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09月16日-議案説明、質疑、討論、採決-03号

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  1. 東秩父村議会 2022-09-16
    09月16日-議案説明、質疑、討論、採決-03号


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    最終取得日: 2023-05-27
    令和 4年  9月 定例会(第4回)令和4年第4回(9月)東秩父村議会定例会議事日程 (第3号)                         令和4年9月16日(金曜日)午前9時30分開議 日程第 1 諸報告 日程第 2 議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定について 日程第 3 議案第38号 令和3年度東秩父村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 4 議案第39号 令和3年度東秩父村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 5 議案第40号 令和3年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認              定について 日程第 6 議案第41号 令和3年度東秩父村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 7 議案第42号 令和3年度東秩父村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 8 議案第43号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及び職員の育児休業等に関する              条例の一部を改正する条例制定について 日程第 9 議案第44号 令和4年度東秩父村一般会計補正予算(第3号) 日程第10 議案第45号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第46号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第47号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第13 議案第48号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計補正予算(第1号) 日程第14 議案第49号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計補正予算(第1号) 日程第15 議案第50号 工事請負契約の変更契約の締結について((1災282号)下河原橋架替工              事[下部工]) 日程第16 議案第51号 財産の無償譲渡について(光ファイバーケーブル設備及び附帯設備) 日程第17 閉会中の継続調査の申し出について出席議員(8名)     1番  栗  島  廣  行  議員     2番  鷹  野     明  議員     3番  百  瀬  浩  子  議員     4番  野  口  勝  則  議員     5番  田  中  秀  雄  議員     6番  高  野  貞  宜  議員     7番  渡  邉     均  議員     8番  松  澤  公  一  議員欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名  村   長   足  立  理  助  君   副 村 長   清  水  順  平  君  教 育 長   大 久 根     勇  君   総 務 課長   福  島  則  元  君  企 画 財政   眞  下  哲  也  君   税 務 会計   野  沢  秀  信  君  課   長                   課 長 兼                          会計管理者  住 民 福祉   宮  崎  士  朗  君   保 健 衛生   栗  島  正  行  君  課   長                   課   長  産 業 観光   篠  﨑  裕  美  君   建 設 課長   江  原  章  文  君  課   長  教育委員会   足  立  利  平  君   代   表  吉  野  文  泰  君  事 務 局長                   監 査 委員                                              本会議に出席した事務局職員   議会事務局   神  田     遼      書   記   髙  橋  倫  晃  副事務局長 △開議の宣告 ○議長(高野貞宜議員) ただいまの出席議員は8人です。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  なお、本日の会議は、台風の影響によりまして1日短縮して、本日最終日となりますので、長時間になることが予想されますので、どうかよろしくお願いいたします。                                      (午前 9時30分) △議事日程の報告 ○議長(高野貞宜議員) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 △諸報告 ○議長(高野貞宜議員) 日程第1、諸報告を行います。  本日の付議案件は、議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定についてほか14件です。  次に、議案説明のため、村長ほか関係者の出席を求めております。その者の職氏名を一覧表にしてお手元に配付しましたから、ご了承ください。  以上で諸報告を終わります。 △議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定について    議案第38号 令和3年度東秩父村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認           定について    議案第39号 令和3年度東秩父村介護保険特別会計歳入歳出決算認定に           ついて    議案第40号 令和3年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計           歳入歳出決算認定について    議案第41号 令和3年度東秩父村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算           認定について    議案第42号 令和3年度東秩父村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認           定について ○議長(高野貞宜議員) 日程第2、議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第7、議案第42号 令和3年度東秩父村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、13日に引き続き一括して議題といたします。  これより監査委員に決算審査の報告を求めます。  吉野代表監査委員、登壇願います。               〔代表監査委員 吉野文泰君登壇〕 ◎代表監査委員(吉野文泰君) 代表監査委員の吉野文泰でございます。よろしくお願いいたします。  議長の命により、令和3年の度東秩父村一般会計並びに各特別会計の決算につきまして、お手元に配付されております令和3年度決算審査意見書に基づき、その概要と代表監査委員としての意見を申し上げます。  最初に、1ページの審査の概要につきまして申し上げます。  まず、(1)、審査の対象は、令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算、同東秩父村国民健康保険特別会計歳入歳出決算、同東秩父村介護保険特別会計歳入歳出決算、同東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算、同東秩父村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、同東秩父村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び各種基金の運用状況の9項目であります。  次に、(2)、審査の期間でありますが、令和4年7月27日から8月31日までとなっております。  (3)、審査の手続につきましては、村長から提出された会計ごとの歳入歳出決算書歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書、各種基金の運用状況を示す書類について、関係法令に準拠して調製されているか、財政運営は健全か、財産の管理は適正か、さらに予算が適正かつ効率的に執行されているか等に主眼を置き、関係諸帳簿及び証拠書類の照合をするとともに、関係職員の説明を求めたほか、例月出納検査及び定期監査の結果も考慮して審査を実施いたしました。  2、審査の結果、審査に付された各会計の歳入歳出決算書歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書は関係法令に準拠して作成されており、関係諸帳簿及び証拠書類と照合した結果、計数に誤りがないものと認められました。  決算の内容につきましては、次のページからになります。2ページをお願いします。令和3年度一般会計において、1の財政の概要でありますが、当初予算19億8,600万円に対し、7回の補正を行い、補正した予算は9億2,332万9,000円であり、繰越事業費繰越額は2億6,812万8,000円を含めた予算現額は31億7,745万7,000円でありました。  歳入総額は28億6,989万3,000円で、前年度比1億4,123万8円の減(マイナス4.7%)、歳出総額は26億3,114万3,000円で、前年度比1億470万6,000円の減(マイナス3.8%)となり、差引き2億3,875万円が令和4年度へ繰越しとなったものであります。  また、この中には令和4年度に繰り越すべき財源として、明許繰越分及び事故繰越分の4,884万7,000円が含まれ、それらを除く1億8,990万3,000円が実質収支額となります。  2の実質単年度収支の状況でありますが、中段の表の一番右側に記載してある令和3年度実質単年度収支が4,482万3,000円の黒字となり、これは前年度と比較し、基金積立額が約1,400万円増額、基金取崩し額が4,700万円減額となったことが挙げられ、健全な財政運営が行われたものと見受けられます。しかしながら、今後のインフラ整備や庁舎建設等を考慮すると、経費の大幅削減が可能と思われる施策等に取り組んでいただくよう望むものであります。また、下段の表の一番右側に記載してある令和3年度単年度収支は919万9,000円の赤字となっております。これは、その年度中に発生した黒字または赤字をいい、当該年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いたもので、一定の期間において赤字になることが健全な状態を表すものでありますが、赤字が続くことのないよう、計画的な執行を望むところであります。  次に、3ページをお願いします。3、歳入決算の状況ですが、1款村税は主に固定資産の減少による減額、14款国庫支出金は新型コロナウイルス感染症対策関係交付金の影響による減額、17款寄附金は主に教育費への指定寄附金をいただいたことにより増額、18款繰入金は財政調整基金繰入れの減少による減額、21款村債は主に災害復旧事業等により増額になりました。村の歳入の約5割を占める10款地方交付税は、新型コロナウイルス感染症対策により増額となりました。  次に、4ページをお願いします。4、性格別の財源として、(1)、歳入における財源の割合ですが、表の自主財源欄、下から2段目に記載してある自主財源の割合は29.2%(前年度比マイナス1.2%)であり、依存型の財政運営が続いています。当村の自主財源は、根幹である村税が人口減少の影響により乏しく、依存財源により保たれているのが現状です。自主財源確保のための施策として、企業誘致等の推進や若者世代の移住促進等の施策を望むものであります。また、経常収支比率は77.1%(前年度比マイナス9.4%)でありますが、新型コロナウイルス感染症対策による地方交付税の増額が影響していると考えられるため、一時的に弾力性が適正範囲に収まりましたが、依然として硬直財政にあることは変わりません。引き続き、経常経費の抑制に努めていく必要があります。  次に、5ページをお願いします。5、村税の徴収率でありますが、現年課税分と滞納繰越分を合わせた全体の徴収率は99.9%(前年度比同率)で、高い徴収率を維持していることから、継続的な徴収事務を行っていることがうかがえます。村民の納税意識の高さに加え、徴収担当職員の努力によるものであり、大いに評価できます。また、滞納繰越分についても適正に処理されておりました。  次に、6ページをお願いします。6、歳出の目的別決算の状況ですが、令和3年度事業の主な増減については、2款総務費では特別定額給付金の終了による皆減、移住促進住宅建設工事設計業務委託料の終了による皆減、3款民生費では、住民税非課税世帯等及び子育て世帯臨時特別給付金の皆増、4款衛生費では、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業の増、保健センター面接室改修工事の終了による皆減、5款農林水産費では、森林整備事業の終了による皆減、林道橋点検業務委託料の終了による皆減、6款商工費では、中小企業等事業継続緊急給付金の終了による皆減、皆谷観光トイレ建設工事の終了による皆減、7款土木費では、村道4084号線(寺岡)道路改築工事の皆増、地籍調査事業の減、8款消防費では、屋外スピーカー改修工事の皆増、9款教育費では、中学校体育館屋根改修工事の皆増、小中学校ICT環境整備事業の終了による皆減、10款災害復旧費では、橋梁災害復旧設計業務委託料の皆増、林道災害復旧工事の皆増などが挙げられます。  7ページは費目別明細表になっておりますので、後ほど御覧ください。  次に、8ページをお願いします。ここに500万円以上の業務委託及び工事請負費が記載されております。業務委託では、和紙の里関連施設指定管理業務委託料は、前年度から約400万円の減額となり、出向の人件費が削減されたためと見られます。学校教育系情報システム支援業務委託料は前年度から約700万円の増額となり、児童生徒1人1台端末整備に伴う支援内容の充実を図るためでありますが、今後、子どもの数が減少傾向であることを踏まえた学校運営を検討していただきたい。工事請負の現地確認審査では、皆谷地内森林管理道本木線道路改良工事皆谷観光トイレ建設工場を確認いたしました。審査の結果、異常は認められませんでした。  次に、9ページをお願いします。7、財産に関する調書でありますが、土地、建物については財産台帳に基づき、各出資金及び基金につきましては現物により、物品については物品台帳に基づき審査を行った結果、おおむね適正なものと認められました。また、前年度に引き続き、公用地の未登記筆数、財産取得については、計画的かつ適切に対応されるよう努めていただくようお願いします。東秩父村個別施設計画において、今後30年間で133億円が不足することが想定されています。有効活用が見込めない財産については売却処分等を検討してください。また、和紙の里関連施設の維持管理費は膨大であり、和紙技術継承のための施設を確保しながら、施設整理など5年、10年先を見据えた計画立案を望むものであります。  8、実質収支に関する調書については、金額その他に誤りがなく適正と認められました。  9、その他として(1)、予備費充用額は25件で1,277万7,000円であり、令和2年度と比較すると、件数で19件減少、金額では1,269万8,000円の減額となった。予備費充用や費目流用については、緊急性が高いもの以外は慎重を期するべきであり、努めて補正予算で処理することを望むものであります。  (2)、各種補助金等の交付については、補助金等交付手続等に関する規則及び各補助金交付要綱に基づき、補助金効果等を勘案し、その内容を精査し運用してください。  次に、10ページをお願いします。まとめについて、(1)、村の財政状況について、毎年度、財政調整基金から繰入金により行政運営を進めており、コロナ禍で世界情勢は大きく変動し、景気に影響することが予想される。令和4年度の基本方針が明確に定義され、重点事項に基づく体制を評価したい。当初予算目標値19億5,000万円ではなく、19億にこだわった予算編成を必須とし、各課での予算編成に当たり、5年先、10年先を見据えた検討をお願いしたい。19億を維持することにより、村の継続的な存続は可能である。  (2)、シルバー人材センターについて、シルバー人材センターを活用し、ごみ収集業務委託料が530万円の費用削減できたことを評価する。今後も積極的にシルバー人材センターを活用し、経費削減に努めてもらいたい。  (3)、ポピーまつりについて、この中の影響に伴い、直前まで準備していたポピーまつりが県の判断により令和3年度中止となった。運営費は県も負担したことが確認できた。  (4)、社会福祉協議会について、社会福祉協議会3,100万2,000円の補助金について、令和4年度に定期監査を実施の上、確認していく。  (5)、新庁舎建設について、基金に約3億2,400万円積み立て、令和5年度から基本設計を予定しているが、令和4年度8月の行政区長会議資料には、新庁舎予算額は未記入である。予算額が決定されていない建物を設計するのは困難と感じる。2020東京オリンピック国立競技場と同じ過ちは起こしてはなりません。基本設計契約前に予算額、借金をする場合は、借入金額及び返済期間などを村民に公開し、村民理解を得るよう進めてもらいたい。  (6)、観光トイレ建設工事について、指名競争入札が不調を重ね、最終的に村外の建設会社が請け負うことになった。指名競争入札が不調になった状況を見ると、村内業者は本村の置かれた財政状況を理解されていないと推測する。商工会建設部会長を通じ指導をお願いしたい。1に関連するが、村の財政状況は正念場のときであることを共有の課題とし、職員への認識を図っていただき、村民、村内業者等の理解を得ていただくようお願いしたい。  (7)、随時監査について、令和2年度の定期監査では、和紙の里を対象に実施した指摘事項について、令和4年6月22日に随時監査を実施し、再度確認した。この時点で、指摘事項①から⑤全てが改善されていないことが分かった。  ①から⑤に関して説明させていただきます。①、定款、就業規則が平成3年に作成されたものであり、現在の状況に沿った改定をされたい。②、指定管理者基本協定書第42条の規定による運営協議会を設置し、指定管理に関する業務を円滑に実施できる体制を構築されたい。あわせて、設置要綱の作成もお願いしたい。③、企業理念が定められてなく、掲げることを望む。企業理念はその企業の思想や使命、志といった根本の考え方、在り方の特徴を言語化したものだと思っていただくと分かりやすいです。その企業は何のために存在しているのか、どこに向かって企業活動をしているのか。その企業の強みは何なのか。日々どういったことを心がけているのかといったその企業の在り方がまとまっているのが企業理念となります。企業理念はその企業の在り方を示しているため、全ての企業活動の意思、決定の字句及び判断基準となります。④、事業全般においてのリスクマネージメント及び透明性を確保する観点から、業務を支配人または職員の複数体制とする改選をお願いしたい。⑤、施設の老朽化により修繕しなければならない箇所が散見される。修繕計画書を作成し、計画的な修繕を実施されたい。また、修繕の実施に当たり、複数社から見積書を徴した上で施工するようお願いしたい。さらに、指定管理者基本協定書第15条の規定による軽微な修繕については、曖昧な部分があり、具体的な取組を協議されたい。足立代表取締役社長のリーダーシップの下、速やかな対応に努めてもらいたい。  次に、11ページをお願いします。10、村債・基金について、(1)、地方債の現在高でありますが、令和3年度においては一般会計の災害復旧土木債、過疎対策事業債及び臨時財政対策債を活用し、合わせて1億30万円を借り入れしております。村全体では、債務負担行為を含めた令和3年度末現在高が15億7,194万9,000円であり、前年度比7,120万4,000円の減額となっています。  次に、12ページをお願いします。(3)、村債の現在残高でありますが、令和3年度実質公債費比率2%の観点からは健全化が保たれておりますが、今後数年間は元利償還金が増額となる見込みであり、地方債の借入れを行う場合には、財政調整基金の活用を考慮しながら、地方債の抑制を図る必要があると考えます。  13ページをお願いします。次に、(4)、各種基金の状況であります。令和3年度は、財政調整基金を2億2,300万円取り崩したが、純粋積立てを財政調整基金に2億7,700万円、庁舎建設基金に7,500万円、公共施設等整備基金に5,000万円行ったため、基金合計額は20億238万8,282円となり、前年度比2億211万4,000円の増額となっています。住民サービスの向上のため計画的に活用し、今後の事業展開を進めてください。  次に、14ページ、特別会計に移ります。まず、国民健康保険特別会計ですが、歳入総額は4億5,701万5,000円で、歳出総額は4億3,911万9,000円となりました。国民健康保険税徴収率は、全体で99.6%と前年度同率で、引き続き努力の跡が認められます。  また、15ページの5、過去5年間の1人当たりの医療費の推移では、昨年度より医療費は減額となりましたが、依然として高い水準となっています。日常生活における健康増進に努め、医療費抑制に向けた取組を望みます。また、保険税においては、1人当たりの国民健康保険税額が6万6,545円で、県西部地区町村の平均8万6,957円、県北部地区町村の平均7万8,225円より低く、県内で最も低い税額となっています。  次に、16ページをお願いします。介護保険特別会計ですが、歳入総額は4億4,795万1,000円で、歳出総額は4億3,351万8,000円となっています。介護保険料徴収率は全体で99.9%と前年度を0.1%上回りましたが、引き続き努力の跡が認められました。  また、17ページの5、過去5年間の1人当たりの給付費の推移では、35万円前後で横ばい傾向にあり、依然として高い水準となっています。なお、第8期計画(令和3年度から令和5年度)において、準備基金を取り崩すことにより、介護保険料基準額が6,923円と若干引下げとなりましたが、今後についても給付費の抑制が求められます。  次に、18ページをお願いします。合併処理浄化槽設置管理事業特別会計ですが、歳入総額は4,092万円で、歳出総額は4,040万6,000円となっています。なお、歳入の57.3%が繰入金であり、一般会計繰入金に依存している状況となっています。平成15年度より事業が始まり、今後の維持管理や施設の交換等における費用の増加が想定されるため、自己財源の確保に向けた抜本的改革を検討していくことが望まれます。  また、合併処理浄化槽の設置状況について、令和3年度は3基設置され、令和3年度末現在において357基が設置されていますが、廃止基数が2基ありますので、村設置型は355基となっています。なお、汚水処理人口普及率は55.97%となっています。  次に、20ページをお願いします。後期高齢者医療特別会計ですが、歳入総額は3,856万9,000円で、歳出総額は3,745万4,000円となっています。後期高齢者保険料徴収率は、前年度に引き続き全体で100%、努力の跡が認められました。  21ページをお願いします。4、過去5年間の1人当たりの保険料の推移では、前年度比較すると横ばいとなり、5、過去5年間の1人当たりの医療費の推移では、前年度と比較すると減額となっています。保険料率については、均等割及び所得割で算出され、県内では均一となっており、令和2年度から令和3年度の2年間は、保険料均等割額4万1,700円、所得割率7.96%であります。  次に、22ページをお願いします。簡易水道事業特別会計ですが、歳入総額は1億3,977万5,000円で、歳出総額は1億3,371万8,000円となっています。  23ページの3、水道事業の業務量ですが、令和3年度においては、令和2年度に新型コロナウイルス感染症対策として水道料金の減免を行ったことにより、有収水量及び料金収入が一時的に減少したものが戻り、結果として供給単価が増加となりました。供給単価は給水原価に対して不足する額は、一般会計繰入金等に依存することとなるため、経費の抑制に努めてください。また、公共施設等総合管理計画において、施設のアセットマネジメントの考え方を取り入れ、施設の今後の方向性を決めるとされており、供給人口及び有収水量も減少していることから、施設統合の可能性も検討課題とし、事業の健全な運営を図っていただくことを望みます。  続きまして、24ページをお願いします。財政分析の全会計の決算についてですが、歳入総額38億632万3,000円は、前年度比1億1,480万7,000円の減額、歳出総額35億2,755万8,000円は、前年度比7,133万5,000円の減額となっています。また、歳入歳出差引残額2億7,876万5,000円は、前年度比4,347万2,000円の減額となっています。  25ページをお願いします。当村の令和3年度財政力指数0.195であり、財政力の弱さが顕著に表れております。県内の町村では一番低い数値であります。  以上、令和3年度決算審査報告といたします。  続きまして、お手元に配付されております健全化判断比率報告書を御覧いただきたいと存じます。ここで、令和3年度財政健全化審査の意見を申し上げます。この財政健全化審査は、村長から提出された健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施いたしました。  1の総合意見といたしまして、健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。  2の審査意見といたしましては、令和3年度東秩父村健全化判断比率は、早期健全化基準と比較すると、全てがこれを下回っていることから、本村の財政の健全化は保たれていると判断できます。  3の是正改善を要する事項につきましても、特に指摘すべき事項はございません。  令和3年度決算審査報告ができましたこと、幹部職員、田中議員、議会副事務局長に感謝申し上げます。  以上、報告といたします。 ○議長(高野貞宜議員) 以上で代表監査委員の報告が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑は議案の順に受付をいたします。  最初に、議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。  なお、質疑の際は、ページ数を告げてから質問していただくようお願いを申し上げます。  質疑はありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島でございます。  まず、質疑のトップバッターということでやらせていただきたいと思います。79ページ、衆議院議員選挙に関することでございます。衆議院議員選挙に当たりまして、投開票事務手当170万余りが支出されております。これは1人当たりに直すと、1人4万6,500円支出されていることを確認いたしました。しかし、現金給付であるということも確認しています。その中で規定による源泉徴収はされていません。源泉徴収の関係についてちょっと申し上げます。  源泉徴収につきましては、所得税法183条に規定がありますが、居住者に対し国内において第28条第1項、給与所得に規定する給与等の支払いをする者は、その支払いの際、その給与等について所得税を徴収し、その徴収する日の属する月の翌月10日までにこれを国に納付しなければならない。240条には、第283条の規定により、徴収して納付すべき所得税を納付しなかった者は、10年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金に処し、またはこれを併科するというような所得税法の規定がありますが、この所得税法の規定について、税務課長間違いはございませんでしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 野沢税務会計課長、答弁願います。 ◎会計管理者兼税務会計課長(野沢秀信君) 先ほどの栗島議員の質問について回答させていただきます。  大変失礼いたしました。私は、所得税法183条と240条の規定を確認しておりません。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 栗島でございます。  今、確認していないというようなご答弁をいただいたのですが、これは税の基本のことでありますので、税務課長としては上の空で分かっているはずのことだと思ってお聞きしたのですが、誠に残念です。  こういうようなことで、この選挙手当を支払った際には、必ず源泉徴収しなければならないということが必要だと思います。これに関しては総額でいうと12万何ぼかの所得税がかかるはずなのに、それがされていない。それで、それを徴収して翌月10日までに払わなければならない、これがやられていないということが思われますが、この辺につきまして選挙管理委員会書記長はどのように考えていますか、お答え願いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にご答弁させていただきたいと思います。  栗島議員おっしゃるとおりでございます。令和3年度につきましては、現金給付をして年末調整で対応してということになっておりましたけれども、栗島議員ご指摘された後の令和4年度からの選挙につきましては、源泉をしてからの口座振替に変更させていただいておりますので、その辺は令和4年度からは実施しているというふうに思ってございます。令和3年度は、選管のほうもその辺のことを十分検討して、令和4年度に対応したということになっておりますので、ご報告させていただきます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員、どうぞ。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今ご答弁いただきまして、誠にありがとうございました。令和4年度からは是正して、法令にのっとった徴収を行って納付をしているという答弁をいただきましたので、今後引き続きそのようにやっていただければよろしいかと思います。  以上です。
    ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑ありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  続きまして、21ページ、固定資産税の賦課についてお伺いします。固定資産税の賦課については、いろいろあるのでしょうけれども、まず地目の認定なのですが、東秩父におきましては、地目の認定は台帳主義を取っているのか現況主義を取っているのか、まずここを伺いたいと思います。答弁お願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 野沢税務会計課長、答弁願います。 ◎会計管理者兼税務会計課長(野沢秀信君) 先ほどの質問に対しての回答です。現況主義を取っております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今ご答弁、現況主義をしているという答弁いただきました。そうしますと、現況主義を取るためには、現地に赴いて現場がどういうような地目になっているかというのを確認しなくてはならないのですが、令和3年度において現場に何日出向いて、何地目をどういうふうに確認したか答弁願います。 ○議長(高野貞宜議員) 野沢税務会計課長。 ◎会計管理者兼税務会計課長(野沢秀信君) 先ほどの質問に回答させていただきます。  現地に赴いてということになりますが、固定資産税の担当者が例えば家の新築や改築、あと役場の職員にもお願いしまして、ここのところで何かが変わっているよといった通報があった場合には、現地に赴いて確認をしているという状況です。  すみません。何日間出たかといったところは、こちらとしてもちょっと現状今把握していない状況です。今、細かいその地目の変更とか、そういった件数に関しても把握はしておりません。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  どうも今の答弁は納得できません。現実的にはやっていないというふうに私は理解しました。本来であれば現地に赴いて、その地目が、例えば畑なら畑になっているのか、田んぼなら田んぼになっているかと確認しなければならないはずです。まして東秩父におきましても、畑、田、要するに農地が荒廃して、もう既に農地の状況ではないような状況になっていることが多々あるかと思います。そういった場合、私は、これ税務課に聞いて教えていただいたのですが、農地等がもう農地の状況ではない、農地として耐えられない状況、要するに草木がもう生えている場合は、もうこれは雑種地として課税しなければならないというふうに税務課から教えられていたのですが、これは現地へ行かなければそういう状況を把握することはできないと思います。その辺について今のご答弁ですと行っていないと、だけれども、現況主義でやっていると、ちょっとこの答弁には矛盾を感じますが、これについて答弁願いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 野沢税務会計課長。 ◎会計管理者兼税務会計課長(野沢秀信君) 先ほどの質問について、回答をさせていただきます。  確かに田んぼや畑になっていまして、草木が生い茂っている状態ということは雑種地なのだというのは、確かにおっしゃるとおりということになります。調査をして、確かにこれは草木が生えていて、かなり耕作がされていない形になっているということが現状として把握できた場合は、雑種地ということで処理をさせていただいております。  以上です。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今の答弁ですと、実質やっていないと、把握できたらではなくて把握をしなければならないはずだと思います。質疑は3回までという規定がありますので、これについてはこの辺で留め置きます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  3番、百瀬浩子議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  本村の児童遊園地の現状についてお伺いいたします。予算書でまいりますと、87ページ、2款児童福祉費、1項児童福祉総務費の中の土地借上料51万3,504円、それと主要成果説明書の16ページ、全員協議会のときの住民福祉課からの説明資料で申しますと、16ページの中ほどの使用料及び賃借料、土地借上料のところになります。予算書の金額で51万3,504円ということでございますが、児童遊園地としては29万390円ということでございますけれども、児童遊園地としてお借り上げしているところに対して、児童遊具等の点検費については0円ということになっておりますので、ここの部分についてのご説明をお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 宮崎住民福祉課長、答弁願います。 ◎住民福祉課長(宮崎士朗君) ただいまの百瀬議員の質疑にご答弁させていただきます。  児童遊園地の遊具の点検委託料が令和3年度0円というふうなご指摘ですけれども、こちらについては3年に1度、遊具のほうの点検を実施しておりまして、令和3年度についてはその年に当たっていなかったと、ちなみに今年度、令和4年度で村内の児童遊園地の遊具及び城山保育園、また和紙の子児童クラブの遊具については、点検のほうを実施してございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 百瀬議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  本村の子どもたちがやはりその子どもたちが遊べるところといたしましては、小学校の遊具等もそれに該当すると思います。こちらにつきましては予算書の147ページをお願いいたします。こちらの遊具点検の業務委託料として9万200円とございまして、安心してお使いいただけるように保守点検ということでございますけれども、小学校の遊具等の活用状況について、足立教育委員会事務局長よりご説明をお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 足立教育委員会事務局長、答弁願います。 ◎教育委員会事務局長(足立利平君) 百瀬議員の質疑にお答えいたします。  槻川小学校の遊具につきましては、令和2年度に今まであったものをリニューアルしたものでございます。コンビネーション遊具、4連ブランコ、砂場のほうを新規に設置をいたしまして、こちらの遊具につきましては、国も推奨している遊具の安全に関する基準に認定された遊具でございます。  また今回、令和2年度に新設した遊具の活用につきましては、土日、祝日、学校休業日に午前9時から5時まで多くの子どもたちに利用していただきたいということで開放をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  また新たに質疑をさせてもらいます。31ページ、住民課の関係ですが、昨日ご説明いただきました中長期在留者居住届出等事務委託費16万9,000円ということで歳入していますが、昨日の説明では、このうち16万7,000円は人件費に使ったというようなご説明をいただきました。人件費に使ったということであれば、その16万7,000円というのはどこで歳出したのか、それを教えていただきたい。そして、それは具体的にどのような内容のものだったか、ご答弁をお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 宮崎住民福祉課長。 ◎住民福祉課長(宮崎士朗君) ただいまの栗島議員の質疑にお答えいたします。  中長期在留者住居地届出等事務委託料の使い道についてですけれども、まずこちらについては、充当先は戸籍住民基本台帳事務の歳出予算に充当してございまして、戸籍担当の人件費及び事務費として事務用品の購入費に充てたものでございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島でございます。  昨日の説明でも2,000円については事務経費に充てたという説明をいただいておりました。でも、そのほかのものについては人件費ということだったので、今のご説明だと職員の人件費に充てたということですが、一般的に補助金は常勤職員の人件費に充てるということは聞かないし、できないのではないかと、このものについては人件費に充てていいですよという何か要綱等で決まりがあるのかどうか、ご答弁を願いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 宮崎住民福祉課長。 ◎住民福祉課長(宮崎士朗君) この事務費委託金の使途について要綱等で何か規定があるのかというふうなご質問ですけれども、現時点でちょっとそこまでの確認は取れておりませんが、この事務につきましては、権限移譲を受けた関係で、今まで県の事務が村のほうに移譲をされたことにより、この事務を執行するに当たり、そこに係る職員の人件費、または必要な物品費に充てるというふうなことで、今までもそのように処理してきているものでございまして、特にこれに対して国、県のほうから指導、指摘を受けたことはないと承知しておりますので、問題のない支出であるというふうに認識しております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  ちょっと今、歯切れの悪い答弁だったと、そういうふうに認識したいと思います。私が思うには、この中長期の交付金については、昔で言えば外国人登録事務の事務処理に係る費用に充てるというふうに理解しております。それにもかかわらず、東秩父村においては今回は一般職の人件費に充ててしまったということを今答弁していただいたわけですが、要綱等も確認はなさっていないという話ですので、一般的には常勤職員の人件費に充てるというのは、本来できないはずだと私は思っています。以上でこの件についての質疑は終了します。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  3番、百瀬浩子議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  41ページお願いいたします。41ページの下のほうなのですけれども、村史等の売上げ代ということで1万500円記載がございますけれども、全員協議会にて担当の教育委員会事務局からのご説明で、こちらは33人の方に3冊のものをお買い上げいただいたということで、本村の歴史についていろいろ豊富な写真等々掲載のある丁寧に作られたものであると認識しております。村の財源によってこういった貴重な資料をたくさん作られておりますから、こういった村にとっての歴史だとか村の状況とかを広く知っていただいて、一人でも多くのファンの方が増えるようにということで、ふるさと納税の返礼品の中にもお含めいただけたらいかがかと思いますが、この点についてお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 足立教育委員会事務局長、答弁願います。 ◎教育委員会事務局長(足立利平君) 百瀬議員の質疑にお答えいたします。  村史等売上げ代ということで、先ほど百瀬議員申しましたように、3人の方に有償頒布してございます。「東秩父村の歴史」を3冊、「出征兵士へ送った慰問写真」1冊、「想い出の記録写真」1冊ということでございます。  また、こちらの村史等につきましては以前作ったもので、村の各ご家庭にも配られたものでございます。また、在庫等を確認して、またそれがふるさと納税の返礼品としてふさわしいものかどうかというのは、また担当課の企画財政課等と協議をさせていただければと思います。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 3番、百瀬議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) せっかくの村の資料でございますので、ご購入希望の方たちにもご案内できるように、または周知についてはどのように図られますか、お願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 足立教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(足立利平君) 百瀬議員の再質疑にお答えいたします。  百瀬議員からご提案いただきました有償頒布等の購入の周知の方法等についてですけれども、他の自治体等々でもホームページ等で有償頒布のお知らせを出しておりますので、こちらも在庫を確認をさせていただいて、有償頒布するだけの数が確保できている場合には、速やかにホームページでまずは周知を図りたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  4番、野口勝則議員。 ◆4番(野口勝則議員) 4番、野口です。  決算書145ページ、新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金事業の中の中学校新設改良工事費、中学校体育館屋根改修工事費、この入札状況といいますか、結果というか、落札率等をご答弁いただきたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 足立教育委員会事務局長、答弁願います。 ◎教育委員会事務局長(足立利平君) 野口議員の質疑にお答えいたします。  中学校の体育館屋根改修工事につきましては、指名競争入札ということで6社の指名で行っております。当初設計額2,868万8,000円に対しまして、落札額が2,255万円、落札率が78.6%となってございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) ありがとうございました。  引き続き、127ページ、観光施設新設改良工事費、皆谷観光トイレ建設工事費906万4,000円、この工事の入札、先ほど代表監査のほうからもご意見がございましたが、入札状況をご説明をお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの野口議員のご質問にお答えさせていただきます。  皆谷観光トイレ建設工事費ということで、こちらも指名入札にて選定をさせていただいております。8月に第1回の入札を7社指名でさせていただきましたが、不落となりまして、8月の26日に再度の入札を実施いたしました。しかしながら、こちらも不落となりまして、入札の打切りということになりました。改めてさきの入札者以外の者による入札を5社指名で、12月の20日と27日に実施をいたしまして、その結果、予定額内での契約を締結しております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 野口勝則議員。 ◆4番(野口勝則議員) と申しますと、今聞いたら、再入札2回になったということかと思うのですけれども、その結果やっと決まったということですけれども、先ほど教育委員会の体育館の工事費、そちらについては落札率が78.6にもかかわらず、こちらのほうは2回も不調に終わり、3回目でやっとということになりますが、これについては非常にちょっと問題があるというふうに思うわけですけれども、この結果となったことというのは、例えば急激な資材の高騰によるものとか、そういった原因の究明というか、そういったことはされていますか。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの野口議員のご質問にお答えさせていただきます。  この工事につきましては、令和元年度に設計を実施いたしまして、当初は令和2年度に建設をする予定でおりました。しかしながら、令和元年度に発生しました台風被害の対応等に予算を配分するために、事業を1年、先送りにしまして令和3年度に実施したものでございます。予算取りのときも改めて予算等を見直し、設計を確認して予算を取って、設計額を改めておりますが、新型コロナウイルスの影響でありましたり、人件費ですとか建設資材の高騰が発生したというところで、設計額が大幅に業者様と差が出てしまったというところは確認しておりまして、業者さんのほうでもやっぱり人件費と建設資材が大きく高騰していると、そういうことはお聞きしております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) いずれにしましても、今は公共工事の特に建築のほうの入札というものは、そういった資材の高騰とか、そういったことも今は非常に大きく影響すると思いますので、そういったことも十分考慮した上での入札選定で行っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  51ページお願いします。弁護士委託料です。弁護士委託料60万円支出されていますが、令和3年度において、その業務内容というのですか、実績、どんなことを弁護士にやってもらったかということを詳細に答弁してもらいたいと思います。  それと、事前に弁護士とは業務委託契約書を結んでいるはずです。その業務委託書の内容と実際にやってもらった仕事の中身について、どういうふうなものがあるのか、あるいは業務委託契約書に記載されている中でやってもらっていないこともあるのか、ご答弁を伺いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) ただいまの栗島議員の質疑にご答弁申し上げます。  まず実績ですけれども、令和3年度の実績は、総務課で3件と保健衛生課で1件ということで、人事案件が1件、選挙の関係が1件と、消防の関係が1件、浄化槽の関係が1件ということで、合計4件の案件を相談させていただいています。  まず、人事案件のほうですけれども、人事案件につきましては、令和3年10月15日からメールと電話にてご相談させていただいております。電話が数回とメールについては2回という実績になっております。  また、選挙の関係の案件につきましては、令和4年2月にメールにて5回、あと電話が数回ということでご相談させていただいております。  また、消防関係ですけれども、消防につきましては令和4年2月7日から、メールについて2回と、それと電話が数回ということでご相談させていただいております。  また、浄化槽の関係ですけれども、浄化槽の関係につきましては令和3年12月17日から、メール相談ということで、1回メールをさせていただいているということになっております。  実績につきましては以上になりますが、契約の関係の内容につきましては、法律相談に関すること、紛争に関する相談も含むということの業務と、また契約書その他の書類に関すること、またその他甲が必要と認めたこと、また役場のほうに来庁していただき研修等を行うことという内容がございます。  契約期間につきましては、令和3年の4月1日から令和4年の3月31日の1年間の契約期間となっております。  相談方法につきましては、顧問弁護士への電話、ファクシミリ、電子メール、テレビ会議システム等、また顧問弁護士の事務所に出張することにより実施するということになってございます。  先ほど栗島議員がおっしゃられたその内容のところの違反があるかどうかという件ですけれども、弁護士が村内に来て研修等はしてはございません。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今るる答弁していただきました。しかし、業務委託契約に記載されている、また約束した内容が全て実施されたわけではないと認識できました。にもかかわらず、弁護士の委託費用満額60万円支払われているということになりますと、仕事以上のものの金額を支払ってしまったのではないかと思います。  あと、今実際に仕事をしてもらったメール等のやり取りとか、人事案件、消防とか選挙とか合併浄化槽とか、そういう話がありましたが、その中の内容の中でもう少し具体的にちょっと聞いて分かるようなご答弁はいただけないのでしょうか。それとも、守秘義務上それができないのかどうか。できれば、答弁を求めたいと思います。お願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 案件の内容ということですけれども、多少ではありますけれども、まず人事案件については、内定を取り消すか取り消さないかということができるかどうかという内容になってございます。  選挙の関係につきましては、申し訳ないのですけれども、ここの場では答えられない部分があるのでご答弁は避けたいと思いますが、もう一つ、消防の関係ですけれども、消防の関係につきましては、今大分騒いでおりますけれども、オンブズマンの関係等々ありまして、後援会費をもらうことが違法かどうかという確認をさせていただいた相談案件になってございます。  それと、浄化槽の関係につきましては、時効消滅した場合の支払いが有効になるのか、それとも有効にならないのか等々の相談をさせていただいております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今答弁していただきましたが、人事案件はもう少し差し障りのない範囲内で、一般論として内容を話していただければありがたいなと思います。  それから、消防の後援会費につきましては、これはもう本当に一般的なことですので、もう少しどこがどういうふうに違法なのかとか、どういった内容について問い合わせて、弁護士がどういうふうに答えたかとか、そういうことを答弁していただければありがたいなと思います。  それから最後に、浄化槽の関係なのですが、何で浄化槽がこういう事態になったか、時効の関係を相談したというような話ですが、もう少しこれも掘り下げた、あるいは議員の皆さんにお話ししても大丈夫な範囲内で結構だと思いますので、もう少し具体的に、何か今までの答弁を聞いていますと、何を相談したのか漠然としているところがありますので、その辺についてもう少し深掘りをしていただきたいと思いますが、ご答弁をお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にご答弁申し上げます。  詳細な内容につきましては、私のほうではこれ以上のことは把握してございません。ただ、採用の関係だけは、採用される方に採用通知を出させていただいたら、ちょうど病気になってしまいまして、その辺で、病気を理由にその採用の日を1か月、2か月、3か月と延ばした方がいらっしゃったのですけれども、その辺で採用された方の話合いの議論の中で、どうもなかなか採用するのは厳しいのではないかなというところまでいったので、採用通知を出してしまった後に採用の取消しができるかどうかの判断を弁護士さんに相談させていただきました。結論から言うと、採用通知だけのものであったので取消しはできるというようなご答弁をいただきましたので、その方につきましては、その後取消しをさせていただいたということで、案件が終了させていただいています。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  2番、鷹野明議員。 ◆2番(鷹野明議員) 2番、鷹野です。  127ページをお願いいたします。地域おこし協力隊設置事業で1,177万出ていますけれども、今活躍していただいている方が4人ということで、以前の元年の頃には、臨時職員で賃金として出ておりました。この中で1,100万のうち人件費ということはどんなふうになっているのでしょうか。  もう一つ、成果の報告書みたいのは出ておるのでしょうか。その辺よろしくどうぞお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの鷹野議員のご質問にお答えさせていただきます。  令和3年度につきましては、地域おこし協力隊4名採用してございましたが、全て委託型ということで採用をしております。おっしゃるとおり、令和元年の頃は村の臨時職員的に採用をして、給与としてお支払いしておりましたけれども、委託型の協力隊につきましては、委託料という形で人件費を含めた活動費用をお支払いしたことになってございます。人件費の計算につきましては、それぞれ協力隊に何日何時間活動をしたという記録を出していただきまして、それに基づき基準は1時間1,500円の金額を計算していただきまして、ただし合計でマックスが16万円、最高16万円の人件費という部分で算出をしていただき、そのほかに材料費であったり委託料ですとか、そういう部分を含めてご請求いただき、全て委託料という形でお支払いをしてございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 鷹野議員。 ◆2番(鷹野明議員) 2番、鷹野です。  その成果の報告書なのですけれども、地域おこし協力隊が一生懸命やっているふうな話は分かるのですけれども、実際に私もあまり見たことはないので、その辺の報告書、もうちょっと細かいような感じのものを出してもらって、今ではなくて結構ですので、全協のあたりで見せていただければありがたいのですけれども、それからはこれは交付金でおそらくある程度の金額が来ていると思うのですけれども、1,100万だから、4人だから年間200万から250万いただいていると思うのですけれども、その関係のことを考えると、もうちょっとその辺の報告書がきちっと出ていないとまずいなと私は思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの鷹野議員のご質問にお答えさせていただきます。  すみません。最初の質問で報告書が出ているかというご質問がありましたのにご答弁が抜けてしまって申し訳ございません。3年間の委嘱ということになっておりまして、最後に終了した際には、3年間分の報告書を提出していただきまして、こちらで決裁をもって報告を受けております。ですので、先ほど全協などでというお話がありましたので、後日複写したものを皆様にお渡しできるようにご準備したいと思ってございます。  まだ在任中のものについては、年間のちょっとしたまとめたもののみになりますので、その辺も含めてまとめたものをご提出させていただければと思ってございます。  また、こちらは国の事業になりますので、国のほうから予算、交付税の中に組み込まれてくるものになりますので、もちろん人件費の部分だけではなくて、全体の費用に対して対象となって交付を受けているものでございます。もちろん報告のときに、人件費に対しては幾らぐらいかかって、そのほかに費用が幾らかかったと、そういう部分を企画財政課の担当のほうから報告もいただいておりますので、きちんと人件費は幾ら、そのほかの費用が幾らという算出もしておりますので、その辺も含めてご報告を後でさせていただければと思います。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 鷹野議員。 ◆2番(鷹野明議員) 2番、鷹野です。分かりました。よろしくお願いいたします。  それで、地域おこし協力隊を卒業された方が村内に残って起業された方がいると思うのですけれども、そういうときに補助金ですか、これは補助金になるのかな、そういうものは出ていると思うのですが、その辺の金額あたりが正確ではなくてもどのくらいと、お願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの鷹野議員のご質問にお答えさせていただきます。  令和3年度末で退任されたお二人について、起業支援金ということで令和4年度、今年度の予算のほうで予算取りをしてございます。しかしながら、お二人とも起業する意思があるという話でございまして、お一人については既に起業されて事業を展開してございますが、補助金の申請についてはお二人ともまだされておりません。ですので、支出は0になってございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 先ほど議員から質疑なしとの発言がありましたが、いかがしましょうか。               〔「まだあります」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 継続します。  質疑はありませんか。  8番、松澤公一議員。 ◆8番(松澤公一議員) 8番、松澤公一です。  ページで言うと、137ページの一番下段のほう、消防施設新設改良工事費3,135万円の費用がかかっている件につきまして、質疑させていただきます。この屋外スピーカー改修工事なのですけれども、これは老朽化したために改良工事をしたのか、それとも地元住民の聞こえないとか聞きづらいとか、そういったことで改修工事をしたのか。それとも、新設するとか、新たにスピーカーを増やすとか、そういった中の工事の内容も説明していただきたいと思うのですけれども、よろしくお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 松澤議員の質疑にお答え申し上げます。  屋外スピーカー改修工事3,135万円ということになっておりますけれども、まず改修工事をした内容といいますか、原因につきましては、経年劣化したスピーカーを37基全て交換したものでございます。そのために、令和3年度に開始をしたわけですけれども、令和3年の2月号、3月号の広報紙でアンケート調査をいたしました。アンケート調査をした結果、無線というか放送が聞き取りづらいという回答が4、5件ございました。また、そのアンケート調査以外のときでも、村の役場の総務課のほうへ、今の放送何を言っていたのか分からなかったのだけれどもとかという部分もありました。その辺で聞き取りづらい、また放送が聞こえなかったところについては、調査を基に試験放送をして、現地調査を行って、スピーカーを設置したものでございます。  そのために、スピーカーの向きとかその辺も調整していただいたりとか、あとスピーカーを聞こえやすくするようなストレートスピーカーというのがあるのですけれども、それに替えたところもございます。また、放送の音量につきましても、現地へ行って確認して、今までより大きい音で放送させる等として工夫をして、設置したものでございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 松澤議員。 ◆8番(松澤公一議員) 今、内容的なことを説明していただきましたけれども、スピーカーを替えた、それから聞き取り調査して、その場所に行って確認したという答弁ございましたけれども、私の近くでもあるのですけれども、全く変わらない。車が通るともう聞こえない。だから、出力を設備にしたのか、それともスピーカーの数を増やしたのか、そこのところはどうなのでしょうか。  それで、隣の各町村なんかに行くと、車で通っていても流れている音声が途切れなく聞こえるのです。東秩父の場合はもう途切れてしまって全く聞こえない。だから、出力も違うのか、スピーカーの数も違うのか、そこのところをちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 松澤議員の質疑にご答弁させていただきます。  まず、スピーカーの数につきましては、変更してございません。同じ37基の部分のものをそのままスピーカーを37交換したものでございます。それと、音量のことが出ましたけれども、音量につきましては先ほどもちょっとお話ししましたけれども、現地に行って音量を上げたほうがいい場所については、音量を上げてございます。  以上となります。 ○議長(高野貞宜議員) 松澤議員。 ◆8番(松澤公一議員) この屋外スピーカーは、緊急災害時には一番効果的な避難の誘導もあるし、一番効果的な住民に伝えるあれとしては最高ではないかと思っています。だから、タブレットもありますけれども、住民に一番早く伝えるのはこの屋外スピーカーだと思います。これから、今、この三千何百万かけてやったのが、今後の聞き取り調査もやってもらって、もしこれでまだ、うちのほうは聞こえないです。全然聞きづらいとか、そういったことがあったら、また再度、せっかくのこの金額をかけたのだから、再度点検して、地元住民に正確な情報が伝わるような考えはないでしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 松澤議員の質疑にお答えさせていただきます。  ご意見ありがとうございます。今は、スピーカーだけの放送になってございます。先ほど松澤議員もタブレットの話が出ましたけれども、今度11月に配布予定となっている新しいタブレットにつきましては、スピーカーに出た音声をタブレットでも音声で流せるような方法を取る予定でございます。今まではタブレットでは放送はできなかったのですけれども、音声でできるものもありますけれども、今度の新しいタブレットにつきましては、その放送したものを繰り返すではないですけれども、タブレットとして配信するというところにチェックをすれば、そのタブレットは家の近くというか、住民の方がいる近くにあれば、音声でも流れるような方法を新しいタブレットではやる予定になっております。  また、先ほど申し上げましたなかなか届きづらい民家等々につきましては、うちのほうも住民の意見を反映して、聞き取れないところは予算を取って、スピーカーを増設するなり等々工夫してまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 松澤委員。 ◆8番(松澤公一議員) 緊急事態のときの情報をいち早く提供できるのは、やっぱりこういった機関を通じて地元住民に発信されることを一番願っているところでございます。いかに早く、緊急事態宣言が出た場合は、伝達できるような措置を取っていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  野口勝則議員。 ◆4番(野口勝則議員) 4番、野口です。  59ページ、ふるさと文化伝習館分館管理費、これが94万4,124円、この管理費につきましては歳入のほうでは、ふるさと文化伝承館分館光熱水費として35万2,000円の収入、その差は約60万円ありまして、その中には土地借上料で40万800円あるわけですけれども、これ今東秩父村のほうでは個別施設管理計画といったもので施設の統廃合、民間譲渡、そういったことを考えていらっしゃるわけですけれども、この土地の40万800円、これについて、例えば一部でも返還して、この土地の借上料を減らす考えも必要かとも思いますし、あとは城石分校の今の現状を見ますと、民間業者に貸している状況、そういったことを考えますと、それこそ民間譲渡ということを考えるべきではないかというふうに思っているのですが、その辺についてご見解を伺います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 野口議員の質疑にお答えいたします。 ふるさと文化伝習館分館の土地の借上料ということで40万800円あるわけですけれども、この40万800円については1件の方にお借りしているものの支払いとなってございます。  個別施設計画等で協議した結果、ここのふるさと文化伝習館分館につきましては、今現在は民間譲渡を考えて動いている状況になってございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) いずれにしましても、この先施設維持管理は、先ほど代表監査のほうからもご意見でございましたが、この先もかなりの金額がかかるということが判明していますので、ぜひその辺を進めていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今度は、農地利用最適化推進委員について質疑します。111ページになります。東秩父におきましても、平成28年ですか、農業委員会法が改正になりまして、農地利用最適化推進委員を設置するということになったわけでございます。実際に4名の方が推進委員ということで活動しているのだろうと思いますが、まずこの最適化推進委員の職務というのですか、この方たちは何をするために設置されたのか、答弁を願いたいと思います。  と同時に、令和3年度において実際どういう活動をして、どれだけの実績があるのか、具体的に、何月何日に何をしたとか、何にどうしたとかというようなところを答弁してもらいたいと思います。
    ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの栗島議員のご質問に対してお答えをさせていただきます。  農地利用最適化推進委員さんにつきましては、栗島議員おっしゃるとおり4名の方が現在活動をされてございます。農地利用最適化推進委員さんの業務内容につきましては、担い手への農地利用の集積や集約化、遊休農地の再発防止、解消、新規参入の促進といった現場活動というのが業務内容となってございます。  活動の実績ですが、具体的に日にちと日数をというお話でございましたが、申し訳ございません、そちらについては私のほうで詳しく確認が取れてございません。  具体的な内容といたしましては、村内に認定農業者をはじめとする担い手が本村は少ないという現状もございます。また、高齢化も進んでございまして、担い手への農地集約というのが大変厳しい状況にございます。ですので、なかなかその目的とされている業務内容という部分で、農地利用最適化推進委員さんが現場活動で行うというところが厳しい状況になってございます。ですので、農地利用について、遊休農地、荒廃農地の再発防止や解消を兼ねて、農地集約の推進のために月1回ほど農地パトロールなどの現場活動を行っていただいております。  そのほかに、農地利用最適化推進委員さんは、農業委員会総会に毎回出席するということは必要ないのですけれども、本村といたしましては、毎月農業委員さんとともに招集をさせていただいて、農業委員会総会において担当地域の情報の提供であったり、その他の情報共有などをしていただいております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今、農業委員会事務局長が申していただいたところだと思いますが、答弁の中では最適化推進委員がどんな活動をしているか具体的なことは分からない、分からないというのは農業委員会事務局長としてはちょっと不適切な発言ではないか。実際、どういう活動をしたかというのは、令和3年度の決算が出てるわけですから、しっかり情報を収集して、誰々さんは何月何日にどこへ行ったとか、そういう日誌とか何かというのは提出を求めて、把握するべきだと思います。  先ほど答弁していただきましたように、最適化推進委員は農地の有効利用の意義、重要性を地域に伝えること、こういうことをやってくださいと、それから農地の遊休化を防止すること、新規参入を促進すること、この大きな3つが推進委員がやるべき仕事ということになっているようでございます。ですから、推進委員の方は、地域へ行って農業者に直接アタックして、何か困り事がありますか、どういうことが困っているのですかとか、あるいは地域の集会があったら、その地域の農業についてどのように発展させていったらいいのかとか、いろいろマニュアルあるのですけれども、こういうものに書かれているようなことをやってもらわないと、推進委員を設置した意味がないと思います。東秩父の場合においては4名いますが、最低1名でも間に合うのではないかと法令等では言っているような考えがあります。そういう意味と同時に、私は現在推進委員につきましては、農業委員と同じ額の報酬を年報酬ということで支払っていますが、本来であれば実額報酬に変えていただいて、活動実績に基づいた金額を支払うというふうな方法を検討していただくのもいいかなと思います。  先日の広報では、推進委員を募集するというのが載っていました。来年、改選期に当たるわけでございますので、この改選期でないとこういったことは直すことができないと思いますので、この辺についてしっかりした答弁を求めたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの栗島議員のご質問にお答えさせていただきます。  農地利用最適化推進委員さんの活動内容を把握していないという部分でございますが、実のところ令和3年度の途中から皆様に記録をつけていただくように、記録ノートというものをお配りして、ご記入いただいておりますので、今年度につきましても把握しておりますので、改めて皆様に提出を求めて、確認をしていくようにしたいと思っております。  それから、推進委員さんがするべき活動が実際されていないというところではございますが、先ほども申しましたとおり、認定農業者も少なくて担い手が非常に少ないと、日々の農業委員会の会議におきましても、やっぱり話に出るところは、田畑が空いている部分があるですとか担い手がいないと、そういう話が多くございまして、なかなかそれをつなぐという部分が東秩父村にとっては一番課題になっているところでございます。それを集約して推進委員さんが活動していくために、その活動をするために推進委員さんが設置されたのであろうと言われればそのとおりなのでございますけれども、なかなか村内の状況として、そういう活動をすることが難しいという現状で今の形になってございます。このままのやり方がいいのかどうかというのは、委員さん皆様とご相談しながら、今後の活動のやり方については、協議しながら進めていきたいと思ってございます。  それから、報酬の部分についてでございますが、こちらについては村の条例に基づきまして、農業委員さんと推進委員さんは年額報酬で同額の基準になってございます。年額報酬でなくて実績に基づく報酬にしたほうがというお話でしたけれども、そのように報酬を実績払いということで報酬をされている自治体もあるとは聞いてございますが、埼玉県内ではほとんどの自治体が同額で報酬を年額報酬で支払っているというふうな実情も踏まえまして、東秩父村はそのようになってございます。今後、近隣の自治体の状況も鑑みながら、変更する必要があるときは変更していきたいと思っておりますが、現状ではこのままの年額報酬というところでやらせていただければと思ってございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  どうも今事務局長の答弁を聞いていますと、あまり積極的な答弁はなかったというふうに思っています。実際に私もある意味農業者の端くれではございますが、身近に推進委員います。                                                                                                                                                          本務である各農業者の経営の改善、後継者対策の問題に踏み込むとか、それで地域に行って農業者の話を聞いて相談に乗るようにするとかというようなことが仕事なわけなのですが、そういうことがされていないと、それで先ほども話しましたように、ノートを配って記入してもらうようにしたということですが、3年度はどうなったのか、ちょっとその報告はなかったということです。  それから、最後にこれ質疑しますが、農業委員会に出席を求めたのは、農業委員会のほうから出てくださいと言ったのか、それとも推進委員のほうが農業委員会に対してご意見がありますので、ぜひ出席して私の意見を聞いてもらいたいと言って出席しているのか、その辺がよく分かりません。何か曖昧に農業委員会があるから行くのだなんていうような考えですと、ただそれは単に農業委員会へ出席しているだけであって、そこにはあまり効果は期待できないのではないかなと思います。それについてもしっかりした答弁を求めたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの栗島議員のご質問にお答えさせていただきます。  まず、活動ノートの実績についてでございますが、申し訳ございません、令和3年度途中でお配りしたので、3年度の活動を現段階では報告をまだ受けてはございません。本来であれば年度の初めから記録をして、年度末でご報告いただくというものが正しいのだとは思いますが、年度の途中で配布をさせていただき、記録をいただいているものですので、3年度末ということで提出はまだ受けてございません。ですので、4年度の部分で提出を受けて確認をさせていただければと思ってございます。  それから、農地利用最適化推進委員さんが農業委員会総会のほうに出席する際に、農業委員会のほうから求めたのか、推進委員さんのほうから求めたのかというところでございますが、これについては農業委員会のほうから会長名で招集を出させていただいておりますので、農業委員のほうでの農業委員会総会の際に、ご意見があればご意見いただきたいということでご招集を申し上げているところでございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  4番、野口勝則議員。 ◆4番(野口勝則議員) 4番、野口です。  決算書123ページ、一番上のところで道の駅施設案内マップ看板デザイン作成業務委託料29万6,000円、これについてはデザイン料ということで30万円の事業費となっていまして、その下に和紙の里関連看板修繕工事費46万3,100円、合わせると結構な金額になると思います。これにつきましては、私、看板を作る上でも、看板屋さんというのはデザイン料も含めて製作してくれる。そういったものであるというふうに思っていますので、わざわざこのデザイン料をかけるところにあまり効果というものを感じないのですけれども、実際これデザイン作成業務委託、この業者選定というのは何社によって相みつとかで行われたのか。また、このデザイン料というものが果たして本当に必要なのかというのを感じているのですが、その辺についてご答弁をお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの野口議員のご質問にお答えさせていただきます。  和紙の里道の駅の施設案内マップ看板デザイン作成業務委託料というところで、その下の修繕工事のほうでも修繕工事費として43万6,100円ということで、確かにおっしゃるとおり、この工事といいますか、事業は1つのもので、当初は工事とデザインを一緒に考えてございましたが、デザインの部分が道の駅の案内マップのデザインがございまして、その統一が必要であろうと考えまして、案内マップのデザインと統一したデザインを求めるために、デザインを業務委託というのを別にさせていただいております。この業者選定につきましては3社の相みつでさせていただいているという現状でございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) 今回は、何かお配りする、案内マップですか、それと看板のデザインを合わせるということで、こういった費用を見たということですけれども、確か何年度か前にも太鼓のれんを作ったことがあるかと思うのですけれども、そのときも何だかデザイン料というところで、何かそれなりの費用がかかっていたように感じます。ただ、それが果たして、そのデザイン料というものが本当に有効的なものであるかどうか。そこのところについては今後よくご検討いただいて、製作業者に任せられる部分については、わざわざデザイン料をかけないで行っていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  ページ数は174ページ、公有財産の土地について質疑します。このページのところに財産に関する調書がありまして、1、公有財産、(1)、土地及び建物ということで、表がずらずらと数字がいっぱい並んでおります。土地につきまして、なぜか今年度はいっぱい数字が載っかっております。これは44万4,650平方メートル、公有財産が増えたとあります。それで、以前、これは地籍調査で増えたのだよということで伺っていますが、地籍調査で増やすことがここでできるのは、安戸1、安戸2、安戸1につきましては、小字で言いますと小滝、赤岩、長坂、大古家、松葉、これが登記簿に登載されたのが令和2年11月10日だそうです。安戸2、これが小妻、帯沢、松木平、下川原、向山、これが登記簿に登載されたのが令和3年4月20日ということで、この2つがここに載れば載るでしょう。しかし、本来で言えば安戸1については昨年度の決算、令和2年度の決算に載せるべきなのに、令和2年度には載せていなくて、ここに安戸1と安戸2をまとめて載せたのかなと推測しております。  この中で増えたところと減ったところがありますので、この中身について少し詳細に答弁を求めたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  決算書の174ページの財産に関する調書、1の公有財産の(1)の土地及び建物についてですけれども、平成28年から進めている地籍調査事業の成果を反映して、ここに数値を入れているものでございます。1つの地区をおおむね3年かけており、1年目は住民への周知、調査に必要な資料策定準備等、2年目が基準点測量、一筆地調査立会い、一筆地測量、3年目は地籍図等作成、成果の閲覧、確認、登記所への送付といった順序で進めております。  令和3年度まで安戸1、2、3地区が完了しています。その際に測量された正しい数値を基に計算しております。そのため田畑、山林、宅地、他の面積に増減が発生しておりますけれども、令和3年度の決算書に掲載する数値につきましては、栗島議員おっしゃったように安戸1と2になります。土地の登記済通知書が完了していない数値入力はできないものとなっていましたので、後日訂正をさせていただきたいと思います。  今後も地籍調査事業が進むごとに公有財産の土地についても更新していきますので、地籍調査事業が終わるまでは、田畑、山林、宅地ほかの増減は発生する見込みです。  令和2年度に数値が変更になっていなかったものにつきましては、申し訳ございませんでした。訂正するのは、後でシール等を用意いたしますけれども、まず174ページの下段のほうにありますけれども、田畑、山林、宅地、雑地、ここ全て数値が変わってきます。土地の括弧で地籍ということで、前年度末現在高につきましては数値は変わりません。その隣にある決算年度中の増減高が変わります。田につきましてはマイナスの86平方メートル、畑につきましてはマイナスの161.28平方メートル、山林につきましては17万501.90平方メートル、宅地につきましては1,906.62平方メートル、雑地については101.36平方メートルと数値が変更となります。その脇の決算年度末現在高につきましては、田が2,939.00平方メートル、畑が1,422.72平方メートル、山林が192万9,738.90平方メートル、宅地については3,941.07平方メートル、雑地については9,748.12平方メートルに変更になってございます。  今後は担当課、もちろん担当者、担当課でよく数値等を確認して、毎年数値の入力をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今、総務課長から答弁いただきましたが、数字が間違っているので訂正させてもらいたいと、後日正誤表をお配りしますのでよろしくという答弁をいただきまして、ありがとうございました。  東秩父においては、もう既に、私も一般質問で質問しましたが、公開システムで東秩父の固定資産台帳というものが整備されているはずです。それと、ここに載る数字は一致させなければならないし、一致しているはずでございます。ちょっと今回はそういうことがおろそかになってしまって、突合作業も十分されていなかったのかなと感じます。そういうことでございます。  続きまして、昨日の産業観光課長の説明の中で、安戸の旧農産物の販売書の建物が無償で譲渡されたのでそれが入っていますよということで、これがその横の木造というところで548.4平方メートルと記載されているのがそうかなと思うのですが、私が思うには、この欄は公有財産の欄が記載されるところです。安戸の旧農産物の販売所は公有財産ではなくて、あれは普通財産、何にも活用しているわけではないですし、そういう区分にしなければいけないと思います。  それから、ここにはその他と書いてあるのですが、公有財産でその他とは何だろうと、すごく前から疑問に思っておりました。ここにある土地と建物がこういうふうに数字入っていますが、もし分かったらこのその他について、何がこの数字になっているのかご答弁を願いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 暫時休憩します。                                      (午前10時50分) ○議長(高野貞宜議員) 再開します。                                      (午前11時00分) ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  財産に関する調書の中のその他に当てはまるのは何かということでございますけれども、昨日ちょっと調べました。その関係で申し上げますと、安戸の町南団地、細川紙紙すき家屋、ふるさと文化伝習館、文化財収蔵庫、ふるさと館ということがその他になってございます。ちょっと担当とも話をしたのですけれども、この財産がここに入るのかどうかということがちょっとふさわしくないようなものもございました。今後、来年度につきましては、決算書にはしっかりとした形で、ここに数値等、また内容等ができるようにしたいと思ってございますので、よろしくお願いいたします。  以上です。               〔「旧農産物の答弁は」と言う者あり〕 ◎総務課長(福島則元君) 旧農産物直売所の頃は、令和3年度ではなく令和4年度に……               〔「昨日、ここに入っているって産業課長が説明してくれたん                 だけど」と言う者あり〕 ◎総務課長(福島則元君) そうですか。  ちょっとそこは、すみません。うちのほうで確認をさせていただきますので、後で分かり次第ご報告させていただきます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 今、総務課長から答弁いただきました。内容の数字が正確ではないということで、後日しっかりしたものを、あるいは来年度、令和4年度から、今年度ですか、直すというようなお話をいただきました。  しかし、ちょっと気になったところは、町南団地というのが答弁の中で出てきました。この町南団地につきましてはもう既に個人に売却されているはずなので、村の土地があるというのは、町南団地ではなくて町南団地の中にあるこういう目的に使っているものだということではないかと思うのですが、この辺についてもう一度答弁をしていただきたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  町南団地は3か所載ってございます。安戸120の9、113.49平方メートル、安戸の121の7、165.99平方メートル、安戸の121の15、283.63平方メートルということで、内容がここには入力されてございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  3番、百瀬浩子議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  129ページをお願いいたします。129ページの下のほうなのですが、登記業務委託料、こちらについてのご説明をお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 江原建設課長、答弁願います。 ◎建設課長(江原章文君) ただいまの質疑に対してお答えしたいと思います。  こちらの登記委託料、これについては空き家バンクの登録に対しまして、企画財政課と連携した経費となっております。こちらの空き家バンクに登録したい土地について、土地の所有者の方から村のほうにご相談がありまして、その土地、調べさせていただきました。そうしましたら、そこの土地と家屋がある場所の土地について未登記であるということが判明いたしました。これに伴って、本課のほうで道路部分の分筆と登記のほうをさせていただきまして、所有権の移転の登記をさせていただきまして、その経費となっております。主には、資料調査、面積計算、分筆登記に必要な書類作成の費用となっております。  その後、この案件については2件ほどございましたので、両方とも空き家バンクに登録できまして、1件は売却、1件は賃貸借で、住まわれている方に関しては、その賃貸借のほうについて住所のほうを移してもらっているという状況になっておりますので、ご報告させていただきます。 ○議長(高野貞宜議員) 百瀬議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  本日ご報告いただいた監査委員さんからの令和3年度の決算審査の意見書をお願いいたします。こちらの9ページになります。先ほど監査委員さんから「未登記部分については、平成28年度より地籍調査が開始され、過去の未登記分も併せて未登記の解消に向け進めていくことを確認した。ただし、事業等により重要性・緊急性を要する土地については、計画的に未登記の解消に努められたい」というご意見いただいたところでございます。  先ほど江原建設課長にお答えいただいた件につきましては、まさにこの別の課との、事業名で申しますと空き家バンク事業との連携による好事例であると言えると思います。この登記業務が、委託業務が生ずるに至った空き家バンク事業についてはどんな事例であったのかお答えください。 ○議長(高野貞宜議員) 眞下企画財政課長、答弁願います。 ◎企画財政課長(眞下哲也君) ただいまの百瀬議員からの質疑にお答えいたします。  空き家バンクについては、なかなか空き家物件がなくて、今難しい状況でございます。企画財政課としても広報に載せたり、納税通知と一緒に案内を出したり、いろいろ進めてきているところなのですけれども、令和3年度については、先ほど建設課長申しましたとおり、1つの案件について申請がありまして、その1つの部分は売却ができた、もう一つのところは賃貸というような形で、3年度行ってございます。申請があった時点で、そこに農地があるのか、道路があるのか、そういうのを農業委員会担当とも調整しますし、建設課のほうとも調整をしていく形になります。その中で、発生した土地がどういう状況だというのを確認した上で、また地権者さんと今こういう状況になっているので、どうしましょうかという形になると思います。  今回、たまたま西地区、皆谷と大内沢というところでございましたけれども、まだ地籍が来ていないところの部分になります。今回の申請を受けて、その未登記路線というところに当たったということで、監査委員さんからもご指摘がありました未登記路線というのがまだまだ、特に西地区については多く存在してございます。そこの部分を今回の申請を受けた中でできたということは本当によかったかなと思っております。  空き家バンクを登録したいという方の調査をすると、必ずこの件は出てきます。こちらもいろいろ調査した中で、産業観光課、建設課と調整しながらまた進めていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今回は37ページ、立木の売却と、177ページ、立木の推定蓄積高に関連して質疑します。37ページに不動産売払収入ということで、立木の売払収入が110万強ありますが、まずこれ予算措置されていません。普通、立木を売り払う場合に、最初に契約をして、それからどの木を売るのかちゃんと見積もって、幾らで売り渡すかということで契約をして、それから実際に木を切って搬出していると、これで基本的には契約された金額を村が収納するという形になれば、当然、契約する段階で金額というのはある程度推定できると思います。それにもかかわらず、ここにそういった歳入措置が取られていないということにつきまして、ご説明をいただきたい。  それから、私の一般質問と昨日の総務課長のこの辺についての、山の立木を売ったところの何か説明が少し合っていなかったのではないかと感じていますので、その辺についての整合性も併せてお願いしたい。  それと、本来はこの立木を売ると、先ほど話しました176ページ、蓄積だから減るはずです。ですけれども、昨年度の2年度のこの決算書に1,003立方メートルという膨大な立木の数字が減っているという記載があって、これについて昨年度も担当課長等々に説明を求めていたのですが、まだ答えがなく来ていた。それで、今年度はこの立木を売り払ったという収入がある。本来ならば、今年は立木を売り払って、木の立方が減るはずなのに、ここですと60立方増えているという記載になっていると、ここら辺についてもしかじかこれこれこうなって、こういうふうな計算をすると60になるのですよという答弁をいただければありがたいと思うのですが、その辺よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの栗島議員のご質問にお答えさせていただきます。  まず初めに、立木の収入のほうの111万308円の部分でございますが、こちらは先日の一般質問のほうで答弁させていただいた令和2年度に実施いたしました水源地域の森づくり事業の間伐材の売却費用となってございます。ですので、ちょっと年度が変わってしまっているというところで、過年度収入で対応したほうがよかったのではないかという部分ですので、今後は過年度収入として取扱いをしていくという部分になろうかと思います。  この収入に対して予算措置がされていないというご質問でございましたが、こちらにつきましては、その売買につきまして契約を結んでいるというものではありませんで、先ほど申し上げたとおり水源地域の森づくり事業、県のほうの事業ですけれども、これに対して事業の協定書というものを締結してございます。こちらの協定期間は、令和2年の5月29日から令和8年の3月31日までの協定書となってございます。これにつきましては水源地域の森づくり事業の実施要領の中で、協定期間は5年以上とされているので、5年というふうになってございます。この5年の理由につきましては、整備した後に開発などで山林の崩壊がないようにという目的のため、5年間という、その5年間は何も開発事業等を行わないことという意味も含めて5年間の協定となってございます。  その協定内に金額ですとか、そういう部分は記載がされておりませんで、伐採等作業を完了した後に、売買できる木を選出して、そのまま木材であったりチップにしたりと、そういう作業を経て売買された金額からその作業費を引いた部分がそれぞれ村に収入として入ってきたものになってございます。この収入の日にちにつきましては、このうち104万15円が村のほうで、令和3年8月の18日、もう一つが7万293円、こちらが令和3年の9月30日にこちらに収入となってございますので、その部分について協定の時点で金額が定かでないものをなかなか予算化することが難しいという部分と、最終的にこの売買の部分の事業が終了しないと金額が定まらないというところで、予算措置という部分はしてきておりませんでした。ですので、今後の対応といたしましては、財政担当とも相談しながらどのような形がよいのかを協議して、適切な形になるようにさせていただければと思います。  詳細な金額につきまして、先ほど104万15円と7万293円と申しましたが、先日の一般質問のほうでお答えさせていただいたとおり、その地区内での産出された木材になりまして、坂本地内の村有林4.14ヘクタールの部分で先ほどの104万15円、それから同じ坂本地内で1.13ヘクタール、こちらは分収林になるので全体の20%の金額になりまして、35万1,465円に対する20%で7万293円で、合計でこの111万308円ということになってございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 答弁ありがとうございました。  今、産業観光課長が答弁していただきましたが、過年度収入ということにすべきだったという旨を申し述べていただきました。この辺につきまして会計課長はどういう認識でいるのか、答弁を願いたいと思います。  それと同時に、何か協定がこんなに長い間結ばれていて、どうなっているのかよく分からない。それから、立木が売れた、数量を減らす時期とお金が入ってくるのを認識する時期をどういうふうに連携しているのか。その辺も何かなおざり的で、事象が生じてしまったからそういうふうにしているというような感じを受けるのですけれども、もう少しこれは、もう少しというよりも整合性をしっかりつけて決算書に反映させるようにしていかなければいけないのではないかと私は考えますが、取りあえず過年度収入にすればよかったという発言について、会計課としてその辺の認識はどういうふうに持っているのか答弁願いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 野沢税務会計課長、答弁願います。 ◎会計管理者兼税務会計課長(野沢秀信君) 先ほどの質問に回答させていただきます。  すみません。私の認識の中で過年度収入といった用語はちょっと分からなかったといったところはあります。ただ、財産売払収入の立木ということで、実際にもう昨年に収入があったということで、予算にのっていないからといって収入をしないわけにはいかないということで、0円の予算項目ということになりますが、そこのところに予算として入れさせていただいたということになります。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 暫時休憩します。                                      (正  午) ○議長(高野貞宜議員) 再開します。午前に続き会議を開きます。                                      (午後 1時00分) ○議長(高野貞宜議員) 初めに、午前中の会議における質疑の答弁について、福島総務課長より申出がありましたので、答弁を求めます。  福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 午前中の質疑に答弁できなかったところのご回答を申し上げます。  決算書の174ページの財産に関する調書、その中の木造のその他の決算年度中増減高548.4平米は何かというものでしたけれども、調べたところ、旧農産物直売所の建物とそれに付随するフードコートの548.4平方メートルということです。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 続いて、質疑に入ります。  質疑ありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。質疑をさせていただきたいと思います。  135ページ、非常備消防の負担金について質疑をさせていただきたいと思います。消防経費についてですが、比企広域市町村圏組合の決算書によりますと、東秩父消防団の経費は、補正後は4,221万5,000円ということになっていますが、本村の非常備消防の負担金は3,139万円ということで支出されております。比企広域市町村圏組合の規約によりますと、非常備消防の経費については、全額その関係する市町村が持つのだということになっておると思います。そうしましたならば、東秩父で出したお金とこの広域市町村圏組合の東秩父消防団に充てる経費が同じ金額になると私は思っていましたが、金額にそごがあります。これにつきましてどうしてこういうそごが生じているのか、どこでこれが追いついているのかご答弁を求めたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答えさせていただきます。  非常備消防費の負担金が比企広域市町村圏組合の負担金の金額と合わないということで、比企広域の消防費のほうの決算書が4,221万5,000円、村負担金が3,139万円ということの決算が出ております。これについてご答弁申し上げたいと思います。  各市町村の負担金は、消防団費に公債費を加えた額から、一昨年の不用額、繰越額と地方債を差し引いた額が市町村の負担金になるということで比企広域からご回答をいただいております。それに伴って、令和3年度で説明しますと、令和3年度の当初予算は村の負担金は3,316万円という金額になってございます。これを基にこの金額を算出したものが、東秩父村の消防団費が4,398万5,000円、それに地方債が603万1,000円、合計すると5,001万6,000円になります。この公債費の603万1,000円の内訳としましては、平成26年デジタル工事の関係の元金が103万5,387円、利子が7,794円、合計104万3,181円です。  また、2の3の車両ですけれども、元金が256万円、利子が2,113円、計256万2,113円、2の1の車両が元金が242万円、利子が5,693円、計242万5,693円ということで、合計しますと603万987円、1,000円単位で四捨五入すると603万1,000円という数字になってきます。これが、まず5,016万円から繰越金の275万6,000円と地方債の1,410万円を引くと3,316万円になるということになります。ただ、先ほど説明しなかった繰越金の275万6,000円につきましては、令和元年度予算の不用額が264万7,000円、令和元年度の公債費不用額が1,000円、その他が10万8,000円ということで繰越金になってございます。地方債の1,410万円につきましては、車両購入費の2の3の白石の水槽車の関係が1,410万円になっているということで、5,016万円から繰越金の275万6,000円を引いて、また地方債の1,410万円を引いたものが3,316万円ということで、非常備負担金にこの金額が掲載されているということになります。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今、総務課長からるるご説明をいただきました。数字的には合っているのだろうなというふうに認識しています。しかし、この非常備の負担金につきましては、随分計算がややこしいというか難しい。こういうふうなことになりますと、これは一議員の希望ではありますが、決算のときにこういう計算でなっていますよというのを何か附属の資料とか、そういったものでご提出をいただければありがたいなと、そうすることによってそれぞれの議員も、確かに非常備消防の負担金は東秩父の費用で全額やっているのだということが認識できるかなと思いますので、ぜひそのようにしていただければありがたいと思います。  以上でこの件については終わります。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。 △動議の提出 ○議長(高野貞宜議員) 3番、百瀬浩子議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番の百瀬です。  午前中に行われました栗島議員の質疑の発言の内容について、協議を持たせていただきたく、動議のお願いを申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) 分かりました。  3番、百瀬浩子議員、動議の理由を述べなさい。  3番、百瀬浩子議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  午前中に行われました栗島委員の質疑の中に、農業委員さんたちの活動に対して産業観光課長に質疑がありました。その中で、栗島議員の発言の中に、農業委員会の皆さん方の活動等について、まるで何も活動していないかのような発言があり、これについては事実関係と照らし合わせながら、その発言内容が適切であったかどうかご確認等をさせていただきたくお願い申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) 議員で打合せを持ちたいということでよろしいでしょうか。  暫時休憩します。                                      (午後 1時10分) ○議長(高野貞宜議員) 再開します。                                      (午後 1時40分) △発言の訂正 ○議長(高野貞宜議員) ただいま3番、百瀬浩子議員より動議の発言があり、協議した結果、ただいま栗島議員から本日の会議における発言について、会議規則第60条の規定により、訂正の申出がありましたので、これを許可します。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  本日の会議における発言について、会議規則第60条の規定により、農地利用最適化推進委員に関する部分を訂正したく申し出ます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 以上で動議についての議論は終了します。 ○議長(高野貞宜議員) 引き続き、議案第37号 令和3年度東村一般会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。  3番、百瀬浩子議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  決算書の141ページと監査委員さんからの決算審査意見書の8ページ、併せてお願いいたします。お伺いする事業名といたしましては、学校教育系情報システム支援業務並びに決算書を1枚めくっていただいた143ページの上から5行目、統合型校務支援システムについてお伺いいたします。  まず、監査委員さんからの意見書の文言から申し上げます。「児童生徒1人1台端末整備に伴う支援内容の充実を図るためであるが、子どもの数が減少傾向であることを踏まえた学校運営を検討していただきたい」でございます。GIGAスクール構想に基づく、こういった事業の導入等につきましては、私たち議会もあまりにも巨額であったりとかして、国からの補助金等いろいろと組み合わせながら導入するということであっても、すごく悩まされ、慎重に審議を重ねた結果、導入に至ったものであります。これらの新しい国からの方針に基づいて導入したこれらが今現在どのような効果、成果を上げているのか、教育委員会事務局長に現状についてのご説明をお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 足立教育委員会事務局長、答弁願います。 ◎教育委員会事務局長(足立利平君) 百瀬議員の質疑にお答えいたします。  先ほども141ページに載ってございました学校教育系情報システム支援業務委託料につきましては、GIGA端末整備後の保守管理に係る費用でございます。  それと、143ページに載ってございました統合型校務支援システムリース料、こちらにつきましては、国が計画しております教育のICT化に向けた環境整備5か年計画、2018年から2022年の中で統合型校務支援システムの整備をしなさいと言われているものがございました。この計画にのっとって各自治体は、ICT教育に向けてまずは環境整備をしたということなのですけれども、本村の状況につきましては、ICT支援員の配置、また大型提示装置につきましては令和元年度に整備を完了してございます。  続きまして、学習用コンピューター、3クラスに1クラス分程度の整備ということでしたが、こちらは1人1台端末を整備したということ、それと指導者用コンピューター、こちらも教師1人に1台ということ、それと超高速インターネット及び無線LANの整備、こちらにつきましてが令和2年度整備完了、これはいわゆるGIGAスクール構想によるものでございます。  それと、先ほど143ページに載ってございました統合型校務支援システム、こちらも計画に載ってございましたが、こちらは東秩父をはじめ近隣の6町村で共同調達したものでございます。  まず、統合型校務支援システムにつきましては、導入後、教育委員会の職員が各学校と定期的に打合せ、またヒアリング等を行っております。過日の議会全員協議会でも活用状況等をご報告させていただきましたが、小中学校ともに学校日誌だったりとか出席簿であったりとか、あとは成績入力、あとは指導要録作成、また通知表作成と、今まで個別にそれぞれエクセルであったりとか紙ベースでやっていたものを一元管理をして入力をしていると、中学校においては、今後、高校入試に一番必要になってくる調査書の作成、こちらにつきましても研修を経た後、この統合型校務支援システムを使って一元管理されている成績等を反映させた適正な調査書の作成に努めるようにいくものでございます。  また、令和元年度、2年度で整備をいたしましたICT教育の核となるGIGAスクール構想でございますが、今回1人1台端末を導入したということで、ICT、タブレットを活用して個別学習、また一斉学習が可能となってございます。もう一つ国が進めている共同学習というものがあるのですが、そちらについてはまだ整備ができていない状態でございまして、今年度、無償のライセンスで事業支援システムというものを試しに活用してございます。また、学校の先生方に対して、担当のほうが学校での授業については、授業支援システムであるとか、県の総合教育センターが出しているICT活用レシピの活用の推進を図っているところでございます。  また、今コロナ禍において、児童生徒が端末を各家庭に持ち帰ることも想定されるということで、教育委員会事務局の担当としては、児童生徒が各家庭でタブレットの活用ができるよう各学校の先生と調整して、今思っているのがeライブラリの活用を図るために、各学校の先生に対し個別の勉強会というか、そういうものを今年度中に実施したいと考えて今動いているところでございます。  今後、このような議員の皆様にもご理解いただいて整備したICT関連業務につきましては、子どもたちの学力等につながるような施策をこれからも教育委員会事務局としては推進していきたいと考えてございますので、お願いたいと思います。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  ページ数は177ページ、物品になります。ここ自動車の台数等が入っているのですが、この増減についてなのですが、決算書によりますと、総務課で軽自動車をお買いになった。それから、税務会計課でも車をお買いになっていると思うのですが、増えたのは1台で減ったのは2台、結果的にマイナス1ということになっているようです。マイクロバス数が1台減ったのは、令和3年4月1日付で城南観光に研修バスを渡したということだと思います。あと、乗用車については税務会計課で使っていた車を廃車したのかなと思うのですが、そうしたら1台増えたのはどこに入ったのかなと思いまして、質疑をしたいと思います。答弁お願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  先ほど栗島議員がおっしゃったとおり、1台減になっているものにつきましては、役場の行政バスということで1台削除になってございます。それと、税務会計課で管理していたトヨタのプロボックスが小型乗用車で計算していました。実際は、車検証においても小型貨物自動車であったため、その1台分を訂正したことによって、乗用車は9台から8台へ、貨物四輪車は3台から4台へと数字を1台増にしております。そのために、乗用車のところにつきましてはちょっと変更になっているところがございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかには質疑ありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  続きまして、議案第38号 令和3年度東秩父村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。  なお、質疑の際はページ数を告げてから質問していただくようお願いを申し上げます。  質疑はありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  国民健康保険歳入歳出決算書の質疑に入りたいと思います。ページ数は199ページになります。199ページの中ほどにその他過年度収入27万3,000円という項目があります。これは、その左側にありますように補正予算で27万1,000円、これは12月の補正でこういうふうにされたのだと思います。にもかかわらず、調定額も0、入ってくるのも0ということで、ではこの12月に補正したのが何だったかということになろうかと思います。それで、12月の補正ですから必ず入ってくるという見込みがあって補正に上がったのだと思いますが、ちょっとそれが0だったので不可解に思ったものですから、質疑をさせてもらいたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島保健衛生課長、答弁願います。 ◎保健衛生課長(栗島正行君) ただいまの栗島議員からの質疑にお答えいたします。  この過年度収入27万1,000円の補正額につきましては、令和3年の11月の段階で過年度分の国民健康保険の給付費と交付金に係る実績報告にて、そのときに令和2年度、令和元年度、平成30年度の普通交付金の実績値についての修正のほうが入りまして、そこで県のほうにその段階で、過年度収入のところで補正額ということで金額のほうが確定しましたので27万1,000円補正のほうを行ったといった形になっておりました。  12月補正でそれを行ったのですけれども、その後、令和4年3月になりまして、県のほうから報告がありまして、その歳入に入ってくる分につきまして、普通交付金の中で相殺するといった形での報告がなって、現年度のほうの普通交付金のほうにそちらのほうの3月分の請求のほうと相殺して支払いのほうがあったといった形でしたので、ここのところの費用について27万1,000円ということで補正額を立てて、ここのところで歳入するといった形になっていたのですけれども、まとめて入ってきた関係がございましたので、現年度の普通交付金のほうでの収入のほうといった形で、ここのところで調定額のほうが発生しなかったといった形になっております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今の説明を聞きますと、県の事情で変わってきたというようなお話もあったと思います。それにもかかわらずお金は入ってきたのだということで、交付金のほうに全部入れてしまった。もしあれでしたら、そういう事情があるのでしたら、ここに27万1,000円分は分けて収入することができなかったのかどうか、その辺お伺いしたいと思います。せっかく審議を経て補正を計上したわけでございます。にもかかわらず、最終的にはもうないと、県の方針が3月の中旬以降に変更になったということであれば、それは問題は県のほうにあろうかなと思いますので、その辺については私も了としたいと思いますが、ちょっとその辺を答弁を願いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島保健衛生課長。 ◎保健衛生課長(栗島正行君) ただいまの質疑にお答えいたします。  県のほうの通知につきましては、3月24日付でということでこちらのほうに請求があり、その支払いのほうを行いました。当然、過年度の収入ということで令和元年度、平成30年度の取扱いのところなのですけれども、当然ながらこちらのほうとしても県が分けずに収入ということでこちらに入ってきた分を、こちらのほうで当然分けて収入のほうを登録しておけばよかったといったこともございますけれども、処理上こういった形で現年のほうに入ってしまったということになりました。申し訳ございません。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  続きまして、議案第39号 令和3年度東秩父村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。  なお、質疑の際はページ数を告げてから質問していただくようお願いを申し上げます。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  続きまして、議案第40号 令和3年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。  なお、質疑の際はページ数を告げてから質問していただくようお願いを申し上げます。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。               〔「はい」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員、今質疑なしになりましたので、最後のまとめてのところでこの質疑をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  続きまして、議案第41号 令和3年度東秩父村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。  なお、質疑の際はページ数を告げてから質問していただくようお願いをいたします。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  続きまして議案第42号 令和3年度東秩父村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。  なお、質疑の際はページ数を告げてから質問していただくようお願いをいたします。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  水道会計の決算について質疑をいたします。ページ数は311ページ、一般会計繰入金についてです。この一般会計繰入金についてなのですが、備考欄にるる説明書きが書かれてあります。しかし、この中にコロナ対策により基本料金というのですか、10立方までの料金を免除したことがあるかと思います。それにつきまして、この一般会計繰入金に一発で入っていますと、コロナのお金を使って免除した金額が幾らだかこれですと確認ができない。そういうことになりますので、その辺につきましてはご説明いただくと同時に、備考欄に記載があればありがたいなと思って質疑いたします。 ○議長(高野貞宜議員) 江原建設課長、答弁願います。 ◎建設課長(江原章文君) 新型コロナの件の交付金ということで、質疑にお答えしたいと思います。  令和3年度については、2月、3月分の使用料について減免のほうをしてございます。その際に、国から入ってきた交付金の金額については350万円と把握してございます。これについては、今後、今年度も行っておりますので、次回、決算書のこの備考欄の中に記載等を検討していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定について討論を行います。  討論はありませんか。  1番、栗島廣行議員、賛成討論ですか、反対討論ですか。               〔「反対討論です」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) ほかに討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員、登壇を願います。               〔1番 栗島廣行議員登壇〕
    ◆1番(栗島廣行議員) 議席番号1、栗島廣行です。  ただいま上程されています議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定につきまして、反対の立場で討論します。  令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算の質疑を進めてきましたが、幾つかの事項について疑義を感じ、次年度以降修正していただきたく、今回の決算を可とすることに疑問を感じます。  まず、投開票事務手当の支払いに関し源泉徴収をしていないことです。所得税法違反の疑いがあり、来年の県議選からは修正していただきたいと思います。しかし、この件につきましては、先ほどの執行部の答弁により、令和4年度参議院選挙からしっかりと源泉徴収をしていると答弁がありましたので、この辺については削除をさせていただきたいと思います。  続きまして、弁護士委託料についてですが、締結した業務委託契約に準拠した業務が忠実に実行されていない事項があります。しかし、契約金額は満額支払われています。  次に、財産に関する調書の土地についてですが、令和3年度は大幅に増加しています。地籍調査の成果が登記簿に反映されたことと思いますが、記入された数値に疑義を感じます。もう一度精査して修正されることが肝要と思います。これにつきましても修正して、もう一度精査して正しい数字を載せていただけるという答弁がございました。  令和3年度決算で不動産売却収入が立木100万円強認識されていますが、予算の歳入措置が取られていないこと、また財産に関する調書の山林、立木推定蓄積高が60立方メートル増加しています。立木を売却したので、通常減少しているはずです。記載された数字に疑義を感じます。これについても修正をしていただけるという答弁をいただきました。  ほかにも理由はありますが、いずれにしましても上程された原案につきましては、賛成しかねるというところがあります。  以上で私の討論を終わりたいと思います。ご清聴ありがとうございました。皆さんにおかれましても、上程された決算については、正確でなかったということが執行部の答弁からご理解いただけたのではないかなと思いますので、その辺はご認識していただきたいと思います。このまま決算を認めてしまっていいのかどうか、十分ご検討いただきまして、採決に臨んでいただけたらありがたいと思います。  私の反対討論は以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに討論はありませんか。               〔「質問ですか」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論です。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) これにて討論を終わります。  これより議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定について採決をいたします。  本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立多数〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立多数。  よって、本案は認定することに決定しました。  続いて、議案第38号 令和3年度東秩父村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第38号 令和3年度東秩父村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について採決いたします。  本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は認定することに決定しました。  続いて、議案第39号 令和3年度東秩父村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第39号 令和3年度東秩父村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について採決をいたします。  本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は認定することに決定いたしました。  続いて、議案第40号 令和3年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第40号 令和3年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について採決をいたします。  本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立多数〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立多数。  よって、本案は認定することに決定しました。  続いて、議案第41号 令和3年度東秩父村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第41号 令和3年度東秩父村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について採決をいたします。  本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は認定することに決定しました。  続いて、議案第42号 令和3年度東秩父村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第42号 令和3年度東秩父村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について採決いたします。  本案を認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は認定することに決定しました。  ここで、暫時休憩します。                                      (午後 2時10分) ○議長(高野貞宜議員) 再開します。                                      (午後 2時20分) △議案第43号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及び職員の育           児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について ○議長(高野貞宜議員) 日程第8、議案第43号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及び職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第43号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及び職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定についての提案理由を申し上げます。  地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正をする必要があるため、この案を提出するものです。  なお、詳細につきましては担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) 内容の説明を求めます。  福島総務課長。               〔総務課長 福島則元君登壇〕 ◎総務課長(福島則元君) 議案第43号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及び職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について、内容のご説明をいたします。  本案は、妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援に関して、国においては令和3年8月10日に人事院が国会及び内閣に対して行った「国家公務員の育児休業等に関する法律」の改正についての意見の申出の中で、人事院規則の改正等による休暇、休業等に関する措置を一体的に講じることとし、非常勤職員の育児休業の取得要件を緩和するなど、所要の措置について本年10月1日付で実施する予定でありますが、本村においても国家公務員の勤務条件との均衡の原則に基づき同様の措置を行い、職員の妊娠、出産、育児等と仕事の両立を支援するため、本条例の一部を改正するものでございます。  それでは、条例の改正内容について説明申し上げますので、お手元の議案書4ページ、新旧対照表を御覧ください。右側が現行、左側が今回の改正案となります。  初めに、第6条の休憩時間及び第7条の休息時間を規定した条文は、国家公務員の休息制度について、平成18年7月1日から廃止されたことにより、一部改正と条文を削除していなかったことによるもので、第6条の休憩時間は、6時間を超える勤務は45分、8時間を超える勤務は1時間の休憩時間を置くことができることとなっていたものを、改正後の第1項は、1日の勤務時間が6時間を超える場合は、少なくとも45分の休憩時間を与えるもので、変更はございません。  第2項として、1日の勤務時間が6時間以上8時間以下の場合は、休憩時間を45分以上1時間未満とすることができるものです。  次に、第7条の休息時間は、休息制度廃止により条文を削除するものであります。  これからが今回の条例一部改正の説明となります。先ほどから説明に用いている新旧対照表と参考資料により説明いたしますので、参考資料もご用意ください。  議案書4ページの新旧対照表と参考資料9ページを御覧ください。第14条第2項第14号の特別休暇を規定した条文は、育児休業法の改正により、子の出生の日から57日間以内における育児休業の取得を柔軟化されたことを踏まえ、妻の産後の体調回復が思わしくない場合や子が未熟児である場合など、育児参加のための休暇を産後8週間経過後にも使用することができるよう、対象期間を出産の日以後1年を経過する日まで拡大するものであります。  続いて、議案書の5ページ、職員の育児休業等に関する条例新旧対照表と、参考資料4ページ、(2)を御覧ください。第2条の育児休業をすることができない職員を規定した条文は、非常勤職員の育児休業について、養育する子の出産後57日以内の取得要件を緩和し、子の出生日から起算して57日目から6か月を経過する日までの間に任期が満了することが明らかでない場合等は、育児休業を取得できるよう改めるものであります。  議案書6ページ及び7ページと参考資料7ページ、3の(1)を御覧ください。第2条の3、育児休業法第2条第1項の条例の定める日及び第2条の4、育児休業法第2条第1項の条例で定める場合を規定した条文は、非常勤職員の育児休業について、養育する子が1歳以降である場合の取得制限を柔軟化し、夫婦交代での取得に係る育児休業開始日の制限の緩和や、特別の事情がある場合の柔軟な取得を可能とするよう改めるものであります。  議案書7ページの裏面を御覧ください。第2条の5、育児休業法第2条第1項ただし書の人事院規則で定める期間を基準とし、条例で定める期間を規定した条文は、育児休業法の改正に合わせて、新たに第3条2として規定するため、削除するものであります。  議案書7ページの裏面及び参考資料の6ページを御覧ください。第3条育児休業法第2条第1項ただし書の条例で定める特別の事情を規定した条文は、育児休業の取得回数制限の緩和に伴い、育児休業等計画書の仕組みを廃止するほか、任期を定めて採用された職員が任期を更新または継続して採用される場合に、引き続き育児休業を取得できるよう改めるものであります。  議案書8ページを御覧ください。第9条、育児短時間勤務をすることができない職員を規定した条文は、第2条第2項で既に付記してあるため、このたびの改正で(昭和58年条例第16号)を削除するものであります。  次に、第10条、育児短時間勤務の終了の日の翌日から起算して1年を経過しない場合に、育児短時間勤務することができる特別の事情を規定した条文は、育児休業等計画書の廃止に伴い、育児短時間勤務計画書に文言を改めるものであります。  議案書3ページ、裏面を御覧ください。次に、附則でありますが、附則第1項で施行期日を令和4年10月1日とし、附則第2項においては、経過措置として、第2条中、この条例の施行日前に再度の育児休業取得をする際の職員(第3条第4号)及び再度の育児短時間勤務を取得する職員(第10条第5号)が提出する育児休業等計画書に係る部分に係る規定の適用については、なお従前の例によるものとしたものであります。  以上、議案第43号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及び職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定についての内容説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  それでは、質疑をさせていただきます。ただいまのご説明の中で旧条例というのですか、現行条例です。この第7条につきまして、休息時間についてうたっております。しかし、これが削除されると、10月1日施行ということでしょうか。私の認識の中では、休息時間というのは、今で村で言えば、10時の15分の休み、3時からの15分の休み、席を離れることはできないが、手を休めていいですよということだったと認識しています。それが10月からなくなってしまって、休みなく手を動かして働いてもらいたいというそういう規定になるのでしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  先ほど10月1日から休息時間等、15分等がなくなるのかというような質疑でしたけれども、実は平成18年7月に国のほうで休息制度廃止されております。そのときから、条例改正はしていないですけれども、そのときからもう休息時間は取らないで、お昼休みに休憩を取っていただけということで、現状、制度的には、もう平成18年のときに実施はしていましたけれども、条文改正だけがしてなかったということで、休息時間についてはもう存在していない状況で勤務してございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) ただいまの説明でもう以前から休息時間はなくなったというお話ですが、ある意味労働者にしてみれば、不利益の状態を生じるということになろうかと思います。この辺につきまして、東秩父の労働組合はすんなり了承しているのかどうか、その辺について総務課長の分かる範囲内で、労働組合とどういうお話をしたのか、その辺について分かりましたら、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  先ほどの質疑で労働組合と協議をしたのかという話ですけれども、実際平成18年のときにやったかどうかは不明でございます。その後、この条例改正ができていない、一部改正ができていないということで、労働組合のほうと本来であれば協議はしなければいけなかったのかもしれないですけれども、労働組合との協議は、この条例の一部改正についての協議をしてございません。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) それでは、今度は育児休業法の改正に関してなのですが、今回の改正で、職員、労働者にとってはかなり有利な状況になるかと思います。それで、東秩父においても職員数の少ない中で、あるいはこういう休業が取れる人がかなり出てくると、今度は中の職員体制がある意味厳しくなるかもしれません。その辺のことにつきまして、総務課ではどのように考えてどのように対応しようとしているのか、考えがありましたらご答弁願います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  今後、複数名の育児休業の職員が出た場合の村の対応はどうするかというようなことですけれども、まずは、今人事評価制度でも年間約3回から4回の面談を各課局長が行っております。年間3、4回になると3、4か月に1度面談をすることになっておりますが、その中で早期に妊娠の報告等された場合には、早めに対処できるようなことをしていきたいとは思ってございます。やはり早めに見つける、見つけるといいますか、報告を受ければ、課長会議やまたその他職員等とも協議を行って、今の現状の職員でできるのかどうか、またできなければ会計年度任用職員を募集しなくてはいけないということで、早めにその措置を取っていれば、会計年度任用職員は見つかるでしょうし、その辺の早めの対応を考えながら進めていきたいとは思ってございます。  また、今現在、庁内では1名の育児休業を取っている職員がいますけれども、その上司に当たる課長のほうから報告を受けて、その課については、その育児休業を取っている職員のものを残っている職員で手分け、手分けといいますか、分担をしながらやっていて、なおかつ足らない分を課長会議でどうにかならないかという協議をしました。その中で、会計年度任用職員が月の中で数回であれば、数値の入力等を会計年度任用職員が対応できるということになりましたので、現在庁内の職員1名育休取っていますけれども、会計年度任用職員を新たに募集するのではなく、1名減員でその課で頑張っていただいている。また、その課ではない会計年度任用職員が手伝っていただいて、みんなで協力してやってございます。このことについても、複数名育休が出た場合にも、いろんな形で庁内の職員でいろんなことを協議検討しながら、複数名出た場合にも協議して決定していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 今るるご答弁いただきまして、ありがとうございました。  パパ育休ということらしいのですが、こういう制度ができることによって、少しでも少子化対策、子どもが増える方向に行っていただければ、この条例が生かされることかなと思いますので、若い人はなるべく取得できるような体制で臨んでいただきたいと思います。私の質疑は終わります。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑ありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これより議案第43号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及び職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について採決をいたします。  本案に賛成の諸君の挙手を求めます。               〔挙手全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 挙手全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第44号 令和4年度東秩父村一般会計補正予算(第3号) ○議長(高野貞宜議員) 続きまして、日程第9、議案第44号 令和4年度東秩父村一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第44号 令和4年度東秩父村一般会計補正予算(第3号)の提案理由を申し上げます。  既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億570万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ23億7,240万3,000円とするものです。  なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるところです。  また、地方債の追加及び変更は、「第2表 地方債補正」によるところです。  なお、詳細につきましては担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) 内容の説明を求めます。  眞下企画財政課長。               〔企画財政課長 眞下哲也君登壇〕 ◎企画財政課長(眞下哲也君) 議案第44号 令和4年度東秩父村一般会計補正予算(第3号)の内容についてご説明申し上げます。  お手元に配付の補正予算書3ページをお願いいたします。今回の補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億570万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ23億7,240万3,000円とするものです。  第2条では、地方債の追加及び変更の補正となります。  それでは、まず地方債についてご説明申し上げますので、7ページをお願いいたします。第2表、地方債補正につきましては、追加と変更の2つの補正がございます。まず、追加分では、過疎対策事業債を限度額2,900万円とする。下河原橋取付け道及び護岸整備に係る地方債を予定をしてございます。  次に、変更分では、臨時財政対策債の発行可能額が確定したため、限度額を当初の1,800万円から390万円を減額した1,410万円とするものです。  それでは、補正予算の内容につきまして事項別明細書によりご説明申し上げますので、10ページをお願いいたします。まず、歳入におきまして、9款地方特例交付金33万8,000円及び10款地方交付税1億8,342万8,000円は、交付額決定に伴い補正を行うものです。普通交付税では、個別算定経費における75歳以上の人口増による高齢者保健福祉費や、地域振興費の人口急減に対する経費の増になり、増額となったものです。  14款国庫支出金、1項国庫負担金、2目衛生費国庫負担金894万8,000円は、新型コロナワクチン予防接種に係る負担金を補正するものです。2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1節総務費補助金において、戸籍事務のマイナンバー制度に係るシステム改修として、社会保障・税番号制度システム整備費補助金852万5,000円及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の令和4年度予備費分2,291万2,000円、令和3年度補正分817万9,000円、合わせて3,109万1,000円を補正するものです。  2目民生費国庫補助金、1節社会福祉費補助金において、障害福祉サービスデータベースのシステム改修費に対する補助金として地域生活支援事業費等補助金21万円、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業費補助金の対象世帯増加により、10世帯分100万円を追加計上するものです。  3目衛生費国庫補助金、1節保健衛生費補助金において、新型コロナワクチン接種に係る事業費として、新型コロナワクチン接種体制確保事業補助金535万2,000円を補正するものです。  7目教育費国庫補助金では、子育てのための施設等利用給付交付金の対象者が増えたため24万4,000円を補正するものです。  11ページをお願いいたします。15款県支出金、2項県補助金、1目総務費補助金36万3,000円は、公共交通空白地有償運送自宅送迎制度の実証運行の補助金として、地域公共交通活性化促進事業補助金を活用し事業執行するものです。  2目民生費補助金、1節社会福祉補助金の地域生活支援事業費等補助金19万9,000円は、成年後見制度利用支援制度事業に対する補助金9万4,000円と、障害福祉サービスデータベースのシステム改修費に対する補助金10万5,000円を合わせた金額を計上しています。2節児童福祉費補助金は、放課後児童クラブ等の新型コロナウイルス感染症対策に係る休園補助及び消耗品等に対する補助金6万4,000円を補正するものです。  7目教育費補助金12万2,000円は、国庫補助金同様、子育てのための施設等利用給付交付金の補正となります。  18款繰入金、1項特別会計繰入金、1目介護保険特別会計繰入金238万6,000円及び2目後期高齢者医療特別会計繰入金69万9,000円は、前年度の精算に伴う繰入金となります。  3項、公営企業会計繰入金、1目合併処理浄化槽設置管理事業公営企業会計繰入金3万6,000円及び簡易水道事業公営企業会計繰入金4万4,000円は、給料及び手当の増減による差額分の繰入金となります。  19款繰越金は、前年度繰越金1億8,990万2,563円について、当初予算5,700万円を引いた差額分1億3,290万2,000円を増額補正するものです。  12ページをお願いいたします。20款諸収入、3項2目雑入3万円は、公営企業会計に係る振込手数料分を歳入とするため補正をするものです。  3目過年度収入は、後期高齢者医療給付費負担金返還金462万4,000円の増となります。  21款1項村債、1目臨時財政対策債は、臨時財政対策債の発行可能額の確定によりマイナス390万円、2目過疎対策事業債は、下河原橋取付け道路の工事費に係る地方債として2,900万円を補正するものです。  以上が歳入となります。  続いて、13ページをお願いいたします。次に、歳出となります。歳出における今回の全般的な内容といたしまして、4月1日付の定期人事異動及び人事院勧告に基づく期末手当等の減額に伴う職員の給料、職員諸手当、埼玉県市町村総合事務組合負担金等については、現在の職員配置に調整したものとなりますので、その部分のご説明は省かせていただきます。  それでは、まず1款1項1目議会費、議会費一般経費における会議録調製業務委託料32万7,000円は、議会日数の増加に伴い補正計上するものです。  次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費になりますが、説明欄の下から2つ目の個人情報ファイル等整備支援業務委託料104万5,000円は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律に基づく個人情報ファイル簿の作成を行うため、補正計上するものです。  14ページをお願いいたします。2目文書広報費、文書広報一般経費は、3年分ごとの広報つづりを配布するための印刷製本費41万6,000円を補正するものです。  3目会計管理費、会計一般経費では、本年度からの振込手数料において、電気料や電話代等の支払いを口座振替とするなどの取組により、今後の見込額を算定し、指定金融機関振込手数料を40万円減額するものです。  4目財産管理費、庁舎管理費は、新庁舎建設委員会の会議日数が増加したことにより、新庁舎建設委員会委員報酬6万7,000円、費用弁償1万1,000円を計上するものです。消耗品費7万8,000円は、庁内の消火器11台分、役場庁舎駐車場砕石敷均し工事費57万2,000円は、役場前の盛土した箇所の用地について、職員等の駐車場に活用するため補正をするものです。  5目企画費、町村情報システム共同化事業では、障害者自立支援給付審査支払い等システムの障害福祉サービスデータベース改修のため、法改正対応業務委託料42万1,000円を補正するものです。  次に、(臨交)公共交通燃料費高騰緊急支援事業になりますが、(臨交)と記載してある事業は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を示しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。公共交通燃料費高騰緊急支援事業は、路線バス事業者に対し燃料費高騰に伴う補助金として43万4,000円を、次のページの公共交通事業者支援事業では、空白地有償運送事業者の持続的な運行への支援として31万8,000円を計上するものです。  次に、15ページの中段になりますが、3項1目戸籍住民基本台帳費、戸籍住民基本台帳一般経費の戸籍情報システム改修業務委託料852万5,000円は、他市町村との戸籍事務内の連携や戸籍電子証明書等の提供などの戸籍法の一部改正に基づくシステム改修費です。改修に係る経費は全額国庫補助となります。  3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、障害者自立支援事業は、補装具費等の申請に対する予算の不足が見込まれたため、補装具費負担金30万円を補正計上するものです。  16ページをお願いいたします。住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業では、支給対象世帯の精査により世帯数の増加が見込まれたため、不足世帯分給付金80万円を補正するものです。成年後見支援制度事業は、本制度に該当する方への支援を行う必要が生じたため、東秩父村成年後見制度利用支援実施要綱に基づく経費を補正するものです。通信費5,000円、医師意見書作成料1万1,000円、裁判所申立手数料1,000円、登記手数料3,000円、成年後見人等報酬助成金10万8,000円の補正となります。  2目老人福祉費、老人福祉一般経費は、緊急通報システム設置世帯の増加により、設置手数料6件分1万9,000円を補正するものです。  2項児童福祉費、2目児童措置費、(臨交)子育て世帯応援事業は、18歳未満の子1人当たり3万円を対象世帯へ支給する事業費として656万円、同じくひとり親世帯応援事業は、対象となる世帯へ3万円を支給するため24万2,000円を補正計上するものです。  17ページをお願いいたします。3目児童福祉費、放課後児童クラブ等新型コロナウイルス感染対策事業では、和紙の子児童クラブ、子育て支援センター及び保育園の感染症対策に必要なアルコールティッシュや空気清浄機フィルターなどの消耗品費15万6,000円を計上するものです。購入経費に係る3分の1については、県補助金が充当されます。  4款衛生費、1項保健衛生費、4目介護保険事業費、高齢者介護支援事業費の国庫支出金精算返還金4万4,000円及び県支出金精算返還金2万2,000円は、前年度低所得者保険料軽減負担金の精算確定に伴う返還金となります。  18ページをお願いいたします。6目予防費、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業は、オミクロン株対応ワクチン接種体制確保のため、所要額を見込み補正するものです。記載の各項目について見込額を計上し、合計1,430万円とするものです。事業に係る経費は、全て国にて措置されるものとなります。  続いて、19ページをお願いいたします。5款農林水産費、1項農業費、3目農業振興費、ふれあいセンター槻川管理事業では、エアコン室外機が故障したため、施設修繕費5万4,000円を補正するものです。  6款1項商工費、1目商工振興費、和紙の里施設管理事業において、和紙の里彫刻の森展望台につながる遊歩道の安全点検結果による指摘箇所について、修繕工事を行うため、彫刻の森遊歩道修繕工事費51万7,000円を補正するものです。  また、道の駅駐車場として購入した土地の造成並びに駐車場整備を実施するため、盛土転圧等整地工事費651万2,000円を補正するものです。  なお、和紙工房前の駐車場と整備する駐車場の車両通行ができるようにするため、土地借上料9,000円を補正するものです。  (臨交)地域応援商品券発行事業は、全住民を対象とした1人当たり5,000円分の地域応援商品券を配布する経費として1,374万6,000円、同じく中小企業等支援事業では、村内の事業者等への支援として5万円を支給する経費として684万7,000円を計上するものです。  20ページをお願いいたします。20ページの中段になりますけれども、7款土木費、2項道路橋梁費、2目道路新設改良費、下河原橋復旧関連事業では、村道4084号(寺岡)線道路改築工事費(2工区)3,080万円を計上し、下河原橋下部工、上部工工事と調整を取りながら、両護岸整備、取付け道路及び舗装工事を行うものです。  8款1項消防費、2目非常備消防費は、消防審議会の開催回数の増による消防審議会委員報酬5万4,000円、費用弁償9,000円を補正するものです。  21ページをお願いします。9款教育費、1項教育総務費、2目事務局、事務局一般経費では、子育てのための施設等利用給付交付金の対象者増による48万9,000円を補正するものです。  3項中学校費、1目学校管理費、中学校管理一般経費は、中学校の浄化槽中継ポンプを交換するための施設修繕費31万9,000円、また中学校校舎及び体育館LED導入工事の事業費が確定したため、不用額をそれぞれ260万、342万3,000円を減額するものです。  4項社会教育費、4目文化財保護費、文化財保護一般経費30万7,000円は、村指定文化財の大内沢神社本殿の彫刻に附帯する外陣の床を修繕する要望があったため、経費の2分の1を補助する指定文化財保護事業補助金を補正を行うものです。  22ページをお願いいたします。5項保健体育費、3目学校給食費、学校給食一般経費は、給食運搬車を利用している車両を事務連絡等にも使用することとなったことにより、自動車燃料費2万1,000円を整理するものです。  12款諸支出金、1項1目積立金、基金管理事業では、今回の補正により財政調整基金へ1億6,700万円、公共施設等整備基金へ5,000万円、庁舎建設基金へ1億円、学校教育基金へ50万円を積み立てるものです。  2項1目繰出金、公営企業繰出事業では、水道施設の老朽化や故障等による修繕工事に対応するため、建設改良費繰出金980万円を補正するものです。予定している工事では、城石浄水場ナンバーワン、送水ポンプほか修繕工事、清正公山浄水場ナンバースリー、配水地水位計修繕工事のほか、漏水や緊急的な対応に耐えられる工事費を見込んだものとなります。  (臨交)合併処理浄化槽設置管理事業会計繰出事業は、村設置型の浄化槽使用料の半額免除に係る経費2か月分87万7,000円、同じく23ページの簡易水道事業会計繰出事業は、水道使用料の基本使用料の免除に係る経費2か月分408万2,000円を各公営企業会計へ繰り出す補正を計上するものです。  13款予備費73万4,000円については、歳入歳出予算の調整を図るためのものとなります。  以上が令和4年度東秩父村一般会計補正予算(第3号)の内容の説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) これより質疑に入ります。  なお、質疑の際はページ数を告げてから質問していただくようお願いをいたします。  質疑ありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  13ページお願いいたします。13ページの中で中ほど社会保険負担金マイナスの351万4,000円があります。これと対になっているのが、その下の一般職共済組合負担金351万5,000円、これが対になっているのだろうと思います。しかし、社会保険負担金につきましては、使用者が負担する保険料と労働者が負担する保険料両方がここに入っているはずです。それが351万4,000円削減になりますと、一般職共済組合負担金につきましては、これは使用者側の負担金についてのみの計上になっているはずです。その金額が同じになってしまうということになりますと、ちょっと労働者分がどこに行ってしまったのかということになります。一般的に、共済組合負担金につきましては、負担金という言葉を使いましたが、これは使用者側、ありていに言いますと、東秩父村が負担する金額になります。職員が負担するものについては掛金という言葉を使って共済組合には支払っているはずですので、ここら辺のことにつきまして、ご答弁を求めたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  歳出の社会保険負担金と一般職共済組合負担金、会計年度任用職員の金額が同額なのはおかしいのではないかというような質疑だったと思いますけれども、社会保険負担金は、村負担金分と共済掛金合わせた金額が計上されています。今回減額したのは、村負担分の金額を減額しただけでありました。本来は、職員掛金分も減額する必要がありましたので、12月補正で対応させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今ご答弁いただきましたので、それにつきましては了解いたしました。  そうしますと、現在雑入で社会保険の職員分のお金を受け入れていますが、これにつきましても社会保険、協会けんぽで加入していた職員が市町村職員共済組合の短期給付のほうに移るというようなことになろうかと思います。そうした場合、雑入で受け入れていました協会けんぽに支払う保険料、労働者分、これが減額になるかなと思いますが、この辺についてご答弁を求めます。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答えさせていただきます。  栗島議員おっしゃるとおりでございます。そのため、この雑入のほうの減額につきましても、12月補正で対応させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  4番、野口勝則議員。 ◆4番(野口勝則議員) 4番、野口です。14ページ、庁舎管理費、役場庁舎駐車場砕石敷均し工事費57万2,000円、これにつきましては2回目の説明で一応は話は聞いているのですけれども、現場を確認しますと、現場のほう担当職員の方と確認しましたところ、ぬかるというところで、一応そういったところで理由は分かったわけなのですけれども、ただこの土地の駐車場に関しましては、今後、庁舎建設等の計画もございますので、職員のほうでも一時的なものとして整備をしたいというふうなことを、そういうことを考えられて、こう言った形でやらせていただきたいということなのですけれども、ただ一時的なものになりますので、これ予算上は建設課のほうである程度の請負金額の基準というものを照らし合わせて数字出したものだと思うのですけれども、これ村が直接建材屋等から再生砂利、それを直接購入していただいて、敷きならしのほうに関しては、重機借り上げ等で対応していただければ、おそらくその敷きならしに関しては重機借り上げで1日で対応できてしまう内容だと思います。そういったことから、請負でなくそのような形でやれば、おそらくこの金額の半値以下になると思いますので、いずれにしましても応急的なことでございますので、そのような実際形で行うことはできないか、またこの考えがないか、その辺について答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 野口議員の質疑にお答え申し上げます。  役場駐車場の敷砂利の工事費についてご意見ありがとうございました。村といたしましては、先ほど野口議員がおっしゃられたとおり、今後、庁舎建設等が考えられます。当初は、アスファルト舗装までしてしまおうかとか、またアスファルト舗装する前に、下層路盤、上層路盤等までやって、砂利で整備しようかとかいろいろ職員の中でも議論がありました。ただ、庁舎建設に伴って役場前の駐車場が今後どうなるかということがまだ分かってございません。そのために、一番安価な金額で土木の担当のほうに設計を出させていただきました。  野口議員おっしゃるとおり、敷き砂利を購入して重機借り上げをすれば、もっと安価になるというご意見をいただきましたので、そこを検討しながら整備を進めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑ありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  19ページをお願いいたします。和紙の里施設管理事業、この中の土地借上料9,000円、少額ですが、先ほどの企画財政課長の説明によりますと、通行を確保することができるというようなお話だったのですが、そもそもここ場所が非常に狭いところで、それを借り上げて通行を確保するというのが目的なのかどうか、ちょっとこの間の説明ではそういう話はなかったような気がします。それで端的にお伺いいたしますが、この9,000円、これは10月から来年の3月まで借りる金額だと思っております。それで、今度新しく借りる土地の面積はいかほどになるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの栗島議員のご質問にお答えさせていただきます。  追加分というところで、通行ができるようにと企画財政課長のほうからご説明がありましたけれども、新しく購入しました旧レクレーション農園の土地と、今和紙の里の工房のほうの前の駐車場、そこをつなぐためのものになってございます。もともと和紙工房の前の駐車場のほうは賃貸でお借りしてございましたが、そことレクリエーション農園の間に、まだお借りしていない部分が発生しておりまして、その部分を追加でお借りするというものになってございます。広さに関しましては、追加分が108.18平米です。32.78坪になると思いますが、そこの部分を追加で借りる、10月からですので半年分の費用で8,195円という計算になってございますので、補正のほうは9,000円ということで計上させていただいております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) ただいまの説明で理解しました。100平方メートルを超えていると、結構な数字が出ると思います。この間の説明会で平面図を見せていいただきまして、私なりに計算しましたら50平米ぐらいだというような認識でいたのですが、ほかの土地があるのでしょう。それはどこだかちょっと今の説明では分からなかったのですが、そういった数字のものを借りるのだということであれば、それは了解したいと思います。  それから、もう一点お伺いしたいのは、その下にあります盛土転圧等整地工事費651万2,000円という金額ですが、これにつきましては駐車場を造るということで、もう舗装までしてしまうということになりますと、そもそも名目が盛土転圧等というよりも駐車場整備というようなことになるのではないかなと思います。それと、あと1点私が心配しているのは、結構ここ盛土をするわけなのですが、村道と第3駐車場をつなぐと、大体1.1%の勾配で下がっているというようなことで、結構盛土の量も多いのではないかなと思います。何立米ここに埋め立てるのか、ちょっとこれだけだと今計算できないのですが、そういうことで埋めていきますと、おそらく時間がたちますと沈むところとか、そういうところが生じると思います。その上にいきなり舗装をかけてしまって、後でこう穴が空くとか、そういうことがちょっと心配なのですが、その辺につきましてこの事業を担当するところはどういうふうに考えているのか、見解を伺いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの栗島議員のご質問にお答えさせていただきます。  この事業につきましては、文字のとおりといいますか、盛土と転圧をして駐車場を整備するというものになってございまして、盛土をしながらしっかりと転圧をして、その後の沈みですとかそういうものがないようにしっかりと転圧をしながら整備をして、最終的には舗装工事まですると、そういう考えでおります。  当初は、盛土だけでもとかそういう話も協議の中ではあったのですけれども、両脇に民地の農地が残ってございまして、雨水ですとかそういう部分がそちらに流れてしまうというおそれもございましたので、きちんと舗装をして、雨水処理の道筋をきちんとつくるという意味でも、舗装工事までさせていただいて整備をしたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。今、産業観光課長がるる答弁していただきました。これにつきまして、建設工事の専門家であります建設課長はどのような認識を持っていますでしょうか、ご答弁を願いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 江原建設課長、答弁願います。 ◎建設課長(江原章文君) ただいまの質疑に対して答弁申し上げます。  駐車場の盛土による造成工事ということになりますので、経験上、1メートル近い盛土になってくる場所になりますので、やはり機械低圧だけでは不十分なことが過去ある現場等を確認しております。やはり、自然転圧といった時間だとか降雨だとか、そういったものによる転圧によって、最終的に舗装で仕上げていくということがその後の施工状態が保たれるに当たって、適切かなとは考えております。これについては、産業観光課の担当職員にもこういったことについてはアドバイスのほうはしてございます。ただ、産業観光課長の先ほどの答弁のとおり、その後の雨水処理について、他の農地のほうに流れ込まないような、そういう措置をしたいというような思いがあったことから、今回舗装をすることによって、その舗装の端部、アスカーブといった雨水をそれ以上流れ出させないそういった施工をすることによって雨水処理を行うと、そういったことで対応したいというようなお話でしたので、今回、舗装までするような形で金額のほうを出しているといったところでございますけれども、やはりその転圧の部分については、良好な砕石だとか、あとは施工中に降雨とかそういったものがあると、さらに転圧の効果というのは上がってくるかなとも思いますので、施工中に、例えば水をまいたりだとか、そういったことによってもある程度効果のほうが出る可能性もございますけれども、やはり自然転圧となる時間経過、それにはなかなか及ばないのかなとも考えておりますけれども、ここについては雨水処理のほうを優先したということでございますので、今回舗装まで仕上げる形で設計書を作成いたしまして、金額のほうを出させていただいたということでございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  5番、田中秀雄議員。 ◆5番(田中秀雄議員) 5番、田中です。20ページをお願いします。20ページの一番上、中小企業等支援給付金、これ何か所ぐらいの事業所が対象になっていますか。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの田中議員のご質問にお答えさせていただきます。  こちら、村内の事業所ということで計算をさせていただいておりますが、商工会の会員数が令和4年の4月1日現在で110事業所ございます。しかしながら、商工会に加入されていない事業所様ということもいらっしゃろうかと思いますので、そういう部分を含めて考えたところ、平成28年の経済センサスの調査で、東秩父村は131事業所という数がございましたので、そこを基準に計算させていただいております。ですので、5万円掛ける131で655万円という額になってございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑ありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  12ページをお願いしたいと思います。12ページ、20款諸収入、3目過年度収入、ここの中に後期高齢者医療給付費負担金返還金462万4,000円が計上されております。この返還金につきましては、本来、後期高齢者医療のほうに回るべきお金なのでしょうか。そうしますと、歳出の繰り出しのところに、それに見合った金額が計上されていないような気がします。これについてご答弁を願いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島保健衛生課長、答弁願います。 ◎保健衛生課長(栗島正行君) ただいまの質疑にお答えいたします。  この後期高齢者医療給付費負担金の返還金につきましては、前年度の金額確定に伴う返還金ということで、一般会計のほうでもともと給付費については歳入で受けているものですので、同様に一般会計のほうでの受入れといった形になっております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 今の説明ということで了解させていただきたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  4番、野口勝則議員。 ◆4番(野口勝則議員) 4番、野口です。  先ほど栗島議員のほうから和紙の里の施設管理事業の盛土転圧整備工事費、そこのところの質疑のところで、担当課長のほうから雨水というところで舗装をかけてアスファルトを設置して、あまり流れ出ないようにというふうなご答弁があったわけなのですけれども、そこの駐車場の上にアスファルトをして舗装をかけて、その後、駐車場に降り注いだ雨水排水、これ放流先というのはご確認できているのでしょうか、その辺を伺います。 ○議長(高野貞宜議員) 江原建設課長、答弁願います。 ◎建設課長(江原章文君) ただいまの質疑に対して答弁申し上げます。  こちらについては、新たに整備する駐車場に降った雨については、槻川方面のほう、要は工房のほう、そちらのほうに雨水を誘導するよう勾配をつけまして、現在工房前の整備されている駐車場内に側溝が入っております。そこに誘導するよう勾配を調整して雨水を処理するという形で設計のほうはしてございます。  以上となります。 ○議長(高野貞宜議員) 野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) 今確認させていただいたのは、そもそも道の駅周辺のことに関しましては、地元の住民の方から様々な意見をいただいております。その中の一つに、駐車場の整備をやってアスファルト舗装をかけやった。そのために雨水がしみ込まないで、道路側溝、堀を流れる量が非常に増えてしまっていると、なので地元のほうでは大雨のときにその堀が氾濫して、道路のほうに水があふれてしまうと、そういったこともあるので、非常に地元の住民の方は、駐車場整備一つとっても、道路側溝の要は拡幅工事、そういったものの要望が出てきているわけなので、その辺、地元の人によくご理解いただくように、説明をした上で進めていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第44号 令和4年度東秩父村一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。                                      (午後 3時30分) ○議長(高野貞宜議員) 再開します。休憩前に続き会議を開きます。                                      (午後 3時40分) △議案第45号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(高野貞宜議員) 日程第10、議案第45号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第45号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の提案理由を申し上げます。  既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ12万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億2,987万8,000円とするものです。  なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるところです。  なお、詳細につきましては担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) 内容の説明を求めます。  栗島保健衛生課長。               〔保健衛生課長 栗島正行君登壇〕 ◎保健衛生課長(栗島正行君) 議案第45号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の内容についてご説明いたします。  本補正予算の主な内容といたしましては、歳入において令和3年度決算確定に伴う前年度繰越金の増額と歳出の納付金確定による歳入歳出の調整、歳出においては県への国保事業費納付金確定による増額が主な内容となります。  お手元の補正予算書の事項別明細書によりご説明いたしますので、6ページをお開きください。初めに、歳入でありますが、3款県支出金、1項県補助金、1目保険給付費等交付金16万5,000円の増額は、国民健康保険未就学児均等割額の減免に伴うシステム改修が必要になったことにより、必要経費のほぼ全額が交付されるもので、増額分を補正するものであります。  次に、6款2項1目国民健康保険事業費納付金等支払基金繰入金は、歳出の国民健康保険事業費納付金確定による調整額1,818万1,000円を減額補正するものです。  次に、7款1項2目その他繰越金は、令和3年度の決算の結果、繰越金の額が1,789万5,685円と確定したため、増額分の1,789万4,000円を増額補正するものです。  次に、7ページからの歳出についてご説明いたします。まず、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の委託料16万5,000円の増額は、先ほど歳入でご説明したシステム改修に必要な委託料であります。  続いて、3款国民健康保険事業費納付金、1項医療給付費給付費分、1目一般被保険者医療給付費分については、埼玉県による算定の結果、当初の見込みより増額となったため、増額分の49万9,000円を増額、同項2目退職被保険者等医療費給付費分についても、埼玉県による算定の結果、当初見込額より増額となったため、増額分の1,000円を増額、同款2項後期高齢者支援金等分、1目一般被保険者後期高齢者支援金等分については、埼玉県の算定の結果、当初の見込額より減額となったため、減額分の37万3,000円を減額補正するものです。  続いて、8ページをお願いします。同款3項介護納付金分、1目介護納付金分については、埼玉県による算定の結果、当初見込額よりも減額となったため、減額分の41万4,000円を減額補正するものであります。  以上の補正により歳入歳出に係る補正総額は12万2,000円の減額となり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億2,987万8,000円とするものであります。  議案第45号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の内容説明については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) これより質疑に入ります。  質疑の際は、ページ数を告げてから質問していただくようお願いをいたします。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終了します。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第45号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第46号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(高野貞宜議員) 続いて、日程第11、議案第46号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕
    ◎村長(足立理助君) 議案第46号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第1号)の提案理由を申し上げます。  既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,417万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億6,517万円とするものです。  なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるところです。  なお、詳細につきましては担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) 内容の説明を求めます。  栗島保健衛生課長。               〔保健衛生課長 栗島正行君登壇〕 ◎保健衛生課長(栗島正行君) 議案第46号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第1号)の内容についてご説明いたします。  本補正予算の主な内容といたしましては、歳入において令和3年度の決算に伴う繰越金の額の確定、歳出においては制度に基づき事業の財源となる国、県、村及び支払基金からの負担金について、給付実績等により精算を行うこととなりますので、令和3年度の交付超過分の返還金について予算措置するものであります。  お手元の補正予算書の事項別明細書によりご説明いたしますので、6ページをお開きください。初めに、歳入でありますが、8款1項1目繰越金は、令和3年度決算の結果、繰越額は1,443万2,734円と確定したため、増額分の1,417万円を増額補正するものであります。  次に、7ページからの歳出についてご説明いたします。5款1項1目給付準備基金積立金は、令和3年度決算確定に伴い338万7,000円を増額補正することで、本補正予算の歳入歳出額の調整を図ったものであります。  次に、6款1項2目償還金は、介護給付費等の財源として介護保険制度に基づいて一定割合を国、県及び社会保険診療報酬支払基金から交付金が交付されていますが、令和3年度の介護予防・日常生活支援事業等の実績に基づき精算を行った結果、国、県及び支払基金からの交付金が超過交付となり、返還する必要が生じたため、それぞれ不足分を増額し、合わせて839万7,000円を増額補正するものであります。  最後に、6款2項1目一般会計繰出金は、前年度の実績に基づく精算の結果、介護給付費、低所得者保険料軽減負担金、地域支援事業費及び事務費の村負担分にそれぞれ不用額が生じたため、それぞれ不足分を増額補正し、一般会計へ繰り出すものであります。  以上の補正により歳入歳出に係る補正総額は1,417万円の増額となり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億6,517万円とするものであります。  議案第46号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第1号)の内容説明については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) これより質疑に入ります。  なお、質疑の際はページ数を告げてから質問していただくようお願いをいたします。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終了します。  これより討論を行います。  道路はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これより議案第46号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第47号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(高野貞宜議員) 日程第12、議案第47号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第47号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の提案理由を申し上げます。  既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ105万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,505万5,000円とするものです。  なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるところです。  なお、詳細につきましては担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) 内容の説明を求めます。  栗島保健衛生課長。               〔保健衛生課長 栗島正行君登壇〕 ◎保健衛生課長(栗島正行君) 議案第47号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の内容についてご説明いたします。  補正予算書の事項別明細書によりご説明いたしますので、6ページをお開きください。まず、歳入ですが、6款1項1目繰越金は、令和3年度の決算の結果、繰越額が111万5,113円と確定したため、増額分の105万5,000円を増額補正するものです。  続きまして、歳出でございますが、3款2項1目他会計繰出金については、令和3年度決算剰余金を一般会計へ繰り出すため、不足分の69万9,000円を増額補正するものです。  最後に、4款1項1目の予備費を35万6,000円増額補正することで、本補正予算の歳入歳出額の調整を図ったものであります。  以上の補正で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ105万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,505万5,000円とするものであります。  議案第47号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の内容については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) これより質疑に入ります。  なお、質疑の際はページ数を告げてから質問していただくようお願いをいたします。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これより議案第47号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第48号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計補正           予算(第1号) ○議長(高野貞宜議員) 続いて、日程第13、議案第48号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第48号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計補正予算(第1号)の提案理由を申し上げます。  令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計予算について補正するものです。  なお、詳細につきましては担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) 内容の説明を求めます。  江原建設課長。               〔建設課長 江原章文君登壇〕 ◎建設課長(江原章文君) 議案第48号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  今回の補正予算については、新型コロナウイルスや物価高騰の影響から使用料の半額を2か月間減免することに伴うものと、人事評価制度及び人事院勧告による職員の給料、手当を更正するものです。  それでは、補正予算明細書で説明しますので、8ページをお開きください。まず、収益的収入である合併処理浄化槽設置管理事業収益の営業収益、浄化槽使用料から減免分となる87万7,000円を減額し、営業外収益の他会計補助金により減額分を一般会計から繰り入れるため、同額の87万7,000円を計上しています。  続きまして、収益的支出を説明いたしますので、9ページを御覧ください。営業費用の総係費で、給料2,000円と手当マイナス4万2,000円を補正しています。そして、10ページにある資本的支出の建設改良費の浄化槽建設費の給料4,000円を補正することで、先ほどの9ページ、給料2,000円、手当マイナス4万2,000円と、10ページの給料4,000円を合計したマイナス3万6,000円を9ページの営業外費用の雑支出として一般会計へ繰り出すことで、一般会計から繰り入れられている給料と手当分を調整するものです。  これまでのことに基づいて、3ページで総括しておりますのでお開きください。第2条により、当初予算で第3条に規定した合併処理浄化槽設置管理事業収益の4,549万4,000円は、補正予算差引き0円であるため同額になります。内訳といたしまして、営業収益2,193万7,000円から87万7,000円を減額し2,106万円とし、営業外収益2,355万7,000円に87万7,000円を増額し2,443万4,000円とします。  続いて、合併処理浄化槽設置管理事業費用4,819万3,000円を営業費用マイナス4万円と営業外費用の3万6,000円の計であるマイナス4,000円を差引き4,818万9,000円としています。内訳としまして、営業費用4,580万7,000円から4万円を減額し4,576万7,000円とし、営業外費用217万円に3万6,000円を増額し220万6,000円とするものです。  さらに、4ページで資本的支出を説明いたしますので、お開きください。当初予算で第4条に規定しました資本的支出2,296万円に4,000円を補正し2,296万4,000円とするものです。今回の補正により給料を補正しているため、第4条として職員給与費415万7,000円に6,000円を補正し416万3,000円としています。これについては、収益的費用と資本的費用の給料予算の合算額となります。  最後に、第5条により一般会計からの繰入金となる他会計補助金も補正しておりますので、2,612万2,000円を2,699万9,000円に改めております。  以上で議案第48号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) これより質疑に入ります。  質疑の際は、ページ数を告げてから質問していただくようお願いいたします。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第48号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第49号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(高野貞宜議員) 続いて、日程第14、議案第49号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第49号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計補正予算(第1号)の提案理由を申し上げます。  令和4年度東秩父村簡易水道事業会計予算について補正するものです。  なお、詳細につきましては担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) 内容の説明を求めます。  江原建設課長。               〔建設課長 江原章文君登壇〕 ◎建設課長(江原章文君) 議案第49号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。  今回の補正予算については、新型コロナウイルスや物価高騰の影響から水道基本使用料を2か月間減免することに伴うものと、人事評価制度及び人事院勧告による職員の給料と手当並びに施設修繕に伴う工事費を補正するものです。  それでは、補正予算明細書で説明いたしますので、8ページをお開きください。まず、収益的支出である簡易水道事業費用の営業費用のうち、原水及び浄水費の修繕費として978万9,000円を増額補正しています。これについては、主に城石浄水場の送水ポンプの修繕費455万4,000円、清正公山浄水場の配水池水位計の修繕費128万7,000円と、今後、突発的な不具合等に対応するための予算として400万円を見込み、予算残高5万2,000円を調製した合計978万9,000円となっています。  続いて、同営業費用のうち総係費の給料については、人事評価制度により給料2,000円を増額し、手当については人事院勧告により手当4万6,000円を減額するものです。  営業外費用の雑支出として、前述の給料と手当で合計マイナス4万4,000円が減額となります。この費用については、一般会計からの繰入金となる他会計補助金で賄われているため、その分を一般会計へ繰り出す科目として、雑支出のその他雑支出として4万4,000円を計上しています。  支出の最後に、予備費22万円を計上していますが、料金を減免する際に、料金システムの改修の必要があり、予備費を活用して対応しているため、その分を一般会計からの繰入金として補填するため計上しています。以上合計いたしますと1,000万9,000円となります。  次に、収益的収入を説明しますので、7ページをお開きください。まず、収益的収入である簡易水道事業収益の営業収益、給水収益の水道使用料から減免分となる386万2,000円を減額しています。  続いて、営業外収益の他会計補助金で1,387万1,000円を計上していますが、先ほど述べた収益的支出の合計額1,000万9,000円に減額分である386万2,000円を加算した金額となっています。  最後に、これまでのことについて3ページで総括されておりますので、お開きください。まず、第2条により、当初予算で第3条に規定した簡易水道事業収益1億3,609万1,000円に、今回の補正額1,000万9,000円を増額して1億4,610万円としています。内訳として、営業収益4,979万5,000円から386万2,000円を減額し4,593万3,000円とし、営業外収益8,629万6,000円に1,387万1,000円を増額し1億16万7,000円としています。  続いて、簡易水道事業費用1億2,878万9,000円に1,000万9,000円を増額し1億3,879万8,000円とするものです。補正の内訳として、営業費用1億2,282万2,000円に974万5,000円を増額し1億3,256万7,000円としています。  営業外費用では496万7,000円に4万4,000円を増額し501万1,000円とし、予備費100万円に22万円を増額し122万円とするものです。  第3条で給料2,000円を増額補正していますので、当初の395万3,000円に2,000円を増額し395万5,000円としております。こちらが4ページ目に記載をしてございます。  第4条では一般会計からの繰入金となる他会計補助金を補正していますので、当初の5,294万4,000円に今回の補正額である1,387万1,000円を加算した額である6,681万5,000円に改めております。  以上で議案第49号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) これより質疑に入ります。  質疑の際は、ページ数を告げてから質問していただくようお願いいたします。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第48号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第50号 工事請負契約の変更契約の締結について((1災282号)          下河原橋架替工事[下部工]) ○議長(高野貞宜議員) 続いて、日程第15、議案第50号 工事請負契約の変更契約の締結について((1災282号)下河原橋架替工事[下部工])を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第50号 工事請負契約の変更契約の締結についての提案理由を申し上げます。  ((1災282号)下河原橋架替工事[下部工])の請負契約の変更契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものです。  なお、詳細につきましては担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) 内容の説明を求めます。  江原建設課長。               〔建設課長 江原章文君登壇〕 ◎建設課長(江原章文君) 議案第50号 工事請負契約の変更契約の締結についてご説明申し上げます。  本議案については、令和元年の台風第19号により被災した下河原橋の災害復旧事業において、下河原橋の下部工となる((1災282号)下河原橋架替工事[下部工])の契約内容のうち、工期を延長したいため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものです。  契約の内容としては、工事名、((1災282号)下河原橋架替工事[下部工])。施工箇所、秩父郡東秩父村大字安戸地内。履行期限、令和4年9月30日までとなっていた契約内容を変更履行期限である令和5年3月30日まで延長するものでございます。請負金額については、現在8,467万8,000円で契約しており、今回は変更なしとしてはおりますが、今後、工事の進捗状況によって変更がある場合には、再度議案として上程させていただきます。  最後に、請負業者は、埼玉県秩父郡東秩父村大字坂本2334番地、有限会社奈良建設、代表取締役、奈良優一となっています。  つきましては、本契約の履行期限を延長するための変更契約となり、地方自治法に基づき議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本案を提出するものです。  以上で議案第50号 工事請負契約の変更契約の締結についての説明とさせていただきます。 ○議長(高野貞宜議員) これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第50号 工事請負契約の変更契約の締結について((1災282号)下河原橋架替工事[下部工])を採決いたします。  本案に賛成の諸君の挙手を求めます。               〔挙手全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 挙手全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第51号 財産の無償譲渡について(光ファイバーケーブル設備及び          附帯設備) ○議長(高野貞宜議員) 日程第16、議案第51号 財産の無償譲渡について(光ファイバーケーブル設備及び附帯設備)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第51号 財産の無償譲渡についての提案理由を申し上げます。  東秩父村光ファイバーケーブル設備及び附帯設備を東日本電信電話株式会社に無償で譲渡することについて、この案を提出するものです。  なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) 内容の説明を求めます。  福島総務課長。               〔総務課長 福島則元君登壇〕 ◎総務課長(福島則元君) 議案第51号 財産の無償譲渡について内容のご説明を申し上げます。  このたびの財産の無償譲渡については、本村で平成22年度に国の交付金を活用して、村内全域に光ファイバーケーブルを整備したものを通信事業者に無償で譲渡するため、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  無償で譲渡する財産は、平成22年度に総務省「地域情報通信基盤整備推進交付金事業」を活用し、東秩父村地域情報通信基盤整備工事により整備した東秩父村光ファイバーケーブル設備及び附帯設備、所在は東秩父村全域となり、無償で譲渡する相手方は、埼玉県さいたま市浦和区常盤5丁目8番17号、東日本電信電話株式会社、執行役員、埼玉事業部長、市川泰吾となっています。無償で譲渡する日(予定日)は、令和5年4月1日となっています。  2枚目の議案第51号参考資料を御覧ください。左側の提案の概要が無償譲渡する理由になっています。平成22年度に光ファイバーケーブルに係る整備を行い、平成23年4月から東日本電信電話株式会社とのIRU契約締結により、サービス提供をしてきました。整備完了から10年が経過し、今後は維持管理等に多額の費用が見込まれるため、当初から維持管理を委託している東日本電信電話株式会社に無償で譲渡することにより、村の将来の財政負担・人的負担の軽減を図ることができます。さらに、本村全域の利用者へ継続的かつ安定的なブロードバンドサービスの提供を行うため、無償譲渡するものです。  右側に政策の背景と提案までの経過があり、政策の背景では、光ファイバーケーブル整備は、災害時等に屋外スピーカーの放送内容が届きにくく、高齢者世帯等に対して、よりきめ細かに防災情報を行き渡らせることを目的として、全世帯にタブレット型端末(防災情報戸別受信機)を配布しました。経過は、平成22年度に国の交付金事業である地域情報通信基盤整備推進交付金事業で、東秩父村全域に光ファイバー網を整備しました。  平成23年度から東日本電信電話株式会社と村との間でIRU契約(施設貸与契約)を締結し、サービスの提供を開始しました。  令和2年5月に総務省が「公設光ファイバーケーブル及び関連設備の民間移行に関するガイドライン」を制定しました。このガイドラインの目的は、地方における将来の更なる人口減少等も見据え、情報通信基盤の効率的な管理運営を進めるため、地方公共団体が保有する光ファイバーケーブル及び関連設備の円滑な民間移行に向けて指針を示したものです。  令和2年7月より東日本電信電話株式会社とIRU設備及び附帯設備譲渡に向けた協議を開始しました。  最後に、村住民の利用状況については、令和4年6月末現在で668件加入しております。  以上で議案第51号 財産の無償譲渡について(光ファイバーケーブル設備及び附帯設備)の内容は、以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  ただいま上程されました光ファイバーの譲渡につきましては、私も特に問題はないと、早めに譲渡していただいたほうが村の負担が少なくなっていいかなと思っておりました。その中で1点ちょっと疑問に思ったことがあります。条例の中に議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例というものがあります。この中の第3条で、予定価格700万未満の動産は売り払いする場合は、議会の議決が必要ないという規定があるかと思います。これらとの整合性、あるいは令和3年3月1日付で城南観光に譲渡されましたマイクロバス、研修バスです。これにつきましては議会の議決を得ていないまま譲渡されているかと思います。この辺の整合性について担当課がどういうふうにお考えになっているのか、伺えたらありがたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  民間譲渡について、光ファイバーケーブルの関係は、地方自治法により議決事項というふうになってございます。そのために、今回議会の議決をお願いしたものでございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 今、総務課長の答弁によりますと、地方自治法により議決事項になっているというご答弁があったのですが、それにつきましてこの条例とか、先ほど申しました研修バスについては議決していないわけです。それについて整合性があるのかないのかというお話だったのですが、その辺の答弁はしていただいていないような気がするのですが、それについてしっかり答弁をお願いしたいと思います。               〔「暫時休憩お願いします」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 暫時休憩します。                                      (午後 4時25分) ○議長(高野貞宜議員) 再開します。                                      (午後 4時30分) ○議長(高野貞宜議員) 再開します。休憩前に続き答弁を願います。  福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  この光ファイバーケーブルと、また行政バスの譲渡の整合性ということになってございます。まず、光ファイバーケーブルのほうに関しましては、私ども地方自治法上によって議決事項と考えておりますので、今回議案として出させていただきました。  ただ、行政バスのほうについての譲渡につきましては、今後確認をして報告させていただきますので、確認が取れ次第、議員の皆様には報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。               〔「了解しました」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) よろしいですか。  ほかに質疑はありませんか。  4番、野口勝則議員。 ◆4番(野口勝則議員) 今回、光ファイバーの整備したものを無償譲渡ということなのですけれども、その理由はよく分かっております。ただ、一応確認なのですけれども、無償譲渡とした後に、相手先の一存で、村内の光ファイバーを廃止するようなことがあってはいけないと思います。その辺について、改めて確認させてください。お願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 野口議員の質疑にお答えさせていただきます。  今回、村から東日本電信電話株式会社に譲渡ということで、その後、この業務を継続してやっていただかないと困るというような野口議員の質問だったと思いますけれども、基本的に電話をさせていただいて、そこの確認は取れてございます。また、文書で交わすように東日本電信電話株式会社のほうには話をしておりますので、そこの部分につきましては、安心していただければと思っております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) ぜひ書面により確実にその約束事を残していただきたいと思います。お願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論ありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これより議案第51号 財産の無償譲渡について(光ファイバーケーブル設備及び付帯設備)を採決いたします。  本案に賛成の諸君の挙手を求めます。               〔挙手多数〕 ○議長(高野貞宜議員) 挙手全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △閉会中の継続調査の申し出について ○議長(高野貞宜議員) 日程第17、閉会中の継続調査の申し出について議題といたします。  特定事件についての閉会中の継続調査をしたい旨申出がありましたので、お手元に配付しておきましたから、御覧いただきたく存じます。  お諮りいたします。各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。               〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 異議なしと認めます。  よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 ○議長(高野貞宜議員) お諮りいたします。  本定例会で議決の結果を生じた条項、字句、数字、その他整理につきましては、その整理を議長に委任されたく存じます。これに異議ありませんか。               〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 異議なしと認めます。  よって、条項、字句、数字、その他の整理を議長に委任することに決定しました。 △閉会について ○議長(高野貞宜議員) お諮りいたします。  本定例会で会議に付された事件は全て議了いたしました。  ここで、村長から挨拶のための発言を求められています。これを許可します。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議長から発言のお許しをいただきましたので、東秩父村議会定例会を閉会するに当たり一言お礼のご挨拶を申し上げます。  本定例議会にご提案申し上げました諸案件につきまして、いずれもご熱心にご審議を賜り、原案どおりのご決議をいただき、ここに閉会できますことに感謝を申し上げます。  依然としてコロナウイルス感染の収束は見えず、感染対策に神経をとがらせている中、さらなる危機管理意識を高めて事態を乗り越えていく必要がありますが、日に日に変わる社会情勢を見ても、日本外交に波高しという言葉が目に留まりました。様々な問題を受け止めていただき、議員各位におかれましては、高い知見からのご指導をお願い申し上げて、閉会の挨拶とさせていただきます。本日は大変ご苦労さまでございました。 ○議長(高野貞宜議員) 以上、村長の挨拶を終了いたしました。  よって、東秩父村議会会議規則第6条により、本日をもって閉会することにしたく存じます。これに異議ありませんか。               〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 異議なしと認めます。  よって、本定例会は本日をもって閉会することに決定いたしました。 △閉会の宣告 ○議長(高野貞宜議員) これにて令和4年第4回東秩父村議会定例会を閉会いたします。                                      (午後 4時39分)...