寄居町議会 2019-09-13
09月13日-05号
◎
穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 決算書118ページに2段書きであると思いますけれども、まず上段の町道A047号線、
寄居スマートIC整備工事とございます。こちらにつきましては
関越自動車道を挟みまして、下平橋がかかっていますけれども、それの東西、美里町側に向かうものと深谷市、旧川本町に向かう東西のアクセス道と俗に呼ばれていますけれども、こちらの工事を行ったものでございます。 内容といたしましては、道路案内の標識を6基、道路の反射鏡を1基、そして路面標示を2か所行ったというものでございます。 続きまして、町道1004号線、用土地内の
道路改築工事になりますけれども、こちらにつきましては美里町境の
寄居方面アクセス道路ということでございますけれども、こちらにつきまして、車道部の舗装は下地となる基層までの施工となりまして、今年度に仕上げの表層工を行うということで、美里町分の施工とあわせてやっているものでございますけれども、予定としますと、今年度中に全て終わるという状況でございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 大北議員。
◆3番(
大北久勝議員) 3番、大北久勝です。
交通安全対策事業について何点か、成果説明書だと84ページになりますかね。それで、決算のほうは120ページになります。何点かのうちの
カーブミラーと
グリーンベルトについて、お伺いします。 まず、
カーブミラーの設置は、設置から流れをちょっと教えてほしいのが1つ。設置は、地域の声が区長なり行政区に届いて設置をするかと思うんですけれども、その設置に至るまでの期間。 それともう一つ、13基設置したとなっているんですが、これは申請の件数当たり、今現在、この13基は何割ぐらいの設置になっているのかということが1つ。 それと
グリーンベルトなんですが、
グリーンベルトの中で、
ドットラインというのをちょっと教えてほしいのが1つ。
センターラインはわかるんですけれども、
ドットラインを正確に把握したい。 ここで言う
グリーンベルトは、通学路の整備なのか。それとも、通学路と並行しているんですけれども、生活道にも渡っての
グリーンベルトなのか。 それともう一点は、町の通学路は延べで何キロメートルぐらいあるのか。そのうちの安全対策としての
グリーンベルトが、達成率はどれぐらいになるのかということを何点かお願いします。 以上です。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 では、お答え申し上げます。 まず、ミラーの13基の設置についてですけれども、こちらにつきましては、地域のほうから要請を受けまして、
生活環境エコタウン課のほうで、設置の有無については判断をしていただきまして、その後、当課のほうで設置を行うというような内容でございます。 ですので、実際の何基のうちの13基という統計をとっていないので、ちょっとお答えできませんが、ご容赦いただきたいと思います。 続きまして、
ドットラインのことでよろしいんでしょうか。
ドットラインにつきまして、路面標示の
ドットライン、実際によく道路のカーブの付近であるとか、交差点の付近にたまに破線状のものが両脇に見えると思います。あれは、注意喚起のためにちょっと道路を狭く見せるという効果がございますので、減速を促すためのラインというふうにご理解をいただきたいと思います。
グリーンベルトについてですが、現在、寄居地区の寄居小学校区と桜沢小学校区、こちらは完了しております。 あと、男衾小学校区につきましてもおおむね完了しておりまして、主に
グリーンベルトを引くラインとしましては、各小学校区の通学路、こちらを主に施工させていただいております。 残りとしましては、今年度予定しております鉢形小学校区、それ以降予定しております用土、折原というような内容で進んでございます。 通学路の延長につきましては、ちょっと当課のほうでは把握しておりませんので、申しわけございません。 以上です。
○
峯岸克明議長 大北議員。
◆3番(
大北久勝議員)
カーブミラーについての再質問にさせていただきます。 設置に関しての基準というのはあるんでしょうか。なぜかと言いますと、うちの地区で、
カーブミラーをもう3年越しでなかなか設置していただけないという現実があります。 なぜかというと、過去において設置していたのが、腐食によって撤去された。それを再設置してほしいという旨でお願いしたんですけれども、なかなかできない。それの基準があれば、お教え願いたい。 以上です。
○
峯岸克明議長 暫時休憩いたします。
△休憩 午前9時13分
△再開 午前9時13分
○
峯岸克明議長 再開いたします。 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 お答えを申し上げます。
カーブミラーの設置の判定につきましては、
生活環境エコタウン課のほうで判断してございますので、私のほうではちょっとお答えできませんので、申しわけございません。 以上です。
○
峯岸克明議長 大北議員。
◆3番(
大北久勝議員)
グリーンベルトについても、基準があるのかどうかも含めてお聞きをしたいんですが。 以上です。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 お答えを申し上げます。
グリーンベルトにつきましては、特に基準というものは設けられてはございませんが、視線誘導と申しましょうか、運転手の方に、ここには子どもが歩くんだなというような注意喚起という意味を含めて、引かせてもらっているというものでございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 稲山議員。
◆13番(
稲山良文議員) 13番、稲山でございます。 成果説明書の86ページ、それから決算書の118ページですね。 決算書のほうで読み上げますと、工事請負費、町道9186号線、末野3区地内の
道路改良工事ということで、540万円ほど上がっているわけですが、これの事業内容並びに進捗状況。 それから、町道118号線、
小園中央道路の改築工事ということで、356万円上がっています。この事業内容並びに進捗状況。 それともう一点は、市街地の寄居駅南口の事業なんですが、成果説明書の86ページ、寄居駅
周辺街路整備事業委託料の業務内容と進捗状況、寄居駅
周辺街路整備物件補償料2件ということなんですけれども、この内容並びに進捗状況をお尋ねいたします。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 まず、町道9186号線、末野3区、こちらにつきましては排水溝ということで、比較的大きな水路になりますけれども、こちらの設置を行いました。延長としましては43メートル。それと、通常の側溝もあわせて設置をしまして、これは16メートルということで進めさせていただいております。 舗装工につきましては、今年度仕上げで行いたいと。幾らか国道の部分、140号までちょっとすき間はあきますが、拡張計画を県のほうで持っておりますので、その手前までやりたいというふうに考えております。 続きまして、町道118号線、俗に小園中央道と呼んでおりますけれども、こちらにつきましては、盛り土の準備を現在進めておりまして、30年度におきましては、そのための仮囲いと仮の排水と、それと立ち木の伐採というものにつきまして、延長としましては35メートルほど行ったという内容でおります。 以上です。
○
峯岸克明議長 都市計画課長。
◎
町田太平都市計画課長 稲山議員の質問に対してお答え申し上げます。 まず、寄居駅
周辺街路整備事業委託料、こちらの事業費5,094万7,000円の内訳でございますけれども、平成30年度におきましては、街路整備の詳細設計。内訳としましては、駅前広場、中央通り線旧
役場跡地電線共同溝等の詳細設計を行いまして、また、測量ですとか
物件調査業務委託等で、全部で11件の業務委託を行いました。 設計業務におきましては、
電力通信事業者等の調整、沿線の状況等に基づき、工事に必要な設計構造を経済かつ合理的に設計を行い、工事発注に必要な図面・報告書等の作成を行っておりますが、関係機関との調整に時間を要しておりまして、翌年度への繰り越しとなってございます。 続きまして、寄居駅
周辺街路整備事業の物件補償の2件でございますけれども、こちらにつきましては、中央通り線の物件補償等ということで2件でございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 稲山議員。
◆13番(
稲山良文議員) 稲山です。 末野3区の改良事業につきましてはわかりました。 それから、
通称小園中央線なんですけれども、長い間、あそこで工事が中断していたと。物件移動にかかわる問題が長引いてきて、現在に至っていると思うんですけれども、町の執行としましても努力を重ねた結果、地権者の同意が得られたということで、一歩前進してきたということで、行政の努力に感謝申し上げるような次第ございます。 一応、順調にこれから推移していくものと考えられますので、その辺のお考えがあったら伺いたい。 それから、駅前広場の工事なんですけれども、50年来、なかなか手が出なかったけれども、内閣府の申請等によりまして、非常に目に見えて、工事が進んでいるんだなという感じを受けております。これも大変、地権者の問題等でご苦労を願っている状況も感じられます。町の努力もあり、地権者の理解も得られ、中央通り線が近い将来完成していくという運びが見えてきました。 物件あるいは移転、補償というもので、大きな課題もこれからも残っていると思われますけれども、これから飛躍に当たりまして、住民のご理解が得られるように、なお丁寧なる事業を竣工を考えていますけれども、町の考えをお聞きしたいということで、よろしくお願いします。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 それでは、お答え申し上げます。 町道118号線、小園中央道につきましてですけれども、現在、地権者の方の移転がおくれているということで、先般、議会のほうでも繰り越しをご承認いただいたものでございますけれども、地権者との交渉担当のほうでも、逐一まめに通っておりまして進めてございますので、その移転が終わり次第、早期に事業が再開できるよう努めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○
峯岸克明議長 都市計画課長。
◎
町田太平都市計画課長 稲山議員の再質問に対して、お答え申し上げます。 住民への丁寧なご説明ということでよろしいでしょうか。 現在、寄居駅
周辺街路整備事業につきましては、稲山議員のお話のとおり、地権者の協力があって、事業のほうを進めてございます。 今後の予定でございますけれども、今後、来年度工事に入るに当たりましては、また地元の方を集めまして
住民説明会等を行いながら、地元のご理解を得ながら、事業のほうを進めてまいりたいと思っております。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 津久井議員。
◆8番(
津久井康雄議員) 8番、津久井です。 2点お伺いします。成果説明書の84ページ、用地購入費及び物件補償料の中で、表の中に電気・電話柱移転、全域で3件で391万1,000円とありますけれども、私の知っているところによりますと、電柱と電話の柱の移転というと、民間の開発なんかでかかると、電力会社と電話会社で移転は時間がかかるけれども、向こうでやってくれるというような考えがあるんですけれども。これは3件で390万円ということは1件当たり130万円、単純に割るとそのぐらいかかっているんですけれども。これはどういう経過になっているのか、お聞きしたい。 もう一件は、成果説明書の85ページ、橋梁維持費というので、老朽化が進む道路構造物(橋梁等)の道路ストック総点検は国を挙げて取り組みを進めており、30年度の業務完了をもって1巡目の全橋点検が終了したとあって、これで寄居町の町道の橋の点検は終わったということだと思うんですけれども。 これ、定期点検業務ということで、全23橋ありまして、2,536万2,000円ですか。単純に1か所当たり100万円ちょっとのお金がかかっていると思うんですけれども。 これで、その上に
橋梁修繕設計業務ということで、もうここで設計料が出ているんですけれども、これは点検をして何か補修の必要があるということで、これで設計が入ったのかどうか。これで点検をして、その結果がどうだったかをお聞きしたい。 この2点、お願いします。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 まず、電柱支障移転の件でございます。対象工事としましては3本の工事が対象となってございまして、町道4839号線の塚田と、町道1041号線の用土7区、そして最後に
スマートインター関係ということでなってございまして、実際の内訳と申し上げますと、電柱12本が対象となっております。 中身は、東京電力の電柱とNTTの電柱ということでなっておりまして、それぞれの工事ごとの内訳の移転補償費ですけれども、塚田の町道4389号線につきましては161万8,534円。続きまして、2番目の町道1041号線、用土7区なんですが、こちらが46万3,168円です。最後の町道1004号線の
スマートインター関連ですけれども、こちらが182万9,105円というような状況となってございます。 続きまして、橋梁の点検の関係なんですけれども、1か所当たり幾らということで流すと大分上がってしまうんですけれども、実を申し上げますと、この中に
NEXCO東日本に委託しました橋梁が、
関越自動車道を渡っている跨道橋、エリアとしますと用土の5か所ございます。その5か所につきましてNEXCOに委託しますので、かなり高速道路が車線規制をかけたり、その車線の真上でしか点検できないものですから、かなり安全管理でありますとか、その辺の手間等々かかるということで、かなり金額がしょっているという部分があろうかなというふうに感じております。 あと、診断の結果なんですけれども、橋梁の診断の結果につきましては、4段階に分けて判断をしてございます。第1段階が、機能に支障が生じていないと、全く問題ないという判断レベルです。 続きまして、第2段階につきましては、機能に支障は生じていないんだけれども、予防保全の観点から措置を講ずるのが望ましいですよ。いずれにしても、特に問題ないという判定となってございます。 続きまして、第3段階なんですけれども、こちらから機能に支障が生じる可能性がありまして、早期に措置を講ずべき状態であるということです。 そして、最後に第4段階としまして、機能に支障が生じておりまして、または生じる可能性が著しく高いということで、緊急に措置を講ずるべきというような段階分けとなってございます。 今回、平成30年度に橋梁の点検を実施した結果でございますけれども、この中で言いますと、措置が必要とされる第3段階、こちらが5か所ございました。場所を申し上げますと、桜沢駅の歩道橋となります。こちらにつきましては、既に都市計画課のほうで平成30年から補修のほうをとり行っております。 続きまして、円良田湖の観光協会の事務所の手前にあります園庭のところの橋、それと旧国道140号、末野ですけれども、金場橋というところですけれども、こちらが国道140号の改良のときに、残地となったような感じの部分があろうかと思います。そこの部分の橋ということで、利用者が1件のみなんですけれども。 続いて4件目が、今市の農集の
クリーンセンターの近くに神社があるんですけれども、そこの前の市野川を渡る橋であると。 最後に、風布内の姥宮神社、日本の里の少し下流側になるんですけれども、そちらの橋が3段階ということで、特に緊急性を要する4段階目の判定はございませんでした。 あと、設計につきましてですけれども、過去に平成27年に点検を行った際に、やはり第3段階、早急に対応したほうがいいですよという判定が出たものについての補修の実施設計を行ったものでございます。実際につきましては、来年度補修の工事を行いたいというふうに考えてございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 津久井議員。
◆8番(
津久井康雄議員) じゃ、再質問をします。 電気と電話柱の移転の件なんですけれども、私、民間の開発だと、電力と電話会社が無償でやってくれるようなことなんですけれども、それはどうなっているかということがお答えになかったんですけれども、それをもう一回お聞きします。 それと、橋梁の件なんですけれども、今5か所が危険の範囲に入っているというお答えがあったんですけれども、それの措置はやっているのかどうか、その点をお伺いいたします。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 電柱の移設につきましては、民地から民地への移設ということであれば、町は当然費用がかかってこないものですけれども、事業主体が町ということになりますので、町での負担というような形になってきます。 続きまして、橋梁のほうなんですけれども、第3段階、措置的早期措置段階ということではありますけれども、おおむねそういう結果が出たからといって、すぐできるものでもございませんし、その時間的猶予も見ての結果ということになりますので、おおむね5年を目安に修繕を行うということになってございますので、先ほど申し上げました実施設計をした上坂東橋ですか、そちらにつきましても点検後の5年以内ぐらいに修繕を行うというような対応になってございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 津久井議員。
◆8番(
津久井康雄議員) 再々質問をしたいと思います。 先ほど電気と電話の柱の件なんですけれども、官地から官地ということで、道路にあった電柱と電話をまた道路に移すということで、これは事業主体が町なので負担を払うんだというようなことでお聞きしたんですけれども。 それが、全部の自治体でやっているのかどうか。自治体によっては多分、電話とか電話会社でやっているところあるんですけれども、それはどうなのか。そこら辺をよくやって、無駄な金は出さないほうがいいと思いますので、調べていただきたいと思います。そこをもう一回調べていただきたいと。 それと橋梁なんですけれども、これはもう随分時間--時間というか、年数がたっているところですぐ危険だといって、もしもう危険がわかっていて何かの災害、水が今、大変集中豪雨なんかありまして流されたとか、それで生活に困るということで、早急にやるところもあるんじゃないかと思うので、随時点検して、大雨が降ったときなんかはやっているのかどうか、そこら辺をもう一回お聞きしたいと思います。
○
峯岸克明議長 建設課主幹。
◎嶋田達也建設課主幹 再々質問のほうへお答えさせていただきます。 電柱の件ですが、道路の拡幅工事に伴って移設を実施しております。電柱が建っている場所がもともと民地でしたので、それをまた民地に動かす場合、町が事業主体になりますので、その場合は移転料は100%町が負担となります。 先ほど官地から官地、例えば工事で影響のあるとき、官地から官地へ動かす場合は、町の負担はなく、占用者の負担でやりますので0%になります。これは県の基準等でも決まっていますので、全県同じとなっております。 以上です。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 先ほどの橋梁の関係の再々質問にお答えいたします。 確かに判定としまして、何らかの問題が出ているということでございますので、正式な修繕等を行うまで何もしないのかということではなくて、建設課のほうでも順次行っている道路パトロール、そういった際に目視のほうの確認をさせていただいております。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 大澤議員。
◆7番(大澤博議員) 7番、大澤です。 2点ばかり伺います。 成果説明書85から86ページの愛のりタクシー利用状況、前年度に比べて4.6ポイント上昇して、利用者数も137人増加した。非常に高齢化が進んでいいことかと思いますが、この86ページの表を見ますと、乗り合い率も上昇しています。 よくこの愛のりタクシーは、施設に行くときは予約はできるんですが、例えば買い物して帰り、当日予約という形になるんですかね、なかなか予約できないよという声も聞いております。 そういう声がありまして、その利用者について利用状況等の調査は行ったのか、その辺について伺います。 それと2点目が、その下にありますイの定住促進補助事業。30年度は29年度に比べて23件、予算も倍というか、交付額も倍になってきていると思います。 これは何人ぐらい、この23件で移転されたか。それと、どこの地区で移転されたかですね。例えば市街地だか、男衾とか、その点をよろしく。 以上、2点お願いします。
○
峯岸克明議長 都市計画課長。
◎
町田太平都市計画課長 それでは、大澤議員の質問に対してお答え申し上げます。 まず、1点目のデマンドの愛のりタクシーでございますけれども、施設を利用された方が帰りには当日予約ができないというお話でございますけれども、現在、当日予約不能者ということで調べてございまして、それがおおむね1日当たり2件ということになってございます。こちらにつきましては広報等でもお知らせしておりまして、予約不能者に対しましては減少しているということで理解をしております。 続きまして、2点目の定住促進でございます。こちら23件、30年度につきましては実績がございました。 こちら地区の内訳ということでございますけれども、寄居が5件、鉢形が6件、赤浜が4件、富田が3件、桜沢が3件、用土が2件、合計23件となってございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 大澤議員。
◆7番(大澤博議員) 再質問します。 今、当日予約は1日平均当たり、予約できない率というんですか、2件当たりなんですが、これは予約連絡して、いっぱいですからきょうはできませんよというカウントの仕方なのか。どこを基準にまず判断したか、それを伺います。 それと、先ほど23件の地区別にわかりましたけれども、この23件、転入してきた人数、例えば1世帯当たり最低2人はいるかと思うんですけれども、何人ぐらいになるか。 以上、2点伺います。
○
峯岸克明議長 都市計画課長。
◎
町田太平都市計画課長 大澤議員の再質問に対してお答え申し上げます。 先ほど申しました予約不能者2件という基準でございますけれども、こちらにつきましては当日予約ということで、どうしてもその予約がかぶってしまっているということで、当日ご利用いただけないという状況の方になってございます。 2点目の定住促進事業での23件の人数ということでございますけれども、転入者の合計としましては75名となってございます。そのうち18歳以下でございますけれども、そちらが29名となってございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 大澤議員。
◆7番(大澤博議員) それでは再々質問します。 愛のりタクシー、先ほど予約できない状況。1番目の質問にあったんですが、利用者のアンケートというか、利用者に対する調査はどのように考えているか、伺います。
○
峯岸克明議長 都市計画課長。
◎
町田太平都市計画課長 大澤議員の再々質問に対してお答え申し上げます。 利用者に対するアンケートということでございますけれども、こちらにつきましては、運行しておりますタクシー事業者3社ございますけれども、そちらの業者のほうと連絡を取り合いながら、簡単なアンケート等もやってございますので、そちらの業者のほうと協力しながら、町民の声を聞いているということでご理解いただければと思います。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 吉澤議員。
◆6番(吉澤康広議員) 6番、吉澤です。 成果説明書の82ページから、道路新設改良費というふうな項目でありますが、これ全体でのことなんですが、大きな事業をするときには説明会なり何なりを開いて、道路が、橋がこう変わるとかというふうなことがあるとは思うんですが。そういうのに比べて小さな側溝整備とか、金額的に小さいもの等の工事がいろいろあると思います。 そのときに、予算がついて、いざ工事にかかるというときに、我々議員等にはその地区、地元の地区のこういう工事が始まりますという通知をもらいます。実際に、その地元の自治会、区長なり何なりに、何年か前に要望なり陳情していたものが実現というか、なるといったときに、仕事始まりますよ、業者が挨拶に行くとかはあると思うんですが。 その前に、工事かかる前に細かい説明、例えば、陳情・要望どおりに側溝を入れて、ふたもかかるようにしてくれとかというのが出ていたときに、いざ工事したときには、ふたがかかるまでは予算がつかなかったと、だからできなかったという形で、結果的にでき上がったときに、はい、これで完了ですとなったときに、要望したこととそこまではいかなかったのかというのが結果で見て、工事中でもわかるかもしれませんが、そういうふうなことを聞くんですよね。 だから、始まる前に、本当に細かい説明は要らないですけれども、こういう要望が出ていますが、ここまで広がって、ここにこういうものが入るとかというふうなことを、地元の区長なり、全員集めて説明会するというふうなことでもないと思うんですが、小さな工事のときにも、そういうふうなことは今までやってきているのかどうか、その辺をお伺いします。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 お答えを申し上げます。 実際、地元への説明につきましては、皆さんの用地の協力をいただくような拡幅工事、そういった場合につきましては、平面測量から順次皆さんのほうにご説明のほうを申し上げておるんですけれども、実際、道路の拡幅が必要ない場合につきましては、全体なり区長さんの説明というのは実際できておりません。 ただ、地権者、すぐ隣接する方への説明は、どうしても境界の関係とかもございますので、その辺は確認をさせていただいているというような現状でございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 吉澤議員。
◆6番(吉澤康広議員) 再質問という形ですが、これどうしてこういう質問をしたかというと、工事にかかるときに、ある区長から聞いたんですけれども、始まるよと言われたときに、地域の住民に、区長どういうふうになるのと聞かれると。いや、要望したとおりになるんじゃないのかとか、今までお願いしていたことができるんじゃないかというふうな、確かなことが言えないというようなことを聞いたことがありますので、区長ぐらいには、いろいろ仕事があって大変でしょうが、始まる前にこういうふうな形でと簡易的なことをわかっていただくようなことをしたほうが、地域住民にとってもわかりやすいことになるかと思いますが、その辺は今後どうお考えでしょうか。 大きな工事は、説明会とか、拡幅するときは用地買収とかのことがあるから、いろいろ皆さんも知っていると思うんですが、小さなと言ったら変ですが、そういうふうなときにそういうふうなことは考えられないのか。今後、どうお考えでしょうか。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 それでは、再質問にお答えします。 基本的には、地元からいただいた陳情書のとおりの事業を目指しているところでございますけれども、何分大分時間がたっているものが非常に多いものでございますので、実際発注のほうが決まった段階で調整をとって、区長なりに説明を行っていきたいというふうに思っております。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 15番、田母神です。 2点ほど質問します。 成果説明書の84ページ、交通安全ということで、これエコタウンとの関係がある、環境との関係があると思うんですけれども。 道路整備ということでは、通学する子どもたちの道路に歩道が整備されていない道路、白線が引いてあって、子どもたちに白線の内側を歩くようになんて指導しているわけですけれども。そこのところに伐採した樹木や、伐採しないまでも、樹木が生い茂っていて、ご近所の方が、持ち主わかる人にはお願いしたりしていますけれども。 町から言っていただかないとなかなかというふうな声がある中で、巡回パトロールもしていらっしゃると思いますので、そういう町内からの苦情や申請というか、指導のお願いの声に対して、町で指導した場合の解決状況がどのくらいの状況なのか、お尋ねします。 それと、先ほどの定住促進補助事業ですが、40歳未満の若い方に、新築住宅を買っていただいた人たちに補助金を出すということで、23件買っていただいて、人数としては75名が住んでいただいて、18歳以下が29名ということでは、人口が少なくなる状況の中では、町を活性化するということでは大きな成果があったんじゃないかと思うんですけれども。 これは、平成29年が11件で、30年が23件ということで、目標が何件ぐらいだったのか。目標に対して達成率がどうだったのか。目標を特別持たずにやるということはないと思うんですが、その辺について2点お尋ねします。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 それでは、お答え申し上げます。 通学路など町道に出てしまっている木の枝等、そういったことでもちろん我々もパトロールして、気づいたところは、そこは直営で伐採等を行っておるんですけれども、その他、地元の方でありますとか、道路委員さんから通報を受けて行ったと。これは委託分のみの数字になるんですけれども、そういった件数的に申し上げますと、30年度につきましては8件の植栽管理委託というもので出してございます。 地区別に申し上げますと、市街地が1件、鉢形が5件、男衾が2件という内容でございました。 特に、この前の台風のような後、いろいろなところから木が出てきてしまうんですけれども、そういったものを台風の通過後に職員が直営で各種パトロールを行うんですけれども、通行に支障が出るというようなところは、もう既に全部うちのほうで切ってしまってはいるんですけれども、そうでいない場合につきましては、その樹木の所有者の方にお話をして、対応いただくような格好になってございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 都市計画課長。
◎
町田太平都市計画課長 田母神議員の質問に対してお答え申し上げます。 定住促進補助事業の目標ということでございますけれども、当初20件の目標で考えてございました。そのうち23件ということで、目標の達成率としては115%ということで、目標を上回った結果になったということでございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 再質問させていただきます。 交通の邪魔になっている樹木に対して、町で切ってくれることもあったようですが、地主がわからないところがあるんですね。それと、一度大がかりにやってもらった後、1年たったらまた同じようになったという状況のところがあって、なかなかお願いしてもらちが明かないというような状況がある場合は、町のほうで少し強力な指導がしてもらえるのかどうか。 以上、再質問をお願いします。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 それでは、再質問にお答えします。 町のほうでは、道路に支障がある場合についてはやむを得ず、その地権者の方に了解を得ずに切ってしまうということもやっているんですけれども、やはり原則としては、所有権ございますので、その持ち主の方にやはり切っていただくのが原則だと思います。 そして、その生えている場所によって、空き家であるのか、農地であるのか等々によっても、またアクセスする部署も変わってございますので、建設課の関係でございますれば、当然地主がわかれば要請をかけているところでございますけれども。 いろいろな状況がございますので、まずは支障のあるところは伐採等を行わせてもらってということで、あとは各課の対応になってしまうかと思うんですけれども、できる範囲でということになってしまいます。ご了承願いたいと思います。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 吉田議員。
◆16番(吉田正美議員) 16番、吉田です。 決算書の124ページの都市計画費の街路整備事業、13委託料、最下段の男衾地区住宅市街地整備計画検討80万7,840円。この事業をしましたけれども、この内容について伺います。
○
峯岸克明議長 都市計画課長。
◎
町田太平都市計画課長 吉田議員の質問に対してお答えいたします。 男衾地区新市街地整備計画検討業務委託でございますけれども、こちらの業務内容ですが、新市街地に計画される1.6ヘクタール、そちらのフレームの見直しを行っております。 具体的には、よりよい町並み、よりよい区画になるよう、区画道路や公園の配置の検討を行ったものでございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 吉田議員。
◆16番(吉田正美議員) 再質問します。 区画の見直しとフレーム、区画ですね、分譲をやったようでございますけれども、ここ数年、遅々としてこの事業が進まない、動かないんですよね。大分、仮の地主の整理組合まで組織してあるんですけれども、大変地主も心配しております。 この前の経過から言いますと、住宅を求める人の考えている価格と、こちらの町の分譲価格に隔たりがあるということが問題と聞いておるんですけれども、その辺の問題を解消してもらって動かしてもらいたいんですね。いかがでしょうか。
○
峯岸克明議長 都市計画課長。
◎
町田太平都市計画課長 吉田議員の再質問に対してお答え申し上げます。 30年度、事業が進んでいないということでございますけれども、30年度につきましては、東口の駅前広場ですけれども、そちらの供用をさせることがまず先であるというふうに考えておりまして、協力が得られていない地権者、そちらの交渉を第一優先ということで進めてきてございました。 次に、吉田議員のお話にありましたけれども、なかなかその価格で折り合わないということで、現在、事業としては動いていないというところもございますけれども、今後、今までの経緯を踏まえまして、最善の方法で進めていければというふうに考えてございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 吉田議員。
◆16番(吉田正美議員) 再々質問いたします。 男衾駅の東口の駅前広場、これが未完成ですので、地主の承諾を得るような仕事を重点的にやってきたということなんですけれども、これも大事なことだと思います。ぜひとも問題をよく整理してもらって、知恵を出してもらって、ぜひとも前に進めていただきたいと思います。 そして、さっき言いましたように、男衾駅の周辺地域というのは、本丸が駅なんですけれども、これが未完成の部分が、いい方向に動いているということなので、全体的な環境整備が整ってきているので、非常に明るい兆しが見えてきたなと私は受けとめているんですけれども。 ぜひとも本気になって、そちらも大事ですけれども、こちらも町が計画をしたことなので、ぜひともこれを動かしてもらって、早く地主にいい報告ができるようにお願いしたいと思います。いかがでしょうか。
○
峯岸克明議長 都市計画課長。
◎
町田太平都市計画課長 吉田議員の再々質問に対してお答え申し上げます。 先ほど議員のほうからもございましたけれども、町といたしましても、こちら男衾地区の新市街地につきましては重要な事業だというふうに認識してございます。先ほどの繰り返しになってしまいますけれども、最善の方法で進めていければというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 中嶋議員。
◆5番(中嶋文雄議員) 5番、中嶋です。 決算書の118ページでございますが、事故繰り越し、公有財産購入費と補償費にそれぞれ計上されております。先ほど、これについては移転等がおくれているんだよというようなお話がありましたが、再度、この2つの項目についての原因と、できれば場所の関係も確認させてもらいたいと思います。よろしくお願いします。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 町道118号線の小園中央道についての繰り越しということでございますけれども、もともとは29年度事業ということでスタートしてございます。それで家屋等の移転ができないと終わらないということで繰り越しを行いまして、さらに、まだどうしてもできないんだということで、また再繰り越しと言いましょうか、事故繰り越しということでご承認をいただいておるところでございます。 現地のほうを確認しておりますが、もう既に移転先の地鎮祭まで終了してございますので、あとは新しい住宅のすぐ脇なものですから、そこの住宅ができるようになれば移転のほうも進むのかなというふうなことで考えてございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 保泉議員。
◆2番(保泉周平議員) 2番、保泉です。 成果説明書85ページの河川総務費、こちらの中堀川水路改修事業についての内容をお伺いします。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 お答え申し上げます。 用土地内の
スマートインターチェンジの付近の中堀川の改修ということなんですけれども、大雨が来ますとあふれてしまって被害が大きいということで、大分地元からの要望を受けていた部分でございます。 今回ここに上げてございますのは、その水路を大きく広げるということで事業を進めるわけですけれども、そこに必要な用地の購入費ということになってございます。 内容につきましては、6名の地権者がおりまして、面積は2,005.83平方メートルというような内容となってございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 保泉議員。
◆2番(保泉周平議員) 再質問させていただきます。 面積は今伺いましたけれども、これ美里町とかかっているというふうな話で、ねじれ的にその面積が入っているのか。美里町と寄居町分との大体比率的にどのぐらいの形で工事をやるのか。それと、長さがどのくらいの長さになるのか。その点についてお伺いします。
○
峯岸克明議長 建設課長。
◎
穴田清二建設課長 再質問にお答えいたします。 美里と寄居との混在があるのかという部分でございますけれども、完全に切れておりまして、美里の分はもう既に改修が終わっております。中堀川の寄居施工区分の一番最下流の部分、美里との境ですね。美里が改良を行ったすぐきわのところにボックスカルバートをまず今年度設けて、そこから上流に向かって施工していくというような形になろうかと思います。 延長につきましては約400メートルで、400メートルが総延長となりまして、うち寄居町が360メートルで、美里が40メートルというような内容になってございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 なければ、第7款土木費の質疑を終了いたします。 ここで休憩したいと思います。 再開は午前10時20分といたします。 休憩します。
△休憩 午前10時05分
△再開 午前10時20分
○
峯岸克明議長 再開いたします。 次に、第8款消防費について質疑のある方は申し出を願います。 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 15番、田母神です。 3点ほど質問させていただきます。 成果説明書の88ページ、常備消防、救急隊出動の状況。 全体的には、3件ほど少なくなっているようですけれども、急病35件、一般負傷が21件とふえているわけですが、この急病の中で、年齢と病名がわかったらお願いします。 それと、減少しているのが交通事故35件、かなり減っていると思うんですが、この要因は何だと考えているか、お尋ねします。 (2)の非常備消防で、消防団の運営事業の中で、団長、副団長、分団長、副分団長、班長、団員というふうな構成なんですが、人数が団長が191人、副団長が146、分団長が116、副分団長は96、班長が67で団員が62という状況なんですが、一つの地域の消防団はどんな構成になっているのだか、これだとちょっと組織の構成人員というか構成がどんな状況なのかがつかみ切れないんですが、説明をお願いいたします。 3点目は、災害対策ですが、ここのところ台風による災害、寄居町ではほとんど自然災害は少ない状況にありますが、だからといっていつ起きるかわからない状況の中で、各地域に自主防災が組織、ほとんど100%近くされているわけなんですが、その中で特に高齢者、障害者、単身の高齢者や高齢者夫婦だったりする人たちの安否確認を誰がするのかというところまで、地域のコミュニティーの中で把握していないと、いざというときに大変だと言われているわけなんですけれども、自主防災組織の中で、その辺を組織しようというふうな話が出されているか。ぜひこの辺は指導していただきたいなと思いますが。 以上、町の考えを伺います。 何だ、人数じゃないのか、間違っちゃった、ごめんなさい。そうか、そうか、これじゃちょっと、失礼しました。本当だ。
○
峯岸克明議長 自治防災課長。
◎太田和宏自治防災課長 田母神議員の1点目の質問にお答えいたします。 こちらの救急の数値につきましては、深谷市消防本部から提供いただいておる数字ではございますが、その細かい年齢ですとかそういう情報までは教えていただいていないので、ちょっと把握してございません。 2点目の関係です。これは、報償金の金額の関係でございます。現在、30年度は154名ございまして、7分団までございまして、通常、一つの分団が10名で、5分団のみが1部、2部ございまして53名という体制の中で、それぞれ分団長、副分団長、班長2名という体制でやっております。 3番目なんですが、こちらは災害時の要配慮者ということで、各地区、自主防災組織には、健康福祉課から情報をいただいてその名簿を渡しているところです。その活用については、当然、いざ災害のときに共助ということで、あそこのおばあちゃん、見えないよとか、おじいちゃん、どうしたのかなということで、安否確認のためにお配りしているというご説明をしながらお配りしているところですが、自主防災組織の訓練のほうがAEDの訓練ですとか初期消火の訓練ということで、まだ要支援者の、要配慮者の関係で、どう見て回ろうかという訓練まではいっていないということを認識しております。 議員さんおっしゃるように、そういうことが必要になってきますので、そういうことも少しずつ啓発してまいりたいと考えております。 以上です。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 最初に、(2)の非常備消防のところで私が勘違いしていたことをおわびします。すみません。よく見たら、円だったので、人じゃなくて。ごめんなさい。失礼しました。 (1)の常備消防で、救急車が出動する。全国でこの状況の中で救急車をタクシーがわりに使うような、軽い病気でも使うというふうな批判が出ていたりする中で、寄居町で救急車を頼むというのは、本当にみんな大変な状況の中で頼んでいると思うんですけれども、どういう状況のときに救急車を呼んでいるのかというのをやっぱり町が把握して、日ごろからそういうことを注意していく。健康長寿の町ということでもありますので、その辺のところをぜひ、消防本部のほうに聞けばわかると思いますので把握しておいて、各地域にもその辺のところを徹底するような方向で。 3回、救急車の出動は減っているということの中で、病気のほうがふえているわけなので、病気で救急車にかからなくても済むような日常生活ができるような方法を考えるということも大事だと思いますが、その辺、本部から細かいことを聞くのは大変なのか。教えてくれないのか。その辺についてはどうでしょうか。1点お尋ねします。
○
峯岸克明議長 自治防災課長。
◎太田和宏自治防災課長 それでは、田母神議員の再質問にお答えします。 救急の種類とかそういうのはお聞きしているわけなんですけれども、急病の数だとか一般負傷、また定員搬送が幾つとか交通事故が幾つとか、そういう数までは聞いているんですが、最近は熱中症の方が多いという話等は伺っていますが、その病名がどういうものかということまでは聞いていない状況です。 また、それがこちらで必要であるということであればまた確認もしたいと思うんですが、直接内容につきまして、今のところ業務上必要ないということで確認していない状況でございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 再々質問させていただきます。 病名について聞いたら、はっきり聞いていないということで、どういう病気が多いとか、熱中症が何人いたとか、そういうふうな回答がなかったので、病名について把握をしていただきたいとお願いしたわけなんですが。 細かいどうこうというよりも、心臓病だったりとか、頭痛だったりとか、胃の関係だとか、熱中症だとかという大まかな病気というのは、搬送するときにどんな病気で行ったというのは報告があると思うんですけれども。 ただ病気で行ったという状況だけだったのか、その辺のところをはっきりしていただいたらどうかというふうにお話ししたんですが、それが回答がちょっとはっきりしないんですが。お願いします。
○
峯岸克明議長 自治防災課長。
◎太田和宏自治防災課長 結局、救急車で搬送される方の病気等は、最終的に入院されて医師の判断のもとで決まると考えております。 救急車で搬送された時点で、例えば心肺停止とか、熱があるとか、そういう大まかなことはわかるでしょうけれども、何が原因で病名は何に基づいてとか、そこまでの情報はさすがに消防本部でも捉えていないと思いますので、ちょっとそこまでは確認しようがないという状況です。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 鈴木議員。
◆9番(鈴木詠子議員) 9番、鈴木です。 成果説明書89ページ、決算書132ページ、災害対策費の中の災害対策事業について2点伺います。 1点目は、今もちょっとお話が出ましたけれども、いわゆる災害弱者といわれる方の要支援台帳。 この更新事業は、健康福祉課のほうで進めているかと思うんですけれども、実際、お手元で使っていただく地区、また自治会の中の区長たちにこの要支援台帳や、あとこれも昨日、健康福祉課の中で話が出ましたが、障害者に対しての防災バンダナの配布も始まっております。 それが、地元に行ったときに、区長等と自治防災課のほうでどのようなやりとりをされているか。それを伺いたいと思います。 もう一点、これは決算書のどこに入っているかちょっとわからないんですけれども、非常用電源。今、千葉県でも大変、非常事態が起きておりますけれども、町の非常用電源について、掌握している内容についてお願いします。
○
峯岸克明議長 自治防災課長。
◎太田和宏自治防災課長 災害時の要配慮者、要支援者につきましては、議員おっしゃるように健康福祉課のほうで、本人の同意に基づいて名簿をつくって、各地区ですか、民生委員とか、また警察、消防とかに情報提供して、いざというときに配慮できるようにということでお願いしているところでございますが、区長に対しましては、まず年度の当初の区長会議でお配りしながら、これは健康福祉課のほうからなんですけれども説明をさせていただいております。 また、バンダナの件につきましても、以前議員からもご質問ございましたと思いますが、バンダナに対する啓発、本人はそれをつけているからみんなわかってもらえるだろうと。しかし、周りの人が、それが助けを求めているということがわからないではないかというような、以前、ご質問いただいたと思います。 今回、宿泊体験型の防災訓練というものを行う中で、そこでちょっとPRというか掲示をして、こういうものが配られていますということで、自主防災組織の方にも紹介してまいりたいなというふうに考えております。 2点目の件でございますが、非常用の電源につきましては発電機が、各防災倉庫、また自主防災組織に倉庫を貸与したときには、その中には必ず発電機を入れてございます。 先ほど、千葉県の停電の関係ということで、あのような事態も想定しまして、個別のバッテリーですか、そういうものも今後考慮、検討していくテーマであるなというふうに考えているところでございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 鈴木議員。
◆9番(鈴木詠子議員) それでは、再質問させていただきます。 要支援台帳と、また防災バンダナ等の利活用については理解をいたしましたが、各地域で行われる自主防災組織の訓練に、現実、そういうところに、例えばいわゆる災害弱者の方に来ていただいて一緒に訓練をするということが、本来、本当に災害があったときのための配慮といえば、災害がないからその訓練をしたことがないということだと本末転倒で、そのための訓練ですので、ぜひ本来ですとそういうところに出てきていただきたいということなんですけれども。 そもそも、この要支援台帳は手挙げなので、手挙げで入っている方以外にも、本来、弱者といわれる方はいらっしゃるはずで、そう思うと挙がっている方はせめて、例えば訓練に積極的に参加していただくように促すというかそういうことを、台帳をつくっているほうは健康福祉課で、比較的それはつくっていただく手挙げで受け取るだけですけれども、その台帳をうまく活用するといいますか、それはこの自治防災課のほうで積極的にやっていただくべきではないかなと思います。 実際、地域でも、やはり台帳を預かっても、来てくださいとはなかなか言いづらいというか、それも現実としてありますので。 ただ、それだけ台帳に載せてもらいたいと言っている災害弱者の方のお気持ちを考えたときには、自治防のほうでその台帳を今後しっかりと扱っていただきたいなと思うんですが、そのような、例えば障害を持っている方、また高齢者の方、災害弱者の方への働きかけや、また障害者の団体等の任意の働きかけを自治防として今までやったことがありますでしょうか。その点について、1点伺います。 もう一点は、非常用電源についてですけれども、各地域に、今、発電機としてあるということで、これは防災資機材倉庫に入っているものは大体どのぐらいもつんでしょうか。 あと、庁舎には非常用電源としてどのようなものがありますでしょうか。それもどのぐらいの期間もつのか、お願いします。
○
峯岸克明議長 自治防災課長。
◎太田和宏自治防災課長 1点目の関係について、再質問についてお答えします。 自主防災組織の訓練内容というのは、各地区が自主的に今回はこういうテーマでということで提案をいただきまして、消防署の職員の派遣が必要なときはこちらで間をとりまして、手配して行っていただくと、そういうような流れになっています。 実際、幾つか例示してあって、AEDの訓練であるとか初期消火の訓練であるとか、そのくらいでしたか、例示してあります。その他に、その他というところがありまして、そこでビデオによる研修をしたいとか、そういうのを書いていただいたりとかしていただいているところでございますが、確かに今までに障害者の方を対象にした、そういう自主防災の訓練をしたいという申し出というのはなかったと思います。また、自治防災課からも、障害者団体等に防災訓練に参加しませんかとかいうお声がけもしたことはなかったと記憶しております。 2点目の関係なんですが、各防災倉庫、自主防災組織にお配りしているのは一応5年間貸与という形で、それを過ぎると差し上げます、譲渡しますよという形で管理していただいているものでございます。 中身は、まず発電機、リヤカー、担架、ハロゲンライト、コードリール、懐中電灯、拡声機、ヘルメット、中型救急箱、備蓄用毛布等で、特に食べ物と違いまして機械物が多いということで、大概は10年とかもつんでしょうけれども。 時間ですか。すみません、勘違いしました。 すみません、18リットルのタンクを有しているもので、もつ時間というんですか、発電時間、ちょっと今、手元に資料がございませんのでわからないんですけれども。申しわけございません。 庁舎の関係の発電機は2種類ございまして、役場庁舎の非常用発電機が3時間程度。もう一つ、防災行政無線の、県の関係の発電機を別に持っていまして、それは72時間もつということです。よろしいですか。 以上です。
○
峯岸克明議長 鈴木議員。
◆9番(鈴木詠子議員) それでは、再々質問させていただきます。 最初の支援台帳の活用については、今までそのような形で当事者の方へのお声がけはしたことはなかったというお話でございました。 これは、非常に大事なことで、個人情報ということで非常に扱いが難しいということは、もう前々から伺ってはいるんですけれども、その名のもとに、結果的には当たらずさわらずというような台帳の存在になってしまっているというような印象が拭えないんですけれども。 地域の方から、今後はぜひそうしていただきたいんですけれども、決算ということですので、地域の方からこのような、この台帳の活用について非常に難しいとか、どう使ったらいいのかというような質問なり、疑問なり、要望なり、あったかどうか、それについて1点伺います。 それと、非常用電源については、要は町民の方が、例えば地区に置いてある非常用電源はどのぐらいもちますとか、あと町の庁舎の非常用電源としては、このような規模でどのぐらいもちますというような大まかな、わかりやすい表現として伺ったわけなんですけれども、そういう意味では、今、町の非常用電源としてはどのような形で利用可能かということを聞きたいので、その点について伺って終わりにします。
○
峯岸克明議長 自治防災課長。
◎太田和宏自治防災課長 1番目のご質問なんですが、特にこちらのほうには、区長からそのようなお問い合わせはなかったということで聞いております。 それと、2点目の関係なんですが、発電機の話で、町にはほかにLPガスバルク発電システムというのがございまして、こちらは、以前、サイサンという会社から寄附をいただいたというもので10基ございます。各小・中学校とアタゴ体育館にあるものでございますが、こちらの概要を申しますと、例えば40人の避難所であれば6.2日、使用が可能だと。80人の避難所であれば3.4日、使用が可能ですというものでございます。また、この場合、ガスストーブとかガスコンロにも使用しながらこういう日数でございますので、例えば80人の避難所でガス発電のみ使用した場合は、単純計算になるんですけれども、6.5日間はもつようなものを設置してございます。 役場庁舎の電源というのは、なかなかほかには供給できたり避難所には供給できないものですので、こちらが避難所とか、ご近所の方が電気が必要なときはこちらのほうに行っていただければいいかなと思います。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 大澤議員。
◆7番(大澤博議員) 7番、大澤です。 2点ばかりお伺いします。 成果説明書89ページ、一番上の消防施設費。 これで、老朽化した火の見やぐらを1基、撤去しましたということなんですが、町内でこの1基を撤去したことによって、老朽化した火の見やぐらは今現在、何基残っているか伺います。 2点目が、下の災害対策費が、いろいろ今、同僚議員からもありまして、防災機材の中に先ほど発電機も入っておって、あとはかまとかコンロがあるかなと思うんですが、それに使う燃料とか、例えばガソリンをどのくらい持っているのか。それと、まきとかそういうのをですね。 それと、防災倉庫3庫に新たに備蓄用飲料用水を配備したということなんですが、3カ所はどこで、飲料水はどのくらいの量を配備したのか伺います。
○
峯岸克明議長 自治防災課長。
◎太田和宏自治防災課長 大澤議員の1点目のご質問にお答えします。 まず、老朽化した火の見やぐら1基を解体しまして、残りは10基となりました。 続きまして、2つ目の関係でございますが、各地区に配布してございます防災備蓄倉庫の関係ですか、こちらはあくまで最低限のものを町のほうで用意させていただいております。 自主防災組織に資機材等、また運営上の補助等をしておりますので、その中で食糧であるとか、まきであるとか、そういうのはそろえていただきたいというふうに考えております。 それと、すみませんでした。3点目のご質問にお答えします。 新規に水を購入したのが寄居中、城南中、男衾中の防災倉庫でございます。量につきましては、500ミリリットルの水を各432本、合計で1,296本、配布してございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 大澤議員。
◆7番(大澤博議員) それでは、再質問します。 1点目の火の見やぐら、1基とって、あとは残りが10基は了承しました。 2番目の災害対策費、先ほどの防災資機材倉庫の、必要な食料とかまきとかは各自で準備してくださいという答弁だったんですけれども、そこが最大の鍵かなと思うんですよ。今回、台風災害においても。その確保については、どのような考えを持っているか伺います。 それと、あと防災備蓄倉庫、各中学校に500ミリリットルのペットボトル432本、計1,296本ということで、ほかにまだ、ほかにも防災備蓄倉庫があるんですが、この飲料用水というのは3カ所。まだ残って、まだ未配備のところがあるかどうか伺います。 以上です。
○
峯岸克明議長 自治防災課長。
◎太田和宏自治防災課長 それでは、2番目の質問にお答えします。 食料等、最低限の備蓄、各家庭でも3日分お願いしますということで、広報等でお知らせしているところでございます。 防災備蓄倉庫の充実につきましては、先ほども申しました、各自主防災組織に補助金を交付しております。その中で、この前、消火器等、主に購入するということでやっていたわけなんですけれども、今年度の話になっちゃうんですが、資機材購入の補助金ですとか運営費の補助金という形で分けまして、さらに各自主防災組織が防災備蓄を充実するために、補助制度を充実させたものがございます。 そういう意味でも、各防災組織では一体何が必要なのか、私たちはどういうものが必要なのか、地域性もございます、必要なものを買いそろえて災害時に備えていただきたいということを考えております。 3つ目なんですが、保存水のほうはこれまで小学校6校に配備が終わりまして、これで中学校の配備が終わりましたので、町が設けています防災倉庫全てに水の配布が終わったところでございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 大澤議員。
◆7番(大澤博議員) それでは、再々質問します。 1点伺います。 先ほど、3日分の食糧とかいろいろ、あと補助金で消火器等いろいろ買っているということなんですが、その周知の方法、先ほど広報と言われましたけれども、やはり自治防災課、それから回覧等で徹底する必要があるかと。これ、いつ襲ってくるかわからないのでね、災害は。その辺、周知の方法について伺います。
○
峯岸克明議長 自治防災課長。
◎太田和宏自治防災課長 再々質問にお答えいたします。 広報のほうで、もちろんやっていますし、ホームページのほうでもその点は掲載してございます。 また、昨年配ったハザードマップの中に、そういう備えについても啓発ができるようにということで記事を入れてございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 なければ、第8款消防費の質疑を終わります。 ここで休憩したいと思います。 再開は午前11時5分といたします。 休憩します。
△休憩 午前10時54分
△再開 午前11時05分
○
峯岸克明議長 再開いたします。 消防費につきまして、鈴木議員の質問の中で、自治防災課長から答弁の申し出がありましたので、受けることにいたします。 自治防災課長。
◎太田和宏自治防災課長 先ほど鈴木議員のご質問の中で、各自主防災組織の発電機の可能な使用時間についてご質問がございました件について、もう一度報告させていただきます。 連続稼働時間が約10時間から4時間ということで、資料のほうに載っています。すみません、逆に言いますと4時間から10時間ということでございます。 よろしくお願いします。
○
峯岸克明議長 よろしいですか。 それでは、次に、第9款教育費について質疑のある方は申し出を願います。 大北議員。
◆3番(
大北久勝議員) 学校の施設の整備事業について、決算書が142ページですかね。それとあと成果説明書93ページで、それで142ページが決算書になります。すみません。 まず、トイレの改修について何点か。 この改修の目的といったら大げさですけれども、私はこれのときに、大きな目的の一つとして和式から洋式に改める工事も含めているのかなと。それ以外に目的があれば教えてほしいのが1点と、この工事は、この決算では2校なんですが、まだ未改修の学校があればどこなのかというのが2点目。それと、中学校については改修はもう終わっているのかどうか。 以上、3点お願いします。
○
峯岸克明議長 教育総務課長。
◎黒瀬和俊
教育総務課長 それでは、大北議員の、トイレの改修についてお答えをさせていただきます。 昨年度につきましては、寄居小学校のトイレの改修を大規模に行わせていただきました。寄居小学校ではトイレの臭気等の問題等もありまして、保護者の方からもご意見等いただいていた関係で、昨年度着手したところでございます。 ご質問のように、和式のトイレから洋式にかえたところ等もございます。かなり今までよりも和式から洋式にかえたりをしているところでございます。 それから、2点目の未改修の施設はあるか、今後のということかと思いますが、今後につきましてはこれからの公共施設等総合管理計画、そういう個別計画の中でやる形を、方針としては決定していく形かと思います。 それから、中学校については終わっているかということでございますけれども、寄居中は平成元年、それから城南中は平成6年に開校したということでまだ新しい状況でございます。男衾中学校につきましては、現在建てかえ等の検討のお話等もあるところでございますので、こういったこれからの建物、公共施設等管理計画等もあわせながらという形になっております。特に中学校では、現在は計画はございません。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 大北議員。
◆3番(
大北久勝議員) 再質問させていただきます。 寄居小と男衾小の工事費の格差は、どうしてこう差が出てきているのかということが一つ。 これは私なりの理解だと、野外についての建屋の耐震性も含めたトイレ改修ということが含んでいるのかどうか、その点を再質問でお願いします。
○
峯岸克明議長 教育総務課長。
◎黒瀬和俊
教育総務課長 トイレの改修工事につきましては、昨年度は寄居小学校のみで行っております。男衾等については行っていない状況でございます。 ご了承をお願いします。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 吉澤議員。
◆6番(吉澤康広議員) 6番、吉澤です。 決算書144ページから146ページ、成果説明書は91ページにあります。 学力向上対策事業についてお伺いいたします。 これは、放課後サポートスクール事業等、より・E土曜塾とかいろいろありますが、主にこのより・E土曜塾、中学生を対象とした英語教育並びに数学ですか、その件で、ここに参加人数とありますが、33%となると参加人数は3人に1人というふうな形だと思います。 それと、実施している時期と回数と、それと偏差値が5以上伸びた、一番伸びた生徒は幾つとかとありますが、こういうふうなデータはこのような、より・E土曜塾とかをやる前からのデータもあるのか。あるのなら、その数値。 それと、その下にあります中学校英語検定無償化事業。これの表の見方なんですが、ちょっとわからないのが、例えば3年のところを見ますと、3級以上取得率、30年度で見ますと16.8%、その下に、うち無償化事業によるもの11.8%。これはどう理解したらいいのかというふうなところ。 それと、より・E土曜塾というのは、英語だけに特化じゃなくて、数学等も一緒に指導していると思うんですが、英語検定の無償化だけで、例えば数学検定などというものもあるかと思います。そういうふうなことは入っていないと思うんですが、英語検定の無償化の、検定の無償化、検定料を出していると思うんですが、これは1人年何回でも出るのか。その辺も含めた形でお答えしていただきたいと思います。 それと、144ページの中に項目で、中学校学力向上対策事業、賃金、7のところに英語検定試験員賃金とありますが、英語検定の試験等は受験料等を払えば、その監督員というんですか、なんかも主催者側から出るのではないのかと思うんですが、この賃金というのはどういうものなのか、お伺いします。
○
峯岸克明議長 教育指導課長。
◎野口泰明
教育指導課長 吉澤議員のご質問にお答えをいたします。 学力向上対策ということで、土曜塾になりますけれども、実施している時期になりますが、4月から春塾という形で始まりまして、進路対策講座のほうが7月から2月というような形ですので、4月から始まり2月までということでご理解をいただければと思います。 回数につきましては、平成30年度におきまして土曜塾が29回、春塾が4回、中間、
期末テスト対策ということで4回、合計が37回の実施ということとなってございます。 そして、偏差値を伸ばした生徒のほうで、この事業が始まる前のデータがあるかというふうなことに関しましては、そちらのデータは持ち合わせておりません。 そして、英検の表の見方です、うち無償化事業による者というふうな形なんですが、英検のテストが3回あるわけなんですけれども、その中の1回を無償化事業としております。 ということで、生徒たちは無償化以外でも受けることができるということになっておりますので、個人で書店等に申し込みをして、そこでテストを受けて3級以上を受かっている生徒さんもいるというふうな数になっておりますので、うち無償化事業による者につきましては、こちらで行っている事業に申し込んでいただいて、3級以上に合格したという生徒という形で見ていただければというふうに思います。 土曜塾の内容ですけれども、30年度は英語と数学ということで実施をいたしました。 英検の対策の時期につきましては、英語と数学で2コマあるわけなんですけれども、そちらが始まる前に午前中、英検対策を行い、英語と数学の土曜塾。午後は、英語と数学の土曜塾をやって、最後の3コマ目という形で、英検対策講座というふうなものをつくってやっておりました。 あと、検定料という形になりますけれども……。試験員は8万961円の賃金という形になっております。 そちらの検定員につきましては、学習サポーター、また会場サポーター等をそのときの検定員という形でお願いをしてございます。 試験員の必要性ということで説明をさせていただきますと、学校ごとに団体の受験をしておりますけれども、本会場と準会場というものがございます。各学校で、自分の学校で受けられるというような形で、準会場というものを設定しています。 準会場という形になると、試験員をこちらのほうで確保するということが必要になってくるという形になります。 その分、検定料は本会場と比べて幾分、準会場のほうは安くなっているというふうな仕組みにもなっていることです。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 吉澤議員。
◆6番(吉澤康広議員) 年間、回数で言うと37回というふうなことで、4月から始まっているということでした。 これは、途中からでも、4月から始まって、例えば夏休みまでいろいろ部活動で一生懸命やっていて、そっちを一生懸命やっているから、終わってからこれに入りたいとかというのも可能だったのかどうか。途中参加もいたのかどうかということも再質問で聞きたいと思います。 それと、こういう事業を実施する前のデータはないということですが、この事業を始めていろいろデータをとったらこういうふうな形が出た、数字が出たんだと思いますが、実際の話、我々が中学生のころ、それこそ夏休みまでは一生懸命いろんなことをやっていました、部活動とか。 それで、それが終わってから、いざ受験勉強だ、目標の高校に入るんだというふうな形でみんな勉強を始めました、私も当時は。そうしたら、その当時、偏差値じゃなかったけれども、みんな上がっていますよ。 だから、その前のデータとくらべてどうかなというふうなことが聞ければ一番いいなと思ったんですが。 それと、先ほども言いました、英語だけに特化した形というか、英語の試験を3級等を取得したときに、その先にどういうふうに、人にいろいろプラス面等があると思って、英語検定の試験の補助を、年に3回受けられるところを1回は町で出してやるというふうなこと。それで受けて、受かれば資格取得になるわけですが、その狙いというか、その先の狙いはどういうふうに考えているのか。 それと、この表の3級以上の取得率等の、これはわかりました。 年3回で、1度はこの事業に参加して試験を受けるといったときには、町から受験料は払ってくれるというふうなことで、あと2回はそれで合格したり、また上の級をとなるとなれば、自分で出すということだと思います。その理解でよければ、それでいいんですが。 それと、検定員というのは、例えば団体で、寄居中学で何人受けるということで、その会場を委託してもらえるわけですね。そして、そこの試験員は自前で出すというふうなことだと思います。 そのときに、検定員の賃金はその会場持ちというか、これでいうと寄居町の持ちなんでしょうが。本会場というんですか、本会場でやる場合には受験料だけで、本人負担になりますが受験料だけでできるんですよね。こういうふうなことは町から、賃金とかでは出なくてもいいと思うんですけれども。 もう一つ、数学も一緒にやっているということになりまして、数学検定、そういうのを実施というか、受けるかどうかわからないですけれども、そんな話を、そういうふうなことをやったら果たしてどうなんでしょうか。それもいいんじゃないかと思いますが、その辺はどういう考えがおありでしょうか。
○
峯岸克明議長 教育指導課長。
◎野口泰明
教育指導課長 それでは、再質問にお答えをさせていただきたいと思います。 途中参加がオーケーかということでございますけれども、もちろん、部活動を一生懸命やった後にということで、いつでも途中の参加がオーケーだというふうなことでは募ってございます。 実際に人数が何人ということは、ちょっと今、詳しい数字は出ておりませんけれども、途中から大丈夫ですかというふうな形で参加をしていただいた生徒も実際にいらっしゃいます。 そして、どのような、英検のほうがプラスというふうなことなんですけれども、小学校も英語が教科化になるというところがあり、またグローバル化ということも言われておりますので、寄居町でということもありますけれども、世界へ羽ばたいてというような形の人材育成というところから、英語がこれからもかなり重要になってくるであろうというふうなところで、英語の検定授業ということも、英語に力を入れてということでやっておるということでございます。 数学、数検という話もありましたけれども、こちらにつきましては、どのような形でできるのかというところを今、研究ということで、やはり人を、検定員のほうがどうなるのかというふうなところもあって、なかなか難しいところもあると思いますので、そちらのほうは研究をしていければというふうには思ってございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 吉澤議員。
◆6番(吉澤康広議員) 途中からでも参加できるということでお聞きしました。 そうしますと、この参加人数が33%とは、途中から参加した人も、最初から参加した人も、トータルでの割合で33%なんだと思うんですが、それだったらもっと、言い方は悪いですけれども強制的にでも、逆に66%ぐらい来てもらうような。いろいろ状況もあるんでしょうが、そのくらいやってもらって、それこそ町は、寄居町の中学生にはこういうふうなことでいろいろ将来のために考えているんだというような感じで。 それから、他の市町村から、ああ、寄居町はすごいと、英語に特化した教育をやっているんだと、これが全国的な規模にでも評判になるようなくらいのことまでやればと。それには費用もまたかかることでしょうが、そういうふうな思いというか、もあります。 それと、あと昨年度は33%、3人に1人しか、中学3年生がこれを利用していなかったといったときに、英語も数学も別にそれはそれでいいやというふうな思いからかもしれませんが、でも例えば柔道で高校に入る前に黒帯、初段を取るんだというふうなことでやっている人がもしいたとします。そうしたら、柔道の昇級試験、昇段試験、そういうものにも、かかるわけですよね、試験を受けるのに。そういうふうなことで、英語の検定に一度は町から補助してあげる。ほかのこういういろいろ目指している子どもにも補助してあげるという形で、平等性を保つ。 学力向上だといえば、柔道だけじゃ学力向上にならないですが、将来のために学力だけでなく、いろいろ人生においていろんな面で役立つこと。例えば、柔道なんかだと警察官になるときなんか、初段を持っているとそれを書けるんですよね。例えばの話ですけれども。 そういうふうなことなので、特化するんだったらもっと目いっぱい特化して、英語は寄居に住めば中学校から英語が習える、英語がしゃべれるようになるというぐらいの評判になるようなことをしたらというふうな思いがありますが、そんなお考えはどうでしょうか。
○
峯岸克明議長 教育指導課長。
◎野口泰明
教育指導課長 再々質問にお答えをいたします。 確かに、寄居町に住めば英語がぺらぺらになるというふうなところであれば、非常にすばらしいかなというふうなところは思ってございます。 そちらにつながるようにという形で、今現在、小学校の英語の英語塾であるとか、そういったところで英語になれ親しむような機会をつくったりというところで、努力をしていっているというところでご理解をいただければと思います。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 権田議員。
◆1番(権田孝史議員) 決算書の160ページ、成果説明書のほうが100ページ。 鉢形城歴史館のほうの質問をさせていただきます。 入場者数が、29年度から30年度ということで下がっている、減少はいかがという質問と、あとそれに、先ほどの決算書のほうで鉢形城ボランティア案内、15万円というのは、このボランティアの15万円というのをちょっとお聞かせいただければ。
○
峯岸克明議長 生涯学習課長。
◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、権田議員の質問にお答えいたします。 鉢形城歴史館の入館者でございますが、29年度から30年度に当たりまして、1,300人ほど減っております。 確かに減少傾向にはございまして、過去、お城ブーム、戦国ブームということで、テレビのほうで大河ドラマで真田丸等やっていたころはかなり入館者数はあったんですが、それが終わりまして、若干リピートまたは集客について落ちているという現状だと思います。 ただ、過去、開館した当時から比べましても一番落ちているという状況ではなく、今現在も平年以上のものをキープしているというような状況で考えておりますので、ご理解をいただければと思います。 また、鉢形城ボランティア案内人の謝金ですけれども、こちらにつきましては、ボランティアの要望等が各個人または団体からあります。そういったときに出ていただくボランティアに対する謝金ということで、1回に対する料金をお支払いしているものの積み重ねのものでございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 権田議員。
◆1番(権田孝史議員) ちなみに、何名で何回。
○
峯岸克明議長 生涯学習課主幹。
◎石塚三夫生涯学習課主幹 30年度のボランティア案内人の活動につきまして、お答えしたいと思います。 出席の人数ということですね、トータルにつきましては133人ということで、今登録しているのが22名なんですけれども、要望に合わせまして、例えばボランティアを依頼する団体が15名以内であれば1名、それ以上であれば2名というような形での出し方になっております。 謝金の値段でしたか、謝金の金額は、1回につき1,000円というふうな形になります。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 15番、田母神です。 何点か質問させていただきます。 最初に、教育委員会に聞きたいことは、9月、新学期が始まりまして、子どもたちが元気にみんな、小・中学校、登校したかなということが心配されましたが、去年もことしも元気に登校されたでしょうか、最初に伺います。 成果説明書の……。
○
峯岸克明議長 田母神議員、今の1項目めはことし9月、夏休み明けに元気に登校されたかということですか。
◆15番(
田母神節子議員) 去年とことしと、すみません。
○
峯岸克明議長 去年。
◆15番(
田母神節子議員) 失礼しました。
○
峯岸克明議長 そうですね、ことしの状況となりますと令和元年度ですから、去年の状況ということで、決算の範囲内でお願いをしたいと思いますが。
◆15番(
田母神節子議員) じゃ、成果説明書の90ページ、事務局費、イのコミュニティ・スクール運営事業。 新しい取り組みの事業だと思うんですが、学校運営協議会で各学校で、男衾だけが小・中一緒で12名で年3回行って。 これは特色ある学校づくりということで運営協議が行われているようなんですけれども、4回の話し合いの中で、寄居小、桜沢小、用土小、各学校、どんな特色を掲げて1年間取り組んだのか、その状況について1点。 それと、91ページの学力向上対策事業で、先ほどより、より・E土曜塾のお話がありましたが、私が心配するのは塾に来ているお子さんはいいんですが、来ていないお子さんがいらっしゃると思うんですね。 33%、中学3年生。この33%以外の方で、民間の塾に行っている人もいると思うんですね。そういう人のほかに、どこにも行かないで、小学校の場合には放課後は学童クラブなどがありますけれども、中学生の場合には一人で生活する、責任を持てる年齢ではありますけれども、その辺のところで各学校の中で心配だなというお子さんがいないのか。そういう塾に行かなくても、この子は一人でしっかりとやれているから安心なんだというふうに受けとめているのか、その辺の状況についてどのように把握しているか、お伺いします。 それと、92ページの教育振興費、就学援助費のところで、平成29年には被災生徒が、30年にはいないとありますから、いたように思うんですが、何人だったのかお伺いします。 95ページの社会教育総務費の中の、子ども博士検定が行われて、最初よりも2回目のほうが人数が多かったんだけれども、受かった人は6人から2人になっているわけなんですけれども、これは子どもたちが前年度と同じ子が来ているのか、また新しいお子さんが来ているのか、その辺はどのように把握しているのか、お伺いします。 それと、97ページの図書館についてですが、図書館も入館者が12%減少しているようなんですが、駅に近かったり、近隣の図書館よりも評判がいいということで、かなり入館者がふえていたと思うんですが、減少理由。 ただ、前年度よりも3日間だけは開館が少なかったというのがあるんですが、3日間少なくて12%減少まではいかないんじゃないかと思うので、何か要因があるのか、その辺はどのように把握しているか、お伺いします。 それと、102ページの寄居運動公園・総合体育館のところでの、グラウンドの利用者が運動公園の中でも2.3%、226人ふえているわけなんですけれども、地域の方から運動公園のグラウンドは水はけが悪いということで、私もお話ししたことがあるんですが、その辺について町としてはどのように把握しているか。 以上、お願いします。
○
峯岸克明議長 教育指導課長。
◎野口泰明
教育指導課長 それでは、田母神議員の質問にお答えをさせていただきます。 まず、1点目のコミュニティ・スクール運営事業でございますけれども、学校運営協議会の主な役割といたしまして、校長が作成する学校運営の基本方針を承認する、学校運営に関する意見を教育委員会または校長に述べることができる、教職員の任用に関して教育委員会に意見を述べることができる、の3つがあります。 各学校では、3回から4回の会議を実施していただきまして、校長の学校運営の基本方針の承認であったり、児童・生徒、授業、教職員、校内環境などについての意見をいただいたりというふうなことになってございます。 どんな特色ということでご質問ございましたけれども、やはり学校の特色をどういうふうに生かしていけばいいのかというようなことで、うちの学校の特色を生かした取り組みをしていけるといいというようなことでご意見が出ているということを聞いております。 ということで、地域とともにある学校ということが推進につながっていっているというところで、ご理解いただければと思います。 2点目の学力向上で、33%のお子さんが参加をしているけれども、塾に来ていない子とか、ほかにもどこにも行っていない子という質問でございましたけれども、やはりそういった心配なお子さんは各校、それぞれいらっしゃるというふうには聞いておりますが、こちらの参加を強制的にということもできない状況もございますので、先ほどの答弁にもありましたけれども、いつでも受け入れは可能だということでは、学校にお知らせをしているという状況でございました。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 教育総務課長。
◎黒瀬和俊
教育総務課長 それでは、3点目の就学援助費の関係で、被災生徒の状況でございますけれども、29年度につきましては2名の方が福島県の南相馬から来ている方がいらっしゃいました。 その後、この生徒につきましては、寄居町のほうへ転入という形になりましたので、現在は寄居町の町民という形になってございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 生涯学習課長。
◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、田母神議員の4番目の質問にお答えいたします。 子ども博士検定でございますが、過去、もう十何回行っております。そうした中で、小学校4年生から6年生を対象にしておりましたので、当然4年生で受けた方が5年、6年と受けることもあると思っております。 そうした中で、若干、博士に関する得点に関しては変動があるということでご理解いただければと思っております。 また、図書館の入館者でございますが、確かに開館日数は多少減っておりますが、人数的には大幅に減少しております。 これの要因ということですけれども、考えられるのは、逆に考えれば子どもの少子化ということで、お子さんの利用が減っているという部分、確かにこれだけではということもございますが、あと考えられるのは、夏場の受験生が勉強に来るということでテーブルを借りる場合があるんですけれども、そちらの利用が減ってきているというのが見受けられます。 環境的に、ほかの方々との混在した中での勉強となりますので、ほかのもっといい場所での勉強ということがあるのかもしれません。 それと、あと1点あるとすれば、昨年夏場にちょっと空調が壊れたことがございました。そういった形がありまして、通常、日中の貸館状況が変わっているということもあるかと思っております。 また、運動公園のグラウンドの利用状況ということで、水はけの状態ということでございましたが、確かにこちら、管理している側といたしましては、特にトラック側の状況が悪いということは十分理解しております。 管理運営する側としましては、整備担当課である都市計画課とも調整をとりながら、また新たな対策等を考えていければと思っております。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 再質問させていただきます。 1のコミュニティ・スクール運営事業の中で、各学校で相談しながら特色ある学校づくりをということが進められているということですが、6校ある小学校で1年間、こんなふうな話し合いでこういう特色をこの学校はつくっていこうというふうな話し合いがされているというのは、教育委員会のほうには上がってきていないんでしょうか。 小・中学校、それぞれ特徴について考えている段階なのか、そういう状況が把握されていないのかをお伺いします。 それと、次の学力向上のところで、どこにも行っていないお子さんが各学校に、ゼロではない、いらっしゃるというのは当然のことだというふうに私も思っているわけですけれども、そういうお子さんに対してやはり気配りをしていただいて、いつでもより・E塾に、お金がかからないところで勉強ができるということでは、進めていっていただきたいわけなんですけれども。 3年生になると、クラスの担任だけじゃなくて、3年生の学年の担任も含めて子どもたちに気配り、目配りといいますか、がいくような状況をつくっていただかないと、一番感受性の強いときで、何かあったらそちらのほうに走っていってしまうような状況にもなりかねないときでもあると思いますので、その辺についてどのような気配りをしているかをお伺いします。 それと、子ども博士検定なんですが、子どもたちが博士になりたいという思いを実現できるような工夫や内容で、何年も出ているとマンネリ化する子も出てくるということではやはりうまくないと思いますので、その辺のところでかなり工夫をすることも大事かなと思うんですが、その点についての考えをお伺いします。 図書館については、いろんな事情の中でということで、全体としては人数が大きく減っているわけではないということでは、了承いたしました。 運動公園については、ぜひ水はけは、もう走る人にとってはとても致命的な問題でもありますし、折原地域が小学校じゃなくて運動公園で体育祭をするなんていうときにも、水はけが悪くて使えなかったということが何回かあったという話も聞いておりますので、ぜひ都市計画課のほうと相談して、改善の方向で考えていただきたいと思いますが、その辺もよろしくお願いします。 以上、お願いします。
○
峯岸克明議長 教育指導課長。
◎野口泰明
教育指導課長 それでは、再質問についてお答えをさせていただきます。 学校運営協議会についての報告ということでは、年度が終わりましたところで教育委員会のほうへ上げていただいております。 そちらの内容といたしましては、学校運営協議会委員からの承認事項、学校運営協議会委員からの意見等、そして学校運営協議会委員からの意見を参考とし学校運営に反映した内容、その他学校運営協議会委員の活動等に関する事項というような内容で報告を上げていただいております。 2点目の学力向上について、心配なお子さんのほうの気配り、目配りというところでございましたけれども、各学校でも希望進路の実現を目指してというようなところで、進路指導を進めているということになってございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 生涯学習課長。
◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、田母神議員の再質問にお答えいたします。 子ども博士検定、マンネリ化にならないようにというご指摘でございますが、博士検定を受ける前に毎年、テキストを作成してございます。 そうした中で、マンネリ化にならないよう新たな項目等を加えながら、寄居町に対する関心を持ってもらうということでテキスト作成は行っております。そういったことで、検定人数がふえればということで考えております。 また、最後、グラウンドの利用状況、水はけの状態でございますが、確かに折原のほうの運動会でなかなか使えない状況というのも、こちらも把握はしてございます。 そうした中で、できる限り水はけが改善できるように、事業担当課との話し合いを進めていきたいと思っておりますので、ご理解いただければと思います。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 最後に再々質問で、コミュニティ・スクール運営事業について、寄居小学校ではいろいろ協議の末、こういう特色を持ちたいということで、特色についてどんなことが出されたか。各学校が1年間話し合ってきた中で、それぞれ桜沢小、用土小、折原小、鉢形小、寄居中、城南中、男衾小・中学校、あると思うんですが。 検討する中身はわかりましたけれども、どういう方向に行こうとするのかというのが見えませんので、その辺についてお願いします。
○
峯岸克明議長 教育指導課長。
◎野口泰明
教育指導課長 それでは、再々質問にお答えをさせていただきます。 各学校運営協議会で出た意見といたしまして、これからも児童との対話を重視し、夢や目標がしっかり持てるように、また郷土愛が生まれるような学校生活が送れるようにと。さらに、時代が変わっても子どもたちにとって大切なこと、これは社会に出ていくときに大切なこと、これからもこういったことを指導していってほしい。そして、中学校と連携をして取り組んでいっていただきたいと。また、地域とのつながりを大切にするために、今やっている行事、こういったところの特色のある行事を改善していくというような意見が出ているということで伺っております。 以上です。
○
峯岸克明議長 間もなく12時となりますけれども、ほかにこの款で質問のある方については、挙手を願います。 それでは、12時までには終わりませんので。すみません、もう一度お願いできますか、すみません。4人いますね。 それでは、ここで昼食休憩にいたしまして、款の続き、再開を1時10分からということにさせていただきたいと思います。 再開は1時10分といたします。 休憩いたします。
△休憩 午前11時51分
△再開 午後1時10分
○
峯岸克明議長 再開いたします。
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△発言の訂正
○
峯岸克明議長 午前中に続きまして、第9款の教育費から再開いたしますが、その前に、終わっております第8款消防費の中で、田母神議員の質問に対しまして、自治防災課長から改めまして答弁の申し出がありましたので、受けることにいたします。 自治防災課長。
◎太田和宏自治防災課長 田母神議員の2番目のご質問の中で、消防団の構成について説明が誤っておりましたので訂正させていただきます。 消防団は、本部に団長1名、副団長2名、それから第1分団から第7分団まで各20名おります。第5分団だけ第1部と第2部がございまして、32名でございます。分団長各1名、副分団長各1名、班長は各2名でございますが、第5分団だけは班長4名体制でございます。定数は155名ですが、第3分団に欠員1名おりますので、30年度は団員数は154名でございます。訂正をよろしくお願いいたします。
---------------------------------------
○
峯岸克明議長 よろしいですか。 続きまして、第9款教育費でありますが、午前中の質疑の中で、大北議員の質問に対する
教育総務課長の答弁につきまして、改めまして
教育総務課長のほうから答弁の申し出がありましたので、受けることにいたします。
教育総務課長。
◎黒瀬和俊
教育総務課長 それでは、午前中の大北議員のトイレの改修費用につきまして、寄居小学校、それから男衾小学校での工事費の差額についてというご質問ございました。そのとき私のほうでは、トイレの改修につきましては寄居小学校のみですというご答弁をさせていただきましたけれども、決算書の142ページに男衾小学校の配水管等改修工事というものがございまして、先ほどの答弁につきまして、男衾小学校、それから寄居小学校、その点、2点につきましてのことについてもう一度説明をさせていただきたいと思います。 まず、寄居小学校につきましては、1階から3階にあります校舎のトイレ、男子トイレ6室、女子トイレ6室、それからみんなのトイレと呼ばれるものが1つ、それから体育館におけるトイレが男子トイレ1室、女子トイレ1室、計15室のトイレについて大規模な改修を行っているところでございます。 改修内容といたしましては、先ほどお話ありました和式のトイレを洋式の便座にする、こういったもの、そのほかトイレの照明につきましてLED化、あるいは段差のないトイレに、床にするためにタイルから乾式の床に変えた、こういったもので、平成30年の6月28日から平成31年の1月30日、約7カ月間かけて大規模な改修を行った工事でございます。 もう一つの男衾小学校における配水管等改修工事89万6,400円、これにつきましては、南校舎と北校舎にありますトイレの配管から汚水が漏れるという不具合が生じました。それにつきましてそこの部分の改修と、校庭にその排水が流れていくんですけれども、その土の中にありました配管が詰まりを起こしていた。それをあわせて改修をするということで、昨年度約1カ月をかけてこの改修工事を行ったというものでございます。 寄居小学校につきましては大きな模様がえ、リフォーム、こういった工事、そして男衾小学校におきましてはトイレの配管の改修、こういうことで大きく金額が変わっているところでございます。大変失礼いたしました。おわびします。
○
峯岸克明議長 それでは、改めまして第9款教育費につきまして、質疑のある方は申し出を願います。 原口議員。
◆14番(原口孝議員) 14番、原口です。 決算書158ページの鉢形城跡保存整備事業について質問させていただきます。 鉢形城跡の整備事業については、大変おくれているような気がいたします。町はこの鉢形城跡の位置づけは、1、来訪者の拠点となっている公園、2番目には資源として積極的に活用していく必要があるというふうに述べております。私はそのような町が位置づけをしているのにもかわからず、この整備事業のおくれに対して大変残念に思うとともに、町民の期待を裏切っているのではないかなというふうな気がしてなりません。第2期の保存整備事業の進捗率も、詳しくは把握しておりませんが、私が思うところには約50から60%ぐらいかなというふうに感じております。 この整備事業のおくれについては、私が感じるところにおきましては、ほかにも出ておる文化財の保護の関係で、一般文化財の発掘事業と、または発掘したものを復元・保存作業等が多いと。その中でそれに携わる人材がいないのではないか。特に専門員が、その点につきましていろんな監督作業を行っております。このおくれに対してやっぱり人材不足と作業量の増加というものが大きく原因として考えられます。 そこで、私は人材確保が重要課題であるというふうに前からも述べておったんですが、時の担当課長のお話ですと、少数精鋭主義でやっていくんだというふうなことも聞きました。また努力しますというふうな精神論ではなくて、現実的にどのような契約にのっとって、しっかりとした作業を進めることが、やはり町のいろんな資源としての活用方法も大きくなってくるというふうな意味からおいて、やはり人材確保と整備推進にかかわる体制づくりについて、この決算において、ここ1年、どういうふうに担当課が取り組んできたかお伺いしたいと思います。
○
峯岸克明議長 生涯学習課長。
◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、原口議員のご質問にお答えいたします。 ご存じのとおり、28年3月に基本計画が改定されまして、その後29年度から第2期整備が始まっております。そうした中で三の曲輪の南側、伝逸見曲輪において確認調査等を2年間続けて行ってまいりました。そうした中で、計画上では昨年度終了するという予定でございましたが、遺構等の状況の新たなる追加確認ということが生じまして、若干、今現在、進捗状況はおくれているのは事実でございます。 そうした中で、体制づくりというお話がございましたとおり、現段階におきましては鉢形城の整備、ほかに民間の開発等による試掘、発掘、そういった業務に人が割かれているというのは事実でございます。そうした中で担当課といたしましては、文化財担当班だけではなく、総合的な中で人のやりくりをしつつ現在対応していますが、また、現在分散しておりますそういった事務事業等を集約化に向けることによって、試掘する調査員のほうが活動しやすいような行動をとれたりというような形のものを、現在のところ検討している次第でございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 原口議員。
◆14番(原口孝議員) 再質問させていただきます。 大変検討していただいているのはいいんですが、やはり現実的に、その人材確保というのが大きな体制づくりのもとになるんではないかなというふうに思っております。現地の発掘作業を見に行っても、やはり発掘というのは大変難しくて、また発掘しているうちにほかの想像以外のものも出てくるというふうな中で、やはり変更しながら、そして発掘作業の人たちも監督に、ここはどうします、ここはどうしますというふうに、やはり1人の監督が見れるエリアというか範囲が決まってしまうのかなというふうに私は現場を、作業を実際見に行って感じております。 体制づくりといっても、今の課を分散するだけでは本当に対応できるのかなというふうに思います。その点、その体制づくりを考えてきた中で、人材確保という点についてはどのようにお考えだったですか。
○
峯岸克明議長 生涯学習課長。
◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、原口議員の再質問にお答えいたします。 議員のおっしゃるとおり、確かに学芸員と呼ばれる監督ができる人間というのが、現在、生涯学習課の中では3名という状況になってございます。そうした中で、先ほど申し上げましたとおり、鉢形城の保存整備だけではございません。ほかのもろもろの事業が重なってくる中で、そうした場合におきましては、非常にタイトな中での作業になっているのは現実でございます。 そうした中で、新たな形で同様な学芸員の資格を持った人間が配置されることができれば、もう少し進捗等図られるのかなと担当課としては思っておりますが、なかなかそうできない状態でございますので、そうした中で、現員の中でうまくやりくりをしながら続けていくということが、現段階では必要かと思っております。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 原口議員。
◆14番(原口孝議員) 再々質問させていただきます。 大変やりくりをしているということですが、その専門員が資料館の、時には資料館に行ったり、民間のへ行ったり、または本庁で事務をやったりとかというふうなやる中で、本来2期工事を推進するという大きな、総合振興計画の中にも書かれておりますが、この計画に大きなおくれを期していることは事実なんですよね。 人事のことですので、課長に聞いてもなかなか、最終的な体制づくりに対しての人事権を持っていないので聞いても仕方がないんですが、最後の質問になりますので人事権を持っている町長にお伺いしたいんですが、この体制づくりにおいて、人員をふやすと言ってこの整備の推進をさらに進めていくと。当然、予算的には基金にたくさんのお金が積み立てられておりますので、発掘作業においての資金不足というのは考えられません。体制づくりこそがこの計画を進める重要ポイントだと思っているんですが、課が体制づくりを取り組んでいる中で、人員確保という点から考えた場合に、町長はどのような考えを持っているのか、最後に町長に、人事権を持っている町長にお伺いして質問を終わりたいと思います。 議長、今答える総合政策課長に人事権はあるのか、それを聞いてから発言をお願いいたします。
○
峯岸克明議長 暫時休憩いたします。
△休憩 午後1時23分
△再開 午後1時23分
○
峯岸克明議長 再開いたします。 町長。
◎花輪利一郎町長 原口議員の質問にお答えします。 鉢形城跡の整備等々についておくれが生じているという話でございますが、担当のほうで若干のおくれがということでございます。 この整備につきましては、いろいろ何が出るかわからない、そういった状況の中で、そのときそのときで状況をしっかりと把握する中で体制づくり、その辺も考えてまいりたい、そんなふうに考えていますので、少し時間もかかろうと思いますけれども、今すぐすぐ人を採用する、そういった状況にはない、そんなふうに私自身考えておるところでございます。 以上でございます。よろしくご理解のほどお願いします。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございますか。 笠原議員。
◆4番(笠原則夫議員) 4番、笠原です。 成果説明書94ページの中学生海外相互交流事業について伺います。 派遣の中学生が10人ということで、募集された方に対しての人数を確認しましたが、この10人というのは、相手方もいるのであえてお伺いしたいのですが、今後も事業を続くに当たってほぼ決まっている人数でしょうか。また、選定した旅行エージェントは、その選定についてはどんな経緯をたどっているかお聞きしたいと思います。
○
峯岸克明議長 生涯学習課長。
◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、笠原議員の質問にお答えさせていただきます。 海外派遣研修でございます。昨年度は向こうに派遣したことでございますが、その派遣人数が10人ということでございます。2年前に既に派遣を1回行っているんですが、そのときにつきましてはもう少し多い人数でございました。 ただ、やはり受け入れ先ということの状況の中で、メアリズビル市との交渉の中で10人を限度ということで相手方から指示されたことから、10名を限度として今現在は進めております。また、来年になりますが、また派遣時期が来ます。そのときになりまして、またこの同じ人数が堅持されるかどうかは、やはり相手先の都合ございますので、ちょっとそこは確かではございません。 それと派遣会社、エージェントの関係でございますが、旅行会社等入札により決定してございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 笠原議員。
◆4番(笠原則夫議員) 再質問させていただきます。 相手がいることですのでそれは理解しておりますが、中学生を末永く納得させる安定した事業であるかどうかということを聞きたいのと、国際化社会に対応する人材を育成するため、そういうこともあって英検のほうだとか、そういった英語教育等もやっている、その一環でもつながりがあると思いますので、この事業が安定しているのか、去年まであったんだけれども行けないとか、そういったことが、その辺の展望はどうなのかお聞かせください。
○
峯岸克明議長 生涯学習課長。
◎根岸伸年生涯学習課長 笠原議員の再質問にお答えいたします。 この事業につきましては、もう既に平成26年から始まっておりますが、そうした中で、昨日のメアリズビル市の市長もおっしゃっておりましたが、こういった国際交流を続くことを望んでいるということがございます。そうした双方の思惑の中で、国際社会に対応する人材を育てるということの目標の中で、この形のものを続けていければということで担当課としては考えております。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 笠原議員。
◆4番(笠原則夫議員) 再々質問させていただきます。 もし途切れた場合は、これに取ってかわるような事業を考えていらっしゃるでしょうか。
○
峯岸克明議長 生涯学習課長。
◎根岸伸年生涯学習課長 お答えいたします。 現段階では、この中学生海外相互交流事業、海外派遣についてを中心の国際交流と考えておりますので、次期、それが途絶えたときの対応策ということは現段階では考えておりません。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございますか。 保泉議員。
◆2番(保泉周平議員) 2番、保泉です。 成果説明書90ページ、学校管理費、学校サポーター事業でございますけれども、こちらのほうの学習支援サポーター、それから介助サポーターと、人員が28名、13名といらっしゃいますけれども、この辺につきまして、サポートするのがどの程度の子どもたちの支援をするのかということが1つ、それから92ページの就学奨励費人数支給額というところで、特別支援教育就学奨励費、小学校・中学校というふうにございますけれども、こちらは大体、年間でございましょうけれども、どのくらいの支援がされるのか。 また、この特別支援と学校サポーターとの関連が、今川本にはばたき支援学校というのがございますけれども、こちらのほうに子どもたちが行く子もあるし、行かないでそのまま通われるというふうな子どももいらっしゃると思います。そういったときでの判断、その辺の基準というか、そういったことをお聞かせ願いたい。 また、これについては学校判断なのか、◯◯の相談事でそういったものを受けて支援というふうな形にしているのかということをお聞きしたいと思います。
○
峯岸克明議長 教育指導課長。
◎野口泰明
教育指導課長 保泉議員の質問にお答えをさせていただきます。 まず、1番目のサポーターはどの程度のお子さんをというふうなところでございますけれども、学習支援サポーターにつきましては、各学校で2名ないし3名という形で配置をしたときに、その学校の中でどのクラスがよいかというような形を考えて配置をしていただいております。多くは低学年というふうな形で、やはりまだ学校生活になれないとか手がかかるというようなお子さん、また、個別の支援が必要なお子さんも学習でいらっしゃいますので、そういったお子さんのクラスのほうにつけようかというふうなところで、学校ごとに判断をしていただいているということです。 介助サポーターのほうにつきましては、身体障害を持っているお子さんをサポートするというふうなところで、こちらは多くは特別支援学級のところへ介助サポーターのほうが入っていただいているということになっております。 3番目のはばたき特別支援学校の件もこちらのほうでお答えをさせていただきますけれども、はばたき特別支援学校は知的障害の特別支援学校というふうなところですので、そちらの判断につきましては学校のほうから上がったりと、あとは新しく1年生に上がるお子さんでしたらば、就学時の健康診断、そういったもののところからこのお子さんどうかというふうな形で教育委員会のほうに上がってきますので、教育委員会のほうで就学支援委員会というようなものを持ちまして、そこで特別支援学校適というような判断が行われたときに、就学のほうを進めていくということになります。 そのときには、やはり保護者の方の同意といったものも大切になってきますので、そのお子さんの障害の程度であるとかといったものを丁寧にご説明を申し上げまして、ご理解をいただける方につきまして、はばたき特別支援学校のほうの就学を進めていくということです。ですので、就学支援委員会で特別支援学校のほうがいいのではないかという判断が出ても、どうしてもということで強い保護者からの希望があれば、通常の学校の特別支援学級のほうへ入るというようなこともございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 教育総務課長。
◎黒瀬和俊
教育総務課長 それでは、2点目の就学奨励費関係のご質問についてお答えをさせていただきます。 こちらの奨励費につきましては、特別支援学級に在籍する児童・生徒、あるいは一定の障害等をお持ちのお子さん、そういった方々に対して支給をしているものでございます。主な支給の区分、項目といたしましては、学校給食費、それから修学旅行費、それから校外での活動費、それから学用品の購入費などとなっております。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 暫時休憩いたします。
△休憩 午後1時34分
△再開 午後1時35分
○
峯岸克明議長 再開いたします。
---------------------------------------
△発言の訂正
○
峯岸克明議長 保泉議員。
◆2番(保泉周平議員) 失礼しました。言葉の誤りがございました。 保護者というところを訂正させていただくということでお願いしたいと思います。◯◯というのを保護者にかえさせていただきます。失礼しました。申しわけありません。
---------------------------------------
○
峯岸克明議長 再質問で続けてください。
◆2番(保泉周平議員) 再質問でございますけれども、例えば特別支援というふうな学校のほうに通われまして、途中でよくなったと、普通に戻れるよというふうな形になったというケースというのはございますのでしょうか。 大体、この特別支援の小学校費と中学校費と、義務教育までは見ていますよというふうな形にはなっておりますので、その間に改善されて子どもが普通に戻れるというふうな形というのがあるのかどうなのか。あったケースがあるかどうかということでお伺いします。
○
峯岸克明議長 教育指導課長。
◎野口泰明
教育指導課長 保泉議員の再質問にお答えをさせていただきます。 特別支援学級に通っているお子さんが通常の学級へということで、そちらのケースのほうも実際にございました。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 保泉議員。
◆2番(保泉周平議員) 終わります。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 鈴木議員。
◆9番(鈴木詠子議員) 9番、鈴木です。 2点質問させていただきます。 1点目は、成果説明書29ページ、決算書134ページ、小中一貫教育でございます。 ご説明ですと、中1ギャップ解消の取り組みということで、英語の非常勤講師の賃金341万6,300円が計上されております。この小中一貫教育の内容について教えてください。 もう1点、成果説明書91ページ、決算書144ページ、中学校英語検定無償化事業です。 この成果説明書によりますと、3年生の受験率、またこの英検の取得率が減少しているとあります。無償化事業によって取得率は上昇とありますけれども、全体的に減っている。また、2年生は78.1%と格段上がっております。これは受験率ですね。この要因についてお願いいたします。
○
峯岸克明議長 教育指導課長。
◎野口泰明
教育指導課長 鈴木議員の質問にお答えをさせていただきます。 まず、1点目の小中一貫教育でございますけれども、こちらの教育のほうが学びの連続性ということで、学力の向上を目的といたしまして、中学校の英語の教員が小学校へ行って授業を、例えばALTと担任と一緒に行うというふうなことになります。 中学校の教員が小学校に行きますので、中学校でその分人があいてしまいますので、そこへ非常勤講師のほうを配置をして、そこで中学生のほうは授業を行うというような形の事業という形になっております。どうぞよろしくお願いいたします。 そして、英語検定のほうの受験率のほうが下がったというふうなところでございますけれども、こちらのほうが、3年生につきましては2年生のときに受けて、3年生になってその上の級というときに、ちょっと二の足を踏んだのかというふうなところもあろうかと思いますけれども、どうして受験率が減ったというような、これというふうなものはちょっとまだ思いつかないところかなというふうなところでございます。 2年生などでは伸びておりますので、また31年度になってしまいますけれども、こちらのほうはまたふえてきているのかなというふうなところがございますので、今後も英検の無償化事業につきましてPRのほうもしっかり行っていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 鈴木議員。
◆9番(鈴木詠子議員) 再質問させていただきます。 小中一貫教育のほうについては、この英語の授業で非常勤講師にお願いをした、中学校の先生が小学校に行っている間の穴埋めとして非常勤講師に行っていただいているというような理解でよろしかったでしょうか。 これはいわゆる小中連携と、またそれがベースにあって、そこでまたこの事業も行われているというようなことかなというふうに思うんですけれども、この授業の頻度はどのぐらいの頻度で行われているのか、またあわせて小中連携、全般的な中1ギャップを減らしていくための小中連携の取り組みもあればお願いしたいと思います。 もう1点、中学校の英語検定無償化のほうです。こちらの再質問ですが、比較的受験率は下がった、取得率も減っているけれども、比較的多くの高水準で推移しているかなというふうには捉えたんですけれども、この受験の受験率また取得率、県内でどのぐらいの位置にあるのか、その点について伺います。
○
峯岸克明議長 教育指導課長。
◎野口泰明
教育指導課長 それではお答えをさせていただきます。 小中一貫教育に関してですけれども、こちらのほうが週1日、各小学校のほうへ行っていただいているというような形になっております。 2点目の英検の県での割合というようなことですけれども、申しわけございません。そちらのほうがデータのほうを持ち合わせてございませんので、ご理解いただければと思います。 以上です。
○
峯岸克明議長 鈴木議員。
◆9番(鈴木詠子議員) それでは、再々質問をお願いします。 今、小中一貫教育に関しては、この英語の授業に関しては週1回ということで伺いました。小中連携の全体的な取り組みとしてもちょっと伺いたかったんですが、これは再々質問で答えていただければ結構です。 あわせまして、中1ギャップ解消の取り組みとしてやっぱり大事なのは、先ほどからお話が出ておりますけれども、インクルーシブ教育、やはり発達のおくれているお子さん、または特別支援のお子さんも含めましてですが、このインクルーシブ教育の上でもこの中1ギャップの解消に向けて何かしら取り組みを行っているのか、あわせてお願いしたいと思います。 英語検定無償化につきましては、県内でどのぐらいの位置にいるのかわからないということですが、これデータとしてないということでしょうか。最後にそれを伺って終わりにします。
○
峯岸克明議長 教育指導課長。
◎野口泰明
教育指導課長 それでは、再々質問にお答えをさせていただきます。 中1ギャップへの取り組みというふうなところでいいますと、今までやってきた連携というようなところが出てまいりますけれども、親善運動会というのがこの時期にありますけれども、そちらは小学校のほうの親善運動会の練習のほうに、中学生のほうが、陸上部とかが来ていただいて、そこで練習をするというようなことがあったりとか、中学校の部活でどういうことをやっているかというようなことを、小学生が中学校のほうへ行って部活動見学というようなものをやっていたりもいたします。 また、卒業・入学の時期間近になりますと、中学生の生徒会のほうで小学校のほうへ今度は行って、生徒会はこんなことをやっていますよとか、中学校はこういうふうなものがありますよという学校説明のようなものを中学生のほうがやってくれると。そういったことをやりまして、中1ギャップの解消というようなところで取り組んでございます。 インクルーシブ教育というふうなところでありますと、やはり障害のあるお子さんもないお子さんも一緒にというふうなところで、ふだんの授業のほうの指導というようなところを力を入れてやっていきたいというふうなところで考えてございます。 県のほうのデータとしては、そちらの手に入れられるデータのほうがないというふうなところでございますので、ご理解いただければと思います。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 大澤議員。
◆7番(大澤博議員) 7番、大澤です。 3点ばかりお伺いします。 まず、成果説明書92ページの1番上に就学援助費支給、この表が小・中ありますが、まずこれの支給の時期について伺います。 次に、同じ成果説明書の97ページから98ページ、図書館事業なんですが、98ページの移動図書館運行ということで、平成29年、30年に比べてやはり8%、その下のほうの児童・生徒への貸し出し冊数、これも軒並み減少しています。これで図書館等、読書通鳥をつくって低学年にも本を読ませるという運動しているかと思うんですが、その減少要因についてお伺いします。 それから、3番目が成果説明書の102ページの学校給食なんですが、地場農産物を活用した特色ある献立ということで、トントロリンスープとか煮ぼうとうとかパクシャパ、このような地場産業、地場農産物使っているんですが、特色ある献立が何回ぐらいあったか。 それと、地元、今農産物の利用割合、多分いろいろ直売所から購入しているかなと思うんですが、その割合についてお伺いします。 以上3点。
○
峯岸克明議長 教育総務課長。
◎黒瀬和俊
教育総務課長 1点目の就学援助費の支給時期ということでよろしいですか。支給時期につきましては、7月、12月、3月の支給の形でやっております。 それから、3点目の給食の関係でございます。給食につきまして、特色ある給食、それから地元の割合ということでございますけれども、まず特色ある給食につきましては、回数が何回ぐらいかというのは、今手元に持っていなくて大変恐縮でございます。 あと地元産の割合ですけれども、町内産につきましては約44%、それからまた埼玉県、県内という形で見ますと約53%ぐらいの地元の農産物等をJAふかやを通して入れているところでございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 生涯学習課長。
◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、大澤議員の2点目の質問についてお答えいたします。 移動図書館の運行につきましては、回数的には例年どおりの運行をしております。また、冊数が減っている関係につきましては、やはり児童・生徒数の減少というのが出ているものだとこちらは考えております。 また、児童・生徒の貸し出し冊数のほうが29年度に比べて減少しているというところと、読書通鳥との兼ね合いでございますが、平成28年度から読書通鳥事業を行っておりますが、やはり児童・生徒に関しまして本離れというのが逆に進んでいるのかなという傾向が見られます。そうしたことを踏まえまして、28年度、特に小学生の低学年向けに読書通鳥をリニューアルいたしました。そうしたことが契機づけとなりまして、今後1人当たりの読書数の冊数の増加とかということが考えられることをこちらとしては計画しておりますので、ご了解いただければと思います。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 教育総務課長。
◎黒瀬和俊
教育総務課長 先ほど、大澤議員の特色ある給食の回数につきまして、データを持ち合わせないと言ったんですけれども、今確認をいたしましたところ、トントロリンスープ、それから煮ぼうとう、それからパクシャパ、各1回ずつ提供しております。 以上でございます。大変失礼いたしました。
○
峯岸克明議長 大澤議員。
◆7番(大澤博議員) それでは再質問します。 まず初めに、92ページの就学援助費の支給なんですが、7月、12月、3月。3月は小学校に就学したりとか中学に上がったりしますので、その時期なんですが、以前何か一般質問で聞いたような記憶ありまして、年度末、3月の末になるといろいろ児童・生徒も準備があるので、今現在時点では年度末のまま変わっていないのかどうか伺います。 それと、2点目のこの本の読まないが、本離れがあるということなんですが、確かにこの読書通鳥リニューアルして、子どものありますけれども、これの本離れ、今かなりスマホとかなんかして映像関係になっているかと思うんですが、本離れについてのどのような考えを持っているか伺います。 それと給食なんですが、町内44%、県内が53%、これは総合すると埼玉県内、町内入れると97%ぐらい、ほとんど県内と町内産を使っているという解釈でよろしいんですか。 以上3点。
○
峯岸克明議長 教育総務課長。
◎黒瀬和俊
教育総務課長 1点目の再質問、支給の時期でございます。 年度末かどうかということでございますけれども、30年度におきましては3月14日に支給をしているところでございます。 それから、3点目の地元産の野菜が約97%になるかどうかということでございますけれども、ご指摘のとおり97%でございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 生涯学習課長。
◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、大澤議員の再質問にお答えいたします。 読書離れについてのこちらとしての受け取り方ということでございますが、議員ご指摘のとおり、確かに最近では映像による読書というのがはやっておりまして、スマートフォンですとかパソコンで読書というか本を読めるということはあります。 そうした中で、またそれも小学生でいえば高学年、また中学生に当たってはそういった媒体が多くなっているという現状は把握しております。せめて低学年については絵本とかをごらんいただきまして、読書のきっかけづくりをしたいというのがこちらも考えております。また、高学年につきましても学校図書館等の利用等も踏まえまして、今後読書に対する関心を深めていくような啓発をしていければと考えております。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 教育総務課長。
◎黒瀬和俊
教育総務課長 先ほど、パーセンテージにつきまして、97%について答弁いたしましたけれども、訂正をさせていただきます。県内産で54%ぐらい、それから町内産で44%ぐらいということになります。全体では県内産につきましては約54%という状況でございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 大澤議員。
◆7番(大澤博議員) 1番目の就学援助等は了解しました。それから給食の件も了解です。 それから、3番目の本離れの件なので、いろいろこれからやっていくと思うんですが、やはり低学年児から、ちょっとこの質問から少し外れるかもしれないんですけれども、やはり読み聞かせするような事業で、やはり本に親しむようなというのも具体的なのはここには載っていないんですか、どのように考えているか伺います。
○
峯岸克明議長 生涯学習課長。
◎根岸伸年生涯学習課長 それでは、大澤議員の再々質問にお答えいたします。 小学校低学年までの間に、そういった本になれ親しむということでございますが、隣の成果説明書にも書いてございますとおり、おはなし会というのを児童向けにやっております。そうしたところで読み聞かせをしながら、本に対する関心を深めていければ、またそれが小学生に上がったときも本につながっていくのではないかと考えております。 以上でございます。 〔「終わります」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 なければ、第9款教育費の質疑を終わります。 ここで休憩したいと思います。 再開は午後2時10分といたします。休憩します。
△休憩 午後1時54分
△再開 午後2時09分
○
峯岸克明議長 再開いたします。 次に、第10款災害復旧費、第11款公債費、第12款諸支出金及び第13款予備費までは一括審議といたします。 質疑のある方は申し出を願います。 吉田議員。
◆16番(吉田正美議員) 16番、吉田です。 11款の諸支出金、とりわけ基金について伺います。 30年度末ということで、この一覧表出ています。政策的ないろんな事業をやった上で、これだけの積立金がなされたわけであります。財政調整基金が12億3,400万円、公共施設整備基金が4億114万9,000円、4億円ちょっとですね。そのほかについてはちょっと省略しますけれども、この前、初日の補正予算でも触れましたけれども、手がたい財政運営が行われたということで、大変力強く感じておりますけれども、何よりもやはり背景として大企業を含む税収が潤沢に上がってきて、財政に余裕があるから、こういう積み立てができるんだと思うんですけれども、喜んでばかりいられない部分も初日の議論の中でもありましたけれども、ちょっと影が差している部分もあるものかなと思います。 町税がピーク時の平成23年ごろから比較しまして、5億円ぐらい減っています。その重立ったものが固定資産税、これも3億円弱ぐらい減ってきているんです。人間に例えれば、ちょっとこの辺がアキレス腱みたいに見えるのかなというふうに私は感じております。喜んでばかりいられないということで、しっかり注視していっていただきたいと思います。 この金額について、財務課の所見というか、見解を伺います。
○
峯岸克明議長 財務課長。
◎朝香敏康財務課長 それでは、お答えを申し上げます。 財政調整基金、それから公共施設整備基金というこの状況についてでございますけれども、財政調整基金につきましては、ここ数年12億円台という形で、現在高でございます。 財政調整基金につきましては、どれくらいの水準がよいのか、いろいろな考え方がございますけれども、今後の人口減少、また公共施設の総合管理等を考えますと、基金への財政調整基金ないし公共施設整備基金への積み立ては、重要な意味を持ってくると思います。また、この水準を維持できればというふうに考えてございます。 一番大事なのは、やはり自主財源の確保ということですので、企業誘致であり、さまざまな事業を通じて、そういった部分に努めてまいりたいとそんなふうに考えてございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 吉田議員。
◆16番(吉田正美議員) 再質問します。 これだけの基金があれば当面、安心していられるかなと思います。 それで、健全財政を占う指標というのがありますけれども、積立金は国のほうでこの数字を出して、どうのこうのということはありませんけれども、健全財政を推しはかる上で、大事な部分だと思うんです。ほかのものとリンクしてくるので、類似団体とか、県内の市町村、どのくらいの積立金を持っているのかなと、その辺がわかればある程度、自分の立ち位置もわかるのかなと思っておりますけれども、わかれば類似団体と言わず、近隣の市町村の金額を教えていただければいいかと思います。
○
峯岸克明議長 財務課長。
◎朝香敏康財務課長 それでは、財政調整基金につきまして、県内でどれくらいの位置にいるのかということでご説明をさせていただければと思います。 寄居町12億3,400万円ということでございますが、23町村で行きますと上から3番目の位置におります。市を混ぜますと、寄居町よりも積み立ての少ない市というのが4市ございますので、市町村合わせますと39番目ということになります。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 吉田議員。
◆16番(吉田正美議員) 最後になりますけれども、ありがとうございました。 23町村中3番目と、これはトップクラスです。トップスリーで、安心しました。 以上、終わります。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 15番、田母神です。 1点、質問させていただきます。 成果説明書103ページ、公債費、一番最初のところの財務省に60件、6億9,819万3,000円元金、利息が5,000万円、計7億4,828万2,000円ですが、これは何年で返済をするのか、返済期限についてお伺いします。
○
峯岸克明議長 財務課長。
◎朝香敏康財務課長 それでは、お答え申し上げます。 60件ということで、元利償還のほうがございますけれども、償還の中では、毎年毎年どんどん借り入れがあると伸びていってしまいますので、何年までというのは難しいですけれども、財務省の中で臨時財政対策債が一番多いといいますか、この60件のうち、18件が臨時財政対策債になります。 臨時財政対策債につきましては、20年償還ということになっておりますので、直近で平成30年度にここで借りたものは、あと20年後まで続くというそういう状況になります。 よろしいでしょうか。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 再質問させていただきます。 一番昔といいますか、20年以内に借りたものを20年目には返していくということになると思うんですけれども、そうすると、ほとんど返さなくてもいいような状況なのか、そんなことはないと思うんですけれども、その辺についての状況についてお願いします。
○
峯岸克明議長 財務課長。
◎朝香敏康財務課長 それでは、起債のほうは毎年さまざまな事業の中に、起債を起こして借りて、据え置き期間というのがございますけれども、3年とか据え置いた後に元金の償還が始まると。最初に借りるときに、例えば20年だったら20年償還ですよということで利率が決まってくる。そういう形になって毎年毎年それが利率で返済をされていくという形になります。 その中で、30年度にとられたのが先ほどの公債費、合計で9億665万6,000円、これが元利のトータルの30年度分の支払わなければならない額ということになりまして、来年になると、またこの中で新たに加わるものと償還が終わるものが出てきますので、その動きで変わってくると。 ちなみに、平成30年度の中で、償還が29で償還が終わったものの例を申し上げますと、この役場の庁舎、こちらの償還が終わっております。それから城南中学校の用地造成事業です。それから、鉢形財産区会館の建築事業、こういったものについて起債を起こしたものが29年度に終わってくると。 反対に、小学校の空調の整備事業等を行った記憶あると思うんですが、平成28年にお借りしたものが、元金が30年度から始まるという形になってきます。こちら3,800万円ほど元金があるんですが、小学校の空調について見ているだけでも、それだけ新たに加わるものと。先ほど申し上げましたように、もう終わっているものという中での差し引きがございまして、今の償還金があるということでございます。 以上です。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 最後に、そうしますと、6億9,800万円の元金と利子で、新たに事業を起こしながら、事業が起きないことはないと思いますので、起きながら期限が来たものは返したり、利息がついたものは払い出すという、そういう状況のようなのですが、平均して1年でどのくらい返済することになっているでしょうか。この間の1年で、財務省に返した額というのは、どのくらいだったか、わかったらお願いします。
○
峯岸克明議長 財務課長。
◎朝香敏康財務課長 平成30年度に財務省に返した元利償還につきましては、7億4,828万2,000円になります。そして、残っている元金が76億6,781万3,000円という計算になります。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 大澤議員。
◆7番(大澤博議員) 7番、大澤です。 成果説明書103ページ、公債費、1点お伺いします。 いろいろ財務省からかんぽ生命、地方公共団体金融機構とか、市中銀行から埼玉県、埼玉市町村振興協会、これはいろいろ借りるんですが、この中で金利はそのとき借りるときの政策金利か何かの影響で、かなり上振れ、下振れすると思うんですが、今、金利が一番高いと考えられる場所はどこで、逆に一番低いと考えられる場所について伺います。
○
峯岸克明議長 財務課長。
◎朝香敏康財務課長 それでは、お答え申し上げます。 起債につきましては、起債を借りる段階で、そのメニューによりまして、どこの部、例えば財務省から借りられるとか市中銀行、その辺の借入先というのはもう決まってきます。 その中で全体で見ますと、財政融資資金、財務省の部分については率は低いんですけれども、ほかの市中銀行だとか、地方公共団体金融機構とかと比べると財務省のほうが非常に低くなってくると。そういう低いところの率をなるべく多く借りるということで件数も多くなっているということでございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 それでは、財務課長から追加の答弁のお申し出がありましたので、受けることにいたします。財務課長。
◎朝香敏康財務課長 申しわけございません。 地方公共団体金融機構も、すみません、率は低くて、市中銀行等が高いということでございます。すみません、訂正します。
○
峯岸克明議長 その他、ほかに質疑ございませんでしょうか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 なければ、第10款災害復旧費から第13款予備費までの質疑を終わります。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後2時26分
△再開 午後2時26分
○
峯岸克明議長 再開いたします。 続きまして、一般会計全体を通して総括質疑のある方は申し出を願います。 吉田議員。
◆16番(吉田正美議員) 16番、吉田です。 健全財政を占う主な財政指標について伺います。 監査報告でありましたけれども、繰り入れしている実質赤字比率、連結赤字比率は赤字額がないのでマイナスの表示になっていましたけれども、これは触れませんけれども、まず財政力指数です。0.830、昨年より0.04ポイント上昇しています。ということは財政力が強まったと、若干ですけれども、そういう見方ができると思うんですが、県内の類似団体というか町村、その比較、ほかにも昨年は県北か何かの市町村も出てきたけれども、わかればその辺のところもお願いいたします。 それと、この数字についての見解を伺います。 それから経常収支比率、これが84.9%、前年度比2.2ポイント上昇、これちょっと数字が悪くなって、硬直化まではいきませんけれども、そういう傾向はあるのかなと思います。 しかしながら、80%以下が今まで望ましいとされてきましたけれども、最近では社会保障の占める割合が多くなって、90%以下なら適切であると今までの答弁を聞いております。県内の市町村のランクづけです。それの見解を伺います。 それと実質公債費比率、これは4.4%、前年度比0.1ポイント上昇、これを県内の比較とご見解を伺います。 それから最後に、将来負担比率、これ40.9%、昨年より8.7%下降、この数字は問題ないと思うんですけれども、上限が350ということですから相当低い数字ですけれども、これも県内の比較というか、町村の比較と見解を伺います。 以上です。
○
峯岸克明議長 財務課長。
◎朝香敏康財務課長 それでは、お答えを申し上げます。 まず、財政力指数ですけれども、0.830ということで、30年度の順位といいますか、県内では23の町村中で4番目となってございます。 財政力指数は平成27年度以降0.8を超え、その後も毎年上昇を続けている状況でございます。指数が高いのは、本田技研工業はじめとする企業誘致等が実を結んできた結果であろうというふうに見てございます。 実質公債費比率につきましては、健全化判断基準の一つでございまして、30年度先ほどございましたとおり4.4%と、29年度が4.3%ということで、ほぼ同じ状況かと思います。健全化法の中では25%を早期健全化基準、35%を財政再生基準としてございます。 どちらと比べましても、かなり低い率でいるというふうに理解をしてございます。23町村中でいきますと、低いほうから3番目という状況にございます。 次に、将来負担比率ですが、こちらも財政健全化比率の一つでございます。将来負担すべき実質的な負債が標準財政規模に占める割合ということで、30年度は40.9%、29年度は49.6%で8.7ポイントの減となってございます。こちらにつきましては23町村中でいきますと15番目ということで、ほぼほぼ真ん中ちょっと下ぐらいかなという位置に今おります。 経常収支比率ですが、県内23町村中では、現在2番目という位置におります。市を入れましても、2番目という位置におりますので、率的には非常にいい状況であるというふうに見ております。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 吉田議員。
◆16番(吉田正美議員) ありがとうございました。 財政力指数が23町村中4番ということで、トップクラスです。これも相当、数字的にもいい数字だと思います。それから経常収支比率、これは本当にいい数字ですね。23町中2番。全体の63市町村でしたか、それでも2番。トップクラス。我が町の財政は、弾力性があるということは硬直化していないということを数字であらわしていると思います。 3番目の実質公債費比率、これがもっと私は、真ん中辺行っているのかな、4.4%という数字が相当低い数字なのでびっくりしたんですけれども、これちょっと引っかかる数字です。下から3番目だと答えましたよね。 〔「低いほうから」と言う人あり〕
◆16番(吉田正美議員) 低いほうから。あ、そうか。そういう理解、わかりました。 それから、将来負担比率、これも真ん中辺ということで、これさっき申し上げましたけれども、350%ですから、さっき同僚議員が申し上げましたけれども、地方債の元利の償還金、それから職員の退職手当の見込み額と、これはもう全然問題ない数字でございまして、いい数字だと思います。 以上で終わります。
○
峯岸克明議長 財務課長。
◎朝香敏康財務課長 すみません。 実質公債費比率、ちょっと私の説明が悪かったかもしれないんですが、低いほうからというのは、いいほうからというふうに理解をしています。 すみません、以上です。
○
峯岸克明議長 よろしいですか。 〔「もう一回ありますよね」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 あります。 吉田議員。
◆16番(吉田正美議員) すみません、私はワーストのほうから3番だと。上から3番と。 この数字というのは、相当いい数字ですよね。私なんかが議員なったころは15%前後でしたけれども、相当4.4%というのは、これはどこに出しても恥ずかしくない数字で、順位的にも2番ということで、大変いい順位だと思います。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 なければ、一般会計の総括質疑を終わります。 以上をもちまして、議案第58号 平成30年度寄居町
一般会計歳入歳出決算の認定についての質疑を終わります。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後2時36分
△再開 午後2時37分
○
峯岸克明議長 再開いたします。
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△議案第59号(平成30年度寄居町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について)の質疑
○
峯岸克明議長 日程第3、議案第59号 平成30年度寄居町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本案も9月3日に提案理由の説明と監査報告を受けておりますので、直ちに審議に入ります。 本案は歳入歳出一括審議といたします。 質疑のある方は申し出を願います。 岡本議員。
◆11番(
岡本安明議員) 11番、岡本です。 決算書の18ページ、成果説明書の110ページ、成果説明書の上段のほうです。後発医療品利用率の推移というところで、ジェネリックの利用率が29年度平均、30年度平均を見ますと4.4%の上昇で、かなりの上昇率になっております。この上昇率が大変すばらしくて、大変結構なことなんですけれども、これに伴い医療費を抑制できるという大変なメリットもあるんですけれども、これだけ上昇した理由というか、方法というか、どのようなことでこのような上昇率につながったかということを質問いたします。 よろしくお願いいたします。
○
峯岸克明議長 町民課長。
◎高橋文久町民課長 それでは、お答えさせていただきます。 ジェネリックの利用が上がったのは、昨年度は今まで年2回勧奨通知を出していたのを、3回勧奨通知を出すようにしたことが大きな原因かと考えます。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 15番、田母神です。 何点か質問させていただきます。 成果説明書の国保特別会計の105ページ、法定外1億円入れて、3億3,958万6,000円の黒字ということで、国保の加入者が減少する中で黒字が出たということは、先ほどのジェネリックのほうも関係してくるのかなと思いますし、重い病気にならないように、生活習慣病予防で重症と思われる人22名のうち、5名が改善、治療のほうで参加したということですが、そういう状況がある一方で、収入未債額が3,582万5,152円、収納率94.23%、これは何人分、多い人はどのくらい滞納があるのか。 それと、保険証が渡されていない人、予備軍と言われている人が30年度は何人いたか。 以上、お願いします。
○
峯岸克明議長 町民課長。
◎高橋文久町民課長 2番目の質問にお答えさせていただきます。 30年度において、資格証の交付は1世帯2名でございます。短期証については19世帯44名になっております。 以上です。
○
峯岸克明議長 税務課長。
◎福島亮一税務課長 1点目のご質問、ちょっと時間がかかってすみませんでした。 収入未済額という件の何人というご質問かと思うんですけれども、未済額につきましては、現年分、滞納繰越分合わせてという形になりますので、それでいきますので、期別の件数という形になりますが、それにつきましては1万101件、件数でいきますとそういう形になります。 以上です。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 再質問をさせていただきます。 件数というのは、月を1件というふうに考えての件数という判断でいいわけですね。長い人にしてみると収入未済額、これ1年じゃなくて積み重なってきているということなんでしょうか。1年だと1か月ずつだと12回なわけですけれども、その辺のところをもう少し説明してください。 それと、資格証明書については、1世帯で2名ということで、この年代といいますか。若い人なのか高齢者なのか、子どもがいる方は証明書を渡さないことになっておりますけれども、内容について、2点再質問をお願いします。
○
峯岸克明議長 税務課長。
◎福島亮一税務課長 1点目のご質問で、件数というのは議員ご指摘のとおり、1期を1件というふうにカウントいたします。ですので、今ですと国民健康保険税は1年間、8回納期ということになっておりますので、仮に同じ人が1年分ということになると8件というカウントになります。 そういったカウントでいきますと、30年度におきましては2,596件になります。いつからと古いものになりますと、これは滞納繰越分という形で計上はしているんですけれども、一般会計のときにも若干ご説明させていただきましたが、執行停止に資力がないので、滞納処分の執行停止をしているとか、そういった部分まで含めますと、相当古いのも残っておりますが、トータルの件数で行きますと7,505件という件数になります。 以上です。
○
峯岸克明議長 町民課長。
◎高橋文久町民課長 資格証の年代ということですけれども、世帯主が50歳代の親子です。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 最後の再々質問させていただきます。 努力して、資格証明書が1件だけになったというのを私は、件数が多い市町村から比べると、かなり働きかけをしてもらっているなと感じたんですが、50歳代の方ということですと、どういう事情なのか。もう高齢で働けなかったり、高齢といっても65歳以下に国保ですからなるわけですけれども、その50歳代の方が資格証明書になった理由で、短期証に変わるような要素があるのか。その努力をしてもらっているのか、最後お願いします。
○
峯岸克明議長 税務課長。
◎福島亮一税務課長 再々質問について、私のほうからお答えさせていただきます。 先ほど50歳代と答弁、町民課長のほうがしたんですが、申しわけございません。今は60歳代ということでご了承いただきたいと思います。 それと、1世帯ということですので、余り細かい内容になりますと、これは個人の情報になってしまいますので、深い内容までは申し上げられないんですけれども、自営業者の方で過去は結構所得があった方が近年、収入が激減したという形から発生したものというふうにご理解いただきたいと思います。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 大澤議員。
◆7番(大澤博議員) 7番、大澤です。 1点伺います。 成果説明書110ページ、表11の特定保健指導実施状況、これで平成29年、30年とありまして、積極的支援、平成29年は125名で実施者は8名と、6.4%と低い。平成30年はさらに86名いて4名と、4.7%。やはり医療給付とか、削減のことについてはこれを積極的に支援、病気にならないようにするほうがいいと思うんですが、それについてはどういうふうに考えますか。伺います。
○
峯岸克明議長 町民課主幹。
◎黒瀬秀明町民課主幹 それでは、質問にお答えさせていただきます。 この特定保健指導、こちらにつきましては、議員もご高承のとおりと存じますけれども、特定健康診査におきまして、今後、生活習慣病の中で重症化が危惧される方々に対しまして、医療機関への受診とともに、生活改善の取り組みを町として支援をするという形で取り組んでいるものでございます。 こちらは、昨年の数字から動機付け支援につきましては、若干数字が伸びておりますけれども、こちらは、受診勧奨等の呼びかけ、通知等を行いまして、受診者の方々がふえてきていると思います。 今後、こちらの特定保健指導の受診率の上昇というものが、寄居町の医療費の抑制対策の一つにもなりますことから、町としても積極的に推進してまいりたいと考えております。 以上です。
○
峯岸克明議長 大澤議員。
◆7番(大澤博議員) 再質問します。 積極的に進めていくということなんで、周知の徹底とかが肝心かなと思うんですが、具体的にどのような周知徹底をしていくかの質問をします。
○
峯岸克明議長 町民課主幹。
◎黒瀬秀明町民課主幹 それでは、お答えさせていただきます。 こちらの推進につきましては、個別に町からの受診勧奨のお知らせ、それからはがき等を通じまして、皆様にお知らせをしているところでもございます。また今後、さらに受診率を伸ばすために令和元年度においては、新たな事業を取り組んでおります。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 なければ、質疑を終結いたします。 以上で議案第59号 平成30年度寄居町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を終わります。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後2時51分
△再開 午後2時51分
○
峯岸克明議長 再開いたします。
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△議案第60号(平成30年度寄居町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について)の質疑
○
峯岸克明議長 日程第4、議案第60号 平成30年度寄居町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本案も9月3日に提案理由の説明と監査報告を受けておりますので、直ちに審議に入ります。 本案も歳入歳出一括審議といたします。 質疑のある方は申し出を願います。 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 15番、田母神です。 2点ほどお尋ねします。 1点は、後期高齢者医療特別会計の特別徴収と普通徴収がありますが、この割合について。 もう一点は、年々保険料が値上げされる中で、ことしについては30年度収支状況では、歳入合計が3億6,732万9,000円、歳出合計が3億6,209万3,000円となり、差引額が523万6,000円。その中で、1人当たりの医療費が2万6,533円、3.3%減だったということなんですが、この要因についてお願いします。
○
峯岸克明議長 町民課長。
◎高橋文久町民課長 1点目の質問にお答えさせていただきます。 特別徴収で68.5%、普通徴収で31.5%になっております。 医療費の減なんですけれども、全県的に医療費が微減というか、低下しておりまして、その理由としましては、診療報酬の改定、薬価の改定等があったために、医療費が低くなったと言われております。 以上です。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 再質問させていただきます。 特別徴収というのは、年金から引かれる徴収でよろしいんでしょうか。普通徴収のほうがそっちなのか、ちょっと割合的に68.5%と31.5%なので、その辺を1点と、もう一点については、診療報酬や薬価の改正によって下がったということで、2万6,533円というのはかなりの額だと思うんですけれども、今までは、この間このような大幅な下がりというのはなかったと思うんですが、全国的、全県的というふうなお話の中で、そうしますと後期高齢者の医療保険料は値下げにつながるのか、その辺についてお願いします。
○
峯岸克明議長 町民課長。
◎高橋文久町民課長 議員ご質問の特別徴収については、議員のおっしゃるとおり、年金からの天引きになっております。 それと、診療費の減ということですけれども、新聞によりますと、高額薬剤は極めて安価に手に入るように薬価の改定があったということですので、そういうことが原因になっているのかと考えております。 逆に納めるほうですけれども、後期高齢者医療連合のほうで、医療費の推移を見て算定しているものですので、そちらのほうで考えていることと思いますので、ここでの回答は避けさせていただきます。 以上です。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 なければ、質疑を終結いたします。 以上で議案第60号 平成30年度寄居町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を終わります。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後2時56分
△再開 午後2時57分
○
峯岸克明議長 再開いたします。
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△議案第61号(平成30年度寄居町
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について)の質疑
○
峯岸克明議長 日程第5、議案第61号 平成30年度寄居町
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本案も9月3日に提案理由の説明と監査報告を受けておりますので、直ちに審議に入ります。 本案も歳入歳出一括審議といたします。 質疑のある方は申し出を願います。 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 15番、田母神です。 3点ほどお尋ねします。 成果説明、下水道事業特別会計の使用料収入、前年度比で23.6%増、1億6,253万2,000円、この大幅増額した理由を1点。それと91万8,000円の不納欠損を行いましたけれども、この内容説明、もう一点は、公営企業会計の移行の2年目ということで、固定資産評価や予算、勘定科目の整理を行っているところですが、公営企業会計というのは独立採算いうことになっていくと、下水道事業も水道事業と同じように、独立採算になるわけですけれども、その中で職員の人件費やなんかを創出するというふうになると、かなり経費がかかるというか、一般的には値上げされる方向が考えられるわけですけれども、こういう不況の状況なので、値上げしない方向での移行をお願いしたいわけなんですけれども、町の現在の考えについて、以上、よろしくお願いします。
○
峯岸克明議長 上下水道課長。
◎持田真利
上下水道課長 それでは、田母神議員のご質問にお答えさせていただきます。 まず、1点目の使用料の大幅な増でございますが、こちらにつきましては平成30年度より環境整備センターの接続がございまして、そちらの流入量が算定されますことで、使用料がふえております。 2点目、不納欠損でございますけれども、こちら内訳といたしますと、下水道受益者負担金、こちらにつきまして8名の方が対象になっております。もう一つが、下水道の使用料でございまして、こちらが35名の方が対象となっております。金額といたしますと、負担金のほうが66万9,940円、使用料のほうが24万8,145円ということになっております。 3点目の公営企業法への移行、企業会計の導入ということでございます。こちらにつきましては、少子高齢化が進んでいく中、また設備が老朽していく中で、これは日本全国の問題として、これからの経営の戦略をきちんとした道筋を立てていくと、こういう大きな流れの中で取り組んでおるものでございまして、町といたしましても、平成29年度から今年度、令和元年度3年間の事業ということで、移行事業を委託事業として出しまして、取り組んでいるところでございます。 議員もご心配されている値上げ等でございますけれども、こちらについては、まず最初に、すぐこの移行に関してということで直接の原因として、使用料が上がる、下がるということ、これ想定はしてございません。 まず最初に、仕組みとして企業会計を導入いたしまして、その中で企業として運営の分析、予算決算の諸帳簿を改定いたしまして、水道事業と同様の諸帳簿を設けまして、運営を分析します。それと同時に、そういった今後のストックマネジメントといいますか、資産の運用面と運営面、そして経営の戦略についてを、いろいろ確認していきながら、必要に応じた改定をする。そういったツールとして、まずそういう道筋をつくる基盤として移行していると、そういう認識でございますので、ご理解をいただければと思います。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) それでは、再質問させていただきます。 大幅な増額の理由がわかりました。環境整備センター、かなりの量だったので、大きい額になったんだなというふうに思います。 次の不納欠損ですが、66万円を8人ということになりまして、一番多い方がどの位で、8人のうち少ない人がどのくらいなのか。使用料の不納欠損のうちに、24万8,000円で35名ということも、それもそんなに大きな額ではないと思うんですが、一番大きい人がどのくらいで、その内訳についてお願いします。 企業会計については、ぜひ値上げはしない方向で、より明確な方向で進めていただきたいと思います。お願いします。
○
峯岸克明議長 上下水道課長。
◎持田真利
上下水道課長 不納欠損の内訳でございます。 その内訳の中で、金額の大小ということで、細かな統計というのはちょっと取っておりませんので、申しわけないんですが、受益者負担金についての中で、ちょっと顕著な方、要は土地をたくさん所有していらっしゃる方がおりまして、その方については、その欠損の中で40万円程度占めているということまでは把握してございますので、ご了解いただければと思います。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 中嶋議員。
◆5番(中嶋文雄議員) 5番、中嶋です。 成果説明書の中で113ページ、ただいま田母神議員のほうからも質問がありましたが、企業会計移行支援業務について、決算書では4ページ、508万8,000円ほどあるところでございます。 内容を見ますと、固定資産の評価や予算、あるいは勘定科目等の整理というような形になっておりますが、一般的に考えると今、行われている今現在の改定手法を企業会計に移していくというふうな形で、例えば勘定科目の移行等あるいは固定資産の把握等が考えられるところでございますが、それだけのことなのに、どうして500万円もかかるのかなというふうに単純に考えます。 今、行っておる町の下水道事業の科目の変更をするだけだとすれば、こんなに500万円もかからないのかなとの一般的な見方でありますが、どうしてこのような額が必要なのか、お尋ねいたします。
○
峯岸克明議長 上下水道課長。
◎持田真利
上下水道課長 中嶋議員のご質問にお答えさせていただきます。 確かに非常に高額なものとなってございます。確かに端的に言いますと、会計の移行ということなので、勘定科目の整理等ということで割とスムーズに、量的にもなさそうなふうにも見えるんですけれども、公共下水道事業ですと、昭和60年に検討を始めて供用開始が確か平成4年のころだったと思います。 その間、ずっと設備投資ということで管路ですとか、マンホールポンプ場ですとか、さまざまな設備を設置しておりまして、その年数が15年以上ずっとかけて整備をしてきておるものがございます。そういった全ての契約書類、工事台帳、工事の図面類、資料、そういったものを全部、まず整理をしまして、その中でそれを読み取りまして、取得の価格等を整理いたします。また、それを財源を振り分けて整理いたします。 そういったさまざまな作業をして、それを今度会計システムを導入しますので、デジタル化、数値化ということで入力をして、データベースを作成いたします。そういった大きな作業をしておるということがまず1点ございます。 それと同時に、やはり会計を移行後の上手な運用ということで、我々職員に対して会計士の先生を派遣していただいて、研修を数度、今現在も、今年度もまたやっておるんですけれども、研修等をして移行の後方支援をしていただいております。 それと、企業会計移行に伴いまして、例規の関係の新設とか、改正等もする必要がございまして、その辺の例規の洗い出し等も調査をして、例規の素案ということも作成していただいておりまして、これは受けたところが総合的に、いろんな専門スタッフを集めていただいていまして、例規に関しては行政の例規のスタッフの方を派遣していただいて、例規の見直し、参考例をつくる、そういったさまざまがコンサルティングを含めて、委託をしているというところですので、確かに金額が多いんですけれども、また、それなりのボリュームの業務をやっていただいているというふうに認識しておりますので、ご了解いただきたいと思います。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 中嶋議員。
◆5番(中嶋文雄議員) 大変な仕事なんだなということは予想できましたが、それにしても高額だなというような気がしています。どこがということはなかなかわかんないんですが、多分ほかの市町村でも、この年度に合わせて移行業務等が進められているのかなというふうに思います。 他市町村と比べても、こんなものが基準だよ、同じような額なんだよ、その声が必要なのかなという、そこの点だけご確認させていただきたいと思います。
○
峯岸克明議長 上下水道課長。
◎持田真利
上下水道課長 再質問にお答えさせていただきます。 こちらの委託なんですけれども、確かに議員ご指摘のとおりで、国のほうでは令和元年度までに作業を終了して、2年度から新たな会計で動くようにというようなことで、締め切りといいますか、期限を切った形での要請がなされておるところでございまして、ちょうど確かにすごく忙しい時期が重なっているということが言えるのかなと思います。 ただ、情報として、要はいろんな市町村がどのレベルの内容で、どのくらいのボリュームの委託をしているということが、ちょっとつかみかねておりますので、比較してどうだという分析を持っておりません。申しわけないのですけれども、ご了解いただきたいと思います。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 原口議員。
◆14番(原口孝議員) 14番、原口です。 1点お聞きしますけれども、やはり下水道事業というのは、大変設備投資が多くて、いろいろ大変なところもあるんですが、一般会計からの繰入金がずっと行われております。大変、一般会計のほうの財政も厳しい中で、今回少し減額されているようですが、予算額よりは減っておりますが、単年度では。だけれども、これから公営企業に移るとか、いろんな準備をしている中で、この一般会計に頼らざるを得ないのか。また、今までこの事業やってきて、今後もそうですが、決算を踏まえて、この一般会計繰入金をどう受けとめているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○
峯岸克明議長 上下水道課長。
◎持田真利
上下水道課長 原口議員の質問にお答えさせていただきます。 下水道会計の過去を見てまいりますと、確かに一般会計からの繰入金から支えられているというところが非常にあるのは承知してございます。一般会計繰入金と申しましても、まず2種類ございまして、雨水等の処理に関する繰入金は、基準の繰り入れということで、これは国が一般会計から支弁すべき繰り入れというふうにされておりまして、基準外の繰り入れというのが赤字の補填ということの繰り入れになってございます。確かに、その赤字の補填の繰り入れも多うございました。 ただ、長いスパンで見ますと、企業誘致の成果があらわれまして、まず最初にホンダが接続した段階で、使用料収入が相当を占めるところまで上がっております。ちょうど先ほど田母神議員のご質問の中でありましたとおりで、今度、環境整備センターの接続がございましたので、そこでまたかなり使用料も上がっております。 そういった中で見ますと、ここ5年ぐらいで見ますと、基準外の赤字補填の繰り入れの幅も解消したとは言えないんですけれども、大分幅が狭くなっているというのは、おおむねの推移の中で把握をしてございます。 これから、また企業の誘致等で水を使っていただいて、また水洗化率につきましても、これからまた情報提供、普及促進をする中で、少しでもこの公共下水道の施設を多くの方に使っていただいて、有収水量を上げていく中で経営改善していきたいというふうには考えてございますので、ご理解いただければと思います。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 なければ、質疑を終結いたします。 以上で議案第61号 平成30年度寄居町
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を終わります。
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△議案第62号(平成30年度寄居町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について)の質疑
○
峯岸克明議長 続きまして、日程第6、議案第62号 平成30年度寄居町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本案も9月3日に提案理由の説明と監査報告を受けておりますので、直ちに審議に入ります。 本案も歳入歳出一括審議といたします。 質疑のある方は申し出を願います。 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 15番、田母神です。 2点ほどお尋ねします。 1点は、成果説明書の117ページに事業概要として、今市、用土、折原の集落排水委託料、工事費、今市が合わせると1,000万円を超して、次が折原は800万円を超して、用土が650万円を超すというような状況になっております。 今後のこの施設管理について、ゼロというわけにはいかないと思うんですが、なるべくかからないようにするための整備点検といいますか、小まめな点検というか、その辺についての考え方、それと、もう1点は、折原の接続が74.5%ということで、平均が89.3%、9割ぐらいまではぜひ、せっかくつくった地域なのでという思いがあるわけですけれども、この進まない理由について、以上2点お願いします。
○
峯岸克明議長 上下水道課長。
◎持田真利
上下水道課長 それでは、田母神議員のご質問にお答えさせていただきたいと思います。 まず1点目の今市、用土、折原についての維持管理の費用ということでございます。確かに、ご心配されているとおりなんですけれども、今市が一番、供用開始も早くて古いという部分がありまして、部品等の交換がふえておるという状況でございます。 用土ですが、用土はたまたま地形上ですけれども、土地が平らでございまして、マンホールポンプ等はなくできているということで、割とかからず済んでいるのかなと。 逆に、折原はアップダウンが多くて、ポンプ施設が多いということで、どうしても機械設備が多いと、そこがかかってくるのかなというふうに分析しております。 確かにこれから先、先ほどの公共下水でもありましたとおりで、施設の老朽化が進んでいく中のやりくりというのが求められておるところでございます。 そういった中で、今年度なんですけれども、その施設の機能診断ということをしております。また、それを踏まえて、施設の最適なあり方という構想を来年度までに取りまとめていこうということで、今考えておるところでございまして、そういった中で、これから先の施設管理について、また計画的に上手に節約しながらも、安全に稼働できるような形に進めてまいりたいと考えております。 続きまして、折原の接続が少ないということで、ご指摘でございます。これ数度、議員さんにはご心配いただいているところでございます。 ちょっと経緯をお話させていただきますと、平成24年に折原は供用開始をさせていただきまして、最初に25年に、組合長の名前で接続の啓発文、毎戸配布させていただいております。 翌年26年、啓発を兼ねましてアンケート調査をいたしました。27年にアンケート結果に基づきまして、農業集落排水の利点ですとか、町が補助する住宅改修の補助制度ですとか、また障害者等の住宅改修の助成制度とか、さまざまな情報を提供するパンフレットをまた組合員に送ったというようなこともさせていただいております。 その中で、翌年の28年度ですけれども、83名の方、未接続の方に町長名と組合長名の連名ということで、接続についてのお願いの文書というものを送ったという経緯がございまして、そのあと29年、30年と2年かけまして、臨宅による勧奨を進めてきているというところでございます。 そういった中で、年度末の数字、こちらに示したとおりで74.5%ということでございますが、今年度になりまして、若干また好転しておりまして、13戸の接続の申し込みがございまして、この辺がつながった暁には、80%にも今年度届くかなと。80%届いても、他のところからするとまだまだというところもございますので、また接続の勧奨についての事業を継続的にアピールしていって、接続を促してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 再質問をさせていただきます。 いろいろな資料や配慮の中で、懲りずにといいますか、気長に接続へのお願いをしていくということが、13戸が新たにということにつながったなと思うんですが、ただ単身高齢者だとか、かなり庭、畑といいますか、自宅から接続するところまで距離があるとかということで、負担がとても大変だという家庭もあるんではないかと思うんですが、跡取りといいますか、後を入ってくれる人がわからないというような状況だと、とても不安で接続という方もいらっしゃると思うんですけれども、その辺の調査というとあれですけれども、どこまでお願いできそうかなという、その辺の予想はあるのか最後に伺いたいと思います。すみません。
○
峯岸克明議長 上下水道課長。
◎持田真利
上下水道課長 お答えさせていただきます。 議員ご指摘のとおりで、やはりアンケートの中でも、確かに工事の費用の関係とか、あとはやはりご家族の関係で跡取りが一緒に住んでつなぐ意向がという、そういったアンケートは多かったということでございました。 そういった、それぞれの家庭の事情というのはあります。ある上で、また農集の事業、事業の立ち上げのときに地区の意向を踏まえて、町が踏み出したという、そういった経緯もございますので、それを踏まえて粘り強く制度の趣旨をご理解いただいて、少しでも使っていただくという方法で汗をかかせていただきたいなというふうに考えておりますので、ご了解いただきたいと思います。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 なければ、質疑を終結いたします。 以上で議案第62号 平成30年度寄居町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を終わります。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後3時22分
△再開 午後3時23分
○
峯岸克明議長 再開いたします。
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△議案第63号(平成30年度寄居町
公設浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定について)の質疑
○
峯岸克明議長 日程第7、議案第63号 平成30年度寄居町
公設浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 本案も9月3日に提案理由の説明と監査報告を受けておりますので、直ちに審議に入ります。 本案も歳入歳出一括審議といたします。 質疑のある方は申し出を願います。 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 15番、田母神です。 1点質問させていただきます。 用土駅西側区域、用土は農業集落排水事業地区が1か所あって、本来そちらにもというのを議会の中でいろいろ審議した結果、公設の合併浄化槽のほうがということで取り組みになったと思うんですが、16基実施で、配管費及び処分費の補助が6件。この6件というのは、新たに公共につなぐために処理したりしたのか、その16基との関係を一つと、30年度としては、目標は何基だったのか。16基で100%だったのか。その点について質問します。お願いします。
○
峯岸克明議長 生活環境エコタウン課長。
◎酒井克樹
生活環境エコタウン課長 それでは、お答えさせていただきます。 まず16基、今回平成30年度で、新たに公設浄化槽を設置をさせていただきまして、16基のうち、6件分が配管と、あと処分のほうの補助を出させていただいたと。16件のうちの6件という形になってございます。 あと目標につきましては、やはり昨年度と同じ20基を目標として、当初いろいろ行ってまいりました。結果として、16基になったという形でございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 再質問させていただきます。 16基のうちの6基が配管及び処理ということで、設置が10基、16基中、配管及び処理というのがなくなっちゃうということじゃなくて、浄化槽にできるような中身にしたという、そういう意味で、16基が稼働できるようなことにしたというふうに考えるのか、10基なのか、その辺のところ、私の認識があれなので、すみません、説明をお願いしたいことと、先ほど目標は一応20基と思っていたんだというお話がありましたが、それが16基なのか、10基なのか、ちょっとその辺曖昧なんですが、目標に達せなかったことに対する理由について、再質問お願いします。
○
峯岸克明議長 生活環境エコタウン課長。
◎酒井克樹
生活環境エコタウン課長 それでは、お答えさせていただきます。 30年度につきましては、16基の公設浄化槽を設置いたしました。そのうち配管費と処分費の補助が出るのは、いわゆる転換といいまして、くみ取り槽、もしくは単独浄化槽から合併浄化槽にするといったものだけにこの補助がつきますので、その部分の補助を出したのが6件ということでございます。 目標に達しなかった原因ということでございますが、この地域で2年目ということでやらせていただいたわけですが、まだ地元に入って、この事業をご理解いただけない部分もあったということで、戸別訪問等をして、またチラシ等もまきまして、いろいろ努力はさせていただきました。 今回、自己負担分の今年度、都合がつかないとか、あとは県道の工事とちょうど重なりまして、その工事が終わってからやりたいとか、そのような形の方がいらっしゃいまして、結果として16基になったという形でございます。 以上でございます。
○
峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
峯岸克明議長 なければ、質疑を終結いたします。 以上で議案第63号 平成30年度寄居町
公設浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を終わります。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後3時29分
△再開 午後3時30分
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峯岸克明議長 再開いたします。
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△議案第64号(平成30年度寄居町
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について)の質疑
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峯岸克明議長 日程第8、議案第64号 平成30年度寄居町
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題といたします。 本案も9月3日に提案理由の説明と監査報告を受けておりますので、直ちに審議に入ります。 本案は収入支出一括審議といたします。 質疑のある方は申し出を願います。 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 2点ほどお尋ねします。 給水人口が減ってきている状況で、今後は企業で使ってもらうような方向を考えていかなければならない状況にいるなと思うんですが、基本料金だけという方へは、ほとんど使わなくても基本料金なんですよね。それと一番、一般家庭で水量を多く使っている家庭、その差がどのくらいあるのかということが一点と、料金滞納した場合に、水道をとめるなんていうことを前にやったことがあるわけなんですけれども、平成30年度はそういう家庭はあったのか、なかったのか。 また、水道事業も公益事業で特別会計でやっているわけですけれども、これから、かなり各地方見ると水道事業が大変な状況になっているという、広域化なんていうことも考えられてきているような状況の中で、寄居町が生き延びていくための方策として、住民にこれ以上負担をかけないで生き延びるという場合には、どんな方法があると考えるか。 以上、お願いします。
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峯岸克明議長 上下水道課長。
◎持田真利
上下水道課長 では、田母神議員のご質問にお答えさせていただきます。 給水人口が減少していくという中で、確かに人口減少、そもそもが減っておりますので、そういった傾向の中、企業へ使っていただくようなことというご指摘でございます。 まさにおっしゃるとおりで、平成30年度におきましては、企業で使っていただいている水量のほうは、若干なんですけれども、増加してございます。そのかわりといってはご指摘のとおりなんですけれども、人口が減っておりますので、個人のほうは減少しているというそういった状況は確認がとれております。 そういった中で、以前からも水道事業としては考えていることというのは、やっぱり企業誘致に実を結んでいただいて、水量を使っていただきながら、健全な事業運営を進めていきたいと、こういったことに尽きるのかなというふうには考えております。 先ほどの下水のときにも言った答弁と重なりますけれども、ちょうど今、節目の時期で、公営企業は水道も下水も含めまして、令和2年度までに経営戦略といったものを立てて、自分たちの経営についてを実施していくといいますか、長期ビジョンに基づいた計画を立てましょうということで、これもまた総務省のほうからの要請ということで、そういう全国的な動きがあります。 その中で、また水道事業につきましても、施設の整備計画と、それと経営戦略、これを合わせた形で今、策定をしておりまして来年度いっぱいにでき上がってまいります。 そういった中の分析を踏まえながら、また使用料に関して、また住民のご負担を軽減しながら、安全で強靱な水道事業を継続するための方法というのを考えていかなくてはならないというふうに考えておるところでございます。 続きまして、2点目の給水の停止についてでございます。こちらにつきましては、実は平成30年度におきましても、給水停止の事業というのはやっておりまして、現実的にとめたお宅もございます。 ちょっと給水停止の事業について、またご説明をさせていただきますけれども、6か月未納であった方、3回分になりますけれども、未納であった方に対して、徴収の中で家庭の状況、家族の構成とか、小さいお子さんがいるかとか、高齢者がひとり暮らしかどうかとか、そういったことを含めての状況を確認いたします。 それと同時に、生活の状況の中で、電気やガス、ほかの公共料金等どうなっているかとか、さまざまなことを徴収の中で確認してまいります。そういった中で候補者を絞り込みまして、そして給水停止の予告通知ということで、予告書を発送いたします。これが30年度の実績でいきますと、762件発送してございます。 一番暑い8月を除いた11回、11月部分でございますけれども、発送しておりまして、そのうち、この予告の通知で連絡があった件数が350件でございます。その後、実際に停止の通告という形の通知をさせていただいておりますが、それが413件でございます。そのうちに、今度は予告ではなくて、停止しますという通知の後の連絡ですが、199件、こういったことで2回の確認を事前にいたしまして、最終的に実施したものが80件、11月の中でトータルですが、80件を停止いたしました。 直近の停止中のもの、年度末現在でいきますと15件ありました。この15件、内訳を申し上げますと中止連絡等の手続をせずに、転居をしてしまったようなケースが11件でございました。契約者が死亡されているということで支払いが滞ってしまったものが3件でございました。また、居住をしているものの、水道の支払いをせずに開栓しているもの、これが1件ございました。 そういった中で実際、給水停止という事務はやってございますが、その中でおおむね苦情といいますか、お小言をいただくんですけれども、また逆に、ほぼ納付いただいております。 そういった中で、逆に半年たまってしまった金額が、それよりも膨らんでしまって納付が困難になる前に手が打てているのかなというふうに当然、私どもではポジティブに解釈をさせていただいて進めておりますので、ご理解いただきたいと思います。 あと広域化の関係でございます。こちらにつきましても、広域化については、県北の部分でのブロックということで研究するような流れもございますが、具体的に何をいつというところまでは見えていないようでございます。 そういったことも含めまして、先ほど申し上げた水道事業の経営戦略の中で、内部的な部分、また広域的な部分も含めてどのような水道事業の運営のあり方があるかというのを模索していきたいというふうに考えておりますので、ご理解頂戴したいと思います。 以上でございます。
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峯岸克明議長 田母神議員。
◆15番(
田母神節子議員) 再質問させていただきます。 水、生活するのに毎日、水を使わないということはない、今、台風で電気や水がなくて、3日もなくてはとても大変というような状況がある中で、762件に予告を出すという、6か月以上納めていないということで出したわけなんでしょうけれども、世帯からいいますと、家族、ひとり暮らしとか、小さい子どもがいる家を除いてということで、これも出ているんだと思うんですけれども、地元で働くよりも、うちがねぐらになっているような状況の家庭なのか、公共料金などが支払えないというと、生活もかなり乱れているような状況がうかがえるわけなんですけれども、その辺のところも、きちんとできるようにならないと社会生活の一環ですので、犯罪にもつながりかねないということでは、料金のお願いから、本人の生活を見直させたりということにつながると思うので、ご苦労はあると思うんですけれども、小まめな状況で対応していくということが大事で、これだけのことをやるのに水道課の人員だけでやられているのか、ほかの非正規の人にもお手伝いしてもらっているのか、その辺を1点お伺いします。
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峯岸克明議長 上下水道課長。
◎持田真利
上下水道課長 こちらにつきましてですが、まず徴収業務ですけれども、委託業務で徴収委託ということをさせていただいておりますので、その中で、まず業者が臨宅徴収等をして、またその中の状況を集めてまいっております。職員がそれをまた受け取った中で、もろもろの判断をしたりですとかということをしております。 また、給水停止をしたその日については、職員は時間外に残って、万が一のときの緊急連絡、とまっちゃったんだけれども、という対応についてをケアするために、その連絡がつくまで残るというようなことは、これは職員が対応したりしておりまして、そういった中で給水停止という事務をすることで、少しでも使用者の皆さんが我々とつながって、きちんとした納付をしていただけるような環境をつくっていきたいと、そういうふうな形で動いておりますので、ご了解いただきたいと思います。 以上でございます。
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峯岸克明議長 ほかに質疑はございませんか。 中嶋議員。
◆5番(中嶋文雄議員) 5番、中嶋です。 決算書7ページの関係で、水道事業の貸借対照表というのがあります。これはまさに企業会計の部分だと思うんですが、この7ページの中で建設仮勘定5,772万9,000円があります。この内容についてお尋ね申し上げます。 私の理解ですと、まだ工事中なり、仕掛けてある工事というような部分かなというふうに思うところでございますが、もしそうだとすれば、どこかに明細なり、注記なりがあってもいいのかなと思うんですが、これが、こういうことでまだ仕掛けている部分ですとか、その辺の部分があるのかどうかお尋ね申し上げます。
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峯岸克明議長 上下水道課長。
◎持田真利
上下水道課長 中嶋議員のご質問にお答えさせていただきます。 こちら、7ページの貸借対照表の建設仮勘定でございます。ご指摘のとおりで、建設仮勘定におきましては、固定資産という形で業務が完了して資産登録が済んでいないものについての金額を整理計上しておるものでございまして、具体的な内容を申し上げますと、大半を占めますのが、次年度以降に工事をする予定の実施設計、設計委託、こちらの金額を計上しているということでございます。 様式といたしますと、これ貸借対照表が企業法等の法定の様式という形なので、決まった様式ということで、これでご理解いただきたいと思いますが、確かにちょっとわかりにくいので、今の回答で内容についてはご了解いただければと存じます。 以上でございます。
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峯岸克明議長 中嶋議員。
◆5番(中嶋文雄議員) 再質問させていただきます。 今のお話だと、決算書15ページにある建設工事の概要というのがありますが、この表で見ていきますと、例えば上から2番目の町道5085号線の工事、これが完成が31年3月で、翌年度にまたいでいますので、これらの部分が建設仮勘定に計上されているというような見方でよろしいのかどうか。あるいはこれは違う見方をするんだよということなのか、その点についてお尋ね申し上げます。
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峯岸克明議長 上下水道課長。
◎持田真利
上下水道課長 再質問にお答えします。 例えば町道5085号線の関係ですと、着工が30年6月7日、完了が31年3月15日ということで、水道事業の事業年度といたしますと年度内に完了しておりますので、こちらについては仮勘定のところに含めるものではありません。 逆に、こちらに載っていない後年度、次年度以降に工事を着手したいという、そういった場所について、事前に実施設計ということで、どのくらい工事の費用がかかるかを委託で算出いたしますが、そちらについてが仮勘定のほうに載ってまいっております。 以上でございます。
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峯岸克明議長 中嶋議員。
◆5番(中嶋文雄議員) 再質問いたします。 そうすると、この明細の中では、どこでもその明細は読み取ることができないよという内容でいいのかどうか、お伺い申し上げます。
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峯岸克明議長 上下水道課長。
◎持田真利
上下水道課長 再々質問にお答えさせていただきます。 こちらにつけさせていただきました附属資料については、直接、建設仮勘定と対応が明確になる、この事業が建設仮勘定に計上しているという資料ということではございません。ご了解いただきたいと思います。
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峯岸克明議長 ほかに質疑はございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
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峯岸克明議長 なければ、質疑を終結いたします。 以上で議案第64号 平成30年度寄居町
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての質疑を終わります。 以上をもちまして、議案第58号 平成30年度寄居町
一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第64号 平成30年度寄居町
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてまでの7議案の質疑を終了いたします。 ここでお諮りいたします。議案第58号から議案第64号までの7議案の討論及び採決につきましては、9月25日の本会議で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
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峯岸克明議長 ご異議なしと認めます。 よって、議案第58号から議案第64号までの7議案の討論及び採決については、9月25日の本会議で行うことに決定をいたしました。
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△次会日程の報告
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峯岸克明議長 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 なお、次の本会議は9月25日午前9時から開かれますので、定刻までにご参集願います。 当日の議事日程は当日配付いたします。
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△散会の宣告
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峯岸克明議長 では、これにて散会いたします。 ご苦労さまでした。
△散会 午後3時48分 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 議長 峯岸克明 署名議員 岡本安明 署名議員 佐藤理美 署名議員 稲山良文...