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仙台市議会
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2017-08-21
>
総務財政委員会 名簿 2017-08-21
総務財政委員会 審査日程 2017-08-21
総務財政委員会 本文 2017-08-21
総務財政協議会 本文 2017-08-21
市民教育委員会 表紙 2017-08-21
市民教育委員会 名簿 2017-08-21
市民教育委員会 審査日程 2017-08-21
健康福祉委員会 表紙 2017-08-21
健康福祉委員会 名簿 2017-08-21
健康福祉委員会 審査日程 2017-08-21
健康福祉委員会 本文 2017-08-21
都市整備建設委員会 名簿 2017-08-21
都市整備建設委員会 審査日程 2017-08-21
都市整備建設委員会 本文 2017-08-21
都市整備建設協議会 本文 2017-08-21
経済環境協議会 本文 2017-08-21
市民教育協議会 本文 2017-08-21
健康福祉協議会 本文 2017-08-21
経済環境委員会 表紙 2017-08-21
経済環境委員会 名簿 2017-08-21
経済環境委員会 審査日程 2017-08-21
経済環境委員会 本文 2017-08-21
総務財政委員会 表紙 2017-08-21
市民教育委員会 本文 2017-08-21
都市整備建設委員会 表紙 2017-08-21
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平成4年第2回定例会〔 委員会審査報告書 〕 1992-06-23
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仙台市議会 2017-08-21
市民教育委員会 本文 2017-08-21
取得元:
仙台市議会公式サイト
最終取得日: 2021-07-24
1: ※
会議
の概要
◯委員長
ただいまから
市民教育委員会
を開会いたします。 本日は、
田村稔委員
より欠席の届け出がありましたので御
報告
をいたします。 本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。 なお、
委員会終了
後、引き続き
協議会
を
開催
し、
委員会審査事項
以外の
所管事項
について当局からの
報告
及び
質問等
を願いますので、よろしくお願いをいたします。 《閉会中
継続審査
について》 2:
◯委員長
それでは、これより
審査
に入ります。
審査事項
は、「今後の
救急需要
への
対応
について」及び「
伊達政宗公生誕
450年
事業
について」でありますが、「今後の
救急需要
への
対応
について」は前回の
委員会
で
審査
をいたしておりますので、本日は「
伊達政宗公生誕
450年
事業
について」を
審査
いたします。 それでは、
伊達政宗公生誕
450年
事業
について、
教育局
より
説明
を願います。 3:
◯教育長
本年は、
仙台藩祖伊達政宗公
が生誕して450年目の
記念
すべき年でございます。
仙台市内外
では数多くの
記念行事
が行われておりますが、当市でも
文化観光局
や
教育局
が
中心
となって、
政宗公
の
業績
を多くの
市民
の方、そして
全国
に向けて発信するための
事業
に取り組んでいるところでございます。 本日は
伊達政宗公生誕
450年
事業
についてと題しまして、
仙台
市
博物館
を
中心
に
教育局
でどのような
取り組み
を進めているのかについて
博物館長
より御
説明
を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 4:
◯博物館長
それでは、
伊達政宗公生誕
450年目に当たり、
仙台
市
博物館
で取り組んでいる
事業
について御
説明
いたします。
仙台藩祖伊達政宗公
は、
永禄
10年、
西暦
1567年8月3日に
米沢城
で誕生しました。若くして奥州第一の
戦国大名
であった
伊達家
の当主となり、数年にして周辺の
大名
を滅ぼしたり服属させたりして引き継いだ
領地
を2倍以上に広げました。
豊臣秀吉
によって、拡大した
領地
の多くを没収され、また、
米沢
から現在の大崎市
岩出山
への
領地
がえを命じられるなどの困難もありましたが、慶長5年、
西暦
1600年に
仙台
を新たな居城と定め、以降、
城下町
の
建設
や街道、運河など
交通網
の
整備
、
新田開発
などを進め、
仙台藩
62万石の基礎をつくりました。 また、
ヨーロッパ
へ家臣の
支倉常長
らを派遣した慶長遣
欧使節
は、世界史的にも高く評価されています。 寛永13年、
西暦
1636年5月24日に
江戸
で亡くなっています。 ここから
仙台
市
博物館
の
取り組み
を御紹介いたしますが、以後は、
学術研究機関
でもある
博物館
の立場から、敬称を略して
伊達政宗
と呼ぶことを御了承ください。
仙台
市
博物館
は、昭和26年に
伊達家
から
仙台
市に寄贈された
文化財
をコレクションの核としており、開館以来、
伊達政宗
に関する
資料
の収集や
調査研究
を進め、
常設展示
でも常に
伊達政宗
に
関係
する
文化財
を
展示
してまいりました。現在の新館になって以降だけでも、ここにお示ししたようなテーマで
伊達政宗
に関する
特別展
や
企画展
を
開催
しております。 また、
博物館
では、平成2年度から26年度まで
仙台
市
史編さん事業
を行ってきましたが、その中で
伊達政宗
の古
文書
を
全国
的に調査し、
資料編伊達政宗文書
全4巻に4,000点以上の
資料
を収録しました。また、
市史
の各巻でも
伊達政宗
に関する
研究
が進み、領国の
整備
や
城下町
の
建設
、
文化事業
などに関して多くの新しい成果を
市史
の記述に加えてまいりました。
ちなみに、
伊達政宗
の
文書
は大変に
人気
があり、
資料編伊達政宗文書
1は初版及び
増刷分
が全て売り切れ、現在は
品切れ状態
となっております。 ほかにも
仙台城
や
若林城
などの
発掘調査
で、
伊達政宗
当時の城に関してさまざまな事実が明らかになっています。こうした状況を受けて、
伊達政宗
に関心を持つ
研究者
も
全国
的にふえており、関連する
歴史書
の出版も相次いでいます。
博物館
では、
情報資料センター
において、
伊達政宗関連
の書籍約150冊をそろえた
特集コーナー
を設けております。 これまで、
伊達政宗
については、数年にして大きく領土を拡大させたという
戦国大名
、
最後
の
戦国武将
としての姿にスポットが当たりがちでした。しかし、
伊達政宗
が
仙台城
や
城下町
の
建設
に着手したのが35歳のとき、そしてそれ以降進められた
仙台藩政
が、現在の
仙台
や宮城という地域の礎となったことを考えると、
仙台藩主
、すなわち為政者としての
伊達政宗
の
業績
についてこれまで以上に目を向け、再評価する必要があります。 例えば、この
仙台
の基となった
城下町
の
建設
について見ますと、
伊達政宗
が手がけた街路は碁盤の目を基調としたもので、明治以降の
近代化
や
戦災復興
の際にも、
道路幅
の拡幅は行われたものの大なつくりかえは必要としなかったほど、現在も通用する先進的な
都市計画
でした。幕末の
文久元年
、
西暦
1861年に描かれた
城下町
の絵図でもその
様子
を見ることができます。 また、
四ツ谷用水
に代表される
都市機能
の
整備
、
屋敷林
や山林の育成を奨励することによってつくり出された循環型の社会は、杜の都の原形となり、さらには
神社仏閣
の造営は、
文化
的にも精神的にも藩内に大きな影響を与えました。 こうしたことを踏まえて、
仙台
市
博物館
では今年度さまざまな
取り組み
を実施いたしますが、その中でメーンとなるのが
特別展
「
伊達政宗-生誕
450年
記念
」の
開催
です。本
特別展
は、
館蔵資料
はもとより、
国内各地
から多くの
関係資料
を集め、
動乱
の
時代
を駆け抜け、太平の世を生きた
伊達政宗
の
足跡
と生涯、そしてその
人物像
に迫ろうとするものです。会期は、10月7日から11月27日までを予定しています。
伊達政宗
は、
戦国武将
の
人気ランキング
で常に上位に位置しています。その
政宗
の
足跡
と生涯を国宝、
重要文化財
、
ユネスコ記憶遺産
に指定されているものも含め約230点の本物の
資料
でたどれるまたとない
機会
です。 なお、本
展覧会
は、ほかには巡回せず、
仙台
だけでの
開催
となります。
市民
、県民の
方々
はもとより、
全国
から多くの方に御来館いただき、このまたとない
機会
に御観覧いただければと考えております。 ここで、本
展覧会
の見どころを
幾つ
か御紹介いたします。 まず、御紹介したいのは、
重要文化財
に指定されている
伊達政宗
の
甲冑
に加え、
政宗
の重臣として知られる
伊達重実
、片倉小十郎の
甲冑
が一堂に会することで、これは約30年
ぶり
のこととなります。 最近、
日本刀
が
全国
的にブームになっていますが、この
展覧会
でも
伊達政宗
が
豊臣秀吉
にタカと鶴を贈った際に返礼として拝領し、愛用したという太刀、
はばき国行
を
展示
します。これは
当館
では初めての
公開
となります。 また、
伊達政宗
が
南奥羽
の覇者となることを決定づけた
摺上原合戦
の当日に書かれた
伊達政宗書状
、そして天下分け目の
関ヶ原合戦
の当日にその
様子
を、勝者となった
徳川家康
が
伊達政宗
に知らせた手紙を
展示
します。 先ほども紹介しました慶長遣
欧使節
につきましては、
支倉一行
が
ローマ教皇
に謁見する場面を載せた
伊達政宗
遣
使録
、これは
使節
一行の
足跡
を記したもので、
ヨーロッパ
で出版されたものですが、この絵を収録した
ドイツ語版
は大変に珍しく、
国内
では85年
ぶり
に発見されたものをこのたび
博物館
で購入し、本
展覧会
で
公開
いたします。
伊達政宗
が生きた
時代
は、
動乱
の世を
豊臣秀吉
、
徳川家康
が平定していく過程にありますが、
伊達政宗
と対峙したこの2人の
天下人
に関する
資料
も
幾つ
か
展示
します。
伊達政宗
は、思いのほか長い期間、
上方
の伏見や大坂、あるいは
江戸
で過ごしています。
伊達政宗
が生きた
時代
の
上方
や
江戸
の
様子
を描いた
資料
によって、当時のきらびやかな世情をごらんいただけると思います。 これは
近世初期
の
江戸
の
様子
を描いた
屏風絵
です。この中には
伊達政宗
の終焉の地となった
江戸桜田
の上屋敷の豪壮な姿も描かれています。これも
当館
では初めての
公開
となります。 また、この
展覧会
の
関連イベント
としては、
河北新報紙上
で
漫画
、
独眼竜政宗
が連載されておりますが、この
漫画
の
執筆者
である
千葉真弓
さんの御
協力
をいただき、原画や
ミニ動画
を館内のギャラリーで
展示
いたします。ほかにも2回の
記念講演会
、また
伊達武将隊
とのコラボイベントも
企画
しております。こうした
企画
も含めて、幅広い
年齢層
の多くの
方々
にこの
特別展
をごらんいただきたいと考えております。 このほか、
博物館
では
伊達政宗
に関する
講座
を6月からほぼ月に1度のペースで
開催
しております。これらの
講座
は、
博物館
の
単独開催
だけでなく、
仙台商工会議所
や
東北
工業大学の御
協力
を得て
共催事業
として
開催
するものも含まれております。
委員
の皆様には先日お配りしたところですが、
博物館
では、次世代を担う
子どもたち
に
伊達政宗
の生涯と
業績
を知ってもらおうと、
子供向け
の、よくわかる!
伊達政宗
を作成し、
市内小学校
5、6年生全員や
図書館等
へ1万9000部余りを無償配布いたしました。 そのほか、
仙台
市
博物館収蔵資料図録
、
伊達政宗文書
をこの3月に発行しています。この
図録
は、
博物館
で所蔵している数多くの
伊達政宗文書
から厳選した75点を納め、写真と
解読文
、解説を加えたものです。 また、2年前から実施している
市民図書館
との
連携講座
でも、
エピソード
から見た
政宗
の
人物像
の
講座
を7月20日、26日に実施しました。
エピソード
が非常に多い
伊達政宗
ですが、
政宗
を取り上げた本でどのように
エピソード
が記されているか、またその
エピソード
と史実はどのような
関係
になっているのかについて
図書館
と
博物館
のスタッフが
説明
をいたしました。 さらに、
博物館
だけでなく
文化財課
でも450年を
記念
し、毎年
開催
している
文化財展
では、11月に
仙台城
や
若林城
など
政宗とかかわり
のある
展示
を予定し、また恒例の
民俗芸能
のつどいでも
伊達家
とゆかりの深い
民俗芸能
の公演を予定しているところです。 このほかにも各自治体や
文化団体
、
市民団体
が行う
記念事業
は多数に上っています。
伊達政宗
の
時代
に始まる
仙台城下
や
仙台藩領
の
整備
は、その後も歴代の
仙台藩主
、藩の役人や
仙台藩士
、そしてあまたの町人や農民らによって営々と進められました。戊辰戦争や明治維新といった大きな
時代
の変革を迎えた後も、
仙台
は引き続き
東北
の政治、経済、
文化
の
中心地
としての地位を保ち、発展を続けています。 現在の
仙台
の市街地は、一見すると
城下町時代
の
痕跡
は全く失われたように見えますが、前述したように、実は
政宗
が手がけた
都市計画
の
痕跡
はそこかしこに残されています。450年という
記念
すべき年に今に至る
仙台
の
歴史
を再確認することは、次の
時代
へ一歩を踏み出す
出発点
としての
意味
を持つものとなります。その
意味
でも、
博物館
が実施する
記念事業
にたくさんの方が参加されることを願っております。
仙台
の
歴史
や
文化
を継承し、
まちづくり
に生かしていくためにも、
仙台
市
博物館
ではこの450年
記念事業
にとどまらず、今後も
仙台
の
歴史
や
文化
の
調査研究
、そして
情報発信
にしっかりと取り組んでまいります。 私からの
説明
は以上です。 5:
◯委員長
ただいまの
説明
を含めて本件について御
質問等
はございませんか。 6:
◯松本由男委員
どうも丁寧な
説明
ありがとうございました。 ちょっと教えていただきたいというか、冒頭で
教育長
から450年
事業
ということで、
仙台市内外
でという、外があるという話ですね。ということで、今の御
説明
は
仙台
市の中で
博物館
とかそういう細部の
事業
ということで御
説明
いただいたんですけれども、
仙台
市以外の
場所
で、
具体
的に今プレゼンでもあったように
米沢
とか
岩出山
とか、特にこういうところでの
連携
した
事業
というのがもしあれば御紹介いただければと思います。 7:
◯博物館長
今、
委員
から御指摘のありました
米沢
あるいは
岩出山
とは、
学芸室
の
レベル
では日常的にも交流があるところなんですけれども、ことしの
事業
に関しては、2年ほど前だったと思いますけれども、その
レベル
で、お互いに
連携
協力
できることがあればぜひしていきましょうという話があったという
記憶
をしておりますが、その後、
具体
的にこういう
事業
でこういう
協力
をしましょうとか
連携
をしたいという話は上がってこなかったというところでございます。 8:
◯松本由男委員
具体
には、小さい例えばパンフレットとかそういうのはやっておろうかとは思うんですが、いわゆる
事業
的な
事業
は、今回は450年の
節目
ではなされていないということで確認しました。 ということで、
最後
のまとめでもあったんですけれども、450年という
記念
すべき年に今に至る
歴史
を再確認することは次の
時代
への
出発点
となるという文言があるんですが、いわゆる
仙台
市だけをついつい捉えがちなんですかね、
仙台藩
で建てたわけですけれども、しかし、生まれてからここまでに至る紆余曲折、福島が大もとですからね、御先祖は
伊達藩
なんですけれども、
最低
でも生まれたところ、
米沢
とか
岩出山
とか、あとは大半を過ごしたところが東京、
江戸
であるという話もあるのですね。そこも含めて、
場所
を
仙台
ではなくて、そういうところとも
連携
をとりながら、今後
節目
の年だけじゃなくて、逆に毎年のようにしみ通るように
研究
だとかそういうのをしながらやっていけば、さらにすばらしい
政宗
にかかわるいろいろなことが
仙台
市としてやっていけるのかなと、そういうふうに感じた次第です。 なお、
政令市仙台
市なんですけれども、おかげさまの
仙台
市だと、
最低
でも
東北
5県の御
協力
、いろいろなのがあって
仙台
市が成り立っていると私は認識して常々思いますので、そういう観点からも今後引き続き、
節目
だけにかかわらず、
連携
をとりながら、
具体
なところの
仕組みづくり
をやりながらやっていただければと思います。 9:
◯委員長
ほかに
質問
はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10:
◯委員長
なければ、これをもって
委員会
を閉会いたします。...
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