札幌市議会 > 2020-07-03 >
令和 2年第 3回臨時会−07月03日-02号

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  1. 札幌市議会 2020-07-03
    令和 2年第 3回臨時会−07月03日-02号


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    最終取得日: 2021-04-26
    令和 2年第 3回臨時会−07月03日-02号令和 2年第 3回臨時会                令和2年   第3回臨時会           札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 2 号 )            令和2年(2020年)7月3日(金曜日)          ―――――――――――――――――――――――――――議事日程(第2号)  開議日時 7月3日 午後1時 第1 議案第1号から第3号まで(3件市長提出)    (3件に対する委員長報告等)  ――――――――――――――――――――――――――  〇本日の会議に付した事件 日程第1 議案第1号 令和2年度札幌一般会計補正予算(第5号)      議案第2号 令和2年度札幌病院事業会計補正予算(第3号)      議案第3号 訴え提起の件(議員除名処分取消等請求事件に係る控訴)  ―――――――――――――――――――出席議員(68人)
     議   長       五十嵐 徳 美  副 議 長       桑 原   透  議   員       小須田ともひろ  議   員       藤 田 稔 人  議   員       小 田 昌 博  議   員       三 神 英 彦  議   員       恩 村 健太郎  議   員       水 上 美 華  議   員       田 島 央 一  議   員       あおい ひろみ  議   員       たけのうち有美  議   員       うるしはら直子  議   員       くまがい 誠一  議   員       森 山 由美子  議   員       千 葉 なおこ  議   員       佐 藤   綾  議   員       村 山 拓 司  議   員       村 松 叶 啓  議   員       松 井 隆 文  議   員       中 川 賢 一  議   員       成 田 祐 樹  議   員       かんの 太 一  議   員       岩 崎 道 郎  議   員       松 原 淳 二  議   員       竹 内 孝 代  議   員       わたなべ 泰行  議   員       長 屋 いずみ  議   員       佐々木 明 美  議   員       吉 岡 弘 子  議   員       田 中 啓 介  議   員       川田 ただひさ  議   員       阿部 ひであき  議   員       伴   良 隆  議   員       小 竹 ともこ  議   員       北 村 光一郎  議   員       中 村 たけし  議   員       林   清 治  議   員       前 川 隆 史  議   員       小 口 智 久  議   員       好 井 七 海  議   員       丸 山 秀 樹  議   員       池 田 由 美  議   員       太 田 秀 子  議   員       村 上 ひとし  議   員       飯 島 弘 之  議   員       こじま ゆ み  議   員       佐々木 みつこ  議   員       よこやま 峰子  議   員       細 川 正 人  議   員       村 上 ゆうこ  議   員       山 口 かずさ  議   員       しのだ 江里子  議   員       峯 廻 紀 昌  議   員       福 田 浩太郎  議   員       國 安 政 典  議   員       小 形 香 織  議   員       石 川 さわ子  議   員       長 内 直 也  議   員       山 田 一 仁  議   員       こんどう 和雄  議   員       高 橋 克 朋  議   員       勝 木 勇 人  議   員       鈴 木 健 雄  議   員       三 上 洋 右  議   員       武 市 憲 一  議   員       ふじわら 広昭  議   員       大 嶋   薫  議   員       小 野 正 美  ―――――――――――――――――――欠席議員(0人)  ―――――――――――――――――――説明員  市   長       秋 元 克 広  副 市 長       町 田 隆 敏  副 市 長       吉 岡   亨  副 市 長       石 川 敏 也  病院事業管理者  病 院 局 長     向 井 正 也  総 務 局 長     平 木 浩 昭  まちづくり政策局長   小 西 正 雄  財 政 局 長     福 西 竜 也  市民文化局長      川 上 佳津仁  スポーツ局長      中 田 雅 幸  保健福祉局長      佐々木 美香子  子ども未来局長     山 根 直 樹  経済観光局長      村 山 英 彦  教育委員会教育長    長谷川 雅 英  ―――――――――――――――――――事務局出席職員  事 務 局 長     泉   善 行  事務局次長       奥 村 俊 文  総 務 課 長     庄 中 将 人  議 事 課 長     川 村   満  議 事 係 長     佐 藤 善 宣  書   記       高 橋 陽 平  書   記       吉 田 亮 太  書   記       酒 井 彰 悠  ―――――――――――――――――――       開 議 午後1時
     ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) ただいまから、本日の会議を開きます。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) 本日は、68人の議員が登庁しておりますが、新型コロナウイルス感染防止対策のため、議場への出席議員を調整して行います。  ただいまの出席議員数は、38人です。  その他の議員は、控室にて視聴しております。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) 本日の会議録署名議員としてよこやま峰子議員佐々木明美議員を指名します。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) ここで、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎事務局長泉善行) 報告いたします。  本日の議事日程議案審査結果報告書は、お手元に配付いたしております。  以上でございます。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) これより、議事に入ります。  日程第1、議案第1号から第3号までの3件を一括議題とします。  委員長報告を求めます。  まず、総務委員長 村松叶啓議員。  (村松叶啓議員登壇) ◆村松叶啓議員 総務委員会に付託されました議案2件について、その審査結果をご報告いたします。  最初に、議案第3号 訴え提起の件(議員除名処分取消等請求事件に係る控訴)についてですが、どのような経緯で控訴する旨の議案が提出されることとなったのかとの質疑がありました。  続いて、討論を行いましたところ、日本共産党太田委員から、否決すべきものとの立場意見の表明がありました。  採決を行いましたところ、議案第3号は、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第1号 令和2年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分についてですが、質疑討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長五十嵐徳美) 次に、財政市民委員長 松原淳二議員。  (松原淳二議員登壇) ◆松原淳二議員 財政市民委員会に付託されました議案第1号 令和2年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分について、その審査結果をご報告いたします。  主な質疑として、今年度予算の見直しについて、感染症対策に係る財源確保に向け、緊急性を伴わない事業などの減額補正も必要と考えるが、どのように進めていくのか。市民文化芸術に触れる機会を創出するため、札幌交響楽団PMF修了生による無料または低料金のコンサートへの助成を行うとのことだが、今後、音楽以外の芸術分野にも施策を広げていくべきではないか。文化芸術公演配信補助に関して、オンラインによる公演配信は、単なる代替手段にとどまらず、新たなビジネスモデルにもなり得ることから、アーティストの活動継続性や将来性を意識した支援を行っていくべきと考えるが、どうか。文化芸術団体などからは、自身活動補助対象となるのか、分かりにくかったという声もあるが、具体的にどのような要件を定めたのか等の質疑がありました。  討論はなく、採決を行いましたところ、議案第1号中関係分は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長五十嵐徳美) 次に、文教委員長 小形香織議員。  (小形香織議員登壇) ◆小形香織議員 文教委員会に付託されました議案第1号 令和2年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分について、その審査結果をご報告いたします。  主な質疑として、臨時休業期間中の各家庭での学習への取組状況は様々であるが、学校再開後の授業の理解度に差が生じないよう、どのような取組を進めてきたのか。学校における衛生用品確保に当たり、保護者新型コロナウイルス感染症対策に大きな関心を持っているが、PTA等の意見を反映させることはできるのか。児童福祉施設等職員に対する慰労金に関連して、新型コロナウイルス感染のリスクがある中、社会を支えたことへの敬意を表した本市独自の支援であり、速やかに手元に届くことが望ましいと考えるが、いつまでに給付するのか。パートや派遣の職員は、自身対象となるのか不安に感じていると思われるが、給付に当たり、雇用形態の違いをどのように考えているのか等の質疑がありました。  討論はなく、採決を行いましたところ、議案第1号中関係分は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長五十嵐徳美) 次に、厚生委員長 阿部ひであき議員。  (阿部ひであき議員登壇) ◆阿部ひであき議員 厚生委員会に付託されました議案第1号 令和2年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分について、その審査結果をご報告いたします。  主な質疑として、新型コロナウイルス感染症対策に関連して、帰国者接触者相談センター一般電話相談について、当初の混乱を減らし、適切な対応ができているとのことだが、秋、冬に向けて、今後どのように取り組んでいくのか。救護施設職員への慰労金について、雇用形態や職種にかかわらず、業務に従事する全ての人に対し、支給すべきだが、条件はあるのか等の質疑がありました。  討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長五十嵐徳美) 次に、経済観光委員長 前川隆史議員。  (前川隆史議員登壇) ◆前川隆史議員 経済観光委員会に付託されました議案2件について、その審査結果をご報告いたします。  最初に、議案第2号 令和2年度札幌病院事業会計補正予算(第3号)についてですが、主な質疑として、院内感染防止用診察室について、感染持込み防止に効果的な発熱者1次診察を継続して行うために整備するとのことだが、どう運用するのか等の質疑がありました。  討論はなく、採決を行いましたところ、議案第2号は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第1号 令和2年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分についてですが、主な質疑として、飲食店未来応援事業について、クラウドファンディングの第3弾を実施するに当たり、参加する飲食店数を増やすため、どのように取り組んでいくのか。飲食店等グループ販売促進支援事業は、飲食店のみならず、娯楽業を営む事業者についても支援対象としているが、どのような取組が創出されることを期待しているのか。テレワーク等導入に関する支援について、補助金を申請した企業が速やかにテレワークを実施できるよう早期に交付決定すべきと考えるが、どのように取り組んでいるのか。観光需要回復支援補助制度について、民間事業者の積極的な取組を促し、官民協働コロナ危機を乗り越えていくことが期待されるが、どのように観光需要回復につなげていくのか等の質疑がありました。  討論はなく、採決を行いましたところ、議案第1号中関係分は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長五十嵐徳美) ただいまの各委員長報告に対し、質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長五十嵐徳美) 質疑がなければ、討論に入ります。  通告がありますので、発言を許します。  まず、太田秀子議員。  (太田秀子議員登壇) ◆太田秀子議員 私は、日本共産党を代表し、議案第3号 訴え提起の件、議員除名処分取消し等請求事件判決に対する控訴反対立場で、討論を行います。  本議案は、松浦氏の除名処分取消しを求める裁判で、6月22日に、札幌地裁より除名は違法との判決が出され、これに付随する議員報酬及び期末手当支払いに係る部分について札幌高等裁判所控訴するものであり、本市議会判断に起因するものです。  昨年6月21日、本市議会において、本人を除く67名による記名投票採決を行い、除名が妥当とする決定賛成56、反対11で可決しました。  私ども日本共産党は、懲罰を科すべきだと考えるものの、懲罰内容を最も重い除名とすることには反対いたしました。投票前の本会議討論で、除名処分とした会派から、弁明謝罪は場当たり的であり、信用できない等が述べられましたが、場当たり的かどうかなど、心の中まではかることは不可能であり、議会裁量範囲を超えるものであること、また、懲罰特別委員会審議は5月13日の議場で起きたことが判断対象であることを述べ、議会を混乱させたことについて明確に陳謝した事実を受け入れるべきであること、さらに、司法は、除名によって議員資格を剥奪することは、他の処分と違って、必要な限度を超えていないか、特別に慎重な対応を求めていることなどから、客観的事実に基づいて判断されるよう議員の皆さんに訴えました。  このたびの地裁判決では、予定された議事は全て行われ、結果として、流会する事態には至らず、市民生活への重大な影響は具体的に生じていない。臨時議長解任後、約30分間、議長席に居続けた点も、その間に議長を選任できており、結果として重大な影響は生じなかった。臨時議長として正常に議事を進行しなかったことを超えて、臨時議長解職前に議長席を退かなかった点を捉えて、原告言動が殊さら悪質であると評価することは相当でない。ワイドショーなどで放送されて札幌市議会の品位をおとしめた、原告弁明謝罪が信用できない、土下座もパフォーマンスであるとの指摘は、本件一連言動そのもの悪質性を示す事情とは言い難いとしました。  その上で、議員としての身分を喪失させるべき程度にまで悪質性の高い懲罰事由であると言うことはできず、除名懲罰を科すことは重きに失すると評価することとなる。したがって、本件除名処分は、社会通念上、著しく相当性を欠き、議会自律権に基づく裁量権範囲を超え、または、これらを濫用したものであって違法であるとしたのです。  これは、本市議会における懲罰の在り方を鋭く問うものです。議員資格を剥奪し、選挙市民が託した一票をも否定する除名とは、いかに慎重でなければならないかを改めて確認した司法判断を重く受け止め、控訴すべきではありません。  よって、議案第3号は、反対です。  以上で、私の討論を終わります。 ○議長五十嵐徳美) 次に、石川さわ子議員。  (石川さわ子議員登壇) ◆石川さわ子議員 私は、市民ネットワーク北海道を代表し、ただいま議題となっております議案第3号 訴え提起の件(議員除名処分取消等請求事件に係る控訴)については反対、残余の議案については賛成立場から、討論をいたします。  札幌市議会が2019年第2回定例会松浦議員除名した行政処分について、松浦さんが原告となって、その除名処分取消し請求及び議員報酬等支払い請求を市に対して行った裁判判決を、6月22日、札幌地裁が出しました。裁判長は、判決で、除名処分議会自律権に基づく裁量権範囲を超えており、重過ぎる違法なものとして、議会が行った除名処分を取り消しました。それに従って、原告議員報酬請求権も喪失してはいないことから、その支払い札幌市長に命じました。議案第3号は、この二つの判決内容のうち、議員報酬及び期末手当支払いに係る部分について、市長控訴するというものです。  しかし、この控訴は、その理由に記されているとおり、除名処分が取り消されることを前提としています。すなわち、議会松浦さんを議員として認めないのであれば、市長には報酬等支払い義務は生じないという論理です。逆に、議会判決を受容していれば、市長控訴提起しなかったはずです。このように考えれば、市長判断の基になっている、あるいは、前提となっている議長による控訴が適正であるかどうかが最も重く問われるべきと考えます。  しかしながら、議長控訴決定するまでの過程において、議員会派当該判決をどう受け止め、また、対応についてどのような意見があったのかなど、本件をめぐって議会がどのように議論したのかについては、市民にほとんど明らかにされていません。  確かに、地方自治法においては、今回のような除名処分を取り消す判決について、被告である札幌市が控訴する場合、議会議決事件から除かれております。しかし、そのことは、議会の議論が不要であることを意味してはいません。むしろ、裁判長除名懲罰は重過ぎると判決を下し、議会決定を覆したこと、また、除名処分についての本会議採決では、賛成56票、反対11票と賛否が分かれていたことに鑑みれば、市民は、議会が、この際、改めて考え直すことを求めていると思います。実際、札幌市は控訴するべきではないなどの趣旨の意見が、私のところにも市民から寄せられております。  私は、松浦議員除名処分を本会議で議決するとき、選挙で選ばれた議員を第三者である議会除名、しかも選挙直後に除名することの問題性などを理由に挙げて、反対討論をいたしました。控訴すれば、また時間が流れ、仮に高等裁判所松浦さんが勝訴して復職した場合でも、議員としての在任期間はわずかになってしまいます。以上のことから、私は、議会市長は、地裁判決を受け入れ、控訴を断念すべきと考えます。  したがって、議長による控訴市長による控訴については一体的に判断する必要があるという理解から、市長が提案する控訴提起には反対をいたします。  以上で、私の討論を終わります。 ○議長五十嵐徳美) 以上で、討論を終了します。  ここで、全議員が入場するために、暫時休憩します。  ――――――――――――――――――――       休 憩 午後1時23分       再 開 午後1時25分  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) これより、会議を再開します。  休憩前に引き続き、議案第1号から第3号までの3件を一括議題とし、採決に入ります。  この場合、分割して採決を行います。  まず、議案第3号を問題とします。  本件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立) ○議長五十嵐徳美) 起立多数です。  したがって、本件は、可決されました。  次に、議案第1号、第2号の2件を一括問題とします。  議案2件を可決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長五十嵐徳美) 異議なしと認めます。  したがって、議案2件は、可決されました。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) 最後に、お諮りします。  お手元に配付の閉会継続審査申出一覧表のとおり、各委員長から閉会継続審査の申出がありますので、このとおり決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長五十嵐徳美) 異議なしと認めます。
     したがって、そのように決定しました。  〔一覧表巻末資料に掲載〕  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) 以上で、本臨時会議題とした案件の審議は、全て終了しました。  ――――――――――――――――――――議長五十嵐徳美) これで、令和2年第3回札幌市議会臨時会閉会します。  ――――――――――――――――――――       閉 会 午後1時26分 上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。  議  長        五 十 嵐   徳   美  署名議員        よこやま    峰   子  署名議員        佐 々 木   明   美...