つに、大網街道に新たな交通渋滞が発生することはないか。また、地元の方々は、長年、本事業の完成を待ち望んでおりました。そこで確認のため伺いますが、この供用時期と整備効果について質問します。  続きまして、誉田駅北側の用途地域の見直しであります。  誉田駅の北側では住宅を主体とした大規模な宅地開発が着々と進み、この誉田駅を利用する新たな住民が増加し、新しい町並みができつつあります。また、千葉外房有料道路高田インターチェンジ近くでは、今検討されております産業用地整備も期待するところであります。あと何年かすると産業用地が造成され、新しい会社が建ち始め、働きに来る人もふえてくるものと思われます。  このような状況において、誉田駅の利用者が今後急速に増加するのは明らかであります。都市計画マスタープランでも、今後のまちづくりとして誉田駅周辺を地域拠点にしていくという話でございますが、誉田駅北側地域にスーパーや生活利便施設が必要不可欠であります。新しい住民や就業者が困らないように、また、住んでよかった、働いてよかったと思えるような環境を整えてやることがまちづくりではないかと思います。誉田地区のにぎわい創出や生活利便性を向上させる施設の立地に向けた用途地域の変更について検討をお願いいたします。  誉田駅北側の用途地域の見直しをどのように考えているのか、質問いたします。  これで1回目の質問を終わります。どうもありがとうございました。(拍手) 29 ◯議長(向後保雄君) 答弁願います。農業委員会事務局長。 30 ◯農業委員会事務局長(朝生智明君) 千葉市の農業についてお答えします。  まず、農業委員等の選任に係るスケジュールについてですが、現在、募集要項及び応募書類、周知啓発物等の準備を進めており、年明け早々には募集に係る広報啓発を開始し、約2カ月間の周知期間をとった後、3月中旬から1カ月間、募集を受け付けする予定です。その後、選考委員会による選考を経て、農業委員につきましては6月の第2回定例会に委員候補案をお諮りし、現委員の任期満了の翌日となる7月20日に市長からの任命を予定しております。  農地利用最適化推進委員につきましては、6月の農業委員会総会に委員候補案を諮り、7月20日に就任する新たな農業委員による最初の総会での委嘱を予定しております。  次に、幅広く多くの応募者を募ることについてですが、まず広報活動として、1月に市政だよりに掲載するとともに、農業委員会だより募集特集号を臨時発行するほか、公共施設や農業団体等へのポスターの掲出により、全農業者及び多くの市民の方々に幅広く周知を図ってまいります。また、市内各地域での説明会の実施や認定農業者、農業団体、女性農業関係者、農業法人等へ、推薦、応募の勧奨を行い、制度の周知と理解を深めるとともに応募を募ってまいります。特に女性や若年層を初め、次代の本市農業の担い手となる方々に訴求できるよう働きかけてまいります。  次に、農業委員会はどのように変わるのかについてですが、60年ぶりと言われる大改革となる今回の法改正の目的は、農業をめぐる諸情勢の変化等に対応して農業の成長産業化を図ることであり、そのための基盤となる農地の確保とその農地を耕作する後継者、新規就農者等の確保が農業委員会の主たる法定業務として位置づけられました。これにより、これまでの農地法等に係る許認可という受動的な業務から、積極的な農地の確保と保全、また、後継者や新たな農業参入者の確保といった能動的な施策展開へ農業委員会の業務は大きく転換し、農地の保全はもちろんのこと、その有効活用、そして耕作につながる後継者や新規参入者等の発掘と育成まで一貫した農業振興行政を進めていくことになります。具体的には、就農につながる相談会や説明会、農業体験などのイベントを開催していくとともに、新たに設ける農地利用最適化推進委員による地域に根差した現地活動を中心に、農地の集積、集約を積極的に図り、また、遊休農地の防止、解消にも努めてまいります。  次に、意見書への対応についてですが、改正法では、農業委員会の主たる業務となった農地利用の最適化の推進について、関係行政機関または関係地方公共団体に対し、農地等の利用の最適化の推進に関する施策の改善について、具体的な意見を提出しなければならないこととされました。また、この意見書の提出につきましては、新農業委員等による新体制への移行前も適用になります。千葉市農業委員会といたしましても、今後1月に予定する農業者と農業委員の対話会などにおける意見等も参考としながら農業委員による協議を進め、3月には関係行政庁等へ提出してまいります。  最後に、農地利用の最適化の推進に関する指針についてですが、具体的には、農地利用の最適化の推進の基本となる遊休農地の解消面積や農地の集積、集約面積、また、個人及び法人の新規参入者数などについて、それぞれ3年後、5年後等の目標数値を設定するとともに、その達成に向けた具体的な取り組み手法を定めるもので、農業委員会、特に農地利用最適化推進委員については、この指針に沿って活動を展開していくことになります。  指針は、来年7月に就任する農地利用最適化推進委員の意見を聞いて定めていくこととなりますので、新農業委員及び農地利用最適化推進委員就任後、速やかに策定できるよう、現在、草案を検討しているところであります。  以上でございます。 31 ◯議長(向後保雄君) 経済農政局長。 32 ◯経済農政局長(鎌田 栄君) 産業用地整備支援事業についてお答えします。  まず、千葉外房有料道路高田インターチェンジ周辺地区の地域特性を鑑み、どのような産業を誘致することがふさわしいのかについてですが、当該地区は、千葉外房有料道路のみならず、千葉東金道路高田インターチェンジにも近く、事業活動を行う上で交通アクセスの面での利便性が高いものと認識しております。また、住宅地やJR誉田駅も近く、立地企業にとりましては、雇用の面においても優位性があり、幅広く企業ニーズに対応できる立地条件を兼ね備えているものと思われます。しかしながら、住宅地や小中学校も所在していることから、産業用地の開発を進めていくに当たりましては、周辺環境への配慮が特に必要であると考えております。  したがいまして、大型車両が多く通行することが想定される物流施設ではなく、近隣住民の雇用が期待でき、かつ周辺環境への負荷が比較的少ない製造業の工場や研究開発施設が適しているものと思われます。  事業者より提出された開発計画を改めて精査の上、事業者が誘致、分譲を計画している業種が地域と適合しているかどうか、個別企業の選定プロセスも含めて検討してまいります。  次に、地域の方への説明や周辺環境への配慮についての進め方についてですが、開発に当たりましては、事業者は本市からの認定後、速やかに開発事業の概要を地域の皆様にお知らせした上で、開発許可手続等の進捗に合わせて事業内容の詳細及び進入道路やインフラ整備に係る周辺開発・整備に関する説明を適宜実施していくこととなります。  まず、事業者は、開発計画の概要やスケジュール及び事業コンセプト等をお知らせします。その後、開発許可手続等の進捗に応じて、工事中における配慮事項のほか、どのような業種の企業を誘致していくのか、また、地域への配慮や周辺住民の皆様への安全対策、環境対策及び今後の立地企業と地域とのつながりを持つための取り組みについての説明を、住民説明会の開催という形で、適宜、関係する地域住民の皆様へ実施していくこととなります。本市としましても、認定した事業者が地域の皆様へ説明責任を十分果たしていくよう、丁寧に指導をしてまいります。  以上でございます。 33 ◯議長(向後保雄君) 建設局長。 34 ◯建設局長(永名淳悟君) 初めに、誉田駅南口駅前広場についてお答えします。  まず、駅前広場はどのように改善されるのかについてですが、既存の駅前広場は、大網街道と鉄道との間隔が狭いことから、計画では、現在の自転車駐車場用地などを活用し、幅を広げ、千葉側をタクシースペースとして、現在の4台から11台に増設いたします。また、大網側には、一般車スペースを新設し、そのうち身体障害者用乗降場を1台分確保することとしております。バススペースについては、大網街道を挟んだ南側にバスロータリーを整備し、路線バスと高速バスを合わせて3台分の乗降場を確保することとしております。なお、バス利用者は、大網街道を渡らず、バス停からペデストリアンデッキを介し、駅2階の改札口に直接移動できるようになります。  こうしたことから、歩行者と自動車の動線が分離されるなど、安全性が高まり、交通結節機能が大きく改善されるものと考えております。  次に、既存の自転車駐車場は改良されるのかについてですが、現在の自転車駐車場は、新設するバスロータリーの隣に移設する計画としており、自転車利用者の安全性の向上を図るため、誉田駅前線などに自転車レーンもあわせて整備することとしております。なお、自転車駐車場の収容台数や構造につきましては、周辺の自転車駐車場の需要等を鑑み、整備時期に適切に判断してまいります。  次に、都市計画道路大膳野町誉田町線についてお答えします。  まず、大網街道に新たな交通渋滞が発生することはないかについてですが、交通の円滑な流れと安全を確保するため、新たにできる大膳野町誉田町線と大網街道との交差点に信号を新設し、右折レーンを設置するとともに、近接する誉田郵便局前交差点にも新たにみなし右折レーンの設置をすることとしております。さらに、2つの交差点を車両がスムーズに通過できるよう、最適な信号現示に調整することとしております。なお、シミュレーションでは、誉田郵便局前交差点における大網方面への渋滞長約50メートルが解消される結果となっております。  最後に、供用時期と整備効果についてですが、供用時期は平成29年3月末の供用を予定しております。また、整備効果については、ちはら台やおゆみ野方面と大網街道が新たに4車線道路でつながることから、大網街道へのアクセスが改善され、利便性の向上が図られます。  さらに、市道誉田町55号線を通過する車両の8割以上が大膳野町誉田町線に転換すると予測しており、誉田郵便局前交差点における市道誉田町55号線の渋滞長約130メートルが解消され、周辺生活道路の通過車両も排除されることから、歩行者の安全性や住環境の向上が期待できます。  以上でございます。 35 ◯議長(向後保雄君) 都市局長。 36 ◯都市局長(服部卓也君) 誉田駅北側の用途地域の見直しについてお答えをいたします。  用途地域の見直しをどのように考えているのかについてですが、人口減少、少子超高齢社会に向かうこれからの都市づくりにおいて、町の玄関口である駅を中心とした徒歩圏内に、市民が日常生活を送る上で必要な諸機能が集まり、利便性の高い拠点を目指すことが今まで以上に求められるものと考えております。  誉田駅の北側の用途地域は、駅前広場の隣接地を第1種住居地域としており、市民の生活に必要な一定規模の商業施設の建設を可能とする地域としております。しかしながら、駅前広場の隣接地以外は、良好な居住環境をより重視する第1種低層住居専用地域としております。  この地域の将来性を展望しながら、用途地域を見直しするに際しては、地域の特性や周辺部の開発状況などを慎重に見きわめ、地域の生活環境を維持した上で利便性を高めることが必要であります。今後は、住民の方々の意向を踏まえながら、この地域にふさわしい商業や事務所機能などの立地が可能な用途地域を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 37 ◯議長(向後保雄君) 三須和夫議員。 38 ◯39番(三須和夫君) それでは、要望ですけれども、まず農業委員会ですけれども、先ほどの答弁でおおむね理解はできましたので、2回目は要望を申し上げたいと思います。  今回の改正に伴う委員等の選任や最適化の推進に向けた事業展開は、初めての事務であり、大きな改革をしていく上での基盤となる部分です。十分な準備と慎重な取り組みにより、遺漏のないように進めていただきたいと思います。そして、法改正の趣旨が生かされた選任になるようにお願いをいたします。法律は最低限の決まりを定めたものであります。肝心なのは、本市において、いかにこの法改正の趣旨を踏まえ運用をしていくかであります。首都圏における本市の置かれた農業の現状を十分把握した上で、一番効果的な事業展開をしていく、それも強力に。そのためには、役所全体で総合的に対応していくことが不可欠でございます。今回の改革への対応も、市一丸となって強靭な力を発揮しながら取り組んでいくことを望んでおります。  そして、現在、予算編成も終盤に入っているものと思いますが、大きな改革を行っていく上では、いわゆる人、物、金はある程度ないと何もできません。厳しい財政状況の中ではありますが、法の趣旨に鑑みた事業展開となるよう、三人寄れば文殊の知恵と申しますが、限られた予算等の中で知恵を絞り、目標に向けて御尽力をいただけるようお願いをいたします。  今までも強く訴えてまいりましたが、何より大切なのは、農業に夢を見出し、誇りを持って取り組んでいこうとする意欲が芽生える環境整備でございます。今、我々のこの周りにおいても、農家をやる方がだんだん少なくなっております。高齢者ばっかりでございます。我々はまだ若いほうでございますが、とにかく、こうした中で一部企業がハウス栽培等をやろうという話が出ておりますが、なかなか、今まで農家をやってきた方々が本気でまた子供を巻き込んで農家をやろうかという話はなかなか耳にしません。  どうか、今回のこの法改正とその対応が、本市農業の大きな展開と振興につながり、農家の方々が報われるとともに、若い後継者、新しい参入者が増加し、自負を持って本市の農業を牽引していく。そして、地域も地域経済も活性化され、次の新規参入者が生まれてくる。そうした転換点となることを願います。  続きまして、緑区の諸問題でありますが、産業用地整備事業について要望いたしますが、千葉外房有料道路高田インターチェンジ周辺での産業用地整備事業が認定され、事業化されることになれば、今後、産業用地として開発され、企業の立地が進むことにより、地元雇用やにぎわい創出、そして地域経済活性化が現実のものとなり、誉田地域を初めとした地元にとっては、大変希望の持つことのできるものであり、事業の進展に大いに期待するものであります。  しかしながら、産業用地開発事業は、周辺環境に大きな変化を与える事業でもあることから、開発事業者に対して、市は、地域住民の声に耳を傾け、できる限りの配慮をしていただくよう、しっかりと指導をしていただくこと、また、立地した企業が地域とともに共生し、ともに発展していくことができるような仕組みづくりを働きかけるようお願いをいたします。  次に、誉田駅前広場でありますが、先ほど、誉田駅前広場の計画について答弁をいただきました。  確かに、計画によれば、バス、タクシー、一般車と歩行者、また自転車等の交通が分離され、安全・安心な駅前広場になることでしょう。私は、誉田駅前線と駅前広場事業は、まちづくりに貢献し、地域の活性化が果たせるものと確信しております。しかし、それには、商店を残しながら事業を進めなければなりません。今のところ、商店が1軒1軒消えていくばかりでございます。毎年1軒ずつの買収では、商店も移転先が見出せないまま撤退を余儀なくされます。複数の軒数を移転することができれば手法はあるように思います。  そこで、来年度以降は、多くの用地予算を確保し、早期に完成の見通しが立てられるよう、引き続き用地取得に取り組んでいただき、一日も早い完成を強く望みます。  誉田駅北口の用途地域見直しでありますが、人口減少、高齢化が騒がれている世の中でございますが、この我が誉田地区は新しい住宅地が倍増しています。また、産業用地に会社ができ、大勢の人々がふえ、地域の活性化、にぎわいの創出、地域コミュニティーの維持がつながり、今後の都市づくりに合致しております。誉田は、まさにそのようなところが大いに期待できるところであります。千葉市にとっても貴重な地域であります。  当局においては、誉田地区の将来を考え、どのように用途地域を見直すか、なるべく早く検討をしていただき、地域の方々も安心して住みやすい町にしてもらうことを切に要望いたします。現在、この北側には、先ほど話したように、高田地区約1,000戸の住宅地が今造成中であります。そして、また、この産業支援事業ということで、工業団地ができれば、この駅周辺にも多くの人が集まります。この駅周辺が何もないという状況では、何と千葉市も恥ではありませんか。我々としても、地元も頑張りますので、どうかひとつ、千葉市の皆さんの力を貸していただき、一日も早くこの誉田駅北側がすばらしい地域になりますように用途地域の見直しをお願いいたしまして、私の質問を終わりといたします。ありがとうございました。(拍手) 39 ◯議長(向後保雄君) 三須和夫議員の一般質問を終わります。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                  午後2時49分休憩         ──────────────────────────                  午後3時10分開議 40 ◯議長(向後保雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。15番・岩井雅夫議員。              〔15番・岩井雅夫君 登壇、拍手〕 41 ◯15番(岩井雅夫君) 皆さん、こんにちは。お疲れのこととは存じますが、本日3人目の質問をさせていただきます自由民主党千葉市議会議員団の岩井雅夫でございます。  過日、千葉駅が新しくなりました。千葉駅は開業時、現在の千葉市民会館周辺にありましたが、昭和38年に現在の場所に移転し、その後、老朽化等のため、平成23年10月に駅舎・駅ビルの本体工事に着手し、去る11月20日に53年ぶりにリニューアルオープンしました。改札階が3階に移動したことで、千葉モノレールとの回遊性が大きく向上し、にぎわいの一極集中が進むものと思いますが、一方、千葉パルコの閉店や三越千葉店も長い歴史に幕をおろすなど、中心市街地の空洞化が一層加速する心配があります。今後、集客力や話題性がある施設整備、また、イベント開催等による活性化策を真剣に考えていくことが強く求められると思います。  以上を申し上げ、14回目の質問を市民目線の立場から3問質問いたします。  まず1問目は、行政財産の活用についてお伺いします。  平成27年度決算につきましては、さきの第3回定例会にて認定されましたが、我が会派は、一般会計では45億円の実質収支を確保したとのことですが、その中には退職手当債や禁じ手と言われる市債管理基金の借り入れが32億円も含まれています。総じて、財政状況はいまだ厳しく、今後も財政健全化に向けた取り組みを強く努めていく必要があります。また、行政運営を取り巻く環境も厳しさを増していくと考えられるので、一層の効率的な行政運営に努めていくよう求めますと意見表明をしました。  そこで、私は、平成25年第1回定例会の一般質問で財政健全化に向けた自主財源確保について質問、要望をしましたが、今回はその後の取組状況等について質問してまいります。  職員は、それぞれの職場へさまざまな手段、例えば、電車、バス、マイカー、オートバイ、自転車等によって通勤しており、その交通手段に応じた通勤手当が支給されているようです。さきの答弁では、平成25年2月1日時点で通勤手当が支給されている職員は7,360人、そのうち、職場までマイカーやオートバイで通勤している職員は3,499人、割合は47.5%との答弁でした。  そこで、1問目として、直近の数字について伺います。  以上で1回目の質問を終わりにいたします。2回目以降は自席にて行います。当局の明快なる御答弁、よろしくお願いいたします。(拍手) 42 ◯議長(向後保雄君) 答弁願います。総務局長。 43 ◯総務局長(志村 隆君) 本年11月1日時点で、通勤手当を支給されている職員は7,578人であり、そのうち、職場までマイカーやオートバイで通勤している職員は3,321人で、割合は、平成25年2月1日時点から3.7%減少し、43.8%となっております。
    44 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 45 ◯15番(岩井雅夫君) ありがとうございました。  3年前と比較して、職員数はふえたものの、職場までマイカー等で通勤している人数が減少したため、割合は3.7ポイント減少し43.8%であることがよくわかりました。では、3,321人もの職員が職場までマイカー等で通勤していますが、駐車方法として有料駐車場を利用している職員と市の行政財産である敷地内に駐車している職員がいると思われます。  では、敷地内に駐車している場合に使用料はいまだ無料なのでしょうか、伺います。 46 ◯議長(向後保雄君) 財政局長。 47 ◯財政局長(宍倉輝雄君) 職員の通勤車両の敷地内駐車につきましては、市立青葉病院におきまして自動車駐車場の使用料を徴収しておりますが、それ以外の施設では徴収しておりません。 48 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 49 ◯15番(岩井雅夫君) やはり、いまだ無料とのことですが、もし有料であった場合には、数十年間分の使用料が相当な金額になったことは間違いありません。脱・財政危機宣言の名のもとに、市民には相当なしわ寄せを強いている反面、現在も行政財産である市の敷地内に職員の通勤車両を無料で駐車させており、職員に甘い姿勢は見過ごしできません。これでは、市民の行政への不信感が一層募るばかりであります。  私は、近隣に有料駐車場がない、また、敷地内が広く、来庁者に支障がないくらいの余裕がある、通勤時間帯にバスの便がない等の理由により、敷地内に駐車せざるを得ないことが悪いと言っているわけではありません。しかし、勤務地によって、マイカー等の駐車が有料の場合と無料の場合があり、職員間に不公平が生じているのではないかと思いますが、御見解を伺います。 50 ◯議長(向後保雄君) 財政局長。 51 ◯財政局長(宍倉輝雄君) 特に職員からの不満等の声は聞いておりません。 52 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 53 ◯15番(岩井雅夫君) 特段、職員の不満等は聞いていないので、不公平が生じているとは認識がないようですが、事実、職員の方から不公平だとの不満の声が私の耳にも届いているのです。そこで、職員の労働条件の改善を目指している職員労働組合にこの問題を提議し、協議はしているのでしょうか。伺います。 54 ◯議長(向後保雄君) 財政局長。 55 ◯財政局長(宍倉輝雄君) 平成23年12月に有料化について提案し、説明会などを実施したところでございますが、その後は、有料化に向けた具体的な課題整理が必要となったことから、協議の進捗が見られない状況となっております。 56 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 57 ◯15番(岩井雅夫君) 市当局としての課題整理が進んでいないので、協議の具体的な進捗はないとのことですが、さきに、私が使用料の徴収に向けたお考えを伺ったところ、他の政令市の事例等を参考に現在検討しているとの答弁でしたが、現在の検討状況について伺います。 58 ◯議長(向後保雄君) 財政局長。 59 ◯財政局長(宍倉輝雄君) 他の政令市の状況を確認いたしましたところ、神戸市、名古屋市、及び相模原市では、要綱やガイドラインを策定し、基本となる使用料の額や使用料免除の要件などを定めておりますが、各市それぞれに異なる内容となっており、直ちに本市へ適用することは難しいものと考えております。 60 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 61 ◯15番(岩井雅夫君) 幾つかの政令市では、要綱やガイドラインを策定しているとのことです。本市でも、事実、もう既に3年以上も検討しているのにもかかわらず、いまだ結論に至っていないようです。結論に至っていないのは、真剣に検討していないからではないでしょうか。それとも、導入に当たり問題点がたくさんあり、その問題が解決していないからなのでしょうか。では、具体的にどのような問題があるのでしょうか、伺います。 62 ◯議長(向後保雄君) 財政局長。 63 ◯財政局長(宍倉輝雄君) 本市の公有財産には該当しない国や県等からの借地についてどのように取り扱うのか、職員間の公平性確保の観点から、料金の設定や公共交通機関の状況等を踏まえた減免についてどのように整理するのか、さらには、申請手続と料金徴収を効率的に行うためにはどのような制度とすべきかなどが課題となっております。 64 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 65 ◯15番(岩井雅夫君) 国や県等から借地している土地は、本市の財産と同様に取り扱うことが困難であるほか、料金設定の考え方や減免のあり方などの統一的な基準の策定に課題があるとのことですが、課題ばかりでなく、整理されている、あるいは整理されつつある項目もあるのではないでしょうか。いつまでも、この問題に検討、検討中というばかりでは、全く先が見えません。一定の目標期限を切ってはいかがかと思いますが、見解を伺います。 66 ◯議長(向後保雄君) 財政局長。 67 ◯財政局長(宍倉輝雄君) 課題を整理した後に職員組合と協議することとなりますので、具体的な目標期限を設定することは難しいものと考えておりますが、適切な財産管理を推進する観点から重要な取り組みであると認識しており、種々の課題整理に向けて積極的に取り組んでまいります。 68 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 69 ◯15番(岩井雅夫君) ありがとうございました。さまざまな観点から質問をしましたが、最後は要望といたします。  敷地内駐車の有料化は、市の行政財産を適正に管理することで歳入が増収し、財源確保や職員間の公平性も保たれることになります。さまざまな課題もあるようですが、早期導入に向け、精力的に取り組まれますよう要望します。  2問目は、学校保健室での消毒について伺います。  市内の各学校では、児童生徒が毎日朝から晩まで、さまざまな活動をしています。その活動の中で転んでけがをすることもたびたびあることでしょう。私も数年前まで学校現場にいましたので、けがをした児童生徒にたびたび接してきました。けがの程度にもよりますが、小さなけがの場合には、まず保健室に連れていき、養護教諭に見てもらうことから始まるかと思いますが、その際には、養護教諭の的確な応急処置が求められています。  そこで、1問目として、学校での小さなけがの場合の対応はどのようにされているのでしょうか、伺います。 70 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 71 ◯教育次長(森 雅彦君) 学校での軽微なけがは、養護教諭等の職員が救急処置を行います。患部を清潔な水で洗浄したり、氷水等で冷却したりすることが主な対応となりますが、外用殺菌消毒薬を使用する場合もございます。 72 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 73 ◯15番(岩井雅夫君) ありがとうございました。では、保健室での応急処置方法について、文部科学省はどのように指導されているのでしょうか、伺います。 74 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 75 ◯教育次長(森 雅彦君) 文部科学省監修の学校保健の課題とその対応では、学校における救急処置は、医療機関への処置が行われるまでの応急的なものであること、また、救急処置と合わせて、発達段階に即した疾病やけがなどに関する児童生徒への保健指導を行うことと示されております。 76 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 77 ◯15番(岩井雅夫君) 医療機関への処置が行われるまでの応急的なものであるということがよくわかりました。私の小学校時代には、けがをしたら赤チンと呼ばれていたマーキュロクロム液で真っ赤に消毒してもらった記憶があります。しかし、現在は、この赤チンを見ることはありませんが、なぜなのでしょうか、伺います。 78 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 79 ◯教育次長(森 雅彦君) マーキュロクロム液、いわゆる赤チンが見られなくなった理由として、原料を精製する際の廃液に水銀が含まれることから、昭和48年に国内での生産が一部中止されたこと、衣服への着色防止や医師の診断時に傷口の確認がしにくいことなどが考えられます。 80 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 81 ◯15番(岩井雅夫君) 赤チンは原料を精製する際の廃液に水銀が含まれていたため、1973年に製造が一部中止されたとのことであり、最近見ない理由がわかりました。  では、現在、市内の学校で消毒液として使われている製品は、どのようなものなのでしょうか。また、購入に当たり選定方法はどのようになっているのでしょうか。あわせて伺います。 82 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 83 ◯教育次長(森 雅彦君) 市内の学校では、外用殺菌消毒薬として主にベンゼトニウム塩化物等を含み、一般家庭でも広く使用され、刺激が少ない製品を使用しております。購入については、学校薬剤師の指導を受け、学校が選定をしております。 84 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 85 ◯15番(岩井雅夫君) 学校薬剤師の指導を受け、ベンゼトニウム塩化物等を含み、一般家庭でも広く使用されている刺激の少ないものを使用していることがわかりました。  では、エタノールの使用方法について伺います。 86 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 87 ◯教育次長(森 雅彦君) エタノールは、視力検査で使用する遮眼子、電子体温計等の器具の殺菌、インフルエンザ等の感染症流行時の手や指の消毒剤として使用をしております。 88 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 89 ◯15番(岩井雅夫君) 主に感染症流行時に消毒剤として使用していることがわかりました。  そのような中、ある医師によると、消毒は傷の治りをよくする上皮細胞まで破壊してしまうため、けがをしたら消毒しないで、傷の中に入った異物を除去するため無菌である水道水で洗浄することが大切であると述べられていました。また、別のある医師も、消毒は傷の治りを悪くするということがわかってきたので使わない傾向にあると述べていました。  一方、反対に、これまでも消毒液を使って治ってきたのだから消毒をやめる必要はないと述べている医師もいるようです。このように、医師会全体としてもすぐに消毒廃止というわけではないようです。  では、先ほどの答弁で、市内の学校では外用殺菌消毒薬を使用しているとのことでしたが、消毒液使用の見解について伺います。 90 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 91 ◯教育次長(森 雅彦君) 軽微なけがの消毒につきましては、基本的には傷口を清潔な水で洗い流すよう指導しております。その上での消毒薬の使用は、けがの状況等に応じ学校で判断をしております。 92 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 93 ◯15番(岩井雅夫君) 本市の見解についてはわかりましたが、政令市における消毒液の使用状況を把握されているのでしょうか、伺います。 94 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 95 ◯教育次長(森 雅彦君) 他政令市の消毒薬等の使用状況については把握しておりませんが、軽微なけがの対応は本市とほぼ同様であると考えております。 96 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 97 ◯15番(岩井雅夫君) 政令市の状況については把握していないとのことです。先ほどの答弁で、選定方法は学校薬剤師の指導を受けて購入しているとのことでしたが、市内で、原則消毒液を使わない学校はあるのでしょうか。あった場合には、使用の判断をどのように決定しているのでしょうか。あわせて伺います。 98 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 99 ◯教育次長(森 雅彦君) ほとんどの学校で消毒薬を使用しておりますが、使用に当たっては、けがの状況等に応じ学校で判断をしております。 100 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 101 ◯15番(岩井雅夫君) ほとんどの学校で消毒液を使用しているようですが、湿潤療法という治療法があるそうです。創傷や熱傷等の皮膚潰瘍に対し、従来のガーゼと消毒での治療を否定し、消毒をしない、乾かさない、水道水でよく洗うを3原則として行う方法だそうですが、この治療法に対する見解及び本市での導入について、あわせて伺います。 102 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 103 ◯教育次長(森 雅彦君) 湿潤療法につきましては、悪化した場合の適切な処置が難しいこと、また、継続的な状態観察が必要であることから、学校で実施する救急処置としては課題が多いと考えており、現状での導入は考えておりません。 104 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 105 ◯15番(岩井雅夫君) 湿潤療法は課題が多いことから、現状では導入は考えていないようです。  それでは、最後に、昨今、病院を初めとした機関で、薬剤管理に関しての問題点が指摘されていますが、学校保健室に置いてある薬剤等の管理方法や管理体制について伺います。 106 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 107 ◯教育次長(森 雅彦君) 保健室の薬品につきましては、日常的に使用するもの以外は施錠した薬品戸棚に保管しております。また、毎年、薬品の管理状況等について学校薬剤師の検査を受けております。 108 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 109 ◯15番(岩井雅夫君) ありがとうございました。最後は要望といたします。  保護者は、みずからの経験から傷には消毒液でと考えている人が少なくないと思いますが、全国には消毒液を一切使っていない学校も数多くあると聞いていますので、湿潤療法の導入に向け、関係者と十分協議をして検討していただきますよう要望します。  なお、学校で配布される保健室便り等で、消毒液を使用するか、しないか等を保護者に丁寧に説明し、理解を得られるよう努めていただきたく、あわせてお願いいたします。  最後に、学校の離任式についてお伺いします。  ことしの3月に市内の小学校6年生8,500名と中学校3年生8,184名、養護学校等の14名、合計1万6,698名の児童生徒がそれぞれの学校を卒業しました。また、現在の市内の小学校に4万9,318名、中学校に2万4,302名、養護学校に125名、合計7万3,745名の児童生徒が在籍しています。これらの児童生徒は、少なくとも数年間、学校生活で先生方と勉強やクラブ活動を通じて一緒に生活していくことになります。  さて、3月、4月には、生活環境が卒業、入学、就職、人事異動、引っ越し等々と大きく変わる時期であります。特に会社、役所、学校等で仕事をする給与所得者は、人事異動が大きな関心ごとであると思います。この人事異動は、職場の活性化や適材適所に人を配置するために行われるものですが、悲喜こもごもであります。  そこで、1問目として、平成27年度末の学校教職員の人事異動の内示は、何月何日に出されたのでしょうか、伺います。 110 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 111 ◯教育次長(森 雅彦君) 平成27年度末の内示は、平成28年3月14日に出しております。 112 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 113 ◯15番(岩井雅夫君) ありがとうございました。3月14日に内示が出されたそうですが、この時期は、卒業式や修了式といった大事な行事が目白押しであり、職員が多忙な日々を送られていることに対しまして御慰労と感謝を申し上げます。  さて、このような中、内示を受けた異動対象者は、新聞掲載前に児童生徒に異動について伝えているのでしょうか、伺います。 114 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 115 ◯教育次長(森 雅彦君) 異動対象者が新聞掲載前に児童生徒に伝えることはないものと把握をしております。 116 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 117 ◯15番(岩井雅夫君) 児童生徒には、掲載前には伝えていないと把握しているようです。  では、3月26日の各新聞に4月からかわる先生とか、新学期からかわる先生といった見出しで、県の教職員異動が掲載されておりましたが、この記事を見て、初めて自分の担任等が異動することを知る児童や生徒、また、保護者も多いのではないかと思いますが、この記事を見ていない児童生徒、保護者は知らないままなのです。この記事を見て、児童生徒は教職員とのこれまでの学校生活でのさまざまな出来事が走馬灯のごとく脳裏に思い出され、目に涙をため、別れを寂しがることでしょう。この議場におられる方々の中でも、数年、あるいは数十年前には、このような寂しい思いを経験されたことがあったかと思います。人との別れは寂しいものですが、一方、新しい出会いも始まるのです。そのような気持ちの区切りをつけるために、直接、教職員にお別れの言葉を言うことができる機会としての呼び方はいろいろでしょうが、あえて離任式と呼ばせていただきますが、本市の小中学校では実施しているのでしょうか。また、辞令交付日は何日だったのでしょうか、あわせて伺います。 118 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 119 ◯教育次長(森 雅彦君) 離任者のいる全ての学校で実施しているものと思われます。なお、辞令交付日は平成28年3月30日でございます。 120 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 121 ◯15番(岩井雅夫君) 離任者のいる全ての学校で実施しているとのことですが、それぞれの開催日の状況について伺います。 122 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。
    123 ◯教育次長(森 雅彦君) 平成27年度は、小・中・特別支援学校の約8割に当たる137校が3月30日に、約2割に当たる32校が3月31日に離任式を実施したと承知しております。 124 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 125 ◯15番(岩井雅夫君) 先ほどの答弁で3月30日に辞令が交付されたことから、教職員が学校に戻ってきた3月30日の午後に開催された学校が多いようですが、一方、学校によっては違いも見られるようです。  では、開催日の決定のお考えについて伺います。 126 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 127 ◯教育次長(森 雅彦君) 辞令交付式終了後の学年末休業中に実施をしており、期日は学校ごとに校長が決定をしております。 128 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 129 ◯15番(岩井雅夫君) 各学校の校長先生が決めているとのことですが、では、実施した例として、式の進行について伺います。 130 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 131 ◯教育次長(森 雅彦君) 一般的な流れとしては、開式の言葉から始まり、校歌斉唱、校長の話、離任者の挨拶、児童または生徒代表のお別れの言葉と続き、閉式の言葉で終わります。なお、校長の話の中に離任者の紹介を含むこととなります。この後、児童生徒、教職員、保護者等で離任者を見送り、式が終了いたします。 132 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 133 ◯15番(岩井雅夫君) 私も数年前まで中学校の教員をしていましたので、思い起こしますと、感慨深いものがあります。  さて、学校の休業日は、学校教育法施行規則第4条第1項で、学校で授業を行わない日と定められています。具体的には、学校教育施行規則第47条及び第48条で、一つとして、国民の祝日に関する法律に規定する日、二つとして日曜日、三つとして夏季・冬季・学年末等休業日、四つとして、非常変災その他急迫の事情があるときの臨時の休業日と定められています。なお、休業日の変更は、祝日及び日曜日は、特別の必要がある場合に認められています。なお、特別の必要という以上、それ相当の合理的な変更理由が求められているのです。  そこで、学年末休業日に実施される離任式は、学校行事としているのでしょうか、伺います。 134 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 135 ◯教育次長(森 雅彦君) 離任式は、教職員の人事異動に伴い実施するもので、教育課程に位置づけられる学校行事ではございません。 136 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 137 ◯15番(岩井雅夫君) 教育課程に位置づけられる学校行事ではないとのことですが、3月30日の午後に実施した学校が多かったことがさきの答弁でわかりました。しかし、その日は、学校休業日である学年末休業日であり、本来出席すべき日ではないかと思いますが、学校休業日に実施していることへの見解について伺います。 138 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 139 ◯教育次長(森 雅彦君) 辞令交付後の実施であることから、現在の実施時期が適当であると考えております。なお、教育課程に位置づけられた学校行事でないことから、卒業生を含めた児童生徒に参加を強要することは、原則として難しいものと考えております。 140 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 141 ◯15番(岩井雅夫君) 学校休業日であるため参加を強要することはなく、自主登校としているとのことですが、出席状況の割合はどのくらいなのでしょうか。また、登下校時に事故等があった場合に、災害共済給付の対象として適用になるのでしょうか。さらに、保護者や卒業生の参加も認めているのでしょうか。あわせて伺います。 142 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 143 ◯教育次長(森 雅彦君) 児童生徒の出席状況は各学校で把握しているものの、教育委員会への報告は求めておりません。離任式当日は、感謝の意を表するために、毎年多くの児童生徒及び卒業生や保護者の参加があると仄聞をしております。なお、離任式に参加するために、登下校をしている時間は、学校の管理下として災害共済給付の対象となっております。 144 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 145 ◯15番(岩井雅夫君) 児童生徒の出席状況を教育委員会は報告を求めていないようですが、私は、教育行政としては把握しておく必要があると思います。  最後に、参加児童生徒や異動対象者の教職員等の声について伺います。 146 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 147 ◯教育次長(森 雅彦君) 児童生徒からは、お世話になった先生方とお別れの時間を持つことができてよかった。お礼を伝えることができてよかった。また、離任者からは、たくさんの子供たち、保護者の方から見送られてうれしかった。自分のやってきたことに自信を持てた。新任地でも頑張ろうと思ったなどの感想があり、教職員や児童生徒にとって大切な行事であると認識をしております。 148 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員。 149 ◯15番(岩井雅夫君) ありがとうございました。さまざまな観点から質問をしましたが、最後は要望といたします。  先ほどの児童生徒や教職員の声には感動し、心が洗われました。辞令が学年末休業日中に交付されるため、知らぬ間に教員が転勤してしまうことで、児童生徒が困惑してしまうことのないよう、直接別れを告げることができる離任式は非常に有意義であります。しかし、事情により参加できない児童生徒がいること等の問題点があることもわかりました。大事なことは、先ほども述べましたが、直接お別れの言葉を述べ、これからもきずなを大事にしていくことです。そのためにも創意工夫をし、より有意義な式になっていくよう要望しまして、私の一般質問を終わりにします。長い間の御清聴ありがとうございました。(拍手) 150 ◯議長(向後保雄君) 岩井雅夫議員の一般質問を終わります。  一般質問を続けます。32番・段木和彦議員。              〔32番・段木和彦君 登壇、拍手〕 151 ◯32番(段木和彦君) こんにちは。未来民進ちばの段木和彦でございます。皆さん、そろそろお疲れの時間かと思いますが、いましばらく、おつき合いいただきますようお願い申し上げます。  質問に先立ちまして、一昨日、ある新聞社の調査で、高齢者介護をめぐる家族間の殺人や心中などの事件が2013年以降、全国で少なくとも179件発生し、189人が死亡していたことが報道されました。その中でも、70歳以上の夫婦間で事件が発生したケースが4割を占め、高齢の夫婦が老老介護の末に悲劇に至る例が多いことが浮き彫りになりました。今回の調査結果について、ある有識者の指摘では、高齢になるほど体力が落ち、介護で追い詰められるリスクが高いことが示され、対策をとらなければ同様の事件はさらにふえる。国や自治体などが事件を調査、検証できる仕組みを早急に構築する必要があるとのことです。  今回、家族の中で主に誰が介護をしていたかが特定できた事件の85%で、加害者が一人で介護を担っていたようで、事件多発の背景には、孤独な介護、出口の見えない介護があったのではないかと推測されます。(「そうだ」と呼ぶ者あり)また、私が介護の現場で仕事をしていたころにも、事件にならないまでも、介護者のストレスが高齢者虐待につながるケースも耳にいたしました。社会で支える介護を目指して2000年にスタートした介護保険制度ですが、それから16年たった現在も、費用の問題などで必要な質と量のサービスを利用できないケースや家族が面倒を見るべきだという価値観に縛られ、負担が限界を超えるケースなどもあるようです。こうした事件は、注目されにくい上に、プライバシーの壁もあり、検証されることが少ない状況でしたが、私たち議会としても、苦しむ家族を孤立から救うための制度や支援のあり方を考えていく必要があると感じました。(「そうだ」と呼ぶ者あり)  それでは、通告に従いまして一般質問を行わせていただきます。  初めに、障害者の安全について伺います。  ことし6月に閣議決定された日本再興戦略2016は、多様な働き手の参画の一つとして障害者の活躍支援を掲げ、2020年までに民間企業による障害者の雇用率を2%に引き上げるとしております。厚生労働省の発表によれば、2015年の実雇用率は1.88%で、雇用者数は45万3,000人ですが、目標が達成されれば、障害者雇用はさらに3万人程度ふえることとなります。  しかしながら、障害者の活躍支援のためには、障害者の方々が安心して移動できる環境づくり、バリアフリーの構築が必要不可欠であります。ことしも、東京都や大阪府において、それぞれ状況は違いますが、視覚障害者の方が駅のホームからの転落により亡くなる事故が相次いで発生いたしました。駅のホームは、視覚障害者の方々にとって常に危険がつきまとう欄干のない橋にも例えられ、ことし8月に東京メトロ銀座線の青山1丁目駅で起きた転落事故を受け、日本盲人会連合が視覚障害者ら57人に危険と思われる東京都内の駅のホームについて緊急アンケートを実施した結果、視覚障害者が感じる危険として、通路が狭い、点字ブロック上に柱がある、駅係員が少ない、アナウンスが少ない、ホームと電車の隙間があいている、人や荷物との衝突などが挙げられ、2011年に視覚障害者252人に行ったアンケートでは、約6割に当たる151人がホームから転落しそうになったことがあると回答しております。資料によって実数の若干の違いはありますが、国土交通省に報告のあった鉄道において、視覚障害者の方がホームから転落する事故は、2009年39件、2010年60件、2011年77件、2012年93件、2013年75件、2014年82件、起きております。一般道路・歩道でも、事故に至らないまでも冷やりとする場面に出くわすケースも多いと伺っており、障害者の方々の安全については、今回は主に視覚障害者の方々を中心に伺っていきたいと思います。  初めに、視覚障害に限らず、本市においては障害者の方々への安全確保のため、歩道におけるバリアフリー化についてどのような対策がなされているのか、伺います。  次に、橋梁長寿命化について伺います。  平成26年4月に建議された社会資本整備審議会道路分科会の道路の老朽化対策の本格実施に関する提言の中で、既に警鐘は鳴らされているとして、今月2日で発生から丸4年が経過した中央自動車道笹子トンネルの天井板落下事故に触れ、橋やトンネルなどのメンテナンスについて、予算だけでなく、メンテナンスの組織、体制、技術力など、根源的な部分の変革が求められるとしております。また、同じ文の中で、静かに危機は進行しているとして橋梁の老朽化に触れ、今すぐ本格的なメンテナンスにかじを切らなければ、近い将来、橋梁の崩落など人命や社会システムにかかわる致命的な事態を招くであろうとの大変厳しい言い方での提言がなされました。  本市においても、戦後の高度経済成長期を中心とした人口の急増や政令指定都市への移行など、都市の成長過程において積極的に整備されてきた橋梁が老朽化により一斉にかけかえる時期を迎えるとともに、対処療法的な維持管理では、短期間に大きな財政負担が生じるため、予算の平準化とともに維持管理のコスト縮減の必要があることから、橋梁の長寿命化を図るとともに、中長期を見据えたコスト縮減を目指し、千葉市橋梁長寿命化修繕計画を策定いたしました。  平成23年度から同計画に基づき予防保全的な修繕を実施しており、コスト縮減を図りつつ、道路交通の安全性と信頼性を確保しながら、5年に1回を目途に計画を更新していくことにより、将来にわたって計画の精度を高めるとともに、継続性を維持していくとされていますが、さまざまな課題も多いと聞いております。  そうしたことから、今回は、計画の更新と進捗状況、今後の対応について伺ってまいります。  まず、橋梁の老朽化は、日本全体の課題であることからも、橋梁の老朽化対策に関する国の動向についてお聞きいたします。  続きまして、花見川区の諸問題について、花見川小学校について伺います。  千葉市学校適正配置については、これまでも千葉市学校適正配置実施方針に沿って進められており、花見川区においては、平成18年4月、千葉市では初となる花見川第四小学校と花見川第五小学校の統合による花島小学校が開校いたしました。また、平成27年4月には、花見川第一中学校と花見川第二中学校が統合され、花見川第一中学校跡地に花見川中学校が新設され、中学校区の小学校は、花見川第一小学校、花見川第二小学校、花見川第三小学校、柏井小学校、花島小学校の5校となりましたが、来年4月には、花見川第一小学校と花見川第二小学校の統合により、花見川第一小学校跡地に花見川小学校が新設される予定になっております。  教育委員会や学校・保護者代表で構成する統合準備会においても、新設校への円滑な移行に向けての協議が行われており、今月1日に発行された花見川第一小学校・花見川第二小学校統合準備会だよりで、学校の取り組み、PTAの取り組み、地域の取り組み、教育委員会の取り組みについて、統合に向けた準備の状況が掲載されました。現場においては、校舎、校庭、体育館、校門などの学校施設の整備が進められるとともに、通学路が変更になる児童も多いことから、学校周辺道路の整備が進められております。  しかしながら、未整備の部分もあり、保護者や地域にとっても気にかかるところであります。これについては、4月の開校までには整備していただけるように要望もしているところですが、そうしたことも含め、花見川小学校開校に向けての進捗状況や今後の予定について伺ってまいります。  初めに、4月の開校に向けた花見川小学校の施設整備の進捗状況について伺います。  以上で、1回目の質問を終了させていただきます。2回目以降は自席にて一問一答で行わせていただきます。御答弁よろしくお願いいたします。(拍手) 152 ◯議長(向後保雄君) 答弁願います。建設局長。 153 ◯建設局長(永名淳悟君) 初めに、障害者の安全についてお答えします。  障害者の安全確保のために、歩道におけるバリアフリー化はどのような対策がなされているのかについてですが、車椅子使用者などの移動の利便性を高めるため、歩道の横断勾配を1%以下と緩やかにするとともに、横断歩道接続部における車道との段差を1センチメートルとするなど、段差の解消を行っております。また、視覚障害者の移動の安全性を高めるため、公共施設への誘導や交差点部などの注意すべき位置が認識できるように視覚障害者誘導用ブロックを設置しております。  現在、主要な駅と公共施設などを結ぶバリアフリー経路を中心に整備を行っており、平成27年度末で、段差の解消については、計画箇所1,357カ所のうち84%に当たる1,137カ所が、視覚障害者誘導用ブロックについては、計画延長85.8キロメートルのうち78%に当たる67キロメートルがそれぞれ完了しております。  次に、橋梁長寿命化についてお答えします。  橋梁の老朽化対策に関する国の動向についてですが、国は平成25年に道路法を改正し、橋梁など主な施設について、5年に1度の定期点検を義務化いたしました。また、平成26年には、技術者が不足する地方公共団体の取り組みを支援するため、都道府県ごとに道路メンテナンス会議を設立し、道路構造物の点検、補修などの進め方や地方公共団体に対する技術的支援などを行うための情報共有を図り、長寿命化計画の策定とその計画を円滑に実施する体制を構築しました。さらに、円滑な点検の実施のための具体的な点検方法などを提示した定期点検要領を通知するなど、インフラの老朽化対策を推進しております。  以上でございます。 154 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 155 ◯教育次長(森 雅彦君) 花見川小学校についてお答えいたします。  施設整備の進捗状況についてですが、校舎と屋内運動場の大規模改造工事が本年9月に完了し、現在はグラウンドの土の入れかえ等の校庭整備工事を行っているところです。来年4月の開校に向け、全ての工事を2月末までに完了する予定となっております。  以上でございます。 156 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 157 ◯32番(段木和彦君) 丁寧な御答弁をいただき、ありがとうございました。これより、2回目以降の質問をさせていただきます。  初めに、障害者の安全についてから伺います。  車椅子を使用されている方のための段差の解消や視覚障害者のための視覚障害者誘導用ブロック、現在整備が行われているバリアフリー経路など、障害者の方々の安全確保に向けてさまざまな整備が行われておりますが、歩道のバリアフリー化については今後も引き続き推進していただきたいと思います。  また、利用者の操作の問題もありますが、消費者安全調査委員会からの高齢者がハンドルで操作するタイプの電動三輪・四輪の車椅子での相次ぐ事故の調査報告書を公表したとの新聞報道もあり、福祉機器の使用を踏まえた段差解消の必要もあるかと感じます。  続きまして、冒頭で視覚障害者の方のホームからの転落事故に触れましたが、公共交通への働きかけについて、特に鉄道駅のホームドアやホーム柵の設置などについては、どのように対応されているのでしょうか。 158 ◯議長(向後保雄君) 都市局次長。 159 ◯都市局次長(小早川雄司君) ホームドアの整備につきまして、国では、平成23年度に鉄軌道事業者に対して、利用者10万人以上の駅について優先的に整備を進めるよう方針を示しております。市内で対象となる駅は、JRの千葉駅、海浜幕張駅、稲毛駅の3駅ですが、本市としては、プラットホームからの転落事故に対する安全対策は必要であると考えており、JR東日本に対して、総武線及び京葉線各駅へのホームドアや可動式ホーム柵の設置を千葉県JR線複線化等促進期成同盟を通じて要望しており、引き続き、千葉県及び他の自治体と連携して要望してまいります。 160 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 161 ◯32番(段木和彦君) ホームドアや可動式ホーム柵の設置については、ホームの強度や設置費用が高額であることなどの問題、ほかの鉄道会社と相互直通運転をしている路線では、乗降扉の数や位置などが異なるなどの課題もあり、国を挙げて考えていかなくてはならないと思いますが、現在、鉄道会社では、部品の軽量化や開口部を広くして位置や幅の異なる乗降扉に対応できるようにするなどの改良型ホームドアの設置を検討されているとのことです。  次に、視覚障害者の方にとって大切なパートナーである盲導犬についてお聞きいたします。  先日、千葉駅近くのそごう前広場において障害者就労支援イベントが開催されましたが、その中で盲導犬についての説明や体験等がありました。まだまだ盲導犬の数も少なく、費用もかかることなどから、十分な普及には至っていないとのことでしたが、本市における盲導犬の実働数についてお答えください。 162 ◯議長(向後保雄君) 保健福祉局長。 163 ◯保健福祉局長(田辺裕雄君) 本年10月1日現在、本市で実働している盲導犬の頭数は5頭となっております。 164 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 165 ◯32番(段木和彦君) 本市においても盲導犬が活躍しているわけですが、日本盲導犬協会がまとめた盲導犬受け入れ拒否への対応事例の総数は、飲食店、宿泊施設、小売店、病院等において、この11年間で257件となっております。この件数は、協会に相談が寄せられた件数ですので、実際には、この何倍もの受け入れ拒否が発生しているものと思われます。  そこで、本市ではどのように盲導犬の理解促進に取り組んできたのか、また、今後はどのように理解を広めようとしているのか、伺います。 166 ◯議長(向後保雄君) 保健福祉局長。 167 ◯保健福祉局長(田辺裕雄君) 盲導犬の理解促進として、市ホームページや「障害者福祉のあんない」に、身体障害者補助犬同伴の啓発に関するマークである「ほじょ犬マーク」を掲載するとともに、平成25年度には、厚生労働省が作成した医療機関向けのハンドブックを千葉市医師会の協力のもと、医療機関に配付したところでございます。今後は、障害者差別解消に向けた取り組みにあわせ、民間事業者を対象とした講演会などの機会を通じて盲導犬への理解を広めてまいります。  なお、盲導犬に対する入店拒否などの差別的な取り扱いの相談があった場合には、本市職員が事業者のもとに赴き説明するなど理解を求めてまいります。 168 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 169 ◯32番(段木和彦君) 御答弁にもありましたように、ことし4月に施行された障害者差別解消法の中でも、盲導犬同伴の障害者の入場、入店を拒否することは不当な差別に当たるとされておりますので、盲導犬と一緒に行動する一人の市民を拒否しない社会へ向け、多くの方々に御理解いただければと思います。  また、先ほどのホームからの転落事故の際にも盲導犬を連れていたケースがあったようですが、盲導犬同伴での転落の理由として、盲導犬が柱を避けようとして線路方向に寄ってしまったことに加え、本人が方向感覚を失ったなどの複合的な原因が考えられるが、明らかではないとのことであります。  それに関連して、盲導犬育成団体が加入する社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会委員長の、盲導犬はスーパードッグではない、犬がいれば大丈夫というわけではなく、大事なのは周囲のサポートだという言葉があったことを付け加えさせていただきます。  次に、視覚障害者の方が利用されている白い杖、白杖について伺います。  視覚障害者の方は、白杖を使って歩道の状況を確認しながら歩行されていますが、車や自転車と接触するなどして、この白杖が折れるケースが全国で頻発しており、日本盲人会連合の全国調査では、視覚障害者の半数近くの方が一度は白杖が破損した経験があるとの報告がありました。また、視覚障害のある方の御家族からも、一般の方々の理解が低いとの声を聞きます。一方で、白杖を持った人が困っているように見えても、どのように声をかけていいのかわからないとの声も聞きます。  本市においては、2020年に開催される東京オリンピック3種目・パラリンピック4種目の競技が行われる予定となっており、特にパラリンピックについては、東京以外で会場となるのは本市のみということですので、これを契機として視覚障害者を初め、障害のある方々への理解を深めるべきと考えております。  そこで、本市においては、どのように視覚障害のある方々への理解を深めようとしているのか、お尋ねいたします。 170 ◯議長(向後保雄君) 保健福祉局長。 171 ◯保健福祉局長(田辺裕雄君) 視覚障害のある方自身が小学校等に赴き、視覚障害に関する説明や目隠し体験などを行う福祉講話について、開催回数を拡充する方向で検討しております。また、福祉講話の実施に当たっては、障害者スポーツの体験を盛り込むとともに、保護者の参加も呼びかけるなど、障害のある人もない人も交流できるよう工夫してまいります。  さらに、今年度より、視覚障害者がSOSのシグナルを発している際に、進んで声をかけて支援しようという白杖SOSシグナル運動の普及啓発に関するシンボルマークについて、市ホームページ等に掲載したところでございます。今後も、視覚障害者への理解促進に向け、さまざまな機会を通じて周知してまいります。 172 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 173 ◯32番(段木和彦君) ありがとうございました。本市においても、視覚障害及び障害のある方々のためにさまざまな対策を講じられていることがわかりました。しかしながら、障害のある方々に対してこれで万全であるかというと、まだまだ、できることはあると思います。  一つの例ですが、先日、国土交通省が開発に着手する障害者向けのスマートフォン用移動経路案内アプリについて報道されておりました。近々、東京駅、新宿駅、成田空港、日産スタジアムの4施設とその周辺を対象にした経路案内アプリの無料配信を始めるとのことであり、車椅子を利用される障害者向けに、階段などの段差が多い経路を避け、エレベーターなどを使う経路を自動的に選べるとのことです。
     2017年度には、視覚障害者向けに曲がる場所の音声案内や聴覚障害者向けの文字表示など内容を拡充し、2017年度中にも利用者などの調査を実施し、結果を公表するとのことです。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けては、経路案内の範囲を競技会場や主要ターミナル駅まで拡大したアプリの開発を予定、英語に対応する機能も盛り込み、訪日外国人の利用も見込んでいるとのことです。  また、障害者の方々が外出しやすい環境づくりも大切なので、道路や駅などの施設の整備を進めると同時に、それによって障害のある方々へのメリットを障害者自身に周知していくことも必要かと考えます。同時に、先ほど白杖SOSシグナルについて伺いましたが、ホームドアや点字ブロックなどのハード面だけでなく、弱者への声かけ等の心のバリアフリーについても推進していくべきと考えます。  千葉市においては、昨年3月、平成27年度から平成29年度の3年間を計画期間とした第3次千葉市障害者計画及び第4期千葉市障害福祉計画を公表したところですが、計画の視点にも、誰もが安心して生活し、社会へ参加していくためのバリアフリー化の推進が掲げられておりますので、その視点を持ってさらに障害者の安全対策を進めていければと思います。  今回は、主に視覚障害者の方について取り上げさせていただきましたが、計画の基本的考えにもあるように、地域生活を支える訪問系サービスの充実、自立した生活を営むための日中活動系サービスの保障、地域における暮らしの場の確保、就労支援の強化、相談支援体制の充実強化を目指して、今後も障害者の自立支援に取り組んでまいる旨をお伝えいたしまして、障害者の安全についての質問を終了させていただきます。(「そうだ」と呼ぶ者あり)ありがとうございます。  次に、橋梁長寿命化について伺います。  橋梁の老朽化対策に関する国の動向については、法の改正による定期点検の義務化、地方公共団体への技術的支援や情報共有、定期点検要領の通知など、インフラの老朽化対策を推進していることを伺いました。  次に、現在、本市が管理している道路橋梁の数と50年以上経過した老朽化橋梁は、現在どれくらいあるのか、また、さらに10年後ではどれくらいの割合になるのか、伺います。 174 ◯議長(向後保雄君) 建設局長。 175 ◯建設局長(永名淳悟君) 平成28年現在、本市が管理する道路橋梁は539橋あり、そのうち、建設後50年を経過した橋梁は、全体の約4%に当たる24橋となっており、10年後の平成38年には約16%に当たる86橋となります。 176 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 177 ◯32番(段木和彦君) 今の御答弁で、10年後、老朽化橋梁が現在の約4倍になると伺い、今後の技術の進歩を考慮しても、この状況では対応に苦慮することが想定されるので、さらに計画に沿っての対応、そして新たな視点での対策が必要と感じました。  それでは、本市の道路橋梁の維持管理のこれまでの取り組みと計画の更新についてお聞きいたします。 178 ◯議長(向後保雄君) 建設局長。 179 ◯建設局長(永名淳悟君) 千葉市橋梁長寿命化修繕計画では、平成23年度から32年度までの10年間に305橋の補修を行うこととしており、27年度末までにおおむね計画どおりの123橋を実施いたしました。また、計画策定後5年を経過したことから、本年11月に計画の更新を行ったところであり、更新のポイントとして、これまでの点検結果や補修実績で得られた詳細なデータをもとに、劣化予測や計画事業費の精度をより向上させるとともに、鉄道などをまたぐ橋梁について、鉄道会社やネクスコとの綿密な工程調整を図ることで適切な補修時期を設定した、より実効性の高いものとすることで、計画の継続性と精度を高めたところであります。 180 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 181 ◯32番(段木和彦君) 橋梁の補修が計画どおり実施されていることや、本年11月に計画が更新されたことにより、計画の継続性と精度が高まったとのことで、期待が持てるところであります。  次に、本市においても大規模地震が発生した場合など、非常時に対応するために交通確保を図ることを目的とした緊急輸送道路が定められておりますが、それに関連する橋梁の耐震補強はどのようになっているのか、その状況についてお尋ねいたします。 182 ◯議長(向後保雄君) 建設局長。 183 ◯建設局長(永名淳悟君) 緊急輸送道路に関連する橋梁は102橋あり、このうち耐震補強が必要となる橋梁66橋については、平成26年度末までに全て完了しております。 184 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 185 ◯32番(段木和彦君) 被災した際には、2次災害等にも気をつけなくてはなりませんので、緊急輸送道路の強度は重要なポイントであると思いますが、非常時に対応する橋梁の耐震補強についても全て完了しているとの御答弁をいただき安心いたしました。  次に、過去10年間に老朽化によりかけかえた橋梁の数についてお聞きいたします。 186 ◯議長(向後保雄君) 建設局長。 187 ◯建設局長(永名淳悟君) かけかえが完了した橋梁は、JR外房線をまたぐ寿橋の1橋になります。現在は、花見川にかかる柏井橋、亥鼻橋の2橋について、かけかえを実施中です。 188 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 189 ◯32番(段木和彦君) ただいまの御答弁にありましたかけかえを実施中の花見川にかかる比較的距離が近い柏井橋と亥鼻橋については、ほぼ同時進行でかけかえを行っておりますが、今後はどのような予定で進められるのか、お聞きいたします。 190 ◯議長(向後保雄君) 建設局長。 191 ◯建設局長(永名淳悟君) まず柏井橋ですが、平成26年度に着手した既設橋の撤去工事が今年度末に完了する予定で、来年度から橋を支える橋台や橋脚などの築造工事に着手する予定であります。次に亥鼻橋ですが、本年10月下旬に仮橋による迂回道路が完成し、12月中旬から既設の橋の撤去に着手します。この撤去を来年度に完了させ、平成30年度から橋台や橋脚などの築造工事に着手する予定であります。 192 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 193 ◯32番(段木和彦君) 花見川にかかる柏井橋と亥鼻橋のかけかえについては、地域においても注目されておりますので、今後のスムーズな工事の進行を期待いたします。どうぞよろしくお願いいたします。  この質問の最後になりますが、橋梁の老朽化対策には、今後どれくらいの事業費が必要になるのか、伺います。 194 ◯議長(向後保雄君) 建設局長。 195 ◯建設局長(永名淳悟君) 千葉市橋梁長寿命化修繕計画では、今年度からの50年間で、補修やかけかえなどの対策にかかる事業費は約890億円と試算しております。 196 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 197 ◯32番(段木和彦君) ありがとうございました。橋梁の長寿命化修繕計画について、老朽化した橋梁への対策について、今後の補修やかけかえなどの対策にかかる事業費等について伺いました。  橋梁の長寿命化については、詳細な点検及び適切な時期における修繕が重要となることから、国の動向を注視するとともに、千葉市橋梁長寿命化修繕計画に基づく対策を着実に推進していただきますよう要望するとともに、橋梁の工事については、先月、兵庫県の橋梁撤去工事現場において作業員の方が重傷を負われる事故もあったことなどから、工事については安全を第一に進めていただくことをお願いいたします。  また、インフラのメンテナンスについては、その必要性や内容など、住民に見えづらい部分もある中、福井県においては道路メンテナンス研修として、大学等と連携し、地域住民、学生等を対象に橋梁の現地見学会を実施し、老朽化の現状や対策など国民の理解促進に努めているとされておりますので、本市においても、市民に現地を見ていただくなどして橋梁も含めたインフラの現状を周知し、御理解、御協力をいただく試みをするのもよいのではないかと考えます。  結びに、千葉市橋梁長寿命化修繕計画に基づく対策を着実に推進していただきますことを再度お願いいたしまして、橋梁長寿命化計画についての質問を終了させていただきます。  最後に、花見川区の諸問題について、花見川小学校についてお尋ねいたします。  先ほどの御答弁で、花見川小学校の工事については、平成29年2月末までに終了する予定とのことでしたので安心いたしました。子供たちの教育環境づくりのため、工事が新年度まで延びることがないように、ぜひ予定どおり進めていただくことをお願いいたします。  次に、学校施設利用者や来客に対応するため、駐車場の整備が要望されていたと記憶していますが、その状況について伺います。 198 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 199 ◯教育次長(森 雅彦君) 統合により利用者がふえることが想定されるため、駐車台数をふやすよう整備を進めております。なお、整備後の児童の登下校等の安全にも十分に配慮をしてまいります。 200 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 201 ◯32番(段木和彦君) 現在の花見川第一小学校の正門は大通りに面しており、自転車も通行できる歩道もあることなどから、児童と車や自転車との接触事故などの心配もありますので、御答弁いただきましたように、駐車場整備とともに児童の安全にも配慮していただきますようお願いいたします。  次に、児童の登下校時の学校の出入りについてですが、通学路が変更され、正門からの出入りでは時間、距離のロスが出る児童のためのグラウンド側の通用門の活用要望に対しては、今後、どのような施設整備を行うのか、伺います。 202 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 203 ◯教育次長(森 雅彦君) グラウンド側の通用門は、大規模改造工事の期間中、児童の安全を考慮し閉鎖しておりますが、工事完了後の利用再開に当たっては、より安全で通学しやすく、通学経路の短縮にもつながる環境を確保できるよう、新たな門扉のつけかえと横断歩道の設置を行う予定であります。なお、雨の日でも歩きやすいよう、通用門から校舎に至るまでの動線を新たにアスファルト舗装により整備をいたします。 204 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 205 ◯32番(段木和彦君) グラウンド側通用門及び動線の整備は、新たな通学路から通学する児童、これまでも登下校時に通用門を使用していた児童にとっても、利便性が高まり、時間や距離の短縮などの効果もあり、大変ありがたいことです。また、通用門側の道路はスクールゾーンになっておりますが、その時間帯にも進入してくる車もあり、警察による取り締まりの強化とともに、横断歩道の設置については以前より必要であると感じておりましたので、よろしくお願いいたします。  続いて教職員の配置についてであります。  学校適正配置により教職員の配置基準が変わりますが、花見川小学校においての教職員の配置についてはどのようになるのか、お聞きいたします。 206 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 207 ◯教育次長(森 雅彦君) 教職員については、平成29年度より本市独自の配置要綱・要領に基づき適切に配置をいたします。さらに、開校後において、より注意深く児童の様子を観察するとともに、統合に伴う児童や保護者の不安を軽減するため、加配教員やスクールカウンセラーを配置するなど、新たな環境で学校運営が円滑に進められるよう十分な対応を図ってまいります。 208 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 209 ◯32番(段木和彦君) 教職員の適正な配置に加え、加配教員やスクールカウンセラーの配置を考えていただいているようで安心いたしました。児童に加え、保護者へも配慮していただいていることもありがたく感じます。また、千葉市学校適正配置実施方針でも、教育の質の充実が掲げられておりますので期待しております。  次に、通学路の整備についてお尋ねいたします。  小学校の統合に合わせ、現在の花見川第一小学校から柏井橋方面に向かう道路及び花見川第一小学校から花見川中学校に向かう道路の2路線については、新たに通学路に指定されると伺っております。一部安全対策もされているようですが、新たな通学路の安全について道路の整備はどのようになされているのか、伺います。 210 ◯議長(向後保雄君) 建設局長。 211 ◯建設局長(永名淳悟君) 花見川第一小学校から柏井橋方面に向かう道路は、幅員が約5.5メートルで、歩道が設置されていなかったことから、本年8月、路肩を緑に着色するカラー化や減速マーク等の路面標示を設置するとともに、歩行空間をより確保するため、ふたなしの側溝からふたつきの側溝へ改良を行いました。また、花見川第一小学校から花見川中学校を経由し最成病院に至る道路は、片側に歩道が設置されておりますが、小学校から中学校手前までは右側に、そこから最成病院までは左側に設置されているため、連続性が確保されておりません。そこで、今年度、中学校前の歩道を約20メートル延伸し、両側歩道の区間をつくるとともに、横断歩道を設置することで歩道の連続性を図る予定としております。今後も、児童が安全・安心に通学できる環境整備に努めてまいります。 212 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 213 ◯32番(段木和彦君) 私どもといたしましても、児童生徒が安全・安心に通学できるための環境整備は心から願うところであり、歩道整備と横断歩道の設置は大変ありがたいことです。  続いて、以前より学校、保護者、地域から何度か千葉北警察署に要望書を提出するなどの対応をしている問題についてです。  北柏井、南柏井から通学する児童が道路を横断するための柏井橋付近の信号機設置についてですが、北柏井・南柏井両自治町内会長、花見川第一・第二小学校両校長先生及び両PTA会長、花見川中学校区青少年育成委員会会長連名で、10月21日に千葉北警察署に信号設置の要望書を提出してまいりましたが、市としてはどのような対応をしていただいているのか、伺います。 214 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 215 ◯教育次長(森 雅彦君) 当該箇所については、歩行者だまりがないため、信号機の設置が難しい状況でありますが、交通量も多く、登下校時の安全に配慮しなければならない箇所であると認識をしております。教育委員会といたしましても、引き続き、千葉北警察署に要望するとともに、保護者及び学校セーフティウォッチャーなどの地域協力者と連携し、児童の安全確保を図ってまいります。 216 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 217 ◯32番(段木和彦君) 先日、文部科学省の調査により、全国で2012年に危険性が高いとされた通学路7万4,000カ所のうち、2016年3月末時点で約5,500カ所で対策がとられていないことが明らかになりました。児童の登下校中の事故については、先月初めにも県内の八街市で発生したほか、毎年痛ましい事故の報道があり、地域としても児童の安全確保については、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。  最後になりますが、統合により一番変わるのは児童の環境ですが、新設校開校に向けて、また、開校後、児童に対してどのように対応するのか、伺います。 218 ◯議長(向後保雄君) 教育次長。 219 ◯教育次長(森 雅彦君) 統合により児童の学習環境や生活環境が大きく変化することから、新たな生活への戸惑いが最小限となるよう、統合前から両校で教育課程の調整や芸術鑑賞会、農山村留学等の行事を合同で行うことなどにより、児童の交流を深めてまいりました。さらに、両校の学校関係者、PTA、地域、教育委員会から成る統合準備会を中心に、新設校でのPTA活動や通学路の安全対策等について協議を行ってまいりました。新設校において児童が意欲を持って、また安全・安心に学校生活を送れるよう、今後もPTAや地域と連携し、きめ細やかな配慮を行い、4月の開校を迎えたいと考えております。 220 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員。 221 ◯32番(段木和彦君) ありがとうございました。  4月の開校に向け、校舎、屋内運動場、校庭の整備、教職員の配置、通学路の整備、開校後の児童、保護者のメンタルへの対応に至るまで、さまざまな問題、課題にしっかりと対応していただいていることがわかりました。  地域といたしましても、児童の安心・安全、教育環境整備を目指すとともに、保護者の皆様にも充実したPTA活動を期待し、千葉市PTA連絡協議会への参加を促すなどの働きかけをしていきたいと思います。  また、学校適正配置については、児童数が減少している花見川第三小学校と花島小学校との統合も視野に入れた検討、中学校区の違う作新小学校との関係などの課題もあるので、今後も地域の子供たちにとってどのような形がベストなのか、学校、保護者、地域で検討し、教育委員会とも連携を密にしながら、子供たちの教育環境整備に取り組んでまいります。  また、学校跡地についても、特に旧花見川第五小学校については、校舎撤去後もしばらく空き地の状態が続いており、立入禁止にはなっておりますが、校舎撤去の際に支柱を抜いたあとにできた大きな穴があり、人が入り込んだ際などに事故につながることも考えられ、地域の方々も大変心配されておりますので、ぜひ早い対処、対応をお願いいたします。  同時に、花見川第二中学校、花見川第二小学校の跡地についても、地域活性化に結びつくよう、地元の方々とも協議しながら考えてまいる所存でございます。  最後に、先月11月12日に、花見川第二小学校において閉校記念事業が行われました。毎年、この時期に開催される花見川第二小学校の文化祭である花二小祭にかえ、花見川第二小学校に49年間ありがとうの感謝の気持ちを込めて、午前中、児童の合唱、ダンス、演技を中心とした「ありがとうメモリー集会」、午後からは、卒業生、保護者、教職員、中学校区の先生方、異動された先生方、地域の方々を交えての閉校記念式典及び校舎見学会が開催されました。  年度末の3月24日には、御来賓に教育長をお迎えして、児童、教職員、保護者を中心にした閉校式が実施される予定ですが、卒業生や地域の方々をお招きしての閉校にかかわる大きな行事はこれが最後になります。  卒業生や地域の皆様には、事前申し込み方式にさせていただきましたが、300人を超える申し込みがあり、締め切り後も何件も問い合わせがありました。当日、体育館は、多くの卒業生や地域の方々で立見席までいっぱいになり、最後に全員で校歌を歌う際には涙ぐむ卒業生もいて、改めて花見川第二小学校が卒業生や地域の方々、先生方ほか、多くの方々に愛されていたのだなと感じました。  花見川小学校においても、このような学校に対する思いやよき伝統を引き継ぎ、輝ける未来に向かって子供たちが健やかに成長していくことを願い、一般質問を終了させていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手) 222 ◯議長(向後保雄君) 段木和彦議員の一般質問を終わります。  以上で、本日の日程は終了いたしました。  明日は、午前10時から会議を開きます。  本日は、これをもって散会といたします。御苦労さまでした。                  午後4時26分散会         ──────────────────────────            地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              千葉市議会議長    向 後 保 雄              千葉市議会議員    岩 井 雅 夫              千葉市議会議員    秋 葉 忠 雄 Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...