• 渋谷区(/)
ツイート シェア
  1. さいたま市議会 2020-03-10
    03月10日-06号


    取得元: さいたま市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-13
    令和 2年  2月 定例会             議事日程(第6号)                       令和2年3月10日(火)                       午前10時 開議 第1 開議 第2 諸報告 第3 市長提出追加議案の上程(議案第95号~第101号) 第4 議案説明 第5 議案に対する質疑 第6 議案の委員会付託 第7 特別委員長報告 第8 委員長報告に対する質疑 第9 散会本日の出席議員   59名     1番  石関洋臣     2番  土橋勇司     3番  川崎照正     4番  井原 隆     5番  服部 剛     6番  照喜納弘志     7番  竹腰 連     8番  川村 準     9番  都築龍太    10番  新井森夫    11番  玉井哲夫    12番  金井康博    13番  渋谷佳孝    14番  松本 翔    15番  出雲圭子    16番  佐伯加寿美    17番  関 ひろみ   18番  斉藤健一    19番  西沢鈴子    20番  鳥羽 恵    21番  吉田一郎    22番  伊藤 仕    23番  江原大輔    24番  稲川智美    25番  高子 景    26番  冨田かおり    27番  浜口健司    28番  小柳嘉文    29番  小川寿士    30番  武田和浩    31番  吉田一志    32番  谷中信人    33番  金子昭代    34番  松村敏夫    35番  青羽健仁    36番  桶本大輔    37番  島崎 豊    38番  新藤信夫    40番  西山幸代    41番  三神尊志    42番  土井裕之    43番  高柳俊哉    44番  阪本克己    45番  神坂達成    46番  久保美樹    47番  鳥海敏行    48番  中山欽哉    49番  野口吉明    50番  萩原章弘    51番  中島隆一    52番  鶴崎敏康    53番  高野秀樹    54番  神崎 功    55番  添野ふみ子    56番  小森谷 優   57番  上三信 彰    58番  神田義行    59番  帆足和之    60番  松下壮一   欠席議員    1名    39番  傳田ひろみ職務のため議場に出席した議会局職員の職氏名 局長         森山成久   議事調査部長     林 祐樹 議事調査部次長            工藤賢一   議事課長補佐     中村哲也 議事課長事務取扱い 議事課長補佐            小山 寧   議事課議事第2係長  島村一誠 議事第1係長事務取扱い 議事課議事第2係主査 内海 学   議事課議事第1係主任 内山光太郎地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長         清水勇人   副市長        日野 徹 副市長        高橋 篤   副市長        阪口進一 水道事業管理者    森田 治   教育長        細田眞由美 都市戦略本部長    真々田和男  総務局長       山崎正弘 財政局長       櫻井理寛   市民局長       木島泰浩 スポーツ文化局長   蓬田 潔   保健福祉局長     清水恒男 子ども未来局長    金子博志   環境局長       中野明彦 経済局長       千枝直人   都市局長       望月健介 建設局長       土取 均   消防局長       新藤純治 会計管理者      國谷ひとみ  水道局長       秋山雅由 副教育長       久保田 章  選挙管理委員会事務局長                              石原光親 人事委員会事務局長  藤澤英之   監査事務局長     繪野澤俊弘 農業委員会事務局長  秋山 稔午前10時01分開議 出席議員   59名   1番  2番  3番  4番  5番  6番  7番  8番  9番   10番  11番  12番  13番  14番  15番  16番  17番  18番   19番  20番  21番  22番  23番  24番  25番  26番  27番   28番  29番  30番  31番  32番  33番  34番  35番  36番   37番  38番  40番  41番  42番  43番  44番  45番  46番   47番  48番  49番  50番  51番  52番  53番  54番  55番   56番  57番  58番  59番  60番 欠席議員   1名   39番 △開議の宣告 ○渋谷佳孝議長 ただいまから、本日の会議を開きます。        ---------------- △諸報告 △予算委員及び特別委員の辞任及び選任の報告 ○渋谷佳孝議長 初めに、諸報告を行います。 予算委員及び特別委員の辞任及び選任につきましては、お手元に配付しておきました名簿のとおり、委員の辞任願の提出がありましたので、委員会条例第14条の規定により、これを許可し、同条例第8条第1項の規定により、議長から指名いたしましたので、御報告いたします。〔参照〕 常任委員辞任選任名簿     特別委員辞任選任名簿        ----------------市長提出追加議案の報告 ○渋谷佳孝議長 次に、市長から追加議案が7件提出されております。 議案につきましては、お手元に配付しておきましたので、御了承願います。〔参照〕 市長提出議案        ---------------- △議案第95号~第101号の上程、議案説明渋谷佳孝議長 議案第95号から第101号の7件を一括して議題といたします。 議案の説明を求めます。 高橋副市長     〔高橋副市長登壇〕 ◎高橋篤副市長 追加提出させていただきます議案につきまして御説明を申し上げますので、さいたま一般会計特別会計補正予算及び補正予算説明書追加提出)の5ページをお願いいたします。 議案第95号「令和元年度さいたま一般会計補正予算(第10号)」は、国の令和元年度補正予算に伴い事業を実施するものでございまして、第1条のとおり歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ40億8,217万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を5,574億4,390万3,000円とするものでございます。 第2条、繰越明許費の補正、第3条、地方債の補正につきましては、別表により御説明いたしますので、7ページをお願いいたします。 第2表、繰越明許費補正は、障害者施設整備事業ほか8事業につきましては、今年度中に事業の完了が見込めないことから、繰越明許費の設定を行うものでございます。 8ページをお願いいたします。 第3表、地方債補正ですが、教育研究所整備事業につきましては追加を、障害者福祉施設整備事業ほか8事業につきましては、借入限度額の変更を行うものでございます。 続きまして、主な歳出予算につきまして御説明申し上げますので、18ページをお願いいたします。 3款民生費、2項障害者福祉費障害者施設整備事業及び3項老人福祉費老人福祉施設等施設建設補助事業は、令和元年台風第19号により被害を受けた障害者施設及び介護老人保健施設に対しまして、施設の災害復旧に係る費用の一部を補助する経費でございます。 8款土木費、2項道路橋りょう費国直轄道路事業負担金は、国直轄で実施する交通安全緊急対策に係る経費、橋りょう維持事業橋梁耐震化工事及び長寿命化工事に係る経費、交通安全施設整備事業電線共同溝整備事業に係る経費でございます。 4項都市計画費の大宮駅西口まちづくり推進事業は、既存建築物解体除却工事を実施するため、施工者に対し補助金を交付するための経費、20ページの街路整備事業電線共同溝整備工事に係る経費、都市公園等整備事業は(仮称)丸ヶ崎2号公園整備工事に係る経費でございます。 6項土地区画整理費組合施行等土地区画整理支援事業は、土地区画整理組合に対しまして補助金を交付するための経費でございます。 10款教育費、1項教育総務費教育情報ネットワーク推進事業は、GIGAスクール構想の実現に資する事業として、市立学校校内通信ネットワーク環境の整備を行うための経費でございます。 なお、これらの事業の歳入予算につきましては、14ページ及び16ページに記載のとおりでございます。 31ページをお願いいたします。 議案第96号「令和元年度さいたま浦和東部第一特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)」は、第1条のとおり歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ970万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ14億1,878万1,000円とし、第2条では繰越明許費の変更を、第3条では地方債の変更を行うものでございます。 42ページをお願いいたします。 1款1項事業費の浦和東部第一特定土地区画整理事業は、土地区画整理事業を推進するための埋蔵文化財発掘調査報告書作成業務に係る経費でございます。 なお、この事業の歳入予算につきましては、40ページに記載のとおりでございます。 49ページをお願いいたします。 議案第97号「令和元年度さいたま指扇土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)」は、第1条のとおり歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,300万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億7,962万7,000円とし、第2条では繰越明許費の変更を、第3条では地方債の変更を行うものでございます。 60ページをお願いいたします。 1款1項事業費の指扇土地区画整理事業は、土地区画整理事業を推進するための物件移転補償に係る経費でございます。 なお、この事業の歳入予算につきましては、58ページに記載のとおりでございます。 続きまして、別冊のさいたま下水道事業会計補正予算及び補正予算説明書追加提出)の5ページをお願いいたします。 議案第98号「令和元年度さいたま下水道事業会計補正予算(第4号)」は、議案第95号と同様に、国の令和元年度補正予算に伴い管渠の耐震化工事を実施するため、第2条の資本的収入及び支出におきまして、収入及び支出それぞれ既決予定額に5,630万円を増額し、第3条では企業債の限度額につきまして3,380万円を増額するものでございます。 恐れ入りますが、改めてさいたま一般会計補正予算及び補正予算説明書追加提出)をお願いいたします。 67ページをお願いいたします。 議案第99号「令和2年度さいたま一般会計補正予算(第1号)」は、第1条のとおり歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億5,734万円を減額し、歳入歳出予算の総額を5,624億6,266万円とするものでございます。 第2条、地方債の補正につきましては、別表により御説明させていただきますので、69ページをお願いいたします。 第2表、地方債補正は、都市整備事業及び公園整備事業につきまして借入限度額の変更を行うものでございます。 続きまして、主な歳出予算につきまして御説明申し上げますので、78ページをお願いいたします。 8款土木費、4項都市計画費の大宮駅西口まちづくり推進事業及び都市公園等整備事業は、令和2年度当初予算に計上していたものを令和元年度に前倒しして実施するため、それぞれ減額するものでございます。 10款教育費、1項教育総務費学校教育推進事業及び特別支援教育推進事業、4項高等学校費高等学校管理運営事業は、東京2020大会において学校連携観戦チケットを活用し、市立中学校の2年生、3年生等を対象に競技観戦プログラムを実施するための経費でございます。 なお、これらの事業の歳入予算につきましては、76ページに記載のとおりでございます。 また、恐れ入りますが、改めてさいたま下水道事業会計補正予算及び補正予算説明書追加提出)をお願いいたします。 11ページをお願いいたします。 議案第100号「令和2年度さいたま下水道事業会計補正予算(第1号)」は、令和2年度当初予算に計上していたものを令和元年度に前倒しして実施するため、第2条の資本的収入及び支出におきまして、収入及び支出それぞれ既決予定額から5,630万円を減額し、第3条では企業債の限度額につきまして3,380万円を減額するものでございます。 続きまして、別冊のさいたま一般会計補正予算及び補正予算説明書追加提出その2)の1ページをお願いいたします。 議案第101号「令和2年度さいたま一般会計補正予算(第2号)」は、第1条のとおり歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億7,400万円を追加し、歳入歳出予算の総額を5,631億3,666万円とするものでございます。 続きまして、歳出予算につきまして御説明申し上げますので、恐れ入りますが、10ページをお願いいたします。 2款総務費、9項危機管理費災害救助基金積立金は、応急的に必要な救助を行うに当たり、災害救助基金を創設し、災害救助に要する費用の支弁等の財源に充てるための基金を積み立てる経費でございます。 なお、この事業の歳入予算につきましては、8ページに記載のとおりでございます。 説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○渋谷佳孝議長 説明が終わりました。        ---------------- △議案に対する質疑 ○渋谷佳孝議長 これから、議案に対する質疑を行います。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 三神尊志議員     〔三神尊志議員登壇〕(拍手起こる) ◆三神尊志議員 民主改革さいたま市議団三神尊志でございます。議案第95号「令和元年度さいたま一般会計補正予算(第10号)」のうち、まず教育情報ネットワーク推進事業について伺います。 本事業は、国が進めるICT教育充実の根幹をなす各学校におけるネットワーク設備の整備でありまして、大変重要な議案であると考えます。大きな予算額が計上されておりますので、丁寧なチェックを行うべく、以下、質疑をいたします。 まず、仕様についてです。文部科学省が3月3日に、GIGAスクール構想実現標準仕様書を公開いたしました。動画教材など、容量の大きいコンテンツの全員の同時使用ですとか、将来的なパブリッククラウドの利用などが想定されておりまして、中身を見てみますと、入札者の公正な競争の下に調達が可能となり、かつ今後中長期的な技術革新やコンテンツの充実にも対応できるような狙いになっていると見受けられまして、妥当なものと考えております。 そこで、本仕様に記載されている校内LAN設備標準仕様書に準じて、本市の調達仕様書を作成する予定か、見解を伺います。 次に、調達方法、特にハードウエアについてであります。標準仕様書では、ハードウエアの安価な導入を進めるべく、アクセスポイントやハブなど、整備に共通して必要なハードウエアについて、都道府県単位など複数自治体での共同調達を検討することが望ましいとされております。この共同調達についてどのように対応するのか、見解を伺います。 さらに、全体の発注方法についてですが、全校一括で発注するのか、あるいは分割するのかについても見解を伺います。 また、一部、既にLANですとか、クラウドでも一部データを共有しているようなところがあると思いますけれども、そういった既存の設備との整合性をどう図るかについても方針を伺いたいと思います。 次に、職員人件費についてであります。本議案は、臨時的任用教員へ支給した退職手当について、平成27年度から5年間、延べ約1,900人に対して一部未払いが生じていることが判明したことに伴って、追加支給を行うものと認識しております。計上している補正額のうち、ほとんどが基準財政需要額に含まれているものと思いますけれども、そのうち支払いが遅れてしまったことに伴う遅延損害金については、この基準財政需要額には含まれないと思います。補正額の内訳、特に基準財政需要額に含まれるもの、含まれないものについて示していただければと思います。 ○渋谷佳孝議長 副教育長     〔副教育長登壇〕 ◎久保田章副教育長 三神尊志議員の議案第95号に対する質疑について、順次お答えいたします。 初めに、(1)教育情報ネットワーク推進事業についてでございますが、校内LAN整備調達仕様書につきましては、教育委員会では国の標準仕様書に基づき、将来的にパブリッククラウドの利用等を想定した仕様書を作成しております。 次に、ハードウエア共同調達についてでございますが、国が示した標準仕様書の解説には、安価な導入を進めるために、アクセスポイント等共同調達することが望ましいと示されてございます。教育委員会では、共同調達ではなく、可能な限り既存のアクセスポイント等を有効活用して整備することとしたところでございます。 次に、発注方法についてでございますが、教育委員会では業者の参加機会を広げるとともに、令和2年度中にネットワーク整備を完了させる必要があることから、全校一括ではなく分割して発注したいと考えております。 次に、既存設備との整合性についてでございます。今回の校内LAN整備に当たっては、既に整備してある機器等が利用できる環境となるよう検討を行った上で仕様書を作成し、計画を進めてまいりたいと考えてございます。 次に、(2)職員人件費についてお答えいたします。臨時的任用教員退職手当の一部未払いに伴う補正額2億6,304万2,000円のうち、退職手当追加支給を行う2億4,442万1,000円につきましては、議員御指摘のとおり基準財政需要額に含まれているものと認識してございます。 また、遅延損害金1,862万1,000円につきましては、退職手当の支給が遅れたことに伴い発生するものであるため、基準財政需要額には含まれてございません。 ○渋谷佳孝議長 以上で、三神尊志議員の質疑は終了いたしました。(拍手起こる) 次に、玉井哲夫議員     〔玉井哲夫議員登壇〕(拍手起こる) ◆玉井哲夫議員 おはようございます。自由民主党さいたま市議会議員団玉井哲夫でございます。早速議案質疑に移らせていただきたいと思います。 最初に、議案第95号「令和元年度さいたま一般会計補正予算(第10号)」から、障害者施設整備事業老人福祉施設等施設建設補助事業について伺います。昨年の令和元年台風第19号により被害を受けた両施設に対して、施設の災害復旧に関する重要な事業であると考えています。 そこで、補助事業対象となる設備、備品の基準、また補助事業対象となる施設について伺います。そして、事業を実施する際の優先順位があるのか、お伺いいたします。 また、毎年のように自然災害が発生し、それも被害が激甚化していることは、誰もが認めるところです。今回被害を受けた両施設は、社会的な弱者のための施設であり、より安心安全を担保しなければなりませんが、所管としての今後の基本的な防災対策についてお伺いいたします。 続きまして、議案第99号「令和2年度さいたま一般会計補正予算(第1号)」から、東京2020大会への取組の推進ということで、学校教育推進事業特別支援教育推進事業、そして通告では抜けてしまいましたが、高等学校管理運営事業、これも同じ事業かと思いますけれども、対象学年の生徒に東京2020大会を観戦する機会を提供する事業ですけれども、競技観戦プログラムの具体的な内容について伺います。 次に、議案第101号「令和2年度さいたま一般会計補正予算(第2号)」から、災害救助基金積立金について伺います。まず、4月から救助実施市の指定がされるとの予定ですけれども、救助実施市の内容、そして課題があれば、併せてお伺いいたします。 そして、令和2年度から基金の積立てが始まりますが、積立額6億7,400万円の根拠をお伺いいたします。 ○渋谷佳孝議長 保健福祉局長     〔保健福祉局長登壇
    清水恒男保健福祉局長 玉井哲夫議員の議案第95号に関する御質疑についてお答えします。 まず、(1)今般の災害復旧の対象と優先順位についてお答えします。令和元年台風第19号により被災した施設の災害復旧費に対する補助は、2種類ございます。1つ目の補助としましては、被災した施設の建物やエレベーターなど建物と一体的な設備、これらの災害復旧で、費用が80万円以上となる工事等が対象となります。2つ目の補助としましては、被災した施設の事業再開に要する備品等が対象となります。 補助事業の対象となる施設は、西障害者支援施設介護老人保健施設、桜障害者支援施設障害福祉サービス事業所の4施設でございます。いずれの補助につきましても、福祉サービスの確保のため、対象となる被災事業所優先順位を設けず、国との補助協議を行っているところでございます。 次に、(2)被害を受けた施設の今後の防災対策に対する基本的な考え方についてお答えします。今回被害を受けた施設におきましては、再び施設内に水が入り込まないようにするために止水板を設置するなど、災害対策を講じるとのことで聞いております。 本市におきましては、水防法の規定により、さいたま地域防災計画に定められた浸水想定区域内の施設には、避難確保計画の作成及び避難訓練の実施が義務づけられているため、改めてこれらを周知してまいります。 また、非常災害に関する具体的な計画を立てて、定期的に避難、救出、その他必要な訓練を行うよう集団指導の中で説明しているところでございます。 本市としましては、今後も福祉施設に被害があった場合には、速やかに適切な支援ができるよう引き続き取り組んでまいります。 ○渋谷佳孝議長 副教育長     〔副教育長登壇〕 ◎久保田章副教育長 玉井哲夫議員の議案第99号の質疑のうち、(1)東京2020大会観戦プログラム具体的内容についてお答えいたします。 本プログラムは、次世代を担う子供たちに東京2020大会を観戦する機会を提供し、一生の財産となる体験活動を通して、夢や希望を育むものでございます。対象学年につきましては、中学校2年生、3年生、中等教育学校2年生、特別支援学校中学部の生徒でございまして、サッカーとバスケットボールをそれぞれ観戦するものでございます。 本プログラムの具体的な学習内容でございますが、まず事前学習において、大会の理念や歴史、参加国についての理解を深めます。そして、何より直接会場で競技を観戦することで、子供たちが大会の雰囲気、各国代表のアスリートのすばらしさを体感し、大きな感動を味わうことができると考えてございます。さらに、事後学習において競技観戦で得た体験を共有したりすることにより、スポーツや文化に係る職業への興味関心を高めることにつながると考えてございます。 これらを通して学んだことが、今後の進路や自己の生き方に生かすことができるといった、教育的効果につながるものと考えております。 ○渋谷佳孝議長 総務局長     〔総務局長登壇〕 ◎山崎正弘総務局長 玉井哲夫議員の御質疑の3、災害救助基金積立金について、(1)災害救助実施市の内容、課題についてお答えいたします。 救助実施市につきましては、平成30年の災害救助法の改正に伴い、新たに救助実施市制度が創設されたものでございます。災害救助法に定められた応急救助につきましては、都道府県が行うこととされておりましたが、希望する指定都市においては救助実施市として指定され、大規模災害で被災した際に、指定都市が自らの事務として応急的に必要な救助を行うことができるものであり、迅速かつ円滑な救助が可能となるものでございます。 なお、課題というわけではございませんが、効力発生日までに日本赤十字社、その他の関係団体との連携体制の構築がございます。具体的には、日本赤十字社埼玉県支部や応急仮設住宅設置等に係る関係団体との協定締結がございますが、3月末日までに協定の締結を行ってまいります。 次に、(2)基金の総額についてお答えいたします。災害救助基金につきましては、各年度における積立てに必要な額が災害救助法第23条に定められており、埼玉県の普通税収入と直近の国勢調査における埼玉県に占める本市の人口割合で決定されます。令和2年度に積み立てる基金の額といたしましては、埼玉県における平成28年度から平成30年度までの普通税収入決算額の平均に対し、まずその1,000分の5の金額を算出いたします。これに、平成27年度の国勢調査における県に占める本市の人口割合、約17.4%を乗じた額と、令和2年度に見込まれます利子の額、合計6億7,400万円を積み立てるものでございます。 ○渋谷佳孝議長 玉井哲夫議員     〔玉井哲夫議員登壇〕 ◆玉井哲夫議員 ありがとうございます。 積立金のほうですけれども、災害救助法によって額の数式が決められているという御答弁でしたけれども、令和3年度以降の基金に対する積立金はどのようになるのか、お伺いいたします。 ○渋谷佳孝議長 総務局長山崎正弘総務局長 玉井哲夫議員の再質疑にお答えいたします。 令和3年度以降につきましては、税の増収や県に占める本市の人口割合の増加などがあった場合には、状況に応じますが、基金の積立てが必要となります。 ○渋谷佳孝議長 以上で、玉井哲夫議員の質疑は終了いたしました。(拍手起こる) 次に、松村敏夫議員     〔松村敏夫議員登壇〕(拍手起こる) ◆松村敏夫議員 日本共産党さいたま市議団の松村敏夫です。議案第95号について質疑します。 まず、戸籍住民基本台帳事務事業についてです。地方公共団体情報システム機構への交付金を増額するとなっていますけれども、今回の増額の理由、それから今回の補正を含めた同機構への支払い交付金の今年度の総額についてお示しください。 それから、教育情報ネットワーク推進事業についてお聞きします。この間、教育長はGIGAスクール構想を推進するということで表明されてきましたけれども、このネットワーク推進事業もその一環ということだと思うのですが、そこで、そもそもなぜ本市においてこの構想を推進するとしているのか、その理由や考え方についてお聞かせください。 また、本市でGIGAスクール構想を進めるということで、2022年度までに当面は3クラスに1台、中学校では2クラスに1台コンピューター整備をしつつ、今後としては生徒1人1台端末を目指すということはされているのですけれども、今回の補正で、ネットワーク整備だけでも約30億円という額が計上されております。さらに今後ということも見込まれるのかなと思いまして、そこで確認したいのですが、1人1台ということで整備した場合の費用について、幾らと見込んでおられるのか。 また、先ほどネットワーク整備の仕様などについて御質疑がありましたけれども、私のほうからは、接続端末数についても1人1台ということで今回準備していくのかお聞かせください。 ○渋谷佳孝議長 市民局長     〔市民局長登壇〕 ◎木島泰浩市民局長 松村敏夫議員の議案第95号に対する御質疑の(1)戸籍住民基本台帳事務事業について、①地方公共団体情報システム機構への交付金増額の理由及び今年度の支払い交付金の総額についてお答えいたします。 初めに、地方公共団体情報システム機構への交付金増額の理由でございますが、令和元年6月4日のデジタル・ガバメント閣僚会議において、マイナンバーカードの普及とマイナンバーの利活用の促進に関する方針が示されております。その方針において、マイナポイントによる消費活性化策やマイナンバーカードの健康保険証利用等の取得促進策によって、マイナンバーカードの交付枚数が増加することが想定されております。その想定を踏まえ、マイナンバーカードの関連事務を委任している地方公共団体情報システム機構より、交付金の上限見込みを増額する旨の通知がなされたため、不足額を補正予算として要求するものでございます。 次に、今年度の支払い交付金の総額でございますが、当初予算額と補正予算額、合計で3億3,435万3,000円となります。 ○渋谷佳孝議長 副教育長     〔副教育長登壇〕 ◎久保田章副教育長 松村敏夫議員の議案第95号に対する質疑についてお答えいたします。 初めに、①本市がGIGAスクール構想を推進する理由についてお答えいたします。国が進めるGIGAスクール構想は、1人1台端末及び高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備しようとするものでございます。 教育委員会といたしましては、時代の学びを支えるICTの活用が確実に加速している状況の下、ICTの活用やその環境整備が目的化することなく、令和2年度からの小学校プログラミング教育の必修化やデジタル教材の活用等、児童生徒にとってより効果的な学習機会を提供できるようにするため、国のGIGAスクール構想に伴う補助金を最大限に活用して、本事業を推進するものでございます。 次に、②1人1台端末の費用は幾らと見込んでいるのか、今回の整備でも接続端末数は1人1台と考えているのかについてお答えいたします。まず、GIGAスクール構想における1人1台端末の費用でございますが、国から1台当たり上限4万5,000円までの補助が示されていることから、その範囲の中で必要台数を整備してまいりたいと考えております。 また、今回の整備でも接続端末数は1人1台と考えているのかについてでございますが、今回の校内通信ネットワークの整備は、1人1台端末が整備された状況での使用を想定したものでございます。 ○渋谷佳孝議長 松村敏夫議員     〔松村敏夫議員登壇〕 ◆松村敏夫議員 教育情報ネットワーク推進事業のほうについて再質疑いたします。 国が進めている中で、これからの時代を考えていく中での整備を進めていくというようなことだったと思うんですけれども、ただ、ネットワークはネットワークとして、やはりパソコンやそういったタブレットなどの端末を子供たちが扱っていくという中で、同時にこれから必要だという面もありつつも、しかし、いろいろな心配ということも聞かれているところでございます。例えば子供への影響ということでブルーライトだとか電磁波といった、ここら辺は評価が定まっていない部分もありますけれども、影響について心配する声があったりですとか、また授業の範囲の中でも目の疲れだとか、姿勢の問題とか精神面だとか、様々な影響があるということで、文部科学省でも調査したり、いろいろと留意を呼びかけるようなことをされているのです。 そういう点について、GIGAスクール構想を本市で推進するということで先ほど御説明がありましたけれども、子供への健康影響についてはどのような御検討なりを行ったのかについてもお聞かせください。 ○渋谷佳孝議長 副教育長 ◎久保田章副教育長 松村敏夫議員の再質疑にお答えいたします。 教育の情報化に伴い、児童生徒がタブレット型コンピューターを活用する機会が多くなることから、先ほど議員からもお話がございましたとおり、国も教育の情報化に対する手引において、ICTにおける健康面への配慮について示しているところでございます。 教育委員会でも、児童生徒への健康面に配慮した機器の活用の仕方や、環境整備の在り方について具体的な対応策を学校に示し、子供たちの健康面に十分配慮して進めてまいりたいと考えてございます。 ○渋谷佳孝議長 以上で、松村敏夫議員の質疑は終了いたしました。(拍手起こる) 次に、吉田一郎議員     〔吉田一郎議員登壇〕 ◆吉田一郎議員 まず補正予算ですけれども、全ての公立学校に校内通信ネットワーク環境整備に30億円使うと。これは児童生徒1人につき1台のタブレットが用意できるのかと、さっき松村議員が聞いていて、これはあくまで環境整備ですと。端末代1台につき4万5,000円はまた別ですなんて答弁されていました。 それで確認しますけれども、この30億円がネットワークだったら、では1人につき1台タブレットを用意したらプラス幾らかかるのか、総額もお伺いしたい。 次、今コロナとか言って、学校が長期休校になっています。今回は間に合わないですけれども、次回以降こういった場合に、ではその端末タブレットとかを自宅に持ち帰って子供たちが使うと、こういうのはできるようなシステムなのですか。中国だと、1億8,000万人の子供が今家で授業を受けていて、それに比べて日本は、学校の先生がプリントを持って生徒の家に家庭訪問なんて、何か全然技術格差、中国に遅れてしまって、もう遣唐使の時代に逆戻りかと、この格差で思っていますけれども、どうなのでしょう。 次、議案第99号、オリンピックを中学2、3年生が見に行くというのですけれども、これはチケット1枚幾らなのですか。これは学校行事として全員参加なのですか、それとも希望者のみの参加というので2,500万円計上しているのですか。 それから、2番、チケットはいつ購入するのですか。予算成立次第すぐ買ってしまうのですか。 というのは、3番、今東京オリンピックができないんじゃないかというのがあります。では、中止になった場合、このチケットって払戻しされるのですか。それとも東京マラソンみたいに、いや、もうお金は使ってしまっていますので払戻しできませんと、丸々損になってしまうんですか、2,500万円。 それから最後、4番、新型肺炎コロナウイルスが今世界的に流行、感染拡大していく中で、果たして清水市長は、オリンピックが予定どおり開催できると確信して、この補正予算案を計上してきたのでしょうか。だって、昨日政府が雇った専門家会議でも、いや、このコロナウイルスの流行は半年か、もしくは数年続くでしょうなんて言っているわけです。オリンピックなんか当然できなくなるおそれが十分あるわけです。だって、この補正予算、チケット代なんて6月定例会に出してもいいわけですよ。ですので、それを今出してくるというのは、市長はもうあくまでもオリンピックはやると、そういうふうに確信して出してきているのか、それを確認したいと思います。 ○渋谷佳孝議長 副教育長     〔副教育長登壇〕 ◎久保田章副教育長 吉田一郎議員の議案第95号に対する質疑についてお答えいたします。 初めに、(1)校内通信ネットワークの環境整備では、児童生徒1人につき1台のタブレットが用意できるかについてでございますが、先ほど端末に今後幾らかかるかという御質疑だったと思いますが、約6万6,000台を1台当たり4万5,000円の範囲内ということでございますので、約30億円必要となってまいります。 続きまして、(2)長期休暇の場合、タブレットを自宅へ持ち帰って使用することができるのかについてお答えいたします。現在整備されているタブレット型コンピューターは、学校で活用することを前提としたものでございまして、現時点におきましては、自宅に持ち帰って使用することは想定してございません。 次に、議案第99号に対する質疑についてお答えいたします。初めに、(1)チケットは1枚幾らかについてお答えいたします。チケットは、1枚2,020円でございます。これを埼玉県とさいたま市で半額ずつ負担することとなります。 次に、観戦につきましては、これは学校行事として考えておりますので、対象学年となる全生徒、それから引率の教員のチケット代金を補正予算として計上したところでございます。 次に、(2)チケットはいつ購入するのかについてでございますけれども、本チケットにつきましては、東京2020大会組織委員会のチケット申込規約に基づいた埼玉県からの通知により、さいたま市の負担分を4月中旬頃、県に納付する予定でございます。 次に、(3)東京オリンピックが中止になった場合、チケットは払い戻されるのかについてお答えいたします。現時点では、東京2020大会組織委員会から中止や延期の通知等はございませんので、大会は予定どおり開催されるものと考えてございます。 議員御指摘の仮にオリンピックが中止となった場合のチケットの取扱いでございますが、県を通じて組織委員会に確認したところ、現段階で大会の中止を想定していないため、払戻しなどの対応を検討していないとの回答を得ているところでございます。 次に、(4)新型肺炎が世界的に流行拡大する中で、市長はオリンピックが予定どおり開催すると確信して補正予算を計上したのかについてお答えいたします。現時点では、東京2020大会組織委員会から中止や延期の通知等はございませんので、大会は予定どおり開催されるものと考え、今回の補正予算を計上したところでございます。 ○渋谷佳孝議長 吉田一郎議員     〔吉田一郎議員登壇〕 ◆吉田一郎議員 では、2点再質疑します。 ネットワーク構築に30億円、それから端末で約30億円、合わせて60億円かかる。私たち文教委員会で以前本太中学校に視察へ行ったときに、ICTで1人1台だと42億円ですなんて説明を受けて、私それを真に受けてしまって、12月定例会の討論で言ってしまったのですよ。30人学級を実現するより、42億円かけて1人1台のパソコンを、と言ってしまったじゃないですか。何でこれ5割近くも増えてしまっているんですか。何か国のほうでやり方が違うのですか。 それから、東京オリンピックが中止になった場合のチケットの払戻し、これは分からないと言いますけれども、ということはこの2,500万円のチケット代、場合によってはパアになってしまうこともあり得ると理解していいですか。お願いします。 ○渋谷佳孝議長 副教育長 ◎久保田章副教育長 吉田一郎議員の再質疑にお答えいたします。 まず、先ほどの1人1台のタブレットでございますが、国で1台当たり4万5,000円まで補助を出すということでございますので、その範囲内で本市は購入を考えてまいりますので、先ほど申しました30億円というのは、国の補助が入ってのことでございます。基本的に、国が10割の補助ということになりますので、その部分の市の負担はないものと考えてございます。 それから、オリンピック・パラリンピック大会のチケットの御質疑をいただきましたけれども、現段階では大会はやるということで進めているところでございます。これが、仮にの話でございますので、まだ組織委員会もそういう想定はしてございませんので、それ以上のことについては、現段階ではお答えは差し控えさせていただきたいと思います。 ○渋谷佳孝議長 吉田一郎議員     〔吉田一郎議員登壇〕 ◆吉田一郎議員 まず1点目のほう、市の負担か国の負担かなんて市民には関係ないですよ。どっちにしろ取られた税金から使うということですから、市の負担か国の負担かは関係ないです。要するに、国のほうから4万5,000円まで端末代が出ますと、この半額の2万2,000円の端末にすれば15億円、だから合わせて45億円ぐらいで済むわけじゃないですか。そういうふうに国の上限目いっぱい使おうというのではなくて、安いので抑えようという発想はないんですか。それをお伺いしたい。 それから、オリンピックのチケットの払戻し、パアになるかどうかの問題なんですけれども、では、県と一緒にオリンピックの組織委員会に、中止になった場合は払い戻してくださいよと、そういった要望を出すつもりはあるかどうかだけ、最後に確認したいと思います。 ○渋谷佳孝議長 副教育長 ◎久保田章副教育長 吉田一郎議員の再々質疑にお答えいたします。 まず、端末でございますが、上限4万5,000円と国から示されてございますので、その中で私どもは、当然、授業に使える最低限のスペックは必要でございます。そうした中で検討していくことになるかと思います。 それから、先ほどのチケットでございますけれども、これはまだ実施するという段階でございますので、今の段階ではこれ以上のお答えは差し控えさせていただきたいと思います。 ○渋谷佳孝議長 以上で、吉田一郎議員の質疑は終了いたしました。 これで、通告による質疑を終結いたします。        ---------------- △議案の委員会付託渋谷佳孝議長 次に、議案の委員会付託を行います。 ただいま議題となっております議案7件につきましては、お手元に配付しておきました議案付託表のとおり、予算委員会に付託いたします。 なお、本7件につきましては、議事の都合により13日の本会議までに予算委員会を開催し、審査をお願いいたします。〔参照〕 議案付託表        ----------------特別委員長報告渋谷佳孝議長 次に、令和元年台風第19号災害対策調査特別委員会に付託された調査研究に係る委員長報告を議題といたします。        ----------------令和元年台風第19号災害対策調査特別委員長報告渋谷佳孝議長 令和元年台風第19号災害対策調査特別委員長から報告を求めます。 令和元年台風第19号災害対策調査特別委員長 阪本克己議員     〔阪本克己議員登壇〕 ◆阪本克己令和元年台風第19号災害対策調査特別委員長 令和元年台風第19号災害対策調査特別委員会の委員長報告を申し上げます。 本委員会の経過につきましては、昨年12月定例会において中間報告をさせていただいておりますので、その後の調査の概要について申し上げます。 まず、1月22日開催の委員会では、国の補正予算を申請する事業について執行部から報告を受け、質疑を行った後、さいたま市議会災害対応指針について報告を受けました。 次に、2月25日開催の委員会では、昨年12月の委員会において取りまとめた11項目の提言について、その対応状況の報告を受け、また災害時における本市議会及び市議会議員の対応についても協議を行い、各会派の御意見をお伺いさせていただきました。 最後に、3月5日開催の委員会では、これまでの調査を踏まえ、各会派から出されたさいたま市議会災害対応指針の規定に関する具体策、災害対策本部と議員との関係性、情報の共有方法等についての意見を添えて、災害時における市議会の体制及び市議会、市議会議員の対応等について検討を求める要望書を議長に提出することといたしました。 以上が本委員会の調査の経過であります。 本委員会は、去る9月定例会において、令和元年台風第19号災害対策調査を行うことを目的に設置され、以降、執行部からの状況報告等を通じ、各種調査を行ってまいりました。 限られた期間の中での調査活動ではございましたが、提言を取りまとめ、その提言に対する執行部の取組状況も一定程度確認ができました。また、本市議会や市議会議員の災害時の対応についての課題の洗い出しも行うなど、おおむね所期の目的を達成することができたと考えております。 市長をはじめとする執行部におかれましては、本委員会からの提言や各議員から寄せられた御意見、御提案を真摯に受け止めていただき、特に現時点で検討中となっている提言項目の対応状況につきましては、随時所管の常任委員会へ御報告いただくことを強く望むものでございます。 最後になりますが、東海、関東、東北地方を中心に甚大な被害をもたらし、後に令和元年東日本台風と命名された今回の台風第19号では、これまでに経験したことのない記録的な大雨等により、本市におきましても想定をはるかに上回る被害が発生する事態となりました。今回の台風第19号により被災された皆様には、改めて心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災された地域の一刻も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。 また、事前の避難所設置から復旧作業に至るまで、最大限の御尽力をいただいております執行部の皆様、積極的に調査研究に御協力をいただきました委員の皆様に感謝を申し上げ、令和元年台風第19号災害対策調査特別委員会の委員長報告を終わります。ありがとうございました。(拍手起こる) ○渋谷佳孝議長 以上で、令和元年台風第19号災害対策調査特別委員会の委員長報告を終わります。        ----------------委員長報告に対する質疑 ○渋谷佳孝議長 これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 吉田一郎議員     〔吉田一郎議員登壇〕 ◆吉田一郎議員 何か結構皆さんマスクをしていて、症状がなくて健康な方はマスクをしないほうがいいんじゃないですか、今マスク不足ですから。私も持っていますけれども、支援者からもらいましたけれども、できるだけしないようにしています。 さて、というわけで、令和元年台風第19号災害対策調査特別委員会の先ほどの阪本委員長からの報告に関して、いろいろ質疑したいと思います。 まず、前回中間報告を行ったというのは、昨年12月定例会と言っていましたけれども、具体的に何月何日ですか。それが分からないと、今日は傍聴者はいないですけれども、ネット中継を見ている人、または議事録を読む人が、ではその11個の提言ってどういうのだろうなと調べようにも調べられないじゃないですか。何月何日の本会議で報告をやったのか、その日時を教えてください。 次、1月22日の委員会で、国に補正予算を申請する事業について、執行部から一体どんな報告を受けたんでしょう。 それから、これについて委員から一体どんな質疑が出たんでしょう。報告を受けました。質疑が出ましたと言ったって、どんなのがあったのか分からなければ分かんないですから。 それから、4番、さいたま市議会対応指針について、誰からどのような報告を受けたのか。報告を受けました。一体誰が報告したのと、どんな内容だったのというのです。 次、5番、2月25日の委員会で、11個の提言について具体的にどんな対応状況の報告を受けたのか。対応状況の報告を受けましたと、それは一体どういうふうにすると言ったのですかと。そんなのできませんと言われたのか、いや、全部やりますと言ったのか、それを確認したい。 それから、6番、市議会及び市議会議員の対応について各会派から意見が出ました。一体どんな意見が出たんですか。 それから、7番、3月5日の委員会で、議長に提出することにした要望書と。一体これは具体的にどんな内容なのですか。というのは、通常の委員会だったら、詳しくは委員会の議事録を見ればいいわけです。そうしたら分かるわけです。でも、特別委員会って議事録がないわけです。公開されていないわけですよ、市民に。だから、対応に関して報告を受けましたと言ったって、ではどうなったんだろうと、市民は調べようがないです。分かんないわけです。ですので、もう少しその辺を説明していただきたい。そうでないと、本当に市民は一体どんな報告だったのか、どんな対応状況だったのか分からない。これは暗黒議会とか、暗黒委員会になってしまうわけです。ですので、この辺もう少し具体的に教えてください。よろしくお願いいたします。 ○渋谷佳孝議長 阪本克己議員     〔阪本克己議員登壇〕 ◆阪本克己令和元年台風第19号災害対策調査特別委員長 随時、吉田一郎議員の質疑にお答えさせていただきます。 非常に多くの質疑をいただいておりますので、丁寧かつ端的にお答えさせていただきます。まず、中間報告を行った12月定例会の具体的日時ですか、これについては多分出席をされていたと思うのですが、12月19日の本会議でございます。 2番目の国に補正予算を申請する事業について、どのような報告を受けたのかについてでございますが、スポーツ施設の被害、あと公園に関する被害、それと障害者福祉施設であったり高齢者福祉施設、こういった施設が災害を受けたということによって、その復旧に当たる予算であります。これは、国の補正予算のメニューが示されたということで、これを国に申請するというところの事前の報告を受けております。 次に、3、委員会ではどのような質疑が出たのかについてでございますが、特にスポーツ施設や公園の被害、これは土砂の撤去というものでありまして、土砂の量が非常に多かったのはどのぐらいの量があるのか、またこれを運搬するのにどのぐらいの日にちがかかるのか、復旧はいつになるのかといったような質疑であったように記憶しております。 次に、4番目、対応指針について、誰からどのような報告を受けたのかということでございますが、これは議会局総務課長から報告をいただきまして、我々委員会で確認をしたところであります。 5番目、11項目の提言について、具体的にどのような対応状況の報告を受けたのかということでありますけれども、吉田議員も御承知のとおり非常に多岐にわたる提言でありますので、これを逐一対応状況を報告しますとかなりの時間を費やしてしまいますので、はしょりますが、もう既に今予算の中で予算措置がされているものであったり、またはもう既に検討が進められているものであったり、令和2年度から検討をするという項目が幾つかあります。 特に今予算の中におきましては、油面川の排水機場を前倒しするといったような報告もございましたし、また、電源が水没してしまったポンプについては今年度中に整備をするということの報告がありました。そのほかに、避難所の運営に関しても既に取組を進めているなどの報告をいただいております。詳しくは、こちらの委員会の資料となっておりますので、こちらを御参照いただけると思いますので、そちらを御覧いただきたいと思います。 次に、6番目、市議会及び市議会議員の対応について、会派からどのような意見が出たのかについてでございますが、これにつきましては、議会でのBCPを策定するべきである。または、災害本部に議会の代表者を入れるべきではないか。または、議員間の情報を集約するような仕組みづくりをするべきではないかといったような意見が出ております。 そして、7番目でありますけれども、先ほどの意見を参考として、このような意見がございましたということを踏まえて、災害時における市議会の体制、市議会、市議会議員の対応について検討するよう議長に要望させていただいたところであります。 ○渋谷佳孝議長 以上で、吉田一郎議員の質疑は終了いたしました。 これで、通告による質疑を終結いたします。 以上をもちまして、令和元年台風第19号災害対策調査特別委員会による令和元年台風第19号災害対策調査は終了いたします。        ---------------- △次会日程の報告 ○渋谷佳孝議長 以上で、本日の議事は終了いたしました。 13日、午前10時から会議を開きます。        ---------------- △散会の宣告 ○渋谷佳孝議長 本日は、これで散会いたします。午前11時00分散会        ----------------...