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  1. 札幌市議会 2021-03-02
    令和 3年(常任)文教委員会−03月02日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 3年(常任文教委員会−03月02日-記録令和 3年(常任文教委員会            札幌市議会文教委員会記録            令和3年3月2日(火曜日)       ────────────────────────       開 会 午前9時59分     ―――――――――――――― ○小形香織 委員長  ただいまから、文教委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  それでは、議事に入ります。  議案第34号 令和2年度札幌一般会計補正予算(第15号)中関係分を議題といたします。  初めに、子ども未来局関係分について質疑を行います。 ◆千葉なおこ 委員  私から、ひとり親家庭サポート推進費について質問いたします。  初めに、このたび、支援を必要とするひとり親家庭支援に結びつける体制を推進するため、LINEを活用するとしております。  専用の公式アカウント利用者友達追加していただき、各種支援をお知らせするのだと思いますが、事業を始めることになった経緯についてお伺いいたします。  あわせて、開始時期や周知方法についてもお伺いいたします。 ◎竹田 子育て支援部長  事業を始めるに至った経緯開始時期及び周知方法についてですが、平成29年度に児童扶養手当を受給するひとり親家庭対象に行ったアンケート調査において、ひとり親家庭向け支援制度認知度が低いとの結果が出たことを受け、この間、広報の充実に取り組んでまいりました。  しかし、昨年の秋、ひとり親世帯臨時特別給付金受給者対象としたアンケート調査を実施したところ、支援制度認知度に依然として課題があることが明らかになるとともに、プッシュ型の情報発信を望む声も寄せられたところです。  その状況を踏まえまして、LINEを活用して、ひとり親家庭とつながり、必要とする支援に結びつけるために、ひとり親家庭サポート推進事業開始することとしたものでございます。  LINEアカウントの開設は4月を目指しており、チラシ等の印刷物や広報さっぽろ、ホームページはもちろん、ツイッターや札幌公式LINEなども活用しまして、登録を呼びかけてまいりたいと思っております。 ◆千葉なおこ 委員  今では多くの方が利用しておりますコミュニケーションツール、LINEを使うということで、行政支援情報を簡単に取得できるということは、市民サービスの向上にもつながり、また、市民にとってもアクセスしやすいのではないかと考えます。
     しかし、本来のLINEの強みでもある双方向型のやり取りはなく、今ご答弁がありましたが、プッシュ型の一方通行ということで、どれだけ友達追加をしてもらうかということ、それが課題かなというふうにも感じています。  子ども未来局が行っている支援はもちろんのこと、それ以外でも、ひとり親家庭が欲しいと思う情報は何かということですが、例えば、男女共同参画で行われているセミナーであるとか、保健福祉局など、多くの分野での生活全般情報が届くということで、より必要な支援につながるのではないかと考えます。また、様々な情報が届くことで、行政を身近に感じてもらえることにもつながるのではないかとも考えます。  どのような情報を発信するのか、他部署との連携についてはどういうふうに考えておられるのか、伺います。 ◎竹田 子育て支援部長  発信する情報の範囲についてでございますが、ひとり親家庭向けLINEアカウントで発信する情報としましては、ひとり親家庭向け支援制度の紹介をはじめ、各種手続の時期のお知らせや関連イベントの告知などを想定しております。  ひとり親家庭のみを対象とするものにとどまらず、ひとり親家庭に役立つと思われる情報についても、他部局とも連携しながら発信してまいりたいと考えております。 ◆千葉なおこ 委員  ひとり親家庭支援だけにとどまらず、いろいろと役立つ情報を発信されるということでした。  私は、1月にNPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ北海道の方のお話をお聞きする機会がございました。2008年に設立されてから2019年12月まで、登録会員数が142名だったのが、新型コロナウイルス感染拡大後から問合せが殺到して、2020年12月末には472人まで会員数が増えたとのことです。  お話の中では、公的な相談先は既にあるけれども、団体には頻繁に相談があり、特に複雑な困難を抱えた相談が多いということでした。例えば、経済的に困窮していて、さらに子どもに障がいがあり、子ども相談児童デイなどにできても、その親自身も障がいがあるということで、自分のことはどこにも相談ができない、そういったことだとか、子育てをしながら介護もしているなどのダブルケアというような相談もあるということです。  また、野村総合研究所が2020年12月に公表したアンケート結果では、パートやアルバイトとして働く女性の約6割が休業手当を知らなかった、知っていても、自分申請対象になるのか分からないという人が66%に上り、インターネットで気軽に情報が手に入る時代になっても、公的支援についてはなかなか周知が行き届かない、そういった現状がございます。こうしたことから、支援情報はあればあるだけいいのではないかというふうにも考えます。  最後に、その情報の先にあるひとり親支援相談については、困っている家庭にきめ細やかに寄り添っていただきたいということと、コロナ禍で、より使いやすい制度に見直すものはないのかどうか、そうしたことも併せて求めまして、私の質問を終わります。 ○小形香織 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  なければ、子ども未来局関係分質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午前10時5分       再 開 午前10時6分     ―――――――――――――― ○小形香織 委員長  委員会を再開いたします。  次に、教育委員会関係分について質疑を行います。  質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  なければ、教育委員会関係分質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午前10時7分       再 開 午前10時8分     ―――――――――――――― ○小形香織 委員長  委員会を再開いたします。  次に、討論を行います。  討論はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第34号中関係分を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小形香織 委員長  異議なしと認め、議案第34号中関係分は、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午前10時8分...