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  1. 千葉市議会 2003-02-27
    平成15年予算審査特別委員会第2分科会 本文 開催日: 2003-02-27


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時1分開議 ◯石橋主査 おはようございます。  ただいまから,予算審査特別委員会第2分科会を開きます。  なお,木田委員,三須委員よりおくれる旨の連絡がまいっておりますので,御了承をお願いいたします。  本日の審査日程につきましては,お手元に配付のとおりでございます。                 保健福祉局所管審査 2 ◯石橋主査 それでは,保健福祉局所管について説明をお願いいたします。保健福祉局長。 3 ◯保健福祉局長 保健福祉局でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 4 ◯石橋主査 どうぞ,座っておやりください。 5 ◯保健福祉局長 はい。  では,お手元の平成15年度局別当初予算案の概要の43ページお願いします。保健福祉局関係ですが,まず基本的な考え方です。  少子高齢化の進展など,保健・医療・福祉を取り巻く環境が変化する中で,市民一人一人が心豊かに,安心して生き生きと暮らせる健康福祉のまちを実現するため,新5か年計画に基づきまして,子育て支援や高齢者の生きがい対策,健康づくりなどに重点を置きつつ,市民ニーズへの対応と総合的,計画的な施策展開を図り,市民福祉の一層の向上を図ることとし,具体的にはここに五つありますが,保健福祉基盤の充実,健康づくりの推進と生活環境の整備,活力ある長寿社会の創造,安心して生み育てる環境づくりの推進,そして障害者関係ですが,障害のある人もない人も共に暮らせる社会の実現という基本的な考え方のもとに,予算編成に取り組んでまいりました。  次の2の予算額の概要ですが,保健福祉局は一般会計のほか七つの特別会計がありまして,まず一般会計ですが,歳出予算額は823億6,000万円,前年度と比較して52億2,000万円,6.8%の増です。これは,大宮学園と桜木園の改築整備や平和公園の墓地造成工事などの事業費増のほか,生活保護,児童扶養手当,民間保育園や子どもルームへの運営費などの増によるものでございます。  また,歳入の主なものは,保育所保育費負担金や生活保護費に係る国庫負担金,さらには斎場建設に係る市債などでございます。  次に,特別会計です。順にいきますと,まず初めに,国民健康保険事業特別会計ですが,予算額は645億700万円。老人保健法の改正によりまして,老人保健事業の医療事業の対象年齢が70歳以上から75歳までに5年間で段階的に引き上げられますので,それに伴いまして今度国保の対象者が広がるということになります。そのようなことから給付対象者が増加することから,9.3%の増となっております。  歳入の主なものは保険料と国庫負担金で,保険料につきましては,介護納付金の増に伴いまして,介護分の料率改定を行うことといたしました。  次に,老人保健医療事業特別会計ですが,予算額は466億8,700万円で,受給対象年齢の引き上げなどによりまして対象者が狭まることによりまして,0.5%の減となっております。  歳入の主なものですが,社会保険診療報酬支払基金からの交付金でございます。
     次は,介護保険事業特別会計ですが,予算額は248億2,700万円で,これは平成15年度,来年度を初年度とする第2期介護保険事業計画におきまして,実績などを踏まえて3年間のサービス量を立てるわけでございますが,それの15年度のサービス量について見込みまして,6.2%の減となっております。  歳入の主なものは介護保険料,支払基金からの交付金,国庫負担金などで,保険料につきましては,介護給付準備基金の活用により改定額を抑制しつつ,保険料の改定を行うことといたしました。  次の44ページ,次のページをごらんください。母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計ですが,予算額は2億4,800万円で,不況などによりまして貸付件数の増加,それから新システムの開発経費を計上したことにより,20.2%の増となっております。  次の霊園事業特別会計ですが,例年と特に変わりはございません。  次の公共用地取得事業特別会計ですが,予算額は7億6,000万円で,稲毛区の保健福祉センターの用地購入などをお願いしておりますが,一方で看護師養成施設用地の購入が終了したことなどによりまして,82.6%の減となっております。  最後は病院事業会計ですが,これにつきましては予算審査特別委員会で総括説明をさせていただきましたので,ここでの説明は省略させていただきます。  続きまして,3の重点事務事業について説明いたします。初めに,保健福祉基盤の充実です。1)ですが,保健福祉センターの整備については,まず若葉区で建設に着手するとともに,美浜区では実施設計,緑区では基本設計,稲毛区では用地の買収を行います。  2)ですが,市内の医療機関等の看護師需要にこたえるため,看護師養成施設の基本設計を行います。  3)福祉のまちづくり環境整備として,高齢者や障害者などの鉄道利用の円滑化を図るため,鉄道事業者が行う駅舎内のエレベーターの整備に助成するもので,対象駅はJRの蘇我駅と京成幕張本郷駅です。  次のページをお願いします。  (2)健康づくりの推進と生活環境の整備です。まず,救急医療の充実を図るため,本年5月の青葉病院の開院に合わせ,夜間外科系救急医療体制を整備いたします。  2)ですが,女性の健康づくりを支援するため,女性の医師や保健師が相談に応じる女性健康相談窓口を保健所に設置することとしました。  3)ですが,新たに策定いたしました新世紀ちば健康プランを推進するため,その普及啓発を図るほか,市民健康づくり大会を開催するとともに,栄養成分表示やヘルシーメニューを提供する飲食店を健康づくり応援店として登録いたします。  4)母子保健対策ですが,育児ストレス相談の回数を倍増するほか,虐待傾向や育児に困難を来している母子の自助グループの支援を行うマザー&チャイルドグループ事業を開始いたします。  5)老人保健対策としては,新たに痛風の原因となります高尿酸血症を早期に発見するため,基本健康診査に尿酸検査を加えて充実を図ります。  6)ですが,食品の安全性を確保するため新規検査機器を導入し,ウイルス,細菌等による食中毒の早期原因究明を行う体制を整備することとしました。  7)青葉病院ですが,高度化・多様化する医療ニーズに対応するため,地域の中核的な病院として,病床数380床で5月に開院いたします。診療科目ですが,新たに眼科,耳鼻咽喉科,皮膚科,泌尿器科,歯科を新設しまして,合計18科目となります。  8)斎場建設ですが,新斎場の早期完成に向け,建築工事,設備工事などを進めます。  9)ですが,市民の墓地需要にこたえるため,平和公園の墓地1,197区画の整備と進入路の用地取得を行うこととしました。  次のページをごらんください。  (3)活力ある長寿社会の創造です。1)在宅福祉サービスですが,後ほど御説明いたしますいきいきプラザの通年開館に伴いまして,中央,花見川,美浜のいきいきプラザで実施しております通所介護サービスを週6日に拡充するほか,居宅において生活することに不安のある高齢者に住居を提供し,各種相談,助言などを行う生活支援ハウスを3カ所に拡充します。  2)生きがい対策ですが,新たに仲間づくりやぼけ防止を図るため,いきいき健康マージャン事業を実施いたします。  3)ですが,身寄りのない痴呆性高齢者や知的障害者などで経済的な理由により制度を利用できない方に対して,法定後見開始の審判の申し立てや後見人報酬に要する費用の助成を行います。  4)ですが,緑区におきまして緑いきいきプラザが4月にオープンします。また,いきいきプラザ,いきいきセンターにつきましては,5月から通年開館を実施いたします。  5)社会福祉施設整備助成ですが,特別養護老人ホーム5カ所,ケアハウス1カ所,グループホーム1カ所の整備を予定しておりまして,このうち特養の上の三つ,セイワ美浜,ときわ園,菜の花園につきましては15年度からの新規事業で,その他は14,15の継続事業です。  6)ですが,介護老人保健施設4カ所の整備に助成を行うことといたしまして,これにつきましては上の二つ,純恵の郷と山王シルバーケアセンターは15年度からの新規着工事業で,その他は14,15の継続事業です。  では,次のページをお願いいたします。安心して生み育てる環境づくりの推進ですが,まず,1)ですが,本年4月に花見川区で開設されます児童養護施設に付置されまして,児童や家庭の相談に応じます児童家庭支援センターの運営に対して補助するものです。  2)ですが,小学校の余裕教室や商店街の空き店舗などを活用して,育児の相談や子供の遊び場となります子育てリラックス館を3カ所設置いたします。  3)ですが,子供たちの居場所,交流の場として高齢者世帯などの居宅を開放する,おじいちゃん・おばあちゃん家開放モデル事業を実施します。  4)ですが,子供たちが企画し制作する子どもホームページを開設します。  5)子どもルームですが,新規に8カ所開設するほか,老朽化した4ルームの施設改善を行うとともに,指導員報酬の引き上げを行います。  6)ですが,専門里親・親族里親を創設することによりまして里親制度の充実を図るとともに,新たにサテライト型母子生活支援施設への支援を行います。  7)ですが,夜間,休日にひとり親家庭などの児童を児童養護施設で預かりますトワイライト事業を開始するもので,8)といたしましては,母子家庭等の就業促進のための相談などを行う母子家庭就業自立支援センター事業を開始いたします。  9)ですが,子育て支援の一層の充実と利便性の向上を図るため,乳幼児医療費助成制度現物給付方式に改めます。  10)ですが,身近な地域で子育ての相談に応じる地域子育て支援センターを,それから11)ですが,病気回復期にありまして集団保育等が困難な児童を医療機関で預かる乳幼児健康支援一時預かり事業,12)の保育ママ事業,それぞれ拡充いたします。  次の48ページをごらんください。多様化する保育需要に対応するため新たに開設されます3カ所の民間保育園,緑区1園,稲毛区2園ですが,園の運営費の助成を行うとともに,14)ですが,認可外保育施設であります保育ルームへの助成を拡充いたします。  15)市立の保育所でも定員の弾力化により受け入れ枠を拡大するなど,待機児童の解消を図ってまいります。  最後,障害のある人もない人も共に暮らせる社会の実現でございますが,まず,1)社会復帰施設援護,精神障害者の社会復帰施設の援護でございますが,精神障害者が社会生活を送るための訓練を行う生活訓練施設や,地域での生活を支援する地域生活支援センターなどの整備を図るとともに,精神障害者小規模通所授産施設の運営費を助成することとしました。  2)ですが,桜木園については,仮入居施設として使用を予定しております市立病院の改修等を行うほか,大宮学園についても引き続き改築工事を行います。  3)ですが,支援費制度をこの4月から始めます。新しい制度の円滑な実施に向けまして,新規施設についての運転資金の貸し付けを行うことといたしました。  次のページをお願いします。4)の障害者生活支援と5)の障害児者地域療育等支援事業の相談事業に,ケアマネジメント業務を加えることといたしました。  6)ですが,身体障害者補助犬法の施行に伴いまして,これまでは盲導犬の給付だけでしたが,新たに介助犬,聴導犬についても対象として加えるものでございます。  7)ですが,民間福祉作業所,それから8)の精神障害者の共同作業所に対しまして,運営費助成,それぞれ拡充するものでございます。  保健福祉局の当初予算の概要は以上でございまして,引き続き,お手元にお配りしております都市整備公社公共施設整備事業調書などの資料をごらんください。関係部分を御説明いたします。  まず1ページですが,都市整備公社公共施設整備事業調書の右側の上段の社会福祉施設整備1億1,500万円ですが,先ほどの予算案で説明いたしました桜木園仮入居施設,市立病院の跡を考えておりますが,そこの施設改修費でございます。  次のページをお願いします。土地開発公社公有地先行取得事業調書,この左側の中段にあります道路改良,市道平山町163号線でございますが,先ほどの予算案で説明いたしました平和公園C地区の進入路用地の取得でございます。  次のページ,3ページをお願いいたします。土地開発公社事業資金借入金に対する債務保証調書でございますが,左側の道路改良,市道平山町163号線,先ほどと同じでございまして,平和公園C地区の進入路用地の取得でございます。右側でございますが,右側の平成6年度借入金期間延長分の中の上から二つ目,福祉施設整備事業用地でございますが,これは,福祉関係施設あるいは保育所の拡張用地等として,先行取得いたしました事業用地の借入金の債務保証期間を延長するものでございます。  以上,簡単ではございますが,保健福祉局の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 6 ◯石橋主査 説明が終わりました。御質疑等がありましたらお願いをいたします。稲垣委員。 7 ◯稲垣委員 それでは,5点ほど質問をさせていただきます。まず最初,市民の健康づくりという観点から2点お伺いします。  14年度から脳ドック費用の助成がスタートいたしまして,市民の健康づくりの大変重要な観点というふうに私たち考えております。14年度の申し込みの予算としては900人を予定したんですけれども,実際はその約6割ぐらいの方が申し込みだったということで,最初の年ということもありますので,これからの努力を期待したいと思いますけれども。  まず一つは,申し込みされた方の年齢別の状況はどんなふうであったかということが一つと,それから,これからの15年度の予算についても,14年度と同じような予算の考え方で進めていただいておりますけれども,具体的に,市民への広報の方法を含めて,15年度の取り組みをどのように考えているのかお伺いします。  それから,健康づくりの2点目は,新規事業として糖尿病対策がありますけれども,大変これ市民にとりまして関心がありますし,また大変重要な施策だと思います。それで,これからガイドラインを作成して総合的な相談とか指導とか治療体制の構築を目指すというふうになっていますけれども,具体的にこれからどのように進めていかれるのかお聞きします。  それから,救急医療の関係ですけれども,今回は小児救急医療にちょっと絞って質問したいと思いますけれども,千葉市の場合は小児の救急医療,全国的に見れば大変しっかりやっていただいているというふうに思っていますけれども,ただ,全国的に小児科の医師が不足しているという,大変問題になっている地域もございます。千葉市におきましても,この小児科の医師の確保というのは,現状も大変厳しいと思いますけれども,これからも厳しいことが予想されますので,本市としてこの小児の救急医療に対して現状がどうなっているかということと,これからどのようにして取り組んでいかれるのかお聞きします。  それから,高齢者福祉の関係で,特別養護老人ホームについてですけれども,現在施設の入所については申込順といいますか,そういう形でなっておりまして,この4月から指針に基づいて,緊急性のある方を優先して入所するという形で伺っておりますけれども,現在のこういう入所待ちの皆さんにとりまして,やってみなければわからない部分もありますけれども,具体的にどのように改善が予想されるかということについてお聞きいたします。  それから,特別養護老人ホームの施設の整備ですけれども,これから居住環境の向上とかプライバシーとかという観点からの,個室がこれからの流れになるかと思いますけれども,千葉市としての,まずは,基本的にこの特別養護老人ホームの施設の整備についてどのように考えていらっしゃるのか。また,今までの整備の方法とこういう個室の整備を進めていくに当たっては,予算の面というか,そういう面ではどういうふうに今度は変わってくるのかお聞きします。  それから,子育てに関してですけれども,大変いろんな面で充実というか,力を入れてやっていただいていますけれども,まず基本的なこととして,今全国的な少子化ということで,全国の出生率,本市の出生率,例えば過去5年ぐらいの数字的にどのように推移しているのか。  それからまた,本市の年齢別の人口構成がやはりこの過去5年ぐらいどういうふうになっているのか。  それから,一生懸命千葉市でこの子育ての環境づくりといいますか,進めていくと,多分,千葉市において子育てがしやすくなるということになれば,若い御夫婦がもう千葉市に転入してくるような,そういう状況をぜひ望みたいと思うんですけれども,そういうことを考えると,これ数字的に皆さん目標として持たれているかどうかわかりませんけれども,例えば千葉市の出生率はこのくらいを目標にして頑張りたいとか,年齢の人口構成はこのくらいにしたいとかと,もしそういう,局として子育てに対する少子化対策についてのそういう考え方等があればお聞きしたいと思います。  それから,これは確認というか,細かいことですけれども,いよいよこの4月から乳幼児医療費が現物給付化するということで,今準備を一生懸命にされていますけれども,まず一つは,準備状況がどういうふうになっているかということと,多分受給券なるものが該当者のところに行くことになるかと思いますけれども,受給券が届かない方,あるいは,もう千葉市にその後転入してきたとかと,いろいろこの,要するに受給券が手元にない方への対応をどういうふうに考えているのか。  以上ですね,お願いします。 8 ◯石橋主査 答弁願います。はい,部長。 9 ◯高齢障害部長 高齢障害部でございます。  座らせていただきます。 10 ◯石橋主査 はい,どうぞ。 11 ◯高齢障害部長 まず最初に,脳ドックの関係でございますけれども,確かに14年度からスタートいたしまして,900人見込んだところ600人ということでございます。年齢状況等につきましては,ちょっと後ほど所管の方から御説明をさせていただきますが,市民への広報ということ,これ非常にやっぱり大事だというふうに思っておりまして,それで,今後,国保のしおり等がございまして,そういったようなものを使いまして,できるだけ広報の方に力を入れていくようなことを考えていきたいと思っております。  次に,特養の関係でございますけれども,入所指針でございます。これにつきましては,この4月から施行ということで取り組んできたわけでございます。この指針をやることによってどのような効果があるかということを,私ども考えているわけでございますけれども,まず1点は,必要に応じた入所への転換ということでございまして,こういったようなことによって,早急に入所を必要とする方の入所が促進されるようなことだとか,あるいは市民の不安の解消といいましょうか,とにかく申し込まなければというふうな申し込み順から,こういったような優先入所というような指針があることによって,市民の方の不安の解消というようなことだとか,あるいは入所決定の透明性,あるいは公平性が確保できるというようなことで,現在1,600人ぐらいの方が今のところ申し込んでおるわけでございますけれども,こういった申し込みの方,これ不安等があるのかなというふうに思っておるんですけれども,こういったようなことがかなり改善されるんじゃないかなというふうに思っております。  次に,ユニットケアの考えでございますけれども,基本的には,今後特養で整備するものにつきましては,すべてユニットケア化を図っていきたいということでございます。15年度の美浜地区に整備するものにつきましても,これもすべてユニットケアというようなことでございます。ちょっと予算の面等につきましては,後ほど所管の方から御説明させていただきます。 12 ◯石橋主査 課長。 13 ◯高齢施設課長 高齢施設課長でございます。  特養整備に係りまして,新しい完全個室化によってどのように予算が変わるかということでございますが,基本的に全室個室ユニットケアのタイプですと,大体国庫補助,市の補助が,負担が出る分が共有部分のみでございまして,基本的に個室についてはホテルコストということで利用者の負担になります。したがいまして,おおよそでございますけれども,施設整備費の特養の場合ですと,約半分,5割程度がいわゆる補助対象ということでございますので,従前の約7割から8割ぐらいの補助に対しては,かなり補助率が下がるということで,その分負担も下がるということでございます。  以上でございます。 14 ◯石橋主査 脳ドック,はいどうぞ。 15 ◯保険年金課長 保険年金課長でございます。  脳ドックの件で部長がお答えした以外のところで,年齢別の申し込みの状況なんですが,全体の50%が60代でございます。それから,28%が70代というような申し込み状況になっております。  以上です。 16 ◯石橋主査 はいどうぞ,部長。 17 ◯健康部長 健康部でございます。座ったままお答えをいたします。 18 ◯石橋主査 はいどうぞ。 19 ◯健康部長 健康部所管の3点の御質問でございますけれども,私からは小児救急医療につきましてお答えいたします。  委員御指摘のとおり,小児科救急医療につきましては今日大きな課題になっておりまして,これは全国的にも非常に大きな課題になっております。1月の全国の衛生部長会議におきましてもこれがテーマになりまして,全国の各地域の先進的な事例なども紹介されたところでございますけれども,伺いますと,12時までやるのに精いっぱいというようなところも多いわけでございまして,千葉市の場合には海浜病院の夜救診で朝6時までの体制が,これは時間の拡大もこれまで努力してきた結果でございますけれども,一応そういう体制がつくられております。  そういった中でも,千葉市でも例外なく,恵まれていると言えるわけですけれども,小児科医師の不足という状況がございまして,これまで夜救診の運営委員会など,いろいろな場で医師会と相談して御協力をいただくというのを基本としまして,ほかの東京近郊の大学病院などにもお願いするとか,行政の方で個別に当たるなど,医師の確保に努力をしております。今後も国の状況,動きを踏まえまして,医師の確保にできるだけ努力していきたいと思っております。 20 ◯石橋主査 はい,課長。 21 ◯健康医療課長 健康医療課長でございます。  糖尿病のガイドラインの作成の具体的な進め方ということでございますけれども,糖尿病対策につきましては,専門医療機関,それからかかりつけ医療機関,それに保健所,保健センター等が緊密に連携して対応する必要がございます。そのためのガイドラインを専門医やスポーツ医,産業医等の御協力をいただきましてつくってまいりたいと考えております。  ガイドラインの具体的内容といたしましては,一つには,かかりつけ医のためのガイドラインといいますか,治療のマニュアルですね。それから,専門医や眼科等のリスト,それから健康教育の進め方などでございます。 22 ◯石橋主査 次,はい,部長。 23 ◯子ども家庭部長 子ども家庭部でございます。よろしくお願いいたします。  まず,全国の出生率の関係でございますが,合計特殊出生率過去5年ということで,平成9年から13年までの状況でございますが,全国では,9年から順番に1.39,1.38,1.34,1.36で,平成13年が1.33という状況でございます。これに対しまして千葉市は,平成9年から1.23,1.26,1.21,1.22,1.20という状況でございます。  それから,年齢別の人口構成,過去5年のちょっとデータがございませんが,新総合ビジョンで年齢3区分の人口構成を見ますと,平成7年の年少人口,14歳以下の率が15.2%,それから生産年齢人口,64歳までの方ですね,これが75.4%。それから老年人口,65歳以上の方が9.4%という構成比でございまして,これは平成12年が年少人口14.4%,生産年齢人口が73.4%,老年人口が12.2%という状況になっております。 24 ◯石橋主査 漏れないですか。 25 ◯子ども家庭部長 それから,少子化対策への考え方で,具体的な目標値というのは特に設けてはございませんが,これからはできる限りの政策を実施いたしまして,千葉市の方で産んで育ててよかったと言っていただけるような都市にしていきたいと思っておりますが,これからは,やはり方向としては,社会全体で子育てを支えていくという観点からのいろんな子育て支援策を実施をしていきたいと思っております。  次に,乳幼児医療費の準備状況でございますが,2月の上旬に対象者の御家庭にはすべて申請書と,それから制度の改正に関するお知らせを,あわせまして戸別に送付をさせていただきまして,今月25日までの申請期限を設けまして,現在申請を受け付けているところでございます。  この間市政だよりでは,1月15日,2月1日に制度の改正や申請の手続についてのPRをさせていただいております。また,あわせまして,全医療機関あるいは保育所,保育園,幼稚園,その他市の施設におきまして,ポスターの掲示ですとかリーフレットの配布,それから千葉市のホームページで制度改正や申請の手続についてのPRをさせていただいております。3月中には受給券を戸別に送付をさせていただきまして,4月からの利用を支障なく行っていただけるように,今準備を進めているところでございます。  それから,受給券の届かない方につきましては,今後3月1日号の市政だよりで再度受診手続をしていただくようにPRを予定しております。そのほかに,あと新たに千葉市に転入をした方,あるいは新しく生まれた方につきましては,それぞれ転入届あるいは出生届をしていただいた際に,市民課や市民センターの窓口におきまして申請書類一式を漏れなくお渡しして,必要な手続をしていただくようにしていきたいと思っております。  以上でございます。 26 ◯石橋主査 答弁漏れございませんか。部長。 27 ◯高齢障害部長 私,先ほど脳ドックの申込者の数を600と申し上げましたけれども,申しわけございません,495人でございました。おわびして,訂正させていただきます。 28 ◯石橋主査 稲垣委員。 29 ◯稲垣委員 それでは,一,二点再質問しますけれども,脳ドックの検診については,これはぜひ多くの市民の方に,年齢的には40歳以上の方で5歳間隔ということですから,全員が対象ではありませんけれども,聞くところによりますと,5年に1遍ぐらい脳ドック検診すればということもありますので,この年齢については,これで当面は進めていただきたいと思いますけれども,900のところに495というのはちょっと残念ですので,これからのPR等,力を入れていただきたいと思います。
     それから,受けられる医療機関ですけれども,これは医療機関の協力がないとできませんから,これからの行政と医療機関の話し合いもあるんでしょうけれども,さらには千葉市内で医療機関がふえるような形,要するに市民が受診できる医療機関をふやすということ,これについて,これからの取り組み等について考え方があれば教えていただきたいと思います。  それから,小児の救急医療の関係で,医師の確保をぜひこれからも努力してお願いしたいと思いますけれども,小児救急医療の二次体制について市としての考え方があり,また今後の取り組みについて今進めていることがあればお聞きしたいと思います。  以上です。 30 ◯石橋主査 2点についてお答え願います。はい,課長。 31 ◯保険年金課長 ただいまの脳ドックの受診機関なんですが,現在7カ所であります。医師会を通して手を挙げていただければ,そこの機関は指定していくように行っております。現在1カ所,来年度は希望したいというところもございますので,今後希望があれば広げていく予定でございます。  以上でございます。 32 ◯石橋主査 部長。 33 ◯健康部長 小児の二次体制,今後の考えということでございますが,今,輪番を組んでやっておりまして,これを充実させていきたいということでございますけれども,例えば小児外科などは千葉大学の方でやっていただく面もありますので,今後そういった二次体制の連携の強化ということで取り組んでいきたいと思っております。 34 ◯石橋主査 稲垣委員。 35 ◯稲垣委員 これからの市民の健康づくりという観点,これは大変重要だと思いますので,千葉市の施策の中で予防医療といいますか,健康づくり,ぜひ力を入れてやっていただきたいと思います。  それから,救急の関係は大変いろいろと御苦労されていて,大変千葉市もかなりのレベルが高くなっていますけれども,これからの小児の救急医療というのは,これまた大変大事な課題と思いますので,力を入れていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。 36 ◯石橋主査 次に御質疑のある方。はい,中村公江委員。 37 ◯中村(公)委員 お願いします。  一つ目は,施設を利用する市民の声の聞き方について伺いたいと思います。  施設に対しての評価というのを,利用者の方からアンケートなども含めて聞いたことが今まであるのか,これからやられる予定があるのかどうか。それと,介護施設では相談員などが,今年度ですか,派遣されたと思いますが,その効果と,あと子供の,子どもルームや保育所なども含めたそういった施設でも,そういった考えがあるかどうかをお伺いします。  それと二つ目は,女性外来の充実ということで伺いたいんですが,先日も代表質問の中では,相談内容によって充実していきたいというような答弁があったと思いますが,それは保健所だけでなくて,青葉病院も含めた拡充ということを指しているのかどうか伺います。  三つ目は,保育時間の延長を8時までするようになりましたけれども,この利用の状況はどうなのか伺います。それと,休日保育についての実績の推移も伺います。  その次,4点目が,妊婦健診の無料化について伺いたいんですが,現在2回まで無料で健診を受けられる受診券があると思いますけれども,市独自で無料の拡充をすることは問題ないのではないかと思いますが,それについての見解を伺います。  五つ目は健康診断についてなんですが,前立腺がんの検診について,血液の腫瘍マーカーを入れてほしいということを私も何年も前から言ってきたんですけれども,これについてはどの程度検討されているのかどうか伺います。  それと,糖尿病についてなんですけれども,必要な人にはヘモグロビンA1Cという検査を追加できるというふうになっていると思いますが,これを定期で,ルーチンで検査をすることが糖尿の発見に,さらにつながるのではないかと思いますが,これについての見解と,あと,がん検診を行った後の再検査をすることでの,結果の,再検査をする場合の受診券というのを市から発行していると思いますけれども,検診受診をしてから実際にそれを受け取るまでの期間はどのぐらいかかるのか伺います。  そして最後に,今度の青葉病院ですね。差額ベッドを取るということになっていると思いますけれども,政令市での市立病院ではどのような差額ベッドを取られている状況なのか,額とその全体に占めるベッド数の割合,青葉の占める割合を伺いたいと思います。  以上です。 38 ◯石橋主査 はいどうぞ,部長。 39 ◯高齢障害部長 福祉施設に関して,利用している人の意見等をどのように聞いているかというような趣旨のお尋ねかと思います。これにつきましては,社会福祉施設におきましては,その施設の中に直接入所者の方と接する方として,例えば生活指導員だとか,あるいは看護師の方がいらっしゃいまして,生活だとか健康のことについていろいろと意見を日ごろから聞いておるわけでございます。そういったような聞いた意見につきましては,例えば業務日誌のようなところに記録されるわけでございまして,そういったものにつきましては,例えば千葉市が行います定期的な監査の中でも確認するようなことで,絶えず把握しているような,そういったような仕組みになっておるわけでございます。  介護相談員について関連して御質問でございますけれども,これにつきましては,市の方から相談員をお願いしている方が各施設の方に定期的に行きまして,入所されている方からいろいろとお話を伺ったり,あるいは施設の中の状況を見ていろいろと施設側に伝えたりするようなことをやってきているわけでございますけれども,例えば,入所されている方からもっと声をかけてほしいというふうな意見があったりしたんですけれども,そういったようなことにも,事業者の方に伝えたところ,その事業者の方で職員が一体となってそういった取り組みをやったとか,かなり効果が出ておるわけでございます。  三つ目といたしまして,アンケートについてでございますけれども,特に今申し上げました特別養護老人ホーム等というようなことではやっていないんですけれども,いきいきプラザにつきましては,利用されている方を対象にしてアンケート等を実施したことはございます。  以上でございます。 40 ◯石橋主査 健康部長。 41 ◯健康部長 何点かございましたけれども,まず女性専用外来だと思いますけれども,私ども当面,女性の健康相談という形でスタートいたしまして,保健所に専用の窓口を置きまして,月2回ほどは女性のお医者さんに来ていただいていろいろな相談をやっていくと。これは,現在保健センター等で行っている相談を拡充強化しようとするものでございます。  専用外来でございますけれども,御承知のとおり,県の方では平成13年9月から東金病院で始めまして,今度佐原も入るというようなことで,全部で7病院になるかと思いますけれども,そういった形でやっております。私どもとしては,15年度の女性健康相談の実施によりまして,その内容等を把握すると。それから,市民の御要望を聞いたり,また県の女性専用外来の実施状況,こういったものを少し見きわめて,適切な対応を図っていきたいと思っております。その際には,両市立病院も含めて検討したいというふうに考えます。  次に,前立腺がんのお話ございました。血液検査で相当わかるのではないかということもあるわけでございますけれども,国の研究会等では,この辺の確度といいますか,そういったところでまだ若干問題もあるというふうなことも出ております。確かに実施している自治体もございますけれども,もうしばらくその辺ちょっと調査研究をしてみたいというふうに考えております。  それから,青葉病院の特別室でございますけれども,これは,89室個室があるうち44室につきましては,手術後の患者さんでありますとか感染症の患者さん,精神科の患者さん,あるいは緩和ケアという新しい取り組みでのベッドで使うわけでございますけれども,そのほかの45室を,健康保険法に基づく診療報酬をいただく個室として設定するものでございます。全体が380ございますので,45ということになりますと,12%ぐらいになろう,ちょっと計算あれですけれども,10%強になろうかと思っています。  金額の問題でございますけれども,比較的建設年次が最近であって,首都圏の病院を参考にしてやっております。事例を申し上げますと,例えば神戸市の西市民病院でございますけれども,こちらは28平米で2万4,000円というようなものもございます。それから川崎病院が24平米でやはり2万4,000円,それから浦安の市川市民病院でございますけれども,17平米で1万5,000円,それから若干安い方では,県の循環器センターが16.9平米で1万2,000円,都立豊島病院が22平米で1万8,000円で,民間では42平米で5万円というようなところもございます。それに対して青葉病院の方は,5,000円から1万4,000円までの五つの段階に分けてあるわけですけれども,一番上の18.60平米の方は1万4,000円ということでございまして,ほかの政令市等と比べてもそんなに高いというふうには考えておりません。  ほかにつきましては,所管課の方から。 42 ◯石橋主査 はい,課長。 43 ◯健康医療課長 健康医療課でございます。  ヘモグロビンA1Cの検査でございますけれども,基本健康診査におきましては選択項目ということでございまして,家族に糖尿病の患者がある場合なども含めまして,医師の判断によって行っております。  それから,がんの精密検査までの,受診券の発行までの期間ということでございますけれども,これは医療機関の方から報告ございまして,それに基づいて行っております。通常1カ月,非常に長いケースでは2カ月ぐらい要する場合もございます。 44 ◯石橋主査 はい,子ども家庭部長。 45 ◯子ども家庭部長 それでは,まず施設利用者の声を聞くことについてのアンケートの実施ですが,特にこれまでそういう目的でのアンケートの実施はしておりません。ただ,平成13年度より保育所や子どもルーム,児童福祉施設は,苦情解決のシステム,仕組みを立ち上げておりますので,そういった各施設に苦情受付担当者ですとか,解決責任者を配置しておりますし,第三者委員も設置しておりますので,そういったところでさまざまな苦情や要望等をお受けして,解決をいたしております。  あと,子どもルームにつきましては,保護者や指導員,場合によりましてはルームの運営相談員を含めました懇談会等を開催して,そういったところからいろいろな御意見をお聞きしたり,あるいは市社協や本課であります子ども家庭福祉課の方に直接御要望をいただくという方法もとっております。そのほかに市長への手紙ですとかメールとかでも,市民の声をお聞きするような体制で対応いたしているところでございます。  それから,休日保育と延長保育の利用の状況につきましては,それぞれ所管の方からお答えさせていただきます。 46 ◯石橋主査 はい,課長。 47 ◯保育課長 保育課長です。よろしくお願いします。  午後8時までの延長保育の利用状況についての御質問でございます。これは14年12月現在なんですけれども,入所児童数9,678人に対しまして申し込み率582人で,6%でございます。  以上でございます。 48 ◯石橋主査 答弁漏れはないですね。はい,子ども家庭部長。 49 ◯子ども家庭部長 一つ漏らしまして申しわけございません。妊婦健診の回数の増加でございます。  現在,妊娠中2回無料で実施をいたしております。現在,他の政令指定都市の状況を見ましても,いずれも2回実施ということで対応されていらっしゃるようですので,今後,他の政令指定都市に比べても遜色がない状況ですので,2回,現状でいきたいと思っておりますが,いろいろな推移を見ながら検討,必要な時期が来ましたら検討させていただきたいと思っております。 50 ◯石橋主査 はい,どうぞ。 51 ◯子育て支援課長 子育て支援課です。  休日保育の実績でございます。平成13年度から始まりまして,平成13年度が313名です。今年度,平成14年度の12月末の実績なんですけれども,347名となっております。  以上です。 52 ◯石橋主査 はい,中村委員。 53 ◯中村(公)委員 2回目,お願いいたします。  1回目のときに,施設の利用についてなんですけれども,一部声は聞いていると,アンケートも多少はしているというお話でしたが,預けている立場の人が,やはり預かってもらっているから,なかなか施設に対して遠慮があって言いづらいという部分もあるわけですね。よっぽど問題があれば,それは話したりはするでしょうけれども。やはり声を聞く場,苦情の受け皿というのを,もう少しシステム的に持っていただきたい。それが利用者と事業者との信頼関係につながるような,そのための援助をぜひ市としてしていただきたいというふうに思います。  ある保育施設では,保護者へ施設独自で5段階評価,かなりの枚数なんですけれども,要望を聞いていまして,親からの,保護者の回答率が95%とすごく高かったんですね。やっぱりその中から,具体的な結果まではまだ集計中だと思うんですけれども,こういう声をやはり聞く場を,それぞれ施設独自でやられるという形じゃなくて,ぜひ市としてもこういった援助もしながら,その施設だけというと,その施設にちょっと言いづらいことなんかは,やはり書きづらい部分もないわけではないので,そういった形をぜひとっていただきたいと思います。  また,市内の特養の施設は,これは利用する前の段階でしょうけれども,電話をした段階,では,生活保護の人はうちは受けていませんと。これは施設側の方も御存じだと思うんですが,実際確認しても,その後,ほかにも,私の知り得る限り3人はそういった声聞いていると。やはりどこでどうそういう声のやりとりがされているのか,本当に言った言わないでは,言葉では残りませんから,これをどういうふうに受けてやって,そして運営をきちんと図られるのかどうか,それが非常に求められると思います。それについて,全体を通しての大きな視点での見解をいただきたいと思います。  それと,女性外来についてなんですけれども,やはり保健師のところでまず話を聞いて,それから振り分けをというのは,もちろん最初のスクリーニングとして必要なこともあるというのは,私も現場で把握していますのでわかるんですが,それをする上でのやっぱり相当な知識が保健師にもないと,いろんな幅広い知識も求められますし,アドバイスも含めて難しい部分もあるので,この研修を充実していただきたいし,あと,医師に対しても,内科,産婦人科も含めた総合的な知識とアドバイスが求められますし,何よりカウンセリング的な対応が求められる中身なんですね。ですから,そこの研修というのをすると。  女性でまたそういう先生を起用するというのは非常に大変だと思いますので,ぜひその体制というのをきちんと確立していただければと思います。両病院で早目に治療や検査ができるように,外来だけ受けているだけだと,その場でやっぱり検査ができなければ即治療行為につながらないということでは,ちょっと効果としては少し薄いかなというふうに思いますので,これについてぜひ御検討いただきたいなというふうに思います。  それと,保育の問題なんですが,利用者が少ないということは,実際保育料の時間外が6,000円にばんと上がって,で,8時まで預けて本当に働くという親は,よっぽどせっぱ詰まっているという状況だと思うんですけれども,実際にやはり延長されても,おやつしか出ない。それで8時目いっぱいまで預けられるかといったら,親の立場,子供を本当に発育させるということから考えれば,やっぱり子供のことがかわいそうになっちゃって,仕事に集中して,8時まで目いっぱい預けようという気になれないんですよね。だから,やはりその体制,夕飯も含めた体制がきちっとならない限り,この利用者については,これ以上ふえるという形にはなり切れないかなというふうに思うんですけれども,そこについてはどう考えていらっしゃるのか伺いたいと思います。  それと,休日についてもですけれども,やはり中央区までこれだけ広い6区から,休日に通勤を1時間以上かけて,そこに行ってまた働くということが,日常の中ではかなり厳しいので,ぜひ各区に,公立も含めた責任を果たすべきじゃないかと思いますが,これについての見解を伺います。  それと,妊婦健診なんですが,秋田県で2003年度から7回まで無料にするということが出ております。大半の県内の市町村が3回分まで無料になっていて,4回までとか全部無料とか,そういう自治体も県内にはあるそうなんですね。やはり東北関係は少子化相当深刻で,保育料なんかも,第1子無料にするなんていうのも出てきていますし,少子化に本当に取り組むという姿勢がここではやっぱり出ているんじゃないかと思うんですけれども,千葉市ほど政令市の中で少子化,本当にひどいという状況の中で,こういった対策を本当はするべきじゃないかと思いますが,これについての見解をもう少し伺いたいと思います。  それと,検診についてなんですけれども,流れについては事前にチャートでもらいましたが,1月に検診をして,2月10日に入力をして,3月初旬に精査の券が送られてくるという形では,今やはり電算化がかなり進んでいく中で,スピードアップして事務処理しなければ,検診はやっぱりやった後に早期治療につなげなければいけないわけですから,期間の短縮ということで,いま一度時期について,対応についても精査をしていただきたいと思いますが,これについての見解を伺いたいと思います。  というのは,先日も大腸がん検診,先生から陽性だと言われたと。だけれども,精密検査の結果が市から来ますから,この結果を待っているんですけれども,いつ来るんですかと,1月に検診をしたのに不安だと。家族にがんがいるということで言われましたので,ぜひそれ対応していただきたいと思います。  それと,糖尿病については,医師の判断でというのはわかりますが,これを実際に市として市立でやる場合に,では幾らかかるのか試算していただければぜひ参考にしたいと思いますので,お願いします。  それと,前立腺がんなんですが,船橋市で昨年の6月から50歳以上,5年に1回で腫瘍マーカーやり出しましたね。触診,直腸診というのだと,もう非常に発見も含めて手技も難しいということで採血になっていますし,天皇陛下ががんになったということで非常に関心が高まって,私なんかも訪問すると,どういう検診をしたらいいんですかと聞かれます。やはりこれだけ関心も高まってがんがふえている中,ほかの自治体の様子を見てというのではなくて,時宜にかなった対応をしていただきたいと思いますが,ぜひ見解を伺います。  それと,最後なんですが,差額ベッドは高いところをたくさん挙げて,いかに千葉市が安いかという立場で御説明いただいたと思うんですけれども,私が言いたいのは,私立やどんどんお金のある人はどこでも,そういう私立の大学とかいろんなところへ行って,差額ベッドで払って入院できるわけですよ。ただ,公的な病院でやっぱり安心してここの病院にかかりたい。二次医療圏でもベッドふやせませんから,今回の青葉病院がベッドふやしたことで市民の期待は大きいわけですから,その中で差額ベッドの枠があるために,本当は入りたいという人も断っちゃうという状況があったら,ベッドの稼働率も上げてほしいとは思いますが,それでまた受けられないという枠が減らされる可能性がないのかどうか,そういう視点でぜひ聞きたいというふうに,本来は取らずに運営するべきじゃないかと思いますが,そのあたりでの見解を伺って,2回目終わります。 54 ◯石橋主査 はい,次長。 55 ◯保健福祉局次長 最初に,施設利用者の声をどう聞いていくかというような御質問かと思いますけれども,先ほど御答弁いたしましたとおり,私どもいろいろ対応はそれなりにとっております。しかし,そうはいっても,それで完全かと言われますと,やはりちょっと疑問もございますので,そこはきちっとした対応をとるように,今後よりよいシステム化というか,そういうものを図りながらしていきたいと思います。児童,高齢に限らず,障害者も特にそういうところがございますので,そこら辺を含めましたトータルな声の聞き方等も,これから検討はしてまいる考えでおります。  以上でございます。 56 ◯石橋主査 はい,高齢障害部長。 57 ◯高齢障害部長 先ほど御答弁を申し上げました介護相談員の関係でございまして,これは,私ども千葉市が相談員ということでお願いしてございまして,その方は12名ほどおりまして,市内の,13年度から始めたんですけれども,例えば14年度ですと,本年度は16の施設を巡回いたしまして,派遣いたしまして,そこで利用者の相談に応じておるわけでございまして,利用者からは相談員の訪問日を楽しみに待っているとかというふうなことで,非常に利用者と施設職員の双方の信頼感が高まったというような声も聞いております。15年度におきましては,対象を30施設ほど広げたいというふうに考えております。  また,この相談員の方には,例えば過日,事業者連絡会議と,関係者が集まる会議があるんですけれども,その会議の席上,2人の方に講演に来ていただいて,相談員から実際に派遣先でのこと等につきまして,講演をするような機会もつくったりなどをしておるところでございます。  以上でございます。 58 ◯石橋主査 はい,健康部長。 59 ◯健康部長 まず,女性外来の関係でございますけれども,お話しのとおり,いろんな知識や経験が必要だというところがございます。保健師につきましては,今,今日の保健や福祉,医療の状況の中で,研修とか事例研究をかなりいろいろやっておりますので,こういった女性の健康相談にふさわしい保健師を選任いたしまして,できるだけ専任化してちゃんとした対応できるようにしてまいりたいと思っております。ドクターにつきましても,そういった観点でいい人を選んでいきたいと思っております。検査の必要性などについては,実施状況を見て考えたいというふうに思います。  それから,大腸がん検診の通知がおくれたというところでございますけれども,先ほど課長の方から答弁したとおりでございますけれども,いろいろ運営会議等で医師会にもお願いをしているところでございますので,できるだけ御指摘のようなことがないように,早く通知が行くように努力したいというふうに考えております。  それから,前立腺がんの問題ですけれども,先ほどお答えしたとおりでございまして,この検査の確度とかそういったことを,もうちょっと調査をいたします。  それから,青葉病院の差額ベッド代でございますが,これは患者さんあるいは御家族がよりよい療養環境の中でということで,御本人の希望に基づくというのが大前提でございます。ほかの公的病院でも,ほとんどすべて差額ベッド代を取るような格好になっているわけでございます。高いのではないかという御指摘でございますが,45あるうちB段階といいますか,1万円の部屋が18室,それから8,000円の部屋16室という形で,45室のうち34室そのくらいのものを用意しているわけでございまして,他の公的病院との比較等で市民の御理解をいただけるようにしていきたいと思っております。 60 ◯石橋主査 はい,健康医療課長。 61 ◯健康医療課長 健康医療課でございます。  ヘモグロビンA1Cの幾らかかるかということでございますが,これは非常に,ちょっと厳しいお話なんですが,この辺の検診につきましては,今後その研究はちょっといたしてまいりたいと思います。 62 ◯石橋主査 はい,子ども家庭部長。 63 ◯子ども家庭部長 それでは,まず延長保育の関係ですが,これにつきましては,スタートしてやっと1年が経過しようとしているところですので,また今後,この利用の状況を見ながら,事業の展開については考えていきたいというふうに考えております。休日保育につきましても,今現在1カ所,中央区ということで実施しておりますが,これも今後の利用の状況をさらに検証しまして,事業展開を考えていきたいと思っております。  妊婦健診につきましても,先ほど申し上げましたとおり,他の政令指定都市と比べて遜色のない形でやっておりますし,そういった今後の推移を見ながら検討していきたいと思っております。冒頭申し上げましたように,少子化対策については千葉市もかなり力を入れて取り組んでいるということでおりますので,引き続きそういった方向で事業の展開をしていきたいと思います。  以上です。 64 ◯石橋主査 はい,中村委員。 65 ◯中村(公)委員 では3回目です。  施設の利用のことについては御検討いただけるという話なので,お願いしたいと思います。ちなみに,子どもルームの施設相談員の方の質も,ぜひ向上していただけるよう要望しておきます。それと,女性外来もぜひ充実をということをお願いします。  また,保育に関してなんですが,他の政令市との比較でなく,他の政令市より低い出生率を見て,それ一番やっていると,一番やっているのが千葉市だということで胸を張ってやれる施策として,ぜひもっと充実していくことが,やはり千葉に引っ越したいという気持ちにならせることになるんじゃないんですかね。インターネットを見ながら,やっぱり江戸川区住んでよかったと,本当にそういう声が,住んでて本当に実感しているという声なんかも聞いていますし,千葉は引っ越してきてさんざんだという話も聞いていますので,そのあたりを対策として立てていただきたいと思います。  あと,妊婦健診についてなんですけれども,3人目で,やっぱり経済的に無理だからあきらめるという状況も出てきております。健診についても,子供の数がふえるに従って親も間引きしたりすると,やっぱり早期発見にならないですから,ぜひ無料化の拡充をしていただくよう要望します。  あと,がん検診,今までも長く言いましたので,これは確実にやっていただきたいし,決して私,ほかの公的な病院と比べて差額ベッドが高いということを言っているわけではなくて,そのベッドが占められることで,一般の方が入りたくても入れない実態が起こった場合にどうなのかと,そういう立場で聞きたかったんですね。  市立は古かったということでの稼働率というのが低いのが,今度青葉になってもっとこう,満杯がすべてかというと言葉悪いかもしれないので,難しいとは思いますけれども,やはりもっと稼働率も含めて上げて,なおかつ質も相当向上しないと,いろんなクレームを私も伺っていますので,ぜひ,今度人数がふえた,建物は立派だ,だけれども中の看護はしようがないという話では困りますので,ぜひそこの充実を求めて終わります。 66 ◯石橋主査 はい,健康部長。 67 ◯健康部長 特別室あることで,満杯で特別室使わざるを得ない,そういった場合どうするんだというような御指摘だと思いますけれども,そういった事態に陥らないように工夫して対応していきますので,よろしくお願いいたします。 68 ◯石橋主査 はい,田平委員。 69 ◯田平委員 4月から始まります支援費の制度について,何点か伺いたいと思います。  新しく4月から始まるわけですけれども,今まで措置として行われていたこと,措置費と,それから4月から始まるこの支援費制度で,いろいろな支援費制度導入に伴う貸し付けとか,いろいろ出てきますけれども,予算の部分で,措置費と支援費というので制度が変わってどれだけ変化したのかというところを,予算の部分でお聞きしたいと思います。
     それから,支援費の,この支援費制度になる,対象になる人というのが,千葉市の中でどれだけあるのかということは把握されているのかどうか。その対象となる人たちはどういう人たちで,人数がわかれば教えていただきたいし,それから,10月からこの申請が始まったと思うんですけれども,今現在の申請の状況というのはどうなっているのかということをお聞きします。  それから,支援費制度というのは,施設から地域へという福祉の流れにあるわけですけれども,千葉市でサービス基盤としてさまざまにあると思うんですけれども,今現在でサービス基盤として千葉市で不足していると思われるものは何なのか,どういうものが不足していると考えられているのかお聞きしたいと思います。  それから,支援費制度の中で精神障害者というのが対象になっていないわけなんですけれども,これは,将来的に大変難しい問題がいろいろあると思うんですが,将来的にはどういうふうに考えられているのかということをお聞きしたいと思います。  それから,友愛訪問ですか,それが安心電話になったという話を聞きましたけれども,この友愛訪問をやめて安心電話にするという,その変えた理由というのをお聞きしたいと思います。  それからもう一つは,精神障害者の社会復帰施設というので,創設が三つありますけれども,それぞれ何か,生活訓練施設とか地域生活支援センターとかいろいろあるんですけれども,これどう違うのかというのがよくわからないんですけれども,いろいろな名前がついておりますけれども,どういったものなのか。それでここで,施設で受け入れられる人数というのがどのぐらいあるのかということをお聞きしたいと思います。  以上です。 70 ◯石橋主査 答弁願います。はい,高齢障害部長。 71 ◯高齢障害部長 支援費制度,4月から移行するわけでございますけれども,それに伴って,従前,措置であったのがどのように予算上変わったかということのお尋ねにお答えいたします。  まず,大きく分けますと,居宅生活支援,居宅でのサービス,それと施設訓練等の支援,これ施設でございますけれども,まず大きく分けまして,居宅の関係ですと,14年度予算で申し上げますと5億7,600万円でございまして,これが今度,いわゆるこの支援費に変わることによりまして,予算上は,15年度については,これはサービスの支給が11カ月分ということになっておりますものですから,仮にこれを通年,12カ月分に改めますと,これが5億1,700万円でございます。施設関係で申し上げますと,従前は措置で36億1,600万円だったものが,36億3,700万円というふうになっております。予算関係につきましては,以上でございます。  以下,それぞれ所管の方からお答えさせていただきます。 72 ◯石橋主査 はい,課長。 73 ◯高齢福祉課長 高齢福祉課長でございます。  友愛訪問から安心電話に変えた理由でございますけれども,私ども友愛訪問ということで,独居老人等に乳酸菌飲料の配達を通じまして安否確認の手段を講じておりましたけれども,年々この配達員の確保というものが非常に難しくなってきたという中にございまして,週5日じゃなくて,1日置きとかそういう形になってまいりましたのが1点でございます。  それから,利用者の側から見ますと,いわゆる安否確認よりも乳酸菌飲料そのものをいただきたいということで,週まとめて5本置いていってくださいとか,そういった利用形態が生じてまいりましたので,当初の手渡しによる安否確認という目的が薄れてまいりました。  あわせまして,委託先の業者の方から採算性の問題で,現行の安いものよりもっと倍ぐらいのものでないと対応していけないという要望もございまして,そういったものを広く総合的に検討した結果,より効果の高い電話による訪問に切りかえたところでございます。  以上でございます。 74 ◯石橋主査 はい,課長。 75 ◯障害保健福祉課長 障害保健福祉課長でございます。よろしくお願いいたします。  支援費についての御質問ですけれども,支援費制度の対象者は,というお尋ねですが,基本的に支援費制度は資格の制限という,例えば,身障手帳の1級,2級ですとか,そういう資格の制限というのは基本的にありませんので,潜在的な対象者ということになりますと,大きく考えまして,まず身体障害者,おおむね3級以上程度が該当する可能性があるという意味では1万3,000人,それから,知的障害者は全体が該当する可能性がありますので3,000人。そうしますと,合わせて1万6,000人。これが,潜在的な対象者であろうというふうに考えています。ただ,実態的には,従前のサービスを受給されている方をベースに考えますと,おおむね3,000人,合わせまして3,000人以内におさまるのかな,というふうに考えております。  それから,10月からの申請の状況ですけれども,丸4カ月間,10月から始まりまして4カ月終わった段階,1月末ですけれども,在宅サービスの方で1,178件の申請を受けております。それから,施設入所の方では172件という数ですが,これは施設入所,既に施設に入っている方は事前に申請をする必要がございませんので,今1,200人ぐらい既に施設に入っている方いらっしゃいますが,その方は15年度中に手続をするということになっております。  それから,現在のサービスの基盤で不足しているものということですが,まず施設につきまして,現状でも待機が出ているという状況がございますので,これは引き続き整備を進めていかなければならないというふうに考えています。  それから,もう一つ在宅の方で,大きい部分でホームヘルプがありますけれども,今回民間の事業者も参入できるということで,サービス提供の基盤がふえていくというふうに期待しておりますけれども,地域での暮らしを支えるという意味ではホームヘルプに期待する部分が大きいわけですので,この辺は拡大していかなければならないというふうに考えております。  それから,精神障害者が対象になっていないという部分ですけれども,この部分,将来的にということですが,国の方からも明確な考え方示されておりませんので,そういう状況だというふうに御理解をいただきたいと思います。  それから,精神の施設種別,内容,どんな施設なのかということなんですが,まず生活訓練施設です。これは,実際には,今例えば病院に入っている,そのまま例えば退院をしても,自宅で普通に暮らすにはまだ少し至らないというような方が,実際にそこで生活の訓練をするということになります。程度的には,そのまま働きながらというよりは,もう少し重い程度かなというふうにお考えをいただきたいと思います。  それから,地域生活支援センターというのがございますけれども,これはもともと在宅で暮らしている方,その方たちのいろいろな相談に乗ったりしてこの支援をしていくという性格のものでございます。例えば,すぐに比べられませんけれども,知的障害者の地域療育等支援等の事業がございますけれども,そういった相談,支援を行っていく,そういう施設種別というふうに御理解いただきたいと思います。  それから,小規模の通所授産施設,これにつきましては20名未満の規模の授産施設,従前は例えば作業所というような形式でやっておったものが,法的な資格を得て運営できるように変わったものでございます。  それから,人数ですが,生活訓練施設の方がこころの園,これが20人ですね。それから,小規模通所授産施設のあすなろという方は,これが19人。それから幕張もくせい舎,これが15人でございます。  以上です。 76 ◯石橋主査 はい,田平委員。 77 ◯田平委員 ありがとうございます。  予算の部分で,何かちょっと聞き取れなかったんですけれども,11カ月分とかという計算だということだったんですが,私は,支援費になったということで予算がふえるのかなという気がしていたんですけれども,これを見ますと,余りふえていないというか,減ったというふうに見てもいいんでしょうか,これは。そこの辺が11カ月分との関係でちょっとよくわからないんですけれども,当然新しい,今まで措置でしていたもの以外のサービスというのが出てくるわけですから,ぜひともその予算が減らないようにというふうに思うんですけれども,そこの辺をもう少しはっきりと説明していただきたいと思います。  それから,申請の状況というのをお聞きしたんですけれども,一番心配されているのは,こういう支援費制度に変わるということをまだ知らない人がいるんじゃないか。それから,申請をしなければいけないということも知らない人がいるんじゃないかというおそれが常にあるわけですけれども,そういうことに対して,手だてというのがどのように考えられているのかというのをお聞きしたいと思います。  それで,サービス基盤で不足している施設も,ホームヘルプも不足しているということなんですが,特にホームヘルプの部分では,他市と比べても非常に厳しい状況にあると思うんですけれども,その養成ということも急がれるわけで,そういう意味でも予算をふやしていただきたいというふうに思うんですけれども,ホームヘルプと一緒に,介護保険でいうケアマネジャーに当たる人,要するにコーディネートできる人というのがすごく必要だと思うんです。介護保険でも,ケアマネジャーの役割というのが非常に大きいというふうに言われているわけですけれども,ここで支援費の場合,コーディネーターという役割というのはどういうふうに考えられているのかというのをお聞きしたいと思います。  それから,精神障害者については,まだ国が示していないということなんですけれども,後で聞きました社会復帰施設ともあわせてなんですけれども,千葉市が精神保健センターの計画というのを前々からありますよね。それで,今まで県でやっていたものを千葉市がやらなくちゃいけないというんで,千葉市の精神保健センターというのが,たしか5か年計画にあったと思うんですが,それがどういうふうになっているのか。  それから,支援費の中に精神障害者というのが今のところ含まれていないということなんですけれども,この支援費制度が始まったことと,精神保健センターというものの考え方というのが少し変わるんじゃないかなという気がしているんですけれども,そこの辺はどういうふうに考えられているのかお聞きしたいと思います。  それと,友愛訪問に関してですけれども,安否確認よりも乳酸飲料の方というような話が出ていましたけれども,これで安否確認のために,シルバー人材センターでもって安心電話を使って安否確認をするという,本当に安否確認という事務作業になってしまうのかなという気がしますけれども,私たち市民ネットワークでは,ヤクルトを配達するということで安否確認をしようということだったわけですから,地域福祉という意味で,やはり電話一本というのではなく,電話も多少助かると思うんですけれども,電話というだけじゃなくて,地域福祉ということで,その地域の中で安否確認の方法,配食サービスなんかもあわせて考えられないのかということをお尋ねしたいと思います。  以上です。 78 ◯石橋主査 答弁願います。はい,部長。 79 ◯高齢障害部長 まず最初に,支援費に関する予算の関係でございます。先ほど11カ月と12カ月と申し上げましたのは,15年度予算につきましては,当初予算のあらましの中で金額をお示ししてありますものは,実は11カ月分,つまり5月から翌年の3月までのサービスの費用でございまして,これ4月からスタートするわけでございますけれども,実際に支給が始まるのは,お金が出ていくのは5月というようなことでもって11カ月予算でございます。これと14年度の措置費の予算を単純に比較できないものですから,そこで12カ月分が幾らになるかを換算いたしまして,それで比較したのが,先ほど申し上げました数字でございます。  確かに委員御指摘のとおり,居宅生活支援の方につきましては,その金額を比較いたしますと,4,600万円ほど減となっておるわけでございます。この減の原因でございますけれども,大きいのは,ホームヘルプサービス事業の減が大きいわけでございます。  これはなぜかといいますと,この居宅生活支援にかかわる予算につきましては,ホームヘルプサービスにかかわるものなんですけれども,14年度までは市の社会福祉協議会に派遣しております市の職員,このヘルパーを中心にして実施していたころから,この事業経費が人件費積算というようなことであったわけでございます。これを支援費に移行することによりまして,今度は支援費基準による事業量の積算というふうなことでございまして,そういった変更に伴います減額でございまして,事業量自体は,これは決して減っているわけではございません。むしろ2割程度の増だというふうに御理解していただきたいと思います。  それと,施設関係につきましては,比較いたしますと3億600万円ほど増となっております。このようなことから,14年度予算と比べますと,15年度予算はかなり伸びているというようなことで御理解していただきたいと思います。 80 ◯石橋主査 はい,課長。 81 ◯障害保健福祉課長 支援費制度の申請状況についてですけれども,その申請が必要であるのに,まだ手続することすら知らない方がいるのではないかということですが,基本的に,まず制度の周知についてはかなり手を尽くしたつもりです。ただ,漏れている方も当然ある可能性があるわけですので,1月末の申請で一たん締め切って,従前そのサービスを利用しているのに申請が上がってきていない方をチェックして,申請の勧奨をしているという状況でございます。  それから,ケアマネジャーの必要性ということですけれども,支援費制度においては,ケアマネジャーという位置づけがないのは御承知のとおりです。ただ,ケアマネジメントというのが求められるということもありまして,市の方ではケアマネジメントの研修を,市の職員あるいは施設の職員を対象に行っていると。あわせて,新年度からは地域療育等支援の事業とあわせましてケアマネジメントの業務を行う。ただ,これについては,従前のコーディネーターがそのままケアマネジメントの業務を行うのではなくて,人を新たに張りつけて手厚い体制をとってやっていくというふうに一応考えております。  それから,精神保健福祉センターの新5か年計画の中の位置づけの問題ですけれども,今年度の見直しを行った中で,センターにつきましては先送りということで,この5か年の中からは位置づけがなくなっております。しかしながら,将来的な計画がなくなったわけではありませんので,引き続き整備のための準備は進めていきたいというふうに考えております。  それから,支援費制度が始まったことと,精神保健福祉センターの業務あるいは精神障害者の支援費制度への将来的な動きというんでしょうか,その辺含めてですけれども,支援費制度が始まったことと精神保健福祉センターが位置づけされたことは,直接的な関係はないと思っています。ただ従来から,身体障害,知的障害というのは措置という形でしたけれども,精神に関しては従来から契約制度で行われています。そういう意味では,みんなが契約制度になったというふうにも言えるわけで,精神だけが措置で取り残されているという状況ではありませんので,御理解いただきたいと思います。  以上です。 82 ◯石橋主査 友愛関係,はい。 83 ◯高齢福祉課長 ひとり暮らし等の安否確認の方法でございますけれども,地域福祉の観点からというお話をいただきました。私ども,現在ひとり暮らし対策につきましては,電話によるものと,それから直接触れ合うということで,例えば配食サービスだとか,老人クラブ連合会で友愛訪問員という方が,1,000名ほど市内にいらっしゃいます。この人たちが,地域のひとり暮らし及び高齢者世帯などの家庭を訪問して,話し相手を基本にしているものもございます。  こういった個々にはいろいろ対策を講じておりますけれども,こういったものが地域の中で,いわゆるネットワークを組んで連携を図ってやって,これからひとり暮らし等の見守りだとか安否確認とか,そういったものをいく体制づくりについて今後検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 84 ◯石橋主査 はい,田平委員。 85 ◯田平委員 どうもありがとうございます。今の地域福祉の観点というので,ぜひとも,いろいろな横のつながりというのが本当に今から大切だと思っておりますので,ぜひ進めていただきたいと思っております。  それから,支援費制度のことなんですけれども,措置費等の予算なんですが,私としては本当に新しい,今まであったのを契約で行うということなんですけれども,契約でするときにはやっぱり選べるメニューがなければ,今までの措置と支援費とどう違うかといったときに,選べるメニューがあって,その人が,じゃあこれの方がいいからという選択できるということが前提にあると思うんですね。措置費のときと同じであれば,ただお金の払い方が違うだけの話になってしまうわけで,やっぱりサービス基盤というものの充実というのが一番大切だと思っているんですけれども,予算の面でも,やはり決して削ることのないように,しっかりとこれからもつけていただきたいというふうに思っております。  それから,申請のときに漏れるというのは,どうしてもこれだけの人数があれば考えられることなわけでして,その場合にもやはり何というか,本人とか,それから親がするわけですけれども,なかなか障害を持っている方というのは難しい場面がたくさんあるわけですよね。そうすると,そこでもやっぱり,申請をするということに対しても,コーディネーター役というのも役割があるんじゃないかというふうに思うわけで,どういうサービスを受けるかというだけではなくて,その前の段階でも,やっぱりケアマネジメントというのが必要ではないかというふうに私は思っております。そういう意味で,ケアマネジャーに当たる人というのが実際にはないんですけれども,ぜひともそういう人たちを育てるという意味でも進めていただきたいというふうに思います。  以上です。 86 ◯石橋主査 他に御質疑ございますか。はい,中村委員。 87 ◯中村(久)委員 では,質問させていただきます。  まず,子供に関しての件ですけれども,子どもルームは非常に充実されて,また今回も87ルームとなることでふえてきていますけれども,今募集もされておりますけれども,今の現状についてお聞きしたいと思いますし,また,申し込みが非常に多くて,そのルームに入れなかったような現状があるのかどうかお聞きしたいと思います。  それからまた,保育ルームも無認可保育所が今まで,初めは18だったのが補正予算で26,そして今回はまた36とふえていくことでは,子育て支援が非常に充実していくんだろうと思いますけれども,こういうふうにふえていく状況の中で,認可外保育所を保育ルームとして助成していくことは大変必要なことだと思いますけれども,この施設の運営とか,それから施設の管理,そのところについて,やはりそこへは,ただお母さんたちが,預けられる場所があるからそこに子供たちを置いていくというような状況になりがちなことも聞いておりますので,その辺で,やはりルームの運営の中に,やっぱりお母さんたちの子供に対する保育のあり方みたいなことについてのお話がされていくのかどうか,ちょっとその辺をお伺いしたいと思います。  それから,保育所なんかで,地域活動を含めて,高齢者も含めた子供たちの交流を進めるということで,地域活動がその中に含まれてきたことでは大変いいと思いますけれども,これを担っていく人の育成についてをちょっとお伺いしたいと,そのことについてお伺いしたいと思います。  それから,やはり今,先ほど中村さんが,千葉市で子供を産み育てたいという,そういう千葉市になってほしいというような熱い思いが語られておりましたけれども,やはり出産するときに,今,出産一時金が国保の方で出ておりますけれども,今これの借り入れの状況についてどんなふうになっているのか,それからそのPRについてお伺いしたいと思います。  それから,女性の支援ということで女性外来が充実されてきましたけれども,充実されていくと非常に期待をしていると同時に,また病院への,中でできることはより望んでいきたいと思います。それと同時に,今若い世代のところで,先日も若い世代の妊娠ということが出ておりますけれども,若い世代が気軽に相談できる窓口というところを,そういうこれからのところで検討していけるのかお伺いしたいと思います。そしてまた,そこには電話相談などで受けていただけるのかどうかお伺いしたいと思います。  きょうの新聞でしたか,エイズも世界の中でもどんどんふえていく状況の中で,現在千葉市の中でエイズについての検査を受けている人の状況,それからまた,その抗体を持っている人をどのように把握されているのか,その辺についてもお伺いしたいと思います。  次に,児童養護施設が今回乳児院と併設してできていくことでは,さらにその辺の充実は期待できることですけれども,児童養護施設の中に児童家庭支援センターやトワイライトステイができていくということで,千葉市として,その法人に対してどのような連携を強く持っていくのかということをお伺いしたいと思います。  それの中には児童虐待への対応ということも含まれて,児童相談所との連携が多く求められますが,その辺について御説明いただきたいと思います。  それと,マザーアンドチャイルドの新しい制度ができるということでは,地域の中で体制をつくっていくということが非常に望まれていることでしたけれども,これをリードしていく人,それから,児童虐待に悩んでいるお母さんたちをどのようにそこの中に組み込んでいくかということについて,どのようにこれからされていくのかお伺いしたいと思います。  それから,あと介護保険についてなんですけれども,今年度3,100円に上がるということで議案にかけられておりますけれども,これを,基金を取り崩さずに今回上げないでいくということについてお考えになったのか。また,この上げたことで今後の対応はどういうふうに,上げたことで先の見通しをどういうふうに考えていたのかということをお伺いしたいと思います。 88 ◯石橋主査 答弁願います。部長。 89 ◯子ども家庭部長 それでは,まず保育ルームの関係でございますが,施設の管理運営につきましては,市の規定の中では運営委員会を設置していただくこととしておりまして,これは利用者と,それから施設長を含めて,6人以上の委員で構成をしております。ただ,施設の職員は2人までということで,予算,決算,事業計画,事業報告,その他重要事項について,年2回開催をしていただくようにしております。  また,保護者というか,利用者に対しましては,施設の概要とか保育内容,職員の状況,保育料等の事項を整備して,必要に応じて情報提供を行うようになっております。  子どもルームの待機,申請の状況につきましては,所管の方からお答えさせていただきます。 90 ◯石橋主査 はい,子ども家庭福祉課長。 91 ◯子ども家庭福祉課長 子ども家庭福祉課でございます。  まず,子どもルームの申請の状況でございますが,これは1月31日現在で,新1年生が1,154,継続児童が2,216おります。  まず,現在の待機の状況なんですが,2月1日現在で3ルーム,7名でございます。新年度についての待機あるいは状況等につきましては,転入等の随時受付を3月14日まで行っておりますので,数の確定がまだできない状況でおります。  それから,児童家庭支援センターの機能でございますけれども,地域の児童の福祉に関する各般の問題について,児童,母子家庭,その他の相談に応じ必要な助言を行う。あるいは,児童相談所において,施設の入所までは要しないが,要保護性があり,継続的な指導が必要であるとされた児童及びその家庭について,指導措置を受託して指導を行う。さらに,児童や家庭に対する支援を迅速かつ的確に行うため,児童相談所,児童福祉施設,学校等関係機関との連絡調整を行う。こういうようなことになってございます。  以上でございます。 92 ◯石橋主査 子育て支援課長。 93 ◯子育て支援課長 まず,地域活動の件についてお答え申し上げます。  地域活動は,基本的には園を挙げて,保育所を挙げて,全職員が対応しているということで,その辺は園の中での議論だとか,それからあと横の連携を深めながら,より質の高い地域活動を展開していきたいというふうに考えております。  それから,次のマザーアンドチャイルドグループ,MCGなんでございますけれども,これは自助グループを育成ということで,極めてリードしていく方,この場合ですと,ファシリテーターというような言い方でこれを位置づけていますけれども,この方の手腕が非常に大きな影響を与えるということで認識しておりまして,その専門の知識,研修や,そういうものを受けた心理士さんをお願いしたいと,ということで,この人選には意を用いていきたい,というふうにして考えております。  以上です。 94 ◯石橋主査 はい,子ども家庭部長。 95 ◯子ども家庭部長 それから,一つ最後に地域活動ですが,保育所におきましては,それぞれさまざまな異年齢児の交流ですとか育児講座等を実施しておりますが,基本的にはそれぞれの保育所が,あるいは保育園が,企画立案をしまして必要な講師をお願いしたり,場合によってはみずから講師を行ったり,ということでさまざまな事業を展開しておりますが,こうした本来の業務以外に,いろいろな保育所の役割が今重視されてきておりますので,所長あるいは中心的な役割は主任保育士等が担っていく,ということになると思いますので,こういった職員に対しましては,そういう地域の保育の拠点施設として機能できるような必要な研修等を行いまして,人材育成に努めていきたいと思っております。 96 ◯石橋主査 はいどうぞ,課長。 97 ◯保険年金課長 国民健康保険事業で行っている出産費の貸し付けについてお答えいたします。  この制度が13年10月に創設されまして,13年度は下期6カ月で利用が90件ございました。それで,14年度は4月から12月現在で118件,大体利用率が10%程度でございます。一時出産費の一時金の10%の方が使っております。それで,15年度につきましては20%程度を見込みまして,340件ほどを予算化してございます。  それと,PRの方法でございますが,従来,国保のしおりと市政だより等でPRを行っておりました。それで,今後というか現在は,母子手帳の交付のときにチラシをあわせて配布いたしまして,利用の促進をPRしております。  以上でございます。 98 ◯石橋主査 はい,部長。 99 ◯高齢障害部長 介護保険料について,基金を崩して現行のままでいけないだろうか,というような御質問であったかなと思いますけれども,まず,この介護保険料をどうやって出すかということでございますけれども,15年度から向こう5年の19年に向けて,国の指針だとか,あるいは今までの実績だとか,あるいは意向だとか,そういったようなものを踏まえまして将来推計していくわけでございます。それで,そのうち向こう3年間の15年度から17年度の3カ年間の保険給付費を出しまして,それを被保険者等で除するなどして出していくわけでございますけれども,全体といたしまして,給付費につきましても3年間で約20%ぐらい,今度第1期の計画に比べて20%ぐらいふえるわけでございます。そういったようなことから,基金を仮にあてにしないでやったとしても3,300円以上の保険料になるわけでございます。  そういった中で,介護の給付準備基金,これを何とか活用してというようなことでございまして,ただ,本年度末で,今期末の残高は約23億円見込めるわけでございますけれども,これにつきましては,やはり次の3カ年はもとより,その先も見据えた中で,やはりこの介護保険財政の安定的な運営,こういったようなものを考えていかなければいけないのではないかというようなことだとか,あるいは第1号の被保険者の保険負担が高額にならないようにしなければいけないのではないかというような,そういったような観点から,基金の約2分の1を活用させていただいて3,100円,アップ率で3.3%でございますけれども,そういったようなことで,今回介護保険料をそのようにさせていただいたわけでございます。 100 ◯石橋主査 はい,健康部長。 101 ◯健康部長 女性外来に関連いたしまして,若い世代の妊娠の問題などでございますが,今回新世紀ちば健康プラン,こちらでは母子保健の領域も一緒に入れましてやっておりますが,この中で思春期ですとか,妊娠,出産,不妊のところも分野として出ておりまして,中村委員おっしゃる若い世代がどのくらいの若さ,というのがあるんですけれども,思春期ということであれば,性や性感染症,薬物乱用についてみずから取り組んでいただくわけですけれども,小学校,中学校等の性教育について少し力を入れていきたいとか,今保健所や保健センターでも相談の事例があって,それちょっと御紹介できれば後で所管の方からお願いしますが,思春期の子供たちが性や健康について相談とか受診をしやすい環境づくり,あるいは関係機関の連絡会の開催を掲げております。  ちなみに19歳以下の中絶件数が,平成10年の175から12年では253とふえています。それから出産の件数も,平成10年の73が平成12年108という状況ですので,この辺もデータを踏まえて対応いたします。なお,妊娠,出産,不妊等につきましても,対応を図ってまいりたいと思っております。  それから,エイズの件数については所管の方から。 102 ◯石橋主査 健康医療課長。 103 ◯健康医療課長 エイズの抗体検査の結果でございますけれども,14年度,12月末までで,2名の方が陽性という結果でございます。
    104 ◯石橋主査 はい,中村委員。 105 ◯中村(久)委員 ありがとうございました。  子どもルームについては,ちょっとお聞きしたいんですけれども,4月に新1年生や転入生で待機が出てしまうというようなルームがあると聞いておりますけれども,それはどれぐらいあるのか。そしてまた,その対応についてはどうするのかお伺いしたいと思います。  それから,今一番人数が,もう目いっぱい,定員いっぱいをどういうふうにとらえているのか,ということで,その辺の対応についてもお伺いしたいと思います。  それから,保育ルームについては,運営委員会をつくって,これからその報告が出てくることで,保護者の声もその中に含まれてくるんだろうと思いますけれども,駅前保育みたいなことで非常に気軽にできて,また運営者もつくっていくというところでは,施設の緩和が一応されてきたところで助成がされてきたわけですけれども,その辺の質については,やはり監査も含めて充実をより進めていっていただきたいと,そのことは要望いたしておきます。  また,出産の補助金について,一時金についてですけれども,若い世代,それと,やはり2人目,3人目が欲しいときに,出産費用がかかることが一つネックだよ,という話を何人かに聞いておりましたので,これから母子手帳の配布とかのときにお話をされるし,今年度はより多くの件数を予算化されているということでは,産んでみたいと思うその世代にとってはいい支援になると思いますので,より広報を進めていっていただきたいと思います。  それから,女性外来については若い世代の,それから若い妊娠がこんなにふえているということ,また中絶がふえているということでは,性教育の充実をしていく,それはどんなやり方でしていくか,ということが本当に必要だと思うんですね。もう報道関係とか雑誌とかの中で子供たちは,あふれる情報の中で正しく認識がされていない子もいるんではないかと思いますので,保健師さんの保健室の充実の中でされていくこと,それからまた,学校外でも相談できる場所をより柔軟に開いていくことが本当に必要だと思います。やはり子供を育てるということは大変なことなので,家庭の中で育てられるということが一番いいので,その辺の,これから子供たちが家庭を築いていくことの,その基礎知識をしっかりつくっていくことの充実をより求めて,指導も進めていっていただきたいと思っております。  それから,介護保険料については,次の,今回2分の1の基金の取り崩しということで理解はいたしておりますけれども,やはり高齢者がふえていく,また医療保険もかかって,高齢者がふえればその分医療保険もかかっていく,ということは認識いたしておりますので,この3,000円,基金を取り崩さなければ3,300円ということが,今お話がありましたけれども,安定的な運営のために3,100円ということで,これが広く理解をされていくような,より広報を進めていっていただきたいと思っております。  以上です。 106 ◯石橋主査 子どもルームだけについて,はい。 107 ◯子ども家庭福祉課長 子どもルームの関係でございます。先ほど申し上げましたとおり,まだ数が動いておりますので,確定した数字はちょっと申し上げられませんが,現時点で私どもで大体とらえている数なんですが,大体10ルーム,89人くらいが現在の数値でございます。では,それに対しての対応をどうするんだということなんですけれども,一つには,各ルーム,定員の目安を定めておりますが,その定員に1名でも2名でも入れられないかということで,いわゆる弾力的受け入れをまずやってみようと。それから,さらにそれができない場合は,施設の増築,分割,移転,いろいろな方法をとりたいというふうに思っております。  それから,さらには,隣接のルームに振り分けて,これは申込書に,第2希望という希望欄にルーム名が書いてございますので,その辺をちょっと打診をいたしまして,隣接ルームに振り分けるというような方法もとってみたいと思っております。  以上でございます。 108 ◯石橋主査 中村久美子委員。 109 ◯中村(久)委員 子どもルームについては,やはりそこに入れないということで,隣接と言われても,やはりそこまで行くのに遠いとかということで,またそれをなかなか受けれない状況がありますので,それについては早急にいろいろな対応を考えていっていただきたいと思います。  やはりその地域が子供がふえているということで,その数が必要になってくるわけですので,できるだけ早く増設や改築を含めて対応を進めていっていただきたいと思っております。  それともう一つ,話を忘れてしまいましたけれども,MCGの自助グループをつくっていくということでは,それをリードするファシリテーターということが本当に非常に大事だと思いますが,その育成についてはいろいろな対応があると思うんですけれども,地域で活動している等を含めて,その辺の対応ができる人を大事に育てていってほしいということを本当に願っております。  以上です。 110 ◯石橋主査 どうもありがとうございました。  お昼5分前でございますけれども,御質問のある方はいらっしゃいますか。2人ですか。では,どういたしましょうか。1時から再開ということでいきたいと思いますけれども,よろしゅうございますか。               [「はい」と呼ぶ者あり] 111 ◯石橋主査 では,2名ということでございますので,保健福祉の皆さん,午後からも,大変でしょうけれども,お願いをいたします。  それでは,議事の都合により,暫時休憩いたします。なお,再開は午後1時といたします。                 午前11時58分休憩                 午後1時0分開議 112 ◯石橋主査 それでは,休憩前に引き続き分科会を開きます。  御質疑のある方はどうぞ。柳田委員。 113 ◯柳田委員 私の方から,何点かお願いいたします。  一つは,いきいきプラザだとかいきいきセンターが5月から通年開館になるということで,今年度の予算なんかも組まれていますが,これは福祉事業団の方に委託されている施設もあるわけですが,職員の配置だとか何かが,通年開館によってどのように変化していくのかな,ということをお聞きしていきたいなと思っています。当然利用する人たちのサービスが広がっていくわけですが,それが逆に内容が低下しては困るものですから,お願いしたいと思います。  それから,例えば私の住んでいる花見川区のいきいきプラザには,同じ建物の中に介護支援センターなども入っているわけですけれども,こういうものは実際にはどういう形になっていくのか。やっぱり同じように通年開館になるのかなということも,ちょっと確認しておきたいと思うんです。  それから,二つ目は,新しいものとして,健康プラン21の中にヘルシーメニューの飲食店をふやすんだというのをあらましに書かれていますが,市内にどんな形でそれが配置,配置ということないんですけれども,皆さんの方で紹介されて,市民にはどんな形でお知らせが行くのかなということなんかも,まず確認しておきたいと思います。  それから,午前中にもありましたが,安心電話というのが,新しい仕事が広がっていくわけですが,この間は,いわゆるひとり住まいのお年寄りの方の安否確認ということでヤクルトなどが配達されているんですが,それがちょっと変更されていく経過ですが,安否の確認ですから,毎日安心の電話,安否を確認するようなことがやっていただけるのかどうか,またどんな形になっていくのか,その体制などについても,どういうところがそういう安心というのか,安否を確認できるような状況をつくっていくのか,その辺のことをお聞きしたい。  あわせて,これとは別に,現在でももう何千人だろうと思うんですが,緊急通報のシステムを使われている家庭も,ひとり住まいの方は特にあるわけですが,これは月に最低でも1回ぐらいは,これも委託されているのかと思いますけれども,安否を確認するようなことで受けている人たちが何人かいるわけですが,それとの関連などもあわせて伺っておきます。  それから,福祉事務所の仕事が大変年々ふえてきているのは私も知っているわけで,それで福祉事務所にいろんなことでお邪魔しますと,大変な状況が,職員の方の仕事がふえていって大変だということはよく見たり聞いたりしているんですが,現実に児童手当の手続の問題が出てきたりだとか,あるいはまた生活保護の受給家庭が,世帯がふえてきたりとかいうのが,今年度の予算上でも明らかにされていますけれども,職員の配置の問題ではどのように変化していくのか,そのことをあわせてお願いします。  あわせて,福祉事務所だけではないかと思いますけれども,特に福祉事務所なんかにも大きく関連することとして,外国人の方が,先日統計課からもらった資料によりますと,今,昨年の暮れ現在で1万6,339人おいでで,8,316世帯がおいでになるということで,特に中央区だとか美浜区など,中央区が5,000人を超え,美浜区は3,500人を超えているわけですね。  緑区はまだ1,000人には満たないようですけれども,ほかの区でも2,000人を超える方々が,外国人住まれていて,私も知り合いの方で中国人の方と結婚された方の話を聞いているんですが,なかなか話がやっぱり,日本語がちゃんとできていない方もおいでですから,通じなくて,十分そういう窓口行っても話が通じなかった,こんな経験をこの前言われたりとか,それからフィリピンの方が,やっぱり女性ですが,結婚している人がいて,やっぱり同じようなことがあって,それで相談された方も記憶しているんですね。  こんなにふえてきていると思うんですが,福祉事務所だけに確認して,すべてだと思っていませんが,全体としてこういうことの対応をどのような形にされているのかな。通訳なども配置されているとはちょっと聞いていますけれども,決して十分でないような気もしていますので,保健福祉の立場から,こういうことをどういうふうに今されているのかな,ということを確認したいのですが,お願いいたします。  以上です。 114 ◯石橋主査 答弁願います。はい,高齢障害部長。 115 ◯高齢障害部長 いきいきプラザの通年開館に伴うお尋ねでございます。いきいきプラザ,いきいきセンターにつきましては,事業団の方に管理運営委託をお願いしておるわけでございますけれども,職員につきましては,非常勤職員を1名増員いたしまして,きちんと対応できるような体制をとることにしております。  あわせまして,花見川のいきいきプラザで実施されております事業の関係でございますけれども,あらましでも御説明いたしましたけれども,通所介護,デイサービス,これにつきましても,週5日から週6日に拡充して実施するというようなことを考えておるところでございます。  私からは以上でございます。 116 ◯石橋主査 はい,次長。 117 ◯保健福祉局次長 最初に,福祉事務所の職員の増とかの関係でございますが,事務量,高齢化の進展とか,あるいは生活保護は予算でもふやしておりますけれども,補正もしたりしておりますけれども,おっしゃるとおり世帯数等ふえております。そういう中で昨年,現年度で生保関係で,全体ですけれども,2名増員図りました。それから,サービス関係では各区に1人ずつ計6人ですから,福祉事務所全体としては8人の増員を図ったということになっております。  しかしながら,御指摘のとおり事務量等,現在新規事業等も含めて毎年ふえてきておりますので,そういう中で非常勤の職員の対応あるいは正規職員等につきましては,私ども福祉事務所の職員の苦労も承知はいたしておりますので,そこら辺関係部局と協議をしながら,適正な確保等には努めてまいりたいと考えております。  それから,外国人の対応でございますが,専門にはそれなりの職員というのは,たしかいないと思いますけれども,今の職員,それなりにかなり外国語を話せる職員も若干はいるかと思っておりますので,それで適正かというと,それはいかがかと思いますので,私どももそこら辺の研修等もしながら,あるいは,場合によっては今後の課題になりますけれども,私どもの国際交流課あるいはその協会ですか,そういうところとも私どもいろいろ話を詰めて,今後の課題とさせていただきたいと思います。  以上でございます。 118 ◯石橋主査 はい,健康医療課長。 119 ◯健康医療課長 健康づくり応援店事業についてでありますけれども,応援店につきましては,主なメニューの栄養成分ですね,エネルギー,脂質,塩分の3項目。それから,健康づくりに関する情報の提供に御協力いただけるお店。それからまた,健康づくりに配意したヘルシーメニュー。今のエネルギー,脂質,塩分が控え目であるとか,カルシウム,鉄分などがたっぷりしたメニュー。こういったようなことに御協力いただける店というふうに考えております。  これらにつきましては,ステッカーという形でお店の方に表示をいたしまして,市民広報につきましては,保健所のホームページに掲載するなどとかといった効果的な方法につきまして,検討してまいりたいと考えております。 120 ◯石橋主査 はい,高齢福祉課長。 121 ◯高齢福祉課長 安心電話につきまして,まずこのシステムでございますけれども,私どもではシルバー人材センターを活用していきたいというふうに考えておりますけれども,こちらに常時11人のスタッフを配置いたしまして,こちらから希望される方に電話を差し上げると。電話につきましては,月曜日から金曜日,5日間でございますけれども,この間で申込者からの希望日数に応じて対応していきたいというふうに考えております。  まず,午前中電話を差し上げて確認とれなかった場合,再度午後あるいは夕方という形で,電話確認をさせていただくように考えております。それでもなおかつ連絡とれなかった場合につきましては,まず近隣の連絡員,これは民生委員さんなども含めますけれども,に確認いただいて,さらに連絡がとれなかった場合には,これ新たに私どもが新設したいと考えておりますけれども,シルバー人材センターの方に委託しまして,シルバー連絡員という形で現場の方に行って確認していただくと,こういう体制を考えております。  それから,既存の緊急通報装置との関係でございますけれども,こちらの緊急通報装置につきましては,あくまでも緊急の場合に連絡を,本人がペンダント式のものを押して電話回線を通じての処理でございますので,ただし,この緊急通報装置でございますけれども,余り利用のない方も含めてでございますけれども,月1回程度はセンターの方からお伺いの形で,お元気ですかという形で逆に電話を差し上げて,安否確認も含めての連絡をいたしております。  緊急通報装置の現在の,これ12月末現在でございますけれども,利用者は1,752人でございます。  以上でございます。 122 ◯石橋主査 はい,柳田委員。 123 ◯柳田委員 それでは,2回目お願いします。  まず,いきいきプラザやいきいきセンターですが,非常勤の人を1人増すという話しですけれども,それぞれいきいきプラザ,新年度から緑区もふえて6館になったわけですけれども,それぞれ何人ずつになっていくのか,その辺のことをただ1人だけではちょっとわかりづらいのでしてほしいと思いますし,それから,若葉区と花見川区のいきいきプラザは,いきいきセンターというのを一緒に運営しているわけですので,それとの関連などももう少し突っ込んで説明いただけませんか。せっかく通年開館ということで新年度から取り組むわけですので,市民の人が利用しやすいものにしていただきたいということで思うものですから,お願いします。  それから,いわゆる介護の支援の方ですが,5日から6日と1日ふえるんですが,本当はこれ通年ではないということで理解せざるを得ないことになるのかなということを思いますが,その辺との,花見川区のいきいきプラザの中にあるものですけれども,どういうふうに考えていくのかなと。  それから,これはもう当然,福祉事業団とはちょっと違う扱いだろうということを私は認識していますけれども,それとの絡みを含めて伺っておきたいと思います。  それから,福祉事務所を中心にした職員,次長からの説明いただきましたけれども,全体で生活保護のそういう相談,訪問者も含めての関係者を2名,あるいはまたサービス課の方を6名ふやしたということですけれども,今まで14年度だと思うんですけれども,15年度のことは何も説明いただかないんですよね。その辺のことで,予算上でも,事業量というか仕事量がふえるわけですから,その辺が保証ないと非常に厳しいなと思わざるを得ないものですから,今日でも,私もお邪魔させていただいていろいろ見ていたり聞いたりしますと,大変な思いされていますので,そのところを,どうなっていくのかなということを確認しておきたいんですよ。  というのは,例えばの話をしますが,この福祉事務所で扱っているのは,それ以外にもいろんな仕事があるわけですね。私の知り合いでこの間相談されて,ええっと思ったんですが,障害者の1級の手帳を受けた人が,例えば障害者の1級,御存じのように,所帯主ですと下水道料金の基本料金が減額されたりだとか,あるいはNHKの受信料が減額される,こういう手続をすることが,福祉事務所の窓口でやることになっていると思うんですが,それを受けていない人がいるんですよ。手帳を支給したときにどんな説明しているのかなと思わざるを得ない。  それから,窓口で障害福祉の案内などもない。あったときもあったんでしょう,時期もあったでしょうけれども,今日ない。そんなことで,ちょっと十分市民に対するサービスができていかないのではないかな,ということを感じていますので,それで今確かめているものですから,どんなお考えでいるのか見解を確かめておきたいと思います。  それから,外国人の話はあるし,数字を,統計課からいただいた数字を示して今お話ししたんですが,90万人口のうちでこれだけふえてきているわけですよ。そういうことで対応を,通訳の方などもどうしたって必要だと思うんですけれども,何か今の次長のお話ですと,余りつかまれていないような感じですけれどもね。通訳が何人かいるということも聞いているんですが,通訳の仕事をしている人ですね。聞いているんですが,福祉事務所の方も多分ここへ出席されていると思いますから,具体的にそんな仕事でいろんなことにぶつかっている人はいないんでしょうか。  私はじかにそういうことが,ぶつかっているから今確かめて,新年度どういう取り組みしていただけるか聞いているんですからね。もう少し具体的に,国際交流協会と相談するだけでは,後手が後手になっちゃいますからね。現実に今,多分ぶつかっていると思いますし,私の方には連絡ある。例えば通訳している方からも,仕事量が以前から比べれば物すごくふえたと。これだって人口が,外国人の登録者がもうどんどんふえてきているわけですから,当然のことと思いますし,いろんなトラブルなども耳にしているわけ,トラブルと言うとちょっと言葉は悪いけれども,いろんなことで一般の職員の窓口とのやりとりでは済まない,言葉が通じない上で起きていることがあるわけですね。  だから,ちゃんとした,そういう人たちにも一般の市民の人と,日本人と同じような対応をしなければいけないなと思いますので,どうなっているのか。現実に,次長が答弁されるよりも,ほかに福祉事務所の所長さんなんかもおいでだと思いますので,確認させていただきたいと思うんですがね。よろしくお願いいたします。  それから,ヘルシーメニューのお店,何か今話を聞いていてわかったようなわかんないようななんですけれども,どのくらいの店を選任して,それで市民には,健康を守る上ではこういうことがあるんだよということをやっていくのか。せっかくの新しい施策なんですから,もう少し自信持って明確に説明していただけませんか。ぜひ,やっぱり必要なものとして,皆さんが考えられてこういう予算も組んだんでしょうから,お願いしたいと思います。  それから,安心電話のことでは大分理解してきたんですが,シルバー人材センターの方に,契約の上でいろんなことでやっていただけるようですので,相手の電話を受ける方の人が,毎日でなくたっていいという家も当然あるでしょうから,それはそれとして,せっかくですので,十分これが今までの友愛訪問と,欠かせないようなこととしてやってほしいと思っていますので,これは要望にしておきます。  以上です。 124 ◯石橋主査 次長,お願いをいたします。 125 ◯保健福祉局次長 福祉事務所の職員でございますけれども,先ほど申し上げましたところでございますが,新年度につきましては,現在,関係部局の方には私ども承知を,福祉事務所の事務が非常に忙しくなっているということは承知の中で要望等はいたしておりますので,現在の時点でどのようになっているということは,ちょっと即答はいたしかねる状況になっております。 126 ◯石橋主査 はい,高齢障害部長。 127 ◯高齢障害部長 通所介護に関連いたしまして,5日を6日にして通年ではないのではないかというようなお尋ねでございますが,この通所介護というのは,介護保険の認定者を対象にするサービスでございまして,従来は火曜日から土曜日までやっておりまして,それは日曜日はもとから,この日は利用もさほど多くないというようなこともございまして,もとから日曜日はやっておりませんでした。今回通年開館に伴いまして,火曜日であったのを月曜日から土曜日までと,こうしたわけでございまして,したがいまして,ちょっと全館としては通年開館でございますけれども,この部分につきましてはそういった形の拡充ということでございます。  以上でございます。 128 ◯石橋主査 はい,どうぞ。 129 ◯保健所保健指導課長 保健所の保健指導課長の山本です。  ヘルシーメニューの具体的にということですが,新世紀ちば健康プランの計画の時点から,食産業の方がワーキングに入っていただいております。大体3,000店をニーズ調査をいたしましたところ,このようなところにぜひ学習しながらやっていきたいという方をこれから募っていきたいと思います。やはりこれに関しては,非常に難しい栄養の所要カロリー,あとは塩分の少な目ってどういうふうな形をしていくかということで,具体的に実習等も入れまして,新年度については塩分控え目,野菜多目にと,先ほど課長が言いましたとおり,今実直に相談に乗って,随時会議を持ちながら進めてまいりたいと思います。  以上です。 130 ◯石橋主査 課長。 131 ◯高齢施設課長 高齢施設課でございます。  先ほど,いきいきプラザ,いきいきセンターの通年開館に伴う職員配置の詳細ということでございますが,いきいきプラザにつきまして,デイサービスがついているセンターとついていないセンターがございまして,ちなみにデイつきのセンターにつきましては,中央,美浜,花見川でございます。  こちらにつきましては,従前,常勤職員が6名でございます。内訳は,事務員が3名と指導員2名,それから介護員1名でございます。それから非常勤が,事務員2名,以下保健師,看護師等で12名でございました。こちらについては,いずれも事務員1名ずつ増員になりましたので,デイつきにつきましては,従前の18名から19名体制でございます。  デイサービスがないプラザにつきましては,7名体制から8名になりました。それから,いきいきセンターにつきましては従前3名体制でございまして,指導員,事務員,それから保健師という体制でございますが,こちらにつきましても1名事務員の増でございまして,4名でございます。  以上でございます。 132 ◯石橋主査 はい,地域保健福祉課長。 133 ◯地域保健福祉課長 福祉事務所の職員に関連しまして,地域保健福祉課長の入江ですけれども,生活保護関係で中国語通訳者,嘱託ですけれども,2人おります。本拠というか,中央とそれから稲毛に1人ずつおりまして,曜日ごとで,中央に本籍を置かれている方は中央区と美浜区と緑区を曜日ごとに回っていると。それから,稲毛区に本拠を置かれている方は稲毛と花見川と若葉という形で,まず生活保護の場合には,中国からお帰りになりました帰国子女の関係の方もいらっしゃいますので,そういう関係から国の補助などを仰いで,嘱託職員としての中国語通訳を配置しております。  以上です。 134 ◯石橋主査 はい,柳田委員。 135 ◯柳田委員 では3回目ですので,要望を特に中心にお願いしたいと思いますが,いきいきプラザの方の方は,人員も今そういうことでそれぞれ示していただきましたけれども,せっかくやる通年開館をやっぱり生かせるような方向で,職員を,ちゃんとした教育も含めたり,あるいはまた配置をしていただきたいということを強くお願いしたいと思います。  それから,保健福祉の関係の職員の増,特に福祉事務所の職員の増では,次長の方から要請しているというお話でしたので,人事異動などは4月を基点にしてやられるというのが役所の方ですから,現在まだ2月末ですから,現状ではしようがないのかなと思いますけれども,ぜひひとつ,今のままではとてもとてもサービスが,現状のままよりも落ちてしまうということを非常に私心配していますので,増員をしていただいたり,補うようなことをひとつやっていっていただきたいなと思いますので,その点はぜひお願いいたします。  あわせて,今外国人の通訳の方が,中国語を話せる人が2人いるということですが,これだけで実際に間に合っているのかなということを思わざるを得ないんですよね。その方たちの待遇の問題なんかもどうなっているのかなということを,これはちょっと伺っておきたいんですが,一般の非常勤職員と比べてどういう状況なのかね。時間数だとか待遇の問題なんかも,非常にやっぱり厳しいことがあるという面も一面聞いていますので,この辺のことをどう考えているのか。  やはり外国人がこれだけふえてきているわけですから,中国語だけでいいのかどうかも私も気になるところですけれども,その辺のことの,今せっかく中国語を話せる通訳の方が2人いるというお話ですから,その辺のことも再度確かめておきたいと思います。  それから,ヘルシーメニューのお店のことでは,今いろんなことで募ったりなんかしてそういうお店を拡大するためにということでして,改めてお話伺いましたので,できるだけ早目に,せっかくやる事業ですので,発表されて,それで市民の方にも十分それが利用できるような,これは市内の,大きく言えば市内の経済にも少なからず影響する,活性化にもつながるものだろうと私なんかも思っていたものですから,それで確認しているものですから,よろしくお願いいたします。  以上です。 136 ◯石橋主査 では,外国人に関しての答弁をお願いします。はい,地域保健福祉課長。 137 ◯地域保健福祉課長 中国語通訳者ですけれども,身分的には我々職員と同じような,非常勤ですけれども,嘱託職員ということになっております。勤務日数は大体週5日,先ほど言いましたとおりに3区を実際受け持っていますので,曜日によって回っているという状況でございます。(「待遇は」と呼ぶ者あり)待遇は,ちょっと把握しておりませんので。
    138 ◯石橋主査 いやいや,わかる。だから,嘱託職員ということで御理解をいただくと。ですから,金銭に関するお答えは人事課でなければわからないということでよろしいですか。では,後ほど個別にお答えをしていただくということで,次にまいりたいと思います。竹内委員。 139 ◯竹内(正)委員 子育て支援策につきましては,目を見張るようなすばらしい内容で,鶴岡市長の意向がよくも反映したと私は評価いたします。  ところで,ひとつ気をつけていただかなければならないことが,二つほどあるんですね。というのは,かつて千葉市が人口急増したときに,保育園あるいは幼稚園まで,いわば一番お金のかかるときに千葉市にいらっしゃって,それでずっと永住してくださればありがたいんですけれども,残念ながら皆さん,日向の山武だとか東金の方に行ってしまったと,こういう事実があるわけですね。  それから,これは私もはっきり覚えていませんけれども,昔札幌へ視察に行ったときに,医療体制が十分整っているということで,近隣の市町村から籍を移してみんな札幌市民になっちゃって,病院に入っていたと。それが非常に札幌市の会計を圧迫しているというような話も聞いたことあるんです。で,私は,こう考えたのは,子育て支援というのは,自治体で本当にどんどん突き進んでいいかどうか。つまり,フランスのように国を挙げて施策を展開し,国民ひとしく出生率を高めていくということをしませんと,千葉市は魅力あるからといってぼんぼん来て,で,定着していただければいいんですけれども,はい,さようならということでは,これは何のための支援策かなと。ですから,その辺を国と自治体がもう少しすみ分けをする必要があるんではないかなと,こう思いますんで,これは,答弁したかったら答弁も結構ですけれども,御自由に。  それからもう一点は,過日の代表質疑の際の野本議員さんの,いわゆる伊藤議員さんの討論に対する反論が議場で行われました。御承知のように,民生費は国の主たる事業ということで,生活保護世帯,あるいは高齢者,あるいは同和問題,あるいはというふうに,比較的そういう対象者が多いところでは民生費の総額が高いということを伊藤議員がおっしゃって,それに対して,いやそうではない。やっぱり総額が市の民生事業にかける意気込みだと。で,伊藤議員は,いやそうではない。単独事業費の多寡によってその年の民生事業に対する熱意を理解すべきだと,こういう議論があったと思いますが,当局はこれに対してどちらの意見が正しいのか,明快なる御答弁のほどをお願いしたいと思います。  以上。 140 ◯石橋主査 はい,局長。 141 ◯保健福祉局長 まず初めに,子育て支援についてですが,委員おっしゃられるように,やはり国と地方自治体,それぞれきちっと役割を持ってやらなければいけないというのは私も認識しておりまして,国の方でもそのような形で,次世代支援育成支援法というような法案を今準備しております。この国会に出す方向で今準備されていますが,内容的には幾つかあるのですが,その一つに,国で基本方針を定めて,あと各自治体でもそれぞれ,基本方針の中で国の役割あるいは自治体の役割,自治体だけではなくて事業者の役割とか,これは国全体で定めましょうという話になっておりまして,その中で役割分担というものもより明確にされることになっておりますので,そういう中で,本市としてもやるべきことをきちっとやっていくというようなことになろうかと思います。  委員御指摘のことは,そういうことも注意しながらといいますか,これはほかの自治体との状況,近隣自治体との状況等もいつも把握しながら,その中で本市における事業の必要性というのも十分加味しながらいつもやっておりますが,今後とも事業化に当たりましては,そのような観点も念頭に置きまして進めていきたいと思います。  それから,2点目の御質問ですが,やはり民生費は,障害者,高齢者あるいは公的支援の必要な子供たちなどに対する費用でございまして,それぞれの都市の状況に応じて決めるものでございまして,一概に金額だけで比較するのは適切ではないと思います。それぞれの状況に応じて,市民ニーズをきちっと把握した上で,適切な,必要な予算というものを確保していくべきと思っておりまして,新年度予算におきましても,本市の財政フレームの中で,障害者あるいは高齢者の福祉の向上に向けて必要な予算を確保できたらと思っております。  それで,伊藤議員の9月議会の討論の中でのお話かと思いますが,要するに民生費全体あるいは単独扶助費,単独扶助費の中の単独事業で予算を比べるとか,総論的にはやはりその都市それぞれの状況に応じて必要な事業を展開していくということで,一概に金額だけで,これだけで判断するというものは余りよろしくないんだと思いますが,市における意気込みといいますか,市に対する民生にかける意気込みということでいきますと,やはり義務的なものよりかは単独で,必ずしも単独でやればいいというものでもないと思いますが,それぞれの市の独自の状況に応じて,義務的なもの以外についてもより取り組んでいくという積極的な姿勢を打ち出すのが,やはり単独事業でございますので,その点を評価していただけるというのは非常にありがたいと思っております。  以上でございます。 142 ◯石橋主査 竹内委員。 143 ◯竹内(正)委員 まず最初の方ですね。確かにこれ,地方と国が持ち味ですか,分担しなければいけないというのは,例えば子供が3人いて将来いただく年金が同じでは,片方の人は子供がゼロ歳で,年金は一丁前にもらうと。子供ができないという不幸な方もいらっしゃるでしょうけれども,苦労して子育てをしたならば,それが社会に還元されたということによって,やはりそういうシステムにも変えていかなくちゃならないだろうと思うんです。だけれども,それは地方自治体ではできないという意味で,ですから,やはり子育て支援策を進める上でも,国との協調をぜひお願いしたいなと思います。  局長さんの答弁は,2問目ですね,何となく歯切れが悪いんですけれども,言わんとすることはわかりましたので,再度答弁は要りません。ありがとうございました。 144 ◯石橋主査 ほかに御質疑ございますか。               [「なし」と呼ぶ者あり] 145 ◯石橋主査 御質疑等がなければ,以上で保健福祉局所管の審査を終わります。保健福祉局の皆様方,大変御苦労さまでございました。御退席をお願いをいたします。                [保健福祉局退室] 146 ◯石橋主査 委員の皆様には,この後,指摘要望事項の検討をお願いをしたいと思います。正副主査で協議をいたしますので,暫時休憩いたします。  なお,再開は2時30分ごろを予定しておりますが,多少時間が前後する場合がありますので,追って事務局より連絡をさせますので,各会派控え室でお待ちをしていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。                 午後1時38分休憩                 午後2時6分開議 147 ◯石橋主査 それでは,休憩前に引き続き分科会を開きます。                 指摘要望事項の検討 148 ◯石橋主査 委員の皆様には,これから予算審査特別委員会第2分科会としての指摘要望事項の検討をお願いいたします。まず,正副主査案を発表いたします。  はい,どうぞ,お願いいたします。 149 ◯常賀副主査 それでは,読ませていただきます。  指摘要望事項,第2分科会(案)。  1,各種健康相談,検診については,女性のための相談体制など,市民の健康づくりの一層の充実を図られたい。ここの部分が先ほどお見せしたのとちょっと入れかわっておりますので,申しわけございません。  2,自動車公害対策を初め,各種環境施策については一層の充実強化を図り,市民が健康で安心して暮らせるよう環境の保全に努められたい。  3,市内経済の振興に当たっては,商店街支援策における事業手法の検討に努めるとともに,部局間の連携強化を図り,より効果的な施策を推進されたい。  以上です。 150 ◯石橋主査 以上ですが,いかがでしょうか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] 151 ◯石橋主査 指摘要望事項については以上のとおり決定いたします。  なお,分科会報告の作成等につきましては,正副主査に御一任をお願いをいたします。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] 152 ◯石橋主査 以上で予算審査特別委員会第2分科会を終了いたします。  長期間,慎重審査ありがとうございました。御苦労さまでございました。                 午後2時8分散会 Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...