毛呂山町議会 2019-03-05 03月05日-03号
昨年の12月24日、元経済企画庁長官であり、小説家でもある堺屋太一さんが亡くなりました。堺屋太一さんは、20年前の平成9年に、今の平成30年の日本の姿を予想し、朝日新聞に「何もしなかった日本 平成三十年」という未来小説、これです。これを連載しました。そして、単行本が発行されました。今平成30年を経過して、この本に書いてあるところがほぼほぼ当たっているのです。
昨年の12月24日、元経済企画庁長官であり、小説家でもある堺屋太一さんが亡くなりました。堺屋太一さんは、20年前の平成9年に、今の平成30年の日本の姿を予想し、朝日新聞に「何もしなかった日本 平成三十年」という未来小説、これです。これを連載しました。そして、単行本が発行されました。今平成30年を経過して、この本に書いてあるところがほぼほぼ当たっているのです。
40年先を見据えてやるような話だけれども、堺屋太一さんの本に「平成三十年」というのがあるのです。それは20年前に書いて、平成30年には国の財政がどうなっているかということを予想して書いているのです。30年て来年だ。でも、外れているところもあるけれども、当たっているところもあるのです。見てみると、平成30年には国の借金が2,000兆円になると。今1,000兆円ちょっとですが、2,000兆円になると。
こういう団塊の世代だとか、堺屋太一さんの言葉でありますが、今こういうふうに働きたい、働きたいというのは、雇用の制度、法律が変わって、定年を延ばしたりとか、再雇用だとか、そういう制度が変わってきたのであると思うのですが、もう一度、場づくりをしたいと八木原課長は言っていたのです。人材バンクもそうなのですが、もう一度詳しく答弁をしていただきたい。どんな場づくりをしてあげるのか。
2007年問題を団塊の世代というのは、これは堺屋太一さんが使った言葉です。塊です。これはうまい言葉だと思います。2007年でもう大量にどっと人が出てくる。そういうふうなことをこれから自治体はどういうふうに使うのか。協働したりしていく。今のいろんなことの話がありましたけれども、職員のこともそうですが、やっぱりボランティア精神、奉仕精神、そういうこともこれから必要であります。
先日私がテレビを見ておりましたら、有名な経済評論家であり、以前の経済企画庁長官を務められた堺屋太一先生が、こういうことを言っておられました。「21世紀の日本人が本当に生活を楽しむことのできる真の豊かさを手に入れるためには、多少の不安や心配、恐れはあっても、勇気を持って各種の規制を緩和し、すぐれた知恵と美意識を発揮して新しい価値観と倫理観を創出していくことが大切です。」
ある人は、この時代をNHKが今放映している大河ドラマ徳川慶喜の時代から明治維新になる時代と、あるいはマッカーサーによる戦後改革の時代といい、さきの小渕内閣で経済企画庁長官に就任した堺屋太一氏が言う、まさに大変な時代なのかもしれません。3年前は、景気は穏やかな回復基調にあると言われて、3年もすれば間違いなく景気はよくなるだろうと、だれもが思っていました。