宮代町議会 2023-02-21
02月21日-03号
令和 5年 3月 定例会(第1回) 令和5年第1回
宮代町議会定例会 第6日議事日程(第3号) 令和5年2月21日(火)午前10時00分開議 開議 議事日程
の報告日程第1
会議録署名議員の指名について日程第2 一般質問 13番 川野武志君 12番 深井義秋君 4番 山下秋夫君 11番 土渕保美君 5番 丸藤栄一君 閉議出席議員(14名) 1番 小河原 正君 2番 西村茂久君 3番 金子正志君 4番 山下秋夫君 5番 丸藤栄一君 6番 丸山妙子君 7番 泉 伸一郎君 8番 角野由紀子君 9番 塚村香織君 10番 田島正徳君 11番 土渕保美君 12番 深井義秋君 13番 川野武志君 14番 合川泰治君欠席議員(なし)地方自治法第121条
の規定により説明
のため出席した人 町長 新井康之君 副町長 渋谷龍弘君 教育長 中村敏明君 総務課長 福田拓也君
企画財政課長 菅原隆行君 住民課長 草野公浩君 税務課長 門井義則君 町民生活課長 吉永吉正君
環境資源課長 伊東高幹君 福祉課長 宮野輝彦君
子育て支援課長 横内宏巳君 健康介護課長 井上正己君
産業観光課長 小川英一郎君
まちづくり建設課長 成田雅彦君 会計管理者兼会計室長
教育推進課長 大場崇明君 佐藤賢治君本会議に出席した事務局職員 議会事務局長 野口幹雄 書記 青木 豊 書記 岡村恵美子
△開議 午前10時00分
△開議
の宣告
○議長(合川泰治君) ただいま
の出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日
の会議を開きます。
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△議事日程
の報告
○議長(合川泰治君) 本日
の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
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△
会議録署名議員の指名
○議長(合川泰治君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条
の規定により、議長において、13番、
川野武志議員、1番、
小河原正議員を指名いたします。
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△一般質問
○議長(合川泰治君) 日程第2、一般質問を行います。 質問
の通告がありますので、順次発言を許します。
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△川野武志君
○議長(合川泰治君) 通告第1号、
川野武志議員。 〔13番 川野武志君登壇〕
◆13番(川野武志君) 皆さん、おはようございます。 議席番号13番、川野でございます。 通告に従いまして、順次質問させていただきますので、ご答弁よろしくお願いいたします。 質問事項
の1でございます。
久喜宮代衛生組合の跡地利用についてお伺いいたします。 宮代町では、一般廃棄物は久喜市に委託し、令和9年度より新設する施設で処理してもらい、し尿は令和6年度より
北本地区衛生組合に加入して処理することになりました。 しかしながら、現
久喜宮代衛生組合の跡地利用は決まっていないことに加え、
八甫清掃センターの稼働期間は延命化及び
集約化工事完了から15年とされており、将来に向けた課題が山積みしております。 そこで、次
の点についてお伺いをします。
①久喜宮代清掃センターの跡地利用における和戸
の残土活用
の問題点、課題及び調整方法は。
②久喜宮代清掃センター跡地を
地元還元施設として有効活用するため
の整備計画
の策定や調整時期は。
③久喜宮代清掃センターの解体費用と
費用負担割合の協議・調整
の状況は。 以上、3点でございます。ご答弁よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君)
川野武志議員の質問に対する答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答えをさせていただきます。 まず、
①久喜宮代清掃センターの跡地利用における和戸
の残土活用
の問題点、課題及び調整方法についてでございます。 現在、
久喜宮代衛生組合解散に向けて
久喜宮代衛生組合及び久喜市と協議・調整を進めております。その解散に向けて
の方針として3者で確認共有したものが、昨年11月30日開催
の議員全員協議会において説明させていただきました
久喜宮代衛生組合解散に向けた調整方針となります。その項目
の一つに、
久喜宮代清掃センターの解体を位置づけ、その実施主体を久喜市、実施時期を令和9年度から令和11年度としています。 ご質問をさき
の調整方針に照らして考えますと、久喜市が実施する解体において和戸
の残土を活用できるかという問題になりますので、解体時期における残土
の状況にもよりますが、いずれにいたしましても久喜市と調整を行う必要が生じると考えております。 続きまして、
②久喜宮代清掃センター跡地を
地元還元施設として有効活用するため
の整備計画
の策定や調整時期についてでございます。 跡地利用につきましては、地歴や
土壌汚染対策に関する調査、土地利用に関係する法律、久喜市及び宮代町における関係計画、地元住民
の皆様と
の調整など、多岐にわたる検討が必要となります。 現時点で具体的な検討は行っておりませんが、解体時期を令和9年度から令和11年度としていることを踏まえた上で、今後久喜市と協議・調整を進める必要があると考えております。 最後に、
③久喜宮代清掃センターの解体費用と
費用負担割合の協議・調整
の状況についてでございます。
久喜宮代清掃センターの解体費用につきましては、過去
久喜宮代衛生組合において試算した経緯があります。それによりますと30億円を見込んでおりますが、将来的な活用方法を見越して必要となる
土壌汚染対策など
の規模によってはその経費が大きく増加することも想定されております。 今後、解体方法
の協議・調整を進め、工事
の具体を整理しておくことで解体費用を算定していく必要があると考えております。 なお、解体費用
の負担割合につきましても、併せて協議を進めていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) 答弁ありがとうございました。 それでは、再質問をさせていただきます。 まず、①
の久喜宮代清掃センターの跡地利用における和戸
の残土
の山
の活用についてですが、施設
の解体等は久喜市が主体となって取り組むことは承知をさせていただいております。 施設
の解体撤去後
の土地
の埋め戻しや新たな施設
の建設等に当たっては大量
の土砂が必要になると思いますので、その際に和戸
の残土を活用するためにはどんな状況、条件なら受入れが可能な
のかを含めて、早い段階から検討・協議していただきたいと
の趣旨で質問させていただきました。 解体や埋め戻し
の時期に和戸
の残土
の山がどんな状態であれば活用が可能な
のかを含めて早期に協議・調整をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか、ご答弁をよろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、ご答弁申し上げます。 まず、残土
の状況ということで、先ほど①
のご答弁
の中に解体時期における残土
の状況にもよりますがという前提
のほうお話をさせていただきました。これ議員もご承知かと思いますけれども、現在、宮代町においてはここ
の地区にあります残土につきましては、
相続財産管理人を立てましてその処分を進めていると、対応させていただいているという状況があります。 一方で、宮代町としてもそれを早期に解決するために、別途
まちづくり建設課が中心となってその手続を進めているという状況もあります。 そういった状況
の中で、この残土
の状況と申し上げました
のは、所有権がどうなっている
のかということも留意する必要があるということでございまして、まさに協議
の主体が誰になるかということも関係がありますので、そういった状況も確認をしながら、当然に解体時期を9年度から11年度としておりますので、その前にそういった状況もお伝えして、その活用が可能な
のかどうな
のか。 また、その残土
の中
の状況ですよね、異物がどの程度入っている
のかどうかによっても利用価値という
のがあると思いますので、そこら辺も含めて久喜市と協議を進める必要があるというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) ご答弁ありがとうございました。 それでは、再々質問をさせていただきます。 町長にお伺いさせていただきます。 第5次総合計画
の前期実行計画に和戸駅周辺整備を位置づけたこと、そして
相続財産管理人の選任手続を行ったことは、そもそも新井町長が和戸駅西口
の開設を選挙公約に掲げていたことから始まったことだと思います。 和戸駅周辺整備
の実現に向けて農用地区域
の見直しには1年かかると聞いております。また、進出企業
の決定など、全て
の条件が整う
のを待っていては何も始まりません。和戸駅
周辺整備事業の一環として速やかに残土
の山を町が買い受けることは地域住民
の期待に沿うことであり、町長
の公約実現
の第一歩であると思います。 仮に1年後に白地にならなくても残土
の山は町が買受けして対応していくべきだと私は考えておりますが、そのあたり町長
の決断をお伺いさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 和戸駅西口
の整備に関しましては、私もぜひ実行していきたいなというふうに考えております。その一環で残土
の山
の整理を始めた
のも事実でございます。やはり場所が農振農用地であるということもございますので、しっかりと県と協議をしまして、農振農用地
の区域から外した状態で民間開発等
の話も来ておりますので、そういう方々と調整をしながら、残土
の山をどかしていくということをしていきたいなというふうに今考えております。 仮に先ほど今議員さんおっしゃったように白地区域になれないというようなことであれば、それなりに町が責任を持ってしっかりやっていくべきだろうというふうに思っておりますので、その辺は状況を鑑み、そしてまた民間業者と一緒にできるだけ税金を投入しないでできるような方法があればその辺をしっかりと共有をしていきたいなというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) 町長、ありがとうございます。 衛生組合
の解体費用、また負担
の割合もいろいろと費用がかかると、また和戸
の残土
の跡地もいろいろ考えていただき、また民間
の方とも何か協議をしていただいているということなので、ぜひ町長
の公約に向けてこれからもいろいろと協議していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 次に、②
の地元還元施設の整備と③
の解体費用についてですが、跡地利用については地元と調整等に時間を要すると思います。施設
の解体は令和9年から令和11年ということであれば、解体工事が始まる前までに地元住民や久喜市と
の協議・調整を完了すべきだと思います。解体が終わってから皆さんどうしましょうという
のではちょっと遅い
のではないかなと思います。 また、解体費用についてでも、跡地利用が決まっていなければ相応
の額を算定や負担割合を決定することもできないと思います。担当としては地元へ
の説明や久喜市と
の調整についてどんな
スケジュール感で進めることを考えている
のでしょうか、答弁よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、ご答弁申し上げます。 解体に向けたその跡地利用をどういうふうに
スケジュール感を持って進めるかというご質問かと思います。 現時点では、先ほど
の②番でもお話をさせていただきましたとおり、解体
の実施主体を久喜市として、その解体時期を令和9年度から令和11年度、この解体時期
の設定につきましては、地元住民様と
の久喜宮代衛生組合と
の協議
の中で解散後速やかに解体するといったことが、その地元
の方と
の取決めとして結ばれている、協定
の中に書かれているという状況でございまして、その年度を設定させていただいていると。 また、11年度という
のは、久喜市が合併特例債を活用するために設定しているという事情がございまして、そういった9、10、11という3か年でやるといったところが決まっているという段階でございまして、その実施時期を踏まえて
スケジュール感という
のは実際に具体的には決めておりませんけれども、そういった状況を踏まえて久喜市と今後具体的な協議を進めていきたいというふうに思っております。 また、跡地利用につきましては、衛生組合ですとか久喜市、宮代町という環境分野で話し合っていくべき問題ではなく、もっと大きな視点でその総合計画
の在り方ですとか、土地利用、その関係法令
の確認等も含めてどのように活用できる
のかといったことを全庁的に検討していく必要があるというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) ご答弁ありがとうございます。 久喜市にお任せではなく、宮代町独自で宮代町に有利なというわけではないんですが、宮代もやはり先にいろいろな問題を町として
の考えを示していただければというふうに思っておりますので、引き続きよろしくお願いを申し上げます。 それでは、次
の質問に移らさせていただきます。 (仮称)
企業誘致推進室の設置についてをお伺いさせていただきます。 まちづくり
の基本は、まずは財政基盤
の強化です。
和戸横町地区では民間による
土地区画整備事業が順調に進められ、町財政や地域雇用に大きく貢献することが期待されます。 しかしながら、
和戸横町地区に続く事業は、今
のところ具体的な話が上がっているという状況にないと思います。新たな企業進出や企業
の拡張計画に対応するために、ワンストップ(窓口一元化)で対応する町長直轄
の組織として、(仮称)
企業誘致推進室を設置し、企業と行政窓口と
の調整
のスピードアップを図る組織体制を確立することが必要だと思います。 そこで、次
の点についてお伺いします。 ①「首都圏でいちばん人が輝く町」を実現するため
の財政基盤
の強化
の具体的な取組は。
②企業誘致の現状・課題と今後
の対応策は。 ③企業を立地誘導するため
の条例や補助金
の創設は。
④企業誘致に向けた町長直轄
の組織設置
の考えは。 以上、4点でございます。ご答弁よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(菅原隆行君) ①
の財政基盤
の強化についてお答え申し上げます。 財政基盤
の強化につきましては、今後想定される支出と収入をしっかりと押さえながら財政運営を行うこと、また、歳入見込みに合わせて歳出
の削減を図ること、さらに安定的な収入確保を図りつつさらなる歳入増に努めることが原則であると考えております。 その中で特に今回ご質問をいただいております歳入確保
の点につきましては、国・県補助金
の積極的な活用や交付税措置が見込める地方債
の協議、さらには都市計画税
の導入や
ふるさと納税制度における寄附金確保
の取組、受益と負担
の公平確保
の点から使用料等
の見直し等を行ってきております。 また、今回
の和戸横町における物流施設
の誘致も安定的な収入確保に大きく寄与しております。 今後におきましても、歳入確保と歳出削減に努め、財政負担
の平準化と健全性
の確保を図りながら、厳しい財政状況に対応してまいりたいと考えております。 なお、議員にご提案をいただいております企業誘致につきましては、今回和戸横町において年間1億数千万円
の税収増につながっており、歳入確保における効果的な取組だと認識しております。
和戸周辺エリアにおける
土地利用構想案につきましては、そうした点を踏まえ取り組んでおりますので、引き続き推進してまいります。 以上でございます。
○議長(合川泰治君)
産業観光課長。
◎
産業観光課長(小川英一郎君) それでは、②番、③番につきましてお答え申し上げます。 初めに、②企業誘致
の現状・課題と今後
の対応策はと
のご質問につきましてお答え申し上げます。 初めに、企業誘致
の現状でございますが、民間開発ではございますが、議員ご承知
のとおり、
和戸横町地区におきまして圏央道に近接する
広域交通利便性を生かした新たな産業拠点として工業団地
の整備が進められており、
大和ハウス工業株式会社が
マルチテナント型物流施設を建設したところでございます。 この物流施設につきましては、圏央道を挟みぐるる宮代側に位置しておりますが、久喜市側につきましては土地造成はされているものの進出する企業が決まっていないと
のことで、
大和ハウス工業株式会社におきまして進出を希望する企業を募集中であると伺っております。 一方で、町で実施しております企業誘致
の一端といたしましては、比較的規模が小さい事業所を対象に東武動物公園駅周辺における主要な
道路に面する空き店舗に出店する場合
の補助金として、
空き店舗活用事業補助金を活用していただくことにより中心市街地へ
の新規出店を誘導するとともに、空き店舗
の利用促進など
の取組を行っているところでございます。 また、大規模事業所につきましては、埼玉県企業立地課に企業進出
の情報が集まっているところでございますが、第5次総合計画
の土地利用方針で定めた
土地利用検討エリアなど
の情報提供を行っているところでございます。 次に、課題についてでございますが、企業を誘致するため
の産業用地など
の基盤が整備されていないなど
の立地的な課題、都市計画
道路など
広域ネットワーク道路の整備が十分であるとはいえないなど
のアクセス性に関する課題などがあると考えております。 また、今後
の対応策でございますが、第5次総合計画にも掲げております和戸駅
周辺活性化事業では、都市計画
道路国納橋通り線や都市計画
道路万願寺橋通り線の整備に合わせて
産業系土地利用を検討し、民間企業
の立地誘導による地域
の活性化を促進しますとしております。 さらに、姫宮駅
西側周辺活性化事業では、北春日部方面へ
の都市計画
道路の整備に合わせて、
産業系土地利用を検討し、民間企業
の立地誘導による地域
の活性化を促進しますとしております。 これら
のことから、庁内関係課におきまして連携をし、第5次総合計画で位置づけられた事業を着実に進めることが対応策であると考えております。 次に、③企業を立地誘導するため
の条例や補助金
の創設はと
のご質問でございますが、まず、近隣自治体における事例につきましてご紹介させていただきます。 企業誘致や産業振興、雇用機会
の拡大を目的とした条例といたしまして、春日部市におきましては春日部市
企業誘致条例を、久喜市におきましては久喜市
企業誘致条例を、幸手市におきましては幸手市
幸手中央地区産業団地企業誘致条例を制定しておりました。 また、併せて規模拡大も支援する条例といたしましては、白岡市におきまして、市内において事業所を新たに設置し、または拡張し成長していく企業に対し優遇措置を講ずることにより、産業振興及び雇用機会
の拡大を図ることを目的にしております白岡市で成長したい企業を支援する条例がございました。このほか、県内
の他自治体におきましても条例を制定している市町が幾つかございました。 また、ご質問
の補助金についてでございますが、各自治体において様々な制度がございまして、紹介させていただいた近隣自治体
の条例を確認いたしましたところ、奨励措置という内容で奨励金を交付するなどが条例上で位置づけられておりました。 このような条例を制定しております自治体につきましては、既に工業団地が整備済みでございますが、当町におきましては、民間による工業団地は有しているものの、町で整備した工業団地がございません。 しかしながら、このような先進事例を参考に、第5次総合計画における事業
の進捗状況に応じ、当町における条例制定につきまして検討してまいりたいと存じます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 総務課長。
◎総務課長(福田拓也君) 4点目、企業誘致に向けた町長直轄
の組織設置
の可否についてお答え申し上げます。 企業立地、産業誘致、工業、物流系土地利用等
の事務を所管する部署については、近隣市町を見ますと、都市整備関係
の部署において担当を設ける例が多いと承知しております。 近隣市町
のうち、春日部市は都市整備部まちづくり推進課産業基盤整備担当、白岡市は都市整備部まちづくり課新土地利用推進担当、蓮田市は都市整備部産業団地整備課産業団地整備担当となっております。 当町においても、工場や事業所
の町内へ
の立地を促すために土地利用を計画し、企業を誘致する事務を専門に行う組織を設置すること
の必要性については認識をしております。組織
の設置
の在り方、時期については、その業務内容を踏まえ検討させていただきたいと考えております。 なお、新たな組織を設置することとした場合に室として設置するかどうか、また、町長直轄
の組織とするかどうかについても、事務遂行
の在り方や業務量など総合的に踏まえた上で検討を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) 答弁ありがとうございました。 それでは、再質問をさせていただきます。 まず、①
の財政基盤
の強化として歳入見込みと合わせた歳出削減ということですが、歳出
の削減についてはこれまでも既に取り組んできたと思います。これ以上
の削減は住民サービス
の低下や住民
の負担増につながると思います。 今後
の歳出削減としてはどんな削減ができると考えている
のでしょうか、また、具体的な取組や削減目標額についても併せて教えてください。よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(菅原隆行君) それでは、お答え申し上げます。 まず、歳出削減についてでございますが、例年、町
のほうではやはり各課
のほうから実施したい事業、町民
のために行いたい事業というものがたくさん上がってきておりまして、歳入に対して10億円以上要望はございます。そうしたものを含めて町
の中では歳入
の見込みに合わせて毎年削減をして見直しを行い、歳入に合わせた財政運営を行っているところでございます。 そうした点で、今後につきましても引き続き同様
の形で当面につきましてはその時代を背景として社会状況等背景としてゼロベースで予算編成を行いながら、必要な事業に、選択と集中
の下で必要な事業に特化する形で財政運営を行っていきたいというふうに考えております。 先ほどご質問にもございましたように、歳出削減
の中で直近では大きな取組といたしましては、公共施設
の機能転換ということでふれあいセンターですとか、いきがい活動センター
の機能転換を行いまして年間5,900万円ほど
の歳出削減を図ってきているところでございますので、そういった取組を大切にしながら、財政運営引き続き行っていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) 答弁ありがとうございました。 それでは、再々質問をさせていただきます。 国・県補助金
の活用についてですが、これは全国
の自治体がこれまでも取り組んでいることであり、今後においても大きな違いはない
のかなというふうに思います。 しかし、ふるさと納税については自治体によって取組や力
の入れ方が大きく違うと思います。私は、昨年9月議会で境町
のふるさと納税
の取組を取り上げましたが、そのとき
の答弁では、分野ごとに全国
の自治体
の事例を研究するということ
の答弁をいただきました。 それから約半年過ぎていますので、その研究結果については本日お示しいただけるようでしたら状況等を教えていただきたいと思います。もしまだまとまっていないようであれば、現在まで
の研究状況でも結構ですのでご答弁よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 ふるさと納税
の返礼品につきましては、大きな傾向といたしましては、やはり食べ物でいいますと肉ですとか海産物という
のが非常に人気が高いわけでございまして、町
の中におきましてはやはり農産物という
のが非常に貴重な返礼品というふうになっております。 全国的な大きな傾向といたしましては、やはり製造業を有している工業団地等を持っている例えば一番大きな分かりやすい例でいいますと、日立市は名前
のとおりやはり日立
の家電製品等も取り扱っておりますので、20億から30億程度
の返礼品
の取扱いになっているというようなところもございます。 ただ、当町におきましては、そういった大きな製造業等
の工業団地等もございませんので、やはり農産物という
のが中心になっていくと。その中で今年度につきましては、例えばブドウですとシャインマスカットですとか、あるいは新たにトウモロコシ等についても今回取扱いをさせていただいたところでございますが、ご承知
のとおりひょう害
の影響が大きく、なかなか返礼品については伸びなかったというところもあります。 ふるさと納税
の趣旨といたしましては、やはり宮代町を応援していただけている方に対しまして寄附をいただき、それに対してきちんとPRできるような返礼品を扱っていきたいというふうに考えておりますので、引き続き検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) ご答弁ありがとうございました。承知いたしました。 それでは、②
の企業誘致について再質問させていただきます。
和戸横町地区の物流施設については、圏央道南側
のエリア
の建物は完成しましたが、テナント企業は何社入る予定で、現時点では何社決まっている
のでしょうか、また、キーテナントはどのような企業な
のでしょうか、答弁よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 現在、
和戸横町地区に建設されました大和ハウス工業
のDPL久喜宮代
のテナント
の件でございますが、建物的には最大で24テナントが入居可能というふうにお聞きしておりまして、現在約半分が埋まっているとお聞きしております。どのような企業が入っているかは、そこまではまだ具体的にはお話をいただいていないところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) ご答弁ありがとうございました。 それでは、再々質問させていただきます。 埼玉県
の企業立地課に
土地利用検討エリアなど
の情報提供を行っているということですが、提供した内容や県
の反応などを教えてください。 また、企業誘致には農政担当や都市計画担当、開発担当などが連携協力して取り組む必要があると思いますが、企業立地課と
の打合せにはこれら
の担当も同席している
のでしょうか、また、情報
の共有はされている
のでしょうか、その辺答弁よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 埼玉県企業立地課と
の意見交換でございますが、年に一度ないしは二度県
の企業立地課
の職員2名が参りまして、町
の状況
のほうをお伝えしております。その状況につきましては、第5次総合計画における
土地利用検討エリアが定められておりますので、宮代町における
土地利用検討エリアはここですというような情報についてお伝えをしております。 それに対する県
の反応ということでございますけれども、県
のほうではそういった情報、県内
の市町村
の情報を集約して、また新たに進出を希望する企業に情報提供しているものと考えております。 それから、企業立地課と
の打合せにつきまして関係する課も同席するべきではないかということでございますが、現在
のところ産業観光課
の職員のみで対応はしておりますが、今後企業進出
の状況でございますとか、それから第5次総合計画
の進捗状況に応じまして関係する課
の職員にも同席をお願いしたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) 承知をさせていただきました。 それでは、③
の条例や補助金
の創設については産業観光課
の課長
の経験
のある新井町長にご答弁をいただきたいと思います。 先ほど課長
の答弁では、宮代町周辺
の全て
の市町において企業誘致
のため
の条例や優遇措置を行っていると
のことですが、宮代町ではなぜこのような取組を行ってこなかった
のでしょうか。 また、条例がございましたという答弁をいただきましたが、今回一般質問が私
のほうでしたので調べたような答弁をいただいたような気がします。私には宮代町が近隣市町に後れを取っているという職員
の危機感が感じられないような気がします。 宮代町
の現状と今後
の企業誘致による町
の活性化について町長はどのように考えている
のでしょうか。ほか
の自治体に後れを取っているという認識はある
のでしょうか。また、条例制定や補助金
の創設は企業にPRする意味でも速やかに制定すべきだと思いますが、町長
の考えを教えてください。よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 大きく2点ほどご質問いただいたかと思います。 町がほか
の市町よりも後れている
のか、いわゆる企業誘致に関して後れている
のかという質問だと思いますが、なかなか宮代町は土地柄といいますか、工業団地
の造成
の場所もございませんので、そういう意味では非常に後れてきている
のかなというふうに思っています。 横町ができてその成果を町民
の方も見ていただいて、町にとってもああいう形で働く場所または企業が入ってくるということ
の大切さ、重要性という
のは認識を新たにした
のかなというふうに思っています。 正直申し上げまして、宮代町は面積も狭く、また農振農用地
の区域が広がっている地域でございますので、なかなか工業用地化にしていく難しさという
のもあったかと思いますが、今後第5次総合計画に基づきましてできるところから開発、開発というよりもしっかりと調整をしていきたいというふうに考えております。 それと条例化
の問題ですが、なぜ条例をつくってこなかった
のかという話になりますと、どちらかというと、その条例
の内容が市町村で整備をした工業団地にそこへ誘致をしていくためにどういう優遇措置を設けられる
のかという
のが基本的な条例
の内容だと思っています。そういう意味では宮代町工業団地がないわけですので、ない状態で
の優遇措置
の条例という
のはなかなかふぐわしくなかったのかなというふうに思っています。 そういう意味では、たまたま横町地区は民間行政で民間開発で入ってきましたので、民間イコール民間から民間、そして民間が優遇をして、優遇というよりも民間が企業誘致をしていったという流れがございますので、そこに町が関与していって特別な優遇措置という必要性がなかったというふうに考えています。 これから、どういう形で白地
の開発といいますかが進められるかにもよりまして、その内容に応じて条例が必要な
のか、また条例ではなくて民間企業と
の調整で済んでしまうことな
のかをしっかりと見極めていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) ご答弁ありがとうございます。 横町
の工業団地もテナントがまだ半分ほどまだ埋まっていないということで、また、久喜側
のほうも今資材高騰が今現状的にあってなかなか入る企業が決まっていないということで、なかなか着手できないことがあるみたいなんですけれども、その辺民間ですけれども町が協力するような体制みたいな
のという
のはできない
のかどうかその辺お聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。
△休憩 午前10時41分
△再開 午前10時41分
○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 圏央道
の北側に当たります地区につきましては、まだ造成はされているものの入ってくる企業が決まっていないということで、企業が入ってくるように何か支援できないかというご質問だと思いますが、現在
のところその企業側に対する補助金という
のが持ち合わせておりませんが、企業側
のほうでどんな支援が必要かということについては聞き取りはできると思いますので、そういったところから企業進出できるように町
のほうとしても支援はしてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) ご答弁ありがとうございました。 ぜひとも町でできること、そのあたりもぜひいろいろと協議をしていただいて進めていただければというふうに思っております。 それでは、4
の町長
の直轄
の組織
の設置について質問させていただきます。 企業誘致を担当する組織
の設置についてはこれから検討するような答弁でしたが、設置に向けて検討いただいているようですので、よろしくお願いいたします。 また、企業誘致に本気で取り組む
のであれば、複数
の課
の事務をコーディネートし、スピード感を持って本気で取り組む必要があるため、町長直轄
の組織とする必要があると思います。 答弁では町長直轄とするか否かを総合的に考えるということですので、どのような点に着目して考える
のか具体的に教えてください。 また、町長直轄とするメリットとデメリットをちゅうちょする理由についても併せてお願いいたします。よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。
△休憩 午前10時44分
△再開 午前10時46分
○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 総務課長。
◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 企業誘致に向けた町長直轄
の組織
の設置ということでございまして、組織
の設置に当たりましては、まず事務について整理する必要があると考えております。まずは産業団地と呼ばれるような土地
の整理ですとか、企業
の優遇制度
の創設ですとか、それを利用した実際
の企業へ
の働きかけですとか、そういった事務があると考えております。 そうした事務を進めるに当たりまして、町長直轄とした場合
のメリット、デメリットということですけれども、直轄とした場合はやはり意思決定がスピード感を持って進めることができる
のではないかとは考えられます。デメリットとしましては、意思決定
のスピードとその慎重に判断する部分とがありますので、そこと
の兼ね合いな
のかなというふうには考えております。 いずれにしましても、現在、企業立地誘致を担当している産業観光課と、あと
まちづくり建設課、その他関係各課と協議や調整が必要でございますので、そういった総合的な観点を踏まえた上でどういった組織が望ましいかを考えさせていただければと思います。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) ご答弁ありがとうございました。 それでは、町長はどのような組織がベストだと思う
のか、その辺ちょっと町長
のほうからお聞かせ願いたいと思います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 役場
の組織はどうしても縦系列になってしまいまして、
まちづくり建設課、そして産業観光、そしてまた関連してくると環境
の関係
の部署もあります。正直工業団地といいますか、そういう整備していくにはそういう様々な縦系列
の中でしっかりと横串を刺さなきゃいけませんので、庁内関連各課をしっかりまたいで調整ができる、そしてそれを一つ
の優位性を持ってできるような形、そしてまた対外的にもきちんと宮代町
のそういう推進室だよというような形でしっかりと調整ができるような、そういう形
のものをぜひ設置していきたいなというふうに考えております。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) 町長、ありがとうございました。じゃ、設置に向けてぜひよろしくお願いしたいと思います。 それでは、3
の質問に移らさせていただきます。 備前堀川
の岸辺遊歩道整備についてお伺いをさせていただきます。 第5次総合計画では、備前堀川等において、自治会や地域
の関係団体などと共にアイデアを出し合い、地域に親しまれ愛される遊歩道や水辺
の整備が位置づけられております。 そこで、次
の点についてお伺いをします。 ①これまで
の検討内容と成果は。 ②市民参加による話合い等
の時期や整備スケジュールは。 ③文珠院橋付近
の道路拡幅
の考えと今後
の地権者対応は。 ④岸辺遊歩道整備事業と連携した備前堀川
の鉄橋付近
の瓦礫撤去等による一体的な景観整備・活用方策は。 以上、4点でございます。ご答弁よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) それでは、備前堀川
の岸辺遊歩道整備につきまして、1点目と2点目は関連がございますので一括してお答えいたします。 本年度は、埼玉県で施工いたします備前堀川に架かる人道橋
の詳細設計が進められており、今年度末には業務が完了すると伺っております。 また、橋を架けるには大きな重機が必要になりますので、搬入ルートや工事ヤード
の範囲等を決定するため、来年度には借地
の用地交渉及び用地測量を予定していると伺っております。 遊歩道
の整備内容については、人道橋
の詳細設計
の成果や整備スケジュールなど歩調を合わせながら地元と話合いを進めていきたいと考えております。 続いて、3点目
の文珠院橋付近
の道路拡幅についてでございますが、この箇所
の道路幅員は約1メートルと狭く、自転車
の擦れ違いができない状況となっております。 この点も含め地元
の意見をお聞きし、必要であれば家屋が当たらない範囲で拡幅に向け地権者と交渉したいと考えております。 続いて、4点目
の川
の中
の瓦礫についてでございますが、以前そこに存在した構造物
の一部が残っている状態となっております。 河川管理者
の埼玉県によりますと、川
の流れを阻害するものではないため、撤去に対し積極的な回答が得られていない状況でございますが、遊歩道
の整備協議
の際に、引き続き埼玉県に要望していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) ご答弁ありがとうございました。 それでは、再質問をさせていただきます。 遊歩道
の整備に関してですが、人道橋
の詳細設計が今年度中に完了する
のであれば、町としても今年度中に整備内容等を地元と
の協議や調整する必要があった
のではないかと思いますが、これまで
の取組と今年度
の予定について具体的に教えてください。よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 先ほどもご説明したとおり、埼玉県が架設します人道橋、これ
のスケジュールが今遅れておりまして、本来なら今年度に地元に入って市民参加によるいろんな構想を立てる予定でおりましたが、まず人道橋
の形が見えてこないと、その整備範囲とかにも影響してきますし、デザイン的なものにも影響してくると思うんですね。あとはその整備時期。地元
の方もその人道橋
の設置については非常に関心をお持ちと思いますので、まず初めに地元に話に伺うときには、埼玉県と一緒にその人道橋
の整備内容も一緒に説明させていただきたいと考えております。 埼玉県が設置する人道橋
の工事スケジュールという
のは、ちょっと聞いた話ですとまだ未定でございますが、その橋
の施工方法にもよります。橋
の基礎工事や橋桁
の架設を行う際に大体50トン級
の重機が現場に入ってくるんですね。そうしますと、今
の現況
の道路幅員4メーターもない河川敷しかございませんので、じゃどっから搬入する
のかって、川を埋めて川
の中を通って重機を運ぶ、それも一つ
の手なんですけれども、埼玉県は畑を借りてそこを搬入ルートにするという今計画でございますので、その用地
の交渉も来年度に入ると伺っておりますので、そういう
のも含めて地元に話していけたらと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) 答弁ありがとうございました。 ちょっと時間がないので、次に移らさせていただきます。 3点目
の文珠院橋付近
の道路拡幅についてですが、答弁では必要であればということですが、町は拡幅
の必要性を認識していない
のでしょうか、その辺ご答弁よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 文珠院橋付近
の空き家があるところですね。先ほどもご答弁させていただきましたが、幅員が1メーターと、あそこ
の部分だけが狭くなっている状況です。自転車も擦れ違えない状況でございますので、それがいいか悪いかというと、今それ既にもう利用されている方がいて、今度拡幅するとそこを勢いよく通ってしまうようなことも考えられますので、それも町としては見通しがよいほうがそれはいいわけですので、提案として拡幅はどうですかとかそういう持っていき方で地元と話合いしたいと考えております。 以上です。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) ご答弁ありがとうございました。 そこ
の幅員が狭いところ、あそこ
の影響で本当に昨年も衛生組合
のパッカー車と
の事故もありましたので、空き家を所有する地権者とぜひお話合いをしていただければと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、4点目
のことでちょっと質問させていただきます。 4点目
の瓦礫撤去についてですが、県と遊歩道整備
の協議
の際ということではなく、機会を捉えて根気よく繰り返し要望していただきたいと思います。瓦礫だけではなく、瓦礫という
のはすごく景観的によくない。先日もひな祭り
のことでウオーキングがありまして、あそこがれんが
の鉄橋がありまして、それが景観としてルートになっておりました。その鉄橋もちょっと草にまみれて見えない状態ですね。 だから、景観的にも瓦礫、また鉄橋と、そのことをぜひ考えていただきたいと思うんですが、その辺どうでしょうか。ご答弁よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) それでは、鉄道橋
の近く
の瓦礫についてですが、今議員がお話ししたとおり、鉄道橋
の橋台というんですかね、橋
の基礎になっている部分がれんがでできております。私も調べましたところ、和戸駅が開設された
のが明治32年ですので、東武が北千住から久喜間開通された
の32年とお聞きしております。そのときにできたものですね。 当時
のれんがと言えば渋沢栄一を思い浮かべるんですけれども、もしかしたら深谷辺りで造られたものが宮代に、というかあそこに造られている
のかなという歴史ロマンを感じるところでもございますが、明治時代にはれんがでできた土木構造物という
のが非常に多くて、これが現代に残っていることは非常に珍しく、土木学会では歴史的貴重な構造物を土木遺産として今登録しているところです。代表的なものは群馬
の碓氷峠にあるめがね橋という
のもそうでございます。あれは明治26年にできたものでございます。 埼玉県が河川
の流れを阻害しているわけではないので機能上コンクリートがあっても問題ないという
のなら、景観上
の問題で埼玉県に交渉するという
のも一つ
の策と考えています。埼玉県では河川空間に新たな魅力を創出させることを目的として、地域と県とが連携協力して川
の再生
の取組を展開しております。 地元が河川空間を利用してこんなことをしたいから地元で備前堀川
の草刈りをしたり、花を植えたり、環境を美化して鉄道橋
の歴史風景を大事にしたいと、そういう気持ちを強く持っているよということを県に説明して、そういう切り口で、そういう景観上
の、これが地元で実際に環境美化
の活動ができなければ駄目なんですけれども、地元もよくしていくから県
のほうもお願いしますという、そういう形で地元
の代表者と一緒に交渉できればとも考えておりますので、ぜひそのときには議員さんもよろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 川野議員。
◆13番(川野武志君) ご答弁ありがとうございます。 地元
の祭りなんですけれども、いつも和戸駅前会場で行われていたんですが、今年は備前堀川を、あそこを祭り
の会場という形でやって、地元も協力していきたいという考えを持っているようなので、その辺もぜひ町長も県
のほうに要望していただければと思います。 これで私
の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。
○議長(合川泰治君) 以上で、
川野武志議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。
△休憩 午前11時02分
△再開 午前11時20分
○議長(合川泰治君) 再開します。 引き続き一般質問を行います。
---------------------------------------
△深井義秋君
○議長(合川泰治君) 通告第2号、深井義秋議員。 〔12番 深井義秋君登壇〕
◆12番(深井義秋君) 皆さん、おはようございます。 令和5年3月議会
の一般質問通告番号第2号として議席12番、深井義秋として一般質問させていただきます。 まず第1に、マイナンバーカードについて。 マイナンバーカード
の取得状況について伺う。 (1)取得人数は直近で計何名取得した
のか。 (2)高齢者で施設に入所している方はどのように取得している
のか。 (3)健康保険証と
の一体化というが、町内ではどの医療機関等で利用できる
のか。 (4)マイナンバーカードを紛失し、第三者が不正利用した場合、個人情報はどうなる
のか。 答弁をお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 深井義秋議員
の質問に対する答弁を求めます。 住民課長。
◎住民課長(草野公浩君) それでは、お答え申し上げます。 (1)
のマイナンバーカード
の取得状況でございますが、交付件数でお答え申し上げます。令和5年2月5日現在で2万2,403件で、交付率は63.6%でございます。 (2)
の高齢者施設に入所している方
の取得方法については、本人が来庁することが困難であるため、運転免許証、運転経歴証明書、旅券など公的機関が発行した顔写真つき
の本人確認書類を代理人が持参
の上、マイナンバーカード
の写真と
の照合を行い本人確認をした上で代理人に交付しております。 なお、写真付本人確認書類をお持ちでない方については、施設長
の方が住民課窓口にある個人番号カード顔写真証明書に申請者本人
の顔写真を添付し、顔写真が本人であること
の証明をしていただいた上で、本人確認書類と併せて住民課窓口に提出していただきます。 (3)
の町内で利用できる医療機関等については、2月10日現在で、もとむらクリニック、すずき整形外科、坪井内科、土屋眼科、平山歯科、ホワイト歯科、姫宮歯科、佐久間歯科、新井歯科、みやしろ薬局、みるい薬局、な
の花薬局宮代店、アイン薬局宮代店、クスリ
のアオキ宮代南薬局
の合計14か所が導入済み、鈴木医院、公設宮代福祉医療センター六花
の2か所が今後
の導入を予定しております。 (4)
のマイナンバーカードを紛失した場合については、まず、マイナンバー総合フリーダイヤルで24時間365日受付しているコールセンターに連絡することにより、カード
の一時停止が可能でございます。 また、カードは写真つきで文字をレーザーにより彫り込んでいるとともに、複雑な彩紋パターン
の特殊加工を施しており、顔写真を含めた第三者による偽造を困難にしております。 次に、第三者が不正利用しようとした場合ですが、カードに搭載されているICチップに税や年金など
のプライバシー性
の高い情報は記録されておりません。 また、ICチップ
の読み取りに必要な数字4桁
のパスワードは、一定
の回数を間違えるとロックがかかり、本人が市町村
の窓口で手続しないとロック
の解除ができない仕組みとなっております。あわせて、不正に情報を呼び出そうとするとICチップが自動で壊れる仕組みとなっております。 次に、個人情報については、様々な情報をカードに一元管理しているわけではなく、今まで各機関で管理していた個人情報を引き続きその機関が管理し、必要な情報を必要なときだけやり取りする分散管理をしております。情報漏えい
のリスクは極めて低くなっております。マイナンバーカードは、住民
の皆様が安心・安全に利用できるように十分なセキュリティー対策が施されております。 しかしながら、人から
の個人情報
の流出も考えられることから、一人ひとり
の個人情報保護
の意識を高めていく必要もございます。 今後は、マイナンバーカード
のセキュリティー対策と個人情報保護
の意識
の普及啓発に努めてまいります。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 再質問させていただきます。 マイナンバーカード
の利用状況について。 印鑑証明とか住民票を交付となっておりますが、これ以外にほか
の市町村では
登記簿謄本なんかも交付している状況もあります。 それで、このマイナンバーカードを取得した後に、印鑑証明とか住民票、それ
の手数料は宮代町では300円でございますが、ほか
の市町村は10円で配布しているところもあります。これについていかが思うかお伺いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。
◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 住民票、印鑑確認証等、ほか
の市町村で10円で交付しているところもあるというご質問でございますが、そのことについては承知をしております。 その10円で交付をするという目的ですけれども、多くはマイナンバーカード
の交付を普及するということでやっている市町村が多いように聞いてございます。 当町では300円ということで頂いておりますけれども、特にコンビニ交付にその交付をするため
の手数料をお支払いしておりまして、それが大変高額となっております。仮に手数料10円にした場合にかなり町
の持ち出しが多くなるということで、現在は実施をしていない状況でございます。 また、今後近隣市町
の状況も確認しながら、今後も検討していきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) ただいま答弁
の中でコンビニ交付で手数料を10円にするためにはどのぐらいかかって、町が手続する
のにはその費用はどのぐらい発生するか教えていただきたいと思います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。
◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 コンビニ交付
の手数料
のちょっと総額につきましては今分からないんですけれども、1件当たり300円
のうち160円を決済業者
のほうに払っておりますので、その分が10円となりますとかなり負担が大きくなるということでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 今
の答弁にもう一度質問しますけれども、1件当たり160円といいますが、実際は300円ですとその開き140円が利益になるわけですよね。やはり下げることは町民にとっては今
の現在
の経済状況を見ますと、やはりかなり厳しい方もいらっしゃいます。やはりそういう点で町はやっぱり町民に還元するようなことを考えたらいかがかと思います。 それから、先ほど
の質問
の中で3番に医療機関
の件ですが、これに漏れているところがございます。例えばセキ薬品とか、カスミ
のところにあるこころデンタルクリニック、そういうところは導入はしないんでしょうか。 それから、宮代町
の公設宮代福祉センター
の六花、これも今後導入と聞いておりますが、本来は六花は一番先に手を挙げて導入すべきだと思うんですが、町としてはいかが考えておるかお答え願います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) では、医療機関へ
のマイナンバー
の保険証利用についてお答えをしたいと思います。 まず、今ご質問にありました医療機関がしない
のかということですけれども、これについては個々
の医療機関
の今後
の予定までは把握はしてございませんので、ご容赦いただきたいと思います。 ただ、制度上、今年
のたしか5月だったと記憶しておりますが、そこからもう移行することになっておりますので、これに向けて各機関準備をしている
のではないかと思います。 それと、公設宮代福祉医療センター六花につきましては導入が遅れておりまして、大変申し訳ございません。これは昨年
の12月に別
の議員
の方へ
のご質問にもご答弁申し上げたんですが、半導体等
の影響もありまして遅れているところもございますが、最初
の着手が遅れたという点は否めませんので鋭意努力しております。 この4月から、今調整しているところでして、4月から運用ができるようになろうかと思います。大変申し訳ございませんでした。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) ありがとうございます。 このマイナンバーカードについてセキュリティー対策ということを言っておりますが、今現在、マイナンバーカード、いろいろなICチップ
の読み取りとか等でなっておりますが、将来税金とか年金なんかなどもこのマイナンバーカードを利用して把握するようになると、そういうことも聞いておりますが、その点についてはどのようにお考えでしょうかお答えください。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。
◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 議員ご承知
のとおり、今マイナンバーカード
の利用範囲につきましては、社会保障と税と災害
の分野だけに限らさせていただいております。 今、特にマイナンバーカード
の利便性を向上させていただきたいという非常に意見が多うございまして、今
の国会
のほうでマイナンバー法
の改正が今進められております。 その中では、まさにおっしゃいましたマイナンバーカード
の利用範囲
の拡大ということが今改正されているわけでございますけれども、その中には、国でやっています外国人
の登録事務等々幾つか考えられているようです。その後、国
のほうでは今回
の改正によりまして一旦利用
の範囲
の拡大をしまして、その後順次拡大をしていくようなことを今聞いております。 ただ、詳細につきましては、まだ国
のほうから特に連絡等はございませんので、今
の時点で特にそのことについて町
の意見として述べることは適切でないというふうに考えておりますので、国からまた情報が出次第、しっかり考えていきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) マイナンバーカード登録に当たって、例えばお子さんが生まれたとそういう場合は、お子さん
の登録という
のは、年齢制限があるんでしょうか。 ちょっと答弁をお願いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。
◎住民課長(草野公浩君) お答え申し上げます。 現在、マイナンバーカード
の交付については、年齢制限なく出生届を出していただいた時点で取得していただく必要がございます。ただ、河野大臣
の答弁にもありましたかと思うんですが、乳幼児とかその辺
の取扱いについて、今、国
のほうで議論を進めているようでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) それでは、次
の質問をさせていただきます。 2番、選挙について。 今年は4月に統一地方選挙がありますが、宮代町では、地区によって投票率
のばらつきがあるが、選挙管理委員会は、投票率を上げるためにどのような対策を取っている
のかを伺います。 ①各地区投票所
の投票率を上げるにはどのように考えている
のか。 ②選挙権が18歳に引き下げられて投票率はどのように変化したか。また若い人が参加しやすくするにはどのようにしたらよいか。 ③開票作業に時間がかかっているが効率的に時間短縮を図れない
のか。 ④障がい者や認知症
の方等はどのように投票している
のか。 この4問について答弁をお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。
◎総務課長(福田拓也君) 選挙における投票率、投開票に関するご質問について順次お答えします。 1点目、各投票区別
の投票率
の向上についてです。 当町
の投票率でございますが、直近
の令和4年7月に執行された参議院議員通常選挙では、全体
の投票率が53.12%に対しまして、投票率が最も高い
のは、学園台集会所を投票所とする第7区が59.83%、最も低い
のは、百間中学校を投票所とする第5区が48.40%となっており、その差は約11ポイント
の開きが生じております。 各投票区ごと
の投票率
の開き
の理由については、一概に申し上げることは困難ですが、一般的に居住年数が長い人ほど、年代が高い人ほど投票率が高いことが知られています。 投票率が最も低い第5区には、区画整理がなされた道佛地区が含まれており、転入して間もない30代から40代まで
の比較的若い世代が多く含まれていることが、投票率が低く現れる原因
の一つであると考えられます。 町としましては、各投票区
の投票率
の向上には、第5区に限らず、転入者や若い世代に対してアプローチを続けていくことが大切であると考えております。 2点目、選挙権年齢
の引き下げによる影響と若年層に対する取組についてです。 参議院議員通常選挙における18歳、19歳
の投票率を見ますと39.76%になっており、全体
の投票率を下回っております。10代
の有権者数は全有権者
の2%ではございますが、全体
の投票率をわずかに押し下げているものと言えます。 また、18歳と19歳を分けて見ますと、18歳
の投票率は56.25%、19歳
の投票率は29.41%となっております。これは選挙権を取得した直後
の選挙には関心が高いものの、2回目以降
の選挙は関心を失ってしまう傾向があると考えられます。 なお、10代から20代にかけては、進学により地元を離れていたり、仕事や私生活が多忙であったりするほか、政治や行政と
の接点が少なく、選挙に関心がない、候補者
の違いが分からないといった声も聞かれます。 町としましては、若年層に対する取組として、二十歳
のつどいで啓発冊子を配布しているほか、町ホームページへ
の選挙広報
の掲載、SNSによる投票
の呼びかけを行っており、こうした取組を継続して行ってまいりたいと考えております。 3点目、開票作業
の効率化についてです。 開票時間は、選挙
の種類や候補者数により大きく左右されます。令和4年7月
の参議院議員通常選挙では、埼玉県選出と比例代表
の2つ
の開票があり、このうち比例代表については、立候補者数が全国区で178人と非常に多かったことから、開票作業に4時間以上を要し、確定時刻は深夜1時20分でございました。 一方、1票制
の町
の議会議員選挙では、開票作業は1時間程度で、前回
の確定時刻は22時8分でございました。 開票作業に当たっては、正確かつスムーズに進められるよう従事する職員
の打合せ会を行い、適切な役割分担を行っているほか、投票用紙
の自動読み取り機
の導入、経験
のある職員
のノウハウ
の活用などを行っております。 町としましては、開票従事者
の負担軽減
の観点も入れつつ、正確な開票結果を迅速に公表できるよう引き続き他
の市町村
の事例等も参考にしながら検討してまいります。 4点目、障がい
のある方や認知症
の方など
の投票方法についてです。 投票所を訪れることが難しい方は、不在者投票
の制度を利用することができます。不在者投票には、一定程度
の身体障がい
のある方が利用できる郵便投票、指定された病院や介護施設に入院、入所している方
の指定施設で
の投票があります。 投票所では、車椅子利用者用
の記入台を設けているほか、投票用紙に記入することが難しい方は、投票所
の係員が代わって記入する代理投票
の制度がございます。 町としては、こうした制度を広報等で周知し、ご利用いただくことにより、様々な状況にある方も投票しやすい環境を整備しております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 再質問させていただきます。 先ほど
の答弁
の①でございますが、若い方
の投票率が低いということなんですが、地区によって投票率が、かなり差があります。例えば道佛
の区画整理は確かに若い方が大勢入居しまして、それで、この宮代町自体が分からない方が大勢いらっしゃると思いますが、投票率を上げるため
の具体策、そういうことを町は考えてやった
のか。例えばこれ、11ポイント
の開きが学園台と道佛地区はございます。こういう開きが生じる原因をこれを町としてどういうふうにしたら、開票率を上げたらいい
のか、そういうことを考えている
のか、もう少し具体的に説明をお願いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。
◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 埼玉県
の選挙管理委員会が取りまとめている投票率向上に関する報告書によりますと、政治や選挙へ
の関心が低いほど投票率が低いと。年齢が低いほど政治や選挙へ
の関心が低いというふうになっております。また、居住地へ
の愛着度が低いほど投票率が低く、居住年数が短いほど愛着度が低い傾向があると説明がされております。 具体的な投票率向上
の取組としましては、特に地域へ
の関心
の向上としまして、ほか
の市町村から
の転入者に対しまして、町
の広報紙配布を行っているところです。 また、令和4年度は、選挙に当たりましては、選挙広報
の配架場所を増設したり、防災行政無線を使用した放送等を当日行っているところです。 また、若年層に対する取組としましては、先ほど
の答弁でも申し上げましたが、ホームページに選挙広報を掲載するとともに、LINEやツイッター等
のSNSで
の当日
の投票
の呼びかけを行っております。 また、県
の選挙管理委員会では、アニメ
のキャラクターを起用したポスターや動画、SNSで
の配信、大学生が行う啓発事業として埼玉県選挙カレッジを実施する等
の取組を行っているところでございます。 こうした取組を町としましては、県と県
の選挙管理委員会と連携しまして引き続き継続して行ってまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 再質問させていただきます。 ほか
の自治体では、こういう投票率を上げるために、例えば学校で投票率を上げるため
の選挙活動
の一環としてそういうふうに学校自体でやっているところがあります。宮代町では、例えば小学校とか中学校でそういうふうな対策を立てられないんでしょうか、お伺いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。
◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 現在行っております町内
の小・中学校へ
の取組としましては、生徒会
の選挙等に実際
の投票
の機材を貸し出して、まさに現実と同じ投票と、同じ形で生徒会選挙を行っていただくなどそういった形
の支援は行っております。 また、小・中学生、子供に対しましては、例えば親が投票をする際に一緒になって投票所に足を運んでもらうと。そうすると将来自分が有権者となったときに投票所とはこういうところなんだ、こういうふうに投票するんだということが分かりますので、将来
の投票行動につながるということが考えられます。 そういったことを町としては子供に対して取組を検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 4点目に、やはり障がい
のある方、また、認知症
の方
の投票方法について答弁なさいましたが、障がい者でもいろんな障がいがある方がおります。例えば目が見えない方には、そういう点字
の投票用紙とか、あとは障がい
のある方で聾唖者で耳が聞こえない方には、そういう対応
の仕方、例えば付添人がついてやるとか、あとは高齢者でも腰痛で足が言うことを聞かなくて、そこ
の現場に行けない。投票所に行けない方、そういう場合は、どのように対応する考えな
のか、お聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。
◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 現在行っております投票
の制度
の中では、点字投票もございまして、投票所において点字をご自身で打っていただいて、それを投票に使用すると、そういったことも可能でございます。 また、お耳が遠いですとか、そういった方につきましても各投票所において係員が投票
の順序ですとか、ご案内をすることで対応させていただいていることころです。 また、それは投票所でご案内する場合でございますけれども、投票所に来られない場合、一定程度
の身体障がいがある場合や要介護5など
の要件がございますけれども、郵便投票という形で
の投票ですとか、介護老人保健施設ですとか、病院で入院されている方には、その病院やその施設
の管理者
の下で行う指定施設で
の投票といったこういった制度がございまして、これらを組み合わせて投票しやすい環境
の整備を行っているところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 再質問させていただきます。 今、答弁なされました点字投票とか言いましたが、そこへ投票所へいつまでに不便なされる障がい者がいるんですよ。やはりそういうときに介護者を派遣して促すとかそういうことはできないんでしょうか。やっぱり高齢者、これから高齢化社会、少子高齢化でどんどん高齢者が増えていきますけれども、やはり介護で2級、3級になっている方は分かります。そういう介護施設に入られるんですが、例えば介護支援という方は、こういう介護施設に入られないんですね。介護支援
の方もいっぱいいるわけですよ。やはり高齢者にだってそういう方にやはり選挙になったら、そういう介護
の方が、民生委員でもいいんですが、そういう方が訪問して連れていくとかが、高齢者でも1人で住んでいる方が宮代町でもかなりおります。そういうところで、やはり援助できないかなと思いますが、町はどのように考えていますか。その点について。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 総務課長。
◎総務課長(福田拓也君) お答え申し上げます。 どんな状態にある方であっても投票ができる環境整備するという
のは、とても大切なことであるというふうに認識をしております。 現在町としては、付添いで
の投票ということで何か施策を行っている例はございませんけれども、例えばほか
の市町村ですと、タクシー
の補助を行ったり、循環バス
の当日
の利用
の補助を行ったりというような例があることを承知しております。 ただ、その投票日にその投票所に向かうためだけ
のためにタクシー補助などを行うということが果たしてどのような効果があるかという
のは検証する必要があるんですけれども、当町では、75歳以上
の高齢者タクシー事業でお配りしておりますタクシー券も使用することができますので、そういった利用も考えていただきながら、ぜひ投票所にお越しいただけるような取組を引き続き考えてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 再質問させていただきます。 今75歳以上という
のは、巡回バスですか、それに対して支給している
のは承知しておりますが、結局投票率を上げるためには、やはり75歳に限定しないで、70歳以上でも私は投票に行きたいという希望があったら、やはりそういう支援も町ですべきではないかと思います。やはり町民は税金を納めている方だけじゃなくて、非正規社員も今、大勢いて、やはり税金を払っていない住民税非課税世帯もいっぱいおります。やはりこういうことを考えますと、投票に行きたいと言うけれども、足がないという方には、町が率先して取り組むべきだと思います。 それでは、今
の質問はこれで終わらせていただきます。 次
の質問に移りたいと思います。 3番、駅周辺整備について。 宮代町には駅が3つあり、以前から町長選
のたびに「農」
のあるまちづくりを唱えているが、各駅
の特徴をどう捉えているかを伺います。 ①姫宮駅
の西口
の町道第252号線が整備されるが、
道路沿い
の農地部分を県に働きかけて区画整理し、住宅を整備するように調整したらどうかと思います。これについてお伺いします。 ②東武動物公園駅東口
の都市計画
道路完成後は歩道に沿ってタワーパーキングを町主導で整備したらどうか。これについてお伺いします。 ④和戸駅
の東口にロータリーを造り、和戸横町工業団地ができるので、その企業が利用できるようにバスが……
○議長(合川泰治君) 深井議員、③抜けています。
◆12番(深井義秋君) ③はこの次、課が違うんで。
○議長(合川泰治君) いや、①②③④を順番にそのまま今、質問をしていただければと思います。
◆12番(深井義秋君) 東武動物公園東口……
○議長(合川泰治君) ③
のところから読み上げていただければ、大丈夫ですけれども。
◆12番(深井義秋君) ③は、東武動物公園西口駅前開発は、南側
の空き地を東武鉄道と積極的に話し合い、総合病院を誘致すると
のことですが、その進捗状況はどのようになっている
のか。 次、④和戸駅
の東口にロータリーを造り、和戸横町工業団地ができるので、その企業が利用できるように、バスが少ないために東武鉄道側に協力しない
のであれば、乗降客を増加するために、西口を整備し、区画整理事業を積極的に進めて住宅地造成を造るべきであり、万が一
の場合は、町が費用を負担してでも造るべきと考えるが、いかがでしょうか、お伺いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) 駅周辺整備について
のご質問につきまして、私
のほうからは1点目と2点目と4点目についてお答えさせていただきます。 まず、1点目についてでございますが、町道第252号線
の春日部市へ
の延伸につきましては、昨年11月11日に春日部市
の都市計画とともに、都市計画
道路春日部市久喜線
の都市計画
の変更が決定されました。 今後は春日部市と協力しながら事業を進めていくことになります。 議員ご指摘
のこのエリアは、町総合計画において、土地利用検討ゾーンに位置づけられております。平成27年にありました第7回区域区分
の見直し
の際に埼玉県から住居系
の土地区画整理事業としては、県南地区のみ認めるという方針が出されたことから、本町においては、土地区画整理事業として
の住宅
の整備はできなくなりました。 しかし、町道第252号線が春日部市とつながりますと、姫宮地区
の利便性がはるかに向上するともに、周辺
の土地活用に対する民間
の期待が高まるものと考えております。 今後におきましては、町道第252号線
の整備と和戸駅周辺整備
の進捗を見つつ、姫宮駅周辺地区
の開発手法について検討してまいりたいと考えております。 続きまして、2点目
の東武動物公園駅東口に町主導によるタワーパーキング
の整備についてでございますが、昨年
の9月議会でもご質問をいただいておりますが、この事業は、街路事業でありまして、基本的に
道路に当たる部分
の用地を買収さていただき、事業用地として整備を進めるものでございます。 残地につきましては、基本として隣接する方に売却することで残地を活用して再建していただくため、事業完了後は町で所有する土地はございません。 再開発事業
のように土地を第三者に売却して得られた事業費によってビルを建設し、権利者
の方にビル
の一部
の権利を持って住んでいただく事業と整備手法が異なるため、民地側
の土地利用について町が主導することはできませんので、ご理解いただきたいと存じます。 続きまして、4点目
の和戸駅東口駅前広場を造り、和戸横町工業団地
の企業
の送迎バスが利用できるようにすべきというご質問でございますが、現在建主
の大和ハウス工業がテナント企業を募集しているとこでございます。記者発表資料によりますと300人ほど
の雇用を見込んでおりまして、また、場内には304台分
の駐車場が確保されていることから、通勤手段としては自家用車か自転車を想定していると思われます。 このような状況でございますので、ほかに優先される路線があることから、現在
のところ、和戸駅東口駅前広場
の整備
の予定は考えておりません。 次に、和戸駅西口
の整備についてでございますが、現在和戸駅周辺地区
のまちづくり構想を作成しているところでございます。その中で、和戸駅西側地区約10.2ヘクタールにおいては、1点目
のご質問にお答えしたとおり、宮代町は住居系
の土地区画整理事業は認められないため、市街化調整区域で
の開発手法を検討しているところでございます。 なお、一般的な住居系
の土地区画整理事業においては、1ヘクタール当たり約80人として事業計画を立てますが、和戸駅西側地区は、住居系で
の市街化区域編入は難しい状況でございますし、既に既存住宅が点在しておりますので、大幅な人口増は見込めない状況でございます。 一方、東武鉄道としては、鉄道を多く
の方に利用してもらい、投資以上
の収益を見込まなければなりません。民間企業においては、当然費用対効果を考えますし、町としましても数十億
の事業費を町単独で負担することは困難な状況ですので、引き続き東武鉄道へ
の協力要請を行っていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) それでは、ご質問
の3点目、東武動物公園駅西口駅前
の病院誘致について答弁を申し上げます。 各都道府県
の医療供給体制は、医療介護総合確保推進法に基づきまして、向こう10年間
の医療需要と病床
の必要量を推計をして、地域医療構想として策定することとされております。 埼玉県では現在、2023年、令和5年度までを計画期間とする第7次
の埼玉県地域保健医療計画に基づく取組が行われておりますが、併せて2024年、これは令和6年が始まりとなります第8次
の地域保健医療計画
の策定が進められております。町では、この第8次地域保健医療計画
の策定において関係機関へ
の情報収集
のほか、圏域内
の病床数や訪問介護
の利用状況など、調査や事業主体として期待される東武鉄道と
の協議、あるいは埼玉県など
の関係機関へ
の要望活動を行っております。 令和3年12月には、大野元裕埼玉県知事に対しまして、直接、住み慣れた地域で切れ目ない医療・介護サービス体制を構築することが町
の喫緊
の課題であることをお伝えし、病床制度
の柔軟な運営について要望、また、去る先週ですが、令和5年2月13日にもさき
の杉戸町長選挙において東武動物公園駅周辺へ
の中核病院誘致を掲げた窪田町長とともに両町が属する利根保健医療圏へ
の病床整備について
の要望活動を行っております。 引き続き地域医療体制
の構築に向けて関係機関と
の連携を進め、病院誘致に向けて取り組んでまいりたいと思います。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 再質問させていただきます。 この駅周辺整備についてですが、先ほど言われたように東口
の都市計画
道路は、現在進めてはおりますが、やはり街路事業だけですと、東口が発展する見込みも、私が考える
のには見込みがないと思います。 それで、
道路の両側、それが商業地域になっているわけでございます。商業地域ということは、住居地域と違って、容積率も緩和されて、建蔽率も分かっているわけですね。やはりそういう地域を住居
のままでいい
のか、そういうそのままでいますと、東口
の再開発が一向に進む見込みがありません。やはりこの利用は住居地域で今現在街路事業として進めておりますが、こういう計画を変更することはできないんでしょうか、お伺いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 東武動物公園東口
の駅前広場
の件でございますが、今、街路事業として、国
の事業認可を得て事業を進めているところでございます。 この事業認可につきましては、街路事業から今度は再開発事業ということだと思うんですが、事業手法が全く違っておりまして、もう街路事業があそこまで進んでおりますので、変更することはできません。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 再質問させていただきます。 街路事業は変更できないということでありますが、では、街路事業を終わって、そこは完全に20メートル
道路、例えば杉戸
のほうも完成して、その後はそのまま
の状態にしておくんでしょうか。私は、やっぱり再開発事業にしないと、東口
の発展はないと思います。やはり住居地域
のままで今現在住居地域を商業地域になっているということは、前も聞いておりますが、あそこをやはり企業主、そういう他社
の不動産屋でもいいんですが、そういう方が入って再開発事業としてビルを建設する、そういう形でないと、市街地はあのまま
の状態でいますと、発展に遅れてしまいます。 杉戸
のほうは、確実に進まれると思いますが、宮代町はこのままでよろしいんでしょうか。もう一度変更、それは街路事業を終わった後はどうな
のか、お聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 この街路事業は、地元と何回も協議をしながら、町道づくり協議会という
のを地元で立ち上げまして、そこでいろんな意見をいただいて、地元
の考え、それで今
のような形にしております。 議員おっしゃるとおり、沿道、商業地域ということで、何か商業施設が来ないと地域的にはもったいないところでございますが、改めて街路事業
の後に再開発事業という
のを町主導で行うことは難しいと考えております。例えば事業終わってから、民間がそこ
の周辺を土地を買って再開発するという話はよく聞くことでございますが、そういう手法も一つ
の手と考えておりますが、町主導でそのようなことを実施することは、全く考えておりません。 以上です。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 再質問させていただきます。 4点目
の件ですが、和戸駅東口駅前広場で和戸
の横町工業団地、こちらも皆さん議員さんと執行部
の方も内覧会で行ったと思いますが、そのときに、やっぱり先方から72社から応募があったということで、それから先ほど
の質問ですと、半分が大体決まりかけているということでございます。しかし、後
の半分という
のは、なかなか決まりそうもありません。やはり決まった時点で、先ほど自転車と自家用車で来ると言われていますが、やはり私はそれだけじゃなく、駅を利用する方もいらっしゃると思います。そのためにも和戸駅
の東口、あそこに広場を設けてバス停留所ぐらいは、送迎バス用
の停留所ぐらいは設けるべきだと思います。 それについてお答え願います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) 和戸駅東口
のロータリーについてお答えいたします。 企業が公共団地にしろ、進出してくるときには、そういう周辺
の環境をリサーチしながら出店とかを検討してまいります。 我々
のほうもそういう観点から、企業
のほうにいろいろ今現在ヒアリングしているところなんですが、大和ハウス工業にも聞いていますけれども、駅前広場を東口ですね。整備するというような、整備してほしいというそういう話は一切今まで出てきたことはございませんので、先ほどご答弁したとおり、工業団地
の通勤手段としては、場内にそれだけ
の工業数以上
の駐車場を確保しておりますので、車
の通勤と、あと自転車通勤、それをもう想定しているものと考えております。 東口
のロータリーは整備するとなると、東口通り線、県道部分を整備しなくてはならない。これはセットなんですよね。それだけ
の事業費を企業
のために投資する
のは、この段階でどうな
のかという、そういう町全体
のことを考えてです。財政状況を考えまして申しますと、まず、その必要は今
のところない
のではないかと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) この質問については、何度言っても変わりませんと思いますので、次
の質問にさせていただきます。 4番、子供会について。 各地区
の子供会
の運営について伺います。 ①新型コロナ対策としてマスク着用、手洗い、消毒液等で対策をしているが、現在子供会活動はどのようになっている
のか。 ②各小学校
のPTAと子供会はどのような連携がある
のか。お伺いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(大場崇明君) 1点目
の子供会
の活動
の状況についてお答え申し上げます。 子供会は保護者や地域
の方
の支援を受けながら、子供たちが主体的に活動することで人間関係
の形成や社会的知識を学んでいく場とされております。 子供会組織は、全国都道府県市町村単位に組織されておりまして、本町にも任意組織として、宮代町子ども会育成連絡協議会がございます。 議員ご指摘
の子供会は、地域単位
の活動
のことと承知をしておりますが、令和5年1月現在、宮代町子ども会育成連絡協議会に加盟する町内
の団体は、宮代台、金剛寺、姫川1、川端1
の4団体と聞いております。子供会活動については、地域
の任意組織でございますので、教育委員会としては、それぞれ
の活動
の詳細は承知していないものでございます。 宮代町子ども会育成連絡協議会では、サマーキャンプを主催して実施するとともに、町
の郷土かるた大会にご協力をいただいております。しかし、新型コロナウイルス
の感染拡大後はこれら
の事業は実施できていない状況でございます。 2点目
のご質問にお答え申し上げます。 各小学校PTAと子供会と
の連携についてでございますが、宮代町PTA連絡協議会へ問い合わせたところ、PTAと子供会が連携して事業を行っているという実績はないと
のことでございました。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 再質問させていただきます。 宮代町には、子ども会育成連絡協議会に加入する4団体と言っておりますが、各地域には、やはり連絡協議会に入っていない子供会がかなりあります。私が住んでいる地域にも子供会は3団体あります。やはりこういう協議会に入っている方だけでなく、任意団体で皆さん活動しているようです。そういう子供会がやはり地域
の餅つき大会とか、あとは、町民体育祭、今までは町民体育祭でありましたが、そういうところに参加している
のが現状です。やはりコロナ禍
の中で、そういう活動が今まであった
のがなくなってしまっていますが、やはりこういう地域
の子供会を育成するというリーダーシップも養成すべきだと思います。やはりそれには、学校関係でそういう話合いもしてもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 以上で、深井義秋議員
の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。
△休憩 午後0時20分
△再開 午後1時20分
○議長(合川泰治君) 再開します。 引き続き一般質問を行います。
---------------------------------------
△山下秋夫君
○議長(合川泰治君) 通告第3号、山下秋夫議員。 〔4番 山下秋夫君登壇〕
◆4番(山下秋夫君) それでは、一般質問を行いたいと思います。 1つ目として、物価
の高騰に関して水道料金と水道管
の安全対策というテーマでございます。 現在物価高騰が止まりません。総務省が発表した2020年度、22年度企業物価指数が1か月1月15日に発表された数字を見ると、2020年度を100とした場合114.7%、今現在はもっと上がっています。昨年
の12月
の指数は、21年同期比
の10.2%上昇、過去最高となりました。22年度は、資源価格
の値上がりを転換する動きが強まり、電力が22.3%、ガスが33.3%、水道が36%と大幅に上昇し、鉄鋼、石油、石炭も大幅に上昇していました。 物流費
の高騰を背景に飲食料費も5.6%上昇、12月には調査対象515品目
のうち454品目が上昇、町民
の生活が極めて困難になってきています。 国による補助事業などで、宮代町は水道料金が2回、合計4か月
の基本料金を値下げするなど実施しました。しかし、町民
の生活苦は止まりません。 そこで、伺いたいと思います。 1つ目でございます。 埼玉県では、県水
の値上げを検討しているとお聞きしております。詳しい内容
の説明をお願いいたします。 2つ目です。 水は命です。コロナ禍で生活困窮世帯が増えている中で給水停止に陥っている世帯数(件)、分納などで支払っている世帯数、何らかの受水制限や支払いを行っている世帯数は何件くらいありますか。 給水停止により命を落とすことがあってはなりません。生活実態に合わせた対応を求めます。お答えください。 3つ目でございます。 アスベストが水道管にも使われていました。昭和40年代中期頃までに新規
の布設が中止されましたが、宮代町では、水道管でアスベストを使用している管がありますか。あれば何メートルで、場所はどこですか。お答えください。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下秋夫議員
の質問に対する答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) 1問目
の物価
の高騰に関して水道料金と水道管
の安全対策についてというご質問についてお答えいたします。 まず、1点目
の埼玉県で
の県水
の値上げでございますが、水道事業が始まった昭和
の高度経済成長期、水道水や工業用水など地下水
のくみ上げによる地盤沈下が全国各地で発生し、問題となっておりました。その対策として、地下水から
の転換、人口増に伴う水道水
の需要増に対応することを目的としまして、河川水を水源とした工業用水道事業及び水道用水供給事業を埼玉県企業局において昭和38年度から事業を開始されたところでございます。 このような背景
の中、宮代町では、昭和56年度から用水
の受水を開始したところでございます。 現在、宮代町
の水道は、県水が8割、井戸水が2割を原水として水道水を使用者
の皆様に供給しております。水道用水供給事業は、宮代町を含む55事業体に供給し、運営しております。 将来
の経営事業としまして、受水事業体
の傾向と同様で、節水技術や人々
の節水意識
の向上、人口減少などによる水需要
の減少に伴う収入
の減、近年
の物価高騰、施設設備
の老朽化対策、大規模災害に備えるため
の危機管理体制
の強化に対する費用
の増から経営を取り巻く環境がより一層厳しくなるものと想定されております。 このようなことから、健全経営を維持し、経営基盤を強化していくため、5年ごとに経営計画を見直されており、令和4年2月に第5次企業局経営5か年計画を策定されております。 そして、令和4年7月に埼玉県企業局で行われた経営懇話会において、この計画を踏まえ、今後15年間
の財政シミュレーションが示され、議論されております。その内容は、埼玉県
のホームページにて公表されております。 現在
の県水
の料金は、1立方メートル当たり税抜き61.78円で、平成17年度からこの料金となっております。この料金で今後も運営をした場合、令和9年度に3億円
の損失が生じ、その後令和15年度には、内部留保資金がなくなり、さらに令和18年度には68億円にまで損失が膨らむ見込みが示されております。 こうした状況を踏まえ、2つ
の方法で収支均衡を図る財政シミュレーションが示されております。 1つ目は、1段階で料金を改定する方法で、令和11年度に20%を上げる方法、2つ目は、2段階で料金を改定する方法で、令和7年度と令和11年度にそれぞれ10%ずつ上げる方法でございます。 経営懇話会
の委員からは、料金改定が必要な状況は理解できる。費用を下げるため
の取組について県民へ
の説明責任を行うことや官民連携
の強化など
の意見もありました。 埼玉県企業局からは、財政シミュレーションは、財政を健全化する例を示したもので、決定したものではないと
のことでございます。 また、4年ごとに埼玉県企業局において料金を検討されており、4年目である令和6年度までは現行
の料金で事業を運営していく予定と
のことでございます。 しかしながら、物価高騰が続けば、提示した財政シミュレーション以上に財政
の悪化が早まる可能性もあります。 今後は埼玉県企業局が各受水団体に料金改定について意見を聞き、その後埼玉県企業局において料金改定について検討されることになります。 このような状況でございますので、動向を注視してまいりたいと考えております。 続きまして、2点目
のコロナ禍
の給水停止件数につきましては、令和2年度が212件、令和3年度が226件、令和4年度は12月まで
の実績となりますが、199件
の給水停止を行っております。 また、分納件数につきましては、令和元年12月から令和4年12月まで
の相談件数は49件で、現在3件
の方が分納中でございます。 生活実態に合わせた対応につきましては、給水停止に至るまで
の経過と併せてご説明させていただきます。 例えば1月検針
の場合、1月
の第2週までに検針を完了します。検針
の際、使用水量、水道料金等を印字された検針票を投函または郵送します。そして、翌月
の2月3日頃に納入通知書を発送し、また銀行口座から
の引き落とし
の場合は、2月15日頃に行います。口座から引き落としができなかった場合、1か月後
の3月15日頃に4月14日頃予定
の引き落としを行う振込
のお知らせを再度発送します。それでも未納
の場合につきましては、4月末日に督促状を発送し、さらに5月10日前後に給水停止予告通知書を配布し、5日後
の15日頃に給水停止書を投函
の上、給水停止
の執行に至るところでございます。 このように4か月
の所定
の手続
の中で、連絡がない場合は、給水停止
の措置を取ります。事前にご相談いただければ、お客様
の事情を勘案し、分納、支払い猶予により対応を取らせていただいております。 また、お客様
の状況に応じ関係部署に連絡するなど
の対応をしております。 続きまして、3点目
のアスベスト管につきましては、アスベスト管に水道水が通過することで水道水にアスベストが溶け込み、経口摂取による健康へ
の被害について懸念されているところでございます。このようなことについて、厚生労働省では、平成4年にアスベスト
の毒性について評価しております。 結論としましては、呼吸器から
の吸入に比べ、経口摂取に伴う毒性は極めて小さく、問題になるレベルにないとされております。また、世界保健機構においても検証されておりまして、飲料水中
のアスベストについては、高濃度
の飲料摂取ががん
の発症を引き起こすという確証はほとんどないことから、アスベスト管を通過した水道水は、健康影響について問題ないとされております。 しかしながら、宮代町におきましては、アスベスト管
の配水管につきましては、早期から対策に努めておりまして、昭和60年度に約85.7キロあったアスベスト管を平成24年度には全て撤去が完了しております。現在残っている
のは、山崎
の第3水源及び第5水源並びに西原
の第6水源から旧第1浄水場につなぐ導水管で、合計しますと1.26キロメートルでございます。この導水管は、平成30年12月21日に第1浄水場が廃止されたことにより、現在は利用しておりませんので、現在利用している水道管にはアスベスト管は存在しておりません。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) ありがとうございました。 それでは、再質問をさせていただきます。 1問目ですが、埼玉県企業局で2022年2月に県議会に提出された5か年計画、県
の水道料金を20%引き上げる財政シミュレーションが示されております。ここ
の回答にもありました。埼玉県全体で水道
の7割、宮代町では、令和2年度埼玉県
の統計調査資料では81.3%県水を使用しております。 この県水が値上げされれば、町民
の多大な負担をもたらすことになり、水道は先ほども述べたとおり、町民にとって命とも言われるものでございます。 この安全で庶民にとっては安い料金で供給しなければなりません。町は県水
の値上げを中止するよう県に働きかけするべきじゃないでしょうか。 まず、1つはそれでございます。 また、町
の水道料金は、埼玉県でも、令和2年度資料で10立方使用時で7番目に高い自治体となっている。それと加入金を合わせれば、埼玉県でもトップクラスです。これ以上水道料金が上がれば、さらに町民
の生活が脅かされ、滞納者や分納で水道料金を納める世帯が多くなると思われます。これをどう思うか、町
の考え方をお示しください。もしできれば、担当課長、町長もお願いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 県水
の20%値上げに対する町
の姿勢でございますが、我々に入ってきている情報としては、まだそんなに細かいところまでは説明を受けていない状況でございます。また、シミュレーションをしただけで、値上げが決まったわけでもございません。今後、受水団体に説明されると思いますが、まずは説明を聞いてから、町へ
の影響がどの程度
のものか判断していきたいと考えております。 水道事業は税金で賄っているものではございませんので、県営水道が経営できなくなっては我々受水団体も生活者も困ってしまいますので、値上げがやむを得ない状況であっても、上げ幅を少しでも抑えられる施策はない
のか、企業局に対して町
の意見を伝えていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) ありがとうございました。 今現在、ここに書いてもありましたけれども、給水停止世帯、2018年で260件、2019年で254件、2020年で212件、2021年度で226件、2022年度12月までで199件となっております。この中で分納で納めている人が現在では3件ある。あと12月までですから、4分の1は増える可能性があると。そういう滞納世帯が多くなってきている。 私どもも、今
の町
の制度としては支払うことになっておりますが、やはり町民
の収入減ですよね、その辺
のところがあるので、一概にそれを払わないから断水をする、そのことについてお聞きしたいんですけれども、水道条例第32条ですか、幾つか、町長、書かれているんですけれども、「費用を軽減又は免除することができる」と書かれております。その辺
のところで柔軟に対応していただきたいと思っているんです。 町
のほうで先ほど説明された方には、4か月ぐらい
の所定
の手続
の中で相談していただければ、柔軟に対応するということを言っていますけれども、この相談する件数、何人ぐらい連絡があった
のか、まず最初にそれをお聞きしたいと思います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 先ほども答弁させていただきましたが、最初に納付書が届いてから給水停止までは、最大で4か月くらい待つということになっております。 給水停止に至るまでですが、ただし、支払いがないから機械的に給水停止を行う
のではなく、給水停止予告通知書や町ホームページに、支払いが困難な方はご相談くださいというような内容で周知をしております。また、生活福祉資金貸付制度
の案内をはじめ、その置かれた状況に配慮した支払い猶予や分割払いで
の対応による給水停止
の回避など、柔軟に対応させていただいているところでございます。 給水停止
のほとんどが、給水停止予告時や給水停止当日に不在
の方がほとんどなんです。帰宅されたときに水道が使えないことから、水道料金をすぐその晩に、職員遅くまで待機していますので、連絡がかかってきます。そうしたら、開栓するようにしておりますし、何日も給水停止
の状態はほとんどない状況でございます。 給水停止後も連絡がないお客様に対しては、福祉課とか健康介護課、高齢者支援担当にリストを提供して、提供先で対応した場合には上下水道室に連絡が入る体制を整えております。 このように、給水停止による事故
のないような慎重な配慮はしているところでございます。 平成31年3月29日に厚生労働省社会・援護局地域福祉課長から、生活困窮者自立支援制度と水道事業と
の連携についてということで、厚生労働省医薬・生活衛生局水道課長から、生活困窮者自立支援制度担当部局と
の連携体制
の構築等についてという通知が出されております。内容は、生活困窮者自ら相談に来ることが難しい、孤立している場合が多いため、自立相談支援機関と関係機関
の連携により、早期に生活困窮者自立支援制度
の相談につなげていこうということで、水道事業は、料金
の収納や検針で地域を巡回する場合や料金
の滞納に関する相談に応じる場合に、地域で孤立していたり、経済的に困窮している者を把握することがあると考えられるため、自立相談支援機関を紹介することで、早期的でより効果的な自立
の促進につながることになるということです。 町水道事業では、水道料金
の徴収業務委託業者と地域見守り活動に関する協定書を締結しておりまして、住んでいるはずなのに水道メーター
の数値が動いていなかったりとか、郵便ポストに新聞等がたまっていたり、生活
の異変を察知した場合は速やかに通報することになっております。水道は、住民が生活する上で欠かすこと
のできない命
のライフラインです。 水をつくり、届けるため
の様々な費用
のほとんどがお客様から頂く水道料金で賄われておりますので、生活困窮者に対しては引き続き、給水停止にする
のではなく、事情に応じた対応を取らせていただきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) ありがとうございました。 今
の回答
のとおり、生活困窮世帯、そのほか学生さんでもいます。実家に帰ってしまった。生活が今大変ですから、ご飯を家で買う。通学している人もいます、借りていても。そういう状態で急に不在だということで、いなかった場合、大変なことになりますので、その辺
のところは、ぜひきめ細かく柔軟に対処していただきたい。回答にありましたとおりに柔軟に対応すると、そういうことで私も信じておりますので、ぜひ実行に移していただきたいなと思っております。よろしくお願いいたします。 次
の問題に移ります。 アスベスト管
の問題でございます。 基本理念としている「命輝く水 安全で快適な私たち
の水道」として、持続可能な水道、安全な水道、強靱な水道をうたい文句にしております、宮代町は。 そういう中でアスベスト管、宮代町では、県
の資料によりますと0.9%、1,264メートルとなっております。その辺
のところについて、まだ土
の中に埋まっているんだということが事実だと思うんですけれども、現在引き起こされていないと思いますけれども、埼玉県
の水道企業局ではアスベスト管が0.9%となっているは、合っていると思うんですよ。ただ、今利用されていないという
のが現状だと思われますけれども、このアスベスト管、今ご回答にあったとおりに、昭和60年、約85.7キロあったんですけれども、平成24年で撤去が完了したと言っていますけれども、この平成24年というと2012年ですよね。昭和60年では、2011年にあったやつを2012年度では全てを完了したということを言っていたんですけれども、残っている
のが山崎
のほうだというふうにおっしゃいましたよね。 それで、現在は使われていないんですけれども、このアスベスト管、そのままにしておく
のか、将来絶対にこれを使わないという保障はある
のかどうか。まず、その辺
のところをご回答をお願いしたいなと思っております。 宮代町では、2016年にアスベスト対策等
の会議を行っているということも言われております。2016年11月2日に発表されているんですけれども、そういうことも対策としてやっておきながら、まだ地中に埋まったまま
のアスベスト管がある。その辺
のところをもう少し詳しくお願いしたいなと思っているんです。年代的に何か、全部廃止したと言ってもまだ残っている、現在ではね。主張はされていませんけれども、残っているんだということなんですけれども、その辺
のところ
の説明はどういうふうになっている
のか、お願いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 地中に埋設されているアスベスト管、使用されていないもので現在約1.3キロございます。こちらは将来的にも使用はいたしません。これを撤去するには、重機で掘削して、アスベスト
の処理に関する資格を有する者が撤去作業に当たらなければなりません。それなり
の費用もかかってしまいます。地中に入っていれば、そこに水道水を通しているわけではありませんので、何
の害もない状況でおります。 今現在、何を優先して行わなければならないかというものを考えますと、安心・安全な水を供給するためには、老朽管
の更新
のほうに力を入れまして、そちらを進めるべきではないでしょうかと考えているところでございます。 体に害を与えるものであれば早急に撤去しなければなりませんが、害はございませんので、同一箇所に埋設されている水道管
の更新工事を行う際とか、そういうときには併せてアスベスト管
の撤去を行いたいと考えておりますので、しばらくは今
の状態にしておきたいと考えております。 優先される
のは老朽管
の更新ということで、更新率を1%でも多くできるように、そちら
のほうに力を入れていきたいと考えております。ご理解いただきたいと存じます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) アスベスト管、あそこ
の浄水場
の導水管、それは将来にわたっても絶対に使わない。そして、廃止するんだということだと思いますので、山崎山
の西原
の第6水源から
の旧第1浄水場に続く導水管を今現在は耐震化を進めるために、そちら
のほうに費用を進めていくんだということで言っております。 すると、浄水場はそのままにしばらくしておくということなんでしょうか。撤去しないで、そのままにしておいて、何に使うんですか。そのままにして廃棄処分ですか。それとも老朽化するまで、腐り落ちるまでそのままにしておくんでしょうか。ちょっとその辺
のところをもう一度お願いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 第1浄水場、今は廃止しておりますが、できればもうきれいに更地にしたいところでございますが、撤去費用を試算したところ、1億5,000万程度かかる見込みとなっております。これだけ
の費用をかけるんであれば、先ほどもご答弁させていただきましたが、老朽管
の更新、そちら
のほうに力を入れていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) ありがとうございます。 全てすぐに撤去しろとは言っていませんけれども、1億5,000万かかるんだ、それより耐震化
のほうを進めていきたいんだということを言っております。 でも、そのままにしておくわけにもいきません。危険でございますので、早めに撤去していただきたいなと思います。撤去するんであれば、早め早めでないと、やはり何か事故が起きてからでは遅いなという感じがしますので、何も使わないとやっぱり退化していく
のも早くなりますので、ぜひその辺
のところはやっていただきたいなと思っております。 次
の質問に移りたいと思います。 学校給食
の無料化を。 1つ目として、憲法第26条、義務教育はこれを無償にするに基づき、給食費
の無償化を求めます。 現在、子供7人に1人が貧困状態と言われている中、コロナ禍や物価高騰も重なり、給食費が子育て世帯
の重い負担となっております。 2017年には小・中学校とも無料化した自治体は76だったものが、昨年
の10月時点では224、12月時点では254、約3.3倍に増えていました。宮代町でも無償化に踏み切るべきだと考えております。お答えください。 2つ目として、学校給食費未納世帯がありますか、児童生徒全員が給食を食べていますか、未納や分納により、児童生徒に影響がありますか、お答えください。 また、日本では未納により、給食時間になると席を空ける児童生徒がいるとお聞きしました。宮代町では、何らかの行動を取った児童生徒がいるか確認をしていますか、お答えください。 以上です。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(大場崇明君) 学校給食
の無料化についてお答え申し上げます。 まず、無償化
の考え方についてですが、埼玉県内におきまして、学校給食
の無償化を行っている自治体は、令和4年9月時点で滑川町や東秩父村など5町村と聞いております。国
の直近
の調査はございませんが、新聞報道等により、県外
の自治体
の状況についても目にすることはございます。 当町
の学校給食は、国が定める栄養価を満たすことはもとより、地場産食材
の活用促進やきめ細かなアレルギー対策
の実施、世界
の料理や日本
の行事食、我が家
の自慢料理といった献立
の工夫など、内容
の充実に努めており、児童生徒や保護者
の皆様からも高い評価をいただいているところでございます。このように、保護者
の皆様から負担していただいた給食費を有効に活用しながら、良質な学校給食
の提供に努めているところでございます。 教育委員会としては、今後も児童生徒
のために良質な学校給食を安定的に実施していくことが重要であると考えております。 学校給食法におきましても、食材費など
の実費に相当する経費につきましては、保護者
の皆様にご負担いただくことを原則としているところでございます。そうした点も踏まえ、給食費についてはご負担をお願いしてまいりたいと考えております。 次に、(2)給食費
の未納世帯に関連するご質問についてお答え申し上げます。 令和2年度、2020年度と3年度、2021年度は、滞納が1世帯ずつございましたが、令和3年度、2021年度
の滞納者については、今年度に滞納分
の納付をしていただきました。 また、未納や分納になった場合
の児童生徒へ
の影響についてですが、滞納
の有無にかかわらず全て
の児童生徒に給食を提供しておりますので、ご心配をいただいているようなことはございません。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) ありがとうございました。 ちょっと質問
のあれを変えたい、再質問させていただきます。 最初にお伺いしたいんですけれども、平成30年度から始まっている文科省
の表彰制度、内容として、給食優良学校、努力学校
の近隣自治体
の表彰回数なんですけれども、私が調べた結果、春日部では25回行われております。越谷では19回、久喜で19回、羽生で5回、熊谷市で1回、大利根町では、昔
の旧です、2回、加須市で6回、三郷では3回、幸手市では6回、旧
の菖蒲町です、3回、伊奈町は4回、旧
の北川辺町です、1回、旧
の庄和町は1回、旧
の騎西町は1回、旧
の鷲宮は2回、杉戸町で1回、こういうふうに表彰されている。 表彰されることがいいか悪いかは別としても、それだけ表彰されている。これは私が数えた回数ですから、ちょっと違うかもしれませんけれども、こういうことになっているということで、これだけ表彰されて、宮代町はなぜ1回も表彰されない
のかなという感じがしたんで、まず、それをお聞きしたいなと思っておりますので、ぜひご回答をお願いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(大場崇明君) 表彰
の関係についてお答えを申し上げます。 宮代町
の学校給食につきましては、歴史が非常に浅いことがございます。宮代町で小学校
の学校給食がスタートした
のは平成2年4月、中学校については平成5年4月からということになっております。そういう意味では、比較的新しく学校給食がスタートしている自治体だというふうにご理解をいただければと思います。 今ご指摘をいただいた文部科学省
の大臣
の表彰という点では、宮代町は受賞はしていないわけですけれども、宮代町
の学校給食につきましては、令和4年度には、テーマ献立部門で1位となる埼玉県・さいたま市教育委員会教育長賞を受賞しております。また同じく、自由献立部門でも平成28年度に1位となっているなど、県内でも高い評価をいただいているところでございます。 また、学校給食施設も、令和2年度に優良特定給食施設といたしまして、埼玉県栄養関係功労者知事表彰を受けているというところでございます。 今後も子供たち
のよりよい学校生活に寄与するよう、創意工夫を凝らした学校給食を提供していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) ありがとうございました。 学校給食は、安全で子供たち
の食文化を育てるものと考えております。 全国で学校給食
の無償化が増えている、先ほども言いました。近隣でも、無償化やいろいろな条件
の中で無償化にした自治体が増えている。久喜市でも、数か月間ですけれども無償化を実施するそうです、条件付で。そういうことで、町は今現在、第3子より無償化ですが、これを第2子、そして完全無償化
の計画を持つべきだと私は考えているんですけれども、その辺
のところ
の考えはありませんか、全然。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(大場崇明君) 計画を持って無償化に踏み切るべきではないかというようなご指摘だというふうに思います。 先ほど
の最初
の答弁でも申し上げたとおり、無償化や一部無償化など
の取組というものが全国
の自治体などで行われている事例が報道されているなどについても承知しておりますし、県内
の自治体でもそうした取組が行われているということについても承知しております。こうした自治体
の狙いといたしましては、家計を支援することで子育て支援
の充実を図るということですとか、定住促進を進めたいというような意図があるというふうに伺っております。 社会全体で子供たち
の成長を支えるという視点がございますが、今現在国が、異次元
の子育て支援という観点から様々な子育て施策という
のを検討されているというふうに思います。そういう視点で考えると、給食
の無償化などは自治体が単独で実施するべきものな
のか、それとも、子育て支援
の観点から国が実施するべきものな
のかなどを考えますと、子供は社会全体で育てるという理念も考えると、より大きな主体が実施するべきではないかというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) ありがとうございます。 無償化について、私は引き続き考えていただきたいなと思っております。 文科省でも、やはり国としてそれを制限するわけじゃないということで答えておりますので、これが完全に駄目だという
のなら別ですけれども、子供さんが食べる給食です。そして、生活困窮している若い世帯が今多いですから、その辺
のところは子育て支援として考えるべきじゃないかなと私は考えておりますので、ぜひその辺
のところを考慮して、今後も政策に当たっていただきたいなと思っております。それを抜きにしたら、やはり子供
の育て方、これから少子化社会になっていきます。 昨日
の新聞ですか、昨日、おとといですかね、子供
の出生率が22年度で75万人になってしまった。11年も早くなった。国
の計算よりも11年も早く75万人になってしまったということが報道されております。その一つ
の原因としては、やはり若い人
の給料が上がらない、そこに行き着くと思います。 最大
のやっぱり若い人
の子育て支援となれば、町でいえば学校給食費だと思いますので、ぜひその辺
のところを皆さん、学校担当、町長はじめ、そのことは考えていただきたい。 やはりこのまま行けば日本
の将来が危ない。強いて言えば宮代町も危ないです。10年後は、もし今現在
の子供さんが半数になったら、税金を納める人がいなくなります。やっぱり対策を打つべきだと思っております。その辺
のところで考えていただきたいと思っております。学校給食費無償化について、制度として宮代町がやっていくということで、将来に対して
の投資です。よろしくお願いしたいと思っております。 それと、先ほど学校給食
の調理コンクールで優勝したということで言われておりますけれども、やっぱりそれは年に1回
のコンクールですよ、はっきり言えば。毎日毎日食べている学校給食、それはきちんと町としても責任を持つ。そういうことが大事ではないかなと思っております。私は町として、栄養価
のある給食として、おいしい給食を出すためには、やっぱり責任を持つということが大事かなという感じがします。 今、調理はセンター方式で委託してやっていますけれども、やはり町
のきちんとした栄養士を町として責任を持って雇うべきじゃないかなという感じがしておりますので、その辺
のところをどういうふうに考えておりますか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(大場崇明君) 町として栄養士を配置したほうがいい
のではないかというようなご指摘だというふうに承知しております。 学校給食
の献立につきましては、校長、教頭
の代表者、保護者、学校
の給食担当者などから成る学校給食研究委員会というもので検討させていただいております。 また、学校給食センターには、2人
の栄養教諭が配置されておりまして、献立を作成しております。栄養教諭は管理栄養士や栄養士でございまして、ご指摘
のある栄養士
の配置については、対応しているというふうにご理解をいただければと思います。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) その栄養士
の問題なんですけれども、これは町
の職員としてやっているわけなんですか。それとも、委託先になるんでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(大場崇明君) 配置されている栄養教諭につきましては、いわゆる学校
の教職員と同じで県が任命をしておりますけれども、服務監督については、宮代町
の教育委員会で行っているということでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) ありがとうございました。 子供さんたちが食べる問題です。ぜひ町
のほうとしても、町
の職員だということでやっていますので、おいしくて安い献立をやっていただきたいなと思っております。 それと同時に、私も何人かに聞きました。子供さんと親御さんに聞きました。まずくはないと言っています。おいしいと言っています。その辺
のところが褒められるものかなというふうに感じておりますので、年に1回
の献立じゃなくて、毎回毎回
の献立をそのようにしていただきたいなと。一つ
の理由としては、温かいからということで言っていましたので、温かいだけじゃなくて、皆さんに喜ばれるような給食を出していただきたいなと思っております。 それと、未納者世帯でございます。心配しないでいいということで、学校で食べたい人はみんな食べているし、未納世帯であるから食べさせないとか、そういうことじゃないんで、やっていますけれども、やはり未納となると、子供さんや周り
の人が気がつくと大変なことになるんで、いじめ
の問題にもなる可能性もあるんで、ぜひその辺
のところは配慮していただきたいなと思っておりますので、その辺
のところは子供さんに分からないようにお願いしたいなと思っております。 それと、学校給食だけじゃないんですけれども、就学援助対象児童生徒数です。2020年度に295人いました。そして、2021年度では225人。これは少なくなっているんですけれども、その辺
のところ
の状況という
のは、基準
の引下げな
のか、人口が減っている
のか分かりませんけれども、状況を教えていただきたいなと思っております。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。就学援助
の関係
のご質問だというふうに思います。 就学援助
の数につきましては、昨年度
の2月1日時点と今年
の2月1日時点で比較させていただきます。まず、2021年度、令和4年2月1日現在では、小学校が107人、中学校が82人、計189人でございました。今年度、令和5年2月1日現在では、小学校が125人、中学校が68人
の計193人となっております。このように中学校では若干減少はしておりますが、総数では若干増加しているという状況でございます。 就学援助制度につきましては、今後も適切に運用してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) 数
の上は分かりました。 ただ、私はこれ一つ、基本となる基準が変わっている
のかどうか、それ
のところはどういうふうになっていますか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(大場崇明君) 就学援助
の基準が変わったかどうかというようなご質問でございますけれども、当町では基準は変えておりません。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) 基準は変わっていない。これはずっと何年も続けている。いつ頃から
の基準なんでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(大場崇明君) 宮代町では、生活保護基準額
の1.3倍が基準になっておりまして、これについては、何年からということは今お答えはできませんけれども、しばらく続いております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) その生活保護基準が変わってしまったんですよ。その辺
のところで、宮代町
のそういう子供さんに対する基準も変わってきている。例えば10万円もらっていた
のが、9万円だったら9万円
の1.3倍になってしまうんですよ。だから、そういうところでは、やはり基準が変わってきているんですよ。その辺
のところで、今までもらえていた人が、もらえなくなってきている。 その辺
のところはよほど注意して、配慮していかないと、生活困窮世帯はどんどん生活困窮世帯になっていく。私はそう感じておりますので、その辺
の見直しという
のは、町独自でもプラスアルファをつけるなり、基準を守っていただきたいなと思っております。ひとつその辺
のところは検討しなくちゃいけない問題ですけれども、提案として出しておきたいと思いますので、よろしくお願いします。 次に移りたいと思います。 保育士
の問題でございます。 70年前
の保育士
の配置基準でよいか。また、処遇改善は進んでいる
のか。そういうテーマなんですけれども、70年前ということじゃなくて、正確には75年前です。そういうことで訂正をお願いします。 現在、国
の配置基準では、零歳児3人に保育士1人、1、2歳児は6人に1人、3歳児は20人に1人、4、5歳児では30人に保育士1人となっております。 宮代町では、令和3年度3月時点で国
の基準は全てクリアしていますが、1948年、児童福祉法が施行された当時
のまま、4、5歳児
の基準は変わっていないし、1、2歳児
の基準も56年間変わっていません。 園児を取り巻く事故が連日報道されました。2021年では重篤な事故が1,872件発生しました。近年では、バス置き去り事故等が報道されています。2015年
の保育新制度導入時
の4倍以上です。 愛知県
の保育団体連絡協議会では、県内労働組合
の協力を得て、保育士にアンケートを取ったそうです。災害時に子供
の命を守れないと答えた保育士が、8割を超えたそうです。 一部を紹介しますと、避難訓練で、零歳児2人は、おんぶ、だっこはできるけれども、3人目はどうすることもできない。3歳児
の20人がお昼寝しているときに災害が起きたら、全員を起こして、障がい児も含めて一人残らず私一人で避難させる自信がない。子供
の発達には個人差があり、1歳児でも歩けない子がいる中、1対6
の配置基準では、おんぶにだっこ、両手をつないでも守れる
のは4人まで、残り
の2人は声をかけて、複雑な避難など到底無理。保育士配置基準は、何事も起こらない前提で成り立っている。常にぎりぎり
の状態で、何が起こっても子供
の安全を守る自信がないなど、そのほか、保護者から
のアンケートがあります。 多く
の都道府県では、1日11時間以上
の開園をしている。しかも、常に複数で
の保育が求められ、子供が1人でも2人
の保育士が必要です。そのために定員
の倍近い保育士が必要です。宮代町は令和4年3月1日現在、零歳児3人で保育士1人、1、2歳児6人で1人
の保育士
の保育園もあります。保育士を増やすべきと考えるが、お答えください。 2つ目として、民間、公立保育園
の保育士や学童指導員
の処遇改善は進んでいる
のか。 保育士等
の賃金水準は、全産業平均より約9万円ほど低くなっていると情報があります。コロナ禍で、感染リスクがある中で苦労して保育を継続している。さらなる処遇改善で励ますことが大事ではない
のか、お答えください。 以上です。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、保育士
の配置基準及び処遇改善についてお答え申し上げます。 まず、①
の保育士
の配置基準等に関するご質問についてでございます。 町内
の保育園では、厚生労働省令児童福祉施設
の設備及び運営に関する基準に定められている保育士
の配置基準を遵守して保育を行っているところでございますが、国
の基準は最低基準でございまして、保育園が開園しているあらゆる時間帯において、この基準を守らなければなりません。その上で、実際
の園生活におきましては、議員
のご指摘にありますような、複数
の保育士が必要な場面や有事
の際などに対応できるよう、職員配置に配慮しております。 例えば、町立保育園におきましては、子供
の年齢や成長
の個人差に対応した質
の高い保育ができるよう、クラス担任に加えてもう1人、会計年度任用職員
の保育士を配置したり、心身に障がいがある児童に対して必要に応じて加配
の職員を配置したり、併せて保育士
の休暇や緊急的な対応が必要な際に対応できるよう、担任を持たないフリー
の保育士も配置しているところでございます。 保育士
の増員につきましては、国
の動向及び保育を取り巻く環境について
の情報収集を行いながら、安全かつ質
の高い保育ができるような保育士配置を推進する必要があると認識しております。 また、あわせて、保育中
の看護業務等を行う看護師や園内
の清掃業務、保育活動
の準備等
の補助を行う保育補助員を雇用し、業務
のすみ分けを行うことで、保育士が保育に専念できる環境を整えることも重要であると考えております。 町といたしましては、今後も良好な保育環境を維持していくために、計画的に保育士等
の採用について進めてまいりたいと考えております。 次に、②
の保育園保育士や学童指導員
の処遇改善についてお答え申し上げます。 民間保育所等や学童保育所における令和4年2月から令和4年9月まで
の保育士処遇改善臨時特例事業につきましては、各施設において、令和4年10月以降も事業
の要件を満たした上で継続的に実施しております。 各施設における処遇改善に必要な費用につきましては、民間保育所等へは、令和4年9月分までは補助金、10月分以降は給付費により、学童保育所に対しては、指定管理料
の増額により補助しております。 また、公立保育園
の正規職員である保育士につきましては、一般事務職と同様
の給与表及び初任給基準を適用して給与を決定しておりますので、業種間で
の格差が生じているということはございません。 町といたしましては、引き続き、国や県
の処遇改善事業
の積極的な活用を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) 時間がないので、1点だけ伺いたいと思います。処遇改善でございます。 保育士、学童保育
の指導員と宮代町
の全国平均
の賃金、勤続給などはどうなっている
のか。 学童保育
の仕事情報という新聞があるんですけれども、これはアルバイトとか、そういう
のをやったやつなんですけれども、それでは平均年収が331万円となっているんです。 町は、どのようにして平均所得を把握している
のか。その辺
のところをお願いしたいなと思っております。 それと、2月19日
の新聞では、9,000円
の国がやった中で処遇改善された
のは、町は100%やっていると今
の回答をいただいているんですけれども、全国では45%しかやっていないんだと。そういう状況があって、処遇改善は急ぐべきでないかなという感じがするんで、ぜひその辺
のところも、改善策というんですか、給料というか、賃金はどうなっている
のか、お答えください。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、処遇改善
のご質問についてお答え申し上げます。 まず、保育士
の平均年収でございます。 宮代町
の民間保育所、こちらは、処遇改善に係る実績報告書などから確認させていただいた額になりますが、およそ365万2,000円でございました。また、埼玉県平均がおよそ364万1,300円、全国平均がおよそ374万5,000円と把握しております。学童指導員では、宮代町
の常勤職員でおよそ355万8,000円でございました。 また、処遇改善
の進捗状況でございますが、保育園、学童保育所とも、令和3年度における実績報告で確認いたしましたところ、町から交付された補助金等により適切に処遇改善が行われていることを確認しております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 以上で、山下秋夫議員
の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。
△休憩 午後2時20分
△再開 午後2時36分
○議長(合川泰治君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。
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△土渕保美君
○議長(合川泰治君) 通告第4号、土渕保美議員。 〔11番 土渕保美君登壇〕
◆11番(土渕保美君) 議席番号11番、土渕保美でございます。 通告書に従い、一般質問をさせていただきます。 1、宮東・中島地区圃場整備事業について。 令和3年6月議会
の一般質問で取り上げました、埼玉型圃場整備事業
のモデル地区となっている宮東・中島地区
の圃場整備事業についてお伺いします。 1、現在
の進捗状況は。 よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 土渕保美議員
の質問に対する答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 初めに、宮東・中島地区圃場整備事業
の概要につきましてご説明申し上げます。 本事業は、宮東・中島地区
の約50ヘクタール
のエリアにおきまして、埼玉型圃場整備を実施するものでございまして、実施主体につきましては埼玉県でございます。 この埼玉型圃場整備事業でございますが、米価
の下落や高齢化に伴う後継者不足等により、水田地帯における担い手確保が大きな課題となっている中で、生産コスト
の低減をはじめ効率的な米作りを行うために、過去に耕地整理事業によりおおむね10アール以上
の区画に整備された水田地帯を対象として換地、すなわち所有権
の移動を伴わない手法を用い、1区画おおむね30アール以上となるよう農地集積
の進展を図ることで、意欲ある農業者が農業生産性を向上させ、農業を継続、発展しやすい環境を整えるため
の事業でございます。 なお、事業費につきましては、原則、国が50%、埼玉県が27.5%、市町村、すなわち宮代町が22.5%を負担するものでございまして、現在、埼玉県農村整備計画センターで事業費を算出中でございます。 地元
の費用負担はございませんが、
道路等を拡幅する際は、農地
の一部を寄附採納していただく場合がございます。 ご質問
の進捗状況でございますが、令和3年6月議会で一般質問をいただきましたので、その後
の令和3年7月から現在まで
の進捗状況につきましてご説明申し上げます。 まず、令和3年度につきましては、7月以降に4回、10月、11月、12月、1月に地元代表者から成る準備委員会を開催し、宮東・中島地区圃場整備事業において、整備後にどのような圃場で耕作をしていく
のかイメージがつくように、圃場整備構想図(案)及び農地集積計画(案)などを作成したところでございます。 また、令和4年度に入りまして、4月には地元説明会を行い、地権者
の皆様へ、宮東・中島地区圃場整備事業
の概要と事業スケジュール、圃場整備構想図(案)、農地集積計画(案)、仮同意
の意向確認について等をご説明させていただいたところでございます。 さらに、令和4年4月から令和5年1月までに計5回、4月、5月、7月、10月、1月に準備委員会を開催し、地元準備委員と埼玉県、宮代町が連携し、共通
の認識を持って圃場整備事業に取り組めるよう、協議を重ねているところでございます。 あわせて、埼玉県農村整備計画センターにおきましては、事業計画書や農業用施設、
道路、水路
の設計に伴う基礎資料を作成するため、測量調査を実施し、現況
の田面高、水路高などを測量調査し、今後
の整備に向け、事業計画案を取りまとめているところでございます。 最後に、今後
の予定でございますが、令和5年3月に地権者向け
の地元説明会を開催し、現在まで
の進捗状況と今後
のスケジュールをご報告させていただく予定でございます。 また、令和6年3月までには、地元、仮称でございますが土地改良組合を立ち上げる予定でございまして、令和8年度中
の圃場整備事業
の完了を目指し、地元準備委員会
の皆様をはじめ、地権者様、耕作者様にご協力をいただきながら、着実に事業を進めていく予定でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございました。詳しくご答弁していただき、誠にありがとうございます。 それでは、一問一答で再質問をさせていただきます。 宮東・中島地区
の圃場整備事業ですが、あの区画
の中に100を超える地権者がいらっしゃいます。100を超える地権者
の100%同意が必要と伺っておりますが、現在、何人中何人
の同意が得られている
のでしょうか、お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 こちら
の事業、宮東・中島地区圃場整備事業を進めるに当たりまして、まず、本同意
の聴取を行う前に、地区
の意向状況を確認するために仮同意
の聴取
のほうを行いました。 仮同意
の聴取につきましては、令和4年4月に行いまして、地権者が123名でございまして、そのうち121名から仮同意
のほうをいただいているところでございます。 また、本同意
の聴取
のほうにつきましては、令和5年度10月から11月頃に行う予定で考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) 来年度
の予算
の中に水路ゲート
の改修についてのっております。これは多分この圃場整備事業
の一環だと思うんですけれども、全て
のゲートを改修するものな
のかどうな
のか、ちょっとお伺いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(小川英一郎君) お答え申し上げます。 ゲートにつきましては、全てを改修するものではございません。宮東・中島地区におきましては、大小様々な水路
のゲートが存在しておりますが、今回改修を予定しておりますゲートにつきましては、中須用水路
の支流
の最下流にあります2か所
のゲートでございまして、現在
の構造が角落としという形で、板で堰をしているようなゲートになります。 こちら
のゲート
の改修につきましては、宮東・中島地区
の圃場整備事業と連携しまして、地区
の営農環境
の改善を図るためにこのゲートを改修するものでございまして、このエリアにおけるゲート
の改修については、現在
のところその2か所でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 これから始まります実行計画
の中で測量調査を実施し、現況
の田面高、水路高などを測量して、今後
の整備に向けて事業計画案を取りまとめると書いてあります。 平らに見える水田ですけれども、場所によってはかなり
の高低差があると伺っております。それらにより各所で水当番があり、田植えが始まりますと、農業事業者は本当に朝から晩まで大変な思いで水路
の確保に追われております。 その点で今回行われるそういった地質調査で改善される
のかどうか、お伺いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 本年度、埼玉県
の農村整備計画センターにおきまして、設計に反映するため
の基礎資料を作成するために、測量調査
のほうを行っております。 議員おっしゃるとおり、現況
の田面高でありますだとか、それから水路
の高さは測っておりますが、田面高
の勾配に対して水路
の勾配が逆転していたりという状況が確認されました。こちらについては、圃場整備事業
の設計に反映できるように調整をしてまいりまして、取水や排水に支障
のないよう、整備
のほうは実施していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ありがとうございます。 ぜひとも実施していただいて、少しでもそういった苦労を軽減させて、農業
の発展に努められるようお願いしたいと思っております。 続きまして、もし期限内に100%同意が得られない場合はどうする
のか、お伺いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(小川英一郎君) お答え申し上げます。 こちら
の宮東・中島地区
の圃場整備事業につきましては、この事業を施行するために整備区域内
の地権者
の100%
の同意が必要となります。 先ほどお答え申し上げました、現在
のところ、123名中121名ということで、2名
の方から同意をいただいていないところではございますが、引き続きこちら
の方に説明をし、ご理解をいただく努力はいたします。 しかしながら、最終的に同意をいただけなかった場合につきましては、こちらについては、事業エリアから
の除外等も検討する形になるかと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ありがとうございます。 なるべくなら全員、あと2名ですので何とか説得していただいて、ぜひこの事業を成功させて、次
のところ
のステップとしてぜひお願いしたいところでございます。 続きまして、稲作に関わります担い手事業について、現在、水田等
の担い手はいる
のか。今、担い手事業で募集を募っていると思うんですけれども、その辺は何人いる
のかお伺いしたいと思います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(小川英一郎君) お答え申し上げます。 議員
のご質問につきましては、第5次総合計画に掲げております宮代農業人材育成事業、明日
の農業担い手支援事業における担い手というご質問かと存じます。 こちら
の担い手塾
の卒業生につきましては、現在8名おりますが、こちら
の卒業生につきましては、水田営農というよりは、野菜であるだとか、果樹
のほうを作付している担い手塾
の卒塾生という形になります。 ちなみに、宮東・中島地区
のこの圃場整備事業につきましては、計画上、3経営体
の方に担い手になっていただいて、集約するということを考えておりますが、現在、認定農業者という言い方で言いますと、こちら
の宮東・中島地区で営農している農家
の方
のうち、認定農業者につきましては14名いらっしゃいまして、そのうち稲作経営をされている認定農業者につきましては11名でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 今
のところ、安定した担い手は確保できていると見てよろしいかと思います。 最後
の質問になります。 圃場整備事業が確立して、今度は耕作とか、それから稲作とか、あとは田植えとか、いろいろ事業が入ってくると思います。それに際して、今まで小型トラクターとかやっていた
のが、今度は大型になると思われます。そのトラクター
の費用
の負担は誰が払う
のか、お伺いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 今後、圃場整備をした後には、農業機械についても大型化になって、その機械
の費用については誰が支払う
のかというご質問でございますが、農業機械につきましては、農家
の方が購入することとなります。 農業機械
の導入に際しては、担い手
の農家さんを対象といたしまして、町独自
の補助制度、明日
の農業担い手支援対策事業補助金制度、こちらにつきましては、補助率が2分の1以内、補助限度額が250万円となっておりますので、こういった補助事業をご活用いただいて、大型化される機械投資へ
の支援
のほうを町としては行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 そういった補填をされるという形で、ただ、トラクターは結構値が張るもので、その金額で本当に見合う
のかどうか、今後
のことですので、ぜひとも、なるべく多く融資していただくようにお願い申し上げて、この質問を終わらせていただきます。 続きまして、2番、キャッシュレス推進事業について。 宮代町では、令和5年1月に第3弾対象店舗でPayPayでお支払いすると最大25%ポイントが戻ってくるキャンペーンを実施いたしました。宮代町商工会員57事業者以上
の参加による大規模なイベントでした。 そこで、お伺いします。 ①今回
の高い還元率25%で、消費者にとりましても参加した商工業者にとっても、恩恵を受けた方々はたくさんいると思われます。この件に対して町はどのように捉えている
のか。 ②今後もキャッシュレス推進事業を推進していく考えはある
のかお伺いします。 よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(小川英一郎君) キャッシュレス推進事業につきまして、順次お答え申し上げます。 初めに、①
の令和5年1月に第3弾として実施いたしました「がんばろう宮代町!最大25%戻ってくるキャンペーン」について、町はどのように捉えているかと
のご質問につきましてお答え申し上げます。 今回
のキャンペーンでございますが、期間といたしましては、令和5年1月1日から令和5年1月31日まで
の1か月間で、ポイント
の付与上限といたしまして、1回当たり
の上限を3,000円相当、期間当たり
の上限を1万円相当とし、町内
の対象店でPayPayでお支払いすると、お会計額
の25%がポイントバックされるという内容で実施させていただいたところでございます。 今回
のキャンペーン
の参加事業者でございますが、商工会員
の57事業所を含めまして160事業所
の方々にご参加いただきました。 また、昨年度から
の実施を含めますと3回目
の実施ということもあり、利用できる店舗も増加しており、事業者のみならず、消費者につきましてもキャッシュレス決済が浸透しつつあると考えております。 また、今回
のキャンペーンによります経済効果でございますが、このキャンペーンにかかった町
の費用は、25%
のポイント還元費用や販売促進費用など約2,000万円となっております。この町が負担した費用
の約2,000万円を25%で割り戻して計算してみますと、約8,000万円となりますことから、約8,000万円
の消費喚起につながったものと認識しており、町
の負担
の4倍
の経済効果があったと考えているところでございます。 このようなことから、今回
のキャンペーンを振り返りましても、経済対策として効果的であったと捉えているところでございます。 次に、②今後もキャッシュレス推進事業を推進していく考えはあるかと
のご質問でございますが、当町
の小売業や飲食業、サービス業
の事業所はおよそ430であることから、今回
のキャンペーンに参加した160
の事業所だけで比較しますと、約37%
の事業所がPayPayによるキャッシュレス決済が可能な事業所となっているところでございます。 さらに、今回
のキャンペーン
の対象となっていない大手チェーン店やドラッグストア、コンビニ
のほか、その他
のキャッシュレス決済を導入している店舗もありますので、町でキャッシュレス決済が可能な事業所はさらに多いと考えております。 今後につきましても、キャッシュレス決済事業者はPayPay以外にも多数あり、それぞれ独自
のキャンペーンで利用店舗
の増加を図っておりますので、町内でキャッシュレス決済が未導入
の事業所においても、順次導入が進んでいくものと考えております。 昨今
の新型コロナウイルス感染症防止対策といたしまして非接触型決済が注目されたこともあり、また、県におきましてもキャッシュレスを推進しておりますことから、当町におきましても、事業者
の生産性向上及び消費者
の利便性向上につながるよう、キャッシュレスにつきまして推進してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございました。 私もこのキャッシュレス、特にPayPayキャンペーンに関しましてはかなり前からこの一般質問で取り上げて、最初は家族が本当にこんな
のやっていける
のという状態から、だんだんお客様もキャッシュレス、そしてうち
の家族もキャッシュレスに慣れてきまして、やったかいがあったなというような、そういう気持ちでいます。 それでは、再質問をさせていただきます。 今までは、新型コロナウイルス対策事業
の一環として、国から
の補正予算等で行われてまいりましたキャッシュレス事業ですが、新型コロナが第5類とみなされる今後、国や県から
の予算配分が難しくなるかもしれませんが、そのときは町としてどう対処する
のかお伺いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
産業観光課長。
◎
産業観光課長(小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 今まで
のPayPay
のキャンペーンにつきましては、新型コロナウイルス対策でありますだとか、それから物価高騰対策として、国等から
の補助金、交付金
のほうを活用して実施してまいりました。それを踏まえて、町といたしましてですけれども、今後、国などから
の財政的な支援が難しい中でも、PayPayとはいきませんが、継続的に事業者支援を行っていくことにつきましては、必要だと考えております。 今回
のキャッシュレスキャンペーンについては、一定
の期間内に対象店でキャッシュレス手段を用いて決済をするとポイント還元が受けられる仕組みということになっておりましたので、このキャッシュレス事業
の事業者支援として
の効果は、一時的なものというふうに考えております。そのため、引き続き事業者
の皆様
の収益を維持していくためには、これまで以上
の経営基盤
の強化についても不可欠だと考えております。 町
のほうでは、事業者支援
の一環として、経営改善に係る費用
の2分の1を補助いたします商工業活性化事業補助金という
のを用意させていただいております。こちらにつきましては、経営
の改善が見込める設備
の導入ですとか、それから専門家による経営指導、販売促進に寄与する広報などに使える補助金となっておりますので、こういった補助金を活用していただいて、今後も継続的な支援
の一つとして、事業者
の皆様へ
の周知にも努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 今までは、さっき言ったとおり、国や県から
のいろんな補助金で賄ってきた事業ですが、私
の店
の場合ですが、約50%近くがたばこ
のキャッシュレス販売でした。また、宮代町以外
のお客様が多く、要するに外貨を稼げるキャッシュレスです。また、たばこ
の場合は町税に直接絡んでくるので、町としても大変ありがたいことだと思っております。 その点からも、ぜひこれからもPayPay等
のキャッシュレス事業を推進していただきたいと思いますが、町
の考えを最後に町長、お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 先ほど来、課長から答弁がありましたように、町内で
の経済効果は確かなものがあったというふうに私自身も感じております。 ただ、それを推進するため
のお金が今回
の8,000万に対して約2,000万という非常に大きな財源を必要とするものですから、その辺、収支バランスを考えまして、今後
の経済対策にうまく生かせていけたらなというふうに考えております。 ですので、常に開催するというわけにはいかないと思いますけれども、そういう経済支援的なものが今後も国・県、そして町で考えてできることがあれば、率先していきたいなというふうに考えております。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ありがとうございます。 ぜひともいい方向で予算を組んでいただいて、1年に1回でもいいですから、町
の起爆剤、消費者還元とか、いろいろありますけれども、お祭りをやるんだという気持ちで、ぜひとも推進してほしいと思います。 以上で、この件に関しまして終わらせていただきます。 3番、ナンバープレート番号交付について。 原付バイクから125ccまで
のオートバイ用
のナンバープレート番号は町が管理しています。また、宮代町では、その交付方法は順番制であるとお聞きしました。自動車などは、ナンバープレート
の番号は選択制があります。 そこで、お伺いします。 ①近隣市町で、原付バイクから125ccまで
のオートバイ用
のナンバープレート番号
の選択制を導入している自治体はありますか。 ②宮代町では、選択制を導入する考えはありますか。 以上、2点お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。
◎税務課長(門井義則君) お答え申し上げます。 原動機付自転車等
の標識
の交付につきましては、町税条例
の規定に基づき、新たに町内に当該車両
の定値場を持った所有者が、標識交付申請書を提出することにより、町は課税客体を把握し、税
の徴収を確保するため、表示する標識番号を指定して、所有者に無償にて貸与しているものでございます。 県内自治体においても同様
の条例
の規定であり、希望ナンバーを取り扱っている自治体はない状況でございます。 現状、このように希望ナンバー制度がない状況下におきましては、町が原動機付自転車等
の標識を交付する際に、希望ナンバーを取り扱うすべがありませんので、番号選択制については対応できる状況にございません。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 近隣市町にもない、また、県内自治体において同様
の条例
の規定でありという、そういった条例があるということに驚きました。 ここで再質問をさせていただきます。 なぜ対応ができない
のか、条例規定
の根拠を教えてください。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。
◎税務課長(門井義則君) お答え申し上げます。 希望ナンバー制につきましては、国土交通省により、1999年に普通自動車が、2005年に4輪
の軽自動車がそれぞれ導入制度化された経緯がございますが、現行制度上2輪車は対象外とされているということもあり、このような中で町税条例第91条におきまして、原動機付自転車等
のナンバープレート
の交付手続について定めがあり、先ほどご答弁させていただきましたように、番号を指定して交付している状況でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 普通自動車や軽4輪までは選択制があって、2輪になると除外されるというような、2輪愛好者にとってはちょっと残念な条例といえば条例ですね。中にはもうその番号、例えば車には結構ついていますけれども、自分
の好きな番号を選択して入れる、だから、中には2輪でもそういう方はいらっしゃる、ラッキーナンバーとか自分
の好きなナンバーを入れたりという方ですね。 そんな中で、宮代町が一番最初に取り組むという考えはありますか、どうかお伺いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。
◎税務課長(門井義則君) お答え申し上げます。 先ほどご答弁させていただきましたように、現行制度上は2輪車は対象外とされているということもあり、導入については困難な状況、対応いたしかねる状況でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) なかなか難しいようですけれども、最後に、遊び心
のあるご当地ナンバープレートを用いることは考えはありますか。 番号制ではなくて、ナンバープレートですね。宮代町独特なナンバープレートを作るお考えはあるかどうかお伺いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 税務課長。
◎税務課長(門井義則君) お答え申し上げます。 ご当地ナンバーにつきましては、近隣市町において実施された状況があるようでございますが、その多くは、当該自治体
の記念イベント、市制施行周年事業など
の一環として、期間限定、枚数限定で実施されているようでございます。 当町におきましては、ご当地ナンバー、その目的や必要性、効果等について、観光事業、シティプロモーション的発信、費用面等を所管する担当課と確認しながら実施
の是非を含めて、時期を見極めていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ありがとうございます。 もし、そういったイベントで自分
の町
のナンバープレートができたら、例えば旅先行って、バイクで行って宮代町ってどこですかというのにいつも私たちは東武動物公園
のある町です、そういった説明をいたします。全国的に有名なそういった公園があるという
のはひとつ
の強みだと思っていますので、そういったものを上手に利用していただいて、企画をしていただければなと、切に願う。 続きまして、4番目、都市計画
道路春日部久喜線について。 都市計画
道路春日部久喜線は、宮代町都市計画マスタープランにおいて、幹線
道路として
の位置づけがあり、春日部方面へ
の路線延長を行うことにより、宮代町
の背骨となる
道路です。北春日部駅西口方面では、土地利用計画図が作成され、これらを担う開発事業者も決まっているところであります。しかしながら、宮代町に至っては、
道路変更計画
の説明はありましたが、その後
の展開が見えない状況にあります。 そこで、お伺いします。 1番目、現在
の進捗状況は。 2番目、今後
の予定並びに展開は。 2点、お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) 都市計画
道路春日部久喜線について、1点目と2点目は関連がございますので、一括してお答えいたします。 都市計画
道路春日部久喜線につきましては、姫宮駅入り口
の丁字路から春日部市境
の隼人掘川まで
の区間約680メートルを延長とする都市計画
の変更
の手続を行ってまいりました。 7月に都市計画図書
の縦覧、9月9日に都市計画審議会に諮り、春日部市側
の都市計画決定と合わせ、11月11日に都市計画
の変更決定がされました。これにより、都市計画
道路春日部久喜線
の延長は約8,890メートルとなりました。 今後
の予定でございますが、隼人堀川沿い
の計画地内に家屋が1件ございますので、そちら
の物件調査にすぐに入らせていただきます。 そして年度が変わりましたら、説明会を開催しまして現地調査に入るわけですが、来年度
の予定としましては、
道路線形を出すため
の路線測量と、橋梁
の基礎を決定するため
の地質調査、さらには橋
の形式を決定するため
の橋梁予備設計を行います。 これら
の作業は、橋梁整備に伴うことから、橋梁部を施工します春日部市が発注し、本町が負担金を支払うことになります。 この路線は本町にとりまして、春日部市を結ぶ念願
の都市計画
道路でありますので、早期完成に向け、春日部市と緊密に連携してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございました。 なかなか宮代側では見えない状況でしたが、来年度からいろんな調査等が始まり、少しずつ前進しているんだなという
のがこのご答弁で分かってきました。 それでは、再質問をさせていただきます。 姫宮駅西口、東
のローソン付近
の交差点近く
の未買収地があると聞いております。 それから、その未買収地
の進捗状況をお伺いしたいと思います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 ローソン
の交差点
の付近に1か所未買収地がございます。 以前、今
の現状に拡幅整備する際に、交渉は行っていたわけなんですが、なかなか協力が得られませんので、今この時点では交渉には当たっておりません。来年度以降に、地元
の説明会に入りますので、そのときに接触すると思われます。 また、来年度路線測量を行いまして、その後に用地測量を行います。そうしますと、実際今度
の新しい線形でどのくらい用地がかかるか、数字的に現れてきますので、その資料をもって今後交渉
のほうに入りたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) 1件だけ未買収地があって、その1件
のためにちょっと進まないとせっかく
の骨格である
道路がだめになってしまうと思うんですけれども、万が一、未買収地が取れなかった場合は、どうなる
のか教えていただきたいと思います。 よろしくお願いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 町としては、誠意をもって粘り強く交渉をさせていただくという
のがまず大前提でございます。 その後、何年もたってもまだ協力が得られないことになれば、その後
の措置も考えなきゃならないと思いますが、この段階では、誠意をもって何回も足を通って交渉に当たりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ありがとうございました。 ぜひとも粘り強くやっていただいて、変更
のないように、よろしくお願いいたします。 次は、遊歩道
の件でお伺いします。 遊歩道、要するに隼人堀川
のところにあります遊歩道ですけれども、今回近隣住民はもとより、川辺
の遊歩道は町民
の憩い
の場所となっています。 その遊歩道を横切る形になって横断
道路ができます。 その遊歩道
の対処方法というか、要するにどういった形で遊歩道を持っていく
のか、お伺いしたいと思います。 よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) 遊歩道についてお答えいたします。 ちょうど橋ができるところに、健康マッ歩が通っております。左岸側ですね。右岸側にも春日部市になりますが、舗装された遊歩道となっております。
道路築造する際には、公安委員会と協議を3回行うことになっておりまして、現在都市計画
道路の春日部延伸
の都市計画
の変更図書を作成する際に、概略設計時に計画段階
の協議として1回行っております。 次に、詳細設計という
のをこれから行うわけなんですが、その際に実施段階協議というものを行って、最後に
道路をオープンする際
の橋梁段階
の協議、計3回警察
のほうと協議行うことになっております。 その中で、設計
の際にそういう遊歩道
の考慮した考え方を警察
のほうと打ち合わせをさせていただきます。 警察によりますと、過去
の例なんですが、横断歩道は交通量や歩行者、あそこ横断するにはまずは横断歩道という
のがまず第一に考えられるとは思うんですが、その歩行者数が設置
の判断基準となっております。 この位置
の上流部に当たります半縄橋という
のがございます。そちらにも健康マッ歩が横断しておりますので、この健康マッ歩を築造するときに警察協議を行ったんですが、遊歩道
の利用者という
のはそれほどでもないということで、横断歩道
の設置要望いたしましたが不採択となった経緯がございます。 このような経緯があり、設置については、現段階では難しいと思われますが、保安委員会と
の協議
の中で強く要望していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 まず、遊歩道健康マッ歩
の安全を第一にしてぜひとも警察と
の協議
の中で進めていただければと思っております。 最後になりますが、あの地域が今度は準工業地帯となると伺っております。測量や地質調査が年度替わりで始まると思いますが、そうなると結構早いテンポでどんどん進んでいくかと思われます。 どこ
の段階で準工業地帯とみなされる
のかお伺いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 姫宮地区
の春日部久喜線
の沿線は、春日部市に抜けることにより土地利用が増進されるということで、土地利用検討ゾーン。町
の計画では土地利用検討ゾーンという
のに指定されておりまして、今後どういう土地利用をしていこうかと考えるところでございますが、準工業地とは今までも一切触れていないと思うんですね。産業系
の土地利用ということは申したことはありますが、産業系も含めて、あとは区画整理事業で
の住居系という
のはできませんので、市街化調整区域で
の開発手法という
のを和戸と同じように検討していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ありがとうございました。 商業施設が入ってこられるような状況になることは確かだと思いますので、そのときが早くきてほしいという願いと、あとは地域
の安心・安全をともにした、そういった健康づくり
の歩道が整備されることを願っています。 最後です。 5番、宮東地区保育施設について。 今年
の春先に開園予定
の(仮称)宮東保育園についてお伺いします。 ①現在
の進捗状況は。 ②今後
の予定並びに展望は。 2点、お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、宮東地区に建設中
の保育施設に関するご質問につきまして、お答え申し上げます。 ①
の現在
の進捗状況でございますが、建設工事、保育士
の確保、認可申請事務等、いずれも令和5年4月1日
の開所に向けて、滞りなく順調に進捗していると
の報告を受けており、過日、建設現場
の確認もさせていただきましたところ、報告どおり完成に向けて順調に進んでいることが確認できました。 続いて、②
の今後
の予定並びに展望についてお答え申し上げます。 宮東保育園につきましては、3月中に埼玉県
の認可を受け、4月から保育を行う予定でございます。 令和5年度
の入所予定者数につきましては、一時申請
の入所決定時点ではございますが、認可定員60名に対して、入所決定者が48名で、内訳はゼロ歳児6名、1歳児14名、2歳児14名、3歳児11名、4歳児2名、5歳児1名となっております。 4歳児及び5歳児が少ない
のは、新規施設においては、持ち上がり
の継続入所児童がいないことによるもので、来年度以降は順次充足されることになります。 今回
の宮東保育園
の開所により、町全体で見ましても、保育
の供給体制が大きく拡充され、待機児童
の解消に大きな効果があるものと期待していたところでございますが、先週2月15日で2次申請
の受付が終わりまして、最終的に全体
の調整選考を行った結果、宮代町といたしまして、令和5年度4月入所につきましては、保育所
の待機児童がおかげをもちましてゼロ人となりました。このことを合わせてご報告申し上げます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 1年越し
の宮東保育園
の完成を間近にして、私も地元ながら毎日見ています。 請負業者が本当に必死になって朝晩、朝早くから夜遅くまで大変な思いで作成している
のを目の当たりにしています。 また、周りは住宅街がないので騒音問題等もなく、また、県道に面していますので、交通
の便も大変いいところに設置され、今後
のこの保育園
の開所で、今回待機児童がゼロになったという報告を今受けまして、本当によかったなと心より安心しております。よかったと思います。 それでは、何点かですけれども、再質問をさせていただきます。 朝晩
の交通
のラッシュ時ですね、車で
の通勤、特にあそこ
の川端公民館付近
の信号機は複雑で、知らない人は赤になっても次
の信号を通り抜けていく場合があります。そのような状況が多々あり、たまに事故等も起きています。 そんな中で、やはりそういったところが保育園
の近く、もう間近でそのような状況がありますので、その辺
のラッシュ時とか
の対処
の仕方とかあったら、ぜひとも考えをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、宮東保育園
の周辺
の道路事情
の関係についてお答え申し上げます。 議員おっしゃるとおり、場所が県道に面しておりますことから、設計段階からやはり保護者
の送迎車両とかが県道を通るということで、また県道に停留してしまう
のではないかということで、懸念されましたので、事業者と調整を行ってまいりました。 対策といたしましては、敷地内
の駐車場
の数をなるべく多くして、駐車場に入れない車が発生しないようにするということに、まずこれをやろうということになりまして、具体的には、運動会など
のイベント時も考慮しまして、40台ちょっと
のスペースを確保すると
のことでございます。 送迎につきましては、同じ時間帯に大体多くて10台くらい
の車が来るということでございますので、十分な駐車台数
のスペースが確保できているものと思われますので、これで様子を見させていただきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 土渕議員。
◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 確かに駐車場も保育施設並みに広く取ってある
のを確認しております。 ただ、先ほど言っていました朝晩
の通勤時間帯ですと、春日部から杉戸方面へ抜けていく
のと、動物公園側から春日部方面へ向かうときに、動物公園側から来る車が時折渋滞をなして、お墓近くまで並ぶことがございます。やはりそういった懸念がありますので、今回ちょっと問いかけてみたんですけれども、私
の取り越し苦労であってほしいと願うばかりですけれども、絶対という
のはございませんので、ぜひその辺を考慮していただき、安心・安全な保育園であってほしいと、ひとつよろしくお願いして私
の一般質問とさせていただきます。 ありがとうございました。
○議長(合川泰治君) 以上で、土渕保美議員
の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。
△休憩 午後3時35分
△再開 午後3時50分
○議長(合川泰治君) 再開します。 引き続き一般質問を行います。
---------------------------------------
△丸藤栄一君
○議長(合川泰治君) 通告第5号、丸藤栄一議員。 〔5番 丸藤栄一君登壇〕
◆5番(丸藤栄一君) 議席5番
の丸藤でございます。 通告順に従いまして、3点について質問を行いますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、新型コロナウイルス感染症対策についてお尋ねします。 宮代町内
の昨年12月
の感染者数は845人で、全数把握後としては最多を記録しました。今年
の1月も感染が拡大しました。 質問通告を提出したころは、2月20日までで176人です。対策
の強化は必至であります。 全国では、死者が増えていました。 ところが岸田首相は先月20日、新型コロナウイルス感染症法上
の位置づけを5月8日から季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げる方針を決定しました。 現在
の医療費
の公費負担も段階的に縮小していく方針と
のことです。 専門家は、新型コロナウイルスがインフルエンザと同等になるには、もうしばらく時間がかかると指摘しています。公費負担
の縮小で患者負担が生まれれば、受診控えが起きると警戒しています。 町民
の間では、まだ早い、対策
の手を緩めれば感染が広がるなど不安
の声が挙がっています。 そこで、当町
の新型コロナウイルス感染症対策
の取組について伺います。 1点目は、小・中学校、学童保育、保育所、高齢者施設
の感染者数はどのようになっている
のでしょうか。お答えください。 2点目は、小・中学校
の教員や保育所
の保育士、高齢者施設
の職員に対する抗原検査キット
の活用状況はどのようになっている
のでしょうか。お答えください。 3点目は、子供や高齢者へ
のインフルエンザ予防接種
の状況も含めた、新型コロナウイルス感染防止及びその対策はどのようになっている
のでしょうか。お答えください。 4点目は、5類になれば、行動制限や陽性者
の全数把握、入院勧告など、幅広い対応が取れなくなります。感染者で7日間、濃厚接触者で5日間
の待機期間もなくなる見通しです。一方、岸田首相は、現在
の全額国費負担によるワクチン接種
の在り方も検討するとしております。マスク
の着用についても原則不要とする案が出ています。 これらによる類型変更について
の町長
の見解を伺います。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤栄一議員
の質問に対する答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) それでは、新型コロナウイルス感染症対策について順次答弁を申し上げます。 まず1点目、各施設
の感染者数です。 初めに、小・中学校で
の感染状況ですが、昨年12月1日から本年2月10日まで
の間に、児童生徒では全部で182人、教職員10人
の感染が確認されております。 また、学童保育所では、児童が48人、指導員が8人と報告がありますが、このうち児童については先ほど申し上げました小・中学校児童生徒数に含まれるものと思われます。 次に、保育所ですが、公立、私立合わせまして児童35人、職員3人
の感染が報告されております。 最後に、高齢者施設
の感染者数ですが、1月末までに報告されたものの集計が、利用者が61人、職員が50人、合計111人
の感染が町へ報告をされております。 2点目、抗原検査キット
の活用状況です。 町立小・中学校
の教職員
の抗原検査キット
の活用については、12月1日から2月10日まで
の間ですと50回使用されております。 保育所学童保育所におきましても、令和4年2月から町で用意した抗原検査キットを町内
の保育園6園と、これは小規模事業所も含めておりますが、学童保育所4か所に保育従事者用として、各施設20個常備を目安に配備しております。 これら配布した検査キットは、園児等
の感染が判明またはその疑いが発生した際に、各施設長
の指示
のもと、園児と接触があった保育士
の検査を実施することで、感染状況を把握し、安心して保育業務を継続していただくために活用いただいております。 保育士等がまた濃厚接触者となった際に、社会機能維持業務従事者として、待機期間を短縮するため
の検査としても同様に活用させていただいております。 高齢者施設ですが、こちらは国・県・町それぞれが抗原検査キット
の配布を行っておりまして、国からは希望する高齢者施設へは令和4年11月に配布、令和5年2月にも配布が予定されております。 埼玉県では、令和4年3月に10から50個配布、町は昨年令和4年9月に町においては各事業所へ10から60個
の配布をさせていただいております。 3点目、感染防止対策です。 国
の新型コロナウイルス感染症対策本部が定めた基本的対処方針によれば、新型コロナウイルス感染症
の感染経路は、せき、くしゃみ、会話など
のときに排出される飛沫や、エアロゾル
の吸入、接触感染等と考えられておりますので、基本的な感染対策が重要とされております。 この基本的な感染対策とは、改めて申し上げるまではないかもしれませんが、いわゆる3つ
の密、密閉空間、それから密集場所、密接場面、こういった3つ
の条件がある密
の回避、それから人と人と
の距離
の確保、マスク
の着用、手洗いなど
の手指衛生、換気と言われております。したがいまして、引き続き、町
の広報やホームページなどを通して啓発に努めてまいりたいと考えております。 また、いまひとつ
の感染防止対策として行っておりますワクチン接種ですが、新型コロナウイルス感染症対策として昨年
の秋から、オミクロン株対応
の二価ワクチン
の接種を推進してまいりましたが、令和5年2月20日、今週
の月曜まで
の集計ですが、対象者
の方
の54.6%
の方が、オミクロン株対応
のワクチン接種を済まされています。 また今年流行が懸念されておりましたインフルエンザですが、現在までに高齢者
の方では58.9%
の方がインフルエンザ
のワクチン接種を済まされたということを確認しております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 町長。
◎町長(新井康之君) (4)5類移行後
の新型コロナウイルス感染症対策について答弁申し上げます。 本年1月27日、国
の新型コロナウイルス感染症対策本部は、今後オミクロン株とは大きく病原性が異なる変異株が出現するなど
の特段
の事情が生じない限り、5月8日から新型コロナウイルス感染症を感染症
の予防及び感染症
の患者に対する医療に関する法律、いわゆる感染症法上
の新型インフルエンザ等感染症に該当しないものとし、ご質問
の5類感染症へ
の変更を決定いたしました。 これまでは、同法に基づいて、感染症を抑制するために社会経済活動
の制限や、要請により感染拡大防止を図ってきましたが、ワクチン接種が進んだこと、また、ある程度
の感染拡大により、集団で
の免疫が得られたとも言われていることなどから、重症化
のリスクが低下、今日では、感染者数も大幅な減少傾向にあります。 この間、町におきましても、感染拡大当初は小・中学校
の休校や、各種事業
の中止を余儀なくされるなど、町民生活にも多大な影響があったわけですが、このたび
の5類引下げにより、コロナ前
の社会経済活動と日常を取り戻せる光が見えた
のではないかと一定
の評価をいたしております。 ただ、大事なことは、法的な位置づけが変わっても、ウイルス
の病原性や感染力そのものが変化するものではないということです。例として申し上げれば、政府は感染拡大防止
の有効手段として推奨してきたマスクについて、5類移行前
の本年3月13日から屋内、屋外を問わず、着用を個人
の判断に委ねることを基本とするよう、見直すとしています。 これまでは、行政が一律にルールとして求めていたことが個人
の主体的な選択、判断に委ねられることとなり、今後コロナに関するあらゆる場面で選択と判断が求められることになります。このことは、これまで以上に基礎的自治体である市町村
の役割が重要になると、改めて認識しているところでございます。 したがいまして、マスク着用に限らず、5類へ
の円滑な移行と感染拡大抑止
の取組を着実に実施してまいりたいと思っております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) それでは、一問一答で再質問させていただきます。 まず、2点目
の関係ですが、答弁ありました。 一時期、新型コロナウイルス感染症
の死者数も過去最多を更新しました。感染者が少ないのに死者が多い
のではなく、重症化していくと言われているオミクロン株でさえこれだけ死に至るわけでございます。把握していない感染者が爆発的に増えていたと考えるべきで、引き続きコロナウイルス感染症から命を守る対策が必要であります。 そうした点では、全数届出見直しにより、検査対象を制限する結果になっています。軽症であれば、検査せず、より感染を広げています。必要な人が検査を受けられる体制にしていくべきと考えますが、いかがでしょうか。お答えいただきたいと。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 新型コロナウイルス感染症につきましては、議員ご質問
のとおり、昨年
の9月26日から国は全数把握を停止をいたしまして、発熱外来にかかられた方で陽性
のとなられた方
のうち、60歳以上
の方、それから妊婦
の方、重症化
のリスク
のある方、疾患
のある方と、こういった方々については従来どおり把握をさせていただいて、それ以外
の把握は任意でということになって今日に至っております。 果たして感染者数という
のは、非常にこうした中でも第7波に迫る勢いで、一番多いときに迫る勢いでかなり
の数がいますから、中にはご自身で登録されていない方という
のはおそらく相当数いたんだろうというふうに、これは推察されるわけでございます。 こうしたことで、今日を迎えているわけですが、これまで
の間どういったことが起きた
のかと言えば、国あるいは県、私どももそうですが、啓発申し上げたとおり、ひとつにはこのオミクロン株という
のが、やはりこれまで
の株に比べれば重症化自体はしにくいであろうというふうに考えられていることです。 これによりまして、ある程度
の方は、ご自分で検査キットをご用意されたり、あるいは軽症であれば、自宅で経過を観察されたりということで、それぞれ対応をとっていただけた
のではないかと思います。 今おっしゃったように、それ以外
の方がしっかり受けられるように、いろんな検査が受けられるようにということでございます。これは、県でもPCR
の無償検査事業ですとか、あるいは高齢者施設へ
の抗原キット
の配布ですとか、こういった事業は引き続き行われておりますので、そういった点では、以前に比べては規模は収まっているかもしれませんが、継続して行われているものと理解しております。 引き続き、感染
の動向を踏まえ、町でもこういったところを、必要なところには手当をしていきたいというふうに考える次第です。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) もう一点お伺いしたいと思います。 抗原検査キット
の配布なんですが、国においては今年
の2月、この2月にも配布が予定されているということなんですが、どれぐらいくる
のか分かりましたら答弁願いたいと思います。
○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。
△休憩 午後4時07分
△再開 午後4時07分
○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) 今回国が行う高齢者施設
の抗原検査キット
の配布事業について答弁を申し上げます。 この事業は、施設における頻回検査、度重なる検査を行うために行うものでして、配布時期は令和5年2月とされておりまして、高齢者施設が対象です。 配布数量ですが、職員数掛ける2回、これを4週から8週行う
のと、プラス新しく入所された方、これを対象に配布をされるということが通知をされております。この件につきましては、既に各町内
の施設に町を通じましてご案内をさせていただいております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) 次に、3点目
の件ですが、感染者数が減っている状況
の下で、埼玉県は新型コロナ
の感染状況をレベル2に引き下げました。しかし感染
の拡大が収束していないことに加え、インフルエンザが流行していることから、引き続き、基本的な対策
の徹底を呼びかけております。 自宅療養者へ
の配布サービスは、現在は実施されないと思っておりますけれども、パルスオキシメーター
の貸与はどういうふうになっておりますか。お答えください。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) 自宅療養者へ
のパルスオキシメーター
の配布についてお答えをいたします。 自宅療養
の方へ
のパルスオキシメーターにつきましては、埼玉県では先ほど申し上げた60歳以上等、幾つか
の重症化
の可能性
のある方々につきましては、自動的にハーシス
のほうより自宅療養
のため
の観察をしていただくように登録をいたしますので、その時点から埼玉県から提供をされることになっております。 それ以外にご自分で自主的に登録をされた方についても、ご希望があれば埼玉県から配送がされるというふうに伺っております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) それでは、4点目
の5類移行後
の新型コロナウイルス感染症対策について伺います。 特に、新型コロナウイルス対策
のため
のマスク着用についてでありますけれども、政府は3月13日からは個人
の判断に委ねるとしていますが、重症化リスクが高い人に感染を広げないためにも、医療機関や高齢者施設などでは、引き続き着用を求める方針
のほうがいいと思いますが、その点についてはどのように考えておりますでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 マスクについては、先ほどご質問にありましたとおり、来月3月13日から国が大きく方針を変えまして、基本的にマスク
の着用は個人
の判断が基本とされることになります。 これ
の意味するところという
のは、しなくてもいいよということではないというふうに受け止めております。つまりマスク自体は確かに感染防止には有効な手段でございまして、これまでもインフルエンザが流行したり、あるいは冬場風邪が流行すれば皆さん日本人はマスクはされる方、非常に多かったわけです。何が変わったかと言えば、感染対策をご自身で考えてくださいということだというふうに我々は理解しております。 この点をまずきちんと広報するということが町として重要ではないかと考えております。 いま一つご質問
の高齢者施設ですとか、あるいは病院、こういったところという
のは従来どおりマスク着用が効果的であるということを政府広報でもおっしゃっていますので、この点も合わせて啓発をしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) この点につきましては、先ほど町長も答弁
の中でコロナ前
の社会経済活動と日常を取り戻せる光が見えた
のではないかと一定
の評価をしているという答弁もございましたが、ただ大事なことは、法的な位置づけが変わっても、ウイルス
の病原性や感染力そのものが変化するものではない、こういうふうに答弁しました。それに尽きると思いますが、もう一点やはり気になる
のは、学校で
の対応です。これについては、令和5年2月10日
の新型コロナウイルス感染症対策本部決定とあるんですけれども、ここでは学校教育活動
の実施に当たっては、マスク
の着用を求めないことを基本とすると、冒頭書いてあるんですけれども、これについて
の見解について町はどういうふうにする
のか、その点、教育委員会
のほうからお願いしたいと思います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(大場崇明君) ご質問にお答え申し上げます。 今議員がおっしゃられたとおり、令和5年2月10日付
の政府対策本部
の決定では、学校教育活動
の実施に当たっては、マスク
の着用を求めないことを基本とするなどとなっております。 これらを踏まえまして、埼玉県
の教育委員会
のほうから市町村
の教育委員会に通知が出ております。 その通知
の中身として、大きく2つ考え方が示されております。 一つが、令和5年3月31日まで
のマスク
の着用
の考え方について、もう一つが令和5年4月1日以降
のマスク
の着用
の考え方についてでございます。 まず、1点目
の令和5年3月31日まで
のマスク
の着用
の考え方については、2つ
の視点がございます。一つが卒業式
の対応と、もう一つが卒業式以外
の学校教育活動
の対応でございます。 まず、卒業式
の対応でございますが、卒業式
の対応については、令和5年2月13日付で、令和4年度卒業式における市町村立学校
の対応
の変更等についてという通知が出ておりまして、この中で卒業式については、児童生徒及び教職員については、式典全体を通じてマスクを外すことを基本とするということ。ただ、2番目としては、来賓、保護者等はマスクを着用するということです。 そのほか、換気
の徹底ですとかそういったものがあるんですけれども、例えば校歌
の斉唱や合唱を行うときや、複数
の児童生徒による呼びかけを実施するなど
の際は、マスクを着用するなど
の通知が出ております。 これが卒業式
の対応でございます。 卒業式以外
の学校教育活動につきましては、今年度内、令和4年度内における学校教育活動については従来どおりという指針が出ておりまして、従来どおりは何かということになりますけれども、これはいわゆる基本的な感染対策であります身体的距離
の確保、マスク
の着用、手洗いという、こうした原則を守って学校活動をしましょうということになっております。 ただ一方で、この通知に関連しまして、令和4年12月2日付で、マスク
の着脱に係る児童生徒等へ
の適切な対応についてという通知が出ております。これは令和4年12月に出たものなんですけれども、この中では簡単に言うと、マスク
の着用は重要だけれども、メリハリ
のあるマスク
の着脱にしてくださいということで、例えば、徒歩や自転車による登下校時や体育
の授業などについては基本的にマスクを外すなど
の、そうした引き続きメリハリ
のある指導をお願いしますというような内容になっております。 これは、1点目
の3月31日まで
の考え方でございます。 令和5年4月1日以降
のマスク
の着用につきましては、今後文部科学省から改めて通知が発出されるということになっておりますので、その通知
の中身を見ないと現時点では分からないということでございます。 これが現時点で
の学校教育に係る対応になっております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) 今
の件なんですけれども、学校における対応なんですけれども、やはり学校教員が児童生徒に対して着用を促すことも考えられるが、そのような場合も含め、児童生徒や保護者等
の主体的な判断が尊重されるよう、着脱を強いることがないようにすることという、こういう一文がありますので、ぜひそういう立場で対応していただきたいというふうに思います。 では、時間ですので次
の質問に移りたいと思います。 次に、こども医療費は18歳まで無料化を、についてお尋ねします。 こども医療費
の支給制度は、子育て家庭
の経済的負担を軽減し、子供
の保健
の向上と、福祉
の増進を図ることを目的に医療費
の一部負担金を助成する制度であります。全国
の自治体
のこども医療費助成制度が、高校卒業までに広がっております。 そこで、1点目は、埼玉県内でこども医療費
の入院・通院
の対象年齢を高校卒業まで実施している自治体はどのようになっている
のでしょうか。お答えください。 2点目は、高校卒業まで無料化した場合、その経費はどれぐらいになる
のでしょうか。お答えください。 3点目は、物価高騰から暮らしを守り、子育てを支援するため18歳まで無料化
の考えはないでしょうか。お答えください。 以上です。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、こども医療費関連
のご質問につきましてお答え申し上げます。 1点目
の、埼玉県内
の状況でございますが、県内でこども医療費
の対象年齢を入院、通院とも高校卒業までとしている自治体につきましては、令和5年1月1日時点において63自治体
のうち、28自治体、約4割となっております。 次に、2点目
の、宮代町において通院分も高校卒業まで対象とした場合
の経費につきましてでございますが、扶助費につきましては、現在
の中学3年生
の扶助費を基に試算いたしましたところ、約690万円となります。合わせて事務的経費につきまして、電算委託料及び国保連合会等に支払う審査支払事務委託料が約45万円。こども医療費受給資格者証
の新規及び再配布に係る印刷製本費が約45万円、その郵送料が約40万円となり、合計で約820万円
の経費が発生するものと見込まれます。 次に、3点目
のこども医療費における18歳まで
の無料化につきましてでございますが、現在高校生18歳になった年度末まで対象としている入院分
の医療費に加え、通院分につきましても、高校生まで対象を拡大した場合、2点目でご回答申し上げた費用が全て町単独
の負担となります。しかしながら、こども医療費
の対象拡大につきましては、子育て世帯に対する経済的な支援効果が高い施策であること及び埼玉県内において、助成対象を拡大する流れがあることは認識しているところでございますので、今後県内
の状況や、町
の財政状況を踏まえ、慎重に検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) それでは、再質問させていただきます。 1点目は、県内63自治体
のうち28
の自治体、約4割で実施されております。 2点目
の通院分も高校卒業まで対象とした場合
の経費、試算では扶助費を基に試算した点では約690万円、それと事務的経費で130万円、合わせて約820万円
の経費が発生するという答弁でございました。 3点目では、こども医療費
の対象拡大については、子育て世帯に対する経済的な支援効果が高い施策であるということ、それから、埼玉県内において、助成対象を拡大する流れがある、こういう認識ということなんですが、私は、やはり子供たち
の命と健康を守り、子育てしやすい社会環境をつくるために、こども医療費
の無料化を進めるべきと思い質問しております。 本来、国
の制度で18歳まで
の医療費無料化を実現すべきだと思っております。 こういう認識であともう少しだと思いますね。実は相模原市も医療費助成、高校3年生まで大幅拡大へということで、NHKなどでやっておりました。 相模原市が来年
の夏から医療費
の助成を高校3年生まで大幅に拡大する方針を固めたということなんですが、その理由は、物価高騰などによる子育て世帯
の負担を和らげること。それから、市内に移住する人を増やそうと、そういう理由から来年8月から助成
の対象を新たに高校3年生まで広げることを決めたということなんです。 私は、これは宮代町にもそっくり当たると思うんですね。もう宮代も入院分もやっております。あとは通院分だけです。もうあとは町長
の判断だけだと思うんですけれども、今後県内
の状況や、町
の財政状況を踏まえ、慎重に検討していくということなんですが、時間もありませんので、町長、どうでしょうか、もうあとちょっとだと思います。町長
の判断ひとつだと思うんですけれども、その点どうでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 高校生まで
の通院費
の無料でございますが、宮代町、検討を重ねまして、今年度から入院
の手当まで支給するようになりました。まだ入院始まって間もないこともございますし、子供たち16歳、17歳、子育て支援定住促進につながることをよく理解しておりますので、もう少し時間をいただければと思っております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) 今も町長から答弁がありました。入院分については始まったばかりということで、もうしばらくということなんですけれども、先ほども言ったように、やはり宮代町に移住する人も増やせる要因ができるわけですよね。ですから、これはそんなに財政的にも困難だとは思いませんので、ぜひ早急に手だてを取っていただくようにお願いをして、この点については終わりたいと思います。 そういう立場からぜひ町長にお願いをしたいと思います。 続きまして、加齢性難聴
の方に補聴器購入助成制度をについてお尋ねします。 目
の悪い方が眼鏡をかけるように、聞こえづらい、聞こえにくい方が日常生活を送る上で補聴器を使用する
のは当然
のことです。 ところが、ただでさえ補聴器は高額で、しかも性能に比例して価格も上がるため、年金暮らし
の高齢者にとって、補助制度なしでは購入できないという
のが実態ではないでしょうか。 そこで、伺います。 1点目は、現行
の障害者総合支援法では、軽度、中等度
の難聴
の方は認定を受けられず、補助制度から外れてしまいますが、どうでしょうかお答えください。 2点目は、当町も加齢性難聴者へ
の補聴器購入について、町独自で
の助成制度を早急に創設すべきと思いますが、その考えはないでしょうか。お答えください。 以上です。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) それでは、加齢性
の難聴者に対する補聴器購入助成について答弁をいたします。 この加齢性難聴ですが、加齢に伴いまして音を感じる部位に障がいが起こり、聴力
の低下により発生するものと認識いたしております。 この難聴
の影響といたしまして、危険
の察知ですとか、家族や友人と
のコミュニケーション、それから孤立によるうつ症状や認知症
の発症リスクにもなるとも言われております。 こうしたことから令和元年6月に認知症施策推進関係閣僚会議、こちらで策定された、認知症施策推進大綱では、難聴が家庭内へ
の閉じこもりにつながるなど、認知症
の危険因子とされており、認知症
の予防法、リハビリ、介護等について、研究開発を進めていくということが記載されたと伺っております。 このたび難聴
の方へ
の補聴器購入に対する助成制度について、ご質問いただいておりますが、障害者総合支援法に基づきまして、聴力が一定以下であること
の指定を、医師から身体障害者診断書に記載していただいて、手帳
の交付を受けていただきますと、対象者ご本人、それから配偶者が住民税非課税
の場合については自己負担はなく、対象者本人及び配偶者が住民税課税
の場合でも、原則1割
の負担となっております。 したがいまして、聞き取りづらいなど
の状態
のある方については、まずは医師
の方にご相談いただいて、身体障害者手帳
の交付についてもご検討いただきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) それでは、再質問をさせていただきたいと思います。 補聴器はいいものだと30万円というものもあります。高くて買えないからと加齢性難聴を放っておくと、答弁にもありましたように認知症
のリスクが上がると言われております。そうしたことから、ぜひ町として助成制度をつくっていただきたい、そういう思いもあります。 また、そういう声も私どもに多く寄せられております。そういう立場から私は伺っているんですが、その点についてはどうでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 このたび、加齢性
の難聴
の方
の補聴器
の購入についてご質問をいただいております。 この加齢性
の難聴
の方につきましても、その程度という
のは、やはり個人
の方
の状態によってまちまちであろうかと思います。 実際、先ほど障害者手帳
の交付
のお話を差し上げたわけですが、等級でいきますと6等級というんですかね、6級
の方
の大体症状が両耳
の聴力レベルが70デシベル以上、ここが一つ
の条件となっております。 これはどれぐらい
の距離な
のか、程度な
のかというと、40センチ以上
の距離で発生された会話語を理解し得ないという基準なんだそうです。 どれぐらい
のその程度を助成
の対象にするか、ここが難しい面ではあろうかと思います。ただ、初めから助成制度ということではなくて、きちんと国から制度が用意されているものがあるわけですから、まずはこちら
の制度をご案内をして、活用いただくよう促していくというところから考えていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) 今初めて答弁らしい答弁、あれこれ理由はつけていますが、私はもう最初から1点目と2点目
の答弁についてはないというふうに思うんです。 これ、先ほど
の答弁だと町民が健康介護課
の窓口に行ったとき
の指導ではないか。私はきちっとこういう制度を創設すべきだと、そういうふうに質問しているんです。その点全然答えがないじゃないですか。 もうこうした質疑応答を通じて答弁を出そうとした
のか、答弁になっていませんよ、これ。しかしかこういう理由で補聴器購入
の助成制度はつくる考えはありませんとか、そういうふうに答えていただけるんだったら、それはそれとして答弁なんですけれども、まずは医師にご相談いただき、身体障害者手帳
の交付をご検討いただきたいと考えておりますって、答弁ですかこれ。答弁になっていないでしょう。 今初めてまずはそれから助成制度を考えるべきだみたいな、ちゃんと初めから答えたらどうなんでしょうか。どうですか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 先ほど
の答弁と一部重なりますが、お体
の不自由なそういった障がい
のあるケースについては、一定
の手当がされるような仕組みがございますので、この仕組み
の中で対応をさせていただくべきではないかと考えております。 したがいまして、そこよりも少しそこまで
の程度ではない方につきまして
の、町単独
の助成制度につきましては、現段階では考えはございません。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) 聞こえなくなるという
のは、コミュニケーション
の障がいであり、聞こえは人権問題とも言われております。 例えば誰かに声をかけられても聞こえず、返事をしないと、あの人はなんだ、無礼な人だね、こういうふうな誤解を受けて、なおさら社会に出にくくなり、孤立する。 さらに、言葉や音楽を聞いていてうれしいとか楽しい、悲しいなど、情動
の反応が落ちて、脳が委縮するという悪循環が働き、コミュニケーションが取りづらくなり認知症が進むと言われております。まだまだ認知症は遺伝的な背景もあり、今
のところ完全な治療は難しいと言われておりますが、そういった一因もあるわけですよね。 ですから、そういった点で認知症
の予防、先ほども答弁ありましたよね。リハビリ、介護等について研究開発を進めていくことが記載されているということで、国も進めているんです。 宮代町では、そうしますと、この身体障害者手帳を取得された方へ
の補聴器購入費
の助成を行っているということなんですけれども、これについてはどれぐらい助成を行っている
のか、お示しください。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。
◎福祉課長(宮野輝彦君) それでは、福祉サービスにおいて、補聴器
のサービスを行っている数字、人数についてお答え申し上げます。 今年
の1月末現在
の数字でございますけれども、新規で購入された方が6名、再交付で今まで持っていたんですが、新たに交付された方が6名、それから修理をされた方が4名、計16名でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) 随分少ないと思うんですけれども、これらにおける予算はどういうふうになっていますか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。 暫時休憩します。
△休憩 午後4時41分
△再開 午後4時42分
○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 福祉課長。
◎福祉課長(宮野輝彦君) それでは、お答え申し上げます。 こちらにつきましては、障害者総合支援法に基づきまして、補装具費
の費用ということで計上してございます。 来年度、5年度
の予算ではございますけれども、こちらにつきましては、補装具でございますので、補聴器
の装具も含まれてございますけれども、総額といたしまして791万円となってございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) 分かりました。 今言われたように、本町では現在障害者総合支援法に基づく、補装具費支給制度で、高度難聴または重度難聴
の聴覚障害として身体障害者手帳を取得された方へ
の補聴器購入費
の助成は行っております。 私は、1点目にもはっきり質問通告しているように、軽度から中等度
の難聴
の高齢者へ
の補聴器購入
の助成について、これを求めているわけなんですけれども、これについてはどうしてこういった点では考えられない
のか、もう一度お願いしたいと思います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 議員ご質問
のとおり、ある程度いる方につきましては、障害者総合支援法に基づいてケアがされているという
のが現状でございます。 中軽度という
のは、これはまさに自治体
の考え方になるわけではございますが、どれぐらい
の程度から助成をすべきか、こういったところに一つ
の線をどうしても引かなければいけない。これが非常に難しい
のではないかという点が一つと、やはり国全体
の基準として、一つ
の難聴者に対する支援があるわけですから、こちらを基本にしたいという
のが町独自で助成を行わない理由でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) 私は、冒頭から
の答弁もそうなんですけれども、やはり難聴という
のは認知症へと進んでいくんです。先ほど等級が6級以上であればというお話がありましたが、6級となると、70デシベル以上が聞こえていないという状態で、そういうふうになりますと、ほとんど聞こえていない状態なんです。 50デシベルから30デシベルぐらい
の実際は音は聞こえているが、何を言っている
のか分からない。そういう状態
の方たちも入っているわけですね。ですから会話
の内容が分からないと、コミュニケーションが取れず、人と接する
のが嫌になり、聞こえづらさも進行して、刺激がないことから認知症へと進むわけでございます。 そういった点からも、やはり加齢性難聴
の方に補聴器購入助成制度をぜひ考えていただきたいと。 考えていただきたいと言っても、答弁はもう変わらないと思うんですけれども、実際、宮代町
のこういう方たち
のニーズは把握しているんでしょうか。 どういうふうに捉えていらっしゃいますか。答弁お願いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 難聴に限ったニーズ、状況という
のは把握はしてございません。 ただ、先ほど来お話がありますとおり、確かに難聴という
のは、認知症をはじめとしたリスク
の一要因であることは事実としてあるんだろうと思っております。 ただ、ほかにも要因がございまして、高齢者
の方が閉じ籠もらず、外で、地域で生活ができるような仕組みということで、地域包括ケアシステムというものがあるわけですし、これに向けた日常生活
のニーズ調査という
のは、3年ごとに行っておりますので、こうしたニーズに基づいていろんな形で高齢者
の方が地域
の中に出ていけるような仕組みは整えていきたいと思います。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) 町民
のニーズを3年ごとに聞いているということであります。 町長もいろんな声を聞くと思うんですね。こういう難聴
の方からもやはり声なき声といいますか、そういう声もぜひ聞いていただきたいと。WHOは、難聴
の治療は高齢者にとって様々な要因を大幅に改善する可能性があるとしております。 各自治体では、コロナ禍
の下、また、超高齢化社会を迎える中で、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく生き生きと暮らすこと
のできる施策を模索しております。 本町も国へ制度創設を求めることと合わせて、やはり町独自で加齢性難聴者へ
の実態調査や補聴器助成
の制度を創設することを強く求めまして、この加齢性難聴者
の補聴器購入助成制度を求めることについて
の質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。
○議長(合川泰治君) 以上で、丸藤栄一議員
の一般質問を終わります。
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△延会について
○議長(合川泰治君) お諮りいたします。本日
の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(合川泰治君) 異議なしと認めます。 よって、本日はこれで延会することに決しました。
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△延会
の宣告
○議長(合川泰治君) 本日はこれで延会いたします。
△延会 午後4時50分...