東秩父村議会 > 2020-03-12 >
03月12日-議案説明、質疑、討論、採決-02号

ツイート シェア
  1. 東秩父村議会 2020-03-12
    03月12日-議案説明、質疑、討論、採決-02号


    取得元: 東秩父村議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-27
    令和 2年  3月 定例会(第1回)          令和2年第1回(3月)東秩父村議会定例会議事日程 (第2号)                        令和2年3月12日(木曜日)午前10時00分開議 日程第 1 諸報告 日程第 2 議案第 9号 令和元年度東秩父村一般会計補正予算(第5号) 日程第 3 議案第10号 令和元年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第 4 議案第11号 令和元年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第 5 議案第12号 令和元年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1              号) 日程第 6 議案第13号 令和元年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第 7 議案第14号 令和元年度東秩父村簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第 8 議案第15号 令和2年度東秩父村一般会計予算 日程第 9 議案第16号 令和2年度東秩父村国民健康保険特別会計予算 日程第10 議案第17号 令和2年度東秩父村介護保険特別会計予算 日程第11 議案第18号 令和2年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計予算 日程第12 議案第19号 令和2年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算 日程第13 議案第20号 令和2年度東秩父村簡易水道事業特別会計予算 日程第14 議案第21号 東秩父村固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第15 議案第22号 東秩父村固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第16 議案第23号 東秩父村固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第17 議案第24号 東秩父村農業委員会委員の任命について 日程第18 議案第25号 東秩父村農業委員会委員の任命について 日程第19 議案第26号 東秩父村農業委員会委員の任命について 日程第20 議案第27号 東秩父村農業委員会委員の任命について 日程第21 議案第28号 東秩父村農業委員会委員の任命について 日程第22 議案第29号 東秩父村農業委員会委員の任命について 日程第23 議案第30号 東秩父村農業委員会委員の任命について 日程第24 議案第31号 東秩父村農業委員会委員の任命について 日程第25 閉会中の継続調査の申し出について出席議員(7名)     2番  百  瀬  浩  子  議員    3番  野  口  勝  則  議員     4番  田  中  秀  雄  議員    5番  高  野  貞  宜  議員     6番  福  島  重  次  議員    7番  渡  邉     均  議員     8番  松  澤  公  一  議員欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名  村   長   足  立  理  助  君   副 村 長   大  島  健  治  君  教 育 長   根  岸  敏  夫  君   総 務 課長   柴  原     正  君  企 画 財政   眞  下  哲  也  君   会計管理者   神  田  典  仁  君  課   長  税 務 課長   野  沢  秀  信  君   住 民 福祉   栗  島  正  行  君                          課   長  保 健 衛生   宮  崎  士  朗  君   産 業 建設   福  島  則  元  君  課   長                   課   長  教育委員会   山  崎  充  弘  君  事 務 局長                                              本会議に出席した事務局職員   事 務 局長   足  立  利  平      書   記   内  田  陽  大 △開議の宣告 ○議長(田中秀雄議員) ただいまの出席議員は7人です。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。                                      (午前10時00分) △議事日程の報告 ○議長(田中秀雄議員) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 △諸報告 ○議長(田中秀雄議員) 日程第1、諸報告を行います。  本日の付議案件は、議案第9号 令和元年度東秩父村一般会計補正予算(第5号)ほか22件です。  次に、議案説明のため、村長ほか関係者の出席を求めております。その者の職氏名を一覧表にしてお手元に配付しましたから、ご了承ください。  以上で諸報告を終わります。 △議案第9号 令和元年度東秩父村一般会計補正予算(第5号) ○議長(田中秀雄議員) 日程第2、議案第9号 令和元年度東秩父村一般会計補正予算(第5号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第9号 令和元年度東秩父村一般会計補正予算(第5号)の提案理由を申し上げます。  既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,995万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億5,531万7,000円とするものです。  なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるところです。  また、翌年度に繰り越して使用することのできる経費は、第2表、繰越明許費によるところです。  また、地方債の追加第3表、地方債補正によるところです。  なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(田中秀雄議員) 内容の説明を求めます。  眞下企画財政課長。               〔企画財政課長 眞下哲也君登壇〕 ◎企画財政課長(眞下哲也君) 議案第9号 令和元年度東秩父村一般会計補正予算(第5号)について内容のご説明を申し上げます。  補正予算書3ページをお願いいたします。今回の補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,995万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億5,531万7,000円とするものです。第2条では、繰越明許費について規定し、翌年度に繰り越しして使用できる経費を第2表、繰越明許費に記載しております。第3条では地方債の追加について、第3表、地方債補正とするものです。  それではまず、第2表繰越明許費について説明いたしますので、8ページを御覧ください。今回の補正予算においては、台風19号での対応における事業経費や国の補正予算における事業等について繰り越しして事業展開を行うものとなります。  2款総務費、1項総務管理費、事業名移住促進住宅建設整備事業1,697万9,000円は、本年度実施している設計業務委託において住民の皆様のご要望や協議を重ねる時間を十分に取り、詳細設計を行うため繰り越しするものです。  7款土木費、2項道路橋梁費、地籍調査事業費2,706万1,000円は、有効的な事業補助金を確保するため、前倒しをするものです。  8款消防費、1項消防費では、3つの事業を予定しており、防災一般経費150万円については、被災者住宅再建支援金に係るもの、防災情報通信システム整備事業3,124万円は、本年度予定していた事業を見直し、再構築をするもの、災害対策経費644万4,000円は、災害廃棄物処理業務委託料及び災害対策全壊家屋解体処分工事に係るものとなります。  9ページをお願いします。9款教育費、1項教育総務費、小中学校ICT環境整備事業2,158万円は、国の補正予算を活用し、校内通信ネットワーク整備及び児童生徒の端末整備に係るものです。  10款災害復旧費中、1項農林水産施設災害復旧費農業施設災害復旧事業1,333万2,000円、林業施設災害復旧事業8,446万4,000円、また2項公共土木施設災害復旧費道路橋梁災害復旧事業1億8,873万6,000円は、国の災害査定の結果、承認された畑や道路及び橋梁に対する工事費を計上しております。  以上、令和2年度へ繰越明許費として繰り越す事業の合計額は3億9,133万6,000円となります。災害復旧においては、住民の生活に直結するものでありますので、早急に進めていきたいと考えます。  次に、地方債になります。10ページをお願いします。今回の補正において2つの事業に係る起債を計上しております。災害復旧事業債1,080万円は、台風19号において災害査定申請後、発見された道路崩落について、交付税措置のある単独災害復旧事業債を借入れ、対応するものです。学校教育施設等整備事業債670万円は、小中学校ICT環境整備事業における村負担分について、交付税措置のある当該事業債を借り入れるものです。両地方債においては、令和2年度の歳入として繰越しし、執行することとするものです。  それでは、補正予算の内容につきまして事項別明細書によりご説明申し上げますので、予算書の13ページをお願いいたします。まず、歳入についてですが、1款村税、1項村民税、1目個人住民税、現年課税分542万7,000円は、年金受給者の増加や給与所得者の収入増加分及び過年度修正申告等により、村民税特別徴収分385万円、普通徴収分157万7,000円の増額、2目法人においては、事業者の業績増により見込額37万8,000円を計上するものです。  2項1目固定資産税は、太陽光発電システム等の新規償却資産増により98万1,000円を増額するものです。  3項1目軽自動車税は、収入が確定したため182万6,000円の増額、2目環境性能割マイナス65万2,000円は、収入見込額を計上するものです。  4項1目たばこ税50万円、5項1目鉱産税10万円の増は、収入見込額により増額補正するものです。  14ページをお願いいたします。2款地方譲与税、4項1目地方道路譲与税1,000円、3款1項1目利子割交付金マイナス10万円、6款1項1目地方消費税交付金700万円、7款1項1目環境性能割交付金270万円、8款1項1目自動車取得税交付金マイナス91万8,000円、9款1項地方特例交付金、2目子ども・子育て支援臨時交付金236万3,000円は、交付確定額及び交付見込額に合わせ補正するものです。  15ページをお願いいたします。12款分担金及び負担金、2項1目総務費負担金40万3,000円は、小川地区衛生組合派遣職員の退職組合負担金分の補正計上となります。  13款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料マイナス5万4,000円は、移住体験施設「MuLife」の使用料見込額を計上するものです。実績見込みでは23組74人の利用が見込まれているところです。  2目民生使用料マイナス18万1,000円は、1節保育所使用料において幼児教育・保育無料化による保育料271万6,000円の減額、管外受託分の保育料221万7,000円の増及び一時保育料16万円の減額によるもの。2節学童使用料では、入所児童の増加により学童入所金7万円及び学童保育料40万8,000円の増額分となります。  4目土木使用料は、元年度中の入退去者の移動に伴う村営住宅使用料見込額79万4,000円を減額するものです。  2項手数料、2目衛生手数料は、1節ごみ収集手数料において粗大ごみ収集運搬手数料4,000円の増額、2節環境衛生手数料は、犬の登録手数料9,000円、狂犬病予防注射済票交付手数料1万1,000円を減額補正するものです。  14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金は、2節国民健康保険基盤安定負担金8万2,000円の減額、4節児童手当負担金95万5,000円及び5節介護保険負担金の低所得者保険料軽減負担金5万4,000円をそれぞれ交付決定により増額するものです。  16ページをお願いいたします。14款国庫支出金、1項国庫負担金、2目衛生費国庫負担金は、母子保健衛生費負担金の養育医療事業に係る交付見込額により2万4,000円を減額するものです。  2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金65万1,000円は、マイナンバー制度関連事務委任補助金9万5,000円及びマイナンバー制度システム整備費補助金161万6,000円を交付決定に基づき増額し、地方創生推進交付金は交付見込額により106万円を減額補正するものです。  2目民生費国庫補助金は、プレミアム付商品券事業の実績見込みにより8万円を減額、3目衛生費国庫補助金マイナス222万円は、説明欄に掲げる補助金を交付決定及び交付見込額により補正計上し、災害等廃棄物処理事業費補助金においては、12月で計上した補正額について、国からの補助金が県を通じて補助されるため、県補助金への科目組替えとなるものです。同様に5目土木費国庫補助金マイナス1億2,562万円の村道災害復旧費の科目組替えを行うものです。  6款教育費国庫補助金1,040万4,000円は、説明欄に掲げる補助金を交付決定及び交付見込額により補正計上するもので、そのうち公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金671万5,000円、公立学校情報機器整備費補助金396万円は、国の補正予算によるGIGAスクール構想での事業費に対する補助金となります。  7目農林水産費国庫補助金9,098万4,000円は、林道災害及び農業施設災害復旧費の科目組替えとなるものです。  17ページをお願いいたします。15款県支出金、1項県負担金、4目民生費負担金マイナス114万8,000円は、2節国民健康保険負担金から6節介護保険負担金について、説明欄に掲げる負担金を5目衛生費負担金、1節母子保健衛生費負担金、マイナス1万2,000円を交付決定及び交付見込額により補正計上するものです。  2項県補助金、1目総務費補助金204万5,000円は、災害救助法における住宅応急修理制度補助金であり、全壊世帯、大規模半壊世帯、半壊世帯への補助金を計上するものです。  3目衛生費補助金345万7,000円は、産後健診推進事業費補助金マイナス1万5,000円と、災害等廃棄物処理事業費補助金347万2,000円であり、災害等廃棄物処理において災害査定後の歳入を見込むものです。  4目農林水産費補助金7,387万4,000円は、農業施設災害復旧費補助金996万1,000円、林道災害復旧費補助金6,391万3,000円を災害査定後の歳入見込みにより計上するものです。  6目土木費補助金1億5,723万4,000円は、同じく災害査定後の村道に係る災害復旧費補助金1億4,954万3,000円と地籍調査費補助金769万1,000円を計上するものです。  7目教育費補助金マイナス28万9,000円は、さわやか相談員助成金マイナス22万9,000円及び子育てのための施設等利用給付費交付金、マイナス6万円を交付決定及び交付見込額により減額するものです。  3項委託金、1目総務費委託金マイナス45万円は、3節統計調査費委託金における工業統計調査委託金2万1,000円のほか、18ページをお願いします。説明欄に掲げる各調査に係る委託金を交付見込額に基づき補正するものです。  4節選挙費委託金は、説明欄に掲げる選挙執行経費において交付決定により補正計上するものです。  3目衛生費委託金マイナス4,000円は、彩の国環境保全交付金交付見込額を計上するものです。  17款寄附金、1項1目一般寄附金123万6,000円は、一般寄附金として災害支援金69万2,000円を、ふるさと応援寄附金として54万4,000円を増額補正するものです。  20款諸収入、3項2目雑入1,989万7,000円は、埼玉中部資源循環組合解散に伴う清算返還金1,721万5,000円のほか、説明欄に掲げる事項の補正を行うものです。  21款村債、1項3目災害復旧事業債1,080万円は、災害申請に間に合わなかった道路災害について、及び4目教育債の学校教育施設等整備事業債670万円を補正計上するものとなります。  以上が歳入の内容となります。  続いて、歳出になります。20ページをお願いいたします。歳出においては、各項目内の給料、諸手当等については、人事院勧告に伴う給与改定額の調整を行うためのものであるため、説明は省略させていただきます。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費は、総務一般経費において、消耗品費33万円については、新規採用職員の作業服やロッカー等の購入費、通信費23万2,000円は見込額増によるもの、一般事務用器具購入費2万1,000円は、課の分割による机等の購入費に充てるものです。  2目文書広報費は、文書広報一般経費において、ソフトライセンス使用料2万5,000円の増額、4目財産管理費、庁舎管理費では電気料の値上げによる電気料の15万円の増額、やまなみ管理費、施設内LED化工事の不用額として359万円の減額を計上するものです。  5目企画費は、企画一般経費において職員退職に伴う臨時職員を予定しておりましたが、採用しなかったため臨時職員賃金100万円の減額。ICT推進事業は、情報系ハードリース料の再リースによる不用額232万5,000円の減額、町村情報システム共同化事業では、介護報酬改定等に伴う法改正対応業務委託料56万1,000円、中間サーバープラットホーム利用負担金161万6,000円を増額補正するものです。移住定住・空き家推進事業では謝礼3万円、ふるさと応援寄附金事業は、ふるさと納税増加に伴う返礼品4万4,000円、返礼品業務委託料11万7,000円を計上するものです。  2項徴税費、2目賦課徴収費2,000円は、軽自動車検査情報市区町村提供サービス料となります。  3項1目戸籍住民基本台帳費では、事務委託交付金9万5,000円の増額をするものです。  22ページをお願いいたします。4項選挙費、5目県議会議員選挙費は、県議会議員選挙における県支出金精算返還金58万8,000円を計上し、6項1目監査委員費では、住民監査請求における費用弁償の不足のため1,000円を計上するものです。  23ページをお願いします。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、プレミアム付商品券事業において、商品券販売の実績見込みにより40万円を減額、2項児童福祉費、2目児童措置費マイナス144万円は、各児童手当において実績見込みにより減額計上するものです。  3目児童福祉施設費、保育所運営事業では城山保育園の浄化槽ブロア交換修繕のため施設修繕費10万8,000円、管外保育業務委託料150万2,000円は、実績見込額により増額、前年度の子どものための教育・保育交付金に伴う国庫支出金精算返還金8,000円、同じく県支出金精算返還金5万8,000円を計上するものです。  24ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費では、2目国民健康保険事業費、3目後期高齢者医療広域連合費、4目介護保険事業費の各特別会計繰出金を交付決定及び実績見込額に合わせ補正計上するものです。  25ページをお願いします。6目予防費は、予防接種事業において対象見込者減により100万円を減額、高齢者肺炎球菌ワクチン接種補助金9,000円の増額、風疹追加的対策事業では、対象者の減により国保連合会事務手数料8万5,000円、風疹抗体検査予防接種事業委託料165万6,000円、風疹抗体検査予防接種事業補助金43万5,000円をそれぞれ減額するものです。  7目母子保健費、療育医療事業費において前年度の未熟児療育医療費等国庫支出金精算返還金14万2,000円、県支出金精算返還金7万1,000円を計上するものです。  8目環境衛生費は、ごみ収集方法変更に伴うスプレー缶専用かご購入のため消耗品費198万円の増額、生活排水処理基本計画見直し業務委託料135万3,000円の皆減、ごみ集積所表示板製作設置業務委託料67万7,000円の増額、埼玉中部資源循環組合解散に伴う負担金の556万3,000円の減額補正となります。  26ページをお願いいたします。5款農林水産費、1項農業費、3目農業振興費は、農業振興費一般経費において自動車等燃料費5,000円、ふれあいセンター槻川管理事業では庁舎等燃料費4万円、電気料6万8,000円、高齢者生きがいセンター管理事業では、電気料8万円をそれぞれ増額補正するものです。  2項林業費、1目林業総務費は、有害鳥獣捕獲事業の実績見込額を考慮し、補助金97万6,000円の増額をするものです。  27ページをお願いします。6款商工費、1項2目観光費は、観光一般経費においてハイキング道の整備のため、作業員賃金15万3,000円及びハイキング道修繕工事費42万9,000円を計上するものです。観光施設管理事業では、電気料2万5,000円を増額、ユネスコ3紙連携事業では、和紙サミット中止等により普通旅費106万円を減額するものです。  7款土木費、2項道路橋梁費、3目地籍調査費は、地籍調査事業費において作業補助員賃金69万1,000円の減額、地籍調査推進委員報償費7,000円及び普通旅費17万8,000円の増額、消耗品費151万7,000円の減額、通信費10万5,000円の増額、地籍調査業務委託料1,546万9,000円の増額を計上しております。  今回の補正は、国の補正予算により事業の前倒しを行い、令和2年度に事業実施を予定するものです。  28ページをお願いいたします。8款消防費、1項消防費、3目防災費は、防災一般経費において台風19号に伴い、被災者住宅再建支援金を設立し、全壊世帯及び大規模半壊世帯に対して住宅再建に係る支援を行うため400万円を計上するものです。防災情報通信システム整備事業では、タブレット情報配信システムにおける保守業務の見直しにより144万2,000円を減額、防災情報音声告知システム機器更改業務委託料において1,018万円を増額し、実施については、令和2年度で行うものとなります。  災害対策経費では、災害査定の結果により災害廃棄物処理業務委託料333万1,000円の増額、災害対策全壊家屋解体処分工事費18万6,000円の増額、災害対策全壊家屋解体処分費負担金156万9,000円の減額を計上するものです。  29ページをお願いします。9款教育費、1項教育総務費、2目事務局費、学校教育共通経費では、電算機リース料149万2,000円の減額、学校用器具購入費21万円は、弱視児童用のモニター一体型拡大読書器の購入費、小中学校ICT環境整備事業は、国の補正予算に伴う事業であり、コンピューター設定作業手数料22万円、校内通信ネットワーク整備構築業務委託料1,024万4,000円、ライセンス使用料183万7,000円、校内通信ネットワーク整備工事費103万3,000円、電源キャビネット購入費215万5,000円、学習用コンピューター購入費609万3,000円を計上するものです。  2項小学校費、1目学校管理費は、槻川小学校管理一般経費において支払い見込額により臨時職員賃金210万円を減額、3項中学校費、1目学校管理費は、中学校管理一般経費において小学校と同様、臨時職員賃金150万円の減額及び変電設備改修工事費の不用額141万6,000円の減額を計上するものです。  30ページをお願いいたします。10款災害復旧費、1項農林水産施設災害復旧費、1目農業用施設災害復旧費は、災害査定結果による災害復旧工事費156万2,000円の減額となります。  2目林業用施設災害復旧費においても、災害査定結果により林道の災害普及設計委託料40万円の増額、災害復旧工事費393万6,000円の減額です。  2項公共土木施設災害復旧費、1目道路橋梁災害復旧費も同様に、災害復旧設計業務委託料133万円の増額、道路分災害復旧工事費312万6,000円の減額、橋梁分3,349万8,000円の増額補正となります。  31ページをお願いいたします。12款諸支出金、2項1目繰出金は、各特別会計繰出金に増減があり、総額で1,121万円の減額補正を行うものです。  13款予備費、1項1目予備費3,146万円は、災害対応経費やその他の緊急対応分として計上するものです。  以上が議案第9号 令和元年度東秩父村一般会計補正予算(第5号)の概要説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田中秀雄議員) これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  6番、福島重次議員。 ◆6番(福島重次議員) 6番、福島です。  歳入13ページ、村民税特別徴収、村民税普通徴収、これもう少し細かく説明をお願いします。 ○議長(田中秀雄議員) 野沢税務課長。 ◎税務課長(野沢秀信君) 先ほどの質問に回答いたします。  村民税特別徴収ですけれども、この内容ですが、増えた理由、年金受給者が高齢化のために徐々に増えているということで増えています。あと、給与所得者は、全体として人口減で減ってはいるのですけれども、所得が昨年2018年中は伸びているということで、納税者自体は減っているのですけれども、全体として所得が上がっている傾向にありまして、それで増えたということになります。  また、普通徴収なのですけれども、60歳等を迎えまして退職をするということになりまして、その方が例えば普通徴収に来たりとか、あと年の途中で退職されて普通徴収になるというような形で増えるという形なのですが、これも企業業績、あとは給与所得者の所得の増加に伴いまして見込みよりも増えているという形になっております。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) 6番、福島重次議員。 ◆6番(福島重次議員) 徴収が増えるということは、東秩父にそれだけ収入があったということでございますが、もう一つ、今、和紙の里、農協販売所、これかなり売上げも上がっているようなお話を聞くのですが、東秩父から村民の皆さんが、かなりいろんな野菜とかいろんなものを販売所に置いて皆様に買っていただけると。そういうことを聞いて、売上げが上がっていると。そういう出店している人たちが、村民の皆さんが確定申告を行っているのか、その辺ちょっと細かく聞かせていただけますか。何人ぐらいでこんなぐらいの売上げ、金額はどうでも、分かる範囲でお願いします。 ○議長(田中秀雄議員) 野沢税務課長。 ◎税務課長(野沢秀信君) 回答させていただきます。  今現在、確定申告事務を2月から3月にかけて行っておりまして、農協に農産物出されたり、木工製品だったり、いろんなものを出されているということで、農協にこれを出していますと、こちらに申告として上がってくるという形になっています。ですので、お米であるとか白菜、一般的な野菜、あと花、あと木工製品とかということで所得として上がってくるということです。そういった人たちは、年間の売上げを計算しまして、あと経費を差し引きまして、その残ったものが所得ということになります。人によっては経費のほうが多くなってマイナスの営業所得だったり、マイナスの農業所得だったりということもありまして、まちまちという形にはなっています。農協でも、申告に関しましてはかなり協力的でして、その農産物直売所に出された方に、年間の売上げ、あと手数料、そういったものを引いて、こういった形で収入をこの方に払ったのですよといったことを、ご本人さんのほうに報告をしてくれまして、それを参考に申告書を作るということで、農協の直売所の担当者の方もよくしていただいて、そういった農産物出される方とか木工製品出される方とかも、そういった申告の事務を手助けしてくれるような措置を取っていただいております。  以上です。
    ○議長(田中秀雄議員) 6番、福島重次議員。 ◆6番(福島重次議員) 農協でも手助けをしてくれるということだと思います。  もう一つ、固定資産税なのですが、先ほどの説明に太陽光とありましたが、これ東秩父でどのぐらいこの太陽光の数量が今現在行われているのか、説明をお願いします。 ○議長(田中秀雄議員) 野沢税務課長。 ◎税務課長(野沢秀信君) 回答させていただきます。  大きく太陽光パネルということで設置している、メガソーラーと言われているものがあったりするということです。具体的に申しますと、大内沢地区にあるものですとか、あとは皆谷地区にここ最近できたものということになっています。あとは、工場の用地の工場の屋根の上に太陽光パネルを設置しまして、そちらで売電をしているというような形で、一応事業ということでそれを行っているということです。そうしますと、固定資産税の課税上で、それは資産ということでみなされまして、取得価格がありまして、それから耐用年数が太陽光パネルの場合には約17年かかるということで、そういったことで資産があるということで、それは課税させていただいております。広さは大きいものから小さいもの、いろいろとあるわけなのですが、約50キロワット以上のものが、よくメガソーラーと言われていまして、そういったところで発電、売電収入を得て、うちのほうとしては、それも雑収入になったりするわけなのですが、実際の太陽光パネルというのは固定資産税上の償却資産ということで、うちのほうで課税はさせていただいているということです。ただ、具体的な金額に関しては大小ありますので、それぞれ高いところではかなり差があるという形になっています。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) 6番、福島重次議員。 ◆6番(福島重次議員) これからは固定資産税としてのこの太陽光の償却というのは、まだ増えていく見込みがあるのでしょうか、それともこれから償却が始まりますと減額になっていきますから、この金額は減ってくるということでしょうか。 ○議長(田中秀雄議員) 野沢税務課長。 ◎税務課長(野沢秀信君) 回答させていただきます。  設置箇所が増えていくと新規の設備投資ということになりますので、傾向的には税収としては増えていくだろうというふうな見込みで思っております。ただし、平成25年が一番最初の太陽光パネルの設置だったわけなのですが、年々その償却といいまして、17年で5%まで落ちてしまうわけなのですけれども、新規の設備投資があって税収の伸びがあるということになります。ですので、既存のものに関しましては、年々価値が減ってきますので、減価償却しますので、その分税収が減ってくるという形にはなります。ただし、こういったところの山間地というところなのですが、ソーラーパネルを設置したいというようなことも、土地の所有者、遊ばせておくのももったいないというような形で、これから設置基数等が増えていくのではないかというふうに思っております。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) 質疑はありませんか。  5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 5番、高野です。  28ページをお願いいたします。防災上の通信システムの防災情報音声告知システムの中の機器更改業務委託料というようなことで、1,018万の増額補正ということでありますけれども、機器更改であれば当初予算でなぜできなかったか。また、今回の災害でこの機器が壊れてしまったとか、そういった理由があるかなと思うのですが、どういった機器でどのような状態で不具合が生じたか、質問いたします。 ○議長(田中秀雄議員) 柴原総務課長。 ◎総務課長(柴原正君) ただいまの高野議員のご質問にお答えをいたします。  防災情報音声告知システムの機器の更改業務の委託料ということで、今回1,018万円の補正をさせていただいたということでございます。実は、この音声情報告知システムにつきましては現年度、現在の年度の当初において2,105万円の予算を組んで、その音声告知システムのサーバーのちょうどもう更改の時期、更新の時期に来ておりますので、それを更新するということで、今年度それを手がけるということでスタートしたわけでございます。当初の予定の中では、その折に音声のサーバーを更新する中に、タブレットのシステムをアプリケーションにして載せ込んで、1つのシステムで運用しようということで、経費を削減する上でも効果的だというふうな判断がありまして、それに取り組んで進め始めたわけなのですけれども、実はこれを当初昨年の、本年度の予算を組む段階では、そうした経費の削減ということをまず第一に考えて、何とか維持費を下げて運用できないかということで、私のほうで担当とも業者ともいろいろ詰めてやる中で、それが効果的にできるでしょうということで、その予算編成の時点ではそういったことで進めたわけなのですけれども、実際にそのことを進める上で業者といろんな調整をする中で、ちょっと1点、重大な問題を見落としていたという点がございました。  と申しますのは、1つのシステムのサーバーに統合することで、万が一そのシステムに故障が発生した場合に、音声もタブレットも同時に村からの発信ができなくなるというリスクがあるということが、実は昨年の予算を組んだ段階ではちょっとそこに見落としがございまして、調整をする中では、そういったことが発生するということが分かってまいりました。その時点で、タブレットシステムをアプリケーションで載せ込むことについて、果たしてそれでいいかということで協議をしてきたわけですけれども、別々であれば、仮にタブレットがダウンしてしまって音声だけになったとしても、その音声側からエリアメールのデータは流すことができまして、スマートフォンをお持ちの住民の方には、今、村で避難準備情報を出しましたよとか、避難勧告を出しましたという内容は、お伝えすることができるわけなのですけれども、逆のパターンでも、音声告知がだめでもタブレットのほうが生きていれば、そのエリアメールが発信できることでカバーができるということがあるわけなのですが、それを1つにした場合には、両方ともダウンしてしまうというリスクがあるということが分かってまいりました。その点が非常に大きな、現年度でその予算の中で進めるということが課題があるということが分かったのが1点。  もう一点が、今回の台風19号の被災の中で、村から様々な情報を出したわけですけれども、避難準備情報ですとか避難勧告、あるいは雨量、それから避難所の情報、様々な情報を出してきたわけですけれども、台風が接近するという段階で、村では避難準備情報ですとか避難勧告、避難指示に至るデータについては、もうそれを村から情報を出すということがほぼ確定的な情報については、あらかじめタブレットにセットしておきまして、時期が来たらそれを発信するということで、その準備の対応ができるわけなのですけれども、それ以外の雨量の関係ですとか避難所の関係ですとか、そういった時々刻々内容が変わることについては、その時点で判断して情報を出さなければなりません。その時点においては、まずタブレットにこれから放送で流そうとする内容を入力いたします。その入力が終了後、今度は音声告知のほうに職員が動いて、音声告知でその放送を流します。音声告知で流れた情報が万一聞き取れなくても、タブレットを見ていただければ、そのこちらから発した情報は確認していただけると。そういう2本立てを常に行わなければならない状況の中で運用してきたということです。  今回、その台風19号においては、非常にいろんな情報を流さなければならない中で、職員が二度手間をずっと続けておりまして、2人でそれぞれセットするのか、あるいは1人で交互にやるのかということで、他の業務に追われながら、そのことに人手間を取られ、あるいは時間を取られ、非常にそこにストレスがあり歯がゆさがあり、住民に早く伝えなければならないのに時間がどうしてもかかってしまう、そういった状況が出てまいりまして、このことを何とか改善する方法はないかというのが、台風19号の経験によって今回の見直しをする、今年見直しをする中での課題としてもう一つ浮かんできた点がありました。その点を双方を加味して考えたときに、どうも1つのシステムにしてしまうにはあまりにもリスクがやっぱり大きいということがあって、そのことはすべきではないという判断を途中においてさせていただいたということです。  ただ、2点目の1つの入力をすることで音声もタブレットも両方発出できるということの利点は、かなり早く情報を出すことができますので、そのことを優先して実行していこうということに方向を変えたということがございます。その音声とタブレットを1つの1回の入力で両方とも出していけるということの補正として、今回の補正額を計上させていただいたというのが補正の内容でございます。当初の予定からちょっと内容が変わってきたということでいるわけですけれども、今後運用する中では、非常にスムーズな情報発信ができていくということで、本当は災害が来た時点では有効な方法であるというふうに考え、今回の補正を計上させていただいたものでございます。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) 5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 5番、高野です。  最初は、ではタブレットと併せた形でというようなことで、それには問題があるというふうな判断がされて、しかし入力の手間が両方にしなくてはいけないというようなことで、大変忙しい中での対応がやりづらいというような説明であったかと思うのですけれども、いずれにしましても、村民に正しい情報を素早く流すというふうなことは、災害時迫ってくる危険に対しては、非常に重要なことだと思います。  いずれにしましても、今度は入力の方法とか、1つのどちらかのほうへ正しい情報、最新の情報を入力すると両方に伝わって流せるというようなことですけれども、もう少し詳しく説明、あるいはもう少し簡単に説明していただくとどのようになりますか、お願いします。 ○議長(田中秀雄議員) 柴原総務課長。 ◎総務課長(柴原正君) 今後、この整備が完了した時点においては、音声告知システムという入力のほうにデータを1度入力することで、音声とそれからタブレット配信と両方ができるようになるということになります。ただ、この音声がシステムで流れるということについては、肉声ではないシステムから出る音声には変わります。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) 5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 5番、高野です。  そうすると、ソフトだけで直ってしまうような気も素人考えだとするのですけれども、機器全体を入れ替えるというふうなことで、そうすると1,018万と。機器を入れ替えてしまうということですか、新たなものに。 ○議長(田中秀雄議員) 柴原総務課長。 ◎総務課長(柴原正君) 今回の1,000万の中については、その双方連携するための外部連携の機能、ソフトの部分です。そこの改修が主な金額になってまいります。機器の更新は、音声告知のサーバーのみは、これは今後入れ替えます。その入替えと同時に、ソフトのその連携を取るソフトの内容を更新するということで今回の補正額ということになります。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) 5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 大体分かりましたが、いずれにしましても、緊急時には素早いその対応ができるというふうなことで、非常によいことだというふうに思いますけれども、いずれにしましても、多額な金額がかかるというようなことで、ぜひともこのシステムが開始できたときには、残る問題がないような形でしっかりとやっていただきたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) 質疑ありませんか。  2番、百瀬浩子議員。 ◆2番(百瀬浩子議員) 2番、百瀬です。  27ページ、6款商工費、1項商工費、2目観光費の観光一般経費、ハイキング道の修繕工事費でございますが、こちらの対象地域をお願いいたします。 ○議長(田中秀雄議員) 福島産業建設課長。 ◎産業建設課長(福島則元君) 百瀬議員のご質問にお答えいたします。  台風19号の災害によりまして、笠山ハイキングコースが倒木等崩落等がありまして、その修繕工事をするということで土木積算単価に伴いまして予算計上させていただきました。白石から白石峠のハイキングコース、登山道となります。  以上でございます。 ○議長(田中秀雄議員) 2番、百瀬浩子議員。 ◆2番(百瀬浩子議員) 2番、百瀬です。  こちらは作業賃金と修繕工事費とが別の区分になっているのですけれども、その理由はどういったことからでしょうか。 ○議長(田中秀雄議員) 福島産業建設課長。 ◎産業建設課長(福島則元君) 百瀬議員の質問にお答えします。  白石から白石峠のハイキングコースにつきましては、工事請負費で工事として実施することになります。作業員賃金のほうの15万3,000円につきましては、笠山ハイキングコースの倒木処理のみとなりますので、賃金ということで分けさせていただきました。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) 2番、百瀬浩子議員。 ◆2番(百瀬浩子議員) 2番、百瀬です。  16ページ、14款国庫支出金、2項国庫補助金、3目の衛生費国庫補助金の感染症予防費補助金とございますが、こちら風疹の抗体検査実施見込みの、そういった受診者が見込みよりも少なかったということで減と伺っております。歳出25ページのほうでも減額になっているのですけれども、この風疹抗体検査の対象者への周知と確認等を込めて、いま一度対象者についてご説明をお願いいたします。 ○議長(田中秀雄議員) 暫時休憩します。                                      (午前11時02分) ○議長(田中秀雄議員) 再開します。                                      (午前11時03分) ○議長(田中秀雄議員) 宮崎保健衛生課長。 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) 大変失礼いたしました。ただいまの百瀬議員の質疑にお答えいたします。  風疹の抗体検査のこれは追加的な対策になるわけなのですけれども、昭和37年の4月2日から昭和54年の4月1日までの間に生まれた男性に対しましては、風疹の予防接種が国のほうで実施されなかった期間に生まれた方になります。その方を対象に国のほうで追加的対策というふうなことで予算措置いたしまして、それに基づきまして村のほうでも今年度実施したわけでございますが、当初はその対象者が医療機関で受診することを想定して、医療機関で受診した場合の検査費用で予算のほうを計上させていただきました。実際のところは、夏に村の健診を保健センターのほうで3日間集団で実施させていただきましたが、そのときに一緒に受けていただければ非常に安価で検査が受けられるというふうなことで、対象者の方には健診の案内と一緒に申込みをしていただきまして、なるべく村の健診時に受けていただくような勧奨をさせていただきました。その結果、今回の補正の減額につながったわけですが、この風疹の抗体検査の追加的対策につきましては、来年度も継続して実施する予定でおりますので、今年度検査のほうを受けられなかった方には、また再度再勧奨の通知等を差し上げまして、来年度も受けていただくように働きかけていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(田中秀雄議員) 質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。 討論ありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第9号 令和元年度東秩父村一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(田中秀雄議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第10号 令和元年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第3号) ○議長(田中秀雄議員) 日程第3、議案第10号 令和元年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第10号 令和元年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の提案理由を申し上げます。  既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ21万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億3,814万円とするものです。  なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるところです。  なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(田中秀雄議員) 内容の説明を求めます。  宮崎保健衛生課長。               〔保健衛生課長 宮崎士朗君登壇〕 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) 議案第10号 令和元年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の内容についてご説明いたします。  このたびの補正の主な内容は、歳入においては、年度末になりまして国保税の収入見込みによるものと県からの交付金が確定したこと、歳出においては、一般被保険者療養費及び高額療養費が予算不足となる見込みによるものであります。  それでは、お手元の補正予算書の事項別明細書によりご説明いたしますので、6ページをお開きください。初めに、歳入でございますが、1款1項1目一般被保険者国民健康保険税については、令和2年1月末現在の調定額に今後の収入見込みを98%と見込み、医療給付費分、後期高齢者支援金分をそれぞれ減額補正し、合わせて44万6,000円の減額となるものであります。  2目の退職被保険者等国民健康保険税についても、医療給付費分及び後期高齢者支援金分が減額になる見込みのため、合わせて5万1,000円を減額補正し、国保税としては合わせて49万7,000円の減額となるものであります。  次に、6款1項1目の一般会計繰入金は、3節の保険基盤安定繰入金が4万6,000円の減額と、4節の財政安定化支援事業繰入金が33万円の増額となる見込みのため、合わせて28万4,000円を増額補正するものです。  歳入の内容については以上でございます。  続きまして、歳出についてご説明いたしますので、7ページを御覧ください。2款1項3目の一般被保険者療養費について、これまでの給付実績を精査した結果、予算不足が見込まれるため、不足見込額39万円を増額補正いたしたいとするものであります。  2款2項1目の一般被保険者高額療養費についても、これまでの給付実績を精査した結果、予算不足が見込まれるため、不足見込額20万円を増額補正いたしたいとするものであります。  最後に、10款1項1目の予備費を80万3,000円減額することにより、本補正予算の歳入歳出額の調整を図ったものであります。  以上の補正で、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ21万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億3,814万円とするものであります。  議案第10号 令和元年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の内容説明については以上であります。ご審議のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(田中秀雄議員) これより質疑に入ります。  5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 5番、高野です。  ただいまの国保特別会計補正予算、地方自治法第122条に基づく説明書のほうでちょっと質疑というか確認をさせていただきたいのですが、こちらお持ちでしょうか。そのうちの24ページ、国保特別会計月別歳入歳出状況調べというふうなものが配付されましたが、4月、5月、収入に対して支出、当然この表を見ますと不足額が出ているというふうなことで、支払いにキャッシュ・フローが滞りを生じたというふうに見えてしまうのですが、この辺の行政の金の流れといいますか、その辺は、一般企業でいいますと支払準備金とかできていますから、あるいは内部留保、それらによって回せるのですが、このお金をどういう形で支払いができるのか、ちょっと確認させていただけますか。質問ではありません、確認です。 ○議長(田中秀雄議員) 神田会計課長。 ◎会計管理者(神田典仁君) ただいまの質問に対してお答えさせていただきます。  以前は、各一般会計、特別会計の口座を別々に管理しておりました。そうなるとご指摘のとおりマイナスということはあり得ないです。その都度資金を移し替えてやっていたわけなのですけれども、数年前から一般会計も特別会計も1本の口座で運用しております。その中で資金を、自動的にという表現が適切かどうか分からないのですけれども、マイナスになった場合は、一般会計のほうでその分を持っているということで、これが最後には3月には帳尻合うという形で数年間運用させていただいたような状態が現状ではあります。ですから、1本の会計の中で資金移動を自動にさせながら運用させて、最後に帳尻合わせるというところで、この途中の間においては、マイナスの時期が時々発生するという状況でございます。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) 5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 5番、高野です。  それは、条例変更とかそういうことを経てのことでなくて、内部だけの会計のことで対応処理されているのですか、その辺どうなのでしょうか。 ○議長(田中秀雄議員) 神田会計課長。 ◎会計管理者(神田典仁君) 条例のことではなくて、内部の資金融通という考えで運用しております。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) 5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 5番、高野です。  そうすると、一般会計より繰入れとか、そういったものも全てこの表、歳入歳出状況調べというような紙がありますけれども、ここに全て載ってくるというふうなことなのか。国保税の収入から徴収、徴税から一般会計からの繰入れとか、そういった金額も全てここに載ってきてしまうということで、最後は帳尻が合うと。 ○議長(田中秀雄議員) 神田会計課長。 ◎会計管理者(神田典仁君) それまでには一般会計からの繰出金、特別会計からいいますと繰入金でありますけれども、それは可能な限り全て資金は動かしております。ただ、年度末になって調整の金額がございますので、その分は残しておいて、全ての金額は伝票上全て移動しております。それでも足らないのが現状で、最後に年度末に補助金が入って帳尻が合ってくるということが状況で、全てこの中にはその数字は入っております。  以上でございます。 ○議長(田中秀雄議員) 5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 分かりました。ありがとうございました。 ○議長(田中秀雄議員) 質疑はありますか。  7番、渡邉均議員。 ◆7番(渡邉均議員) 7番、渡邉です。  この保険、今回減額になるわけですけれども、ちょうど今この時期、今月もあと20日間あるわけですけれども、世の中世界中で新型コロナのことでいろいろと大変な時期でありますが、これで国のほうの決定の保険を使えるということになったとき、あと今年度分、20日間の中で保険を使って受診して検査を受ける、そうしたら一時的にばあっと増えるのではないかと思うのですが、現在いろいろ減額しながら、予備費のほうも減額したこの状態で、そういった今年度あと残り20日間ある中、今回の補正の額でコロナに対する保険のほうとして見通しといいますか、これで対応が十分に可能かどうか、私ちょっと心配だけするのですけれども、その辺の見解をお聞きできればと思います。 ○議長(田中秀雄議員) 宮崎保健衛生課長。 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) ただいまの渡邉議員の質疑にお答えいたします。  新型コロナウイルスの検査が保険適用になったことにより、今後のその予算不足がどうなるかというようなご質問だったかと思いますが、まず新型コロナウイルスの感染が疑われる方については、発熱が37度5分以上の高熱が4日間以上続いているですとか、中国に渡航歴があるとか、そういった条件がそろっている方というのは、埼玉県の総合窓口サポートセンターのほうにご連絡をいただいて、そちらから医療機関のほうへつないだりだとか、所管の保健所のほうにつないで、必要があれば検査のほうを受けてもらうことになるわけなのですが、それは担当のほうから保健所のほうにも確認していただいた情報なのですが、だからといってすぐに新型コロナウイルスの検査につながるという方は、ほとんどいらっしゃらないそうです。まずは、かかりつけ医があればそちらに連絡をしていただいて、まず受診をしていただくと。要は一般的な風邪またインフルエンザ等の発熱かどうかという検査を実施するそうです。その検査でもなおかつ疑わしい患者については、新型コロナウイルスの検査につながるそうです。これは、今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況にもよることだとは思いますが、世界的にはWHOのほうもパンデミックであるというような発表もされておりますし、今後国内、また県内、ひいては村内感染者が発生した場合、それが拡大していけば、当然医療費にも影響してくることだと思いますので、国保の被保険者がもし感染された場合には、検査を受けていただいたり、治療を受けていただいたりということになるわけですが、現時点ではそこまでの感染拡大というのは想定しておりませんので、この補正予算で減額させていただいた残りの分で何とか対応できるのではないかというふうに考えております。あとは、新型コロナウイルスだけではなくて、やっぱりインフルエンザですとかそういったことの流行による医療費の増ということも当然見込まれるわけですが、インフルエンザにつきましても、現状では新型コロナウイルスの感染拡大予防の措置からも、インフルエンザの感染者もそれほど多く伸びていないというような状況ですので、補正をした残りの予算で対応できるものというふうに今のところは考えております。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) 質疑はありますか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 討論はなしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第10号 令和元年度東秩父村国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(田中秀雄議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第11号 令和元年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第2号) ○議長(田中秀雄議員) 日程第4、議案第11号 令和元年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第11号 令和元年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第2号)の提案理由を申し上げます。  既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,283万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億5,321万5,000円とするものです。  なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるところです。  なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(田中秀雄議員) 内容の説明を求めます。  宮崎保健衛生課長。               〔保健衛生課長 宮崎士朗君登壇〕 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) 議案第11号 令和元年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第2号)の内容についてご説明いたします。  このたびの補正の主な内容は、歳入においては、年度末になりまして介護保険料の収入見込みによるものと、歳出における保険給付費等の補正に対する国、県、支払基金及び村からの負担割合に基づく補正であります。歳出においては、保険給付費等のこれまでの給付実績に基づき精査した結果、予算に過不足が見込まれるものがあるため、それぞれ補正するものであります。  それでは、お手元の補正予算書の事項別明細書によりご説明いたしますので、7ページをお開きください。初めに、歳入でございますが、1款1項1目の第1号被保険者保険料については、令和2年1月末現在の調定額により、1節現年度分特別徴収保険料が当初予算額より20万2,000円増額、同じく2節現年度分普通徴収保険料についても当初見込額より66万円増額となる見込みのため、合わせて86万2,000円を増額補正するものであります。  次に、2款国庫支出金、3款支払基金交付金、8ページをお願いします。4款県支出金及び7款繰入金については、歳出における保険給付費等の補正分に係る国、県、支払基金及び村からの負担分で、介護保険制度で定められた負担割合に基づき算定し、それぞれ補正するものでございます。  9款3項2目の過年度収入については、平成30年度分の地域支援事業の国庫交付金の確定額が平成30年度収入済額を36万6,000円上回ったため、本補正で予算措置し、受け入れるものであります。  歳入については以上でございます。  続きまして、歳出についてご説明いたしますので、9ページを御覧ください。2款保険給付費、1項介護サービス等諸費については、これまでの給付実績に基づき精査した結果、1目の居宅介護サービス給付費、5目の施設介護サービス給付費及び9目の居宅介護サービス計画給付費に予算超過が見込まれるため、それぞれ超過見込額を減額補正し、合わせて1,660万円の減額となるものであります。  次に、同款6項1目の特定入所者介護サービス費についても、これまでの給付実績を精査した結果、減少傾向にあり、このまま推移すれば予算超過が見込まれるため、超過見込額170万円を減額補正するものであります。  4款1項2目介護予防ケアマネジメント事業費については、これまでの給付実績に基づき精査した結果、予算不足が見込まれるため、不足見込額3万8,000円を増額補正いたしたいとするものでございます。  10ページをお願いいたします。5款1項の基金積立金については、保険給付費の減額に伴い、1目の給付準備基金積立金を543万4,000円増額補正することで本補正予算の歳入歳出額の調整を図ったものであります。  最後に、6款1項2目の償還金は、地域支援事業交付金の返還金の見込額により4,000円を減額補正するものであります。  以上の補正で、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,283万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億5,321万5,000円とするものであります。  議案第11号 令和元年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第2号)の内容説明については以上であります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田中秀雄議員) これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第11号 令和元年度東秩父村介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(田中秀雄議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第12号 令和元年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(田中秀雄議員) 日程第5、議案第12号 令和元年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第12号 令和元年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)の提案理由を申し上げます。  既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,485万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,674万1,000円とするものです。  なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるところです。  なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(田中秀雄議員) 内容の説明を求めます。  宮崎保健衛生課長。               〔保健衛生課長 宮崎士朗君登壇〕 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) 議案第12号 令和元年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)の内容についてご説明いたします。  このたびの補正は、今年度の設置基数が当初設置予定基数に達しなかったため、歳出においては不用額等の減額、歳入においては実績に基づき使用料や国、県からの補助金等についてそれぞれ減額補正するものであります。なお、当初予算においては設置予定基数を15基として編成いたしましたが、昨年10月の台風による災害対応のため、当初予定していた埼玉県との合同戸別訪問ができなかったこと等により普及活動ができなかったこともあり、今年度の実績は5基となりました。  それでは、お手元の補正予算書の事項別明細書によりご説明いたしますので、6ページをお開きください。初めに、歳入についてですが、1款1項1目設置費分担金は、設置予定基数の減により95万9,000円を減額補正するものです。  2款1項1目の浄化槽使用料については、休止及び供用未開始世帯分を除き、1節現年度分の浄化槽の使用料及び清掃料において収入見込みを勘案し、合わせて286万9,000円を減額し、同じく2節の滞納繰越分については、過年度の使用料及び清掃料の滞納繰越分として、実績に基づき合わせて74万7,000円を増額し、212万2,000円を減額補正するものです。  3款1項1目合併浄化槽設置整備事業費補助金は、実績見込みに基づき523万3,000円を減額補正するものです。  4款1項1目の浄化槽整備事業費奨励交付金は、単独浄化槽、くみ取槽から合併処理浄化槽へ転換した場合に、設置及び配管工事費用や既設浄化槽の撤去費用を対象に、1基当たり40万円を限度額として補助されることになっており、当初8基を見込んでおりましたが、2基にとどまったため240万円を減額補正するものです。  6款1項1目の一般会計繰入金は、自主財源の不足分を一般会計から繰り入れているものですが、事業費の減により建設改良費分、一般管理費分及び施設管理費分を合わせて803万3,000円を減額補正するものであります。  最後に、7ページの7款繰越金については、平成30年度決算により繰越額が458万2,874円と確定しているため、増額分を補正するものであります。  歳入については以上でございます。  続きまして、歳出の補正内容についてご説明いたしますので、8ページをお願いします。1款1項1目の一般管理費は、19節で合併処理浄化槽への転換費補助30万円の8基分を見込んでおりましたが、実績が2基となったため180万円を減額補正するものです。  次に、2款1項1目施設管理費は、清掃業務委託料について、実績見込みにより259万2,000円を減額補正するものです。  最後に、3款1項1目の施設整備費は、実績見込みに基づき工事費と浄化槽本体の購入費合わせて1,046万7,000円の不用額を減額補正するものです。  以上の補正で、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,485万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,674万1,000円とするものであります。  議案第12号 令和元年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)の内容については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田中秀雄議員) これより質疑に入ります。  5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 5番、高野です。  また地方自治法の説明書のほうで質問させていただきます。26ページ、合併処理浄化槽、月別歳入歳出の状況調べです。4月から6月までが支払金額0、それから10月から11月、この2か月も支払金額0、合併処理浄化槽で考えると、それぞれの月々支払うべき作業が行われているというふうに思いますが、なぜこれが0なのかと、業者に対する支払い契約はどのようになっているか、ちょっと確認させていただきます。 ○議長(田中秀雄議員) 宮崎保健衛生課長。 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) ただいまの高野議員の質疑にお答えいたします。  4月、5月、6月及び10月、11月の支出がなかった理由と契約内容についてのご質問でございますが、まず4月については、合併浄化槽の設置管理事業で支出が見込まれるものは、当然月々の浄化槽の保守点検の委託料ですとか消耗品、修繕費等になるわけですが、要するに4月中に実施したものを月末で締めて、翌月の5日ですとか10日までに村のほうに報告書と一緒に請求が上がってきて、それから支払い手続を取るので、4月の支出がないという年はあるのかなと。ただ、昨日の野口議員からの一般質問の中でも答弁をさせていただきましたが、5月、6月、また10月、11月の0については、本来は月々の業者からの請求に基づき支出伝票を起票し、支払手続を取らなければいけなかったものを、それが滞って何か月分かまとめて支出したものがあるという答弁をさせていただいておりますが、そういった影響もありまして支出がなかった月があったものと認識しております。  以上でございます。 ○議長(田中秀雄議員) 5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) あと、業者との支払い契約についても質問しました。それから、金額による決裁の方法ですけれども、例えばどの金額までは担当者決裁で会計課のほうへ行く、またはある金額を超えると課長まで上がって、課長が判子を押されて支払いが決まるというふうなルールがあろうかと思いますけれども、この辺はいかがでしょうか。 ○議長(田中秀雄議員) 宮崎保健衛生課長。 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) まず、業者との契約内容につきましては、先ほどちらっと触れたのですけれども、その当月分の請求については翌月の5日まで、例えば一般廃棄物の収集運搬業務については、翌月の5日までですとか、古紙類の収集運搬業務につきましては、翌月の10日までに報告書と一緒に請求書のほうを村のほうに提出し、昨日もご答弁申し上げましたが、支払い期限、期日については、特に契約書上うたっていなかったものですから、請求があった日から15日以内に支払うべき金額、契約額というふうになっているものでございます。               〔「決裁、金額決裁」と言う者あり〕 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) 金額の決裁区分については、事務の決裁規程に基づきまして、例えば消耗品等でしたら、ちょっと手元に資料がないので、具体的な数字は分かりませんけれども、30万円までは課長決裁ですとか、あと100万円以下は副村長決裁ですとか、それを超えるものは村長決裁といった事務規程に基づき処理することになっております。  以上でございます。 ○議長(田中秀雄議員) 5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 5番、高野です。  そうすると、業者から5日に請求書が提出される。それはやはり課長のところまで回るわけですか。そうすると、課長もこの支払うべき金額というのは確認しているわけですか。 ○議長(田中秀雄議員) 宮崎保健衛生課長。 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) 当然伝票が起票されますと担当課長のところに伝票が上がってきまして、先ほど言った決裁区分に基づいて、課長で済めば課長の印を押して会計課のほうに、村長まで上がる決裁の場合には上に上がっていますので、当然担当課長は、伝票の金額は確認した上で会計課のほうに回ることになっております。  以上でございます。 ○議長(田中秀雄議員) 5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 5番、高野です。  そうすると、先ほど全て村内のものは会計課で管理しているというようなことの説明がありましたが、例えば合併処理、あるいはその他のあれでもいいのですが、支払いが0というのは、会計課のほうで管理するべき内容ではないかと思いますけれども、おかしいなということはないのでしょうか。 ○議長(田中秀雄議員) 神田会計課長。 ◎会計管理者(神田典仁君) 会計管理者としても、本人のほうには再三申し上げているところでございます。担当者については申し上げているところです。 ○議長(田中秀雄議員) 5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 分かりました。いずれにしましても、一般的で会社でこれ支払いがないというふうな、例えば下請を持っているような会社であると、下請法に引っかかるとかそういったことになってしまいますので、ぜひともあるルールに従って支払いのほうはきちんとやっていただきたいというふうに思っています。その他の課においても同じようなことがあろうかと思いますが、よろしくご注意いただきながら、支払いのほうも的確にお願いしたいと思います。  以上です。
    ○議長(田中秀雄議員) 質疑はありませんか。  8番、松澤公一議員。 ◆8番(松澤公一議員) この合併処理浄化槽設置予算ですが、当初予算を毎年組んでおりますけれども、この減額ということで、数字を見ればすぐ分かることでありまして、設置件数が少ないということで、この東秩父村の設置パーセントは55%と聞いておりますけれども、これを増やす、何が原因で設置ができないのか。そういったことと、あと単独槽の家が結構あると思うのです。そういうものの見直しをもう少し厳しくやるというか、そういう法律でもできればもう少し増えるのではないかなと思うのだけれども、この当初予算を組んでこれだけの減額補正ということは、分かるようにもう設置ができない。これは何かの原因で設置ができないのか、そんなところを何か考えていることがあるのかどうか。 ○議長(田中秀雄議員) 宮崎保健衛生課長。 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) ただいまの松澤議員の質疑にお答えさせていただきます。  まず、合併処理浄化槽の転換普及がなかなか進まない理由でございますが、やはり東秩父村は高齢者世帯が占める割合が非常に多くなってございます。転換を進めるに当たって、やはり設置分担金、使用料等を納めていただくことになるわけですが、若い世代が帰ってくる見込みがあれば考えるのだけれども、どうもそういった見込みもないので、なかなか難しいというような世帯も多うございます。それがなかなか合併浄化槽が進まない理由の一つかと思います。  それと併せて、やはり浄化槽を設置するのにスペースがある程度必要になってまいります。お宅によっては、なかなかそのスペースが確保できないといって、地理的条件でなかなか合併槽を設置するのに難しい世帯、地域もございます。そういったことから、国のほうでも浄化槽法の改正がなされまして、この4月1日から施行されるわけですが、国のほうもこの状況は当然把握、承知しているところでございまして、いろんな新しいメニューですとか、例えば先ほど申し上げた1世帯でその世帯、その所有者の土地に設置できない場合、例えば道路の待避所ですとか、空いている公有地等に浄化槽を設置して、そこを共同利用できるような、共同設置のメニューなんかも新しく補助事業として導入したりしていることもございます。あとは、当然単独槽となりますと、トイレ以外の生活雑排水は、全てそのまま河川等に流出しているわけですので、何かしらの法律で、当然促進をしていただければ非常にありがたいというふうに考えておりますが、今現在は、そこまでには至っていないというような状況かと思います。  何はともあれ、埼玉県のほうでも令和7年度までに生活排水の処理率を100%にするという計画のもと、村でも同様の計画を立てて今事業のほうを推進しているわけですけれども、今議員のほうから、今の村の処理率は56%強だったと思いますが、それを100%にするべく努力はしているところなのですが、仮に令和7年度までに100%に達するためには、今、単独槽、くみ取槽のお宅がまだかなり残っておりますけれども、年間40とか50基整備をしていかないと追いつかない状況であります。そういったことから、毎年当初予算では15基分を予算計上させていただいておりますが、先ほど申し上げたような理由により、なかなか合併処理浄化槽への転換が進んでいないというような現状でございます。  以上でございます。 ○議長(田中秀雄議員) 8番、松澤公一議員。 ◆8番(松澤公一議員) この合併処理浄化槽の設置は、金の問題、また世帯の問題もいろいろな問題もあると思いますけれども、この村に住んでいて、誰もそうだと思いますけれども、汚い水は流したくない。これは村に住んでいて誰しも思うのではないかと思っております。今、宮崎保健衛生課長から答弁がありましたけれども、令和7年度にはもう埼玉県の制度というか、そういうのも変わってくるような話も聞きましたけれども、そういうやっぱり法律に基づいて設置を義務づけるという方法が取っていないとなかなか、これは100%達成というのは難しいと思いますけれども、環境の中の、言われたように設置場所の、どこに設置していったらいいかという、そういう問題も、またそこに設置すればまた家も直さなくてはならない、そういうことも含まれてくると思いますけれども、何しろ当初予算を組んだ15基ですか、毎年組んでいるのだけれども、その半分ぐらいは達成できるようなことができればと思っておりますので、これから法でも変われば達成できるのではないかと思っています。いずれにしても、多くの設置をしてもらうようにお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) 質疑はありませんか。  3番、野口勝則議員。 ◆3番(野口勝則議員) 3番、野口です。  8ページの施設管理費、合併浄化槽清掃業務委託料が259万2,000円、これ減額になっておりますが、その理由をお願いいたします。 ○議長(田中秀雄議員) 宮崎保健衛生課長。 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) ただいまの野口議員の質疑にお答えいたします。  合併浄化槽の清掃につきましては、法律で年1回というふうなことで義務づけられているものでございます。しかしながら、使用頻度の低いものにつきましては、毎年年4回保守点検のほうを実施していただいておりますが、非常に水質状況も良好な浄化槽も多々ございます。そういったことから、きっちり1年ごとではなく、半年ほどずらして清掃を実施している現状がございます。そうしたことから、今年度その保守点検業者からの点検結果報告等で、そろそろ清掃が必要ですというような報告を受けたところは、当然優先的に清掃のほうは実施しておりますが、それ以外のところでも1年6か月をめどに清掃のほうを依頼している状況から、当初の見込みより今年度に限っては非常に少ない清掃で済んだというようなことから、今回259万2,000円の減額とさせていただいたものでございます。  これまた来年度の当初予算の説明でも申し上げるところなのですが、当初の見込みが、要は全ての設置するものを毎年清掃するというような予算計上の仕方を取っておりましたが、来年度当初予算からは、先ほど言ったような理由もございますので、当初の見込みを少し少なめに計上させていただいている状況でございます。  以上でございます。 ○議長(田中秀雄議員) 3番、野口勝則議員。 ◆3番(野口勝則議員) 私これまで合併浄化槽に関しては、契約上毎年1回清掃を行う、それが量が多かろうが少なかろうがというふうに把握しておりまして、また今回、保健衛生課のほうでいろいろ支払いのほうが滞っているというところがございましたので、その支払いがされていないという部分で、この減額というところなのかなと感じたのですけれども、そういったことはありませんね。 ○議長(田中秀雄議員) 宮崎保健衛生課長。 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) 先ほど申し上げたとおり、1年に1回の清掃が、例えば年度末に清掃を実施したものが、翌年度またその年度内に清掃をするのではなくて、1年6か月ずれた場合に、次の年度は清掃しなくてもいい年度が出る世帯もございます。そういった理由から今回減額になっておりまして、当然年に4回法定の検査も実施しておりまして、水質の管理のほうはさせていただいておりますので、その点検結果報告に基づいて清掃の委託のほうもさせていただいておりますし、最長でも1年6か月で清掃のほうは実施させていただいておりますので、先ほど議員がおっしゃるようなことはないかと思っております。  以上でございます。 ○議長(田中秀雄議員) 3番、野口勝則議員。 ◆3番(野口勝則議員) 理由は分かりました。以上で終わります。 ○議長(田中秀雄議員) 質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。 討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第12号 令和元年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(田中秀雄議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  暫時休憩します。                                      (午後 零時02分) ○議長(田中秀雄議員) 再開します。                                      (午後 1時00分) △議案第13号 令和元年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ○議長(田中秀雄議員) 日程第6、議案第13号 令和元年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第13号 令和元年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の提案理由を申し上げます。  既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ442万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,593万1,000円とするものです。  なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるところです。  なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(田中秀雄議員) 内容の説明を求めます。  宮崎保健衛生課長。               〔保健衛生課長 宮崎士朗君登壇〕 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) 議案第13号 令和元年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の内容についてご説明いたします。  このたびの補正は、これまでの実績に基づき、保険者である埼玉県後期高齢者医療広域連合が算定した保険料や保険基盤安定繰入金及び歳出における広域連合への納付金等について減額補正をお願いするものであります。  お手元の補正予算書の事項別明細書によりご説明いたしますので、6ページをお開きください。まず、歳入についてですが、1款1項の後期高齢者医療保険料については、令和2年1月末更正後の保険料調定額により、1目の年金からの特別徴収分を416万2,000円減額、2目の普通徴収分を151万6,000円増額し、合わせて264万6,000円を減額補正するものです。  次に、4款1項の一般会計繰入金は、実績見込みを勘案し、1目の事務費分を41万4,000円、また2目で県からの保険基盤安定負担金が確定したので、村負担分も含め136万7,000円をそれぞれ減額し、合わせて178万1,000円を減額補正するものです。  7ページをお願いします。続きまして、歳出でございますが、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料及び基盤安定繰入金が当初見込みより減額となる見込みのため、減額見込額380万1,000円を減額補正するものです。  最後に、4款1項1目の予備費を62万6,000円減額することで、本補正予算の歳入歳出額の調整を図ったものでございます。  以上の補正で、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ442万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,593万1,000円とするものであります。  議案第13号 令和元年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の内容説明については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田中秀雄議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。 討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第13号 令和元年度東秩父村後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(田中秀雄議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第14号 令和元年度東秩父村簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(田中秀雄議員) 日程第7、議案第14号 令和元年度東秩父村簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第14号 令和元年度東秩父村簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の提案理由を申し上げます。  既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ378万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,743万円とするものです。  なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるところです。また、翌年度繰り越して使用することのできる経費は、第2表、繰越明許費によるところです。  なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(田中秀雄議員) 内容の説明を求めます。  福島産業建設課長。               〔産業建設課長 福島則元君登壇〕 ◎産業建設課長(福島則元君) 議案第14号 令和元年度東秩父村簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の内容についてご説明いたします。  本補正予算の主な内容といたしましては、歳入において、水道使用料、事務手数料等が概算で額の確定によるもの、歳出においては、水道管理費の委託料、工事費の額の確定及び台風19号災害復旧工事により予算額に不足が生じるため、所要の額をそれぞれ増額補正するものです。  お手元の補正予算書事項別明細書によりご説明いたしますので、7ページを御覧ください。初めに、歳入でありますが、2款1項1目1節の水道使用料は、消費税増税による水道使用料値上げに伴う増額により23万8,000円増額補正するものです。  2款2項1目1節事務手数料は、当初見込額より開閉栓件数増により開閉栓手数料2万8,000円増額補正するものです。  3款1項1目1節簡易水道事業費補助金は、台風19号災害国庫補助金により歳入予定していたものが、4款1項県補助金になることによる減額で、簡易水道災害復旧費補助金70万9,000円減額補正するものです。  4款1項1目1節簡易水道事業費補助金は、国庫補助から県費補助によるもの及び災害復旧費を精査したことにより、簡易水道災害復旧費補助金156万5,000円増額補正するものです。  5款1項1目1節一般会計繰入金は、本補正予算の歳入歳出の調整を図ることによる減額で、一般会計繰入金81万円減額補正するものです。  7款2項1目1節雑入は、台風19号の被害を受けた白石浄水場ろ過器の根詰まりが災害補償の適用となることから、水道施設設備保険金346万9,000円増額補正するものです。  歳入の内容については以上でございます。  次に、8ページの歳出についてご説明いたします。1款1項1目一般管理費の5万4,000円の増額は、水道担当職員の一般職給料、諸手当を予算措置するものです。  2款1項1目水道管理費は、減圧弁保守点検業務委託、各配水池等清掃業務委託、ろ過砂入替え工事及び水道維持補修材料は支出が確定したことにより不用額として214万2,000円を減額し、台風19号災害による水道施設災害復旧工事として白石浄水場ろ過器ろ材交換工事費に要する経費366万2,000円を増額補正し、152万円を予算措置するものです。  最後に、2款1項1目災害対策経費は、災害対策施設修繕費を精査し、30万円の減額、災害対策緊急修繕工事費は、萩平地区排水管漏水本復旧工事を新たに追加し、250万7,000円を増額補正し、220万7,000円を予算措置するものです。  以上の補正により、歳入歳出に係る補正予算総額は378万1,000円の増額となり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,743万円とするものであります。  議案第14号 令和元年度東秩父村簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の内容については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田中秀雄議員) これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 5番、高野です。  7ページをお願いいたします。先ほど福島課長のほうから水道設備保険金ということで、白石のろ過装置ですか、こちらが対象になったということですけれども、ほかにはどういったところが、この保険を掛けているのでしょうか。 ○議長(田中秀雄議員) 福島産業建設課長。 ◎産業建設課長(福島則元君) 高野議員の質疑にお答えいたします。  水道災害保険金、どういうような場所に保険を掛けているかという質疑ですけれども、東秩父村内にある水道施設全ての施設に保険を掛けてございます。その関係で、今回は台風19号の白石浄水場の目詰まりが災害の対象になるということで、この保険金につきましては、基本的に95%から満額保険金が頂けるということになります。今回、台風19号の災害の関係で、水道のほうも国庫補助等を頂くことになっているのですけれども、その災害査定のほうの補助率につきましては、今現在、聞いている中では50%ということで、2分の1ですので、95%から満額つく保険金のほうが有利ということで、こちらで掲載させていただきました。  以上でございます。 ○議長(田中秀雄議員) 5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) 分かりました。そうすると、この保険給付を受けた施設につきましては、災害補助はそちらは受けられないと。保険給付を受けたところは受けられないということですか。 ○議長(田中秀雄議員) 福島産業建設課長。 ◎産業建設課長(福島則元君) 高野議員の質疑にお答えいたします。  高野議員おっしゃるとおりで、この災害国庫のほうについたものについてはそちらで、保険のほうの災害補償で見られるものは災害補償ということで、別々となります。  以上となります。 ○議長(田中秀雄議員) 5番、高野貞宜議員。 ◆5番(高野貞宜議員) そうすると、水道施設全体ということになりますと、全ての配管とかそういうものを含めてということだと思うのですけれども、萩平の部分なんかは、国の災害補助を受けると。ただ、保険の対象には引っ掛からなかった、対象にならなかったということでしょうか。 ○議長(田中秀雄議員) 福島産業建設課長。 ◎産業建設課長(福島則元君) 高野議員の質疑にお答えいたします。  施設につきましては、各浄水場の施設、配水池等いろいろございますけれども、配管につきましては、それには該当しておりません。建物について該当になりますので、建物に関係してくる施設については、災害補償のほうで見られるということで、配管につきましては見られませんので、災害査定の災害復旧のほうで見させていただくということになります。  以上です。 ○議長(田中秀雄議員) ほかにありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論はありませんか。               〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより議案第14号 令和元年度東秩父村簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。               〔起立全員〕 ○議長(田中秀雄議員) 起立全員。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 △議案第15号 令和2年度東秩父村一般会計予算 議案第16号 令和2年度東秩父村国民健康保険特別会計予算 議案第17号 令和2年度東秩父村介護保険特別会計予算 議案第18号 令和2年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計予算 議案第19号 令和2年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算 議案第20号 令和2年度東秩父村簡易水道事業特別会計予算 ○議長(田中秀雄議員) 日程第8、議案第15号 令和2年度東秩父村一般会計予算、日程第9、議案第16号令和2年度東秩父村国民健康保険特別会計予算、日程第10、議案第17号 令和2年度東秩父村介護保険特別会計予算、日程第11、議案第18号 令和2年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計予算、日程第12、議案第19号 令和2年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算、日程第13、議案第20号 令和2年度東秩父村簡易水道事業特別会計予算を一括して議題とします。  提案理由の説明を求めます。  足立村長。               〔村長 足立理助君登壇〕 ◎村長(足立理助君) 議案第15号から第20号。  議案第15号 令和2年度東秩父村一般会計予算を次に定めるところにより提出するものです。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億7,800万円と定め、この案を提出するものです。  議案第16号 令和2年度東秩父村国民健康保険特別会計予算を次に定めるところにより提出するものです。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億500万円と定め、この案を提出するものです。  議案第17号 令和2年度東秩父村介護保険特別会計予算を次に定めるところにより提出するものです。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億4,600万円と定め、この案を提出するものです。  議案第18号 令和2年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計予算を次に定めるところにより提出するものです。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,330万円と定め、この案を提出するものです。  議案第19号 令和2年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算を次に定めるところにより提出するものです。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,900万円と定め、この案を提出するものです。  議案第20号 令和2年度東秩父村簡易水道事業特別会計予算を次に定めるところにより提出するものです。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億30万円と定め、この案を提出するものです。  なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。 ○議長(田中秀雄議員) 一般会計の内容の説明を求めます。  眞下企画財政課長。               〔企画財政課長 眞下哲也君登壇〕 ◎企画財政課長(眞下哲也君) 議案第15号 令和2年度東秩父村一般会計予算について概要を申し上げます。お手元に令和2年度東秩父村一般会計予算書ほか特別会計予算書としてお配りしてあります予算書及び令和2年度東秩父村予算概要説明書というものをお手元にご用意いただければと思います。  まず最初に、予算書になります。予算書の3ページをお開きください。令和2年度東秩父村一般会計歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ19億7,800万円とするものです。この額は、前年度から比較しますと5,600万円、2.8%減となります。  続いて、9ページをお願いいたします。第2表、地方債では臨時財政対策債3,800万円を計上し、歳入財源とするものです。  続きまして、令和2年度東秩父村予算概要説明書を御覧いただければと思います。内容につきましては、この概要書に沿って説明いたします。1ページを御覧ください。1ページの中段から下になりますけれども、令和2年度予算編成に当たっては、引き続き経常経費の削減に努めるとともに、将来を見据えた施策に取り組むため、総合振興計画、まち・ひと・しごと創生総合戦略、過疎地域自立促進計画等に沿った事業を実行することに重点を置き、昨年度に引き続き次期総合振興計画策定事業、移住定住・空き家促進事業、防災対策等を重点事業として位置づけ、予算編成を行いました。  2ページをお願いいたします。最初に、歳入について申し上げます。1款村税は2億3,471万4,000円、前年度比21万1,000円の減です。  村民税については、若年層の減少などにより個人均等割の微減、所得割の微増、退職所得の微減、法人均等割の微増、法人税割の微減を見込み、項計では昨年度と同額を計上いたしました。  固定資産税につきましては、土地分の微減、家屋分の微減、償却資産分の微減を見込み、項計では減額を計上しております。  軽自動車税では、従来の種別割と令和元年10月に実施された消費税引上げに伴う環境性能割の増額、たばこ税は減額、鉱産税は昨年度と同額を見込んでおります。  過去の予算計上における村税の推移を表にして記載しておりますので、参考としてください。令和2年度につきましては、昨年度に比べ0.1%の減となっております。  2款地方譲与税は2,354万3,000円、前年度比304万3,000円の増です。地方揮発油譲与税、自動車重量譲与税があり、地方財政計画に基づき予算計上いたしました。また、令和元年度から譲与されている森林環境譲与税について、当初予算での計上をしております。  3ページをお願いします。配当割交付金は90万円、前年度比10万円の減です。令和元年度決算見込みと県より示される収入見込み割合を基に計上いたしました。  5款株式等譲渡所得割交付金1,000円は、前年度同様、科目立てのみの計上です。  6款地方消費税交付金は5,000万円、前年度比1,200万円の増です。消費税のうち地方分、昨年度までは1.7%でしたが、2.2%の2分の1が国から県を通じて市町村に交付されるもので、交付基準は人口及び従業者数の割合で按分したものです。令和元年度決算見込みと県より示される消費税引上げに伴う収入見込み割合を基に計上いたしました。令和元年10月から消費税の10%導入により増収となる消費税の配分が行われますが、地方消費税の納付時期と地方消費税交付金の交付時期に乖離があるため、令和元年度はほぼ影響がありませんでしたが、令和2年度においてはその分増額を見込み、計上しております。また、引上げ分に係る地方消費税収の使途の明確化に基づき、引上げ分の地方消費税収を全て社会保障施策に要する経費に充てるものとされております。引上げ分の地方消費税予算額5,000万円のうち3,300万円を充当するものです。この社会保障4経費、その他社会保障施策に要する経費一覧は10ページの別紙をご参照いただければと思います。  続きまして、7款環境性能割交付金は800万円、前年度比380万円の増です。令和元年10月より軽自動車等に課税された新たな交付金であり、その見込額を計上するものです。  4ページをお願いします。8款自動車取得税交付金1,000円、前年度比579万9,000円の減です。令和元年10月から環境性能割交付金として交付されるものであり、令和2年度については、精算金等がある場合のみ歳入となるので、科目立ての計上とするものです。  9款地方特例交付金50万円は、前年度同額を計上しました。  10款地方交付税は10億9,000万円、前年度比4,000万円の増です。村の歳入予算の骨格となる55.1%を占め、国の総額では4,073億円の増額となっておりますが、前年度実績を参考にするとともに、新設された(仮称)地域社会再生事業費や平成27年度国勢調査人口を基に試算し、計上いたしました。また、災害、除排雪、地域交通の確保、消防などに対する実績を勘案して12月と3月に交付される特別交付税は、地方交付税総額における特別交付税割合の6%を考慮し、過去3年間の実績を基に計上しております。  11款交通安全対策特別交付金50万円は、令和元年度は算定基準に達しなかったため交付されませんでしたが、前年度同額を計上しております。これについては、地域内の過去2年間の交通事故統計に基づいて計算されるものに道路延長及び面積により按分された数値を加える算入方式で配分されるものです。  5ページをお願いします。12款分担金及び負担金は586万8,000円、前年度比216万3,000円の増です。小川町からの地方路線バス分担金と31年度より歳入となった寄居町からの分担金を含む地方路線バス分担金及び小川地区衛生組合職員派遣負担金になります。令和2年度では路線バスのICカード利用導入に係る経費等として両町から分担金の増額を計上いたしております。  13款使用料及び手数料は1,683万6,000円、前年度比399万7,000円の減です。保育料、村営住宅使用料、運動施設使用料及び戸籍等の手数料、狂犬病予防法に基づく登録手数料、移住体験施設「MuLife」の使用料等を見込み、計上しております。令和2年度では令和元年10月からの保育料無償化に伴い、保育料の見込みが大きく減額となっております。  14款国庫支出金は8,680万1,000円、前年度比367万円の増です。国からの負担金、補助金及び委託金となります。戸籍情報システム改修補助金及び東秩父村橋梁長寿命化計画による林道の橋梁点検に伴う森林管理道整備事業交付金等により総額が増額となりました。  15款県支出金は1億1,445万3,000円、前年度比2,707万1,000円の減です。県からの負担金、補助金及び委託金です。令和2年度に行われる国勢調査事務委託金が皆増となりましたが、令和元年度の選挙費委託金の皆減及び地籍調査事業補助金の大幅減の見込みにより総額が減額となりました。  16款財産収入は884万7,000円、前年度比387万1,000円の増です。財産運用及び売払収入となります。東京電力線下補償(西上武幹線3年分一括)の増により総額が増額となりました。  17款寄附金は66万1,000円、前年度比18万円の増です。インターネットを活用したふるさと納税の導入による、ふるさと応援寄附金実績額等を参考に計上しております。  6ページをお願いいたします。18款繰入金2億1,000万5,000円、前年度比6,000万円の減です。歳入不足を補うため財政調整基金繰入金を計上いたしました。  19款繰越金は5,300万円、前年度比2,000万円の増です。3か年の繰越金平均の2分の1を考慮し、計上いたしております。  20款諸収入は3,507万円、前年度比145万1,000円の増です。村預金利子、県収入証紙売捌収入、その他雑入等を見込み、計上いたしております。  21款村債は3,800万円、前年度比4,900万円の減です。臨時財政対策債については、令和2年度地方債計画において臨時財政対策債発行可能額が1,171億円減額されること及び令和元年度発行可能額を基に計上しております。また、過疎対策事業債については、令和元年10月に発生した台風19号に伴い、移住促進住宅建設整備事業の延期により予算計上は行わないものです。  続いて、歳出に関する事項について申し上げます。7ページをお願いいたします。1款議会費4,468万2,000円、前年度比120万4,000円の増です。議会議員人数の1名増加を見込み、総額が増額となるものです。  2款総務費4億6,894万2,000円、前年度比733万5,000円の減です。総務管理費、徴税費、戸籍住民基本台帳費、企画費、選挙費、統計調査費、監査委員費に係る費用になります。村長、議会議員補欠選挙一般経費、空き家リフォーム補助金、国勢調査事業等に係る経費を計上いたしましたが、本年度の移住促進住宅建設設計業務委託料、参議院議員・埼玉県知事選挙等の経費が皆減となり、総額が減額となりました。  3款民生費は2億6,418万2,000円、前年度比281万2,000円の減です。社会福祉費、児童福祉費、災害救助費に係る費用で、障害者計画、障害福祉計画策定事業の新規事業を追加しましたが、子ども・子育て支援事業計画策定業務委託料、保育園給食室床修繕工事費等が終了となったことにより総額が減額となりました。  4款衛生費は2億8,121万3,000円、前年度比130万3,000円の増です。保健衛生総務費、国民健康保険医療事業費、後期高齢者医療広域連合費、介護保険事業費、保健センター管理費、予防費、母子保健費、環境衛生費に係る費用です。埼玉中部資源循環組合の解散に伴い組合負担金が皆減となりましたが、妊娠期から切れ目のない子育て支援等の相談を目的とした保健センター面接室改修工事等の新規追加により総額が増額となりました。  5款農林水産費4,641万1,000円、前年度比365万9,000円の減です。農業費、林業費に係る費用で、東秩父村橋梁長寿命化計画による林道橋定期点検業務委託料を新規追加しましたが、土地改良事業団体連合適正化事業(宮堰改修工事費)が皆減となったため総額が減額となりました。  8ページをお願いします。6款商工費は7,471万8,000円、前年度比904万4,000円の増です。商工振興費、観光費に係る費用です。皆谷観光トイレ改修工事設計業務委託費等が終了しましたが、地域おこし協力隊管理業務委託料等を新規追加したことにより総額が増額となりました。  7款土木費は1億6,083万2,000円、前年度比5,297万4,000円の減です。土木管理費、道路橋梁費、河川費、住宅費に係る費用です。東秩父村橋梁長寿命化計画による村道1-4号(梅田橋)線補修設計業務委託料、村営坂本住宅トイレ改修工事を新規追加いたしましたが、橋梁長寿命化修繕工事費(坊庭橋)の終了、地籍調査事業費が減額となっています。なお、令和元年10月の台風19号に伴い、令和元年度の補正予算に計上した災害復旧事業を令和2年度に繰越し、最優先で工事等を行うため、道路新設改良村費単独事業を見送り、総額が減額となっております。  8款消防費1億3,428万4,000円、前年度比2,044万8,000円の減です。常備消防費、非常備消防費、防災費に係る費用です。比企広域消防組合負担金については、常備分は微増、非常備分は微減となっています。また、防災一般経費では、埼玉県地上系防災行政無線施設再整備事業負担金や槻川小学校への防災備蓄倉庫設置費を計上し、防災体制の強化を図るものです。また、防災音声告知システム機器更改業務については、令和元年度予算を繰り越しし、整備していくこととしています。  9款教育費は1億8,444万7,000円、前年度比1,904万6,000円の減です。教育総務費、小中学校費、社会教育費、保健体育費に係る費用です。教育環境の充実のため中学校校舎及び体育館照明LED化工事等を新規追加いたしましたが、中学校体育館外壁改修工事、中学校変電設備改修工事費等が終了したことにより総額が減額となりました。  10款災害復旧費1万1,000円は、前年度と同額の計上となります。  9ページをお願いいたします。11款公債費は1億6,799万5,000円、前年度比3,126万2,000円の増です。村債の元利償還金になりますが、令和2年度から平成28年度に借り入れた和紙の里パワーアッププロジェクト及びバスターミナル建設費、村道2415号(中ノ反)線改修工事費、旧西小学校解体工事費に係る過疎対策事業債の元金償還開始等により総額が増額となっております。  12款諸支出金は1億4,028万3,000円、前年度比746万1,000円の増です。各基金利子積立金、各特別会計への繰出金です。国民健康保険特別会計繰出金は微増になります。お手元の概要説明書においては「微減」となってしまっているため、「微増」と訂正をお願いいたします。介護保険特別会計繰出金は増額、後期高齢者医療特別会計繰出金は微増、合併処理浄化槽設置管理事業特別会計繰出金は増額、簡易水道事業特別会計繰出金は微増となり、総額が増額となりました。  13款予備費1,000万円は、年度途中における不測の事態による予算外の支出または予算超過の支出に充てるため、使途を特定しない目的外予算となります。  以上が議案第15号 令和2年度東秩父村一般会計予算の概要説明となります。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中秀雄議員) 続いて、国民健康保険特別会計予算介護保険特別会計予算合併処理浄化槽設置管理事業特別会計予算後期高齢者医療特別会計予算の内容の説明を求めます。  宮崎保健衛生課長。               〔保健衛生課長 宮崎士朗君登壇〕 ◎保健衛生課長(宮崎士朗君) 議案第16号 令和2年度東秩父村国民健康保険特別会計予算から議案第19号令和2年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算につきまして、順次内容の説明をさせていただきます。引き続き令和2年度東秩父村予算概要説明書に基づきご説明いたしますので、資料の11ページ及び予算書111ページを見比べながら御覧いただければと思います。  まず、議案第16号 令和2年度東秩父村国民健康保険特別会計予算についてですが、平成30年度の国保制度の大改正により、都道府県が新たに国保の安定的な財政運営や効率的な事業運営の確保等において中心的な役割を担うこととなり、財政運営の責任主体として市町村から国保事業費納付金を徴して給付費用を全額交付金として市町村に交付することになりました。令和2年度の予算編成に当たりましては、医療費支給状況等の動向に留意しつつ、保険給付費等の支出を適正に算定し、埼玉県から示された昨年秋の試算による国保事業費納付金及び国保の財政制度等に基づき、保険税や県からの交付金等について見積もったものであります。予算総額は4億500万円となり、令和元年度と比較して被保険者数の減により1,500万円の減額となっております。  それでは、まず歳入に関する事項でございますが、1款国民健康保険税4,968万1,000円は、歳入総額の12.3%を占め、前年度比421万2,000円、7.8%の減を見込みました。一般被保険者及び退職被保険者から納めていただくもので、予定収納率96%で計上してあります。なお、現行の賦課限度額96万円については、令和2年度の税制改正において、医療分が61万円から63万円に、介護分が16万円から17万円に、合わせて3万円引き上げられることになっており、本国会で法案が審議され、今月中に政省令が公布され次第、専決処分で対応する予定であります。  次に、3款の県支出金3億4,006万4,000円は、歳入総額の84%を占め、前年度比1,018万2,000円、2.9%の減を見込みました。1項1目保険給付費等交付金は、歳出の保険給付費を賄う普通交付金と保険者努力支援分と県繰入金及び特定健診等負担金から成る特別徴収に分けられます。  12ページをお願いします。次に、6款の繰入金1,499万3,000円は、前年度比2.8%の減で、1項1目の一般会計繰入金のうち、2節出産育児一時金等繰入金84万円は、支給額42万円に3分の2を乗じた額に出産見込み3件分を見込みました。3節の保険基盤安定繰入金1,239万8,000円は、保険税軽減分相当額を基に規定の補助率で算出した額を国、県が補助、残りを村が負担することになっており、一般会計から繰り入れる見込額を計上したものです。  4節財政安定化支援事業繰入金175万4,000円は、前年度の軽減世帯割合、高齢被保険者割合を基準として算出した額であります。  7款繰越金は、1項2目のその他繰越金で、令和元年度の繰越金見込額を22万2,000円計上することで歳入歳出予算額の調整を図ったものであります。  続いて、13ページからの歳出に関する事項でございますが、予算書は112ページになります。1款総務費136万9,000円は、事務費や国保税の賦課徴収に要する経費並びに国保運営協議会費等に要する経費であります。  2款保険給付費3億1,890万3,000円は、歳出総額の78.7%を占め、1項の療養諸費2億7,376万9,000円及び2項の高額療養費4,253万円が主な支出でございます。1項1目の一般被保険者の療養給付費は、被保険者の減もあり、前年度比755万5,000円の減、一方、2項1目の一般被保険者高額療養費は増額傾向にあり、前年度比200万円の増、総額で前年度比508万8,000円、1.6%の減額となっております。  3款の国民健康保険事業費納付金7,526万円は、歳出総額の18.6%を占めるもので、前年度比526万6,000円、6.5%の減となっております。1項医療給付費分、14ページをお願いします、2項後期高齢者支援金等分及び3項介護納付金分等について、埼玉県の昨年秋の試算に基づきそれぞれ計上したものであります。  次に、6款保健事業費517万4,000円は、40歳から74歳までの被保険者の特定健診・保健指導に要する費用と保健事業における満35歳以上の被保険者への人間ドックの補助金等を計上いたしました。  最後に、10款予備費で予測し難い支出の増加に備えるため、348万2,000円を計上することで歳入歳出予算額の調整を図ったものであります。  令和2年度におきましても国保税の公平な賦課徴収と適正な給付に努めるとともに、特定健診の受診率及び特定保健指導率のさらなる向上、健康づくり事業の強化等により被保険者の健康づくりと医療費の抑制に引き続き取り組んでまいります。  議案第16号 令和2年度東秩父村国民健康保険特別会計予算の内容説明については以上であります。  続きまして、議案第17号 令和2年度東秩父村介護保険特別会計予算の内容についてご説明いたしますので、資料の16ページ、予算書の132ページをお開きください。令和2年度は、平成30年度からの第7期介護保険事業計画の最終年度であるとともに、第8期介護保険事業計画の策定年度であります。令和2年度の予算編成に当たっては、令和元年度の実績見込みと第7期事業計画を勘案して歳出総額を定め、歳入においては、介護保険制度に基づく負担割合等により、国、県、村等の負担金及び補助金等、また介護保険条例で定められた保険料率に基づく介護保険料収入を見積もったものであります。予算総額は4億4,600万円で、令和元年度と同額となっております。  それでは初めに、歳入に関する事項でありますが、1款の介護保険料9,353万3,000円は、65歳以上の第1号被保険者の方に納めていただくもので、前年度比127万1,000円、1.3%の減額となっています。これは、低所得者への保険料軽減強化によるものが主な減額理由として挙げられます。  2款の国庫支出金9,883万5,000円は、介護保険制度に基づく負担割合により、介護給付費に係る国の負担分と普通調整交付金及び介護予防事業や地域支援事業費等に係る補助金を見込んだもので、前年度比123万5,000円、1.2%の減となっております。  17ページをお願いします。次に、3款の支払基金交付金1億1,729万8,000円は、介護給付費と地域支援事業費のうち、介護予防事業に要する経費を40歳から64歳までの第2号被保険者の保険料で賄うこととされておりますので、制度に基づく負担割合27%により社会保険診療報酬支払基金から交付されるもので、前年度比136万4,000円、1.1%の減となっております。  4款の県支出金6,764万1,000円は、2款の国庫支出金と同様、制度に基づき定められた負担割合で介護給付費や地域支援事業費に対して県から交付されるもので、前年度比77万4,000円、1.1%の減となっております。  18ページをお願いいたします。次に、7款の繰入金6,752万4,000円は、介護給付費、地域支援事業費等に対して規定の負担割合で村が負担すべき額を一般会計から繰り入れるもので、1目に係る低所得者保険料軽減強化と4目に係る3年に1度の介護保険事業計画策定業務により前年度比505万3,000円、8.1%の増となっております。  続きまして、19ページからの歳出に関する主な内容についてご説明いたします。予算書は133ページになります。1款総務費831万7,000円は、一般管理費、保険料の賦課徴収費、介護認定調査費等事務費に関わる経費であります。令和2年度は、3年に1度の高齢者福祉計画及び介護保険事業計画の策定年度であり、一般管理費に計画策定業務委託料394万4,000円ほか関連経費を計上してあるため、前年度比472万4,000円、131.5%の増となっておるものです。  2款の保険給付費は4億2,987万円を見込み、歳出総額の96.4%を占めます。1項の介護サービス等諸費は3億9,144万4,000円で、要介護1から要介護5に認定された方が介護サービスを利用した場合に保険で給付する部分で、サービス費用額の9割相当分となり、居宅介護及び施設介護サービス給付費が主なものとなります。  1目の居宅介護サービス給付費について、令和元年度当初見込みに比べ低調に推移しているため600万円の減額となっておりますが、5目の施設介護サービス給付費については増加傾向にあるため、100万円の増額となっており、総額で500万円の減額になっています。  2項の介護予防サービス等諸費868万4,000円は、要支援1及び要支援2と認定された方が介護予防サービスを利用された場合の保険給付費分となります。介護予防通所リハビリ等のサービスが主なもので、やや増加傾向にあります。  3項の高額介護サービス等費926万4,000円は、同じ月に利用したサービスの1割または2割の利用者負担の合計が高額になり、制度で定められた自己負担の限度額を超えた場合は、超えた部分について給付されるもので、前年度と同額を見込みました。  20ページをお願いします。4項の高額医療合算介護サービス等費122万4,000円は、同一世帯内で介護保険と国民健康保険などの医療保険の両方を利用し、介護と医療の自己負担額が制度で定められた限度額を超えたときは、超えた部分が払い戻されるもので、令和元年度の給付実績により24万円の減額と見込みました。  6項の特定入所者介護サービス等費1,906万2,000円は、施設入所等のサービス利用者で所得が低い方に対して、居住費や食費について所得に応じた自己負担の限度額が設けられており、これを超えた部分について介護保険から給付されるもので、前年度と同額を見込みました。  最後に、4款の地域支援事業費639万7,000円は、各種介護予防事業に要する経費及び包括的支援事業や任意事業の紙おむつ代の助成に要する費用、比企地区在宅医療介護連携推進事業費等で前年度比55万6,000円、8%の減と見込みました。  議案第17号 令和2年度東秩父村介護保険特別会計予算の主な内容については以上でございます。  続きまして、議案第18号 令和2年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計予算の主な内容についてご説明いたしますので、資料の22ページ、予算書の156ページをお願いします。当事業は、平成15年度より槻川の水質保全を目的として策定した生活排水処理基本計画に基づき、村設置型の合併処理浄化槽の整備を推進しているところです。これまでも高度処理型の合併浄化槽を350基整備するとともに、法令に基づく適正な維持管理に努めてまいりました。個人設置型と合わせまして本村の汚水処理人口普及率は、令和元年末現在で空き家を除いて55.6%となっております。令和2年度予算もここ数年、設置状況は非常に厳しい状況が続いておりますが、設置目標基数を5人槽8基、7人槽5基、10人槽2基の計15基として編成したものであります。予算総額を5,330万円と見込み、前年度比170万円の増となっております。管理対象施設の増加による維持管理費の増加及び昨年10月からの消費税増税によるものに加え、公営企業法適用移行支援業務3年間の2年目で、業務量の増により委託料が増額となっていることが主な増額要因となっております。  それでは初めに、歳入に関する事項でありますが、1款の分担金及び負担金165万9,000円は、合併処理浄化槽15基分の設置に係る利用者の分担金となります。  2款の使用料及び手数料1,847万9,000円は、浄化槽使用料と年1回の清掃料収入を見込んだもので、清掃料についてここ数年の実績を勘案し、全体の70%で見込んだことから、昨年度比78万3,000円の減額となったものです。なお、今までは埼玉中央農協東秩父村支店の口座のみの取扱いだったものを、令和2年度からは小川町に支店のある金融機関からも引き落としができるよう準備を進めております。  3款の国庫支出金793万3,000円は、設置工事費と本体購入費から成る施設整備費の2分の1が国から補助されるものです。  4款の県支出金320万円は、既存の単独処理浄化槽またはくみ取槽から合併処理浄化槽への転換を推進するため、設置費、配管費用の一部や既存の単独浄化槽等の撤去費用の一部について県からの補助が受けられるもので、1基当たり40万円の8基分を見込みました。  6款の繰入金2,168万7,000円は、整備費用の補助裏分や事業運営に係る事務費、またこれまでに起債した過疎対策事業債、下水道事業債の元利償還に要する経費等について一般会計から繰り入れるものであり、歳入総額の40.7%を占め、公営企業法適用移行支援業務の増額等により前年度比269万7,000円、14.2%の増となっております。  23ページをお願いします。7款繰越金は、令和元年度の繰越金を33万9,000円計上することで歳入歳出予算額の調整を図ったものであります。  続いて、歳出に関する事項ですが、1款総務費829万8,000円は、事業運営に要する事務費及び転換費の補助金等を計上いたしました。公営企業会計への移行に向けて平成31年度から公営企業法適用化支援業務委託を3年間契約しており、令和2年度は業務2年目で、固定資産台帳の整備業務として531万9,000円を計上してあります。また、転換費補助金については、1基当たり30万円の8基分を見積もったものであります。  2款の施設管理費1,973万8,000円は、ブロア等の修繕費、法定検査委託料、保守点検委託料、清掃委託料等の浄化槽設備の維持管理に要する費用を計上したものです。  3款の施設整備費1,580万7,000円は、合併処理浄化槽15基を設置するための工事請負費及び本体の購入費に要する費用を見積もったものです。  4款の公債費911万3,000円は、過疎対策事業債と下水道事業債に係る元利償還に要する経費で、元金償還分を717万3,000円、利子償還分を194万円見込んだものであります。  河川等からの水質汚濁の防止を図るため、生活排水対策の大きな柱として、来年度からは建設課に事業は引き継がれることになりますが、引き続き合併処理浄化槽の普及推進に取り組んでまいりますので、議員各位におかれましてもご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。  議案第18号 令和2年度東秩父村合併処理浄化槽設置管理事業特別会計予算の内容説明は以上となります。  続きまして、議案第19号 令和2年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算の主な内容についてご説明いたしますので、資料の25ページ、予算書の170ページをお開きください。75歳以上の方が加入する後期高齢者医療保険は、埼玉県内の全市町村で構成する埼玉県後期高齢者医療広域連合が保険者となり、給付や保健事業並びに財政等の運営を行い、一方市町村は、保険料の徴収や各種の申請の受け付け及び相談業務など、被保険者にとって身近な窓口業務を担っております。したがいまして、特別会計では主に保険料の徴収と徴収された保険料を納付する経費等について計上したものであります。予算編成に当たりましては、令和元年度の実績見込みや保険料の軽減制度を勘案するとともに、広域連合の試算に基づき所要額を見積もったものであります。令和2年度の予算総額は3,900万円で、令和元年度と比較し、被保険者数が減になる見込みのため100万円の減額となっております。  初めに、歳入に関する事項でありますが、1款の保険料2,883万8,000円は、歳入総額の74%を占め、被保険者数を基に算定した広域連合の試算額を計上したもので、前年度比51万円、1.7%の減額となっております。  次に、4款1項の一般会計繰入金1,011万1,000円は、1目の一般管理や保険料徴収等に要する事務費分82万8,000円と、2目の保険基盤安定繰入金として保険料の軽減制度に基づく減額分を、県が4分の3、村が4分の1負担することとされておりますので、合わせた928万3,000円を計上したものであります。  26ページをお願いします。次に、歳出に関する事項でありますが、1款の総務費22万1,000円は、保険証や各種通知等の郵送料及び一般管理に要する経費と、主に口座振替手数料等の保険料徴収費を計上いたしました。  2款の後期高齢者医療広域連合納付金3,812万円は、歳出総額の97.7%を占め、徴収した保険料分2,883万7,000円と、一般会計から保険料軽減分として繰り入れた保険基盤安定制度に基づく負担分928万3,000円を広域連合へ納付するものです。後期高齢者医療保険料につきましても、引き続き適正な徴収に努めてまいります。  議案第19号 令和2年度東秩父村後期高齢者医療特別会計予算の内容説明は以上となります。  以上で議案第16号から議案第19号の内容説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田中秀雄議員) 続いて、簡易水道事業特別会計予算の内容の説明を求めます。  福島産業建設課長。               〔産業建設課長 福島則元君登壇〕 ◎産業建設課長(福島則元君) 議案第20号 令和2年度東秩父村簡易水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。お手元の資料、予算概要説明書では27ページ、予算書では177ページから簡易水道事業特別会計でございます。  それでは、予算概要説明書により説明させていただきますので、27ページを御覧ください。簡易水道事業特別会計の令和2年度予算の編成に当たっては、前年度に引き続き令和元年度から3年間をかけて公営企業法適用会計への移行を行います。令和4年4月1日に適用予定であり、公営企業会計を適用することにより経営、資産の状況の見える化を実施し、ストック情報や損益情報などの経営情報を的確に把握するとともに資産の状況を把握し、中長期的な収支見通しに基づく経営基盤の強化等を行うものです。また、水道が住民の日常生活に直結し、その健康を守るために欠くことのできないものであるため、老朽管等布設替え工事及び施設修繕工事を進め、水道施設並びにこれら周辺の清潔保持等、水道水の安心、安全で安定した供給に必要な施策を講じるなど、その能率的な運営を基本として予算を編成いたしました。予算総額は1億30万円とし、令和元年度と比較し10万円の増額となります。  歳入に関する事項では、1款分担金及び負担金25万3,000円は、構成比0.3%、前年度比1万2,000円の増となり、内容は、口径13ミリ1戸及び口径20ミリ1戸の新規加入を見込み計上したものです。  2款使用料及び手数料4,703万6,000円は、構成比46.9%、前年度比99万8,000円の減となり、前年度使用料及び手数料を見込み計上したものでございます。  3款繰入金5,201万8,000円は、構成比51.9%、前年度比114万6,000円の増となり、これは水道事業の運営に当たり、水道の果たす使命は住民生活や社会経済活動に不可欠の重要なライフラインとなっております。また、本村の特殊な地理的環境から使用料による独立採算は望めないため、引き続き施設費の償還額718万5,000円及び建設改良費3,325万6,000円、消火栓維持管理費60万5,000円、事務費1,097万2,000円を一般会計から繰り入れるものでございます。  4款繰越金94万円は、構成比0.9%、前年度比6万円の減となり、前年度からの繰越金を見込額として計上したものでございます。  28ページをお願いいたします。5款諸収入5万3,000円は、構成比0.0%、前年度同額となり、預金利子、破損損料費、消費税還付金、放射性物質検査等賠償金、水道施設設備保険金及びその他を計上したものでございます。  次に、歳出に関する事項です。1款総務費1,672万2,000円は、構成比16.7%、前年度比220万5,000円の増となり、水道事業に従事する職員1名分の人件費等の一般管理的経費、水道料金電算処理費及び公営企業法適用化支援業務委託費が主なものでございます。  2款衛生費6,826万9,000円は、構成比68.1%、前年度比204万4,000円の減となり、老朽管等布設替工事、施設修繕工事等、日常の保守点検並びに水道管理上の維持修繕や水質検査委託経費、水道庁車購入費等、水の安定供給を図っていくための経費でございます。  3款公債費1,436万9,000円は、構成比14.3%、前年度比1,000円の減となり、過年度事業借入金の元利償還に要する経費でございます。  4款予備費94万円は、構成比0.9%、前年度比6万円の減となり、予知し難い支出の増加に備えたものでございます。  以上で議案第20号 令和2年度東秩父村簡易水道事業特別会計予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 △延会の宣告 ○議長(田中秀雄議員) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会としたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(田中秀雄議員) 異議なしと認めます。  よって、本日はこれで延会とすることに決定しました。  これにて延会します。                                      (午後 2時27分)...