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  1. 千葉市議会 2009-03-09
    平成21年予算審査特別委員会第1分科会 本文 開催日: 2009-03-09


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                午前10時0分開議 ◯主査(西巻義通君) 皆さん、おはようございます。  これから予算審査特別委員会第1分科会を開きます。  きょうは、最後に取りまとめもありますので、ひとつ十分な審議はしていただくつもりですが、頭の中に時間のことも入れておいていただいて、簡潔明瞭な質疑、答弁をお願いをしたいと思います。  なお、遅刻する旨の連絡が小松崎委員より入っておりますので、よろしくお願いをいたします。  本日の審査日程につきましては、お手元に配付のとおりでございます。                  市民局所管審査 2 ◯主査(西巻義通君) それでは、市民局所管について説明をお願いいたします。市民局長。 3 ◯市民局長 市民局でございます。よろしくお願いいたします。  座って説明させていただきます。 4 ◯主査(西巻義通君) はい、結構です。どうぞ。 5 ◯市民局長 失礼いたします。  それでは、お手元の平成21年度局別当初予算案の概要の19ページをお願いいたします。  初めに、1の基本的な考え方でございます。  1点目は、防犯・防災対策など安全・安心のまちづくりや、コミュニティーの振興など、参加と協働のまちづくを推進するとともに、市民に身近な行政サービスの向上を図ってまいります。  2点目は、新しい千葉文化の創造や男女共同参画社会の形成に向けた施策を展開するとともに、労働対策と消費者支援を推進してまいります。  次に、2の予算額の概要でございます。  21年度の歳出予算額は53億9,700万円で、前年度と比較して3,000万円、0.6%の減となっております。
     歳入の主なものといたしましては、戸籍住民基本台帳手数料3億8,400万円、駐車場用地貸付料7,600万円、地域防災無線整備に伴う都市防災体制整備事業債2億1,100万円でございます。  次に、3の重点事務事業について御説明いたします。  初めに、市民部でございます。  1の市民公益活動促進1,600万円は、市民活動センターやボランティアズカフェの運営などを行うものでございます。  2の区役所の通年休日開庁1,100万円は、新たに本年4月から区役所の一部窓口を、毎月第2日曜日に開庁するためのシステム管理保守等でございます。  3の戸籍事務のコンピューター化200万円は、戸籍のコンピューター化に向け、基本計画を策定するものでございます。  4の住居表示整備1,700万円は、若葉区貝塚町地区を整備するものでございます。  5の地域開放モデル事業、旧花見川第五小学校改修800万円は、住民管理による交流の場として開放するため、校舎改修、耐震補強実施設計を行うものでございます。  20ページをお願いいたします。  6の路上喫煙等の防止2,800万円は、新たにJR千葉駅東口に完全分煙型喫煙所を整備するほか、禁止地区3カ所において巡視員のパトロールを実施するとともに、路上など公共の場所での喫煙防止を周知、啓発するものでございます。  7の防犯対策の推進3億1,900万円でございますが、防犯街灯設置・管理費助成は、防犯街灯を設置、管理する町内自治会等に対し助成するものであり、青色防犯パトロールは、犯罪の発生を抑止し、市民の防犯意識の高揚を図るため、青色回転灯装着車6台により実施するものでございます。  8の防災対策の強化2億4,300万円でございますが、地域防災無線整備は、電波法の改正に伴い、地域防災無線のデジタル化を進めるものでございます。  次の自主防災組織育成は、防災資機材の購入助成や防災リーダー研修会などを実施するものでございます。  次の防災備蓄品整備は、市内76カ所の備蓄倉庫に災害時の食料、生活必需品、応急活動資機材等を配備するものでございます。  市民部は、以上でございます。  次に、生活文化部でございます。  1の文化芸術の振興1億100万円は、市民に質の高い文化芸術の鑑賞機会を提供するため、東京フィルハーモニー交響楽団との提携事業などを行うものでございます。  なお、新たに芸術文化活動の支援の場として、アーティストインキュベート施設の設計を実施いたします。  2の男女共同参画の推進2億300万円は、新たに男女共同参画啓発カレンダーを作成するほか、講演会の開催、情報誌の発行など、啓発事業を行うとともに、女性センターの管理、運営として、各種講座の開催を初め、情報収集、提供、相談業務の実施などを行うものでございます。  3の労働対策の推進7,900万円は、雇用の安定及び促進を図るため、無料職業紹介所の運営や労働相談事業を実施するほか、技能功労者等の表彰、若者の就職活動を支援するセミナーなどを行うものでございます。  4の消費者支援の推進1億400万円は、暮らしのプラザを拠点として、消費生活基本計画の推進により消費者支援を行っていくもので、各種の消費者啓発事業や消費者相談を行うほか、暮らしのプラザの管理運営に係るものでございます。  なお、消費者相談につきましては、新たに毎月2回、第2、第4土曜日に電話相談を実施するなど、事業の拡充を図ってまいります。  生活文化部は、以上でございます。  次に、債務負担行為について御説明いたします。  お手元の財政局資料の1ページ、平成21年度都市整備公社公共施設整備事業調書をごらんください。財政局の資料の1ページでございます。  市民局に係るものは、左の欄の一番上、庁舎整備の区役所等改修11億6,000万円でございます。これは、中央区役所、美術館の空調・熱源設備等の改修及び若葉区役所の熱源設備等の改修を行うものでございます。  市民局の当初予算案の概要につきましては、以上でございます。よろしくお願いいたします。 6 ◯主査(西巻義通君) それでは、質疑がありましたらお願いします。川村委員。 7 ◯委員(川村博章君) はい、それでは、何点かお願いします。  まず、1点目ですけれども、今回から区役所の通年の休日開庁という形で、毎月第2日曜日にオープンをするという形になった。大変いいことだなとは思うんですが、現在、千葉駅等でも休日にオープンをしているのがあると思いますけれども、その辺の拡充という計画、その他があるのかどうかをまず教えてください。  それから、二つ目は、路上喫煙防止等ということで、今回、JR千葉駅のところに完全分煙型の喫煙所が整備をされるという形で伺ったんですが、逆に、これまでも路上での喫煙の巡視活動をされていると思うんですが、今年度とかの違反者の数ですとか、例えば、罰金をもらった金額、そういうのがデータであればお教えを願えればなというように思います。  それから、防犯灯の設置管理費という形で拡充という形で出ておりますけれども、まだまだ住民、その他のほうからは非常に防犯街灯が少ない、その他という声が出ておりますけれども、その辺、要望に対してこの設置件数、そういった形からした場合には、大体どれぐらいの充足率なのか、その辺を教えていただければと思います。  それから、防災設備の備蓄品の整備のところで、幾つかの整備をされたということは理解をするんですが、特に食料品の中で、例えば、乳幼児なんかはアルファ米も食べられなければ、乾パン、クラッカーというよりはミルクというところですけれども、そういうものの配備というものはあるのかどうか。また、高齢者に対する対策というのもお考えなのかどうか、その辺を教えていただければと思います。  一応、以上です。 8 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁をお願いします。区政課長、どうぞ。 9 ◯区政課長 区政課、片桐でございます。  まず、1点目、区役所の通年開庁に関連して、千葉駅連絡所のサービスの拡充についての考え方ということでございます。  まず、21年度は現状のとおり、平日以外は土曜日の午前中の開庁ということで変更はございません。ただ、今後、窓口の開庁ということではなく、自動交付機、いわゆるキオスクと呼ばれているものですけれども、その導入に合わせてサービスの拡充ということは、検討していきたいと考えております。  以上でございます。 10 ◯主査(西巻義通君) はい、地域安全課長。 11 ◯地域安全課長 地域安全課長の川田でございます。  御質問のありました喫煙所の関係でございますが、まず、巡視活動についてですが、これも平成20年度につきましては、合計で1万1,536件の指導をしております。特に、今回喫煙所を設置いたしますJR千葉駅東口の付近では6,553件、1日当たり35件程度となっております。  それから、違反者数でございますが、違反者数については、科料の徴収をしたものはございません。  それから、防犯街灯についてでございますけれども、防犯街灯の御要望に対しては、どのくらい設置できているのかということでございますが、年2回の要望の期間があるんですけれども、大体8割程度は設置できているものというふうに考えております。  それから、設置の予算につきましては、440灯を計上させていただいております。  以上でございます。 12 ◯主査(西巻義通君) はい、総合防災課長。 13 ◯総合防災課長 総合防災課長の押尾でございます。  先ほどの備蓄食料につきましては、現在60万食程度の備蓄ということで進めております。ちなみに、乾パンですと3万5,000食でありますとか、アルファ米でありますと4万4,000食、そのほかクラッカー、これが9,000食ということで備蓄を進めております。そのほかに、やはり食料というのは、限りなく必要となることが予測されますことから、現在、流通在庫備蓄ということで、関係機関との協定により、それを補うという体制を構築しているところでございます。  続きまして、高齢者対策でありますが、これは、国のほうで災害時要援護者という形でのガイドラインが示されておりますことから、現在、保健福祉局のほうと順次協議を進めて整備に入ってまいりたいと思います。  以上でございます。 14 ◯主査(西巻義通君) 乳幼児が抜けているようですけれども。 15 ◯総合防災課長 ミルクにつきましては、保健福祉局のほうで備蓄しているところでございます。済みませんでした。  以上です。 16 ◯主査(西巻義通君) 川村委員。 17 ◯委員(川村博章君) ありがとうございます。  まず、今の区役所の通年開庁の件、その他の窓口、JR千葉駅を例えて言いました。ある意味では、非常に今、土曜、日曜でなければ行けないという人もいると思います。そういう意味では、市民サービスの観点から今回のは大変評価できると思いますし、できれば、これの拡充というのをどんどん進めていただければなと、職員にとっては大変だと思うんですけれども、その辺の努力ができればいいのではないかなというように思います。  それから、路上喫煙等の防止のところの中で、特に私は、やっぱりこういう分煙施設というのは必要だと思うんで、ぜひほかの駅にも波及をさせていただきたいと、また、JRの千葉駅の中ではクリスタルドーム側ではなく、逆側、例えば、自転車置き場というか、千葉興業銀行の千葉駅前支店の前あたりに今、自転車置き場をつくっているかと思いますけれども、あの辺にあってもいいのかなとか、そういうような形も思いますし、あと、局は違うと思うんですけれども、特に千葉駅においてはとか、各駅において、例えば、よく聞きますのは、JRの千葉駅の京葉銀行ですとか、NTTの前によく観光バスがとまると、ところが、あの辺に公衆トイレがないんで非常に不便をしているという話もあります。例えば、こういう分煙型喫煙所とともに、そういうものを併設をするとか、そういうようなことを考えても市民ニーズにいいのかなと、これはそうすると、市民局の担当からは外れるかもしれませんが、ぜひその辺は御検討いただければなというように思います。  それから、防犯街灯のところですけれども、なかなか街灯、私の耳にもどうしても要望していてもまだまだつかないですとか、自治会によっては、自治会の規模が大きいために数のニーズは多いんだけれども、要は、自治会幾つみたいに決まっているために、なかなかこないみたいな話は聞きます。そういう中で、やはり自治会ごとに幾つという数のカウントも必要だと思うんですけれども、自治会の構成員によってとか、その面積によって、やっぱり所管する範囲は変わってくると思いますので、その辺はひとつ二段構えの考えを持っていただきたいなというように思います。  そして、最後に、防災備蓄品の整備の中で、食料の中で、確かに乳幼児、それから、高齢者、これは保健福祉局だということは存じております。ただ、このことを私は、何度も前から申し上げているかと思うんですけれども、災害が起きたときに、保健福祉局だ、やれ、市民局だということが、果たして市民にとっておわかりをいただけるのかなと。だから、逆に言えば、総合防災課という名称がついているというのは、やはり災害が起きたときに全体でやはり所管をするのは、そちらの課ではないのかなというように思います。  そういった中で、私は、先ほど聞いた中で答弁漏れが1個あるとすると、アルファ米を、いや、乾パンを、乳幼児、例えば、ゼロ歳児が食べられるのかどうかというお尋ねをしました。多分答えとしては食べられないという答えになると思います。また、よく災害時に出てくるのは、ゼロ歳、乳幼児、それから、高齢者というのが、やはり一番生存率というか、ある意味では早くに健康状態が悪くなったりとかする。そういうような方々のものは区役所に預けていて、一番身近なところには置いていない。健常者のものだけは置いてあるというのは、なかなかこれは一般市民に対して理解ができるものなのかな、また、災害時における対応としてベストなものなのかな、その辺はもう一度、今後、多分21年の中で次の長期計画を立てるところなんかもあると思いますので、ぜひその辺を強く検討していただきたい、そういうように要望しておきます。  以上でございます。 18 ◯主査(西巻義通君) はい、川岸委員。 19 ◯委員(川岸俊洋君) 済みません。3点について伺いたいと思います。  まず、市民参加の件なんですが、市民参加協働推進の基本指針というのが、平成19年3月に策定をされまして、市民参加及び協働に関する基本条例が、昨年4月に施行されました。この基本条例の制定の成果といいますか、効果といいますか、この件は、まだ1年たつかたたないかの状況ですから、あらわれているかどうかというのは若干難しい部分が、把握が難しい部分があろうかと思いますけれども、効果及び成果についてどう把握しているか。  それと、協働の事業というものが、今この千葉市においてどのくらい立ち上がっているのか。それは、徐々にふえてきているとは思うんですけれども、どういうような状況になっているのか。  以上、2点。  それと、次に、防犯の関係なんですが、安全・安心メールや、あるいは防犯パトロール青色防犯パトロールカー、あるいはスクールウオッチャー、こうしたさまざまな形で防犯に関する運動が展開されていますが、こうした活動は、きちっと有機的に連携がとれているのかどうか、そこがどうなのかなというような思いがしております。例えば、安全・安心メールの情報は、そのまま防犯パトロールカーのほうへすとんと入って、防犯パトロールカーが、この一つの区で動いているわけですけれども、きょうは、この事件が発生した直後なので、この地域を重点的に回ろうとか、そういうような連携がとれて動いているのか、そこちょっと心配だと思っております。  地域防犯計画というのを見てみたんですが、地域防犯連絡会というようなものを発足させて連携をとっていくというような形の記述がありました。この地域防犯連絡会、こうしたものが既に発足しているのかどうなのか、あるいは動いているのであれば、どういう単位でそれが活動しているのか。これが、1点です。  2点目は、地域防犯計画が平成18年につくられました。これは、第2次5計と一緒の形の時期に合わさっていると思いますので、次の5計が、また計画されるときに新しくなるんだろうと思うんですが、来年が22年ですから、今年度は、地域防犯計画では3年目になるわけですけれども、その計画の進捗状況というのは、どういう状況になっているのか。  次に、防災の関係なんですが、今、総合防災課長のほうから、要援護者についての福祉のほうとの連携で、そのリストの活用を進めているという御発言がありましたが、これは、消防関係のほうには、もう既にこのリストが出て、それが火災のときにコンピューターの画面に表示されるというような形で活用は、もう既に進んでいるということはわかっています。あとは、その地域の方たちから、自治会長、あるいは自主防災組織の方たちから、それをくれないと、さあ、実際問題が起こったときに対応のしようがないというような意見が根強く出されていますので、これはできるだけ早く出せるように、18年度にもう既に国のほうでは改定をしているわけですから、進めていただきたいというようなことを前々から申し上げていますので、これがどういうところまで進んでいるのか、そこの点をお願いしたいと。  以上です。 20 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。市民総務課長。 21 ◯市民総務課長 市民総務課長、宍倉でございます。  まず、市民参加協働条例施行後の成果、効果ということでございますけれども、条例の仕組みの中で毎年度の取り組み予定について実施計画を定めるものとされており、20年度の実施計画を定めました。それから、19年度の実施状況、これにつきましても策定し、公表しております。  それから、条例に基づき設置されました市民参加協働推進会議というのがございますけれども、ここでの会議における意見を踏まえまして、我々の取り組みについて改善をしているところがございます。例えば、市民参加協働は、市民にとってわかりにくいのではないかというような意見がございましたので、専用のホームページを立ち上げたところでございます。それから、パブリックコメント手続について、もっと周知すべきだということが意見として出ていましたので、JR千葉駅前の大型ビジョンや、それから、公共施設での掲示によりまして、パブリックコメントについて、より市民の方に知っていただくような取り組みを始めたところでございます。  それから、新たに事業化したものといたしまして、地域課題学習会というのがございまして、ここでは、地域の身近なテーマについて市民と職員が一緒に勉強会をするという取り組みでございます。これを本年度から始めまして、ことしのテーマは、外国人市民との共生ということをテーマに実施したところでございます。  それから、人材の養成ということも今年度新たに取り組んでおりまして、コーディネーターファシリテーターの養成講座というのでございます。コーディネーターといいますのは、会議のまとめをする役割、ファシリテーターというのは、会議参加者の意見を引き出していく役割でございます。そういった人材を養成することによりまして、市民の会議の中での円滑な運営を図るというようなことが期待されるわけでございますが、これを市民と職員合わせた形で実施したところでございます。直接的な効果、数字的にはなかなか出せないのでございますけれども、そのようなことに取り組んでおりまして、多くの市民の参加をいただいている。これからもその取り組みを続けていきたいというふうに考えております。  それから、2点目の協働の取り組みでございますが、20年度の実施計画上の件数で申しますと、全体で135件というふうになっております。内訳を申しますと、委託という形でやっておりますのが14件、それから、共催33件、事業協力51件、それから、支援、補助、お金を出したり、あるいは人を出したりすることでございますが、37件というような内訳でございます。  以上でございます。 22 ◯主査(西巻義通君) はい、地域安全課長。 23 ◯地域安全課長 地域安全課長の川田でございます。  御質問にありました、まず、安全・安心メール等の情報が、パトロールに入っているかということでございますが、私ども緊急防犯情報等につきましても、パトロールカーを運転している者、もしくはそのパトロール会員に情報が入るようなシステムとなっております。これも契約の中で担保しておりまして、また、そのほか犯罪等が起きた場合、特に市役所の関係で起きた場合には、地域を重点的にパトロールするなどという形をとっております。  それから、防犯連絡会でございますが、どのくらいの単位でされているのかということでございますけれども、現在、事業者と防犯に関する覚書の締結が39事業者ございます。これらの皆様に御案内いたしまして、ほぼ全員の方がお集まりいただいていまして、年1回連絡会を開催しております。ちなみに、連絡会の内容でございますが、私ども市からの防犯に関するお願い、それから、情報を提供するとともに、専門である警察等からお招きいたしまして、防犯に関する知識等の御講演をいただいたりしております。  それから、地域防犯計画の進捗状況でございますけれども、実際にアンケート等、まだ実施しておりませんで、数値的には把握はしておりませんけれども、各般にわたって進められているものと確信しております。  以上でございます。 24 ◯主査(西巻義通君) はい、総合防災課長。 25 ◯総合防災課長 総合防災課長、押尾でございます。  災害時個人情報につきましては、現在、保健福祉局を中心といたしまして進めておりまして、現在、災害時情報名簿、これを外部に提供すべきことを検討しているところでございます。しかしながら、個人情報保護条例に基づいて、現在、個人情報審議会、これに諮問すべく手続等の協議を現在進めているところでございます。  以上でございます。 26 ◯主査(西巻義通君) 川岸委員。 27 ◯委員(川岸俊洋君) はい、市民参加の数字等も含めて、協働事業のほうの数字等は含めてお示しいただきました。  協働の事業というのは、なかなか進めるのが大変難しいものだとはよくわかります。ただ、公共の領域といいますか、公共という概念が随分変わってきていまして、その領域がどんどん広がってきていると、そこを行政の領域だけでカバーするのも明らかに無理ということは、もうこれはよく皆さんわかっている話ですので、あとそういう部分をどうやって、この協働というようなことを中心にして埋めていくかということが、大変大きな今の社会の課題だと思うんですね。ですから、そこの推進体制、これはかなり強力なリーダーシップでやっていただかないと難しいと思います。恐らく職員の中では、それはわかるんだけれども、実際には、非常に面倒くさいというような思いも随分あろうかと思いますので、よく推進に当たっての仕組みづくりといいますか、いろいろ工夫してどんどん進めていただきたいと、このように思います。これは要望でございます。  あと、防犯の関係なんですが、地域防犯連絡会、年に1回というようなお話なんですが、これは余り実質的には、それでは用を足さないような気がいたします。先ほどの青色防犯灯とは直接、地域の方が、そのスクールウオッチャーでしたっけ、学校安全スクールウオッチャー、ちょっと違うかもしれませんけれども、そういう人たちのグループ、あるいは自主的に防犯パトロールをやっているグループの人たち、あるいはもろもろそういう青少年育成委員会とか、そういうような方たちがいらっしゃるわけですよね。そういう部分で防犯というような形のことを、どういう形で連携をとっていくかということが非常に大事なんじゃないかと思うんですね。それぞれが単独で行動されているのはよくわかるんですけれども、そこの仕組みというのをもう少し別な形での地域での会合の中で、そういうものは話し合われているのかもしれませんけれども、そこの仕組みづくりというのは必要なんじゃないかなという気がいたします。その部分がもう少しきちっとしていけば、その地域の安全を地域の皆さんで守るんだというような意識が、もっと醸成されていくんじゃないかと思うんですね。ですから、そこをちょっともう少し考えていただきたいと、これは要望です。  それと、進捗状況、これは目標値が、見てみたら防犯パトロールに参加する市民の数とか、あるいは犯罪発生件数というのが一つの目標値というふうになっていますから、着実に進んでいるというふうに思いますということじゃなくて、現在の段階では、参加市民人数は何人ですよとか、あるいは発生件数はどうですよというような形のお答えをいただかないとだめだと思います。もう一度お願いしたいと。  それと、地域防犯というものが扱うものじゃないのかもしれませんけれども、振り込め詐欺、この防犯計画をつくった当時は、こういう振り込め詐欺というのは、そんなになかった、あったとは思うんですけれども、そんなに今ほどひどくなかったのかもしれません。こういうものに対する扱いというのが、防犯計画からすぽっと抜けています。防犯計画の中で扱うべきものかどうかというのは、若干議論はあるかもしれませんが、これは何らかの形で、いわゆる発生してからの相談ということでは、消費生活センターなんかが活躍するわけですけれども、その犯罪を防ぐという意味では、こういうものに対しての取り組みというものを、何らかの形で考える必要があるんじゃないかと思います。防犯計画の中でも社会情勢の変化等について、その防犯計画を見直すというような項目もあるわけですから、ちょっとこの辺の取り組みが薄いんじゃないかというふうに思います。いかがかと思いますのでお答えいただきたいと。  それと、要援護者の関係は、おっしゃることはよくわかっています。やはり早くやっていただきたいという思いが強いですので、早急に進めていただきたいと思いますので要望です。よろしくお願いします。 28 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。地域安全課長。 29 ◯地域安全課長 地域安全課長の川田でございます。  まず、地域防犯計画での目標数値についてですが、先ほどお答えいたしました、ちょっとアンケート等まだ実施しておりませんで、そちらの数値の把握はしておりません。ただ、あわせてお答えしたいのは、犯罪の発生件数ですが、平成20年におきましては1万8,544件でした。これは、警察のほうでの取りまとめで認知をしている件数でございます。ちなみに、平成19年、1年前は2万65件ということで、大幅に減少になっておりますが、まだまだ多くの犯罪が起きているということは十分把握しておりますので、さらなる活動に努めてまいりたいと考えております。
     それから、地域防犯計画の中で振り込め詐欺についての取り組みを何か変えていったほうがいいのではないかという御質問でございますが、現在、振り込め詐欺、件数は減少しております。平成20年は、19年に比べてふえたんですけれども、それ以降、まだ3カ月しかたっておりませんで、そのうちの2カ月間の情報でございますけれども、非常に激減をしております。先日の新聞の報道等でも県内ですが、8,500万円減少した。件数も57件減少したというような報道がされておりますので、まだまだ多いのではございますが、この辺も課題としてとらえておりますので、今後、計画の見直し等についても考えていきたいと思っております。  それから、この振り込め詐欺につきましては、消費生活センターのほうとタイアップをいたしまして、安全・安心メールでの注意の啓発に加えて、消費生活センターのほうでもいろいろな機会を設けて取り組みをしておりますので、今後さらに減少していくものというふうに期待をしておるところでございます。  失礼しました。地域との連携ですが、これは、学校セーフティウオッチャーの皆さんの活動等もございますので、それから区のほうで単独に防犯というような帽子を貸与いたしまして、活動いただいている皆さんもいらっしゃいます。そういったことで、これらの団体の方と連携をとった上で、私どもの中心となっている防犯業務が進んでいくようにやっていきたいと思っております。  以上でございます。 30 ◯主査(西巻義通君) 川岸委員。 31 ◯委員(川岸俊洋君) ありがとうございました。  防犯につきましては、パトロールの参加市民の数というのが一つの目安になっているわけですから、これはアンケート云々というよりも、やっぱりきちっと年度ごとにとっていったほうがいいんじゃないかというふうに思います。そうじゃないと、進捗状況は一つの目安として決めているわけですから、わからなくなっちゃうと思いますので、よろしくお願いしたいと。  それと、地域の連携というのは、これはもう少しやっぱりきちっと仕組みをつくっていただいたほうがいいんじゃないかというふうに思います。  それと、安全・安心メール、こういうものを含めた取り組みを、ぜひ次の見直しのときにはしっかり取り込んでいただきたいと、このように要望いたしまして、終わります。  以上です。 32 ◯主査(西巻義通君) はい、じゃ、次に移ります。小関委員。 33 ◯委員(小関寿幸君) 幾つかお尋ねいたします。  一つは、総合防災関係で、地域防災無線についてお尋ねします。  今年度は103件無線機をデジタル化するということですが、あとどのぐらい残っているんでしょうか。それで、今後すべてデジタル化するということになれば、どれだけの費用が必要なのか、お尋ねします。  それから、これに対しての財政的な問題なんですが、国からの補助があるのかどうかですね。  それから、消防との交信ができるのか。消防もすべて今後、無線機をデジタル化するという計画ですけれども、それとの関係でどうなるのか、お尋ねいたします。  それから、避難場所の関係なんですが、避難場所の誘導マップですね。町にところどころには看板がかけられていて、あるんですけれども、それが十分かというと、そうでもないですよね。なかなか探してみないと見当たらないというような実態ですから、その辺どのように今後、計画をしているのか、お尋ねいたします。  それから、各町内会で毎年防災訓練を行っています。その中で市民の皆さんから、その訓練を行うに当たって、どのような意見や要望が出されているのか、お尋ねします。  それから、所管がちょっと違うかもしれませんけれども、私どもずっと家具転倒防止の金具取りつけね、これを要望してまいりました。この金具取りつけについては、現在、自己負担ですよね、全部。これからも取りつけを進めていくわけですけれども、やっぱり補助金制度をきちっとつけていくことが必要でないかなというふうに思うんです。特に生活保護世帯だとか、ひとり暮らしの高齢者、こういうところにはそういう補助制度を設けることが必要ではないかと思うんですね。  それからもう一つ、特に避難場所となる学校体育館の設置。これは所管がちょっと違うかもしれませんけれども、ようやくこの耐震改修などを行うということになりましたけれども、これが今現在どこまで進んで、約170数校ある学校、どのぐらいまで年数がかかるのか、これをお示しください。  次に、生活文化部の関係なんですが、美術館の整備が行われます。空調整備が主だと思うんですけれども、約6億1,200万円ぐらいですか、予算を組んでいる。非常に高いなと思うんですが、これの耐用年数はどのぐらいなんでしょうか。なかなか聞くところによると、この空調というのが一般の空調と違って、美術品に損害を与えないような空調だから、大変高いようなことを聞きましたけれども、この空調整備は大変な金額でやるんですけれども、その金額が、いわゆる妥当かどうかというのはちょっとあれなんですが、その辺をお聞きいたします。  それから、消費生活センター関係についてお尋ねいたします。  先日、クーリングオフで花見川の方から、ありがとうございました、即刻やっていただいてありがとうございましたというお礼がありました。まず、そのことを伝えておきます。  それで、今第2、第4の土曜日、電話相談を受け付けていますけれども、どのぐらいの相談件数があるんでしょうか。ごめんなさい、4月からですね。どのぐらいの件数を予想しているのか、お尋ねいたします。  それから、消費生活センターに相談の件数ですね。1日どのぐらい来るのか。そして、その相談の内容をお聞かせ願いたいと思います。  それから、弁護士の相談も必要になると思うんですね。弁護士の相談も、これ設けているんですけれども、その対応が十分なのかどうか、お聞きします。  それから、多重債務、これ今極めて深刻な状態になっていると思うんです。景気の悪化によって、毎日のようにもう会社が危機になっているというお話も聞きます。その相談件数、それから、それに対するどのぐらいの実績が上がっているかというのをお示しください。  以上です。 34 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。総合防災課長。 35 ◯総合防災課長 総合防災課長、押尾でございます。  まず、無線の今後の設置数でございますけれども、538局まだ残っているところでございます。103カ所につきましては、公民館であるとか中学校、これが103カ所、ことしつけるようになっております。今後さらにこれからつけていかなければいけないところがまだ残っているところですね、これが538局あるということ。これが22年度に進められる数でございます。  そして、費用なんですけれども、5か年計画的な数字で申し上げますと、ことしが2億1,100万円、そして、次年度ですね、21年度予算が2億1,100万円、そして、22年度となりますと1億5,900万円、これが5か年計画の数字ということになります。  それとあと、消防局との無線の関係でございますけれども、やはり消防無線と地域防災無線、これは使用目的でありますとか、これは周波数も違うということから、なかなかこれが統括できるものではないということでございます。  それとあと、国の補助でありますけれども、国の補助はございませんです。  そして、避難所についてのマップでありますけれども、現在、避難所を場所として提示しているのが332カ所ありますが、そういうところに看板を設置しておるほか、あと避難所については駅であるとか市民センター等、皆さんが多く集まるところ、これは113カ所に設置しておりますけれども、やはりおっしゃるとおり、まだまだ周知するには足らないと思いますので、これにつきましては計画的に進めてまいりたいと思います。  それとあと、防災訓練の諸問題、これは現在、訓練をやる場所も公園とか言いながらも、やっぱり周辺に民家が出てきて、建っているということから、やはりこれまで粉消化器、ABC消化器を使っていたんですけれども、やはりそれがぶわっと飛び散るということで、やはり煙に対するいろいろな意見はいただいているところで、これにつきまして、現在、水消火器でも十分消化器訓練の機能は果たせるということで、今後は水消火器も検討手法のほうに加えていきたいなと思っているところでございます。  それと、転倒防止金具につきましては、これは現在、保健福祉局のほうで緊急雇用等も含めて金具対応を考えていただいているところであります。  あと、学校体育館の耐震化でございますけれども、現在の補強工事、21年度ですと、小学校が16校、そして中学校が5校を予定しているというふうに聞いております。  以上でございます。 36 ◯主査(西巻義通君) はい、文化振興課長。 37 ◯文化振興課長 はい、文化振興課長の朝生でございます。よろしくお願いいたします。  美術館空調、熱源設備の改修の関係でございますが、耐用年数につきましては15年とされております。また、費用のほうでございますけれども、高額ということでございますが、貴重な美術品を温度、湿度ともに24時間管理し、運転していくということで、非常に劣化、消耗等も激しいために、今回改修させていただく次第でございます。今回の改修に当たりましては、省エネ、長寿命等に十分考慮して進めていくこととしております。  以上でございます。 38 ◯主査(西巻義通君) ほかに。消費生活センター所長。 39 ◯消費生活センター所長 はい、消費生活センター所長の鶴岡でございます。  土曜日の関係の相談件数についてのお答えをいたします。  4月から行う第2、第4の土曜日の相談の件数をどのくらい想定しているかということでございますが、大体10件前後を想定しております。  それから、相談件数が1日どのくらい、これは通常の相談のことということでございますが、これにつきましては、大体25件から40件くらいの範囲の相談が動いておりまして、平均しますと、1日約30件ほど相談がございます。  それから、相談の内容でございますが、相変わらず架空請求の相談は非常に多うございます。それから高齢者の相談、多重債務の相談ということになっておりまして、相談の内容といたしましては、携帯電話やパソコンを利用した架空請求、借金の返済の関係、賃貸マンションのトラブル、そういうものが上位を占めております。  それから弁護士相談の対応が十分なのかということでございますが、弁護士相談、これは多重債務の相談につきましては、月に1回、12月が2回行っておりまして、そのほかに相談員の皆さんのアドバイザーということで、月に1回、弁護士に来ていただいて1時間の相談員への指導というものを受けているところでございます。  それから、多重債務の相談の件数でございますが、18年度が373件、19年度が482件、20年度1月末までが366件でございます。  それから、どのくらいの実績、これは弁護士への引き継ぎの実績ということでございますが、これにつきましては、19年の7月から弁護士への引き継ぎというような行為を始めておりまして、今までにその間の多重債務の相談が、この1月までに751件、そのうちの352件を弁護士に引き継いでいるというような状況でございます。  以上です。 40 ◯主査(西巻義通君) はい、総合防災課長。 41 ◯総合防災課長 申しわけございませんでした。総合防災課でございます。  体育館の耐震化でございますが、平成27年までにというふうに聞いております。  以上でございます。 42 ◯主査(西巻義通君) 小関委員。 43 ◯委員(小関寿幸君) 防災無線の関係ではですね、消防との交信、これは周波数が違うということで交信ができないと。聞くところによると、地域防災のほうから消防のほうには、送信はできるけれども、そういうシステムになっていると、これで十分大災害に対応できるかというと、相当心配されると思うんですね。この改善ができないかどうかということですね。  それから、避難場所のマップ、332カ所の避難場所を設けていて、そのいわゆる誘導マップが113カ所ぐらいですか。これは、まだまだやっぱり1カ所の避難場所に1カ所ぐらいは、誘導マップをつけていくことが必要でないかと思うんですが、どうでしょうか。  それから、家具の転倒防止、これから対応を考えるということですけれども、現在は自己責任で全部自己負担になっているという状況です。もちろん金具そのものはそんなに高いものではありませんけれども、やっぱり人件費ですよね。ここをやっぱり考慮に入れて、これから低所得者、さらには生活保護者、ひとり暮らしの高齢者などに、ここを対応することが今、求められているんではないかなと思います。  あと、学校の耐震化の問題では、27年度までにということですけれども、これはもちろん市民局だけでなくて、教育委員会も一緒に取り組むことが求められているんですけれども、いつ大災害が来るかわからないという状況のもとでは、もっと急いでやることが求められていると思うんですね。そこの見解を伺います。  それから、消費生活センターについてなんですが、特に多重債務、大変ですよね。数を伺ったんですが、年間で見れば、最低でも1日1件以上という、平均してみればね。これが月に1回しかやられていないんですよね。これではちょっと不十分でないかなと思うんですね。これからもっとこれ件数ふえると思うんですよ、今の経済状況を見ますと。だから、それに対する十分な対応できる体制をとることが今、必要ではないかと思いますが、どうでしょうか。  以上、伺います。 44 ◯主査(西巻義通君) 以上ですか。じゃ、答弁願います。総合防災課長。 45 ◯総合防災課長 総合防災課、押尾でございます。  先ほどお話しさせていただいたように、消防局用の無線のほかに、私どものほうで地域防災無線という形で消防局、消防署のほうに単独防災無線を配置しておりますので、これによって情報体系、連絡体制を十分行ってまいりたいと思っております。  それとあと、避難所の看板設置でありますけれども、これは今後、適正な場所等の把握を含めて、少し勉強させていただきたいなと思っております。  それとあと、学校の耐震化でありますが、関係所管のほうにおきまして計画的に耐震化が進められているものと思います。また、私のほうからも、またそれらについての要請をしていきたいと思います。  以上でございます。 46 ◯主査(西巻義通君) はい。消費生活センター所長。 47 ◯消費生活センター所長 消費生活センター、鶴岡でございます。  まず、弁護士さんによるところの相談、不十分ではないかというようなお話でございまして、先ほど20年度の対応を申し上げまして、21年度におきましては、弁護士相談を隔月1回ふやすということで予算をふやさせていただいているところでございます。ということで、体制をとらせていただいております。  以上です。 48 ◯主査(西巻義通君) 小関委員。 49 ◯委員(小関寿幸君) 地域防災無線の関係では、消防の無線機はデジタル化すると1台30万から45万ぐらいかかるということなんですね。この価格というのは、地域防災無線も同じぐらいの価格なんでしょうか。  それと、この費用ですね、全部市が持つのかどうか、大変な金額になると思うんです、これから何年もかけてこの事業を進めていくことでは。そういう点では、国にぜひ補助金を求めることが必要だと思うんですが、ぜひそこをやっていただきたいと思います。  それから、消費生活センターの多重債務の相談ですね、隔月に1回にするということで、ふやすということはもう大変結構なことで、十分に困っている方々に相談に乗ってあげて、そして解決する方向で取り組んでいただきたいと思います。  あと、ぜひ市民局から教育委員会と力を合わせて学校体育館の耐震改修、これを急ぐことを進めていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。 50 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。総合防災課長。 51 ◯総合防災課長 総合防災課でございます。  無線に係る経費、国のほうへの要望ということでありますが、これは、毎年私のほうからも国のほうへ要望しております。引き続き進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 52 ◯主査(西巻義通君) その他はないですか。では、次に移ります。白鳥委員。 53 ◯委員(白鳥 誠君) よろしくお願いいたします。  まずは、インターネットモニターの件で、現在のこの人数と、昨年度は、今年度ですか、6回行われておりますけれども、どんな内容のものを実施したか。また、その回収率はどうだったかということ。それから、来年度は11回の内容はどういうものを予定されているのかをお伺いいたします。  それから、区民ふれあい事業が予算がかなり減となっておりますけれども、特にこの中の自主事業というものが、昨年度、実績が幾らで、どのような内容のものがあったのか。21年度は、この自主事業については予算を幾ら予定されているのか、お伺いいたします。  それと、先ほども出ておりましたけれども、市民参加協働を推進していくという中にあっては、特にボランティアの参加というのも非常に重要な要素になってくるかと思いますが、このボランティアの参加を促進する方策についてはどのようにお考えなのか、お伺いをいたします。  それと最後に、青色パトロールなんですけれども、現在は平日が夜11時まで、土日が深夜1時までやられているということだったと思うんですけれども、この1年間、未明に起こっている、大体1時、2時から3時、4時ぐらいまでのこの時間帯の犯罪というのが、全体の割合からすれば当然少ないとは思うんですけれども、かなり起こっていると思うんですね。特に学校の窓ガラスが割られたり、商業施設が割られたり、車上荒らしの分とか、かなり起こっているんだろうと思うんですけれども、この青色パトロールをこの未明の時間帯にも拡大するということはいかがなものでしょうかということで御見解をお伺いいたします。  以上です。 54 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。地域振興課長。 55 ◯地域振興課長 地域振興課の石井でございます。  まず、インターネットモニター、現在のモニターの登録者数でございますが、3月1日現在で1,613人の登録を見ております。  続きまして、平成20年度の実績でございますが、平成20年度につきましては6回ほど予定しておりまして、既に5回モニターの調査が終了しております。内容といたしましては、食育に関すること、子育て支援の情報についてのこと、あるいはコールセンター、千葉国体のこと、それからごみの削減3分の1でございまして、回答率が50%弱の回答を得ております。  平成21年度につきましては、今御指摘のとおり11回予定しておりまして、今各所管に調査項目を照会中でございます。平成20年度は今お話ししましたように、12月を除いて毎月、11回行う予定で現在照会しております。いずれにしましても、時宜にかなった政策課題についての調査項目を実施することになろうと思っています。  それから、調査の内容につきましてですが、今回は自由にモニターの方が意見を述べられるような項目を一つつけまして、事業の拡充に努めているところでございます。  以上でございます。 56 ◯主査(西巻義通君) はい、区政課ですか。 57 ◯区政課長 はい、区政課、片桐でございます。
     ふれあい事業の20年度、21年度の予算額、それと内容についてお答えいたします。  まず、20年度、388万5,000円、これが21年度は179万1,000円。主な内容ですけれども、20年度、例えば花見川区雪合戦、それから緑区ではフォトコンテスト、それから美浜区ではロッテの応援事業、こういうようなことが特徴的な事業として行われておりました。  以上でございます。 58 ◯主査(西巻義通君) はい、市民総務課長。 59 ◯市民総務課長 市民総務課でございます。  ボランティアの参加促進策ということの御質問でございますけれども、まず、私どものほうでボランティアズカフェ、19年7月に設置いたしました。このボランティアズカフェでは、ボランティアに関するさまざまな情報を一元的に集めまして、そこで市民の方に見ていただいて、ボランティア活動へのきっかけづくりの場とするために設置したわけでございます。  そのほか、ボランティア活動に実際に入っていくためには、ボランティア活動との結びつけの場というのが必要になってくるわけでございますが、この点に関しましては、現在、本市では、社会福祉関係につきましては、社会福祉協議会のボランティアセンターというのがございます。それから、生涯学習センターでも、学習会とか講座のボランティアを対象として、情報提供と結びつけをやっております。それから、国際交流協会では、日本語学習とかホームステイなどの国際交流関係のボランティアの情報提供と結びつけをやっております。  こういうことで、ボランティアに入っていくためには、まず情報を提供するという機能、これを一元的にするのがボランティアズカフェ。それから、具体的にボランティアに入っていくための結びつきをするのが、申しましたような社会福祉協議会とか生涯学習センターとか、国際交流協会というふうになっておりまして、それぞれが連携しながら取り組むということとしておるところでございます。  以上でございます。 60 ◯主査(西巻義通君) はい、地域安全課長。 61 ◯地域安全課長 地域安全課長の川田でございます。  青色防犯パトロールの件についてでございますが、確かに深夜の1時以降も犯罪は発生しております。ちなみに、1時から2時の間は増加しているというような傾向にございますが、青色防犯灯パトロールの事業につきましては、事業費のほぼかなりの部分が人件費に含まれておりまして、その関係で時間の延長というものは非常に困難な状況にございます。御指摘の件は承知しておりますので、何かの方策で、より犯罪の減少に努められるように頑張っていきたいと思っております。 62 ◯主査(西巻義通君) 白鳥委員。 63 ◯委員(白鳥 誠君) はい、ありがとうございます。  インターネットモニターのアンケートなんですが、市民意識を常に把握するということが、非常にやっぱり大事だということで、これを継続、拡大をしていくということで、非常に評価、率直にできるところだと思います。  いろいろありますが、1点、市民意識調査というのを来年度行われるということになっていると思うんですね。それは前回、5年前に行ったものと正確に比較するために、同じような形で行われるということなんですけれども、せっかくインターネットモニター、かなりの数の方がいらっしゃいますので、この部分を同じ内容のものをインターネットモニターにも流してやってはどうかと。さらに、正確な意識調査ができるような形にしてはどうかなと思いますので、その点1点お伺いをいたします。  それから、区民ふれあい事業の自主事業で約200万ちょっと削減されるということなんですけれども、地域の活性化、これからまちづくり、協働、いろいろなことを進めていく中で、これが非常に大切な事業ではないかなと、こう思うんですね、いろいろな市民の参加を促すためにも。この部分をちょっと削るというのは、姿勢としても方向性としても、ちょっとこれはいかがなものかなというふうに感じます。これについては、前年、もちろん趣旨にそぐわないものは、当然のことながら単年度でカットするべきだとは思いますけれども、基本的にそれをさらに拡大する方向でやるべきだと考えますが、これについてはいかがでしょうか。  それと、ボランティアのほうは、今のボランティアズカフェ、ボランティアセンターとか、そういったものは基本的にボランティアを求めているところ、それから、ボランティアをしたい方、それをマッチングさせるというのが基本的な機能だと思うんですね。ある調査によれば、千葉市内でも3割から4割の方がボランティアへの参加意向、参加意識を持っているということです。かなりの数の方がいらっしゃると思うんですね。要は、その方たちを積極的に掘り起こしていくというか、より引っ張り出していくというか、そういう形をとって、より協働に反映させていくということが大事だと思うんですけれども、そのことについて御見解をお伺いいたします。  青色パトロールについては、もうかなりこれ予算がかかることですから、そういう意味では、なかなか難しいのはわかるんですけれども、人の目も全くなくなる未明、基本的には警察のパトロールぐらいでしょうか、ある意味では。そういう意味では、青色パトロールというのは、昼間でも見ると安心する市民の方が非常に多いというのは感じておりますけれども、この方向性、拡大の方向性を御検討いただければというふうに思います。これは要望です。  以上です。 64 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。地域振興課長。 65 ◯地域振興課長 地域振興課の石井でございます。  市民意識調査をインターネットモニターの調査に加えることについてお答えしたいと思います。  このモニター制度は、御指摘のように平成7年の市民意識調査、あるいは平成14年度より実施しましたファミリーアンケート調査と同様に、市民の意識とか関心を把握して政策に反映するということでやっております。そういう認識でこの事業を進めておるところでございますが、特にこのインターネットにつきましては、迅速に意見や市民意識を確認するということで、また、その結果を集計分析、こういう出力ができるというその特性を十分認識しております。ですから、多様な市民生活を反映する、この市民意識調査的なものにつきましては、このインターネットモニターも活用して進めていきたいというふうに思いますが、ただ、インターネットのデメリットでございますが、容量の問題がありますので、その辺が研究課題となろうと思います。でも、いずれにいたしましても、今年度は随時にモニターで調査をかけること、そういう仕組みをつくっておりますので、その間ちょっと検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 66 ◯主査(西巻義通君) はい、区政課長。 67 ◯区政課長 はい。区政課、片桐です。  自主事業をもっと拡大すべきと考えるが見解をということでございます。  まず、私どもも基本的には自主事業をもっともっと拡大していくべきだ、区の自主性、主体性というのは拡大していくべきだというふうに考えております。  ただ、先ほど川岸委員のお話にもございましたように、今、公共の担うべき役割というのは非常に大きくなっている。その主体をこれからどうするのか。多分行政だけではなくて、先ほどの視点の協働という視点がもっともっと必要になってくると思いますので、私ども区役所改革の検討の中で、市民の方をどう一緒に協働で事業を進めていくかということも含めて、今後、自主事業の拡大のあり方について引き続き検討していきたいと思っております。  以上でございます。 68 ◯主査(西巻義通君) はい、市民総務課長。 69 ◯市民総務課長 市民総務課でございます。  ボランティアへの掘り起こしについて、もっと進めていくべきではないかということについての見解ということでございましたけれども、委員おっしゃったように、例えば、内閣府の世論調査、平成20年2月に社会意識に関する世論調査というのがありましたけれども、この中で、日ごろ社会の一員として何か社会のために役立ちたいと思っている方の割合というのが69.2%という結果が出ております。その一方で、これはちょっと古いんですけれども、17年8月に内閣府がNPOに関する世論調査というのをやっておりまして、ここでは、ボランティアを含むNPOに参加したことがない方が91.8%ということで、ほとんどの方は参加していないというような実態がございます。その理由をまた聞いておりますけれども、参加しなかった理由の一番として、きっかけや機会がないことというのが50.5%、情報がないというのが29.6%、それから時間がないというのが28.8%というような状況となっております。  私どもは、委員おっしゃったように、ボランティアに入っていくためには、まず、今の統計調査から言えることは、まず、機会をつくることも大事でありますし、それから、情報が非常に大事だろうというふうに思っております。そういう意味でボランティアズカフェをつくったという背景には、こういった事情があるわけでございますので、私どもとしましては、ボランティアズカフェ、それから先ほど申し上げました社会福祉協議会等の機関と連携しながら、その情報提供の充実に努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 70 ◯主査(西巻義通君) いいですか。白鳥委員。 71 ◯委員(白鳥 誠君) はい、ありがとうございます。  いずれにしましても、これから市民参加、協働というのが、やっぱり大変重要なわけですし、問題というのは本庁舎内で起こるわけじゃなくて現場で起こっていくわけでありますし、ボランティアの例を挙げれば、やっぱり参加をする気持ちはあるけれども、なかなかどういうふうにしたらいいかよくわからないという方も多いと。これは地域課題を解決するために、どうしたらいいかわからないということも全く同じだと思うんですね。そういう意味では、区役所、市民局が積極的に地域に入って、そういう活動をリードしていくという役割が、これから非常に多くなるんではなかろうかと思いますので、この辺についてお願いをして終わります。  ありがとうございました。 72 ◯主査(西巻義通君) はい、鈴木委員。 73 ◯委員(鈴木友音君) それでは、大きく2点ほどお願いします。  まず、戸籍事務のコンピューター化についてですけれども、21年度は基本計画ということですが、これ全体として総事業費はどのくらいになるのか。  それから、2点目として、このコンピューター化によって市民にとってはどういったメリットがあるのか。  それから、3点目に、仙台市と広島市のほうでは、まだこのコンピューター化がされてないということをお聞きしているんですけれども、その市の今後導入の予定とか、その辺はどうなっているのか、お聞かせください。  それと、もう1点は、旧花見川第五小学校のアーティストインキュベート施設整備に関してですけれども、まず、このアーティストというのは、どういった芸術家を想定しているのか。例えば、画家ですとか写真家とか、音楽家とかウェブデザイナーとか、いろいろとあると思うんですけれども、その辺についてお聞かせください。  それから、そういうアーティストを選考といいますか、集める手法はどういうふうに考えているのか。  それから、今後、参考にしていくような他市の事例があるのかどうかということをお聞かせいただきたいと思います。  以上です。 74 ◯主査(西巻義通君) 答弁願います。区政課長。 75 ◯区政課長 はい。戸籍のコンピューター化についての3点の御質問にお答えいたします。  まず、事業費ですが、まず、対象とする範囲が決定しておりませんけれども、一応想定できるのが15億円から20億円というふうに私ども考えております。  それから、2点目、市民にとってのメリットということですけれども、二つございます。  一つは、戸籍謄抄本を請求していただいて交付する際の時間ですけれども、現行では約10分、20分かかっていたところが、大体4分程度で発行できるだろうというのが一つ。それから、もう1点は、新たに戸籍をつくる場合、例えば婚姻して親御さんの戸籍から抜けて夫婦で新しい戸籍をつくる場合、それから出生で新たな戸籍をつくる場合、これは大体、今2週間から場合によっては3週間かかっています。これが2日程度でできるだろうということ、この2点がメリットというふうに考えております。  それから、3点目、仙台、広島が、まだコンピューター化していないが、その状況はということですが、仙台市がうちと同じように来年度予算で基本計画をやりたいということで、今予算計上しているという情報だけは入っております。  以上でございます。 76 ◯主査(西巻義通君) はい、文化振興課長。 77 ◯文化振興課長 はい。文化振興課、朝生でございます。  アーティストインキュベート関係の御質問でございますが、どのような人、どのようなジャンルの方を対象にということでございますけれども、いわゆる旧花見川第五小学校の2階部分、約800平米の教室、普通教室3部屋、特別教室2部屋を開放していく事業ということで、その防音とか振動とかというようなことを考えますと、それほど大きな音が出ないような、例えば美術関係とか、そういったジャンルが多くなってくるのかとは考えております。こういったところを利用して、新しい新進芸術家が、それぞれ支援していけるような形になればと考えております。  選考の手法等につきましては、今後また、公募等を含めて検討していきたいと考えておりまして、参考となる他市の事例でございますが、いわゆるアーティストインキュベートを文字どおり、芸術家、文化人等の支援の施設ということで、さまざまな形態でいろいろございますが、大阪市のほうのやはりアーティストインキュベーションシステムという事例もございまして、いろいろ他市の事例も参考にしながら、よりよいものにしていきたいと考えております。  以上でございます。 78 ◯主査(西巻義通君) 鈴木委員。 79 ◯委員(鈴木友音君) まず、戸籍事務のコンピューター化のほうですけれども、交付に際して時間が10分、20分かかったのが4分になると、それから、新たな作成というか、つくるときに2週間ぐらいかかったのが2日ぐらいでできるというようなお話だったんですけれども、それにしても、この15億から20億という額が非常に大きいのですが、その辺の費用対効果といいますか、例えば、交付に関しては年間どのくらい、何件ぐらいあるのか、それから、新しく作成するのは年間何件ぐらいあるのかと。それで、コンピューター化によって、どれだけ年間の工数が削減になるのかという、その辺についてもお聞かせください。  それから、他市で、仙台市がまた新たにやるということなんですが、通常、ほかの市ではコンピューター化に関してどのくらいの費用がかかっているのかということをお聞かせください。  次が、アーティストインキュベートに関してですけれども、アーティストインキュベートというと、どちらかというとニューヨークとか、渋谷とか青山とか、そういう大都市、先ほど事例で出ていた大阪もそうですけれども、大都市で芸術家を集めてというようなイメージがあるんですけれども、この千葉市がやる場合には、かなりやっぱりほかにはない魅力みたいなものが必要だと思うんですが、成功させるためにですね。その辺についてどういう、千葉市ならではの魅力みたいなものをどういうふうにつくっていくのかというお考えをお聞かせください。  それから、恐らく一番重要なのは、芸術家に対する資金的な援助をどうしていくのかというような視点だと思うんですけれども、これに関して、例えば、企業と一緒に協賛か何かして、何か選考でよかった者に対しては、そういう企業からそういう資金援助みたいなのを、10万でも20万でも少しでも援助してもらうとか、そういうような市だけではなく、ほかの民間のNPOとか企業とか、そういうところと協働してやる必要もあるのかなと思うんですけれども、その辺をお聞かせください。  以上です。 80 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。区政課長。 81 ◯区政課長 はい。まず、現在の処理件数を申し上げます。  戸籍の届け出が年間で約15万5,000件ございます。それから、証明書の発行が約18万3,000件ございます。それと、他市の状況ですが、今手元に数字を持っておりませんので、改めて御報告申し上げます。  以上でございます。 82 ◯主査(西巻義通君) はい、文化振興課長。 83 ◯文化振興課長 文化振興課でございます。  千葉市ならではの魅力のようなものをということでございますけれども、いわゆる小学校の跡地である部分で校庭等もあわせて併設しておりますし、すぐ隣接した学校もございます。そうしたところで、地域のコミュニケーションのコアともなるような、子供とか高齢者等の触れ合い等も期待できる部分があるのではないかと考えております。  次に、資金援助についてでございますが、現在のところ、特に協賛金等の資金援助については考えておりませんが、運営方法等につきまして、これから十分検討して、よりよいものにしていきたいと考えております。よろしくお願いします。 84 ◯主査(西巻義通君) 鈴木委員。 85 ◯委員(鈴木友音君) 戸籍事務のコンピューター化なんですけれども、ちょっと先ほど件数は教えていただいたんですが、それがコンピューター化することで、どのくらいのそういう手間というか、要するに、職員の方の工数の削減につながっていくのかという視点がないと、なかなかこの15億から20億というもの、金額は妥当なものなのかどうかというのはちょっとわからないので、その辺についてもう一度きちんと説明をしていただきたいというように思います。  それから、アーティストインキュベートに関しては、資金的なところでは、いろいろと今後考えていってほしいんですけれども、例えば、企業の新しくこの施設ができること、改修してできることで、ネーミングライツをすると、そのネーミングライツのお金を取るかわりに、そういう芸術家がインキュベート対象の芸術家に対して資金的な援助をしてもらうとか、そういうやり方とか、いろいろとあるかと思いますので、その辺についてはまた検討していただきたいというように思います。これは要望です。 86 ◯主査(西巻義通君) はい、区政課長。 87 ◯区政課長 はい、申しわけございません。  コンピューター化についてですけれども、実際どういう戸籍をコンピューター化するのか、要は今生きている方だけの戸籍を対象にするのか、だれも戸籍に記載されていない、いわゆる除籍と申しますが、そこまでをコンピューター化の対象にするか。それから、実際コンピューター化をしたときに業務をどういうふうに変えていこうかという詰めを、今回の基本計画の中で詳細を詰めてまいります。その中で最適な、本市にとって最適なシステムというのはどういうのがいいだろうかという議論をこれからしてまいりますので、今の段階では、具体的にどういうステップで工数の変化があるのかということについては、大変恐縮ですが、御回答できない状況でございます。 88 ◯主査(西巻義通君) 次に移ります。山浦委員。 89 ◯委員(山浦 衛君) 3点お尋ねいたします。  まず、これは必ずしも市民局ではないかもしれませんが、例の定額給付金の支給に当たって、口座番号を市のほうに、何しろ区役所のほうに連絡するということがありますので、必ずそれに乗じた新しいといいますか、新手の振り込め詐欺の人たちが、お年寄り等に必ずそういったことが出てくると思うんですよ。それに対する対策、啓蒙等について、どのように考えておられるのか、それをお聞きします。  それから、2点目は、区役所の通年休日開庁ですけれども、ことしから月1回、第2日曜日ということは、これは非常に結構なことなんですけれども、昨今の状況を考えますと、ますます共稼ぎがふえてくる状況ですから、本当に月1回でいいのかどうかということを含めて、月1度に決めた背景、考え方ですね、それについて教えてください。  それからあと、緊急雇用創出事業ですが、これは二つありまして、公共施設の落書き消去と、それから、文化データベース作成発信というのがありますけれども、これは、まず両方について同じですが、国からどのくらいの助成があるのか、ないのか。それから、それぞれ何人ですね、どのくらいの期間を想定しているのか。もう一つ、文化データベース作成について、あらましの文章を見ますと、市内の文化団体、文化施設、文化人などについてデータベースを作成し、冊子やインターネットを通じてと、いろいろありますけれども、これは本当に具体的に何をするのかということをちょっとお聞かせ願いたいんですね。つまり、緊急雇用創出事業にふさわしいのかふさわしくないのかということが、ちょっとはっきりしませんので、そういった観点から教えてください。 90 ◯主査(西巻義通君) 答弁願います。はい、区政課長。 91 ◯区政課長 済みません。定額給付金以外のことについてお答えいたします。  まず、通年開庁をなぜ月1回か、その検討の背景についてということでございますが、全政令市の中で6団体が、これまで休日開庁を実施しております。この中で、先進市でございますけれども、実際実施した状況、これをもとに私どもは月1回ということで、今後、市民のニーズに応じて拡大するかどうかということについては、来年度以降また改めて検討していきたいというふうに考えております。 92 ◯主査(西巻義通君) 山浦委員、定額給付金関係は別途のようだけれども、どうしても今。 93 ◯委員(山浦 衛君) 定額給付金を聞いているわけじゃないんですよ。防犯という観点から振り込め詐欺の新しいやり方が絶対出てくると思うんですよ、それに対する市民局としての市民に対する啓発、防止策をどうするかということを聞いたんですよ。 94 ◯主査(西巻義通君) はい、では、答弁をお願いします。区政課長。 95 ◯区政課長 はい、私どもで所管しております定額給付金の来年度以降の事業に限ってでございますけれども、基本的には、役所からの照会は一切電話ではしないということを、まずアナウンスします。文書だけにしますと。仮に、役所をかたって電話がいった場合は、それはうそですから必ず警察とか消費生活センターに電話してくださいということを、市政だより、それから、皆さんにお送りする申請書にあわせてパンフレットをおつけしておりますが、この中で大きく、余り細かい字ですとわかりにくいでしょうから、できるだけ大きな字で表記して対応したいというふうに考えております。  以上でございます。 96 ◯主査(西巻義通君) はい、消費生活センター所長。 97 ◯消費生活センター所長 消費生活センターでございます。  ただいま新手の詐欺についてというお話でございまして、これにつきましては、うちのほうは一番情報の最先端におりますので、新手のものが出たということで市民から苦情なり申し出があった折には、地域安全課等々と連携をとりながら、市民にいち早く伝えるというようなことで努めてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。 98 ◯主査(西巻義通君) ほかに答弁ありますか。地域安全課長。 99 ◯地域安全課長 地域安全課でございます。  緊急雇用について、所管についてお答えをいたします。
     まず、私どもでは、公共施設の落書き消去事業について計上しておりまして、こちらのほうでは事業費約460万円ほどでございますが、全額国の補助ということになります。それから、雇用形態なんですけれども、1日当たり2班の体制で活動に出ることとしておりまして、1班3人を考えております。ですから、6人の方の雇用が可能と考えております。  それから、期間でございますが、以前に行った実績から、平成21年10月1日から12月28日までの59日間での事業というふうに見込んでおります。  以上でございます。 100 ◯主査(西巻義通君) はい、文化振興課長。 101 ◯文化振興課長 はい、文化振興課でございます。  文化データベース作成の関係でございますけれども、1,780万円ほどの予算で、全額国のほうから支給される形になります。雇用する人数でございますが12名、人材バンク、ハローワーク等で募集をしていこうと考えております。そして、一体これはどういったものなのかということでございますが、前回の緊急雇用創出で平成16年のときにも一度、その冊子をつくっておりまして、各種文化団体やサークル、それから、文化施設等の御案内を1冊にまとめたものでございます。今回、それを再度新たな視点からまたつくり直しまして、さらにインターネットの時代でございますので、冊子以外に例えば、インターネット等でも閲覧できるような形にして、皆様が身近にいろいろ何か習い事をしたい、また、勉強したいというときの御参考になるような資料をつくっていこうとするものでございます。期間は、平成21年の10月から22年の3月の6カ月間でございます。  以上でございます。 102 ◯主査(西巻義通君) 山浦委員。 103 ◯委員(山浦 衛君) まず、定額給付金の支給に伴う振り込め詐欺ですけれども、先ほど御答弁にあったとおり、申請書等を送るときに大きな字であるとか、丁寧な対応をぜひともお願いいたします。これは要望と申しますか、そういうことで結構でございます。よろしくお願いします。  それから、休日開庁のことですけれども、これは本年度はとりあえずといいますか、市としては新しい試みですから、先進市の状況を見てということでやむを得ない面がありますけれども、現在の経済状況、これは3年ぐらい続くと言われていますので、特にこれからますます共稼ぎの方がふえてくると思いますから、ニーズは極めて大きいと思うんですよ。そういう意味で、早急にさらに拡大するように検討をお願いしたいと思います。これも強い要望でございます。  それから、雇用創出ですけれども、落書きについては、59日間という非常に短い期間なんですよね。これはよく言われていますように、千葉市の職員の緊急募集もそうだったんですけれども、他市でもそうですけれども、59日間というだけでは、なかなか人が集まらない可能性が強いと思うんですけれども、それについてどのように考えておられるのか、教えてください。  それから、データベースに関しては、先ほど御答弁がありましたように12名で6カ月間という長期ですから、これはしかるべき人が集まってほしいと期待するんですけれども、内容的に見ますと、結構専門的な仕事ではないかと思うんですが、先ほどの御答弁の中のような仕事の中身では、結構専門性が高いので、緊急雇用という観点からの申込者が本当にいるのかいないのかということでちょっと心配があるんですけれども、どのように考えておられるのか、教えてください。 104 ◯主査(西巻義通君) 答弁願います。はい、地域安全課長。 105 ◯地域安全課長 地域安全課の川田でございます。  落書き消去の事業の期間が短くて集まらないんではないかというような御質問でございますが、現在、職がなくなって雇用を求める方はたくさんいらっしゃると思いますが、その中で確かに3カ月間でございますけれども、事業の内容がおおむねこのくらいで終了すると見込んでおりまして、求める人の中には、この3カ月間だけでも仕事が欲しいという方がいらっしゃると思いますので、恐らく雇用形態は保てるものというふうに考えております。  以上でございます。 106 ◯主査(西巻義通君) 文化振興課長。 107 ◯文化振興課長 文化振興課でございます。  文化データベースの関係でございますけれども、専門的という部分も確かにございまして、雇用する12名の中で、いわゆる編集長的な方、それとそのサブとなる副編集長的な方、さらにいろいろな情報収集をしたり、調査をしたり、整理をする方とか、いろいろな職種というか、部分で募集をかけますので、今回の事業の対象としてはふさわしいかと考えております。  以上でございます。 108 ◯主査(西巻義通君) 山浦委員。 109 ◯委員(山浦 衛君) はい、特に今のデータベース化に関しては、やはり仕事の中身がかなり、今御回答あったように専門性の強い仕事だと思うんですよ。だからだめというわけじゃないんですけれども、であれば、余計もっとしっかりした準備をして、しかるべきことをしておかないと、雇ったはいいけれども、仕事は全然進まないということが考えられると思いますので、千葉市の文化人とか、いろいなことをまとめてデータベース化しておければ非常に結構なことなんで、ただ、緊急雇用と本当にうまく結びつけられるのかということを再度さらに検討して、それらを有効活用、せっかく国から来るお金ですから、有効活用できるように考えていただきたいという意味で、もう一度ちょっと御答弁をお願いいたします。 110 ◯主査(西巻義通君) 答弁願います。文化振興課長。 111 ◯文化振興課長 はい、文化振興課でございます。  今お話しいただいたようなことを十分留意しながら、できるだけいいものができるように進めていきたいと思います。  以上でございます。 112 ◯主査(西巻義通君) 次に移ります。宍倉委員。 113 ◯委員(宍倉清蔵君) 今予算の中で男女共同参画の啓発のカレンダーが盛ってありますけれども、どこかの自治体が今までやったのを、それらをまねしてやるのか、新しくカレンダーをつくるとするならば、どのような形式の、一枚一枚なのか、あるいは大きな一枚のペラなのか、これによってどのような効果を見込んでいるのか。我々納税者の代表とすれば、しばしば私は口にするんだけれども、費用対効果とか、これをつくることによって、どんなような市民福祉の向上につながるのか、具体的にひとつお示しいただきたいと思っております。お静かに聞いてくださいよ。  次に、女性センターで、ことし購入される予定のビデオと図書類の冊数と個数をひとつ具体的に教えてください。一昨年から非常に私は女性センターにあるビデオと本については、余りにも公序良俗に反するような、社会の秩序を乱すようなビデオと本があることに対して、市民からの苦情が絶え間なくあったので、私も本会議で一応質問をしていたのでありますが、それらについて、ことしもまた相当な費用を投じながら、そういう購入するのがあるならば、今後はやっぱり慎重にそれはしなければならないと思いながら質問をしております。  2点について、ひとつ女性センターの所長がいれば、お顔も見ながら、どんなような方がやっているのか、ちょっとひとつ女性センターの所長に御答弁いただければと思います。 114 ◯主査(西巻義通君) 男女共同参画課長。 115 ◯男女共同参画課長 男女共同参画課長の小池でございます。  新年度事業、カレンダーのことにつきまして、新しくつくるのかということですが、来年の1月から12月のカレンダーを、冷蔵庫等に張れるような毎月めくるカレンダーという形で、形としてはこのようなものを想定しておりますが、その中に一人一人の人権が尊重される社会へ、仕事も家庭もバランスよくなどといったようなことを、わかりやすいイラストなども含めて、毎日家庭で皆さんがごらんいただけるように、目に入るような形での配布を想定しております。作成部数は1万部、ことしの秋ごろに区役所などで御希望のある方に配布を予定しておりますので、効果ということでございますが、日常御家庭で家庭での役割等も皆様方が考えながら暮らしていただけるような、そのようなカレンダーを作成していきたいと思っております。  続きまして、女性センターの図書、DVD等の購入の予定数ということですが、図書は1,378冊を予定しております。これにつきましては、内容等は新刊の本等、リストから選ぶ予定にしておりますので、予定数ということで御理解いただければと思います。ビデオにつきましては18本を予定しております。  以上でございます。 116 ◯主査(西巻義通君) そのほかの答弁はなかったですか、いいですか。宍倉委員。 117 ◯委員(宍倉清蔵君) はい、先ほどの御答弁で一人一人の人権、あるいは役割の分担、具体的にどういう点が欠落していると見て、このカレンダーをつくることになったのか、お答えいただきます。  それで、ビデオと本については、本数や冊数はわかりました。その本とビデオの購入する基準というものは、あるいは審査をする人はどういう人が審査をして買うのか、身に余るような、要するに非常に公共施設に置いてはならないような、そんなような本やビデオがあることは事実であります。それを我々の同僚議員は見まして、まさかこれは市役所で、女性センターで、我々の税金で買っているのかについて非常に驚愕するようなものがあったことは事実であります。今後そのような物を購入しないような、何かの基準なりなんなりをしているのか、今までそれらを購入するように審査をしておった人の名前等について公表を求めます。 118 ◯主査(西巻義通君) 男女共通参画課長。 119 ◯男女共同参画課長 一人一人の人権が尊重されている社会というのが、何が欠落しているか、仕事も家庭もバランスもよくというようなことが、何が今足らないのかという御質問だと思います。  お互い男女がともにそれぞれの意思が反映できるよう、互いの個性と能力を十分に発揮し、自立した生活を営むことができることが男女共同参画社会というふうに言われておりますので、そういった社会が早期に実現できるような啓発をしていきたいというふうに考えております。  続きまして、図書とビデオの件ですが、現在、先進市の事例を収集しておりまして、今年度研究を進めてまいりました。来年度、平成21年度以降購入するものにつきまして、そういった選定基準を定めまして購入を進めていきたいと、現在、整備に鋭意取り組んでいるところでございます。その選定基準にのっとりまして、今後は推進を進めていきたいというふうに考えております。(宍倉委員「名前は」と呼ぶ) 120 ◯主査(西巻義通君) 選考のメンバーの名前とか。はい、課長。 121 ◯男女共同参画課長 選書の選考委員会につきましても、選書基準の中で定めたいというふうに考えております。(宍倉委員「名前を聞いているの」と呼ぶ)ただいま検討中で、鋭意整備に取り組んでいるところですので、その中で定めていきたいというふうに考えております。(宍倉委員「違うんですよ。今までの」と呼ぶ) 122 ◯主査(西巻義通君) 今まで購入する作品の、それを購入するとき決めた人はどういう人なんですかと。はい、どうぞ。 123 ◯男女共同参画課長 はい、男女共同参画課、小池でございます。  今までの選書をだれが決めたかということの御質問だというふうに思います。  女性センターの情報資料センターに勤務します司書、あるいは事務室で選書の新書等のリストの中から候補を選びまして、男女共同参画課に上がってきております。結果的には、男女共同参画課で判断したものを購入するというふうにしております。 124 ◯主査(西巻義通君) 宍倉委員。 125 ◯委員(宍倉清蔵君) 私は、その人たちの名前を聞いているのね。ということは、また同じような人がだよ、1,300冊なり18本のビデオを買うようなことがあると、同じような価値観でまた買って、また私に文句言われる。文句じゃない、質問ですよ。そういうふうなことにならないようにしなければならない。  それで、先ほど人権の問題と役割の問題について、私が今聞いていると非常に抽象論で、もっと具体的にこういう点によって、私たちはカレンダーをつくるんですよと、非常にきれいで抽象論であるけれども、具体的にどんなような人権を阻害されたり、あるいは役割が不足しているのか、もうちょっと具体的にお答えいただきます。  以上でございます。 126 ◯主査(西巻義通君) 答弁願います。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)男女共同参画課長。 127 ◯男女共同参画課長 はい、男女共同参画課長の小池でございます。  一人一人の人権が尊重される社会といいますのは、例えば、夫婦間であっても暴力は許されないとか、親しい関係の中で振るわれる暴力が尊厳を深く傷つけるとか、そのような説明が入ったもの、そして、わかりやすいイラストの説明、あるいは仕事も家庭もバランスよくということで、職場、家庭、地域、あるいは社会などさまざまな場面で男女がともにかかわり、支え合っていく時代というようなことをイラスト等も含めて説明していきたいというふうに考えております。 128 ◯主査(西巻義通君) はい、ほかに。中村委員。 129 ◯委員(中村公江君) 女性センターでの来場者の傾向と男女比、年齢層について伺います。  また、女性センターならではの施策についてと今後の課題、また、女性センターのPRと認知度について伺います。  そして、派遣切りされた人への対応と今後の対策、課題についてを伺います。  また、住民登録について、ネットカフェを住所と認めないということですが、市は代替案があるのかどうか、伺います。  また、4点目は、休日開庁は何課がどんな業務を行う予定なのか、市民へのPR、周知についてを伺います。  以上です。 130 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。はい、男女共同参画課長。 131 ◯男女共同参画課長 はい、男女共同参画課長、小池でございます。  女性センターの利用状況の変化ということですけれども、利用総数を申し上げます。  過去3カ年で、平成17年度は約10万7,000人、18年度が約10万1,000人、平成19年度が10万7,000人ということで、10万人以上の前後で推移をしております。その中で特徴といたしましては、男性の利用率がわずかではありますが、17年度が34%、18年度が37%、19年度が約39%と、わずかながらではございますが、少しずつふえているというふうな数字をとらえております。  あと、御利用いただく年齢層でございますが、これは、実績として調査をした結果ということではないんですけれども、所管としての感想ですが、割と高齢の方の御利用が多いような印象もありますが、地域の中学生、高校生も居場所というようなことで、フリーのスペースをたくさんの方が御利用いただいているというふうに認識を持っております。  女性センターの施策で力を入れているようなことということで御質問ですが、平成19年度から高校への出前講座というようなことを実施し、あるいは講座の中でアサーティブ、中学生を対象にコミュニケーションの方法なんですけれども、お互いを尊重し合いながら、ともに自分の思ったことが自由に発言できるような方法を学ぶというような講座に取り組んだり、あと新年度は、男性、女性がともに参加できる講座を一つ対象をふやすなどといったような、あと親子で参加できる講座というようなことで、講座の中でさまざまな工夫を取り入れていきたいという予定を立てております。  あと、認知度と課題ということでございますが、これにつきましては、利用者の中の居住区を確認しますと、やはりどうしても中央区が多いということで、せっかくの市に一つの男女共同参画の推進の拠点施設ですので、より多くの方に御利用いただけるように、広く広報、PRに努めていくということが課題だというふうに認識しております。 132 ◯主査(西巻義通君) ほかに。はい、どうぞ。 133 ◯勤労市民課長 勤労市民課、萱野でございます。よろしくお願いいたします。  最初に、派遣切りの対応、また対策ということでございます。  派遣切りの対応については、現在、蘇我のいきいきセンターと、それから、幕張の勤労市民プラザの中に千葉労働局OBの方の相談員を配置してございます。昨年の12月から月に二、三件の労働相談の問い合わせがございます。相談内容に応じましては、労使間で話し合ってもらうなり、あるいは労働基準監督署を紹介して、相談をしていただいております。  それから、派遣対策でございますが、派遣切りの対策としましては、雇用調整助成金の拡充や労働基準監督署の特別相談窓口の設置などございますので、そちらのほうで対応していただいております。  以上でございます。(発言する者あり)失礼いたしました。労働相談の中で派遣切りの相談が月に二、三件ございますということです。 134 ◯主査(西巻義通君) 区政課長。 135 ◯区政課長 はい、2点お答えいたします。  まず、ネットカフェ、住民登録できないという考え方を市が示したが、その代替案はということについてです。  基本的には代替案というのはございません。まず、住民票自体は、居住関係を公証する唯一の公文書でありますので、居住関係というのはそもそも生活の本拠を置いている場所というふうに考えています。ネットカフェ自体が、まず、短期間でしか利用されないということ、長くても1カ月というような状況ですね。それからあと、ネットカフェ自体が、洗面所であったりトイレであったり、そういうものが共用されて、わずか限られたあのスペースが一般的に、社会通念上、居住するスペースとして認知できるかというと非常に難しい状況があるなというふうに私ども考えております。  したがいまして、今回の定額給付金に関してもそうなんですけれども、そういう制度ができたから住民基本台帳の登録の考え方を変えるというようなことの必要はないと思っています。何ならば、住民票そのものがすべての住民サービスの基本となるものでございますので、制度の安定性ということを考えますと、今回のような事例というのは、もともと長く生活の本拠としてお住まいになるところで住民登録をしていただくというのが、代替案ということになろうかと思います。  それから、2点目、区役所の休日開庁の開庁する課と業務、それからPR方法についてですが、まず、開庁する課は全部で3課ございます。市民課、それから保険年金課、それから納税課でございます。  まず、市民課は、戸籍、それから住民票、印鑑証明、諸証明の発行、あとは届け出の受け付け、こういったものがメーンになろうかと思います。  それから、保険年金課は、今申し上げました市民課の届け出に伴って保険年金の資格の得・喪失というのがございますので、そういった業務になろうかと思います。  それとあとは、納税課は市税の納税証明の発行ですね。そういうような業務でございます。  このPRにつきましては、これからホームページ、それから市政だよりを通じて市民の皆さんに周知してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 136 ◯主査(西巻義通君) 中村委員。 137 ◯委員(中村公江君) 女性センターですけれども、昨日伺ったとき、ちょうど夕方だったので、男子の高校生が思った以上にすごく多かったなという印象がありました。女性センターそのものが、やはりPRをするのに、高校生も大事なんですけれども、やっぱり中学生の時点から女性としていろいろ思春期を抱えて、その後どう生活していくのか、高校に行かずに社会人になった人の中でDVを受けたりとか、いろいろな待遇、境遇にさらされてしまうような人もいますので、そういう点では、もう少し前の時点での教育は必要じゃないかなというのと、それと、やはり女性センターでDVとか妊娠、出産、子育て、また、男女共同参画などのさまざまな面で女性が知り得る情報があって、早い時期から知っておけばいいんじゃないかなというふうに思いますので、例えば、母子手帳とか、そういうのをもらうときに、必ず女性センターこういうのがありますよって、何か冊子でもいいから、そうすると、必ずお産をした人はそういう場所を知り得るという点で、より具体的にPRできるのかなというふうには思うんですけれども、何かしらそういう手だてを図るというような、確実に本人の手に行くような施策はどうかなというふうに思いますので、いかがでしょうか。  また、昨日、DVDも見ましたが、私から見れば本当にさまざまなジャンルの貸し出しもしていたし、女性センターらしく、やはり女性が女性として生きていく上で必要なものが、きちんと配布されているというふうに思いましたし、宍倉委員が言ったようなそういう図書、DVDですか、見させていただきましたけれども、決してそうした問題があるというような中身とは私は思いませんでしたし、それ以外のものも一般的な図書館にあるものと変わらない、芸術的な評価が高いようなものも多くありましたので、今後も引き続きPRなどに努めてもらえばと思いますが、いかがでしょうか。  また、子供とのかかわりの親子のコーナーが奥のほうであるんですが、大変うるさいお子さんとかも中にはいる。多少声を出していいようにするには、やっぱり中がどうしても本読んだり、ビデオを見たりというんでは、集中している場所に子供を連れて、そこで見ながら何か気楽にわいわいできるかという空間とは、私なんかも母親からすれば、子供は歩き回るのは当然だし、そこで静かに本を読んでばかりでもいられるかというふうに考えたときには、何か図書館のときにはいつも言っていたんですけれども、親子のコーナーで少し音が出てもいいような、ちょっと防音機能も備えたような、気兼ねなく利用ができるような、そうしたコーナーというんですか、そういうのがあれば非常に気楽に使えるかなというふうに思うんですけれども、そうしたことを御検討いただければというふうに思います。  また、先ほど派遣切りされた対応で非常に一般的なお話なんですけれども、先日も都市局で市営住宅の貸し出しをというような話があって、いろいろ問題がありましたが、いざ派遣切りをされて、土日や夜間に困ったという相談があって、職を失ってしまって住まいもないと、そういう相談があった場合は、市はどんな対応をしてきたんでしょうか。  そして、先日土曜の夕方、その派遣切りされた人が相談をされました。私のほうでは、区役所のほうに電話をして、社会援護課のほうに連絡をとって、無料低額宿泊所のリストをもらって電話をしました。ところが、土日では、まずどこも満員だったり、面接そのものも受けてくれません。住まいがなくて、その人は所持金120円です。どうしたらいいでしょうか。どこでどう生活すればいいか。そういう人が来たときに、どこにも住めるような場所がないわけです。そうした困った人が電話をしたら、市はどこで助けてくれるんですか、それをお聞きしたいと思います。  生活保護の課では、やはり通常の対応でということで、この派遣切りがなされたとしても、役所のほうでは事務手続も通常どおりでという指示がなされたということで、区役所の事務手続は通常の受け付けをして、生保の一般的な手だてを図るということで2週間未満の中で手当てをするということで、アパートの確保をするのにも住民登録もされないとできないということで、土日を2回、祭日も挟んで緊急で対応が必要な人が、実際にアパートに入れるまで最短で11日間かかったんですよ。こうしたことをどうお考えでしょうか。年度末にこういった人がたくさん来た場合、3月以降もふえ続けたときへの対応というのが、決して労基署任せとか、ただ、派遣切りされたというところでの雇用の問題だけに限らず、横断的に手だてを図る総合的な対策が必要じゃないかというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。  また、住民登録についても、ネットカフェそのものが住まいには本当にならないことは、本人たちも重々承知なんですが、保証人がないとか、さまざまな面で、そこで滞在せざるを得ないという状況なんですね。この派遣切りされた人も1カ月間、漫画喫茶とかネットカフェで過ごして、お金がなくなってしまったわけなんですが、その人は本当にさまざまな職種の資格を持っていて、いつでも本当は働けるんです。ところが、面接に行くと、ネットカフェにいる、住所がないから住所をきちんと定めなければ採用ができないって、そういうふうに言われたということで、結局住所さえあれば雇用ができるのに、住所として認定をしないがために、そうしたすぐに自立ができるような手だてになっていないと。それについては、どう認識されますか。まず、住所だというふうに認めて、安定した雇用と収入を持てば住まいが確保できるような手だてになっていくんじゃないかと思いますけれども、見解を伺います。そのためにも、住民登録、決してそこで住まいというふうにはなりきれませんが、まず、そこで暫定で対応した後、すぐに住所を移せるような手だてを図る第一歩になるわけですから、そうした手だてをすることが必要じゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。  また、休日の開庁についてですけれども、非常に最低限の受け付けをするというような中身なんですが、先ほども言ったように、土日にそういった相談があったときに、土日では受け付けをしないわけですから、まず、その保護というのは受け付けをした段階から開始になるわけで、土日には困ったといっても開始ができないわけなんです。だから、困ったときにきちんと相談できるようにするには、社会援護課などの開庁とか、また納税についてだって、日曜日なら行かれるという人の相談も加えるなど、そうした柔軟な拡充ということが、これから求められるというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。  以上です。 138 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。はい、男女共同参画課長。 139 ◯男女共同参画課長 はい、男女共同参画課長、小池でございます。  女性センターのことにつきましてですが、男女が互いにその人権を尊重しつつ、責任も分かち合い、性別にかかわりなくその個性と能力を十分に発揮することができ、一人一人の多様性を認め合う社会、そういった男女共同参画社会を早期に実現するための拠点施設としての女性センターの役割を十分に達成できるように、今後も委員御提案のとおり、母子手帳の配布の際のPR等、工夫を検討させていただきながら、情報資料センターでの親子での利用等、より利用のしやすい方法につきましては、研究、検討させていただきたいというふうに考えております。 140 ◯主査(西巻義通君) その他の答弁は。はい、どうぞ。
    141 ◯勤労市民課職員 勤労市民課でございます。  先ほどの派遣切りされまして住居も失った方の対応ということでございますが、今回のこの年末年始の、特に緊急対応という中で、私ども住宅、あるいは社会援護課と連携いたしまして、対応のほうさせていただきました。そうした中で、勤労市民課のほうは直接、そういう住居がないという方の御相談を直接受けたことがないものですから、今の質問に対しまして、今ここで、どういうふうなというような対応は今わかっておりませんけれども、ただ、いずれにいたしましても、私どもに、ことしに入りまして、やはり相談に見えた方がおりました。そういう方につきましては、同僚の方ですとか、あるいは知人の方、そういう方たちにとりあえず緊急の対応をお願いできるように、そういうようなお話をさせていただきまして、あわせて社会援護課ですとか、早期の仕事につきますようにハローワーク等の、そういうような御案内はさせた実績はございます。  今の中村委員からのそういう御指摘でございまして、実際に今携わっておりませんけれども、きょういろいろ勉強させていただきましたので、今後のまた私どもの業務の中でも課題として検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 142 ◯主査(西巻義通君) はい、区政課長。 143 ◯区政課長 はい。まず、ネットカフェの住民登録のことについてですけれども、基本的には、就職できないからそこを暫定的に住所として認めるということは、先ほど申し上げましたとおり、住民票自体はすべての行政サービスの基本となる公文書でございますので、そういった点から制度の安定性を考えますと、今回の事例だけ限界的に扱うというようなことは考えておらない状況です。  それから、2点目、区役所の休日開庁は実際土日あいてないんで相談できないんじゃないか、もっと柔軟な対応をというお話でございますけれども、今回のような事例であれば、警備員を通じて所管する課なりへ連絡がいくような形が一般的なものとしてあると思いますので、そういった制度に乗って対応していくべきものというふうに考えております。  以上でございます。 144 ◯主査(西巻義通君) 中村委員。 145 ◯委員(中村公江君) 今の住民登録の件ですけれども、別に今回の事例がどうだということだけを言っているんじゃなくて、目の前で本当に困った人がいて、住民登録をしたい場合に、所持金がないんですよ。そうした人が、埼玉のほうまで行くのにお金がかかるんです。結局、郵送したらお金はかからないけれども、少なくても。でも、すぐにでも住まいを確保しなくちゃいけないから、交通費がかかわるわけですよ。そういう交通費だって、役所、これは社会援護課ですけれども、結局事前にお金が渡されないから、立てかえをして、ほかの人の自助努力によって今回は解決したわけなんですけれども。でも、そういう頼る人や、たまたまタイミングとかかわれる受け皿があったから、この人はどうにかなったわけですけれども、中央区の区役所から立川まで、これから歩いて帰ろうと思って、友人を伝っていこうとしていたわけなんです。だから、もしたまたま御相談がなければ、本当に路頭に迷って行き倒れになっていたんじゃないかという、そういう人が実際に起こっていて、社会援護課に連絡をして、住まいがないという話までしてたって、結局、ここにないと言った後に、じゃ、どこに住めばいいじゃないかという、そういう最終的な本当の最後のとりでは全く紹介はなかったわけですよ。だから、本当にこういう人が来たときにどうするのかということを、制度の安定性というより人の命がかかっているわけですから、何を大事にするのかという、もう少し人を守るとか、暮らしを守るとか、そういう視点に立って最低限何しなくちゃいけないかという、もう少し基本のところでお答えいただきたいなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。  また、ネットカフェなど、漫画喫茶などで、そこにいるスタッフは2週間以上、そこにずっと寝泊まりしているという人がいればわかると思うんですよ。なぜそこにいなくちゃいけないのか、私たちだったら、個人情報だから、そういうことのやりとりはできないけれども、例えば、行政の人が、こういう手だてがありますよ、こういう相談をしてくださいよって、そういうネットカフェとかにそれぞれにチラシでもまいて、こういうことがあったらこういう相談、こういうところに行けばいいよとか、住まいの確保はこうすればいいよって、そういう話をやりとりすればいいじゃないですか。そういう手だてや具体的な努力はなされたんでしょうか、それを伺いたいと思います。実際に、やはり情報提供して、保健福祉局と実際に困った人の手だてなどというのは、一定やってきたりしていますから、もう少し全庁的に、たまたま千葉市は寮がない。だけれども、千葉の求人情報を見て、横須賀まで出かけて、派遣の寮に行って、そうしたら日産のディーゼル工場でだめだと言われて、それで戻ってきたって、そういう特殊ケースではあります。だけれども、決して千葉にそういう派遣切りされた人が来ないとも限らないので、そうした対応を図るように求めて終わります。 146 ◯主査(西巻義通君) 答弁願います。はい、どうぞ。 147 ◯勤労市民課職員 緊急雇用対策の中で、私ども勤労市民課といたしまして、そういう雇用相談ということは承っていたんですが、今はそういう生活という相談、実際に今携わってないものですから、今ここで即答はできませんけれども、今のお話、十分真摯に受けとめまして、関係部局のほうとまた、庁内のいろいろ連絡会議等も今後また進めていく中ででも、課題とさせていただきたいと思います。  以上でございます。 148 ◯主査(西巻義通君) 時間が来てはいるんですが、市民局関係あと何人、おりますか。3人か。じゃ、午後にいたします。  午後1時、再開いたします。                午後0時3分休憩                午後1時0分開議 149 ◯主査(西巻義通君) 休憩前に引き続き分科会を開きます。  残り3人ということになっておりますので、簡潔明瞭にお願いします。山田委員。 150 ◯委員(山田京子君) はい、では、よろしくお願いします。  まず、平和都市宣言について伺います。  平和都市宣言が出て丸20周年迎えたので、何か行事なり記念になることを考えていらっしゃるのかどうか、伺います。  それから、来年度から区のほうの地域振興課のほうに安全・安心係というものを置くというお話を聞いておりますが、もう少し具体的な事業内容をお聞かせいただきたいと思います。そして、担当者の配置の人数とか、あとそこにどのような予算を充てるのかとか、その辺についてもあわせてお伺いします。  それからあと、総合防災のほうですが、各区の小学校などに備蓄品が置いてあるわけなんですが、それは前に見学に行かせていただいたことがあるんですが、その地域で使うものではなくて、市の中のどこかで特に災害が強かったときに、そっちに回していくものだということを伺っています。その点、地域の方が備蓄品が学校にあるので、これは自分たちがそういうときに使うというふうに誤解をしていることはないのかどうか。そのあり方の理解をちゃんと進めるような説明なりしているのかどうか。  そして、ホームページをちょっと見てみたんですが、市民の方が、千葉市にどういう備蓄品があって、例えば1人当たりどのぐらいのものが今現在あって、それが何日分で、足りるのか足りないのかとか、今、千葉市は少しずつ努力してふやすようにしているけれども、でも、今まだ足りないので、皆さん必ず何日分の食料とか備品とかを用意してくださいという、そういう市民向けの説明が今まであったのかどうか、ちょっと見逃していたかもしれませんけれども、ちょっとホームページの見え方としては、そういう解説のページは見当たらなかったんですね。なので、また防災の日の周辺にそういうことがあったのかもしれませんけれども、私たちが知りたいのは、やっぱりいざとなったときに千葉市はちゃんとそういう備蓄品を持っているのか、それともすごく足りないのかどうかということを日ごろから知っていて、やっぱりじゃ、自助努力が要るんだなとかいうことを認識しておかないと、何とかなるなんて、たかをくくっている方もいらっしゃると思いますので、その辺の状況をお聞かせください。  それから、消費生活センターについて伺いますが、今度、土曜日に相談を始めるということで、少し拡充されることについては喜んでおりますが、ちょっと他市の状況を私ホームページで全部あけてみたんですが、政令市で土曜日をやっているのが8市、日曜日をやっているのが5市ありました。土曜日に関してだと、約半分弱ぐらいやっているわけで、これは相談だけではなくてあけているわけですよね。それで、その辺土曜日にやっている市の利用状況、いつもと同じ利用者がいるのかとか、多いのとか少ないのとか、その当たりの把握はなさっているでしょうか。私のイメージとしては、消費生活センターが全く土日にあかないというのは、勤めをしているものにとってはちょっと不便なんではないかなと思うんですね。ただ、本当にあけてみたらほとんど人がいなかったというのではやっぱり困るので、他の市の状況をよく把握されていると思うんですが、その辺をお聞かせいただきたいと思います。土日を仮にあけるようになると、毎日になりますが、広島市では火曜日を休みにしているんですね。そういう平日休みのところは1市しかないんですが、その辺広島なんかにも、例えば、火曜日休みにして、何か悪い影響があるのかないのかあたりも聞いていただいているといいと思うんですが、その辺ももし把握していらっしゃったら、お聞かせください。  それと、消費生活センターの相談とは別なところに、講習会なんかで使うお部屋とか、立派な調理室がありますけれども、その辺の利用状況がちょっと余りないのではという話を聞いています。それで、他の目的には多分使えないのかもしれないんですが、もったいないので、何とかその利用を広げるために、何か約束事を変えていくとか、目的を広げるとか、何かそういうことはできないのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。  以上です。 151 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。市民総務課長。 152 ◯市民総務課長 市民総務課でございます。  平和都市宣言の20周年を迎えるに当たって、新たな事業がないかという御質問でございましたけれども、結論的にいいますと、特に新しい事業というのは組んでおりません。私ども平和啓発事業というのを毎年度やっておりまして、平成20年度、本年度、さまざまな見直しを行いまして、空襲写真パネル展の開催場所をきぼーる、新しい施設を使って集客力を高めるとか、あるいは各種の啓発事業を7月から、七夕空襲がありました7月から8月中旬までに集中して実施するなどの改善をしまして、それなりの効果が上がってきているところでございます。平和都市宣言につきましては、そうした事業の中で啓発を、周知を図っていきたいと思っておりますし、あと市政だよりへの掲載も20年度から、また始めたところでございますので、そういった機会を使いまして、周知に努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 153 ◯主査(西巻義通君) はい、区政課長。 154 ◯区政課長 はい、区役所に新しくできます安全・安心係に関しての3点の御質問にお答えいたします。  まず、事業内容でございますが、考え方といたしまして、私ども区役所機能の強化の視点から、現在、本庁で行っている事務をできるだけ市民に身近なサービスは区役所で提供しようと、そういう考え方に基づき、今年度、本庁と区役所の事務配分について見直しをいたしました。その結果、12の事業、現在、本庁の総合防災課、あるいは地域安全課、こういったところで今年度執行しておりました12の事業ですね。防犯関係、例えば、防犯街灯の補助であるとか、それから、防災でいうと、防災備蓄庫の維持管理であるとか、非常用井戸の管理とか、あるいは交通安全ですといろいろな違法駐輪のキャンペーンをやっているとかというような、市民に身近な業務12事業について区へ移譲しようということを考えております。  2番目の御質問ですが、これに伴う職員数ですか、これについては、現在、総務局のほうで事業内容をもとに、どれだけの人役を張りつけるかということについては検討しておりますので、現在の段階ではお答えできません。  それともう一つ最後、予算ですけれども、これにつきましても、現在、本庁と区の間で細かい事務内容の詰めをやっております。マニュアルをつくっております。そのマニュアルをつくる段階で、具体の予算を本庁に置いとく分と、それから、区へ移す分という精査をしております。ですので、今の段階では整理中だということで御報告申し上げられない状況にございます。  以上でございます。 155 ◯主査(西巻義通君) 総合防災課長。 156 ◯総合防災課長 総合防災課、押尾でございます。  まず、備蓄品の備え、それとそのかかわりなんでございますけれども、現在は点在しております備蓄倉庫に入っているものにつきましては、一定基準、配備目標を設けまして備えているところであります。ちなみに、拠点倉庫、大きな倉庫、区役所でありますとか、消防でありますとか、大きい倉庫におきましても、基本的にはチェーンソーであるとか、エンジンカッターとか、かさのはるものを備えておりまして、あと分散備蓄、小学校とか、そういうところ63に至るものについては、毛布であるとか、防災シートであるとか、そういうようなものを備えるようになっております。そのほか掛け衣だとか、いろいろありますけれども、そういう備え方をしておりますが、詳細について何がどこにという、まだ市民公表というのはなかなかしていませんけれども、おおむねどういうものが入っているかについては、ホームページ等を通して備えを御紹介させてもらっております。  それと、この備蓄品の特に資機材等についての使用なんでございますが、災害というのは、どこでどういうふうになるかわかりませんけれども、基本的には災害が、大きな災害で必要な物品があれば、そこへいろいろなものを投入していくという段取りになると思います。しかし、災害になりますと、地元のところにも自主防災組織がありまして、そこで一定の備蓄資機材、そういうものも用意させてもらっていますし、助成もさせてもらっておりますので、そういうところでの活用も大きな力になろうかと思います。  そして、次に、備蓄食料かな、それとあと各家庭、市民の方がどれだけの備えをしておいたらいいのかなということなんですが、実はホームページ、我が家の危機管理マニュアルというところで、各御家庭での備え、3日分の食料、備えをしておいてくださいというような呼びかけをさせてもらっていますし、また、毎年9日1日、市政だより特集号を組みまして、そういうものをテーマ性に沿った呼びかけも行っております。そのほか、私ども非常に出前講座、人気がありまして、そういう機会をいただいているんですが、出前講座の中にもそういう各家庭での備え、例えば非常持ち出し袋というのは、女性であれば10キロを基準にこういうものを備えておいたらどうでしょうかとか、男性であれば15キロというふうによく言われていますんで、そういうような中に備えておくべきもの、こういうものがありますというようなヒントというんですかね、そういうものを説明させていただいております。  以上でございます。 157 ◯主査(西巻義通君) 消費生活センター所長。 158 ◯消費生活センター所長 消費生活センターの鶴岡でございます。  まず最初に、他市の土曜日の開設状況についてでございますが、うちのほうも他市の状況は調べさせていただきまして、まず、土曜、日曜やっているところがあるというのは承知しております。まず、始めるに当たりまして、土曜日から始めさせていただくということにしたわけですが、それにつきましては、他市の状況を見ますと、平日の約30%程度の件数が土曜日に相談があります。日曜日には、平日の大体20%程度の相談ということでありましたので、数の多い土曜日からまず相談をさせていただこう。それから電話と、それから来所というふうにありますが、まず、電話だけ受けさせていただきまして、市民ニーズをこれから見させていただいて、また考えていきたいというふうに考えております。  それから、広島市は火曜日は休みですけれどもというお話ですが、大変申しわけございません。これにつきましては、ちょっと広島のほうへ特には確認はしておりません。  それから、部屋の利用状況がもう少し上がるようにということでございまして、これにつきましては、うちの施設はPFIで建設した経緯がございまして、これらの約款等々がありまして、利用に制限がございますが、各種の講座を初め、幅広い年齢層に啓発をいたします。それから、ホームページ等を利用した市民へのPR等を図りまして、利用者の増加に努力していきたいというふうに考えております。  以上です。 159 ◯主査(西巻義通君) 山田委員。 160 ◯委員(山田京子君) はい、ありがとうございました。  平和都市宣言のほうは、とても地味な事業だとは思うんですけれども、やっぱりなくなってはいけないことで、戦争体験のお話を次の世代に伝えるとかということは、本当に細々でも必ずどこかでやっていかなきゃいけないと思います。それで、なかなか地味なのでふだん目に触れないというか、意識の中に落ちないということが多いので、こういう例えば、節目というんですか、ちょうど20周年をとらえて少し多目に、大き目にアピールするとかということがいいんじゃないかなと思ったのでお話ししたんですね。また、市民の中にもやっぱりそのことをとても大事に思っていらっしゃる方もいますので、ぜひ市民のほうからもこういうことをやりたいということがあったら、協働してその企画など考えていただけるととてもいいかなと思いますので、お願いしておきます。  それで、ついでに、22年に郷土館に平和資料室ができるというお話もありますので、そのあたりも含めて、皆さんにPRが行き届くような仕掛けというか、そういうことをするとより効果的かなと思います。これも要望しておきます。  それから、地域振興課の安全・安心係なんですが、ちょっと細かいことはよくわからなくて、12の事業というのもちょっと全部お聞きできなかったんですが、これから市民の方が、区でそのことがきちっとできるということになるわけなので、ぜひPRのほうを体制が整うころには、皆さんにきちっとお知らせして、区役所にそうことにきちっと相談に行って、そこで問題が解決できるということをアピールしていただきたいと思うので、その辺、広報の仕方について予定していることがあればお聞かせください。  それから、備蓄なんですが、ちょっと聞きたいことがうまく伝わらなかったと思うんですが、やっぱりどこの自治体もまだ完全に備えているとは思えませんので、その辺は市民もわかってくださると思うんですが、千葉市の今、持っている状況がどのレベルなのかというのが市民にわからないと、ああ、これは大変だと思ってくれないと思うんですね。皆さん各自用意してくださいというのは、よく聞く話ですけれども、市を当てにしないでちゃんとやんなきゃと思ってもらうのは、やっぱり現状をきちっと知らせて、仮に今千葉市にあるものを使っても、例えば、何人分の人にしか行き渡らないとか、何日分しかありませんとか、不十分であるということを逆にPRするほうが、皆さん一生懸命やるのかなというふうにちょっと私は思っています。  それで、防災備蓄品一覧をちょっと出してみると、簡易トイレが全体で190台とか、そういう数字を見ても、まだまだちょっと足りないようですので、この辺も本当はどのぐらい必要なのかというのもあって、今どの段階なのかというところをちょっと示していただけるといいなと思っています。その辺ちょっとこういう目標というんですか、この枠だけ欲しいというあたりを千葉市が持っていらっしゃるのかどうかについてお聞きします。  それとあと、消費生活センターは、ぜひ他市の状況を見て効率的にやっていただきたいんですが、部屋の利用についても何か利用の制限があるようなんですが、本当に立派な建物なので、何とか利用をふやすというんですか、皆さんが知らないということが、まず大きいと思うので、何か仕掛けをお願いしたいと思いますので、何か具体的に考えていることがあればお示しください。  以上です。 161 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。区政課長。 162 ◯区政課長 区役所に安全・安心係ができることに伴う広報についてお答えいたします。  まず、基本的にはホームページ、区のホームページを一番の手段として考えております。ただあわせて、これまで各関係団体は、本庁の関係課のほうに手続に来られていましたので、その関係団体には、個別に今度は窓口が本庁から各区役所になりますよという情報の提供はしていきたいと思っております。  以上でございます。 163 ◯主査(西巻義通君) 総合防災課長。 164 ◯総合防災課長 総合防災課でございます。  まず、食料については、21万の3食分ということで63万という数字になるんですが、64万食を目標に現在そろえているということは、折に触れて御紹介させていただいております。また、資機材なんでございますけれども、これについてはいろいろな状況予測をされるということで、なかなかすぐにというのは見えてこないのが正直なところでございまして、はっきりとした数字というのは、まだ整っていないのが現状でございます。また、トイレについては、まだまだ委員おっしゃるとおり、不足しております。しかしながら、そのトイレの種類も最近多くなってまいりまして、要はマンホールトイレも昨年できた。また、障害者用の対応のトイレがどのぐらい必要なのか、また、一般のトイレはどうなればいいのか、そういうものがちょっといろいろな分野で広くかかわってまいりますので、これは今後そういうものを調査いたしまして、しっかりと整えてまいりたいと思います。  以上でございます。 165 ◯主査(西巻義通君) ほかにないですね。消費生活センター所長。 166 ◯消費生活センター所長 消費生活センター、鶴岡でございます。  利用の促進のための周知の仕掛け、具体的な対策はありますかというお話でございまして、まず、講座の充実を図っていく中で、人気の講座というのがございますので、そういったものの回数をふやしたりとか、特に料理教室に非常に関心が多うございますので、添加物等々のPRを含めて、男性も結構料理教室に参加していただいていますので、そういうものの充実、それから、ホームページ、暮らしの情報いずみ等でPRするなど、いろいろな仕掛けをこれから一生懸命考えたいと思います。  以上です。 167 ◯主査(西巻義通君) 山田委員。 168 ◯委員(山田京子君) はい、ありがとうございました。  じゃ、新しく始まる安全・安心係についても、ホームページというだけではなかなか見る方も多くないと思うので、自治会の回覧とか、そういうものに載せるなど、ちょっと工夫をしていただいたらどうかと思いますので、要望しておきます。  あと、消費生活センターも、料理教室が人気あるんというんですけれども、各区のコミュニティセンターなんかでは、逆にいうと余り利用が少ないという、ちょっと逆転現象がありますので、その辺も消費生活センターが各区に出前で行くという方法もちょっと考えられるんではないかなと思いますので、それでお互いに相乗効果を図るみたいなのはどうかなと、ちょっと私は思っていますので、御検討いただけたらと思います。  以上です。 169 ◯主査(西巻義通君) 次に移ります。酒井委員。 170 ◯委員(酒井伸二君) 安全・安心を願いまして、ちょっと防犯、防災の件についてちょっとお伺いをいたします。  これまでにもたくさん質問が出ておりますので、少し重複を避けて端的にお伺いいたします。  まず最初に、青色防犯パトロールなんですけれども、この青色回転灯については、2004年の段階で国土交通省と警察庁のほうで、要するに回転灯を車に装着できる条件ということで、ある意味、自治体が認める民間の自主的な防犯パトロールに対しても、警察署などでの講習受講などを条件に青色回転灯をつけられるというふうに認められているわけです。そういう意味では、この防犯パトロール、大変犯罪の抑止力になる効果的な政策でありますので、こういう回転灯の装着を自主防犯組織などにも活用いただくという取り組みが必要だと思いますけれども、当局の見解をいただきたいと思います。  それから、防災のほうなんですけれども、この自主防災組織の養成ということで、リーダーの養成とか、さまざま取り組まれていると。もう一つ、ここで大事な観点は、やっぱり中高生というんですかね、やっぱりこの年代にもやはりいざというときには防災の戦力になっていただくための防災教育、この辺の力の入れ方というのは大事かなと、この辺の取り組みを伺いたいと思います。  それから、もう一つは、これら総合防災のほうで策定されたさまざまな施策については、当然ながらさまざまな防災計画に基づいて実施されていると思うんですけれども、本市としての防災の計画ですね。この辺というのは多分、何とか防災計画というのがあるんでしょうけれども、実際に策定されたのはいつなのか。また、その概要はどんなものなのか。さらには、昨今のさまざまな時代の流れに伴って、そういう見直し、こういったものはどのように行っているのか、伺いたいと思います。  以上でございます。 171 ◯主査(西巻義通君) 答弁願います。地域安全課長。 172 ◯地域安全課長 地域安全課の川田でございます。  青色防犯パトロールについての御質問でございますが、確かに青色回転灯の犯罪抑止効果は非常に高いというふうに言われておりますので、現在、各警察署単位で存在しております防犯協会、こちらのほうが青色回転灯を装着したパトロールカーの貸出業務を行っております。そのほかに、最近では取りつけ型の青色回転灯も比較的安い値段で販売されておりますので、これらの貸し付け等、新しい手段について検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 173 ◯主査(西巻義通君) 総合防災課長。 174 ◯総合防災課長 総合防災課でございます。  中高生への防災教育でございますけれども、市立の生徒さんについては、安全をテーマとした教育ということがありまして、その一部の中で防災教育をさせていただいております。このほかの中学生でありますと、9月1日に行っております防災訓練で実体験ですね、土のう袋を経験してもらったり、火消し、または救急の応急処置の仕方等を行っているところでございます。  そのほか、地域防災計画の策定ですが、昭和38年の10月に策定して以来、必要に応じまして順次修正を行ってきているところでございます。地震対策編、それと風水害対策編、それと大規模事故対策編、これは20年度に時点修正等を含めまして修正を行いまして、現在は、また引き続き見直し修正を行っておりますが、大きなものといいますと、その後、県の修正が平成18年に行われているところから、整合性をとるということであわせた修正、そしてまた、新たな項目に加えるのは、やはり女性に配慮した備えというようなものも含めまして、順次計画の策定を進めているところです。  以上でございます。 175 ◯主査(西巻義通君) 酒井委員。 176 ◯委員(酒井伸二君) ありがとうございました。  青色回転灯の話については、新たな貸出手段等を検討していただけるということですので、ぜひともお願いをいたします。  それから、防災教育については、さまざま防災の日を中心にやっておるということだったんですけれども、昨今、結構全国的には例えば、さまざまな授業の時間を使って、仮設トイレを組み立てる実践実地訓練だとか、それから耐震診断なんかも専門家と一緒になって、耐震診断を中高生が一緒にして回るとか、やはり本当に実体験に基づいてやっぱりいざというときに役立つ訓練ですね、やっぱり余りマンネリにならないように。千葉市は本当になかなか災害がないので、そういう意味では本当に喜ばしいことなんですけれども、やはりいざというときにどれだけ力を発揮できるかという意味で、中高生の戦力というのは非常に大きいと思いますので、今後より具体的にまたアイデアを出して、ぜひこういった防災の戦力としての養成をお願いしたいと思います。
     それから、最後に、防災計画についてなんですけれども、かなり古い歴史の中で何とか見直しを行ってきて、時代の流れに伴って、またいろいろ女性のための施策だとか、そういうのも盛り込まれているということで、この辺は引き続きお願いしたいんですけれども、1点だけ、これは最近ちょっと新しい動きで、要するに、BCPという、これはビジネス・コンティニュイティ・プランというんですけれども、事業継続計画ということで、東京都を中心にやっぱりこの辺、早速さまざまなこういった計画が進んでいるんですけれども、これは何かというと、今の防災計画というのは、やっぱり当然予防から応急、復旧、復興までという総合的なものの観点でまとめられているんですけれども、BCPというのは、あくまで発生した直後に必要性の高い業務をいかに早く復旧して継続することができるか、この点に観点を置かれた上での計画をやはりきちっとまとめている。例えば、新型インフルエンザが起こったときに、どうやって一つ一つの対応策をとっていくのか、こういうBCPの策定というのが、結構全国的にも幾つかの都市でも実施が始まっているというふうに聞いています。ぜひともこういう緊急時の実際のある意味パニックというか、パンデミックというんですか、そういったものに対しての計画ですね、こういったものも今後策定をしていってはどうかと思いますけれども、お考えだけ聞きたいと思います。 177 ◯主査(西巻義通君) 答弁願います。総合防災課長。 178 ◯総合防災課長 総合防災課でございます。  委員おっしゃるとおり、最近の中でBCP、非常に位置づけが高くなってきております。しかしながら、なかなかその取り組み、どのようにしたらいいか、優先的な順位をどういうふうにするか、事業を停滞することなく継続するためにはどの程度までのものにとどめていくか、じゃ、それを、体制をどういうふうにしていくんだとか、そういうものが、あらゆる想定のもとに組み立てていくということで、幅広いきめ細かな部分も大分含まれておりますことから、これは早急にやらなければいけないとは言いながらも、なかなか難しいエリアでございます。しかしながら、東京都も始めてきているという中にあって、新型インフルも含めて、私どもも新年度早々から他都市の前例を確認いたしながら、調査研究、計画の策定に向けて進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 179 ◯主査(西巻義通君) 酒井委員。 180 ◯委員(酒井伸二君) はい、それでは、大変難しいテーマだとは思いますけれども、ぜひとも検討をお願いします。  以上でございます。 181 ◯主査(西巻義通君) はい、次に移ります。福谷委員。 182 ◯委員(福谷章子君) はい、お願いします。  まず、路上喫煙の防止について伺います。  完全分煙型喫煙所についてなんですが、これによりますと、JR千葉駅東口クリスタルドーム付近ということなんですが、これは場所としてはかなり目立つ場所なのでしょうか。  それから、ここはJTが設置するというふうに聞いたんですが、維持管理は今後どこがするのか、伺います。それから、設置した場合に、目的外使用料のようなものはどんなふうにされるのか、お聞かせください。  それから、次に、男女共同参画についてですが、この間の代表質疑で、また会派の質問だったんですけれども、要保護児童の協議会が設置されるに当たって実態調査をしたと思うんですが、そのときに虐待もふえているし、DVの相談もふえているというようなことが報告されていました。今、DV相談に関しては、予算のあらましのほうには全然記述がないんですけれども、どこで、どのように行われているのか、伺います。  それから、各局が予算要求をしたときに、DV防止基本計画が予算要求されていたと思うんですけれども、今回残念ながら予算化されてないんですが、そのときに要求されたのは幾らぐらいの額で要求されたのか、伺います。  次に、労働対策なんですが、ここに若者の就職支援という項目がありますが、この予算と、それから具体的にどんな内容なのか、お聞かせください。  以上です。 183 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。地域安全課長。 184 ◯地域安全課長 地域安全課の川田でございます。  まず、喫煙所の設置についてでございますが、JR千葉駅の東口のクリスタルドーム付近に設置をすることとしておりまして、この場所は一部クリスタルドームの屋根の部分にかかるところがあります。目立つかどうかというのは、ちょうど東口から出まして90メートルほどの位置にございます。そして、ちょうど左右に分かれる岐路と思われるところに設置をする予定でございます。目立たないところではないと思いますが、そちらの位置を検討しております。  それから、維持管理費でございますけれども、先ほどお話のありましたように、設置費については、JT日本たばこ産業が全額を負担するということになっております。設置後に市のほうに寄附をいただく予定でございまして、寄附をいただいた後は、市が管理をしていくということになっております。  それから、目的外使用料はどうなっているのかということでございますが、ただいまお話しをしましたように、設置後は市のほうに寄附をいただきますので、市の所有物となります。その関係で道路占用許可を受けた上で、使用料については全額免除というような形で考えております。  以上でございます。 185 ◯主査(西巻義通君) はい、男女共同参画課長。 186 ◯男女共同参画課長 はい、男女共同参画課長の小池でございます。  DVの相談のお尋ねですけれども、DVの相談は女性センターにあります、ハーモニー相談室のほうで女性のあらゆる悩みにお答えをしている中でDVも扱っております。さらに、福祉事務所等におきましても相談を承っておりまして、DVに関する相談は、平成18年度が、福祉事務所等が559件、女性センターでは360件、18年度の合計が919件、それから、平成19年度は、福祉事務所等で837件、女性センターでは474件、合計で1,311件という実績があります。  DV防止法の基本計画の予算の要望状況ということでございますが、予算総額見積額は233万8,000円を要望させていただきました。専門委員会を設置し先進市の研究をするとともに、専門委員会の御意見をいただき策定業務にかかわる予算ということで要望させていただきましたけれども、ハーモニープラン等の整合を見ながらということで、21年度は内部での検討委員会を立ち上げて、検討を進めていくような予定になっております。 187 ◯主査(西巻義通君) 勤労市民課長。 188 ◯勤労市民課長 勤労市民課でございます。萱野でございます。  労働対策の中の若者予算と、それから内容についてでございます。  予算は180万円でございます。また、平成21年度では、就職活動を行っている若者を対象に実践セミナーの開催や個別カウンセリングを開催するとともに、セミナーやカウンセリングを蘇我の勤労市民プラザの会議室で実際に行いまして、同プラザの中にございます千葉市の無料職業相談室や、隣接しております千葉市の労働相談室と連携いたしまして、ワンストップサービスというもの、機能を持たせた一体的な若者就職支援事業を実施していく予定でございます。  また、今後も雇用情勢の悪化により学生の就職状況も内定取り消し等々、いろいろ厳しい状況ございますけれども、引き続きセミナー等々開催してまいりたいと考えております。  以上でございます。 189 ◯主査(西巻義通君) 以上ですね。はい、福谷委員。 190 ◯委員(福谷章子君) はい、ではお願いします。  まず、完全分煙喫煙所なんですけれども、これ路上喫煙禁止区域ですよね。そこに設置するということについてどのようにお考えなのか、確認をしたいと思います。  それから、男女共同参画のDVの相談のほうなんですけれども、今、伺って、やっぱりDV相談が随分ふえているということで、ちょっと私も驚いております。実は、二、三年前にある自治会長さんの御自宅に夜中に女性がはだしで駆け込んできて、助けてほしいというふうに来たと。真夜中だったので、とりあえず奥さんが対応して家にとどめたということなんですね。結果的に、その女性は御実家のほうに帰したということなんですが、こういう場合、どこに紹介すればいいんでしょうか、それをお聞かせいただきたいと思います。  それから、若者のほうなんですが、労働者の権利教育についてはそちらではされないんでしょうかということを確認したいと思います。若者が働くに当たって、就職するに当たって、やはりきちんと労働者の権利ということを知っていないと、不利な条件で契約をしたりということがあるというふうに聞いております。高校の先生なんかは、もうその辺に気がついて労働の教育をカリキュラムの中に取り入れて頑張っていらっしゃる方もいるんですけれども、なかなか教育の中に組み込んでいくというのは、時間の関係もあって難しいですね。こういうところで、こういう就職支援の仕組みがあるのであれば、そういった権利などもレクチャーしていただけるといいのではないかと思うのですが、お考えを伺います。 191 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。地域安全課長。 192 ◯地域安全課長 地域安全課の川田でございます。  まず、喫煙所の件でございますが、まず、禁止地区になぜ設置するのかという御質問でございますけれども、私ども御承知のとおり、巡視員を活用いたしまして巡視活動を実施しております。その中では、1日4組出しておりますが、2人1組なんですけれども、そのうちの2組をJR千葉駅の東口付近で活動させております。指導の件数は1日当たり35件程度になります。巡視活動で注意を申し上げますと、喫煙者の方からは、条例はわかったよというお話があります。ただし、その後に必ず、じゃ、どこで吸えばいいんだと、喫煙場所をつくってくれというような要望がございました。そのようなことから検討いたしまして、先ほどお話ししたように、JTの御協力をいただいて、条例に適合する建物型、いわゆる外に煙も漏れないような形のもの、そして、通常の歩行者の方にやけど等の危険の及ばないような形で設置をできる、また、整備をしていけるというような目安がつきましたので、このような形で御提案をさせていただきました。  以上でございます。 193 ◯主査(西巻義通君) はい、男女共同参画課長。 194 ◯男女共同参画課長 はい、男女共同参画課長、小池でございます。  緊急の場合、24時間対応しているDVの窓口は、千葉県女性サポートセンターになります。24時間の電話対応をしておりまして、電話番号302の1015で受けていただけますので、そういったところへお願いします。そして、今すぐ追われていたり、危害の危険がある場合には、警察にもそういった相談窓口がございますので、110番でも結構だと思いますので、対応していただけるようになっております。 195 ◯主査(西巻義通君) はい、どうぞ。 196 ◯勤労市民課職員 勤労市民課でございます。  先ほどの労働法等の働く方たちの基本的な権利等のそういう教育につきましては、実は3月4日でございますけれども、蘇我の勤労市民プラザにおきまして、労働法の基本がわかる講座ということで、これは若者、中高年者を含めまして講座を開催しましたところ、非常に多くの反響がございまして、これをとらえまして、今後は先ほどお話しいたしました、若者就職支援の中にございますセミナーですとかカウンセリングの中でも、個別対応ですとかセミナーの中で皆さん方にそういう教育を図っていこうかと、そういうふうには考えております。  また、この21年度でございますけれども、働く市民のガイドブックでございますが、これは改訂版、今回3回目になりまして、昨年からいろいろ若い方たちにわかりやすいようなハンドブックというようなお話もいただいておりますので、例えば、これは北九州でございますけれども、働くあなたのワンポイントレッスンとか、こういう小さい冊子で、若い方たちが手持ちで持てるような、そういうような工夫もこの21年度のガイドブックの中で検討しまして、いろいろ啓蒙を図っていくつもりでございます。よろしくお願いいたします。 197 ◯主査(西巻義通君) 福谷委員。 198 ◯委員(福谷章子君) はい、先ほどの地域安全課長のお答えを聞いておりまして、私たちはどこで吸ったらいいのというのは、ちょうど駅の近くの広い場所でスケートボードをやっていた若者が、お巡りさんに、そこは邪魔だからあっちへ行けと言われて、僕たちは、じゃ、こういうのをどこでやったらいいのと聞き返したのと、今ちょっと重なりました。それは余談なんですが、結局せっかく禁煙に向けて今まで努力してきたものが、こういったところにこういうものをつくることによって、また後戻りをしてしまうんじゃないかというやっぱり心配があるんですね。ここに結局密室の中にスモーク状態で閉じ込めて、それはそれでその人たちは幸せなのかもしれませんけれども……(「幸せじゃないです」と呼ぶ者あり)かもしれませんけれども、周りに与える影響とか、それから、若者も行き来するとかというようなことを考えると、果たしてこれが本当に次善の策なのかどうかということは、よくよくお考えをいただきたかったというふうに思います。  それから、DVのほうなんですけれども、基本計画をつくる予算が233万円ですか、240万円弱もつけていただけなかったということは大変残念で、これがDVが減っている状況、社会状況であればいたし方ないかなと思うんですけれども、これだけ相談もふえているということなので、ぜひとも次年度にはそれをつけていただきたいというふうに、これは財政局のほうにお願いしたいと思います。  そして、支援センターなんですけれども、サポートセンター、県のほうには確かにありますけれども、これは千葉市にもぜひつくる方向で、これからぜひとも進めていっていただきたいなというふうに、これも要望をしておきます。  それから、若者のほうは、権利教育されているようで安心しましたが、この厳しい状況の中で、やはりそういうきちんと働く権利を自覚していないと、ますます厳しい状況に追いやられてしまうことも考えられますので、ぜひとも労働教育のほうにも今後とも力を入れていただきたいと、要望して終わります。 199 ◯主査(西巻義通君) はい、ありがとうございます。  以上で、市民局所管の審査を終わります。  市民局の方々は、大変お疲れさま、御苦労さまでした。  じゃ、入れかえをしますので、スピーディーにお願いします。               [市民局退室、建設局入室]                  建設局所管審査 200 ◯主査(西巻義通君) 次に、建設局所管について説明をお願いします。建設局長。 201 ◯建設局長 建設局でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、21年度の概要について説明させていただきます。  済みません。座らせていただきます。  お手元の平成21年度局別当初予算案の概要の21ページをお願いいたします。  まず、1の基本的な考え方でございますが、土木部につきましては、市民生活に密着した道路の舗装や側溝の新設改良を推進するとともに、快適な道路環境を守るため、効率的な維持管理に努めることとしております。  次に、安全で快適な歩行空間の確保と都市災害に対応するため、県道本千葉停車場線新宿2丁目地区ほか4地区の電線共同溝整備や橋梁の耐震補強を推進することとしております。  次に、歩行者の安全確保や利便性の向上のため、交通バリアフリー法に基づく構造基準に沿って、歩道整備、段差解消、視覚障害者誘導用ブロック敷設などを推進してまいります。  次に、市民の生活環境の保全と都市機能の維持を図り、良好な都市環境を形成するため、自転車駐車場を整備するなど、放置自転車対策を推進することとしております。  次に、道路部でございます。  体系的な道路ネットワークを確立するために、県道、市道の整備を推進することとしております。  次に、広域的な主要幹線街路として、新港横戸町線ほか3路線の整備を推進することとしております。  次に、都市活動の円滑化、効率化や拠点アクセス強化のための幹線街路として、大膳野町誉田町線ほか4路線の整備を推進することとしております。  次に、誉田駅周辺のまちづくりについては、北口の幹線道路などの整備を推進することとしております。  続きまして、2の予算額の概要についてですが、金額は100万単位で御説明申し上げます。  平成21年度の一般会計当初予算額は173億4,200万円でございます。前年度当初予算額と比較いたしますと、マイナス19億8,800万円、10.3%の減となっております。  続きまして、表の右側の欄をごらんください。  歳入の主なものは、道路占用料の14億1,200万円。次の地域活力基盤創造交付金収入、道路は、県道、市道の整備及び橋梁の耐震補強などに係る国庫補助金で3億8,200万円。次に、交通安全は、歩道整備や自由通路のエレベーター設置などに係る国庫補助金で2億100万円。次に、街路は、幹線街路などの整備に係る国庫補助金で20億4,900万円。次に、道路新設改良債は、国道、県道、市道の整備及び電線共同溝の整備などに係る市債で53億3,700万円。次の街路整備債は、幹線街路などの整備に係る市債で28億4,700万円となっております。  次に、公共用地取得事業特別会計ですが、予算額は3億8,500万円でございます。前年度と比較しますと2,900万円の減となっておりますが、これは平成21年度において、美浜長作町線ほか11路線の用地について償還するものでございます。  次に、22ページをお願いいたします。  3の重点事務事業でございます。  土木部では、舗装・側溝新設改良のほか4事業であります。  まず、(1)の舗装・側溝新設改良は14億5,000万円。ほかに都市整備公社の債務負担行為といたしまして4億4,800万円でございます。  事業内容は、舗装新設改良で108路線、延長1万5,644メートル、側溝新設改良で97路線、延長9,674メートルを整備することとしております。  次に、(2)の電線共同溝整備は1億9,300万円でございます。  事業内容は、県道本千葉停車場線新宿2丁目地区ほか4地区におきまして、延長335メートルを整備することとしております。  次に、(3)の交通安全施設整備は5億900万円でございます。  事業内容は、歩道等整備で9路線、延長430メートルの整備と用地取得367平方メートルでございます。  安全施設等整備では、引き続き道路照明灯、道路案内標識などを整備するとともに、歩道の段差解消を推進してまいります。  また、駅前広場の機能充実を図るため、エレベーターをモノレール千城台駅に1基設置するとともに、モノレール千葉公園駅の設計を行うこととしております。  次に、(4)の橋梁維持は9億9,400万円でございます。  事業内容は、浜田陸橋ほか5橋の耐震補強対策を行うほか、誉田跨線橋ほか6橋の橋梁補修を行うこととしております。  次の(5)の放置自転車対策は、1億3,500万円でございます。  事業内容は、JR幕張駅などにおいて自転車駐車場の整備を行うこととしております。また、自転車の放置を防止するための対策を実施してまいります。  続きまして、道路部に係る4事業でございます。  (1)の道路新設改良は、12億4,400万円でございます。  事業内容は、県道2路線、延長60メートルの整備と用地取得1,907平方メートル及び市道24路線、延長1,847メートルの整備と用地取得2,510平方メートルを行うこととしております。  (2)の主要幹線街路整備は、50億300万円でございます。  事業内容は、新港横戸町線ほか3路線の用地取得1,456平方メートルと擁壁築造工事などでございます。
     (3)の幹線街路整備は、4億4,300万円でございます。  事業内容は、大膳野町誉田町線ほか4路線の用地取得302平方メートルでございます。  (4)の誉田駅周辺まちづくりは、3億4,000万円でございます。  事業内容は、誉田町215号線交差点の改良工事と用地取得665平方メートルでございます。  次に、お手元に配付されております財政局資料の1ページ、平成21年度都市整備公社公共施設整備事業調書のうち所管する事業について御説明いたします。  左の欄の下から2段目、道路整備として舗装・側溝新設改良で4億4,800万円の債務負担行為をお願いしております。  事業内容は、舗装新設改良で23路線、延長3,280メートル、側溝新設改良で26路線、延長2,830メートルの整備をすることとしております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 202 ◯主査(西巻義通君) これから審査に入るわけですが、今ちょうど2時ぐらいですね。おおむね4時ぐらいに終わらないと、次の報告等が間に合いませんので、2人質問の予定にはなっておりますが、できるだけ1人で終わってもらえるように議事進行に御協力をいただきたいと思います。それでは、どうぞ。一番向こう、片田委員。 203 ◯委員(片田幸一君) それでは、放置自転車対策についてお聞きしたいと思います。  まず、この予算額が前年度比マイナス約1億円なんですが、その理由は何か。  それと、この1億3,585万8,000円ですけれども、一般会計予算書の211ページには、同じく放置自転車対策として9,725万円と出ているんですが、この違いはどうなのか、具体的に御説明をお願いしたいと思います。  それから、幕張駅自転車駐車場の整備工事費ですが、この財源内訳についてお願いいたします。  それから、この放置自転車の解消に向けて、たしか平成27年度だったでしょうか、それを目標に自転車駐車場の整備計画が立てられたというように思っておりますが、この平成21年度におけるそれらの27年度を目途とした、その進捗状況というのはどういうぐあいになるのか。  以上です。 204 ◯主査(西巻義通君) 答弁願います。はい、どうぞ。 205 ◯自転車対策課長 自転車対策課長の海宝でございます。  まず、1億3,585万8,000円の減額の理由でございますが、千葉駅の機械式駐車場等、大きな工事がないことから減額となっております。あと、放置自転車対策費として9,725万8,000円を計上してございますが、これはこの1億3,585万8,000円のうち、放置自転車撤去ほかの金額がそれに該当するものでございます。  それから、幕張駅の財源内訳でございますが、これにつきましては、工事費として200万円、それから、用地取得として3億7,485万2,000円。(「財源内訳」と呼ぶ者あり)申しわけございません。すべて単独でございます。単独費でございます。  それから、21年度での進捗状況でございますけれども、本年度予定としまして、千葉駅の東口で第一自転車駐車場等の建設を来年度以降計画しておるんですが、その辺の進捗が21年度ちょっと未着になるんで、多少おくれる状況にはあります。  以上でございます。 206 ◯主査(西巻義通君) ほかに答弁ないですか。片田委員。 207 ◯委員(片田幸一君) どうもありがとうございました。  ちょっと答弁が簡単過ぎちゃうんだけれども、一つには、9,725万8,000円と、ここに出ている1億3,500万云々のその差額というのは、撤去費用だというように答えたように思うんですが、それでよろしいんですか。  それから、幕張の自転車駐車場、単独というんだけれども、財源は何ですかと聞いたんです。ですから、単独というのは一般財源なんですか。例えば補助金はでるんですか、その辺の財源を聞いたんです。  それからあと、この放置自転車対策のこの整備計画について、今のお話だと東口が21年度やる予定だったんですけれども、それがずれているということなんですか。それ以外は、ある程度順調に進んでいるということでよろしいんでしょうか。  それとあと、この整備計画の中で、民間駐車場の設置促進を進めるというのもあるんですね。これについては、今、進んでいるんですか。いや、例えば24年度にやるんだとか、何かそういうような感じで、そちらとしては予定しているんですか。  それとまた、鉄道事業者と、あとは集客施設も含めてだと思いますが、その放置自転車対策として市のほうとして要望していくんだということですけれども、その現状はいかがでしょうか。  それともう一つは、この放置自転車については、当然撤去、そして保管、返還、場合によっては処分というんですかね、あると思いますが、その現状と、それから課題についてお聞きしたいと思います。  以上です。 208 ◯主査(西巻義通君) 答弁に当たっては、正確な答弁をお願いいたします。はい、どうぞ。 209 ◯自転車対策課長 はい、自転車対策課長の海宝でございます。大変失礼いたしました。  事業費の1億3,585万8,000円と9,725万8,000円の差額でございますが、これにつきましては、整備費用3,860万円を記載してございます。  それから、幕張の財源でございますが、一般財源でございます。大変失礼いたしました。  それから、整備スケジュールでございますが、現在のところ、東口の第一自転車駐車場の再整備のおくれが主、それ以外は順調にいっております。  次に、民間の活用でございますが、現在民間の活用については、商店街等での自転車駐輪場の設置等をお願いするべくお話しさせていただいている部分と、それから、計画を持たれているところで御相談に乗らさせていただいているところがございます。  それから、JR等の放置自転車対策の要望の現状でございますが、JR等につきましては、用地の提供等を現在申し入れている等の状況にございます。ある程度JRのほうの用地提供等を受けて駐輪場として設置しているところもございますので、今後もそういう形で御協力等を願っていく予定でございます。  それから、撤去の保管の状況と課題等につきましては、現在、保管場として6カ所確保してございますが、なかなか放置自転車のほうが多い状況にございまして、保管場が常に満杯な状態にございます。それから、本年度の返還等の状況でございますが、本年の12月末現在で2万2,000台の撤去、うち約1万台返還で、本年度は昨年度よりちょっと返還率が上がっております。残りの部分についてはリサイクル等に回している状況でございます。  今後は、この保管場等の増設、総合計画に載ってございますが、それらを進めて撤去をふやすことによって放置自転車対策になろうかと思っております。  以上でございます。 210 ◯主査(西巻義通君) 片田委員。 211 ◯委員(片田幸一君) 済みません。幕張駅の自転車駐車場について、財源は一般財源だということなんですけれども、これは財政のほう、答えられれば財政のほうでも結構なんですが、たしかこういう自転車の関係は、交通安全施設等整備事業費補助金というのがあったんだろうと思うんですが、これは施設については2分の1の補助金が出るというぐあいになっていると思うんですが、この場所、このところについては、それが適用にならないのか、ちょっとそれをお聞きしたいと思うんです。  それからあと、放置自転車の対策については、非常に根気の要る、当局も一生懸命やっていただいていると思います。大変だと思いますが、これからも努力をお願いしたいと思います。  以上です。 212 ◯主査(西巻義通君) 財政課長。 213 ◯財政課長 財政課、金親でございます。  幕張駅の自転車駐車場の財源のお話がございましたけれども、今回、例えばあらましであるとか、それから局別の事業の中で放置自転車対策として計上されている経費には、幕張におきます簡易な自転車駐輪場の整備の工事費が若干入っております。それらも含めまして、それとそれ以外に交通安全施設費の中に、これに関係いたします底地の用地費の計上が別途ございまして、それらにつきましては、基本的には市債を活用した財源で今回は予算をお願いしております。今、委員がお話のございました国費の導入につきましては、今回の整備が極めて簡易なものであることから、国費の導入については今回は行っておりません。(発言する者あり)私どもが把握しておりますのは、市債を基本的には活用して、上物もそれから底地も今回は財源で構成しているというふうに思っております。  以上です。 214 ◯主査(西巻義通君) 自転車対策課長。 215 ◯自転車対策課長 自転車対策課長です。  大変申しわけございませんでした。これについては、全額市債になっておりました。大変失礼いたしました。 216 ◯主査(西巻義通君) じゃ、ということですので、御了承願います。ほかの人。福谷委員。 217 ◯委員(福谷章子君) はい、お願いします。  道路補修にかかわることなんですけれども、再生スラグ、路盤材の問題なんですが、県が設置した検討会が終了したようで、そこで討議された内容と、それから今後の対応についてはどのように決まったのか、お聞かせください。  それから、膨張した箇所数についてなんですけれども、検討会でJFEミネラルから示された数と実際の数字に乖離があるというふうに聞いておりますが、再確認はできているのか、全体で何カ所あったのか、お示しください。  最後に、変状のあった箇所については、今後どのように対応されるのか、伺います。  それから、2点目なんですけれども、今の放置自転車対策なんですが、保管場所のほうが足りないということなんですが、今回、21年度の予算の中では保管場所には一切予算計上がないんですが、今後の見通しについてお聞かせください。  以上です。 218 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。はい、技術管理課長。 219 ◯技術管理課長 技術管理課の福本でございます。  ただいまの御質問のうち、路盤材の関係についてお答えいたします。  まず、県が設置した検討委員会における内容と今後の予定でございますけれども、県が設置しました再生路盤材の膨張によります道路等損傷箇所の補修等検討委員会が、昨年の9月に設置されまして、そこで今、問題の再生路盤材の膨張原因の究明とその特定をいたしました。また、ことしの1月ですけれども、第2回の検討会が開催されまして、その中では今後の補修方法について検討いたしまして、そこで決定されております。  今後は、異常箇所の早期発見に努めるため、JFEミネラルが舗装施工後10年間継続的にパトロールを行うとともに、補修工事を実施していくところでございます。  それから、異常箇所の確認でございますけれども、膨張箇所の状況をいつまで報告させるのか、いつまで確認するのかということでございますけれども、先月の25日に第1回のJFEミネラル側の調査報告、これは9月に既に膨張剤の原因がある程度特定されましたので、それに基づいてJFEミネラルが出荷した工事現場について、すべて調査をしておりまして、現在835件の調査がございます。そのうち、今の現状では130数件の小さな変状から大きな変状がちょっと確認されております。今後そういうものの報告の結果をもとにおきまして、市とJFEミネラルとの立ち会いのもとに現地を確認してまいりたいと思っております。  それから、今後の補修方法等なんですけれども、市の検討委員会の中でいろいろ定められたものがありまして、その中にチェックシートというものがございますので、そういうものをJFEミネラルから定期的に提出させまして、パトロール状況を確認してまいるとともに、補修工事につきましては、JFEミネラルから着手及び完了の報告書などを提出させまして、完了検査により確認し、的確に処理されたか監視してまいります。  以上でございます。 220 ◯主査(西巻義通君) 自転車対策課長。 221 ◯自転車対策課長 自転車対策課長、海宝でございます。  保管場の今後の見通しについてでございますが、現在、稲毛駅に保管場をつくる予定にしてございます。ただし、来年度予算等計上してございませんので、再来年度以降に約3,800台の保管場を稲毛駅の千葉側につくる予定にしてございます。  以上でございます。 222 ◯主査(西巻義通君) 福谷委員、どうぞ。 223 ◯委員(福谷章子君) はい、ありがとうございました。  パトロールや補修工事については、チェックシートを活用しながら管理報告書を出されるということです。それは了解いたしました。それは、千葉市に対してはそういう形でわかるんですが、それを市民のほうへの公表というのは、どういうふうにされていくのか、伺います。  それから、鉄鋼スラグのリサイクルについては、JISの試験方法を再検討する必要があるというふうにも考えられますが、市として関係機関に申し入れしていく必要があると思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。  保管場のほうはわかりました。 224 ◯主査(西巻義通君) 答弁願います。技術管理課長。 225 ◯技術管理課長 技術管理課でございます。  先ほどの2回目の中で、パトロールの状況等々、あるいはその管理の件等々でございますけれども、今、補修等が完成した完了状況を市のホームページで公表していきたいと考えております。  それから、2点目のこういう結果をJIS試験法の再検討ということで、千葉市として関係機関に申し入れていく必要があるのではないかということでございますけれども、今回の検討委員会では、そのメンバーがJIS規格試験の改定作業にかかわりのある学識者や行政関係者が参画しております。その方々が原因の究明のための調査及び試験結果について検討してまいりましたので、このことから、こういう携わる方々にも認可の内容については、改定作業に活用していただけるようにということは中で申しておりますし、少しでも今後、千葉県がこれの事務局を持っておりますので、千葉県のほうに要請してまいりたいと思います。  なお、第2回の検討委員会におきまして、今、申します中の成分の中で化学成分についても十分な配慮があるという考え方を千葉市の意見として述べさせていただいております。  以上でございます。 226 ◯主査(西巻義通君) 福谷委員。 227 ◯委員(福谷章子君) はい、わかりました。  まだ状況が動いているような状況ですので、丁寧に市民のほうへの周知、公表を図っていっていただきたいと思います。  以上です。 228 ◯主査(西巻義通君) はい、ほかの方。白鳥委員。 229 ◯委員(白鳥 誠君) よろしくお願いいたします。  いわゆる生活道路ですね。身の回りの道路の部分で、側溝ですとか道路維持ですとか、交通安全施設整備、大分予算が削られているというところなんですが、絞ってお伺いいたしますが、この安全施設整備5億937万円という中で、どのくらいの予算なのか。  それと、国道、県道、市道とございますけれども、この辺の改良整備というのは、当然建設局で判断をして、危険な場所だからこれが必要だというふうに判断される場合と、住民からの要望で設置する場合とあるかと思うんですけれども、その設置状況ですね、要望もしくは必要箇所と判断するところの中で、どのぐらいの整備がこの21年度でなされることができるのか、その辺の状況をお伺いしたいと思います。  それともう1点、橋梁維持というところで、橋梁の老朽化対策のために長寿命化計画とか長期計画をもう立てられているんだと思うんですけれども、今年度9億9,000万円を使って、橋梁の危険箇所は、当面これをやればなくなるのかどうなのか、計画の中で次年度以降、予算を明確にされているんであれば、中期の感覚であとどのくらいの費用がかかるのかをお示しいただければと思います。  以上です。 230 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。はい、維持管理課長。 231 ◯維持管理課長 維持管理課、宇佐美でございます。  初めに、最後の御質問のほうから答えさせていただきます。  橋梁の長寿命化修繕計画でございますが、平成21年度の完了を目途に実施してございます。  それから、橋梁の耐震補強と維持、合わせて9億円お願いしているところでございますが、この額をもってすべての対策が終わるということではございませんで、今後とも継続的に実施してまいります。  なお、以降の予定につきましては、橋梁の長寿命化修繕計画の中でおおむねの時期ですとか、あと額を検討してまいりたいと思っております。  次に、国・県道の改良の判断、あるいは市民からの要望でございますけれども、市の職員によるパトロールで発見する場合と、それから、市民からの要望によりまして、それぞれ補修、あるいは改良を行う場合がございます。  最後に、交通安全施設整備の5億937万円のうちの安全施設等整備についてでございますが、これらにつきましては、国・県道、市道等の段差解消ですとか、あるいは区画線等の補修を行うわけでございますが、総額で2億2,000万円ほどを予定してございます。  以上です。
    232 ◯主査(西巻義通君) 白鳥委員。 233 ◯委員(白鳥 誠君) はい、橋梁のほうは長寿命化計画の中で、今後、費用金額については算定をしていくと、今は出てないということでございますね。はい、わかりました。計画的にお願いをいたします。  それと、安全施設等整備について、ちょっとお伺いしたことをそのままおっしゃっていただたような気がするんですけれども、要は今、必要と判断されている箇所もしくは、もちろん予算があっても必要のないと判断された箇所は別にしまして、住民から必要だということで要望された箇所については、この来年度の予算の中で、簡単に言えば整備ができるのかどうなのか、それともできないのか、積み残しがあるのか、そういった観点からの状況をお伺いしたいということでございます。よろしくお願いします。 234 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。維持管理課長。 235 ◯維持管理課長 維持管理課、宇佐美でございます。  パトロール及び市民からの要望に対しての整備の状況でございますが、21年度予算ですべてできる、要望がかなうというわけではございません。引き続き工夫をしながら、市民要望にこたえてまいりたいと考えております。  以上です。 236 ◯主査(西巻義通君) 白鳥委員。 237 ◯委員(白鳥 誠君) はい、ありがとうございます。  日ごろは、土木事務所、私たちもよくお邪魔していろいろなことをお願いするんですけれども、土木事務所の現場は本当によくやっていただいていまして、迅速にいろいろ本当に危ないところ、必要な箇所は対応はしてくださるんですけれども、今のお話をお聞きしますと、やっぱり現時点で必要だと思われるのが、やっぱり今後1年間の中でもできないということ、それをできるだけ工夫でとおっしゃっているんですけれども、安全ということに関してですから、この年度の中で予算のシフトを安全面、身の回りの安全面ということには、できるだけ整備をしていっていただきたいと最後にお願いをしまして、以上です。  終わります。 238 ◯主査(西巻義通君) はい、ほかの方。野本委員。 239 ◯委員(野本信正君) はい、お尋ねします。  建設局の予算額と職員の推移についてお尋ねします。  建設局予算の総額は173億円余で、前年比で約20億円、10.3%減額しているわけでありますが、平成16年度決算額は幾らで、新年度予算との差額と割合を示していただきたいと思います。  次に、土木事務所の事業費は、5カ年の推移を示していただきたいんですけれども、とりわけ各土木事務所ごとの事業費についても5カ年の推移を示していただきたいと思います。そして、平成16年度決算額が幾らで、新年度予算との差額を各事務所ごとに示していただきたい。  3つ目に、局の職員数5カ年の推移についてもお尋ねします。  2点目の質問は、橋梁維持についてでございます。  橋の安全対策については、どのように行っているのか、お尋ねします。現在、千葉市の橋の数は幾つでしょうか。その橋の実態調査、全部行っているのか、あるいはどのくらい行っているのか、その結果と、それに基づく安全対策の実施はどうなっていますでしょうか。そして、耐震診断もしていると思いますけれども、その結果についてもお示しいただきたいと思います。  また、橋梁維持について、過去5カ年の事業費についてお尋ねします。  この問題の最後に、今後の補修やかけかえの量と金額、これはどのように推計しておりますでしょうか。  3点目は、道路直轄事業負担金についてであります。  国道357号市役所前の立体交差工事ですが、今まで幾ら負担していたのでしょうか。そして、今後幾ら負担するのか。  次に、この工事を続けているわけでありますけれども、現在何か支障があるから工事をしているのか。完成するとどんな効果があるのか。  以上、お示しいただきたいと思います。はい、以上です。 240 ◯主査(西巻義通君) はい、答弁願います。建設総務課長。 241 ◯建設総務課長 建設総務課、中村でございます。  まず、平成16年度決算額と、それから21年度予算との比較ですけれども、16年度決算を申し上げますと277億5,700万円でございました。21年度予算が173億4,200万円ですので、差額につきましては104億1,500万円となっております。割合につきましては48%の減額でございます。  次に、局の職員数の5カ年間の推移を申し上げます。  16年度につきましては346人、それから17年度350人、18年度349人、19年度338人、20年度321人でございます。 242 ◯主査(西巻義通君) 維持管理課長。 243 ◯維持管理課長 維持管理課、宇佐美でございます。  初めに、土木事務所の事業費の推移と各土木事務所ごとの推移でございますが、平成16年度決算では80億7,400万円でございました。平成20年度につきましては56億5,900万円が全体の事業費の推移になります。  次に、各土木事務所の推移でございますが、平成16年度決算から平成17年、18年、19年、20年度予算という順にお答え申し上げます。  まず、中央・美浜土木事務所でございますが、25億6,700万円、22億300万円、21億5,100万円、24億8,400万円、22億6,500万円でございます。  次に、花見川・稲毛土木事務所は、20億9,200万円、17億5,900万円、15億円、14億6,700万円、15億400万円です。  次に、若葉土木事務所ですが、22億2,700万円、17億9,800万円、15億4,100万円、13億8,700万円、11億5,700万円です。  緑土木事務所は、11億8,800万円、8億7,800万円、10億8,800万円、9億4,600万円、7億3,300万円でございます。  16年度の決算額との差は29億7,000万円でございまして、63%でございます。  次に、橋の安全対策につきましては、5年ごとに点検を実施しております。市が管理する橋梁の数は、全体で436橋でございます。これらの橋につきましては、点検結果に基づきまして逐次補修を実施しております。5年間で35橋を実施いたしました。  次に、診断結果でございますが、平成8年に実施いたしました道路防災総点検で耐震補強が必要とされた橋梁が139橋でございました。過去5年間の事業費は、約26億4,000万円でございます。  最後に、今後のかけかえ、補修等のことでございますが、予防的な修繕、あるいは計画的なかけかえを行うために、現在橋梁の長寿命化修繕計画を策定しているところであります。この計画の中で明らかにしていきたいと考えております。  以上です。 244 ◯主査(西巻義通君) はい。道路計画課長。 245 ◯道路計画課長 道路計画課、岩成でございます。  道路直轄負担金についてお答えさせていただきます。  まず、今までに幾ら、この市役所前の立体化の事業で負担してきたかということについてですが、20年度までで約25億円を負担しております。それと全体の千葉市の負担額が、この事業につきましては73億円でございますので、引きますと、今後73億円から25億円を引きますと48億円を負担する予定でございます。  それから、現在何か支障があるのかということと、今後の完成後の効果等についてですけれども、現在この市役所前の交差点と、その一つ先の登戸の交差点では、これまでにも人身事故、交通事故等がほかの交差点に比べて非常に多発しております。このようなことから、本線が今度地下トンネル化されますので、交通事故が大幅に減少されることが見込まれます。  それから、国道357号の本線ですけれども、現在非常に渋滞も激しくて、非常に走行速度ものろのろというか、非常に渋滞している状況でございます。それとあわせて、市役所の前のコミュニティセンターの前の市道ですけれども、市道から千葉駅の方面に向かう市道につきましても、あわせて渋滞しているということで、立体化されますと、これらの渋滞が大幅に改善されます。  それから、本線の立体化に伴いまして、幅の広い歩道であるとか自転車道の整備もあわせて行いますので、歩行者空間であるとか、安全性、快適性が向上するものと考えております。  以上でございます。 246 ◯主査(西巻義通君) 野本委員。 247 ◯委員(野本信正君) 予算について、平成16年度決算との比較でお伺いしましたが、何とこの間に104億円、48%減っている。約半分になってしまっているというのが、建設局予算全体です。やはりいろいろな事情があって減らされているわけですけれども、この50%も削られて、一体どんなところを減らしてきたのか、ここが問題だと思いますけれども、お答えいただきたいと思います。  それから、土木事務所の問題ですけれども、さっきも白鳥委員が質問されておりましたが、市民の生活道路を維持管理していく上で非常に重要な事務所ですし、それに機敏に対応していただいているということであるわけですが、しかし、したくともお金がどんどん削られたんじゃ、できなくなってしまうということがあるんじゃないかと思います。今、土木事務所の平成16年度決算が80億円あったのが、21年度は51億円ということですから、約30億円削られているわけですね。ですから、建設局全体で104億円のうち、約30億円が土木事務所の予算が削られている、こういうことです。  各土木事務所ごとのお答えがありましたが、中央・美浜土木は25億から22億8,000万ですから約3億円のマイナス、花見川・稲毛は20億から11億8,000万で約8億、若葉土木というのが22億あったのが9億5,700万円で13億円も削られているんですね、若葉はね。それから、緑土木は11億8,000万円から6億7,500万円と、ここも5億削られていると。こういうことで、土木事務所が期待されている生活道路の維持管理、補修などが本当にやっていけるのかどうかということが心配なんですが、これだけ削られている中で、そういう維持管理などがやっていけるのかどうか、あるいはもっと予算がなければ厳しいということなのか、その辺の率直な御回答をいただきたいと思います。  抽象論だけではだめなんで、少し泥臭い話になりますけれども、私なども地元におりますと、例えばもう40年以上も前にできた団地の中で側溝改修をやってきたところがあります。その側溝改修が大幅におくれているというところが、例えば小倉団地などというところは、平成16年、17年ごろですと、およそ10年計画ぐらいで団地の中、全体の側溝改修ができるかなと思っていたんですが、その後の予算のつけ方を見ますと、あと30年、40年かかるんじゃないかなと思いますけれども、そういう比較として、例えばこの小倉団地の場合を見たら、皆さん専門家のほうからいくと、何十年ぐらいかかりそうですか。やっぱり傷んでしまっている側溝、直さなきゃいけないところはたくさんあるわけです。できるだけ長持ちさせることは大事ですけれども、この小倉団地に例をとった場合、あと何十年ぐらいかかるというふうに思いますか。  それから、職員の数を聞きましたらば、予算はどんどん減っているけれども、職員数は平成16年度の関係で346から321ということであります。予算が減ったから職員がすぐ少なくなるということではないんですけれども、やはりこれだけ予算が減ると、いろいろな能力のある職員が有効にその仕事ができているんだろうかという心配があります。昨年、一昨年の決算ですか、私が質問したら、今の建設局長は、職員に土木事務所へ行って仕事がなければ草刈りでもやっていただきますという答弁、ちゃんと会議録に残っているんですけれども、本当に草刈りなんかやっているんですか。優秀な職員にそういうことをさせておいていいのかという問題もあるんで、やっぱり人事交流などして必要なところで頑張ってもらうというふうにならないといけないと思うんですけれども、その点どうなのか、はっきりとお答えいただきたい。また、草刈りのほうに持っていくのかどうか、その辺もお尋ねしておきたいと思います。  それから、橋の問題なんですけれども、耐震診断した橋は139橋あるということですけれども、耐震診断して直さなきゃいけないというところがですね。この139橋については、それじゃ、現実に修繕されて安全なところにかえられたのは幾つあるのか、残りが幾つあるのか、どのくらい予算がかかるのか、お示しいただきたいと思います。  最近、議場でも問題になっております週刊東洋経済の中に、全国で橋が大変危険だということで、安全であったはずの橋がおかしいというんで調べてみたら、かけかえしなけりゃいけないんで、半年ぐらいこれは通行停止にしなけりゃいけないというような記事が出ていましたけれども、局長、そういう記事を読んだことありますか。千葉市には、こういう事例はありますか、ありませんか。そういう点では、調査をきちっと進めていくべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。橋の維持にとって、もっと予算が必要ではないかと思いますけれども、お答えいただきたい。  3番目の直轄道路の問題ですけれども、答弁いただきまして、今まで25億円負担して、今後48億円必要だと、73億円使うわけでありますけれども、効果のほどを聞きましたらば、いろいろ述べられました。交通事故が多いというのが一つのお答えでしたけれども、交通事故は少なくすることが大事です。ただ、二つの交差点で年間にすれば1カ所8件ぐらいですから、これがばかに多いということなのかどうか。8件ぐらいの事故というのは、どこの交差点でも年間あるんじゃないかと思うけれども、いかがでしょうか。  それから、これだけのメリットのために、今後48億円ですか、つぎ込む必要性があるのかどうか。とりわけ、財政危機のもとで新年度21億円近く使うわけですけれども、もうちょっとこれ先延ばしして、緩やかにやってもいいんじゃないか、そのことによってほかの、今申し上げた土木事務所とか、いろいろなところの予算、ふやすことができるんじゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。  それから、この直轄事業負担金についても、今、全国的な問題になっていて、過日、毎日新聞の主張でも、この直轄事業負担金の見直しがされるべきだということで、新潟県の知事が整備新幹線の負担金がふえることについて拒否したいと、大阪の橋下知事が予算を計上、減らすとかしないとかという話をしておりますけれども、千葉市としても、建設局としても直轄事業負担金を減らしたり、やめるように政府に要求したことがあるのかどうか、なければすべきじゃないかと思いますけれども、お答えいただきたい。  以上です。 248 ◯主査(西巻義通君) 答弁願います。建設局長。 249 ◯建設局長 それでは、最後の直轄事業負担金のほうから説明させていただきます。  新潟県の記事は、整備新幹線ということで急遽増額ということで、新聞のニュース程度しか私はわからないんで、直轄事業負担金ということではお話は同じですけれども、それがすぐ千葉市の事業としてイコールなのかは、私はちょっとわからないところがございます。  私どもがお願いしているところにつきましては、例えば、幕張4丁目のイトーヨーカドーの前の交差点、これは国道の端から端まで渡ると、約50メートルぐらいあるんですけれども、それが、そこが千葉県内で一番事故が多いということ、ワースト1というところで、それを去年、千葉国道事務所と私どもの副市長と警察署長、三者立ち会いまして、ここから手をつけようということでイトーヨーカドーの前の交差点は大分改良されてきたのかなと思っております。今まで直線だったところをずっと真ん中に寄せまして、歩道を渡る距離を大分、人が歩道を渡る距離を短くしたというのが特色です。そんなことで、決してほかのところと比較されますと、やっている事業の内容は少し違うのかなと思っております。  また、大阪につきましては、関西空港か何かの渡り線か何かの道路で、非常にそれもレアなケースで新聞に載っておりましたけれども、私どもがやっている、先ほど道路計画課長が説明させていただきました357号、この市役所前ですけれども、本当にその臨海部と内陸部を結ぶのには、結構国道357号の信号に影響しており、それが下にできることによって大分千葉駅方面等は楽になると思っていますので、私どもとしては、357号の本線部も走行速度が若干上がるということとあわせまして、千葉市道としては市民の方が言うには非常に便利なのかなと思っています。ただ、何せ地下の4車線で約1キロやるわけですから、事業費が非常に高いのと、この辺のチェックにつきましては、ほかの市でも同じような事業をやっていますから、大体1キロぐらい、2連のボックスでやっていると、大体200億ぐらいはかかっているのかなと思っております。この例は、札幌でやっている事業を研修に行ったときにチェックはしております。  いずれにしろ、必要性はそういうことと、あともう一つ、51号バイパスの延伸もそうなんですけれども、若葉区で委員のいらっしゃる若葉区の51号バイパスの吉岡のほうというか、四街道のほうまで延伸ですけれども、あそこも結構年がら年じゅう渋滞していて、ボトルネックになったところを、やっと千葉国道事務所に補正をとってもらって、改良してもらって、やっと曲りなりにも4車線化ができてきています。ですから、あそこも大分改良されたと私は思っております。ただ、私どもの生活道路と違って、4車線街路を用地買収して効果を出すには、やはり値段はいい値段がするのかなと思っておりますけれども、でも、必要性はあると思っております。  そういうことで、もう1点、直轄事業の負担金については、全国的に直轄事業負担金をやめるべきではないかということにつきましては、政令指定都市会におきまして、私どももできる限りその負担ということのないようにということで、要望しております。また、各種いろいろな会議のときにも、維持費ぐらいは国道さん、自分で持ってよねということは要望してございます。  あともう1点、済みません、今度、4番目ぐらいの質問の中で、職員数についてお答えしたいと思っております。  16年から20年の職員数は、19、20でちょっとダウンしております。総論から言いますと、16年から20年度で土木事務所の職員は、基本的にダウンはさせてございません。ただ、156人が若干減って、20年度ですと149人にはなっておりますけれども、大半は道路部のほうの職員でしわ寄せを持ってきております。  あともう1点、土木事務所の職員と道路部の職員は、極力基本的には3年以上いればいろいろなことを覚えてもらうために、先ほど草刈りとおっしゃられました。草刈りもやってもらいますし、手設計で設計も組んでもらっていますので、いずれにしろ、土木、道路は一体ですので、つくって管理してもらうほうですから、そういう立場になってもらうために、基本的には3年で人事交流しております。あと、新人につきましても、1年間で極力覚えていただいて、2年目からは本庁のどこかの課に配属して、また広く人のおつき合いですとか、そういう関係もひっくるめていろいろ仕事を覚えてもらっております。  ですから、以上、職員と直轄事業については、この2点、以上で、ほかは所管の課長から説明させますので、よろしくお願いしたいと思います。 250 ◯主査(西巻義通君) 建設総務課長。 251 ◯建設総務課長 建設総務課の中村です。  5年間の予算額の減額はということなんですが、全般的に減額されておりますが、とりわけ新設改良費について減少しています。ちなみに、19年度から申し上げますと、19年度から20年度にかけまして35%減額しておりますし、また、次年度に向けましては12%減少しております。  以上です。 252 ◯主査(西巻義通君) 維持管理課長。 253 ◯維持管理課長 はい、維持管理課、宇佐美でございます。  生活道路の状況でございます。維持管理につきましては、なかなか厳しい状況にあって、これ以上の削減はかなり難しいんではないかというように考えております。  次に、小倉団地を例にとりました件でございますが、来年度につきましても、小倉台38号線などで実施してまいります。今後どのくらいかかるかということにつきましては、現在なかなか難しい状況で、具体的な数字を申し上げられない状況でございます。  それから、耐震補強につきましては、139橋を実施いたしまして、現在までに75橋が終わっております。残るは64橋でございまして、今後詳しい設計を行いませんと、なかなか数字が出てきませんが、26億円程度かかるんではないかというように考えております。  それから、橋梁のかけかえにつきましては、いろいろ新聞に出ておるところでございますが、通行どめ等いたしましてかけかえる橋梁につきましては、現在千葉市では予定しておりません。  それから、橋の維持費の必要性でございますが、21年度につきましては約3億円ほど増額をお願いしてございます。私どもも橋梁の維持管理の必要性を十分認識してございますので、今後とも安全対策に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 254 ◯主査(西巻義通君) じゃ、野本委員。 255 ◯委員(野本信正君) 今いろいろ答弁いただきましたけれども、やはり予算が一番最初に削られるというか、建設局が大幅にやっぱり削られてくるわけですよね。これはお金がないんだからしようがないじゃないかといえばそれまでなんですが、市民生活に支障を来すようなことがあってはならないというのが、やっぱり最大限の問題だと思うんですね。特に生活道路の維持管理とか、そういう点からいえば、平成16年度に比べて半分になってしまっていると。それから、土木事務所も30億減らされて、若葉の13億とか、花見川・稲毛も8億とか、これは本当に仕事にならないんじゃないかと思うんですね。  今、橋の問題もあと64橋で26億かかるというけれども、3億円ずつやっても10年ぐらいかかっちゃいますよね。この間に橋が本当にじゃ、維持できるのかと、もしそれが維持できないような危険な状況になっちゃったら、もう英語で読まなきゃいけなくなっちゃうね、ブリッジストーンとなっちゃいますから。そういう点で、やはり必要なところには必要な予算を獲得するための努力をしなきゃならんと思うんですよ。  そういう点からいいますと、やはり今年度の予算を見ましても、新横線などには66億4,462万円、直轄事業には補正合わせると21億2,533万円、こういう金は大金をどんどんつぎ込むけれども、土木事務所だとか、あるいは道路のほうでも、必要なところに橋をかけるのにも、そういうところはどんどん削られていくと。だから、市民生活の安全を削って、新横線や直轄事業が進んでいると、形を変えればそういうことになると思うんですね。そういうところについて、やはり建設局のトップは、きちっと見据えて予算の要求していかなければいけなかったんじゃないかと。本当に今のお話聞くと、千葉市の生活道路や橋や、そういう安全性を保っていくのに危機的な状況になってきている感じがします。そこのところをやはり今、絶対そんなにこの計画どおりに進まなくたって支障を来さないというところについては、思い切りおくらせるとか、あるいは見直すとかして、そういう予算をどうしても必要なところに回していく構えが欠落しているんじゃないかということを申し上げておきたい。  それから、直轄事業負担金については、それは発言している根拠になるのは整備新幹線であったり関空だったりするんですけれども、あの毎日新聞の社説全体に書いてあるのは、もうこれは見直さなきゃいけないんだよということで言われているわけですから、千葉市ではこういっているからということじゃなくて、こういう形で国が直轄事業だから負担しろと言ってきている、そういう法律自体を変えていくために、地方自治体が一丸となってもっと努力しなきゃいけないんじゃないかというふうに思うんですね、その構えを聞きたかったわけですが、ちょっと残念です。  職員の問題なんですけれども、私は職員を減らせとかなんとか言っているんじゃないんだけれども、これだけ予算が減ると職員がその力を十分発揮できるだけの事業量がないんじゃないかと、だったらどうするんだということなんですよね。だから、そのときに有効活用できるような人事異動も必要だろうと、建設局だけにこだわる必要はなくて、ほかのところで力を発揮できる職員があれば、どんどん行ってもらって頑張るということも含めてやっていかないといけないんじゃないかと、必要なところはちゃんと確保しなきゃいけないけれども、そういう点では、少し局長の考えと私の考えは違っているというふうに思うんです。  いずれにしても、やはり限られた厳しい予算の中で、しかし、職員が相当頑張ってマンパワー発揮してもらわないと乗り切れないわけですから、職員のやる気が出るような、そういう内容、あるいは人事配置、そういうものも含めてきちっとやっていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。  以上です。 256 ◯主査(西巻義通君) はい、ありがとうございます。ほかの人どうですか。  なければ、以上で、建設局所管についての審査を終わります。  建設局の方々は大変御苦労さまでした。                  [建設局退室] 257 ◯主査(西巻義通君) 委員の皆様には御協力をいただき、大変ありがとうございます。この後、指摘要望事項の検討をお願いしたいと思います。正副主査で協議いたしますので、暫時休憩といたします。  再開は、おおむね4時を予定しておりますが、早くなる場合がありますので、各会派の控室においては十分なる連絡体制をとっていただきたいと思います。
     では、休憩いたします。                午後2時55分休憩                午後4時27分開議 258 ◯主査(西巻義通君) 休憩前に引き続き分科会を開きます。                 指摘要望事項の検討 259 ◯主査(西巻義通君) お疲れさまです。これから指摘要望事項の説明と皆さん方の理解をいただきたいと思います。  それでは、第1分科会の指摘要望事項を、お配りしないの、全員に。(「読み上げるだけ」と呼ぶ者あり)では、私より声のいい副主査にお願いします。 260 ◯副主査(湯浅美和子君) それでは、第1分科会の指摘要望事項を読み上げさせていただきます。  1、財政運営については、市税が大幅に減収となる一方、公債費が増加するなど、極めて厳しい状況にあることから、引き続き歳入確保に努めるとともに、新たな市債発行や基金からの借り入れを抑制することにより、各種財政指標の適正化に努め、さらなる財政の健全化を推進されたい。  2、区役所の通年休日開庁の実施に当たっては、市民のライフスタイルの多様化に対応し、必要な窓口サービスが十分に提供できるよう、市民ニーズを的確に把握し、窓口サービスのさらなる充実に取り組まれたい。  3、特定優良賃貸住宅事業については、家賃補助制度の拡充など、空き家対策による入居率の向上も見られることから、引き続き事業の改善に努め、住宅供給公社への補助金縮減に向け、積極的に取り組まれたい。  以上です。 261 ◯主査(西巻義通君) 以上の3点にしたいと思います。(「異議あり」と呼ぶ者あり)異議ある人、手を挙げて言ってください。はい、山浦委員。 262 ◯委員(山浦 衛君) 委員会の議論の中で、弁天地区の複合施設整備について、大勢の意見は、取得後の施設整備の内容がはっきりしないままに16億も土地を買い戻すことは問題があるんじゃないかということが大勢だったと思うんですけれども、その意見、どうして意見に入ってないんでしょうか。 263 ◯主査(西巻義通君) 今の件については、大勢があったかどうかという判断は、まだ私どものほうもしていないわけ、そういう意見が出たことは事実です。しかし、指摘要望事項は、全会派なり全参加者の同意がないと指摘要望事項として記載するわけにいかないという、これまでの慣習があるので、記載しなかったということです。はい、山浦委員。 264 ◯委員(山浦 衛君) 委員会で、今の私の言ったような意見が3会派から出たのかな。それで、それに対して反対というか、そのとおりでいいとか、そういう意見は全くなかったと思うんですけれども、全くなかったんだから、それが今言った問題があるとするのが大勢だという理解を私はしているんですけれども。 265 ◯主査(西巻義通君) それは、山浦委員がそういうふうに理解するのは本人の自由ですけれども、全体的な分科会の意見にはならなかったということです。はい、山浦委員。 266 ◯委員(山浦 衛君) いやいや、意見があったというんじゃなくて、そういう意見が大勢を占めて、反対の意見はなかったじゃないですか。だから、私はそう言っているんですよ。だから、逆に言えば、これを入れることについて反対であれば、はっきりとした意見表明をしてもらわないと、ちょっと全く納得できないですよね。だって、そういう意見しかなかったんだから。という意味で、それに対して問題かどうかを、委員長が言うんじゃなくて、そうじゃないという方がおられたら、それぞれの意見を言っていただかないと、ちょっと何とも言えませんね。 267 ◯主査(西巻義通君) ただいまの山浦委員に対する御意見、ほかの方ありますか。はい、野本委員。 268 ◯委員(野本信正君) 私は分科会の委員長報告の集約は、3会派以上が発言した項目については委員長報告に取り入れるということで認識しておりますが、3会派が発言しているわけですから、無条件で取り入れるというのが今までのルールに沿ったことじゃないんですか、なぜそれをやらないんですか。 269 ◯主査(西巻義通君) ただいまの意見について、事務局ちょっと説明してください。 270 ◯議事課長 ただいまの発言につきまして、3会派ということもございます。そのときの分科会の審査の状況によりまして、すべて3会派が発言したから指摘要望になるということには決まっておりません。  以上です。 271 ◯主査(西巻義通君) はい、野本委員。 272 ◯委員(野本信正君) 3会派が発言したものを委員長報告の指摘要望事項に入れるというルールがある以上、それを提案するのが正副主査の役割であるにもかかわらず、意図的にそのことを抜くというようなことにあっては、正副主査のこれは案の提案自体が、やはり今までのルールを守っていないということだと思うんですよ。ですから、3会派以上提案になったものはすべての項目を提案するのが当然であって、それをどう選択するかのものは、またほかにあるとしても、それを意図的に何で弁天の複合施設を除いたのか、その理由を正副主査に問いたい。 273 ◯主査(西巻義通君) ちょっと待ってください。今、野本委員の意見は、これは指摘要望事項は、分科会全体の意見としてまとまるものを整理するということになっていますので、我々はこの3点をいろいろ理解の強弱はありますけれども、この3点が必要だということで提案しているわけです。はい、野本委員。 274 ◯委員(野本信正君) そういう強弱があるけれども、全体の意見じゃないかという判断は、それは正副主査の考えかもしれませんけれども、我々は長い間、議会の慣習として、3会派以上が発言したものを指摘要望事項に取り入れるという、そのルールを初めてあなた方が破っているんですよ。ですから、そういうことをしていいのかと。やっぱり今までのルールをきちっと守っていくというのが議会の、我々の果たすべきことじゃないですか。たまたま西巻主査と、それから湯浅副主査が、そういうルールを破るというようなこと、この議会の中でやってしまっては、今後そのルールは守れなくなりますよ。ですから、そういうルールをちゃんと守ってもらいたいと。ですから、指摘要望事項が四つになってもいいじゃないですか。これはきちっと提案するというのが、あなた方の役割だと思うんですよ。なぜルールを破るのかということを私は問いたいんですよ。しかも、弁天の問題は3会派の方々それぞれやはり貴重な意見として出されているわけですから、議会というのはやっぱりそういう熱心な議論について反映させるというのは当然です。今までのルールをやっぱり破っちゃあいけない。ルールを変えるんだったらば、ルールを変えていいかどうか問わなきゃいけない。改革検討協議会でも問うてもらって、それからにしてください。今回は、きちっと弁天の複合施設を入れてください。 275 ◯主査(西巻義通君) 御意見としてはわかりますけれども、我々がその勝手に破っているわけじゃなくて、皆さん方の同意が得られるかどうかというところに、やっぱりこの審議の中心があるわけです。さっきは納元委員、手を挙げていました。 276 ◯委員(納元政幸君) 今、議論になっていますルールをちょっと明確化、ちょっとまた整理をするために、ちょっと披瀝をお願いしたいと思います。 277 ◯主査(西巻義通君) 議事課長。 278 ◯議事課長 先ほど申しましたけれども、ルールとして明文化されておるわけでございません。3会派以上という話もございますけれども、そのときの状況によって上げる、上げないという状況はあったと記憶しております。(「そういう勝手な報告しちゃあだめだよ。3会派以上となっているじゃないですか、あなた、だめだよ、そんな」と呼ぶ者あり) 279 ◯主査(西巻義通君) はい、橋本委員。 280 ◯委員(橋本 登君) 私は、そういうルールは聞いてないし、慣行も聞いていません。ですから、それを勝手にそういうことを自分たちが決めるとか、決めてないという話じゃない、この話は。だから、もしもそういうことを載せるのであるならば、3会派だって、1人会派だっていたり、2人会派だっていたり、3人か4人でそういうことを述べたから、すぐそれを指摘要望事項に載せなきゃいけないって、こんな乱暴な話はない。だから、今まではそういうそんなルールも聞いてないし、慣行も聞いてないから、私は今の意見については大反対です。(「それは不勉強だよ」と呼ぶ者あり)いやいや、大反対です。 281 ◯主査(西巻義通君) はい、松戸委員。 282 ◯委員(松戸敏雄君) 私は黙っていましたけれども、弁天町の件については、一日も早く戻すべきだという考えです。なぜならば、これをうっちゃっておいたら、千葉市の予算、全部使っても足りませんよ、毎年毎年利息がついていくんですから。昨年利息ついたの幾らになります。そんなことを考えれば、もうチャンスというか、あるいは金のめどがつけば、一日も早くこれは買い戻すべきであったんですよ。遅きに失する。したがって、ここにチャンスが出たというんだから、この案には私は大賛成ですよ。(「審査のとき発言しなきゃ、しようがないじゃないですか、今ごろ言ったって」と呼ぶ者あり)黙っていたからって、反対とか賛成とかって意味じゃないでしょう。(「発言すればいいじゃないですか、そのとき審査のときに」と呼ぶ者あり) 283 ◯主査(西巻義通君) いろいろ御意見もありますが、分科会報告については、今、出てきている賛成、反対の意見はそれぞれ掲載することはできますので、そういうことを含めて、指摘要望事項をこの3点で御理解をいただきたいと思っています。(「ルール破っちゃあいけない、ルールを」「そんなルールはない」「ある」「ない、聞いてない、現状ではない、ない、ない、そんなルールは聞いてない。自分で勝手なルールをつくるな」「自分が聞いてないだけだよ」「自分で勝手なルールをつくるな」「ちょっと待って、自分で勝手にルールをつくるなんていうのは許せない」「許せなきゃいいことだ」「今、慣習で3会派って言ったね、ちゃんとね」「聞いてないよ、そんなものは」「3会派以上になっていますね」「聞いてない」「私は何回も聞いている」「慣習でそれは聞いてない」「もう1回説明して、事務局」「聞いてない、聞いてない」「3会派以上、3点以上、3人の人以上が、3会派以上が発言したときを載せるという慣習はありますね、そこだけ明確にしてください」と呼ぶ者あり) 284 ◯主査(西巻義通君) はい、議事課長。 285 ◯議事課長 慣習と申しますか、その場、その場のときの状況によって載せる、載せないときがございます。(「そういうルールを決めちゃったらだめだよ」「だめです、いいかげんです」と呼ぶ者あり) 286 ◯主査(西巻義通君) 一応いろいろ見解の相違がありますが、指摘要望事項としては、この3点で御了解いただき、意見の違いは分科会報告の中で記載をさせていただきます。そういうことでよろしいですか。               [「異議なし」と呼ぶ者あり] 287 ◯主査(西巻義通君) はい、ありがとうございます。じゃ、そのように決定させていただきます。  指摘要望事項については、先ほど申し上げたとおり、決定いたします。  なお、分科会報告の作成につきましては、正副主査に御一任願います。               [「異議なし」と呼ぶ者あり] 288 ◯主査(西巻義通君) 以上をもちまして、予算審査特別委員会第1分科会を終了いたします。  慎重審議、ありがとうございました。                午後4時40分散会 Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...