×
あなたは過去24時間に
回アクセスしました。
たくさんご利用していただき、大変ありがとうございます! 地方議会議事録検索システム chiholog, yonalog, ... は、無料で提供され、その運営費は広告収入によって賄われています。 このシステムを継続するためには、たくさんの人にアクセスしてもらい、広告収入を維持しなければなりません。 そこでなのですが、もしよろしければ、SNSでシェア・拡散していただき、このサービスの知名度を上げるのに協力していただけませんでしょうか。 何卒、よろしくお願いいたします。 (この画面は、ウインドウの外をクリックするか、右上のxボタンをクリックすることで消えます。)
使い方
FAQ
このサイトについて
|
login
serelog - 政令指定都市議会議事録検索
chiholog - 地方議会議事録横断検索
hokkaidolog - 北海道市区町村議会議事録検索
札幌市議会
>
2013-12-10
>
平成25年(常任)総務委員会−12月10日-記録
平成25年(常任)厚生委員会−12月10日-記録
平成25年(常任)文教委員会−12月10日-記録
平成25年(常任)建設委員会−12月10日-記録
平成25年(常任)財政市民委員会−12月10日-記録
平成25年(常任)経済委員会−12月10日-記録
←
平成25年 第4回定例会−12月12日-05号
平成17年第一部予算特別委員会−02月24日-01号
→
ツイート
シェア
札幌市議会 2013-12-10
平成25年(常任)厚生委員会−12月10日-記録
取得元:
札幌市議会公式サイト
最終取得日: 2021-04-26
平成
25年(常任)
厚生委員会
−12月10日-
記録平成
25年(常任)
厚生委員会
札幌市議会厚生委員会記録
平成
25年12月10日(火曜日) ──────────────────────── 開 会 午前9時58分 ○
國安政典
委員長
ただいまから、
厚生委員会
を開会します。
報告事項
は、特にございません。 それでは、議事に入ります。 最初に、
議案
第2号
平成
25
年度
札幌
市
一般会計補正予算
(第5号)中
関係分
、公の
施設
の
指定管理者
の
指定
に係る
議案
第27号中
関係分
、第29号から第31号、第35号及び第36号の7件を
一括議題
とします。
理事者
から、
補足説明
を受けます。 ◎天田 障がい
保健福祉部長
私から、
議案
第2号
平成
25
年度
札幌
市
一般会計補正予算
のうち、
児童精神科医療
に関する
寄附講座設置
に係る
補正予算
と、障がい児(者)
医療
・
福祉複合施設整備
に係る
予算
の
繰越明許
について
補足説明
させていただきます。 最初に、
児童精神科医療
に関する
寄附講座設置
に係る
補正予算
につきまして、お
手元
にお配りしております
資料
1をごらんください。 この件につきましては、これまでの
厚生委員会
でもご報告させていただいておりますので、簡単にご説明させていただきたいと思います。 まず、(1)の
事業目的
と
内容
でございますが、市内の
児童精神科医療
を行う
医療機関
への安定的な
医師供給体制
の構築を目指すことを目的とし、
北海道大学
に
寄附
を行い、
児童精神科医師養成
のための
寄附講座
を設置するものでございます。 (2)の
事業
の
必要性等
でございますが、
札幌
市の充実した
児童精神科医療
をより一層発展させ、安定的なものとするために、システム化された
医師養成体制
が不可欠となっております。 次に、2の
寄附期間
及び
事業費等
でございます。
講座
の
設置期間
につきましては、来
年度
、
平成
26
年度
から
平成
30
年度
までの5年間で、
寄附金額
につきましては年額3,000万円としております。 なお、
寄附
の時期につきましては、
北海道大学
とあらかじめ調整を行いまして、来
年度
当初の
寄附講座開設
のため、今
年度
中に
寄附金
を納入する必要がありますことから、
平成
26
年度
当初開設のために
平成
26年3月に3,000万円を支払い、以降、各
年度
の前
年度
の3月に3,000万円を支払うこととしたいと考えております。 次に、3の
補正予算
の
内容
でございますが、
平成
25
年度
歳出予算
3,000万円の
補正
とあわせまして、
平成
26
年度
から
平成
29
年度
までの4年間の各
年度
3,000万円、合計1億2,000万円の
債務負担行為
を設定させていただきたいと考えております。 次に、障がい児(者)
医療
・
福祉複合施設
の
外構工事
に係る
予算
の
繰越明許
につきましてご説明させていただきます。
お
手元
の
資料
2をごらんください。 まず、1の
繰越明許
を行う
事業
でございますが、障がい児(者)
医療
・
福祉複合施設整備事業費
、
平成
25
年度
予算総額
15億9,000万円のうち、障がい
児通園施設
の
園庭
やグラウンドの
造成等
を行う
外構工事
に係る
予算
3,500万円でございます。 次に、2の
繰越明許
を行う
理由
でございますが、この
外構工事
につきまして、現段階におきまして
平成
25
年度
中に完了させることが困難となったためでございます。 その詳細な
理由
につきましては、3の
平成
25
年度
中に完了させることが困難な
理由
という事項に記載させていただいております。まず、
当該複合施設
の
整備
につきましては、
受注機会
の
確保
や
工事
の
専門性
を保つため、三つの工区及び
外構工事
に分割して発注しております。そのため、多くの業者が同一時期に
工事現場
に入ることになり、現場の事務所や
資材置き場
などが不足しましたことから、
工事
を円滑に行うため、
外構工事
の
施工場所
を一時的に
資材置き場
に使用するなどの対応を行っているところでございます。そうした中で、
本体工事
の
施工
に当たりましては、
施設
の
特殊性等
も考慮いたしまして、細部の仕様につきまして
利用者
や
施設職員
からも丁寧に
要望等
を伺いながら進めているところであり、
本体工事自体
が予定より若干おくれております。
現時点
におきましても、多量の
資材
を置く場が依然として必要な
状況
でございまして、当初に計画しておりました
資材置き場等
を移動しながら
施工
を行うことは非常に困難な
状況
となっております。また、
外構工事
につきましては、
設計業務自体
は8月に終了しておりますが、
施工場所
にあります
資材置き場
の撤去が可能となる時期がまだ不確定なため、
工事
の開始時期がまだ定まっておりませんで、
現時点
では
工事
の発注には至っておりません。 今後の
工事
に当たりましては、まずは
本体工事
を予定どおり竣工させることを最優先にする必要があること、また、これから
外構工事
を発注するとしましても、
工事期間
が冬場の
積雪期
に入りますことが確実でございますので、
工事費
がかさむこと、そして、
工事
の質への
影響等
を考慮いたしまして、来春の雪解け後に速やかに
工事
を開始することが最善と判断したものでございます。 なお、この結果、
外構工事
の発注までに時間的余裕が生まれますことから、
通園施設
の
園庭
につきましては、時間をかけて
利用者
からの要望を改めてお伺いするなど、障がいのあるお子さんのより使いやすい
園庭
の
整備
に工夫してまいりたいと考えております。 ◎矢野
保健所長
私から、
議案
第2号
平成
25
年度
札幌
市
一般会計補正予算
のうち、
不妊治療支援事業費
の
補正
について
補足説明
させていただきます。 お
手元
にお配りしております
資料
3をごらんください。
資料
3の1 現行の
制度概要
についてでございますが、
特定不妊治療費助成事業
は、
医療保険
の
適用外
となる
体外受精
及び
顕微授精
に係る費用の一部を
助成
するものでございます。
助成
の
内容
は、
厚生労働省通知
に準じて、1回の
治療
につき15万円または7万5,000円を上限とし、通算5
年度
、通算10回までとなっております。 次に、3
不足額発生
の
要因
についてでございますが、
助成件数
は年々
増加傾向
にあり、
平成
25
年度
予算要求
時の
見込み件数
を1,424件としておりましたが、
決算見込み件数
が1,820件となり、著しく
増加
したためでございます。
事業費
といたしましては、5,700万円の
増額補正
を行うものでございます。 なお、これに係る
事業費
は、
母子保健衛生費等国庫補助金
の対象であります。 ◎木下
総務部長
私から、
議案
第2号
平成
25
年度
札幌
市
一般会計補正予算
のうち、
中国残留邦人等生活支援給付金
と、
議案
第27号、第29号から第31号、第35号及び第36号の公の
施設
の
指定管理者
の
指定
の件について説明させていただきます。 まず、
一般会計補正予算
ですが、お
手元
にお配りしております
資料
4をごらんください。
中国残留邦人等生活支援給付金
は、
中国残留邦人等
の円滑な帰国の促進及び
永住帰国
後の自立の
支援
に関する法律に基づき、
平成
20
年度
から給付しております。
老齢基礎年金
を満額支給してもなお
生活
の安定が十分に図れない
残留邦人等
に対して、
生活支援
、
住宅支援
、
医療支援
、
介護支援等
の各
支援給付
を実施しており、4分の3が
国庫負担
となっております。この
支援給付金
について、今
年度
、不足が見込まれるため、
補正予算額歳出
4,700万円、歳入3,525万円を計上しております。
不足額
が発生した
要因
ですが、入院の
医療給付
につきまして、過去3年間の
件数
及び
医療費単価
の平均をもとに
予算
化しておりましたが、
平成
25
年度
は、
入院者数
の
増加
や
入院期間
の
長期化
、
入院費
が高額となる病状の方の
増加
などから、
件数
及び
医療費単価とも
に
見込み
を大きく上回り、当初
予算
では不足する
状況
となっております。 続きまして、公の
施設
の
指定管理者
の
指定
の件です。
資料
5をごらんください。
保健福祉局
が所管しております公の
施設
のうち、
平成
26
年度
から
指定管理者
を更新する
施設
は全部で25
施設
ございます。
指定管理者候補者
の
選定
に当たりましては、
施設ごと
に
選定委員会
を設け、
選定基準
に基づいた審議を行った上で最も適当と認められた
団体
を
選定
しております。
候補者
の
選定
は、
公募
によることが原則でありますが、
札幌
市
あけぼの荘
などの一部の
施設
につきましては、
利用者
と
施設職員
との間に継続的な
信頼関係
が築かれていることが不可欠でありますことから、
候補者
は非
公募
とし、
選定委員会
の審議を経て、現行の
指定管理者
を
候補者
として
選定
しております。 また、
札幌
市
社会福祉総合センター
を初めとする17
施設
につきましては、
債務負担行為
の設定をしております。これは、
平成
26年4月から
施設
の
運営
を行うに当たり、本
年度
中に
指定管理者
と協定を締結する必要があるためでございます。 なお、残りの8
施設
につきましては、
措置費
や
介護報酬等
により
運営費
が賄われる
施設
であり、
債務負担行為
の設定は不要となっております。 ○
國安政典
委員長
それでは、質疑を行います。 ◆
桑原透
委員
私から、
指定管理者
の
指定議案
について、何点か
質問
いたします。 我が会派では、
指定管理者制度
に関して、
地域
の経済や
雇用
を守る
観点
からの
制度運用
の
見直し等
について従来から
取り組み
を進めているところであります。今回の一斉更新に合わせて行った
制度運用
の
見直し
の中に、
公募施設
の
指定管理者
が引き続き
指定管理者
として応募する場合、現在の
施設
の
管理運営状況
の
評価
を
次期
の
選定
に反映させるという
管理運営
の
継続性
を高める
取り組み
があります。これは、
次期
においても
選定
を望む現在の
指定管理者
に適切な
管理運営
を行うインセンティブを与え、
指定継続
となれば、結果として人材の
確保
、
育成
や
雇用
の
安定化
を望めるという
見直し
であり、
評価
できる
取り組み
であると考えております。 先週の我が会派の
代表質問
でも、
管理運営
の
継続性
を高めるこの
取り組み
が今回の
選定
に当たりどのような効果をもたらしたかについて
質問
しましたが、それに対して、新たに
管理運営状況
の
評価
を反映することによって現在の
指定管理者
が引き続き
選定
された
施設
もあることから、これが
管理運営
の
継続性
に一定程度寄与していると考えるという
答弁
がありました。 そこでまず、
質問
ですが、当
厚生委員会
に付託された
議案
の中では、
議案
第36号の
老人福祉センター等
の
施設
で複数の応募があったようですけれども、このうち、今回、新たに
管理運営状況
の
評価
を反映したことによって現在の
指定管理者
が引き続き
候補者
として
選定
されることとなった
施設
はあるのか。また、あるとすれば、それはどの
施設
なのか、お伺いいたします。 ◎
菱谷
高齢保健福祉部長
管理運営状況
の
評価
の反映によって現在の
指定管理者
が引き続き
選定
された
施設
の件でございます。 当
厚生委員会
にお諮りしている
議案
第36号のうち、
札幌
市
白石老人福祉センター
、
札幌
市
清田老人福祉センター
、
札幌
市
手稲老人福祉センター
の3
施設
につきましては、
管理運営状況
の
評価
を反映したことによりまして現在の
指定管理者
が引き続き
選定
されたものでございます。これら三つの
施設
につきましては、五つの
選定基準
による200点満点の
評価
のほかに、現在の
指定管理者
に対して現在の
管理運営状況
の
評価
を
加算
したところ、現在の
指定管理者
が
総合得点
で最も高い
点数
になったものでございます。 ◆
桑原透
委員
今の
答弁
にあった
施設
では、現在の
指定管理者
の
従業員
にとっては
雇用
の
継続性
が保たれたわけで、このことについては大変
評価
できると思います。これは、それぞれの
管理運営
の実績も加味して
評価
した結果ということだと思いますが、一方で、これを違った側面で捉えると
企画内容
に大きな差がなかったということでもあり、
選定
されなかった
団体
の
提案
にも光るものがあったと思われることから、そういった点ではややもったいない面もあるのかなというふうに考えています。 そこで、
質問
ですが、
施設
を所管する
立場
から、これらの
観点
について今回の結果をどのように考えているか、お伺いいたします。 ◎
菱谷
高齢保健福祉部長
施設
を所管する
立場
から、今回の結果をどのように考えているのかという
お尋ね
でございます。 先ほどお答えいたしました3
施設
につきましては、
運営
の
継続性
の
確保
によりまして
人材確保
や
育成
、
運営ノウハウ
の蓄積なども期待できるものと考えておりまして、今回の
制度改正
で狙っている効果が一定程度期待できるものと考えております。しかしながら、一方では、
委員
がご指摘のとおり、
選定
されなかった
団体
の中にはすぐれた
企画内容
を含む
提案
をしてきた
団体
もございます。このようなことから、今後の
選定
の際には、
施設
を所管する
立場
として、私どもの
募集要項
などの
内容
もより工夫しながら、適正な
競争環境
のもと、すぐれた
提案
を多くいただき、一層、高いレベルの
競争
となるよう期待していきたいというふうに考えております。 また、今回
選定
された
団体
に対しましては、僅差での
選定
であったことを十分に踏まえまして、
責任感
と
緊張感
を持ちながらよりよい
運営
を行っていくよう、しっかりと
指導
してまいりたいと考えております。 ◆
桑原透
委員
しっかり
指導
していきたいという
答弁
がありましたので、ぜひ、そのことを肝に銘じてやっていただきたいと思います。 一方、
老人福祉センター
は、今回、
公募
で
選定
された4
施設
に加えて、
デイサービス
を併設していることによって非
公募
としている
施設
が6カ所あります。非
公募
の
施設
についても、
運営
の
継続性
が担保されるわけであり、
雇用
の
継続性等
の
観点
から望ましい面もある一方、
競争
にさらされない分、緩慢な
運営
になってしまいがちではないかと危惧しております。
先ほど公募
で
選定
された
団体
の
指導
についての
答弁
がありましたが、そういった
観点
からは、非
公募
の
施設
にこそ、よりしっかりとした行政のかかわりが必要ではないかと考えます。 また、
公募
の
施設
では、
競争原理
が働くことによって
運営
の
創意工夫
が自律的に生まれてくることが期待できますが、非
公募
の
施設
では、そういったことも期待できないのではないかというふうに考えます。そこで、例えば、
公募
、非
公募
を交えた
老人福祉センター
全体で情報を共有し、すぐれたところをお互いに参考にし合うようなことが必要ではないかと考えます。 ここで、改めて
質問
しますが、非
公募
の
施設
も含めた各
施設
に対してどのような
指導
を行い、
老人福祉センター
全体の
管理運営
の
内容
をいかに高めていく考えなのか、お伺いいたします。 ◎
菱谷
高齢保健福祉部長
これまで、それぞれの
老人福祉センター
の
指定管理者
に対しましては、
事業報告
や定期的な
実地検査
などを通じまして
業務
、財務などの
内容確認
や
改善指導
を行っているところでございます。
次期
の
指定管理期間
におきましては、新たに、
指定管理者
みずからに
業務
や財務に関する
自己チェック
を実施させまして、その結果を報告させることを予定しております。これによって、より効果的な
指導
を行っていきたいというふうに考えております。 また、
委員
がご指摘のとおり、それぞれの
老人福祉センター
が他の
施設
でのすぐれた
取り組み
を参考にすることは、
老人福祉センター
全体の
管理運営内容
の
向上
に有効と考えているところでございます。このため、各
施設
の
指定管理者
と
札幌
市が一堂に会する場を定期的に設けまして、法人の壁を超えた情報や意見の交換を通じまして、互いに切磋琢磨できるような
環境
をつくるとともに、本市も
指定管理者
との
意見交換
を積極的に重ねていくなど、より効果的な
運営指導
を行っていきたいと考えているところでございます。これらによりまして、
指定管理者
の
施設運営
のスキルを一層高め、結果的には
施設
の
利用者
に対する
サービス
のさらなる
向上
につなげていきたいと考えているところでございます。 ◆
桑原透
委員
今、
運営
を
指定管理者
任せにするのではなく、行政としてもしっかりとかかわりながら
運営
の
指導
をしていくという
答弁
がありましたので、その方向でぜひ頑張っていただきたいと思います。 とりわけ、
答弁
にもありましたが、最終的には
利用者
の皆様によりよい
サービス
を提供することが一番大切でありますので、
指導
に当たっては、
利用者
の声をよく聞きながら、
利用者目線
での
指導
をぜひお願いしたいと思います。このことを要望して、私の
質問
を終わります。 ◆
芦原進
委員
私からも、
老人福祉センター
の
指定管理者
の
指定議案
について
質問
させていただきます。 当然のことですが、
指定管理者
の
選定
に当たっては、
指定管理者選定委員会
を開催して、
選定委員
が
応募者
の
企画内容等
についてしっかりと厳密に採点を行っている、このように思っております。 今回の
老人福祉センター
の
選定
結果について、ちょっと調べました。
公募
で
選定
された
施設
と比較してはいかぬけれども、比較したくなる
状況
でありまして、非
公募
の
施設
の
得点
がちょっと低いのではないかな、私はこういう感じを持ちました。 具体的に数字を示しますが、
公募
で
選定
された4
施設
の
平均得点
は200点満点で146.86点であるのに対して、非
公募
で
選定
された6
施設
の
平均得点
は130.22点となっており、非
公募
のほうが大幅に下回っているという結果が出ております。また、非
公募施設
について4年前のデータと比較してみましたら、4年前の
選定
結果は
平均得点
が151.869点であるのに対して、今回の
平均得点
は130.22点となっております。こちらも今回のほうが下回っているのですね。単純になぜなのだろうという思いがいたしました。 そこで、
質問
いたしますが、今回の非
公募施設
の
提案内容
が非常に劣っていたということで下がったのか、もしそうでないのであれば、
公募
の
施設
より非
公募施設
の
得点
が低い
理由
とは何なのか、また、非
公募施設
について、
前回
より今回の
得点
が下がっている
理由
はどういうことなのか、
質問
したいと思います。 ◎
菱谷
高齢保健福祉部長
1点目の
公募施設
より非
公募施設
の
得点
が低い
理由
について、まず、お答えいたします。 一つには、
応募者
が
施設
の
管理運営
に必要と考える
金額
、すなわち
指定管理費
の
提案額
に対する
評価ルール
の違いというものがございます。
提案額
の
評価
に当たっては、
公募
の場合は、一番低い
提案額
との差が大きければ大きいほど
点数
が低くなるという仕組みであるのに対しまして、非
公募
の場合は、
提案
のあった
金額
を本市が設定した
基準管理費用
からの減額の程度で
評価
することとしておりました。この
評価方法
の違いの結果、
公募
では
提案額
に
余り差
がなかったことから全体的に
点数
が高くなったのに対しまして、非
公募
では実際の
提案額
が
基準管理費用
からの減額の程度が小さかった、つまり余り下がらなかったということもありまして
点数
が低くなったものであります。 また、もう一つの
要因
といたしましては、
公募
の場合、現在の
管理運営
の
状況
による
加算
を行っておりますが、非
公募
の場合は
当該加算
を行う
ルール
になっていないため、全体の
得点
は低くなっているものでございます。 また、2点目の非
公募
におきまして
前回
より今回の
得点
が低い
理由
についてお答えいたします。 今回の
評価
結果においては、特に、
雇用環境
や
勤務条件
、
人材育成
などの項目において
前回
より
得点
が低くあらわれております。これは、今回の
評価
の傾向として、いわゆるワーキングプアなどが話題となっている
社会背景
もございまして、各
選定委員
が
雇用環境
の維持・
向上
などの
取り組み
に関して意識して比較的厳しい目を向けたことなどによるためではないかというふうに推測しております。 いずれにいたしましても、
前回
と今回の
得点
につきましては、
評価項目
が一部変更になっていることや、
選定委員会
の
メンバー
がかわっていることなどもありますことから、単純に比較することは難しいと考えております。私どものほうでも
応募者
の
提案内容
について確認しておりますが、
公募施設
の
提案
や
前回
の
提案
と比較して今回の非
公募施設
の
提案内容
が特段に劣っているとは考えていないところでございます。 ◆
芦原進
委員
さまざまな低い
理由
をお聞きいたしました。
評価
の違いだということでありますし、
公募
には
加算
が多くなっている、また、
前回
との違いは、
雇用条件等
も大変厳しい
状況
になっている中で、審査する人が厳しい
評価
の仕方をしたから
点数
が厳しくなった、
メンバー
もかわりましたということですね。
メンバー
がかわったから厳しくなったというのはちょっとおかしいかなと、この辺は指摘しておきたいと思います。かわろうが、かわるまいが、同じ結果が出るべきではないのかなと思います。これは私の考えでございます。 非
公募
の
老人福祉センター
、
公募
の
老人福祉センター
に加えて、今回、
デイサービス
も設置されるわけですから、
利用者
の
サービス
はしっかりとやっていかなければならない、そういう面では
管理運営
の
難易度
が高くなっていくのではないかと考えます。ゆえに、
資料
だけを見ると、非
公募
がちょっと落ちているのではないかと先ほど私が指摘しましたが、中身の
提案内容
が劣っているのではないのだということでしたので、それはそれなりに納得したいなと、要するに、
サービス
は落ちませんよということだったので、納得したいなと思います。 それから、非
公募
が6カ所あり、6カ所を含めた8カ所の
老人福祉センター
は、現在、
札幌
市
福祉事業団
が
管理運営
しています。しかし、
札幌
市
福祉事業団
が、来
年度
、
札幌
市社会福祉協議会
と
合併
するということを伺っております。 そこで、
質問
いたしますが、
福祉事業団
が
市社協
と
合併
することによって
老人福祉センター
の
運営
にどのような
影響
が見込まれるのか、このことについてお伺いしたいと思います。 ◎
菱谷
高齢保健福祉部長
今回の
福祉事業団
と
市社協
の
合併
は、これまでそれぞれの
団体
が培ってきた実績、役割、機能が有機的に結びつくことによりまして、
福祉
の
セーフティネット機能
を強化し、市民一人一人の暮らしを尊重する
福祉社会
の実現を目指して行われるものでございます。この
合併
の趣旨に沿いまして、
老人福祉センター
がこれまで培ってきたさまざまな
地域
との交流などの
取り組み
と、
市社会福祉協議会
が推進している
地域福祉活動
の
取り組み
が相まって、一層、発展させていくことができないかと期待しているところでございます。例えば、
老人福祉センター
に通っている元気な
高齢者
の方々を対象に
ボランティア教室
を実施し、
老人福祉センター
を拠点とした
地域福祉活動
の
ボランティアグループ
を形成するなど、
市社会福祉協議会
が今後より一層
取り組み
を進めることとしている
ボランティア
の
育成
などに一体的に取り組んでいけるのではないかと期待しているものでございます。 これらのように、今回の
合併
は、
老人福祉センター
の
運営
にもよい
影響
が期待できるものというふうに考えているところでございます。 ◆
芦原進
委員
合併
によってよりよい
サービス
を提供できる
環境
になりますよという
答弁
だったと思いますが、ぜひ、そうあっていただきたいなと思います。 一方、
デイサービス併設
の
施設
を非
公募
にしているのは、
利用者
と
施設職員
との
人間関係
、
信頼関係
を大変重視したことだと思いますけれども、
合併
後に旧法人と垣根を越えた
人事異動等
も――垣根を越えないといかぬわけですから、そういうことも想定されます。しかし、
人事異動
によって
施設
の
職員
が大幅に入れかわるようなことがあると、
サービス
を受ける
利用者
にとっては、今まで
人的関係
を培ってきているわけですから、これが崩れて保てないのではないかと心配いたします。 そこで、
質問
ですが、
議案説明資料
の非
公募
の
理由
の欄にこうあります。
合併
後も
利用者
との
人的関係
を維持するような必要な
措置
を講じるとなっております。では、必要な
措置
を講じるというのは、具体的にはどのように
人的関係
、
信頼関係
を維持していこうとされているのか、お伺いしたいと思います。 ◎
菱谷
高齢保健福祉部長
具体的にどのように
人的関係
を維持しようとしているのかという
お尋ね
でございますけれども、
デイサービス事業
では、例えば、
サービスメニュー
に
入浴介助
などが含まれていたり、
認知症
の
高齢者
に対しては、それぞれの心身の
状況
に応じた細かな配慮を要するなど、
利用者
と
職員
のいわゆる顔の見える関係が何よりも大切であることから、
デイサービス併設
の
老人福祉センター
については非
公募
扱いとしているところでございます。 したがいまして、法人
合併
後におきましても、
デイサービス事業
につきましては、まず、
利用者
との人的
信頼関係
の維持を第一に考えまして、基本的に、現在従事している
福祉事業団
の
職員
が引き続きこれに当たる予定であることを確認しているところでございます。また、将来的には、
合併
効果の発揮や
人材育成
の
観点
から、旧法人の垣根を越えた
人事異動
も想定されるところでありますが、
利用者
との
信頼関係
の維持に十分配慮した
職員
配置を行っていくものと認識しており、今後、市としてもそれらを注視していきたいというふうに考えているところでございます。 ◆
芦原進
委員
今、
答弁
をいただきましたが、人的
信頼関係
を重視していくのだということでございますので、ぜひ、そうしていただきたいと思います。 特に、
利用者
サービス
を第一にせないかぬわけです。継続的なケア、また
サービス
が求められる
施設
ですから、私は、私ですよ、人は知りませんけれども、非
公募
があってもいいのではないかなと思うのです。そういうものだと思うのですね。全てが
公募
でなければならないということではないと思います。やっぱり、継続的にやるということは、
サービス
の
利用者
とよりよい
人的関係
をずっと築いていくということですから、非常に難しい面もあると思います。そういう意味では、私は非
公募
もあり得ると考えております。 そういうことも含めて、市は、今言ったことを
指定管理者
に十分理解させてやるべきではないかと思います。特に、
利用者
の
サービス
を低下させてはならない、おろそかにしてはならない。やっぱり、せっかく非
公募
にして信頼をしてやっているわけですから、
人事異動
の面や人員の配置にも市はしっかり目を向けていただきたいと思います。 また、今回、
指定管理者
に
選定
される
合併
後の
市社協
に対しても、
合併
したことによるよい面を十分に発揮してもらいたいと思います。そして、先ほど言ったように、市は法人を信頼して非
公募
としているわけですから、市のその負託に十分応えて、
利用者
に対する処遇、
サービス
第一のしっかりとした
施設
にしていただきたい、運用をお願いしたい、これを望んで、終わりたいと思います。 ○
國安政典
委員長
ほかに質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
國安政典
委員長
なければ、質疑を終了いたします。 次に、討論を行います。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
國安政典
委員長
なければ、討論を終了いたします。 それでは、採決を行います。
議案
7件を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○
國安政典
委員長
異議なしと認め、
議案
7件は、可決すべきものと決定いたしました。 最後に、
議案
第57号
札幌
市
ボランティア
研修センター条例を廃止する条例案を議題とします。
理事者
から、
補足説明
を受けます。 ◎木下
総務部長
私から、
議案
第57号
札幌
市
ボランティア
研修センター条例を廃止する条例案について説明させていただきます。 お
手元
の
資料
6をごらんください。
札幌
市
ボランティア
研修センターは、
札幌
市
ボランティア
研修センター条例に基づき、本市の
地域
福祉
に関する各種研修等を実施することにより、
ボランティア
活動を担う人材を
育成
して、本市の
地域
福祉
の推進に寄与するために、
平成
12年5月に中央区北1条西9丁目にありますリンケージプラザ2階に設置されました。 開設時の研修センターの
管理運営
は、
札幌
市社会福祉協議会
に委託し、
平成
18
年度
からは
指定管理者制度
に移行しております。また、
札幌
市が補助を行い、
市社協
がリンケージプラザ内に設置している
ボランティア
センターでは、
ボランティア
の登録、
ボランティア
を必要としている方との需給調整等の
ボランティア
振興
事業
を行っておりますが、
平成
24
年度
の行政
評価
におきまして研修センターとの役割整理及び機能集約について指摘されておりました。これらの
状況
を踏まえまして、
ボランティア
活動者に対して相談、研修、需給調整を一体的に行い、活動参加の一層の促進を図るため、研修センターと
ボランティア
センターの機能を統合して
札幌
市
ボランティア
活動センターを
市社協
が設置・
運営
し、本市はこれを
支援
することが適当であると判断いたしまして、
ボランティア
研修センターを廃止するものであります。 機能を統合しました
札幌
市
ボランティア
活動センターでは、社協の
地域
福祉
、介護、保健など、広範囲な
事業
を通じて把握する多様な課題に対応し、柔軟に研修プログラムを企画立案するとともに、
ボランティア
活動の継続的なフォローも行ってまいります。 なお、新たな活動センターは、当面、リンケージプラザの現研修センター及び
ボランティア
センター部分に設置いたしますが、今後、取り壊しが予定されておりますため、
平成
26
年度
中に中央区大通西19丁目にあります
札幌
市
社会福祉総合センター
内に移転しまして、市民の利便性
向上
をさらに図ってまいります。 ○
國安政典
委員長
それでは、質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
國安政典
委員長
なければ、質疑を終了します。 次に、討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
國安政典
委員長
なければ、討論を終了します。 それでは、採決を行います。
議案
第57号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○
國安政典
委員長
異議なしと認め、
議案
第57号は、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、
委員
会を閉会します。 ―――――――――――――― 閉 会 午前10時37分...
地方議会議事録
全都道府県市区町村議会
47都道府県議会
東京23区議会
政令指定都市議会
各都道府県内市区町村議会議事録
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
静岡県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
国会議事録
国会