仙台市議会 1992-12-15
平成3年度 決算等審査特別委員会(第7日目) 本文 1992-12-15
1: ※会議の概要
2:
◯委員長 ただいまから、
決算等審査特別委員会を開会いたします。
鴇田豊蔵委員より、本日欠席の届け出がありましたので、御報告申し上げます。
それでは、これより議案に対する総括質疑を行います。
通告がありますので、まず、
日本社会党仙台市議会議員団から
発言予定の方は、質疑席にお着き願います。
〔
千葉義二委員、質疑席に着席〕
3:
◯委員長 発言を願います。
4: ◯
千葉義二委員 本委員会において、我が党の
佐竹久美子議員が、
建設資材等の
リサイクル品の利用と、
産業廃棄物処分場についてただしましたが、私から一歩踏み込んだ御質問を申し上げます。
仙台市のごみ対策、
環境行政は、他の都市と比べて相当進んでいると思うのであります。昭和61年9月議会において、
青木清掃局長は、粗大ごみの無料化に伴う収集体制において、有価物、無価物とも一括収集し、
粗大ごみ破砕処理施設への搬入により、可燃物は全量焼却、さらに金属類は資源化することにより、埋立地の減量化を図ると同時に、
資源回収運動、
ごみ減量運動を一層積極的に行うと述べており、本市は、
ごみ副読本、
環境副読本の発行、
資源回収運動を進める子供会を初めとする実施団体の報賞金の交付などを行ってきたところであります。また、本市の
産業廃棄物行政は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行以来、
産業廃棄物の動向に対応し、
適正処理施設の設置等について指導体制をとってきました。しかしながら、経済の発展とともに、
産業廃棄物の排出量は飛躍的に増大している現状であります。特に、
経済活性化のための都市再開発による建築廃材の排出は増大していく傾向にあると思うのであります。しかも、産廃業者と
処分場建設について、地元住民との理解は非常に難しく、丸森町の裁判に見られるような行政の指導では解決不可能と私は思うのであります。現在、仙台市内には、
産業廃棄物処理場は10カ所でございますが、稼働中のものは5カ所、事前協議中のものは5件と伺っていますが、百万都市を目指す本市の都市開発を見ると、その対応は非常に難しいと思うのであります。うわさによると、
産業廃棄物業者の間では、次の
産業廃棄物排出は、仙台市の庁舎と
東北電力ビルだと話題になっているとのことであります。全国的には、
産業廃棄物の不法な埋め立てや排水の汚濁等、マスコミを通じて明らかにされており、例えば、我が党の阿達議員が指摘した黒い水を初め数多くございます。業者が処置することに、市民は不安を感じることは否定しがたいと考えるものであります。また、
産業廃棄物の中にも、
アスファルト塊や
コンクリート塊など、再利用が可能なものも、多々あると考えますし、これらを再利用することは、環境保全につながる重要なことであろうと考えるものであります。そこでお伺いいたします。本年度第3回定例会において、市長は、平成5年度第1回定例会に条例改正を提案すると答弁されておりますが、我が党の辻議員が指摘した数点について、どのように検討され、加味されていくのか、具体的にお示しいただきたいと思います。また、環境保全の観点からも、市民の不安解消のためにも、また、仙台市自身が
各種公共事業において、
産業廃棄物を多量に排出する立場などを考えますと、仙台市は
産業廃棄物最終処理場や
産業廃棄物の減量、
リサイクル化を図る
中間処理施設等の設置を進めるべき時期に来ていると思うのでありますが、市長の考えをお伺いいたします。
次は、児童館の充実についてであります。本年9月から小中学校の教育、家庭の教育、地域での教育があると言われております。これからの地域における教育は、学校依存型から地域における教育が果たす役割は、ますます大きくなるものと考えられます。児童館は地域における児童の福祉の拠点施設であり、子供の城でもあり、大いに期待されているところであります。そこでお伺いいたしますが、平成3年度における児童館の建設は、
市民センターとの併設館が2館と、独立館1館の合計3件のみでありますが、
決算特別委員会の中でも議論されましたように、
市民センターとの併設による利用のしにくさ、週休2日制との兼ね合い、
児童館不足の問題でありますが、これから平成5年から3カ年の
実施計画を作成されていくわけでありますが、市長としてどのように考え加味されていくのか、お伺いいたします。
5: ◯市長 最初に、廃棄物の処理及び清掃に関する条例の改正についてでございますが、条例の改正につきましては、ことし第3回定例会の際に御質問にお答えをしたところでございますが、法改正の大きな柱でございます廃棄物の
原料排出抑制、適正分別、再
利用促進等の趣旨を織り込む形で、明証目的初め、事業者及び処理業者への指導と処理施設への搬入時の
チェック体制の強化、
条例違反者に対する措置等について、種々検討をいたしておるところでございます。廃棄物の処理につきましては、現在、仙台市
廃棄物対策審議会におきまして、本市における
産業廃棄物の実態や、動向に基づきまして、今後の本市の対応策につきまして、御審議をいただいておるところでございますので、これからの時代は千葉議員がおっしゃるように、何らかの形での公的関与が必要な時代に、だんだんなってきているというふうに私も考えておりまして、御指摘の点は十分に今後検討をいたしてまいりたいと考えております。
それから、児童館についてでございますが、児童館の地域における児童の健全育成に果たす役割は、大変大きいものと考えておるところでございますが、この児童館を小学校区単位ぐらいに整備をしていくと。このことは、大変望ましいというふうに考えておりますが、現在の段階では、まだ中学校区において未整備のところが若干残っておりますので、当面、未整備地区を中心に
実施計画を立て、整備をいたしてまいりたいと考えておりますので、御了承いただきたいと存じます。
6:
◯委員長 次に、公明党から
発言予定の方は、質疑席にお着き願います。
〔
秋山幸男委員、質疑席に着席〕
7:
◯秋山幸男委員 我が党議員の本会議、総務費、衛生費等の質疑に関連をいたしまして、以下3点、市長にお伺いいたします。
まず第1点は、国、県との関連の中での
行政対応の処理についてであります。
総務費の中で、
法定外公共物、すなわち赤線、青線、道路の管理及びため池の管理の問題で、種々質疑が交わされたのでありますが、その質疑の過程で、国あるいは県と仙台市との対応の仕方の詰め方が、放置されていたことが原因であり、具体的に国も要請するとの認識が示されたのであります。これは1例でありますけれども、国や県との話し合いがない限り、いつまでも
行政停滞を来している例があるのではないかと思うのでありますが、こうした国、県との絡みの中での未調整部分を整理し、
行政停滞を引き起こすことのないよう、具体的な取り組みをすべきであると思うのでありますが、市長の御所見をまず、お伺いいたします。
次に、第2点は、実態に即応した
行政サービスについてであります。
衛生費の中で、
産業廃棄物の業者委託の
マニフェスト方式の管理上の問題点について、現場における対応では
チェック体制に不備がある。現場の実態を局の幹部が正確に掌握して対応すべきであるとの質疑が交わされたのであります。これは、責任ある
行政対応すべきであるとの現場の実態を踏まえての主張でありますが、
住民サイドからの
行政対応の改善を求める声も、建設及び民生等にも関連して、多々あるわけであります。かかる観点から、現場の実態及び住民の立場を掌握しながら、
行政対応を実態に即して改正していくことは、極めて大事な
行政サービスのあり方であると思うのであります。そこで、仙台市としても
各種行政サービスの実態を、
現場サイドあるいは
住民サイドから調査をし、
行政サービスの見直し、あるいは改善をなすべきと思うが、市長の御所見をお伺いいたします。
以上2点を最初にお伺いいたします。
8: ◯市長 国、県との
いろいろ関連のある
法定外公共物の管理等の問題でございますが、赤線、青線のように昔からいろいろと問題があり、またすっきりしていない、そういう現実の時代が幾つかあるわけでございますが、従来からこうした問題について、国や県といろいろ協議を進めてまいったところでございますが、現実問題として、なかなか一挙に整理がつかない状態になっておりますことは、大変遺憾に思っておるところでございます。こうした問題については、結局、関係の住民の皆さん方が大変迷惑をこうむる、そういう問題でございますので、今後とも具体的な問題について、十分、関係機関との連携を図りまして、適切な行政の運営に努めてまいりたいと、このように考えております。
次に、
行政サービス全体の見直し、改善についてでございますが、御指摘のような点もあろうかと存じますが、今後、市民の声も十分お聞きをしながら、
住民ニーズに合った
行政サービスを施行していくということが、大変重要でございますので、そういう方針で、これから大いに努力をしてまいりたいと考えておるところでこざいます。
行政サービスが、現場で実際どのような形で行われ、またそれが住民にとって有効適切な形になっているのかどうかと。これは市政全体を通じまして、常日ごろ私どももいろいろ実態を把握するよう、できるだけ努力をいたしておるつもりでございまして、そのために関係の区役所を初めといたしまして、出先の関係機関とのいろいろ打ち合わせ、協議等も常時行っておるところでございますし、行政監察あるいは監査委員による監査等も受けておるところでございまして、こういう問題は、市政の基本的な姿勢として重視をしていくべきものと、このように認識をいたしておるところでございます。
9:
◯秋山幸男委員 大変御丁寧に御答弁いただきまして、ありがとうございます。
2点目の
各種行政サービスの改善等の問題でございますが、市長の言われるように、大変、市の職員の皆様、市長を先頭にして御努力、御奮闘されてるということは、よく理解はしておるところでございます。しかも、
市民ニーズに応じた努力もしてまいりたいと、こういうことでございますが、やはり
政令指定都市というような、大変な規模の仙台市でございますし、行政需要も今後、大変拡大していくのではないかと。そういった意味では、各局長方は大変苦労されているのではないかと、私そういう感じを持ったわけでございまして、やはりそのためには、現場対応はどういう効果を持っているのかということと、
住民ニーズについても十分に対応していると思うのですが、この際、各種施策についての総点検運動を実施されまして、その辺で実態をつかみませんと、対応をするにしてもできないと思いますので、そういった取り組みの第1段階として、いろいろな
各種行政施策の総点検運動を実施されたらいかがなものかと、こういう考えを持っているのでございますが、市長の御所見をお伺いいたします。
10: ◯市長 大変いい御提案でございまして、そういうこともやってみたいというふうに思います。
11:
◯秋山幸男委員 次に、第3点でございますが、名取市との合併の問題についてでございます。これは、
総務費広域行政推進及び我が党の
小野寺議員の本会議での質問に関連をいたしまして、2点お伺いいたします。
本会議の質問の中で、
名取市長と何らかのコンセンサスを得ての発言なのかと、こういう質問を
小野寺議員がしたのでございますけれども、市長はあくまでも仙台市と名取市が置かれている現状を、客観的に見た場合の認識であると、極めて慎重な発言をされたのでありますが、この合併論議は
マスコミ等にも大変取り上げられておりますし、そういった意味では、ひとり歩きをする危惧があると。したがいまして、ある程度客観的ではない市長の
主観的認識を示すべき必要に迫られるのではなかろうかと、このように思うのでございますが、今後の対応も含めてどのように取り組もうとされるのか、市長の主観的御所見をお伺いいたします。
次に、第2点でございますけれども、太白区民の中には北高南低という格差があると。こうした格差感の解消されないうちに、名取市との合併論議が盛んになれば、市民感情を逆なですることになるのではないかと、こういう議論があるわけでございますが、こうした点に関連いたしましては、計画の熟度に差はあるものの、逐次整備を進めていけば市民の理解をいただけると、こういう判断を市長は示されておるわけでございますが、市民の理解をいただける時点に至るまでには、かなり時間がかかると思うのでございますが、市長はどの程度の時間的経過を要するものと判断されておるのか、あわせてお伺いをいたします。
12: ◯市長 名取市との合併問題につきましては、本会議でも申し上げましたように、現在の仙台市と名取市の状況に対する私自身の
主観的認識を申し上げたところでございますが、今後の対応につきまはしては、
日常生活圏の一体化の度合いでありますとか、あるいはまた地域の
一体的発展の必要性、さらには両市の住民の合併についての意識の高まりといったようなことなどを、総合的に検討し、判断をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。
次に、行政水準の格差感の問題でございますが、既に本会議でも申し上げましたように、仙台市の各地域の均衡のある発展ということが、これが市政の基本的な方針であり、また、
長期総合計画の目標といたしておるところでございますが、それぞれの計画に現在必要な条件整備が行われ、あるいは手順を経て取りかかっておる過程にあるわけでございまして、これからそれぞれの計画の熟度に差があるということもありますので、一概に達成年次といいますか、いつになったら東西南北それぞれの地域の格差感がなくなるかということになりますと、これは年次計画を立ててどうこうという問題ではございませんので、できるだけ均衡のある発展ということを念頭に置きながら、それぞれの計画の実行によりまして、市民の間にある
地域格差感ができるだけなくなるよう、そういう方針で市政を運営してまいりたいと考えております。いろんな事業が具体的に始まりますと、だんだんそういう格差感というのは少なくなっていくものと、このように考えておるわけでございますが、私どもも大いに努力をいたしてまいりたいと、このように考えております。
13:
◯秋山幸男委員 合併の問題については、相手のあることでございますし、名取市民の立場も考えると、こういうことでございますから、なかなか明確にできる点については、相当な配慮を要するというお立場は理解できるわけでございますが、やはり私ちょっと心配しているのは、たまたま本会議で3名の方が代表質疑をされたわけでございますし、そういったことで
マスコミ等に取り上げられますと、やはりいろいろと仙台市が合併に乗り出してくるのかなと、素朴ですがこういう感じを持つわけでございます。そういった意味では、その辺を踏まえての
小野寺議員の
名取市長との話し合いというか、どうなのかという質問だったというふうに記憶しているのでございますが、やはり仙台市の将来展望の上から、名取市との合併はぜひとも必要なのだと、こういうことを客観的な立場でも明確にして、今後の対応をした方がいいのではないかと、そういう感じを持つわけでございますので、その辺についての考えをお聞きしておきたいということと、あと本会議の経過その他につきましては、やはり県とか
名取市長さんにも、新聞報道ではなくて、こういう経過が議論されているということぐらいは、当然市長はお考えと思いますが、その辺の経過の報告等についても、これはやるお考えだと思うのですが、その辺はどうなのかと、こういうことをお聞きしたいと思います。
それから、格差感の問題については、いずれ格差感が今後地域でいろいろ市長が進めている中で、格差がなくなってくると、やはりその辺の市民感情を見ながら、いろいろ具体的に考え方を出してくるというふうな段取りになるのかなと思うんですが、その辺についても、あわせてお伺いしておきたいと思います。
14: ◯市長 名取市との合併問題につきましては、議会におきまして質疑質問があって、それに私はお答えを申し上げておるわけでございまして、現在お答えできる範囲といいますか、今まで御答弁を申し上げているのが現時点での状況であるということでございまして、それをありのままに申し上げておるわけでございます。合併するのがいいのだということを、はっきり打ち出したらいいのではないかと、こういうお話でございますが、そういうこともひとつ念頭におきながら今後対処をしてまいりたいと存じます。
また、経過報告といいますか、この問題については知事との間でも何度も話題になっておる話でございまして、知事も十分、
仙台市議会でこういう議論が行われておるということは御承知のことでございますし、今後いろんな機会にまた経過の説明等もいたす機会があろうかというふうに思います。
また、格差感の問題につきましては、確かに私もいろんな地域の
地域懇談会等で、こういうお話があり、また現実に格差感が住民の間にあるということは、よく承知をいたしておりまして、しかし、先ほども申し上げましたように、これから地域の均衡ある発展、特に今まで余り行政の恩恵の少なかったような地域には、できるだけこれから力を入れていきたいと、こういうことを申し上げ、地域住民の皆様方に御了解をいただきながら、行政を進めておるところでございます。毎年度、
長期総合計画の
実施計画を
ローリング方式で具体的にお示しをし、また、それぞれの各年度でいろいろな事業の関係の予算等を議会に提出をして、御審議をいただいておるわけでございますので、これからの仙台市がどういう方向で発展をしていくのか、どの地域がどういう姿に将来なっていくのかと、こういうようなことは
秋山議員も十分御承知のことと存じますが、これからできるだけ地域の格差感が少なくなるように努力をしてまいりたいと。必ずだんだんと地域の格差感というのは少なくなっていくものと、私は確信をいたしておるところでございます。
15:
◯委員長 次に、
民社党仙台市議会議員団から
発言予定の方は、質疑席にお着き願います。
〔
村上隆志委員、質疑席に着席〕
16:
◯委員長 発言を願います。
17:
◯村上隆志委員 先日来より開会されております本
決算審査委員会におきまして、決算書に記載されております数字についてお伺いしても、なかなか答えられなかったり、間違って答えられたり、お聞きしてないのに答えたり、お聞きしたことと全然関係ないことを答えたりすることが散見されました。さらには、これは平成3年度決算には直接関係ございませんけれども、数年前、
駐輪場建設に伴うケヤキ問題で大きな論議を呼んだことは、記憶に新しいところでございますけれども、今回の
仙石線連続立交によるケヤキの撤去は、前回をはるかに上回る規模のようであります──ようでありますというのは、先日の新聞報道で初めて知ったからであります。私が申し上げたいのは、最近どうも当局の皆さんに緊張感が、やや欠けてきているのではないかと。事故というのは、緊張感が弛緩したときに一番起こると言われております。市長も3期目になると、組織のたがが緩むと言われないように、「転ばぬ先のつえ」と申しますか、ここらで市長より職員に対して喝を入れてはいかがと思いますけれども、お伺いいたします。
18: ◯市長 大変いろいろな点で御指摘をいただきましたが、今後とも
村上議員の御忠告を十分踏まえまして、私も市長としての職責を果たしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと存じます。
19:
◯村上隆志委員 それから、先般の本会議で私どもの相沢議員から
行政改革について、御質問申し上げました。市長はその答弁の中で、
行政改革推進会議で対応するという御答弁をいただきましたけれども、先般来の
決算委員会の御答弁をお聞きしますと、平成3年度は1回しか開かれてないと。私は、1回だけでは
行政改革に取り組んでいるとは、なかなか言えないのではないかと、本腰が入ってないのではないかというふうに思っているのですけれども、その件につきまして再度市長から
行政改革について、どのようなお考えをお持ちになっているのか、お聞きしておきたいと思います。
20: ◯市長
行政改革につきましては、私が第1期目就任をした直後、かなり大がかりな地方行革と取り組んだところでございますが、その後いろいろと窓口業務の改善等含めまして、毎年少しずつといいますか、そう毎年大がかりな
機構改革等をやるべきものではもちろんございませんので、一度大がかりな
行政改革を行い、後はそれを補完する形で進めてまいっておるわけでございます。しかし、
行政改革といいますか、
行政運営の合理化ということは、これは常時不断にやっていかなければならない問題でございまして、これからも市の
行政運営の第1基本方針といたしまして、鋭意取り組んでまいるつもりでございます。
21:
◯村上隆志委員 それでは、石井市長は
動物公園の実情をどれだけ御存じか存じ上げませんけれども、平成3年度の決算での
動物公園のえさ代は、平成2年度に比べて減額されたのですね、物価が上昇して、動物の数がふえたにもかかわらず、減額されたと。それから、平成3年度に猛禽舎が完成しました。これは、決算書に載っています。しかし、遠くは三居沢時代につくられた、まさに昔の建物でございます。平成3年度に77点の動物が死亡しました。総数853点ですので、死亡率は9%強、これは、ほかの類似施設と比べて高いか、低いかわかりませんが、これはあとで園長に答えていただきたいと思います。さらに、獣医はたった2名だけ、診療所も最近できるまでは、私見たことありませんけれども、野戦病院もこれほどだと思われるくらいの老朽化です。私もいろいろ水族館を拝見しているのですけれども、最近の水族館の飼育は、ほとんど若い女性なんですね。就職のための競争率も、ものすごく高いそうです。その職場がトレンディと言われているそうでございますけれども、これに比べて仙台市が誇る
動物公園の飼育係はすべて男性、平均年齢42歳。私は、動物園がどうも市の行政から置き去りにされているのではないかと思われて仕方がないのであります。市長は、今度の選挙に立候補なさるときに、「都市と自然が調和・共生する愛と活力に満ちた新しい杜の都づくり」とおっしゃっておりますけれども、私は
動物公園には、どうも愛と活力がないと思いたくなるんです。その辺の御所見をちょっとお伺いします。
22: ◯市長 八木山の
動物公園は、開園以来27年目になるわけでございますが、大分施設も老朽化をし、現在改修の計画を立て、また、関係の職員の配置、その他整備に入っておるところでございます。別に
動物公園を行政上差別をしているわけではございませんけれども、御指摘のような点があるとすれば、これはひとつ私の施政方針に基づいて、できるだけ善処をいたしたいと存じます。
23:
◯村上隆志委員 御案内のとおり仙台市は、平成5年1月より完全週休2日制制度を導入することになりました。118日
プラス年次有給休暇ということになるわけですね。しかし、動物園は平成3年の実績を見ますと、12月29日から1月3日のたった6日しか休んでないですね。ということは、動物は6日しか休んでないと。動物たちは有給休暇がないんですね、これは。これが私は、余りにもひどすぎると。動物たちの
ストレス解消も含めて、ここらでそろそろ休園日を設定すべきではないかと思うのでございませんけれども、いかがでございますか。
24: ◯市長 動物に有給休暇が必要かどうかは、わかりませんけれども、実は来年3月から毎週月曜日を休園日にする予定で、現在準備をいたしております。確かに、動物愛護の立場からも休園日をつくるということは必要であると存じますので、今まではどちらかというと市民にサービスをするという観点から、お正月前後だけ休みということだったようでございませんけれども、来年からは毎週休園日を決めたいというふうに考えております。
25:
◯村上隆志委員 大変ありがたいお話を受けまして、これで動物たちも安心するのではないかと思いますけれども、先ほど、死亡率に関して答弁漏れがございますので、ちょっとそれを園長さん、お答え願えますか。
26: ◯八木山動物園園長 お答えいたします。全国動物園、水族館協会に加盟しております83園館の平均死亡率と比較いたしますと、当園の場合は2%ほど下回ってございます。以上でございます。
27:
◯委員長 次に、日本共産党仙台市会議員団から
発言予定の方は、質疑席にお着き願います。
〔神谷一委員、質疑席に着席〕
28: ◯神谷一委員 平成3年度、総務費中の企画管理費として支出されている各種調査は、市政運営の基本や、今後の町づくりの方向にもかかわるものと考えますので、先に質問いたしましたものでありますけれども、この際、改めて市長の御所見を伺っておきたいというふうに思いますので、順次、お尋ねいたしたいと思います。
まず、自然環境を守る上での基本的視点の問題であります。平成2年から3年にかけて行われた、仙台市西部地区における産業支援機能と観光リゾート機能の整備に関する基本構想策定調査、いわゆるゾーニング調査の報告書は、仙台市西部地区の開発の基本的なねらいは、その広大な丘陵地域に仙台の新しいもり杜を形成することにあるというふうにして、ここでいう杜というのは、自然状態のまま放置された森ではなく、人の手が加えられることにより魅力を高め、人為的なコントロールによる人と自然の共生空間というふうに定義しております。こうした立場から、新産業創造ゾーンにおいては、その対象区域の約半分を占めるところの国有林については、自然公園外にあるから開発可能空間であるというふうにしておりますし、市当局は、先の答弁でも、国有林だからすべて保存しなければならないとは見ていない、このようなプロジェクトのために開発することは許されるという趣旨を答弁しておられます。私は、こうした発想というのは、まさしく開発の論理そのものだというふうに思わざるを得ません。市長はよく、都市と自然の調和・共生する杜の都といった表現をされるわけでありますが、今日地球環境問題でも、あるいは都市問題としての緑の保全が言われる場合でも、問題になるのは、都市開発を初めとする開発、生産あるいはその実行が、貴重なかけがえのない緑や自然環境を破壊してきているということなのであります。これをどう防ぎ、自然をどう守るのかという点が、極めて大切なものであろうというふうに私は考えます。自然と開発を並列に並べて、どちらにするなどと考えるべきものではないというふうに考えます。貴重な国有林を守ることも極めて大切であるのも、そうした視点からなのだと思います。こうした視点を欠いて、開発可能なエリアを抽出して行われるゾーニング調査や、これに基づき進められる西部開発は、結局、開発の論理に導かれた緑の破壊計画と言わざるを得ませんし、現にこの地域に近接する所では、観光政策上必要などという理由で、平成3年度も商工費中で、約4,000万円をかけて紅葉道路の開削計画が進められ、森が壊されようとしているわけであります。市長は、今日の時点で、自然を守るということをどのようにお考えでしょうか。この西部開発計画や、現に進んでいる開発計画の状況に即してお答えをいただきたいというのが第1点でございます。
29: ◯市長 私が、あるいはまた本市の
長期総合計画が言っております都市と自然が調和・共生するというのは、守るべき自然は守りながら、また利用すべき土地は計画的に利用していくということでございまして、一切開発を否定するというふうには考えておらないわけでございます。新産業創造ゾーンにつきましては、
長期総合計画に基づきまして、いろいろ調査をいたしたものでございまして、既に御案内のとおり、現在緑のマスタープラン、あるいはまた土地利用基本計画の策定を進めておるところでございますので、こうした調査結果に基づく具体的な事業は、緑のマスタープランや土地利用計画と整合を図りながら進めていくという考えでございますので、御了承をいただきたいと存じます。
30: ◯神谷一委員 今、市長は、緑のマスタープランや、あるいは土地利用計画との整合というふうにおっしゃっております。しかし、こうした西部開発計画をいわば認めてしまえば、現実には、あの紅葉道路のような道路の開削が進められる。そういうことが起こってしまえば、仙台市の自然環境の破壊が進むことは明らかではないか。確かに当局は、この計画も、今市長がおっしゃったと同じように、緑のマスタープランや土地利用計画に取り入れるんだということをおっしゃっているわけでございますけれども、こうした部分的な開発計画を先行させてしまって、中には、今言ったように、一部ではございましょうけど、現実の開発がこういう地域でも進んでいくと。そういう上でつくられるマスタープランだとか土地利用計画というものが、実際には、仙台市の緑の保全や、あるいは環境を守る上でも、ほとんど意味のないものになってしまうのではないかということを私は懸念するわけであります。従いまして、そういう点では、緑のマスタープランや土地利用計画ということをおっしゃっるのであれば、まずそれを市民全体に提示する中で、やっぱり仙台の自然や緑をどう守るかという点での市民合意を形成した上で、こういう開発計画などを考えるのなら考えるという立場に立って、市民的なそういう論議に付していくという立場も必要なのではないでしょうか。こういう形で、例えば、こういう西部開発計画だとか、それから、ほかにも開発計画が調査されていますが、そういうものがどんどん出されてですね、あるいは、さっき言ったような、そういう事業も進んで、その上でつくられる、そういう基本計画といいますか、利用計画といいますか、そういうものであるという、そういう考え方自身の手法の中に、やはり私は、率直に言って、逆立ちした開発優先という考え方が出ているのではないかというふうに思わざるを得ないんですが、その点、市長はどうお考えでしょうか。
31: ◯市長 いろいろな計画策定のための調査でありますとか、あるいは環境アセスでありますとか、そういうことは、これはこれで必要があってやっておることでございまして、これは、この事業を具体的に実施をするに当たっては、先ほど申し上げましたように、この緑のマスタープランや土地利用基本計画との整合を図ってやっていくということで現在まで、それぞれ関係の予算等を含めまして議会の承認をいただいて進めておるところでございます。
32: ◯神谷一委員 次の問題に移りますが、多角的都市構造の形成に関する調査でございます。この報告書の中で市内4カ所に想定されている副都心でございますが、その副都心の中心機能ということで第1に挙げられているのが、仙台都心の機能を一部補完するという点であります。このことは結局、いろいろ言っても、副都心を都心部の補完地点としか見ていないのではないか、いわば基本的には都心部のビジネス拠点を優先させた一極集中の都市構造を基本的に維持しながら、こういった副都心を補完的につくっていくという計画というふうに思わざるを得ないわけなんです。この点については、先日私が質問したことについて当局は、それぞれの副都心はそれぞれの地域特性に応じたものにして開発されるから問題はないかのような答弁をされていたわけでありますが、しかし、例えば1例でございますが、長町副都心地区では、既に明らかなように、東北特殊鋼跡地への西武の進出など、いわばこの地域の伝統的な商店街が根底から破壊されるような計画が進んでいるわけであります。こうしたことを押さえないでいくならば、結局はこの地区も都心部と同じような大手商業資本中心の商業集積が進むということにならざるを得ないというように私は考えるわけであります。まさに、都心部と変わらない町づくりが進んで、そしてその都心部の機能の一部を負って、都心部がより効率的に拠点機能を果たせるように補完していこうというものにすぎないのではないかというふうに、この報告書からいうと読み取れるわけであります。この報告書が明言しているように、町の形は変わっても、機能的にはこうした一局集中の都市構造が今後も進むというのであれば、これは、今後の町づくりについて大きな問題であろうというふうに思うわけでございますので、その点は市長はどう考えておられるのか、改めてお聞きしておきたいと思うんですが。
33: ◯市長 副都心の形成を中心にして多核的な都市構造へ転換をしていこうというのは、現在の、あるいはこれまでの仙台市の都市構造というのは、まさに中心部に一極集中の構造でございまして、そのために、いろいろな弊害といいますか都市問題が発生をすると。これからの都市は、できるだけ多核的な都市構造をもっていた方が、都市生活者のためにもその方が望ましいという考えで、交通体系の整備、あるいはまた副都心を初め各地域の整備ということを、私どもは本市の町づくりの大きな方針にいたしておるわけでございます。副都心をつくるに当たりましては、できるだけ地域生活あるいは地域の産業活動の拠点として機能するような副都心をつくっていくという方針でございますが、同時に、都心機能を補完をして、多核的な都市構造を支えるある種の都市機能拠点として副都心をつくっていくと。これは、副都心というような方法で中心部に集中している機能分散を図るということになれば、当然そういうことに結果的にはなるわけでございまして、こうした多核的な都市構造に本市も今のうちから転換を図っていく必要があるという認識に立って進めておるわけでございます。こうした副都心形成地域に、ある程度商業集積が新しくできるとか、あるいはまた全く新しい機能施設ができるとかということは、事の成り行き上ある程度当然のことでございまして、だからといって副都心等をつくることによる多核的な都市構造への転換という方針を否定することには私はならないのではないかと、このように考えておるところでございます。いずれにいたしましても、都心、そしてまた副都心、さらにいろいろな地域拠点なり機能拠点がたくさんできて、そういう一種の重層構造が形成をされて初めて、それぞれの市域全体としての均衡のある発展というものが図られるものであると、このように考えておるところでございます。
34: ◯神谷一委員 今の点でございますが、そういう新しい施設が形成されていくということは事の成り行き上当然だということをおっしゃるのですが、しかし、そういう場合にもやっぱり、いわば従来の地域の伝統といいますか継承といいますか、そこを守っていくという観点はぜひとも大事だというふうに思いますし、その地域の住民のコンセンサスをしっかりと得ていくということが基本になければならないと思うんですが、その点はどうお考えでしょうか。
35: ◯市長 その点は私も同感でございます。
36: ◯神谷一委員 ところで、こういった開発といいますか基盤整備の問題で最後にお伺いしたいんですが、私は、先日、青葉区内の大倉中学校で、井戸の水がれのために大変困っているという話を聞きました。給水車で水を運んで何とかつないでいるとのことですが、抜本的解決が望まれているということであります。よく、本市の町づくりにとって都市基盤の整備が急務ということが言われるわけでありますが、今述べたような開発プロジェクト計画が次々と打ち出されてくる一方で、例え過疎的な地域であっても、中学生の飲み水が確保されないという状況が放置されているということのちぐはぐさを、私は強く感ぜざるを得ないわけであります。私は、都市基盤整備を考える場合に、まず市民生活の最低条件を満たすことが急務であろうというふうに思うわけでありますし、巨大開発や企業活動のインフラ整備よりは、まずこのことを考えることこそ当面の仙台の町づくりの重点にすべきと思いますが、市長はどう考えておられますか。具体の問題に即して、お考えをお聞きいたしたいというように思います。
37: ◯市長 私は、生活環境の整備には特に力を入れておるところでございますが、引例されました大倉中学校は、これは御承知のように旧宮城町時代につくられた学校でございますけれども、ただいまこの地域一体を将来上水道化しようと、そのために、早急に現在の簡易水道そのものを、最終的に上水道化できるように整備をするということで、もう既にそういう方針を立てて対応を始めておるところでございまして、過疎地とはいえ、市民生活にとって必要な基盤整備は優先的に進めてまいるつもりでございます。
38: ◯横田有史委員 私からは、今特別委員会で問題になったことを中心に、公正な市政の運営をめぐって大きく2点お伺いいたします。この委員会において先に私どもが指摘いたしましたが、旧仙台市域の7割近いし尿と営業ごみなどの収集委託を受けている仙台市の清掃公社が仙台市に毎年提出している決算報告が、長期にわたって、ある意味では意図的に改ざんされた内容で提出されていることを私指摘いたしました。その後なお、マスコミの報道によれば、理事長自身も事実を認めているようでありますが、環境局としてはその後どのような調査状況になっているのか、最初に伺っておきます。
39: ◯環境局長 現在、仙台清掃公社に対しまして、昭和54年度分から平成3年度分までの正確な決算書の提出を求めるとともに、市にこれまで提出してきた決算書と異なるものについては、その食い違いが生じた理由について説明を求めているところでございます。
40: ◯横田有史委員 では、監査委員にも……。先日の答弁では、必要に応じて行政監察も含む調査を行う旨、答弁されていましたが、その後の経過並びに今後の解明方法について、どのようにお考えか、この点について伺っておきます。
41: ◯猪之詰監査委員 現在、環境局においていろいろ調査中ということでございまして、私どもも、当局から調査の状況の報告等を今お聞きをしているところでございまして、それをもとにいたしまして、監査委員間で協議をいたしたいと、このように考えておるところでございます。
42: ◯横田有史委員 今後の調査、解明を引き続き注目してまいりたいというふうに思いますが、し尿や営業ごみなどの委託料算定が適正であったのか、または市民が直接負担する手数料が適正なものであるのかに大きな影響を与えるものであります。また、今日の政治社会においては、いわゆる企業等に対する補助金行政ないしは委託金行政が、金権腐敗を生み出す大きな土壌となっているわけでありますから、委託金、補助金等の執行は厳格性が求められています。仙台市においても補助金行政、委託行政が急増しているだけに、しっかりと襟を正すことが求められていると言わざるを得ません。すべての委託金、補助金等の精査を改めて行うことを含めて、洗い直しをすることが重要と考えますが、市長の所見をこの点で求めるものであります。
43: ◯市長 委託料は、御承知のように、委託業務が適正に行われますように、必要な経費を計算をいたしまして、これを委託料として算定をするということになるわけでございますが、こういう委託事業あるいはまた補助事業等が適正に行われなければならないのは、言うまでもないことでございまして、必要な検査あるいはまた監査等を十分これからもやりまして、適正化に努めてまいりたいと考えております。
44: ◯横田有史委員 この問題については、引き続き今後の当局の解明を待ちながら、改めての機会にさせていただくことにしたいと思います。
次に、青葉山環状公園構想をめぐる問題でありますが、先の本会議や本委員会でも明らかにいたしましたように、平成3年度に仙台市が取得した日本土地開発の土地約9万平米と、今年9月に契約し、本議会に提案されております松久キャピタルの土地約12.2ヘクタール、12万2,000平米の取得価格は、私ども指摘しておりますように法外なものであります。市民の財産を不当に浪費するものと言わざるを得ません。先の委員会の質問の後、御当局の説明などを受ける中で、新たに重大な事実が判明してまいりました。先の委員会で私は、日本土地開発の地形図を示しながら、開発メリットを全く有しない山であり、いかに取得価格算定が不当であるかを明らかにしたところでありますが、実は日本土地開発の土地価格を算定するために設定された土地──これは標準画地と言いますけれども、この標準画地は、松久キャピタルが所有する土地周辺の5万平米であったという事実であります。後から購入する土地の値段をまず算定し、それとの比較率で、日本土地の値段を算出する、そしてしかも、御丁寧なことに、再度松久の土地を同じ不動産鑑定士によって鑑定するという手法がとられたのであります。その間に1年間の時間差があるとはいえ、事実上意味を持たない不動産鑑定に多額の支出を二重に行っているという意味でも、許されない行為と言わざるを得ません。しかも、その標準画地、すなわち松久キャピタルの土地周辺の価格設定は、重大な疑義を持たざるを得ないものであります。松久の土地自身、先に日本土地の状況で明らかにしたと同じように、市有林ないしは国有林の保存緑地と急傾斜のがけに囲まれた土地であり、開発行為が事実上不可能な、あるいは開発行為をあえて行ったとしても、莫大な開発費用を要する、まさに開発費用メリットのない土地であり、私どもが相談している不動産鑑定士によっても、地山としての価値しかないというものであります。そうした周辺状況を一切無視し、比較的緩やかな傾斜地の5万平米を取り出して、宅地化するものとしての単価を平米3万4,900円、坪当たりにしますと約12万円と算定しているわけでありますが、これは、御承知のように、今回財産取得議案に出されている平米3万6,400円に近似したものでありますが、こうした額を設定しているわけであります。また、取引事例比較においても八木山や鈎取、あるいは荒巻などの事例を引き合いにして、同額の標準画地の価格評価を3万4,900円としているのでありますが、これまた重大な疑義を持たざるを得ないのであります。今年9月に発表された基準地価、これは複数の不動産鑑定士が近似の取引事例により設定するものとして県が発表したものでありますけれども、これを見ますと、最も近隣の郷六の市街化区域内の田畑が平米当たり3万4,000円と設定されております。道路状況や地形、開発負担から見てもはるかに不利な対象画地の地価の方が高いという設定は、だれの目から見ても理解できないものであります。しかも、取引事例比較というならば、何も遠く離れた土地というのではなくて、松久の土地自身が、2年前の平成元年3月に、そのものを売買しているわけでありますから、何よりも取引事例としてはすぐれたものではありませんか。2年前に松久がニチメンから取得した価格は坪3万円、平米当たり1万円弱であります。このことは、14億円の抵当権設定によっても証明されていますし、当局は、何よりも国土法上の届け出価格を知っているわけでありますから、これと照合すれば歴然とする事実ではありませんか。2年間で実に3.5倍にはね上がった理由をバブルのせいとでも言うのでありましょうか。松久の土地をあらかじめ平米3万4,000円に設定し、それに傾斜率、いわゆる100分の72を積算して、2万5,100円と設定した日本土地の価格は、全く信用に値しないものと言わざるを得ないのであります。さらに重大なことは、3社の不動産会社が、平成3年10月21日の同じ日に現地調査を行い、標準画地を3社とも同じ松久キャピタルの土地周辺に設定し、そして結果的に全く同一額の2万5,100円の鑑定評価を提出している事実であります。これは、だれの目から見ても3社が協議、あるいは談合して出した意図的な鑑定と言われても弁解の余地がないものであります。不動産鑑定の権威と信用性を根底から覆すものと言わざるを得ないものであります。また、当局が保存緑地や広瀬川清流条例などの規制は一切ないという条件など、いわゆる4点の条件を示しながら、さらに当局があらかじめ指定した価格や標準画地に基づいて作文したのではないかとの疑念さえ生ずるのであります。市民の間からは、住民監査請求などの声も既に上がっているようでありますが、こうした動きを待つまでもなく、議会並びに当局は、みずから率先して事実の解明を進めるべきと考えるものであります。この点で監査委員の使命は重大と考えますが、監査委員としては、こうした市民の疑念に対してどのように答えるおつもりか、お伺いするものであります。
45: ◯監査委員 調査をいたしたところでは、本件につきましては、仙台市公有財産価格審査委員会に付議をされ、またその審査委員会におきましては、専門家に依頼をいたしました鑑定評価額を基に審査をしておられるということで、大変専門事項に属することでございますので、私どもといたしましては、そういう手続きを経、また専門家の出された結論は、尊重すべきものではないかというふうに考えているところでございます。
46: ◯横田有史委員 私どもは、その専門性そのものに疑念を呈じているわけでありますから、そうした問題も含めて今後進めていきたいというふうに思います。青葉山環状公園構想として緑を保全することは、それ自身大切なことでありますけれども、それを口実に事実上の土地転がしに手をかし、地価の高騰にもつながるようなことは、断じて許せないと考えます。全体で52ヘクタールですから、このままでは150億円を超す莫大な私費を投入することになるわけでありますから、厳正なチェックが何よりも重要になっているのであります。不動産鑑定のあり方、公社による先行取得のあり方も含めて、今回の青葉山土地取得をめぐる私どもの疑念の提起に対して、市長の所見を伺うものであります。
47: ◯市長 環状公園用地の取得に当たりましては、既に事務当局から経緯と説明を申し上げたと思いますけれども、もともと不動産鑑定士というものは、法律によりまして、良心に従い誠実に不動産の鑑定評価を行うということになっておるわけでございますので、私は公正な鑑定評価が行われたと信じておるところでございます。地権者の取得時期に比べてかなり値段が高くなっているというのは、御承知のように、当時ちょうど全国的に地価の上昇期にあったということなんだろうと思いますが、あそこの土地は、あくまでも将来開発を未然に防ぎ、自然の状態で緑地として保存をしていくという大きな方針のもとに行っておる事業でございまして、別に土地転がしでも何でもないと考えておるわけでございます。今後の土地買収に当たりましても、公正な鑑定評価、あるいはまた専門家による客観的な御判断に基づいて進めてまいりたいと考えております。
48: ◯横田有史委員 実は、仙台市、歴史を持ってこの青葉山の経過があります。例えば、49年以来、繰り返し開発の許可申請なり事前協議が、この問題で出されてきた経過があります。例えば、51年も仙台市は、そうした市に提出されてきた事前協議に対して、第1に開発の危険性がある、つまり開発区域は代表的地すべり地帯である。第2に、開発予定地は学術的、歴史的に重要な保全価値を有する地域である。3つ目に、周辺の土地所有形態から見て、都市施設の整備、つまり道路等の整備が困難である。こういう理由を明確に文書で提示して、業者に対して開発を拒否してきた経過があります。それと比べて、今日まさに多額の暴利を得るような業者に対する対応をしている、雲泥の違いがあるというふうに私は言わざるを得ないものであります。こうした問題も含めて私は、仙台市の緑を本当に守るという行為と、あらぬ乱開発を許さないという関係において、この問題については、最後の土地の問題も、もう1カ所の土地の問題も残っているわけでありますから、引き続きこの問題について、当局の真摯な、そして正確な対応と、そして真剣な解明を改めて求めて私の質問といたします。終わります。
49:
◯委員長 以上で、議案に対する質疑は終結いたしました。
暫時休憩いたします。再開は2時40分の予定であります。
休憩 午後2時28分
再開 午後2時43分
50:
◯委員長 再開いたします。
《付託議案の決定の審査について》
51:
◯委員長 それでは、これより付託議案の決定を行います。
決定の審査は、お手元に配付いたしております決定順序表の記載順により順次行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
52:
◯委員長 御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により審査を行います。
なお、決定に際して、慣例により討論、採決、要望、意見について一々お諮りすることは省略させていただき、決定順序表に従い、順次件名を読み上げます。その際、読み上げた案件について討論のある方、あるいは異議のある方、あるいは要望意見のある方は、発言を求めていただくことで審査を進めていきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
53:
◯委員長 御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により審査を行います。
なお、要望事項等については、委員長報告に織り込むものについては、その旨をはっきりと簡明に発言を願い、その旨の発言がなければ、この場限りの要望として取り扱うことになりますので、この点、御了承を願います。
それでは、第145号議案平成3年度仙台市一般会計特別会計歳入歳出決算認定に関する件、平成3年度仙台市一般会計歳入歳出決算中、歳出第1款議会費。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
54:
◯委員長 決定いたしました。
次、第2款総務費。
55: ◯津田宣勝委員 異議あり。
56:
◯委員長 異議がありますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
57:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
58:
◯委員長 決定いたしました。
次、第3款民生費。
59: ◯津田宣勝委員 異議あり。
60:
◯委員長 異議がありますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
61:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
62:
◯委員長 決定いたしました。
次、第4款衛生費。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
63:
◯委員長 決定いたしました。
次、第5款労働費。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
64:
◯委員長 決定いたしました。
次、第6款農林費。
65: ◯津田宣勝委員 異議あり。
66:
◯委員長 異議がありますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
67:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
68:
◯委員長 決定いたしました。
次、第7款商工費。
69: ◯津田宣勝委員 異議あり。
70:
◯委員長 異議がございますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
71:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
72:
◯委員長 決定いたしました。
次、第8款土木費。
73: ◯津田宣勝委員 異議あり。
74:
◯委員長 異議がございますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
75:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
76:
◯委員長 決定いたしました。
次、第9款消防費。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
77:
◯委員長 決定いたしました。
次、第10款教育費。
78: ◯津田宣勝委員 異議あり。
79:
◯委員長 異議がございますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
80:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
81:
◯委員長 決定いたしました。
次、第11款公債費。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
82:
◯委員長 決定いたしました。
次、第12款災害復旧費。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
83:
◯委員長 決定いたしました。
次、第13款諸支出金。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
84:
◯委員長 決定いたしました。
次、第14款予備費。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
85:
◯委員長 決定いたしました。
次、歳入第1款市税。
86: ◯津田宣勝委員 異議あり。
87:
◯委員長 異議がありますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
88:
◯委員長 賛成多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
89:
◯委員長 決定いたしました。
次、第2款地方譲与税。
90: ◯津田宣勝委員 異議あり。
91:
◯委員長 異議がありますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
92:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
93:
◯委員長 決定いたしました。
次、第3款利子割交付金。
94: ◯津田宣勝委員 異議あり。
95:
◯委員長 異議がありますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
96:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
97:
◯委員長 決定いたしました。
次、第4款ゴルフ場利用税交付金。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
98:
◯委員長 決定いたしました。
次、第5款自動車取得税交付金。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
99:
◯委員長 決定いたしました。
第6款軽油引取税交付金。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
100:
◯委員長 決定いたしました。
次、第7款国有提供施設等所在市助成交付金。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
101:
◯委員長 決定いたしました。
第8款地方交付税。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
102:
◯委員長 決定いたしました。
次、第9款交通安全対策特別交付金。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
103:
◯委員長 決定いたしました。
次、第10款分担金及び負担金。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
104:
◯委員長 決定いたしました。
次、第11款使用料及び手数料。
105: ◯津田宣勝委員 異議あり。
106:
◯委員長 異議がありますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
107:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
108:
◯委員長 決定いたしました。
次、第12款国庫支出金。
109: ◯津田宣勝委員 異議あり。
110:
◯委員長 異議がありますので、起立により採決いたします。
本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
111:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
112:
◯委員長 決定いたしました。
次、第13款県支出金。
113: ◯津田宣勝委員 異議あり。
114:
◯委員長 異議がありますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
115:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
116:
◯委員長 決定いたしました。
次、第14款財産収入。
117: ◯津田宣勝委員 異議あり。
118:
◯委員長 異議がございますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
119:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
120:
◯委員長 決定いたしました。
次、第15款寄付金。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
121:
◯委員長 決定いたしました。
次、第16款繰入金。
122: ◯津田宣勝委員 異議あり。
123:
◯委員長 異議がありますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
124:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
125:
◯委員長 決定いたしました。
次、第17款繰越金。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
126:
◯委員長 決定いたしました。
次、第18款諸収入。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
127:
◯委員長 決定いたしました。
次、第19款市債。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
128:
◯委員長 決定いたしました。
次、第20款特別地方消費税交付金。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
129:
◯委員長 決定いたしました。
次、平成3年度仙台市都市改造事業特別会計歳入歳出決算。
130: ◯津田宣勝委員 異議あり。
131:
◯委員長 異議がありますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
132:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
133:
◯委員長 決定いたしました。
次、平成3年度仙台市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算。
134: ◯津田宣勝委員 異議あり。
135:
◯委員長 異議がありますので、起立により採決いたします。本件は、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
136:
◯委員長 起立多数であります。よって本件は、これを認定することに決定いたすのでありますが、この際、本件について要望事項等があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
137:
◯委員長 決定いたしました。
次、平成3年度仙台市中央卸売市場事業特別会計歳入歳出決算。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
138:
◯委員長 決定いたしました。
次、平成3年度仙台市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
139:
◯委員長 決定いたしました。
次、平成3年度仙台市駐車場事業特別会計歳入歳出決算。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
140:
◯委員長 決定いたしました。
次、平成3年度仙台市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
141:
◯委員長 決定いたしました。
次、平成3年度仙台市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
142:
◯委員長 決定いたしました。
次、平成3年度仙台市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
143:
◯委員長 決定いたしました。
次、平成3年度仙台市母子福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
144:
◯委員長 決定いたしました。
次、平成3年度仙台市寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
145:
◯委員長 決定いたしました。
以上で、議案に対する決定を終了いたしました。
お諮りいたします。ただいま決定いたしました案件についての委員長報告は、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
146:
◯委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
これをもって、
決算等審査特別委員会を閉会といたします。...