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  1. 仙台市議会 2018-05-21
    経済環境委員会 本文 2018-05-21


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-10-13
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから経済環境委員会を開催いたします。  本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後、引き続き協議会を開催し、委員会審査事項以外の所管事項について当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。              《閉会中継続審査について》 2: ◯委員長  それでは、これより審査に入ります。  審査事項は、「交流人口の拡大に向けた東北の各都市との連携強化について」及び「有害鳥獣対策について」でありますが、「交流人口の拡大に向けた東北都市との連携強化について」は前回の委員会で審査しておりますので、本日の委員会では「有害鳥獣対策について」を審査いたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、有害鳥獣対策について経済局より説明願います。 3: ◯経済局長  経済局より、閉会中の継続審査事項といたしまして、有害鳥獣対策について御説明申し上げます。  イノシシなどの有害鳥獣による農作物の被害は近年増加傾向にあり、特に本市西部の中山間地域において課題となっております。  こうした中、本市といたしましても被害軽減に向けて地域の皆様と一丸となって取り組んできたところでございますが、さらなる対策の拡充を図っていく必要があるものと認識しているところでございます。  本日は、本市における有害鳥獣対策の現状と実施隊の設置、今後に向けた取り組みの方向性などにつきまして、お手元の資料1に基づき農業振興課長から御説明申し上げます。 4: ◯農業振興課長  本市における有害鳥獣対策につきまして、お手元の資料1及び正面に映しておりますスライドに基づいて御説明申し上げます。  スライド2ページをごらんいただきたいと思います。  本日のテーマは、1、有害鳥獣による農作物の被害状況、2、これまでの本市の取り組み、3、有害鳥獣対策の課題、4、鳥獣被害対策実施隊の設置、最後に5として、今後の取り組みの方向性の五つでございます。  スライド3ページをごらんください。  まず、有害鳥獣による農作物の被害状況につきまして、過去5年間の捕獲頭数でございます。捕獲頭数は、山の木の実などの生育状況によりまして左右されるため年によってばらつきがございます。平成29年度は前年度に比べ減少しております。これは地域の皆様の御協力のもと、ワイヤーメッシュ柵や電気柵の設置が進んだことなどが要因の一つと考えられます。  しかしながら、平成29年度におけるイノシシの捕獲実績は、前年度に比較いたしましてその幼獣の割合が増加いたし、成獣の割合が減少している傾向にございます。これはわなの危険性を学習した成獣がかかりにくくなっているという可能性もあるところでございます。  スライド4ページをごらんください。
     次に、過去5年間の農作物の被害額でございます。捕獲頭数と同様に、山の木の実など農作物以外の餌の状況にも左右されますことから、被害額の合計、Bの欄でございますけれども、平成27年度の450万円強から平成29年度の1570万円弱というふうにばらつきがございます。その中でも平成29年度は前年平成28年度を大きく上回る被害額となってございます。一番下段に示しますとおり、被害額の大部分がイノシシによるものであり、農作物被害を軽減させるためにはまずイノシシ対策が最も重要であると認識しているところでございます。  スライド5ページをごらんください。  次に、これまでの本市の取り組みといたしまして、イノシシ等有害鳥獣の侵入を防ぐ防護柵の設置でございます。左側は国の補助金を活用いたしましたワイヤーメッシュ柵で、これは金属製の柵を山際や道路沿いなどに設置するものでございます。平成29年度におきましては三つの地区で1万7300メートルを設置いたしまして、平成21年度設置当初からの総延長は約377キロメートルになってございます。  地域の皆様の御協力のもと、市内の広い地域で設置しておりますけれども、設置から既に年数がたっている地域もあり、イノシシや熊の侵入等による破損の補修と、電気柵については漏電を防止するための周辺の草刈りなど、これを定期的に行う必要がございます。  右側が農地ごとに設置している電気柵でございます。平成29年度には35の団体から申請があり、5万2051メートルを設置し、これまでの設置総延長が約230キロメートルというところでございます。  電気柵につきましても、地域の皆様からの補助申請に基づきまして、毎年、予算規模を拡大しているところでございます。  スライド6ページをごらんください。  防護柵を越えて侵入してくるイノシシ等につきましては、猟友会捕獲隊による捕獲活動を実施してまいりました。これは本市やJA仙台等により構成される仙台市農作物有害鳥獣対策議会といたしまして、宮城県猟友会の捕獲隊に、捕獲したイノシシ等のとめさしやその処理を依頼しているものでございます。イノシシの場合は捕獲実績に応じまして、成獣、大人のけものについては1万3000円、幼獣、いわゆるウリボウにつきましては6,000円の捕獲報奨金を支出しているものでございます。  捕獲した個体は焼却あるいは埋設等により処理いたしますけれども、一時的にでも保管する場所が必要だという地域の皆様からの御要望に応じまして、昨年平成29年8月に市内3カ所に保管用の冷凍庫を設置いたしまして、捕獲活動の負担軽減にも取り組んでまいったところでございます。  スライド7ページをごらんください。  捕獲隊のほか、地域ぐるみの捕獲対策平成28年3月から青葉区大沢地区から開始をいたしまして、順次、その実施地区を広げているところでございます。これは猟銃免許を有しない地域農業者の皆様にもイノシシ用の箱わなの設置やその見回りを行っていただくもので、昨年平成29年度末には市内31地区、計412名の方がこの地域ぐるみの捕獲対策に従事していただいております。この対策によりまして、平成28年度には103頭、平成29年度には107頭を捕獲するなど着実に実績を積み上げてきており、猟友会の皆様の負担軽減と地域の皆様の自主防除意識の高揚につながっているものと考えてございます。  次に、スライドの8ページでございます。  有害鳥獣対策の課題でございます。  まず第1に、捕獲の最前線で活動をされています猟友会隊員の高齢化が挙げられます。有害捕獲を行う猟友会の負担も増大する中、平成27年度末の時点では、宮城県猟友会の仙台市各支部に所属する隊員の皆様の平均年齢は60歳を超えています。その一方で、40歳未満の若い隊員の方は全体の7%というふうなものにとどまってございます。また、この中から実際に捕獲に従事する隊員の皆様は60歳以上の方が多く、今後の捕獲体制の維持が課題となってございます。  こういった状況に対しまして、本年平成30年4月、新たに仙台市鳥獣被害対策実施隊を設置したところでございます。この実施隊につきましては、この後、詳しく御説明申し上げますけれども、報酬体系の見直しなどを通しまして若い世代参加を促して、隊員数の確保を図ってまいりたいというふうに考えてございます。  スライド9ページをごらんください。  第2に、捕獲後の処理というものがもう一つの課題でございます。大きな個体のままでは焼却が不可能なため、20~30キログラム程度の大きさに解体する必要がございます。けものの解体には専門的な知識技術が必要で、その作業自体も重労働であるということから、猟友会の皆様や地域の皆様にとっての大きな負担となってございます。  これらに対し国は、捕獲したイノシシニホンジカの肉をジビエとして活用することを推奨してございますけれども、東日本大震災以降、宮城、岩手福島の被災3県では、イノシシ等の野生鳥獣の肉の放射線量が基準値を超えてございます。県内全域で出荷制限の対象となっていることから、食肉としての活用が困難な状況でございます。そのため、これら捕獲した個体の処理については作業負担の軽減を行っていく必要があるものというふうに認識してございます。  スライド10ページでございます。  仙台市鳥獣被害対策実施隊の設置についてです。これは本年平成30年4月に捕獲活動の拡充と課題の解決を目的として新たに設置したものでございます。  宮城県猟友会の市内各支部から推薦を受けました隊員を市の特別職の非常勤職員として任命いたしまして、被害防止計画に基づき捕獲活動を行うものでございます。全国的にも実施隊設置が進んでございまして、宮城県内でも35のうち27の市町村で既に設置済みとなってございます。これまでは猟友会捕獲隊へのお願い、依頼という形で捕獲を行ってきたところでございますけれども、今回の実施隊の設置によりまして、市の業務として主体的に取り組むことができるようになりました。実施隊は5隊で編成、構成いたしまして、各区、総合支所の指揮監督のもと、わなの見回りと捕獲を中心に活動しております。また、万一の事故の場合には公務災害補償が適用されるなど、安心して活用いただける制度となってございます。  スライド11ページでございます。  次に、報酬体制につきましては、平成29年度までは捕獲実績に基づくいわゆる出来高払いの報酬でございますけれども、実施隊の設置によりまして、日当と捕獲報酬の組み合わせに改めたところでございます。したがいまして、本年度からは捕獲の有無にかかわらず報酬をお支払いすることとなり、その総額は、予算ベースでは約3000万円ということで、これまでの総額1000万円から大きく増加してございます。  今回、活動内容の実態を踏まえました報酬体系としたことで、これまでは捕獲活動に従事する機会が少なかった隊員の皆様にも参加を促し、猟友会の組織維持にもつなげてまいりたいというふうに考えてございます。  スライド12ページでございます。  今後の取り組みの方向性でございます。  まずは、先ほど御説明いたしました捕獲後の処理に係る作業負担の軽減について検討してまいります。他の自治体では、通常、屋外で行う解体作業について、水道や冷凍庫、つり下げ用のチェーンブロックなどの必要な資機材を備えた処理場で解体を行っているという事例もございます。さらに、いわゆるバイオマストイレと同様の原理で、おがくずに付着しました細菌の働きで捕獲のけものの個体を分解させる減量化処理というものを行っている事例もございます。  右下の写真は、福井県大野市での減量化施設の導入事例でございますけれども、県内の村田町におきましても本年秋ごろにこの施設を設置する予定というふうに伺っております。  このような先進事例を調査いたしまして、その作業状況や効果、課題等につきまして把握をしながら、引き続き負担軽減の方策について検討を深めてまいりたいというふうに考えてございます。  スライド13ページをごらんください。  次に、地域行政が一丸となった総合的な対策の推進でございます。イノシシは繁殖力と学習能力が高く、専門家研究では、音や光、においによる対策というのは、一時的には効果があっても、永続的、抜本的な効果を期待することは難しいとされてございます。そのために、収穫しないままに放置されている宅地周辺の果樹や野菜など、イノシシの餌場になるような環境を集落からなくし、集落に寄せつけない環境整備に取り組むとともに、物理的に侵入を遮断する防除対策、さらには侵入してくる個体の捕獲という三つの対策について地域行政が一体となって取り組み、被害防止につなげてまいります。  今後とも地域や猟友会の皆様初め、関係部署、機関と連携し、農作物への被害軽減に取り組んでまいります。  私からの説明は以上でございます。 5: ◯委員長  それでは、ただいまの説明を含めて、本件について質問等はございませんか。 6: ◯庄司俊充委員  鳥獣害被害、大変全国的というか、宮城県あるいは岩手県あたりまで行っていますか、ここが北限なのか、まだまだ上っていくかと思いますけれども、この間あたりまでは丸森あたりだろうと言われておりますけれども、その後、原発の関係もありましてどんどんふえているという状況が続いているようでございます。  そんな中で、国の支援を受けながら市でも支援していただいたというふうに思っておりますけれども、ワイヤーメッシュ柵を、先ほどお話しいただきましたように総延長377キロまで張っていただいたということでございますけれども、しかしながら河川というか、川だったり道路だったりがどうしてもあくわけでございまして、そういった中で、そこから中に入ってくるという状況も見られます。  そこで、やはり何が一番有効なのかというと、電気柵有効だろうというふうに言われておりますけれども、その電気柵と、あと今、岩沼でもレーザーとか、あるいは電気を使った、あるいは音を使ったいろいろな防止柵なども出ておりますけれども、設置に関して仙台市の支援と、伴って電気柵の設置状況などを御説明をいただければというふうに思います。 7: ◯農業振興課長  電気柵でございますけれども、これは地域の皆様からの申請に基づきまして設置費用の助成を行ってございます。これまでの実績でございますが、平成28年度決算が501万4000円、平成29年度が771万1000円、今年度平成30年度につきましては予算額が800万円ということで、助成額をふやして対応してきているところでございます。  それから、イノシシ対策へのレーザー等という御紹介でございましたけれども、先ほども御説明申し上げました、一時的に効果は確かにございますけれども、永続的なものがないという状況もございまして、現時点で仙台市としてこれらに対する助成の制度はないというところでございまして、今後、効果も含め検討してまいりたいというふうに考えてございます。 8: ◯庄司俊充委員  メッシュ柵だけではなかなか防ぎ切れないという部分で、やはりいろいろ各企業もその防御策に関して考えているようでございますけれども、ほかの防御策というと、今お話聞きますと、あることはあるんだが余り効果がないというふうなお話でありますけれども、最終的には箱わなとか、くくりわな、そんなので捕らえて処理していくという。何せ1頭につき5、6頭は出産するというふうな状況で、それこそネズミ算式にふえる状況にはございますので、何とか追い上げだけじゃなく減らしていくことが現実的には必要だというふうに思いますけれども、そういう箱わな等に対する支援というか、今どのような状況になっているのかお伺いをさせていただきます。 9: ◯農業振興課長  捕獲する際の箱わなの設置につきましては、その購入費用の2分の1、これを補助する制度を設けて支援してございます。 10: ◯庄司俊充委員  先ほどいろいろ御説明ありましたけれども、猟友会捕獲隊、これは県で有害鳥獣対策に対応するということでやっていたとは思うんですけれども、このたび仙台市内に鳥獣被害対策実施隊というか、似たような感じなんですけれども、どのように違っているのか。今までは県があって、仙台市がなかったからつくった。同じようなものなのか。その辺、違い、あるいは支援策などもお伺いさせていただきます。 11: ◯農業振興課長  御紹介いただきました捕獲隊につきましては、委員御紹介のとおり宮城県が任命する。任命の相手方は宮城県猟友会の隊員ということでございまして、活動につきましては任意協力、いわゆるボランティアでお願いしていたと。従来は私ども仙台市内で捕獲したもののとめさし等について、捕獲隊という猟友会の皆様にお願いをしていたというのがまず1点です。  この4月から設置いたしました実施隊につきましては、同じ猟友会の方ですけれども、身分仙台市の非常勤の特別職員ということで、実際従事していただくとめさし等の業務につきましては仙台市の公の業務、公務という立場に立っていただくというものでございます。  なお、御紹介いただきました宮城県が任命する捕獲隊につきましては、今回私どもが設置してございます実施隊以外の仙台市東部、いわゆる宮城野とか若林、そちらの猟友会の隊員の方も任命を受けてございます。  今回私どもが設置いたしました実施隊の皆様も、今度は逆に、西部地区において宮城県の捕獲隊の任命を受けている方も含まれているという体制になってございます。 12: ◯庄司俊充委員  これらが獣害対策に早急な活動になっていただければいいなとは思うんですけれども、しかしながら年齢を先ほど聞きますと、40歳以下が7%しかいないということで先が若干心配な部分もあります。ふえてくることは間違いないので、しっかりした対応あるいは迅速な対応をお願いしたいなというふうに思いますけれども、昨年ですか、秋保、宮城、そして根白石の3地区に冷凍庫を設置していただきましたけれども、それに伴って解体場というか、それらも必要になってくるんだろうというふうに思いますけれども、今、当局としてその辺どのように考えているのか、お伺いをさせていただきます。 13: ◯農業振興課長  御紹介いただきました昨年度設置いたしました冷凍庫につきまして、解体まで一時保管でございますが、移動距離の短縮というようなところも含めて軽減につながったというふうに伺ってございます。  今後さらに対策を進めていきますためには、御紹介の解体場も含め、処理施設の設置は必要というふうに認識してございます。引き続き検討してまいりたいというふうに考えてございます。 14: ◯庄司俊充委員  それに伴って、まだまだ予定という、12ページにありますけれども、減量化施設ということで、おがくずとかに細菌をつかせて処理していくということが検討されるということでありますけれども、いつごろをめどに検討しているのか、その辺、お伺いをさせていただきます。 15: ◯農業振興課長  先ほど御説明の資料にございました大野市の減量化施設、これは先月から稼働を開始したというふうに伺ってございます。イノシシが出没する広範囲をカバーでき、排水処理の設置もでき、においも周りに影響しないというような場所ですね、そういった場所の選定とか地域的な顕在も含め、さらにランニングの維持管理、効果、先ほど御紹介しました今年度村田町でも同様の施設を設置するということでございますので、そういったものの費用対効果研究してまいりまして、引き続き進めてまいりたいというところでございます。 16: ◯庄司俊充委員  なかなか捕獲してもジビエとして利用できないので、地元の方々が、それでも俺たちは年だから食っても大丈夫だよねなんて解体して食べている方もいるようですけれども、それはそれとして、今度地元、私どもの泉の西部で泉パークタウンの開発が始まるわけですけれども、そこは今、森林になっておりまして、この秋には伐採が始まるだろうというふうに言われております。その下にメッシュ柵、ずっと地元でめぐらしてあるわけですけれども、そこをパークタウン側、事業者側から撤去してくれと、こんな申し出が出ているようでございますが、しかしながら、うまく造成工事とかみ合わせながらやらないと、地域におりてきて作物を荒らすことになるのではないかというふうな心配もされます。この辺、当局でどのように捉えているのかお聞かせをいただければというふうに思います。 17: ◯農業振興課長  御紹介いただきました泉パークタウンの六次開発と言われるものかと存じますけれども、こちらにつきましては開発業者と地元の方たちで計画段階からワイヤーメッシュ柵の対策、いわゆる移設なのか、どういった活用ができるか、それについて協議を進めていただいているというふうに伺っているところでございます。 18: ◯庄司俊充委員  地元というか、パークタウン造成工事の周辺地域の皆さんも自発的に体制づくりには動いているようでございますので、業者と地域で何かうまく進まない場合は、どうぞ行政側でも入っていただいて、御指導、御支援をお願いしたいなということを申し上げまして終わります。 19: ◯嵯峨サダ子委員  有害鳥獣対策については、以前、当委員会でも議論させていただきまして、新年度から新たな実施隊が導入されたということではとても評価をしているところでございます。  それで、まず、有害鳥獣による農作物の被害で一番多いのがやはりイノシシということで、当面イノシシに焦点を絞った対策ということでお話しさせていただきたいと思います。  実際、市内でどれくらいのイノシシが生息しているのか。推定の数でも構いませんので、お知らせいただければと思います。 20: ◯農業振興課長  イノシシにつきましては個体数の変動が激しゅうございます。また、常に移動し続けるという習性もございまして、的確な把握が困難なところでございます。  宮城県の調査によりますと、平成24年度末に2万7500頭が生育していたというふうに推測されてございます。捕獲数につきましては、県南の白石、角田、丸森町の自治体が多くなってございまして、平成29年度につきましてはそれぞれ1,300頭程度ずつ捕獲しているというふうに伺ってございます。 21: ◯嵯峨サダ子委員  イノシシは市域を超えて移動するものですから、必ずしも市内にとどまっているというものではないのでなかなか、じゃ仙台市にはどれくらいいるのかというのはつかみにくいところではあるかと思います。  それで、3ページの捕獲頭数の関係なんですが、イノシシについて言いますと平成29年度が323頭だと。これは下の米印のところで有害捕獲による捕獲頭数をあらわしているということであります。どれぐらい毎年捕獲をするのかという計画を持っていらっしゃると思うんですけれども、平成29年度はどれぐらいの捕獲頭数を目標にして323頭だったのか伺いたいと思います。 22: ◯農業振興課長  お尋ねの仙台市の被害防止計画におきましては、平成29年度の捕獲目標として500頭でございました。それに対して、御紹介のとおり捕獲実績が323頭でございます。 23: ◯嵯峨サダ子委員  目標には達しなかったけれども、かなり頑張られた数字なのかなというふうに受けとめます。  それから、先ほど来議論にありましたワイヤーメッシュ柵の設置なんですが、これも柵の設置キロをふやしてきているということなんですけれども、ただ、ワイヤーメッシュですから、イノシシによって壊されると、破れるというようなこともあちこちに見られまして、破れた場合の補修なり修理は地元でということに今なっているんですよね。地元でどのようにワイヤーメッシュを補修できるのかという点でも非常に苦慮されているというふうに聞いていますので、これについても市で補助するとか何らかの支援が必要ではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 24: ◯農業振興課長  御指摘のとおり、けものによって壊されるという課題もございます。  昨年、そういった地域の皆様からの声も受けまして、従来、ワイヤーメッシュの口径4ミリというものを溶接でメッシュ状にしておったわけですけれども、それを地元の方の御要望を受けまして5ミリというふうに、わずか1ミリではございますけれども太くいたしまして、破損の程度を減らす方向というふうな対策も練っているところでございます。  まずは、委員御指摘のとおり設置要望のほうが大変、今々の対策ということで多うございまして、維持管理、補修のほうに予算をということにつきましては課題であるというふうに認識してございます。 25: ◯嵯峨サダ子委員  やはりメッシュ柵の効果を上げるためにも支援策が必要ではないかと思いますので、これはぜひそのように検討を進めていただきたいというふうに思います。  それから、新たな鳥獣被害対策実施隊の設置でありますけれども、新聞報道ですとたしか74名というふうにありました。県内でも既に27市町村で設置済みで、仙台市を加えると28の市町村になろうかというふうに思います。  実際どこに実施隊が配備されるのかというと、ここに書いているような五つの編成なんですが、具体的に担当エリアをお伺いしたいと思います。 26: ◯農業振興課長  先ほど委員から御紹介いただきました土曜日の新聞報道、74名という記載でございますけれども、これは先ほど御報告申し上げましたとおり87名でございます。  それから、それぞれの管轄でございますけれども、五つの隊、まず泉隊につきましては泉区役所管内を、北第一隊につきましては青葉区の大倉、熊ケ根、作並、新川地区を、北第二隊につきましては、青葉区の先ほどの第一隊以外のエリアを担当いたします。それにあわせて宮城総合支所管内を担当ということでございます。次に、さらに南第一隊につきましては、秋保総合支所管内以外の太白区、南第二隊が秋保総合支所管内を担当するという五つの隊で構成してございます。 27: ◯嵯峨サダ子委員  ありがとうございます。  それで、この実施隊の関係なんですけれども、昨年度までは依頼、出来高制ということでの報酬体系だったんですけれども、新年度からは市の公務として日当制で公務災害補償も受けられるということでは、実際に捕獲に携わる方々にとっては非常に安心なものになるのかなというふうに考えております。  それで、この3000万円の予算の財源内訳なんですけれども、国が8割で特別交付税措置されると。市が2割と、これは市の単費になるかと思うんですけれども、先ほどちょっと議論にあった、これに関して宮城県が実際どのように関与しているのかというのがこのことからは見えませんが、宮城県仙台市のようなこういう実施隊の方向での設置というのは考えておられないのでしょうか、伺います。 28: ◯農業振興課長  御報告申し上げました実施隊の仕組みが基礎自治体特別職という位置づけでございますので、宮城県については実施隊というものについては検討されていないというふうに伺ってございます。 29: ◯嵯峨サダ子委員  ただですね、仙台市仙台市でこういう体制でやりますと、やっていますと。でもそのほかに、県独自に猟友会の捕獲隊に依頼をして捕獲をしていただいている部分もあるわけですよね。だけれども、同じ猟友会の会員で、県に依頼された側は一切こういう身分保証もないし公務災害補償もないというふうに受け取るのですが、果たしてそれでいいのかどうかという私なりに問題意識があるんですけれども、その点はいかがなんでしょうか。 30: ◯農業振興課長  捕獲隊と実施隊という今の委員の御指摘でございます。  これにつきましては、今後とも県が招集します鳥獣被害対策の担当者会議、そういった中で引き続き協議、検討してまいりたいというふうに考えてございます。 31: ◯嵯峨サダ子委員  確かに基礎自治体が実施隊を設置する場合に国が特別交付税措置するというのは、それはそれでわかるんですけれども、でも、必ずしも同じようなものを県につくりなさいと私が言っているわけでもないのですね。実際に捕獲される隊員の皆さんの身分保証とか公務災害補償だとかを県でやる場合でもしっかりとつけるという、そういうことがなければ、同じ人が、市でやる場はこれぐらいのちゃんと補償されて、宮城県で言われている場合は何もないのかというと、そこは非常にやはり不公平感といいますかね、を感じるところがすごくあると思うんですね。こういう面で、本来は宮城県がきちんと、むしろリーダーシップを発揮してやるべき私は事柄なのではないのかなというふうに思うんですけれども、その辺の考え方といいますか、どんなふうにお考えでしょうか。 32: ◯農業振興課長  御指摘いただきましたとおり、鳥獣につきましては人間社会基礎自治体という区切りもございません。生息数の把握等についてもやはり行政区域を超えるという課題もございます。  繰り返しでございますけれども、そういった県の会議の中で、ほかの自治体等ともあわせまして引き続き検討してまいりたいというふうに考えてございます。 33: ◯嵯峨サダ子委員  県の広域的な役割としては、捕獲後の処理に係る作業負担の軽減ということで、今ここに解体処理場ですとか減量化処理施設が例に挙げられておりますけれども、この処理施設をつくるに当たっても基礎自治体だけに任せるのではなくて、やはり県が広域的な役割を果たすという点で、県がつくるというふうに私はすべきじゃないのかと。基礎自治体とどういうふうな協定を結ぶかどうかはまた別途あるかと思いますけれども、宮城県がきちんと設置をして基礎自治体と一緒に進めていくというのが、私は本来的な県の広域的な調整の役割じゃないかと思うんですけれども、いかがお考えでしょうか。 34: ◯農業振興課長  御指摘いただきましたとおり、けものの処理、こういったものが課題だというのは私ども認識してございます。設置場所等、広域になると移動距離がかかる、その設置場所の選定等について地元の皆様との協議、そういったもろもろの課題があるというふうに考えてございまして、やはり県の会議に参加する基礎自治体担当者、もろもろのレベルの会議、そういったところで引き続き検討してまいりたいというふうに考えてございます。 35: ◯嵯峨サダ子委員  ぜひ宮城県と県内の関係市町村ともよく話し合いを煮詰めていただきたいなと思うんです。県の広域的な責任といいますのは、ある意味、財政出動も私はあると思うんですよ。だから、そういったことも踏まえて、ぜひ県のほうとはしっかりと話を進めていただきたいというふうに思います。  それから、最後ですけれども、最後のページで、環境整備、防除対策、捕獲と、この三つを組み合わせて仙台市が総合的な対策を推進していくんだということなんですけれども、環境整備については、現在のところは地域の皆さんがみずからイノシシが好むような環境をつくらないという、具体的に言えば除草作業だとかいろいろな対策をやっていらっしゃるわけですね、御苦労して。でも私、地域でできるものというのは限界があると思うんですよ。ですから、やっぱり地域地域で御協力をいただきながら、できないところは市がきちんと責任を持ってやるというふうなことでの環境整備をしないと、なかなかイノシシの出現に追いつかないというふうに思うんですけれども、その辺のお考えはいかがでしょうか。 36: ◯農業振興課長  御指摘いただきましたとおり総合対策と、要するにピンポイントでこれをやれば有効だというものがまだ確立されてございません。まずは寄せつけない環境整備ということで、これまではいわゆる地域住民の方、農業者、耕作者の方が担っていたというのが大変多うございます。ただ、委員御指摘のとおり、人口社会を見据えますと、なかなかそれを担っている方たち、高齢化、さらには活動も困難になっているというところがございます。  さらに、先ほど御紹介いただいた住宅地の広がりということで、従来、けものと人間社会との生息域といいますか、生活域の明確に区分されたところの境界が曖昧になっているということがございまして、そこにやはり手を入れなければならない、人手を入れなければならないというのが一番の課題かと思いまして、まずは環境整備に一義的には地域の住民の方、農業者に限らず、ここはそれをもっと広げられないか、そういった形で、まずは決め手がないこの対策についていろいろと組み合わせをし、皆様に協力をいただいて対策を練っていきたいというふうに考えてございます。 37: ◯嵯峨サダ子委員  地域の皆さんに御協力いただくという、地域の皆さんの本当に御支援もいただきながらということは、それはそれであるんでしょう。だけれども、やっぱり地域ででき切れないところは市が直接手を出してやるということも考えていかなければならないんじゃないんですかという趣旨の御質問ですので、それを伺いたいと思います。 38: ◯農業振興課長  御指摘いただきました件でございますけれども、既存の施策として、農地の保全、維持を目的といたしました日本型直接支払制度、これに基づきまして草刈りに従事された方の日当とか燃料費、草刈りの刃の現物支給とか、そういった形で対応させていただいているところでございますが、今後もこういった既存の施策を有効に活用しながら、負担軽減に努めてまいりたいというふうに考えてございます。 39: ◯嵯峨サダ子委員  なかなかちょっとあれなんですが、要はやっぱり人なんですよ。だからそこのところは十分考慮して対策を講じてほしいということを最後に申し上げて終わります。 40: ◯小山勇朗委員  さっきの説明の中で、電気柵とワイヤーメッシュ柵の関係から言えば、電気柵のほうが張りやすいというふうに思いますけれども、距離的にはまだメッシュ柵まで約100キロぐらい違いがありますけれども、この辺の関係はどうなっていますかね。 41: ◯農業振興課長  ワイヤーメッシュ柵につきましては、けものの侵入を物理的に防止するということで、周りに枝とかそういったものがあっても、とにかく設置すれば何とか使えるという状況でございます。  御承知のとおり、電気柵につきましては周りに雑草が生えたりすると漏電してしまいまして、電気ショックそのものの効果がなくなってしまいます。そういった形で設置できる場所の限りもございます。さらに漏電防止という観点から、定期的に草刈り等の管理業務がワイヤーメッシュ柵に比べて多大な負担になっているというところもございまして、そういった課題も含めながら、御要望いただいた中で予算の範囲内で対応しているところでございます。 42: ◯小山勇朗委員  前に現地でいろいろ話を聞いたときも、メッシュ柵のほうというのは、前も立てていくときに、内側も大変な刈り取りの苦労が大きいというふうな話もされています。壊されるのもメッシュ柵、覚えてくればイノシシは勉強しますから、いろいろね。それを壊し始まったら、大丈夫、壊して外に出られるというふうなことと、電気であれば一旦、鼻が電線に触れて、そしてびりびりと来れば怖いというのを肌で感じていくわけですから、そういう草を刈ったりササを刈ったりというのはそんなに大きく違わないと思うんですね。ゴルフ場だって18ホール全部にワイヤーでなくて電気柵を張りめぐらせているわけでしょう。これでイノシシの防止をしているんですよね。グリーンとかフェアウエーだの穴掘ったりして虫食べたりして、全部芝生やられるから電気柵をやっているわけでしょう。こういう状況を考えれば、ゴルフ場として例えばどういうやり方をもって、カート道路の脇の山との境ね、そこに電気柵を張りめぐらせて、それが成功しているのかと。そしてあのぐらいの距離するといったら大変な距離ですからね。そういうところなども研究しながら、メッシュ柵よりも電気柵のほうを優先して、張れる範囲も延長、相当できるというふうな見解を持てるのかどうかというのもやっぱり調査すべきだというふうに思うんですけれども、どうですかね。 43: ◯農業振興課長  御紹介いただきました課題も含めて検討してまいりたいと存じますけれども、まず、ワイヤーメッシュ柵については電気が必要ございません、御承知のとおり。電気柵については電気。ゴルフ場等につきましては、いわゆる商用電源というものが使用できるのかなと。ただ、農地、山の中につきましてはほとんどがソーラー、太陽光ということで対応しています。バッテリーの性能等、そういったものも考慮しまして、御紹介いただきました有効使用状況ですね、そういったものも含め検討してまいりたいというふうに考えます。 44: ◯小山勇朗委員  わな捕獲が一番多いというふうに思っていますけれども、あとは、くくりわなというのは免許なければできないだろうし、わな捕獲したときに、今現在、猿には発信器をつけて、どういう動きをして、どういう群れをつくって、どういう形で動いているかというのを把握するために発信器をつけていますよね。イノシシについてもやっぱり、大変な数がいるからなかなか正確な数が把握できないんだというだけでなくて、わなで捕獲したイノシシの耳なりどこかに発信器をつけて、そして何頭かにつけて放してやって、実際にどういう動きをされているのか、どういう集団の動きをやっているのかとか、そういうものも一つの研究材料としてやるべきだろうというふうに思うんですよ。これから何十年もやっていくわけですから、そういうことを考えれば、やっぱりそういう対応、対策、捕獲する側としての調査資料としてそういうものを積み重ねていって、一番ベターな対策というものを考えていくべきだろうと、このように思いますけれども、どうですか。 45: ◯農業振興課長  御紹介いただきましたとおり、発信器につきましては宮城県のほうが猿に実施し、さらにふやすというふうに伺ってございます。猿につきましては一つの群れというところで十何頭とか何十頭とか、そういうレベルで活動エリアが特定できます。ただ、委員御紹介のとおり、イノシシにつきましては1家族7頭とか8頭とか、その形で、かなり移動範囲が広うございます。そういったところもございまして、繰り返しで恐縮でございますけれども、広域の移動ということもございますので、宮城県なり広域の範囲でそういった生育調査がどのような形でできるのか、さまざまな会議で検討してまいりたいというふうに考えてございます。 46: ◯小山勇朗委員  いろいろ難しいのはわかっていても、やってだめなのと、難しいから全く手をつけないというのでは全然違いますから、そこはきちんと対策の一環として取り組んでいただきたいなと、このように思います。  あと、捕獲後の処理の関係ですけれども、先ほど説明あったように20キロ、30キロに解体をして、そして焼却処分をしていると。その解体するのもやっぱり大変だと思うんですね。冷凍庫一つで大体何頭ぐらい入るようになっているんですか。
    47: ◯農業振興課長  個体の大きさにもよりますけれども、成獣で言う100キロとか120キロ、そういったものを解体して入れれば2頭ないし、ぎりぎりで3頭ぐらいが収納できる程度の冷凍庫というふうに認識してございます。 48: ◯小山勇朗委員  やっぱりそういう形で、3カ所に何個ずつ置いているかわかりませんけれども、2頭、3頭でいっぱいになるような冷凍庫に入れるために結局20キロ、30キロに解体をしながら、焼却できるまでそこで保管をするというふうな今状態だというふうに思うんですね。この対策をやっている以上は終わりがない、そういう状況なわけですから、捕獲したものをトラックなり軽トラックなりに積んでそこまで運ぶわけですから、そういう作業を考えれば、焼却場というのをやっぱりつくるべきだと思うんですよ。1回に何頭焼却できるかは別にしても、解体もせずにやれるような状況をつくることが、積んでいっておろすのは同じだから、それは。だから、泉なり宮城町なり秋保なり、こういう地域のことを考えれば、センターとなる宮城町なら宮城町のあたりに焼却場というものをつくって、そして実施隊でとったものだって何だってとにかく簡単に処理できる、こういうことをやっていかなければ、公的な仕事としてやってもらうんだという話があっても、あくまでも7,000円なり1頭3,000円ではやっぱり安過ぎるというふうに思いますけれども、そういう人たちが本当に実施隊やってよかったと、結果的に処分も、こうやって焼却場ができて、我々のことも考えてきちんと仙台市、やってくれているんだなというように思われるのも一つだと思うんですよ。そういうことも考えれば焼却場の設置というものをぜひ検討すべきだろうと、このようにも思いますけれども、どうですか。 49: ◯農業振興課長  焼却前の一時保管についてでございますけれども、現状の焼却炉の能力自体が1頭丸々焼却できないという関係がございまして、20ないし30キロに解体していると。焼却場まで運び込むのに遠距離移動ということがございますので、その中間、移動距離の短縮化ということで3カ所に設置してございます。  それから、御紹介いただきました丸々焼却できる焼却施設ということでございますけれども、これだけ広大な西部地域の中心地と言われるところに設置して1カ所で賄うという、そこまで運び込むのにやはり実施隊の皆様、地元の方に御負担をかける。そういったものもございまして、今後ともどういった形が一番処理として有効なのか。先ほど出ています他の自治体等の事例も踏まえながら、なお引き続き検討してまいりたいというふうに考えてございます。 50: ◯小山勇朗委員  引き続き検討していくのはいいんですけれども、やっぱり2頭、3頭とれるときと1頭もとれないときと、いろいろあるんですからね。3頭もとれたとき、大変なことです、時間だけ考えたって。そういうものを考えて焼却場を仙台市がつくったというふうになれば、他都市に先駆けてそういうものをつくったんだということで、他都市にも大きな影響を及ぼすだろうというふうに思いますので、ぜひ前向きに検討をしていただきたいというふうに思います。  あと、廃棄野菜の管理の関係ですけれども、仙台市としてはこういう指導をしてきて、廃棄野菜の管理状況、こういったものをどのような形で調査、点検して、現状どうなっているのかお伺いをしておきたいと思います。 51: ◯農業振興課長  農業者の皆様には農政だより等を通じまして、収穫せずに放置されている果実野菜、そういったものはけものを寄せつけますので、適切に管理してくださいという周知はしてございます。  委員御指摘の実施状況等についての把握でございますけれども、今後、検討してまいりたいというふうに考えます。 52: ◯小山勇朗委員  各家庭ごとにそういう対策をやっていただくのか、集落なら集落としてどういう形でやっていけるのかとか、そういうことで考えていくのも一つだろうというふうに思いますので、その辺も含めてさらなる検討をしていただきたいと思います。  あと、対策実施隊、10ページにありますけれども、どういう状況になったときに、区役所なり秋保総合支所から実施隊に対して指示、指令を出すのか。その指示、指令を出す担当課は区役所総合支所、生活安全課なのか、まちづくり推進課なのか、その辺も含めて具体的に示していただきたいと思います。 53: ◯農業振興課長  実施隊の出動計画につきましては、1カ月分の予定を組んで見回り、見回って捕獲されていれば、その場でいわゆるとめさし、その後の解体処理に進むというのがおおむねの流れでございます。そのほか臨時で、そこにけものがいたと地域の方から通報があった場合、こちらも各区役所総合支所を経由してそれぞれの管轄の実施隊に臨時の出動をお願いするという形でございます。1カ月の活動実績を取りまとめまして、先ほどの日当報酬という形で精算をするといいますか、そういう形になってございます。  各区役所及び総合支所につきましては生活安全課、こちらが直接の担当でございまして、その取りまとめにつきましては私ども農業振興課ということでございます。大変失礼いたしました。それぞれ区分がございまして、各区役所については区民生活課、宮城総合支所につきましてまちづくり推進課、秋保総合支所については総務課というふうなそれぞれの組織でございました。大変失礼いたしました。 54: ◯小山勇朗委員  そこのところ、つくったほうで今迷っている状況あるからね。だからきちんと指導をしていただきたいというふうに思います。  あと、イノシシだけじゃなくて熊などが出ても、そこに対して実施隊というものを派遣するのかどうか。その辺、聞いておきたいですけれども。 55: ◯農業振興課長  実施隊につきましては、捕獲された個体、けもののとめさしという、そういう作業がございますので、実施隊全て今お尋ねの獣種につきましては対応いたします。 56: ◯小山勇朗委員  捕獲の取り組みなり、今最終的にとめはプロ的な形でないとやれないからね。だから、そういうものまでも考えると、環境局は熊と猿と、経済局イノシシという形でいいのかね。その辺をやっぱり、きょう有害鳥獣の関係でやるといったときには、猿も熊もイノシシもというふうになってくるわけだよね、一般的には。だけれども、経済局に聞けば、それは環境局なものですからなかなかそこまではわかりませんというふうなこととかね。そういうものじゃなくて、やっぱりこういうふうな課題で常任委員会でやるときは、同じ市役所仲間なわけだから、環境局として例えば猿なり熊に対する考え方というものをきちんと整理をして、そして経済局経済局としてイノシシの関係を整理して、そして一本として、それをこれからは提出をするのが筋ではないかというふうに思いますけれども、環境局長、どうですか。 57: ◯環境局長  委員御指摘のお話でございますけれども、基本的に有害鳥獣対策の総括的なところは環境局、ただし、その中で農業被害という観点ということで、経済局地域の農家の方々を守る、生産をきちんと管理していくという観点からこういうすみ分けになったところです。  ただ、人身被害とか、あとはまちの中での被害とか、そういったものについては、イノシシにしても猿、熊についても環境局が中心となって行うという流れの中での対応でございます。  昨今、熊とか猿、イノシシ、多く市街地に出てきているところでございます。熊等については特におととしぐらいは非常に多かったということもございまして、いわゆる緊急捕獲許可というのは従来は県が持っていたんですけれども、ことしからは仙台市のほうに権限移譲されましたので、各区や総合支所、こういったところと連携を図りながら的確な対応というものは私どもも図ってまいりたいというふうに考えております。 58: ◯小山勇朗委員  最近は熊も多く出没していますから、そして民家のほうに来ていますでしょう。そういう意味からすれば、人命を守るというふうな意味合い、そしてまた、先ほど述べたように廃棄野菜の関係で言うのと今度は放任果樹、これに対する取り組みというと、猿だから環境局かというふうな話にもなっていくわけですよね。そういう意味では、放任果樹などについて具体的に環境局として指導している例えば内容があれば、そういうものも含めて一つの資料として提供していくとか、そういう形にしていかなければだめなんです、やっぱり。だから、わなで言えば、熊だってわなでとっているわけだから、あれは狩猟でしていますけれども、いろいろな意味合いで同じく共通している部分があるんですよ。農業被害だけでなくて、人的被害なども含めて考えれば、ちゃんと一緒になって問題に取り組んできているわけだから、環境局だって、猿の追い上げから何から朝早くから大変な思いをしてやってきているわけですから、そういうものを一つにして提供して、きちんと議論してもらう場を設定すべきだろうと、このように思いますので、今後そこのところは十分配慮していただきたいなというふうに思いますが、どうですか。 59: ◯環境局長  今、お話にありましたとおり、多くの部署が連携しながらこの対策をとっているというところでございます。私どものほうが中心となりまして庁内の関係部署、経済局はもとよりですね、先ほども申し上げました区の区民生活課ですとか、総合支所であればまちづくりの担当ですとか、そういったところと連絡協議会というのを設けていまして、そこで意見を集約しながらこれまでも対策を講じてきたということがございます。  先ほどの放置野菜ですとか果樹について、環境局のほうでも対応は経済局と一緒に取り組んでいますし、猿については大型箱わな、こういったものも私どものほうが中心となりながら、猿も学習しますので、定期的な移設ですとかこういったことを通じながら、総合的な対応というものはやはりみんな一緒になって取り組むのが重要だと思っていますので、今後とも的確に対応してまいりたいというふうに考えております。 60: ◯嶋中貴志委員  今のお話ですと、人的なほうは環境局という話ですけれども、御認識されているかどうか、イノシシも人的な被害があったかもしれないというのは、最近いわゆる中山間地との境の郊外団地なんかの中には大体公園がありますね。そうすると、そういうところにもイノシシが出ていると、こういう事案があるというお声が寄せられました。御認識されていると思いますが、どうですか。 61: ◯農業振興課長  御紹介いただきました事案につきましては宮城地区のみやぎ台かと存じます。こちらにつきましては、宮城総合支所公園課が既にワイヤーメッシュ柵、公園課として設置をして侵入防止に努めていると。さらに遊歩道等があって開口部もあるという現地なものですから、巡回も含めて宮城総合支所のほうで対応しているというふうに報告を受けてございます。 62: ◯嶋中貴志委員  本当に総合支所のほうで、もうすぐワイヤーメッシュをやっていただいたと。公園から遊歩道がついているようなところで、ちょうどイノシシの通り道になって、遊歩道ですから一概に塞ぐわけにもいかないという難しいところだったんですけれども、とりあえずは今できる現況をやっていただいたということで、本当に素早い対応に敬意を表したいというふうに思いますけれども、いずれこれからそういうこともあると。今回の御説明ですと、いわゆる中山間地内のこれまでの被害状況による対応、いろいろな面で取り組まれているというふうに思っておりますけれども、人的な被害、もう一つ言えば、最近は青葉区ですけれども、米ヶ袋だと住宅地内に鹿が出てきたりとか、そういうようなこともあって住民の方が大変不安に思っているところもありますので、そういったときにどうしたらいいのかと、どこにまず一報するのかとか、そういうのをもうちょっと周知徹底、そういうことがわかるような形でこれからお取り組み願いたいなというふうに問題提起をしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 63: ◯農業振興課長  野生鳥獣の目撃情報等につきましては、従来から各区役所総合支所、こちらのほうが窓口としてお受けしてございます。  今、委員御指摘のとおり、私どもはやはり農業者の方を中心に広報というふうにもありましたけれども、より広範囲な広報等につきまして検討してまいりたいというふうに考えます。 64: ◯嶋中貴志委員  課長の御答弁はそれでいいんですけれども、先ほど小山委員からもありました、各現場に任せみたいな、そんなことじゃなくて、じゃそれぞれ所管の局としてどうするのかと、どういう気持ちでこれから臨んでいくのかというのを、局長さんからどういう決意なのかお聞きしたいと思うんですけれども。 65: ◯経済局長  先ほどまでの答弁、その他質問の中にもありましたが、基本、我々は農業被害というのがスタートでございましたが、現状としましてはやはり有効対策、抜本的な対策がない中で対症療法でやってきた結果、野生有害鳥獣の活動範囲が大変広がっているというのが実情だと思います。  ですから、先ほどお話のありました住宅街という点もありますけれども、経済局としてはやはり幅広にこれから捉えていく必要があるのかなと。その中で環境局が元締めにはなるんですが、それとタイアップして、我々は実働部隊としてしっかり区役所とも連携しながら対策をとっていきたいと、そういうふうに考えております。 66: ◯委員長  ほかに質問はございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67: ◯委員長  なければ、これをもって委員会閉会いたします。...