宮代町議会 > 2023-09-28 >
09月28日-06号

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  1. 宮代町議会 2023-09-28
    09月28日-06号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 5年  9月 定例会(第3回)          令和5年第3回宮代町議会定例会 第29日議事日程(第6号)                 令和5年9月28日(木)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について●議案の委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決日程第2 議案第27号 令和4年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について日程第3 議案第28号 令和4年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第4 議案第29号 令和4年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第5 議案第30号 令和4年度宮代町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第6 議案第31号 令和4年度宮代町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について日程第7 議案第32号 令和4年度宮代町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について●議案の質疑、討論、採決日程第8 議案第33号 宮代町犯罪被害者等支援条例について日程第9 議案第34号 宮代町手話言語条例について日程第10 議案第35号 宮代町税条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第36号 特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例について日程第12 議案第37号 宮代町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第38号 宮代町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第39号 久喜宮代衛生組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約変更並びに財産処分について日程第15 議案第40号 北本地区衛生組合への加入及び財産処分について日程第16 議案第41号 副町長の選任につき同意を求めることについて日程第17 議案第42号 宮代町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて●常任委員会の選任日程第18 議会広報委員会委員の補欠の選任について●議案の上程、提案理由の説明追加日程第1 議案第50号 財産の取得について     閉議出席議員(13名)   1番   小河原 正君      2番   西村茂久君   4番   山下秋夫君       5番   丸藤栄一君   6番   丸山妙子君       7番   泉 伸一郎君   8番   角野由紀子君      9番   塚村香織君  10番   田島正徳君      11番   土渕保美君  12番   深井義秋君      13番   川野武志君  14番   合川泰治君欠席議員(なし)欠員(1名)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   代表監査委員  新祖 章君  総務課長    福田拓也君   企画財政課長  菅原隆行君  住民課長    草野公浩君   税務課長    伊東高幹君  町民生活課長  吉永吉正君   環境資源課長  大場崇明君  福祉課長    鈴木淳史君   子育て支援課長 横内宏巳君  健康介護課長  井上正己君   産業観光課長  小川英一郎君  まちづくり建設課長       会計管理者兼会計室長          成田雅彦君           宮野輝彦君  教育推進課長  田中啓之君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  押田昭浩    書記      青木 豊  書記      金子尚子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(合川泰治君) ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(合川泰治君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(合川泰治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、5番、丸藤栄一議員、6番、丸山妙子議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第27号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第2、議案第27号 令和4年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。   〔決算特別委員長 西村茂久君登壇〕 ◆決算特別委員長(西村茂久君) 決算特別委員会委員長、西村茂久でございます。 本委員会に付託されました議案第27号 令和4年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定についての決算特別委員会の審査経過及び結果についてご報告をいたします。 審査経過につきましては、9月11日、同13日、同15日、同20日の4日間、延べ80人の委員から延べ258事業項目について、歳入歳出決算書、主要な施策に関する説明書等に基づき、所管課ごとに慎重審議が行われました。 それでは、決算特別委員会の審査結果をご報告いたします。 本委員会に付託されました議案第27号 令和4年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案どおり認定されましたので、ご報告を申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 改めまして、おはようございます。 議席5番議員の丸藤でございます。 私は日本共産党議員団を代表して、議案第27号 2022年度(令和4年度)一般会計決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 宮代町の2022年度一般会計決算の特徴は、新型コロナウイルス感染症拡大が3年目となり、さらに物価高騰によって、町民の暮らしと営業は深刻な打撃を受けました。 2022年度一般会計歳入決算額は133億3,897万円で、前年度に比べ5億7,294万円の増となりました。歳出決算額は124億7,952万円で、前年度に比べ9億1,717万円の増となりました。歳入歳出差引額は8億5,945万円であります。 そのうち、繰越明許費が7,346万円、事故繰越が2,747万円となり、実質収支額は7億5,852万円の黒字となりました。また、基金の主な残高は、財政調整基金が14億1,268万円、減債基金が352万円、公共施設整備基金が9億1,638万円など、合計で27億1,720万円となっております。 私どもは決算特別委員会の中で、住民こそ主人公という立場から、住民の目線でチェックし、決算の分析を行ってまいりました。 まず初めに、当該決算年度において評価できる点は、第1に、こども医療費を高校卒業、18歳までの入院費用を無償化し、町外医療機関での現物給付を拡充するなど、子育てに係る負担軽減を図ったこと、また、保育所の整備では、民間の保育所、宮東保育園の整備事業に支援されたこと、さらに、児童虐待への対応として、子ども家庭総合支援拠点を設置したことであります。 第2に、高齢者等タクシー助成制度については、利用枚数を増やすよう見直しを行ったこと、第3に、2022年6月に発生したひょう被害を受けた販売農家に対して、すぐに支援金や補助金を交付したこと、第4に、横町地区の物流センターと避難所としての協定を結ぶよう努力されたことであります。また、水道基本料金を4か月の免除を行ったこと、第5に、子供たちのための教育支援センターが設置され、本格的に運営されたこと、また、喫緊の課題である小学校トイレの洋式化改修工事が、やっと半分の53%まで進めたことであります。 これらは、町民や関係住民の願いを実現するものとなりました。 しかしながら、町政全般にわたって町民の立場から分析するならば、どうしても容認できない根本的な問題を指摘せざるを得ません。 以下、反対理由を述べます。 まず第1に、新型コロナウイルス感染症対策では、公設宮代福祉医療センター六花において、町民の発熱外来が受診できる体制が取られていないこと、引き続き新型コロナウイルス感染症により、町民は不安と苦しみの中にありました。ところが、公設宮代福祉医療センター六花において、町民の発熱外来やPCR検査が受診できる体制が取られないまま推移してしまいました。 第2に、町民の所得は増えないままで、都市計画税は1億5,820万円となっており、相変わらず町民への重い負担となっています。財政悪化の原因となるまちづくりは見直すべきではないでしょうか。 町民の所得は増えておりません。町民1人当たりの所得は310万6,000円、県民1人当たりの所得は345万9,000円です。県平均より35万3,000円低い状況になっています。コロナ禍と物価高騰の中で、暮らしと営業を温める施策が必要であります。 ところが、都市計画税は1億5,820万円となっており、相変わらず町民への重い負担となっています。この都市計画税を財源として、東武動物公園駅西口・東口の整備事業などに使われますが、特に東武動物公園東口については、町の財政規模に見合った駅前広場にすべきで、町の財政を悪化させる駅東口の開発や中心市街地の創出については見直す必要があります。 経常収支比率は92.4%と、前年度と比べて増えました。義務的経費など経常的支出の割合が増え、この比率が高くなるほど投資的経費に充当する財源の余裕がなくなり、財政の硬直化が進むことを意味します。引き続き改善が必要であります。 私は、今後の改善方法と対策について、次の2点を提案します。 1点目は、町の負債残高の圧縮を図り、税金などの一般財源は町民の暮らしと福祉に回すこと、2点目は、身の丈に合った行財政運営に徹すること、不要不急の事業は行わないこと、これを基本とした町政運営を強く求めます。 第3に、今、ジェンダー平等を推進することが叫ばれる中、町役場の幹部職員に女性登用が進んでいません。宮代町の職員数は、2022年4月1日現在222人、これは埼玉県に派遣している職員や久喜宮代衛生組合に派遣している職員を除いていますが、町職員に占める女性職員数は107人で、48.2%です。 こうした中で、特に町役場の幹部・管理職員に女性登用の比率は低く、決算年度では、課長級は14人中ゼロ、副課長級が17人中1人、これは5.9%、主幹級は25人中2人、8.0%という状況です。全体でも僅か5.4%であります。また、町の審議会などの女性委員の登用比率を引き上げ、行政のジェンダー平等を推進するよう改善を求めます。 これでは、庁舎内で女性の声が反映されているとは言えないのではないでしょうか。女性がもっと社会進出すべきと言われる中、宮代町の女性幹部職員の比率は、現在の3倍以上は必要です。 第4は、自主的に避難できない避難行動要支援者を把握し、早く避難・援助体制をつくるべきです。自主的に避難できない避難行動要支援者、これは介助の必要な高齢者や障がい者、乳幼児などを把握すべきであります。 避難行動要支援者の名簿は、残念ながら、きちっと作成されているとは言えません。また、風水害に限らず、震災時の場合も同様であります。小・中体育館へのエアコン設置も喫緊の課題であります。 第5は、学校給食費の無償化の検討と、特に子供を多く育てている家庭の経済的負担を軽減するために、多子世帯学校給食補助事業を創設する措置を行うべきです。 今、全国的にも学校給食の無償化が進んでいます。無償化の検討と同時に、子供を多く育てている家庭の経済的負担を軽減するため、多子世帯学校給食補助事業を創設する措置を行うべきです。 この事業は、学校給食費について、第2子は半額に軽減し、第3子以降は全額無料にする制度です。既に近隣では、春日部市や幸手市などが実施されております。国の創生交付金とはいえ、杉戸町もこれらを利用して実施しております。 第6は、新ごみ処理施設におけるプラスチック全量焼却をせず、資源化の推進を求めるべきです。 2026年度に建設・稼働する予定の新ごみ処理施設で、これまでの資源プラスチック類及びプラスチック容器包装の分別を廃止して、プラスチックの全量をほかの燃やせるごみと一緒に焼却処理しようとしています。プラスチック全量焼却によって、新ごみ処理施設からの温室効果ガス排出量は、現在の久喜宮代衛生組合の焼却炉よりも大幅に増えることが明らかになっています。これは地球温暖化防止対策にも背を向けるものです。 新ごみ処理施設におけるプラスチック全量焼却の方針を撤回し、引き続きプラスチック資源及び容器包装プラスチックの分別回収に取り組み、ごみの減量と資源化、焼却量と最終処分量の削減、リサイクル率の向上を進めるよう求めます。 第7に、障がい者や高齢者がもっと利用しやすくするために、各公民館のエレベーターの設置と百間公民館の駐車場を確保する問題です。 バリアフリーによって、以前と比べ障がい者や高齢者が利用しやすくなりましたが、2階を利用するのは大変というのが実情ではないでしょうか。また、机や椅子などの移動も大変です。障がい者や高齢者がもっと利用しやすくするためにも、各公民館のエレベーターの設置は必要です。 また、百間公民館の駐車場が手狭であります。川端・和戸公民館のように確保するべきではないでしょうか。 第8に、その他について何点か申し上げます。 交通安全対策では、道路標示などや道路照明灯、カーブミラー設置の新設については、地域住民の要望に積極的に応えていくべきであります。検討委員会は必要ないのではないでしょうか。 決算年度の2022年度においても、消費税が町民に対し、大きな負担となっております。町としても、歳出の旅費や需用費、役務費、委託料、使用料及び賃借料、工事請負費、原材料費、備品購入費などの科目に影響し、その額は3億1万4,000円になっております。 我が党議員団は、広範な町民の皆さんと協働の輪を広げ、町民の暮らし、福祉・共益優先の町政を目指し、引き続いて全力で取り組んでいくことを表明し、本決算に以上の理由から反対といたします。 反対討論を終わります。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 川野議員。 ◆13番(川野武志君) 議席番号13番、川野でございます。 議案第27号 令和4年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 令和4年度一般会計、歳入の総額は133億3,897万2,000円で、令和3年度に比べ5億7,294万3,000円増、歳出の総額は124億7,952万1,000円で、令和3年度に比べ9億1,717万9,000円の増となっております。 歳入においては、令和3年度と同様に、ワクチン接種事業をはじめとするコロナ対応の補助金に加え、電力ガス食料品等価格高騰緊急支援給付金の給付のための補助金など、多額の国庫支出金がありました。また、歳入の29.1%を占める町税が38億7,961万6,000円で、令和3年度に比べ2.7%の増額となりました。引き続き、歳入のさらなる確保と適正な課税・徴収をお願いいたします。 次に、歳出では、民生費で、ふじ第二児童クラブの整備、宮代町子育て世帯応援給付金事業、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業の実施に伴う増額により、令和3年度に比べ1億6,199万9,000円増の49億3,214万4,000円、総務費では、公共施設整備基金積立金財政調整基金積立金の増などにより、令和3年度に比べ7億2,055万8,000円増の21億8,095万円、衛生費では、水道基本料金免除の実施や久喜宮代衛生組合負担金の増などにより、令和3年度に比べ1億8,216万8,000円増の14億6,418万4,000円、教育費では、小・中学校非構造部材改修工事の実施に伴う増などにより、令和3年度に比べ125万2,000円増の12億2,467万7,000円でした。 土木費では、東武動物公園東口周辺整備事業で、関係地権者との用地交渉及び用地買収を進めましたが、進捗に合わせて減となりました。令和3年度より1億6,745万2,000円減の8億9,037万8,000円となりました。また、東武動物公園西口周辺整備事業では、県道春日部久喜線西口駅前広場へのアクセス道路となる都市計画道路中央通り線交差点改良工事を進めるとともに、駅西口周辺まちづくり構想を策定するなど、事業が着実に進められております。 また、農林水産業費では、農業集落排水事業会計補助金の増など、商工費では、キャッシュレス決済推進事業による増など、令和3年度に比べるといずれも増加しております。これは、コロナ禍を乗り越え、町民の生活を支えるための重要な取組として評価をいたします。 また、まちづくり建設課内に専門の職員を配置し、第5次総合計画前期実行計画にある和戸駅周辺整備を関係機関との協議などを進めつつ、現状のデータを分析し、実効性の高い事業手法について検討し、地元住民や各種企業に土地利用に関する意見聴取をするなど、和戸駅周辺整備事業を着実に前に進めてくれたことを評価いたします。 そして、さらに令和5年度より、まちづくり建設課内に土地利用推進室の設置につながりました。将来的には、久喜市が圏央道に計画している(仮称)久喜東インターチェンジが実現すれば、和戸横町に隣接する春日部久喜線沿い辺りまでの土地利用の可能性が広がります。 久喜市としては、インターチェンジ建設の際には、隣接する杉戸町、宮代町にも応分の負担を求めることも想定されますが、そのようなことを見込んで、計画的な土地利用の推進を図るべきだと思います。 現在、まちづくり建設課内に、副町長中心の土地利用推進室が設置されました。そして、このたびの議会において、副町長の選任につき同意を求める案が上程されております。現在の土地利用推進室の体制では、課を越えた横断的な手続を進めていくにはまだまだ不十分な気がいたします。町の財政基盤の強化のためにも、再任されたときには副町長の強いリーダーシップの下で、副町長直轄ワンストップ(窓口一元化)に対応する部署を設置していただくことを期待しまして、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 議席番号7番、泉伸一郎でございます。 議案第27号 令和4年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。 令和4年度一般会計歳入の総額は133億3,897万2,000円で、前年度と比較して5億7,294万3,000円増、率にして4.5%の増となっています。歳出の総額は124億7,952万1,000円で、前年度と比較して9億1,717万9,000円増、率にして7.9%の増となりました。歳入歳出差引額は8億5,945万1,000円で、翌年度に繰り越すべき財源の1億92万7,000円を差し引いた実質収支額は7億5,852万4,000円となりました。 歳入については、主なものとして、町税が38億7,961万6,000円で、前年度と比較して1億75万4,000円の増となりました。地方交付税は27億870万6,000円で、前年度と比較して85万円の減となり、国庫支出金は23億3,639万5,000円で、前年度と比較して4億1,963万4,000円の減となりました。 国庫支出金の減が大きくなっているのは、子育て世帯への給付金や住民税非課税世帯への給付金の給付完了によるものです。 新型コロナウイルスの影響の中にあって、町税の収納率は98.4%と高くなっており、職員の徴収への努力の表れであるとともに高く評価されるものです。税収確保は重要でありますが、納税者の状況に応じて十分な配慮をしていただくとともに、引き続き効率的な徴収に努めていただきますようお願い申し上げます。 歳出については、主なものとして、民生費が49億3,214万4,000円で最も多く、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業、宮代町子育て世帯応援金給付事業や電力・ガス・食品等価格高騰緊急支援給付金支給事業などがありました。総務費は21億8,095万円、衛生費は14億6,418万4,000円となり、教育費は12億2,467万7,000円となりました。 令和4年度は、第5次宮代町総合計画前期実行計画の2年度目になりました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、感染拡大防止のため、事業の進捗がなかなか進まなかったと思います。その中でも、新型コロナウイルスワクチン接種事業感染症対策事業各種支援事業をスムーズに進められたことは評価されるものです。 東武動物公園西口周辺整備事業では、県道春日部久喜線西口駅前広場へのアクセス道路となる都市計画道路中央通り線交差点改良工事が進み、東武動物公園東口周辺整備事業では、関係地権者との用地交渉や用地買収が進展しています。杉戸町との連携で、さらに駅前広場の整備が加速することを願います。 春日部久喜線、町道12号線では、用地交渉や用地買収が進められ、支障電柱の移設や道路改良工事も目に見えて進められていますが、用地買収が速やかに完了することを願います。 橋梁維持管理事業では、橋梁33橋が点検されました。また、中地区の北橋の橋梁補修工事が実施されましたが、さらなる道路橋の適切な維持管理をお願いいたします。 交通安全対策事業では、道路照明灯は新設1基、修繕3基、道路反射鏡は新設3基、修繕14基となっており、道路表示灯工事は新設4か所、修繕8か所など、交通安全対策が進められました。 防犯活動事業において、防犯灯は11か所新設されましたが、これからも地区の要望にしっかりと応えていただきたいと思います。 青色回転灯を使用した防犯パトロールは100回実施されています。今後も、安心・安全の確保に努めていただきたいと思います。 公害防止対策事業では、野外焼却や不法投棄などの通報への迅速な対応が取られています。私も野外焼却の苦情を受け、要望したところ、すぐ対応していただきました。定期的なパトロールも行われていますが、不法投棄が若干増えていることは残念です。環境汚染の防止と環境美化のためにも、不法投棄の抑制と意識の啓発活動の強化に尽力していただくことを切に願います。 福祉交流館すてっぷ宮代では、社会福祉協議会と協力して様々な活動への支援や連携を行い、地域福祉の充実が図られました。健康体操、さをり織り体験などの定期事業や、コロナ禍にあって様々なセミナーやイベントを開催し、フードドライブ事業も推進されました。 また、みまもりの「わ」事業として、個人登録100人、団体登録20団体、協力店28店舗と裾野を広げています。これは大変にありがたいことであると思いますし、今後の事業にも期待いたします。 商工業振興事業では、新型コロナウイルス感染症対策事業個別相談会115件に対応され、主な支援として、商工業振興事業補助金商工業活性化事業補助金店舗住宅リフォーム事業補助金事業者物価高騰対策支援金事業補助金など、新型コロナウイルス感染拡大により収入減となった事業者への事業継続の支援が図られました。大変に評価されるものと思います。 農業分野においては、農業従事者の高齢化や後継者不足が大きな課題となっており、その課題に対応した事業が進められました。 農業生産基盤整備推進事業では、宮東・中島地区圃場整備事業が進められています。また、明日の農業担い手支援対策事業では、補助金の活用を促進し、農作業の効率化・省力化や農作物の安定生産・高品質化に必要な農業投資への支援が行われました。 令和4年6月に発生した降ひょう被害に対しては、宮代町特別災害農作物生産者支援金の交付、農業災害対策特別措置事業補助金の交付が行われました。早急な対応をしていただき、感謝いたします。また、私が長年要望しておりました山崎地域の用水路を木柵からコンクリート化する修繕工事も行われましたことも深く感謝いたします。 実証実験2年目となる高齢者等タクシー助成事業では、75歳以上の方や障がい者を対象としていますが、2,053名の登録があり、1万4,236枚の利用となっており、昨年度より大幅に増加しています。通院や買物など、高齢者にとってはとてもありがたい支援であり、さらに利用者の増加が見込まれますので、今後のタクシー助成事業の充実をよろしくお願いいたします。 学童保育においては、国による緊急経済対策として、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業を実施するとともに、町独自として、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業や宮代町子育て世帯応援金給付事業が実施され、手厚い支援が行われました。コロナ禍にあって、大変ありがたいものとなりました。 また、ふじ第二児童クラブ整備工事が行われ、保健センター駐車場内に増設されました。これにより今年度には、ふじ児童クラブは定員が280名となり、利用希望者212名が全て入所できました。さらには、民間認可保育所宮東保育園の整備事業に対する支援を行いました。 また、みやしろ保育所と国納保育所では、園舎照明器具のLED化や自動水洗器具取付工事などが実施され、利用者の安全が図られました。安全で快適な保育環境を維持することは、とても大切なことであると思います。 教育関係では、児童・生徒1人1台のタブレット端末を活用した授業の充実が図られるなど、デジタル化に向けた教育の向上が進められました。特に英語教育において、島村盛助を顕彰する英語活動発表会を各中学校でオンライン開催するなど、すばらしいと思います。今後も児童・生徒の学習意欲を向上させ、豊かな心の育成を図っていただくことを期待いたします。 令和4年4月に、教育支援センターが開設されました。適応指導教育と教育相談の2つの機能を持ち、不登校児童・生徒や保護者への支援と相談を行っています。現在でも全国での開設率は63%とされている中、早々に開設されたことはとても評価されると思います。 小・中学校施設管理事業においては、須賀小・中学校で屋内運動非構造部材改修工事が行われ、地震による落下物から児童・生徒を守るため、落下防止対策が進められました。また、各小学校のトイレ改修工事も実施され、一部のトイレ洋式化が進みました。今後も、引き続き教育環境の改善を図っていただきたいと思います。 最後に、業務の効率化を進めるためにも、庁舎内デジタル化のさらなる促進を図られますようお願いいたします。また、各種事業におかれましても経費節減に努め、優先順位をしっかりと見極め、効率的な執行を進めていただきますようお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕
    ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 議席番号9番、塚村香織でございます。 議案第27号 令和4年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論をいたします。 令和4年度の決算におきましては、決算特別委員会で各事業の詳細を確認させていただきました。経常収支比率92.4%ということで、昨年度の88%からすると上がっている状態でありますが、住民サービスの向上に努めていることを評価いたしました。 その中でも、子ども家庭総合支援事業では、子供の見守りやお弁当配布、学習支援など、子供たちを守り、家庭に寄り添った事業がなされました。また、母子保健事業については、産後ケアの利用が少ないというところから、次年度には、使いやすいよう病院の拡充を図っていただいております。 教育支援センター運営事業では、令和4年度から新たに開設をされ、悩みを抱える保護者や子供たちの心身の健康を第一に考え、環境を整えてくださいました。 新しい取組と次年度への見直しを確認いたしました。若い世代や困っている方々に寄り添った事業を評価いたしまして、賛成といたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) 議席番号11番、土渕保美でございます。 令和4年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論させていただきます。 新型コロナウイルスワクチン接種の運営は、近隣市町よりスムーズかつ円滑に行われ、町民の安全・安心を第一に考えた事業として高く評価いたします。 また、産業観光課所管において、宮代町商工会と連携して各種事業を展開し、地域商工業の活性化、地域のにぎわいの創出、また、新型コロナウイルス感染症拡大により収入減となった事業者への事業継続の支援、町内経済活性化のために各種事業による消費喚起が行われました。特に、現在も行われています9月30日までの1か月間のPayPay25%ポイント給付キャンペーンは、地元商工業者はもとより、消費者に対しても大変利益につながる事業として高く評価し、このことは、近隣市町はもとより遠方から来られる消費者の意見として、宮代町は大変いいよねという返答をいただいております。 今後も地元商工業者、そして町民のための事業継続を要望し、私の賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。 令和4年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。 令和4年度宮代町一般会計歳入歳出決算は、歳入合計約133億3,800万円でした。歳出は124億7,900万円でした。この金額から、そして、監査委員の審査結果からも、私は令和4年度に対して大変大きく評価しております。 私が決算に臨むときに、いつも見ているところは、まず安心・安全なまちづくりです。町民一人ひとりにとって安心・安全に暮らせるかということです。そして、女性が参加しやすい環境になっているか、そして、町民に寄り添った町政であるかというところです。そこから見まして、審査結果に出ている内容は省きます。 そして、学校教育です。コロナ禍でもしっかり対応していただいた中で、残念ながらいじめ問題がございました。第三者委員会も立ち上がっております。ただ、それに対する対応はしてきていただいております。そして、一人ひとり対応できるように、あとトイレ改修です。トイレ改修は半分ほど進みました。現地を見ましてもきれいになりました。ただ、子供たちは、水洗トイレで生まれたときから育った子供たちでございます。中学校に行くのにトイレが汚かったらどうしようとか、やはりトイレ問題は子供の不登校にもつながる一つの原因となっております。今後もしっかりと対応していただきたいと思います。 保育園、学童保育についてです。コロナ禍でもしっかりと対応していただいておりました。学童保育につきましては、第二ふじ児童クラブ、学童保育に関しましては、指導員の声やしっかりと担当課が考えてくださって、ふじ第一児童クラブより明らかに使い勝手がよく、子供たちにもよくなったと考えております。 そして、女性の参加しやすい仕組みです。審議会など女性の参加が、10年ほど前よりぐっと減っていると思います。前段者からも職員数に関しても、先ほど意見がございましたが、やはりその辺りもしっかりと対応していただきたいと思います。 先ほど私が申し上げました町民に寄り添った町政、そして安心・安全なまちづくりというところで、人権に関しましては形がなかなか見えませんが、総務課、人権対応はずっと、目に見えない形のものではございますが、しっかり対応していただいていると思います。これからも、町民一人ひとりが嫌な思いをしない、そして、子供たちから高齢の方まで嫌な思いをしないようにしっかりと、なかなか難しい対応ではございますが、将来を見据えて、しっかりと対応していただきたいと思います。 学校教育、そして保育、女性の環境というところで、ほかのところはもちろん評価しておりますが、特にこの3点、評価とすることで、賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番、小河原です。 議案第27号 令和4年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定については、反対の立場から、できるだけ簡単に反対の立場を説明いたします。 前段者がメリット・デメリット、いろいろ多くの内容をしゃべっていますので、内容的には、私は大きく分けて2つの問題を申し上げて、反対をしていきたいと思います。 一つは町の、宮代町はこれからどうなるのか。特に私は、1つ目は、宮代町の定員管理計画、こういうものを、令和3年度から始まっていると、職員数を増やしていると、ただそれだけの問題。大変なことなんですよ、これは。財政がどのぐらい必要になっていくのか、そのことも一切正確に説明されていない。 もう一つは、今何か、今日説明会があるなんて、急に副町長から話がありましたけれども、久喜のごみ問題、これは大きな問題です。宮代町はどうなるかということ、本当に真剣に考えているのかどうか。本来なら、9月議会にある程度の報告はします、方向性は説明しますという説明をしたこともあります。それもおろそかになっている。 そのことを考えると、宮代町の財政力をどうしていくのか、町の方向性はどうなるかというのを本当に真剣に考えているのかどうか、私は腑に落ちません。そのことを考えまして、取りあえず反対いたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第27号 令和4年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり認定されました。--------------------------------------- △議案第28号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第3、議案第28号 令和4年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。   〔決算特別委員長 西村茂久君登壇〕 ◆決算特別委員長(西村茂久君) 決算特別委員会委員長、西村茂久でございます。 それでは、決算特別委員会の審査結果をご報告いたします。 本委員会に付託されました議案第28号 令和4年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案どおり認定されましたので、ご報告を申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 私は日本共産党議員団を代表して、議案第28号 2022年度(令和4年度)宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 2022年度の歳入総額は33億4,108万円で、前年度比3億9,230万円、10.5%の減額となりました。歳出総額は33億3,233万円で、前年度比3億2,083万円、8.8%の減額となりました。歳入歳出差引額は874万円となりました。 国保への加入世帯は4,580世帯であり、町の総世帯数1万5,405世帯の29.7%、約3割となっています。保険税未済額、不納欠損額合わせて9,226万円となっています。収納率が87.3%で、残りの12.7%が滞納になっています。また、保険税未済が、加入者の約580人が払えない状況となっています。その他、不納欠損の処分件数が69件、また、軽減世帯数が2,467世帯となっています。このように、国保税を払いたくても払えない世帯が多数いることが分かります。町民の収入が少なく保険税が高い、この構造問題を問い直さなければなりません。 ところが、一般会計からの繰入金は5,760万円で、前年度よりも3,290万円の減額となりました。低所得者が多く加入する医療保険なのに保険税が高いという構造問題は、全国の知事会などの地方団体からも解決を求められ、厚労省も矛盾の存在を認めざるを得なくなっています。高過ぎる国保税は国庫負担を増やし、協会けんぽ並みに引き下げるべきです。 また、2022年度では、次年度の国保税の引上げも行われました。今回の国保税の引上げによる影響額は、年間総額で約4,000万円、被保険者1世帯当たり8,738円の増額となり、税率改定後の保険税は1人当たり平均で9万5,086円、1世帯平均で14万994円となり、賦課限度額の引上げは99万円から102万円となりました。 私ども日本共産党は、第1に、国や県に対し国庫負担補助金を引き上げるよう求めること、第2に、子供に対する均等割を非課税にすること、第3に、国保税は高過ぎて払えない状況ですので、払える国保税にするためにも、一般会計から繰入れを増やし、国保税を引き下げることを強く求めるものです。 よって、以上の理由から、本決算案に反対いたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第28号 令和4年度宮代町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり認定されました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午前10時57分 △再開 午前11時14分 ○議長(合川泰治君) 再開します。--------------------------------------- △議案第29号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第4、議案第29号 令和4年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。   〔決算特別委員長 西村茂久君登壇〕 ◆決算特別委員長(西村茂久君) 決算特別委員会委員長、西村茂久でございます。 それでは、決算特別委員会の審査結果をご報告いたします。 本委員会に付託されました議案第29号 令和4年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案どおり認定されましたので、ご報告を申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 私は日本共産党議員団を代表して、議案第29号 2022年度(令和4年度)宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 2022年度の歳入総額は32億2,271万円で、前年度比1,303万円、0.4%の増額となり、歳出総額は30億7,701万円で、前年度比2,610万円、0.9%の増額となりました。歳入歳出差引額は1億4,569万円となりました。また、基金である介護保険給付費準備基金は3億7,022万円となりました。 2021年8月より補助制度が改定され、介護保険入所者で低所得者の食費、居住費が、月額2万円から7万円の負担増となる人が出るようになりました。厚労省では資産要件を厳格化し、今まで単身で1,000万円、夫婦で2,000万円以下だったものが、改定後、単身で500万円から650万円、夫婦で1,500万円から1,650万円となり、対象から外れると補助が一切なくなりました。収入が低い人ほど負担額が膨れ上がります。また、消費税も10%で、後期高齢者保険窓口負担も1割から2割に引上げが行われます。 こうした制度改悪は、高齢者や家族の生活を二重三重に追い詰めるものとなっています。町は国に対して、制度改悪をやめさせ、以前の保険制度に戻すように働きかけるべきです。 よって、以上の理由より、本決算案に反対いたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。 議案第29号 令和4年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。 コロナ禍で、出かけること、人とおしゃべりすること、体を動かすことなど大きく制限されてまいりました。この4年間の中で、体を非常に悪くした人たちが大変います。その中で、この町では、地域交流サロンの実施や様々な活動をしていただきました。その中でも、高齢者サービスでエンディングノート、そして、もしもの時のわたしノートなど、対象者にとても評判です。 そして、高齢者の買物支援をしていただきました。支援と、そして見守りを目的とした事業です。みやしろ巡回スーパーを開始していただきました。買物ができない人にとって、生活していくことは大変です。そのサポートをしていただいています。 生きがいづくりにしっかりと取り組んでいただいたこと、そして百歳体操など、公民館などで対応していただいています。さらに参加者が増えるように、今後とも努力していただきたいと思います。 以上で賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 議席番号8番、角野でございます。 議案第29号 令和4年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長の報告を踏まえ、賛成の立場で討論します。 令和4年度介護保険特別会計決算は、歳入総額32億2,271万円、歳出総額30億7,701万円、ともに過去最高の決算額となりました。要介護者に対しては、適切な介護サービスが受けられるよう必要な保険給付を行い、要支援者に対しては、保険給付のほか、介護予防・日常生活支援総合事業によるサービス提供が行われました。 高齢者が何か困り事にぶつかった際、その解決のヒントとなるよう作成された高齢者困りごとサポートの冊子作成や、近隣市町に先駆けて実施されている移動販売、みやしろ巡回スーパーの開始、認知症見守り事業として、従来のGPS位置情報発信機対応に加えて二次元バーコード付見守りシール事業を開始したことは、住み慣れた地域の中で安心して暮らせるよう、高齢者に寄り添った成果であり、評価いたします。 新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上での介護予防体操は、町内各地で参加者を増やしながら活動が続けられています。これも、プラザサポーター養成講座、プラザサポーター発展講座を、コロナ禍にもかかわらず一歩も緩めず、地道に着実に地域介護予防活動支援事業を行ってきた成果と評価します。さらなる介護予防、健康づくりが広がるようサポートをお願いします。 さらに、2年後には、65歳以上の5人に1人、全国で約700万人が認知症になると推計されています。高齢社会では、認知症が普遍的な課題になっていくことを認識しなければなりません。 6月には、共生社会の実現を推進するため、認知症基本法が成立しました。施策の2本柱は、予防と共生を強化していく方針です。当事者が尊厳と希望を持って暮らせるよう様々な施策が推進されることを期待し、賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第29号 令和4年度宮代町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり認定されました。--------------------------------------- △議案第30号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第5、議案第30号 令和4年度宮代町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。   〔決算特別委員長 西村茂久君登壇〕 ◆決算特別委員長(西村茂久君) 決算特別委員会委員長の西村茂久でございます。 それでは、決算特別委員会の審査結果をご報告いたします。 本委員会に付託されました議案第30号 令和4年度宮代町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案どおり認定されましたので、ご報告を申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 私は日本共産党議員団を代表して、議案第30号 2022年度(令和4年度)後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 2022年度の歳入総額は6億560万円で、前年度比6,143万円、11.3%の増額となりました。歳出総額は5億9,724万円で、前年度比5,667万円、10.5%の増額となり、歳入歳出差引額は836万円となりました。 反対をする理由でございます。 2019年度より低所得者軽減割が見直しされ、収入によって違いますが、高額療養費の上限額も引き上げられました。これらの改正により、支給対象者も減少しました。 主要な施策に関する説明書では、認定を受けた加入者も含め、2018年度の1人当たりの保険料は6万9,730円、2022年度決算では1人当たり7万7,047円となっています。2018年度と比べれば、8,017円もの値上げとなっています。また、国民を年齢で区切り、高齢者を強制的に別枠の医療保険に囲い込み、負担増と差別医療を押しつけるものです。 このように国が押しつける後期高齢者医療保険の改悪に反対し、差別と負担増を廃止し、元の老人保険制度に戻すよう、町は国に対し強く求めるべきです。 よって、特別交付金の廃止、高額療養費の上限額の引上げ、窓口負担の増額など高齢者の生活と暮らしを圧迫している現状からも、本決算案に反対します。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第30号 令和4年度宮代町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり認定されました。--------------------------------------- △議案第31号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第6、議案第31号 令和4年度宮代町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。   〔決算特別委員長 西村茂久君登壇〕 ◆決算特別委員長(西村茂久君) 決算特別委員会委員長の西村茂久でございます。 それでは、決算特別委員会の審査結果をご報告いたします。 本委員会に付託されました議案第31号 令和4年度宮代町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案どおり可決及び認定されましたので、ご報告を申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 私は日本共産党議員団を代表して、議案第31号 2022年度(令和4年度)宮代町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 事業収益でありますけれども、2022年度の給水人口は3万3,340人で、前年度比0.9%の減、給水件数は1万5,473件で、前年度比0.4%の増となっています。給水件数は増加しましたが、年間総配水量は375万1,136立方メートルで、前年度比5.6%の減、年間有収水量も336万6,474立方メートルで、前年度比2.3%の減となりました。 営業収益の給水収益は、水道基本料金の免除を実施したことから、前年度比9,669万円減の5億3,579万円となり、率にして15.3%の減収となりました。営業収益は減収となりましたが、営業外収益については、雑収入に水道基本料金の免除の補填を目的として、国の交付金を財源とした一般会計からの補助金を繰り入れたことにより、前年度比9,898万円増の1億7,664万円となりました。 この結果、事業収益全体では、前年度比520万円増の7億8,978万円となりました。事業費用は、前年度比7,016万円増の7億4,463万円となりました。純利益、事業費用ともに増となりましたが、事業収益から事業費用を差し引いた2022年度の純利益は、前年度比6,496万円減の4,515万円となります。資本的収支の資本的収入と資本的支出を差し引いた不足額6億88万円は、当年度分消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び建設改良積立金により補填されています。 町民より、水道料金が高いと指摘されています。現に昨年度、請願も出されたところでございます。埼玉県の資料によりますと、上水道料金一覧表の水道料金10立方を1か月で比較しますと、宮代町は1,463円、杉戸町が1,375円、久喜市が1,661円、幸手市が1,210円、春日部市が1,199円であります。宮代町の水道料金がいかに高いかが分かります。 埼玉県の平均水道料金は、2020年4月1日現在、1か月10立方使用で1,170円です。埼玉県の1か月平均より293円も高く、町民より悲鳴が上がるのも当然です。 決算書では、各種積立金で3億3,268万円、現金預金で11億7,008万円、そして未収金が1億2,087万円も、これだけあれば、十分に水道料金を値下げできる資産はあるわけであります。コロナ禍や物価高騰で苦しむ町民負担を埼玉県平均まで引き下げるべきです。 また、水道事業で発生した純利益分4,515万円は、建設改良積立金に積み立てるのではなく、高齢者や収入の少ない世帯などの使用水量をあまり使わない世帯に対し、使用水量に合わせた水道料金にすべきではないでしょうか。 さらに、2022年度水道会計での消費税は4,600万円となっており、こうした住民への転嫁は許せないことも申し上げて、以上の理由から本決算案に反対します。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 議席番号8番、角野でございます。 議案第31号 令和4年度宮代町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、賛成の立場で討論します。 令和4年度水道事業報告書の中に、昨年に続き経営指標に関する事項の記載があります。経営の健全性や効率性、老朽化の状況など判断できます。料金回収率は80%と低くなっていますが、これは新型コロナウイルス及び物価高騰に対する住民の生活支援を目的に、水道料金の基本料金の免除を3万508件実施したことによるもので、町民、事業者にとって、時宜に合った適切な英断であると評価します。 平成26年から実施してきた漏水調査ですが、令和3年度より、それまでの町内3分割に分けた調査を町内全域で実施したこともあり、有収率の向上が図れていることは大いに評価したいと思います。 町民に欠かすことのできないライフラインの水道です。持続・安全・強靭を目標に効果的・効率的な水道施設の運用、安全で良質な水を安定して供給、水道施設の老朽化対策や耐震化対策の基本的方針を確実に進めていただいていることを確認し、賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第31号 令和4年度宮代町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決及び認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決及び認定されました。--------------------------------------- △議案第32号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第7、議案第32号 令和4年度宮代町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 決算特別委員会委員長。   〔決算特別委員長 西村茂久君登壇〕 ◆決算特別委員長(西村茂久君) 決算特別委員会委員長、西村茂久でございます。 それでは、決算特別委員会の審査結果をご報告いたします。 本委員会に付託されました議案第32号 令和4年度宮代町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、本件は審査の結果、賛成多数で原案どおり可決及び認定されましたので、ご報告を申し上げます。 ○議長(合川泰治君) これより委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 私は日本共産党議員団を代表して、議案第32号 2022年度(令和4年度)宮代町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 公共下水道事業について、2022年度の排水件数は1万878件で、前年度比0.8%の増、年間総排水量は296万8,380立方メートルで、前年度比0.3%の減となっています。また、年間有収水量は、前年度比1.6%減の229万7,096立方メートルとなっています。2022年度の公共下水道収益は10億1,163万円となり、前年度比8.7%の減となっています。 また、農業集落排水事業収益は5,720万円で、前年度比7.9%の減となりました。農業集落排水処理施設使用料は、1.4%減の842万円となっています。 2022年度の公共下水道事業費用は、9億6,560万円で、前年度比7.8%の減となりました。農業集落排水事業費用は5,448万円で、前年度比9.1%の減となりました。下水道事業全体として、事業収益から事業費用を差し引いた2022年度の純利益は4,875万円で、前年度比21.8%の減となりました。 資本的収入と資本的支出を差し引いた不足額、これは下水道事業全体でありますけれども、1億1,565万円は、減債積立金及び当年度分損益勘定留保資金により補填されています。 2020年度(令和2年度)に官庁会計から企業会計となり、3年目となりました。下水道は、清潔で快適な生活を営む上で必要なものであります。ご承知のように、下水道使用料は水道の使用水量と連動しています。水道会計でも言いましたように、高齢者や収入の少ない世帯など、使用水量に合わせた水道料金体系にすべきです。つまり、あまり水道水を使用していない世帯に対し、下水道使用料が同じようにかかってくるわけであります。また、2022年度下水道事業会計での消費税は2,255万円となっており、こうしたものにまで消費税を課すようになっております。 このような理由から、本決算案に反対いたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 議席番号8番、角野でございます。 議案第32号 令和4年度宮代町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、賛成の立場で討論します。 宮代町下水道事業は、経費回収率が大幅に低く、厳しい状況ですが、決算で評価すべきことの一つは、市街化区域拡大によって営業収益の増加が図られていることです。また、令和4年度から令和13年度を計画期間とした下水道経営戦略が策定されている中、国の補助金を活用したストックマネジメント計画が策定されました。施設の更新・修繕・維持など、実施手法が明らかにされていきます。 今後、未接続世帯の接続の促進を図ることや農集の下水道への接続を推進し、着実に経営改善の方向に向かうことをお願いし、賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第32号 令和4年度宮代町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての件を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決及び認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決及び認定されました。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時48分 △再開 午前11時49分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。--------------------------------------- △議案第33号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第8、議案第33号 宮代町犯罪被害者等支援条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 条例の制定についての質問ですが、1点だけお尋ねいたします。 条例案については、パブリックコメントを7月中にやるという話でしたが、パブリックコメントはどのぐらいあったんでしょうか。その件についてお尋ねいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 条例案に対するパブリックコメントですけれども、令和5年7月から1か月間にわたりまして各公共施設等に配架するなど、またホームページに掲載するほか、広報紙に掲載いたしまして募集をしたんですけれども、意見の提案というのはゼロ件ということでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 2番、西村でございます。 犯罪被害者等支援条例、これは犯罪被害者等基本法に基づく条例制定ではありますが、町は具体的対策として、条例の中で見舞金制度及び総合的相談窓口を設置して、相談、情報提供を行うとしておりますが、ここで2つご質問いたします。 この見舞金の財源はどうなるんでしょうか。 それから、相談窓口ですが、これはどこに設置する予定なんでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) ご質問にお答え申し上げます。 本条例では、第8条に見舞金の支給ということで定めておりまして、こちらの財源ですけれども、一般財源、町からの支出ということになります。 2点目、窓口の設置についてでございますけれども、こちらは総務課の人権推進室に、総合的対応窓口ということで設置をさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) まず、見舞金の財源ですけれども、これ、一般財源で賄うと、こういうことですが、もともとこれができたのは、国の法律に基づいて、各自治体で条例制定を行っているものなんですよね。それで、件数もそう多くないですから、一般財源で賄うというのは分からないわけじゃないんですが、少なくとも町は財政的に、できるだけ支出を抑えたいという、そういう気持ちになってもらわなくちゃ困るんで、今後もこの見舞金の財源については国が手当てしないのか、これについてお尋ねします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 議員ご質疑にございますように、現状では特に国からの財源というのはございませんが、今後当然、そういった形になりますと、国の基本法に基づくものでございますので、国のほうには特殊財源ということで要望を上げていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。 議案第33号 宮代町犯罪被害者等支援条例について、賛成の立場で発言いたします。 宮代町犯罪被害者等支援条例につきましては、資料にございますように、目的、定義、基本理念、町の責務、町民の責務、事業者の責務、相談及び情報の提供と見舞金の支給、安全の確保、人材の育成、民間支援団体等の支援、そして町民及び事業者の理解の推進と、しっかりとなっております。これはほかの自治体とも同じだと思います。 現在、国のほうでも、給付金を上げるという動きも新聞報道でもされております。そして、新聞報道で、被害者支援専従課新設ということで、警察庁でも増員をし、司令塔機能を強化するということでございます。 昨年、町民の方から、この町は犯罪被害者等支援条例がないというご相談を受けました。町はいち早く対応してくださっています。そして、令和4年より令和5年、本年度は埼玉県内でも非常に条例を増やしております。その中で、国や警察庁などがしっかりと機能強化を図る中で、全てが整ってきた中で、当町も条例をつくるというよりは、いち早く条例をつくっていただき、令和6年度ではなく令和5年度中にしっかりと条例をつくっていただいたこと、そして各課連携を図っていただくこと、そして、今までも人権推進室において相談をしっかりとしていただいておりましたが、これからはしっかりとした犯罪被害者等支援の窓口として各課連携を図っていただけるということで、賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第33号 宮代町犯罪被害者等支援条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。---------------------------------------
    △議案第34号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第9、議案第34号 宮代町手話言語条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 この条例制定に当たり、過去に意見書が出ていたと思うんですけれども、それは分かれば、いつだったのか、確認をさせていただきたいと思います。 それと、同じくパブリックコメントが行われたと思うんですけれども、これについては、意見等がありましたら、特徴的なことがあれば答弁願いたいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) ご質問いただいた件につきましてお答えいたします。 手話言語法の制定を求める意見書ですが、これは平成26年9月議会において、意見書が採択ということでされております。 続いて、2点目のパブリックコメントの実施状況でございますが、2月20日から3月13日まで実施したんですけれども、こちらについて、意見等はございませんでした。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 今回の条例をぜひ制定してほしいというような内容の意見書が、平成26年9月ですから約10年弱ですか、たって、やっとできたということで、関係者もさぞ喜んでいると思います。 先ほど聞き忘れたんですけれども、埼玉県内の状況、分かれば全体と、あと、市なんかは多いと思いますが、町段階でもどのぐらい制定されているのか。その点、申し訳ありません、ご答弁いただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) ご質問いただきました県内の自治体における条例の制定状況ですけれども、全部で43団体、条例の制定をしておりまして、そのうち、市が30団体、町が13団体ということになっております。 以上です。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番、小河原です。 私もちょっと、前段者と似たような質問だったんですけれども、私も、たしか意見書を出された記憶を持っているわけです。今、話を聞くと10年、随分長く放っておいたんだねという感じ、なぜ早くこの条例ができなかったかどうか。宮代町はもうちょっと積極的に、意見書が出た当時から積極的に条例化をするべきだったと私は思うんです。なぜ遅かったのか教えてもらいたい。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) お答え申し上げます。 平成26年の意見書の採択から随分期間が空いたということで、もう少し早くすべきだったのではないかというご質問かと思いますけれども、平成26年9月議会で採択いただいたのは、手話言語法、国の法律の制定に向けて、町としての意見書、町議会としての意見書の採択に至ったというところで、意見書の採択ですとか法の制定の関係なので、国の動きも確認しておりました。あとは県内の自治体の動向ということで、県内では、平成27年に意見書の採択がされてから、翌年、朝霞市を筆頭に条例の制定が始まりまして、埼玉県のほうでも平成28年に制定がされたところです。 近隣自治体の動向等も踏まえて、また令和元年度からは、町の宮代手話の会からも制定の要望ということでいただいて、検討を進めてまいりまして、昨年度、令和4年度に検討委員会の設置に至りまして、本議会の条例制定にこぎ着けたというところでございまして、多少時間はかかったという認識はございますので、これからこの手話言語条例に基づいて、様々な啓発ですとか、今まで継続してきた事業等の充実に努めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 内容的には分かるんですけれども、国に基づいての意見書だと。たとえそういうことであろうと、内容的に調べれば、手話言語条例というのは積極的に先行して、町としてやるべきだと私は思っていたんです。 この手話条例以外にも、ほかのこういう条例についても私は協力しています、名刺を作ったりして。やはりそういう積極性がないといけないのが町議会だと思っているんですよ。なぜ、遅いのがどうしても腑に落ちない。こういう条例化ができてから、話が進んでいましたといっても、私は理解できない部分があるんですけれども、もうちょっと、何でもこういう支援をする条例については積極的に、私は、ほかの市町村がどうのこうのじゃなく、国がどうのこうのじゃなくて、意見書が出たときから積極的に運動すべきだったと思います。 私は、ほかの団体にも、いろいろこういう協力をしております。そういうことを町はしていないでしょう。私はしているんです。やっぱりそういう困った、こういう条例化すべきだという内容については、積極的にすべきだと私は思っております。なぜ遅いのか、まだ私は腑に落ちない。 ほかの市町村がどうのこうのじゃなく、先行して、宮代町は県でもトップを切って、こういう条例化をすべきだったと私は思っています。そのために意見書が出たと思っております。それについて、どう考えているのか、もう一回教えてもらいたい。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) 条例の制定に至るまで随分時間がかかったということで、もう少し早めに、この条例に限らず、様々な町民への支援に対する制度の構築というんですか、そこら辺の積極的な取組が必要だという、議員ご指摘の点だと思います。 そういった支援の在り方というのも十分考えていかなくちゃいけないというのもございますし、当然、積極性、時間をかけずにすぐに取り組めるようにという姿勢は大事かと思っておりまして、その点認識の上、この条例に基づいて、取組というのを進めていきたいと考えておりますので、手話言語条例に限らずですけれども、そういった町民の意見というのは十分聞きながら進めていきたいと考えておりますもので、ご理解賜りますようお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 2番の西村でございます。 ちょっと条例の中身についてお尋ねいたします。全部で3点ありますが、条例第7条の1から3までの内容で、分かったようで分からないんで、今日は傍聴にも多数おいでいただいておるわけですから、この点、具体的にどういうことをするんだということをお話しいただければと思います。 それと、2点目は、第8条のところですが、これは町が財政措置を講ずるよう努めるということで条例上はなっています。実際、これは努めるんじゃなくて、財政措置を講ずるということで理解をしてよろしいんでしょうか。 それから、3点目、こういうふうに遅くなった一つの理由は、国が手話言語法を制定してこなかった、今現在も制定していない、そういうところに最大の理由があると思います。町も国が音頭を取らなければ、なかなか動かない節がありますけれども、やはりもう少し、県内の中でもやや遅いほうで来ているわけで、なぜ国は手話言語法を制定しないのか。これ、財源の問題も絡んできますので、ひとつお願いをしたいと、分かる範囲で結構でございます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) お答え申し上げます。 3点ご質問いただきましたけれども、まず1点目、条例第7条についてでございますが、こちらは町として、これから各事業を進めていくに当たって、まず方針を定めるというものを規定するものでございます。その中で、方針を定めた上で、具体的にどういったことをやっていくかというのは、方針に沿って、今年度中に具体的に検討していくものと考えております。 検討を始めていないというわけではないんですけれども、この条例では、細かく定めるというよりは概念的なもので定めまして、具体的な事業については方針等を踏まえて決定していくと、そういう状況に考えております。 また、第8条の財政措置につきましては、こちらにつきましては、努めるということで努力規定になっております。これは財政部門と相談しながら、協議しながらということになりますけれども、各事業を実施していく中で財政措置が必要な場合には、十分財政担当と協議して決定してまいりたいと考えております。 最後に、国の動向ということですけれども、町のほうには法の制定の動きというのは全く入ってきていない状況で、どういった理由で法の制定に至れないのかというのは分からない状況ですけれども、関係団体のほうは、国への要望というのは続けているような状況にあることは伺っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 分かりました。 ただ、第7条についてですが、この条例そのものは、公布の日から施行するということですよね。とすれば、先ほど答弁でお話しされた方針というのが、すぐにでも具体的な措置にいけるように、早く固めるべきじゃなかったんですかね。そう思います。 財政措置についても、どの程度まで財源を確保するのか。財源がなければ何も動けないわけですから。現在のところ、その辺はどうお考えなのか、この2つお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) お答えいたします。 方針が、条例の公布後にすぐに定められるような状況にあるべきではないかといったご質問について、まずお答えいたします。 方針につきましては、この条例が可決されまして公布され次第、町内部で検討した上で、今考えておりますのは、町の手話の会の方々ですとか、あとは、障がい者福祉の計画等に基づく事業の進行管理等を担っていただいている審議会がございます。そこにも意見を伺いながら方針を定めた上で、具体的な事業展開というのを考えていきたいと考えております。 続きまして、財政措置の関係ですけれども、福祉課といたしましては、お金のかかる部分はあるかと思うんですけれども、周知・啓発というのがまずは一番大事かと思っていますので、そこに力を入れてやっていきたいと考えております。これに財政措置が必要であれば、令和6年度予算に向けて、財政部局と協議をしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) これはお願いなんですが、公布後できるだけ速やかに、この条例に基づいて、必要とされる支援が可能となるようにピッチを上げて進めていただきたいということで、これはお願いということで結構です。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山妙子でございます。 1点質問させていただきます。 第7条、計画的に推進するための方針を策定するものとするとなって、4項目あるんです。それで、条例つくりました、これで終わりではなくて、すごく発展していくと思うんですが、町民の皆さんが役場に来たときとかに、すぐにちょっと対応できるとか、職員さんで今、手話がちょっとでもできる方とかって結構いらっしゃるのか、そのあたりと、この4点について、もう少し詳しくご説明願います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) ご質問いただきました件につきましてお答え申し上げます。 第7条の第1項第1号から4号までの、もう少し詳しいことということなんですけれども、こちらにつきましては、第1号につきましては、まず手話に対して、理解というのがとても大事であると考えております。普及に至る前に、まずは理解をいただきたいということがございますので、それを第1号に掲げまして、一つの施策として掲げるものです。 第2条の情報の取得、手話を使いやすい環境の整備に関する施策ですけれども、手話を必要とする方がどのように情報を得るべきなのか、得やすいのか、そこら辺を研究する必要があるという点と、あとは手話を使いやすい環境、ハード的なものもあるかもしれないですけれども、ここら辺は、心の壁、気持ちの部分というのが大きいのかと思いますので、そこら辺は啓発を充実させていくというような施策になってくるかと思います。 手話による意思疎通の支援に関する施策ということで、こちらにつきましては、手話を使える方が少しでも増えるような施策を実施していくための規定ということで考えております。 第4号につきましては、その他必要ということで、何かあれば、この規定によって施策を考えていきたいといったところでございます。 あと、ご質問いただきました、職員でどれくらい手話ができる職員がいるのかということですけれども、手話をできるレベルというのがいろいろあるかとは思うんですけれども、四、五名いる状況にございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山です。 4点についてはこのとおりで、これから覚えていくのかと思います。 それで、職員さんでは、名前を表現できるとか、あいさつができるという程度なんですかね。その辺、もう一点お聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) お答え申し上げます。 職員につきましては、日常の会話ができるような職員がお一人います。そのほか、職員3名、4名は、町の手話奉仕員養成講座のほうを受講しまして、一定程度できる職員ということで認識しております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 角野です。 一つ質疑をします。 令和4年7月から宮代町手話言語条例検討委員会が開かれまして、そして、素案として手話言語条例ができて、議会には今年の2月に全員協議会で説明されました。そのときの素案と今の条例は少し違うんですが、この経過というのはどこでされたのか、お伺いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) お答え申し上げます。 2月の全員協議会での案の状況とこの議会で提出させていただいた案の内容というのが、議員ご指摘のとおり多少違っております。内容といたしましては、主に言い回しですとか表現の仕方を変えたものでありまして、考え方とか趣旨を変えるような変更というのは行っておりません。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 角野議員。 ◆8番(角野由紀子君) 再質疑お願いします。 今の答弁ですと、言い回しとか表現の仕方を変えたというふうにご答弁ありましたが、私が読み比べますと、例えば前文のほうは、手話を使って安心して暮らすことができることを目指すという内容だなというふうに思ったところが、今回は、手話を使って安心して暮らすことができる環境を整えて、共に支え合う地域社会を実現することを目指すという内容で、行政が一歩前に踏み込んで、地域社会をつくるよという広がりが出てきているんですよ。 7条にしても、手話に関すること、何々することが、何々する施策、何々する施策としっかり書いてあるということは、行政がしっかり推進方針を策定して、しっかりとやっていきますという意思が私には見えるんですが、その辺は特に、2月に出して、パブリックコメントを行って、そして8月のこの議会で出すところまで変わりはないよということなのか、それともしっかり推進していきますという取り組み方の姿勢が、新しいというか、手直ししたほうには入っているんですが、その辺の覚悟というか、推進方針、78条にも関わってくることですが、その辺は言い回しだけよということなのか、もう一回お願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) お答え申し上げます。 確かに議員ご指摘のとおり、表現の修正とはいえ、解釈に当たっては多少、ニュアンスの違う取り方もできるような修正かなとは思っておりますけれども、この条例を出す以上、町といたしましては、十分な取組というのをやっていく姿勢というのは変わりはありません。 より分かりやすく理解していただけるように表現を改めたということで、議員おっしゃっていただいた一歩踏み込んだ表現になったというのは、一歩踏み込んだわけではなくて、もともとそういう意図でつくろうと考えていた内容であるということでご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 議席番号7番、泉でございます。 1点だけ質問させていただきます。 第6条で、事業者は基本理念に対する理解を深めるとともに、手話を必要とする人が利用しやすいサービスの提供及び働きやすい環境の整備に努めるものとしますとあります。この条文は、どの程度まで踏み込んだものであるかをお聞きしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) お答え申し上げます。 第6条の事業者の役割ということで、どこら辺まで踏み込んだ取組が必要かということかと思います。 あくまでもこの手話言語条例というのは、考え方、基本的な理念を示すもので、町については責務としているところ、事業者については役割ということにしております。 まず、事業者につきましては、やはり手話が言語であるということの手話に対する理解ですとか、あとは、聾者ですとか手話が必要な方に対する気持ち的な部分ですかね、そこら辺をご理解いただいて、それぞれの事業所として取り組めることを少しでも、まずやっていっていただければということで、その中で、事業所として社員の方が手話を学びたいとか、そういうふうに発展していっていただければ一番いいかなと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 再質問させていただきます。 事業者としましては、やはりなかなかハードルが高いものになるのではないかと思うんですね。 先ほどの答弁の中でも、町として具体的な事業につなげていくという答弁されておりましたが、やはりこういったもので、丸投げではなかなか難しいところがありますので、町として事業者に対しての何か具体的な補助みたいなものを考えているかどうかをお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(鈴木淳史君) お答え申し上げます。 事業者への町からの支援といったご質問かと思います。 現段階では、まずは手話言語条例、これが制定されたということで、手話に対する理解ですとか、そういった啓発が主になってくるかと思いますので、これから啓発に当たって、リーフレット等も作成していきたいと考えております。 特に事業者向けというのは、またちょっと次の一歩かなと思ってはいるんですけれども、町民向けのリーフレット等を活用して、理解を深めていっていただければなと考えております。 それに当たって、各事業者さんがどういった取組をしていくかによって、支援の仕方というのも変わってくるかなとは思うんですけれども、もし手話を学びたいということであれば、そういった学ぶ場所というのを紹介したりとか、そういった制度的なものですとか町から提供できる情報というのは、必要であれば提供していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 議席番号9番、塚村香織でございます。 議案第34号 宮代町手話言語条例について、賛成の立場で討論いたします。 今回の条例制定に当たりましては、手話言語条例検討委員会を設置し、様々な議論を基に条例案が出されたことは、会議録などを拝見しまして承知をしたところでございます。 検討委員会の中では、条例の文言である「である調」と「ですます調」、どちらにするかということなどの議論もあり、優しい町になってほしいという願いが込められた条例になっていることを受け止めました。 手話が言語の一つとして改めて周知され、様々な方々とのコミュニケーションにつながることは、私の指針であるインクルーシブ社会への取組の一つであり、うれしく思うところでございます。様々な障がいは個性という捉え方を1人でも多くの方が感じられるような意識啓発や実情に沿った町の施策を、町民の皆様と共に考えていけたらと思います。 条例を制定することが目的ということだけではなく、プロセスを大切にされたこと、今後、条例に基づいて、当事者や関係者の皆様のお声を伺い、様々な事業が始まること、インクルーシブ社会へ向けた優しいまちづくりを要望いたしまして、賛成といたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。 議案第34号 宮代町手話言語条例について、賛成の立場で討論いたします。 特別委員会でも質問を細かくさせていただきました。手話が言語の一つとして条例としていなっていくことを非常にうれしく思っています。 私は、かなり前なんですが、新幹線の中で、ほとんどの方が手話を使う方と一緒だったことがございます。そのとき、皆さんの表情がとても明るく、楽しそうで、30分ほど一緒だったんですが、そのとき、何て手話っていいんだろうと思いました。みんなすごく笑顔で、そして、声を出す言語では届かない人とも話ができるということに、私はちょっと憧れを持ったことが、これは私ごとでもありました。 そして、簡単な手法で誰にでも伝えて話せるようにというのが、職員さんの中にもいらっしゃる、そして簡単なことができる。そして、検討委員会でもしっかり相談されていたようですけれども、今社会では、非常に手話を使う方も増えていらっしゃいますし、手話のニュース、そして県政報告もそうです。今日も手話をしてくださっていまして、原稿のない討論を手話にしてくださっていて、何て大変だろうなと思いながら見させていただいておりました。 手話で話せる世界というのは、聴覚に障がいのある方だけではなく、高齢化の中で言葉が話せない方たち、手を使って言葉を使っていける広がりのある社会だと思います。今まで検討委員会でも、しっかり話し合ってこられましたが、本当に英語を話すように、日本語を話すように、誰もが話せるように、まず庁舎から、町民の方が来たらあいさつができる、ご用は何ですか、そんなことが始まって、この町がせっかく条例をつくりますので、みんなが簡単な手話ができるような、そんな町になっていって進んでいくことを願いまして、賛成討論といたします。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第34号 宮代町手話言語条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後0時37分 △再開 午後1時39分 ○議長(合川泰治君) 再開します。--------------------------------------- △議案第35号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第10、議案第35号 宮代町税条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 2番、西村でございます。 条例改正の関係で、個人住民税についてお尋ねいたします。 個人住民税について、税条例第38条第3項に追加されていますけれども、追加した理由を教えてください。 国税であった森林環境税が、住民税徴収の仕組みを利用して、令和6年度、来年度から町民税の均等割と合わせて課税・徴収することになった理由についてお尋ねいたします。 2番目は、そのときの課税対象者の予定数を教えてください。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) お答え申し上げます。 まず、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律というものが既に定まっておりまして、その法律によって、森林環境税の徴収については市町村の第1号法定受託事務になっていた、既になっておりまして、当面の間は国の基金を活用して、都道府県並びに市町村にその財源を配分してきたという経緯がございます。 今回の条例の改正を踏まえまして、令和6年度からの住民税の均等割と合わせての賦課徴収ということが既に定められていたということでございます。その令和6年度からの改正に基づいて、今回の条例の改正をさせていただいているという状況でございます。 もう一点、すみません、もう一度ちょっとお願いしても……   〔「課税対象」と言う人あり〕 ◎税務課長(伊東高幹君) 課税対象については、均等割と併せて行いますので、均等割の徴収と併せてという形になりますけれども、賦課徴収の金額、免税点ですね、いわゆる森林環境税がかからない方の基準というものが5,000円ほど違っておりまして、均等割がかからなくても森林環境税のみがかかるというケースも想定されているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 私が聞いたのは、もともと国税であったものがなぜ住民税のほうに移行したのか、その理由を聞いているわけです。 それから、課税対象者の予定数についても、5項目基準があって云々というのは、それはいいんですけれども、予定数を教えてほしいんですよね。お願いします。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午後1時43分 △再開 午後1時44分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) 大変失礼しました。 森林環境税につきましては、当初から国税ということになっておりますけれども、現在は徴収をされていない税金でございまして、現在は住民税の均等割の中に復興特別税というものが賦課されておりまして、それが町民税と県民税それぞれに500円ずつ上乗せされて、令和5年度まで、今年度まで1,000円をお願いしてきたという経緯がございます。 復興特別税につきましては、時限的に今年度までという形になりまして、来年度以降は徴収は行われないと。それに代わって、均等割と併せて、国税である森林環境税が住民税とともに併せて賦課徴収されるということが、既に法律、先ほど申し上げました森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律において定められていたということになってございます。取ってかわったというわけではございませんで、従来からそれが決まっていたということでございます。 また、令和4年度の実績として、均等割をお願いしている人数としては、約1,600人のみお願いしているという形になりますので、そういったのみの方についても、併せて森林環境税をお願いするということになりますので、その人数は1,600人ということでございます。 全体の町民税をお願いしている人数としては、1万5,000人ほどいますので、約1万5,000人程度にお願いしていくということになろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 西村です。 ちょっと私の理解が乏しいのかも分からないんですが、森林環境譲与税というのがありますよね、入ってくるほうで。これの財源はどうなんですか。住民税としては徴収されていないけれども、ほかから課税して徴収しているんでしょう。でなきゃ財源がないわけだから。それがどういうふうに仕組みに変わったのかということを聞いているわけです。 これまで課税されていた人、それは課税されないと、今度は住民税のほうで課税しちゃうと、こういうことなんですけれども、今の2番目の答弁で徴収されていないというのは、これは住民税の関係で徴収されていないという理解でよろしいんですよね。もともとどこかから徴収しているはずですよ。でなきゃ、譲与税が財源がないんだから。 ということで、理解が足りないよというんだったら、そういうふうにお答え願っても構わないんですけれども、そうでなければ、そこのところ、ちゃんと分かるように説明お願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) お答え申し上げます。 森林環境譲与税の財源でございますけれども、現在は皆様から1,000円を徴収させていただいているわけではないということでございまして、その財源といたしましては、令和6年度までの間は、地方公共団体金融機構の公庫債権金利変動準備金といったものを国が活用して、それを財源として、令和元年度につきましては200億円、令和2年度と令和3年度につきましては400億円、令和4年度、令和5年度につきましては500億円という規模で、私有林と人工林面積を50%、林業従事者数が20%、人口を30%、それぞれの割合に応じて都道府県及び市町村に配分をしていると。令和元年度につきましては、80対20で市町村と都道府県で分けているといったこと、将来的には9対1の割合に変動させて、都道府県の割合を減らしていくということになっておりまして、令和6年度以降につきましては9対1の割合で、譲与税が市町村ないし都道府県に配分されるという仕組みでございまして、あわせて、令和6年度につきましては初年度に当たりますので、徴収をした税金が都道府県を通じて国に一度入り、それが配分されるという観点から、半分の金額300億円については、皆様から徴収する国税を原資として、あわせて、300億円については引き続き、先ほど申し上げました準備金を活用しての運用で、令和7年度以降は全額が国税になる、要は森林環境税になるというような仕組みでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 簡単なこと、条例の改正について、一つだけちょっと理解できない部分があるので、教えてもらいたいと思います。 軽自動車税、自動車メーカーの不正行為により軽自動車税の納付不足が生じた場合において、不足額に乗じ加算額を引き上げる。何で自動車メーカーの不正によって、軽自動車税の不足分を加算するんですか。おかしいよね。メーカーが加算するならともかく。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) お答え申し上げます。 まず、この仕組みにつきましては、もともと令和4年に遡りますけれども、ある自動車メーカーが排ガス規制値ですとか燃費性能について、数値を、いわゆる性能の誤った報告を国土交通省に行ったことが発端でございまして、そのメーカーの車種が販売されなくなったという経緯がございます。そういったメーカーによって作られた車種、軽自動車税ですよね、軽自動車の排ガス基準が、もともと規制を上回る数値を持っていたにもかかわらず、下回っているよといったような不正行為が行われて、実際に軽減をされていた税金を実際に、例えばちょっと簡単な例で申し上げますと、1万円だった税金が、環境性能がよいので2,000円にしますよと仮にしたとしましょう。そうした場合に、8,000円が減額をされるわけですけれども、不正が分かったとすれば、当然その車種というのは、1万円の税金を払わなければならなくなるわけですけれども、その差額の8,000円については、ユーザー、税金を納める人の不正ではございませんで、メーカーのせいでございますので、その8,000円はメーカーに払ってもらうよというのがこの仕組みなんですけれども、8,000円を払ってもらうに当たっては、今まで10%分上乗せしていた、いわゆる8,800円を払ってくださいというような仕組みだったんですけれども、今回その10%分を引き上げて、35%にペナルティーを上げるといった仕組みでございまして、ユーザーの方に払ってもらうものではなくて、いわゆる不正を行った自動車メーカーが負担しなければいけないペナルティーの幅を上げるといったことでご理解をいただければと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) メーカーが払うということで、今説明がありましたので、それなら理解できます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 まず、この森林環境税なんですけれども、これは、そうしますと、住民にとって課税になるんですか、ならないのか、その点、第1点。 それから、今、軽自動車税の自動車メーカーの不正行為による軽自動車税の納付不足が生じた場合において、不足額に乗じる加算率が10%から35%というのは分かるんですけれども、これは本当に購入者への課税はないのか、負わせないのかどうか、その確認をさせていただきたいと思います。 それから、順不同で申し訳ないんですけれども、電動キックボードについては、新たに特定小型原動機付自転車というふうになるわけなんですけれども、税額はどれぐらいになるんでしょうか。また、宮代町では電動キックボードを所有している方はどれぐらいいるんでしょうか、併せてお尋ねいたします。 以上。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) お答え申し上げます。 まず、森林環境税がどなたに課されるのかということでございますけれども、規模といたしましては、令和4年度の実績、大体、納税義務者数が1万6,000人弱という数字がありますので、その方々には恐らくお願いすることになるだろうというふうに思います。 また、不正行為を行った軽自動車税、その差額分が所有者に課されないのかということでございますけれども、これは法律に明確に規定されてございますので、不正によって上がった分については所有者の方に課されないということが、法律上も含めて定められているという状況でございます。 また、電動キックボード等の課税額については、原動機付自転車一番小さいものと同じでございまして、2,000円という課税のお願いになります。 以上でございます。   〔「所有者数」と言う人あり〕 ◎税務課長(伊東高幹君) 失礼いたしました。 最後の質問になりますけれども、現在、今年度の7月1日から、キックボードのナンバープレートの交付を始めているところですけれども、今までのところ、プレートの交付というのは実績はございません。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 それでは、再質問させていただきます。 そうしますと、森林環境税が1万5,000人弱というと、宮代の納税者のほとんどに近いですよね、9割以上。1万五千五、六百人だから、そうなんじゃないでしょうか。そうすると、町民への課税負担が多くなるということになりますよね。これは確認です。 それから、軽自動車税の不正行為により、燃費とかそういうデータを偽装した会社、そういうメーカーへ課税するということなんですけれども、これは間違いなく、先ほどの答弁だと、購入者には課税をさせない、負わせないという答弁なんですけれども、これはどこでそういうふうになっているのか、その点お尋ねをしたいと思います。 それから、電動キックボードのナンバープレート、2,000円ということで、実績はないということなんですけれども、何かテレビで見ていると、これに乗って走っているというか、そういう方もテレビですから、見受けられるんですけれども、これは法的には、そうすると、原付と全く同じということですよね。罰則とかそういうのはやっぱり科せられるのかどうか、その点確認したいと思います。 これは宮代では、特に実績ないということなんですけれども、既に先ほど言ったようにテレビ等ではやっているので、そういった点では、この交付の期日から課税されるんですねということ、それも確認させていただきたいと思います。 以上。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(伊東高幹君) それでは、順次お答え申し上げます。 まず、森林環境税につきましては、見方によっては、これ完全に住民税という、いわゆる地方税と国税というくくりになりますので、その見方、人それぞれの見方があるかと思いますけれども、それをどう見るかということになりますけれども、現に今、復興特別税というものが均等割に、先ほど申し上げたとおり500円ずつ、町民税500円、埼玉県に納める県税については500円、それぞれに均等割を上乗せして、もともと町税については均等割3,000円のところを3,500円、県民税につきましては1,000円のところを1,500円お願いしているわけでございまして、その1,000円がなくなって、今年度までになりますので、復興特別税がなくなって、来年度、町県民税、住民税の中に国税としての森林環境税という項目が加わって、1,000円という金額が入ってくるという形になります。 あわせてなんですけれども、人数につきましては、先ほど、1万6,000人弱ほど納税いただいている方がいらっしゃるという、納税義務者がいらっしゃるというお話をさせていただきましたけれども、そのほとんどの方が課税対象になるということで想定をしております。それが1点目でございます。 2点目でございますけれども、自動車メーカーの不正の支払いする元ですね、それが自動車メーカーになるのかというのを、どこに書いてあるのかということですけれども、それは地方税法のほうに書かれているということでございます。地方税法の軽自動車税の項目、章の中に書かれているということでございます。 3点目でございます。キックボードについては、税金については2,000円ということで、これは令和6年度から、ナンバープレートをつけた方に、4月1日所有者の方にお願いしていくわけですけれども、現在のところはプレートを交付した実績がないということでございまして、区分としては原動機付自転車の区分の中になるということで、50cc以下と同等になるということでございます。 また、ご質問の中に、道路交通法に関わるようなご質問をちょっといただいてはいるんですけれども、すみません、ちょっとそこら辺については承知しておりませんので、答弁できないことをご了承いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 再々質問をさせていただきます。 先ほど答弁にあった復興地方税、これだって、これまで国のほうで見ていたものを全部地方に負わせるような形になっています。どうも聞いているニュアンスからも、この税金は、やはり住民の暮らしを本当に支えるような、そういう税金なんでしょうかね。むしろ逆というふうに感じるんですけれども、その点では、どういうふうに担当としては捉えておりますでしょうか。その点だけ。 それから、燃料のデータだとか排ガスデータ、偽装が発覚しているというんですけれども、これはやっぱり10%から35%に加算金を加えるということは、加えても、やっぱり抑止効果はあるのかないのか。そういった点で、そういった効果はあるんでしょうかどうか、最後ですのでお尋ねいたします。 以上。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。
    ◎税務課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 まず、復興特別税につきましては、住民税に限らず、所得税の中でもお願いしているというのが現状でございます。そういった中で、森林環境税につきましては、来年度から直接的に皆様から頂く形になりますけれども、その森林環境税は、都道府県を通じて国に一度お支払いをして、国が先ほど申し上げました森林面積ですとか林業従事者、そして人口を基に配分をして、それぞれの都道府県と市町村が行う林業等の推進ですとか森林の整備に関する施策などに充てられる財源になっていくわけでございます。 これは、パリ協定を含めた環境問題への高まり、行動の必要性の高まりといったことを受けてのものでございますけれども、そういった施策を充実するためにこの税金が導入されているということでは、国民の皆様にそれが還元されるというふうに認識しているものでございます。 また、不正に対する、それがペナルティーとして効果が上がるのかということでございますけれども、メーカーの不正に対する対応というのは複数行われておりまして、これあくまでも税金サイドとして何ができるかといったときに、10%分のペナルティーを上げることによる効果、これだけが全ての効果ではないというふうに認識しておりまして、国土交通省においては、その他、そういった不正行為を行ったメーカーに対してのペナルティーというのは、その他にも設けているということで、税金の側面からできることとして、これが設けられたというふうに認識しているものでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 議案第35号 宮代町税条例の一部を改正する条例について、反対の立場から討論を行います。 今回の条例の中の軽自動車税の自動車メーカーの不正行為、これは、燃費データの偽装あるいは排ガスデータの偽装が発覚したもので、そういった業者へのペナルティーというか、そういう形で追加加算されるものでありますので、これが購入者への課税にならないということであれば、これは至極当然のことだと思います。 しかし、個人町民税である森林環境税については、やはり国民みんなに、森林環境税という名称も非常に聞きやすいような状況になっていますけれども、これは必ずしも住民の暮らしを支えていくような、そういった役割を果たす税ではないというふうに感じます。むしろこれは、ていのいい課税ということで私は解釈しますので、本案に反対いたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第35号 宮代町税条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第36号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第11、議案第36号 特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 2番の西村です。 2点質問いたします。 特別職職員の条例改正についてですが、今回条例改正するんですが、その前はいつ頃だったんですか。つまり、何年ぶりの見直しなのか教えてください。 2つ目は、昨年の9月、令和4年9月の決算特別委員会で、これは山下議員が質問を出したと思いますが、近隣の報酬額について尋ねて、相当開きがあるよということがあって、検討するということだったんですが、1年も経過してやっと出てきたと。このことについて、どういうふうに思われるのかお尋ねいたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時12分 △再開 午後2時13分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) ご質問にお答え申し上げます。 特別職職員の報酬等条例の過去の改正というご質問なんですけれども、手元に資料がない関係から、ちょっとお答えができないんですけれども、大きい見直しの検討という意味では、2005年(平成17年)に行っております公共改革プログラムというのがございまして、その中で特別職の報酬水準あるいは費用弁償について検討し、改正を行ったという経緯はございます。 それから、この条例の提案が、令和4年9月の決算特別委員会の際に議員の皆様からご意見を頂戴いたしまして、案の提出まで時間かかっているというお話いただいておりますけれども、そのときに私も議員の皆様からご意見伺いまして、近隣の水準ですとか、そのときは監査委員の識見者の水準について、特に近隣と比べて低いというご指摘がございまして、検討を始めたところだったんですけれども、監査委員だけではなくて、そのほかの執行機関の委員ですとか、費用弁償の在り方ですとか、そういった条例全体にわたって、ちょっと検証を行う必要がございましたので、少しお時間をいただいたということと、内容の検討と案の作成については進めさせていただきまして、この9月議会に条例提案させていただいた理由としましては、これからまた来年度予算の編成が始まりますので、その編成前までに提出する必要があるということ、そういうスケジュール感で提出をさせていただいているという経緯がございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 2番の西村です。 直近といいますか、今の答弁で、2005年の公共改革プログラムのあの時点だったという答弁がありましたけれども、このときに報酬を見直したとしたら、そのときの報酬は引上げだったんですかね、引下げだったんですかね。公共改革ということになると、引下げの臭いもするわけですけれども、確認のため、お伺いいたします。 それから、今回、報酬額の改正が、改めるということが出てきたんですけれども、当時を思い起こしますと、今答弁があったように、単純に監査委員だけじゃなくて、ほかの特別職についても全面的にかけ離れているということから、全面的に見直すということだったと思います。したがって、監査委員だけの話じゃなくて、全部の特別職についてそうだったということは判明しているわけですから、はっきりこれは言いますと、急いでやるべきだったんで、1年も、放置と言ったら語弊がありますけれども、かかったという、その理由にはならないと私は思います。 その点について、もう一度答弁をお願いいたします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 まず1点目の平成17年の公共改革プログラムの関係のご質問ですけれども、その際に議論されたのが、どちらかというと引下げの方向でございまして、報酬水準ですとか費用弁償、特に定額部分ですと、当時は2,200円という定めがあったものを現行、改正前の300円というように引き下げた経緯もございます。そういった観点での改定であったと承知しております。 続いて、改正に時間を要し、もう少し早くすべきだったのではないかというご質問かと思います。 特に報酬水準につきましては、同じ埼葛地区内の杉戸町、松伏町との金額との比較ということで、均衡を図る形で引上げとさせていただいておりまして、今回の改定で大きく引き上げておりますのが、監査委員、識見者と、あと選挙管理委員会の委員長の金額となっております。そのほかの委員につきましては、おおむね4,000円から9,000円程度の年額の引上げとさせていただいております。 引上げの考え方としましては、近年、消費者物価の高まりですとか、それから、今回改正するに当たりまして、各執行機関同士の報酬のバランスですとか、それから、年額と定める以上は12月で割り切れる額とするといった、そういった考え方で整理を行って、全ての執行機関の委員の報酬水準を改定している考え方を取っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 分かりました。 2005年の公共改革プログラムのとき、私も委員として携わったあれがあります。当時の資料もありますから、後で確認をします。 それから、2番目の件については分かりました。対象の特別職もいらっしゃるので、これ以上質問はいたしません。 最初の質問もそうですので、ここで終わります。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 ちょっと教えてもらいたいんですけれども、執行機関の委員の報酬額の見直し、それはいいんですけれども、委員の中で1年間1回も出ない会議があったかないか。あったら教えてもらいたい。なかったらなかったでいいです。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 各執行機関の会議日数、会議の開催頻度というご質問かなとお聞きいたしました。 教育委員会、農業委員会につきましては、定例で毎月行っております。それから、監査委員につきましては、例月出納検査ですとか、毎月行う事務がございます。選挙管理員会につきましても、選挙等がない場合であっても、年4回の定例の委員会を開催しております。また、固定資産評価審査委員と公平委員会につきましては、こちらは審議案件があった場合に開催するというふうになっておりますが、毎年4月に、年度初めに各委員さんに集まっていただいて会議を行っているということで、全ての執行機関について、少なくとも年度に1回以上の会議を行っているということでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 今、説明ありがとうございましたけれども、選挙管理員会の問題で出てくるなと思って、そこを質問したんですけれども、選挙がない年も、あまりないけれども、あるんだよね。だけれども、年に4回、選挙に関して定例会議をやっていると。 私が聞きたいのは、その中で投票率が下がっていると、いつも言ってきますよね。その対策をやったのかどうか、選挙管理員会で。そのためにだったら、私は理解できるの、値上げについて。そういうこともしないで、ただ顔だけ見せて、選挙ないね、終わりですねというような会議だったら、どうもちょっと腑に落ちないんだけれども、そこら辺はどうなのかどうか、具体的に教えてもらいたい。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 選挙管理員会の年4回の会議ですけれども、こちらは選挙人名簿の定時登録のために会議を行っているものでございます。 投票率の関係ということでございますけれども、委員会の議案では、なかなか投票率についてという議案はあまりないんですけれども、選挙のたびに投票率の報告を行って、委員さんには報告を行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 報告だけで終わりということを聞いたので、なるほどなと、それだけ聞いて終わります。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第36号 特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第37号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第12、議案第37号 宮代町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第37号 宮代町放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第38号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第13、議案第38号 宮代町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第38号 宮代町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第39号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第14、議案第39号 久喜宮代衛生組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約変更並びに財産処分についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第39号 久喜宮代衛生組合の共同処理する事務の変更及び同組合の規約変更並びに財産処分についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第40号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第15、議案第40号 北本地区衛生組合への加入及び財産処分についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第40号 北本地区衛生組合への加入及び財産処分についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第41号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第16、議案第41号 副町長の選任につき同意を求めることについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 ここで地方自治法第117条の規定により、渋谷副町長の退場を求めます。   〔副町長 渋谷龍弘君退場〕 ○議長(合川泰治君) これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 2番の西村でございます。 人事案件ですので、本来はあえて反対することはしないんですが、今回、任期切れに当たって、副町長制度について、あえて2点お伺いいたします。 まず1点目ですが、副町長ポストの歴史的な経緯についてお尋ねをいたします。 2点目、副町長は町長を補佐し、行政事務に携わるポストと認識しておりますけれども、具体的な分掌事務についてお伺いいたします。 以上2点です。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時32分 △再開 午後2時34分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) 1点目の副町長の制度についての歴史的な経緯というご質問をいただいております。 副町長制度というのが平成19年4月の地方自治法改正によりできまして、それ以降、当町でも、副町長ということで選任をしているところでございます。それ以前は、地方自治法では助役という名称で定められておりました。 1点目については以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 町長。 ◎町長(新井康之君) それでは、副町長の事務分掌的な件についてお答え申し上げます。 副町長の事務分掌という、特に町としては、職員のように各課の事務分掌のようなものがあるわけではございませんので、あくまでも自治法上のことでいえば、市町村長の補佐をし、市町村長の命を受けて政策企画をつかさどりというような形になってきます。 また、当町におきますと、今、現の副町長にしていただいている事務的なこととすれば、埼葛町村会に関すること、また近隣の広域連携に関する4市3町等の事務会議に関すること、また久喜宮代、北本地区衛生組合の経営に関する調整事務、和戸駅周辺開発に向けた庁内会議のリーダーをやっていただいたりとか、あと新規採用職員の面接官並びに職員研修、それと公共工事等の業者選定委員会の委員長であるとか指定管理者候補の選定委員会の委員長であるとか、また職員不祥事があった場合の懲戒審査委員会の委員長、新しい村の取締役兼副社長、土地開発公社の役員、公有財産取得処分等検討委員会の委員長、自治体経営会議の議長、議案の会派別説明会等を主にやっていただいております。 そのほかにも、災害時の副本部長であるとか、日本工業大学、共栄大学の連携推進会議の役員、公設宮代福祉医療センター管理運営協議会の委員、その他私が出られない業務など、役所内のことを主に多くやっていただいております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 西村議員。 ◆2番(西村茂久君) 分かりました。2点目は分かりました。 1点目なんですけれども、確かに自治法の改正があって、そのときに置いたということでしょうが、あくまで自治法上は、副市長についても副町長についても、いわゆる補佐するポストを置くことができるというのが法上の表現なんで、置かないこともできるというのは、当然その裏返しですから、できるわけで、当然置かなければならないということにはなりませんね。 今は非常に、いろんな意味で過渡期に入っていますから、町長がお話しされたように、たくさんの業務に携わっていただいているということは当然理解はしておりますが、将来的にはこのことについても、今までそうだったから次もそうだということでは、いろんな改革は進まないと思うんですよ。 その点申し上げて、これは人事案件ですから、あまりしつこく言うことはないとしても、制度としてはどちらでもいいということなんで、その点だけ申し上げて、質疑のほうは終了したいと思います。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時39分 △再開 午後2時39分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 補足をお願いします。 総務課長。 ◎総務課長(福田拓也君) 副町長の設置に関する地方自治法の規定について、補足でちょっと説明をさせていただきます。 地方自治法第161条の規定では、市町村に副市町村長を置く、ただし、条例で置かないことができるというような規定となっておりまして、解説でも副町長の設置については、原則というふうに定められております。 副町長を設置しない条例というのは、当町では定めはございませんので、原則どおり副町長を設置することとさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時41分 △再開 午後2時41分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山でございます。 1点、ちょっと確認だけします。 先ほど町長から副町長としての仕事の話を聞いて、たくさんされているというのは分かります。それで、私、以前、副町長の仕事は、働く町の職員の服務規程とか、私も一般質問出しましたけれども、窓口対応とか、今は皆さん、服装とかしっかりされていますけれども、ちょっと問題になったときもあると思うんです。そういうところで副町長の、それと職員の働きやすさの声を聞くという、町民に対しても職員の声も聞くという大きな仕事が、副町長の中の仕事としてあると思うんですけれども、その辺、元職員だったということで生かせると思うんですけれども、その辺のことが出てこなかったので、それも大きな仕事と思うので確認いたします。 1点です。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時42分 △再開 午後2時42分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 先ほど、主な業務的な内容でお話をさせていただきましたので、できませんでしたけれども、宮代町の目指すまちづくりに向けて、自らの資質とか経験を生かして、庁内の調整会議、または各課との調整、課を越えた調整なんかも全部、副町長はできますので、その辺は課長職の経験もございますので、OBとして職員の育成を含め、間に入ってしっかりとやっていただいております。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 1番、小河原ですが、私も今の副町長がいいとか悪い、そういうんじゃなくて、実は先ほど前段の西村議員が質問した法改正か、2019年、このときに現町長は、副町長の選任についての考え方というのを一覧表で配ったんです。私は資料で持っています。それをもう一回、時代が変わったから、変わった部分も含めて、同じように資料をもう一回配ってもらいと思います。 というのは、副市町村長の役割、副町長としての町長として求めること、また、これは先ほど町長が幾つか述べていましたけれども、副町長を必要とする主な業務、これが一覧表で、初めて町長が渋谷さんを選任するとき配ったんです。これも時代が変わっているので、若干変わっていると思いますので、その内容が変わっちゃいけないので、もう一回この資料をもらいたいんだけれども。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員、資料要求はこの場ではできませんので…… ◆1番(小河原正君) 資料じゃなく、同じもの。 ○議長(合川泰治君) 変わった内容はどこかという質問であれば、受け付けできるんですけれども。 ◆1番(小河原正君) 2019年9月12日に配付された内容で変わっているところがあるかどうか。質問です。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時46分 △再開 午後2時47分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 4年前に副町長選任をお願いしたときに、小河原議員から質問いただいて、ペーパーを少しお渡ししたやつだと思っています。 基本的には副町長の役割と変わっておりませんので、大きくは変わっている資料ではないと思っています。ただその中で、近隣の首長というか、副町長が、プロパー職員が多くなったということは事実でございますし、あと副町長を必要とする主な業務の中も、衛生組合の関係の久喜市との調整ですとか、あと自治体経営会議の中身の話ですとか、新しい村の関係等が新しく変わっている内容だと思っています。さほど大きくは変わっていないはずでございます。 以上でございます。
    ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) どうもありがとうございました。 私も、副町長の選任の問題ですから、これ以上言いませんけれども、町長の今答弁で、変わっていないということは、町民のためにやるということも変わっていないと思いますので、そのことを確認しておきたいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第41号 副町長の選任につき同意を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は同意することに決定しました。 渋谷副町長はご入場ください。   〔副町長 渋谷龍弘君入場〕 ○議長(合川泰治君) ただいま同意されました渋谷龍弘氏より、ごあいさつをさせていただきたい旨の申出がありましたので、これを許します。 ◎副町長(渋谷龍弘君) 貴重なお時間をいただきまして恐縮でございます。 議員の皆様のご高配を賜りまして、引き続き副町長という重責を担うこととなります。もとより微力ではございますが、その微力を傾けまして、新井町長の下、宮代町のために誠心誠意努力してまいります。 議員の皆様の引き続きのご指導とご鞭撻を心からお願い申し上げまして、お礼のあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時50分 △再開 午後2時50分 ○議長(合川泰治君) 再開します。--------------------------------------- △議案第42号の質疑、討論、採決 ○議長(合川泰治君) 日程第17、議案第42号 宮代町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより、議案第42号 宮代町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は同意することに決定しました。---------------------------------------議会広報委員会委員の補欠の選任について ○議長(合川泰治君) 日程第18、議会広報委員会委員の補欠の選任を行います。 お諮りいたします。議会広報委員会の補欠の選任については、委員会条例第7条第4項の規定により、議長が指名したいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) ご異議なしと認めます。 議会広報委員会委員に西村茂久議員を選任いたします。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) ご異議なしと認めます。 ただいま西村茂久議員が議会広報委員に選任されました。 暫時休憩します。 △休憩 午後2時52分 △再開 午後2時52分 ○議長(合川泰治君) 再開します。--------------------------------------- △追加議案の提出 ○議長(合川泰治君) ただいま、町長から追加議案が提出されました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後2時52分 △再開 午後2時54分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 議会運営委員会の開催を求めます。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時54分 △再開 午後3時07分 ○議長(合川泰治君) 再開します。--------------------------------------- △議会運営委員長の報告 ○議長(合川泰治君) 議会運営委員会の審議結果の報告を求めます。 田島議会運営委員会委員長。 ◆議会運営委員長(田島正徳君) 議会運営委員会委員長の田島でございます。 それでは、追加提案された議案第50号に関して開催されました議会運営委員会の審議結果について、報告をさせていただきます。 執行部から提出された議案第50号 財産の取得についてにつきましては、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題として上程及び提案理由の説明を行い、質疑、討論、採決は10月2日に行うことに決定しました。 以上でございます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(合川泰治君) お諮りいたします。委員長報告のとおり、議案第50号 財産の取得についての件は、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題として上程及び提案理由の説明を行い、質疑、討論、採決は10月2日に行うことにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第50号 財産の取得についての件は、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とし、上程及び提案理由の説明を行い、質疑、討論、採決を行うことに決定しました。--------------------------------------- △議案第50号の上程、説明 ○議長(合川泰治君) 追加日程第1、議案第50号 財産の取得についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。   〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第50号 財産の取得についてご説明申し上げます。 本議案は、校務支援システム及び教育系ネットワーク機器の物品売買契約締結の承認をお願いするものでございます。 本業務は、平成27・28年度に各小・中学校に導入した学校現場をサポートする校務支援システム及び教育系ネットワーク機器の入替えを実施するものでございます。 過日、調達業者を決定するに当たり、一般競争入札を実施させていただきましたところ、リコージャパン株式会社デジタルサービス営業本部埼玉支社公共文教営業部に決定したものでございます。 入札額は8,560万円で、これに消費税を加えました9,416万円を購入金額として契約締結させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(合川泰治君) 補足説明を求めます。 教育推進課長。   〔教育推進課長 田中啓之君登壇〕 ◎教育推進課長(田中啓之君) 議案第50号 財産の取得につきまして、補足してご説明申し上げます。 本件校務支援システム及び教育系ネットワーク機器の財産の取得につきましては、平成27・28年度に各小・中学校に導入した校務支援システム及び教育系ネットワーク機器の更新に伴う入替えを実施するものでございます。 予算につきましては、令和5年度当初予算におきまして、リース契約を想定した予算を計上させていただいておりましたが、国のデジタル田園都市国家構想交付金の採択を受け、6月議会にて、財源更正及びリース料から備品購入への予算の組替えの補正予算のご承認をいただいておるものでございます。 取得財産の内容につきましては、1、財産の種類は校務支援システム及び教育系ネットワーク機器、2、数量は一式としておりますが、内容は統合型校務支援システムと、そのシステムを稼働・運用するためのサーバー機器、ネットワーク機器、ソフトウェア、ウイルス対策ソフト、パソコン周辺機器、プリンター等となります。 取得金額は9,416万円、契約の相手方はリコージャパン株式会社デジタルサービス営業本部埼玉支社公共文教営業部となります。 続きまして、お手数をおかけしますが、議案第50号関係資料入札結果表をご覧ください。 本件につきましては、校務支援システム等購入及び教育系ネットワーク環境調達業務といたしまして、令和5年9月定例会初日に財産の取得に関する議案の上程を目指したスケジュールの下、指名競争入札を実施し、8月17日に開札を行ったところ、指名した18社のうち入札が1社、辞退が17社となり、入札が1社のみのため、不成立、入札不調となりました。 その結果を受けまして、改めて幅広く入札者を募る一般競争入札を実施し、9月19日に開札を行ったところ、リコージャパン株式会社から予定価格の範囲内で入札があったため、当該入札者を落札者として決定し、入札額8,560万円に消費税等を加えた9,416万円をもって、同日付で仮契約を締結させていただいております。 本来でありましたら開会日の上程とすべきところ、追加での上程となり、大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 以上で補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(合川泰治君) これをもって、提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(合川泰治君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後3時13分...