寄居町議会 > 2020-03-17 >
03月17日-06号

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  1. 寄居町議会 2020-03-17
    03月17日-06号


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    令和 2年  3月 定例会(第1回)          令和2年寄居町議会第1回定例会 第6日議事日程(第6号)                  令和2年3月17日(火)午前9時00分開議 1.開議 1.会議録署名議員の指名 1.議案第8号(令和2年度寄居町一般会計予算)の質疑 1.議案第9号(令和2年度寄居町国民健康保険特別会計予算)の質疑 1.議案第10号(令和2年度寄居町後期高齢者医療特別会計予算)の質疑 1.議案第11号(令和2年度寄居町公設浄化槽事業特別会計予算)の質疑 1.議案第12号(令和2年度寄居町水道事業会計予算)の質疑 1.議案第13号(令和2年度寄居町下水道事業会計予算)の質疑 1.次会日程の報告 1.散会本日の会議に付した事件  議事日程に同じ出席議員(15名)    1番  権田孝史議員      2番  保泉周平議員    3番  大北久勝議員      4番  笠原則夫議員    5番  中嶋文雄議員      6番  吉澤康広議員    7番  大澤 博議員      8番  津久井康雄議員    9番  鈴木詠子議員     10番  峯岸克明議員   12番  佐藤理美議員     13番  稲山良文議員   14番  原口 孝議員     15番  田母神節子議員   16番  吉田正美議員欠席議員(1名)   11番  岡本安明議員説明のため出席した者  花輪利一郎  町長          福島 勤   副町長  轟 和男   教育長         松村義之   総務課長  大嶋友博   総合政策課長      朝香敏康   財務課長  太田和宏   自治防災課長      福島亮一   税務課長  高橋文久   町民課長        小林嘉浩   人権推進課長  酒井克樹   生活環境エコタウン課長 大野芳春   農林課長  齋藤英樹   商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長                     嶋崎靖彦   企業誘致戦略室長  穴田清二   建設課長        町田太平   都市計画課長  持田真利   上下水道課長      田中勝章   会計課長  黒瀬和俊   教育総務課長      野口泰明   教育指導課長  根岸伸年   生涯学習課長      廣島暁之   総務課主幹  町田理嘉   総合政策課主幹     坂本雅洋   財務課主幹  福島 孝   自治防災課主幹     横瀬貴子   税務課主幹  菅谷順吾   税務課主幹       伊地知隆敏  税務課主幹  黒瀬秀明   町民課主幹       坂本和子   町民課主幹  岩田英二   人権推進課主幹     町田有紀子  人権推進課主幹  嶋田欣司   生活環境エコタウン課主幹                     清水周二   農林課主幹  横田隆史   農林課主幹       坂本武夫   商工観光課主幹中心市街地活性化推進室主幹  戸塚 悟   商工観光課主幹     鈴木秀幸   企業誘致戦略室主幹  嶋田達也   建設課主幹       新井公敬   建設課主幹  林 保治   都市計画課主幹     小林 崇   都市計画課主幹  森田辰生   上下水道課主幹     櫻井康一   上下水道課主幹  大野靖広   上下水道課主幹     坂本弘之   教育総務課主幹学校給食センター所長  小林佳代子  教育総務課主幹     河邊俊哉   教育総務課主幹  飯野ゆかり  教育指導課主幹     山田英加   教育指導課主幹  野澤高久   生涯学習課主幹兼図書館長                     石塚三夫   生涯学習課主幹兼歴史館長  吉野 勝   生涯学習課主幹兼中央公民館長                     山崎一弘   生涯学習課主査事務局職員出席者  大谷悦朗   議会事務局長      角田真一   議会事務局次長  小林奈穂美  同書記         吉田直倫   同書記 △議長挨拶 ○峯岸克明議長 おはようございます。 本日の本会議は予算審議第2日目でございます。昨日に引き続きまして慎重審議をお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。--------------------------------------- △開議 午前9時00分 △開議の宣告 ○峯岸克明議長 ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○峯岸克明議長 本日これからの議事日程をご報告いたします。 事務局長に議事日程を朗読させます。     〔事務局長朗読〕---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○峯岸克明議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は会議規則第112条の規定により、議長において指名いたします。 15番 田母神節子議員 16番 吉田正美議員 1番 権田孝史議員 以上3名を、本日の会議録署名議員に指名いたします。--------------------------------------- △議事進行について ○峯岸克明議長 次に、審議に入る前に議員各位並びに執行の方に申し上げます。 昨日も申し上げましたが、議事進行と併せ次のことについて特段のご協力をお願い申し上げます。 1点目といたしまして、質問及び答弁は効率よく簡明にお願いいたします。特に、予算審議の趣旨や意義を十分にご理解の上質疑を行うようご配慮願います。 2点目でございます。質問されるときは、初めに資料の名称とページをお伝え願います。なお、質問回数は同一の質問について3回、再々質問までです。 3点目といたしまして、答弁者の入れ替えのため休憩が入りますのでご了承願います。 以上です。--------------------------------------- △議案第8号(令和2年度寄居町一般会計予算)の質疑 ○峯岸克明議長 日程第2、議案第8号 令和2年度寄居町一般会計予算を議題といたします。 本日の質疑は、昨日に引き続きまして、第5款農林水産業費から行います。 それでは、第5款農林水産業費について質疑のある方は申出を願います。 ○峯岸克明議長 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 7番、大澤博です。 質問いたします。 予算書93ページの委託料の中に有害鳥獣個体分析調査業務委託料147万4,000円とあります。この具体的な内容をお願いいたします。 次に、94ページ、補助金の一番下のほう、狩猟免許取得補助金3万円ですが、この内容を。狩猟者も高齢化が進んでいるので、どのような内容の補助がされているのか伺います。 もう1点、97ページ、昨日も同僚議員から質問がありましたけれども、林業振興費の委託料で里山・平地林再生事業委託料1,005万6,000円があります。昨日の内容ですと、令和元年には約5.2ヘクタール、令和2年には9ヘクタール予定されていると。かなりの面積ですので、もう既に今年度はやりたいというようなものがあるのか、またはどうやって募集していくのか伺います。 以上、3点お願いします。 ○峯岸克明議長 農林課長。 ◎大野芳春農林課長 それでは、ご質問にお答えします。 まず、1点目、有害鳥獣固体分析調査業務委託料の内容についてということでございます。 こちらにつきましては、イノシシ及び鹿の地域個体群の長期的かつ安定的な維持を図るとともに、森林の生態系及び農林業被害の軽減を図ることを目的に、県のほうで特定鳥獣保護管理計画を策定しております。その計画のモニタリングの一環として、捕獲されましたイノシシ、鹿の個体の分析調査を行いまして、自然増加率等を把握するために行う調査となっております。 業務委託先につきましては、寄居猟友会、調査の項目につきましては、捕獲日、捕獲場所、捕獲方法、個体の性別・体長、また胃の内容物等を確認し、県に報告するものでございます。 委託料の算出根拠につきましては、イノシシ、鹿両方とも1頭当たり7,370円になってございますが、イノシシにつきましては180頭の計画、鹿につきましては20頭の計画ということで、合計で147万4,000円の計上となってございます。 2点目の狩猟免許取得補助金についてでございます。こちらにつきましては、町の有害鳥獣の捕獲、有害鳥獣による農作物の被害対策を推進するために出来ております鳥獣の保護管理及び狩猟の適正化に関する法律の規定に基づく狩猟免許の取得者について補助を行うものでございます。こちらにつきましては、申請手数料と医師の診断書、申請用の写真、テキスト代というところで半額の補助ということで、1人当たり6,000円の5人分ということで、3万円を計上しているところでございます。 3点目の里山・平地林再生事業委託料につきましては、本年度予算につきましては概算ということで計上してございますが、既に令和元年度に申込みをされた方の中で対応できなかった分もございます。そちらの方も含めて、令和2年度実施したいところを広報等でお知らせして希望者を募った上で実施してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) それでは、再質問します。 1番目の鳥獣分析ですが、イノシシが180頭、鹿が20頭ということですが、性別とか捕った場所ということで、具体的な県の依頼でここ何年かやっているものなんですか。そしてどのような、例えば、捕られた場所がどことか、その点についてお伺いします。 それから、2点目の狩猟免許、6,000円で5人分ということなんですが、免許もそうなんですけれども、猟銃も、聞くところによると30万円、40万円とか、非常に高いので、そちらのほうの補助というのはどう考えているのか伺います。 最後に里山平地林なんですが、令和元年度未対策のところ、今年度はこれからということなんですが、どれぐらいの面積が残っていたか伺います。 以上3点。
    峯岸克明議長 農林課長。 ◎大野芳春農林課長 それでは、再質問にお答えいたします。 固体分析調査につきまして、捕獲場所ということでございますが、猟友会のほうには駆除の委託をしておりまして、捕れたものをそのまま個体分析に回しているということでございます。駆除の委託につきましては、町内全域を対象に実施しておりますので、町内各地で捕獲の実績がございます。 2点目の狩猟免許の補助につきまして、猟銃についての補助というお話だったかと思うんですが、駆除事業の中で、わなも含めてなんですが、銃弾等については委託料の中で見ておりますが、猟銃については個人の持ち物というところで、委託料の中には含めてございません。 3点目の里山平地林の残りの地区ということでございますが、令和元年度ご希望があった方の面積のところでは、約1.5ヘクタール残っているところがあるという状況でございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) それでは、再質問します。 捕った場所は分かりますけれども、個体分析結果が、寄居町として、県から実績としてどのようなことが返ってくるのか伺います。 次に、狩猟免許なんですが、別項目で弾ですかね。割合は、弾についてはどのぐらい。どう表現していいか分からないですが、弾の数でいくのか、費用でいくのかお願いしたいと思います。 最後の里山平地林については了承しましたので、ぜひ広がるようにお願いしたい。 以上、2点お願いします。 ○峯岸克明議長 農林課長。 ◎大野芳春農林課長 それでは、再々質問にお答えいたします。 個体分析委託料につきましては、県のほうの委託金、補助率10分の10を充てて行っているものでございます。あくまでも、県のほうで調査をするというところを、町が委託を受けて猟友会にお願いしてやっているというところでございます。基本的には、県のほうで取りまとめを行っておりますが、町のほうでは、取りまとめ結果といいますか、分析結果というものを提供されているわけではございませんので、ご理解をいただければと思います。 2点目の狩猟免許の補助の関係で、猟銃の弾代につきましては、狩猟免許の補助ではなくて有害鳥獣駆除の委託料の中で見ておるものでございますので、項目が違うということでございますが、実際は、ライフルですとか散弾銃について、弾代のほうはそれぞれ必要量を見ているところでございます。ご理解をよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 原口議員。 ◆14番(原口孝議員) 14番、原口です。 まず最初に、予算書91ページ、農業委員会の報酬等が出ておりますが、農業委員会でも、昨今時代が変わってきまして、農業委員の皆さんから農振を解除しろというふうな話が出ていたんです。本来違う役目かなと思うんですが、そのくらい農地の問題がいろいろな大きな問題につながっていると思います。町としては、農業委員会から農振地域を解除しろというふうな受け止め方はどういうふうに考えるかお聞きしたいと思います。 次に、94ページの新規で定年就農者等支援事業補助金ですが、遊休農地の解消につなげたいというふうに所信表明の中では書いておりますが、実際問題、管理農地のほうが先かなと。遊休農地は、鉢形地区でいえば、シノが生えていたり、どう見ても原形が山林になっていたり、これを元に戻して農地に戻してやるというのは莫大な資金もかかりますけれども、補助事業としてはそこは考えていないのかというようなことになると、数字的には把握しておりませんが、かなりの管理農地というのがあるわけですから、どうしたって管理農地のほうがきれいですよね、草退治してありますから。そっちに走るのではないかなと思うことと、就農者が65歳以下で定年退職した人をターゲットにしているというのは、家庭菜園的に、農地を有効活用というか、農地を守るためにやるのか、それとも本業的にやっていくのか、その辺の支援方法というのはどういうふうに分かれているのかお聞きしたいと思います。 それと、同じ94ページの特産品開発事業補助金についてですが、昨年まで50万円ついていたものが20万円減って30万円になった。とろとろナス。昨日もそのような質問が出たときに、新しい開発の20万円については削減していると。聞いていますと、町側は、もう新しい商品開発は諦めた、だから20万円削除した。途中でいいアイデアが町民の皆さんから出てきたら補正か何かで対処しますというふうに答弁が聞こえたんです。ということは、とろとろナスだけが今育てている特産物というふうに解釈してしまったんですが、もう一度その点について答弁をお願いしたいと思います。 それと、95ページのため池のいろいろな予算がついておりますが、これも大切なことなんですが、例えば、水利権も放棄されてない、そのため池を使用する田んぼもない。そのような池があったとした場合には、水を抜いて、今寄居町の公共事業で出ている残土等の埋立てを図って、逆に、水がたまっているものの耐震とかいうよりは、埋め立てて平地にしたほうがいいのではないかという気がするので、ため池の調査のいろいろな予算がついておりますが、そのようなお考えはあるのかないのかお聞きしたいと思います。 ○峯岸克明議長 農林課長。 ◎大野芳春農林課長 それでは、ご質問にお答えいたします。 まず、1点目の農業委員の報酬等に関連しまして、農振地域の除外の話が委員から出ているというお話でございます。農業委員等の中で私が直接そのようなご意見を伺ったことはないものでございますが、農業振興地域につきましては、整備計画につきまして、農業委員会ではなく町の農業振興地域促進協議会で審議することとなっております。農業委員、また農地利用最適化推進委員もこの協議会の委員となっていらっしゃいます。この協議会の役割としましては、農業振興地域整備計画に関しまして、町長の諮問に対し調査、審議を行うこととなっております。そのため、諮問事項以外に関するご意見というものは、基本的には、この協議会で審議する事項にはならないというふうに考えてございます。 2点目の定年就農者等支援事業でございますが、こちらの対象となる農地についてということでご質問をいただいております。 基本的に、遊休農地対策ということで事業を掲げてございますが、対象となる農地については限定はしないという考えでございます。ですので、例えばですけれども、親御さんが農地の作付を行っていたところができなくなって、息子さんが管理だけはしていた。そこで新たに農業、作付等をしたいといった場合についても対象としたいと考えてございます。ですので、自家消費的なところ、家庭菜園ということで作っていた方が新たに本格的に農業を始めるというところで、基本的には、販売農家、売上げがある農家、本格的な農業に取り組んでいただくところの支援をしていきたいと考えてございます。 3点目の特産品の関係でございますが、町といたしましても、新たな特産品を生み出すことにつきましては、農業の活性化のための重要事項の一つと考えてございます。そのため、引き続き新たな特産品開発の実現に向け、努めてまいりたいと考えております。 1つの案件でございますが、町内で新たにブドウの栽培を行いまして、ワイン作りをしたいという方の相談を受けております。その方には農地のあっせんをしたところであります。しかしながら、栽培もこれからというところで、現段階では補助対象になる状況ではございません。これは一例ではありますが、こういった新たな取組を支援いたしまして、特産品化を進める努力はたゆまず続けていきたいと考えてございます。その中で、補助対象となる取組へ発展という段階になりましたら、補正予算も含め計上させていただきたいと思ってございます。 4点目、ため池の関係でございます。 ため池につきまして廃止のメニューというのも国のほうで新たにつくられたところでございます。議員のおっしゃるとおり、そのため池自体の利用がなくなったというところにつきましては、こういうメニュー等も使いながら、廃止も考えてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 原口委員。 ◆14番(原口孝議員) 農業委員会の方針に絡めて聞いたわけですが、町長の諮問機関の農業振興地域促進協議会、いずれにしろ、農業委員会の方々も、農地の解除という話が出てきたのは、地域の方々が選ばれて入ってきていますので、地域の状況をよくご存じだと思っております。 まず最初に、商売にならない。2つ目、後継者がいない。自分が高齢になってきて仕事ができない。こういう大きな問題を抱えていて、将来身内の方々が引き継がないというようなことになると、処分したいと。しかし、処分する先がない。いろいろなことが含まれて、農業委員会の皆さんにそういう意見が出ていて、農業委員の方がそういうことを言ったのではないかと思うんです。 そのためにはしっかりとした農業政策というものを町が出さないと。例えば、農業の見直し等が必要だと思うんです。中間管理ではないですが、しっかりとしたものをやる地域、ここだったら10町歩はまとまるとか、1町、2町がまとまるとか、そのようなところを、都市計画ではないですが、しっかりと線引きをしていく。そして、そこに、中間管理などを利用しながら、しっかりと売上げが取れる農業を活性していくというふうな感覚でいないと農地が守れないのではないか。 もう一つは、家庭菜園用の農地を確保して、町民の皆さんにそこで家庭菜園を楽しんでいただきながら、憩いの場所ではないですが、コミュニケーションを図る場所に持っていくとか、何か施策を講じないと。何となく全体的な農地がある。やってくださいよ。しかし、先ほど言った大きな3点の問題があってなかなかいけない。 この辺があると思うんですが、その辺、農林課としては、将来の農地利用というものに対して、今説明したようなことで、計画的に進めるという場所の選定とか、それ以外の、山林みたいになった農地は、元に戻せなんて言ったって普通は戻さないと思います。だから、そういうものに対しても、ここはもう山林なのか、畑なのか、田んぼなのかと、しっかりとしたものを打ち出す計画等をしっかりつくるべきだと思うんですが、その点いかがですか。 ○峯岸克明議長 農林課長。 ◎大野芳春農林課長 それでは、再質問にお答えいたします。 家庭菜園等の事業ですとか、あとは農地の利用の区分、都市計画上の線引きではないですけれども、農業施策として検討すべきというご意見を頂いたと思います。 ご案内のとおり、寄居町は都市計画上は未線引きになっておりまして、そういった区分はできていないという状況がございます。また、平場の平らな土地と中山間地域ということで、地形も違うという状況がございます。その中で大部分が農業振興地域に指定されておりまして、農業に取り組んでいただいているという状況でございます。地形によりまして遊休農地が、対策はとっておりますが、増加に歯止めがかからないという状況がございます。 その中で、今回新たに、ご質問にもありました定年就農者等支援事業も予算計上して取り組むというところでございます。今後も新たな取組等を研究検討いたしまして、今の農地を生かす形で農業施策のほうを展開してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 原口委員。 ◆14番(原口孝議員) 再々質問させていただきます。 先ほどの新たな取組、いろいろやっているんですが、たまたま寄居町は未線引きがよかったのか分かりませんが、人口減少が、小川町を例に出しては失礼ですが、小川町と同じような人口伸び率を示して、そして、今は寄居町のほうが3万3,000人からの人口があるというのは、未線引きだったからかなというふうに思っているんです。 しかし、農業政策においてもいろいろなものをやっても、やはり、そのような計画地をしっかりと、鉢形地区はこういうふうにしよう、折原地区はこういうふうにしよう、男衾地区はこういうふうにしよう、用土地区はこういうふうにしよう。例えば、用土地区などは、インターチェンジがあると、今度は農工法で企業誘致をするというようなことになると、計画中でどのくらい外すのか分かりませんが、やはり、寄居町の農地の所有が減ってくるとなると、上からは、農地を守るんだという意味から厳しい締めつけが来るのではないか。そういうことに対しても、しっかりした農業政策の中では、この広い土地はこういうものであって、商売になる農業、こういうようなところについては、しっかりとした家庭菜園で皆さんのコミュニケーションを図る憩いの場所、または、企業を誘致する。中間管理なども町が率先して、今の仲介役ではなく、町が中間管理者として、町は農家の方々には当然のごとく信用がありますから、しっかりとした企業を誘致してくる。今、企業誘致戦略室がありますが、それと同じようなものをやっていくというふうなことで、やはり、農地をこういうふうにして守っていくんだというのではないと、今のやり方は、国・県の補助金を対象にしたような政策が、ただただ多く感じられるんです。町独自というよりは、国と県の補助金に対しての政策をやっているというふうなことをものすごく感じるんです。 寄居町の農業が、食べられる、もうかる農業を育てていくんだったら、やはり、しっかりとそういう計画を立てないといけないと思うんです。そうではないと、例えば、農産物にしても、途中で補正を組めばもちろんいいんですが、なかなか町からの発想が転換されていない、情報不足だというふうなところが否めないということなんです。ぜひとも計画の中で、農業の計画はありますが、この地域にああだとかこうだとか、細かくしっかりとした線引きをして、農地を生かしていくところはしっかり生かしていくというような町独自の計画というものをつくって、しっかりと農地は守っていくんだ、守れるところは守るというふうな計画が必要だと思うんですが、最後になりますが、その点はいかがですか。 全ての質問を再質問すればよかったんですが、1回になりますけれども、総体的に考えるとそういうふうに思うんですけれども、どうですか。 ○峯岸克明議長 農林課長。 ◎大野芳春農林課長 それでは、再々質問にお答えいたします。 幾つかご指摘等があったかと思います。 まず、町が主体となって取り組んで、企業のほうにも参入していただくことが必要ではないかということだったと思います。 こちらにつきましては、議員のほうからもございましたが、農地中間管理事業につきましては、町も積極的に協力して展開している事業でございます。その中で、今までは相対の中で土地の貸し借り等が行われたものが、中間管理機構が入ることによって企業参入もしやすくなっている状況があるかと思っております。それによりまして、法人の参入というものが、徐々にではありますが広がってきていると考えてございます。 また、国・県の補助事業頼みだということでございますが、やはり、事業を展開していく上で、町の単独費だけで対応するのは難しい状況がございます。その中で、財源としまして国・県の補助事業等を積極的に活用するということで、そちらにつきましては、引き続きそのような対応をとってまいりたいと考えてございます。 また、地区ごとに作物等の推進ということでございますが、その土地の質等に合った作物というのも当然あるかと思います。そういったものを今後も研究いたしまして、地域ごとの作物等の推進が図れればと考えてございます。ご理解のほどをよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 津久井議員。 ◆8番(津久井康雄議員) 津久井です。 1点質問したいと思います。 予算書の98ページ、農業振興費の負担金補助及び交付金の緑の少年団補助金75万円の内容説明をよろしくお願いいたします。 ○峯岸克明議長 農林課長。 ◎大野芳春農林課長 それでは、ご質問にお答えいたします。 緑の少年団補助金につきましては、森林での各種活動ですとか、地域の社会奉仕活動、レクリエーション活動を行う少年団のほうに補助を行っているものでございます。 少年団につきましては、各小学校6校にそれぞれ設置していただいているものと、あと中町ジュニア緑の少年団ということで、計7つの少年団がございます。それぞれ、緑の募金活動ですとか、産業文化祭での苗木配布の協力、また、植樹地におきまして下草刈り等の活動を行っていただいているものです。各小学校の6団体につきましてはそれぞれ10万円の補助、中町ジュニアについては15万円の補助ということで、計75万円を計上しているものでございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 津久井議員。 ◆8番(津久井康雄議員) 緑の少年団補助金が75万円に上がったのはたしか5年前だと思うんですけれども、今の天皇陛下が皇太子時代に全国育樹祭ということで、イベントと言ってはあれなんですけれども、あったときにこれが75万円に上がったと思うんですけれども、その後どのような活動をしているのか。歳入のほうにもありますけれども、森林環境譲与税が本年度から歳入になっているんですけれども、寄居町ではこういう近隣の自治体ではしていないようなことをやっていると誇りに持てるような活動だと思うんですけれども、育樹祭の後、幾つかの学校はしているみたいですけれども、そこがちゃんとしているのか、そこを説明していただきたいと思います。 ○峯岸克明議長 農林課長。 ◎大野芳春農林課長 それでは、再質問にお答えします。 活動内容というところでのご質問でございました。 全団体につきましても、緑の募金活動は基本的に行っていただいております。寄居小学校につきましては、産業文化祭での苗木配布、中町ジュニアにつきましては、議員のほうでお話がございました植樹地である金尾の県有林の下草刈り、桜沢小学校ではホンダの森の活動がかつてございましたが、そこでの活動ですとか除草作業、用土小学校では、県の緑の少年団の交流会の参加、折原小学校ではみかん園の清掃等、あと森林学習体験、鉢形小学校では除草作業、男衾小学校では緑化の苗木の植付け等の事業を行っております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 津久井議員。 ◆8番(津久井康雄議員) 再々質問をします。 寄居町に緑の少年団があって、活発な活動をしていることが分かったと思いますけれども、これをより以上にやっていただければと思いますけれども、近隣では育樹祭というのをやっている自治体はないので、埼玉県でも何か所かあるんですけれども、これを機に、もっと盛り上げてやっていただくというような企画があるかお聞きします。 ○峯岸克明議長 農林課長。 ◎大野芳春農林課長 新たな取組といったところのご質問かと思います。 先ほど申し上げた中町ジュニアにつきましては、金尾の植樹地のほかに、県のほうでかつて植樹祭を行って、川博の裏手に植樹地がありまして、そこの下草刈りなども、毎年ではないですが取り組んでいただいております。そういう植樹地をきれいにしていただいて、寄居の植樹地だったというところのPRを推進できたらというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 なければ、第5款農林水産業費の質疑を終わります。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前9時39分 △再開 午前9時40分 ○峯岸克明議長 再開いたします。 次に、第6款商工費について質疑のある方は申出を願います。 佐藤議員。 ◆12番(佐藤理美議員) 12番、佐藤です。 1点お伺いいたします。 予算書101ページ、地域おこし協力隊事業委託料554万円、所信表明7ページでございます。 この制度におきましては、2009年総務省がスタートした制度でございます。都市部の人材を地域おこしのために活用するという制度でございますけれども、所信表明には書いてありますが、商業の活性化、人材育成、空き店舗の活用等、県の事業において活用してまいりたいということでございますが、具体的な活動内容、また人数等を伺いたいと思います。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 佐藤議員のご質問にお答えいたします。 本事業につきましては、国の進めます地域おこし協力隊、これに併せまして、埼玉県におきまして埼玉県版の地域おこし協力隊事業という取組を行っております。これは、過疎の状況等によりまして国の制度が適用にならない部分について埼玉県が独自の基準を設けまして、その中で埼玉県版地域おこし協力隊の基準、寄居町はこちらの基準に該当しておりますので、国の制度ではなくて埼玉県版の制度を適用させていただいて、県の支援の下、取り組むという事業になってございます。 詳細な内容につきましては主幹のほうからご説明申し上げますのでよろしくお願いします。 ○峯岸克明議長 商工観光課主幹。 ◎坂本武夫商工観光課主幹中心市街地活性化推進室主幹 それでは、内容のほうをお答えさせてもらいます。 まず、地域おこし協力隊の予定している人数は、2名ということで考えております。まず、1人目で空き店舗の活用。商工観光課のほうで空き店舗の補助をやっております。そちらも併せるような形でやっていければということで、まずは空き店舗の情報収集・発信、それと、そういった空き店舗を使っていただく方が、寄居町へ来てそちらを使っていただくような創業支援を併せてやっていければと思っております。また、それと併せて、メディアを活用しながらそういった情報発信を進めていきたいというのがまず1点。 もう一つ、お二人目ということになるかと思うんですけれども、魅力向上と集客促進ということで、様々なイベントをこれまでもやってきているわけなんですけれども、そういった中で、例えばマルシェ事業みたいなものを中心市街地のほうで行っていただくようなことを考えていただければということで考えております。それを持続的に続けていけるような方策も併せて考えていっていただいて、町の発展、また活性化に寄与していただければということで考えています。 以上です。 ○峯岸克明議長 佐藤議員。 ◆12番(佐藤理美議員) 再質問させていただきます。 国の基準に当てはまらない、国の制度ではないものを活用する、県の事業でということだと思いますけれども、2名の方に来ていただきますが、今の具体的なお話だと、町が今まで進めてきたものをさらに活用していただくような形で、あまり事業展開が新しいもののように感じないんですけれども、どこが期待されるところなのか。私とすれば、今まで国が進めてきた地域おこし協力隊の制度活用については、過去に何度も町にご提案しようかなと思った時期はありました。ただ、県の制度ということですので、多分、具体的に期待できるところがあるので来年度の予算に上がってきていると思いますので、その点について伺いたいと思います。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 それでは、お答えさせていただきます。 地域おこし協力隊という町外にお住まいの若者に寄居町にお住まいいただくというのがまずスタートラインになりまして、その中で、当然寄居町を選んでいただける方を、これから決まりましたら募集させていただくという中で、外の方から見た寄居町の状況というものを発信するには、町の中で魅力を探しているだけではなくて、やはり、外の方が見た寄居町の新しい魅力、こういったものに気づいていただくためにも、一度外の方の目で見ていただくことも必要なのかなというところもスタートラインでございます。 また、もともと人口減少率3%以上の8市町村というのが先ほど言いました埼玉県の対象市町村の条件だったんですけれども、その中で、これまで寄居町としてはこれに手を挙げさせていただいて、中心市街地活性化事業というのを取り組んでおります。これは、中心市街地、事業としては限定しておりますけれども、町全体に効果を広げていきたいという町長の意向もございますので、やはり、そのためには、マンパワーであったりということで、人を新たに取り込む事業、活性化する事業というのを横に広げていくという作業もこれからは十分必要になってまいりますので、ハードを整備しつつ、新たな裾野を広げていくためにも、若い方、それから町外の方、そういった様々な経験、考え方をお持ちの寄居町のために手を挙げていただける方を募りまして、そういった方のご支援をいただきたいというのが基本になっております。 以上です。 ○峯岸克明議長 佐藤議員。 ◆12番(佐藤理美議員) 再々質問させていただきます。 最後に伺いますけれども、この554万円の内訳について伺います。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 554万円につきましては、隊員の方への委託料という形で計上させてございます。考え方としては、寄居町に住所を移していただきますので、その方が寄居町で生活するために必要な経費を含めましたものを委託料という形でお二人分計上してある部分。それとは別に、その募集に関しまして広く国内に周知をさせていただくための経費として、30万円を募集に対する経費として別枠で準備させていただいているということになってございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 吉澤議員。 ◆6番(吉澤康広議員) 6番、吉澤です。 予算書の103ページ、所信表明9ページにあります企業誘致奨励金、これはどのようなお金なのか、内容の説明をお願いいたします。 それと、予算書105ページ、所信表明8ページにあります群馬ディスティネーションキャンペーン参加負担金2万2,000円とありますが、この内容をお知らせください。 ○峯岸克明議長 企業誘致戦略室長。 ◎嶋崎靖彦企業誘致戦略室長 1点目の企業誘致奨励金につきましては、主幹のほうからご説明申し上げます。 ○峯岸克明議長 企業誘致戦略室主幹。 ◎鈴木秀幸企業誘致戦略室主幹 それでは、1点目のご質問にお答え申し上げます。 企業誘致奨励金につきましては、寄居町企業誘致条例に基づきまして、一定の要件に該当する事業者に対しまして、3か年度を限度に固定資産税相当額を交付するというものでございます。令和2年度につきましては、彩の国資源循環工場の第2期事業地に立地しております物流系事業者に対しまして、平成30年度、令和元年度に引き続きまして、最終3年度目の交付が見込まれますことから、所要の予算額を計上しておるものでございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 それでは、2点目のご質問に対してお答えさせていただきます。 群馬ディスティネーションキャンペーンにつきましては、JR6社と協力いたしまして、埼玉県北部、秩父地域の自治体が群馬県とのコラボレーションという形で観光キャンペーンを行っているものでございます。昨年、今年と、現在プレイベント、それから、今年4、5、6月の3か月がディスティネーションキャンペーンの中心PR時期になってございますので、こちらを進めさせていただきます。 それから、その後、アフターディスティネーションということで、4、5、6月が終わった後にでもう一度パンフレット等を出して、こういった事業があったということを広く知らしめていきたいという一連の事業を取り組むのに、令和2年度につきましても関係市町村と連携して行っていきたいということでございまして、そちらの負担金を県内案分する形で、各自治体と持ち合う形の金額で今回予算計上しているというものでございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 吉澤議員。 ◆6番(吉澤康広議員) 1つ目の企業誘致奨励金ですが、これは、この金額で1事業所ですか。来年度はこういう形でこの金額を補助するという理解でよろしいでしょうか。 3年間ということですけれども、今後新しく入ってくる企業がそれなりの条件を満たして申込みをすれば、同じような形でこのようなものを設けられる、今後もずっと、新しく来る企業にもそういうふうなことはあるということでよろしいでしょうか。 それと、2万2,000円の参加負担金ですけれども、それだけのことをやるのに2万2,000円でいいんでしょうか。何ができるんでしょうかと逆に思いたくなってしまうのです。 この時期に高崎から寄居までSLを走らせるということもそのキャンペーンの一つだと思うんです。その車内で寄居町の紹介をするということもあると思うんですけれども、勝手な解釈ですけれども、もし、そのポスターがあったとしたら、2万2,000円だったら寄居町はこんなぐらいしか出ないのではないかというふうな気がするんですけれども、この予算というのは。 SLを走らせる。聞くところによると、二、三回試走をして本番が1回、高崎から寄居まで行くような話を聞きましたが、そのときに、俗に言う撮り鉄、SLファンが、線路の踏切を上げて写真撮りなんかに来て、鉄道敷地内などにも入ったりして撮ったりとか、そういうこともあるので、そういう警備のお金とか何とかというのは考えなくていいのか。2万2,000円だとそれを考えろというのも無理だと思いますが、その辺はどうお考えか再質問させていただきます。 ○峯岸克明議長 企業誘致戦略室長。 ◎嶋崎靖彦企業誘致戦略室長 お答え申し上げます。 まず、1点目の今回の企業誘致奨励金の件数でございますが、1,428万円、1件でございます。 それから、2点目の今後の交付の見通しということだと思いますけれども、企業誘致奨励金につきましては、先ほど主幹からご説明を申し上げましたけれども、一定の要件として、例えば、工場等の投下固定資産額が3,000万円以上であること、それから、工場等の敷地が3,000平方メートル以上であること、さらに、常時雇用する従業員の数が10人以上で、そのうち町内に住所を有する雇用者が5人以上となること、こういった条件がございます。これらの条件に該当し、特定地域に立地し、さらに固定資産税の納付があった場合、当然条件に合えば交付するというものでございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 群馬ディスティネーションキャンペーンイベントは2年前から展開している事業でございますけれども、事業自体はPRキャンペーンということで、このくらいのサイズというのはありましたけれども、基本的には、関係市町村が額を出すだけ大きく載るということではなくて、県の中で割り返して、皆さんで県北全体を元気にしましょうというのがベースにある取組の関係で、要は、案分した形の数字で全体のパンフレットを作成する費用、こちらのほうを案分して負担金として納めているものでございますので、この金額でお願いしたいという形になります。 先ほどお話しいただきました臨時列車、SL系統の走行につきましては、基本的にはJRのイベントという形で取り組まれますので、運行そのものに関わる経費等につきまして町のほうで負担というようなことは、この中には入ってございません。 以上です。 ○峯岸克明議長 吉澤議員。 ◆6番(吉澤康広議員) 企業誘致奨励金のほうは分かりました。 群馬ディスティネーションキャンペーンのことですが、これは案分ということですが、2万2,000円ということで、全体で参加する団体は幾つなんでしょうか。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 ガイドブックを作成するときに、先ほど言った群馬ディスティネーションキャンペーンの一部を使うということで、見開きページが40万円程度であるという想定がなされております。埼玉県のほうに見開きページのご紹介がございましたので、それを北部地域総合センターのほうで、北部ですから、大里、秩父方面、この自治体で参加を募りまして案分をかけています。端数の処理の関係で若干持ち分が違う部分がございますけれども、基本的には、総額は見開き40万円というのが基本になっているというふうにお考えいただけたらと思います。細かく分けた数につきましては手元にございませんので、申し訳ございません。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 稲山議員。 ◆13番(稲山良文議員) 13番、稲山良文です。 2点ほどお聞きいたします。 所信表明7ページ、寄居駅南口拠点事業です。この事業は、町に人口を移住させたい、町をにぎわいにしたいという意向があって、住宅購入の補助事業や2区画以上の住宅団地を整備する事業者に補助するということで、新しく今回捻出された事業であり、効果が生まれればいいなと思っているわけですが、駅前の広場拠点につきまして、以前説明は受けたんですけれども、その後の変更があったのか。というのは、以前、観光商工課の案内所が予定としてあったような気がしたんですけれども、閉鎖と同時に円良田湖のほうに案内所として移転してしまって、今業務が行われている。今後、この拠点づくりとしまして、案内所の問題等は今後どのように展開していくのかお聞きしたいのと、拠点づくりとしてはどのように考えているのかもう一度お聞きしたい。 それから、所信表明の9ページ、寄居スマートインターチェンジ周辺の農村地域工業等導入実施計画ということで、見直すということがあります。この事業内容についてお聞きしたい。 2点ほどお願いします。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 寄居駅南口の整備に当たりまして、道路、それから駅前広場の拡幅等によりまして、観光協会の事務所がありました建物等、多くの皆さんに移転していただきまして現在事業が進んでいるハード的な事業でございます。 その結果、ご指摘のとおり、観光協会事務所を円良田湖のほうに移したという経緯がございますので、駅前での案内等につきましては、現在パンフレット等を置くような形の臨時的な対応でしのいでいるところですけれども、最終的に、駅南の拠点に造る施設につきましては、広場を整備して、広場の中に店舗が並ぶ。その店舗に来ていただいたお客さんが、その広場と一緒に、駅前で人が集まってにぎやかな場所がつくれるようなものにしたいというふうに考えてございます。 そういったイメージの中で、投資を行う、つまり、借入れ等を行いながらする事業もございますので、経費としていかに将来的な、要は、経費をかけて取り戻せるようなきちんとした事業にできるかというような中で、事業全体の考え方を今進めているところでございますけれども、実際には、経費云々の話以前に、先ほど言ったように、活性化、皆さんに喜んでいただけるような施設がつくれるかというのがやはり大事なところだと思います。 その中で、寄居町を訪れる多くの方、それは町民の方だけではなくて、電車を利用される方、それから自転車の方等も多いですけれども、寄居町を観光で訪れる方にとって、駅を降りたところというのは、やはり寄居町を知る上で一番重要な場所と考えておりますので、観光案内といったものの施設、窓口は、どのような形になるかは未定ですけれども、そういう機能はぜひ持たせた場所にしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 企業誘致戦略室長。 ◎嶋崎靖彦企業誘致戦略室長 2点目のご質問にお答えをいたします。 実施計画の改定の内容ということでございます。 現在の農村地域工業等導入実施計画は、平成20年度に計画変更をしまして、桜沢の中小前田後地区、原地地区を工業等導入地区として追加指定したものでございます。 現在、議員ご承知のとおり、県企業局と共同で桜沢地区の産業団地整備を推進しておりますけれども、来年度、そのエントリー企業との分譲契約の締結が予定されております。これによりまして、現在の計画におきます工業等導入地区は全て導入済みとなりますことから、寄居スマートインターチェンジ周辺の土地を新たに産業導入地区に設定すべく、計画変更の作成等の業務を委託するというものでございまして、業務委託の内容につきましては、資料作成が主なものとなりますけれども、例えば、産業導入の必要性、それから産業への就業計画、さらには、産業導入地区の規模面積の検討などが挙げられます。そして、企業の立地ニーズ、これも必要になってまいりますので、それを把握するための調査、こういったものを行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 稲山議員。 ◆13番(稲山良文議員) ある面では、駅前の拠点整備は安心したような感じを受けたんですけれども、そうすると、その事業については、恐らく、観光協会ではなくして、新たな組織として、まちづくり会社がやるか、行政がやるか分かりませんけれども、このような方向として、案内所、あるいは物産品、地場産的なものを予定しているという意見ですので、安心した面もあるんですけども、観光協会ということで、補助事業で行っているわけなんですけれども、そのもの自体が、観光協会は大事なんでしょうけれども、円良田湖の経営に力が入っておりまして、町の観光イベント等には多少とも腰が引けているのかなという感じを受けるんです。他の市町でもそうだと思うんですけれども、やはり、行政が取り組んでいくような方向に。今後法人化というような、総務経済常任委員会のほうではいろいろ研究しているんでしょうけれども、そういう方向に導いていく時期に来ているのかという気がするんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。 それから、スマートインターにつきましては、歳入のところでも、自主財源を高めていくには、企業誘致ということを大きな柱として立ててもらいたい、なおかつ必要であるというような意見が述べられました。桜沢が目鼻がつけば、次は用土のインター付近なのかなという思惑もあるし、町でもこのように述べていますので、そこに企業団地が出来ればいいなと思うわけでございますし、力を入れている考えもお聞きしました。ですので、この事業を推進してもらいまして、なお一層なる産業団地、企業局との兼ね合いでしていく意欲をお聞かせ願いたいと思います。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 それでは、お答えさせていただきます。 駅前の観光拠点の営業を行っておりました観光協会は、先ほど申し上げましたように、今円良田湖のほうに事務所を設けましたけれども、駅前の観光案内所の主体そのものはまだ確定しておりません。ただ、寄居町の観光協会というのは、玉淀の観光ということから立ち上がった民間組織として現在に続いてくる。そういう意味では、非常に歴史を持った、寄居町の観光でも非常に活躍をしていた団体というのがございます。ただ、その中で組織化という部分が非常に遅れてしまっておるという関係で、現在、観光協会としては、独自の法人化を目指した取組を進めているというふうに伺っております。 町としても、観光に関する提言を頂いた中で、観光協会の組織をきちんとして、体制をしっかりしたほうがよいというご案内を頂いておりますので、そちらのほうを観光協会とも話をしながら、ぜひしかるべき形をとっていただきたいというやりとりは進めているところでございます。ただ、観光協会自体は一つの独立した団体として動いておりますので、そちらのタイミングとか意向という部分もある程度尊重される部分もございますので、町として観光をきちんとしていきたいという部分、それから観光協会の活躍される部分というのをすり合わせながら、観光を担っていただける組織として体制をしっかりと組んでいただきたいというのが担当としての考えでございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 企業誘致戦略室長。 ◎嶋崎靖彦企業誘致戦略室長 それでは、お答えをいたします。 企業誘致推進に係る意欲、また、寄居スマートインターチェンジ開発に係る意欲ということでご質問いただきました。 議員ご承知のとおり、今、2021年度をめどにホンダの生産体制の集約というものが進んでおります。この集約の発表を境にしまして、今日に至るまでの間、企業からの立地に関する問合せが非常に大きく増加しております。このように、当町の企業誘致に関しましては、ここ数年非常にフォローの風が吹いております。事実、当室のマッチングによりまして、来年度には、ホンダとの取引がある物流関係企業が数社立地が計画されております。 したがいまして、この集約に伴うここ数年が、やはり企業誘致を推進する上では大きなチャンスであると当室では考えております。こういったチャンスを逃すことなく着実に誘致を進めるため、立地を検討する企業に対してきめの細かい対応をとってまいりたいと考えております。さらに、東京オリンピック後の景気動向、こういったものも注視しつつ、寄居スマートインターチェンジ周辺の開発に向けた取組も加速をさせていきたいと考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 稲山議員。 ◆13番(稲山良文議員) 観光問題は、ある程度意見としては分かりました。 産業団地化ということで、積極的に取り組んでいきたいという意欲も分かりましたし、用土の議員としても論ずるというような意見も伺っております。 桜沢の工業団地が出来て、ご報告があって、間もなく完売だというので、あの辺は企業が用途として理想的なものなのかなと思えるわけです。なおかつ、需要が見込まれるのならば、早い時期に積極的に取り組んでいきたいという意向も分かりました。いずれにしても、次は用土のスマートインター周辺でしょうという方向であるし、深谷方面には日本大学の広大な土地もあるように伺っておりますので、あの辺も含めまして、乗り遅れないようにしていただきたいと思うところでございます。 これからも積極的な団地づくり、企業誘致を取り組んでもらいたいということで、なお一層なるお考えがあればお聞きしたい。美里町周辺との関連でも結構ですし、日本大学の土地関係でもいいですし、その辺についての構想的なものがあれば話してもらえればと思います。 ○峯岸克明議長 企業誘致戦略室長。 ◎嶋崎靖彦企業誘致戦略室長 さらなる意気込みということでございますので、答弁させていただきたいと存じます。 議員ご指摘のとおり、過日の一般質問の中で寄居スマートインターチェンジ周辺の開発についてのご質問がございました。スマートインターチェンジに近接しているということで、他の用地に比べて非常に優位性というものがあると思います。例えば、導入業種の中でも、これまで製造業、卸売業、道路貨物運送業、こういったものが農村地域工業等導入促進法の関係で導入業種として規定されておりましたけれども、法律の改正によりまして、極端な話、商業、サービス業、こういったものも導入可能となってまいります。企業立地ニーズを探る中で、従来の製造業関係だけではなく、もう少し幅広いアンケート調査等も行いまして、いろいろな選択肢があると思いますので、寄居スマートインターチェンジの優位性を生かして努力したいと考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) 鈴木です。 予算書100ページ、所信表明は9ページになります。女性活躍・就労サポート事業の委託料271万6,000円が計上されております。昨年は107万3,000円の計上でしたので164万円増となっておりますが、所信表明の中にも、ヨリママ事業、就業に踏み出せなかった登録者向けにスキルアップ講座を充実していくというようなお話がございます。この内容について伺いたいと思います。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 ヨリママにつきましては、昨年度、厳密には一昨年度の暮から始まりまして、事業に取り組んでまいったところでございますけれども、当初、裾野拡大ということで、多くの人に理解していただきたいということで、新しい人を広く集めるために、初期的な話、テレワークというものであるとか、全体的なイメージを話す中で登録者を増やすという作業をまずしてまいりました。 そうすると、1年私どもが取り組んでまいりました中で、登録はされるのですけれども、なかなか直接の業務に踏み切れないという方がいらっしゃることに気がつきまして、その辺、協定されている企業とも相談した中で、いざ仕事をするとなると、今自分が持っているスキルで果たして受けて大丈夫なんだろうかという不安が募るというようなお声も聞いたところでしたので、そういった面の対応を踏まえて、その事業をイメージしていただけるように、端的な例ですと、例えば、企業からのオーダーが来るフォームのようなものをパソコンの中に擬似的に作って、それを直接見ていただいて、その中で、こういうものに対してこういう入力をして、こういう作業をしていくという一連の流れが擬似的にできるようなパソコン環境をつくって、安心していただけるようなものと同時に、その操作といったことを含めたスキルアップができるようなものということで、スキルアップ講座というようなものに今年はちょっと力を入れていきたいという部分がございましたので、そういった施設整備等に関わる経費等を想定いたしましたので、その分につきまして委託の中に組み込んでいるというようなものが、額が一番大きくなっている部分でございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) それでは、再質問をさせていただきます。 今のお話ですと、登録は増えてきたけれども、実際に仕事に踏み出せる方がまだ少ないということでございますした。お話にもありましたが、今新型コロナ対策でもありますけれども、テレワーク、リモートワークというのは非常に大事なところになってくるんだと思いますが、登録を増やしつつ、実際に仕事をされている方は少ないということですが、登録がどのぐらいの人数で、どのぐらいの方が仕事をされているのかについて伺います。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 2か年の合計での登録者が、75名登録いただいているんですけれども、現在稼働経験のある方が個人単位で18名でございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) それでは、再々質問させていただきます。 75名の登録の中で18名、確かに大変もったいないといいますか、女性活躍ということで打って出た政策だと思いますので、ぜひ多くの方に参加していただきたいと思います。 このスキルアップ講座の内容は分かったんですけれども、要は、とりあえず一緒にやってみる、手取り足取りというか、そういう状況だと思うんですけれども、これは、年間を通してどのぐらいの回数、またどういう会場でといいますか、パソコンを一緒にやってみてというふうなことでお話がありましたけれども、例えば、ヨリママで一番肝となるのは、子どもがいながらでもできるということでの話もありますので、このスキルアップ講座をするときにお子さんをどういうふうに預かるとか、そのような背景も考えての講座なのか。スキルアップ講座の回数なり内容をもう一度伺います。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 まず、場所としてイメージしておりますのは、これまでは寄居町の駅前にまちタネという施設がございまして、こちらも、実は駅前の整備の関係で一度撤退という形になってございます。その後、ヨリママ関係の事業は、役場の会議室を利用したり、中町会館をお借りしてやったりというように、場所をお借りしながら進めている部分がございます。この状態はしばらく続く部分もあると思いますので、開催場所等を皆さんに分かっていただける場所を目指しながら取り組んでいきたいと考えております。 回数につきましては、昨年度、セミナー自体は6回ほど行っているんですけれども、まずは、新規でやった部分に加えると。それから、スキルアップの回数の組替え等をしながら、まず半年やった様子で、その反応を見ながら全体の会議数については考えていきたいというふうに考えております。 子育て中の方が参加されるに当たっての対応ということでございますが、昨年まで取り組んでおりまして、同時に、電気工作、電気部品をつないで動いたり、光ったり、回ったりというようなことを小さな子どもでも分かりやすく教えるNPOの方のご協力をいただきながら、会議室の一角とか部屋の脇を使ってそういったものをお試しをしながら時間を過ごしていただくという取組であるとか、あとは、職員、協力いただいているアンダースタンドの方等が子どもさんを見ながらということで、お連れいただいた子どもさんも同じ建物、施設の中で様子を見ながら、ママさんのほうはセミナーに集中していただけるような環境というものはつくっていきたいと考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 あとお二人の手が挙がっておりますけれども、開会後間もなく1時間半になりますので、申し訳ありませんが、ここで休憩を挟みたいと思います。 再開は10時35分といたします。 休憩いたします。 △休憩 午前10時21分 △再開 午前10時35分 ○峯岸克明議長 再開いたします。 引き続き、第6款商工費について質疑のある方は申出を願います。 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 7番、大澤です。 2点質問します。 予算書の101ページ、商工費の負担金補助及び交付金の中に住宅改修資金補助金600万円があります。昨年度も、聞くところによると10月ぐらいで予算の枠がいっぱいになってしまったと。私も過去に一般質問をしたことがあるんですが、事業効果として、600万円のとき7,000万円ありましたということは、10倍以上の事業効果があり、なおかつ、町内業者も活性化し、税収も上昇するということで、この予算が400万円から600万円になってそのまま維持している。なぜもう少し増額しなかったのか、その理由についてお聞きしたいと思います。 それと、その下の中心市街地活性化事業補助金300万円があります。先ほど同僚議員の質問で、限定事業で町の条件に合ったというんですが、具体的にどんな事業なのかお願いします。 以上2点、お願いいたします。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。
    ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 まず、住宅改修資金補助金、こちらの取扱いでございます。 令和元年度につきましては、最終的な申込みが10月から11月頃にかけてというご質問いただいた内容ですけれども、実際には、そこからスタートいたしまして、着工して、完了届を頂く期間があってということになります。最終的に、着工につきましては2月程度までかかっているものもございましたので、時期的には、年末ぐらいで締め切って、その後工事を待つという現在のスケジュール自体は、運用上はいいのかと思います。ただ、先ほど申し上げました全体のリフォーム等につきまして、中小企業への支援という形で行っているものでもございますので、これにつきましては、申請の状況等を見ながら研究検討してまいりたいというふうに考えております。 それから、中心市街地活性化事業補助金の300万円につきましてはは、まちづくり会社のほうでタウンマネージャーという形で職員を採用してございます。こちらのタウンマネージャーの活動支援ということを含めまして、町から300万円の補助を行うというものでございまして、町といたしましては、まちづくり会社を中心とした中心市街地活性化事業の取組がまずございますけれども、タウンマネージャー自体は、中心市街地活性化事業という枠だけでなく、寄居町の活性化、それから定住促進等、様々な部分で活躍いただける人材だと思っておりますので、そういったことも期待しながらの補助事業というふうに考えてございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 再質問します。 まず、住宅改修資金補助金ですが、10月から11月で年度末、2月に完成ということなんですが、そういう点は分かるんですが、町の活性化、町にある業者、企業を活性化させるためには、やはり、町から資金を出して、それが10倍になって返ってくるんですが、何回も質問しているんですが、増額を検討しなかったのは何か問題があるんですか。伺います。 あと、中心市街地活性化、まちづくり会社、タウンマネージャーの補助金、多分この方は1人だと思うんですが、まちづくりを中心市街地とか進めているかと思うんですが、具体的にどんな内容、今の業績にかかっているか伺います。 以上2点。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 住宅改修資金につきましては、先ほど申し上げましたが、全体の執行状況等を確認しながら対応のほうを図っていきたいと考えております。 また、活性化事業のタウンマネージャーに対する補助でございますけれども、先ほど別でご説明いたしました地域おこし協力隊という形で、新しく活動いただける方をお二人、町の中で要望していきたいという動きがございます。彼らも寄居町のことを全て知って入ってくるわけではありませんが、それぞれ熱意と技術を持って寄居町を訪れていただける方でございますので、こういった方を育てていただけるような活性化の活動や取組、併せて、中心市街地の中に現在問題となっております空き店舗が増えている状況であるとか、なかなか新たに人が集まるような動きがとれていないというような部分に対して直接的な対応が図れるためにも、これまでもタウンマネージャーとしてマルシェという事業を、店舗という枠を超えて、イベント的ではございますけれども、活性化のための事業を行ってきている。こういったものの中心になっていただいている方でもございますので、ぜひ、こういった事業を継続して続けていただければというふうに考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) それでは、再々質問をします。 2番目の中心市街地につきましては了承しました。 住宅改修資金補助金をなぜ増額していないのかということについて、締切りがどうのこうのという答えだったので、よく答えていないと受け取ったんですが、繰り返しになりますが、これは地域の中小企業、また個人にとって上限20万円というかなりの補助が出ます。ぜひ、これは増額して、地域の業者を活性化させるというには十分だと思うんですが、その点どんな検討をしたか具体的なところを聞いていないので、再度お願いします。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 当初予算の段階でということで、今回600万円の計上でございます。これまでも、当初予算の中で考えつつ、執行状況等を踏まえながら、場合により補正等という考えで進めてまいりましたが、これまでは600万円というままで推移できたという状況でございます。今回、特に中小企業で取り組む状況等、変わってきている部分がございますので、今年も、この予算が議決後、そういった事業を進めていきながら、状況の流れを検討しながら、より効果的なものになるような運用を図っていきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 15番、田母神です。 3点ほどお尋ねします。 予算書の商工費の101ページ、商工業振興事業補助金が1,310万2,000円ついておりますが、具体的な内容について。 2点目、104ページ、川の国埼玉はつらつプロジェクト・親水広場整備工事191万4,000円の進捗状況について。 それと、これは予算には出ていないのですけれども、雀宮がすばらしくなったり、親水公園が出来たり、寄居町が大分きれいになっているんですが、正喜橋手前の、商工会が責任を持っているんでしょうか、アーチがあるんです。それがさびていて、これは前から寄居町として恥ずかしいということで、塗り替えてきれいにするというのには対したお金はかからないと思うんですけれども、どこにも予算が見えないんですけれども、やる気があるのか。予算をつけてもらえなかった理由についてお聞きしたいと思います。 3点お願いします。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 1点目、商工業振興事業補助金につきましてご説明をさせていただきます。2点目の川の国事業につきましては担当主幹のほうからご説明をしたいと思います。 商工業振興事業補助金の内訳、商工会との主な連携、商工業の連携ということで内訳がございまして、まず商工会の経営改善の普及の取組をしております商工会の職員に対する人件費の補助、こちらが6人分、およそ960万円、それから、それぞれ商工会の青年部への支援、青年部はB級グルメであるとか、乙姫ちゃんのPR活動、こうしたことを行っておりますので、そちらのほうに対しまして13万円、それから、商工振興事業といたしまして、ふるさとの祭典市という秋の取組、それから、街バルというチケットでメニューを提供させていただき、そこを回っていただくという取組、こちらへの事業支援ということで総額184万6,000円、それから、工業の振興ということで、販路の拡大事業やリフォーム、こういったものの推進を図るための体制づくりの補助ということで21万円、それから、総合的なものとして、人材育成やホンダとの連携、こういったものを検討していくための事業ということで26万円の予算が内訳としてございます。また、先ほどちょっと出ましたまちづくり会社との連携の中で、マルシェにつきましてはまちづくり会社を中心に進めていくということがございますので、こちらの補助が商工業振興事業補助金ということで95万7,000円含まれているというような内訳になってございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 商工観光課主幹。 ◎戸塚悟商工観光課主幹 それでは、田母神議員の2番目の川の国埼玉はつらつプロジェクトのご質問についてお答え申し上げます。 はつらつプロジェクトの進捗状況というご質問かと存じます。 はつらつプロジェクトにつきましては、平成29年度からさせていただいてございまして、29年度につきましては測量等委託業務、それから、親水広場につきましては通路の工事に着手してございます。 また、30年度におきましては、雀宮公園の関係では、電気設備、あずまやの工事、そして、橋が公園内に架かってございますが、そちらの工事、それから階段の工事等々をさせていただいてございます。また、親水広場については舗装を完了してございます。 また、今年度でございますけれども、今させていただいている工事の内容でございますが、親水広場はもう完了してございますけれども、昨年度、県のほうが親水護岸整備ということで石積みの護岸を設置していただきました。それの上のところに木の柵を設けさせていただきまして、安全対策を行ったところでございます。また、雀宮公園内におきましては、大きなものだけ申し上げますと、園内の設備工事ということで、トイレ、駐車場を整備させていただいたところでございます。現在は、園路の整備ということで、園内の舗装、それから木質チップ等の整備をさせていただいたところでございます。 また、来年度191万4,000円計上させていただいているところでございますけれども、こちらは、今、みなみ寄居駅がホンダ工場の近くにございますけれども、そちらの工事で着手しておりますところのネットフェンスが発生するという情報を頂きまして、そちらネットフェンスがあり使えるという情報がありました。そちらを有効活用して、今、雀宮公園の竹やぶと園内の境のフェンスがちょっと老朽化しているところもございますので、そちらを補修したいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 3点目の、正喜橋から北に上がってきたところのアーチの関係でございますが、アーチの管理自体は町の商工会のほうで行っている物件でございます。商工会としても、ご指摘のようなお声を伺っているということで、対応に向けた取組はしているというふうに伺っておりますけれども、現在のところ、町としての直接的な対応ではなく、商工会と対応についてご相談させていただいているという状況でございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 田母神です。 再質問させていただきます。 商工業振興事業補助金ということで、ほとんどが商工会のほうに出て、寄居町の工業関係の予算というか、工業関係のところには補助金が出ていないようなんですが、寄居町にも小さい工場があると思うんですけれども、その辺の振興や助成について、町としてはこの間どんな取組や考えできたのか伺います。 次の川の国埼玉はつらつプロジェクトで、雀宮公園については看板が出ておりまして、3月27日完了予定というふうになっております。それと併せて、川のプロジェクトの荒川から雀宮公園につながる土手側の道路を今やっていると思っているんですけれども、そこの予算が足りなくてついたのかなという思いがあったんです。フェンスというのは、それも新駅のフェンスと合わせての予算というと、川の国埼玉はつらつプロジェクトの予算との整合性がどうなのかなという思いがあるんですが、その辺について説明をお願いします。 それと、最後のアーチの問題ですが、話合いを、担当は商工観光課で実際やるんでしょうけれども、町としての相談、働きかけということをしているようなんですが、一向に進んでないんです。いつまでにどのようにやるのか。3月27日に雀宮公園が完成すると言われていて、あの辺が大分きれいになって、バスでのお客さんを迎えるような駐車場まで用意している状況で、また、これから季節がよくなりますと、散策する人、土日はかなり歩いている人がいます。ちょっと上を見たら「えっ」と。特に、関わっていた人たちがあれをどうにかならないのかと心配しているわけなんです。ぜひ早めに対処して、実現するように手だてを組めないのか、再質問をお願いします。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 商工業のうち工業の部分、こちらに対する直接的な支援という部分でございますが、商工会等の取組は、商業振興に関する事業が目立って多いというのは一部でございます。工業の方は、小売りになって町民の方と直接という形ではないですが、やはり、雇用であるとか、場所によっては特徴的なものを作りながら町のPRに貢献している企業もあるやに思います。 その中で、町といたしましても、今回の補助の中にもございますが、例えば、彩の国ビジネスアリーナというような全県的な企業が集まってPRするようなイベント、こちらの参加への支援であるとか、そういったものにもこちらの補助が使われておりますので、直接的とは言えないと思いますけれども、寄居町の工業支援につきまして、商工観光課としての支援に取り組ませていただいているという状況はご理解いただければと思います。 それから、川の国埼玉はつらつプロジェクトにつきましては、雀宮公園の整備をしていく中で、現在トイレと駐車場を整備している川側のところなんですが、フェンスそのものは気づかれづらいんですが、昔は網のフェンスで、ほかをよくしていきますと、その網のフェンス自体が逆に悪目立ちをするという状況もございまして、新たな整備というのを考えている中で、部材となるようなものがいい条件で出てきたというものがございました。ですから、それをこちらに持ってくるに当たって景観的な部分も確認したんですが、おおむね収まりもよさそうだというところがございましたので、資材の有効活用が図れるというのがまず1点、それから、現地の中に設置するにつきましても、十分堪えられるという点が2点ということで、そちらのものを持ってくるという前提ではなくて、雀宮公園の整備の中で請ってお願いして、うちのほうで引き取らせていただくというご理解をいただければよろしいのかと思います。 それと、3点目、アーチの件につきましては、ご心配をおかけしている部分がありますけれども、管理者のほうと相談をして、内容的には、塗り直しというようなお話もありましたが、撤去を含めてというようなご相談にはなっておりますので、ぜひ、その辺の話を進めていきたいと考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 原口議員。 ◆14番(原口孝議員) 1点お伺いします。 所信表明の7ページに(株)まちづくり寄居が行う商工業の活性化と。その後にいろいろ書いてありますが、昨年9月の決算でこの株式会社の事業内容等を聞いたら、何もしていないというふうな話でございました。もともと、この会社の設立は、総務省からの活性化計画の許可を取るためにつくり上げた会社で、架空とは言いませんが、そのためにつくった会社だと私は受け止めているんです。しかし、寄居町が出資をして取り組むことになれば、しっかりとやってもらわなければ困るということで質問したら、何もしていませんということですが、総務省から年数の規定もあって、そろそろやらなければ、活性化事業に対しての問題が起きるのではないかというふうに思っておるんです。 そこで、この会社が行うに当たって、町の商工観光課とはどんな打合せをしているのか、町からも役員が出ていますので、いきなり、総会も開かないうちに何かをするんだと事業計画を立てたのか。まだ決算を迎えていないと思うんですが、その間に会社が事業計画を立てたのか、町とのその辺の話合いがどういう内容だったのかお聞きしたいと思います。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 まちづくりの組織化に当たりましては、原口議員がご心配いただきまして、この制度のためにつくったという形の見え方しかされていないという部分は、活動する側の問題だとは思いますが、まちづくり会社そのものの目指す方向、まちづくり寄居も含めましては、寄居町を活性化していきたい、にぎやかにしていきたいということが根底にあるということはご理解いただきたいと思います。 その中で、大きな収入事業もないということで、なかなか事業が打てないというようなジレンマは確かに抱えてございます。その中で、町の駅南の拠点を中心になって行うという大きな方向性だけ決まっておりまして、また、活性化に対する事業を行っていくということもまちづくり会社としての方針の中には定められておりますので、その中で、個々の事業展開という部分で何ができる、何が難しいというようなやりとりを、定例会という形で行っている以外にも、先ほど言いましたタウンマネージャーや事務局長と相談をしながら事業を進めているところでございます。 特に、今回お願いしている中でも、新しいマンパワー、地域おこし協力隊の隊員をぜひ活用をできないかというような形で、人的な協力、そういったものも含めて体制を強化しつつ、新たな取組、事業としてまちづくり会社が動いている、活動していることが見えるというのが、やはり皆さんに理解をしていただく第一歩になろうかと思いますので、まず、そういった形で事業を取り組み始めていただいて、ぜひ、その後に控えております駅南の整備というハードの大きな事業に向けた端緒としていっていただきたいというふうに考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 原口議員。 ◆14番(原口孝議員) 会社ですから、別に自由にやればいいと思っているんです。ただ、問題なのは、町が出資している株主である。議会もその出資する金額については承認しているわけですから、前も言ったとおり、事業計画を立てて何か事業をしたなら決算書の内容を説明してくださいというような質問をしたんですが、今回の株式会社が何をしていくかということによってかなり違ってくると思います。 さっき商工会のアーチの看板の話が出ましたが、商工会が作ったものであれば商工会の責任ではないですか。今度の株式会社が仕事をする場合には、会社の責任と目標計画を持ってやっていくことがこの会社の仕事だと思うんです。これがいかに活性化とつながっていくかというのが、町はこういうことをしますよと、しかし、おたくもリンクするようなことをやってくださいというような話の中で活性化が成立してくるんだと思っているんですが、いまだに何をするかという方向性が出ていないということはどうなのかなと思いまして先ほど聞いたんです。具体的な内容というのは、例えば、今度こういうことをします、2つ目はこういうことをしますとか、具体的な報告とか話合いはあったんですか。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 それでは、町のほうと関連して相談する中で、ある程度具体的に相談を受けている事業ということでご説明させていただきたい。 その中で、一番大きく町として関わっていただくことになりますのが、駅前の拠点施設の整備ということになります。こちらにつきましては、当初計画の中でも駅前のにぎわいを取り戻すためには必要な施設だということでイメージして計上してございますけれども、タウンマネージャーと話をする中で、やはり、建物、それから商店を呼び込んでも、その商店が1年、2年で出て行くようなものでは呼び込んだから終わりだということにはならない。つまり、そこでいかに長く仕事をしていただけるかということも考えた経営とか店の配置を考えていかなければいけないだろうというようなお話をいただきながら、店舗の配置計画等を考え、また、駅前のところは広いように見えてさほど広くはないんですけれども、店舗だけで埋めてしまうのではなくて、一部に町の広場的なものを併設する形で、広場にお客さん、子どもさん、観光客の方が来ながら、その中にお店があって、お店だけではなくて、ちょっと木陰で休んだりというものができるような空間にできないかということで、市街地の空間という考え方、それのほうに取組をして、例えば、地元の区長等と緑化に対するシンポジウムを開いたり、これは、まちづくり会社というか、タウンマネージャーというか、その辺のボーダーがはっきりしませんけれども、そういった人を巻き込むような取組というのも始めてございます。 やはり、地元の中で理解が得られるような、まずは市街地で理解が得られるような事業、それが、寄居町の全体に対して理解が得られるような事業という形での見本となり、また、見える形として皆さんに伝えられるようにしていきたいというのが基本になっておりますので、ぜひ、この辺の取組についてご理解をいただければというふうに思います。 以上です。 ○峯岸克明議長 原口議員。 ◆14番(原口孝議員) 最後になりますが、当初計画の中で旧役場跡地にそういうものを建ててやるんだと。その計画が継続しているなら、ぜひ活性化のためにやっていただきたいですが、面積も、この事業を進めるに当たって当初より狭くなったというふうなことが考えられますが、その中でも、やり方によっては、先ほど答弁なさったとおりいろいろなことができるかと思うんです。 その中で、旧役場跡地を貸すのか、どういうふうに。例えば、そこに建物を株式会社が造っていて、土地を買っていただいて造るのか、土地をリースして建物だけを株式会社が造るのか。当然、そこには家賃とか売却金額が発生するわけで、その辺はどうなっていますか。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 ちょっと整理させていただきますと、駅の南地区、役場の跡地と呼んでいる場所、それと駅前の道路拡幅によって生じる空地、この2か所がございまして、拠点整備という形は、駅の空地として現れている部分です。 役場の跡地につきましては、もともとは大きな多目的広場というような目的で整備を進めておりましたけれども、道路、それから整備事業の移転先ということで、地元の皆さんとお話をする中で、ぜひ地元に住まわれたい、これからも市街地で生活をしたいという強い意向があった中で土地のほうを用立てていったという部分でございますので、それをもって町の整備計画が狭くなって云々ということはまずございませんので、まずお住まいの皆さんの生活の維持に土地を使わせていただいた残りの部分で活性化の事業を行っていくという順番になってまいります。 残った元の役場の土地の部分、それから駅前に移転によって生じる空地、こちらの2か所につきまして、ちょっと間は離れるんですけれども、表通りと裏通りでも道でつながりますので、そういった連携をしながら、それぞれの部分ではなくて、両方がつながるような形で、イベントであったり事業を行うということで、現在のところは、市街地の元の役場のところには、具体的な店舗とかの考えではなくて、駅前のほうに店舗を並べていけるような基本的な考えで取り組んでおる事業でありますので、ご理解いただければと思います。 そこの土地の整備スキームでございますけれども、現在お住まいの方々に来年度用地交渉をしていく中で、土地、それから補償等をする中で、まず町有化してまいります。町有化した部分の土地につきまして、町が行う広場的な部分を除きまして、まちづくり会社が建物を造って貸出しをしていく、テナント的に使う部分です。こちらの土地につきましては、有償での貸与を前提に進めていく。その上で、建物をまちづくり会社のほうで整備していただくという順番になっていくというふうに進めてまいります。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 なければ、第6款商工費の質疑を終わります。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時10分 △再開 午前11時11分 ○峯岸克明議長 再開いたします。 再開に当たりまして、昨日の歳入の質疑で中嶋議員からデマンド交通に対しての質疑があった部分で、今都市計画課長から訂正の答弁があるということで、お受けしたいと思います。 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 昨日、中嶋議員のほうから、歳入の質問でデマンドタクシーの運行業務委託料の返還金で事業期間を9月から10月ということで申し上げたんですが、実施期間としましては、10月1日から9月30日という期間になってございますので、訂正させていただければと思います。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 次に、第7款土木費について質疑のある方は申出を願います。 権田議員。 ◆1番(権田孝史議員) 1番、権田です。 所信表明の11ページ、予算書で116ページ、男衾駅周辺まちづくりにつきまして質問させていただきます。 こちらのほうで総額4,396万円という予算をつけていただきまして、まず最初に御礼申し上げます。ありがとうございました。 これにつきまして、委託料というのがどのようなものに使われるのか。 次に、所信表明の11、12ページ、予算書で118ページ、公園緑地の維持充実についてということで、折原ですか、いきいき元気パーク3,836万2,000円の予算についての説明をお願いしたいと思います。 3点目に、所信表明の12ページ、予算書で112ページ、町道117号線外路面標示設置工事の説明をいただきたいと思います。 3点ばかりお願いします。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 それでは、権田議員の質問に対してお答え申し上げます。 まず、男衾駅周辺事業の委託費の内容でございますけれども、こちらは東通り線関連測量業務委託ということで279万円。こちらは路線測量160メートル、あとは平面測量一式と考えております。また、境界点再編測量といたしまして32万6,000円、こちらにつきましては、境界杭を22本埋設するという内容でございます。 続きまして、2点目のいきいき元気パーク整備事業の説明をいたします。 いきいき元気パーク整備事業につきましては、3,836万2,000円を計上してございます。こちらは、鉢形城をモチーフにした複合遊具となってございまして、滑り台やロッククライムパネル、こちらは垂直に登るものです。あとはザイルクライマー、こちらはロープで登るもの、あとはザイルトンネル、ロープで作ったトンネルなど、こういったものを複合した大型遊具を組み合わせて整備をしていくという事業内容でございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 それでは、町道117号線の路面標示についてご説明申し上げます。 こちらにつきましては、鉢形小学校区の主にグリーンベルト、あとは外側線であるとか視界誘導のドットラインといったものを行う工事です。 以上です。 ○峯岸克明議長 権田議員。 ◆1番(権田孝史議員) では、再質問させていただきます。 先ほどの委託料のほうは分かりました。 4,000万円の工事整備ということで、その工事がどの辺まで進める金額なのか教えていただければ。 あと、2番目の大型遊具ということで、これは対象年齢的には何歳ぐらいまでの遊具なのか。 それと、3点目の路面の標示につきましてのメーター数と、何路線ぐらいあるのか教えていただければありがたいのですが。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 それでは、権田議員の再質問に対してお答え申し上げます。 来年度工事をどこまで進められるかという内容でございます。男衾駅の東通り線街路整備工事でございますけれども、こちらは、夏頃事業の着手をしまして、2月から3月頃の完成を予定しております。こちらは、全て完成ではなくて、まずは車道部を供用させるということで、ロータリー部分についての供用を目指して工事のほうを進めてまいります。歩道のインターロッキングとか照明につきましては、来年度の事業では予算的にちょっとできませんので、再来年度以降の事業ということで考えております。 続きまして、いきいき元気パーク整備工事です。遊具の対象年齢ということでございますけれども、平成26年に園児と小学生を対象としましてアンケート調査を実施してございます。遊具の対象年齢でございますけれども、幼稚園、3歳ぐらいから小学生の高学年、6年生ぐらいまでが遊べる対象となる遊具施設となってございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 鉢形小学校区の路面標示ということで、まず、延長なんですけれども、7,700メートルを計上してございます。あと路線数につきましては、細かい路線等もあるんですけれども、主なものとしまして4路線を計画してございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 権田議員。 ◆1番(権田孝史議員) では、再々質問させていただきます。 駅前の工事なんですが、夏頃からということで、最終というのは、来年度というのは、全て完了と考えてよろしいですか。それと、スケジュール等が教えていただければと思います。 あと、先ほどの遊具のほうで、小学6年生までが対象ということで考えてよろしいですか。 それと、3番目のメーター数の中に、グリーンベルトは何メートルぐらい入っているんですか。その辺を教えていただいて終わります。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 権田議員の再々質問に対してお答え申し上げます。 男衾駅東口の街路整備事業の事業スケジュールでございますけれども、来年度につきましては、先ほど申し上げました3月頃、年度末になりますけれども、そちらまでにロータリー部分の供用を開始するという予定で進めております。それ以降、残ります歩道のインターロッキングですとか照明等の整備につきましては再来年度以降の整備ということで、こちらは予算状況を見ながらの整備になっていくということでございます。 続きまして、2点目の対象年齢でございますけれども、これはおおむねの年齢になりますけれども、3歳から12歳程度を対象とした大型の複合遊具ということでご理解いただければと思います。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 それでは、グリーンベルトの延長ということでお答え申し上げます。 計画では3,000メートルを予定してございます。先ほどトータルで7,700メートルと申し上げましたので、残りにつきましては、外側線が4,500メートルのドットラインが200メートルということで、鉢形小学校区につきましては、令和2年度で終了する計画でございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 中嶋議員。 ◆5番(中嶋文雄議員) 5番、中嶋です。 予算書の114ページ、所信表明の11ページ。先ほど、課長のほうから昨日の質問についての期間の修正を承りました。この中ではデマンドタクシーの運行業務委託料2,878万円の算出基礎をお伺いいたします。 2点目でございます。予算書の114ページ、所信表明の13ページ、大規模盛土安全確認調査等業務委託業務496万1,000円、この場所等についてお伺い申し上げます。 3点目については所信表明には出ていないのですけれども、予算書の118ページ、運動公園法面復旧工事1,670万円の内容について。 以上3点お伺い申し上げます。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 それでは、中嶋議員の質問に対してお答え申し上げます。 まず、デマンドタクシー運行業務委託料2,878万3,000円の内訳でございます。 こちらにつきましては、デマンドタクシーを今回3台運行するわけですけれども、デマンドタクシーの運行業務委託としまして2,026万3,000円を見込んでございます。また、デマンドタクシーの受付のオペレーター料としまして852万円を見込んでございます。合わせまして2,878万3,000円となってございます。 続きまして、大規模盛土の場所ということでございますけれども、こちらにつきましては、大規模盛土で造成を行った色えんぴつの街、あとは蔵田にあります寄居ニュータウン、あとはボッシュの工場がありますそちらの一部の箇所についての委託業務を予定してございます。 続きまして、3点目の運動公園法面復旧工事の内容でございますけれども、一昨年度の大雨によりまして法面が崩れまして、今年度委託設計が終わったということで、来年度そちらの法面の復旧工事を予定してございます。場所につきましては、運動公園北側の法面ということで、補強盛土で法面のほうを復旧するということで考えてございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 中嶋議員。 ◆5番(中嶋文雄議員) 再質問させていただきます。 まず、デマンドタクシーの運行業務委託の関係で、今歳出基準を伺いました。デマンド3台分、受付分の費用と伺いました。この辺の基準については、恐らく昨年も同じような基準で算出ができたのかなと思うところでございますが、昨日の収入の関係を考えてみますと、算出基準がいまだに分かりません。その理由なんですけれども、昨年は予算の中で2,935万円ほどの予算計上がされた。そして、497万円、約500万円ぐらいの返戻金を戻したという実績から思いますと、それらを考えても2,878万円の算出基礎がちょっと分かりません。去年計上した額に対して500万円近くも返還がありながら、昨年と同じような額がどうして必要になって計上されるのかとちょっと疑問に思いますので、この点について再質問させていただきます。回数券を配って、それだけ利用率を見込めるという理由があればそれで結構なんですけれども、ちょっと分からない部分を再質問させていただきます。 そして、2点目の大規模盛土安全確認調査業務でございますが、これについては3か所とお聞きいたしました。大規模盛土の安全調査はいつ頃までぐらいのものについて遡ってやるというようなことがございましたらお聞かせ願いたいと思います。 そして、3点目でございますけれども、運動公園の法面の復旧工事、これらについては1年以上たち、あまり緊急性がなく、今になって復旧作業に取り組めるようになったのか、その点について質問いたします。 以上です。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 中嶋議員の再質問に対してお答え申し上げます。 まず、デマンドタクシー運行業務委託料につきましては、毎年行っております3台ということで台数のほうを確保してございます。積算の根拠としましては、毎年、人件費ですとか燃料費、そのほか経費等がかかりますので、そちらの経費を積み上げまして積算のほうをしてございます。昨年度と比べますと人件費等の高騰がございますので、そちらにつきましては、おおむね40万円ぐらいの増額となってございます。 また、もう1点のデマンドの受付のほうの業務委託でございますけれども、こちらにつきましては、昨年度9月までが社会福祉協議会のほうでやっておりましたけれども、社会福祉協議会のほうがなかなか手がないということ等がございまして、昨年10月から民間によるデマンドの受付業務ということで、そちらのほうで予算的には若干増額という形になってございます。 また、昨日歳入のほうでお話がありました国費返還金でございますけれども、こちらにつきましては、国のほうで決まった算定式等がございまして、その算定式に沿った形で積算をして、その額を事業者経由で町のほうへ返還していただくという流れになってございますので、ご理解いただければと思います。 続きまして、2番目の大規模盛土の件で、いつまで遡ってやるのかというお話がございました。こちらの大規模盛土につきましては、平成22年に県のほうで第1次スクリーニングということで大規模盛土の造成地の調査を行いまして、大規模盛土造成マップを作成し、県内63の全ての市町村でその調査結果を県のホームページで公表してございます。当町におきましては、38か所ということで、危険性があるということで公表されているものでございます。遡ってまた再調査するということはございませんので、来年度、予算を頂いてスクリーニング調査とか優先度評価等々の調査を行いまして、事業のほうを進めていければというふうに考えてございます。 続きまして、3点目の法面復旧についてでございます。こちらの今回となってしまった時期でございますけれども、一昨年の大雨で崩れまして、そのときに応急復旧ということでブルーシート等を張りまして対応させていただいたところでございます。また、復旧するに当たりましては、設計を出さないとなかなか工法の検討ができないということで、その工法検討を今年度行いまして、工法が決まりましたので、来年度復旧工事ということで現場のほうを進めていく予定で考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 中嶋議員。 ◆5番(中嶋文雄議員) デマンドタクシーの運行業務委託料について再々質問をさせていただきます。 先ほどの説明だと、国の基準等に応じてこの額497万9,000円を返還したというようなお話をいただきました。昨日の話でございますが、単純に考えてみますと、前年度の数字等、あるいは返還金等を勘案して予算に反映させて金額が積み上がるのではないだろうかと思うんですが、どうも今の説明だとそうではないような数字で動いてきているのかなと考えます。 もう一度申し上げますと、昨年2,900万円あって、先ほどの説明で10月1日から9月末日までの実績に基づいて490万円の返還金があったと。そうすると、それらの差引きをもって来年度の予算編成の基礎数字になるのではなかろうかと理解しているのですが、その辺のところをもう一度ご説明願います。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 中嶋議員の再々質問に対してお答え申し上げます。 デマンドタクシーの経費等でございますけれども、まず、デマンドタクシーの発注につきましては年度会計となってございまして、年度当初で業務委託で発注をするということがございます。 歳入の件につきましては、先ほど申し上げました10月1日から9月30日というところの事業期間の中で行っておりまして、また、国のほうの補助金になるわけですけれども、そちらの補助金ということで、歳入分として受けているものとなってございます。差引きで予算を計上するというところでは、ちょっとできないというような仕組みになってございますので、ご理解のほうをいただければというふうに思います。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 吉澤議員。 ◆6番(吉澤康広議員) 6番、吉澤です。 予算書の113ページの中ほどにあります工事請負費、河川改修工事2,100万円とありますが、この細かな内容をお願いいたします。 それと、118ページ、先ほど同僚議員からも質問がありましたが、いきいき元気パーク整備工事費で、来年度大型遊具等が入るのは分かりましたが、そのほかに設備等がどういうものがあるのか内容を聞かせていただきたいのと、この整備は来年度で終了となるのか、その辺をお聞きしたいと思います。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 それでは、河川改修工事につきましてお答え申し上げます。 こちらに載ってございます2,100万円のうち、2点ございまして、1点目は用土地内の中堀川、こちらに2,000万円を計上しております。これは2年目の工事ということになっておりまして、2年度におきましては60メートルの規模ということになってございます。もう1点の100万円につきましては、町内全域ということで、場所は特に定まっておりません。 以上です。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 吉澤議員の質問に対してお答え申し上げます。 いきいき元気パーク整備工事で、ほかに設備等の工事があるのかということでございますけれども、今回大型の複合遊具を整備するのみということで、ほかの工事等はございません。 もう1点の事業は来年度で終わるのかというお話でございますけれども、来年度大型の複合遊具を整備いたしまして、来年度で終了ということでございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 吉澤議員。 ◆6番(吉澤康広議員) 河川改修工事は、細かいものも資料として頂いていたんですが、あえて聞いたのは、昨年の台風19号、異常気象で大雨となりました。寄居町には幾つもの河川があります。そこで、そのようなことになる前に、二、三年前に砂防指定河川であるので、県のほうで浚渫とかをやっていただけるのかと問い合わせたら、河川の砂防工事は県でやりましたが、その後の維持管理は地元の町だということで、だんだん河床が上がってきてしまって、そこを浚渫していただきたいというようなところが何か所もあります。昨年の大型台風の大雨で、今にもあふれんばかりのことになりました。なので、新年度の予算では浚渫する整備も河川改修工事に入っているのかという思いで質問させていただきました。 また異常気象で、来てもらっては困るんですけれども、ああいう大雨があったときに、昨年は決壊というか、越えなかったけれども、そういう場所も出てくるおそれもあるのではないかということで、浚渫工事を今後補正ででもできればいいと思いますが、その辺もお伺いします。 続いて、いきいき元気パークの話ですが、来年度で終了ということでありますが、そこで、大型遊具が入って、ほかの工事はと聞いたのは、水道の手洗いとか、そういうものが出来るのか聞いてみたんです。 それと、あれが出来るために、あそこはもともとが芝生のグラウンドの駐車場として使っていた場所で、その駐車場がなくなってしまうので、北のほうに、砂利敷きですけれども、新たに駐車場を設けました。前任の課長にも聞いたんですが、そこに街灯などをつけたら。今、元気な高齢者があそこで暗くなるまで車を置いてグラウンドゴルフとかをやっていることも多いんです。駐車場が新しくなったために周りに照明がなくて、それこそ鍵を落として探すのも大変だなんていう話も出ます。来年度で最終となると、そういうものも一緒にできないものなのか、その辺をお伺いします。 それと、大型遊具が出来たところにトイレはないと思うんですが、一応意見として、高齢者が隣のグラウンドでグラウンドゴルフをやっていて、トイレは駐車場の一番反対側のほうにあるんですけれども、何とも距離が遠いので、途中で粗相をしてしまうおそれもあるということで、やっているときにトイレも出来ないかななんていう話もありましたが、来年度が最終となるとなかなか難しいかと思いますが、その辺も含めた形で、また、前任者からそんな引継ぎもあったのか、それを聞きたいと思います。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 台風等の予防の観点から、砂防河川の浚渫ということでございますけれども、状況を見ながら、その要望について対応を検討してまいりたいというふうに考えております。 なお、19号の影響を受けまして、既に大分土砂の堆積等が見られているといったところもあろうかと思いますので、そちらにつきましては、別枠になりますが、災害復旧費のほうで対応させていただきたいというふうに考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 それでは、吉澤議員の再質問に対してお答え申し上げます。 まず、水道設備、手洗いですけれども、こちらにつきましては現地のほうで整備をしてございますので、手洗い等は行える状況となってございます。 また、駐車場等、街灯をつけないのかというお話でございますけれども、公園の利用時間としましては、6時、夕方までということになってございますことから、現在のところ照明等を設置する予定は考えてございません。 最後に、トイレがないというようなお話でございますけれども、いきいき元気パーク整備工事の区域内でのトイレの設置というのは、現在のところ考えていないという状況でございます。 また、前任から引継ぎがあったかというお話でございますけれども、一応、文書にてそういった引継ぎ等は行っている状況でございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 吉澤議員。 ◆6番(吉澤康広議員) 河川の浚渫は答弁で大体分かりましたが、昨年の台風を機に、県のほうでも特別に河川の浚渫の費用を予算化するような話も聞こえてまいります。そして、先ほどの同僚議員の質問で大規模盛土安全調査確認というのは、台風とか大雨で盛り土したところが崩れる心配があるから、調査して安全性をというふうなことなんだと思います。これはいいことだと思いますけれども、実際の河川のほうも、災害の形で、現に今大きく積もってしまったところは考えるということで、また大雨等が来る前に十分な対策をしていただきたいと思います。河川のほうは了解いたしました。 いきいき元気パークのことですが、6時まで利用可能ということだから街灯は必要ないということでしたが、夏の時期だったら6時でもいいですけれども、本当に熱心な高齢者などは、冬で日が短いときでも、あそこに車を止めて一生懸命にグラウンドゴルフをする人もいるんです。そういうことを考えれば、全体の工事が終わる前にそういうことを考えて昨年に申し上げているんだけれども、それでも考えてもらえなかったということは、では、いつどこで言えばいいのかと思ってしまうんですが、今後、請負残とかでそういうものが出ないでしょうか。その辺をどうお考えかお願いいたします。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 吉澤議員の再々質問に対してお答え申し上げます。 いきいき元気パーク、先ほど6時というお話をさせていただきましたが、5時までということになってございます。すみません。 確かに、冬場ですと5時ぐらいで暗くなる状況は理解してございます。駐車場の照明の整備につきましては、利用者の状況等を見ながら考えていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 吉田議員。 ◆16番(吉田正美議員) 16番、吉田です。 3点ばかり伺います。 所信表明の13ページ中段、予算書の111ページ、農免道路、いわゆる町道127号線の進捗状況を伺います。これは、全体の工事費は出ているので、具体的な金額を教えてください。それから、昨年議会からの提言書の要望事項の一つとなっておりますけれども、これが今年の予算にどのように反映されているのか伺います。 それから、男衾駅の東口駅前広場、今同僚議員が質問しました工事の内容や工期等は分かりました。確認の意味で伺っておきたいのですけれども、財源の内訳、この事業は予定の期間にできなくて2年ぐらい延びてしまって、国・県の補助はできないわけですよね。一般財源でやっていくんだと思うんですが、起債も3,800万円、歳入の部で起こされていますけれども、その辺の内容について伺います。 それから、男衾地区住宅市街地整備事業、これは所信表明で述べられているんです。予算説明書で見つからなかったんですけれども、あえて質問させていただきます。新年度の事業としてどんなことをお考えなのか、 以上、3点伺います。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 町道127号線、農免道につきましてですけれども、令和2年度につきましては、城南中学校の東側に流れる関山川に渡ります塊切橋の歩道部分は今年度架替えを行ったんですけれども、歩道を架けまして、2年度については車道の架替えを行うということで、事業費は6,000万円を計上させていただきました。こちらは、議会の提案のほうも頂いたこともございまして、前年度比でプラス2,200万円ということで、大幅の増で要望をさせていただいております。そういったことで、農免道につきましては予定をしてございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 財務課長。 ◎朝香敏康財務課長 男衾駅東口通りの街路整備事業ということで、財源ということだと思いますのでお答えさせていただきます。 4,000万円の事業に対しまして3,600万円の町債を充て、一般財源400万円という形で対応してまいります。 以上です。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 吉田議員の質問に対してお答え申し上げます。 住宅市街地整備事業、令和2年度の予定としましては、不動産鑑定料、土地の価格を調べたいというふうに考えてございます。予算説明書の116ページにあります11の役務費、こちらの手数料というところで今回の不動産鑑定料を見込んでございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 吉田議員。 ◆16番(吉田正美議員) 再質問いたします。 農免道路、今回は城南中学の東側の前の塊切橋を、今年度もやっていましたし、新年度もやるということでございますが、もっと予算をつけていただいて、今年は仕上がったところから若竹幼稚園の交差点辺りまで行くのかと期待していたんですけれども、相変わらずスローペースだなということで、完成を夢見ている私にとってなかなか進んでいかないなということなんですけれども、橋を仕上げて、その後も延長されていくんだと思うんですけれども、見通しを伺います。 それから、男衾駅東口広場の4,000万円の財源内訳は分かりました。 男衾駅東口広場、男衾駅の建て替えというのは、本当に、男衾地区、あるいは周辺地域の皆さんの長年の悲願でございまして、それが今回できる見通しが立ったということで、本当にうれしく思っております。私がいつも言っているんですけれども、男衾の発展は、シンボルである駅を直して、あの周辺を発展させていかなければ発展はないんだと、かたくなにそういう信念を持っているんですけれども、そういったことで、私も62年に議員になって、何回も一般質問もしました。この問題に心血を注いで取り組んできまして、こういう形が出来たということで本当にうれしく思います。また、町のほうも積極的に取り組んでいただきまして、多額の予算を投入していただきまして、また、地権者交渉等、本当に一生懸命やっていただきました。本当にありがたく思っております。ここで感謝を申し上げたいと思います。 最後の男衾地区住宅市街地整備事業ということで、不動産鑑定料がついて、この事業につきましては、遅々として進まなくているわけなんですけれども、いろいろな問題がありますけれども、今度駅東口が完成する見通しがつきまして、環境が変わってくると思うんです。そういった中で、仮の地主の区画整理組合の関係もありますし、これ以上放っておくわけにもいきませんので、ぜひ一生懸命取り組んでもらって前へ進めて、早く分譲ができますようにお願いするところでございます。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 農免道の今後の見通しということでございますけれども、令和2年度、塊切橋の架替えをいたしまして、それから男衾方面へ向かっていくわけでございますけれども、限られた財源の中でございますが、早期完成に向けまして努力をしてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 吉田議員。 ◆16番(吉田正美議員) 農免道路の関係、一生懸命取り組んでいくということなんですけれども、なかなか見えてこない。三ヶ山関連で、地元対策費で1億円出ている。これは、集会所を直したり、言葉は悪いですけれども、見返り事業をそれぞれやっているわけなんですけれども、この1億円を何年か投入してやっていけば大分進捗するのかと。もちろん、地域の協議会の同意は必要です。それを説得してもらう中でやっていったらどうなのかなと思っております。 また、もう一つは、ベイシアのほうから工事を。両方から進めていけば早く進捗していけるのかと考えているんです。 以上2点、お願いします。 ○峯岸克明議長 建設課長。
    ◎穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 三ヶ山の環境整備センターの1億円というものでございますけれども、既にこちらの財源は活用させていただいておりまして、1億円の中の6,000万円ということで、大幅な有効活用をさせていただいているというところでございます。また、その1億円につきましては、周辺地域の改善ということもございますので、三ヶ山地区でありますとか鉢形等々、そちらのほうにも割り振りをさせていただいているという状況でございます。 もう1点、ベイシアのほうからということもございますけれども、やはり、用地の交渉でありますとか地元の説明等々で、鉢形からという計画もございますので、当面は鉢形のほうから進めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 いまお二人手が挙がっております。ちょうど12時になろうとしておりますので、申し訳ありませんけれども、昼食休憩を挟みまして、午後引き続きとさせていただければと思います。 ここで休憩いたします。 再開は午後1時10分といたします。 休憩いたします。 △休憩 午前11時58分 △再開 午後1時10分 ○峯岸克明議長 再開いたします。 午前中に引き続きまして、第7款土木費について質疑のある方は申出を願います。 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) 鈴木です。 1点だけ質問させていただきます。 予算説明書115ページ、通学路ブロック塀等撤去補助金140万円が計上されております。昨年度はこの倍の280万円が計上されておりまして、令和元年度の予算に関しては2月末が締切りだったかと思うんですが、確認の意味で、この補助の内容と元年度の実績について伺います。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 それでは、鈴木議員の質問に対してお答え申し上げます。 まず、ブロック塀等撤去補助金の内容でございますけれども、こちらは、ブロック塀の高さが厚さの3分の20を超えるブロック塀等を町内業者が施工して一部または全部撤去する場合に、撤去に要する費用の3分の2または上限20万円、どちらか安いほうを補助するものでございます。 また、今年度の実績でございますけれども、2月末現在で5件ということになってございます。来年度予算につきましては、今年度の実績等を加味しまして、7件分の140万円ということで見込んでございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) それでは、再質問させていただきます。 280万円計上してあったけれども、実際は5件だったというお話だったと思います。 内容についても伺ったんですけれども、町内業者というところが気づかないまま申請したら、町外で業者を頼んでしまっていたという町民の方もいらっしゃいました。この内容が、なかなか周知がし切れていなかったかという思いもあります。町で、小・中学校のブロック塀のほかに、通学路で同様に危険なブロック塀として調査をされたというような経緯はあったでしょうか。町に、ほかに危ないところがどのぐらいあったのか、分かっていらっしゃったら教えてください。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 鈴木議員の再質問に対してお答え申し上げます。 こちらのブロック塀撤去補助金の制度創設に当たりましては、2018年6月に大阪府北部を中心とした地震によりまして登校中の小学生が下敷きとなって亡くなったということで、町のほうでも創設した事業でございまして、その事故を受けまして点検を行った結果、当町では3校5か所の危険が発見されたということでございます。学校以外につきましては、調査はしてございません。 ○峯岸克明議長 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) それでは、再々質問させていただきます。 学校以外の危険箇所については調査はしていないということですので、当事者の方が、これに当てはまるかどうか考えながら、補助を使っていくかどうかというところをやっていくしかないので、やはり、どうしてもこの周知が全てかと思います。当然、私が町を全部調べたわけではありませんが、見ただけでも、通学路で同様なブロック塀があるところもあるかと思います。この周知と、危険箇所について今後調査する意向はあるのか、それについて最後に伺います。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 鈴木議員の再々質問に対してお答え申し上げます。 まず、周知というお話でございますけれども、今年度につきましては、年度当初の4月と2月に広報において周知を行っております。また、1月の校長会におきましても、ブロック塀撤去補助制度の周知ということで、私のほうから説明をさせていただいているところでございます。引き続き、周知に向けまして努力していきたいというふうに考えております。 また、通学路の危険箇所の点検ということでございますけれども、前回一般質問等でもブロック塀の件についてはご質問があったかと思いますが、各学校において通学路の安全点検というものも行っておりますので、そちらのほうで引き続きやっていただくようお願いをしたいと考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 7番、大澤です。 1点お伺いします。 所信表明11ページ、予算書114ページです。委託料で、同僚議員から出ていますデマンドタクシー運行業務委託料2,878万3,000円です。 この中で、所信表明で回数券を発行する、あとアンケートを実施するというんですが、それと、同僚議員の質問で、今までの社会福祉協議会から民間に委託すると。回数券を発行するにはどのように考えているのか。デマンドタクシーは主に高齢者が多いので、役場中心なら今まで来ているかと思うんですが、それともタクシーの中で発券できるのか、その辺をお願いいたします。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 大澤議員の質問に対してお答え申し上げます。 デマンドタクシーの回数券発行の考え方ということでございますけれども、デマンドタクシーの利便性を向上させるために、今回、回数券を導入したいというふうに考えております。導入に当たって、利用の促進やリピーターの新規開拓につなげていきたいと考えております。こちらは3,000円で11枚つづり、300円の券が11枚で3,300円相当の回数券ということで、こちらにつきましては、有効期間としては1年間ということで考えております。 発売開始としましては、今回、デマンドタクシー等の期間というのが、先ほど申し上げました10月1日から翌年の9月30日ということになっておりますので、令和2年10月1日からということで予定をしております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) それでは、再質問します。 3,000円で11枚つづり、要するに回数券プラス1枚のサービスがあるということですが、来年度の10月からの発行ということで、どこで販売するのか。高齢者は、デマンドを利用する人はなかなか交通手段がありませんので、その辺を伺います。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 大澤議員の再質問に対してお答え申し上げます。 発売する場所につきましては、現在、都市計画課窓口ということで考えてございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) それでは、再々質問します。 都市計画課窓口ということなんですが、高齢者は歩くのも大変な方もいるかと思いますので、その辺は十分検討願いたいと思います。 この周知、デマンドタクシー利用者に回数券が出ますよとか、広報でやってもなかなか見ないかと思うので、利用者に周知の方法はどのように考えているか。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 大澤議員の再々質問に対してお答え申し上げます。 周知方法につきましては、町の広報、またはホームページ等で周知をするとともに、あとは、回数券を販売しておりますということで、デマンドタクシーの中にそういうPRの広告等をさせていただければというふうに考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 佐藤議員。 ◆12番(佐藤理美議員) 12番、佐藤です。 1点お伺いいたします。 予算書118ページ、工事請負費、いきいき元気パーク整備工事についてでございます。 先ほどの答弁だと、鉢形城をモチーフにした大型遊具の設置費用ということでございますけれども、この内訳等はお聞きできますでしょうか。例えば、遊具自体が幾らで、それに対しての、例えば輸送料とか設置費用等の内訳が分かればお聞きしたいと思います。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 それでは、佐藤議員の質問に対してお答え申し上げます。 いきいき元気パーク整備工事の大型遊具の内訳ということでございますけれども、遊具組立設置工としまして2,020万円、こちらは、大型複合遊具と組み立てる費用ということになってございます。そのほかにつきましては、作業の土工、土砂運搬が25万円となっております。そのほかにつきましては、経費等がございますので、合わせまして3,836万円という金額でございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 佐藤議員。 ◆12番(佐藤理美議員) 再質問させていただきます。 内訳については分かりましたけれども、本予算において計上された予算でこの工事は全て完了するということでございますけれども、ここの整備にかかった総額。 また、今既に遊具が設置されていると思うんですけれども、これで全部整備が終わりますと幾つの遊具が設置されることになるのかお伺いします。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 それでは、佐藤議員の再質問に対してお答え申し上げます。 議員おっしゃるとおり、今回の整備をもって最後という形になりますけれども、これ以前に何工区かに分けまして整備をしてございます。合計5,243万5,000円、総額としてかかっております。 また、公園の整備の内容でございますけれども、遊具の内容としましては、ブランコ、ジャングルジム、太鼓はしご、ムービング遊具等となっておりまして、そのほかには、昨年度の整備になりますけれども、ロープウエイ、ロープで降りるようなもの、そういった整備をしてございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 佐藤議員。 ◆12番(佐藤理美議員) 再々質問させていただきます。 平成26年度アンケート調査により、運動公園のここに遊具を設置して、子どもたちの元気のためのパークが出来たということで承知しておりますけれども、令和2年度の予算で完了するに当たり、どのような周知。やはり、三ヶ山の運動公園もそうですけれども、その後の利用がなければ意味がないと思っております。ただホームページと広報だけの周知ではなくて、ここは、やはり町長の肝入りで出来たところだと考えておりますので、何かアピールできるような周知の方法を考えているのか伺います。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 それでは、佐藤議員の再々質問に対してお答え申し上げます。 周知の方法ということでございますけれども、当然ながら、広報、ホームページ等では周知を図っていきたいということと、さらには、児童向けに安全教室、今回大型複合遊具になりますので、遊び方の安全教室等をやっていきたいというふうに考えておりますので、そちらも含めて周知してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 原口議員。 ◆14番(原口孝議員) 14番、原口です。 予算書115ページのデマンドタクシーの件なんですが、今回から回数券を発売するという話でございます。先ほど、利便性の向上とリピーター、新規開発というふうな答弁が出ておりましたが、裏を返せば、利用する人が少なくなったんですと。一般の商売でいえば、回数券を出したりサービス券を出すということは、客を集めるための手法だと考えているんですが、回数券を出すに当たって、理由は分かりましたが、利用者の減少等はあったんですか。伺いたいと思います。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 原口議員の質問に対してお答え申し上げます。 デマンドタクシーの利用者数でございますけれども、現在、減少傾向ではなく、若干ではございますけれども、利用としては伸びている状況でございます。 そういった中で、やはり、利便性を高めるという中では、小銭を用意するとか、例えば、小銭をタクシーに落としてしまったとか、そういった話も聞きますので、そういった煩わしさをなくすためにも、回数券であればより利用が図られるのではないかということで、今回提案し、予算を頂ければというふうに考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 15番、田母神です。 2点ほど質問させていただきます。 予算書の115ページ、定住促進補助事業2,950万円、内容として、定住促進補助、新婚世帯家賃補助金、まちなか住宅取得支援補助金、まちなか住宅団地整備補助金、この事業を合わせて2,950万円の定住促進ということで組まれておりますが、一つ一つの事業についての目標があると思うんですが、目標について。 次が、119ページと120ページにまたがります町営住宅維持管理業務委託料が292万4,000円で、120ページには町営住宅改修工事として36万円、町営住宅で今一番問題になっているのが平倉の町営住宅、折原と鉢形の上の原、もう何軒も住んでいないわけなんですが、この改修工事についてと、115ページとの関連で、定住促進を一方で図って、一方では、今ある老朽化した町営住宅はもうやめにするという方向で進んでいるように思われるんですが、より地域的に考えたときには、市街地、町なかといったら中心市街地を中心とした取組かと思われますし、町営住宅は、今問題になっているのは折原と鉢形です。その地域にも若い人たちが住み続けるためには、安い町営住宅というのは魅力だし、あれば住みたい、家賃が安いところはないかというお声はかかっているわけなんですけれども、その辺との関係もありますので、説明をお願いします。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 田母神議員のご質問に対してお答え申し上げます。 まず、定住促進事業の目標といたしましては、令和2年度につきましては、25件で1,000万円を見込んでございます。 続きまして、新婚家賃補助事業でございますけれども、令和2年度の目標としては新規で10件、あとは継続がございますので、継続が7組、合わせて200万円を見込んでございます。 あとは、まちなか住宅団地整備事業でございますけれども、こちらにつきましては、開発協議が必要な場合、1,000平方メートル以上の大口の案件でございますけれども、こちらについては1件、開発協議以外の物件につきましては2件、合わせて1,000万円を見込んでございます。 続きまして、まちなか住宅取得支援事業、こちらにつきましては、新規住宅を取得した場合は5件、中古物件を取得した場合も5件、合わせて10件、750万円を見込んでございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 まず、町営住宅の委託料につきましては、各町営住宅におけます消防設備でありますとか受水槽、エレベーター等、こういったものの委託料というふうになってございます。 もう1点、120ページの改修についてですけれども、こちらにつきましては、漆原住宅北棟なんですけれども、全18戸に対するガス警報機の交換工事ということで計上してございます。こちらにつきましては5年ごとの交換という定期交換のメニューとなってございます。 それと、老朽化した町営住宅ということで、特に、平倉、上の原は大分老朽が進んでおるということでございますけれども、以前も前任の課長からもご答弁申し上げたとおり、当面はなるべく修繕のほうを行いまして長寿命化できるように。例えば、今年でありましたらシロアリの駆除を行ったりということで、延命措置をやりつつ、住宅そのものはもたせていきたい。さらに、新規の入居者については、受付はせずに、居住者がいなくなった時点で解体したいというような長寿命化計画のほうで策定しておるという内容でございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) それでは、再質問させていただきます。 定住促進補助事業の25件については、地域は特別構わないわけですね。 新婚世帯家賃補助は10件で継続が7件。1世帯辺り幾らになるのか。 それと、まちなか住宅取得支援は10件、住宅団地のほうについては1,000平方メートル以上ということを見込んでいるようですが、見通しについては、今まで何もそういうお願いや意見がないところに予算をつけないと思うんですが、その辺についてお願いします。 それと、町営住宅についてですが、新たに出来ている町営住宅の維持管理292万4,000円で、漆原のほうの改修が36万円ということで、ほかの鉢形、折原にある町営住宅については、老朽化の改修をしながら、今住んでいる人が出るまであそこは続ける。では、現在何世帯が鉢形、折原に住んでいて。空いているうちのほうが多いように思うんですが、だんだん住まなくなってくると、傷みも激しくなってきて、住んでいるところだけの補修では済まない状況かと思うんです。 本来、改修が大変だという場合には、何年ぐらいをめどにということで見通しを持って、新しいところに住んでもらって建て替えをするとか、ほかの町営住宅に住んでもらうとかというふうにしないと、外から見ても、町が管理している住宅が幽霊屋敷みたいな、上の原はかなり傷みがひどいですよね。特に、平家でもありますので、近所の人たちはぼやでも起きたら困るみたいなことも言っていますし、その辺について、もうここまで来たら、一定の方向を出して、新たに造るなり方法を考えるほうがいいのではないかと思いますが、その辺についての見解もお伺いします。 ○峯岸克明議長 都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 田母神議員の再質問に対してお答え申し上げます。 まず、定住促進補助事業、こちらの地区はどこでもいいのかというお話でございますけれども、こちらの定住促進補助事業につきましては、町内であれば、どこにでも対応できる補助金のメニューとなっております。ただし、条件等がございまして、他市町村に3年以上居住ということになってございます。また、加算額というのも設けてございまして、寄居駅周辺と男衾駅周辺、そちらの用途区域内に住居を構えていただく方につきましてはプラス10万円ということになってございます。 続きまして、新婚世帯家賃補助事業、1世帯幾らになるかというお話ですけれども、こちらは、最大2年間の補助でございまして、中心市街地内の区域であれば1か月1万5,000円ということで、合計しますと最大で36万円出る補助事業でございます。 また、3点目ですけれども、まちなか住宅団地整備事業、まちなか住宅取得支援事業、こちらの見通しということでございますけれども、こちらにつきましては、4月早々に広報、ホームページ等でPRをさせていただいて、この補助を有効に活用していただきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 まず、現在の町営住宅の入居率について申し上げます。 まず上の原、こちらが36部屋ある中で、実際に入居されていらっしゃるのが15世帯ということで、41.7%の入居率ということになってございます。続きまして、平倉、こちらは34の部屋に対しまして17世帯が入居ということで、50%という状況となってございます。そのほか、漆原、こちらは36に対して33世帯で91.7%の入居率、最後に、中道住宅ですけれども、こちらが85に対しまして78で91.8%と、町営住宅全体で申し上げますと、管理戸数が191に対しまして入居世帯が143ということで、74.9%。これは町営住宅全体の入居率ということで、繰り返しになりますけれども、上の原が41.7%、平倉が50%ということでかなり低いという状況でございます。 こちらにつきましては、3年ほど前にもご答弁申し上げましたとおり、新規入居のほうは考えていないということでございまして、新しいところへの移転ということでもございますけれども、例えば、漆原でありますとか中道となりますと、どうしても、計算上、家賃が大分高くなってしまいます。実際、上の原、平倉に入られている方は、かなりの数が単身の高齢者の方が多いんです。ご質問になかったんですけれども、上の原については47%弱、平倉については41%ほどが単身高齢者の方ということになっています。ということで、かなり財政的にも厳しい面があるのではないかというふうに考えておりますので、当面はこちらのほうでお願いしたいと。うちのほうも定期的に巡回等を行いまして、最近は、よく樹木の伐採でありますとか、シロアリの駆除とか行っておりますので、今後も皆さんの意見を聞きながら、なるべく快適な環境ということで進めたいと考えております。 あと、上の原でしょうか、たしか空き家が1棟ありますので、こういったものも、防災・防犯上の観点から計画的に解体のほうも考えていきたいというふうに考えております。 今後の方針ということでございますが、いずれにしても、新築の考えは持ってございませんので、例えば、アパート等、その辺をまとめて借り上げてという方法もあろうかと思います。そういったことも含めて、これから研究してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 最後に1点だけ。 町営住宅についてですけれども、答弁にありましたように、若い人たちの新婚の補助金はありますけれども、高齢者がアパートを借りるというときにもかなり厳しい条件があるようで、若い人には町営住宅も保証人が2人が1人になったりとか改善もされておりますけれども、単身高齢者が安心して住めるような住宅について、先ほどアパートを借りるとかというお話もありましたけれども、今後の課題として、ぜひその辺を検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 高齢者単身世帯というのは、これからどんどん増えていくのではないかというふうに考えております。ということで、今議会におきまして条例改正を上程させていただいたところでございますけれども、これまで町営住宅入居に際しましては、連帯保証人を2名ほどつけていただいてあったんですけれども、今後は緊急連絡人ということで、非常に入居しやすくなるのではないかというふうに考えております。ただ、一方で、そうすると滞納の心配も出てございますので、そちらも併せてうちのほうで努力をしてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 なければ、第7款土木費の質疑を終わります。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後1時45分 △再開 午後1時46分 ○峯岸克明議長 再開いたします。 次に、第8款消防費の質疑のある方は申出を願います。 佐藤議員。 ◆12番(佐藤理美議員) 12番、佐藤です。 3点ほど伺います。 予算書124ページ、防災訓練委託料54万3,000円、それから、同じページでございます防災備蓄用品としまして令和2年度より液体ミルクを災害備蓄品として購入していただきます。 1点目でございますが、避難所開設防災訓練を中学校2か所で行いますけれども、この時期と対象、人数を伺います。 2点目の液体ミルクにつきましては、何か所の防災備蓄倉庫に入れていただけるのか。 それから、3点目でございますが、避難所開設キットも令和2年度より設置していただきますけれども、指定避難所となっている箇所全てに設置していただけるのか。そちらを伺います。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、佐藤議員の1番目の質問にお答えいたします。 まず、宿泊体験型防災訓練につきましては、男衾中学校区を対象に8月の後半を予定しております。こちらの対象なんですが、男衾小学校児童、男衾中学校生徒、男衾中学校教員、保護者、男衾地区住民、それに女性消防サポーターや町の職員、防災士等で100名程度を見込んでおります。 同じく、避難所開設防災訓練につきましては、城南中の学校区ということで、こちらは8月の上旬、折原小と鉢形小の児童、城南中の生徒、教員、保護者、折原・鉢形地区住民、女性消防サポーターと町職員、防災士等で同じく100名程度を見込んでおります。 2点目の液体ミルクの関係でございます。 こちらにつきましては、新たにローリングストックという方式で購入していくわけですが、保管場所としては保育所を考えています。賞味期限が1年ということで、約7か月で更新して、その後保育所で消費していただくという考えでございます。 それと、避難所開設キットの関係でございますが、こちらは、手始めに3か所程度から作成を始めて、問題点を精査しながら数をだんだん広げていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 佐藤議員。 ◆12番(佐藤理美議員) 1点目について再質問させていただきます。 100名程度という話をお伺いいたしましたが、対象となる幅が大変広いので、人数の内訳等は出ているのでしょうか。漠然と100名ということはないと思いますので、その点お願いいたします。 2点目の液体ミルクについては、上尾方式という形でとられたんだと思いますので、了承でございます。 3点目のキットでございますが、この3か所は、どちらのどの場所にキットを設置するのか伺いたいんです。場所と、キットをどこに置くかについて伺います。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、再質問にお答えいたします。 こちらは、まだ参加者の募集をしていない状態ですので、見込みということで、想定でございますが、小学生については10名程度、中学生についても10名程度、それに学校教員が2名、保護者は児童・生徒の保護者が付き添うという形をとりたいので20名程度、それと住民が40名から50名ということで、あとは町の職員なり防災士で100名程度という計算をしております。 それと、防災キットにつきましては、今回、中学校区を対象にこの訓練を行いますので、中学校に置けたらというふうに考えております。時期的に間に合えば、その防災キットを使った訓練も取り入れられればというふうに考えておりますので、中学校3か所という想定でございます。体育館なりに置くような考えでいるところでございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 佐藤議員。 ◆12番(佐藤理美議員) 1点目の再々質問をさせていただきます。 今回、中学校区を2校挙げているということは、やはり、いざ災害あったときに、小学校よりも中学校にまず重きを置いているという考えでいいのか伺いたいと思います。なぜかというと、台風19号のときに、男衾で避難した場所が中学校ではなくて小学校、また、鉢形においても中学校が使われていない、開けていただけないという形だったというのも伺っておりますので、その位置づけについてお伺いいたします。 それから、3点目でございますが、中学校に置くということで伺いました。昨年の宿泊体験に鈴木議員と私とで参加させていただきました。その際に避難所開設キットを使ったということで、区長たちが参加しておりましたけれども、これがあると初動動作が大変分かりやすいということで、今回自治防災のほうも設置していただくんですけれども、ただ、この場所が、いざ災害が起こったときに鍵も開けられない。そうすると、集った人たちが誰を頼ってこのキットを開けるのか。その問題がその宿泊体験のときにも出ていたと思いますので、その点について伺います。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、再々質問にお答えいたします。 台風19号の際には小学校区を中心に開設したわけなんですが、中学校も避難所として適している場所も多いと思いますので、訓練では中学校区ということで訓練をしながら、各学校を回りながら、その施設の特性とか弱点を検証しながら今後利用していくということで、必ずしも中学校のほうがいいとか、そういう考えではございません。 それと、鍵の関係のお話をいただきましたが、そちらにつきましては、まずは、職員が行きまして開設するというのが基本になってくるわけですが、それができない場合、学校の近くに体育館の鍵をお持ちの方がいらっしゃいますので、そちらにお願いするなどして鍵を開けていただくような対策も今後検討する中で、防災キット、そういうものも検討していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) 9番、鈴木です。 質問させていただきます。 予算書124ページ、所信表明12ページです。 今佐藤議員からもご質問がありましたけれども、宿泊型の防災体験訓練の委託料は昨年33万円、今年度は防災訓練委託料ということで54万3,000円が計上されております。今、防災訓練についてのご質問が幾つかございました。所信表明の中でも自助・共助・公助にわたってそれぞれ大きく手を打っていただいておりますし、昨今の反省や学んだこと、課題を解決しようということで様々動いていただくという予算立てだというふうには理解をしております。 この訓練に関しまして、今お話がございました各中学校区にキットを置くということ。また、中学校区の住んでいる住民でしっかりと顔合わせをしながら、問題点を浮かび上がらせながら解決していくというようなお話だったかと思うんですけれども、結局学校を中心とするということで、本来ですと、訓練もそうですが、学校を使うに当たっては、学校長の判断等々も必要なのかと思います。ましてや、災害というのは突然起こってきますので、学校がお休みの日に災害が起きるわけではありませんので、そういう意味で、訓練の中で学校長、学校とのすり合わせを今後どのようにしていくつもりなのか1点伺いたいと思います。 もう1点、所信表明にございました聴覚障害者向けの防災講座、これは予算では計上されておりませんでしたが、この内容について伺いたいと思います。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、鈴木議員の質問にお答えします。 中学校を舞台に訓練するということで、今回、自治防災課と教育委員会の連携事業という形で捉えております。その中で、今回学校につきましては場所を提供していただくという立場でお願いしているところでございますが、議員からのご指摘のように、今後、学校、教育委員会との連携も学校施設を使う場合には必要になってきますので、この機会を通じて、学校・地域・町の連携強化を図る目的もございます。そういう意味で、今後も各学校を回りながら訓練を続けて、その強化に努めていきたいと考えております。 聴覚障害者向けの防災訓練につきましては、報償費という形で、手話通訳ということで予算計上がございます。こちらは、聴覚障害のある方から自然災害時の対応が不明で不安であるということで、そういう講習会を検討してほしいという要望を受けまして、町内全体の聴覚障害者向けの講座を計画したものでございますが、講師としましては、深谷市消防本部、町職員が説明をしまして、緊急時の通報システムとかメールサービスの登録等について説明した上で、実際にやってもらう、登録してもらうというようなことを考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) それでは、再質問させていただきます。 中学校区の防災訓練ということで、教育委員会ともしっかりすり合わせをしていくというようなお話でした。よく、学校の訓練、また、実際に避難所が学校の場合、学校内部のことについて住民の方は分かりませんので、例えば、学校の中の地図といいますか、入っていいところと悪いところを含めまして、そういうものを欲しいというようなお話もよく聞きます。こちらは分かっているだろうと思っても、いざ訓練をしてみると、住民の方は学校の内部については分からないことも多いので、そういうことも含めて手を打っていただきたいと思います。 また、先ほどお話がございましたが、昨年の宿泊防災訓練に私も佐藤議員と参加しておりますけれども、正直申し上げて、開設キットがあったことは非常によかったんですけれども、これは防災士の方が持っていらして、それも、防災士の方が住んでいらっしゃる都内の開設キットを皆さんの前でご紹介しているという形で、聞いている町民は、人の町の開設キットの話を聞いているだけで、中身がなかなか伝わってこなかったというのが正直なところです。 訓練に当たっては、防災士の方をお呼びするということですけれども、そのときも感じたんですけれども、防災士の方と、今回開設キットを利用するということではなおさらなんですけれども、当町で使う上での防災キットを、具体的にどんなふうに使ったらいいのかという分かりやすい説明が非常に大事かと思います。防災士の方とのすり合わせをしっかりと行っていただいた上でないと、結局、訓練をやりましたというだけで、ある意味、長い時間町民の方にもご参加いただくわけですから、中身のないものにならないようにぜひ取り組んでいただきたいんですが、その点について伺いたいと思います。 もう一つ、聴覚障害者向けの訓練に関しては、手話通訳の方を含めてということでしたけれども、当事者の方から要望があったと伺いました。ほかの障害をお持ちの方からの要望があったのか、その点について伺います。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、再質問にお答えします。 今回開設する訓練につきましては、防災キットが間に合えばその活用も含めてやりたいのですが、まだそこまで準備が届くか分からないところがありまして、確定はしていません。防災キットのほうが、各学校に行って学校の写真等を撮りながら、鍵はここですとか、水道のメーターはここですとか、そういう細かい指示とか、ここに何があるという、先ほどおっしゃられた、学校ごとに地図を作成して、立入禁止場所とかを明示したりとか、かなり細かい作業になってまいりますので、間に合うように準備は進めたいと思いますが、議員のおっしゃるようなきめ細かいことも含めたものを作っていきたいというふうに考えております。 それと、聴覚障害以外の方からの要望というのは、今のところございません。 以上です。 ○峯岸克明議長 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) それでは、再々質問させていただきます。 防災訓練に関して、キットをしっかり間に合わせていただいて、充実したものを進めていただきたいんですが、一般質問をした際に、事前防災の計画ということで、マイタイムラインについてご提案しております。来年度にはしっかり周知していくようなご答弁だったと思います。個人のマイタイムライン、防災行動をしっかりと位置づけることで、全体の防災訓練も生きてくると思います。このマイタイムラインもしっかりと周知した上で進めていただきたいと思いますが、その点について1点伺います。 また、聴覚障害者向けの防災講座に関しては、ほかの障害の方からはご要望がなかったということですけれども、社会福祉協議会等、ほかにも窓口はいっぱいあるかと思います。ほかの障害の方、例えば、視覚障害の方、また身体障害の方、知的障害の方とか精神障害の方も、いざ災害となると、弱者という意味では、ご家族の方も非常に不安な点も多いかと思います。あらゆるところからニーズを聞いていただいて、その訓練も多く進めていただきたいと思いますが、その点について最後に伺います。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、再々質問にお答えします。 マイタイムラインにつきましては、周知をするにしても、町のマイタイムラインを新たに作成するにしても、新年度予算のほうにはのってきません。直営でやるということで、予算が伴わないことになりますので、こちらの予算書にはのってこないものなんですけれども、12月議会の一般質問で議員の皆様から課題を頂いているものにつきまして、大変重要なことだということで認識しておりますので、そちらについては、予算がついているものをまず確実に執行した上で、優先度を見ながら、順次そちらは進捗を図っていきたいと考えております。 そのほかの障害の方につきましても、最初の取組ということで聴覚障害なんですが、健康福祉課等と相談しながら、順次できるものからやっていくというふうに考えておりますので、よろしくご理解のほどをお願いいたします。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 7番、大澤です。 1点伺います。 所信表明12ページの一番下に防災倉庫の増設や移設を行うとあります。それから、予算書で124ページの下の備品購入で防災資機材等備蓄施設として2,109万8,000円があります。この防災倉庫は、以前、財産区とかかわせみ荘と聞いています。防災倉庫の中に、発電機とか大きな釜等はあるんですが、地区によって発電機も全然動かしたことがない、釜で炊飯したことがない。ある地域では、防災井戸を使ってお湯を沸かしたり、いろいろしているかと思うので、その点についてはどう思っているか伺います。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、質問にお答えします。 防災資機材等備蓄施設の予算につきましては、町の指定避難所に防災倉庫を4か所設置するというものと、自主防災組織5組織に貸与している部分の防災倉庫等が5か所ということで、予算のほうを組ませていただいております。 地域の自主防災組織の活動30年度の報告で見てみますと、自主防災訓練を66団体のうち45団体がやっていただいておりますので、これが広がるように、数が増えるように、町としても周知啓発等に努めていきたいと思いますので、ご理解のほうをよろしくお願いします。 ○峯岸克明議長 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 再質問します。 防災倉庫には燃料、大きな釜とかあるんですが、以前一般質問で、まきとかガスがないと、燃料は、災害時はどこから集めて、まきとかを持っているうちは、最近は少ないと思うんです。そういう点についてはどう考えているか伺います。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、お答えします。 自主防災組織に資機材を貸与しているこの事業につきましては、防災倉庫のほかに17品目の資機材を貸与してございます。基本的に、先ほどおっしゃられた釜とか発電機等がメインになってございますが、そのほかに、寄居町自主防災組織補助金交付要綱に基づきまして、防災資機材の整備、購入や修繕の補助をしております。そちらが100分の75の補助率で上限が22万5,000円未満のものまでを認めて補助しておりますので、そちらのほうで資機材につきまして充実を図っていただくようにお願いしているところでございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 再々質問します。 防災資材で100分の75で上限22万5,000円ということですが、これでさっきの資材、燃料を買ってくれということかと理解したんですが、今までどのように使われています。今初めて聞いたんで、事業実績というのはどうなんですか。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、お答えします。 こちらは平成31年4月1日から始まった補助でございまして、まだ新しいということで、こちらは、防災倉庫の中のもの、町が貸して、5年後には無償で譲渡するわけですが、それは当然古くなる。そういうものを修繕するとか買い替えるための補助でございます。 そのほかに、活動費補助金ということで、防災訓練を地区でやる場合に訓練で使うようなまき、燃料については10分の10、100%で町が補助をしております。備蓄するもの訓練で使うものを分けていただきながら、補助率が違いますので、そこら辺をうまく自主防災組織で活用して、充実に努めていただければと考えております。
    峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 15番、田母神です。 1点だけお尋ねします。 予算書の124ページ、家具転倒防止器具設置支援事業委託料が12万6,000円。これは、高齢者世帯に家具転倒防止ということで、毎年予算が組まれていると思うんですが、委託料の中に器具類も入っているのか、設置は地区の民生委員にお願いするのか、どんなふうにお願いするのかということと、この何年かしておりますので、普及状態はどうなっているのか。いつまでもということではなしに、何年以内に単身世帯にはやりましょうということで取り組んでいると思いますので、その辺についてお伺いします。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、お答えします。 家具転倒防止器具設置支援事業につきましては、令和元年10月1日から開始した新しい制度でございまして、65歳以上のみの世帯と65歳以上の者と中学生以下の者の世帯を対象に、高齢者が自分で家具転倒防止器具を設置できないということを想定いたしまして事業を行うものでございますが、こちらは、1世帯1回で、家具転倒防止器具の取付けは家具3台を限度としまして、L型金具を取り付けていただく。その際には、町に申請していただきまして、町がシルバー人材センターに設置を委託して設置をするというもので、全額町の負担でやっておる事業でございます。実績としては、9世帯を今年度完了しております。 以上です。 ○峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 再質問させていただきます。 動き出したのは今年度からということでよろしいですか。本年度は9世帯で12万6,000円の委託料ということなんでしょうか。家具転倒防止器具も、家庭によって大きさが違うと器具類も違ってくるのではないかと思うんですけれども、その辺をもう一度お願いします。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、再質問にお答えいたします。 令和元年度の実績として、現在9世帯で、設置したのが20か所になっています。20か所といいましても、家具1つにつきまして2か所ずつ留めますので、金具自体は倍の40使っているという計算でございます。 それと、金額的に現在4万5,900円を9世帯で使っておりまして、新年度につきましては、1か月2世帯ずつ、24世帯分を見込んで今回要望しているものでございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 大北議員。 ◆3番(大北久勝議員) 3番、大北です。 予算書123ページ、最上段の防災行政無線戸別受信機設置工事について1点お願いします。 今現在、町ではどんな種類の戸別の受信機が設置されているのかと、それの保守点検も含めたこの予算なのか。それと、この予算だと何台新規が見込まれるのかお聞きします。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、質問にお答えします。 こちらは工事費でございますが、彩の国資源循環工場内の企業に設置するものでございまして、アンテナや配線工事を含めた金額で、1か所の予算になっております。 防災行政無線は、今貸与している戸別受信機を193か所設置して、それはまた別の委託契約で保守のほうをお願いしているものでございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 大北議員。 ◆3番(大北久勝議員) 再質問させていただきます。 これは世帯の戸別という解釈ではない。各世帯ではないということで、企業の個別という意味。 もし世帯でしたら、実は、災害がかなり頻繁に起きて、防災無線が戸別に欲しいという声を何件かお聞きしていて、では聞いてみるねということで質問をしているんですが、このときの申込みから設置までの手続の期間と、その旨の処理等が必要なのか、再質問としてお伺いして終わります。 ○峯岸克明議長 自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 それでは、再質問にお答えいたします。 こちらは、戸別受信機という形で名前があるんですけれども、各戸に配るものというイメージがあるかもしれませんが、防災行政無線が聞けない難聴区域といいますか、もともと電波が届かない区域に補完的に設置しているものでございまして、通常は聞こえるけれども、台風のときに聞こえないという場合は、申し訳ないですが、町の防災行政無線通信フリーダイヤルがございますので、そちらのフリーダイヤルにかけていただいて、防災無線の内容を確認していただくというようなことで対応をお願いしているところでございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 なければ、第8款消防費の質疑を終わります。 ここで休憩したいと思います。 再開は午後2時35分といたします。 休憩いたします。 △休憩 午後2時21分 △再開 午後2時35分 ○峯岸克明議長 再開いたします。 第7款土木費におきまして、都市計画課長から答弁訂正を、そして、第8款消防費につきまして自治防災課長から答弁訂正の申出がありましたので、受けることにしたいと思います。 まず、土木費につきまして、都市計画課長。 ◎町田太平都市計画課長 土木費で、佐藤議員のほうからいきいき元気パーク整備工事の質問の中で、アンケート調査を実施しているという中で、アンケートの実施を平成26年度と申し上げましたが、平成29年度でございますので訂正いたします。 ○峯岸克明議長 続きまして、自治防災課長。 ◎太田和宏自治防災課長 鈴木議員のご質問の回答の中で、タイムラインについて町ではないというご説明をしたところなんですが、町ではもう既につくってございますので、その点訂正をお願いいたします。 以上です。 ○峯岸克明議長 よろしいでしょうか。 それでは、次に、第9款教育費について質疑のある方は申出を願います。 大北議員。 ◆3番(大北久勝議員) 3番、大北です。 2点ほどご確認させてください。 1点目、予算書127ページ最下段、学校施設個別計画策定支援業務委託料について、2点目、135ページの男衾中学校建替に伴う基礎調査・資料作成業務委託料についての2点について。 まず1点目ですが、これは、私はよく分からないので、半分ご教授という意味で。前年度とほぼ同額なんですが、そもそも、計画策定というのは具体的にどういう作業なのかお聞きします。 ○峯岸克明議長 教育総務課長。 ◎黒瀬和俊教育総務課長 それでは、大北議員の質問にお答えをさせていただきます。 まず、1点目の学校施設個別計画策定支援業務委託料の関係でございます。 こちらにつきましては、学校施設、小中9校がございますが、こちらにつきまして、令和2年度までに個別計画、国では長寿命化計画とも申しますけれども、こちらを策定することになっております。それにつきまして、本年度につきましては計画のための調査を現在行っているところでございますけれども、それらの調査結果を基に、町内の小・中学校の計画につきまして業者委託をするものでございます。 それから、2点目の、127ページ、男衾中学校の建替に伴う基礎調査・資料作成業務委託でございます。男衾中学校につきましては、昨年6月に庁内でも検討委員会を設置いたしまして、関係者から頂きました提言書の内容等を検討したところでございます。さらにその検討を深めるために、専門的な調査等を民間業者等に委託いたしまして、こちらの検討資料となるようなものを作成していただきまして、検討会等で内容を検討していく、そういう調査業務をお願いする。そういうことでございます。よりこの業務の中身を深めていく、それにつきまして資料を作成する。そういう形でございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 大北議員。 ◆3番(大北久勝議員) 再質問させてください。 1点目の調査は分かりました。 2点目の男衾中学校の建替に伴う基礎調査なんですが、31年度では計上されていなかった予算が今年度に約900万円計上されているんですけれども、復活と表現していいのかどうか分かりましたが、その理由をまず再質問させていただきたい。 もう一つ、この予算計上の説明の文面が、私の理解ではほぼ同じような意味合いを持っているのかと思うんですが、復活の前の平成31年度の基礎調査と研究と、今年度計上されている同文の調査説明とがどう違うのかを具体的にご説明をしてほしい。 ○峯岸克明議長 教育総務課長。 ◎黒瀬和俊教育総務課長 平成31年度につきましては、こういった男衾中学校に特化した調査というのは行っておりません。平成30年度にこの検討関係で男衾中学校の現在の位置、これらについて測量等の調査、こういったことは30年度にあるところでございます。ですので、復活ということではなくて、今回の男衾中学校の建て替えに伴う調査資料作成につきましては、今回新たに出たというものでございます。 昨年度4回ほど庁内検討委員会を行いましたけれども、それらから、さらに検討内容といたしまして、令和2年度につきましては、様々な内容等調査、それから概算の工事費、あるいは、必要な教室の数、これぐらいの位置にこういった建物が建つのではないか、そういったところを検討会で検討するのに必要な資料、こういうところを策定していく、調査する、こういう内容でございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 大北議員。 ◆3番(大北久勝議員) 分かりました。 検討委員会が提言された内容に対する具体的な検討ということで解釈してよろしいわけですね。 それでは、再々質問として2点ほど。 その報告、ないしは調査の結果は、どこでどういうふうに確認することができるのかが1つと、今年度の結果、新しく、前回は検討委員会へ提言する報告調査、今回はまた新たにというふうにおっしゃっていたので、新たな調査報告の結果、ないしは進捗状況は決算報告以外では見られるのか、確認できるのか。この2点を再々質問いたします。 ○峯岸克明議長 教育総務課長。 ◎黒瀬和俊教育総務課長 いずれの調査の報告、最終的な成果につきましては、今年度につきましては今行っております。それから、今回予算に出しました調査資料作成業務、こちらにつきましても、来年度の終わりのほうになると思いますけれども、そういう形で成果品としても報告は出てまいりますので、それらについては御覧いただける。そういう形かと思います。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 稲山議員。 ◆13番(稲山良文議員) 13番、稲山良文です。 予算書の135ページ並びに所信表明の16ページの上段です。 先ほど同僚議員が質問した項目なんですが、男衾中学校建替に伴う基礎調査・資料作成業務委託料の内容は今大体分かりました。ですが、総合振興計画では後期の辺から建設に携わりたいというようなご答弁をいただきまして、今年は前期の4年目なんですよね。あっと言う間に時間はたつかと思うんです。この調査研究検討はいつ頃終了のめどを持っているのか聞きたい。 そして、小中一体の一貫校というような方向も示されております。それについても確認の意味でお聞きしたい。 それから、この建設費用についてはまだ難しい面もあると思われるのですが、もう何年か先の問題ですので、ある程度の調査の中で何十億円かかってくるのか。大まかで結構なんだけれども、その中の財源はどのようにして確保してくるのか、その辺のところが具体的に示されてこないと、総合振興計画後期基本計画の初めには着工というめどはなかなか立てられないのかというふうに思うわけです。調査検討を続けてきたわけでありますので、いつ頃この調査が終わって、具体的に町民、あるいは議会に示されるのか。総合振興計画後期基本計画の早期ということで目標が一応あるわけですので、それに向かって今後どのような展開をしていくのかお聞きします。 ○峯岸克明議長 教育総務課長。 ◎黒瀬和俊教育総務課長 それでは、男衾中学校関係のこういった検討調査の見通しでございます。 総合振興計画の前期の計画では、建設に関する計画を策定するというのがうたわれているところでございます。総合振興計画の目標に間に合うように、この検討のほうも終わらせていきたいと、こういうふうに今考えているところでございます。 それから、2点目の小中一貫校となるのか、これにつきましては、地元の関係者等の提言書でも頂いているところでございます。こういったところも庁内検討委員会のほうで十分検討してまいりたいと思います。 それから、3点目、建設費用をどれぐらい等でございます。この建設費用につきましては、建物の規模、どんなものを置くか、どこまで造るか、そういったことによって大きく変わってくるところでございます。いずれにいたしましても、庁内検討委員会等で十分検討いたしまして、それから、令和2年度の調査資料作成業務委託、こちらのほうでも幾つかの案等を頂いて、そういう中で、検討委員会のほうで十分調査していきたいと思います。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 稲山議員。 ◆13番(稲山良文議員) ずっと以前のお話では、現在建っている小・中学校を解体して別な土地を設けて、その跡地に建物を建てていきたいというようなお話を伺っているんですが、これについてもそのような方向で現在進行しているのでしょうか。 ○峯岸克明議長 教育総務課長。 ◎黒瀬和俊教育総務課長 提言書でも、現在の場所に小・中学校を建ててはというような形で頂いております。平成30年度の調査におきまして、そういった敷地約6万2,000平方メートルございますので、面積的には建てられる敷地があるというふうに考えているところでございます。そういったところも含めまして、これからまた検討委員会のほうで十分に検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 稲山議員。 ◆13番(稲山良文議員) 少子化、人口減少ということで、非常に危惧されているわけなんですが、教育面で住みたいという興味を示しているところが多いんです。ですので、男衾中学校、小中一貫校がモデルケースとなって、男衾地区の学校はすばらしい、寄居町に住んでみたいというような、憧れ的なものをぜひ目指してもらいたいと思っているわけです。それによりまして、定住促進、人口増を含めまして、なるべく早い時期に検討結果を出してもらい、着工に進行し、すばらしい教育環境をつくってもらいたい。その辺のご決意がもし教育長にあるならば聞きたいんですが、いかがでしょうか。 ○峯岸克明議長 教育長。 ◎轟和男教育長 稲山議員がおっしゃったような気持ちのもっと先に、私も同じ思いですので、立派な小・中学校をつくりたいと思います。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 原口議員。 ◆14番(原口孝議員) 稲山議員の質問の内容とそっくり同じなんですが、ちょっと確認したいんですが、要望もあるので検討委員会で一貫校を検討していると。しかし、財政面から、もし一貫校が出来なかったという場合には、この計画のそもそもが根本的に狂ってくると思うんですが、その考えは一切ないと、あくまでも小中教育一貫校でやるんだと、土地は6万2,000平方メートルあるから十分だというふうな、意気込みを今聞いたら、教育長もやるつもりですという話ですが、後期に入っていくときに、それを基本にした検討ということで我々議員側は受け止めてよろしいんですね。確認事項として。財政面も当然しっかりと検討していますよね。その辺も含めてよろしくご返答をお願いします。 ○峯岸克明議長 教育総務課長。 ◎黒瀬和俊教育総務課長 小中一貫校につきましては、地域の皆さんが約2年間かけていろいろと検討していただきまして、町に提言をいただいた内容でございます。ほかの内容もございますけれども、十分、町でも、教育委員会としてもそれを受け止めて、それを検討して、基本計画であります男衾中学校の建替事業、どういうふうにしていけるか、そういったところをこれからもきちんと調査検討していきたいと思います。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 原口議員。 ◆14番(原口孝議員) 大変皆さん期待しているところなんですが、稲山議員もそうなんですが、心配しているのは財政面もそうなんですよ。一貫教育はすばらしいことで、一貫校もすばらしい。町長も、教育は定住促進の武器になるということで、予算も1億円ぽんと大きくつけたときがありますが、それ以来ずっと教育には力を入れてきた。もちろん、教育委員会もいろいろな面で力を入れてきたと思います。 しかし、この大きな事業に対して、やはり、地域の住民の方々の意見は意見なんだと。だけど、実際、内容的には、内部的にはいろいろな考えがあってこうなったとか、そのような話になったときに、かなり問題が起きてくるのかなと。私は、もともと川南、川北で1校ずつでいいのではないかと思っていて、何回も確認したら3中制でいくというふうなことですので、確認で言わせていただいているんですが、その辺はしっかりと、計画をつくる上で、財務内容、要するに、資金繰りとかいろいろなことを考えながら、やはりそれも1つの案として結論を出していっていただきたいと思うんです。 例えば、本来これだけの大事業をするのには、基金等の積上げもしていかなくてはならないわけです。毎年毎年1億円とか1億5,000万円積んで、ある程度の規模の貯蓄が出来たところに起債を起こして、それと補助金をもらって造っていくというのが普通ですが、かなりの金額がかかるのではないかと思っているので心配して聞いているんですが、その辺、財務と子どもたちの教育、いろいろなものも当然検討されていますよね。確認ですが。 ○峯岸克明議長 教育総務課長。 ◎黒瀬和俊教育総務課長 これまでに、小と中を一緒に造るような大きな学校は寄居町になかったわけでございます。最近ですと、城南中が一番最近でしょうか。そういったことも含めまして、大きな事業、関係課とも十分研究調査して進めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 財務課長。 ◎朝香敏康財務課長 それでは、財務の関係が出ておりましたので、お答えさせていただきたいと思います。 大変大きな額になるだろうという想定はしてございまして、その学校を造るときの財源といたしますと、やはり、補助金と起債に頼る形になるだろうというふうに想定しております。どういう補助が頂けるのかということに関しましても、この調査によりまして検討を進めていかなければならない状況にありますので、今回の調査を活用させていただきながら検討を進めていくという状況でございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 原口議員。 ◆14番(原口孝議員) 最後の質問になりますが、これは男衾地区の皆さんが要望して言っているだけではなく、教育委員会とすれば、将来の人口減少によっては、城南中学校の生徒も全部スクールバスで男衾中学校に運ぶんだという最終的な計画が、15年後か20年後か分かりませんが、そのような計画を基にしてやっているんです。だから、男衾の地域の方々の考え方だけで男衾中学校を直すというわけにはいかないわけです。 城南地区、要するに折原地区も含めてですが、その生徒がもし移動したときの教室を用意しておくということになれば、当然、現在の中学生の教室の数、プラスアルファ、予測ですが、空き教室を初めからつくっておかなくてはならないというふうな規模ですよね。あくまでも、城南中は城南中で、20年、30年、40年と残すんだというような計画と、将来城南中も合併していくんだという計画の中では大分違うので、その辺よく。地元の方々の要望というんですが、それはあくまでも男衾地区の要望ですが、川南の総体的な中学校の教育環境に関しては、将来展望も含めながらの基礎的なものを考えていかなくてはならないと思っているので、今確認のために聞いているんですが、当然そういうことも視野に入れて学校の規模とかも考えていますよね。 もし考えていなければ、極論かもしれませんが、男衾中学校を、とりあえず城南中学校が使える間は城南中を使っていただいて、10年なり、15年なり、基金を積み立てながら、将来6万2,000平方メートルあるところにしっかりとした学校をもう一回造り直すんだと。そのときには、貯金もある。財源は、今言ったとおり、造り直すに当たって国・県からも補助金もらう、足りないところは起債を起こす。そういう考え方もあるんですか。検討していく上でそういう考え方も出る可能性はあるんですか。あくまでも、もう古いから男衾中を今造るんだというようなことなのか、確認事項で答弁をお願いします。 ○峯岸克明議長 教育総務課長。 ◎黒瀬和俊教育総務課長 今、原口議員からいろいろなご意見等もいただいております。全てを含んで、将来の子どもたちの様子、人口、建物の老朽化、そういうことを検討委員会でも十分調査検討いたしまして、どういう形での建て替えがよろしいか、そういうところを研究していきたいと思います。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 佐藤議員。 ◆12番(佐藤理美議員) 12番、佐藤です。 予算書148ページから149ページ、鉢形城歴史館費から3点伺います。 まず、1点目、報償費、鉢形城ボランティア案内人謝金10万円が計上されておりますが、現在の登録人数。 それから、2点目、委託料、鉢形城歴史館グッズ制作委託料29万9,000円が計上されております。こちらは初めて新規として上がってきたものではないかと思われます。以前にもグッズの開発をということは要望しておりましたが、どのようなグッズをどちらに委託されるのか。 3点目、工事請負費、鉢形城歴史館施設改修工事57万8,000円、工事内容について伺います。 ○峯岸克明議長 生涯学習課主幹。 ◎石塚三夫生涯学習課主幹兼歴史館長 佐藤議員の1番目のボランティア案内人の登録人数ですが、2月末現在で18人になっております。 以上です。 ○峯岸克明議長 生涯学習課長。 ◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、佐藤議員の2点目、3点目のご質問にお答えいたします。 まず、歴史館グッズの制作委託でございますが、来年度につきましては、これからの歴史館の入館者の増加を見込むのを目的としまして、新たに御城印というものを作成する予定でおります。御城印につきましては、お寺、神社等でもらえる御朱印のお城版ということになります。こちらのほうを制作しまして、そちらを配布することによって100名城等に参加していただける方を増やしたいということで考えております。 また、3点目、工事請負費でございます。こちらにつきましては、歴史館のほうへ文化財の関係につきまして事業集約をかけたいと思っております。その事業集約のために、パソコン等のLAN工事、そういったものを入れる形の施設改修工事でございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 佐藤議員。 ◆12番(佐藤理美議員) 再質問させていただきます。 1点目でございますけれども、現在18人、この方たちが平均的にボランティア活動を行っていただいているのか。お聞きしたところ、かなり高齢化で、体調不良のためになかなかボランティア活動に参加できないということもありますけれども、この10万円の振り分け方についても伺います。 2点目は了承いたしましたが、私が考えていたものと違いますが、1点伺います。御城印を頂くのに1件お幾らぐらいを想定しているのか。 それから、3点目は了解でございます。 2点について再質問いたします。 ○峯岸克明議長 生涯学習課主幹。 ◎石塚三夫生涯学習課主幹兼歴史館長 1番目の質問でございますが、確かに、今18人登録をしている中で、半数の方が対応しているというような状態でございます。仕事を持っていらっしゃるというようなことで、平日が出られないというような形になりますと、どうしてもOBの方、現職を持っていらっしゃらない方に集中してしまうということがございます。今後につきましては、もう少し人員の増員も考えていきたいと思っております。人数の振り分けは、1回につき1,000円ということで考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 生涯学習課長。 ◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、2点目の再質問にお答えいたします。 今回の制作委託で1,000部作成予定でございます。それに伴まして、販売予定価格は1枚300円を予定しております。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 15番、田母神です。 2点ほど質問させていただきます。 予算書の132ページ、学校給食補助金、中学校、小学校を合わせると1,112万9,000円ということで、多子世帯に対しての給食費の補助ということで、給食費の滞納者がいなくなったように思うんです。特に、この間子どもの貧困が言われている中で、率先して多子世帯の給食費の無料化というのは、近隣の中でも先駆けてやっていただいて喜んでいただいているわけですが、昨年、今年について、子どもの数が減少している傾向もありますが、人数についてお伺いします。 それと、要保護及び準要保護児童・生徒に対して小学校1,238万4,000円、中学校1,234万5,000円、補助金としては同じぐらいの額ですけれども、特に、中学生の場合には、部活の費用とか、旅行の費用とか、何か新たにそういうものにも使えますというふうな指示があると思うんですが、その辺の状況と人数についてお伺いします。 それと、予算書には形としては出てこないですが、今、教職員の長時間勤務解消のためということで国が変形労働制の導入を提案しているわけなんですけれども、この変形労働制については、地方公共団体一律にやりなさいということではなくて、地方が教職員のアンケートや話合いの中で実施するかどうかは任せるような状況に今はなっていると思うんですが、その辺について、寄居町の教育委員会や学校関係ではどのような状況になっているのか。 以上、お伺いします。 ○峯岸克明議長 給食センター所長。 ◎坂本弘之教育総務課主幹学校給食センター所長 それでは、給食費の補助金の関係でお答えをさせていただきます。 小学校の対象者が181名、中学生が58名でございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 教育総務課主幹。 ◎小林佳代子教育総務課主幹 続きまして、要保護・準要保護の援助費の関係で、人数なんですけれども、小学校が125人、中学校が97人。 それから、新しい補助内容があるかということですが、新しいものは設けてございません。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 田母神議員、3点目の質問につきましては予算とは少し離れた部分がありまして、聞き方を変えていただくか、あるいは別の機会というわけにはまいりませんでしょうか。 ◆15番(田母神節子議員) 予算に関連する内容になる可能性があるかなと思ったので、審議内容だけでもと思ってお話ししました。 ○峯岸克明議長 田母神議員、やはり、予算に反映させられるかどうかと。予算書にない部分をみんなが聞き始めますと範囲が際限なくなってしまいますので、申し訳ありませんけれども、予算ということで、予算に反映させられるかどうかということよりは、予算書、あるいは所信表明にある中、その関連とまでは言わないけれども、その範囲の中でお願いをしたいと思います。 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) それでは、再質問させていただきます。 新たな項目は、要保護・準要保護支援のところにはないということですけれども、部活とか旅行、そういうところにも使えるということではよろしいでしょうか。確認をさせていただきます。 それと、学校給食についてですが、人数については昨年と比べて今年度は増える傾向か減少傾向かお伺いします。 以上、2点お願いします。 ○峯岸克明議長 教育総務課主幹。 ◎小林佳代子教育総務課主幹 それでは、1問目の再質問にお答えさせていただきます。 部活動の費用ですとか旅行の費用ということなんですけれども、うちのほうでご用意しておりますのが、学用品費、それから通学用品費、修学旅行、あとは給食費です。主にそのような内容になっておりまして、全て合算いたしまして、対象の世帯には支給するようにしております。それを何に使いましたかまでは問わないので、お子様の学習のためにお使いくださいということでお配りしているものでございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 給食センター所長。 ◎坂本弘之教育総務課主幹学校給食センター所長 それでは、お答えいたします。 小学校、中学校とも増加傾向になっております。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 7番、大澤です。 2点お聞きします。 予算書147ページ、社会教育費、鉢形城の費用です。そこに18番公有財産購入費1,423万7,000円、これがどんなものか、事業内容。 それと、21番物件補償料3,687万円、これについてどんなものか伺います。 次に、152ページ、給食費なんですけれども、12の委託料、給食センター調理業務委託料8,708万1,000円があります。この中に、地元野菜をどのくらいの割合で給食で使用しているか伺います。 以上2点。 ○峯岸克明議長 生涯学習課長。 ◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、大澤議員の1つ目の質問にお答えします。 まず、18番公有財産購入費でございますが、来年度、鉢形城敷地内にあります公有化がまだしていない土地、個人の土地でございますが、こちらの土地を買収する用地購入費でございます。 また、それと同じく、21番補償補填の物件補償ですが、それに伴いました家屋等の補償でございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 給食センター所長。 ◎坂本弘之教育総務課主幹学校給食センター所長 お答えいたします。 委託料につきましては、調理の委託料となってございますので、食材の購入には当たっておりません。 以上です。 ○峯岸克明議長 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) それでは、再質問します。 用地購入費、土地代金ということなんですが、どのくらいの面積になるんですか。家屋が1軒だと思うんですが。 それから、給食費のほうで食材と言ったんですが、この食材の地元産野菜、直売所から購入されていると思うんですが、それの全体の中に占める割合。聞き方がまずかったんですが、もう一度伺います。 ○峯岸克明議長 給食センター所長。 ◎坂本弘之教育総務課主幹学校給食センター所長 お答えいたします。 JAから野菜を購入しておりまして、地元の野菜が占める部分が40%から50%となってございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 生涯学習課長。 ◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、用地購入費の内容でございますが、土地面積としまして、宅地、畑、その他原野等を含めして1,090平方メートルでございます。 以上です。
    ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 吉田議員。 ◆16番(吉田正美議員) 予算書135ページの男衾中学校の建て替えに伴う基礎調査・資料作成業務委託料990万円。 ただいまの同僚議員の質疑のやりとりを聞いていまして、たしか平成30年に同じぐらいのお金をかけて基礎調査をやっていますよね。それらを踏まえて今度の調査もかける。また、質疑のやりとりもそのように感じるんですけれども、私は、前回の基礎調査を一度も見たことがない、聞いたことがない。やりとりを聞いていますと、さも、もう基本方針が出来ているというニュアンスに感じるんですけれども、いかがでしょうか。私が違っているんでしょうか。 ○峯岸克明議長 教育総務課長。 ◎黒瀬和俊教育総務課長 男衾中の建て替えにつきましては、建物を建てるには、やはり、基本計画、基本設計、詳細設計、こういったところを順に進めていく形になります。そのいろいろな基本計画をつくる前に、様々な、どういう建物がいいかとか、どういう機能を持たせるとか、そういったところを十分に調査検討する必要がございます。その前の段階として、今回いろいろな調査等をお願いいたしまして、庁内の検討委員会等でも意見を集約する。そういうための調査となっております。議員がおっしゃるとおり、建物が既に進んでいるとかそういうことではなく、建物をやるとすればこういったことも考えなければならない、ああいったこともいろいろ考えなければならない、そういうところを調査する、そういう内容でございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 吉田議員。 ◆16番(吉田正美議員) 再質問します。 それは私も分かっていますけれども、地元から、去年でしたか、建設準備検討委員会の答申が出て、今回それを踏まえて進んできている。今までの中で、私たち議会にしかるべきところで報告があって当然ではないですか。何か独り歩きをしているように見えるんですけれども、いかがでしょうか。 ○峯岸克明議長 教育総務課長。 ◎黒瀬和俊教育総務課長 昨年頂いた提言書の中でも、いろいろな関係者から集約いただいた提言書でございます。そういった中でも、地元とのいろいろな情報の提供などという内容も触れられています。議会の皆さんにも公表できる、あるいはご報告できる、そういった内容につきましてはお知らせをして、いろいろとご指導を賜りたいと思います。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 吉田議員。 ◆16番(吉田正美議員) いずれにしても、しかるべきところで議会に、全員協議会等でも報告してください。どんどん独り歩きをしていって、我々が知らないところで、私も納得できないんだけれども、それを要望しておきます。 ○峯岸克明議長 吉田議員、最後は、内容は質問していただかないと。 ◆16番(吉田正美議員) すみません。やる予定はありますか。 ○峯岸克明議長 教育総務課長。 ◎黒瀬和俊教育総務課長 今、庁内の検討委員会でこういった中身をいろいろ研究しております。そういったところで何らかの形が今後出来たときに皆様にもお知らせができる、そういったところを研究してまいりたいと思います。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 権田議員。 ◆1番(権田孝史議員) 1番、権田です。 所信表明の14ページ、予算書の147ページの鉢形城公園整備費、工事請負費62万1,000円、これと先ほど佐藤議員が聞きましたボランティア案内人は年間何回ぐらいその説明員が出て行くのか教えていただければ。 ○峯岸克明議長 生涯学習課主幹。 ◎石塚三夫生涯学習課主幹兼歴史館長 工事につきましては、鉢形城の本曲輪という花火を上げている場所があるんですけれども、そこの荒川に面したところの柵を今年度やったんですけれども、それと同じように、西側がまだやっておりませんので、そこの部分を6メーター分やる予定でございます。 あとボランティアの本年度の回数が73回になっております。 以上です。 ○峯岸克明議長 権田議員。 ◆1番(権田孝史議員) 先ほどの説明の中で、日本100名城の中に、御城印を準備していることに対して、道路際のほうの柵というんですか、あれがすごく傷んでいるように感じるんですが、そちらの整備は予定にはないですか。100名城に申請するにはみすぼらしいような感じがするんですが。 ○峯岸克明議長 生涯学習課長。 ◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、権田議員の再質問に対してお答えします。 先ほど説明されましたとおり、本丸の転落防止用の荒川に接するところの柵につきまして令和2年度工事を完了することによって、まずはそちらが一段落するということでございます。今言われました、昔の林業試験所、今のシルバー人材センターのところの柵につきましては、確かに古くなっておりまして、若干危険度もあるかと思いますが、そちらにつきましては、今回の整備終了後、新たに考えていきたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。 以上です。 ○峯岸克明議長 権田議員。 ◆1番(権田孝史議員) では、再々質問させていただきます。 これにつきましては、見たとおりの木材ですから、計画的に予算を組まないと駄目だと思うんです。実際、今の状態になる前に予算を組んでおくべきではなかったと思って。それを聞いて終わりにします。 ○峯岸克明議長 生涯学習課長。 ◎根岸伸年生涯学習課長 権田議員のおっしゃることも当然だと思います。ただ、こちらとしましては、限られた予算の中で危険度の高いところからまずは修繕をしていくという形で考えておりますので、今後、そちらが終わりましたら、今度は林業試験所の前の道につきましては整備をしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 保泉議員。 ◆2番(保泉周平議員) 2番、保泉です。 予算書の132ページの要保護及び準要保護児童援助費、それと、その下の特別支援教育就学奨励費です。それと、同じページの3番学校建設費の小学校施設整備工事、それから、135ページへいって中学校施設整備工事、この中身をお伺いしたいのですが、よろしくお願いします。 ○峯岸克明議長 教育総務課長。 ◎黒瀬和俊教育総務課長 まず、132ページ、要保護及び準要保護児童援助費、こちらにつきましては、生活保護家庭、それから生活保護ではないですけれども、それに準じる所得層、あるいは、いろいろな税の免除を受けているとか、そういうケースの御家庭、こちらに対する支援でございます。そちらのお子さんの学用品ですとか、修学旅行費、こういったものに対する支援でございます。 それから、特別支援教育就学奨励費補助金、こちらは、特別支援学級に通学しているお子さんのご家庭の支援、こういった形になります。 それから、その下の学校建設費でございます。まず小学校関係でございますけれども、今回予定しておりますのは、小学校の遊具等の安全対策の工事、それから、寄居小の駐車場の舗装改修、用土小の受水槽のポンプの関係、こういったものを予定しているところでございます。 それから、中学校での建設費でございますけれども、こちらにつきましては、寄居中学校のプールサイドの塗装がしてあるんですけれども、そちらが傷みが進んでいる。こちらについての改修工事。それから、男衾中学校の電気の引き込み、ここに受電変電設備、パスと通常言われるものがあるんですけれども、そちらが約20年経過いたしまして、定期的な点検の中で指摘をされまして、更新工事を行う。このような状況でございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 保泉議員。 ◆2番(保泉周平議員) 再質問させていただきます。 要保護・準要保護のほうは生活保護というふうにお聞きしました。この辺について必要な部分としてされているということは分かりましたけれども、何名ぐらいの方がいらっしゃるのか。 それから、特別支援についても同じように、どのぐらいの子どもたちがいらっしゃるのか。 それから、学校の整備費につきましては、それぞれ個々に出ているということで、必要に応じて受け入れているというふうに感じておりますので結構ですので、この2つだけお願いします。 ○峯岸克明議長 教育総務課主幹。 ◎小林佳代子教育総務課主幹 要保護及び準要保護の援助費補助金の対象人数ということなんですけれども、この予算を組むに当たりまして、小学校は125人、中学校が97人で計算をしております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 教育指導課長。 ◎野口泰明教育指導課長 それでは、お答えをいたします。 特別支援学級のお子さんですけれども、小・中学校合わせて41名でございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 保泉議員。 ◆2番(保泉周平議員) 再々質問させていただきます。 特別支援教育ですけれども、こちらについては、私の近くにも何名かの子どもがいまして、その辺については、周りの見る目というのは非常に厳しいという部分も見当たります。こういったところで、特別支援学校といえば、川本にございますよね。そちらのほうへ行かれているという方がいるようです。そちらのほうへ行ったら、また戻ってきて小学校で教育を受けておるのか。そのままずっと続けて川本のほうへ行ってしまうのか、その辺の率的なものを教えていただけたらありがたいと思います。 ○峯岸克明議長 教育指導課長。 ◎野口泰明教育指導課長 それでは、お答えをいたします。 深谷はばたき特別支援学校にお通いのお子さんですけれども、今、支援籍というのがありまして、特別支援学校、そして地元の学校のほうにも籍を置いて学習ができるという制度になっておりますので、そちらの制度を活用して、地元の学校で、学期に1回とか2回という形で勉強のほうを進めているという状況がございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 吉澤議員。 ◆6番(吉澤康広議員) 6番、吉澤です。 所信表明7ページ上段、予算書138ページの中学生海外派遣業務委託料507万9,000円、これについてお聞きしたいのですが、この事業は1年置きにやっているわけで、2年前に行ったときと、予算、派遣方法とか時期、そういうものが違いがあるのか。同じだったら同じで、いつ頃こういうふうなことで派遣するんだというところを聞きたいのですが、よろしくお願いいたします。 ○峯岸克明議長 生涯学習課長。 ◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、吉澤議員のご質問にお答えいたします。 今回派遣することになりまして、これは隔年でございます。派遣の時期でございますが、今予定されているのが8月20日から8月29日の10日間ということで現在計画をしております。派遣費用につきましては、前回と同じ10名を派遣しておりますので、予算については、航空運賃等の見直しがありますので若干変動はありますが、内容、構成上は変わっておりません。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 吉澤議員。 ◆6番(吉澤康広議員) 再質問させていただきます。 予定、実施期間などは聞きましたが、実施するまでの間の選考というんですか、中学生の申込みがあって、その中から選考するというものも全て2年前と変わりないのか、その辺も聞きたかったんですが。 もう一つ、この10名を派遣して、帰って来てもらって、狙いとしたら、その中学生がどういうふうなアクションを起こしてほしい、こういうことを期待したいんだという思いがあったら、それを聞かせていただきたいんですが。 ○峯岸克明議長 生涯学習課長。 ◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、再質問にお答えいたします。 一応、応募から派遣選考にかかるまで、これにつきましては平成30年度と同様に考えておりまして、4月上旬の募集から、6月ぐらいに選考を行って、10名の決定を行うと考えています。 また、派遣された生徒に対してどういうことを期待するかということでございますが、まずは、第一義に、戻られて帰国報告書をまとめる中で、改めて在校生に対してこういった事業を知らしめていただいて、今後海外に目を向けてもらいたいというというところを考えてもらいたいのがあります。また、それ以外にも、海外を経験したということで、また新たに、将来にそういった国際的な面を生かした形の職業に就いてもらえるということもあれば、そういったところも含めて期待するところでございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 吉澤議員。 ◆6番(吉澤康広議員) それでは、再々質問。 再質問で、帰って来た中学生にどういったことを期待するかということで、在校生に行って見聞してきたことを伝えてもらいたいというふうな答弁をもらいましたのであえて聞きますが、2年前は、3中学校から応募があったんですけれども、10人のうち城南中学校から1人も選ばれなかったんです。帰国報告会とかあったりして、私ども議員の皆さんも出ましたが、「あれ城南中学校の生徒がいない」というようなことがありました。そして、その中に教育委員会の方もいらして、終わってから「城南中学校から1人も行っていないのはおかしいね」なんて言いながら帰ったんです。選考方法等も皆同じようだという話ですが、在校生に生の声を聞かせるという狙いだったら、今年は、中学校は3つあるから、最低でも1つの中学校から1人ぐらいは選ばれるということで理解してよろしいのでしょうか。 ○峯岸克明議長 生涯学習課長。 ◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、吉澤議員の再々質問にお答えいたします。 確かに、平成30年につきましては城南中学校の生徒がゼロということがございまして、通常行われております学校に帰ってからの報告というのができなかったというのは聞いております。そういったことを受けまして、今回は、まだ計画段階でありますが、選考方法の10名ということには変わりはございません。ただ、10名の中に3中学生が全部入っていただければそれが一番ベストだと思うんですが、そこのところを、最低でも1名は。ただ、それにつきましても、必ず、そこは点数に関わらずということではなく、選考の基準中で、その点数の度合いによって、そこを入れるかどうかというところを今検討しているところでございますので、改めて、募集の段階でははっきりしてくると思います。よろしくお願いします。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 なければ、第9款教育費の質疑を終わります。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後3時34分 △再開 午後3時36分 ○峯岸克明議長 再開いたします。 次に、第10款災害復旧費から第13款予備費までは一括審議といたします。質疑のある方は申出を願います。 中嶋議員。 ◆5番(中嶋文雄議員) 5番、中嶋です。 災害復旧費の関係について1点だけお尋ねいたします。 所信表明書の1ページ、予算書の156ページの中で、観光施設の災害復旧についてのお話が出てきております。1,650万円の予算が計上されておりますが、この場所と内容についてお尋ね申し上げます。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 本件は2件の工事からなっておりまして、1件は風のみちの改修工事。これは、釜伏川に沿った風のみちという遊歩道の整備をしておりますが、昨年の台風19号の増水の影響等によりまして、木橋、それから飛び石等が破損して、現在遊歩道は封鎖しているという状況でございます。こちらの橋の修繕、新築等を重ねながら、全線が歩いて復旧できるような形で工事をしたいというのが工事の概要になってございます。それが850万円でございます。 それともう1件、800万円の事業といたしまして、風布・金尾地内の倒木の撤去工事を予定してございます。こちらにつきましては、先ほど風のみちのときにお話しをしました釜伏川の中に、実は大量の木が倒れ込んでいまして、これが下流に流れていきますと大きな影響があるといった部分もございます。また、当課としては景観上、それから、これから川遊び等も始まってまいりますので、安全に遊んでいただけるような環境づくりということで、河川内の倒木の撤去、こちらのほうの事業ということで予算化をお願いしたいというものでございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 中嶋議員。 ◆5番(中嶋文雄議員) 風のみちと釜伏川の修繕というお話を伺いました。ここの場所は非常に緑等がきれいな場所でございまして、工期、あるいは完成予定計画等がありましたら、その辺のお話を伺いたいと思います。 ○峯岸克明議長 商工観光課主幹。 ◎戸塚悟商工観光課主幹 中嶋議員の再質問にお答えさせていただきます。 現在発注見込みということのお話でございますけれども、当課のほうで予定しておりますのは、おおむねの時期になりますけれども、6月から10月ぐらいの期間にできればと考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 中嶋議員。 ◆5番(中嶋文雄議員) 再々質問させていただきます。 先ほども申し上げましたが、緑が非常にきれいなところでございます。もう少し早めて、ゴールデンウイーク等には使えるというような、そんな前倒しの計画はないのかお伺いいたします。 ○峯岸克明議長 商工観光課長。 ◎齋藤英樹商工観光課長兼中心市街地活性化推進室長 お答えさせていただきます。 850万円という事業ですので、手続に関する部分の準備、それから、現場が、実際には車が通れる道路から大分奥に入っている部分等がございまして、そこに、例えば倒木の撤去のような形で大きな重機を奥まで入れて取り出すことができませんので、現場での作業そのものも人力に頼る部分が非常に大きいと思います。例えば、倒れた木を細かく刻んで、それを道路まで運んで持ち出すというような場合も想定されますので、どうしてもある程度の工期をとって進めていく必要があるのかと思いますので、ご迷惑をかける期間がどうしても夏場の観光シーズンということになってしまうのですが、それをそのまま放置して、例えば冬の現在のような時期に回すというのも、丸々1年先になってしまう形になりますので、極力早くはしたいと思うんですけれども、現場の進行、それと安全管理というのをバランスを図りながら、なるべく早い進捗というのを心がけていきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 原口議員。 ◆14番(原口孝議員) 災害復旧の点ですが、いろいろ大きな災害がありましたが、たまたま、町長の決断で専決ということで、我が寄居町はいち早く災害復旧に取り組めたことは大変よかったというふうに感じております。 今回の予算等にのっている災害復旧に関して、先ほど見通しは聞いておりますが、いろいろな状況と今後の見通し、今年度の予算で、期間、完了計画はともかく、大体終了する予定なのか、その点をお聞きしたいと思います。 ○峯岸克明議長 財務課長。 ◎朝香敏康財務課長 それでは、災害復旧費につきましてお答えさせていただきます。 先ほどもございました観光施設等、もう現物が分かっている部分もございますけれども、建設課等で管理している部分については今後の部分もあるかもしれません。令和2年度の予算につきましては、そこまで全部というふうに、どこが全部かはあれですけれども、そういったところも考慮させていただきながらつけさせていただいたのが令和2年度の予算となってございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 では、お答え申し上げます。 今年度建設課のほうで所管しております災害箇所ですけれども、全体で164か所ございました。このうち139か所については復旧が行われておりまして、残りの11か所がまだ未処理であるという状況でございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 吉澤議員。 ◆6番(吉澤康広議員) 6番、吉澤です。 先ほど、土木費のときに河川の浚渫ということを質問させていただきましたが、そのときの答弁で、河川の災害復旧工事に含まれておりますというふうな答弁をいただいたんですが、ここで金額を見たら500万円です。 私が言っているのは、いろいろな河川で大雨が降ったり何かして、長年の間に堆積して河床が上がってしまっているところを浚渫したほうがいいと。完全に土砂や護岸が崩れたところは災害復旧費で直すんだと思うんですが、そうではなく、今でも水は流れている。ただ、大水が出ると、河床が高くなっているからというところを浚渫というふうなことで予算は取らなかったんですかという質問をしたときにそういう答弁だったので、この金額だとそういうところまで回らないと思うんですが、いかがでしょうか。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 先ほどの答弁の中で件数に一部誤りがありましたので訂正をさせていただきたいと思います。全体件数が164に対しまして、処置が終わっているものが139、そして、現在対応中のものが14ございます。これが漏れておりました。そして、残りが11か所というような状況でございます。 そして、吉澤議員の質問に対するお答えでございますけれども、通常時の大雨等で土砂が堆積したといったものになりますと、修繕のほうの別の枠になりますけれども、費用は確かに少ないかと思いますので、そちらについては、優先順位を決めて順次対応させてもらいたい。 こちらの災害復旧費につきましては、台風19号の災害により土砂が堆積したというようなものに対して対応したいというふうに考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 吉澤議員。 ◆6番(吉澤康広議員) 河川の浚渫というのは、数年前にも建設課のほうに聞いたことがあるんですが、そういう予算がないというところが3年ぐらい前でした。昨年大きな台風が来て、その前からたまっているところを指摘しているんですが、なかなかできなかったと。これからできるのかという期待がちょっと持てないんですが、その辺は浚渫として予算を取るべきだったのではないかというふうなものなんですが、今後その辺は検討されて、どうにかしていただけるのでしょうか。 ○峯岸克明議長 建設課長。 ◎穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 過去にも要望されて、できていないというところで、大変心苦しいところはあるのではございますけれども、改めまして、その辺の現場の点検を行った上で、優先順位を決めて対応を進めたいというふうに思います。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 7番、大澤です。 1点お伺いします。 予算書の158ページ、災害復旧費で社会教育施設災害復旧費249万9,000円があるんですが、これは具体的にどこの場所になりますか。 ○峯岸克明議長 生涯学習課長。 ◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、大澤議員の質問にお答えいたします。 こちらにつきましては、昨年の台風19号によりまして、鉢形城公園内で復元した土塁、それと四脚門の門扉があるんですが、その脇の築地塀等が欠損してございます。そちらについて、国の補助金を導入して今回災害復旧費を上げたものでございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 15番、田母神です。 1点お伺いします。 予算書159ページの公債費8億5,475万9,000円がありますが、事業をやったときに公債費が膨らむという状況で、国の補助金が、借金をしてやるような仕組みも一方であるわけですけれども、この公債費8億5,400万円、どのくらいが運営上大丈夫というとおかしいですけれども、それ以上になると危ないというか、町政が大変だという、その辺についての見解をお願いします。 ○峯岸克明議長 財務課長。 ◎朝香敏康財務課長 公債費の関係ということでご質問をいただきました。 毎年決算のときにご報告させていただいておりますけれども、財政の健全化に関する法律に基づきます健全化ということの中の指標としまして、実質公債費比率、または将来負担比率という比率がございます。決算の段階でないとこの比率自体は計算ができない状況ではございますけれども、平成30年度の決算の状況でいきますと、実質公債費比率が3年平均で4.4、将来負担比率が40.9ということでご報告をさせていただいております。 この比率につきましては、まず、実質公債費比率につきましては、起債を起こすときに、通常、今は協議をすれば起債を起こせるような形になっておりますけれども、18%以上になりますと、協議ではなくて許可を受けなければいけない団体となってくるという状況がございます。そして、25%を超えると健全化計画を策定していく、そういう状況になってまいります。 また、将来負担比率につきましては、350%以上で健全化計画の策定をしていくような形になりますので、今の状況からすれば、急激にそこまでというふうには思いますけれども、ただ、ここ数年、やはり、寄居駅の南口の関係でございますとか、非常に起債を起こす額が多くなってございますので、今後の事業につきましては、そういったところも十分注意をしながら進めてまいりたい、そんなふうに考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 なければ、第10款災害復旧費から第13款予備費までの質疑を終わります。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後3時52分 △再開 午後3時53分 ○峯岸克明議長 再開いたします。 続きまして、一般会計予算全体を総括して質疑のある方は申出を願います。 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) 9番、鈴木です。 1点伺います。 町のシティプロモーション全般について伺います。 町の魅力を発信するシティプロモーションに関しましては、情報発信という性質上、予算全般にわたってまたがる取組と考えます。この全般の内容について説明をお願いいたします。 ○峯岸克明議長 総務課長。 ◎松村義之総務課長 鈴木議員のご質問にお答えをさせていただきます。 町のシティプロモーション、これは、町を外に対してPRするために各課がいろいろな事業に取り組み、町のPRにつなげられるように行っております。例えば、商工観光であれば、いろいろ観光のパンフレットを作ったり、あるいは様々な補助事業等で寄居町に人を誘導するようなことも、広く考えればシティプロモーションと言えるかというふうにも考えられます。 来年度、町では、町長の所信表明の中にもちょっと触れさせていただきましたが、町の観光資源や歴史資源をカードという形で紹介する町カードの配布によるPR事業、こういうものを新たに取り組ませていただくということで入れさせていただきました。 先ほど申し上げましたように、いろいろなことを各課が行っているわけなんですけれども、やはり、PRというものは目新しいものが必要な部分がございます。そういう部分で、来年度においては、今、ダムカードですとか、マンホールカードですとか、橋カードですとか、日本全国いろいろカードがはやっているといいますか、そういうものがちょっと興味を引いているというふうな状況もございますので、それを受けて、寄居町もいろいろ歴史資源とか観光資源がありますので、それをカードとして作りまして、町のPRに使っていきたいというふうなことでやっていきたいと考えております。 そんな形で来年度の町のシティプロモーションを行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○峯岸克明議長 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) 再質問させていただきます。 今お話がございましたように、各課にわたってのシティプロモーションの重要性について伺ったところです。また、今回新規事業としての町カード。これは、カードシリーズといいますか、その伝統の中で町独自のものということでやられているという説明もありました。 この2日間の審議におきましても、様々な事業をどう周知させるかという話が全般にわたってございました。この予算執行の上でも、周知、情報発信というのは非常に肝になるところと思います。今、総務課の中でシティプロモーションが動いているというか、あると思いますけれども、今総務課長からもお話がございました各課にわたるシティプロモーションの動きというか、考え方について、もう一歩深めて発信していくべきかと思っておりますけれども、その点について伺って終わります。
    峯岸克明議長 総務課長。 ◎松村義之総務課長 議員ご指摘のとおり、いろいろなことを実施しましても、それを皆さんにきちんと周知して、そのやった結果が生かされる形が非常に重要だと考えます。そういう面では、これまでも議員には様々な形で広報・PRということについてはご指摘をいただいているところですけれども、令和元年度におきましても、新たにツイッターを始めさせていただきました。今いろいろな形の情報発信がございますので、そういうものを様々駆使して、各課からしっかりと情報を上げさせて、住民に周知を図っていくということを、各職員全員が意識を持てるように努めていきたいというふうに思います。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 田母神です。 これから予算を執行していくのは、中心には町の職員が一丸となってということで、まちづくりは人づくりと言われているわけなんですけれども、正規職員、非正規職員、再任用の方、何人体制で新年度予算をやっていくかお伺いします。 ○峯岸克明議長 総合政策課長。 ◎大嶋友博総合政策課長 田母神議員のご質問にお答えさせていただきます。 来年度の職員の体制というお話でございますけれども、今、町のほうでは定員管理計画というものを立てておりまして、町の職員250人の定員の中で町の施策を効率よく進めていこうという計画で進めております。来年度につきましても、この定員管理計画にあります250名。当然、育児休業であったり、様々な理由でさらに人の補充が必要になる部分がございますけれども、基本的には、この定員管理計画にのっとった上で、効率よく町の施策を進めさせていただきたいと考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 再質問させていただきます。 250人という体制でということの中に、全てが正規ではないのではないかと思うんですが、正規が250人ということで、あとはプラス非正規、再任用という考えでいいのか、再度お伺いします。 ○峯岸克明議長 総合政策課長。 ◎大嶋友博総合政策課長 再質問にお答えさせていただきます。 こちらの250人の内訳なんですけれども、正規職員及びフルタイムの再任用職員の数字ということになります。そのため、来年度から会計年度任用職員となりますけれども、会計年度任用職員であったり、短時間の再任用職員につきましては、この数字の中には含まれないということになります。 以上です。 ○峯岸克明議長 原口議員。 ◆14番(原口孝議員) 歳入全般についてお聞きしたいと思います。 今、コロナウイルスがかなり流行していまして、経済に大打撃があるというふうなことになりますと、歳入一般についてもこの予算案の計画が崩れてくる、一部違いが出てくるのではないかと心配も出てくるんです。今いろいろな面で起こっておりますので、この点について、財政上のお考え、対処方法というか、その1点をお聞きしたいと思います。 ○峯岸克明議長 財務課長。 ◎朝香敏康財務課長 それでは、お答えいたします。 議員ご指摘のとおり、今一番心配なのは、コロナウイルスが経済に及ぼす影響ということで、もう既に全世界的に大きな影響が出てくる。経済に影響が出ると当然税に反映してくるということになりますので、所得にしろ、様々な面での税収の伸びというのが危惧されるところでございますけれども、そのために、基金等の積立てとか、様々行っている状況でございます。決してサービスの低下することのないように、様々な財源を得まして、事業のほうは遂行していきたいと考えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 なければ、総括質疑を終わります。 以上をもちまして、議案第8号 令和2年度寄居町一般会計予算の審議を終わります。 ここで休憩したいと思います。 再開は午後4時15分といたします。 休憩します。 △休憩 午後4時04分 △再開 午後4時15分 ○峯岸克明議長 再開いたします。--------------------------------------- △議案第9号(令和2年度寄居町国民健康保険特別会計予算)の質疑 ○峯岸克明議長 日程第3、議案第9号 令和2年度寄居町国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 本案も本会議第1日目に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに審議に入ります。 本案は、歳入歳出一括審議といたします。 質疑のある方は申出を願います。 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 15番、田母神です。 令和2年度の国民健康保険特別会計予算では、繰入金を最低5,000万円にして、これから先ゼロにするという方向で、大きな改革が行われたわけですが、問題に思うのは、均等割のところがかなり額が大きいわけなんです。所得割のほうでは少なくなってきているわけですけれども、少子化対策として、収入のない子どもも、均等割ということで頭数に入るということで、対象になるわけなので、今度の値上げによって、平均的な家族で、国民健康保険が幾らになって、前年度より幾ら上がるのかお願いします。 ○峯岸克明議長 税務課長。 ◎福島亮一税務課長 田母神議員のご質問にお答えさせていただきます。 まず、均等割の関係につきましてご意見をいただいているんですけれども、国民健康保険税のほうでは、応益割という形で、これは全員の方にお願いをする。18号議案のほうでもご説明申し上げましたように、将来を見据えますと、4方式から2方式への移行というのを視野に入れないといけない。そうした中で、今回引上げを行わないということは、将来的に引き上げたときに、2方式になった場合に、相当大きな反動がいきますということはもうご説明申し上げたと思うんですけれども、そうした点を踏まえまして、今回はこのような改正案をつくらせていただいたというわけでございます。 それと、平均的な家族という定義というのがなかなかないもので、例えば、この間も申し上げたと思うんですけれども、64歳と61歳のご家族がいて、この場合ですと、介護支援金分も当然該当になります。年金の収入がお二人合計で103万円だとした場合に、資産割が9万5,000円だと増額の改正になります。9万6,000円だとプラスマイナスゼロになります。それから、9万7,000円ですとマイナスの改定になるというのもご説明は差し上げたかと思うんです。 その際にもご説明申し上げたと思うんですが、その世帯の加入者数、それから収入、それに固定資産税の課税の有無、そういったものによって税額は当然変更してまいりますので、全体的な平均改定率は、18号議案でも申し上げましたように1.15倍という形になります。これは平均ですので、下回る家もあれば上回る家も当然出てくるとは思うんですけれども、平均という形でいきますとそういうことになりますので、ご了解いただきたいというふうに思います。 以上です。 ○峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 再質問させていただきます。 60歳以上の、どちらかといえば高齢世帯。ただ、国保の場合には、家族で仕事をしていたり、今非正規職員で、しっかりと企業で社会保障関係に入れていただいていない場合には、若い夫婦で非正規の場合には、子どもが2人ぐらいいるととても国保税が払えないような状況になってくるのではないかと思うんです。 この間滞納者が増える傾向にあると思うんですが、ここに滞納繰越ということで出ておりますけれども、滞納者の中で、所得がどのぐらいの人が一番滞納しているのか把握しているかお伺いします。 ○峯岸克明議長 税務課長。 ◎福島亮一税務課長 再質問にお答えさせていただきたいと思います。 ただいま手元にはないですけれども、今回、予算の積算ということですので、滞納額の累計、世帯ごととか個人ではやっていない部分もありますので、全体の積み上げ、それから見込まれるであろう徴収率、これを乗じまして歳入として計上させてもらってありますもので、例えば、ご指摘のように、収入が最高で幾らの人が滞納があるというのは、今は持ち合わせていませんし、出すにしても、コンピューターの中を全部一件一件当たらないととなってしまいますので、すぐ答えが出ないというのが現状でございます。 積算につきましては、電算の中から滞納額という部分を積み上げて行った数字で計算しております関係上、そういうふうな回答にならざるを得ないのですが、ご了解いただきたいというふうに思います。 ○峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 最後に、今コロナウイルスの問題で、熱が4日続いたら医者にかかりましょうという状況がある中で、資格証明書の人は全額お金を出さなければということで、医者に行けない状況の人をつくらないようにということが一方で言われているわけなんですけれども、その辺と併せて、今度の予算の中でそのような人の対応についてどう考えているかお伺いします。 ○峯岸克明議長 町民課主幹。 ◎黒瀬秀明町民課主幹 それでは、ご質問にお答えいたします。 今現在、国からの指導によりまして、仮に資格証明書を発行されている方であっても保険診療が可能ということで、全国の医療機関で対応させていただいているということでございます。 それから、町におきましては、今現在資格証の対象者は一人もございませんので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) 鈴木です。 質問させていただきます。 所信表明の9ページから10ページに町長の所信がございました。今回、国保特別会計におきましては、赤字解消計画を策定し、さらに持続可能な医療保険制度とするために、今回は15年ぶりの税率改正ということで、この議案が提出されているところでございます。 今回、この改正に伴いまして、ここに係る影響額はどれぐらいの増収が見込まれるのか、また、国保税の課税世帯全体の、何世帯のうちどれぐらいの世帯に影響があるのか伺います。 ○峯岸克明議長 税務課長。 ◎福島亮一税務課長 鈴木議員のご質問にお答えさせていただきます。 まず、影響額といいますと、対前年度の当初予算対比、これでいきますと1億3,348万円、率で24.0%の増加というふうに見込んでございます。 内容につきましては、議案のほうでも申し上げたのですけれども、所得割の部分を引き上げて資産割の分を引き下げる。それから、均等割の部分を引き上げて平等割を引き下げる。それのトータルを計算した結果として、先ほどもお答え申し上げましたが、平均改定率は15.5%になるという予定で、影響額といたしましては、先ほど申し上げました額が前年度当初対比という形になります。 それから、どれぐらいの世帯にという形のご質問をいただきましたけれども、実際には、先ほども申し上げましたように、国民健康保険税につきましては、実際の課税に際しまして、世帯の構成員ですとか世帯の収入、それから固定資産の有無等々が影響してまいりますので、先ほども申し上げましたが、実際の課税の計算をしないとなかなか影響が出てこないのですけれども、ちなみに、本年の1月の頭の国民健康保険加入世帯の内訳を申し上げさせていただきますと、1人世帯が3,224、2人世帯が1,932、3人世帯が414、4人世帯が175、5人世帯が58、6人世帯が13、7人世帯が3、8人世帯が3、以上、合計いたしまして5,822世帯という形になります。このうち1人世帯及び2人世帯で88.5%の構成比率になってございます。 先ほど申し上げましたように、所得割及び均等割を引き上げる関係上、4人以上の世帯では、影響額はプラスの方向に働くものというふうには理解しておりますが、1人世帯及び2人世帯でも、固定資産の有無によってはプラスマイナスが分かれるという状況が生じてまいりますので、一概に何世帯が影響を受けるかというのがなかなか計算上も出てこないので、その点はご理解いただければというふうに思います。 以上です。 ○峯岸克明議長 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) 再質問させていただきます。 今、増収の見込みが1億3,348万円、全体の国保税の加入世帯が5,822世帯、そのうち1人世帯、2人世帯が88%云々ということで伺っております。また、均等割の関係で、世帯員の多いところはそれなりに増えてくるという話でした。とはいえ、この影響がある世帯、つまり、影響がない世帯はプラスマイナスゼロです。プラスなり、マイナスなり、影響がある世帯としてのアナウンスを当然しなければいけないと思いますので、当事者の方へのアナウンスも含めまして、また、国保会計の中での全体の数字も分かっていかなければいけない部分もありますので、5,822世帯のうちプラスマイナスゼロのところは影響がないと考えます。それ以外のところ、何%ぐらいのところに影響があるのか伺います。 ○峯岸克明議長 税務課長。 ◎福島亮一税務課長 再質問にお答えさせていただきます。 先ほども申し上げましたけれども、今回の改定では、影響を受ける世帯、受けない世帯、世帯単位ということですので、当然それは出てくるかとは思うんですが、先ほど来申し上げておりますように、年齢構成とか人数によって異なる場合が多々ありまして、正式には、課税用の電算システムで全部のデータを入力してみないと正確なところが出てこないというのが実態でございまして、試算した上でも、世帯での単位というのはなかなかつかみ切れないという部分がございます。 ですので、影響が出る世帯、出ない世帯というのは、非常に難しい部分でございまして、先ほど申し上げました世帯の構成の多人数世帯では増額要件に当てはまるだろうというのはこちらも察知はしているところなんですが、大多数を占めます1人世帯及び2人世帯のうちで、増の影響、マイナスの影響を含めまして、影響がある世帯というのは、ちょっとつかめないのが実際のところでございますして、そこら辺はご理解いただければというふうに思います。 以上です。 ○峯岸克明議長 鈴木議員。 ◆9番(鈴木詠子議員) それでは、再々質問になります。 これは、影響があるところ、プラスマイナスゼロ以外のところは、やはり、増えるところは当事者の方も反応される、影響もあると思いますし、もちろん、減るところは減るところで、それなりにまた違う影響があると思いますので、ぜひその辺の輪郭をしっかりとつかんでおきたかったというところでもございます。 先ほどからお話に出ております、特に均等割、9,000円から2万円へということで、ここの影響が非常に大きいかと思うんですけれども、ご説明ですと、今4方式でありまして、これをいきなり2方式とすると非常に影響が大きいということで、4方式のまま今回税率改正の提案が出ているということなんですが、県の試算ですと、例えば、2方式だと大変影響が大きいということでお話がございましたが、2方式のままであると、県の試算だと、例えば、均等割2万円ではなくてということになると思うんですが、その辺の数字が分かっているでしょうか。教えてください。 もう1点、今回均等割の影響が大変大きいということで、町としても均等割に対する対策、例えば、多子世帯、また家族の多い方への対策をどのように考えているか。国保の上での対策も何かできればと考えますが、一般会計を繰り入れているということもございますので、一般会計のほうでもそのような方への均等割対策をされているか、その点について伺って終わります。 ○峯岸克明議長 町民課主幹。 ◎黒瀬秀明町民課主幹 それでは、前半部分の答弁からさせていただきます。 今現在、令和2年度予算のご審議いただいている中の国保事業費納付金、この算定の段階で、納付金に基づいた県の試算値としてこれから申し上げます。仮に、この納付金を県の試算する2方式で算定した場合、医療費分で申し上げますと3万5,599円となります。その他の部分は全て2方式でございますので、ただいまご審議いただいている税率とさほど影響はありませんが、医療費分について、このまま2方式に移行しますと3万5,599円ということでご認識いただければと思います。 以上です。 ○峯岸克明議長 税務課長。 ◎福島亮一税務課長 今回の改正に伴います国民健康保険税内での特別な対応というわけではないですけれども、これは、従前からございますように、所得階層に応じて7割、5割、2割の軽減措置があるという形で、今回の改正後の適用を、かつ、今国会で審議していただいております地方税法等の改正案、それを含めました部分で、5割の軽減世帯が798世帯から807世帯へ増加をいたします。2割軽減世帯が615世帯から641世帯へ増加をいたします。トータルいたしまして、5割と7割を含めますと、税収的には75万5,000円ほどの減少になるという形で、これは、今回の補正予算の先ほど申し上げました増額分の中には含んでおりません。これについては、別の部分で、法定内の繰入金の対象になるという形になってまいります。 また、国保以外というお話も出たんですが、一般会計のほうで若年層の医療費について償還払いから現物払い、窓口での費用を徴しませんという形をいち早く町としては取り入れてございまして、近隣の中でも早いですし、当然、寄居町だけでなく、近隣の市町で医療機関を受診されたときにも18歳までの方は窓口払いはしなくてもいいですという形の制度の取組は早い。それからまた、人間ドック・脳ドックにつきましても3万5,000円の助成がある。これは県内でトップクラスの助成金額となっておりますので、そういった意味でいきますと、これは一般会計のほうと、先ほどの助成につきましては国保会計ですけれども、そういった意味いきますと、そういう部分の取組についえては積極的に行っているというふうなところでございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 7番、大澤です。 2点ばかりお聞きします。 先ほど来、同僚議員から出ていますが、今回平均して15.5%、また、令和3年からか4年か、また再度見直すということになっていますと、また上がると思うんです。先ほど、軽減措置で18歳以下の医療費無料とか、いろいろ、脳ドック・人間ドックの負担をしているということなんですが、一気に15%、賃金も上がらないし、今かなり不況なんで、このほかは軽減は考えていないということなんですね。それを再度聞きます。 もう1点、令和2年度の予算概要審議用資料があるんですが、これの9ページに国・県支出金、その中に保険者努力支援分993万2,000円、それから、特定健康診査等負担分906万8,000円、これは、例えば、健康診査を受けたとか、努力分、収納率の関係が影響してくるのか、どのようなので国・県支出金に影響があるのか。 以上2点伺います。 ○峯岸克明議長 税務課長。 ◎福島亮一税務課長 大澤議員のご質問、前段のほうの国保税の関係での軽減措置というご理解でよろしいでしょうか。それにつきましては、法定で決められておりますものは、先ほどご説明しましたような形でございまして、町独自の形というものは特にございません。 以上です。 ○峯岸克明議長 町民課主幹。 ◎黒瀬秀明町民課主幹 それでは、2点目のご質問にお答えいたします。 予算書4ページの最下段に保険者努力支援分ということで計上させていただいておりますけれども、こちらの内容につきましては、保険料の収納額の向上はもとより、特定健診や各種健康診査、それから生活習慣病の重症化予防事業に取り組む、こういった取組に対して点数化されて県から交付されるものが保険者努力支援分ということでございます。 なお、次ページの特定健康診査負担金分につきましては、特定健康診査の実績に応じて交付されるものでございまして、これは総額の3分の1が交付されるということでご理解いただければと思います。 以上です。 ○峯岸克明議長 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 再質問します。 軽減策については検討願いたいと思います。 それから、先ほどの保険給付費等交付金ですが、例えば、収納率何%であればどうなるとか、特定健康診査が何%以上受けていればと、ポイントというか、かなり細かいことがあるのかと考えているんですが、実際はどのくらいになりますか。 ○峯岸克明議長 町民課主幹。 ◎黒瀬秀明町民課主幹 それでは、お答え申し上げます。 収納率の向上につきましては、どのような取組をしているのかという点と、前年の収納率に対して今年度の収納率が上がったのか下がったのかによっても点数が変わってまいりますので、これは何%だから幾らという配分ではございませんので、その辺をご理解いただきたいと思います。 ○峯岸克明議長 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 再々質問します。 何かこの件に関しては少し曖昧だなというような気がするんですけれども、かなりいろいろなものがあると思うんです。当然、収納率が上がればいいし、先ほどの取組、健康診断のパーセント、それから重症化予防。当然、重症化になる前に医者にかかっているのであれば保険給付費も下がるかと思うんですが、その分について、健康診査をもっと進めるとか、あるいは重症化予防するための健康増進については、今後どのように取り組んでいくか伺います。 ○峯岸克明議長 町民課主幹。 ◎黒瀬秀明町民課主幹 それでは、お答え申し上げます。 生活習慣病の重症化予防の取組につきましては、昨年、今年度と継続で、健康診査はもちろんですが、ただいま庁舎1階のロビーを会場にして月1回取り組んでおります脳血管疾患予防事業というものがございます。こちらにつきましては、国保の被保険者に限らず、全ての町民の方に、庁舎においでいただいたときに気軽に健康チェックをしていただくというような趣旨で始めさせていただいたものでありまして、町民一人一人がこのような保健事業を通じて健康意識の醸成を図っていただけるようにというような願いから始めたものでございまして、国民健康保険の保険者としても、こういった保健事業を一人一人が取り組むことによって、中長期的に医療費の抑制がかなってくれればありがたいと思っているところでございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 なければ、質疑を終結いたします。 以上で、議案第9号 令和2年度寄居町国民健康保険特別会計予算の審議を終わります。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後4時45分 △再開 午後4時46分 ○峯岸克明議長 再開いたします。--------------------------------------- △議案第10号(令和2年度寄居町後期高齢者医療特別会計予算)の質疑 ○峯岸克明議長 日程第4、議案第10号 令和2年度寄居町後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 本案も本会議第1日目に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに審議に入ります。 本案も歳入歳出一括審議といたします。 質疑のある方は申出を願います。 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 15番、田母神です。 2点ほどお尋ねします。 議案第10号の審議用資料、令和2年度寄居町後期高齢者医療特別会計予算のところで、保険料の普通徴収と特別徴収、額とすると3億202万5,000円、これの割合がどんなふうになっているのか。 この資料によりますと、予算書の3ページには滞納繰越分135万円が含まれているわけなんですけれども、特別徴収の人は年金から引かれるんだと思うんです。保険料の普通徴収の人が滞納を余儀なくされるのではないかと思うのですが、その辺について説明をお願いします。 ○峯岸克明議長 町民課長。 ◎高橋文久町民課長 田母神議員の質問にお答えさせていただきます。 令和元年度におきまして、特別徴収の方が84.2%、普通徴収の方が15.8%になっております。議員がおっしゃるとおり、滞納の方は普通徴収の方になっております。 以上です。 ○峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 再質問させていただきます。 15.8%の普通徴収の方。年金があっても普通徴収にしている人もいるのではないかと思うんですが、年金がないという人もいるし、年金から徴収できない額があると思うんですが、その割合がどうなっているかお尋ねします。 ○峯岸克明議長 町民課長。 ◎高橋文久町民課長 割合は、申し訳ございませんがつかんでおりませんが、特別徴収の方は年金額が18万円以上の方となっておりますので、年金をもらっていない方から特別徴収ということはしておりません。 以上です。 ○峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 最後の質問になります。 退職すると、今まで国保で家族の世帯主が払っていたのが、75歳になると別々に一人一人が払わなければならないというこの制度。埼玉県でも70歳以上を医療費無料にしたこともありましたけれども、こういう新たな高齢者からもしっかり取るという国の制度の中で、かなり高齢者は大変な人が増えて、高齢者と若い家族で、自殺をしたり、亡くなるような状況も増えてきている中で、だんだん体力が衰えて医者にかかりたい、そういう状況の中で、後期高齢者については資格証明書がまだ出ていないと思うんですが、窓口負担が払えなくて行けないという方もいるように思われますので、その辺の実情の中で、町として、安心して高齢者が医者にかかれるような対策を考えられないかお伺いします。 ○峯岸克明議長 町民課長。 ◎高橋文久町民課長 令和元年度におきまして、後期高齢者の対象は約5,200人おります。その中で、均等割の軽減者というのが約3,700名となっております。所得が少ない人に対しては、そういう配慮をさせていただいているというご理解をお願いしたいと思います。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 なければ、質疑を終結いたします。 以上で議案第10号 令和2年度寄居町後期高齢者医療特別会計予算の審議を終わります。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後4時52分 △再開 午後4時54分 ○峯岸克明議長 再開いたします。 間もなく定刻の5時になりますが、本日の日程が全部終了するまで時間を延長したいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 ご異議なしと認めます。 よって、本日の日程が全部終了するまで時間延長をいたします。--------------------------------------- △議案第11号(令和2年度寄居町公設浄化槽事業特別会計予算)の質疑 ○峯岸克明議長 日程第5、議案第11号 令和2年度寄居町公設浄化槽事業特別会計予算を議題といたします。 本案も本会議第1日目に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに審議に入ります。 本案も歳入歳出一括審議といたします。 質疑のある方は申出を願います。 中嶋議員。 ◆5番(中嶋文雄議員) 5番、中嶋です。 所信表明の13ページ、予算書の3ページになるところでございますが、所信表明の中では公共下水道事業については地方公営企業会計に移行しているという部分をうたっておりますし、それを受けて、1ページの中ではそれぞれ歳入等が出ております。そこで、企業会計に移行した場合の例等があったら教えていただきたいというふうに思います。 ○峯岸克明議長 中嶋議員、公設浄化槽事業ですから、公共企業会計に移行ではなくて。 ◆5番(中嶋文雄議員) 失礼しました。 今年度からは移行しない。13ページにある内容は公共下水道事業を含めて公営企業会計に移行する内容ではないですか。 ○峯岸克明議長 移行したのは下水道と農業集落排水が公営企業会計に移行でありまして、浄化槽事業は公営企業会計に移行ではありませんので。 ◆5番(中嶋文雄議員) 分かりました。では、次の農集のほうで。 ○峯岸克明議長 公営企業会計の質問でしたら、そちらの下水道事業会計のほうで。 ほかに質疑はございませんか。 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 7番、大澤です。 1点お聞きします。 予算書の3ページの中に、国庫補助金が循環型社会形成推進交付金として1,481万4,000円あります。昨年から比べると120万円多くなっております。これは、公設の浄化槽を増やすことによって増えるのか、その点を伺います。 ○峯岸克明議長 生活環境エコタウン課長。 ◎酒井克樹生活環境エコタウン課長 それでは、大澤議員のご質問にお答えさせていただきます。 昨年度と比較いたしまして、国庫補助金につきまして120万円多いという内容でございますが、これにつきましては、今年度につきましては、単独槽から合併浄化槽へ換えるという転換の場合のみ、配管費として1基10万円の国庫補助がつくという形になりましたので、配管費12基分ということで、この中にプラスをさせていただいているものでございます。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 なければ、質疑を終結いたします。 以上で議案第11号 令和2年度寄居町公設浄化槽事業特別会計予算の審議を終わります。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後4時59分 △再開 午後5時00分 ○峯岸克明議長 再開いたします。---------------------------------------
    △議案第12号(令和2年度寄居町水道事業会計予算)の質疑 ○峯岸克明議長 日程第6、議案第12号 令和2年度寄居町水道事業会計予算を議題といたします。 本案も本会議第1日目に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに審議に入ります。 本案も歳入歳出一括審議といたします。 質疑のある方は申出を願います。 大澤議員。 ◆7番(大澤博議員) 予算書の17ページ、未収金というのが9,781万6,000円あるんですが、これはどのようなものなのか。 ○峯岸克明議長 上下水道課長。 ◎持田真利上下水道課長 それでは、大澤議員のご質問にお答えさせていただきます。 令和2年度貸借対照表に記載されております未収金ということについてお答えさせていただきます。 こちらの未収金は、流動資産に位置づけられているものの中の年度末現在の未収金ということになっております。こちらの大方の金額ですけれども、未収金というのが3月の調定の水道料金、こちらを4月に引き落としするということなので、ほとんどが年度の末日を未収の状態で持ち越すということで計上されている、そういうものでございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 15番、田母神です。 県水は今リッター幾らになっているのかが1点。 それと、収入と運用財産を見ると、今年度については4,209万7,000円のプラスになるのではないかと思うんですが、この間、大分新しく老朽管の水道工事が鉢形地区でも行われていますけれども、復旧率の見込みについてお願いします。 ○峯岸克明議長 上下水道課長。 ◎持田真利上下水道課長 それでは、田母神議員のご質問にお答えさせていただきます。 県水の料金でございますけれども、1立方メートル当たり61.78円ということで、こちらについては令和元年度と2年度は変わってございません。 それと、老朽管の事業の進捗のことでございますけれども、こちらにつきましては、石綿管の更新を進めておるところでございまして、その中で、令和2年度、鉢形地内、折原地内の2か所を工事の対象として進めまして、令和2年度の末で見積もりますと5万5,470メートル達成ということで、割合にいたしますと86.2%の更新の率ということで事業計画をさせていただいております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 再質問させていただきます。 県水が61.78円、当初から比べると大分安くなったというか、最初、新たに県水を受けるときには、南部の人と料金が同じではなかったという出発点があったわけですけれども、80円ぐらいから61.78円ということで、大分安くなってきているということが1つですが、そういう中で、利用する状況が、高齢世帯、単身世帯が増えると少なくなってきている状況にある中で、これを増やすには企業に使っていただくということが大きな課題だと思うんですが、その辺、これから桜沢などでも企業誘致をしているわけですけれども、働きかけについて1つ伺っておきます。 それと、鉢形、折原で86.2%という復旧になりますが、寄居町全体として、鉢形が一番最後ということではないと思うんですが、その辺の状況について再質問をお願いします。 ○峯岸克明議長 上下水道課長。 ◎持田真利上下水道課長 それでは、再質問にお答えいたします。 議員のご指摘のとおりで、昨今、こちらの議会の席でも申し上げてきた流れがあると思います。人口減少による水需要の低下ということで、収益が下り坂な面がございます。その中で、やはり、大手の企業の需要があるという中でやりくりをしていくという、本当にご指摘のとおりでございます。 それに対応するという方向では、やはり、おっしゃるとおりで、企業の誘致というのは非常に期待をしているところでございます。先ほどお話に挙がりました桜沢の団地についても、来年度、水道課のほうでも企業誘致部門と調整をとりながら、インフラの準備ということで着手のほうを始められるようにと準備をしております。そういった流れを踏まえまして、様々な企業誘致の展開を、一緒に調整をとりながら、ワンチームという言葉で、何とか事業を進めていければと考えております。 それと、石綿管の更新という面でございますけれども、当初、目標の延長が6万4,360メートルということになりますので、令和2年度の施工をした後の残の延長ですけれども、これを参考に申し上げますと、8,890メートルということで残っております。全体に事業を進める中で、最近は、線路を下越しするような工事箇所ですとか、ちょっと難易度が高い部分、調整事項がたくさんある部分というのが残っているというような傾向もありますけれども、それを含めましても、来年度、委託事業の中で鉄道を越すような部分の実施設計も含めて進めておると、そういった状況になっておりますので、ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 吉田議員。 ◆16番(吉田正美議員) 貸借対照表の23ページ、剰余金がございまして、剰余金の合計、これは累計6億3,000万円。そういう取り方でいいですか。 ○峯岸克明議長 上下水道課長。 ◎持田真利上下水道課長 23ページの剰余金でございます。こちらにつきましては、令和元年度、要は、令和2年3月31日現在の水道事業の総資産を示したものという形になります。こちらの剰余金6億3,000万円というのが、いわゆる企業の収益、上がりの部分という数字になります。累計でございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 なければ、質疑を終結いたします。 以上で、議案第12号 令和2年度寄居町水道事業会計予算の審議を終わります。--------------------------------------- △議案第13号(令和2年度寄居町下水道事業会計予算)の質疑 ○峯岸克明議長 日程第7、議案第13号 令和2年度寄居町下水道事業会計予算を議題といたします。 本案も本会議第1日目に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに審議に入ります。 本案も歳入歳出一括審議といたします。 質疑のある方は申出を願います。 中嶋議員。 ◆5番(中嶋文雄議員) 5番、中嶋です。 先ほどは失礼いたしました。 資料につきましては、所信表明の13ページ、予算書につきましては32ページの関係をお願いいたします。 32ページの上段に、令和2年度より地方公営企業会計基準を適用して財務諸表を作成するようなことになっておるところでございます。公営企業会計基準に基づいて作成した財務諸表等のメリットについてご説明願いたいと思います。 もう1点につきましては、3年ほどかけて移行準備を進めてきたというふうに理解しているのですが、その通算の中での移行に対する総費用等が分かりましたらお願いいたします。 ○峯岸克明議長 上下水道課長。 ◎持田真利上下水道課長 それでは、企業会計へ移行したことに対する、特に諸表を作ったことに対してのメリットということでご説明をさせていただきたいと思います。 公営企業会計の予算や決算に伴う諸表というと、一番代表的なものが財務3表と言われている損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書と言われております。今回は、移行初年度ということで、損益計算書はつけてございません。そのかわり、開始貸借対照表と年度末を想定した貸借対照表がついてございます。いずれにいたしましても、この諸表によって、自ら財務分析、企業運営の分析がしやすくなると、こういうふうに言われております。 例えば、損益計算書、こちらの性質を申し上げますと、一定期間においてどれほどの収益を上げて、どれぐらいの利益が上がっているか。その公営企業の事業活動本体での運営状況を示すものとなってまいります。 貸借対照表ですが、こちらにつきましては、ある時点という、通常年度末時点において数値をまとめておりますけれども、年度末現在での総資産を示すものでございまして、その中の資産を負債と資本に分けまして、それが均衡するような形になるんですけれども、どういった資産をこの企業が所有しているかといったこと、事業規模等を示すような書類となります。 また、キャッシュフロー計算書につきましては、予算、決算の諸表から、現実的に、発生主義に基づく予算、決算をしておりますので、現実的には現金の動きと一部合わないところがありますので、その現金残高と一致させるようなことを示す書類というようなことにもなっております。 また、キャッシュフローは大きく分けて3つの分類がされます。営業活動によるキャッシュフローというのが、その中心的な事業、公営企業の事業そのもので幾らの資金を生み出しているかといったものを示しております。投資活動によるキャッシュフローというのが、資産を獲得するために、いわゆる収益的な収支に基づくお金の流れを示しております。最後の財務活動によるキャッシュフローというのは、資金の借入れ等々を示すというようなもので整理されているというふうに言われております。 そういった財務諸表を使っていくこと、これを用いて財務分析をしていくということで、事業運営を見直しするツールになる、そういうことがメリットと思っております。 それと、もう1点、事業費についてですけれども、3年事業ということでさせていただいておりまして、この総事業費ですけれども、年度で申し上げます。平成29年度が788万4,000円、平成30年度が788万4,000円、そして、今年度2,668万8,000円ということになってございまして、合計で4,243万6,000円の委託の事業費となっております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 中嶋議員。 ◆5番(中嶋文雄議員) 公営企業会計の移行に対する狙い等、分かりました。 再質問させていただきたい点は、公営企業会計に移行して収益と費用等をはっきり見ることによって、損益計算書の中で適正な会計が進められているのかどうかを把握するんだというふうに伺ったところでございますが、そういう観点から見ていきますと、例えば、19ページにあります下水道使用料1億6,545万3,000円については、何立方単価で、高いとか安いとか適正という判断をこれからつけるために役立つと思うんですが、その辺の見方を教えていただきたいと思います。 ○峯岸克明議長 上下水道課長。 ◎持田真利上下水道課長 使用料についてのご質問かと思いますが、高いか安いかというところ、これは非常に難しい。いろいろ分析をしていく必要はあろうかと思いますが、一般的に言われますのが、下水道事業の場合、汚水の排除ということで、管渠を整備いたしまして、その管から汚水を受け取って、処理場で処理して公共水域へ放流するという流れになりますけれども、そのうちの維持管理に係る事業等、企業を維持する部分の事務費も含めて、また、その企業を運営するための諸施設を維持管理するものについては、少なくとも使用料で賄えるような体系を持っていないといけないだろうと言われております。 片や、設備投資ということで、資本的なものについては、これはどうしても、公共下水道の制度上、資本を構築するための予算、資本的収支、4条予算と言われるところは、収入が少なくなりますので補填せざるを得ないと言われております。 そういったことを含めまして、今回企業会計になりまして、予算が収益的収支予算、3条予算と資本的収支予算、4条予算と分かれましたので、その中で3条予算について着目しながら、使用料で賄っていけるか、そういうことを含めて分析を進めていって、見解を持っていきたいというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○峯岸克明議長 中嶋議員。 ◆5番(中嶋文雄議員) 再々質問をさせていただきます。 単純にお尋ね申し上げます。企業会計に移行することによって、使用料等の算出、安いか高いかというのが非常に判断しやすくなったというふうにとられるのかどうかお尋ねいたします。 ○峯岸克明議長 上下水道課長。 ◎持田真利上下水道課長 再々質問にお答えします。 こちらについては、旧来でも分析等はできましたが、やはり、企業会計にすることによって、より明確な形で判断がし得るというふうに捉えております。 以上です。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 田母神議員。 ◆15番(田母神節子議員) 15番、田母神です。 1点お尋ねします。 水道が企業会計で、今度下水道が企業会計ということで、出入りが見やすいということのメリットは分かりますけれども、ライフライン、生活に直結する水道、下水については、企業会計は、どちらかといえば独立採算制を使っているわけです。そうしますと、そこで赤字が出れば、もろに住民負担になるということが危惧されるわけで、ライフラインの場合には、それがないと生活できないということにつながりますので、その辺については、即ということではなくて、検討して、先ほど使用料の問題がありましたけれども、どこまで値上げできるかということは慎重にやっていただかなければと思いますが、その辺の見解を思います。 ○峯岸克明議長 上下水道課長。 ◎持田真利上下水道課長 田母神議員の質問にお答えさせていただきます。 それは、ご指摘、ご心配いただいているとおりかと思います。確かに、分析がしやすくなりますので、今後データを集めながら、料金体系についての検証はしていきたいというふうに考えております。 実際のところ、高いか安いかという話にもなってまいりますけれども、繰り返しになりますけれども、人口減少から水の需要が減ります。そうなってくると、今度は汚水の流量も減ってまいります。そういった中で、なかなか企業経営が厳しい局面というのはあると同時に、施設の老朽化は進んでおります。寄居町の場合は、まだ処理施設というのが公共下水はありませんから、管渠のみと。農集の場合については、処理場はありますけれども、まだ新しいほうだというふうに言われております。そうは言っても、維持管理面を見ると、だんだんくたびれてきた部品を換えるということで、コストもかかってまいります。そういうことも全部含めて、令和2年度になりますけれども、農業集落排水においては最適整備構想ということで、資産の分析調査をして、施設についての計画を立てている。公共下水についても、ストックマネジメント計画ということで、これも施設に関する計画を整理していくという考えでおります。それを踏まえて中長期的な財政を試算いたしまして、経営戦略という形に盛り込んでいこうというふうに考えています。その中で、適正な料金体系も含めて、きちんとした町の考えというものを整理していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 なければ、質疑を終結いたします。 以上で、議案第13号 令和2年度寄居町下水道事業会計予算の審議を終わります。 以上をもちまして、議案第8号 令和2年度寄居町一般会計予算から議案第13号 令和2年度寄居町下水道事業会計予算までの6議案の審議を終了いたします。 ここでお諮りいたします。議案第8号から議案第13号までの6議案の討論及び採決につきましては、3月25日の本会議で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○峯岸克明議長 ご異議なしと認めます。 よって、議案第8号から議案第13号までの6議案の討論及び採決につきましては、3月25日の本会議で行うことに決定いたしました。--------------------------------------- △次会日程の報告 ○峯岸克明議長 以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。 なお、次の本会議は3月25日午前9時から開かれますので、定刻までにご参集願います。 当日の議事日程は当日配付いたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○峯岸克明議長 それでは、これにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後5時24分 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    議長     峯岸克明    署名議員   田母神節子    署名議員   吉田正美    署名議員   権田孝史...