東秩父村議会 > 2022-09-13 >
09月13日-一般質問、議案説明、質疑、討論、採決-02号

  • 比企広域市町村圏組合議会定例会(/)
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  1. 東秩父村議会 2022-09-13
    09月13日-一般質問、議案説明、質疑、討論、採決-02号


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    令和 4年  9月 定例会第4回)令和4年第4回(9月)東秩父村議会定例会議事日程 (第2号)                        令和4年9月13日(火曜日)午前10時00分開議 日程第 1 諸報告 日程第 2 一般質問 日程第 3 議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定について 日程第 4 議案第38号 令和3年度東秩父村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 5 議案第39号 令和3年度東秩父村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 6 議案第40号 令和3年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認              定について 日程第 7 議案第41号 令和3年度東秩父村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 8 議案第42号 令和3年度東秩父村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について出席議員(8名)     1番  栗  島  廣  行  議員     2番  鷹  野     明  議員     3番  百  瀬  浩  子  議員     4番  野  口  勝  則  議員     5番  田  中  秀  雄  議員     6番  高  野  貞  宜  議員     7番  渡  邉     均  議員     8番  松  澤  公  一  議員欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名  村   長   足  立  理  助  君   副 村 長   清  水  順  平  君  教 育 長   大 久 根     勇  君   総 務 課長   福  島  則  元  君  企 画 財政   眞  下  哲  也  君   税 務 会計   野  沢  秀  信  君  課   長                   課 長 兼                          会計管理者  住 民 福祉   宮  崎  士  朗  君   保 健 衛生   栗  島  正  行  君  課   長                   課   長  産 業 観光   篠  﨑  裕  美  君   建 設 課長   江  原  章  文  君  課   長  教育委員   足  立  利  平  君   代   表  吉  野  文  泰  君  事 務 局長                   監 査 委員                                              本会議に出席した事務局職員   議会事務局   神  田     遼      書   記   髙  橋  倫  晃  副事務局長 △開議の宣告 ○議長(高野貞宜議員) ただいまの出席議員は8人です。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。                                      (午前10時00分) △議事日程の報告 ○議長(高野貞宜議員) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 △諸報告 ○議長(高野貞宜議員) 日程第1、諸報告を行います。  本日の付議案件は、議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定についてほか5件です。  次に、議案説明のため、村長ほか関係者の出席を求めております。その者の職氏名を一覧表にしてお手元に配付しましたから、ご了承ください。  以上で諸報告を終わります。 △一般質問 ○議長(高野貞宜議員) 日程第2、一般質問を行います。                                                       ◇ 百 瀬 浩 子 議員 ○議長(高野貞宜議員) 昨日に引き続き、通告順に従って質問を許します。  3番、百瀬浩子議員。               〔3番 百瀬浩子議員登壇〕 ◆3番(百瀬浩子議員) 発言番号4番、議席番号3番、百瀬浩子です。議長のお許しをいただきましたので、通告書に従って質問いたします。  質問事項1、東秩父村ハザードマップについて。質問の要旨、東秩父村ハザードマップ(以下「ハザードマップ」と称す)は、いつ起こるかもしれない様々な災害に対し、事前に備えることを目的として作成され、令和4年3月に発行されました。洪水浸水想定区域の色分けについては、最大規模降雨3日間の総雨量740ミリを想定しシミュレーションしたものとあります。予想でき得る範疇の最大規模の数値とのことですが、あまりにも大きな数字で少し実感しづらい数値になっているため、見立てた被害状況の現実味や認識の共有が地域住民との間で図られているのか、少し心配になりました。そこで、次の点について伺います。  (1)、ハザードマップ配布後に地域住民との意見交換や情報の吸い上げはどのようになっておりますか。計画や図面については常に改良を加え、よりよいものにしていく継続性が求められると考えます。一度作ればそれで終わりということはなく、地域住民と共に作り、温め育てていく、そのような取組の姿勢が望ましいと考えますが、この点についていかがお考えでしょうか。  (2)、降雨の状態は断続的であったり連続して降り続いたりと様々でありますから、総雨量で被害の大きさを見立てたのだと思いますが、総雨量とは結果であるため、避難行動を取るに当たっての兆しを捉える目安としての雨量はどのような数値になりますか。ハザードマップ23ページ目に、雨の強さと降り方というとても分かりやすい表がございますので、断続的に降り続いた場合と、集中して連続的に降り続いた場合とでお答えください。また、降雨量と降水量の違いについても併せてお願いいたします。  (3)、ハザードマップ10ページ目「避難所」について。本村が指定する避難所については、収容人数避難経路等も含め、これまでも一般質問等で取り上げられてまいりました。中でも平成30年3月定例会における野口議員一般質問は、本村の指定避難場所の実情を踏まえて見直しを求める大変意義深く、質実伴ったすばらしい内容でありました。このたびのハザードマップに記載された避難所は、こうした取組の一つ一つに真摯に向き合ってこられた役場職員をはじめ、本村の防災に関わってくださる皆様との現時点における情報共有の集大成であり、今後の本村の防災・減災力の向上を図っていくための重要なツールでもあります。そこで、次の2点について伺います。  ①、本村が指定する避難所の見直しについて特に重視したことと、このたびの改善点、そして見直しによりどのような効果が得られたのかお答えください。  ②、様々な災害がある中で本村のハザードマップは、洪水、土砂災害、地震を想定したものとなっております。本村の地形と集落の広がる状況を地図上で確認いたしますと、予想をはるかに上回る危険地帯にあることが分かりました。しかしながら、洪水被害に対する指定基準を満たす避難所が避難所の一覧には一つもございません。この厳しい現実を村はどのように捉え、どのような手だてを考えていますか。  質問事項2、洪水浸水を想定した避難場所の確保と協力の体制づくりについて。質問の要旨、災害時の避難場所については、「ここなら絶対に安全です」と断言できなくても、村民の命を守るためのせめてもの可能性を模索し、追い求める努力と意欲を持ち続け、これを地域防災につなげていかなければなりません。そのための協力体制について、2つご提案申し上げますので、それぞれの提案内容について、村としてはどのような取組や支援ができるのかお答えください。  (1)、村内事業所との連携。村内事業所への通勤手段は、自己が所有する車を利用してという方の割合が高い傾向にあります。河川が氾濫した際に放置された車は、交通の妨げや下流域への被害を大きくするばかりか、災害ごみとなり、通勤者たちの被災後の生活復旧にも大きな影を落とします。減災的観点からもいち早く高台へと移動させることが鍵を握ります。高台への避難は車を所有していない災害弱者にとっても切実な課題です。村内の災害弱者避難支援の迅速化を図るに当たり、村内事業所の通勤者の車に乗せてもらい、一緒に高台へと避難していただく、そのための駐車スペースを村が確保し、草刈り等の整備は、村、事業所、地域住民との協力で行うなどの事項をあらかじめ取り決めておき、有事に備えること。  (2)、村内の神社仏閣への避難について。浅間山の大噴火の際、高台にある観音堂を目指して階段を上り切った人たちが生き残ることができた史実から見ても、高台にある神社仏閣などが地域の防災拠点になった事例は珍しくありません。2019年11月22日付日本経済新聞によりますと、「寺社が災害時支援拠点に 台風で住民避難や配給も 再評価、行政と協定増加」との見出しで具体的な事例紹介もございます。氏子、檀家を問わず、いざというときに誰もが気兼ねなく身を寄せ合うことができるような体制づくりをすること。  質問事項3、災害廃棄物処理計画について。質問の要旨、東秩父村災害廃棄物処理計画(以下「本計画」と称す)は、想定される災害に対する事前の体制整備を中心とし、住民・事業者・行政の連携に基づく災害廃棄物の円滑な処理を促進するため、国の災害廃棄物対策指針、県の災害廃棄物処理指針等に基づき平成31年1月に策定されました。  (1)、災害ごみの集積所について。本計画によりますと、本村の災害廃棄物等の仮置場は、坂本グラウンド安戸グラウンド、ふれあい広場の3か所となっておりますが、坂本グラウンド安戸グラウンドは、大型車両の出入りに対し、進入路の狭さが課題となっております。また、ふれあい広場につきましては、県道よりも低地にあるため、水害時の浸水状況が心配されます。このような立地的、地形的な問題に対し、どのような手だてを考えていますか。  (2)、避難拠点の整備の一環とした新しい技術を活用した自己完結型のし尿処理機能を持つトイレの導入・設置について。災害時に急遽仮設トイレを設置するということは容易なことではありません。いざというときに身を寄せ合う拠点に対し、平素からトイレを設置しておくことは、観光拠点の整備をしていく上でもとても有効だと考えます。本村の場合、水の枯渇や水道・電気といったそもそものインフラ整備がないために断念せざるを得ない事例もございました。しかし、水害に備え、高台にし尿処理の機能を備えた避難拠点を整備しておくことは、村民の命を守るために行政がしておかなければならないことではないでしょうか。ホテルのような豪華な施設を求めているのではありません。必要最小限拠点整備としてトイレを設置していただきたいのであります。近頃のトイレの技術の革新は目覚ましいものがございます。排水リサイクル自己完結型トイレの導入・設置についてのお考えをお答えください。 ○議長(高野貞宜議員) 3番、百瀬浩子議員質問事項1、東秩父村ハザードマップについて、質問事項2、洪水浸水を想定した避難場所の確保と協力体制づくりについて、質問事項3、災害廃棄物処理計画について、(2)の答弁を願います。  福島総務課長。               〔総務課長 福島則元君登壇〕 ◎総務課長福島則元君) 発言番号4、議席番号3、百瀬浩子議員からの質問事項1、東秩父村ハザードマップについてご答弁申し上げます。  (1)、地域住民との意見交換や情報の吸い上げについてご答弁申し上げます。村では、防災関係計画策定防災訓練などを計画的に進めるよう防災事業スケジュールを作成しております。防災事業スケジュールでは、令和5年度から地区ごと防災訓練を予定しており、訓練は、避難訓練地域ごと防災課題図を使った意見交換などを実施したいと考えております。  また、今年度からシルバー人材センターと連携して、タブレットの保守を目的とした世帯訪問を行っていますので、タブレット保守以外の防災関係の課題や地域の相談などを聞き取り、それを報告書として役場に提出していただいております。今後も防災訓練シルバー人材センターとの連携などを通して、地域とのつながりができる取組を検討してまいります。  続いて、(2)、避難行動を取る目安について、また降雨量と降水量の違いについてご答弁申し上げます。初めに、避難行動の目安としては、雨量だけではなく、気象庁が発表する気象情報土砂災害洪水災害からの自主避難の判断に役立つキキクル危険度分布)などで確認する方法が効果的です。村が避難情報を発令する際にも、気象情報キキクル危険度分布)の土砂災害警戒情報などを参考にしています。気象情報では、警戒レベル高齢者避難等に当たる大雨警報洪水警報が発表されたとき、キキクル危険度分布)では、警報に該当する赤色の表示がされたときが避難行動の目安になります。  土砂災害は、現在降っている雨だけでなく、これまでに降った雨による土壌中の水分量が深く関係していて、この危険度を「土壌雨量指数」で表しています。洪水災害は、降った雨水が地表面や地中を通って時間をかけて河川に流れ出し、さらに河川に沿って流れる量が関係しています。河川の上流域に降った雨がどれだけ下流の洪水危険度を高めるかを「流域雨量指数」で表しています。避難行動の目安となる気象情報は、雨量のみでなく、災害ごとの警報等の基準値と、これらの指数を組み合わせて発令しています。これらの情報は、気象庁ホームページで誰でも見ることができますので、避難行動の参考にしていただけます。  次に、降雨量と降水量の違いについて説明いたします。降水量は、雨や雪、ひょう、あられなどを全て水に換算した量を指し、どこにも流れずにそのままたまった場合の深さをミリメートルで表しています。それに対して降雨量は、雨のみの量をあらわしたものです。測定の方法については、降水量と同様の考え方となります。  続いて、(3)、避難所について、①、避難所の見直しについて重視したこと、その効果についてご答弁申し上げます。避難所の見直しを実施するに当たり最も重視したことは、安全な避難所を指定することです。指定基準として、立地条件構造条件耐震条件をポイントにし、フローチャートにより基準を満たす施設を指定しました。これは、内閣府の「指定緊急避難場所の手引き」を参考にしております。  災害発生のおそれがない区域かどうかの立地条件、それを満たさない場合は、安全な構造である鉄筋コンクリート造りなどの構造条件、さらに新耐震基準に適合する耐震条件の3つの条件を確認して、それを満たした施設を避難所として指定しております。  次に、②、洪水災害に対する避難所についてご答弁申し上げます。洪水災害に対する避難所として指定するには、洪水浸水想定区域外に立地していること、または想定水位以上の高さに避難スペースがあることが条件となります。本村では、洪水専用の避難所はございませんが、高齢者生きがいセンター、和紙の里研修会館ふるさと館ふるさと文化伝習館分館などが洪水浸水想定区域外となっていますので、避難所として活用できます。また、構造条件から見ると、中学校校舎小学校校舎が活用できることとなっております。校舎を使用する場合には、災害対策本部から要請して開設したいと考えています。  また、避難所だけでなく、村外の宿泊施設や事前に取決めをしておき、安全な親戚や知人宅へ避難する方法もございますので、避難できる場所は避難所だけでないことも周知してまいります。今後、村外へ避難する場合の避難申請や所在確認の方法についても検討していきます。  続いて、質問事項2、洪水浸水を想定した避難場所の確保と協力の体制づくりについてのうち、(1)、村内事業所との連携についてご答弁申し上げます。  要支援者の避難支援については、避難行動配慮者名簿として取りまとめており、有事の際には、民生委員、消防団、警察など避難支援関係者に提供します。この名簿情報は、個人情報に該当するため村内事業所に提供することは難しいものと考えます。しかし、村内事業者との連携方法については、事業所の特性を生かした連携ができるよう検討してまいります。  なお、洪水浸水災害を想定した場合、同時に大雨による土砂災害が想定されます。高台までの避難経路土砂災害が発生する場合や、ハザードマップ上で安全な高台でも住家等の保全対象がなければ、県の基礎調査を行っていないため、危険な箇所が存在する可能性があります。そのため、洪水浸水想定区域外への避難や、親戚や知人宅への避難を検討していただくことが効果的であると考えます。  次に、(2)、村内の神社仏閣への避難についてご答弁申し上げます。百瀬議員おっしゃるとおり、他の自治体では神社仏閣を避難所に指定しているケースがございます。今後、村内の神社仏閣への避難については、立地条件構造条件耐震条件などを確認し、有事の際に避難所として活用させていただけるかなど検討してまいります。  最後に、質問事項3、災害廃棄物処理計画について、(2)、避難拠点の整備の一環とした新しい技術を活用した自己完結型のし尿処理機能を持つトイレの導入・設置についてご答弁申し上げます。  一たび災害が発生すると、断水や停電、そして浄化槽の損壊により、多くの水洗トイレが使用できなくなり、環境衛生の悪化を招くことになります。また、トイレが不衛生となったことにより、健康被害に悪影響を与え、その結果、脱水症状になるほか、慢性疾患が悪化するなどして体調を崩し、エコノミークラス症候群や脳梗塞、心筋梗塞で命を落とすことにもなります。このことから、避難生活におけるトイレの課題は、強い意識を持って捉えるべきと考えております。  排水リサイクル自己完結型トイレは、従来のトイレ設備では設置困難だった場所でも導入でき、仮設トイレのように設置するだけで、その日から衛生的で快適なトイレ環境を可能にした先進的なトイレシステムです。また、水源が不要、排水放流なし、消費電力はソーラー発電があればほぼ100%削減でき、100ボルト発電機でも対応可能となっているそうです。価格は、1日50回便器3台で100ボルト発電機を使用し、設置運搬費込みで約650万円、1日100回便器6台で同様の内容で約1,350万円でした。ランニングコストは年間約3万円です。  また、各種トイレの価格やランニングコストは、7人槽の新設トイレを設置した場合は約925万円、ランニングコストは年間約6万円、和式仮設トイレを1基設置した場合は約4万円、ランニングコストは汲み取り1回8,000円、携帯トイレは1枚125円で可燃物として処理できます。  災害が発生した直後の災害用トイレは、携帯トイレ簡易トイレ及び組立て式仮設トイレを活用していきます。その後、避難所生活が長時間に及ぶ場合には、仮設トイレになっていくことが想定されています。排水リサイクル自己完結型トイレの導入・設置は、仮設トイレと同時期になると考えられ、環境衛生や費用などあらゆる角度から十分検討してまいります。  以上、百瀬浩子議員一般質問質問事項1、2及び3の(2)の答弁とさせていただきます。 ○議長(高野貞宜議員) 続いて、質問事項3、(1)の答弁を願います。  栗島保健衛生課長。               〔保健衛生課長 栗島正行君登壇〕 ◎保健衛生課長栗島正行君) 質問事項3、災害廃棄物処理計画について、(1)の災害ごみの集積所についてご答弁申し上げます。  大規模な地震や水害による災害が発生した場合、被害建築物等の瓦礫類や避難所からのごみ・し尿処理問題など、一時的に大量のごみの発生が予想されます。小規模な災害であれば、小川地区衛生組合まで自己搬入していただき、通常50キログラムを超える部分で有料となるところを小川地区衛生組合廃棄物の処理及び清掃に関する条例施行規則第7条における手数料の減免の手続を経て、手数料免除で搬入を行っていただくといった流れになります。  大規模な災害など、小川地区衛生組合処理規模を超える廃棄物の搬入が予想される場合には、各自治体で災害廃棄物の仮置場を設置します。ある程度分別をしていただいた状態で住民の自家用車等で仮置場まで搬入していただき、さらに粗選別を行い、廃棄物の種類によって各処理施設へ運搬することになります。  現在村では、災害廃棄物の仮置場として坂本グラウンド安戸グラウンド、ふれあい広場の3か所を想定しています。ただし、ふれあい広場については、臨時ヘリポート候補地自衛隊等災害派遣隊活動拠点としての位置づけや、村のハザードマップに記載しているとおり、自家用車等による車両での避難所に指定されていますので、一義的には坂本グラウンド安戸グラウンドが候補地になると考えています。  百瀬議員からのご指摘のとおり、どちらのグラウンドも進入路が狭隘であり、車両の出入りや大型車両の通行に支障があります。しかしながら、緊急時での対応でもあり、また村内の方が災害廃棄物を搬入する車両としては、主に軽トラック等が予想されるので、車両誘導を行えば搬入はできるものと考えています。大型車両の通行については、主に処理施設への搬出が予想されますが、4トントラック程度であれば通行は可能でありますので、通行の際には一時的に通行止めの処置を取るなどして搬出を行います。  以上、百瀬議員からの一般質問に対する答弁とさせていただきます。 ○議長(高野貞宜議員) 再質問を許します。  3番、百瀬浩子議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  ただいまいただきました質問事項2、洪水浸水を想定した避難場所の確保に関わるご答弁について再質問いたします。  総務課福島課長からのご答弁によりますと、ハザードマップ上で安全な高台でも住家等の保全対象がなければ県の基礎調査を行っていないため、危険な箇所があることが想定されますとのこと、マップで見ると白地になっている部分が対象になります。このご答弁の内容は、本当に全くもってごもっともでありますし、村民が知りたいのはまさにこの部分なのでございます。どこなら安全なのか、どこを目指して逃げたらいいのか、あるいは全く真逆に、どこが危険なのか、どこから遠のけばいいのか、こういった情報が欲しいのであります。  熱海市で発生した土石流による被害状況の恐ろしさは記憶に新しいところでございますが、静岡県の検証委員最終報告によりますと、地下水が流れ込む場所に排水対策などが不十分な不適切な盛土が造成され、大雨でさらに地下水が浸透したことで土石流が発生したと結論づけがされました。本村においては、特定家畜伝染病感染性廃棄物の埋却という人為的行為が埼玉県により山の上部で行われております。その後の経過について、令和2年6月定例会一般質問にて確認したところ、福島総務課長からは「埋却地周辺の地形的変位は特にございません」、村長からは「県によりますと、基本的に問題はないとのことです」とのご答弁をいただきました。しかしながら、そこを中心とした半径400から500メートル内において、土砂災害が数か所発生しております。県による埋却行為との因果関係は今のところ不明ですが、周辺住民の皆さんが心配し、危ぶんでいたことが実際に発生しているのであります。  発生地点としては、民家から離れ、異変に気づきづらいところであり、土砂の流出方向等によっては下方の集落を襲いかねない重点的な警戒が必要な危険箇所なのであります。ここで村長に伺います。  ①、村民を守るために自主的・主体的に安全な箇所、危険な箇所を調査するお考えはありますか。  ②、埼玉県が管理する牧場道周辺で発生している土砂災害等に対し、発生箇所から見て下方に点在する村の集落の安全確保をするために、県との交渉機会をどのように持ち、どのような要望としてご提出いただけるのかお答えください。 ○議長(高野貞宜議員) 足立村長、答弁願います。 ◎村長(足立理助君) 百瀬議員の再質問に対しまして、お答えをさせていただきます。  ハザードマップ掲載のとおり、村内には急傾斜地の崩壊、土石流、地滑りの土砂災害警報区域(イエローゾーン)及び土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)が村内に点在しております。避難所について、質問事項の1の(3)でご答弁申し上げたところですが、全ての避難所が避難所としての機能を有している場所に指定しているものではございません。今後は、防災担当課に指示を出し、東松山県土整備事務所や寄居林業事務所など、あらゆる関係機関と連携をし、協議し、必要な場合は危険箇所等の調査を検討してまいります。今後ともご理解、ご協力をお願いいたします。  また、②のご質問ですが、豚コレラの埋却地周辺の地盤の状況と水質については、令和2年6月議会定例会百瀬議員一般質問でもご答弁しておりますが、埼玉県から東京大学名誉教授で砂防工学の森林水文学を専門にしている太田猛彦様に依頼をして現地を見ていただき、特に問題ないとの意見をいただいております。ただし、百瀬議員おっしゃられたとおり、牧道において台風19号により2か所土砂災害が発生し、道路が通行止めになってしまいました。これは、村と同様、激甚災害の認定を受け国庫補助により災害復旧工事がされ、今現在では通行可能となっております。まずは、県に牧道周辺で発生した土砂災害の原因を確認し、その原因を踏まえてどのように協議、要望できるかを検討していきます。今後も周辺住民の皆様の安全第一で考えておりますので、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) 3番、百瀬議員
    ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。災害時における廃棄物の処理であるとか、日頃から、平素から危険な箇所を点検しておくこととか、そういったことは本当に村民にとっての安全に安心して暮らしていける村づくりに本当に不可欠なことであり、行政の使命であるとも言えると思います。  また、村民憲章にもうたわれているのですけれども、「清潔な村をつくりましょう 美しい水の流れのように」、これは本当に槻川上流部に位置する自治体としての使命や誓いのようなものを感じております。私たちはいろんな組織や機能を持った、そういったものの総合力を集結させて、少しでも村民の皆さんの命を守れるように力合わせて頑張っていただければと思っております。  私の一般質問は以上となります。 ○議長(高野貞宜議員) 以上で3番、百瀬浩子議員一般質問を終了します。                                                       ◇ 鷹 野   明 議員 ○議長(高野貞宜議員) 続いて、質問を許します。  2番、鷹野明議員。               〔2番 鷹野 明議員登壇〕 ◆2番(鷹野明議員) 発言番号5番、議席番号2番、鷹野明でございます。議長のお許しを得て、一般質問させていただきます。  質問事項1、安戸ゴルフ場跡地(遊休地)活用について。質問の要旨、安戸ゴルフ場跡地は、平成18年9月20日、土地170筆、台帳面積30.6ヘクタール、1,000万円にて購入し、若林村政で6年、平成24年から足立村政に代わり10年がたちました。その間、様々な提案・計画が予定され、対策チームやプロジェクトチーム等で議論され、予算も計上されましたが、そのほとんどが頓挫、中止となり、足立村長ご自身も「不本意」と発言され、忸怩なる思いを感じていると察しております。しかし、この10年間に関しては、村民からは足立村政の雄一の失策であると批判されても致し方ないのではないでしょうか。  それでは、次の4点についてお聞きいたします。  (1)、安戸ゴルフ場跡地への進入路(村道1207号線)入り口右側、のり面崩落の改修費概算予算はどのくらいと予想されますか。また、その奥に民家がございますが、通行の利用程度はどのくらいでしょうか。さらに、柵を設置した地権者との交渉、話合いは現在持たれておりますか。  (2)、地籍調査が完了したと思われますが、村有地と民有地の境は確定されましたか。  (3)、現在、安戸ゴルフ場跡地に対する企業誘致等々、具体的な展望・予定・計画はありますか。  (4)、今まで安戸ゴルフ場跡地への進入路に関しては、村道1207号線ばかり取り上げられておりました。迂回路につきましては、足立村長、松澤議員が小瀬田方面への道を提案しておりました。新進入路の建設の可能性について考えはありますか。理由も含めてお答えください。 ○議長(高野貞宜議員) 2番、鷹野明議員の質問事項1、安戸ゴルフ場の跡地(遊休地)の活用について、(1)、(2)の答弁をお願いします。  江原建設課長。               〔建設課長 江原章文君登壇〕 ◎建設課長(江原章文君) 発言番号5、議席番号2、鷹野明議員からの質問事項1、安戸ゴルフ場跡地(遊休地)活用についての(1)及び(2)についてご答弁申し上げます。  まず、(1)の改修費概算予算については、平成30年度に調査した資料に基づき概算工事費を算出いたしますと、税込みで2億5,836万円になります。この概算工事費を算出した工事概要については、施工面積約3,800平方メートルののり面全体にモルタル吹きつけとアンカーの設置によりのり面を安定させる工法によるものです。ただし、実際に工事を計画する場合には、地質調査等の詳細設計や用地測量の委託料、用地買収費、物件補償費が必要になりますので、先ほど申し上げた金額は、あくまで工事費のみの概算額となります。  続いて、当該箇所の奥にある民家の通行の利用程度については、聞き取り調査の結果ですが、週2回から4回程度とのことです。  続いて、柵を設置した地権者との交渉、話合いについては、現在、当該箇所において具体的な計画がございませんので、交渉等を行っていない状況です。  続きまして、(2)の村有地と民有地の境は確定されましたかについては、全て確定していることをご報告させていただきます。  以上、質問事項の1の(1)と(2)の答弁とさせていただきます。  続いて、質問事項1、(3)、(4)の答弁を願います。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 発言番号5、議席番号2、鷹野明議員からの質問事項1、安戸ゴルフ場跡地(遊休地)について、(3)及び(4)についてご答弁申し上げます。  (3)の現在、安戸ゴルフ場跡地に対する企業誘致等々、具体的な展望・予定・計画はあるかとのご質問について、現段階では村が率先して事業を行う計画はありません。この土地の購入経緯については、平成27年3月11日開会の議会定例会一般質問でも答弁しておりますとおり、当時、株式会社東秩父カントリークラブが所有していた土地の中には、粗造成された用地があり、災害等が発生した場合の対応、地域住民の安心安全及び保全管理のために村が購入すべきと判断をし、当時の議会の同意を得て1,000万円で土地を購入しています。ゴルフ場造成中には産業廃棄物の搬入があったことなどを念頭に置くと、その後の保全管理において、既に効果があったものと考えております。  私が村長に就任した平成24年度当時、この村有地を活用した企業誘致について進めてきた時期もございましたが、水の確保や電気設備など様々な整備を行う必要があり、その経費が膨大であるため、事業展開には至りませんでした。今後のゴルフ場跡地の活用については、現在の人口減少問題やIT技術の飛躍的な発展など社会情勢が刻々と変わる状況の中、次々に現れる様々な課題を踏まえた上で考えていく必要があると認識をしております。  次に、(4)、新しい進入路の建設の可能性について、近隣町の議会議員からゴルフ場跡地の利活用について提案があったことなどから、鷹野議員ご質問にありますように、新しい進入路について考えたことはございました。しかしながら、現在は、先ほど(3)のご質問についてご答弁申し上げましたとおり、ゴルフ場跡地について村が率先して事業を行う計画はありませんので、新しい進入路についても建設を行う考えはありません。  以上、鷹野明議員の一般質問の答弁とさせていただきます。 ○議長(高野貞宜議員) 再質問を許します。  2番、鷹野明議員。 ◆2番(鷹野明議員) 2番、鷹野です。  (1)に対して再質問させていただきます。崩壊のり面の改修費概算額は、30年当時で工事費のみ2億5,836万円ということで、現在では1億円プラスでしょうか、それともそれ以上でしょうか。  それから、通行の利用程度が週2回から4回とのことですが、これは車両でしょうか、人でしょうか、その辺をよろしくお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 江原建設課長、答弁願います。 ◎建設課長(江原章文君) ただいまの質問に対してお答え申し上げます。  平成30年度当時に試算した概算工事費と現在での概算工事費とでは、1億円以上の増額が見込まれています。先ほど申し上げた金額については、現在の金額であり、当時、算出した金額については1億2,000万円程度と考えております。  続いて、当該路線の通行についてですけれども、車両での通行と認識しております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 鷹野明議員。 ◆2番(鷹野明議員) 車両での通行ということで、私も8月に現地を見てまいりましたが、進入路に関しては大変危険でいつ崩落するか分からないぐらいのことで、人命に関わると懸念しております。土砂災害防止においてのハザードマップでは、土砂災害特別警戒区域、通称レッドゾーンと言われておりますけれども、それに指定された場所でございます。平成27年のり面改修から令和元年に、3年たったところで台風19号でございますけれども、のり面改修したにもかかわらず、3年後にはまた崩壊をしております。奥の民家の方とは危険性について話し合われておりますか。事故が起きた場合、裁判にもなりかねません。覚書を作る等のことは考えておりますでしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 江原建設課長。 ◎建設課長(江原章文君) ただいまの質問に対してお答えいたします。  当該路線の入り口については、通行止めの看板を設置しているところでございます。その先にお住まいの方の生活のために、完全に通行止めにできていない状況でもあります。そのため、お住まいになられている方については、過去に複数回直接お会いし、当該路線の状況等から危険性についてご説明をしているところでございます。しかしながら、前述のとおり、完全に通行止めにしていない状況であるため、通行中に事故等があった場合には、賠償等の責任が生じる可能性がございます。そういったことから、お住まいの方には、当該路線への通行を控えていただき、迂回路の利用を促しております。  また、配送事業者にも当該路線の通行を控えていただく旨、文書にてお願いをしておりますので、お住まいの方にも同様に書面にて残せるよう検討してまいります。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 鷹野議員。 ◆2番(鷹野明議員) あくまで村道指定されております。村の責任で対処しなければなりません。しかし、巨額な費用が必要であるため、その辺を精査して、条件を整えて完全封鎖であるとか住居の移転ですとか、またはほかのルートを考えるということも必要だと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 江原建設課長。 ◎建設課長(江原章文君) ただいまの質問に対してお答え申し上げます。  今後、さらに危険性が増すような状況になれば、具体的に封鎖であったり住居の移転、新規路線の整備等を実施していくことも考えております。ただ、現時点では、当該宅の隣接地で県による砂防事業を実施している最中でございます。新規路線を考える場合には、その整備状況を確認する必要がございます。そのため、そういった案件が完了した際に、実現可能な対策で比較検討し、対応していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 鷹野議員。 ◆2番(鷹野明議員) ぜひともあそこの崩落の場所は完全に封鎖したほうが絶対によろしいと思います。また、別のところで今やっていますけれども、その辺から通行できるような方向をぜひ進めていただきたいと思います。  (2)番について伺います。大変古い話で申し訳ございませんが、平成21年9月の議会において、当時の若林村長が松澤議員のゴルフ場土地購入についての質問について、次のような発言をしております。ちょっと分かりづらいかと思うのですけれども、読み上げてみます。  「安戸から上りましたところに沢がありますが、その右側に1つダムがあります。そして、さらに行きますと、もう一つ砂防堰堤があります。こういうものはすべて個人の土地にありますので、破産管財人から個人の方に払い下げをしたものでありまして、個人の管理となっております。そうはいっても、個人の皆さんに払い下げたものであっても、村といたしましても一応はそういうものを防災上管理すると、あるいはどういうものかということで、寄居林業事務所と現地調査をして、今のところでは大丈夫だろうというそういうことであります。しかし、これからそういうものが将来にわたって決壊をするとか壊れるとかということは、個人の責任ということであります」と発言しております。  その後の文言は、土地の復元、境界確認等の問題などが書いてありました。地籍調査によって莫大な費用を使わずに境界が確定したということで、大変ありがたく、これによって土地に関する事柄が一歩進むと思われます。  さて、この若林村長の発言の最後の将来にわたって「決壊をするとか壊れるとかということは、個人の責任ということであります」との発言ですけれども、この認識は、現在の足立村政でも変わりませんでしょうか。村長、よろしくお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 足立村長、答弁願います。 ◎村長(足立理助君) ご答弁申し上げます。  当時の若林村長が答弁したとおり、私の考えとしても現状においても考え方は変わっておりません。 ○議長(高野貞宜議員) 鷹野議員。 ◆2番(鷹野明議員) (3)、(4)について村長にお伺いいたします。  村が率先して事業を行う計画はありませんという回答で承知いたしました。予想どおりとは思っておりますけれども、さて村長、先日は貴重な資料をありがとうございました。ゴルフ場跡地取得から長い年月がたっておりますので、資料も膨大で議事録では見えない部分も拝見でき非常に興味深かったです。プロジェクトチーム設立、地権者との土地交渉、進入路計画、資金調達等々大変苦労され、情熱が注がれたことが垣間見ることができました。  しかし、失礼ながら、この数年は動きが完全に止まっているように見受けられます。地権者との交渉がうまくいかないことによって、計画の頓挫、この一文ばかりです。平成25年6月の議会で、村長は、「待っている行政から脱して、村民に積極的に働きかけ、村民の意欲や知恵を生かし……」ですけれども、その後少し間がありますけれども、略します。「村が安戸地内に所有する広大な遊休地は、未来からの借り物であります」と発言しております。  さて、提案でありますが、村長には遊休地活用へのプロジェクトチームの再始動をお願いいたします。あと2年の任期を使って方向性を指し示していただきたい。プロジェクトチームといっても少人数で柔軟性を持ったグループで、民間の力、専門家の力を借りて調査研究を主とする組織、ゼロベースでアイデアを出し、問題を洗い出し、解決策を探り、優劣を評価して実行できる提案を探る。アイデアとしては、今まで提案されてきた太陽光発電、企業誘致、住宅建設、農地、植林、ごみ処理場、あるいは公営霊園、データセンター誘致、森林公園、ドローン練習場、散歩・ハイキングコース、自転車・バイクトライアルコース、グランピング場、エコツーリズム、多目的スペース、とにかくあらゆる方法を使って情報を集め検討してみる。  最近のSNSで有名になった能登町のイカキングのような例もございます。これは、国のコロナ対策の地方創生臨時交付金で作った巨大スルメイカの像であり、まるで笑い話のようですが、建設費1,700万円使用で、経済効果が、推定ですけれども、6億円と言われております。最近何が話題になって起こるか分かりません。ぜひともプロジェクトチームの再始動をお願いいたします。村長、いかがでしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 足立村長。 ◎村長(足立理助君) ご答弁申し上げます。  鷹野議員のすばらしい様々な企画、ご提案をいただきまして大変ありがたくは思っておりますが、先ほど建設課長がご答弁申し上げましたとおり、今の進入路の建設費、例えばこれをやろうとしても3億円以上の金がかかるというようなこともあります。また、ここまで来る様々な状況、松澤議員とのお話もありましたけれども、これは以前、小川町の議員さんからのご提案で、実はあちらのほうから焼却場の進入路をどうかというようなことで始まったことで、その当時は一生懸命やったのですけれども、しかしなかなか地権者との共有が図られないということで断念しております。  その後、村でも6,300万ぐらいの予算をつけて工事を着工したところ、様々な地権者との総意が得られないで、今日までを迎えてきております。こういう様々、本当に長い歴史の中で言えないこともたくさんあるのですけれども、今ここでよほど優秀な企業が手を挙げて、そのくらいなら私たちが全部やって、将来のためにやりますよというような企業があればですけれども、今ここで私たちが安易に、これを私の発言で再開しますというようなことは非常に厳しい状態でありますので、そのところはご理解をしていただきたいと思っています。今のところは、前向きに取り組むという時期では、私はできないと思っております。 ○議長(高野貞宜議員) 鷹野明議員。 ◆2番(鷹野明議員) 調査研究ということだけでも駄目でしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 足立村長。 ◎村長(足立理助君) 今の現状は非常に厳しい状況だと思います。村におきましても新庁舎の建設とか、本当に様々な予算、膨大な予算がもう見込まれるので、今ここで改めて手を挙げて調査を始めるということの厳しさをご理解していただきたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 鷹野議員。 ◆2番(鷹野明議員) 村長が大変苦労されたことは私も存じております。ここで言えない話もございますがということでしょうけれども、ゴルフ場の土地をそのままにしておくということは決していいことではございませんので、小川町も町長が代わりましたので、その辺のところも話し合ったりしていただければありがたいなと思っております。ぜひ進展するようにお願いいたします。  以上で発言を終わります。 ○議長(高野貞宜議員) 以上で2番、鷹野明議員の一般質問を終了します。  以上で通告のあった一般質問は全て終了しました。  これをもちまして一般質問を終わります。  暫時休憩します。                                      (午前11時05分) ○議長(高野貞宜議員) 再開します。休憩前に引き続き会議を開きます。                                      (午前11時15分) △議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定について    議案第38号 令和3年度東秩父村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認           定について    議案第39号 令和3年度東秩父村介護保険特別会計歳入歳出決算認定に           ついて    議案第40号 令和3年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計           歳入歳出決算認定について    議案第41号 令和3年度東秩父村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算           認定について    議案第42号 令和3年度東秩父村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認           定について ○議長(高野貞宜議員) 日程第3、議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第8、議案第42号 令和3年度東秩父村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について一括で議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定について並びに議案第38号から議案第42号までの令和3年度東秩父村各特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法第233条第3項の規定により、別紙監査委員の意見をつけ、議会の認定に付するものです。  よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(高野貞宜議員) これより決算内容の説明を求めます。  野沢税務会計課長。               〔会計管理者兼税務会計課長 野沢秀信君登壇〕 ◎会計管理者兼税務会計課長(野沢秀信君) 議案第37号から議案第42号、令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算ほか5特別会計の歳入歳出決算認定について説明いたします。お手元には令和3年度東秩父村歳入歳出決算書をお願いいたします。  初めに、議案第37号 令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算認定についてから申し上げます。決算書の10ページ、11ページをお願いします。歳入について、当初予算19億8,600万円に年度中7回の補正により9億2,332万9,000円を追加、並びに繰越事業等に係る繰越財源2億6,812万8,000円を充当し、最終予算額は31億7,745万7,000円となりました。調定額は28億7,007万6,579円、収入済額は28億6,989万2,402円、不納欠損額が0円、収入未済額は18万4,177円です。  お手数ですが、8ページ、9ページ目をお願いします。歳入の主なものです。1款村税が2億4,634万5,584円で歳入全体の8.6%を占めています。7款地方消費税交付金が6,121万6,000円で2.1%、10款地方交付税が13億8,645万円で48.3%、続きまして10ページ、11ページをお願いします。14款国庫支出金が2億5,078万2,369円で8.7%、15款県支出金1億9,348万9,939円で6.7%、18款繰入金が2億2,512万1,265円で7.8%、19款繰越金が2億7,528万2,139円で9.6%、21款村債が1億30万円で3.5%を占めています。  続きまして、14ページ、15ページ目をお願いします。一番下段になります。歳出につきましては、歳出総額が26億3,114万3,339円で、予算現額に対する執行率が82.81%、繰越明許等による翌年度繰越額が3億8,834万4,000円、不用額が1億5,796万9,661円となりました。  12ページ、13ページをお願いします。まず、1款議会費です。支出済額が4,595万6,535円で、歳出全体の1.7%を占めております。内容につきましては、議員報酬、事務局職員の人件費、会議録調製委託料及び検索システムリース料、議長負担金、埼玉県市町村事務組合負担金等です。  2款です。総務費となります。4億2,892万6,973円で、全体の16.3%を占めています。内容は、総務、会計、企画、税務、戸籍担当の人件費、広報紙の発行、役場庁舎及びコミュニティセンターやまなみの施設管理、基幹系システム共同化事業をはじめとした情報システムやICT推進、移住体験施設管理運営、公共交通対策、交通安全対策や人権啓発、村税の賦課徴収、戸籍住民基本台帳事務並びに選挙に要した経費となります。  続きまして、3款です。民生費は3億577万2,536円で、全体の11.6%を占めています。内容につきましては、住民福祉課、保育園、子育て支援センター職員の人件費、民生委員報酬、社会福祉協議への補助金、子ども医療をはじめとした福祉医療の事業費、障害者の方を支援するための障害者自立支援事業費、配食サービス事業や老人保護措置委託事業、子育て支援として児童手当、子育て世帯等臨時特別給付金や出産祝金の給付並びに保育園、子育て支援センター、放課後児童クラブの管理運営等です。  4款です。衛生費は2億8,819万7,133円で、全体の11%を占めております。内容は、衛生委員の報酬、保健衛生課職員の人件費、後期高齢者医療広域連合負担金、保健センターの管理運営、各種予防接種、コロナウイルスワクチン接種、がん検診、妊婦健診、乳幼児健診等の委託料、ごみ収集委託料及び小川地区衛生組合等一部事務組合への負担金等です。  5款です。農林水産費は3,872万8,124円で、全体の1.5%を占めています。主な内容は、農業委員の報酬、産業観光課職員の人件費、中山間地域等直接支払事業、皆谷親水公園をはじめふれあいセンター槻川、高齢者生きがいセンターの管理費、有害鳥獣の捕獲事業、森林管理道の維持管理費等です。  6款です。商工費は1億449万8,064円で、全体の4.0%を占めています。内容としては、産業観光課職員の人件費、商工への補助金、和紙の里施設修繕、和紙の里関連施設指定管理委託料、感染症対策の給付金、地域応援券発行の補助金、あとは地域おこし協力隊の事業、トータルサポートセンター・観光トイレなどの観光施設の運営及び管理です。  7款です。土木費となります。1億8,716万2,818円で、全体の7.1%を占めています。主な内容は、建設課職員の人件費、道路台帳修正業務委託料、村道の維持管理費や新設改良費、地籍調査事業費、村営住宅の管理及び修繕費等です。  8款です。消防費は1億6,709万970円で、全体の6.4%を占めております。内訳としまして比企広域市町村圏組合への負担金、消防団員免許取得補助金、国土強靱化計画の策定、防災ハザードマップの作成、防災情報通信システム整備事業費、屋外スピーカーの改修工事等を行いました。  9款です。教育費は1億9,607万8,481円で、全体の7.5%を占めております。内容といたしましては、教育委員の報酬、事務局職員の人件費、小中学校の教育の振興や施設の維持費、人権教育、公民館事業、文化財保護費、スポーツの推進や体育施設の管理費及び学校給食の運営に係る経費となります。事業といたしましては、中学校の体育館屋根の改修工事や中学校の外階段の補修工事を行いました。  続きまして、14ページ、15ページをお願いいたします。10款の災害復旧費です。1億1,592万9,600円で、全体の4.4%を占めています。農業施設災害復旧工事、林業施設災害復旧工事、橋梁災害復旧設計業務、道路橋梁災害復旧工事等を行いました。  11款です。公債費は1億7,363万4,699円で、全体の6.6%を占めております。これまでに借り入れた村債に対する元利償還金です。  12款です。諸支出金は5億7,916万7,406円で、全体の22%を占めております。主に財政調整基金への積立てや国民健康保険特別会計ほか4特別会計への繰出金です。  続きまして、172ページをお願いいたします。実質収支に関する調書となります。そのうち中段の3、歳入歳出差引額は2億3,875万円、4、翌年度へ繰り越すべき財源のうち繰越明許費繰越額が4,582万2,000円、事故繰越繰越額が302万5,000円で、実質収支額は1億8,990万3,000円となりました。  続きまして、174ページ、175ページをお願いします。財産に関する調書のうち、公有財産における土地及び建物の内訳となります。土地につきましては、年度中、その他の欄ですが、土地を送電線建て替え工事のため売却いたしまして162平方メートル減、地籍調査に伴いまして田んぼが1,993.92平方メートルの増、畑が3,672.43平方メートル増、山林が43万8,125.18平方メートル増、宅地が1,196.59平方メートルの増、雑地が176平方メートルの減となり、合計44万4,650.12平方メートルの増となりました。  建物です。その他におきまして、木造の旧農産物直売所の取得のために548.4平方メートルの増、公共用財産、観光施設において木造の観光トイレの取得ということで7.24平方メートル増となり、合わせまして555.64平方メートルの増となりました。木造の合計ですけれども、1万792.27平方メートルとなりました。非木造の決算年度中の増減はありませんでした。このことにより、令和3年度末の現在高は、土地が235万1,265.32平方メートル、建物が2万3,774.75平方メートルとなりました。  続きまして、176ページをお願いいたします。(2)の山林につきましては、面積が43万8,125.18平方メートルの増、決算年度末現在高が219万7,362.18平方メートル、立木の推定蓄積高が60立方メートル増加いたしまして、決算年度末現在高が3万8,225立方メートルと推計しました。  2の出資による権利におきましては、決算年度中なのですが、(一財)埼玉伝統工芸協会の基本財産取崩しによりまして、マイナス9万5,000円となり、年度末で5,000円となりました。そのため、年度末の現在高ということで1,701万5,000円となっております。  続きまして、177ページの3、物品をお願いします。乗用車が1台減、貨物用四輪車が1台増、マイクロバスが1台減となりまして、決算年度末現在高は車両が17台となっております。  続きまして、4の基金です。財政調整基金は5,402万1,502円の増、減債基金が100円の増、庁舎建設基金が7,500万4,760円の増、公共施設等整備基金が5,000万4,800円の増、ふるさとと水と土保全対策基金は202円の増、学校教育基金は1,498万円の増、森林環境譲与税基金は109万6,834円の増となりました。9つの基金全体で決算年度末現在高の合計が18億141万3,693円となり、前年度と比較いたしまして1億9,510万7,406円の増となりました。  一般会計歳入歳出決算の内容については以上となります。  次に、議案第38号 令和3年度東秩父村国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを説明します。182ページ、183ページをお願いいたします。一番下の段となります。国民健康保険特別会計は、当初予算額が4億700万円で、年度中に3回の補正によりまして4,982万9,000円を追加し、最終予算額は4億5,682万9,000円となりました。  歳入につきましては、調定額が4億5,724万4,686円、収入済額は4億5,701万4,786円、不納欠損額が2万3,300円、収入未済額が20万6,600円です。  歳入の主な内容です。1款国民健康保険税が5,375万6,200円で、歳入全体の11.8%です。3款県支出金が3億6,781万9,959円で80.5%、6款繰入金が1,524万7,651円で3.3%、7款繰越金が2,018万8,955円で4.4%を占めております。また、国保財政の赤字補填のための一般会計からの繰入金、法定外繰入れはありませんでした。  続きまして、186ページ、187ページをお願いいたします。歳出につきまして、支出済額が4億3,911万9,101円となり、執行率が96.12%、不用額が1,770万9,899円となりました。  184ページ、185ページにお戻りください。主な歳出の内容です。2款保険給付費が3億3,900万9,563円で、歳出全体の77.2%を占めています。3款国民健康保険事業費納付金が8,362万5,595円で19.0%、7款基金積立金が557万3,917円で1.3%を占めています。  212ページをお願いします。実質収支に関する調書となります。中段の3です。歳入歳出差引額は1,789万6,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、5の実質収支額も同額となりました。  続きまして、214ページをお願いいたします。財産に関する調書です。基金の状況となります。令和3年度国保事業費の納付金等の支払基金が557万3,917円増加し、高額療養費支払資金貸付基金と合わせまして、決算年度末現在高が1億6,177万7,040円となりました。  国民健康保険の特別会計歳入歳出決算の内容については以上となります。  続きまして、218ページ、219ページをお願いいたします。議案第39号 令和3年度東秩父村介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを説明させていただきます。介護保険特別会計は、当初予算4億4,000万円から年度中2回の補正によりまして796万5,000円を増額しまして、最終予算は4億4,796万5,000円となりました。  歳入におきましては、調定額が4億4,802万2,007円、収入済額は4億4,795万407円、不納欠損額は0円、収入未済額が7万1,600円となりました。  歳入の主な内容です。1款介護保険料が9,606万3,600円で歳入全体の21.4%を占めています。2款の国庫支出金は9,410万7,215円で21%、3款支払基金交付金が1億1,478万6,000円で25.6%、4款県支出金が6,803万4,126円で15.2%、7款繰入金が6,292万5,000円で14%を占めております。  続きまして、220ページ、221ページをお願いします。歳出において、支出済額は4億3,351万7,673円となり、執行率が96.77%、不用額は1,444万7,327円となりました。  主な歳出の内容です。2款保険給付費が4億1,323万736円で、歳出全体の95.3%と大きな割合を占めております。  続きまして、250ページをお願いいたします。実質収支に関する調書となります。中段の3です。歳入歳出差引額が1,443万3,000円となりました。翌年度へ繰り越す財源はなく、5の実質収支額も同額となりました。  続きまして、252ページをお願いします。財産に関する調書のうち基金の状況についてです。介護保険給付費準備基金が決算年度中143万3,373円増加しまして、決算年度末現在高が3,919万7,549円となりました。  次に、253ページです。物品の状況ですが、決算年度中の増減はありませんでした。  介護保険特別会計歳入歳出決算の内容については以上となります。  続きまして、258ページ、259ページをお願いいたします。議案第40号 令和3年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計歳入歳出決算認定について説明します。当初予算5,630万円から年度中2回の補正を行いまして、1,165万2,000円を減額したことにより、最終予算額は4,464万8,000円となりました。  歳入において、調定額が4,159万6,150円、収入済額が4,091万9,785円、不納欠損額が7万2,000円、収入未済額が60万4,365円となりました。  歳入の主な内容ですが、1款分担金及び負担金が95万3,000円で歳入全体の2.3%、2款使用料及び手数料が1,435万3,130円で35.1%、3款の国庫支出金が111万6,000円で2.7%、6款繰入金が2,344万4,000円で57.3%、7款繰越金が105万2,051円で2.6%となっております。  次に、260ページ、261ページをお願いします。歳出では、支出済額が4,040万5,694円となり、執行率が90.5%、不用額が424万2,306円となりました。  歳出の主な内容ですが、2款の施設管理費が1,943万2,818円で、歳出全体の48.1%を占めています。施設管理費は、合併処理浄化槽の法定検査や保守点検、清掃の委託料等です。  3款施設整備費は376万9,700円で、全体の9.3%を占めております。内容といたしましては、新規に整備しました浄化槽3基分の設置工事及び浄化槽本体の購入費となります。  4款公債費は911万2,478円で、全体の22.6%を占めております。  続きまして、274ページをお願いいたします。実質収支に関する調書となります。中段の3です。歳入歳出差引額は51万4,000円で、翌年度へ繰り越す財源はなく、そのまま実質収支額となりました。  続きまして、276ページをお願いいたします。財産に関する調書となります。合併処理浄化槽設置事業基金へ372万4,000円の積立てを行いました。  合併浄化槽特別会計歳入歳出決算の内容については以上となります。  続きまして、280ページ、281ページをお願いいたします。議案第41号 令和3年度東秩父村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。当初予算が4,000万円から年度中3回の補正によりまして170万8,000円を減額いたしまして、最終予算は3,829万2,000円となりました。  調定額が3,856万9,405円、収入済額が3,856万9,405円です。不納欠損額が0円、収入未済額が0円となっております。  歳入の主な内容ですが、1款の後期高齢者医療の保険料が2,828万2,400円で歳入全体の73.3%、4款繰入金が980万7,481円で25.4%を占めております。  続きまして、282ページ、283ページをお願いいたします。歳出につきまして、支出済額が3,745万4,292円となり、執行率が97.81%、不用額は83万7,708円となりました。  歳出の主な内容ですが、2款の後期高齢者医療広域連合納付金が3,722万681円で、歳出全体の99.4%を占めております。  続きまして、296ページをお願いいたします。296ページです。実質収支に関する調書となります。3の歳入歳出差引額が111万5,000円で、翌年度へ繰り越す財源はなく、そのまま実質収支額となりました。  後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の内容については以上となります。  続きまして、302ページ、303ページをお願いいたします。議案第42号 令和3年度東秩父村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを説明します。当初予算1億1,200万円に年度中3回の補正によりまして2,964万3,000円を増額、また事故繰越に係る繰越財源366万7,474円を充用し、最終予算額は1億4,531万474円となりました。  歳入につきまして、調定額は1億3,981万4,208円、収入済額が1億3,977万5,521円で、不納欠損額が0円、収入未済額が3万8,687円となりました。  歳入の主な内容です。2款使用料及び手数料が4,081万4,469円で全体の29.2%、5款の繰入金が7,602万2,000円で54.4%を占めております。一般会計からの繰入金につきましては、公債費及び水道施設工事費等に充当いたしました。  続きまして、304ページ、305ページをお願いいたします。歳出につきましては、支出済額が1億3,371万8,403円となり、執行率は92.2%、不用額が1,159万2,071円となりました。  主な歳出の内容についてですが、1款総務費が1,840万3,746円で、歳出全体の13.8%を占めており、内容といたしましては職員1名分の人件費、水道メーター検針員の賃金、公営企業法適用化支援業務委託料、水道料金調定システムの保守及びリース料等となります。  2款衛生費です。1億94万5,887円で全体の75.5%を占め、内容といたしましては各浄水場等の電気料、水道施設の修繕並びに工事費、水質検査委託料など水道施設等の維持管理費となっています。  3款公債費です。1,436万8,770円で、全体の10.7%を占めており、過去に借り入れた地方債に係る元利償還金となります。  318ページをお願いします。318ページで実質収支に関する調書となります。中段の3、歳入歳出差引額は605万7,000円、実質収支額は605万7,000円となりました。  続きまして、320ページ、321ページをお願いいたします。財産に関する調書となります。土地、建物につきましては、決算年度中の増減はありませんでした。  続きまして、322ページをお願いいたします。物品に関する状況なのですが、決算年度中の増減はありませんでした。  簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の内容については以上となります。  議案第37号から議案第42号、令和3年度東秩父村一般会計歳入歳出決算並びに5特別会計の歳入歳出決算の内容については以上となります。お手元に決算主要施策成果説明書が配付されておりますので、ご参照いただきたいと思います。  以上で説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 △延の宣告 ○議長(高野貞宜議員) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに異議ありませんか。               〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 異議なしと認めます。  よって、本日の会議はこれにて延をいたします。ご苦労さまでした。                                      (午前11時52分)...