宮代町議会 > 2021-12-02 >
12月02日-04号

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  1. 宮代町議会 2021-12-02
    12月02日-04号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 3年 12月 定例会(第5回)          令和3年第5回宮代町議会定例会 第8日議事日程(第4号)                 令和3年12月2日(木)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 一般質問       2番 丸藤栄一君       7番 泉 伸一郎君       8番 角野由紀子君       3番 丸山妙子君       6番 小河原 正君     閉議出席議員(14名)   1番   山下秋夫君       2番   丸藤栄一君   3番   丸山妙子君       4番   金子正志君   5番   西村茂久君       6番   小河原 正君   7番   泉 伸一郎君      8番   角野由紀子君   9番   塚村香織君      10番   合川泰治君  11番   土渕保美君      12番   深井義秋君  13番   川野武志君      14番   田島正徳君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   総務課長    赤井誠吾君  企画財政課長  栗原 聡君   住民課長    高橋暁尋君  税務課長    門井義則君   町民生活課長  吉永吉正君  福祉課長    宮野輝彦君   子育て支援課長 横内宏巳君  健康介護課長  井上正己君   産業観光課長  菅原隆行君  まちづくり建設課長       会計管理者兼会計室長          石塚孝信君           大橋洋巳君  教育推進課長  大場崇明君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  野口幹雄    書記      小林賢吉  書記      岡村恵美子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(田島正徳君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(田島正徳君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(田島正徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、7番、泉伸一郎議員、8番、角野由紀子議員を指名いたします。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(田島正徳君) 日程第2、一般質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。--------------------------------------- △丸藤栄一君 ○議長(田島正徳君) 通告第6号、丸藤栄一議員。   〔2番 丸藤栄一君登壇〕 ◆2番(丸藤栄一君) 皆さん、おはようございます。 議席番号2番の丸藤でございます。 通告順に従いまして、3点について質問を行いますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、新型コロナウイルス感染症対策についてお尋ねします。 引き続き、新型コロナウイルス感染症対策は、国においても地方においても最優先課題であることは間違いありません。この一般質問通告書を提出した11月11日の時点でも、海外ではロシアやヨーロッパの一部で新型コロナウイルスの感染が拡大していました。ところが、日本では専門家に聞いても分からないと言われるくらい、8月頃と比べても雲泥の差で、新型コロナ感染が少ない状況が続いております。 しかしその一方で、町民から第6波への備えは大丈夫でしょうかという不安の声も聞かれます。ところが、ここにきて急速に新たな変異株でありますオミクロン株への脅威も出てきました。 こうした状況の下で、これから寒い時期に入り、新型コロナウイルス感染症の今後の対策について伺います。 1点目は、現在、ワクチン接種の3回目の準備を進めておりますけれども、どのようになっているのでしょうか。3点について伺います。 1点は、3回目の接種は各医療機関による個別接種を基本に実施するのでしょうか、それとも、集団接種を基本に実施するのでしょうか、お答えください。 2点は、対象者や接種時期の設定、接種までの流れなど、時系列で説明を求めます。 3点は、接種の予約については、インターネット、LINE、電話での予約になると思いますが、特に電話での予約は殺到しないための工夫はどのようになっているのでしょうか、お答えください。 2点目は、発熱外来で陽性と判明した場合、県、つまり保健所と町では、現在どのような対応が取られているのでしょうか、お答えください。 3点目は、公設宮代福祉医療センター六花での発熱外来については、これまでもぜひ診てもらえるよう求めてきましたが、その後、町からの働きかけはどのようになっているのでしょうか、お答えください。 4点目は、8月以降、町内でクラスターなどの発生はあったのでしょうか、なかったのか。仮にクラスターが発生した場合、町で把握できる体制になっていたのでしょうか。その場合、町はどのように対応していたのでしょうか、お答えください。 5点目は、前回の私の一般質問に対し、町長は予防、感染者対策、事業者等への支援の3つを町の責務としてしっかりと取り組んでいくと答弁しました。その中で、当町の事業者の実態に応じたさらなる支援について検討を進め、適切に対応させていただくとも述べていましたが、具体的にどのような検討を進めているのでしょうか、お答えください。 以上ですが、答弁をお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員の質問に対する答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 新型コロナワクチンの3回目接種についてお答えをいたします。 なお、この後、答弁申し上げます内容は、新型コロナに関しましては、日々いろいろな状況が変わっておりますので、現時点でということでお断りをさせていただきます。 初めに、対象となる方ですが、3回目接種では、本年実施しました初回のワクチン接種を2回終えた方のうち、18歳以上の方が対象とされておりまして、宮代町では現在までの接種状況から2万7,000名弱が対象となる見込みでございます。 続いて、接種の時期ですが、2回目の接種を終えてから原則8か月を経過した以降とされており、宮代町での集団接種における2回目接種が始まった本年5月の末から8か月を経過する令和4年2月から集団接種により順次接種できるよう準備を進めております。 なお、このたびの3回目接種は、1回の接種とされているため、集団接種会場は進修館大ホール1会場としております。 次に、接種のスケジュールです。あくまで必要なワクチンが十分供給されることが前提となりますが、令和4年2月から集団接種会場での接種を開始しまして、2月、3月のおおむね2か月間で65歳以上の高齢者の方を接種いたしまして、4月からは64歳以下の方への接種を開始する見込みとなっております。以降、順次接種を進めまして、集団接種会場では令和4年7月までに3回目の接種を終える見込みとなっております。 あわせまして、現在調整中ではありますが、医療機関における個別接種につきましても、実施してまいりたいと思います。 以上のスケジュールに合わせまして、接種券を2回目接種から8か月を経過する方へ順番に発送いたしまして、コールセンターによる電話、またはインターネット、LINEによりご予約いただいて接種の運びとなりますが、前回、1回目接種の当初、65歳以上の方々の予約時には、電話がつながらないという声を多くいただいております。このため、3回目接種では、対象となる皆様へはあらかじめ接種の日時をご指定申し上げてご案内するよう、今準備を進めているところでございます。 なお、指定の日時でご都合が合わないという方があった場合は、日時変更にも柔軟に対応することで、予約開始時の混雑を回避したいと考えております。 また、接種会場への交通手段として、町循環バスの増便を予定しております。 続きまして、(2)発熱外来で陽性と判明した場合の県保健所、町の対応でございます。 保健所からは陽性者に対して、医療機関への入院または自宅療養など、その他の指示があります。8月2日以降、埼玉県から市町村への感染者についての詳細発表は行われなくなりましたが、10月27日に埼玉県と宮代町で連携協定の締結をしたことで、自宅療養者の方へのパルスオキシメーターの貸出しや食料品を提供するため、必要な範囲での個人情報の提供をいただける体制が整っております。 (3)公設宮代福祉医療センターでの発熱外来でございます。 指定管理者である地域医療振興協会と協議の結果、12月1日からドライブスルー方式による検査を実施するようになっております。あわせまして、埼玉県の指定診療検査医療機関として、登録申請を既に済ませておりますので、近いうちに登録されるものというふうに思います。 続いて、(4)町内でのクラスター発生状況でございます。 このたびの第5波と表される新型コロナウイルスの感染拡大時期は、令和3年8月のピークを境に減少傾向に続いて今日に至っておりますが、9月の末から10月の頭にかけまして、町内の高齢者施設において利用者、職員、合わせて10名が感染する事態がございました。クラスターと言われるものでございます。この際は、幸手保健所の指導の下、施設と契約医療機関との間で連携が図られ、約2週間で収束に至っております。 今回の感染において、町が直接関わる余地はございませんでしたが、感染拡大防止のために必要な支援等について、引き続き施設の声を伺いながら検討を続けてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(菅原隆行君) それでは、(5)事業者等へのさらなる支援につきましてお答え申し上げます。 9月議会の一般質問でお答えさせていただきました後、町では9月中旬に事業者支援について内部調整を行いまして、現在、今年1月から8月までの売上が10%以上減少した事業者を支援する事業者・お店支援金補助事業、稲作農家の皆様に対しまして、次期主食用米作付応援事業補助金、さらに事業者向け新型コロナ相談会の3月末までの延長について実施をさせていただいているところでございます。 なお、今後、第6波への対応につきましても、国・県の動向に注視しながら、必要な支援策について検討を行い、迅速に対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) それでは、一問一答で質問させていただきます。 1点目の集団接種は、今回進修館のみの1か所で実施するとのことですが、1か所だけですと混雑する心配はないでしょうか、お答えください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長
    健康介護課長(井上正己君) お答えいたします。 先ほど答弁申し上げたとおり、このたびの3回目接種は1回接種となっております。本年度行いましたワクチン接種は2回接種となっておりまして、日程の中では1回目の方と2回目の方を接種しておりますので、そのため、施設の許容範囲としては十分対応可能と考えております。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 私は、1回であろうと2回であろうと、今回1回ですけれども、やはり1回ずつ、2か所でやっていたので、混雑は避けられないのかなというふうに思いますが、一応、町としてはそういうふうに見込んでいるということですので、注視していきたいと思います。 前回の一、二回の接種は、ぐるる宮代でも行われ、駐車場も十分ありました。しかし、進修館では駐車場の心配がありますので、駐車場の確保はどのようになっているでしょうか、お答えください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 接種会場の駐車場についてお答えいたします。 ご心配いただきましたとおり、接種の中でやはり混雑というのは避けなければならないと思います。したがいまして、今回の3回目接種につきましても、前回同様、民間の駐車場を借り上げまして、進修館、それから役場に加えた駐車場で対応してまいりたいと思います。 なお、今回の接種に当たりまして、毎日、接種数というのを定めて計画的にやってきたわけでございます。そうした中での混雑状況も勘案しまして、3回目の接種の数についても調整しながら、皆様にご不便をかけないよう進めていきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 今、民間の駐車場を借りてということで、住民の皆さんには迷惑をかけないということだったんですが、特に気になるのは、やはり3月の税金の申告に向けてかなり混雑をこれまでもしていました。そういった点ではちょっと心配なんですけれども、大丈夫なんでしょうか、その点、お答えください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 今、確定申告の時期との重複についてのご心配をいただいております。確かに、確定申告も電子申請が進んでおりますので、大分、以前よりは減ってはいるんですが、やはり日にちによっては、かなり集中するところもあるかと思います。この辺は、担当する税務課とも調整をしながら計画を立てるということが1点と、あとは、やはり今回も行ったんですが、駐車場の入り口等、人を配置することによってスムーズな車の流れについて図っていきたいというふうに考えております。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) ぜひ、特に申告時は混みますので、よろしくお願いしたいと思います。 それで、これから予約を受け付けていくわけなんですけれども、今後、ワクチン接種を希望する分のワクチンの供給量、これについては十分確保されるのかどうか、その点、今後の見通しについてもお尋ねいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) ワクチンの供給量についてのお尋ねでございます。 現在、いろいろ計画をしているんですが、2月、3月に接種する分のワクチンについては供給のめどが立っておりますので、それ以降も計画的に供給されるものという前提で進めております。 日本全国で行っている事業でございまして、総量としては確保されるというのが国からの説明でございます。あとは、それがこちらの都合どおりといいますか、町の都合どおりに供給されるかというのは絶対とは申しませんが、計画どおり頂けるものというふうに期待をしているところでございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 分かりました。 では、ワクチン接種の3回目ということは、まさに前回もお聞きしましたけれども、ブレイクスルー感染が起きるからであります。つまり、ワクチン接種をしても感染が起きること、ワクチン接種をしても免疫ができない人もいること、できた免疫力が時間経過とともに下がっていくなど複合的要因で再感染するのだと考えられております。 そこで、現在、国では、2回目のワクチン接種をした原則8か月後に3回目の接種ということになっておりますが、このことについての見解をお願いいたします。もっと短くならないかどうか、そういうことであります。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えいたします。 ワクチン接種2回目から3回目までの期間ということでございます。既に、議員ご承知のとおり、いろいろ報道もされていたり、あるいは諸外国では3回目を前倒しして接種するというような国も既に現れてきております。私どもとすれば、全体的なそういったルールといいますか専門的な知見から得られた結果に基づいて準備をするしかないわけでございまして、仮に前倒しということになれば、これに合わせた対応、体制を考えていかなければならないというふうに思っております。 ですから、冒頭に戻りますが、何か月がいいかということは答弁のしようがないんですが、適正な期間でいち早く、少しでも早く住民の皆様方に安心をお届けできるよう、今年度も事業を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) これは国のほうの関係が強いので、それ以上聞くわけにはいかないと思うんですけれども、今、町民もいろんなテレビ、マスコミを通じて聞いております。ワクチン接種の進んだイギリスやイスラエルでも、感染がこのところ下火になった後に再び感染の波が上昇しておりますけれども、3度目、4度目の追加接種が必要になっているようですので、もう聞くところによると、6か月ではなくて4か月だとかそういう声も聞くわけですので、ぜひこの点についてはやはり検証が必要なんですけれども、国のほうになるべく早くしていただくように町からも要望していただきたいと思います。これは要望です。 では、続いて、感染を抑えるため、感染症封じ込めのために何が必要かについて伺いますが、今言ったように、ワクチン接種をしても時間の経過などでブレイクスルー感染は避けられません。ワクチン頼みでは感染を抑えられないというわけであります。専門家は、第6波の感染拡大を懸念しております。特に無症状感染者などに対する幅広いPCR検査は不可欠ではないかなと思いますが、その点どうでしょうか、お答えください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 感染拡大防止のための検査についての見解とのお尋ねでございます。 議員おっしゃるとおり、ワクチン接種の効果は一つはあると思うんですが、今、大変感染が少ない状況になっております。そうした中にあっても、皆様、日々感染しないようにマスクはもちろん、手洗いですとかこういった非常に感染対策を入念にやっていただいている、こうしたことも今の状況を何とか維持できている要因ではないかというふうに思います。 そうした中でも、感染がゼロではない状況でございますので、中には、あるいは無症状で陽性になっている方、あるかもしれません。そうした方がさらに感染を拡大するということも十分懸念されますので、おっしゃるように、無症状でも検査ができるような体制というのは、仕組みとしては必要だというふうに認識しております。 そうした中で、町として取り得る方法とすれば、例えばですが、集団性のあるような場所では早めに検査ができるような体制とか、こういったことが一つ考えられると思いますので、今後のいわゆる第6波ということが来る前にそうした備えができるよう努めてまいりたいというふうに思います。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 時間がありませんので、この点での最後の質問になるかと思うんですけれども、4点目の町内でクラスターの発生があったということですが、しかも、お1人お亡くなりになったということです。引き続き、町が直接関わる余地はないということなんですけれども、今後、こうした高齢者施設に対して、町としての指導はどのようにされるのでしょうか、お答えください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 高齢者施設への指導というご質問でございます。 このたび、ご質問のとおり、施設においてクラスターが発生して1名の方が亡くなられるという事態がございました。こういった施設ですから、ふだんから十分にご注意はいただいているとは思います。実際、私ども、施設とお話しする中では、相当気を使われて施設運営をされているんだと思います。そうした中で、残念な事態になってしまったわけでございますが、ここはやはり他の施設も同じですが、ふだんの感染対策の徹底ということが大事かと思いますので、折に触れて、こういったことをお伝えするとともに、また施設の声を伺いながら、必要な、町としてなすべき支援があれば、これを講じていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) ぜひ町として最大限やれること、これは命に関わる問題ですので、ぜひお願いしたいと思います。 では、次に進みたいと思います。 続いて、水害対策についてお尋ねします。 2019年10月の台風19号は、まだ記憶に新しいところであります。台風19号の特徴は、急激な利根川の増水にありました。10月13日の真夜中ではありましたが、加須市や久喜市では、早くから避難勧告が発令されました。一方、同時刻の宮代町では、災害対策本部も設置されずじまいで終わりましたが、このこと自体、大問題であります。 ところが、実際には最大9.6メートル、堤防が水圧に耐え得る高さまであと30センチのところまで水位が上昇しました。渡良瀬遊水地は満杯に近い状況で、もう少し量が多く、長く降っていたらと、このことを振り返り考えますと今でも恐ろしくなります。 そこで、日頃から台風の接近や大雨に備えての避難に関することと、前回の一般質問での答弁を踏まえた課題、問題点について絞って伺います。 1点目は、自主的に避難できない避難行動要支援者、介助の必要な高齢者や障がい者、乳幼児などを把握するべきであります。避難行動要支援者の名簿は、残念ながらきちっと作成されているとは言えません。いつまでに名簿を整えるでしょうか、お答えください。 2点目は、避難行動要支援者については、各地域町内会自主防災会において、支援体制の具体的な対応が求められていますが、どのように進めていくのでしょうか、お答えください。 3点目は、風水害に限らず、震災時の場合も同様でありますが、コロナ禍の下で、避難所が3密にならないように責任を持って必要な避難所の確保をするべきではないでしょうか、お答えください。 4点目は、全国では、2021年度も降雨による人的被害が起きています。宮代町において、仮に利根川の氾濫による大規模災害が起きた場合、宮代町全域において、何人の方が広域避難が必要になるのでしょうか、お答えください。 5点目は、今後は広域避難を発令する可能性もあります。広域避難先は検討されているのでしょうか、お答えください。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 水害対策のうち、避難行動要支援者についてお答えをいたします。 (1)避難行動要支援者名簿は、災害が発生し、または発生するおそれがある場合に、高齢者、障がい者等の避難に支援を要する方について、円滑かつ安全な避難の確保を目的として、町が対象となる方の名簿を作成しており、名簿登載者数は令和3年4月現在で1,099名となっております。 この名簿のうち、ご本人の同意をいただいた方の情報は、お住まいの地域の自主防災組織へ提供し、支援を行う方、支援の方法、避難経路などの個別避難計画の作成をお願いしているところでございまして、これまでに自主防災組織56団体のうち、36団体で受領いただいて、個別避難計画の作成は令和2年度末で18団体、123人、率にして11.2%にとどまっております。 このため、(2)としてご質問いただきました具体的対応が求められているわけでございますが、令和3年5月に頻発する自然災害に対応し、災害時における円滑かつ迅速な避難の確保及び災害対策の実施体制の強化を図るため、災害対策基本法が改正されております。 この改正では、優先度の高い避難行動要支援者についての個別避難計画の作成について、市町村が地域の実情に応じて、おおむね5年程度で作成に取り組むこととされております。 こうしたことを踏まえて、まずは地域における個別支援計画作成の問題点や課題を把握することが必要と考えまして、本年7月から8月にかけて、令和3年度に名簿を受領いただいた自主防災会に対し、取組状況の調査を実施した結果、どのように個別支援計画を作成してよいか分からないなどの意見が多くあることが確認されましたので、自主防災組織に対する制度の説明や個別支援計画の目的、作成方法について、さらなる周知や説明を行っていく必要があると考えております。 あわせまして、方法は多様にあろうとは思いますが、優先度の高い避難行動要支援者の個別避難計画の作成では、まず対象者を定めた上で、これに応じた避難先と避難行動の支援者を確保する必要があります。現在、避難行動要支援者名簿の作成は、私ども健康介護課がお預かりしておりますが、その対象については福祉課が、また避難行動を支援いただく自主防災組織は町民生活課がそれぞれ関わりますことから、役場庁内における体制強化も必要と認識しております。 町内の関係部署と横断的に連携を取りながら、共同体制によりまして実効性のある避難支援体制の構築を進めてまいりたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、(3)コロナ禍での避難所についてお答えいたします。 新型コロナウイルスへの対応が続く中、避難所では感染症対策の徹底を図らなければなりません。このため、町では、令和2年8月に新型コロナウイルス感染症等を踏まえた避難所開設運営方針を策定いたしました。この方針に基づいて、避難所の開設、運営を考えております。 具体的には、避難所入所時の健康チェックや避難者カードの記入、入所後の感染予防や健康管理の徹底、避難所の換気や避難者同士の間隔確保、感染が疑われる避難者への対応などに注意し、感染症対策の徹底を図ってまいります。 しかし、災害の状況によっては、特にコロナ禍にありましては、指定避難所だけでは避難者を収容し切れない場合、一時的に避難する場所として消防団詰所を想定しておりますが、こうした一時避難場所をさらに増やす工夫をしていきたいと考えております。 また、一部の避難所への避難者の集中が起こらないようにすることも避難所の3密を避けるためには重要と考えております。その一助になればと、スマートフォンやパソコンで町内の避難所の開設情報及び混雑状況を確認できるよう、その情報提供を行っている民間事業者との協定を11月19日に締結することができました。町内のどの避難所が混んでいるか、空いているかを地図上で確認することができますことから、避難者の集中を防ぎ、3密防止につながればと考えております。 続きまして、(4)利根川が氾濫した場合についてお答えいたします。 その場合には、町のほぼ全域に影響が出ると思われますが、特に浸水が50センチメートル以上に及ぶと想定される場所を町のハザードマップから拾いますと、町全体の1万5,300世帯に対しまして、おおむね1万4,900世帯がその対象となります。ただし、同じ浸水水位でも、平屋建てか2階建て以上か、あるいは集合住宅の1階か上層階にお住まいかによって必要な避難行動にも違いが出てまいりますので、一くくりではございませんが、ここではその全てを対象として考え、宮代町の現在の平均世帯員数であります2.2を掛けますと、おおむね3万2,700人となります。ここから水害時の町内指定避難所の収容者数である9,000人を引きまして、広域避難の想定人数はおよそ2万3,700人と考えております。 最後に、(5)広域避難についてお答えいたします。 近年、これまでの想定を超える災害が全国で発生しており、特に1市町村の中で住民の避難を完結、全て終えることが困難となるような災害が増加していることから、行政間を超えた避難の必要性が指摘されております。 広域避難につきましては、まずは住民の方ご自身が自主的に確保した親戚、知人宅等への避難を第一とさせていただき、自主避難先が確保できていらっしゃらない方々のために、他自治体との協議や調整等により広域避難先を確保するよう努めてまいります。 町では、現在、被災者の一時収容のための施設提供などを含む災害時における埼玉県内市町村間の相互応援に関する基本協定を埼玉県及び県内市町村と締結しており、大きな災害の際には、この協定に基づき、県及び県内市町村と協力し、被害のない地域への避難を行い、町民の皆様の安全を確保してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 時間がありませんので、これは要望になりますけれども、まず、避難行動要支援者名簿、これはもう答弁があったように、僅か率にして11.2%です。これはもっと引き上げていただきたいと。それも、おおむね5年程度でということなんですけれども、やはりもっと早く、率を高めていただきたいというふうに、引き続き努力をしていただきたいと思います。 それから、3点目の避難所は今、何か所あって、何人が避難所できるのでしょうか。数字だけで結構です。お願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) 指定避難所の数は15か所でございます。水害時の場合には、合計で9,000名の収容人数でございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) これも質問はできませんけれども、広域避難にするにしても、やはり何かあったときには避難情報を発するのは町なんですよ。テレビなどでも、自治体が発する情報に注意し従ってくださいと、こういうアナウンスが流れますよね。そういう意味では、非常に町の責任は大きいわけであります。 そういうときに、広域に安全な場所に避難する、その避難先がまだはっきりしていないということは、これはもう無責任だと言わざるを得ないので、それは努力はしないということは言いませんけれども、やはり努力が足りないかなというふうに思いますので、この点についてもまた質問いたしますけれども、ぜひ努力をしていただきたいということで、次に進みたいと思います。 続いて、小中学校の適正配置及び通学区域の編成について、つまり小中学校の統廃合についてお尋ねします。 今年の5月に、小中学校の適正配置及び通学区域の編成等に関する審議会の答申が出ましたが、以下の2点について伺います。 1点目は、審議会では、保護者や子供たち、住民の声など、どのように反映されたものとなっているでしょうか、お答えください。 2点目は、小中学校の適正配置及び通学区域の編成についての具体的な計画はどのように進められているのでしょうか。具体的になっていれば、示していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。順次お答えさせていただきます。 (1)のご質問についてお答え申し上げます。 保護者の皆様や地域の皆様の声を審議に反映させるため、宮代町立小中学校の適正配置及び通学区域の編成等に関する審議会条例におきまして、審議会の構成メンバーが位置づけられているところでございます。 具体的には、町立小中学校のPTAの代表、自治会等の代表、町立小中学校長、識見を有する者及び公募による市民により構成する旨、規定されているところでございます。 実際の審議会委員のメンバーでございますが、各小中学校のPTAの代表の方7名、自治会等の代表の方4名、小中学校長2名、公募の住民の方3名、大学教授等の学識経験の方3名の合計19名となっております。 また、委員の選出に当たりましては、学識経験者の方につきましては、教育学部を有する共栄大学への推薦依頼及び教育委員会から直接依頼をしてご参加をいただいたところでございます。 PTAや自治会等の代表、小中学校の校長の各委員の皆様につきましては、それぞれの関係団体へ推薦依頼を行いまして、それぞれの団体から推薦された方にご参加をいただいております。 そのほか、広く参加委員を公募し、応募いただいた方に御参加をいただいておりまして、様々な立場の方にご参加いただくことができたというふうに考えてございます。 そして、ご案内のとおり、令和元年7月以降、10回の会議と1回の現地視察を行い、去る令和3年5月31日付で審議会から答申をいただいたところでございます。今般の答申は、これらの幅広い声が集約されたものになっていると考えてございます。 続きまして、(2)のご質問についてお答え申し上げます。 審議会からの答申を受け、現在、役場内で鋭意検討を進めており、現時点における町の基本的な方向性について答弁をさせていただきます。 まず、小中学校の再編を町として検討する必要性でございます。必要性については、大きく3点に集約できると考えております。 1点目は、当町の児童生徒数が減少しているということでございます。当町の小学生は、ピーク時の昭和57年度に3,886人でございましたが、令和3年度は1,529人と半数以下に減少し、同様に中学生もピーク時の昭和62年度には2,018人でございましたが、令和3年度では674人と約3分の1に減少しています。しかし、学校施設の規模という点では、ピーク時のまま規模を維持し続けているのが現状でございます。 2点目は、学校施設の老朽化が進んでいるということでございます。最も古い校舎は、約60年が経過しております。最も新しい前原中学校の校舎でも建築後約40年と、学校施設の更新が必要な時期を迎えております。教育環境の向上や学校教育における様々な変化に対応するためにも、計画的な再整備が必要な状況になっております。 3点目は、他の公共施設の老朽化も進んでおり、それも踏まえて考える必要があるということでございます。 例えば、公民館では町内の3つの公民館はいずれも老朽化が顕著であるとともに、施設の機能面でも課題がございます。そのため、学校施設の更新に合わせて、再整備を計画することで、同時並行的に老朽化した他の公共施設の再編を進めるということも、公共施設マネジメントの観点から考えていくことが必要となります。 他方、再編を検討するに当たっては、留意すべき点が大きく2点あると認識してございます。 1点目は、宮代町が進めるまちづくりの状況を踏まえて、将来の児童生徒数の見通しを明確にするということでございます。 昨年度までの出生数を反映させた今後の児童生徒数は、小学生は令和5年度をピークに減少に転じ、中学生は令和11年度をピークに減少に転じる見込みでございます。 一方で、宮代町では、今年度から第5次総合計画がスタートし、今後様々な取組が行われます。和戸駅周辺の活性化事業や姫宮駅西側周辺活性化事業など、今後の町の人口の増減に関わるものも含まれてございます。そのため、今後のまちづくりの進捗状況とその効果によっては、今後の児童生徒数の見通しが変化する可能性があり、こうした取組の効果を検証する期間が必要になるのではないかと考えてございます。 2点目は、学校再編には財政負担が伴うということでございます。既存の学校施設の更新も含め、学校再編の取組を進めるためには、計画的な取組とともに、財源確保が肝要でございます。その点を十分考慮した上で検討することが求められていると考えてございます。 こうした状況を踏まえ、小中学校の適正配置について検討を進め、現時点における町の基本的な方向性について整理をさせていただいたところでございます。 具体的には、今後おおむね20年の期間の長期的な視点で計画的に再編を進めていく必要があると考えております。そして、今後の児童生徒数の見通しをフォローしつつ、平成28年3月に策定した宮代町立小中学校適正配置計画及び令和元年7月に再設置した審議会の答申を踏まえ、町としては、将来的には小学校3校、中学校1校に再編していくことが必要となると考えてございます。 しかし、令和9年度頃までは、児童生徒数の総数では増加が見込まれること、また、第5次総合計画に基づき、町として人口減少を抑制させる取組を推進していくこと、さらに、平成28年12月議会において採択された請願の趣旨を踏まえる必要があること、以上の点から慎重に取組を進め、町の人口状況及び児童生徒数の推移を検証、フォローしながら進める必要があると考えてございます。 そのため、再編に向けた取組を2期に分けて進める必要があると考えてございます。第1期については、令和13年度頃までのおおむね10年間を想定してございます。この第1期の取組の中で、最初に進めたいというふうに考えてございますのは、須賀小学校及びそれに関連した和戸公民館の再整備でございます。須賀小学校校舎のうち最も古い校舎は、建築後60年が経過してございます。また、和戸公民館も建築後55年と、公民館の中では最も古い施設です。和戸公民館については、第5次総合計画を踏まえ、地区センターとしての再整備を視野に取組を進め、和戸駅周辺に子供から地域住民が集う教育福祉地域コミュニティの拠点となる施設整備を進めていきたいと考えてございます。 他方、中学校については、令和11年度頃まで生徒数の総数は増加する予定です。また、町として、人口減少抑制の取組を進めることから、将来の生徒数の状況をフォローアップしながら、慎重に検討を進めるとともに、少人数学級など学校教育制度の状況を十分に踏まえる必要があると考えてございます。 第1期の期間中の必要な段階で、保護者や地域住民の皆様との対話を通じて、方向性を確認しながら進めていく必要があると考えておりますが、令和15年度の生徒数の見込みが今年度とほぼ変わらないということを考えますと、長期的な視点からの取組になると考えてございます。 いずれにしても、児童生徒数の状況、推移、学校施設の老朽化の進展等の状況をしっかりマネジメントしながら取組を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) それでは、再質問させていただきます。 今回の第5次宮代町総合計画、前期実行計画、令和3年度上期進捗状況、この40ページの最後のほうに進捗状況、令和3年度という表があります。これは恐らく、広報みやしろ8月号の6ページを指しているものと思われます。しかし、小中学校の統廃合などについては、町民のほとんどは知らないというのが現状ではないでしょうか。 特に、中学校3校を1校にする、知られていないんですよ。そのことについて、教育委員会はきちっと認識されているのでしょうか、お答えください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 今回の小中学校の適正配置につきましては、平成23年の公共施設のマネジメント計画の策定を基に進められてきておりまして、公共施設マネジメント計画の策定から既に10年が経過をしているということでございます。平成25年度には、最初に審議会を設置し、また、学校を考えるワークショップや保護者の皆様へのアンケート、地区の説明会などを行い、進めてきてまいりました。そうした取組の中で、請願が議会から採択をされまして、今般再検証を行ったものでございます。 多くの人たちの声が反映されて策定された計画等の検証の結果、今般の答申ということになっておりますが、これはこの審議会に参加された町民の方のみならず、それ以前からこの取組に関わってきた保護者、町民の皆様の話合いを継続してきたというところにあるというふうに認識しております。どこまで町民の皆様に、この点が理解されているかということについては、十分な基準がないので、それをどう捉えるかというのはなかなか難しいところではございますが、こうしている間にも学校の老朽化は進んでおりますし、そういう中で将来に対する備え、準備を整えない中では、このまま進めていっても時間だけが経過をしていくということになりかねません。 これまで長い時間をかけて検討を重ねてきておりますので、そろそろ前に進む、具体的に動き出す時期ではないかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 今、私は、こういった今の町の、また、小中学校の統廃合についての動き、町民はあまり知っていないんですよ。ほとんどは知らないというのが現状ではないでしょうかというふうに私は聞いたんですけれども、それについての教育委員会の認識ですよね。町民のほとんどは知っていますか。こういった広報みやしろを通じて、ああ、なるほど、小中学校の統廃合はこういうふうになっているのかと。聞く話では、皆さん、知らないというんですよ。全然、町や教育委員会との認識はかけ離れていないでしょうか、その点どうでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 議員の耳に届く話というのは、小中学校の適正配置に関しては、住民の方はご存じないというような意見が多いということだというふうに今お聞きしたところでございますが、こちらにつきましては、これまでも広報やインターネットを通じて、必要な情報についてはご提供をさせていただいてきておりますし、過去には地区の説明会なども行ってきているところでございます。 今後も、取組を進めていくに当たっては、住民の皆様に丁寧に説明をさせていただきまして、ご理解をいただけるように鋭意努力をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) この小中学校の統廃合、前回もそうでしたが、やっぱり住民への、地域への説明会、これでやっと知らされるようになったんですよ。今回の長々と答弁されましたけれども、将来の児童生徒の見通し、学校再編には財源負担が伴うこと、こういった観点ばかりで、教育的な観点が全くないというふうに私は感じているんですけれども、いずれにしても、町民はほとんど小中学校の統廃合については知らされていないということで、今後、住民への、先ほど地区の説明会をしていきたいということなんですけれども、具体的にはいつ頃行われるんでしょうか。どのように行う計画になっているのか、その点、最後にお伺いしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) 説明会など、地区への説明についての時期ですとか、どういうような手法かというようなお尋ねでございます。 いずれについても現在検討中でございますが、今年度あるいは来年度には、必ずこれは実施をさせていただいて、皆様からいろいろなご意見などをいただきながら進めていきたいというふうに考えております。 手法につきましては、できれば集まっていただいて、多くの方にご説明できる機会を設けていきたいというふうに思っておりますが、そのときの状況に応じて対応してまいりたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 以上で、丸藤栄一議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午前11時01分 △再開 午前11時15分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。--------------------------------------- △発言の訂正 ○議長(田島正徳君) 深井義秋議員より、12月1日の一般質問における発言について、訂正したい旨の申出がありましたので、これを認めます。 深井義秋議員。 ◆12番(深井義秋君) 議席ナンバー12番、深井義秋でございます。 12月1日、都市計画税の件で、蓮田市が導入していないと言いましたが、導入しておりました。訂正いたします。 ○議長(田島正徳君) 深井義秋議員の発言の訂正は、申出のとおりとします。--------------------------------------- ○議長(田島正徳君) 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △泉伸一郎君 ○議長(田島正徳君) 通告第7号、泉伸一郎議員。   〔7番 泉 伸一郎君登壇〕 ◆7番(泉伸一郎君) 議席番号7番、泉伸一郎でございます。通告に従いまして、4問質問させていただきます。 1、新型コロナウイルスワクチン接種。 現在、新型コロナウイルス感染症の拡大が抑えられつつあり、感染者数も減ってきています。当町においても、ここしばらく新しい感染者が出ておりません。これは、町民の皆さんが徹底した感染症対策を行っていることはもちろんですが、ワクチン接種の普及が大きな効果につながったと考えられます。 当町では5月6日から開始され、10月末には約85%以上の方が2回目の接種を終えることができました。全国や周辺の自治体と比べても大変に早いワクチン接種が進められたことになります。町長並びに健康介護課長や職員の皆様、医師や看護師、さらにワクチン接種に携わられた全てのスタッフの皆様に感謝申し上げます。 国内においては、11月14日時点で新型コロナウイルスワクチン接種の2回接種を完了した人の割合が75.5%となり、2回接種完了率がそれまで先進7か国で1位だったカナダを抜いて日本が1位となりました。これは、政府、自治体、医療関係者らの懸命な取組で接種を加速させ、接種事業の円滑化を推進してきた結果であると思います。 これから新型コロナウイルスに対するさらなる有効性としての3回目のワクチン接種が行われることになっておりますが、スムーズな推進を期待しております。 そこで、質問いたします。 ①3回目のワクチン接種の準備の進捗状況をお聞きいたします。 ②ワクチン接種の予約時に支障が生じましたが、3回目の予約の対策はどのように進めますか。 ③集団接種会場はこれまでと同様になるのでしょうか。 ④個別接種も同時に進められるのでしょうか。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員の質問に対する答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 3回目の新型コロナウイルスワクチン接種についてお答えをいたします。 ご質問のとおり、宮代町では新型コロナウイルス感染症対策の切り札とも言われましたワクチン接種において、スピード感を重視して2か所の集団接種会場、5つの町内医療機関における個別接種によりまして、円滑かつ迅速に接種を進めることができました。これには多くの住民の皆様のご協力も大きな要因の一つだというふうに考えております。来る3回目の接種におきましても、円滑に進められるよう現在準備を進めております。 まず、1番目の現在の進捗状況でございます。 3回目の接種では、2回目接種からおおむね8か月を経過した後に1回の接種を行うとされております。宮代町の集団接種会場の場合は令和4年1月末以降が時期となりますので、これに向けて接種券の印刷や接種会場の会場設営、医師や看護師の調整などを進めておりまして、令和4年2月から集団接種による接種を開始する予定となっております。 2点目、3回目の予約方法ですが、1回目接種当初では65歳以上の接種予約においてコールセンターの電話が通じにくく予約が取れなかったという声を多くいただきましたので、今回は65歳以上の方々へは接種の日時を町があらかじめ指定しましてご案内をする予定です。 なお、接種日時の変更希望があった場合には、柔軟に対応してまいります。 続いて、3点目、4点目の接種会場でございます。 前回は2回の接種が必要でしたが、今回3回目では1回接種とされておりますので、集団会場は進修館1か所としまして、並行しまして医療機関における個別接種も行えるよう、町医師会とも調整をしてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 1問目の進捗状況、それから2問目の予約時の支障、それに関しては分かりました。 再質問させていただきたいと思います。 接種会場、これが進修館のみということでお聞きしているわけなんですが、前回は2か所で行いました。その場合、予約するときには予約者の都合で取ることができたと思うんです。今回は、町のほうから指定をするという形になっておりますので、そこのところで予約日が合わないという方がいらっしゃった場合、先ほどの答弁の中でも接種日時の変更希望があった場合には柔軟に対応ということを言われていました。しかし、町民の方の都合に合わせると、どうしても偏りが生じてしまうのではないかと思うんですが、そのことを考えた上で、1か所で本当に大丈夫かどうか、もう一度お聞きしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 先ほどご答弁申し上げたとおり、今回3回目接種につきましては、前回の1回目、2回目を、接種2回目を終えた方が8か月を経過した後に順番に接種するということが、一つの基本的な前提となっております。したがいまして、3回目の接種をいただく順番というのも、おのずとこれまで接種した数に応じて順番に打っていただくようになります。 前回は2回を受けましたので、1つの会場で1回目の方、2回目の方が同じ日に接種をいただいたわけですが、今回は1回分の接種となりますから、2回分の接種の予定を各日組めることになります。こうしたことから計画的に接種ができるよう、まず計画を立てているところでございます。もちろん、皆様のご希望、中には希望した日時に変更できないということも中にはないとはもちろん言えないとは思いますが、数としては恐らくそれほどお待たせすることなく配分できるのではないかというふうに考えております。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 2回接種されていることが重なっているということがあったんですけれども、1回目の接種は約30日間あったわけですから、1か月間は1回の接種しかしていなかったという期間があったと思います。それともう一つなんですけれども、今回の接種の場合、ファイザー製ワクチン、それからモデルナ製ワクチンという形で希望を丸をつけるということが行われております。これは、交互接種が可能になったということで、どちらのワクチンを使われても構わないということになったわけですが、ここで、やはりどちらでもよいという方もいらっしゃるんですけれども、中には早く打てるほうがよいという、そういう項目もありますが、ここで、ファイザー製ワクチン希望とモデルナ製ワクチン希望で偏りが起こった場合、その場合、ファイザー製を、私の感じではファイザー製を希望される方が多くなってしまうのではないかなと思うんですが、そうなった場合に、ワクチンが配給されるのを待たなくてはいけないということが起こってしまう可能性もあると思います。 前段の議員のときに、大体2万7,000名の予定で2月から65歳以上、4月から64歳以下、7月に終了という予定だということだったんですが、国としましては9月までに終了するというふうに言われていますので、当町としては本当に早い水準に置かれているなと感じました。 ただ、そうなりますと、やはりワクチンの種類を希望することによって遅れてしまう方もいらっしゃると思うので、その辺がちょっと危惧しているところなんですが、その点についてお伺いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) ワクチンの供給についてお答えをしたいと思います。 ご案内のとおり、今回の接種につきましては、まず2月、3月に供給される分の見込みなんですが、大体ファイザー製が55%、モデルナ製が45%、それぞれおおむねなんですが、の割合で供給されるということが伝えられております。これは報道でも伝えられているので皆さんご存じかと思います。それ以降については、まだ明確に言われているわけではないんですが、恐らく1回目がそれで来たということは、今後もそれぐらいの割合なのかなという前提でやっぱり計画は立てなきゃいけないというふうに思っています。 その上でなんですけれども、当然、今回は高齢者の方については、日時をあらかじめ指定をして接種するということを申し上げておりますので、こちらのほうで勝手にワクチンを指定して接種するということは、かえって混乱を招くことになりますので、そこはご希望を伺ってということになります。それ以下の方、64歳以下の方については、予約時にファイザー枠とモデルナ枠を別途ご用意しまして、それぞれご選択をいただくということで進めてまいりたいと思います。 いずれといたしましても、ワクチンの供給に関しましては私ども地方自治体のほうでコントロールできるものではございませんので、示されたものに沿って住民の方に混乱のないように、安心いただけるような周知とそれから方法を順次立てていきたいというふうに考えております。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 今回の場合、2万7,000名の方は2回接種されている方ということですが、初めて接種を受けたいという方も出てくるのではないかと思うんです。その場合の対応はどのようになさるのかお聞きいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) ご質問のとおり、まだワクチンを受けていない方、あるいは受ける機会がなかった方も実際いらっしゃいますし、今も受けている方もあります。これは3回目を実施中も並行して行うことになりますので、ご理解いただければと思います。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 それと、1回だけ接種して、2回目を受けたいという方もいらっしゃると思うんですが、同じような対応をしていただけると思います。 その中で、他地域から引っ越してこられた方もいらっしゃると思うんですが、そちらの対応はどのように行うのか教えてください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 ほかの地域から引っ越されてきて、まだ受けていないという方も、当然中にはいらっしゃるわけでございまして、そうした方の場合、接種券が、宮代町で使える接種券をお持ちでない状況でございます。今、ホームページのほうを更新しまして、転入された方へということで、そういった方へのご案内も差し上げております。あわせまして、今後接種についてはいろいろと広報等でもお知らせする機会が増えてまいりますので、その中でも再度周知を図っていきたいと思っております。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 国からも、やはり引っ越しをされた方に対しては、やっぱり自己申告をしなくてはならないという立場になるということがありましたので、周知のほうはしっかりとしていただきたいと思います。 あと、4問目のほうの質問をさせていただきます。 個別接種も並行して行っていくというふうになっているんですけれども、これは何か所ぐらいで、また今の段階で名前等も分かっているのであれば教えていただきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 今回の1回目、2回目の接種では、結果的には5つの医療機関からご協力をいただいておりますので、この5つの医療機関については何とかご協力をいただけるよう努めていきたいと思っております。名前をということですが、現段階でここでいつということまで決めておりませんので、いずれ定まりましたら皆様にもご報告をしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 今回、南アフリカのほうで確認されましたオミクロン株という株、これはWHOのほうでは懸念される変異株ということに指定されております。ただし、まだこちらに関しましては暫定的な証拠というんですか、そういったものはあまりないということで、不明な点が多いということです。新型コロナに感染したことのある人が再び感染するリスクはより高いことを示しているということがあります。また、若い人は症状が軽い傾向である、若年層が重症化しにくい可能性があるというふうに指摘されております。いずれにしましても、まだ不明ということですので、やはりここはしっかりとブレイクスルー感染を防ぐという意味で、やっぱり3回の接種が大事であると考えます。 新型コロナワクチンに関しまして、時間の経過とともに効果が低下することが報告されており、イスラエルやフランス、アメリカなどでは既に3回目接種が実施されていますということで、米ファイザー社が臨床試験の結果、3回目接種によって発症を防ぐワクチンの有効性が95%になったと発表されております。このブレイクスルー感染に備えることがまず重要であります。そのためにも、第6波が起こらないよう3回目のワクチン接種がスムーズな推進をされますようお願いいたしまして、1問目の質問を終わりたいと思います。 2、循環バス事業とタクシー助成事業。 循環バスとタクシーの利用は高齢者にとって大切な交通手段となっています。そのためにも、より利用しやすい事業の推進が求められております。6月の定例議会の一般質問において、宮代型デマンド交通について質問をさせていただきましたが、時間が取れなかったこともあり再度質問をさせていただきます。 循環バス事業に関しては、多くの町民の方の要望と期待を寄せられています。また、タクシー助成事業におきましては、6月当時に比べて周知強化を図っていただきましたが、その中で要望も受けております。 そこで質問をさせていただきます。 ①第5次総合計画の推進に当たりまして、循環バス事業の改善に向けどのような話合いが進められているか伺います。 ②タクシー助成事業も進められる中、高齢者への周知も図られて順調に推進されてきたと思いますが、進捗状況を伺います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それではお答え申し上げます。 次期循環バスの運行については、令和5年度からとなりますので、令和4年度中に見直し作業を完了するための取組を進めています。令和3年度、つまり今年度についてはアンケート調査を実施するとともに、地域公共交通会議の開催に向けた準備を進めています。 アンケート調査については、町民の方から無作為に抽出した2,000人を対象に、書面による郵送調査を実施しています。設問は、年代やお住まいの地域、運転免許証や自動車の保有の有無などの個人属性、目的別の交通利用状況として、通勤、通学、買物、通院、通所、サークル活動など、その他の区分による具体的な行き先、頻度、移動手段、時間などを記述いただくものとなっております。 また、循環バスの運行方式や運賃についての意見、タクシー助成に関するご意見、地域公共交通に関するご意見についても併せてお答えいただくものとなっており、現在集計を進めている最中です。 令和5年度からの循環バスの運行については、来年2月もしくは3月から地域公共交通会議をスタートし、現在実施しているアンケートの結果などをお示しして検討を進めたいと考えています。 次に、タクシー助成に関する質問です。 ご質問いただきましたとおり、今年度4月当初から利用希望者からの申請を受けて、スムーズに助成券の交付を進めてきました。10月末現在、1,128人の登録があり、延べ4,697回、金額にしまして187万8,800円分をご利用いただいています。目的別に見ますと、通院が5割程度、買物が1割程度、その他となっています。当初の目的どおり、高齢者の日常的な生活にお役立ていただいていると考えています。 今後も、引き続き利用者の方への周知を行うとともに、活用いただきたいと考えています。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) まず初めに質問させていただきます。 今回、前段の議員のお話でも出てきていましたが、新型コロナワクチン接種に対応した循環バスの増幅というんですか、そういったものがあるってお聞きしました。これに関して、時間割みたいなものが新しく決められたのか、また、前回同様、ワクチン接種をされる方は無料で利用できるということでしたね。本当にありがたいことでした。今回もそのようになるのかお聞きいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それではお答え申し上げます。 1回目、2回目の接種については、循環バスを使っての接種会場までというのは無料ということでさせていただきまして、5月から10月までの間に1,800件のご利用ということで、多くの皆さんにご利用いただいたというふうに実感しております。 3回目については、先ほど健康介護課長からございましたように、循環バスの増便という形で対応させていただくということで、もちろんこれも接種会場までということで無料でというふうに考えてございます。 具体については、今、健康介護課と企画財政課、バスを所管しておりますので、協議中ということでございますが、接種会場までスムーズにお送りできるようにということと、あとは既存のバス停の利用なども混乱がないように努めてまいりたいというところで、現在調整中でございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) それでは、再質問のほうに入らせていただきたいと思います。 今回の第5次総合計画にも進み始めているわけなので、その中でちょっと気になったんですけれども、アンケート調査を実施しているということで、地域公共交通会議の開催に向けた準備を行っていますという形なんですね。そうしますと、今年になってこういった会議みたいなものは行われていないのでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) 今年度については、まずアンケート調査ということで、これはバスに乗っている方ということではなくて、幅広く町民の方に地域公共交通全体としてバス以外の事項についてもお聞きすると、自動車の所有であるとか、そういったこともお聞きするということで、11月にアンケート調査ということで、取りあえず返送いただいていますので、その集計を今しているところです。それと並行して、町内循環バスの中に、実際に利用している方からの意見ということで、意見を、これもアンケート調査ですけれども、使っている方のご意見というのも今いただいておりますので、そういったものを、内部的にまず取りまとめさせていただいて、年度後半、つまり3月までの間に集計、どういった傾向を皆さんお感じになっていらっしゃるかというのがデータが出てきますので、そういったことを基に、2月もしくは3月に、第1回目の地域公共交通会議というのを始めて、来年度も複数回実施して、令和5年度からのというような形を今考えているところです。 また、同時に、直接、間接的にいろいろな場で地域公共交通についてはタクシー、それから循環バスについて、職員のほうも意見を町民の皆さんからいただいておりますので、そういったことも内部的に検討を進めながら、そういった先ほど前段で申し上げたスケジュール感で進めているというのが現在の段階でございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 やはり、何と言っても今回のアンケートの内容を見たんですが、循環バスの運行方式や運賃についてのご意見とか、そういった項目になっておりまして、町民の皆様が一番考えているのは、バス路線の見直しというところだと思うんです。そういったことに関して何も書いていないので、ちょっとがっかりしてしまったというところであります。 2月ぐらいに1回目の会議を行われるというふうに今お聞きしたんですが、参加メンバーを教えていただきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長
    企画財政課長(栗原聡君) それではお答え申し上げます。 今いただいた質問の前に、運行ルートについてもご意見のほうはお伺いしております。すいません、答弁漏れでした。運行ルートについても現状のほうがいいのか、ほかに意見があるのかというのはお伺いしております。ご了承いただければ。 地域公共交通会議ですけれども、メンバーとしましては、これは交通ですので、道路、それから警察というのは必ず不可欠な要素となります。ですので、杉戸警察、それから県土整備事務所、それと陸運事務所といった皆さんからご意見をいただくということは、これはもう安全であるとかそういった面では必ず必要になってきますので、そういった方がメンバーに入ってきます。役場の中からも関係する課が出てきます。これは、道路とかという意味で、町道とかですので、まちづくり建設課が入ってきます。企画財政課からも事務局という形になります。それと、町民の皆さんの声というのは大事でございますので、公募委員さん、公募の方に2名ということで入っていただくという形で考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 今の中で、町民の方は公募で2名というふうにお聞きしたんですが、ちょっと少ないような気がいたしますが、その辺がどうなのかなという気がいたします。今回こういう形で質問させていただいたのは、やはり5年からまた新しく運行されるわけですので、もしルートを変更とか、バス停の位置を変えるとか、そういったことがあれば、準備段階で相当時間がかかると思うんです。そういうことを踏まえて、今回質問させていただいたんですけれども、先ほどもメンバーの数で町民が2名はちょっと少ないんではないかということを含めまして、令和5年度からの運行業務委託に向けての方針をもう一度お聞きしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それではお答え申し上げます。 令和5年度からの運行のスケジュールについては、先ほど申し上げたスケジュール感で進めております。公共交通については、要素として道路交通であるとか安全性であるということで、先ほど申し上げましたメンバーが地域公共交通会議に入るというようなお話を差し上げました。 もう一つ、町民の皆さんの声ということでは、意識調査、アンケート調査ということで、これは幅広く実際にバスを使われていない方の意見ということで、2,000人の方にご案内を差し上げてアンケート調査ということも差し上げています。この内容については、先ほどのバスのルートも含めてご意見を伺っているところでございます。そういった中で、意見を取りまとめてということになりますので、町民の方にもお入りいただいているという。 町民の声ということに関して言うと、意識調査、あとはバスを実際に利用している方、それからこれは、直接的にはバスということではないんですが、75歳以上のタクシーについても利用券をお出しいただくときに、いろいろな集計したときに傾向が分かるような形で取りまとめております。ですので、どういった利用の方、どういった利用の方法をしているかというのも、循環バスだけでなくタクシーについても、これは以前にも申し上げましたが、循環バスそのものだけで全ての交通を賄うというのはなかなか難しいので、補完的な意味ということで、タクシーのほうも始めたわけなんですが、また鉄道利用とか、いろんな面があります。そういった中で意見をまとめていくということになりますので、幅広いところから議論をスタートして1つにまとめていくという作業になりますので、その中で、先ほど言いました幾つかの手段を1つのチャンネルではなくて、複数のチャンネルで町民の声を聴くという方式をしております。 ただ実際に、話を聞くとなると、公共交通会議の場などで、実際の統計には表れてこないような直接的な肌感覚の意見というのは、やっぱり会議に出ていただいてお話を伺うというのが大事だと思っておりますので、そこで2名ということで公募で入っていただいているわけでございます。 ですので、2名の方だけの意見が全て町民の声というわけではないので、というふうに考えて進めているというところで進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) お言葉を信じまして期待させていただきたいと思います。 それで、免許返納者へ循環バス利用券をお渡ししているということがあるんですが、これ、現在では返納された方のみしか使うことができないということになっております。これも要望等でもいただいたんですが、やはり例えば、免許を持っていた方は、家族みんなを乗せて移動したりとかしていたわけですから、免許を返納したことによって、家族もやっぱり交通手段がなくなってしまっているということがあると思うんです。そういったことを考えたら、返納者の家族も利用できるようにしていただきたいということを要望しているわけなんですけれども、それによって、よく考えていけば、家族が使って、循環バスってやっぱり便利だなというふうに思っていただければ、利用される方も増えていくと思うんです。そういうことも鑑みまして、そういう拡大をしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) 免許返納の方については、交通手段がなくなるということでバスの利用をということで、バスの無料チケットということでお渡しを、最初の免許を返納したときにお渡しをしています。あくまで免許返納が切り口ということで、テレビとか新聞などで、高齢者が運転をして事故を起こしたということがあるので、ハンドルを握るということが高齢というようなことが最初の切り口だったんですが、おっしゃるように、家族の方も一緒に移動手段がなくなるというのはそのとおりかなというふうに思います。 もちろんバスを利用していただくという手段もあるのと同時に、4月から75歳以上のタクシーというのも制度として始めていますので、来た方は循環バスに乗るというだけじゃなくて、免許返納ですので大概というかほとんどの方が75歳以上ですので、その時に75歳以上のタクシーのご案内を差し上げています。 大概夫婦でお見えになった場合には奥様もご一緒にということで、今現状ですと、タクシー助成のご案内をして、助成券というのをお渡しするような形になっています。 バスについては1回100円お支払いいただくということなのであれなんですけれども、きっかけで運転免許を返納したきっかけとして、バスもご利用くださいということで無料券を差し上げています。ですので、その無料券がなくなった後、100円でご利用いただくということになるんですけれども、75歳以上のタクシーの場合は、枚数は限られていますけれどもお使いいただけますし、奥様とご一緒にということで、75歳以上であればということで利用を促すということでお渡しも、助成券をお渡ししているところです。 ご家族一緒に車に乗っていたのでその方の分もというようなご趣旨だと思いますので、それをした場合に、家族が何人いてもそうなのかとか、いろいろ範囲が広がった場合どうなのかとか、いろいろ条件整理もしなきゃいけないかなというふうに今いただいた意見で考えました。 ただ、実際的にはご指摘のとおり、ご主人が免許を返納された奥様も移動手段がなくなってしまうというのは確かに一理あるなとは思いましたけれども、ただ同居している方がいっぱいいた場合はどうなのかなと、ちょっとそこら辺を考えたところ、少し整理をさせていただくというのもありますので、少し検討させていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 私の知り合いの方でやっぱり免許を返納された方がいらっしゃるんです。それでバスの乗車券をいただいたわけなんです。ところが具合が悪くなりまして動けない状態になってしまう場合があるんです。その場合、もらったものが一切使われないんですよ。もし奥さんが使えるのであれば利用できるんですが、結局それができないということであれば、もう一切それは無駄になってしまうんですね。 ということは、本当の助成になっていないんじゃないかと私は感じたものですから、これは一つの意見としてお聞きください。 それと、時間がないので、タクシー助成事業についての質問をさせていただきます。これも要望としてになってしまうんですが、今、タクシー助成券は1回につき1枚ということになっております。これはもらった方もしょっちゅう使うことであれば1回1枚でもいいんでしょうけれども、本当にたまにしか使わない方もいらっしゃるんですね。ちょっと遠いところまで行ったりとかする。 その場合に、1枚だけでは、本当に送迎だけで300円かかってしまうということがありますので、何かちょっと助成してもらっているという感じが薄れてしまうことがあって、できれば2枚まで利用を広げてもらいたいというご要望をいただいているんですが、それにつきましてどのようにお考えかお聞きいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) タクシー助成制度については4月から実証運行という形で始めております。まだ半年たったばかりですので、いろいろな意見をいただいております。泉議員さんが今おっしゃったような意見も実はいただいているところであります。 1回1枚ということに最初でスタートをさせていただきましたのは、日常的な病院であるとか買物であるとか公共施設の利用とか、日常的なことに使っていただきたいというような想定でございました。 お渡しした券を全部使ってちょっと紅葉を見に行こうかというようなこともなくはないんでしょうけれども、それですと日常的な生活支援というよりかレジャーみたいなことになってしまいますので、まずは1枚ということで始めさせていただきました。 ただ、泉議員さんがおっしゃるような趣旨のものもあると思いますので、今、実証運行ということですけれども、それを踏まえてその辺は柔軟に今後皆さんの声をいただくという形で変えていく必要があるのかなということで考えております。 実証運行中ですので、いただいた意見については2年間しっかりと受け止めまして、その次の制度構築に反映をさせていきたいというのが趣旨でございますので、意見のほうは受け止めさせていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 例えばタクシーで、近所のご老人の方なんですが、銀行でお金を下ろそうとしてタクシーを呼びまして、その銀行に行くだけで800円かかっているんですね。それで、東埼玉病院のほうに行くのに片道2,000円かかるんですよ。タクシー代が結構かかるということは、ちょっと理解していただきたいなと思いますので、その点を要望させていただきたいと思います。 循環バス事業においては、高齢者がさらに利用しやすくなるように、そして、タクシー事業も町民に寄り添った事業になるように推進していただくことを願いまして、質問を終わらせたいと思います。 3、防災・減災の取組。 本年も自然災害が各地で起こり、多大な被害が発生しています。たとえコロナ禍であっても災害は待ってくれません。 10月8日に震度5強の比較的大きな地震が起こっており、当町においても23時15分に災害対策本部が立ち上げられました。幸い町内で異常がないことが確認され解散されましたが、その後も地震が度々起こっています。今日も深夜に地震が起こりまして、結構長い間揺れていました。 さらに全国的にも異常気象による災害は増加の傾向にあります。 そこで、質問いたします。 ①当町における防災時の避難所運営と共助による防災への取組について伺います。 ②10月17日に、避難所開設実働訓練が百問中と百問小と須賀小の3か所で行われましたが、運営などの分析による成果と課題や問題点について伺います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、お答えさせていただきます。 まず、1点目の避難所運営と共助による防災への取組についてでございます。 災害時の指定避難所につきましては、宮代町地域防災計画に基づき、町職員が開設し、避難が長期に及ぶ場合には町職員と自主防災組織、避難者等が協力して運営に当たることになります。 しかし、現在コロナ禍での避難所運営という新たな状況下にあり、町では昨年8月に新型コロナウイルス感染症等を踏まえた避難所開設運営方針を定めて、新型コロナウイルスが終息することなく災害が発生した場合の避難所開設のための対応方針を定めました。 具体的には指定避難所の衛生管理や、避難者の健康管理の徹底、避難所での3密の防止、発熱やせき症状のある避難者への対応などを定めたものです。 この方針を踏まえて、まずは指定避難所を開設し、避難者の受入れを行ってまいります。 次に、共助による防災への取組でございますが、災害が発生したときに、その被害の拡大を防ぐためにはまず自助といたしまして自分自身の身を守るということが大切でございます。そして、地域や近隣の人々が互いに協力して防災活動に組織的に取り組んでいただくこと、共助が大変重要でございます。 代表的な取組が自主防災組織の活動であり、地域コミュニティという視点からの災害対策となります。その活動を支援させていただき、盛んにしていくことで、町全体の防災力向上に努めてまいりたいと考えております。 次に、2点目の避難所開設実働訓練の成果と課題についてお答えいたします。 今年度も昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの感染症対策を念頭に置いた訓練を実施いたしました。内容は台風による水害を想定したもので、指定避難所のうち3か所を選び、発災時に住民を受け入れるための町職員を主とした訓練でございました。 昨年の課題として上げられました避難者受入れに時間がかかる、受付場所が密になるといった受付業務を改善し、検温時にはサーマルカメラを使用することでスピーディーな検温を実施することができました。 また、検温後の名簿記入には、選挙に使います記載台を活用することで、密にならない記入スペースを確保することができました。 そのほか、昨年度、災害対策本部との情報伝達に初めてタブレット端末を使用いたしましたが、初めて触れる職員もあり、スムーズな伝達ができませんでした。そこで、今年度は事前に職員研修を行いまして、当日の訓練では現場の映像を含めたスムーズな情報伝達をすることができました。 一方、反省点でございますが、訓練が町職員を主とした内容であったために、避難者役の自主防災組織の方々には時間を持て余す結果となり、待ち時間が長かった、自主防災組織にももっと役割が欲しいといったご意見をいただいております。 こうしたことから、今後は避難所開設後の運営組織づくりなどの課題や学習も取り入れてはどうかと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。ちょっと質問をいっぱい用意していたんですけれども、時間がなくなってきましたので、かいつまんで質問させていただきます。 今回、前段の議員でもあったんですけれども、避難所が15か所で9,000人収容するということでありました。ただ、この避難所なんですが、先ほど水害でということで9,000人と言われたんですけれども、東小なんかを考えますと、中島のほうではどちらかというと土地が中島のほうが高くて、東小側のほうが低くなっております。水が発生した場合に、例えば東小のほうに行こうとしたら、もしか水があふれていたらどういう危険物があるか分かりません。それで移動するのはかえって危険になります。 そういった意味では自宅の2階にいたほうが安全ではないかとか、そういうことを考えますと、やはり地震や水害などの災害の種類によって避難所の選択が必要ではないかと思いますが、その点について伺います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、お答えさせていただきます。 今ご指摘いただきましたとおり、災害の種類あるいは大きさによって避難行動もやはり変わってまいります。同じ浸水があったとしましても、平屋建ての家であったり、2階建て以上の家屋であったり、あるいは集合住宅の上層階であったりという方はむしろ避難所に行くよりもご自宅で垂直避難をされているほうが安全な場合もございます。 そうしたことから、やはりふだんからハザードマップでご自宅の状況あるいは周辺の避難所の状況も確認していただきまして、特に水害の場合ですと事前の情報というのが気象庁あるいは熊谷地方気象台等から発せられます。もちろん宮代町役場でも発信してまいりますので、その情報とご自身がいらっしゃる場所の情報を検討いただきまして、より安全な方法を取っていただければと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 今出ましたハザードマップについてもお聞きしたいと思います。 今回新しく作成されたわけですが、私がちょっと見たときに、果たしてこれを見てすぐ分かるのかなということを気遣いました。やはり新しくつくりました、渡しました、これで終わりというのはよくないのではないかと思います。 今回この防災訓練をしたときに、地域の防災の方が代表として参加されておりました。できれば、そういう方でも結構だと思うんですけれども、答弁のほうでも運営組織づくりの課題や学習も取り入れてというふうに言われておりました。そういうこともありまして、ハザードマップの勉強会みたいなものを行っていただきたいと思いますが、それについてお伺いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) お答えさせていただきます。 今回の避難所開設の実働訓練であったり、今年は開催できませんでしたが大きな避難訓練など、そういう場を捉えて説明の機会を設けてまいりたいと思いますし、あるいは地区、自治会、また自主防災会等にもお声がけして、ぜひ学んでいただく場というものをお互いにつくって、設けていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 当町におきましては、防災・減災の取組を向上させ、避難所運営等、共助による防災の強化を推進していただけますよう、よろしくお願いいたします。 では、次の質問に入らせていただきます。 4、危険な道路の改善。 県道蓮田杉戸線から中島交差点を杉戸町側へ直進する町道148号線は道幅が狭く、車が1台しか通ることができないため、譲り合って通行しなければなりません。しかしながら、地元の方だけでなく他地域のドライバーが抜け道として利用することも多いため、譲らずに進入してトラブルになるケースが多く発生しています。 また、商業施設へ買物に行く通行者や、通学のための生徒なども増えて、大変に危険であります。以前にも事故があり、道路脇の用水路に車が落ちていたこともありました。 このため、町道の幅員を拡げることを要望する声も多くなっています。町としての見解を伺います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 町道第148号線の拡幅についてお答え申し上げます。 町道第148号線は、都市計画道路新橋通り線として都市計画決定されている道路でございまして、県道蓮田杉戸線のバイパス整備として県が事業主体として検討を進めていただいているところでございます。 現在までの進捗状況といたしましては、平成26年2月に埼玉県杉戸県土整備事務所による事業説明会が行われ、平成27年2月には町会の立会いを行っております。また、その後、用地測量が実施されているところでございます。 杉戸県土整備事務所では、令和3年度におきましても新橋通り線の整備を位置づけており、地権者などからの要望があれば用地買収等に応じていただけるとのことでございます。 町といたしましては、拡幅整備の早期実現に向けて杉戸県土整備事務所と連携協力して取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉伸一郎議員。 ◆7番(泉伸一郎君) じゃ、質問させていただきます。 今回あえて新橋通り線の名前を上げないで質問させていただきました。なぜかと言いますと、杉戸県土整備事務所に地権者との道路用地の確保を任せるということでずっと返答いただいているんですね。これでは、はっきり言って進まないのに等しいのではないかという気がいたします。やはり、町としてこういう危険な道路があるということを認識しなければいけないのではないかと思います。 この道に関しては昔からいろいろな議員の方が取り上げておられると思うんです。それでもやっぱり一向に進まないという現状があると思うんです。やはりもう少し町として県のほうへしっかりとした働きかけをしていただきたいと思います。 それともう一つ、もう時間がないので質問はしませんが、課長にすごく期待をしておりまして、笠原地区の浸水対策でもいろいろなアイデアを出していただきました。こちらの道路も、やはり課長にすばらしいアイデアを出していただきたいということを要望させていただきたいと思います。 県に任せるのではなくて、危険防止の対策として、町としてどう対処するのか、それを考えた道路整備を進めていただきたいことを強く要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(田島正徳君) 以上で、泉伸一郎議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後0時15分 △再開 午後1時15分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。---------------------------------------角野由紀子君 ○議長(田島正徳君) 通告第8号、角野由紀子議員。   〔8番 角野由紀子君登壇〕 ◆8番(角野由紀子君) 議席番号8番の角野でございます。 通告に従いまして4点質問します。 まず1点目です。 道路等不具合の通報について質問します。 町道などの損傷や異常など町民が発見したら早期に通報できるよう体制をつくれないかお伺いいたします。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員の質問に対する答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 道路等の不具合通報についてお答え申し上げます。 道路の陥没や公園遊具の破損を町に通報いただく方法といたしましては、電話や町ホームページから各課問合せのフォームに必要事項を入力して送信をしていただいております。 また、一部の事務においては電子申請・届出サービスを導入しており、防犯灯の球切れなどはそのシステムを使って写真も添付できるようになっております。 なお、一部の自治体では市民通報用の専用アプリを導入していることも承知しており、このアプリを使うと市民がスマートフォンなどで現場の写真を撮影して投稿すれば、位置情報とともに投稿写真が表示され、担当者が場所の特定や破損等の状況が正確に把握できますので、メリットは大きいと考えております。 そのようなことから、まずは既に導入している電子申請・届出サービスを道路等の不具合通報の受付にも拡大することで、早期発見、早期対応に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ご答弁いただきましてありがとうございます。 今のご答弁の中で、電子申請・届出サービスを道路等の不具合通報の受付にも拡大してくださるというご答弁がございましたが、具体的にどんなふうになっていくのか。ホームページでも周知の仕方とそれからやり方、具体的に教えていただきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 届出サービスを利用できるようにすることと周知の方法につきましてご答弁をさせていただきます。 まず、電子申請・届出サービスについては、既に防犯灯の球切れなどについては行っておりまして、現場の写真を添付することができます。ただし、専用アプリでの導入となればまた位置情報も併せてできますので、それはよりよい場所の特定がより正確にできるというメリットはまずはあると思っております。 ただし、現時点でこの電子申請・届出サービスを利用して一部町の中の事業で同様の内容が実施されておりますので、まちづくり建設課としても今回のご指摘をいただいた関係で、改めて考えさせていただいて、早期に導入ということで判断をさせていただいたところでございます。 ですので、まずは、久喜市などのホームページを見ていただきますと分かるとおり、電子申請サービスのフォームに行きますと、いろいろな項目がありまして、そこをクリックすると、道路であれば道路の破損なのか陥没なのか、ガードレールとかの損傷なのかということで、ある程度項目が選べる状態です。 また、そこに写真も添付いただけるような内容になりますので、できる限り使いやすい、また簡単に入力等ができるというような方策についても、引き続きちょっと他市町のフォームのつくり方も含めて確認をさせていただいて、周知を図りたいと。 また、周知につきましては、現時点で町のホームページの各課の問合せフォーム、その内容をまた見直しをさせていただいて、各課のホームページと併せて電子申請にもリンクできるような状態も取っていきたいというふうに考えております。 どのような方法で今後周知していくかについては、また改めて検討はさせていただきますが、できる限り多くの方に知っていただけるように努めてまいりたいと考えております。 今回はご指摘いただきましてありがとうございました。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ご答弁を今いただきました。周知の方法といいますか、私のところに町民の方から、ここがちょっと穴が空いているからこれを直してほしいだとか、グレーチングの間がちょっと空いているのでとかという、そういう細かい通報をいただくのは、大変私自身はありがたいんですが、やはりその見つけた人から私に来て、私が役場に通報するという、その時間差が出てしまうというところが心配なところでして。 そして、今この質問をさせていただいたのは、高知市なんですが、高知市は別に電子申請だとかそういうのは特にはしていなくて、市道での異常、破損の発見を通報してくださいねということを、基本的にホームページに、そういうことがあったらしてくださいということをまず言っておけば、積極的な方は自分から通報してくださるかもしれないですけれども、見つけてもその対処方法が分からないというか、そういうこともございます。 この高知市の場合は、ただファクシミリだとか電話で送ってくださいというだけの話なんですが、それでも市道の異常や破損があったら、発見したら通報、早期に発見、通報ができますというかお願いしますということをまず周知しておくということが、まず一番最初大事なのかなと思います。 町民生活課の方がパトロールしている、そういうところをパトロールしているわけではないですけれども、職員はパトロールしていますが、でも町民は毎日生活している中でふと気づいた、私も車を運転していて穴が空いているのを見て、後でと思うとどこだったか忘れてしまったというそういうことがありますので、気がついた時にすぐできる体制がありますよということをまず発信することが必要だなというふうに思いまして、周知という言い方をさせていただきました。 もっといいのは、365日24時間通報できるアプリがあればいいんですが、それはまだ今の段階ではできるかどうか分からないですが、防犯灯のところにそういう項目を選んでそうできますよということを発信してくだされば、それが町民の方の参加という意味ではそれがつながる。 これまでは区長さんだけだとか議員が聞いてきたからというだけの話になっていますが、通報に温かみは必要ないですよね。通報さえすればよい。今日もこういう形でやっていますが、私たちはテレビの、聞いている方はテレビのほうを見てしまう。本人よりもテレビを見てしまうというか、道路の破損も一緒です。一緒というか、ここが剥がれていますよ、ここが間が空いていますよ、ガードレールが曲がっていますよという、その事実だけが分かればいいので、そういうのは早期に連絡、また確認できるという、今の時代は必要じゃないかなと思います。 今のまちづくり建設課のご答弁でありがたいんですが、高齢者のワクチン接種でLINEが9,500人くらいつながっているという話を伺いましたが、決算のときに。このLINEは町の情報を発信するということなんですが、アンケートのときは受け取れるようにしてあるというか、その辺の操作というのはどんなふうになっているんでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 今ご質問にありましたように、LINEについてはほぼ1万件の登録ということで、これは高齢者だけではなくて、ワクチン接種は若い方もやっていますので、幅広い年齢の方がご自分のお持ちのスマートフォンにLINEが入っていて、しかも宮代町と友達になっているという関係でございます。ですので、3人に1人はLINEで連絡がつくというような状況になっています。 LINEについては情報発信だけでなくて、ある程度簡単なアンケートみたいな機能もあったかと思いますので、そういったものも有効に使いながらということで進めていくべきだろうというふうに考えております。また、今インターネットを見る方の7割がスマートフォンだというような調査もございますので、こういったツール、先ほどの石塚課長の話もありましたけれども、そういったツールを使いつつ町民に素早く情報を提供するというのは必要かなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ありがとうございます。 通報するということが目的であって、町民からは。それが緊急性が必要なのか、早期対応が必要なのかは職員というか町のほうでやることなので、とにかく通報できる形というのを整える必要があるのかなということで、お願いをいたしたいと思います。 公園のことであったり、区長さんでなくても普通の町民が気がついてさっとできる、特に誰がどうこうしたとか、そういう話じゃなくて通報という部分での必要性があるんじゃないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。 1点目は以上です。 2点目についてお願いします。 こども医療費の助成を高校生まで拡大について質問します。 こども医療費の助成について、昨年4月時点で全国1,741の市町村全てが実施して、通院費ではそのうちの半数が中学3年生まで、また約4割が高校3年生まで助成していることが分かりました。 厚生労働省の調査によりますと、通院費助成の対象を中学3年生までとしている市町村は873自治体、それが前年比50自治体減っています。次いで、高校3年生までが773で前年度から74増えています。 当町では子育て支援ナンバーワンを目指し、早くからこども医療費助成については実施をして、通院、入院、中学3年生までの実績を積んでまいりました。現在は高校3年生までが主流になりつつあります。当町も高校生までの助成を拡大することについて見解をお伺いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) こども医療費の対象拡大につきましてお答え申し上げます。 当ご質問につきましては、子育て世帯に対する経済的な支援効果が高い施策として認識しているところでございます。 しかしながら、高校生までの対象拡大を実施した場合、試算では1,300万円程度の町単独の費用負担が生じることが見込まれますことから、医療費助成制度のみで捉えるのではなく、他の子育て施策を含めた全体の中で効果的な支援の在り方を検討させていただきたいと、これまでにいただいた同様のご質問で答弁させていただき、ご理解をお願いしてきたところでございます。 埼玉県内の状況といたしましては、令和3年4月1日時点で、中学校卒業までの入院、通院を対象としているのが宮代町を含め33市町、高校3年生までの入院のみを対象としているのが6市、高校3年生までの入院、通院ともに助成の対象としているのが24市町村となっております。 議員ご指摘のとおり、助成対象を拡大する流れがあることは認識しているところでございますが、県内の状況や町の財政状況を踏まえ、宮代町といたしましては、まずは高校3年生までの入院のみを対象とした制度の拡充を、令和4年度中または令和5年度当初からの実施を目指して準備を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ご答弁いただきましてありがとうございます。 今、令和3年4月1日現在の状況のご答弁がございましたが、私は令和2年の4月1日現在のしか分からなかったんですが、それと比べますと中学校卒業まで入院、通院の助成が、令和2年から令和3年で埼玉県内で2つ減っています。その中で高校、18歳までの入院のみが1つ増えて、それから高校まで全て増えたのが1つになっていますが、この市町はどこなのかお伺いしたいのと、近隣状況はどのようになっているかお伺いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) お答え申し上げます。 令和3年4月1日時点での状況でございますが、まず高校生までの入院のみを実施している6団体でございますけれども、こちらは春日部市、草加市、戸田市、朝霞市、志木市、新座市の6市となっております。なお、入院と通院、両方高校生まで助成対象としてるのは24団体ございまして、熊谷市、行田市、秩父市、本庄市、東松山市、鴻巣市、深谷市、桶川市、北本市、蓮田市、白岡市、伊奈町、越生町、滑川町、吉見町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、美里町、神川町、上里町、寄居町というふうになっております。 どちらかといいますと、人口が多い団体はなかなか費用がかかるという面で入院、通院両方というのは踏み切れないというような状況が見られているというふうに考えられます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ありがとうございました。 近隣では白岡市が高校卒業まで入院も通院も英断でやっています。春日部市が去年から高校、入院までということで、蓮田市もそれに倣っているんだろうなと。久喜市、杉戸町、幸手は私たちと同じレベルになっているんじゃないかなと思います。 そういう中で、宮代町は平成20年2008年に、こども医療費助成の通院分の対象を小学校卒業までが2008年です。13年前。それからそれの2年後、22年の2010年、そのときに今度は中学校卒業までにしたということで、そのときの議会などの答弁で県内トップクラスにある医療費助成事業ということで、10年前は県内でトップクラスの、15歳入通院助成というのはトップクラスだったということが分かります。 今年の神戸の市長さんも自分の決断ということで入院費の無料化を高校生まで拡大しました。そして、新潟市の市長さんも今年、通院の対象を高校生まで拡大しました。トップの方の思いというのが出てくるのかなと思いますが、新井町長は今年の9月定例会で、これは2期目に向けてのやりたいことのどなたかのご質問で、こども医療費の高校生までの対象拡大というふうに目標というか思いをおうたいされていますが、これについては通院と入院、両方を想定していたのかどうか、そこだけお伺いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 高校生までの入院費の拡大を最初に行わさせていただきまして、徐々にもしできることであればというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ありがとうございます。 昨日の一般質問の令和4年度の予算編成方針の中に6項目ありましたが、持続可能な財政規律、企画財政課のほうからそんなふうに言われてしまうとなかなかああしてください、こうしてくださいとはなかなか言えないのかなということで、令和4年度中、来年度またその令和5年度から入院だけでもという形に見えることを目指していくというご答弁をいただきましたので、少しでも前に行っているという姿を示してほしいと思います。よろしくお願いいたします。 2点目は以上で終わります。 3点目について質問します。 造血幹細胞移植後の予防接種について質問します。 骨髄移植等により接種済みの定期接種の効果が期待できないと医師から判断された方々が、再度予防接種を受ける際に費用の助成をする自治体が増えています。 当町の対応はどのようにしていくのかお伺いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 造血幹細胞移植後の予防接種についてお答えをいたします。 造血幹細胞移植は、一般的に行われるよりも大量で強力な抗がん剤治療や全身放射線を行う移植前措置と、造血幹細胞を輸血と同じように点滴で血管内に投与する幹細胞輸注の両者からなるそうです。 投与された造血幹細胞は、血液細胞の主として患者さんの骨髄に根づいて、そこで再び血液細胞がつくられるようになるということです。 この移植前の処置によってダメージを受けた患者さんの造血機能や免疫機能が時間をかけて健康な状態に戻るそうなんですが、このため骨髄移植や末梢血管細胞移植、それから臍帯血移植などで移植前に接種した定期の予防接種の予防効果が低下、または消失する場合があるというふうに言われております。 こうしたことを踏まえまして、ご質問の接種済み定期接種の効果が期待できない場合についての予防接種ですが、町として助成できるよう準備を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ありがとうございます。 これは平成28年分権改革に係る提案ということで提案があって、そして自治体で対応しているところが増えてきている状況でございます。 私はたまたま春日部市のを拝見したんですが、埼玉県内ではこれについて準備を進めて、そして公表というかこういうのがありますというところは何自治体くらいあるんでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えいたします。 具体的に県内あまねく何自治体あるかというところまでお調べしていないんですが、近くですと吉川市ですとか、それからさいたま市でも行われているようでございます。 いずれにいたしましても、ほかがということよりも必要性を改めて認識いたしましたので、助成の方向で進めたいというふうに考えております。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ありがとうございます。 平成26年に骨髄ドナー登録を進めて骨髄等移植の推進を図るために、勤務地にドナー休暇制度がない登録者への助成の条例を可決したかと思います。実際にそういう方がいたときに対応できるように重々先に準備をしておく必要もあるかなと思いましたので、質問させていただきました。どうかよろしくお願いいたします。 4点目に入ります。 4点目、新井町長と今後の町政運営について質問します。 10月3日に行われました町長選挙では、新井町長が2期目当選され、宮代町のリーダーとして引き続き町政運営を担っていくことになりました。 そこで、期待も半分込めながらご質問をさせていただきます。 ①未来への責任とのメッセージとともに、対話、そして参加とあります。対話、参加について、町民の皆様に対して何をどのように期待しているのか、ここでお伺いいたします。 また、現在の現状の把握との観点からどのように進めていくのかお伺いします。 ②新井町長、公約などをどのように町政運営に反映していくのかお伺いします。 ③また、それに対して具体的事業として優先的に来年度予算に入れるものは何なのかお伺いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) それでは、お答え申し上げます。 まず、町民の皆様との対話と参加についてお答えいたします。 昨年策定しました令和12年度までのまちづくりの指針、第5次総合計画はまさに市民参加の最たるものだと思っています。よりよい宮代町について、町民と町民、町民と職員が幾度となく話を交わされた計画でございます。 そして、32の事業が今年度からいよいよ動き出します。さきの所信表明でも触れましたが、町をよくするためには行政が一方的に物事を行うのではなく、町民の皆様とともに考え、行動することが必要だと考えております。 実行計画事業を進めるに当たっては、地域のみんなでこどもたちの居場所づくり事業や、若い世代の健康づくり促進事業、高齢者困りごとサポート隊事業、西原自然の森活用事業などのソフト事業から、東武動物公園駅西口わくわくロードなどのハード事業に至るまで、町民の皆様の声を聴き、一緒に住み心地のよいまちづくりを進めていきたいと考えているところです。 先日、地域子育てサロンを運営するお母様たちとお話をする機会がありました。その中で私は、まちづくりというと敷居が高く感じるかもしれませんが、町民の皆様がそれぞれの立場でより心地よい毎日を送るために、楽しみながらちょっとだけ汗をかいてみる、それがたくさん重なってよりよい町がつくられていくという私の考えをお伝えいたしました。 町民の皆様にはぜひとも気軽にまちづくりに参加していただければと思っています。 次に、公約をどのように町政運営に反映していくかにつきましては、私は町長選挙でまちづくりの8つの基本方針を町民の皆様にお示しし、2期目の町政運営を担わせていただくこととなりました。 私が選挙でお話しした8つの柱は、いずれも第5次総合計画に掲げた事業が主立ったものとなります。このようなことから、第5次総合計画の前期実行計画事業に係る予算を確保していくことが最も重要なことだと考えております。 今年度、既に高齢者タクシー事業や地域子育てサロン、チームみやしろ会議など具体的に動き出している事業もございます。また、直近ですと12月3日より福祉や学び、環境などをテーマにした西原自然の森フェスタ2021が開催されるほか、12月4日には無作為に抽出した市民による公共施設マネジメントワークショップを行う予定です。 事業の土台ができ、具体的な動きが見える事業が、結果的に優先的に予算措置されます。具体的な事業やその内容については、現在庁内において予算編成作業をしているさなかですので、3月の定例会において当初予算案としてしっかりとお示ししていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ご答弁いただきましてありがとうございます。 町長は対話と参加ということを、最初の1期目のときも言われました。町民とともに進んでいくというその思いは私も尊敬するところではあります。ただ、町民の方からは参加とか対話だとか、それはまちづくりの手段なんじゃないのという、そういう批判もいただいたこともあります。 そういう中で、町長はこの第5次総合計画を町民の皆さんとつくって、そして今進めているというご答弁がございました。令和3年度の上期進捗状況も、結構もう着手といいますか、確実に着実に進めているなということで、この上期のところは、完了も結構たくさんできています。着実な進め方をしているなというふうに思うわけですが、町民の皆さんのお声の中で、1つ今回、もう回覧板を回すのも大変になってきたというか、自治会が役員の成り手もないし、自治会がどうにかならないのという、真面目な方なんですが、そういう悩みもいただきました。それで、対話と参加というところで、基本的に参加という、まちづくりをするのに、自分たちは特に何もできないけれども、自治会に参加して、自治をしながら行政とのパイプ役の自治会に入って、そこから町につながっているという自覚の人もいるのかなというふうに思います。 そういう中で、今自治会のまちづくりの本当の基本的な基本の自治会の加入ということに関しても、今課題がたくさんあるのかなと。役員ができないために自治会を脱会する方々もいますし、新しく越してきた方が自治会というものに入る自覚がないというか、そういう問題もできています。組織運営の問題だったり、メンバーシップの問題だったり、活動の問題だったり、それを今、町としては、行政の橋渡しの参加という部分での一番基本的な自治会について、どのように感じているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 今議員さんおっしゃっている自治会活動の在り方につきましては、やはりこれからの一番の課題だと思っています。 そのために、第5次総合計画の中でも地区コミュニティセンターの在り方について必要性を書かせていただいておりますけれども、地域活動をしていくに当たって、自治会長さんなり、区長さんたちがここの中央地区の役場まで来ることなく、自分たちのお住まいの近くで議論が交わせるような、また、どうして自治会が必要なんだということも地域においてきちんと話し合いができたり、イベントができたりするような場を近くにつくらなければいけないというふうに思っています。 そのために、何らかの形で職員がまちづくりの事務局という形で、地区コミュニティセンターに配属させていただいて、そこで職員とともにまちづくりとは何か、自治会活動とは何かということを一から進めていただければなと思います。 言っていることが理想的にすごく近いと思うんですけれども、実際、地域に職員が入っていく、そして地域の中で一緒にまちづくりをしていくということは、とても大事なことだと思っておりますので、そういう活動を通しながら、自治会活動って必要なんだということを防災面も含めて、本当に理解していただけるように、一緒に導いていけるというか、そういうまちづくり、地域づくりをしていきたいというふうに考えています。それが必要なことだというふうに今は思っています。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ありがとうございます。 今町長からご答弁いただきました。 執行部の方に詳しく第5次総合計画の地区コミュニティセンターの事業の前期の報告書というか、実施結果というのがございました。 そういう中で、地区コミュニティセンターの趣旨、機能、役割などの基本的な考え方について担当課も策定したということなんですが、教えていただきたいんです。 地区コミュニティセンターの趣旨、また機能、役割というものは、端的にどういうことなのか、教えていただきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、お答えさせていただきます。 地区コミュニティセンターで行っていこうと考えておりますことでございますが、これは、もちろん行政と地域との橋渡しという、行政というのは町民生活課だけではございませんので、役場のいろんな課がございます。それぞれの部署との橋渡しという役目はあると思いますが、それ以上に地域が元気になっていただく活動。どうしたら魅力的な地区、自治会、また活動が行われるのかというのを地域の方と一緒に考えていって、町から何かをやらされるということではなくて、ご自分たちで、やっぱりこれは必要だよねというふうにお考えになる、気づいていただく、そういうサポートをしていきたい、そんなふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ありがとうございます。 口で言うのは簡単ですけれども、結構、地区コミュニティセンターの運営というか、その行き先はどうなっていくのかなという心配があります。 もちろん、自主防災会もそうですね。地域の活動、高齢化でやりたくてもやれない、そういう方々も今人口的にも増えている中で、これを活発にしたら、本当にいい町になるのだなと思いますけれども、そこに行政の手がしっかりと入ることが大事なと思うんですが、今、ご答弁の中で、役場のそれぞれの橋渡しということがございました。 区長さんだったり、それぞれの課に直接いろんなことする仕事というか、そういうのの見直しを依頼されている内容だとか、そういうのの見直しだとか、そういうのは行政のほうでやらない限りできないことかと思うんですが、その辺については、そういうことの自治体の中で区長さん、自治会にお願いする内容をもっと簡単にしようとか、そういう改革的なそういう話し合う場というのはあるんでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) お答えさせていただきます。 地区コミュニティセンターでございますが、これは、決して町民生活課だけのものではございませんで、役場のそのほかの各課室も自分たちの活動事業、サービス、そういうものを町内に展開していくために、ぜひ地区コミュニティセンターまで出てきていただいて、地区の皆さんと身近な接し方をしていただける、そういう場にしたいというふうに考えています。 これにつきましては、また庁舎内各課所ともいろいろお話し合いをさせていただきながらということになりますが、現在計画をつくっていく段階ではそのように考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ありがとうございました。 ちょっと少しずつずれちゃっているんですが、町長が対話と参加というところで、町民としての参加、小さな具体的な参加というところで、ちょっと質問させていただきました。 町長のご答弁に戻りますが、12月4日には無作為に抽出した市民による公共施設マネジメントワークショップを行う予定ですというのは、これはどんなふうに、どのように進めるのか、企画財政課が進めるんでしょうか。この予定というか、スケジュールというかをお伺いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 こちらの事業は、公共施設のマネジメント計画の一環としまして、町民の方々から自分たちが住んでいる身近な施設として何を本当に欲しがっているのか、町にこんな施設があったらいいのかということをお伺いしながら、宮代町の現状、そして宮代町のいろんな公共施設がありますけれども、それを一緒に考え、見直しをしていくということでございます。 4日の日は、一応50名の町民の方と一緒に、一日をかけてワークショップ形式で意見を出し合うという作業になります。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ありがとうございます。 町長が直接一日かけて、何を考えているのか、何を欲しがっているのかを聞いてみたいということで、公共施設マネジメントワークショップを行うということで理解いたしました。 昨日のテレビで、幸福な街とかというのをたまたまやっていまして、あちこちの市町で1番は埼玉県鳩山町だったんですよね。えっと思いました。鳩山町は、都内から越してきた若い夫婦が家が600万円で買えて、そして周りには子育てを終えた方々が親切にしてくれるということで、幸福度ナンバーワンの町は、日本テレビでやっていたんですが、1番は鳩山町ですみたいなことになっていました。 やはり対話と参加がありますが、基本的には、この町に住んで幸福だという、この幸福度というところなんですが、町長、鳩山町が1番だ、こういういろんなランクづけというのがあるかと思いますが、町長はそれについて、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 今、鳩山町の話が出て、鳩山町の町長の顔が浮かんできたんですけれども、鳩山町ってそうなんだと思いながら、今お話を聞かせていただきました。 宮代町の住民意識調査を見ましても、宮代町の幸福度の比較ということでは、非常に高い点数を町民の方々がつけていただいておりますので、鳩山町がどうのこうのということではなくて、宮代町を選んでいただいた方々が宮代町に住んで本当によかったなと思うようなまちづくりをしっかりとしていかなければいけないなと改めて気づきました。 それと、この間、先ほどお話ししたように、子育てサロンの実行委員のお母様方と話したときに、宮代町をなぜ選んできましたかという、そのときのお母さん方々のお答えで一番多かったのは、子育てしやすいというふうに聞いてきましたということ、また、東京都内で各所、いろんなところに移住を紹介するような場所で、子育てをしっかりしたいんだったら宮代町がいいよというふうに、そういう施設のほうの方々が、宮代町を選んでくれいているということをまた改めてそこで知ったわけですけれども、そういうふうにほかの町、ほかの担当の方々から宮代町を推薦していただいて、また、それによって来てくれる方もいたという現実はとてもありがたいなと。 ですから、今もしっかりとしたまちづくりを改めて進めていかなければいけないというふうに感じたところでございます。 ○議長(田島正徳君) 角野由紀子議員。 ◆8番(角野由紀子君) ご答弁ありがとうございました。 いよいよ2期目に向かって、これからまた、たくさんの山積した課題があるかと思いますが、一つ一つ町民とともに、一歩一歩幸せで住んでよかったというまちづくりをつくって、お互い切磋琢磨しながら、議会とも切磋琢磨しながらお願いしたいと思います。 以上で私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。 ○議長(田島正徳君) 以上で角野由紀子議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後2時05分 △再開 午後2時20分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △丸山妙子君 ○議長(田島正徳君) 通告第9号、丸山妙子議員。   〔3番 丸山妙子君登壇〕
    ◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山妙子でございます。 通告に従いまして、4点質問をいたします。 1点目、パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度の導入はいつになるか、お聞きいたします。 「パートナーシップ宣誓制度については、性別にかかわらず、お互いを人生のパートナーとして互いに協力し、扶助し合うことを約束した2人が安心して暮らすための大変重要な制度であると考えている」と町長への手紙の回答にあります。県内では、現在、18市町がこの制度を導入しております。全国では茨城県、群馬県、三重県、大阪府、佐賀県が府・県として取り組んでいます。 毎年行われている町職員の人権・男女共同参画研修、「性の多様性/LGBTについて」に今年は議員も参加させていただきました。ありがとうございました。 全職員と全議員が研修を受けた自治体は少ないと思います。この研修は理解の促進と支援につながる研修で大切なものでした。 町では、第5次総合計画に掲げていますが、パートナーシップ宣誓制度だけでなく、ファミリーシップ宣誓制度も同時導入が望まれます。具体的な進捗状況を伺います。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員の質問に対する答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答えいたします。 パートナーシップ制度につきましては、さきの6月議会、9月議会において議員の皆様からご質問をいただいており、また、第5次総合計画の前期実行計画事業である人権平和推進事業に性的少数者への理解促進と支援を位置づけて取り組んでおりますことから、近隣の先進自治体にヒアリングなどを行いながら導入に向けた議論を進めてきたところでございます。 また、検討を進めるに当たりましては、行政側の意向だけでなく、当事者の皆様の意見を反映させる必要もありますことから、以前町に対して要望書をご提出いただきました当事者団体の方とも意見交換を行わせていただきました。 こうした検討を踏まえまして、さきの全員協議会でご説明をさせていただきましたとおり、制度導入に当たっては、パートナーシップ制度だけでなく、未成年の子供も含めたファミリーシップを含む制度とすることを検討してございます。 制度の内容につきましては、現在、住民の皆様にご意見をいただくため、パブリックコメントを実施しているところでございまして、昨日12月1日からパブリックコメントを実施させていただいております。この結果などを踏まえまして、さらに検討を重ね、制度創設に向け引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) ありがとうございました。 再質問させていただきます。 私の考えていたパートナーシップも制度創設に向け考えていただくということで、よかったと思っています。 前回、全員協議会でもご説明をいただきましたが、この制度が今全国でもどんどん導入されていますが、宣誓制度という形で大体出ては来ているんですが、うちの町は制度ということで、人前で先制しなくていいということなんですが、この宣誓制度というよりは、パートナーシップ、ファミリーシップ制度ということで推進していかれるのか、お聞きいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答えいたします。 当町の考えている、現時点で想定している制度の特徴といたしましては、今議員からご質問いただいておりますとおり、ほかの自治体では、役場にお二人で来ていただいて、職員の前で宣誓ということで宣誓をしていただいた上で署名していただきまして、それで証明書を発行するという形を取っているところがほとんどでございます。 当町といたしましては、当事者団体と意見交換をする中で、そもそも性的少数者の方というのは、なかなかカミングアウトというのが難しいという方もいらっしゃる中で、役場に2人で来ること自体が無言のカミングアウトになってしまうというようなお話もございました。実際にこの宣誓という制度を取るところでも、届け出てもらう書類というのは変わらないものでございまして、実際に2人で来ていただくかどうかの違いだけでございます。 そういったことを踏まえますと、当町におきましては来ていただかなくても、ご本人たちの意思ですとか、ご本人であることの確認が取れましたら、それを証明する形で制度を構築していきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 宣誓制度が、ちょっと調べてみますと、県内も去年2020年、2021年にかけて多くの自治体が制度を導入しているんですが、調べてみると、みんな宣誓制度とついているんですが、理解するのに制度イコール宣誓制度かなというふうに見えるんですが、そこはうちの町は制度ということでやっていくのでしょうか、お聞きします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答えいたします。 他の自治体では宣誓制度ということで宣誓というものを銘打ってございます。また、宣誓と銘打っていない例えば豊島区の制度では、届出制度という名前になっておるんですけれども、豊島区のほうに確認したところ、実際は、届け出た後に最後その証明書を受け取るときには、お二人で来ていただくという制度のようでございます。 実際にその制度の名前だけで、なかなかその実態というのは分かんない部分がございますけれども、当町といたしましては、制度の名前自体にも宣誓というものを入れるつもりもございませんし、実態といたしましても、実際には来ていただかなくて済むような制度になるように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 ありがとうございます。 私もご本人たちの意思を大事にして、宣誓しなくてもよい制度になってほしいというのと、登庁しなくてもいいということは、すごくいいことだと思います。 それで、その内容の全国のものとかを見てみますと、非常に心に寄り添った手続の書き方とか、説明があるんですね。事務的ではなくやっているところがありまして、幾つか調べてみましたら、私はよく地元のホームページを見るので、浜松市のパートナーシップ制度をちょっと見たところに、概要のところが私いいなと思いましたのは、ちょっと読み上げます。「浜松市は一人一人が持つ特性の違いや性の多様性を認め合い、思いやりの心が結ぶ優しいまちの実現を目指しています」と出ております。浜松市は、皆さんご存じのように、外国の方が非常に多いところですので、大変多様性を認めている政令都市です。そんなこともあるとは思うんですが、この「多様性を認め合い、思いやりの心が結ぶ優しいまちの実現」って、これ人権がすごい大事なということで、すごくいいなと思いました。 そして、もう一つ、10月1日でしたけれども、お隣市、久喜市もパートナーシップ宣言制度をしたんですが、こちらは宣言制度なので気を使っているところがあると思うんですが、相談ができるようになっているんですね。宣誓するための相談だと思うんですが、カミングアウトが怖かったりとかいろんなことで、宣誓自体、庁舎に伺わなくていいという、宣誓もしなくていいということがうちの町でしてくださるようなんですが、そういうことをお知らせしたりとか、相談、カミングアウトが怖いからしたくないとか、そういう人の対応に、こういうちょっと心に寄り添った対応や文書があるといいと思いますが、そのあたりは今後どうやっていただけるのか、こういうこともちょっと配慮していただけるのか、お聞きいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答えいたします。 議員が今ご提案いただきましたとおり、当町といたしましては、パートナーシップ制度の導入というのは、実際にその制度を利用する方の生きづらさの解消というのも、もちろんのことなんですけれども、それと同時に性的少数者の方に対する住民の理解を促進したりですとか、性の多様性を認める社会、ひいては先ほどの話にありましたとおり、全ての人の人権が尊重されたまちづくりの実現のために導入するという部分もあるかと思います。 実際に当事者団体の方からも制度があること、パートナーシップ関係にあることが認めてもらえるような環境があることがすばらしいんだというような話をいただいています。 そういった中で、そういった町の取組に合わせて住民の方にも、町がそういう姿勢で取り組んでいるということが伝わるような周知の方法というのを考えていきたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 ありがとうございます。 偏見とか、やっぱり差別ですね。多分偏見を持たれている方、差別していると気づかない方、そういう方たちにも理解促進していただけるようにこの制度が自治体に導入されるということは、とてもいいことですし、そして、この町に対象者がいないとしても、この制度があるということが大事だと思います。全国を見ても対象者がいるからつくっているというところもあるでしょうけれども、対象者がいない自治体もたくさんやっておりますので、早くからこの町は職員研修や男女共同参画情報誌ですね。早くから取り組んでくれているものですので、しっかりと寄り添いながら、今まで熟慮して一生懸命取り組んでくださっていますので、それをいい形に、そしてぱっと読んだときに、やっぱり事務的な文章じゃなくて、何か心が伝わってくるような文章を考えていただきたいと思いますので、再度そのあたり、もう一回お聞きします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答えいたします。 実際に議員もご承知のとおり、これまで長い期間にわたって、こういった問題に職員取り組んできていますので、そういった中で培われてきた部分あると思います。そういったものが伝わるように文言等は考えていきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 丸山でございます。 私、研修を受けたとき、質問を1点させていただいたんですが、やはり学校現場の研修とか理解というのが非常に大切なものだと思います。 シナノダイバーシティの講師の方からも、やっぱり学校を、保護者の方とか子供たち、先生たちの理解が、あとは先生たちの相談がとても多いということなんですが、お聞きしますが、町の職員はほとんどの方が研修を終わっていると思うんですが、指導主事の先生とか、あと、今後各学校の教員向けにとても大事な課題だと思うんですが、これから重要な研修としてまた考えていらっしゃるのか、思春期の子供たち、そしてもう小学生のときから、皆さん、お母さんたち、お父さんたち非常に心配したりとか理解しないといけないので、そのあたり、PTAとか教職員の研修というのは、学校としてお考えがありましたらお願いします。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午後2時35分 △再開 午後2時35分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) LGBT/性的少数者に対する研修でございますが、夏休みにおきましても、前回の議会の中でもそういった関係の質問をいただいたところです。 当然ながら、そういった研修は進めてまいりたいというふうに考えておりますし、機会を捉えて、成長段階に応じて、子供たちにもそういったものを下ろしていくということも考えていかきゃならないとは思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 来年度予算の関係もあったりとか、教育内容の充実にもありますけれども、町のほうがこの制度を導入していくのであれば、学校のほうの研修も同じように来年度あたりから、もし制度が町としても来年度あたり出てくるものなら、例えば小学校だけでもとか中学校だけとか、やはり前向きに考えていただけるのでしょうか、お聞きします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) 先ほども申し上げたとおりですけれども、やはり町独自でそういった制度があれば、そういったことも例として取り上げることもできますでしょうし、宮代町が取り組んでいる人権教育ということでもやっていけることになると思います。 そういう意味では、先ほど申し上げましたとおり、それが理解できるかどうかという発達段階に応じて、話もさせていただきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 丸山妙子でございます。 パートナーシップ・ファミリーシップの制度について着実に推進して、そして形としてつくっていただけて、そして今後に期待しております。 では、次の2番にまいります。 公園の遊具について質問いたします。 (1)町内の公園の遊具については、けがをしないように安全点検は目視などでしっかり対応していただいていると思います。見るからに新しくかわいい遊具が設置された公園もあれば、設置から随分経過したであろう塗装の剥がれた遊具、また修理や交換の必要な遊具を見かけます。遊具は、子供の身近な公園に設置され、子供がよく遊びます。 塗装の塗り直しなど、修理、維持管理は早めの対応に努めてほしいと思いますが、いかがでしょうか。新しい遊具への交換には設置基準、地域の要望等はあるのでしょうか。 (2)インクルーシブの視点を取り入れた公園を、これは3月議会で質問いたしました。総合運動公園の子供広場は築山がたくさんあり、道具がなくなったままの状態での遊び場としては、安全性がとても心配です。 今後、全国的にインクルーシブな視点を取り入れる公園が主流になっていくと予想されます。教育委員会は、福祉課や子育て支援課等と連携を図り取り組んでほしいと思いますが、お考えをお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 公園遊具のご質問の(1)について、お答え申し上げます。 公園遊具の安全点検につきましては、毎年度遊具の専門業者に細部にわたる定期点検業務を委託いたしまして、専門家の目で点検を行っているところでございます。また、それに加えて、職員による公園パトロールを随時実施し、安全管理に努めております。 公園遊具の設置基準や交換の基準等は、特に設けておりませんが、修繕等の順位につきましては、突発的に修繕が必要となった遊具はもちろんですが、定期点検業務委託による判定で修繕等が必要とされた遊具は、優先的かつ速やかに修繕等が完了するようにしております。 また、それ以外の遊具などにつきましては、遊具等の点検結果の判定、そして傷みや老朽化の激しいもの、また地域からの要望などに沿って順次対応をさせていただいております。 なお、修繕等に当たりましては、事前に関係区長、自治会長に報告及び相談をさせていただいた上で実施をしております。 また、塗装の塗り直しや簡単な修理につきましては、一部の地区・自治会では、ボランティアで対応いただいているケースもございますので、これらのケースにつきましては、地区・自治会の方々と相談させていただきながら対応してまいりたいと考えております。 いずれにいたしましても、公園は地域住民の皆様の憩いの場、コミュニティの場でございますので、公園利用者の皆様が安全に、かつ快適に利用できるよう、公園施設の適正管理に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) 2点目のご質問についてお答え申し上げます。 議員ご承知のとおり、総合運動公園のいわゆる子供広場については、以前は木製の遊具を設置しまして、子供たちの遊びの場として利用していただいておりました。 しかし、木材の腐食など、経年劣化が激しかったということもございまして、安全性確保の観点から、指定管理者とも協議の上、平成29年度に撤去をいたしまして、現在の状況となっております。 議員ご指摘のインクルーシブな公園とは、障害のある子供や、そうでもない子供、誰もが楽しめ、遊べる公園であるというふうに承知をしております。 また、その要素は公平にアクセスでき、自立して遊びに参加ができる、自分の好きな遊びを見つけられるなど、幾つかの要素を併せ持っていることが特徴だというふうに言われております。 この広場をそうした理念を具現化した空間として再生することができればとの思いは持っておりますが、現時点においては、改修等に向けての具体的な構想や計画策定には至っていないという状況でございます。 総合運動公園は、開設をして30年以上が経過しております。施設の老朽化が進んでいるということもございます。多くの町民の皆様にご利用いただく公共施設として機能に支障がないよう、利用者の皆様にご不便をかけないような施設の改修・修繕に継続的に取り組んでいく必要があるというふうに考えてございます。 子供広場の利用につきましては、当面、大規模な改修やリニューアルは難しいというふうに考えておりますが、指定管理者や福祉課、子育て支援課など関係課とも調整をしつつ、活用方策を探ってまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 (1)のほうから再質問させていただきます。 こちらにも書きましたように、点検はしっかりやっていただいていると思います。 ただ、遊具って子供たちの夢を持っているものなんですね。私がちょっと気になりましたのは、公園は、私は宮代町でも付近の公園を行ったり、ほかの市町村の公園も行ったりします。そうすると、とてもきれいなんですね。そして、杉戸町は、私の住んでいる川向いなどは、お家が新しくどんどん建ちました。そしたら、遊具が既存のものは色を塗られ、そして新しい遊具も入ったんですね。人口がすごく増えなくても5軒、6軒と増える。ところどころ2軒増えたり、4軒増えたりするところがそのあたりに何軒か、何か所かあるんですけれども、きれいになっているんですね。 うちの町は、安全点検はしっかりやっていただいているんですが、このあたりは開発があったりして、増えたところなどの遊具を新しく設置したりとか、色を変えようという考え方は持っていらっしゃるんでしょうか、お聞きします。 ○議長(田島正徳君) まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 他市町に比べて宮代町の遊具がかなり老朽化しているということと、塗装などが剥がれてしまって、ちょっとみすぼらしいというか、醜いというようなご指摘をいただいておりますが、毎年度、まちづくり建設課では業者による定期点検とパトロールを踏まえまして、まずは、既存の遊具をできるだけ活用した上で、安全なものとして、ご提供いただくということを基本に考えております。 特に遊具につきましては、耐用年数というのは特に定められてないと思っておりまして、きちんと点検をしたり、塗り直しをしてあげれば、長く愛着の持てる施設として存続できるということもあると思います。 その上で、地域の皆様方からのご要望も特にある場合がございます。特に鉄製の遊具につきましては、長年の経年劣化でさびが出て、修繕では治らない、もしくは修繕することによって新しい遊具が作れるぐらいの費用がかかってしまうということも当然ございますので、そういう場合には、毎年度の予算要求の中で、対応できるように要望はしているところではございますが、なかなか町の全体の予算の中での配分になりますので、住民の皆様からすれば、十分な対応ができていないということで、お叱りをいただいてしまうところもございますけれども、できる範囲でしっかりと対応はさせていただいておりますので、その点についてもご理解をいただきたいと思います。 また、先ほど申し上げた地域の方々がボランティアで遊具等の塗り直しいただいているということをお話しいたしましたが、そういうようなお話があれば、ぜひペンキ等は町のほうで用意してご提供することも考えていきたいというふうに思いますし、また職員が対応できるような簡単な修繕や塗り直しであれば、今ままでも職員が実施しているという状況がありますので、個々については具体的な相談をいただければ、その都度前向きに対応はさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山妙子でございます。 答弁の中にありました修理など、必要なところは優先的に速やかに修繕が完了するようにしているということなんですが、本年度の修繕箇所というのは、もう済んでいるんでしょうか、お聞きします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 毎年度実施をする定期点検の結果が今出てきているところでございまして、定期点検に基づく修繕等については、今後対応させていただきます。 なお、職員によるパトロールで不具合が生じた箇所については、その都度必要な修繕はさせていただいております。 令和2年度の状況になりますけれども、遊具等の不具合が生じているのが20件ございまして、それらについては、必要な対策を講じさせていただいておりますので、今年度も同程度の内容になると思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 速やかに、これから出てきたということなので、対応をお願いいたします。 それと、年1回のときに、地域からの要望というのは少ないと思うんですが、年1回、自治会長、区長さんにハンドブックみたいなのがあって、防犯灯とか、さっきの前段議員からも出ていましたけれども、個人的にここの防犯灯が壊れていたよということがお願いすることができるようなシステムとかってあったんですけれども、自治会のときに配る、結構厚いマニュアルみたいなのございますよね。あの中にこういう地元の遊具の破損の要望とか、カーブミラーとか防犯灯と同じように、記入したりとか届出してできるとか、そういう箇所って、私、ちょっと読んだんですけれども、何か以前読んだんですけれども、気づかなかったんですけれども、記載はされていますでしょうか、お聞きします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) 区長様、自治会長様と地区にお配りさせていただいています自治会ハンドブックのご質問にお答えさせていただきます。 ご指摘いただきましたとおり、防犯灯ですとか、カーブミラーについては、個別で連絡方法のページを設けております。 公園の遊具について特出ししてのページというものはなかったと思いますが、それも含めまして、それ以外のもろもろですね。そういう連絡の方法もこうやってお使いくださいというような、そういう工夫をしていきたいと思います。ご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 区長さんされる方って、いろいろ経験豊富な方もいらっしゃいますし、若い方ってなかなか少ないので、どうしても遊具にとかは目にいかないこともあると思うので、何か記載を、今言っていただいたように、ちょっと区長さんの仕事が増えちゃうという捉え方ではなくて、幅広い人たちの地域の声を届けるという意味で、遊具とか、やはりもうちょっと地域の声が届くような形でしていただきたいと思いますので、今の答弁受けて、それは要望といたします。 次、(2)番目、運動公園のなんですが、インクルーシブの視点を取り入れたということで、大きな改修とかではなくて、まず、今思っているのは、私も何度か行くんですが、あそこ、とても危ないですよね。自転車とかも、タイヤの太い子供用自転車なんですけれども、ああいうもので乗ってたりするのがもう明らかに分かるんですけれども、何の修理もしないで築山で遊ばせるということの危険性をすごく感じるのと、ちっちゃい子も登っているんですね。そのあたり、大きな改修じゃなくて安全、そのままではなくて安全性を考えるという点で、ちょっと早急に取り組んでいただきたいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 今の子供広場がかなり危険な状態ではないかというようなご指摘だと思います。 今回ご質問いただいておりますし、前回もご質問いただいておりますので、指定管理者とも話はしております。今の利用を考えますと、細かい利用というところは、いろいろあるんだと思うんですけれども、平日の利用は意外と少ないということなんですが、土日に子供たちが走り回ったりしているという姿があるというようなことでありまして、子供たちは、当然、遊具があれば遊具を使って遊ぶし、遊具がなければ、遊具がないなりに自分たちで工夫をしながら遊ぶというようなことになるのかなと思いますので、それはそれなりに使っている姿があるというのは、いいことだなというふうには思っております。 ただ、今ご指摘があったような点については、再度指定管理者とも話をして、必要があれば改善をしていかなきゃいけないというふうに思っております。 また、国土交通省が定めた都市公園における遊具の安全確保に関する指針というのがありまして、その中では3つ大きな方向性というのが出ています。 子供の挑戦や冒険というのができる施設として、機能を損なわないように遊びの価値を尊重しながら、危険・有害性の除去に努めるということをまず基本とするという考え方。また、子供と保護者というのは、遊びには一定の自己責任が伴うということを認識する必要があるという考え方があります。その上で公園管理者は、利用者とともに危険な有害性を発見し、除去していくというのが指針の考え方になっておりますので、その点を再度徹底していきたいということと、あとは安全性、言い換えれば、危険性ということにもなるかもしれないんですけれども、子供の年齢等によっても異なってくるところがあると思いますので、一くくりでは言えない部分はあるとは思っておりますが、いずれにしても、今ご指摘をいただいたような点については、しっかりと指定管理者等に伝えて、必要があれば改修なり修繕を行っていきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 けがをするというのも自己責任のところあるんですが、そういうものの注意書きって昔の看板しかないんですよね。だから、私、行って思うんですけれども、そこって、明らかに自転車で乗り降りしている、遊んでいる跡がついているんですけれども、ちっちゃい子も遊んでいるときに、例えば自転車では乗らないとか、乗るんだったら自転車も可能とか、利用者、事故を、ここは、よくほかの公園へ行っても責任、親子でしっかりと目を離さないでとかと書いてあるんですが、そういうことの記載というのがないような気がするんですけれども、そういうところのことも併せてやっていただきたいと思いますけれども、今現在ないですよね。お願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 公園のところにそういった注意書きがないというようなご指摘だと思います。 もちろん、ぐるる宮代自体は都市公園ですので、都市公園条例の中にやってはいけないことというのは、これは書いてあります。 ただ、それを見ろというのも、それは確かにインターネットを調べて条例を見て、何ができるかできないかというのを確認しろというのは、確かにそれは酷な話ですし、それは行政サービスとしてはあってはならないというふうに思いますので、今のご指摘も踏まえまして、しっかり指定管理者とも話をして、必要があれば、管理者としての立場でしっかり注意喚起をさせていただくように努めてまいりたいというふうにも思いますので、ご理解いただければと思います。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 最後に、新井町長にお聞きします。 今(1)、(2)の質問をさせていただいて、遊具の修理とか、やっぱり何か町の取組の中でかなり低い位置のように感じます。 それと、先ほど午前中の統廃合のときの答弁の中に何度も出ていた、答弁の中に「町として人口減少を抑制させる取組を推進していく」と何度か出ているのと、例えば子育て支援課の今、子育てひろば、とてもいい状況ですよね。それで、皆さん住んでいる方とか、よく行くのがぐるる宮代だったり、地域の公園なんですね。そうすると、人が場所を選ぶときに、家を定住させようというときに、ここに公園があるから、学校が近いからとなるんですけれども、その公園に行ったら、私の住んでいるところの児童公園ってパンダがいるんですけれども、パンダのお腹に乗るんですけれども、そこって剥げちゃっているんですよ。ここに乗って、こういう遊具があるときと、やっぱりきちっと塗装したら、きれいな遊具があるというと、ここに町に住もうかと思うと思うんです。それで、子育て支援のすごく力入れていくというのは、子育て広場とかイベントとか、コミュニティセンターも大事なんですが、まず、そこに住む人、住む場所の近くなんですね。だから、一体化した考え方で、こういうところに力を入れれば定住促進につながるんです。皆さんお家買うときに、大体近くの公園が充実しているかとか、古くてもきれいになっているかって、とても大事なんで、そこのあたり、新井町長、もうちょっとしっかりと予算化する、そのことも含めて、すごく莫大なお金ではないのでお願いしたいと思いますので、ご答弁お願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 住む地域地域の公園、癒しの雰囲気、町並みがきれいであることということは、確かに住んでいて気持ちのいいものだと思いますので、定住サービス・定住促進につながっていくということは事実だと思います。 ただ、宮代町の中でも街区公園というのは、意外ともう住宅を整備したとき等に併せてつくっているものがほとんどでございますので、相当時間がたっております。 そういう意味では、それぞれの地域の公園の在り方というのを見直す時期に来ているだろうということでございまして、今第5次総合計画の中でも地域のオリジナルパークをつくろうということで、その地域に住んでいる方々の皆さんと一緒にどういう公園がいいのか。本当に今までのように子供向けの公園がいいのか、そうではなくて、また違った形の公園がいいんではないかとか、そういうことを見直したいという意見を町民の方々からいっぱいいただきまして5次総に反映されているわけですので、これから地域のオリジナルパークをつくろうという中ででも、町民の方がどう関わって、また先ほどボランティアの修理というのもありましたけれども、そういうふうに地域で直そうか、それとも、これは町にやってもらおうかということ、そういうことをみんなで話し合っていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 丸山でございます。 先の見通しもすごく大事なんですが、今住んでいる子、今3歳の子、今5歳の子がやはり、ああ、ここのパンダはよく乗ったねと言ったときに、きれいなパンダ、何か今住んでいる人、今育っている子たちにもできる対応を小さなことから1つでもいいのでやっていただきたい、要望でございます。 では、3点目にまいります。 町及び各地域のイベント再開の開催基準について。 この質問をしたときには、ちょっと落ち着いていたので、このような予定になりましたが、来年度予算に向けて、しっかりと内容を考えていらっしゃると思うので、質問させていただきます。 新型コロナウイルス感染症の警戒度の引下げにより、予想される町及び各地区のイベント再開の開催基準について、町はどのように考えているのでしょうか、お聞きいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 町や地域でのイベント再開の基準について、お答えをいたします。 埼玉県では令和3年10月30日まで新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条第9項等に基づいて、イベント等の開催に関する調整等をしていましたが、昨今の感染状況を踏まえまして、十分な感染対策を徹底した上で10月31日以降、人数上限は5,000人、または収容定員の50%のいずれか大きいほう。収容率は大声での歓声、声援がないことを前提としたものは収容定員の100%。大声のあるものは50%とするなど、一部緩和措置が取られております。 さらに、国においてはイベント開催における感染防止安全計画、これを策定し、都道府県による確認を受けた場合や、ワクチン検査パッケージ制度を適用した場合の収容率や、収容上限の引上げなどを基本的対処方針に盛り込んでおり、コロナ禍の中、人々の生活を日常に戻すための取組が進められております。 町といたしましては、3密の回避、距離の確保、マスクの着用、手洗いの徹底など、基本的な感染防止対策を徹底した上で、こうした国や県の基準を基本として、各イベント等の性質を踏まえまして、各担当課において実施の方法について判断をしてまいります。 また、各地区で開催するイベントについてご相談をいただいた場合には、開催場所や規模、そのときの感染状況を踏まえまして、地域の皆様とともに開催方法について、ともに考えてまいりたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 再質問させていただきます。 国・県の方向性を受けて、町はいろいろやっていかれると思うんですが、ちょっと落ち着いたときに、やはり皆さんは町民祭りとか、地域のお祭りというのを皆さん我慢している、楽しかったというものだと思うんですが、3密回避とか、距離の確保、マスクの着用、手洗いなどは皆さんお守りいただけると思うんですが、今後落ち着いてきた場合も、例えば露店とか飲食ですよね。何かそういうところというのは、慎重になると思うんですが、その辺はどう考えていらっしゃるのか、お聞きします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 お祭りとか、そういったイベント、本当に寂しくなってしまいましたよね。住民の方も非常に望んでいらっしゃるんだと思います。 先ほど私が答弁の中で申し上げました国とか、県の基準というのは、どちらかというと、興行目的の施設の中で行うイベントが前提かなというふうに考えております。そうしたものの場合は、収容人員ですとか、ある程度キャパシティーが見込めますので、その中で対策を講じて実施というルール化ができるんだと思っております。 ただ、今おっしゃったようなお祭りですとか、そういった飲食を伴うイベントの場合というのは、1つには、参加者の調整をするということと、もう一つ悩ましいのが、そこにご参加いただく、例えばお店として参加いただく方の意向なんかも実は出てきたりします。そこで、先ほど申し上げたイベントごとにというのは、そこなんですが、例えば出店いただく場合には、そういった方々と十分に話をして対策を講じる必要がありますし、地域で行う場合には、地域地域ごとにいろいろとイベントの形態があるでしょうから、その都度相談をさせていただいて、町として指導まではまいりませんけれども、開催するための方法を一緒に考えていきたいというのが考えでございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 飲食を伴うものはちょっと慎重になって、今課長からの答弁のように、一緒に考えていただくということで分かりました。 それで、進修館の大ホールも大人数では、まだ使えないかもしれないんですけれども、ご答弁いただいたようにワクチン検査パッケージなどとか、今、いろんなイベントとかでもそういうのでワクチン接種している証明書を見せたりとかって結構やっておりますが、うちの町も例えばたくさん集まる大ホールとかの場合は、そういうことも適用になることもあるのでしょうか、お聞きします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 先ほど申し上げた検査パッケージのイベントと言いますと、かなり大きな規模となりますので、恐らく町の施設で行う場合、町独自で国基準に沿った判断をしていかざるを得ないのかなと思っております。 収容人員の状況ですとか、イベントの特に性質ですね。皆さんが大声を出したりとか、声援を送るようなイベントであれば、中の収容を少し絞って行うとか、基本的にはそういった基準に沿って行うということになろうかと思います。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 まだまだ落ち着かない中ですので、どう変化していくか分かりませんけれども、地域からの相談があったときは、よく相談していただきたいというのと、しっかりと対応をお願いしたいと思います。 次の質問に移ります。 選挙公報の配布方法の改善につきまして質問します。 選挙公報は新聞折り込みで配布されますが、新聞購読者は年々減少し、折り込み件数はかなり減少しています。 購読者の減少の理由は、若い世代はネットニュースで情報を得ています。高齢者は経済的問題や視力の衰えや病気による弊害、また、独り暮らしになると新聞購読をやめる人が多いと聞いております。10月の町長選挙と議員補欠選挙、後日の衆議院選挙の2回の選挙では、選挙公報は新聞折り込みで新聞購読者宅に配達されました。選挙公報を読めなかった町民は、各候補の公約が分からず投票には行かなかった。いいかげんな判断での投票はできないと投票には行けなかったという声を聞いております。 「コロナ禍での町広報紙の戸別配布の対応はありがたい。特に町の未来を決める町長選挙なのに、町民サービスとして全戸配布を町はなぜしないのか、できないのか」と町民の方から指摘されました。 誰にも選挙権はあるのに投票の大きな鍵となる選挙公報の速やかな配布をして、全町民に届けてほしいと思います。投票率向上のためにも改善をお願いしたいのですが、いかがでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答えいたします。 町議会議員の選挙及び町長選挙における選挙公報につきましては、告示日、これは選挙期日の5日前ということでございますけれども、この日の午後5時に立候補の届出を締め切りまして、その後、掲載順を決定した後に、印刷業者に印刷の指示をしているというのが具体的な事務の流れでございます。 また、宮代町選挙公報発行条例の第5条の規定によりまして、選挙公報については、選挙期日の前日、今回でいいますと、土曜日までに配布をしなければならないこととされておりますので、選挙公報の原稿の締切りから配布までの時間は、非常に限られているというのが実情でございます。 こうした前提を踏まえますと、選挙公報の配布手段は限定されてくるところでございまして、公職選挙法及び町の選挙公報発行条例に基づきまして、これに代わる手段として、新聞折り込みによる配布とさせていただいておるところでございます。 議員ご指摘のとおり、新聞購読世帯数の減少によりまして、新聞折り込みの方法による配布可能世帯数は減少してきているものと認識しております。 この点に関しましては、ご意見を踏まえまして、最善の方法を検討しなければならないと考えておるところです。 選挙公報の配布に当たっては、新聞折り込みのほかに公共施設にも配架をしておりまして、今回の町長選挙及び補欠選挙においては、総合運動公園、進修館、保健センター、図書館、郷土資料館のほかに、新たに東武の3駅にも配架をさせていただいたところでございます。今後は、さらに他の公共施設での配架も検討してまいりたいと考えております。 なお、議員ご指摘の緊急事態宣言中における町広報紙の全戸配布の方法につきましては、封入封緘作業に2日程度の時間を要するとともに、郵便局から各世帯への配達に10日程度の日数を要している状況でございます。 したがいまして、町広報紙と同様の方法によって、限られた時間の中で選挙公報を配布するということは困難な状況でございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 再質問させていただきます。 ご答弁の中で、最善の方法を検討しなければならないと考えているとご答弁いただいたんですが、何か案が出ましたでしょうか、お聞きします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答えいたします。 先ほども答弁で一部触れさせていただきましたけれども、例えば配架する場所をやはり増やすという方法があるかと思います。今回は駅に新たに配架をさせていただくということで、東武とも調整をさせていただいたところですけれども、こういった取組を引き続き継続していくような、そういったことを検討してまいりたいと。 また、今回、選挙公報のホームページの掲載をLINEでプッシュ配信いたしました。そうしましたところ、ホームページにより選挙公報の閲覧数というのが分かるんですけれども、こちら1,600回というような数字が出てございます。 ですので、LINEによるプッシュ配信によりまして、多くの方に選挙公報をご覧いただけたのかなと思っていますので、こういった方法についても、引き続き積極的に活用することを検討してまいりたいと考えているところです。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山でございます。 配架場所をすごく増やしていただいたということはよかったと思うんですが、それ、皆さん知らないんですよね。 なので、選挙管理委員の方にも、この前ちょっと申し上げたんですけれども、特にもう選挙は分かっていることなので、早めに広報とか、ホームページで今度は駅にも増やしましたとか、見てくださいということをそれを知らせる。取組は非常にやっていただいていると思うんです。 あと、私、この一般質問出した後に、11月19日に朝日新聞の声の欄が選挙制度だったんですね。そこに出ているのが、やっぱり情報不足で始まる期日前投票ということで、期日前投票の方が増えているんだけれども、誰に入れていいか分かんない。情報がなくて投票するとか、あとは、やっぱり東京都内の場合は民間で配っているところがあるんですよね、全戸配布。そういうことをしないと、うちの町1万5,300世帯ぐらいあって、現在8,000部ぐらいしか配っていないと思うんですが、うちは2部取っているんで、2部来るんですよ、選挙公報。取っていない家に分けたりするんですけれども、そういうあたり、やはり1万5,300のうちの8,000、もっと少ないと思うんですよね、2部取っている家は。 そこの、だから半数ぐらいが届いてないというところ、もう一回お答えいただいて、ぜひとも戸別にしっかりとやっていただきたいんですが、ご答弁お願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 議員のご質問は、選挙公報の全戸配布によって投票率が向上するのではないかということだと思います。 選挙公報の全戸配布によって投票率が向上するかどうかということは、これは実際に配布してみなければ分からないことでございます。 ただ一方で、全戸配布している市町村というのが県内に12市町あるわけでございます。この12市町の直近の首長選挙の投票率の平均は37.25%でございます。無投票であった市町村を除く県内47市町村、先ほどの12市町村も入っていますけれども、この平均の直近の同じ首長選挙の投票率というのは平均で43.67%でございます。 ですので、全戸配布している市町村の投票率が特別高いかといったら、そうではないという現状は事実としてございます。これらの数字は、投票を行った時期ですとか、立候補者の数ですとか市町村の規模などによりまして、一概に比較できないということは認識しております。 いずれにいたしましても、多くの町民の皆様のお手元に届くように、先ほども申しましたけれども、より効果的な配布方法を検討させていただきたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 丸山でございます。 最後に要望でございます。 選挙に行きたいけれども、行けない。この町にはそういう人たちたくさんいるんですよ。声が届いているので、選挙に行きたい人が行けるよう、今、率も全戸配布したから、投票率が上がるとは限らないというようなことをおっしゃりたかったと思うんですが、この町の現実を見ていただいて、できるだけ配架場所も早く知らせる。そして、ボランティアをやっているところもあると思います。しっかりと対応していただきたいと思います。 これは、もう町民の、私、お手紙を頂きましたので、しっかりと対応していただいて、次回は選挙に行けるような対応をしっかりとよろしくお願いします。 終わります。 ○議長(田島正徳君) 以上で丸山妙子議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後3時20分 △再開 午後3時35分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △小河原正君 ○議長(田島正徳君) 通告第10号、小河原正議員。   〔6番 小河原 正君登壇〕 ◆6番(小河原正君) ナンバー、シックス、小河原正です。 一般質問、3点ほど質問をいたしますので、ひとつ明快なご答弁を期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 1点目、1.圏央道のスマートインターチェンジ新設について。 平成30年12月定例会に質疑をして、今回で多分3回目かもしれませんが、宮代町を通過する圏央道は、前々から天空道路と私は批判をしてきたところであります。宮代町にスマートインターチェンジが新設されれば、町にとっても新たな未来を大きく開くものと期待できるものと強く要望してきたところであります。その後、令和2年6月と7月に、国土交通省と北首都国道事務所及び関東地方整備局の打合せ内容が発表されまして、その内容は久喜市に計画案が発表されました。 概略計画は宮代に接近しており、和戸横町の整備計画に影響が少ないという長所もある中で、宮代町の発展が大いに期待できます。その圏央道についての協力をどうのように考えているか、お聞かせ願いたいと思います。 まず、1点目はそれです。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員の質問に対する答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 圏央道のスマートインターチェンジ新設についてお答え申し上げます。 圏央道は都心から半径40キロから60キロの位置に計画されておりまして、その総延長は約300キロメートルとなる環状の高規格幹線道路でございます。また、圏央道は横浜、厚木、八王子、川越、筑波、成田、木更津などの中核都市を連絡するとともに、東京湾アクアラインとも一体になって、首都圏の広域的な幹線道路網を担う重要な道路でございます。そして、圏央道の道路交通の円滑化による広域物流の効率化や二酸化炭素の削減等の資する重要な役割も担っております。 東北道から東側の圏央道につきましては、現在、暫定の2車線で供用となっているため、渋滞が頻発しておりましたが、久喜白岡ジャンクションから大栄ジャンクションまでの区間において、4車線化に向けた工事が急ピッチで進められておりますので、観光交流の促進や沿線地域への企業立地の促進など、地域経済の活性化が期待されるところでございます。 このような中、和戸横町地内において民間による土地区画整理事業が進められ、物流施設の建設も始まっております。和戸地内に隣接する場所にスマートインターチェンジができれば、物流施設としての立地環境が大きく向上するとともに、地域の魅力アップにもつながります。 そのため、久喜市とともに整備実現に向けて引き続き要望活動を実施してまいりたいと考えておりますので、議員の皆様方のおかれましてもご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員。 ◆6番(小河原正君) どうもありがとうございました。 今の説明でもう100%満足なんですけれども、時間がありますので、何点か質問したいと思います。 確かに地域の魅力アップ、当然だと思います。引き続き要望活動を実施していきたいと。それで答弁になっているとは思うんですけれども、私から見れば、宮代町のほんの目の先に予定されているわけです。車で行くと、ほんの1分もあれば行けるような場所ですよね。もう最高の場所だと思います、そこにインターチェンジができれば。そうすると、宮代のためには本当にいい、町のためになるインターチェンジだと思いますよね。久喜市につくるということですから、杉戸町も何か説明の中では若干土地が加わるのかな。杉戸町も幾らか関係するのかどうか分かりませんけれども、どっちみち宮代から見りゃ、ほんのそば、目先です。車で行くとすぐ行ける場所、最高の場所です。これが、インターチェンジができれば、宮代町としても最高の場所ができるなと私は思いました。 それで、魅力アップにつながる。それは久喜市、今申し上げましたように目先だからだとは思うんですよ。 開発というか、インターチェンジできるところは久喜市ですから、土地の買収とかそういうのは久喜が中心になると思います。また、杉戸町も幾らか関係するかもしれませんけれども、ですけどね、目先にできる運動を今久喜も相当やっているといううわさ聞いています。杉戸町も関心を持っているようです。それはそうですね。杉戸町もこの予定地を見ると昌平高校のすぐそばだよね。そうすると、本当に便利になるよ、これ。やっぱり開発につながると思います。宮代町は、ちょっとそばだからって見ているだけで済むのかどうか。これはできたら最高ですよ、宮代町。横町もできていますけれども、横町にはあんまり関係ないという説明がされています。ですから、私は、もう少し宮代町はどのぐらい協力するのか教えてもらいたいんです。ただ見ているだけで済むのか、それは久喜市の動きを見て、ただ一緒になって活動を見ているだけで済むというもんじゃないと思うんです。やっぱり、それなりの協力しなかったら、久喜市だって運動が停滞すると思います。何か聞くところによると、市長も相当力入れているということを聞いております。ですから、宮代町はどのぐらい力入れてんのか。宮代町は、引き続き要望だけで済むもんじゃないと思いますので、どう考えてるのか、どのぐらい協力するのか、協力度を教えてもらいたい、まず、それ1点目。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 久喜市内で計画をしておりますスマートインターチェンジの設置に向けた協力の町の考え方についてでございますが、先ほど申し上げたとおり、和戸横町地区でも魅力アップや地域住民の方々の利便性の向上ということで、宮代町に隣接した場所ではございますけれども、久喜市の地内にスマートインターができるということは非常に期待を持てますし、また、ぜひとも実現をしたいというふうに考えております。 当然なことでございますけれども、インターチェンジをつくるためには、それ相応の事業費がかかります。久喜市では当初予定していた金額が国土交通省から示された額よりも、かなり高額な試算になっておりましたので、それを圧縮するための検討を今進めているということを伺っております。また、久喜市においては、今年度コロナ禍の非常事態宣言もありましたので、毎年度国土交通省と意見交換を行っております。それ、通常ですと7月だったんですけれども、それができなかったので、9月に相談会には行っているということは伺っておりまして、久喜市としても、設置に向けて国との協議を着実に進めているということで理解しているところでございます。 また、先ほど申し上げた建設に向けた費用でございますが、それ相応の費用を久喜市内につくるということで久喜市が全額負担をするのか、一部国庫補助等も予定はされているようでございますけれども、久喜市が負担する分を宮代町として、どこまでご支援・ご協力ができるのか、それらは今後の協議も必要になってくると考えております。 いずれにいたしましても、スマートインターチェンジができることによって、宮代町の住民の皆様、また和道横町で計画をされております物流施設の稼働についても、非常に有効・有意義な事業であるというふうに認識をしているところでございます。 横町の地内からであれば、議員ご指摘のとおり、数分でインターチェンジに乗れるような立地環境になっております。そのようなことで、ぜひとも実現ができるように、町としても全力で協力をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員。
    ◆6番(小河原正君) 今答弁の中で、宮代町としても有効であり有意義であると。当然、私もそれはみんな思っていると思います。十分協力をするという、その協力はどのぐらいまでするかというのを聞きたいんですよ、私は、どこまで。そのことはまだ言えないのかどうか。それはある程度資金も出しますとか、何も出しますとか、人的な協力もこのようにしますとかと何かあるはずですよね。 ただ協力だけしますと、それで済まないと思いますよ、こんな大事業。それも宮代のためにもなると思います。宮代の発展にもなると思います。宮代町へ来るにも、あそこへインターチェンジができれば、すぐ町へ着くわけです。そういうような本当に有効に使えるような圏央道になるわけです。どこまで、まあ課長からじゃ答えられないのかもしれないですけれども、町長だったら、俺だったら、こういうふうに協力するよというようなのは絶対あると思うんですよ。黙っていたんでは、町長、発展がないと思いますよ。 もう有意義に協力するというのは課長まで。その先のどうしても俺だったら、ここまで協力するよというのは執行者だと思うんです。 以上、2点目の質問。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 久喜東地区に計画予定していますインターチェンジにつきましては、宮代町にとっても大変有意義なものであるということは確信しております。 宮代町としましても、そのインターに向かっていく備中岐橋通り線あるとか、備中岐橋の橋の架け替えであるとか、全てその辺も準備をしていきたいというふうに思っています。 また、インターチェンジに係る費用については、まだ久喜市と具体的なお話はしてございませんけれども、その辺の費用分担等も発生してくるようであれば、宮代町、杉戸町、幸手市、久喜市等の協力も惜しまずに進めていくべきだというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員。 ◆6番(小河原正君) 分かりましたが、執行者の考え分かりました。ぜひ、これ成功するように骨折ってもらいたいということをお願いしたいと思います。 もう一点は、課長の答弁の中で、議員の皆様においてもご支援をお願いするということは、議員はどこまで支援したらいいのか、教えてもらいたい。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 町議会議員の皆様方からのご理解、ご支援につきましては、特に予算の確保が重要な面があると、まずは思っております。また、それぞれの執行部での役割分担もございますが、久喜市、宮代町の議会議員の皆様の一体的な取組ということも、当然必要になってくると思いますので、それらを含めてご理解、ご支援をいただきたいという趣旨でございます。 先ほど町長が申し上げたとおりですけれども、今後についても費用面の関係とか、もしくは杉戸町などを含んだ役割分担などについても、早急に事務レベルで調整ができるようにはしたいと考えておりますが、ただし、最終的な設置の判断につきましては国土交通省になってまいりますので、引き続き協力体制をもって要望活動は続けていきたいというふうに考えておりますが、実現に向けて皆さんでご理解、ご支援、そして一丸となった取組ということでご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員。 ◆6番(小河原正君) どうもありがとうございます。 多分、今日ここにいる宮代町の議員さんは、あそこへインターチェンジができることについて反対者はいないと思います。私は大賛成。宮代町発展のためを考えれば、家々のことを考えれば大賛成。金は若干少しかかるとしても、宮代町の住みよいまちづくりにつながると思います。ぜひ議員の力も、私は議会議員やっている間は強力にご支援していきたいと思っています。あと2年半は任期がありますので、それまではやっていきたいと思っております。ぜひやるぞ。町長または課長、これが成功することをお願いして、質問を終わりたいと思います。 2点目まいります。 空き家対策。 宮代町の空き家は、年々増加しているのではないか。持家は各自の財産でありますが、このままでは対応が遅れると、ますます人口減にもつながると思われます。 町として対応の手段をどのように考えているのか、考え方を教えてもらいたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、空き家対策についてお答えさせていただきます。 前段の議員さんにもお答えさせていただいておりますので、一部答弁が重なりますことのご容赦をお願いいたします。 空き家につきましては、町の対応として、2つの形があると考えております。 1つは、荒れていない適正な管理をお願いすることです。もう一つは、利活用を考えていただくこと、その2点だと考えております。 ご質問いただきましたとおり、多くの空き家は個人の財産でございます。 国土交通省の空き家実態調査によりますと、空き家にしておく理由として最も多いのが、物置として必要だから。続いて、解体費用をかけたくないから。特に困っていないから。将来、自分や親族が使うかもしれないからと続いています。 そうしたことから、所有されている方には適正な管理のお願いとともに、活用していただきたい、使いたいと考えていただけるような環境を整えていくことが大切であると考えております。 一番よいのは、空き家にならないことですので、ふだんから相続対策も考えていただけるよう、意識啓発への取組や、もし空き家になってしまった場合には、荒れてしまう前に流通・活用できるよう、町や空き家バンクへの登録や埼玉県宅地建物取引業協会などへ相談できる体制を整えてまいります。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員。 ◆6番(小河原正君) どうもありがとうございます。 前段者というか、今までも多くの方が空き家の対策は、みんな議場で述べております。 私の知人というか、一人一人に話を聞くと、宮代町は相当空き家ができている。ましてや高齢化が進んで、それで、子供が宮代町に住まないと空き家になってしまう。また、売出しが出て、その売出しが売れれば、空き家にならないと思うけれども、まだそういう実態が相当あると思います。場所を言うと問題があるから言いませんけれども、私の近くでもあります、また売りに出ているとか。空き家がどんどん増えるということは、人口が減っていくことかなと私も思っております。それは宮代町のためにはならない。これは当然ですよね。 今の答弁の中でも、一番よいのは空き家にならないこと、これ、本当だよね。一番いいのは空き家にならないこと。空き家にならないことをどうやったらいいかというのを町はどう考えているのか。この中にも空き家バンクへの登録、こういうことをする、登録で空き家がなくなるのかどうか、これ、難しい問題だと思います。 ですから、私は、町としてはこうしたい、すべきだというものは何かないのかどうか。行政としては、こうすべきだというのは、町として、それがあるかどうか聞かせてもらいたい。 こういう今みたいな答弁では、誰でも考えていることなんですよね。そうじゃなくて、町としてこうしたいんだという絶対的な問題ではないかどうか。そういうことをやらなかったら、どんどん空き家が増えると思いますよ。町が少し憎まれてもいいから、強硬にやるぐらいのことをやらないと空き家はなくならないと思います。あるかどうか。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、再質問にお答えさせていただきます。 宮代町の中で、例えばお子様がずっと住んでいただける、あるいは町外から宮代町に移り住んでいただける。そのためには、宮代町が住みたくなるような魅力ある町であることが必要だと思います。 そして、それは人によって様々でございまして、例えば交通の利便性がよいですとか、あるいは豊かな自然環境がある。また、子育てのしやすさ、心地よい人間関係など様々あると思います。どれも住みやすさ、住みよさの指標と言えるものだと考えております。様々な分野で住みよい町をつくっていき、定住を促進していくことが最も大切なことだと考えております。 その結果として、空き家を減らしていくことにもつなげていくことができるのではないかと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員。 ◆6番(小河原正君) どうもありがとうございます。 今の答弁のとおりですよね。それがないから空き家ができると言うと、また皆さんのやっていることに批判になるから、言いませんけれども、本当ですよね。 ですが、私はそういう皆さんが一生懸命やっているということは理解しています。宮代町は本当によくやっているということ、それでも空き家がどんどんできる。それをどうするかというのが本当の本質の根本的な解決だと思うんですよ。それがないから、相変わらず空き家、空き家。今課長が答弁したことが、そのとおり100%の答弁だと思いますよ、私も。そういうことで、宮代町も一生懸命やってくれていることは理解できます。 ですけど、それでも空き家が増えるという、何か何か根本的にこうしたほうがいいというのは、考えているんじゃないかなと思う、考えるべきだと思っているんですよ。例えば条例をつくるとか、何をつくるとか、そういうことを宮代町はやっていない。それは個人の財産だから、なかなかできないかもしれないけれども、しかし、町としてはそういう条例をつくるとか、そういうんじゃなくて、町としては、こうしたいというのが何かないものかね。課長、優秀な課長なり優秀な執行部がいるんだから、何かさ、あるでしょうね、何か。ないんですか。毎回毎回同じような質問が出て、ただ優等生的な答弁していたんでは、絶対なくならないと思う。それを変えていくのが政治なんですよ。ないんですか、何か考えることは。同じこと答弁。ほかの仕事やらなくても、それ専門に考えたっていいと思いますよ、何かないかと。ないですかね。考えがつかないというなら、つかないでいいですが。何か考えましょうよ、どうですか。答弁お願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、お答えさせていただきます。 空き家対策と一言で言うと、そういうことなんでございますが、先ほど答弁させていただきましたとおり、その背景には、やっぱり町の魅力を高めていくために、様々な分野で心を一つにして取り組んでいくことが、これは必要だと、大きな課題だと考えております。 町も、私、町民生活課でございますが、ほかの課にも協力といいますか、連携を取らせていただいて、どういう対策といいますか、施策が今後これから必要なのかというのは、十分庁内で知恵を出し合っていい施策を考えてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員。 ◆6番(小河原正君) ありがとうございます。 最後にいい知恵を考えていくと。それが大事なことですよね。一ついい知恵を出してもらって、ほかの市町村のことも勉強してもいいと思うんですよ、いい知恵が出ると思います。先ほどの答弁100%の答弁じゃなくて、もう様々なことをやっていたということは分かっています。 それを越えた何かを考えてもらいたい。ぜひ宮代町の人口減少や空き家がなくなるような一つ施策を早急に考えてもらいたい。そのことをお願いして、その質問については終わります。 次、3点目、宮代町庁舎・進修館のリフォームについて。 宮代町庁舎は、庁舎建設より庁舎内部屋の利用拡大等により手狭になっています。第5次総合計画では、庁舎全体スペース活用計画の作成は令和3年度中に終了することになっています。進修館は、使い勝手が不便という声が大勢を占めています。 思い切ったリフォームをすべきだと思いますが、見解を教えてもらいたい。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 質問のうち、庁舎についての取組については、第5次総合計画前期実行計画の遊休資源活用プロデュース事業に関する取組の一つです。 その趣旨は、庁舎内の遊休スペースを有効に活用していこうというものです。現在でも庁舎の一角で福祉団体が販売、そして庁舎の壁面を利用した文化団体による絵画の展示などが行われていますが、さらに、より有効に庁舎のスペースを活用できるようにしようということを目的とした事業です。 もう一つ、進修館については、使い勝手が不便ということでご質問をいただいておりますので、お答え申し上げます。 進修館につきましては、昭和55年に建設され、建築後41年経過しています。現在の進修館は、建設当時そのままではなく、その後エレベーターを設置したり、外からの出入り時のことを考えてスロープを設置する。入り口の戸を引き戸に替えたりと、その都度、利用者目線で改修を行ってきました。 町では進修館を快適にご利用いただくために、小ホールのエアコンの入替え、大ホール照明のLED化、トイレの改修など、ここ数年、大きな改修を実施してまいりました。今後も大ホール、2階ロビーのエアコン改修も予定しており、より快適な利用環境を整えていきたいと考えています。 今後も進修館の魅力と雰囲気を大事にしながら、バリアフリーにも配慮し、快適にご利用いただけるようにしたいと考えています。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員。 ◆6番(小河原正君) 昭和55年、この当時この進修館ができるときに、私たちも斎藤甲馬さん時代かな、町長時代、この模型を見に行ったことあります、できる前の。そのときを知っている議員は丸藤さんぐらいかな、この中で私と丸藤さんだけ。そのときは、もう宮代町としてはすごい建物ができるなと、みんな手をたたいて喜んだんです、あの模型を見たときに。その後、一部ちょっと批評が悪い部分もありましたけれども、みんな手をたたいたわけです。そのときに、この建物がその後できたわけです。そのときにこの進修館は、周りがみんなコンクリだけ打ち込んだだけなんですよね。それは50年後に多分説明するだろうと思います。50年後にすばらしい建物なんだ、それが。50年後というと、ちょうど今その頃の時代なんですね。本当はそのときに、言うたらなんですが、すばらしい建物になるんです。 ところが、その後、リフォームじゃないけれども、改造だか何とか知りませんけれども、外壁はペンキ塗ってしまった、ピンク。それは何で塗ったか、私は分かりませんけれども、そういうことで、出だしの方針を変えているんだよね。 ただ、コンクリだから、これを直すとしたってなかなか直らないから、多分そういうことでリフォームしてきた。 大ホールだって、昔はあそこは土足で入れなかった。たしかあれを土足で入れるようにしたのは、ダンスサークルの人がスリッパでダンスはできないよということで、ある宮代町の議員さんが訴えた。それによって、あれが土足になったわけ。そういう変化もある。 あと、音響も若干直してもらった。ただ、この建物はコンクリだから、音響が本当に悪い。そういうことでは、若干手入れはしてきたと思う。 あと、前庭をああいうふうに、何か公園かな、ああいうふうにした、変えたよね。前、あれだけ土なんかは入っていなかった。ああいうふうに変えた。あれを大幅に変えたと思うんだ。その後、どうしたらいいんかなという、耳に入るのはブドウ棚。一向にブドウは若干生るけれども、ほとんどものもない。昔はあのブドウ棚、屋上、2階へブドウが伸びていって生るというのが理想だった。そんなん下のほうへちょこちょこと生っているけれども、それも手入れも悪いとは言いませんけれども、ほとんど幾つか生るぐらい。そういうんで、若干変わっていることは変わってきている。 ですけれども、私が言いたいのは、リフォームというのは一番無難だと思って、私は少し改造したっていいんじゃないかと思ったことあります。 ただ、これコンクリだから、改造したって簡単に改造はできないよね。宮代町のこの古い有名な進修館を生かしているのは分かりますけれども、もう少し町の人が便利に使えるような、こういうクーラーとか、いろんなもの設置は分かります。それは普通の当然のことだと私は思いますので、ふだん、いろいろ使うのに使いにくい。いつもこの中を利用する町の人は本当に使いづらい、そう言っています。一つね、これも私が余計な話かもしれないけれども、少し、なるほど宮代町だというような、何か需要価値ができるように考えていくべきじゃないですか。 まさかこの建物を壊すとまでは言いませんよね。それはできっこない。違うことで、なるほどというようなことは考えるべきだと思うんですよ。ただこのまま、ちょっと色を汚くなったところを塗り替えるとか、そんなことじゃなくて、例えばこの部屋の変わったテーブル、あれはあれで悪いと言いません。会議やるといったって、会議の方法が本当に難しいそうですよね。そういうことも町の人は騒いでいたわけです。一つそういうことで、進修館については、これを生かすことは分かります。あの小ホールだって、職員が本会議があるたびに、こうやってここで並べるんですよ。議会では、通年議会やったらどうだという声もあるんですよ。通年議会というのは、常時議会がここでできるということですもんね。ただ、町民の方が音楽会だとか、何かでいろいろ使うから、そうはできない。そういうこともあるわけですもんね。職員の人は、これ、この重いのをさ、あっちのほうから運んできて並べるんでしょう、大変だよね。通年議会というのは設置をして、いつでも議会ができる、これが基本ですからね。そういう声もあるということ。大ホールもそう。何か講演会あるたびに椅子を引っ張り出して並べているというのは、今の時代じゃ本当に古い考えだよね。ほかの市町村のホールは、もう固定されていて、音響も最高で、何かの発表会やるといったって、もう最高に楽しめる、そういう大ホールではない。 ただ、確かにあれをつくったときに、あの当時の体協会長が宮代町は総合体育館がないから、あそこは体育館代わりにしろということでつくったのは知っています。それでホールはああいう形になったんです。その後、ぐるる宮代だとか、あちこちに体育館ができたから、またほかの利用は、もうここでできるけれども、ここも若干、その当時体育館があったら内容が変わったと思うんですよね。あの当時は体育館がないから、ああいうふうにしろと、それが通ったの、意見が。そういう代物なんですよ。それをもう今の時代にあのままでいいのかどうか考えるべき。 プラス、庁舎もそう。庁舎も部屋が足りない。議員の部屋が自由に使えるようなところないでしょう。議員が使えるのは、こっちの議員の議会室、ちっちゃな図書室、あそこはいつ来ても使えるようだよね。議長の部屋はないが、ただ机置いてあるだけなんだ、ね、議長。そういうのは宮代町だけだよ。ここら辺のかいわいの議長室なんてすごいよ、みんな。そういうことも考えたら、宮代町の庁舎も考えるべき。前の土地を買収すればよかったじゃないかとちまたでは騒いでます、今。家が建ってしまったと。何で買わなかったと、そういう話もあるんですよ。ですから、宮代町も庁舎を木造だから増築はできるよね。そういうことも考えながら、いろんなことを中央公民館も、そういうのをできないんだから、そういうことでやりくりして、中央公民館造るったって、えらい金かかるよね。土地を買ったり、土地を広く買ったり、建物を何階か高いものをつくれば金はかかる。だから、金のかからない庁舎のリフォーム、そういうことも考えるべきだと思います。どう思うんですか、ちょっと聞かせてください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) お答え申し上げます。 進修館と役場、2つについてご質問をいただいています。 進修館が昭和55年、役場が平成17年ということで、それぞれ年代は違います。その時々にその判断で、建てた建物で、そのときは最善という建物だったというふうに思っています。 ただ、時が過ぎればニーズも変わってきますし、役割も変わってくる場合もあるかなというふうに思います。ただ、庁舎、進修館自体は、それぞれ町民の皆様にとっては、一つのよりどころということで、使い勝手が悪いというのも小河原議員おっしゃるところですので、その時々に改修工事を加えながら今日に至っているというふうに考えております。 今このご質問で具体的に、じゃ、次の10年、20年に向けて、あるいはこの先の3年、5年に向けてというのが具体はちょっと出てきませんけれども、建物というのはその時々の時代のニーズ、皆さんの期待によって機能や役割は変わるということは、そのとおりだというふうに考えております。 皆さんが使いやすいような建物にするということを肝に銘じて考えていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原正議員。 ◆6番(小河原正君) 今課長は私の質問、大分理解をした答弁だと思っています。さすがに課長です。理解をしてくれた、ありがとうございます。 そのことを忘れずに、できるだけ早く、私は今確かに今質問したことは進めてもらいたい、結果はどうなろうと。こういうのでどうだろうという案ぐらいはつくったっていいと思う。できなきゃできなくてもいいの。案を作る。どうだろう、皆さん。議会の皆さんに投げかけたらどうですか。 議長は、ほかの市町村が来ても大威張りで、あそこにいられるようなことも考えてくださいよ。これ一つの私の要望だけれども、そういうことを十分考えることをお願いして、質問を終わります。よろしくお願いします。 以上で終わります。 ○議長(田島正徳君) 以上で小河原正議員の一般質問を終わります。--------------------------------------- △延会について ○議長(田島正徳君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれで延会することに決しました。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(田島正徳君) 本日はこれで延会いたします。 △延会 午後4時28分...