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1. 仙台市議会 2014-02-28
   平成26年第１回定例会（第７日目）　本文 2014-02-28

   
   取得元: 仙台市議会公式サイト
   最終取得日: 2021-07-24
   1: 　　　　午後一時開議 ◯議長（西澤啓文）これより本日の会議を開きます。 　本日の日程は、お手元に配付いたしました議事日程第七号に記載のとおりであります。 　　　　　　　　　────────○──────── 　　　　日程第一　会議録署名議員の指名 2: ◯議長（西澤啓文）日程第一　会議録署名議員の指名を行います。 　本日の会議録署名議員には、会議規則第百十条第一項の規定により、高橋次男君及び安孫子雅浩君を指名します。 　　　　　　　　　────────○──────── 　　　　日程第二　第一号議案、第二号議案、第十号議案から第十二号議案まで及 　　　　　び第六十号議案（継続議） 3: ◯議長（西澤啓文）日程第二　第一号議案、第二号議案、第十号議案から第十二号議案まで及び第六十号議案、以上六件を一括議題といたします。 　各号議案について、順次、委員長の報告を求めます。 　まず、予算等審査特別委員会委員長　佐藤わか子君。 　　　　〔二十七番　佐藤わか子登壇〕 4: ◯二十七番（佐藤わか子）ただいま議題となりました議案中、予算等審査特別委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 　本委員会に付託を受けました議案は、第一号議案、第二号議案及び第十号議案から第十二号議案までの五件であります。 　昨日、委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。 　決定の経過について申し上げます。 　決定に際しまして、第一号議案平成二十五年度仙台市一般会計補正予算（第四号）第一条歳入歳出予算の補正中、歳出第二款総務費、第六款経済費、第七款土木費、第十一款災害復旧費、第十二款諸支出金、歳入第十五款分担金及び負担金、第二十四款市債、第二条繰越明許費の補正中、国際センター駅周辺地区通路整備、仙台国際センター施設整備、新展示施設建設、公共交通活性化推進、仙台駅東西自由通路整備、高速鉄道事業東西線建設費助成等、第四条市債の補正中、国際センター施設整備費、国際センター駅周辺地区通路整備費、新展示施設建設費、公共交通施設等整備費、高速鉄道事業出資金及び第十二号議案平成二十五年度仙台市高速鉄道事業会計補正予算（第二号）について異議があり、それぞれ起立採決の結果、いずれも起立多数で可決すべきものと決定いたしました。 　以上の経過をもちまして、本委員会に付託を受けました議案五件は、お手元に差し上げました審査報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
   　以上で、委員長報告を終わります。 　御清聴まことにありがとうございました。（拍手） 　　　　　　　　─────────────────── 5: ◯議長（西澤啓文）次に、経済環境委員会委員長　小野寺健君。 　　　　〔十四番　小野寺健登壇〕 6: ◯十四番（小野寺健）ただいま議題となりました議案中、経済環境委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 　本委員会に付託を受けました議案は、第六十号議案の一件であります。 　去る二月二十六日に委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。 　決定に際しまして異議があり、起立採決の結果、起立多数で可決すべきものと決定いたしました。 　以上の経過をもちまして、本委員会に付託を受けました議案一件は、お手元に差し上げました審査報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 　以上で、委員長報告を終わります。 　御清聴まことにありがとうございました。（拍手） 　　　　　　　　─────────────────── 7: ◯議長（西澤啓文）これより委員長報告に対する質疑に入ります。 　質疑はありませんか。 　　　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 8: ◯議長（西澤啓文）質疑なしと認めます。 　これより討論に入ります。 　各号議案のうち、第一号議案、第十二号議案及び第六十号議案について、庄司あかり君から通告がありますので、発言を許します。 　　　　〔十一番　庄司あかり登壇〕（拍手） 9: ◯十一番（庄司あかり）日本共産党仙台市議団の庄司あかりです。 　ただいま議題となっております議案六件のうち、三件について、反対の立場から討論を行います。 　第一号議案平成二十五年度仙台市一般会計補正予算（第四号）について、国の二〇一三年度第一号補正に対応した補助事業認証決定見込みにより、今回補正予算を組んでいるものが目立ちます。この国の補正予算は、国土強靭化、競争力強化と称して、大型開発事業に大盤振る舞いし、国民に巨額の負担を押しつけるものです。 　今求められているのは、新規の大型開発などではなく、公立保育所などの増設や老朽化したインフラなどの補修、安全対策に一層の力を注ぐことです。そういう視点で国の財政措置を活用すれば、市民の暮らし、福祉を向上させることができるはずなのに、市がやろうとしていのは東西線を中心とした開発ばかりです。 　第一条歳入歳出予算の補正中、歳出第二款総務費では、国際センター駅周辺地区通路整備事業費及び国際センター施設整備費は、被災者の生活再建よりも、復興の先を見据えるといって、開発型まちづくりに予算を偏重している象徴です。よって、反対します。 　第六款経済費では、新展示施設建設費の追加についても、同様の理由で反対です。 　第七款土木費では、公共交通活性化推進に要する経費の追加は、ＩＣ乗車券イクスカとＳｕｉｃａのそれぞれに係る経費や効果についての検討も不十分で、市民の利便性も不明確なまま、財政投入することだけを決めることに同意できません。 　また、仙台駅東西自由通路整備費については、ＪＲ東日本による仙台駅再開発の一端であるにもかかわらず、その整備費の三分の二を税金で出す必要はありません。ＪＲ東日本に負担を求めるべきであり、反対です。 　第十一款災害復旧費では、国等の災害廃棄物処理費を二十億円も減額することになっています。市は、公費解体を必要としている被災者や危険な建物が残されているのに、公費解体制度を打ち切ってしまいましたが、このお金を使って解体すべきだったのではありませんか。 　さらに、新年度には、震災廃棄物対策室を廃止し、被災者の相談窓口すらなくそうとしています。国は、財政支援をしているのですから、公費解体を直ちに再開することと、被災者の相談窓口の設置を求めて反対します。 　第十二款は、上記にかかわる諸支出金に反対します。 　歳入につきましては、以上の事業にかかわる第十五款分担金及び負担金及び第二十四款市債について反対します。 　第二条繰越明許費の補正につきましては、第一条の各事業にもかかわって、国際センター駅周辺地区通路整備、仙台国際センター施設整備、新展示施設建設、公共交通活性化推進、仙台駅東西自由通路整備、高速鉄道事業東西線建設費助成等に同意できません。 　第四条市債の補正についても、関連する事業について反対です。 　第十二号議案平成二十五年度仙台市高速鉄道事業会計補正予算（第二号）について、ＩＣ乗車券導入に伴う経費に反対です。 　二月六日、東京で開催された仙台の夕べでは、コンベンション誘致セミナーが開かれ、伊藤副市長がプレゼンテーションを行いました。その中で、副市長が喜々として言われたのは、仙台に念願のコンベンション施設ができますということでした。被災地である仙台だからと、国連防災世界会議を誘致しておきながら、今がチャンスと言わんばかりに、念願のコンベンション施設の建設を進めようとは、まさに惨事便乗型公共事業であり、もってのほかです。 　民間が手を出さなかった仙台商業跡地利活用等も含め、この機会に市が直接整備してしまおうという魂胆が見え見えです。世界中からいらっしゃる方々に、できたての箱物ばかりをお見せして、一体何を伝えようというのでしょうか。被災の実相こそ知っていただくべきです。 　コンベンション施設や周辺整備に係る予算は、議会を重ねるたびに膨れ上がっています。一体、全体は幾らになっているのか伺ったところ、今回の補正予算と新年度の当初予算も加えると、コンベンション施設整備等に約二十八億円、国際センターなどの周辺整備も含めると約六十億円、さらに、今後、青葉山公園整備費用として十数億円を見込むというのです。 　本会議で、ふなやま由美議員が、被災者の切実な実態を訴え、より一層の支援を求めたのに対し、市は、これまでの取り組みにより、住宅再建に係る支援の枠組みは整ったものと考えており、さらなる経済的支援を実施する考えはございませんなどと、冷たく被災者に背を向けました。これで、どうして復興躍進の年になるのでしょうか。 　その一方で、復興の先の事業には際限なくお金を出すなど、言語道断、市民の理解は到底得られません。よって、第六十号議案工事請負契約の締結に関する件に反対いたします。 　被災者を置き去りにして、市長だけが復興の先に向かって一目散で駆けていく、奥山市長が言うトップランナーとは、そういう意味だったのでしょうか。余りにも滑稽な話です。震災から四年目を歩き出すことし、被災した市民を切り捨てるのではなく、一人一人に必要な支援をきめ細かく行うことが切実に求められています。このことを強く申し上げまして、私の討論といたします。 　御清聴まことにありがとうございました。（拍手） 10: ◯議長（西澤啓文）これにて討論を終結いたします。 　これより採決に入ります。 　各号議案のうち、まず、 　第　一号議案　平成二十五年度仙台市一般会計補正予算（第四号） 　第十二号議案　平成二十五年度仙台市高速鉄道事業会計補正予算（第二号） 　第六十号議案　工事請負契約の締結に関する件 以上、三件を一括して採決いたします。 　委員長報告はいずれも可決であります。各号議案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　　　〔賛成者起立〕 11: ◯議長（西澤啓文）起立多数であります。よって、各号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 　次に、 　第　二号議案　平成二十五年度仙台市都市改造事業特別会計補正予算（第一号） 　第　十号議案　平成二十五年度仙台市下水道事業会計補正予算（第三号） 　第十一号議案　平成二十五年度仙台市自動車運送事業会計補正予算（第一号） 以上、三件を一括して採決いたします。 　委員長報告はいずれも可決であります。各号議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 12: ◯議長（西澤啓文）御異議なしと認めます。よって、各号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 　　　　　　　　　────────○──────── 13: ◯議長（西澤啓文）以上で、本日の日程は、全て終了いたしました。 　なお、本会議は、委員会の報告を待って再開の予定であります。 　本日は、これをもって散会いたします。 　　　　午後一時十五分散会...