1: ※会議の概要
2:
◯委員長 ただいまから、
衛生ガス委員会を開会いたします。
本日は、
屋代光一委員より、欠席の届け出がありましたので御報告いたします。
本委員会において審査を行います議案は、1件であります。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
議案の審査は、最初に質疑を行い、議案に対する質疑終了後、決定に入ることにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
3:
◯委員長 御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により審査を進めることにいたします。
なお、
議案審査終了後、所管事務について、当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、これより
付託議案の審査に入ります。
《
付託議案の質疑について》
4:
◯委員長 第123
号議案平成3年度仙台市
一般会計補正予算第2号第1条
歳入歳出予算の補正中歳出第4款衛生費について質疑を願います。
5:
◯青野登喜子委員 環境事業費の
施設設備費にあります、空き缶・空き瓶等の
資源化施設建設費に関連してお伺いしたいと思います。
施設建設に伴います
処理計画の見直しについて、お伺いしたいと思いますけれど、仙台市としては
リサイクル資源化ということで、以前から取り組みをしてきているわけですが、今回新たに施設を増設するということで、一段と資源化が促進されるのではないかと期待をしているわけです。毎年立てられます事業局のごみの
処理計画を見ますと、空き缶・空き瓶の分別収集は、現時点では月2回の収集というふうになっておりますけれども、今回の施設を新たに増設することに伴いまして、この分別収集の回数が見直し、充実されないものかという点についてです。特に都心部での
アパート住まいの方とか
マンション住まいの方の間からも出されている要望ですけれど、空き缶・空き瓶が、今、大量に出るわけですが月2回の収集ですと、どうしても2週間、せまい敷地の中にためておかなければならないとか、その辺で毎週1回の収集にならないかという声も聞かれていたわけです。今回の増設は、そういう要望に答えられるものになるのかどうか、その点で月2回の
処理計画が毎週1回に改善されるものとしてみていいのかどうか、その点についてお伺いしておきたいと思います。
6:
◯環境事業局長 空き缶・空き瓶の回収は、現在2週間に1回ということで、大体月2回やっております。今回の改修の見直しのお尋ねでございますが、
収集回数をふやしますと、当然、缶・瓶の収集量もふえると。そうすると、選別能力も高めなくてはならないと、そういう循環になります。したがいまして、今回の
資源化施設につきましては、当面、現在集めております収集に見合った能力は十分にカバーし、なおかつ来年度以降
収集回数を仮に週1回ということにした場合でも、対応できるような能力でもって計画をしたところです。したがいまして、来年度以降
収集回数を週1回にしたいという検討に、現在入っている段階でございます。
7:
◯八島幸三委員 今の
整備公社の
資源化建設費に関する質問ですけども、3億円の予算を計上して行うことで提案がありまして、
社会党会派の小山議員の方から本会議で質問したわけですが、それに関して市長の方から「自力でできない仕事と、しかも公共性があるために設備を整えてやる」ということでの回答だったように聞いておりますけども、現実に、例えば古物商の方々が古紙とかそういったものの収集についても、今の現状では経済的には大変な状況にあるだろうというふうに考えてます。そういう意味からすれば、そういう方々も環境問題について、きちんとした理念を持ちながらそういった仕事に携わっているというのもあるだろうと思いますし、そういうことから関すると、
整備公社は仙台市も出資はしているわけですけども株式会社でありますし、そういう意味では同じような取り扱いが必要になってくるのかなと思いますけども、その辺についての考え方を再度お聞かせ願いたいと思います。
それから、収集の黄色いかごを使っておりますけど、大変汚れている現状にあるのではないかと考えてます。実際、
リサイクルされるものといっても、どうしても汚いイメージがあるものですから、そういう意味ではああいった容器についても、できるだけきれいな形で整備をしていくというところの必要性が出てくるのではないかなと考えてますけども、その辺の考え方についてもあわせてお聞かせ願いたいと。例えば今回、空き缶・空き瓶あるいは
スチール缶・アルミ缶というような形で分けるわけですけども、かごの色を分けて入れやすく、分別に役立つような形をするとか、あるいは費用がかさむのであれば、空き缶・空き瓶を製品として販売している飲料水の企業とか、そういったところへの応分な負担を求めていくとか、そういった方法もあろうかと思いますけども、あわせてお聞かせ願いたい。
関連して、市長が
一般家庭ごみの有料化について本会議の中で、将来に向かって検討する必要性があるという形で答弁されておりますけども、現在4月から移行されて、7月から本格的な形でごみの収集方法が変わってきたわけでありますが、その後、ごみ─(約3秒間無録音のため発言内容不明)─指定袋の関係がどうなっているのか。あわせてごみの増減、ふえているのか減っているのか、そういったところに関しても、お聞かせ願いたいと思います。
8:
◯環境事業局長 第1点の
資源回収業者への対応ということでございますが、市長が本会議でもお答え申し上げたように、ごみで出る前の
集団資源回収──これは、
資源回収業者の全面的な協力を得ながら、ともに語らい合いながらやっている仕事でございまして、
資源回収業者の業務と矛盾するものでは全然ございません。それと、御趣旨を取り違えているかもしれませんが、
整備公社と同様に資源業者を扱ったらどうかというような意味で受け取ったわけですけども、私どもは
資源回収業者につきましても
環境整備公社につきましても、特別な財団的な扱いというのはございませんで、あくまでもフラットな立場でのお願いあるいは依頼をし、理解をした上で協力を得ると、こういう立場でございます。
それから、空き缶・
空き瓶収集の入れ物が汚いのではないかということでございますが、これは定期的に収集の入れ物は、
環境整備公社の方で洗いながら利用しているものでございます。確かに
プラスチック製でございますから、傷がついたり泥色がついたりはいたしますが、見た目には余りよろしくないかもしれませんが、汚いものではない取り扱いをいたしております。
それから、ごみの増減がどうなっているかということでございますが、平成2年度に至りまして、元年度に対する伸び率が従来よりはかなり落ちてきております。それから、平成3年度も現在9月に至っておりますが、平成2年度よりも約5%ほど減っているように現在のところ見ております。
それと、収集の入れ物でございますが、現在の割合は、コンテナは別にしまして大体2割から3割がポリバケツ、残りが指定袋と、こういう割合になっております。
9:
◯八島幸三委員 (約30秒間無録音のため発言内容不明)理解をしながら、そういったごみの減量化に努めていくということが、基本にあるだろうと思いますし、そういう意味では、一時期オイルショックの時期に
過剰包装等の問題にもなりましたけど、そういったようなことをトータル的な意味で、ごみの減量化に努めていくことが、本来
ごみ収集事業の理念にあるのではないかと思いますし、いたずらに有料化でそういった規制を図っていくというのはどうかなと思うところでありますので、その辺のお考えをお聞かせ願いたい。
それから、
整備公社の
資源化施設建設費に関してですが、もう一度お伺いしたいのですが、市長の答弁でなかなか自立できないような会社であるし、しかも
事業そのものに公共性があるために、こういった形の措置をとるんだという形での御説明だったというようにお伺いしているんですが、そういうことからすれば、同様に古物商の方々についても公共性があって、なかなか自立できない同じような理由であれば、そういった措置をとっていくのかということに関して、お聞きしたかったわけなんですけども。
10:
◯環境事業局長 ごみの有料化につきましての市長が答弁申し上げた内容は、現在国会で廃掃法の改正案について継続審議を受け始まっておりますが、この改正の中には、現在の法律にもごみは有料で手数料を取ることができるという規定ございますが、その規定に但し書きがプラスされまして、粗大ごみあるいは処理が困難なごみあるいは
事業ごみ等については、
処理経費等を勘案して額を決めなさいという規定が設けられたわけでございます。現在仙台市でも定日収集のごみと粗大ごみ以外は有料化いたしておりまして、残る有料化の問題は、粗大ごみと定日収集のごみになるわけでございますが、それについて今後検討していくと、こういう考え方でございます。決してペナルティとかそういうことではなくて、総体的な地球資源を守るというごみの減量化を図るという考え方は
廃棄物処理の
基本的考え方でございますので、おっしゃるとおりだと思います。それから、公社で今回の
選別資源化施設を設けなかった理由を本会議では市長は申し上げたわけでございますが、
環境整備公社は現在売り払っている品物の市況が低迷しているために、
資源化施設を自力で建てる
客観的情勢にないと。しかし、選別化すべき空き缶・
空き瓶等ごみの量が非常にふえているということで、当然、
廃棄物行政を担当する仙台市として
資源化施設を建てなければならない状況にあるんだと、こういうことを申し上げたわけでございます。したがいまして、
環境整備公社のために選別施設を建てると、こういう意味では決してございませんので、同様な意味で
資源回収業者のために何らかの施設を建てると、こういうことと並行する論議ではないと、このように理解しております。
11:
◯八島幸三委員 そういうことからすれば、そういう古物商の方々も公共性があって自力できない事業に対し、そういった仙台市における環境事業に非常にマッチした内容であるというように理解した場合については、同様の扱いをするんですかということでお聞きしたんですが、その辺についてそのように理解してよろしいんでしょうか。
12:
◯環境事業局長 いわゆる古物商、
資源回収業者の方々が、ごみあるいはごみになる前の物について、資源化に大変大きな役割を果たしていただいているということは、我々も高く評価しているところでございまして、従来からも我々の業務を進める中で
資源回収業者の方々とは連携をとりながらやっております。
なお、いろんな要望御意見等も
資源回収業者の方々もお持ちでございますので、今回は
資源回収の実態調査にかかっているところでございます。これらの実態を見定めた上で、我々が取り上げ得る、あるいはお手助けでき得るようなことについて検討していこうと、こういう姿勢で現在おりますので申し上げておきたいと思います。
13:
◯委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
14:
◯委員長 終了いたしました。
以上で議案に対する質疑を終了いたしました。
《
付託議案の決定の審査について》
15:
◯委員長 それではこれより
付託議案の決定を行います。
決定の審査は、討論を行ったのち、採決に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
16:
◯委員長 御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により審査を行います。
なお、決定に際して、
要望事項等がある場合には、
委員長報告に織り込むものについては、その旨をはっきりと簡明に発言願い、その旨の発言がなければ、この場限りの要望として取り扱うことになりますので、この点御了承願います。
それでは、第123
号議案平成3年度仙台市
一般会計補正予算第2号第1条
歳入歳出予算の補正中歳出第4款衛生費について討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
17:
◯委員長 討論なしと認めます。
採決いたします。
第123
号議案平成3年度仙台市
一般会計補正予算第2号第1条
歳入歳出予算の補正中歳出第4款衛生費は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
18:
◯委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり決するのでありますが、この際
要望事項等があれば、お願いいたします。
ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
19:
◯委員長 決定いたしました。
以上で、
付託議案審査を終了いたしました。
《所管事務について》
20:
◯委員長 次は、所管事務についてであります。
それでは、
環境事業局より報告を願います。
21:
◯環境事業局長 お手元に資料1と2を差し上げてございます。
資料1につきましては、
リサイクルセンターの開設についてでございます。これは、従来申し上げておりました
リサイクルセンターが、今般開設の運びに至りましたので御報告申し上げます。名称は、仙台市
リサイクルセンターといたしまして、旧
原町事業所──これは2枚目の図面にございますが、ガス局の向かいに以前、
原町事業所がございましたが、ここに設置いたしました。配置は2枚目の右側でございます。
展示コーナーと
リサイクル品の
情報コーナーを設けると。なお、ここは現在粗大ごみの収集の基地にもなっておりまして、展示するのに利便な場所と考えたわけでございます。施設規模は、記載のとおりでございます。
展示コーナーでは粗大ごみのうちの再利用可能な品を展示し、申し込みに応じて無料提供すると。
申し込み方法は1人3点まで御希望を伺い、毎月第4火曜日に抽選すると、こういうやり方で考えております。
なお、在仙留学生のコーナーもつくりまして、そこはある程度、留学生が望むような品々を展示いたしたいと考えております。
それから、
リサイクル品情報コーナーは、不用品の斡旋の情報交換をしていただくためのものと、なんでも
相談コーナーということで相談に応じ、また図書の閲覧、貸し出し、ビデオ放映等行うと、こういうことで計画いたしております。
一応、
環境整備公社に展示部分については委託し、火曜から日曜日の開館と考えております。
なお、今回のは仮設的なものでございまして、実績を見定め本格的なものを将来計画いたしたいという考えでございます。
それから、資料の2でございますが、
環境衛生週間は9月24日から10月1日でございます。9月24日が昭和47年、清掃法の施行月日でございますが、その日から浄化槽法の施行月日の10月1日、この期間が厚生省で
環境衛生週間と定めているものでございますが、これに合わせて例年実施してまいりました。今年は、「アメニティ・せんだい’91」としまして「
リサイクルすすめてつくろう快適環境」という標語でございます。26日は「
リサイクル・
トーク広場」を
エルパーク仙台で行い、それから、29日は
勾当台公園で、裏面にございますが、「
リサイクルマーケット」等いろんな行事を行い、市民の再
資源化意識の啓発を図りたいと考えております。
22:
◯委員長 ただいまの報告に対し、何か質問等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
23:
◯委員長 終了いたしました。
次に、ガス局より報告を願います。
24:
◯ガス事業管理者 私の方からは前回、御質疑がございました
スケジュールにつきまして、資料提出をいたしておりますので、私の方の担当次長の方から御説明申し上げます。
25: ◯千葉
ガス局次長 それでは、お手元にお配りしてございます、
スケジュール表に基づきまして、
LNG導入に伴います
スケジュールについて御説明申し上げます。
初めに、
海上輸送方式の場合の
スケジュール案でございます。その1番目は、導入方式の決定ということでございますが、これにつきましては
単独先行方式につきまして、現在経済性あるいは安全性等々につきまして、検討を重ねておるところでございます。それと並行いたしまして、監督官庁であります通産省とのさまざまな協議がございます。これを平成3年度末までに終了いたしたいと、このように思っております。
それから、原料関係でございますが、平成4年の4月に意思確認ということを書いてございますが、これは要するに、先方との売ります、買いますという意思の確認でございまして、言うなれば取引条件の基本事項について協議をし、合意に基づきまして
意思確認書というものを取り交わすことになっております。その後、売買契約でございますが、売買契約につきましては非常に具体的詳細な項目について協議をいたしまして、それを
売買契約書という形で整えるわけでございますが、それが平成5年の3月ということに見ております。その後、そういう
スケジュールでまいりまして、第1船の入港が平成7年度の2月ということに考えております。
それから、次は、
受け入れ基地関係でございますが、これは御案内のとおり、
北航路西地区にございます
東北石油株式会社の所有地を予定しておりますので、用地の提供方式等々につきまして、現在も協議を重ねておりますけれども、それを平成4年度4月に契約という形で合意を見たいと、このように思っております。
それから、次は、港湾関係諸官庁の折衝でございますが、これは主に
港湾法関係の手続きでございまして、方式が決まりました直後から
港湾計画の変更につきまして
港湾管理者の方にお願いを申し上げまして、
港湾計画を確定していただくということになるわけですけれども、それが平成5年度の6月ということに見ております。
それから、その下に、調査委託という項目がございますが、これは
港湾計画確定の前提でございます
海難海上汚染防止関係あるいは
海上災害防止と、そういう観点からの調査を専門機関に委託をいたしまして、
調査報告書というのを作成をしていただくわけでございます。それによりまして、私どもが計画をいたしております
LNG導入計画の安全性というものを担保するという内容のものでございます。
それから、その下に、
港湾関係申請・許可及び浚渫・桟橋工事というのがございますが、ただいま申し上げました
港湾計画が確定いたしまして、初めて許可申請がなされることになります。許可をいただくのが平成5年度の11月ということで、その後、浚渫・護岸・
桟橋工事等々行いまして、平成7年度の12月までには完成できるであろうと、このように見ております。
それから次は、
受入基地諸官庁関係の折衝でございますが、1つには
通産省関係の、いわゆる
ガス事業法に基づく許可と認可、2通りございます。1つは、
ガス工作物の変更等の許可を得なければなりません。それから、様々な工事の計画書の認可を得るということがございまして、これが方式決定直後の平成3年度末から平成5年度の6月まで事前折衝した上で許認可が得られるであろうと、こういう見方をしております。
それから、その他の諸官庁でございますが、これは消防法、
電機事業法あるいは
労働安全衛生法等々でございますが、これも並行して準備を進めまして大体同じ時期に許可が得られるものと見込んでおります。
それから、6番目が
受入基地建設工事関係でございます。これは当然のことながら、
港湾計画が確定し、
受入基地関係の通産あるいはその他の官庁の許認可を得た後でございますので、一応土木工事は平成5年度6月から開始をいたすことにいたしておりますが、その前に基地関係の設計がございますので、平成4年の4月からさまざまな許認可を得るまでの間、設計を行いまして、平成5年度の6月から工事にかかるということで、基地工事が完了するのが第1船入港の平成7年度2月と見ております。
それから、もう一つは、港工場への原料配管ということでございますが、これは
LNG受入基地から現在の港工場までの原料の配管工事でございます。これが、平成6年度の4月から平成7年度の1月ということに見ております。
それから、
港工場プラントの改造でございますが、これが平成7年度の4月から10月まで見ておりますが、これは原料の現在のブタンからLNGに切り替えるための改造工事でございます。
以上が
海上輸送方式の場合の
スケジュール案でございます。
次に、
パイプライン方式の場合の
スケジュールについてお話申し上げますが、これは別紙に添付してございますように、昨年の3月、
石油資源開発株式会社より
新潟-仙台間ガスパイプライン建設工程表というのが、提出されておりますので、それをそのまま別紙ということでお配りをしてございます。これは、一番最後の右はじの方を見ていただきますと、試運転が平成6年度の第一四半期頃に完了するような当初の
スケジュールでございます。この
スケジュールは、現在もこのとおりかどうかにつきましては、ややおくれているやに聞いております。
26:
◯委員長 ただいまの報告に対し、何か質問等はありませんか。
27:
◯菅原敏秋委員 この
スケジュールについての質問は後にしてですね、平成3年の3月の委員会の中で、秋山委員の質問に対して、熱変の問題についていずれ
実施計画を立てて、
熱量変更に必要な
実施計画を立てた上で、さらに詳細な所要人員を詰めていきたいと。そういうものの熱変は、大きな問題があるんですけれども、この中に熱変のそういうのは全然入ってないのは、何か理由が……。
28:
◯ガス事業管理者 ただいま御質疑いただきました、秋山先生からの御指摘は確か新年度予算に絡んでの御質疑でございまして、
熱量変更作業のための、平成3年度当初に1億2,000万を計上いたしたわけでございます。これは
基本調査費でございまして、
基本調査費のための計画と申しますのは、もちろんこれから進めていくであろう
熱量変更作業の基礎調査でございますので、その
マスタープランが必要になるわけでございますが、これは本会議でお答え申し上げましたように、本年の末頃に
熱量変更作業のための
マスタープランができるだろうということで現在作業中でございます。具体的な計画につきましてはこれから
マスタープランに基づいて
実施計画により近いものを策定いたしたいと考えているわけでございますが、平成7年度導入を踏まえましての計画をもちろんリンクさせなければならないわけでございますので、計画としましてはいろいろございますが、今回は
導入方法の
スケジュールということでございましたので、ここには特に記載をいたさなかったということでございます。今後まあ、そういうふうな基本調査さらに
マスタープランを踏まえまして、
実施計画に近いものを作成いたしたいということでございます。
なお、
導入方法に
熱量変更はいずれの方法を取りましても、これはやらなければならないことでございますので、これにかかわりなく計画を立ててまいりたいと思っているところでございます。
29:
◯菅原敏秋委員 熱変はこれの
スケジュールの中に、一体となって進んでいくものじゃないんですか。だって、熱変のための職員の研修の問題とか、今の
マスタープランとか、これが
導入方法だけだったら何も
受入基地の問題とか。熱変もこれの中に一体のものだと思うんです。
30:
◯ガス事業管理者 もっともな御質問でございまして、いわゆる
導入方法、
熱量変更も当然リンク──私、先ほどそういうふうにお答えを申し上げたわけでございますが、もちろん導入をしましたならば、これからいよいよ地区割にそれぞれ
セクター割を図りながら一戸一戸に入りまして、需要家の器具を調整しながら13Aガス化をしていくということでございますので、お説のとおりでございます。
本日、
スケジュールを立ててまいりましたのは、年度内にタイムリミットでございますので、年度内にぎりぎりのところで平成7年度導入は可能かどうかということを──これはまあ、
スケジュールを立てたわけでございますので、御指摘のリンクをするということになれば、これはもう
実施計画の上に踏まえてリンクさせなければならないわけでございますので、いずれ
導入方法が決まり、このようにいくかどうかですね、これから具体的に
導入方法決定を待ちまして、そこの整合性をとってまいりたいと、こういうことでございます。
31:
◯菅原敏秋委員 港をつくる問題だとか、許可の問題だとか、それでこの中には、船をつくる問題があるわけですよね。船が着いて基地はできたけど、熱変ができなかったら、そこからまたおくれるわけでしょ。ですから、これの中にあわせて船の許可とか港の許可の形があるわけですから、それの許可にあわせて、要するに、職員の研修は何年度に取り組んでいくっていうことは、ごく自然なことで、何もここから無理に分ける必要はないことだと思うんですけれどね。何で無理に分けたかということが理解できない。
32:
◯ガス事業管理者 これはおっしゃるとおりでございまして、これにあわせまして
熱量変更計画は、当然我々もいたしておりますが、今回資料の中に記載をしなかったというのは、先ほど申し上げましたように、導入の方法の決定に絡んでの
スケジュール決定ということでございましたので、
熱量変更作業までは書かなかったということでございます。そういうものもこれについて、当然資料として必要であるという御指摘でございますので、次回でよろしければ、それを提出をいたすことでよろしければ、それでいたさせていただきたい。
33: ◯池田友信委員 大分、本会議の方でもこの
LNG導入の質問も出ましたし、当該委員としては十分審査あるいは質疑をして、万全な態勢で進めていくようにしていかなくてないということになると思いますし、そういうことでいろいろ質問をしたいんですが、政治的な部分もありますし、いろいろ決算特別委員会の中での審議の場もありますので、きょうは提出された資料中心に一応要点だけ質問さしていただきたいと思います。
まず1つは、今回のLNGの導入方式を決定する基準というのは、再三言っておりますように、経済性、安全性、発展性とこういう3要素を判断して
導入方法を決めると。これは、市民の立場に立って安全な、そしてクリーンで安いという市民のエネルギーを導入するという、この原点中心に審査をしたりあるいは調査をしたり、準備をしたりという形にしなければならないと思うんです。したがいまして、1つはそういう部分では、先ほど菅原委員が質問された部分も含めて、展開をどういうふうにして安定して安全的に計画的にやれるのかということの立場から、私も展開計画
スケジュールというものを出してほしいと。そういう意味で審査をしたいと、こういうことですから、基地の部分だけ云々でなくて、やはりそういう一連の導入に対して抜かりなく安定的に安全にやれるのかと、それがコストとして経済性が果たして十分採算がとれるのかどうなのかということを、やはり審査をしていく立場から見ますと、今回の資料という部分は、そういう部分について3要素が入っていないと思うんですね。ですから、この資料は安全性の中の一部、安定性という部分であれば、この基地の部分というようにありますが、もう少し経済性の部分を含めたトータル的な展開計画というものを、やはりわかりやすくお示しをいただくということが肝要ではないかと。その辺に対する資料というものは、おつくりになれるのかどうか、お伺いしたいというのが1つ。
それから、もう1つは両方式を比較するということですから、当然出している資料というものについては、片方で平成3年の9月で、片方は平成2年の3月ということでは、比較という形にはならないのではないかと。既に平成2年のパイプラインの方式ですと、許可申請の時点にきているわけですから。これでは両方式の展開計画の比較資料という形にはなっておらないわけですね。したがって、その辺に対して両方式を比較をするということを、今後も言い続けていっていいのかどうかですね。その辺は相手方もあるでしょうし、聞き及ぶところによりますと電力あたりでは、もうしびれを切らしたと、石油資源株式会社では、仙台についてはもう当てにならんのではないかというやに聞いてはおりますが、これから比較をするということであれば、同じく現時点から平成7年導入にあたっての導入計画というものを出せるのかどうかですね。これがないと経済性比較ということは、無理だと思うんですね。その辺お考えいただきたい。
34:
◯ガス事業管理者 第1点の問題でございますが、いわゆる両方式を決定する基準につきましては、お話のとおりでございまして、経済性、安全性、発展性とこの3要素が基本であるということでございます。
しからば、その経済性というのはどのように判定するのかということに関連いたしましての御質疑でございますが、これは私が再三申し上げますように、総合導入コストの低減化でございますので、一番重要なのはその仕上がりがいくらで、どうなるのかということでございまして、これはるる前回まで申し上げてますように、ソースの特定を急ぎまして、決まって初めてわかるであろうと、こういうことでございます。
安全性につきましては、いろいろこれもお話し申し上げているような問題点がございますが、発展性につきましても付帯事業とか、あるいは東北全般についての広がりがどうなのかと。
いずれもこれは問題点でございまして、その両者の優位性につきましては、総合的な、しかも最終的な評価をしたものをお示ししなければなりませんと、こういうことで申し上げておるわけでございます。今回の
スケジュールに限って言いますと、ただいま菅原委員が御指摘をいただきましたように、熱変についての資料と、こういうふうに承れば、それは先ほど申し上げましたように、調整をしましてお届けをしてまいりたいと、こう思っておりますので御理解いただきたいと思います。
あと2点目でございますが、確かに私もこれは、御指摘のとおりだと思うわけでございます。平成2年3月に提出したものということでございまして、ただパイプラインにつきましては、東北電力の問題が今の御質疑の中でも出ましたのでございますが、実はパイプを引くかどうかということがまだ決定を見ておらないと、こういうふうに理解をしているわけでございますので、その時期的な特定も行われておりませんのでこれ以外ないと、こういうことで今まであった最近の一番至近なものをお出しをしたと、こういうことでございますので、整合性は重々承知をしておりますが、ひとつ御理解をいただきたい。ただ、結論的に申し上げますと、現在では平成6年は間に合いませんので、平成7年あるいは平成8年に向けて決定次第、鋭意取り組んでまいりるというふうなことであろうかと思うわけでございます。
35: ◯池田友信委員 そういう意味では、比較をする部分について単純にこれをずっとずらして比較をしていいのかという部分には、これはなるのかならないのかですね、この辺1つ。
それから、資料の中でお伺いしたいのは、考え方をちょっと確認しますが、2番目の原料契約の関係ですが、これを先方に意思確認をして売買契約をするということについての範疇は、FOB価格──船出しまでの中での価格なのか、運送も含めた契約なのか、その辺をお確認したいというのが1つと。
それから、この時期であれば日本の中でも2隻目といわれる8,000トンの船を特注みたいな形になると思うんですけど、この建造が間に合うのか、契約からスタートするのか。これを含めて、この契約の中に入って期間的に間に合うのか、これをお伺いします。それから、
受入基地の部分について私どもが審査しなければならないのは、安全性というものが本当に確保されるのかということについて、いろいろ審査して悔いを残さないようにしなければならないと思うんですが、特にこの
受入基地の用地を、一応活字では
東北石油株式会社という形になっておりますが、東北石油の予定地は、今、建てているところを使うのか、それとも向かい側を使うのか、ちょっと場所を一応資料でお示しを後でいただきたいと。
それから、4番目の港湾関係の官庁の折衝について、港湾関係の計画を確定して、平成5年の6月に報告を出して、申請をして許可をもらって工事に入ると、こういう流れでよろしいんですね。そうすると、工事建設期間というのは、5年、6年、7年と、こういう形で確認していいかどうかですね。
それから、港湾関係の建設責任者というか、外防関係は県の港湾整備計画の中に入ってますから、これは県が一応やると思うんですが、LNGを導入し、基地として使う状況になることによってつくられる建設港湾整備、これは県なのか市なのか、この辺お伺いします。
そして、あわせてこの港湾と
受入基地がスタートするのは、5年ということでよろしいんでしょうか。平成5年から5、6、7と、こういう考えでよろしいですか。それをお伺いします。
36:
◯ガス事業管理者 逐次お答え申し上げます。
パイプラインにつきまして、この計画をずらしていいのかということでございますが、これにつきましては、やはり石油資源で建設計画を立てていきますので、そう単純なものではなかろうかなと、こう思っております。
2番目の原料問題でございますが、これは結論から言いますと、エクスシップ契約でございます。FOB契約もあるわけでございますが、FOB契約というのは、産ガスのところで契約、私どもが行って引き渡しを受けて我々の手で運ぶということでございますが、エクスシップは仙台港まで運んでいただきまして、それを私どもの基地で受け入れると。で、運賃込みです。つまり、原料、FOB価格プラス運賃保険料と、こういうようなものが入った価格がエクスシップ価格ということでございますので、私どもはエクスシップ契約で仙台港基地渡しと、こういうことでございます。したがいまして、運賃はその中に当然入ってまいるということでございます。
それと、船型が1万8,000立方メートルでございまして、これが期間的に間に合うのかと、契約これはいつなのかということでございますが、これはLNG契約では、契約で当然その中に運賃の問題が契約条項に入ってまいりますので、その時期から建造とかが始まりまして、作業に発注等につきましてはいろいろ整合性をとりながらやっていかないと、予定どおり運べなくなるわけでございますので、契約時からというような御理解をいただきたいとこう思っております。
4番目でございますが、具体的な用地の場所ですが、今、考えていますのは、我々は
北航路西地区ということでございまして、全農林のタンクがございますが、脇の空いてる用地でございます。かねてから計画の中では、ここのところを計画に盛り込みますとことについて東北石油さんから結構でございますと、こういうふうなことで一応御了解を得ながら計画立ててまいってきたと、こういうことでございます。
それと、5番目でございますが、港湾関係の計画につきましては、ここに書いてるとおりでございまして、工事期間は5、6、7年ということになるわけでございます。特に主なものはここに書いてありますように、LNG船が入るための航路の浚渫護岸桟橋工事、いわゆるバースでございますが、受け入れするためのバースの工事ということになるわけでございます。また、いろんな対策がございます。そういうのは、御質問にございましたように沖防波堤の平成7年度の整備もございますが、それは港自体の全体計画の中で行われるであろうと、こういうふうに思っているわけでございます。
それと、LNG基地は県か市かということでございますが、これは私どもで工事をし、浚渫をすると、こういうことでございまして、港の受け入れ装置も私どもで工事をすると。それに伴います港湾の利用計画を出さなければならないと、こういうことで港湾法で決められておりますので、この
港湾管理者は県知事になってるわけでございますので、その計画を立てて許可をいただくと、こういうことで、工事は私どもと、こういうようなことでございます。
37: ◯池田友信委員 もう一度確認しますが、そうしますと原料の契約、エクスシップで契約する。要するに、産出の時点から船と保険を入れた価格で契約をして仙台港に持ってきてもらうと、こういう形で契約をするわけですが、契約をしてから船をつくるということで、平成5年の3月で契約をここでして、初めて建造に入るわけですね。契約する前に建造するわけではないんでしょ。そうするとこの3年間で建造が可能だということですか。それをまず1つ確認します。
それからもう1つ、北航路の西という予定地の部分ありますけども、これと、それから、LNG船が通るための航路整備と。これはもう仙台市でやるということなのかどうかですね。
最後に、現在港でやっていく中で、現状の中で問題点があるのかないのか、それだけお伺いします。
38:
◯ガス事業管理者 御指摘の第1点でございますが、私は契約時とこう申し上げたわけでございます。LNG契約というのは、特殊な20年契約ということでございまして、エクスシップ契約の場合には、いわゆる運送する先の会社で船を発注をすることになりまして、私どもが決して船を発注するわけではございません。ただ、我々受け入れ側としましては、このフレートをなるたけきるためには、船造建設費、いわゆる造船費を安くしていただかなければならないという問題があるわけでございます。ですから、船会社で運ぶ場合の建造の設計から仕上がりから発注までは、私どもも当然参加して、発注者ではないですが、かかわりあいを持っていくと。なるたけ安い経費にやっていただくと、こういうことにお願いしてまいるつもりでも……。これは海と決まればの話でございまして、これは皆仮定でございますが、そういうふうなことになるわけでございます。
では、契約ですべてやっているのかということを、実は申し上げたいんでございますが、ここに書いてます意思確認、レター・オブ・インタリストということになるんでございますが、さらにまあ、レター・オブ・インテンドという、いろんな実は、そして契約と、こういうな3段階、ここ省略してますが、あるんでございます。それぞれ、やはり長期にわたりまして受け入れが、先で動くもんでございますので。というのは不可抗力とかいろいろ進捗状況がありまして、現実にはいろいろ流動的な要素がございますので、そこを慎重に期すことと、量的な問題がございますので、その3段階は踏んでいくということでございます。それで、建造は最終的には契約でございます。先ほど申し上げたように契約時と、こういうことでございますが、やはりある程度余裕をもってということもございまして、意思確認いわゆるソッカあるいはレター・オブ・インテンドの中間的なところではっきりしてほしいという場合もございます。それは、建造をする需要の問題ございます。いわゆるドックが空いているとか、これは専門的なことになるわけでございますが、LNG船需給関係非常に厳しいわけでございますので、その辺の情勢を見ながら取り組んでいくことになるであろうと、こういうふうなことでございますので、できればなるたけ余裕を持った方がいいとこういうことで、取り組まなければならないだろうと思っております。したがいまして、実際3年で間に合うのか2年で間に合うのかという問題ございますが、御指摘もございましたように、西部さんで、今、1そう建造中の同型のものと、こういうふうなことを海の場合は考えているわけでございますが、そうなってまいりますと西部さんがどのくらい、今、進んでいるのか、どの程度で建造されているのかというのが、一番の目安になろうかと思います。西部さんは、去年の8月で契約をして、今、船を造船設計が終わりまして、材料をそろえまして建造にいよいよ入っているという段階でございます。あと1年かからないで完成するのではないかということでございますので、見てまいりますと2年くらいで仕上がると、こういうふうなことでございます。
あと、その問題でございますが、西地区での航路整備。現状で問題点がないのかというと、仙台湾に伴います港波対策。LNG船は極めて危険の……。受け入れについては、慎重を期さなければならないという問題がございますので、慎重を期してその辺やってまいらなければならない問題がございます。沖防波堤の完成というふうなものも、平成7年度計画されておるわけでございますが、港湾の中でも問題がないのかと申しますと、これは、具体的に海と決まればの話でございますが、先ほど話ありました海難防止センターあるいは波災防というものの調査機関がございますので、その指導を受けながら、問題点は一つ一つクリアしていかなければならないと、こういうことでございます。
39:
◯青野登喜子委員 少し角度を変えてお尋ねしたいと思いますが、市民の立場からこの間の議論をずっと考えてたんですけれども、なかなか平成7年度を目標にしてやりたいということで、どんどん大分日数が迫ってきているという感じでいるわけですが、市民的合意を得るというのが当然前提にあって、導入というものは決定されていかなければなりませんので、その是非論については最大限誤りのない判断ができる資料というものが、十分議会等に示されなければならないわけですが、それらについてもほとんど、何か霧の中を、何となく行っているという感じで、私も何を判断にして是非論を決めたらいいのかというのが、いまだに資料不足で、成り行きを見ているという感じがあるんですが、正直言いまして、何となく追い詰められた状態が気分の中に生まれているんですね。平成7年度にこだわるからなのかなというふうに思うんですけれども、何がなんでも平成7年度に決めなければならないというものではないのではないかと思うんです。そうだとすれば、もっとフランクに議論して、どこで何が問題なのか、もっと市民の前に明らかにしていく必要があるし、もっと余裕を持って慎重に議論もしていくことができるのではないかと思うんですが、今、何か当局のやりとりなどを見てますと、どことなく平成7年度に合わせるために、相当の無理をしているのではないかなと、そんな感じを実際受けているので、その辺はいったいどうなのかっていうことを、少し解明していただきたいと思うんです。特にこの
スケジュール表を見ますと、これは平成7年度に合わせて逆算して
スケジュールを立てたものなのか、それとも今から導入していく上で、必要な段取りをとった結果として平成7年度になるのかとでは、ものすごく違うんです。そこのところを私は、これまでの議論を聞いてますと、平成7年度に合わせてということで、相当いろいろそのためにそのためにというふうに説明を受けてきたわけですから、おそらく平成7年度に合わせて逆算した
スケジュールなのかということになりますと、果たしてこれで机上の作戦になってるのではないかなというふうに思うような、思わざるを得ないくらい、何となくこう
スケジュールが迫っているような感じがするので、この辺のところが実際的にどうなのかっていうことが、明らかにされていく必要があるんじゃないかと思います。そのことが1つです。
それから、もう1つは
海上輸送方式の
スケジュールを見ますと、導入方式の決定については通産省との間で、ヒアリングが現在続行中と理解していいかと思うんですが、当然導入方式を仙台が決める場合は、今、パイプか海上かということになりますので、通産省とのヒアリングの中にはパイプラインの検討も入っているのかどうか、その辺のところをこの
スケジュールで見ますと、
海上輸送方式の
スケジュールは大体こんな
スケジュールでわかるんですが、パイプラインで見ますと、仙台市のガス局として考えなければならない
スケジュールではないんですね。あくまでも石油資源開発に頼るということだということなんですけれど、実際には平成3年度の中間にきておりますから、この
スケジュールでいきますと、もう建設に入ってなければならないということなんで、実際的にはややおくれているなんていう程度のもので、御説明がつくものなのかどうか、ここのあたりも明らかにされていく必要があるのではないかというふうに思っているわけなんです。そういうような状況から、もう少し率直に立ち入ったところでことの経過を御説明をいただきたいと思います。