宮代町議会 > 2022-11-29 >
11月29日-03号

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  1. 宮代町議会 2022-11-29
    11月29日-03号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 4年 12月 定例会(第6回)          令和4年第6回宮代町議会定例会 第6日議事日程(第3号)                令和4年11月29日(火)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告     諸般の報告日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 一般質問       5番 丸藤栄一君       1番 小河原 正君      11番 土渕保美君       7番 泉 伸一郎君     閉議出席議員(12名)   1番   小河原 正君      2番   西村茂久君   3番   金子正志君       4番   山下秋夫君   5番   丸藤栄一君       7番   泉 伸一郎君   8番   角野由紀子君      9番   塚村香織君  11番   土渕保美君      12番   深井義秋君  13番   川野武志君      14番   合川泰治君欠席議員(2名)   6番   丸山妙子君      10番   田島正徳君地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   総務課長    福田拓也君  企画財政課長  菅原隆行君   住民課長    草野公浩君  税務課長    門井義則君   町民生活課長  吉永吉正君  環境資源課長  伊東高幹君   福祉課長    宮野輝彦君  子育て支援課長 横内宏巳君   健康介護課長  井上正己君  産業観光課長  小川英一郎君  まちづくり建設課長                          成田雅彦君  会計管理者兼会計室長      教育推進課長  大場崇明君          佐藤賢治君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  野口幹雄    書記      青木 豊  書記      岡村恵美子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(合川泰治君) ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(合川泰治君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(合川泰治君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 丸山議員、田島議員におかれましては、本日欠席する旨の連絡を受けておりますのでご報告いたします。 なお、欠席により通告第7号、田島議員の一般質問は、会議規則第61条の規定により行わない取扱いとなります。 以上で諸般の報告を終わります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(合川泰治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、11番、土渕保美議員、12番、深井義秋議員を指名いたします。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(合川泰治君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。---------------------------------------丸藤栄一君 ○議長(合川泰治君) 通告第6号、丸藤栄一議員。   〔5番 丸藤栄一君登壇〕 ◆5番(丸藤栄一君) 改めまして、おはようございます。 議席5番の丸藤でございます。 通告順に従いまして、3点について質問を行いますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、国民健康保険税の増税は中止をについてお尋ねします。 国民健康保険は、加入者が病気やけがをしたときに保険証1枚あれば医療機関で受診できる、加入者の命と健康を守る制度であります。国保法第1条では、「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする」となっております。国保の加入者は、無職、年金生活者、非正規労働者など、低所得者や高齢者が多く占めているため、医療保険制度の中では保険税が最も高いという構造的な問題を抱えています。 そのため、当町でも国保税が高過ぎて加入者の1割以上が国保税を払えず、滞納となっています。今回、国保税の税率改定案、つまり増税案が12月定例議会に提出されました。そこで、以下の点について伺います。 第1点目は、国保税の課税状況、1人及び1世帯の調定額と国保税の引上げ規模はどのようになっているのでしょうか。 2点目は、国保加入者の平均所得はどのようになっているのでしょうか。 3点目は、滞納状況と滞納の理由はどのようになっているのでしょうか。 4点目は、加入者の負担軽減をするために町は一般会計から国保会計に繰り入れ、これは法定外繰入れを行うべきではないでしょうか。 5点目は、町は赤字削減・解消計画を埼玉県に提出しているのでしょうか。 6点目は、赤字解消と国保税の関連はどのようになっているのでしょうか。 7点目は、コロナ禍と物価高騰が加入者の暮らしを直撃しているときに国保税を引き上げるべきではありません。むしろ、高い国保税を引き下げるべきではないでしょうか。お答えください。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 丸藤栄一議員の質問に対する答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長草野公浩君) それでは、国民健康保険税の増税は中止をの質問に対しまして、順次お答えを申し上げます。 (1)の国保税の課税状況、1人及び1世帯の調定額と国保税の引上げ規模については、1人当たりが平均5,917円の増となり、調定額は9万5,486円。世帯の平均は8,738円の増となり、調定額は14万994円を見込んでおります。また、全体の規模については、法定外繰入金、いわゆる赤字額の約4,000万円の解消を見込んでおり、おおむね前年度の赤字相当額となります。 次に、(2)国保加入者の平均所得については、令和3年度の国保加入世帯平均所得額は96万8,591円で、令和4年度の国保加入世帯平均所得額は98万755円となっており、前年度と比較して1.3%の増となっております。 次に、(3)滞納状況と滞納の理由については、滞納世帯が令和4年10月末で420世帯となっております。滞納している世帯の状況や具体的な理由については、様々な状況があり、統計的に把握しておりません。 なお、参考までに令和3年度における不納欠損の状況では、財産がない世帯が最も多く59件。所在不明が32件。生活困窮が13件。納税義務者が死亡し、相続人がいないケースが2件。合わせて106件となっております。 次に、(4)加入者の負担軽減をするために法定外繰入金を行うべきについては、これまでも申し上げましたとおり、法定外繰入金国民健康保険加入者以外の住民の皆様の税金を国民健康保険税の財源とすることになり、税の公平性の観点からも大きな課題でございます。国や県におきましても、法定外繰入金の削減を推進しているところであり、埼玉県国保運営方針では令和9年度の県内の国保税水準の統一に向けて、令和8年度までに法定外繰入金の解消を目標として掲げております。 町としましては、国保制度を持続可能な制度として安定した財政運営を行うためにも、早急に赤字の解消に取り組むことが必要と考えております。 次に、(5)赤字削減・解消計画の提出については、埼玉県国保運営方針及び国からの通知により赤字額が翌々年度までに解消できないと見込まれる市町村に対して、埼玉県が赤字削減・解消計画を策定することを求めたものでございます。町では平成29年度に同計画を策定し、埼玉県に提出しております。計画の内容については、国の基準に基づき平成28年度決算のうち対象となる赤字額1億6,827万2,335円について、その後の削減がどの程度実施されたのかを毎年度県に報告するものでございます。 次に、(6)赤字解消と国保税の関連については、埼玉県から毎年度保険給付費等の財源として各市町村から納められる事業費納付金の額や、税率等いわゆる標準保険税率が示されます。市町村は、県から示された納付金の財源として国保税を徴収しておりますが、示された額よりも税収が少ない場合は不足分を法定外繰入金等で賄っております。したがいまして、決算において確定する法定外繰入金の額がそのまま赤字となるものでございます。 次の(7)コロナ禍と物価高騰の中、国保税を引き下げることについては、現在の経済状況が大変厳しい状況であることは理解しております。この厳しい状況の中、国や県、町においてもこれまで様々な経済対策を実施しており、今後も国の総合経済対策の実施が予定されるなど、物価高騰の緩和に努めているところでございます。 また、国民健康保険についても、新型コロナ感染症の影響で収入が減少した方への国保税の減免や傷病手当金の支給、所得の少ない方への国保税の減免では被保険者全体の約50%以上の方が減免を受けております。また、今年度より未就学児のいる世帯の国保税の減免制度の導入、令和5年度には出産育児一時金の増額など、現役世代の負担を軽減する制度も導入される予定でございます。 一方で、法定外繰入金については、このまま税率等の見直しを実施しなかった場合、令和8年度には約1.4億円の赤字額が見込まれ、これ以上の税率の見直しの先延ばしは大幅な赤字の拡大につながり、被保険者への重い負担となるものでございます。町としましては、経済的な支援の必要な方には支援を行いながら、国保制度を持続するために赤字の解消を同時に行うことが必要であると考えております。 これからも医療費の適正化及び国や県の公費の確保に鋭意努力してまいりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) それでは、再質問させていただきます。 国民健康保険税の増税の基となる数字です。それを確認したいと思います。 2021年度、令和3年度決算では、1万5,382世帯のうち31.6%に当たる4,868世帯、町民3万3,656人のうち21.5%に当たる7,250人が加入しております。 そこでお尋ねしますが、全て2021年度、令和3年度決算の状況で結構でございます。加入者の状況は年金者がどのくらいいるのか。また、非正規労働者がどれぐらいの状況になっているのか。また、所得ゼロの世帯がどれぐらいいらっしゃるのか。で、これらを合わせて平均所得は、決算時では96万8,591円ということなんですけれども、これについて状況をお答えいただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長
    住民課長草野公浩君) お答え申し上げます。 まず、加入者の状況でございますが、特に町のほうで統計を取っているわけではございませんけれども、特別徴収の状況から年金者につきましては約24%でございます。また、非正規労働者につきましては、統計のデータがございませんのでご承知おきください。 所得がゼロの世帯につきましては、約18%でございまして、平均所得、令和3年度の平均所得ですけれども、平均所得につきましては98万755円となってございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) このような状況なんですけれども、滞納世帯が合わせて106件ということなんですけれども、これについてちょっと数字が少ないと思うんですけれども、滞納世帯106件でよろしいんでしょうか。 中身が、財産がない世帯が59件、それから生活困窮者が13件と。ほかの自治体ではほとんどが困窮者、生活困窮がその理由に挙がっているんですけれども、これについてもう一度お願いしたいと思います。 私、先ほど、滞納世帯は10世帯に1世帯が払えないというふうに述べたんですけれども、それからいくとちょっと少ない状況だと思うんですけれども、これについてもう一度お尋ねしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長草野公浩君) お答え申し上げます。 先ほどの106件につきましては、不納欠損の件数でございまして、地方税法に基づきまして、法律に基づいて町としてもう徴収することが不可能であるという世帯を不納欠損として落としております。 で、滞納世帯につきましては、令和3年度ですけれども、508世帯でございます。それから、滞納の理由につきましては、先ほど統計を取っていないので具体的な事例はなかなか把握していないというお話ですけれども、窓口等で聞かれるのがやはり国保税が高いとか、分納をできないかというご相談もありますし、また今は収入がなくて払えないけれども、何とかならないかというようなご相談が多いと聞いております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 滞納世帯が508世帯ということで、そうしますと10.4%ですから、10世帯に1世帯が払えないと、そういうことになると思います。 これは国保事業における構造的な問題は、低所得者が多く加入しているのに国保税が高過ぎる、それが最大の原因だと思います。払えない人の年金まで、これ差押えは何件なんでしょうか。そのうち年金まで差押えはしていないでしょうね。ちょっと確認したいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長草野公浩君) お答え申し上げます。 差押えにつきましては、42件でございます。 年金につきましては、差押えはしていない状況でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 今回の税率引上げと同時に、賦課限度額の引上げが行われます。合計で99万円から102万円に3万円引き上げるということなんですが、これによる影響、何世帯にどのぐらいの負担増となるのか。それについてもお尋ねします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長草野公浩君) お答え申し上げます。 今回の賦課限度額の引上げにつきましては、53世帯に影響がございまして、合計で約160万円の負担増となるものでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 先ほどの答弁からも、今回の国保税の増税規模は総額で約4,000万円。被保険者1人当たり5,917円で、1人平均で9万5,486円となる見込みです。1世帯当たりでは8,738円で、1世帯平均で14万994円となる見込みということであります。賦課限度額も3万円、それから低所得者、未就学児に係る法定軽減の軽減額の引上げも同時に行われますが、これらの引上げ、こうした増税案を10月23日でしたか。行われた国保運営協議会で承認されておりますけれども、国保運営協議会での審議はどのような内容だったのか示していただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長草野公浩君) お答え申し上げます。 国保運営協議会につきましては、3回審議を行っております。 まず最初に、宮代町の国保の状況を第1回目のときに説明をさせていただきまして、その後、各委員さんからご意見をいただいております。当初、委員さんにつきましては全員の方が将来的に赤字額を解消しなければいけないというのは共通認識を持っていたわけですけれども、やはり昨今の経済の状況等を踏まえて今やるべきかどうか、非常に慎重な方とそれからやはり赤字を残してはいけないということで毎年税率を徹底的にやったほうがいいんじゃないかという積極的なご意見を持った委員さんもおりましたが、最終的に段階的に解消していくということでまとめさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 今答弁の中で、3回審議を行われて、今やるべきか慎重論と、それから積極的に赤字解消のためにすべきだと、そういう答弁がありましたが、私はやはり今やるべきか慎重な意見もある。多分少数だとは思うんですけれども、やはりここは大事だと思うんですよね。国保加入者の生活状況を考えれば今やるべきではないでしょう。 国の方針で、また県に下りて、令和9年度までに赤字解消とそういうのが前提にあるからこういう論議になるんですけれども、もともとこういった国保加入者、本当にもともと所得も少ないし、そういった点ではやるべきではない、そういう時期ではないと。コロナ禍で大変な状況で、国も挙げてこのコロナ対応、それから暮らしや営業を守るための対応、それから物価高騰に対する対策もこんなにやっているのに、なぜ国保だけが令和9年度までに赤字解消をしなければいけないのか。 もともとそこがひどい話なんですよ。だから、それに合わせる必要があるのかどうか。そういった点ではどうなんでしょうか。お答えいただきたい。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長草野公浩君) お答え申し上げます。 令和9年度までに赤字を解消しなければならないのかというご質問かと思いますけれども、この決定につきましては、国のほうで法定外の繰入金の解消ということで国で閣議決定をされているのと同時に、先ほども申しましたとおり、県の運営方針では令和9年度から保険税の完全統一を目指しているということで目標と定めているところでございます。 この県の運営方針につきましては、やはり国保を運営する上での各市町村のルール事項でございますので、各市町村においてはこれを遵守していく必要があるかというふうに認識をしております。ですので、やはり運営方針のほうで定められているということは当町としても重く受け止めて、令和9年度の解消に向けて取り組んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 今回、国保運営協議会、附帯意見が出ております。国民健康保険税収入は、国保財政の根幹をなすものであるが、税率改正にのみ重みを置くのではなく、所得の少ない世帯への配慮や、加入者の生活状況についても注視をすることというふうに言っています。また、今後も国費等の投入が拡充されるよう国・県に要望するなど、国保財政の健全かつ安定的な運営に努めること。こういうふうになっておりますけれども、その点については、どういうふうに具体的にされていくのか。お尋ねします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長草野公浩君) お答え申し上げます。 答申に附帯意見として付け加えられました、所得の少ない世帯への配慮、それから加入者の生活状況についても注視をすることということで、今回税率を決めるに当たりましては、なるべく所得の少ない方に配慮、負担増が多くいかないように、なるべく、本来であれば標準保険税率の金額、それから率まで上げてもおかしくないという議論もあるんですけれども、やはり昨今の経済状況からそれは不可能だということで4,000万円という赤字額にさせていただいております。 それから、注視につきましては今後もそういった所得の少ない方への配慮は怠らないようにということでございます。 それから、次の国や県に対する要望でございますけれども、これまでも毎年国や県に対しまして国の交付金等の増額を要望してございます。今年度未就学児の国保税の減免制度が導入されましたけれども、これも過去数年前から国のほうに要求をいたしまして、今回実現に至りまして、大変喜んでいるところでございます。今後とも引き続き国や県に対しまして要望を続けていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 冒頭から、国保は無職者、年金生活者、非正規雇用労働者など低所得者が多数加入しているために、医療保険制度の中では保険税が最も高いという構造的な問題があります。 そこで、全国知事会全国市長会全国町村会などの地方団体は1兆円の公費投入などで国保税を協会健保並みに引き下げることを求めています。こういった県や、国はもちろんなんですけれども、県に対しても国保への財政支援を支えてもらうようにする必要があると思いますが、また地域経済を支える力になります。時間がありませんので、最後、町長に伺いますが、やはり国保税は増税すれば滞納者が増えるだけですよね。来年度の国保税について、国保加入者の多くは低所得者世帯です。コロナ禍で加入者は深刻な状況に置かれています。物価高騰が加入者の暮らしを直撃しております。来年度の国保税を引き上げるべきではないと考えますが、最後に町長からのご見解をお願いしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 国保税につきましては、今のこのコロナ禍、また物価高騰の中での大変生活が厳しい中での保険税を見直しをせねばならないという状況には大変厳しいだろうなということは理解しております。ただ、昨年度の赤字幅が4,000万円ありますし、令和9年度まで引っ張ってしまいますと1億4,000万以上の赤字になってしまいますので、そのときに8年度、9年度で一遍に皆さんにご負担をいただくということになりますともっと大変なことにもなりますので、徐々に時間を空けながら上げ幅を少しずつ、抑えながら調整をしていきたいというふうに考えております。 また、町としましてはそのほかにも健康で皆さんがいられますように、健康増進事業でありますとか、また人間ドックの助成でありますとか、病気の早期発見、重くならないうちに対応できるようなそういう事業もしっかりとおさえていきますので、ご理解をいただければというふうに思っております。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) それでは、学校給食費の無償化についてお尋ねいたします。 憲法では、第26条2項において、義務教育はこれを無償とすると定めています。この原則に従うなら、学校給食は義務教育の一環であり、本来無償でなければなりません。給食にとどまらず、算数や漢字のドリル、リコーダー、体操着、その他修学旅行の費用なども含め学校教育で必要なものを全て無償とし、お金の心配なく学べることが必要であります。しかし、国は無償の対象を教科書に限定していることから、義務教育とは言っても教育にお金がかかるというのが実態であります。宮代の子供たちが生き生きと学校に通い、子育てをするなら宮代と子育て世代に選ばれる町を目指し、学校給食無償化を求めて質問を行います。 1点目は、埼玉県内での学校給食費の無償化と一部補助している自治体の実態状況はどのようになっているでしょうか。 2点目は、給食費の未納督促及び滞納状況。これは2020年度、2021年度はどのようになっているのでしょうか。 3点目は、当町の学校給食費の無償化についての考えについてお答えください。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) 学校給食費の無償化についてお答え申し上げます。 まず、1点目の県内自治体の無償化等の現状についてお答えいたします。 埼玉県で実施いたしました学校給食費の減免等に関する調査によりますと、令和4年9月時点で滑川町や東秩父村など県内5町村で無償化を行っております。また、一部補助等については19市町村で実施をしてございます。 次に、給食費の未納督促及び滞納の状況でございますが、昨年度以前の滞納者については通知及び納付書を送付して督促などを行っております。また、必要に応じて電話等で連絡を取りまして納付を促すなどの対応を行っているところでございます。なお、令和2年度、2020年度と3年度、2021年度は、滞納が1世帯ずつでございましたが、令和3年度、2021年度の滞納者についてはこの10月に全額納付をされております。 (3)無償化についての考えでございますけれども、当町の学校給食は国が定める栄養価を満たすことはもとより、地場産食材の活用促進やきめ細かなアレルギー対策の実施、世界の料理や日本の行事食、我が家の自慢料理といった献立の工夫など内容の充実に努めており、児童・生徒や保護者の皆様からも高い評価をいただいているところでございます。このように、保護者の皆様から負担していただいた給食費を有効に活用しながら、良質な学校給食の提供に努めているところでございます。 教育委員会としては、今後も児童・生徒のために良質な学校給食を安定的に実施していくことが重要であると考えてございます。学校給食法におきましても、食材費などの実費に相当する経費につきましては保護者の皆様にご負担していただくことを原則としております。そうした点を踏まえ、給食についてはご負担をお願いしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) それでは、学校給食費の無償化をについて再質問させていただきます。 この1点目の関係でございますが、埼玉県内の状況について答弁がありました。我が党の自治体局の調査で、小・中学校とも無償化した自治体数は2017年の76から、現在つかめている範囲で223区市町村へ約3倍になっております。また、国会質問で文科省も無償化は自治体の判断で可能だと認めていると確認したことも後押しをしております。大都市への広がりも顕著です。人口46万の東京都葛飾区では、区立の小・中、特別支援学校、計74校の給食無償化を来年度実施とのことであります。また、人口49万の千葉県市川市では、さきの9月定例会で小・中学校の給食無償化が可決され、県段階でも検討が始まり、千葉県は公立小・中学校に通う第3子以降についての無償化を来年1月から実施すると決めております。 こういった全国的な状況もございますが、宮代町では学校給食の無償化、あるいは一部補助制度は実施されておりませんが、埼玉県や全国では無償化が広がっております。なぜ広がっていると思いますか。お答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) なぜ、学校給食の無償化が広がっていると思うかというようなご質問でございます。ご指摘のとおり、無償化が全国的に広がりを見せているということについては承知をしております。それぞれの実施自治体では、それぞれの考えがあって実施をされているんだと思います。県内の自治体の状況を確認しましたところ、家計を支援することで子育て支援の充実を図る、定住促進といった狙いをしているということを確認をしております。 また、報道等によりますと、導入した他県等の背景としては、子供たちの成長を社会全体で支えるという観点のほか、大阪府の高槻市では学校給食の徴収事務の負担の軽減というような観点もあるというようなことが報道をされておりました。社会全体で子供たちの成長を支えるという視点で考えますと、給食の無償化などは自治体が単独で実施するべきものなのか、それとも子育て支援の観点から国が実施するべきものなのかなどを考えますと、子供は社会全体で育てるという理念があるのであればより大きな主体が実施することが望ましいのではないかというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 今答弁がありました。 実施されているところでは、子供の成長を社会全体で支えると、私も本来これは国で責任を持つべき、憲法との関係もありますしね。それが当然だと思うんですけれども、なかなか国はやらない。そういうことで今地方自治体でも始まっている、そういうことだと思います。 改めて、学校給食の無償化や一部補助についての目的、あるいは効果について町としてどのように認識、評価されているのでしょうか。その点についてもお答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) 学校給食費の無償化や一部補助についての目的、効果などについての認識についてお答え申し上げます。 効果といたしましては、給食費の無償化となる対象世帯の方々、特に子育て世帯の方々については経済的な負担が軽減するということと、家計支援によってその分軽減されるということになるんだと思います。ただ、どんないい薬にも副作用があるように、財政的に全体のパイが広がらないとすれば、結果的に行政サービスの低下につながる住民も出てくるという点がございます。 また、学校も含めてなんですが、施設の更新などの計画の先送りなど将来的な投資にも影響が出てくる可能性もございますので、それも結果的に行政サービスの低下につながる可能性もあるのかなというふうに思っておりまして、光の当たる部分だけではなく影となる部分も考慮することが必要になるのではないかというふうに考えております。いずれにいたしましても受益者とそれ以外の住民の方も含めた優先度の確認も含めた上で、大きなコンセンサスが必要になってくるのではないかというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 学校給食無償化についての認識をお尋ねしましたが、積極的な面とそうでない面で、むしろ積極的でないほうの答弁もおっしゃられました。私はそれはちょっと想像外だったんですけれども、もう少しやはり前向きに検討していただければなというふうに思います。 それで、時間がないので先に進むんですが、先ほど学校給食の進んでいる状況の中で、国会質問で文科省も無償化は自治体の判断で可能だと認めていると確認したことも後押しというふうに私先ほど述べました。これは、学校給食法においては食材費などの実費に相当する経費につきましては、保護者の皆様にご負担いただくことを原則としていると。先ほどの課長の答弁もあったんですが、これについては国会の答弁の中でも明確にされているんですよ。時間がないのでこの点については後で課長のほう、教育委員会のほうにお示ししたいと思うんですが、また、後日質問をするような機会もあるかと思いますので、そこでまたやっていきたいと思うんですけれども、いずれにしても今この物価高騰の折、学校給食費の無償化は保護者の切実な願いになっているんですよ。その辺はどういうふうに町として捉えているのか。 これは教育長でもいいんですけれども、最後ですので町長のほうからお答えいただければと思います。こういった声に町長はどういうふうに考えておりますでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 学校給食の無償化につきましては、定住促進であるとかいろいろな意味合いを持って各市町村で考え方が違うようでございます。宮代町としましては、今私の考えとしましては、今度学校再編が始まりますし、須賀小学校の新築も始まります。そして、その後に百間小学校と続けていかなければならないというのと、中学校も含めて学校の老朽化が非常に進んでおりますので、そういうリニューアルも含めながら、いわゆる子供たちの教育環境全体を考えていきますと、今は施設整備のほうがちょっと重点的において進めていかせていただきたいなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 私は学校給食についてはこれまでも何回も言っているように、一遍にやるというのは財政的にも大変かと思います。 近隣の一部補助については、第3子というのは非常に少ないんですよ。だから、せめてそれぐらいからやっていく、それぐらいの考えを持ってもいいのかなというふうに思います。この点についてはまた後日やっていきたいと思いますので、今日はこの点で終わりにしたいと思います。 次に移ります。 新型コロナウイルス感染症対策についてお尋ねします。 報道によりますと、新型コロナウイルスの最近の感染状況について、大野知事は11月8日、定例記者会見で新規陽性者の増加に触れ、感染拡大の第8波に入っている可能性があると懸念を示しました。一方で、現時点でインフルエンザの流行の兆候は確認できていないと述べ、新型コロナとインフルエンザが同時に流行するツインデミックは起きていないとの見方を示したと報じられています。 そこで、当町の新型コロナウイルス感染症の取組について伺います。 1点目は、国が9月下旬に感染者の全数把握を見直し、埼玉県もこれに準じています。県は全数把握を見直し後、感染者数を参考情報として公表しています。このため、自宅療養者などへの支援や感染者不明の下で検査対応に支障は出ていないでしょうか。 2点目は、町内新型コロナ感染が続いていますが、当町のワクチン接種会場も進修館の空調設備改修工事のため屋外へと変更されましたが、ワクチン接種状況、3回目、4回目、オミクロン株はどのようになっているのでしょうか。 3点目は、感染拡大の第8波のピークが来る前に検査キットの事前購入、本来国や県で用意すべきだと思いますが、これなどへの備えは大丈夫でしょうか。 4点目は、子供や高齢者へのインフルエンザ予防接種も含めた新型コロナウイルス感染防止及び対策はどのようになっているのでしょうか。 5点目は、発熱外来が受けられるよう、引き続き医師会や医療機関に協力を要請し、検査体制を抜本的に強化すべきではないでしょうか。 お答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) それでは、新型コロナウイルス感染症対策について順次ご答弁を申し上げます。 まず1点目、全数把握停止後の対応ですが、令和4年9月26日以降、国は感染状況を踏まえつつ医療機関などへの負担などを考慮しまして、ウィズコロナへの新たな段階への移行に向けて制度を大幅に見直しをしております。これにより感染症法に基づく、医療機関から県、保健所ですね、保健所への発生届の対象は、65歳以上の方など重症化リスクの高い方に限られましたが、届出対象以外の方も自主登録していただくことで健康観察が継続されております。 埼玉県ではこれらの方々に対して引き続きパルスオキシメーターが届けられておりますが、食料支援につきましては、新型コロナウイルス感染者の療養期間が7日間、8日目解除に見直されるとともに、療養期間中であっても症状軽快後または無症状の場合には食料品等の必要最小限の外出が可能となっておりますため、10月末をもって終了されております。したがいまして、町からの食料支援もこれに倣わせていただいております。 また検査体制ですが、発熱等の症状がある方は、発熱外来を受診いただくわけですが、無症状の方を対象として行われる埼玉県のPCR無償検査事業は引き続き行われております。 2点目、ワクチン接種の状況です。 令和4年11月14日現在で、初回接種を完了した方は全体の86.5%。この初回接種完了の方を対象としたオミクロン株対応の2価ワクチンの接種率は19.8%となっておりました。直近で集計をしまして、11月27日、日曜日現在の数字が届きましたのでそれで答弁いたしますが、現在3回目、4回目という定義は、ワクチンの接種はしておりませんで、2価ワクチンを接種された方の内訳としてご答弁をしたいと思うんですが、3回目の接種として2価ワクチンを受けられた方が290名、0.9%。4回目を2価ワクチンで受けられた方が4,347名、13.5%。5回目として2価ワクチンを受けられた方が6,096名、19%です。トータルでこの2価ワクチンを接種された方は33.4%となってございます。 続いて、3点目、4点目、第8波への備えと新型コロナウイルス感染症対策についてです。 今年前半の南半球での感染状況を踏まえまして、早い段階から今年の冬はインフルエンザと新型コロナウイルス感染症のいわゆる第8波が同時流行すると報じられております。このため、国・県とも医療提供体制の整備などの対策に取り組んでいただいておりますが、第7波のような急激な感染拡大となりますと医療機関への受診が急増、逼迫することが懸念されます。 ただ、今日新型コロナウイルスの感染拡大から2年半あまり、これまで7度の感染拡大を経まして、私たちが暮らしの中で行うべき対策、あるいは準備も明らかになってきております。このため国では、各家庭での検査キットや食料、解熱剤などの事前の備えを呼びかけていますので、町でも町民の皆様に早めのご準備をいただけるようポスターの掲示ですとか、12月広報への掲載、また町公式LINEでの周知を図っているところでございます。 なお、ウイルス性の感染症対策としては、年代を問わず手洗いやマスクの励行など基本的な感染対策の徹底が大切です。これまで同様に周知を図るとともに、重症化予防につながる有効な手段としてワクチン接種の勧奨にも努めてまいりたいと思います。 5点目は、検査体制の強化です。 今回の第7波におきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条第9項に基づく様々な要請に加えて、埼玉県では県内医療機関に対してコロナ患者向け病床の再拡充方針と併せて高度医療提供、院内感染防止対策に対する財政支援、埼玉県新型コロナウイルス感染症医療提供体制支援事業費補助金ですとか、お盆休み期間中の臨時開院、こういった対策強化の方針が取られてまいりました。今後もこうした動きを注視しながら対応してまいりたいと考えております。 なお、先般11月25日付で埼玉県の医師会長から各郡市の医師会長宛てに、ワクチン接種の体制強化と併せまして発熱外来の体制強化ということで文書が発出されております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 新型コロナウイルス感染症対策について再質問させていただきます。 時間もありませんので、要点でお願いしたいんですけれども、私はこの特に5点目は発熱外来が受けられるよう引き続き医師会や医療機関に協力を要請し、検査体制を抜本的に強化すべきではないでしょうかということで、これで3回目なんですよ。あえて病院名を出さないでこういうふうに言っています。全然私の質問に答えていないんですよ。 公設宮代福祉医療センター六花で発熱外来ができない。これは議会だよりを見てか、私どもの議会報告を見てか、いろいろな方からこの六花についての発熱外来どうなっているんだ、こういうお叱りの声を聞くんですよ。これまでも町長をはじめ担当者も大変申し訳ないと謝るんですけれども、私は謝ってもどうしようもないんですよ。前に進めていただきたいんですよ。どうして前に進まないのか。何がネックになっているのか。答弁願います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 公設宮代福祉医療センター六花におけます発熱外来についてお答えをしたいと思います。 六花での発熱外来につきましては、これまでの議会の場等におきまして、もっと積極的に受け入れてほしいということで再三ご指摘をいただいているところでございます。これを受けまして、町といたしましても公設宮代福祉医療センターの指定管理である地域医療振興協会と協議を重ねてまいっております。 こうした中でなぜ現状をというところでございます。一つの要因といたしましては、この六花の特性にございます。六花につきましては、先ほどご質問いただきました発熱外来を設ける診療所に加えまして、80床の老人保健施設、あるいはリハビリ施設を併設する施設でございます。さらには町の健診事業や、乳幼児の予防接種、こうしたことまで含めまして町民の皆様の健康と介護に幅広く関わる施設でございます。こうした取組は地域医療介護の拠点として新型コロナウイルス感染症、もちろん今一番大事なことではありますが、これと同時に並行して継続しなければならないものであると考えております。 このため、結果として現在の医療資源で受け入れできる数に限りがございまして、発熱外来で受診を希望される方全てを受け入れることができない状況になっておりますが、引き続き改善できる点は改善し、町としても必要な支援は行ってまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) この点については、時間がありませんので、町長からも本当に強くお願いしたいと思います。 新型コロナウイルス感染症だけではなくて、今、さらに報道等でも分かるようにインフルエンザが同時進行して、どこの病院も逼迫している状況です。非常に発熱というのは微妙ですので、そういう点もありますので、ぜひ六花には強く要請していただきたい。それを申し上げて終わりとしたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(合川泰治君) 以上で、丸藤栄一議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午前11時01分 △再開 午前11時15分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △小河原正君 ○議長(合川泰治君) 通告第8号、小河原議員。   〔1番 小河原 正君登壇〕 ◆1番(小河原正君) 1番、小河原です。 それでは、一般質問、何点か質問させていただきます。 まず見出しに、「宮代町は首都圏でいちばん輝く町」をキャッチフレーズに長い間してきたと思います。私はこの言葉を本当に大事にしてきたところであります。このことを考えれば、もう町民の意見をみんな納得できるような施策をするのがこの文章だと思うんです。ただ、この見出しには、ここへ記載したのは、そのことを頭に入れて幾つか質問したことについては答弁お願いしたいと思います。首都圏で一番輝く町ですよ。そのことを忘れずに答弁をお願いしたいと思います。納得できない答弁は、輝く町にはなりませんのでね。そのことを考えてくださいね。そのことを強く申し上げて、質問いたします。 本来でしたら、時間があれば質問の内容を数うんと自分なりには今まで長い経験の中であります。でも今日は取りあえず4点の質問をしたいと思います。 1点目は、進修館のバリアフリー化、今まで説明がありましたけれども、築42年経過しているので経年劣化が進んでいる。町民誰でも利用しやすいように改善すべきであると私は思っております。改善策をまず聞かせてもらいたいと思います。 申し訳ないんですけれども、この出だしの首都圏でいちばん輝く町を頭に入れて答弁をお願いします。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 小河原正議員の質問に対する答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、お答え申し上げます。 進修館でございますが、ご質問いただきましたとおり昭和55年の建築から今年で42年目となります。その時間の経過とともに進修館で行われている活動や利用される方々、また社会や生活様式も少しずつ変化してまいりました。進修館もそれに合わせて時々で、時々合わせまして必要な改修を行ってまいりました。 バリアフリー化についてでございますが、建物出入口部分のスロープ舗装整備、2階へのスロープの改修とエレベーターの設置、トイレの洋式化、1階回廊への出入口扉を引き戸に変えるなどの改修を行ってまいりました。今後も段差の解消などに取り組み、どなたにも使いやすい施設の整備に努めてまいります。 また、経年劣化対策ということでは、現在大ホールと2階ロビーのエアコン改修工事に着手しているところでございます。細かい補修では、和室や茶室の壁や廊下の掲示板、木製の窓枠など小さな痛みが大きな傷とならないよう点検と早めの補修に努めております。 進修館は宮代町のシンボル的な建物であり、その魅力を生かし雰囲気を大切にしながらも、バリアフリーに配慮して、長く町民の皆様にご利用いただけるよう環境の整備に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 答弁ありがとうございました。 いろいろこれからこの今の答弁に対して申し上げたいことはあるんですが、まずその前にこれ9月ですかね。進修館をテーマにしたオープンカレッジを行って、この進修館の内容についていろいろ意見を聞いたようでありますね。その内容を、どういうのが出たか教えてもらいたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、お答え申し上げます。 進修館オープンカレッジ事業の中で、進修館の修繕についてみんなで考えようというテーマを設けさせていただきまして、9月から開催してまいりました。このカレッジでございますけれども、日本工業大学の建築学科の田中章夫先生にもご参加いただきまして、進修館の修繕について考えようということで皆様に進修館の状況を見ていただきまして、何ができるのだろうかというようなテーマでお話をいただきました。 まず、では自分たちでできることは何かということで、今回は進修館2階のコロネードから外の広場に通じる木橋、これが木製でございましてやはり経年劣化が進んでおりましたので、これを参加者の手作りといいますか、手で塗装をし直し、長寿命化の一環でございますが、手直しをしようということを決めまして、10月22日、29日、11月5日に3回の現場作業を行いまして、2階コロネードから伝わります木橋のペンキの塗り替えを行って、今修繕が完成した状況でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 分かりました。 町民の方からいろいろ、こういう場を設ければこの進修館の改修についてはいろいろ出ると思いますよね。先ほど答弁された内容を見ましても、それなりの内容が入っていると思います。 私もこのいろいろ直してもらった内容について、ある程度は認めています。でも、最近、私はこういう体調になってしまって、自分で実際に経験してみまして、まず一番私みたいな人が使用しいいかどうかといったら、まず悪いところが幾つもあります。ここへ入って来るの、車椅子では入れないところがあります。また、車椅子では中を通ってもがたがたすごいです。宮代の道路と同じ。悪いところどかどか、そういうのもあるし、私みたいなのが利用するトイレ。女性のトイレと中が丸見え。あれも「えー」と思ったよね。これもすぐ直さない。本当に使いにくい進修館だよね。 ですから、あと一般の人がそれ以上にこれ直してもらいたいということが幾つもあると思います。まずテーブルだってそれは特殊なテーブル、でもあれも使いにくいななんて言っている人いますよね。そういうことを考えて、最後の答弁であるように、今後も段差の解消などに取り組み、どなたにも使いやすい施設の整備に努めてまいります。本当に使いやすいですか。私はこういうものについては、先ほど申し上げましたとおり、首都圏で一番輝く町なのかね、これが、と思います。これ一つ取ったって、輝く町ですかね。 私はいつもこの宮代町、車乗せてもらって来ますけれども、あそこにこの看板が立っていますわ。木が生えていて見えない、字が下のほうが読めない、首都圏まで読めるんだよね。場所知っているんでしょう。看板が立っているの。首都圏で一番輝く町って。下のほうは木や雑草で見えない。字が読めない。これ見たって、これは何だ格好だけだなと思いましたよね。町長。字が見えないよ。看板。 そういうことを考えても、また元へ戻るかもしれませんけれども、本当に首都圏輝く町かね。こういう私たちみたいな困った人が自由にすぐ使えるように直してもらいたい。私はここへ悪くなって通るたび、委託した職員だけれども、ここは入りづらいよなといつも言っているんですよ。そういうのを考えても、やはり体が悪い人たちも自由に使えるように、あとこの傍聴者も幾つか要望を出していますよね。 ここの傍聴する場所はこれでいいのかどうか。そういうことも話を聞いていたはずですよね。それも直さない。本当にすぐやってくれないんだよね。それは予算がどうのと言うかもしれませんけれどもね。すぐ直すべきことはありますよね。金がどうであろうと、それは何十億とかかるんだったら別ですよ。そういうことをやらない。なぜかと聞きたいですよ。 この使いやすい施設の整備に努めてまいります。努めるというのはどこまで努めるんですか。ただ口だけですか。すぐ実施をするとかそういう言葉を使ってもらいたいんですよ。施設の整備を実施する。努めるんじゃなくて、実施をするんだよ。それが首都圏で一番輝くまちづくりなんですよ。 私は前にも今の改修する前に、すぐやる課というのを何回か質問したことありますよね。宮代町はすぐやらないのが有名だと。すぐやる課を設置すべきだと、私は2、3回言っていると思いますよ。それを適当に逃げてきた。これは今言ったように、看板でさえ見えないように木が生えて隠れてしまっている。そういうんですから、宮代は首都圏で輝く町は隠しているんだなと私は思っているんです。今でも。 どうなんですか。そういうことをもう一回今つまらない質問をしましたけれども、すぐやるかやらないか、聞かせてもらいたい。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、お答え申し上げます。 宮代町は首都圏で一番人の輝く町ということでございます。住んでいる町民の皆様が宮代町の財産でも、財産というとちょっと失礼ですけれども、大事なものだと考えてございます。また、進修館も宮代町のシンボル的な建物であり、こちらも町の財産、大切な財産だと考えております。進修館はやはり利用される方々にとって使いやすい建物でなければならないと考えてございます。いろいろご指摘もいただいてございます。ただ、すぐに直せるもの、直すのにお時間をいただかなければならないもの、それから直すことができないものというもの、それぞれあるかと存じますが、できることから直してまいります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) どうもありがとうございました。 回答が一歩進んだと思います。直せるところから直しますと、そうしてもらいたい。ただ、すぐやってもらいたいというのがあるわけですよ。例えば、スロープなんかで入れないようなところはすぐやる。そのぐらいの気持ちはないんですかね。また予算がどうのなんて言っていると、話聞きません。すぐやります、もう私が職員だったら町長に怒られても、課で検討してすぐ業者を呼んで直すように、私は首になってもやりますよね。そのぐらいの度胸ありますよ。 私も元はサラリーマンで、そういうこともやったことありますよ。怒られても首になってもいいというので、実施をすること。そういうことはやれないんですか。町長にごまをするような職員じゃよくならない。ね、町長。すぐ直してもらうような行動を起こしてもらいたい。すぐ予算がどうの。 そんなこと言ったらこれから予算を、昨日も前段者の質問があったけれども、衛生組合の解体だって30億以上かかると言っているんですよ。解体だけで。どこまでの解体だか分からない。それは金がないからできないと言われているんですか。私が言っているのはほんの少しの予算で済むようなことなんですよ。どうですか。すぐやる。そのぐらいの度胸ありますか。答弁をお願いします。度胸があるかどうか。大丈夫ですよ。命は取らないから。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) すぐにできることは、すぐにやらせていただきます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) ありがとうございます。 もう一歩進んだ答弁、ありがとうございます。本当にすぐやれることはすぐやりますと。私どもはほとんど暇さえあれば来ますから。また見ていますから。どこまでくしだったかどうか見ていますから。そのことを考えて、これから町の皆さんが本当に進修館が使いよくなったなというふうに、ひとつ言われるようにお願いしたいと思います。 ぜひ、何のために予算を出してこの進修館を委託しているのか。ただ委託して任せているだけで済む場所じゃないんですよ。町民が本当に自由に楽しく、いろんな催しができる、またどういう体の人でも自由に入って来られる、そのことをお願いしたいと思うんですよね。 例えば、もう一つ言いたいのは、進修館と庁舎を横切るのに、どうしても近回りですよね。例えば車椅子の人はね。一人じゃ上り下りできないよ、あれ。段差があって上がれない。私は同じ仲間議員さんに押してもらって上がっている。そういう状況になっているんです、あちらの庁舎へ行く場合。町長知らないでしょう。町長は健常者だからね。私みたくなれば経験するわけ。上がれないんですよ。それだってね、スロープその先へできているかもしれないけれども、上がれないんだよ。道路から庁舎に。そういうこともすぐ、できるところを直すなんて、すぐ直ると思いますよ。 私が担当課長だったら、なれないから例えばの話になるけれども、業者を呼んですぐ直させますよ。そういう困った人のことも考えていないなと、この町は思います。私はよくここへ入ってくるたんびに言うの。この町は言ったってすぐやらないで有名だからって。私はいつも言うんですよ。一般の町の人にも言いますよ。こういう状況が続けば。宮代はすぐやらないから言うべだよ。口だけだよって。首都圏でいちばん輝く町なんていうのは口だけ。町長にもう一回聞きたいぐらいよ。本当に口だけ。そうじゃないようにお願いしたい。 そういうことをお願いして、ぜひ今言った答弁、忘れませんので、すぐやるということで、本当にいい答弁いただきました。私は大好きなんです、すぐやるというのは。だから、すぐやる課を設置しろとまで言ったことあるんです。ありがとうございます。そのことは本当にありがとうございます。そのお礼を申し上げて、1問目の質問を終わります。 じゃ、2問目。 全て同じような私の考えですけれども、環境整備。道路側溝の清掃対策及びこれは別の内容ですけれども、土地所有者不明による管理対策はどうなっているのか。宮代町の職員が、相当困っている人がいました。何人かいましたので、ぜひそのことを頭に入れて答弁をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) 道路側溝の清掃対策についてお答えいたします。 道路側溝の清掃につきましては、毎年地区清掃として自治会を通じて町民の皆様にご協力をいただいているところでございます。側溝清掃の仕方は各自治会にお任せしておりまして、蓋を開けての清掃や集水ますのみの清掃、あるいは専門業者に依頼して実施しているなど自治会により様々でございます。しかし、高齢化や自治会離れによる参加者の減少など年々自治会の負担が大きくなっているとの話も伺うようになりました。そんな状況の中でも毎年ご協力いただき感謝しているところでございます。 一方で、市街化調整区域のある自治会では、生活排水によるへどろの堆積が見受けられる箇所は自分たちで流した生活排水によるものと自覚が生まれ、側溝に流れる前に個人で宅地に設置されているますの清掃の必要性を認識し、意識の向上につながり、年1回の清掃を通じてコミュニティの醸成になるとのお話も伺っております。 このように道路側溝においては市街化区域であったり、市街化調整区域であったり、あるいは公共下水道への接続地域であったり、浄化槽が設置されている地域であったりと、お住まいの環境は様々でございますので、側溝清掃を実施いただける自治会におかれましては、その地域の状況に応じた無理のないできる範囲での実施をお願いしたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(伊東高幹君) それでは、ご質問のうち、土地所有者不明による管理対策についてお答えをいたします。 まず、当町における空き地や空き家につきましては、年2回の定期調査並びに住民の皆様からいただく相談によります不定期調査によりまして、その管理が適正に行われていないことを確認した場合は所有者、もしくは管理者に対しまして適正管理を促す通知を送付させていただいております。電話番号が確認できる場合には電話により直接連絡しているケースもございます。 所有者不明土地は、相続等の際に土地の所有者についての登記が行われないことなどの理由により不動産登記簿を確認しても所有者が分からない土地、または所有者は分かっていてもその所在が不明で所有者に連絡がつかない土地とされております。このような土地は全国的に増加しておりまして、今後も増えていくと予想され、社会問題となってございます。 国は民法、不動産登記法などの関係法令を改正するとともに、相続土地国庫帰属制度の創設など、現在実施されている相続財産管理人制度に加えて新たな制度を施行することで所有者不明土地への対策をさらに進めようとしております。町としましては、これら制度が施行されることを踏まえまして、所有者不明土地に対しまして適切に対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 環境整備について、まず側溝の問題についてちょっとお聞きしたいと思います。 この問題は、私は前々から言っているんですよ、やはり。今回初めて言い出したわけではありません。今、教科書的な答弁をいただきましたよ。毎回同じだと思います。今の側溝、蓋が開くんですか、私たちみたいな人に。課長も今度やってみてくださいよ。蓋を10個から20個開けてください。開きっこないから。どうやって開けるんですか。 教科書的な答弁いただいたけれども、地区によっては金を出して業者を頼んでいるわけです。開かないから。側溝の蓋が。お金を出しているんだよ。自治会が出しているんじゃない、自治会が出したらまた問題になっちゃうから個人が出しているんだよ。1軒幾らで。年2回ぐらいやっているのかな、場所によっては。それを言っているんですよ、前々から。 これどうやって今後蓋を開けるんですかって。じゃまさか蓋を取ってしまうと言えば道路が狭くなってしまうような感じだから、問題かもしれない。それを何とかしてもらいたいと言っているんですよ、前々から。どうなんですか。町長、職員に今度は蓋を開けてもらうように言ってくれますか。まさか一般の職員へ使えなく、課長が率先して蓋開けやってみてください。 昔、蓋を開ける何か機械じゃないけれども開ける器具があったんだけれども、今ほとんど使っていないでしょう。もうそれも使えないでしょう。その蓋開けどうするんですか。答弁お願いしますよ。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 側溝の蓋というのは非常に重い、四十数キロあると聞いております。私も宮代町の市街化調整区域に住んでおりますので、毎年側溝清掃に参加していて、私の地区では全部は開けませんけれども、飛び飛びで何枚か側溝を開けての清掃を実施しております。 年々皆様への負担が大きくなっているということは十分認識しております。しかし、全ての道路側溝の清掃を町が行うとなると、こういうのは平等にやらなくてはいけないので、全てという表現をしましたけれども、多額の費用がかかってしまうと。道路側溝の延長は約150キロメートルございます。これを清掃しますと約4億円の経費がかかると見込んでおります。仮に年間1,000万円の予算で町が清掃いたしますと、町内全域を行うのに40年かかってしまう計算になります。つまり、自宅の前の清掃を40年に1回しかできないということになります。 近隣の自治体のほうをちょっと状況を調べてみました。近隣も宮代町と同様で、住まわれている地区の側溝清掃は地元の方にお願いしていただいております。やはり地元のできる範囲でお願いしているそうです。交通量が多い箇所など、地元からの要望があった箇所については、その堆積状況を確認して堆積物により流れが阻害している場所など、道路管理上支障がある場合には市、町で清掃を実施しております。このようなことから、町が実施するには多額の費用と年数がかかっております。 また、どうしても地元で蓋が開かないという、そういうケースもございます。そしたら今度は集水ますのみの清掃とか、その自治会によってやり方というのは、先ほども答弁させていただきましたけれども、蓋を開けずに集水ますのみを清掃している自治会もございますので、極力できる範囲でのご協力を今後もお願いできたらと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 無理のないできる範囲。そうなったら高齢化でもう80、90の人が住んでいる地域とか、女性だけしかいない地域はもうほっとくんだね。そういうことになると思いますよ。そのことを私は心配しているんですよね。またしつこいようだけれども、首都圏で一番輝く町になるのかな、これ。ならないよね。首都圏で一番輝く町だよ。何だよあの町宮代は輝かないよと、そうなると思います。 ひとつ、もうちょっとうまい方法を考えてもらって、業者に年に5,000円も6,000円も払って、1軒。側溝の清掃をしているということは頭の中に入れておいてください。ましてこういう高齢者の年金暮らしの人は、また物価高で大変な家庭は、6,000円払うということは大変な支出なんですよ。それは今の成田課長のところは課長が若いからいいよ、まだ。いないんだから、私みたいのしか。よぼよぼと歩いている。本当にそのことを本気に考えてくださいよ。そのことを申し上げて、もう一回また次の機会にやりたいと思いますので、何とかいい方法があったら教えてください。考えてください。そのことを申し上げて、これについては終わります。 その次にいきます。 土地不明者、私はこの質問したのは、特に土地の不明者は雑草とかそういうの生えっ放し、場合によっては蛇が出てくるそうです。近所の好意によって雑草を刈っていたようでありますけれども、どうも話を聞くとアオダイショウかな、太いのが出てくるんだそうです、大きのが、うちの中に来るそうです。もうやんなるよと、そういう土地があるんですよ。それも住宅地のそばなの。そういう放っておくんですか。幾ら所有者が不明がどうのこうのじゃなくて、そういう環境が悪い場所があるわけです。 何とかしなかったら、それは首都圏で輝く町になる、私言いたくないけれども、ある人は、そんなんで町へ言ったけれども、ちっともやってくれないからと引っ越しちゃったの、宮代、駄目だ、ここはって。宮代には住んでいられないよって、引っ越しちゃった人いますよ、まだ1か月か2か月前。 町長、そういう人がいるんだよ。宮代町はちっともやってくれない、そういう環境が悪いのに、話すると、1回見に来たよ、それで終わりだというの。「ここですか」で、何回言っても直してくれないだって。口だけの、何とかやりますと、それじゃ通らないでしょ、町の人は。 町の人は引っ越しちゃったよ、これは駄目だと。宮代に住んでいたんじゃよくならないと。そういう人がいるんですよ。たかが1人や2人であっても、それが輝く町になるんですか。ちっともそんなことが、輝いていないじゃないですか、宮代町は。 だから、私は見出しに「首都圏でいちばん輝く町」と載せたんですよ。本当にそういう人がいるんですよ。今もう何とかしようとしても、その人引っ越しちゃったからどうしようもないかもしれない。怒って引っ越しちゃったんだよ、怒って。宮代は何やっているんだって。 「町長の名前は何て言ったけ」と、こういう人だと言わなかったけれども、悪いから引っ越しちゃった。でも、知っていると思いますよ。副町長は何ていうんだって、こういう人だよって、名前は知っていたよ。 そういう町だよ、宮代町は。どう思うんですか、課長にもう一回答弁願いたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(伊東高幹君) それでは、ご答弁申し上げます。 先日、議員様からご相談いただいて、早速物件に訪問させていただいたという事実がございまして、その旨はお伝えしたとおりでございまして、その後、所有者等を確認をして、通知を送っているという事実がございます。2週間程度で所有者の確認をして、所有者の方に事実ご通知を申し上げて、その改善、適正な管理をしていただきたいという旨の通知を送らせていただいているという事実はあります。 これは、そこの物件に限らず、年に2回定期的にそういった管理不全がないような、管理不全の状況を確認した上で、空き地等については、適正管理が行われていない物件については、所有者ないしは管理者に対して通知を申し上げているという実態がございます。 そういった通知を受けて改善をいただいている物件もあるわけでございますけれども、残念ながらその土地については、私も先週、ご質問いただいたときに現場を確認させていただきますとともに、先週も宮代消防の担当者と一緒に火災予防の観点から、改めて空き地の確認という形で当該物件についても確認をさせていただいているという事実がございます。 それに基づきまして、管理者に対しまして通知を申し上げる予定になっておりますので、その適正管理が行われるということを期待したいというふうに考えていると、そういうのが実態でございまして、そのご相談をいただいている物件を含めて、宮代町としてできることをやらせていただいているというのが状況でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 適正な管理をしていると言われれば、そうなんですかと言わざるを得ないんですけれども、ひとつ何十年も宮代に住んでいた人が、こんな町じゃ駄目だと引っ越すような、引っ越されてしまうようなそんな態度取らないでくださいよ。宮代職員として、早急にやってもらうように。町から引っ越しちゃったんだから。たとえ1人でもそういう方がいれば、周りにも波及するんですよ、それは。 すぐ文書を送ってどうの、こんな、そういうの私嫌いなの。すぐ行って、どんどん突き詰めて、話はすべきだと思いますよ。そうでないと、宮代町、こんな町に住んでいられないよという言葉が出てくるよ。だから、私は首都圏でいちばん輝く町なのかいって聞きたくなるの。 ひとつその言葉を忘れないで、すぐ宮代町引っ越しするようなことをされないような、喜んでもらえるような方策は早急にやるべきだと思います。 毎日行ってもやるべきですよ、何とか何とかやろうというんで、1回見に行って、あとは文書送っただけで、そんな生易しいものじゃないんですよ。それが輝く町をつくるんです。体を動かさないと、そのことをもう一回、体動かしてやるかどうか、ほかにもあると思いますので、どうですか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。 ◎環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 今議員おっしゃるとおり、環境資源課におきましては、電話ですとかメールなどでご相談をいただく機会が大変多く、日々そのいただいた物件等については、すぐに現場に出向いて、状況を確認して、必要な措置を取るように努めているところでございますので、議員のおっしゃるとおり、そういった適切な対応、迅速な対応に努めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) どうもありがとうございました。 適切な敏速な対応を取ると約束をしてくれたんで、そのことは忘れませんので。そのことが首都圏でいちばん輝くまちづくりになると思いますので、忘れないでお願いしたいと思います。 次にいきます。 学校教育の問題で、宮代町内の不登校の現状と対策について。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) 宮代町内の不登校の現状と対策についてお答え申し上げます。 まず、不登校の状況でございますが、令和4年7月31日現在の調査では、小学校が6名、中学校が19名です。令和3年度は、小学校が4名、中学校が18名でしたので、ほぼ横ばいの傾向でございます。 対策についてでございますが、学校においては、担任と児童・生徒による2者面談の定期的な実施や、会議での情報共有等を通して、児童・生徒の状況把握を継続して行うことで、何か変化があった際に早期に対応できるようにしているところでございます。 また、学校生活の中でつまずきの原因になりやすい人間関係づくりに資する力の育成のために、人が生きていく上で必要となる人間関係やコミュニケーションの技術を学ぶソーシャルスキルトレーニングや、相手を尊重しつつ自分の意見を伝えるアサーション、怒りの感情をコントロールするアンガーマネジメントなどの手法を授業に取り入れている学校もございます。 教育委員会においては、教育支援センターの開設や、各中学校へのさわやか相談員、ボランティア相談員、不登校対策学習支援員の配置を行い、児童・生徒の状況に応じて必要な支援ができるよう体制を整えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) どうもありがとうございました。 前段者も不登校について質問をしておりますので、おおよそのことは分かりました。 ただ、全国的に加速的に増えている、これ、言われていますよね。私もそれは何とかしなくちゃならないなというのは、私なりにも思います。 そこで、それは理由はコロナ禍の影響だとか、いろいろ言っている人もいるようですけれども、この理由について、様々な要因が考えられると。特に教師が多忙過ぎるんじゃないかと言っている人もいます。 何か1つ有効な方策はないのか、教育委員会の今までの説明の中で理解はするんですけれども、何かもうちょっとうまい方策はないのかと。 ある学校の先生に言わせると、特効薬はないんじゃないかと、不登校を防止する。そのしわ寄せは、今言ったように教師じゃないかとか。そういうことで、先生が本人と直接会って、話を聞くというか、聞き続ける以外ないんじゃないかと、こう言っている先生もいますよね。私もそう思います。入学したときは、その担任の先生を信用しているわけですから、それがある日突然どうなって、どういう理由でなったかは別にして、不登校になってしまうのは、やっぱり担任の先生を信頼している生徒は多いと思います。ですから、その先生が本当に親身になって毎日話ができる、そういう環境づくりが必要じゃないかと言っていますよね。 宮代町も多分先生方も大変なところがあると思いますが、そこら辺についてはどうなのか、聞かせてもらいたいと思います。
    ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 不登校の理由ですか、それについては様々な要因があるというふうに思っております。 国の調査などでは、学校生活のトラブルというのが最も多くて、これが大体15%ぐらい、学校生活のトラブルがあるということが掲げられています。それとあと、これは無気力というんですか、ちょっとなかなか気力が湧かないというようなケースも、これは小・中学生では26%ぐらい不登校の要因になっているということでございます。 こうした要因などが複数重なって、なかなか学校に行けなくなっているという状況が生じているのかなと思いまして、それぞれの要因を解決するというのは、なかなか学校の教職員だけでは難しい面がありますので、そのためにも専門的な支援というのが必要になってくるのかなというふうに考えております。 宮代町におきましては、議会の皆様のご支援もいただきまして、今年度から宮代町の教育支援センターのみらいが開設をさせていただいております。 このみらいの開設によって、新しい選択肢を得た子供たちが、今、元気にというわけではないかもしれませんけれども、一つの居場所を見つけて通うことができているというような現象もできております。 また、様々な相談も寄せられておりまして、そういう意味では充実ができているのかなというふうに思っておりますので、今後も教育委員会だけではなく、学校現場と連携しながら、子供たちのために支援をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただければと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) ありがとうございました。 よろしくお願いしたいと思います。1人でも不登校がなくなるように、よろしくお願いします。 時間がありませんので、最後の循環バスについて。 次期町内循環バス路線の予定から外れた停留所の意向を考慮するべきであると思います。改善策を伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 循環バスにつきましては、ご案内をさせていただいておりますとおり、現状のルートをベースとし、宮代台、姫宮、山崎の停留所を追加させていただき、来年度から新たに運行を行います。 しかしながら、議員ご指摘のとおり、バスが通っていないエリアにつきましても高齢化が進み、公共交通を必要としている方々がいらっしゃることは理解をしております。 循環バスによって全ての地域を網羅することはできませんが、少しでも空白地帯を減らすことができればと考えておりますので、今後改めて住民の皆様へのアンケート調査等を行い、ご意見を伺いながら、新たなルートや公共交通の在り方について検討を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) ちょっと答弁に関係ないけれども、聞きたいけれども、今度、朝日自動車、この関連会社、どこなんですか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(菅原隆行君) 来年4月からの運行に関しましては、今ご質問ございました朝日自動車株式会社が運行業者になります。こちらにつきましては、東武鉄道の子会社というふうに認識しております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 分かりました。 ひとつこれからアンケートを取ってどうのという説明がありましたけれども、今私たちが言っていることもアンケート以上の大事な意見なんですよ。そのことを忘れずに。 タクシーを利用してどうのこうのという話もありますけれども、100円じゃいかないですよね、あれは、やっぱり。 ぜひそこら辺を税の公平感、公平にみんなが利用できるように、それが輝く町づくりなんですから。一部がよくなって喜んでいては、私は納得できない。やっぱり前通っていたところが通らなくなる。前も通っていなかったんなら別だよ。前は通っていたの、それが急になくなる。そういうやり方ないですよ。鉄道でいえば廃止路線と同じ、なくなるというのは。そこに住んでいた住民はえらい問題が出るわけ。ぜひそのことを忘れないでもらいたい。廃止路線と同じ、えらい住民は問題が起きます。私もそう思います。廃止路線と同じような方策は取らない。ひとつ住民が公平に利用できるように考えてもらいたい。 もう時間が来ましたんで、これで終わりたいと思います。 また、次回これを同じことをやると思います。これがよくなることが町民が輝くまちづくりになりますので、忘れずに、これも同じですからね。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 以上で、小河原正議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後0時15分 △再開 午後1時15分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △土渕保美君 ○議長(合川泰治君) 通告第9号、土渕保美議員。   〔11番 土渕保美君登壇〕 ◆11番(土渕保美君) 議席番号11番、土渕保美でございます。 一般通告書に従い、質問を順次させていただきます。 1、スポーツフェスティバルについて。 今年度より町民体育祭からスポーツフェスティバルに変更となりました。 今回のスポーツフェスティバルは、グローバルな視点から様々なスポーツを誰もが参加し、体験でき、楽しめる企画になっておりました。このことは有意義であり、宮代町のスポーツ振興に対して大変価値のあることと思っています。 また、今回は天候にも恵まれ、多くの方々の参加で大いに盛り上がり、特に若いファミリー層の参加が目立ち、様々なスポーツを体験して、一喜一憂する姿にほほ笑ましい思いを感じました。フードコートも品薄状態になるほどの盛況ぶりでした。 ミズノによるスイミングとランニングのクリニックは、オリンピックメダリストを迎えての教室となり、両方とも参加した私も充実した時間を過ごしました。また、スタンプラリーの活用で多くのスポーツに親しむことは、参加者にとりましても、町のスポーツ振興に対しても高評価と捉えております。 そこで、お伺いします。 1、今回のスポーツフェスティバルの参加人数や当日の人気スポーツベストテンをお聞きいたします。 2、今回のスポーツフェスティバルの評価と今後の課題をお聞きいたします。 以上2点、よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 土渕保美議員に質問に対する答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) スポーツフェスティバルについてお答え申し上げます。順次お答え申し上げます。 まず、1点目の参加人数ですとか、当日のスポーツの人気ベストテンについてお答えをいたします。 町民スポーツフェスティバルの参加人数及び当日の人気種目でございますが、まず、参加者数については、スポーツ全体の延べ人数として約3,500人、飲食ブースの延べ人数として約1,000人、合計延べ4,500人の方にご参加をいただきました。 次に、当日の人気スポーツの順位についてでございますが、おかげさまで各ブースそれぞれのスポーツが大盛況な状況でございました。ただ、議員ご案内のとおり、各ブース実施時間が異なること、また、人数制限を設けて実施したブースがあること等ブースにより条件が異なる点もございますので、ベストテンという観点から人気種目を抽出するのは難しいというふうに考えてございます。 いずれにしても当日は天候にも恵まれまして、様々なスポーツを多くの町民の皆様に体験をしていただくことができまして、全てのスポーツが大人気であったのではないかというふうに考えているところでございます。 次に、スポーツフェスティバルの評価と課題についてでございますが、町民スポーツフェスティバルの実施に伴いまして、参加者及び運営関係者からのアンケートを実施し、約350名の方より回答をいただいたところでございます。 アンケートからは「楽しかった」「また来年を楽しみにしている」「知らないスポーツが体験できた」「気軽に参加できてよい」など前向きな評価をいただいております。一方で、「小さな子供、特に未就学児が参加できる種目が少なかった」「人が多過ぎて参加ができなかった」など実施内容や開催方法についての率直なご意見もいただいたところでございます。 教育委員会といたしましては、参加者アンケートにおいて9割以上の方から「楽しかった」とのご意見をいただきましたことから、町民スポーツフェスティバルの開催については一定の成果があったと考えております。 長い歴史のある町民体育祭から大きく開催方法等を見直しましたが、スポーツ振興の新しい形として、町民の皆様に受け入れていただく第一歩が踏み出せたものと考えております。 現場でいただいた声なども含めて、今般のイベントを総括するため、町民スポーツフェスティバルの実行委員会を12月中旬にも開催をする予定です。ここで、参加団体の皆様とともに成果と課題を共有し、来年度の取組に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございました。 今回、体育祭からスポーツフェスティバルという形の試みで、天気にも恵まれ、本当に大勢の方が来場され、楽しんでいた姿を今でも思い出します。 それでは、再質問をさせていただきます。 会場の件ですけれども、以前から行われてまいりました町民体育祭からの問題点の1つとして、会場が遠いという点があります。今回それに対して、町として巡回バスの運行を増便して対応してくれましたが、今後の遠いという点に対して、町の考えをお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) 会場のご質問についてご答弁申し上げます。 まず、ぐるる宮代には、室内外の施設があるというようなことで、スポーツイベントの開催場所としては、様々な種目で今回開催ができたということもございまして、ある程度条件が整った施設であるというふうに承知をしております。 ただ、今ご指摘がございましたとおり、立地としては宮代町の北側のほうに、端に立地されているということがございますので、姫宮方面からなかなか行くことが遠いというご意見もございます。 そのため交通手段等の課題を解決するために、今年度につきましては循環バスの増便をさせていただいたところでございます。増便については、今まで1時間に1本の通常の便のちょうど合間に30分ごとに増便をさせていただいたということでございまして、統計的にこの増便がどれだけ効果があったかという点について調べさせてはいただいたんですけれども、増便の効果という点では、今年度についてはあまり大きなバスの利用者が増えたというようなことはなかったというふうに承知をしております。 ただ、周知期間が少し短かったという点も反省をしなくてはならないというふうに思っておりますので、この点については改善ができるかなというふうに思っております。 また、実施前やアンケートなどにおいても、はらっパーク宮代などでの開催も含めて、同時に開催できないかというようなご意見もございます。 そうした意見につきましては、12月中旬に開催を予定しております実行委員会の中でも、参加団体の皆様とともに共有をさせていただきまして、運営上の問題などを整理しながら、検討を進めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ありがとうございます。 確かにぐるる宮代は近隣市町の中でも際立ってすばらしい施設だと私も感じております。体育館があって、プールがあって、総合グラウンドがあってと。 そこで今回スポーツフェスティバルという形ですけれども、ただ、今、課長が言われたとおり、南側の姫宮地区からしますと、端から端まで行くわけです。今回循環バスを増便させていただいて、その成果がちょっと周知のおかげで得られなかったということに対して、今投げられておりましたが、今後、ぜひどこでやるにしても早めの周知という形でぜひお願いしたいと思います。 次に、また違った形で再質問をさせていただきます。 今回多くの協力団体のご協力によりスポーツフェスティバルの成功はしたものと捉えております。その、今回のスポーツフェスティバルに参加していただいた協力団体にとってメリットがあったのかどうか、その点に対して質問をいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) 協力団体の皆様にとってどうだったかというようなご質問についてお答え申し上げます。 協力団体の皆様については、スポーツフェスティバルの開催後にアンケートにより、このスポーツフェスティバルについてどうだったかというようなご意見を聞いております。 まず、開催日時や場所については、ほとんどの団体が「適当であった」というふうにお答えをいただきました。また、実行委員会方式による運営についても「適当であった」というような回答をいただいております。 ちょっと課題があるなと思ったのは、今年度はちょっと準備期間について少し短かったというようなご意見も若干出ておりまして、この点については、来年度に向けてもう少し早い段階から準備に取りかかる必要があるかなというふうに思っております。 そのほか、ブースの運営についても「よかった」というようなご意見をいただいておりますので、協力団体の皆様にとっては、今回の運営については、おおむね賛同いただけているというふうに、このアンケートの結果からは伺えるかなというに思っております。 いずれにしても、最初の答弁でも申し上げたとおり、12月の中旬に実行委員会を開催させていただきます。アンケートでは分からないようなご意見もその場では出てくると思いますので、そうしたものをしっかり共有しながら、今後の方向性について皆さんと一緒に考えていきたいというのが今の教育委員会の考えでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ありがとうございます。 協力してくれました協力団体並びにスポーツ少年団とか様々な組織がございますが、やっていて自分たちがメリットを感じないと次回、今回初回でしたので、出てくれましたけれども、本当に自分たちにとってそのフェスティバルが身になるものなのかという、そこをちゃんと捉えていただきまして、その12月における会合にはぜひ真摯に受け止めて、様々な意見と取り入れてほしいと願っております。 次に、今回は初めての試みで行われましたスポーツフェスタですが、若いファミリー層の参加は大変目立っておりました。しかし、今まで引っ張ってきてくれましたシニア層の参加が少なかったと見られます。健康づくりのために、力を入れてシニア層は一生懸命頑張っています。そんな方々の参加しやすいプログラムをぜひ導入してほしいと思いますが、町の考えをお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) 高齢者などの皆さんの参加しやすいプログラムについてのご質問にお答え申し上げます。 まず、今般、先ほどは運営側のアンケートのご紹介をさせていただきましたけれども、参加者のアンケートの状況についても、資料が大体まとまってきましたので、ご紹介をさせていただきたいと思いますが、議員ご指摘のとおり、参加の割合を見ますと、30代、40代、それと10代以下というところが非常に多くなっております。これは、議員ご指摘のとおり、ファミリー層に多くのご参加をいただいているというところの数字が出ているのかなというふうに思います。 一方で、60代、70代以上になりますと15%程度の参加になっております。これについては、評価は分かれるところだというふうに思いますけれども、一番少ないのが50代というような形で、50代は3%というような状況、20代についても4%という状況ですから、それを考えれば、60代、70代、合わせて15%の皆さんに、参加者の中でですけれども、ご参加をいただいているというのは、それなりにご参加をいただけたのかなというふうに思っております。 ただ、実際に高齢者の方が参加できる種目というものについて、その当日においても、そういうなかなか少ないのではないかというようなご意見をいただいたのも事実でございますので、この辺につきましては、今回のスポーツフェスティバルについては、あらゆる世代にご参加をいただきたいという趣旨、それと、障がいのある、なしにかかわらずご参加できるようにというような、まさに町民皆さんにご参加をいただけるようなフェスティバルにしたいということで立ち上げておりますので、来年度以降にその点についてもしっかりと評価をして、実施種目などについても検討を重ねてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ありがとうございます。 確かに70代ぐらいになりますと、出てくるのもおっくうになりますけれども、やはり私たち世代、50代、60代がしっかりと参加できるプログラムを構成させて、しっかりとつないでいってもらいたいと切に願っております。 次に、今の質問に関連しますけれども、シニア層やご答弁で出てきました未就学児の方々のできるものが少ないと。また、その参加できる方法の一つとして、要するに地域参加型、今まで行われてきました町民体育祭のよいところを活用し、1人では参加しにくい方々にシニア層さんたちの健康づくり、また、地域活性化のコミュニケーションづくりの考えを基にしたプログラムの導入を取り入れる考えはあるのか、町の考えをお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、未就学児などの参加につきましては、今般は子育て支援課にもご協力いただきまして、また、社会福祉協議会などにもご協力いただきまして、そうした方々、未就学児も含めて、小さなお子様が楽しめるようなプログラムは用意をさせていただいたんですけれども、その中でも今ご指摘をいただいておりますので、その点については改めて検証させていただきたいというふうに思っております。 それと、地区対抗の体育祭のいいところを取り入れてというようなお話をいただきました。これについては、その内容については我々も共感できる部分がございます。ですが、どういうようなやり方で地区の皆様を集めていくのかという点については、現状としてはまだまとまっていないというところがございます。 今年度については、各スポーツ団体の皆様に様々な面でご協力をいただきまして、実行委員会方式で開催をさせていただきまして、その中で、それぞれのブースの運営などについてもお任せしていただいて、参加者を集めるために様々な努力をしていただいております。 そういう中で、やはり1人での参加がなかなかしにくいというようなお声もいただきましたので、その点について、地区の中で参加できる種目がないかという部分については、これは研究・検討していかなきゃいけない課題だというふうに思っておりますので、すぐにどこまで実現できるかという面については、なかなか今はっきりとは言えないところもございますけれども、あとは、スタッフなりその状況にも関わってまいりますので、ただ、課題であるという点は認識をしておりますので、これについては、しっかりと検討を進めていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 今まで体育祭で培ってきたそういったノウハウをぜひとも取り入れて、確かに体育祭に参加する自治体は減っています。ただ、そのいいところを絶対残してほしい。コミュニケーションづくりには、体育祭は欠かせないものです。今、コミュニケーションが大変手薄になっている、そういう状況なので、体育祭から人集めをして、大変ですけれども、でも、その人集めがきっかけで様々な行事に参加できる、そういったことがかなう一つの手段でもあります。そこをぜひ念頭に入れていただきまして、お願いしたいと思います。 最後ですけれども、今回、スポーツフェスティバルはちょっときつい言い方かもしれません。スポーツの基本構成、これはやる人、見る人、支える人、この三角関係が基本構成となっております。この観点からすると、確かに大人数で参加していただき、大盛況だったかもしれませんが、私から見ると一体感が感じられませんでした。このことに関して町の考えをお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 一体感がなかなか感じられなかったというようなご意見だというふうに承知をしております。 一体感というのをどう捉えるかというところはあるんだと思うんですけれども、あるスポーツフェスティバルという日に行われるその一日に、多くの町民の皆様がスポーツを親しむということを目的にご参集いただいたという点については、一定の成果があるかなというふうに思っております。 一体感という点でいけば、やはり先ほどから議員がご指摘をいただいているとおり、チームプレーですとか、そういった地区のコミュニティの醸成ですとか、そういったものにつなげられれば、よりいいんだろうというような、そういうご指摘だと思っております。 その点については、我々も理解をしておりますが、どこまでこのフェスティバルの中でそれが追求できるのかという点については、これは課題だというふうに思っておりますし、スポーツフェスティバルだけではなくて、様々な取組の中で地域コミュニティの醸成などについては構築をしていくものであるというふうに思っておりますので、スポーツフェスティバルもその一つになり得る可能性はございますけれども、ほかの町で行っている様々な事業を通して、そうした町の中の一体感というものを醸成していくということが重要になるのではないかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございました。 まだ始まったばかりのスポーツフェスティバルです。今後もぜひ期待していますので、頑張っていってください。 次に、2番、ひょう災害による農作物被害状況の進捗状況について。 6月3日のひょう災害による農作物被害状況の経過を鑑み、早期にクラウドファンディングを立ち上げ、宮代町特別災害農作物生産者支援金を創設し、速やかな農業生産者に対する支援対策は高い評価と捉えております。 そこで、お伺いします。 ①現在の進捗状況をお聞きします。 ②今後の対応並びに課題をお聞きいたします。 以上2点、よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長小川英一郎君) 宮代町特別災害農作物生産者支援金の現在の進捗状況につきましてお答え申し上げます。 初めに、①の現在の進捗状況でございますが、11月11日現在で80軒の販売農家より申請がございまして、申請がございました80軒の販売農家に対し、11月25日付で口座振込により支援金を交付させていただいたところでございます。 次に、②の今後の対応並びに課題につきましてお答え申し上げます。 初めに、今後の対応についてでございますが、今回のような降ひょう被害につきましては、一時的にまた極地的に発達した積乱雲によりもたらされた被害で、いつ、どの地域になどを予測することは大変難しいと考えております。一方で、台風や前線に伴う大雨など比較的予測ができる災害もあると思います。 今後、どのような災害により被災するか分かりませんが、被災した際には、今回同様速やか状況を確認し、被災状況を調査、把握した上で、県やJAと連携し、必要な支援策を講じてまいりたいと考えております。 また、未然に防ぐ取組といたしまして、特に被害が大きかった果樹作物においては、被災農家の大部分が防ひょうネット等の防災網設備が未設置であったことから、多目的防災網設備や、雨よけ施設等の導入に取り組まれる生産者に対しては、町独自の補助事業、明日の農業担い手支援対策事業補助金制度の活用を呼びかけております。現在、梨生産者1名が補助申請に向けた手続を進めているところでございます。 さらに、災害への備えといたしまして、自然災害による減収や、価格低下など生産者の経営努力では避けられない収入減少の一部を保障する収入保険制度への加入につきましても実施主体である埼玉県農業共済組合と連携し、引き続き周知・啓発に努めてまいりたいと考えております。 最後に、課題についてでございますが、防災網設備の導入に関しましては、昨今の農業生産資材費の高騰や施工費用、施工業者の労務単価の上昇など、事業費そのものが高額となっていることや、生産者の後継者不足等も防災網設備の導入が進まない大きな要因の一つになっていると考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございました。 今から約半年前、6月3日のひょう被害、月日がたつのは早いもので、あのときは私も地元の農家を何軒か回りまして、特に目立ったのが梅農家の家ですけれども、せっかくこれから収穫というときに、全て、約8割方落とされてしまいました。そういう状況を見ていると、本当に悲しくなる。ああいう状況を絶対つくってはいけないと思うんですけれども、やっぱり自然災害にはかなわないという、ちょっともやもやしたところがございますが。 それでは、再質問をさせていただきます。 今回の支援金の申請率はかなり高いと捉えております。私が町から聞いたときには、約84軒に対する交付を準備していたと伺っておりますが、残りの生産者の方はなぜ申請を行わなかったのかお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 補正予算の計上時には、町のほうで把握しております生産者の全体数については84名ということで積算のほうさせていただいておりました。結果、11月11日現在で80軒ということで4軒の差がございます。4軒の生産者様につきましても電話等で確認をさせていただきましたが、4軒とも今年は作物を作っていないということでございましたので、出荷目的に作物を作っておりました80軒の農家に支援金のほうを交付させていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 たくさんの申請があったことは本当によかったことと捉えております。あのときの状況を見まして、本当に農家さんのやるせない気持ちが今でもふつふつと沸いてまいります。 次に、防災網設備の導入に関して、農業生産機材等の上昇や事業費の高額、生産者の後継者不足などで防災網設備の導入が進まないという大きな要因がございます。 この難問に対しまして、これは一個人ではなかなか難しいと思いますので、国や県からの支援や町の適切な指導が重要と考えますが、この件に関しまして町の考えをお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長小川英一郎君) お答え申し上げます。 防災網設備等の支援金の関係で町の考え方はというご質問だと承知しております。 こういった補助金については、農家組合長会議というのを年2回開いておりまして、そういった席で今回の6月3日の降ひょう被害もございましたので、未然に防ぐ手だてとして、こういったような補助金がありますとかということで、説明のほうさせていただき、周知・啓発に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 自然に対する備えなので、なかなか難しいとは思いますが、万全を期してほしいところでもあります。 最後になりますが、今後もいかなる災害に対しても速やかな支援対策が重要となります。いま一度このことに関して町の考えをお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 先ほども答弁の中で申し上げたとおりでございますが、今回の被災によりまして、町のほうもすぐに速やかに現場のほうは状況のほうの把握をさせていただいております。 今後につきましても、今回同様速やかに状況のほうを確認しまして、県やJAのほうと連携して、必要な支援策を速やかに講じられるように対策を取ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 しっかりした答えをいただきましたので、今後も自然災害等による農作物への影響があったときは速やかな対策をお願いしたいと思います。 続きまして、3番目に移らせていただきます。 3、新しい村にキャンプ場の環境を整えることについて。 昨年の12月議会の一般質問で取り上げてまいりました。新しい村にキャンプ場の環境を整えることに対しての町の対応は、ナイトキャンプは難しいが、デイキャンプなら考える余地があるとの答弁をいただきました。 そこで、お伺いいたします。 現在の進捗状況をお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 新しい村にキャンプ場の環境を整えることについて現在の進捗状況はとのご質問でございますが、デイキャンプの検討につきましては、本年度開催をしております新しい村魅力アッププラン検討委員会におきまして、新しい村に訪れる方の滞在時間を伸ばす取組の一つとして検討を進めているところでございます。 検討委員会での意見の中では、デイキャンプを楽しみながら、併せて新しい村の景観を楽しむことができるなど評価する意見がございました。また、一方では、事業採算性などデイキャンプの収益性に課題があるとの意見もございました。このような評価や課題を踏まえ、まずは実際のニーズを図る上でもイベント的に実施してはどうかといったご意見もあったところでございます。 いずれにいたしましても、現在検討を進めております新しい村魅力アッププランの検討結果が今年度末にまとまりますので、これを踏まえ、デイキャンプを含め、新しい村の魅力をより向上させる取組を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 前向きな意見として、ご答弁として捉えていきたいと思います。 キャンプができる環境、身近に、宮代町に大変すばらしい新しい村と山崎山がございます。 コロナ禍で伸びている産業の一つに、キャンプ関連事業があります。新型コロナウイルス感染症の影響により、日常生活に疲れを抱き、リフレッシュする一つのツールとして、自宅を離れ、郊外に目を向け、キャンプを張り、体も心も自然に癒され、非日常的なすばらしい環境の中で充実したひとときを過ごすことが、大変魅力的であり、伸びている要因の一つと考えられます。 宮代町は先ほど言いました新しい村と山崎山があります。年間を通して季節ごとに癒しを与えてくれるすばらしい環境があります。現在、新しい村にはバーベキューエリアがありますが、その延長としてキャンプ場の環境を整えることにより、身近で自然を感じながら、楽しめる空間ができると思います。観光産業からの観点からも宮代町にとって大変魅力のあるものと思います。 それでは、再質問をさせていただきます。 現在バーベキューエリアがありますが、テント等の貸出しで手ぶらでバーベキューを楽しめる企画になっていますが、利用されている人数はどれぐらいなのか、また、営業時間等はどうなっているのか質問いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長小川英一郎君) それでは、お答えを申し上げます。 まず、利用されている人数というご質問でございますが、毎月1度新しい村のほうと経営会議というのを開いておりまして、そこで、有料施設の貸出し状況について報告のほうを受けております。 今、私のほうで持っている資料につきましては、今年度の4月から11月まで、8か月の間の利用状況の数値でございますが、利用人数につきましては、合計で610名でございます。それから、営業時間ということでお尋ねがございました。こちらにつきましては10時から17までということになっております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ありがとうございます。 610名というと結構な人数だと思うんですけれども、営業時間が10時から17時、皆様やっぱりバーベキューとかお好きなようで、大変楽しんでいただけている状況かと解釈しております。 次に、事業採算性やデイキャンプの収益性に課題があると答弁されましたが、その点について詳しくお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 先ほどの答弁の中で事業採算性などデイキャンプの収益性に課題があると答弁のほうさせていただきました。こちらにつきましては、新しい村魅力アッププラン検討委員会での意見のほうをご紹介させていただいたものでございまして、具体的に人件費が幾らであるだとか、それから、経費が幾らといった意見があったものではございません。 仮に収益の向上を目的に実施しようとした場合、現状では敷地面積に限りがありますので、多くの利用者を得ることが難しいといった意見のほうもございました。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 続きまして、再質問させていただきます。最後になります。 バーベキューなしでの独りキャンプや何もしないでくつろぎたい方にとっても癒やしの空間を提供することがキャンプの醍醐味であり、大切なことと思います。このことに対して町の考えをお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 新しい村につきましては、様々な方に訪れていただいております。例えば芝生広場でのバーベキュー、デイキャンプですね。それから、直売所での買物、それからカフェでの飲食、それからほっつけでの農体験、あるいは、散歩など、訪れる方の目的は様々だというふうに考えております。 ご質問のソロキャンプなど一人で利用される方について癒しの空間が大切ではということでございますが、そういったソロキャンプなどで一人で利用される方を含めて、村を訪れる方、日常を離れてリフレッシュをしていただく癒やしの空間として、町のほうも大切であると考えております。 新しい村につきましては、今後も憩いのある癒やしの空間を提供し続けられる場である必要があるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 新しい村、そして山崎山、あの辺一帯を観光資源の一環として、ぜひともデイキャンプをできるということを周知していただきまして、地元住民はもちろん、近隣市町から足を運んでいただけるように、ぜひとも今後も周知のほうをよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、第4問目にいかせていただきます。 公設宮代福祉医療センター六花におけるマイナンバーカードの利用について。 現在、国をはじめ、地方自治体が力を入れて推進しておりますマイナンバーカード普及事業があります。最大で2万ポイントの電子マネーがもらえる魅力ある事業です。 その条件として、保険証の登録が必要となります。その保険証代わりとなるマイナンバーカードが公設宮代福祉医療センター六花では使えないと、町民より苦情の連絡がありました。 そこで、お伺いいたします。 ほかの医療機関で使えるのに、なぜ六花では使えないのか、お聞きいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) それでは、マイナンバーカードの保険証利用について答弁をいたします。 国では令和3年10月からマイナンバーカードの保険証利用が開始されておりまして、令和5年5月には原則として導入が義務づけられることになっております。 令和4年11月6日現在、これは厚労省の公表資料ですけれども、町内では9つの医療機関、薬局、具体的には、もとむらクリニック、姫宮歯科、平山歯科、ホワイト歯科、アイン薬局、みるい薬局、なの花薬局、みやしろ薬局、クスリのアオキ宮代南薬局、この9つでマイナンバーカードの保険証利用が可能になっているようです。 ご質問の六花につきましても、実は導入の手続を進めておりまして、顔認証つきのカードリーダー、こちらの手配までは終えておるんですが、昨今の世界的な半導体不足によりまして、必要な機材の調達に少し時間がかかっているということです。 こうしたことから、現在利用者の皆様にご不便をおかけしておりますが、今年度中にシステムを構築いたしまして、令和5年度からはマイナンバーカードの保険証利用が開始できるよう進めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) ご答弁ありがとうございます。 ほかの医療機関でもう既に行っていることがなぜ公設六花でできないのか、町内の医療機関が利用可能となっている中で、幾ら半導体不足とはいえ、公設をうたっている以上、町民に対し安心・安全の観点から、一番最初に導入すべきだと思います。これは怠慢としか思えません。町民、特に高齢者の方々は六花を頼りにしております。一刻も早い導入をすべきと思いますが、町の考えをお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) ご指摘のとおり、公設の機関でございますので、他に先んじて導入するということはごもっともかと思います。一刻も早く導入できるよう現場との調整を図りたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 土渕議員。 ◆11番(土渕保美君) 今、一刻も早い設備の準備をしていただけると、課長からご答弁いただきました。 特に、六花の場合、いろいろ問題がありますけれども、なるべくそういったいざこざを少なくしていただきまして、本当に町民から愛される公設医療機関であってほしいと切に願っております。 これから高齢化社会がますます進む中で、せっかくマイナンバーカードのいい条件をいただいて、そういった保険証代わりになるということで2万ポイントも頂ける、でも、頂いたけれども実際には使えないというようでは、本当に六花に行く、そういった方々に対して本当に失礼かと思います。ぜひとも今後そういうことがないように、指導のほうをお願いしたいと思います。 以上をもちまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(合川泰治君) 以上で、土渕保美議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後2時06分 △再開 午後2時20分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △泉伸一郎君 ○議長(合川泰治君) 通告第10号、泉伸一郎議員。   〔7番 泉 伸一郎君登壇〕 ◆7番(泉伸一郎君) 議席番号7番、泉伸一郎でございます。 通告に従いまして、4問質問させていただきます。 1、新型コロナウイルスの第8波に向けた対策。 新型コロナウイルス感染症の第7波も抑えられ、感染者数も減ってきましたが、ここに来て、首都圏をはじめ、各地で感染者が増えつつあります。本格的な冬を迎えるに当たり、新型コロナウイルスの第8波が懸念されています。 これ、提出したときはこういう形だったんですが、28日午前10時現在では、累計で2,450万3,839人となっております。1週間の新規感染者は69万8,274人で、前週59万3,013人から10万5,261人増えました。 都道府県別の1週間の新規感染者では、東京が7万2,719人で最も多く、北海道5万6,468人、愛知4万5,044人、神奈川4万4,529人、埼玉3万6,619人と続いております。また、死者は累計で4万9,324人で、1週間で952人増えたとされております。もう第8波が始まっております。 現在、新型コロナウイルスオミクロン株対応のワクチン接種が行われていますが、スムーズな運営が期待されます。 そこで、質問いたします。 ①新型コロナウイルスオミクロン株対応のワクチン接種と、4回目以前の対象者ワクチン接種の進捗状況は。 ②ワクチン接種の会場が仮設会場で行われることになりましたが、支障などが生じていないでしょうか。 ③個別接種も順調に進められているでしょうか。 ④感染者の支援は十分に行われていますか。 ⑤インフルエンザの同時流行に対する備えはどうでしょうか。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 泉伸一郎議員の質問に対する答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) それでは、新型コロナウイルスの第8波に向けた対策について、順次ご答弁を申し上げます。 まず、1点目、ワクチン接種の進捗です。 令和4年11月28日現在で、初回接種完了者が全体の86.5%、この初回接種を終えた方を対象としたオミクロン株対応の2価ワクチンの接種率は全体で33.4%となっています。2価ワクチンを接種された方の内訳となりますが、3回目として2価ワクチンを受けた方が290名で0.9%、4回目接種として受けた方が4,347名で13.5%、5回目接種として2価ワクチンを受けた方が6,096名で19%となっております。 2点目、仮設会場です。 これまで集団会場として接種をしてきました進修館大ホールは空調の大規模な改修工事を行いますため、11月8日からコミュニティ広場の仮設会場においてワクチン接種を行っております。 移転当初は、会場を変更したということをご存じない方もいらっしゃいまして、進修館に向かってしまわれる方もいらっしゃったようですが、案内スタッフを増員するなどの対応を取りまして、現在おおむね円滑にご利用いただいているものと考えております。 3点目のオミクロン株ワクチンの個別接種ですが、現在行っていますのが、公設宮代福祉医療センターの六花、それから、もとむらクリニック、すずき整形、いそ整形の町内4つの医療機関において個別接種が実施されております。 このうち六花では、現在国が定めます現在のワクチン接種の期間というのが来年3月までとなっているんですが、オミクロン株の場合は、初回接種から3か月必要ですから、この従来株についても年内に受ける必要がありますので、このワクチンが受けられるよう六花では従来株の接種枠も設けさせていただいております。 4点目の感染者の支援です。 令和4年9月26日以降全国一律で感染症法に基づく医師の届出の対象が、65歳以上の方など重症化リスクの高い方に限定されたことに伴いまして、県から各自治体への感染者の報告も限定されることになっております。 当町におきましては、埼玉県から依頼のあった感染者へのパルスオキシメーターの配布を行っておりましたが、感染状況を踏まえまして11月9日から全ての感染者について、埼玉県から配送がされております。 また、食料支援ですが、療養期間等の見直しに併せまして、埼玉県同様終了させていただいております。 5点目、今年度のインフルエンザワクチンは10月20日から各医療機関での接種が始められております。現在のところワクチンは十分に供給されている模様でして、希望された方には接種ができている状況にあると伺っております。 また、あわせて新型コロナワクチンの同時接種も可能となっておりますので、引き続き啓発に努めまして、同時流行を防ぐべく接種を促してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) それでは、再質問させていただきます。 先ほどのパーセントの中で初回接種をされた方が86.5%とありましたが、今回の接種、途中でありますけれども、4回目接種、5回目接種等で大体2価ワクチンのほうでは33.4%ということで、随分と下がっている状況になっております。 11月11日時点の全国の場合でありましても、1回目が全人口の81.4%、2回目が80.4%、それに対して3回目では66.5%にとどまっているとありました。やはりだんだんワクチン接種される方が減ってきているということが現実になっております。 これを踏まえて、町としてはどのような対策をしているか、お聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 議員ご質問のとおり、回を追うごとにワクチン接種の伸びというのは、あまり芳しくないというのが現状かなというふうに思っております。 こうした中でもオミクロン株の接種率は、全国平均から見ても高い状況に位置しております。こうしたことの背景にあるのが、宮代町のほうで取り組んでおります幾つかの取組かなと思っておりますが、1つには、やはり特に高齢者の方が対象なんですが、日時の指定をあらかじめさせていただいて、予約なく会場にお越しいただけるというのが1点です。 それと、やはり大規模な会場ですから、1日に打てる接種の数を、恐らくこれぐらいの数を打てているところはあまりないと思うんですけれども、用意をさせていただいているのがもう1点かなと思っています。 もう一つは、やはり打つ必要性について各人が、これは義務ではありませんが、必要性を感じていただけるような広報・啓発、LINEでありますとか、ホームページでありますとか、個々の通知の中にその辺を織り交ぜながらご案内を差し上げているという、こういった点の積み重ねの結果かなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 また、答弁の中で個別接種のほうも順調に進められているということになっていると思うんですが、この中で、六花で行われていることになるんですが、初回接種、すなわち従来株による初回接種の接種枠も設けておりますとあるんですが、この場合の接種枠の方に対する接種というのは、今のオミクロン株の新しい薬を使われているのかどうかもお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 オミクロン株の接種を行う条件というのが、昨年皆さんに接種いただいた従来株、いわゆる2価ではなくて1価ですよね。オミクロンの入っていないワクチンを初回2回打っていることが条件、プラスそこから3か月以上たっているということが条件になります。 国は、現在全国的には、オミクロン株の接種にかじを切っていますので、そうはいいましても昨年までは打たなかった、あるいは、例えばですけれども、入院等で打てる環境になかった方も多くはないと思いますがいらっしゃいますので、そういった方々に打つ機会をご提供するということで、六花での初回接種を、枠は僅かですが、ご用意をさせていただいております。 以上でございます。
    ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 ちょっと細かいことで申し訳ないんですけれども、その1価ワクチンになるということなんですが、これというのは、効果の期限というんですかね、そういったものは、前のそういったワクチンでもまだ期限は大丈夫なのかどうかもお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) ワクチンの期限という理解でよろしいでしょうか。 昨年の5月からワクチン接種は始まっておりまして、国のほうからワクチンが順次供給されております。当初はワクチンの期限が大体半年に設定されていたんですが、その後いろんな治験が重なったんでしょうか、現在ではたしか15か月まで延びております。 そうはいいましても、今年の10月をもって一部有効期限が消える、終わったワクチンもございます。それ以外に有効期限内のワクチンも持っておりますので、こちらを接種に充てさせていただいております。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。安心いたしました。 4番目の答弁の中で、全ての感染者について、埼玉県から配布されるというのがパルスオキシメーター、これは全員に配布されるんでありがたいなと思ったんですが、その後に療養期間等の見直しに合わせて、埼玉県同様に食料支援のほうは終了させていただきましたという答弁があったんですね。 これ聞いてちょっと驚いたんですが、県のほうではその支援を打ち切ったとしても、町として独自にそういう支援をするようなお考えはなかったのかどうかお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 食料支援についてお答えをしたいと思います。 ご指摘のとおり、県は県で、町としてということはごもっともなご意見かとは思います。周りの環境が変わらない状況であれば、町としても何もやっているものをむざむざやめることはないということはあるかと思いますが、一つには、感染症法の手続が変わりまして、仮に療養期間中であっても、あるいは症状のない方等であれば、外出することが今認められる状況にあるというのが1点です。 もう一つは、実は9月、10月もうほとんど食料支援の要請がなくて、10月は1件もなかったというのがあります。その背景には、これは、これからも啓発は続けていくつもりですが、やはり皆様、この夏の第7波、昨年の第5波も非常に深刻でしたけれども、こういった経験の中でいろいろなものをあらかじめ備蓄される、あらかじめ準備されるという経験が備わっていたのではないかというふうに考えております。こうしたことを踏まえまして、町としては一時終了をさせていただいているというところでございます。 もちろん今後につきましては、感染状況等もございますので、そういった中で、そこは非常に住民にとって大切な部分ということであれば、これは再開することはやぶさかではございませんので、その辺は注視してまいりたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 あともう一つお聞きしますが、6か月から4歳児へのワクチン接種というものが始まることになりました。こちらに関しての進捗状況を教えていただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 6か月から4歳のワクチンの接種でございます。これまで町内のお医者様といろいろと調整をさせていただいております。この新型コロナに限らずなかなか乳児への接種というのはいろいろと課題がございまして、通常の一般の医療機関でなかなかお受けいただくことができないところも正直言うとございます。 そうした中での調整を経まして、何とか来月、12月5日から六花で乳幼児の接種を始める運びとなりました。予約のほうを今できる状態にたしかなっていたかと思います。ただ、枠あまりご用意できていませんので、引き続き各医療機関とも調整を重ねていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 このワクチン接種なんですが、いろいろなところから情報が出ております。60歳以上で3回接種した人は、未接種の人と比べて重症化リスク、入院リスクと死亡リスクのいずれも5分の1に減る。ワクチン接種イコール感染予防といは言えないが、肺炎に進展したり、亡くなったりするリスクを格段に減らせることができることがあります。 それと、このウイルスを抑える中和抗体の量というものが、時間の経過では下がってくるということなんですが、体の免疫細胞が記憶しており、その記憶細胞には数十年の寿命がある。健康な若い人の場合、接種や感染の経験があると、再びウイルスが体内に入ってきても、記憶細胞が増えて、抗体ができるという、そういう研究発表もされております。 やはり今8波が起こっておりますが、こういう新型コロナウイルスに対する対策としては、やはりワクチン接種が有効であるということになっておりますので、ぜひスムーズな運営をやっていただきたいと思います。 5番目のところで、インフルエンザの件に関しまして、今のところ順調に進められているということで安心いたしました。ただ、インフルエンザはこれから発生が高くなってくるということがございます。 厚生省の報告によりますと、まず、19年度の場合ですけれども、11月の第1週が4,682名、そのときの翌年にかけてのシーズンの累計の大体推計人数が大体729万人だったということなんですね。 20年に入りますと、11月第1週が32名で、その累計でいきますと14万人、21年が23名で0.3万人だったということで、過去2年間インフルエンザの流行が少し収まったということがあって、免疫をされている方がちょっと減っているということで、今年度に関しては多くなるんではないかということを危惧されております。 現在のところ、2022年11月第1週では270名が感染しております。ですから、昨年の100倍よりはちょっと多いぐらいになっております。失礼しました、10倍以上多くなっているということがありますので、やはりこれからの季節、インフルエンザに関しましては、注意を怠らないようにしていただければと思います。 では、次の質問に入らせていただきます。 2、介護者の支援に向けた町の取組。 町民の高齢化が進んでおり、介護を必要とされる高齢者も増えています。家族中で介護に当たることもあれば、一人で介護をしなければならない場合もあります。介護をされる方の負担は想像以上に大きいものとなっています。 仕事と介護の両立で苦しんでいる方も多いと思います。時には仕事をやめなければならない方がいるかもしれません。介護を担う方が高齢者であったり、ヤングケアラーの場合なども考えられ、介護疲れにより共倒れになる可能性もあります。 介護を担う方や介護の方法などで悩んでいる方への支援について町の取組を伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 介護を担う方への支援について答弁をいたします。 高齢化の進行とともに介護に必要な方も増加いたします。また、年齢とともに要介護認定率も上昇しておりまして、これは令和元年9月の介護保険事業報告書から引用していますが、全高齢者に占める介護認定率というのがありまして、65歳以上の場合は18.6%、75歳以上で32.1%と言われておりますが、85歳以上になると6割以上の方が要介護の認定を取られていると報告がされております。 また、介護保険法第2条では、居宅において、その有する能力に応じて、自立した日常を営むことができるよう配慮と記載されておりまして、ご家庭で介護される方というのは、今後ますます増えていくということは必至であろうと思っております。 町では、こうしたご家庭での介護の現状などに応じた各種事業に取り組むため、3年ごとに介護予防日常生活圏域ニーズ調査及び在宅介護実態調査というのを実施しておりますが、前回令和元年度の調査での設問、介護者が行っている介護に対して多かった回答は、掃除、洗濯、買物等の家事、食事の支援、外出の付添い、送迎、金銭管理となっております。また、今後必要と感じる支援、サービスとして移送サービス、介護用品支給、外出同行、緊急通報システム、配食などが挙げられております。 こうしたお声に対しては、介護保険の中で各々対応するほか、例えば排泄の介護を行っているご家族への支援として、紙おむつ等の介護用品支給、あるいは緊急時通報システムの貸出しなどを実施いたしております。 また、アンケート調査ではくみ取り切れない課題も潜在すると思われますので、高齢者や介護者の総合的な相談窓口として宮代町地域包括支援センターでの相談業務や、民生委員と共に行う地域訪問により皆様のお声をお聞きするほか、介護の日常的な不平・不安・疑問を受け付けたり、あるいは介護サービス相談員による電話相談を通して問題の発見や解決策の提案も行っております。 こうした取組を通じまして、介護、福祉、健康、医療など様々な機関への橋渡しを行いながら、応えてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 答弁ありがとうございます。 それでは、再質問させていただきます。 最初のほうで、全国の大体パーセントですか、これを答弁いただいたんですが、当町において、その介護者に対する把握はされているかどうかお聞きをいたします。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時45分 △再開 午後2時49分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 大変失礼いたしました。 認定率ですが、年代別ではお出ししていないんですが、65歳以上高齢者に対する認定率が令和3年度ベースで16.3%というふうになっております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 やはりこの介護をされている方が多いということがよく分かります。 この介護をされる場合、まず最初に、相談窓口が分からないという方が多いんですね。これについて町としてはどのような対応をされるかお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 介護につきましては、やはり各家族とも初めての方も結構多かったりもしまして、これからどうするんだろうということで、非常に不安なお気持ちかなと思います。 こうした方の場合、主に役場のほうに来ていただくことも多いんですが、役場では、介護に関する冊子をご用意しておりまして、「介護の利用ガイド」というものなんですけれども、この裏面には、相談先として、地域包括支援センターを大きくご案内はさせていただいております。ただ、なかなか認知が上がっていない一面もあると思いますので、引き続きこのセンターを皆様にご利用いただけるよう周知に努めてまいるというのが1点かと思っております。 それ以外では、先ほど申し上げた地域訪問、高齢者の方を対象に民生委員の方と地域訪問もさせていただいておりますので、こういった機会を通じて周知を図ってまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 やはり先ほどの答弁でもありましたが、この介護予防日常生活圏域ニーズ調査及び在宅介護実態調査ということが3年置きに行われているということで、なかなか把握されるのは難しい、大変なことなんだなと思います。そういう中でもやはり介護者の支援はしっかりとやっていただきたいと思います。 先ほど出ました地域包括支援センターなんですけれども、私も実は以前、父親のやっぱり介護をやっておりました。そういうときに、この地域包括支援センターというものがあるということが分からなかった。議員になって初めてこういうものがあるというのを知って、いろいろ相談を受けたときに、こちらのほうを紹介したりとかしておるわけなんですけれども、やはり一般の方は、この地域包括支援センターのこの活用ができるということを知らないという方が多いので、こちらのほうの周知をしっかりとやっていただきたいと思うんですが、こういう適切な介護支援につなげていくそういう対応というものは、どのようにお考えかをお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えいたします。 恐らく介護の仕組みというのが正直少々複雑で、どこから取りかかっていいかというところが分かりにくいのかなというふうに思っております。 仕組みそのものをご説明することはもちろんですが、やはり窓口がどこかということが一番大事だと思いますので、先ほど言った地域包括支援センター、こちらへのたどり着きやすさというのをひとつこれから重視していきたいというふうに思っております。 もちろん併せて役場の窓口というのも、やはり皆さんが一番先に思いつく場所だというふうに思いますので、こちらでも丁寧に対応してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 春日部市では、家族介護教室というものをやっているんですね。そこでは、介護の知識、例えば爪切りとか、入浴方法、そういったものを理学療法士が説明するという、そういう教室も開いているということがあるんですが、町として、そういう支援の取組というのが行われているかどうかをお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えいたします。 実際に介護に関わられることになりますと、当然そこには介護に関わる事業所が関わりますので、そういった細々としたことも含めて、そういった事業所と相談ができるのかなというふうに考えております。 したがいまして、そういった面での教室というのは行っていないんですが、実際にこれから介護現場に自分がなるかもしれない、あるいは地域でそういった技術を生かしたいという方のための認定ヘルパーという、町が独自に認定する制度があるんですが、こうした認定ヘルパーの養成講座という教室はやらせていただいております。 この中では、座学も含めまして、車椅子の動かし方ですとか、寝起きですとか、そういったことも学べる、日常生活の家事支援等を一通り学べるような講座となっております。 今いただいた声を基に、より細やかな対応ができるよう再度中でも考えてはいきたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 やっぱりそういう支援、介護する人というのは本当に孤独になってしまうというんですか、孤立してしまうという方が結構いらっしゃって、本当に話を聞いてもらうだけでも、少し安らぐという、そういうこともありますし、何かしらの対策をしていただければと思うんですが。 先ほどの答弁の中で、介護サービス相談員による電話相談を通して問題の発見や解決策の提案を行っておりますということ、これ、すごくすばらしいなと思ったんですね。やはり先ほど言った春日部市でやられている教室とかも開催しているんですけれども、その教室に参加する時間が取れない、介護が忙しくてそういう時間が取れないという方もいらっしゃると聞いております。そういう中で、この電話で相談員がいろいろと話を聞いていただくという、この取組はすばらしいものであると思いますので、今後ともしっかりとやっていただければと思います。 最後に、やはり介護にならないようにしていかなくてはいけないと思います。 その中で、フレイル予防という形の取組、こういったものに対して、健康体操とか町のほうでもしっかりやられているんですね。ただ、これをもうちょっと知らない方が多いということがありますので、このフレイル予防のそういった取組について、周知も兼ねてお聞きしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 フレイル予防といたしまして、今、ご質問にありましたような体操とかがやっぱりございまして、こちらにつきましては、各地域でプラザサポーターという経験を積まれた方がリーダーになって、いろんな教室をやっていただいています。 今年の5月でしたか、広報で特集を組ませていただいて、どこに行けばできるというようなご案内はさせていただいています。 こうした啓発は努力として続けさせていただくんですが、やはり何事も課題になるのは、こういう自らこういった場になかなか来ていただけない方も中にはいらっしゃると思っています。 そこで、町では現在、国保と後期高齢者のほうのシステムから、幾つか項目をかけまして、今後体がフレイルになりそうであろうという予備軍の方を抽出いたしまして、個別通知によりまして、その体操に行くまでの元気塾のほうへのダイレクトメールによりご案内をさせていただいております。 このように潜在しているところにご案内をして、来ていただくということを努力をすることによって、努めてまいりたいというふうに思います。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 やはりこういう精神的な支援、それから、経済的支援を町のほうでしっかりと取り組んでいただければと思います。 続きまして、3問目に入らせていただきます。 マイナンバーカード普及への取組。 デジタル化に向けてマイナンバーカードの普及は欠かせないものと考えます。また、1人当たり2万円分のポイントを付与するマイナポイント第2弾が進められていますが、間もなく終了を迎えることになります。 また、現行の保険証を2024年秋に廃止して、マイナンバーカードと一体化したマイナ保険証に切り替えるとされています。これについては、推進すべきと思いますが、心配の声が上がるのも事実です。丁寧な懸念払拭に努めるべきだと考えます。 マイナカードにより、健康保険証として効率性や公金受取りの利便性などが向上されます。当町では、交付率が高いとされていますが、今後さらなる普及をどのように進めていくのか伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長草野公浩君) それでは、お答え申し上げます。 マイナンバーカードの普及については、議員ご承知のとおり、現在国におけるマイナポイントの取組や健康保険証や運転免許証との一体化の方針が示されたことにより急激に普及が進んでおります。当町でも11月6日現在で交付率が55.09%となっており、近隣市町と比較して最も高い数値となっております。 これまで町では、町民の利便性を向上するため、マイナンバーカードを利用した住民票の写しと印鑑登録証明書のコンビニ交付の導入や、町の広報紙、ホームページを通してカードの交付申請のPR活動、カード交付の休日開庁の実施などにより、普及に努めてまいりました。 平成27年度の導入以来、その間、国や民間での各分野での利用が普及し、現在では、デジタル社会の実現に向けてなくてはならないものとなりつつあります。 今後においても健康保険証や運転免許証との一体化をはじめ、令和5年2月から全国的に転出届、転入届のマイナポータルによる受付の開始や、令和4年度末には、希望する市町村においてパスポートの電子申請の開始など、マイナンバーカードの利用がさらに推進される予定でございます。 カードの普及については、利便性を向上することが重要であり、国で示された健康保険証との一体化の方針は大きな影響がございました。結果として、連日窓口での手続や問合せなどが大変多くなっております。 こうした状況を踏まえ、当面の間、マイナンバーカードの健康保険証としての利用や申請のPRに努めてまいります。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 それでは、再質問させていただきます。 まずは、先ほどもありましたが、11月6日現在で交付率が55.09%、すごいいいと思います。以前には、質疑したときに50%いっていませんよねというお話をしたんですが、55%を超えているということですばらしいと思います。 こちらなんですが、県内の当町のマイナンバーカードの順位は何位になっているか、お聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長草野公浩君) お答え申し上げます。 県内第4位でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 やはり4位ということで、すばらしいなと感じます。 総務省のほうで発表されました、28日に発表されたんですが、マイナンバーカードの申請件数が27日時点で約7,568万件となり、人口に対する申請率が60.1%となったと発表されています。交付枚数なんですが、約6,735万枚で、交付率が53.5%です。当町はこれを上回っているということになります。総務省は、当面の目標として、年内に申請件数を8,100万件の達成として掲げております。こういう形ですごいマイナンバーカードがどんどん進んでおります。 先ほど話の中で2万円分のポイントということがありました。これというのは12月31日の申請で終わってしまうんですね。私もマイナンバーカードを取得して、2万ポイントいただきました。現在1万5,000円分ぐらい使わせていただきまして、この物価高騰の中で、やっぱりすごく助かっております。あと5,000円分ぐらい残っているんですが。 そういう中で、やはり皆さん、これを知っているんでしょうけれども、面倒くさそうだということで、進めていない方もいらっしゃるんですね。ですから、これはやはりすごく得をすることでありますので、町民の方にもっともっと進めていただきたいと思います。 このマイナンバーカードの申請のサポートで、例えば愛知県の弥富市、こちらでは市役所1階の市民課窓口で職員がタブレット端末を使いサポートするサービスで、大体10分ぐらいで申請が終わるというふうに言われております。 また、東京の品川区なんですけれども、こちらではマイナンバーカードの普及に向けて、区内の公共施設などに特設ブースを設け、カード取得の出張支援を実施しています。こちらのほうでは、東京行政書士の品川支部と連携しておりまして、スタッフが大体各会場に月に1回から2回行って実施されているということで、写真の無料撮影もされているということです。 こういう形で進めているんですが、当町ではどのような体制をされているかお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長草野公浩君) 当町におきますマイナンバーカードの普及の方法でございますが、現在、町の窓口といたしまして、2階の企画財政課の窓口と住民課の1階のロビーに専用ブースを設けまして、受付をしております。 また、最近はコンビニエンスストアとか、auショップとか、そういったところでも申請の受付を行っております。 町の窓口におきましては、やはり問合せや手続がここのところ大変多くなっておりまして、先週から専用の会計年度任用職員を雇用いたしまして、増員をいたしまして、対応している状況でございます。 また、町の社会福祉協議会におきまして、スマホ教室を開催しておるんですけれども、そちらのほうにも日工大の学生さんが講師として、スマートフォンの利用方法を教えているんですけれども、そちらのほうでもスマートフォンでマイナンバーカードの手続ができますので、その際に、操作方法について説明をしているというような取組を行っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 そういう取組、安心いたしました。 このマイナンバーカードなんですが、やはり懸念されている方というのも多いんですね。このマイナンバーカード自体にプライバシーの情報が入っていて、それが漏れるのが嫌だという方がいらっしゃるんですね。 これなんですけれども、実はマイナンバーカードには、プライバシー性の高い情報というのは入っていないんですね。例えば税金とか年金とか、そういったものの情報とかも入っていないんです。それを何かあまりにもいろんな情報が入っているような勘違いをされている方がいらっしゃるということでありますので、もう少しそういった懸念払拭に対する取組が必要だと思います。 また、この流出に関してなんですが、これにICチップがついております。カードのICチップに氏名や住所などの情報は入っていますが、税や年金などのプライバシー性の高い情報は記載されていません。仮に情報の不正な取得を試みた場合、ICチップが壊れる仕組みになっているということが言われております。 やはりこのカードを取得しない主な理由の中で多いのが、35.2%「情報流出が怖い」、31.4%の方が「申請方法が面倒」ということでちょっと多いところになっているんですが、やっぱりこちらのほうは丁寧な説明をしていくことが重要だと思います。 この懸念払拭に向けての取組、そういったものをどのように考えているか、お伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長草野公浩君) お答え申し上げます。 議員おっしゃいますとおり、やはり情報漏えいに対しまして、町民の皆さんも不安に感じている方も大変多いと伺っております。 従来からこうした情報漏えいの防止についてPRをしてきたところですけれども、今後さらにしっかり町の広報紙、それからホームページ等使いまして、また、申請の際に十分な説明をいたしまして、PR活動に努めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 やはり便利になるけれども、やっぱり心配だという、そういった方が多いと思います。やはりこのマイナンバーカード、利便性の向上というものを大事にするということとともに、高いセキュリティーで作られているんだということもしっかりと訴えていただければと思います。 最後の質問に入らせていただきます。 4、スポーツフェスティバルについての考察。 10月9日、今までの町民体育祭に代わり、新しい試みによる町民スポーツフェスティバルが開催されました。 新型コロナウイルス感染症などにより、3年間中止とされてきましたが、町民にとって楽しい催しとなったと考えられます。悪天候が続いていた中、天気にも恵まれ無事に開催され、次につながるものと期待いたします。 今回のスポーツフェスティバルの考察について確認するとともに、今後の開催に向けた問題点、改善点について伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) スポーツフェスティバルの考察についてお答え申し上げます。 町民スポーツフェスティバルは、開催当日は天候にも恵まれまして、多くの団体の皆様のご協力の下、多くの町民の皆様にご参加をいただくことができました。ご理解、ご支援、ご協力をいただきました全ての皆様に改めて感謝を申し上げます。 まず、このイベントの全体的な考察でございますが、子供から高齢者まで、あらゆる世代の方にご参加いただきました。とりわけいわゆるファミリー層の参加が多かったとの印象を持っております。 また、各参加団体の皆様が各スポーツの普及に向けてそれぞれが創意と工夫を凝らしたブース運営がなされていたと感じております。 指定管理者であるミズノグループも積極的に参画しビクトリークリニックでは、オリンピアンから直接指導が受けられる企画として、スイミングとランニングを実施していただきました。 商工会やキッチンカーの協力の下、軽食を楽しめる場所も提供し、たくさんの皆様が飲食を楽しむ姿は、コロナ禍の中、以前の日常を少し思い出すことができる懐かしい風景にも感じたところでございます。 スポーツフェスティバルの今後の開催に向けた問題点及び改善点についてでございますが、町民スポーツフェスティバルの実施に伴い、参加者及び運営関係者からのアンケートを実施し、約350名の方から回答をいただいたところでございます。 アンケートからは、「楽しかった」「また来年を楽しみにしている」「知らないスポーツが体験できた」「気軽に参加できてよい」など前向きな評価をいただいております。一方で、「小さな子供、特に未就学児が参加できる種目が少なかった」「人が多過ぎて参加できなかった」など実施内容や開催方法について率直なご意見もいただいているところでございます。 教育委員会といたしましては、参加者アンケートにおいて、9割以上の方から「楽しかった」とのご意見をいただきましたことから、町民スポーツフェスティバルの開催については、一定の成果があったと考えております。 長い歴史のある町民体育祭から大きく開催方法等を見直しましたが、スポーツ振興の新しい形として、町民の皆様に受入れていただく第一歩が踏み出せたものと考えております。 現場でいただいた声なども含めて、今般のイベントを総括するため、町民スポーツフェスティバル実行委員会を12月中旬にも開催する予定です。ここで参加団体の皆様と共に成果と課題を共有し、来年度の取組に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 それでは、再質問させていただきます。 前段の議員のほうでもありましたので、多少重なるところがあるかもしれませんが、ご了承いただきたいと思います。 この中で、まず私も感じたんですが、高齢者の参加数が少なかったんではないかなということを感じております。 先ほど介護のところでも話が出たんですが、このフレイル対策ということで、やはり高齢者も何かしら参加できるような、そういったものを多く出していただければと思うんですが、この点についてどのようにお考えかをお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 高齢者の参加については、前段の議員のご質問の際にも、アンケートの中の数字としてご紹介をさせていただいた点がございます。アンケートは全ての参加者から回収をしているわけではないので、この全体の参加ということになった場合に高齢者の割合がどうかという点はございますが、アンケートの内容からいくと、60代、70代以上で約15%ご回答いただいているということになりますので、参加者がファミリー層が大分目立っていたというところもあって、高齢者の参加というのがどうも目立っていなかったという点もあるのかなと思います。ただ、これはやはり実施するスポーツの競技にも関連するのかなというふうに思っています。 今年度については、健康介護課のご協力などにもよりまして、高齢者向けのスポーツイベントも開催をさせていただきましたけれども、やはり全般的に高齢者の皆様が親しめるようなスポーツのそういうブースが少なかったのではないかというようなご意見もいただいておりますので、この点については、12月の中旬に開催いたします実行委員会においても課題として共有させていただいて、来年度以降の取組に向けて検討進めていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 それでは、もう一つ質問させていただきたいと思います。 昼食どきのことなんですね。ブースとして食べるところが何か所かあったんですが、思っていたよりも何か食べられない環境にあったのではないかなという気がいたします。 あるものに関しましては予約を取っていたということで、幾つか多めには作ったんでしょうが、欲しい方が買いに行っても、予約していないので売れませんという、そういう断られているところ何度も見ました。私は予約していたので、買うことができたんですけれども、そういう点でちょっと周知不足というんですか、そういったものが、フードをやられていた方のほうの対処方法がちょっと不十分なところがあったのではないかなという気がいたします。 先ほどの答弁の中で、前もった準備期間が短かったということもあるんですけれども、そういうことがあったということで、もう少し改善点というものを考えてもらいたいと思うんですが、その点についてお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 昼食時の飲食の関係だというふうに思いますが、今回商工会とキッチンカーの皆さんにご協力いただきまして、7ブース飲食については出ていただきました。飲食のスペースを今回初めてのイベントに出ていただくということで、やはり私どものほうもどれぐらいの参加者が来るかということについては前例がなかったものですから、飲食の設置される側からもリスクの面がやはりあるのかなというふうに思っております。 特に、参加者の数もそうなんですけれども、野外でのイベントになりますので、天候の部分も含めて、どれぐらいの量を販売できるかという部分については、なかなかはっきりとしたマーケティングという部分では少し足らなかったのかなというふうに思います。 今年度行ったことである程度参加者の数も把握をできるようになりますので、来年度以降、そうしたものも踏まえて募集ができるという点で、今年度以上に場合によると、このキッチンカーなりが参加をしていただける可能性が出てきますし、その際に販売する量についても、もう少し増やそうかというような対応も出てくるのかなと思っています。 実際私も当日いろいろなお店の方にお聞きしましたけれども、こんなに来るんであれば、もう少し持ってきていればよかった、要は売る機会を失っているわけなので、そういう意味ではうれしい悲鳴というか、そういったものをお聞きしましたし、あと、近くにたまたま店舗があるお店は、売行きがいいので、改めてお店に戻って、また作り直してきたというような話も聞いておりますので、そういったような声もありましたので、十分にニーズに応えられなかった部分もあるんですけれども、来年度以降に向けては、まさにいい実体験というんですか、そういったものにつながったのではないかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 あと、もう1点気になっていたことがあるので、ちょっと時間内でできるかどうか分かりませんが、体育館の中に入りたくてもスリッパがなくて、上履きを用意してこなかった方が入れないということがあったと思います。 私は使い捨てスリッパを事前に用意しておくべきじゃないかと思ったんですが、その点について、最後に質問いたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) スリッパ、屋内施設への出入りの件のご質問だと思います。 事前の周知が十分に行き届いていなくて、もし中のスポーツを楽しみたいという方が楽しむことができなかったということであれば、本当に申し訳ないなというふうに思っております。 スリッパの件については、検討もしたんですけれども、やはりコロナ禍の関係がございまして、なかなか現状の中でそれを使い回すというのがどうなのかという点もございまして、用意ができなかったという点と、あと参加人数がやはり想定以上だったというところもありまして、参加人数の予測という部分でも、まだ初めてということで十分に対応できていなかったというところがあると思います。 来年以降どうするかという点については、今ご質問いただきましたので、この辺については、教育委員会内で共有させていただきまして、実行委員会の中で細かく話ができるかどうかという点はあるとは思うんですけれども、そういう課題があったということについては、承知をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 以上で終わります。ありがとうございました。 ○議長(合川泰治君) 以上で、泉伸一郎議員の一般質問を終わります。--------------------------------------- △延会について ○議長(合川泰治君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれで延会することに決しました。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(合川泰治君) 本日はこれで延会いたします。 △延会 午後3時25分...