ただいまの御
報告ですと、
商品券の
販売については好調でほぼ
完売近いとのことでございます。私も
販売が始まってから、炎天下、
販売所に並んでいる方々の姿も目にしてきました。
この
商品券なんですが、
販売は好調ですけれども、
利用については今どういう
状況なのか、堅調なのかどうか伺いたいと
思います。
5:
◯地域消費喚起型交付金担当課長 商品券の
利用に関しましての御
質問にお答えいたします。
商品券の
換金は月2回締めになってございまして、
取扱店から
使用済み商品券が
換金のために
事務局に送付されてまいりますのはこれからというタイミングでございますけれども、一部の
地域の
商店からは、予想以上に
商品券を御
利用いただく方が多いというふうな声をいただいているところでございます。
6:
◯庄司あかり委員 利用は堅調そうだと。なお
換金が始まれば特に中身についてもわかってくるのかなと
思いますけれども、この
商品券なんですけれども、1,000円券でおつりが出ないという仕様のため、
弁当屋さんですとか
パン屋さんなど、
小売店の中では取り扱わないというところもあるというふうに聞いています。そうした
店舗でも使いやすいように、
専用券については500円券にすべきだったのではないかという
意見も寄せられています。なぜ1,000円券にしたのか伺いたいと
思います。
7:
◯地域消費喚起型交付金担当課長 商品券の
額面金額の
設定につきましては、今回の
交付金事業の趣旨が、日常の
買い物に終わらない新たな
消費需要をいかに喚起するかという点にございまして、
一定額以上の
消費を期待する一方で、
商品券の使いやすさや
印刷コスト等も勘案いたしまして、
商店街連合会を含む
実行委員会で
額面の
金額設定については決定したものでございます。
8:
◯庄司あかり委員 今の時点で500円券に戻すことはできないので、1,000円券ということで、どういうふうに
商店街や
中小店舗の
皆さんに活用してもらうのかをぜひ御
一緒に
考えていっていただきたいと
思います。
そういう
商品券の好調な話題を聞いて、これから
登録したいという
店舗もあるかと
思いますけれども、いかがでしょうか。
9:
◯地域消費喚起型交付金担当課長 取扱店登録についてでございますけれども、
商品券の
使用ができる
取扱店は現在約4,200店の
登録をいただいております。
登録申請の
最終期限は本年11月30日でございまして、現在も
登録件数は
増加基調で進んでおります。
10:
◯庄司あかり委員 現在でも
登録したいという方がふえているということだと
思います。
商工会議所に加盟していない
店舗については
登録料が個人で2万円かかかると、法人では3万円など、そういう
設定になっていることに対して、それでは
参加をためらうというお声も聞いております。なぜこのような
対応にしたのかお伺いしたいと
思います。
11:
◯地域消費喚起型交付金担当課長 取扱店の
登録手数料についてでございますが、
取扱店の
登録に当たっては手間も
コストもかかりますけれども、
商工会議所等の
団体に
登録していただいている
事業者につきましては、それを
団体で取りまとめをしていただいておりまして、それらとの
負担の
均衡を図る必要があるという
考えから、
実行委員会において
手数料を決定したものでございます。
12:
◯庄司あかり委員 そもそも
予算議会に
プレミアム商品券の議案が出てきたときに、私ども、
登録手数料や
換金手数料を
中小業者の
皆さんに
負担させないような
制度設計にすることを求めましたけれども、結局こうやって
業者の
皆さんの
負担になっているということは問題だと
思います。
自治体によっては、秋田市や福井市、那覇市などでは
登録手数料も
換金手数料も取らないという方針になっているところもございます。今からでもそうした
対応をすべきだと
思いますけれども、いかがでしょうか。
13:
◯地域消費喚起型交付金担当課長 取扱店登録料を初めといたしました
取扱店の
負担とそれから本
事業の運営に係る
経費のバランスにつきましては、
自治体ごとの
考え方があるものと
認識してございますけれども、
政令市レベルでは
登録料や
振込手数料など何らかの
経費を徴収しているところが多いものと承知してございます。一方、本市では、
商品券換金後の
売上金の
振込手数料などは無料にしているところでございます。
御
指摘いただきました
登録料につきましては、先ほど申し上げましたとおり、
各種コストの
負担の
均衡を図ったものでございまして、御理解をお願いしたいと
思います。
14:
◯庄司あかり委員 国からの
予算を元手に
経済の
活性化に資するものとして始めたわけですから、
経済の主役である
業者の
皆さんの
負担にならないよう、引き続き配慮が必要だということを申し上げまして
質問を終わります。
15:
◯小野寺淳一委員 では、私からも杜の
都プレミアム商品券についてお伺いします。
11日、12日と
両日、私の近くのほうでも
販売が
開始されて、7時の段階で
警備員さんが配備されて
対応に当たられたという箇所も見させていただきました。
11日、12日、
両日とも非常に晴れて高温にもなったかと思うんですけれども、問題は少なかったというふうには
思いますけれども、
局長からも出ましたけれども、実際、問題がまるきりなかったわけではなかったと思うんですね。その辺の
問題点と、またその後の
対応はどういうふうにされたか、そこをお聞かせいただければと
思います。
16:
◯地域消費喚起型交付金担当課長 販売の際の問題についてお答えいたします。
市内16カ所の
商店街に
販売窓口を設置いたしましたが、そこにおきましては11日土曜日に1件、
救護所でお休みいただいた
ケースがあったほか、同じく11日土曜日には、み
やぎ生協の
販売窓口で
お客様が
熱中症の疑いで搬送された
報告がございました。幸い、いずれも軽症で終わってございます。これを踏まえまして、み
やぎ生協では同日中に、
整理券を持っていれば、
行列に並ばなくても当日中に
購入できる
方式に変更する措置を急遽とったところでございます。
12日、日曜日以降でございますが、
商店街で朝の
販売開始の時間を切り上げて
開始をいたしました。そのほか、み
やぎ生協では
塩あめや水、お茶など配布していただく等の
対応をいただきまして、12日の日曜日には
熱中症の
事例はございませんでした。
また、13日月曜日からは、
市内郵便局125局で
販売をいたしましたが、ここでも同様の
熱中症の
事例はございませんでした。
17:
◯小野寺淳一委員 11日の
熱中症の搬送も踏まえて、12日以降、並ばなくてもいいという
対応をとられたということだったんですけれども、実際私がお聞きした
事例ですと、やはりその日に
購入したかったからか、並んで、
店舗を越えて、さらに信号、交差点を越えて並んでいたという
事例もあったと。その中には御高齢の方、または小さいお子さんを抱えて並んだ方もあったということなので、その辺の
周知徹底が末端といいますか、
店舗によっては行き切らなかったのではないかなという気もしますので、今後の
ケースではその辺を徹底していただけたらというふうに
思いました。
商品券について、先ほど
局長のほうからほぼ
完売したということで、
キャンセルがあったように
お話がありました。その
キャンセル、どうしてそのようなことになってしまったのかということと、またほぼ
完売ということであれば、どのくらい残っているのかということもあわせてお聞かせいただければと
思います。
18:
◯地域消費喚起型交付金担当課長 商品券でございますが、
販売窓口で
整理券をお受け取りになった後に実際には
購入に戻られなかった
お客様が各
窓口若干数おいでになりまして、これらが
購入キャンセル分として残ることになりました。この総数につきましては、全体で今回40万セット
販売いたしましたが、そのうち2,900セット残ってございます。
19:
◯小野寺淳一委員 40万セットのうちの2,900セットですから、ほぼ99.5%が
販売されて、
残り0.5%。
残りの2,900セットについては、今後
検討されるということなんでしょうけれども、やはり今まで並んでも
整理券を受け取れずに買えなかった方もいるわけです。そうなると2,900セットを求めて
購入されようとする方も相当いらっしゃるわけですから、再
販売といいますか、
販売方法には
検討を要するかなというふうに
考えられます。
不公平感を出さずに、かつ
混雑といいますかトラブルにならないような
対策を求めるわけですけれども、その辺をどう
検討されていくのか、
方向性をお聞かせいただければと
思います。
20:
◯地域消費喚起型交付金担当課長 キャンセル分の
残商品券を再度
販売する
方法につきましては
実行委員会で
検討中でございまして、決定してまいりますが、ただいま
委員に御
指摘をいただいた点につきましても
混乱のないような
広報と
販売方法について、今後
検討してまいりたいと
思います。
21:
◯佐藤正昭委員 私はこの杜の
都プレミアム商品券はとってもいいことだなと思うんですが、ここは
経済環境委員会でありますから、
皆さん方も
市民からいろいろな声が届いているというのは知っていると思うんです。今ほど
小野寺淳一委員もそういうことで
不満な点というか、ここがもう少しこうやったらよかったなという点、それを改善していくのがここでの
議論で、議員と
当局側の
議論だと思うんですね。
私のところにも来ていますよ。ある
生協のところで1日目
販売したんだけれども、長い
行列になって大変だったと。そして2日目から
整理券を出しましたよと、そういう話であります。我々、ちょうど今いろいろなところで
市民の
意見を聞いていますから、そういう
不満というものが我々には蓄積をされているんですよ。もしかすると、そちら側の
皆さんにはそういう声が届いていないのかなという危惧を持つんですね。
まずは、若干、
市民に
不公平感があるというのは、やはり時間に
余裕のある方、あそこに並べる方、そういう人しか買えない。なかなかその時間、仕事をしている
市民の
人たちは買えないという、そういう
現実の
要求が、我々に
要望ということで届いているんですよ。そういうことに関しても、今回のそのことを踏まえてどういうふうに。これはまだ10日しかたっていないから、どうしろこうしろとなかなか言えないところですけれども、しかしながら、やっぱりそういうことに
対応してもっといい、ベターよりもベストのやり方、
プレミアム商品券の出し方、そういうのがあると私は思っているんですね。そういう点で、何かお
考えがあれば、まずお聞かせをいただきたいと
思います。
22:
◯産業政策部長 今回の
商品券の
販売でございますけれども、幸いといいますか、お天気もよかったのですが、ちょっと暑過ぎたかなというところで、先ほど申し上げましたように初日、
熱中症の方が出たり、
混雑とか
行列が多く出てしまいました。他
地域では、事前に
申込書を送付してもらって
抽せん方式にしたところも、小さい
まちを中心にあると聞いております。そういうことがあれば今度のようなことはなかったのかもしれませんけれども、私どもの場合40万セットという大量の
販売でございますので、
事務コストと、今のような御
指摘のような問題をどうしたらいいかというようなことについては当初より課題と思っておりまして、次に向けて、次についてどうなるかというのはまだわかりませんけれども、いろいろ
検討の余地があるのかなと思っております。
23:
◯佐藤正昭委員 1,800の各
市町村でいろいろな形がとられたわけですから、そういうこともなかなか
政令市の
仙台では当てはまらないところもあるかなと思うんですけれども、やっぱりいろいろな想定をすることが必要ですし、前回も私言いましたように、
店舗での
販売については
生協だけだったということがあるので、これについては、ほかのところももっとやりたいところがあったんじゃないかなと。それは逆に言えば
皆さん方の
説明不足ということがそういうことになったのかもしれないなという、そういう
思いが若干あるんですよね。私は、もっと多くの
人たちがもっと分散された形で買っていくと。私も2カ所、
郵便局も見ましたけれども、もう両方とも五、六十人並んでいたという
状況でありましたから、それも時間前でということでありますから、こういうところをうまく軽減をさせてやれればいい
買い物になって、
皆さんに喜ばれるということがあるでしょうし、
あとは買いたくても買えなかった
人たちへの
対策、なかなか難しいのかもしれませんけれども、こういうことにもぜひ気を配って、心配りをしていただければなと、そういう
思いであります。
24:
◯委員長 ほかに
質問等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
25:
◯委員長 なければ、以上で
報告事項関係を終了いたします。
この際、
当局から
報告を受けた
事項以外で
皆様から
発言等がありましたら、お願いいたします。
26:
◯佐藤正昭委員 2点、
質問をさせていただきます。
10日前、11日に
安倍総理が
仙台駅に来られまして、
名取、そして
南三陸町ということでぐるっと回っていったわけでありますけれども、その際、私は
安倍総理を
仙台駅で出迎えいたしました。そして
国家戦略特区、これについて本当にありがとうございますと、
あとはサミットの
財務大臣会合、これもありがとうございましたということで。しかしながら、我々なかなか
復興ということについては最後までいっていないというか、まだまだなところがある。特に
経済の部門で、
東北の
中小企業というのは弱いわけでありますから、しっかり支えていかないと、
経済がしっかり戻って
安定成長にいく、そういうところにならないわけで、今現在、
東日本大震災の
事業者再生支援機構というものがありまして、
タワービルの上にあるんですけれども、ここで債権の買い取りやら
中小企業への融資ということでやっております。この
制度も来年度、2月いっぱいということで終わっちゃうんですよね。このことについて、やはりそういう
下支えがないと、
仙台、
宮城、
東北というところの
中小企業は、
皆さん御承知のとおり、私がいつも言うように
グローバル企業でないわけでありますから、
ローカルの
企業でありますから、
ローカルの
企業を末永く支えていけるような
システムが大切ですし、そしてこの
システムを使って、例えば石巻の
ヤマニシ造船さん、ああいうところがこのお金を使って今
再生基調になっているということであります。こういうことに鑑みても、今、
タワービルに本社があって、100名近くの
企業再生のエキスパート、そういう
人たちがいて各
企業を支えようとしている
現状なんですね。そういうときに、せっかくノウハウも
東北に関するいろいろな知見も集約をしたこの
人たちが散在してしまうというのは、私は
東北としては損失なんじゃないかなと
思いまして、このことをぜひにということで
安倍総理に
お話を申し上げました。そうしたら
安倍総理もよくわかってくださいまして、
名取で待っていたときに
竹下復興大臣が逆に私のところに来まして、
総理から言われておりますと。このことについて私も興味深いのでということで、ぜひ
お話をさせてくださいということでありました。
そういうことがあるんですけれども、先ほどの国への
予算要望の
説明の
説明のところで具体的にこういうことは出ていなかったんですけれども、やっぱり
雇用をしっかり守っていく、
雇用をふやしていく、こういうことにはこういう
施策も大切だなと私は思っているんですね。いわば
東北復興銀行的な、
奥州復興銀行といいますか、そういうものがないと。例えば、ヨーロッパが大不況のときにこういうものがあって
経済が立て直したという実績があるわけですから、そういうことをぜひ
経済局にも、
考えていらっしゃるんでしょうけれども、
考えていただいて、そういう面での
地元中小企業のサポートもぜひお願いしたいと
思いますけれども、感想をお伺いいたします。
27:
◯経済局長 ただいまるる御
指摘をいただきました。
経済局といたしましては
中小企業の
活性化条例を制定するなど、
復興先を見据えた
政策の展開ということでやっておりますけれども、一方で、
仙台市は他の
市町村に比べるとまだ進んでいるほうではございますけれども、かといってすっかり復旧・
復興がなし遂げられたというところまでは至っていないところは御
指摘のとおりでございます。
先ほど申し上げました国の
施策、
予算に関する
提案につきましては、これは全
政令市共通の
提案ということで、御
指摘の点につきましては
提案内容には含まれておりませんでしたけれども、御
指摘いただいた件につきましては
経済局、それから
復興事業局、それから
まちづくり政策局というところで、今後
宮城県の
市長会ですとかあるいは
東北の
市長会ですとか、そういうところで非常に
要望が強いものでもございますので、我々としてもそういうところと
一緒になって
共同歩調をとりながら、今後国に向けましても
要望してまいりたいというふうに
考えております。
28:
◯佐藤正昭委員 先月は何を。
29:
◯経済局長 先月の
仙台市の
独自要望には入っているところでございました。
30:
◯佐藤正昭委員 ありがとうございます。そうやってしっかりと
皆さんの
下支えをお願いしたいし、
竹下大臣はぜひ私に
大臣室に来てくださいということでありましたので、ぜひ
経済局とともに行きたいと
思いますので、よろしくお願いをいたします。
次に、12月の
議会、そして3月の
議会と私が
質問させていただきました、
ガスの
自由化であります。
電力の
自由化が来年に迫りました。まさに
戦国時代で入り乱れて、
電力の
自由化ではありますけれども、
ガスも全ていろいろなところが入って
自由化競争をしている。東京
ガスがやっていたり、ましてや今、
LNGの
会社だけじゃなく
LPプロパンガスのような
会社までそういうものに
参入をしているという
状況の中で、
携帯電話会社も、ドコモもソフトバンクもKDDIも全部
参加をしているというような、こういう
状況に今あるわけであります。
そういった中で若干お聞きしておきたいのは、私も来年、再来年のことだから、もう少し
余裕があるのかなと、そういう
思いがありましたけれども、幕が切って落とされて、もう終盤の勢いなのじゃないかなと私は思っているんですよ。そういうふうに思っておりまして、今度も関西
電力がフランスの大手の
電力供給会社、そういうところとの提携も昨日あたり発表されたところであります。そして東京
電力や中部
電力が
一緒になって
LNGに
参入しようなんていう声もある中で、今の
検討状況といいますか、今の
ガス局の
認識というものを、まずはお聞かせをいただきたいと
思います。
31:
◯ガス事業管理者 ガスの
システム改革対応でございますけれども、今、全国で進められているのは、やはり来年4月に向けての
電力自由化、こちらに向けて各社の
現状の
顧客数なり
事業のまずは囲い込みというか、そういう
部分と、
あと新たな
部分での
参入。特に今、最も進んでいるのは
首都圏エリアの
電力について、それ以外の
地域、
あと御
指摘のように
電力以外のさまざまな
事業者がいろいろな
システムを
パッケージ化して取り組むというところの
準備に入っていると。既に
自由化を
前提に、
自由化した場合の契約、そこについての
販売を
開始している
企業もあるようでございます。
その中で
ガスでございますけれども、国においても確認をいたしましたが、
ガスにつきましては、その1年後の
平成29年、実施時期もまだ決まっていないというところではございますけれども、
電力のほうでは
ガスの
システムも取り込むことも
前提にいろいろ
検討をし始めているというような
情報は入手しております。具体に
ガスとセットでの
販売というところまでは、
ガスの
事業者はやっておりますけれども、
ガスの
事業者以外が入ってくるというのは若干これからのようだという
状況というような
認識を持っております。
翻って
仙台市の場合はどうかということになりますけれども、
東北地方あるいは
仙台エリアで具体的なそういう
部分についての動きが出ているということはまだございませんけれども、確かに、我々
ガス事業だけというところで、ほかの
システムと
パッケージ化をするなりというのは、なかなか公営という
部分では今厳しいという
状況がございまして、我々の
出資会社を活用するなり何かほかとのコラボができないかということは、内部的に
検討いたしております。また、
情報収集をしているという
状況ではございます。
今いろいろな
状況を見ながら、具体的な
システムを組むというところまでは限界も若干あるとは思っておりますけれども、可能な範囲で、まずは今は
顧客の
現実の
皆様の
安心感、あるいは
仙台市の
ガス局に対する保安も含めた
信頼性、ここがやはり大きなアドバンテージになるということはほかの
事業者からも伺っておりますので、そこをしっかりまず固めながら、
あと新たな
戦略の策定についても鋭意
検討してまいりたいというふうに
考えてございます。
32:
◯佐藤正昭委員 管理者が言ったこともよくわかります。しかしながら国民、
市民、
消費者というものはなかなかそういうふうにはなっていなくて、今、例えば
電力、9割は乗りかえる意思があるということなんですよ。これは調査ではっきりしているんですから。されば幾ら削減されれば乗りかえの意思があるのということになれば、月1,000円安くなれば6割以上が乗りかえますよと、そういうふうに言っている時代で、今の世の中というのは我々が
考えている以上に相当速いスピードの中でいろいろなことが行われているんだろうなと
思います。
安心感や
信頼性というものと天秤にかけた中でなかなか難しい厳しい時代ですから、
消費者は1円でも安いほうにということを思っている時代であります。今ほど管理者からも言われましたように、公営で厳しいということもありますから、いろいろと努力をしていただいて、今後以降、これにしっかり
対応していただければいいなと、きょうはここでやめておきますけれども、そう
思います。
そういった中で、ここのところCOP21という話がありまして、11月からパリで行われるんですかね。この中で削減目標、日本は2030年までに26%ですか、を削減しようと。しかも政府としては、原発はこのぐらいだよと、新エネルギー、太陽光とかはこのぐらいだよと、そういうのが出ているんですけれども、こういうものに対して
仙台市としても環境サイドでしっかり
対応しなければいけないんだろうし、そのことによっていろいろ
経済サイドにも影響が出てくる。その影響が出てくるのを最小限にとどめなければいけない。それにはやっぱり
情報を早く収集させるという、そういうことが必要かと
思いますけれども、一連のCOP21の削減目標等について、今、国から何も来ていない
状況というのはわかりますけれども、しかしながら
仙台市は環境先進都市でありますし、やっぱり震災
復興の中でも環境というものを重視しながらやってきた、そういう
まちでありますから、こういうものへの取り組みについて、大きな枠でいいですから、どんなふうに環境としては
考えているのかということを御
質問申し上げます。
33: ◯環境
局長 ただいま御
質問ありましたわけですけれども、年末にCOP21ということで、これから各締約国の中でいろいろ話し合いがされて、どういう結末になるかということはまだ予断を許さないところですけれども、
仙台市では震災のブランクが5カ年あきましたが、地球温暖化
対策の計画を今年度中に策定をしようということで取り組んでいるところであります。正直申し上げまして今の
電力構成の中では、CO2の削減というのは
電力のこういった排出係数で換算されるという点からすると、実は係数自体が非常に上がってしまっているということもあって、我々としては、そういう点ではなかなか我々の手ではどうしようもないところもあるというか難しい面がありますけれども、できるだけ省エネとか蓄エネとかそういった点で、これから国のほうでも相当具体的に提示されてくると
思いますけれども、1人当たりの
消費エネルギーの縮減とかに加えまして、やっぱり
仙台も杜の都という、環境を非常に大切にしてきた
まちですので、
仙台市独自の
施策もあわせてそういった都市の理念に沿って、これから今の
対策計画の中で具体化を図ってまいりたいと
考えております。
34:
◯佐藤正昭委員 今、
お話ししましたけれども、
ガスのそういう
自由化も迫っています。COP21もあります。
経済と環境、そしてエネルギーというものは大きくかかわりを持つ社会ですから、ちょうどこの
委員会はこの三つが
一緒の
委員会ということで、3
局長、三つの局がしっかり一体となってこのことにぜひ取り組んでいただければなと
思います。
35:
◯委員長 ほかに
皆様から
発言等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
36:
◯委員長 なければ、これをもって
協議会を閉会いたしますが、今後、特別の事情がなければ、今の任期の中ではきょうが最後の
委員会と
考えておりますので、一つの区切りとして正副
委員長から挨拶をさせていただきたいというふうに
思いますので、よろしくお願いいたします。
〔
委員長挨拶〕
〔副
委員長挨拶〕
37:
◯委員長 これをもちまして
協議会を閉会いたします。...