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札幌市議会
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2016-02-29
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平成28年(常任)厚生委員会−02月29日-記録
平成28年(常任)経済委員会−02月29日-記録
平成28年第 1回定例会−02月29日-05号
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平成28年(常任)総務委員会−02月29日-記録
平成28年(常任)建設委員会−02月29日-記録
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札幌市議会 2016-02-29
平成28年(常任)厚生委員会−02月29日-記録
取得元:
札幌市議会公式サイト
最終取得日: 2021-04-26
平成
28年(
常任
)
厚生委員会
−02月29日-
記録平成
28年(
常任
)
厚生委員会
札幌市議会厚生委員会記録
平成
28年2月29日(月曜日) ──────────────────────── 開 会 午後3時15分 ―――――――――――――― ○
丸山秀樹
委員長
ただいまから、
厚生委員会
を開会いたします。
報告事項
は、特にございません。 それでは、議事に入ります。 最初に、
議案
第38号
札幌
市
個人番号利用条例
の一部を
改正
する
条例案
を
議題
といたします。
質疑
を行います。
質疑
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 次に、
討論
を行います。 ◆
池田由美
委員
私は、
日本共産党
を代表して、
議案
第38号
札幌
市
個人番号利用条例
の一部を
改正
する
条例案
に
反対
の
立場
で、
討論
を行います。 今回の
改正
は、障がい
者福祉サービス
、
生活保護関係事業
、
病育手帳関係
、
障害者自立支援法給付関係等
の
情報
を
マイナンバー
と連携させるための
条例改正
です。 この間、我が党は、再三、
マイナンバー制度
での
個人情報
の
漏えい
、
制度
を悪用した
詐欺
や成り済ましなどの
犯罪
にさらされる
危険性
を指摘してきました。
マイナンバー制度
の
関連システム
を運用する
地方公共団体情報システム機構
、J−LISは、1月13日、18日、19日に
システム障害
が発生し、その後、21日、22日、25日、この3日も
システム障害
が発生して、
自治体
からの
処理要求
の一部をこなせなくなったことを明らかにしました。2月24日の
新聞報道
では、香川県で2人の
男性
に同じ
番号
が割り振られていたことが伝えられています。 100以上の
自治体
から問い合わせが殺到し、
窓口
での混乱を未然に回避するために
カード交付スケジュール
を見直す
自治体
も出ています。本市でも、
個人番号カード
を交付するのに1人10分以上もかかり、北区では1日100人までしか対応できないという実態があります。
システム障害
が続いて、今後、
情報漏えい
のたびに
セキュリティー
の改修が必要となり、甚大な
予算
がつぎ込まれることになります。その費用を国が
負担
するという
保障
はどこにもありません。
マイナンバー制度
は、
国民
の
個人情報
を国が管理する
監視社会
につながり、
市民
にとっては
プライバシー
が危険にさらされ、百害あって一利
なし
の
制度
であり、国に
マイナンバー制度
の中止を求めるべきです。 さまざまな
サービス
の
手続
において、
個人番号
の記載がなくても、今までどおりの
手続
が可能であることは
厚労省
が認めています。この
情報
を
市民
に丁寧に知らせることも
自治体
の責任です。
窓口
できちんと説明することも求めておきます。 ◆
石川佐和子
委員
私は、
市民ネットワーク北海道
を代表し、
議案
第38号
札幌
市
個人番号利用条例
の一部を
改正
する
条例案
に
反対
の
立場
から、
討論
いたします。 この
条例案
は、
札幌
市が障がい
福祉サービス
の
支給決定
や
高齢者医療サービス事業等
の
事務
において
個人番号
を
利用
して行うなどのために、昨年の3定で可決された
個人番号利用条例
の一部を
改正
するものです。
番号法
は、
社会保障
・税・
災害対策分野
の
行政事務
について限定的に定めていますが、実際の
自治体
の
事務
はこれらのほかに独自の
事務
を運用していることから、
個人番号
を
利用
することが必要になる場合、
条例
で定める必要があるということです。 しかし、この
個人番号制度
は、もはや限られた
分野
だけではなく、2018
年度
から
預金口座
への
個人番号
のひもづけが始まり、
官民共用
へと
利用
が拡大され、ありとあらゆる場面で名前と
個人番号
がセットになっているデータベースが構築されていきます。それが個々に流出すると、
個人番号
をマスターキーに個々人の
個人情報
が名寄せされ、蓄積されることで、アメリカや韓国では成り済ましや
詐欺犯罪
が多発していることは
周知
のことです。
札幌
市は、さまざまな
セキュリティー対策
をさらに強固にしていくとのことですが、
マイナンバー
システム
においては、
システム
上の問題が既に明らかになっており、
ヒューマンエラー
、
サイバー攻撃
や
ハッカー攻撃
が避けられず、
情報漏えい
も避けられないと考えます。
個人番号制度そのもの
は国の仕事ですが、
法定受託事務
となっている
自治体
としては、確かに断ることができない
事務
です。しかし、
札幌
市は、さまざまな
事務
において批判することなく
番号
を
利用
するのではなく、
番号制度運用
の
危険性
を
認識
し、
個人情報
を
利用
される
市民
が抱えている不安をしっかり受けとめ、
市民
の
立場
に立って
市民
の権利を守るべきです。
共通番号制度
に
情報漏えい
や
不正使用
の
危険性
があるにもかかわらず、
札幌
市が
市民
の
番号利用
を積極的に進めることは、認めることができません。さまざまな
個人情報
をひもづけすることで、
個人
の
プライバシー
を侵害し、
人権侵害
が懸念される
個人番号制度
に
異議
を唱える
立場
から、
議案
第38号には
反対
いたします。 ○
丸山秀樹
委員長
ほかに
討論
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
なければ、
討論
を終了いたします。 それでは、
採決
を行います。
議案
第38号を可決すべきものと決定することに
賛成
の
委員
の
挙手
を求めます。 (
賛成者挙手
) ○
丸山秀樹
委員長
賛成
多数であります。 よって、
議案
第38号は、可決すべきものと決定いたしました。 次に、
議案
第41号
札幌
市
障害者
の
日常生活
及び
社会生活
を総合的に
支援
するための
法律施行条例
及び
札幌
市
児童福祉法施行条例
の一部を
改正
する
条例案
を
議題
といたします。
質疑
を行います。
質疑
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 次に、
討論
を行います。
討論
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
なければ、
討論
を終了いたします。 それでは、
採決
を行います。
議案
第41号を可決すべきものと決定することにご
異議
ございませんか。 (「
異議
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
異議
なし
と認め、
議案
第41号は、可決すべきものと決定いたしました。 次に、
議案
第43号
札幌
市
診療所
における
専属薬剤師
の
配置基準
に関する
条例
の全部を
改正
する
条例案
を
議題
といたします。
質疑
を行います。
質疑
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 次に、
討論
を行います。
討論
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
なければ、
討論
を終了いたします。 それでは、
採決
を行います。
議案
第43号を可決すべきものと決定することにご
異議
ございませんか。 (「
異議
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
異議
なし
と認め、
議案
第43号は、可決すべきものと決定いたしました。 次に、
議案
第51号
平成
27
年度
札幌
市
一般会計補正予算
(第5号)中
関係分
、
議案
第54号
平成
27
年度
札幌
市
国民健康保険会計補正予算
(第3号)及び
議案
第58号 公の施設の
指定管理者
の
指定
の件(
夜間急病センター
)の3件を
一括議題
といたします。
質疑
を行います。 ◆
成田祐樹
委員
補正
の
部分
で、
特定不妊治療費助成事業
の
拡充
についてお伺いいたします。 今回、
平成
27
年度
の
厚生労働省補正予算
において、
不妊治療
の
助成拡大
に7.1億円がついたことにより、
札幌
市もあすの
平成
28年3月1日より
札幌
市
特定不妊治療費助成事業
を
拡充
すると聞いております。現在、
不妊治療
に取り組んでおられる方の中には、10年近くにもわたり数百万円の
治療費
を費やすケースがあるなど、
精神面
、
身体面
だけではなく、
金銭面
においても非常に
負担
がかかることから、
不妊治療
にかかわる人にとっては大きな
支援
になるとともに、重要な
事業
であると
認識
しております。また、
札幌
市の
特定不妊治療
における
助成件数
は、
平成
17
年度
で283件だったのが、
平成
24
年度
では1,511件、
平成
26
年度
では1,928件と、
全国
の
件数
と比べても著しい伸びでありまして、
札幌
市がこの
事業
に対してしっかり取り組んできていることに対して評価するとともに、今後においても
大変必要性
の高いものであると考えております。 ただ、今回の
拡充
は、
年度
途中ということもあり、どの段階で
治療
を始めた人が
拡充
された
助成対象
になるのか、
市民
にとってはわかりにくい
部分
があります。 そこで、お伺いしますが、
初回治療費助成額
の増額と、
男性不妊治療費
への
助成
を行うに当たり、いつ
治療
を始めた人がそれぞれの
助成対象
になるのか、お聞かせください。 また、
男性不妊治療費
への
助成
が新たに設けられますが、今回の
拡充
についてどのように
周知
を図っていくのか、あわせてお聞かせください。 ◎
請井
母子保健
・
歯科保健担当部長
1点目の
特定不妊治療費助成事業
の
拡充
の
対象
となる
治療
時期についてお答えいたします。 今回の国の
制度改正
に伴う
拡充
につきましては、
治療開始時点
にかかわらず、
平成
28年1月20日以降に
初回
の
特定不妊治療
及び
男性不妊治療
が終了している方が
助成
の
対象
となります。 2点目の、
拡充
の
周知方法
についてでございますが、
札幌
市のホームページや広報さっぽろへの掲載に加えまして、
特定不妊治療費助成
の
指定医療機関
や
産科医療機関
において
周知
を行うこととしております。また、新たに
男性不妊治療費助成
が開始されることに伴いまして、
泌尿器科医療機関
にもリーフレットを配付し、
対象者
への
周知
について依頼してまいりたいと考えているところでございます。 このほか、保健所に設置しております
不妊専門相談センター
におきまして、
保健師
や
助産師
が面接、
電話相談等
を行っているところでございますが、今回の
拡充
に関する
相談
についても対応してまいります。 ◆
成田祐樹
委員
泌尿器科
に
周知
していただけるなど、とりわけ私たちと同じ世代の
男性
にとってはなかなか意識しにくい
部分
でもありますので、ぜひ機会をたくさん設けていただきまして、多くの人が望む方向に向かうように
支援
をいただきたいと思っております。 もう1点、お伺いします。 昨年8月、
日本産婦人科学会
において、
不妊
の
定義
が、従来の
定義
であった2年から1年へと変更されました。これは、
日本産婦人科学会
において、
不妊
の
定義
はWHOなど海外の諸
機関
の
定義
と同様に1年が一般的であるとの結論に達し、
女性
の
晩婚化
や
キャリア形成志向
、その他の理由により
女性
の
妊娠
する
年齢
が上昇する中で、
不妊
の
定義
の変更により、
女性
がより早期に適切な
不妊治療
を受けることにつながるとの発表がされており、早い
周知
が必要だとの
見解
を示しております。 また、
平成
28
年度
より
不妊治療
の
助成対象範囲
が完全移行することから、初めて
助成
を受ける際の
治療開始年齢
が43歳以上の場合は
助成
がなくなるなど、
年齢
に関しての要件が厳しくなると聞いております。
晩婚
・晩産化が進む中で、医学的には
高齢
化するほど
出産
へのハードルが上がるとも言われており、早くから
妊娠
、
出産
や
不妊治療
への
認識
をしていただくことは大変重要だと考えております。 そこで、お伺いしますが、多くの望む方が
妊娠
へつながるよう、
妊娠
、
出産
に関する正しい
知識
について、これまで以上に積極的な
情報提供
、
講演会
、
交流会
を
実施
していただき、
周知
・
啓発
を行っていく必要があると思いますけれども、この件に関して本市はどのような
見解
を持っているのか、お伺いします。 ◎
請井
母子保健
・
歯科保健担当部長
妊娠
、
出産等
に関する正しい
知識
の
普及啓発
についてでございます。
妊娠
、
出産
の希望をかなえるためには、まず、
妊娠等
に関する正しい
知識
を持っていただくことが重要と
認識
しております。これまでも、
札幌
市では、
不妊
に悩む方々に対しまして、
不妊治療
を始めるタイミング、現在行っている
治療
の進め方などについて、医師やカウンセラーによる
専門相談
や
講演会
を
実施
してまいりました。さらには、同じ
悩み
を持つ
当事者同士
の
交流会等
によりまして、その
悩み
に応じた
相談支援
を行ってきたところでございます。 今後は、広く
市民
を
対象
といたしまして、医学的に
妊娠
、
出産
に適した
年齢
があること、いわゆる
妊孕性等
につきまして
交流会
や
講演会等
を活用しながら
普及啓発
に努めてまいりたいと考えているところでございます。 ◆
成田祐樹
委員
ぜひ、
周知
・
啓発
に積極的に取り組んでいただくとともに、多くの方に対してより早く
認識
していただけるよう取り組んでいただければと思います。
最後
に、1点要望ですが、
北海道
では、次
年度予算
において第2子以降
治療分
の
助成
を
単費
で計上しているようです。もちろん、
支援
の
拡充
だけではなく、
先ほど答弁
がありましたように、より早くに
認識
いただくことが大切だというのは私も申し上げましたが、
札幌
市におきましても、全体のバランスを考え、より一層の
支援
を検討していただくことを要望いたしまして、
質問
を終わります。 ◆
竹内孝代
委員
私からは、
臨時福祉給付金
について
質問
いたします。
臨時福祉給付金
は、
平成
26年4月の
消費税引き上げ
に伴い、国の
施策
として、
所得
の低い方への影響を緩和することを目的に
給付
されてきました。このたび、これに加えて、国の
平成
27
年度
補正予算
に基づく新たな
給付金
として、
所得
の低い
高齢者
を
支援
するため、1人当たり3万円を
給付
することとなり、その
事業費
が
補正予算
に計上されております。また、今回の
補正予算
の中には、
平成
28
年度
臨時福祉給付金
の
事務実施
のための
債務負担行為
の設定も盛り込まれております。 これまで、我が会派では、
臨時福祉給付金
が
対象者
となる全ての方に行き渡ることが理想であることから、市に対して、未
申請者
、未
受給者
を極力なくすための
対策
の
実施
を求めてきたところです。 そこで、
質問
ですが、
臨時福祉給付金
の
平成
27
年度
の
給付状況
はどうなっているのか、また、
給付率向上
のためにどのような
取り組み
を行ってきたのか、伺います。 ◎
白岩
総務部長
臨時福祉給付金
の
給付状況等
についてお答え申し上げます。 まず、今
年度
、
平成
27
年度
の
給付状況
でありますが、最新の2月25日
時点
の
状況
では、
臨時福祉給付金
と
子育て世帯臨時特例給付金
を合わせた
給付人数
の
合計
が56万6,464人で、
給付率
は
概数値
で93%となっております。 なお、昨
年度
、
平成
26
年度
の最終的な
給付率
は81%であり、
申請手続等
が一部異なることから単純な比較はできませんが、結果として
給付率
を向上させることができたものと考えております。 次に、
給付率向上
のための
取り組み
ですが、主な内容は3点ございます。 1点目は、
申請期間
について、前
年度
、
平成
26
年度
の3カ月間から、今
年度
、
平成
27
年度
は5カ月間へと長期化したこと、2点目は、
各区
に
申請支援
のための
相談窓口
を設置したこと、3点目は、未
申請者
に対して、
申請
を
勧奨
する
文書
、ダイレクトメールをお送りしたことでございます。このうち、
申請勧奨文書
につきましては、これに係る広報を行いながら、昨年12月とことし1月の2度にわたってお送りしております。 今
年度
は、
事業実施
2年目となり、
対象
となる方に
給付金
に対する
認識
が広まったものと考えられますが、これに加えまして、
給付率向上
のための
取り組み
により、
一定
の
成果
が得られたものと
認識
しております。 ◆
竹内孝代
委員
ただいまの
答弁
で、今
年度
の
取り組み
により、10%以上も
給付率
が向上し、93%とのことです。ぜひとも、この
取り組み
を今後にもつなげていただき、
平成
28
年度
事業
にも生かしてほしいと思います。 また、
平成
28
年度
は、新たに低
所得
の
高齢者
への
給付金
が加わることとなりますが、
事業実施
に当たっては、
対象者
が
高齢者
であることを踏まえ、よりわかりやすく、簡易な
手続
とするよう工夫できないものでしょうか。 そこで、
質問
ですけれども、
平成
28
年度
の
給付金事業実施
に当たり、
給付率
の
向上策
や
申請者
の
立場
に立った簡易な
申請手続
について検討すべきと思いますが、どう取り組むお考えなのか、伺います。 ◎
白岩
総務部長
今後の
給付金事業
における
給付率向上策等
についてお答え申し上げます。 先ほどお答えしましたように、今
年度
の
取り組み
により
給付率向上
に
一定
の
成果
が得られましたことから、
平成
28
年度
におきましても、未
申請者
への
申請勧奨文書
の送付など、
給付率向上
に資する
取り組み
を継続してまいりたいと考えております。 次に、より簡易な
申請手続
についてでございます。 今回の
補正予算
により、3月下旬から新たな
高齢者向け給付金
の
申請受け付け
を開始する
予定
ですが、
給付対象者
のほとんどの方が10月以降
給付予定
の
平成
28
年度
臨時福祉給付金
の
対象者
にもなるものと想定されます。こうしたことから、これら
二つ
の
給付金
について、兼用の
申請書
による
手続
の一本化を行い、
申請
される方の
負担
を軽減したいと考えております。また、
二つ
の
給付金
のための
専用コールセンター
と
相談窓口
をそれぞれ一元化することにより、どちらの
給付金
のご案内にも対応できる体制といたします。 今後とも、
申請
される方に対し、わかりやすく丁寧な説明を行うことなどにより、
給付
の
対象
となる方から確実に
申請
していただけるよう一層努めてまいりたいと考えております。 ◆
竹内孝代
委員
ただいまの
答弁
で、
所得
の低い
高齢者支援
として、3万円の
給付申請
を
平成
28
年度
の
臨時給付金申請
にも生かすことで
手続
を一本化、そして、1枚の
申請書
で済むよう取り組むということでした。こうした
周知
を含めて、
事業
の
実施
に当たっては、未
申請者
への漏れのない
勧奨
、
各区
における丁寧な
相談窓口対応
で、全ての
対象者
に行き渡るよう
取り組み
を進めていただくことを求めて、
質問
を終わります。 ○
丸山秀樹
委員長
ほかに
質疑
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 次に、
討論
を行います。 ◆
石川佐和子
委員
私は、
議案
第51号
平成
27
年度
札幌
市
一般会計補正予算
中
関係分
、
臨時福祉給付金事業費
については
賛成
いたしますが、一言、意見を申し上げたいと思います。 この
事業費
は、国の2015
年度
補正予算
に基づく
施策
の一環として、低
所得
の
子育て世帯
への
臨時的給付金
を2016
年度
から取りやめる一方で、低
所得
の
高齢者
を
対象
に
年金生活者等支援臨時福祉給付金事業
として
支援
するというものです。 2015
年度
の
臨時福祉給付金支給対象者
のうち、2016
年度
中に65歳以上となる方が
対象
ということで、
札幌
市では19万人おられ、1人に3万円ということですから、
合計
57億円、
事務費
を加えると59億8,400万円となっています。
全国
でこれに取り組むわけですから、国全体では1,100万人、3,600億円と
厚生労働省
は見込んでいます。 低
所得者
に対する
施策
は重要ですから
反対
はいたしませんが、現在、国では1,000兆円を超える借金を抱えている中での支出であること、また、
受給対象
は低
年金受給者
ですが、貯蓄や
住宅等
の資産は考慮されていません。さらには、
年金生活者支援給付金
の
前倒し
と言われていますが、
年金生活者支援給付金
の
対象
は年収87万円までの600万人と、
障害
・
遺族基礎年金
の
受給者
に絞られており、必ずしも
前倒し
とは言えないのではないかと考えます。
厚生労働省
の資料によると、
全国
での
独居老人
は600万人との推計がありますが、その半数は
生活保護水準
以下の
年金収入
と言われています。しかし、230万人が
生活保護
を
申請
せず、
生活保護水準
以下の暮らしをしているとのことです。昨年の
流行語大賞候補
に
下流老人
という言葉がノミネートされたことからも、国において
高齢者
の貧困は大きな問題ですし、
対策
は喫緊の課題です。
高齢
になっても安心して暮らすために、現金を支給する一時しのぎの
制度
ではなく、抜本的に
年金制度等
を見直すべきだということを
札幌
市としても国に対してさらに求めていくべきということを申し上げて、私の
討論
を終わります。 ○
丸山秀樹
委員長
ほかに
討論
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
なければ、
討論
を終了いたします。 それでは、
採決
を行います。
議案
第51号中
関係分
、第54号及び第58号の
議案
3件を可決すべきものと決定することにご
異議
ございませんか。 (「
異議
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
異議
なし
と認め、
議案
3件は、可決すべきものと決定いたしました。
最後
に、
議案
第60号
札幌
市
介護保険条例等
の一部を
改正
する
条例案
を
議題
といたします。
質疑
を行います。
質疑
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 次に、
討論
を行います。
討論
はございませんか。 (「
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
なければ、
討論
を終了いたします。 それでは、
採決
を行います。
議案
第60号を可決すべきものと決定することにご
異議
ございませんか。 (「
異議
なし
」と呼ぶ者あり) ○
丸山秀樹
委員長
異議
なし
と認め、
議案
第60号は、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、
委員会
を閉会いたします。 ―――――――――――――― 閉 会 午後3時40分...
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