東秩父村議会 > 2022-03-14 >
03月14日-議案説明、質疑、討論、採決-04号

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  1. 東秩父村議会 2022-03-14
    03月14日-議案説明、質疑、討論、採決-04号


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    最終取得日: 2023-05-27
    令和 4年  3月 定例会(第1回)          令和4年第1回(3月)東秩父村議会定例会議事日程 (第4号)                        令和4年3月14日(月曜日)午前10時00分開議 日程第 1 諸報告 日程第 2 議案第21号 令和4年度東秩父村一般会計予算 日程第 3 議案第22号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計予算 日程第 4 議案第23号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計予算 日程第 5 議案第24号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算 日程第 6 議案第25号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計予算 日程第 7 議案第26号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計予算 日程第 8 閉会中の継続調査の申し出について出席議員(8名)     1番  栗  島  廣  行  議員     2番  鷹  野     明  議員     3番  百  瀬  浩  子  議員     4番  野  口  勝  則  議員     5番  田  中  秀  雄  議員     6番  高  野  貞  宜  議員     7番  渡  邉     均  議員     8番  松  澤  公  一  議員欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名  村   長   足  立  理  助  君   副 村 長   清  水  順  平  君  教 育 長   大 久 根     勇  君   総 務 課長   福  島  則  元  君  企 画 財政   眞  下  哲  也  君   税 務 会計   野  沢  秀  信  君  課   長                   課 長 兼                          会計管理者  住 民 福祉   宮  崎  士  朗  君   保 健 衛生   栗  島  正  行  君  課   長                   課   長  産 業 観光   篠  﨑  裕  美  君   建 設 課長   江  原  章  文  君  課   長  教育委員会   足  立  利  平  君  事 務 局長                                              本会議に出席した事務局職員   事 務 局長   山  崎  充  弘      書   記   髙  橋  倫  晃 △開議の宣告 ○議長(高野貞宜議員) ただいまの出席議員は8人です。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。                                      (午前10時00分) △議事日程の報告 ○議長(高野貞宜議員) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 △諸報告 ○議長(高野貞宜議員) 日程第1、諸報告を行います。  本日の付議案件は、議案第21号 令和4年度東秩父村一般会計予算ほか5件です。  次に、議案説明のため、村長ほか関係者の出席を求めております。その者の職氏名を一覧表にしてお手元に配付しましたから、ご了承ください。  以上で諸報告を終わります。 △議案第21号 令和4年度東秩父村一般会計予算 議案第22号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計予算 議案第23号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計予算 議案第24号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算 議案第25号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計予算 議案第26号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計予算 ○議長(高野貞宜議員) 初めに、議案第21号 令和4年度東秩父村一般会計予算、日程第3、議案第22号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計予算、日程第4、議案第23号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計予算、日程第5、議案第24号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算、日程第6、議案第25号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計予算、日程第7、議案第26号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計予算を11日に引き続き一括して議題といたします。  初めに、議案第26号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計予算の内容の説明を求めます。  江原建設課長。               〔建設課長 江原章文君登壇〕 ◎建設課長(江原章文君) 議案第26号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計予算についてご説明いたします。   まず、本予算書の構成についてご説明申し上げます。1ページから3ページまでは、議案となる条文の部分となります。4ページ以降が予算に関する説明書となり、地方公営企業法第25条により、予算原案を作成する場合に合わせて作成しなければならないものとされています。その予算に関する説明書の中で、予算実施計画予定キャッシュフロー計算書給与費明細書債務負担行為に関する調書、前事業年度の予定貸借対照表当該事業年度予定貸借対照表、前事業年度の予定損益計算書を作成することになります。今回は、初めての移行ということですので、前事業年度の予定損益計算書の作成は不要となっています。  それでは、1ページをお開きください。第1条としては、総則として、令和4年度の当該会計予算を定めることを記載いたしております。  第2条の第1号により、浄化槽管理基数369基としていますが、この数値については令和2年度実績管理基数343基に令和3年度の予算上の設置基数16基と令和4年度の設置予定数10基を含めた数値となっています。  第2号で年間総処理水量としまして、369基の浄化槽で処理可能な容量として19万5,640立方メートルを計上しています。  第3号では、年間総処理水量を365日で除した数値として、1日平均処理水量536立方メートルを計上しています。  第4号で主要な建設改良事業として、令和4年度に新設する浄化槽10基分の事業費1,551万6,000円を計上しております。  2ページに移りまして、第3条では収益的収入と支出を項別に集計したものとなっております。まず、第1款合併処理浄化槽設置管理事業収益4,549万4,000円が収益的収入の総額となり、その内訳として第1項営業収益2,193万7,000円となり、浄化槽使用料の料金となります。  第2項営業外収益2,355万7,000円は、県補助金や一般会計からの繰入金、長期前受金戻入となります。  続いて、支出の合併処理浄化槽設置管理事業費用4,819万3,000円は、収益的支出の総額であり、内訳として第1項営業費用4,580万7,000円は、業務費として保守点検業務や清掃業務、検査業務の委託料、施設修繕費が主な内容となっております。  第2項営業外費用217万円は、償還金利子分と納付する消費税の金額となっています。  第4項予備費21万6,000円は、不測の事態に備えての予算となります。  以上、収入合計4,549万4,000円から支出合計4,819万3,000円を差し引くことで、予算上令和4年度の当年度未処分利益剰余金マイナス269万9,000円を算出することができます。予算上ですが、マイナス計上となることから、費用や収益の部分で見直しが必要になることが把握できます。  第4条では、資本的収入と支出となり、資本的収入1,897万8,000円に対し資本的支出2,296万円となり、マイナス398万2,000円の差額が生じます。長期前受金と減価償却費により損益勘定留保資金として645万8,000円が生じますので、マイナス398万2,000円は、その中で補填可能となります。  第5条、第6条及び第7条については、令和4年度に特に見込んでおりませんので、必要事項について記載はございません。  3ページ目の第8条で一時借入金の限度額を2,000万円と定めております。  第9条では、予算流用について規定し、地方公営企業法施行令第18条第2項の規定により、同一款内での流用を可能としています。  第10条では、議会の議決を経なければ流用できない予算科目を規定しております。ここでは、職員給与費415万7,000円としております。  第11条では、一般会計繰入金を規定し、令和4年度としては2,612万2,000円としています。  以上で令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計予算の説明を終わりといたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 続いて、議案第21号 令和4年度東秩父村一般会計予算歳入歳出全般について質疑を行います。  なお、質疑の際はページ数を告げてから質問していただくようお願いいたします。  質疑はありませんか。  3番、百瀬浩子議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  21ページお願いいたします。21ページの15款県支出金、3項委託金、6目商工費委託金首都圏自然歩道管理委託金56万9,000円、首都圏自然歩道とは関東ふれあいの道を言い、環境省の長距離自然歩道構想に基づき、関東地方1都6県が整備している総延長1,799キロメートルの自然歩道のことで、埼玉県コースの全13コースのうち、4番目の峠の歴史をしのぶみち、5番目の大霧山に登るみち、13番目の高原牧場を通るみちの3つのコースが本村にはございます。近年では、熊の目撃情報のほか、路面の崩壊、落石等の危険な箇所もあり、これらのコース近辺には全線通行止めの森林管理道もある中で、この委託金について村はどんなことを目的とし、どのように活用していくのかお答えください。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの百瀬議員のご質問に対してお答えをさせていただきます。  この委託金は、首都圏自然歩道「関東ふれあいの道」の管理委託のための費用となってございます。村内ハイキング道内の白石車庫のバス停から登谷山のコースが該当となってございます。百瀬議員がおっしゃったとおり、関東ふれあいの道県内13コースございますが、その中の3コースに本村は該当してございます。4番、歴史をしのぶ道につきましては、5番の大霧山に登るみちの白石バス停から白石峠間のみの該当となってございますので、本村に対する委託金については、この5番の大霧山に登るみちと、13番、高原牧場を通るみちの2コースについて業務委託契約を締結しております。  この委託の業務内容につきましては、歩道の巡視、歩道の美化清掃、歩道の草刈り、歩道施設の保守及び軽微な修繕、利用状況報告の提出、県との連絡となってございます。本村につきましては、主に巡視、美化清掃、草刈り作業、倒木処理の作業等を行っております。コース内につきまして危険箇所等がございましたら、この管理委託業務内の中で美化清掃、軽微な修繕等を業務として対応をしております。今後もハイキング道の安全な管理をしていく上で適宜巡視を行いながら、草刈り、倒木処理、危険箇所の修繕等を実施してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) よろしいですか。  ほかに質疑はありませんか。  2番、鷹野明議員。 ◆2番(鷹野明議員) 2番、鷹野です。  22ページをお願いいたします。1項財産運用収入の真ん中辺です。老人保健施設土地貸付料、これは説明でみどうの杜の区域変更のための90万8,000円が安くなったという話を聞いております。もう一つ詳しくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 宮崎住民福祉課長、答弁願います。 ◎住民福祉課長(宮崎士朗君) ただいまの鷹野議員の質疑にお答えいたします。  老人保健施設土地貸付料の90万8,000円の内容についてというご質疑でございますが、令和3年度までは平米当たり200円の6,235平米で、124万7,000円を老人保健施設みどうの杜のほうから村の請求により納めていただいておりました。それが来年度の当初予算で90万8,000円に減額になる理由といたしましては、先ほど議員もおっしゃっておりましたけれども、令和3年4月1日に村の固定資産税の状況類似地区の見直しを行いました。それまではというか、現在はというか、令和3年度までの地区割でいきますと、みどうの杜の地区が槻川西谷というようなことで、要はこの辺、向堀地区と同じ区域に指定されておりましたが、その令和3年4月1日の区域の見直しにより、菖蒲沢地区、要は坊庭、あちらのほうの地区と類似する区域というようなことで変更がございました。その結果、槻川西谷でいきますと、評価額にいたしますと7,000円ぐらいになるのですけれども、それが菖蒲沢に地区が変更になったことにより3,470円、こちら平米当たりになりますけれども、に評価額が下がりました。みどうの杜との土地賃貸借契約書の中でも、第6条で土地の価格が著しく変動したとき、5年ごとに賃借料の改定を請求することができるというような規定の下、今回坂本の特別養護老人ホームつきがわのほうとの契約も結んで来年度から村のほうに賃借料を納めていただく関係もございまして、そちらとの整合性も取る必要があるというようなことから、見直しを計算いたしましたところ、3,470円の6,235平米、これに固定資産税率1.4%を掛けたものを3倍した金額が村の賃貸借料としての算出根拠となってございますので、そうした結果、今回の90万8,000円、厳密に言うと90万8,400円になるのですけれども、予算上90万8,000円を計上させていただいたところでございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  5番、田中秀雄議員。 ◆5番(田中秀雄議員) 5番、田中です。  67ページをお願いします。和紙の里指定管理業務委託料867万円の内訳について説明をお願いします。
    ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの田中議員のご質問についてお答えをさせていただきます。  和紙の里の指定管理料につきましては、村で定める施設を管理するための指定管理料となってございまして、全部で11施設ございます。これらについて人件費と電気料等を計算し、算出させていただいております。トータルサポートセンターにつきまして8万2,727円、中庭、こちらフードコートの部分ですが、合併浄化槽43万9,057円、続いて電気のEVスタンド、こちらが8万6,141円、文化財収蔵庫45万9,800円、細川紙紙すき家屋147万1,405円、ふるさと文化伝習館301万4,279円、庭園38万8,850円、彫刻の森55万880円、あじさい公園13万4,123円、バスターミナル58万7,147円、道の駅のトイレ134万6,470円、それからこれら以外の和紙の里関連施設ということで駐車場ですとか、そういう部分が該当しますが、10万9,120円、これらを合計した金額が867万円というふうになってございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 5番、田中議員。 ◆5番(田中秀雄議員) それでは、和紙の里にあります紙すき家屋、ここに147万1,000円ちょっとかかっています。それと、この下にある建物定期報告書1万1,000円でちょっと見たのですけれども、二、三年前に直した建物と同じところがまた下がってしまっているのです。これについてやっぱりもっと詳しく調査して直すべきだったではなかったかなと思うのが1点あります。  それと、和紙の里紙すき家屋の管理の中で、中で火を燃やしていぶしていますよね。あれを今までは大体五、六時間やったと思いますけれども、今は、ちょっと行ったのですけれども、この間たまたま監査行ったときに支配人に聞いたところ、9時から11時まで燃しましたといういろり、これが12時半のときには既に冷めてしまっているのです。だから、本当にその管理ができているかどうか、これは私は一つの疑問に思っています。  それで、村長に伺いますけれども、この紙すき家屋、これ大変重要な物件ですよね。これがうそなく完全に保守点検していくためには、人力といってもパートの方ですと、147万ぐらいあれば何とかなると思うので、もっとしっかりした管理ができるかどうか、村長にお伺いします。 ○議長(高野貞宜議員) 足立村長、答弁願います。 ◎村長(足立理助君) この管理につきましては、社員も置いておりますので、十分これからご意見を大切に吸い上げて、しっかりとした管理をしていきたいと思っております。 ○議長(高野貞宜議員) 5番、田中議員。 ◆5番(田中秀雄議員) 5番、田中です。  そして、今和紙の里の傷んでいる部分、これについて正直な話すぐ改修する気があるかどうかお伺いします。 ○議長(高野貞宜議員) 足立教育委員会事務局長、答弁願います。 ◎教育委員会事務局長(足立利平君) 田中議員の質疑にお答えいたします。  令和4年度の予算の中で紙すき家屋の害虫駆除業務委託料というのを令和4年度で実施する予定となってございます。紙すき家屋の屋根につきましては、屋根のふき替え修繕工事、一部でございますが、令和元年度に実施をさせていただきました。その後、令和2年度から害虫の被害がちょっと見受けられまして、令和2年度、令和3年度に職員で薫蒸式の殺虫剤を使用し、駆除作業を行ったところでございますが、なかなか腐食状況が改善されなかったことによりまして、令和4年度予算でその虫害の原因を追求し、薬剤先行注入の駆除業務委託をやる予定でございます。また、今後担当と協議しながら、また和紙の里と協議しながら、屋根の全面ふき替え等もいずれはやらなければいけないということもございますので、予算の兼ね合いを見ながら、また紙すき家屋の保存状態等を勘案しながら、適切に管理をしていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  4番、野口勝則議員。 ◆4番(野口勝則議員) 4番、野口です。  60ページ、4款衛生費、8目環境衛生費、ページの中では中ほどになりますが、不法投棄監視員報償金39万4,000円、ここの部分について具体的には何名の方が、年間でしますと何回ぐらい活動をしていただいている状況なのか、また効果、あるいはまた実績ということで、具体的にちょっとご説明をお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島保健衛生課長、答弁願います。 ◎保健衛生課長(栗島正行君) ただいま野口議員からの質疑にお答えいたします。  現在、不法投棄監視員さんにつきましては、2名の方を委嘱しております。月2回ですけれども、活動しておりまして、活動内容としては村内一円を巡回し、不法投棄業者に対しての抑止を図るとともに、不法投棄箇所の把握、また村有地における軽微な不法投棄の回収等を行っております。その活動の方法については、車で1台の車に乗車してということで、役場の公用車を利用して村内の巡回を行っております。当然抑止の活動という形になりますので、そこでどれだけ不法投棄の方がそれに対してちょっとちゅうちょするといったような形になるかというところについては、当然抑止ですので、数値等は持ってございませんですけれども、活動によって不法投棄者の方が不法投棄をしないで帰っていただいたりとか、そういったことになっていようかと思っております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 4番、野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) 今2名の方で月2回巡回等を行って、回収等も行っていただいているということですけれども、これにつきましては2名の方に巡回してもらうということがそれなりの効果というものがあるのだと思うのですけれども、やはり私村内のところはあっちこっち結構見て回っているのですけれども、本当にこの東秩父、山間部多くて、捨てようと思うところっていっぱいあるのです。そういった中では、私も気がついたときは回収もしてくるのですけれども、ただいずれにしろこれだけの山林の多い地域の中で、やはり2名というのはなかなか難しいというふうに考えております。  そこで、この報奨金という、こういうものを広く村の村民にもお知らせして、住民の方にもそういったことの情報を提供していただく、そういったことも必要ではないかというふうに私は考えております。その辺につきまして、今後そういった形でやっていただければと思うのですが、村のほうの見解を伺います。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島保健衛生課長。 ◎保健衛生課長(栗島正行君) ただいまの再質疑にお答えいたします。  当然村内の住民の方から情報提供があった場合については、保健衛生課のほうですぐ対応ができるような体制のほうを取っております。それについて報奨金を支払っているというような形でのそういった要綱 のような形については、また今後の検討となりますけれども、現在では村内で巡回している業者さんでいいますと、例えば郵便局の見守り活動の関係で協定書を村は結んでおりますけれども、そういった中で不法投棄の情報等の提供についてもしていただけるような形での協定書のほうを結んでおります。また、今後こういったような見守り活動等の協定等がある場合については、不法投棄のそういった情報提供まで含めてこちらのほうに提供ができるような協定を結んでいければと考えております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 4番、野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) 先ほどお話、ちょっと言い方が下手くそで申し訳ございませんでした。不法投棄されているから、それを発見したからといってそれに対して報奨金を払えということではなくて、やっぱり村の人って結構よそから来る人に対しては視線が厳しいのです。何か不思議な、変な車通ったぞみたいな、そういうのって結構地元の人って気にして見ていますので、そういったことから産業廃棄物の不法投棄等、そういったこともあるかと思います。そういったことが発生したときに住民の方から村のほうに連絡が入って、それが有力な情報となって不法投棄業者、そういったものが検挙できたとか、そういったことにつながった場合においては、やはり村としてはこのぐらい報奨金を払いますよと、そういったことを行っていただくとか、あとは看板によっても不法投棄をしやすいような場所に対して看板設置で、有力な情報をいただいた方については報奨金というか、懸賞金みたいなものを幾ら幾らお支払いしますみたいな、そういった看板の設置等もすごく有効的だとは思うのですけれども、村長、その辺についてお考えはどうでしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 足立村長、答弁願います。 ◎村長(足立理助君) この不法投棄の監視体制というものなのですけれども、先ほども言いましたけれども、郵便局の職員、また東秩父も高性能設置カメラも設置しました。私、常々考えているのですけれども、今までに実は朝新聞配達をする人なのです。不定期的に起きて、今まで大きな事件3件報告しまして、実際問題では、今変な車が通ったよということで、やっぱりその現地に行ったらあったのと、あと2件なのです。その人のおかげで大きな事件が二山解決しました。こうやってやはり一人一人が声をかけることによって、おい、何か変化があったらお願いしますよということで、今現実的にはなっていますので、これからもお互いにもし先ほど議員さん言ったように、本村では非常によくほかの車のところが理解できるのです。そういうところが小さい村のところではないかと思っていますので、今後も職員のみならず、やはりそういう人がお互いに地域のために働いていただいているのだということを念頭に置きまして、呼びかけをして今後も取り組んでいきたいと思っております。本当にご指摘をいただきましてありがとうございます。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島でございます。本日初めての質疑をさせていただきたいと思います。  31ページ、普通充電器についてです。これにつきましては、過日、総務課長にお話をさせていただきました。それで、この設置の状況とか、その他撤去できない理由等々を調べていただくということになっておりましたので、その経過を説明していただきたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答えさせていただきます。  歳入ですと、普通充電器インフラ普及プロジェクト権利金ということで、歳入が8万9,000円になってございます。歳出につきましては、2款総務費、1項総務費の4目財産管理費の11節で8万8,000円、それと12節で5万5,000円ということで予算計上はさせていただいております。この事業につきましては、役場前の駐車場に設置している普通充電器の維持管理というふうな形になっておりますが、たしか平成25年6月に埼玉県のほうで次世代自動車充電インフラ整備ビジョンというのがございまして、埼玉県の市町村の中にまだまだ急速充電器の設置箇所が少ない、また市町村については一つもない空白地帯もあるということで、ビジョンの中で載っているのが東秩父村、ときがわ町、越生町、滑川町、神川町と、もう一つ松伏町が空白地として地図上には記載してございます。埼玉県のほうから、空白地をなくすために補助金を出すので、ぜひ設置してくださいということになったわけでございます。この関係でまずは県のほうでは、道の駅には必ず1つつけると、それともう一つは町村役場とか、また公共施設等に設置しているというふうな形で補助金が出るようになってございました。その関係で村としては、普通充電器が役場の前にありまして、もう一つは急速充電器が和紙の里に設置してございます。いわゆる普通充電器1基と急速充電器1基つけるのが、ちょっと私のほうで調べてみたのですけれども、本来であれば栗島議員もおっしゃっていました、あまり普通充電器というのは使用が少ない、急速充電器のほうが多いようなのでということもあったのですけれども、その辺私のほうでも調べた限りでは、なぜその当時普通充電器と急速充電器を1基ずつつけたというのはちょっと見当たりませんでした。ただ、私の調べた限り最新の情報では、今普通充電器、急速充電器が設置されていない埼玉県内となると、越生町と宮代町が0か所ということで、それ以外は1基以上設置してございます。村のほうとしても、予算上歳入歳出にしますと、毎年約マイナス5万4,000円ぐらいの赤字にはなってございます。普通充電器、たまたまかもしれないですけれども、先週末、また先々週末は、同じ車だったかもしれないですけれども、充電しているということで、利用は年間的にはそんなには多くありませんが、利用してくださる方もいらっしゃいます。総合的に今後考えて、普通充電器の需要があるかどうか、また撤去するとどのくらいかどうか、いろんなことを考慮しながら考えていきたいとは思っていますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 1番、栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  今、総務課長が説明していただいたわけですが、私が充電器の設置状況について調べさせていただきましたが、総務課長が申しましたように、越生0、宮代0になっております。杉戸も0なのですけれども、杉戸は違うところと合併しているようです。それと、1台という町村もかなりありました。この辺でいいますと、吉見町、横瀬町、長瀞町、小鹿野町、あと神川町については1台しかありません。先ほど申しましたように、2台設置するというのは東秩父村にとってはかなり負担であるかなと思います。それから、この中でも滑川町は2台ということになっていますが、役所で設置したのは0ではないかなと思います。それから、嵐山町はもう5台設置してあるようですが、これも役所関係は0、そういったところを見ますと、役所で需要がないのにそこまで設置しなければいけないかというのは甚だ疑問に思っています。先ほど総務課長も話していただいたように早急に調べていただいて、少なくとも利用効率の悪い普通充電器だけは早急に撤去していただいて、予算の効率のよい執行を心がけていただきたいと思います。答弁をお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  普通充電器、今後村のほうとしても、先ほども申し上げましたとおり、年間だとマイナスの5万4,000円ぐらい出ています。10年間だと、掛ける10になれば54万円ということになりますが、総合的に今後検討して、撤去するにもお金がかかることですし、いろんなことを考えて今後検討してまいりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  4番、野口勝則議員。 ◆4番(野口勝則議員) 4番、野口です。  61ページ、一番上の小川地区衛生組合負担金9,200万、これにつきましては私も説明を受けておりますし、来年度から約2,000万円村の負担は増えるということで、その辺は理解しているところですけれども、何といっても今回2,000万円増えるということにつきましては、村にとって非常に問題であると思います。そこで、今後はいかにごみを出さないようにするか、そういった取組が必要になってくると思うのですけれども、そういった意味で村のほうでは、今後住民に対して広く分別の方法であるとか、ごみを出さない工夫とか、そういったものをいろいろ村のほうから呼びかけも必要かと思うのですけれども、このごみを出さないようにする、そういった意味で村のほうではどのような考えをお持ちなのかお伺いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島保健衛生課長、答弁願います。 ◎保健衛生課長(栗島正行君) ただいま野口議員からの質疑にお答えします。  今回可燃物ごみ処理のほうが民間委託になるということで、約2,000万円の増ということで今回の予算のほうは出させていただいております。実際このごみ処理の関係で負担金については、衛生組合管内で平等割2割、人口割1割、利用度割7割ということで、ごみの量に応じて各自治体の負担金のほうで、この70%のところで利用度割ということなので、これについてごみの量は多くなる、少なくなるということで、その負担金のほうが管内での全体での金額に関わってくるところで、排出量について減量化すれば、当然村の負担金も減るといった形になって、こういったことは重要な施策かと思っております。実際今回可燃物処理がメインで民間委託に移行するということで、なるべくごみを出さないようにするということは、いわゆる資源化のほうの率を高めていかなければならないといった形になろうかと思っております。村としても今回民間委託のほうで乾式メタン処理ということで、なかなか可燃処理のところに持っていけないものというのが増える関係もございますので、例えば今、月1回布類のリサイクル等を行っているのですけれども、それについて今まで例えば駄目なものの種類、衣類でも例えばダウンジャケットだったりチャックがついていたりとか、そういったところで実際布類でリサイクルのほうに回せなかったものについて、一応今度の令和4年4月から、実際身につけるものでしたら布類ということでリサイクルのほうに全て出していいということで、可燃のほうに出さないでいただけるのかなというふうなことを感じております。また、以前汚れた資源プラスチックは可燃で出すような時期もありましたけれども、現在は多少汚れていても資源プラスチックで出していただくように指導してということで、燃えるごみに入る量についてなるべく減量するといった形で、こちらのほうとしても村民に周知のほうをしている状況です。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 4番、野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) リサイクルに多く回していただくというのも、それは大切なことだと思いますけれども、先ほど言われました生ごみとかバイオマスによる乾式メタン処理、そういったところに、そこで処理できる部分については、今各家庭ということもないですけれども、田舎のほうですと土地ありますので、生ごみ処理のコンポストというのですか、あれで処理しているお宅もあるかと思うのですけれども、そういった取組というのを村のほうも積極的に推進していく必要があるのではないかと思っております。やはり土地だけは東秩父非常に余っていますので、畑でも田んぼでもありますから、そういったところにそういったコンポスト等を設置していただいて、生ごみとか、そういったことで発酵して処理できるものについては、なるべく出さないで各個人で処理していただくのがいいのではないかと思うのですけれども、そういったところのコンポストの設置費用とか、そういったものを村のほうもちょっと補助するとか、そういったことも今後は必要ではないかと思うのですけれども、その辺についてお考えをお伺いします。 ○議長(高野貞宜議員) 栗島保健衛生課長。 ◎保健衛生課長(栗島正行君) ただいまの再質疑にお答えいたします。  生ごみ処理機に関しては、現在保健衛生課のほうでの補助金の関係ですと、住宅用太陽光発電システム補助金がございますけれども、この補助金が開始される前、それ以前に生ごみ処理機に対して、金額等はどういった金額かというのはちょっと手元に資料がないので、細かいところは分からないのですけれども、確かに以前生ごみ処理機に対する補助金を出していた時期も村ではありました。これについては、今後乾式メタン処理に移行といったところで、実は本当は生ごみについては、乾式メタン処理でメタン発酵に対しては発酵に適しているものといったところで、量的に問題にはならない部分で、むしろどちらかというと紙類関係のリサイクル等を進めていったほうが実際メタン発酵処理に対する負担のほうは軽減といった形になろうかと思いますけれども、また今現在、太陽光発電システムについてもそれほど需要がないというところもございますので、今後そういったリサイクル等でごみをなるべく出さないといったところで、生ごみ処理機等も普及については促進する必要はございます。現在、補助制度はございませんので、これについては今後検討できればと思っております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  2番、鷹野明議員。 ◆2番(鷹野明議員) 2番、鷹野です。  28ページをお願いいたします。真ん中より下のほうの弁護士業務委託料が60万円支払われております。これは、平成11年頃から顧問弁護士としてお願いされていると思います。いろいろと以前にも議会で説明をされたと思うのですけれども、委託契約の概要と本年度の実績等、その対応する範囲、その辺を教えてください。お願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 鷹野議員のご質疑にお答え申し上げます。  弁護士委託料ということで年間60万円支出している概要と、実績がどのようなものがあるかということですけれども、基本的には1年契約でございます。それで、今現在契約している業者につきましては、プラタナス法律事務所ということで弁護士さんにお願いしているところでございます。弁護士のお名前は鈴木先生ということになりますけれども、前々総務課長ぐらいにちょっと聞いた話なのですが、以前安戸に住まれている方の娘さんの旦那さんということで、そこの先生をお願いしているというふうに聞いてございます。  それで、業務の範囲につきましては、法律に関すること、また契約書その他の書類に関すること、その他公が必要と認めたことということで、村が必要と認めたことにお願いするということで1年契約になってございます。  また、今年度につきましては、基本的に職員の関係等ということで、案件につきましては五、六件あるのですが、メールで全て質問して、それを回答していただくような、来ていただいての重要案件ということではなかったので、今年度については一度も来てはございません。それと、近年多い相談内容といたしましては、協定書の内容について、また土地賃貸借契約等について、また人事とか裁判、また契約事務についてということで相談をさせていただいてございます。  弁護士の業務の範囲、また期間、また内容につきましては以上となります。 ○議長(高野貞宜議員) 2番、鷹野議員。 ◆2番(鷹野明議員) ありがとうございます。来村をされることはまずないということで、以前は議事録を見てみますと、年間4回ほど来村されるような言葉尻があったのですけれども、それがあるかどうかということです。  あと、私の経験で監査をお世話になった頃、訴えるぞというような話をされる御仁がおりまして、その対応範囲というのは、監査であるとか、こういう議員であるとか、例えば会計年度職員であるとか、パートさんであるとか、そういう方の事例に対しても相談ができるかどうかということなのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 鷹野議員の質疑にお答え申し上げます。  鷹野議員おっしゃっているとおり、年4回相談、役場に来庁してということがあったらしいです。実際実は契約書の中にも4回役場のほうに来るというふうな契約書になってございます。その辺がございますので、今後その辺は前の総務課長等に聞いたりして、なぜ来てもらわなかったのか、またその辺が契約書がずっと入っているのはなぜなのかということは聞いてはございませんので、その辺は後日また分かり次第、鷹野議員さんのほうには報告をさせていただければというふうに思います。  また、先ほど申し上げましたとおり、職員、また議員さん、会計年度任用職員さんの相談等についてということの件につきましては、業務上必要であるものについてはもちろん相談に乗っていただけるということになっております。ただ、個人的なところとかというのは多分おそらく無理ではないかなと思いますので、業務上必要であるような相談業務については相談できるというふうに思ってございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  5番、田中秀雄議員。 ◆5番(田中秀雄議員) 5番、田中です。  40ページをお願いします。防犯灯の新設改良工事費30万円、実は私10か月前から言っているのですけれども、防犯灯の1基、全く不要なところにあります。それともう一つは、通学路の一部にも玉を外したままついていない防犯灯が2か所あります。これを何とか今年中に修繕してもらいたいと思います。  それと、使用のない防犯灯、この付け替えについては、一応和知場をお願いしてあるのですけれども、もう10か月たつのですけれども、全く手をつけてありません。担当の職員が忘れているのだか、それとも難しくてできないのだかちょっと分からないのですけれども、それの答弁をお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 田中議員の質疑にお答え申し上げます。  防犯灯の修繕費ということで、予算計上上は一般修繕費で20万6,000円計上させていただいております。防犯灯等につきましては、基本的に区長さんの要望等がありますので、基本的には区長さんの要望書、その要望書を役場のほうに提出していただいて、そこに本当に必要かどうかを検討させていただいて設置するというふうなルールがございます。今、田中議員おっしゃられたとおり、和知場のほうが暗いということになってございますので、その辺坂本の和知場地区のほうから防犯灯の設置につきましては要望書を提出してあるかどうか、ちょっと私のほうで確認はさせていただきますけれども、基本的には要望書の提出されたものに対して職員が確認をして設置をするというようなルールになってございますので、その辺役場の総務課の職員が忘れているかどうかのちょっと確認はこれからさせていただきますので、その辺もし要望書等が出ているのであれば、村のほうで忘れていた。または予算がもう不足していて今年度できなかった分は来年度にやるのかというふうなことになるかと思いますけれども、その辺をちょっと職員のほうに確認をさせていただいて、十分検討させていただいて設置する等々やっていきたいと思います。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 5番、田中議員。 ◆5番(田中秀雄議員) 今確かに総務課長の言われたことは分かりますけれども、私が言っているのは全く人が通らない、行かないところというのは、落合の一番最後の家、金比羅様の反対側、あそこに1軒ありましたよね。台風で橋が流されたのですけれども、そこに夜になるとつく防犯灯があるのです。だから、全く人が行かなくて無駄なので、そこだけは撤去してくださいともうかなり前から言っています。  それと、槻川林産さんの裏側に通学路ありますよね。あそこの防犯灯が玉外したままなのです。ちょっと危険なので、そこだけは早急に対処していただきたいと、これはもう地区の区長ではなくて、我々が見た目で判断できるものは、正直な話区長に言って要望書を出してもらいますけれども、早急の対応をお願いします。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 休憩します。                                      (午前11時01分) ○議長(高野貞宜議員) 再開します。                                      (午前11時12分) ○議長(高野貞宜議員) 質疑はありませんか。  4番、野口勝則議員。 ◆4番(野口勝則議員) 4番、野口です。  66ページ、5款農林水産費、2目林業振興費、上のほうに森林整備事業の中の調査業務委託料137万3,000円、これについては令和元年度から調査業務委託料ということで予算計上されていまして、今まで意向調査等を行っているようですが、これについて具体的にこの予算の算出根拠、あるいは具体的にどんな調査内容を行ってもらっているのか、その辺についてお伺いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの野口議員のご質問に対してお答えをさせていただきます。  意向調査の業務委託料ということで、今年度につきましては137万3,000円ということで予算計上させていただいております。こちらの金額の根拠でございますが、対象となっております森林の面積、4年度につきましては安戸地区内を予定しておりますが、156ヘクタールございます。こちらに対しまして、平成30年の10月に林野庁で出しております森林経営管理法の事務に係る業務参考資料ということで、整備に対する様々な単価等を示されたものがございます。こちらにつきまして、意向調査につきましては人件費等で単価8,000円ということになってございまして、先ほどの156に8,000円を掛けた金額、それに消費税分が加算されまして、この金額となってございます。  続きまして、この調査の内容ということでございますが、この調査につきましては市町村が仲介役となって整備が行われていない森林の所有者と意欲と能力のある林業経営者をつなぐことによって、適切な森林の経営管理を行います。また、林業経営に適さない森林については、所有者から委託を受けた市町村自らが管理していく、そのような目的がございまして、この森林の適切な管理に資する基礎データを整備するために、この意向調査を実施しているものでございます。具体的な内容といたしましては、森林所有者のデータベースの作成、それから森林経営管理法及び森林環境譲与税について制度の説明資料等の作成、それから情報収集として先ほどの意向調査を実施して、その結果を集計する、それからその結果表を作成する、それから図として結果図を作成する、それから意向の確認としまして意向確認書の作成、それから意向調査を実施しました方に対してのお礼であったり、未返信の場合はその催促の作業等を行う、それからその他事務手続ということで、意向調査書の発送事務であったり、そういう部分が業務委託の内容となってございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 4番、野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) 意向調査は、具体的にどのような方法でやっているのか、その辺をもう一度伺います。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) 意向調査につきましては、対象となります地域の方々に対しまして、意向調査書の用紙を郵送で送らせていただいて、ご回答いただいた後にまた郵送で回答をしていただくという郵送での方法を取ってございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 4番、野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) 意向調査の用紙というのは、具体的にはアンケートという形ですか。その辺ちょっと確認したいのですけれども。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) 答弁が不足で大変申し訳ございません。意向調査の内容につきましては、大きく4項目ございまして、1つはその森林に対しての所有の確認、管理されている方はご本人でよろしいかどうかという確認、もし違う場合は、その方はどなたですかという確認、それからその森林について現状管理をどのように行っているか、そちらの確認、続いて、その森林について過去10年間の整備状況について、あればご回答くださいという確認、それから最後に、今後の管理についてご自身でやっていかれるのか、それとも村が統一的に実施することに委託をしたいかと、そういう今後の管理についての内容の確認となってございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 4番、野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) 具体的な内容の項目を聞いているのではなくて、意向調査をどういった方法でやっているのか、私の聞き方が悪かったのかもしれないですけれども、アンケート等を実施しているのか、それともそこのうちに行ってヒアリング等によってそういったものをご回答いただいているのか、その辺についてなのですけれども。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) 大変申し訳ございません。先ほどの項目が書かれた調査用紙を世帯に郵送で送らせていただいております。郵送で回答用紙を送っていただいて、それを集計しているということになりますけれども、よろしいでしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 理解してください。  ほかに質疑はありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 予算書31ページをお願いします。この中で財産管理一般経費の中に相続財産管理人選任予納金100万円がありますが、これは何でしょうかと総務課長に聞きましたが、100%の回答がなかったので、何か企画が担当だというような話も聞いていますので、答弁をお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 相続財産管理人選任予納金につきましては、今年度栗島議員に全て100%の回答はできていなかったかもしれないですけれども、水道施設で所有者が亡くなって、その所有者の兄弟の方が相続放棄するという案件が発生されました。栗島議員もその辺はご承知だとは思いますけれども、その関係がありまして、補正であれば6月、9月、12月、3月という補正がありますけれども、もし令和4年度もそういう場合があった場合に、想定を見込んで、予納金の相場が大体10万から100万円程度ということで、専門家の弁護士さんや司法書士さんが選任される方が多いわけなのですけれども、その関係上、今回予算を100万円取って計上させていただいたものになります。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 1番、栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 今答弁いただきましたが、特に予定しているところはないという話です。この相続財産につきましては、発生してからこのような事態が起きてくるのにかなりの時間がかかるはずです。それなのに予算を取ったと、それでこのほかにも弁護士費用とか官報掲載料とか、ほかのもろもろの費用がかかるわけですが、それらは予算計上はされていない。私思うには、このあるかないか分からないような予定のものを、結構な高額ですので、これを計上していくのはもったいないと思います。無意味だと思います。その辺で、この予算の取扱いをどうするのか、そこの辺を答弁願いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  確かに今現在、予定をすることが見込めないものについては、予算計上する必要がないのではないかということになりますけれども、確かにそのとおりだと思います。今回令和4年度に予算計上して、もしそういう案件がなかった場合には、そのまま不用額にならざるを得ないのかなというふうに思います。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 1番、栗島議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 今答弁いただきましたが、使わなかったら不用額になってしまう。そうしますと、これに割り振れた財源が、一般財源でしょうけれども、もったいないなと、ここに計上しなければほかに財源が使えたのでないかなと思います。  それから、この相続財産管理人は、村が新たに土地を取得しようとする場所か、現在借地として借りている場所かというようなことが想定されますが、借地につきましては少なくとも相続人がいなくなったというのを確認できても、借りている契約期間がある限りは、借地料は供託することによって契約は有効にいくと思います。そういうことを考えれば、先ほど申しましたように、この費用は不要不急の費用ではないかと、そういうふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 栗島議員の質疑にお答え申し上げます。  確かに土地の賃貸借の場合には、そのままの期間は延長できるというふうになっておりますけれども、今年度あった案件につきましては、土地の賃貸借契約も結んでいないところでございました。また、そのほかにもやっぱり土地の賃貸借契約を結んでいない、昔の口頭での賃貸借で無償でというところがまだ実はある場所がございます。そのような場所もあることから、予算計上させていただいたということになってございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  3番、百瀬浩子議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  47ページ、3款民生費、1項社会福祉費、4目社会福祉総務費、手話通訳者・要約筆記者派遣業務委託料52万8,000円について、こちらにつきましては平成30年9月定例会決算質疑に対するご答弁をベースにして順次伺ってまいります。  まず初めに、平成30年9月定例会決算質疑にいただいた当時のご答弁を要約した内容を申し上げます。1つ、人口5万人以下については48万円を委託業者に支払っているのみで、委託した事業の実施はなかった。1つ、本村において今後派遣要請が増える見込みのニーズについて調査等はしておらず把握はしていない。1つ、派遣が必要になった場合に備えての登録料としてこれからもずっと払い続けていく予定になっている。これに対し、実施されていない業務委託に対し支払い続けるということについて、もう少しいろんな方法を考えていただきたい旨を述べて当時の質疑は終えました。当時計上された額は48万円、令和4年度の計上額は52万8,000円、約5万円の増額です。当時の住民福祉課長のご答弁によりますと、人口5万人以下については48万円という何かしらの基準額が定められているようですが、本村の人口規模をはるかに超えた人口規模の自治体と同額の設定に合わせていること、継続的に、しかも増額までして住民のニーズも把握していないままに、なぜこの派遣業務委託費を計上し続けるのか理由が分かりません。  まず、1回目の質問をさせていただきます。①、派遣業務委託をするに至った経緯と委託先の概要、委託期間、単年度ごとなのか一定の期間なのか、更新の時期、委託について取り交わした内容と委託費の推移について。  ②、本村同様に、この業者へ派遣業務委託をしている自治体はあるのか。  ③、社会福祉協議会へ手話通訳者・要約筆記者派遣業務委託について協議したことはあるのかお答えください。 ○議長(高野貞宜議員) 宮崎住民福祉課長、答弁願います。 ◎住民福祉課長(宮崎士朗君) ただいまの百瀬議員の質疑について答弁いたします。  まず1点目、この派遣業務委託をするに至った経緯と委託先の概要、それと委託期間ですけれども、まず委託期間については単年度でございます。それと、派遣業務をするに至った経緯なのですけれども、こちらについては平成18年10月に障害者自立支援法が施行されました。この中で第77条の規定により、市町村が行わなければならないコミュニケーション支援事業というものの中にこの手話通訳者、要約筆記者のことがうたわれておりまして、市町村での準備体制が整うまでの間、各市町村が直接委託することができるというようなことで、当時埼玉県から社会福祉法人埼玉聴覚障害者福祉会のほうへこの業務のほうを委託いたしまして、ここと要は自前でこういった方を用意できない自治体については、こちらと委託契約を締結し、業務を委託することができるというようなことがございました。そういったことから本業務委託が開始されました。委託先の概要ですけれども、社会福祉法人埼玉聴覚障害者福祉会、こちらの法人につきましては、各種障害者支援施設ですとか、特別養護老人ホームや居宅介護支援、地域包括支援センターや相談支援センター、障害児通所支援事業等々様々な業務をやっている法人なのですけれども、その中に聴覚障害者情報提供施設ということで埼玉聴覚障害者情報センターというセンターを運営している法人でございます。  次に、2つ目の質疑ですが、本村同様にこの業者、法人へ派遣業務委託をしている自治体はあるのかという質疑ですけれども、先ほど自前でこういった手話通訳者ですとか要約筆記者を用意できない自治体は、こちらと契約をしているというお話をさせていただきましたが、三郷市、朝霞市、ふじみ野市、富士見市、加須市、久喜市、川口市、それと新座市、こちらの自治体は自前で手話通訳派遣事業を実施している自治体だというふうに把握しておりますけれども、さいたま市は例外でさいたま市の社会福祉協議会のほうへ委託しているということですけれども、それ以外の自治体については、全てこの社会福祉法人埼玉聴覚障害者福祉会のほうと本村同様に業務委託契約を交わし、この事業を実施しているとのことでございます。  それと、失礼しました。あと、更新の時期と委託について取り交わした内容と委託費の推移ということでしたけれども、更新の時期は各年度ごとですので、毎年度当初に契約を結びまして、次の年の3月31日までということになりますけれども、その取り交わした内容ですけれども、先ほども申し上げましたけれども、手話通訳者の派遣事業、それと要点筆記者の派遣事業のほうをこちらの法人のほうに委託するわけですけれども、それとあわせてその委託費の推移についてですけれども、先ほど百瀬議員おっしゃっていたとおり、当初はこの派遣事業については、5万人未満の自治体については48万円、これに派遣手当として1件1万1,000円がかかるわけですけれども、それが平成30年度から見直しがされまして、市町村ごとに額が見直されました。今まで村は3万人未満でしたので、48万円でしたけれども、村の場合にはその48万円に一月1,000円の手話と要約筆記で2を掛けた2万4,000円を足した50万4,000円、これに派遣料1件1万2,000円というふうなことで契約額の改定がされております。ちなみに、町が48万円プラス6万円で54万円、市が当初は60万円でしたけれども、それに12万円を足した72万円ということになってございます。  3つ目の質問で、社会福祉協議会のほうへこの派遣業務委託について協議したことがあるかという質疑ですが、そもそも本村の社会福祉協議会では、この手話通訳者、要約筆記者の派遣業務委託のほうについては実施しておりませんので、本村の社協のほうへは協議はしたことはございません。  それで、この事業についてなのですけれども、当初予算の歳入のほうにも計上しておるのですけれども、地域生活支援事業補助金というふうなことで、このかかった経費の2分の1については国から、4分の1については県から補助金を受けております。よって、村の負担というのは4分の1というようなことになっている事業でございます。  以上、百瀬議員からの質問事項に対する答弁とさせていただきます。 ○議長(高野貞宜議員) 3番、百瀬議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  先ほど申し上げました平成30年の決算質疑への答弁のうち、本村において今後派遣要請が増える見込みのニーズについて調査等はしておらず、把握はしていないということでございました。手話通訳者・要約筆記者派遣業務委託については、こちらにございます令和3年3月策定の東秩父村障がい者支援計画(障がい者計画・第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画)内に2か所記載がございます。1つ目の該当箇所は、この計画書の19ページから21ページ、第2章、障がい者の状況、2項目め、障害福祉サービス等の利用状況、(4)、地域生活支援事業の利用状況として、第5期計画期間中の事業概要一覧、利用状況についての記述となり、全11事業あるうちの第6番目になります。その表中の事業概要、意思疎通支援事業、利用状況、地域生活支援事業の利用状況、サービス名、意思疎通支援事業とございまして、平成30年度から令和2年度中、いずれも0件で、設置事業もなしということ。2つ目の該当箇所は、この計画書の48ページから49ページ目、第3章、障がい者支援計画、3項目め、施策の展開、(2)、日常生活への支援(第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画)、③、地域生活支援事業の推進、サービス見込み量、サービス名、意思疎通支援事業、令和3年度から令和5年度中、いずれも0件で、設置事業の見込み者数も0人とのこと。そして、サービスの提供に当たっては、事業名、意思疎通支援事業、具体的な内容といたしましては、手話通訳者派遣事業・要約筆記奉仕員派遣事業は、必要に応じて埼玉聴覚障害者情報センターと連携協力し、実施体制の確保に努めます。広域的な連携による手話講習会などにより、手話通訳者の養成に努めますとございます。平成30年の決算質疑への答弁では、本村において今後の派遣要請が増える見込みのニーズについて調査等はしておらず、把握はしていないとのことでしたが、この計画の中にはしっかりと0件という数字がうたわれているということなのです。本事業の利用状況から見た実績と計画の見通しからしても、再度検討し直す必要性を私は強く感じております。  ここで2回目の質問をさせていただきます。継続的に、しかも増額までしてまで、住民のニーズも把握していないままに、なぜこの派遣業務委託費を計上し続けるのか。今後の具体的な施策の内容としては、広域的な連携による手話講習会などにより、手話通訳者の養成に努めますとあります。手話通訳者の養成に努めるのであれば、同計画の表中の2つ下ったところに手話奉仕員養成研修事業、こちらに手話で日常会話を行うのに必要な手話語彙及び手話表現技術を習得した者を養成し、意思疎通を図ることに支障がある障害者等の自立した日常生活、または社会生活を営むことができるようにするため、聴覚障害者等との交流活動の促進、広報活動などの支援者として期待される日常会話程度の手話表現技術を習得した手話奉仕員を養成、研修するものですとございます。この計画について見直しの必要について、担当課長として思うところをお答えください。 ○議長(高野貞宜議員) 宮崎住民福祉課長。 ◎住民福祉課長(宮崎士朗君) ただいまの百瀬議員の再質疑に答弁いたします。  東秩父村障がい者支援計画、この中に確かに意思疎通支援事業のことについて明記がございます。ここ3年実績もなく、向こう3年見込みもない事業に対して、この委託費を払い続ける必要があるのか、それと要はその要請ですとか、そういった部分での記述に対して、その計画の見直しをする必要があるのではないかというような質疑だったかと思いますけれども、本村のような小規模な自治体、これは本村に限らずでございますけれども、実績はございませんけれども、見込みもないということですけれども、ただ今後、手話通訳者、または要約筆記者を必要とする聴覚障害者の方が住民となり、そのサービスを必要とするときには、これは先ほども最初の答弁でも申し上げたとおり、村の義務としてこの意思疎通の支援事業のほうを実施する必要がございます。議員、村の規模によっては多額な委託業務ではないかというようなご指摘もありましたけれども、この委託業務、当然必要になった場合の通訳者等に係る派遣もしていただけるという、そういったメリットもございますが、それ以外の部分といたしまして、この法人のやはり運営費を賄うという意味合いも実はございます。契約書の中にも経費の内訳として、委託料としての50万4,000円については、事務管理費として人件費や事務所借上費等に充てる経費というようなことでうたわれております。先ほどの答弁でも申し上げたとおり、この事業に対しては国、県のほうから4分の3の補助も出ているということから、国、県としても各市町村で義務的事業として実施するに当たっては、埼玉県の場合はこの社会福祉法人埼玉聴覚障害者福祉会のほうへ埼玉県のほうから委託をして、いろんな事業のほうを実施してもらっておる関係から、自前で用意できない自治体については、業務委託形式でこの法人と契約することによって、それぞれの市町村がこの事業を実施しているということになるということになってございますので、今までも確かに利用実績等はございませんでしたけれども、ただ1件私が記憶している限りでは、秩父郡市で人権フェスティバルというのを毎年実施しておりますけれども、ここ数年コロナの影響で実施できておりませんけれども、私が当時総務課の担当だったときに幹事町村ということでお世話になりましたけれども、そのときはやはりこちらから手話通訳者のほうを2名派遣していただいた実績もございます。確かに実績に対して、見込みに対しての費用対効果というところを問われますと、私個人としても疑問に思うところはありますけれども、ただ先ほども言ったように、この法人の運営をやはり補助していくという意味合いもあることから、この手話通訳者、要約筆記者の派遣業務委託については、村としては必要な経費というもので来年度当初予算も計上させていただいているというふうなことでご理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 3番、百瀬議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  先ほどのご答弁により、国、県、各市町村が一体となって地域生活の支援をしていく、その意義と義務と、そういった背景が理解できました。本村では、新たなコミュニケーションツールとして、いつでもどこでも誰とでもという、村内にタブレット全戸配付ということを今いろいろ計画を進めていただいているところでございますけれども、そういった中でも文字による情報、聴覚、音声による情報配信等もございますので、今後の障害者の支援の中にも、そういったタブレットツールなどの活用等も講じていただけたらとも思います。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  2番、鷹野明議員。 ◆2番(鷹野明議員) 2番、鷹野です。  35ページをお願いいたします。上から4番目のLoGoチャット利用料52万8,000円、チャットというと私なんかはチャットルームでだべ話を話したりすることがイメージとするのですけれども、52万8,000円を出されて、LGWAN回線なんかでやるのだと思うのですけれども、どのようなものなのか、どのような利用の仕方をするのか教えていただきたいのですが。 ○議長(高野貞宜議員) 眞下企画財政課長、答弁願います。 ◎企画財政課長(眞下哲也君) ただいまの鷹野議員の質疑にお答えいたします。  LoGoチャットにつきましては、令和2年の中盤頃だと思いますけれども、議員おっしゃるとおり、自治体の職員が庁内、それから他自治体の職員等とテキストファイルとか写真とかというのを送受信できるものになります。それがLGWANとつながれているということで、LGWANと今インターネット回線物理的に分けてやっていますけれども、それがLoGoチャット上ではLGWANが利用できるということで、自治体職員にとってはすごく便利な活用できるソフトのアプリの一部だと思っております。試し期間で半年間、2年度に行いました。中にはグループをつくって、グループ同士でやり取りができるというところはすごく活用の仕方ができるかなと思っています。今現在、令和3年度から1人400円かかりますけれども、100アカウントということで、職員の利用する人数分利用させていただいております。先ほどグループと言いましたけれども、例えば課長のグループ、それから例えばネクストジェネレーションで分科会で分かれている3グループというところで、日頃の業務の中でそこでやり取りができると。課長ルームについては、課長会議の案件等をそこに入れて、それを落として、今ではアイパッドを使って紙なしで会議を行っているというような活用の仕方もしております。いずれにしても、庁内もそうですし、庁内と他自治体との連携もできるというところもございます。金額全体で52万8,000円になりますけれども、有効的な活用ツールとして、今後も引き続き活用していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  3番、百瀬浩子議員。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  84ページ、9款教育費、3項中学校費、2目教育振興費、水泳指導民間委託料80万5,000円について伺います。平成29年4月策定の東秩父村公共施設等総合管理計画によりますと、施設を維持管理するための村の年間負担額の大きい施設として、プールを除いた校舎、体育館等だけでも、第2位が中学校、約1,044万円、第3位が小学校、約834万円で、老朽化の進んだ施設の約10年ごとの大規模な改修費や修繕費、維持管理費は年々厳しい状況にあるため、何らかの工夫や改善を図る必要性があります。  こうした中、平成30年9月付のスポーツ庁参事官(地域振興担当)から「官民連携による学校体育施設の有効活用等について(水泳プール関係)」と題した文書により3つの参考事例が提示されました。事例1、小中学校プールの夏季開放時の管理・運営に指定管理者制度を活用、事例2、公園プールの機能を小学校プールに集約し、民間の運営により市民利用を実施、事例3、老朽化した小学校プールを廃止し民間スイミングスクールや市営プールを活用、本予算に計上された水泳指導民間委託は、まさにこの3つ目の参考事例に合致したものであり、新規事業への期待を込めて伺ってまいります。  ①、年間維持費等、財政負担がどれだけ軽減されるのか。過去5年間の学校プールの年間維持管理費の平均額と、約10年ごとに実施した大規模改修費について触れながらお答えください。  ②、事業効果として期待する水泳授業の安定的運営と安全衛生面の確保、生徒の水泳能力についての評価の方法はどのようになりますか。  ③、教職員の働き方改革の観点から、水泳指導を民間委託することで得られる効果と民間委託に伴う留意すべきこととしてどんなことを考えていますか。近隣自治体の先行事例を挙げながらお答えください。 ○議長(高野貞宜議員) 足立教育委員会事務局長、答弁願います。 ◎教育委員会事務局長(足立利平君) 百瀬議員の質疑にお答えいたします。  まず1点目、年間維持費と財政負担の軽減についてでございますが、槻川小学校と東秩父中学校のプールは、昭和42年に726万8,000円かけて完成した東小と中学校兼用プールから始まり、昭和51年に東秩父中学校が2,521万9,000円、昭和62年に東小学校が5,698万円かけて新プールを建設し、現在に至っております。この間小学校は、平成17年と平成26年にそれぞれ288万8,000円、1,018万5,000円かけてプール改修を行っており、中学校につきましても平成24年と平成26年にそれぞれ107万1,000円、966万1,000円かけて改修を行っております。現在、中学校プールについてでございますが、本体の劣化や塗装の剥離、循環浄化装置の故障等があり、概算ではありますが、今後約2,500万円の改修費が必要となります。また、年間の維持管理費として機器点検、水道料、薬品代がかかりますが、平成28年度から令和2年度までの5年間の維持管理費として、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響によりプールは未実施でございましたが、平均で小学校が機器点検9万3,080円、水道料5万2,413円、薬品代6万7,789円、計21万3,282円、中学校が機器点検9万3,080円、水道料8万4,788円、薬品代7万3,332円、計25万1,200円かかっております。今後、民間プールを活用することで、さきに述べた改修費や中学校の年間の維持管理費が削減できるものと考えております。  続きまして、2点目の事業効果として期待する水泳授業の安定的運営と安全衛生面の確保、また生徒の水泳能力についての評価の方法についてでございますが、文部科学省及び国土交通省が示すプールの安全標準指針に基づき、適切に管理運営している近隣の民間プールの活用を想定しており、天候に左右されることなく、水温、水質、衛生管理、施設設備、人員等、安定した環境の中で事業を行うことができるため、安全衛生面の確保については問題ないと考えております。また、体育教員のほか民間プールのインストラクターがつき複数で指導することからも、安全面の確保が図られるのではないかと思っております。水泳能力の評価については、今後体育教員とインストラクターで水泳授業に関する事前打合せ等により、どのような指導、評価を行うか協議していくこととなりますが、中学校の水泳授業は、続けて長く泳ぐことや早く泳ぐことを中心に記録の向上や競争の楽しさや喜びを味わうことができるようにすることに学習の狙いがございますので、生徒の興味や関心、技能の程度に応じて相互の関連を図りながら、生徒が自己の課題に応じた運動の取組が行えるような指導をし、評価していくことが重要であると考えております。  最後に、3点目でございますが、教職員の働き方改革の観点から、水泳指導を民間委託することで得られる効果と民間委託に伴う留意すべきこととしての質疑でございますが、民間プールの活用事例として、千葉県佐倉市や佐賀県伊万里市、石川県志賀町が本村と同様に老朽化による大規模修繕が必要となってくることから、民間プール活用へとシフトチェンジしております。教職員の働き方改革の観点から見た場合、どのくらい教員の負担軽減になるか未知数なところはありますが、インストラクターを配置することにより少人数指導が可能になり、1人が指導する生徒数は少なくなるため、きめ細やかな指導ができると思っております。また、専門のインストラクターによる指導により教員の指導力の向上にもつながるのではないかと思っております。他自治体でも課題として挙げられておりますが、民間委託に伴う留意点として、移動手段や移動時間が必要となることや、体育の授業としてどのように実施していくか体育教員とインストラクターとの十分な協議が必要になることが挙げられると思いますが、一つ一つの課題をクリアにし、子どもたちにとってよりよいものとなるよう進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。
    ○議長(高野貞宜議員) 暫時休憩します。                                      (午後 零時02分) ○議長(高野貞宜議員) 再開します。                                      (午後 1時00分) ○議長(高野貞宜議員) 3番、百瀬浩子議員の再質問から始めます。  百瀬議員、どうぞ。 ◆3番(百瀬浩子議員) 3番、百瀬です。  本予算に計上されました水泳指導の民間委託料80万5,000円について、先ほど教育委員会事務局長より3つの項目についてお答えいただきました。この水泳授業を民間委託するということにつきましては、本当に新しい取組であって、時代の過渡期において、これから本村と同じように、こういった民間への委託をする学校も多々出てくるのだろうと思います。公共施設等総合管理計画の中でも、老朽化した施設の維持管理についてはとても大きな課題でありました。民間委託をすることによってその財政的な負担も軽減でき、何よりも子どもたちにとっての安全な水泳指導が期待できるというところが一番事業効果として期待できるところでございますが、新しく民間委託をするに当たっての教育長としての意気込みであるとか、この事業に対しての思いというものをお答えください。 ○議長(高野貞宜議員) 大久根教育長、答弁願います。 ◎教育長(大久根勇君) 私の考えを述べさせていただきます。  まず初めに、今回のこの件につきましてご理解をいただいていますこと、大変うれしく思っております。今回の水泳指導民間委託については、小さな村だからできる、村の宝である子どもを大切にした本村の特色ある教育活動の取組の一つだと捉えております。目的効果として、先ほど来説明をしておりますが、私は4つ捉えております。1つ目は、子どもたちの自他の命を守る取組であること、2つ目は、水泳指導が安全で楽しく、また技術の向上が図られる取組であること、3つ目は、本村の自慢できる自然、槻川での川遊び等の事故防止につながる取組であること、そして最後4つ目ですけれども、子どもたちが将来にわたって健康づくりに取り組む取組であることということを考えております。実施に当たっては、業者、それから学校に生徒の安心安全が確保でき実施できるよう、事前協議をしっかり行ってまいります。こういった動きについては、百瀬議員もおっしゃっておりましたけれども、近隣の市町村でもそういった動きに今後なっていくのだろうなというふうに予想しております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  4番、野口勝則議員。 ◆4番(野口勝則議員) 4番、野口です。  68ページ、一番上に駐車場内区画線工事費、和紙の里施設管理事業ということで93万3,000円計上されているわけですけれども、先立って行われた予算説明のときに課長さんのほうから、今道の駅に関しては自動二輪等二輪車の置場がない、それをちゃんとしないといけないのでということで、この区画線工事を行うということを説明していただいたわけですけれども、そもそもこの説明していただいた場所というのは、道の駅の一番正面の駐車場で、この間の説明では具体的にはバスターミナル側に寄ったところに自動二輪の置場を設けるということだったかと思うのですけれども、そこのところにつきましては、昨年年末に御堂川上地区との意見交換会の中で、道の駅の施設の合併浄化槽、それの移設場所としてそこの自動二輪の置場を今考えているところが第1候補地ということで地元説明を行ったかと思います。また、合併浄化槽の移設の計画につきましては、たしか3年、4年先ぐらいには行うはずだったかと思うのですけれども、なぜそのような合併浄化槽の移設先としての候補地のところにこのタイミングで二輪の場所としての区画線を行うのか、その浄化槽の移設を行うときには、ある程度の大きい範囲内でアスファルトを剥がしてしまい、そこで結構大がかりな工事になると思います。そうすると、せっかく今回予算取って区画線引いたとしても、またそのときやり直さなくてはいけなくなるかと思うのですけれども、その辺についての今回やると判断されたことにつきまして、具体的にちょっとお伺いしたいのですけれども。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの野口議員のご質問についてお答えをさせていただきます。  野口議員がおっしゃいましたとおりに、今回この駐車場内に駐輪場を設けるというために、この区画線工事というものを実施することになってございます。この自動二輪の駐輪場につきましては、以前より明確な場所がなくて駐車場内の混乱等を指摘をされておりました箇所でございまして、年末に行いました和紙の里周辺整備に対する地域のアンケートの中でも、同様のご意見をいただいている箇所でございます。その協議の中で、フードコート内にある合併処理浄化槽を移設する場所として第一駐車場からバスターミナル、その中で移設工事を行うと決定させていただいております。しかしながら、今回二輪車の駐輪場のスペース確保というものは、以前から議題に上がっていることでございますので、早急な対応が必要であるということも鑑みまして、令和4年度に第一駐車場内に整備をするということで今回予算計上をさせていただいております。野口議員おっしゃいますとおりに、浄化槽を移設後にその第一駐車場を改めてまた区画線整備ですとか、そういうことをやらなくてはいけないという部分が出てくるかとは思いますので、ご意見を踏まえまして、令和4年度にこの整備を実施する際には、もう一度再度しっかり検討を行って実施をさせていただきたいとは思っておりますので、ご理解をいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 4番、野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) 村長に伺いますが、やはりこの道の駅の整備に関しては、村の方針として地域にも説明した上で方針、どこに移設するか、そこのところがある程度結論づけられている、それもそんなに遠くない近い将来で行う、そういったものがもう確実に分かっている中で、幾ら住民要望だといっても、住民の人もそれが分かっていながらやれとはおそらくは言いません。浄化槽工事を移設完了した後にちゃんと自動二輪の場所も確保します。それまでは仮な形でも対応はできると思いますし、またお金をかけてこの区画線を引く必要もございません。正直言えばこんなものは缶スプレーでアスファルトに書いただけでも十分事足りる内容ですので、ぜひもう一度よく検討していただいて、決して無駄なお金はかけないようにお願いいたします。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 村長答弁必要ですか。 ◆4番(野口勝則議員) いいです。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  7番、渡邉均議員。 ◆7番(渡邉均議員) 7番、渡邉です。  予算書で36ページお願いします。この公共交通対策事業、公共交通に関しては、よく議員のほうからもその都度いろいろな意見が出るわけでございますが、来年度の予算でも3,420万1,000円使ってこの公共交通の対策事業を行うわけでございます。  初めに、質問なのですけれども、このコロナ禍も3年目に入ったということです。丸2年過ぎたわけですよね。それで、この公共交通のほうもどういった影響があったのか、この2年を振り返ってどういう影響があったかちょっと分かればお答えしていただきたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 眞下企画財政課長、答弁願います。 ◎企画財政課長(眞下哲也君) ただいまの渡邉議員の質疑にお答えいたします。  全員協議会等でいろいろご説明はしてあるところではございますけれども、改めてコロナの影響、それから台風の19号の関係もございました。その辺の説明をさせていただきます。まず、バス会計につきましては、10月から9月までという形になります。その10月から9月までの1年間を実績として次の予算に組んで、その経費の部分を払っていくというような形になります。令和元年の10月1日から令和2年の9月30日、今の3年度予算を組むときになると思います。令和元年10月12日でしたか、台風が来て道路が白石まで行かなくなったというようなことがございました。それについても利用者の減が見込まれました。その後、令和2年になりまして、新型コロナのウイルスが3月ぐらいから騒ぎ始めて、緊急事態宣言を受けたときには各事業所さん、日本全体で外には出ないというような形になったと思います。その期間がちょうどかぶっています。3年度については、マイナスの部分が多くなってきてしまっているということで、村と小川町からは支援金という形で業者のほうに支出をしてございます。今回令和4年度を組むに当たって、令和2年の10月1日、それから令和3年の9月の30日を見て4年度の予算になるというものになります。まず、金額としては230万ぐらいの減ができております。先ほどの申した影響によって、乗降人数のほうも大分変わりました。令和3年度を組む段階の令和元年から令和2年の9月30日で申しますと、乗降客数が5万8,668人となっています。それから……すみません、反対です。5万5,081人になります。令和2年の10月から令和3年9月が先ほど申しました5万8,668人ということで、差し引きすると3,500人ほど今年度の予算は増えております。乗降客数が増えたということは、歳入のほうも増えています。その歳入が増えた分、300万ぐらいは来年度を組むに当たって増えてございます。そんな影響もあって特別負担金の額が230万ぐらいの減ができたというような今現状になってございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 7番、渡邉議員。 ◆7番(渡邉均議員) この公共事業に関しては、我々も和紙の里に、あそこのところへハブ化ということで、いろいろこの村の地域のためにどういったものが必要であるかということを検討しながら事業も行ってきたわけでございます。どうしても東秩父なんかですと、今のバスの現状を見ますと、ある朝の時間帯、それから夕方に子どもたちが使わせていただいておりますし、昼間の時間帯ですと乗客0で運行しているようなときもまあまあ見られます。そういったところから、住民からも様々な意見が出ているとは思いますが、しかしながら、こういった東秩父みたいなこういう地域であっても、この公共交通というのはなくせないものだ、やっていかなければならないものだということは重々承知しております。そんな中で、限られた予算うまく使っていただいて、地域のためによりよいものにしていかなければならないものだと考えています。子どもたちに関しては、今、村のほうからも、これは補助金に当たると思うのですけれども、負担金ですか、負担金という扱いにしているのかな、子どもたちからは直接お金かからないように乗せているわけでございます。人が乗らなければ、乗らなくてももうバス路線、時間どおり動くわけですけれども、人がいっぱい乗れば、これは一般の客が増えればその分収益が上がるわけです。ただ、人が乗ったから燃料費もそれはかかるよ、空のバスならかからないよということはあるかもしれませんが、やはり使用してもらうということが一番の大事なことだと思います。つい先日も、うちの高齢の母親がおりまして、90歳になってもまだ車の運転はしていたのですけれども、やはりニュースでも見るとおり、いろんなところで取り上げられますけれども、高齢者の交通の事故とか、そういったことがよくニュースで皆さんも見ると思います。高齢者の免許の返納の問題だとか、またこういった地域でどうしても車が必要だとか、様々な問題があると思います。そんな中で、この公共交通もどのような形で地域に根づいたものに今後も存続させていかなければいけないかということを考えたときに、一つのもしこれ案ですけれども、いろんなことが兼ね合いにありますので、実現できるかどうかは分かりませんけれども、65歳というのはまだ若いですよね。我々だってもうそれを超えているわけですから、それを例えば75歳とか80歳以上の方は、村のほうで年間フリーパスというものを発行して自由に使っていただけるように、その分、それが経費負担として、また年間のこの事業費がかなり増加してしまうというあれが出ると思うのですけれども、私はそんなことはないと思うのです。限られた人数の中で使っていただく方を、村内自由に高齢者の方が使っていただけるように、また小川町買物に行くのにも公共のこういったバスを使っていただけるように、これは小川町が寄居町と協力していただいている自治体のほうとのいろんな兼ね合いもあると思いますけれども、ぜひそういったものを導入してやっていくというのはどうでしょうか。そういうことが可能であるかどうか、これは法的な問題だとかいろんなのがあるかとは思いますけれども、フリーパス、有料の例えば年間1,000円の乗車券の発行とか、それはいろいろやり方はあろうかと思います。そういったところを導入しながら、この地域の人たちのためにこれがうまく使えるような方針というのを考えていくことも一つ必要ではないかと思います。そういうのが可能かどうか、今すぐにそれができますということではないのですけれども、そういったところも考えていくことが必要だと思いますので、そういったところも検討できるかどうかちょっとお伺いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 眞下企画財政課長、答弁願います。 ◎企画財政課長(眞下哲也君) ただいまの渡邉議員の質疑にお答えいたします。  議員提案いただきましたことについては、実は令和2年度に公共交通地域計画を策定して、令和3年度から動いております。その計画の中に課題として挙げているものの中には、やはり高齢者対策等、それからやまびこ会との連携の部分も書かれております。それを課題解決に向けて、3年度から地域公共交通活性化協議会のうちの中に分科会を設立いたしました。年間で今4回開いて、やまびこ会さん、それからイーグルバスさん、あと大学教授に来ていただいて、どういうふうにやったらこの地域が一番いい形になるだろうかということで検討を重ねております。財源が無数にあればどうにでもなることかもしれませんけれども、限られた財源の中で高齢者の足、移動をどういうふうにやっていくのかというところも話題として出ております。今のところ地域活性化協議会の中では、実証運行をしてみてはどうかというような案件も出てきてございます。来年度に向けて中身を詰めた形で少し進めていきたいと思っていますので、いずれにしても、地域公共交通の活性化協議会25人いますので、皆様の意見を聞きながら、そういうところも進めていければと考えております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 7番、渡邉議員。 ◆7番(渡邉均議員) フリーパスつくったとして、高齢者が全て乗られるわけでもないと思います。また、バスが毎日満車になるほど皆さんが使ってくれるかというと、それも疑問でしょう。ただ、そういったことをやることによって様々なことにおいてそれがつながり、次につながっていってうまく活用できるあれが出てくるのだと思います。地域交通の協議会のほうも、つくったときは私も参加していたのですけれども、最近出ていないので、どういうお話しになっているかちょっと知らなかったですけれども、今の答弁の中にもありましたように、1年間例えばやってみて、経費がこれだけかかったということが出れば、それが一つの目安になるでしょうし、いずれにしろいろんな方策を模索しながら、やっぱりやっていくことが大事だと思います。先に進めていくことは、議論することも大事なのですけれども、まずは実践してみるというのも一つの方針だと思いますので、村長、どうでしょう。我々もすぐ先までそういう世代になりつつありますので、今後こういった公共交通、次の世代にも伝えていくためにも、この地域に残していくためにもいろんなことを考えなければいけないと思いますので、村長も何かいい案がありましたらぜひ出していただいて、指導力を発揮していただければと思うのですが、よろしくお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 足立村長、答弁願います。 ◎村長(足立理助君) 小さい村だからこそできるようなお話だと思います。議論は人を分け、実践は人に共感を教えるという言葉がありますけれども、まさにその実践の中でできればと思っておりますので、今後その一つの大きな課題として進めてまいりたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  8番、松澤公一議員。 ◆8番(松澤公一議員) 8番、松澤公一です。  81ページ、遊具点検結果に基づく修繕工事、これは鉄棒の工事だと聞いておりますけれども、53万4,000円ですが、令和元年7月に槻川小学校の学校訪問したときに、この件の要望が校長先生から出たと記憶しております。このときに校長先生から14項目が挙げられ、説明されましたところを議員全員で点検して、この鉄棒も修繕するか、または新設するかしなければ駄目という皆さんの意見でした。この後、ほかの遊具ももう相当古いもので、遊具の総入替えをするということで遊具撤去工事費49万5,000円計上して、新規遊具設置工事825万円で実施し、この件、鉄棒は既に済んでいたと認識しておりましたが、どうしてこれもやらなかったかお伺いしたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 足立教育委員会事務局長、答弁願います。 ◎教育委員会事務局長(足立利平君) 松澤議員の質疑にお答えいたします。  令和元年度、学校訪問をしていただきまして、そのときに槻川小学校のほうからいろいろ施設等の修繕等、お話を聞いていただきました。先ほどお話ありました低鉄棒の修繕、さびの落とし等でございますが、確かにこの14項目の中に入ってございました。このさびの塗装等の修繕については、令和4年度予算で計上させていただいているところでございますが、先ほど松澤議員のお話のありました遊具につきましては、令和2年度に当初予算で最初高鉄棒の撤去、またその後高鉄棒を設置するということで49万5,000円予算を取っていたわけですけれども、遊具点検業者に事前に現地確認をしていただきましたら、ほかの遊具についても大変危険なものであり、なるべく早急に撤去したほうが望ましいというご意見をいただき、その49万5,000円を遊具撤去工事費に振り替えて、高鉄棒、6連ブランコ、3方向滑り台、リングトンネル、3連シーソーと撤去をさせていただきました。また、先ほど松澤議員が申しましたように、825万円をかけてその撤去した場所に新しい遊具、コンビネーション遊具、それと4連ブランコ、それと砂場のほうを学校と協議の上、新設させていただきました。やはり令和元年度の学校訪問のときに既に鉄棒のペンキの塗装の件は出ていたわけなのですが、さきに述べましたその他の遊具がかなり危険があるということで、そちらを優先してやらせていただいたということ。その他14項目について、今後順次行うもの、既にやったものもございますが、やらせていただくことになっております。令和元年度、学校訪問のときに出された要望については、遊具のペンキ塗装については令和4年度予算で実施する予定でございます。それと、高鉄棒の支柱、こちらについても要望が出ておりましたが、こちらは既に撤去済みとなっております。1年生教室の本棚については、スチール製で取り出しにくく不便ということでございましたが、令和2年度以降、学校からこれに関する予算要求はございませんでした。また、各教室、職員室、保健室の網戸、こちらにつきましては、議員の皆様から早急に対応しなさいということで、こちらは設置済みとなってございます。また、校庭南側のフェンス、プール入り口の門扉の修理、こちらのほうは修繕済みとなってございます。それと、1階男子トイレにシャワーを設置してほしいという学校の要望がありまして、こちらにつきましても議員の皆様から早急に対応してほしいというご要望を賜りまして、こちらは既に設置済みとなってございます。また、かがやき1組、1年1組の教室の床、流しの下のベニヤ板の交換につきましては、こちらのほうはまだ修繕はしてございませんが、また令和4年度予算内で検討、簡単に修理できるものにつきましては、職員や学校の教職員の方に対応いただきたいと考えてございます。また、ブランコ柵の固定につきましては、既にこちらは新設済みでございます。また、ランチルーム内の網戸の交換、ランチルームの床につきましては修繕済み、また亀裂の数か所入っているところで破損の激しい部分については修繕済みとなってございます。また、6年生の廊下の天井については、雨漏りの跡があるということでございましたが、こちらも既に修繕済みとなってございます。また最後に、デジタル教科書の要望がございましたが、こちらは学校から希望のあった教科につきましては購入済みとなってございます。また、今後学校の校舎については、老朽化が激しく修繕する箇所も多々出てくるとは思われますが、限られた予算の中ではございますので、優先順位をつけて適正に修繕、管理等をしていきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 8番、松澤議員。 ◆8番(松澤公一議員) 今説明をしていただきましたけれども、令和元年のときにこの鉄棒はさびている、もう既に分かっていたことであって、なぜこのときに一緒にやらなかったのか、これが疑問です。どうしてできなかったのか、令和4年に延ばしたのか、お答え願えますか。 ○議長(高野貞宜議員) 足立教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(足立利平君) 再質疑にお答えいたします。  確かに令和元年度のときには話が出ておりましたが、さきにも述べましたが、それよりも先に高鉄棒、6連ブランコ、3方向滑り台、リングトンネル、3連シーソー、こちらについてが既に小学校設置当時からついているもので、国の安全基準を満たしていない大変危険な遊具であるということで、まずはこちらを最優先させていただいたということが一番の理由でございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 8番、松澤議員。 ◆8番(松澤公一議員) この鉄棒も53万何がしかかるわけですけれども、このときにやったらばこの金額も、一緒だったらばもう少し安くできたのではないかなと思っております。  それから、今14項目の令和元年に校長先生から要望が出たこと、1から14まで全て済みということでよろしいですよね、この14項目は。済みだと受け止めております。そして、令和4年度の今度の当初予算でも、この件ももう四、五年前から出ている件で、中学校の技術棟の屋根の腐食が大分進んでおりますので、この技術棟の修繕も必要と話が出ました。令和4年度の当初予算にも計上されませんでした。外観から見た場合、見た目も悪く、雨漏りの心配もあります。この件は、いつになったら実施できるのか伺いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 足立教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(足立利平君) 松澤議員の質疑にお答えいたします。  技術棟の屋根についてでございますが、こちらは当初令和4年中にどのように改修を行っていくか再協議するという予定となってございました。教育委員会事務局といたしましては、私が教育委員会に配属された令和2年から、長期的スパンで学校の施設等について担当と学校と協議して、優先順位をつけて修繕等を行っているところでございます。当初令和元年から体育館の外壁改修工事を行いまして、その後、令和2年に校舎、体育館LEDを予算計上等をしていたところでございますが、コロナの影響でできず、令和3年度に体育館屋根改修等を行う等、優先順位をつけて行ってきたところでございます。令和3年度に非常階段補修、屋根の改修等を行って、当初は令和4年に技術棟屋根の改修をどのような方向で進めていくかという長期的スパンで考えていたわけなのですが、このようにほかの事業が1年ずれでずれてきておりますので、今の予定でございますと、令和5年度に技術棟の屋根の改修についてどのような方向で改修していくかという協議を進めたいと考えてございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 松澤議員。 ◆8番(松澤公一議員) もうこれで…… ○議長(高野貞宜議員) 14件のあれがまだ答弁されていないので。 ◆8番(松澤公一議員) では、そっち。 ○議長(高野貞宜議員) 足立教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(足立利平君) 先ほどの14件の小学校からの要望事項についてでございますが、先ほど答弁させていただきましたが、一部教室の床、流しの下のベニヤ板の交換、こちらについてはまだ修繕してございませんが、かがやき1組、1年1組の床のへこみ、こちらは大して大きいものではないので、また状況を確認させていただきたいということ。また、流しの下のベニヤ板の交換については、剥がれているところがありますが、職員で対応できるところは職員で直す、また学校の教職員等で簡易的に直せるものは直していく、それ以外で例えば板が剥がれてかなり危険な状態であるとか、状況を確認して修繕が必要と判断したときには、令和4年度予算内で検討していきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 別件ですか。 ◆8番(松澤公一議員) いや、質問ではないのだけれども。 ○議長(高野貞宜議員) 松澤議員。 ◆8番(松澤公一議員) 今まで学校のこの項目も随時要望出たのは修正していくということの話を伺いまして、安心しているところでございます。それと、今中学校の技術棟の件ですけれども、これももう相当長く皆さんの意見が出ているので、なるべく早く、本当に上から見下ろして見た目もよくないので、なるべく早いうちに対応していただきたいと思います。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに。  2番、鷹野明議員。 ◆2番(鷹野明議員) 2番、鷹野です。よろしくお願いします。  69ページの一番下です。東秩父村地域おこし協力隊起業支援補助金、以前説明を受けまして、200万ですけれども、1名100万で2名の方、地域おこし協力隊を卒業される方で定住を3年以上するという約束で200万の補助金を出そうという予算ですけれども、これはもう少し詳しくお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの鷹野議員のご質問についてお答えをさせていただきます。  この地域おこし協力隊起業支援補助金というものでございますが、こちらは現在活動されている地域おこし協力隊が起業であったり、事業継続の部分を支援することで、卒隊後の定住促進を図るという目的がございます。その費用につきましては、活動に要する経費同様に交付税措置されるものでございます。令和4年度につきまして、今回200万円予算計上させていただいておりますが、令和3年度、今年度末で卒隊する協力隊が2名いらっしゃいますので、その2名につきまして、今後起業の要望がありましたので、その2人についての予算計上をしているものでございます。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 2番、鷹野議員。 ◆2番(鷹野明議員) 定住していただくということで、それの支援の補助金ということなのですけれども、これはどんなことを起業するかということは決まっているのですか。起業支援金ということですから、補助金ということですから、起業するための計画書でも出さなければ、普通ならそんなお金はもらえないのですけれども、例えば私なんかも商工会の県の経営革新の補助金をもらうために今出しているところなのですけれども、たとえ30万のことでも相当の計画書を出さないといただけませんので、その辺のそういうふうな計画書を出す予定があるとか、その辺を教えていただきたいのですが。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの鷹野議員のご質問に対してお答えをさせていただきます。  こちらの補助金につきましては、令和4年の2月1日付で交付要綱のほうを設置しております。この中で補助の要件といたしまして、村内で起業するものであること、またその事業が村内の活性化に資すること、また起業する時点で村内に住所を有することと要件が定められております。その経費につきましても、設備費であったり、備品費、それから法人登記に要する経費、知的財産登録に要する経費、マーケティングに要する経費、技術支援、受入れに要する経費、その他村長が特に必要と認めるものと経費についても定めがございます。補助金の申請につきましては、交付を受けようとされる現在の協力隊でございますが、その方に申請書をご提出いただきます。申請書と一緒に関係書類として事業計画書であったり、予算計画書であったり、そういうものを一緒にご提出いただいて、村のほうでそれが妥当かどうかという審査をさせていただきます。その後、決定ということで補助金をお出しすることになりますが、事業が完了したときにまた再度その事業報告書ということで、全ての内容についての詳細なものをご提出いただくということになっております。  また、協力隊OB、OGになりますけれども、その方がもし今後3年以内に転出してしまったりですとか、起業した事業を廃業してしまったりとか、そういう場合にはその年数に応じまして返還を求める、返金をしていただくということになっております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) ほかには。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 保育料の件につきましてお伺いします。51ページになろうかと思います。管外保育委託料819万7,000円と計上してあります。保育料なのですが、現在城山保育園に通っている園児につきましては、国の示している基準保育料の2分の1、50%を保育料として村でいただいているというふうに承知しております。この管外委託されている子どもについての保育料は、国の基準どおりなのか、2分の1になってしまっているのか、その辺のところを伺いたいと思います。それが1点です。  それと、今私が申し上げました819万7,000円の費用ですが、管外保育されている、これ私立の保育園だというふうに思いますが、この中で国からの国庫負担金、県負担金、それと管外保育をいただいている方から支払っていただいた保育料、それらを合わせた金額とこの819万7,000円の金額の過不足はどうなっているのか質問したいと思います。ありていに言えば一般財源がここに入ってしまっているのか、入っていないのかというところになるかと思います。  それともう一点、52ページにあります施設型給付費、これにつきまして、これと管外保育の関係、公立と私立でこういうふうに分けているのかどうか、この場合は公立で村以外のところに預けているのかどうか、その辺につきましてご説明をお願いします。 ○議長(高野貞宜議員) 暫時休憩します。                                      (午後 1時46分) ○議長(高野貞宜議員) 再開します。                                      (午後 1時51分) ○議長(高野貞宜議員) 宮崎住民福祉課長、答弁願います。 ◎住民福祉課長(宮崎士朗君) ただいまの栗島議員の質疑にお答えいたします。  まず、管外保育業務委託料の私立分819万7,000円、これについては当然保育料と、あと国、県からの補助金を除いた、金額で申しますと206万6,000円については、村からの持ち出しというようなことになってございます。なお、この算定の保育料につきましては、これは公立、私立関係なく、国の基準に基づいた額に基づいて徴収することになっております。  それと、施設型給付費の公立保育園67万2,000円につきましては、管外の公立保育園に通う子どもに対しまして、今回は小川町の公立保育園、大河保育園のほうに1名来年度予定しておりまして、それの支弁額から保育料を引いた額を小川町のほうに支払う分として計上したものでございます。  以上でよろしかったでしょうか。               〔「了解しました」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  8番、松澤公一議員。 ◆8番(松澤公一議員) 8番、松澤公一ですけれども、67ページ、業務委託料、和紙の里彫刻の森安全点検委託料ですが、以前3年ぐらい前に孫とこの彫刻の森に何度か登ったことがありますが、大変に景色がいいです。東側を見ますと、御堂耕地と浄蓮寺、商工会が眺められます。また、下を見下ろしますと、和紙の里、それから直売所、道の駅が一望できます。孫がヤッホーなんて叫びますと、中店にいる子どもたちが手を振っていました。確かに登ってみますと、大変によい景色が望めます。ですけれども、彫刻の森とは言いますけれども、手入れも整備もしてありません。このような施設に安全点検なんて必要なのですか。まして、今通せん坊してしまっているのではないでしょうか。いっそのこと閉鎖したほうがいいのではないですか、お伺いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長、答弁願います。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの松澤議員のご質問に対してお答えをさせていただきます。  こちらの和紙の里彫刻の森安全点検業務委託料ということでございますが、こちらにつきましては道の駅内にございます彫刻の森にあります施設の安全点検、展望台にあります東屋であったり、そこまでの遊歩道、そういう部分の安全点検の費用となってございます。この彫刻の森につきましては、平成2年に整備したもので、建設後30年が経過しております。したがいまして、老朽化等が指摘されておりまして、再度にはなるのですけれども、令和3年度に実施をいたしました和紙の里周辺整備事業、そちらでの地域のアンケートの結果でも、安全性を疑問視するご意見もいただいております。したがいまして、ここの施設につきまして、毎年定期的に点検を実施して安全を確かめた上で皆さんに楽しんでいただく、そういう部分で点検費用を、点検を実施していくということになってございます。今年度につきましては、その点検が終了して安全が確認されるまでは閉鎖ということで、現段階閉鎖をさせていただいております。今年度は3月の8日、先週なのですけれども、点検のほうを実施いたしまして、結果につきましてはまだ後日になりますので、その結果次第で開放をしたいと思っております。令和元年の台風19号の影響などにもよりまして、テニスコート側のほうの遊歩道につきましては崩落が発生してしまっておりますため、そこからもう閉鎖をしている状況でございます。そこの部分につきましては大きな崩落となりましたので、修繕に対する費用の面ですとか今後の維持、そういう費用の面を考慮しますと、そちら側の遊歩道については撤去等を行って廃止をするという考えでおります。ただ、道の駅のほうに面しております遊歩道、彫刻の森の部分につきましては、先ほど松澤議員もおっしゃいましたとおりに、散策を楽しんでいただける方が多くいる、子どもたちも展望台に上がって下の方たちとの交流を楽しむということを承知しておりますので、今後も点検を実施しながら必要な箇所は修繕を行って、多くの方に楽しんでいただける施設として維持管理を実施しながら施設自体は継続していきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 8番、松澤議員。 ◆8番(松澤公一議員) 8番、松澤ですけれども、以前には和紙の里のほうでも実費で人を雇って草刈りをしたり、植木を植えたり、木を切ったり、山道には泥を入れたり、砂利を入れたりしたようですが、雨が降ると流れ出したり、本格的に手を入れたりしないと駄目のようですと聞いております。そして、先ほど和紙の里関連施設で、この彫刻の森に54万幾らだとかの委託料を出しているそうですけれども、どこにそのお金をかけているのかお伺いしたいと思います。  それで、もう一つ、安全点検をしてちゃんと手入れをして皆さんに登って眺めを見てもらう、彫刻の森を利用してもらうのか、完全なる整備をしているのか、してもらえるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの松澤議員のご質問についてお答えをさせていただきます。  午前中に和紙の里の指定管理料ということで細かく金額を述べさせていただきまして、彫刻の森55万880円というお答えをさせていただいております。これにつきましては、和紙の里、そちらに対するもちろん草刈りですとか、そういう部分に対する人件費、そこの部分が主な金額となってございまして、この55万円、あくまでもこちらで算出した金額は55万円ですけれども、指定管理を受けている和紙の里のほうでこの金額を使って草刈りですとか、彫刻の森、そこの部分の管理をしていただくという、そういう金額になってございまして、和紙の里のほうから毎年事業計画、それから事業報告を提出いただいておりますが、その中でも彫刻の森、一般清掃業務、施設管理業務、そういうことで盛り込まれておりますので、和紙の里のほうでこの金額を使ってその中の清掃ですとか、そういう部分をやっていただくと、そういう業務委託になってございます。  今後、その点検を実施してどうなのかという部分でございますが、点検を実施してその点検の結果を受けまして、必要であれば予算を対応させていただいて修繕ですとか、そういう部分を行いながらきちんと安全な状況にして皆様に開放をしたいと、そういうふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 8番、松澤議員。 ◆8番(松澤公一議員) 55万幾らという内訳は分かりましたけれども、登ってみますと見晴台のあたりにもロープを張ってあって使えないような状態です。また、ほかの今テニスコート側の下りるほうもやはり台風の影響で危険だということで閉鎖されております。毎年経費を、和紙の里関連施設にかけている経費では賄えないということが分かりました。これからもう少し整備をして、そしてあそこを開放して、皆さんに登ってもらって景色を眺めたり、そして和紙の里関連施設が一望できる本当にすばらしいところだと思います。ですから、これ以上にかけて一層きれいに、安全なように直して開放するようなことはできないでしょうか。 ○議長(高野貞宜議員) 篠﨑産業観光課長。 ◎産業観光課長(篠﨑裕美君) ただいまの松澤議員のご質問に対してお答えをさせていただきます。  先ほどの55万円という金額は、あくまでも清掃ですとか、そういう管理に対する費用となってございますので、点検の結果、大きな修繕ですとか、そういう部分が必要なものに関しては、村で改めて予算を対応させていただいて修繕等を実施していくと、そういうことになってございますので、今年度につきましては特にまだ予算は入っていないのですけれども、来年度です、すみません。今年度実施しました点検の結果を基に、改めてまた予算対応させていただきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(高野貞宜議員) 暫時休憩します。                                      (午後 2時04分) ○議長(高野貞宜議員) 再開します。                                      (午後 2時15分) ○議長(高野貞宜議員) 質疑はありませんか。  1番、栗島廣行議員。 ◆1番(栗島廣行議員) 1番、栗島です。  企画財政課長にお伺いいたしますが、町村情報システム共同化事業、これを説明していただいているところなのですが、来年度予算で……               〔「ページは」と言う者あり〕 ◆1番(栗島廣行議員) ページは35ページになります。3,537万8,000円の予算が計上されています。他の町の状況等を調べていただいてあると思うのですが、それらの状況をお話ししていただきたいとともに、個別でやるよりも何か俗に3,000万ぐらい安くなっているのだというような話も伺っておりますので、個別にやるより3,000万円安くなっているという、その説明を求めたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 眞下企画財政課長、答弁願います。 ◎企画財政課長(眞下哲也君) ただいまの栗島議員の質疑にお答えいたします。  栗島議員との協議の中で、共同化事業についてどのような形になっているのだというような話で、調べておきますという形で協議をさせていただきました。その後、各自治体に、21町村ございますが、全てのところに確認をしております。その中で東秩父村みたいな予算の計上の仕方をしているところが少なくて、共同化一本で各課のものについてを取りまとめて共同化事業にしているところが少なかったです。比較をしようと思いましたが、それができなかったというのが今の現状です。金額が企画財政とか財政部門のほうで抱えている金額は取れたのですけれども、ほかは各担当課なので、そこの部分は難しいという意見をいただいておりますので、比較が金額が高いところもありますし、安いところもあるというような形です。村としては全体で3,600万ぐらいですよね、3,537万8,000円という各課をまとめているのですけれども、ばらばらでございました。ということで、具体的に比較ができなかったというのが調査の結果分かったところでございます。  それから、共同化したメリット、デメリットというところになりますけれども、効果としてシステムの共同化によって経費の削減、それからその協議会に加盟による組織的な対応が可能となったということで、その協議会の加盟することで課題等に対応する各団体の意見、それからその課題についての意見交換が会議体を通じてできること、それと各自治体では東秩父のような異動によって担当者が替わってなかなか専門的な知識が得られない中で行っておりますけれども、各自治体では専門的な方々もいらっしゃいます。そういう方のご意見を伺って、村としてどういうふうにやっていこうか、それからその協議会の中でどういうふうにやっていこうかということが、意見交換ができるというところが一番協議会をつくったメリットになろうかと思います。  それから、経費の部分については、共同化21町村の意向をもって、業者のほうがその意向を踏まえて金額を設定してくるというところです。今まで行ってきている法改正等については、共同化ではないところでは幾ら幾らです、ただ共同化で皆さんに掲示するのは幾らですというような形で、その経費削減については皆さんの納得いく上で、それだったらいいでしょうという形で行われているということで経費の削減ができております。  協議の中で3,000万という話をいたしました。当初共同化にすると、3,000万ぐらいの金額の経費が削減できるのではないかということでいたと思います。その当時、私も総務課にいまして、課長等からもそういう話を聞いていたわけなのですけれども、実際変わるときには思ったよりそんなに3,000万ほどまではいっていなかったというのが現状らしいです。具体的に言うと、共同化の導入前では、平成25年度について負担金、それから法改正等を除いた基幹系システムに係る経費が2,340万円、共同化導入後、平成26年度の同経費では1,850万円ということで、500万弱の減額はできているというのは実績に基づいて金額が出ております。ただ、それ以降、27年度になって個人番号制度、マイナンバー制度の対応を行ったり、令和元年度の消費税の増税によってパーセントが上がった、それから令和2年度の住民サービス拡大を目的としたコンビニ収納システムの導入等、そういうことがシステムで行っていくという形になって、今現在、令和2年度決算においては、その増えたものを全て足すと2,550万円になっています。導入前が2,340万で、導入したときには下がりましたけれども、その後いろいろなシステムの追加がございまして、今現在、2,550万円というような形で、下がった分やらなくてはいけない義務的経費がどんどんプラスされてきたというような形になってございます。  以上となります。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。  4番、野口勝則議員。 ◆4番(野口勝則議員) 4番、野口です。  75ページ、真ん中ほどの防災一般経費、地域防災計画改定業務委託料715万円、これについてもうちょっと具体的にご説明をお願いいたします。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長、答弁願います。 ◎総務課長(福島則元君) 野口議員の質疑にお答えさせていただきます。  75ページにある地域防災計画改定業務委託料715万円の詳細について説明申し上げます。地域防災計画改定業務委託料ということで、東秩父村の地域防災計画とはということで、村域に起こり得る災害に対して、村をはじめとする防災関係機関等がそれぞれ果たすべき責務と役割や村民の災害への備えなどが記載されている村の災害対策の基本となる計画となります。主に発災後の組織体制や関係機関との役割分担、経過時間ごとの取組などの対処策を取りまとめた計画となります。防災の最上位計画は、今年度策定する国土強靱化計画で、その下に位置づけるものが地域防災計画となってございます。また、国の防災基本計画が令和3年5月に修正され、また埼玉県の地域防災計画は令和3年の3月に改定をしてございます。これをまとめて来年度予定する東秩父村の地域防災計画に修正、または改定する予定となってございます。  また、改定内容につきましては、令和元年東日本台風をはじめとする過去の災害対応から教訓を踏まえた修正ということで、まず1つは住民の避難行動の理解促進、また2つ目として災害対策本部設置基準の見直し、また3つ目として災害廃棄物の適正処理体制の確保、4つ目として避難所の避難者への支援等となっております。そして、国、県は、国でいきますと防災基本計画になりますけれども、県になると地域防災計画の改定を踏まえた修正につきましては、1つとして避難所における新型コロナウイルス感染症対策、2つ目として物資支援の充実がございます。最後、災害対策を取り巻く動向を踏まえた修正につきましては、1つとして災害対応における要配慮者への対応、また2つ目としては被災者支援制度の拡充ということになってございます。  それと、東秩父村の地域防災計画ですけれども、平成7年度に初めに策定をされました。その後、平成20年度、平成25年度、平成27年度に改定を行い、平成31年度に文言修正などの一部改定を行ってございます。今回が策定から数えますと5回目の改定になるということになっております。また、この金額につきましては、5社見積りをいたしまして、その中で一番安価な金額を予算計上してございます。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 4番、野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) 先ほどの答弁の中で、過去の東日本台風とか、そういったものの経験を積んだ上でということでご説明があったわけですけれども、この改正業務委託料ということでこれだけ金額がかさんでいるわけですけれども、私も過去に総務課のほうから地域防災計画というものを資料をいただきました。物すごく分厚い量で、こんなにすごいのかと思うところはあったのですけれども、ただ目を通してみて、実際どちらかというと受ける印象は、書類ばかりの形が整っているというだけで、実際東日本台風の後にあの経験を生かした防災会議というものを持ったほうがいいのではないかということで、執行部のほうではそれをやる予定だというふうに当時質疑か何かでご答弁いただいたわけですけれども、そういったものを生かすのであれば、実際にもっと本当に消防団であるとか、そういった現場の人間の意見を吸い上げた形でこの地域防災会議というものを行って、そこでそれがまたこの改定に生かされるようでなくてはいけないのではないかというふうに感じております。そういった意味では、私この715万かけてやるというのも、やらなくてはいけないことなのでしょうけれども、それに対する本当に協議しなくてはならないことが今現在東秩父村ではできていないというふうに感じるところがあるわけですけれども、今回改定業務委託に出す前に、ここのちょっと上のところにも防災会議委員報酬14万4,000円というのもあるようですけれども、具体的にはその前段階として、そういった具体的な内容に対して会議を持って、それを反映していく考えがあるのか、その辺を伺いたいと思います。 ○議長(高野貞宜議員) 福島総務課長。 ◎総務課長(福島則元君) 野口議員の質問にお答え申し上げます。  この地域防災計画を策定するに当たって、今で言う令和元年度の東日本台風の現場にいた消防団の意見とか、そういうのを吸い上げることがあるのかという話ですけれども、当然防災会議の委員さんの中には消防団の代表とかもいらっしゃいます。ただ、団長とか上のほうの役員さんが委員になられるかと思いますけれども、その辺の会議をするときに団員の意見等も吸い上げて会議等に持ってきていただくようなお願い等は、村のほうからさせていただきながら十分やっていきたいと、また野口議員が言われている、第一線で東日本台風で活躍というか、やっていただいた方の意見というのは本当に身近な意見となるし、重要な意見とも捉えられますので、今後その辺は検討させていただいて、十分配慮させていただいて、計画を進めていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) 4番、野口議員。 ◆4番(野口勝則議員) 足立村長に、先ほど今課長さんのほうからもそういうふうに話がありましたけれども、ぜひこの地域防災計画というものが形ばかりでなく、本当にこれを生かしていけるような、そうでなかったらこの715万ってかけた意味がないかと思うのです。その辺をぜひ足立村長のほうにはお願いいたしまして、質疑のほうを終わります。  以上です。 ○議長(高野貞宜議員) ほかに質疑はありませんか。よろしいですか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  続いて、議案第22号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計予算歳入歳出全般について質疑を行います。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  続いて、議案第23号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計予算歳入歳出全般について質疑を行います。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  続いて、議案第24号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算歳入歳出全般について質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  続いて、議案第25号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計予算歳入歳出全般について質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  続いて、議案第26号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計予算歳入歳出全般について質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより日程第2、議案第21号 令和4年度東秩父村一般会計予算から日程第7、議案第26号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計予算について総括質疑を行います。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。  初めに、議案第21号 令和4年度東秩父村一般会計予算の討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第21号 令和4年度東秩父村一般会計予算を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立多数〕
    ○議長(高野貞宜議員) 起立多数。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  続いて、議案第22号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計予算の討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第22号 令和4年度東秩父村国民健康保険特別会計予算を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  続いて、議案第23号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計予算の討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第23号 令和4年度東秩父村介護保険特別会計予算を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  続いて、議案第24号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算の討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第24号 令和4年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  続いて、議案第25号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計予算の討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第25号 令和4年度東秩父村簡易水道事業会計予算を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  続いて、議案第26号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計予算の討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第26号 令和4年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業会計予算を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(高野貞宜議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △閉会中の継続調査の申し出について ○議長(高野貞宜議員) 日程第8、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。  特定の事件について閉会中の継続調査をしたい旨の申出がありましたので、お手元に配付しておきましたからご了承願います。  お諮りいたします。各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査をすることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査をすることに決定しました。 ○議長(高野貞宜議員) お諮りいたします。  本定例会で議決されました議案等の条項、字句、数字、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに異議ありませんか。               〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 異議なしと認めます。  よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定しました。 △閉会について ○議長(高野貞宜議員) お諮りいたします。  本定例会で会議に付された事件は全て議了いたしました。  ここで、村長から挨拶のための発言を求められています。これを許可します。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議長から発言のお許しをいただきましたので、東秩父村議会定例会を閉会するに当たり一言お礼のご挨拶を申し上げます。  本定例会にご提案申し上げました諸案件につきまして、いずれもご熱心にご審議を賜り、原案どおりのご決定をいただき、ここに閉会できますことに感謝を申し上げます。  本年もいよいよ始まりましたが、依然としてコロナウイルス感染の収束は見えず、感染対策に神経をとがらせている状態です。このような中、国際情勢ではロシアによるウクライナへの侵攻がますます激しくなる中で、解決への道は立っていない状況にありますが、我々もこの国難とも思える危機管理意識を高めて、今までに経験したことのない事態を乗り越えていく必要があります。  議員各位におかれましても、高い知見からのご指摘をお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。本日は大変ご苦労さまでございました。 ○議長(高野貞宜議員) 以上、村長の挨拶を終了いたしました。  よって、東秩父村議会会議規則第6条により、本日をもって閉会することにしたいと思います。これに異議ありませんか。               〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(高野貞宜議員) 異議なしと認めます。  よって、本定例会は本日をもって閉会することに決定いたしました。 △閉会の宣告 ○議長(高野貞宜議員) これにて令和4年第1回東秩父村議会定例会を閉会といたします。  大変ご苦労さまでした。                                      (午後 2時41分)...