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09月29日-07号

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  1. 宮代町議会 2020-09-29
    09月29日-07号


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    令和 2年  9月 定例会(第4回)          令和2年第4回宮代町議会定例会 第34日議事日程(第7号)                 令和2年9月29日(火)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について     ●議案の質疑、討論、採決日程第2 議案第54号 第5次宮代町総合計画について日程第3 議案第55号 指定管理者の指定について日程第4 議案第56号 指定管理者の指定について日程第5 議案第57号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて日程第6 議案第58号 令和2年度宮代町一般会計補正予算(第4号)について日程第7 議案第59号 令和2年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について日程第8 議案第60号 令和2年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第2号)について日程第9 議案第61号 令和2年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について日程第10 議案第62号 令和2年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)について日程第11 議案第63号 令和2年度宮代町下水道事業会計補正予算(第1号)について日程第12 議案第64号 宮代町国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第65号 令和2年度宮代町一般会計補正予算(第5号)について      ●意見書の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決日程第14 意見書第3号 子どもたちの学び、心身のケア、安全な教育環境を保障するために、少人数学級の実施を求める意見書日程第15 意見書第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書      ●選挙日程第16 選挙第6号 宮代町選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙について      ●請願審査の委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決日程第17 請願第2号 金原、山崎、逆井、西原団地への循環バスあるいはデマンド交通の運行を求める請願書      ●常任委員会の閉会中の継続調査の申し出日程第18 議会広報委員会の閉会中の継続調査の件について      ●議員派遣日程第19 議員派遣について      町長あいさつ      閉議      閉会出席議員(14名)   1番   山下秋夫君       2番   丸藤栄一君   3番   丸山妙子君       4番   浅倉孝郎君   5番   金子正志君       6番   西村茂久君   7番   小河原 正君      8番   泉 伸一郎君   9番   角野由紀子君     10番   塚村香織君  11番   合川泰治君      12番   土渕保美君  13番   川野武志君      14番   田島正徳君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   総務課長    赤井誠吾君  企画財政課長  栗原 聡君   住民課長    高橋暁尋君  税務課長    門井義則君   町民生活課長  齋藤和浩君  福祉課長    吉永吉正君   子育て支援課長 小暮正代君  健康介護課長  小島 修君   産業観光課長  井上正己君  まちづくり建設課長       教育推進課長  大場崇明君          石塚孝信君  会計管理者兼会計室長          大橋洋巳君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  長堀康雄    書記      小林賢吉  書記      岡村恵美子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(田島正徳君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(田島正徳君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(田島正徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、7番、小河原正議員、8番、泉伸一郎議員を指名いたします。--------------------------------------- △発言の訂正 ○議長(田島正徳君) 丸山議員より、9月28日の討論における発言について、訂正したい旨の申出がありましたので、これを認めます。 ○議長(田島正徳君) 丸山議員。 ◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山妙子でございます。 昨日の議案第42号 令和元年度宮代町一般会計歳入歳出決算の認定についての賛成討論の中で、一部文章が抜けておりました。そこの訂正をお願いいたします。 その内容は、ICT教育の充実についての箇所につきまして、一部文章が抜けておりました。 「ICT教育について、GIGAスクールの活用によってタブレットを使用し、プログラミング教育について活用をしていくことによって、一の教育の充実が図られます。授業に活用することはもとより、給食についても」ということをつけ加えていただきたいと思います。お願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 丸山議員の発言の訂正は、申出のとおりとします。--------------------------------------- △議案第54号の質疑 ○議長(田島正徳君) 日程第2、議案第54号 第5次宮代町総合計画についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 議席番号4番、浅倉孝郎です。 それでは、6点ほど質問をさせていただきます。 第5次宮代町総合計画につきましては、多くの町民の皆さんから私に対して質問をいただいておりますので、それを代弁させていただくような形になります。 1つ目は、10年後の人口の目標を3万4,000としていますが、年齢構成はどうなのでしょうか。 2つ目は、10年後は少子高齢化により、生産年齢人口が今よりも少なくなり、財政はより厳しくなると思われますが、10年後の財政の目標はあるのでしょうか。また、新たな収入を増やす産業振興という考えは、構想や方針の中に入っているのでしょうか。 3つ目は、全国の自治体では、総合計画にSDGs、持続可能な開発目標に取り組む姿勢を強く打ち出している自治体が数多くあります。3月議会で、SDGsについて尋ねたところ、SDGsが持つ今日的な普遍性を尊重しながら、計画を策定したいと考えていますという答弁がありました。今回の総合計画の中のどのあたりにSDGsの考えが盛り込まれているのか、教えてください。 4点目は、持続可能な発展や持続可能なまちづくりという考えがこれからの総合計画には必須と考えますが、持続可能という言葉が見当たりません。持続可能という言葉がなければ、場当たり的な、また、一過性の事業が出てくるのではと懸念されますが、いかがでしょうか。 5点目は、学校教育についてです。ほかの自治体の総合計画を見ると、学校教育について構想や方針を立てている自治体も見受けられます。宮代町の総合計画には、学校教育が入っておりませんけれども、これはあえて盛り込まないようにしているのかどうか、お聞かせください。 6点目は、ごみ問題です。大量生産、大量消費、大量廃棄によるごみ問題は、どこの自治体でも喫緊の課題になっています。特に、プラスチックごみは、海や川、大地においてマイクロプラスチックとなり、多くの生き物に悪影響を与えております。レジ袋が有料化され、プラスチックごみに対し、多くの自治体が対応を迫られています。 さらに宮代町は、2025年に久喜市に焼却施設が計画され、久喜宮代衛生組合が解散し、宮代町のごみは久喜市に委託すると聞いています。ごみを多く出せば、より多くの委託料を支払わなければならず、宮代町としてもごみ問題は喫緊の課題のはずです。 こうした中で、宮代町の総合計画には何一つごみ問題が入っておりませんが、どうしてなのでしょうか。 以上、お願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、質問をいただいていますので、順番にご説明を申し上げたいと思います。 まず、人口目標についてです。人口目標については、宮代町の人口推計でいきますと、10年後には3万1,000台になるという推計が出されているわけでございますが、その中でどのようなまちづくりを行っていくかという中で、これについて、新たな市街地を拡大するというのは、埼玉県の方針もございますので、できにくい状況にあります。 一方、既存市街地、3つの駅を中心に宮代町は市街地が構成されていますので、既存市街地には実は未利用地というのがまだまだあるということで、この未利用地については、53ヘクタール、市街地の中の、道佛の区画整理事業の面積が32ヘクタールですので、単純に市街地の中に活用できる未利用地がどのぐらいあるかというところでいきますと、53ヘクタールということでございます。 人口目標は、人口推計ですと3万1,000台ということなんですが、そこで未利用地、市街地の魅力を高め、人口をキープしていこうということで、現在の人口はおおむね3万4,000ということですが、それに合わせたということでございます。 それで、10年後、人口構成はどうなるのかということになるかと思います。高齢化率については、人口推計などを見ますと、そう大きくは、令和2年現在が32%、10年後がおおむね34%という数字なんですが、75歳以上の割合が現在16%なのが、22%ということになります。 一口に高齢者といっても、65歳以上ですので、100歳以上の方まで高齢者という定義づけると、なかなか見えにくいんですけれども、75歳以上の割合というのが大きく増えるというのが現実です。 その中で、先ほど前段で言いました、人口3万4,000キープしていく、それと既存市街地の中にある未利用地を活用していくということですので、既存市街地の中にある未利用地の中にどういった方が居住されていくかというふうなことになりますので、これは今後の目標ということになりますけれども、若い世代の方に多く入ってきていただくということで、この生産年齢人口というのも目標値を引き上げることができるのかと思います。 また、財政目標ということでご指摘をいただいています。財政目標については、宮代町の場合、第4次総合計画のときから、中期財政推計というのを1年に1回出させていただいています。これは、予算のときに、予算を組む上で、その時々、社会保障なども含めて、あるいは地方交付税なども含めて、様々な要因で出てきますので、あるとき10年、あるいは5年に一度推計を出すということではなくて、毎年推計をつくって、5年先の推計をつくってお示ししています。その中で、バランスを取りながら財政運営を進めていくというのが基本になります。 社会状況に大きく左右されるということが地方自治体の財政でございますので、長いスパンで長期的な展望をということでなくて、毎年ローリングしながら見ていくということになってございます。 産業振興というようなところでございますが、今回土地利用構想などにおいても、新たな横町地区についての産業ゾーンということで位置づけをさせていただいておりますが、そういった形で拠点産業地という位置づけをさせていただいていますが、そういった中で産業振興を図っていくということになるかと思います。 駅前、東武動物公園西口についても、ご承知のように、動きがございますので、その中で、また、商業者がたくさんいらっしゃいますので、それぞれが宮代に合わせた、あるいは土地の利を得た産業を振興していくということを応援していきたいというふうなことでございます。 2番目に、SDGsということでご質問をいただいています。3月議会の中でも、SDGsの考え方自体は、宮代町の中でたくさんの町民の皆さんと議論した中での結論、それと国連の会議の場で議論したものというのは相通ずるものがあり、それは普遍的なものであるというふうに認識しています。 例えば、誰も取り残されないというような部分で、小さな町ですけれども、誰一取り残さないというような考え方、あるいはサスティナブルというような考え方、それについては共通したものがございます。町を維持していくためには、その時々に打ち上げ花火的に何かをやるということでなくて、宮代というコミュニティ自体が持続していくという意味でSDGsの考え方が根底にあるかなというふうに思っています。 今回お示しするのは、構想・方針ということでございますけれども、全体として求めるときには、SDGsの考え方というのが目標年度、2030年、ございますので、そういったものと併せて宮代町の総合計画というのを、町民の皆さんにお伝えするような工夫も、製本する中で考えていきたいというふうに考えております。 それと、学校教育についてということでございます。今回の総合計画は、行政の計画は縦串だとすると、それを横串にするものというふうに考えております。教育のほうでは、教育の振興の基本計画というのがございますので、それに沿ってやっている、あるいは介護保険であるとか子育てであるとか、個別の基本計画というのがございます。法での計画がございます。それぞれについては、時間をかけて、あるいは市民参加という手法で個別の計画をつくっているんですが、個別の計画の中で、なかなかその隣にいる隣の計画、あるいはその両脇にいる隣の計画というのが、それぞれ縦で並んでいては、同じ町の中の話ですので、目標が粗末なものになってしまうかなと思います。 総合計画については、ここでお示しさせていただいたように、首都圏で一番人が輝く町ということを目標としていますので、同じ子育ての中には、保育もあるし学校教育もあるし、あるいはそれ以外の分野もあるしというようなところを前提として、横串で考えた場合、総合計画でお示しさせていただいた、例えば様々な活動や主体を生み出すということ。それと社会環境の変化に対応し、行政運営を変化し続けると、そういったことが底辺にあるということが、町を10年後どうしていくかという視点、未来をどうイメージするかと言ってもいいと思うんですが、フューチャーデザイン的なものが含まれるのかなというふうに思います。 ごみ問題についても、浅倉議員さんがご指摘のように、現在、久喜市との間でということを進めているわけでございます。前期計画、後期計画という、計画ではないですね、アクションプラン、実行計画というのが、今回お示しした構想・方針の下に、具体的に何をやるのかという工程表が、アクションプラン、日本語で言うと実行計画ということになりますが、そこで5年でお示しさせていただくことになると思います。 ごみ問題についても、この5年なのか、次の5年なのかというと、時間軸とするとどちらかというのもあると思うんですが、久喜との調整の中で、今後、ごみに対する考え方なども町として示していく必要があるのかなというふうにはございます。ただ、今回については、構想・方針ということでお示しをさせていただいているというところです。 幾つかの根底にございますのは、行政の計画は実に様々な計画があります。様々な計画、それそのものを全部合わせると、百科事典みたいな計画にはなると思います。ただ、もう現に国の法律、あるいはその他のものを要請によってつくられている計画というのもございますので、それが縦だとすると、総合計画は10年間どうしていこうという、方針であるとか目標であるとか、町全体としてそれを横串にする考え方というのをお示しするということになります。 そう言いますと、この分野は、あるいはこの分野はという話が出てくるかと思いますが、そういった町の10年間の目標、こういう考え方でいきましょうということになります。それぞれの分野がそれぞれの分野でやっているところがあるんですが、なぜそれをやっているのかというところを、原点に戻ると、目標として10年後には首都圏で一番人が輝く町にするんだという、そういう町の未来像があるわけでして、それに基づいてやっていきましょうということになりますので、個別の計画は総合計画を無視しては進められないわけでございますので、総合計画の考え方というのが根底にあって進めていくということになります。 持続可能がというところについては、今回具体的に持続可能という表現は使っていません。しかし、お読みいただければ分かると思いますが、つまりサスティナブルということかと思うんですが、そういった考え方が根底に貫かれているというふうにお考えいただいて、先ほど申し上げました、その時々の打ち上げ花火で終わるということではなくて、この宮代という町が持続的に皆さんが輝く町にしていくという視点はまさにサスティナブルという、持続可能ということを示しているんだという理解であります。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 議席番号4番、浅倉です。 分かったような、分からないような、かなり漠然とした回答だったんですけれども、SDGsやサスティナブルというのは、宮代町の総合計画の中の根底にあるということで、全体として取りまとめているときには、こうした考えが入ってくるのだろう、もしくは入れたいということの認識で今聞きました。SDGsや持続可能性サスティナブル、こうした考えが構想や方針に入らないんであれば、宮代町だからいい、自分たちだけ輝けばいいというような印象を持ちかねません。グローバルな視点、例えば気候変動対策クリーンエネルギーの導入は、総合計画には必須と考えております。 また、内閣府が進めている地方創生の切り札としてのSDGs未来都市、こちらですが、春日部市は既に選定され、誰一取り残さないSDGsの理念に基づく経済、社会、環境が調和したまちづくりを既に始めております。宮代町でも、SDGsや持続可能性を取り入れた第5次総合計画にしてもらおうと要望して質問を終わりにします。 以上です。
    ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) 議席6番、西村です。 この総合計画、10年計画ですけれども、確かにこれを見る限りは、大変夢があり、読むの心をくすぐるような、そういう計画であるなという印象をまず受けました。なぜかというと、この計画をつくるに当たって、その基になる数字、現実の数字、10年後に向けた数字、そういうものが欠けている。というのは、人口にしても産業にしても、あらゆる分野のデータというのが、2015年までしか解析されていない。その後、現実を踏まえてどういう展開になるのかという数字がどこにも見当たらない。 一番最初に将来人口ということで、3万2,000というのは出ている。それしかないんです。じゃ、具体的に質問しますけれども、この3万2,000という数字を弾き出した基になるデータというのが欠けているというか、どこにも見当たらない。だからこれは何でという、本当に3万2,000なのかということにつながっちゃうんです。だから、10年後の姿がある程度推計をされて、それで初めて計画というのは組まれるんじゃないですか。 確かにいろいろカラーを交えて大変夢があるというか、こういう構想で今後町は進むんだなということは分かるんですけれども。でも実際に今後、これに基づいて5年ごとの計画を組むと、そういう意味において、1つ、一番基本にある3万2,000の弾き出した根拠、これをお伺いしたい。 それから、もう一つ前段で質問がありましたけれども、ごみの問題というのが、10年の間にどういう展開をしていくのか。少なくともどこにもそれが表れていない。少なくとも基本的な方向は示すべきだ。この期間中に一部事務組合は解散するわけで、解散の後の方向というのは、ある程度分かっています。しかし、それは永遠のものではないはずです。宮代町として避けて通れない最も重要な行政課題はごみなんです。これについて何ら総合計画に言及がないというのは、ちょっと神経を疑います。この点についてお尋ねしたい。 データとして出されている基礎調査結果、これは何で2015年で打ち切ったんですか。これは技術的な問題なんでしょうか。何かよく分からない。こんな調査結果を基にして出てくる計画というのが、果たして現実性のある計画なのかということになるんですが、その点についてお伺いします。3つだけお願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 将来目標人口については、3万4,000ということで今回目標数字とさせていただいています。先ほどの説明と少し重複するかもしれないんですけれども、2030年の人口という捉え方で3万1,000台ということです。 2015年というのは、国勢調査年、人口問題の推計、国勢調査年を基準に結んでいくというところがございます。そういうことで、直近の年度を2015としたわけでございまして、ほかのデータについては、拾えるものは2019、2020、2018、直近の数字も入れさせていただいております。 人口推計については、2015年は古いということで、国勢調査人口と別に住民基本台帳ベースの推計というのも行いましたところ、数字に微妙な差はあるんですが、数十単位なんですが、ほぼ同じ推計で来ているということですので、今回設定については、国勢調査の5年前の数字だけでなくて、直近の住民基本台帳のデータ等も見ながら推計をさせていただいております。 もう一つはごみ問題の関係ですが、町のほうでは、一般廃棄物処理基本計画というのがございます。それについては、今後、いわゆるごみについてどうしていこうかというような計画でございまして、それの策定については、久喜市、それと宮代町、それぞれそごがないように策定したものがございます。どういうふうにやっていこうかということについては、そちらに久喜市と歩調を合わせる必要がありますので、そちらで一般廃棄物処理基本計画というのを策定しております。 総合計画では、直接的にはごみ問題という分野では触れていないというのは、先ほどご説明申し上げましたとおりでございます。全ての行政分野については、重たい、軽いというのはなくて、どれも重要であるということで、それぞれの分野でそれぞれの分野の計画というのがございますけれども、それは優劣をつけるということではなくて、総合計画について、それを横串に刺して将来目標というものを掲げさせていただいたということでございます。 いただいた質問の答弁については以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) ご答弁を聞いていて、私も分かったようで分からない、正直言って。 具体的にまず人口からいきますけれども、令和12年度、つまり最終年です、令和12年度に3万2,000と明確に書いてあります。現在、3万4,000ですよね。なぜ3万2,000弾き出したのかというのがよく分からない。それを聞いているんです。だから様々な、2015年までのやつはちゃんと分析はされているんです、経緯を。それが基になっているはずなんですけれども、その後どうなっているのかというのが、これはあくまで推計だから、間違っても別に、間違わないようにしてほしいんだけれども、間違っていてもとやかくは言わないんだけれども、いろんな要件がありますから。 でも何で3万2,000になったのかということを具体的に示してくださいということで質問をしておるんです。だから答弁を聞いていても、分かったようでわからないというのは正直なところです。 国勢調査は今年これからやるんで、2020年については具体的な数字が、基本的な調査ですから、全ての基になっているはずなので、それは分かるんです。でもこの計画は、令和12年までの計画でしょう。また5年ごとに国勢調査があるから、そのとき見直しをすればいいと思いますけれども。これは具体的な5年の実行計画でやると思いますから、それはいいんですけれども、新たな総合計画の基本構想として出す以上、将来人口をうたっているわけですよ。その点、質問をしたいと思いますけれども。 それとごみのことに関して、これもまた聞いていて分かったようで分からないんです。今から数年前に、宮代町はごみ処理の関係で基本計画をつくる検討委員会をやりましたよね。それで計画を組みましたよね、最終的には。私もそのメンバーの一ではあったんです。前段の質問者もそのとき座長をやっているんです。それがどこへ行っちゃったのか。それはあくまで対久喜との関係での調整的な意味もあったんですけれども、でもごみ処理は基本的に地区内処理なんです。ただ、それは行政効率が悪いから、一部事務組合で処理をするというのが通常のパターン。単独で処理をしているところも当然あるわけです。そのことを踏まえた上で、何で総合計画で一言も出てこない、これがよく分からない。 ごみなんて簡単に扱っていいんですかね。毎日発生するもので、必ず処理をしなくちゃいけない。そういうことですから、なぜ入れなかったのかということを正直に話していただきたい。そうでないと、総合計画に反対せざるを得ないんです。だから、そのあたりを正直にお答え願いたい。簡単でいいんです。いろんなオブラートに包むから、分かったようで分からなくなっちゃう。ということで、ひとつお願いいたします。2点です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 第5次総合計画の目標人口については、10年後に3万4,000と設定しています。国立の人口問題研究所の推計では、3万1,000、おおむねという推計数値が出ています。これは2015年、国勢調査がありますが、国勢調査年、その前が2010年ですけれども、国勢調査年を基準としてどのぐらい増えたかということで分析をして、それを将来に向けて線をつなげていくとどうだという調査でございます。それが2015年でおおむね3万1,000ということなんですけれども、実際、宮代町は、その後、人口について5年間というのはあまりにも間が空き過ぎるということで、住民基本台帳をベースに試算をして、人口はどうかということで、やはり同じように3万1,000ほどの人口、10年後という、ほぼぶれはないなというところを数字として押さえました。 残り3万4,000と目標していますが、それはどういうことなのかと。今の人口がおおむね3万4,000ですので、キープしていくのかということに関しては、市街化区域の中については、まだ未利用の用地がございまして、調査によりますと、おおむね53ヘクタールが未利用だということですので、市街地を魅力的にすることによってそこを埋めていきましょうということで、3万4,000にしていきましょうということを掲げさせていただいております。 もちろん今の人口がおおむね3万4,000ということもありますので、これは減らさないでキープしていこうという努力目標というのも含んでおりますが、そう設定をさせていただいています。 ごみ処理については、先ほど申しました、久喜市、宮代町それぞれ一般廃棄物処理基本計画というのをつくっております。これについては、以前は衛生組合のほうでつくっていたというのを、久喜市が久喜市としてごみ処理場をつくるということになりましたので、数年前にそれぞれの自治体、久喜と宮代で一般廃棄物処理基本計画というものをつくりました。ただ、久喜市の新しい炉については、今後、どうするかというのは、久喜市のほうで考えていくことになります。もちろん宮代町も委託という形でお願いするので、町としても考え方というのをすり合わせていく必要があると思うんですが、そこの局面が、今の段階ですとここに入ってきて、かけるような段階なのかということもございます。 もう一つは、先ほど申し上げましたように、行政には様々な計画がございます。教育もあるし、介護保険もあるし、子育ても福祉もあります。そういったことで、そのような計画がございますので、そちらで細かに詰めていくという方式を取っておりまして、第5次総合計画については、ここで示させた内容、つまり行政の縦割りと申しますが、横で見れば宮代町の目標というのは、こういったことを目標にしているというのが、全ての行政の計画の根底に流れるということの趣旨がございますので、そういった計画書のつくりがそうだというふうにご理解をいただければなというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) 私、ちょっと間違っていた。この計画のまちづくりの目標のところには、将来人口3万4,000となっています。しかし3万2,000というのはどこからか聞いたんだよね。今、確認したら、3万4,000。ただ、いずれにしても、3万4,000といった現状がそうですよね。現状のまま推移すると。 少子高齢化の中で、子供たち新しく出生する、あるいは高齢者がお亡くなりになる。いろんな社会的な移動もありますから、いろんな要素の中で、3万4,000というのは動かないと、10年後も、という見積りですね。これは確認だけで結構です。 それから、ごみのことに関しては、よくわからないんだけれども、何で総合計画上、この問題、テーマが出てこない。それを一言でいいから説明いただきたいんです。 これが最後の質問になりますので、どこでも総合計画にはごみの問題は入っているはずですよ。何で宮代町は、今、ごみ処理をどうするかというので、非常に流動的な中で、何ら言質がないという、これは大きな失点ではないのかなというふうに思います。 るるお話をされているのを好意的に理解はしているんですけれども、なおやっぱり引っかかるので、最後の質問になりますけれども、お願いをしたいと。仮に3万4,000を将来人口としても、通常は増やしているのが多い。何とかしてベースの人口を増やそうという気持ちを持って計画を組むというのが通常なんですけれども。いや、もう3万4,000でいくんだと、それはそれでそういうお考えでやられたということは理解をして、結構ですけれども、ごみだけお願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 ごみの問題については、流動的な部分というのは西村議員さんのおっしゃるとおりです。総合計画が縦と横の話を差し上げましたが、それも先ほど話しましたので、重複になると思います。 ごみに関しては、今後、宮代町が今まで衛生組合に委ねていた、ごみの収集であるとか、分別であるとか、あるいはごみに対する意識の啓発であるとか、そういった部分は宮代町が行うという局面になってくるかな。ごみを焼却するといったような考え方は、久喜市に委託するわけですが、今まで衛生組合が主にやっていた分のソフト的なものの、町民の意識啓発的なものというのは、自治体のほうに、それぞれ久喜市、宮代町ということで入ってくる、それは当然だと思います。 具体的にどういうことをやるのかというのが、恐らくこれが前期実行計画、後期実行計画というのがありますので、後期実行計画、後期のアクションプランなどの中で当然示されていくべきものだというふうに理解しております。 ここで総合計画は10年間の構想、それと方針という部分ですので、個別の行政分野というよりは、町としてどうしていこうか、どういった方向でこのまちづくりを進めていこうかということをお示しさせていただくものですので、個別の行政分野については書いてございますが、線がごみ問題というのはそれぞれコミュニティにも関わる問題でもありますし、様々な面で影響のある問題ですので、具体的に何をするかというのが実行計画、そういった中に入ってくるものかというふうに考えていますし、そうあるべきだろうというふうには思っております。 ただ、総合計画のつくり自体が、行政大全集みたいな形ではないので、それが宮代町の総合計画の特徴で、様々な10、20ある行政計画を重ねて電話帳みたいにするということが宮代町の総合計画ではありませんので、そういう形になっておりませんが、ご指摘のように、ごみに関する問題というのは避けて通れないものですし、具体的に何をやるかというのは重要になってきますので、一般廃棄物処理基本計画であるとか、総合計画上の実行計画、そういったものの中で進めていくということになると思います。 ただ、根底にあるのは、1から4まで今回構想を掲げてございますが、宮代らしさ、あるいはコンパクトな町の強み、様々な活動主体を見出す社会環境の変化に対応し、行政運営を変化し続けるというのが根底にあった上でのそれぞれの行政計画でございますので、そういった形で進めていくというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原議員。 ◆7番(小河原正君) 7番の小河原です。 項目別に質問するとえらい時間がかかるので、私は1点か2点、大きな問題だけ聞きたいと思います。前段者も質問して思いのほかかかったような答弁はしないでもらいたい。てきぱきと答えてもらいたい。そのことをまずお願いしておきたいと思います。 私が質問することは、そんな難しい質問じゃありません。総合計画の基本構想というのが今回提案されたわけですけれども、宮代町が未来に向けて一番人が輝く町と、すごくいい言葉だよね、すごいことだよね。本当に輝くのかどうか、そういう目的でやるんだということでしょうから、初めの第1章の中の文章を読んでみると、もう相当宮代町は洗練されているとか居心地がいいと。そんなによかったら、この計画についてこんな分厚い内容をつくる必要はないかなとまず思います。物すごい数だよね、読むと。出だしで二、三枚紙があれば、理解できる内容ができるはずだと思います。 それで、前段者も人口的なことを質問していましたけれども、2015年のときの人口構想を見ますと、これが終わるときには、15年後か、そうすると人口構成を見ますと、70歳から65歳、ここら辺のはもうどうなっているんだろうね。いないと言うと問題になるから、違う言葉を使いますけれども、そういうたちのためには全然なっていない。そういうのは基本構想の中に入っていいのかどうか。 私が前に言った話があるんですけれども、こういう計画は、今の10年というのは、昔で言うと50年先のことを言っているように思われる時代です。二、三年がもう10年先のことなんですよ。それで10年も先のことを考えて何をやるかと言いたいんです。 今、前段者の答弁でも、実行計画でいろんな問題があると、行っていますと逃げているわけ。そうすると、今この計画を実行していくのは、前にいる課長クラスが中心になってやるんでしょうから、15年後には何いるんですか、課長クラスの中で。ほとんどいないでしょう。いないがかっこいいことを言わないほうがいいと思いますよ。簡単にてきぱきとすぐやりますと、そういうような計画で私はいいと思っているんです。 今までも第4次総合計画の中でも、ちょっと私は不満を持っていたんですけれども、今言ったように、二、三年後が昔の10年、20年後の先のことなんですよ。そういう時代に、10年間の先のことを考えるなんて、本当に責任を持てるんですか、今の課長クラスは15年先まで。何いるんですか。あと何年かでほとんど定年になっちゃうんですよ。そういう実行計画なんかつくる必要ないと思いますよ。それが1つ。簡単に答えてもらいたい。 人口構成を見ても、2015年時代の構成が載っていますけれども、15年先はどうなっているんですか。そういうたちのためには何もなっていない。ですから、私は実行計画も、前段者の質問の関係に入りますけれども、すぐやるかどうか、そういう実行計画なのか、それも確認したいと思います。5年も10年も待つような計画だったら、私は反対したいと思います。町民が本当に要求していることをすぐやる、そういうことを今日答弁いただきたいと思います。5年後や10年後にやりますというような計画なんていうのはやめたほうがいいです。その答弁、2つ聞かせてもらいたいと思います。 あとはここにいろんなこと、聞きたいことがありますけれども、これは実行計画の中で私は、これから議会の中で皆さんに聞きたいと思っております。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 最初に、実行計画の話、できるものについては、令和3年度から具体的な作業、あるいは現場仕事をさせていただきたいと思っています。 それと、行政ですので、課長1で仕事をしているわけではございませんので、役場の職員総動員でやっておりますので、誰がということではなくて、そういった体制で進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原議員。 ◆7番(小河原正君) 答弁は簡単で、私はそういう答弁は理解するんですけれども、中身が分からないので、分かるように一つ。同じ簡単な答弁でも、みんなが理解できるような答弁をお願いしたいと思います。 そうすると、今、これから実行計画を行う課長さんたちは10年後、何いるのか教えてもらいたい。 あと、年齢構成で2015年時代のちょうど今まで町のために働いてくれたたちの対応はどうしているのか。15年後を見ると、どうなっているんだか、ちょうど今の70歳から65歳代の年齢構成を見ると。若くて65歳のが、15年たつと80。70代のは、80代のは95。私があと10年後は90だ。そういうたちの意見はちっとも実行計画には載っていないんだよね、基本構想に載っていない。基本構想というのは、人口全員を対象にした内容をつくるわけですよ。ですから、誰が考えたんですか、こんなこと。絵に描いた餅じゃないんですか、これ。それを分かるように答えてもらいたいと思います。ぐじぐじと言っているんじゃなくて、ぱっぱと答えてください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答えを申し上げます。 議員おっしゃるとおり、10年一昔と昔は言いましたけれども、今は本当に2年、3年で一昔だというふうに考えています。そういう意味では、10年後の計画といいますと、そんな10年先のことを、流れの速い時代の中で言えるのかというのは、当然のことだと思っています。 町の総合計画そのものは、町の指針でありまして、バイブルだと思っております。基本的な方向を示したものですので、町民のニーズやその時々の時代の流れといいますか、それに応じて事業を求めていくものだと考えていますし、その事業の内容は都度変わっていきます。その事業内容が変わってきても、ぶれない基本指針、宮代町の基となる考え方がこの総合計画だと思っていますので、この総合計画書のお手元の資料の2ページにございますように、今日お示ししていますのは、4つの構想と方針AからMまでの方針でございます。その下に小さな丸がたくさんあると思いますが、その実行計画、そちらがその都度町民のニーズ、またはその時代の流れに応じて出てくる事業計画だと思っていますので、本当に町民の方が願っているものにつきましては、令和3年からスタートしますけれども、令和3年度中に解決するもの、また、2年間かけて解決するもの、5年かけて解決するものというものがぶら下がってくるというふうに考えていただきたいと思います。 ですので、宮代町には様々な計画がございます。ぶれない基本方針ですので、これが最上位計画にはなりますが、先ほどからご説明していますように、その周りには都市計画マスタープランがあり、健康福祉プランがあり、子ども・子育て支援計画があり、また、高齢者保健福祉計画など多々ありまして、一般廃棄物処理計画などがあります。その中から出てくる様々な事業が、この構想・方針M・L・Aの中にぶら下がってきますので、町民の方々それぞれの年代層に合わせた事業展開というのが考えられていくものというふうに考えています。 それを誰がつくっているのかということですが、今まで市民参加でワークショップを繰り返してやってきて、この基本構想をつくってきたわけですが、それと同時に、どういう事業を展開していったら、宮代町がこれから10年後、住みやすい町になるのかということも、併せて町民の皆様から意見をいただいておりますし、また、それを若手の職員が市民の方々と一緒にワークショップをやってつくり上げて練り上げたものがあります。それを基に、今、若手の職員が組み立てをしておりますので、決して今、ここにいる課長級が全てを担うということではなくて、宮代町職員全体が今後、10年に向かってこれから歩き出すというふうにお考えをいただきたいと思います。 ですので、中身につきましては、その都度、そしてすぐにやらなければならないものは、もう1年、2年で行っていくということで考えております。そのための各課の縦割りの事業を、今度は横串に刺して、横の連携をしていくのが重要であろうというふうにお示しをさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 小河原議員。 ◆7番(小河原正君) 小河原です。確認だけしておきたいと思います。 目標とかこういう内容については、すごく立派な内容が、文章的にはできていますよね。最後は実行計画がやっぱり基本になるのかなと。ですから、今も町長がちょこっと言っていましたけれども、今の二、三年は昔の10年ぐらいかもしれないですけれども、今、もう二、三年が時代の流れが速いんです。ですから、この目標はある程度は、これから10年間、もう目標はできたから、のんびり10年間でやろうというんじゃなくて、1年でも2年でも早く解決できるものはやっていくと。 町民だって意見がいろいろ、時代によって流れが変わると思います。そのときに、実行計画でてきぱきとやってもらえると、やるべきだと私は思っておりますので、町民のニーズはこれからどんどん多くなると思います。それが1つやってもらうのと、不満なのは、2015年のときの年齢構想を見ると、ちょうど我々の時代はどうでもいいというような感じなんだよね、この構想を見ると。それはまずいと思いますよ。もう先がないんだからいいんだろうというようなふうに私は、皆さん思っているのかなと思っています。そうじゃないということを町長、答えておいてもらいたいです。その2つ。最後の質問。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 計画の中に、決して年齢別に差別というか区別をしているわけではございませんので、若者から高齢者まで全てに対応した事業展開になろうかと思っています。 また、その事業を今、作成している中で、これはすぐにできるよねというふうに上がってきたものにつきましては、事業計画だけではなくて、もうプランをつくり出していますので、令和3年度には解決するものも幾つか出てくるというふうに考えています。 以上でございます。 ◆7番(小河原正君) 年齢構成の問題、年齢の年寄りを相手にしてどう考えているか。答弁がかけている。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 今、申し上げましたとおり、年齢的には区別をしているわけではございませんので、宮代町全町民を対象に、全ての年齢の方にふさわしい事業をそれぞれ展開していくというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。 △休憩 午前11時06分 △再開 午前11時20分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 ほかに質疑はありませんか。 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 議席番号5番、金子正志です。 第5次宮代町総合計画基本構想、たたき台が出来上がりまして、本当にご苦労さまでした。 何点か疑問点がありますので、6点質問いたします。 これを見ながらお願いいたします。 まず、この基本構想案の1ページ真ん中に、宮代町はベッドタウンではなくなっていますと書いてありますけれど、宮代町のどこを見て、ベッドタウンではなくなっていますというのかお願いいたします。 次、2点目、宮代らしさについて。 5ページ目です。 5ページ目開きますと、宮代らしさということで、宮代町では建物が低層に立ち並んでいると6行目に書いてあります。今後も高層化は考えないのか、また、持ち家と集合住宅の比率はどう考えているのか、お願いします。 3点目は、この基本構想のできるまでのスケジュールと費用について伺います。 12ページの次の次に、第5次宮代町総合計画基本構想(案)、構想イメージと市民参加のいきさつと書いてあります。この構想をまとめるに当たりまして、まず、いつから始めて、この資料が出来上がったのがいつなのかお願いいたします。 ちょっと違いました。この資料を作るに当たって、最終の資料はいつのデータを基にこれを作ったのか、コロナ前か後か聞きたいです。 それから、費用かかったと思うのですけれど、コンサルタント、あと、町の審議会、住民ワークショップなど、全部合わせまして、ここまでで幾らかかったのか。そして、構想が完成して、製本するわけですよね、最終作業までいったら一体幾らかかるのか。費用対効果を知りたいので質問いたします。 4点目、固定資産税について伺います。 これは真ん中あたりの17ページという、通しナンバーではないので、ページがちょっと見にくいのですけれど、議案参考資料2の17ページです。 ここに、地区別人口が載っているのです。東から姫宮区域、川端、そして最後宮代台、姫宮から南から北まで順番に地区別に載っているわけなのですけれど。地区別の高齢化率が出ています。私が聞きたいのは、地区別の固定資産税、都市計画税、それを聞きたいのです。そして、その地区の1当たり一体税額が幾ら払っているのか、固定資産税、なぜこの質問をしているかというと、想像ですと、東口区域は相当固定資産税、都市計画税を納めているのではないかと思うのです。その割には公共施設が少ない、そういうアンバランスをチェックしたいので質問いたします。 また、できましたら、この地区別の街区公園の面積も出していただきたい。東口区域は人口密集区域なのですけれど、公園がない。さくらパークも潰してしまいました。中島の公園もなくなってしまいました。このアンバランスもチェックしたいので、まず数字を出していただきたい。それからその数字を見て質問をいたします。 質問の5点目です。 人口と世帯数について伺います。 30ページです。 30年前の1990年から、去年2019年まで、世帯数の推移と人口の推移が載っています。人口は30年間で3万3,350から、621増えています。率にして1.9%増です。同じ期間に、世帯数は9,834世帯から、5,102世帯増えまして、率にして51.9%増です。普通に考えるとおかしい。考えられるのは、何なのでしょうか。 最後、6点目です。 裏表紙から3枚目です。ページナンバー12です。 変化に対応し行政運営というタイトルです。 本文の中央あたりに、当たり前と思われていたことも、当たり前ではなくなってきていますと書いてあります。コロナ前と、コロナ後では、世の中が大きく変わってくるでしょう。この基本構想は、コロナ前にできたと思われます。このまま製本して発表したら、これから10年間のスタートに当たって大きく間違っていることになります。見直す必要があるのは明らかだと思います。 製本する前に、見直し作業する時間はあるのでしょうか。 以上、6点お願いいたします。 メモしますので、ゆっくりしゃべってください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、7点いただいていますので、企画財政課に係る部分について、まずお答え申し上げます。 まず、ベッドタウンについて、それと、持ち家、集合住宅比率ということかと思います。 主な通勤先ということで、時系列に見てございますと、東京に通勤される方の比率が低くなっています。これは、昭和の終わりから平成の初め、それと、現在に至るまでを時系列に見ていますと、以前は東京都に通っている方が6割ぐらいはいらっしゃったのが、今ではその比率というのが全体とすると東京都特別区と23区というのですか、見ますと17.7%ということになります。 以前は、それぞれ姫宮、和戸、動物公園の駅、数字を見るまでもなく朝夕駅にたくさんのサラリーマンが東京に向かって行ったという姿もご記憶かと思いますが、今はそういった姿というのは、実感として前のように、東京に行くというだけではなくなっているということがございます。そういったこともございまして、宮代町の主な通勤、通学先というデータと、その町民の皆さんの実感というのも含めてベッドタウン、寝に帰るだけの町というイメージがもしかしたら強いのかもしれませんけれども、そうではなくてということをお示ししているものでございます。 それと、持ち家と集合住宅の比率ということでございます。 あと、高層の建物という考え方になるかと思います。 宮代町は、持ち家の比率が今まで高かったというふうな町だと思います。武里団地とか松原団地のような高層の団地を造ってこなかったという歴史がございます。 今現在はということでございますが、当然道佛地区については持ち家、それぞれ一軒家ということで構えていらっしゃるということもありますし、本田地区についてはアパートなども多くなっているということです。 アパートにお住まいの方にお伺いする、あるいは、道佛地区にお住まいの方にお話を聞きますと、最初は役場の近くでメゾネット型というのですか、に住んでいたのだけれども、宮代町がいいなと思って道佛に越したという方もいらっしゃいましたので、基本的には、高層のアパート、高層の公団の団地が並ぶようなものではなくて、宮代町は過去を断ち切ることはできませんし、よさというのも引き継ぐべきだと思いますので、基本的には長くお住まいいただきたいという意味からは持ち家なのかと思います。 ただ、まだ新婚であったり、お一人暮らしであったり、将来の設計を立てる上で、まだアパートでという方もいらっしゃいますので、そこをうまい兼合いでバランスよく取っていければというふうにございます。一軒家で他から越してくるというだけではなくて、宮代にアパートに住んで気に入ったので、どなたか伴侶を見つけて、一軒家をということもありますので、その比率というのがどれがどのぐらいの比率がというのは、正解はないのかもしれませんけれど、いろいろな住み方ができるというのは大事かなというふうに思っています。 それと、総合計画については、昨年度、今年度、コンサルの費用ということで、計上してございます。コンサルの委託料については935万円ということになります。総合計画審議会については57万円ほどでございます。ワークショップの実施については37万円ほどの経費がかかっています。平成30年度から令和2年度までで1,030万合わせてという数字になってございます。 それと、少し飛びまして、企画財政課分のお答えで、人口と世帯数ということでご質問をいただいています。 宮代町、毎月の広報などをご覧いただけると、人口に比べて世帯数が増えているなというのがありますし、今ご指摘いただいた数字でも増えているというのがございます。 これには、様々な要因があるのでしょうが、一番大きいのは、高齢化に伴って、世帯分離をされる方がいらっしゃると、あるいは介護など、そういった必要があってと、様々な理由でというふうに理解しています。 実際に世帯数が増えたというのは、イコールその世帯、家や建物が増えて、世帯は増えたのだけれど、人口がほぼ横ばいだということは、もちろん道佛地区の影響というのもあるのですけれども、その一番大きいのは、介護、あるいは高齢化に伴って、世帯分離をされるという方が多いというふうに捉えているところでございます。 企画財政課分の答弁については以上で、もし答弁漏れがあるようでしたらお願いします。 申し訳ありません。 コロナウイルスとの関係ということです。 コロナウイルスについては、ちょうど今年の2月3月から、そういう新型コロナウイルスの感染拡大ということになってございます。 その間、総合計画審議会については、コロナ禍ではありましたけれども、3密を避けながら、会議を開いてございます。 また、当然ながら役場の中でも、コロナ禍でのと、コロナの下でのということは話をさせていただいております。 当然、町民の皆さんの生活様式というのも変わってくるというのもありましたけれども、1つは、集中から分散へと、密から疎へというコロナの特有の社会的な行動というのがあると思うのですけれども、今回の構想では、地域地域の活動というのを応援する、あるいは1か所にたくさんの人数が集まって何かをするというのではなく、地域の中にそれぞれ場を見つけて少人数でも活動をすると、それでジグソーパズルではないですけれども、いろんなピースが集まってきれいな絵を描いていくというところで、1つ中央に集まってもらって、何かどんとやるということよりは、地域地域、これは高齢化が進んできますと、なかなか町の中心に出てくるというのができにくいというのもあると思いますので、というようなことであるとか、顔が見える地域経済という意味でも、どこか大型の大きなところにみんなが集まってということではなくというところ。それと、地域コミュニティなど、様々なところで今回の計画というのは、コロナというのが一つのきっかけかもしれませんけれども、そういったコロナに基づいて、新しい行動、町民の皆さんの活動というのも決して阻害するわけではなくて、むしろ先を見ていた部分もあるのではないかということでございます。 例えば様々な活動や主体を生み出すということなどでは、2、5の活動でもそれが地域の中で大きなきっかけとなって町の中に広がっていくような活動であるとか、そういった意味では、コロナというのがきっかけでそういうことになっておりますが、それ以前に、そういった考え方を持っていたということで、決してコロナウイルスによって考え方がということを変えるという必要はないのかなというふうに話をしたところでございます。 企画財政課分については以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 税務課長。 ◎税務課長(門井義則君) 税務課所管分、ご質問にありました17ページに関連しまして、17ページ、地区別人口に関連しましての、地区別の固定資産税、都市計画税ということでございますけれども、地区ごと、そのエリアごとに数字のほうを集計というか寄せてございませんので、特にお答えできるような数字はございません。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) ご質問の、地区別の街区公園の面積でございますが、地区別というのがどのような地区なのかというのが今把握できておりませんので、具体的にお答えをすることができませんが、まちづくり建設課では、が出入りできる公園や緑地は57か所管理をしております。 その総面積は約6万9,000平方メートルでございます。また、そのほかに、はらっパーク宮代が6万4,000平方メートル、ぐるるが10万9,000平方メートルでございます。そのほかに、今回の一般会計の補正予算の中で、弁天会館のところの用地を購入させていただくための予算措置をしておりますので、弁天会館の隣のところの残地の部分については、公園的にお使いいただける場所ができるということは予定をさせていただきたいと思っております。 また、東口で公共施設がないということでございますが、今現在、東口では駅前広場約3,700平方メートルでございますが、その整備に向けて、鋭意努力をしているところでございますので、駅前広場が完成した際には、広い公共施設ができるということでご理解をいただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 1点目から再質問をいたします。 まず、ベッドタウンについてですけれど、この資料の37ページを見ますと、農業について書いてあります。周辺市町で農家数が最も多いのは久喜市、次いで春日部市、幸手市と続き、宮代町の農家数は最も少ない現状です。販売農家の割合についても57.9%と、周辺市町の中では最も少なくとなっています。 同じく39ページ、工業について触れています。 この10年間の推移は、製造品出荷額の推移です。事業者数、従業者数、製造品出荷額及び付加価値額、いずれも減少しています。中でも、付加価値額は大きく減少していますとあります。 同じく42ページですけれど、今度は小売業についてです。上から2行目に卸売業、商業指標により宮代町と県を比較すると、宮代町の1店舗当たり販売額は県の15.6%にとどまっています。わずか6分の1。同じく小売業、宮代町の1店当たり販売額は、県の37.3%、約4割にとどまっています。 このデータを見ますと、宮代町は農業都市というのですか、農村でもない、工業都市でもない、商業都市でもないのです。はっきり言ってベッドタウンなのです。これ大事なことなのですすごく。ベッドタウンじゃないのですか。質問。 次、宮代らしさについてですけれど、高層住宅、今後も今までの宮代町のよさを引き継ぐ、それには私も個人的には賛成です。質問はありません。 3点目の、この基本構想の製作の費用とスケジュールですけれど、平成30年度から2年かかってまとめ、費用は合わせて1,000万以上、1,000万です。高いか安いか、私は物すごく高いと思います。これをつくるのに1,000万かと思います。これも質問はありません。 4点目の質問です。 地区別の固定資産税公園面積についての質問ですけれど、税金に関してはエリアごとの集計をしていないということでしたけれど、地区の線引きをはっきりしているわけですから、税収の計算もエクセル使えばすぐできるのではないかと思います。ぜひ出していただきたいと思います。12月議会でこれ一般質問いたしますので、その時までにお願いいたします。質問はありません。 5番目、人口と世帯数についてですけれど、高齢化で確かに一世帯が多くなった、それは確かだと思います。それにしても異常な増え方です。宮代町の空き家確か集合住宅で空き家の比率がすごく高いという答弁が今議会のどこかで出たと思うのです。集合住宅。 斎藤甲馬町長の政策、私がまとめた原稿なのですけれど、1991年1月24日、ちょうど30年前です。読み上げさせていただきます。 土地は公共性の高いもの、家賃収入のため、敷地いっぱいのアパートを建てる、高く買ってくれるなら誰だっていいということのないよう、土地利用には規制があって当然であろう。理想はここに住みたいという方々が住居を構え、地域を大切にして生活していくことだろう。宮代町は落ち着いた町だ。この町の住宅特性は、どのように育まれてきたのだろうか。首都圏40キロ周辺の町、幸手、久喜、鷲宮、杉戸などは、昭和40年代に入ってから、東京の人口膨張の余波を受け始めた。しかし、宮代町だけは急激な住宅開発に規制を加え続けてきた。それは、故斎藤甲馬町長の明確で幾らか頑固な意思によるものだ。斎藤町長の考えはこうだ。町長のせりふです。人口が増えるのは悪いとは言わない。しかし、生活環境が整わないのに急激に宅地化して、郷土意識をあまり持たない人々が一挙に増えることがよいことだとは思わない。 宮代町の宅地化抑制の特色は、①中高層住宅の建設を規制したこと。②極力持ち家にし、賃貸住宅は許可しない方針を取ったところにある。 宮代台団地、学園台団地、姫宮団地は、いずれも当初計画は8階から10階の高層団地だったが、町は住宅指導要綱をつくり、要望、協議の上、全てを一戸建てや、テラスハウス形式に計画変更させた。 こうした抑制の効果について、一戸建ての持ち家であれば、定住志向の住民が多くなるから、旧住民との間にギャップや摩擦が比較的少なくて済んでいると思うという(総務課当時の意見)。 現在、宮代町内は持ち家比率が高く、定住意識も高い、20年前の頑固な斎藤甲馬町長の意思が、私たちに良好な住環境と、豊かな自然を残してくれたわけだ。この住居地域の環境を守るためには、土地利用計画をしっかりと立てることであろう。 つまり、地権者と、不動産業者と行政、3者が一体となってきちんとまちづくりをしてきたのです。斎藤甲馬町長の時代に。それは受け継がれてきたのですかその後は。質問です。 6点目、コロナ後の最後の質問です。 コロナで国の方針も大きく動きます。総務省が地方自治体のデジタル化を促す、自治体デジタルトランスフォーメーション推進計画など、国、地方の行政デジタル化に向け、令和3年度予算の概算要求で139億5,000万円を計上する方針を固めた。 スガノミクスが始動した。アベノミクスを前進させるという意気込みは評価するが、気になることがある。内需が落ち込んだままでは、掛け声倒りに終わりかねないからだ。 この宮代町の基本構想を見ていますと、財政の裏付けのない絵空事なのです。このまま発表してはいけないと思います。 私が最初に質問したのは、見直しをする時間はありますかと質問したのです。あるかないかだけ答えてください。 あと7分でまとめてください。お願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) お答え申し上げます。 まず、1点目の東京のベッドタウンではなくなっていますという表記です。 過去の数字を追っていきますと、5割以上が東京だったというのが年々減ってきているというのは、先ほどお答えしたとおりです。東京のベッドタウンという意味の中には、東京に通勤さえすればいいのだという一つの価値観ではなくなっていますという表現でございます。近年ですと東京に行く方よりも、近隣、さいたま市であるとか春日部市であるとか久喜であるとか、そういった方が多くなっているということで、東京のという意味の中にはそういったこと。もう一つは、ベッドタウンという意味の中には、ただ寝に帰るだけではなくて、土曜、日曜、あるいは夜とか、祝日だけかもしれませんけれども、働いて寝に帰るだけではなくて、地域の中で活動を皆さんでという思いもあるということでございます。 総合計画でもう1点いただいた質問の中で、総合計画については町民の皆さんにたくさんご意見をいただいて、アイデアもいただいています。ぜひ、令和3年度からスピード感をもって実施していきたい、できるものについては令和3年度の当初予算に計上させていただいて、またご審議いただくというふうなことも考えておりますので、ぜひとも今議会でお願いできればというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 宮代町の土地利用でございますが、今回お配りしております資料の4ページをまずご確認いただければと思いますが。皆様ご承知のとおり、宮代町には駅が3つございます。その駅を中心に、市街地もしくは拠点となるエリアがコンパクトに広がっている状況がこの図でも分かると思います。 特にまちづくりでにぎわいや活力を創出するためには、商業や業務などの施設がある程度まとまってあるということが、今の時代では求められております。特に、国においても、コンパクトプラスネットワークということで、駅や公共施設を中心としたコンパクトなまちづくりを進めなさいということが言われております。 そのような中で、宮代町においては、過去の都市計画の中においても、駅を中心として市街化がコンパクトに形成をされてきております。 今後、少子高齢化が進む中で、市街地の拡散がこれ以上進むということになれば、都市機能を将来にわたって健全に保持、拡大、育成していくことが困難な状況にもなろうかと思いますので、今まで町が取り組んできた都市計画の取組、また、これから将来に向けた取組については、人口減少時代にも対応するまちづくりであるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 以上で終わりにいたします。 ○議長(田島正徳君) ここで、休憩いたします。 △休憩 午前11時57分 △再開 午後1時00分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 ほかに質疑はありませんか。 合川議員。 ◆11番(合川泰治君) 11番の合川です。 1点だけ質問をさせていただきます。 まず、前段の金子議員さんの中でもあったのですけれども、ベッドタウンの話です。 そのやりとり、質疑の中でちょっと分からない点があったので質問をさせていただくものですが、今この町の認識として、今現在この町はベッドタウンであるという認識であるのか、それとも、この計画によって、10年後には脱ベッドタウンをしているというイメージの計画なのか、もう今現在は既にベッドタウンではないのだという認識なのか、もしないのであれば、今この町というのは一言で言えば何て言えばいい町なのか、その辺が行き先が見えないので、お伺いをさせていただきます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答えを申し上げます。 東京への就業率については、前段の金子議員さんのところでお話を差し上げたとおりです。ほぼ全てのが、かなりの高い確率で東京へ通勤するという方が多かった宮代町ですが、近年では、東京へ通勤するというのは減っています。比較する資料ですと、昭和60年と平成27年ですと、半分とは言いませんが、それに近いぐらいの数になっています。 ベッドタウンという言い方の中には、ベッドタウンというのは英語ですけれども、日本語にすれば寝に帰る町ということなのかなというふうに思います。 長いこと宮代町のことを説明するときに、東京のベッドタウンですという言い方をしている時期、もしかしたら今でもそうなのかもしれません。高度経済成長期にそういう背景があって、東京への通勤を主にして、ベッドタウンとして発展してきたというのがあるので、今でも聞かれれば東京のベッドタウンですと、一言で言ってしまう場合もあるかもしれません。 そこで、東京のベッドタウンということなので、東京のと言われると東京以外のところに通勤されている方のほうが今は多くなっています。そういう意味で、一言で言ったら、東京のというのは現実的には実態とは合っていないかと思います。 もう一つ、ベッドタウン、ただ寝に帰るだけ、地域活動とか、町の中で行われている社会的活動に参加せずに寝に帰るだけというニュアンスとすると、私たちのふだんの町民の皆さんの活動を見ていると、必ずしもそうではなくて、地域のことを考えて、いろいろ活動をされている方もいらっしゃると。必ずしも、寝に帰るだけの町、あるいは道佛地区にお住いの方々のいろんな声、あるいは数字から見えるものを見ていると、宮代町を選択して引っ越してきている、単に東京からの距離だけでなくて、自然が豊かであるとか、閑静であるとか、いろんな活動がされていると、そういったところに魅力を感じて転入されてきている方もいるということです。 そういうこともありますので、単純に東京のベッドタウンですと言い続けてきて、何か魔法にかかったように宮代町は東京のベッドタウンだと言い続けるのは、もうこのぐらいにしたらどうでしょうかということの決意も込めてということです。 だから、前提として白か黒かと、ベッドタウンかベッドタウンではないかという言い方をすれば、それはもう100かゼロかという話ではないと思うのですが、将来に向かって考えたときに、もう片方のベッドタウンではなく、この町の中で活動する、あるいは社会生活を送る、この町をよくしていこうということに力を注ぐ町民の方が増えてほしいという思いも込めてということであります。 ベッドタウンなのかベッドタウンではないのかというのはゼロか100かということですので、50も60もその間にはあると思いますが、少なくとも町とすると寝に帰るだけの町ということではなくて、先ほど来申し上げているような町にしていきたいと、20年後は東京のベッドタウンですというふうに言うのではなくて、首都圏で一番人が輝く町にしたいですと言えるような町にしていきたいというような決意というか、そういうのも含めてこういう表記になっているということでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 合川議員。 ◆11番(合川泰治君) 再質問させていただきます。 課長の答弁いただきましたけれども、ベッドタウンかベッドタウンかではないかという点、100かゼロかという点で、明言は避けられたわけですけれども、私からすると、ベッドタウンであるという認識であります。 それは、東京のベッドタウンではなくなったというのは答弁のおっしゃるとおりだと思うのですけれども、その代わりと言っては何ですが、さいたま市のベッドタウン、例えば越谷市のベッドタウン、これはベッドタウンというのはもう変わらないと思っています。 これがなぜ大事かと思って質問させていただくかというと、例えばベッドタウンという認識を持つのであれば、攻めるべき政策は住環境重視だと思うのです。そうすると、住環境重視ということは、20代30代がこれから家を持とうというときに、例えば宮代町から通いませんかというやり方、そこを掘り下げていく政策というものが必要なのだろうと思うのです。 それには当然住環境ですから、子育てであったり、教育分野であったり、それはいろんな枝葉の中でやっていかなければいけないのだと思うのですけれども、今度これがベッドタウンではもうないのですということであれば、またそれは政策がある程度変わって、であれば、やはりこの町自体で雇用を増やさなければいけない、その政策を重点的に打っていかなければいけないのではないかという考えでいるわけであります。 そうすると、やはりそこがあやふやだと、何か目指すものがどうしてもあやふやになってきて、何をしていいのかが見えなくなってきてしまうので、私としては今言ったようなことで考えるわけなのですけれども、この10年でこの計画を押し通すことによって、今現在のものが端的に分かりやすく言えば、今はこうだけれども、10年後はこう変わっているよという、そこが何か見えるものが欲しいというのがありますので、どういったものがあるのか、ご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 宮代町が東京のベッドタウンではもうないですというようなだけではないというふうに取っていただいてもいいのかもしれませんけれども、当然さいたま市であるとか、春日部市、久喜市、もちろん町内で働くということは、男性が職場に行くというだけではなくて、女性の方々もたくさん働いていらっしゃいます。特に近年では介護の仕事であるとか、保育の仕事であるとか、女性の方も町内であるとか、近隣であるとか、就業率全体が一時は男性が働いて、女性は家にというパターンではなくなってきています。いわゆる共稼ぎということです。 そういう意味で、かつてのモデルとは違ってきていますということです。当然、職場が近接しているという趣旨で言えば、満員電車に揺られてということではなくて、近隣の自治体に働いていらっしゃる。当然、工場なんかが多い自治体もございますので、あるいはサービス業が盛んなところもありますので、近隣の市などで働いていらっしゃる方もいるので、多様化しているという側面も非常に感じています。 当然、そういった方が働くのは、町内で働くのにこしたことはなくて、そのための努力もしているわけなのですが、少しレンズを引いてみますと、かつてのように、全ての通勤の線が東京に行っているということでもなくて、近隣で働いている方、あるいは町内で働いている方も、そういう意味では、多様な働き方をされているというところで、高度経済成長期に東京のベッドタウンという言い方をしていましたけれども、いつまでもそこに引きずられるということではなくて、社会環境の変化に対応して、そういう考え方を持つことも必要ではないかというところでございます。 当然、働いている方がお住まいで、そういった方が日々幸福な家庭生活を送れるようにという支援、様々な意味ですべきだということも含んだ上でございますけれども、そういった趣旨でございます。 ゼロか100かというようなことは、少しそれぞれの働き方、住まい方、いろいろございますので、あまり断定的にということはありませんが、全体とすると、そう認識しているという上でのここでの表記になっているということでございます。 以上でございます。 失礼しました。 それと、10年後の姿ということでございます。 これ自体は、今回の総合計画に限らず、国全体での話で、もう少し大きな話も、国全体がどうなっていくかというところがあると思います。 10年後を予測するということは、宮代町だけでなくて、国全体ということもあると思います。ただ、1つ申し上げられますのは、宮代町という一つの地域があって、それは決して行政だけで動かしているわけではなくて、この町にお住まいの皆さんが、どういうことをしたいのかと、そういったお気持ちが大事なのかなと。町をよくするのはもちろん行政というのは、そのことに日々力を注いでいるわけでございますが、それは町民の皆さんと一緒に行って初めて成し遂げられるものもありますので、町民の皆さんがここに書いてございます、首都圏で一番人が輝く町、あるいは構想の中でいくつか書いてございますが、そういった町になると。ベッドタウンという意味でおいては、多様性ということが必要かなと思いますので、こうだというよりは、東京に勤めていらっしゃる方ももちろんいらっしゃいますし、近隣で働いている方もいらっしゃるし、町内で働いている方もいらっしゃいます。先ほど言いました介護とか福祉とかいろんな意味で。あるいは、将来的にはこれに限らずテレワークなどの関係で、ご自宅で仕事をするという方も増えてまいります。ですから、こうだではなくて、多様性というのは必要かなと思います。そういう意味では、東京のベッドタウンというのは、多様性というよりかは一律性なのかなというところでこんな表記をさせていただいたわけでございます。 どういう働き方がいい悪いということを決して言っているわけではないということをご理解いただければと思います。10年後は、そういうような姿に多様な形になるのがいいのかなというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 合川議員。 ◆11番(合川泰治君) 再度質問させていただきます。 幾つか述べたいことがあるのですけれども、まず1つは国の流れというご答弁いただいたのですけれども、国の流れ10年間どういう流れになるか分からないものを考慮していくよりは、10年間でこうありたいという、自らが考えたものを10年間突き詰めるのが、この計画だと思っていたのですけれども、そこに国がどういう考えするか分からないからという要素入れていったら、この町の個性もないし、何をしたらいいか本当に余計分からないと思う。やはり自分たちで考えるということが大前提であると思っているのですけれども、例えば、矢祭町にしろ、合併しない宣言で有名になりましたけれど、国の政策があろうと、しないならしない、こういう町独自、自分たちでこれを絶対やっていく、当然その裏には覚悟を持ってというのが大前提になりますけれど、それがないと、10年間また次の代、仮に6次となった場合に同じ状況で、同じようなこんな先が分からないという議論をずっとしているような気がしてしまうのが1つなので、自ら考えることが必要だと思うのですが、まず1点は、国より自分自身で考えることと思うのですが、それについてはどうでしょうかというのがまず1つです。 あと、がどういうことをやりたいかとお話もいただいたのですが、私はこの計画については、この1、2年町長執行部が町民との対話ということで築いてきて、何をしたいかが詰まっていて、それを方策というか、大きな枠組みにしているのだと思うのですが、これからまた何したいですかとやっていくということなのでしょうか。 今までの話合いは何だったのかというのがなかなか見えないところがあって、これから10年間こういうことをやりたいというその話を聞いた上でこれができているのではないのかというのが思いましたので、その点についての説明をもう一度ちょっといただきたいと思っております。 それだけで、以上でお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 先ほどの国全体でのという話をしたのは、これは政府がという意味ではありません。人口減少であるとか、少子化であるとかも含めて国全体の大きな流れというのもありますし、あるいは、労働力不足であるとか、そういった様々な側面があるということで、政府の政策に翻弄されるというような趣旨でないということは理解いただければと思います。 宮代町の総合計画については、ここにお示しした内容ですけれども、宮代町として、どういう方針、指針、未来に向けてどういう考えで進めていったらいいのかということをお示ししてあります。当然これは町民の皆さんからたくさん意見をいただきまして、また、行政が音頭を取って進めたものだけでなくて、町民の皆さん独自で話し合いをされて、ご意見をいただいたというのもございます。そういう意味で言うと、非常に今後の10年間どうしていきたいかということについて皆様に詰めた議論をされて、ここに提示させていただいているものです。具体的に何をということについては、また実行計画で具体的な工程表、それと実施年度などをお示しさせていただきますけれども、どうしてそういった実行計画の事業をやるのかという、そのどうしてというところについては、今ご提示させていただいている町の将来目標、それと構想方針というものが柱になってきます。 それぞれについては、具体的に何をというのをお示ししながらつくっていくということになると思います。 パブリックコメントもいただいておりまして、前回の第4次総合計画では5名の方からいただきましたけれども、今回9名の方からパブリックコメントをいただいておりまして、パブリックコメントの制度ができたのは、およそ15年ぐらいたちますけれども、これだけたくさんの方からご意見をいただいたというのは、今まで例のないようなところで、ホームページ上で提示させていただいたものについて、たくさん意見をいただきまして、中には行政も勇気づけられるようなこと、それは行政への励ましということではなくて、自らも活動の主体として頑張っていきたいみたいなご意見も含まれています。 構想方針自体は、個々具体的にというよりか、10年間こういう考えでということをお示ししているというのは、お含みおきいただければと思いますけれども、具体的に何をやるかという部分が非常に大事だと思っていますので、絵に描いた餅というふうにならないようにも、並行して実行計画をどういうふうに進めていこうかというのが役場の中でも議論を進めておりますので、また、より具体的に分かる形でご提示をさせていきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 また、今回の参考資料の中で、実行計画ということで、資料5ですかね、赤字で書いてございますので、また具体的にご覧をいただければなというふうに思います。 実行計画自体は、アクションプランという位置づけになりますので、総合計画のアクションプランとして具体的に何をしていくかというのは今検討中ということで、少しご紹介も兼ねて赤字で示させていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 何点かご質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、基本構想について、先ほど費用については出ましたけれども、コンサルタントはどこへ委託したのか、改めてお尋ねしたいと思います。 また、コンサルタントはどういう自治体の基本構想をつくってきた業者なのか、それも併せてお願いしたいと思います。 それから、首都圏でこれは町民から聞かれるのですけれども、構想と方針ということで、首都圏で一番人が輝く町ということで、未来像が書かれております。この首都圏というのは、どこを指すのかということですので、まずお答えいただきたいと思います。 それから、3点目は、将来人口でありますけれども、日本全体がこれからというかもう人口が減っております。そういう中で、人口が本当に維持できるのかどうか、これは大変だと思うのですけれども、その点、先ほど来市街地の拡大ということで答えられておりますけれども、その点について、維持できるのかどうか、その点の根拠についてお示し願いたいと思います。 それから、これも日本全体、少子高齢化が進んでおります。宮代町でも、各地域それぞれ強弱はあるのですけれども、現状10年後において、少子高齢化、特に高齢化率はどのようになるのか、現状と5年ごとのスパンで示していただければと思います。 それから、パブリックコメントは9ということでありますけれども、9から12項目ですか、出ております。このパブリックコメント、宮代町で言えば、前回よりも多くなっているということなのですけれども、この9というのは、他市、近隣でも結構です。多いのか少ないのか伺いたいと思います。 それから、基本構想を見ると、全てが実行計画を検討する上での材料だということで、具体的には、実行計画というふうに言っているのですけれども、そうだとすると、今も前段の議員の中で、絵に描いた餅にならないようにとは言っているのですけれども、この点では、やはり幾らでも言えるし、幾らでも要するに言いようがあるわけです。 そういった計画、考え方だけということであれば、それで済むのでしょうけれど、これをやはり実行計画に移すのですから、その辺の担保としてなければいけないと思うのですけれども、その点ではこういう形でいいのかどうか、その点についての考え方についてお尋ねしたいと思います。 それから、基本構想の中では、事あるごとに町民とそれから官民ですよね、その中で要するに私から見ると委託化が随分多いし、正面からそういうふうに打ち出されております。もう一方では、町民との声をとかというふうに言っているのですけれども、公的サービスの委託化が以前より多いような気がしております。その点では、どうなのかお尋ねしたいと思います。 それから、先ほど来、前段の議員からもSDGs、それから持続可能なまちづくり、その中で誰一取り残さないまちづくり、こういった手法でやっていくようなことも言われておりますけれども、これは非常に大事なのですけれども、それはもっと具体的にやはり書いていいのかなというふうに思われるのですけれども、その点についてもう一度確認のためにお伺いしたいと思います。 それから、最後なのですけれども、基本構想とはいえ、やはりまちづくりで一番大切なのは、これは住民の福祉の増進を図られるか否か、そうでないか、それが一番大事な点だと思うのですけれども、それが見当たらない。そういった点については、どういうふうにこれまで議論されたのかお尋ねしたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、委託先のコンサルタントということですが、株式会社アイ・アール・エスというところでございます。 県内では行田、幸手など、県内ですと行田、幸手、松伏、伊奈、県外では大磯、葉山と。 ◆2番(丸藤栄一君) ちょっと聞こえないです。 ◎企画財政課長(栗原聡君) ごめんなさい。 県内では、行田、松伏、伊奈、幸手。県外では、大磯、葉山などです。 首都圏をどこに指すのかということです。 首都圏、法律上というか国土交通省などの定義などでありますと、山梨、群馬、栃木などが入ってくる場合もありますが、一般的には、法律とか中央省庁の定義、ものを進める上での首都圏での計画といった意味と、一般的に東京、埼玉、千葉、神奈川といった首都圏というところがあると思いますけれども、首都圏の定義とすると、一般的な感覚からすると、東京、埼玉、千葉、神奈川かなというふうに思います。 ここで言う首都圏というのは、東京を含んだ中で首都東京の圏域という趣旨でございます。 将来人口についてのご質問です。 市街地の拡大というのは、新たな市街地を広げるというのは、埼玉県の方針もございまして、難しい状況ですが、3つの駅を中心とした市街地には、未利用の土地がまだたくさんございます。その面積は、道佛の区画整理地の面積を上回るものです。市街地というのは、下水道も整備されておりますし、駅に近く利便性も高いということで、インフラの投資をしなくても既に良質の市街地がございますので、そこに着目しまして、市街地の魅力を高めて、そういったところに未利用地を住宅地にというような考え方でいけば、今の人口を維持できるという考えです。 次に、少子高齢化については、現在日本の人口が1年間に50万減っているということですので、一つの大きな都市が毎年なくなるようなことになってございます。 そういった中では、様々な自治体が知恵を凝らしていると思います。当然宮代町も少子高齢化ということに関しては、様々な努力をしているところでございます。第4次総合計画中に、いろいろな施策を展開してきたわけでございまして、現在、直近の数字ですと、宮代町の特殊出生率が1.30、近隣がおおむね1.1、あるいは1.0でございますので、それに比べると高い数字を示しているということでございます。 将来についてということでございますので、将来目標、国の目標数値等もございますが、引き続き子育て世帯を応援するような施策を展開していきたいというふうに考えているところでございます。 実行計画については、先ほど来、他の議員さんにもご説明を申し上げたところですが、より具体をお示し申し上げて、実施していくということになります。 それと、官民ということで、委託化が進むのではないかということですけれども、宮代町においては、公共施設、一例で言うと公共施設の運営については、例えばぐるる宮代であるとか、図書館であるとか、民間の得意の分野、民間が力を発揮できる分野があるのであれば、行政直営ということにはこだわらずに、住民サービスにとってどちらがいいかと、そういったノウハウをすでに所有しているところが運営することで、町の公共施設がよりよくなるというような考え方で進めてまいりました。 こういった基本的な考え方は踏襲していくということになります。 しかし、単に機械的に何かを業務委託するということでは、魂の入っていない公共施設、あるいは委託になってしまいますので、それはきちんと行政としての目的、あるいは住民にとって何が一番よい選択なのかというのを考えながら、委託化というのは進んでいくということです。 ただ、ここで言っている官民というのは、委託を強力に推し進めるという意味ではなくて、様々な主体、行政だけではなくて、NPOも株式会社もほかの団体も、町をよくしていこうという意味においては、行政が肥大化して全てを独占するという考えではなくやっていきましょうという考えを示しているものでございます。 それと、SDGs持続可能なということについては、これについても前段の議員さんでお示しをさせていただいたところでございますが、今回の計画は10年間町が、そして住むが輝くためにどういったことをやったらいいのかということをお示ししている内容でございます。各々をお読みいただいていると思いますので、その内容が全体にちりばめられているということはご理解いただけると思いますけれども、特定の誰かということではなくて、少数者であっても、多数者であっても、同じように幸せを実感できるそういった内容、そのためにはどうすればいいのかということをお示しをさせていただいているところでございます。 パブリックコメント、他の自治体がどうかというのは、あまりほかの自治体を引き合いに出すのもあれなのですけれども、近隣の自治体ですと、1件とか2件とか、そういった数のようでございます。 もし答弁漏れがありましたら。 ◆2番(丸藤栄一君) ありませんね。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 それでは、確認をしながらお尋ねしたいと思います。 まず、コンサルタントについては、どこへということで、また近隣町外での示していただきました。これは結構でございます。 首都圏で一番人が輝く町、この首都圏というのはいろいろ説明されましたが、要するに東京都を中心とした埼玉、千葉、神奈川ということで、一般的に言われている首都圏ということなのですけれども、これはどうなのですか。これまでも、以前は水面に映える文化都市とか、そういうふうに言っていた基本構想もありましたが、首都圏で一番人が輝く町とか、それから、日本一暮らしやすい町とか、日本一子供の育つ町とか、そういうキャッチフレーズが多いのですけれども、首都圏で一番人が輝く町というと、どういうふうに私どもや住民は捉えたらいいのでしょうか。ここに書いてあるとおりだと言えば、それで終わってしまうのですけれども、具体的に、宮代らしさを価値として、住み続けたいと思える町、これも一つなのでしょう。でも、それが首都圏で一番人が輝く町とどういうふうに相通じるのでしょうか。この辺はどういうふうに理解したらよろしいのか、その点もう一度お尋ねしたいと思います。 それから、3点目の、日本全体が人口減る中で、人口維持できるということですよね。これは、現状3万4,000ですし、10年後も3万4,000ですから、当然中間点も3万4,000なのでしょう。 市街地の魅力を高めてということなのですけれども、これは、確かにこれまで土地区画整理事業、道佛ありました。それを言うと、必ずしもそればかりではないというふうに言うのでしょうけれど、そういうものもありませんよね、物理的に。そうすると、漠然と市街地の魅力を高めと言っているのですけれども。確かに市街地はあるでしょう。計算すれば、先ほど言った53ヘクタールですか。ありますけれども、それは本当にみんなが言うような、全てが魅力あるような、そういうものに高め上げて、そこに人口が来て、当然減っていくものも減っていきますけれど。そういう点では、どういうものを核としてそういうふうに言えるのでしょうか。その点もう一度伺いたいと思います。 それから、少子高齢化率の関係ですけれども、出生率は高いという話は伺いました。高齢化率なのですけれども、これは非常に宮代も高いです。この辺では、これらも含めてどういうふうに高齢化率が変化していくのでしょうか。その点、先ほど5年のスパンでというふうに言ったのですけれども、これは大事な問題だと思うので、それぐらいは示してしかるべきかなと思うのですけれども、これもあれですか、とにかく示せるのかどうか、まずお尋ねしたいと思います。先ほど示しておりませんので。 それから、パブリックコメントについては分かりました。パブリックコメントを読ませていただくと、本当にパブリックコメントに書いてくるだけあって、自分も変わりたいし、宮代の中で頑張っていくような、そういう前向きな方が多くいらっしゃいます。それから、宮代の本当にこういうところもあったのかというような点も勉強させられました。そういう点では、勉強させていただいたのですけれど、これらの声をやはり生かしていくには、先ほど委託の話もしましたけれど、やはり住民とともに、町職員の意識も相当変えないといけないと思うのですけれども、そういった点では、あまり職員の関わりというのは非常に具体的になっていないのですけれども、それも実行計画の中で示していくと言ってしまえば、それで終わりなのですけれども、少なくとも町の姿勢そのものについてはお尋ねしたいと思います。 これまでも、町はもちろん努力していますし、高齢化、社会の中でのサロン化づくりとか、そういったリーダーづくりとか、そういうことはきちっともちろん入ってきて、職員も先頭になって頑張っています。そういった点での向こう10年間、その姿勢についてはどうなのかということでお尋ねしたいと思います。 それから、私は、この基本構想、宮代町の未来像というのは美辞麗句ですごく読みやすいし、なるほどというふうに思えるのですけれども、これまでやってきた実態です。これは当たるのかどうか分かりませんけれど、例えば9ページの様々な活動や主体性を生み出すということで、町が比較的上の段3つに分けると、上のほうの下なのですけれど、町が行政課題を的確に捉え、目の前の問題を解決していくのと同じくらい、あるいはそれ以上に、町民が自らの意思によって、社会的な課題を解決することは大きな意義を持ちますということで、町民が主役になって行動を始めてこそ、町は大きく変わってきますというふうに書いてあるのですけれど、これ非常にそのとおりだなというふうに思うのですけれども、じゃ、これは私の言い方が当たっていないのだったら申し訳ないのですけれども、例えば中島出張所の問題です。これは、社会的な課題を解決することは大きな意義をもちますというので、命にかかわる問題です。それで、国のやること、それから県のやること、ですから、埼玉東部消防組合がやること、それがやるからといって、ああそうですかというわけにはいかないでしょう。これは、町民自ら大きな問題として取り上げて、しかも町長もこれはもう今すぐではないし、皆さんと話し合いながらということだから、それは当然だと思うのですけれども、突然です。すぱっと切ってしまって、中島出張所を廃止する。少なくとも町として、これに寄り添うということは大事ではないのでしょうか。それでどうしても駄目だったら、私なんかは、町長は町長選あるのですから、こういうことでやりたいのですけれどもどうでしょうかと問えばいいのです。それを、すぱっと切ってしまうというのはどうなのでしょうか。これは、町民が自らの意思によって、社会的な課題を解決することは大きな意義をもちますと言っているのです。ところがやることは全然違うではないですか。だったらこれは絵に描いた餅になりませんか。しかも、約束を破って、そういう手法では駄目です。信じられないのです。そういった点では、何でこんなふうに書ける。書くのだったらそれ相応のやり方はあるでしょう。私の質問がおかしいというのでしたら、言っていただいて結構ですので、お願いしたいと。 それから、ですから先ほど言ったSDGs、それから持続可能な誰一取り残さない、こういうふうな実行計画の中でもやっていくというふうに言っておりますけれども、少数者、多数者に関わらずというところまで言っているのです。その点お願いしたいと思います。併せて。 それから、公共サービスの委託化が以前より進んでいるのではないかということで言いましたが、考え方は分かりました。しかし、これからは公共施設も一時は宮代町、公共施設がなくて、ないないづくしの宮代町と言われたことがあります。これからは、公共施設というのは造れないですよね。 そういう中で、やはり人口とも関係してくるのですけれども、かなり厳しいと思うのですけれども、そういった点では、私はこれからハード面よりもそういう意味では、ソフト面、それの充実がやはり今後のまちづくりの要かなというふうに思っているのですけれども、そういった点では、どういうふうなお考えなのか、その点お尋ねしたいと思います。 それに関わるのですけれども、やはり、先ほども言ったように、まちづくりで一番大切なのは、住民の福祉の増進を図っていくことなのですが、私は基本構想の前にいつもアンケートを取るではないですか。出てきたのはみんなこういうふうに具体的でない。具体的に聞くと、介護にしても、子育てにしても、みんな実行計画でその時々なのです。だから、向こう10年、住民の福祉増進、教育もそうなのですけれど、どういうふうにこれをつくっていくかなのです。その辺がないのです。ないのですいつもないのです。そこはやはり私は大事な点だと思いますので、考え方、なぜ入っていないのか、その点お尋ねしたいと思います。 それと、前段の議員の中でも言われましたけれども、具体的にやるという意味で、ちょっとお聞き忘れたのですけれども、確かにもうコロナ危機で、財政的にも来年は厳しいですよね。私のところにもやはり生活保護の申請どうしたらいいかというのを非常に多いです。そういった相談が。ですから、やはり自営の方も大変だと思うのです。そういう中で、財政が厳しくなる。幾ら収入源を増やしたいといっても、それはならないと。これは7月にも見直しているのですか。 先ほども前段のところでも言いましたけれど、スタートから変わってくるので、それは財政が例えば来年長くなると言われています。そういう中で、それなりのと言ってしまえばそれで終わってしまうのですけれど、スタート時点がコロナ危機で変わっていると思うのですけれど、その点ちょっと曖昧かなというふうに思うのですけれど、もう少しそういった点では、時間をかけてもよかったのかなというふうに思うのですけれど、その点どうでしょうか。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 まず、1点目の首都圏で一番人が輝く町ということに関してのご質問をいただいております。 今回、総合計画を策定するに当たっては、住民意識調査もそうですけれども、無作為に選ばせていただいた町民の方に、年齢性別偏りなくお集まりいただいて、2年間長い時間をかけてお話を聞いてまいりました。 また、総合計画審議会の中でも各種団体の皆さん、それと専門家の皆さん、いろんな意見をお伺いしてまいりました。 その中で、例えば緑であるとか、田園であるとか、そういった風景をなぞっただけだと、ほかの自治体に当てはめても同じではないかというご意見はいただいております。また、10年後こうしていくという目標も、きちんと出したほうがいいという意見もいただいております。それは、例えば日本一であるとか、そういった表現もあるというのは、複数の方からもいただいております。それは確かに緑とか風景だけをなぞって書くのであれば、日本中にはもっと緑の豊かなところもありますし、あるいは、違う自治体でも同じことが当てはまってしまうだろうというような議論がございました。その中で、首都圏で一番人が輝くという表記にさせていただいたわけですが、今後、宮代町のキャッチフレーズとして、首都圏で一番人が輝く町といった場合に、宮代町がどこにある町なのかというのは、それをその言葉で言い表すことができると思います。 もちろん日本一輝く町であるというのは、目標ではあるのですけれども、3月に町長の施政方針のほうでもありましたように、北海道から沖縄までそれぞれの地域で一番と思って頑張っているわけでございまして、そういう意味では首都圏ということが、首都圏にある町というのがうまく伝わるようなことと、が輝くというのを未来都市像、これはすなわち、今後宮代町のキャッチフレーズというふうになっていくわけなのですが、宮代町のあるこの圏域で一番のところを目指そうというところでこういった未来像ということにさせていただいたものです。 2つ目の、将来人口ということです。 市街地については、宮代町が元々コンパクトであって、駅が3つあって、市街地が張りついているというところが、宮代町の最大の売りといいますか、宮代町の特徴だと思います。 地域によっては、電車がそのものが通っていないというところがある中で、3つの駅があるということです。 そういったことを起点にするというのもありますし、かつて町が造った公園であるとか、整備した河川であるとか、そういったものに手を入れていくということもありますし、あるいは、東武動物公園駅の西口が新たな局面を迎えますので、町としても、動物公園駅西口からまっすぐ伸びて新しい村に至るその通りについても、魅力的なものにしていくと、そういったこともできるのかなというふうに考えています。 もう一つ、高齢化率ということでご質問をいただいておりまして、今現在の宮代町の高齢化率は32%ですが、令和12年度には34%、10年間でおおむね2%の上昇ということでございます。 ただ、先ほど前段の議員さんの中でも申し上げましたけれども、そのうち75歳以上の割合というのは16%が22%になると、10年間で6%増えるという推計になっております。 年少人口の比率については、ほぼ変わらないというような人口推計になってございます。もちろん、これはこのままであればということですので、これに政策的なことを実施することによって、変化は当然出てくるということになりますので、それは、この比率を考えながら政策を進めていくということになると思います。 それから、SDGsについては、先ほどお話をさせていただいた通りでございます。SDGsについては、様々な側面がございますが、その普遍性については共通するものもございます。宮代町という地域、宮代という町で考えたことも、国連の場で考えたことも一致するということはございます。国連の場で考えたことと、宮代町で考えたことが全く違うということはありませんで、当然それぞれ誰一取り残されないという考え方に立てば、同じ結論に達するというところでは、期せずして一致しているというふうな理解でございます。 そういう意味では、今回の基本構想の中でも、そういった事柄を様々な形で構想方針ということで示させていただいているところでございます。 もう一つ、職員の関わりということで申し上げますと、構想4がそれに関わるということで、前例踏襲とか慣例とかそういうことではなくて、縦割りではなく、横串で考えようということでございますので、これについては、行政としてこうあるべしということを文言として整理させていただいたものです。 それと、基本構想方針と実行計画との関わりということでご質問をいただいております。 これについては、同じ説明になってしまいますけれども、総合計画自体が一つの家だとすると、個別のどういう家を建てたいのかと、この家はどういうが住んで、どういう生活を送りたいか、どうすればいいのだろうということから、こういう家をというのが基本構想だとすると、個々の部屋であるとか、置く棚の位置であるか、そういったものは実行計画になってくると思います。 全体としてこういうものをつくっていって、これがみんなの目標なのだというのを示すのが、総合計画だと、構想と方針でありますので、それに基づいておのおのを示させていただくということになります。 具体的に、今どういうことを検討しているかというのは、参考資料のほうで赤字で示させていただいている内容でございます。これに基づいてどういうことができるのだろうというのは検討しておりますので、それについては、それぞれの方針の下に赤字で参考資料としてお示しをさせていただいているものでございます。 あと、コロナの関係については、新型コロナウイルスの拡大が2月3月という時期でございましたが、その後も総合計画審議会のほうは密を避けながら会議を開催しております。また、パブリックコメントについても、コロナの後ということで、ご意見をいただいているところです。また、行政内の議論の中でも、特にコロナによってというよりかは、コロナの中にあっても、これは続けていける、逆にそういう形になっているというような議論でございました。 住民の声に耳を傾けてということについては、そういうことが根底にということでございます。そういった中で、パブリックコメント、あるいは何回にもわたるワークショップなど、そういった形でつくってきたというところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 様々な活動や主体を生み出すという、この点については答弁ありますか。 ○議長(田島正徳君) もう1個足りない。 ◎企画財政課長(栗原聡君) 失礼しました。 様々な活動や主体を生み出すということについては、丸藤議員さんも質問の中でご賛同いただいているような部分でもあったと思いますので、オウム返しになってしまうかもしれませんけれども、行政が旗を振って、町民の皆さんにということだけではなくて、町民の皆さんが意思を持って動いて、当然それと一緒に行政が動くということが一番物事が変わりやすいのかなということがございます。それについて書かせていただいた部分であります。 それぞれの場で生活しているが身の回りのことを一番そのことについて熟知されておられますので、そういったところのが大事だなというところを示させていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。 △休憩 午後2時12分 △再開 午後2時25分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) それでは、再々質問させていただきます。 この基本構想は、あくまでも宮代町の未来像だということで分かるんですけれども、どうも質問すると答弁がこう例えば家づくりになってしまって個々の部屋でなくてというような話をしますけれども、だったらその家の土台はどうなんですかと言いたいですよ。土台が、外観の前に土台がしっかりしていないと駄目でしょう。そういう点ではどうなんですか。そういう言い方するから。先ほども宮代らしさを価値として高めていく、せっかく、失礼。様々な活動や主体を生み出すということで、これは町民からの自主的な課題をどうするかという、先ほども言ったように命に関わる問題です。ここではそれ相応に書いているんですけれども、じゃそれが実際心配でどうなるんだろうという、そこに町長として寄り添ってほしいんです。それは、結果はそうなるかもしれませんけれども、だから町長は町長なったばかりで、じゃ中島出張所を埼玉東部消防組合としてはそういう考えがあっても私自身は町民がどういう考えなのか分からないから、時期尚早にできないと。それは合っているんです。何回も言っているように。それを貫くべきでしょう。それが説得のほうに回ってしまって、しかも最後はもう言葉は悪いんですけれども、見切り発車ですよ。議会でもこれだけ二分しているのに、だったらもう少し議会のことも考えて、住民のことも考えて少し時間を置くべきでしょう。だから、さっき言ったようにそれでどうしても駄目だったら町長が自ら私はこういう中島出張所を廃止したいと。皆さんどう思いますかと問えばいいんですよ。そういうこともしないうちに、コロナ禍の何もできない中で廃止というのはないでしょうと言いたいんです。で、それについては答弁していただきたかったんですけれども、できないと。百歩譲って、じゃこの今回の先ほど課長が言っているように、実効性を持つために赤く書いてあるところが検討中の事業ですよと。 で、町長、町長はこの中で具体的なのもあるんですよ。例えば、8ページの宮代型デマンド交通事業とか、それから一番下の身近な場所で子育てサロン事業、それから西原自然の森活用事業とか曖昧なものもあります。一番最後には、宮代町立小中学校適正配置事業、答申が出ていませんけれどもこれ町長の公約でもあるんですよね。でもこれだって議会でも二分しているんですよ。こういうことはきちんと具体的に書いているんですよ。書いていないのは書いていないし、町長、町長ですからこの基本構想の中にどれだけ自分のやらなければいけない、それは前提として町民の皆さんから聞いてということで結構ですよ。これは、町長が町長の考えというのはないんですか。その辺明らかにしていただきたい。で、こう言えばああだし、ああ言えばこうだし、曖昧だし、もう少し具体化しなければいけないですよ。もう少し。それで議会に問わないと、何か曖昧な美辞麗句な言葉で、もちろん宮代も関わっていますけれども、業者が書いたのか分かりませんけれどもそういう形になっている。これじゃどこがこれまでと変わっているんですかというふうに聞きたいですよ。同じじゃないですか。こういう考えで具体的な実行計画の中でと。前と同じじゃないですか。 で、過去には人口が5万にしたことがあります。そういう点ではまだ現実的なのかなというふうにも思いますけれども、手法としては同じで町民には寄り添わない。きれいなことは書いてあるんですよ。それから、私は決算でも言いましたように、町の組織そのものも今協働、男女共同参画とかジェンダー平等とか言われている中で、女性の管理職員が今少ないと言いましたよね。平成31年4月1日で男性が116、女性が84、これは一般会計だけです。200で男性が58%、女性が42%、それなのに管理職が6.1ですよ。6%台ですよ。6.4ぐらいいてもおかしくない、本当から言えば。こういうことは全然不問にしたままで、こういうまちづくりをしますよ、少なくともこういう役場の体制はこういうふうにしていかなければいけないとか、一歩でも二歩でも進んでいただければいいですけれども、ですから、こういうことは一、二年でできませんよ。ですから、こういったスパンで取上げてもいいんじゃないでしょうか。もう少し町のやることもどうなんでしょうか。膝元ちゃんとどうするのか。町民との話合いは聞くのも結構。でも肝腎なところもきちっと聞いて寄り添うということがやはりまちづくりの一歩じゃないんですか。それをなくしてこういうまちづくりします、未来構想こうなっていますとか言ったって、全部羅列しているだけでこの10年間でこれについてはここまでやるとかそういうんじゃないんですよ。そういうこともきちっと示すべきではないんでしょうか。そうじゃないと言うんだったら、そうじゃないとお答えくださいよ。私はその家づくりからというふうに言われたので、だったらもっと土台づくりでしょう。すみません、何回も繰り返してしまって。以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) それではお答え申し上げます。 第4次総合計画を作成したとき、私は職員として参加しておりましたけれども、そのときよりも市民参加、または町職員と市民のワークショップなどを繰り返して宮代町の将来像、こんな町でありたいというふうな意見を出し合えたかなというふうに考えています。 この基本構想というのはあくまでも町の将来像に向かっていくためのいわゆる指針でございますので、何をどこまで、どんな内容をいつまでということではなくて、構想にありますようにこういう町でありたいという大まかな目標だと思っています。ですから、それをぶれずにそのときどきのニーズ、またはときの流れ、時代の流れに応じて派生してきた課題というものは常に取入れて新たに検討し、協議をし、事業を進めていくものだと思っています。市民との対話のまちづくりは、どんなものなのか、また市民参加のまちづくりというのはどんな成果が得られるのかというのはワークショップの際私から何回も説明をさせていただきました。そういうことも受けまして、町民の皆様方にある程度受入れられてこういうアイデアが出てきたのかなというふうに思っています。町民が輝いていること、これが一番のまちづくりだと考えています。まちづくりは役場の職員が行うものではなく、町民が参画して展開する、職員はそれをお手伝いする事務局であります。そういう展開ができる計画にしていきたいというふうに思っています。ですから、町民の方々が自分たちの地元、また地域の在り方、地域コミュニティのことなどについて、こういう町でありたいねということを自分たちの意見でつくり上げていけるそんな町にしていきたい。だから参加してよかったと思えるたちがそれぞれが輝いている町でありたいというふうに思っています。 総合計画そのものは、先ほどもお話しましたように町の指針でございますので、バイブルですのでぶれないでいきたいと思っています。ですので、福祉的なこと、教育的なこと、子育て、いろいろなテーマがあると思いますけれども、それはまたその後ろについている様々な計画の中で事業がぶら下がってまいりますので、それらがまたこの基本構想の中での実行計画というふうにつながっていくものというふうに考えています。 ですので、今回出された、例えば今案で出ています後ろのほうに赤字で書かれているものにつきましては現在進めているもの、もう既に実行計画で出してはいますが、準備をしているものも多々ございます。例えばデマンド交通のことであるとか、西原自然の森であるとか、一部スタートしているものもあります。ですから、そういうものにつきましては令和3年度からすぐスタートしていけるよう準備をしていきたいというふうに考えています。 また、女性課長とかいわゆる女性の職員の活躍等につきましては、これをまちづくりの指針にあげるかどうかというのは多々いろいろ考え方があろうかと思いますけれども、私ももう少し女性が活躍できる職場でありたいというふうには思っていることには間違いございませんので、それに向けて今主査級職員を増やしているところでございます。ですから、そういうことはきちんとやっていきたいというふうに考えておりますので、それをあえてこちらでというふうには考えていませんので、ご理解をいただきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山妙子でございます。何点か質問をさせていただきます。 この第5次宮代町総合計画基本構想の中で、前段議員からも何度も出ておりますが、3万4,000の根拠をお話ししていきたいと思います。この資料の中の1990年というのは、桃山台345世帯のうち320世帯がほぼ完売して1,200がそこに居を構えたときの人数です。小学生が270おりました。そのときは結局桃山台ができたことによって増えております。そして、今道佛地区が今度120世帯増えたことによってほぼ同じような数字が人口なっていると思うんですが、この3万4,000の根拠、根拠があっての数字だと思いますので、そこのところをお願いいたします。 次は、この問題も何かの議員さんがお話ししています。ごみについてです。先ほどの答弁の中に衛生組合にごみについては委ねていたという、ちょっと言葉だけを取ったような形になりますが、とおっしゃっていました。町民は衛生組合はごみを燃やすところ、煙も出ておりますのでそうは思いますが、ごみについては町に聞けばいろんな問題も解決する。町がやっていること、ごみを燃やすということは衛生組合の炉で燃やしております。そしてし尿もそうです。そう思っていますが、町はさっき委ねているということで、これはちょっと首をかしげる発言だったなと思うんです。それでこのごみと水道、水というのは町にとってとても大事なことです。あと災害時におけるものに対するものです。ごみの考え方、久喜に委託をするようになっていますが、新聞にも載っておりましたし、皆さんご存じのように久喜市はプラスチックごみを全部委託してその熱量を得るといういろんな考え方持ちました。宮代町は久喜市とともにごみ問題に関しては非常に環境へ配慮した考え方、炉が古いということもございましたが、その観点から言ってこの町はごみをどうしていくのか。前段議員からもお話がありましたが、委託をするということは一つの手段でしかありません。宮代町が続く限りごみを委託するのか、イコールではないと思うんです。そのごみの考え方の基本は町が考えることだと思うんです。そこの点について町の考え方をお聞きします。 あと、この計画の文書の中にコンパクトな町の強みと書いてございます。コンパクトシティで私も共感するところ多く、その言葉も使わせていただきました。ただ、この町は縦に長いんです。よく使われる8掛ける2、16万平米、これはコンパクトで例えば役場を中心に南北4メーター、東西4メーターのようなどこに住んでいても役場に行くのが同じ距離の町とは違ってコンパクトと言っても住民にしたらコンパクトではあるがとてもちょっと不便な町です。イコール、駅が3つあるということでとても便利な町になっています。ただ、そこのものをコンパクトシティと言うことで一つに言葉でくくっていいか、そこのところをお伺いします。 あと、実は私第4次総合計画のときの総合計画の審議委員をやっておりました。そして、今こうやって議員となりまして感じたことなんですが、総合計画委員でやっていたときに莫大な資料を見て、夢のような資料の内容です。こんな町になったらいいなと思って関わってきました。ただ、10年、計画立てたのはかなり前ですので、計画を立てているうちに状況が変わってまいります。例えば、公共事業の適正配置です。この審議会をしていたとき、そして4次の総合計画の始めの年とかは確かに人口は少なかったと思います。でも、道佛地区ができ、増え、そして今適正配置の問題できておりますが、道佛地区の子供たちは大変2番目のお子さんが生まれたり、3番目のお子さんが生まれたりということで小学校の教室も増やし、学童保育も新しくしていただいたり増えております。そんな状況から、ちょっと細かいところは忘れてしまったんですけれども、あの地域だけでかなりのお子さんがいると、この計画案にある1校にすると12から18という教室をオーバーしてしまいます。町に一つの中学校にする。例えばそのようにこの長い期間のものは状況も変化するということがございます。その辺はどう考えるのか。そして、やはり前段者から話がありましたコロナ禍の中でこの計画を立てているときに、いろんなものが人数とか前の生活には戻れません。ここをやはりちょっと考え直すことというのは大事だと思うんですが、その点お願いします。 適正配置の審議会でみなさん審議されているときを聞きますと、自分たちはコロナ禍に関しては自分たちは一生懸命審議をしよう、それは町にお願いしよう、その状況になったらコロナ禍とか30学級とか今新聞でもよく出てまいりますが、そういうことは町にお願いしようとも言っております。この議会での審議というのは、本当に議員一の大事な問題になってくると思うんです。私は審議の総合計画のときに関わった者としては、とてもこういうふうに審議をされていくんだ、そして計画で出てきたものがこうやって実行計画としてやらなければいけない、やっていく、それが目標になっていく、で、それができたかできないかを問われるというのは非常に大きな問題です。 ちょっと長くなりましたけれども、以上何点かご答弁をお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、ご質問に順番にお答え申し上げます。 人口目標については、3万4,000ということで示してございます。これについては、3つの駅を中心とした市街地、そこの未利用地の面積というのが53ヘクタールございます。道佛地区の区画整理事業の面積が32ヘクタールですので、それを上回る市街地の未利用地があるということでございます。今後10年については、この未利用地の活用がうまく進むようにという考えを持っていこうということでございます。道佛地区で2,000ぐらいの人数ですので、それを上回る面積ということでそれを人口3万4,000の根拠にして、それで宅地化を進め、宮代町にお住まいの方が場所を探しやすいようにしていこうというものでございます。 2番目のごみ処理については、当然一部事務組合ということでございますけれども、久喜宮代衛生組合は。当然町は今現在も重要な関わりを持っているわけでございますので、一部事務組合と二三脚でごみ処理行政を進めているというふうに理解をしております。今後ごみ問題、ごみ問題と言いますか一般廃棄物については日々の皆さんのご家庭の生活の中から出るごみに関することですので、重要な問題だと思っております。その際には、廃棄物というだけでなくて高齢化すればごみを出すにしてもなかなか高齢化が進むと分別の理解も進まなくなったりとか、お一人暮らしであったりとか、あるいは外国の方であるとか、その地域地域のごみ集積場であるとか、皆さんの日々の生活、それとコミュニティと密接な関わりを持ってまいります。総合計画の中では、様々な地域の活動、助け合い、それと場づくり、そういったことを表記させていただいております。当然そういったことは地域地域の助け合いであるとか、場づくり、それと皆さんのコミュニティに関わる問題、そういったものは当然福祉であるとか、子育てであるとか、様々な活動にもつながってくるでしょうし、丸山議員さんおっしゃるようにごみ問題についても、これは地域の助け合いあるいは地域の連携というのが必要になってくる事項でもございますので、当然ながら今回の構想、方針、それに具体的に実行計画という形で実行計画の中で、後期実行計画か前期かというのはともかくとして、ごみ処理あるいは環境意識、みなさんと一緒にこうしていきたいという町の考え方というのはお示しすることになると思います。今回の基本構想については地域の中で、あるいは皆さんの助け合いの中で、あるいはそれぞれの日々の活動の中で、どうやってまちづくりを進めていこうかという話でございますので、その下には繰り返しになりますが、福祉も子育ても介護も当然ごみ問題もそこに具体的な事業としてぶら下がっていくということになってございます。その前段の考え方を整理させていただいているというものでございます。 もう一つ、コンパクトな町の強みということです。おっしゃるように、南北を考えますと確かに久喜に近いほう、あるいは春日部に近いところとの距離というのはございます。おっしゃるとおりかと思います。それについては、総合計画の中でもコンパクトな町の強みを生かすというところで少し記述させていただいたんですが、行政が役場という城の中で籠っていては駄目だと、地域の中に出ていくと、そういうことをしなければいけないというような書き方をさせていただいております。特に高齢化が進みますと、電車、バス、様々な交通手段、ご自宅で運転する、どれも困難になってくるということも想定されますので、役場自体が城の中に籠っているのではなくて出ていくと、そういうような強い決意に近い形の表記をさせていただいております。 それと、丸山議員さん3次総合計画のときにお世話になったかなというふうに思います。その後、少し4次計画の後は少し市民参加のやり方もオープンな形にさせていただいていますので、多少違う形というのもあるかなと思います。ご質問いただいた、具体的に状況が変われば当然やる施策も、事業も変わってくるということはまさにそのとおりでございます。この幾つかの実行計画の中には、どういうステップを踏んで町民の意見を聞いてどう組み立てていくかというのもお示しさせていただきます。実行計画の中で多少色合いが違いますけれども、住民の意見を聞かなければ、聞きながら進めていくことによって効果が発揮できるということが非常に多いので、どういうステップで住民の皆さんに声をお聞きしてコンセンサスを固めていくかというのも示しますので、いきなり実行計画のほうこれはこうなるというような言い方はないというふうに考えております。また、それぞれの実行計画で示す工程の中にそれぞれの皆さんの声をお聞きするステップというのはお示しすることになると思いますので、またその際にこういう状況がこう変わった、あるいはこういう考えだというのをまた集約していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山議員。 ◆3番(丸山妙子君) 分かりました。 3万4,000の根拠が、前段議員の答弁の中に今の市街化区域にあるために新しい開発しないということなんですが、今までの話の中で道佛地区ができたり桃山台ができたことによって人口が増えているわけですが、市街地だけで空き家ができたり、空き家を潰して新しく建てたり、その状況で3万4,000というのにはなっていくという予想なのか、それとも大まかな予想なのか、もう一度お願いいたします。 それと、ごみについてですが、ちょっと前段の議員の方からも出ていたんですが、私もこのまちづくりを聞いているときに答弁の中に家の話が出ておりまして、前段の議員と同じに私はこの総合計画を1回目読んだときは、ああすばらしいなと思いました。2回目読んだときに家づくりだったら土台もあるし柱があると思ったんです。やはりこの町は長く環境とか柱があったはずなんです。それが、柱がまずあって土台があって柱があって、で壁があって家があってその中にあって家具がついてというので私は読んでいます。答弁の中でこの例えを出すのはどうかなと思ったんですが、答弁の中で家の土台について出ましたので、この家の土台がないと思うんです。この町はどうしていこうか、ごみを委託するけれどもこの町はどうやっていこうか、そういう基本、そしてSDGsのことについてはこれ載せないということが私は理解ができないんです。何で載らないのか。まず基本をなぜつくらないのか。あとは幾らでもつけられるとは思うんですが、確かに審議委員さんも頑張ってくれて、役場の若い職員の意見も聞き、チャブ台トークや抽せんによる意見とかもたくさん聞いております。でも土台は、この町の土台は何かというところを私はこのことに関しては町長にお聞きいたします。 で、コンパクトで、これ読んでいて思ったんですけれども、今の新しい郷土カルタではない前のカルタ、詳しくは忘れてしまったけれども、エビフライのような町と出ていたんです。このコンパクト、コンパクトできて、確かにコンパクトではあるんだけれども、長いためのメリット、デメリットがあると思うんです。この細長い町をどうしようかというところが一つも載っていないんです。全部コンパクトシティというと、中心を考えた、どこにも行ける2キロ2キロぐらいで行ける町かなというふうに想像します。ここのところ、もう一回何でデメリット、と私は思っているんですけれども、メリットになるような強み、強みが長い、駅が3つあって確かに答弁で先ほどから駅が3つあって、3つの駅とおっしゃっていますけれども、この長い2メーター、8メーターのここのところのことが何も出てこない、縦に長い宮代町のことに一つも触れていないんですが、そこはどうなのかということをもう一度お聞きします。 あと、先ほど言ったように質問を忘れてしまってちょっと言い忘れていたんですけれども、資料の最後のほうの主な行政計画一覧というのと、その手前の総合計画基本構想とほかの行政計画との関係イメージというのが書いてあるんですけれども、この15ページの関係イメージのこの図なんですけれども、町の未来像とか縦にあって、右が子育てとか健康とか農業促進とかとあるんですが、ここの矢印が細くなっていますよね。これ何で細くなっているんでしょうか。子育て支援とか健康福祉プランには力を入れるというということに見た感じ取れてしまうんです。そうすると一般廃棄物処理基本計画とかは最後のほうになってくるんです。そうじゃない、見方が全然違うんだよという形だったらここは見やすいように訂正をお願いしたいと思います。 それと、主な行政計画の一覧を見ていて、これとの関連、基本計画にどうつながっているのかもう一回お答えいただきたいのと、この中で1点、私は宮代町、先ほど前段の議員からも出ていましたけれども、宮代町一般廃棄物処理基本計画のほうは宮代町と久喜の両方を読ませていただいております。その中で大項目は同じなのに、内容がすごく違っているところが何点かあります。私は何でこんなに違うんだろうと思ったら、女性の審議委員の数が全然違うんです。久喜市は女性の審議委員がたくさん入っているんです。私夫と見ましたけれども、これ女のの意見が反映されていないと言っておりました。私も、ここでそのことをああだこうだ言うつもりはございませんが、前段議員から出ていましたように女性の審議委員が少ないと、こういう審議委員さんは一生懸命やってくださっているんですけれども、やはり女性目線の視点が入ったほうがいいと私は感じております。町長の答弁でも、ここには載せない、審議委員とか先ほどの前段議員の中で男女共同参画の女性の職員の課長級とか管理職に対しての話でしたけれども、やはりこういう計画とかに女性の数が非常に少ないというのは内容には表れます。そのあたり、やはりもうちょっと女性の声というのが入っていかないとどれも計画で長く使うものですので、これ多分担当課長はしっかり読んでいると思いますので、その辺もお答え願いたいと思います。お願いします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、順番にお答え申し上げます。 当然、総合計画自体は意識調査を行いまして様々な町民の皆さんの声を時間をかけていただいております。パブリックコメントのほうもいただいて、期待を寄せるような声もいただいているところです。それぞれの思いが固まってこういった文章表記をさせていただいているところでございます。それともう一つ、構想、柱ということで言うと、構想が4つございますのでそこがぴしっとなっているというところ、たとえ話をするとまたややこしいかもしれませんけれども、それぞれの柱というのを4本ぴしっと立てさせていただいております。もちろん過去と断絶して今があるわけではございませんので、今まで町の中での歴史的な動きであるとか風土であるとかそういったこともあると思いますが、基本的には今回いろんなことを整理させていただいて、柱ということで4つのもの、土台ということはその様々な皆さんの声であるとか、今までの町の歴史であるとか風土であるとかそういったことであるのかなというふうに思っております。 もう一つご意見をいただいているのが、SDGsについては、ほかの議員さんからも意見をいただいていますし、私もそのように答弁をさせていただいていますけれども、今回は構想と方針、宮代町の未来像についてのご議決をお願いするということでございますが、当然製本する段にはそれぞれの施策との紐づけ、あるいはマーキング、そういったことをさせていただいて宮代町の計画がSDGsと深い関わりがあるということはお示しをさせていただいて、宮代町の町民の皆さん、それと活動する皆さんにこういう活動の意義といいますかそれぞれの理念というのはお示しをさせていただくつもりでございます。そのように考えてございます。 それと、縦と横の線があって細くなっているのは単なるデザインでございますので、どれに重きを置いてどれを薄くということではございません。それぞれの分野、どれも重要だということで進めているところでございます。 いただいたご質問の……   〔「コンパクトな……」と言うあり〕 ◎企画財政課長(栗原聡君) そうですね。 もちろん東武鉄道が縦断していると、それで3つ駅があると、それぞれの最寄の駅まで近いということもありますけれども、それは駅に近い方はそうおっしゃっても、そうでない方についてはそういう実感がないというのは実感しております。そういう中で循環バスなども運行させていただいていますし、今回この構想に基づく実行計画ということでデマンド交通についても検討をさせていただいているところです。移動手段だけでなくて、移動するまでもなく地域の中で活動ができるような仕組みというのもここに書かせていただいておりますけれども、役場も、この前の質問にお話しさせていただきましたが、役場が出ていくということも大事ですし、今後については高齢化が進みなかなか役場の町の中心まで来られないという、それは日々の手続だけでなくて日々の活動とかそういったこともそうだと思いますので、今後10年間の中では具体的に役場が外に出ていくということも考えていくことになるかなというふうに理解しているところでございます。 進修館に出てきて何かの活動をすると、あるいは役場で説明会をするというのが今までだったかもしれませんけれども、町が積極的に出ていくということもあるし地域の集会所であるとか公民館、あるいは公共施設などいろいろな場を使って地域にアプローチしていくと。もちろんバスであるとかデマンド交通であるとか鉄道とかそういう手段もありますし、具体的な地域地域に場をつくっていくということも今回の構想方針の中では示させていただいているところでございます。 いただいた質問、私の分については以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 まず、基本構想でございますので、その土台となるものが何かというのは私は市民参加だと思っています。市民のそれぞれ一の力が土台になっていって、その思い思いが柱になってくる、今回この構想として4本の柱が立っておりますけれども、それは場合によって市民のニーズが高まれば5本、6本となってくる場合もあるでしょうし、事業としてそれが支え合って、柱と柱が支え合ってはりになってくるというようなこともあると思います。そのはりについて、事業事業については、どういう形の事業になってくるかというのはまだ今赤いもので少し事例は出させてありますけれども、少しずつ増えたり減ったりしてくるものだと思っています。その内容が、例えばSDGsであれば、16項目いっぱいある中でこの事業は何と何、この事業はこれとこれに合致するよねというような示し方ではないと、今示させた構想の4つの柱ではちょっと示しにくいというふうに思っておりますので、事業計画の中で何にふさわしい、こういう事業ですねということを説明していきたいなというふうに思っています。 また、市民参加というのは大事なことでありますが、やはりできることとできないことがあると思います。政策的なことを決定していくまたはアイデアを出していくということはできますけれども、実際に自分たちがじゃ運営できるのかというと役場の職員がそこはお手伝いをしなければならないこともありますし、役場の職員がやらなければならないことも多々あると思います。そういう意味では実行計画、基本計画の中でたくさん出された事業計画を市民と一緒につくり上げていくものもあれば、市民のアイデアを町がいただいて町の職員が頑張っていくものもたくさんあると思っています。また、走りながらやっていくもの、例えばデマンド交通のようなものはある程度企画を練った時点でスタートさせて、本当に使い勝手がいいのか乗り心地がいいのかといいますか、そういうことを実証しながら実験的にスタートする場合もあるし、市民参加で1年、2年議論をしてからスタートするものもあろうかと思います。それはやはりそのときどきの目的、内容によって違ってくるかと思います。例えば、学校の適正配置につきましては、議会からもご意見いただいておりますし、前回第4次のときに途中で止まってしまった経過もあり、その後受けて今また新たに検証をしておりますけれども、それが出たことによってまた市民の皆さんといろんな議論をしていかなければいけないというふうに思っていますので、そういう意味ではすぐできること、時間をかけること、実証実験をすることというふうなことも踏まえながらたくさんの事業を進めていきたいというふうに思っています。 また、ごみの関係でいけば、今までは久喜宮代衛生組合のほうに宮代町のごみ処理計画、いわゆるごみ処理というものをお願いしていた。お願いをしていたというか、一部事務組合をつくってそこで処理をしていた。それが今度は委託になりますので、ただ委託になるのはごみを燃やす部分だけです。ですから、今度は久喜宮代衛生組合が行っていた集配とか例えばカレンダー作りであるとか、そういうのは全部町の仕事になりますので新たに環境的な仕事分野が町に増えてくるわけです。そうなっていったときにまたその事業計画があるし、それが基本構想の中に反映していくような形で乗せていく場合もあるし、一般廃棄物処理計画の中の事業として進めていく場合もあるし、その辺は少し検討させていただきたいと思っています。ただ、実行計画の中身が見えてこないという難しさがあろうかと思うんですが、第1次、2次、3次のときの基本構想というのは国の法律で決められていたような各市町村に必ずつくりなさいと言われていたような基本構想でした。その後法律が変わりまして、町独自のそれぞれの町のカラーでつくっていいよというような形になりましたことから、第4次総合計画からは総花的な計画ではなくて、市民参加が行いやすいそういう分野だけを特化した基本構想になっているかと思います。ですので、それを受けて今後第5次総合計画ですので、なんとなくこの分野が足りない、この分野が出てきていないんじゃないかとちょっと思いがちなんですが、基本的には市民参加でできる分野のまちづくりを計画として表しているんだというふうにご理解をいただけるとありがたいかなというふうに思っています。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山議員。 ◆3番(丸山妙子君) 少し分かりました。 まず1つ、資料の15ページ、後ろから3ページです。こちらのほうはやはりちょっとデザイン上ということでしたらもうちょっと分かりやすいように、これはお願いします。あと、ちょっと答弁いただいたんですが、今お話いただいたことは理解しました。ただ、やはり総合計画ですけれども、柱がやはりちゃんと例えば環境とかこの町の基本というものが出てきたほうが幾ら計画と言えども分かりやすいのではないか、理解しようとはいたしますが、やはりもうちょっと具体性、具体化がないとこの大きな、よくはできているとは思います。ただ、これで具体的にどうなるのかが見えてこないのでもう少し具体化、ちょっと今お話少し検討していただく部分もあるという話を聞きましたが、もう少し具体化できないかお聞きいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それではお答え申し上げます。 自治体によって差はあると思うんですが、基本構想、それとそれに基づく総合計画というのはおおむねそれぞれの自治体が今後あるべき姿を示すということになってございます。それについては、個々の具体的な事業の工程表を示すというよりは文言でそれぞれの自治体の示すべき方向性と考え、それと住民とともにどのように進めていくかというような考え方を示すもので、当然それに付随して実行計画、アクションプランというのが構想、方針が固まった後に出てくるということでございます。ただ、先ほど町長が言いましたように総花的に全ての行政分野を重ね合わせますと、それぞれの役場の事務分掌を記述するというような格好になってしまいまして、どこにめり張りをつけていくかというのが分かりにくくなってしまうということがございます。特に以前は第1次、第2次、第3次総合計画ぐらいまでは、第3次総合計画は優先的施策ということで優先事項を町が10年間でやっていく優先的な施策ということで、優先的施策というような形で表記させていただいたので、その段階で宮代町はもう既に総花的なつくりではなくなっていると思いましたけれども、第2次総合計画のときの反省というのが、総花的になったんだけれども結果10年間見てみたら、書いてはあるんだけれども書いていあったその結果どうなったというところについては非常に成果が乏しかったということもありましたので、ここはもう力を入れていこうというところを記述させていただいたというのが第3次で、少しほかの自治体とは違った記述の仕方をさせていただいて、第4次については特に地方自治法上の規定がなくなりましたので、まちづくり基本条例の中で基本構想、総合計画については議決をしていただいて進めましょうという条文もつくった上で進めさせていただいています。もちろん丸山議員さんがおっしゃるように行政には様々な計画があります。それぞれの計画については、例えば介護保険であれば国の介護保健法という法律がありますし、子供子育てであればやはり厚生労働省のほうでの子育ての方針があって、そういう方針のもとにある種の基準であるとか数字であるとか、そういったもとの上に計画がつくられているものがございます。それについては、子ども・子育て地域福祉計画、健康福祉プラン、教育振興計画、自殺対策計画、様々な分野がございます。それについては、それが縦軸だとするとそれを町とすると国の言われた法定の計画をつくらざるを得ないのでつくっているということではなくて、町の総合計画というのがあって、それが掲げている目標があるので、それぞれの個々の計画をつくるに当たっては国や県から言われたということではなくて横串です。今の柱で言うと構想1から4までというのが横串になって進めていこうということを考えたものでございます。そういった意味で個々の計画については、それをもとに各部署で日々努力して目標達成するということをやっておりますので、この総合計画についてはそれとは違う視点での計画だということになります。よろしくご理解いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 副町長。 ◎副町長(渋谷龍弘君) 補足でございますけれども、今丸山議員のほうから具体的にどうなっていくのかなかなか分かりづらいというようなご指摘でございますけれども、製本をする際にはきちんと実施計画を全部ひもづけしまして、並べまして、住民の方にとって今後10年間で町がどういった事業を展開してどういった形で住民の方の生活が変わっていくのか、どういった暮らしがこういうふうによくなっていくのかときちんと分かるような形で製本をさせていただいて、あるいは今たまたま活字だけでございますけれども例えばイラストとかを入れましてこういった形に住民生活変わっていくということをきちんと理解できるような形で製本をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 山下議員。
    ◆1番(山下秋夫君) 何点か質問させていただきます。 私この第5次宮代総合計画基本構想を見まして、本当にすばらしいなと最初に感じております。しかし、中身ですよ。中身が本当に充実しているのかどうか、ちょっと分からないところがあります。その中で一つ一つやっていきます。理想と構想と方針という中で、4つほど書かれておるんですけれども、全部やっていたら時間がありませんので、その中の一つ一つをやっていきたいと思います。 まず最初に、宮代らしさを価値として高めていく、宮代らしさを価値として、中にはこの宮代らしさの価値をこの下に書いてあるんです。東武スカイツリーラインが入っていて、日本工業大学、動物公園がある、山崎山、新しい村などがある。そこの中で方針Aとしては町の原風景を作る農ということが書いてあるんです。農があってその農を利用して観光やさっき言っていた東武動物公園とか観光や環境、教育と書いてあるんですけれども、私これを見ていて何を言いたいのかなと思って、農を大事に、農を利用してと言っていますけれども、この農が今本当に荒廃して農村地域がどういう状況になっているのか、これを理解しているのかなという感じがするんです。今耕作しているたちは70、80、本当にそうですよ。そういうたちが機械を運転してぐるぐる回っているんですよ。若い跡取りはやらないですよ。サラリーマンで。宮代町は将来この10年間で耕作放棄地がかなり増えています。うちの周りにも耕作放棄地が大分あります。そこはもう草が生えて、背丈になって、もう3年ぐらい作れませんよね、そうなったら。人間としてやはり最初に考えるのは水や食料、それから衣食住です。衣装とかそういうやつだとか、やはり食料がなくては生きていけないというのが基本だと思います。その食料を作る農村が荒れてしまっている、あと10年も5年もすれば本当にやるがいなくなります、宮代から。半分近く耕作放棄地が出てくるんじゃないかなと私は見ています。その辺のところで、観光や環境、そして教育、福祉などが進められるのかどうか。確かに観光、動物公園があるからということで言っていますけれども、動物公園はどうなるか分かりませんけれども、環境はだんだん悪くなりますよ。私は犬の散歩で歩いているんですけれども、草むらが多いこと。ダニとか蚊とか環境は悪くなってきていますよ。そして、そういうところを見ている子供たち、自然が好きなは別としても、環境、教育について本当にこれはいいものか、悪いものか、荒れてしまうのですから。宮代町は本当にどういうふうに考えているのか。そういう現実を見て。どういうふうに進めようとしているのか。それが見えてこない、全然。その辺のところをどういうふうに考えているのか、まず最初にお聞きしたいなと思っております。 それと、構想2です。コンパクトな町を、強みを生かすということで書いてありますけれども、方針Fです。顔が見える地域経済をつくるんだと、顔の見える。こういう構想は私もいいです。いろいろと顔の見えるということで。でも、実際の商店街とかそういうところが今寂れてきている、これは事実だと思います。で、それを食い止めるために商品券を発行したり何かしてやっていますけれども、その商品券を発行した1回目のときは、みんな大きなスーパーとかドラッグストアとかそういうところに買物に行ってしまった。で、今回それを止めさせるために、町の業者に買物に行くような3分の1はそういうふうになっていますけれども、実際一過性でこれが本当に持続してできるのかどうか。私はその辺のところを危惧しているんです。やはりそういうことが宮代の商店のほうにもきちんと町としてもどういうふうに考えているのか。一過性じゃなくてこれからもずっとこういうことをやっていくのかどうか。また、商店と話し合ってどうなればいいのか。やはりそこには住民との会話をきちんとしていかないと、町の勘だけで考えていたんじゃまずいんじゃないかなと思っています。これは農業も同じです。全て同じです。住民の意見をよく聞く。それが必要じゃないかなと私は思っております。その辺のところの考え方をお願いします。 それから、様々な活動の主体を生み出すということを言っていますけれども、この方針1ですか、町の中のキープレイヤー、これはキープレイヤーというのは業者なんですか、それともこういう日工大とか動物公園とか民間センターとかNPO法人だけがキープレイヤーなんですか。やはり私は基本というのは住民の意見、そこに尽きると思うんです。その辺のところどういうふうに考えているのか。先ほども言っています、ずっと言っていますけれども、住民が基本だと。主人公なんですよ。そこの考えをなくしたら、町の魅力なんてなくなってしまいますよ。住んでいても面白くないし、だったら都会へ行ったほうがいい。何でもそろっていますよ、それは都会へ行けば。魅力的にということで先ほど言いました農がある。その農が駄目になってきているんですから、今は。やはり住民の意見をよく聞くという行政をしていってほしいなと私は思っているんです。 最後に、社会環境の変化ということで、方針Mです。公共施設の再編。建物は寿命があります。日本の場合は50年近くでみんな駄目だということで建て替えしたり何かして鉄筋コンクリートが全部そんなふうに劣化してやっていますけれども、外国なんかは100年、建物を200年ともたせています。この公共施設の再編ということでやっていて、先ほども前段のたちが統廃合だとか、学校の統廃合です。この中に出ています。これをやっていくんだということで、現実に今話合いをしているんだと思いますけれども、私はやはりこの辺のところは、前段のも言っていましたけれども、基本となるのはやはりこれも住民の意見をよく聞いていかないと失敗するんじゃないかなと思います。将来的には。やはりその辺のところをもう少し考えて出すべきじゃないかなという感じはします。その辺のところ、やはり答えは1つなんです。住民の考えをどういうふうに受け止めるのかということなんです。訴えている、私の言っていることは。全体的に。その辺のところお答えくだされば結構です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それではお答え申し上げます。 構想1から4まで順番に1つずついただいていますので、お答えいたします。 まず最初の、町の原風景を形づくる農の資源を生かしていくということです。これについては、農、農業という含みもありますが、農。例えば、水田とか用水路なども農の資源ということになりますし、屋敷林、平地林、人間が農業を営む上で作ってきた風景、そういった農の資源というのもあると思います。山下議員さんご指摘の農業という部分については、幾つか実行計画としては集落で支え合う営農、あるいは農業人材育成、あるいは新しい村などについて実行計画の検討中であるということをお示しさせていただきました。で、もう一つ、農については、例えば西原自然の森については、今回建物の跡地を社会福祉協議会がということもございますし、もう一つは里山体験事業というのも事業として今検討しているところでございます。これはもともと初代町長の屋敷跡だったということもありますので、屋敷林跡ということでございますので、そういったものがある貴重な空間でございますのでそういったものを活用していこうということでございます。当然新しい村、山崎山についても引き続き宮代の魅力、農の資源ということで活用していこうという施策になってまいります。 それと、顔の見える地域経済ということでご質問をいただいております。町の商工会のほうで、ありがとう券など発行して地元の商店会が頑張るということもやっております。それで、様々な形で商業者の皆さん努力されていますので、これについては引き続き応援させていただくということで考えているところでございます。コンパクトな町の強みということで、決して大規模な店舗でなくてもお客さんと商店主が顔の見える関係というのが築きやすいと思いますので、そういったことをそれをよさとして進めていく事業を考えているところでございます。 それと、キープレイヤーについてです。もちろん様々な分野で、様々な分野というのは産業であるとか農業であるとか子育てであるとか、あるいは地域の中での自治会であるとか様々な皆さんが活動していってそういった皆さんの努力によって地域地域、町がよくなっていくというのがご指摘のとおりでございます。ここで言っているのは、それプラス町の中で東武鉄道であるとか、動物公園、日本工業大学といったところがもう少し個別に連絡を取り合うだけではなくて、一体となった支援ができないかということでの記述になってございます。具体的に検討する実行計画事業として、チーム宮代会議ということです。こういった皆さんが狭い部屋の中でこれらの皆さんが話をするだけじゃなくて、実際に町民の中に入っていって一緒に事業を組立てたりそういったことができないかと、そんなふうな実行計画事業を今考えているところです。 それと、構想4の公共施設の再編については、丸山議員さんのご質問のときにお話しさせていただきましたけれども、これについては具体的にどういうステップを踏んで考えていくのか。市民の皆さんから意見を聞いていくのかというようなことも含めた工程表をお示しさせていただき、丁寧に進めていくということになります。もう一つ、学校だけではなくてそのほかの施設、例えば公民館はもう町の中では最も古い施設になりますので、そういったことについても考えていくと、考えていくその計画をつくるということも進めていくということを実行計画の中では考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。 △休憩 午後3時36分 △再開 午後3時50分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 1番の山下秋夫です。 町の原風景を形づくる農の資源ということなんですけれども、回答の中ではやはり用水路だとか屋敷林だとかと言っていますけれども、これを維持するのが本当に農家をやっているたちなんです。しかし、その農家をやっているたちがその維持が困難になってきている。これははっきりしているんです。で、高い木は切ってしまおうとか、用水路の農家やるがだんだん少なくなっている。現実です、それが。で、用水路を守れない。大きなところは県のほうの用水路ですから守っています、県のほうで。コンクリートの枠でちゃんと流れるようにできていますけれども、町の中の本当の田舎の農家の近くの用水路なんかは維持が本当に困難になってきていますよ。周りが草だらけになって、それが覆いかぶさっている。これが現実なんです。それを誰が管理するのかと言ったら、本当に今数がやっている農家のだけなんです。そういうたちが草刈りをやったり、これを町でやってくれると言うんだったらそれはまだ農家のも張り合いが出てきますよ。現実的にはそうじゃないんです。数でやっているんです。今までは十数でやっていたのが、今じゃ二、三です。うちの前にも用水路がありますけれども、自分の家はきちんとしていますよ、それは。だけれども、ほとんどの方々が草ぼうぼう。木が生い茂っても知らんぷり。これが現実なんです。原風景を守ろうと言っていますけれども、守れないですよ、はっきり言って。こういうことを書くということは、私らからすれば本当に何を考えているんだと、そう思います。毎日見ていますから。本当に何とかの餅ですよ、それこそ。私はそういうことを現実を見てやはり構想を練るべきじゃないかなと感じるんです。やはりそこには住民の話合いが少な過ぎるんです。町は仮に構想を持ってやればいいと思うものです。業者頼んで書けばいいと思うんですけれども、原風景が屋敷林があって、母屋があって屋敷林があってそれを守っていこうと、屋敷林てその屋敷林でさえ守れなくなってきている。私はそう思います。じいちゃん、ばあちゃんが2で農家やっているんですから、無理ですよそれは。町としてどういうふうにするのかということが具体的に書いてあるんだったらそれは私もそれについては一つ一つ分かると思います。それを利用して観光や環境を守っていくんだと。守っていくんじゃなくてそういう分野で生かしていくんだと言っても大本にある農の里が駄目になってしまうんですから、そこのところをよく考えたほうがいいんじゃないかなと私は思っているんです。お答えください、それは。 それと、コンパクトな町を生かす。顔が見える地域経済。言っていました。商店、ここにも書いてあります。小さな商店。 それから、農業の問題です。すみません。この地図書いてあるんです。土地利用方針ということで。営農環境保全エリアと書いてあるんです。圧倒的多数のところがそういう土地構想になっているんです。これは宮代町でこれを何とかしようということはできないですよね。これは埼玉県とか国の管轄ですよね。これ宮代町で何とかできるんですか。計画には構想として載っていますけれども。利用計画というか。それは埼玉県とかそういうところで決議を受ければ桃山台のほうに商業地域を、工業地域をつくるということもできましたけれども、圧倒的なところはできませんよね。町の権限はほとんどないし、ゼロに近いんでしょう。これは県とか国に委ねているというのが現実ですよね。これのところはどういうふうに考えているのか。宮代町全体的な構想として見ているけれども、ちょっと分かりづらいなという感じはします。 それと、8ページの方針F、顔が見える地域経済です。これやはり地域経済と言ったら商店街がきちんと元気出ないとまずいんじゃないかなという感じがします。プレミアム商品券もそうなんですけれども、その一つとして一環として、それは分かりますよ私も。もう少し具体的に、一過性じゃなくて何を町としてやっていきたいのか。はっきりしないんです、このところが。ただ書いてあるだけなのかなという感じがします。もう一度この辺のところを詳しくお願いしたいんですけれども。ただ書いてあるだけなのか。書いてあるだけだったら書かないほうがいいです。顔が見える地域経済をと言って、地域経済がその辺のところが分からないんですよ私は。地域経済をどうするのか、町として。こういって方針を生かして構想を練ったということは、やはりそれなりの町の考えがあってと出ているんだと思いますので、その辺のところもちょっと教えていただきたいと思います。どういうことを狙っているのか、具体的に。 ○議長(田島正徳君) 以上ですか。 ◆1番(山下秋夫君) もう一つ。 キープレイヤーの10ページにありますよね。先ほど言った町の中のキープレイヤー同士で連携する。これはここだけじゃなくてほかのことも含めてなんだと言っていましたけれども、ほかのところとはどこなんですか。住民でしょう、やはり。それがはっきりしないと、こういう民間のたちだけ集まってやっているんですか。会議はどういうが集まっているんですか。住民の意見は聞けるんですか、そういうところで。意見は述べられるんですか。集まったのはこの書いてあるたちだけなんですか、それとも。分からない。私はちょっとその辺のところが。ほかのところもいろいろやって、こういう民間の企業も含めてということで言いましたけれども、ちょっとその辺のところが分からないからちょっと詳しくおっしゃってください。 あと機能の再編。これは皆さんが言っていましたから、ちょっとこれからの公共施設、ここ後ろにも書いてありますよ。公共施設のあれは。中には50年近くの計画を持っていますよね、公共施設は。見たら。18ページになります。一番後ろですけれども、平成27年4月から令和47年3月までの計画です。こんな長い計画というのはあるんですか。皆さん生きているかな、ここにいる。ちょっと分からないけれども。こういう計画がつくれるんですか。令和47年の3月までですよ。10年どころじゃありません。50年ですよ、これ。その辺のところの説明もお願いします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それではお答え申し上げます。 構想に基づいてお話をいただいています。参考資料5については、実行計画事業検討中のものもお示ししてございますので、参考資料5に基づいてお話をさせていただきます。まず、ご心配の農業、農業についてはなかなか人材が高齢化して担い手がいないということがございますので、この赤字で書いてございますが、集落営農、集落全体で営農を進めていこうということ。これを第4次計画のほうでも位置づけておりますが、引き続き行っております。それと、農業人材育成事業ということで、これももう着実に新規就農者等も含めて人材の育成を行っておりますので、これも引き続き実施してまいります。 それと、参考資料の8ページになりますかね。キープレイヤー、顔が見える地域経済ということでご質問をいただいています。これについては、ここに書いてあるとおりですけれども、大量生産、大量消費だけでなくて、顔の見える経済というのもということです。この中で具体的に実行計画事業としては空き店舗などに新たな商業者、飲食であったり、あるいは工芸品であったり、あるいは違う切り口でのものかもしれませんけれども、そういったことを進めていこうということで小商いから始めよう、チャレンジショップ推進事業ということで記述させていただいています。もう一つは、身近な場所で子育てサロン事業と。これは、子育てサロン、今役場の中でやっていますけれども、お店などを使ってやらせていただくことで場の提供、場を提供を受けるという側もお互いメリットがあるんじゃないかとそういう考え方でということでございます。 それと、10ページの町の中のキープレイヤー同士で連携するということです。先ほど説明をさせていただいたとおりなんですけれども、町、東武鉄道、動物公園、日工大、そういった皆さんについては個々に連絡を取ってもなかなか一緒にものを考える機会というのもないのでということで、具体的な行動も含めて何ができるかというのを一緒に考えてみたらどうかということです。当然、町の中には様々な団体がありますので、このチーム宮代会議で全てが簡潔するということではなくて、お互い情報共有しながらときには一緒に何かをするということもできる。そんなきっかけになると、町の中で存在感のある団体同士ですのでいいかなというそういった内容でございます。 それと、公共施設の再編についてご質問をいただいております。こちらについては、公共施設は建てたときは新しいけれども、50年たつと建て替え、修繕等発生しますということで、具体的には公共施設マネジメント計画2.0というのがございます。これを平成23年度につくった計画がございましたが、それを引き継ぐ形で次の10年どういった視点で進めていこうかといったものでございます。そういった具体としてこういった実行計画を考えているところでございます。 それと、ご質問いただいていた土地利用方針の関係については、産業観光課長のほうからお答え申し上げます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(井上正己君) ご質問いただきましたうち、4ページ土地利用方針図につきまして説明をいたします。 営農環境保全エリアについてのご質問があったかと思いますが、このエリアにつきましては宮代町農業振興地域整備計画、町がつくった計画ですがこれに基づく農業振興地域を営農環境保全エリアとして位置づけたものでございます。ですから、許認可については県等になってまいるところもありますが、この計画方針自体は町が定めているものでございますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 議席番号1番の山下です。ありがとうございます。 まず、この土地利用計画です。これは町で定めた、それは分かります。それで、認可はこの利用計画の中で、もしこういうことで利用するんだとその場合町で認可するんですかじゃ。これは違うでしょう。県のほうとか国のほうで認可するんでしょう。だから圧倒的に多数は県とかそこら辺にこの計画自体が握られている、そう受け止めてもいいんでしょう。エリアの中は。町はこれ幾ら計画したとしても、例えばここに家を造るんだと言ったら、これは許可にはなりませんよね。これは県とかそういうところがきちんとしないと、そこまで行って判こをもらわないとできないというのが現実でしょう。ここを住宅地にするんだ。それはできないですよ。はっきり言って。一つ一つみんな許可取っている。県のほうでノーと言えばここは開発できない。だから圧倒的部分はほかに握られているんじゃないかなと私は思っているんです。だから宮代町で行うのは、こういう既存の住宅地だとか、今まで認められていた住宅地開発ですよね。新たにこれでここに住宅地を開発するというわけにはいかないでしょう、なかなか。できるんですか、それ。例えばこの水色の地域です。検討地エリアとなっていますけれども、これは宮代町で検討をしているんだというだけですよね。この4ページです。最初の4ページ。土地利用検討エリアと書いてありますけれども、営農環境保全エリアの中に食い込んでいるんだと思いますけれども、それで宮代町はここを将来的には土地利用検討エリアとして見ているだけですよね。そうじゃないんですか、それとも。これは県のほうで認めているんですか。計画はありますけれども。町として認めたら、じゃそれが進んでいくんですか。分かるんですけれども、意味は。その辺のところもはっきりと申してください。これは町の計画なんだと。で、実行も町のほうでできるんだということだったらそれはそれでいいです。 それと、先ほど言いましたけれども、農業、これは町として本当にこういう用水路の掃除だとか屋敷林の本当に原風景を大事にするんだというんだったら、手助けをする、そういう計画はあるのかどうか。なければやはりそれをただ茫然と見ているだけですよね、これは。ただ書くだけ。農家のは本当に困っていますよ、その辺のところは。維持できなくなってきているんですから。確かに町のほうでもそれじゃなくて新しく農業を営む、若いたちを募集して何かやっていますけれども、それは私も認めます。一生懸命うちの近くでもやっているいます。消防署の後ろ側で。本当に毎日毎日一生懸命汗を流して働いて、そういうたちを応援していただきたいなと私は思っています。今後も増やしていただきたいなと。しかし、そういうたちを含めても、農業を離れるのほうが多いんです、圧倒的に。荒れ地が多くなってきているというのはそこなんです。原野になってしまいます、しまいには。そこを何とかしなければ、やはり環境だとか教育何かには、特に環境は保全が保たれないんじゃないかなという感じはします。もう一度この辺のところをどういうふうに考えているのか。私強く言いますけれども、宮代町の魅力なのか、それともどうなのか、ちょっと分からないんです。そこら辺のところが。これが荒れ地を増やしていくのが魅力なのか。お願いします。 あとは、キープレイヤーとかそういうのは、あとはできれば民間、住民の意見もよく聞いてほしい。集まれないからとかこうたまにはという感じで言っていますけれども、もう集まれないからと言ってもこれ町も入っていますからね。やはりそういうたちの意見だけしか聞かないのかと、私は考えますよ。 農業のことをちょっと強く言いましたけれども、その辺のところをもう一度お願いします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) それでは、私からは土地利用方針のうち、土地利用検討エリアについてお答えをさせていただきたいと存じます。 まず、資料の3ページ、4ページをご覧いただきたいんですが、4ページには土地利用方針図が書かれております。特に、和戸横町地区、今は紫色で拠点産業地となっておりますが、現行の総合計画や都市計画マスタープランにおいては、土地利用検討ゾーンとして従来から位置づけられておりました。この検討ゾーンが位置づけられたことによって県との協議等が進められることになっているということはまず1点ご理解をいただきたいと思います。で、特にこの水色で今回描かせていただいたエリアは、現行の計画よりも少しエリアを広く取らせていただいていることは過去に新旧対照の表などを見ていただいてご確認いただいているところだと思いますが、この位置づけについては特に現時点では県やその他関係機関との協議を経ているわけではありません。その意味では、町が位置づけたものということでご理解をいただきたいと存じます。ただし、先ほど和戸横町のお話をさせていただいたとおり、まず関係機関との協議を進めるに当たっては計画に位置づけられていない場合については、そもそも検討のテーブルに載ることができません。そのために今回検討エリアということで数か所位置づけさせていただいておりますが、将来の宮代町のまちづくりを考えた上で、特に幹線道路沿いについては現行の埼玉県におけるまちづくり埼玉プランにおいても、幹線道路沿いについては市街化編入がまだ認められる可能性は残っておりますので、そんな意味で水色の位置づけをさせていただいております。いずれにいたしましても、繰り返しになりますが、関係機関との協議においてはこの土地利用の方針図にしっかりと位置づけられたエリアでないとなかなか具体的な検討には入れないということでご理解をいただきたいと存じます。また、今回位置づけた和戸の駅の周辺の水色のところは、万願寺橋通り線がございます。東武動物公園の西側の水色のエリアについては、春日部久喜線と蓮田杉戸線がございます。また、新橋通り線の延伸や252号線の春日部方面への延伸なども検討されております。また、姫宮駅の西側のエリアにおいても水色のエリア入れておりますが、これも北春日部方面への延伸のルートということで、幹線道路沿いについては今後土地利用も大きく見込まれてくるということを想定した位置づけであるということでご理解をいただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(井上正己君) ご質問いただきました内容のうち、農地の保全につきまして答弁を申し上げたいと思います。 議員からご質問いただきましたとおり、現状農家につきましては高齢化、それから農後継者不足等によりまして、なかなか営農を続けられなくなるというようなことが現実に起きていることは十分承知しておりますし、課題であると認識しております。しかしながら、農業、業ということで仕事、生業としてやられているわけでございますので、ある程度ご本人たちのお力というのも引き出さなければいけないということを前提にですが、町ではこの総合計画では見えないというふうにおっしゃいましたが、これまでも新規就農支援、それから大規模な農家、あるいは民間企業の参入、それから流動化の推進等によりまして遊休農地の解消を図ってまいったところでございます。結果、何とかこれまでの努力によって現状維持を何とかしているという認識でおります。しかしながら、今後高齢化はさらに加速することが十分予見されるわけでございますので、次の10年の中ではこの総合計画の中におきましては特に実行計画といたしまして集落営農、これは宮東中島地区を該当地区として考えておりますが、約57ヘクタール、これを中心にこの地域の圃場整備を進めてまいりたいということを位置づけておりますのが1つ、それと宮代農業人材育成事業といたしまして、新しく宮代で就農したいという希望者の方のための実践的な研修環境整備の場をつくっていきたいというふうに考えております。また、いま一つが宮代町の農業だけではなくて、農、その集大成でありますのが新しい村であるというふうに考えております。今回のコロナ騒動の影響もあってか、新しい村を訪れる方が非常に増えております。そういった方々も宮代の農の風景というのを非常に気に入って来ていただけるというふうに聞いておりますし、今回この総合計画を策定する過程においても宮代町の農の風景というのは資源であるというふうに参加された住民の方からも声としていただいているところです。こうしたことから、新しい村を核として農家だけではなくて農家以外の方もこの農の環境に触れるような仕掛け、仕組みづくりを行ってまいりたいと思っております。こうした総合力を持って農の環境を維持してまいりたいと思いますので、引き続きご支援を賜りますようお願いをいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 山下議員のほうからご提案ということで、全て市民参加で行うべきだというふうなお話をいただきました。もともとこの基本構想自体がたくさんの市民の方々に参加していただきましたワークショップ形式でつくられておりますので、あくまでもこの本はコンサルが書き上げた本ではありません。市民の一の意見をまとめていただいたという、お力をお借りしただけでありますので、コンサルのアイデアをまとめたものではありませんので、ご理解をいただきたいと思います。そして、これから実行計画ができまして、その実行計画を推進していくに当たりましては一つ一つの事業に多くの市民の方々に参加していただいて、市民参加形式で行っていきたいというふうに思っています。先ほど資料の5番目、後ろのほう15ページ以降に主な行政計画一覧というのがあります。こちらが、それぞれの各課が所管しております町の大事な事業でございまして、これらがあってそしてそこに市民参加でどう関わっていくのか。分かりやすく言いますと、こちらの計画はつくるときには数名の方が参画いただきまして例えば男女共同参画プランであるとかつくっておりますけれども、これを実行していくときにはもっと違った形で進めていくようになると思います。それを分かりやすく説明してあるのが15ページの図でございますが、デザイン的に太いのから細い線になっていますが、これは右側が薄いという意味ではなくて、町の未来像、土地利用構想とかありますこの構想1から構想4の市民参加で行っていくこの柱に対して、それぞれの主な行政計画が全部関わってきますよと、それを一つ一つ横串で刺していきながらお互いに関係するところはここからこのアイデア、ここからこのアイデアというものを持って行き、そしてそれをうまく組み立てていき、まちづくりをしていくというものでございます。ですから、基本構想につきましては、先ほども説明させていただきましたが、市民の方が参加して自分たちの町ということを実感できるような市民参加でできるものを組み立ててございますので、役場の職員が実行していくべきもの、例えば道路の改修であるとか新しい道路を造るですとかそういう事業についてはこちらにいついつその道路を造るということは記載してございません。そういう意味では、ちょっといろんな形の分野がありますのでこの基本計画自体は今後10年間に向けて市民参加で町民の方が10年後に振り返ったときに、こんなことができた、いろんなことができた、自分たちの意見で参加できるようになったということができればいいなというふうに思っています。例えば先ほど顔が見える商業者の話というふうに出てきましたけれども、中小企業をどう支援していくのかということでございますが、現在プレミアム商品券の発売に向けて準備をしています。それを受けて西口の駅前通りの方々、西口商店街の方々がそのチケットを我々のお店に来てもらうような工夫をしようということで自分たちで独自でバルのようなものをできないかとか、何かイベントをできないかということを考えています。それは役場からこうしたほうがいいんじゃないかとか、商工会から指示が出てやっているんではなくて、自分たちが自分たちのお店を守るために、どうしたらお客さんを呼べるかということで自ら動き出しています。それが今の宮代町のまちづくりだと思っていますので、そういう市民の力を大事な小さな力を育てていこうというのがこの基本計画だと思っていますので、どうぞご理解をいただきたいと思っています。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。--------------------------------------- △動議の提出 ○議長(田島正徳君) 小河原議員。 ◆7番(小河原正君) 質疑じゃありません。 動議を申し入れます。 議案第54号 第5次宮代町総合計画について、討論の前に動議を申し入れます。 賛成者。 ◆6番(西村茂久君) 西村。この動議に賛成します。 ◆5番(金子正志君) 金子です。動議に賛成いたします。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午後4時24分 △再開 午後4時31分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。--------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(田島正徳君) ここで、会議の都合上、あらかじめ会議時間を延長します。 暫時休憩します。 △休憩 午後4時31分 △再開 午後5時10分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。--------------------------------------- △動議の取下げ ○議長(田島正徳君) 小河原議員。 ◆7番(小河原正君) 先ほど申し上げました議案第54号 第5次宮代町総合計画について、討論の前に動議を申し入れましたけれども、これは取り下げます。 以上です。--------------------------------------- △議案第54号の討論、採決 ○議長(田島正徳君) これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第54号 第5次宮代町総合計画について反対の立場から討論いたします。 今回の基本構想でのパブリックコメントでは多くの住民の方々から御意見が出されております。しかし、具体策として基本構想に基づく実行計画を検討する上での材料ということで見解が載っております。これではやはり今後10年間の基本構想をつくる上で大変不誠実な見解だというふうに思わざるを得ません。 また、基本構想につきましては、これはまちづくりで一番大切なことでございますが、この議論の中でも申し上げましたように、やはり住民の福祉の増進を図る、これが基本でございます。これがやはりきちっと書かれておりません。曖昧な形になっております。そういった点からもこの基本構想については反対といたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 土渕議員。 ◆12番(土渕保美君) 議席ナンバー12番の土渕でございます。 賛成討論を述べさせていただきます。 第5次宮代町総合計画の推進に当たっては、近隣の市町との連携でコンパクトシティを目指し、官民一体となって事業計画や地域コミュニティの支援、さらにシルバー及びシニア世代の知恵を備えた活躍や、若い世代の行動力で魅力ある宮代町となり、魅力を感じた若い世代の移住で、人口増加につながり、新しい力が宮代町をより輝くコンパクトシティの礎になることが期待される総合計画だと私は思います。 以上をもって賛成討論といたします。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 塚村議員。 ◆10番(塚村香織君) 議席番号10番、塚村香織でございます。 議案第54号 第5次宮代町総合計画について賛成の立場で討論いたします。 まちづくりの目標として宮代らしさというワードを掲げているところにとても共感をいたしました。宮代町の魅力は、主体的に活動され、輝いているや自然やシンボル的な建築、東武動物公園や教育機関などの資源であり、とてもポテンシャルの高い町と思っております。そのことに町民一が気づき、参加をしていけるよう4つの構想を基にした具体的な事業に期待をしております。 特に構想4、社会環境の変化に対応し、行政運営を変化させ続けるというところでは、子育て、教育、介護についてや、身近な地域の暮らしに関わる自治会など、行政と町民の相互連携、相互承認による多様性の体現、課題解決ができると期待をしております。それには様々な視点が必要です。女性や男性などの性別、子供や大人などの年齢、障がいがあるかないか、それらに関わらず、誰もがすばらしい特性を持っているということ。全員が参加できるような環境づくりを続けて発信し、一の意識がアップデートされることで、インクルーシブな町になると信じています。 公平とは、全員が同じ状態になるよう量を調節して配分をするということです。社会変化に対応して、困っている方に支援が届くような視点で事業計画をお考えいただきたいと思います。 私は、第5次総合計画によるこれからの10年、宮代らしく、変化し続ける宮代町の事業に希望を感じましたので、賛成をいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第54号 第5次宮代町総合計画についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立少数〕 ○議長(田島正徳君) 起立少数であります。 よって、本件は否決されました。--------------------------------------- △議案第55号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第3、議案第55号 指定管理者の指定についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第55号 指定管理者の指定についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第56号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第4、議案第56号 指定管理者の指定についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第56号 指定管理者の指定についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第57号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第5、議案第57号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 議案第57号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は同意とすることに決定しました。--------------------------------------- △議案第58号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第6、議案第58号 令和2年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第58号 令和2年度宮代町一般会計補正予算(第4号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第59号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第7、議案第59号 令和2年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第59号 令和2年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第60号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第8、議案第60号 令和2年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 議席番号1番の山下です。 69ページになります。会計年度任用職員ですね、これについて今回は補正予算で273万円減らし……会計年度任用職員の件でございます。今年度はこの補正予算で減にしていますけれども、これは新年度予算ではまたどうなるのか。その辺のところをなぜ減っているのかもう一度詳しく説明と、来年度のあれはどうなるのか、減らしたままなのか、ちょっとその辺のところだけ説明をお願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答えいたします。 会計年度任用職員の減額補正の部分についてでございますけれども、内容といたしましては、健康介護課の介護保険担当において、介護認定調査員の勤務時間数や、介護相談員の採用数が当初の見込みよりも少なかったため、人件費を減額補正させていただくものでございまして、来年度以降につきましては、また事業の内容等を精査しまして、必要な人員をまた見積もって、予算を積算してまいりたいと思いますので、減額したままということではないということでご理解いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第60号 令和2年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第61号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第9、議案第61号 令和2年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第61号 令和2年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後5時31分
    △再開 午後5時45分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。--------------------------------------- △議案第62号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第10、議案第62号 令和2年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第62号 令和2年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第63号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第11、議案第63号 令和2年度宮代町下水道事業会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第63号 令和2年度宮代町下水道事業会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第64号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第12、議案第64号 宮代町国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 議席番号1番の山下です。 この上程する前に、説明の中で規則で定める日を、12月31日とたしか言ったと思います。12月31日までということなんですけれども、これは計算上の問題だけでよろしいんですよね。こういう申請のあれは、役場は休みですから、計算の方法だけは12月31日までですよということで考えてよろしいんですか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(高橋暁尋君) それでは、お答えいたします。 12月31日までというのは、その間に申請があるということではなくて、この間にコロナウイルス感染症にかかったということが分かっていれば、その間のその後の申請でも、こちらについて傷病手当のほうを支給するものでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第64号 宮代町国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第65号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第13、議案第65号 令和2年度宮代町一般会計補正予算(第5号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 事項別の8ページ、9ページの民生費で、まず、重度心身障害者へのインフルエンザワクチン接種なんですが、これは何ぐらい見込んでいるのか。 同じく児童福祉総務費のこども医療費受給者に対するインフルエンザワクチン、これもそれぞれゼロ歳から、それから児童生徒ということで、どれぐらい対象を見込んでいるのか。 それから、衛生費の母子保健事業で、妊婦に対するインフルエンザ、これも何ぐらい接種する予定を見込んでいるのか、その点お伺いいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(吉永吉正君) では、お答え申し上げます。 宮代町重度心身障害者医療費の支給対象者が対象ということでございますが、具体的には身体障害者手帳の1級、2級、3級、それから療育手帳のマルA、A、B、精神障害者保健福祉手帳の1級をお持ちの方のうちの65歳未満の方が対象となります。令和2年9月1日現在で309の方が対象となってございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(小暮正代君) それでは、お答え申し上げます。 こども医療費受給者に対するインフルエンザワクチン接種対象者でございますけれども、生後6か月から中学3年生まで、15歳までということで、約3,900を見込んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) それでは、妊婦さんの対象人数についてお答えいたします。 現在、母子手帳を受け取っておりまして、出産前の方、さらには今後妊娠により母子手帳を請求される方を対象に、全体で175を見込んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 1点だけお伺いします。こども医療費支給者への対象人数なんですけれども、先ほど生後6か月と、それから児童生徒、これは分けて人数は出ませんか、それぞれ。分かるようだったらお願いいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(小暮正代君) それでは、お答え申し上げます。 誠に申し訳ないんですけれども、年齢別の資料というのは手元にございませんので、ご容赦いただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔「なし」と言うあり〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 私ども日本共産党議員団は、議案第65号 2020年度令和2年度一般会計補正予算について賛成の立場から討論を行います。 今回のインフルエンザワクチン接種につきましては、私ども日本共産党議員団が7月17日に2回目の町長へのコロナ感染対策におく要望書の中で、児童生徒へのインフルエンザワクチン接種も要望したところでございます。これらが予算化されましたので、本案に賛成いたします。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 角野議員。 ◆9番(角野由紀子君) 議席番号9番、角野でございます。 議案第65号 令和2年度宮代町一般会計補正予算(第5号)について賛成の立場で討論します。 当町では7月29日に臨時議会を開催し、いち早く新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した新型コロナウイルス感染症対策の様々な対策を打ち出し、その対応が可決されました。その中で町独自で高齢者インフルエンザ予防接種無償化支援1,052万9,000円も計上されていました。 このたび県が高齢者インフルエンザワクチンの助成を決定したため、当町独自財源分が浮くことになりました。そこで、町はさらにインフルエンザ予防接種用の助成を重度心身障害者とこども医療費支給対象者、すなわちゼロ歳から15歳までも拡大することにしました。そのため、今年度、コロナのために中止になってしまった町民まつりや産業祭、文化祭、体育祭など、様々な町内のイベント予算への総計1,652万5,000円も上乗せし、実施をするというものです。町民の皆様に安心を届けるためのスピード感ある対応を大いに評価し、賛成討論といたします。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第65号 令和2年度宮代町一般会計補正予算(第5号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △意見書第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第14、意見書第3号 子どもたちの学び、心身のケア、安全な教育環境を保障するために、少人数学級の実施を求める意見書についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 丸藤栄一議員。   〔2番 丸藤栄一君登壇〕 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 意見書第3号、意見書の提出について。 地方自治法第99条の規定による、子どもたちの学び、心身のケア、安全な教育環境を保障するために、少人数学級の実施を求める意見書を宮代町議会会議規則第14条第1項の規定により別紙のとおり提出する。 令和2年9月29日提出。 それでは、意見書第3号についてご説明いたします。 本意見書は、小河原正議員、西村茂久議員、丸山妙子議員、山下秋夫議員の賛同をもって提出するものでございます。 意見書の朗読をもちまして説明に代えさせていただきます。 子どもたちの学び、心身のケア、安全な教育環境を保障するために、少人数学級の実施を求める意見書。 新型コロナウイルス感染症から子供と教職員の健康と命をいかに守っていくかは重要な課題です。3か月もの休校で、子供たちは学習の遅れと、かつてない不安の中、ストレスをため込んでいます。子供の心身のケアをしっかり行うことは、学びを進める上での前提です。 感染症対策のために教員を増やすことが必要ですが、政府の第2次補正予算は、増員が3,100とあまりに少なく、これでは全国の小中学校の10校に1校しか教員が配置されません。全国知事会、全国市長会、全国町村会の主要3団体は、7月2日、萩生田光一文部科学大臣に少人数学級を含めた緊急提言を提出するなど、各界から声が上がっています。 また、政府の骨太方針2020も、少人数によるきめ細やかな指導体制の計画的な整備について、関係者間で丁寧に検討することを求めており、来年度予算編成に関わる重要な局面となっています。 よって、政府におかれましては、子供たちを新型コロナ感染から守り、仲間との協働の学びと豊かな学校生活が送れるために少人数学級を実施するよう要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 この意見書の宛先は、衆議院議長大島理森殿、参議院議長山東昭子殿、内閣総理大臣菅義偉殿、文部科学大臣萩生田光一殿となっております。 以上でございます。ぜひともご議決を賜りますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(田島正徳君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸山議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山妙子でございます。 子供たちの学び、心身のケア、安全な教育環境を保障するために、少人数学級の実施を求める意見書について、賛成の立場で討論いたします。 30学級の実現は早くから現場の声として上がっておりました。この中にも書いてあるように、全国知事会、全国市長会、全国町村会の地方3団体からも声が緊急提言を提出するなど、各界から声が上がっております。 コロナ禍の中、クラス人数を半分にするなど対策を取り、現在、先生たちの感染予防などのための負担は大きく、かなりの時間を要しています。こんな中、早く空間を多く取り、少人数学級を実施するよう強く求め、賛成の討論といたします。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより意見書第3号 子どもたちの学び、心身のケア、安全な教育環境を保障するために、少人数学級の実施を求める意見書の件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することにすることに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △意見書第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第15、意見書第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 角野由紀子議員。   〔9番 角野由紀子君登壇〕 ◆9番(角野由紀子君) 議席番号9番の角野でございます。 意見書の提出について。 地方自治法第99条の規定による、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を宮代町議会会議規則第14条第1項の規定により別紙のとおり提出する。 令和2年9月29日提出。 提出者は角野由紀子、賛成者は合川泰治議員、浅倉孝郎議員、川野武志議員、丸藤栄一議員、小河原正議員となっております。 それでは、意見書の文面を読んで提案理由とさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書。 新型コロナウイルス感染症の拡大は、甚大な経済的、社会的影響をもたらしており、国民生活への不安が続いている中で、地方税、地方交付税等の一般財源の激減が避けがたくなっている。地方自治体は、福祉、医療、教育、子育て、防災・減災、地方創生、地域経済活性化、雇用対策など、喫緊の財政需要への対応を初め、長期化する感染症対策にも迫られ、今後の地方財政はかつてない厳しい状況になることが予想される。 よって、国においては令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう強く要望する。 1、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の一般財源総額を確保、充実すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能が適切に発揮されるよう総額を確保すること。 3、令和2年度の地方税収が大幅に減少することが予想されることから、万全の減収補填措置を講じること。 4、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税、地方税の政策、税制については積極的な整理、合理化を図り、新設、拡充、継続に当たっては、有効性、緊急性等を厳格に判断すること。 5、特に固定資産税は市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは家屋償却資産を含め、断じて行わないこと。また、今後新型コロナウイルス感染症緊急経済対策については、国庫補助金等により対応すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 宛先は、衆議院議長大島理森殿、参議院議長山東昭子殿、内閣総理大臣菅義偉殿、総務大臣武田良太殿、財務大臣麻生太郎殿、厚生労働大臣田村憲久殿、経済産業大臣梶山弘志殿、内閣官房長官加藤勝信殿、経済再生担当大臣西村康稔殿、まち・ひと・しごと創生担当大臣坂本哲志殿となっています。 ぜひともご議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田島正徳君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより意見書第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することにすることに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △選挙第6号 ○議長(田島正徳君) 日程第16、これより選挙第6号 宮代町選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言うあり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、選挙方法は指名推選で行うことに決しました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。ご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言うあり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 ここで案を配付させていただきます。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後6時15分 △再開 午後6時18分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 宮代町選挙管理委員会の委員には、小林弘明君、高畑洋一君、島村惠子君、岡村信夫君、以上の方を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方を宮代町選挙管理委員会の委員の当選人に定めることにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言うあり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました小林弘明君、高畑洋一君、島村惠子君、岡村信夫君、以上の方が宮代町選挙管理委員会の委員に当選されました。 続きまして、宮代町選挙管理委員会の補充員には、渋谷清信君、宮下美哉子君、菊地正明君、小島久美子君、以上の方を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方を宮代町選挙管理委員会の委員の補充の当選人と定めることにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言うあり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました渋谷清信君、宮下美哉子君、菊地正明君、小島久美子君、以上の方が宮代町選挙管理委員会の補充員に当選されました。 次に、補充員の順序についてであります。 お諮りいたします。補充の順序につきましては、ただいま議長において指名いたしました順序としたいと思いますが、ご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言うあり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、補充の順序は、ただいま議長において指名いたしました順序に決定いたしました。--------------------------------------- △請願第2号の委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第17、請願第2号 金原、山崎、逆井、西原団地への循環バスあるいはデマンド交通の運行を求める請願書の件を議題といたします。 本件について委員長の報告を求めます。 丸藤栄一総務文教委員会委員長。   〔総務文教委員長 丸藤栄一君登壇〕 ◆総務文教委員長(丸藤栄一君) 議席2番の総務文教委員長の丸藤でございます。 それでは、請願第2号 金原、山崎、逆井、西原団地への循環バスあるいはデマンド交通の運行を求める請願書につきまして、去る9月7日、午前10時より議会室におきまして、総務文教委員会の審査を行いましたので、ご報告いたします。 請願は、長倉完夫氏、ほか1,159から提出されたものでございます。 紹介議員は合川泰治議員、川野武志議員、土渕保美議員、塚村香織議員、泉伸一郎議員でございます。 まず、紹介議員である合川泰治議員から、請願の件名、請願趣旨、請願理由について説明されたところでございます。 次に、質疑に移りました。 質疑は、バス停がなくなり、7年が経過するとありますが、なぜバス停がなくなったのでしょうか。また、運転者が減少しているとはどういうことでしょうか。運転免許証の高齢者の返納は何くらいいるのでしょうかと、3点について質疑がありました。 これに対し、答弁は、1点目のバス停がなくなった理由については、平成21年1月4日から運行計画の変更によって、循環バスの乗客が少なく、問題になっていた時期で、利用率を高めていこうということで、運転ルート変更の見直しが行われ、現在のルートを採用したために、もともとあった金原地区などへのルートが外されたため、バス停がなくなったということであります。2点目は、共働きの増加に伴って、高齢者の方が運転をしてもらうことができなくなってしまった。例えば共働きなので、高齢者の方が昼間、どこかへ出かけたくても代わりに運転してくれるがいないということであります。3点目の運転免許証の返納率については調べていないので、分からないという答弁でした。 再質疑では、平成21年の段階では利用者が少なかったけれども、高齢化率も上がって、利用するがまた増えてきたという認識でよいのでしょうか。また、運転免許証の返納のことについては、イメージとしてどれくらいの方が返納されているのかという質疑でした。 答弁では、町内循環バスの利用状況は、平成7年度では約1万からスタートし、現在、右肩上がりで、令和元年度では5万9,463ということで、ルートの変更によって利用者が増加することは確かにあるということが分かると思います。運転免許証の返納率は出ないのですが、個人としては免許証を返納しているという話は以前よりも随分増えてきているというように感じているところではあります。そうした方もこの地区にいるというのは感じておりますので、一般的に町内にそういった傾向にあるのではないかという認識でしか今のところお答えすることができない状況ですと答弁しました。 次の質疑は、7年前、バス停があった頃に、この地域の方たちは利用されていたのでしょうか。利用されていたバス停のうちの一つだったのでしょうか、分かればお聞きしたい。また、町の第5次総合計画でもデマンド交通事業が予定されていますし、これまでの町の答弁でもデマンド交通を取り組むという話がずっと出ていますが、そうした中であえて請願が出された、その理由はなぜでしょうか。ほかの地域においても必要なところがあるかと思いますが、この請願が出された地域の方たちが自分たちの地域においてもほかのたちのところもという思いで出されているのかお聞きします。 これに対し、答弁は、1点目は、7年前はそんなに利用者が多いほうではなかったというように認識しております。2点目の請願を提出した理由は、請願者以外に署名集めに金原、山崎、逆井、西原団地の区長さんを中心に署名活動を行いまして、提出されたものです。3点目は、確かにほかの地域でもそういった思いは当然であると思います。この地域の方たちからすれば、この地域に何とか循環バスなどを通してほしいという思いであると答弁しました。 続いての質問は、この地域の方々は循環バスとデマンド交通のどちらのほうを必要としているのでしょうかという質疑でした。 答弁は、とにかく足が欲しいの1点に尽きるというのが地域の訴えです。現行、実施されているのは循環バスですので、それをすぐに延長できるものなら延ばしていただきたいという思いと、デマンド交通の話をさせていただいたのですけれども、とにかく来てくれるのであれば、デマンド交通でもありがたいというのが地域の話でしたと答えました。 以上が質疑の内容でございます。 その後、本請願に対する討論を受けました。反対討論はなく、賛成討論は3名の議員がそれぞれ行いました。 討論終了後、採決を行ったところ、起立全員でありました。 よって、請願2号 金原、山崎、逆井、西原団地への循環バスあるいはデマンド交通の運行を求める請願書については採択とすることに決定しました。 以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(田島正徳君) これをもって委員長の報告を終わります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 泉議員。 ◆8番(泉伸一郎君) 議席番号8番、泉伸一郎でございます。 請願第2号 金原、山崎、逆井、西原団地への循環バスあるいはデマンド交通の運行を求める請願書について、賛成の立場で討論いたします。 現在、本町における公共交通は、循環バスによって運行されています。町民の生活にとってかけがえのない交通手段であります。しかしながら、運行ルートやバス停の数は果たして十分と言えるでしょうか。私も乗車いたしましたが、バスが走っていない地域がとても多いことに驚きました。また、バス停の位置が利用しやすい位置であるか疑問に感じた場所もありました。どちらかというとバスの運行しやすいルートの設定になっている気がいたしました。 また、バスの利用者がとても少ないと実感しました。年間6万の見込みがあり、乗客が多いと言われますが、平均では1日約165、バスの運行は1日当たり16便ですので、1便当たり約10の乗客となります。これでは6万しか利用していないとしか言えません。 バス停を増やすと時間がかかり過ぎると言われますが、金原地区から東地区を通るルート、西原地区から藤曽根地区を通るルート等、ルートを2通りにして交互に運行したり、乗客がほとんどいない時間帯を2時間枠で時間表なしのフリー乗降制を取り入れる方法もあると思います。 請願書にも言われているように、運行当初とは比べようのない高齢化が進んでいる現状で、日常生活に不便を感じている多くの高齢者のための循環バスの運行を望むものです。 米経済誌で紹介されたビル・ゲイツ氏の言葉に、「変わることがなければ成長することもない」とありました。デマンド交通も大事ですが、公共交通の基本とも言うべき循環バスが本当に便利バスと言われるための第一歩となるように請願書に賛成いたします。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言するなし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより請願第2号 金原、山崎、逆井、西原団地への循環バスあるいはデマンド交通の運行を求める請願書の件を起立により採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は採択であります。 本請願は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本請願は採択することに決定しました。---------------------------------------議会広報委員会の閉会中の継続調査について ○議長(田島正徳君) 日程第18、議会広報委員会の閉会中の継続調査の件についてを議題といたします。 議会広報委員会委員長から、会議規則第75条の規定によりお手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。議会広報委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言うあり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議会広報委員会委員長から申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議員派遣について ○議長(田島正徳君) 日程第19、議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りいたします。議員派遣についてはお手元に配りました別紙のとおり派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言うあり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、お手元に配りました別紙のとおり派遣することに決定いたしました。 以上をもって本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。---------------------------------------町長あいさつ ○議長(田島正徳君) ここで、町長あいさつをお願いします。 町長。   〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 令和2年第4回宮代町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。 今期定例会は去る8月27日に開会以来、本日まで34日間にわたりまして、決算の認定を初め数多くの重要案件につきまして慎重なるご審議を賜り、ご議決あるいはご承認をいただきました。心から厚く御礼を申し上げます。 議案第54号 第5次宮代町総合計画につきましては、再度調整し、ご提案をさせていただきます。新年度4月からスタートしたい事業もございますので、臨時議会をお願いできればと考えております。 1日の日も短くなりました。特に朝晩などは風も涼しくなってきております。どうか議員の皆様方におかれましては、健康に十分ご留意いただきまして、引き続き町政のために一層のお力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。--------------------------------------- △閉議の宣告 ○議長(田島正徳君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。--------------------------------------- △閉会の宣告
    ○議長(田島正徳君) これにて令和2年第4回宮代町議会定例会を閉会いたします。 △閉会 午後6時36分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和2年  月  日        議長      田島正徳        署名議員    小河原 正        署名議員    泉 伸一郎...