資料2-2の1でございますけれども、
計画見直しの
趣旨につきましては先ほど御
説明をしたとおりでございまして、
計画の
概要でございます。
2の
計画の
概要のところに、まず(1)といたしまして、
土地利用に関する
計画でございます
農用地利用計画の中におきまして、今後10年以上にわたって
保全をすると言われております
農用地区域の
設定方針ということで、下記のaからcまで3点ほど
掲載をしておりますけれども、こういった観点で
農用地区域を
設定するというふうなことで
検討を進めております。
なお、その下に
括弧書きでただし書きを記載させていただいておりますけれども、
農用地区域の
設定の
考え方に該当するものを、下にございます(a)から(c)の三つに掲げる事案に該当する
農地につきましては
農用地区域には含めないというふうなことも含めて現在
検討を進めているというところでございます。
裏面をごらんいただければと思います。
裏面に
検討状況といたしまして、
農用地区域の取り扱いについてまとめております。今回、
農用地区域に
編入する
予定というところにつきましては現在27ヘクタール、一方、
農用地区域から
除外をするところにつきましては約467ヘクタールで、現在も
協議、
検討段階ということで、今後、
数値等が変動するというふうなところはございますので、御留意いただければというふうなことでございます。
次に(2)、
農業振興施策に関する
計画につきましては、今後、見込まれます
圃場整備でございますとか、必要な
ため池改修等の
農業生産基盤の
整備に関する
事業、また、
ミニライスセンター等の
共同処理加工施設の
整備等について記載しておりますほか、ほかの
農業関係施策、
担い手の
育成ですとか
新規就農者の
施策ですとか、そういった
各種施策との
整合性を図るよう、その
内容を記載をしているというふうなところでございます。
資料2-1のほうにお戻りいただきまして、
最後に今後の
予定についてでございます。
ただいま御
説明をさせていただきました
見直しの
検討過程におきまして、今般、この
計画素案に対する
農業者を初め
市民の
皆様方の御
意見を
募集するというふうなことで、本日から6月15日まで
実施をいたしますという
状況でございます。
その後、3回目の
検討委員会を
開催いたしまして、
計画素案の
協議、
決定、続いて
農政推進協議会で
計画案の
協議、
決定を行いまして、
関係機関等への
意見照会でございますとか必要な
法手続を経まして、ことしの12月に
計画変更を行いたいというふうに考えているところでございます。
なお、
農用地区域の
変更を
検討しております
土地利用計画図素案、
計画素案を添付しておりますので、後ほど御高覧いただければと存じます。
説明は以上でございます。
4:
◯委員長 ただいまの
報告に対し
質問等はございませんか。
5:
◯小山勇朗委員 ちょっと聞いておきたいんですが、この
図面から言えば、農振
地域が
青枠、
あと農振
農用地が
黄色というふうな形で示されていますよね。
農業委員会に
農地転用の
関係だのを
申請できるのが農振
地域なのか、あるいは農振
農用地としてあれば
農業委員会に対して
農転をかけられるのか。その辺、まずお聞かせいただきたいと思います。
6:
◯農政企画課長 農地転用の
申請が可能な
農地につきましては、今、ごらんいただいておりました
資料、
農用地利用計画変更素案のうち
黄色に
着色をされていない
農地につきましては
農地転用の
申請ができると。逆に
黄色に
着色されているところにつきましては、
農地転用はできないというふうな
制度になっております。
7:
◯小山勇朗委員 その辺は
申請する側としても、もう何十年と
農転もかけられないと、
申請もできないという
人たちがこういう
見直しのときに救われるようなというか、そういう形で、
資材置場にしたり、あるいは
宅地に
変更したり、いろいろな部分をやっていける道をつくるわけですよね、
一つは。
農用地として例えば認められないと、10
町歩以上は
農用地として認めるけれども、それ以下はだめだよと、こういうふうにはっきりなっているからね。だから小さな
農用地、今現在、
農業を営んでいるところが
農転もかけられない、そういうもので例えばお父さんが亡くなった、あるいは
遺産相続でそういうものも売らざるを得ない、そういうときに
農地転用ができて
宅地にして売ったのと全然違うわけでしょう、差がね。そういうのをいろいろ考えていくと、何であたりが
黄色に塗られていて、ここは
黄色にも塗られないんだ、どういうことなんだというのがその
地域からしたら
意見として出てくるわけですよね。納得できるような
説明になっていないんだね。もともと
農用地として
申請をして、
法律ができる前かな、
農用地のまま使ってきているのがあるわけですよ。それを見てきている
農業者からすれば、何で今おらいでできないんだと、こういうふうな話になってきているのが現状なところもあるんですよ。そういうところをやっぱり
仙台市としてもきちっと把握をしながら、ここについては農振
地域として青葉区でくくったにしても、
黄色をつけられないだけでなくて、
黄色をつけられないところの
農地に対する
農業者に対する
説明というか、そういうものをしていくべきでないかと思う。そうでなければ、
申請したくているわけだから、でもおたくはだめですと、こうやって頭から断られるわけですね。そういうのを
一つの
課題として捉えているのか、あるいは今後の中でそういう要請があれば応える
状況を持っているのか、全く10
町歩以上でなければだめだねというふうになるのかね、その辺の
考え方を聞いておきたいんですが。
8:
◯農政企画課長 まず、
農用地区域につきましては、
法律の枠組みの中で、先ほどごらんいただきました
資料2-2の
概要のところにも示させていただいておりますとおり10ヘクタール以上ですとか、
あとは過去に
圃場整備等、
公共投資をやった
農地といったところはやはり引き続き
農地として活用していただきたいというふうなことで、
農地転用についての制限も加えているという
状況でございます。ですので、そういったところで御
要望いただいた場合には、やはりどうしても
制度上、お断りをさせていただいているというのが実情でございます。
今回、
見直しをするに当たりまして、昨年秋から冬にかけまして御
要望等をお受けいたしました。
資料2-1の2の
経過のところにお
示しをさせていただいておりましたけれども、
平成30年1月というところで、
米印で、提出された
意見等の
概要というふうなところで、特に(2)の
農用地区域の
変更申出というふうなことで、まさに今、
委員お話しございましたとおり、個別に各
農業者の
方々等から、ここをどうしたいというふうな御
相談といいますか、お
申し出をいただいたのが、全体で
編入が2件、
あと除外が46件という
状況でございまして、今回こちらのほうの個別に御
相談いただいた
内容も含めて
さまざま検討をさせていただいて、本日、御
説明をさせていただいている
素案という形でお
示しをさせていただいているというふうな
状況でございます。
今後でございますけれども、先ほど申し上げたように、本日からまた
意見を頂戴をするというふうな機会を通じまして、さまざま個別に御自身の
農地に関していろいろと御
意見等ある方もいらっしゃろうかと思いますので、そういった御
意見をさらにお聞かせいただきながら、
計画案として成案にしていきたいなというふうに考えているところでございます。
9:
◯嵯峨サダ子委員 私からも幾つか
お尋ねをしたいと思います。
まず、
資料2-1の、ただいま
小山委員の御
質問にも
関係するんですけれども、提出された
意見等の
概要ということで、
計画見直しへの
意見1)、2)、3)とあるんですけれども、具体的な
意見の
中身を御
紹介いただければと思います。
10:
◯農政企画課長 昨年7月からことしの1月にかけまして
実施をいたしました
意見募集でございますけれども、その中で御提出いただきました
意見の主な
内容といたしましては、例えば
秋保地区での
圃場整備でございますとか、
あとは泉の
根白石地区での
用排水路の
整備など、
農地や
用排水路等の
整備に関する
意見が6件でございます。
あと、太白区の
郡山地区の畑への
進入路でございますとか、
レクリエーション農園を
設置したいといった
土地利用に関する御
意見が2件、その他、
農業振興の
取り組みに関する
意見というふうなことで1件御提出をいただいているという
状況でございます。
11:
◯嵯峨サダ子委員 ちょっと私も事前に
中身について
調査をしたんですが、3)の
農業振興全般についての
意見は1件だということなので、この1件のみ全文御
紹介いただけますでしょうか。
12:
◯農政企画課長 その他、
農業振興に関する
取り組みというふうなことで、国の指導のもと、
助成金の
対象となる
施策に乗じた
振興策というものを行っているようですけれども、小規模の
農家にも
支援をお願いしたいといった御
意見でございます。
13:
◯嵯峨サダ子委員 農業区域変更の
検討状況の中で、
農用地区域への
編入予定が27ヘクタール、
農用地区域から
除外予定が467ヘクタールというふうにあるんですけれども、この
地図でマップになっているので大体の場所やなんかはわかるんですけれども、
除外予定とする主な
理由というのはどういう
理由になっているんでしょうか。
14:
◯農政企画課長 除外を今
検討しております
土地でございますけれども、先ほどごらんいただきました
設定方針を基準に、例えば10ヘクタール以上のまとまりがないところでございますとか、
あとは
山林化等によりまして今後
農地としての
利用がなかなか困難だろうというふうな
土地を現在、
農用地区域から
変更するというふうな形で
検討しているところでございまして、この
地図のほう、線と重複して見づらくて恐縮ではございますけれども、
図面でいきますと青で
着色をさせていただいているところを
中心に
検討しているという
状況でございます。
15:
◯嵯峨サダ子委員 5月から6月にかけて
市民意見の
募集をする
予定でございますね。このときに
除外予定の
区域が具体的にどこどこの
地区というふうに明示がされないと、なかなか
市民の皆さんが
意見を出しにくいのではないのかなと思うんですが、
パブコメをとるときの実際の
資料なり
図面なりは、そこまでちゃんと公表されるんでしょうか。
16:
◯農政企画課長 本日御提示をさせていただいています
資料を
ホームページ等で御確認いただけるように
掲載をいたしますほか、区役所、
あとは各
農業者のことを想定いたしますと、
JAの
支店等で
紙ベースでも閲覧できるように
資料のほうを配置の上、御
意見を
募集したいというふうに考えているところでございます。
17:
◯嵯峨サダ子委員 それから、全国的にも
仙台もそうなんですけれども、
農業に新たに従事する
方々をいかにふやしていくのかというのが
課題になろうかと思うんですが、
担い手育成に向けた
取り組みをやっていくということなんですけれども、この
素案でも、余り市が独自で
取り組みをするという
中身が見受けられないというふうに思うんですね。
それで、実際、
新規就農者がこの間どれくらいふえているのか、その辺の実態をお
示しいただきたいと思います。
18:
◯農業振興課長 新規就農者の数でございますけれども、
平成25年度から
平成29年度までそれぞれ申し上げます。
平成25年度20人、
平成26年度が19人、
平成27年度が12人、
平成28年度が26人、
平成29年度が6人というふうになってございます。
19:
◯嵯峨サダ子委員 今、
課長さんからおっしゃっていただきましたが、
平成25年度からずっと2桁台で来て、
平成28年度が26名。ところが
平成29年度は6名ということで極端に少ない数になっているんですけれども、これはなぜ少なくなっているんでしょうか。
20:
◯農業振興課長 お尋ねの
新規就農者の数の変動でございますけれども、自分でといいますか
自営で就農された方、それから
農業法人に雇用された方というところがございまして、
平成28年度、前年度におきまして
法人等に雇用された方、こちらが17名でございまして、当初
自営で就農された方が
法人に移行されたというところが反映してございます。
21:
◯嵯峨サダ子委員 それから、
新規就農者に対する国の
支援がございますよね。前は
青年就農給付金という
制度だったのが、
平成26年度から
農業次世代人材投資資金対象者というすごく小難しい名前になっているんですけれども、これによって
新規就農者がふえているのかと思うと、どうもふえていないような気がするんですね。パンフレットもいただきまして見ましたけれども、準備型と
経営開始型と二通りあるんですが、
要件が結構ハードルが高いというふうに感じたんですが、御当局としてはどのような御認識でしょうか。
22:
◯農業振興課長 委員御
紹介のとおり、従来は
青年就農給付金というのが
農業次世代人材投資資金という形で名目が変わってございます。
内容といたしましては、
新規就農された方が
農業収入で生活するためにというところがございまして、その間、
年間最大150万円を5
年間、半年ごと給付するという
事業でございます。原資が
公的資金といいますか税金ということもございまして、さらに就農されている方が今後とも
農業を続けられるようにということで、就農されて3年目に
経営状況を確認し、5年後に確認をしてという形で
対象者を
支援していると。それに向けて私
ども仙台市もそうですけれども、
関係機関として
農業普及センターそれから
金融機関等も含めて、その
経営状況も逐次指導しながら
育成に入っているというところでございます。
23:
◯嵯峨サダ子委員 実際、それでは
新規に
農業をやりたいということで、この
事業の
対象の
資金を受けたいという御
相談というのはどれぐらいおありだったんでしょうか。
24:
◯農業振興課長 御
希望の方につきましては、随時、
相談会ということで、先ほど申し上げた
関係機関、私ども、
農業普及センター、それから
公的金融機関、そういったところも含めて随時
受け付けをしております。おおむね毎月ということですけれども、御
希望があってという形になっていまして、昨年
平成29年度は
年間で8回
開催してございます。
25:
◯嵯峨サダ子委員 8回
開催して、どれぐらいの方が御
相談に訪れたんでしょうか。
26:
◯農業振興課長 8回で、たしか複数だったと思いますけれども、正確な数字は今持ち合わせございません。後ほど御
報告申し上げます。申しわけございません。
27:
◯嵯峨サダ子委員 本当に厳しい
要件であるし、それからこの
要件に合致しないでというかな、
要件どおり遵守しなかった場合に返還も求めるとか、私から見るとかなり厳しい
中身になっているんで、ある程度厳しくするのは当然だと思うんですが、ただ、これでもって
新規就農者を果たしてふやしていけるのかどうかというところは、非常に私は疑問に感じるところがあります。それで、国のこういう
制度にだけ頼るのではなくて、市独自で
新規就農者をどうやってふやしていくのかというふうな
工夫や
努力が私は必要じゃないかというふうに思っているんですね。
新聞報道とか見ると、今、
若者を
中心にして
田園回帰が起こっていると。要は都会で暮らしていた
若者たちが
農村に移住したりなんかして
農業に携わるということが非常にふえているという
記事なんですけれども、
移住者の
相談も
官民一体となって
自治体がやっているんですが、一番
相談件数の多いのが長野県で、これは
年間で1万5021件
相談があると。大体
東北だとか、北海道は別としてですね、なぜ少ないのかというと、やはり
過疎化の始まりが早くて、
西日本のほうは行政も
地域も早くから
若者の受け入れを
支援しているというのが
西日本のそういう進んでいる
相談事例なんですけれども、しかし
東日本は
規模追求や米だけなど単作が多くて
機械化が進むため
若者や
女性の活躍の場が少ないというふうにこの
記事では分析をしているんですね。高知県なんかは
Iターン就農がここ数年でふえているとか、宮崎県はお
試し就農などの
支援ですとか
JAとの連携といった対策が功を奏しているだとか、島根県なんかも6次
産業の
担い手として活躍するケースが出てきているということで、
自治体独自の
取り組みが若い者を
中心にして
農村での暮らしを求める、こういう潮流が目立っているという
記事なんですけれども、だから多様な
担い手を育てていくという点で言うと、国のこういう
支援だけに頼らずに、
仙台市独自でどういう
支援策、政策を持てば、もっともっと
仙台で
農業をしたいと、あるいは6次化に携わりたいと、こういう人がふえていってもらえるのかと。
仙台は本当に
都市近郊農業で、大事な大事なやはり私は
仙台市の
農業だと思っていますので、そういう点での
工夫や
努力がもっともっと必要じゃないかというふうに思うんですが、いかがお考えでしょうか。
28:
◯農業振興課長 委員御指摘いただきました
西日本と
東日本の違いというのもございますけれども、
仙台市独自の
事業といたしまして
農業小規模機械導入、いわゆる
管理機と言われる
野菜畑の
あぜ寄せ用の
機械とか、そういったものについても独自の
事業として持ってございます。それから
委員御
紹介の
野菜関係の
ハウス設置ですね、そちらについても市独自で持っておりますし、さらに
経営感覚ということであれば、昨年から
次世代農業者の
育成ゼミということで、
先進農家、
法人経営者のみならず、
金融関係あるいは
経営マネジメント、それから最終的には
法人化までにらんで労務、
人事管理、そういったものまで
東北大学と連携しまして
年間13回の講演を
実施してございまして、これからの多様な
担い手の
育成について
努力しているところでございます。引き続き
検討してまいりたいと思います。
29:
◯嵯峨サダ子委員 大
規模化だけを推進するというのではなくて、
兼業農家がまだまだ
仙台でも多いわけですから、そういったところへも
支援をするとか、先ほどの
意見の中でも
小規模農家への
支援もお願いしたいということで御
意見が寄せられているわけですから、そういう多様な営農に対してちゃんと市が目を向けて、そこにも光を当てるというような
施策が私は必要じゃないかというふうに思うんですね。
そういう点から言うと、
自治体の
努力が一層求められているし、市もこれからそういう方向で進みたいというときに、じゃ国の
農政はどうなのかというと、今年度から
戸別所得補償も廃止をされましたですよね。18日にはアメリカを除くTPP11が、国会でわずか6時間しか審議をしないで承認を強行するとか、そういうことをやっていては、本当に
自治体の
取り組みを無にするような今の国の
農政の
あり方って、私、本当にひどいなというふうに思うわけですね。だから、このままいくと
農業生産額も国全体として物すごい減少になるわけですよ。国は余り減らないなんて言っているみたいですけれどもね。1500億円から2000億円を超えるんじゃないかというふうにも言われていまして、やっぱりそういう
農政に対して
基礎自治体としてきちっと物を言っていくということが私は避けられないというふうに思うんですよ。そういう意味で、
最後に
局長の御
意見を伺いたいと思います。
30:
◯経済局長 地域の
農業振興に関しまして国のほうに
要望、
陳情の働きかけなどにつきましては、いろいろな
市長会の場とか、それから国の
機関との
打ち合わせ会議の場などでそういう
場面、
場面で
陳情、
要望とかをさせていただいているところでございます。
大きなところはやはり国、県、市が
一体となってやっていかなければならないというのは
一つあると思うんですが、それとともに
仙台市の
農業、やっぱり
農業の
あり方というのは
地域ごとに違うものがあると思いますので、我々としても、
先ほどお話が出ました
機械や
施設整備への
支援、それからやはり
大都市近郊ということで
商品化作物への転作、それから6次
化産業、さらに言えば
女性の進出、こういうのを
仙台市に合った形で推進することによって地元の
農業振興にこれからも努めてまいりたいと、そういうふうに考えております。
31:
◯委員長 ほかに
質問はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
32:
◯委員長 なければ、次に
文化観光局より
報告願います。
33:
◯文化観光局長 文化観光局から2点御
報告申し上げます。
初めに、
東北絆まつりにつきまして、
資料3に基づき
報告いたします。
ことしの
東北絆まつり2018
盛岡は、6月2日土曜日、それから6月3日日曜日に
開催されます。
盛岡市
中央通において
東北の六つのお祭りのパレードが2日間行われ、
メーン会場となる
盛岡城跡公園ほか5会場ではさまざまな
イベントが
開催されますので、
委員の
皆様に御案内申し上げます。
続きまして、
平成29年市内観光客入り込み
状況につきまして、
資料4に基づき御
報告いたします。
平成29年の市内観光客入り込み数は2200万1714人で、宿泊者数につきましては572万8427人となりました。
観光客入り込み数につきましては、
仙台経済成長デザインにおきまして掲げていました
平成29年の入り込み数2300万人という目標にはいま一歩至りませんでしたが、経済成長デザインを策定しました
平成26年に比較しまして200万人以上増加しておりまして、
平成27年に過去最高となる2230万人を記録して以降、毎年2200万人台を維持しているところでございます。
一方、宿泊者数につきましては、
平成28年に比べ3.5%増加しておりまして、このうち外国人宿泊者数は16万8632人となっております。外国人宿泊者数全体の3割を占める台湾が前年比で約60%増となったことなどによりまして、3年連続で過去最高を更新したところでございます。
今後は、これまでの
取り組みを検証しながら引き続き交流人口の拡大に努めてまいります。
なお、先月
開催されました羽生結弦選手「2連覇おめでとうパレード」及び今月13日に
開催されました
仙台国際ハーフマラソン大会、また一昨日、昨日にわたり
開催されました
仙台・青葉まつりと、大型の
イベントが続きましたが、議員の
皆様方初め、
市民のボランティアなど多くの
方々によりまして滞りなく終了することができました。この場をおかりしまして厚く御礼申し上げます。
34:
◯委員長 ただいまの
報告に対しまして
質問等はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
35:
◯委員長 なければ、以上で
報告事項
関係を終了いたします。
この際、当局から
報告を受けた事項以外で
皆様から発言等がありましたらお願いいたします。
36: ◯庄司俊充
委員 農業委員の選考、今度
変更になるということで、これまでの選挙から推薦制ですか、6月議会第2回定例会で議会の同意を得るということになっておりますけれども、現在の
状況をお伺いさせていただきます。
37:
◯農政企画課長 農業委員の任命でございますけれども、今
お尋ねにもございましたとおり、現在の
農業委員の任期がことし7月14日までということでございまして、新たな
委員19名の任命に向けてその選定手続を進めているというところでございます。
ことしの2月から3月にかけまして約1カ月間、
委員候補者の推薦及び公募を行いました結果、22名の応募、推薦があったという
状況でございます。
その22名の
方々につきまして、外部の
方々から成ります選定
委員会を
開催いたしまして、応募者等の推薦
状況でございますとか、
あとは経歴、応募
理由等々に基づきまして審査等を行っているというところでございます。
現在、選定
委員会での選定結果を踏まえまして、
お尋ねにもあったとおり第2回定例会への議案提出に向けて最終的な
内容の精査を行っているというふうな
状況でございます。
38: ◯庄司俊充
委員 これに伴いまして、
地域で活動していただく推進
委員というんですか、その
状況はどのようになっていますでしょうか。
39: ◯
農業委員会事務
局長 農地利用最適化推進
委員につきましては、
農業委員同様、ことし2月から3月までの推薦及び公募期間に、14
区域34名の定数に対して44名の方の推薦、応募があり、5月
開催の
仙台市
農業委員会の
農地利用最適化推進候補者選定
委員会において選定する方向で今進めているところでございます。
40: ◯庄司俊充
委員 定員的には間に合っているんですか。欠員は出ていませんでしょうか。
41: ◯
農業委員会事務
局長 なお、七北田
地区につきましては定数3名に対して1名の欠員がありまして、本日5月21日から1カ月間、6月20日まで再
募集を行いまして、6月末ごろに
開催予定の選定
委員会で選定する
予定と考えております。
42:
◯委員長 ほかに
皆様から発言等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
43:
◯委員長 なければ、これをもって
協議会を閉会いたします。...