鳩山町議会 2020-06-10
06月10日-04号
令和 2年 6月 定例会(第2回) 令和2年第2回
鳩山町議会定例会議事日程(第4号) 令和2年6月10日(水曜日) 1、開議 1、議事日程の報告 1、議案第25号の質疑、討論、採決 1、議案第26号の質疑、討論、採決 1、議案第27号の質疑、討論、採決 1、議案第28号の質疑、討論、採決 1、議案第29号の質疑、討論、採決 1、議案第30号の質疑、討論、採決 1、議案第31号の質疑、討論、採決 1、議案第32号の質疑、討論、採決 1、議案第33号の質疑、討論、採決 1、議案第34号の質疑、討論、採決 1、議案第35号の質疑、討論、採決 1、議案第36号の質疑、討論、採決 1、議案第37号の質疑、討論、採決 1、議案第38号の質疑、討論、採決 1、議案第39号の質疑、討論、採決 1、議案第40号の質疑、討論、採決 1、議案第41号の質疑、討論、採決 1、請願第1号の委員長報告、質疑、討論、採決 1、
選挙管理委員会委員及び補充員選挙について 1、日程の追加 1、議案第42号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、発委第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、閉会中の継続調査の申し出について 1、
閉会---------------------------------------出席議員(12名) 1番 関根清隆議員 2番 石井 徹議員 3番 中山明美議員 4番 日坂和久議員 5番 小鷹房義議員 6番 森 利夫議員 7番 松浪健一郎議員 8番 小川唯一議員 9番 野田小百合議員 10番
根岸富一郎議員 11番 大賀広史議員 12番 石井計次議員欠席議員(なし
)---------------------------------------説明のための出席者 小峰孝雄 町長 藤野 敏 副町長 保坂祐子 会計管理者 松本一久 総務課長 横川 勇 政策財政課長 田嶋正久 税務会計課長 山田幸一 町民健康課長 岡田庄一 長寿福祉課長 まちづくり 吉澤祐一 産業環境課長 島野紀美夫 推進課長 教育委員会 清水儀行 水道課長 関口 充 教育長 教育委員会 松本正章
事務局長---------------------------------------事務局職員出席者 田中 修
事務局長---------------------------------------
△開議の宣告
○石井計次議長 おはようございます。 ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 (午前10時00分)
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△議事日程の報告
○石井計次議長 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 議案第25号から議案第41号までの17議案については、既に説明が終わっております。 質疑、討論、採決は個々に行いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 異議なしと認めます。 よって、質疑、討論、採決は個々に行うことに決定いたしました。
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△議案第25号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第1、議案第25号 「専決処分の承認を求めることについて(鳩山町税条例等の一部を改正する条例:令和2年3月31日専決処分)」の質疑を行います。 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 25号の議案の中の条文では2枚目辺りなのですかね、96条第3項、4項と、こうなっていますけれども、説明資料ですと、2ページの上から3番目のところにあるのですけれども、たばこ税の課税免除というのがあるのですよね。これについて説明をお願いしたいのですけれども。
○石井計次議長
田嶋税務会計課長。
◎
田嶋正久税務会計課長 お答えいたします。 まず、たばこ税の輸出等に係る課税免除制度について、簡単にご説明いたします。 地方のたばこ税につきましては、本国からの輸出や輸出目的の輸出業者へ売り渡す場合、あるいは外国との間を往来する本国の船舶や航空機に、専用品、または既往品として積み込むために製造たばこを売り渡す場合などには、たばこ税が免除される扱いとなっております。売渡業者等がこの課税免除の適用を受けるためには、市町村長に提出する
市町村たばこ税申告書に、課税免除事由に該当することを証するに足りる書類を添付する必要がございます。 このことを踏まえまして、令和2年度の税制改正により卸売販売業者等において、課税免除事由に該当することを証するに足りる書類の保存を前提に、申告書への当該書類の添付を不要とするなど、手続の簡素化を図るものでございます。 以上でございます。
○石井計次議長 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) たばこの輸出や輸入についての税金が免除されるというような内容だと思うのですけれども、主にどういう業者になるわけでしょうか。
○石井計次議長
田嶋税務会計課長。
◎
田嶋正久税務会計課長 お答えいたします。 主にどういう業者かというご質問なのですけれども、当町では、このような減免申請は今のところございません。過去にも、私の記憶している限りでは例はないものと思われます。 すみません、以上でございます。
○石井計次議長 石井徹議員。
◆2番(石井徹議員) 使用者を所有者とみなし固定資産税を課すことができるという、前回の一般質問で所有者不明の土地ということでしたのですけれども、その中で、地方税法第343条第5項で、規定により探索した結果について不明が確認できれば課税できるということで、この探索というのをちょっと調べたのだけれども、よく内容が、地方税法って内容が難しくて、簡単に言うと、どこの辺まで探索できるということなのですか。
○石井計次議長
田嶋税務会計課長。
◎
田嶋正久税務会計課長 お答えいたします。 探索ですけれども、基本的には登記簿の調査、それから住民票等の調査、庁舎内で行える調査、それから現地調査やその他もろもろの調査、可能な範囲の調査が探索に当たると思われます。 以上でございます。
○石井計次議長 石井徹議員。
◆2番(石井徹議員) 鳩山のようなところでは、固定資産税ですけれども、軽微なところもあると、そんな中で、その探索による労力とかそういうものを、比較検討した状況の中で大変な思いをする割には結果が出ないというケースもあると思うのですけれども、そういったことに対する対応というのは、途中でこれ以上追いかけないとか、いや、最後まで追いかけて課税対象にするのだという、そういう決まりというのはあるのですか。
○石井計次議長
田嶋税務会計課長。
◎
田嶋正久税務会計課長 お答えいたします。 そういった調査関係の基準的なものなのですけれども、議員おっしゃるとおり、相続人調査は非常に難しい、複雑な案件でございます。実際のところ、調査は必要であるのですけれども、なかなかやれていないのが現状でございます。 今後、権利登記の義務化等、国のほうが対応策を検討しておりますので、その辺、国や県の動向を注視しながら、今後対応していきたいと考えております。 以上でございます。
○石井計次議長 石井徹議員。
◆2番(石井徹議員) よく分かりました。 通知しても課税対象になるということなのですけれども、通知して、その通知した日から、いつからその所有者を使用者と認めて課税対象にできるかという、どういう状況なのですか。
○石井計次議長
田嶋税務会計課長。
◎
田嶋正久税務会計課長 お答えいたします。 課税の基準日が1月1日となっておりますので、通知があった翌年の1月1日、その日が基準となると思われます。 以上でございます。
○石井計次議長 ほかにございますか。 石井徹議員。
◆2番(石井徹議員) 今のに関連してなのですけれども、通知して1月1日を基準にするということなのですけれども、遡って課税するということはできるのでしょうか。
○石井計次議長
田嶋税務会計課長。
◎
田嶋正久税務会計課長 お答えいたします。 ちょっと、大変勉強不足で申し訳ないのですけれども、遡りはちょっとできないと思われます。すみません、はっきりしなくて申し訳ないです。 以上でございます。
○石井計次議長 石井徹議員。
◆2番(石井徹議員) もし、調べることができたら教えていただきたいと思います。 それと、今の時点でこういうような不動産は鳩山町に存在するのか、少し教えていただけますか。
○石井計次議長
田嶋税務会計課長。
◎
田嶋正久税務会計課長 お答えいたします。 まだ、現地のほう、調査等これから行うことになると思いますけれども、少なくとも数件、あるいは10件以上はあるのではないかと考えております。 以上でございます。
○石井計次議長 ほかにございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 これで質疑を終結します。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 最初に、原案に反対の議員の発言を許します。 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) この条例は、たばこ税の課税免除、あるいは
地方創生応援税制、企業版のふるさと納税など、企業優遇がある条例だと思いますので、反対します。
○石井計次議長 次に、原案に賛成の議員の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 賛成討論なしと認めます。 次に、原案に反対の議員の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 反対討論なしと認めます。 これで討論を終結します。 これから、議案第25号 「専決処分の承認を求めることについて(鳩山町税条例等の一部を改正する条例:令和2年3月31日専決処分)」を採決します。 本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○石井計次議長 起立多数です。 よって、本案は承認することに決定しました。
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△議案第26号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第2、議案第26号 「専決処分の承認を求めることについて(鳩山町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例:令和2年3月31日専決処分)」の質疑を行います。 質疑ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 質疑なしと認めます。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 最初に、原案に反対の議員の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 反対討論なしと認めます。 次に、原案に賛成の議員の発言を許します。 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 課税限度額の引上げについて、12月議会で提案するということなので、この条例については軽減ということですので、賛成です。
○石井計次議長 ほかに賛成議員の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 賛成討論なしと認めます。 これで討論を終結します。 これから、議案第26号 「専決処分の承認を求めることについて(鳩山町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例:令和2年3月31日専決処分)」を採決します。 本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○石井計次議長 起立全員です。 よって、本案は承認することに決定しました。
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△議案第27号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第3、議案第27号 「専決処分の承認を求めることについて(鳩山町税条例の一部を改正する条例:令和2年4月30日専決処分)」の質疑を行います。 質疑ございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 質疑なしと認めます。 これから討論に移ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これで討論を終結します。 これから、議案第27号 「専決処分の承認を求めることについて(鳩山町税条例の一部を改正する条例:令和2年4月30日専決処分)」を採決します。 本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○石井計次議長 起立全員です。 よって、本案は承認することに決定しました。
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△議案第28号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第4、議案第28号 「専決処分の承認を求めることについて(令和2年度鳩山町
一般会計補正予算(第1号))」の質疑を行います。 質疑ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 質疑なしと認めます。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これから、議案第28号 「専決処分の承認を求めることについて(令和2年度鳩山町
一般会計補正予算(第1号))」を採決します。 本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○石井計次議長 起立全員です。 よって、本案は承認することに決定しました。
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△議案第29号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第5、議案第29号 「鳩山町上
熊井農産物直売所条例の制定について」の質疑を行います。 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 将来の農業の展望については、曖昧なままということで、そういう中で上熊井の直売所条例をつくるということは早過ぎると思いますが、いかがでしょうか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 現在の日本の農業の状況でございますけれども、農業従事者の高齢化やそれに伴う離農による農業従事者の減少、さらに遊休農地化の増加や、なりわいとして農業に参入する担い手の方、こういった方が不足しているということで、一般的な、全体的な傾向といたしまして、衰退産業というふうに捉えられていることが否めないのかなというふうに認識しております。 しかし、今の日本の農業全体ですけれども、これは急激に環境が変わりつつございます。国の政策では、経営体の大規模化を進めることによりまして、地域における農業の担い手を明確化し、日本農業の国際競争力の強化、そして、継続できる収益確保を含む営農環境の整備を進めているという状況でございます。 一方、当町の農業の状況でございますけれども、こちらのほうも、町といたしましても、この国の傾向と同様に、様々な課題がございます。ただ、一方で基盤整備区域内では農事組合法人が3組合設立され、米、麦、大豆などの集団的な生産が一定の規模で進められているという状況もございまして、家族農業、いわゆる小規模な家族農業でございますけれども、こちらにつきましては、その営農形態が、非常に鳩山町の中多いという状況でございまして、この存続、継続して営農していただく環境づくり、これが鳩山町の今後の将来展望に非常に大きい役割を果たしていくというふうに考えております。 農業経営には、大規模、小規模の差はございますけれども、必ず生産経費、コストがかかります。こういったものを長期再生産のために調達できる環境、こういったものを整備するために、今回、農家販売収入に直結する農産物直売所を整備いたしまして、これまで自家消費のみであった家族農業を含む小規模農家の収入を確保する場を整備をさせていただくというものでございます。 なお、この販売用の場ということで整備をいたしますので、ぜひ多くの方にご利用いただきながら、伝統的な生産される野菜とか特徴のある加工品等をこちらの場を利用して販売していただくことによりまして、消費者が求める農産物とのマッチングを図りながらもうかる農業への転換、こういったものに取り組むことが、現在の将来への展望ということで考えております。 終わります。
○石井計次議長 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 直売所の運営を指定管理者がやるというふうなことは決まっているようなのですけれども、その後の、要するに、誰が作って、どういうものを奨励していくのだというようなことがはっきりしていないままではないかなと思っているのですけれども、それをはっきりさせてからこういうものを造っていったほうが良いのではないかなと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 基本的な考え方といたしまして、まず、今回の直売所整備につきましては、将来展望の実現性を図るための一つのチャレンジというふうに位置づけております。現状の将来展望がなかなか見えない中で、ただ手をこまねいているだけでは、新たな風が吹きません。こういったこともございまして、今回の整備は、町の今後の農業を継続させるため、もうかる農業に転換を図るための1つの手法ということで考えております。 なお、細かい、今、JAさんのほうで直売所等運営をされておりますけれども、こういったものも参考にさせていただきながら、直売部会とか農産物を生産していただく方の組織化とか、そういったものも含めて指定管理者の方が決まりましたら、そちらの指定管理者と協議を重ねながら、どういった運営方法が良いのか、どういった組織が必要なのか、こういったことを詰めていきたいというふうに考えております。 終わります。
○石井計次議長 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) 使用料、手数料の関係でちょっとお聞きしますけれども、屋外施設、多目的広場、または駐車場、1日につき6,000円という規定があるようですけれども、駐車場を貸し出すということは、どういうケースを想定しているのでしょうか。 それと、手数料ですけれども、一般に農産物13パーセント、この13パーセントの根拠をお願いします。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 まずは屋外施設の貸出しの部分でございますけれども、これにつきましては、ここに書いてありますとおり、多目的広場または駐車場ということになっておりまして、今回整備する農産物直売所には、結構な広さの多目的広場がございます。こちらのほうで、イベント的なもの、こういったものを農家の方とか団体の方が実施したいと、これ集客効果もあると思うのですけれども、こういったものを活用する場合の使用料の規定であるということが、1点でございます。 もう1点で、手数料の関係でございますけれども、こちらの条例第13条の規定の中にございますけれども、別表第2というふうに規定をしておりますけれども、この中の農産物、町内に住所を有する者及び本店を有する法人が販売価格の13パーセントということで定めさせていただいておりますけれども、こちらの率につきましては、
JA埼玉中央鳩山農産物直売所の手数料、こちらが現行11パーセントということでございます。ただ、JAのほうにも確認いたしましたけれども、この手数料を若干上げたいという意向があるようでございます。そういったことを先読みをいたしまして、町の直売所の中の手数料を設定させていただいたのが、まず1点。 それと、県内自治体の農産物直売所の販売手数料、こういったものがやはり13パーセント程度が多いということもございまして、採用させていただいたということでございます。 終わります。
○石井計次議長 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) 旬の花なんかは10パーセントぐらいだと聞いていますけれども、かなり強気な設定かなというふうに思います。 課長の以前の答弁で、ここの売上げ見込みですけれども、初年度は3,000万円くらいを売り上げたいと。これを13パーセントに換算すると、指定管理者の取り分という手数料ということになろうかと思うのですけれども、これが390万円ぐらい。それと、指定管理者が実施する事業とかということにも収益を上げていく、そういった中で、町が最低限負担しなければいけない人件費、2人分の人件費と光熱水費、施設維持費が1,860万円かかるのですね。この収入とのバランスで、町にキックバックしてくるというようなラインというのはどのくらいなのでしょうか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 先ほどの売上げの関係ですけれども、これは3月議会のほうでご答弁をさせていただいた数値ということで認識しております。 また、基本的に手数料が指定管理者の収入になるということでございますけれども、当面の間は、やはり指定管理料とその料金収入、それと実施事業の収入、こういったものを指定管理者がしっかり確保していただいて、施設をしっかり回していただくというのが、まず大前提だというふうに考えております。 そういった中で、今後の手数料収入が大きく増えてきたときの町への還流、納付ですよね、それと指定管理料の削減、こういったものにつなげられるように、ぜひ、指定管理者の方には施設を適切に回していただきまして、その利用料金収入また実施事業の収益、こういったものを確保していただきたいというふうに考えております。 そこで、どの程度という部分でございますけれども、これが、実際に今のところ想定としてはないというのが実際のところでございます。ただ、考え方といたしますと、やはり指定管理者が積極的に施設を活用し収益を上げるという部分で、その部分に町のほうに納付をいただくということになりますと、やはり指定管理者側に、ある程度インセンティブが働かないと積極的な活用ができないというふうに考えておりますので、そういったラインをよく指定管理者のほうとも詰めながら考えていければというふうに考えております。 終わります。
○石井計次議長 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) そうですね、ぜひ、ちょっとこの施設だけは、少し箱物の中でも収益を上げられそうな施設なので、5億円強予算を使って建設して、毎年1,860万円の
ランニングコストを少しでも抑えて、町の財政の縮減につながるように努力をお願いいたします。
○石井計次議長 石井徹議員。
◆2番(石井徹議員) 昨年の9月の一般質問で、タイムスケジュール的なものについてお伺いした際に、3月に条例の上程をして、6月に指定管理者のその認定の上程があるという流れを伺っていたのですけれども、コロナウイルスの対策等で若干遅れているというのは想像できるのですけれども、現在、結局この上程が議決されない限り、
指定管理者公募を正式に募集できないとは思うのですけれども、ただ、物理的に、その状況の中でいくと、来年の4月に間に合うのかという部分もあるのですけれども、現状では、内々の話で申し訳ないのですけれども、指定管理者等の選定等にどんな考え方を持ってしているか、お願いします。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 一般質問で、やはりこれまでの経緯の中で、3月議会に上程させていただいて、6月に選定という形でご答弁をさせていただいたわけでございますけれども、例規の関係で、若干そこも修正が間に合わない部分もございまして、3月議会の上程を見送ったという経緯がございます。これはちょっとコロナとは別という形で考えていただきたいと思うのですけれども、それで今回、条例を上程させていただいたわけですけれども、現在考えているスケジュールを若干申し上げますと、ご議決をいただいた後に、7月1日から指定管理者の募集を開始いたしまして、9月の定例会に、指定管理者の指定に関する議案を上程させていただければというふうに予定をしているところでございます。 なお、指定管理希望事業者の方が、これまでもお話しさせていただきましたけれども、2事業者ございまして、そちらの事業者の方とは、やはり条例の内容の説明とか、そういうのは事前に若干させていただいている部分はございます。そういった中で、やはり飲食を伴うような施設というふうな考えもございまして、今の、やはりコロナの関係等がどういった施設運営に影響があるのかというリスクは、若干やっぱり捉えられているという感触でございます。 終わります。
○石井計次議長 石井徹議員。
◆2番(石井徹議員) 非常に、今度4月オープンということで、タイトな形になるのですけれども、4月オープンというか、開館は間に合いそうですか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 収益を生む施設に投資をしておりますので、間に合うのかではなくて、間に合わせるという考えで担当としては取り組んでおります。 終わります。
○石井計次議長 ほかにございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 これで質疑を終結します。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これで討論を終結します。 これから、議案第29号 「鳩山町上
熊井農産物直売所条例の制定について」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○石井計次議長 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第30号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第6、議案第30号 「鳩山町泉井交流体験エリア条例の制定について」の質疑を行います。 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) だんだんと具体化はできているとは思うのですけれども、どれだけ活用されるかという点が、心配といいますか、分からないのですよね。力を入れ始めたというのは分かるのですけれども、どういうふうに活用してもらうということがありましたら、お願いします。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 泉井交流体験エリアは、条例第1条に目的というふうに規定をしておりますとおり、町民への交流の場を提供するとともに、農業に対する体験の場を提供し、地域農業の担い手を育成し、もって、本町の農業振興と地域の活性化を図ることを目指している施設でございます。 また、泉井交流体験エリアに建設する交流体験館は、農業振興による地域の活性化、地域のコミュニティ、そして、またすぐ近くに新沼窯跡がございますので、遺跡の紹介できる施設として、展示等を含めて活用したいというふうに考えております。 こういった活用の仕方によりまして、鳩山町の中の産業、コミュニティ、文化の交流、こういったものを3本柱として施設の活用を図りたいというふうに考えているところでございます。 なお、当該施設につきましては、それぞれの目的達成のために積極的に活用を図るという考えでございますけれども、議員のご質問のどれくらい活用されるのかということにつきましては、現時点で明確にお答えすることはなかなか難しいという部分でございますが、先ほど申し上げましたけれども、鳩山の魅力の発信、地域内外の交流の促進、そして、農業の担い手の創出、こういったものに施設の目的達成のための業務に施設を積極的に活用していきたいというふうに考えております。 終わります。
○石井計次議長 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 私の考えとしては、こういう交流体験エリアということで整備してしまうのではなくて、それを先にするのではなくて、活用したいという人を多くする事業を、ソフト事業になりますかね、それを先にやったほうが良いのではないかなと思うのですよね。農業関係とか教育関係とか、そういうのを含めてできないかなと思っているのですけれども、要するに、町内だけでもないのですか、町外も含めてその研究の拠点にしたいということなのでしょうか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 こちらの施設は施設整備ですから、いわゆるハード整備という形になるわけでございますけれども、議員ご質問のとおり、ソフト事業、こういったものは、やはり併せて取り組まなければ、施設の積極的な活用は進んでこないというふうに認識しております。 こちらのソフト事業の関係ですけれども、こちらはやはり地域の方ともいろいろお話をさせていただいた中で、やはり集落センター機能とこちらの交流エリア機能、こちらが若干やはり区分をしております。そういった中で、集落センター機能でカバーできないものについて、これは非常に外部の伝統文化の団体等との交流とか、こういったものについて、この施設を使ってその交流を深めていこうと。また、鳩山町、外の方がなかなか町の中に来ていただけないという状況もございます。そういった中から、この施設プラス直売所ということで、農産漁村振興交付金を活用して整備をいたします。こういったもの、さらに町営路線バス北部線ということで、高坂駅から越生駅がつながったということもございますので、こういった環境をよく利用していただきながら、この施設のほうの活用も図っていきたいというふうに考えております。 終わります。
○石井計次議長 石井徹議員。
◆2番(石井徹議員) 今、根岸議員の中にも目的のことについてありましたけれども、農業を体験の場の提供ということなのですけれども、どこを、誰が、どのように実施するのかお伺いします。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 施設の中に農業の体験館、体験する場が、部屋がございまして、そちらのほうが研修等ができるようになっております。 そういった中で、実際のどういった展開をしていくのかというご質問かと存じますけれども、こちらにつきましては、やはり泉井地区がメインの地域になりますけれども、こちらで農業を営んでいる方、また野菜等を出荷されている方、こういった方大変多くございます。そういった方に協力を得まして農業体験、こちらがどういったものが良いのかということで、いろいろ考えてみたのですけれども、最初は教育関係、幼稚園とか小学生とか、こういった方の教育の場の提供にも一つなればいいなというのが1点。 それと、農業の担い手の育成ということであれば、鳩山町のほうでは新規就農相談会というのを実施しておりますので、その会場でいろいろ聞き取り、さらにはその周辺の農地等に一緒に行きまして、実際に就農されたときのイメージ、作付されている作物を含めて、現地を見ながら、その鳩山町での就農に対するイメージを膨らませていただくという使い方もしていけるのかなというふうに考えております。 終わります。
○石井計次議長 石井徹議員。
◆2番(石井徹議員) 現実に、現場で農業体験をするのかなというのが頭にあったのですけれども、その机上的な勉強も含めてということで、ただ、現場近くの泉井のいわゆる農業従事者の方が協力してくれると思うんだけれども、それ以外の、例えばエリアでも、そういった体験をさせることは考えられるのですか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 現在、日大生の方に協力をいただいて、地域協力隊ということで鳩山町で農作業のお手伝いをしていただいているという部分もございます。こういった方は、亀井の農村センターを中心に活動を行っていただいているという部分もございます。 また、大橋地区で新規就農されて、ネギを栽培されている方の実習というのですか、実際に農家の作業を手伝っていただくようなこともしていただいておりますので、こういった取組を徐々に、北部地域活性化事業でございますけれども、徐々に鳩山全体に波及させていくということで、鳩山町の農業全体が元気づけられるというふうなことで取組を進められればなというふうに考えております。 終わります。
○石井計次議長 石井徹議員。
◆2番(石井徹議員) 今、説明をいただいたとおり、そういう形で発展して、鳩山町全体がよくなるような、農業が活性化できるような形にしてもらいたいと思います。 よろしくお願いします。
○石井計次議長 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) 条例の中の業務で、前条第4号に規定する児童交流館については別に定めるとありますけれども、この規約は何かつくるのでしょうか。 それと……
○石井計次議長 1問ずついきましょう。議事の整理都合上。
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 こちらにつきましては、議員ご質問のとおり、第4条の中に別に定めるというふうに規定をしているわけでございますけれども、交流体験エリアにつきましては、条例第16条の規定に基づきまして、指定管理者を募集し、管理を行うという想定でございます。児童交流館の管理につきましては、その指定管理者の管理の中に入れるのかどうか、こういうものを含めて、ちょっと別の規定で定めたいというふうに考えております。 終わります。
○石井計次議長 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) では、そのあたりはまだ詰めていないという感じなのですね。分かりました。 使用料について、また最後のページの使用料なのですけれども、ここを貸館ということがメインで、使用料が見込まれるわけですけれども、年間1,000万円と指定管理料を見込んでいるということでした。ここの使用料の年間の見込み、それからそのお金はどこに行くのか、お願いします。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 泉井交流体験エリアの利用料金収入でございますけれども、こちらのほうは、今のところ想定という話になってしまいますけれども、今宿コミュニティセンターが同様の建物でございますので、こちらの令和元年度の決算状況をちょっと確認をさせていただきました。その収入全体が約
956万円、それと、そのうちの指定管理料が695万円ということでございまして、利用料金収入、こちらは224万7,000円でございました。 こちらの体験エリアの関係でございますけれども、亀井地区の人口が今宿地区の約40パーセントということもございます。ただ、施設が新しいということがございますので、こういったことから想定いたしますと、今宿コミュニティセンターの利用料金の6割から7割程度は確保できるのではないか、金額といたしますと、大体135万円から150万円程度の確保はできるのではないかというふうに考えております。 なお、こちらにつきましては、施設運営当初から指定管理者という前提でございますので、こちらの利用料金収入につきましては、指定管理者の収入になるということでございます。 終わります。
○石井計次議長 ほかに。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 これで質疑を終結します。これから討論に移ります。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 討論を終結します。 これから、議案第30号 「鳩山町泉井交流体験エリア条例の制定について」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○石井計次議長 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第31号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第7、議案第31号 「鳩山町手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について」の質疑を行います。 質疑ございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 質疑なしと認めます。 これから討論に移ります。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これで討論を終結し、これから議案第31号 「鳩山町手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○石井計次議長 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第32号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第8、議案第32号 「鳩山町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」の質疑を行います。 質疑ございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 質疑なしと認めます。 これから討論に移ります。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これから議案第32号 「鳩山町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○石井計次議長 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第33号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第9、議案第33号 「鳩山町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の質疑を行います。 質疑ございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 質疑なしと認めます。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これから議案第33号 「鳩山町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○石井計次議長 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第34号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第10、議案第34号 「鳩山町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」の質疑を行います。 質疑ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 質疑なしと認めます。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これから議案第34号 「鳩山町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○石井計次議長 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第35号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第11、議案第35号 「埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について」の質疑を行います。 質疑ございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 質疑なしと認めます。 これから討論に移ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これから議案第35号 「埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○石井計次議長 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第36号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第12、議案第36号 「工事請負契約の変更契約の締結について(上熊井集落センター整備工事)」の質疑を行います。 日坂議員。
◆4番(日坂和久議員) 議案書の添付書類の中にAVの施設の件をいただいているのだけれども、そこについて伺いたいのですけれども、当初の計画より138万、努力していただいてお安くなってございます。ここに使用目的というのでしょうか、地域活性化事業の拠点施設として利用する目的も含まれていて、全員協議会で配られた資料の中では、上熊井地区活性化委員会の計画で、今後の活動として、これ正式名称かどうかは分かりませんけれども、熊井の森、旧ゴルフ場計画地周辺を中心に活性化していくと定めていて、熊井の森の整備には、協力団体などを募って活動組織を立ち上げるとあります。そのために上熊井地区と協力団体などとの研究会とか研修会ですか、そういったものや打合わせ会なども必要だろうから、このAV設備も追加したという説明を受けたと記憶しているのですけれども、それでよろしいですか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 AV設備の関係につきましては、当初では備品購入という形で考えていたわけでございますけれども、今回、変更工事の中の工種の1つということで組み入れさせていただいたものでございます。 この地域の活動の関係でございますけれども、議員全員協議会でご説明いたしましたとおり、地域において自主的に外部の団体との連携を図りながら、どうやって地域の活性化を図るのか、これは大きく捉えて2つ視点がございます。 1つは、町外の方との、団体との交流。それともう一つが、今回整備をいたします上熊井農産物直売所を核として、地域においてどういった取組ができるのかという視点です。この2つの視点を実現するために、現在、3団体と連携をしておりまして、1つがNPO法人はとやま環境フォーラム、もう一つの団体が木こりクラブ、もう一つの団体が奥武蔵マウンテンバイク友の会と、こういった3団体と既に連携をとりながら、今後の地域の活性化への取組、これを自主的に検討いただいているということでございまして、こういった事業計画の共通認識を図るための会議とか研修会、こういったものに必要な設備であるということで、今回追加をさせていただいたということでございます。 終わります。
○石井計次議長 日坂議員。
◆4番(日坂和久議員) そうしますと、この森がある地域ですけれども、中央化学株式会社から寄附された町有地が一定規模の面積を有してございまして、公有財産利活用の町民検討委員会においても、具体的な活用方法というのはまだ定められなかった地域なのですよ。ただ、安易に売却をしてしまうと、不法投棄などにつながるおそれがあるということで、土地利用転換想定箇所として、現状のまま里山の維持及び保全をしていくと位置づけられている状況でございます。 地元の活性化委員会では、この森の整備を中心に地域活性化させたいということも、計画の1つにあるようですが、公有財産利活用検討委員会でも、この地域についての利活用を今後も検討すると思われるわけですよね。その調整というのは、町としましてはどのように行うのか、また、ここの集落センターが調整していくための拠点施設となる可能性もあるわけですか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 町有地が、やはり(仮称)熊井の森といわれておりますが、その中に点在しているという状況は、私どもも把握しているところでございます。 そういった中で、地域の方がその町有地を個別に使用すると、そういう概念ではございません。あの森全体をエリアとして捉え、横に流れる辻川、それと、その森の中にございます町道、こういったものを利用して、個別のその町有地とか民地、そういった山林をターゲットとして活用を図るということでなくて、エリア全体をそういった公共の川や道、こういったものを活用して、どうにか地域の活性化を図りたいという考えでございます。 それと、もう1点、地域の方が所有されている山林がございます。こちらについては、その団体と地域の土地の所有者の方の合意の下にその一定の民有地、こちらの活用は進めていくということで合意が得られているというふうに報告は受けております。 終わります。
○石井計次議長 日坂議員。
◆4番(日坂和久議員) 分かりました。 それで、この何というのかな、その今までほかの地域にある集落センターというものは、この上熊井の集落センター、これから建築されるわけですけれども、これは従来の単なる集落センター以上の機能を持つような気がするのですよ。ほかの集落センターではそのような活用方法とかというのは、まだ私の知る限りでは見当たらないのだけれども、ここの上熊井の集落センターというのは、そういうふうに活用していくというのは、町として、これは新しい試みの施設というふうに捉えているのですか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 まず、北部地域活性化事業への取組の部分から始めてしまうような認識になってしまうのですけれども、地域の活性化を図るために、町と地域が共同で活性化取組方針という事業計画をつくったわけでございます。それの中にいろいろ整備する施設、また、道路をどうやって使っていくのか、住宅の誘導をどう図るのかということで目的を定めながら事業を展開しているわけでございます。 そういった中で、集落センターにつきましては、地域のコミュニティづくりと併せて、地域の活性化の拠点施設という位置づけでございます。今までの集落センターがやはり地域のコミュニティということで、集会施設という形で活用されてきたというふうに私ども認識しておりますけれども、今回、整備をいたします上熊井の集落センターにつきましては、地域が主体的に取り組む活性化事業を、どのように取り組むのかという拠点施設としての活用も、その目的の中に入って整備をさせていただくということでご理解をいただければと思います。 終わります。
○石井計次議長 ほかに。 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 同じような質疑になりますけれども、要するに、運営維持は、結局誰がやるのですか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 本工事につきましては、(仮称)鳩山新ごみ焼却施設整備に伴って交付されます地元対策費を活用した事業ということで実施をさせていただくものでございまして、施設整備自体は町が実施いたしますけれども、実質的な発注者は地元地区というふうな認識でございます。 また、施設整備に当たりましては、地域においてより使いやすく、より管理しやすくなるように、地域住民の方の一定の希望に沿った施設整備を進めるとともに、今後の施設管理等は地域で行っていただく旨のご説明を繰り返しさせていただきまして、ご理解をいただいているところでございます。 なお、今後、地元と集落センターの管理及び使用に関する協定、こういったものを締結させていただきまして、管理等の区分の明確化、こちらを図っていきたいというふうに考えております。 終わります。
○石井計次議長 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) もう一つは、買換えなどが出てくると、非常に高いものが多くなっているので、地元としては全然手が出ない、手が出ないというか、金も出せないということだと思うのですよね。そういった場合に、他の地区との、集落センターというものの概念と、全然違ったものになってくると、だから名前も変える必要があるのではないかなと、そういうふうにも思うのですけれども、他の地区との、要するに集落センターというものの概念は、公費が8割とかありますよね。地元で2割を持つとか、そういうことが全然できなくなってくるのではないかなと思うわけですが、その辺の説明をお願いします。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 最初の施設整備、備品の配備等につきましては町が行うということになりますけれども、こちらにつきましても、やはり経年劣化等で買換えが必要になるという部分が発生すると思います。そういった部分につきましては、経年劣化等での買換え等につきましては、地域でお願いするというふうにこれまでも説明をしてきたところでございますし、地域の方も一定の了解はいただいているものというふうに認識しております。 なお、大規模な修繕とか、そういったものにつきましては、鳩山町のコミュニティ施設特別整備事業の補助金がございますので、そういった中で対応できるものについてはその要綱の中で対応するということで、今のところは考えております。 終わります。
○石井計次議長 いいですか。 ほかにございますか。 関根議員。
◆1番(関根清隆議員) 今現在の予算、当初の予算から比べますと、約1,700万円くらいオーバーしている状態なのですけれども、この追加の契約以上、今後発生する工事等の費用の発生がありますでしょうか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 上熊井集落センターの整備工事につきましては、今回上程させていただいております変更契約が最終の契約額ということでございます。 終わります。
○石井計次議長 よろしいですか。 ほかに。 森議員。
◆6番(森利夫議員) 先ほどの根岸議員の質疑とちょっとかぶるのですけれども、私の認識では、建築工事請負変更契約ということで、今回、追加工事というか、変更工事する竹の侵入防止、それから、主にお聞きしたいのはAV装置というのですか、それとキッチン、これが建築工事に入るということが変更契約をするので明確なのですが、建物は建築工事で町の所有物、建築工事であれば町の所有物になると思います。備品はその地域のものかもしれませんが、建築工事で経年劣化、あるいは故障等が起きたときは、町が補助金ではなく修理、改修すべきと思うのですが、その辺はいかがですか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 まず、建築物は町の所有物であるというのが、それは同様の認識でございます。 また、備品につきましても、町が購入し配備いたしますので、これも町のものであるということでございます。 それと、躯体的な、施設の躯体の改修の関係でございますけれども、これは他の集落センターの均衡を図るという部分もございます。そういった中で、先ほど申し上げましたように、協定書を締結させていただきまして、その各費用の負担区分、こういったものを明確にしながら、町と地区の役割、これを定めていきたいというふうに考えております。 なお、施設の躯体的な修繕につきましては、今後、どの程度の期間で出てくるのかというのがちょっと想定できないところもございますけれども、こちらにつきましても、先ほど申し上げた鳩山町のコミュニティ施設特別整備事業補助金の要綱に基づく中で対応ができればというふうに考えております。 終わります。
○石井計次議長 森議員。
◆6番(森利夫議員) コミュニティ施設補助金何とかというのを、正確に名前は分かりませんが、上熊井の集落センター及び泉井の集落センターに関しましては、次期更新施設の地元対策事業として造られているのが現実ですので、そのコミュニティ施設、一般的なコミュニティ施設と全く同様の扱いは、私はまずいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 こちらの建設に係る原資については、議員ご指摘のとおり、焼却施設整備に係る地元対策費で建設をさせていただくということでございますけれどもこれが経年、これからずっとその管理等についても担保できるというものではないというふうに、担当としては理解をしております。あくまでも当初整備に係る部分について、その地元対策費を活用させていただくということで考えておりますので、ご理解いただければと思います。 終わります。
○石井計次議長 よろしいですか。 森議員。
◆6番(森利夫議員) 更新施設が泉井、上熊井地域で稼働している限りは、地元対策は、この施設を造った後、町では何も考えていないというふうにとれるような気がするのですが、いかがでしょうか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 地元対策事業につきましては、現在、高倉クリーンセンターが稼働しておりますけれども、そちらのほうも同様の考え方でございました。実際には、ある一定の期間区切りまして地元対策事業を実施し、その財源として、地元対策費と、高倉の場合では鶴ヶ島市の財源を使って事業を展開したということでございます。 鳩山町の場合におきましても、今回、地元対策費、4年間、2億円ずつの8億円ということで交付をいただきまして、実際に、活性化取組方針に位置づけた地元対策事業の中の財源として活用させていただくわけでございますけれども、これもやはり地元との活性化協定書、これが10年間のお約束をさせていただいておりますけれども、この中で取り組むべき地元対策事業を具体化していくという基本的な考え方でございます。 終わります。
○石井計次議長 松浪議員。
◆7番(松浪健一郎議員) お願いします。 今までの集落センターと比べて、物も豪華に大きくなると思うのですけれども、光熱費とか固定費もどんどん上がると思うのですけれども、その辺は誰がこれから払っていくのですか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 先ほど、管理・運営の部分で若干申し上げさせていただいたのですけれども、そういった固定経費につきましては、地元にご負担いただくということで考えております。 なお、そういった電気代が非常に上がらないようにということで、設備等についても、その地元の電気屋さんとか意見を聞きながら、ある程度の範囲に収まる中でということで、地域の意見を聞きながら設備のほうも決定しているということでございます。 終わります。
○石井計次議長 松浪議員。
◆7番(松浪健一郎議員) それで、地元の了解は取ったということで良いのですか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 地元との協議の中では、これまで施設整備の設計の段階からそういうことを繰り返しご説明をさせていただいてきました。そういった中で、地域の方も、地元で負担するのであれば、それほど電気料金等かからない施設にしようということで合意をいただいているというふうに認識をしております。 終わります。
○石井計次議長 ほかに。 小川議員。
◆8番(小川唯一議員) 確認なのですけれども、大変同じような質問になっているかと思うのですけれども、これの施設を、上熊井の方が、そのいわゆる固定費を負担していくという考え方が1つありますよね。だから、町が建てたのだけれども、上熊井の人が管理してくださいと。これを逆に町が管理しますので、上熊井で使いたいときに使用料として払ってという考え方はなかったのでしょうか。 というのは、まず、年間を通して、集落センターの使用回数というのが非常に少ないですよね。例えば自分のところの地区でも、まずそんなに使われていないのですよ。そうしますと、むしろ上熊井としては、使用料で払ったほうが地域としてはよろしいのではないかなと思うのですけれども、その辺の要望とか、あるいは町からの指導というのは別になかったか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 施設の整備方法については、議員おっしゃるとおり、町が造って町が管理して貸館という形の部分と、地域の方に自由に使っていただくという利用方法があると思います。そういった中で、一番最初の部分に戻ってしまうのですけれども、地域で集落センターが古くなっているという部分も、既存の施設がございました。そういった中で、ぜひ地域で集落センターをその地元対策費を活用し、整備したいという意向はございました。これを酌み取った中で活性化取組方針の中の事業に位置づけたということでございますので、こちらにつきましては、その利用方法についても、町が実際には建築をいたしますけれども、使用等の管理等につきましては、地域でお願いするということで理解を求めた中で合意しているというふうな認識でございます。 終わります。
○石井計次議長 よろしいですか。 ほかにございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 これで質疑を終結します。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 まず、原案に反対の議員の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 次に、原案に賛成の議員の発言を許します。 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) 11番、大賀広史です。 本議案に対して、賛成討論をいたします。 議会から、無駄遣いの多い変更契約ということで、何人もの議員が指摘してまいりました。 厳しい財政状況を鑑みず、担当課として財源を使い切ろうとする体質では、今後は議会も町民も納得いたしません。今回は音響機器について130万円、その他削減に、縮減に努力していただきました。まだまだ無駄が多いと思いますが、執行部の努力について一定の評価をしたいと思います。 以上。
○石井計次議長 反対討論がないようでございますので、続いて賛成討論の……。 関根議員。
◆1番(関根清隆議員) 備品購入ということで、主管部門におきましては、見直しをしていただきまして減額をしていただきました。住民の税金を守る立場の人間として、その結果が必ずしも十分とは思えません。しかしながら、今回のように、執行部の対応と姿勢は、ある程度評価できるものと考えます。 また、当初の予算である1億6,200万円に対して、今後の見通しとして、最終的には1,370万円程度の予算オーバーとなりますが、これは当初の予算に対する8.5パーセント程度の超過ですので、また竹のその侵入等の課題もあったということもありまして、対策もやむを得ないことかなと判断し、この程度の負担であれば、健全な工事と費用であろうと判断し、この案件に賛成するものでございます。
○石井計次議長 同じく賛成討論ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 これで討論を終結します。 これから議案第36号 「工事請負契約の変更契約の締結について(上熊井集落センター整備工事)」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○石井計次議長 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 会議の途中ですが、ここで休憩いたします。 11時15分の再開とします。 (11時05分)
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○石井計次議長 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を開きます。 (11時15分)
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△議案第37号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第13、議案第37号 「工事請負契約の締結について(上熊井農産物直売所整備工事)」の質疑を行います。 質疑ございますか。 関根議員。
◆1番(関根清隆議員) この案件につきましての仮契約書の説明の中に、解体工事等というふうに書いてありますけれども、金額的には1億1,900万円ということになりますと、解体工事以外のものもたくさん含まれると思うのですが、大ざっぱにどのようなものが含まれてこの金額なのか、回答をお願いします。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 上熊井農産物直売所の工事の工種という形になろうかと思いますけれども、順次ご説明申し上げますと、まず、外構工事の内訳といたしましては、基盤整備工事、植栽工事、施設整備工事、園路広場整備工事、こちらがございます。 次に、建築工事の関係でございますけれども、こちらが休憩所建築工事、それと、ご質問がありました集会所解体工事がございます。 次に、電気設備工事でございますけれども、これ基幹設備工事とか電灯工事、コンセント設備工事等が一式という形になっております。 終わります。
○石井計次議長 関根議員。
◆1番(関根清隆議員) 上熊井集落センターでありましたが、それ以外の各種備品等、そういうものは今回は含まれておりませんでしょうか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 こちらの直売所の関係につきましては、前回、昨年度、施設整備のほうが完了しておりますので、今回につきましては、基本的には外構工事と取壊し工事という形で、外の部分を整備していくという形になります。 ただ、一部、先ほどご説明申し上げましたけれども、建築工事の中に休憩所建築工事がございます。これは町営路線バス北部線の乗務員の休憩室という形になりますけれども、こちらのほうに配備する何かしらの備品等があれば、そちらのほうは改めて予算を確保させていただくという形になろうかと思います。 終わります。
○石井計次議長 関根議員。
◆1番(関根清隆議員) これは、当初の予算に対しまして、工事も、整備工事も、事業も終わりに近づいておりますが、結果的に1億400万円ほどの超過となっておりまして、これは当初予算の26パーセントオーバーということになります。これはなかなか容認しがたいオーバーランでございまして、このオーバーの分がおおむね地方債の増額という形で会計上は出されておるのが現状でございます。 これにつきまして、執行部のご意見はどのように感想を持たれているか、お答え願いたいです。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 これまでの一般質問や整備事業の進捗の関係でご答弁申し上げてきた内容も含まれますけれども、実際に活性化取組方針を策定した段階では、今回の国庫補助金等、農山漁村振興交付金を活用しているわけでございますけれども、こちらの採用率、採択率と、また金額、こういったものも非常に不明確な中で活性化取組方針に整備を位置づけたということでございます。この時点で、その裏づけが非常に甘かったのではないかというご指摘をいただく中では、担当といたしましても、そういった部分はあるのかなというふうに認識しております。 ただ、今回、工事のほうで議案を上程させていただいております請負工事の金額といたしましては、当初予算額1億5,000万円に対しての契約額という形になりますので、その予算の範囲の中で、ある程度の経費節減を含めた設計を見直しながら、入札を進めさせていただいたということでご理解をいただければと思います。 終わります。
○石井計次議長 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) 今の答弁で、今年度の1億5,000万円という計上なのですけれども、関根議員のほうから資料として出していただいた資金管理表、こちらを見ますと、2017年、平成29年度からの予算計上、今年度まで、先ほどの1億5,000万円合わせると、5億3,301万円予算計上しているわけです。 この中で現在までの執行額を見ると5億437万円で、約2,800万円ぐらい執行残があるわけです。ただ、先ほど指摘があったように、当初予算から大きく上回って起債に切り替えているという部分があるので、こういった執行残についてどう考えるか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 こちらの農産物直売所につきましては、今回、執行残が約3,000万円程度という形になっております。その財源手当としては、その多くが起債という形になりますので、その起債の減少につなげられる財政措置を第一に考えたいというふうに考えておりますけれども、その中で、やはり加工室の中、加工室3、4というところについては、備品がまだ搬入されておりません。これは指定管理者を選定した後に、どういった加工をしていくのかということも含めて、その備品の選定をしていくということになりますので、申し訳ございませんけれども、この執行残のうちの一部とはなりますけれども、その備品の購入に充てさせていただくという考えで、今のところ認識しております。 終わります。
○石井計次議長 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) この執行残という言葉が、残ったお金というふうに思われがちなのだけれども、実際は借金している金なのだね、余った金ではないということをしっかり認識していただいて、必要な部分では経費としてやむを得ないと思います。 以上。
○石井計次議長 質疑、ほかにございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 ないようですね。 これで質疑を終結します。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これから議案第37号 「工事請負契約の締結について(上熊井農産物直売所整備工事)」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○石井計次議長 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第38号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第14、議案第38号 「工事請負契約の締結について(泉井交流体験エリア整備工事)」の質疑を行います。 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 整備工事費、費用の件ですが、町の財政事情等を考えて、こういう高額なものを整備するということについては、地元要望がどのくらいあって、先ほど伺った活用の度合いとか目的とかっていうのは聞きましたので、費用に限って財政事情との関係でどのように考えてやるのかという点を伺いたいと思います。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 今回、本年度当初予算額で7億円の予算額をご議決をいただきまして、入札のほうを執行させていただいたということでございます。こちらの施設に関しましては、建物の仕様などにつきまして、地元要望を取り入れながら設計をいたしましたけれども、集落センターを別途整備いたしますので、こちらの機能とはやはり分けたという部分が明確にございます。 そして、あくまでも北部地域のコミュニティ及び農業振興の拠点施設として必要な機能に絞って、その施設整備に向けて取り組んだということもご理解いただければと思います。 なお、工事経費の関係でございますけれども、この7億円という計画につきましては、先ほど来申し上げておりますとおり、活性化取組方針を策定した段階で計画に位置づけた金額ということでございます。その後、東京オリンピック等もございまして、建設資材、また人工等の建設単価が上がっている中で、どのようにしてこの計画の中で施設整備を進めるのかということで考えたわけでございますけれども、当初の採用している部材、こういったものの見直しを十分図ったという形で、その設計額自体を計画額の中に収めるという努力をさせいただきまして、実際には、財源内訳としては起債が大部分を占めるわけでございますけれども、こういったことで、事業計画自体の上限額を定めた中で、どのように執行していくのかということを検討させていただいたということでございます。 終わります。
○石井計次議長 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 今後も、農業振興に対して国のほうからの国庫補助金等が来るというふうに考えてやっているわけでしょうか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 国庫補助事業の採択につきましては、あくまでも個別の事業単位という形になります。今回の農山漁村振興交付金につきましては、泉井の交流エリアと上熊井の直売所ということで計画をつくって事業採択を受けたということになりますので、今後の国庫補助事業の取組に関しましては、やはり鳩山町で国庫補助事業として実施すべき事業があるのかどうか、そこからの検討という形になりますので、必要があるという判断のもとであれば、国に対して申請を上げるとか、そういった手続を進めていくということになります。 終わります。
○石井計次議長 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 今後も必要な事業というのはあると思うのですね、継続的にあると思うのです。どういうものが出てくるかというのは別の問題として、個別の問題としてあるというふうに考えて、鳩山町の財政といいますか、基本的な財政、約31億とか32億とか、そのくらいに、プラス国庫補助事業とかそういうものを足して50億とか、60億っていう事業をやっているわけなのですけれども、そういう財政を考えると、やっていけなくなるのじゃないかなと、集会所も立派なものにする、上熊井の直売所も造ると、以前、農村センターを変えたというふうなことをやってきましたけれども、今後も大丈夫なのかなというところがあるわけなのですが、そういうことを考えた中でのこういう泉井の交流体験センターを造るということでの、それも落札額で6億2,276万円を超える額ですね。そういうことなので、その辺の考え方を、担当課なり、政策財政なりお願いしたいと思うのですが。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 やはり町の財政状況を鑑みれば、国庫補助事業を活用したいといっても、やはり補助率というのがございます。これが、よくて3分の2、悪くて半分という形になろうかと思いますけれども、そういった場合には、その残りの町が負担すべき財源の手当てとしては、やはり起債というのに頼らざるを得ない状況だというふうに認識しております。 こういった中で、町の財政状況をやはり鑑みながら、その必要はあるけれども、若干先に送れるのではないかとか、その緊急の度合いとかそういったものをよく検討しながら、事業採択に向けての協議をしていきたいというふうに考えております。 なお、実際の何というのですか、全体的な財政状況につきましては、私からはちょっと申し上げられませんので、ご理解いただければと思います。 終わります。
○石井計次議長 横川政策財政課長。
◎横川勇政策財政課長 お答えいたします。 大きな箱物は、一応今年度で大体終わるということで考えております。 一般質問でもお答えいたしましたけれども、起債をなるべく抑えたいというふうに、財政のほうでは考えているところでございます。それで、公債費改善計画、仮称なのですけれども、これをつくって、令和3年度の予算以降は、やはりブレーキといいますか、制限をつけていく必要があるのではないかというふうに考えているところでございます。 終わります。
○石井計次議長 よろしいですか。 ほかに質疑ございますか。 関根議員。
◆1番(関根清隆議員) 今回の、この平面図を見させていただいたのですが、加工体験室というのがございまして、ここでは調理をするようなのですが、泉井交流体験エリアというのは、調理を体験して交流するエリアのために存在するのでしょうか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 こちらの加工体験の部屋につきましての機能ですけれども、こちらにつきましては、町の農村センターと一部重複するような形にはなりますけれども、加工品の6次産業化、こういったものを進める施設ということもございます。 それと併せまして、新規就農者の方とその加工業者、こういった方のパイプをつなぐ施設としても活用したいというふうに考えておりまして、こちらの設備を設置したということでございます。 終わります。
○石井計次議長 関根議員。
◆1番(関根清隆議員) これは建物全体の何平米になりますでしょうか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 こちらのほうの集会施設が、建築面積で1,069.82平方メートルでございます。 終わります。
○石井計次議長 よろしいですか。 関根議員。
◆1番(関根清隆議員) そうしますと、平米当たりいくらの計算で建設の予算を立てましたでしょうか。
○石井計次議長 暫時休憩します。 (午前11時31分)
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○石井計次議長 再開します。 (午前11時32分)
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○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 こちらのほうが、契約額が6億2,276万2,800円でございますので、これを面積で割りますと62万円、平米当たりですかね、になるというふうに考えております。 ただ、こちらのほうが外構工事もいろいろ入ってございますので、これが建築物の単価ではないということで、ちょっとご理解いただければと思います。 終わります。
○石井計次議長 ほかにございますか。 森議員。
◆6番(森利夫議員) すみません、関根議員に重複するのですけれども、落札価格が六億二千幾らということなのですが、これは外構、それから広場、みんな全部含めた建築工事だと思いますので、そのうちの体験交流エリア、建築面積711平米、それから学童保育222平米、それで倉庫が24平米、これのそれぞれの建物だけの落札価格に比例した、価格はそれぞれいくらですか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 申し訳ございませんが、手元の資料として、その面積当たりの部分は確認ができるのですけれども、設計単位でその施設別の落札額に比例した数値を出してございませんので、申し訳ございませんが、ご答弁できないという状況でございます。 終わります。
○石井計次議長 森議員。
◆6番(森利夫議員) 承知いたしました。 それでは、後で結構ですので、建物それぞれの単価並びに外構、駐車場、その他詳細にわたっての建築価格ないしは落札価格を教えていただくことは可能ですか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 設計図書がございますので、それに基づきまして設計価格と落札率の差、こういったものを求めながら金額のほうを整理してご提示をさせていただければと思います。 終わります。
○石井計次議長 森議員。
◆6番(森利夫議員) よろしくお願いいたします。
○石井計次議長 関根議員。
◆1番(関根清隆議員) 先ほど、1,000平米強というふうに伺いましたけれども、国税庁の平均的な平米当たりの鉄筋コンクリートの工事費用は、約26万4,000円ということになっておりまして、それを計算しますと、約2億6,400万円程度の工事費になるかと思います。その外構工事、それから道路工事、駐車場工事等々たくさんあると思うのですが、全体として8億という予算の中で2億、3億としましても、かなり余裕があるのではないかと、言い換えれば、この金額は必要以上の費用を使おうとしているのではないかというふうに感じられるのですが、それについていかがでしょうか。
○石井計次議長
吉澤産業環境課長。
◎
吉澤祐一産業環境課長 お答えいたします。 議員が今おっしゃった国税庁の単価がちょっとよく分かりませんけれども、現状の木造建築におきましても、今、平米単価が大分上がっているという状況でございまして、今回、鉄筋コンクリート、一部鉄骨造ということでございますので、平米当たり60万円程度であれば、それほど高くないのではないかというふうに、担当としては認識しております。終わります。
○石井計次議長 関根議員、よろしいですか。 ほかに質疑ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 これで質疑を終結します。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これから議案第38号 「工事請負契約の締結について(泉井交流体験エリア整備工事)」の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○石井計次議長 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第39号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第15、議案第39号 「令和2年度鳩山町
一般会計補正予算(第2号)の議定について」の質疑を行います。 野田議員。
◆9番(野田小百合議員) 7ページ、歳入です。総務費国庫補助金に関して、個人番号カード交付事業補助金とマイナポイント事業費補助金に関することをお尋ねします。 まず、マイナポイント事業の概要をお尋ねします。
○石井計次議長 横川政策財政課長。
◎横川勇政策財政課長 お答えいたします。 マイナポイント事業の概要なのですけれども、これはマイナポイントの活用によりまして、消費の活性化、あと、マイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的とする事業でございます。 マイナンバーカードを取得して、マイキーIDを設定いたしまして、民間キャッシュレス決済サービスを利用して一定額をチャージした方に対して、国がマイナポイントを付与するというサービスでございます。秋頃、具体的には9月ごろを目標に実施するというような考えでございます。現在は、マイキーIDというIDを設定を呼びかけている段階でございます。 国の施策ということでございますので、国の方針に基づいて、現在、町としても行っているところでございまして、また、活用方法などにつきましては、「広報はとやま」の8月号くらいに載せられればということで、今、考えているところでございます。 終わります。
○石井計次議長 野田議員。
◆9番(野田小百合議員) 昨日、総務省のホームページを確認しました。7月から申込みが開始で、9月からICチャージ、ずらずらっと見ると、6月中旬から支援開始予定となっていて、鳩山町役場というふうに出てまいりましたが、そのあたりは準備状況はどうなのでしょうか。
○石井計次議長 横川政策財政課長。
◎横川勇政策財政課長 お答えいたします。 先ほど、マイキーIDの設定を呼びかけていたと言っていたのですけれども、それが当たりまして、今、このマイナポイントの予約を、このIDを設定することでできるという状況でございます。 終わります。
○石井計次議長 野田議員。
◆9番(野田小百合議員) この間、いろいろな申請等で、そのマイナンバーカードを申請しようという方が増えている状況かと思いますが、鳩山町におけるその取得状況、また実際に取得するまでに多少1か月とかかかるということなので、申請数は増えている状況か、その辺を教えてください。
○石井計次議長 山田町民健康課長。
◎山田幸一町民健康課長 お答えいたします。 6月1日現在で交付済みのマイナンバーカードは、全部で2,330件ございまして、全体の約17パーセントでございます。昨年の同時期が約14.9パーセントぐらいでございますので、昨年度よりは毎年交付が増えているという状況でございます。 終わります。
○石井計次議長 ほかに質疑ございますか。 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 同じ7ページでも少し下のほうに、学童保育と保育所に対するコロナウイルス感染拡大防止策ということで100万円ずつ交付されているわけなのですけれども、これの要件、補助要件というのですか、何に使えるかとか、分かりましたらお願いします。
○石井計次議長 山田町民健康課長。
◎山田幸一町民健康課長 お答えいたします。 今回計上いたしましたのは、保育所等におけるマスク購入等の感染拡大防止に係る支援を目的としているものでございまして、マスク等のほか、アルコール消毒液、そのほか感染拡大防止に関する備品等の購入費用に対して、1施設当たり50万円を上限に補助するものでございます。補助率は10分の10で来るものでございます。 終わります。
○石井計次議長 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 16ページに歳出のところで、保育対策総合支援事業費等ということで200万円あって、ここでも、説明の中で消毒液などを買っているというふうなことがありましたけれども、今回、学校の休校等がありまして、登校日もあったわけですよね。それで、毎日、午前、午後といいますか、そんな感じで学童の人数も変わってきているのじゃないかなと思うのですよ。そういうことでの指導員の方の出勤の仕方といいますか、それが変わっているのじゃないかなと思うのですが、その辺に対する国庫補助といいますか、それは出ていないのでしょうか。
○石井計次議長 山田町民健康課長。
◎山田幸一町民健康課長 お答えいたします。 そちらにつきましては、3月から、学童のほうは、午前中から開所ということで指導員のほうには協力いただいているところでございますけれども、こちらについては1日当たり3万6,200円だったと思いますけれども、そちらの額のほうを追加して交付できるということになっておりますので、その辺は国のほうも、こちらのほうも10分の10の補助でございますので、補填というか、補助がされている状況でございます。 終わります。
○石井計次議長 ほかに質疑ございますか。 森議員。
◆6番(森利夫議員) 11ページの総務費なのですが、節16公有財産購入費の中に、町道495号線改良工事に伴う用地買収代というのがありますが、これはどの辺の部分でしょうか。
○石井計次議長 島野まちづくり推進課長。
◎島野紀美夫まちづくり推進課長 お答えいたします。 この部分につきましては、前年度におきまして用地買収が完了していない2件分の費用のほうを、今回追加補正として計上させていただいております。 終わります。
○石井計次議長 森議員。
◆6番(森利夫議員) ということは、これで全部用地買収は終わったというふうに理解してよろしいのでしょうか。
○石井計次議長 島野まちづくり推進課長。
◎島野紀美夫まちづくり推進課長 お答えいたします。 この2件分の用地買収が完了すれば、全区間の用地買収が終了するということでございます。 以上、終わります。
○石井計次議長 森議員。
◆6番(森利夫議員) ご苦労さまでした。 続いて、では、工事のほうをよろしくお願いします。 結構です、答えは。
○石井計次議長 ほかに質疑。 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 20ページの亀井小学校の給食の運搬用のダムウェーター改修工事について、説明をお願いします。
○石井計次議長 松本教育委員会事務局長。
◎松本正章教育委員会事務局長 お答えいたします。 亀井小学校の学校給食運搬用ダムウェーター改修工事162万1,000円でございますけれども、このダムウェーターにつきましては、幅が1メートル、奥行きが1メートル、高さが1メートル20センチ、それで最大積載量が200キロの小型の荷物運搬用のエレベーターでございまして、現在、学校の給食の運搬に使用しております。 このダムウェーターにつきましては、設置後37年経過しておりまして、経年劣化により巻上機、上についている巻上機に不具合が生じておりまして、埼玉県の都市整備部建築安全課のほうから改善するように是正の指摘がございましたので、巻上機とロープ、それから制御機器、そちらの交換をしなければならないということから、急遽、計上させていただいたものでございます。 終わります。
○石井計次議長 根岸議員。
◆10番(
根岸富一郎議員) 37年もたっているということなのですけれども、設置のときに、特にこれ聞いていないのですよね。37年前、もっと前、私の入った前からあったと思うのだけれども、ちょうど入るころですよね。亀井小学校の教室の使用方法といいますか、について伺いたいと思うのですが、2階きりないですよね、2階についてもその普通学級があるわけでしょうか。
○石井計次議長 松本教育委員会事務局長。
◎松本正章教育委員会事務局長 お答えいたします。 議員おっしゃるように、亀井小学校建築した際に一緒につけたものでございまして、そのときに説明はしたかどうかはちょっと分からないのですけれども、その学校の使用の方法ですね、1階が1年生と2年生、2階が3年生、4年生、5年生、6年生の普通教室がございます。 終わります。
○石井計次議長 ほかに質疑。 中山議員。
◆3番(中山明美議員) 24ページ、給食センター管理費需用費48万6,000円と、収入36万3,000円の説明をお願いします。
○石井計次議長 松本教育委員会事務局長。
◎松本正章教育委員会事務局長 お答えいたします。 今回、計上させていただきました食糧費につきましては、先日の議員全員協議会でも説明させていただいたのですけれども、新型コロナウイルスの感染症対策としまして、学校の臨時休業に際して給食を休止したときの食材の加工賃について支出しなければならないため、計上させていただくものでございます。 内訳を申し上げますと、米飯、ご飯のほうが19万7,507円、パンが3万9,473円、麺が4万5,854円、牛乳供給停止に係る違約金が20万2,370円となっております。また、この財源として、全国学校給食会連合会の学校臨時休業対策費補助金のほうが4分の3交付されますので、歳入のほうに計上させていただいております。 議員ご質問のその金額、そちらの差額が12万3,000円でございますけれども、そちらのほうは80パーセントが交付税措置されるということでございますけれども、20パーセントについては、町の一般財源となりますので、今後、また臨時交付金などの活用についても、できるのかどうかということも検討してみたいと、担当のほうでは考えております。 終わります。
○石井計次議長 中山議員。
◆3番(中山明美議員) この食料品の中で、野菜類というのはどういう扱いなのでしょうか。
○石井計次議長 松本教育委員会事務局長。
◎松本正章教育委員会事務局長 お答えいたします。 今回の金額に関しましては、先ほど申し上げたご飯とか、パンとか、牛乳とか、麺類、提供する前に加工して作っているもので、加工賃、そちらの保証になるのですけれども、野菜類に関しましても、一応給食センターのほうから業者、そちらのほうは学校給食会を通していませんので、直接確認をしまして、特にそちらのほうは問題ないという回答でございました。 終わります。
○石井計次議長 よろしいですか。 先ほど、根岸議員失礼しました。2回でした。1回残っています。よろしいですか。 〔「はい」と言う人あり〕
○石井計次議長 ほかに質疑ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 よろしいですね。 これで質疑を終結します。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これから議案第39号 「令和2年度鳩山町
一般会計補正予算(第2号)の議定について」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○石井計次議長 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第40号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第16、議案第40号 「令和2年度鳩山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の議定について」の質疑を行います。 質疑ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 質疑なしと認めます。 これから討論に移ります。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これから議案第40号 「令和2年度鳩山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の議定について」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○石井計次議長 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第41号の質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第17、議案第41号 「令和2年度鳩山町水道事業会計補正予算(第1号)の議定について」の質疑を行います。 質疑ございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 質疑なしと認めます。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 〔「なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これから議案第41号 「令和2年度鳩山町水道事業会計補正予算(第1号)の議定について」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○石井計次議長 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△請願第1号の委員長報告、質疑、討論、採決
○石井計次議長 日程第18、請願第1号 「自家増殖を原則禁止とする種苗法改定の取りやめと地域農業を守るための法律の制定に関する意見書の提出を求める請願について」を議題とします。 本請願の審査は、ご承知のとおり総務産業委員会に付託してありますので、委員長に審査結果の報告を求めます。 根岸総務産業委員会委員長。 〔総務産業委員会委員長
根岸富一郎議員登壇〕
◆総務産業委員会委員長(
根岸富一郎議員) 報告します。 令和2年6月10日 鳩山町議会議長 石井計次様 鳩山町議会総務産業委員会委員長 根岸富一郎 請願審査報告書 本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条第1項の規定により報告します。 左から横に申し上げます。 受理番号、付託月日、件名、審査結果、意見、措置。 請願第1号、6月2日、「自家増殖を原則禁止とする種苗法改定の取りやめと地域農業を守るための法律の制定に関する意見書の提出を求める請願」。 採択すべきもの。 願意は妥当と認める。 措置はありません。 以上です。
○石井計次議長 請願第1号の委員長報告は終わりました。 これから、請願第1号の委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ございますか。 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) では、委員長に伺います。 この委員会における審査において、この件名、自家増殖を原則禁止とする種苗法改定の取りやめ等について、鳩山町の町内の農業従事者、あるいは農業委員会の意見をお聞きになったのでしょうか。
○石井計次議長 根岸総務産業委員会委員長。
◆総務産業委員会委員長(
根岸富一郎議員) 町内の農業者に対しての意見は、まだ聞いていないということでした。ということで、鳩山町に限っての内容を削りました、意見書としては。 内容としては、そういうことです。 以上です。
○石井計次議長 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) そうしますと、請願の要旨と理由というところにおいて、最初の理由の冒頭の部分、鳩山町において、今後、農業政策を推進するに当たってというところがありますけれども、ここは削除したということでよろしいですか。
○石井計次議長 根岸総務産業委員会委員長。
◆総務産業委員会委員長(
根岸富一郎議員) 請願文書の内容については、一般の人から上げられるという趣旨でありますので、多少、異なっても良いという考え方で審査しています。
○石井計次議長 よろしいですか。 ほかに質疑ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 これで質疑を終結します。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 まず、本請願を採択することに反対の議員の発言を許します。 石井徹議員。
◆2番(石井徹議員) 自家増殖を原則禁止とする種苗法改定の取りやめと地域農業を守るための法律の制定を求める意見書の提出に、反対の立場で討論いたします。 この度の法改正案では、日本で開発されたブドウやイチゴなどの優良品種が海外に流出し、第三国に輸出、産地化される事例や、農業者が増殖したサクランボ品種が無断でオーストラリアの農家に譲渡され産地化された事例等もあり、国内で品種開発が滞ることも懸念して、より実効的に新品種を保護するために法改正が必要とされています。 今回のこの請願書では、種苗法改定案により自家増殖を禁止されることで、これまでの農家の手法を著しく阻害しかねない、かつ、小規模農家を守るための法整備の必要があるということですが、現実の日本の状況では、一般品種と登録品種の各割合は比率の一番低い米でも84パーセント、それ以外の農産物で90パーセント以上が一般品種であり、一般品種の自家増殖に何の規制もされていませんし、今後も登録品種となることはないとされています。また、30年を経過すれば、登録品種も一般品種となります。さらには、国や県の試験場で時間と費用をかけ開発されたものが登録品種ということですが、この登録品種においても、許諾を受ければ自家増殖も可能になるようです。 このような状況での改正に反対するに当たり、また、鳩山町議会としての意見書の提出に当たり、鳩山町の当事者の農業従事者、また、農業委員会にこの状況の説明をされない中での提出には違和感があります。時間をかけても、改正される種苗法のメリット、デメリットの説明する機会を設け、この改正を認識していただき、その中で出た声を集約し、判断した上で、必要であれば国に意見書の提出をすることに異論はありませんが、当町の農業従事者の思いを無視した形になり、逆によかれと思って進めたとしても、議会への不信感を抱かれてしまうことも危惧すべきであり、以上の点から、この意見書の提出には反対いたします。
○石井計次議長 次に、本請願を採択することに賛成の議員の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 ございませんね。 本請願を採択することに反対の議員の発言を許します。 中山議員。
◆3番(中山明美議員) 本請願に反対の立場で討論いたします。 鳩山町についてですが、一般品種とは登録していない品種ですが、全体の90パーセントに当たるもので、自家増殖ができ、挿し木、接ぎ木が自由にできるものです。鳩山町では、この一般品種を主に栽培しています。 また、10パーセントの登録品種も、現在もJAで一括購入しており、これからも一括購入するとのことなので、煩わしい事務作業もJAが行います。したがって、鳩山町では影響が少ないと思われます。自家増殖を原則禁止とする不安を感じている方が多いのではないかと思います。 次に、この法案は、種子、苗の知的財産権を守ろうとするものだからです。日本農産物は安全でとてもおいしいです。でも、シャインマスカット、イチゴのあまおう、サクランボの紅秀峰などが海外に持ち出されています。登録品種が販売された後に海外に持ち出されることは、現行法上、違法ではありません。登録品種が自家増殖された後に海外に持ち出されることは違法ではありますが、増殖の実態が把握できないため、抑止できないのが現状です。 しかし、育成者が自家増殖の許諾を得ることで、海外流出への対応が可能になります。また、育成者の品種改良のための苦労が報われることは非常に大切なことです。未来に向けて新品種をたくさん作ることで、日本の農業の優位性を保ち、世界に日本ブランドを広げていっていただきたいと思います。 そもそも今国会では、コロナ禍に向けて第二次補正予算が審議されており、その審議されるか分からない状況の中で、意見書の提出は時期尚早であると思います。 以上です。
○石井計次議長 次に、同じく、本請願を採択することに反対の議員の発言を許します。 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) 11番、大賀広史です。 本請願に対し、反対の立場で討論いたします。 付託された委員会の審査を傍聴いたしましたが、鳩山町の農業従事者に対して何ら調査をせず、意見もほとんど聞かないまま、鳩山町の農業に対する危険性を訴える内容となっていました。 その実態が明らかになると、請願の要旨の冒頭、鳩山町という部分の語句を削除するということです。 これでは、何のための意見書提出でしょうか。町名が不在なら町民不在ということで、このような形で鳩山町議会として意見書を提出するならば、国政に対する政治的、ある種意図的なパフォーマンスに過ぎず、鳩山町議会において審議する範疇ではありません。なぜなら、地方自治法第99条で、議会は当該地方公共団体鳩山町の広域に関する件につき意見書を提出することができるとしているからです。 国の農業政策に対する議論は、国会においてなされるべきであります。担当課の説明によりますと、当面、鳩山町の農業が圧迫される危険性も少ないということでありますし、まずは、議会として意見書を提出するに当たり、当町の農業委員会の意見を聞くべきではないでしょうか。 そもそも今回の改正で自家増殖を禁止される登録品種は全体の約1割にすぎないわけで、効果も限定的であると見ることもできます。多国籍企業に搾取とか、高い苗を買わされるなどの、いたずらに不安をあおる部分ばかりが強調されますが、不当に中国、韓国等に流出され続け、被害を受けている農家の改正を望む声もあるわけですから、そのような検証もなされるべきです。 いずれにしても、当事者不在のまま、我々議会が一方的に判断をして、拙速に意見書を提出するということは、独善的とも言えると思います。国会のスケジュール云々ということではなく、鳩山町議会として提出する意見書としては不備が多過ぎます。継続調査とすべき案件です。 以上。
○石井計次議長 議長として申し上げます。 ご承知のように、正午を回っておりますが、この請願の件につきまして、執行部、また議員各位には、恐縮ですが、このまま会議を続行したいと思いますので、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。 続いて、同じく、本請願を採択することに反対の議員の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 ございませんね。 これで討論を終結します。 これから請願第1号 「自家増殖を原則禁止とする種苗法改定の取りやめと地域農業を守るための法律の制定に関する意見書の提出を求める請願について」を採決します。 この請願に対する委員長報告は、採択すべきものでありますが、採決は委員長報告に対する採決ではなく、本請願を採択することに賛成か、反対かの採決を行いますので、ご注意ください。 請願第1号 「自家増殖を原則禁止とする種苗法改定の取りやめと地域農業を守るための法律の制定に関する意見書の提出を求める請願について」を採択することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○石井計次議長 起立多数です。 よって、請願第1号は採択することに決定いたしました。
---------------------------------------
△
選挙管理委員会委員及び補充員選挙について
○石井計次議長 日程第19、
選挙管理委員会委員及び補充員選挙を行います。 お諮りします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定によって指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決定いたします。 お諮りします。指名の方法につきましては、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 異議なしと認めます。 よって、議長が指名することに決定いたしました。
選挙管理委員会委員には、古越壯氏、高木豊氏、藤堂大義氏、小林錦市氏、以上の方を指名します。 お諮りします。ただいま議長が指名した方を
選挙管理委員会委員の当選人と定めることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名しました古越壯氏、高木豊氏、藤堂大義氏、小林錦市氏、以上の方が
選挙管理委員会委員に当選されました。 次に、選挙管理委員補充員には、第1順位、石井眞由美氏、第2順位、齋藤稔子氏、第3順位、吉岡光一氏、第4順位、小田彰氏、以上の方を指名します。 お諮りします。ただいま議長が指名した方を選挙管理委員補充員の当選人と定めることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名しました第1順位、石井眞由美氏、第2順位、齋藤稔子氏、第3順位、吉岡光一氏、第4順位、小田彰氏、以上の方が、順序のとおり選挙管理委員補充員に当選されました。 ここで、休憩します。 午後1時15分再開とします。 (午後零時10分)
---------------------------------------
○石井計次議長 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後1時15分)
---------------------------------------
○石井計次議長 ここで、議長として報告します。 先ほど、町長及び委員会から、追加議案の提出がありましたので、日程等について協議したいと思います。 会議の途中ですが、ここで休憩いたします。 1時40分再開します。 (午後1時15分)
---------------------------------------
○石井計次議長 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後1時40分)
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△日程の追加
○石井計次議長 ここで、議長として報告をします。 先ほど、町長から、議案第42号 「令和2年度鳩山町
一般会計補正予算(第3号)の議定について」の追加議案の提出がありました。 また、根岸総務産業委員会委員長から、地方自治法第109条第6項、並びに会議規則第14条第3項の規定により、発委第1号 「自家増殖を原則禁止とする種苗法改定の取りやめと地域農業を守るための法律の制定を求める意見書案について」が提出されました。 さらに、議会運営委員会委員長、各常任委員会委員長から、会議規則第75条の規定による閉会中の継続調査申出書がそれぞれ提出されましたので、お手元に配付いたしました。 お諮りします。ただいま報告しました議案第42号、発委第1号及び「閉会中の継続調査の申し出について」を日程に追加し、追加日程第1から追加日程第3として議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 異議なしと認めます。 よって、ただいま報告しました議案第42号、発委第1号及び「閉会中の継続調査の申し出について」を日程に追加し、追加日程第1から追加日程第3とすることに決定いたしました。
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△議案第42号の上程、説明、質疑、討論、採決
○石井計次議長 追加日程第1、議案第42号 「令和2年度鳩山町
一般会計補正予算(第3号)の議定について」を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 小峰町長。 〔小峰孝雄町長登壇〕
◎小峰孝雄町長 それでは、議案第42号につきまして提案理由をご説明申し上げます。 議案第42号 「令和2年度鳩山町
一般会計補正予算(第3号)の議定について」でありますが、町独自の新型コロナウイルス感染症対策として、子育て世帯支援、町内事業者応援及び公共施設等感染防止を実施するに当たり、既定の予算に変更を加える必要が生じたため、地方自治法第218条第1項の規定により、本案を提出するものであります。 ご審議のほどよろしくお願いをいたします。
○石井計次議長 以上で提案理由の説明が終わりました。 続いて、議案の内容説明を求めます。 横川政策財政課長。 〔横川 勇政策財政課長登壇〕
◎横川勇政策財政課長 議案第42号 「令和2年度鳩山町
一般会計補正予算(第3号)の議定について」につきまして、ご説明申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入・歳出予算の総額に、歳入、歳出それぞれ8,039万7,000円を追加し、歳入・歳出予算の総額をそれぞれ76億7,304万7,000円とするものでございます。 なお、今回の補正予算は、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、地方公共団体が実施する新型コロナウイルスの感染拡大の防止及び感染拡大の影響を受けている地域経済や、住民生活の支援を通じた地方創生を図ることを目的に創設された、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業に係る経費について予算措置を行うものとなっております。 それでは、歳入歳出補正予算事業別明細書によりまして、歳出補正からご説明をさせていただきます。 なお、款項及び節の名称につきましては、説明に支障のない範囲で省略させていただきますので、ご了承をお願いいたします。 それでは、7ページをお開き願います。 款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、節17備品購入費65万3,000円の追加でございますが、新型コロナウイルスの感染リスクを低減させ、町民が安心して公共施設が利用できる環境を整えるため、空気清浄機の購入費用を追加するものでございます。 なお、空気清浄機の設置場所につきましては、高齢者への感染防止を図るため、ニュータウンふくしプラザ、鳩ケ丘のびのびプラザ及びはーとんカフェ今宿の3施設を予定しております。 次に、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費、節11役務費3万円の増額及び節18負担金、補助及び交付金850万円の追加でございますが、就業環境の変化の影響を受けやすいひとり親家庭等への経済支援を行うため、町独自によるひとり親家庭等生活応援臨時給付金の給付に要する経費を計上するものでございます。 なお、当該給付金の給付額につきましては、ひとり親家庭等で扶養する子ども1人につき5万円となっております。 続きまして、8ページの款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費、節10需用費20万9,000円の増額及び節17備品購入費29万1,000円の追加でございますが、公共施設等の再開に伴い、今後、各種事業が実施されることから、公共施設等における感染予防として、安心して町民が事業に参加していただけるよう、マスク等の購入費等を計上するものでございます。 次に、款7項1商工費、目1商工振興費、節12委託料50万円及び節18負担金、補助及び交付金3,300万円の追加でございますが、国の緊急事態宣言により、外出自粛や需要の落ち込みの影響を受け、売上げが大きく減少した町内中小企業者等の企業活動を支援するため、国が実施している持続化給付金とは別に、町独自による中小企業者等応援給付金の給付に要する経費を追加するものでございます。 なお、当該給付金の給付額につきましては、給付対象要件を満たす事業者で、1事業者につき法人が10万円、個人事業者は5万円となっております。 続きまして、9ページをお開き願います。 款9項1消防費、目2防災費、節10需用費97万4,000円の増額及び節17備品購入費731万5,000円の追加でございますが、自然災害等の発生により開設した避難所での感染防止を図るため、マスクや消毒液等の衛生用の消耗品、3密の防止やプライバシーを確保するための簡易テント及び屋内パーテーションの購入費を計上するものでございます。 次に、款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、節10需用費106万6,000円の増額でございますが、教育施設の再開に伴い、施設利用者及び町職員の感染防止を徹底するために必要となる消毒液の購入費を計上するものでございます。 続きまして、10ページの項2小学校費、目1学校管理費、節17備品購入費71万5,000円並びに項3中学校費、目1学校管理費、節17備品購入費28万5,000円の増額でございますが、小・中学校の臨時休業措置の実施により不足した授業時間を補うため、通常であれば夏休みに当たる期間中も授業を行う必要があることから、熱中症予防として、扇風機やミストシャワー等の購入費を計上し、児童・生徒の安全・安心を確保するものでございます。 次に、項7給食センター費、目1給食センター管理費、節18負担金、補助及び交付金2,685万9,000円の追加でございますが、小・中学校の臨時休校措置の実施に伴い、令和2年度に限り、増加した保護者の経済的負担を軽減するため、学校給食費の免除の実施に要する費用を追加するものでございます。 それでは、次に、歳入補正についてご説明をさせていただきます。 恐れ入りますが、6ページにお戻り願います。 款16国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金、節4新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金7,739万2,000円の追加でございますが、冒頭に申し上げましたとおり、新型コロナウイルスの感染拡大の防止及び感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活の支援を通じた地方創生に資するとして、対象となる事業の経費に対して交付される交付金を追加するものでございます。 なお、当該交付金につきましては、国庫補助事業に係る地方負担分と地方単独事業費との合算額により、交付限度額が算定されるものとなっております。今回の補正予算により追加いたします7,739万2,000円は、第一次分として国から示された主に地方単独事業費に対する交付限度額で、二次分は秋頃に国庫補助事業の地方負担分に対する交付限度額が示される予定となっております。 最後に、款20繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金300万5,000円の増額でございますが、今回の補正予算の結果、不足する一般財源について財政調整基金からの繰入金を増額するものでございます。 以上、議案第42号 「令和2年度鳩山町
一般会計補正予算(第3号)の議定について」の説明とさせていただきます。
○石井計次議長 以上で議案の説明が終わりました。 引き続き議案の審議を行います。 これから質疑を行います。 質疑ございますか。 小川議員。
◆8番(小川唯一議員) 10ページの中学校費で節17の備品購入費で28万5,000円、説明がありまして、ミストシャワーの設置とか言われましたですね、これはどこにつける予定であれですか、中学校の。
○石井計次議長 松本教育委員会事務局長。
◎松本正章教育委員会事務局長 お答えいたします。 こちらのミストシャワーにつきましては、霧の出るものなので、1メートル幅くらいのところから噴射するのですけれども、それが2メートルくらいの高さのバーで高いところからこうやるのですけれども、それを中学校の場合、5台考えているのですが、一応、部活動等ありますので、グラウンドが2つありますので、校舎の前とかグラウンドのほう、2か所のグラウンドのほうに設置するように考えております。 終わります。
○石井計次議長 小川議員。
◆8番(小川唯一議員) では、あくまでも熱中症対策とかそういうのではなくて、コロナ対策ということで考えているわけですか。
○石井計次議長 松本教育委員会事務局長。
◎松本正章教育委員会事務局長 お答えいたします。 今回の交付金につきましてはコロナ対策ということで購入するのですけれども、コロナの影響によって3か月分、5月まで授業できませんでしたので、夏休みに授業をするようになりますので、そのときにも使えるようにということで考えております。 終わります。
○石井計次議長 小川議員。
◆8番(小川唯一議員) これは小学校のほうには予定はしていないのですか。
○石井計次議長 松本教育委員会事務局長。
◎松本正章教育委員会事務局長 お答えいたします。 こちら予算書に庁用器具費としか書いていなくて大変申し訳なかったのですけれども、小学校のほうにも全て設置するように考えております。 終わります。
○石井計次議長 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) 同じく10ページ、学校給食費免除事業ということで2,685万と、結構これ大きな目玉になるなと思っています。非常に子を持つ親としては助かる施策だなと思うのですけれども、何人が対象でいくらくらいの減免になるのでしょうか。
○石井計次議長 松本教育委員会事務局長。
◎松本正章教育委員会事務局長 お答えいたします。 小学生のほうが399人おりまして、月額3,910円の10か月分でございます。また、中学校につきましては238名おりまして、月額の給食費が4,730円で、10か月分でございます。 終わります。
○石井計次議長 大賀議員。
◆11番(大賀広史議員) これ学校の先生とか職員とかも給食を食べているかなと思うのですけれども、こちらのほうは免除されるのでしょうか。
○石井計次議長 松本教育委員会事務局長。
◎松本正章教育委員会事務局長 お答えいたします。 大変申し訳ございません。教職員のほうはなしでございます。 終わります。
○石井計次議長 ほかに質疑ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 これで質疑を終結します。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 討論なしと認めます。 これから、議案第42号 「令和2年度鳩山町
一般会計補正予算(第3号)の議定について」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○石井計次議長 起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△発委第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○石井計次議長 追加日程第2、発委第1号 「自家増殖を原則禁止とする種苗法改定の取りやめと地域農業を守るための法律の制定を求める意見書案について」を議題といたします。 初めに、趣旨説明を求めます。 根岸総務産業委員会委員長。 〔総務産業委員会委員長
根岸富一郎議員登壇〕
◆総務産業委員会委員長(
根岸富一郎議員) 発委第1号 令和2年6月10日 鳩山町議会議長 石井計次様 提出者 鳩山町議会総務産業委員会委員長 根岸富一郎 自家増殖を原則禁止とする種苗法改定の取りやめと地域農業を守るための法律の制定を求める意見書案 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第6項及び会議規則第14条第3項の規定により提出します。 趣旨説明 種苗法改定の取りやめと地域農業を守る為の法律制定を強く求めるため、本案を提出する。 以上でございます。
○石井計次議長 次に、意見書案を職員に朗読させます。 田中議会事務局長。
◎田中修議会事務局長 それでは、意見書案を朗読いたします。 〔朗読〕
○石井計次議長 次に、提出議員の補足説明があれば、これを許します。 ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 補足説明なしと認めます。 議案の趣旨説明及び意見書の朗読が終わりました。 これから質疑を行います。 質疑ございますか。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 質疑なしと認めます。 これから討論に移ります。 討論ございますか。 まず、原案に反対の議員の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 次に、原案に賛成の議員の発言を許します。 野田議員。
◆9番(野田小百合議員) 賛成討論をいたします。 安倍総理は、世界で一番企業が活躍できる国にすると、所信表明で話されています。水道法しかり、漁業法しかり、種子法廃止、農業競争力強化支援法、そして今回の種苗法改定、命の源であり、公共の財産、農家の権利である種苗を民間企業、多国籍企業のものにされてしまう危険性をはらんでいます。遺伝子組換え、ゲノム編集といった未知なる技術の安全性は検証されていません。 特許を制する者が種子を制する、種子を制する者が食料を制する、食料を制する者が世界を制する、こんな言葉があるそうです。種は農家のものです。自家採種、自家増殖を制限する内容は改めるべきです。 今国会での審議状況は取り下げられた、いや、まだ審議され、決まってしまうのではないか、情報が交錯しています。先ほど行われた請願の反対討論で、鳩山の農業者等の意見を聞いていないとのご指摘がありました。まさしくそうだと思います。法律改定を考えるときには、国として農業者を中心に置いて審議されるべきだと思います。農業者、JAでも十分に説明がなされないままに法律改定されるべきではありません。立ち返って、農業者とともに種苗法についてしっかり考え直す必要があります。 2018年に国連において、家族農業の10年、小農の権利宣言が出されています。この大きな流れを受けて環境を守り、持続可能な農業が世界的な流れになってきています。日本においても、この流れをきちんと受け止めて、農業の在り方を考えるべきだと思います。地球規模で気候変動が進んでいる現在、地域の農業を守り、それぞれの地域で農作物を確保していくことは重要なことです。農業を守ることは環境を守ることであり、そして、それは命を守ることです。 以上の観点から、この意見書提出に賛成いたします。
○石井計次議長 次に、原案に賛成の議員の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○石井計次議長 ありませんね。 賛成討論なしと認めます。 これで討論を終結します。 これから発委第1号 「自家増殖を原則禁止とする種苗法改定の取りやめと地域農業を守るための法律の制定を求める意見書案について」を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○石井計次議長 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△閉会中の継続調査の申し出について
○石井計次議長 追加日程第3、「閉会中の継続調査の申し出について」を議題とします。 議会運営委員会委員長及び各常任委員会委員長から、お手元に配付のとおり、会議規則第75条の規定により閉会中の継続調査申出書が提出されております。 お諮りいたします。議会運営委員会委員長及び各常任委員会委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○石井計次議長 異議なしと認めます。 よって、議会運営委員会委員長及び各常任委員会委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
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△閉会の宣告
○石井計次議長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 会議を閉じます。 これをもちまして、令和2年第2回鳩山町議会定例会を閉会といたします。 長い間、お疲れさまでした。 (午後2時06分)地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和 年 月 日 議長 石井計次 署名議員 中山明美 署名議員 日坂和久...