秩父市議会 2020-12-08 12月08日-一般質問-04号
それで、その部屋の本をほとんど司馬遼太郎が買い込んで、そこで「竜馬がゆく」を書いたとか、「翔ぶが如く」を書いたとか、「坂の上の雲」を書いたとか、そういうふうなことがあったわけです。その本が今残っているわけです。 そういうことを考えても、今の時代でも、これから100年先の方々が、私の本は云々としても、いずれにしても、今の書いている方々のその思いというのはやっぱり紙だと思うんです。
それで、その部屋の本をほとんど司馬遼太郎が買い込んで、そこで「竜馬がゆく」を書いたとか、「翔ぶが如く」を書いたとか、「坂の上の雲」を書いたとか、そういうふうなことがあったわけです。その本が今残っているわけです。 そういうことを考えても、今の時代でも、これから100年先の方々が、私の本は云々としても、いずれにしても、今の書いている方々のその思いというのはやっぱり紙だと思うんです。
私が今いろいろな小説を読んでいる中で、江戸時代の小説を読んでいて、明治の小説を読んで、「坂の上の雲」なんかいい例なんですけど。最近はいろいろなところで、山崎豊子にちょっと凝っているもんですから、その辺の小説を読んでいるんですけど、その時代、その時代というのが、江戸時代だったらば、江戸から大阪まで1週間かかったと。今だとインターネット等で一瞬に行くと。携帯電話を持っていれば常に連絡とれる。
「坂の上の雲」、これも長い小説でしたが、これは日露戦争で世界最強と言われたコサック騎兵を撃破した日本の騎兵の創始者秋山好古、もう一人はその弟で、日本海海戦のT字戦法を編み出した、またその結果バルチック艦隊を破った海軍参謀秋山真之の2人の兄弟と正岡子規を通して封建の世の中から目覚めた幼い日本国家を近代化させていくという明治の群像が描かれております。