◆1番(
田島國利議員)
内田三郎議員に対する
議員辞職勧告決議。 今回の
傷害事件は報道によりますと、
令和元年7月8日午後8時30分ごろ立ち寄った居酒屋で、隣り合わせた男性に現職の議員でありながら「議員は金のためにやっている」と発言し、「だったら議員をやめればいい」と返されコップを投げつけるというものでした。 この発言は有権者や支持者を冒涜する発言であり、町民は今回の事件に怒りが沸騰しています。 「美里町の恥である」「議会は何をやっているのか」「資質の無い議員はいらない」「いまだに町民に対して何ら弁明もなく、
議員活動を行うことは町民を愚弄しているのでは」等々の声が多くあります。 また、議会全体の権威を著しく汚したという事実はぬぐいがたいことで、一刻も早い
議員辞職勧告を求められたにもかかわらず、いまだにその職にとどまる
意思表示をしており、事の重大さを全く理解していないと言わざるを得ない。
町議会議員としてあるまじき行為でこのまま終わらせてはならない。 よって、
美里町議会は、この事実を重く受けとめ、
内田三郎議員に対し、直ちに議員の職を辞すべきであると勧告する。 令和2年9月1日、
美里町議会。 以上です。
○
橋場倖男議長 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立によって行います。
内田三郎議員に対する
議員辞職勧告決議について原案のとおり賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
橋場倖男議長 起立全員であります。 よって、
内田三郎議員に対する
議員辞職勧告決議は原案のとおり可決されました。
内田三郎議員の入場を許可します。 〔11番
内田三郎議員入場〕
○
橋場倖男議長 ただいま
内田三郎議員が入場いたしましたので、ご連絡申し上げます。
内田三郎議員に対する
議員辞職勧告決議については、
起立全員で可決されましたことをお伝え申し上げます。
内田三郎議員、何かありますか。
◆11番(
内田三郎議員) ないです。
△第12号議案 美里町
公平委員会委員の選任について
○
橋場倖男議長 日程第5、第12号議案 美里町
公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 提案者から
提案理由の説明を求めます。 町長。
◎
原田信次町長 第12号議案 美里町
公平委員会委員の選任につきまして
提案理由を申し上げます。 議案書の26ページをお開きをいただきたいと思います。26ページ、第12号議案 美里町
公平委員会委員の選任について
提案理由を申し上げます。 美里町
公平委員会委員の高橋俊氏は、令和2年5月18日をもって辞職したため、後任として福島勝広氏を選任することにつきまして、
地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を得たいので、本案を提出するものでございます。よろしくお願いをいたします。 以上です。
○
橋場倖男議長 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次発言を許します。ありますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
橋場倖男議長 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
△第14号議案 美里町
農業委員会委員の任命について~第23号議案 美里町
農業委員会委員の任命について
○
橋場倖男議長 日程第6、第14号議案 美里町
農業委員会委員の任命についてから日程第14、第23
号議案美里町
農業委員会委員の任命についてまで、以上の9議案は関連がありますので、一括議題といたします。 なお、質疑、討論、採決については、
議案ごとにいたします。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 異議なしと認めます。 提案者から
提案理由の説明を求めます。 町長。
◎
原田信次町長 第14号議案から第23号議案の美里町
農業委員会委員の任命につきましては、関連がございますので、一括して
提案理由を申し上げます。 議案書の28ページから37ページまでになります。美里町
農業委員会委員として9名を任命することにつきまして、
農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により議会の同意を得たいので、本案を提出するものでございます。 それでは、第14号議案から順次
議案番号と候補者の住所、氏名を申し上げます。第14号議案、美里町大字沼上507番地、
坂本典穗氏、第15号議案、美里町
大字阿那志309番地、関根尚子氏、第16号議案、美里町大字沼上346番地2、
塚田あつ子氏、第17号議案、美里町大字関395番地1、
中沢健太郎氏、第19号議案、美里町
大字小茂田346番地13、
中嶋敬子氏、第20号議案、美里町
大字白石1178番地、中島勝氏、第21号議案、美里町
大字駒衣426番地、
根岸茂登雄氏、第22号議案、美里町大字関1220番地1、
長谷川雄二氏、第23号議案、美里町
大字小茂田770番地1、深田敏男氏、以上9名でございます。 なお、第19号議案の
中嶋敬子氏は、
農業委員会等に関する法律第8条第6項により、
農業委員会の所掌に属する事項に関し
利害関係を有しない者、いわゆる
中立委員に該当をいたします。 また、残りの2名につきましては、調整次第、最終日までに上程をさせていただきますので、ご理解をお願いします。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 以上です。
○
橋場倖男議長 それでは、日程順に質疑、討論、採決をいたします。 日程第6、第14号議案 美里町
農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
橋場倖男議長 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第7、第15号議案 美里町
農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
橋場倖男議長 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第8、第16号議案 美里町
農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
橋場倖男議長 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第9、第17号議案 美里町
農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
橋場倖男議長 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第10、第19号議案 美里町
農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次発言を許します。 11番、
内田三郎議員。
◆11番(
内田三郎議員) 質疑いたします。 19号、
中嶋敬子委員ですね、
農業委員の申請ですね。
中嶋敬子氏は農業を行ったことはないし、
農業関係に携わったこともないと私は認識しております。農地を持ってもいないし、旦那の
中嶋好治様も建設業を行っています。その手伝いの業務が主だったと思います。農業に関わっていなかったので、
農業委員としては認めることが私はできません。
農業委員会で聞いたことだと、
中立委員でなっているという話ですが、
中立委員であろうが、
農業関係の経験のなかった人は、間違っても行ってはいけないと思います。 以上です。
○
橋場倖男議長 町長、答弁願います。
◎
原田信次町長 農業委員会等に関する法律が改正をされまして、以前ですと一定の要件を持っている農業者しか
農業委員になれなかったのですけれども、今回の改正によりまして、
中立委員を設けなければならない規定に変わりました。ですから、
中立委員を置かない、いわゆる農業に従事しない委員さんを置かないということは法律違反になりますので、私としては
中立委員を置かざるを得ないと。その
中立委員の中の考え方、法的には
農業委員会等に関する法律第8条第6項、読み上げさせていただきますけれども、「
市町村長は、委員の任命に当たっては、
農業委員会の所掌に属する事項に関し
利害関係を有しない者が含まれるようにしなければならない」というふうに規定をされておりまして、この
中立委員に関する
質疑応答集を解説のものを見ますと、
農業委員会は、農地等の権利移動の許可や
都道府県知事が
農地転用の許可を行う場合の
意見具申等の事務を行っており、公平・公正な判断が強く求められる組織であることから、委員会の
意思決定に
農業分野以外の者の意見を反映させることが適当である。このため
市町村長は、委員の任命に当たっては、
農業委員会の所掌に属する事項に関し
利害関係を有しない者が含まれるようにしなければならない。
利害関係を有しない者とは、特定の資格等が求められるものではなく、例えば弁護士ですとか
司法書士、
行政書士、あるいは会社員、
商工業者など農業に従事していない広範な者が該当し得ると解されるというふうな規定の中で
中立委員を、商工会の推薦をいただいて設けたということでご理解をいただきたいと思います。 以上です。
○
橋場倖男議長 ほかに質疑ありますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
橋場倖男議長 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第11、第20号議案 美里町
農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
橋場倖男議長 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第12、第21号議案 美里町
農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
橋場倖男議長 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第13、第22号議案 美里町
農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
橋場倖男議長 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 日程第14、第23号議案 美里町
農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
橋場倖男議長 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
△第1号議案 令和2
年度美里町
一般会計補正予算~第11号議案 美里町
手数料条例の一部を改正する条例
○
橋場倖男議長 日程第15、第1号議案 令和2
年度美里町
一般会計補正予算から日程第25、第11号議案 美里町
手数料条例の一部を改正する条例まで、以上11議案を一括議題といたします。 なお、質疑、討論、採決については、後日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 ご異議なしと認めます。 提案者から
提案理由の説明を求めます。 町長。
◎
原田信次町長 第1号議案から第11号議案につきまして、一括して
提案理由を申し上げます。その後、それぞれの議案につきまして説明をいたしますので、まず
提案理由だけ申し上げさせていただきます。 初めに、第1号議案 令和2
年度美里町
一般会計補正予算について申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ2億8,621万6,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ66億642万4,000円とする必要が生じましたものでございます。また、地方債の補正をする必要が生じましたので……
○
橋場倖男議長 ちょっと町長いいですか、町長。この①というやつでお願いします。①の美里町の令和2年9月……
◎
原田信次町長 議長、詳細につきましては、改めてまたご説明をしますので、
提案理由だけ先に申し上げさせていただきます。
○
橋場倖男議長 はい。すみません。
◎
原田信次町長 また、地方債の補正をする必要が生じましたので、
地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものでございます。 続きまして、第2号議案 令和2
年度美里町
国民健康保険特別会計補正予算について申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ3,463万3,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ13億5,403万7,000円とする必要が生じましたので、
地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものでございます。 第3号議案 令和2
年度美里町
住宅資金貸付事業特別会計補正予算について申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ132万4,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ132万7,000円とする必要が生じましたので、
地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものでございます。 第4号議案 令和2
年度美里町
下水道事業特別会計補正予算について申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ526万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,259万円とする必要が生じましたので、
地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものでございます。 第5号議案 令和2
年度美里町
農業集落排水処理事業特別会計補正予算について申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ348万2,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ2億7,710万6,000円とする必要が生じましたので、
地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものでございます。 第6号議案 令和2
年度美里町
介護保険特別会計補正予算について申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ720万1,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ11億582万2,000円とする必要が生じましたので、
地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものでございます。 第7号議案 令和2
年度美里町
後期高齢者医療特別会計補正予算について申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ91万4,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,287万3,000円とする必要が生じましたので、
地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものでございます。 第8号議案 令和2
年度美里町
水道事業会計補正予算について申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、令和2
年度美里町
水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額に701万1,000円を追加し、水道事業費用の総額を2億9,117万2,000円とするとともに、令和2
年度美里町
水道事業会計予算第4条に定めた資本的収入の予定額から1,250万円を減額し、資本的収入の総額を1,950万円とし、同条に定めた資本的支出の予定額から4,470万円を減額し、資本的支出の総額を2億431万7,000円とする必要が生じましたものでございます。また、令和2
年度美里町
水道事業会計予算第5条を改正する必要が生じましたので、地方公営企業法第24条第3項の規定により、本案を提出するものでございます。 第9号議案 美里町税条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。地方税法等の一部を改正する法律等が公布されたことに伴い、所要の改正をしたいので、本案を提出するものでございます。 第10号議案 美里町
延滞金徴収条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、所要の改正をしたいので、本案を提出するものでございます。 第11号議案 美里町
手数料条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、所要の改正をしたいので、本案を提出するものでございます。 以上の議案のうち補正予算につきましては私から、その他の議案につきましては担当課長から説明をいたさせます。ご審議のほどよろしくお願いをいたします。
○
橋場倖男議長 ここで暫時休憩いたします。 休憩 午前 9時53分 再開 午前10時11分
○
橋場倖男議長 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 それでは、議案内容について、順次説明をお願いいたします。 初めに、第1号議案から第8号議案について、町長、説明願います。 町長。
◎
原田信次町長 第1号議案から第8号議案までの補正予算内容をご説明をいたします。 初めに、議案書の1ページをお開きください。議案書の1ページ、第1号議案 令和2
年度美里町
一般会計補正予算(第6号)でございます。第1条で、歳入歳出それぞれ2億8,621万6,000円を追加して、予算の総額を歳入歳出それぞれ66億642万4,000円とするものでございます。 第2条で、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるというふうに書いてございますので、5ページをお開きください。5ページ、「第2表 地方債補正」という横の表がついております。これの中で、臨時財政対策債の限度額を、補正前が1億7,791万7,000円だったものを補正後1億9,609万3,000円に変更をするものでございます。 次に、補正予算についての説明書によりご説明をいたしますので、美里町一般・特別会計補正予算に関する説明書②、A4横判のものをご用意ください。補正予算に関する説明書、横判のものの4ページをお開きください。一般会計の歳出からご説明をいたします。上の枠の左上の欄外に款1議会費、少し右に移って項1議会費というふうに書いてありまして、枠の一番左側に目がございます。目1議会費、以後、款1項1目1議会費という説明をさせていただきます。縦の列の3つ目が9というふうに書いてありますが、補正額が9,000円でございます。説明欄を見ていただきますと、丸がついておりますが、この丸がついているのが事業別予算になります。事業別の大見出しが丸がついていまして、議会給与費で職員共済組合負担金が9というふうにあります。単位は1,000円ですから、9,000円でございます。内容につきましては、共済組合の負担金の負担率が変更になりましたので、増額になったものでございます。 次、下の四角が、見ていただきますと、款2項1目1一般管理費でございます。3つ目の枠が三角の607というふうにございますが、マイナスの60万7,000円でございます。内容につきましては、一番右の欄の説明欄を御覧いただきたいと思います。一番上の丸が一般管理給与費、これは特別職、一般職の総合政策課、総務税務課の総務係、会計係の給与費でございます。人事異動に伴うものと共済組合負担率の変更に伴うものでございます。なお、この後の給与費の補正も同様の内容でございますので、給与費につきましては説明を省略させていただきますので、ご了承のほどお願いを申し上げます。 下にずれていただきますと、2つ目の丸が一般管理事業(総合政策課)というふうにございます。補正額が60万5,000円でございますが、これは広告料のふるさと納税のさらなるPRを行うため、ポータルサイトを追加するための費用でございます。現在、ふるさとチョイスに掲載をしておりますが、新たに楽天にも掲載したいとするものでございます。 一番下の目5財産管理費の補正額は127万6,000円でございます。説明欄の庁舎管理事業でございますが、旧農林商工課のトイレを洋式化するための費用でございます。 下の5ページに進みます。一番左の目の列の6、目6企画費の補正額は322万7,000円でございます。説明欄、情報化推進事業でございますが、役場、各公民館、町民体育館、武道館、遺跡の森館に公衆無線LANを設備するための工事費、通信費でございます。一番下の備品は、オンライン会議に対応した器材2セット分でございます。 一番左に戻っていただきまして、目の9自治振興費の補正額は98万9,000円です。説明欄の自治振興事業でございますが、各行政区の集会所改修を支援するコミュニティ施設改善事業補助金に不足が生じたため増額するものでございます。 一番左に戻っていただきまして、目11基金費の補正額は2億500万円です。説明欄の財政調整基金として、繰越金の2分の1相当を積み立てるものでございます。このことにより、補正後の財政調整基金残高は12億208万8,000円となるものでございます。 下の枠に移ります。款2項2目1税務総務費の補正額は86万4,000円です。説明欄は、税務給与費でございますので、説明は省略をさせていただきます。 6ページに進みまして、中段の枠でございます。款2項3目1戸籍住民基本台帳費の補正額は186万3,000円です。説明欄の1つ目の丸、戸籍住民基本台帳給与費は、人事異動等に伴うものでございます。2つ目の丸、戸籍住民基本台帳事業の電算業務委託料は、通称デジタル手続法に対応するための社会保障・税番号制度システムの整備費用でございます。 一番下の枠、款2項4目1選挙管理委員会費の補正額9万9,000円です。
令和元年度下期の選挙管理委員会委員の報酬が未支給でございました。今回発覚したため、補正計上いたしました。今後このようなことがないよう再発防止を徹底してまいりますので、ご理解をお願いしたいと思います。 下の7ページに移ります。款3項1目1社会福祉総務費の補正額は197万円です。説明欄の1つ目の丸、社会福祉給与費は省略をさせていただきます。2つ目の丸、社会福祉総務事業の823万4,000円は、
令和元年度国・県補助金の精算による返還金です。3つ目の丸、国民健康保険特別会計繰出金マイナス179万7,000円は、給与費でございます。 一番左に戻っていただきまして、目3老人福祉費の補正額マイナス1,934万9,000円は、説明欄の介護保険特別会計の繰出金で、介護保険特別会計の補正に伴う歳入歳出調整分でございます。 一番左に戻っていただきまして、目4老人医療費の補正額マイナス28万1,000円は、説明欄の後期高齢者医療特別会計への繰出金で、給与費相当分でございます。 目5国民年金事務費のマイナス1,000円は、給与費ですので、省略をさせていただきます。 8ページへお進みください。中段の款3項2目1児童福祉総務費の補正額は554万1,000円です。説明欄の児童福祉給与費425万6,000円は、給与費ですので、省略をさせていただきます。2つ目の丸、児童福祉事務事業38万5,000円は、国・県補助金返還金で、子ども・子育て支援交付金の精算による返還金でございます。3つ目の丸、放課後児童対策事業90万円は、国の新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を実施する学童クラブへの補助金で、国の10割補助でございます。 目2児童運営費の補正額は220万円です。説明欄の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業費補助金として、感染拡大防止対策事業を実施する保育園、子育て支援センターに補助するもので、国の10割補助でございます。 款4項1目1保健衛生総務費の補正額は331万4,000円です。説明欄の保健センター給与費の説明は省略をさせていただきます。 9ページに移っていただきまして、2つ目の説明欄の丸、保健センター運営事業の360万円は、新型コロナウイルス感染症対応として、健診等で出入りする中ほどの保健センター出入口を自動ドアに変更し、女子トイレにおむつ交換台を設置したいとするものでございます。 目2予防費の補正額は66万5,000円です。説明欄の予防対策事業として、コロナ禍での健康二次被害予防のため、自宅等で運動ができるようDVDの配布と貸出し用再生機、ビデオカメラの購入を予定をしております。また、補助金として、高校受験を控える中学3年生に季節性インフルエンザ予防接種費用を助成します。いずれも国の2次補正交付金を充当をいたします。 目3環境衛生費の補正額はマイナス407万7,000円で、給与費ですので、省略をさせていただきます。 10ページをお願いいたします。下の枠になりますが、款5項1目2農業総務費の補正額は547万4,000円で、給与費でございます。 下の目3農業振興費の補正額は250万円です。説明欄の認定農業者等支援事業補助金ですが、申請者が多く予算に不足が生じるため増額をお願いするものでございます。 目5土地改良費の補正額247万7,000円です。説明欄の土地改良事業の土地改良施設緊急修繕費175万3,000円は、台風等の影響により修繕箇所が多く予算に不足を生じるため増額をお願いするものでございます。県営基幹水利施設管理事業負担金18万1,000円は、昨年の台風19号による神流川頭首工の護床、床を守る修繕、護床修繕工事の町負担金として、埼玉北部土地改良区連合に支出するものでございます。 11ページにお進みください。農業集落排水処理事業特別会計繰出金54万3,000円は、決算に伴う精算でございます。 中段の款6項1目1商工総務費の補正額23万5,000円及び下段の款7項1目1土木総務費の補正額39万7,000円は、いずれも給与費ですので、省略をさせていただきます。 12ページをお願いいたします。中段の款7項4目2下水道費の補正額591万7,000円は、下水道事業特別会計への繰出金で、歳入歳出調整による繰り出しでございます。 款8項1目4災害対策費の補正額は2,609万8,000円です。説明欄の消耗品288万1,000円は、避難所用防護服などの衛生用品と段ボールパーティションなどの環境対策用品、スコップなどの防災用品でございます。防災ハザードマップ作成業務委託料111万1,000円は、県から想定し得る最大規模の雨量で浸水想定区域が示され、以前の浸水想定区域から大幅に拡大したため、いち早く住民にお知らせするため、年末に配布を予定していた防災ガイドブックのほかに、浸水想定区域図を作成するためのものでございます。自動体外除細動器リース料102万5,000円の減額と防災用備品2,313万1,000円は、当初AEDをリースで導入を予定していたものを、国の2次補正交付金を活用して買取りに変更し、さらに自主防災組織避難所38か所全てに設置するとともに、新たに扇風機、照明、発電機などの避難所用備品を購入するためのものでございます。 下段の款9項1目2事務局費の補正額198万8,000です。説明欄の教育委員会事務局給与費163万9,000円は、給与費ですので、省略をさせていただきます。 13ページの説明欄の教育委員会事務局事業34万9,000円は、中学校に中国語しか話せない生徒が入学したため急遽雇用した会計年度任用職員の社会保険料と、学校教育課に勤務している会計年度任用職員の通勤距離が当初の見込みよりも遠かったための追加費用でございます。 下段の款9項2目1学校管理費の補正額2,174万4,000円です。説明欄の小学校管理総務事業2,165万円は、新型コロナウイルス感染症対応のため、大沢小学校体育館トイレの洋式化及び3小学校特別教室でエアコン未設置の11教室にエアコンを設置するものでございます。下段の3つの丸、松久小学校管理事業、東児玉小学校管理事業、大沢小学校管理事業の増額は、シルバー人材センターから派遣されている公務員の働き方改革の一環で新たに交通費を支給することとなったための増額でございます。 14ページをお願いをいたします。目2教育振興費の補正額マイナス40万1,000円です。説明欄の新型コロナウイルス感染症の影響により夏休み短縮に伴う日数増に対応する外国語指導助手派遣業務委託料の増額と、予定していた芸術鑑賞会中止に伴う委託料の皆減及びキャンセル料でございます。キャンセル料につきましては、顧問弁護士と相談したところ、やむを得ないということで予算計上させていただきました。なお、芸術鑑賞会中止に伴う対応といたしましては、補正予算の議決後、速やかに業者と和解したいと思います。この損害賠償に伴う専決処分につきましては、次の議会にて報告をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 款9項3目1学校管理費の補正額347万9,000円です。中学校管理総務事業、説明欄ですが、
344万3,000円は、新たに雇用した中国語通訳の報酬、期末手当、費用弁償と、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う夏休み短縮によって勤務日数が増えた学習支援員、スクールサポートスタッフの報酬、期末手当の増額分でございます。また、新型コロナウイルス感染症対応のため、美里中学校体育館トイレの洋式化を計上いたしました。中学校管理事業の学校管理委託料3万6,000円は、小学校同様、シルバー人材センターから派遣されている公務員の働き方改革の一環で新たに交通費を支給することとなったための増額でございます。 目2教育振興費の補正額13万2,000円は、説明欄にありますとおり、新型コロナウイルス感染症の影響により夏休み短縮に伴う日数増に対応する外国語指導助手派遣業務委託料の増額でございます。 15ページをお願いをいたします。款9項4目1社会教育総務費の補正額328万8,000円は、給与費ですので、省略をさせていただきます。 目2公民館費の補正額440万円は、新型コロナウイルス感染症対応のための地区公民館トイレの洋式化及び中央公民館玄関自動ドア改修工事費でございます。 目3図書館費の補正額45万8,000円で、会計年度任用職員の期末手当でございます。シフト変更により、期末手当交付者が増えたためのものでございます。 目5総合公園管理費の補正額163万円です。新型コロナウイルス感染症対応として、遺跡の森総合公園内の屋外トイレ3か所を洋式化するものでございます。 16ページをお願いいたします。款9項5目2体育施設費の補正額293万円は、新型コロナウイルス感染症の対応のため、町民体育館、武道館、ゲートボール場トイレを洋式化するものでございます。 目3学校給食費の補正額76万8,000円です。ごみ収集運搬委託料において当初予算を計上する際に見積りを徴した業者が業者選定時の見積り合わせで辞退したため、他の業者と協議した結果、増額となってしまったためのものでございます。 次に、歳入のご説明をいたします。恐れ入りますが、2ページへお戻りください。歳入の上から、款11項1目1地方交付税の補正額は1億7,090万2,000円でございます。例年3月に確定額を補正しておりましたが、この後に説明いたします臨時財政対策債の増額補正を行う必要から、関連性がありますので、今回計上させていただきました。 款15項2目1総務費国庫補助金の補正額7,341万2,000円です。説明欄の社会保障・税番号制度システム整備費補助金574万2,000円は、通称デジタル手続法改正によるシステム改修費の全額が補助されるものでございます。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金6,767万円は、9月補正分に対応する交付金でございます。 目2民生費国庫補助金の補正額360万円です。新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金として、保育園、学童、子育て支援センター、子育て包括支援センターに、1施設50万円を限度に交付されるものでございます。 款19項1目1住宅資金貸付事業特別会計繰入金の補正額132万4,000円は、
令和元年度決算によるものでございます。 目4後期高齢者医療特別会計繰入金の補正額63万4,000円も、決算によるものでございます。 款19項2目1財政調整基金繰入金の補正額はマイナス2億4,110万5,000円で、歳入歳出調整でございます。 款20項1目1繰越金の補正額2億5,927万3,000円は、
令和元年度決算によるものでございます。 3ページをお願いいたします。款22項1目5臨時財政対策債の補正額1,817万6,000円は、確定によるものでございます。 以上で
一般会計補正予算の説明を終わります。 続きまして、第2号議案 令和2
年度美里町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。同じく説明書の19ページをお開きください。一般会計と同様、歳出からご説明を申し上げます。款1項1目1一般管理費の補正額マイナス179万7,000円は、給与費のため、説明は省略をいたします。 款3項1目1一般被保険者医療給付費分の補正額は52万8,000円で、確定によるものでございます。 目2退職被保険者等医療給付費分の補正額はマイナス1万7,000円で、これも確定によるものでございます。 20ページへお進みください。款3項2目1一般被保険者後期高齢者支援金等分の補正額は184万9,000円で、確定によるものでございます。 目2退職被保険者等後期高齢者支援金等分の補正額はマイナス2万円で、これも確定によるものでございます。 款3項3目1介護納付金分の補正額はマイナス290万7,000円で、これも確定によるものでございます。 款6項1目1財政調整基金積立金の補正額3,699万7,000円でございますが、決算に伴い繰越金が確定しましたので、歳入歳出調整分を将来の不足に備えるため積み立てるものでございます。 18ページへお戻りをいただきたいと思います。歳入のご説明をいたします。款6項1目1一般会計繰入金の補正額マイナス179万7,000円でございますが、人事異動等による職員給与費の減によるものでございます。 款7項1目2その他繰越金の補正額3,643万円は、前年度繰越金でございます。 以上で
国民健康保険特別会計補正予算の説明を終わります。 続きまして、第3号議案 令和2
年度美里町
住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明をいたしますので、22ページをお開きください。下段の歳出からご説明いたします。款1項1目1一般会計繰出金の補正額132万4,000円は、繰越金補正額の全額を一般会計へ繰り出すものでございます。 上段の歳入の款1項1目1繰越金132万4,000円は、決算に伴い確定したものでございます。 次に、25ページにお進みください。第4号議案 令和2
年度美里町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)の歳出からご説明をいたします。25ページでございます。款1項1目1一般管理費の補正額25万1,000円で、給与費ですので、省略をさせていただきます。 目2維持管理費の補正額40万円でございます。説明欄にあります修繕料でございますが、異物混入によるポンプの停止事故が多発しているため、修繕料を増額するものでございます。 款2項1目1施設整備費の補正額460万9,000円でございます。
令和元年度に実施した十条、沼上地区を公共下水道へ接続するための汚水処理施設管渠接続実施設計業務委託につきましては、管路の一部が浸水想定区域に入ったための対策並びに、当初県道の車道に埋設を予定しておりましたが、県との調整の結果、歩道への埋設が可能となったため等の設計変更の費用でございます。 24ページの歳入を御覧いただきたいと思います。款4項1目1一般会計繰入金の補正額591万7,000円は、歳入歳出調整でございます。 款5項1目1繰越金の補正額マイナス65万7,000円は、前年度繰越金の確定に伴う減でございます。 次に、27ページをお願いをいたします。第5号議案 令和2
年度美里町
農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第1号)でございます。下段の歳出からご説明をいたします。款1項1目1一般管理費の補正額348万2,000円は、給与費ですので、省略をさせていただきます。 上段の歳入を御覧ください。款3項1目1一般会計繰入金の補正額は54万3,000円で、歳入歳出調整でございます。 款4項1目1繰越金の補正額は293万9,000円です。前年度繰越金の確定に伴う増でございます。 31ページをお開きください。第6号議案 令和2
年度美里町
介護保険特別会計補正予算(第2号)の歳出からご説明をいたします。款1項1目1一般管理費の補正額マイナス28万4,000円は、給与費のため、説明は省略をさせていただきます。 款2項4目1高額医療合算介護サービス費の補正額100万円です。実績に基づき不足が見込まれるための増額でございます。 款4項1目1介護予防・生活支援サービス事業総務費の補正額はマイナス293万9,000円で、給与費でございますので、省略をさせていただきます。 32ページを御覧ください。款4項2目1包括的支援事業・任意事業総務費の補正額5,000円は、給与費ですので、省略をさせていただきます。 款6項1目2償還金の補正額941万9,000円は、
令和元年度の介護給付費負担金等の還付金で、精算に伴う還付金でございます。 29ページへお戻りいただきたいと思います。歳入のご説明をいたします。款2項1目1介護給付費負担金の補正額20万円及び次の款2項2目1調整交付金の補正額5万円は、いずれも介護給付費の見込額の増に伴うものでございます。 款3項1目1介護給付費交付金の補正額27万円は、節1現年度分は介護給付費見込額の増に伴う県分の増額でございます。節2過年度分は過年度精算分でございます。 款6項1目1介護給付費繰入金の補正額12万4,000円は、介護給付費見込額の増に伴う町分でございます。 目3その他一般会計繰入金の補正額マイナス1,947万3,000円は、補正に伴う歳入歳出調整でございます。 30ページの款7項1目1繰越金の2,585万8,000円は、決算によるものでございます。 続きまして、第7号議案 令和2
年度美里町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご説明をいたしますので、35ページをお開きください。歳出からご説明をいたします。款1項1一般管理費の補正額マイナス28万1,000円は、給与費ですので、省略をさせていただきます。 款1項2目1徴収費の補正額56万1,000円です。税制改正によるシステム改修委託料です。 次の款3項2目1一般会計繰出金の補正額63万4,000円です。前年度繰越金と同額を繰り出すものでございます。 34ページにお戻りいただき、歳入のご説明をいたします。款2項1目1一般会計繰入金の補正額マイナス28万1,000円は、事務費繰入金で、給与費の減に伴うものでございます。 款3項1目1繰越金の補正額63万4,000円で、決算によるものでございます。 款5項1目1高齢者医療制度円滑運営事業費補助金の補正額56万1,000円です。システム改修費の10割が補助される見込みでございます。 続きまして、第8号議案 令和2
年度美里町
水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明をいたしますので、38ページをお開きください。収益的収入及び支出からご説明をいたします。款1項1目1原水及び浄水費の補正額585万2,000円です。水道ビジョン等の計画変更業務委託として、第2浄水場が浸水想定区域内の最大浸水深が1.4メートルあり、かつ昨年の台風19号により上流部で堤防が決壊したため、今後の方針を決定するための調査を行う費用でございます。 目4総係費の補正額115万9,000円は、給与費ですので、省略をさせていただきます。 次に、資本的収入及び支出についてご説明をいたしますので、39ページへお進みください。下段の支出からご説明をいたします。款1項1目1配水設備改良費の補正額はマイナス4,470万円です。予定していた第2浄水場の非常用発電機制御板設置替工事2,500万円並びに第3水源取水ポンプ更新工事1,970万円は、浸水想定区域に入ってしまったため、現状での対策あるいは移転等の方針が決まるまでこの工事を保留をするため減額するものでございます。 上段の歳入に移ります。款1項1目1企業債の補正額マイナス1,250万円です。施設更新工事を保留としたための減額でございます。 以上で補正予算の説明を終わります。慎重にご審議の上、ご議決を賜りますようによろしくお願いをいたします。
○
橋場倖男議長 次に、第9号議案及び第10号議案について、
総務税務課長兼
会計管理者、説明をお願いいたします。
◎上田博士
総務税務課長兼
会計管理者 それでは、美里町税条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。 本条例における右上に①とある議案書は19ページから、A4横判の新旧対照表は1ページからでございます。大きな四角の囲いのある条例要旨も1ページからでございます。恐れ入りますが、条例要旨に基づき説明をさせていただきます。 この第9号議案の改正でございますが、平成30年度税制改正から令和2年度税制改正までのうち、令和2年10月1日以降に施行となるものについて、一部を改正する条例として、地方税法に併せ改正を行うものでございます。 まず、条例要旨、1、第24条、個人の町民税の非課税の範囲関係ですが、これまで寡婦控除、寡夫控除、婚姻歴のない単身児童扶養者など、その立場により所得控除額等に差がありましたが、全てのひとり親に対して公平な税制支援を行う観点から、婚姻歴や性別にかかわらず、生計を一にする子を有する単身者について、寡夫をひとり親に改めるもの。また、低所得者層の負担を考慮することから、個人住民税の所得割、均等割ともに非課税となる所得限度額及び均等割のみが非課税となる所得限度額をそれぞれ10万円引き上げる規定の追加及び文言の整理を行うものでございます。 次に、2、第34条の2、所得控除関係ですが、ここでも寡夫控除をひとり親控除に改めるものとします。また、基礎控除に所得要件の規定の追加として、2,400万円からは控除額が徐々に少なくなり、2,500万円からは控除がなくなる改正とし、またこのほか引用条項にずれが生じたことに伴う改正及び文言の整理を行うものでございます。 次に、3、第34条の6、調整控除関係ですが、調整控除に所得要件の規定を加えるものとして、調整控除では2,500万円を超えると適用されなくなる規定とするものでございます。 次に、4、第36条の2、町民税の申告関係ですが、引用している地方税法の条項にずれが生じたことに伴い、改正を行うものでございます。 次に、5、第94条、たばこ税の課税標準関係でございます。たばこ税につきましては、平成30年度税制改正により段階的に算定方法等改正されているところでございますが、軽量な葉巻たばこを紙巻たばこに換算する規定を新たに加えるもの。また令和2年10月からの段階的たばこ税改正に係る加熱式たばこを紙巻たばこに換算する係数の改正及び引用条項のずれに伴い、改正を行うものでございます。 次に、6、第95条、たばこ税の税率関係ですが、段階的たばこ税の引上げに係る令和2年10月以降のたばこ税の税率を、1,000本につき6,122円に改めるものでございます。 次に、7、附則第3条の2、延滞金の割合等の特例及び附則第4条、納期限の延長に係る延滞金の特例関係ですが、長期間にわたる低金利の状況を踏まえ、納税の猶予等の適用を受けた場合の延滞金特例基準割合を0.5%引き下げる規定を加えるもの。また、文言の整理及び引用条項のずれに伴い、改正を行うものでございます。 次に、8、附則第5条、個人の町民税の所得割の非課税の範囲等関係でございます。個人住民税の所得割が非課税となる算定で、扶養親族となるものの所得限度額に対し10万円引き上げる規定を加えるもの。また、文言の整理を行うものでございます。 要旨の2ページをお願いいたします。次に、9、附則第16条、軽自動車税の種別割の税率の特例及び附則第16条の2、軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例関係でございます。軽自動車税の所得割に係る課税の特例、グリーン化特例について、令和4年度及び令和5年度に係る特例の規定を加え、2年間延長するものでございます。 次に、10、附則第17条、長期譲渡所得に係る個人の町民税の課税の特例及び附則第17条の2、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る町民税の特例関係でございます。長期譲渡所得に係る個人住民税の課税の特例に、新たに未利用土地等を譲渡した場合による長期譲渡所得の特別控除、譲渡益から100万円を控除できることの規定を加えるもの。また、文言の整理を行うものでございます。 次に、11、附則第24条、新型コロナウイルス感染症等に係る徴収猶予の特例に係る手続等関係でございます。令和2年4月1日施行の規定による1年間の徴収猶予に係る規定でございますが、引用条項にずれが生じたことに伴い、改正を行うものでございます。 続きまして、施行期日でございます。議案書の20ページをお願いいたします。附則におきまして、要旨の項目の5、6、条例第94条、第95条のたばこ税に係る改正は令和2年10月1日から、要旨の項目の9、条例附則第16条及び附則第16条の2、軽自動車の種別割に係る改正は令和3年4月1日から、そのほかの改正は令和3年1月1日からの施行でございます。 また、附則の第2条以降には、改正の施行期日前に係るそれぞれの算出方法は従前の例によることの規定、また議案書21ページにある附則第5条、手持品課税に係るたばこ税では、改正条例の施行日前に売り渡された製造たばこを所持する卸売販売業者や小売販売業者に対するたばこ税の課税方法等を規定をしてございます。 以上で第9号議案に関する説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 続きまして、第10号議案につきましてご説明をさせていただきます。議案書につきましては24ページです。A4横判の新旧対照表は11ページでございます。大きな四角の囲いのある条例要旨は3ページでございます。恐れ入りますが、条例要旨に基づき説明をさせていただきますが、新旧対照表も併せてご確認をいただければと思います。 まず、この条例改正の概要でございますが、令和2年度の税制改正により地方税法で規定している特別基準割合について、延滞金特例基準割合、猶予特例基準割合、還付加算金特例基準割合とそれぞれの名称に分けられたことや、計算の前提となる割合が新たに平均貸付割合と規定されました。これにより、条例にお示しいたしましたとおり、地方税法の特例基準割合に倣って規定する美里町
延滞金徴収条例につきまして、附則第3項関係の文言の整理を行うものでございます。 なお、この条例の施行期日でございますが、地方税法の施行期日に合わせ、令和3年1月1日から施行し、令和3年1月1日以降の期間に係る延滞金に適用するとしてございます。 以上で第10号議案に関する説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○
橋場倖男議長 次に、第11号議案について、
住民福祉課長、説明願います。
◎齊藤万寿彦
住民福祉課長 それでは、第11号議案 美里町
手数料条例の一部を改正する条例につきましてご説明いたします。 資料につきましては、A4縦①番の議案書につきましては25ページ、A4横、新旧対照表につきましては12ページから18ページ、A4縦の条例要旨につきましては4ページが該当ページとなっておりますので、ご参照いただきたいと思います。 それでは、最初に条例要旨4ページを基にご説明させていただきます。改正の趣旨としましては、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律、通称デジタル手続法により、住民基本台帳法が改正され、住民票の除票の写し、除票記載事項証明及び戸籍の附票の除票の写しの交付が制度化されたこと。また、同じくデジタル手続法により、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、通称番号利用法が改正され、通知カードが廃止されることになったため、本条例を一部改正するものでございます。 1番、別表第2条関係としましては、戸籍の附票の除票の写しの交付、除票の写しの交付及び除票記載事項証明が制度化されたことに伴いまして、手数料を定めるものでございます。 また、通知カードの再交付に係る手数料の規定を削るもの及び文言の整理を行うものでございます。 それでは、新旧対照表12ページをお願いいたします。左側の「新」とありますところの10の項、11の項及び14の項が加わりまして、右側の「旧」の一番下の段の15の項が削られ、2項ずつ繰り下がるものでございます。また、左側「新」の13の項は、文言の整理を行うものでございます。 以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○
橋場倖男議長 これをもって議案内容の説明を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 休憩 午前11時11分 再開 午前11時26分
○
橋場倖男議長 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
△発言の訂正
○
橋場倖男議長 総務税務課長兼
会計管理者。
◎上田博士
総務税務課長兼
会計管理者 先ほどの第9号議案 美里町税条例の一部を改正する条例の説明の中で訂正をさせていただきたい箇所がございます。お願いいたします。よろしいでしょうか。
○
橋場倖男議長 はい。
◎上田博士
総務税務課長兼
会計管理者 まず、条例要旨の6、第65条、たばこ税の税率関係のところでございます。「第95条」を「第94条」と発言をしてしまいました。「第95条」に訂正をお願いいたします。 続きまして、附則の部分の条例の施行期日のところでございます。附則第1条の第2号、条例附則第16条及び附則第16条の2、軽自動車税の種別割に係る部分でございます。「令和2年4月1日」から施行をするというところを「令和3年3月1日」と誤った説明をしてしまいました。「令和3年4月1日」の施行でございます。 説明に係る発言を2か所訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
橋場倖男議長 よろしいですか。 〔「はい」と言う人あり〕
△第24号議案 令和元
年度美里町
一般会計歳入歳出決算認定について~第31号議案 令和元
年度美里町
水道事業会計の利益の処分及び
決算認定について
○
橋場倖男議長 日程第26、第24号議案 令和元
年度美里町
一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第33、第31号議案 令和元
年度美里町
水道事業会計の利益の処分及び
決算認定についてを一括議題といたします。 提案者から
提案理由の説明を求めます。あわせて行政報告についての発言の申出がありますので、これを許可いたします。 それでは、
提案理由の説明、行政報告の順でお願いいたします。 町長。 〔
原田信次町長登壇〕
◎
原田信次町長 それでは、第24号議案から第31号議案につきまして、一括して
提案理由を申し上げます。 初めに、第24号議案から第30号議案につきましては、いずれも
令和元年度の美里町一般会計及び特別会計の
決算認定でございます。
地方自治法の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 続きまして、第31号議案につきましては、令和元
年度美里町
水道事業会計剰余金処分計算書のとおり処分したいので、地方公営企業法の規定により議会の議決を求めるものでございます。あわせて
水道事業会計の
決算認定につきまして、地方公営企業法の規定により監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 それでは、決算の概要とその主な施策についてご報告申し上げます。行政報告書の1ページをお開きください。1、総論、続いて次の1番、主要施策の報告というふうにございます。 令和元
年度美里町一般会計歳入歳出決算等を議会の認定に付するに当たり、決算概要とその主要な施策についてご報告申し上げます。 初めに、政府は経済財政運営と改革の基本方針2020において、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた経済の状況については、「感染拡大防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを段階的に引き上げていく中で、各種政策の効果もあって、極めて厳しい状況から持ち直しに向かうことが期待されるが、感染リスクがゼロにならない以上、直ちに経済や社会が元の姿に戻るというわけではなく、政府として、緊急事態宣言が発出されていた本年4月・5月を底として、経済を内需主導で成長軌道に戻していくことができるよう、経済の下支えを行いながら、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図っていく」としております。 また、内閣府が発表(8月17日発表の1次速報値)した4月から6月期の物価変動を除く実質の国内総生産(GDP)の成長率は、前期比7.8%減で年率27.8%減となっております。 このような状況ではございますが、少子高齢化・人口減少の抑制への取組のための地域間競争が進む中、本町においても「美しい里 活力・創造のまちづくり」の実現に向け、様々な取組を進めております。具体的には、寄居スマートインターチェンジの整備と併せ、まちの核となる地域活性化施設の整備について検討しているところでございます。 また、平成29年度より実施している「ミムリン健幸ポイント事業」は、2,600人を超える方に参加いただいており、さらに、令和元年度からは、5か年計画で「飛び地連携型大規模ヘルスケア事業」に参画いたしました。 それでは、
令和元年度の決算概要について申し上げます。
令和元年度の一般会計及び特別会計を合わせた決算では、歳入総額85億846万5,000円に対して、歳出総額79億800万7,000円で、前年度と比較しますと、歳入総額は7.8%の増、歳出総額は7.6%の増となりました。一般会計では、歳入総額56億372万8,000円で、対前年度比11.1%の増、歳出総額は50億7,800万3,000円で、対前年度比10.2%の増となりました。 一般会計の歳入は、町債は、消防施設整備事業債の増により1億9,160万円の増額となり、また地方交付税は1億1,293万5,000円の増額となったものの、繰越金は2,927万7,000円の減額となり、また自動車取得税交付金は
令和元年度税制改正による自動車取得税の廃止により1,656万4,000円の減となりました。 歳出では、消防費は繰越事業である防災行政無線デジタルシステム更新工事の増により2億2,008万1,000円の増額となったものの、教育費は小学校給食室棟エアコン設置工事などの減により1,986万4,000円の減額となりました。 なお、
令和元年度の予算額に対する執行率は85.94%となっておりますが、これは美里町消防団第5分団車庫・詰所建築事業等の繰り越し予算2億9,915万9,000円を含んだもので、この繰り越し予算を除いた実質の予算執行率は90.53%となるところでございます。 続きまして、各課局センターの主な事務事業について申し上げます。 総合政策課においては、平成28年度から10年間の長期的なまちづくりの方向性を示す町政の根幹をなす計画である第5次美里町総合振興計画に基づき、目指すべき将来像の実現に向け取組を行っております。 まず、地方創生の取組として、平成30年度から取り組んでいる地域活性化施設整備事業については、整備コンセプトや機能、規模、事業費等の施設の在り方をまとめた基本構想を策定しました。構想では町の様々な資源を最大限活用し地域内で経済を循環させる仕組みをつくるとともに、にぎわいや交流、活力を生み出し、町の「美力(みりょく)」を発信する拠点として整備することを定めております。また、新幹線定期券購入補助事業を継続して実施するとともに、町と共通の課題を持つ埼玉北部の7市町(熊谷市、本庄市、深谷市、美里町、神川町、上里町及び寄居町)が広域で連携し、移住セミナーや短期のお試し移住プロジェクト、婚活イベント、企業説明会を実施し、若者の移住定住促進に努めてまいりました。 このほか、地方創生推進交付金を活用し、美里町を含む5市町(山口県宇部市、岩手県遠野市、京都府八幡市、鹿児島県指宿市、美里町)が連携して「ICT&SIBの活用により健康長寿化と扶助費の増加抑制を可能とする飛び地連携型大規模ヘルスケア事業」を実施し、健康課題の解決に向け取り組んでまいりました。 また、公共施設の維持管理を適切に行うに当たり、施設の安全性を確保し、機能向上を図るための「美里町公共施設個別施設計画」を策定いたしました。 総務税務課においては、町の防災の要である防災行政無線について、緊急防災・減災事業債を財源にデジタル化整備を実施し、戸別受信機についても希望する全世帯にデジタル受信機の貸与を行い、これまでの難聴地区解消や音声の鮮明化に努めるほか、防災行政無線の放送内容を個人モバイル端末に文字で配信する「防災行政無線登録制メール」を開始し、情報伝達手段の多様化を図るなど、高度化する通信ニーズに対応した整備を行いました。 災害対策としては、「美里町地域防災計画」を全面的に見直したほか、新たに「災害時職員初動マニュアル」を策定して防災体制の強化に努めました。また、各行政区で組織する自主防災組織の連携強化を図るため、自主防災組織連絡協議会において防災講習会を実施したほか、地震や豪雨等の災害を想定した自主防災組織を対象とする図上訓練や防災訓練の援助を行い、日頃から災害に備えた意識啓発に努めました。 災害に対する備えとして、避難所用のマット、簡易トイレ、非常食などのほか、歯ブラシ等衛生品の購入も行うなど計画的な備蓄に努めました。
令和元年度東日本台風の対応では、8か所の避難所を開設し、244名の避難者を受け入れ、関係機関とも連携を取りながら災害の対応に努めました。 消防事業としては、全体訓練や特別点検の実施、消防団の装備の基準に基づく耐切創性手袋等装備品の整備のほか、団員の災害対応能力向上のため、チェーンソー講習会を実施いたしました。また、緊急防災・減災事業債を財源とし、老朽化した第2分団の消防車両の入替えや、第1分団のくみ取り式トイレの水洗化など、消防団の装備等の充実や環境整備に努めました。 防犯対策としては、役場東側駐車場の電光掲示板を利用し、高齢者を狙った振り込め詐欺等の被害防止に向けた注意喚起を実施しました。また、役場職員等による青色回転灯装備車による防犯パトロールのほか、美里町地域防犯推進委員を中心とした各行政区の防犯パトロールの継続的な実施により、安心・安全なまちづくりに努めました。 コミュニティ関係では、自治総合センターのコミュニティ助成事業を根木行政区で実施したほか、地域コミュニティの醸成や環境美化活動を推進するため、各種団体に協力をいただき、「花いっぱい運動」を展開いたしました。 選挙事務としては、4月の埼玉県議会議員一般選挙及び
美里町議会議員一般選挙、7月の第25回参議院議員通常選挙、8月の埼玉県知事選挙、10月の参議院埼玉県選出議員補欠選挙と、それぞれ早期から計画的な準備を整え、適正な選挙の執行に努めました。 税務関係においては、3年に1度の評価替えに係る鑑定業務を実施したほか、未申告者の町民税申告を促すなど、収納率の向上、課税事務の適正な執行に努めました。 住民福祉課においては、社会福祉関係として、手話は言語であるとの認識に基づき、手話を普及し、手話を通じて互いに認め合い、支え合う共生社会を実現するため、「美里町手話言語条例」を制定しました。また、高齢者の孤立感の解消を図るため、民生・児童委員による要援護者に対する見守り活動等の互助援護に対し支援を実施いたしました。 ニート・ひきこもり・貧困対策としては、就労に悩む若者とその家族に対しての就労相談業務を開始し、職業的自立を支援いたしました。 子ども福祉としては、こども医療費の助成支給対象年齢を18歳年度末までの拡大や、保育所等への副食費の実費負担に対し、第2子半額、第3子以降全額の補助を行い、子どもの健やかな成長の支援と、子育て家庭の経済的負担の軽減を図りました。 また、第1期の「美里町子ども・子育て支援事業計画」が最終年度となり、将来を担う子どもの健やかな成長を支えるとともに、新たな社会環境の変化に対応し、幅広い視点から一層の子育て支援施策を計画的に推進するため、「第2期美里町子ども・子育て支援事業計画」を策定いたしました。 国民健康保険につきましては、平成30年度からの持続可能な医療保険制度の下、運営方針に基づき保険税収入の向上、医療費適正化対策や効果的な保健事業を推進し、国民健康保険事業の安定的運営に努めました。保健事業の取組としては、医療費の抑制及び被保険者の健康増進につながるよう、生活習慣病の重症化を予防する「糖尿病性腎症重症化予防対策事業」や高血圧・高血糖の方を対象とした訪問指導を実施いたしました。また、効果的かつ効率的な保健事業の実施を図るため、「美里町国民健康保険第2期データヘルス計画」を策定しました。 国民健康保険特定健康診査及び後期高齢者医療健康診査につきましては、受診率を向上させるため、受診勧奨の周知や未受診者に対する対策を積極的に行いました。 介護保険につきましては、平成30年度から3年を計画期間とする「第7期美里町高齢者福祉計画及び介護保険事業計画」に基づき、適切な認定及び給付業務に努めました。 保健センターにおいては、町民が明るく元気で生き生きと暮らせるよう「健幸長寿のまちづくり」を推進するとともに、「ミムリンときめき健康増進計画」に基づき、各種事業を実施いたしました。 健康増進関係として、平成29年度から実施している「ミムリン健幸ポイント事業」を主軸に、地方創生推進交付金を活用し健康寿命の延伸と医療費・介護給付費の抑制を目的とした広域連携による「飛び地連携型大規模ヘルス事業」に取り組みました。 風疹事業として、国の対策に基づき、抗体保有率が低い世代の男性を対象に、抗体検査や予防接種費用の助成を行うとともに、町独自の支援として、妊婦と妊娠を希望する女性及びその配偶者へ予防接種費用の一部を助成しました。 子育て支援関係として、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を行うため「子育て包括支援センター」を設置し、妊娠中からの相談体制の充実を図り、生後6か月頃までの母子を対象とした「あかちゃん広場」や母乳相談などを新規に開催し、安心して出産・子育てができるようサポート体制を強化しました。 地域包括支援関係につきましては、地域主体の「元気!いきいき100歳体操」の普及推進に努めてまいりました。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう各種関係機関とのネットワーク化を図り、包括的な支援に取り組みました。 また、介護予防対策として、認知症になる前の段階(MCI)を早期に発見する介護予防チェックを行い、認知機能の低下が見られた方にミムリン健幸ポイント事業や運動教室への参加を促しました。 農林商工課においては、農業の振興について、国・県の補助事業を活用し、農業生産基盤の整備や農地の集積などの農村環境の保全に関する取組を行い、農業生産力の維持・確保に努めてまいりました。 環境保全対策につきましては、国庫補助による中山間地域等直接支払事業、多面的機能支払事業及び環境保全型農業直接支援対策事業を実施し、農業用施設の維持管理や集落環境整備を推進いたしました。 集落の維持や農地の保全に寄与する集落営農組織の取組として、特産品生産の普及指導や新商品の開発支援を行いました。 農業経営の安定化や地域農業の継続的な発展の取組として、認定農業者に対し、機械や施設等を新たに導入する費用の一部を支援いたしました。 商工業の振興につきましては、地域経済の活性化及び居住環境の向上を図ることを目的に、住宅改修費の補助を行いました。また、移住定住に寄与することを目的として、町内に事業所を開設し起業する事業者に対し支援を行いました。 観光の振興につきましては、町の魅力を発信しイメージアップを図るため観光大使を設置しました。また、観光協会と連携し、町の特産であるブルーベリーのPRをラグビーワールドカップ関連イベントや県内外で開催されたイベント等で行い、観光客の集客に努めてまいりました。 産業の振興については、産業団地に立地する企業が円滑に操業できるよう支援してまいりました。 建設水道課においては、平成28年度から令和2年度の5か年の計画で地方創生推進交付金を活用し、町内13路線の道路整備を進めています。また、交付金が要望どおりつかず進捗に遅れが見られることから、計画期間を2年延長する手続を行いました。 橋梁については、橋梁長寿命化修繕計画に基づき十条河原橋と中道橋の長寿命化を図る補修工事に着手し、橋梁の維持管理を進めています。 スマートインターチェンジ整備事業では、寄居町方面からのアクセス道路となる町道790号線の工事が完了いたしました。なお、寄居スマートインターチェンジの上り線については、難航していた用地が取得できたことから工事を再開し、令和2年度中の開通が予定されております。 土木災害復旧事業では、令和元年東日本台風の影響により被災した町管理の道路や河川の復旧を98件行いました。 公園管理事業では、
令和元年6月から産業団地公園が新たに追加され、町の管理する公園は8か所となりました。また、産業団地の開発完了に伴い、産業団地内の調整池の管理も行うことになりました。 住宅政策では、少子高齢化などによる人口減少の歯止め対策として、引き続き美里町に定住する方へ定住促進奨励金を交付いたしました。 交通安全対策では、交通事故減少を図るため、街路灯、カーブミラー、グリーンベルト等の整備や危険交差点への看板の設置を進めてまいりました。 上水道事業では、災害に強く安心・安全な水を安定して供給をするため、水道管の新規布設や布設替え、漏水修繕工事並びに各種水質検査等を実施し、適切な維持管理に努めてまいりました。また、平成30年度から2か年にわたり実施した水道ビジョン等策定業務においては、美里町水道ビジョン、施設の現状分析評価、経営戦略、アセットマネジメントを策定いたしました。 農業集落排水処理事業では、平成25年度までに7処理区で供用を開始しており、
令和元年度は供用開始率のさらなる向上及び適切な維持管理に努めました。 下水道事業では、小茂田地区、北阿那志地区及び下児玉地区のそれぞれ一部において公共下水道事業が供用を開始しておりますが、平成28年度から管路工事を一時中断し、整備計画の見直しを進めています。この中で、
令和元年度は農業集落排水十条処理区及び沼上処理区を公共下水道へ接続するための管渠接続工事実施設計を行いました。 浄化槽整備事業では、平成23年度から国及び県による補助金を活用した単独浄化槽及びくみ取り式便槽から合併浄化槽への転換を推進しており、
令和元年度も引き続き補助事業を実施いたしました。 教育委員会事務局においては、まず学校教育関係として、児童生徒に基礎・基本の習得の徹底を図り、確かな学力を身につけさせるとともに、学習意欲の向上やまちへの愛着、一人一人の個性と創造力の高揚を図り、社会の変化に対応できる「生きる力」を育む教育を基本とした魅力ある学校教育を推進いたしました。 また、楽しく積極的に安心して学校生活を送ることができる学級づくりを目指し、「Hyper―QUテスト(学校生活適応検査)」を小学校3年生から実施し、分析結果を基に各小中学校教職員を対象にした研修会を行い、生徒指導と学級経営の改善に努めました。 また、「実践的な英語力」を身につけさせるために、「Misato EIKEN Challenge(美里英検チャレンジ)」を実施いたしました。 学校施設整備としては、小学校音楽室エアコン設置工事や東児玉小学校校舎・体育館トイレ改修工事設計業務委託を実施いたしました。 生涯学習関係としては、誰もが生涯を通して気軽にスポーツ、芸術、文化全般にわたり学習できる環境整備を推進し、心身ともに健康で、一人一人が生き生きと輝いて暮らせるための学習や活動機会の提供に努めました。 生涯学習施設整備としては、竣工後20年以上経過した施設の空調等の老朽化が進んでいることから、省エネ改修工事を実施しました。主な内容は、空調設備の更新、照明のLED化、トイレの洋式化及びバリアフリー改修のほか、遺跡の森館はホールの空調更新や階段昇降機の新設、コミュニティセンターでは屋上断熱防水工事を実施しました。あわせて総合グラウンドとテニスコートの照明制御盤を更新し、コミュニティセンター内でスイッチの切替えができるように遠隔スイッチを新設いたしました。 以上、
令和元年度の決算に基づき、その成果の一部について申し上げましたが、現在、新型コロナウイルス感染症に伴い地域経済、地域社会に対する社会的影響がかつてないほど大きくなっています。このような社会情勢ではございますが、引き続き本町のよい点を見つけ、結びつけ、さらに発展させることで、次の時代も、その次の時代も持続可能な地域であり続けるよう、美里町の発展に全力を尽くしてまいりますので、ご指導、ご協力をお願い申し上げます。 以上です。
○
橋場倖男議長 それでは、引き続き決算概要についてあるのですけれども、ここで暫時休憩をしたいと思います。 休憩 午前11時56分 再開 午後 1時26分
○
橋場倖男議長 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 それでは、引き続き決算概要について、町長、説明をお願いいたします。 〔
原田信次町長登壇〕
◎
原田信次町長 令和元年度決算概要についてご説明を申し上げます。 使用する資料につきましては、A3横のこのでっかいやつの一般会計・特別会計歳入歳出決算書と行政報告書と、あとは水道事業特別会計決算書を使います。 初めに、このA3のでっかいやつの1ページ目を開けていただきたいと思います。歳入の状況でございますが……すみません。その前に行政報告書で全体を説明いたします。行政報告書の7ページをお開きいただきたいと思います。すみません。行政報告書の7ページに、一般会計、特別会計の全体の歳入歳出の状況が出ております。これⅡ、決算の状況の中の会計別決算状況の表を見ますと、列が各会計の歳入歳出差引きになっておりますけれども、まず一般会計は、前年比で比べますと、歳入では11.1%増、歳出では10.2%増。特別会計の国保につきましては、歳入が3.4%増、歳出は3.8%増。住宅資金につきましては、歳入が19.2%増、歳出は皆増でございます。下水道事業の歳入につきましては40.8%増、歳出は54.9%増でした。集落排水は、歳入は9.4%の減、歳出は4.1%の減。介護保険につきましては、歳入が1.7%の増、歳出が2.3%の増。後期高齢者医療につきましては、歳入が1.6%の減、歳出は2.1%の減でございました。トータル、総合計では、歳入が85億846万5,000円で前年度比7.8%の増、歳出は79億800万7,000円で前年度比7.6%の増でございました。 それでは、決算の概要について説明をいたしますので、先ほど申し上げましたA3の大きいほうの1ページを御覧ください。歳入の状況でございます。対前年度比で大きなものだけ、まずご説明をいたします。詳細につきましては、決算特別委員会になりますと各課局長が説明をいたしますので、概要のみ説明をさせていただきます。 まず、1ページを見ますと、左の列から款項、予算現額、調定額、収入済額、不納欠損、収入未済額、予算現額と収入済額との比較という形になりますが、ここでは款項とそれから収入済額についてお話をさせていただきます。 款1町税の収入済額は17億9,797万5,259円、対前年度比では0.3%、額にして約550万円の増でございました。 次に、大きなものとしては款8自動車取得税交付金の収入済額1,865万6,116円、対前年比ではマイナスの47%、額にして約1,656万円の減となりました。3ページに、款22環境性能割交付金というのが新たにつけ加えられましたが、消費税の改正に伴い新たに創設されたために、その分が減額となったものでございます。 款の9地方特例交付金の収入済額は2,017万8,000円でした。対前年度比63.5%、額にして約1,252万円の増でございます。主に制度改正による自動車取得税減収補填分の増によるものでございます。 款10地方交付税の収入済額は9億3,560万5,000円でした。対前年比13.7%、額にして約1億1,293万円の増でございます。経費や公債費増により基準財政需要額が増加し、町民税及び地方消費税交付金等の減少による基準財政収入額の減少により増となったものでございます。 2ページを御覧ください。款14国庫支出金の収入済額は4億6,569万2,409円でございます。対前年度比14.2%、額にして5,792万円の増でございます。消費税改定に伴う幼保無償化並びに飛び地連携型大規模ヘルスケアプロジェクトに対する補助金の増によるものでございます。 款15県支出金の収入済額は3億9,714万4,940円で、対前年度比32.6%、額にして約9,775万円の増でございます。これは地域密着型サービス等整備助成事業費等補助金の増が主なものでございます。 款の18繰入金の収入済額は3億701万3,347円で、対前年度比41%、額にして約8,925万円の増です。歳入歳出調整として、財政調整基金、ミムリン夢づくり基金、公共施設等整備基金から繰り入れたため増となりました。 款の21、一番下ですけれども、町債の収入済額は6億1,140万円で、対前年度比45.6%増、額にして1億9,160万円の増となりました。これは防災行政無線デジタルシステム更新工事のための消防施設整備事業債の借入れを行ったための増でございます。 3ページを御覧ください。款の22環境性能割交付金の収入済額は564万6,017円でございます。消費税率の改定により自動車取得税交付金が廃止され、新たに創設されたものでございます。 次、歳出に移りますので、4ページをお開きください。歳出のうち決算額が前年度比増減の大きいものを申し上げさせていただきます。 款4衛生費は前年度比19.6%増、額にして約6,067万円の増でございます。主なものは、生活習慣病予防対策業務委託料として、飛び地連携型大規模ヘルスケアプロジェクトを5年間の新規事業として開始したためでございます。 款6商工費は前年度比22.6%増、額にして約3,682万円の増でございます。主なものは、新たに進出した企業への工場立地促進条例に基づく奨励金の増によるものでございます。 款8消防費は前年度比58.4%増、額にして約2億2,008万円の増でございます。防災無線デジタルシステム更新工事に要する費用の増によるものでございます。 5ページをお願いいたします。款10災害復旧費は皆増の2,214万7,146円です。支出済額ですね。台風19号により被災した町管理の道路や河川を復旧するための災害工事費でございます。 款11公債費は前年度比9.4%増、額にして約3,093万円の増でございます。主に臨時財政対策債の償還額が増加したためでございます。 なお、
令和元年度の予算額に対する執行率は85.94%でした。これは土木費、消防費等の約2億9,915万円の繰り越し予算並びに畜産業費の畜産クラスター強化対策施設整備事業補助金約1億1,700万円が、資材の入荷が遅れて申請者が補助金申請を断念したための予算、それから防災無線戸別受信機の貸与を希望しなかった台数や入札残による継続費の不用額が約1億3,000万円あり、これらを除きますと、執行率は94.70%となります。 続きまして、行政報告書でご説明を申し上げます。A4の行政報告書の41ページを御覧ください。41ページ、ここは町税の収納状況でございます。上の枠が現年度分、下が滞納繰越分となっておりますが、(1)、現年課税分の収納率は合計で99.60%でした。前年度は99.48%でしたので、前年度比0.12ポイント増加をいたしました。滞納繰越分の収納率は合計で本年度40.97%、前年度は41.52%のため、前年度比マイナス0.55ポイントでした。現年、滞納合わせますと、前年度比で0.22ポイントの増となったところでございます。 続きまして、44ページをお開きください。上段の(3)、年齢階層別人口でございます。令和2年の対前年比合計人口は50人の減でした。年齢階層を個別に見ていきますと、若年者は減少し、70歳以上は増加しております。いわゆる少子化、超高齢化が進行しております。 一般会計の決算概要は、災害対応としての防災行政無線の防災無線デジタル化が完了をしました。スマートインターチェンジの全面開通にめどが立ち、産業団地も分譲され、今後税収や雇用増が見込まれることから、次の課題として、地域活性化施設を核とし、スマートインターチェンジや産業団地を生かしたまちづくりを進めたいと考えております。 一方、今後既存公共施設の維持管理が大きな財政負担となることから、公共施設個別施設計画に基づき計画的な維持管理等を行うこと、健康づくりや介護予防を積極的に推進し、医療、介護費の抑制に努め、今後の少子化、勤労世代の減少、高齢者増、それも超高齢化に対応したいと考えております。 続きまして、戻りますが、36ページをお願いをいたします。中段の2、住宅資金貸付事業でございますが、これは平成29年度で町の償還は終了し、個人からの返済のみが残っております。
令和元年度の収納額は132万5,000円でした。時効による債権放棄1件、時効の援用による債権の消滅分1件を合わせて729万5,786円を不納欠損いたしました。今後、引き続き残っている債権回収に努力をしたいと思います。 64ページをお願いいたします。国民健康保険の状況でございます。64ページの国民健康保険の状況です。平成30年度同様、一般会計からの法定外繰入れをすることなく、かつ2,540万2,000円の基金を積むことができました。 右側の65ページを御覧いただきたいと思います。中段の上から3段目のエ、保険税収入状況の
令和元年度の収納率を見ていただきますと、合計で対前年度比0.5ポイント増加をいたしました。 69ページを御覧ください。後期高齢者医療の状況でございます。中段のウ、科目別歳入歳出状況の下段の枠の歳出を、一番下の枠の歳出を御覧ください。後期高齢者医療広域連合納付金は0.9%の微増でございました。 70ページの上段のア、保険料収入状況は、収納率が合計で前年度を0.4ポイント上回りました。 72ページをお願いいたします。介護保険の状況です。真ん中にあります中段の(2)、1号被保険者数の推移を見ていただきますと、前年度比で26人の増でございました。 73ページを御覧ください。上段の枠の(3)、介護の認定率は、2月末現在で14.1%と、過去3年間の平均と比較すると減少傾向にあります。 74ページを御覧ください。真ん中の(2)、保険料収入状況は、収納率が前年度比0.3ポイント上回りました。 75ページを御覧ください。中段の(2)、科目別歳入歳出状況の下段の枠の歳出でございますが、歳出の保険給付費は前年度比3.5%増、額にして3,111万8,000円増加をしております。国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険の安定運営には予防と早期発見、早期対応が重要でございます。ミムリン健幸ポイント事業や100歳体操、いきいきサロン、各種検診、地域包括ケアシステムなど、さらに推進し、健康長寿社会に向け対応してまいりたいと思います。 115ページをお開きください。上水道でございます。9―3、上下水道係に関する施策のⅠ、上水道でございます。1、業務の枠の下段の下のほうの年間有収率というのがございます。84.7%と、前年度比1.9ポイントの減少でございました。 下の2、決算の状況の下段の一番下の枠のイ、
令和元年度水道料金収入状況は、収納率が前年度比0.8ポイント改善をいたしました。 116ページの中段、(2)、資本的収支のイ、支出の表を御覧ください。前年度の平成30年度と比較をすると、産業団地内の配水管布設替えが終了したため、対前年度比20.3%減、額にして4,552万円の減となったところでございます。
水道事業会計決算報告書、A3の横の大きいやつがございます。決算書と同じ大きさのやつで、
水道事業会計決算書というのが別であると思うのですけれども、美里町水道事業決算報告書、ありますか、これの5ページをお開きいただきたいのですが、令和元
年度美里町
水道事業会計余剰金処分計算書(案)というふうに書いてあります。元年度決算におきまして、未処分利益剰余金が3,885万72円ございましたが、これを、このままですと、いざというときに使えませんので、建設改良積立金の積立てをしたいという案でございます。水道事業におきましても、施設整備の長寿命化が重大な課題でございます。水道ビジョンを策定しましたので、計画的な整備を行い、水道の安定供給に努めてまいりたいと思います。水道の決算書のでかいほうは、これで終わります。 続きまして、また行政報告書の118ページ、ここは農業集落排水処理事業の状況でございます。この事業においても施設の維持更新が重要課題であり、策定した最適化整備構想により計画的な維持更新を進めてまいります。今後、十条、沼上処理区の公共下水道への接続、集落排水処理場の長寿命化対策を進めます。 なお、表の中段から下のイ、令和元年度使用料の収入状況でございますが、収納率は残念ながら0.1ポイント減少をいたしました。 121ページを御覧ください。公共下水道の状況でございます。真ん中の表のイ、令和元年度使用料の収入状況は、収納率が完納の100%でございました。 122ページを御覧ください。中段の(4)、施設整備等の業務委託費で、農業集落排水の十条、沼上処理区の公共下水道への接続に係る管渠の設計を行いました。 142ページを御覧ください。附表の地方債現在高の状況でございます。
令和元年度の借入れが合計で6億1,140万円を借り入れ、3億5,969万円を償還をし、
令和元年度末の現在高は46億2,094万5,000円となりました。このうち区分の6、臨時財政対策債が約69.2%、額にして31億9,743万3,000円でございます。この臨時財政対策債につきましては、元利償還金の全額が基準財政需要額に算入をされます。 144ページ及び145ページは、公共下水道事業の下水道事業債の
令和元年度末元金残高4億4,839万3,884円でございます。 続きまして、146ページ及び147ページは、農業集落排水処理事業の下水道事業債でございます。
令和元年度末の元金の残高は、147ページになりますが、13億2,270万7,423円でございます。 148ページ、一番最後のページは、企業債の
令和元年度末償還残高、水道事業の関係の企業債でございますが、残高が6億5,255万2,195円でございます。 以上で決算の概要説明とさせていただきます。なお、詳細は特別委員会時に担当の課局センター長より順次説明をいたさせますので、慎重にご審議の上、ご承認賜りますようにお願いをし、ご説明とさせていただきます。 以上です。
○
橋場倖男議長 続きまして、
代表監査委員から決算審査意見書が提出されております。 硲
代表監査委員より、審査の経過と結果の概要について報告をお願いいたします。 硲
代表監査委員。 〔硲 和廣
代表監査委員登壇〕
◎硲和廣
代表監査委員 こんにちは。いつもお世話さまになっております。
代表監査委員の硲でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 それでは、
令和元年度決算に関する審査報告を申し上げます。
地方自治法第233条第2項及び第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された令和元
年度美里町一般会計、美里町国民健康保険特別会計、美里町住宅資金貸付事業特別会計、美里町下水道事業特別会計、美里町農業集落排水処理事業特別会計、美里町介護保険特別会計、美里町後期高齢者医療特別会計、美里町
水道事業会計の決算関係書類及び帳票類並びに基金の運用状況の審査を、去る8月5日から7日までの3日間、町長、各担当課局センター長から説明を聴取し、実施をいたしました。 各会計の歳入歳出決算内容及び決算附属書類並びに
水道事業会計決算は、いずれも法令に準拠して作成されており、計数的にも正確であり、執行状況についても適正かつ効率的に執行されたと認められました。 また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び経営健全化による資金不足比率の算定の基礎となる事項についても適正であると認められましたので、ご報告を申し上げます。 この審査の総括として、意見書をお手元に配付してございますので、ご高覧いただきたいと存じます。 終わりに、町政進展のため鋭意努力されている町当局並びに関係各位に対して深く敬意を表しまして、
令和元年度決算審査の報告とさせていただきます。 以上であります。ありがとうございました。
○
橋場倖男議長 これにて決算概要の説明及び決算審査の報告が終わりましたので、質疑を行います。 質疑は、町長に対する総括的な質疑を許します。 質疑につきましては、会議の合理的かつ効率的な運営を図るため、要点を整理し、簡明にするように努めていただきたいと思います。なお、この後本件は委員会に付託となりますので、細部にわたる質疑は委員会において行われますようお願いいたします。 それでは、質疑のある方は順次発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。第24号議案から第31号議案については、全議員をもって構成する決算特別委員会を設置し、付託したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
橋場倖男議長 ご異議なしと認めます。 よって、第24号議案から第31号議案については、全議員をもって構成する決算特別委員会を設置し、付託いたすことに決定しました。
△散会の宣告
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橋場倖男議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 お疲れさまでした。 (午後2時03分)...