東秩父村議会 2018-11-29
11月29日-一般質問、議案説明、質疑、討論、採決-01号
平成30年 12月 定例会(第5回) 平成30年第5回(12月)東秩父村
議会定例会議事日程 (第1号) 平成30年11月29日(木曜日)午前10時00分開会 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸報告 日程第 4
委員会調査報告 日程第 5 一般質問 日程第 6 議案第49号 東秩父村バスターミナルの設置及び管理条例制定について 日程第 7 議案第50号 東秩父村和紙の里関連施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について 日程第 8 議案第51号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定について 日程第 9 議案第52号 平成30年度東秩父村
一般会計補正予算(第4号) 日程第10 議案第53号 平成30年度東秩父村
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第11 議案第54号 平成30年度東秩父村
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第55号 東秩父村監査委員の選任について 日程第13 選挙第 1号 東秩父村
選挙管理委員会委員の選挙について 日程第14 選挙第 2号 東秩父村
選挙管理委員会委員補充員の選挙について 日程第15 諮問第 1号
人権擁護委員候補者の推薦について 日程第16 閉会中の継続調査の申し出について出席議員(7名) 2番 百 瀬 浩 子 議員 3番 野 口 勝 則 議員 4番 田 中 秀 雄 議員 5番 高 野 貞 宜 議員 6番 福 島 重 次 議員 7番 渡 邉 均 議員 8番 松 澤 公 一 議員欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名 村 長 足 立 理 助 君 教 育 長 根 岸 敏 夫 君 総 務 課長 柴 原 正 君 企 画 財政 眞 下 哲 也 君 課 長 会計管理者 神 田 典 仁 君 税 務 課長 野 沢 秀 信 君 住 民 福祉 栗 島 正 行 君 保 健 衛生 宮 崎 士 朗 君 課 長 課 長 産 業 建設 福 島 則 元 君 教育委員会 山 崎 充 弘 君 課 長 事 務 局長 本会議に出席した事務局職員 事 務 局長 足 立 利 平 書 記 田 幡 裕 右
△開会及び開議の宣告
○議長(松澤公一議員) ただいまの出席議員は7人です。定足数に達しておりますので、平成30年第5回東秩父村議会定例会を開会します。 これより本日の会議を開きます。 (午前10時00分)
△議事日程の報告
○議長(松澤公一議員) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
△会議録署名議員の指名
○議長(松澤公一議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の署名議員は、会議規則第117条の規定により、4番、田中秀雄議員、5番、高野貞宜議員を指名します。
△会期の決定
○議長(松澤公一議員) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 ここで、さきに行われた
議会運営委員会の結果を議会運営委員長から報告していただきます。
高野議会運営委員長。 〔
議会運営委員会委員長 高野貞宜議員登壇〕
◆5番(高野貞宜議員) 皆さん、おはようございます。議席番号5番、高野貞宜です。議長の命によりまして、会期についてご報告を申し上げます。 去る平成30年11月22日木曜日、
議会運営委員会を開催し協議した結果、本定例会の会期につきましては、平成30年11月29日木曜日から30日金曜日の会期2日間とすることに決定しましたので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(松澤公一議員) お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から報告のあったとおり、本定例会の会期は本日29日から30日までの2日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 異議なしと認めます。 よって、会期は、本日29日から30日までの2日間と決定いたしました。
△諸報告
○議長(松澤公一議員) 日程第3、諸報告を行います。 本日の付議案件は、議案第49号 東秩父村バスターミナルの設置及び管理条例制定についてほか9件です。 次に、議案説明のため、村長ほか関係者の出席を求めております。その者の職氏名を一覧表にしてお手元に配付いたしましたから、ご了承ください。 次に、監査委員から、平成30年度8月分及び9月分に係る例月出納検査の報告がありますので、お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。 次に、9月定例会後の議会活動について報告をいたします。これについてもお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。 ここで、村長に招集の挨拶を求めます。 足立村長。 〔村長 足立理助君登壇〕
◎村長(足立理助君) 皆さん、おはようございます。議長から発言のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。 本日は、平成30年第5回東秩父村議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましてはご健勝にてご参会を賜り、ご審議をいただきますことに、衷心より厚く御礼申し上げます。 さて、9月12日に開会されました第4回議会定例会以降の東秩父村事業に関しましてのご報告をさせていただきます。 9月15日、槻川小学校の運動会、16日には敬老会、10月の3日には城山保育園の運動会が開催され、元気で楽しい様子を拝見させていただきました。 10月の2日、第35回
自衛消防総合訓練大会、21日には埼玉県
消防協会比企支部消防操法大会が開催され、両大会において上位に入賞の表章受賞をいただきました。 10月の18日から19日、岐阜県で和紙サミットが開催され、今後の和紙への取り組み方が協議されました。 11月の2日、第41回
日本スリーデーマーチが開催され、「和紙の里」から30キロコースとして多くのウォーカーが元気に出発されていきました。 11月の11日、平成30年度
比企広域市町村圏組合、
東秩父消防特別点検が行われました。団員の日ごろの練習の成果を拝見いたしました。 さて、本会議に提案します議案は、東秩父村バスターミナルの設置及び管理条例制定についてほか条例制定2件、平成30年度東秩父村
一般会計補正予算(第4号)ほか各
特別会計補正予算が2件、人事案件1件、合わせて7件であります。 それぞれの議案の詳細につきましては、日程に従いまして、その都度ご説明申し上げますので、慎重なるご審議の上、原案どおりのご決定をいただきますようお願い申し上げまして、招集の挨拶といたします。
○議長(松澤公一議員) 以上で、諸報告及び村長招集の挨拶を終わります。
△
委員会調査報告
○議長(松澤公一議員) 日程第4、
委員会調査報告を議題といたします。
総務産業常任委員長から
委員会調査報告書が提出されましたので、お手元に配付いたしました。 委員長に報告をお願いします。
福島総務産業常任委員長。 〔
総務産業常任委員会委員長 福島重次議員登壇〕
◆6番(福島重次議員) 6番、福島重次、議長より発言のお許しを得ましたので、
委員会調査報告をいたします。 平成30年11月29日 東秩父村議会議長 松 澤 公 一 様
総務産業常任委員会 委員長 福島重次 委 員 会 調 査 報 告 書 本委員会では、人口減少問題や地域公共交通についての調査・研究を実施いたしましたので、会議規則第72条の規定により下記のとおり報告します。 記 1 調査日時:平成30年10月15日(月)、16日(火) 場 所:新潟県岩船郡粟島浦村 出席者:福島委員長、高野副委員長、田中副議長、松澤議長 2 調査の概要 粟島浦村は、村の中心である東部の内浦と釜谷の2つの集落があります。人口339人、世帯数152世帯、平成25年と比較して人口4人、15世帯増加しています。 粟島浦村小中学校に入学を希望する児童や生徒を「しおかぜ留学」という形で受け入れ、島民との交流、粟島馬との交流などを中心とした自然豊かな中で個性的な教育体験をもとに、島の子どもたちと「しおかぜ留学」の子どもたちが共に社会に貢献する人となることを目的としています。現在小中学校で児童生徒数は、26名その内「しおかぜ留学生」は11名です。なお、留学生たちは、村が用意した寮で共同生活をしています。今後、村内に受け入れ家庭(里親)の協力を得て留学生の受け入れを実施する里親制度の導入を行っていく予定です。小中学校は校舎が併設されていて、校長1名で兼任しておりました。 宿泊業は、以前70軒の民宿があり、2億円弱の売り上げがあり粟島浦村で最も付加価値額の大きな産業で雇用へ貢献していました。現在では30軒となって、その原因は、少子高齢化や後継者不足によるもので、民宿業者の労働力を補うため今年から大学と域学連携を図り、夏休みの期間中に学生3人に1週間民宿の手伝いをお願いしています。 また、移住希望者が住宅を探すことが難しく、村は新たに建設する平地が少なく、民宿を廃業した家をリフォームして移住者に住んでもらいたいが、いろいろな理由で民宿を貸してもらえないそうです。 公共交通については、平成19年に施行された地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき、島内交通、航路、岩船港から村上市まで連携アクセスの活性化方策の事業計画が策定され、平成20年4月、国土交通省の認定を受け、各関係者からなる法定協議会で意見を集約しながら調査、計画策定、実証実験を行い、平成21年7月から平成23年までテスト運行の状況を分析し、平成24年から本土では岩船港から村上病院行きの
乗り合いタクシーを運行しています。なお、予約運行で運賃は区間により違います。島内では、国土交通省の
地域内フィーダー系統確保維持事業により交付金をもらって
市町村自家用有償運送にて
コミュニティバスを運行しています。バスは村が購入して維持管理も村が行い、バスの運転手は島民の人を臨時職員1名で対応し、島内の高齢者及び児童生徒の移動を目的として事業を進めています。平成29年度の
年間島民利用者数は2,268人、観光客を合わせて5,720人、島民利用料金は16~74歳まで100円、それ以外は無料で観光客は大人200円、子ども100円で利用できます。 自然豊かな島の暮らしは漁業や民宿といった産業に支えられ、島民一体となって人口減少問題等に取り組んでいることが伺えました。 3 東秩父村に参考になる点 (1)児童生徒が大幅減少した際には、小中学校校舎の併設とともに校長も1名の兼任によることが考えられる。 (2)「山村留学制度」の検討 (3)公共交通の乗客の減少が考えられ、村の補助金額が限界に達した場合、イーグルバスの撤退時には、
地域内フィーダー系統確保維持事業交付金により
村内小規模バス運行事業を展開する必要があると考える。 (4)自然環境保護の観点から
生活排水処理施設が整備されており、当村においては合併処理浄化槽の更なる推進を図る必要があると考える。 以上、
議会総務産業常任委員会の人口減少問題や地域公共交通についての調査・研究報告といたします。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) これで
委員会調査報告を終わります。
△一般質問
○議長(松澤公一議員) 日程第5、一般質問を行います。 ◇ 野 口 勝 則 議員
○議長(松澤公一議員) 通告順に従って質問を許します。 3番、野口勝則議員。 〔3番
野口勝則議員登壇〕
◆3番(野口勝則議員) 発言番号1番、議席番号3番、野口勝則です。議長のお許しをいただきましたので、通告書に従って質問いたします。 質問事項1、
移住促進住宅建設事業(公設アパート)について。 質問の要旨、
移住促進住宅建設事業については、今年7月20日の議会全員協議会において、企画財政課の説明を受け、この件については私なりに調査したところ、事業の予算規模、建設規模ともに本村にとって大変リスクの高い事業であることを感じました。本事業の成功を願い、次のことを質問します。 (1)、現在の計画世帯数では、2LDK6戸、1LDK4戸、合計10世帯の規模で計画していると聞いていますが、その背景にはどのような考えがあるのか、また最寄りの
賃貸住宅管理業者や金融機関などに対してどのような調査を行い、計画に反映したのかお伺いします。 (2)、建設事業の予算について、2億円を予定していると聞いていますが、工事発注別の予算の内訳と建築工事予算の試算においては、どのような設計計画のもと予算立てをしたのかお伺いします。 (3)、建築工事費や建設場所の立地条件、また最寄りの駅までの距離や公共交通機関の現状を踏まえた場合、家賃の設定額は幾らなのか、また賃貸住宅としての耐用年数に対するその間の修繕費や最終的な解体撤去費用などを建築工事費に加算した場合の合計金額と、その支出額に対して家賃収入は何%を見込んでいるのかお伺いします。 (4)、工事受注業者の選定方式としては、公正公平かつ適正な金額での発注を踏まえ、最低制限価格を設定した村内外業者への指名競争入札が適切と考えますが、どのような選定方式を予定しているのかお伺いします。
○議長(松澤公一議員) 質問事項1、
移住促進住宅建設事業(公設アパート)についての答弁を願います。
眞下企画財政課長。 〔企画財政課長 眞下哲也君登壇〕
◎企画財政課長(眞下哲也君) 野口勝則議員からの質問事項1、
移住促進住宅建設事業(公設アパート)についての(1)から(4)についてご答弁を申し上げます。 まず、(1)です。現在の計画世帯数合計10世帯の背景及び調査についての質問ですが、今回の事業については、平成28年に策定された「東秩父村人口ビジョン」において、当村の人口は2040年に1,625人、2060年には853人になるとの人口の推計がなされており、それを受けて、2060年において人口1,600人規模の人口を維持し、将来にわたって持続可能な村を目指すとしております。その目標を達成するための考え方として、1、村の地域資源や魅力を磨き、住みたくなる村をつくる。2、転入・転出・出産における障壁を緩和すること、この2つの視点に基づき、村に魅力を感じ、住みたい・住み続けたいと思う人をふやす政策を実施することとしたものです。 具体的な政策は、「まち・ひと・し
ごと創生総合戦略」を策定し、現在まで、毎年の評価を行いながら事業の促進に努めております。
移住促進住宅建設事業は、本年度取り組んでおります移住体験施設と連動したもので、「住まいの確保」として、転入者の増加や転出数の緩和につなげるため、生活の基盤である住む場所の提供を行い、移住希望者の受け皿の確保、また転入のきっかけづくりとして住宅建設に取り組む事業です。 平成30年度の現在までの進捗状況は、5月に政策調整会議及び政策会議において、「将来を展望する上で村内に移住を希望する方の受け入れ先を確保することは重要である」という考えから、
移住促進住宅建設事業に対する方向性を決定し、7月には課長会議及び議会全員協議会で事業の説明を行い、ご意見等をいただきました。8月に入り、区長会議に事業についての説明をした後、区長の皆様からご意見等を伺い、8月31日には地元説明会を開催させていただきました。10月には建設予定地の境界確認を実施し、用地取得に向けた手続を行っております。また、
移住促進住宅建設予定地整備工事を発注し、平成31年度建設に向けた準備を進めているところです。 当初の計画では、20世帯の住宅を予定しておりましたが、村内就労者の移住アンケートや現在進んでいる
特別養護老人ホーム「つきがわ」の入居者情報、村外から勤務している役場職員の聞き取り調査などを行い、平成31年度に建設する世帯を10世帯と決めたところです。また、議会や区長会議、地元説明会で説明した想定計画、当時2LDK6戸、1LDK4戸については、その後、移住促進及び子育て世帯、若者世代の入居を想定することを踏まえ、現在予定の間取りについては、2LDKが6戸、3LDKが4戸を建設することとしています。今後、移住希望者の状況や地域の生活環境等を考慮するとともに、空き家活用の取り組みを進め、状況に応じて建設規模の拡充を考えていきたいと考えております。(1)の質問については以上となります。 続いて、(2)、
建設事業費予定額2億円の工事発注別の予算の内訳及びどのような設計計画のもと予算立てをしたのかの質問についてですが、今回の事業において、当初計画では20棟を建設し、進入路及び外構工事など附帯工事を含めた見積もりを3業者より徴取した結果、2億5,000万円から3億8,000万円の金額が提示されました。先ほどご説明したとおり、今回10棟の計画で進めることとしたため、1LDK4戸、2LDK4戸、3LDK2戸とした見積もりを再度徴したところ、1億2,000万円から2億2,000万円の金額が示されております。建物の種類や構造等が違うため、大きな差があります。現段階で計画している建物の大きさは、2LDKが6戸、3LDKが4戸を予定しておりますので、それをもとに工事発注別の予算の内訳は次のとおりとなります。 工事価格は、10戸分1億1,660万円、内訳は2LDK、1世帯20坪、1坪55万円として計算し、2LDK6戸が6,600万円、3LDK、1世帯23坪で4戸の計算を行うと5,060万円、10戸の延べ床面積は701.72平米となります。外構工事として、整地、舗装、水道、浄化槽、排水、フェンス等に充てる費用として2,940万円、設計管理費200万円、手続費用500万円、附帯施設等(
コミュニティースペース、物置、その他の要望に対する雑工)として1,700万円の合計1億7,000万円、それに消費税を加えて1億8,700万円となります。 また、参考にした村営住宅の新井住宅及び皆谷住宅の建設に関する費用は、新井住宅では建設工事のみで1億1,881万500円、造成費や設計費等の関係する事業費の合計は1億6,622万9,831円、皆谷住宅では建設工事のみで1億2,813万2,000円、同じく造成費や設計費等関係する事業費の合計は1億7,276万1,900円となっており、徴取した見積もりも参考に積算をしています。 この事業においては、提案による「
公募型プロポーザル方式」で業者選定を行いたいと考えており、上限を明示し、その範囲内で、最も有効ですぐれた成果が期待できる業者を選定いたします。予算額については、7月20日に行われた議会全員協議会での説明時では2億円を想定としておりましたが、平成31年度当初予算要求時点において、事業費1億8,700万円を予算計上したいと考えております。(2)については以上となります。 続いて、(3)、建設場所を踏まえた家賃の設定、また賃貸住宅の耐用年数に係る修繕費、最終的な撤去費用などを考慮した支出額に対する家賃収入の割合についての質問ですけれども、家賃設定額については、過去に村内で賃貸住宅の建設がないため、小川町を参考に、公共交通の利便性、生活利便性等を考慮し、減額率10%から20%を見込んだ上で概算の家賃を設定した場合の家賃設定が妥当と考えております。 予定では、2LDK4万4,000円、3LDK5万円を想定し、事業期間は30年として今後の家賃収入を計算すると、2LDKでは4万4,000円掛ける12カ月の6戸掛ける30年、9,504万円、3LDKについては家賃が5万円掛ける12カ月掛ける4戸の30年ということで7,200万円です。合計すると1億6,704万円で、入居率80%とすると、80%を掛けた1億3,363万2,000円となります。この家賃に5%から10%程度の管理費がかかるため、約1億2,000万から1億3,000万円の家賃収入と考えられます。当初予算要求額を事業費とすると、家賃収入は事業費の65%から70%となり、営利目的ではなく運営するものです。 具体的な財源計画では、事業費を1億8,700万円とした場合、過疎対策事業債の交付税措置額9,800万円、
ふるさと創造資金の県の補助金1,500万円を差し引いた7,400万円が一般財源として村単独の支出となります。家賃収入は、村単独で支出する一般財源を超える額であり、収入の一部は今後の維持経費及び入居者の家賃の負担軽減を図る財源に活用する予定です。 15年経過後には、外壁の改修、塗りかえ等が想定されますが、村がオーナーという位置づけから、改修経費はかかってくることとなります。その他規模の大きい修繕工事、最終的な解体費用においても対応しなければならないと考えております。しかし、他の公共施設同様、移住促進住宅においても村の所有物であり、維持管理費用については必要経費であるとともに、移住促進住宅の建設目的である移住・定住を図る上で重要な施設の一つとして捉えております。 なお、入居者の利便性及び確保の観点から、金額を抑えた形で家賃設定をしていきたいと思っております。(3)の質問については以上となります。 続いて、(4)、工事受注者の選定方式をどのように予定しているのかの質問についてですけれども、この事業は、設計、建設、管理、運営まで総合的な提案による「
公募型プロポーザル方式」での業者選定を考えております。
プロポーザル方式は、企業・技術者の技術力等を評価して業者を特定するもので、業務の内容が技術的に高度なもの、または専門的な技術が要求される業務であり、提出された技術提案に基づいて仕様を作成するほうが、すぐれた成果を期待できる場合に適用する方式です。 この
プロポーザル方式を活用する理由の大きな目的は、賃貸住宅の管理運営部分がどの程度充実をしているかが重要になると考えております。契約管理においては、入居者の契約・更新手続、退居・精算手続、24時間休日夜間の緊急対応等、家賃管理では、家賃の回収、敷金預かり、賃貸収入報告等、
入居者あっせん業務では入居者募集、空き室の情報発信等、建物管理では、建物定期点検・報告書の送付、空室の清掃管理、部屋設備・建物設備・建物本体修繕等の実施等、総合的な管理運営のため取り入れるものです。また、一括発注による責任体制の明確化、当該業務の品質の確保、業務履行の確実性、予期せぬ追加費用の発生等が少なく、契約履行の確実性が非常に高いことなども今回の
プロポーザル方式を採用する理由となります。 現在
プロポーザル方式での募集要領作成に取り組んでおり、事業期間、募集要件、募集選定手続、提案の審査及び選定に関する事項等を協議し、平成31年度4月に募集要領等を提示できるように進めております。将来の今後30年を見据えた中で、一括発注することによって村の負担軽減を図ることができると考えます。 以上のとおり、段階的に準備を行い、現在着工している移住体験建設事業及び空き家の活用、移住定住に向けた各種の施策を徐々に拡充し、魅力ある村の実現に向けた取り組みを実施していくこととしていますので、今後ともご理解、ご協力をお願いいたしまして、野口勝則議員の一般質問の答弁とさせていただきます。
○議長(松澤公一議員)
眞下企画財政課長の答弁が終わりました。 再質問を許します。 野口勝則議員。
◆3番(野口勝則議員) それでは初めに、住民福祉課長に伺いますが、先ほどの答弁では、計画世帯数が10世帯ということなのですけれども、現在建設中の
特別養護老人ホーム就労者の入居も考慮してとの説明を受けています。現在の就労者の入居見込み数の状況と、その状況を踏まえた場合、計画世帯数は妥当な数と思いますか。また、見解をお伺いしますが、手短にお願いします。
○議長(松澤公一議員) 栗島住民福祉課長。
◎住民福祉課長(栗島正行君) 野口議員からの再質問にお答えいたします。 現在のところ、
特別養護老人ホーム「つきがわ」における就労希望者の予定ですが、介護にかかわる職員については30名程度の就労の予定となっております。また、看護師等有資格者についても、予定数5名のところ3名程度就労が決定しているといった状況となっております。 就労希望者のうち就労に伴い引っ越しが必要な方は、今のところ1名と聞いておりますが、
特別養護老人ホームは平成31年4月に開所予定となっており、その段階では移住促進住宅は完成しておりませんので、他自治体に居住することと思いますので、
特別養護老人ホーム就労者で移住促進住宅に入居見込み数については現在のところありません。 ただ、そういった方が、アパートの契約期間を過ぎた後、より就労先に近い移住促進住宅へ移住していただけるケースもあるかと思います。また、
特別養護老人ホームの雇用については、介護職についてはまだ必要なこと、就労した方が退職する場合もありますので、施設としても恒常的に求人を行う必要があるため、近隣に居住先があるのは、施設としても求人のアピールになるかと思いますので、10世帯分の施設は妥当だと考えられます。 以上となります。
○議長(松澤公一議員) 3番、野口勝則議員。
◆3番(野口勝則議員) 続きまして、建設予定地についてちょっと質問をさせていただきます。 建設予定地については、賃貸集合住宅完成後においても、敷地面積にゆとりがあるため、定住促進に向けてさまざまな計画が可能だと感じています。現在の予定では、後の建設規模拡充に備え、予備地として考えているようですが、建築規模は現在の計画数の世帯数の半数程度にとどめ、住宅建築分譲販売地としての利用は、さらなる定住促進事業の成功の一翼の担い手だと思います。 そこで、税務課長に伺いますが、賃貸住宅は村が所有者となるため、土地建物に係る固定資産税は非課税となり、税収としてはプラスになりません。先ほど提案したように、土地を分譲販売する方法なら、確実な定住促進にもつながり、なおかつ税収増も見込めると思われますが、税収面において、賃貸住宅建設のみの計画と比較し、将来にわたりどちらが村や村民にとって有益だと思われますか、端的にお願いいたします。
○議長(松澤公一議員) 野沢税務課長。
◎税務課長(野沢秀信君) 野口勝則議員の質問について回答いたします。 結論から申しますと、移住促進住宅の建設と土地の分譲販売で比較いたしますと、税収面におきまして土地分譲販売が有利であると考えます。移住促進住宅は、村の所有であるため、固定資産税を土地、家屋に課税することはできず、税収はありません。土地の分譲販売をする場合には、個人や法人に販売すると考えられ、その土地を課税することができます。また、家屋を建築していただければ、その家屋の固定資産税を課税でき、納税していただくことで村にとって税収面でのプラスになるというふうに考えております。 以上です。
○議長(松澤公一議員) 3番、野口勝則議員。
◆3番(野口勝則議員) 企画財政課長に伺いますが、先ほど答弁の中に、アンケート調査を考慮してとのことですが、実際の入居率については本当に疑問に思うところでございます。また、地元説明会においても、このような同様の意見が出ておりますが、担当者から、満室にするための努力は行うが、満室となってしまうと、その後入居を希望する方に提供する部屋がなくなってしまい、必ずしも満室状態を維持するものではないといった説明があったようです。空室状況がもともと予想されるのであれば、最初から計画数を減らすべきだと思います。 また、本事業については、村内初のアパート建設であるとのことを踏まえ、個人的な調査として最寄りの
賃貸住宅管理業者に意見を伺いました。その結果、小川町周辺においても、新築後10年前後で空室が目立つ状況であると聞きました。また、村の事業として営利目的でないことを加味した場合においても、計画世帯数は現在の4室程度で計画したほうがよいとのことを伺っております。 以上のことについては、後日企画財政課長にもご同行いただきましたので、十分理解していただいているものと思いますが、直接話を聞かせてもらいましたが、再度ここでお話しすることで、賃貸管理業者の専門的意見として十分理解していただけるものと思います。 また、金融機関からの意見としては、近年賃貸住宅建設に対する融資においては、アパート経営が難しいことから、審査基準も著しく融資が受けにくい状況にあるとのことで、郊外での建設については、経営が頓挫するケースも起きているとのことでした。 以上の実情と専門的意見を踏まえ、計画世帯数を減らすべきだと思いますが、いかがでしょうか、端的にお答えください。
○議長(松澤公一議員)
眞下企画財政課長。
◎企画財政課長(眞下哲也君) ただいまの野口議員の再質問に答弁させていただきます。 まず、今回の移住促進住宅については、移住を希望する方の受け入れの場所として建設することを考えております。現在空き家バンク等に登録される方が少ない中、移住を希望する方、役場の窓口に訪れた方については、平成29年度が3件、4月になって平成30年度に入り、今現在で8件ございました。近隣で事業を展開する体験住宅の意向調査、意向の把握、それから入居者のニーズ、また県外に同じような移住促進住宅を建設した自治体等の状況等を調査する中で、10棟という棟数については妥当であると考えております。 また、入居者が入居されてから空き家等に移住する流れを想定すると、空き室状況が発生するということは考えられますが、災害発生時や緊急時等に住宅が必要になってくるということが、緊急的な場合が考えられます。そういったときの住宅提供としても活用できると考えております。移住を考える方の受け皿ということで今回の建設を行っていきますが、対応可能な住宅として建設するということでありますので、必要数の棟数であると、こちらでは認識をしております。 以上です。
○議長(松澤公一議員) 3番、野口勝則議員。
◆3番(野口勝則議員) ありがとうございました。続いて、(4)番の質問に入りたいと思います。 この質問では、1つ目に、設計、建設、管理、運営までを一括発注がよいか、業種別の分離発注がよいのか、2つ目に公募型プロポーザルによる選定方式がよいのか、従来どおりの競争入札がよいのかの2点が論点になります。はばかりながら、この場で申し上げますと、私も1級建築士であり、今までアパート等の設計や施工、そのような工事実績もございます。そうしたところで、今回の質問に対して、再質問においては、私なりの意見を言った後に再質問を行いたいと思いますので、よろしくお願いします。 初めに、(4)番の中で、「
プロポーザル方式は、企業・技術者の技術力を評価して業者を選定するもので、業務の内容が技術的に高度なもの、または専門的な技術が要求される業務で、提出された技術提案に基づいて仕様を作成するほうがすぐれた成果を期待できる場合に適用する方式です」と、このように答弁をいただいているわけですけれども、実際ここに該当する業務と考えますと、設計業務が該当すると思います。また、その理由は、競争入札の金額だけの比較というのでは、実際設計業務のその設計者の実力というのは判断できません。大事なのは、設計業務においては、設計力、いわゆるセンスというものが大事になってきますので、そういったところからしますと、プロポーザルというのも取り入れてもいいのではないかと思います。ちなみにこういったところでは、予算が安いのをとるか、それともプラン的にいいものをとるかというところの選択になるのだと思います。 ちなみに工事施工業務については、賃貸集合住宅そのものが小住宅をくっつけてつくったようなものですので、施工業務に関しては、特別専門的な、特別な技術は特に必要ないのではないか、このように思います。 続きまして、
プロポーザル方式を活用する理由の大きな目的ということで、「賃貸住宅の管理運営部門がどの程度充実しているかが重要になると考えています」とのことですが、この中に契約管理においては、入居者の契約だとか、家賃管理では家賃の回収であるとか、
入居者あっせん業務では、入居者募集、空室状況発信等、建物定期点検、総合的な運営管理のため取り入れるものですとか、いろいろ業務の内容を言われておりますが、ここに関しては、通常
賃貸住宅管理業者であれば、至極当たり前の内容ですので、プロポーザルというよりも、管理手数料の比較であるとか、業績を見て随意契約によって選定するのがいいのではないかと、このように思います。 ちなみに業務委託物件ですか、これが、そこに賃貸住宅の管理会社、それはやっぱり近いほうがいいと思います。というのは、やっぱり何かあったときに管理業者がすぐ行けるというところでは、やっぱり入居者の方も安心していただけると思いますので、どこか遠くのほうの管理業者よりは早く行けると思いますので、そのほうがよろしいかと思います。 次に、一括発注による
プロポーザル方式の採用についてですが、この部分の理由については、ちょっと申し上げにくいのですけれども、机上の空論にすぎません。責任体制の明確化、品質の確立、業務履行の確実性、そういったことを言われておりますが、ほぼ逆であると言えます。一括発注では、自社設計と自社施工ということになります。それに対して自社管理と自社検査ということになりますので、全てにおいて自由に施工できる状態となります。手抜き工事や設計書に合わない資材を使うということも実際は可能であります。設計どおりにつくらなくても、発注者には、なかなかそれが実際の現場というのは見抜けないといったことが、これが本当に現場の状況ではあるのです。そういったことは、ほとんど皆さんはわかりません。そういったところで一括ではないほうがよろしいかと思います。 ちなみに5月29日に放送された「ガイアの夜明け」、ここでは大手賃貸住宅メーカーの建築基準法違反や手抜き工事が発覚したこともあります。そういったこと等は実例としてありますので、よくご検討していただきたいと思います。 一方、分離発注では、設計業者と施工業者がお互い監視し合う関係になります。手抜き工事や設計ミスの防止、そういったことにもつながって、予期せぬ事態も避けることができます。また、予算の大部分を占める建設施工工事については、プロポーザル選定方式では予算額が請負額になりやすく、競争入札では施工業者による価格競争のため、請負金額が低くなるので、村の負担の軽減にもつながります。 以上のことから、この事業に関しましては、一括発注よりも分離発注のほうがいいということが言えると思います。 また、
プロポーザル方式がよいか指名競争入札がよいかということになりますが、設計については、プロポーザルのほうがよりよい設計ができるということは言えるかもしれません。ただし、施工業務に関しては、あくまでも設計を行った上で、その設計図書に従って、仕様書だとか、そういったものに従って工事というのは行われるわけなので、施工業者が勝手に適当なことをつくることはできません。だから、設計がよければ、それなりの形のものができますし、そういったところでは、やっぱりプロポーザルというのは設計であって、施工に関してはやっぱり金額を抑えるためにも指名競争入札とか、そういった方法のほうがよいのではないかと思いますが、実際企画財政課長はどういうふうに判断されますか、簡単にお答えください。
○議長(松澤公一議員)
眞下企画財政課長。
◎企画財政課長(眞下哲也君) 先ほどの野口議員の質問に答弁したいと思います。
プロポーザル方式の利点、それから別のいろいろな小分けに出したときの利点、さまざま、どちらも考える部分はあります。今回の賃貸住宅の建設について、
プロポーザル方式をして、先ほど申したように、設計、建設、管理、運営まで一貫性を持った形で行っていただくのがいいのではないかということで今のところ考えております。 その一つとして、先ほどもありましたように、責任の明確化というところが大きくなります。例えば入居された方が何かトラブルがあって、水が出ない、何か壊れたというような話の中でいった場合に、家の建てた部分がわかる、それから早い対応ができるというような形をとって、入居している方の安全安心を守りたいというところから、全てを一括しての一貫性を持った
プロポーザル方式を採用していきたいと考えたところです。 どちらも一長一短あると思われますが、長い年数を考えた場合、建てて30年、40年ずっと利用されるというようなところから考えたときに、その責任のあり方がずっと続くというような形にもなります。そういう部分、将来に向けてのリスクを回避できればということで、今回そういうふうな形をとりたいと考えていたところです。 先ほど申し上げましたとおり、分割発注のメリットは十分わかります。ただ、長い目で見た場合のとき、どっちがよかったのかなというのを判断させてもらって、プロポーザルの一貫性ということで今回申し上げさせていただいております。
○議長(松澤公一議員) 野口勝則議員。
◆3番(野口勝則議員) ありがとうございました。確かにそちらの担当課においていろいろ検討されて、そのような判断された、今そういったような計画で進んでいるということなでしょうけれども、やっぱり工事をするには、多少の一長一短というのはあるのは私もわかります。ですが、プロポーザルでない、大手だとか、そういった住宅メーカーでないものが、そこまでのものが仮になかったとしても、やっぱり村において計画する事業というのは、今回規模が2億円です。その2億円というのは、私は税務課長にも伺いましたけれども、2億5,000万円、年間の東秩父の税収が。2億5,000万円しかないところに持ってきて、2億の上の事業費を、それを計画して、例えばプロポーザルによって東京のほうの業者だとか、そんなほうのところに仕事を出してしまうというのは、これはやっぱり村民にとっては何の利益もならないです。 やっぱり税務課長も税収面では言われていましたけれども、この2億円というのを使うことによって、村内の人が潤う、建設業者に流れれば、さまざまな職業の人にお金が行きます。それが、大手だとか、そういったところから比べて、管理運営部門だとかが多少落ちたとしても、やっぱり東秩父村としては地元に絶対これは落とすべきなのだと思います。それを行えないようであるのであれば、私は考え方がもう違っているのではないかと、このように思います。 続けて、ちょっとお聞きしたいことがあるのですけれども、これは定例課長会議要綱、概要ですね。これは、今年の7月13日に行われたものなのですけれども、その中の資料の一部に、事業の推進の課題ということがありまして、そこのところに「村内業者施工は」ということが盛り込まれております。その中の一文で、「村内業者への発注は考えていない」と、このようにうたい込まれているというのは、これを私は見た瞬間に、村内業者排除ありきの計画なのかなと、このように捉えました。このことについてはどのように説明いたしますか。よろしくお願いします。
○議長(松澤公一議員)
眞下企画財政課長。
◎企画財政課長(眞下哲也君) 先ほどのような村内業者を排除するというような考え等々持っておりません。先ほど申し上げました、将来を見据えた中で、今後の入居者の関係、それから村としてこの事業を進めるに当たって、どちらが有利で、今後のことを考えた場合にいいのかというところ、それからまた村内業者さんが、まだまだいろんな形で村の建設事業等にもかかわってきていただいておりますので、そういう部分は今後とも同じような形で継続させていただきたいとは思っております。 今回の部分については、長いスパンを考えたところの、この方式をやっていくのがいいのではないかということで説明をさせていただいたところです。
○議長(松澤公一議員) 野口勝則議員。
◆3番(野口勝則議員) これまでも東秩父の業者、村の建設事業においてはさまざまな事業を行っております。和紙センターの一連の工事、バスターミナル、農協の直売所の、そういったことも、私は当時指名業者に入っていましたが、そういった点で知っていますが、そういったところも予算のときに、なかなか入札にかけて落札にならなかった。でも、そこのところをどうにか対応してきたというのは、東秩父の地元の業者が金額的にも抑えて、それで村の計画に沿うようにやってきたわけであります。そういった実績をやっぱり考えるというと、30年がどうのこうのと言われますけれども、30年とて、大手住宅だとかほかの公募型のプロポーザルで選定された業者というのは、必ずしも生き残っていくとは限らないです。会社組織ですから、倒産となれば、それでもう責任はないです。でも、村内の業者というのは、工事事業の責任ですので、倒産はありません。やっぱりそこに、東秩父に職人がいる限りは、ちゃんと責任を持って対応してもらえるわけだと思います。 ですから、そういったことを、やっぱり村の方は、どれだけ今まで東秩父に貢献してきたのか、そういったことを各課長さん方がよく考えていただいて、この公募型によるプロポーザルというのが果たして本当に村にいいのかどうか、この辺をよく考えてみてください。 では続きまして、私は今回、話の流れの中で、常に話をする中で、大手住宅メーカーというのが基準にあるような気がするのです。そこで、私は今回ずっといろいろ調査を行いました。眞下課長のほうにもいろいろ資料の提出とかを求めましたけれども、やっぱりそういった中でも気になる部分があります。 例えば政策調整会議、これは今年の5月1日に行われたものの会議録なのですけれども、これをずっと見ますというと、この中に、各ページと言っていいように、大手住宅メーカーというのがみんな書かれているのです。あくまでも大手住宅メーカーを基準に東秩父の業者はどうなのだろうか。中には、各課長さんの中で、こういったことであれば村の業者に仕事をしてもらえるのではないだろうかとか、そのような意見も確かに上がっております。ただ、こういった会議の場において、これだけ大手住宅メーカーということがばんばん出てくるよということでは、これはもう何らかの、私個人的には癒着関係が生じているのではないかと、このように思ってしまったりもするのです。こういったことというのは、やっぱり話が伝われば、誰でもがそういうふうに感じてしまうところだと思います。だから、こういった資料を見たときに、本当に私はちょっとショックを受けました。 また、中にはすごく、議会に対しても多少強引に押し通す覚悟が必要であるとか、こういう言葉が執行部の会議の中で言われているのだなとすれば、本来村で事業を進めるのにおいて、意見の交換とか、そういったものが対等にできていないのではないかと、そういう環境ではないのではないかと思います。 私も実際今まで、これについては議会のほうで説明も受けました。そういったときに、私は私なりの意見を申し上げました。多分それは、住民説明会の中でも出ているのだと思います。ただ、やっぱりどこでも同じように、住民説明会に行った人でも、聞きましたけれども、言われているのが、もう決定であって、私たちやほかの者が何を言っても通じない、そういうふうにみんなおっしゃるのです。これは地元住民にしてもそうですし、私自身もそういうふうに感じました。そういったところで、やっぱりこの計画というのを進めていく上で、もうちょっとオープンにして、大勢の人からの意見を聞いてやっていただくのがいいのではないかと思います。 今回、正直言ってどこまで追及しようか非常に迷いました。本当は、実を言うとまだまだ支度してあります。ただ、そんなことをやっていても決していい方向には行かない。今後は、建設的な協議というのをやっぱり持った上でいろいろ事業を進めていただきたいと思っていますので、この辺で質問のほうはしませんが、最後に足立村長に伺いますが、今までのやりとりとか、そういった私からの意見を聞いていただいたと思うのですけれども、その辺でどういうふうに村長はお感じになられたか、よろしくお願いします。
○議長(松澤公一議員) 足立村長。
◎村長(足立理助君) 今までの協議の中で野口議員からどのような捉え方をしたかという問題について、私なりに少し話をさせていただきます。 野口議員も非常に専門的なテリトリーを持って、ましてや自分の職業が建築家で1級建築士を持っているという視点から、さまざまな高所からの知見をご提案いただいております。私もすばらしいことだと思っております。 今回の人口減少に備えた
移住促進住宅建設事業に関しては、ここへずっと定着をするのではないという、要するにできたら二、三年でここへ仮に住んでいただきまして、その人たちが、この村にある空き家とか空き地とか、そういうものをみずからが探し求めて、そこに住んでいただくというのが本来の目的であります。そういう視点から、おそらく今度のこのような考えを組み立てる企画財政課としても、どうして外部からの移住者にアピールできるのかということが大きな目的であったと思います。 私も、野口議員からこの一般質問を受けたときに、実は滑川に友達がありまして、大手の住宅メーカーにそれこそ20棟以上のところを4カ所ぐらい貸している友人がいまして、今どういうふうになっていますかということを聞いたら、何ら心配ないと。やはり外部からの情報を常に求めている。それには、やはりこの地域だけではなくて、メディアとか自分たちのノウハウをそろえて、空き家が今本当に一つもないというようなことをつい最近聞きました。あっ、なるほど、ここに大きな差があるのかなと思いました。 おそらく私どもも、自分も建設業でしたから、地元の業者を潤すということに対しては全くそのとおりであります。何ら問題ないと思っています。私もこの事業を進めるに当たって、それでは例えばプロポーザルで大手の業者を入れたときに、地元の業者は使えないのかと言いました。そうしたら、いや、地元の業者でも幾らでも使えます。私どもに登録していただければ、幾らでも働いてくださいというような意見までも聞きましたので、そういうところはまた考え方がさまざまなところであるかと思いますけれども。 実はこの事業は、やっぱり30年間にわたる維持管理というものになると、果たして東秩父村の器の小さい器でやって、外部からの移住者を確保できるのかというのが大きな問題です。今回移住のこの住宅を計画するに当たりましては、先ほど言いましたように、特養の問題もそうでしたけれども、役場職員の問題もそうでした。どこに住まいがあるのかというと、東秩父村にはなかなか住まいがないから、どうしても小川とか滑川さんとか、近隣のところへ移住せざるを得ないというような意見で、今回こういうような計画に至っていると思います。 私は、一つの企画、また全課長が取り組みましてやっている問題が、決して一方的な考えではないと思っています。しかしながら、今回ご提言をいただきました、さまざまな角度からのところは、もう一回再認識するようなところもあるのかと思いますけれども、こういうところを、きょうの一般質問の中からいろいろ議論しながら、この事業が議員のご指摘のありましたように、本事業の成功を願い私は質問するというような根本がありますので、私どもも全くそれには同感でありまして、着実にこの事業が進んで、やっぱり将来に向けた人口減少に対する備えをできればと思っております。本当にすばらしい質問をいただきましてありがとうございました。
○議長(松澤公一議員) 野口勝則議員。
◆3番(野口勝則議員) ここに平成31年度予算編成方針というものが、これは企画財政課でつくられたものだと思うのですけれども、こういうものができており、見てみますと、基本方針が書かれております。全職員の英知を結集し、より公平公正な村政の実現を目指す予算編成とすること。2、所属長は、主体性と責任を持って全職員の意見を十分に踏まえるとともに、村民の目線や思いに立ち、住民が何を望んでいるのか、さまざまな観点から徹底的な精査、見直しに取り組むこと。また、3番目には、各種事業の財源は、村民の皆様からお預かりした税金であることを念頭に置き……
○議長(松澤公一議員) 野口議員、持ち時間が経過しましたので、速やかに……
◆3番(野口勝則議員) 終わります。最大限の効果を上げられるようにということであります。 以上のことですから、貴重なお金ですので、やはり村民が喜んでもらえるようなお金の使い方をお願いいたします。 以上です。 ◇ 百 瀬 浩 子 議員
○議長(松澤公一議員) 続いて、一般質問を許します。 2番、百瀬浩子議員。 〔2番 百瀬浩子議員登壇〕
◆2番(百瀬浩子議員) 発言番号2番、議席番号2番、議長のお許しをいただきましたので、通告書に従って質問いたします。 質問事項1、東秩父村の文化芸能活動について、質問の要旨、(1)、第5次東秩父村総合振興計画後期基本計画においてどのような位置づけがなされているか。 (2)、国や県からの支援制度とその活用実績について。 (3)、大学や高校等との連携協力についてどのような取り組みや考えがあるか。包括協定を締結していくための具体的な案があるか。 (4)、郷土芸能による交流人口をふやすため、演じ手のほかにも、語り部としての解説力を持った人材の育成も必要であると考えるが、村としてどのような取り組みができるのか。 (5)、交流人口をふやして村の振興を図るために新たな団体を立ち上げる場合、村からはどのような支援を受けられるのか。 以上、5項目についてお願いいたします。
○議長(松澤公一議員) 質問事項1、東秩父村の文化芸能活動についての答弁を願います。 山崎教育委員会事務局長。 〔教育委員会事務局長 山崎充弘君登壇〕
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) それでは、百瀬浩子議員からの質問事項1、東秩父村の文化芸能活動についてのご質問についてご答弁申し上げます。 (1)、第5次東秩父村総合振興計画後期基本計画においてどのような位置づけがなされているかという質問にお答えいたします。 文化芸能活動につきまして、地域の伝統文化である獅子舞、神楽、神送りなどは、本村の歴史や風土の中で育まれ、今日まで受け継がれてきたものです。地域に根差した特色ある伝統文化は、地域住民の心のよりどころであり、生活と密着した伝統的な文化でもあります。こうした伝統文化は、青少年の健全育成や地域の歴史や伝統文化などを正しく理解する上で欠くことのできない生きた資料となります。この貴重な伝統文化を保存・継承することが、新しい文化の創造の基礎となることとして位置づけています。 続きまして、(2)、国や県からの支援制度とその活用実績についてという質問にお答えいたします。 支援制度につきましては、芸術文化振興基金による助成があります。この基金は、政府からの出資金と民間からの出捐金を原資とした運用益により、文化芸術活動に対して助成を行っています。助成対象となる活動は、芸術家及び芸術団体が行う芸術の創造・普及活動、地域の文化振興を目的として行う活動、文化に関する団体が行う文化の振興・普及活動となっています。また、埼玉県では、埼玉県振興基金による次世代未来サポート、伝統芸能サポート、活動成果サポートの3つの助成事業があります。いずれの支援制度も、イベント開催に伴う会場設営費や人件費、宣伝料等が対象経費となり、恒常的な運営費や財産となるものの購入費、練習に要する費用については対象外となっております。 活動実績といたしましては、昨年、大内沢浅間神社の獅子舞映像記録を一般財団法人地域創造の助成を活用して作成いたしました。この事業の助成額は、対象事業費の3分の2以内、200万円を上限となっており、今回の事業費102万6,000円に対し助成金68万4,000円があり、実質34万2,000円で作成することができました。 そのほか宝くじのコミュニティ助成事業を活用し、コミュニティー活動に直接必要な備品など250万円を上限として助成され、平成27年度に川下区自治会、平成29年度に井戸区自治会が助成申請し、採択され、和太鼓を購入した実績があります。 続きまして、(3)、大学や高校等との連携協力についてどのような取り組みや考えがあるか、包括協定を締結していくための具体的な案があるかという質問にお答えいたします。 文化芸能関係ではありませんが、本村の大学や高校等の連携協力については、昨年11月埼玉大学の学生が「知事との意見交換会」の際に提言された「バスに対する愛着を深めるため地元高校と連携したマイベンチの作製」に基づき、秩父農工科学高校森林科学科の生徒の皆さんが、学校演習林のヒノキ間伐材を使用し、作製したベンチを村内のバス停に設置するというものがありました。また、本年8月4日には、創価大学の学生による観光プランの発表会がコミュニティーセンターやまなみで開催されました。大学生による1年にわたってリサーチをしてきた分析結果と観光振興プランを発表するという事例がありました。 包括協定に関する取り組みとして、他の自治体の事例ですが、本年7月19日に「小川町と埼玉県立小川高等学校との連携協力に関する包括協定」を締結しています。この協定は、小川町並びに小川高校が連携・協力し、地域社会の発展や地域人材の育成など地方創生を図ることを目的とし、教育・文化・スポーツの発展と振興、人材育成、地域コミュニティーの発展、社会福祉や安全・安心の充実、ふるさと創生などの地域の魅力づくり、小川和紙の普及を初め地域資源を活用した産業振興等の事項が挙げられています。 具体的なものとして、小川高校生が振り込め詐欺等の犯罪被害防止を促すアナウンス、小川小学校下里分校跡地を利用したカフェ「モザート」のメニュー開発、七夕まつりの司会、運営補助等が既に連携・協力されています。このほか平成29年2月8日に、ふじみ野市と埼玉県立ふじみ野高等学校が包括協定を締結しており、いずれも高校の所在する自治体との連携・協力するというものになっています。 本村には大学や高校等がないこともあり、大学や高校等の連携協力の取り組みや考えはありません。また、包括協定を締結していく具体的な案もございません。しかし、本村の中学校では総合的な学習の時間で、竹縄作製や和太鼓の演奏など、地域住民の方々の指導のもと伝統文化の学習に取り組んでおります。 小学校を含め、早い段階から地域の文化芸能に触れ、郷土愛を育むことも大切であると考えております。 続きまして、(4)、郷土芸能による交流人口をふやすため、演じ手のほかにも、語り部としての解説力を持った人材の育成も必要であると考えるが、村としてどのような取り組みができるかという質問にお答えいたします。 語り部として解説力を持った人材は、郷土芸能保存団体に所属している方が最も詳しいわけですが、少子高齢化により後継者不足が課題となっていること、また活動期間も年中行事に合わせ行っている団体もあることから、全てを団体にお任せし、対応することは難しいと考えます。通年の対応を目指し、「村の歴史と文化財ガイドボランティア養成講座」等を開催し、村の歴史、文化などを案内するボランティアを育成する取り組みが必要であると思っています。さらに、産業建設課で実施している「おもてなし観光案内人」と連携することも視野に入れ、交流人口をふやす検討をしてまいりたいと思います。 続きまして、(5)、交流人口をふやして村の振興を図るため、新たな団体を立ち上げる場合、村からはどのような支援を受けられるかという質問にお答えいたします。 新たな団体を立ち上げた場合の村の支援につきましては、年間を通して施設の定期的な利用が可能となります。財政的支援については、文化財に指定されている民俗芸能保存団体(6団体)に活動補助金を支出していますが、文化活動している団体には支出しておりません。今後、活動内容を精査した上で、財政的支援を検討してまいりたいと考えております。 以上、東秩父村の文化芸能活動についての答弁とさせていただきます。
○議長(松澤公一議員) 再質問を許します。 2番、百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 2番、百瀬です。 ただいまお答えいただきましたご答弁の中から、(2)の国や県からの支援制度とその活用実績についてお伺いいたしました。ご答弁によりますと、国や県からの支援制度を利用できていないということでありますけれども、公費を利用できていない大きな理由はどういったことにあると思われますでしょうか。特に埼玉県の伝統芸能サポート、この支援は物すごく大きいものであると私は捉えているのですが、この支援を利用できていない理由を、教育委員会事務局長なりのお考えで結構ですので、お答えください。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) 伝統芸能サポートにつきましての利用できていない理由といたしましては、まず1点につきましては、この支援制度が、周知がされていないというようなことが一つのことと考えております。また、このサポートを受けるに当たりましては、2部門ございます。備品購入、修繕部門というものと後継者育成部門というものがありますけれども、こちらに関する手続等が複雑であるというようなところもありますので、もしこちらから利用したいということであれば、また県と確認をしながら、サポート事業が受けられるような形で支援はしていきたいなと思っております。いずれにしましても、このサポート事業が周知されていないということが、活用されていなかったという一つの要因だと感じております。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 百瀬です。 今現在、本村において郷土芸能等の保存にかかわる団体というものが6団体ございます。いずれもやはり後継者の育成が非常に大変だと。保存に対しての後継者不足ということが共通課題として挙げられている中で、このサポート要件、2つの部門をおっしゃっていただきましたが、備品購入と後継者育成事業、まさにこの村内の活動団体において後継者の育成というものは課題でありますから、ぜひ周知していただいて、また複雑な手続については、いろいろとノウハウを生かしてご教授いただけたらと考えます。 その他の民間の活用実績といたしまして、大内沢浅間神社の獅子舞の映像記録、これがなされたわけでありますけれども、12月の1日土曜日、6時半からでしたか、上映会が行われるということですが、そちらについても村内にお住まいの方、村内外に広く情報発信いただけたらと思いますが、そちらについてはどのようにお考えでしょうか。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) それでは、百瀬議員の質問についてお答えいたします。 12月1日に行います上映会につきましては、大内沢地区のほうから要望がありまして、上映会を実施するわけでございますけれども、メインが大内沢地区ということでございますので、そちらの地区と相談をして、幅広く周知できればなというところも鑑み、検討、そして周知のほうをしてまいりたいと存じます。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 2番、百瀬です。 ちょっとさかのぼりますが、質問事項の1の中で、東秩父村の総合振興計画の中でも、位置づけとしては、地域の伝統文化である獅子舞や神楽、神送り等は、地域住民の心のよりどころであったり、やはり新しい文化の創造の基礎となることとして、新たなる交流事業の兆しであるとか、交流人口の増大を図る上でも、非常に魅力あるものとして、村としても、村民もその自覚を持たなければ非常にもったいないものであると考えます。その中で、周知不足ということは、本当にこれは努力不足かなとちょっと残念に思います。しかしながら、いろいろな共通課題を一緒に認識を共有していく中で、少しずつでも改善していっていただけたらと思います。 次に、質問事項3の中の中ほどの、本年の8月4日に創価大学の学生による観光プランの発表会が開催されたとのことで、こちらは私も出席させていただいたのですが、この成果発表の中に、郷土芸能についてはやはり余り知られていないようでした。こうした学生たちとのかかわりの中でのこちらからの情報提供、タイミングを逃すことなくするにはどうしたらよいか、どのようにお考えでしょうか。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) 百瀬議員の質問にお答えいたします。 なかなかこの周知をしていくのは難しい問題かなとは個人的に考えております。それは、個別にどこかの高校にお願いするという方法もあるかと思いますけれども、やはりホームページ等でその状況等を報告していくのが一般広くに周知できる方法だということで、そちらのほうがよりよい方法だとは感じております。いずれにいたしましても、何か他の問い合わせがあったり、そういうことも教育委員会のほうにはありますので、そういったきっかけを大切にして周知をしていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 2番、百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 百瀬です。 この発表のほかには、元地域おこし協力隊の方や産業建設課の職員さんもいらっしゃいました。役場職員の中での、こういった学生さんやあるいはほかの団体によるこの村にテーマを置いた発表会とか、そういったかかわりの中で、役場職員同士の情報の連携はどのようにとられているのでしょうか。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) 百瀬議員の質問にお答えいたします。 こういった事業が行われる場合につきましては、課長会議において周知報告がされまして、職員のほうにもその都度周知をしているところでございます。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 百瀬です。 本村には大学や高校等がないこともあり、大学や高校との連携協力の取り組みや考えはありませんということで、ないない尽くしという、ちょっと残念なご答弁なのですが、現状のままで維持保存はしていけるのか。本村においての人口流出は、なかなか食いとめがきかなかったり、そういった中で小中学生が卒業して、本村から外とのかかわりを持つようになった後も、村とかかわっていけるような仕組みを積極的につくっていっていただきたいと考えます。そういった、何がないからできない、何がないからできないという、ないない尽くしの負の連鎖の思考を思い切って絶っていただいて、相互の理解と協力を求めていく、そういった積極的な姿勢を強く求めたいと思います。 そういった中で、お隣の小川町さんでは、県立の小川高校さんとの地域包括協定を結ばれていて、さまざまにイベントの中で深くかかわっていただいております。小川高校のアナウンス部の方々は、非常に優秀な成績を各種競技会やコンクールの中でおさめていただいていて、世界大会にも出場されているということで、高校生といいながらも実に頼もしい実力をお持ちと伺っております。だからこそ、一番本村から近い高校として、皆野高校さんや小川高校さん、こちらからそういったことを呼びかけるような、そういったお考えはいかがでしょうか。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) 百瀬議員の質問にお答えいたします。 当初答弁のとおり、今まで本村と近隣の高校等というもののつながりというものはございませんでした。なかなかかかわり合いというものが、中学校の進学等での説明会では中学校に来たりしていますけれども、直接東秩父村と高等学校というつながりが今までなかったものですから、実施ができないような状態が続いておりました。百瀬議員がご指摘のとおり、小川高等学校につきましては、既に小川町との連携協力も実施しておりますし、生徒の中に、やはり放送部は世界大会、全国大会にも出場しているというのは私も存じております。 簡単なところから、何か協力できるようなことも、この機会を初めといたしまして検討してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 百瀬です。 青少年の健全育成という中でも、村内での多年齢の異年齢交流等も非常に有益であると私は考えております。本村の郷土芸能がなかなか、交流人口をふやしながら展開を広めていくという、それにも、村内には世界的な太鼓パフォーマンス集団の鬼太鼓座が合宿所を設けていらっしゃるということもあって、太鼓の文化に携わっている方々からも東秩父村というものがすごく注目されるようになってまいりました。 これまで芸能活動であるとか文化活動というものが、すぐには経済の隆盛であるとか、振興にはなかなか直結しづらいところもありますけれども、やはり定住、移住促進を村を挙げて、総力を結集して頑張っていくのだということをお考えになるのであれば、箱物だけではなく、人の心も向けていただけるように、文化活動等の支援等も、体制の見直し等も必要であると私は考えます。 また、質問事項4の中での語り部しての解説力を持った人材の育成についてなのですが、こちらご答弁の中では、村の歴史と文化財ガイドボランティア養成講座とございますが、村の歴史と文化財となると非常に広過ぎて、ちょっとテーマがぼやけてしまうというか、より高度な専門知識を習得していただくには、ちょっと幅が広いかなと思います。そうではなくて、もっと目当てを明確化するため、テーマを区切って、例えば神楽、獅子舞、太鼓、民謡、こういったふうに郷土芸能に関しては各演目ごとに区切っていただいて、より専門性のある知識等の習得を図れるようなお取り組みをと考えておりますが、いかがでしょうか。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) 百瀬議員の質問にお答えいたします。 ご指摘のとおり、文化財につきましては、数多くあり、それを全て習得して案内等をするのは難しいとは考えております。こちらにつきましては、観光等にかかわる部分等々に特化したものとして講習会のほうを工夫していけば、その附随になるものについては、資料等の提示ということで行っていければと考えております。 演目等そこの細かい部分につきましては、やはりこちらでも保存団体の方が詳しいということでございますので、そちらの方が講師となっていただきまして、講習会のほうはしてまいりたいと思いますけれども、こちらについてもある程度詳しい部分というよりは、概要的なものが説明できるようなボランティアでないと、やはりボランティアをしていただく方も、詳しいことにこしたことはないわけでございますけれども、やはり概要を説明する。説明される方も、細かく聞く方もいらっしゃるかもしれませんけれども、やはり概要がわかってから、その次のステップとしては詳しいことということになると思いますので、そちらについては教育委員会文化財担当等と対応してまいりたいと考えています。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 百瀬です。 詳しい概要等の理解、掌握等、把握等を深めてから、次の第2段階でというようなお考えのようなのですけれども、そうではなくてもっと、「好きこそものの上手なれ」と申しましょうか、テーマをあらかじめこちらから提示して、その愛好団体と申しましょうか、愛好家の集い、また近隣の同じように太鼓文化を共有しているところであるとか、いろいろなところへ呼びかけをどんどんしていただいて、小さな集団によって学び合いの輪を広めていく。 今本村は、教育行政が広域比企の中に組み込まれていて、秩父の文化等のかかわり合いが、よっぽど積極的に意識を持って持っていかないと、ちょっと連携を図っていくのは難しいのかなと考えるところもあります。と申しますのは、社会教育委員の会合があっても、やはり比企地区ということで、秩父の文化はなかなか反映されていない部分もあったりして、そういったところで縦割り行政というか、行政の中の区分けにこだわることなく、いろいろ本当に広く周知しながら連携を図っていく、そういった手だてのようなものは何かお考えでしょうか。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) 百瀬議員の質問についてお答えいたします。 こちらとして、その手段としては、なかなかないというような状況が本当のところかなと思います。今芸能保存団体が後継者不足で悩んでいるというところはございますけれども、これにまた新たな集まり、確かに人数が集まって大きなくくりでやれば、また盛んになる部分もあるかと思いますけれども、先ほどのお話しですと、町村まで含めて交流を深めていくということになると、都合がつかない人がいたりとか、その事業が負担になってしまうというようなところもあるかと思いますので、そういったところで、なかなかまとまった事業を行うというのが課題の中の一つとして挙げられるのではないかということで、なかなかこちら教育委員会としても手が出せていないような状態でございます。 質問にありました手だてというようなところにつきましては、ないというようなところで申しわけございません。よろしくお願いいたします。
○議長(松澤公一議員) 百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 百瀬です。 人と人とがかかわっていくには、日程との都合調整もいろいろ難しいこともあると思いますけれども、SNSを活用した周知という方法もとれるかと思いますが、産業建設課長にお尋ねいたします。 村の中のこういった郷土芸能等の活動、成果発表の、こういったことをSNSによって発信していくような、そういったお考えはございますか。
○議長(松澤公一議員) 福島産業建設課長。
◎産業建設課長(福島則元君) 百瀬議員の質問にお答えします。 今現在でもSNSで発信はしておりますけれども、今後教育委員会とより協力、連携して、SNS等で発信して村外へ情報発信していければと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(松澤公一議員) 2番、百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 2番、百瀬です。 質問事項5の中でご答弁いただきました財政的支援について、文化財に指定されている民俗芸能保存団体6団体には活動の補助金を支出していますが、文化活動をしている団体には支出していないということなのですが、やはり片方には支援があって、片方には支援がないというのは、不公平感があるかと思うのです。今財政的支援を検討してまいりたいというお考えなのですけれども、主にどういったことで支援ができる、できない、どういったことで線引きなさるのか、もしくは支給要件、どういったことをお考えか教えてください。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) 現在活動補助金を支出している団体につきましては、文化財として指定されている団体でございます。文化財を保存していく上での活動補助というような形でとっております。そのほか文化団体につきましては、支出しておりません。これは、過去にさかのぼるわけですけれども、活動補助を出していた時代もあったかと思いますけれども、財政事情が厳しくなった折、補助金の支出のほうを取りやめております。 ただし、体育協会には補助金のほうを出しているところでございます。こちらの加盟団体にも補助金は出ているわけなのですけれども、こちらには村を代表して郡民体育大会等に出場している派遣費として支出しているものでございます。活動の補助というような形での支出というものは現在しておりません。文化団体においても同様の考えといたしまして、活動補助という形での補助としては現在は考えておりません。 また、答弁にもありました、活動内容を精査して検討するというようなことでございますけれども、こちらについても、今現在活動については、派遣費的なものはスポーツ団体にしているわけでございますけれども、その効果等を見据えまして、これから決めていくような、要綱を立てて決めていくようなことで考えていきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 百瀬です。 質問事項の5の中で、もし新たな団体を立ち上げた場合の支援ということを私もご提案申し上げた、質問させていただいたのですけれども、では団体を立ち上げました、だけれども、残念ながら続きませんでしたということでは本当に残念になってしまうので、そういったことも、支給要件を満たすために、団体の立ち上げから1年様子を見るとか3年様子を見るとか、小さな集まりがどのようにその後展開していくか、今後も持続していけるかどうかということを見据えながら、またせっかく立ち上がった団体が消えそうになった場合に、それこそ支援をしていただきたいと考えるのですけれども、村民のそういった文化活動を教育委員会として支援していく体制づくりというか情報のとり方、相互の情報の交換の仕方とか、そういった場づくりも一度必要であるかなと考えます。 いろいろと公民館活動もしていただいた中で、定員を20名と目標値を掲げても、実際お集まりいただくのが3人ぐらいであったとか、そういったことが例年続いているということで、公民館活動の活動内容であるとか、テーマの選定の見直しも必要ではなかろうかという声も確かに上がっておりました。 そういった中で、改めてこの村のよさ、もう一度再認識、再確認するためにも、そういった中でもテーマとして取り上げていただいて、そういった中で新たな団体が立ち上がるような、そういった呼びかけ等は可能でしょうか。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) 百瀬議員の質問にお答えいたします。 新たな団体の立ち上げというようなところでございますけれども、新たな団体というところがどういうものかということは、私もまだ確認できていないところではございますけれども、これは今既存の団体につきまして集結をして、例えば文化協会とか、そういったものを立ち上げるというようなご理解でよろしいでしょうか。それによってまた声のかけ方が違ってくるのかなとは思いますけれども、0からあるものというよりは、既存あるものの団体から、集結をして新たな団体を立ち上げるというものであれば、その周知の方法もございますので、その中で一度集まっていただいて、意見を聞きながら、団体が必要か必要ではないか等も含めまして、集まっていただきましてからのお話し合いになるのかなということでは思っております。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 私の言葉足らずで済みませんでした。例えばなのですけれども、本村には県の文化財にも指定されました竹縄の伝統工芸の技術等もございます。竹つながりで、今小鹿野町の地域おこし協力隊の方が竹明かりというものを広めていらっしゃるのですけれども、本村にも手つかずになっている竹やぶがかなりございますので、そういった竹を利用した、竹文化というものをテーマにした交流も立ち上げることはできるのではないかなと考えます。 また、民謡等で、それは本当に「秩父音頭」であるとか、そうでなくても、謡いの部分とかもあると思うのですけれども、そういった何か好きなものを持ち寄った方たちあるいは自分の技能を生かせないかというような、どういったものに対しての、みずからが講師ができるよとか、そういった村人の中の眠っている、潜在している、そういった講師力とか、そういったものを、人材バンクではないですけれども、村内の中でどういった方からいろんな教えを請うことができるかとか、そういったことをアンケート調査とかしていただくことというのは可能なのでしょうか。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) 百瀬議員の質問にお答えいたします。 テーマを決めて交流を図るというようなところもございます。ただ、その講師の、講師バンクですかね、それのアンケート調査につきましては、もし実施するのであれば、広報で配布ないしタブレット端末に
アンケート機能等がございますので、そちらから呼びかけて情報収集することも可能であるのかなと思います。こちらといたしましても、もし講師の一覧等があれば、また公民館活動等にも活用できるのかなと思いますし、その点につきましては、検討しまして、実施のほうをしていければなと思います。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 東秩父村の過疎地域自立促進計画の中でも、村の中の伝統や文化を保全するということは、いろんな項目の中でも挙げられているのですけれども、地域文化の振興については、個性ある地域文化の保存・継承を促進し、村民と誇りと愛着を高める施策を展開していく。集落の整備では、人々が集い交流する機会を広げる。小さな拠点の整備を推進する。また、若い世代を中心に、村の伝統や慣習などになじみがない人たちもふえている。村ならではのすぐれた伝統や文化を保全すると同時に、新しい生活様式や生活感も十分に尊重した新しいコミュニティーづくりを推進する。さらに、定住人口の増加のため施策として、定住のための住宅の確保は重要であるとか、まさに新しい人口交流の増大を図ることによって、村にいかに人を呼び寄せるかということが、本当に文化活動の活性化と定住促進と、いろんなふうに相乗効果が期待できるものであります。 自主産業が乏しいこの村の中で、文化と教養が薫る県内唯一の村でありますけれども、ぜひ文化人の養成、育成についても一生懸命取り組んでいただけたらと考えます。 以上で私の質問を終わります。
○議長(松澤公一議員) 以上で通告のあった一般質問は全て終了いたしました。 これをもちまして一般質問を終わります。 暫時休憩といたします。 (午後 零時02分)
○議長(松澤公一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後 1時00分)
△議案第49号 東秩父村バスターミナルの設置及び管理条例制定について
○議長(松澤公一議員) 日程第6、議案第49号 東秩父村バスターミナルの設置及び管理条例制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 足立村長。 〔村長 足立理助君登壇〕
◎村長(足立理助君) 議案第49号 東秩父村バスターミナルの設置及び管理条例制定についての提案理由を申し上げます。 バスターミナルの管理について、株式会社和紙の里が指定管理者となり、管理をしているところであるが、今後バスターミナルを適正に管理したいため、この案を提出するものです。 なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。
○議長(松澤公一議員) 内容の説明を求めます。
眞下企画財政課長。 〔企画財政課長 眞下哲也君登壇〕
◎企画財政課長(眞下哲也君) 議案第49号 東秩父村バスターミナルの設置及び管理条例制定についての内容についてご説明を申し上げます。 現在バスターミナルは、東秩父村和紙の里関連施設設置及び管理条例第2条において、和紙の里施設として位置づけてきておりますが、業務の範囲や管理運営に対しては明確な定めがございません。バスターミナルは、公共交通機関として、その目的を果たすため、適正に管理運営する必要があります。本条例案は、それらの管理運営上の規定を定め、バスターミナルの利用について適正に行うため、条例を制定するものです。 お配りいたしました東秩父村バスターミナルの設置及び管理条例案をご覧ください。1枚めくっていただきたいと思います。第1条で目的、第2条で名称及び位置、第3条では管理及び運営について、バスターミナルは、常に良好な状態において管理し、その目的に応じて最も効率的に運営しなければならないと定めております。 第4条で利用者の範囲、第5条では禁止行為を定め、バスターミナルを適正に維持管理をするものです。 第6条では指定管理者による管理について定めております。 第7条では指定管理者が行う業務の範囲を定め、現在も常時行っていただいている清掃等については、引き続き指定管理者の部分においてお願いをするものです。 第8条では、損害賠償について定め、施設の担保を確保するものです。 第9条で委任を定め、附則として、この条例は平成30年12月1日から施行するものです。 以上が第49号 東秩父村バスターミナルの設置及び管理条例制定についてのご説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(松澤公一議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 6番、福島重次議員。
◆6番(福島重次議員) 6番、福島です。 第4条のバスターミナルを利用する者は、公共交通機関を利用する者とするというのですが、これはどんな範囲の、やはり利用する人しかそこには入れないということですね。その辺をちょっと説明をお願いします。
○議長(松澤公一議員)
眞下企画財政課長。
◎企画財政課長(眞下哲也君) ただいまのご質問についてお答えいたします。 バスターミナルを利用できる者として、公共交通機関を利用しようとする者とするとございます。そこに公共交通機関を利用する人、またはそうでない人も立ち入るかと思います。その場合の区分けというのはなかなか難しい部分が出てくるかなと思いますけれども、バスターミナルの設置及び管理条例の中では、バスターミナルを利用する人の部分について、公共交通機関を利用している者にするという定めをさせていただいたところです。
○議長(松澤公一議員) 福島重次議員。
◆6番(福島重次議員) では、別の自転車で来たりした人とか、中で休むとか、そういうときには問題はない。これは、公共交通としての、利用する者という形での条例として決めたことであって、近所のおばさんがそこに座っていようと、入ってはだめですよということはないということですね。わかりました。
○議長(松澤公一議員) 7番、渡邉均議員。
◆7番(渡邉均議員) 7番、渡邉です。 このバスターミナルの設置と管理条例を制定するわけですけれども、現在株式会社和紙の里に指定管理者として管理してもらっているところでありますけれども、今度この条例をつくるに当たって、引き続きこの指定管理者を和紙の里にするのか。それから、これで指定すると、今度業務委託するわけですから、そこの管理料が発生すると思うのですけれども、それは新たにふえるのか、それとも今までの一括して和紙の里に指定した部分から減らして業務委託するのか、その辺どういうふうに考えているのかちょっとお聞きします。
○議長(松澤公一議員)
眞下企画財政課長。
◎企画財政課長(眞下哲也君) ただいまの渡邉議員の質問にお答えいたします。 現在も指定管理者制度を利用して和紙の里に清掃等をしていただいております。その指定管理者の協定が、基本協定、それから年間の協定がございますけれども、そこに内容として清掃等の部分はございます。今回のバスターミナルの設置及び管理条例を設置した目的の中の一つに、その施設の管理、通常の清掃ではない部分の管理の部分が、今まで産業建設課の管轄の中の指定管理者業務の中にあったわけなのですけれども、そこまでなかなか手が今は及んでいないと。それで、担当課、それから企画財政課、和紙の里、3者で協議をいたしまして、今のままだと管理する部分が違うのではないかというような話をさせていただいて、正式にそこを分けさせていただいて、例えば夏の暑いときの管理、建物の管理であるとか高いところの窓拭きの部分であるとか、そういう部分についてを、今回の条例を設置することによって、公共交通機関を所管している企画財政課のほうで対応したいという、正確に分けさせていただいて、今までできていなかった部分の管理を明確にさせていただいたというところになります。 ですので、現在の指定管理者としての委託してある部分について、また中身もよくよく精査しなくてはいけないかもしれませんが、今の現状では、同じことを「清掃等」という形の中で行っていただいているので、その部分については変更がないかなと思っております。 以上です。
○議長(松澤公一議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 討論なしと認めます。 これにて討論を終わります。 これより議案第49号 東秩父村バスターミナルの設置及び管理条例制定についてを採決いたします。 本案に賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(松澤公一議員) 挙手全員。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△議案第50号 東秩父村和紙の里関連施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について
○議長(松澤公一議員) 日程第7、議案第50号 東秩父村和紙の里関連施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 足立村長。 〔村長 足立理助君登壇〕
◎村長(足立理助君) 議案第50号 東秩父村和紙の里関連施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定についての提案理由を申し上げます。 東秩父村バスターミナルの設置及び管理条例制定に伴う関連施設の改正を行うとともに、所要の改正の必要があるため、この案を提出するものです。 なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。
○議長(松澤公一議員) 内容の説明を求めます。 福島産業建設課長。 〔産業建設課長 福島則元君登壇〕
◎産業建設課長(福島則元君) 議案第50号 東秩父村和紙の里関連施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定の内容についてご説明いたします。 この条例は、村の伝統産業である手すき和紙の製造、販売及びその技術の後継者の育成並びに生涯学習社会における紙すき体験の場として、広く一般に施設を提供し、都市民との交流を図ることにより、地域の活性化と住民の定住促進に寄与するため、昭和63年5月1日に条例施行されたものです。 今回の改正内容でございますが、議案第49号におきまして、東秩父村バスターミナルの設置及び管理条例を新たに条例制定したこと並びに所要の改正に伴い、本条例を一部改正する必要が生じたことによるものです。 お手元の議案書3ページ、新旧対照表をご覧ください。右側が現行、左側が今回の改正案となります。第2条の名称及び位置について規定した条文ですが、別記1、3ページの裏面と4ページをご覧ください。上側が今回の改正案、下側が現行となります。第2条、表中「バスターミナル」及び「東秩父村大字御堂477番地1」を削るものでございます。 議案書3ページに戻っていただき、第6条の休業日について規定した条文では、各施設の開館時間及び休館日を規則で定めることとしたものです。 附則として、この条例は、公布の日から施行するとするものであります。 議案第50号 東秩父村和紙の里関連施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定の内容については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(松澤公一議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 討論なしと認めます。 これにて討論を終わります。 これより議案第50号 東秩父村和紙の里関連施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案に賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(松澤公一議員) 挙手全員。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△議案第51号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定について
○議長(松澤公一議員) 日程第8、議案第51号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 足立村長。 〔村長 足立理助君登壇〕
◎村長(足立理助君) 議案第51号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定についての提案理由を申し上げます。 学校教育法の一部を改正する法律が公布され、平成31年4月1日から施行されるため、本条例の一部を改正する必要が生じたため、この案を提出するものです。 なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。
○議長(松澤公一議員) 内容の説明を求めます。 柴原総務課長。 〔総務課長 柴原 正君登壇〕
◎総務課長(柴原正君) 議案第51号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定について内容のご説明を申し上げます。 内容につきましては、議案書の3ページ目、新旧対照表をご覧ください。本条例は、職員が地方公務員法の規定に基づき、職員の自己啓発等休業に関して必要な事項を定めるものでございます。平成29年法律第41号により、学校教育法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、第4条第1項第2号において適用となる同法第104条第4項第2号が、同法第104条第7項第2号に改正されたため、同条例において適用条文を改正するものでございます。 なお、学校教育法104条第7項第2号の規定は、学位の授与について規定し、学校以外の教育施設で学校教育に類する教育を行うもののうち、他の法律に特別の定めがあるものにおかれる課程で大学または大学院に相当する教育を行うと認められるものを修了した者については、学士、修士または博士の学位を与えることを規定したものでございます。 附則といたしまして、本条例の施行を平成31年4月1日とするものでございます。 以上が議案第51号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定についての内容説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(松澤公一議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 討論なしと認めます。 これにて討論を終わります。 これより議案第51号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案に賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(松澤公一議員) 挙手全員。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△議案第52号 平成30年度東秩父村
一般会計補正予算(第4号)
○議長(松澤公一議員) 日程第9、議案第52号 平成30年度東秩父村
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 足立村長。 〔村長 足立理助君登壇〕
◎村長(足立理助君) 議案第52号 平成30年度東秩父村
一般会計補正予算(第4号)の提案理由を申し上げます。 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,313万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億2,534万1,000円とするものです。 なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるところです。 なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。
○議長(松澤公一議員) 内容の説明を求めます。
眞下企画財政課長。 〔企画財政課長 眞下哲也君登壇〕
◎企画財政課長(眞下哲也君) 議案第52号 平成30年度東秩父村
一般会計補正予算(第4号)の内容についてご説明を申し上げます。 お手元に配付の予算書3ページをお願いいたします。今回の補正につきましては、先ほど村長からもありましたように、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,313万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億2,534万1,000円とするものです。 内容につきましては、歳入歳出補正予算書事項別明細書によりご説明申し上げますので、予算書の8ページをお願いいたします。まず、歳入におきまして、13款国庫支出金、2項国庫補助金、3目衛生費国庫補助金70万2,000円は、介護報酬改定に伴うシステム改修事業費補助金の確定による増額分となります。 続いて、14款県支出金、1項県負担金、1目地方分権推進交付金31万3,000は、交付金の確定に伴い、増額となるものです。 15款財産収入、2項財産売払収入、2目不動産売払収入54万3,000円は、右欄の説明欄がございます。そこに記載している内訳の34万3,000円につきましては、秩父鉱業株式会社へ水路部用地の払い下げによるもの、それから白石地内にある村有林の立ち木を埼玉県中央部森林組合が買い受けることによる20万円の売払収入を計上するものです。 続いて、16款寄附金、1項寄附金、1目一般寄附金は、ポピー祭り実行委員会から150万円の寄附を受け入れるものです。金額が149万9,000円になっているのは、節内中、1節一般寄附金と2節ふるさと応援寄附金に分かれた予算科目となっているため、当初予算に計上されていた一般寄附金1,000円を加え、150万円とするため、1,000円減の金額となっているものです。 17款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金1,000万円は、今回の補正による財源不足分として繰り入れるものです。 19款諸収入、3項雑入、2目雑入7万6,000円は、地域対応活用による県営住宅の目的外使用許可に伴う和紙研修生家賃を計上するものです。 続いて、10ページをお願いいたします。歳出となります。歳出における今回の補正では、人事院勧告に伴う給与改定額及び共済負担金等の補正を計上しておりますが、その内容につきましては省略させていただきます。 なお、人事院勧告に伴う補正予算は、例年、期末勤勉手当の勧告が行われた場合、基準日である12月1日前に条例改正を行い、基準日において改正後の支給率により手当の支給を行っているところです。しかし、今国会の審議がおくれているため、今議会において予算についてのみ措置を行い、条例改正については、次の議会を待って提案することといたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、議会費よりご説明申し上げます。1款議会費、右欄の説明欄にございます議会一般経費、下段の普通旅費2万9,000円は、各議員の議員研修及び議長の出張旅費のための増額となるものです。 続いて、11ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、4目財産管理費、やまなみ管理につきましては、消耗品において、平成29年度に指定寄附を受け、コミュニティーセンターやまなみのスリッパを購入するため、7万2,000円を計上するものです。電気料43万2,000円は、今年の猛暑による電気料の不足が見込まれるための増額分となります。 5目企画費、企画一般経費では、普通旅費1万円、中級職員研修を2名が受講するため、計上するものです。自動車等燃料費4万円は、ガソリンの高騰による増額となるものです。町村情報システム共同化事業では、TKCデータセンターへの視察研修のため、2,000円を計上するものです。 2款総務費、2項徴税費、1目税務総務費、税務一般経費において、法令追録代1万2,000円は法改正の増による補正となるものです。 12ページをお願いいたします。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、障害者自立支援事業は、障害者医療の過年度実績に伴う国庫支出金精算返還金82万円、県支出金精算返還金33万7,000円を補正するものです。 2項児童福祉費、2目児童措置費、児童手当一般経費においては、13ページになります。児童手当被用者分の出生の数が多かったため、児童手当非被用者分と調整し、15万円分の増額となります。また、過年度実績に伴う児童手当交付金の確定による国庫支出金精算返還金5万2,000円を計上するものです。 3目児童福祉施設費、保育所運営事業では、電気料17万8,000円を計上し、猛暑による使用料増分による不足額を見込むものです。施設修繕費28万円は、城山保育園の園舎周辺に設置してある街路灯が、老朽化のため漏電している状況が確認されたことによる交換修繕を行うものです。国庫支出金精算返還金72万3,000円、県支出金精算返還金36万2,000円は、過年度実績に伴う子どものための教育・保育給付費負担金の確定により計上するものです。 4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費につきましては、14ページをお願いいたします。保健衛生総務一般経費、普通旅費の1万円は、児童福祉士任用資格認定講習会に職員が参加するため、増額するものです。 5目保健センター管理費、保健センター管理事業において電気料25万3,000円は、猛暑による熱中症予防対策として、クールオアシス協力施設を村内に3カ所(役場、コミュニティーセンターやまなみ、保健センター)として開放したことにより、電気料が増となり、補正をするものです。システム等通信費2万7,000円は、フレッツ光通信費の積算単価誤りのため、増額するものです。 15ページをお願いします。5款農林水産費、2項林業費、1目林業総務費、林業施設一般経費の消耗品7,000円は、有害鳥獣の処理に必要な液化炭酸ガスの購入経費となります。解体処理施設整備事業では、当初予算に計上した解体処理施設改修工事設計業務委託料160万円を全額減額とするものです。 6款商工費、1項商工費、1目商工振興費、和紙の里施設管理事業においては、16ページをお願いいたします。和紙の里内の浄化槽の移設のため、合併処理浄化槽設置設計業務委託料183万6,000円を補正するものです。 続いて、2目観光費、観光一般経費、自動車等燃料費7万3,000円は、ガソリンの高騰により、所管する2台の燃料費が不足するための増額。印刷製本費49万6,000円は、東秩父村観光マップの増刷による補正となります。観光施設管理事業の電気料2万3,000円は、和紙の里に設置してある自動車充電器に係る増額分。し尿収集手数料5万9,000円は、村内の観光トイレし尿収集手数料に係る増額補正となるものです。トータルサポートセンター運営事業は、臨時職員の通勤手当6万6,000円を補正するものです。 続いて、17ページをお願いいたします。8款消防費、1項消防費、3目防災費、防災一般経費では、当初坂本体育館防災備蓄倉庫設置工事費として計上した270万円について、備品扱いとしたいため、科目を坂本体育館防災備蓄倉庫購入費とするものです。義援金10万円は、平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震による北海道の町村に対し、義援金を送るため、補正するものです。 9款教育費、2項小学校費、2目教育振興費、槻川小学校教育振興一般経費においては、18ページをお願いします。卒業アルバム作成助成金9万8,000円は、槻川小学校で卒業アルバムを作成する場合、生徒数が少ないため、割高となることから、保護者の負担軽減を目的に作成費の一部を助成するものです。 3項中学校費、1目学校管理費、中学校管理一般経費の浄化槽清掃料4万2,000円は、当初見込みより汚泥量が増加することにより補正するものです。フェンス新設工事費180万1,000円及びブロック塀取り壊し工事118万円は、中学校裏の歩道部のブロック塀を新たに新設する費用として計上するものです。 2目教育振興費、中学校教育振興一般経費の卒業アルバム作成助成金10万8,000円は、小学校と同じ理由により、保護者負担の軽減を図るため、作成費の一部を補正するものです。 19ページをお願いします。自動車等燃料費2万円は、ガソリンの高騰による補正となります。 4目文化財保護費、細川紙・大河原和紙技術者研修生支援事業の研修生住宅賃借料は、歳入の説明で申し上げましたとおり、和紙技術者研修生の家賃を埼玉県へ支払うための県営住宅賃借料を計上するものです。 5項保健体育費、3目学校給食費、学校給食一般経費において、安全な給食の提供を行うため、短時間勤務調理員の配置による臨時職員賃金47万3,000円、期末報償金5万円の補正を計上するものです。 12款諸支出金、2項繰出金、特別会計繰出事業の簡易水道事業特別会計繰出金は、建設改良分として200万円、事務費分として3万4,000円を繰り出すものです。 20ページをお願いいたします。13款予備費、マイナス243万7,000円は、予算の調整を図るため、マイナス243万7,000円を計上するものです。 以上が平成30年度東秩父村
一般会計補正予算(第4号)の内容の説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(松澤公一議員) これより質疑に入ります。 ページ数と項目とを告げてから質疑をお願いします。質疑はありませんか。 6番、福島重次議員。
◆6番(福島重次議員) 6番、福島です。1つ目は、8ページをお願いします。 和紙技術研修生の家賃なのですが、7万6,000円の収入がありまして、19ページに県への支出が7万7,000円と、1,000円ここで違いがあるのですが、説明をお願いします。
○議長(松澤公一議員) 福島産業建設課長。
◎産業建設課長(福島則元君) 福島議員の質問にお答えします。 この和紙技術者研修生の家賃につきましては、基本的には一般で言われます、県と入居者で普通はやり取りをやるわけなのですけれども、この目的外使用につきましては、県と国のほうで協議をしていただきまして、村が間に入ってくださいというふうに言われました。そのため、県から入居者に請求が行くのではなくて、1度村に入って、村から今度は入居者に当たる研修生のほうに請求が行き、請求が今度別途入居者、研修生につきましては、村に納めていただいて、村に納めていただいたものを、村のほうから県のほうに支払うということで、この1,000円の違いにつきましては、歳入については切り捨て、歳出については切り上げのための1,000円の差額になっております。 以上です。
○議長(松澤公一議員) 福島重次議員。
◆6番(福島重次議員) ということは、要するに研修生からは7万6,000円いただいて、その差があるので、7万7,000円でその差をここでは埋めてある。わかりました。
○議長(松澤公一議員) ほかに質疑ありませんか。 4番、田中秀雄議員。
◆4番(田中秀雄議員) 4番、田中です。 電気料なのですけれども、先ほどの説明でクールオアシスをつくったというわけなのですけれども、このクールオアシスの周知はどのようにしたのですか、お伺いします。
○議長(松澤公一議員) 宮崎保健衛生課長。
◎保健衛生課長(宮崎士朗君) 田中秀雄議員のご質問にお答えいたします。 このクールオアシス事業につきましては、埼玉県で推奨している事業でございまして、協力していただける施設の入り口にステッカーなりポスターを張って、訪れた方、また通行人等が、要は熱中症等で具合の悪くなったときに、一時的に休憩できる施設として協力できる施設を県内で募りまして、今年度から東秩父村でも、先ほど企画財政課長のほうから申し上げたとおり、役場とコミュニティーセンターやまなみ、それと保健センターをクールオアシスの指定施設として県のほうに登録しまして、県のホームページ上にも掲載されておりますし、周知につきましては、そういったポスター等でさせていただいたところでございます。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 4番、田中秀雄議員。
◆4番(田中秀雄議員) 私は、地元なのですけれども、ちょっと出来事で知らなかったわけで、また今年度も、平成32年度ですか、それも多分熱中症対策が出ると思うので、極力地元もしくは東秩父村の方には必ずわかるように周知のほうをお願いしたいと思います。以上です。
○議長(松澤公一議員) 5番、高野貞宜議員。
◆5番(高野貞宜議員) 5番、高野です。8ページをお願いします。 16款寄附金ですが、ポピー祭り実行委員会のほうから150万の寄附があったということですが、皆野町、また県営牧場も同額の寄附等があったのでしょうか、教えてください。
○議長(松澤公一議員) 福島産業建設課長。
◎産業建設課長(福島則元君) 高野議員からの質問につきましてお答えいたします。 ポピー祭り実行委員会のほうで150万円寄附金として支払っているのは、皆野町と東秩父村の2町村になります。理由といたしましては、昨年度、平成29年度ですけれども、ポピー祭りのほうでパーク・アンド・バスライドを実施する予定でおりましたけれども、天候不良により中止になったために、ポピー祭りの実行委員会のほうの金額が不足が生じてしまい、昨年度、たしか補正だと思いましたけれども、150万円追加でポピー祭りのほうに支出してございます。今年度おかげさまをもちまして、黒字になりましたので、皆野町と東秩父村の2町村につきまして、150万円ずつ一般寄附金としてお返ししたというものになります。 以上です。
○議長(松澤公一議員) 6番、福島重次議員。
◆6番(福島重次議員) 6番、福島です。 同じくポピー祭りの一般寄附金なのですが、これは一般寄附金に入れた理由は何なのでしょうか。
○議長(松澤公一議員) 福島産業建設課長。
◎産業建設課長(福島則元君) 寄附金に入れた理由ですけれども、ポピー祭り実行委員会の中に、たしかお金を処理してくれる業者さんが入っているのですけれども、寄附金以外になりますと、税金で取られてしまうということで、税金で取られないのは何でしょうかということでうちのほうで聞きました。そうしたら、寄附金にすれば税金は取られないということになりましたので、そういうような形をとらせていただきました。 以上です。
○議長(松澤公一議員) 7番、渡邉均議員。
◆7番(渡邉均議員) 7番、渡邉です。8ページの歳入について1点お伺いいたします。 金額では34万3,000円なのですが、不動産の売り払いということで、水路部を販売するという説明があったと思うのですけれども、水路ということでありまして、どういう場所でそれを販売するのか、ちょっと気になったものですから、詳しく、こういう場所だというところをちょっと教えてください。
○議長(松澤公一議員) 福島産業建設課長。
◎産業建設課長(福島則元君) 渡邉議員の質問にお答えいたします。 この水路部といいますのは、今現在秩父鉱業の事務所があるところの道を挟んだ反対側に駐車場がありますが、その下側に水路がございまして、今まで法定外水路ということになっておりましたので、それを雑種地単価で売買契約を結びまして、秩父鉱業に払い下げたものになります。場所的には、秩父鉱業の事務所の道を挟んだ前側という形になります。 以上です。
○議長(松澤公一議員) 渡邉均議員。
◆7番(渡邉均議員) 秩父鉱業の道路の反対側というのは、みどうの杜へ上がるほうの左側、あそこではないのですか。そうではなくて、沢の反対側。水路となると、水が通るための水路なので、それを売るとなると、今度民地になりますと、どういうふうにも使えてしまうので、もともと水路のところが必要なくて、もう水路でなくてもいいような場所であって売買してしまうのであれば問題ないと思うのですけれども、必要がある水路を販売してしまうと、今度買ったほうはどういうふうにでもできますので、それが必要ないようなものであるかどうかをちょっと確認したかったのです。
○議長(松澤公一議員) 福島産業建設課長。
◎産業建設課長(福島則元君) 渡邉議員のご質問にお答えします。 済みません、説明不足で申しわけありません。一応地目的には水路になっておりますけれども、水路ではなくて、あぜ道みたいな形のところになります。 以上です。
○議長(松澤公一議員) 5番、高野貞宜議員。
◆5番(高野貞宜議員) 5番、高野です。18ページをお願いします。 9款教育費の中の学校管理費、中学校のフェンスの新設工事180万1,000円ということで、9月の同僚議員の質問に対して早急なる対応ということで、大変ありがたいなと思いますけれども、これは180万ですが、この件に関しては設計業務委託料というのはなぜ発生しないのでしょうか。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) 高野議員のご質問にお答えいたします。 こちらの設計業務委託料の発生しないという件につきましては、本村でフェンス等を施工していただく業者のほうに見積もりをとっていただいたために、設計料としては計上していなく、見積金額で計上したものです。また、施工の際につきましては、金額が高価なものになりますので、入札というような形で執行のほうをしていきたいと思います。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 高野貞宜議員。
◆5番(高野貞宜議員) 以前同様のケースで、今回はブロック塀を取り壊して新たにフェンスですよね、今度は。まるっきり違うものですよね。 〔「はい」と言う者あり〕
◆5番(高野貞宜議員) 以前和紙の里のお風呂のボイラーの交換、要するに故障してしまったから交換です。当然30年前に設計した製品ですから、現在のものとは、取りつけ位置から、機能から全部違うのはわかるのですが、そういったものにも設計業務委託料が発生して、今回村内の業者でできるというようなことでありますけれども、130万を超える事業につきましては設計業務委託料が発生するというようなことを聞いているのですが、その辺のすみ分けといいますか、線引きといいますか、その辺はどのようになっているのかちょっと伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(松澤公一議員) 休憩いたします。 (午後 1時52分)
○議長(松澤公一議員) 再開いたします。 (午後 1時52分)
○議長(松澤公一議員) 柴原総務課長。
◎総務課長(柴原正君) 工事の入札等、それから業者の選定等も総務課のほうで行っておりますので、こちらで今わかる範囲でということで恐縮なのですけれども、設計について、幾ら以上の工事については設計を必ず入れなければならないということの基準は、本村の場合持っていないかと思います。工事によっては、接続があったりとか、工種によって、安全管理上の問題が発生したというようなものについては、設計等が必要になるものがあるのかと思いますけれども、業者の見積もり等でそういう内容が確認できて、仕様書がこちらで作成できる形になれば、そういったものを設計によらずに、仕様書として村のほうで作成して入札等を行う場合があろうかと思います。 以上です。
○議長(松澤公一議員) 5番、高野貞宜議員。
◆5番(高野貞宜議員) わかりました。いずれにしましても、いろんな事業がありますけれども、今回は新たな、形が違うものをつくるわけです。前回のは、同じ機能を持ったものをつくったというようなことで、議員全員が、できたら設計業務委託料をかけないで、いきなり業者3者見積もりとか、そういった形でできるような事業が結構あるのではないかなというようなことを思っているのですが、今後やはり、今回はブロック塀からフェンスということで完全に設計が必要です。にもかかわらず、設計業務委託料が発生しないでもしできるのであれば、村内業者で済むのです、近隣の業者で済むのですよということであれば、なるべく、設計業務を当然しなくてはならない事業とかあるかと思いますけれども、簡単なものといいますか、そういったものは、なるべく設計業務委託料を支払いしないで、いきなり工事するような、3者見積もりすればいいかなというふうに強く議員は感じておりますので、ぜひその辺、法を侵してまでもそうしろとは言いませんけれども、いずれにしましてもこういった無駄な費用は削減するような形で事業というのを執行していただきたいと思います。 以上です。
○議長(松澤公一議員) 傍聴者の方にお願いします。 議員に話しかけないようにお願いします。そのようなことがあったら退席していただきますので、よろしいでしょうか。 ほかに質疑ありませんか。 百瀬浩子議員。
◆2番(百瀬浩子議員) 2番、百瀬です。 16ページ、6款商工費、和紙の里施設管理事業で、合併処理浄化槽の設置設計業務委託料とあるのですけれども、こちらの工事の工事箇所の関連施設、フードコート等の関連施設や地元住民への説明会についてはどのようなスケジュールをお考えでしょうか。
○議長(松澤公一議員) 福島産業建設課長。
◎産業建設課長(福島則元君) 百瀬議員の質問にお答えいたします。 この補正予算が通りましたら、12月、できれば半ばぐらいまでには地元説明会を実施したいと考えております。なお、先日、先々日と近くに住んでいる川上1区の方には、口頭での浄化槽の説明はさせていただきました。それと、フードコートの方の説明につきましても、地元説明会が終了後、速やかに行いたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 以上です。
○議長(松澤公一議員) ほかに質疑はありませんか。 6番、福島重次議員。
◆6番(福島重次議員) 6番、福島です。 19ページをお願いしたいのですが、学校給食臨時職員の賃金なのですが、先ほどちょっと説明いただいたのですが、もう少し詳しく説明をお願いします。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) 福島議員の質問にお答えいたします。 昨年度なのですけれども、1人の方がぎっくり腰で、調理員が3人体制で実施した時期がございました。 その間、3人では間に合わないというところで、学校の栄養教諭が調理のほうに加わってやってきたところなりますけれども、その際に対しましても、給食の安全性のリスクというのが非常に高まった経緯がございました。 その中で、いざ人が減員になった場合に補充する調理員を確保しなければならないということで、人を探したところなのですけれども、新たな方は見つからなかったのですが、現に臨時職員、教育委員会の文化財の整理員として雇用していた方が調理師の資格を持っているというところで、お願いをしまして、週3回というのは、月、水、金が主食が御飯の日になるのですけれども、その日は午前中大変忙しい。御飯を炊くことに時間がかかってしまうというようなところもありまして、週3回出ていただいております。 そのほかに、ほかの調理員が休暇をとりたいといったときに、それ以外の火、木ですとか、午後休みをとりたいといったときに、その方に入っていただいて、人数のほうを確保するというようなところの意味合いがありまして、今回の給与の増額補正のほうをしたところでございます。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 福島重次議員。
◆6番(福島重次議員) そういうことで、これから調理師の普通の方を週3回これからずっと継続で、臨時職員としてお願いするということでよろしいですか。
○議長(松澤公一議員) 山崎教育委員会事務局長。
◎教育委員会事務局長(山崎充弘君) そのとおりでございます。その週3回というのは、先ほど申し忘れましたけれども、そのときだけ調理場に入るとなると、手順とかがわからない部分もございます。週何日か出勤することによって、調理の流れというのも本人が覚えて、急な対応にもできるというようなこともありますので、あわせてお答えしたいと思います。 以上でございます。
○議長(松澤公一議員) 5番、高野貞宜議員。
◆5番(高野貞宜議員) 21ページをお願いします。給与明細のところなのですが、今回の議案では期末手当の議案が出る予定でございましたが、先送りというようなことを聞いておりますが、議員の期末手当、補正後が704万3,000円、括弧内が4.45、これは月分ということですよね。補正前が、同じように議員のところが7403、括弧内が4.40で、これはどっちが正しいのでしょうか。村長のところ、それからその他特別職のところは、そのとおりに変わっているようなのですけれども、お願いいたします。
○議長(松澤公一議員) 柴原総務課長。
◎総務課長(柴原正君) 21ページ、補正予算給与費明細書のうち特別職の期末手当の年間支給率でございますけれども、上段が補正後、中段が補正前、下段が比較となっております。議員の補正前の期末手当については、括弧内、年間支給率が4.40となっておりまして、その上段、補正後の議員の年間支給率については4.45と0.05月分増額になる予定になっております。ということで、その下も、長のところも、4.40から、上は4.45と0.05月分上がるということになっておりますので、内容的には0.05月改正されるということになります。 以上です。
○議長(松澤公一議員) 高野貞宜議員。
◆5番(高野貞宜議員) 数字も変わるということでいいのですか。それとも、数字はこのまんまということで。
○議長(松澤公一議員) 柴原総務課長。
◎総務課長(柴原正君) 個々人、議員さん一人一人の金額については、0.05カ月上がるということになりますけれども、今度の12月1日で期末手当の支給の基準日となりますけれども、12月1日現在の議員さんの数が1名減ということもございますので、給与費の総額から見ると、その方の分の減少もあって、数字的に動かなかったということがあろうかとも思います。
○議長(松澤公一議員) 高野貞宜議員。
◆5番(高野貞宜議員) よくわかりませんけれども、終わります。
○議長(松澤公一議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 討論なしと認めます。 これにて討論を終わります。 これより議案第52号 平成30年度東秩父村
一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(松澤公一議員) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△議案第53号 平成30年度東秩父村
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(松澤公一議員) 日程第10、議案第53号 平成30年度東秩父村
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 足立村長。 〔村長 足立理助君登壇〕
◎村長(足立理助君) 議案第53号 平成30年度東秩父村
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の提案理由を申し上げます。 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ259万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億7,541万3,000円とするものです。 なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるところです。 なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。
○議長(松澤公一議員) 内容の説明を求めます。 宮崎保健衛生課長。 〔保健衛生課長 宮崎士朗君登壇〕
◎保健衛生課長(宮崎士朗君) 議案第53号 平成30年度東秩父村
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の内容についてご説明いたします。 本補正予算の主な内容といたしましては、歳出において、一般被保険者の高額療養費について、今年度の給付実績を勘案し、今後の見込み額を精査した結果、当初予算額に不足が生じる見込みのための増額と、平成30年度当初予算は昨年秋の埼玉県の試算に基づき計上しましたが、その後の埼玉県の本算定の結果、納付金の額が変更になったため、所要の額をそれぞれ補正いたしたいとするものでございます。 お手元の補正予算書の事項別明細書によりご説明いたしますので、5ページをお開きください。初めに、歳入についてですが、6款2項1目の国民健康保険事業費納付金等支払基金繰入金を歳出における増額分の259万3,000円増額することで、本補正予算の財源を確保するものでございます。 6ページをお願いいたします。次に、歳出についてですが、2款1項5目の審査支払手数料については、本年度の実績を精査した結果、審査件数が増加傾向にあり、当初予算額に不足が見込まれるため、不足見込み額2万円を増額補正いたしたいとするものでございます。 2款2項1目の一般被保険者高額療養費についても、4月から10月までの給付実績に基づき精査した結果、高額療養費が増加傾向にあり、当初予算額に不足が見込まれるため、不足見込み額の59万2,000円を増額補正いたしたいとするものでございます。 次に、6ページから7ページにかけての3款国民健康保険事業費納付金の1項医療給付費分、2項後期高齢者支援金等分、3項介護納付金分については、冒頭申し上げたとおり、埼玉県の本算定の結果、当初予算額から変更になったものをそれぞれ補正するものでございます。 以上の補正で、歳入歳出それぞれ259万3,000円の増額となり、予算総額を歳入歳出それぞれ4億7,541万3,000円とするものであります。 議案第53号 平成30年度東秩父村
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の内容説明については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(松澤公一議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 討論なしと認めます。 これにて討論を終わります。 これより議案第53号 平成30年度東秩父村
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(松澤公一議員) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△議案第54号 平成30年度東秩父村
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(松澤公一議員) 日程第11、議案第54号 平成30年度東秩父村
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 足立村長。 〔村長 足立理助君登壇〕
◎村長(足立理助君) 議案第54号 平成30年度東秩父村
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)の提案理由を申し上げます。 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ203万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億2,797万9,000円とするものです。 なお、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるところです。 なお、詳細につきましては、担当課長をしてご説明を申し上げます。
○議長(松澤公一議員) 内容の説明を求めます。 福島産業建設課長。 〔産業建設課長 福島則元君登壇〕
◎産業建設課長(福島則元君) 議案第54号 平成30年度東秩父村
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)の内容についてご説明いたします。 本補正予算の主な内容といたしましては、歳出において、一般管理費の給与改定に伴う給与費の改正及び水道管理の施設修繕費について、今後の見込み額を精査した結果、当初予算額に不足が生じる見込みのため、所要の額をそれぞれ増額補正するものでございます。 お手元の補正予算書事項別明細書によりご説明いたしますので、5ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、3款1項1目一般会計繰入金は、一般管理費、水道担当職員の給与費改正及び水道管理費、施設修繕費の歳出の増額分により203万4,000円を増額補正するものです。 次に、歳出についてご説明いたします。1款1項1目一般管理費の給料、職員手当等3万4,000円は、水道担当職員の給与費の改正に伴うものです。 2款1項1目水道管理費の施設修繕費ですが、当初予算303万1,000円を、配水管漏水修理、上ノ貝戸浄水場浄水池水位計部品交換、帯沢浄水場サンプリングポンプ交換修繕等により、既に施設修繕費の88.8%を執行した状況であるため、今後の漏水修理や水道施設機械等の維持管理に支障を来してしまうため、200万円をそれぞれ増額計上し、203万4,000円を予算措置するものでございます。 以上の補正により、歳入歳出に係る補正予算総額は203万4,000円の増額となり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億2,797万9,000円とするものであります。 議案第54号 平成30年度東秩父村
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)の内容については、以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(松澤公一議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 6番、福島重次議員。
◆6番(福島重次議員) 6番、福島です。5ページをお願いします。 一般管理費で一般職給料、管理費として3万4,000円で、一般給料が1万8,000円、あと手当が1万6,000円というわけですが、これを補正した理由をお願いします。
○議長(松澤公一議員) 福島産業建設課長。
◎産業建設課長(福島則元君) 福島議員の質問にお答えします。 一般会計と同様、水道担当職員の給与費の改正に伴う増額分によるものでございます。そのために3万4,000円増額となっております。 以上です。
○議長(松澤公一議員) ほかに質疑ありませんか。 4番、田中秀雄議員。
◆4番(田中秀雄議員) 4番、田中です。 簡易水道管理事業のうちの200万円ですが、実は業者の方から聞くと、管が古くなっているから、いつ、どこで壊れても不思議ではないよと言われていますので、この200万円で果たして3月いっぱいもつかどうかということなのですけれども、課長の見解、足らないと思うのです、私は、これだと。これからの事業ですから、わかりませんけれども、漏水とか発生した場合、これで足りるかどうかお伺いします。
○議長(松澤公一議員) 福島産業建設課長。
◎産業建設課長(福島則元君) 田中議員の質問にお答えします。 確かに田中議員がおっしゃるとおり、水道管の老朽管は年々増してきております。この200万円につきましては、これから寒くなる冬季になりまして、漏水が給水管等で起きた場合に、対応する修繕に対するものでございまして、本管等の布設がえ工事等につきましては、新年度予算等で古くなった管を随時更新していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(松澤公一議員) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 討論なしと認めます。 これにて討論を終わります。 これより議案第54号 平成30年度東秩父村
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(松澤公一議員) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△議案第55号 東秩父村監査委員の選任について
○議長(松澤公一議員) 日程第12、議案第55号 東秩父村監査委員の選任についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 足立村長。 〔村長 足立理助君登壇〕
◎村長(足立理助君) 議案第55号 東秩父村監査委員の選任についての提案理由を申し上げます。 東秩父村監査委員の鷹野明氏が平成30年11月30日をもって任期満了となるため、同氏を再度選任したいので、この案を提出するものです。
○議長(松澤公一議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 討論なしと認めます。 これにて討論を終わります。 これより議案第55号 東秩父村監査委員の選任についてを採決いたします。 本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(松澤公一議員) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
△選挙第1号 東秩父村
選挙管理委員会委員の選挙について
○議長(松澤公一議員) 日程第13、選挙第1号 東秩父村
選挙管理委員会委員の選挙についてを議題といたします。 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の既定により、指名推選により行いたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りいたします。指名者については、2番、百瀬浩子議員にお願いしたいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 異議なしと認めます。 よって、百瀬浩子議員に指名していただくことに決定いたしました。 百瀬浩子議員、指名をお願いいたします。 〔2番 百瀬浩子議員登壇〕
◆2番(百瀬浩子議員) 2番、百瀬です。議長の命により、ご推薦申し上げます。 東秩父村
選挙管理委員会委員に石川廣保君、恒木秀元君、奈良實君、陸名曻三君を推薦いたします。
○議長(松澤公一議員) お諮りいたします。 ただいま百瀬浩子議員から指名をしていただきました、石川廣保君、恒木秀元君、奈良實君、陸名曻三君を東秩父村
選挙管理委員会委員の当選人と認めることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 異議なしと認めます。 よって、ただいまご指名いただきました、石川廣保君、恒木秀元君、奈良實君、陸名曻三君が東秩父村
選挙管理委員会委員に当選されました。
△選挙第2号 東秩父村
選挙管理委員会委員補充員の選挙について
○議長(松澤公一議員) 日程第14、選挙第2号 東秩父村
選挙管理委員会委員補充員の選挙についてを議題といたします。 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の既定により、指名推選により行いたいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決定いたしました。 お諮りいたします。指名者については、2番、百瀬浩子議員にお願いしたいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 異議なしと認めます。 よって、百瀬浩子議員に指名していただくことに決定いたしました。 百瀬浩子議員、指名をお願いします。 〔2番 百瀬浩子議員登壇〕
◆2番(百瀬浩子議員) 2番、百瀬です。議長の命により、ご推薦申し上げます。 東秩父村
選挙管理委員会委員補充員に第1順位、大久根和男君、第2順位、吉田泰明君、第3順位、山崎富夫君、第4順位、市之瀬正行君をただいまの順位で推薦いたします。
○議長(松澤公一議員) お諮りいたします。 ただいま百瀬浩子議員から指名をしていただきました、第1順位、大久根和男君、第2順位、吉田泰明君、第3順位、山崎富夫君、第4順位、市之瀬正行君を東秩父村
選挙管理委員会委員補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 異議なしと認めます。 よって、ただいまご指名いただきました、第1順位、大久根和男君、第2順位、吉田泰明君、第3順位、山崎富夫君、第4順位、市之瀬正行君が東秩父村
選挙管理委員会委員補充員に当選されました。
△諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(松澤公一議員) 日程第15、諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 足立村長。 〔村長 足立理助君登壇〕
◎村長(足立理助君) 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦についての提案理由を申し上げます。 人権擁護委員山﨑行雄氏が平成30年2月28日に退任となり、後任に小林洋介氏を候補者として推薦いたしたく、この提案を行うものです。
○議長(松澤公一議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終わります。 これより討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 討論なしと認めます。 これにて討論を終わります。 これより諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決いたします。 本案はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(松澤公一議員) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
△閉会中の継続調査の申し出について
○議長(松澤公一議員) 日程第16、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。 特定事件について閉会中の継続調査をしたい旨の申し出がありましたので、お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 異議なしと認めます。 よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
○議長(松澤公一議員) お諮りいたします。 本定例会で議決されました議案等の条項、字句、数字、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。
△閉会について
○議長(松澤公一議員) お諮りいたします。 本定例会で会議に付された事件は全て議了いたしました。 ここで、村長から挨拶のための発言を求められています。これを許可いたします。 足立村長。 〔村長 足立理助君登壇〕
◎村長(足立理助君) 議長の発言のお許しをいただきましたので、東秩父村議会定例会を閉会するに当たりまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。 本定例会にご提案を申し上げました全ての議案につきまして、極めてご熱心にご審議をいただき、原案どおりご決議を賜り、ここに閉会できますことに感謝申し上げます。 大変早いもので、もう数日しますと12月に入ります。くれぐれも議員各位にはご自愛をいただき、一層のご支援、ご協力をいただきますようお願いを申し上げさせていただき、閉会の挨拶とさせていただきます。本日は大変ご苦労さまでございました。ありがとうございました。
○議長(松澤公一議員) 以上、村長の挨拶を終了いたしました。 よって、東秩父村議会会議規則第6条により、本日をもって閉会することにいたしたいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(松澤公一議員) 異議なしと認めます。 よって、本定例会は本日をもって閉会することに決定いたしました。
△閉会の宣告
○議長(松澤公一議員) これにて、平成30年第5回東秩父村議会定例会を閉会といたします。 (午後 2時31分)...