議 員 松 浦 忠
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〇
欠席議員(なし)
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〇説明員
市 長 秋 元 克 広
副 市 長 町 田 隆 敏
副 市 長 吉 岡 亨
副 市 長 岸 光 右
交通事業管理者
交 通 局 長 藤 井 透
水道事業管理者
水 道 局 長 三 井 一 敏
病院事業管理者
病 院 局 長 関 利 盛
危機管理対策室長 中 塚 宏 隆
総 務 局 長 木 内 二 朗
まちづくり政策局長 浦 田 洋
財 政 局 長 中垣内 隆 久
市民文化局長 高 野 馨
スポーツ局長 石 川 敏 也
保健福祉局長 木 下 淳 嗣
子ども未来局長 可 児 敏 章
経済観光局長 小 西 正 雄
環 境 局 長 平 木 浩 昭
建 設 局 長 河 原 正 幸
下水道河川局長 渡 邉 多加志
都 市 局 長 佐 藤 博
会 計 室 長 大 古 聡
消 防 局 長 萬 年 清 隆
教育委員会教育長 長谷川 雅 英
教育委員会委員 道 尻 豊
選挙管理委員会委員長 馬 場 泰 年
選挙管理委員会委員 西 村 茂 樹
選挙管理委員会委員 伊 藤 知 光
選挙管理委員会委員 川口谷 正
人事委員会委員長 常 本 照 樹
人事委員会事務局長 谷 江 篤
監 査 委 員 藤 江 正 祥
監査事務局長 木 村 義 広
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〇
事務局出席職員
事 務 局 長 出 井 浩 義
事務局次長 泉 善 行
総 務 課 長 神 山 明 弘
議長会担当課長 深 井 貴 広
政策調査課長 烝 野 直 樹
議 事 課 長 田 口 繁 治
政策調査係長 土 屋 隆 明
議 事 係 長 川 村 満
委員会担当係長 数 田 光 嘉
委員会担当係長 中 村 憲
書 記 吉 田 亮 太
書 記 羽 貝 拓 己
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――――――――――――――――――
開 議 午後1時1分
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――――――――――――――――――
○議長(
山田一仁) ただいまから、本日の会議を開きます。
――
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○議長(
山田一仁)
出席議員数は、65人です。
――
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○議長(
山田一仁) 本日の
会議録署名議員として
飯島弘之議員、長谷川 衛議員を指名します。
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○議長(
山田一仁) ここで、故
宗形雅俊議員に対し、
議員一同を代表して、
峯廻紀昌議員から追悼の演説があります。
なお、ご遺族が
特別傍聴席においでになっておりますことを申し添えます。
峯廻紀昌議員。
(
峯廻紀昌議員登壇)
◆
峯廻紀昌議員 私は、ただいまより、
札幌市議会議員を代表いたしまして、故人となられました
宗形雅俊議員に対し、謹んで追悼の言葉をささげます。
平成30年第2回
定例市議会は、本日、最終日を迎えました。しかし、この議場に
宗形雅俊議員の姿がありません。
あなたは、去る5月20日、帰らぬ人となられました。私たちは、4月、あなたとこの議場でお会いし、採決に臨んでおられたお姿を拝見したところですが、突然の悲しい知らせを聞き、ただただ驚くばかりで、深い悲しみに包まれております。議員として、そして、何より一人の人間としての魅力にあふれたあなたのお姿を見ることがかなわないことは、私たちにとって、まことに痛恨きわまりなく、悲しく、悔しく、無念な思いを禁じ得ません。
しかし、私ども以上に深い悲しみの中でつらい思いをされているのは、ご遺族の皆様であり、その胸中をお察しいたしますと、お慰めの言葉も見つかりません。
ここに、謹んでお悔やみを申し上げたいと存じます。
振り返りますと、あなたは、昭和30年3月、札幌市にお生まれになり、
札幌旭丘高校を卒業し、
日本大学理工学部に進学をされ、
電機メーカーで30年近くにわたり勤務された後、その卓越した見識と誠実で温かいお人柄を知る地域の多くの皆様に推挙され、札幌市を発展させたい、また、南区をより住みやすいまちにしたいとの熱い思いを胸に、平成19年に
札幌市議会議員に南区から立候補し、見事に当選を果たされました。
以来、3期11年余にわたり、答えは現場にあるを心情とするあなたは、
民間企業で培った持ち前のフットワークを駆使して、事務所にこもることなく、また、初心を忘れることなく、地域を見て回り、聞いて回り、対話も重ねながら、
市民生活向上のため、そして
市政課題解決のため、日夜奮闘されました。
こうした行動力に裏打ちされたさまざまな提言や意見は、建設的で先見性にあふれ、確かな説得力を持ち、市民からはもとより、多くの議員から信望を集め、
総務委員会委員長、
文教委員会委員長、
建設委員会委員長などの要職を歴任し、
本市発展のため、
誠心誠意、常に全力を尽くしてご活躍されました。また、今期は、
最大会派の
自由民主党議員会の幹事長として、会派間の折衝にも積極的かつ柔軟に取り組まれ、
札幌市議会の民主的な運営にも尽力されていたところであります。
私は、宗形さんと所属する会派は異なりますが、同じ時期にともに会派の幹事長としての任務を担っておりました。宗形さんは、
幹事長会議や
議会機能強化・
改革検討委員会で取りまとめと進行の重責を担う座長という立場で、可能な限り
少数意見にも耳を傾け、議論が紛糾する中でもその秀でた調整力で会議をまとめ上げ、
札幌市議会大
規模災害対応要領の策定、議会の
インターネット中継の
スマートフォン対応などの成立に導き、本市議会の
危機対応力や機動力の向上、市民に開かれた議会を推し進めてこられました。
私は、宗形さんが、異なる意見をまとめ上げるために、みずから汗を流し、みずからの足で議員の間を駆け回り、みずからの主張は述べつつも全体を俯瞰して
合意形成を図り、成果と実績を上げていく姿を間近に見て、その調整力と折衝力に常に感服し、非常に頼もしく感じていたことが、つい先日のことのように思い出されます。
一方、議会での仕事を離れても、私は、宗形さんとは共通の趣味や会合を通じた私的なおつき合いもさせていただいておりましたが、
議員宗形雅俊とは異なる庶民的で周囲を引き寄せる魅力あふれる
人間宗形雅俊に対しても強くほれ込み、自分のことよりも常に周囲の人に対する配慮や思いやりが、会話はもちろんのこと、
立ち居振る舞いや何気ないしぐさからもにじみ出ていたことを思い出しています。こうして、議員としての実績と豊かな人間味の両方を兼ね備えた宗形さんは、会派を超えて、多くの議員から厚い信頼を得ていき、本市議会にとっても、必要不可欠、
唯一無二の存在となっていったことは、誰しも認めるところだと言えましょう。
本市においては、
都市基盤の更新の問題、
少子高齢化のさらなる進行、今後見込まれる
人口減少など、課題が山積している中、議員としてのキャリアを着実に積まれ、市民からも、議員からも、そして理事者からも信頼を積み上げてきたあなたは、ことし4月には札幌市
都市計画審議会委員にも就任されたところであり、今後さまざまなステージでのますますのご活躍を期待されていたところです。
しかし、あなたは、63歳の若さで逝ってしまわれました。常に市民の先頭に立ち、行動力にすぐれ、存在感を放ち、誰からも頼りにされるあなたを失ったことは、
札幌市議会はもとより、札幌市にとりましても大きな痛手であり、その喪失感は埋めがたいものがあります。しかし、あなたのご功労やご足跡は、
本市発展の礎としてその歴史の上にしっかりと刻まれるとともに、私
たち議員の胸にも、その優しいまなざしと人間味あふれる笑顔とともに、いつまでも深く刻み込まれていることでしょう。
私たちは、再びあなたのお姿に接することはかないませんが、ご遺志をしっかり受け継ぎ、みずからを奮い立たせ、
市政進展のために邁進することをこの本会議場においてお誓い申し上げます。
宗形さん、どうぞ安らかにお眠りください。そして、私たちを、あなたの愛してこられた札幌のまちを、
札幌市議会をいつまでも温かく見守ってください。
ありし日の
宗形雅俊議員のご活躍をしのび、生前のご功績に深甚なる敬意を表しますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げ、追悼の言葉といたします。
平成30年6月4日。
札幌市議会議員峯廻紀昌。
――
――――――――――――――――――
○議長(
山田一仁) それでは、ここで、
事務局長に諸般の報告をさせます。
◎
事務局長(
出井浩義) 報告いたします。
去る6月1日、市長から、平成30年第1回定例会において採択されました陳情の処理の経過及び結果の報告が提出されましたので、各
議員控室に配付いたしました。
本日の
議事日程、
議案審査結果報告書は、お手元に配付いたしております。
以上でございます。
――
――――――――――――――――――
○議長(
山田一仁) 次に、去る5月17日の本会議において同意の議決を行い、任命されました
本市教育長及び本
市教育委員会委員をご紹介します。
まず、
長谷川教育長。
◎教育長(
長谷川雅英) 今議会におきましてご同意をいただき、教育長に就任をいたしました長谷川でございます。
職責の重さを十分認識し、札幌市の
教育行政の発展、そして、札幌市の
子どもたちの笑顔のために、
誠心誠意、力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(
山田一仁) 次に、
道尻委員。
◎
教育委員(道尻 豊) さきの議会におきまして同意をいただき、
教育委員を拝命いたしました道尻と申します。
職務の重要さを日々実感しつつあるところでございますが、25年ほど弁護士を務めております経験をもとに、さまざまな課題について取り組んでまいりたいと思います。
法律家として、また、子育てを経験した親としての立場から、札幌市の教育の充実にさらに努めてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。(拍手)
――
――――――――――――――――――
○議長(
山田一仁) これより、議事に入ります。
日程第1、議案1号から第16号までの16件を
一括議題とします。
委員長報告を求めます。
まず、
総務委員長 林
清治議員。
(林
清治議員登壇)
◆
林清治議員 総務委員会に付託されました議案第1号 平成30年度札幌市
一般会計補正予算(第1号)中関係分について、その審査結果をご報告いたします。
本議案は、
一般会計の
減額補正を行うものですが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、
全会一致、可決すべきものと決定いたしました。
以上で、報告を終わります。
○議長(
山田一仁) 次に、
財政市民委員長 小竹ともこ議員。
(
小竹ともこ議員登壇)
◆
小竹ともこ議員 財政市民委員会に付託されました議案5件について、その審査結果をご報告いたします。
最初に、議案第5号 札幌市
税条例等の一部を改正する条例案についてですが、主な質疑として、
個人市民税に係る
給与所得控除等の引き下げと
基礎控除の引き上げの実施に当たり、収入が一定以上ある場合、税負担がふえる仕組みであるとのことだが、どの程度の納税者に影響が出るのか。
生産性向上設備に係る
固定資産税の
特例措置について、
税負担割合は市町村における条例で定められるものとのことだが、ゼロと設定するのはなぜか等の質疑がありました。
続いて、討論を行いましたところ、
日本共産党・
池田委員から、否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。
採決を行いましたところ、議案第5号は、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第13号 西2丁目
線地下自転車等駐車場整備工事請負契約締結の
件議決変更の件についてですが、主な質疑として、西2丁目線の
地下駐輪場整備後の歩道復旧に当たり、前後の区間も含め、景観に配慮した整備をすべきと考えるがどうか等の質疑がありました。
討論はなく、採決を行いましたところ、議案第13号は、
全会一致、可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第1号 平成30年度札幌市
一般会計補正予算(第1号)中関係分及び議案第3号 平成30年度札幌市
公債会計補正予算(第1号)についてですが、主な質疑として、
中央区役所の建てかえに伴う仮庁舎に関連して、
公共交通機関の利用が困難な来庁者もいることから、駐車場を一定数確保することを検討すべきだが、どうか。
市税サービスの質を保ち、業務を円滑に進めるには、公用車の
駐車場確保も重要と考えるがどうか等の質疑がありました。
討論はなく、採決を行いましたところ、いずれも
全会一致、可決すべきものと決定いたしました。
最後に、議案第14号についてですが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、
全会一致、可決すべきものと決定いたしました。
以上で、報告を終わります。
○議長(
山田一仁) 次に、
文教委員長 丸山秀樹議員。
(
丸山秀樹議員登壇)
◆
丸山秀樹議員 文教委員会に付託されました議案3件について、その審査結果をご報告いたします。
一般会計の補正を行う議案第1号中関係分、札幌市
児童福祉法施行条例の一部を改正する議案第6号、公の施設の
指定管理者の指定に係る議案第15号の3件についてですが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、いずれも
全会一致、可決すべきものと決定いたしました。
以上で、報告を終わります。
○議長(
山田一仁) 次に、
厚生委員長 村上ゆうこ議員。
(
村上ゆうこ議員登壇)
◆
村上ゆうこ議員 厚生委員会に付託されました議案7件について、その審査結果をご報告いたします。
最初に、議案第1号 平成30年度札幌市
一般会計補正予算(第1号)中関係分及び議案第2号 平成30年度札幌市
後期高齢者医療会計補正予算(第1号)についてですが、主な質疑として、スプリンクラーの
設置義務がない
高齢福祉施設について、整備に係る
補助申請件数が少ない中、
防火対策推進に向け、どのような支援を行っていくのか。
後期高齢者医療保険料の
軽減特例措置について、制度に対する批判の声を理由に設けられたと考えるが、廃止することによってどのような影響があるのか等の質疑がありました。
続いて、討論を行いましたところ、
日本共産党・
平岡委員から、いずれも否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。
採決を行いましたところ、議案2件は、いずれも賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第7号 札幌市
児童福祉施設条例の一部を改正する条例案についてですが、主な質疑として、新たに
指定管理者制度を導入するみかほ整肢園に関連して、障がい児施設としては、市内初となるため、利用者の理解を得ることが最も重要と考えるが、説明会で得られた声を今後どう生かしていくのか。市内で障がい
児通所支援事業所が急増している中、
民間法人が
指定管理者となることで
サービスの質が確保されるのか懸念するが、どう取り組むのか。
指定管理者制度の導入により職員の
給与水準が下がることで、人材の確保や専門職の育成が難しくなる懸念があるが、どう認識しているのか等の質疑がありました。
続いて、討論を行いましたところ、
日本共産党・
平岡委員から、否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。
採決を行いましたところ、議案第7号は、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第11号 札幌市
旅館業法施行条例等の一部を改正する条例案についてですが、主な質疑として、今回の規制緩和により、旅館業の
許可施設がふえ、観光客の多様なニーズに応えられるものと期待する一方、宿泊者と住民のトラブルが生じないよう対策を講じるべきと考えるが、どう指導していくのか。
一般住宅の空き室を
民泊施設としてではなく、採算性の観点から、営業日数に制限のない旅館業の施設として許可を得ようとする業者等がふえる懸念があるが、どう認識しているのか等の質疑がありました。
続いて、討論を行いましたところ、
日本共産党・
平岡委員から、否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。
採決を行いましたところ、議案第11号は、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第8号 札幌市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案についてですが、質疑はなく、討論を行いましたところ、
日本共産党・
平岡委員から、否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。
採決を行いましたところ、議案第8号は、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。
最後に、議案第9号及び第10号の2件についてですが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、いずれも
全会一致、可決すべきものと決定いたしました。
以上で、報告を終わります。
○議長(
山田一仁) 次に、建設委員長 伊藤理智子議員。
(伊藤理智子議員登壇)
◆伊藤理智子議員 建設委員会に付託されました議案4件について、その審査結果をご報告いたします。
最初に、議案第4号 平成30年度札幌市
下水道事業会計補正予算(第1号)についてですが、主な質疑として、伏古川水再生プラザ運転管理業務の委託化について、降雨の影響を受けやすい合流式の施設であり、これまでどおり業務が継続できるのか、非常に不安だが、想定外の豪雨にも対応できると判断したのか。また、現在の業務体制は人員過剰で実態に合っていないことから、作業の効率化の検討を行った上で、適正な業務量が示されなければ、委託内容の適否を判断できないのではないか等の質疑がありました。
続いて、討論を行いましたところ、
日本共産党・小形委員及び改革・松浦委員から、否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。
採決を行いましたところ、議案第4号は、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第1号 平成30年度札幌市
一般会計補正予算(第1号)中関係分についてですが、主な質疑として、除排雪の交通誘導員が不足する中、人材を集めるには一定の賃金水準の確保が必要なことから、支払い状況などの実態を調査の上、元請業者等へ指導していくべきと考えるがどうか等の質疑がありました。
討論はなく、採決を行いましたところ、議案第1号中関係分は、
全会一致、可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第16号 市道の認定及び変更の件についてですが、主な質疑として、今回、審査対象の道路について、市道として認定された場合、冬期間において車の通行や市民生活に支障を来さぬよう除排雪を実施すべきと考えるがどうか等の質疑がありました。
討論はなく、採決を行いましたところ、議案第16号は、
全会一致、可決すべきものと決定いたしました。
最後に、議案第12号についてですが、質疑・討論はなく、採決を行いましたところ、
全会一致、可決すべきものと決定いたしました。
以上で、報告を終わります。
○議長(
山田一仁) ただいまの各
委員長報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田一仁) 質疑がなければ、討論に入ります。
通告がありますので、順次、発言を許します。
まず、池田由美議員。
(池田由美議員登壇)
◆池田由美議員 私は、
日本共産党を代表し、ただいま議題となっております議案16件中、議案第1号、第2号、第4号、第5号、第7号、第8号及び第11号の7件に反対、残余の議案9件に賛成の立場から、討論を行います。
議案第1号
一般会計補正予算に反対する理由は、後期高齢者医療制度の特例軽減措置の廃止に伴うシステム改修のための繰出金が含まれているからです。
後期高齢者医療制度は、75歳になった途端、それまでの公的医療保険から強制的に切り離し、別建ての医療制度に囲い込むものです。うば捨て山との批判が強い中で、制度開始時に保険料の急激な上昇を抑えるため、被用者保険の被扶養者だった方の均等割を5割軽減とする特例軽減措置を行いました。このたびの制度改正は、この特例軽減措置を2年で打ち切り、廃止するものであり、このような制度改悪には反対です。
年金の削減や消費税の増税、物価も上昇するなど高齢者の生活は厳しくなる中で、これ以上、高齢者を狙い撃ちするやり方は到底認められず、よって、そのためのシステム改修を行う議案第2号
後期高齢者医療会計補正予算にも反対です。
次に、議案第4号
下水道事業会計補正予算に反対する理由は、伏古川水再生プラザの運転管理業務を民間委託するものだからです。
これまで、合流式の水再生プラザを本市直営にしていたのは、同一の管路に雨水と汚水がまざるための処理を行う機械の操作等に業務員の技術と経験が必要と判断してきたからです。50年たつ古い機器もあり、操作には熟練した技術と経験を要するなど、長年にわたって積み上げられてきた経験や技術を持つ職員によって担われてきている業務です。民間委託化は、これを捨て去ることとなり、技術力の継承を危うくするものです。民間委託は、果たすべき行政の仕事を営利企業の経済活動に変え、市民
サービスよりも利益が優先され、非正規雇用の拡大など、低賃金、不安定雇用など官製ワーキングプアを生み出し、公的役割と責任を大きく後退させることにつながることから、反対です。
次に、議案第5号 市
税条例等の一部を改正する条例案に反対する理由は、本社機能の移転に係る不均一課税の延長、拡充が含まれているからです。
この改正は、2016年から行われていた、東京23区から札幌市内に本社機能を移転する企業への
固定資産税の減免措置の適用期限を2年延長し、適用対象を東京23区以外の企業に広げるものです。本社機能の移転としていますが、内容は、調査・企画部門、情報処理部門、研究開発部門、管理事業部門など、本社機能の一部を移転する場合でも
固定資産税を減免するもので、大手企業への優遇策は不要であり、反対です。
次に、議案第7号
児童福祉施設条例の一部を改正する条例案に反対する理由は、2020年度から、札幌市みかほ整肢園に
指定管理者制度を新たに導入しようとするものだからです。
医療型児童発達支援センターは、一人一人の状況に応じた療育プログラムをもとに、さまざまな活動体験によって遊びを通して子どもの成長を育む療育を提供する施設です。制度導入により、職員が入れかわることで、
サービスの維持や安全性に関する不安の声が施設を利用する保護者からも出されています。福祉
サービスと医療の機能をあわせ持つ施設として高い専門性と継続性が求められ、本市直営で運営すべきです。
また、経費の削減を図る目的の
指定管理者制度のもとで、働く人の低賃金化と不安定雇用が既に常態化しており、官製ワーキングプアを生み出しています。さらにこうした事態を広げることは認められず、反対です。
次に、議案第8号
国民健康保険条例の一部を改正する条例案に反対する理由の第1は、賦課限度額が引き上げられるからです。
2014年度から2016年度まで3年連続で引き上げられ、今年度は89万円から93万円へ4万円の負担増となります。限度額に到達する世帯の収入と所得は、例えば収入が約740万円の5人世帯の場合、所得にすると約545万円であり、決して高額収入とは言えず、年間4万円の引き上げは家計に大きな打撃を与えることになるからです。
理由の第2は、病床転換支援金が延長されるためです。
国は、医療費の削減を目的に療養病床を約14万床廃止して、医療が必要な高齢者を介護施設や在宅に追いやろうとしており、病床転換支援金の特例延長は、高齢者にとって必要な医療を受けられなくなる事態がさらに加速する懸念があり、反対です。
次に、議案第11号
旅館業法施行条例等の一部を改正する条例案に反対する理由は、緊急時の対応のおくれなど、宿泊客の安全や住環境の悪化が懸念されるからです。
このたびの条例改正案では、玄関帳場を設けず、人員配置を必要としないことや、1室でも旅館業と認められ、アパートやマンションでも営業できる規制緩和が行われます。これにより、事実上、一年中営業可能な民泊を認めることと等しく、急増する民泊を規制しようと180日間の営業日数の制限を設けた住宅宿泊事業法の狙いと大きく矛盾するものであり、賛成できません。
以上で、私の討論を終わります。
○議長(
山田一仁) 次に、松浦 忠議員。
(松浦 忠議員登壇)
◆松浦忠議員 ただいま上程されております議案第4号に反対、残余の議案については賛成です。
まず、賛成する議案第1号の中で、補正予算ですが、これは何を補正するかといったら、市長の提案説明で言いますと、平成29年度補正予算分の国庫補助の交付決定に伴い、30年度当初予算のうち、学校の建てかえなどにかかわる経費の一部を整理するためと説明がありました。これは、既に過年度においてこれと同様のことがありまして、私が、
地方財政法の第3条に基づいて、予算提出についてきちっと整理すべきだということを指摘しております。
地方財政法第3条は何を書いているかといったら、予算の編成、第3条、「地方公共団体は、法令の定めるところに従い、且つ、合理的な基準によりその経費を算定し、これを予算に計上しなければならない。」、2として、「地方公共団体は、あらゆる資料に基いて正確にその財源を補そくし、且つ、経済の現実に即応してその収入を算定し、これを予算に計上しなければならない。」というふうに書かれているわけであります。これは何かといったら、予算は大ざっぱな見込みではだめですよ、きちっとした根拠に基づいて予算というのは議決し、執行するものだと。
この市長提案にありました平成29年度補正予算分の国庫補助金の交付決定に従いというのは、これはいつかといったら、3月に決定しているんです。議会開催中であります。したがって、議会開催中に、市長は、予算の組みかえを提出すべきなんです。国の補助額決定に伴って当初計上していた予算が減額になるわけですから、したがって、減額という措置をきちっと議会に提出する。そして、29年度の予算については、増額するものは増額し、そして繰り越すものは繰り越す、こういう手続をとることが
地方財政法第3条に基づく予算の編成と議会に対する提出のあり方であります。
やっぱり、このことをきちっと守ることが大事なんです。これは、そもそもの札幌市という団体の根源にかかわる部分なんですね。これをきちっとしないと、あらゆることがほどほどでいいのか、あるいは大ざっぱでいいのか、このことが、いわゆる職員全体の日常の法令遵守にかかわってくるわけであります。
先般の住宅手当の問題、あるいはそのほかの問題などを含めて、あらゆる問題の根源はここにあるんです。市長は、あの住宅手当の問題も制度上の不備なんてことを言っております。何にも制度には不備はありません。ある制度をきちっと守ってやらないからいろんな問題が発生してくるんです。その根源は予算のここにあるんです。このことを申し上げているにもかかわらず、一向に守られていかない。したがって、職員が規則を守らない、不正行為をする、根源はここにあるんです。市長みずからにあるんです。この点をきちっと認識されて、今後対応していただかなければ、これはもう、何事も、何を言っても、常に言うことはその場しのぎの言い逃れということであります。大体、制度がと言うが、制度があるのに制度が守られていないんです。知らなかったのならまだしも、指摘もしているんです。にもかかわらず、こういうことがまた行われていく。このことを私はきちっと指摘して、市長の猛省を促したいと思います。
これが、まず、賛成ではありますが、反対しても、予算の補正をしなければこの予算がまた第3条に反することになりますから、賛成はしましたけれども、そういうことであります。
次に、議案第4号であります。
議案第4号というのは、下水道の伏古川水再生プラザの運転業務です。24時間、再生プラザに職員が張りついて、処理場の機器の稼働状況などを点検しております。札幌市は、既にもう、分流式のところについては委託し、あるいは、二つの中継ポンプ場などは水を送っている水再生プラザのところで遠隔制御する、こういうような合理化などを含めて民間委託をしております。
今回、合流式のところで初めてということでありますけれども、私は、2回、現地に調査に入りました。実態もよくよく見ました。今現在、既に職員が17名いますけれども、17名の仕事はありません。どうしても職員が必要なのは、24時間、運転に2人が従事する、この職員は絶対必要であります。24時間、2人の人が365日従事するのに、何人の人が要るか。今現在、札幌市の職員は、まず、1年を52週として、週休2日で104日の休み、年次有給休暇が20日、夏季休み・疲労回復休暇5日、祝祭日は20年の平均で年間18日、合計しますと147日が年間で休む日であります。365日から引きますと、218日が働く日数であります。これを計算すると1.674人が必要であります。3人で24時間を回します。さらに、札幌市の職員の場合には、国家公務員よりも勤務時間が1日で15分、1週間で1時間15分少ないわけでありますから、こういったことを全部計算すると、およそ10.3余の人工があればこの処理場の運転にはまず支障がない。そして、現在、管理をする立場で係長職が1人おります。それに主任も1人いますから、コンマ幾つにプラス主任として1人、そうすると12名いればまず運転業務は回っていくわけであります。
そしてさらに、故障箇所などの修繕について、るる調べました。そうしたら、過去数年間の故障箇所について具体にきちっと記録をとって、それらを統計的に分析して、その上で、年間ではどの機器が何十時間で故障するか、あるいは取りかえをしなければならないか、こういったような記録すらもきちっと整理されておりません。人が17人いるから、17人で仕事をしているということであります。
私は、現場で問いかけました。例えば、直営で機器を交換するとき、最大で何人必要ですかと。4人必要だと言うのです。4人の作業は何ですかと言ったら、重量物の機械の交換です、可動式のクレーンを持っていってやりますと。物をつり上げるにはどういう装置でやるかといったら、チェーンブロックというものを上からつり下げて、鎖の引く操作によって上げたり下げたりできますので、これに1人です。1人は、外す機器を持ちます。もう一人はボルトを外します。もう一人は全体を見ます。それで4人ですと。外して、今度、その機器をつけるときにどうするかといったら、チェーンブロックの操作が1人、機器を押さえる人が1人、押さえてボルトに穴を通したらナットを締める人が1人で、また、全体を見る人が1人と。これは、どうやっても2人いればできる作業であります。そういうことなどを含めたら、ここのところは、14人、あるいはその作業を3人と見ても15人いればよくて、それが必要な人員であります。
今回、委託に当たって、年間2億円、4年間で8億円という債務負担行為の枠の設定の承認を求めてきました。2億円の積算根拠はどこから出たかということで問いただしましたら、積算根拠は、公益社団法人日本下水道協会、これは各下水道事業者も加入している、自治体も加入している、業者も加入している団体でありますが、この団体が積算基準をつくっていて、その積算によると19人必要だと言うのです。今、10人でやっているものが19人必要だと言うのです。そして、それを基準にいろいろ算定したらおよそ2億円近い金になってくる、こういうことなのです。
じゃ、現在、一体幾らかかっているのかと聞いたら、人件費を含めて1億7,000万円ちょっと、こういうことであります。委託をするのに、現在の人数よりも人員が多くて、さらにお金がかかるというのは、どう考えても委託の意味合いがありません。それならば、現行のまま、直営で1億7,000万円ちょっとでやれる現行の人員でやり、さらに直営の業務を見直せば2人ないし3人の減員も可能であります。
こういうことをきちっとやらないで委託を出してくる。一体、その目的は何なのかと問いただせば、はっきりした答えがないのであります。2回目の調査には、下水道河川局の渡邉局長以下、関係部長が一緒に行って、それぞれ点検する現場の機器なども全部回りました。説明を受けて、私が、ここは何人でやっているのか、ここはこうやったらこれだけでできるんじゃないのか、2人のものが1人でできるのじゃないのかと言ったら、現場の操作に従事している人たちもうなずくんです。
ですから、このような下水道河川局の委託というのは、全く経費を増大させるものであり、企業会計の趣旨からいっても、さらに、下水道料金というのは税金と等しいものでありますから、そういう趣旨からいっても、これは市民の負担を軽減していくという趣旨に逆行するものである、こういうことであります。このことについて、私は、委員会でも指摘し、出し直しを求めましたけれども、私と共産党を除くほかの会派の皆さんはこれに賛成をされたから、多数決の原理で可決ということになっております。
こういう実態というもの、そしてまた、委員会での審議に当たって、私は、下水道河川局に対して、現場に行って建設委員の中で調査をした人は何人いますかと言ったら、私1人だと言うのです。こういうようなことで、定員上は17名の定員を減らしましたが、実態は、お金は今よりも余計に出ていく、こういうような市民の目をごまかすような姿勢というのは、これは許されるものではありません。こういうことについて、私は、秋元市長に猛反省を促し、少なくとも、実際の契約に至る間に、きちっと、私も市民も納得できるような内容で契約することを求めたいと思います。
特に、今回、6月に入札をして、来年の4月までの間、合流式だから、受託した業者に、台風シーズンなどはどんな状況にあるか実態を知ってもらわなきゃならぬというような説明もありました。少なくとも業者にそういうような実態の把握を求めるようなことがあれば、6月に契約するわけですから、そうすると、半年なり、あるいは7月以降、来年の3月までの間、当然、そういう業務が発生するわけであります。ならば、本来、平成30年度の予算を補正する中で、それらも契約の中に入らなければ、予算の執行、請負工事業者への適切な業務の委託というものが行われていかない、このことも指摘しましたけれども、これもまた回答がありませんでした。
このように、下水道について言えば、昨年の12月に、下水道資源公社へ下水道の処理施設の設備の更新計画の業務を委託する、このときも、現在、6人でやっているものを7人に1人ふやして委託する、さらに、委託した業務が4月からどうなっているかといったら、7人のうち5人は、係長以下の5人の職員を下水道資源公社に派遣している、こういうような本末転倒のことが行われております。なぜ、それまでして委託をしなきゃならないのか、こういうことであります。
したがって、こういうことについて、市長はきちっと説明をしなきゃいかぬ。委員会で私が市長に質問しても、市長は何ら把握していないから答えられない。こういうようなことで、市民の貴重な負担金、料金が浪費をされていく。許されることではありません。
こういうことから、我が会派は、これについて反対、こういうことであります。
市長の猛省を促して、討論を終わります。(拍手)
○議長(
山田一仁) 次に、坂本きょう子議員。
(坂本きょう子議員登壇)
◆坂本きょう子議員 ただいま議題となっております議案16件のうち、議案第8号
国民健康保険条例の一部を改正する条例案に反対、残余の議案には賛成の立場で、討論を行います。
議案第8号は、国民健康保険法施行令の一部改定により、保険料の基礎賦課額の限度額を引き上げる内容です。
私は、高過ぎる国保料の問題を取り上げ、その引き下げを求めてまいりました。今回の条例案では、賦課限度額4万円の引き上げを行う一方で、負担感が強い中間所得層の保険料を軽減するとしていますが、負担感を払拭するには全く不十分であり、厳しい市民の生活実態から見ると、負担感は一層増すばかりです。
一般会計からの繰り入れを大幅にふやすなどしてさらに国保料の引き下げを図るべきであり、限度額の引き上げには反対です。
また、低所得者に対する保険料軽減基準の拡大についても、本市独自の基準を設けてさらに負担軽減を行い、対象世帯を大幅に拡充すべきです。
ことしの保険証更新時の本市の国保加入世帯は27万2,479世帯でしたが、そのうち、病院窓口で10割負担となる資格証明書の発行は9,954世帯、有効期限が1年ではなくて4カ月ごとに発行される短期保険証は1万3,363世帯にも上ります。高過ぎて保険料が払えないという背景があります。短期証の発行はやめ、資格証明書は悪質滞納者に限定すべきです。
また、短期証を加入者の手元に郵送せず、納付相談の機会を得るためとして区役所窓口にとめ置きされている世帯は5,672世帯にもなっています。国保加入者全ての医療を安心して受ける権利を損なわないためにも、この制度は即座に廃止していただきたい。
なお、議案第7号についてですが、肢体不自由児も受け入れているみかほ整肢園での
指定管理者の選定に向けて、保護者等の要望をよく聞き、施設全体の支援機能をいささかも低下させないよう極めて慎重に対応すべきと求めておきます。
以上を申し上げ、私の討論を終わります。
○議長(
山田一仁) 以上で討論を終了し、採決に入ります。
この場合、分割して採決を行います。
まず、議案第4号を問題とします。
本件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
山田一仁) 起立多数です。
したがって、本件は、可決されました。
次に、議案第8号を問題とします。
本件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
山田一仁) 起立多数です。
したがって、本件は、可決されました。
次に、議案第1号、第2号、第5号、第7号、第11号の5件を一括問題とします。
議案5件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
山田一仁) 起立多数です。
したがって、議案5件は、可決されました。
次に、議案第3号、第6号、第9号、第10号、第12号から第16号までの9件を一括問題とします。
議案9件を可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田一仁) 異議なしと認めます。
したがって、議案9件は、可決されました。
――
――――――――――――――――――
○議長(
山田一仁) ここで、日程に追加して、
意見書案第4号 教員の長時間
労働解消に向け、「公立の
義務教育諸学校等の
教育職員の給与等に関する
特別措置法(給特法)」の見直しの検討を求める意見書、
意見書案第5号 旧
優生保護法において実施された
優生手術に対する補償等の
早期解決を求める意見書、
意見書案第6号 平成30年度
北海道最低賃金改正等に関する意見書、
意見書案第7号
ヘルプマークのさらなる普及を求める意見書、
意見書案第8号
日本年金機構の
業務運営の効率化並びに
業務運営における公正性及び透明性の確保を求める意見書、
意見書案第9号
地方財政の充実・強化を求める意見書、
意見書案第10号 非婚の
ひとり親に寡婦(寡夫)控除のみなし適用をする
所得税法改正を求める意見書、
意見書案第11号 林業における地域材の
利用拡大を求める意見書、
意見書案第12号
訪問介護における「
生活援助」の
提供回数の
制限撤廃を求める意見書、
意見書案第13号
セクシュアルハラスメント根絶に向けた法整備を求める意見書の10件を
一括議題といたします。
意見書案第4号は、自由民主党、民主市民連合、公明党所属議員全員及び無所属・坂本きょう子議員、市民ネットワーク北海道・石川佐和子議員、維新の党・中山真一議員の提出によるものであり、
意見書案第5号、第6号の2件は、民主市民連合、公明党、
日本共産党、改革所属議員全員及び無所属・坂本きょう子議員、市民ネットワーク北海道・石川佐和子議員、維新の党・中山真一議員の提出によるものであり、
意見書案第7号、第8号の2件は、民主市民連合、公明党、改革所属議員全員及び無所属・坂本きょう子議員、市民ネットワーク北海道・石川佐和子議員、維新の党・中山真一議員の提出によるものであり、
意見書案第9号は、民主市民連合、改革所属議員全員及び無所属・坂本きょう子議員の提出によるものであり、
意見書案第10号は、公明党、
日本共産党、改革所属議員全員及び無所属・坂本きょう子議員、市民ネットワーク北海道・石川佐和子議員、維新の党・中山真一議員の提出によるものであり、
意見書案第11号は、民主市民連合、公明党所属議員全員及び無所属・坂本きょう子議員、市民ネットワーク北海道・石川佐和子議員、維新の党・中山真一議員の提出によるものであり、
意見書案第12号は、民主市民連合、
日本共産党、改革所属議員全員及び無所属・坂本きょう子議員、市民ネットワーク北海道・石川佐和子議員の提出によるものであり、
意見書案第13号は、民主市民連合所属議員全員及び無所属・坂本きょう子議員、市民ネットワーク北海道・石川佐和子議員の提出によるものです。
これより、質疑・討論の通告がありませんので、採決に入ります。
この場合、分割して採決を行います。
まず、
意見書案第12号、第13号の2件を一括問題とします。
本件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
山田一仁) 起立少数です。
したがって、
意見書案2件は、否決されました。
次に、
意見書案第11号を問題とします。
本件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。
(賛成者起立)
○議長(
山田一仁) 起立多数です。
したがって、本件は、可決されました。
次に、
意見書案第4号から第10号までの7件を一括問題とします。
意見書案7件を可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田一仁) 異議なしと認めます。
したがって、
意見書案7件は、可決されました。
――
――――――――――――――――――
○議長(
山田一仁) さらに、日程に追加して、
意見書案第1号
義務教育費国庫負担制度堅持と負担率2分の1への復元、「少
人数学級」の実現などに向けた
教育予算の確保・拡充と
就学保障の充実を求める意見書、
意見書案第2号
性暴力被害者への支援の拡充を求める意見書、
意見書案第3号
主要農作物の種子の
安定供給・
品質確保に関する意見書の3件を
一括議題とします。
いずれも、全議員の提出によるものですので、直ちに採決に入ります。
意見書案3件を可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田一仁) 異議なしと認めます。
したがって、
意見書案3件は、可決されました。
――
――――――――――――――――――
○議長(
山田一仁) 最後に、お諮りします。
お手元に配付の閉会中継続審査申出一覧表のとおり、各委員長から閉会中継続審査の申し出がありますので、このとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田一仁) 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定いたしました。
――
――――――――――――――――――
○議長(
山田一仁) 以上で、本定例会の議題とした案件の審議は、全て終了いたしました。
――
――――――――――――――――――
○議長(
山田一仁) これで、平成30年第2回
札幌市議会定例会を閉会いたします。
――
――――――――――――――――――
閉 会 午後2時8分上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。
議 長 山 田 一 仁
署名議員 飯 島 弘 之
署名議員 長 谷 川 衛...