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平成30年第1回定例会−03月09日-09号

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  1. 新座市議会 2018-03-09
    平成30年第1回定例会−03月09日-09号


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    平成30年第1回定例会−03月09日-09号平成30年第1回定例会  平成30年第1回新座市議会定例会 議事日程第9号                               3月9日午前9時開議 第 1 一般質問     7番 平野  茂 議員    21番 野中 弥生 議員     3番 小池 秀夫 議員     2番 助川  昇 議員 出席議員 26名      1番   鈴  木  明  子         2番   助  川     昇      3番   小  池  秀  夫         4番   伊  藤  信 太 郎      5番   島  田  久 仁 代         6番   池  田  貞  雄      7番   平  野     茂         8番   中  村  和  平      9番   森  田  輝  雄        10番   石  島  陽  子     11番   辻     実  樹        12番   笠  原     進     13番   芦  野     修        14番   高  邑  朋  矢
        15番   木  村  俊  彦        16番   工  藤     薫     17番   小  野  大  輔        18番   塩  田  和  久     19番   平  松  大  佑        20番   鈴  木  秀  一     21番   野  中  弥  生        22番   佐  藤  重  忠     23番   白  井  忠  雄        24番   滝  本  恭  雪     25番   川  上  政  則        26番   亀  田  博  子 欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市   長   並  木     傑      副 市 長   山  崎  糧  平   総合政策           永  尾  郁  夫      総務部長    細  沼  伊 左 夫   部   長   財政部                     市民生活           高  野     勇              大  塚  力  也   副部長                     部   長   総合福祉                    こども未来           鈴  木  義  弘              一 ノ 関  知  子   部   長                   部   長   いきいき                    都市整備           竹 之 下     力              広  瀬  達  夫   健康部長                    部   長   上下水道           橋  本  吉  弘      教 育 長   金  子  廣  志   部   長   教育総務                    学校教育           渡  辺  哲  也              梅  田  竜  平   部   長                   部   長                           選挙管理   会計管理者   江  原  達  夫      委 員 会   川  島     聡                           事務局長   監査委員           三  上  文  子   事務局長 職務のため出席した事務局職員                           事 務 局   事務局長    島  崎  昭  生              河  尻  広  海                           副 局 長   専門員兼           関  口  勝  也   議事係長 △開議の宣告  (午前 9時31分) ○議長(島田久仁代議員) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配布してあるとおりであります。 △一般質問 ○議長(島田久仁代議員) 日程第1、一般質問を行います。 △平野 茂議員 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員の一般質問を許可いたします。  7番、平野茂議員。    〔7番(平野 茂議員)登壇〕 ◆7番(平野茂議員) 7番、平野です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に従って質問させていただきます。  1、道路問題。1点目といたしまして、ひばりが丘駅北口線についてということで、(1)、進捗状況について。  (2)、開通時における西東京市との連携によるイベントの開催についてということで、2点お伺いいたします。  2、保谷秋津線について、(1)、今後のスケジュールについて。  (2)、ひばりが丘駅北口線との交差点改良についてということで、2点質問させていただきます。  大きく2、行政問題といたしまして、1、東京2020オリンピックパラリンピックについてお伺いをいたします。  (1)、進捗状況について。  (2)、産学官の連携についてということで質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) 皆さん、おはようございます。それでは、7番、平野茂議員のご質問に順次お答えを申し上げます。  道路問題1点目、ひばりが丘駅北口線につきましてのご質問をいただきました。ひばりが丘北口線整備事業の進捗状況及び駅舎のバリアフリー化工事につきましてお答えを申し上げます。  過日亀田博子議員にもお答え申し上げたとおりでございますが、現在西東京市の施行により行われている都市計画道路ひばりが丘駅北口線及び駅前広場工事につきましては、平成31年3月の供用開始に向けて順調に工事は進んでいるとのことでございます。  また、駅舎のバリアフリー化につきましては、昨年8月下旬から本格的に工事に着手し、中央部にエレベーターを1基設置いたします。池袋方面側に階段とエスカレーターを、所沢市方面側に階段を整備する計画となっております。この工事のスケジュールについてですけれども、まずはエレベーターエスカレーターは平成30年度の初めのころには使用できる状態、もう数か月だと思います。既存階段撤去までを含めた完成時期は、本年夏ごろの予定でございます。もう少しお待ちいただきたいと思います。  続きまして、開通時の西東京市とのイベント開催の件でございますが、西東京市に確認いたしましたところ、今のところ式典を行うかは未定とのことでございました。今後とも連絡を密にとり合って確認していきたいと思います。  次に、都市計画道路保谷秋津線の整備に関する今後のスケジュールについてでございますが、昨年6月28日に計画線の周辺の土地所有者やお住まいの方などを対象に路線測量に関する説明会を開催し、その後測量作業を進めてまいりました。  平成30年度につきましては、用地測量を実施するとともに、年度内に事業認可取得を目指して推進してまいります。来年度でございます。道路の完成時期につきましては、用地取得の状況から予測することはちょっと難しいですけれども、事業認可取得後おおむね5年から7年、したがいまして平成35年から平成37年の間には完成できるのかなというふうに見込んでおります。  続きまして、ひばりが丘駅北口線の交差点の改良でございます。現在路線測量を行っているところで、今後公安委員会との交通協議を実施する中で交差点形状を決定してまいりたいと考えております。いましばらくお待ちいただきたいと存じます。  また、現在の交差点付近の状況につきましては、横断歩道や歩車道境界ブロック、車どめポールなどで歩行者と車道との歩車道の分離を行っておりますけれども、今後都市計画道路ひばりが丘駅北口線や保谷秋津線の開通時には、より一層の安全対策を図っていきたいと存じます。  行政問題の2点目、1、東京2020オリンピックパラリンピックについてのご質問をいただきました。進捗状況はということでございます。また、産学官の連携についてのご質問もいただきました。あわせてご答弁申し上げます。  平野議員からは、平成29年第4回定例会におきまして同様のご質問をいただいており、進捗状況等をご答弁申し上げました。  昨年の12月21日に本市の推進委員会第1回会議を開催し、推進基本計画を策定して、市を挙げた推進体制を構築いたしました。  さらに、基本方針を具体的に実施、施行するため、推進委員会に下部組織として東京2020大会に向けた取り組み推進部会を立ち上げ、2月23日に第1回会議を開催したところでございます。  東京2020オリンピックパラリンピックに向けた具体的な取り組みといたしましては、本市で開催される射撃競技の周知を図るため、射撃競技会場となる陸上自衛隊朝霞駐屯地訓練場に隣接する栄小学校におきまして、埼玉県ライフル射撃協会のご協力のもと、ビームライフル体験会を開催するなどといたしました。  また、ブラジルのホストタウンに関係する取り組みといたしましては、栄公民館や新座市の国際交流協会の主催でブラジル料理講座を開催し、ブラジルの食や文化、簡単なポルトガル語について講座などを行っております。森田輝雄議員国際交流協会会長でありますので、ご協力をいただいております。  また、東京2020オリンピックパラリンピックに向けたブラジルとの交流事業につきましては、ブラジルオリンピック委員会を初め、トレーニングキャンプメーン会場となる立教学院や埼玉県とも連携しながら、平成30年度以降の交流について調整を行っているところでございます。  今後につきましても、市民の皆様がブラジル文化や言語を学ぶ機会をつくるとともに、ブラジルの方にも新座市や日本について知っていただく取り組みを推進してまいります。  平成30年度に予定をしておりましたトレーニングキャンプにつきましては、利用施設に立教学院の先約が入っているため、現在のところ行われない方向でございますが、引き続き平成31年度以降、平成31年、平成32年、平成32年は当然でございますが、キャンプ実施に向けて調整してまいりたいと思います。  産学官の連携の取り組みでございますが、ゴールドパートナーでございます株式会社LIXIL様のご協力のもと、義足体験教室を市内5校の小学校でございます池田小学校新開小学校、栄小学校、野火止小学校新堀小学校で実施いたしました。平成30年度につきましても、まだ実施していない小学校を対象に義足体験教室を開催する予定でございます。今後もさまざまな団体と連携を図りながら、市大会に向けた機運を高めてまいりたいと思っております。  また、大会運営上必要となるボランティアや観客輸送、協議施設の整備などにつきましては、今後も大会組織委員会や県と情報を共有するとともに、大会の円滑な運営に向けて連携を図ってまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。  あした10時から、にいざネクストアスリートプロジェクトの交流会も開催をされます。徐々にしっかり盛り上げていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) ありがとうございました。ひばりが丘駅北口線の件についてはわかりました。亀田議員のほうからもお話がありましたけれども、本当に急階段がいつも話題になる地域だったので、できる限り早くエレベーターエスカレーターが使用できるようになるとありがたいなと思っております。  2点目の西東京市との連携のイベントの件です。特に今の段階では式典の開催がないというふうなお話を聞いておりますが、うちのほうから積極的に投げかけて、これを機に向こうのほうでイベントが継続して何かできるものを考えていくというのが一番いいのかなと思っているのです。具体的に言えば、変な話ですけれども、今7月に中心にやっている新座駅付近でのイベントがございますけれども、ああいったものを中村議員がよく言う「南に光を」、南にそういうものが1つあってもいいのではないかなと。時期とかそういったことはまた別としても、そういった意味でもちょっと質問させていただいたということもございますので、市長のほうでも何かお考えがあるかどうかお聞きしたいと思います。
    ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 今平野議員からご提案をいただきました。確かに南部のお祭りというのは、町内会が大変盛り上げておりますけれども、西東京市と連携して何かのお祭りをするというのは、今後の西東京市との連携は図っていく必要がありますので、どういうやり方がいいのか、ちょっと研究をさせていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) 今市長のほうが自治体間連携を今後広げていきたいというお考えもあって、こういった質問と提案をさせていただいております。4市のほうの連携というのは比較的強固で、今までやってきたことが継続されているのかなと思うのですが、東京都下というか、近隣の東京都の市区町村との連携という点では、今後進められる可能性を非常に秘めていると思いますので、ぜひ検討していただいて推し進めていただければなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  2点目の保谷秋津線についてということで、スケジュールが平成35年から平成37年ぐらいに完成予定ということでお話をいただきました。順調に進んでいるというふうに考えてよろしいのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 現在路線測量を行って、西東京市側との連携、西東京市側は東京都が施行します。北多摩南部建設事務所ですか、そちらが施行することになっておりまして、今現在連携をとって測量を行っておりまして、都県境ですよね、都県境になりますので、線形がずれないように連携をとってやっておりまして、特に地権者の方からも路線測量に関しては特段声は上がっていないと、順調にいっていると考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) ありがとうございました。それでは、問題がないということですので、西東京市と東京都と連携を図っていただいて、よりよい地域の道路になることを期待しております。  ひばりが丘駅北口線との交差点改良についてということで質問させていただきました。前にも質問させていただいて、軽微なものでできるだけ安全対策を図っていただいたのかなと思っております。  どうしてもあそこは、駅に向かう方、あるいはそんなに人数は多くはいないのですけれども、野寺小学校に通うお子さんが若干おります。なので、町内会とかそういったところ、あるいは保護者の方、もし学校からご要望等が出ましたら、あそこに関してはできるだけ積極的に今後も注視していただいて、安全対策を図っていただければと思いますので、こちらは要望させていただきます。  続きまして、東京2020オリンピックパラリンピックの進捗状況についてということでお話をいただきました。徐々に積極的にいろいろなことが開催されているのだなということも、見聞きをして感じておるところです。  市長の話の中で、ブラジルのトレーニングキャンプがなかなかスケジュールが、学校の施設、太刀川記念館でしょうか、そちらの施設との関係で今回はこちらのほうに来られないという、中止というお話をお聞きしました。来年度にキャンプを行わないと、向こうの準備ができないというのが一つと、新座市のほうでの準備も一つできないのかなというふうに思っております。  来年、多分恐らくオリンピックと同時期の事前キャンプの時期に来て、きっと同じ時間帯で、同じリズムで確認作業をしたいというのが多分本音だと思うのですけれども、具体的に何かそのあたりをあけておくだとか、そういったことを立教学院との話し合いとか、そういったことは持たれているのかどうかというのが1点、とりあえずそれで結構です。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 市長から答弁があったとおりですけれども、昨年12月の一般質問の際に、ことし7月、ブラジルのトレーニングキャンプをやっていただけるというお話が来ていますよということで紹介させていただいたわけですけれども、その後いろいろと調整していく中で、ブラジル側の日程のところにちょうど立教学院の中の宿泊施設に別の国際プログラムで、ほかの国の方がもう既に予定が入っていたということで、いたし方ない部分があるかと思いますけれども、ちょっと日程が合わなかったということで今回は見送りとなりました。非常に残念だと思っていますけれども、そのような中で、では今後どうするかということですが、当然2020年の本番はもちろんそうですけれども、その前の年の2019年ですか、平成31年度につきましては、立教学院のほうでも特に今のところ全く予定が入っていないということですので、その辺はある程度夏の時期を考慮して、次のときはある程度柔軟にというか、幅広く対応できるようになっているので、大丈夫ですよというお話をいただいています。  できれば、こういう機会がもっとあって、いろいろ経験を積みながら対応していきたいなと思っておりましたけれども、ひょっとするとというか、またこういう国柄というのもありますので、突然この時期でやりたいとか、やっぱり来たいとかという話が来るかもしれないので、そのときはまた大変だと思うのですが、そういう機会も大事にしてやっていきたいと思っています。  立教学院とも極力合わせていこうねということでは、基本的には合意できていると思います。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) そうですね、ブラジル、お国柄としては陽気なお国柄ですから、いつどういうふうにこちらのほうにというお話があるかわからないという、総合政策部長の答弁でもわかりました。私も本当にそう思いますので、いついかなるときでも、できる限り受け入れができるような体制づくりを心がけていただければなと思っております。  あともう一点なのですけれども、県と大学とこの新座市という関係で、前にお話を聞いたときは、県がほぼ中心になって進めていくのかなというふうに思ったのですけれども、これは市が中心になって進めなければいけないことというのは、現在のところ特にないということでよろしいですか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) ブラジルの関係でということでよろしいですか。今のところのこういったキャンプを行いたいとかということについては、県を通じたお話になっていて、細かい話になってきた段階で徐々に受け入れですとか、おもてなしの部分と交流とかあると思いますので、その辺は新座市のほうでも中心になってやっていきたいと思っているところです。  2020年にはまさに本番を迎えるわけですので、そのときにはいろんな課題が生じてくると思いますが、選手団の方々、スタッフの方々の輸送の問題ですとか、宿泊先だとか、その後の交流のプログラムとか、いろんな触れ合いの機会については、これはもうまさに新座市が中心になってやっていきたいと思っていますので、徐々にそういった検討も深めていきたいというふうに思っています。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) わかりました。市が中心となってやらなければいけないことも今後出てくるかと思いますけれども、議会としてももちろん全力で特別委員会も設置いたしましたので、市民と議会と自治体とという関係でしっかりと進めていければなと思っておりますので、お願いしたいなと思います。  あともう一点は、陸上競技場なのですけれども、これは多分一度来てもらわないと、とにかく不都合がどこにあるかというのがきっとわからないのだと思うのです。やはり日本人とサイズが違うので、競技場の中のトレーニングする部分というのは、もちろん同じ規格のものになっていますけれども、うちの場合はどうしても走り幅跳びはトラックの中に入ってしまっているので、恐らくこれが中のままでいいのか、それとも外に出してくれと言われるのか、ここは多分きっと課題になってしまうかなと。私は個人的には、こういう機会で出せるものは外へ出して、正規のものにつくりかえていけばいいのかなと思うのですが、そのあたりもきっとお話があるなしにかかわらず、検討していただくことが大切なのかなと、事前にやっておくということも準備は大事だなと思います。  万が一来られない段階でも、その要望というのは今の段階では受け付けているというか、ブラジルのほうからのご連絡とかは特に今のところはないでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) ことし7月のトレーニングキャンプについては見送りということになったわけですけれども、その他の面では随時連絡をとり合っている状況です。ブラジルのオリンピック委員会の方を通じてさまざまな調整もしておりますので、例えば総合運動公園の施設の関係でも幾つかご指摘をいただいていることもありますので、そういった施設整備をどうするかという、予算の関係も入ってきますので、それについても今内部で検討しているところです。  これは、一度ブラジルのオリンピック委員会の方が現地で見ていただいておりますので、その中でいろいろと写真を撮っていただいたりとか、課題を持ち帰ってご指摘をいただいた点については協議をしている状況ですけれども、確かにいろんな競技施設以外でも、例えば周辺の環境としてトイレがどうなのだろうとか、そういう細かい部分についても、できましたらご担当の方も時折日本にいらっしゃることもあるので、ぜひそういう現地を見ていただいて、何かご意向があれば伺っていくということもやっていきたいと思っております。  連絡については常時とっているような状況なので、今後もそういった形で進めていきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 7番、平野茂議員。 ◆7番(平野茂議員) ありがとうございました。本当に日本の一大イベントになろうかと思いますので、本当にそこにかかわれる瞬間というのはなかなか、私ももう50歳になりますから、こんな機会はきっとないと思っておりますので、楽しみにしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、7番、平野茂議員の一般質問を終わります。 △野中弥生議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、21番、野中弥生議員の一般質問を許可いたします。  21番、野中弥生議員。    〔21番(野中弥生議員)登壇〕 ◆21番(野中弥生議員) 21番、野中弥生でございます。皆様、おはようございます。議長より発言を許可をいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  まず、行政問題です。市民にとってわかりやすい情報提供のあり方についてお伺いをいたします。まず、やさしい日本語の使用についてです。過去何回か、多文化共生、日本語教育についての質問をさせていただいて、市の申請文書や市のホームページの多言語化等の提案もさせていただきました。  市のホームページでは、日本語から英語、中国語、韓国語に自動翻訳できる機能がございます。英語、中国語に自動翻訳した文章を読んでみたのですけれども、簡単な文章はまだ意味がわかります。ただ、長い文章や少し難しい文章になってまいりますと、日本語の字面をそのまま直訳されてくるので、よくわからない文章となってきます。これでは、せっかくの自動翻訳の機能があっても宝の持ち腐れではないかと思いました。  日本で仕事を持って、家庭を築いて定住する外国の方はふえております。ここ新座市でも状況は同じでございます。新座市にお住まいの外国国籍の方、3,000人以上いらっしゃいます。その国籍は、中国、韓国、フィリピン、またネパール、ベトナム、パキスタン、ナイジェリアなど、アジアやアフリカの方、また中南米、アメリカ、ヨーロッパなど、多岐にわたっております。70か国ほどにもなるそうでございます。アジア、アフリカやヨーロッパの方で英語ができる方もいらっしゃいます。ただ、その方たちは英語が母語とは限りません。日本にいるうちに英語を忘れてしまったという方もいらっしゃいます。日本にいるからには、やはり日本語でコミュニケーションをとって情報を得たいというのが彼らの大方の意見だと思います。  ここにやさしい日本語という取り組みが必要になってまいります。簡潔でわかりやすい日本語を使って文章を書けば、日本語でもわかりやすいのはもちろんのこと、ホームページの自動翻訳機能を使って外国語に翻訳しても意味がわかる文章となってきます。外国から来て日本に住む人のうちの63%の人が、簡単な日本語なら話すことができます。読み書きはできなくても、聞く、話すならできる人も多いです。ホームページにやさしい日本語が書いてあって、それを音声読み上げ機能で聞くことができれば、よりわかりやすいものとなります。音声読み上げ機能で聞くことができると、外国人だけではなくて、障がいを持った方や高齢者にとっても、また子供にとってもわかりやすい情報発信となるのではないでしょうか。  日本語というのは、漢字とか片仮名、また平仮名がまじっております。尊敬語、謙譲語、丁寧語とか、遠回しな言い方があったり、てにをはがあったり、本当になれないとなかなか難しい言葉でございます。特にお役所の言葉、また法律用語になってきますと、日本人でもお手上げということもございます。  9万1,000人、160か国からの外国人が暮らす横浜市では、外国語の6言語に加えて、やさしい日本語での情報提供をされております。横浜市のホームページには、「やさしい日本語で伝える 分かりやすく 伝わりやすい日本語を目指して」という冊子が掲載をされております。その中には、情報伝達の方法として、伝えたい情報を絞ること、伝えたいことは最初に書くこと、抽象的な表現ではなくて、具体的にメリット、デメリットを伝えること、注釈を使いこなすことなど、注意点が書かれております。また、難しい言葉の理解例なども掲載をされております。各担当でやさしい日本語版のチラシなどが作成をされております。こちらが財政のほうのチラシなのですけれども、浜の台所事情ということで、横浜市の財政がどうなっているかという、そういうパンフレットなのですけれども、その中には、こちらがやさしい日本語版なのですけれども、その中には情報伝達の方法として、中身はとてもわかりやすくなっております。子供にもわかるように、新座市でもそういうのをつくっていただいていますけれども、例えば子ども・子育て支援という、こういう言葉、これを子供や子供を育てている人のためにという、またシニアの活躍支援という言葉、これをお年寄りのために、また医療福祉という言葉を、病気の人や、介護、生活の世話が必要な人が安心して生活できるようにと書きかえられております。  そして、また喫緊の課題への対応、これは横浜市が急いでしなければいけないこと、子供の貧困対策の推進という言葉は、生活のお金が足りなくて困っている子供のために、また児童生徒支援体制の強化、この言葉は、いろいろな問題で困っている子供のために、通学路の安全対策、これは学校へ行く道の安全のために、今例として挙げましたけれども、いろいろこういうわかりやすい表現に直したものが作成をされております。  また、日本語書きかえシステムというのもございまして、それを導入したり、職員への定期的な研修でわかりやすい日本語を使いましょうという、そういうこともされているそうでございます。  また、やさしい日本語は観光面でも効果的でございます。九州の柳川市での事例を紹介いたします。  2015年に柳川市を訪れた外国人観光客は15万人いらっしゃいます。半数以上の約8万人が台湾からの旅行者。独学や趣味で日本語を学んでいる人が多くて、アンケートによると全体の42%が少しでも日本語が話せるという、そういう回答をされています。台湾人3人のグループがいれば、8割の確率で誰か日本語を話す人がいる計算になります。  柳川市にはアジアからの観光客が多くて、その中には日本語を学んでいる人も多くいます。むしろ英語で話すのは苦手な人も多いはずですので、やさしい日本語で海外のお客様に対応したほうが喜ばれるのではないかということで、2016年からやさしい日本語ツーリズム事業を始められて、講演会ややさしい日本語落語、台湾でのプレゼンテーション、市民の皆さんへのやさしい日本語リーダー養成講座なども行い、実証実験もされました。  語学ができないので何も話せなかった川下りの船頭が、やさしい日本語の研修を受けて、日本語でいいのならと日本語のガイドを始められたところ、お客さんが大変喜んでくださって、日本語を話ししてくれて、船の中がすごく盛り上がりましたという、そういう動画も見せていただきました。このような缶バッジもつくっておられまして、1つは白いほうが外国の方につけていただきます。「やさしい日本語お願いします」と書いてあります。そして、青のほうが日本人がつけるほうで、「やさしい日本語のおもてなしができます」、このデザインは柳川の柳というのですか、あと多分川のブルーをイメージしているのかなという、こういうすてきなデザインで皆さんがつけながら、ボランティアで日本語の研修を受けたボランティアがつけて、また日本語を話したい外国人の方がつけるということで、こういう取り組みをされております。  このような横浜市、柳川市の取り組みを参考に、我が市でもやさしい日本語の取り組みを始めてはいかがでしょうか、市のお考えをお伺いいたします。  次に、ユニバーサルデザインの書体についてですけれども、新庁舎の中でも使われております、階段のところに数字が5、4、3とか載っていますが、それも全部ユニバーサルデザインになっておりました。こういう3という字を、とてもわかりやすい、3がくっつかない空間が多いような3にしたり、5においても空間を多くして、5と見やすいような形にするという、そういうのがユニバーサルデザインなのですけれども、それが使われておりますので、市のホームページでもできたら使っていただきたいなということで提案をさせていただきました。  次に、災害など緊急時の情報発信についてお伺いをいたします。災害時においては、よりわかりやすい明確な情報が必要でございます。あさって3月11日は、東日本大震災から丸7年となります。復興が進んでいるとはいえ、まだまだ心の傷が癒えない、つらい思いをされている方はたくさんいらっしゃいます。犠牲になられた方々に改めて哀悼の意を表します。  この東日本大震災で被災された方の中には、外国の方もいらっしゃいます。日本語の防災無線が意味がわからなかったというフィリピン人の妻の方たちに「高台に避難してください」と何回も放送があったそうでございます。この「高台に避難してください」がわからなかった。それはそうではなくて、「高いところに逃げてください」、そういうふうに何回も言われていたら助かったお友達がいたのだ、いたに違いない、そういうふうに悔しがっておられたとお聞きいたします。  外国人だけでなくて、お子さんや障がい者の方にとっても、命を守るためのやさしい日本語での情報発信は必要ではないかと思いました。  SNSやホームページでの発信は、緊急であることがわかるように文字を大きくしたり、イラストやピクトグラムなどでの発信が大事です。研究していただけたらと思います。  東京2020のオリンピックパラリンピック大会に向け、推進委員会の立ち上げ、議会としても特別委員会の設置と、市を挙げて機運醸成に取り組んでまいっております。今後内外から多くの外国人選手、旅行者が新座市を訪問されます。市のホームページを見てこられるお客様もいらっしゃるかと思います。  やさしい日本語などでわかりやすい情報発信のあり方について研究していただきたいと思います。市のお考えを伺います。  次に、福祉問題です。ひきこもり支援についてです。国で40歳から59歳までのひきこもり実態調査を始めると新聞記事にありました。市で調査は考えておられるかお伺いをいたします。  ひきこもりの長期化、高齢化を防ぐためには、本人と家族に寄り添った支援、地域での励ましが必要と痛感をいたします。私も多くのご相談をいただきます。親御さんが80歳代、お子さんが40歳代、50歳代でずっとおうちにいらっしゃる方のご相談が多くなっております。親御さんが働いて収入があるときは、ずっとおうちにいらっしゃるお子さんがいてもまだ食べさせていけた、高齢になって年金生活になった、もう限界ということでご相談に見える方、大変多くなってきているように思います。8050問題がまさに身近な問題となってきました。引きこもっているご本人にとってもつらい思いだと思います。ご家族のストレスもいかばかりかと思いますし、もっと早い段階での対応で長期化が防げたのではないかと思います。  ひきこもりが長期化してまいりますと、社会とのつながりがますます減ってきます。常態化してくると、自分は社会から見放されているのではないかという不安感、自分には生きる価値がないのではという自己否定、中にはみずから死を選ぶ方もいます。本当に苦しいと思います。新座市として、このような同じ悩みを持った当事者が集まる場所をつくれないでしょうか。  ひきこもりが社会に出て働くというのが最終ゴールかもしれません。ただ、そこまではハードルが高過ぎる、まずは就労前の居場所、何か世のために役立っているという自己肯定感が持てるような活動とか、福祉施設などでのボランティアとか、そういう活動があったり、同じ悩みを持ったお友達と時間を過ごせる、そういうような場があればいいと思います。  先日県のひきこもり相談サポートセンターでお話をお聞きしてまいりました。フリースクールや自立援助ホームを27年間続けてこられた実績のあるNPO法人が、市の派遣の事業委託を受けて実施をされております。電話相談、来所相談、メール相談、訪問など、年間1,000件近くのご相談に対応をされております。中心者のお話の中で、圧倒的に相談場所が少ないということもお聞きいたしました。  また、同じ悩みを持った家族が集まって話す居場所も必要だということもおっしゃっておられました。新座市では、朝霞保健所や市の保健センター、生活支援センターなどで本人家族のご相談に乗っていただくこともございますけれども、ひきこもりに特化していないために、どこに相談すればいいかわからない、相談しづらいということもあるかと思います。  家族の支援については、地域とのつながりが希薄化している、周りに言いたくない、相談できないなどで問題が長期化していることが考えられます。地域での声かけ、居場所づくりが必要だと感じます。家族のための相談窓口の設置や居場所づくり、勉強会の開催などについて、市の見解を伺います。  社会全体として、今まで見えてこなかった方たちの顔が見えて、声をかけ、時に励まし合いながら共生していくという、これからの地域包括、地域福祉のあり方として問題提起をさせていただきます。市の見解を伺います。  次に、放課後児童保育室の狭隘化、大規模化解消とココフレンド事業についてお伺いをいたします。この課題については多くの議員が取り上げて、私も何度もお伺いをしております。大事な問題だと思いますので、今回もお伺いをいたします。  国の平成30年度予算案では、新しい経済政策パッケージを踏まえ、放課後子ども総合プランに掲げる放課後児童クラブの約30万人分の新たな受け皿の確保を前倒しして実施し、受け入れ児童数の拡大に前年度比74億4,000万円増の799億7,000万円が計上されております。主な内容として、施設整備費の国庫補助率のかさ上げ、放課後子ども環境整備事業、放課後児童クラブ支援事業、障がい児受け入れ強化推進事業、小規模放課後児童クラブ支援事業、放課後児童支援員の処遇改善などが挙げられております。  市としてもこれを受けて、放課後児童保育室の狭隘化解消、放課後児童支援員の処遇が改善されるのは大変ありがたいことだと思っております。  放課後子ども総合プランでは、国全体の目標として、全ての児童の安全安心な居場所を確保するため、一体型を中心とした放課後児童クラブ及び放課後こども教室の計画的な整備を進めること、全ての小学校で放課後児童クラブ及び放課後こども教室を一体的に、または連携して実施すること、積極的な学校施設の活用で整備しても、なお地域のニーズがある場合は、幼稚園などの地域資源の活用を検討しつつ、小学校内外での整備を進めていくこと、また民間サービスを利用した多様なニーズへの対応についても言及をされております。  新座市では、子どもの放課後居場所づくりとして、ココフレンド事業の着実な実施校拡大もしていただいております。ココフレンド事業は、全国から視察も相次いでいるほど、長期休業中の午後まで実施をしていただいている学校があったりと、また英会話やプログラミング教育も組み入れたり、大変頑張っていただいていることは評価をさせていただいております。  ただ、ココフレンドを開設しているところは、放課後児童保育室の狭隘化の解消はできているのでしょうか。できていないとしたら課題は何か、お聞きしたいと思います。  新座市として、ココフレンドの全校設置をぜひ早期に前倒しでお願いしたい。また、その先に、新座市として全ての子供の放課後の安全安心のためにどのような将来像を描いているのか、学童保育とココフレンドの関係性はどのように位置づけていくのか、学校施設のさらなる開放は可能なのか、利用者負担のあり方も含めて現時点でのお考えを伺いたいと思います。  最後に、英語教育でございます。昨年3月に新しい学習指導要領が告示されて、2020年から小学校中学年に外国語活動、高学年に教科外国語が導入されます。  新座市では、国際化教育特区として全国に先駆けて英会話と国際理解教育が進められてまいりました。ネーティブスピーカーの先生の授業で小学校から英会話に親しむことで、どんな状況でも臆さず話せるコミュニケーション力や対応力など、学力にはあらわれてこない人間力、非認知的能力というものが培われてきたのが、新座市の子供たちではないかと、市の取り組みを高く評価しているところでございます。  ただ、全国的な問題でもあるのですが、小学校での英会話と中学校で始まる読み書きの勉強がうまく連動していない、中1ギャップが大きい、中学校での英語の学力に課題があることも指摘しておきたいと思います。  確かに小学校では、ゲームや歌、挨拶などが中心ですので、そのまま中学校の勉強に入るとついていけないお子さんが多くなるのは事実だと思います。  今回小学校高学年で教科化となり、読み書きも入ってくるようなので、その辺は改善され、スムーズに中学校の英語につながるものと期待をしております。  市として財政的にも力を入れていただいているこの英語ですが、今後どのような形で進んでいくのか、制度やカリキュラムに変化はあるのかお伺いをいたします。  また、中学校での英語検定試験などの受験費用について助成ができないかお伺いをいたします。  文部科学省では、生徒の英語力向上を目指して、平成25年にグローバル化に対応した英語教育改革実施計画を公表、翌平成26年には新たに小中高を通じて、先進的な取り組みや教員研修などの支援を進めました。  しかし、高校3年生を対象とした平成26年英語教育改善のための英語力調査の結果は、聞く、話す、読み、書くの4技能全てで課題があって、中学、高校の英語力に関するアンケートでも十分な改善が見られず、平成27年6月に生徒の英語力向上プランを策定をいたしました。この中で、「中学、高校、大学での英語力評価及び入学選抜における英語の4技能を測定する民間の資格、検定試験の活用を引き続き促進」とあります。これを受け、全国で次々と県内でも子供たちの学習意欲の向上などの目標を掲げて、中学生の英語検定料の半額補助、上限を決めた補助、全額公費負担する事業を始める自治体がふえております。  伊奈町では、英語検定3級を受験する中学3年生に対し、受験料3,400円を全額補助する方針を決定しました。また、長瀞町では、小中学生に年1回1,000円の補助をしております。戸田市では、中学3年生を対象に英語検定3級受験費用の全額補助と英語検定にチャレンジする生徒に対して、民間事業者から英語専門講師を招き、無料で英語検定3級直前対策講座を実施しています。坂戸市では、来年度から市立中学の全生徒2,720人に対して、2級以下の英語検定検定料を全額補助する737万円を予算計上されました。草加市では、英語検定取得推進事業として、市立中学3年生を対象に準会場での3級検定料の3,400円を上限に補助しています。3級以外の級でも差額分を自己負担すれば受験可能で、10月の英語検定試験前には獨協大学の学生による学習会が行われるそうでございます。深谷市では、学力向上推進事業として、中学3年生の英語検定、中学2年生の数学検定の全額補助を決めました。英語検定については、地域人材を活用して2次試験面接対策講座も実施、中学卒業時の英語検定3級合格率を50%以上に設定をしております。ほかにも調べればまだまだ出てまいりますが、これくらいにしておきます。中学生が高校入試に向けて、内申書の記録に残せるようにとさまざま検定を受けます。英語検定、漢字検定、数学検定など、それぞれ2,000円台から4,000円台までかなりの家計負担になってまいります。  また、埼玉県では、私立高校の併願入試に必ず必要なのが北辰テストです。1回の受験料が4,600円、これを数回受けて、偏差値の目安で私立高校の確約をとらなければなりません。このように中学3年生の保護者の経済的負担は大変大きいと言えます。英語力の向上、学習意欲の向上、入試対策などを踏まえ、新座市として検定料補助事業を始めていただけないかお伺いをしたいと思います。  1回目の質問は以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、野中議員のご質問に順次お答えをしてまいりたいと思います。  1、行政問題、1、市民にとってわかりやすい情報提供のあり方についてのご質問の中で、(1)、やさしい日本語の使用についてのご質問をいただきました。  本市におきましては、近年特に外国籍の市民の数がふえており、それに伴いまして国籍も多様化しております。  ご指摘のとおり、外国籍の市民を含め、高齢者、子供、障がい者、全ての市民の皆様にさまざまな情報をしっかりとお伝えするためには、誰にでも理解できるような表現で情報を提供することが重要であると認識しております。  そのため、市民の皆様への説明文などの公文書は、統一的な表記や簡潔な表現を用いるよう、新入職員への初任者研修を初めとして、機会を捉えて周知をしているところでございます。  また、ホームページにつきましても、ホームページ編集システムに関する研修会を実施し、その中で専門用語や遠回しな表現を使用せず、簡素、簡潔でわかりやすい文章とするよう周知しております。外国籍の市民の方に対しましては、システムによる自動翻訳機能を備えており、現在英語、中国語、韓国語に対応しております。簡潔でわかりやすい文章とすることで、自動翻訳による翻訳文の精度を高める効果もあると考えております。  今後につきましても市民の皆様にとってわかりやすい表現となるよう、可能な限り改善を進めてまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。  (2)、ホームページの書体のご質問でございます。現在ホームページにおきましては、文字の書体は指定しておりません。閲覧者側が使用するパソコンで好みの書体を指定していただける設定としております。仮に市で書体を指定してホームページを作成した場合、閲覧するパソコンにその書体がインストールされていないと、別の書体に置きかわって表示されることとなります。
     また、人によって好みの書体が異なるため、所定の書体に指定する考えはございませんので、ご理解を賜りたいと思います。  次に、(3)、災害などの緊急時の情報発信についてですが、主にツイッター、フェイスブック、ホームページで行っております。ツイッター及びフェイスブックにつきましては、発信できる情報量に限りがありますので、内容によっては概要のみを掲載し、リンクを貼って市ホームページの記事へ誘導する方法をとっております。  このため確実に情報を伝えるためには、ツイッター、フェイスブックでは要点を捉えて簡素に情報提供を行い、ホームページではわかりやすく丁寧に表記、表現することが重要となってまいります。  ツイッター、フェイスブックは、主にシティプロモーション課で発信しており、現在も記事の内容を簡潔に示したタイトルをつけるなどの工夫を行っております。今後もごらんいただいている方にわかりやすい文章を目指し、引き続き研究をしていきたいと思います。  ホームページにつきましては、先ほど申し上げました各担当課で作成しているため、研修会を実施して、わかりやすい記事の作成について引き続き指導してまいります。  また、ご意見をいただいたとおり、イラストは言葉が通じない方にも視覚的に情報を伝えるよい手段として有効であるため、あわせて効果的な画像の使用についても指導してまいりたいと思います。  2、福祉問題、1、ひきこもりの支援についてのご質問をいただきました。野中議員のご指摘のとおり、これまで子供や若者の問題と考えられてきたひきこもりにつきましても、ひきこもり期間の長期化とともに、最近は高年齢化しつつあります。こうした状況を受けて、内閣府は平成30年度に中高年層にひきこもり状態の人がどの程度いるかや、生活状況、抱えている課題を把握し、支援に役立てる狙いで、実態調査に乗り出すとの情報を得ているところでございます。  そこで、市ではどのような実態調査をしているかということでございますが、まずは国の行う40歳から59歳までのひきこもりの実態調査の結果から、どのようなひきこもり支援が必要なのかを見きわめていきたいと考えております。  家族の支援についてでございますが、家族の中だけで問題を抱え込まないための相談窓口は大変重要であると認識しております。保健センターの健康相談で、ひきこもりについてもお受けしており、必要に応じて精神科医の精神保健相談や朝霞保健所のひきこもり専門相談をご案内しております。  家族が集える地域の居場所づくりや勉強会、そして就労につなげる取り組みについてでございますが、ひきこもりには何らかの精神疾患や発達障がいが原因になっていることもありますので、ご家族や当事者の意向に沿いながら、社会復帰に向けた支援ができるよう、関係機関と連携を図りながら対応してまいりたいと思います。  福祉問題2、放課後児童保育室の狭隘化解消と子どもの放課後居場所づくり事業についてのご質問を頂戴いたしました。放課後児童保育室の狭隘化の解消に向けた方策についてのご質問は、平成30年1月1日現在における放課後児童保育室の入室児童数は1,397名となっており、前年同月と比較しますと29名増加しております。  本市といたしましては、放課後児童保育室の狭隘化の解消に向け、今年度も野寺小学校及び石神小学校の既存教室等につきまして、放課後児童保育室として使用するための改修を行い、保育面積の拡大を図ったところでございます。来年度につきましても既存教室を改修し、栄放課後児童保育室の保育面積の拡大を行う予定となっております。  今後につきましても、引き続き教育委員会においては、ココフレンドの新規実施校や長期休業中の開設時期の拡充に努めていただくとともに、既存教室の改修、志木市内隣接地の施設整備を行い、狭隘化対策を進めてまいります。  また、将来的なココフレンドとの一体型の事業の推進につきましても、協議、検討し、児童が安全に安心して放課後を過ごせるような居場所の提供に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、英語教育についてのご質問でございます。ご質問にありましたとおり、本市では平成15年度に国際化教育特区の認定を受け、これまでも英語教育に注力してまいりました。その中で、児童のコミュニケーション能力の向上を目的として、全小学校で英会話の時間を実施しているところでございます。  このような中、平成32年度から新学習指導要綱を受けまして、市及び教育委員会で構成する新座市総合教育会議におきましては、英会話の時間の実施方法の見直しなどを含め、新学習指導要綱での英語教育に円滑に対応できるよう準備を進めていく必要があると認識を共通したところでもございます。共有しております。  今後におきましても、本市の英語教育の充実につきましては、新座市総合教育会議などを通じて協議してまいりたいと考えておりますが、具体的な考え方や進め方につきましては教育長からご答弁を申し上げたいと存じます。  私のほうからは以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) おはようございます。野中議員から、福祉問題、教育問題についてご質問がございましたので、お答え申し上げます。  1点目の福祉問題でございますけれども、子どもの放課後居場所づくり事業の今後の取り組みについてのご質問でございました。現在17小学校中9校で子どもの放課後居場所づくり事業(ココフレンド)を実施しておるところでございますが、第4次新座市基本構想総合振興計画の後期基本計画におきましては、平成32年度までに市内全校に開設する計画で進めておるところでございます。  平成30年度につきましては、八石小学校、そして栄小学校に開設をする予定で準備を進めておるところでございます。  今後の開設校につきましては、放課後児童保育室の大規模化、狭隘化の現状を見ながら開設をしていく予定でございます。同時に、この事業の充実を図るために、長期休業中における午後の開設も進めておるところでございます。  既に東北小学校、そして大和田小学校については開設をしておるところでございますけれども、来年度東野小学校、栗原小学校、そしてことし開設する八石小学校、栄小学校においても、来年度から長期休業中の開設を進めていく予定で、現在準備を進めておるところでございます。  ココフレンドは、全ての児童が対象でありまして、学習タイムや異学年交流、あるいはまた集団遊びなど、子供の成長に大変よい影響を与えていると私どもも捉えております。地域の方々に見守られながら、学校の施設を活用しながら安全に過ごすことができる、この意義は大変大きいのではないかと考えます。このココフレンド事業につきましては、保護者からも高い評価をいただいているという状況でございます。  本事業は、放課後児童保育室の大規模化、狭隘化の解消を担いつつ、新たな子供の世界を提供しているものと考えておりまして、教育委員会としましても、国の示す放課後子ども総合プランに基づく一体型の事業を推進し、今後も関係部局と連携、協力を図りながら、子どもの放課後居場所づくり事業が着実に進展するよう努力をしてまいりたいと存じます。  次に、教育問題、英語教育の今後の進め方についてのご質問がありましたので、お答え申し上げます。  新座市では、市長が申し上げたとおり平成15年に国際化教育特区に認定されまして、小学校1年生から週1時間の英会話の授業を平成16年度から実施をしてまいりました。2020年から新しい学習指導要領のもとで、小学校3、4年生については外国語活動、そして5、6年生としては教科として外国語として実施されることになります。2020年の新学習指導要領実施に向けて、これは英語だけではなくて、さまざまな教科において今移行の準備を進めておるところでありますけれども、英語につきましても年間行動計画を作成をいたしまして、例示として各学校に示したところでございます。この例示に基づいて、それぞれ学校の状況に合わせて、校長が中心になって教育課程を編成していくというような作業に入っていくことと思います。  人の配置でありますけれども、新学習指導要領全面実施の期間まで2年間あるわけですけれども、来年からですから、来年、再来年と2年間の間に、英会話講師の配置と人数、そして英語加配教員の担当学年等についてももう既に検討に入っておるわけですけれども、これは改革を図っていく予定でございます。  なお、英語の指導教員、専門に英語を指導する教員については、現在英語の免許を持っているというような形で小学校には配置されておりませんので、英語担当、主たる業務で英語の指導に当たるという教員を配置すべきだということで県のほうに要望を出しておりましたけれども、たまたま2名の加配が決定をしまして、来年度から2名、英語専門で指導する教員が配置されるということになります。  もう一点ですが、英語検定の補助についてご質問がございました。今県内でも5市でしょうか、さまざまな形で英語検定についての補助をつけているという市もふえてきているという状況でございます。  本市におきましては、英語検定協会作成のIBAテストというものがございまして、これを3年間実施をしてまいりました。実は、この3年間は無償提供ということでありましたので、早速手を挙げて実施をしてきたところでございます。このIBAテストというのは、英語検定何級を受けたらいいかわからないという生徒にとっては一つの目安になる、あなたはこれぐらいの英語の力があるから、4級を受けたらいいとか、3級を受けたらいいとか、この目安になるテストでございまして、このテストを受けた生徒がその該当の英語検定のテストを受けるというようなことで現在進めてまいりました。  残念ながら3年間の無償提供期間が今年度で終了いたします。残念ながら来年度からの有料化になってしまいますので、断念せざるを得ないというのが現状でございます。  ただ、英語検定の補助は本市では財政上なかなか難しいということでありますので、会場を中学校に設定をしているということで、お金は出していただくのですが、遠くまで行かなくても自分の学校で受けられる利便性を図っているということでご理解をいただきたいと思います。  市としましては、引き続き国際理解教育、英語の教育を推進をし、子供たちのコミュニケーション力を育んでいきたいと考えております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 21番、野中弥生議員。 ◆21番(野中弥生議員) ご答弁いただきました。ありがとうございます。  では、順番に行きます。市長のほうから、新入職員への研修、また可能な限りわかりやすい発信をしていきますというご答弁をいただきました。  新座市の人口の約1.9%が外国人になるのでしょうか。この方たちも新座市民であって、また地域の仲間でもあります。高齢化、少子化に対応して、新座市の人口増加に一役買ってくれている方たちではないかと思っております。  地域の一員として、きちんと生活をして活躍をしていただける体制にするためには、言葉の壁を乗り越えて地域のルールを理解してもらわなければなりません。そうすれば、町内会にも入っていただいたり、またそれこそ消防団にも入っていただいたり、いろんな形で市に貢献してくださる方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。  まちとして、本当にやさしい日本語について、職員への研修とともに、こういう地域への啓発や研修の機会なんかも必要だと思いますけれども、そのような考えはありますでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 外国人対応で、職員がいろんな場面でしっかりできるような対応が、今後当然必要になると思います。  ましてや、東京2020オリンピックパラリンピックの開催が迫っておりますので、そういう意味では、外国人への対応、そしてまた定住している外国人の方への接し方というか、新座市民でございますので、そういう方についても市役所としてもどういう形で対応していくかということは、今後しっかり考えていく必要があると思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 21番、野中弥生議員。 ◆21番(野中弥生議員) ありがとうございます。研修というのは本当に大事だと思いますので、ぜひ横浜市の例をしっかりと各課で勉強していただいて、職員の方がしっかりとわかりやすい、書きかえというのが大事ですので、しっかりとやっていただきたいということと、またいろんな形で本当に今地域への啓発とお願いしましたけれども、ぜひその辺はお願いしたいと思います。  また、広報での発信であるとか、そういうのも必要なのかなと思います。よろしくお願いしたいと思います。  ホームページでの一つの文章をなるべく短くとか、主語をはっきり書くとか、余計な文章は、情報は入れないとか、そういうのはすごく大事だと思います。そして、また今のホームページの中で申請書のダウンロードとかあるのですけれども、結構わかりにくいなというのは感じております。  また、保育課であるとか保育園の申請書であるとか、あとマイナンバーカードの申請書であるとか、ずらっと出てくるのですけれども、本当にわかりづらいので、もっとわかりやすい情報発信をぜひ考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、ひきこもりについてお伺いをいたします。今の市の体制では、ひきこもりの相談窓口が保健センター等になっております。それでも、やっぱり先ほど長期化になっている方は精神疾患の方が多いのでというお話もあったのですけれども、そうでない方もいらっしゃるのかなと。そこまでに至るまでに、長期化させる前の段階として相談窓口がぜひ欲しいなと、また地域での声かけが欲しいなということで、ひきこもりの相談として適切な部署はどこなのかなと自分自身で考えたときに、来年度予算に計上されました生活支援コーディネーターがまさにこれだと思ったのです。福祉6圏域に7名が配置されて、地域課題の掘り起こし、地域資源との連携をしていくということでお伺いをいたしております。  また、地域包括システムを全世代型にしていくという将来的な目標があるということで、ここにひきこもり支援が入る余地があるのかなと思いました。  参考に、和光市の事例なのですけれども、7日の日本経済新聞の記事に、和光市でも高齢者、障がい者、子育て世代、生活困窮者、それぞれに対応する4種類の支援拠点を統合するという、そういう記事が載っておりました。地域住民が抱える多様な生活課題に一元的に対応しやすくするのが狙いだと。また、統合型地域包括支援センターとして複合的な地域の課題に対応できるようにする。既存の高齢者障がい者向け福祉施設をベースにして、子育て世代や生活困窮者の支援拠点の機能を統合させると。また、母子健康手帳の交付から高齢期まで全てのライフステージで、生活課題を解決するための継ぎ目ない支援を実現させるのが主な目的だと。介護や医療など、地域全体で高齢者らを支える地域包括ケアを発展させる構想で、職員もより幅広い範囲で相談対応ができるよう人材育成に力を入れていくということで、高齢者介護と子育て、また先ほど言いました高齢者とひきこもりの方という、本当に複合的な課題をこのところで解決をしていきたい、そういうことだと思います。本当にまさにこれが全世代的な地域包括システムなのかなと、和光市が始めるということでした。  私が思ったのは、ひきこもりの相談窓口は一体どこなのだというところで探したときに、本当に一括、一つ地域で受けてくださる場所があればいいなということで、地域生活支援コーディネーターという場があるのかなと思ったのですけれども、こういう考えについては市としてはどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合福祉部長。 ◎総合福祉部長(鈴木義弘) ただいまのひきこもりに対する生活支援コーディネーターの関係のご質問でございますけれども、昨日木村議員からも生活支援コーディネーターについてはご質問を頂戴しました。  その中で、市長からご答弁をさせていただきましたけれども、地域の生活課題等を解決するための仕組みづくりを地域の住民やボランティア団体、企業を含めたあらゆる社会資源に課題ごとに働きかけ、積極的な研究や協議の場を構築するとともに、課題解決のための関係機関との調整役を担うと、そういうご答弁をさせていただきました。  将来的にはここまでというふうに私どもも考えております。しかしながら、これも木村議員のご答弁にも申し上げましたとおり、実はまだ採用していないのです。この4月からの採用でございまして、正直なところ、まだよちよち歩き、そこにも至っていない状況でございます。  将来的にこのひきこもりについて、かかわっていくこともあるかもしれませんけれども、まずは地域との連携、地域とのかかわり、そういった場を地盤を固めながら取り組み、進めてまいりたいと思っておりますので、どういった取り組みができるかについてはいましばらくお時間をいただければと思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 21番、野中弥生議員。 ◆21番(野中弥生議員) ありがとうございます。将来的にはということで、よろしくお願いしたいと思います。  次です。放課後児童保育室です。一つご答弁いただけなかったところが、放課後児童保育室の狭隘化は解消されています。ココフレンドがあるところは、どのような形になっていますでしょうか。解消されていますかという質問に答えてください。 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) やはりココフレンドがあることによりまして、保護者の方が選択肢が広がっておりますので、多少なりともそういった狭隘化にはつながっていると思っております。  以上です。    〔「狭隘化に答えていない」と言う人あり〕 ○議長(島田久仁代議員) こども未来部長。 ◎こども未来部長(一ノ関知子) 狭隘化の解消につながっていると思っております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 21番、野中弥生議員。 ◆21番(野中弥生議員) ありがとうございます。なかなかこれも難しい問題かなと思うのですけれども、働いている保護者の中で、5時ごろまでに家に帰ってこられる方にはココフレンドへどうぞとか、高学年になったら塾とか習い事が多くて、自分で家でゲームで過ごしたいという子供もいるかもしれないので、あえて放課後児童保育室でなくてもココフレンドでどうぞとか、そういう保護者に対してのココフレンドアピールというのですか、そういうのはどういう感じでされているのでしょうか。また、そういうふうに流すという、放課後児童保育室ではなくてココフレンドのほうにという、そういう働きかけというのはされていますでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) ココフレンドの保護者の方への周知等でございますが、まず福祉部局のほうで放課後児童保育室の入室の申請等がある場合には、ココフレンドの案内を作成いたしまして、ココフレンドの開設状況についてご案内をしているところでございます。  また、開設をしている学校につきましても、児童や保護者向けに周知の案内を、これは教育委員会のほうでしっかりとしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 21番、野中弥生議員。 ◆21番(野中弥生議員) こちらは前にも言いましたけれども、学童保育室はおやつも出て夕方7時まで預かってくださる、ココフレンドは本当に全児童のためのものだということで、そこの両者が本当にもっと連携をしていくことと、また2つを同時並行させていくのか、一体化させていくのか、また差別化させていくのか、そういう違いをどこにしていくのかとか、そういう市としての全体的な子供たちの放課後を安全安心に過ごすための方策というのは、未来図というのをお聞きしたいのですけれども、あるのでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 今ココフレンドも充実してきました。そして、また夏休みも午後実施していただけるということで範囲が広がりました。  放課後児童保育室の運営につきましては、全て新座市社会福祉協議会で対応しております。また、平成31年度から指定が切れるというようなこともありまして、この放課後児童保育室の運営そのものも、また検討を開始しなければいけないというふうに思います。  近隣では、株式会社が放課後児童保育室に乗り出して運営をしているところもありますし、いろんな対応があると思います。近隣では、朝霞市が4年生、5年生、6年生の子供たちは無料で、朝霞市は児童館6か所あるのです。そこに自由に出入りしてもいいです。無料、そういうような取り組みをしておりますので、新座市は児童館は1か所ありますけれども、公民館もいろいろと社会施設と連携を図りながら、放課後の居場所づくりを考えていく必要があると思います。  狭隘化を解消するということで、他市は定員を設けている部分もありますので、放課後児童保育室の入室の定員を設けているということは待機児童がいらっしゃるということでございます。きちっと対応している部分もある。そういうことで狭隘化を解消するというようなこともありますけれども、新座市の場合は全員の方を待機をせずに設けているというような対応をとっておりますので、今後平成30年度はちょっと検討させていただいて、平成31年度以降、放課後の居場所づくりにつきまして、方針をしっかりつくっていきたいというふうに思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 21番、野中弥生議員。 ◆21番(野中弥生議員) 市長のお考えはわかりました。また、今後聞くこともあると思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。  次、最後、英語教育をお伺いしたいと思います。英語検定の補助はちょっと難しいということで、あと子供たちの小学校の英語課程の編成ももうほぼ済んでいるということです。わかりました。  それで、加配教員が2人いらっしゃるということで、本当にこんなに充実をしたすばらしい新座市でございますので、結果として残すというのもすごく大事だと思うのです。英語検定を受験して合格者がこんなに出ました。ほかの市では50%を目標にとやっているわけです。国としても、英語検定3級、中学3年生時点で、将来常には60%、70%に持っていくという国としての方針も出ております。  新座市としてもこんなに英語に力を入れてきたわけですから、結果として残すと、数字として残すというのはすごく大事なことだと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 再度のご質問にお答え申し上げます。  これは、確かに英語検定というのはさまざまな検定があるわけですけれども、TOEICとかいろいろほかにもあるのですが、児童生徒が受けるには、英語検定試験というのが一番受けやすいかなというふうに思っています。  先ほど申し上げたとおり、私どもも中学校を試験会場にして、受けやすい環境をつくっているわけですけれども、現在それぞれ個人で受けているという状況がございまして、どれぐらいの英語検定を持っているかと、中学校3年生で果たして何%かというような集計はとれていない状況でございます。  これは、当然補助が少しでも出れば、全部集計がとれるわけですけれども、現在そういう状況でデータがとれていないということでご理解をいただければと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 21番、野中弥生議員。 ◆21番(野中弥生議員) 教育長から補助があればデータがとれるというお答えをいただきました。どうでしょうか。いかがでしょうか。補助していただけないのですか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 英語検定補助は、受験は任意でございますので、強制でもございませんので、これは個々の負担でお願いをしたいというふうに思います。  英語検定を取ることは、英語の習熟を段階的にチェックができるということで、大変有効だと思いますし、歴史がある英語検定試験ですから、私も中学校のときに2級を取りましたけれども……    〔何事か言う人あり〕 ◎市長(並木傑) そうですか。
       〔「3級じゃないですか」と言う人あり〕 ◎市長(並木傑) その後です。    〔「英検を受けてきた」と言う人あり〕 ◎市長(並木傑) ちょっと聞いてください。その後、大学へ行っても1級は取れませんでした。大変難しいです。  昔は、リスニング、ヒアリング等が、スピーキング等が余りなくて、書いて、読解力とか表現力という、書いて、ライティング、そういうものは大変やりましたけれども、その後私も大学を卒業して、商社に入って英語を使うわけですけれども、全く聞けませんでしたから、いかに英語検定が優秀でも、すぐ英語がしゃべれるとか聞けるというのはまた違うテクニックだということで、一生苦労をしておりました。ですから、英語検定のレベルが、英語力が高い低いというのは評価はありますけれども、絶対ではないのかなというふうには思っております。  また、大変財政が厳しいので、これは補助する考えはございません。 ○議長(島田久仁代議員) 21番、野中弥生議員。 ◆21番(野中弥生議員) 英語検定合格しても英語がしゃべれるとは言えません。それこそ本当に今の新座市の小学生、中学生のほうがすごくしゃべれる、コミュニケーション能力が高いのかなと思いますけれども、すばらしい市長の話をお伺いしました。  ちょっと私は試算してみたのですけれども、やらないとおっしゃっていますけれども、新座市に中学3年生1,286名おります。英語検定3級、受験料3,400円、全額補助しますと437万2,400円、半額で1,700円の補助で218万6,200円、1,000円でも出していただければ、128万6,000円、本当にそんなに厳しい措置ではないのかなと思ったので、ぜひお願いできたらなと思いました。  本当に新座市はここまで英語に力を入れていただいて、さっき日本語も大事だという話はしましたけれども、それはそれでまた英語も子供たちのために、これは英語検定は何が大事かというと、将来的にというより、受験するときに書けるのです、履歴書、申請書なんかに。内申書とかに書けるわけで、あと将来的にも就職試験のときに書けたりとかするわけではないですか。やっぱり子供たちのためのことを思えば、微々たる金額と言ったらなんですけれども、ぜひやっていただきたいなと思います。  本当に先ほども言いましたけれども、北辰テストなんかも受けなくてはいけないのです、私立を受ける場合は。それが本当に3回以上受けないと偏差値が出てこないので、その辺の負担もすごく大きいのかなと、保護者の負担は大きいです。経済的な負担もございますので、英語検定ぐらいは何とか出していただきたいなということで、今回の質問に至りました。  ぜひ市の英断を、補正予算でも結構でございます。期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。    〔「それだけか」と言う人あり〕 ◆21番(野中弥生議員) 以上ではないです。済みません。お願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(渡辺哲也) 大変申しわけございません。先ほどココフレンドのご質問の中で、ココフレンドの開設により放課後児童保育室は解消がされたのかという点で、教育委員会のほうの立場から1点補足の答弁をさせていただきます。  数値的なものでございますが、大和田小学校の午後開設を行ったときのデータでございますが、平成28年度の大和田小学校の放課後児童保育室の入室者数が、午後開設、午後の拡充前の平成28年度は74名に対しまして、平成29年度、夏休みの午後開設を実施したところ39名と、夏休みに限りまして、放課後児童保育室の入室児童数が35名減少しているということでございます。  また、東北小学校につきましては、平成27年度41名のところが、平成28年度夏季休業の午後開設をしたところ25名と、16名の減少になったということで、一定の効果があるというふうに教育委員会としては認識をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、21番、野中弥生議員の一般質問を終わります。  暫時休憩をいたします。    休憩 午前11時00分    再開 午前11時16分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △小池秀夫議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、3番、小池秀夫議員の一般質問を許可いたします。  3番、小池秀夫議員。    〔3番(小池秀夫議員)登壇〕 ◆3番(小池秀夫議員) 3番、小池です。ただいま議長より質問の許可をいただきましたので、通告順に質問させていただきます。  観光問題を主として質問させていただきます。観光問題について数点伺います。希望の持てる回答を期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  市内に訪れる観光客の対応について伺います。先日の新聞記事で、国土交通大臣の会見でいいますと、外国人観光客が過去最高に更新されたと報じております。来年度あたりには、4,000万人の予定もしているそうです。また、2020年には東京オリンピックパラリンピックが開催されます。市内の朝霞駐屯地内でもオリンピックパラリンピックの射撃競技が行われます。国内外からも多くの方が訪れると思います。この機会に新座市ならではの観光資源を生かし、来訪者との交流等を通じ、新座市のよさを感じていただける体制、対応づくりを進めていくべきと思いますが、市のお考えをお聞かせください。  2つ目としまして、観光問題の2つ目ですが、観光ボランティアガイドの充実についてお伺いいたします。2020年の東京オリンピックパラリンピックの開催を機に国内外から新座市に訪れる方もふえてくると思いますが、新座市に住んでいる方にもずっと住み続けたいと思っていただけるよう、新座市の魅力を伝える取り組みが必要であると考えます。  そこで、観光ボランティアガイドの充実を図り、市内の見どころをさらに広めていくべきと考えますが、いかがでしょうか。  また、市で現在検討していることがあればお聞かせください。  3つ目としまして、オープンカフェの開催についてお伺いいたします。オープンカフェを実施してから数年がたちました。平林寺だとか、観光客が年々ふえてきています。皆さんが言っていることは、近くには、食べるところや、あるいはまた休めるところが余りにも少なくて、オープンカフェが開催することで、また地場野菜やコーヒー、あるいは軽食などでも休息の場として大変好評で喜んでいただいておりました。  ことしは、旧庁舎の解体工事がありますが、今までのようなオープンカフェなどの開催ができるのかすごく心配しております。市としましては、何かほかの対策などは考えてあるのか、お伺いいたしたいと思います。  次に、4つ目としまして、平林寺の伐採についてお伺いいたします。これは、また平林寺の問題で、これは他人がとやかく言えるわけではないと思いますけれども、余りにも大々的にきれいに伐採、抜根をしておりますので、その件に関しまして言える範囲で結構ですから、ちょっとお答えをしていただければありがたいと思いまして質問させていただきました。  平林寺周辺での伐採、抜根を行っていますが、どのような計画なのか、言える範囲でお聞かせください。  1つとしまして、伊豆殿橋から陣屋通りも伐採しておりますが、既に平林寺の入り口の信号から総門まですばらしい歩道整備が完成しています。その伊豆殿橋より陣屋通りの計画もわかる範囲で結構ですから、お聞かせください。  2つ目としまして、総門から平林寺大門通り、市役所前、伐採もしていますが、この先どのような目的を持って進めていくのかもお聞かせください。  それと、3つ目としまして、こもれび通りも伐採の計画はあるのかどうかもお聞かせください。  また、その伐採後、そのこもれび通りでどのような計画があるのかも、できればお聞かせいただければありがたいと思います。  次に、観光問題の2番目としまして、自然環境に親しめる妙音沢周辺の整備についてということで、市内の朝霞駐屯地内で東京オリンピックパラリンピックの競技が開催されます。応援に来られた方や市内の住民のためにも、妙音沢周辺を観光、散策など、また安らぎの持てる場所として、妙音沢横にある市有地も含めたさらなる活用方法の整備が必要と思いますが、市の考えをお伺いいたします。  現状季節になりますと、花の季節ですか、黒目川沿いには菜の花、また桜並木は満開になりますとすばらしい光景です。その黒目川沿いの脇の妙音沢は平成の名水百選にも選ばれ、また沢のせせらぎは、琵琶の楽器の音色のような美しいせせらぎに出会うことができます。また、木々の枝や葉の間から差し込む木漏れ日による希少植物や野鳥のさえずりなど、さらに大沢、小沢の中央部にわたって散策の木道を整備されていて、木漏れ日を感じながら散策もできます。観光客も訪れたときには魅了されるのではと思います。市内の観光名所として、スポットとして育てていってもらいたいと思ってお聞きいたします。  1つとしまして、先ほど言いましたように、これは中沢川の横に市有地がありますが、どのような目的があって進めていく計画なのか、市のお考えをお聞かせください。  2つ目としまして、妙音沢ハタザクラ公園について伺います。新種として発見された妙音沢ハタザクラの苗木は何本ぐらい育っているのか伺います。  また、その苗木をどこに植樹する予定なのかも伺います。これは、できればこの市有地を生かし、公園として育てていく考えがあるのかも伺います。  さらに、3つ目としまして、この市有地というか、ここにあずまやだとかトイレ、ベンチだとかの設置についてお伺いいたします。  妙音沢周辺にはキツネノカミソリの里もあり、ここへ来まして、黒目川再生プロジェクトのおかげによりまして歩道もすばらしく整備されております。  ここのところにオリンピック応援に来られた方々や市民の方などにも、観光に来られた方や休息できるあずまや、ベンチ、またさらにできればトイレなどの設置は考えられないかお伺いいたします。  まず、1回目の質問は終わらせていただきます。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、小池秀夫議員のご質問に順次お答えをしてまいりたいと思います。  1、観光問題。市内を訪れる観光客への対応についてのご質問をいただきました。ご案内のとおり、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会におきましては、本市が射撃競技の会場になるとともに、ブラジル共和国のホストタウンとなっており、これを機に市外、また国外からも多くの観光客が訪れることが予測されます。  本市におきましては、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けての課題に対するため、庁内に競技大会新座市推進本部を設置するとともに、市内の各団体や大学の代表者で構成した東京2020オリンピックパラリンピック競技大会新座市推進委員会を設立し、さらに市議会議員の皆様には推進委員会の顧問としてご参画いただきました。推進体制を整備しております。  また、2月には、推進委員会の下部組織として取り組む推進部会を設立し、機運の盛り上げ、醸成やおもてなしのための具体的な事業を検討、実施していく体制をスタートさせたところでございます。本日午後に、議会でも特別委員会が開かれるということでございます。この推進体制のもと、観光資源の発掘やボランティアの活用など、大会に向けて検討していくとともに、庁内関係部局間で十分に調整を図りながら、本市を訪れる皆様に本市の魅力を感じていただけるよう事業を展開してまいります。  また、観光客を受け入れるための体制整備でございますけれども、産業観光協会ホームページの多言語化や案内看板の充実、公衆無線LANの整備など、外国人観光客の方々に配慮した環境づくりにつきましては既に検討に入っております。順次進めていきたいと思っております。  さらに、現在は観光ガイドマップを市内各所で配布し、本市の見どころをご紹介しておりますが、今後は見どころに加えて、イベントやグルメなどの詳細の情報を盛り込んだガイドブックの発行についても調査研究を進め、国内外を問わず多くの方々にお越しいただけるような、そんな市の魅力を発信していきたいと思っております。  2、ボランティアガイドの充実についてのご質問をいただきました。平成20年6月に設立され、現在72名の会員を有するボランティア団体でございますが、現在は野火止用水を主なコースとして、市内外を問わず多くのお客様のガイドを行っております。今後の活動といたしましては、季節限定コースや新規コースを作成し、ガイド活動の充実を図ってまいります。  季節限定コースの具体例としては、ことし4月に新座駅、または柳瀬川駅を出発し、桜の名所である跡見学園女子大学を目指すウォーキングイベントを開催いたします。また、新規コースの具体例としましては、妙音沢や法台寺など、黒目川周辺の見どころをガイドするルートの新設を予定しております。このような活動を通じて観光ボランティアガイドの充実を図り、新座市の魅力を伝える取り組みを市内外のお客様に対して行ってまいります。  オープンカフェの開催についてのご質問をいただきました。平成22年から春、秋の年2回、平成27年からは秋の紅葉時期に合わせて開催をしております。毎年多くのお客様が来場され、平成29年度は4日間で約3,500人の来場者でにぎわったところでございます。しかし、平成30年度につきましてはご指摘のとおり、4月から新庁舎建設第2期工事を行うことに伴い、市役所前市民広場が使用できないことから、オープンカフェの開催を中止することといたしました。  ほかの対策として、代替の場所ですが、改修工事後の第二庁舎前はスペースが非常に限られておりますし、市役所第2、第3駐車場は紅葉時期の臨時駐車場として使用するため、オープンカフェの開催は難しいものと考えております。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  なお、平成31年度以降は、新庁舎建設第2期工事が終了し、市民の皆様の憩いの場となる市民オープンテラスが整備されるなど、第二庁舎前にスペースが確保できることから、オープンカフェ等のイベントを大々的に開催してまいりたいと考えております。  続きまして、平林寺周辺の伐採についてのご質問をいただきました。陣屋通りでございます。平林寺様から境内地側及び旧上野高校側の一部を事業用地として借用させていただくこととし、伊豆殿橋から平林寺黒門先までの散策路の整備を3か年で実施していくこととして準備をしているところでございます。  また、計画最終年度の平成32年度に野火止緑地から散策道へ渡る野火止用水人道橋を整備する計画としております。整備完了後は、両側に歩行者通路が確保できますので、いましばらくお待ちいただきたいと思います。  こもれび通りの件では、ご質問もいただきました。当該路線につきましては、現在片側歩道であり、車道も狭いことから、拡幅整備を行う必要があると考えております。  しかしながら、ご承知のとおり、平林寺境内林につきましては、平林寺近郊緑地特別保全地区に指定されており、文化財保護法に基づき国指定天然記念物に指定されていることや、埼玉県の指定史跡の野火止用水平林寺堀が存在していることから、これらの現状変更を行う場合におきましては文化庁や埼玉県教育委員会との協議や許認可が必要となってまいります。これらの手続に時間を要するため、早期の整備は困難と考えております。しかしながら、今後順次整備計画を検討し、関係機関との協議、整備を踏まえ、事業化の検討を行ってまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  平林寺様のご厚意もいただいて、整備を進めてもよろしいというようなことでございますので、早急に検討し、こもれび通り側にも早急に設計に移行できるよう、国、県と協議を進めてまいりたいと思います。  続きまして、妙音沢周辺の整備でございます。3点、ご質問をいただきました。  (1)、市有地の活用方法についてですが、平成11年3月に策定した新座市栄一丁目緑地基本計画に基づき、平成22年度に県立新座高校グラウンドの南側にある1,271.69平方メートルの平たん地を市有地といたしました。当該地は、妙音沢緑地を訪れる方だけでなく、黒目川の遊歩道を散策する方も利用できるよう、あずまや、テーブル、ベンチ、トイレの整備を初め、さまざまな要素を盛り込んだ修景施設の整備を計画しております。しかしながら、施設の整備には多額の費用がかかることから、整備を先送りしている状況でございます。現在の厳しい財政状況を考えますと、東京2020オリンピックパラリンピックの時期に合わせて、他整備は困難と考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。  (2)、ハタザクラ公園についてのご質問をいただきました。当該修景施設においては、ハタザクラの苗木の植栽を予定しておりますので、整備工事が実施されれば、当該施設内にて妙音沢ハタザクラをお楽しみいただけるかと存じます。  なお、ハタザクラの苗木につきましては、市内造園業者の協力によりまして、桜の背丈150センチメートルほどの苗木が40本程度繁殖に成功しております。  また、昨年2月に妙音沢緑地内に試験的に2本の移植を実施したところ、平成30年2月現在、残念ながら1本は枯れてしまいました。もう一本は残っておりますので、今後も大切に継続して観察していきたいと思います。  (3)、あずまや、トイレの設置でございますが、当該修景施設整備予定地において、まず変更して、トイレだけでも設置を検討いたしましたが、公共下水道汚水管が近隣まで敷設されておらず、給水、排水管路や合併浄化槽、電気設備工事など、整備費用が約3,040万円程度かかることから、トイレだけの先行整備についても困難と考えております。  また、あずまやだけの先行整備を検討いたしましたが、河川管理用通路沿いに埼玉県によりベンチが2基既に設置済みであることを考慮しますと、あずまやだけを先行して整備する意義も薄く、やはり修景施設として一体的な整備をして対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 教育長。 ◎教育長(金子廣志) 小池秀夫議員から、観光問題、平林寺周辺の伐採についてのご質問がございましたので、私のほうからお答え申し上げます。  ただいま周辺の整備については、市長がお答えいたしました。私は、境内の中の雑木林の整備についてお答え申し上げたいと存じます。  昭和43年に国指定天然記念物となった平林寺の境内林につきましては、本来雑木林のあるべき姿を再生するため、所有者であります平林寺が保存管理推進委員会を設置をいたしまして、平成25年に国指定天然記念物、平林寺境内林保存管理計画を策定をいたしました。  この計画に基づきまして、平成26年4月から5か年計画で萌芽更新という伐採作業を行っておるところでございます。この作業は、良好な雑木林を維持管理していくために必要な作業でございまして、伐採した後の樹木の根から新たな樹木を生育していくという、雑木林の再生事業でございます。この事業におきましては、国、県に加えまして市でも補助をさせていただいております。市といたしましても、本市のシンボル的な存在であります平林寺の貴重な文化財を保護するために、国、県と協力して積極的に支援をしてまいりたいと存じます。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) 答弁ありがとうございました。  質問の当初も言いましたが、やはりあくまで平林寺のことですから、やたら外からということであれしろこれしろと言うのは難しいかもしれないですけれども、今市長のほうからも答弁いただきました。  まず、観光という形で、1番は新座市の観光といいますと、観光ではないと言う人もいらっしゃいますけれども、平林寺が代表する位置、その平林寺を取り巻く周りの状態のことも非常にわかります。  では、そこのところで、これは第2のほうのあれで妙音沢の話もしましたけれども、やっぱり観光という形、それに対して少しでも税収的なものだとか、観光客を迎え入れるという形がまず1番の問題ではないかなという感じと同時に、2020年のオリンピックが近くなってきておりますので、ぜひそういった面でも、この観光に対して力を入れてもらいたいというために質問させてもらいましたが、まず今の市長のほうのあれですと、決して前向きではない話もありましたけれども、やはり観光客として市内に訪れるような方をいかように受け入れをしていくのかというのも、当然新座市としての役目ではないかなという感じをしておりますので、まず1番としまして観光客の対応という形について、今市長答弁していただいたのですけれども、何かそのほかにこういった方向も考えているだとか、そういったものがあればお聞かせ願えますか。    〔何事か言う人あり〕 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) 議員からご指摘いただいたとおり、これまでも観光都市づくりを進めてまいりましたけれども、東京オリンピックパラリンピックを迎えるということで、先ほど市長等からも答弁をいたしましたけれども、オリンピックに向けた準備の課題の大きなものとして、新座市を訪れていただける方の受け皿、おもてなしについては非常に大きな課題だと思っております。  そういう意味で、検討としてはまだ改めて始めたばかりですけれども、その中の大きな項目の一つとして、どういった形で受け入れていくのか、どういった場所にご案内するのか、ご案内する場合に例えばボランティアの方が必要なのかとか、案内の表示はどうするのかとか、場合によっては現状では多くの方がいらっしゃった場合に支障が生じるようなこともあるかもしれないので、そういったものについても予算面も考えながら整備等も必要になると思いますので、改めて一からどういったところを見ていただくのがいいのかという掘り起こしのところから含めて、検討し直しをしたいと思っておりますので、具体的にはまだこれからですけれども、もう少しお時間をいただければというふうに思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。今総合政策部長のほうからも答弁いただきましたが、ではかといって2020年のオリンピックだけの問題ではないと思うのですけれども、特にここのところで2020年があともう2年切っておりますので、ぜひそういう形で、今総合政策部長がおっしゃっていたような状態をぜひこれからも早目に進めていっていただければありがたいと思います。ありがとうございます。  続きまして、観光ボランティアガイドの充実についてということで、非常にわかりました。観光ボランティアガイドについては、また新規のコースの準備や季節ごとの企画などもされているということも伺いました。引き続き、新座市の魅力を広める取り組みを進めていっていただければありがたいと思います。  次に、オープンカフェの開催なのですが、余りにもざっくりにことしはできませんというような答弁だったのですが、この方法論として、今まで数年オープンカフェをやってきて、皆さんが声をそろえて言うのは、まず休むところがない、食べるところも少ない。これが七、八年前になるのですか、オープンカフェを開催して。それがすごくそのオープンカフェという一言だけではなく、地場野菜の件にしても、またそういう地域の野菜から何からだとか、そういったものもまた国際交流なんかを通じながらも、幅広く毎年毎年オープンカフェのものがなってきておりますので、それを観光に訪れた方だけでなく、一般市民もオープンカフェの場所だけにも行きたいという人も今までたくさんいらっしゃいました。
     やはり自分も第二庁舎を解体ということですごく心配はしていましたですけれども、何かの策ということを市としてもう一度何か考えられるようなことがあればお聞かせ願えませんか。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) オープンカフェについてですけれども、お話のとおり、毎年非常にたくさんの方が楽しみにされてお越しいただいているということで、さまざまな検討はしてみたのですけれども、やはりもちろん従前の場所は難しいということで、それ以外に駐車場等を使ってということができないかということで検討はいたしました。しかしながら、この時期は非常に車でいらっしゃる方も多いということで、まずその車のとめ場がないと大きな問題になってまいりますので、そういった意味で臨時駐車場として市役所等の駐車場も開放しているような状態ですので、ちょっとこのオープンカフェという形での開催は難しいということで、混乱を回避する意味で断念をさせていただいたということです。  この形では難しいですけれども、お越しになる方はたくさんいらっしゃるので、休憩場所とか食事する場所としては、とりあえず今度第二庁舎がせっかくだから、第二庁舎を改修していまして、3月26日にオープンするそう。この場をかりて、ちょっとご報告もさせていただきたいと思いますけれども、私が言うのもあれですが、改修後3月26日にオープンするということで、けさの幹部連絡会議で財政部から報告があったので、それに合わせまして、売店のほうが4月2日にオープンするそうです。済みません。ご報告もさせていただければと思いますけれども、4月2日に売店もオープンするということなので、ひとまずはそのスペースを使って、若干テーブルも用意してあるところがあると。そういった形でいらっしゃることが多いということであれば、隣の会議室等についても可能な限り使っていただけるようにできればと思いますので、オープンカフェのように充実した内容ではないかもしれないのですが、できる範囲で対応させていただきたいというふうに思っています。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。そこが一番聞きたかった面もあるのですが、確かに駐車場という問題もあって、今の現状、第二庁舎の工事の状態を見ますと、外周的なものはほぼ終わっているような感じがしました。  それで、一応当初きょう質問する場合に、第二庁舎の今までの駐車場とタクシー乗り場のところの裏方、要するに第二庁舎の駐車場ということですか、駐輪場から。あの辺をうまく改造すればできるかなという、自分なりには思っていたのですけれども、考えてみた場合に旧庁舎を解体する場合に作業車云々だとかの駐車場なんかも考えなくてはいけないことを考えると、その場所ではどうなのかななんて思って、でも言うだけは言ってみましょうという感じで、きょう第二庁舎の駐車場を利用することによって、スペースが大きい、広いは別個としても、まず1番はとにかく休めるところ、休息できるところというのは一番目的なもので、今総合政策部長がおっしゃってくれた3月26日にオープン、売店だとかそういった形も4月2日からということで、これ当然だと思いますけれども、当然土曜、日曜の開催はやるのですよね。    〔「だから、食事ができる」と言う人あり〕 ◆3番(小池秀夫議員) だから、それはいいです。だから、それはいいのだけれども、今総合政策部長が言ったように……    〔「それはまだ決まっていない」と言う人あり〕 ◆3番(小池秀夫議員) まだ決まっていないのですか。協議だけですか。    〔「土日はやらないんじゃないですか」と言う人あり〕 ◆3番(小池秀夫議員) 土日やらないの。    〔何事か言う人あり〕 ○議長(島田久仁代議員) 質問。 ◆3番(小池秀夫議員) 答弁をお願いします。 ○議長(島田久仁代議員) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(永尾郁夫) ちょっと私が言っていいのかあれですけれども、売店については、基本的には土日については休業になっています。ですが、第二庁舎に出店していただく際に、いろいろ提案をいただくときに協議はしたのですけれども、こういった催しがあるとき等についてはお客さんも多いということなので、そういったときに土日にオープンしていただけますかということをお聞きしましたら、それは前向きに対応しますということでおっしゃっていただきましたので、恐らくその方向で対応していただけるのではないかなと思っております。  ですので、改めて売店の事業者の方についてはお願いはしてみたいと思っています。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。ぜひそういう形でしていただければ、やはり観光客の人たちでも少しでもそういう対応を図っているなという形も思われると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。  また、この場所がないという形で、これはあくまで提案というか、お願いだとか、どうかなと思うのですけれども、今現状観光プラザがあります。この観光プラザの期限と言わせれば、旧庁舎解体工事が終了するまでの間という形で、ことし限りでいいと思うのですけれども、何かこの観光プラザの場所で休息できるような、一休みできるだとか、コーヒー出せ、何出せだとかいうのではなくて、何かの場所を、要するに場所がないということで、それと同時に、先ほども総合政策部長がおっしゃってくれました。第二庁舎のその場所を活用していただける、これはすごくありがたいと思いますので、今の観光プラザの状態を考えると難しい面があろうかと思うのですけれども、その辺は何か考えていることはありますか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 11月の終わりから12月の頭、4日間ですよね。    〔「そうです」と言う人あり〕 ◎市長(並木傑) 昨年は、全部いい天気で晴れたわけなのです。基本的には、平林寺の紅葉を見に来るようなお客様がいっぱい来るわけで、観光バスですとか乗用車を利用してくるわけです。当然観光案内として、この観光プラザも大いににぎわって、休むところではないのです。いろんな人が来るということ、そしてまた駐車場もごった返している状況なのです。平成31年度になれば、それはもう125台の駐車場を有する新庁舎が完成するわけで、ことしはやむなしでやめますということですから、ことし何とかと言っても。ですから、先ほど言ったコンビニエンスストアにお願いをして、土日、時間を限定して開設をして、第2駐車場のところに休憩スペースも開くかどうか今後検討しますけれども、それで対応するというようなことですので、ご理解を賜りたいと思いますので、平成31年からはしっかりできますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。先ほどから言っているように観光客の大事さというか、その辺のものに、せっかく訪れた方に少しでもゆっくりとしていただけるようなものができればいいかなという感じで、これは全然話が違いますけれども、当初新庁舎をつくる際にレストランということも話がございました。これは、どういう形で知ったか知らないかは別個としても、喜んでいる人がすごくいました。ちょっと庁舎に来る場合のあれでも、ではレストランによって食事しながら……    〔「関連」と言う人あり〕 ◆3番(小池秀夫議員) 関連かもしれない。あくまでその話の状態なのですが、そういったようなものも楽しみにしている人たちもいましたので、それが今総合政策部長からの報告、それと市長からの報告のあれで、やはり少しでも、これ100%満足できるということは絶対できないと思いますが、そういう形のものを努力していただけるということをぜひこれからもお願いしたいと思います。  これは、観光のもので先ほども市長もちょっと最後に言っていただきましたが、これは旧庁舎を解体した後、駐車場としての広場、駐車場だけではなく、この業務が終わった場合というか、土曜、日曜だったかの、今のオープンカフェではないでしょうけれども、そういったものを要するに第二庁舎というか、その後に今後休息できる場所というか、オープンカフェを拡大するような感じで開催のものができるということは言っていただきましたけれども、その形は来年度、平成31年度からは、そのすばらしい広場を活用できるということは間違いございませんか。もう一度言ってください。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) まだ決めておりませんけれども、シティプロモーションというか、新座快適みらいプロジェクト会議を昨年、平成29年開催をして、いろいろな意見を集約いたしました。その中で、秋口に大きなイベントを開いたらどうかというようなご提案をいただいております。  夏の彩夏祭、朝霞市、そして春の志木市の敷島神社のお祭り、では秋は新座市の紅葉を中心とするお祭りというようなご提言もいただいておりますので、このオープンカフェというよりも産業フェスティバル、これをどうやって組み入れていくか。今商工会館の前で行われておりますけれども、今後はどう検討していくかわかりませんけれども、この庁舎前の広場を活用することもいいのかなと思いますし、このオープンカフェと絡めながら秋のイベントをつくっていきたいなという構想は持っております。今のところはそれしかちょっと回答できませんけれども、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。ぜひそういうような形で、新座ここにありというような形もそうでしょうけれども、いずれはその場所を使いながら、B級グルメなんかもいいのかななんていう感じもしておりますので、ぜひそういうような方向で、皆さんで活用できるような方向に、ゾウキリンだとかそれぞれのものが参加しながら、にぎわえるような場所づくりに努めていただければありがたいと思います。  ちょっと時間がなくなるもので、そのオープンカフェというか、そういう形はぜひその方向で進めていただければありがたいと思います。  あとは、平林寺の周辺の伐採についてですが、これは本当に先ほども言いましたように平林寺の方向ですから、余りにもきれいに伐採、抜根しておりますので、一般者の人からもよく言われるのですけれども、どうなっているのと、そこの中に歩道もできるのだとかと、そういう話もされている人もいらっしゃいますので、これは次の質問がありますので、自分たちの希望としました場合には、平林寺大門通りも観光時だけではなく、渋滞もするようなものが個々にありますので、確保しろとは言わないですけれども、やはり土曜、日曜だとか、観光客を思うと、今信号通りですか、平林寺の信号の入り口から総門までのところの歩道ですばらしい歩道をつくっております。それがさらに今陣屋通りの方向も、歩道整備もしていただけるという話も聞きました。  さらに、その大門通りから市役所通りというか、そのものを歩道整備していただけるような、ここで聞いてどうなのかと思うのですけれども、歩道整備の可能性という形のものというのはあるのでしょうか。その辺を伺えればありがたいですが。    〔「関連です」と言う人あり〕 ◆3番(小池秀夫議員) でも、整備だから。 ○議長(島田久仁代議員) 伐採についてですか。いいですか。  市長。 ◎市長(並木傑) 関連的な質問ですけれども、お答えを申し上げたいと思いますけれども、今小池議員がおっしゃったように、今平林寺様のご厚意で陣屋通りを抜根、伐採をしていただきました。今平林寺大門通りを伐採、抜根をしております。こもれび通りもほぼ伐採、抜根しております。周辺、裏方の要するに西側の野火止用水の遊歩道がございますけれども、あれを全部合わせますとジャスト3,000メートルなのです。大体陣屋通りとこもれび通りで550メートルから600メートルぐらいです。平林寺大門通りの平林寺の今の伐採しているところが850メートルから900メートルぐらいです。真裏の遊歩道のところが1,100メートルぐらいです。合わせますとジャスト3,000メートルぐらい。結局、先ほど私答弁申し上げましたけれども、国と県の協議が必要だというようなことなので、これはあわせて協議をさせていただいております。特に陣屋通りも歩道がないというようなところでありますけれども、こもれび通りも車道が狭いですよね。ですから、あれだけ伐採、抜根していただいておりますので、スペースを確保していただいているというようなことでございますので、そういう意味では今後予算の関係もございますのですぐはできませんけれども、着実に進めていきたいと思います。  特に市役所前通り、大門通りは野火止用水がございますので、あの野火止用水を暗渠化して、その後ろにさらに野火止用水をつくってやっていくとか、そうするといろんなプランがあると思うのですけれども、そうすると両側歩道にもなるし、そういう意味では安全対策も図られるというようなことでございます。いろいろと構想はあると思いますけれども、何せ財政が厳しい折でございますので、許される範囲から進めていきたいというふうに思います。まずは、安全対策と同時に、結果的には観光整備というような部分でも一翼を担うのかなというふうには思っております。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。関連的なものでも一番そこが聞きたかったですけれども、今市長がおっしゃってくれたような状態と、やはり今ここの状態を観光だけではなく、これからの新座市といった場合に、ぜひその形、こもれび通りの、今市長もちょっと言っていただきましたけれども、そういった面で、余りにもそれこそ人の土地だから、ああではない、こうではないなんて言えないでしょうけれども、でもそういうような形で希望しておりますので、進めていただければ、これは市長にかかっているのではないかなという感じがしますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次には、観光問題という形で、自然環境に親しめる妙音沢周辺の整備についてという形で答弁もいただきました。1つは、トイレだとかそういった観光的な休息できる場所が難しいと、場所を設置するのは難しいという答弁がありましたですけれども、これもやはりオリンピック関係にもつながってくるのかなという感じがしております。近くだから、オリンピックの射撃場に行ってみようよだとか、ただそれだけで帰るのではなくて、近くにはそうだ、ここで休もうということで、先月の「広報にいざ」でしたか、裏方一面に妙音沢の歴史的なこともうたってありました。やはりああいう形もすごくいいかなと思いますし、自分が今質問しているのも、平林寺が観光ということはちょっと別においておいて、平林寺周辺はこれはすばらしいです。紅葉時期でやれ何だりと、日本一のものにも言われていたところもありますし、それで自然をという形を考えたときには、妙音沢という自然の、私もここへ来て、かなり小さいときから遊び場だったです。決して湧き水も乾いた、やれ何だりと一切なかったです。そういった面で、やはりすばらしい自然の場所があるもので、あれができない、これができないということもあろうかと思いますけれども、やはり昔から第2の新座市の観光スポット的なものにやるべきではないかなという感じをしておりますので、ベンチだとかそういった形はまたわかるのですけれども、また1つは、新種としての妙音沢ハタザクラというのが数年前に発見されて、私自身はもう小さいときから見て、ヤマザクラ、ヤマザクラと思っていたのですけれども、結果的には新種だという形で、それが今苗木が40本成長しているという話も伺いました。その成長している苗木自体を、先ほどというか、2年前でしたか、確かに妙音沢の雑木林というか、やぶの中に2本植えて、光は当たるわけではない、太陽が当たるわけではない、あるいはどこの木でも何の木でも枯れます。やはりそういったときに、今言いました市有地そのものを、40本全部植えろというわけではないでしょうけれども、その市有地に何か植栽するだとか、そういった形のことがあるのか、もう一度伺います。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) ハタザクラの植栽でございますけれども、平成30年度予算で何本か、市内の公園ですとか緑地とかには何本か植えてみたいと考えております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) ありがとうございます。今市内のという形で言って、その妙音沢横の市有地、そこには植える木は全然ないのですか。もう一度お答えください。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) そこにハタザクラを先行して植えても、今後公園整備を予定していますので、やっぱり公園整備のときにそこの公園については植えるべきなのかなと思っております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) 今都市整備部長が公園整備と言いましたけれども、その市有地の公園整備ということだと思いますけれども、これはいつごろ手がける予定なのですか。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) 整備時期でございますけれども、市長答弁にもございましたけれども、東京2020オリンピックパラリンピックまでには困難だということでございまして、財政状況が好転した段階で検討したいと思っております。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) 何かちょっと寂しいあれで、妙音沢ハタザクラというのが新種として発見されながら、妙音沢に行って、そのものが旧の状態の1本だけ。それもすごく、では何のために苗木だとか接ぎ穂だとか、そういうふうにしたのか。やはり40本という形、これは話に聞くと400本ぐらい、200本、200本ずつぐらいをそれぞれ造園屋にお願いして、成長をしっかりやるという形だと思いますけれども、それが40本、今現状育った。1メートル50センチメートルから1メートル80センチメートルぐらいになったと思います。妙音沢に植えたものも、自分も再三行ってみるのですけれども、2メートル以上にはなっています。でも、あの場所がいけなくて、そういった形であるので、でき得ればオリンピック云々だとかというのではなくて、妙音沢ハタザクラの現地ですから、その辺のものを公園が、オリンピックが終わってから先のことだということを考えるけれども、やっぱり苗木は早目に植えるべきではないかなと思うのですけれども、その辺をもう一度お願いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 小池議員、グリーンツーリズムの施策の一環としていろいろやっているのですけれども、例えばこのハタザクラも樹医に診てもらったり、いろいろやっているのですけれども、枯れてしまうのです。それで、ミカンの木もどんどん、どんどん新しい場所に植えても、枯れてしまうのです。それで、ブドウ酒、ワインをつくろうといって、ブドウを植えて、ブドウ酒をつくろうと思っても、枯れてしまうのです。だから、これというのは難しいのです、生き物ですから。小池議員、生き物ですから。だから、理想は200本、300本植えても、残ったのは2本だとか、これは生き物ですから。だから、生育とか環境とか、その土地に合った気候、風土もあるわけです。ですから、そういう意味ではなかなか苦しいのですけれども、そういうところを一番いいところに植えかえるとか、そしてそのミカンの木なんかも今度植え変わりますけれども、育たないのです。ごらんになったと思いますけれども、ぱりっ、ぱりです。だから、枝なんかもかわいそうです、ミカンが。だから、植えても、要するにいい場所がないのです。適地ではないのです。ブドウもそうです。どんどんおいしくなるのかなと思ったら、ブドウがならないのです。だから、そういうようなところもあるので、このハタザクラもかわいそうです。植えては死んでしまうのです。だから、これはいい適地があるわけですから、さらに研究をさせていただきたいというふうに思いますので、粘り強くやっていきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 3番、小池秀夫議員。 ◆3番(小池秀夫議員) わかりましたというか、先ほど関連ではないですけれども、ミカンだ、ブドウだ、云々のことも市長も言っていただきましたけれども、やはりそういうもの自体もハタザクラ自体にしても場所、確かにミカンの状態を言ったときに、先々日ですか、また中村議員もちょっと言われましたけれども、あれだけ北風がびんびん吹いているところに4年間も立たされたら枯れます。それが妙音沢のハタザクラ、光もそうなのだけれども、やはりその地に合うという形、妙音沢自体のハタザクラは妙音沢にあるわけです。その地にあるわけです。だから、そういった面も……    〔「土地だね」と言う人あり〕 ◆3番(小池秀夫議員) いや。そういった面も考えながら、やはりミカンだけではなくて、だからそういう面も考えながら、これから先観光的なものをつくるというのがまず目的だと思いますので、そこに行けば、もう少しですから、ハタザクラだとかそういうのが見られる、あるいは妙音沢の沢のせせらぎ、これはすごく休まります。  そういった面で、ただそこのものに安らぎだけで行きながらもいいでしょうけれども、そこにハタザクラだとか菜の花だとか桜だとか、あの周辺には花がいっぱいです。そういった面をもう少し妙音沢を第2の観光スポットとして考えていくような状態でも、シティプロモーションにしても、ぜひそれぞれ頑張っていただければと思いますので、もう時間もないもので、最後に本当に2020年には東京オリンピックパラリンピックの開催にも向けて、東京都の隣でありながら、いまだに武蔵野の面影も残っている新座市内の特徴を生かした自然環境のすばらしさを、訪れた観光客の方々がもう一度仲間も連れて訪れてみたいと思えるような対応を今からでも進めてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  これで、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、3番、小池秀夫議員の一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。    休憩 午後 零時10分    再開 午後 1時16分 ○議長(島田久仁代議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △助川 昇議員 ○議長(島田久仁代議員) 続いて、2番、助川昇議員の一般質問を許可いたします。  2番、助川昇議員。    〔2番(助川 昇議員)登壇〕 ◆2番(助川昇議員) 2番、助川昇です。議長より発言の許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。市長及び執行部の皆様には、前向きで明快な答弁を求めます。  行政問題から質問いたします。1、消防団について、(1)、消防団員の人員不足について。  災害時実際に消火活動や救援活動に当たる分団に人員が不足している状況であると実感しています。災害時実働部隊である第1分団から第8分団までの各分団への人員不足をどのように考えているのか、市の考えをお伺いいたします。  近年では、平成7年の阪神・淡路大震災、平成23年の東日本大震災、また局地的に起こる豪雨被害、雪害、台風等、大規模な自然災害などが続いていること、さらに今後首都圏直下型地震、南海トラフ巨大地震等、発生が予測されることから、平成25年12月13日に消防団を中核とした地方防災力の充実強化に関する法律が公布、施行されました。  公布、施行により、災害時に目覚ましい救助活動をしてきた消防団の防災力は評価され、消防団の必要性が高く求められることが広く認知されました。  国は、法施行までの間、消防団員の人材確保にさまざまな取り組みをしてまいりましたが、成果が上がらず、大規模災害に備え、法施行に踏み切った経緯もあります。さまざまな大規模災害から教訓を受け、中核的な役割を担う消防団の人材確保に国が本気で取り組んだ結果が、この消防団を中核とした地方防災力の充実強化に関する法律の施行だということです。  また、平成19年から平成26年度までの全国統計データを見ますと、毎年4,000人もの消防団員が減少してきており、団員減少に歯どめをかける施策としても期待されるところでもあります。  現在国では、あらゆる災害に対応する消防団の中心となる基本団員の人材確保に取り組んでおり、女性、学生、地方公務員などの入団促進や事業所との連携などを推進しており、具体的には平成30年度予算におきまして、事業予算を計上するとともに、学生の消防団活動を市町村が認証する制度の普及を進めているところであるとのことです。地方防災力の中核を担う消防団の人材確保策を真剣に考えていることがうかがえます。  平成28年4月の埼玉県の消防規模と消防団規模の比較データを見ても、県消防職員数8,429名に対し、県消防団員数1万4,338名で、消防団員数は消防職員数の1.7倍規模を誇り、この数字を見ても、大規模災害時、人員として消防団の持つ防災力への期待は大きいものであることがうかがえます。  また、県で割り出されている消防職員、消防団員1人当たりの受け持つ負担人口データでは、平成28年4月時点で、県全体での消防職員、消防団員の人数合計2万2,767人、県人口728万8,000人に対して割り出すと、消防職員、消防団員1人当たりの負担人口は約320人とあらわされています。  朝霞市、志木市、和光市、新座市、4市全体である埼玉県南西部消防地区でこの負担割合を算出すると、1人当たりの負担は約825人となっています。消防組織は、朝霞市、志木市、和光市、新座市の4市で組織されるため、一概には言えませんが、新座市だけの話をすると、平成29年4月時点で新座消防署、片山分署、大和田分署に配備される消防職員数114名に対して、新座市消防団員数201名となっており、消防職員、消防団員を合わせて315名、新座市人口16万5,000人から割り出すと、消防職員、消防団員1人当たりの負担人口は約523人となっております。4市の中ではよいデータが出ていますが、県全体と新座市の消防職員、消防団員1人当たりの負担を県の数値と比較すると203名も多く、新座市の消防団員人員不足を認識するのに十分であることがわかります。  新座市の消防団員数の推移を見てみると、平成20年4月時点で193名、平成29年4月時点で201名であり、平成20年時点からの人口増加分を考えると、さほど変化がないとも言えます。しかしながら、1分団から8分団までの団員数については、平成20年4月、155名に対し、平成29年4月、147名であり、人口増加分を考えると減少傾向であることが実感だけでなくデータから見てもわかります。  新座市消防団1分団から8分団までの消防団員の役割は、災害時の実働部隊として消火活動や救助活動をすることです。この実働部隊である人員が減少傾向にあることは、新座市の地域防災力を考えたときには非常に重い問題だと思います。  また、近年では、実働部隊である各分団の地域防災活動の多様化や、人員不足で各分団員への負担が増大しているという問題もあわせて発生しております。  現在消防団の定員235名に対し、平成30年度はついに200名を切る現状であるとも聞いています。  実際大規模災害が起きたときに、実働部隊である新座市消防第1分団から第8分団までの団員数の減少、活動の多様化を含めた人員不足について、どのように捉え、考えているのか、市の考えをお伺いいたします。  (2)、消防団装備品について。大規模地震災害を想定して、トビ口やバールなど、基本的な装備品の充実を図るべきではないでしょうか、市の考えをお伺いいたします。
     新座市消防団の現在の装備品のまま、例えば首都圏直下型の大規模地震災害が発生した場合、どのようなことが想定されるでしょうか。  耐震化が進む現在でも、倒壊する建物多数、救援を待つ市民も多数、無電柱化の進まない主要道路の電柱は倒れ、交通は麻痺をし、大変な混乱状態となるかもしれません。各地域にある消防団の役割は、常にこのような事態を想定し、常日ごろ訓練や消防備品の整備、そのほか防災活動などをしていますが、消防団の基本的な装備品の不足が目立ちます。  私自身、消防団員として参加した埼玉県消防学校での研修で、1つの隊に対して疑問を持ち、その質問の答えに深く感銘を受けたのを覚えております。その問いとは、「阪神・淡路大震災や東日本大震災、広島の土砂災害など、大規模災害時に一番使われた必要な装備品は何ですか」という問いでした。とてもシンプルな質問でございました。そのときの返答では、真っ先に「トビ口とバールです」という答えが返ってきました。理由は、「建物が倒壊した場合、消防車両や重機が入れない状況が多く、手作業がほとんどとなり、まず人命の救助が優先されるわけで、素手では瓦れきの山は撤去できないからです」との答えでした。  近代装備品にばかり目が行きがちですが、それらが活躍するのは道路上の残存物が撤去された後であって、災害発生直後の限られた時間で迅速な人命救助に当たる際、人力での作業がほとんどであったとのことでした。車両走行が困難な状況でも、持ち運びができるトビ口や大き目のバール、手引きのこぎりなど、基本的な装備品を備えることの必要性を強く痛感いたしました。  現在の新座市消防団での状況ですが、各分団車庫には車両に装備しているトビ口はわずか一、二本ずつしかなく、圧倒的に不足している状況です。バール、手引きのこぎりに関しては、全くない分団もあるのが現状です。万が一の大規模災害に備え、また市民生命を守るとの視点からも、トビ口や大き目のバールなど、最も基本的な装備品の充実を早急に図るべきだと考えますが、どのように考えますか、市の考えをお伺いいたします。  行政問題の2点目、平林寺周辺の野火止用水親水空間整備について。  (1)、野火止用水再生・復元について。国道254号線以南の野火止用水再生、復元の検討状況について伺います。  第4次新座市基本構想総合振興計画の中では、野火止用水親水空間の整備を掲げています。計画では、道路の安全確保と観光都市づくりの一環として、野火止用水及び平林寺周辺の遊歩道、散策路の整備をし、平成30年度には平林寺周辺散策道整備工事、ふるさと小道下流側工事が行われ、平成31年度、平成32年度にはふるさと小道上流側工事、新たな区間を検討するといった計画となっております。国道254号線以南の野火止用水再生、復元について、現在の検討状況についてお伺いいたします。  (2)、野火止用水沿道美化について。野火止用水沿道の雑林整備をし、沿道の環境美化を図ってみてはいかがでしょうか、市の考えをお伺いいたします。  国道254号から伊豆殿橋までの区間の野火止用水沿道の環境美化の話です。地元では、今までの間してきていただいた野火止用水再生、復元に対し、評価していただいている点、また今後の展望に期待していただいている声が聞かれます。  一時期と比べると、野火止用水沿道の整備がされ、流れる水がきれいになり、30年前に異臭を放っていた野火止用水を考えると、本当にありがたいとの声が聞かれる反面、国道254号以南の遊歩道について、草木の生い茂る時期には鬱蒼とした景観となり、不気味に感じるというご意見、具体的に言うと、西分集会所裏手のあたりから伊豆殿橋の先のあたりまでの間の雑林の整備をし、環境整備だけでなく、痴漢など犯罪対策の観点からも区間環境美化をしてほしいとの声をいただいております。  市の努力により、年々野火止用水の水をきれいにしていただけていることについては、以前の水質を知る近隣市民の一人として高く評価をいたします。  また、野火止用水環境美化が図られてきた要因の一つには、地域ボランティア団体の皆様のお力、ご努力があったことは決して忘れてはいけないことで、頭の下がる思いでございます。この場にて感謝を申し上げます。  地元市民により要望いただいているとおり、野火止用水沿道の雑林の整備をし、環境美化に努めることの効果として、環境美化だけでなく、痴漢などの犯罪防止策も同時に図ることができると考えます。草木の生い茂る夏場に向けて、さらに野火止用水沿道の環境美化に努めるべきだと考えますが、いかがでしょうか、市の考えをお伺いいたします。  3、平林寺托鉢について。市内で伝統的に行われている平林寺托鉢は、全国的に見ても珍しく、誇れる文化です。シティプロモーションの一環として紹介してみてはいかがでしょうか、市の考えをお伺いいたします。  現在日本の禅寺に伝統的に伝わる托鉢は、もともとインドから伝来した食事をいただく修行の一つでありました。インドからの伝来後、習慣が変わり、托鉢行として現在も禅宗の寺で行われています。托鉢とは、手で鉢をささげるの意で、僧堂では通常分衛と呼んで、3人1組となり、街頭を雁行する釈尊伝来の乞食行で、ホウホウと連呼しつつ、喜捨、現在では街頭募金を求めて歩く行であり、現在京都、鎌倉にある禅宗の寺、そして新座市平林寺で行われております。  托鉢は、全国的に見ても珍しく、誇れる文化です。平林寺で脈々と受け継がれてきているすばらしい文化、托鉢行を新座市にある貴重な文化として紹介するべきだと考えますが、いかがでしょうか、市の考えをお伺いいたします。  以上で、1回目の質問を終わります。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。    〔市長(並木 傑)登壇〕 ◎市長(並木傑) それでは、助川議員のご質問に順次お答えしてまいります。  1、消防団について、(1)、消防分団員の人員不足についてのご質問をいただきました。近年全国的に消防団員が減少傾向にある中、新座市消防団員数の推移に目を向けますと、平成20年度は193名、平成25年度は205名、平成29年度は201名と、大きな増減はありません。また、サラリーマン団員の割合につきましても、平成20年度からおおむね横ばいといった状況でございます。現状で申し上げますと、実働部隊としての消防団員が明らかに不足している状況ではないと考えております。  しかしながら、今後起こり得る首都直下型地震などの大規模災害時においては、一人でも多くのマンパワーが必要になる状況が想定をされます。引き続きイベントなどにおける消防団のPR活動を積極的に実施させていただき、消防団員の確保に努めてまいりたいと考えております。  次に、(2)、消防団の装備についてでございますが、市といたしましても大規模災害を想定した装備品のさらなる充実は大変重要であると認識しております。  大規模災害時には、非常備消防や自衛隊の方々に第一線でご活躍いただくと同時に、消防団の皆様には被害現場における後方支援をお願いすることとなります。  現在各分団の配備しております資機材や備品を的確に把握し、団員の皆様のご要望等を踏まえた上で、必要に応じて拡充に努めてまいります。  行政問題の2、平林寺周辺の野火止用水親水空間整備についてご質問をいただきました。平林寺周辺の野火止用水親水空間整備に係る野火止用水の再生、復元につきましては、第4次新座市基本構想総合振興計画により、新座駅南口土地区画整理事業地内のふるさと小道の再生整備や、平林寺周辺の遊歩道の整備計画がございます。  今般ご指摘がありました国道254以南、野火止用水の西分橋付近から産業道路までの野火止用水親水空間整備につきましては、同計画に定める整備区間の範囲外であるとともに、既に遊歩道として整備が完了し、市民の皆様にご利用いただいている状況であります。今後改修、整備を行う予定はございませんので、ご理解を賜りたいと存じます。  次に、野火止用水の沿道美化についてでございますが、草刈りを年2回、低木の剪定につきましては年1回実施しているところでございます。また、高木におきましては、市民からの報告、職員によるパトロールの実施及び草刈りと、低木剪定の際に、倒木の危険がある古木や枝割れ等の状況を把握し、その都度造園業者へ委託することにより対応を図っております。  今後につきましても、年2回実施している草刈りに合わせて、委託業者に木の状態を確認、報告いただくとともに、職員によるパトロールを実施することで、倒木の危険がある古木の早期発見に努めることで、安全面に留意した沿道の環境美化を図ってまいりたいと存じます。  3番、平林寺の托鉢についてでございます。托鉢とは、お金や食料等といった喜捨を求めて市中を歩く僧侶の修行の一つでございます。現在も平林寺の雲水と呼ばれる修行僧の方々が托鉢を行っております。  助川議員のご指摘のとおり、平林寺の托鉢は市内の伝統的な文化であると考えますので、今後平林寺のご意向を伺いながら、托鉢の紹介方法について検討してまいりたいと存じます。  以上、1回目の答弁を申し上げました。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) それでは、順次再質問させていただきます。  まずは、消防団の人員不足についてといったところで再質問させていただきます。市の認識では、不足をしていないという認識で今お伺いをいたしましたが、本当にそうやって思っているのか伺います。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) 消防団の人数の不足のご質問をいただきました。  消防団の定数につきましては、新座市消防団員の定数、任免、給与、服務等に関する条例で235名という形で決まっておりまして、先ほど助川議員のほうからもご質問の中でありましたとおり、平成29年は201名ということです。ただ、その中で、人数的には201名ということで、朝霞4市に比べたらかなり多い人数には、人口規模も違いますけれども、ほかの市に比べたらかなり多い人数だということは認識しております。  ただ、ご質問にありましたとおり、消防団につきましては、第1分団から第8分団のほか、団本部、本部分団、女性分団ということで分かれておりまして、先ほど助川議員からご紹介いただきましたとおり、主に消火活動とか実働部隊ということでお願いしている各分団の人数につきましては、平成29年で147名ということでございます。各分団の状況も多少まちまちでございまして、特に幾つかの分団では、その中でもかなり人数的にも減っている状況もございまして、助川議員がおっしゃるとおり、人数的にはある程度市長答弁にもありますけれども、実働部隊のそういった人数というのはちょっと減ってきているのかなという状況はございます。  また、サラリーマンの方々も団員ということで、大体約4割程度の方でそういう方もいらっしゃいますので、実際火災が発生したときに、昼間とかですとその人数どおりの方々が出られるわけでもございませんので、正直今後そういったところは懸念している部分もございますので、引き続きそういったことのないよう、特にそういう各分団の団員数につきましては、あらゆる機会を捉えて広報させていただいて、できる限り多くの皆様に分団に入っていただくように周知等は図っていきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) いろいろと先ほど市長答弁にあったように、人員の不足についてはそんなには、4市の中では多いほうだといったことで、必要性は感じていないのかなといった答弁だったと思います。  ただ、私、消防に入って今19年目といったことで、うちは第5分団というところに所属をしているわけですが、私が入ったときは24人いたのです。定員が24人だったのですけれども、一時期25人になったことがあります。なのですが、平成20年からの消防団員数の推移といったものを持っているのですけれども、やはり年々減ってきているのです。各分団が求められる整備というものが月に3回あるのですけれども、3班の編成をしてやっておられた分団がほとんどだったと思います。  ただ、班編成においても1班6人いないと厳しいのです、どうしても。車両を運転して出す人間がいて、それで仮に休む人が1人ぐらいいたとしても、車庫に2人残ってホースが巻けるとか、そういうふうに整備をする上でも6人3班18人という、これが1つの数だと思っているのです。18人はいないと厳しいといった現状になります。平成29年度のデータも私のところに持っていますけれども、その18人以上いる分団というのがちょうど半分なのです。来年度は恐らくもう1つぐらい減ってしまうのかなと、そういった認識もございますので、ここに関しては、先ほど1回目の質問でも申し上げたとおり、今国のほうでは女性分団員ですとか、あと学生、または地方公務員ですとか市役所の方々とか、そういった方々だと思いますけれども、そういった方々の分団、また地元企業の社員、こういった方々に入ってもらえるようにと一生懸命推奨していくわけです。  今年度の予算で事業予算を計上してきているわけですが、今国のほうではまだ認証といった作業をしているみたいなのです。これに関しての認識はありますでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) 分団の団員数の募集といいますか、今助川議員のほうからいろいろ公務員とか、あと学生の団員ということで、そういった認識があるかというご質問をいただきましたけれども、確かに学生消防団の事例を挙げますと、県内でも実際のところ学生消防団を入れてやっているところが、導入済みのところも県内では9市ございます。近くですと所沢市なんかもやっておりまして、そういったところで認証制度という形で所沢市のほうもやっていただいています。  ただ、実際のところ所沢市の例を出しますと、特に所沢市内に住んでいる方を学生の消防団ということで入れているようなのですけれども、最終的に任期が5年だったかと思いますけれども、それが終わって、卒業したら、そのときに消防団でしたと、市長名でそういう認証のものをお渡しして、就職活動なんかにも、こういうことをやっていましたというアピールの一つにはなるような活動もしております。  ただ、実際のところまだ9市ということなので、今後そういったところも研究していかないといけないのかなと思いますけれども、消防団として実際のところ、消火活動されるということですと、やっぱり団結力とかというのも必要になってきますので、どういった形で、一番いいのは地元の方が入っていただくのが一番いいのかなとは思いますけれども、先ほど助川議員がおっしゃっていました法律の改正等もございまして、そこで団員の強化とか消防団の強化というのはいろいろ義務づけられてきている状況もございますので、今後もそういったいろんな学生なり、そういったものも研究しながら団員の確保には努めていきたいと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) ご答弁ありがとうございました。その学生の消防団員については認識はしているようで、県内9市、近くでは所沢市のほうでやっているといったところでした。  学生の中でのボランティア活動、企業に就職するときに有利になる、そういった条件なども加味して入られている方が多いのかなと、総務部長の答弁から聞いて思ったのですけれども、ただ消防団員の不足に関して、なぜこれほど私がこうやって言っているかというと、実際少数精鋭でやっていけばいいやという考えが恐らくあると思うのです。なのですけれども、大規模災害が起きたときに小規模精鋭では間に合わないのです。その少数精鋭で瓦れきの山を撤去したって、頭数がいなければ、マンパワーがなければ、どうしても災害時の救助活動というのは間に合わなくなってくるわけで、そこに関して、そういった認識はされているのかといったところでお伺いします。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) 当然大規模災害が起きましたら、消防団だけではなくて、市の職員も含めまして、また地域に住む方々の協力がなくては、当然そういった大規模災害に対応することはできないと思います。  消防団のほうも実働もありますし、市の職員は職員での役割等もございますので、今後もそういった大規模災害に備えた活動については十分認識はしておりますので、消防団員の人数というわけではなくて、全体で自主防災とかもございますので、そういったところをあらゆる面でそういった大規模災害に備えた訓練等、そういったものもやらせていただきながら、そういった万一に備えての準備についてはしっかりとやっていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) ご答弁ありがとうございました。いろいろと話を聞かせてもらって、納得できない点がたくさんあるのですけれども、今の現状を考えると仕方がないのかなといったところもございます。ですが、ここに関しては、ちょっと要望させていただきたいのですけれども、分団員、1分団から8分団、これについての人員増強については、いろいろな広告等々を使ってしっかりとPRをしていただいて人員募集に努めていただきたい、そういうふうに思っております。ここに関しては終わります。  続きまして、消防装備品についての再質問をさせていただきます。今市長答弁にあった、ここも非常に残念な答弁が返ってきたなと思っています。  我々消防団のところに対して、後方支援という言葉があったのです。今火災の現場であれば、後方支援というのはもちろんのことです。消防署員の方々がいて、火を消すプロがいるわけですから、そういったところは後方支援で間違いないと思うのですけれども、ただ大規模災害が発生して、瓦れきの山を撤去して人命救助をしていくといったときにはどうでしょうか。これというのは、後方支援ではなくて最前線でやっていかなければいけないと思うのです。そこについての認識はあるでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) 当然大規模災害のときには、消防団の皆さんの力をかりながら、特に最前線ということで県南西部消防署の職員の皆様とか、そういった消防署員の皆様とかも含めて、第一線でお願いする形になると思います。  先ほどトビ口とかそういう装備品の関係でご質問いただいたのですけれども、実際のところまた別な話になりますけれども、今年度予算で備品購入費ということで、今回消防団の備品ということで、夜間の活動に係る安全をサポートすることを目的とした投光器、サーチライトを整備させていただいたり、あとは火災現場において少人数でも取り扱いが容易である軽量ホースということで、ちょっと径の細いホースを用意させていただこうとは考えています。それについては、消防団のほうから要望いただいたもので装備をさせていただこうということです。  先ほどトビ口のほうの話もありましたけれども、実際のところ消防団のほうには直接トビ口の配置状況は、ご質問にあったとおり、ほぼ1本から多くて4本ぐらいということなのですけれども、そのほかに防災が8ブロックに分かれていまして、その拠点にはトビ口を例にしますと、大体50本ぐらいのトビ口等は用意させていただいておりますので、ただそれが多いかどうかというのはまた別の話でございまして、いずれにしてもそういった装備については、今後実際活動していただく消防団、定期的に会議等も行っておりますので、そういったところでそういった備品とか、そういった要望については逐一ご相談させていただきながら、できる限りそういった、予算の限りもございますけれども、その中でも本当に必要な備品というのは今後予算の確保に努めていきたいと思います。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) ご答弁ありがとうございます。わかりました。  今でも消防に関しては、団からの要望に対して応えていただいて、夜間投光器であったり、軽量ホースであったり、団のそれぞれの要望に関して応えていただいていることに関しては、私も消防団員として感謝申し上げたいと思います。ありがとうございます。  ただ、トビ口なのですが、私もちょっと調べました。調べたら、やはり市内50本ぐらいといったことでした。これは例える話ではないのかもしれないのですけれども、市内で大雪が降ったときに、スコップが何本あるのと、これというのはそんなような話だと思うのです。市内に関して、建物がたくさん倒壊をしてしまって、瓦れきが手では撤去できない。そういったときに、瓦れきをどかす道具がどれぐらいあるのという話なのです。この市内50本という数が多いか少ないかという、数の話は予算にも限りがありますから、例えばそれを200本も300本も急に入れろと言っても難しい話かもしれませんけれども、少しずつでもふやす考えがあるかどうか、ここをお伺いいたします。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) 備品につきましては、先ほどもちょっと答弁させていただいたとおり、当然必要な備品というのは装備していきたいという考えは持っておりますので、今後も同じ答弁になってしまいますけれども、実際実働部隊として活動していただいている消防団の役員会等を2か月に1遍定期的に行っておりますので、そこには団長以下、各分団長、副分団長も参加いただいていますから、そういったところで本当に必要な備品等はいろいろこちらからもお聞きしながら、万一に必要な備品というのはきちっと確保していきたいとは考えております。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) 団のほうの要望を聞いて、いろいろと今後も道具をそろえてくれるといったお話だと思いますけれども、トビ口に関しては、正直要望は出ないと思います。理由は、大規模災害が起こったことがないから。私も使ったことがありませんもの。だから、そういったことで、そこを想定して少しずつふやさなければいけない、そういうふうに思っているのですけれども、それでもやはりだめですか。 ○議長(島田久仁代議員) 総務部長。 ◎総務部長(細沼伊左夫) トビ口につきましては、実際のところトビ口の値段等も改めて調べさせていただいた。5,000円から1万円程度のそんなに高いものではございませんので、正直必要なものというのがどういったものというのは、消防団で実際いろいろ活動されている方に聞いたほうがいいのかなという部分もありますので、こちらからそういったトビ口の必要性については改めて消防団のほうに相談させていただきたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) ご答弁ありがとうございました。消防団のほうといろいろと相談をしていただけるといったお話で、前向きな答弁だったかなと思います。  これに関しては、こういった経緯の説明が、議会でこういう話があったといったお話を申し上げた上で、各分団に必要かどうかと問い合わせをしてもらって、その返答次第でそろえていただくような形で進めていっていただけたらと思います。ありがとうございました。  市長、何か答弁よろしいでしょうか。 ○議長(島田久仁代議員) 市長。 ◎市長(並木傑) 私も消防団を二十数年間やっていましたけれども、消防団がやる範囲というのは、常備消防とのすみ分けというのをちゃんとしないと死亡事故になるのです。  要するに常備消防が、例えば火災が発生しました、中の建物火災ですといって、入ってはいけないのです、消防団というのは。そして、男気を出したりして、行かなければというふうに思って、何度もあるのです。それだめだと、それ行ったら、中に人がいて、でも消防団の生命も守らなければいけないというようなことがあるのです。というのは、一酸化炭素を吸ってはいけない、死んでしまいますから。そういうようなしっかりした装備をもって消火するのは常備消防ですから、そこを間違えると死亡事故に遭うのです。よく消防団員の方も亡くなるのです。だから、これはやっぱり全てを充足して、常備消防と同じようなことをやれというのは、これは危険です。  大規模災害ということになりますと、本当の大規模災害であれば、常備消防、自衛隊、警察等々も出ますし、本当の大きな災害であれば、町内会の自主防災会とか企業の防災組織もありますし、その中の地域の中の消防団でありますから、それをよく連携して合同の防災訓練を新座市はしっかりやっていると思います。  だから、そういう意味では、やっぱり消防団のやるべき責務、そしてどこまでやっていくか、それで備えなければいけない部分はどうかということなのですけれども、今消防団の皆様にお願いをしている、消防団から要望があるのは水害です。内水氾濫に対する対応ということで、今までやったことのない水害に対する対応を消防団のほうはまた一つ役割がふえてきたということで、大変なことだと思います。  そういう意味では、消防団員の数の確保は、これはもう喫緊の課題だというふうに思っておりますし、やはり昔は農家の長男が消防団に入るのだというようなことで、それが変な話、男の花道みたいなところがありまして、部落でつき合うことができるのは、ちゃんとできるかどうかというのは、消防団に入るのはそういうようなある意識も強かったのですけれども、今そんなことを言ったら消防団はなくなってしまいますので、どなたでも地域にいらっしゃる方、サラリーマンでも学生の方でもということで門戸が広がっていかないと確保は難しいということでございますので、私も一生懸命これについては、助川議員あるいは議長も消防団員ですから、あとは誰いたか、消防団員は。    〔「平松議員」と言う人あり〕 ◎市長(並木傑) 平松議員はもう消防部長ですもの、偉くなりました。そういう意味で、しっかり議員の皆さんとも連携していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) 市長、ご答弁ありがとうございました。  その装備品については、正直もう少し大規模で、にっちもさっちもいかなくなった状態を想定しての話をさせていただいたので、そこの火事場だとかそういう経緯に関しては、私も市長のおっしゃったとおり全く同じだと思っています。  ある程度の線を引いて、後方支援といった形でやっていく。ただ、本当の大規模災害が起きたときは、にっちもさっちもいかなくて、目の前で人命救助をしなければいけないという状況になったときには、恐らく第一線、東北の震災も阪神・淡路大震災もそうでしたけれども、そのとおり第一線でやっていくようになると思うのです。  そこを想定してのトビ口の話なので、ここに関しては先々を見て用意をしていっていただけたらと思っております。こちらに関してはよろしくお願いいたします。  続きまして、平林寺周辺、野火止用水親水空間整備、野火止用水再生、復元についての検討状況といったことです。こちらは、今遊歩道として完備をされているといったお話で伺いました。今喫緊で、先ほど小池議員の質問の中でもありましたけれども、平林寺の周辺でいろいろ開発が進みそうな気配も感じるところでありました。そこに関して、遊歩道を既に整備されておりますので、ここにその整備については、これから検討のとおりうまくいっていただければなと思っております。  続きまして、野火止用水沿道美化についてです。沿道美化につきましては、こちらに関しては年2回草刈りをやっていただいたりとか、あとパトロールですか、地元の市民の方にパトロールをしていただいたりとか、そういったお話を伺っておりますが、これは野火止用水沿い、西分集会所の裏手あたりから、そこから伊豆殿橋の手前の細く歩道が通っているところに伝わる場所、その間の区間の遊歩道なのですけれども、そこは本当に鬱蒼として、女性なんかが1人で夏場の暗い夜道を通ったりなんかすると、痴漢が起きるのではないかと結構言われてしまっているのです。  歩いていて、年2回の草刈りというのは、ではどうなのといったところですが、あそこというのは本当に自然が豊富な場所で、草がいっぱい生えてしまうのです。そこに関しては、年2回の草刈りでなかなかというところもありますけれども、例えば1本、この木を切ることが可能であれば、光が入ってすごく明るくなって安全になるとか、そういった声も近隣の住民の方からありますので、近隣住民の方々はしっかりヒアリングをしていただいて、安全対策を今後検討していっていただけたらなと思うのですけれども、そこに関してはいかがでしょうか、近隣の皆様とヒアリングをしてといったことで。 ○議長(島田久仁代議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(広瀬達夫) ただいまご質問のあった区間は、私も実際歩いてみました。やっぱり議員おっしゃるとおり、ちょっと鬱蒼としているなという感じは受けました。
     それで、これの原因として、フェンスの内側というのですか、平林寺側、これが先ほど教育長答弁でありましたように萌芽更新を今現在やっていまして、きれいになってしまっているのです。だんだん、だんだんきれいになっていまして、平林寺側はすっきりした状態になっていると。それで、フェンスの内側を見ますと、野火止用水敷というのですか、そちらのほうに木が生えてきて、それが鬱蒼としている状態であるというのは認識しております。  それで、近隣の方にヒアリングして、例えばこの木が邪魔だから切ってもらえないかどうかというご質問かと思うのですけれども、その場所が実際ふるさと緑と野火止用水を育む会の方ですか、HUGネットの方々が樹木調査をして、樹木マップというのはこのようなマップなのですけれども、つくっているのです。それで、一部の樹木には樹名札をつけているのです。そういったこともありますので、地元の方々の意見も踏まえて、例えばその木を切っていいのかどうかというのは、樹木マップをつくった方と相談する必要もあるのかなと思っておりますので、その辺のところはご要望があればどの木なのだという確認ができれば、そういったところは調整してみたいなと思っております。  以上です。 ○議長(島田久仁代議員) 2番、助川昇議員。 ◆2番(助川昇議員) ご答弁ありがとうございました。  HUGネットのほうで、そうやって樹木診断をしていただいて、そういったところで樹木は見てくださっているのかなといったところもあります。ただ、その中で、草木が生い茂るシーズンは木の幹がどうこうというのではなくて、枝の話になってくるのです。枝が伸びて日陰をつくって何か暗くしてしまうといったような感じもありますので、そこに関しては季節を見ながらまたヒアリングをしていただいて、その中でご対応していっていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。  続きまして、平林寺托鉢の紹介についてのことです。こちらに関しては、わかりました。ありがとうございました。  平林寺で行われる托鉢というのは、私がいろいろ話を聞いたところ、全国的に見て、本当に珍しいという。京都では頻繁に行われていて、鎌倉で行われていて、それで我が新座市平林寺、こちらぐらいしか行われていない非常に珍しい文化だといったお話を伺いました。こちらに関しては、新座市平林寺様のご意向がありますから、平林寺様のご意向を聞きながら紹介をしていっていただけたらなと思っております。こちらに関しては、引き続きいろいろご意向を伺いながら進めていってくださったらと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(島田久仁代議員) 以上で、2番、助川昇議員の一般質問を終わります。 △次会日程の報告 ○議長(島田久仁代議員) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。  明10日、11日は休日休会、12日は本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(島田久仁代議員) 本日はこれにて散会いたします。  大変熱心にご苦労さまでございました。    散会 午後 2時03分...