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03月03日-議案説明・質疑-01号

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  1. 美里町議会 2020-03-03
    03月03日-議案説明・質疑-01号


    取得元: 美里町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-04
    令和 2年  3月 定例会(第1回)              令和2年第1回美里町議会定例会議事日程第1号                               3月3日午前9時開会    開  会                                            町長挨拶                                            施政方針    開  議                                            議事日程の報告                                     第 1 会議録署名議員の指名                                  第 2 会期の決定                                       第 3 諸般の報告                                       第 4 発議第 1号 内田三郎議員に対する議員辞職勧告決議                   第 5 第 9号議案 令和元年度美里町一般会計補正予算                    第 6 第10号議案 令和元年度美里町国民健康保険特別会計補正予算              第 7 第11号議案 令和元年度美里町介護保険特別会計補正予算                第 8 第12号議案 令和元年度美里町後期高齢者医療特別会計補正予算              第 9 第13号議案 美里町町長等の損害賠償責任の一部の免責に関する条例            第10 第14号議案 美里町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正           する条例                                 第11 第15号議案 美里町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正           する条例                                 第12 第16号議案 美里町監査委員に関する条例及び美里町水道事業の設置等に関する条例の一部を改           正する条例                                第13 第17号議案 美里町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例           第14 第18号議案 美里町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を           改正する条例                               第15 第19号議案 美里町肥料等の大量投与の防止に関する条例の一部を改正する条例       第16 第20号議案 美里町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例        第17 第21号議案 美里町水道事業給水条例の一部を改正する条例                第18 第22号議案 児玉郡市及び深谷市における公の施設の相互利用に関する協議について     第19 第23号議案 寄居町道路線の廃止の承諾について                     第20 第24号議案 寄居町道路線の認定の承諾について                     第21 第25号議案 町道路線の廃止について                          第22 第26号議案 町道路線の認定について                          第23 第27号議案 寄居町と重複して認定する町道路線の管理の方法に関する協議について     第24 第28号議案 工事請負変更契約の締結について                      第25 第29号議案 権利の放棄について                            第26 第 1号議案 令和2年度美里町一般会計予算                       第27 第 2号議案 令和2年度美里町国民健康保険特別会計予算                 第28 第 3号議案 令和2年度美里町住宅資金貸付事業特別会計予算               第29 第 4号議案 令和2年度美里町下水道事業特別会計予算                  第30 第 5号議案 令和2年度美里町農業集落排水処理事業特別会計予算             第31 第 6号議案 令和2年度美里町介護保険特別会計予算                   第32 第 7号議案 令和2年度美里町後期高齢者医療特別会計予算                第33 第 8号議案 令和2年度美里町水道事業会計予算                     出席議員 10名    1番   新  井  英  行  議員     2番   堀  越  賢  司  議員    3番   櫻  澤     明  議員     5番   柳  沢     章  議員    6番   塩  原     浩  議員     7番   櫻  沢     保  議員    8番   田  端  恵 美 子  議員    10番   内  田  三  郎  議員   11番   櫻  沢  克  幸  議員    13番   大  島  輝  雄  議員欠席議員 1名    9番   橋  場  倖  男  議員説明のため出席した者   町    長   原  田  信  次     参  事  兼   阿  部  泰  久                           総合政策課長   総務税務課長   上  田  博  士     住民福祉課長   齊  藤  万 寿 彦   兼会計管理者   保    健   黒  田  真 理 子     農林商工課長   木  村  利  雄   セ ン ター長   建設水道課長   原  田  祐  司     教  育  長   南     幹  生   教 育 委員会   丸  山  陽  一     農 業 委員会   木  村  利  雄   事 務 局 長                  事 務 局 長事務局職員出席者   事 務 局 長   下  山  繁  一     事 務 局主査   塩  原  さ や か △開会の宣告                                        (午前9時16分) ○大島輝雄議長 皆さん、おはようございます。 9番、橋場倖男議員から欠席の通告がありました。 ただいまの出席議員は10名です。定足数に達したので、議会が成立しました。 こりより令和2年第1回美里町議会定例会を開会いたします。 △町長挨拶 ○大島輝雄議長 町長より定例会招集の挨拶並びに令和2年度の施政方針をお願いいたします。  町長。          〔原田信次町長登壇〕 ◎原田信次町長 おはようございます。本日ここに、令和2年第1回美里町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員皆様におかれましては、ご健勝にてご参会を賜り、誠にありがとうございます。  第1回定例会の開会に当たり、令和2年度当初予算における主要施策の概要と、町政運営に関します私の所信を述べさせていただきます。  現在、我が国を取り巻く状況は、内閣府が令和2年1月に発表した月例経済報告によると、「景気は、輸出が引き続き弱含む中で、製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかに回復している」と分析しております。また、「先行きについては、当面弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、通商問題をめぐる動向、中国経済の先行き、イギリスのEU離脱、中東地域をめぐる情勢等の海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に加え、消費税率引上げ後の消費者マインドの動向に留意する必要がある」と発表しております。また、「経済財政運営と改革の基本方針2019」、「成長戦略実行計画」等に基づき、潜在成長率の引上げによる成長力の強化に取り組むとともに、成長と分配の好循環の拡大を目指すとしています。  地方創生に関しては、国が令和元年12月に策定した「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」の施策が令和2年度から始まります。戦略の中では、特定の地域と関わり続ける関係人口の創出に加え、先端技術を活用した取組等の新たな視点を打ち出しています。  地方創生の取り組みは5年を経過しましたが、町を取り巻く状況は厳しい状況にあります。日本全体がそうであるように、美里町においても、少子高齢化による人口減少問題、高度成長期に建設した建物や道路、水道管などの公共施設の老朽化に伴うインフラの更新、後継者不足に伴う耕作放棄地の増加など、多くの課題が山積しています。  行政運営に携わる我々には、これらの課題を解決し、持続可能な経済や財政、そして行政サービスを維持し、魅力ある美里町を実現していくための大きな責務を果たしていく必要があります。変化の厳しいこの時代にあっても、町の多様な資源を活用し、それを強みに変え、社会の変化に柔軟に対応できる持続可能な美里町を築いていきたいと考えています。  さて、皆様のご支援のもと、私が町長に就任して3期12年がたとうとしております。一人ひとりが美里町での暮らしを幸せに感じることができるよう、「心身ともに美しく暮らせるまちづくり」の実現に向け、少子高齢化や人口減少に対応する、様々な取組を行ってまいりました。  これらの中でも、町の姿を大きく変える事業として重点施策に位置づけた「寄居スマートインターチェンジ事業」及び「産業団地整備事業」につきましては、令和2年度中にはスマートインターチェンジ上り線の開通が見込まれ、交通アクセスがより便利になるとともに、産業団地では3社の企業が順次進出いたします。新たな「ひと・もの・お金」の流れが生まれ、地域経済が好循環になることが具体的に進んでまいります。また、まちの核となる地域活性化施設の整備につきましては、農地転用の可能性がある役場と松久駅の間を候補地とし、経済の好循環を図るべく、事業化に向け傾注してまいります。  それでは、令和2年度当初予算の編成に当たりまして、新規事業として実施する主な事業概要を申し上げます。  まず、教育・文化関係です。国の第3期教育振興基本計画では、目指すべき姿として、「自立した人間として主体的に判断し、多様な人々と協働しながら新たな価値を創造する人材の育成」と、「一人一人が活躍し、豊かで安心して暮らせる社会の実現及び持続的な成長と発展」を掲げております。  美里町においても、教育施設に関する基本的な方針として、新たに令和3年度から令和7年度まで5年間を計画期間とする「教育振興基本計画」を策定いたします。  次に、小学校につきましては、人口減少に伴う少子高齢化の影響等により、児童数の減少が続いております。今後もなお減少傾向が続くものと推定されることから、「美里町立小学校適正規模等検討委員会」を設置し、将来におけるより良い教育環境と充実した学校教育実現のため、適正な規模等について検討していただきます。  学校施設につきましては、東児玉小学校トイレ改修工事を実施し、学校生活における保健衛生環境の改善を図ってまいります。  次に、産業関係です。美里町内の大部分の農地は、かんがい排水の国営事業が実施されたことにより、令和3年3月末までは農地に関する規制が厳しくなっております。しかし、それ以降は、役場と松久駅から300メートルの範囲は、第3種農地相当であり、地権者の理解が得られれば、町の施設を含む、地域の活性化に資する施設を誘致できると考えています。そのための協議を引き続き進め、町の経済が好循環となる仕組みづくりを促進してまいります。  次に、保健・福祉・医療関係です。住民が健康で幸せに暮らし続けるために、町民一人一人が健康意識を高め、誰もが笑顔で健康に暮らすことができる健康づくり施策を推進してまいります。  「ミムリン健幸ポイント事業」は、現在約2,600名の方の参加を頂いており、さらに町民の健康増進に取り組むために、令和元年度から山口県宇部市、鹿児島県指宿市、京都府八幡市、岩手県遠野市と連携し、地方創生推進交付金を活用した健康づくり事業を5カ年計画で開始しました。より多くの方が健康を意識しながら参加につながるよう、活動の場に出向き、制度のPRに努めるとともに、さらなる町民の健康増進を進め、「健幸」なまちづくりに取り組んでまいります。  母子保健事業につきましては、令和元年7月に開設した「子育て世代包括支援センター」において、妊娠期からの切れ目のない支援に努めております。新たな事業として、妊婦の疾病の早期発見と早期治療を促進し、安心して子どもを産み育てることができる環境づくりのため、妊婦医療費の助成を実施いたします。  健康増進事業につきましては、がん患者のためのウイッグ購入費用の一部を助成し、就労や社会参加を支援し、よりよい療養生活となるよう助成事業を開始いたします。  介護予防事業につきましては、高齢者の保健事業と介護予防事業を一体的に取り組み、地域の高齢者が集まる活動の場等を活用し、介護予防、フレイル対策や生活習慣病などの疾病予防、重症化予防に努めてまいります。  子育て支援としては、18歳まで対象年齢を拡大したこども医療費支給事業により、引き続き安心して医療が受けられる環境を維持してまいります。また、小学校就学前の子どもの発達や生活面での不安を解消するため、公認心理士による個別相談を新たに開催するとともに、令和元年度から実施している幼稚園、保育園への専門医による巡回を継続し、幼児期から学童期における連携強化のため、幼稚園、保育園、小学校、教育委員会等との連携会議を開催し、早期からの丁寧な支援に取り組んでまいります。  次に、街づくり関係です。まちの核となる地域活性化施設の整備につきましては、美里町農業振興審議会の審議において、必要な機能や基本方針を検討してまいりました。引き続き関係機関の協力を頂きながら、町の重要施策として、このチャンスを逃すことのないよう、事業化に向け傾注してまいります。  次に、生活環境関係です。令和元年台風19号では、美里町にも大きな被害が発生し、1級河川小山川や志戸川においては、河川の護岸が一部侵食され、氾濫寸前の状況に至りました。このような近年過去に例のない気象状況の変化から、これまでの「100年に1回程度」としていた降雨想定を、「1,000年に1回の想定し得る最大規模の降雨」に条件を改めた洪水ハザードマップを作成いたします。  次に、行政関係です。水道事業の将来にわたる安定した事業運営を目指すため、徴収及び滞納整理に関する業務、水道の開閉栓に関する業務などを委託いたします。これにより、老朽化した施設が増加する中、施設の改修や更新を職員が専念していく体制を整えます。  次に、主要事業を申し上げます。  令和3年度から令和7年度までの5年間を計画期間とする第5次総合振興計画後期基本計画を策定いたします。計画策定に当たっては、前期基本計画の進捗状況及び課題を分析した上で、基本構想に沿った内容とします。  なお、後期基本計画と併せて国土強靱化基本法に基づく国土強靱化地域計画を策定いたします。さらに、平成27年度に策定し、令和元年度に計画期間を1年間延長する総合戦略も、令和2年度で終了することから、総合振興計画後期計画と同じ計画期間とする第2期美里町総合戦略を策定いたします。  なお、平成27年度に策定した美里町人口ビジョンについても、今回の総合戦略の策定に併せて、人口の現状分析や将来展望の見直しを行った第2期美里町人口ビジョンの策定を行うものとします。  寄居スマートインターチェンジ事業につきましては、昨年3月に下り線のみ先行開通しましたが、上り線につきましても全ての用地買収が完了し、現在工事を進めております。引き続き関係機関と連携を図りながら、早期開通に努めてまいります。  次に、令和2年度当初予算の予算規模について申し上げます。  一般会計は、48億6,572万6,000円で、対前年度比1.1%、額にして5,092万7,000円の増となりました。また、一般会計及び特別会計並びに水道事業会計の総額は、83億7,950万5,000円で、対前年度比2.0%、額にして1億6,256万7,000円の増となりました。  一般会計の歳入については、スマートIC負担金及び保育所運営費保護者負担金等の減により、分担金及び負担金が約7,100万円の減となり、畜産クラスター強化対策施設整備事業補助金等の減により県支出金が約1億3,600万円の減となりました。  一方、地方消費税交付金が約4,700万円の増となり、子どものための教育・保育給付費国庫負担金等の増により国庫支出金が約6,000万円の増となったほか、道路整備事業債及び学校教育施設整備事業債等の増により、町債が1億2,500万円の増となりました。  歳出については、畜産クラスター強化対策施設整備事業補助金等の減により農林水産業費が約6,900万円の減となり、スマートIC整備事業の減により土木費が約8,000万円の減となりました。 一方、美里町消防団第5分団車庫・詰所建築工事等の増により消防費が約2,600万円の増となり、東児玉小学校校舎、体育館、トイレ改修工事等の増により、教育費が約1億2,300万円の増となりました。  続きまして、令和2年度の主な事務事業につきまして、第5次美里町総合振興計画の施策体系ごとにご説明申し上げます。  初めに、「教育・文化」に関する施策について申し上げます。  小学校では、令和2年度から新学習指導要領の完全実施となり、新しく採択された教科指導書を各小学校へ配布いたします。特に今回の学習指導要領で新しく加えられた小学校5、6年生の「外国語科」及び「特別の教科道徳」に重点を置き、取り組んでまいります。また、令和元年度よりスタートした「美里英検チャレンジ」をより実態に即した支援内容として実施してまいります。  各小中学校の給食備品、設備につきましては、安全な学校給食の実施のため、各校の食器や調理器具等の入替えを実施いたします。  学校施設の維持に関しましては、遊具安全点検による指摘箇所の修繕等を実施してまいります。  次に、生涯学習関係につきましては、誰もが生涯を通して気軽にスポーツ、芸術、文化活動全般にわたり学習ができる環境の整備を推進し、心身共に健康で、一人ひとりが生き生きと輝いて暮らせるための学習や活動機会の提供に努めてまいります。  公民館につきましては、町民の「仲間づくり」、「地域づくり」を推進し、公民館を利用する新たなサークルづくりを支援するため、「公民館自主講座」の開催、周知に努め、自主的なグループ活動の促進、町民に対し身近な学習の場や交流の場を提供してまいります。また、認知症予防や筋力の向上を目的とした「運動教室」を実施し、町民の健康づくりに寄与してまいります。  図書館につきましては、「読書手帳」の活用を推進し、読書意欲の増進を図るとともに、引き続き利用者の拡大と親しみやすい図書館づくりに努めてまいります。併せて、「美里町子ども読書活動推進計画」に基づき、図書館における児童図書の充実や小学校などへ図書の貸出しを行い、子どもの読書活動の充実に努めてまいります。  文化財関係につきましては、歴史的に重要な遺産や伝統行事を後世に引き継ぐため、後継者の育成や維持管理への助成を行ってまいります。また、町内に残る言い伝えなどを後世に継承するため、「美里町の昔ばなし」を収集した小冊子を刊行いたします。  遺跡の森館につきましては、魅力ある自主事業を実施するとともに、引き続き学習活動などの発表の場として、利用者の拡大を推進してまいります。  体育関係につきましては、町民が生涯にわたり心身共に健康で元気に暮らせる環境づくり、世代の枠を超え、誰もが様々なスポーツ活動に親しむことができる生涯スポーツを推進してまいります。  社会教育関係施設につきましては、施設の老朽化が進行しているため、各施設が安心・安全に使用できるよう、計画的に修繕や更新工事を実施してまいります。  続きまして、「産業」に関する施策について申し上げます。  町の基幹産業である農業につきましては、国や県の制度を積極的に活用し、担い手への支援や農業・農村環境の保全、農業生産基盤の整備等を進めてまいります。  担い手への支援につきましては、「人・農地プラン」の定期的な見直しを行い、将来の農業を支える人材の確保を図るとともに、「農地中間管理事業」を活用し、農地の利用集積、集約化を進めてまいります。加えて、認定農業者に対し、農業経営の安定化や地域農業の継続的な発展につながるよう、引き続き機械や施設等を新たに導入する費用の一部を助成してまいります。  農地の保全につきましては、農業の生産条件が不利な農地を維持・管理する集落の活動を支援する「中山間地域等直接支払」や、農業用排水路等維持活動支援や老朽化が進むパイプラインを修繕する「多面的機能支払」、化学肥料や農薬の使用を減らす環境に優しい農業を支援する「環境保全型農業直接支払」を実施し、農村環境の維持に努めてまいります。  農業生産基盤の整備につきましては、農業用ため池の安全性確保や防災体制を強化するための調査及びため池個別施設計画を策定してまいります。  町を代表する特産品であるブルーベリーにつきましては、ブランド化を図るため、晩生種の生果の販路開拓や、菓子店等の協力により、新たな加工品を開発いたします。  「えごま」につきましては、栽培面積を拡大し、加工品の生産・販売を進め、「美里えごま」として広くPRしてまいります。  また、新たな特産品をつくるため、栄養価や健康機能成分が高いなどと注目をされている機能性農産物の栽培や実地作業を通した有機栽培の基礎を学ぶ家庭菜園教室を実施するほか、農業の裾野を広げるモデル的取り組みとして、市民農園の開設を行います。  林業につきましては、手入れの行き届かなくなった里山・平地林を再生するため、竹の伐採や下刈り、枯損木の除去を行い、景観の向上や生物多様性の保全などの公益的機能の発揮に向けた取組を実施してまいります。また、個人で管理できなくなり荒れてしまった里山を再生し、有効に活用できる人材を育成するための教室を開催し、里山再生を通した地域貢献や仲間づくりに向けた取り組みを継続して進めてまいります。  次に、企業誘致につきましては、埼玉県企業局と共同で進めた寄居スマートIC美里産業団地の造成工事が完了いたしました。立地企業に対しましては、工場立地促進条例に基づく奨励金制度などの支援を実施し、地域の雇用機会の拡大や地域振興が図れるよう取り組んでまいります。  商工業の振興につきましては、商工業者の育成指導を行う商工会に対して助成を行い、町内商工業者の経営安定や事業の充実を図ってまいります。また、町内経済の活性化のために、住宅改修補助農産品販売促進事業起業支援事業を継続して実施してまいります。  観光の振興につきましては、東京オリンピックを契機に活発化している地域PRに遅れることのないよう、観光協会や観光大使と連携しながら、様々な媒体を活用し、特産品の紹介など広くPRしてまいります。  続きまして、「保健・福祉・医療」に関する施策について申し上げます。  住民が安心して暮らせるように、健康づくり運動の推進や保健医療体制の充実を図るとともに、人々が互いに思いやり、誰もが住み続けたいまちづくりを推進します。また、乳幼児等を育てやすい環境の整備に取り組み、妊娠から子育てまで切れ目のない支援を行ってまいります。  健康づくりの支援につきましては、「ミムリン健幸ポイント事業」を主軸に、誰もが健康づくりに取り組める環境を整備し、医療費や介護給付費の抑制、健康寿命の延伸を目指してまいります。  また、各保健サービスの充実に努め、各種検診等を無料で実施することで受診率の向上を図ります。  禁煙外来治療費助成につきましては、引き続き実施し、生活習慣病及びがんの予防対策に努めてまいります。  がん治療による脱毛の副作用のある患者に対しましては、療養生活の質の向上を図るため、ウイッグ購入費の助成を実施してまいります。  介護予防事業といたしまして、地域主体の「元気!いきいき100歳体操」の普及推進に引き続き努めてまいります。また、高齢者一人ひとりに合わせたきめ細かい支援を行い、介護、医療に携わる多職種連携を行いながら、手助けを必要としている高齢者やその家族のケアに力を入れてまいります。  可能な限り住み慣れた地域で在宅生活が継続できるよう、「医療」「介護」「予防」「住まい」「生活支援」を一体的に提供していく「地域包括ケアシステム」の構築を引き続き進めてまいります。また、住み慣れた自宅や地域で暮らし続けられるよう、地域で支え合い、助け合うことができる取組を継続してまいります。  事業を推進していくにあたり、話合いの場としての協議体を設置し、地域をつなぐ調整役の生活支援コーディネーターと連携しながら、住民主体の生活支援、介護予防サービスの取り組みを進めてまいります。  子育て世代の保健、医療制度の充実では、令和元年度に開設した「子育て包括支援センター」により、妊娠、出産、子育てに関する包括的な支援に取り組み、関係機関と連携して切れ目のない支援を行います。安心して出産を迎え、楽しく子育てができるよう、妊娠中から助産師、保健師、看護師による相談を実施するとともに、新たに妊婦同士の交流を目的とした広場を開設いたします。また、「あかちゃん広場」を継続し、母乳相談や離乳食の相談に応じるとともに、交流の場を設け、産後のサポートを強化してまいります。  発達障害など子どもの発達や生活面で不安のある家庭のサポートを強化するため、既に実施している理学療法士や作業療法士の個別相談に加え、公認心理士による個別相談を新たに開始します。  令和元年度から実施している幼稚園、保育園への巡回専門医による巡回相談を継続し、保育施設での支援をサポートするとともに、幼児期から学童期における連携強化のため、保育施設と小中学校との連携会議を開催し、切れ目のない支援を行ってまいります。  不妊治療費や妊婦の健康診査助成などについては、妊娠を希望される方への支援を引き続き行ってまいります。また、令和2年度から、妊娠中の経済的負担の軽減を目的に、医療費の自己負担金を補助し、妊婦への支援を強化してまいります。  風しん対策については、抗体保有率が低い世代の男性を対象に、令和元年度から3年間、抗体検査や予防接種費用の助成を行うとともに、引き続き妊娠を希望する風しん抗体価が低い女性を対象に、予防接種費用を助成してまいります。  国民健康保険事業につきましては、医療費の適正化及び保健事業の推進等に引き続き取り組み、安定的な財政運営を図ってまいります。  特定健康診査や人間ドック等の受診率向上を図るため、特定健康診査では、例年と同様に、集団健診を保健センターで実施するとともに、受診できなかった方に対し、各医療機関で受診する個別健診を引き続き実施いたします。また、未受診者に対しては、より効果的な個別勧奨に取り組み、さらなる受診率向上に努めてまいります。  なお、特定健康診査の結果、高血圧の方に対しては、引き続き個別訪問を実施し、高血糖の方に対しましては、リスク別に応じた指導を行うことにより、生活習慣の改善及び医療機関への受診につなげてまいります。今後とも積極的に保健指導事業を実施し、生活習慣病の予防、改善を推進するとともに、自主的な健康管理を促進し、病気の早期発見・早期治療を推進してまいります。  介護保険事業につきましては、引き続き要介護認定及び介護給付の適性化に努め、高齢者の自立を支援し、住み慣れた地域で自分らしく、安心した生活を送ることができるよう、介護保険制度の適正な運営に努めてまいります。  なお、第8期美里町高齢者福祉計画及び介護保険事業計画の策定年となることから、高齢者の生活状況、介護サービスの利用動向や課題等を把握し、高齢者福祉の充実に取り組んでいくための指針となる計画を策定いたします。  さらに、昨年5月に成立した健康保険法等の一部を改正する法律において、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施が盛り込まれました。美里町においても、関係部署が連携しながら、高齢者の特性に応じたきめ細やかな支援を行ってまいります。  地域福祉の充実につきましては、互いを思いやり、支え合う心を持つ、優しさのあるまちづくりに向けて、福祉思想の啓発活動を充実するとともに、地域ボランティアの発掘・育成、活動の場の提供に努めてまいります。  また、町内の福祉施設との連携を強化し、在宅で暮らす支援を必要とする高齢者や障害者への福祉サービスの提供に努めてまいります。  ニート・ひきこもり・貧困対策としては、就労相談のより一層の周知に努め、社会福祉協議会や関係機関と連携して、引き続き若者の就労を支援してまいります。  障害者福祉の充実につきましては、障害者が自立して生活できるよう、日常生活における支援体制の強化を図るため、社会福祉協議会を中心としたボランティアの育成と活動支援を行います。また、障害者の社会参加と自立を目指し、「障害者生活支援センターさわやか」や「児玉郡市障害者就労支援センター」等との連携を図り、引き続き就労の支援を実施してまいります。  また、令和元年12月に聾者と聾者以外の方が共生することのできる地域社会の実現に寄与することを目的に、手話言語条例を制定いたしました。今後も手話の普及啓発に努めてまいります。  さらに、外見からは障害者であることが分からない聴覚障害や内部障害、妊娠初期などの方が、災害発生時や駅、電車内等で周囲の方に配慮を必要としていることを知らせる「ヘルプマーク」の配布、普及に努めてまいります。  高齢者の福祉施策につきましては、高齢者のみの世帯に対して、地域包括支援センターや社会福祉協議会、民生・児童委員と連携し、見守り事業や安否確認など、安心して在宅生活が続けられるよう支援いたします。  また、高齢者による悲惨な事故が増加する中、運転に不安があることで、自ら運転免許証を返納する高齢者に対し、商工会発行の「みさと元気チケット」1万円分を交付する高齢者運転免許証自主返納支援事業を引き続き実施してまいります。  子育て支援の充実につきましては、「第2期美里町子ども・子育て支援事業計画」に基づき、安心して子どもを産み、ゆとりを持って健やかに育てることができる環境づくりを一層推進してまいります。  保育所関係につきましては、国・県の子育て・保育対策関係補助事業を活用し、民間保育所及び子育て支援センターへの支援や多子家庭の保育料及び副食費について、2人目半額、3人目以降無料とする子育て世代の負担軽減対策を引き続き実施いたします。さらに、放課後児童クラブの保育料についても、入所者全員の軽減を図ってまいります。  児童虐待への対応強化につきましては、要保護児童対策地域協議会に調整担当者として専門職を配置し、町内の各団体や警察、児童相談所等関係機関との相互の連携を密にすることにより、児童虐待を初めとする子どもに関わる問題の早期発見と早期対応に努めてまいります。  ひとり親家庭等福祉の充実としては、母子(父子)家庭における精神的、経済的自立を目指すため、ひとり親家庭医療費支給制度、児童扶養手当制度及び県との連携による就労支援などの支援及び周知に引き続き努めてまいります。  少子化対策につきましては、婚姻に伴う新生活を経済的に支援する、結婚新生活支援事業を引き続き実施し、移住・定住の促進を図ってまいります。  続きまして、「街づくり」に関する施策について申し上げます。  住民生活や経済活動を支える重要な社会資本である道路整備につきましては、国の社会資本整備総合交付金等を活用して事業を実施してまいります。  寄居スマートインターチェンジ事業では、上り線の早期開通に向け、関係機関と連携を図ってまいります。  道路改良事業につきましては、行政区からの拡幅要望箇所のうち、6カ所について事業を進めてまいります。  道路維持事業につきましては、集落内で拡幅が難しい生活道路を舗装するための簡易舗装事業、令和元年台風19号で冠水や土砂崩落等があった箇所の調査を実施してまいります。  また、橋梁の維持管理につきましては、赤尾橋の修繕工事や向田橋及び五反田大橋の橋梁補修設計業務を実施してまいります。  土木管理事業につきましては、小茂田池の埋立てに係る調査を行ってまいります。  公園につきましては、町が管理している8カ所のほか、行政区が管理している公園の遊具につきましても、年1回の遊具等保守点検を行い、安心して利用できるよう適正な維持管理に努めてまいります。  空き地対策につきましては、荒廃防止と町内への定住促進による地域の活性化を図るため、空き地保有者及び利用希望者に対して必要な情報を提供する「美里町空き地バンク制度」の普及啓発に努めてまいります。さらに、定住促進奨励金制度の利用増進を図り、定住人口の増加を目指してまいります。  空き家対策につきましては、地域の安全で安心できる住環境を確保するため、新たに老朽化した空き家を除却する費用の一部を助成し、管理不全な状態にならないように努めてまいります。また、町内にある危険なブロック塀等の倒壊による事故を未然に防止し、安全な道路環境を確保するため、危険なブロック塀を撤去する費用や撤去後、新たに安全なブロック塀等を建てた費用の一部を助成してまいります。  続きまして、「生活環境」に関する施策について申し上げます。  上水道事業につきましては、漏水が多く発生している広木地内の本管及び導水管の布設替え工事に向け実施設計を行います。また、料金の徴収や滞納整理等の業務を委託し、事務の効率化を図ってまいります。水道料金につきましても、今後の安定的な水の供給と水道事業の経営健全化のため、令和元年度に策定した「水道ビジョン」等に基づき、改定を検討してまいります。引き続き、安全で良質な水を安定供給できるよう、上水道施設の適正な維持管理と水質管理に努めてまいります。  下水道事業につきましては、引き続き加入促進に努めるとともに、施設の老朽化が進んでいる農業集落排水の十条処理区及び沼上処理区を公共下水道へ接続するため、令和2年度及び3年度の2年で管渠工事を実施し、令和4年度の供用開始を目指します。また、下水道全体計画の変更等各種事務手続も進め、事業の効率的な運営と適正な整備を行ってまいります。  農業集落排水処理事業につきましては、さらなる加入促進に努めてまいります。このほか農業集落排水事業と下水道事業については、令和5年度までに公営企業会計へ移行するため、令和2年度は地方公営企業法適用に向けた基礎調査と基本計画の策定を行ってまいります。  また、現在農業集落排水と下水道は、料金の算定方法が異なっているため、算定方法と料金の統合に向けた検討を行ってまいります。  合併浄化槽の整備につきましては、引き続き、国・県の助成事業を活用した単独浄化槽及びくみ取り式便槽からの転換を促進していくとともに、浄化槽の使用者に対して適正な管理の周知・指導を行い、河川等の水質改善と快適な住環境づくりに努めてまいります。  次に、環境衛生対策につきましては、大気汚染、騒音や悪臭、河川の水質汚濁、不適正な土砂の堆積や廃棄物の不法投棄を抑止し、町民が安心して生活を送れるように、定期的な監視パトロールを実施するとともに、県や警察署など関係機関と密に連携を図り、環境保全に努めてまいります。  また、「美しい里のまちづくり」を推進するため、町民の皆様との協働事業である「クリーン美里」や、「リサイクル活動推進奨励補助」等の事業及び町内の排出事業者を対象とした廃棄物の適正処理のお願いを引き続き実施し、ごみの減量化・再資源化に努めてまいります。  防災対策につきましては、近年、多くの自然災害の脅威に見舞われており、令和元年台風19号では、美里町でも河川の護岸の一部が侵食され、氾濫寸前になる箇所も発生したほか、河川の増水により、一部地域には避難指示を発令し、多くの方が避難をするなど、これまでの統計や経験則が当てはまらないような災害が発生しています。このような近年の自然現象の変化から、これまでの「100年に1回程度」としていた降雨想定を、「1,000年に1回の想定しうる最大規模の降雨」に条件を改めるとともに、町内の内水のおそれのある場所を再点検し、住民の生命・財産を守るための洪水ハザードマップを作成してまいります。  また、非常食や毛布、生活用品のほか、段ボールベッドや間仕切りの備蓄を順次行い、平時から災害等への備えに万全を期してまいります。  各行政区における自主防災組織につきましては、自主防災組織連絡協議会を中心に、自主防災組織の活性化を図るため、各種防災訓練の実施に努めるほか、消火栓施設や発電機など自主防災組織の資機材を充実させるため、自主防災組織資機材等整備事業を継続してまいります。  地域の安全を守る活動を行う消防団に対しましては、平成18年度以来、14年ぶりの「県操法大会出場」となることから、消防団のさらなる技術向上に資するよう、最大限の協力をしていきます。  また、災害時等に迅速かつ安全に活動できるよう、チェーンソー作業者の資格取得を推進するほか、近年の免許制度改正に対応するよう、「美里町消防団準中型免許等取得費補助金」を引き続き実施し、予防消防活動の充実及び災害時等の迅速な出場や防災支援活動に対応してまいります。  防犯対策につきましては、引き続き児童生徒の登下校時の安全確保のため、美里町地域防犯推進委員等によるパトロールや、防犯パトロール員・役場職員による町内全域でのパトロールを実施し、犯罪者を寄せつけない安心・安全なまちづくりに努めてまいります。  交通安全対策につきましては、グリーンベルトや区画線、路面標示、カーブミラー、街路灯といった交通安全施設の整備や注意喚起の看板設置のほか、交通指導員の立哨指導及び交通安全母の会による啓発活動等を引き続き実施し、交通事故を1件でも減らすための取り組みを実施いたします。  続きまして、「行政」に関する施策について申し上げます。  公共施設の維持管理につきましては、「公共施設個別施設計画」等の各個別施設計画の策定内容を反映した「公共施設等総合管理計画」の改訂を令和2年度から令和3年度の債務負担行為により実施いたします。メンテナンスサイクル等の戦略的な維持管理・更新等を推進しつつ、財政負担の軽減を図り、効率的な維持管理と将来コストの平準化に努めてまいります。  次に、職員の人材育成につきましては、政策形成能力の高い職員を養成するため、人づくり広域連合や市町村アカデミー等が実施する研修に派遣し、専門的知識のほか調整力や段取り力等の能力を習得させ、職員の資質向上に努めてまいります。  情報化の推進につきましては、業務の効率化に向け、「議事録作成支援システム」及び「位置情報共有システム」の導入を図ってまいります。  税務関係につきましては、緩やかな景気の改善による個人町民税や新築家屋の増加、償却資産の投資などによる固定資産税の増加があるものの、法改正による法人町民税の減額があり、令和2年度の税収は前年度比0.64%減の17億1,930万円の見込みとなりました。  近年上昇している収納率を安定的に維持するため、納期内納付の促進と適正な滞納処理を行うとともに、令和2年度に基準日を迎える固定資産税評価替え業務を粛々と進め、町税等の安定確保と公平・公正な税務行政運営に努めてまいります。  次に、地域コミュニティの推進につきましては、地域の特色を生かした活力あるまちづくりを推進することにより、住民福祉の向上のため、引き続き「まちづくり助成金」による各行政区の支援を行うとともに、区長会や全行政区に配置する行政区担当職員を通じて地域の意向や要望の把握に努め、町民と行政との共同によるまちづくりを進めてまいります。  行政区の集会所に対しましては、良好な環境の中で地域コミュニティ活動ができるよう、施設改善やエアコンの設置等を補助するコミュニティ施設改善事業を継続してまいります。  町民祭につきましては、実績や成果を検証し、工夫を加え、子どもからお年寄りまで幅広い町民の方に、来て、見て、参加し、楽しんでもらえるイベントを引き続き実施してまいります。  花いっぱい運動につきましては、コミュニティ協議会を中心に、その加盟団体や花を愛する町民皆様のご協力により、春、秋と季節ごとにきれいな花を植えていただき、町を美しく彩ることができました。引き続き「美しい里のまちづくり」に取り組んでまいります。  広聴・広報関係につきましては、「広報みさと」の充実を図り、町民に有益な情報を提供するとともに、さらに見やすいデザイン、構成等に努めてまいります。  町ホームページにつきましては、利用者に町の魅力が伝わり、知りたい情報を容易に入手できるよう、ホームページのデザインを一新するとともに、モバイル対応化を行います。さらに安心・安全に利用していただけるよう、常時SSL化によるセキュリティー強化や有事等の際のアクセス数増加に備えた対応を行います。  町のマスコットキャラクター「ミムリン」につきましては、引き続き、町民に広くアピールすることで町への愛着心が芽生えるよう、郷土愛を育む活動に努めてまいります。  本庄地域定住自立圏につきましては、圏域全体の発展と住民福祉の向上を引き続き図るため、協定の見直しを行い、圏域の4市町が相互に役割を分担しながら連携し、政策連携や共同事業の推進に努めてまいります。  また、地方創生の取組につきましては、県北7市町で構成する埼玉県北部地方創生推進協議会において、「移住・定住交流サイト」を運営するとともに、結婚支援イベントや地元企業見学ツアーの実施、空き家バンクによる住宅支援等、県北地域の魅力を発信し、人口減少に歯止めをかけるための各種事業を実施してまいります。  以上、令和2年度の町政運営の基本的な考え方と主な施策の概要を申し上げました。  なお、施政方針では触れませんでしたが、新型コロナウイルスの感染例が増えており、当町においても対策本部を設置し、適切に対応してまいりますが、経済への影響を注視していかなければなりません。また、本年度は町政の根幹である総合振興計画後期基本計画の策定年度に当たります。これまでの取り組みをしっかりと分析、検証した上で、時代の潮流に対応した様々な施策を取り入れながら、町の基本理念である「心身ともに暮らせるまちづくり」の実現に向け、全力で取り組んでまいります。  議員各位並びに町民の皆様には、格別なるご理解とご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げ、私の町政運営に関する施政方針といたします。  次に、本定例会にご提案いたします議案について申し上げます。ご審議をお願いする内容といたしましては、令和2年度一般会計予算、特別会計予算及び水道事業会計予算のほか、令和元年度補正予算、条例関係など議案の総数は29件でございます。慎重にご審議の上、ご議決を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 △開議の宣告 ○大島輝雄議長 直ちに本日の会議を開きます。 △議事日程の報告 ○大島輝雄議長 事務局長をして議事日程の朗読をいたさせます。  事務局長。          〔事務局長朗読〕 △会議録署名議員の指名 ○大島輝雄議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本会期中の会議録署名議員は、美里町議会会議規則第120条の規定により、議長において、堀越賢司議員、櫻澤明議員、柳沢章議員を指名いたします。 △会期の決定 ○大島輝雄議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から23日までの21日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大島輝雄議長 ご異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から23日までの21日間と決定いたしました。 △諸般の報告 ○大島輝雄議長 日程第3、諸般の報告を行います。  初めに、美里町議会委員会条例第7条第4項の規定により、議長において田端恵美子議員を議会運営委員会委員に指名いたしましたので、報告いたします。  また、議会運営委員会委員長に櫻沢克幸議員が選出されましたので、併せて報告いたします。  その他報告事項につきましては、印刷してお手元に配付しておるとおりでございます。  次に、本定例会に際し受理した請願及び陳情についてはございませんでしたので、報告いたします。  ここで暫時休憩いたします。          休憩 午前10時15分          再開 午前10時30分 ○大島輝雄議長 休憩を閉じ会議を再開いたします。 △発議第1号 内田三郎議員に対する議員辞職勧告決議大島輝雄議長 日程第4、発議第1号 内田三郎議員に対する議員辞職勧告決議を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  提出者、2番、堀越賢司議員。          〔2番 堀越賢司議員登壇〕
    ◆2番(堀越賢司議員) 内田議員に対する議員辞職勧告決議。  令和元年9月に招集された第3回定例会において、内田三郎議員に対する議員辞職勧告決議が全会一致で可決されました。しかし、全議員が辞職を強く求めているにもかかわらず、内田議員から辞職願は提出されませんでした。  そこで、12月に招集された第4回定例会において再度「事件の道義的、政治的責任をとり、直ちに美里町議会議員の職を辞することを勧告する」決議が同じく全会一致で可決されましたが、いまだに辞職願は提出されず、謝罪・弁明すら町民及び議会にもすることをせず、議会人として活動を続けて、町の式典等へ出席していることは誠に遺憾であり、許し難い危機的状況であると考えます。この決議は、議会の意見ではない、多くの町民の声であると私は思います。  今回、内田議員が惹き起こした事件は、法を順守し、規範を示す立場にある議会議員として「断じて」許される行為ではありません。  辞職勧告決議を無視し、社会的にも、そして、道義的、政治的責任を取ることなく居座り続けることは、美里町議会の品位を傷つけるだけではなく、町民への信頼をいっそう失墜させるものであります。  よって美里町議会は本件を厳粛に受け止め、議会の権威の保持と議員の職責に鑑み、内田三郎議員に対し、公人としての自らの過ちの責任を痛感し、そして、自らの意思により、社会的・道義的・政治的責任をとり、速やかに美里町議会議員の職を辞することを再度強く勧告する。  令和2年3月3日、美里町議会、堀越賢司。 ○大島輝雄議長 この件に関しまして、内田議員、何かご意見等お持ちであれば発言を許します。 ◆10番(内田三郎議員) 議長に文書を届けてあります。それを議員に配っていただければありがたいです。ただそれだけのことです。 ○大島輝雄議長 本件は、内田三郎議員の一身上の案件でありますので、地方自治法第117条の規定により除斥に該当いたします。  内田三郎議員の退席を求めます。          〔10番 内田三郎議員退場〕 ○大島輝雄議長 これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次発言を許します。  3番、櫻澤明議員、1回目の質疑を許します。 ◆3番(櫻澤明議員) 内田議員のことでちょっとお伺いしたいのですが、今ちらっと、議長に届けたとかなんとか言っていましたですよね。議長に届けるとか、何か届けるとか言っていましたね、あの発言。要するに議長に預けるような状況というのは、まだないわけです、こういう辞職勧告を受けた人。議長に届けるのは……          〔「意見を堀越さんに言ってということです」と言う人あり〕 ◆3番(櫻澤明議員) 堀越議員に。  やはり本来ですと、これは議長のほうに届けるという言葉ではなくて、私は現実、要するに議長に届けるのでしたら、辞職願です。意見書とすれば、やはり議会のほうに投げるのか、それとも口頭でそれを謝罪するのかということだと私は思うのですけれども、その辺いかに取り合っていただけるのですか。 ○大島輝雄議長 提出者、答弁願います。          〔「暫時休憩」と言う人あり〕 ○大島輝雄議長 ここで暫時休憩いたします。          休憩 午前10時36分          再開 午前10時39分 ○大島輝雄議長 休憩を閉じ会議を再開いたします。 ◆2番(堀越賢司議員) 今の質疑に対しては、答えがありません。分かりません。  以上です。 ○大島輝雄議長 他に質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○大島輝雄議長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○大島輝雄議長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  この採決は起立によって行います。  内田三郎議員に対する議員辞職勧告決議について、原案のとおり賛成の議員の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○大島輝雄議長 起立全員であります。  よって、内田三郎議員に対する議員辞職勧告決議は原案のとおり可決されました。  内田三郎議員の入場を許します。          〔10番 内田三郎議員入場〕 ○大島輝雄議長 ただいま内田三郎議員が入場いたしましたので、ご連絡申し上げます。  内田三郎議員に対する議員辞職勧告決議については、可決されましたことをお伝えいたします。 △第9号議案 令和元年度美里町一般会計補正予算~第29号議案 権利の放棄について ○大島輝雄議長 日程第5、第9号議案 令和元年度美里町一般会計補正予算から日程第25、第29号議案 権利の放棄についてまで、以上21議案を一括議題といたします。  なお、質疑、討論、採決については、後日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大島輝雄議長 ご異議なしと認めます。  提案者から提案理由の説明を求めます。  町長。 ◎原田信次町長 第9号議案から順次提案理由を申し上げます。  第9号議案 令和元年度美里町一般会計補正予算につきまして申し上げます。今回ご審議をお願いします補正予算は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,115万2,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ51億7,361万4,000円とすること、継続費の補正、繰越明許費及び地方債の補正をする必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものでございます。  続きまして、第10号議案 令和元年度美里町国民健康保険特別会計補正予算について申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ1,693万8,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ14億1,371万3,000円とする必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものでございます。  第11号議案 令和元年度美里町介護保険特別会計補正予算について申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ2,080万7,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ10億5,090万4,000円とする必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものでございます。  第12号議案 令和元年度美里町後期高齢者医療特別会計補正予算について申し上げます。今回ご審議をお願いいたします補正予算は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ1,228万8,000円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億2,214万6,000円とする必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものでございます。  第13号議案 美里町町長等の損害賠償責任の一部の免責に関する条例につきまして申し上げます。地方自治法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、町長等の損害賠償責任の一部を免責することに関する事項を定めたいので、本案を提出するものでございます。  第14号議案 美里町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。教育委員会委員の報酬につきまして、所要の改正をしたいので、本案を提出するものでございます。  第15号議案 美里町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。会計年度任用職員制度の導入に伴い、所要の改正をしたいので、本案を提出するものでございます。  第16号議案 美里町監査委員に関する条例及び美里町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。地方自治法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、所要の改正をしたいので、本案を提出するものでございます。  第17号議案 美里町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、所要の改正をしたいので、本案を提出するものでございます。  第18号議案 美里町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律が公布されたことを踏まえ、所要の改正をしたいので、本案を提出するものでございます。  第19号議案 美里町肥料等の大量投与の防止に関する条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。肥料取締法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、所要の改正をしたいので、本案を提出するものでございます。  第20号議案 美里町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。環境衛生推進委員を廃止するため、所要の改正をしたいので、本案を提出するものでございます。  第21号議案 美里町水道事業給水条例の一部を改正する条例につきまして申し上げます。水道法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、所要の改正をしたいので、本案を提出するものでございます。  第22号議案 児玉郡市及び深谷市における公の施設の相互利用に関する協議につきまして申し上げます。児玉郡市及び深谷市における公の施設の相互利用に関する協定書に規定する対象施設の追加及び削除並びに名称の変更を行うため、改めて協定を締結したいので、本案を提出するものでございます。  第23号議案 寄居町道路線の廃止の承諾につきまして申し上げます。寄居町長から、美里町の区域を含んだ寄居町道路線を廃止することについて承諾を求められたので、本案を提出するものでございます。  第24号議案 寄居町道路線の認定の承諾につきまして申し上げます。寄居町長から、美里町の区域を含んだ寄居町道路線を認定することについて承諾を求められたので、本案を提出するものでございます。  第25号議案 町道路線の廃止につきまして申し上げます。町道路線の整備に伴い、町道路線を廃止したいので、本案を提出するものでございます。  第26号議案 町道路線の認定につきまして申し上げます。町道路線の整備に伴い、新たに町道路線を認定したいので、本案を提出するものでございます。  第27号議案 寄居町と重複して認定する町道路線の管理の方法に関する協議につきまして申し上げます。重複して認定する道路の管理方法を定めるため、寄居町と協議したいので、本案を提出するものでございます。  第28号議案 工事請負変更契約の締結につきまして申し上げます。防災行政無線デジタルシステム更新工事の請負変更契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本案を提出するものでございます。  第29号議案 権利の放棄につきまして申し上げます。住宅資金貸付金の債権について、権利を放棄したいので、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、本案を提出するものでございます。  以上の議案のうち補正予算につきましては私から、その他の議案につきましては担当課長から説明をいたさせます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○大島輝雄議長 それでは、議案内容について、順次説明をお願いいたします。  初めに、第9号議案から第12号議案について、町長、説明願います。 ◎原田信次町長 それでは、第9号議案から第12号議案の補正予算についてご説明をいたします。  別冊の②―2という、美里町一般・特別会計補正予算に関する説明書を御覧ください。それでは、歳出からご説明をいたしますので、5ページをお開き願います。上段の四角と下の四角があって、升の四角の上、(3)、歳出の次が款2総務費、項1総務管理費とあります。左の縦の欄が目になっておりまして、目の1が一般管理費、目11が基金費となっておりますが、以後、款2項1目1一般管理費というような形でご説明をしていきますので、御覧を頂きたいと思います。  まず、一般管理費の補正額、3列目を見ていただきますと補正額とあります。153万7,000円が補正額でございます。一番右側の説明欄を見ていただきますと、丸で一般管理事業というのがありまして、その下に通信運搬費というのが書いてございます。この通信運搬費の補正額は137万3,000円ですけれども、各種通知を一括して郵送を現在しておりますが、郵送料が伸びたため、実績により増額するものでございます。その下の使用料で、コピー等使用料というふうに書いてございますが、これも実績により増額をするものでございます。  もう一度一番左の列に戻っていただきまして、目11基金費の補正額1億3,283万1,000円でございます。一番右の欄を見ていただきまして、財政調整基金への積立てが28万1,000円、これは利率が上昇したものでございます。下を見ていただきますと、ミムリン夢づくり基金への積立てがございます。これは、ふるさと納税が予想より少なかったため、確定により減額をするものでございます。その下に公共施設等整備基金への積立て、基金がございます。積極的な積立てを行うことになっておりまして、例年下限を2,000万円としておりますが、将来の公共施設等の維持管理に備え、積立てを行うものでございまして、元年度末の公共施設等整備基金の残高は3億1,979万円となります。  款3項1目1社会福祉総務費、下の升の欄に移りますけれども、補正額はマイナスの926万9,000円です。一番右の欄を見ていただきまして、国保特別会計への繰出金がマイナスの233万9,000円で、実績見込みによるものでございます。プレミアム付商品券換金代金、マイナス693万円は、予想より購入希望者が少なかったため、減額するものでございます。当初2,300人を見込んでおりましたが、実績は914人でございました。  目3老人福祉費の補正額は1,369万2,000円です。一番右の欄を見ていただきまして、介護保険特別会計繰出金の増となっております。こちらは、特別会計の歳入歳出調整でございます。  目4老人医療費の補正額、マイナス429万円は、右の欄を見ていただきますと、後期高齢者医療特別会計への繰出金でございます。これも歳入歳出調整でございます。  6ページをお開きください。款3項2目1児童福祉総務費の補正額、マイナス1,338万8,000円です。右の欄を見ていただきまして、児童手当マイナス457万円は、実績見込みによるものでございます。子ども・子育て多子世帯応援事業補助金は、幼児教育・保育無償化による対象者の減少による実績見込み、マイナス881万8,000円でございます。  一番左に戻って、目2児童運営費の補正額は808万9,000円です。右の欄の説明欄を見ていただいて、保育所運営委託料の増655万7,000円は単価改定による増でございます。安心元気保育サービス事業補助金の増72万円と障害児保育対策費補助金の増81万2,000円は、いずれも対象児童数の増加によるものでございます。  次に、款4項1目3環境衛生費の補正額、マイナス871万6,000円は、浄化槽設置整備事業で実績に基づく補助金の減となっております。  7ページにお進みください。款5項1目5土地改良費の補正額は2,324万3,000円で、令和元年度農村地域防災・減災事業債における国の補正予算等の成立に伴いまして、令和2年度に予定しておりました、町内13カ所のうち8カ所の防災重点ため池の耐震点検調査業務委託1,474万円と、1カ所の改修工事実施設計業務委託1,100万円を前倒しをして採択されたため、予算計上したものでございます。また、円良田湖の農業用のため池緊急耐震化対策事業補助金、マイナス249万7,000円は、確定による減でございます。  次、款7項2目2道路新設改良費の補正額、マイナス9,756万7,000円です。右の欄に切っていただきまして、道路新設改良事業、一番上の丸です。マイナス5,382万1,000円につきましては、地方創生道整備推進交付金を活用した道路改良事業につきまして、要望額に対して補助金の内示が低かったため、その範囲での事業を実施することにより、工事請負費を増額し、路線測量、道路用地購入費、物件補償料を減額するものでございます。  2つ目の丸のスマートIC整備事業のマイナス4,374万6,000円につきましては、業務委託料は、スマートインターチェンジの開通延期に伴いまして、開通式費用及び整備効果検証が不要となることから、減額するものでございます。工事請負費は、開通延期により、案内標識設置工事ができなかったための減でございます。スマートIC負担金は、用地取得が遅れ、未買収地付近の工事に係る負担金の支払いが生じなかったための減でございます。  一番下段になりますが、款8項1目3消防施設費の補正額4,752万円は、美里町消防団第5分団車庫・詰所建築事業において、8ページに進みますが、旧就業改善センターにアスベストが見つかったため、解体工事設計管理業務委託料44万円、解体工事に4,708万円を増額するものでございます。  次の欄の款9項1目2事務局費の補正額は、マイナス253万円です。幼児教育・保育の無償化により、私立幼稚園就園奨励費補助金が9月末で制度が終了となったための減でございます。  款9項2目1学校管理費の補正額はゼロ円でございますが、学校教育施設整備事業債240万円が充てられることから、財源更正をしたものでございます。  款10項1災害復旧費の補正額は、林道南谷線の復旧工事に係る県の40%補助金が受けられるため、測量設計業務委託料200万円と工事請負費3,800万円をお願いするものでございます。  次に、歳入に移ります。2ページをお開きください。2ページの歳入に入ります。一番上から、款9項2目1子ども・子育て支援臨時交付金の補正額898万9,000円は、幼児教育・保育の無償化により、法定割合に基づき町が負担する部分に対し、令和元年度に限り、国から臨時的に交付される交付金でございます。  下の欄の款10項1目1地方交付税の補正額1億1,515万2,000円は、普通交付税の確定に伴い、増額をするものでございます。補正後の予算額は8億2,597万4,000円となります。  款12項1目1民生費負担金の補正額マイナス1,799万2,000円は、保育所運営費保護者負担金が、幼児教育・保育の無償化により減少するための確定見込みでございます。  目3土木費負担金の補正額、マイナス820万円は、スマートインターチェンジ全線開通が今年度見込めないため、開通式及び整備効果検証業務委託の負担金を減額するものでございます。  款14項1目1民生費国庫負担金の補正額2,140万8,000円です。子どものための教育・保育給付費国庫負担金2,473万5,000円は、幼児教育・保育無償化による増加見込額でございます。児童手当負担金、マイナス311万7,000円は、実績見込額でございます。国民健康保険基盤安定負担金、マイナス21万円は、歳出の確定に伴う減でございます。  次の欄の款14項2目2民生費国庫補助金の補正額、マイナス693万円は、プレミアム付商品券の購入希望者が少なかったためのものでございます。  目3衛生費国庫補助金の補正額、マイナス278万2,000円は循環型社会形成推進交付金で、浄化槽設置整備事業の歳出の実績に伴うものでございます。  3ページへお願いいたします。目4土木費国庫補助金の補正額、マイナス3,603万4,000円は、社会資本整備総合交付金、地方創生推進交付金、それぞれの補助金額が当初予定よりも少なかったことから、減額をするものでございます。  目5教育費国庫補助金の補正額、マイナス63万5,000円は、私立幼稚園就園奨励費補助金で、実績見込みによる減でございます。  款15項1目3民生費県負担金の補正額は331万8,000円です。子どものための教育・保育給付費県負担金557万3,000円は、幼児教育・保育無償化による増加見込額です。児童手当負担金、マイナス82万7,000円は、実績見込みによるものでございます。国民健康保険基盤安定負担金111万8,000円及び後期高齢者医療保険基盤安定負担金、マイナス254万6,000円は、いずれも確定によるものでございます。  款15項2目2民生費県補助金の補正額36万円は、安心元気保育サービス支援事業費補助金で、実績見込による増でございます。  目3衛生費県補助金の補正額、マイナス359万7,000円は、浄化槽整備事業費奨励交付金で、これも実績見込みでございます。  目4農林水産業費県補助金の補正額4,174万円です。節1農業費補助金2,574万円は、ため池の整備に関するもので、いずれも10分の10の補助でございます。節2林業費補助金1,600万円は、林道南谷線の復旧に要する補助金で、補助率40%でございます。  4ページをお願いいたします。款16項1目2利子及び配当金の補正額は46万1,000円です。いずれも確定によるものでございます。  款18項2目1財政調整基金繰入金の補正額、マイナス6,683万3,000円は、歳入歳出調整でございます。  款21項1目2消防債の補正額3,621万7,000円は、旧就業改善センターでアスベストが見つかったため、これに対応する分として、新たに消防施設整備事業債を借り入れるものでございます。  目3教育債の補正額240万円は、東児玉小学校トイレ改修の設計委託分の起債でございます。  目4災害復旧債の補正額3,090万円は、台風19号による導水路及び林業等の復旧工事費の起債でございます。  目5臨時財政対策債の補正額1,321万円は、確定によるものでございます。  恐れ入りますが、今度議案書①―2、美里町議会定例会議案書をお願いいたします。ここの4ページをお開きください。第2表、継続費の補正というふうに見出しが書いてございます。議案書の4ページ、第2表、継続費の補正でございます。左枠の中で、款8項1消防費の継続費をアスベストに対応するため、補正するものでございます。  5ページをお願いしたいと思います。第3表、繰越明許費でございます。プレミアム付商品券事業は、4月以降の精算になるため、繰り越しをお願いをするものでございます。  土地改良事業及び県単独森林管理道整備災害復旧事業は、3月補正と同時に翌年度に繰り越すものでございます。  道路維持事業は、台風19号の復旧事業を優先したため、3月末までに完了が難しいためのものでございます。道路新設改良事業は、軟弱地盤で路床置き換えが必要となり、年度内に完了できないための繰り越しでございます。  6ページをお願いいたします。第4表、地方債補正という見出しがございます。記載の目的欄を見ていただきますと、学校教育施設整備事業、その下の災害復旧事業を追加するものでございます。  7ページをお願いします。今度は地方債の変更部分でございますけれども、左の記載の目的欄の消防施設整備事業及び臨時財政対策債は、限度額を変更するものでございます。  以上が一般会計補正予算のご説明といたします。  続いて、また元の②―2、美里町一般・特別会計補正予算に関する説明書の12ページをお開きください。国民健康保険特別会計補正予算に関するご説明をいたします。初めに、歳出からご説明をいたします。  款1項1目1一般管理費の補正額はゼロ円ですが、社会保障・番号制度システム整備費補助金が交付されることとなったための財源更正でございます。  款2項1目1一般被保険者療養給付費の補正額1,114万円及び次の款2項2目1一般被保険者高額療養費の補正額738万9,000円は、いずれも実績見込みが増えているための増額でございます。  下の欄の款2項4目1出産育児一時金の補正額、マイナス168万円、次の目2審査支払手数料の補正額、マイナス1,000円、いずれも実績見込みによる減でございます。  13ページをお願いいたします。款2項5目1葬祭費の補正額90万円でございます。これも実績見込みによる増額でございます。  款6項1目1財政調整基金積立金の補正額、マイナス81万円は、歳入歳出調整でございます。  11ページにお戻りください。11ページでございます。歳入のご説明をいたします。  款3項1目1保険給付費等交付金の補正額1,852万9,000円は、保険給付費の増額分の計上でございます。  款5項1目1一般会計繰入金の補正額はマイナス233万9,000円です。国民健康保険基盤安定繰入金の保険税軽減分163万2,000円、保険者支援分のマイナス42万円は、いずれも確定によるものでございます。出産育児一時金繰入金、マイナス112万円及び財政安定化支援事業繰入金、マイナス243万1,000円は、いずれも実績見込みによるものでございます。  款8項1目1社会保障・番号制度システム整備費補助金の補正額74万8,000円は、システム改修に当たり、新たに交付されます。  以上が国民健康保険特別会計補正予算でございます。  続きまして、介護保険特別会計補正予算のご説明をいたします。16ページをお願いいたします。  まず、歳出からでございます。款1項1目1一般管理費の補正額56万1,000円は、マイナンバーに対するシステム改修が必要となったためのものでございます。  次の欄の款2項1目1居宅介護サービス給付費の補正額1,420万5,000円、次の目2地域密着型介護サービス給付費の補正額、マイナス2,196万5,000円、その下の目3施設介護サービス給付費の2,430万4,000円、さらにその下の目6居宅介護サービス計画給付費の187万1,000円、いずれも実績見込みによるものでございます。  款2項2目1介護予防サービス給付費の補正額18万2,000円も実績見込みによるものでございます。  17ページにお願いいたします。款2項6目1特定入所者介護サービス費の補正額164万9,000円も実績見込みによるものでございます。  15ページにお戻り頂きたいと思います。歳入のご説明をいたします。  款2項1目1介護給付費負担金325万1,000円は、歳出の確定に伴うものでございます。  次に、款2項2目1調整交付金のマイナス514万1,000円も歳出の確定に伴うものでございます。  その下の目5介護保険事業費補助金の37万4,000円は、システム改修に対し交付されるものでございます。  下の欄の款3項1目1の介護給付費交付金585万4,000円、次の欄の款4項1目1介護給付費負担金277万7,000円は、歳出の確定に伴うものでございます。  次に、款6項1目1介護給付費繰入金の補正額231万9,000円は、こちらも歳出の確定に伴うものでございます。  その下の目3その他一般会計繰入金の補正額1,137万3,000円は、歳入歳出調整でございます。  以上が介護保険特別会計補正予算でございます。  続いて、後期高齢者医療特別会計補正予算のご説明をいたします。20ページをお開き願います。まず、歳出からご説明をいたします。  款2項1目1後期高齢者医療広域連合納付金の補正額、マイナス1,165万1,000円は、確定によるものでございます。  款4項1目1予備費の補正額、マイナス63万7,000円は、歳入歳出調整でございます。  19ページをお願いいたします。歳入のご説明をいたします。款1項1目1後期高齢者医療保険料の補正額、マイナス736万1,000円は、特別徴収及び普通徴収分共に実績見込みによるものでございます。  款2項1目1一般会計繰入金の補正額、マイナス89万4,000円及び目2後期高齢者医療保険基盤安定繰入金、マイナス339万6,000円は、いずれも確定によるものでございます。  款3項1目1繰越金の補正額、マイナス63万7,000円も確定によるものでございます。  以上で後期高齢者医療特別会計補正予算の説明を終わります。  第9号議案から第12号議案の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○大島輝雄議長 説明の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。          休憩 午前11時20分          再開 午前11時30分 ○大島輝雄議長 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  次に、第13号議案から第15号議案について、参事兼総合政策課長、説明願います。 ◎阿部泰久参事兼総合政策課長 それでは、第13号議案 美里町町長等の損害賠償責任の一部の免責に関する条例についてご説明申し上げます。  右肩上に①―2とある議案書が14ページ、15ページ、全体が四角で囲ってあります条例要旨が1ページとなっております。  まず、条例制定の背景でございます。現在の自治体と住民との訴訟においては、住民訴訟の結果、市町村長や職員等が、自治体に対して、個人として負担し得ないような巨額の損害賠償責任を負うことがあります。そのため、平成29年度の地方自治法改正により、市町村長や職員等の職務行為について、善意かつ重大な過失がない場合に、条例において賠償の限度額を定めて損害賠償責任の一部を免責することができるとされました。その後、令和元年11月に地方自治法施行令等の一部を改正する政令が公布され、市町村長や職員等の損害賠償責任の一部免責の基準等が定められました。この改正法は、令和2年4月1日に施行されることから、本町においても本条例を制定しようとするものでございます。  それでは、本条例の概要を条文ごとに説明させていただきます。議案書14ページを御覧ください。まず、第1条です。こちらは本条例の趣旨についての規定です。本条例は、地方自治法の規定に基づき、町長等の町に対する損害を賠償する責任の一部免責について、必要な事項を定めるものとしております。  第2条は、最低責任負担額についての規定です。最低責任負担額は、損害賠償責任の原因となった行為を行った日を含む会計年度内に支給される給与年額に、記載しております1号から4号に掲げる町長等の区分に応じまして、当該各号に定める数を乗じて得た額とするものとしております。  第3条は、損害賠償責任の一部の免責についての規定です。町長等が町に対して負う損害賠償責任については、町長等がその職務を行うにつき、善意かつ重大な過失がないときは、町長等が賠償の責任を負う額から、第2条で算出した最低責任負担額を控除して得た額について、その責任を免れるとしております。  最後に、附則を御覧ください。本条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。  以上で第13号議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。  続きまして、第14号議案 美里町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。右肩上に①―2とあります議案書が16ページ、全体四角で囲ってあります条例要旨は2ページ、新旧対照表は1ページとなっております。  それでは、本条例の改正内容についてご説明申し上げます。議案書の16ページを御覧ください。令和元年9月に開催されました、令和元年第3回定例会において、美里町会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の議決を賜った際、その附則で、美里町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正もさせていただきました。具体的には、「特別職非常勤職員」が「専門的な知識、経験等に基づき助言、調査等を行う者」に厳格化されたため、特別職が記載された別表から区長や農事部長などを除外したものでございます。  このたび本条例を上程させていただきましたのは、その区長などを除外した際、本来除外する必要のなかった教育委員会委員も誤って除外してしまったためでございます。そのため、再度教育委員会委員を今回追加させてもらうものとなっております。  なお、報酬額につきましては、除外する前と同額の16万8,000円となっております。  最後に、附則を御覧ください。本条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。  以上で14号議案の説明とさせていただきます。このたびは大変ご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんでした。今後このようなことがないよう注意してまいりますので、何とぞご審議のほどよろしくお願い申し上げます。  続きまして、第15号議案 美里町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。続いて、議案書が17ページ、18ページ、条例要旨が3ページ、新旧対照表が2ページから4ページとなっております。  本条例は、議員の皆さんやその他非常勤の職員などに対する公務上の災害または通勤による災害に対する補償について規定しているものです。令和元年11月、総務省から会計年度任用職員制度の導入に伴う条例改正案の通知がございました。本町においても会計年度任用職員に公務災害補償等を適切に適用させる必要があることから、所要の改正を行うものでございます。  それでは、本条例の改正内容についてご説明申し上げます。新旧対照表を御覧ください。第2条は、文言整理を行うものでございます。  第5条は、補償基礎額を定めており、改正前では、第1項は議員の皆さん、第2項は委員会の委員及び監査委員、第3項は審査会の委員やその他非常勤の職員が対象となっております。今回の改正で、この第3項を報酬が日額で定められている職員、第4項を報酬が日額以外の方法によって定められている職員または報酬のない職員、第5項を給料を支給されている職員とすることで、審査会の委員等を初め報酬が支給されるパートタイム会計年度任用職員及び給料が支給されるフルタイム会計年度任用職員においても補償基礎額が適正に算出できることとなります。  第8条の2、第13条、第14条、第20条及び附則第4条は、文言整理を行うものでございます。  最後に、議案書の附則を御覧ください。第1項は、本条例の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。  第2項は、改正後の第5条の規定は、令和2年4月1日以後に発生した事故に起因する公務上の災害または通勤による災害に係る補償について適用する旨を規定したものでございます。  以上で第15号議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○大島輝雄議長 次に、第16号議案について、議会事務局長、説明願います。 ◎下山繁一議会事務局長 それでは、第16号議案 美里町監査委員に関する条例及び美里町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  まず、お手元の議案書は19ページでございます。あわせまして、新旧対照表は5ページから、条例要旨は4ページとなりますので、よろしくお願いいたします。それでは、条例要旨によりましてご説明を申し上げます。  初めに、資料にはございませんが、条例改正の背景といたしましては、地方自治法の一部を改正する法律が公布され、地方公共団体の長等の損害賠償責任の見直しに関しまして、新たな規定が新設されました。このことに伴い、現在の条が繰り下がることになったことによるものでございます。本条例では、両条例において引用している条項を改める等の改正となっております。  まず、条例要旨の第1条は、美里町監査委員に関する条例の一部を改正する規定でございます。改正の内容につきましては、第5条関係で引用条項のずれ等を改めるものでございます。  続きまして、第2条は、美里町水道事業の設置等に関する条例の一部改正の規定でございます。改正の内容につきましては、第5条関係で、引用条項を改めるものでございます。  議案書にお戻り頂きまして、附則でございますが、施行日を法律の施行に合わせ、令和2年4月1日からとするものでございます。  以上をもちまして16号議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○大島輝雄議長 次に、第17号議案について、総務税務課長兼会計管理者、説明願います。 ◎上田博士総務税務課長兼会計管理者 それでは、美里町固定資産評価審査委員会条例につきましてご説明を申し上げます。  本条例における右上に①―2とある議案書は20ページ、A4横版の新旧対照表は7ページ、大きな四角の囲いのある条例要旨は5ページでございます。恐れ入りますが、条例要旨に基づき説明をさせていただきます。  条例第6条、書面審理関係に関する改正でございますが、これまで条例第6条第2項で示しておりました「行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律」、通称行政手続オンライン化法が、関連する法律の改正により、「情報技術を活用した行政の推進等に関する法律」と法律名の題名が改められたことから、条例においても、引用する法律名の文言の整理を行うものでございます。また、引用する条項のずれの改正を行うものでございます。  なお、施行日につきましては、公布の日から施行するものでございます。  以上で17号議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○大島輝雄議長 次に、第18号議案について、住民福祉課長、説明願います。 ◎齊藤万寿彦住民福祉課長 それでは、第18号議案 美里町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましてご説明いたします。  議案書は、右上に①―2とあるものでございまして、21ページになります。新旧対照表は8ページになります。条例要旨は6ページが該当ページとなっておりますので、ご参照頂きたいと思います。では、条例要旨6ページを基にご説明させていただきます。  改正の趣旨といたしましては、令和元年6月7日に公布された地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律により、令和2年4月1日から、国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が、全て参酌すべき基準となります。また、現在放課後児童支援員の資格研修の期限が令和2年3月31日までとなっておりますが、その期間が、経過措置が延長されないためでございます。  改正内容といたしましては、第11条関係としまして、放課後児童支援員については、保育士や社会福祉士などの基礎資格要件がございます。それに「放課後児童健全育成事業に従事することとなった日から24カ月を経過する日の属する年度の末日までに認定資格研修を修了することを予定している者」の規定を加えるものでございます。  議案書21ページ、附則におきまして、施行日を令和2年4月1日と定めるものであります。  以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○大島輝雄議長 次に、第19号議案について、農林商工課長、説明願います。 ◎木村利雄農林商工課長 それでは、第19号議案、美里町肥料等の大量投与の防止に関する条例の一部改正についてご説明いたします。  右上に①―2とある議案書が22ページ、条例要旨は7ページ、新旧対照表は9ページとなっておりますので、ご参照をお願いします。説明につきましては、議案書22ページに基づき申し上げますので、よろしくお願いいたします。  今回の条例の一部改正につきましては、肥料取締法の一部を改正する法律が公布されたことに伴いまして、法律の題名が改正され、引用している文言の整理でございます。法の改正では、最近における肥料を取り巻く諸情勢の変化に鑑み、肥料の品質の確保及び肥料生産等に関する規制の合理化を図るために改正が行われました。題名を「肥料取締法」から「肥料の品質確保等に関する法律」と改正されたものでございます。  また、附則では、肥料取締法の一部を改正する法律が、公布の日から起算して1年を超えない範囲内において政令で定める日が施行日となっておりますので、施行日を合わせるものでございます。  以上で第19号議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○大島輝雄議長 次に、第20号議案及び第21号議案について、建設水道課長、説明願います。 ◎原田祐司建設水道課長 第20号議案 美里町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。  関連する資料でございますけれども、議案書の23ページの改正文、条例要旨につきましては8ページ、新旧対照表につきましては10ページとなっておりますので、ご参照を頂きたいと思います。  まず、改正の背景でございますが、各行政区からのごみの相談や苦情につきましては、多くの区長さんから直接町にお伝え頂いている現状があり、また日頃から区長さんが中心となり活動頂いている行政区もあるため、環境衛生推進委員の業務を区長さんにお願いすることにより、町では事務の簡素化と情報の一元管理が図れると考えております。環境衛生推進委員の廃止につきましては、事前に区長会で説明を行い、了承を得ているところでございます。  それでは、条例要旨8ページに基づきましてご説明を申し上げます。まず、第8条関係でございますけれども、環境衛生推進委員の規定を削るものでございまして、続いて第16条関係におきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の引用条項にずれが生じたことに伴い改正を行うもの、別表第2関係では、文言の整理を行うもの、附則第2項関係につきましては、環境衛生推進委員の報酬に係る規定を削るものでございます。  施行期日につきましては、議案書の24ページ上段にございます附則のとおり、令和2年4月1日から施行するものでございます。  以上で第20号議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。  続きまして、第21号議案 美里町水道事業給水条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。まず、議案書につきましては25ページの改正文、条例要旨につきましては9ページ、新旧対照表につきましては14ページとなっておりますので、ご参照を頂ければと思います。  まず、改正の概要でございますけれども、令和元年10月1日に水道法の一部を改正する法律が施行され、指定給水装置工事事業者の指定に関する有効期限が新たに定められ、5年ごとの更新制が導入されたことから、指定給水装置工事業者の指定の更新に係る更新手数料の規定を加えるものでございます。  それでは、条例要旨9ページに基づきましてご説明を申し上げます。まず、第32条の手数料関係では、指定給水装置工事業者の指定の更新に係る更新手数料の規定を加えるものとして、第1項第3号に「第7条第1項の指定の更新をするとき、1件につき1万円」を加えるものでございます。また、文言の整理を行うものでございます。  施行期日につきましては、議案書の25ページ中段にございます附則のとおり、令和2年4月1日から施行し、適用区分としまして、この条例の施行の日前に申込みがなされた手続に係る手数料につきましては、なお従前の例によるものでございます。  以上で21号議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○大島輝雄議長 次に、第22号議案について、参事兼総合政策課長、説明願います。 ◎阿部泰久参事兼総合政策課長 それでは、第22号議案 児玉郡市及び深谷市における公の施設の相互利用に関する協議についてご説明申し上げます。  議案書を御覧ください。26ページから30ページとなっております。本議案は、現在児玉郡市及び深谷市において、協定に基づき相互に利用している施設について、対象施設の変更を行いたいため、地方自治法第244条の3第3項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。  それでは、今回変更のありました7施設についてご説明申し上げます。議案書29ページの別表を御覧ください。まず、本庄市の変更が2施設ございます。1つ目は、本庄市の欄、下から6個目、本庄総合公園市民球場です。こちらは、平成30年11月よりネーミングライツを導入したため、ケイアイスタジアムという名称を追記しております。  2つ目として、表から本庄市民体育館が削除されました。この施設は、老朽化のため、令和2年3月31日をもって閉館とし、閉館後は解体するということでございます。  次に、深谷市の変更が4施設ございます。1つ目は、深谷市の欄、上から2個目、深谷市立上柴図書館を追加しております。この施設は、平成22年から男女共同参画推進センター(L・フォルテ)の図書室として利用されておりましたが、平成31年4月より深谷市立上柴図書館として正式にオープンしております。  2つ目は、深谷市の欄その下、深谷市立岡部図書館の位置が変更となっております。この施設は、岡部公民館内に設置されておりましたが、岡部公民館の移転に伴い、住所が山河1324番地1から普済寺1626番地3に変更となりました。なお、令和元年10月21日より新住所でオープンしております。  3つ目、4つ目としまして、表から深谷市老人福祉センター岡部荘及び深谷市老人福祉センター花園荘の2施設が削除されました。両施設は、深谷市内にあった5カ所の老人福祉センター等の機能集約により施設廃止となったものでございます。なお、廃止年月日は、岡部荘が令和元年10月1日、花園荘が平成31年4月1日となっております。  最後に、上里町の変更が1施設ございます。上里町の欄一番下、上里町老人福祉センターかみさと荘が名称変更しております。これまで協定上の登録名称が「上里町老人福祉センター」となっておりましたが、正式名称である「上里町老人福祉センターかみさと荘」に変更したいということです。  なお、美里町及び神川町の施設変更はございません。  以上で第22号議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○大島輝雄議長 説明の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。          休憩 午前11時59分          再開 午後 1時26分 ○大島輝雄議長 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  次に、第23号議案から第27号議案について、建設水道課長、説明願います。 ◎原田祐司建設水道課長 それでは最初に、第23号議案 寄居町道路線の廃止の承諾について及び第24号議案 寄居町道路線の認定の承諾については、関連がございますので、一括してご説明を申し上げます。  まず最初に概要を申し上げますけれども、道路改良によりまして整備を進めております美里町道790号線は、美里町大字甘粕地内の長岡池東側付近から寄居スマートインターチェンジへのアクセス道路であり、令和2年4月1日に供用開始を予定してございます。この町道路線は、美里町と寄居町の区域を含んでおりまして、それぞれの町が町道として認定をしてございます。道路改良による整備を行ったことによりまして、この路線を廃止して、新たに認定するためには、それぞれの議会の議決を経て承諾を得なければならないと道路法で定められておりまして、寄居町長から寄居町道路線の廃止及び認定をすることにつきまして承諾を求められたので、議会の議決をお願いするものでございます。  なお、美里町長から寄居町長に同様の内容を依頼済みであり、寄居町議会から令和2年2月28日付で、議決を得られ、承諾する旨の通知を寄居町長から受けてございます。  それでは、議案書の31ページ、第23号議案 寄居町道路線の廃止の承諾についてご説明を申し上げますので、第23号議案と併せて配付をいたしました路線廃止図をご用意ください。本案は、道路法第10条第3項において準用する同法第8条第4項の規定に基づき、寄居町長が寄居町道1004号線を同上第3項の規定に基づき廃止をすることを承諾することについて、議会の議決を求めるものでございます。  対象となりますのは、路線配置図で赤の実線で示してございます路線の一部を除いて、寄居町道1004号線に当たり、この路線は美里町と寄居町で重複認定している路線でございます。  提案理由についてですけれども、寄居町長から美里町の区域を含んだ寄居町道路線を廃止することについて承諾を求められたので、この案を提出するものでございます。  次に、議案書32ページ、第24号議案 寄居町道路線の認定の承諾についてご説明申し上げますので、24号議案と併せて配付をいたしました路線認定図をご用意ください。本案は、道路法第8条第4項の規定に基づき、寄居町長が寄居町道237号線及び寄居町道A061号線の路線を同条第3項の規定に基づき認定することを承諾することについて、議会の議決を求めるものでございます。  対象となりますのは、道路改良を行い、路線認定図で黄色の実線で示してございます路線が寄居町道237号線に当たり、また青の実線で示してある路線が寄居町道A061号線に当たり、この2路線は、美里町と寄居町で重複認定を予定している路線でございます。  提案の理由は、寄居町長から美里町の区域を含んだ寄居町道路線を認定することについて承諾を求められたので、この案を提出するものでございます。  以上で第23号議案及び第24号議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。  続きまして、第25号議案 町道路線の廃止について及び第26号議案 町道路線の認定については、関連がございますので、一括してご説明申し上げます。  まず、第25号議案 町道路線の廃止についてご説明を申し上げますので、議案書の33ページと併せて配付いたしました路線廃止図をご用意ください。本案は、道路法第10条第3項において準用する同法第8条第2項の規定に基づきまして、町道の路線を廃止することにつきまして議会の議決を求めるものでございます。  対象となりますのは、路線廃止図の赤線で示してございます町道790号線でございます。廃止の理由ですけれども、長岡池東側付近から寄居スマートインターチェンジへのアクセス道路である町道路線の整備に伴いまして、町道790号線の廃止をお願いするもので、後ほど第26号議案でご説明いたします町道路線の認定についてと関連する路線でございます。  当該路線は、路線廃止図の赤で示してある道路でございまして、大字古郡地内の中道橋南側付近から大字甘粕地内の長岡池東側付近までの道路でございます。起点につきましては、赤丸でお示しをした美里町大字古郡字石神4番1先、終点は赤の矢印でお示しをしました美里町大字甘粕字長岡1577番先でございます。道路延長は1,009.85メートル、道路の最大幅員は7メートルでございます。  第25号議案につきましては、説明は以上でございます。  次に、第26号議案 町道路線の認定についてご説明を申し上げます。議案書の34ページと併せて配付いたしました路線認定図をご用意ください。  本案は、道路法第8条第2項の規定に基づき、町道の路線を認定することにつきまして、議会の議決を求めるものでございます。  対象となりますのは、道路改良を行い、路線認定図の黄色でお示しをしてございます町道2級22号線と赤で示してある町道790号線及び青で示してある2504号線でございます。  認定の理由でございますけれども、長岡池東側付近から寄居スマートインターチェンジへのアクセス道路である町道路線の整備に伴い、それぞれ町道路線の認定をお願いするものでございまして、先ほど第25号議案でご説明いたしました町道路線の廃止についてと関連している路線でございます。  まず、町道2級22号線からご説明をいたします。当該路線は、路線認定図を基に説明しますと、黄色の線で示してある道路で、北側は県道本庄寄居線からスマートインターチェンジへのアクセス道路である町道1級10号線とつながっておりまして、南側は長岡池東側に位置する交差点までの道路でございます。起点は黄色の丸で示した美里町大字甘粕字灰高1441番3先、終点は黄色の矢印でお示しをしました美里町大字甘粕字長岡1577番1先でございます。認定後の道路延長は、あくまでも参考値でございますけれども、約730メートル、道路最大幅員につきましては10メートルとなる予定でございます。  次に、町道790号線でございます。当該路線は、路線認定図の赤の線でお示しをしてある道路で、中道橋南側に位置する道路でございます。起点は美里町大字古郡字石神4番1先、終点は美里町大字古郡字石神9番1先でございます。認定後の道路延長は、こちらもあくまで参考値となりますけれども、約150メートル、道路最大幅員につきましては6.15メートルとなる予定でございます。  次に、町道2504号線でございます。当該路線は、路線認定図の青色の線でお示しをしてある道路で、起点が美里町大字甘粕字長岡1553番4先、終点は美里町大字甘粕字丸山1489番1先でございます。認定後の道路延長は、こちらもあくまで参考値となりますけれども、約215メートル、道路最大幅員につきましては6.1メートルとなる予定でございます。  以上で第25号議案及び第26号議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。  続きまして、第27号議案 寄居町と重複して認定する町道路線の管理の方法に関する協定についてご説明を申し上げます。議案書の35ページから38ページまでの部分と併せまして、お配りしました路線認定図をご用意ください。  本案は、道路法の第16条第2項ただし書の規定に基づきまして、寄居町と重複して認定する町道路線の管理に関し協議することについて、議会の議決を求めるものでございます。  協議の対象となる町道路線は、町道2級22号線及び町道2504号線であり、また重複道路の管理につきましては、議案書の36ページから37ページにかけてございます別紙、美里町と寄居町の重複認定道路の管理に関する協定書のとおり協定を締結するもので、管理区分につきましては議案書の38ページの管理区分図のとおりでございます。  提案の理由につきましては、重複して認定する道路の管理方法を定めるため、寄居町と協議をしたいので、この案を提出させていただくものでございます。  まず最初に、町道2級22号線でございますけれども、路線認定図を基に説明しますと、道路改良を行い、黄色の線でお示しをしてございます道路で、先ほどの説明でもございましたけれども、北側には県道本庄寄居線からスマートインターチェンジへのアクセス道路である町道1級10号線とつながっておりまして、南側は長岡池東側に位置する交差点までの道路でございます。起点につきましては、黄色の丸でお示しをした美里町大字甘粕字灰高1441番3先、終点につきましては、黄色の矢印でお示しをした美里町大字甘粕字長岡1577番1先でございます。認定後の道路延長につきましては、参考値となりますけれども、約730メートル、最大幅員につきましては10メートルとなる予定でございます。  次に、町道2504号線でございます。当該路線は、路線認定図の青の線でお示しをした道路でございまして、起点につきましては、美里町大字甘粕字長岡1553番4先、終点につきましては、美里町大字甘粕字丸山1489番1先でございます。認定後の道路延長につきましては、こちらも参考値となりますけれども、約215メートル、道路最大幅員につきましては6.1メートルとなる予定でございます。  続いて、議案書の36ページから37ページの別紙、美里町と寄居町の重複認定道路の管理に関する協定書でございますけれども、こちらの協定は、管理対象道路について、管理区分を明確にし、その安全かつ円滑な交通の確保を目的とするものでございまして、協定を適用する道路及び道路の管理、また道路の管理に要する経費等について定めたものでございます。  なお、議案書38ページの管理区分図につきましては、寄居町と重複して認定する町道路線等の管理区分を示したものでございまして、南北に走る町道2級22号線の上段部分と下段部分は、美里町と寄居町の区域を含んでいることから共同管理となり、中段の町道2級22号線につきましては、美里町の区域がほとんどを占めることから美里町管理、同じく中段の町道2504号線につきましては、一部を除き寄居町の区域が占めることから寄居町管理と位置づけているものでございます。  以上で27号議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○大島輝雄議長 次に、第28号議案について、参事兼総合政策課長、説明願います。 ◎阿部泰久参事兼総合政策課長 それでは、第28号議案 工事請負変更契約の締結についてご説明申し上げます。  議案書が39ページとなります。対象工事名は、防災行政無線デジタルシステム更新工事でございます。当該工事につきましては、予定価格が5,000万円以上であるため、平成31年3月に開催されました平成31年第1回定例会において、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を賜ったものでございます。このたび個別受信機整備台数の減や高性能スピーカーへの一部変更、非常用発電機の設置など契約内容の一部を変更する必要が生じ、契約の請負金額が変更になることから、変更契約の締結について議会の議決をお願いするものでございます。  変更部分は、3番、請負金額となります。4億3,351万2,000円から3億8,313万3,240円へマイナスの5,037万8,760円の減額をするものでございます。そのほか施工箇所や請負業者の変更はございません。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○大島輝雄議長 次に、第29号議案について、総務税務課長兼会計管理者、説明願います。 ◎上田博士総務税務課長兼会計管理者 それでは、第29号議案 権利の放棄につきましてご説明を申し上げます。  右上①―2とある議案書は、40ページから41ページでございます。それでは、議案書に基づきご説明をさせていただきます。  初めに、40ページをお願いいたします。放棄する債権は、住宅資金貸付金の債権でございます。放棄する件数は1件、債権額は546万5,882円でございます。  続きまして、41ページをお願いいたします。放棄対象債権内訳表に基づきご説明を申し上げます。債権者の氏名、最終住所地は、表に記載してあるとおりでございます。放棄対象債権の金額の内訳でございますが、元金分が456万3,894円、利息が90万1,988円、合計で546万5,882円でございます。  債権の放棄をお願いするに至った経緯と理由でございますが、この債務者は、昭和61年3月に住宅資金の借入れを行い、住宅を建築、その後4年とたたないうちに住宅を売買してございます。住宅を売買した後も償還金の返済をしておりましたが、平成6年2月10日を最後に返済が途絶えております。  なお、平成6年2月10日までの償還額は218万7,918円でございます。  また、返済の交渉に対し、債務者の所在を調査するため、最終住所地と思われる市に対し住民票の交付を申請しましたが、該当者見当たらずの回答でございました。また、債務者の本籍地に対して住民票の交付を申請しましたが、該当者見当たらずの回答でございました。  私債権である本案件は、最終償還日の平成6年2月10日から10年を経過した平成16年2月11日で時効期間を経過し、時効の完成はしておりますが、債務者の身元、所在も分からず、交渉する機会もなく、債務者から時効の援用はないため、債務者の利益の行使、債権の消滅には至ってございません。しかし、時効期間を経過し、その後16年間の長い期間音信不通であるのは、これ以上返済する意思がないことは明白であること、また債務者の住所を突き止める法的手段もなく、法的手段を取る相手方の所在もつかめないなどの実態として債権の回収が不可能であること、また、実質回収不能な債権を会計上に計上し続けると、財政状況の正確な把握をすることができなくなってしまうことなどから、地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づき、債権の放棄について議案を上程し、議決を求めるものでございます。  以上で第29号議案 債権の放棄についての説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○大島輝雄議長 以上で議案内容の説明を終わります。 △第1号議案 令和2年度美里町一般会計予算~第8号議案 令和2年度美里町水道事業会計予算大島輝雄議長 日程第26、第1号議案 令和2年度美里町一般会計予算から日程第33、第8号議案 令和2年度美里町水道事業会計予算まで、以上8議案を一括議題といたします。  提案者から提案理由及び予算概要についての説明を求めます。  町長。 ◎原田信次町長 それでは、第1号議案から第8号議案までの8議案につきまして、一括して提案理由を申し上げます。  第1号議案 令和2年度美里町一般会計予算から第8号議案 令和2年度美里町水道事業会計予算までの8議案につきましては、地方自治法第211条及び地方公営企業法第24条の規定により、本案を提出するものでございます。  それでは、それぞれの会計についての概要をご説明をさせていただきます。第1号議案から第8号議案までにつきましては、施政方針において、主な新規事業や事務事業について触れましたので、詳細につきましては、予算特別委員会において課局センター長により説明をいたさせます。私からは概要のみご説明をさせていただきます。  美里町議会定例会議案①―1というA4の横の美里町議会定例会議案を御覧をいただきたいと思います。1ページをお開きください。第1号議案 令和2年度美里町一般会計予算についてご説明をいたします。  第1条は、歳入歳出総額をそれぞれ48億6,572万6,000円と定めるものでございます。対前年度比は101.1%で、5,092万7,000円の増となっております。  大きく増額となった主な予算科目を申し上げますと、消防費が対前年比で111.1%、額にして2,580万8,000円の増、教育費が対前年比128.7%、額にして1億2,319万3,000円の増でございます。  第2条において債務負担行為を規定しております。第3条では地方債について、第4条では一時借入金の最高額を2億円とするものでございます。  7ページをお開きください。第2表、債務負担行為でございます。この表は、債務負担行為の事項、期間、限度額を定めるものでございます。  続きまして、8ページをお開きください。第3表、地方債についてでございます。この表は、起債の目的等を定めるもので、上から順番に、土地改良施設整備事業、道路整備事業、消防施設整備事業、学校教育施設整備事業及び臨時財政対策債の借入れ限度額を定めるほか、起債の方法や利率、償還の方法についても定めるものでございます。  続きまして、9ページ、第2号議案、国民健康保険特別会計予算についてご説明をいたします。第1条で、歳入歳出予算の総額をそれぞれ13億1,906万4,000円と定めるものでございます。対前年比96.5%、額にして4,755万5,000円の減となりました。平成30年度から制度改革が実施されており、保険給付費や国保事業納付金について、県の算定額をもとに計上しております。  第2条では、一時借入金の最高額を5,000万円と定め、第3条では歳出歳入の流用について定めるものでございます。  続きまして、13ページをお開きください。第3号議案、住宅資金貸付事業特別会計予算でございます。第1条では、歳入歳出の総額をそれぞれ3,000円と定めるものでございます。前年度と同額でございます。  続きまして、16ページをお開きください。第4号議案、下水道事業特別会計予算でございます。第1条で、歳入歳出予算の総額を1億5,733万円と定め、対前年比213.2%、額にして8,354万4,000円の増となっております。主に農業集落排水事業の十条、沼上処理区と公共下水道への接続に関する整備費の増となっております。  第2条では継続費を、第3条では地方債の限度額等を定めるものでございます。  第4条では、一時借入金の最高額を1億円と定めるものでございます。  続きまして、21ページを御覧ください。第5号議案、農業集落排水処理事業特別会計予算です。第1条、歳入歳出予算の総額は2億7,362万4,000円と定めるものでございます。対前年比108.9%、額にして2,236万7,000円の増となります。  第2条では継続費を、第3条では地方債の限度額等を定めるものでございます。  第4条で、一時借入金の最高額を1億円と定めるものでございます。  26ページをお開きください。第6号議案、介護保険特別会計予算です。第1条で、歳入歳出予算の総額を10億9,862万1,000円と定め、対前年比106.7%で、額にして6,872万3,000円の増となりました。主に保険給付費の増によるものでございます。  第2条では、一時借入金の限度額最高額を5,000万円と定め、第3条では歳出予算の流用について定めるものでございます。  29ページをお開きください。第7号議案、後期高齢者医療特別会計予算でございます。第1条で、歳入歳出予算の総額を1億3,195万9,000円と定め、対前年比98.1%、額にして252万3,000円の減となりました。主に後期高齢者医療広域連合納付金の減によるものでございます。  次に、32ページへお進みください。第8号議案、水道事業会計予算についてでございます。まず、第2条、給水戸数や配水量の予定を定め、対前年で給水戸数は4,473戸でプラス45戸、年間総配水量が196万368立方メートルで約3万7,000立方メートルの減少、1日平均配水量は103立方メートルの減となります。主な建設改良事業は、町道1254号線ほかの配水管布設工事、施設更新工事を予定をしております。  次に、第3条、収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。款1の水道事業収益は3億938万円で、対前年比96.9%、額にして986万1,000円の減となっております。  第1項の営業収入は2億3,329万8,000円で、対前年比100.1%、額にして18万8,000円の増となりました。  営業収益の主なものは、給水収益の2億3,295万5,000円でございます。  次に、営業外収益7,608万1,000円でございますが、対前年比88.3%、額にして1,004万9,000円の減となりました。  営業外収益の主なものは、一般会計補助金、加入金、長期前受金戻入となっております。令和元年度は、産業団地進出企業からの水道加入金を見込んでおりましたので、この分が減となっております。  33ページへお進み願います。支出でございます。款1の水道事業費用の2億8,416万1,000円は、対前年比95.1%、額にして1,461万2,000円の減となりました。  第1項の営業費用、こちらは2億6,511万6,000円で、主に人件費のほか県水の受水費や電気料、減価償却費の費用となっております。対前年比で95.4%、額にして1,267万5,000円の減でございます。減となった主な要因は、水道ビジョン等の策定業務委託が終了したためでございます。  次に、第2項の営業外費用については1,844万5,000円で、主に企業債の支払利息でございます。対前年比では90.5%、額にして193万7,000円の減となっております。こちらは、企業債利息の減によるものでございます。  第3項、特別損失10万円は、過年度の漏水減免の還付金等で、前年と同額でございます。  次に、第4条、資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入支出の不足額を資本的収支調整額1,380万9,000円と内部留保資金2億320万8,000円で補填することを定めるものでございます。  収入のうち第1款資本的収入3,200万円は、対前年比209.2%、額にして1,670万円の増となってございます。一般会計からの補助金につきましては、前年度と同額でございますが、広木地内の本管導水管の布設替え工事の実施設計費用を企業債で賄うための増でございます。  次に、支出でございます。資本的支出は2億4,901万7,000円です。第1項建設改良費は1億6,372万7,000円で、広木地内の本管導水管の布設替え工事の実施設計費用です。対前度年99.9%で、額にして24万1,000円の減でございます。  第2項の企業債償還金は8,529万円で、企業債の元金償還分となっております。対前年比102.3%で、193万7,000円の増でございます。  続いて、34ページをお願いいたします。第5条、企業債の限度額を1,250万円とするものでございます。  第6条は、一時借入金の限度額を2,000万円と定めるものでございます。  第7条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費と金額を定めているものでございます。  第8条では、一般会計からの補助金を6,000万円、また第9条では、棚卸資産の購入限度額を232万6,000円と定めるものでございます。  以上で第1号議案から第8号議案の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いをいたします。  以上です。 ○大島輝雄議長 これにて予算概要の説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑は、町長の施政方針に対する総括的な質疑を許します。  質疑につきましては、会議の合理的かつ効率的な運営を図るため、要点を整理し、簡明にするように努めていただきたいと思います。なお、この後、本件は委員会付託となりますので、細部にわたる質疑は委員会にて行われますようお願いいたします。  それでは、質疑のある方は順次発言を許します。  11番、櫻沢克幸議員、1回目の質疑を許します。 ◆11番(櫻沢克幸議員) 私は1点です。  財政状況調べというのが、まだ説明はしてありませんけれども、町長の施政演説の中で、当初の税収17億1,900ということを言われていましたけれども、私は基本的には、個人的には、18億ぐらいは出るのかなと思ったのですけれども、内容的には分かるのですけれども、その辺の見解を少し詳しく説明していただければありがたいなと。要するに町税が伸びていないという理由をお聞きしたいと思います。  以上です。 ○大島輝雄議長 町長、答弁願います。 ◎原田信次町長 町税の中で、ある程度伸びているのが固定資産税です。特に太陽光発電の減価償却費がある程度伸びてきているかなというふうに思うのですが、法人税に関しては、残念ながら低迷をしているという状況にございます。今後、新たな産業団地の企業が建物を建てまして、固定資産税が発生をすれば、当然固定資産税は入ってくるものと思いますし、また営業活動に応じて法人税が多少は見込めるかなというふうには考えているところでございます。  近年の景気の状況がこれからどうなっていくのかというのが、特に法人税にもかなり大きな影響が出てまいると思います。昨今のこの新型コロナウイルスの影響で、どれだけ景気が落ち込むのか予想がつかない状況でございますし、また日本全体のこれからの人口分布等を見ていきますと、今の状況で増やすということがどうなのだろう、なかなか難しいのかなという思いもありますが、ただ企業誘致をすることによって、少なくとも固定資産税の確保ということは、当然そこで出てくると思いますので、これからも企業誘致は当然進めていかなければいけないのかなというふうには考えています。  以上です。 ○大島輝雄議長 11番、櫻沢克幸議員、2回目の質疑を許します。 ◆11番(櫻沢克幸議員) 次に、新型コロナウイルスの関係で、学校関係の問題が今後いろいろ出てくるだろうということがありました。特に対策会議等どのような会議を開いて、最終的に現状になったのか、大まかでいいですけれども、その内容をお聞かせ願えればありがたいと。  以上です。 ○大島輝雄議長 町長、答弁願います。 ◎原田信次町長 対策会議につきましては、主に国、県からの方針に基づく町の対応を決めてきたというのが現状でございます。しかしながら、新型インフルエンザと同等という思いも持っておりますので、今後近隣で発生をした場合にどうなるのだろうということ、それから近々国のほうでも財政支援等のいろいろなことが報道されておりますので、それに対する町の対応というものは、迅速にしていかなければいけないねということは内部で議論をしているところでございます。  以上です。 ○大島輝雄議長 他に質疑ありませんか。  5番、柳沢章議員、1回目の質疑を許します。 ◆5番(柳沢章議員) 施政方針演説の16ページになります。  空き地保有者及び利用希望者に対して必要な情報を提供する美里町空き地バンク制度の普及啓発に努めてまいりますということですが、先日の全員協議会の中で、老朽化住宅の取壊しの費用の一部を助成する、補助するような説明がありましたけれども、これは取り壊すだけで転売を目的としない場合でも適用するお考えなのかお聞きいたします。 ○大島輝雄議長 町長、答弁願います。 ◎原田信次町長 まだ制度全般をしっかり固めたわけではないのですけれども、基本的には危険空き家という判定ができれば、これに関しては近隣の市町等で既にやっておりますので、一定の基準を持って危険な空き家であるという判定をすれば、それに対しての除却の補助をするという考え方でございます。  以上です。 ○大島輝雄議長 5番、柳沢章議員、2回目の質疑を許します。 ◆5番(柳沢章議員) そうしますと、農家なんかで、息子さんが屋敷の中に新しい家を建てまして、そこに住んでいるけれども、もう崩壊寸前の住宅も、昔の農家でありますから、そういう住宅というか建物があるのですけれども、それらについてはいかがなのでしょうか。 ○大島輝雄議長 町長、答弁願います。 ◎原田信次町長 暫時休憩願います。 ○大島輝雄議長 ここで暫時休憩いたします。          休憩 午後2時13分          再開 午後2時14分 ○大島輝雄議長 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  町長、答弁願います。 ◎原田信次町長 ここで危険空き家と判定をする条件として、そこに住んでいる方がいないで、まるっきり空き家になってしまっているという条件がついてくるかなというふうに思いますので、その条件に合致をし、一定の評価の中で危険であるという対応になれば、除却の費用の補助を考えようというものでございます。  以上です。 ○大島輝雄議長 5番、柳沢章議員、3回目の質疑を許します。 ◆5番(柳沢章議員) そういたしますと、後継者といいますか、一つの宅地に、危険住宅とその息子さんなりお孫さんなりが家を建てている人の場合には該当しないと。確かに私もそれが正しいと思います。それは、今跡を継いでいらっしゃる方が責任において処分すべき問題だと私は思っています。  それに加えて、宅地を手放す人を対象にするのが正しいのではないかなと思っています。といいますのは、新しい住民を呼び込むためにも、そういう土地を手放して売却するのだという目的でやる場合に限り、その補助制度を実施するのが、個人的な意見ですけれども、それが正しいのかなと。新しい住民を呼び込んでくるという形が正しいと私は考えます。町長のお考えをお伺いします。 ○大島輝雄議長 町長、答弁願います。 ◎原田信次町長 柳沢議員さんのおっしゃることが、補助をする目的の中の一つにも当然入ってこようかと思いますが、もう一方で、危険であり、またそれを特定空家になる以前で危険対応ができて、所有者に対して除却を求める一つの手段としても利用できるかなという気はしているところでございますが、できればそこで住んでいないというのが条件になってくるとすると、その後、当然そこに、ほかの人に売却をすることも含めたことを考えてほしいという希望はございますが、通常建物が建っていると固定資産税が多少は優遇されている部分がありますので、除却をすることによって、またそれがどうなるか、計算してみないと分からないところではありますけれども、一般的に言われているのは、うちが建っていたほうが有利な場合も出てきますので、そうしますと除却をするということは、当然手放すことも考えてもらえるのかなということも期待をするところでございます。  以上です。 ○大島輝雄議長 他に質疑ありませんか。  6番、塩原浩議員、1回目の質疑を許します。 ◆6番(塩原浩議員) 私は、5ページの降雨量のことで聞きたいのですけれども、今まで降雨量は、50年、100年と言われていたのですけれども、ここに1,000年に1回と想定する最大規模の降雨量とあるのですけれども、これは大体どれくらいの量を想定しているのか、分かれば教えてもらいたいと思います。  以上です。 ○大島輝雄議長 町長、答弁願います。 ◎原田信次町長 実はこのハザードマップに関しては、議員の皆さん方もご承知のとおり、天神川、志戸川については今までできていなかったということがあって、何か方法がないかとずっと町でも検討はしておりました。高低差で最後は出すのかなという部分も考えていたところに、昨年県から急に、浸水想定区域を示しますという提案がされました。その示す区域、示す時期は、本年5月ごろというふうに聞いております。このときの浸水想定区域の考え方が、1,000年に1回の想定し得る最大雨量の降雨というふうに我々は聞いているだけで、実際に数字が出てきてみないと、どのくらいの降雨量で、時間雨量、それから降雨時間がどのくらいになるのか、総雨量がどのぐらいになるかというところは、まだはっきりよく分からないところでございますので、また県から示された段階で、また議員の皆様方にもお知らせできればいいかなというふうに考えております。  以上です。 ○大島輝雄議長 他に質疑ありませんか。  3番、櫻澤明議員、1回目の質疑を許します。 ◆3番(櫻澤明議員) ちょっと町長にお聞きしたいのですけれども、18ページ、環境衛生対策についてのご質問なのですけれども、要するに非常にすばらしい内容でつくられておるのですけれども、現状、私ども昔の条例についてまだ、いろいろネットで調べたのですが、出てこないのですけれども、これを違反したときの罰則というのは、どのような定めであるわけですか。その辺をちょっと。ずれていますけれども、これは審議していく上で必要なものですから、まず1点お聞きしたいと思うのですけれども。 ○大島輝雄議長 町長、答弁願います。 ◎原田信次町長 総括をして罰則を規定している法律、条例はないと思います。それぞれの事柄に関してのそれぞれのものに関して、法律であったり、それから町の条例であったりで、罰則をどうするかというのがあります。一番緩いものですと、町がすぐに定められるものとしては、罰金刑と禁固刑がないようなものに限定されて、例えば氏名の公表ですとか、そのぐらいのものまで含めて、もろもろの罰則規定があるというふうに考えています。  以上です。 ○大島輝雄議長 3番、櫻澤明議員、2回目の質疑を許します。 ◆3番(櫻澤明議員) 実は、この件につきまして、ある私の友達から、これについてよく調べていただきたいという注文がございまして、特に現行広木地内に住む方なのですけれども、要は木材チップを大量に、早く言えば積んでおりますけれども、その辺のものをどのような方向性に持っていくのか。そうしますと、次の美しいまちづくりを推進しますということに、なかなかつながってこないのではないかなというふうに思うのですけれども、その辺はどのような対応策。 ○大島輝雄議長 町長、答弁願います。 ◎原田信次町長 12月議会で肥料の大量投与の防止に関する条例の一部改正をご議決頂きましたが、その中に、除草目的でチップを堆積する場合には、一定の量、厚さの場合には、その条例に違反しますよと。違反した場合には、最大氏名の公表になろうかと思いますが、そこまでの条例改正は今してあるということになります。その施行は4月1日以降ということになります。  以上です。 ○大島輝雄議長 他に質疑ありませんか。  3番、櫻澤明議員、3回目の質疑を許します。 ◆3番(櫻澤明議員) 一応今回の19号議案で、堆肥等の大量投与に関する条例の見直し、それ等もありますので、またその辺について、もっと厳しいものを要求するよう、また改めてやりたいと思います。  今日はありがとうございます。結構です。 ○大島輝雄議長 町長答弁は要らないですか。  他に質疑ありませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○大島輝雄議長 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。第1号議案 令和2年度美里町一般会計予算から第8号議案 令和2年度美里町水道事業会計予算については、全議員をもって構成する予算特別委員会を設置し、お手元の委員会付託表のとおり付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○大島輝雄議長 ご異議なしと認めます。  よって、第1号議案から第8号議案については、全議員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託いたすことに決定しました。 △散会の宣告 ○大島輝雄議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                                       (午後2時25分)...