令和 2年 3月 定例会(第1回) 令和2年
吉見町議会定例会会議録(第6号)〇議事日程 第6号令和2年3月19日(木曜日) 午前9時開議 開 議第1 議案第20号~議案第27号の
委員長報告第2 議案第20号~議案第27号の総括質疑、討論、採決第3 議案第28号の上程、説明、質疑、討論、採決第4 議案第29号の上程、説明、質疑、討論、採決 閉会中の
所管事務調査及び継続審査の申出について 町長の挨拶 職員の退職の挨拶 閉 会〇出席議員(14名) 1番 齊 藤 嘉 宏 君 2番 土 田 健 壽 君 3番 戸 谷 照 喜 君 4番 宮 﨑 雄 一 君 5番 秋 山 真 美 君 6番 尾 﨑 豊 君 7番 神 田 隆 君 8番 荻 野 勇 君 9番 岩 崎 勤 君 10番 安 孫 子 和 子 君 11番 杉 田 し の ぶ 君 12番 小 林 周 三 君 13番 内 野 正 美 君 14番 小 宮 榮 君〇欠席議員(なし) 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 町 長 宮 﨑 善 雄 君 副 町 長 菅 野 明 雄 君 教 育 長 大 澤 幸 正 君 総 務 課 長 中 島 浩 規 君 政 策 財政課長 小 林 啓 三 君 地 域 振興課長 小 川 輝 由 君 会 計 管 理 者 栗 林 一 之 君 税 務 会計課長 田 島 秀 之 君 福 祉 町民課長 関 口 哲 也 君 健 康 推進課長 大 澤 修 一 君
子育て支援課長 関 根 正 徳 君
農政環境課長兼 嶋 﨑 堅 良 君 農 業 委 員 会 事 務 局 長 農 政 環 境 課 小 川 幸 弘 君 主 幹 ま ち 整備課長 加 藤 佳 男 君 水 生 活 課 長 小 島 俊 保 君 教 育 総務課長 内 野 隆 君 生 涯 学 習 課 田 村 浩 君 課 長 補 佐 〇職務のため出席した
事務局職員 議 会 事務局長 長 田 茂 雄 君
△開議の宣告
○議長(宮﨑雄一君) 皆さん、おはようございます。 大変お待たせをいたしました。これより本日の会議を開きます。 出席議員は14名でございますので、定足数に達しております。よって、会議は成立いたします。 (午前 9時40分)
○議長(宮﨑雄一君) ここで町長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 町長。 〔町長 宮﨑善雄君登壇〕
◎町長(宮﨑善雄君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、執行部の出席者について申し上げさせていただきます。 先ほど議長さんからお話をいただきましたが、生涯学習課長の安野健司につきましては、ご尊父のご逝去に際し、本日の本会議を欠席させていただいております。代理といたしまして、生涯
学習課長補佐、田村浩が出席をさせていただいておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
△議案第20号~議案第27号の
委員長報告
○議長(宮﨑雄一君) 日程第1、
常任委員長報告を行います。 3月5日、本会議において各
常任委員会に付託いたしました議案第20号から議案第27号までの各会計予算について、各
常任委員長から会議規則第77条の規定による
委員長報告書が議長宛てに提出されております。 よって、各
常任委員長より審議の経過並びに結果について報告を求めます。 最初に、
岩崎勤総務建設常任委員長。 〔
総務建設常任委員長 岩崎 勤君登壇〕
◆
総務建設常任委員長(岩崎勤君) 皆さん、おはようございます。議長の命によりまして、
総務建設常任委員会の報告をさせていただきます。 令和2年3月18日、
吉見町議会議長、宮﨑雄一様。
総務建設常任委員会委員長、岩崎勤。
総務建設常任委員会報告書。 令和2年3月5日第1回
吉見町議会定例会において本委員会に付託された議案第20号「令和2年度吉見町
一般会計予算」のうち、関連する歳入及び歳出の議会費、総務費(
福祉町民課所管分を除く)、衛生費(
健康推進課所管分を除く)、労働費、
農林水産業費、商工費、土木費、消防費、
災害復旧費、公債費、諸支出金及び予備費、議案第24号「令和2年度吉見町
下水道事業特別会計予算」、議案第25号「令和2年度吉見町
農業集落排水事業特別会計予算」、議案第26号「令和2年度吉見町
公設浄化槽事業特別会計予算」、議案第27号「令和2年度吉見町
水道事業会計予算」について、令和2年3月6日、9日、10日及び11日、本委員会において慎重に審議した結果を
吉見町議会委員会条例第26条第1項及び会議規則第77条の規定により記録を添えて報告いたします。
総務建設常任委員会記録。 1、日時。令和2年3月6日(金曜)午前9時15分から午後3時30分、9日(月曜)午前9時15分から午後3時10分、10日(火曜)午前9時15分から午後3時00分、11日(水曜)午前9時15分から午後3時15分。 2、場所。吉見町役場4階、執行部控室。 3、出席委員。委員長、岩崎勤、以下、敬称は略させていただきます。副委員長、神田隆、委員、内野正美、委員、小林周三、委員、宮﨑雄一、委員、秋山真美、委員、土田健壽。 4、説明者。
議会事務局長、長田茂雄、総務課長、中島浩規、
政策財政課長、小林啓三、
地域振興課長、小川輝由、
地域振興課主幹、西川実、
会計管理者、栗林一之、
税務会計課長、田島秀之、
農政環境課長兼
農業委員会事務局長、嶋﨑堅良、
農政環境課主幹、小川幸弘、
まち整備課長、加藤佳男、水生活課長、小島俊保。 5、書記。
議会事務局庶務議事係長、杉山恵美、
総務課行政係長、伊田道裕、
政策財政課財務管理係長、矢野進、
地域振興課商工観光係長、宮﨑敦、
税務会計課課税係長、古杉宏美、
農業委員会事務局長補佐兼農地係長、三村明裕、
まち整備課用地管理係長、金子啓之、
水生活課管理係長、森田耕市。 6、審議事項。議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、関連する歳入及び歳出の議会費、総務費(
福祉町民課所管分を除く)、衛生費(
健康推進課所管分を除く)、労働費、
農林水産業費、商工費、土木費、消防費、
災害復旧費、公債費、諸支出金及び予備費、議案第24号 令和2年度吉見町
下水道事業特別会計予算、議案第25号 令和2年度吉見町
農業集落排水事業特別会計予算、議案第26号 令和2年度吉見町
公設浄化槽事業特別会計予算、議案第27号 令和2年度吉見町
水道事業会計予算。
総務建設常任委員会に付託されました議案審議の経過と結果についてご報告申し上げます。 初めに、
議会事務局所管の歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、質疑に入りました。 「
議員共済会給付費負担金の計算について」の質疑に対し、「
議員年金制度の廃止に伴う経過措置として、共済給付金の給付に要する費用は各
地方公共団体が負担することとされ、その負担金額は総務省令で定められております。算定方法は、現職議員の
標準報酬月額に12を乗じて得た金額に100分の35.4を乗じて得た金額です。率については、36.9%から35.4%に改定されました」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、
議会事務局所管の議会費について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、
総務課所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充事業については、町の防災力向上のため、
ハザードマップの作成や庁舎非常用電源の設計業務を実施するなど、災害対策に取り組んでまいります。また、魅力ある情報を迅速に発信するため、
ホームページをリニューアルしてまいります」との説明がなされ、質疑に入りました。 初めに、「
会計年度任用職員の報酬等の決め方について」の質疑に対し、「
会計年度任用職員の報酬等の決定については、職種ごとに、その複雑困難及び責任の程度に基づき、一般職職員の給料表へ格付を行い決めております」との答弁がなされました。 さらに、「経験年数の反映について」の質疑に対し、「令和2年度は
制度導入初年度のため、給料表への反映はいたしませんが、次年度以降は反映いたします」との答弁がなされました。 次に、「
区長報償費について」の質疑に対し、「
区長報償費の算定方法については、区長報酬を支払っていたときと同様の算出としており、費用弁償分についても見込んでおります」との答弁がなされました。 さらに、「区長は特別職の非常勤職員ではなくなるが、その役割に変更はあるのか」の質疑に対し、「区長には、従前どおりの業務をお願いしてまいります」との答弁がなされました。 次に、「防災備蓄品について」の質疑に対し、「地震における指定避難所の収容人員3,190名分のアルファ米2食、パン缶詰1食分等と併せ、台風第19号での要望を踏まえた上で、水やお湯の必要がない
レトルトタイプ食料を導入いたします。その他、消毒液、おむつや生理用品、
使い捨て手袋など避難所内での衛生用品を整備してまいります」との答弁がなされました。 次に、「
ハザードマップの作成部数と配布方法について」の質疑に対し、「埼玉県が
浸水想定区域を見直すことから、最新データを反映させ、洪水、地震、土砂災害を合わせた冊子型の
ハザードマップ9,000部の作成を予定しております。配布については、全戸配布といたします」との答弁がなされました。 次に、「
被災者支援システムについて」の質疑に対し、「
被災者支援システムは、災害発生直後、被災者に関する情報を収集、整理、集約できるシステムであります。災害後は、被災者を支援するため、罹災証明の発行、
災害見舞金等の支給、住宅の応急復旧などの支援が必要となってまいります。
被災者支援システムを導入することで情報の一元化が図れ、迅速な対応が可能となります」との答弁がなされました。 次に、「吉見町
公式ホームページのリニューアルについて」の質疑に対し、「
ホームページは、町の情報を発信する主要な手段であります。そのため、迅速で正確な情報を誰もが見やすく、かつ親しみを持っていただけるようシステムを改修するとともに、
自動会話プログラムであるチャットボットを導入し、お問合せに自動対応できるよう
ホームページをリニューアルいたします」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、
総務課所管の総務費、消防費について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、
政策財政課所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充事業については、来庁者の利便性の向上及び職場環境の改善に向け、庁舎の
リフォーム設計を行ってまいります。
デマンド型交通については、本格運行に当たり、持続可能性と利便性を確保しながら、多くの方に利用してもらえるよう周知してまいります。
総合振興計画については、基本構想の決定や基本計画、実施計画を策定してまいります」との説明がなされ、質疑に入りました。 初めに、「
ふるさと納税について」の質疑に対し、「財源の確保と合わせ、地域の活性化や町の魅力を発信するため特色ある礼状の送付、返礼品の拡充などを進めております。また、新たなポータルサイトを活用し、寄附をしやすい環境を整えてまいります」との答弁がなされました。 これに対し、「
ふるさと納税のさらなるPRや、使途の公表に努めてほしい」と要望いたしました。 次に、「
庁舎リフォームについて」の質疑に対し、「来庁者からのご意見や職員を対象にしたアンケート結果を参考に、来庁者に配慮した分かりやすい案内板の設置や、プライバシーを保護する
窓口カウンターの整備、事務を効率化するための什器の配置や
事務スペースの確保を基本的な方針として設計を行ってまいります」との答弁がなされました。 次に、「
デマンド型交通について」の質疑に対し、「年配の方が移動する手段の確保並びに町内の
公共交通空白地域の解消に向けて事業を進めております。委託料については、
日中デマンド及び
朝夕デマンドの運行経費並びに
予約センターの運営費などを計上しております」との答弁がなされました。 これに対し、「観光客を含め、多くの人が使いやすい
デマンド型交通にしてほしい」と要望いたしました。 次に、「第6次吉見町
総合振興計画策定について」の質疑に対し、「人口減少、高齢化、防災・減災などの様々な課題がある中で、町が持つ地域資源を生かしつつ重点的に取り組む課題と歩む方向について、多くの町民による参加の下、策定してまいります」との答弁がなされました。 次に、「
図書館等複合施設建設の予算について」の質疑に対し、「令和3年7月の開館に向け、今回初めて予算計上しております」との答弁がなされました。 さらに、「建設費用の財源について」の質疑に対し、「予算編成に当たっては、有利な地方債を活用して一般財源を補完しつつ予算の平準化を図っております」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、
政策財政課所管の総務費、公債費、諸支出金、予備費について採決したところ、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、
地域振興課所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充事業については、
商工会補助金の拡充ほか魅力ある観光資源となるよう百
穴公衆トイレの改修工事を実施してまいります。また、町の活性化を図るため、
大和田地区の企業立地に向けた
アクセス道路の詳細設計や現況調査、道の駅いちごの
里よしみ駐車場拡張整備工事を実施してまいります」との説明がなされ、質疑に入りました。 初めに、「
商工会補助金の増額について」の質疑に対し、「商工会が行う
LED街路灯の
建て替え事業に対する補助分が増額となっており、補助内容といたしましては1基当たり5万円を町が補助するもので、19基を予定しております」との答弁がなされました。 次に、「百
穴公衆トイレについて」の質疑に対し、「既存のトイレのレイアウトを変更し、
多目的トイレの新設など
バリアフリートイレへと改修していくものであります」との答弁がなされました。 これに対し、「先進事例等を参考に、誰もが快適に利用できるトイレとなるよう整備を進めてほしい」と要望いたしました。 次に、「
大和田地区の
産業団地整備について」の質疑に対し、「現在、
大和田地区の
アクセス道路については、
主要地方道鴻巣―川島線から
産業団地整備予定区域までの区間を検討しております」との答弁がなされました。 これに対し、「進出企業が、この産業団地の利便性を感じられる
アクセス道路にしてほしい」と要望いたしました。 次に、「道の
駅駐車場拡張整備工事について」の質疑に対し、「拡張予定地の地権者は7名で、拡張整備する面積は約7,000平方メートルとなります。小型車専用の予備的な駐車場として、令和2年度中の供用開始に向け、段階的に整備を進めてまいります」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、
地域振興課所管の労働費、商工費、土木費、諸支出金について採決したところ、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、
税務会計課所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充事業については、法務局からの
登記済通知を電子化することにより、
固定資産税賦課業務の効率化を進めてまいります。また、
確定申告事務関係では、町で受け付けた申告書を電子化し、e―Taxで税務署に送信することにより、事務の簡素化を図ってまいります」との説明がなされ、質疑に入りました。 初めに、「
法人町民税の減少の要因について」の質疑に対し、「令和元年10月1日以降に開始する事業年度より、法人税割の税率が9.7%から6.0%に引き下げられます。また、一部町内企業において、物流費や原材料価格の高騰等により減益傾向であることから、減少を見込んでおります」との答弁がなされました。 次に、「
固定資産税の減少の要因について」の質疑に対し、「家屋については、3年に1度の評価替えの年度以外は評価額が据え置かれます。一方、償却資産は毎年度減価償却され、家屋と比較し耐用年数も短いため、大規模な設備投資がない限り課税標準額が減少するものです。このことから、償却資産の減価償却により減少を見込んでおります」との答弁がなされました。 次に、「e―
Tax連携サービス初期導入業務委託料について」の質疑に対し、「町で受付をした
所得税確定申告書データを、
LGWAN回線及びe―Taxを利用し、
電子データとして税務署に引き継ぐものです。申告書に添付すべき書類が簡略化でき、納税者の負担軽減につながるとともに、その後の還付手続が早まるなどのメリットがあります」との答弁がなされました。 次に、「
固定資産税システム登記済通知書連携業務の内容について」の質疑に対し、「法務局からの
登記済通知書については紙媒体で受領し、その登記情報を土地、家屋の課税の異動に反映しておりますが、令和2年1月から
LGWAN回線により
登記済通知の
電子データ受領が可能となりました。この
電子データを
電算システムと連携させることにより、
随時登記異動情報が取得可能となり、課税業務の効率化を図ることができます。また、
登記済通知書の
電算システムへの一元保存が可能となるものです」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、
税務会計課所管の総務費について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、
農政環境課所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充事業については、行政区へごみ集積所の管理に対する補助を実施してまいります。また、
農地中間管理事業により、東第二地区、田甲地区、江綱地区の農地の集積を進めてまいります。また、県営事業により、大串裏田地区の
圃場整備事業等の採択に向けた計画策定を実施してまいります」との説明がなされ、質疑に入りました。 初めに、「
衛生委員制度の改正について」の質疑に対し、「開催予定であった臨時会議が中止となったため、区長、衛生委員には新年度の会議においても十分な説明を行ってまいります」との答弁がなされました。 さらに、「ごみの分別について」の質疑に対し、「新たな委員を中心に、ごみの分別とリサイクルについての
周知啓発事業に取り組んでまいります」との答弁がなされました。 次に、「
埼玉中部資源循環組合の解散に伴う承継事務について」の質疑に対し、「構成市町村間で締結した
埼玉中部資源循環組合の解散に伴う事務の承継等に関する協議書に基づき、当該組合から引き継いだ訴訟に関する事務、文書の管理、令和元年度の決算認定に関する事務などを町の事務として執行するもので、当該事務に係る経費は
埼玉中部資源循環組合から一般財源として歳入し、これを複数年にわたり充当してまいります」との答弁がなされました。 これに対し、「町として初めて行う事務なので、慎重を期し、正確な処理を行ってほしい」と要望いたしました。 次に、「
よしみコスモスまつりの開催について」の質疑に対し、「令和2年度に20回目を迎える
コスモスまつりを
記念イベントと位置づけ、来場者の記憶に残るイベントとなるよう取り組んでまいります。また、これを機に新たな
農業振興イベントについても検討してまいります」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、
農政環境課所管の衛生費、
農林水産業費について採決したところ、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、
農業委員会所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、質疑に入りました。 「
農業委員会の取組について」の質疑に対し、「転用の議案審議のほか、
農地中間管理事業を活用し、担い手への農地集積、集約化、遊休農地の発生防止や解消などの活動を
農業委員会委員と
農地利用最適化推進委員で行っております」との答弁がなされました。 これに対し、「新制度になって2年が経過することから、これまでの成果等について検証してほしい」と要望いたしました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算の
農林水産業費のうち、
農業委員会所管の
農業委員会費について採決したところ、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、
まち整備課所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充事業については、
主要地方道東松山―鴻巣線の4
車線化整備に伴う迂回路の用地測量を実施し、用地取得を進めてまいります。また、八丁湖
公園長寿命化計画に基づく八丁湖
公園整備工事を実施してまいります」との説明がなされ、質疑に入りました。 初めに、「
主要地方道東松山―鴻巣線4
車線化事業の見通しについて」の質疑に対し、「用地買収については、現在までに全体の約6割の見通しが立っております。令和2年度は、引き続き用地買収を精力的に進めていくとともに、埼玉県においては歩道橋などの詳細設計及び
買収済み区間の工事に着手していく予定であると伺っております。今後も埼玉県と吉見町相互の連携を図りながら、事業の進捗に努めてまいります」との答弁がなされました。 次に、「迂回路の整備箇所について」の質疑に対し、「
主要地方道東松山―鴻巣線の沿線地区を対象とした説明会を実施しました。本線工事の進捗と併せて進めてまいります」との答弁がなされました。 さらに、「
相続財産管理人選任申立料の内容について」の質疑に対し、「
中央市街化区域の
道路整備予定地に相続人が不明の土地がありますので、裁判所に
相続財産管理人選任の申立てを行うものであります」との答弁がなされました。 次に、「
中央市街化区域の道路整備と東野地区との整合性について」の質疑に対し、「面的整備を行うものではないため、
東部区画整理事業と直接比較することはできませんが、道路幅員4メートルまでの用地を寄附により地権者へ負担をお願いするものであります」との答弁がなされました。 次に、「八丁湖
公園整備工事設計業務委託料及び八丁湖
公園整備工事の内容について」の質疑に対し、「八丁湖公園施設長寿命化計画に基づき、改修が必要な八丁湖南側の護岸とフェンスの工事を予定しております」との答弁がなされました。 次に、「さくら堤
公園整備工事の内容について」の質疑に対し、「県の事業で遊歩道の整備を行っておりますが、整備効果をより高めるため、県のふるさと創造資金を活用し、公園南側駐車場の舗装工事と
多目的トイレを含むトイレの新築工事を行うものであります」との答弁がなされました。 次に、「町道5207号線大和田地内の用地取得箇所について」の質疑に対し、「県営事業と連携し、さくら堤公園の2か所の駐車場整備を進めております。駐車場をつなぐ
アクセス道路となる堤体東側の狭隘区間を拡幅するため、用地を取得するものであります」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、
まち整備課所管の土木費、
災害復旧費について採決したところ、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、水生活課所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、質疑に入りました。 「合併処理浄化槽の設置促進について」の質疑に対し、「単独処理浄化槽や汲取り便槽を使用している方には、広報や
ホームページへの掲載、またチラシ配布や戸別訪問により合併処理浄化槽への転換をお願いしております」との答弁がなされました。 これに対し、「公共用水域の水質保全のためにも、合併処理浄化槽の設置促進に努めてほしい」と要望いたしました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、水生活課所管の農業集落排水費、下水道費について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、令和2年度吉見町
下水道事業特別会計予算の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充事業については、下水道施設の計画的な調査、点検、修繕を実施するためのストックマネジメント計画の策定業務委託料を、また、農業集落排水事業及び公設浄化槽事業を含め、下水道事業の地方公営企業法適用に向けた基本方針の検討業務委託料を計上しております」との説明がなされ、質疑に入りました。 初めに、「下水道事業受益者負担金納期前納付報奨金について」の質疑に対し、「令和2年度から新たに受益者負担金が賦課される日向山団地の報奨金は、湖畔団地の実績を参考に450万円を見込み、既に供用を開始している区域の報奨金の見込み50万円と合わせ500万円といたしました」との答弁がなされました。 次に、「建設事業費の委託料の内容について」の質疑に対し、「ストックマネジメント計画策定業務と、産業団地として開発が予定されている
大和田地区の都市計画変更業務及び市場価格を決定するための単価特別調査業務を実施するものであります」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第24号 令和2年度吉見町
下水道事業特別会計予算について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、令和2年度吉見町
農業集落排水事業特別会計予算の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、質疑に入りました。 初めに、「建設事業費の委託料の内容について」の質疑に対し、「荒子地区の管路施設及び中継ポンプ場等の改修に伴う実施設計業務、田甲地区のクリーン施設及び管路施設等の機能診断調査業務、7処理区の最適整備構想策定業務を実施するものであります」との答弁がなされました。 次に、「最適整備構想の策定について」の質疑に対し、「各施設の診断調査結果に基づき、施設の予防保全対策、予算の平準化等を考慮し、最適な整備時期などの計画を作成するとともに、農業集落排水処理施設の統合や公共下水道への接続も含めて検討を進めてまいります」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第25号 令和2年度吉見町
農業集落排水事業特別会計予算について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、令和2年度吉見町
公設浄化槽事業特別会計予算の歳入歳出につきまして、予算書に基づき細部説明がなされ、質疑に入りました。 「浄化槽管理業務委託料の内容について」の質疑に対し、「個々の公設浄化槽の法定検査、保守点検記録、清掃記録、修繕等のデータを作成し、管理台帳を更新するものであります」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第26号 令和2年度吉見町
公設浄化槽事業特別会計予算について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、令和2年度吉見町
水道事業会計予算の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充事業については、非常時の対応強化のためにウォータータンクを購入するほか、平成29年度から実施している漏水調査の範囲を広げ、有収率の向上を目指します。また、防水塗装が劣化している黒岩配水場PC配水池の防水塗装工事を実施してまいります」との説明がなされ、質疑に入りました。 初めに、「黒岩配水場PC配水池防水塗装工事について、塗装以外の壁の補修や機器などの更新は行わないのか」の質疑に対し、「配水池を運用している状況では詳しい調査ができないため、工事に当たって水を抜いたときに確認を行い、コンクリート面のひび割れや機器の劣化を発見した場合には対応を検討してまいります」との答弁がなされました。 これに対し、「配水池の水を抜く機会はあまりないので、老朽化している部分について補正予算を組むことも含め、更新を検討してほしい」と要望いたしました。 次に、「ウォータータンクの購入について」の質疑に対し、「軽トラックに搭載可能な350リットルのタンクを2個購入するものであります」との答弁がなされました。 さらに、「災害時のみの使用を想定しているのか」の質疑に対し、「災害時以外にも、工事による断水時の給水などにも使用する予定であります」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第27号 令和2年度吉見町
水道事業会計予算について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、
総務建設常任委員会の報告といたします。
○議長(宮﨑雄一君) ご苦労さまでした。 暫時休憩します。 休憩 午前10時16分 再開 午前10時35分
○議長(宮﨑雄一君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 続いて、尾﨑豊教育福祉
常任委員長。 〔教育福祉
常任委員長 尾﨑 豊君登壇〕
◆教育福祉
常任委員長(尾﨑豊君) おはようございます。議長の命によりまして、教育福祉
常任委員会の報告をさせていただきます。 令和2年3月18日、
吉見町議会議長、宮﨑雄一様。教育福祉
常任委員会委員長、尾﨑豊。 教育福祉
常任委員会報告書。 令和2年3月5日第1回
吉見町議会定例会において、本委員会に付託された議案第20号「令和2年度吉見町
一般会計予算」のうち、関連する歳入及び歳出の総務費(
福祉町民課所管分)、民生費、衛生費(
健康推進課所管分)及び教育費、議案第21号「令和2年度吉見町国民健康保険特別会計予算」、議案第22号「令和2年度吉見町後期高齢者医療特別会計予算」、議案第23号「令和2年度吉見町介護保険特別会計予算」について、令和2年3月6日及び9日、本委員会において慎重に審議した結果を
吉見町議会委員会条例第26条第1項及び会議規則第77条の規定により記録を添えて報告いたします。 教育福祉
常任委員会記録。 1、日時。令和2年3月6日(金)午前9時から午後4時、9日(月)午前9時から午後3時45分。 2、場所。吉見町役場4階、第1委員会室。 3、出席委員。委員長、尾﨑豊、以下、敬称は略させていただきます。副委員長、荻野勇、委員、小宮榮、委員、杉田しのぶ、委員、安孫子和子、委員、戸谷照喜、委員、齊藤嘉宏。 4、説明者。教育長、大澤幸正、福祉町民課長、関口哲也、健康推進課長、大澤修一、
子育て支援課長、関根正徳、教育総務課長、内野隆、生涯学習課長、安野健司。 5、書記。福祉町民課課長補佐、石井宏之、健康推進課保健支援係長、雨宮広和、子育て支援課よしみけやき保育所係長、曽我貞子、教育総務課総務係長、金室博之、生涯学習課課長補佐兼公民館係長、岡安雅之。 6、審議事項。議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、総務費(
福祉町民課所管分)、民生費、衛生費(
健康推進課所管分)及び教育費、議案第21号 令和2年度吉見町国民健康保険特別会計予算、議案第22号 令和2年度吉見町後期高齢者医療特別会計予算、議案第23号 令和2年度吉見町介護保険特別会計予算。 教育福祉
常任委員会に付託されました議案審議の経過と結果についてご報告申し上げます。 初めに、福祉町民課所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充事業については、現在使用している戸籍システムの契約期間が満了し、システムの更新が必要となることから、その費用について計上しています。また、吉見町障害福祉計画及び吉見町障害児福祉計画の計画年度が令和2年度で終了することから、障害者施策の一層の推進を図るため、次期計画の策定に取り組んでまいります」との説明がなされ、質疑に入りました。 まず、「マイナンバーカードの発行状況と今後の普及について」の質疑に対し、「令和2年3月1日現在におけるマイナンバーカードの発行状況は2,019枚で、町民全体の約10.7%となっています。マイナンバーカードの普及促進を図る国の取組として、令和2年度中にはマイナポイント事業の導入や、健康保険証としての利用などが始まりますので、町といたしましても引き続きマイナンバーカードの周知及び普及に取り組んでまいります」との答弁がなされました。 次に、「重度身体障害者等入浴サービス委託料について」の質疑に対し、「重度身体障害者等入浴サービス事業は、身体障害者手帳の交付を受けている1級または2級の肢体不自由者で、家族の介助があっても入浴が困難な方に対し、訪問による入浴サービスを提供するものです。利用については、年間1人当たり45回の利用を限度として助成しています」との答弁がなされました。 次に、「老人クラブ活動費補助金を増額した理由は」の質疑に対し、「高齢者の人口が増加する中で、高齢者が心身ともに元気で生きがいを持って暮らしていくために、地域における交流活動拠点として老人クラブやシニアクラブ連合会が担う役割は今後ますます大きくなってくることから、老人クラブ活動の活性化を図るため補助金を拡充したものです」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、福祉町民課所管の総務費(
福祉町民課所管分)、民生費について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、健康推進課所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充事業については、がんの早期発見、早期治療につなげるため、受診率向上を目指す取組として、集団の子宮がん検診を実施します。また、小児予防接種事業では、令和2年10月からロタウイルスワクチンの定期接種開始予定に伴う事業費を計上しています」との説明がなされ、質疑に入りました。 まず、「集団の子宮がん検診の実施について」の質疑に対し、「子宮がん検診の受診率が低いことから、乳がんの集団検診受診者を対象にアンケートを実施したところ、約8割の方が集団での子宮がん検診実施を希望していることから、来年度は集団の乳がん検診と同時に実施を計画するものです」との答弁がなされました。 これに対し、「子宮がん検診の受診率向上のためにはよいことであり、今後も受診環境の整備に取り組みながら、より多くの方が受検されるように周知啓発に努めてほしい」と要望いたしました。 次に、「風しんの追加的対策事業の状況は」の質疑に対し、「この事業は、国の計画等に基づき、今年度から令和3年度にかけて実施するもので、対象者のうち、既に無料で抗体検査等が受けられるクーポン券を発行したのは約900人で、令和2年1月までに168人の方が抗体検査を受け、そのうち41人が予防接種を受けている状況です。無料クーポン券をまだ発行していない対象者約1,400人に対しても、今後継続してクーポン券を発行し、抗体検査等を受けていただくよう、引き続き勧奨してまいります」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、健康推進課所管の民生費、衛生費(
健康推進課所管分)について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、子育て支援課所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充事業については、新たなステップに踏み出す中学3年生を対象にしたインフルエンザの発症及び重篤化の予防のための助成事業に取り組んでまいります。また、こども医療費の対象年齢を15歳から18歳へ拡大するとともに、ひとり親家庭等医療費の窓口払いの一部廃止について取り組むなど、子育て世帯の経済的負担の軽減等に努めるほか、令和元年10月から実施された幼児教育・保育無償化へ適切に対応してまいります」との説明がなされ、質疑に入りました。 まず、「インフルエンザ予防接種助成金はどのように取り組むのか」の質疑に対し、「中学3年生を対象に、助成上限額を5,000円とし、接種費用から自己負担額の1,000円を除いた額のうち、いずれか少ない額を年度内1回助成するものです」との答弁がなされました。 次に、「実費徴収補足給付金の給付内容は」の質疑に対し、「令和元年10月から幼児教育・保育の無償化が始まり、それまで利用料に含まれていた3歳以上の子どもの副食費については無償化の対象外となり、施設による実費徴収が原則となりました。子ども・子育て支援新制度における教育・保育施設を利用する一定の所得以下の世帯と多子世帯の3人目以降の子どもの副食費については、免除規定により公定価格による対応がされていることから、子ども・子育て支援新制度に移行していない幼稚園を利用する免除対象となる子どもの副食費について助成するものです」との答弁がなされました。 次に、「
会計年度任用職員制度の導入により、雇用を予定している人数は。また、今まで勤務していた臨時職員の給料、勤務時間等はどのように変わるのか」の質疑に対し、「よしみけやき保育所においては、正規の職員と同様の時間帯で勤務をするフルタイムの職員20人と、パートタイムの職員25人程度の採用を予定しています。現在勤務している臨時職員及び新規申込者の勤務時間等については、個々の希望を伺いながら、保育所の運営体制に支障が出ないように調整を図ってまいります。また、給料等については、
会計年度任用職員の職種等に基づき、一般職職員の給料表へ格付され、勤務状況により期末手当が支給されます」との答弁がなされました。 次に、「学童保育所の運営委託について、今後の運営方法等はどのように考えているのか」の質疑に対し、「現在、町の学童保育所は保護者会に運営を委託しています。学童保育所の運営方法については、保護者会の運営以外に指定管理者制度の導入やNPO法人への委託などがあります。町の学童保育所については、保護者会や関係機関から様々なご意見をいただいておりますので、子どもと保護者が安心して利用できる学童保育所の運営について取組を進めてまいります」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、子育て支援課所管の民生費について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、教育
総務課所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充・主要事業については、学校の教育環境の在り方について調査研究を行うとともに、介助員制度を改め、特別な配慮を要する児童生徒を幅広く支援できるよう教育支援員を配置します。また、学習意欲の向上を図るため、英語検定及び漢字検定を実施します。さらに、中学3年生を対象に実施していた学力診断テストを全学年に拡大し、早い段階から進路に対する意識づけを行ってまいります。学校給食センターにおいては、安全安心な給食を提供するため、適正な管理運営に努めます」との説明がなされ、質疑に入りました。 まず、「中学校の合併処理浄化槽の修繕内容は」の質疑に対し、「ブロアの劣化等により合併処理浄化槽の機能が低下するおそれがあるため、ブロア本体の交換を行うものです」との答弁がなされました。 これに対し、「以前、中学校の生活排水処理として農業集落排水への接続について協議を行った経緯がある。改めて農業集落排水への接続を検討してもらいたい」と要望いたしました。 次に、「いじめ問題対策連絡協議会及びいじめ問題調査審議会の協議内容は」の質疑に対し、「協議会及び審議会とも今年度新たに設置したもので、協議会はいじめの防止やいじめ問題の現状把握などを協議し、審議会はいじめの対策やいじめの重大事態等の調査審議をそれぞれ行うものです。第1回の会議は合同で行い、町内小中学校のいじめの現状や情報交換などを行いました。現在、町ではいじめの認知件数はあるものの、いじめの重大事態は発生していません」との答弁がなされました。 次に、「中学校のパソコン機器リース料の内訳は」の質疑に対し、「平成30年度に全面更新したパソコン教室のタブレットパソコン等のリース料と、令和2年2月に入替えを行った校務用パソコン21台分のリース料です」との答弁がなされました。 次に、「就学援助費について、補助単価の改定は。また、新規に補助対象となった項目は」の質疑に対し、「補助区分により、100円から2,000円程度の増額改定が予定されています。また、令和元年度より卒業アルバム代を補助項目に追加しました」との答弁がなされました。 さらに、「就学援助費の支給方法は。また、保護者が費用負担することなく、直接学校に支払うという方法の導入は」の質疑に対し、「各学期末に実費負担額を確認し、補助限度額内で保護者に支給しています。また、学校へ直接支払う方法につきましては、就学援助制度の趣旨と保護者負担の軽減を考慮し、今後検討してまいります」との答弁がなされました。 次に、「学校給食センターの
会計年度任用職員報酬や期末手当の対象人員について」の質疑に対し、「一般事務員1人、学校給食調理員16人、学校給食運搬員1人の合計18人分を予定しています。また、全員が期末手当の支給対象となる勤務シフトを組む予定です」との答弁がなされました。 次に、「小学校の教師用指導書の内訳は」の質疑に対し、「令和2年度に小学校の全11教科の教科書が改訂となるので、それに合わせて教師用指導書を各学年1冊ずつ購入します。そのほか特別支援学級や、算数などでは教師2人体制による授業もあるので、その他必要数も含めて購入します」との答弁がなされました。 次に、「特色ある学校づくり事業の内容について」の質疑に対し、「各学校が特色ある学校づくりを推進し、独自の取組を行う事業です。国や県の学力・学習状況調査の結果を把握、分析することにより、成果と課題を検証し、その改善を図るための施策に活用されています。具体的には、漢字検定問題集や英語歌集CDの購入費などに充てられています」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、教育
総務課所管の教育費について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、生涯学習課所管の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規・拡充事業については、吉見町
図書館等複合施設建設の計画的な推進、多様化する町民ニーズや学習意欲へ対応する学習機会の提供とスポーツ・レクリエーションの普及、町民会館事業の推進、生涯学習施設の計画的な整備、修繕、史跡の保存と整備・活用の推進に取り組んでまいります」との説明がなされ、質疑に入りました。 まず、「集会所学級について」の質疑に対し、「平成28年に施行された部落差別解消推進法において、部落差別の解消に向けた施策を講ずることが地方自治体の責務であることを規定しています。集会所学級は、その施策のうちの一つとして実施しており、人権を尊重する精神を育む場として継続的に実施していくことが必要と考えています。また、事業内容等については、集会所運営委員会で検討してまいりたいと考えます」との答弁がなされました。 次に、「放課後子ども教室推進事業等補助金の計上がない理由は」の質疑に対し、「県の補助要件の変更により、補助対象外となったためです。なお、事業に係る支出の主なものとしては、指導者の謝金です」との答弁がなされました。 次に、「成人式の運営方法は」の質疑に対し、「成人式は、新成人が主役であることから、新成人で構成された成人式実行委員会により、記念品の選定や祝賀パーティーの企画運営などが行われています」との答弁がなされました。 次に、「松山城跡整備計画策定委員会謝金について」の質疑に対し、「松山城跡の整備基本計画を策定するため、松山城跡整備計画策定委員会を設置するものです。委員については、歴史、考古学などの識見を有する方を中心に構成することを予定しています。また、計画の策定に当たっては、松山城跡と吉見百穴の一体的な整備・活用を進めてまいります」との答弁がなされました。 次に、「図書館等複合施設の建設延期に伴う工事請負費の算出について」の質疑に対し、「図書館等複合施設の建設に当たり、地方債の発行期間が3年間延伸されたことや、施設管理運営計画を策定し、開館後の施設を最大限有効活用するため、建設を2年間延期しました。予算に計上した工事請負費を算出するに当たっては、算出する時点での県単価や市場単価などを基に算出しています」との答弁がなされました。 次に、「町民会館費の修繕料の内容は」の質疑に対し、「会館昇降機設備等の修繕を予定しています。引き続き計画的な修繕を行うことにより、長寿命化を図ってまいります」との答弁がなされました。 次に、「町民会館ホワイエロールスクリーン設置工事の内容は」の質疑に対し、「冷暖房を効率的に稼働させるため、ホワイエにロールスクリーンを設置するものです」との答弁がなされました。 次に、「スポーツイベント・教室委託料について」の質疑に対し、「武蔵丘スポーツクラブと連携して実施している事業で、よしみ親子アクティブプログラムや、各種スポーツ教室の講師派遣、運営等を委託しているものです。今後も全ての人が参加できるスポーツを推進してまいります」との答弁がなされました。 次に、「保健体育総務費の備品購入費について」の質疑に対し、「ニュースポーツの普及とトレーニングルームの充実を目的に、スラックラインを購入します。スラックラインは、ベルト状の帯の上でバランス感覚を養える器具で、移動式タイプであることから、トレーニングルーム以外で行う教室などでも使用できます」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算のうち、生涯学習課所管の教育費について採決したところ、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、議案第21号 令和2年度吉見町国民健康保険特別会計予算の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、質疑に入りました。 まず、「特定健診の取組について」の質疑に対し、「令和2年度より、集団健診において詳細な健診として、新たな眼底検査を導入します。血圧または血糖の数値が一定以上となった方を対象に眼底検査を行うことで、動脈硬化や網膜症などの症状の早期発見につなげてまいります」との答弁がなされました。 次に、「国民健康保険事業基金の今後の運用方法について」の質疑に対し、「国民健康保険事業基金は、国民健康保険事業の健全な運営に資するための財源として活用することとしていますが、埼玉県による保険税率の県内統一化や激変緩和措置などの国、県の公費導入の動向等を注視しながら適正に運用してまいります」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第21号 令和2年度吉見町国民健康保険特別会計予算につきまして採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、議案第22号 令和2年度吉見町後期高齢者医療特別会計予算の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、質疑に入りました。 まず、「後期高齢者医療保険料の改定内容は」の質疑に対し、「令和2年度から、所得割が7.96%と0.1%の上昇、均等割は据置き年額4万1,700円と、埼玉県後期高齢者医療広域連合により県内一律の改定がされています」との答弁がなされました。 次に、「新たに後期高齢者医療保険に加入する方への対応について」の質疑に対し、「75歳の年齢到達により、新たに後期高齢者医療制度に加入された場合には、一定の期間、納付書や口座振替により納付する普通徴収となります。そのため被保険者証を送付する際には、この期間の納付忘れを防ぐための案内チラシを同封し、制度の周知を図るとともに収納確保に努めています」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第22号 令和2年度吉見町後期高齢者医療特別会計予算につきまして採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 続きまして、議案第23号 令和2年度吉見町介護保険特別会計予算の歳入歳出について、予算書に基づき細部説明がなされ、「新規事業については、認知症等による徘回行動により行方不明となった高齢者等の早期発見、早期保護につなげ、地域全体での見守り支援体制の構築を図る取組として、認知症高齢者等見守りシール交付事業を実施します」との説明がなされ、質疑に入りました。 まず、「介護給付費が増額されているが、第7期介護保険事業計画との整合は」の質疑に対し、「高齢化の進展に伴い、介護給付費は年々上昇傾向にありますが、給付費の予算額につきましては令和2年度を最終年度とする第7期介護保険事業計画での給付費見込額の範囲内で推移しています」との答弁がなされました。 次に、「比企管内で広域的に実施する在宅医療・介護連携推進事業の取組内容は」の質疑に対し、「この事業は、切れ目のない在宅医療と介護を一体的に提供する連携体制の整備を目的としており、事業の主な内容は在宅医療介護連携ガイドブックの作成や、多職種連携研修、地域住民への普及啓発のための講演会の開催等であります」との答弁がなされました。 これに対し、「この事業の一環として、今年度に開催された地域住民向けの講演会に参加したが、内容は大変有意義であると感じた。今後もより多くの町民にこの事業を周知してほしい」と要望いたしました。 次に、「認知症高齢者等見守りシール交付事業の内容は」の質疑に対し、「徘回行動が疑われる保護対象者の衣服、持ち物等に、事前に必要な情報を登録したQRコードつきシールを貼付し、徘回行為があった場合にそれを確認した発見者が携帯電話等でQRコードを読み取ると、保護対象者を発見、保護したことが家族等にメール送信され、速やかに保護対象者を迎えに行くことが可能となるものです」との答弁がなされました。 さらに、「この事業は、多くの方にその内容について理解をいただく必要があると思うが、その周知方法は」の質疑に対し、「できるだけ多くの方に周知するため、広報紙や
ホームページ、ポスター、チラシ等で周知するほか、民生委員や介護事業者等の会議での説明や、警察署、消防署等への協力要請も行います」との答弁がなされました。 以上のような経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案第23号 令和2年度吉見町介護保険特別会計予算について採決したところ、賛成全員をもって原案のとおり可決すべきものと決した次第です。 以上、教育福祉
常任委員会のご報告といたします。ご清聴ありがとうございました。
○議長(宮﨑雄一君) 以上で
常任委員長報告は全て終了いたしました。
△議案第20号~議案第27号の総括質疑、討論、採決
○議長(宮﨑雄一君) 日程第2、
委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑、答弁は簡潔にお願いいたします。 質疑のある方はお願いいたします。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。 まず、原案に反対の方の発言を許可いたします。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) 反対討論なしと認めます。 続いて、原案に賛成の方の発言を許可いたします。 杉田議員。 〔11番 杉田しのぶ君登壇〕
◆11番(杉田しのぶ君) それでは、議長の許可を得ましたので、令和2年度吉見町
一般会計予算案に対しまして、賛成の立場から日本共産党を代表して討論に参加をさせていただきます。日本共産党、杉田しのぶです。 ただいま行われました
委員長報告、特に私が所属をしている教育福祉
常任委員会の報告についてでありますが、委員会の中で現状を指摘し、具体策を提案したものの、
委員長報告には反映されていないものも幾つかありました。令和2年度の予算執行に当たりましては、今報告をされた
委員長報告のみならず、委員会で議論をされたことを真摯に受け止めていただき、今後の町政運営に当たっていただくことを冒頭に申し上げて賛成討論に入りたいと思います。 提案されている令和2年度吉見町
一般会計予算案は、町内で子育てをされている皆さんが望まれていたこども医療費18歳までの対象年齢の拡大や、ひとり親家庭の窓口払いの廃止、高校受験に備えて中学校3年生を対象としたインフルエンザ予防接種への補助、これらは町内で子育てをされている皆さんを応援する施策であります。また、このほか
被災者支援システムの導入、商工会が設置をしている水銀灯をLED街路等に建て替えるための補助、今年度から継続して行われている道路照明灯のLED化事業、町民会館フレサよしみの暑さ対策として設置をされるロールスクリーン設置工事、予算は大なり小なりいろいろありますが、今申し上げたものは、私もこれまで一般質問を通して対応を求めてきたものであり、令和2年度予算案に反映されていることは大きな賛成の理由です。 また、待望の図書館等複合施設の建設が予算化をされ、懸案であった道の駅駐車場の拡張、町の主要道である東松山―鴻巣線の4
車線化事業、
デマンド型交通の本格運行など大きな事業が反映された予算でもあり、今後も町民の皆さんの意見、ご要望を伺う機会を設けながら、よりよいものとなるように、事務事業の執行に当たっていただくように町長に申し上げておきたいと思います。 また、道の駅につきましては、議案審議の際にも様々な観点から指摘がなされておりますが、問題とされている案件につきましては、今後国、県の指導に基づき適切に対応されるべきことであり、駐車場拡張予算の反対の理由にはならないと考えます。
埼玉中部資源循環組合につきましては、令和元年度で解散となるということであります。今後の町のごみ処理方式について考える、一から検討を始める年となります。今議会で、気候非常事態宣言を町政の柱にと一般質問も行いましたが、化石燃料を使ってごみを燃やすという概念を捨て、地球温暖化の進行をこれ以上加速させないという決意で、ごみ処理の方式に注目をし、環境に優しい持続可能な方策を追求することを年度当初に申し上げておきたいと思います。 また、図書館等複合施設につきましては、議会の中でも様々な議論もございました。
総務建設常任委員長報告の6ページに、図書館等複合施設の建設についての質疑に対する答弁も載っておりますけれども、有利な地方債を活用して行っていくというような答弁がございました。令和2年度の予算の内容を見ますと、公共施設等総合管理基金の充当1億1,470万円、また起債の充当率は90%で、事業費として8億6,280万円計上することとなっています。また、起債償還の際には、交付税算入率50%、予算上で計算をしますと総額で約4億円、国から予算措置がされるというもので、大規模な建設費に対して大変有利な形で建設されることが、令和2年度の予算の中身となっております。 最後に、町長は施政方針でまちづくりの主役は町民、町民一人一人が幸せを実感できるまちづくりのために、全身全霊を傾注し、その任に当たる覚悟であると述べられました。私たち議員は、町民の皆さんの代表として、住んでよかった、住み続けたいと実感できる吉見町を常に目標としつつ、この町で育った若い世代がこの町を愛して、この町に定住する環境をつくっていくために、令和2年度も様々な観点から町民の皆さんの願い実現、不安の解消、困っていることへの対応、町民の皆さんに寄り添った活動を第一に、幸せを実感できるまちづくりのために活動していくことが責務であるというふうに確信をし、共に担っていく決意を申し上げまして、令和2年度吉見町
一般会計予算案に対する賛成討論といたします。 以上です。
○議長(宮﨑雄一君) ほかに。 戸谷議員。 〔3番 戸谷照喜君登壇〕
◆3番(戸谷照喜君) 今、杉田議員から包括的な賛成討論がありましたけれども、私も違った観点から賛成討論をさせていただきたいと思います。 今年度の予算の最も大きな特徴というのは、およそ10億円に及ぶ図書館等の複合施設の建設事業費でございます。したがって、これについての一部起債があり、この部分が収支をともに膨れ上がらせているのが目立った特徴であると思います。今後、住民の高齢化が一層進む中で、高齢者の図書館等施設への期待は当然高まるものと思います。また、若い世代や学生などにとっても、図書館や関連の施設は最も重要な必要不可欠な施設であります。よって、この事業が住民から喜ばれ、歓迎されるためにも、立派な施設として成功させることは、町民の利益に合致して、町民に大きく貢献するものだと思っております。 さて、9市町村によるごみ処理施設の建設の課題と、これに対する町としての経費は基本的にはなくなったものの、ごみ処理施設問題は新たな局面を迎え、全くゼロからの発想と構想が必要となってきました。先ほど杉田議員からも指摘がありましたけれども、この点から宮﨑町政にとっては、今年からが本番への取っかかりになる重要な年になるものと思います。 私は、令和2年の新年度予算につきましては、そういった点から相対的に評価をいたしますが、ただもろ手を挙げて100点をつけるということではありません。あえて点数をつけるのであれば、私は80点の合格点をつけたいと思っております。では、マイナスの20点の評価は何なのか、その部分は何なのかという、この点を4点について申し上げたいと思います。 1つは、人権問題としての部落問題への対応は、経費の多い少ない、多寡にかかわらず、この事業はもはや終結すべきものであります。根拠も理由も、一般には理解されないものです。時代の遺物と言ってもいい、いつまでこれを続けるのかということで、町民の理解は得られないと思います。今年の予算は、538万9,000円が計上されておりますけれども、金額ではなくて、先ほど言いましたように期限を区切って、私は今後5年なりの期限を区切って終結をしていってほしいと、そういうことで協議をしていただきたいというふうに思います。 2番目には、教育費のうち、文化団体への育成費の補助金は何と23万6,000円だけです。このような申入れ程度の補助金では、文化団体を育成するなどと言わないでほしいと思います。せんだっての一般質問で、土田議員からもありましたけれども、吉見町は吉見町憲章の中で、「歴史を愛し、文化を育て、心ゆたかな町にしましょう」という指摘がありました。この指摘されているとおり、これに沿って努力することは、私は行政の重要な責務だというふうに思います。 それから、3番目には、先ほども教育福祉委員長の報告にもありましたけれども、成人式の問題であります。成人式を、もっと心を込めて祝ってあげたいと思います。成人になる本人たちは、希望と不安の中であっても、一生懸命社会へ羽ばたこうとして式に臨んでいるわけであります。これに対する町の対応は、あまりにも形式的で、日程消化主義的な対応、味気ないものというふうに思わざるを得ません。もう少し予算を増やしてあげて、少なくとも前段では何か温かい歓迎の心を、喜びの気持ちを共有できるような、そういったプログラムを次年度にはぜひ予定をしていただきたいというふうに思います。 そして、4番目には、行政に期待する大きな内容として、私は住民へのサービスをもう少し充実してほしいということであります。例えば、そのサービスの一つ、総務部や、あるいは1階の部署には最も多くの町民の皆さんが訪れると思います。「広報よしみ」や議会だよりでは、町民の皆さんがあちこちに登場もしています。そんな中で、登場人物や、あるいは町政に何らかの関わりを持った方に連絡を取りたいという場合があります。これは、私だけではなくてどなたも、ああ、この人とちょっと連絡取ってみたいなというケースはあると思います。そういった場合、その方に連絡したい場合に電話や住所を知りたくて関係部署に連絡をしても、個人情報の秘密を理由に教えてもらえません。これが実態です。私は、これは住民に対するサービスの欠如だというふうに思っております。ある部署の課長さんは、それは業務の範囲ではないと言っていますが、これは間違いではないでしょうか。本人に連絡を取って、本人から直接連絡をしてもらうとか、または担当部署が連絡を取って返事をくれるとか、何らかの対応はできると思います。今や住民同士の交流は非常に大事ではないでしょうか。そういった点からも、ぜひとも改善をお願いしたいと思います。 以上、若干の注文をつけましたけれども、賛成討論に代えさせていただきたいと思います。
○議長(宮﨑雄一君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより採決を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) ご異議なしと認めます。 これより議案第20号 令和2年度吉見町
一般会計予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(宮﨑雄一君) 起立多数であります。 よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 続いて、議案第21号 令和2年度吉見町国民健康保険特別会計予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 続いて、議案第22号 令和2年度吉見町後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 続いて、議案第23号 令和2年度吉見町介護保険特別会計予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 続いて、議案第24号 令和2年度吉見町
下水道事業特別会計予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 続いて、議案第25号 令和2年度吉見町
農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 続いて、議案第26号 令和2年度吉見町
公設浄化槽事業特別会計予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 続いて、議案第27号 令和2年度吉見町
水道事業会計予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
△議案第28号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(宮﨑雄一君) 日程第3、議案第28号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。 〔事務局長朗読〕
○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、提出者より細部説明を求めます。 町長。 〔町長 宮﨑善雄君登壇〕
◎町長(宮﨑善雄君) 議案第28号 副町長の選任同意についてご説明をさせていただきます。 副町長に次の者を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めたいとするものであります。 住所は、吉見町大字長谷759番地、小川福美さん。昭和31年8月13日生まれの方でございます。 現副町長の菅野明雄さんには、平成28年4月1日から1期4年間、町政推進にご尽力をいただいてまいりましたが、3月31日をもって任期満了となりますので、新たに小川福美さんを選任いたしたいとするものであります。 小川福美さんの経歴の概要を申し上げますと、昭和50年3月、埼玉県立川越工業高等学校を卒業、同年4月、吉見町職員として奉職され、総務課財政係に勤務をされました。主な経歴といたしましては、福祉課課長補佐、まち整備課課長補佐、税務会計課課長補佐を歴任され、平成26年4月から
会計管理者を務め、平成29年3月31日をもって定年退職されました。その間、吉見町青年団団長や西小学校PTA会長、吉見中学校PTA会長、また退職後は保護司をお務めいただいております。副町長の職務といたしましては、地方自治法第167条で、普通
地方公共団体の長を補佐し、長の命を受け政策及び企画をつかさどり、その補助機関である職員の担任する事務を監督し、別に定めるところにより、普通
地方公共団体の長の職務を代理するとなっております。小川福美さんは、役場一般職員として42年の経験を有し、管理職としての経験も豊富であります。 よろしくご同意をいただきますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) 質疑を終結いたします。 討論を省略し、採決を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) ご異議なしと認めます。 これより議案第28号を採決いたします。 小川福美氏を副町長の選任に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(宮﨑雄一君) 起立多数であります。 よって、議案第28号は選任に同意することに決定されました。 ただいま同意されました小川福美氏からご挨拶をしたいとの申出があります。これを許可いたします。 〔新副町長 小川福美君登壇〕
◎新副町長(小川福美君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、この席から挨拶を申し上げます。 ただいま副町長選任のご同意をいただきました小川福美でございます。改めて、この重責の重さに身の引き締まる思いがございます。 知識、能力とも十分ではございませんけれども、宮﨑町長の下で、町民の福祉の向上のために、議会と町民、そして職員の皆様のご指導とお力添えをいただきながら、出会い・触れ合い・分かち合いの精神で、私なりに精いっぱい務めさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(宮﨑雄一君) ご苦労さまでした。
△日程の追加
○議長(宮﨑雄一君) お諮りいたします。 ただいま町長より議案第29号が提出されました。 ここで配付のため暫時休憩いたします。 休憩 午前11時33分 再開 午前11時35分
○議長(宮﨑雄一君) 会議を再開いたします。 ただいま議案が配付されました。これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第29号を日程に追加し、日程第4として議題とすることに決定をいたしました。
△議案第29号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(宮﨑雄一君) 日程第4、議案第29号を議題といたします。 議題を朗読いたさせます。 〔事務局長朗読〕
○議長(宮﨑雄一君) 朗読が終わりましたので、担当課長より細部説明を求めます。
政策財政課長。
◎
政策財政課長(小林啓三君) 議案第29号 令和元年度吉見町一般会計補正予算(第9号)を説明申し上げます。 令和元年度吉見町の一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正、第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,364万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ70億5,477万円とするものです。 次に、繰越明許費の補正、第2条、繰越明許費の追加及び廃止は、第2表、繰越明許費補正によるものです。 続いて、地方債の補正、第3条、地方債の追加は、第3表、地方債補正によるものです。 具体的な内容を、歳入歳出予算事項別明細書に沿って説明申し上げます。10ページをお願いします。歳入から申し上げます。15款1項2目土木費国庫負担金、1節道路橋梁費負担金718万4,000円は、令和元年台風第19号による荒川本川の越水に伴い損壊した明秋橋に隣接する護岸の復旧に係る公共土木施設災害復旧事業費負担金で、国の内示に基づき補正するものです。一般会計補正予算(第6号)に計上した河川
災害復旧費に充当し、財源組替を行うもので、補助率は3分の2となっております。 2項5目教育費国庫補助金、1節教育費補助金1,941万7,000円のうち学校施設環境改善交付金438万5,000円は、吉見中学校特別教室の空調設備設置に係るものです。補助率は3分の1となっております。 また、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金1,503万2,000円は、町内小中学校の校内無線LAN環境整備に係るもので、補助率は2分の1となっており、それぞれ補助金の内定により補正するものです。 16款2項4目
農林水産業費県補助金、1節農業費補助金3,046万8,000円の減額は、担い手確保・経営強化支援事業費補助金で、国の補正予算(第1号)に対応して一般会計補正予算(第8号)で補正しましたが、国の採択がなされなかったことから補正するものです。 11目
災害復旧費県補助金317万円の減額は、農地農業用施設災害復旧事業補助金で、台風第19号の被害に遭った農地等の復旧に対し交付されるもので、補助金の内定により補正するものです。 11ページをお願いします。19款1項1目財政調整基金繰入金578万3,000円は、本補正により生じた財源の不足分を基金から繰り入れるものです。今回の補正により、基金は約12億1,804万円になります。 22款1項4目教育債、1節公立学校校内無線LAN環境整備事業債1,450万円は、町内小中学校の校内無線LAN環境整備について起債するものです。国の補正予算に対応した補正予算債を活用し、充当率は100%、交付税算入率は60%となっております。 また、2節吉見中学校特別教室空調設備設置事業債690万円は、吉見中学校特別教室の空調設備設置に対して起債するもので、同じく補正予算債を活用し、充当率は100%、交付税算入率は50%となっております。 5目災害復旧事業債350万円は、河川災害復旧事業債で、国庫負担金で説明いたしました明秋橋に隣接する護岸の復旧事業について起債し、財源組替を行うものです。河川災害等を対象とする補助災害復旧事業債を活用し、充当率は100%、交付税算入率は95%となっております。以上が歳入に係る補正です。 続きまして、歳出を申し上げます。12ページをお願いします。6款1項3目農業振興費、19節負担金、補助及び交付金3,046万8,000円の減額は、担い手確保・経営強化支援事業費補助金で、歳入で申し上げましたように国の採択がなされなかったことから減額するものです。 10款2項2目教育振興費、12節役務費21万円は、町内各小学校の校内無線LAN環境整備に伴う高速インターネット回線開設に係る初期費用です。 13節委託料2,252万8,000円は、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金及び補正予算債を活用し、町内各小学校の校内無線LAN環境整備を実施するものです。 10款3項1目学校管理費、15節工事請負費1,518万円は、13ページの上段にありますとおり学校施設環境改善交付金及び補正予算債を活用し、吉見中学校の特別教室4室の空調設備を設置するものです。 13ページの中ほどになります。2目教育振興費、12節役務費3万5,000円は、吉見中学校の校内無線LAN環境整備に伴う高速インターネット回線開設に係る初期費用です。 13節委託料716万1,000円は、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金及び補正予算債を活用し、吉見中学校の校内無線LAN環境整備を実施するものです。 11款1項2目河川
災害復旧費は、補正額ゼロで、ここで議案書14ページ、最後のページになります。歳入で申し上げました公共土木施設災害復旧事業費負担金及び河川災害復旧事業債を充当し、財源組替を行うものです。 2項1目農業用施設
災害復旧費、15節工事請負費900万円は、町費単独農地等災害復旧工事で、台風第19号により被害を受けた明秋地内ほかの補助事業の対象とならない農地等の復旧に係る工事を行うものです。なお、いずれも事業の完了が次年度になる見込みであることから、繰越明許費として翌年度への繰越し措置を行います。 続きまして、議案書4ページ、第2表、繰越明許費補正をお願いします。繰越明許費の追加として、被災住宅応急修理事業ほか6事業につきまして、所要額を翌年度へ繰り越して使用することができる経費として設定するものです。 3款民生費、3項災害救助費、被災住宅応急修理事業で30万円、台風第19号により一部損壊した住宅に対する災害救助法に基づく住宅の応急修理に係る所要額を繰り越すものです。事業の完了が次年度になる見込みであることから、繰越明許費を設定するものです。 10款教育費、2項小学校費、小学校校内無線LAN環境整備事業で2,273万8,000円、町内各小学校の校内無線LAN環境整備に係る所要額を繰り越すものです。 3項中学校費、中学校特別教室空調設備設置事業で1,518万円、吉見中学校の特別教室の空調設備設置に係る所要額を繰り越すものです。 また、中学校校内無線LAN環境整備事業で719万6,000円、吉見中学校の校内無線LAN環境整備に係る所要額を繰り越すものです。いずれも国の補正予算に対応して、年度内に予算化するものですが、年度内執行が不可能なことから繰越明許費を設定するものです。 11款
災害復旧費、1項公共土木施設
災害復旧費、河川災害復旧事業で908万円、台風第19号による荒川本川の越水に伴い明秋橋に隣接する損壊した護岸の復旧に係る所要額を、国の災害復旧事業の繰越しに合わせ繰り越すものです。 2項農林水産業施設
災害復旧費、農地農業用施設災害復旧事業で2,811万円、台風第19号により被害を受けた明秋地内ほかの農地等の復旧に係る所要額を繰り越すものです。 また、町費単独農地等災害復旧事業で1,217万円、同じく明秋地内ほかの補助事業の対象とならない農地等の復旧に係る所要額を繰り越すものです。いずれも年度内に完了する見込みが立たないことから、繰越明許費を設定するものです。 5ページになります。次に、廃止として、6款
農林水産業費、1項農業費、担い手確保・経営強化支援事業は、国の補正予算に対応して3,046万8,000円で繰越明許費を設定しましたが、国の事業採択がなされなかったことから廃止するものです。 6ページ、第3表、地方債補正をお願いします。地方債の追加として、公立学校校内無線LAN環境整備事業1,450万円で、町内小中学校の校内無線LAN環境整備について起債するものです。 また、吉見中学校特別教室空調設備設置事業690万円は、吉見中学校特別教室の空調設備設置に対して起債するものです。 河川災害復旧事業350万円は、明秋橋に隣接する損壊した護岸の復旧事業について起債するものです。 以上で議案第29号の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(宮﨑雄一君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) 討論なしと認めます。 これより議案第29号を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(宮﨑雄一君) 起立全員であります。 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
△閉会中の
所管事務調査及び継続審査の申出について
○議長(宮﨑雄一君) お諮りをいたします。
総務建設常任委員会、岩崎勤委員長より閉会中の
所管事務調査についての申出があります。委員長の申出のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) ご異議なしと認めます。 よって、
総務建設常任委員長の申出のとおり決定をいたしました。 続いて、教育福祉
常任委員会、尾﨑豊委員長より閉会中の
所管事務調査についての申出があります。委員長の申出のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) ご異議なしと認めます。 よって、教育福祉
常任委員長の申出のとおり決定をいたしました。 続いて、議会運営委員会、内野正美委員長より閉会中の特定事件、会期及び議会運営に関する事項について継続審査の申出があります。委員長の申出のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) ご異議なしと認めます。 よって、議会運営委員長の申出のとおり決定をいたしました。 続いて、議会だより編集特別委員会、秋山真美委員長より閉会中の
所管事務調査についての申出があります。委員長の申出のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(宮﨑雄一君) ご異議なしと認めます。 よって、議会だより編集特別委員長の申出のとおり決定をいたしました。
△町長の挨拶
○議長(宮﨑雄一君) ここで町長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 町長。 〔町長 宮﨑善雄君登壇〕
◎町長(宮﨑善雄君) 議長のお許しをいただきましたので、お礼の挨拶を申し上げます。 3月議会定例会は、22日間にわたり、専決処分の承認を求めることについて、令和元年度吉見町一般会計補正予算(第7号)を初め、令和元年度吉見町一般会計補正予算(第8号)、令和2年度吉見町
一般会計予算など上程いたしました諸議案を原案のとおり承認、可決、同意をいただくとともに、追加議案につきましても原案のとおり可決をいただき、ありがとうございました。 また、一般質問、議案審議の中で、ご意見、ご提言をいただきました。引き続き、よりよいまちづくりに邁進してまいりたいと存じます。 また、例年のことではございますが、国におきまして地方税法等の改正の審議がなされております。法律の改正がなされた場合、町の関係条例を専決処分によって一部改正をさせていただきたいと存じます。今後の国の動向を注視しながら施行いたしたいとするものです。ご了承くださいますようお願いを申し上げます。 さらに、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、国の緊急対策等も踏まえ、必要な対応を実施してまいります。事業費の確保につきましては、予備費や補正予算の専決処分も含め、迅速かつ柔軟に対応させていただきたく、ご了承くださいますようお願いを申し上げます。 なお、議案第9号の審議の中でご指摘をいただきました道の駅駐車場拡張予定地に搬入したアスファルト切削材への対応につきまして報告をさせていただきます。ご指摘をいただきましたアスファルト切削材につきましては、町内の公共工事で発生したものであり、工事費の縮減並びに資材の有効活用の観点から、拡張する駐車場の路盤材として再利用するため、資材として仮置きをしておりました。しかしながら、アスファルト切削材については東松山環境管理事務所の見解は、工事の過程で発生したものは産業廃棄物に該当するとのことから、現地から撤去を行い、適正に処分するよう指導がありました。アスファルト切削材の撤去を行うことにつきましては、3月6日金曜日に東松山警察署生活安全課と現場立会を行い、撤去しても構わないとの回答をいただいており、同日、町顧問弁護士から、町の管理下にあることから不法投棄には該当しないとの見解をいただいております。また、運搬、町有地で管理することなど、処分までの間の対応等につきましても、随時東松山環境管理事務所へ相談をさせていただいております。 これらの関係機関への相談並びに協議の結果を踏まえ、3月23日から3月末日までの期間でアスファルト切削材を現地から撤去し、処分までの間、町有地で管理をさせていただきます。処分につきましても、早急に対応を検討させていただきたいと考えておりますが、予算の関係もございますので、来年度以降、補正予算等もお願いさせていただくことになると存じますが、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。 また、今朝この関係につきまして、議会の令和の会の会派から、新聞折り込みのチラシが新聞に入ってございました。この議案審議の中でご意見をいただいた中で、町の過去の経過等もいろいろ調べさせていただきました。現在も調べている状況でもございますけれども、私も平成13年から議員でございましたし、その当時、このアスファルトを再利用することが議会の中で発言があったように感じておりましたので、過去の議事録等も確認をさせていただきました。その中では、平成14年第2回3月定例議会の総括質疑の中で、現在はフレサよしみ町民会館あるいはよしみけやき保育所が建設をされておりますけれども、そこが町の駐車場として利用されておりました。周辺住民にほこりが立つとの苦情があり、議会の中でもご指摘をいただいて、その当時、広域農道を舗装の修繕をしたときの切削アスファルトを再利用してございます。そのときの総括質疑の中でも、処分費がかかるので、これからもほこり等はなくなってくる。大変助かるので、これからも持ってきていただきたいという議会からの要望もございます。なお、行政報告書の中では、平成15年度からになりますけれども、町の区長要望の一つであります農道の砂利敷き工事で、同じようにアスファルトの切削材を再利用して、地域要望を達成していた経過もございます。 いずれにいたしましても、今回ご指摘をいただき、新聞折り込みも入りましたので、多くの方々が不安視されることだというふうに思いますので、年度当初に早々に区長会が開催をされますので、過去の経過も踏まえ、今までどういう扱いをしてきたかもしっかりとここで整理をしなければいけないというふうに考えてございます。なお、これからも過去の経過についてはしっかり調べて、しっかり対応をしてまいりたい、そのように考えているところでございます。なお、このアスファルトの関係に関しましては、認識の相違が今回の原因であると考えてございます。 続きまして、人事関係について報告をさせていただきます。まず、副町長としてご尽力をいただきました菅野副町長が3月31日をもって退職されることとなりました。平成28年4月1日に副町長に就任されて以来、4年間の間、埼玉県職員として培った豊富な経験と知識を生かし、町の発展にお力を注いでいただいたところでございます。この間、吉見町町民行動基本計画の策定や
デマンド型交通の実施、吉見町子ども・子育て支援事業計画の策定を初めとした子育て支援事業の推進など、多くの事業に取り組んでいただきました。また、図書館等複合施設の建設、
大和田地区産業団地の整備などに当たり、多大なご尽力をいただきました。いずれの分野におきましても、大きな成果を上げていただいております。今後は健康に留意をされ、側面から町政の推進にお力添えをいただきたいと存じます。 続いて、課長級以上の職員で、この3月末に退職となります栗林一之
会計管理者、埼玉中部環境保全組合に派遣しております大野猛総務課長、安孫子敦子健康推進課主幹、小川幸弘
農政環境課主幹でございます。 栗林
会計管理者の経歴の概要を申し上げますと、昭和58年4月に奉職され、
議会事務局長、生涯学習課長、総務課長、
会計管理者などを歴任され、通算37年勤務いただいてきました。 大野埼玉中部環境保全組合総務課長は、同じく昭和58年4月に奉職され、
子育て支援課長、健康推進課長、教育総務課長、総務課長、埼玉中部環境保全組合総務課長などを歴任され、通算37年勤務いただきました。 安孫子健康推進課主幹は、昭和62年4月に奉職され、健康推進課課長補佐、健康推進課主幹などを歴任され、通算33年勤務いただきました。 小川
農政環境課主幹は、昭和58年4月に奉職され、総務課課長補佐、健康推進課長、
農政環境課主幹などを歴任され、通算37年勤務いただきました。 4名の方々には、その間、様々な事務事業に取り組む中で、管理職として常に職員の先頭に立ち、町政の発展と町民福祉の向上にご尽力をいただきました。惜しむべきことではございますが、退職の時期を迎えられました。皆様には、今後とも健康に留意をされ、側面から町政の推進にお力添えをいただきたいと存じます。なお、栗林
会計管理者並びに安孫子主幹につきましては、再任用職員として引き続き勤務をいただくこととしております。 結びに、議員皆様のご健勝を祈念し、吉見町の発展のため、引き続きお力添えを賜りますようお願いを申し上げ、御礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
△職員の退職の挨拶
○議長(宮﨑雄一君) 議員各位に申し上げます。 ただいま町長からお話がございましたとおり、長い間本町の職員として奉職をいただきました菅野明雄副町長、栗林一之
会計管理者、小川幸弘
農政環境課主幹におかれましては、3月31日をもって退職することとなりました。最後の議会となりますので、菅野副町長並びに栗林
会計管理者が代表してお礼のご挨拶の申出がございます。これを許可いたします。 副町長。 〔副町長 菅野明雄君登壇〕
◎副町長(菅野明雄君) 議員の皆様には大変お疲れのところ、貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございます。議長さんのお許しをいただきましたので、私ごとで大変恐縮ではございますが、退任の挨拶を申し上げさせていただきます。 このたび任期満了により、令和2年3月31日をもちまして退任をさせていただくことになりました。平成28年4月1日に就任以来、4年間、微力ながらも副町長といたしまして吉見町の発展に携われましたことは、私にとりまして大変光栄なことでございました。このような機会を与えてくださいました町長さんと議員の皆様に深く感謝を申し上げますとともに、在任中の温かいご指導、ご支援に対しましても厚く御礼を申し上げたいと存じます。 また、今日まで副町長としての職務を無事遂行できましたのも、町職員の皆さんの大きな支えがあったればこそと併せて感謝を申し上げたいと思います。職員の皆様には、本当にお世話になりました。 さて、これからの吉見町は、さらなる少子高齢化の進行等による人口減少や異常気象により、頻発かつ激甚化が予測される自然災害への対応など、取り組むべき行政課題が山積しております。しかしながら、裏を返せばそれだけ吉見町は伸び代が大きいということでもございますので、どうか執行部と議会が知恵を絞り合って、安心で安全な活力のあるまちづくりを推進していっていただきたいと思います。私としても、町民の一人として町の将来を見守りつつ、少しでも地域のためになるよう、今までの経験を生かしてまいりたいと考えております。皆様には、引き続き変わらぬご厚情、ご厚誼を賜りますようお願いを申し上げたいと存じます。 結びになりますが、吉見町議会並びに町政の限りない発展と議員各位のますますのご健勝にてのご活躍を心から祈念を申し上げまして、退任の挨拶とさせていただきたいと思います。4年間、本当に大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
○議長(宮﨑雄一君) 続いて、
会計管理者。 〔
会計管理者 栗林一之君登壇〕
◎
会計管理者(栗林一之君) ただいま議長さんのお許しをいただきましたので、大野課長、安孫子主幹、小川主幹、4人の退職者を代表いたしまして、お礼のご挨拶をさせていただきます。 私たちは、昭和、平成、令和と時代が移り行き、社会、地域、職場環境が変化していく中、こうして退職のときを迎えられますのは、議員皆様方の温かいご指導、そして町民の方々からお力添えをいただきましたたまものと心から厚く御礼を申し上げます。 この間、議員皆様方を初め、町民の方々と仕事を通し、また交流をいただく中で、特に人の結びつき、つながりの重要さ、大切さを教えていただきました。皆様方に心から厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。 私たちは、これからそれぞれの新たな生活が始まることになりますが、今後とも変わらぬご指導、そしてご親交をくださいますようお願いを申し上げます。 結びに、吉見町議会のご発展と、議員皆様のご健勝、ご活躍をご祈念申し上げまして、退職者を代表いたしましての御礼のご挨拶とさせていただきます。長い間、本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(宮﨑雄一君) 長い間、大変ご苦労さまでございました。 今後におかれましても、健康に十分ご留意され、ご活躍されますことをお祈り申し上げます。
△閉会の宣告
○議長(宮﨑雄一君) 以上をもって本日の会議を閉じます。 これをもって、令和2年3月
吉見町議会定例会を閉会といたします。 大変ご苦労さまでした。 (午後 零時08分)...